○議長(
井上敏雄君) 本日、
久武啓士君から、
一身上の都合により、
議会改革特別委員会の委員を辞任したいとの、辞任をしたいので許可されるよう、
申し出が
議長宛てにありました。 お諮りします。
久武啓士君の
議会改革特別委員会委員の辞任を許可することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、
久武啓士君の
議会改革特別委員会委員の辞任を許可することに決定しました。
久武啓士君の入場を認めます。 〔9番
久武啓士君入場〕
○議長(
井上敏雄君)
久武啓士君に申し上げます。
久武啓士君から提出されました
議会改革特別委員会委員の辞任は許可されましたので、ご報告をいたします。
議会改革特別委員会委員に1人の欠員が生じました。 お諮りします。
議会改革特別委員会委員の選任を日程に追加し、
追加日程第10として直ちに議題にすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、
議会改革特別委員会委員の選任を日程に追加し、
追加日程第10として直ちに議題とすることに決定しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上敏雄君) 日程第10、
議会改革特別委員会委員の選任を議題とします。 暫時休憩します。 休憩 10時53分 開議 11時35分
○議長(
井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りします。欠員が生じました
議会改革特別委員会委員については、
委員会条例第8条第4項の規定により、
伊東尚毅君を指名したいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名しました
伊東尚毅君を
議会改革特別委員会委員に選任することに決定しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上敏雄君) 日程第11、議案第50号から議案第53号までを
一括議題とします。 職員に議案を朗読させます。
◎書記(
山崎康正君) 議案第50号 平成26年度いの
町一般会計補正予算(第8号)の
専決処分の報告及び承認に関する議案 議案第51号 いの
町税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の報告及び承認に関する議案 議案第52号 いの
町国民健康保険税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の報告及び承認に関する議案 議案第53号 いの
町介護保険条例の一部を改正する
条例議案 以上でございます。
○議長(
井上敏雄君) 議案について
提案理由の説明を求めます。
塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君)
提案理由をご説明させていただきます。 議案第50号、平成26年度いの
町一般会計補正予算(第8号)の
専決処分の報告及び承認に関する議案でございます。 本議案は、
歳入歳出それぞれ4,340万円を減額し、
累計予算総額を159億1,380万円とするものでございます。 この主な内容は歳入では、町税の収入増や
地方譲与税、
地方交付税、
地方債等の額の決定によるもので、歳出では、
決算見込みにおける不用額の減額や
減債基金への積み立てです。
地方自治法第179条第1項の規定に基づき
専決処分をさせていただきましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。 議案第51号及び議案第52号、いの
町税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の報告及び承認に関する議案及びいの
町国民健康保険税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の報告及び承認に関する議案でございます。 本議案は、
地方税法等の一部を改正する法律が平成27年3月31日に公布されたことにより、いの
町税条例及びいの
町国民健康保険税条例の一部を改正する必要が生じたため、
地方自治法第179条第1項の規定に基づき
専決処分させていただきましたので、同条第3項の規定により、これを報告し、承認を求めるものでございます。 議案第53号、いの
町介護保険条例の一部を改正する
条例議案でございます。 本議案は、
介護保険法施行令が改正されたことに伴い、いの
町介護保険条例を改正しようとするものでございます。 以上でございます。
○議長(
井上敏雄君) これで
提案理由の説明を終わります。 暫時休憩します。 休憩 11時40分 開議 14時50分
○議長(
井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
合同審査中に報告第5号の
参考資料について、執行部より削除の
申し出がありましたので、改めて正場で説明を求めます。
川村上下水道課長。
◎
上下水道課長(
川村敏之君) 報告第5
号参考資料の中で、
落札業者新進建設(株)とありますが、これを削除していただきたいと思います。済みません。まず、
変更理由書とあります。
変更理由書を削除をお願いします。それから、「入札増による変更」とありますが、これも削除をお願いしたいと思います。それから、最後の
落札業者、
新進建設(株)の削除をお願いいたします。 以上です。
○議長(
井上敏雄君) 以上で、
訂正説明を終わります。 お諮りします。ただいまの
訂正説明のとおり、一部を削除することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、報告第5号の
参考資料について、ただいまの
訂正説明のとおり、一部を削除することに決定しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上敏雄君) 日程第12、議案第50から議案第53号までの質疑を行います。 議案第50号平成26年度いの
町一般会計補正予算(第8号)の
専決処分の報告及び承認に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。2番、
森田千鶴子君。
◆2番(
森田千鶴子君) 平成26年度いの
町一般会計補正予算について、2点お尋ねをいたします。 まず、16ページの目12
企画費の中の
負担金補助及び
交付金445万7,000円の減額ですけれども、この
廃止路線バス運行費補助の減額はどこの路線で幾らか内訳をお尋ねいたします。 もう1点は、その上の6の
財産管理費の中の節25
積立金、
減債基金へ3億3,780万円、また、またまたまた積み立てられておりますけれども、これは年度末で
減債基金の残高が35億円余りあるとのことでございます。それで、さきの議会で私が25年度末
地方債現在高約129億6,200万円に対する
交付税算入見込み額をお尋ねいたしましたら、そのとき約119億8,119万円。この数字で見ましたら、
地方債の現在高は10億円足らずでございます。それに対して、
交付税が少しずつ減ることはわかりますけれども、この
減債基金は、いの
町減債基金条例を見てみますと、基金は、次の各号のいずれかに該当する場合に限り処分することができる。
経済事情の
変動等により、財源が不足する場合において、町債の償還の財源に充てるとき、
償還期限の満了に伴う町債の
償還額が他の年度に比して多額となる年度において町債の償還の財源に充てるとき、
償還期限を繰り上げて行う町債の償還の財源にあてるとき、町債のうち
地方債の
減収補填又は
財源対策のため発行を許可されたものの償還の財源に充てるとき、このようなときだけしか、この
減債基金は使うことができないわけでして、
地方債の残高が今年度少し
地方債がふえるかもしれませんけれども、全部何しても
交付税措置からのいたら20億円ぐらいになるのではないかと思いますけれども、町長はそのときに、町が
交付税算入率の高い
地方債を借りるようにしており、借金というより、
町財政にとっては前向きなものであると答弁されておりますけど。そうしますと、そしたらやはりこの
交付税の算入のあるものばかりに、
交付税の
算入額の多いものをようけ使っているという。そしたらそれでないものには本当に必要なものであるけれども、
交付税の算入の少ないものには使わずに、
交付税の
算入額の多いものばかり使っている傾向があるのではないかと私は考えますけれどもそれにしましても、年度末、
減額処理をしたのを
減債基金にこれほど、35億円余りあるのに、また3億3,780万円も積み立てるというのはやはり町民の本当に必要なところにお金が回らない。借金をしておいて、また借金を返すために貯金をする。それも借金よりも多い貯金をするというのは、私はどうしても納得がいかないのですけれども、どのようにお考えなのか、お伺いをいたします。
○議長(
井上敏雄君)
山崎総務課長。
◎
総務課長(
山崎豊久君) 2番、
森田議員のご質問にお答えいたします。 16ページの
企画費の
廃止路線バス運行費補助、これは
県交北部交通でございます。ご存じのように、高知からずっと来まして、194号走っています。一番北が長沢までですかその路線です。 それから
減債基金の積立について、議員から納得がいかないということでございますが、これにつきましては、
地方債につきましてはなるべく有利な起債を借っておるというのが実態でございます。 これにつきましては、後
年度地方交付税に算入されるわけでございますが、あくまでも
交付税は
一般財源として扱うわけでございます。
先ほど合同審査で
森田議員にもお答えをいたしましたように、今後、
合併算定がえによる
交付税の減額、こういった不測の事態に備えるために基金に積んで、その不足する財源をこういった基金で対応していくといったようなことをお答えいたしました。その先ほどお答えしたとおりでございます。 以上です。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。 10番、
池沢紀子君。
◆10番(
池沢紀子君)
説明資料の12ページの貸地料、金額が122万2,000円
本庁管内分が多いんで、主なものだけでよろしいです、この補正ですので。この時期に、122万2,000円、主なものだけでよろしいです。 それと、減額の91万5,000円がここで
職員駐車場代出てきてますが、どこか。 それと、歳出の16ページの少しずつ補正されますが、諸費の19
負担金、補助及び
交付金で、また
嶺北広域行政事務組合の
事務局分として31万5,000円、またまた出てきてますが、これは何かお尋ねします。 それと、21ページの
民生費の
保育所費の11
需用費で減額の170万円、
賄材料費ですが、給食といいますか、その分だと思いますが。ちょっと金額が多いんですが170万円。これにちょっと説明を求めます。 それと、最後に23ページ、
産業経済課長に
農業振興費の
農業振興基金補助金96万1,000円の減額で、それを鳥獣のほうに回したと言われてましたでしょうか。
伊野地区のほうでなかったのかどうかわかりませんけれども、その
補助金じゃないですかね。違いましたか。すみません、96万1,000円の減額がされておりますが
農業振興基金補助金、この制度についてもう少し
農業者に対する周知、説明が必要ではないかと思いますが、知らない
農業者、
JAコスモスって言われましたけれども
JAコスモスのほうが
十分農業者のほうに説明をしているかどうか確認はとれてますでしょうか。もう少し
JAコスモスを通して
農業者のほうに周知してはいかがと思いますがお尋ねします。
○議長(
井上敏雄君)
山崎総務課長。
◎
総務課長(
山崎豊久君) 10番、
池沢議員のご質問にお答えいたします。 まず、12ページでございます。まず、
財産貸付収入の中で貸地料、
本庁管内分のご質問がございました。この主なものは、現在、
西バイパスの工事を行っておりますが、その
現場事務所に
町有地を貸しているといったものが主なものでございます。そして、今年26年度特に多くなったのが
土地開発公社を町が引き取ったわけでございますが、
土地開発公社に入っておった貸地料といいますか、それが町のほうに入ってくるようになったといったことでも、例年よりはふえております。そういった理由でございます。 次に、その上の
職員駐車場について、ご質問がございました。これにつきましては、26年度につきましては仮庁舎で現在も業務を行っておりますが、そういったことで
利用者が少なくなったと、
公共交通にかえたりした者がいるといったようなことでの減額となっております。 それから16ページ、いつも議員にご質問されますが、諸費の
嶺北広域行政事務組合の
負担金で、今回31万5,000円を専決させていただいております。これにつきましては
嶺北広域行政事務組合の職員の退職に伴います退手組合の
特別負担金ということで、1名分の148万4,000円に係るいの町分の負担として31万5,000円ということになっております。 以上です。
○議長(
井上敏雄君)
川崎産業経済課長。
◎
産業経済課長(
川崎信一君) 10番、
池沢議員のご質問にお答えいたします。 23ページの
農業振興基金ですが、メニューが幾つかありますので、この
補助金は農協が
事業主体となってやった場合に出している
補助金ですので、JAのほうから、もう少し
農業者に対して、例えば
研究事業とかもありますので、
調査研究事業もありますし、また
地域活性化対策事業として菜花とかそんなこともやっておりますので、もう少しJAのほうに
農業者に対して周知するように、また話したいと思います。 以上です。
○議長(
井上敏雄君)
山崎教育次長。
◎
教育次長(
山崎泰代君) 10番、
池沢議員のご質問にお答えいたします。 21ページの
民生費、
児童福祉費の
保育所費で
需用費の中に
賄材料費が170万円の減額がございます。この説明といったご質問がございました。これは
公立保育園の給食、
賄材料費でございますが、園児数の実情によりまして給食の提供した月数、
提供月数が予算の段階では全体で3,543月分を見込んでおりましたけれども、実績として延べ3,360月分となったものでございます。 以上でございます。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。 〔「質疑なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) これで議案第50号の質疑を終わります。 議案第51号いの
町税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の報告及び承認に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「質疑なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで議案第51号の質疑を終わります。 議案第52号いの
町国民健康保険税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の報告及び承認に関する議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。 〔「質疑なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 質疑なしと認めます。これで議案第52号の質疑を終わります。 議案第53号いの
町介護保険条例の一部を改正する
条例議案の質疑に入ります。質疑はありませんか。10番、
池沢紀子君。
◆10番(
池沢紀子君) 1点だけ、ちょっと参考に教えといてください。
参考資料1の改正前と改正後で、所得段階が出ておりますけれども、ちょっと現数をその各団体のをお尋ねいたします。
○議長(
井上敏雄君) 中嶋
町民課長。
◎
町民課長(中嶋隆司君) 10番、
池沢議員にお答えいたします。 あくまでも試算であるということを念頭にお願いいたします。まず第1段階の人、1,636、第2、940、第3、891、第4、859、第5、1,081、第6、1,351、第7、794、第8、501、第9、144、第10、182、合計8,379というふうな数字です。 以上です。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。 〔「質疑なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) これで議案第53号の質疑を終わります。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上敏雄君) 日程第13、議案の
付託省略の件を議題とします。 お諮りします。ただいま議題となっております議案のうち議案第53号は
会議規則第39条第3項の規定によって委員会付託を省略したいと思います。 この採決は起立によって行います。 それでは、本件について、委員会付託を省略することに賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
井上敏雄君) 起立多数です。したがって、議案第53号は委員会の付託を省略することは可決されました。委員会の付託を省略します。 引き続いて討論を行います。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上敏雄君) 日程第14、議案第50号から議案第53号までを議題とします。 議案第50号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第50号の討論を終わります。 議案第50号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第50号平成26年度いの
町一般会計補正予算(第8号)の
専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第51号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第51号の討論を終わります。 議案第51号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第51号いの
町税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第52号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第52号の討論を終わります。 議案第52号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり承認することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第52号いの
町国民健康保険税条例等の一部を改正する条例の
専決処分の報告及び承認に関する議案は、原案のとおり承認されました。 議案第53号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 討論なしと認めます。これで議案第53号の討論を終わります。 議案第53号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、議案第53号いの
町介護保険条例の一部を改正する
条例議案は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩します。午後3時30分に再開します。 休憩 15時13分 開議 15時28分
○議長(
井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま、12番、尾崎敏明君ほか1名から
地方創生調査特別委員会の設置についての議案が提出されました。補足しますと、本発議議案は本日所定の様式を整え、
議長宛て提出をされたものです。 お諮りします。発議第6号
地方創生調査特別委員会の設置についてを日程に追加し、
追加日程第15として、直ちに議題とすることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
井上敏雄君) 異議なしと認めます。したがって、発議第6号
地方創生調査特別委員会の設置についてを日程に追加し、
追加日程第15として直ちに議題とすることに決定しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
井上敏雄君)
追加日程第15、発議第6号
地方創生調査特別委員会の設置についてを議題とします。 本件について、
提案理由の説明を求めます。12番、尾崎敏明君。 〔12番 尾崎敏明君登壇〕
◆12番(尾崎敏明君) それでは、
地方創生調査特別委員会設置について、
地方自治法第112条及びいの町議会
会議規則第14条第2項の規定により提出させていただきました。 この名称としまして、
地方創生調査特別委員会の設置の根拠は、
地方自治法第109条及びいの町議会
委員会条例第6条、設置の目的は、政府が2014年12月にまち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、人口減少が地域経済社会に与える深刻なリスクを克服する観点から、人口減少と地方創生の実現に国として総力を挙げて取り組む強い決意を示しました。 本町も地域の実情に応じ、人口減少の克服と地域の活性化に主体的に取り組んできたところであるが、地方創生、地方活性、中山間地域の再生のラストチャンスと捉え、いの町版地方創生総合戦略(5カ年計画)に反映させるため、議会として調査・研究を行い、意見や政策を取りまとめるためを目的としております。 委員定数は8名、委員任期は平成27年4月17日より平成27年12月31日、期間は平成27年12月31日までとし、議会閉会中も活動することができる。
参考資料としまして、
地方創生調査特別委員会活動計画としまして、活動目的はいの町版地方創生総合戦略5カ年計画に反映させるため、議会として調査・研究を行い、意見や政策を取りまとめることを目的とする。活動は先ほど言った期間とします。予想される作業内容としては、ア、本町の現状と課題の整理、イ、国のまち・ひと・しごと創生総合戦略及び各省庁の地方への支援内容の確認、ウ、産業(農林水産商業)教育、福祉などの先進地視察や関係住民の意見聴取、エ、本町の目的、目指すべき方向、達成目標、具体的施策案の取りまとめ。作業の流れは、アからエまでありますけど、一、二回程度、ウについては2回から3回、意見の交換とかまとめを費やすようにしております。 流れとしては6月の定例会前後に全員協議会で意見調整し、9月の定例会前に全員協議会で意見調整し、9月定例会で
地方創生調査特別委員会報告を提出させていただくように予定をしております。そして資料等は
地方創生調査特別委員会で協議し、作成します。 このお手元に配らせていただきました設置についてですが、住民からの注意、
申し出もありますし、議員活動をしている中で、いろんな意見をいただく中で、意見の集約をして、この地方創生の案の中に入れてほしいということは言われました。この地方創生では、地方創生先行
交付金として1,700億円ありますし、その中で上乗せ交付も300億円。意外と国のほうもかなり本腰でやっておりますが、その中でやっぱり地方に計画を求めております。執行部のほうで作成のほうもされていると思いますが、地域にさまざまな課題のある解決をするのに議会としても独自の案を住民から集め、それを集約し、執行部のほうに提言すべきだと考えます。 そして、期間がちょっと短いかもしれませんが、9月の議会をめどに短期間でありますが、十分可能な期間だと考えております。 今までなかった提案型の議会として町民の、町政への寄与する活動として、ぜひこの委員会を設置していただきたく、皆様のご賛同をお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(
井上敏雄君) これで
提案理由の説明を終わります。 これから、発議第6号に対する質疑を行います。質疑はありませんか。8番、
山岡勉君。
◆8番(
山岡勉君) 提案者にお伺いします。設置目的にございますように、その中で、人口減少が地域経済社会に与える深刻なリスクを克服する観点から、また、人口減少の克服と地域の活性化に主体的に取り組んできたところであるが、地方創生、地方活性、中間地域再生とありますように、加えて、この
参考資料にございます3番、予想される作業内容について、ア、本町の現状と課題の整理、イ、国のまち・ひと・しごと創生総合戦略及び各省庁の地方への支援内容の確認、ウ、産業(農林水産商業)、教育、福祉などの先進地視察や関係住民の意見聴取、エ、本町の目指すべき方向、達成目標、具体的施策案の取りまとめとありますように、これは当議会は平成25年6月に移住推進特別委員会を設置をしております。取り組みの内容が非常に似通った、重なっておる部分もあるわけでございまして、取り組む内容が非常に似通った特別委員会の設置ということになるわけですけれど、現在、活動中の移住推進特別委員会の範疇、守備範囲内でこういったことは当然調査研究していけるわけでございますので、そこら辺につきまして提案者はどのようにお考えなのか、お伺いします。
○議長(
井上敏雄君) 12番、尾崎敏明君。
◆12番(尾崎敏明君) 8番、山岡議員のご質問にお答えします。 既にある委員会と重なる部分があり、不必要ではないかというご質問なんですが。移住推進特別委員会と全くダブってしまう部分もあるかと思いますが、これは町執行部への提言であって、移住推進特別委員会は今行われている人口減少とかを阻止するといいますか、少なくするための移住を、こちらへ来ていただくいろんな施策を検討する委員会で、ずっと続くかと思いますけれど。この中で、今回提案する地方創生はそれだけには、人口減少の中でもいろんな、例えば案件が幅広くありまして、例えば税制、地方創生にいろんな国家戦略で特区を設けたりとか、いろんな独自の税制もできますし、あと、福祉関係、子や孫を結婚とか妊娠、出産、子育てを支援するいろんな税制も含まれています。今、現状皆さんが議員活動をしている中でこれはもっとふやしてほしいとか、いろんな充実させたい施策に、この資金を使える、5年間使えるという、国からの施策で、これにやっぱり議会としても、これはぜひ通してほしいという住民からの意見を議会として執行部のほうへ提言させてもらうという形をとらないと、今ある、例えば既成の委員会ではなかなかまとまりづらい部分でも、意外とこの地方創生では資金的にも潤沢にあるし、例えば政府から出されている国の支援として、情報支援とか、人的支援、それから財政支援は切れ目なく展開するということを明言しております。そうすると、この9月ぐらいをめどに国として、いの町議会としての意見を集約して、皆さんが18、今は18人ですけど、議員が住民から要望とかされている、これからのいの町を見据えたときに、これはぜひやってほしいということをいの町のほうに提言する絶好のチャンスだと思いますので、このチャンスを逃したら議員として本当にもったいないと思いますので、議会人としての英断をお願いしたいと思います。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。4番、
片岡聖盛君。
◆4番(
片岡聖盛君) 提案者にお伺いします。 今、いの町議会が設置されている特別委員会が、六つの特別委員会を抱えております。これ以上、特別委員会を設置したとしても機能していかないのではないでしょうか。お伺いしますが。 それと、
参考資料4の作業の流れというところがありますが、かなりこれは短期間で行うということで、なかなかそれを独自に議会として独自にまとめることができるでしょうか。この回数についてでも、このような回数でまとめることはできないんじゃないでしょうか、お伺いします。
○議長(
井上敏雄君) 12番、尾崎敏明君。
◆12番(尾崎敏明君) 4番、片岡議員のご質問にお答えします。 短期間でこのスケジュールにのっとって意見をまとめるのは困難ではないかというご質問ですが、私は逆に短期間ですればできないことはないと思います。 例えば8月末まで105日あります。例えば委員会を開くのに7日から10日の事務局から招集の文書を流すにもそれぐらい必要かと聞いておりますけれど。そうした場合に、例えば最大9回やったとしても、十分日数はありますし、それに、アからエまでありますけど、これを個別にするんじゃなくて、ダブってする場合もありますし、実際、皆様が議員活動をしている中で、今まで培ってきた住民からの要望とか、たくさんに持たれていると思いますので、今から、ゼロからスタートするんじゃなくて、その持っているものを町政に反映する、これからの地方創生総合戦略の5カ年に反映させていただく提言をするのであって、これを9月中をめどにまとめないと執行部のほうに反映される提言はできないと思います。これを例えば来年にこかしたりとかすれば、もう町のほうではもう決まってしまっていますので、じゃなくて、今、皆様が直接住民から吸い上げている意見を町に対しての提言をするのは、全然時間的に全く無理な期間ではないと思います。やればできないはずはないと思います。
○議長(
井上敏雄君) 暫時休憩します。 休憩 15時45分 開議 15時45分
○議長(
井上敏雄君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 答弁を求めます。12番、尾崎敏明君。
◆12番(尾崎敏明君) 特別委員会が六つあって、議員の仕事が多忙で七つ目は無理じゃないかというようなご質問かと思いますが、そのために、これは期間を区切って、一応9月をめどに提言をして、それで散会という形をとる予定です。12月31日までとっているのは、もしいろんなまさかのときがあって、ずれた場合を想定して、ことしじゅうという感じにしていますけど実際は9月議会の全員協議会で審議させていただいて、それで町のほうに提言するという、そういうスケジュールを組みたいと思います。 実際、そんなに全くゼロからの、先ほどもダブりますけどゼロからのスタートではなく、皆様のその議員活動の中で持っている案を集約するので、あと住民からの意見を集約するので、そんなに大変な作業だとは自分は思っておりませんので、そのあたりご理解のほうよろしくお願いします。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。3番、
森幹夫君。
◆3番(
森幹夫君) 9月をめどにというふうなことをおっしゃっておりますが、今、ただいま言いましたように特別委員会六つある中で、特に
議会改革特別委員会、6月をめどに報告するというふうになっておりますが、その6月議会にまだ報告ができるような現状にはなっていないように私は思いますが。多分それが9月に起きる可能性が今のところは大いにあると思うんですが、そういうふうな議会改革との関連ですよね。住民から持ってこられているその意見を持っちゅうから、まあしよいもんじゃというふうに私とりましたが、なかなか特別委員会をつくって設置してやるのには、そういうふうなごく簡単なことでできないんじゃないかなというふうに思いますがよね。そのめどですよね。先ほど言いましたように、議会改革も6月をめどにちょっとこうずれる。多分それへ重点がいくというふうになりましたら、まだその後に移住推進もありますし、なかなかこの議会活動としましても、それほどまた特別委員会を設置してやるような時間がないんじゃないかと、そのように思いますが。発議者はそういうふうに持っておるから大丈夫じゃと言いますが、私は妙にそこの点がうんと心配なんですが、再度お聞きをしたいと思います。
○議長(
井上敏雄君) 12番、尾崎敏明君、答弁を求めます。
◆12番(尾崎敏明君) 3番、森議員のご質問にお答えします。 たくさんほかに六つの特別委員会もあり、期間も短くて仕事が集中して困難ではないか、必要ではないようなご質問かと思いますが。実際、確かにタイトな時間の中でたくさんの仕事がふえる可能性は、それはたくさんあるかと思いますけど、もう期限が迫った案件であり、これを逃すといの町住民の将来が危ぶまれるぐらいの大変な問題だと自分は認識しております。 その中で短期間ではありますけど、集中してやれば、それぞれの委員会の結果も出ると思いますし、それぞれの委員会の案件にもダブっている部分多々あるかと思いますので、それもまた反映もできるかと思いますので、そのあたり一緒にするというのは語弊がありますけど、この
地方創生調査特別委員会のほうをラストチャンスと私見てますので、資金的にも1兆4,000億円ですか、かなり潤沢な資金も政府のほうから出るような話も聞こえてきておりますので、そのあたりを何とかいの町のほうに町長の力でとってきていただいて、再生を望むようにしたいんですが、そのあたりご理解いただけないでしょうか。よろしくお願いしたいと思います。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。8番、
山岡勉君。
◆8番(
山岡勉君) もう一回お伺いします。提案者も現在活動中の移住推進特別委員会の委員で、今までいろんな研修、研究をしてきたわけですけど。これはやはり現在活動中の移住推進特別委員会の守備範囲を少し広めて、こういった面も含めて調査・研究していくというような方法は、これは考えられないんでしょうか。お伺いします。
○議長(
井上敏雄君) 12番、尾崎敏明君、答弁を求めます。
◆12番(尾崎敏明君) 8番、山岡議員のご質問にお答えします。 移住推進特別委員会とダブっているものが多々、多いので、そちらのほうと一緒にというか、そちらのほうで力を十分発揮すれば、この地方創生調査委員会は要らないんではないかというご質問かと思いますが。先ほども言いましたように、これは執行部に対しての提言が主たる目的であって、移住推進の中の要望も含まれるかと思いますし、あと、いろんな各特別委員会の達成すべき目標をこの地方創生総合戦略の中に組み込んで、それで執行部のほうに提言し、その結果が出るようにそれぞれの委員会が目を光らせて提言をしたり、執行部とキャッチボールしてやっていくのが私は理想ではないかと思います。 あくまでも、この特別委員会は9月をめどに提言書をまとめる委員会で、短期間、半年が勝負と思っています。 だからその短期間であるがゆえに、皆さんには本当に多忙な、忙しい方ばかりなので、恐縮なんですけど、このチャンスがもう多分ないと思うので、このチャンスを逃したら、もういの町は笑いもんになるかと思いますので、ぜひよろしくお願いします。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。3番、
森幹夫君。
◆3番(
森幹夫君) チャンス、チャンスって言われますけれども、この
参考資料のウの欄を見てみますとですよね、産業、教育、福祉などの先進地視察や関係住民の意見聴取、これはおろそかになってはダメなんですよね。これが決定的、ただ持ち合わせておるだけのものじゃなくて、先進地の視察もし、あるいはその住民の意見も聴取する。片手間にやっておっては、私はいかんように思うわけなんですよ。それを、チャンス、これが最後のチャンス、これが最後のチャンス、盛んに言われますけれども、これが本当に9月の何まで、流れで行くわけなんですか。私はそこのところがすごく疑問があるんですが。先進地視察、関係住民等の意見聴取、もうちょっとそのところを詳しく説明してください。
○議長(
井上敏雄君) 尾崎敏明君、答弁を求めます。
◆12番(尾崎敏明君) 3番、森議員のご質問にお答えします。 予想される作業のウの先進地視察や関係住民との意見聴取で、時間は十分必要で、時間をとらないとダメではないかというご質問だと思いますが。実際そのそういう皆さんとの会合の中心でするんじゃないかと思うんですけど。例えば島根県とか、そういう先進地域ではいろんな取り組みもされていますし、関係住民の聴取は区長会とかいろんなところで、その区、単体のコミュニティからの意見を吸い上げたりとか、議員活動の中で吸い上げている部分もあるし、そうじゃない部分は各いろんな団体がありますので、そこからこう意見をいただく形をとれば十分できるんではないかと私は判断しております。
○議長(
井上敏雄君) 3番、
森幹夫君。
◆3番(
森幹夫君) 今、
議会改革特別委員会も設置されて、もう間もなく2年が近づくわけなんですが。いろんな議論をしてきて、先進地視察も行ってきました。まだ、だけれど、それでも議論が費やせない。まだ先進地視察するとか、いまだにまだ住民の意見の聴取なども、まだできていないような状況なんですよ。それを6月議会から9月議会にかけて、本当にこの特別委員会というものはそんな片手間にやって、仕上げてええもんなのか、私本当に疑問に思うんですが。質問になりますけども、
議会改革特別委員会にしても、それぐらい長い時間をかけてやりゆうのに、わずか半年、12月までで、ですよね。そんなわずかな期間で、そんな調査も得られて満足な特別委員会が機能するかどうか。そのこの点をもうちょっとお聞きしたいと思います。
○議長(
井上敏雄君) 12番、尾崎敏明君、答弁を求めます。
◆12番(尾崎敏明君) 3番、森議員のご質問にお答えします。 繰り返しになりますけど、住民からのいろんな要望とか、多分皆さんお持ちやと思います。それを今回の地方創生の総合戦略に反映するのであって、その中に漏れたやつは別のコミットいうか、情報提供していただいて、それを反映すれば、かなりの漏れなく網羅されるんではないかと、予想しております。 いつまで期間をとったら、十二分な意見ができるかどうかというのは、また判断がしづらい部分かと思います。短期間では十分できないというご質問もありますけど、では、ある程度区切って、自分は逆にもう4カ月もあれば十分できるんじゃないかという気がしてるので、そのあたり見解の差はあるかと思いますけど、要するにそのチャンスが、まあチャンス、チャンスと言って申しわけないんですが、いい機会があって、これを逃すのはやはり住民に対して申しわけないような気がして、それにはこういうことを喚起することによって、住民のほうから直接議会のほうにもいろんな情報が来るだろうし、それを集約するのも一つの手かと思います。いろんな情報をやれば、かなりのものが集まってくると思います。 それで、もしこれが9月の取りまとめに間に合わなくても、それはもう9月からはもう受け付けないということではありませんので、それから後はもう各議員の皆さんの活動の中で、還元していくような活動をしていけばいいかと思いますけど。今の私の提案は、今の現状をどれぐらい問題があり、それを解決するにはこういうものが必要だという、ある程度のものをつくらなければ全く動いてないようではいけないと思って、この委員会を設置させていただきたいと思って提案をさせてもらいました。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。
片岡聖盛君。
◆4番(
片岡聖盛君) 結局その関係住民の意見の聴取というのも、なかなかこれ区長会とかなんとか言われてましたけど、なかなかそれもかなりの時間を費やすということに、私にとってはそう思うわけですけど。それで結局、それを持ち上げて、また全員協議会へ、特別委員会を設置して、また全員協議会で諮るわけですか。それならどうして、その特別委員会を設置して、また全員協議会で諮るというのがちょっと教えてほしいがですけど。
○議長(
井上敏雄君) 尾崎敏明君、答弁を求めます。
◆12番(尾崎敏明君) 4番、片岡議員のご質問にお答えします。 特別委員会をつくって、また何で全員協議会でまた意見調整をするのかということですが、そのご質問ですが、委員会では8名の委員がいろんな集まって、どういう方向にするとか、大まかな意見を聞いて、それで方向性をつけて、そのスケジュールとか、いろんなのを詰めることをします。で、どうして全員協議会で意見調整するかといえば、議会の総力戦でしないとこれは8人の委員会のメンバーだけではとても無理なので、そういう議員皆さんの常日ごろの活動の中の、いろんな持たれている住民からの要望とか、あと中長期の展望とかを反映する意見の場として全員協議会を6月と9月に皆さんに中間報告の意味も兼ねて、その発表を図りたいという、そういう意味でスケジュールの中に入れております。 単に委員会だけで活動をして委員会の8人だけでまとめて提示するんじゃなくて、その都度その中間報告として、全員協議会で皆さんにお知らせするのが、議会の総意になるかと思います。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。9番、
久武啓士君。
◆9番(
久武啓士君) 尾崎議員はかなり具体的なグランドデザインをお持ちのようですけれども、例えば6月議会、9月議会、私たち議員には一般質問という機会が与えられているわけでございまして、そこで執行部に対してただすというようなことも可能ではないかと思うんですけれども、そこは余り考えなかったですか。
○議長(
井上敏雄君) 尾崎敏明君、答弁を求めます。
◆12番(尾崎敏明君) 9番、久武議員のご質問にお答えします。 議会の中の一般質問でこれを取り上げたらどうかというご質問だと思いますが、一般質問は執行部に対して議員が質問する質問であって、これは議員が町民からの意見を集約するのであって、執行部に質問するのとはちょっと違うと思う。要するに、住民からの意見を議員が集約して、それをまとめて執行部のほうに提言するという委員会ですので、その要するに、議員が中心であって、一般質問の質問とは趣旨が違うと思います。
○議長(
井上敏雄君) 9番、
久武啓士君。
◆9番(
久武啓士君) まさに私たちは、議員は町民の代表であり、負託を受け、そして常に町民との会話を持ち、関係を持って、議会でただすと、まさにそれはそういうことですよ。提言ですよ。議会はこうあるべきじゃないですかっていう、まさに私たちの役目っていうのは、一般質問というのはそういうのですよ、と僕は理解してるんです。
○議長(
井上敏雄君) 尾崎敏明君、答弁を求めます。
◆12番(尾崎敏明君) 9番、久武議員のご質問にお答えします。 そこはちょっと自分とちょっと違うかとは思いますが、一般質問は執行部に対しての議員の質問であり、今回の提案は町民から集約をする委員会ですので、それを町政に対しての質問と一緒にはならないかと思いますが。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。10番、
池沢紀子君。
◆10番(
池沢紀子君) 聞いておりましたら、提出者が心配されている中に住民の意見の反映をこの国が示されております、いの町まち・ひと・しごと創生総合戦略に反映できるか。反映さすためには議会にこの特別委員会を設置して、住民からの意見をこの委員会でまとめて、執行部へ届けなければ、いの町のこれからのまちづくりにおいて、町民の意見が反映されないのではないか、ラストチャンスではないだろうか。国の予算を予算化しているのでというようなことではなかったかと思いますが。まあちょっと9番の
久武啓士議員の質問と発議提出者の答えを聞いておりますと、私とは考え方が違っているということを実感しておりますが。それと、9番の久武議員と同じように住民の意見の反映については私も、20年定例議会、臨時議会それから委員会、いろんな議会活動の中で、また議員の活動の中でも執行部、行政に対しては提言をしてきております。 またこれからいの町において、いの町のまち・ひと・しごと創生総合戦略が来年の3月31日に策定されようとしておりますけれども、それも3月議会に町の答弁の中では、いの町は合併して10年過ぎて、第2次振興計画が策定されたと、そういったことも参考にして、この総合戦略をつくっていく。そうした中にも、住民の意見は十分吸い上げてこられてきたと私は考えておりますので、提出者が心配されるようなことは決してないのではないかと考えます。 それと、策定プロセスの中で、国のほうからきておりますが、住民・産・官・学・金・労・言、提出者はもちろん勉強されているのでわかると思いますが、このまち・ひと・しごと創生を効果的、効率的に推進していくためには、住民、NPO、関係団体や民間事業者等の参加・協力が重要であることから、地方版総合戦略は幅広い年齢層からなる住民を初め、産業界、市町村や国の関係行政機関、教育機関、金融機関、労働団体、メディア、産・官・学・金・労・言などで構成する推進組織で、その方向性や具体案について審議、検討するなど、広く関係者の意見が反映されるようにすることが重要であると、こうしてるわけですから、当然、町も第2次振興計画をつくっておりますし、これから策定されようとしている、いの町のまち・ひと・しごと創生総合戦略にも反映されると確信しますが、そういったことについての発議者、提出者の意見をどのように考えているのか、お尋ねをいたします。
○議長(
井上敏雄君) 尾崎敏明君、答弁を求めます。
◆12番(尾崎敏明君) 10番、
池沢議員のご質問にお答えします。 先ほどおっしゃいましたその産・官・学・金・言、金融機関とマスコミ関係が入ったその中で、話し合いを持つというのは、それは当然なことでもあり、その執行部のほうもそれをして策定するようになると思います。 私はここで提案しているのは議会として、この地方創生総合戦略にどう取り組むかということで、政府の出している内閣府の地方創生推進室が出した最後のところに、地方議会との関係というのがありまして、地方議会による議論とあって、地方版総合戦略については議会と執行部が車の両輪となって推進することが重要であることから、各地方公共団体の議会においても、地方版総合戦略の策定段階や効果検証の段階において十分な審議が行われるようにすることが重要ですとあります。要するに議会としても、みずからの足で培った住民からの意見を集約して、それを自分たちで切磋琢磨し、それを執行部のほうに提言して、お互いが同じ両輪になるようにしないと、執行部が出たのを、それを議論するのではなく、最初に議会としてこういう方向で、これからのいの町はあるべきだという住民からの意見を策定して、執行部のほうに採用してくださいという提言をするのが、政府の言っていることだと私は考えております。 これが先ほども言いましたように、提言型の議会として行えることだと思いますので、それには今、議員の皆さんが胸の中にしまわれて、こうしたい、ああしたいと思われていることをこの機会に提言するのがいいのではないかと思って、この委員会を設置させていただきたいと思いますけど、ご賛同よろしくお願いします。
○議長(
井上敏雄君) ほかに質疑はありませんか。10番、
池沢紀子君。
◆10番(
池沢紀子君) 2回目。なかなか私の意見が耳に、意見を言って、その答えを求めましたが、意見が聞けてないようですので、もう一回。 議会議員としては、これまでの日常の議員活動、そして、9番の久武議員が言いましたように定例議会、
臨時会等、一般質問、質疑等において、提言してきております。そして委員会もあります。そこにおいて、ずっとこれまで議会としてのいろんな、これからまちづくり、特に第2次振興計画ができております。それについても議員・議会は提言をしてきております。議会と議員の活動による提言等をしっかり振興計画に反映されていないような執行部では決してないと考えております。 そしてその地方議会との関係、発議者が言われたとおり地方議会による議論とありますよね。その中で、特別委員会設置というような発議者の考えですが、議会には総務文教常任委員会があります。そこの所管事項にもこの地方創生の総合戦略というのは行政におきましては、総務課が担当ですので総務文教常任委員会の所管事項です。そういった常任委員会活動についても、いの町の今後のまちづくりについては十分提言もしてきていると私は確信しております。 私が質問していることの振興計画について住民の意見が反映され、また、議会議員活動の提言が反映されておる、それをもとにいの町のまち・ひと・しごと創生総合戦略が策定されようとしている。その中にはまた行政においては住民、産・官・学・金・労・言の参画と推進を進めていこうとするわけです。だから私がこだわるのは提出者が、この特別委員会をつくらないと住民の意見が反映されない、ラストチャンスだからと言われますが、私は決してそうではないと確信しております。それについて質問をしております。 そこは意見が違い、平行線かもしれませんが、私の質問がわかっていただけたら幸いですが、どうでしょうか。
○議長(
井上敏雄君) 尾崎敏明君、答弁を求めます。
◆12番(尾崎敏明君) 10番、
池沢議員のご質問にお答えします。 総務文教常任委員会のほうで同じような活動をされているので、そちらのほうで十分されているということで、この特別委員会は要らないんではないかというご質問かと思いますけど。総務文教常任委員会のほうで取りまとめをして、9月をめどに取りまとめをして提言されるんであれば、別にこの特別委員会は要らないと思いますけど、逆にこういう
地方創生調査特別委員会を設置したほうが住民の方にはわかりやすいし、意見の集約がしやすいかと思うんですが、総務文教常任委員会のほうでその9月をめどにされるんであれば、それでもそういう代替案があれば、それはそれでいいかと思いますけど、自分はその一つの今、地方創生総合戦略を住民の方もいろいろ話題にしておりますので、その特別委員会で募ったほうが意見がしやすいと思うんで設置に協力願いたいと思います。
○議長(
井上敏雄君) ほかに。9番、
久武啓士君。