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03月09日-01号

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  1. いの町議会 2009-03-09
    03月09日-01号


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    最終取得日: 2021-09-18
    いの町議会 平成21年第1回( 3月)定例会           平成21年第1回いの町定例会会議録招集年月日  平成21年3月9日(月曜日)場   所  い の 町 議 事 堂出席議員議席番号氏     名議席番号氏     名1番伊  藤  隆  茂13番筒  井  幹  夫2番池  沢  紀  子14番畑  山  博  行3番筒  井  三 千 代15番森     幹  夫4番井  上  敏  雄16番永  野  和  雄5番伊  藤  浩  市17番筒  井  公  二6番久  武  啓  士18番筒  井  一  水7番大  原  孝  弘20番松  木  健  二8番北  岡  義  彦21番森  木  昭  雄9番高  橋  幸 十 郎22番森  田  千 鶴 子10番筒  井  鷹  雄23番山  岡     勉11番川  村  隆  通24番土  居  豊  榮12番伊  東  尚  毅            欠席議員議席番号氏     名議席番号氏     名19番西  内  淳  補                                                                                    事務局職員出席者事務局長藤  岡  孝  雄書記山  中  貴  恵説明のため出席した者町  長塩  田     始副 町 長小  松  保  喜教 育 長濱  田     啓吾北総合支所長筒  井  正  典産業経済課長川  崎  信  一本川総合支所長本  山  博  文環境課長尾  崎  都  男会計管理者青  木  利  実上下水道課長尾  崎  和  敏吾北総合支所次長高  橋  惠  助税務課長伊  藤  孝  造本川総合支所次長松  本  健  市町民課長吉  良  正  道総務課長岡  林  正  憲ほけん課長山  本  千  賀企画課長山  崎  豊  久福祉課長和  田  守  正技術監理課長濵  田  孝  男偕楽荘所長堀  地  省  三建設課長井  上  正  男仁淀病院事務長山  中  浩  之教育次長中  澤  一  也                        平成21年第1回定例会議事日程(第1号)          平成21年3月9日(月曜日)午前10時開議           第1 会議録署名議員の指名           第2 会 期 の 決 定              (議会運営委員会委員長報告)           第3 議案第12号から議案第62号まで一括上程              (町長提案理由の説明)           第4 請願・陳情の付託      開会 10時5分 ○議長(土居豊榮君) ただいまから平成21年第1回いの町議会定例会を開会します。 本日の会議を開きます。 ご報告します。19番、西内淳補君から本日欠席の届け出がありました。 諸般の報告について申し上げます。監査委員から平成20年度定期監査結果報告及び出納検査の報告並びに議員より議員派遣の件の報告及び高知県町村議会議長会第60回定期総会で行いました決議の写しをそれぞれのお手元にお配りしてありますので、ご了承願います。 次に、町村議会議員として議会の運営及び地域の振興発展に貢献された功績により、このたび全国町村議会議長会会長から特別表彰を受けられました畑山博行君の伝達式を行いたいと思います。 暫時休憩します。      休憩 10時6分      開議 10時8分 ○議長(土居豊榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これで伝達式を終わります。 これより日程に入ります。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(土居豊榮君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第119条の規定により、2番、池沢紀子君、22番、森田千鶴子君を指名します。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(土居豊榮君) 日程第2、会期決定の件を議題にします。 本件について委員長の報告を求めます。議会運営委員会委員長、北岡義彦君。      〔議会運営委員長 北岡義彦君登壇〕 ◎議会運営委員長(北岡義彦君) おはようございます。 平成21年第1回いの町議会定例会会期日程等につきまして、3月5日木曜日午前10時から議会運営委員会を開催をいたしました。そして、協議をいたしました。その結果につきましてご報告をいたします。 まず、会期日程案といたしまして、お手元に配付されております会期日程案のとおり、本日3月9日月曜日から3月18日水曜日までの10日間と決定をいたしました。 会期中の日程につきましてご説明をいたしますと、本日開会日は、日程に入ります前に、2月6日地方自治の発展のため尽力された功績により全国町村議会議長会定期総会におきまして表彰されました畑山博行議員に表彰状の伝達を行いました。その後、本日の日程に入りまして、まずは会期の決定を行い、続いて議案第12号から議案第62号並びに報告1案件を一括上程いたしまして、町長より提案理由の説明を受けた後に休会といたしまして、合同審査を本日3月9日月曜日午後1時から、明日3月10日火曜日午前10時から終日の予定で行うことが確認をされております。 なお、上程議案の合同審査は、議案概要等説明を受けた後に、各議員からのご質問を受ける従前の方法で行う議事運営とする旨議会運営委員会で確認、了承をされました。 次に、一般質問通告書に関する件でございますが、今議会の一般質問通告書の提出期限は3月10日火曜日午後5時までとなります。そして、要点の補足は3月12日木曜日、質疑終了後5分以内まででお願いをすることといたしましたので、議員各位にはあわせてご承知おきを願います。 3月12日木曜日は会議を再開いたしまして議案に対する質疑を行いますが、3月11日水曜日は議案質疑に対する議員各位の質問内容を整理するために休会日を挟むことといたしました。さらに、3月12日質疑の日は、質疑終了後、一般質問発言順番の決定、意見書の取り扱い等、事前にご提案申し上げております各案件につきまして調整協議のための議会運営委員会を開催いたしますので、議会運営委員会の委員の方は各会派控室の皆様の意見集約のご確認をお願いいたします。 今定例会での付託予定議案審査のための委員会審査日程でございますが、会期日程資料にもご提示してありますとおり、総務文教・民生環境常任委員会にそれぞれ付託予定議案がございますので、委員並びに説明員として出席していただく執行部の皆様は、日程のご確認をお願いいたします。 なお、議会広報特別委員会の委員長から、3月10日火曜日合同審査終了後に特別委員会を行う旨の連絡がございましたので、お知らせをいたします。 こうした日程によりまして、3月14日土曜日、15日日曜日は休日のため休会日としました。 また、今議会での一般質問につきましては、3月16日月曜日に会議を再開し、17日、18日の3日間の予定で一般質問を行います。 そして、3月18日最終日は、以上の結果、議案第12号から議案第62号までの上程議案のうち、まずは付託を受けた総務文教常任委員会及び民生環境常任委員会から付託議案に係る委員長報告を受け、委員長報告に対する質疑、討論、採決の後に、議案番号順に上程議案につき討論、採決を行います。 最後に、意見書議案のほか、あらかじめご提案申し上げております諸案件や議員派遣の件を議題として、それぞれ討論、採決を行いまして、最後に請願・陳情の付託、各常任委員会、各特別委員会並びに議会運営委員会の閉会中の審査、事務調査の件を議題とし、ご決定いただき、閉会となります。 会期並びに日程案といたしましては以上でございます。 事務局からの事務連絡事項でありますが、毎議会ごと会議録等々の申込書が各議員のお手元に配付されているところでございますので、期日までに議会事務局へのご提出をお願いをいたします。 最後に、委員長から議事運営要請事項の発言の取り扱いの件でございますが、ご承知のとおり、会議規則には、会議中に発言しようとする者はすべて議長の許可を得なければ発言することができないと規定をされております。したがいまして、議員並びに執行部の皆様には、くれぐれも発言しようとされる場合には、会議ルールに従った節度ある発言に留意されますよう要請をいたしまして報告を終わります。 ○議長(土居豊榮君) これから委員長報告に対する質疑を行いますが、質疑はありませんか。      〔「質疑なし」の声〕 ○議長(土居豊榮君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 お諮りします。本定例会の会期は、本日から3月18日までの10日間にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。      〔「異議なし」「異議あり」の声〕 ○議長(土居豊榮君) 異議がありますので、起立によって採決をします。 念のため申し上げますが、この採決は本定例会の会期を本日から3月18日までの10日間にすることに賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますので、ご了承願います。 それでは、本定例会の会期を本日から3月18日までの10日間にすることに賛成の方は起立願います。      〔賛成者起立〕 ○議長(土居豊榮君) 起立多数です。したがいまして、本定例会の会期を本日から3月18日までの10日間にすることは可決されました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(土居豊榮君) 日程第3、議案第12号から議案第62号を一括議題とします。職員に議案を朗読をさせます。 ◎書記(山中貴恵君)   議案第12号  いの町長等の給与及び旅費に関する条例議案  議案第13号  いの町教育委員会教育長の給与等に関する条例議案  議案第14号  いの町議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償支給条例議案  議案第15号  いの町地域活性化生活対策基金条例議案  議案第16号  いの町無縁納骨堂管理基金条例議案  議案第17号  いの町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例議案  議案第18号  いの町家族介護支援金支給条例議案  議案第19号  政治倫理の確立のためのいの町長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第20号  いの町行政組織条例の一部を改正する条例議案  議案第21号  いの町個人情報保護条例の一部を改正する条例議案  議案第22号  いの町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第23号  いの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第24号  いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案  議案第25号  いの町一般職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例議案  議案第26号  いの町税条例の一部を改正する条例議案  議案第27号  いの町介護保険条例の一部を改正する条例議案  議案第28号  いの町訪問看護事業基金条例を廃止する条例議案  議案第29号  平成20年度いの町一般会計補正予算(第5号)議定に関する議案  議案第30号  平成20年度いの町水資源対策特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第31号  平成20年度いの町墓地公園事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第32号  平成20年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第33号  平成20年度いの町老人保健特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第34号  平成20年度いの町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第35号  平成20年度いの町介護保険特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第36号  平成20年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第37号  平成20年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第38号  平成20年度いの町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案  議案第39号  平成20年度いの町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第40号  平成20年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第41号  平成20年度いの町水道事業会計補正予算(第2号)議定に関する議案  議案第42号  平成20年度いの町病院事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案  議案第43号  平成21年度いの町一般会計予算議定に関する議案  議案第44号  平成21年度いの町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算議定に関する議案  議案第45号  平成21年度いの町水資源対策特別会計予算議定に関する議案  議案第46号  平成21年度いの町墓地公園事業特別会計予算議定に関する議案  議案第47号  平成21年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算議定に関する議案  議案第48号  平成21年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)予算議定に関する議案  議案第49号  平成21年度いの町老人保健特別会計予算議定に関する議案  議案第50号  平成21年度いの町後期高齢者医療特別会計予算議定に関する議案  議案第51号  平成21年度いの町介護保険特別会計予算議定に関する議案  議案第52号  平成21年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案  議案第53号  平成21年度いの町下水道事業特別会計予算議定に関する議案  議案第54号  平成21年度いの町農業集落排水事業特別会計予算議定に関する議案  議案第55号  平成21年度いの町簡易水道事業特別会計予算議定に関する議案  議案第56号  平成21年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計予算議定に関する議案  議案第57号  平成21年度いの町水道事業会計予算議定に関する議案  議案第58号  平成21年度いの町病院事業会計予算議定に関する議案  議案第59号  いの町辺地総合整備計画の策定に関する議案  議案第60号  いの町土地開発公社定款の変更に関する議案  議案第61号  町道の路線廃止に関する議案  議案第62号  町道の路線認定に関する議案 以上でございます。 ○議長(土居豊榮君) 議案について提案理由の説明を求めます。塩田町長。      〔町長 塩田 始君登壇〕 ◎町長(塩田始君) 本日は平成21年第1回定例会を招集しましたところ、議員の皆様方におかれましては、何かとお忙しいところご出席を賜り、本定例会が開催できますことを厚く御礼申し上げます。 今議会は、いの町長等の給与及び旅費に関する条例議案を初め、平成21年度の各会計の当初予算など多くの重要案件についてご提案させていただきます。 議案説明の前に、まず行政報告をさせていただきます。 平成21年度いの町一般会計予算の概要についてでございます。 平成21年度地方財政計画では、生活防衛のための緊急対策として、雇用創出、地域の元気回復のため、地方交付税額の1兆円増額が打ち出されましたが、不況による全国的な企業の経営悪化に伴う自治体歳入の減収により、都市部等の今まで財政力が強く、交付税不交付であった自治体等の交付税依存が高まることが予想され、本町を含めた財政力の弱い市町村は、財源確保の厳しい状況には変わりありません。 このような状況のもとで行った予算編成は、歳入では、耐震改修事業や中山間地域生活支援総合事業等により、国庫・県支出金が合計で1億6,600万円余りの増額となりましたが、水道事業会計への出資のため、地方公営企業法適用施設整備基金繰入金が2億5,000万円の純減となりました。 また、地方交付税及び臨時財政対策債では、増加要因とともに不交付団体の減少に伴う交付枠内の調整による減少を考慮し、平成20年度実績並みと見込んでいるところでございます。 一方、歳出では、積立金、出資金、人件費、公債費は減少しましたが、耐震診断、選挙経費、雇用対策等の物件費、扶助費、社会保障に係る補助費等が増加となりました。 歳出の予算の特徴といたしましては、総務費では、前年度で完了しました地域振興基金造成が6億2,720万円、戸籍総合システム更新事業が1,900万円の純減となりましたが、共聴施設デジタル化支援事業、町議会・衆議院の両議員選挙経費等を計上いたしました。また、地籍調査事業の計画的な推進を図ってまいります。 なお、本年度からの勤務評定開始に伴い、職員に係る給与等人件費を人事管理費に統合いたしました。 民生費では、高齢化等に伴い年々増加している障害福祉、高齢者福祉等に係る需要に対応するため、介護給付費等障害者支援家族介護支援高齢者活動支援等に要する経費、各種保健事業に係る負担金、特別会計繰出金等を計上し、町民の福祉の増進を図ってまいります。 衛生費では、一般・特定健康診査事業インフルエンザ等各種感染症予防接種助成により、町民の健康維持及び増進を図るとともに、妊婦一般健康診査助成回数を5回から14回に拡充いたしました。中山間地域生活支援総合事業により、中山間集落の生活用水の確保を図ります。また、改築に係る病院事業会計への出資金1億2,050万円を計上いたしました。 労働費では、高年齢者就業機会確保事業に加え、県の基金事業を活用し、ふるさと雇用再生特別基金事業緊急雇用創出臨時特例基金事業を新たに行い、雇用の確保に努めます。 農林水産業費では、南の谷地区基盤整備事業、中山間地域集落営農等支援事業、「仁淀川」山の手入れで元気モリモリ事業等の作業道整備・間伐事業、森林環境保全整備事業道整備交付金事業等による林道開設、舗装事業等により、農林業の発展に努めてまいります。 商工費では、いの町観光協会による各種観光イベント各種観光施設の運営、土佐和紙工芸ふろ天井屋根改修事業等を行い、商工業及び観光の振興に努めます。 土木費では、地方道路交付金道整備交付金事業等道路基盤整備まちづくり交付金事業、第2土地区画整理事業換地計画書作成経費等を計上し、中山間の道路整備や高知西バイパス周辺整備に努めてまいります。 消防費では、防火水槽の設置により中山間地域の消防水利の確保を図り、防災対策費県防災無線電話整備事業負担金、新規8地区を含む自主防災組織への助成、木造住宅耐震診断調査改修補助等により安全・安心なまちづくりに努めてまいります。 教育費では、伊野中学校舎耐震補強工事を初め、耐震補強設計耐震診断調査等南海地震対策経費を計上いたしました。また、問題を抱える自立支援事業特別支援教育推進事業や地域ぐるみの学校安全体制整備推進事業等の取り組みにより、教育振興に努めてまいります。学校支援地域本部事業を導入し、小中一貫教育についての検討を行います。 災害復旧費では、台風等災害の応急対応のための経費を一定額確保いたしました。 公債費では、引き続き公的資金補償金免除繰上償還を行い、前年度から2,400万円程度の減額となります。 その結果、歳入歳出予算総額は116億8,950万円となり、前年度より6億7,630万円、5.47%の減少となり、前年度より減少したものの、財源不足額2億6,370万円を引き続き財政調整的な基金から繰り入れることとなります。 なお、21年度末の財政調整的な基金の残高見込みは、約15億4,000万円となります。 平成27年度には合併に伴う交付税算定の優遇措置が段階的に廃止されますので、行政改革大綱及び集中改革プランに沿った行財政改革を推進し、財政健全化へ向けさらに取り組みを進めてまいります。 次に、機構改革についてでございます。 機構改革として平成21年度には、ほけん課と福祉課の統合を予定しているところでございます。平成16年10月の合併を機に、ほけん福祉課をほけん課と福祉課の2課体制といたしました。国による保健・福祉分野での制度改革が本格化する中、保健、介護、福祉部門を1課体制では困難だと判断したためでございます。 平成18年度からは、改正介護保険法により、在宅介護支援センターにかわって地域包括支援センターが設置され、介護保険、介護予防事業との連携がこれまで以上に必要となり、介護保険を福祉課へ、訪問看護ステーションは仁淀病院が町立となったことから仁淀病院へ移管、障害者自立支援法の対応により障害の窓口の一本化を図り、精神保健分野を福祉課へ統合いたしました。平成19年度からは、保育園は幼保一元化の観点から学校教育課に移管いたしました。 これまで国の医療制度の改革も進んでおり、法整備が一段落するまでは2課体制が必要と考えてきました。現在介護予防、高齢者事業次世代事業精神保健分野では複数の保健師がかかわるケースも多くあります。医療・福祉・保健の連携、保健師職等の職員配置等を念頭に置いた組織編成が早急に必要と考え、ほけん課、福祉課につきましては、平成21年度から統合することといたしました。 今後は、行政改革大綱等に基づき、住民サービスを低下させることなく簡素で効率的な組織・機構とするため、平成22年度を目標にさらなる機構改革を検討していきたいと考えているところでございます。 次に、いの町審議会等委員選任基準の施行についてでございます。 審議会等の委員に多様な人材を登用することによりその活性化を図るため、委員の選任基準に関し必要な事項を定めた、いの町審議会等委員選任基準を平成21年6月1日から施行したいと考え、現在委員の台帳整備を行っております。 この選任基準には、具体的には女性委員の登用推進、町議会議員からの選出制限や重複選任件数の制限などを規定する予定でございます。 次に、地域活性化生活対策臨時交付金についてでございます。 国の追加経済対策として地域活性化等に資するきめ細かなインフラ整備などを進めるため、地域活性化生活対策臨時交付金制度が創設され、国の第2次補正予算において可決されました。国の予算総額は6,000億円、いの町へは普通交付税による地方再生対策費を基本とした算定法により3億622万円が交付限度額として配分される予定でございます。 地域の活性化等に資する内容であれば、一定の条件はあるものの、使途について特段の制限はございませんが、各課室からの要望を踏まえて計画書を作成し、内閣府へ提出いたしております。 事業の選定、予算編成におきましては、その計画の中より、老朽化が著しい教育施設、道路交通安全施設の維持改修に重点を置き、紙の博物館空調設備改修、商工会が発行する商品券プレミアム分への助成、吾南用水止水壁早期改修等、国、県の補助金や地方債が見込めない事業を優先した内容となっております。 また、平成21年度の財源といたしまして、交付限度額の3割を地域活性化生活対策基金として積み立て、小規模簡易水道・農業施設の整備改良による県補助事業の町負担分や福祉対策などに活用する予定でございます。 厳しい経済状況ではございますが、この交付金による投資によって、いの町におきましても一定の経済効果が期待できるものと考えているところでございます。 次に、ふるさと雇用再生特別基金事業及び緊急雇用創出臨時特例基金事業についてでございます。 昨今の急激な雇用情勢の悪化に対応するため、国からの交付金をもとに都道府県が造成した基金を利用し、失業者を雇用する、ふるさと雇用再生特別基金事業及び緊急雇用創出臨時特例基金事業を実施いたします。 ふるさと雇用再生特別基金事業は、地域の雇用再生のため、地域求職者等を1年以上雇い入れて継続的な雇用機会の創出を図ることを目的に、平成23年度末までの実施を計画しており、平成21年度当初予算に1,000万円計上いたしております。 また、緊急雇用創出臨時特例基金事業は、離職を余儀なくされた非正規雇用者、中高年齢者等の失業者に対して、次の雇用までの短期6カ月未満の雇用・就業機会を創出・提供し、生活の安定を図ることを目的に平成23年度末までの実施を計画しており、平成21年度当初予算へ1,941万円を計上いたしております。 次に、定額給付金についてでございます。 定額給付金の支給につきましては、去る3月4日に補正予算関連法案が衆議院において可決されましたので、早期に支給すべく準備を進めているところでございます。 本年2月1日における住民基本台帳または外国人登録原票に記載されている者が交付対象となり、いの町では2万7,249名が該当し、給付金支給総額は4億2,358万円を予定しているところでございます。 給付事務につきましては、既決予算により発送用封筒の印刷等の準備を進めておりますが、今議会に提案しております一般会計補正予算が可決されましたら、本庁において総務課職員が中心となって事務に当たることとしております。 具体的には、3月25日付で世帯主に郵送し、同封の返信封筒で口座振り込み先を記載した申請書を返送していただき、順次指定口座に振り込みをする予定でございます。 なお、定額給付金の支給に合わせいの町商工会において1割のプレミアムのついた商品券1億円分を発行するよう準備を進めているところでございます。 次に、子育て応援特別手当についてでございます。 現下の厳しい経済情勢の中で、平成20年度の緊急措置として多子世帯の幼児教育期の子育て負担に対し配慮する観点から、平成20年度において世帯に属する平成2年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた子が2人以上おり、かつ小学校就学前3年間の第2子以降の子どもを対象に、1人につき3万6,000円の子育て応援特別手当の支給が予定されているところでございます。 本町におきましても約300名を対象者と見込み、平成20年度補正予算に1,150万2,000円を計上し、支給すべく準備をしているところでございます。 次に、いの町地域公共交通活性化協議会についてでございます。 町内の公共交通について、平成18年度から関係事業者や公募による住民代表者などで構成する検討委員会を設置し、地域の実情に合った公共交通体系を協議し、運行方法の改善を図ってまいりました。 また、平成19年度からは検討委員会を道路運送法に基づく公共交通会議に発展改組し、今後の公共交通のあり方について協議しているところでございます。 平成21年度からは国の地域公共交通活性化・再生総合事業を活用し、住民ニーズや地域の現状等をさらに把握した上で、新たな公共交通体系づくりの指針となるいの町の公共交通総合連携計画を作成するため協議会を設立する予定でございます。 次に、製紙スラッジのペレット化についてでございます。 清流ルネッサンスⅡの事業につきましては、国土交通省と協議を重ね、相生川の白濁感の解消、水質浄化を目指し、鋭意事業の進捗を図っているところでございます。 現在の計画では、相生川下流の施設に沈殿した製紙排水スラッジ等を回収、脱水、セメント会社で焼却し、灰はセメントの材料とするという処理方法で進んでいますが、維持管理経費の縮減と製紙スラッジの有効な活用方法はないものかと常々模索しておりました。 このたび高知県紙産業技術センターと仁淀川町のご協力により、製紙排水スラッジをペレットに成型できることが実証されました。実験に至るまでは、製紙スラッジだけではペレット成型は難しいのではという思いがあり、木くずをまぜての試験も行いました。製紙スラッジのみと木くず混合両者とも十分にペレットとして成型でき、厄介者であった製紙スラッジが燃料化できる見込みが見えてきました。 燃料化するまでには燃焼試験による燃焼カロリーの測定、安価なペレットボイラーの普及促進、ペレットの安定供給システムの構築等、今後クリアしなければならない課題は数多くございますが、関係各機関のご協力を仰ぎ、燃料化に向けた協議を重ねてまいります。 次に、仁淀病院関係についてでございます。 病院改築の各種申請に係る認定及び承認時期の見通しにつきましては、免震構造の大臣認定をこのほどいただいたところでございます。 渡り廊下を屋内化することによる全体計画の認定及び確認申請の承認につきましては、本年4月中旬ごろまでにいただけるものと考えております。 入札につきましては、確認申請等が承認され次第実施できるよう準備を進めてまいりたいと考えております。 なお、改築の完成は平成23年3月を見込んでいるところでございます。 次に、高齢者福祉計画、介護保険事業計画、障害福祉計画、健康増進計画についてでございます。 本町におきましては、平成20年度に高齢者福祉計画、第4期介護保険事業計画、第2期障害福祉計画、健康増進計画の策定作業を行いました。 高齢者福祉計画につきましては、「いくつになっても、住み慣れた地域でいきいきと暮らせるまち」を目指すことを基本理念とし、健康づくり、介護予防の推進、安心して暮らせるまちづくりを基本目標とした計画となっており、第4期介護保険事業計画では、第4期期間中におけるサービス量や給付費を見込み、基金の取り崩しや低所得者に対する軽減措置も盛り込んだ結果、第1号被保険者の保険料基準月額を4,570円と推計いたしました。この金額は、第3期計画から220円の引き下げとなっているところでございます。 一方、第2期障害福祉計画におきましては、アンケート調査等を参考にしながら、必要な障害者サービス量や目標値の見直しを行ったところでございます。 また、健康増進計画につきましては、保健事業を総合的に進めるため、6項目ごとに重点目標を立てており、5年後の目標値が達成できるよう努めてまいります。 それぞれの計画ができましたので、今後におきましては計画の趣旨を基本に、医療・保健・福祉、介護が連携しながら健康で生きがいを持って地域で生活が送れるよう施策を展開してまいります。 次に、特定健康診査の実施状況でございます。 平成20年4月から特定健診等の実施につきまして、全般的に戸惑いが町民の皆様にあったと思います。町といたしましては、がん検診と同時に集団健診で受診できる体制や医療機関でも健診ができるようになったことについて、健康カレンダー、広報紙、回覧等により啓発に努めてまいりましたが、周知が十分図れてなかったことなど反省しているところでございます。 2月2日現在、県平均の受診率20.9%よりは高く、いの町は32.6%で、県内では10位となっていますが、今年度目標を40%としていましたので、7.4%のマイナスとなります。 本年策定いたしますいの町健康増進計画のキャッチフレーズは、少し長いですが、「きれいな みずとくうき こころゆたか けんこう はぐくもう いののまち」です。町民の皆様の健康をはぐくむためにも、健診受診率を高める取り組みを進めてまいります。 次に、災害時要援護者調査についてでございます。 今回県の緊急雇用創出臨時特例基金事業の活用を行い、いの町社会福祉協議会に事業を委託し、関係団体のご協力を得るとともに、プライバシーにも配慮しながらご本人の同意もいただき、高齢者や障害者を主に台帳の整備とマップづくりをすることを平成21年度から3年間で計画しているところでございます。 災害時要援護者の避難支援につきましては、自主防災組織等と連携するとともに、自助、共助、公助のそれぞれの立場で役割を果たしながら安全確保に努め、この情報を活用し、高齢者や障害者等災害弱者の見守りについても対応を進めてまいりたいと考えているところでございます。 次に、入湯券の休止についてでございます。 平成18年度より国保被保険者の健康増進事業の一環として入湯券を配付しておりましたが、平成19年度、20年度の利用状況は3割弱にとどまっております。このことから、平成20年度に実施いたしました特定健診、特定保健指導を強化することでさらに事業効果が得られるのではないかと考え、入湯券の配付を平成21年度は休止いたします。 今後は、医療保険者として国保財政の安定化を図るために、特定健診、特定保健指導等の保健事業に重点を置き、医療機関及び保健部門と連携を図りながら、生活習慣病の早期発見、早期治療による医療費の抑制に努めてまいりたいと考えております。 次に、流域の森林整備と一体となった砂防工事の実施の要望についてでございます。 近年、間伐不足により山林の荒廃が進み、災害予防、国土保全の観点からも森林整備は重要な課題でございます。町といたしましても、水害、土砂災害から町民の生命と財産を守り、安全・安心で生き生きと暮らせる地域づくりを実現することは責務であると考えており、「仁淀川」山の手入れで元気モリモリ事業などにより森林整備を進めているところでございますが、砂防事業は国土交通省と県土木部、治山事業と間伐は林野庁と県森林部であることから、縦割り行政が根強く残っています。 このことから、平成21年2月いの町、大川村、土佐町、本山町、大豊町と四国土砂防災ネットワーク議員連盟による要望活動を展開し、『「砂防・治水事業」と「森林整備事業」との連携実施に向け「四国地内にモデル地域を選定し」、強力に施策を推進すること』を高知県に書面をもって要望いたしました。さらに県知事から国への施策を要望していただき、縦割り行政を一元化し、砂防・治山事業と森林整備事業が連携されることを目指しているところでございます。 また、議員の皆様方にもお知らせいたしまして2月21日に開催しました社団法人全国治水砂防協会主催の「平成20年度中山間地の防災を考えるIN SHIKOKU」には、町内自主防災組織の会員の方々を中心に353名という大変多くの参加をいただきました。このシンポジウムでも、国土交通省と林野庁の部局を超えた連携を強く呼びかけました。今後も引き続き実施に向けた取り組みを続けてまいりたいと考えております。 次に、音竹上水道水源地の移転計画についてでございます。 音竹水源地移転計画の現在の状況でございますが、昨年8月に発注しました県道高知南環状線に送・配水管を布設する1工区につきましては、2月26日に完成検査を実施し、完了いたしました。 また、昨年10月末に発注しました2工区につきましても、順調に進んでいるところでございます。 平成21年度の工事発注予定といたしましては、川内地区鎌田に送水管の布設工事、新水源地施設建設工事でありまして、事業費は企業債の約3億9,400万円を見込んでいるところでございます。 平成22年度には新仁淀川橋への送水管添架工事、水源地施設内の水中ポンプ設置及び発電設備を事業費約2億4,000万円で計画しており、平成22年度のできるだけ早い時期に新水源地からの給水を考えているところでございます。 次に、吾北・本川地区の簡易水道についてでございます。 吾北・本川地区におきましては、現在簡易水道施設が吾北地区で7カ所、本川地区で3カ所、また飲料水供給施設につきましては、吾北地区で1カ所、本川地区で2カ所ございます。簡易水道等施設整備費国庫補助金制度の見直しによりまして、平成21年度末までに同一行政区域内の上水道事業、簡易水道事業及び飲料水供給施設を事業統合する簡易水道事業統合計画を策定しない場合は、今後水道施設の建設改良事業に係る費用につきまして国庫補助金が交付されないこととなっております。 吾北・本川地区の水道施設の中にも、昭和55年に整備され、老朽化が進んだ施設等もあり、今後におきまして施設機器や配水管等の改修工事も必要となってきます。 このため、簡易水道事業統合計画を策定し、統合期限である平成28年度末の統合に向けて国庫補助金の交付を受けながら効率的かつ計画的に建設改良事業を実施するとともに、いの町全体における水道事業の広域的な管理運営、維持管理経費の削減、水道料金の見直しなどにより経営基盤の強化を図り、健全な事業経営、安定した給水を目指してまいります。 次に、伊野第2区画整理事業についてでございます。 本事業は、羽根から問屋坂までの地区で旧国道33号線の改良と旧市街地北部地区での道路、公園、水路等の公共施設の整備を行い、山手線、西地公園等の公共施設を新設し、宅地利用の増進を一体的に進め、健全な市街地の形成を図ることを目的とした事業でございます。 昭和39年に事業認可を受け家屋の移転、公共施設の整備を行い、平成20年にすべての工事が完了いたしました。これからの事業予定としましては、従来から懸案となっている問屋坂地区の仁淀川廃川敷地の譲渡を受け、換地計画認可作業に着手し、平成22年半ばに換地処分登記を行い、所有権者423名と借地権者87名に登記された土地をお渡ししたいと考えているところでございます。 次に、高知西バイパスの状況でございます。 工事関係につきましては、宇治川左岸天神東地区の地盤改良及び下部工を含む天神高架橋下部ほか1件工事が発注され、これに伴い工事説明会を砂ヶ森、天神東、音竹の3地区で開催をし、現在工事の準備に取りかかっているところでございます。 一方、用地関係では、おくれていました枝川地区につきまして、国と高知県との河川協議が調い、現在戸別訪問をし、土地調書、物件調書の確認作業を行っている最中で、確認がとれた方には概算金額の提示をし、一部用地買収も行いました。これに伴い、枝川地区の住宅移転者を対象に、町有地等の移転候補地の説明会も行い、用地買収に向けての準備を整えているところでございます。 また、鎌田インターチェンジから西の鎌田地区の用地測量及び物件調査も2月に行うことができました。残る波川地区の用地測量及び物件調査につきましては、来年度早期にできるよう今後とも強く要望してまいりたいと考えております。 西バイパスに係る無縁墓地の改葬につきましては、天神山霊園の平成20年度予定の無縁墓193基のいの町無縁納骨堂への改葬が2月13日に完了いたしました。 新宇治川放水路仮設水源についてでございます。 新宇治川放水路工事に係る地下水等の影響に対する事前対策としての仮配管につきましては、今後の進め方についての説明会が是友・奥名、八田、音竹、池ノ内の4地区で関係者を対象に開催されました。この会で、次の9点についての説明がございました。 1点目は、地下水位、沢水の観測は平成20年度をもって中止するが、一部については継続させていただく。 2点目は、地下水監視委員会は平成20年度をもって休止する。 3点目は、原則として現在の仮設水源での配水は平成21年度、つまり来年の3月をもって中止し、地下水等が回復していない方には補償で対応する。 4点目は、菜の花館ニュースは平成20年度をもって終了する。 5点目は、水量調査に当たり、現地立ち入り及び観測の地権者の了解。 6点目は、仮配管の説明会を4地区に分けて行うこと。 7点目は、水源がなく、雨水を使用していた方については、補償対象外とすること。 8点目は、地下水観測孔の処理方法。 9点目は、畑地等において一番水を必要とする時期を教えてほしい。 現在水源地の水量調査を行っている最中で、夏ごろまでの水量の調査結果に基づき、新宇治川放水路工事の影響の有無を国のほうで判断するということでございます。 仮配管の対象者は約200名おり、1回目の戸別訪問は終了し、水源地の聞き取りや会の内容の周知を行いました。現在は、訪問時に留守だったお宅への再訪問を実施しているところでございます。 続きまして、国道194号道路災害復旧についてでございます。 平成20年9月に工事発注いたしました国道194号道路災害復旧工事につきましては、現在のり面工事を施工中であり、2月末の進捗率は約90%で、3月半ばにはのり面工事を完成させ、その後落石防護さくの設置、路面整備を行い、3月末には全面開通する予定であるとお聞きしているところでございます。 次に、国道439号大峠バイパス・津賀谷工区についてでございます。 国道439号は、国、県のご尽力により整備を進めていただいております。しかしながら、昨年行われました総務省による政策評価の内容点検により、国道439号大峠バイパスが需要予測の妥当性に疑義があるとされ、事業評価の見直し対象となりました。 しかし、大峠バイパスは幅員が3メートル程度と狭小で、急カーブも多い上に、異常気象時の通行規制や冬季の路面凍結の危険もあり、次第に増加する車両の通行に著しく支障を来しており、整備促進は極めて重要な課題であるため、これまでも旧吾北村から引き続き国、県、県選出国会議員への要望活動を行ってきたところでございます。 これを受け、高知県道路課長からは、県で見直しについて議論した結果、クリアできるとの返事をいただいております。また、国土交通省国道・防災課長にも上京した折お願いしましたところ、事業再開について好感触を得ております。 津賀谷工区につきましては、12月の定例会で報告させていただきましたが、舗装工事、のり面工事も順調に進み、3月17日に完成予定と聞いているところでございます。開通式につきましては、実行委員会が設立され、3月22日開通式典をとり行うこととなっております。 大峠バイパスにつきましても、早期に全面開通するよう今後も引き続き要望活動を展開し、津賀谷工区のように完成式典が開催できることを願って行動してまいりたいと考えています。 次に、県道土佐伊野線の改良についてでございます。 県道土佐伊野線大内工区につきましては、中央西土木事務所において平成19年度から地方道路交付金事業により実施測量設計や用地・建物調査に取り組んでいただいているところでございます。 現在上流から用地や補償物件の交渉に入っており、6名の方と契約を締結していただいておりますので、これらの進捗状況により順次工事に着手していきたいと伺っております。 なお、工事の完成時期につきましては、平成20年代後半を目指しているとお聞きしております。今後とも関係各位にご理解をいただき、混雑の解消を図るとともに、安全・安心の確保を図るべく早期に完了できるよう、いの町といたしましても高知県、関係者、大内をつくる会とともに事業の推進に取り組んでまいります。 以上で行政報告を終わらせていただきます。 ○議長(土居豊榮君) 途中でございますが、暫時休憩をいたします。 11時20分に再開いたします。      休憩 11時5分      開議 11時20分 ○議長(土居豊榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 塩田町長の提案理由の説明を求めます。塩田町長。      〔町長 塩田 始君登壇〕 ◎町長(塩田始君) 次に、本日提案しております議案第12号から議案第62号について提案理由説明をさせていただきます。 議案第12号から議案第14号まで、いの町長等の給与及び旅費に関する条例議案からいの町議会議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償支給条例議案までの議案でございます。 議案第12号から議案第14号までは、町長、副町長、教育長及び議会議員の報酬等の条例について、準則及び根拠法令に沿って整理するものでございます。 議案第15号いの町地域活性化生活対策基金条例議案でございます。 本議案は、地域の活性化及び町民の生活対策を図るため、いの町地域活性化生活対策基金条例を制定するものでございます。 議案第16号いの町無縁納骨堂管理基金条例議案でございます。 本議案は、いの町無縁納骨堂の維持管理を行うことを目的として、いの町無縁納骨堂管理基金条例議案を制定するものでございます。 議案第17号いの町介護従事者処遇改善臨時特例基金条例議案でございます。 本議案は、国から交付される介護従事者処遇改善臨時特例交付金を基金とするための条例を制定するものでございます。この基金は、介護従事者の処遇改善を図るという趣旨等の平成21年4月施行の介護報酬改定に伴う第4期介護保険料の急激な上昇を抑制することを目的とするものでございます。なお、この条例は平成21年度から23年度までの第4期介護保険料の上昇を抑制することを目的とするためで、平成24年3月31日を期限に失効するものでございます。 議案第18号いの町家族介護支援金支給条例議案でございます。 本議案は、在宅において介護を要する高齢者等を常時介護している者に対し、家族介護支援金を支給することにより、家族介護を援助・支援し、在宅福祉の推進に寄与することを目的とした条例で、合併前において旧伊野町、旧本川村で制定され、暫定であったものを合併協議結果に基づき新しく制定するものでございます。 議案第19号政治倫理の確立のためのいの町長の資産等の公開に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、証券取引法が金融商品取引法に改正されたことに伴い、所要の改正を行うものでございます。 議案第20号いの町行政組織条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、福祉課とほけん課を統合しほけん福祉課を設置すること及び統計法の改正により、指定統計が基幹統計になることに伴い所要の改正を行うものでございます。 議案第21号いの町個人情報保護条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、統計法の改正により指定統計が基幹統計となること、届出統計調査が一般統計調査になること及び統計報告調整法が廃止されたことに伴い所要の改正を行うものでございます。 議案第22号いの町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、臨時、非常勤職員の休暇に裁判員の規定を加えるものでございます。 議案第23号いの町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、給与からの控除に町立保育所勤務職員の給食材料代を加えるものでございます。 議案第24号いの町本川国民健康保険診療所勤務医師給与支給条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、平成20年県人事委員会勧告に準じた関連条例の改正をするものでございます。給与につきましては、民間との格差に見合う額を均等に加算する方法で改定し、職務の級を4級までに改正するものでございます。初任給調整手当につきましては、公立医療機関の医師不足に対する手だてとして民間との給与格差を是正するものでございます。地域手当につきましては、支給割合を100分の13から100分の14に改正するものでございます。 議案第25号いの町一般職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、旅費のうち車賃の実費額を1キロメートル当たり29円とするもの及び県内の日当を廃止するものでございます。 議案第26号いの町税条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、寄附金税額控除の対象範囲を指定するための所要の改正を行うものでございます。 議案第27号いの町介護保険条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、第4期介護保険事業計画に係る基準額保険料の改定に伴い、各段階の保険料を変更するための所要の改正を行うものでございます。 議案第28号いの町訪問看護事業基金条例を廃止する条例議案でございます。 本議案は、訪問看護ステーションを所管する病院事業へ基金積立額を移すため、基金条例を廃止するものでございます。基金の現在高は1,663万7,000円で、病院事業会計へ特別利益として受け入れることとなります。 議案第29号平成20年度いの町一般会計補正予算(第5号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ7億4,860万円を増額し、累計予算総額を134億320万円とするものでございます。 歳入の主なものは、個人町民税等の町税4,774万3,000円、定額給付金給付事業費補助金、地域活性化生活対策臨時交付金等の国庫支出金7億7,504万2,000円、財産売払収入等の財産収入858万円、合併特例債等の町債費2,850万円を増額し、証明手数料、ごみ処理手数料等の使用料及び手数料376万6,000円、福祉医療費、林業・木材産業等振興施設整備交付金等の県支出金3,649万5,000円、水資源対策特別会計等からの繰入金6,560万7,000円、無縁墓地移転補償費等の諸収入556万5,000円を減額するものでございます。 歳出では、義務的経費は選挙経費、農業委員等の人件費354万1,000円、障害福祉費、福祉医療費等の扶助費2,701万5,000円を減額し、投資的経費は地域活性化・生活対策事業等の普通建設事業費4,072万5,000円、地域活性化・生活対策等の災害復旧費3,757万4,000円を増額し、その他の経費は物件費5,187万5,000円、維持修繕費43万円、介護保険特別会計、老人保健特別会計等への繰出金3,159万6,000円を減額し、定額給付金等の補助費等3億7,732万5,000円、減債基金等の積立金4億743万3,000円を増額するものでございます。 議案第30号平成20年度いの町水資源対策特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ6,561万1,000円を減額し、累計予算総額を1億4,021万5,000円とするものでございます。 歳入は、利子及び配当金32万6,000円、水資源対策費県補助金25万1,000円を増額し、水資源対策基金繰入金6,618万8,000円を減額するものでございます。 歳出は、地元対策費12万6,000円を増額し、水資源対策総務費30万4,000円、環境保全対策費6,543万3,000円を減額するものでございます。 議案第31号平成20年度いの町墓地公園事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ1,838万円を追加し、累計予算総額を8,655万6,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、墓地使用料1,488万5,000円、墓地管理手数料343万5,000円を増額するものでございます。 歳出の主なものは、積立金1,891万円を増額し、還付金32万円を減額するものでございます。 議案第32号平成20年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ6,225万7,000円を追加し、累計予算総額を33億1,201万1,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、国庫支出金2,228万3,000円、県支出金213万9,000円、療養給付費交付金600万円、繰入金3,683万2,000円を増額し、国民健康保険税500万円を減額するものでございます。 歳出の主なものは、保険給付費1億889万円を増額し、共同事業拠出金3,841万7,000円、保健事業費821万9,000円を減額するものでございます。 議案第33号平成20年度いの町老人保健特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ1億1,599万円を減額し、累計予算総額を4億3,251万9,000円とするものでございます。 歳入は、支払基金交付金6,283万6,000円、国庫支出金4,122万4,000円、県支出金1,030万6,000円、繰入金1,030万6,000円を減額し、諸収入868万2,000円を増額するものでございます。 歳出は、医療諸費1億1,599万円を減額するものでございます。 議案第34号平成20年度いの町後期高齢者医療特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ3,220万3,000円を減額し、累計予算総額を3億714万6,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料3,400万円を減額し、繰入金191万7,000円を増額するものでございます。 歳出の主なものは、後期高齢者医療連合納付金3,194万2,000円を減額するものでございます。 議案第35号平成20年度いの町介護保険特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ5,913万4,000円を減額し、累計予算総額を25億3,008万5,000円とするものでございます。 歳入は、保険料474万2,000円、国庫支出金287万円、使用料及び手数料3万円を増額し、支払基金交付金3,006万2,000円、県支出金1,768万4,000円、繰入金1,727万円、諸収入176万円を減額するものでございます。 歳出は、介護従事者処遇改善臨時特例基金に係る基金積立金1,745万8,000円、予備費2,885万4,000円を増額し、保険給付費8,920万円、地域支援事業費931万1,000円、指定介護予防支援事業費425万8,000円、総務費267万7,000円を減額するものでございます。 議案第36号平成20年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ412万4,000円を減額し、累計予算総額を5億5,073万3,000円とするものでございます。 歳入は、サービス収入864万7,000円、国庫支出金49万2,000円を増額し、繰入金1,311万円、諸収入15万3,000円を減額するものでございます。 歳出は、総務費588万6,000円、事業費523万8,000円を減額し、基金積立金700万円を増額するものでございます。 議案第37号平成20年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ638万4,000円を減額し、累計予算総額を8億8,317万2,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、一般会計繰入金626万2,000円、町債100万円を減額するものでございます。 歳出の主なものは、処理場管理費73万7,000円、下水道建設費に係る補償費551万6,000円を減額するものでございます。 議案第38号平成20年度いの町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ571万7,000円を減額し、累計予算総額を3,646万4,000円とするものです。 歳入の主なものは、受益者負担金100万円、一般会計繰入金514万円を減額するものでございます。 歳出の主なものは、事業費の確定した処理施設・中継ポンプ施設維持管理委託料346万5,000円、修繕料250万円を減額するものでございます。 議案第39号平成20年度いの町簡易水道事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ100万円を減額し、累計予算総額を1億2,052万円とするものでございます。 歳入は、簡易水道使用料現年度分100万円を減額するものでございます。 歳出の主なものは、総務費の消費税納付金30万9,000円を増額し、財政計画策定委託料29万5,000円、簡易水道維持管理費の光熱水費48万円、水質検査料41万7,000円を減額するものでございます。 議案第40号平成20年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、歳入歳出それぞれ22万7,000円を減額し、累計予算総額を4,666万7,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、利用加入金23万円を減額するものでございます。 歳出は、施設管理に係る修繕料300万円を減額し、積立金223万3,000円を増額するものでございます。 議案第41号平成20年度いの町水道事業会計補正予算(第2号)議定に関する議案でございます。 本議案は、水道事業運営に係る収益的収入及び支出、資本的収入及び支出について補正するものでございます。 収益的収入では、給水収益等1,423万6,000円を減額し、事業収益総額を2億9,425万8,000円とし、支出では、委託料等1,093万4,000円を減額し、事業費用総額を2億9,403万5,000円とするものであり、差し引き22万3,000円の当年度純利益となる見込みでございます。 資本的収入では、町道灘・近見線道路改良工事に伴う工事負担金等195万円を増額し、収入総額5億2,406万1,000円とし、資本的支出では、新水源地地質調査委託業務等2,615万2,000円を減額し、支出総額を7億1,265万5,000円とするものです。 資本的収入が支出に対して不足する額1億8,859万4,000円は、損益勘定留保資金及び建設改良積立金で補てんするものでございます。 議案42号平成20年度いの町病院事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案でございます。 本議案は、病院事業運営に係る事業の予定量、収益的収入及び支出、資本的収入等について補正するものでございます。 業務の予定量では、介護療養型医療施設の利用者数1日平均を1人減、年間延べ数を365人減、介護老人保健施設の利用者数1日平均を2人減、年間延べ数を730人減、訪問看護事業の訪問者数一月平均を21人増、年間延べ数を252人増とするものでございます。 収益的収入では、病院事業収益2,031万6,000円を減額し、収入総額を18億5,165万6,000円とするものでございます。 主な内容は、医業収益2,259万9,000円を減額、医業外収益374万8,000円を減額、介護療養型医療施設事業収益638万8,000円を減額、介護老人保健施設事業収益772万円を減額、訪問看護事業収益350万2,000円を増額し、特別利益を1,663万7,000円とするものでございます。 収益的支出は、病院事業費用の530万5,000円を減額し、支出総額を18億8,306万円とするものです。 主な内容は、医業費用277万4,000円、介護療養型医療施設事業費用26万5,000円、介護老人保健施設事業費用233万1,000円を減額し、居宅介護事業費用6万5,000円を増額するものでございます。 資本的収入及び支出では、資本的収入200万1,000円を減額し、総額を2億4,027万円とするもので、主な内容は、企業債300万円を減額し、他会計負担金99万9,000円を増額するものでございます。 資本的支出は、96万6,000円を減額し、総額2億6,283万9,000円とするもので、内容は、建設改良費96万6,000円減額するものでございます。 企業債では、医療器械備品整備事業300万円を減額し、2,570万円とするものです。棚卸資産の購入限度額では206万5,000円を減額し、総額を2億5,082万9,000円とするものです。 今回の補正後の収支見込みは、当年度純損失が3,140万4,000円となる見込みでございます。 議案第43号平成21年度いの町一般会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、一般会計予算総額を歳入歳出それぞれ116億8,950万円とするもので、対前年比5.47%、6億7,630万円の減額となっております。 歳入予算の概要について、一般財源では、町税で固定資産税の減少等により3,501万8,000円の減額、地方消費税交付金等の各種交付金、譲与税合計で2,520万円の減額、地方交付税で3,430万円の減額、財政調整・減債基金の取り崩しは3億2,250万円減少し、臨時財政対策債で1億7,950万円増額しましたが、全体で前年比3%、2億6,726万5,000円の減少となっております。 また、特定財源は学校施設耐震補強費の増等により国庫支出金で3,386万8,000円、中山間地域生活支援総合事業、高規格道路関連周辺整備事業の増等により県支出金が1億2,497万5,000円それぞれ増額となりましたが、地方公営企業法の適用施設整備基金繰り入れの皆減等により繰入金が1億6,249万7,000円、地域振興基金造成に係る合併特例事業債の皆減等により町債が4億282万3,000円のそれぞれ減額等により、全体で前年比11.7%、4億903万5,000円の減少となっています。 歳出予算については、性質別では、義務的経費は、人件費は前年比0.84%、公債費は前年比1.14%減少しましたが、扶助費は障害福祉、高齢者福祉での増加により前年比5.50%増加し、予算総額の44.78%に当たる52億3,401万9,000円、前年比0.22%、1,124万4,000円の増加となっております。 投資的経費は、予算総額の14.91%に当たる17億4,343万8,000円、前年比0.13%、235万1,000円の減少となっております。 その他の経費につきましては、地域振興基金積立金、水道事業会計への出資金の皆減等により、予算総額の39.88%に当たる46億6,204万3,000円、前年比12.81%、6億8,519万3,000円の減少となっているところでございます。 議案第44号平成21年度いの町住宅新築資金等貸付事業特別会計予算議定に関する議案。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ73万5,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、県支出金9万6,000円、繰入金6万7,000円、諸収入56万9,000円です。 歳出の主なものは、公債費73万4,000円でございます。 議案第45号平成21年度いの町水資源対策特別会計予算議定に関する議案。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ2億1,050万円とするものでございます。 歳入の主なものは、水資源対策基金繰入金1億3,235万2,000円、高知市納付金7,560万円でございます。 歳出の主なものは、仁淀川環境保全対策協議会の委員報酬46万9,000円、委員旅費41万5,000円、仁淀川沿川伏流水等調査委託料377万6,000円、相生川出口等しゅんせつ工事260万円、積立金7,560万円、一般会計繰出金1億2,515万8,000円でございます。 議案第46号平成21年度いの町墓地公園事業特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ655万6,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、墓地使用料505万7,000円、墓地管理手数料116万7,000円でございます。 歳出の主なものは、委託料101万4,000円、備品購入費114万7,000円、償還金利子及び割引料105万6,000円、積立金118万9,000円でございます。 議案第47号平成21年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ32億9,455万円とするものです。 歳入の主なものは、国民健康保険税5億1,922万2,000円、国庫支出金8億2,906万3,000円、県支出金1億3,073万4,000円、療養給付費交付金2億3,869万7,000円、前期高齢者交付金7億8,404万3,000円、共同事業交付金3億5,500万円、繰入金4億3,092万7,000円でございます。 歳出の主なものは、保険給付費22億8,544万7,000円、後期高齢者支援金等3億1,642万円、老人保健拠出金7,090万円、介護納付金1億2,964万8,000円、共同事業拠出金3億7,776万4,000円、保健事業費2,111万4,000円、予備費6,860万円でございます。 議案第48号平成21年度いの町国民健康保険特別会計(直診勘定)予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ8,310万2,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、診療収入4,727万8,000円、県支出金90万7,000円、繰入金3,221万円、諸収入153万9,000円、町債90万円でございます。 歳出の主なものは、総務費4,471万1,000円、医業費2,902万8,000円、公債費906万3,000円でございます。 議案第49号平成21年度いの町老人保健特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ1,853万2,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、支払基金交付金813万2,000円、国庫支出金493万1,000円、県支出金123万2,000円、繰入金322万3,000円、諸収入101万3,000円でございます。 歳出の主なものは、医療諸費1,653万円でございます。 議案第50号平成21年度いの町後期高齢者医療特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ3億3,283万7,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、後期高齢者医療保険料2億2,330万円、繰入金1億903万4,000円でございます。 歳出の主なものは、総務費237万9,000円、後期高齢者医療広域連合納付金3億2,963万8,000円でございます。 議案第51号平成21年度いの町介護保険特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ24億7,563万3,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、保険料3億9,190万6,000円、国庫支出金6億1,142万1,000円、支払基金交付金7億1,612万4,000円、県支出金3億6,987万3,000円、繰入金3億7,880万円でございます。 歳出の主なものは、総務費3,198万9,000円、保険給付費23億7,100万円、地域支援事業費4,390万7,000円、指定介護予防支援事業費1,809万1,000円でございます。 議案第52号平成21年度いの町特別養護老人ホーム特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ5億7,017万8,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、サービス収入5億3,175万4,000円、繰入金3,646万9,000円、諸収入163万7,000円でございます。 歳出の主なものは、総務費3億9,719万円、事業費1億6,867万8,000円、予備費400万円でございます。 議案第53号平成21年度いの町下水道事業特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ9億2,818万4,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、受益者負担金164万9,000円、下水道使用料4,363万2,000円、下水道普及促進を目指す管渠布設工事に伴う国庫支出金5,000万円、建設費に係る町債及び公営企業借換債合わせて5億210万円、一般会計繰入金3億3,053万7,000円でございます。 歳出の主なものは、下水道維持管理に要する経費7,215万円、管渠布設工事費3,260万円、処理場改築事業委託料5,000万円、長寿命化支援事業2,010万1,000円、水道管移設補償費300万円、家屋等補償費200万円、公債費7億3,566万9,000円でございます。 議案第54号平成21年度いの町農業集落排水事業特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ4,516万円とするものでございます。 歳入の主なものは、八代地区、加田地区に係る受益者分担金100万円、農業集落排水施設使用料627万円、維持適正化事業計画調査国庫補助金100万円、一般会計繰入金3,658万円でございます。 歳出の主なものは、処理施設・中継ポンプ施設維持管理委託料468万3,000円、処理施設光熱水費及び修繕料294万4,000円、し尿処理費305万6,000円、維持適正化事業計画調査委託料200万円、公債費3,053万9,000円でございます。 議案第55号平成21年度いの町簡易水道事業特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ1億2,079万6,000円とするものでございます。 歳入の主なものは、衛生使用料2,564万円、一般会計繰入金9,298万4,000円、町債210万円でございます。 歳出の主なものは、総務費143万5,000円、簡易水道維持管理費2,651万9,000円、公債費9,254万2,000円でございます。 議案第56号平成21年度いの町天王地区汚水処理施設事業特別会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、予算総額を歳入歳出それぞれ4,753万円とするものでございます。 歳入の主なものは、汚水処理施設利用加入金46万円、汚水処理施設使用料4,589万4,000円です。 歳出の主なものは、処理施設維持管理委託料835万8,000円、処理施設光熱水費及び修繕料1,500万4,000円、し尿処理費664万1,000円でございます。 議案第57号平成21年度いの町水道事業会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、平成21年度の業務の予定量並びにこれに関する収入及び支出の大綱を定めるものでございます。 平成21年度の業務予定量は、上水道、簡易水道合わせて給水戸数8,137戸、1日平均給水量8,174立方メートルを予定しています。 収益的収支の収益額では、2億9,483万4,000円、費用額は2億9,216万8,000円で、差し引き266万6,000円の当年度純利益となる見込みでございます。 資本的収支の収入では、上水道事業債等で総額4億922万1,000円。支出では、新水源地移転工事等、建設改良費4億4,079万7,000円、企業債償還金5,990万5,000円、合計5億70万2,000円で、差し引き9,148万1,000円の不足となり、損益勘定留保資金で補てんするものでございます。 議案第58号平成21年度いの町病院事業会計予算議定に関する議案でございます。 本議案は、平成21年度の業務の予定量並びにこれに関する収入及び支出の大綱を定めるものでございます。 平成21年度の業務予定量は、1日平均の一般病棟入院患者数85人、外来患者数229人、吾北診療所外来患者数11人、介護療養型医療施設利用者数40人、介護老人保健施設利用者数90人、居宅介護事業利用者数21人、1日平均の居宅介護支援事業支援者数78人、訪問看護事業訪問者数350人を予定しております。 収益的収支の収入額は、18億9,544万2,000円、支出額は19億914万9,000円で、差し引きは1,370万7,000円の当年度純損失となる見込みでございます。 資本的収支の収入は、企業債3億6,640万円、他会計負担金3,630万9,000円、出資金1億2,050万円、合計5億2,320万9,000円で、支出は、建設改良費4億9,408万5,000円、企業債償還金4,761万6,000円、合計5億4,170万1,000円で、差し引き1,849万2,000円の不足となり、損益勘定留保資金で補てんするものでございます。 議案第59号いの町辺地総合整備計画の策定に関する議案でございます。 本議案は、辺地に係る公共的施設の総合整備のための財政上の特別措置等に関する法律に基づき、辺地とその他の地域との生活文化水準の格差是正を図るために策定するものでございます。 今回提案しております整備計画は、前計画に引き続きまして、中追、成山辺地で平成21年度から平成25年度までの間、町道、林道の新設改良及び舗装事業を計画するものでございます。 議案第60号いの町土地開発公社定款の変更に関する議案でございます。 本議案は、公益法人制度改革に伴う民法及び公有地の拡大の推進に関する法律の一部改正に伴い、関係条文を整備するため、いの町土地開発公社定款を変更するものでございます。 議案第61号町道の路線廃止に関する議案でございます。 本議案は、高知西バイパス関連事業に伴い、一般交通の用に供する必要がなくなったため、道路法第10条第1項の規定に基づき廃止しようとするものでございます。 議案第62号町道の路線認定に関する議案でございます。 本議案は、国道194号のバイパス一部供用開始に伴い、旧道部分の譲り受け及び地元からの申し出によりそれぞれ路線の認定を受けようとするものでございます。 以上でございますので、ご審議のほどよろしくお願いをいたします。 ○議長(土居豊榮君) これで提案理由の説明は終わりました。            ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(土居豊榮君) 日程第4、請願・陳情の付託の件を議題とします。 本日までに受理しました陳情は、お手元にお配りしました請願・陳情文書表のとおり1件であり、建設産経常任委員会に送致いたしましたので、ご報告します。 以上で本日の日程は全部終了しました。 お諮りします。3月10日は合同審査のため、3月11日は議案精査、研究のため休会として、3月12日再開したいと思いますが、ご異議ありませんか。      〔「異議なし」の声〕 ○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、3月10日から3月11日まで休会とし、3月12日午前10時に再開することに決定しました。 本日はこれで散会いたします。      散会 11時59分...