いの町議会 平成17年第4回(12月)定例会 平成17年第4回いの
町定例会会議録招集年月日 平成17年12月21日(水曜日)場 所 い の 町 議 事
堂出席議員議席番号氏 名議席番号氏 名1番伊 藤 隆 茂13番筒 井 幹 夫2番池 沢 紀 子14番畑 山 博 行3番筒 井 三 千 代15番森 幹 夫4番井 上 敏 雄16番永 野 和 雄5番伊 藤 浩 市17番筒 井 公 二6番久 武 啓 士18番筒 井 一 水7番大 原 孝 弘19番西 内 淳 補8番北 岡 義 彦20番松 木 健 二9番高 橋 幸 十 郎21番森 木 昭 雄10番筒 井 鷹 雄22番森 田 千 鶴 子11番川 村 隆 通23番山 岡 勉12番伊 東 尚 毅24番土 居 豊
榮欠席議員議席番号氏 名議席番号氏 名
事務局職員出席者事務局長藤 岡 孝 雄書 記山 中 貴 恵説明のため出席した者町 長塩 田 始助 役小 松 保 喜教 育 長濱 田
啓吾北総合支所長筒 井 正
典環境課長伊 藤 孝 造本川
総合支所長本 山 博
文上下水道課長矢 野 哲 男出納室長上 田 敬 介税務課長尾 崎 都
男吾北総合支所次長田 岡 徹町民課長堀 地 省 三本川
総合支所次長松 本 健 市ほけん課長吉 良 正 道総務課長岡 林 正 憲福祉課長高 橋 雅 英企画課長中 澤 一
也偕楽荘所長尾 崎 和
敏技術監理課長濵 田 孝
男仁淀病院事務長山 中 浩 之建設課長井 上 正 男ほけん課長補佐山 本 千
賀産業経済課長山 崎 豊 久 平成17年第4回
定例会議事日程(第5号) 平成17年12月21日(水曜日)午前10時開議 第1 一般質問 12番 伊 東 尚 毅 13番 筒 井 幹 夫 15番 森 幹 夫 4番 井 上 敏 雄 第2 議案第171号から議案第188号まで 討 論 採 決 第3 町議第9号 違法伐採問題への取り組みの強化を求める意見書 第4 町議第10号 「青少年の健全育成に関する基本法」の早期制定を求める意見書 第5 町議第11号
高知県議会議員の選挙区及び定数の見直しに関する意見書 第6 議員派遣の件 第7 各常任委員会、
水資源対策特別委員会、
高知西バイパス整備促進対策 特別委員会、
仁淀病院運営特別委員会、
議会広報特別委員会並びに議
会運営委員会閉会中審査、事務調査の件 開議 10時0分
○議長(土居豊榮君) これから本日の会議を開きます。 議員より意見書議案が提出され、お手元にお配りしてありますので、ご了承願います。 これより日程に入ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(土居豊榮君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。12番、伊東尚毅君。 〔12番 伊東尚毅君登壇〕
◆12番(伊東尚毅君) おはようございます。 通告に従いまして、一般質問をいたします。 1番、消防行政について、緊急医療体制でございますが、過日、質疑や11番議員からも同様の質問がございましたが、取り下げをしたいところでございますが、関連事項で1点質問いたします。本案についての地域住民に対しての医療体制など、説明を実施する考えはないか、お伺いをいたします。この件につきましては、住民の方々にとって、まだまだ大変不安に思っているところがあります。去る18日の日曜日にも、地区長さん方が集まり会合を予定されておりまして、私と11番議員さんもお招きをいただいておりましたが、ご存じのように、豪雪により延期をせざるを得なくなったような状態の経緯もございます。私は、やや行政主導で進めてきたような感じがする訳でございますし、地元の方も住民も不安材料が多くあると感じているとこであります。近々にも地区長さんが集まる会を予定しているようなお話もお聞きしますので、大変ご多忙中とは思いますが、お時間が許せば、町長、助役もその会に出席をしていただいて、説明なりをしていただくようなことができないか、お伺いをいたしたいと思います。 次に、教育行政についてでございます。 ア、校内に不審者が侵入したときの連絡網、そして危機管理などにどのようにお考えでございますかということで、この件につきましても、去る町政懇談会の本川地区のときに、部落長さんから質問があったものでございますが、当校は、ご承知のとおり、門扉もなく、いわばいつでも入れる状況にある訳でございます。最近の子どもさんの被害は、校外で起きている訳でございますが、以前のように、いつ不審者の侵入があるかわからない訳でございまして、子どもさんがまた被害に遭われるやもしれません。そういった中、行政、地域、そして警察による
連絡体制等危機管理をどのようになされているか、お伺いをいたします。 イでございますが、生徒、先生、保護者との心の連携は取れているだろうかということですが、心の連携、具体的に言いますと、私なりに思っていることは、目配り、気配り、そして心配りということでございまして、子どもさんを日ごろから観察をすることによって、子どもさんからの心のSOSを感じ取ることができるのではないかと考えております。ほんの少しのふだんと違った事柄でも見ることができれば、子どもさんを被害から守ることにつながっていくのではないかと思う訳でございます。そういったことで、教育長のお考えをお伺いをしたいと思います。 次に、地域の活性化についてでございます。アとイをもう一緒に言います。町の職員と地域応援団との協力体制についてであります。 地域活性化につきましては、本川地区では、
グリーンツーリズムにより、焼き畑農の再現を実施をしておりまして、地域住民はもちろんのこと、町職員の方々によるボランティア的な垣根を越えた取組みを実践されており、大変頭が下がる思いを感じておるところでございます。地域応援団の方々におかれましても、非常に熱心に地域の一人として溶け込んで、熱意を住民も感じているところでございます。お聞きすれば、本川地域の住民から取り上げられておりますいろんな問題は、約600件ぐらいあるんではないかというようなお話も聞いております。地域の継続あるいは広がりについて、少しずつ芽が出始めているんではないかと、状況思われます。この住民の思いを地域の活性化と位置づけ、まちづくりに役立てるためにも、
まちづくり担当を配置をするお考えはないか、お伺いをいたします。 以上であります。
○議長(土居豊榮君) 執行部、答弁。塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君)
伊東尚毅議員のご質問にお答えをいたします。 まずは、消防の分離、配置の変更について、本川地区の住民の皆さん方が、いろんな不安を持っておられる。そういったことに住民との話し合いをする意思はあるのかといったお尋ねがございました。もう一度整理をしてみますと、20年4月には仁淀消防に移行する、これは合併協議会で決定していたことでございます。ただその経過の中で、嶺北消防の改革の中で、2年間早まったといった事態が生じてまいりました。行政としましては、行政主導でこういった廃置分合の計画をしておるんではなくして、2年早まることによって、いの町として最大限行政で何ができるかといったことを考え、今議会でもこうこういった方向で住民の皆様方の不安を解消していきますといった個々の事例を挙げてお答えをさせていただきました。決して行政主導で進んでいるんでなくして、本川住民の皆さん方のことを思った上での最大限努力をしたつもりでございます。 そして、町長、助役が地域に来て住民との話し合いをせよという話ですが、町長もしくは助役のどちらかが下本川のみならず、本川地域の住民の皆さんのご意見をお聞きしたいというふうに考えているところでございます。 次に、地域活性化について2点お尋ねがございました。あわせてお答えをいたします。 今、県の施策としまして
地域支援企画員が各町村に駐在し、地域の活動の支援を行っていただいておるところでございます。いの町におきましても、3名の派遣を受け、いの
町グリーンツーリズム研究会の活動の支援をはじめ、地域の活動に支援をいただいているところでございます。いの町職員も一緒になって活動していると報告を受けておりますので、親密な関係にあると判断しているところでございます。議員のお尋ねの中にございました本川地区で600件ぐらいの住民からの要望があるとお聞きしております。私も560件ぐらいといった報告は受けておりますが、まだどういった地域住民のご要望があるかは、具体には聞いておりませんが、やはり住民の皆さんでできることは住民の皆さんに、行政の手助けが必要なものは行政に、そういったさび分けはしていかなくてはならないと考えているところでございます。これも一つ整理をしてみますと、まず7項目に分かれると思います。1項目めとしては、地域住民の皆さんの意向、意欲の把握、これが大切だと思います。これが今議員のおっしゃられる600件の中に入っておるものと思います。そして、行政の役割は、そういったものを含めて、まず先進地事例の紹介、そしてリスクの公表、複雑な手続への手助け、法的規制をクリアする、そして各種補助制度の活用を示唆をしていく、最後に立ち上げ時の協力体制、そして自立を目指したご支援をしていく、こういったのが地域応援団の役割であると私は認識しておりますし、これそのものについて議員のお尋ねの中に、職員にそういった担当職員を配置する考えはないかといったお尋ねがございましたが、こういった
考え方そのものが、担当職員でなくして、すべての職員がこういった意識を持つように職員教育を優先してまいりたいと考えておりますので、現時点では職員の増といったことは考えておりませんので、担当職員を置く考えはございません。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 濱田教育長。 〔教育長 濱田 啓君登壇〕
◎教育長(濱田啓君) 12番、伊東議員のご質問にお答えいたします。 教育行政について、まず1点目に、校内に不審者が侵入したときの連絡網、危機管理はのご質問でございます。 町内の学校では、学校施設への
不審者侵入対策訓練を随時実施しております。
少年育成センターでは、学校からの要望に基づき、職員を講師とした訓練を実施しているところでございます。訓練の形態は、学校の実情に応じて学校が設定します。実力対応を伴うもの、伴わないものなどさまざまでございますが、センターが講師として行うものは、原則として、実技を伴うものとし、今般の情勢を踏まえ、できるだけ実効性の上がるものを実施しております。訓練の中には、警察をはじめとする関係機関への連絡の訓練も実施します。連絡先機関の一覧の作成などの確認は、この際に行っております。外部への連絡手段は、電話によるものが中心となりますが、電話回線が少ない学校が、複数の機関に連絡する場合には、一定の時間を要しますし、固定電話の回線が仮に切断された場合に、代替手段として携帯電話で通話するに当たっても、エリア外の学校もありますので、これらの点については、現場からの要望を踏まえ、今後対応していきたいと考えております。 本川地区では、去る12月7日、長沢小学校において、
不審者侵入対策訓練を実施いたしました。これまで開催実績がないということで、侵入者が危害を加えるという想定は織り込まず、児童らの避難を中心としたものでございました。教育事務所も近い位置にありますので、連絡の訓練とあわせて、事務所員が駆けつけるまでの確認を行ったところでございます。今回の訓練を踏まえて、より有効なマニュアルがつくられていくことになるでしょうが、今後の訓練は、教職員、
教育事務所員の対応能力をより向上させるためのものとする必要があると考えます。訓練は、関係者の自信につながりますし、問題点の洗い出しにもつながります。現在の条件下で発生や被害を阻止するためには、何よりうちの学校や地域では事案は発生しないといった根拠のない楽観をしないことに尽きます。特に、本川地区の条件下では、いかに犯罪を行わせないか、地域によるより積極的な目に見える抑止活動が今後必要だと考えます。訓練でしていないことは本番ではできませんし、啓発は続けなければ地域の目は届かなくなってしまいます。訓練、啓発、どちらが欠けても学校の安全は確保できません。有効な施策展開について、今後
教育事務所等に指示してまいります。 警察の連携のご質問も若干ございました。駐在所との連携は、学校や教育事務所で随時行っているところでございますが、例えば、駐在所員が休日や署への引き上げ勤務となっている場合など不在の場合には、警察力の即応を期待できない厳しい条件下がございます。警察が到達するまでに対応する備えや能力を高めることが不可欠です。このような観点も十分吟味しながら、訓練等を通じて意識の高揚を高めていきたいと考えております。 次に、2点目の生徒、先生、保護者との心の連携は取れているだろうかのご質問でございます。これは、私の日ごろ思っている考え方をご答弁させていただきます。 犯罪に巻き込まれる要因に、幼児・児童・生徒の心の葛藤が背景にあろうかと思います。特に思春期の多感な時期は、友達や親との関係などにより、悩みを抱えながら学校生活等を過ごしている実態がございます。学校では、悩みなどを気軽に相談できるシステムとして、
スクールカウンセラーや心の相談員などを配置し取り組んでおりますが、人的制約もあり、十分に機能しているか疑問な点もございます。何よりも日々児童・生徒さんとのかかわりが多い学校の
教職員一人ひとりが、子どもさんの心に寄り添う姿勢が大切であり、
カウンセリングマインド、児童・生徒理解、この能力が求められている背景もここにございます。子どもさんの生活の場、学校、家庭、地域、この場を通じて、子どもさんから発信されるシグナルに大人が敏感に反応し、シグナルをともに共有できる環境づくり、すなわち心の連携が必要かと思っております。この分野が機能していないと、子どもさんの問題行動や犯罪に巻き込まれる要因につながりかねません。今求められる大人の役割は、私は子どもさんの行動に気づく、そして見きわめる、どのような要因で今そういう行動を行っているか、そういうものを見きわめる、そしてそれを十分吟味し、かかわる。役割分担の中の大人の責任としてどのようにかかわっていくか、そしてあらゆる関係機関と連携することも出てまいります。そのようなことで、子どもさんの行動に気づく、見きわめる、かかわる、連携する、この繰り返しであると常々思っております。あらゆる機会を通じて意識の高揚に努め、実践できる環境の構築を目指していきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 終わりますか。 以上で12番、伊東尚毅君の一般質問を終わります。 次に、13番、筒井幹夫君の一般質問の発言を許可します。13番、筒井幹夫君。 〔13番 筒井幹夫君登壇〕
◆13番(筒井幹夫君) 改めておはようございます。 議長から発言の許可をいただきましたので、通告しております一般質問をさせていただきます。 今年ももう10日余り。今年度の定例議会も最終でございます。一般質問も今日が最終日でございまして、それぞれ通告しておりますけれども、それぞれの議員さんが触れられた点も多々あろうかと思いますけれども、なるだけ私の視点からの質問をさせていただきたい、このように思いますので、執行部の皆さん方のご答弁をよろしくお願いをいたします。 まず、通告主題に従いまして、1番の町長の政治姿勢についてお伺いをいたします。 ア、来年度予算編成に臨む基本姿勢でございます。 議会冒頭に、行政報告書の中で、町財政について非常に厳しい財政運営であり、予算編成となるということが報告をされました。本町の予算は、本年度、17年度でございますけれども、当初予算で見てみましても、歳入割合が地方交付税を含み、国、県からの支出金54.14%と非常に自主財源の乏しい本町にとりまして、国、県依存型予算である。逆に言いますと、国、県の予算の内容によりまして、町財政も
大変予算執行につきましては厳しい状況が出てくるというのはおわかりのことでございます。けさも新聞へ出ておりましたけれども、国も700兆円とも、また地方債を加えますと1,000兆円というような債務を抱えまして、行政改革、行財政改革が小泉内閣の目玉であります。三位一体の改革の柱であります補助金の削減と税源の移譲問題につきましては、国と地方の間で決着を見たようでございますけれども、いずれにいたしましても、地方へのしわ寄せの改革でなかろうか、このように思う訳でございます。18年度は本丸の
地方交付税改革が待ち構えておりまして、さらに加え、国勢調査による人口減少に伴い、当町におきましても1億300万円の減額の試算が示されておるところでございます。本年より3億円強の交付税減額であり、非常に厳しい財政運営を迫られており、年が明けますと早速予算編成となる訳でございますが、厳しい、厳しいと言っておりましても、町政浮揚のための知恵と工夫によっての予算編成をしていただかねばならないと、このように思う訳でございます。町長のご所見を賜りたいと思います。 国勢調査の結果から見ましても、いの町のみならず、多くの自治体が人口の高齢化あるいは人口の減少に直面している国の三位一体の改革によりまして、特に財政規模の縮小に並行して、公共工事が減少するなど、地域経済が縮小している中山間地域では、生活サービスや地域におけるコミュニティの機能が低下し、人口の流出の加速に打つ手なしの悪循環になるのではと心配をしておるところでございます。町民も財政の厳しさは理解をしているとも思われますけれども、やはり座して死を待つようでは、町長のリーダーシップとしても疑われるんではなかろうかと、このようにも考える訳でございます。知恵と工夫によりまして、町政浮揚につながる予算編成に臨まなくてはならないと、このように思う訳でございます。行政報告でも述べられておりますけれども、再度新しく生まれたいの町の18年度予算編成に向けての町長のお考え方をお聞きしたいと、このように思います。 2番目の合併後の1年の総括でございます。 昨年10月1日に県下第1号として、いの一番で新町いの町が誕生し1年が経過したところでございます。町長は、合併協議会の会長として合併にご尽力をいただき、そして新町いの町長に無投票当選をいたしまして1年が経過したところでございます。1町2村、山と町との合併でありまして、470平方キロという大変広い町でもあり、地域性もあり、大変忙しく、均衡ある町の発展のため苦労も多い1年であったのではなかろうかと推測をするものでございます。我々議員も在任特例が終わりまして、24名の議員ということで、私自身まだまだ本川、旧伊野町内のことは勉強不足でございまして、議員の職責を果たしているのかといいますと、なかなかそうでないというふうにも感じておるところでございます。今議会の行政報告書で町政懇談会の報告がなされております。私も吾北、本川地区へのみ出席をさせていただきました訳でございますけれども、町民の間から、合併に対しての、合併したからどうこうであるというような問題はなかったように受けとめた訳でございます。しかしながら、当初、特に吾北、本川地区にとりましては、中山間地域の合併をすると、吾北、本川にとりましては切り捨てになりはしないかとのような不安もあった訳でございますが、今回の町政懇談会の意見も踏まえまして、1年を振り返り、町長の総括的なご見解を賜っておきたいと、このように思います。 また、助役2人制につきましては、過ぐる議会で、助役人事については、当面1年は現体制でいくとの方針を示されておりました。私も賛成、反対でいろいろ議論もされた中で、やはり合併当初は地域住民の不安もあるので助役2人制をとるべきであると、このような見解を持っておりましたけれども、財政事情のこともありましょうが、今後の助役2人制についての体制はどのような方向を持っておられるのか、1年を経った今の町長のご所見を賜っておきたいと、このように思います。 3番目、この問題につきましては、今議会だれも触れておりません、私だけでございますが、議場に国旗、町旗をという主題で出しております。 いの町の議会に参画をさせていただきまして、吾北村の議場と変わったといいますか、違っておった印象が2つございます。吾北の議場と違っていたのは、この毎回飾られております美しい花でございますけれども、本当にこの緊張する議場の中で、穏やかな雰囲気を醸している町職員のご努力に対し感謝を申し上げたい、このように思います。 1つ残念なのは、国旗、町旗がなかったことでございます。以前には、国旗、国歌に対しまして、
イデオロギー的感覚からタブー視された時代もあったかと思います。ただ私は、日の丸は国旗であり、君が代は国歌と、こういう認識を持っております。平成元年4月に君が代の斉唱と日の丸の掲揚が学習指導要領で義務化されておりますのはご案内のとおりでございます。吾北地区では、君が代の斉唱と日の丸が卒業式には全校で定着をしております。新町いの町で、伊野、本川地区を含めましての状況はどうなっておるのか、独立した執行行政であります教育長にお伺いしておきたいと思います。 また、町長は、いの町の議場にも国旗、町旗を上げるべきという考えにつきましての町長のご所見を賜りたい、このように思います。 通告主題、国勢調査についてお伺いをいたします。 国勢調査結果による今後の町政課題ということで通告をしております。 もう既にご案内のとおり、国勢調査は、5年ごとに調査される
国勢調査速報が行われる訳でございますが、本年その5年目に当たり、
国勢調査速報が12月2日の高新で中間報告のような格好で報道されたのはもう既にご案内のとおりでございます。国勢調査は、統計法に基づいて行われます基本的な調査でございまして、全国の人口、世帯数、年齢別、男女別、産業別の人口構成、家族類型等の世帯構成、世帯の居住状況など、国の人口及び世帯の状況など総合的に把握をいたしまして、今後の
各種行政施策など基礎資料を得る目的で実施されるものでございます。調査の結果は、議員定数の決定、地方交付税の算定基準、過疎地域の指定等に利用される大変重要な調査であると理解をしておるものでございます。速報によりますと、従来は高知県人口80万県民ということでございましたけれども、80万を割った、79万6,196人というような統計が出た訳でございます。5年前でございますけれども、旧伊野町でございますが2万4,612人、吾北村におきましては3,358人、本川村におきましては759人ということで、合計が2万8,729名でございました。そして今年の国勢調査、新町いの町では2万7,068名と減の実に1,661名でございます。この1,661名という数字は、県下で減少率は18番目ということが出ておりましたけれども、人口の減る割合、増減数にとりましては1番が室戸市の1,982名、続いて2番がいの町で1,661名というふうになっております。今回の調査で、旧伊野町、吾北村、本川村の数字がわかっておればお知らせを願いたいと、担当課長にお伺いをいたします。 合併資料に、今後のいの町の人口の推計が出ておりましたが、平成22年には2万7,339人になる。平成32年には2万5,742名になると、こういう予測でございましたけれども、5年先の2万7,339人が今回早くも2万7,068と、いかに人口減が進んでおると、このようにこの統計からわかる訳でございます。県下で人口増が進んでおるのは南国市、野市町、吉川村、春野町が増でありまして、ほかの41市町村は大幅な減少を見ておるところでございます。町長は、この国勢調査結果をどう受けとめて、今後の町政にどのように対処していくのか、所見を伺いたいと思います。 また、新町のいの町になりまして、全体的をとらえ、吾北、本川地域にはそれぞれ有利な過疎地域の指定があった訳でございますけれども、新町になってもこの過疎地域、いの町内での過疎地域の指定というのは残るのか、残らないのか、お聞きしておきたいと思います。 町政の課題といたしましては、やはり人口減の対策、これに対してはやはり就労の場、企業誘致等々が考えられる訳でございますが、あわせ町長のご所見を賜りたいと思います。 続きまして、3点目に集落活性化事業についてお伺いをいたします。 質問要点は、継続を求めるということでございます。 合併をいたしまして、それぞれ例規が決定をされ、まだ101本の暫定的な例規が残っておる訳でございます。いずれも調整をいたしまして、新しいいの町の条例として定めるものである。また、廃止するものもあろうかと思います。 通告の集落活性化事業につきましては、吾北、本川地区で制定をされておりましたが、旧伊野町にはこの条例が制定をされておりませんので、伊野地区の議員の皆さんにはなじみがないとは思う訳でございます。この目的につきましては、集落の振興、活性化を図るために、国、または県から補助対象事業として該当する地区を除く工事に対し、部落、または住宅の組織する共同体及び個人が主体となって実施する事業に要する経費に対して、予算の範囲内で補助するものでございます。町民にとりましては、大変利便性のよい例規でもありまして、また今回の台風で災害の査定にかからないというような復旧工事に対しても該当する訳でございますが、国、県単の事業は非常に減っておる中で、大変よい事業と考える訳でございます。是非ともいの地区へも拡大いたしまして、新町のいの町条例として制定するべきと考える訳でございますけれども、所見をお聞きしたいと思います。 また、参考のためでございますけれども、吾北、本川でもそれぞれ実施基準も違う訳でございます。年間に補助金として吾北では2,000万円、本川では900万円と違う訳でございます。当然、いの地区として制定した場合には、補助金の枠も広げるべきであると考えますが、あわせてご質問をさせていただきます。 最後になりますけれども、基金の活用について、基金活用による特老施設の改修はということで通告をしております。基金の問題、財政の問題につきましては、非常に多くの方から質問も出ておりましたけれども、私は一つの基金の使途についてのご見解を賜っておきたいと思います。 現在のいの町の基金は、16年度決算期で30基金、9月議会で岡林医院からの寄附金の基金が制定されましたので31の基金があると思います。基金残高は約60億円というふうに認識をしておるところでございますが、基金は預金あるいは有価証券での運用をされておりまして、今の低金利時代、預金利子も非常に少ない訳でございます。人の命を預かる施設でありますから、財源確保が難しい件につきましては、やはり有効利用すべきではないかというふうに考える訳でございます。特老施設につきましては、築27年を経過をいたしまして、改修、改善すべきところもあると聞いております。特に、水道施設あるいは発電機等、また厨房等、非常に当時はそれぞれの基準に該当しておったように思う訳でございますけれども、やはり築27年を過ぎますと老朽化も目立ってくる訳でございまして、特に今年の1月ですか、ノロウイルスでしたか、何か大変な事態が発生をして、最終的には大事には至らなかった訳でございますけれども、やはり人の命を預かっておる施設としては、財源の確保がなければ、目的に沿った基金の積み立てもございますので、有効利用するのがベターではないかと、このように思う訳でございます。ご案内のとおり、今年の9月14日、吾北へ来られた方はよくわかると思うんですが、老人ホームの駐車場のグラウンドのフェンスも壊れたまま現在に至っております。災害復旧で官と民の違いというのはこれほど違うものかと、このように感ずる訳でございます。公金でございますので、慎重は慎重でやらなければいけない、やらなければならないものとやるにようばんという区別はやはりしていかなければならないと、このように思う訳でございます。その官と民の違いを痛切に感じたのは、一昨年の台風でございましたけれども、西条へ行っておりますとチロルの森がございます。あれが台風の影響で無残にも大被害を受けておりまして、これは復旧ようするであろうかというような計画で、昨年の夏は恐らくオープンは難しいと、このように思っておりましたが、恐らく行政の施設であれば、査定を受け、翌年ということになって1年遅れになる、このように思いますけれども、民の力はすごいもので、すぐに復旧し、再開にこぎつけておる、こういうふうに思ったことでございました。いずれにいたしましても、基金はそれぞれ貴重な財源でございますし、また基金はご案内のとおり、目的に沿った基金でございますので、特別養護老人ホームの基金といたしましては8,700万円ぐらいの基金も積み立てておろうというふうに認識をしております。是非とも財政厳しいから基金を積み立てる、これも一つの案ではございますけれども、有効利用ということも考えなくてはならないと、このように思います。 以上、第1回目の質問を終わります。ご答弁をよろしくお願いをいたします。
○議長(土居豊榮君) 塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 筒井幹夫議員のご質問にお答えをいたします。 まず、町長の政治姿勢について、来年度予算編成に臨む基本姿勢についてお尋ねがございました。 先ごろ公表されました地方財政収支の仮試算と国勢調査に基づく県の試算を合わせますと、平成18年度当初予算における地方交付税は、3億円を超える減額を見込まざるを得ません。しかも、小さな政府の実現を目指す国の財政構造改革の取組みが、地方への一方的なしわ寄せという形で、国と地方のバランスを欠いたままで進められているところでございます。 このような国の施策を受けまして、県は、昨年度に発表しました財政危機への対応指数に基づき、県補助金の目標30%減の見直しを打ち出しており、国庫補助金の縮減、地方交付税の削減に加え、県内の市町村にとってはさらなる財源確保の困難が予想されているところでございます。 このような厳しい状況のもとでの平成18年度当初予算編成に当たりましては、職員一人ひとりが従前から取り組んでいる物件費などの削減はもちろんのこと、すべての事務事業について徹底した見直しを行う必要があることを強く認識し、新しい政策課題に対応できるよう、財政の質的転換と量的なスリム化を図り、人と知恵による事業が執行できないか、考慮を転換する必要があると考えておるところでございます。課室にとらわれない情報の提供、共有、調整、協力によりまして、時間、人員、経費の削減を図り、旧町村、つまり都市型、中山間型のバランスを考慮しながら、将来を展望した計画的かつ自主財源に見合った当初予算編成を行ってまいります。 次に、合併後1年の総括、そしてその中でも助役2人制の体制についてのお尋ねがございました。 旧町村間での行政運営の違いもございましたが、急激な変化をもたらさないよう、合併協定書やいの町建設計画に沿ったまちづくりに、職員とともに努めているところでございます。合併後はじめての年間予算、17年度の当初予算につきましても、環境と雇用面に配慮しながら、旧町村での予算額の割合を念頭に、予算編成を行ってきたところでございます。また、10月から11月にかけて開催いたしました町政懇談会におきましても、合併後町民の皆様が感じておられる生活面への影響や行政面での低下した事例などあればご指摘いただきたいと問いかけをさせていただきましたが、特にご批判の声もございませんでしたし、旧3町村でのよい面や継続事業は引き継ぎながら、町政運営を行ってきたところであり、町民の皆様からは、一定の評価はいただけるのではないかと考えているところでございます。 また、県内で最初の合併をし、他の合併自治体への影響は大きいものがあったと認識しており、合併後の自治体の模範となるよう、今後も努力を重ねてまいります。 さらに、助役2人制につきましては、昨年、合併を契機に広大な面積、都市型、中間型の行政、少子・高齢化、また過疎化、雇用や環境、財政問題など多くの課題が山積し、2人制をお願いをしたところでございました。先ほどもお答えをしましたように、住民の皆様の不安が少ない、そしてまだ町長、助役もフットワークに自信があることなど、財政面も考慮いたしまして、当面現体制で乗り切ってまいりたいと考えているところでございます。 次に、議場に国旗、町旗をとのお尋ねがございました。 議場への掲揚につきましては、議会で判断していただくべき事項だと認識しておりますので、土居議長のもとで議員の皆様に相談していただきたいと考えております。町は町として、庁舎屋上に掲げているところでございます。 次に、国勢調査についてご質問がございました。 各地区の数字については、後ほど課長の方からお答えをさせていただきますが、私からは、5年先の人口予測が、本年現実的なものになりました。県内市町村も軒並み減少傾向となっている事態が発生をいたしました。いの町の主な原因といたしましては、やはり景気の低迷や少子・高齢化によるものが大きいものと考えているところでございます。町といたしましても、人口の減少や流出を抑える施策、例えば子育て支援や雇用対策など、人口増につながる施策を検討してまいりたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。他につきましては、担当課長の方からお答えをいたします。
○議長(土居豊榮君) 濱田教育長。 〔教育長 濱田 啓君登壇〕
◎教育長(濱田啓君) 13番、筒井幹夫議員のご質問にお答えいたします。 日の丸、君が代の学校現場での取組みはのご質問でございます。 現在、当町の教育現場におきましては、卒業式、入学式において、現行の憲法、教育基本法に基づく学習指導要領にのっとり、日の丸の掲揚、国歌の斉唱が全校で完全に実施されております。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 小松助役。 〔助役 小松保喜君登壇〕
◎助役(小松保喜君) 13番、筒井幹夫議員の集落活性化事業についてご答弁させていただきます。 議員のご指摘のとおり、集落活性化事業の効果、そして役割というのは、中山間地の小さな集落の振興あるいは活性化等に大きな貢献をしてきたと、このように考えております。ご存じのとおり、本事業は、旧吾北村及び本川村で合併以前から施行され、現在暫定事業として存続しているところでございます。大変財政状況等悪化している現状において、実施メニューあるいは補助率、先ほどご指摘の補助金等、また補助対象事業の見直しも今後は図っていかなくてはならないと、このように考えているところでございます。 なお、メニューのうち、がけ崩れ住家防災対策事業につきましては、生命あるいは財産に与える影響の観点から、平成17年度事業から新たに独立化させ、迅速な事業展開を図っているところでございます。 以上です。
○議長(土居豊榮君) 中澤企画課長。 〔企画課長 中澤一也君登壇〕
◎企画課長(中澤一也君) 13番、筒井議員の通告、国勢調査の数値について答弁させていただきます。 旧伊野町2万3,377名、旧吾北村3,002名、旧本川村689名、合計2万7,068名です。 なお、いの町のホームページへ県の許可をいただきまして数値を公表しております。 以上です。
○議長(土居豊榮君) 尾崎偕楽荘所長。 〔偕楽荘所長 尾崎和敏君登壇〕
◎偕楽荘所長(尾崎和敏君) 13番、筒井幹夫議員の基金の活用について、基金活用による特老施設改修のご質問にお答えいたします。 吾北荘は、昭和54年5月開所ということで、老朽化もかなり進んできております。大規模的な改修の全体計画につきましては、諸般の状況から見通しが立っていないところでございますけれども、ご質問にありました台風14号によります被害、駐車場のフェンス、また発電機等の修復につきましては、ちょうど現在18年度当初予算の編成時期でございますので、基金の活用も含めまして検討中でございます。早い復旧に努めたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 13番、筒井幹夫君。 〔13番 筒井幹夫君登壇〕
◆13番(筒井幹夫君) 2回目の質問をさせていただきます。 1点目の町長の姿勢の予算編成でございますけれども、これはそれぞれ他の議員からも質問もございましたし、了としておきたいと思います。 続きまして、合併後1年の総括でございます。 私も冒頭申し上げましたけれども、合併したけどどうこうと、こういう声は余り聞いてない訳でございますけれども、現在のこの1年を振り返ってみますと、非常に改革が進んでおるという実感がある訳なんでございます。1つには、合併により高知銀行の撤退あるいは駐在所の統廃合が進んでおります。さらには、農協の出張所の統廃合が進んで、吾北の金融機関を取り次ぐ信用部門につきましては1つになる、こういう計画が明確になっております。また、過日の新聞では、追手前高等学校の再編問題が浮上し、吾北分校の問題がクローズアップされておるのは、報道されてご案内のとおりでございます。日本の全体の縮図で考えますと、庁舎のある旧伊野町を東京と位置づけるならば、吾北、本川地域は島根県であり鹿児島県であり、やはりへき地ではなかろうかと、このように思います。そういうことになりますと、やはり過疎地域に住む人間にとりましては、国の流れとはいえ、やはり過疎地域が今見捨てられておられる状況に陥っているという実感はなかなかぬぐい去れない問題があろうと思います。国の流れといえども、やはり町民は合併することによって浮揚策をねらっておる訳でございます。やはり人口減が、先ほど町村で課長からご報告はございましたけれども、伊野町で1,200ですか、若干今計算しとったんですが1,200名、旧吾北村でも356、本川村で60名という減少でございます。どうしてもいかに活力のあるまちづくりを進めるには、やはり働く場がなければ若者は残らない。若者が残らないということは少子化が進むという悪循環でございます。この国勢調査の結果から、高知新聞で解説が出ておりましたけれども、今回増えた4つの市町村は、いずれも高知市周辺である、こういうふうでございます。また、10%を超える減少率、物部村、大豊町でございます。まさに目に見えるスピードである。耕作放棄地と荒廃森林が広がり、自然消滅を待つだけの集落を多く抱える郡部の現実を県全体で受けとめていくには、市町村の垣根を越えた政策誘導が必要になる、こういう解説がなされておりました。確かに、今の時代でございますから、企業誘致もなかなか難しいかもわかりませんけれども、今後やはり模範となる合併のいの町とする意気込みが示された町長でございますから、今後のいの町に向けての見解が具体的に何かあれば、ご答弁をお願いしたい。特に、来年予算編成に向けておりますので、来年はこれはやるんだと、こういうことによって過疎の歯止めに一役になればという方策があればお願いをしたいと、このように思います。 それと、やはり過疎の問題でございますけれども、以前吾北村は、農林業が主体で、農林業が基幹産業でございました。台風、50年の災害までには、農業、林業で億産業というのがかなりあったと思うんです。養蚕であり、米であり、畜産であり、億産業が3つか4つかあったように記憶をしております。しかし、今の現実は、公共事業依存型になりまして、億の産業というのはなくなりました。高齢化が進んでおります。そうした中で、今公共事業も、ご案内のとおり、道路の財源が一般財源化されようとする中で、ますます公共事業も削減されておる中で、今後中山間地域はいかにして生き延びるかと、大変厳しい局面に向かっております。町独自の政策では、この厳しい時代を乗り越えるのは難しいかもわかりませんけれども、やはり国の動向を見ながら、町政にも生かし、是非とも町政浮揚のために頑張っていただきたい、このように今回の国勢調査の結果を見ましても、つくづく感じておるところでございますので、町長のご所見を賜っておきたいと思います。 集落活性化事業につきましては、適切なご答弁をいただきましたし、基金の活用につきましてもそれぞれいただきましたので、了としたいと思います。 議場に国旗、町旗をでございますけれども、教育長からはいの町内すべて実施しておるということでございます。ただ今回、非常に数々の子どもの安全教育についての質問が出されておりましたけれども、本当に暗い話ばかりでございますし、我々議員で義務教育へ通わせておる親は伊藤君であろうと思いますけれども、戦場へ送る気持ちで毎日学校へ送り出しておると、こういうことでございました。やはり今は学校ではPTA、それへ地域が加わって教育をせないかんということはよくわかる訳なんですが、日の丸を上げておる卒業式に出ますけれども、子どもは一生懸命国歌を斉唱しております。ただ国旗、国歌をあげておりますけれども、中には先生は立って知らん顔をしておると、こういう先生も中におる訳でございます。やはり、指導者である教師が、子どもには歌わせて、義務であるから歌わす。中身でございますが、そういう先生も見受けられますけれども、答弁していただければ結構でございますけれども、そういうことも今後教育委員会として、是非とも教職員の指導にも当たってもらいたい、このように思います。やはり教育の原点ではなかろうかと私は思います。 そういうことで、町長、答弁をいただきまして、2回目の質問を終わりたいと思います。
○議長(土居豊榮君) 塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 筒井幹夫議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 合併1年の総括において、改革が進んでいる実感を感じておる。例に挙げたのが高知銀行、駐在、JA、追手前吾北分校であろうかと思いますが、職員の配置、そして事務の改革、これも進んでいることをまずは実感をしていただきたいと思います。そして、今おっしゃられた駐在、JAにつきましては、合併したから統廃合がなされたんじゃないということも理解していただきたいと思います。全国的に駐在の統廃合といったものは叫ばれております。また、JAの統廃合につきましては、これも農林水産省からの強い指導が今あり、自己資本比率の8%確保といった問題で、大きく指導はされておるところでございます。 一方、高知銀行は、1市町村1行といった基本方針を出しておる会社でございまして、これは残念ながら、合併していの町となった以上、1市町村1行、これは会社の方針でございますので、少しやむを得ないかなと感じておりますが、ただ高知銀行が吾北から消えたということで、住民の皆さん方の預貯金の出し入れにATMという機械がございますので、余りご不便はかけていないんじゃないか。ただ融資を受けるとかといったときには、少しご不便があろうかと感じているところでございます。 また、追手前吾北分校につきましては、分校1学年20人未満の分校につきましては、テーブルへ上げていくといった県が方針を出しております。これにつきましては、いの町としても、議員ご承知のとおり、1年生の授業料は今町費で出しておりますし、そういった少しずつ少しずつ努力を重ねながら、また、校区といった枠組みも外していただき、吾北分校の1学年20人といった生徒数は確保するよう努力をしてまいります。 そして、1問目で過疎地域の話がございまして、私、答弁漏れがございました。過疎対策、これは特別措置法で5年間、5年間の延長をやっておる法律でございまして、その中で、合併しても旧過疎対策特別措置法が適用される地域は残る、辺地債も残ると確認しておりますので、つまり10年間は法律がないならん限り安泰であるというところでございます。その中で、中山間の本当に今課題として、過疎化、高齢化、少子化といったものが進んでおります。これが今いの町に課せられておる課題の大きな問題だというふうに認識しておるところでございまして、17年度予算におきましても、先ほど申しましたように、雇用といったものを重要視してきたところでございます。ただ雇用、雇用といっても、あくまで財源が必要でございますが、今合併後10年間、法律があればの話ですけど、過疎債といった有利な起債もございますし、そういったものは活用していきたいし、今実は土木建設事業者に対しましては、異業種の拡大といったことも私の方から口にして、そういった転換策、複合策といったものを検討してほしいといったことで民間の活力を今促しているところでございますし、農林業、確かに吾北は億産業、本当にございました。ただ残念ながら、先ほども申しましたように、高齢化が進んでいるところでございまして、いま一つ明かりが見えておるのは、道の駅633美の里の売り上げが億を毎年突破しておる。そこへ生産者からの納入、その生産者が高齢化しておる訳でございますが、一定の安定した収入、副収入が主だと思いますが、そういった地域の活性化を町として支援をしてまいりたいと考えているところでございます。 以上です。
○議長(土居豊榮君) 濱田教育長。 〔教育長 濱田 啓君登壇〕
◎教育長(濱田啓君) 13番、筒井議員の2回目のご質問にお答えいたします。 私は、教育というものは、常々どのような先生と子どもさんが出会う、まさに出会いの場と常々思っています。そして、
教職員一人ひとりが、今高知県の教育課題がどういうものであるか、そして今赴任している地域、そして子どもさんがどのような状況であるか、一人ひとりの子どもさんの気持ちをはぐくんだ中で、自分自身の教員像を高めていく、そして子ども観を高めていく、これに尽きると思っております。そういう基本的な理念を今後各学校にも指導もしていきたいと思っております。 以上です。
○議長(土居豊榮君) 13番、筒井幹夫君。 〔13番 筒井幹夫君登壇〕
◆13番(筒井幹夫君) それぞれご答弁いただきましたが、1つ質問がぬかっておりましたので、申し訳ございません。 質問の中で、国勢調査について申し上げました。非常に国勢調査の結果というのは大事であり、今後の行政へある意味反映されると、こういうことでございますが、ただこの行政報告書の中で非常に私心配になるのは、調査に当たっては、町民のプライバシー意識の高揚、単身世帯や共働き世帯の増加に伴う不在世帯の増加、調査協力を得ることが困難なケースの増加など、これまでにも増して厳しい調査状況と、こういう報告がなされました。今保護法ができまして、プライバシーの侵害であるというようなことが非常にクローズアップされております。1つ例を挙げますと、私市内へ行きまして、店がわからいで、飲み屋じゃないんですけんど、郵便配達さんがおったんです。それで、郵便配達さん、この方に聞けばわかる。もうそこの近くまで行っちょったもんですから、ちょうど郵便屋さんに聞いた訳でございますけど、「済みません、プライバシーの関係で教えることできません」と、これがプライバシーにかかわるのかなというふうな感じも受けた訳で、まだ勉強不足で、このプライバシーの問題につきましては私なかなかわかりませんけれども、こういうことが国勢調査に影響を及ぼすようなことになれば、調査するのは面倒くさいと。一々調べ出すの面倒くさいという観念が町民に広がった場合、実質の数字と合わない訳で、今後の資料に多大な影響をもたらすと、このように感じて非常に心配しておる訳でございます。当然、5年後にはまた行われる訳でございますけれども、答弁いただければええんですが、今後もこの国勢調査の意義について、やはり町民に深く、広く浸透さす、実際の数値が上がるような方策を考えていくべきではなかろうかと、このように思います。合同審査のときに、住民基本台帳が2万8,480で、実際の国勢調査が2万7,068ある。1,412の差があると、こういう指摘を受けた意見もございましたけれども、やはり確かに空き家もある、不在者世帯もおるかと思いますけれども、またそれぞれ調査に当たった調査員の皆さん方のご努力は評価いたしますけれども、やはり国勢調査の意義というものは、町民に浸透さすというのも一つの行政の責務であろうと、このように思います。 今年最後になりましたけれども、今年の1月の新聞にこのような投稿がなされておりました。1年の節目でございますし、期待のある合併に向けての若者の意見でございますので、最後にお披露目をして終わりたいと思います。 「いの町で初めての新年を迎えて」ということでございました。「災害の多かった旧年を白紙にするかのような一面の銀世界で新しい年を迎えました。今年もたくさんの友人、知人から年賀状をいただき、旧年の無事と新年の平穏を願っていることが伝わってきます。その約半数の方から、旧村名本川村で届けられました。いつの日か新町名いの町に一色に変わることでしょう。3日に成人式に出席した娘が帰ってくるや開口一番、楽しかった、新しい友達もできた、笑顔で話ししてくれました。合併がもたらした新たな出会いと縁を大切に、新しいいの町をふるさととして活躍してくれることを願わずにはいられません。財政的には、厳しい年度が続くことが予想されております。せめて天災や痛ましい事件のない年となることを願うとともに、本川地域で生活する者にとって、これからも長年養われてきた伝統と文化を子々孫々に引き継ぎ、新たな歴史を刻みつつ、元気なふるさとを発信していきたいと思う新年です」。この文言、私今年の1月に切り抜いておりまして、また思い浮かべております。こうした若者が10年後、20年後、烏合の合併と言われないような町となっていくように期待し、一般質問を終わりたいと思います。
○議長(土居豊榮君) 塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 筒井幹夫議員の3回目のご質問にお答えをいたします。 国勢調査の結果については、私も少し数字的に残念な点があると考えておるところでございます。1つ例に出ました郵便局員さんの件につきましては、これは多分制服の中では教えらない守秘義務が課せられているものと思います。そして、国勢調査の不在、また協力をしてくれない世帯について調査員が面倒くさいであるとか、そういったものは私は想定をしていないところでございます。つまり、調査員に対しましての教育を行っているところでございます。ただ、その教育の方法として、言われるとおり、国勢調査の意義といったものをよく理解していただき、例えば、不在の家庭、協力していただけない世帯に対して、いるといったことがわかっている世帯については、何らかの方法があるんではないかと。つまり、区長さんであるとか、そういった公的な立場の人からの、当然、収入であるとかいろんなもんはわかりませんけど、頭数はわかる訳ですから、そういった調査方法を、5年先のことを言うと鬼に笑われますが、企画の一つの指導方法の基本として記録をし、引き継ぎをしてまいりたいと考えているところでございます。 そして、新聞記事、私もあの記事を見まして、今年本当に元気づけられたというのか、頑張らないかんというのか、そういった思いになったところでございます。議員、これは答えは求めていらっしゃいませんが、私の方は、烏合の合併と言われないように、議員、職員ともども頑張ってまいりたいと思います。 以上です。 (13番筒井幹夫君「以上で終わります」の声)
○議長(土居豊榮君) 以上で13番、筒井幹夫君の一般質問を終わります。 暫時休憩します。 休憩 11時20分 開議 11時35分
○議長(土居豊榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。15番、森幹夫君の一般質問の発言を許可します。15番、森幹夫君。 〔15番 森 幹夫君登壇〕
◆15番(森幹夫君) それでは、一般質問の通告書に従いまして、質問をさせていただきます。 私の質問は2問であります。1つ目は、保育園児に愛の手を、2つ目は、山間地域の高齢者に愛の足を。いずれも今年の流行語文字、流行文字の「愛」を取り上げています。 「三つ子の魂百まで」、「スズメ百まで踊り忘れず」、このことわざは幼いときの性質を年をとっても変わらない、また、若いころに身につけた習慣は年をとってもなかなか直らないという意味であります。ことわざでないかもしれませんが、もう一つ、「子どもは親の背中を見て育つ」と言われています。いかに幼いときが大切なのかを言ったものであります。 それでは、通告主題の1の保育園児に愛の手をの質問をいたします。 保育園は、乳児が生涯にわたる人間形成の基礎を培う極めて重要な時期に、その生活時間の大半を過ごすところであります。環境のことはもちろんのことでございますが、今回は栄養、保健、看護等々について伺います。 質問要点のアでありますが、栄養士が必要である。気管支炎ぜんそく、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎などのアレルギー性疾患が増えてきています。特に、アトピー性皮膚炎は、乳幼児の1割強とも言われています。今日の日常臨床において、最も重要な疾患となっています。 このように、アレルギー疾患が増えてきた理由としましては、生活環境の変化や食生活の内容変化、特に高たんぱく、高栄養になったこともアレルギー性疾患の増加の原因の一つとして上げられています。食物アレルギーにおいて、特に重要な除去食について、具体的なメニューやつくり方などの知識のある者が必要であります。また、乳幼児期の食事は、生涯の健康にも関しまして順調な発育、発達に欠かすことができない重要なものであります。専門的な知識のある栄養士が必要であります。したがいまして、保育園専門の栄養士が福祉課に必要であると思いますが、いかがなものか伺います。 なお、この10年前には、臨時職員として栄養士がいたこともありますので、参考にしてください。 次に、看護師が必要である。乳児期には、心身の未熟性が強いので、乳児の心身の状態に応じた保育が行われるようにきめ細かな配慮が必要であります。乳児は、疾病に対する抵抗力が弱く、また、かかった場合にも容易に重症に陥ることもあります。特に、感染病にかかりやすく、さらに心身の未熟に伴う疾病異常の発生が多い。そのために一人ひとりの発育、発達状態、健康状態の適切な判断に基づく保健的な対応と保育が必要であります。また、保育中に体調が悪くなった園児や感染病の疑いのある病気の園児を発見したり、不時の事態に備え、必要な救急用の薬品、材料、その整備の確認や救急措置の正しい知識が必要であるとともに、嘱託医などと相談をして、適切な処置が行えれるような看護師がゼロ歳保育所になっている保育所に必要と思われますが、いかがなものか伺います。この保育所、天神保育所、伊野保育所、吾北保育所、あいの保育所ですよね。保育園、ごめんなさい。 なお、看護師につきましても、天神保育園には開園当時に数年いたこともありますので、これも一つ申し添えておきます。 次に、質問のウ、代替調理員が必要である。さきにも述べましたように、乳幼児の食事は、生涯の健康にも関するものであります。調理員が急に休暇になったときに、園長、または主任が調理の手伝いをするというのはいかがなものかと思います。調理員が急な休暇によりまして調理員不足になった場合は、学校調理員には代替調理員というのか補助員というのか、緊急の場合に備えて待機をしている方々を確保しているようです。保育園調理も、園長、主任が調理するのではなく、学校調理員と連携を取り合い、緊急の場合に備えるべきであります。つまり、緊急の場合は、学校調理員の補助員の方にも保育調理に代替調理員として入っていただけるような体制が必要ではないかとお伺いします。 次に、質問要点、水道施設が必要である。吾北保育園には水道施設がありません。子どもの健康と安全は、極めて重要な事項であります。健康を保持し、安全を守ることが最も大切であります。私は、その自然水というものをこよなく愛する一人でありますが、月に二、三度は国道の194号では、寒風山の抜けたところの筋神様というところにわき水がわいております。その水や国道33号、久万の手前にあります落合のわき水もくみに行って飲んでいます。しかしながら、保育園になりますと、約30名が集団で生活をしています。こと、事故が起これば重大な事故につながるおそれがあります。早急に水道施設が必要であると思われますが、いかがなものか伺います。 次に、通告主題の2番、山間地域の高齢者に愛の足をですが、質問要点ア、ハイヤー利用に補助が必要。この質問は、昨年の9月議会で質問をしましたので、簡潔に質問します。 山間地域の高齢者にとって、少ない年金で医療機関にハイヤーで通院している。このような方々に補助はできないかの質問をしました。答弁は、合併後吾北、本川の実態を聞き考えていくとのことでございましたので、その後実態はどうだったのか、どのようにお考えになったのか、お伺いをいたします。 次に、最後の質問になりますが、質問要点イ、小野、押谷、毛田経由の路線バスが必要である。いの地区の道路行政について、吾北の議員からも質問がありましたように、山間地域の道路は、かなり遅れているところがあります。道路行政につきましては、お金の問題もありますが、工法的な問題や用地等の問題もあります。おいそれとはいかないところもあります。そのために、路線バスが運行できない箇所があります。小野の東谷から毛田に通ずる押谷線の入り口まで、わずかな距離の改良ができなくて、路線バスの毛田回りができていません。このことは、もう数年前から何人かの議員が取り上げていますが、いまだに今解決に至っていません。さきの6月議会で、運行の拡大について、陸運事務所での許認可はクリアできそうなというふうな答弁がありました。許認可がクリアできれば、路線バスの小型化を図って、この押谷経由で毛田回りの延長が可能になります。それは毎日とは言いませんが、週に何度か運行ができるように、早急に取組むべきだと思いますが、お伺いをいたします。 以上で1回目の質問を終わります。
○議長(土居豊榮君) 高橋福祉課長。 〔福祉課長 高橋雅英君登壇〕
◎福祉課長(高橋雅英君) 15番、森議員さんにお答えします。 通告主題、保育園児に愛の手を、ア、栄養士が必要であるについてですが、生活の大半を保育園で過ごす乳幼児にとって、保育園給食の果たす役割は大変重要であり、将来にわたって、身体と心の健康を左右するものと考えております。保育園の給食につきましては、現在、ほけん課の栄養士2名を中心に、公私立保育園の調理員、園長、主任保育士、私立保育園の栄養士1名など約20名が出席し、献立や調理方法についての給食検討会を行い、給食に反映しているところです。給食検討会では、給食関係者の資質向上をはじめ、栄養バランスのとれたメニューづくり、また衛生管理、食育、アトピー食等について検討しています。近年、アレルギー性疾患を持つ子どもさんが多くなったと言われております。特に、アトピー性皮膚炎が注目されているようです。まず、疑わしい場合には、必ず専門医の診察を受け、正確な診断をもらうことが求められています。アトピーの除去食については、医師の指示書をもとに実施することが保育指針で示されているところです。原因となるアレルゲンの種類が多いこともあり、安易な食事制限やみだりに除去食を提供しないよう、指導のあるところですので、保護者、園、医師、栄養士が連絡を密にし、実施しているところです。専門的な知識のある栄養士が必要とのことですが、ほけん課とも連絡を密にし、各園へ訪問指導等お願いし、対応していきたいと考えております。 次に、イ、看護師が必要であるについてですが、保育園には、児童福祉法の最低基準で、ゼロ歳児3名に1名の保育士を配置することが定められています。その中で、特例として、年度当初6名以上の乳児を受け入れる園については、保育士にかわり看護師を配置しても最低基準を満たすことになりますが、特例であり、やはり基本は専門職である保育士を配置することが望ましいのではないかと考えております。保育中の疾病等につきましては、嘱託医の先生との連携をはじめ、福祉課の保健師等と園とが連携を図り、同じ問題について相互の専門性を発揮しながら、一層の対応を図ってまいりたいと考えております。看護師の配置につきましては、保育士も健康面での頼れる存在としての認識も高く、また、保護者も看護師が配置されている施設においては高く評価されており、必要な人材であると考えております。看護師についても、乳幼児保育の経験がある者が好ましいこともあり、慎重に取り組んでまいりたいと考えております。 ウ、代替調理員が必要であるについてでございますが、各保育園には、二、三名の調理員を配置し、調理に当たっているところでございます。また、休みが長引く場合には、臨時的に雇用し、対応しているところです。2名配置の園につきましては、議員さんの指摘のありました事態が発生している園もありますが、園長、主任保育士も給食検討会に出席して、衛生管理等について理解を深め、また大腸菌の検査も実施しているところです。学校調理員との連携とのことですが、本年7月末から8月20日ごろまで、学校調理員が保育園に一時的に派遣されたところですが、今後教育委員会等とも連絡を図りながら、勤務体制等について考えていきたいと思います。よろしくお願いします。 エについては、吾北総合支所長より答弁させていただきます。
○議長(土居豊榮君) 筒井吾北総合支所長。 〔吾北総合支所長 筒井正典君登壇〕
◎吾北総合支所長(筒井正典君) 15番、森議員さんのエ、水道施設が必要であるとのお尋ねがございました。昭和59年度に開設をいたしました定員30名の吾北保育園につきましては、簡易水道の未普及地域にありまして、用水は近くの谷川から取水したものを、滅菌処理をした上で使用をしております。水質検査は、定期的に実施し、水質基準に適合をしているとの検査結果を受けておりますものの、最近では渇水期に水不足が生ずる場合がございます。そのため安定的な水量の確保とより一層衛生的な
飲料水確保を図るため、予算計上に向けて調査を実施しているところでございます。
○議長(土居豊榮君) 中澤企画課長。 〔企画課長 中澤一也君登壇〕
◎企画課長(中澤一也君) 15番、森幹夫議員の通告2、山間地域の高齢者に愛の足を、要点2つをまとめさせていただきます。 中山間地域の交通空白地における交通弱者の足の確保については、福祉行政の重要施策の一つとして検討していくべきだと認識しております。 ハイヤー利用者についての補助については、現在、身体障害(後段で「知的障害・精神障害」の追加発言あり)者への補助として、タクシーチケットの配布を行っておりますが、限られた財政状況でありますので、対象の範囲や補助額等を慎重に検討していかなければなりません。現在、集計中であります11月に実施いたしました公共交通ニーズ調査アンケートを基礎資料といたしまして、来年度には公共交通検討委員会を立ち上げ、できるだけ早い時期に、どういった対応策が望ましいか、早急に検討していきたいと思います。 また、小野行きバスの路線延長につきましては、毛田地区の道路整備が遅れており、片側1車線で行き違いのできない区間もある中で、路線延長による運行時刻の見直しも必要となることから、その影響を受けます小野地区等での住民調査を行ってまいりたいと考えております。いの町全体の中山間交通手段についても検討をしてまいらなくてはならないと考えております。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 15番、森幹夫君。 〔15番 森 幹夫君登壇〕
◆15番(森幹夫君) それでは、2回目の質問ですが、保育園児に愛の手をですが、課長は給食検討委員会かな、それとかほけん課と連絡を密にして対応していきたいというふうな答弁がありました。今のところはそれ以上の答弁は望みませんので、今回は答弁者を課長としておりますので、それくらいにしておきますが、ただ、あいの保育園ですよね、あいの保育園では、栄養士は既に雇用しております。看護師は近々雇用する予定と聞いております。栄養士のいるあいの保育園では、アトピー食が大変な好評だというふうにも聞いております。なぜそのあいの保育園に栄養士がおり、看護師を雇用しようとしているのに、公立の保育園に配置ができないか、不思議に思っております。栄養士につきましても、7園に1人いればいいし、しかも臨時職員でもいいと思います。看護師につきましても、あいの保育所には雇用する予定がありますので、残りの3園、天神、伊野、吾北でありますが、これも臨時職員でも結構です。看護師と保育士の両方の免状が、免状といいますかね、がある方にこしたことはございませんが、看護師のみの免状でも必要だと思われます。本当に慎重に対応あるいはほけん課と密にしてと言われましたが、栄養士、看護師につきましては、是非その新年度に向けて、前向きな対応をご期待をしております。私は、栄養士と看護師の必要性をしっかりと質問の中で申し上げましたので、もし保育園で、園外保育もありますけれども、そんな事故が起きた場合には、保育士、園長等の責任などには持っていかないようにしていただきたいということを申し添えておきます。 それから、ウの代替要員と水道施設の件でありますが、早急に教育委員会とかということとそれから予算計上の方も、水道施設については予算計上の方も早急に対応することにひとつ期待をしておきます。 次に、山間地域の高齢者に愛の手をですが、公共交通検討委員会を立ち上げる、設置するということでございますけれども、毛田回りの路線バスにつきましては、もう長年の悲願でもあります。委員会で早急に地域の実態を聞き取って、現在の利用者に理解を得ていただいて、新年度、これも新年度から運行できるようにそれも期待をしております。 ハイヤー利用につきましては、課長は吾北出身で天王にお住まいですので、よくご理解ができると思います。いの町には伊野地区だけでも大型事業が本当に目白押しでありますが、伊野、吾北、本川の山間地域で生活している高齢者にとりましては、本当に縁遠い施設ばかりであります。大型事業への予算は、莫大なお金が予測されますが、山間地域の高齢者への補助は、年間に何百万円もかからないように思います。少子・高齢化社会におきまして、少子化対策というものは、国の施策によりまして、満足ではございませんが、何らかの手だてが講じられておりますが、高齢者福祉については後退をして、特に、山間地域に住む高齢者にとっては、大変厳しい時代となっています。今日まで高齢者の方々は、子どもを育て、農地を耕し、山を守り一生懸命先祖代々の財産を守りながら、いの町の、また日本のために働き、足が、すねが、腰が痛いながらも山間地域で頑張っている方々でございます。このことは、山間地域で生活している高齢者のみならず、仕事のために仕方がなく山間地域をおりて県内外で生活をしている家族にしましても、両親の生活を心配しているはずであります。伊野地区の山間地域の方々は、昭和の合併に期待をしていましたが、何ら満足のいくようなことがなかったとぼやいている高齢者の方も多くいます。今回の合併も、合併後が大切であります。今後のいの町は高齢者が豊かに暮らせ、子どもが安心して働ける山間地域の高齢者対策が最重要課題となります。この質問も課長に答弁を求めていますので、これ以上の答弁は望めそうにありませんので、またいずれかの機会に質問をしますが、このまま終わりますと質問事項がなくて、訴えるということになりますので、そこで、苦肉の策といいますか、変な質問になりますが、質問をいたしますが、先ほど申し上げましたとおり、合併後の山間地域の高齢者対策は、いの町の最重要課題となりますので、本来ならば〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇、是非課長をはじめ、検討委員会の方々にも、机上の協議のみならず、山間地域に足を運んで、山間地域の高齢者や両親を残して伊野地区などで生活をしている方々にも事情を聞きまして、是非前向きの協議、対策をしていただきたいと思いますが、いかがなものかお伺いをいたします。 以上で2回目の質問を終わります。
○議長(土居豊榮君) 中澤企画課長。 〔企画課長 中澤一也君登壇〕
◎企画課長(中澤一也君) 15番、森議員の2回目のご質問にお答えいたします。 公共交通検討委員会におきまして、現地調査も踏まえ、議員の言われるこの地区等での住民調査を行いまして、よい方向に検討してまいりたいと考えております。 以上です。 (15番森 幹夫君「はい、終わります」の声)
○議長(土居豊榮君) 以上で15番、森幹夫君の一般質問を終わります。 午前中の一般質問をこれで終わりまして、お昼の休憩を1時30分までとりますので、よろしくお願いします。13時30分から再開します。暫時休憩します。 休憩 12時7分 開議 13時30分
○議長(土居豊榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 15番、森幹夫君、発言を許します。 〔15番 森 幹夫君登壇〕
◆15番(森幹夫君) 私の午前中の質問の中で、取り消しをお願いしたいことがありますので、発言の許可を求めます。
○議長(土居豊榮君) 許可します、どうぞ。
◆15番(森幹夫君) 本当に申し訳ございませんが、私の午前中の第2回目の質問の中で、個人の権利侵害に当たる部分がございましたので、その部分をひとつ取り消しをお願いしたいということでございます。 その部分は、山間地域の高齢者に愛の足をという部分で、最後の方になりますが、〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇◎というふうな部分もございました。そういうふうな〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇という部分のところまでひとつ取り消しをお願いしたいと思います。よろしくお願いします。
○議長(土居豊榮君) 15番議員の一般質問の途中の発言取り消しを皆さんへお諮りをしたいと思いますが、取り消しに異議はございませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。それでは、申し出のとおり、取り消すことに決定をしました。 次に、4番、井上敏雄君の一般質問の発言を許可します。4番、井上敏雄君。 〔4番 井上敏雄君登壇〕
◆4番(井上敏雄君) 通告に従いまして、一般質問を行います。 いよいよ千秋楽、この場が定位置となりました。なかなか虫食いになりまして、重複するところもあるかもわかりませんけれども、お許しをいただいて、一般質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 1、環境美化条例の制定について、ア、環境のよい清潔なまちづくりはについてでございますけれども、飼い犬のふんの放置あるいは同僚議員も言われましたけれども、缶、瓶、たばこの吸い殻、いろんなものが多々町内の各地域に捨てられまして、非常に衛生的にも美観的にも損ねておる訳でございますけれども、もう注意喚起だけでは改まらないとつくづく思うところでございますけれども、環境のよい清潔ないの町のまちづくりのために、是非環境美化条例の制定を求めるところでございますが、このことについて課長の答弁を求めます。 2、子どもたちの安全対策についてでございます。 1つ目、アは、登下校対策はでございます。 毎年、小さな女の子をねらった性犯罪者が後を絶たない現状であります。今年も広島で、栃木で小学1年生の女児が立て続けに犠牲となりました。栃木のような残虐な犯行に、犯人の異常性を感じます。小6の女児も、教室にかぎをかけられ、追い回されて殺害をされています。どれもこれも、小さな心を押しつぶされるような恐怖の時であったろうと思います。そこには、人間としての慈しみや他人を思いやる心はみじんもなく、犯行を思いとどめることもなく、残忍に子どもの命をむしり取る恐ろしい現実があり、身も凍る思いがいたします。私もちょうど同じ小学1年の女児のかわいい孫がいます。人ごととは思えません。犠牲となりました将来のある子どもさんたちに、心からの哀悼とご冥福をお祈りいたします。このような事件につきましては連鎖性がございます。もはや子どもをねらう犯罪に地域差はありません。すべての通学路に危険が潜んでいることを否定できない現状でございます。先ほども申されましたが、同僚議員が、学校に通学をさせるということは、今や戦場に子どもを送り出す思いであるという発言をされましたが、全くそれが悲しい現実であり、同じ私も思いでございます。登下校時の安全対策はどうすべきかについて、何人もの議員からいろんな意見が出されましたけれども、自分としましても、重複しないように質問をさせていただきたいと思います。 教育長にお聞きを申し上げます。 防犯ブザーの使用に対して、子どもたちにどのように使用訓練をしているのか、お聞きをします。防犯ブザーの警告音は、地域の住民がどのような音になるか承知をしているのか、また、ブザーが鳴りましたらすぐ駆けつけて救助してくれるような対策を行っているのか、お聞きをします。 登下校時に広報カーなどを出しまして、知らない人にはついて行かないように放送による注意を喚起させたり、地域住民の関心を呼び起こすようにすべきでないかと思いますが、このことについてもお聞きをいたします。 イ、不審者情報の即公開と子どもの安全意識の向上についてお聞きをいたします。 今回の広島でありましたか、栃木でありましたか忘れましたけれども、その前日には、通学路沿いで女の子に話しかけている不審な男が目撃され、警察でありましたか、学校でありましたか、付近の人が通報しましたけれども、確認をしてからでないと関係者に知らすことはできないと、いたずらに人々の不安をあおるだけになるというふうなことで保護者に知らされなかったと。ところが、その明くる日に悲しい現実が起こっています。不審者情報があれば、不安をあおる心配より、子どもの命を守るために即公開をすべきであると考えます。さらに、不審者が目撃された地域では、行政が即広報車を出して、保護者や地域住民に知らせて、防犯体制をとり、子どもたちを守るべきでないかお伺いをいたします。 子どもの安全意識の向上についてですが、子どもの安全を守ることには、行政、学校、警察、地域の連携があってこそ安全が守られる訳でございますけれども、しかし、何といっても、保護者が我が子を守ってやらなくてはならないと思います。そのためには、親子で自分の身を守ることについて話し合うことも大切であろうと考えます。そのため、行政としまして、親子を交えた安全意識向上教室などの場を与え、指導すべきでないか、お聞きをいたします。 また、昨日の高新の夕刊にも掲載をされておりました。子ども自身の力を引き出し、さまざまな暴力への対処方を身につけさせようという市民組織の活動が今県内で広がっているということであります。役割劇などを取り入れたワークショップで、県内の学校を回っているとのことであります。低学年児童らがこれを学べるよう、来年度の予算化を検討している自治体もあるようですけれども、教育長もこのようなことを検討されてはいかがでしょうか、お聞きをいたします。 3つ目に、不要大型電気製品の回収でございます。 山林あるいは旧道等に大型の電気製品があちこちで捨てられているのを目にする訳です。ある住民の方から要望があった訳ですけれども、県外で買ってきたと。そして、不要になったから引き取ってもらいたいということで、地元の電気屋さんにも連絡するけれども、なかなか色よい返事がもらえないと。新しいものをそこで買うならば、やっぱりお金を出したら引き取ってくれると思いますけれども、なかなか引き取っていただけないと。そうすることがやはり環境の悪化につながるんじゃないかと。行政によって、やはりそういうふうに有料で結構ですので、引き取るような方法がとれないかどうかというふうな要望がございましたので、この点についてもお聞きをいたします。 4、財政構造改革について、ア、特殊勤務手当の廃止はでございます。 地方公務員は、今まで不況に苦しむ民間企業を目の当たりにしながら、多くの自治体がわたりや特殊勤務手当、退職時の特別昇給など、不適正な給与体制を温存をしてきました。そのため、地方自治体の財政難を深刻化させた原因の一つでもあります。住民は、不透明な特別手当への批判などを契機に、給与や人員規模の見直しを求める声が日増しに強くなってきております。議会議員は、住民に成りかわり、自分の町に特殊勤務手当などのような不明瞭な制度がないか日常的にチェックの目を持ち、その役目を果たすべきであった。だが、そのチェック体制のお粗末さが、労使なれ合いの厚遇の土壌を有してきたと言えましょう。総務省が、給与の二重払いのおそれがあるという特殊勤務手当の廃止を町長は18年度に実施をするということでございましたけれども、もう18年度まであとわずかしかございませんけれども、果たして実現できるのかどうか、お聞きをいたします。 イ、財政難への対応はということでございますけれども、同僚議員も同じ質問をしております。いの町におきましても、人口減等を含めまして、18年度予算約3億円も削減をされるというふうな行政報告もございます。このような中で、一体住民に住民サービスを低下させないようにして、財政運営をどのようにされるのか、その対応についてお聞きをいたします。 5番目に、直接支払制度について、ア、認定農家や集落営農組織への取組みについてお聞きをいたします。 ご存じのように、我が国の食糧自給率は40%と先進国で最低水準を続けているにもかかわらず、自給率は伸び悩んでいます。主な要因は、農業従事者の高齢化、過酷な長時間労働や農業所得の低下等で、後継者不足となり、農業を取り巻く環境は厳しさを増す一方でございます。さらに、中山間地域では、過疎化、高齢化が進む中で、自然的、経済的、社会的条件の不利性から、担い手の減少、耕作放棄地の増加などによりまして、多面的機能が低下し、国民全体にとって大きな経済的損失が生じることが心配をされていました。このため耕作放棄地の増加などによって、多面的機能の低下が特に懸念をされる中山間地域におきまして、農業生産の維持を図りながら多面的機能を確保するという観点から、国民的な理解の下に、平成12年度より中山間地域等直接支払制度が実施をされておりますことはご承知のとおりだと思います。この制度は、好評であり、国は本年度から21年度に向け新対策をも開始をしています。旧吾北は、24カ所の集落協定を結ぶなど、この現行制度の活発な活用で成果を上げております。このような状況を構築したのは、旧村の行政が積極的な行動を起こし、農家に制度を理解させ、行政、農家一致の取組みを行った結果だろうと推察をいたします。この制度が12年度にできましてから、農家に好評となる成果を上げるまでにどのように取り組まれたのか、吾北総合支所次長にお聞きをいたします。 また、吾北地域で好評のこの中山間地域等直接支払制度につきましては、旧伊野地区においてどのように活用していたのか、この制度の対象となる田、畑の面積は、旧本川や吾北地区の数倍になろうかと思います。このうちでも面積の広いのは、枝川、旧伊野、池ノ内、であろうと思いますし、他の神谷や三瀬地区においても、相当な面積があろうかと思います。伊野地区はわずか2集落協定しか結んでおりません。町で把握しているいの町の対象面積と、平成12年度から現在まで農家にどのようにこの制度の理解を求める手だてをとったのか、また、どのような成果が上がったのか、答弁を求めます。 次は、6、個人情報保護法全面施行についてお聞きをいたします。 ア、町の取組みはでございますけれども、個人情報保護法と関連法が、本年4月1日に全面施行されました。官公庁や医療機関など、従来は開示していた情報を出さなくなったり、形式的に個人情報に当たるというだけで、全国で過剰反応が起き、開示を拒む動きが徐々に拡大しているのが現状でございます。例を挙げますと、ある県の多くの病院は、事故や火災などで搬送されたけが人の容態を警察が電話で問い合わせても応じない。高知県におきましても、高知医療センターや高知赤十字病院なども、警察の問い合わせには法令などで情報提供を要求された場合以外は、県警からの問い合わせにも応じないと。また、県内の自治体なども、個人情報保護等を理由に、情報提供を拒否する事態も起きているようでございます。教育関係におきましても、運動会の写真は撮らない、子どもの緊急連絡先や個人名簿の非公開、同窓会の名簿、職員の住所録の発行禁止など、個人情報保護法が匿名化を助長しかねない現状になりつつあります。個人情報でも、公務に関する情報は公開の対象とすべきであるのに、法を拡大解釈をし、情報隠しがさまざまな領域に拡大をしています。情報公開法とセットで組み立てられている法なのに、役所などの隠ぺい体質に格好の口実を与えているのではないかとも言われています。 また一方では、企業が持っている顧客情報や小・中学校の児童・生徒らの成績が入った教師のパソコン、メモリカードなどの盗難や紛失、廃棄パソコンを通じた個人情報の流出と、後を絶たない情報漏えいが頻繁に起きています。 片や必要以上の開示拒否、片やずさんな管理で情報漏えいとなっており、法本来の目的が守られていない現状であります。町としても仁淀病院もございます。行政関係におきまして、情報公開と個人情報保護の取り扱いについてどのようにされているのか、お聞きをいたします。 7、公共工事品質確保促進法の施行についてでございます。 ア、本格的な運用への対応はでございますけれども、価格と品質で総合的にすぐれた公共工事調達へということで、本年4月、公共工事品質確保促進法が施行されました。また、その行動指針ともなる基本方針が10月に策定され、いよいよ本格的な運用が始まりますが、課題は、地方自治体がどのように運用するかであります。しかも、法律が制定されたのに実行しないというのは、これまた法律違反にもなる訳です。市町村の品質管理体制に対する認識不足のため、品質への懸念や請負者へのしわ寄せにもつながってきました。これから品確法と言わせていただきます。品確法が生まれた背景の中にも、こうした市町村の入札契約をめぐる問題があったようでもございます。この品確法の実効性を確保できるかどうかは、市町村の対応次第であると言われています。国、県、市町村の発注者は、その工事を施工するに当たり、価格だけでなく、技術力、信用力などいろんな面から総合的に評価を行い、発注者を決めなさいということであるとともに、どうしてこの建設業者を選んだかという理由を公開しなければなりません。このように、発注者責任の明確化を図り、品質と技術にすぐれた会社が生き残れるようにしなさい、ということが発注者に課せられた義務でございます。さらに、対象となる技術職員が存在しなくて発注者責任を果たせない場合には、技術水準が法的な資格により認められた外部の発注者支援機関の活用が迫られるとのことでございます。町は、この品確法の運用をどのように行っていくのか、お聞きをいたします。 これで1回目の質問を終わります。
○議長(土居豊榮君) 塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 井上議員のご質問にお答えをいたします。 私からは財政構造改革についてお答えをさせていただきます。 まず、特殊勤務手当の廃止についてお尋ねがございました。特殊勤務手当につきましては、当該手当の支給要件である著しく危険、不快、不健康、または困難な勤務という特殊性に該当しないものがあると考えていますので、18年3月31日限りで廃止する旨を職員組合に話をしているところでございます。 現在、廃止すべきと考えている手当は、特別養護老人ホームに勤務する職員の特殊勤務手当、保育業務に従事する職員の特殊勤務手当、訪問看護ステーションに勤務する看護師、または准看護師の特殊勤務手当、年末年始の特殊勤務手当の4種類でございます。 次に、財政難への対応はについてお尋ねがございました。今議会では、多くの議員さんから財政難につきましてご質問がございました。最後の質問者といたしまして、ちょっと数字もまぜてお答えをさせていただきたいと思います。 いの町の財政構造は、平成16年度普通会計決算では、主たる自主財源である町税収入は、歳入総額の16.9%であるのに対し、依存財源は、地方交付税32%、国庫、県支出金13.9%と歳入の多くを国や県に依存しておるところでございます。歳出では、義務的経費でございます人件費、公債費の伸びは近年抑制できていますが、依然高い水準で推移しており、経常的な経費の占める割合が年々増加し、財政の硬直化が進んでいるところでございます。 このように、収入構成の中で多くを占めている地方交付税が、今議会行政報告でも報告させていただきましたように、大幅な減額が見込まれ、18年度予算編成が大変厳しい状況になっているところでございます。今後の対応といたしましては、全庁職員一人ひとりがこの状況を認識し、財政の質的転換と量的なスリム化を図り、人と知恵により事業が効率的に執行できるよう、町村合併に係る財源の措置ある事業以外の歳出全体を削減しつつ、町税の徴収努力、真に必要な事業への配分、事業実施の際には、国や県の補助交付金を探り活用を行う、また、交付税措置のある有利な地方債の活用といったことを念頭に置き、一般財源の減少を抑制してまいりたいと考えているところでございます。ただ現状の住民サービスは、確保してまいりたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 濱田教育長。 〔教育長 濱田 啓君登壇〕
◎教育長(濱田啓君) 4番、井上議員のご質問にお答えいたします。 登下校の安全対策の取組みでございます。 いま一度何人かの議員さんからもご質問をいただいておりますけれども、もう一度私自身の認識を再確認する上で、もう一度ちょっと時間をいただきたいと思っております。 幼児・児童・生徒の安全確保が今大きな社会問題の中で、特に登下校時における対策が求められております。 この安全登下校における対策のまず1点目の観点は、まず、安全な通学路の設定と定期的な点検の実施、これには教職員、保護者が実際に歩き、防犯の観点や交通事情等を配慮し、関係者が議論をして、可能な限り安全な通学路を設定する。これも1年に1回だけではいけません。学期ごとに点検するぐらいの意識が必要だろうと思っております。そのような点検等により、好ましくない状況が発見された場合は、関係機関とも連携を取り、通学路の環境整備を行う、このような姿勢が大事と思っております。 次に、2点目の観点は、通学路における要注意箇所等の把握と周知徹底でございます。通学路に関し、保護者や警察、自治会など関係者の間で共通認識を得ておくことが大事であります。事項といたしましては、危険、要注意箇所、人通りが少ない、大型車両が頻繁に走る、やぶや路地等人が身を隠しやすい場所があるなど。また、公園や空き地など不特定な人が容易に入りやすい場所、このような場所の点検というものは大事でしょう。そのような把握した情報は、こういうところは危ないですよという状況を把握した情報は、PTAや保護者会で配布し、説明して共通認識を図る。また、児童・生徒さんに対しても、通学路安全マップの作成。現在、枝川小、神谷小などがつくっておりますけれども、などを通して周知する。通学路安全マップ作成に当たっては、学級活動や社会科、総合的な学習の時間、児童会、生徒会活動などさまざまな機会を活用し、場合によっては防犯の専門的な助言を得るため警察と協力することも必要であります。 次に、登下校時の幼児・生徒さんの安全管理の徹底の中の安全な登下校方策の策定実施でございます。幼児・児童・生徒を極力一人にしないという観点から、保護者や地域の協力を得ながら、安全な登下校方策を策定し、実施していくことがまず第一に求められております。それぞれの学校に置かれている状況に応じ、小学校低学年の児童が登下校時に一人にならないよう、上級生とともに集団登下校する。また、保護者や地域の方々の協力を得て、交代で同伴する。さまざまな学校行事等のため、登下校の時間が不規則になる場合も考えられます。このような場合には、十分な時間的余裕を持って保護者にしっかりと周知するとともに、警察や地域の関係団体にも連絡をして、対策を講じておくことも必要です。特に、冬場においては、日没が早くなることから、部活動等で遅くなるような場合には、保護者に事前に連絡しておくなど、場合によっては保護者の迎えを依頼するなどのきめ細かな対策が必要でございます。また、子どもさんが遅刻、早退する場合は、時間、登下校方法について保護者と確認することも必要でございます。 次の観点は、幼児・児童・生徒の登下校を、地域全体で見守る体制の整備がございます。ボランティアの方々の協力を得て、あいさつや声かけをしながら登下校を見守ることや、看板の設置等により、地域全体が子どもさんを見守っているという雰囲気を醸成することが重要であります。 次の観点は、登下校のルートや時間などに関する警察等との情報の共有でございます。警察では、既に学校周辺、通学路、児童公園等の子どもに対する犯罪が発生しやすい場所において、通学時間帯などを中心として、制服警官による警ら、警戒活動を強化する。子どもさんを犯罪から守るための対策の推進要領も示されており、学校と警察との連携を深めることが必要でございます。また、警察や育成センターでは、声かけ事案や不審者の出没等の情報を認知しているので、このような情報を活用することも必要でございます。今現在、育成センターについて、過去における不審者情報の発生場所等の図示化を今指示しておるところでございます。また、私自身、定期的にいの署に赴き、情報を交換している機会も設けております。 次に、幼児・児童・生徒に危険予測、回避能力を身につけさせるための安全教育の推進がございます。子どもさんが犯罪に巻き込まれないようにするには、さまざまな機会を通じて、危険予測能力や危険回避能力を身につけさせることが必要でございます。通学安全マップの作成等を通じた指導も一つの方策でございます。児童・生徒を参加させることにより、児童・生徒がみずから実感を持って危険箇所を認識することが期待できます。そして、防犯教室等の活用でございます。本年度は、清水第1小、川内小、上八川小、枝川小、小川小、長沢小で防犯教室を実施したところでございます。 次に、万一の場合に対応するための指導も必要でございます。具体的な対処方法として、大声を上げる、駐在所や子ども110番の家に駆け込む等の日ごろの訓練が必要でございます。議員さんのご質問の中にございました防犯ブザーについては、すぐに活用できるような携帯の方法、万一の場合の使用方法についても十分指導していくことが大事でございます。防犯訓練を通じて学校にお願いもしていることがございます。電池チェックや持参の確認等を学校等で注意喚起を継続していってほしい。 次に、音に関しては聞いても何の音やろうという大人が多いのが今現在実態でございます。また中には、聞いても巻き込まれるのが嫌という方もおいでになります。やはり、この防犯ブザーの必要性、それから安全意識がどういうもんであるか、やはり地域を抱き込んだ防犯ブザーの役割というものも、ともに啓発しなくてはならないと考えております。 次に、不審者等に関する情報の共有がございます。日ごろから不審者の出没に関する情報や子どもさんへの声かけ事案をはじめとする情報について、警察や育成センターと連携を取りながら、学校と保護者、地域の関係団体等の間で、情報を迅速かつ確実に共有するための取組みを進めていくことが重要でございます。育成センターが入手しました情報は、速やかに学校等にメール、緊急連絡網を通じて注意喚起を促している状況でございます。関係者の間で共有することが望まれる情報といたしましては、不審者の出没等に関する情報、事件、事故の発生に関する情報、通学路における工事等の情報などさまざまあり、事前に収集する情報についての共通理解を図っていく必要もございます。何らかの情報を共有する必要性が生じた場合のルール、第一報はどこに入れるのか、どのような手段、電話、携帯電話、ファクス、メール等で情報をだれが流すか等については、特に関係者間で共通理解を図っておくことが不可欠でございます。情報の収集共有化を進める場合には、迅速性が求められるが、一方で確実性等にも配慮する必要があり、一定のルールを定める必要もございます。 次に、警察との連携がございます。登下校時の幼児・児童・生徒の安全を確保する上では、警察との連携が不可欠でございます。学校、警察連絡協議会の場等を通じた平常時の情報交換や防犯教室、防犯訓練等への積極的な参加、不審者に関する情報の共有等、さまざまな場面とさまざまな段階で意見交換を進めていくことが重要でございます。警察の宣伝をする訳ではございませんけれども、警察も昔のイメージから開かれた警察に転換しており、気軽に利用できる雰囲気がございます。是非一度肌で感じることも必要だろうと思っております。 次に、1点目のお答えと重複いたしますけれども、不審者情報の即公開と子どもの安全意識の向上対策のご質問でございます。 不審者情報は、今年の12月20日現在で、育成センターが認知しております件数は、現在61件でございます。ちょっとこれも時間をいただきまして、地区別に報告させていただきます。 伊野地区が12、枝川地区が9、伊野南地区が6、川内地区が2、神谷地区が2、勝賀瀬地区が1、中追、下八川地区はございません。小川地区で2、上八川地区で1、計61件(後段で「計35種類の不審者情報があり、件数は61件」との訂正あり)が今育成センターが認知している不審者情報でございます。ちなみに前年度、16年度は41件でございました。 このように不審者情報は、育成センターで集約し、休日や時間帯に関係なく受理すれば、直ちにファクスとメールで学校、幼稚園、保育園、町長部局、警察など関係機関に伝達しています。基本的には、発生地にかかわらず、断片的なものでも全域に情報を提供し、学校等はこれを児童・生徒に提供しております。一般住民向けには、現在、速報できる手段がないため実施しておりません。広報や回覧では非常に伝達時間がかかりますし、誤報であった場合の修正伝達も非常に困難であるためでございます。また、情報発信後は、問い合わせ等への対応や関係関連情報の収集も必要ですが、現在、情報を発信している
少年育成センターでは、活動が現場中心であるため、全員が出払うことが多々あり、休日や夜間の活動中には、他の所属の職員もいないため、人材が確保できなければ、有効な制度運用ができないことから、迅速な伝達等の必要性は痛感しておりますが、現体制の中ではなかなか限界がございます。このほか公用車は110番の車として活動もしておりますので、これらに対して、特に住民向けに対しましては、まず公用車間で無線で一斉通報するなどの手段もあるかと思いますが、無線も全車両配備ではなく、全域に伝達できない状態でありますので、体制の確立の着手もできておりません。吾北地区においては、可能な防災行政無線なんかを使用できないか、今現在検討しているところでございます。そのように一般向けの場合では、なかなか子どもさんのそういう不審者情報には全域に周知徹底するにはなかなか大変なこともございますし、教育委員会でもなかなか対応が限定されます。今まで以上に町長部局、地域安全担当部署とも連携をしながら、全庁的にスムーズなそういった不審者情報が提供できる環境づくりも整備していきたいと思っております。 次に、子どもの安全意識の向上でございますけれども、警察が実施する防犯教室、誘拐防止教室等引き続き継続をしていきたいと考えております。当然、この中には子どもさん向けだけではいけません。保護者の方を抱き込んだ防犯教室、誘拐防止教室等を今後はより質を高めていきたいと考えております。 今さまざまなことが先進事例としていろんな方策が検討されております。そういった先進地の事例も先取りしながら、いの町として何ができるか十分吟味し、町長部局とも連携を密にし、予算等にも反映していきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 伊藤環境課長。 〔環境課長 伊藤孝造君登壇〕
◎環境課長(伊藤孝造君) 井上議員のご質問にお答えいたします。 環境美化条例の制定について、環境のよい清潔なまちづくりはというご質問でございますけれども、環境美化条例の制定につきましては、井上議員にさきの、本年第1回定例会でご提案いただき、また昨日の久武議員の一般質問での写真資料のような状況もありまして、現在他市町村の事例を参考に素案を作成しております。今後、町民等の責務、禁止行為、条例施行後の運用等その内容について環境審議会にお諮りしてご審議いただきたいと考えております。 次に、不要大型電気製品の回収について引き取り業者斡旋はというご質問でございますけれども、家電リサイクル法の施行に伴います大型電気製品の引き取りにつきまして、現在町としましては、町民の皆さんに購入された小売店に引き取りを依頼するか、高知市内に2カ所ございますメーカー指定の引き取り場所へ直接持ち込んでいただいております。 議員ご質問の県外から転入された方等で、小売店で引き取ってもらえない等処理に困っておられる方への業者斡旋につきましては、高知県電気商業組合加入の旧伊野町内全店5店ございますけれども、そこにお聞きしましたところ、自分の店で販売あるいは買いかえをしてくれる場合のみ引き取っており、他店で販売されたものまで引き取れないとのことでありますので、お知り合いの電気店に相談されるか、メーカーにより指定店が異なりますが、先ほど申し上げました2カ所の引き取り場所、1カ所は高知市仁井田にあります荒井金属株式会社、2つ目は高知市南竹島町にあります日本通運株式会社へ直接持ち込んでいただきたいと思っております。また、老人等で直接持ち込めないという方がおいでましたら、環境課の方へご連絡いただきましたら、個別に小売店とまた話し合っていきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 田岡吾北総合支所次長。 〔吾北総合支所次長 田岡 徹君登壇〕
◎吾北総合支所次長(田岡徹君) 4番、井上議員の直接支払制度について、吾北地域での取組みについてのご質問にお答えいたします。 第1次直接支払制度の要綱が示されたのが平成11年の秋ごろであったと記憶しておりますが、吾北地域における遊休農地や耕作放棄地が、地域の高齢などとともに増加傾向にあった時期であり、周辺農地における営農に支障を来すようになってまいりまして、吾北地域には、タイムリーな事業であったと思っております。したがいまして、それを受けまして、旧吾北村農林課でありました担当課において、集落回りを計画しまして、11月に吾北地区40集落を11地域に分けて2班体制、6日間で説明会を実施したところであります。当日は、区長さんと、吾北の地域では部落長さんと申しますが、区長さんと1集落当たり、農地関係者も含めて数名の方に集まっていただき、事業の採択基準や補助額等要綱の説明を行い、当日は地元の方々にその案件を持ち帰っていただき、参加するか否かの意思決定をいただいた訳でございます。後日、希望する集落、または団地、対象農地を決定いたしまして、その後地域の方々に組織づくりや集落協定、計画書づくりをともども作成し、申請へと取り組んでまいったのが平成11年からの状況であります。 以上です。
○議長(土居豊榮君) 山崎産業経済課長。 〔産業経済課長 山崎豊久君登壇〕
◎産業経済課長(山崎豊久君) 4番、井上議員より中山間等直接支払制度につきまして、旧伊野町での取組み状況と成果についてお尋ねがございました。旧伊野町でも、先ほど吾北と同様でございますけれども、平成12年3月末より4月中旬にかけまして、町内を11カ所に分け、説明会を開催し、事業の目的、概要について説明を行ってきております。この説明を受け、町内の4地区より事業採択の要望が上がってきておりますが、この4地区の中で、横薮地区、中追地区は、対象面積や米の生産調整の達成率等によりまして対象外となり、補助対象要件に合った池ノ内地区と小野、成山地区が集落締結を行い、事業を実施してきました。また、本年度より新たな制度のもと、引き続き協定を締結し、事業を実施しております。 事業の成果といたしましては、水路、農道などを管理することにより、耕作放棄地の防止など集落営農活動に多大な貢献をしているものと考えております。また、急傾斜地、緩傾斜地の田畑など、対象農用地面積は、旧吾北村では132ヘクタール、うち事業実施面積が84.8ヘクタール、旧伊野町では、対象農用地面積353ヘクタール、うち事業実施面積8.5ヘクタール、旧本川村では、対象農用地面積5.1ヘクタール、うち事業実施面積1.8ヘクタールとなっております。ただ旧伊野町のこの面積、対象農用地面積が多いのは、町内の対象農用地すべてを入れておりまして、例えば、旧吾北村では、締結をするであろう対象農用地を入れておりまして、県より協定の締結率が低いので、今後再検討をというようなご指摘も受けております。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 岡林総務課長。 〔総務課長 岡林正憲君登壇〕
◎総務課長(岡林正憲君) 井上議員の個人情報保護法全面施行について町の取組みはとのご質問にお答えをいたします。 平成16年4月1日に、個人情報の保護に関する法律が施行されました。この法律の中で、地方公共団体は、その保有する個人情報の性質、当該個人情報を保有する目的等を勘案し、その保有する個人情報の適切な取り扱いが確保されるよう、必要な措置を講ずることに努めなければならないとされております。 これを受けまして、いの町におきましては、町村合併前の旧伊野町で、個人情報保護条例を平成13年3月30日に制定し、合併後の新町に引き継いできたところでございまして、この条例に基づき、適切な運用を心がけてきたところでございます。職員に対しての研修も、本庁はもとより、吾北、本川総合支所で実施し、個人情報の取り扱いについて、職員への周知徹底を図っているところでございます。今後におきましても、仁淀病院の職員も含め、定期的な職員研修の実施等引き続き個人情報の適切な管理、運用に努めてまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 濵田技術監理課長。 〔技術監理課長 濵田孝男君登壇〕
◎技術監理課長(濵田孝男君) 4番、井上議員にお答えいたします。 7、公共工事品質確保促進法について、本格的な運用への対応はとのお尋ねがございました。この法律は、公共工事の品質確保に関する基本理念及び発注者の責務の明確化、価格競争から価格と品質で総合的にすぐれた調達への転換、発注者をサポートする仕組みへの明確化について規定されております。本年4月1日に施行され、8月26日には基本方針が閣議決定されております。この基本方針では、これ9点ありまして、1点目が、発注関係事務の適切な実施、2、技術的能力の審査の実施に関する事項、3、技術提案の審査、評価の実施に関する事項、4、中立かつ公平な審査、評価の確保に関する事項、5、工事の監督、検査及び施工状況の確認、評価に関する事項、6、発注関係事務の環境整備に関する事項、7、調査及び設計の品質確保に関する事項、8、発注関係事務を適切に実施することができる者の活用、9、施策の進め方という9点が基本方針として定められております。国土交通省四国地方整備局と高知県、高知市などの四国四県及び主要市は、連携して品質を確保するための発注手続、発注者の技術向上の研究や支援対策等を協議するための公共工事品質確保促進連絡会議及びワーキンググループを設置し、各自治体が抱えている課題、不安、悩みなどを担当者レベルで情報交換、連携を図り、市町村等への支援策など具体的な立案に向けた検討が行われております。高知県におきましては、12月7日に公共工事品質確保高知県相談窓口が開設され、品確法についての疑問等を受け付けてもらえるようになりました。また、今月14日からは、市町村検査職員の県工事検査への臨場が実施され、検査に携わっている職員が、実際に県工事の検査の実施状況や工事成績評定の仕方を見せていただいております。これを受けまして、今後は町内における工事等の検査体制を充実させるとともに、工事成績評定の導入についても検討してまいりたいと考えております。いずれにいたしましても、法及び基本方針に基づき、公共工事の品質確保に関する総合的な施策を効率的かつ確実に実施できるように研究し、発注者間の情報交換を行うなど、公共工事の品質確保に向けて取り組んでいきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 一般質問の途中でございますが、暫時休憩します。 休憩 14時30分 開議 14時45分
○議長(土居豊榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。濱田教育長。 〔教育長 濱田 啓君登壇〕
◎教育長(濱田啓君) 井上議員の1回目のご質問の中で、不審者情報の事案の数値をちょっと申し上げました。これもう少しちょっと具体的に報告させていただきます。 この先ほど申しました不審者情報は、計算しますと35になると思います。これは、すみません、この声かけとかつきまといとか痴漢行為、連れ去り未遂、個人情報収集、不審行動、加害行為、そういった35種類にとらえといてください。それが地区別に伊野が12とか枝川9ということを申し添えました。けれども、現実には、そういったことも踏まえまして、育成センターで認知している件数は、現在61件でございます。そして16年度は41件でございました。そこのちょっと説明が、ちょっと間違っておりましたので、答弁し直させていただきます。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 4番、井上敏雄君。 〔4番 井上敏雄君登壇〕
◆4番(井上敏雄君) 取組みに水が入りましたために取り手を忘れましてちょっとあれでございますけれども、2番、子どもの安全についてでございます。 今、教育長から重要な件が発表されましたが、結局、つきまといあるいは痴漢行為、そういうもんが伊野で12とか枝川で9とか伊野南で6とかというふうに今報告がありました。私の質問は、即行動に移さないかという話でございましたし、議員の中にも防犯ベルの音がどんな音か知らんと。子どもたちが危険にさらされてケロケロと鳴らしても、携帯電話がなりよるが、えらい携帯電話にしたら太いなあというふうなことでは、これは私はもう今年4月に貸与したんですかね、それからもう半年以上過ぎてますけれども、徹底をされてない。子どもにとったら、これを鳴らしたら救助に来てくれるという思いがあり、それを見過ごされたという本当にこれは子どもの心を裏切る行為やないかと思いますよ。やはりそれを徹底さすならば、広報カーで、皆さん、防犯ベルはこんな音でございますよと。こういう音を聞きましたらすぐ救助してください。あるいは巻き込まれるのが嫌やったら警察へ110番してくださいとか、やはり理論はええですよ。すぐに行動に移すあるいは先ほども教育長が言われました、不審者情報が誤報であったら大変である、こういう考えのもとに栃木の女の子は亡くなったがですよ。そういう案件があれば誤報でもいいじゃないですか。気をつけましょうと流す訳ですし、それは大切なことやと思います。まして大人でも、幾ら教育受けてもうっかりすることがあります。小さな子どもたちは何ぼ学校で、何ぼ親に言われても、自分の好きなおもちゃなんか見せられたら、お菓子なんか見せられたらそりゃついて行きますよ。そういうときにやはり注意を喚起するような広報カーが通ると、ありゃいけない、ついて行かれない、それで犯罪の芽を摘むことができると思います。まずできた後の不安よりも、その責任問題よりも、そのときの事案に対するあれが大切でないかと、すみません、えらいエキサイトして教育長に申しますけれども、本当やはり行動しなさい。私はもう公務員、公務員と言って大抵しかられますけれども、やはり即行動に移せない、ここが民と官との違いじゃないかと思いますけれども、事子どもの安全です。だれもが誤報流して何しよらあというて言う人は多分いないと思うんですよ。ほんで、やはりそういうやっぱり取組みをすることが、いの町の行政として大切でないかと思います。そんなつきまといとか痴漢行為がなければ構わないですけれども、こういう事例が多々起こっているという現実の中で、それをしないで、対策をどのように考えていきましょうかという机上の空論はやめていただきたいと思います。そのことについて、再度、教育長あるいは関係者の方にお聞きをいたしたいと思います。 4番の財政難への対応でございます。 先ほども申しましたけれども、18年度予算は早くも3億円余りの財政難に見舞われておりますと。そして、本年期末手当が支給されましたのが2億6,524万2,910円と。そのはや不足額に近いほどの年末の勤勉手当が支払われておりますし、それが他の議員から住民の目線に合っているかという話もございました。今年の17年度予算でも、義務的経費が総予算の41.6%でしたかね、41.63%、52億6,078万5,000円という義務的経費がかなりを占めておりますし、その中の人件費も22億5,000万円ほどございます。やはりこれから先、予算がなくて、住民サービスが低下されるようであれば、これは民間の会社の例えのとおり、倒産を防ぐためには、人件費削減にも取り組まなければならないのではないかと、同僚議員を含めて多々議場の中で申しておりますけれども、今回の町長答弁では、人事院勧告に従っているという答弁でありましたし、いわゆる公務員の給与条例は議会に提出をされ、そして住民の目線で議会がチェックしておるという町長の答弁でございました。まさにそのとおりでありますけれども、やはり住民の側に立った自分たちのチェックが適切でなかったかという思いもいたすところでございます。そういう町長にしたら、ずっと公務員生活をやってこられましたし、県庁のいい時代も過ごされておりますけれども、その当時からいえば、非常に県においても町においても財政難に陥っていますけれども、やはりそういう面を念頭に置きながら、財政を確保して、住民サービスを落とさないということで町政を営んでいただきたいと思いますが、町長の考えを再度お聞きをいたします。 次に、直接支払制度についてでございます。 吾北地区につきましては60%以上の集落協定が結ばれておると。旧伊野町においては対象面積が353ヘクタール、その中でわずか8.5ヘクタールしか集落協定が結ばれていないというお話を聞きました。農業者の中には、いの町行政は農業施策に積極性がないではないかという話も聞かれておりますし、農家の苦しい現状への意識も高めていただきたいというふうに農業者の声もございます。この制度の活用によりまして、新たに集落営農組織の育成や認定農業者の育成、さらには農地の集積に積極的な取組みをされまして、町内農業の振興度を図るべきでないかと考えますが、町長、このことに対する所見と今後の農業政策への取組みをお伺いをいたします。 7番、公共工事品質確保促進法の施行についてでございますが、現在の指名の方法につきましては、品確法に適しているのかどうか、お伺いいたします。 また、続きまして、職員の管理能力、工事品質管理能力が十分であるかないかということについてお聞きをいたします。 今まで建設産経常任委員会にも所属をいたしましたし、旧伊野町の工事現場も多々視察をいたしました。コンクリの擁壁の内側から水が飛び出ていると。これはもう絶対あってはならんことです。ボックス工事においても、天井からお日さんが差し込んでいると。側壁においてはマメだらけである。道路におきましては、転圧が十分でないために、舗装してもわずか数カ月の間に陥没を繰り返していると、このような状況もございますし、コンクリを打設後、強度が出るまで型枠は外したらいかないけれども、やはりその明くる日に型枠を外していると。それは業者の、明くる日外せば非常に型枠が外しやすい、そういうことがありますので、品質をのけてそういう行為を行っておると。ところが、検査職員、うちの職員がそういうことに気づかない。鉄筋もガスで切断をしたらいかないけれども、鉄筋をガスで切断してガスで曲げているという状況であります。いわゆるこの市町村の言われるように、品質管理体制に対する認識欠如という問題が、この品確法の一端を担っていると、先ほども言いましたけれども、やはり十分なる監督能力を養わなければならないと思いますけれども、それに対して、今後建築は別としましても、土木行政においては、それがうちでできるかどうか、その点についてお聞きをいたしまして、2回目の一般質問を終わります。
○議長(土居豊榮君) 濱田教育長。 〔教育長 濱田 啓君登壇〕
◎教育長(濱田啓君) 4番、井上議員の2回目のご質問に答弁させていただきます。 まさに議員さん言われるとおり、私も頭を悩ましているところを2回目の質問で言われました。やはりこういった問題は、教育委員会の中でも十分機能もしていく必要性もございますけれども、やはり当町は、安全、安心のまちづくりという一つのまちづくりの方策を行政の大きな施策の一部に取り入れています。やはり全町的な雰囲気の中で、こういった子どもさん、ましてや町民の一人ひとりの安全意識をどのように高めていくか、そういった継続的な取組みが必要だろうと思っております。防犯ブザーにつきましては、ややもすると教育分野では、どうしても限られた分野、学校、それに学校に起因する保護者の方を抱き込んだそういった意識の高揚しかまだ十分機能してないところがございます。今後は、先ほど議員さんの方から言われましたように、いろんなあらゆる機会で防犯ブザーとは何ぞや、防犯ブザーが鳴ったらどういうことであるかということを今まで以上に広報とか広聴の立場の中で、いろいろ町民の方も抱き込んだ対応を図っていきたいと思っております。 それから、やはり今、火事ということで消防が時々朝方、夕方、有線放送でいろいろ火事に気をつけましょう、火を起こさないようにしましょうというようなことを啓発しております。やはりそういった中にも、子どもさんの登下校時においては、今こういう全国的にこういう問題が増えています。いの町でもいつ起きてもおかしくないですよと。地域の皆さんでどうか子どもさんを温かく見守ってくださいというような、そういう広報活動も当然必要だろうし、そういう可能性ができるかできんか、町長部局でも十分連携を密にして、そういった有線放送、行政放送を通じた啓発活動にも取り組んでいきたいと思っております。今は、ややもすると警察の防犯協会の広報カーが時々町中を回っているだけでございます。そういった取組みへいかに付加価値、行政としてどのようにかかわって子どもさんを守っていくか、そういった広報活動を今まで以上に今後はもう一度原点に立ち返り方策を検討し、見える行動に結びつけていきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 井上議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 財政難の対応で3億円の不足、それに匹敵する町職員の期末勤勉手当2億6,000万円、住民の目線でといったお尋ねがございました。これは、他の議員にもお答えしましたように、この議会で町職員の給料は決定していただいておるところでございますが、なおつけ加えますと、歳出の中で人件費の占める割合が14.9%。他の自治体よりも占める割合は低いものと考えておりますし、議員がこの議会で職員の給与を決定したときに、適切でなかったといった反省の弁がございましたが、私はそんなに卑下する必要ないと思います。 次に、財政難であっても住民サービスの低下は起こさない。第1問目でお答えしましたように、合併してからもこれまでの住民サービスの低下は最小限抑えていきますよ、ただ3つの町村での違いのある分は、ある期間置いて調整をしていきますよといった合併協議会での話は、今でも守っているつもりでございます。 そして、農業施策について町長の考え方はとのご質問がございました。私は、今日本の農業を取り巻いている環境というのは、今国際間の競争というのが非常に激しくなっているところでございます。そして、農地の少ない日本、例えば中国であるとか、広大な農地を持っているところに押されているのが現状でございます。企業も中国で栽培して日本へ輸出する、そういった何か日本の中がおかしい農業施策の展開に今なっているのではないか。そんな中で自給率を40を60にしようといった国の方針そのものは、私はもっと地方の方に目を向けていただきたいと思っているところでございます。 一方、地方の方では、今度は国内競争が激しくなっているところでございます。議員の地区では、施設園芸を盛んにやられておる方がおいでますが、高知のキュウリ、ナスといったものは、全国のシェアを一時かなり多く占めトップの座を守っておりました。技術を県外に輸出したばかりに、宮崎とか九州方面の温暖な地方に負けておるのが現状でございます。こういったことをなくするためにも、私は農地の集団化、そして経営改善、経営改善と申しましても、やはり新品目の開拓であるとか、新たな市場開拓、こういったものを町がやれと申されましても、なかなかそういった技術者がいませんので、例えばJAの営農指導員であるとか、高知中央西農業センターであるとか、そういった技術者のいるところからの技術指導をいただきながら、いの町の独自性の農産物の開発といったものを今後は考えていかなくてはならないと考えているところでございます。もちろん今回の議員の質問がありました中山間の直接支払制度、18年は北浦、八代が集落協定を結ぶ予定になっておりますし、また、青色申告で経営安定を図るための認定農業者の制度、そして今いの町では1世帯しかございませんが、それも八代の水田さんという方でございますが、家族協定を結んで、家族で経営移譲、そして休みをつくって休暇を、休みの日を有効に使おうと、そういった協定もこれからの農業の取り巻く家族での課題があろうかと思います。また、中山間におきましては、集落営農組織、やはり機械貧乏とならないような行政の支援も必要だと思っているところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(土居豊榮君) 濵田技術監理課長。 〔技術監理課長 濵田孝男君登壇〕
◎技術監理課長(濵田孝男君) 4番、井上議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 2点ほどご質問がございました。まず最初に、品確法に照らし合わせたときの現在の指名の方法はどうかというご質問でございました、その後どうなるかということでございます。現在は、旧町村の地域性を尊重した方法で指名入札を行っている状況でございます。指名の選定につきましては、新しい町として統一していかなくてはならないと考えておりますが、いま少し現状を維持し、地域性、技術力、施工力を考慮しまして、徐々に試行を重ねまして、19年度を目途に統一していくように入札参加者選定委員会で協議をしていきまして、方向性を出していきたいと考えております。 次に、品確法に照らし合わせたときに、職員の管理能力は十分かとのご質問がございました。それぞれの職員が技術力を上げるように努力をして取り組んでいると考えておりますが、今後は品確法によります国、県等の支援を受けまして、さらなる技術力、能力のアップを目指していきたいと考えております。 以上でございます。 (4番井上敏雄君「はい、これで一般質問を終わります」の声)
○議長(土居豊榮君) 以上で4番、井上敏雄君の一般質問を終わります。 ここで執行部より発言の申し出がありますので許可します。 中澤企画課長の発言を許します。 〔企画課長 中澤一也君登壇〕
◎企画課長(中澤一也君) 先ほど15番議員、森議員の私の1回目の答弁で、身体障害者という言葉を使った訳ですが、追加をお願いしたいと思いまして。知的障害、精神障害の言葉を追加させていただきます。
○議長(土居豊榮君) お聞きのとおり、追加をしていただきたくお願いしたいと思います。 これで一般質問を終わります。 四国地区町村議会議長会感謝状の伝達式を、本日の日程終了後、大体4時過ぎぐらいになると思いますが行いますので、議員各位にはご承知をお願いをいたします。 暫時休憩します。 休憩 15時10分 開議 15時25分
○議長(土居豊榮君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(土居豊榮君) 日程第2、議案第171号から議案第188号までを一括議題とします。 これから討論を行います。 議案第171号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第171号の討論を終わります。 これから議案第171号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第171号平成17年度いの町一般会計補正予算(第5号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第172号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第172号の討論を終わります。 これから議案第172号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第172号平成17年度いの町国民健康保険特別会計(事業勘定)補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第173号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第173号の討論を終わります。 これから議案第173号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第173号平成17年度いの町介護保険特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第174号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第174号の討論を終わります。 これから議案第174号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第174号平成17年度いの町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第175号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第175号の討論を終わります。 これから議案第175号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第175号平成17年度いの町下水道事業特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第176号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第176号の討論を終わります。 これから議案第176号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第176号平成17年度いの町農業集落排水事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第177号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第177号の討論を終わります。 これから議案第177号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第177号平成17年度いの町簡易水道事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第178号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第178号の討論を終わります。 これから議案第178号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第178号平成17年度いの町水道事業会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第179号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第179号の討論を終わります。 これから議案第179号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第179号嶺北広域行政事務組合の共同処理する事務からいの町(平成16年10月1日の町村合併の前日における本川村行政区域内に限る。)が脱退することに伴う嶺北広域行政事務組合規約の変更に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第180号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第180号の討論を終わります。 これから議案第180号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第180号嶺北広域行政事務組合の共同処理する事務からいの町(平成16年10月1日の町村合併の前日における本川村行政区域内に限る。)が脱退することに伴う財産処分に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第181号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第181号の討論を終わります。 これから議案第181号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第181号仁淀消防組合規約の変更に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第182号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第182号の討論を終わります。 これから議案第182号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第182号高知県市町村総合事務組合を組織する地方公共団体の数の減少及び高知県市町村総合事務組合規約の変更に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第183号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第183号の討論を終わります。 これから議案第183号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第183号高知県市町村総合事務組合から高知西部環境施設組合が脱退することに伴う財産処分に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第184号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第184号の討論を終わります。 これから議案第184号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第184号高知県広域食肉センター事務組合規約の一部変更に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第185号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第185号の討論を終わります。 これから議案第185号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議がありますので、起立によって採決します。 念のため申し上げますが、この採決は本案に賛成の方の起立を求め、起立されない方については反対とみなしますのでご了承願います。 それでは、本案に賛成の方は起立を願います。 〔賛成者起立〕
○議長(土居豊榮君) 起立多数です。したがって、議案第185号平成17年度森林管理道開設事業約束田線新設工事の請負契約の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第186号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第186号の討論を終わります。 これから議案第186号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」「異議あり」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議がありますので、起立によって採決します。本案に賛成の方は起立願います。 〔賛成者起立〕
○議長(土居豊榮君) 起立多数です。したがって、議案第186号平成17年度森林管理道開設事業カゲ野線新設工事の請負契約の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第187号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 討論なしと認めます。これで議案第187号の討論を終わります。 これから議案第187号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第187号平成17年度町道中野川線道路改良工事の請負契約の一部を変更する契約の締結に関する議案は、原案のとおり可決されました。 お諮りします。議案第188号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第188号は討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定しました。 これから議案第188号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(土居豊榮君) 異議なしと認めます。したがって、議案第188号教育委員会委員の任命に関する議案は、原案のとおり同意することに決定しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(土居豊榮君) 日程第3、町議第9号違法伐採問題への取り組みの強化を求める意見書を議題とします。 お諮りします。町議第9号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕