伊野町議会 平成15年第4回(12月)定例会 平成15年第4回伊野町
定例会会議録招集年月日 平成15年12月16日(火曜日)場 所 伊 野 町 議 事
堂出席議員議席番号氏 名議席番号氏 名1番井 上 敏 雄11番森 幹 夫2番浜 田 重 三 郎12番浜 田 孝 介3番勝 賀 瀬 英 章13番別 役 博 明4番土 居 豊 榮14番北 岡 義 彦5番森 田 千 鶴 子15番松 木 健 二6番森 木 昭 雄16番西 内 淳 補7番久 武 啓 士17番永 野 和 雄8番大 原 孝 弘18番吉 良 正 雄9番津 野 成 助19番池 沢 紀 子10番山 岡 勉20番畑 山 博
行欠席議員議席番号氏 名議席番号氏 名
事務局職員出席者事務局長藤 岡 孝 雄書記山 中 貴 恵説明のため出席した者町長塩 田 始助役上 田 周 五
出納室長上 田 敬
介教育長濱 田
啓総務課長岡 林 正
憲税務課長尾 崎 都
男建設課長井 上 正
男町民課長堀 地 省 三
技術監理課長濵 田 孝
男偕楽荘所長尾 崎 和
敏環境上下水道課長伊 藤 孝 造公民館長大 塚 豊
久産業経済課長山 崎 豊 久 ほけん
福祉課長吉 良 正 道 平成15年第4回
定例会議事日程(第4号) 平成15年12月16日(火曜日)午前10時開議 第1
一般質問 6番 森 木 昭 雄 5番 森 田 千 鶴 子 11番 森 幹 夫 16番 西 内 淳 補 12番 浜 田 孝 介 8番 大 原 孝 弘 開議 10時0分
○議長(
畑山博行君) これから本日の会議を開きます。 ご報告します。3番、
勝賀瀬英章議員。14番、
北岡義彦議員から本日遅刻の届け出がございました。 これより日程に入ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
畑山博行君) 日程第1、
一般質問を行います。 順番に発言を許します。6番、
森木昭雄君。6番。 〔6番
森木昭雄君登壇〕
◆6番(
森木昭雄君) おはようございます。通告に従いまして
一般質問を行います。 初めに、樋門及び
排水機場ポンプの管理点検についてお伺いをいたします。 今年の5月の末に台風4号が参りまして、中村市では台風で浸水をいたしまして、これが人為ミスで被害が拡大、国交省が水門閉鎖を遅れるという見出しの記事が高知新聞に載りまして、議員の皆さんも執行部の皆さんも皆読まれたことだろうと思うんですが。この記事の中に、こういう指摘がございます。「操作員はもっとしっかりした人を選択せねばいけん」と同事務所の責任を追及する住民に対しては、「我々には結果的に不適格な人を委嘱していたという責任がある」などという文言が載っておりまして、その後、時事通信によりますと、このような書き方がされていまして、実は実態が大体想像されましたし、これでいいのかなという感じを受けた。 少しこれを読まさせていただきたいと思いますが。水門閉鎖遅れ、
浸水被害拡大。飲酒の待機操作員起きず、台風4号で高知中村市、5月末の台風4号の大雨で起きた高知県中村市の
浸水被害は
国土交通省中村河川国道事務所の
水門操作員が眠り込んでいたため、水門閉鎖が遅れ被害が拡大したことが19日わかった。同事務所は、被害の大半は閉め忘れのため生じた可能性が高いと人為ミスがあったことを認め、補償に応じる。
浸水被害が起きたのは同市の
古津賀地区、5月31日に四国に上陸した台風4号による大雨で、
床上浸水18戸、床下浸水2戸など水田や宅地など計約12ヘクタールが浸水した。大雨が降った場合、同地区を流れる後川から用水路などに逆流するのを防止するため、水門を閉めることになっていた。同事務所によると、同地区の水門操作は地元住民に委嘱、同30日夜から委嘱された操作員が
水門操作室に待機していたが、31日午前4時ごろ、逆流が始まったにもかかわらず操作員は眠り込んだまま起きず、水門閉鎖が約2時間遅れたという。操作員は待機前に自宅で飲酒していたという。同事務所は同日付で操作員を解任した。同事務所の増田厚雄事務所長は、適切な運用を怠り申し訳ない。被害には誠心誠意対応したいと話している訳であります。この事故が起きて、今度は11月29日の未明には高知市の長浜におきまして、雨水ポンプ動かず浸水をしたということであります。このとき、
住民説明会が行われまして、住民の中から危機管理が欠如している、担当者の
技術力向上をと厳しい声が上がったり、指導監督とは具体的にどうするのか、危機管理が欠如しているのではないかと怒りや不満が続出をしたとありますし、担当者の
技術力向上を
ポンプ場の管理は業者に任せているという前に、市も積極的に管理にかかわってほしいなどということが載っておりました。 さて、伊野町は
浸水被害の頻度が高いと思う訳でありますけれども、施設の操作や技術に対する意識は高いと思われますけれども、しかしながら
万が一不測の事態が起こらないとは限らない訳で、町内30にある
対象樋門などをポンプの点検、操作体制は万全か、ご所見をお伺いをいたします。 さて、次に
環境教育、高校生によるごみの分別についてお伺いいたします。 もうこの環境問題は
地球的規模の問題になっている訳で、私も少し関心を持って、イタリアで行われました
京都議定書はどうなっていくだろうかと行方をこう見守っておりましたが、相変わらず予想に反してこういうふうになっていくだろうという予測もあったんですが、これも発効されずに延期になっていく訳でありますけれども。 こういう中で、もちろん私たちのごみを減らすことは大切なことでありますけれども、その中でも使えるもの、再利用するものは
ペットボトルや瓶などは回収して再生利用するということで、もっとも伊野町では平成11年6月ごろから
行政指導が始まりまして、ごみの分別が徹底して約4年を切った訳でありますけれども、各ご家庭でも随分ごみの分別は徹底してきたのではないかと私は思っている訳でありますし、
小・中学校におきましても、随分とごみの分別は進んで、協力し合っている訳でありますけれども、
小・中学校は伊野町の行政区域内でしっかり分別は進んでいる訳でありますけれども、例えば伊野町内にある県立高校の場合でありますが、ここでは一体どのように行われているかということをちょっと情報を集めてみまして、少しご紹介をあえてさしていただきたいと思います。 生徒の分別作業について6つ行われています。1つが燃えるごみ、生ごみ、2つ目が
弁当パック、3つ目が紙パック、4つ目が
ペットボトル、5つ目が瓶・カン、6つ目が
再生資源ごみに分類するごみ箱を各教室、昇降階段のところでしょう。それから、準備室などの各部屋に設置されて、これ以外に水銀、乾電池、不燃物、ホッカイロなどを分類して、それから
環境教育につきまして、ごみを、分別をどのように取り扱っているかという分野で、全校集会でごみをつくらない、2つ目に落とさない、拾う、3つ目に分類する、4つ目に
ビニール袋のコスト、5つ目にごみ処理の費用などについて話をする。保健の授業でごみ問題について一人ひとりが環境を守るために努力すべきことを理解させる。分別収集したごみをどのように処理をしているかについてでありますが、分類別にそれぞれの委託業者が収集をしておりますし、1つ目に掃除の時間、6時間目の授業と放課後のホームの間に
ごみ捨て場に係の生徒が持っていき、その場で生徒の
チェック係が状況をチェック、生活委員が掃除状況を、分類状況をチェックする。ごみの
ビニール袋をむだにしないよう、繰り返し洗い、干して使用する。伊野町の環境行政といいますか、
行政指導に準じて学校長の差配でご指導に当たっておられる姿がよくわかっていただけたかと思います。 私は、ここで県教委の現在の状況について、この件についてお伺いをしていますところ、県下の全県立の高等学校のこのごみの分別は市町村の基準に応じてやっておられる。県全体のデータは持ち合わせていないというのが実態でありまして、しかしながら、例えば
高知市内の
県立学校、
高知市内の
県立学校は7校ございますが、7校の学校におきましてごみの分別方法について情報を集めてみました。1つは校内での生徒のごみの
分別方法等、2つ目はごみの分別等についての
環境教育の有無、3つ目に校内で収集したごみの処理方法について情報を集めてみました。 ところが、おおむね高知市の
行政指導に基づいてごみの出し方についての方法に準じて行われている学校がおおむねございますけれども、中には
一般廃棄物、
産業廃棄物を分別しても、そのまま業者に預けるというようなことも行われている訳であります。この、例えば
高知市内の学校に伊野町内から通っている子どもといいますか、
子どもたちといいますか、生徒がおいでて通学をしている訳であります。
高知市内の
県立学校には現在109人の方が通学しているようです。それから、
高知市内の市立高校、私立高校には99人でございますから、208名、200名余りが
高知市内の
県立学校に県立、市立、私立含めて通学をしている訳でありますけれども、この生徒たちが、伊野町で各家庭で学校でごみの分別をしっかりされていますけれども、この
高知市内に通ってある学校に行きますと、校長先生の裁量によって行われない。そしたら、そこへ子どもが行くと、いや、校長先生やってないから私たちはどうでもいいやっということになったりはしないだろうかっていう心配が実はある訳であります。このように小中高の一貫、土佐の
教育改革では中高の一貫ということが随分柱になって実行されてきた訳でありますけれども、第2の土佐の
教育改革の中でも、地域と学校を密にしていくという柱があると私は思っていますが、そういう状況の中で、これがこういう実態を教育長は把握されているのか、把握されていたらこの対策についてどんなにされていくお考えがあるのか、お伺いをいたしたいと思います。 次に、
江尻橋付近の渋滞緩和についてお伺いをします。 音竹、天神地先のこの
主要県道高知南環状線が新規開通いたしました。堤防は通り抜け禁止になりました。現在、この堤防はいわゆる
健康ウオークといいますか、中高年を中心に朝に夕なに散歩を楽しまれる方がめっきり増えてまいりました。 余談かもしれませんが、ひな壇におられます助役もそのお一人であります。散歩を楽しんでおられる姿を私はよく目にいたします。この八田の堤防から天神地先の環状線には、
大型トラックや
ミキサー車、時にはバスも通ることもあります。私は今朝来るときにちょうど江尻橋の
塩田鉄工所さんの曲がり角で大型のトレーラーとすれ違いまして、前へ行ったり下がったり、前行ったり下がったりをしてきた訳でありますけれども、この
江尻橋付近において
大型ダンプカー同士の行き違いが、私は実は3度ほど遭遇したことがありまして、このとき両方のトラックの後ろには乗用車がこう数珠つなぎになりまして、困惑した経験がある訳ですが、これらの
大型トラック、
ミキサー車を含め、
高知西バイパスの橋脚工事や新
宇治川放水路建設工事の関係車両もあるようです。2つの
大型公共事業における
工事専用道路はありません。
一般通行車両と
工事関係車両が県道を共有をしているような状況であります。 そこで、これらの渋滞を少しでも緩和をするためにも、音竹小崎の堤防の入り口から
宇治川音竹樋門の前を通って堤防から環状線の音竹、水源池前に出る大体約150メートルの間を2トン車か
普通乗用車以下の通行を可能にすることによって、往来する自動車がスムーズに流れますように、渋滞が緩和されますようにされることが私は確信ができると思います。その堤防を管理する
国土交通省は、町内の
主要県道高知南環状線上で2つの
大型公共事業を行っている訳であります。今日、
国土交通省は事業執行中における
交通渋滞解消や緩和に向けての努力こそ
行政運営上の心構えの一つだと、一つでなければならないと私は思う訳であります。この音竹地先の約150メートルの堤防が通行可能となるべく早急な対策をとるべきと私は考えますが、執行部のご所見をお伺いをして、私の一回目の質問を終わりたいと思います。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。
井上建設課長。 〔
建設課長 井上正男君登壇〕
◎
建設課長(
井上正男君) おはようございます。6番、
森木議員の
一般質問にお答えいたします。 まず、管理体制でア、樋門及び
排水機場ポンプの管理、イ、点検についてでございますが、あわせてお答えさしていただきます。 樋門及び
排水機場の点検、管理につきましては、基本的に委託している操作員及び町の職員に4月から11月までは月2回、12月から3月までは月1回の点検をし、点検簿を提出していただいております。県の管理する
排水機場は年1回、
国土交通省の管理する
排水機場は毎月1回、専門業者によります点検も行っております。また、県と町の管理しています樋門及び
排水機場につきましては年1回、
国土交通省の点検を受け、改善などのところがあれば、その指示をいただいているところでございます。 今年の7月には、
国土交通省の依頼を受けまして、樋門の操作員及び町の職員を対象に
すこやかセンターにおきまして樋門など操作員の研修会を実施いたしました。それと、樋門を閉めるとき、開けるときについては、各
樋門操作人から町の方へ閉めます、開けますという連絡もいただいておりますし、町の方からも危険水位になるとそろそろ気をつけち
ょってくださいよといった電話もしております。
排水機場の操作におきましては、南ノ谷川、奥田川、宇治川につきましては国交省の方へ直接操作をしている、していないのことがわかるようになっておりまして、また連絡もつくようになっております。最近は、光ケーブルによりまして遠隔操作、
仁淀川出張所の方から遠隔操作をするような方法も考えていて、試験もしているようでございます。 続きまして
江尻橋付近の渋滞緩和についてでございますが、平成14年度に
県道高知南環状線が一部開通したことによりまして、通行車両が増加しております。特に最近は、国や県の工事が発注されたことも原因の一つと思われますが、
大型ダンプの通行が増加し、交通混雑を起こしております。この状況を見まして、今月上旬、
河川国道事務所、
仁淀川出張所、高知県、伊野町で
仁淀川堤防天端の以前町が占用させていただいていました旧町道、2トン車以下の迂回路として使用できないか検討いたしました。その中で、片側から堤防上へ進入するところは急勾配で、車の底が路面に当たるのではないかとか、耕作している方や船着き場に向かう人の進入方法、また規制看板の位置や新設している取りつけ道の舗装厚等について検討をいたしましたところでございます。これを含めまして
国土交通省の
河川国道事務所の方で協議をしていただいて、占用できるかどうかの検討をいただけるようになっております。それから、伊野署の方へも連絡をしておりまして、伊野署の方も本課の方と検討していただけるというふうに伺っておりますので、返事を待っているところでございます。 以上です。
○議長(
畑山博行君)
濱田教育長。 〔教育長 濱田 啓君登壇〕
◎教育長(濱田啓君) 6番、
森木議員のご質問にお答えいたします。 今、
地球的規模で環境問題が大きく取り上げられております。
学校教育の現場におきましても、人権教育と
環境教育は早ければ早いほど効果が大きいと言われております。本町の
小・中学校におきましては、町行政や地域の方々のご協力をいただきながら学校内に
ごみステーションの設置や河川の清掃活動、自然生物の観察等を通じて環境に対する意識の高揚に努めており、各教室や校内においての正しいごみの分別の指導にも取組んでおります。また、川や公園や駅など地域に結びついた取組みも見られるところもあると認識しております。 ところで、中学校を卒業した生徒さんの大多数が高等学校へ進学していますが、
環境教育に関しましては、中学、高校の一貫教育は、私は今の状況ではほとんど期待できてない状況と判断しております。地域との結びつきが強い高校、そうでないところの高校があることも事実でございます。環境問題に熱心な指導者のいる学校におきましては、文化祭等を通じて
エコクラブ等の環境問題に対する取組みが見られるところもあるようでございます。環境等に対する意識の高揚は、私は系統立った取組みが重要であると常々考えております。残念ながら、小・中、特に義務教育の分野と高校との分野、我々教育長と校長先生が各地教委の取組みと情報交換するというような場というものが、今のところ十分機能しておりません。やはり、各地教委で取組んでいる、そういった教育目標、子どもさんに対するそういう生きる力のどういうことを取組んでいるか、ともに情報交換することによって、そういう場が充実することによって必然的に
環境問題等を含めた、そういった
基本づくりにつながっていくものと考えております。今後におきましても、我々地教委の方から県を通じて高校とのそういう連携、協調も含めて運動を働きかけていきたいと思っております。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 2回目の発言を許します。6番、
森木議員。 〔6番
森木昭雄君登壇〕
◆6番(
森木昭雄君) 課長から、その樋門、
ポンプ場の管理について努力されるような内容の積極的なご答弁をいただきましたけれども、この
樋門ポンプ、失礼しました。
建設課長にお伺いをしたいと思うんですが、現在、
国土交通省の
対象樋門が19ですね。高知県の
対象樋門が8、伊野町の
対象樋門が8、合計32の施設がある訳ですが、もし人為ミスが発生した場合、国と県と町の責任はこの範囲の限りでありましょうか。責任範囲が定められていますでしょうか。定められていないなら、早急に国と県と町が協議会を持たれて、責任範囲を定められる必要があると思うのですが、ご所見をお伺いをしたいと思います。 ここで、
濵田技術監理課長に1点お伺いをしたいと思います。 平成11年9月の議会で
宇治川放水路の逆流について、私は
一般質問をいたしました経緯があります。このとき、台風5号により
仁淀川本川が出水をいたしました。このとき私は、音竹、小崎に呑口を持つ
宇治川放水路の呑口と仁淀川の本川の
出水状況等をにらめっこをしてみました。ちょうど朝7時50分のことでありますけれども、
宇治川放水路の呑口に逆流がありまして、その水は宇治川に流れ込んで宇治川を逆流をして音竹の
排水機場の樋門に至っていました。
排水機場から吸い上げられて、再び仁淀川の本川に排水される、そういうことを見た訳であります。それから、時間がだんだんたちまして、仁淀川の本川が八田の沈下橋、今あれございませんが、あのそばに水位計があります。ここが5メートルの水位計がもう見えなくなっていましたときに、再び
宇治川放水路の呑口に戻ってきますと、樋門はもちろん総務課に連絡してありましたから、閉められていました。閉められていまして、そのすき間から、360度といいますか全体に、見るとこう全体にわたって水が噴射している状態を見かけた訳です。そこで、この宇治川と今建設途上にあります新
宇治川放水路の2つは、両方とも
サイホン方式です。で、この
宇治川放水路の呑口から、是友の新
宇治川放水路の呑口までの間の落差が1.2メートルであります。 いや、1メートル20であります。つまり、このわずかな高低しかないことを私は考えますときに、
仁淀川本川の出水あるいは
樋門操作いかんによっては、逆流が起こり得る施設だと私は考えています。課長、この放水路は逆流はあり得る施設か、逆流は考えられない施設か、お答えいただきたいと思います。 逆流がある施設を思われているならば、もし逆流が起これば
浸水被害の増大ということになりますし、被害交渉に発展することも実は予測される訳であります。地域住民の期待と安心を欺かないためにも、安全の、万全の対策で臨まなければならないと思います。放水路は建設途上にありますけれども、安心のための対策は検討されているのか、ご所見をお伺いをしたいと思います。
環境教育についてでありますが、教育長の姿勢が十分伝わってまいりましたが、やっぱり高校生が自分の家庭でごみの分別を自らが進んでやっていない場合もあるかもわかりません。親御さんがしている場合があるかもわかりませんし、やっていようがやっていまいが、私は学校、高校の
学校教育の中ではきちんとやるべきだと思っていますので、今後そうなされるべく努力をしてほしいと私は思います。 2回目の質問を終わります。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。
井上建設課長。 〔
建設課長 井上正男君登壇〕
◎
建設課長(
井上正男君)
森木議員の2回目のご質問にお答えいたします。 ポンプの責任範囲ということでございますが、現在明確な責任範囲というものはなく、双方と協議するとかといったことでございますので、今後国、県とその詳細について詰めていきたいと考えております。 以上であります。
○議長(
畑山博行君)
濵田技術監理課長。 〔
技術監理課長 濵田孝男君登壇〕
◎
技術監理課長(濵田孝男君) 6番、
森木議員の2回目のご質問にお答えいたします。 新
宇治川放水路につきまして、逆流はあるのかないのか、また安心のための対策はやっているのかとのご質問がございました。 まず、
宇治川床上浸水対策特別緊急事業による効果を過去の主要な洪水につきまして推算しましたところ、昭和50年8月の洪水では
床上浸水戸数を4分の1程度に軽減し、それ以外の洪水ではすべての
床上浸水を解消できるという結果が得られており、適切な管理が求められているところです。 水位の仁淀川の水位と宇治川の水位の中で、間で逆流が実際は起こります。そのために、樋門の管理におきましては、具体的に仁淀川の水位、宇治川の水位の関係がどのような場合に樋門を閉鎖するかなどの操作規定はまだ作成されておりませんが、仁淀川の水が逆流することがないように呑口部と吐口部の
樋門操作を十分に行わなければならないと考えております。また、
監視カメラ、水位計等を設置し、水位の状況を常に監視できるような体制も整える計画でおります。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 3回目の発言を許します。6番、
森木昭雄君。 〔6番
森木昭雄君登壇〕
◆6番(
森木昭雄君) この
樋門ポンプ場の管理の瑕疵は、私はあってはならないと思っております。もしものときには、操作員、管理者、被害住民など、
関係者皆様が、みんなが本当につらく、苦しい思いを余儀なくされる訳でありますから、被害補償問題が起こらぬよう危機管理に一層努力されることを指摘させていただきまして、私の
一般質問を終わります。
○議長(
畑山博行君) 以上で6番、
森木昭雄君の
一般質問を終わります。 続きまして、5番、
森田千鶴子君の
一般質問の発言を許します。5番。 〔5番
森田千鶴子君登壇〕
◆5番(
森田千鶴子君) おはようございます。通告に従いまして
一般質問を行います。7点質問いたしますが、まず第1点目、
伊野町立図書館について教育長にお尋ねいたします。 伊野町には大変立派な図書館があり、先日もテレビで放映されておりましたが、私も時折利用しておりますけれども、入り口付近にはいろいろな月刊誌も備えられており、このコーナーにはいつも数人の人が本を読んでおりますし、館内にもぱらぱらっと利用している人をよく見かけておりますが、この立派な図書館、どれだけの人が利用しているでしょうか。 先日、天王からたまたま図書館へ行きましたら、ちょうどその日が休館日であって、残念であったと申していた人がおりますけれども、現在の休館日はどのようになっておりますか。たしか月曜日とか祝日等が休館であったように記憶しておりますけれども、月曜日から日曜日までの曜日別の利用者数と、また職員の勤務の差し繰り等によりまして、休館日を少なくすることができないか、お伺いいたします。 次に、2点目の天王ニュータウンの汚水処理施設移管ですけれども、この件につきましては、今議会冒頭の行政報告で町長は合併前の移管を目指して協議していかれるとのことで、町移管を望んでおります住民の一人としましては大変うれしく思っている訳ですけれども、ただこの施設は他の議員より昨日も質問がありましたが、建設当初より余り良い施設ではないと言われておりました。その上に、建設より既に16年目となり、大変老朽化をしております。老朽化していることが心配される訳です。戸田建設によります天王ニュータウン汚水処理施設収支実績予測表というものがありますけれども、これによりましても、今年度大変大きな補修工事が行われる予定となっておりますし、町民の皆さんに負担がかかるようなことになってもいけない訳です。 それで、移管の条件等につきましては、また昨日答弁もありましたので、省略しますけれども、1点、利用料金について、町長は町政懇談会の席で町移管については戸田建設が住民の一人ひとりと契約をしている。下水は個人の財産であり、町が個人の財産を引き取るということになるので、組織をつくって町と契約するということになっているので、今すぐ町で引き取るという訳にはいかない。現時点では、下水の使用料が一律2,100円、これがネックになっている。公共下水道条例をつくれば問題がなくなるのではないかと町政懇談会で言われましたが、天王のほとんどの方は、利用料が上がっても、町移管をと望んでいる訳ですけれども、今でも数人は料金の問題でそのままでよいとおっしゃってる方がおります。 ちなみに、この処理費用に2,100円ですけれども、これは覚書の第6条の3項で、諸物価高騰その他の事情により、本施設の維持管理に支障を来すおそれがある場合には、利用料を増額することがあるということが覚書に書かれておりますけれども、どのような公共下水条例をお考えになっているのでしょうか。 また、現在当施設、この処理施設を利用しております伊野南
小・中学校、それから青少年センター等の使用料はどのように今なっているのか、またこれからどのようになるのか、お伺いいたします。 それから3点目、次に農免道路、天王、池ノ内、是友線の開通についてです。 いよいよこの道路は一体いつになったら、この道路は開通するがやろ。天王の住民を馬鹿にしちゅうがやと私はよく天王の皆さんから言われます。当初の計画は7年、次に国体に間に合うように13年、この次は17年と順々と順延になっています。 昨年6月の議会で町長は、この道路は重要な道路である。今年4月県に要望してある。これからも早期開通に向けて県に要望していくとお答えになりました。しかし、またまたまた延びるのではないかという声が聞かれます。いつになったら開通するのでしょうか。町長は、その後県に要望されたのでしょうか、町長にお尋ねいたします。 次に、温水プールについてですけれども、町長は建設場所をスポーツゾーンである伊野南地区が有力候補であるとお答えになりました。スポーツゾーンである伊野南地区というのがちょっとひっかかるがですけど、建設場所につきましては、本当にいろいろな方から伊野の町内にっていう声が多いのですけれども、この建設場所については昨日、2人の議員から質問がありましたので、これ以上は申しませんけれども、この温水プールについて、過日の八田の町政懇談会の中で、町長は初期投資はかさむが、温泉に熱源を求め、建設後のランニングコストは経費負担を最小限にとめ、運営に関しても民間導入も視野に入れているとお答えになりました。私、この議会で何度も温水プール、この温水プールの施設には、これは健康増進器具等を備えた健康増進施設として、伊野町民が3世代の交流が図れる、生涯にわたって健康づくりを進める施設、総合保健福祉センターの建設を求めてきましたけれども、町長は温水プールの建設についてどのような施設を、また維持管理などについてどのようにお考えになっていますか、お尋ねいたします。 5点目の池ノ内への最終処理場及びリサイクルセンターの件につきましては、昨日、他の議員よりこの事業の進め方について池ノ内の皆さんのご意見が出されましたので、重複は避けたいと思いますけれども、私はこの、これも町政懇談会の際、町政懇談会のあの席で執行部の皆さんが、池ノ内の住民の皆さんより多いくらい執行部の皆さんがずらりと並んだあの席で、池ノ内の女性が数人、言われたことが心の中を離れない訳です。それは、2月9日に行われた臨時総会の招集は地区の区長よりであって、何の心の準備もなく参加した方々にその席でリサイクルセンターの話が出て、それからいろいろ反対の意見も出ていたけれども、最後は「実地測量を行うことに異議はありませんね」パチパチッという数人の人が拍手をしただけで終わった。民主的ではなかった。と数人の女性が言われたことに対しまして町長は、反対があるがやったら、なぜあのときに反対を言わなかったのか。池ノ内の地区総会はああいうやり方であると思った。これは池ノ内の地区のことであるから、地区のことは地区でやってくださいなどと答えておられました。町民の目線でをモットーにの塩田町長です。もう少し池ノ内地区の皆さんの立場も考えて、目線を同じくして説明、応答ができなかったのでしょうか。私には、町長の態度は大変高圧的に感じた訳です。この町政懇談会の後、町の責任ある立場の方が池ノ内の方に「これは元に戻さなければいけない」と言われたと聞きましたが、そのときの町政懇談会を初めて聞かれた方と思いますけど、本当に2月9日の最初の地区の臨時総会より最初のボタンのかけ違いであろうと私も思います。昨日の答弁で、この施設の建設費用は30億円以上かかるとのこと。それから、広域事務組合の問題も出ております。それから聞きますと、土佐市の焼却炉も10カ市町村の広域で24時間、1カ所でするという県の計画もあるというふうに聞いております。もろもろ考え合わせて、町長、池ノ内の皆さんとひざを交えてお話し合いになるお考えはございませんでしょうか、町長にお伺いいたします。 6番目ですけれども、今年の3月議会で消防の演習のために鳴らしている時報サイレンですけれども、近くの方が大変、サイレンですので、嫌な思いをしていると。これは音楽時報に併設できないだろうかと私が質問しましたら、その際、岡林総務課長は、これは防災行政無線の整備については国の補助制度が廃止されたために着工できなかった。多額の工事費を要するので、今後合併特例債を含めた有利な財源を見出しながら検討していくとの回答でした。そうしますと、その後、この3月議会の後で一度このサイレンが故障して鳴らなかったことがありました。そうしますと、また今度は別のこの地域の方々から長い間時報のサイレンとしてあのサイレンを聞いている。サイレンを修繕早くしてもらいたい。あれで子どもがあのサイレンを聞いて帰ってこいと。子どもが帰るなににしていると。時報に長い間なれ親しんだ地域の方からは、こういう声もありました。それで、そのときに話したことですけれども、あのサイレンが「夕焼け小焼け」のメロディーやったら一番いいねえという皆さんの声でした。この防災行政無線の整備の実施計画、これは合併特例債へも含めたという総務課長の答弁でしたけれども、実施の計画はどうなっておりますでしょうか、お尋ねいたします。 最後に、安心して子どもを産み、育てられる環境づくりについてという項目にしておりますけれども、少子・高齢社会になると言われ出して本当に久しいのですけれども、高齢者の皆さんが長生きできるのは、これは大変喜ばしいことですけれども、少子化の進行がこれほどまでに深刻化したのはなぜでしょうか。 日本の出生数は、昭和49年ごろは202万人でした。昭和59年ごろは150万人を割り、平成元年は124万6,802人、昨年、平成14年は115万、124万を割って115万3,869人、だんだんと少子化の傾向は強くなっております。 伊野町を見ましたら、伊野町は平成4年3月27日に、伊野町出産祝金支給条例というのを定めておりまして、新生児が生まれたときに1万円の出産祝金を支給しておりますけれども、これの支給状況をちょっと見てみますと、平成5年が216人です。216万円、交付状況です。これがだんだんと217、193、180、168、169、153、昨年は、平成13年が150人で、平成14年は163人、10年前に220人くらいやったのが今百五、六十人というような数字になっております。 そして、この裏に年間に約33万人もの女性が中絶手術を受けています。その中絶手術を受けた方の年代別を見ましても、本来ならば、子育て適齢期である30代から40代半ばにかけての中絶が最も多いのです。それで、中絶する女性のうちの約半分15万人は、仕事が続けられない、キャリアが消える、生活費が大変、欲しいけど産めないといった人たちです。特に、高知県は働く女性も多いですし、全国平均に比べて中絶実施率は、全国が11.3に対して18.4と高くなっています。働く女性が専業主婦の数を追い越しているのに、制度がついてきていない。 少子化の原因の一つには、出産や育児に対する政策の遅れがあるのではないでしょうか。伊野町の少子化の原因をどのようにお考えになっておられますか。政府も有史以来の未曾有の事態と受けとめて、少子化社会対策基本法と次世代育成支援推進法の2法案を相次いで成立をさせましたが、この法律も実は5年くらい前から上程されては、いろんなことなにしておって、随分と日がかかっているようですけれども、この少子化社会対策基本法、これは前文が子どもが等しく心身共に健やかに育ち、子どもを産み育てる者が真に誇りと喜びを感じることのできる社会を実現し、少子化の進展に歯止めをかけることが求められている旨を規定しております。そして、基本的施策として雇用環境を整備する、保育サービスを充実する、地域社会における子育て支援体制を整備する、母子保健医療体制の充実、ゆとりのある教育の推進、生活環境の整備、経済的負担の軽減、教育及び啓発が基本的な施策となっている訳ですけれども、少子化対策、それから次世代の育成について、現在伊野町ではどのような施策が行われておるでしょうか。 それから、この次世代育成支援対策で、先日の予算にも上がっておりましたが、この次世代育成支援対策推進法で各自治体が次世代育成支援のための具体的な行動計画を策定するということになって、これで次世代育成支援に関するニーズ調査が行われる。この予算がこの間出ておりましたけれども、このニーズ調査、アンケートですけれども、これをどのような方法でどのように行う予定であるかお尋ねしまして、1回目の質問を終わります。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 森田議員のご質問にお答えをいたします。 まず、天王汚水処理施設の件についてお尋ねがございました。公共下水道条例についてのお尋ねでございました。天王汚水処理施設が町に移管されるためには、現在一軒当たり一律2,100円となっている利用料や利用加入金など、システムを新たな団地下水道条例を制定し移行する必要がございます。移管の前提条件が整い次第、町議会に条例を提案さしていただきたいと考えております。 なお、伊野南小学校におきましては月6万6,150円、伊野南中学校におきましては2万8,665円、生徒数20人が1口2,100円の料金でやっております。今後、団地下水道条例を制定いたしましても、町の公共下水道料金と同額となるような考えを持っております。 次に、農免道路伊野南線の開通年度についてお尋ねがございました。 私はよく高知へ行ったときには、その足ですぐに県の各課長さんそして部長さんのところへごあいさつに伺いながら、伊野町の抱えております重要課題についてお願いをしてきておるところでございます。 ただ、伊野南線につきましては、平成17年度の完成を目指しておりました。ところが、昨年9月の集中豪雨によりまして、大規模な土砂崩れが発生し、完成は18年度とお答えをしてきたところでございます。しかし、18年度とお答えしたにもかかわらず、要望を続ける中で県の財政事情がございまして、さらに1年遅れるといった情報を得ておるところでございますが、今後も私といたしましても、早期に完成が図られるよう県当局に対しまして要望を重ねてまいります。 次に、温水プールについて、3点お尋ねがございました。 施設内容については、建設目的であります町民の健康増進とスポーツ、レクリエーション活動の拠点となる温水プールを計画しておりまして、ただまだ具体的な設計はできておりません。子どもさんから高齢者の方まで利用しやすいプールの施設内容を検討してまいりたいと考えています。 維持管理につきましては、後年度に負担が少なくなるよう、ボーリングによる地下温水の利用や太陽光発電も検討しているところでありますし、多くの住民の皆様に利用していただけるよう巡回バスの運行も検討しており、利用者の増加を図り、収入の増大につなげ、町費の持ち出しが最小限になるよう努めてまいりたいと考えております。 また、町政懇談会で民間導入も視野に入れておるといった発言、これは私いたしました。ただ、今民間の方とお話をする中で、プールの運営まではなかなか手が出せない。つまり、赤字を覚悟しておるといった話がございました。ただ、運営は別にして、今公募型であるとか、いろんな入札の制度もございますので、そういったものも探りながら、ただ町内の業者が、業者さんが職がなくならないような観点で進めてまいりたいと考えております。 次に、中央清掃事務組合の最終処分場について、池ノ内地区の住民の皆様の声といったご質問の中で、森田議員の言われた2月9日、池ノ内での臨時総会での発言で私は言った記憶があるのは、臨時総会そのものは池ノ内の会でございます。そのときに反対しちょらよかったとか、そういった発言は私は記憶がございません。そして、池ノ内の皆様とひざを交えてといったご質問もございました。これは、私は肩抜地区の皆さんとお話をする前には、まず地権者の皆さん方とお話をするのが先決であると考えております。それから、肩抜地区、そして2月9日に池ノ内地区の人とお約束をいたしました全体会で協議をするといったお約束をいたしましたので、その場が池ノ内の皆様とひざを交えてといった話になるのではないかと思います。 次に、安心して子どもを産み育てられる環境について、次世代育成対策推進法についてご質問がございました。その中で、出生率の低下をどう考えるのかとのご質問もございました。合計特殊出生率というものがございます。これは統計上の数値でございますが、15歳から49歳までの一人の女子が仮にその年次の年齢別出生率で一生の間に産むとしたときの子どもさんの数に相当するものでございます。第1次ベビーブームと言われた昭和22年ごろには4.32人でございました。第2次ベビーブームと言われた昭和46年ごろには2.14人でございました。平成14年度には1.32人まで下がっております。 伊野町におきましても、少子・高齢化が進む中、年間の出生は150人前後と少なくなっております。結婚や出産は当事者の問題ではございますが、伊野町の少子化の要因として考えますと、最近は結婚が晩婚化しております。これは森田議員の言われたとおり、女性の高齢化や社会進出、自らの経済力が向上して、独身生活をエンジョイするのが増大したのではないかと思われます。 また、結婚、育児に対します負担感が重くなってきたことも考えられます。また、若い男女の結婚に対する意識の変化や、社会慣行としてのお見合いが減少してきたことも考えられます。また、結婚しない男女の増加や、子どもを持たない夫婦の増加による出生率の減少などが考えられます。こういったことは、全国的に急激な高齢化と少子化の影響は中・長期的に考えますと、経済全般に対します影響、労働市場への影響、社会保障への影響等、いろいろなことが考えられます。簡単に言いますと、これからの老人医療、年金、介護保険など、世代間の相互扶助が成り立たなくなりつつあるというところでございます。 どのような施策行っているのかといったお尋ねもございました。 他の自治体と同じものもございますし、町単独で行っておるものもございます。簡単に申しますと、出産祝金、出産育児一時金、育児手当金、そして育児相談、乳幼児健診、乳幼児医療費の助成、児童手当の支給、チャイルドシートの貸し付け、施設を使った子育て支援、これは保育所、幼稚園の関係です。地域子育て支援センター、「ぐりぐらひろば」を開設しまして、保育所に行っていない親御さんの遊び場となっており、伊野町はもとより近隣の市町村から来ております。町には、子育てを終えられた女性を中心とした、「ぐー・ちょき・ぱー」という子育て応援団がございまして、有償ボランティアとして支援をしてくれております。そのほか、ホームページでも子育てパーフェクトページを開設し、情報提供しております。また、教育委員会の関係でもさまざまな支援を行っているところでございます。 私からは以上でございまして、次世代育成対策推進法のアンケートの方法につきましては、担当課長の方からお答えをいたします。
○議長(
畑山博行君)
濱田教育長。 〔教育長 濱田 啓君登壇〕
◎教育長(濱田啓君) 5番、森田議員のご質問にお答えいたします。 まず、図書館の利用状況でございます。 図書館の貸し出し状況につきましては、平成13年度と14年度を比較しますと、全般で4,294冊増加となっています。内訳は、一般図書526冊、児童図書で5,082冊の増加、雑誌は538冊、CD、ビデオが776個の減となっております。開館日における曜日別利用状況は、平成15年7月から11月までの5カ月間で利用者数の平均人数をトータルしてみますと、火曜日が1,754人、水曜日1,725人、木曜日1,615人、金曜日1,121人、土曜日2,196人、日曜日1,752人で合計10,163人となっています。週末の土曜日が断然多くなっております。 開館日についてのご質問でございます。 町立図書館は県内の市町村立図書館の運営実態に合わせ、休館日を毎週月曜日、祝祭日。館内整理日、館内整理日は月末、月1回と定めています。開館時間は午前9時30分から午後6時としております。月曜日を開館することについては、町民のニーズ、職員の勤務時間、代替職員雇用の問題、他の図書館の動向等を検討させていただきたいと考えております。いずれにいたしましても、入りやすく、利用しやすい、その上静かな環境を保てるような雰囲気の図書館として、利用者の皆様に喜んでいただけるよう職員一丸となってサービスの向上に努めていかなければならないと思っております。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 岡林総務課長。 〔総務課長 岡林正憲君登壇〕
◎総務課長(岡林正憲君) 森田議員の時報サイレンを音楽メロディーにとのご質問にお答えをいたします。 現在、設置しておりますスピーカーサイレンのサイレンにつきましては、防災用として設置しておりまして、サイレンからの音楽メロディーは流せない構造になっております。この件につきましては、再三にわたりご質問もあり、また緊急時の放送も聞き取りにくい地域もあることから、全地域をカバーできる防災行政無線の整備を平成17年度に完成させるよう計画しているところでありまして、これが完成すれば、定時に音楽メロディーを流せることが可能となりますので、いましばらくお待ちをいただきたいと思います。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 吉良ほけん福祉課長。 〔ほけん福祉課長 吉良正道君登壇〕
◎ほけん福祉課長(吉良正道君) 5番、森田議員にお答えいたします。 アンケート調査についてでございますが、国におきましては、平成6年度にエンゼルプランが策定され、子育てと仕事の両立支援などの環境づくりが行われてきました。平成11年度には、待機児童ゼロ作戦を加えた新エンゼルプランが策定され、現在に至っておりますが、これが平成16年で終わります。平成17年度からは従来の子育てと仕事の両立支援に加え、男性を含めた働き方の見直し、地域における子育ての支援、社会保障における次世代支援、子どもの社会性の向上や自立の促進を加えた新しいエンゼルプランの策定が予定されております。このため、平成15年7月に次世代育成支援対策推進法が制定され、都道府県、市町村にも次世代育成支援のための行動計画が求められるようになりました。 ご質問のアンケート調査は、地域の子育て家庭の生活実態や、サービスの利用状況や、意向を調査し、基礎資料とするものであります。調査の方法としましては、県から調査表のモデルが来ておりますので、それを参考としまして伊野町版の調査表をつくりまして、小学3年生以下の全世帯を対象にして年度内に調査を行うというものでございます。その結果につきましては県に報告し、国は県の報告を受けて新しいエンゼルプランを作成するというものでございます。 また、市町村の行動計画につきましては、新しい伊野町としての計画を作成いたしますので、その際にはアンケート調査を、調査結果を盛り込みました新しいものをつくっていきたいと、このように考えております。 以上です。
○議長(
畑山博行君) それでは、ここで15分間休憩をとりたいと思います。 11時30分から始めたいと思います。 休憩 11時15分 開議 11時30分
○議長(
畑山博行君) それでは休憩前に引き続き、会議を開きます。 2回目の発言を許します。5番、
森田千鶴子君。 〔5番
森田千鶴子君登壇〕
◆5番(
森田千鶴子君) 2回目の質問を行います。質問というより、この温水プールですけれども、この温水プールの中で歩く水中運動ですけれども、最近、この医療効果が明らかになってきました。具体的には、生活習慣病の補助的療法や予防、腰痛の関節痛の緩和など各種症状の改善が見られます。この水中運動の効果を今年5月に群馬で行われたこの医学総会で発表されましたが、糖尿病、高脂血症、高血圧、肥満など、何らかの生活習慣病を有する124人に決められた水中運動メニューを1回30分から週3回以上、1から3カ月間実施し、その後1カ月以上1年以内追跡調査をしました。その結果、124人中89人、71.8%で、お薬を飲むのが減っております。治療中止、データ改善などの効果が得られました。特に、糖尿病の血糖値や、過去1ないし2カ月の血糖の平均を意味するヘモグロビンA1cの経過が24人中20人、高血圧の治療回数、投薬の現象は20人中16人と、いずれも高い確率で改善が見られています。ここは、最初、保健師の方が1人で行っていた訳ですけれども、それを利用者のうち毎年十数人に本人に同意をしてもらって、専門の療養士が集中指導して水中運動リーダーに認定。そのリーダーが新しい利用者に指導して、ここは現在60人のリーダーを認定。60人の方はもちろんボランティアだそうです。こうした住民同士の助け合い、支え合いがこのプールの活動の原動力になっているようです。それで、このプールの中は住民同士の交流の場となり、さながら井戸端会議ならぬプール端会議と。本当に集まることが楽しい、そして健康になるということで持続をしております。こうした症状の改善が個人の医療費抑制にもつながっておりまして、水中運動開始後、多くの利用者が半額から3分の1程度に減ったそうです。これは、各自治体の財政負担となっております国民健康保険の医療費抑制、そして介護保険料の医療費抑制も期待できるほどという報告があっております。それで、この温水プール、いろいろと維持費とか後の経営費なんかが心配されておりますけれども、ここに葉山村の総合保健福祉センターの12年度、13年度、14年度の決算状況があります。これは14年度、一番最近の14年度を見ましても、平均利用者数が葉山村で1日109.9人、そして利用料の収入が1,654万1,000円、それでプール経費が、要った経費が人件費、ここは灯油で沸かしているようですけど、灯油代、それから水道料、電気料、修繕費、保守点検費、プールの薬品代、プール消耗品全部合わしましてプールの経費が2,082万1,230円となっております。葉山村でこれくらいですから、伊野町で多くの人に利用してもらえるような施設と場所にすれば、経営はそんなに、このようにできているところもあるということですので、そして町民の皆さんの健康福祉の増進が図られるということになれば大変。そのような施設を是非しなければならないと思いますけれども、一度この葉山村総合保健福祉センターへ状況を見に行くご予定はないでしょうか。 それと町長が少子化の原因をいろいろと言われましたが、こういう女性の声もあります。 少子化は、仕事と子育てが両立できない日本の職場に大きな問題があるのではないか。結婚後も働いていた女性のうち、第1子出産で仕事をやめた人の比率が72.8%と大変高い。そして、子育てなどを理由に仕事を中断し、一段落してから再就職を目指した女性を採用した企業はわずか19%。一生懸命頑張って1人目を、仕事を続けておっても、2人目になると大変周りからの圧力があると。経済的にも大変負担が大きい。やっぱり、これだけ働く女性が多くなっておりますので、女性が働きながら産み、育てる受け皿がない。少子化を食いとめるというよりは、社会環境を整えることが必要だと。これは女性の国会議員の言った言葉ですけれども、ほんとにそうではないかと思います。大体、大体といいますか、日本は昔から男性社会でして、そして男女共同参画が言われておりますけれども、政策決定の場に女性が少ない。ですから、どんなよい法律ができても、その観点がやはり男性中心といいますか、現在でもこの法がつくられるときも、やはり経済、日本の社会経済とか、そういうことが一番先に言われるということと、やはり学級崩壊とか低年齢化する少年犯罪の社会問題、いろんなもう本当に不安を言えば切りがないというような状況の中で、なかなか安心して子どもを産み、育てる状況になってない。伊野町は、そういう面ではそんなことはないと思いますけれども。 それから、この法律なんかをつくるのに、やっぱり子どもを中心に考えるという視点、本来の視点とか、それから子どもを産む女性の視点がなかなか生かされてないといいますか、現在、行政は財政の効率化、効率化ということで効率化の視点のみで、保育される子どもの立場や保護者の意向を深く考えてから検討するという姿勢が欠けているのではないでしょうか。子どもを欲しくない。欲しくないとか、産めない理由の一番がやっぱり経済的な負担が増えるというのが一番です。1人以上の子どもを持つ母親で2人目をというたら、やはり経済的な負担が増えるというのが一番多いですので、母親は決して子育てが大変っていうのは本当に少数の人で、子育てそのものについては、母親は決して苦しいとは思っていないというアンケートもあります。来年10月予定される合併の、10月予定の市町村合併でいち早く少子化対策に、伊野町よりは吾北村、本川村が取組んでいたのではないかというふうに、ちょっといろんななにを見て思われる訳ですけれども、出産祝金なども伊野町より高い訳です。出産祝金も低くなって、保育料は高くなるというような、そういうこの間のあれではそういうことになっているようですけれども、やはり少子化の、長い目で少子化問題をとらえた場合は、やはり財政の効率化の視点のみではだめでないかと思います。 以上、述べさしてもらって、私の全部の質問を終わります。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 森田議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 まず、温水プールの中の水中運動について医療効果があるといったお尋ねがございました。 私も、医療効果につきましては認識しておるところでございまして、25メータープールを何コースとって、それに合わせて水中運動機能、そしてできれば機械器具も置いた、そういったスポーツと健康増進といった機能を持たしたいと思っておりますし、そういったことから、スポーツゾーンと申したものでございまして、森田議員の言われる保健福祉とか医療リハビリテーションとかといった保健福祉施設となると、またゾーンも違ってくるのではないかと心配もしておるところでございます。 そして、葉山村総合福祉センターにつきましては、高知市そしてまた春野町にもございますので、あわせて視察に行ってまいりたいと考えておるところでございます。 そして、少子化の原因の第一位は経済的といったお話もございました。確かに、日本の経済を見ますと、今、余裕のある家庭といったものは少ないんではないか。その中で、一生懸命子育てに励んでいただいておるご家庭もあると私は認識しております。また、仕事と子育てで両立できないといった話もございました。両親が近くに居ればいいことですし、2世帯住宅等の建設であれば、両親にも見てもらえる機会も増えると思いますが、これもまた日本の経済状況の中で高齢化の就職といった、就労といった大きな課題がございます。これも、日本の全体の中での年金問題の解決も一つはあるんではないかと考えております。 また、犯罪の低年齢化といった話がございました。 先日、私も精神科医とお話をしたときに、2歳までに平面画面を見せないこと。つまりテレビ、パソコンを見せないこと。前頭脳の発育は2歳までに完成すると。要するに、ここで自分の行動を抑制する脳がある。だから、2歳まではテレビを見せないようにといったお話をお伺いしました。これはいろんな席で私も、授乳の際には目を見てゆっくり話しかけながら行うと、子どもさんが安心してお乳を飲んで、性格的にもある程度安定した性格になりますよ。また2歳まではテレビを見せない方がいいですよといったお話をさしていただいておるところでございます。 また、吾北、本川の少子化対策は、財政の効率化だけのみで出産祝金の減や保育料の増といったことを考えるのではいけないといったご指摘もいただきました。確かに、そういった考え方は正しかろうと私も思いますが、一方、財政の効率化といった面は重要な点でございます。吾北村、本川村の今までの少子化対策、村としてやってきた施策につきましては、一定の期間、移行期間を設けまして、ある一定の期間が来てから伊野町と合わしたいといった思いでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 以上で5番、
森田千鶴子君の
一般質問を終わります。 ここで昼食のため、午後1時まで休憩をいたします。 休憩 11時49分 開議 13時0分
○議長(
畑山博行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。11番、森幹夫君。11番。 〔11番 森 幹夫君登壇〕
◆11番(森幹夫君) それでは、通告に従いまして
一般質問を行いますが、私の質問は本当に単純ではございますが、大変重要でかつ大切な質問でございますので、わかりやすく答弁をお願いします。 まず、
すこやかセンター伊野の業務について、3点お伺いします。 初めに、施設の利用についてですが、私は6月議会の
一般質問で施設が幾ら立派な施設であっても、その施設へ行く道路網がしっかりしていなければ、その施設の利用度が下がるという質問をしました。駅南2号線、JRの下の跨道橋については、地権者や予算のこと等で検討していただいてるところでございますので、今回は施設の中身について質問をいたします。 4月からほけん福祉課が
すこやかセンターに移りました。町長はバリアフリーのできた施設で、一日でも早く行うのがよいと答弁されました。私は、その6月の
一般質問で
すこやかセンターの東にある玄関は、西から来る高齢者や障害者、特に足の不自由な方には非常に遠いと。だから、西と北にある出入り口に表示と自動ドア、また障害者用の駐車場から玄関入り口まで雨よけの屋根を設置してはとの質問に対しまして、町長は、2回目でございましたが、歩いていってみますということでございました。しかしながら、いまだに歩いていないようでございます。 ちなみに、ほけん福祉課の女性の職員の中には、町長に車いすで来てもらいたいという意見もございましたので、つけ加えておきます。 課長には、議会終了後、町長が歩いてくる前にその自動ドア、雨よけ等の改良箇所の見積りをとって、町長が来たときに、ここを改良すればこれくらいかかりますと、ここを改良すればこれくらい要りますというように説明資料として見積書をとってくださいと、私もその町長と一緒に歩いてその見積書によって説明をするというふうにお願いをしてございました。その説明資料の見積りはとっておるのか、お伺いをします。 また、町長とは別に、課長にも老人クラブの会長さんや障害者連盟の会長さんたちとも歩いてみてくださいとお願いをしていましたが、歩いてくれたのか、あわせて伺います。 次に、ほけん福祉課の議会、庁議等についてですが、ほけん福祉課女性職員の三、四人に聞いたところ、私が3月、6月での
一般質問をしたことで聞いてみますと、だれもだれ一人としてそのことを知っておる人がおりませんでした。課長はその議会、庁議は一体どのようにしてその職員とコミュニケーションを図って、報・連・相の活用を図っているのか、またほけん福祉課の業務の中で、あなたはPHSについてどのように思っておるのか、あわせて伺います。 次に、ほけん福祉課の各種行事についてですが、先日行われました健康まつり、たくさんの方々に参加をしていただきまして、盛大に開催されました。職員の方々はもちろんのことでございますが、ボランティアの皆さん大変ご苦労さまでございました。 ほけん福祉課の行事は、先ほど申しましたように、健康まつりをはじめ数多くありますが、9月に行われました敬老会は主に13日、14日、15日と3日間に分けて行われました。主管課の課長である吉良課長は、14日に行われました天王コミュニティーセンターで開催された式典に参加されたようでございますが、式典が済み次第すんぐに帰ったようであります。主管課であり、しかも福祉の課長であれば、やはり参加をしていただいた老人の方々に敬老のお祝いをするためにも最後まで残り、少しでも多くのお年寄りと触れ合いをもたなくてはならないと思います。そのことがお年寄りにとって大変励みにもなり、お祝いにもなります。 しかも、前日の13日には、課長の地元の敬老会が簡保の宿で行われているのにもかかわらず、そこにも参加をしていなかったようです。15日には、伊野、八田、池ノ内、神谷、三瀬でも敬老会が行われておりますが、課長はどこの開催場所にも参加をしていないようであります。福祉の課長たる者は、できるだけ多くの開催場所に出席をして、できるだけ多くのお年寄りと触れ合い、励ますことが最も大切な仕事だと思います。 それにいま一つ、それこそ何でだろうと思ったことがあります。 それは先月の8日、8日に
すこやかセンターの多目的広場で身体、知的、精神障害者主催の野外ふれあいスポーツ大会が開催されました。多くのボランティアの人たちによって楽しい大会が行われたにもかかわらず、課長はここにも参加をしていなかった。この日は他の町村の方々にも案内をしていたようですし、町長、議長にも案内をしていたようでございますが、町長、議長はちょうどその日は「ドコモ四国土佐・いの元気の森」の開催記念イベントに参加をしておりまして、代理として助役、民生環境常任委員長が参加をしておりました。また、中央西福祉事務所の所長さんまでもが参加をしていたにもかかわらず、一体あなたは福祉行政というものをどのようにとらえておられますか。 また、あなたは、福祉の課長として各種団体とどのように交流し、コミュニケーションを図っているのか、あわせてお伺いをいたします。 次、2点目のあいの保育所の施設についてでございますが、これ園からの要望と常任委員会の提起についてですけれども、この質問は本当にごく簡単明瞭に質問します。 といいますのは、さきの9月議会で井上議員の安全な学校対策として、2年前に大阪の池田小学校の事件を受けて、国は校内への侵入事件は増える一方で、フェンスの整備などに安全対策のための緊急措置として約57億円を支出したという内容の質問説明がありました。現在におかれましても、テレビや新聞報道にも頻繁に連れ去り事件が続発しているとのことが報道されております。 このような中で、7月28日、民生環境常任委員会が現地視察を行ったときに、あいの保育所から園の要望として、町道と園庭が接近をしているために、町道から不審者の侵入が容易であって、園児の安心、安全への配慮が難しい。フェンスの設置を第一に切望しているということでしたから、委員会はフェンス設置の必要性を現地確認したことで、その対策を早期に対応することを提起をしたにもかかわらず、現在まで何の対策も立てていないようですが、その見積書によりますと、わずか百二、三十万円でできるようでございます。4月からは新園児が入園してきますが、それまでになぜ対策ができなかったのか、また園からの強い要望や常任委員会の提起をどのようにとらえておるのか、お伺いをいたします。 これで1回目の質問を終わります。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 森議員のご質問にお答えいたします。 私からは施設の利用についてお答えをいたします。 6月議会の
一般質問にもお答えしましたとおり、
すこやかセンター伊野の正面入り口は、ご存じのとおり、自動ドアとなっております。西の入り口は職員用ですし、北側は駐車場からの入り口となっておりますので、自動ドアまでは必要であるとは考えておりません。 また、6月議会で森議員から指摘を受けておりました、雨の日に傘を差して歩け、夏の暑い日に遠回りして歩けといったことは、6月議会終了後の雨の日に歩きましたし、夏にも一度歩きました。 雨よけの屋根の設置につきましては、森議員は車いすには傘は似合わないといったご質問がございました。そうしたことから、雨天のときに障害者の方が車で来られた場合には、正面入り口のポーチの下に駐車可の表示をいたしましたので、ご利用していただきたいと思います。 その他につきましては、ほけん福祉課長からお答えをいたします。 私からは以上です。
○議長(
畑山博行君) 吉良ほけん福祉課長。 〔ほけん福祉課長 吉良正道君登壇〕
◎ほけん福祉課長(吉良正道君) 11番、森議員にお答えいたします。 ほけん福祉課の議会、庁議ということでございますが、庁議等の内容につきましては、朝礼の中、私の判断で必要なことは伝えております。 また、大事な業務につきましては、課長補佐、係長集めて説明をし、係長から各自に伝えていただけるようにしております。 ほけん福祉課の各種の行事の参加ということでございますが、できる限り、私の方にも都合がありますが、参加するようにしております。 また、あいの保育園のシロアリ防除につきましては、本日入札をいたしました。また、フェンスにつきましても、保育所側や民生環境常任委員会からのお話もありまして、私としましても安全対策の一つであるというふうに認識しておりますので、当初予算に要望していく予定でございます。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 2回目の発言を許します。11番、森幹夫君。 〔11番 森 幹夫君登壇〕
◆11番(森幹夫君) 2回目の質問をいたします。 先ほど町長、課長の答弁は本当にですよね、西は職員の出入り口になっている、北は駐車場がある、だから必要ない。本当にですよね、その答弁というものが本当に弱者に、本当に非常に冷たいような私は答弁だったと思います。 今現在、高齢者はそれこそ戦後の混乱期に私たちを育ててくれて、そして現在の日本をつくったというか、導いた、大変苦労してきた方々でございます。 私は、伊野の中学校に東から来る生徒さんには大変危険な箇所があります、ありました。それは天神保育所の近くの駅南2号線とあれ町道諸枝是友線っていいますかね、法務局の前であります。その町道との交差するところが大変危険であった訳ですので、ここが何とかならないもんかなというふうに思っておりましたところ、教育長さんは、その運動場の東の方から運動場の北の隅を西の方へ、校舎の方へですよね、本当にまこと立派な通学路をつくってくれました。本当にさすが教育長さんだと。その教育長さんは本当の生徒に安全通学に気をつけておられるというふうに感心をいたしました。 ただもう、残念ながら弱者であるお年寄りや障害者にはよですよね、妙に遠いからでも歩け歩けと、足が強くなるから歩けよ。障害者にはよね、歩け歩けと、リハビリになるよというふうな言わんばかりの答弁でございました。 私は障害者用のその駐車場の変更をしてはという質問ではなくってですよね、その駐車場から出入り口までにわずか7メーターぐらいだと思いますよ。その雨よけの屋根の施設が必要だと、そういうふうな質問をしたんですけれども、本当今町長答弁しましたように、本当にちゃっちな駐車場を変更してですよね、本当にやったそうみたいなことで、何の役にも立つようには思いません。もう少しですよね、お年寄りや障害者、足の不自由な方のためにもよね、本当にね親身になって取組んでいってほしい。このことは、福祉に携わる人たちにとっては本当に極めて重要なことであります。このようなことでよですね、福祉課長どころか、私に言わせれば、本当にこういうふうなことを言う、やるっていうことは管理職失格じゃないかと言わざるを得ない訳です。御説もっと、もうちょっとしっかりしてもらいたいと、こういう期待があるんです。 それから、町長、この歩いたというがですよね。雨の日と夏場にと歩いたそうなんですが、あっ、ごめんなさい、町長じゃなくて、ほけん福祉課長。町長がよね、雨の日と夏の日に歩いたということでございますが、先ほども言いましたように、町長が歩くときは私も一緒に歩きますよと、だから見積書もとって説明資料にとっておいてくださいというふうなことをお願いもしてあった訳なんです。それに、私の質問はそういうことでございました。 またそれと、老人クラブ障害者、課長には、先ほど老人クラブの会長さんや障害者連の会長さん方ともよね、歩いてくださいというふうに言ってありましたが、妙に歩いてるようにないですがよね。ここ再度、歩くつもりはあるのか、いや、今のそのままで置いとくか、是非老人クラブの方々、障害者の方々と是非歩いていただきたいと、そういうふうに思いますが、歩くつもりはあるかないか、伺います。 それとですね、どうも私が町議会とか庁議でのがを妙に聞くところによると、妙に職員の中にほとんどの方が知らされてないということで質問した訳なんですが、ある程度職員の中には報・連・相という意味はわかっておったようですが、実際には妙に口先だけであるようであります。町長の言うあいさつ運動あるいはワンストップ業務、住民と同じ目線でと、またそのPHSについても聞いております。町長は言うが、幾ら課長に言ってもですよね、課長が課員におろさなかったらですよね、町長「笛吹けども踊らず」ということわざがありますよね。課長にはもっと課員に愛される、親しまれる課長になってこそ立派な管理職だと思います。この一体その管理職手当というもんは何のために支給されているのか。もう少しその報・連・相、PHSの活用について考えて、課の中で考えていただきたいと思いますが、そういうふうなお考えはございますか。 なお、そのPHSについて、ひとつどのように図っておられるか、答弁をしていただきたいと思います。 それに、各種の行事の方なんですが、あれほどほけん福祉課の行事がある訳なんですので、これからもどしどしその行事といいましてもやね、保育の方にも行事があります。 例えば、夕涼み会とか発表会とかという保護者の来るような行事もありますのでよね、そんな行事へもどんどん参加をしていただきたいし、この行事のみならず、地域に出て積極的な行動をとっていただいて、お年寄りや障害者を励ましてやっていただきたい。それが福祉に携わる課長だと思っておりますが、課長はいかがなものか、お伺いをいたします。 それから、天王のあいの保育所ですがよね、何かシロアリとかなんとかを発注したとかというふうに言いよります。それから、当初予算で要望するとかというふうに言っておりますが、私の質問をもう一回言いましょうか。園からの強い要望があったと、それはフェンスをつくってくれと。とにかく、シロアリを防除とかを一言も私質問では言ってないように思います。園からの強い要望があったフェンスを早く何でできなかったかというふうなことを言っておりますし、常任委員会の方が早うにしなさいよというふうな提起もしておるのに、どういうふうにとらえておるかということを聞いておるがです。で、シロアリがどうこう、3月に補正をせえとか、そういうことじゃございません。確かに、早急に、今から言えば、早急が3月の多分当初予算といいました。来年度当初予算で要望したいということですので、一番早ければ当初予算になると思いますので、天王あいの保育所の件におかれましては、私の聞いておるのは、どうして今までできざったと。園からのそればあ強い要望があったのに、なぜできなかったのかと常任委員会をひとつ私に言えば、こけにしちゃあせんかというふうなことでございますので、その辺を慎重に答弁していただきたいと思います。 以上で2回目の質問を終わります。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 森議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 中学校の通学路の新設に合わせて、関連しまして
すこやかセンターの自動ドアがだめだといった話をしましたところ、弱者に対して冷たいといったお尋ねがございました。 私は弱者に対して冷たい思いは持っておりませんし、自動ドア一つが弱者に対して優しいかと思ったら、そことも違うものだと思います。中学校の通学路の新設とセンター周辺の道路整備は全く違う状況でございます。要するに、
すこやかセンター周辺の道路整備は整備をされておるというふうに認識しております。 また、雨よけ施設が必要との質問をしたといったお尋ねもございました。また、その中でちゃちな施設(後段で「簡易な施設」との訂正あり)といったご指摘もございましたが、施設の有効利用といったことは当然行政として考えていかなくてはならないと考えております。 また、障害者や高齢者団体と今後歩くつもりはあるのかといったご質問もございました。機会があれば歩いてみたいと考えております。 私からは以上です。
○議長(
畑山博行君) 吉良ほけん福祉課長。 〔ほけん福祉課長 吉良正道君登壇〕
◎ほけん福祉課長(吉良正道君) 11番、森議員の2回目の質問にお答えいたします。 行事の参加のことでございますが、私の方にも都合がありますが、できるだけ参加したいと、このように思っております。 また、常任委員会をこけにしてないかというようなご質問がありましたが、決してそうではなくて、限られた予算もありますので、先日の、先日というか、さきに出ておりました要望がシロアリとフェンスということでございましたので、建物が先にいかんようになったらいかんということで、まずシロアリの方と。そして、フェンスにつきましては、これからの当初予算の編成におきまして要望していくということでございます。 それと、先ほど町長も申しましたが、老人クラブの、あるいは身障の会長さんもたびたび
すこやかセンターの方に来ておりますので、機会あれば歩いてみたいと、このように思っております。 以上です。
○議長(
畑山博行君) 3回目の発言を許します。11番、森幹夫君。 〔11番 森 幹夫君登壇〕
◆11番(森幹夫君) 3回目でございますので、もう答弁は要りません。 私は老人クラブと、あるいは障害者連盟の会長さんなんかと、町長には町長がもう雨の日と夏場に歩いていただいておる訳でございますので、町長に歩いてくれと言ったがではありません。当初からほけん福祉課長の方にですよね、あなたの方も町長も歩いてくるから、あなたの方もそういうふうなクラブの方と歩いてくださいっていうことをお願いをしておったがですので、今ほけん福祉課長の方からは歩いてみたいというふうにおっしゃられましたので、是非その老人クラブの方、障害者連の方の意見も参考にしましてよね、再度、その自動ドアというもんは必要ないんじゃなくって、遠いんじゃ。私は西から来る高齢者とか、あるいは特に足の不自由な方にとってはぐるりっともうて東の方へ行かないかんので、大変遠いんじゃと。だから、伊野中学校の東の方からできておる通学路みたいな、のようによですよね、西の方も、あるいは北にあるがも、あこを開放してよね、特に暑いときとか雨の降る日はあそこが大変便利になりますので、そういうところをひとつまた老人クラブの方や障害者連の方々ともご相談をしていただきたいと、このように思います。 以上でほんなら質問を終わります。 (「議長、休憩を。済いません」の声)
○議長(
畑山博行君) 暫時休憩いたします。 休憩 13時31分 開議 13時34分
○議長(
畑山博行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 先ほど森議員の2回目の質問に対してのお答えの中で、ちゃちな施設といった表現をいたしました。どういいますか、軽易な施設といいますか、どういいますか、簡易な施設といった表現に訂正をさしていただきたいと思います。
○議長(
畑山博行君) 以上で11番、森幹夫君の
一般質問を終わります。 続きまして、16番西内淳補議員の
一般質問の発言を許します。16番。 〔16番 西内淳補君登壇〕
◆16番(西内淳補君) 通告に従いまして
一般質問をやらしていただきます。大変眠たい時間になってきましたけれども、大きい声でやりますので、ひとつよろしくお願いをいたします。 まず1点目に、ごみ問題についてお尋ねをいたします。 仁淀川中央清掃事務組合の最終処分場及びリサイクル施設の進捗状況は、町長の行政報告でほぼ順調に進んでいると理解するところであります。高知県が計画しております日高村の
産業廃棄物処理施設は、先日の日高村住民投票の結果をもちまして、平成20年の完成を目指して本格的に事業が推進されるということが新聞で報道されました。 また、つい先日の新聞によりますと、日高村村長は村議会の議員協議会におきまして、仁淀病院の運営から脱退、さらには仁淀川清掃事務組合の池ノ内に予定しております最終処分場の建設計画にも参加しない方向で検討しているという報道がなされました。この件につきまして、日高村から伊野町に対しまして何らかのお話があったのかどうか、まずお伺いをいたします。 いずれにしましても、私は過去2回この問題を取組んできましたけれども、27年間にわたりまして、伊野町民の生活から排出するごみ処理を日高村におんぶにだっこで現在まで来ておる訳であります。伊野町民として私は、日高村の村民に感謝をする気持ちでいっぱいでございます。こうした事実から、伊野町は責任上この最終処分場の建設をどうしてもやり遂げなければならないと私は考える訳であります。予定地の池ノ内住民の皆さんの不安、要望、これを真摯に受けとめまして、説明責任を果たしつつ、早期実現に町行政は全力を挙げて取組む必要があると思います。町長の所信を伺いたいと思います。 次に、ごみ分別の細分化についてでありますけれども、このごみ処理につきまして、ごみ処理を出口から入り口対策へ転換ということで、全国初2020年までにごみゼロ宣言、いわゆるごみゼロ・ウェイスト宣言をした町がございます。ご承知のとおり、徳島県上勝町の笠松町長であります。笠松町長は、国のごみ処理が焼却中心の政策は税金で環境を汚すだけで、ごみの抑制につながらない。廃棄物処理法も悪法だ。出口対策ではなく、ごみを出さない入り口対策へ転換する必要があるとして、全国で初めて焼却灰や埋め立てを処理するごみをゼロとする宣言を議会で行った訳であります。この上勝町は1994年からリサイクルタウン計画をまとめまして、ごみの減量化に取組み、34種類の分別を実施しております。この収集を定期的にやる訳ですから、お年寄りの協力を得て、生きがいのまちづくりにも貢献しているということが報道されております。 私は、この上勝町に学び、伊野町のごみをさらなる細分化することによって、ごみの排出量が軽減されていくのではないかと思う訳でありますが、これについてのご所見もお伺いしたいと思います。 次に、グリーン購入法の対応についてお伺いをいたします。 グリーン購入法、いわゆるこれは国等における環境物品等の調達の推進等に関する法律にどのように対応されているかということで伺います。 この法律は平成14年4月から施行されていることは、町長もご承知のことと思います。法律は地方自治体の責務もありますけれども、国民、住民の責務も明記されておる訳であります。伊野町として、この問題についてどのように努力されているのでしょうか。また、町民に広報等を通じてどのようにPRされてきたのか、また現在までの取組みについてお伺いをいたします。 次に、「仁淀川」山の手入れで元気モリモリ事業についてお尋ねをいたします。 この事業の進捗状況と、いわゆる今まで要望があったことに対する実行金額は幾らぐらいになってるのか、まずお伺いをいたします。 次に、「仁淀川」山の手入れで元気モリモリ事業は、高知県をはじめ全国から注目度の高い事業であります。 そこで、この事業のモデル林を設けまして、看板を設置し、広く全国にアピールしてはどうかと思いますが、町長の所見をお伺いをいたします。 私は本川村に参りまして、皆さんもご承知のとおり、寒風山近辺の今住友林業が大規模に間伐事業を進めております。ここを見てみますと、本当にその間伐の重要性がよくわかると思います。瓶ヶ森林道からの眺望を見ますと、実施された森林、実施されない森林が一目瞭然にこう見てとることができますが、是非機会があったら、皆さんも見ていただきたいと思います。あの間伐事業が伊野町のモデルとなるのではないかというふうに考えております。 そこでもう一つ、この町長の行政報告の中で、ドコモの森、いわゆる先月この元気の森伊野を開設に調印されて開設された訳であります。これは町長が進める山の手入れ元気モリモリ事業に取組む伊野町としては大変有意義なことだろうと思います。ドコモの森は波川玄蕃城の周辺にありまして、ここは伊野町のまさしく歴史と文化の発祥の地といってもいいぐらい、また土佐和紙に関連した地域でもあります。地域の住民の皆さんはここに桜やいろんな植樹をして公園化がされております。 また、頂上からの眺望は旧伊野町を含めて大変に見晴らしのいいところであります。 私はここでひとつお願いがある、お願いじゃありませんけれども、提案でありますけれども、これを、あの地域を民有林を購入して間伐を進め、まさしく町のいわゆる環境の学習体験のできる、いわゆる公園化ができないものなのか。仮称、森と緑に親しむ公園、そういったものを設立してはどうかというふうに考えますが、これについても所見をお伺いいたします。 最後に、天王ニュータウン汚水処理問題についても、2人の議員からも随分質問がありまして、答弁がありました。 この問題については、諸問題いろいろと中に複雑な問題もあろうかと思いますけれども、天王地区住民のすべての方たちは一日も早い町への移管を望んでおることは確かでございます。ご承知のとおり、この天王ニュータウンのような大規模団地の中にある汚水処理場が民間の手によって運営管理されているということは、全国にもまれなようであります。 私が1つ危惧するのは、これがもし最悪中断した場合、天王地区に住む住民の皆さんのことを考えたとき、大変私は心配をするものであります。これももしそういう事態が起きたとするならば、やはり行政の責任となってくる訳でありますから、ひとつそういうことも踏まえまして、ひとつ町長、決断と手腕を持ちまして、この問題を早期に解決できるように頑張っていただきたいというふうに思いますので、よろしくお願いをいたします。 それと、天王ニュータウンが開設された当時に、八田地区、池ノ内地区を合わせた汚水処理場になるというふうなうわさも流れておりましたが、現実に実現しますと、天王地区だけでありました。現在、八田地区には集落排水事業の計画が一度は上がったようでありますけれども、今全く計画も予定も立っておりません。 特に、お年寄りの皆さんからは、孫が家に訪ねてきても、トイレが汚いから入ってくれん。ゆっくりせずに帰ってしまう。そういう話をよく聞きます。そういうことも含めまして、もしこの汚水処理場が町への移管が実現しまして、施設を拡充する、あるいは修理するということになりましたときに、八田、池ノ内を含んだ汚水処理場としてする可能性があるかどうか、町長の所見をお伺いいたしまして、1回目の質問を終わります。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 西内議員のご質問にお答えをいたします。 まず、ごみ問題についてお尋ねがございました。 ご案内のとおり、伊野町のごみの焼却灰につきましては、現在三重県へ一時的に排出処理しており、最終処分場及びリサイクルプラザは早急な整備が必要であると私も認識しております。 また、そうした中、先日、日高村長から仁淀病院と中央清掃事務組合の一部事務組合についてのお話がございました。ただ、私はお互いの議会があるのではないか、またそれぞれ一部事務組合の議会もあることから、慎重にしてほしいといったお願いもしておりました。ただ、日高村の議会で今先に話が出たところでございますので、今後日高村との調整は必要かと思います。ただ、日高村からの具体な話がまだあってないのは事実でございます。 次に、グリーン購入法の対策についてお尋ねがございました。 まず、法律の対応はどうなっているのかとのことでございましたが、国等による環境物品等の調達の推進等に関する法律、通称グリーン購入法によって地方公共団体は環境物品等の調達の推進を図る方針を作成するように努めるものとするとされておりますが、現段階では購入する際に、エコマーク商品やグリーン購入法対象商品の事務用品を各課で購入している状況であり、徹底されていないのが現状でございます。こういったことから、広報においても十分ではなかったと反省しておるところでございます。 また、環境物品の調達方針を作成するのかとのお尋ねもございました。 現在のところ、方針の作成は行っていません。法律第4条及び第10条に、地方公共団体による環境物品の調達の推進がうたわれておりますので、今後、環境物品の調達方針を作成していきたいと考えております。 また、合併後には事務用品購入の一括管理を行い、環境に優しい商品の購入を徹底してまいりますし、ISO14001の認証取得にも努力してまいりたいと考えております。 次に、「仁淀川」山の手入れで元気モリモリ事業について、2点お尋ねがございました。 まず、事業の推進状況でございますが、間伐事業を能率よく推進し、多岐にわたる間伐補助事業のスリム化を図るため、作業道開設、搬出間伐補助、広葉樹樹下植栽などをモリモリ事業の中に位置づけをいたしました。 間伐事業につきましては、約100件、110ヘクタールのうち26ヘクタールの測量面積確定を行い、交付決定を行っていますが、残りの84ヘクタールにつきましても、順次交付決定を行ってまいります。間伐作業道や基幹作業道、またミニ作業道につきましても、着実に作業も進んでいるところでございます。また、間伐材の搬出につきましても、107立方メートル、広葉樹の樹下植栽はケヤキ200本の交付決定を行っております。今申し上げました事業で森林整備に係る予算3,297万9,000円のうち、現在1,783万5,000円の補助金交付決定通知を行っているところでございます。 次に、モデル林を設定し、広く町民、県民、全国にアピールすべきと思うがとのお尋ねもございました。 モデル林につきましては、西内議員の言われる波川玄蕃の森のドコモの森の周辺の民有地の購入も含めまして検討をさしていただきたいと思いますが、一つ高知県伊野林業事務所の協力を仰ぎながら鷹羽ヶ森町有林への設定も考えております。 また、今年度、花粉症特別対策事業を活用し、大内南焼山町有林の40%間伐を計画しておりますので、モリモリ事業のモデル林にもなり得るのではないかと考えているところでございます。 さらに、全国へのアピールでございますが、林業専門誌への掲載、またNHKラジオでの放送により、伊野町の森林整備活動は全国的にも有名になってきています。ここ1カ月間で群馬県藤岡市議会をはじめ3団体の先進地視察を受けており、県内だけでなく全国にも影響を与えているのではないかと考えています。 今後、合併時の記念フォーラムやモデル林の指定を含め、町民、県民、そして全国へアピールしていきたいと考えているところでございます。 次に、天王ニュータウン汚水処理施設について、2点のお尋ねがございました。 合併前の移管の実現の見通しにつきましては、昨日以来、お答えをしていますとおり、10月をめどに行っていきたいといった考えでございますし、地元住民の90%以上の同意があり、かつ天王地区連合町内会より移管に関する決議書が提出されております。また、開発業者からも受け入れ要請があり、町といたしましては顧問弁護士とも相談の結果、移管が可能と判断をしておるところでございます。そのため、現在、施設の調査を要請しようといたしております。 また、八田、池ノ内の汚水処理の併設を考えないかといったお尋ねもございました。 天王地区汚水処理施設の計画処理能力は、9,000人槽で1日平均処理水量が2,700立米となっております。現在の池ノ内、八田、天王の人口は約6,200名、現在の天王地区の平均処理水量は約1,000立米となっており、数字的には八田、池ノ内の集合処理も可能となります。しかしながら、処理場までの管路を敷く費用やポンプアップ等の費用にも多額になるかと思われますので、今後集合処理とするのか、また八田及び池ノ内地区での農業集落排水事業合併処理浄化槽とするのかは比較検討する必要があると思います。 なお、1問目の分別のさらなる細分化につきましては、担当課長の方からお答えをいたします。
○議長(
畑山博行君) 伊藤環境上下水道課長。 〔環境上下水道課長 伊藤孝造君登壇〕
◎環境上下水道課長(伊藤孝造君) 西内議員のご質問にお答えいたします。 ごみ分別のさらなる細分化についてでございますけれども、現在、町民の皆さんに分別していただいているごみの種類は、可燃ごみ、不燃ごみ、容器包装プラスチック、
ペットボトル、瓶類、缶・金物類、紙類、布類と有害資源ごみの蛍光灯等の水銀が含まれるものと乾電池と粗大ごみに分かれていますので、11種類の分別となりますが、瓶類は透明、茶色その他、缶・金物類はアルミ缶、スチール缶、その他金物類に、紙類は新聞とチラシ類、段ボール、牛乳のパック等の紙製容器包装類とその他の雑誌や紙類と細分化していますので、実際の分別の種類につきましては18種類となっております。これ以上の細分化につきましては、住民の負担も増すことから、伊野町では現在行っています分別方法で再資源化できるものはすべて再資源化できておりますので、現状の分別収集体制で行ってまいりたいと考えております。 ただ、衛生委員さんや推進員の皆さんからは、最近はごみの分別が徹底されていないとのご連絡や容器包装リサイクル協会の検査結果がDランクになるなど、ごみの分別に対する関心が低下していますので、住民の皆さんには新たに分別マニュアルを配布するとともに、広報や回覧等で分別の徹底をお願いしていきたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 2回目の発言を許します。16番、西内淳補君。 〔16番 西内淳補君登壇〕
◆16番(西内淳補君) 2回目の質問をさせていただきます。 特に、2回目の質問については、ごみの問題についてもう一度お聞きをいたします。 先ほど課長から、分別については十分だと、こういうような答弁でありました。先ほど私は、徳島県の上勝町のごみゼロの問題を取り上げました。先ほど言いましたとおり、いわゆるごみの出口を考えたごみ処理ではもういけないよ。入り口をきちっとしたやっぱり対策を立てていかないとごみは少なくならない。こういうことであります。 いわゆる伊野町におきましては、本年度も3億600万円の高い財政を投入しまして、伊野町のごみを処理する訳であります。三重県まで焼却灰を持っていっております。そういう状況であります。 私は、ごみの細分化について、今課長が18種類とおっしゃいました。例えば、伊野町の資源ごみの瓶類を考えてみてください。町の袋の中にはいろんな種類が入ってます。これを多分柱谷に持っていきまして、あそこでまた細分化している訳です。これを私は例えば酒の瓶、ビール瓶、さらには清涼飲料の瓶、そしてそれをもう一つ雑瓶として緑色とか茶色とか、あるいは黒色とか、あるいは板ガラスとか、いろんなそういう瓶に分けて、やはり収集をしていく、それこそが細分だと思うんです。 ここに私は、実は水俣市の環境モデル都市づくり実践事例集というのを持っております。これ、昨年の9月につくった資料であります。これを見ますと、水俣市は24分別にしております。特に、最低いわゆる資源ごみにつきましては、場所を決めまして、コンテナに全部区分けして処理をしております。で、そのことによって、やはり人件費がいわゆる少なくて済むし、住民のごみ分別への意識が高まったということであります。ここに出ておりますけれども、その再資源のいわゆる売却益が昨年度各地区に助成金を還元されております。多い地区では年間60万円、少ない地区でも7万円から8万円のその販売のお金をその地区の活動資金として助成をしております。 伊野町は、今再資源ごみが回収されていっておりますけれども、いわゆる販売してるんでしょうかね。販売しておるその金額は、今どこにどういうふうにされておるのか、そのことをまずお聞きをしたいと思います。 いずれにしましても、ごみというのはやはり出さないことを考えていかないと、いつまでたっても解決しないということであります。そこにやっぱり町民の意識の高揚が重要になってくる訳です。いつまでたっても、ごみ処理施設についたら、おれんところへ持ってくるのは嫌、私のところへも持ってきてくれるな。今までで見ると日高でお願いしよったと。施設を持ってくるの嫌です、みんな。しかし、一人ひとりの生活からどうしてもごみが出る訳です。これを、ごみの処理をそれぞれが責任持ってやっていかないと、これは21世紀の本当に環境に大きな、重大な影響を及ぼすことは言うまでもありません。 そういうことで、私の細分化ということは、上勝町じゃありませんけれども、このことによってごみを少なくしていく、あるいは量販店に対してお願いをして、いわゆる包装等でそういったものもどんどん減していってもらう、そういう運動をしていかないと、ごみの問題は解決していかないと思います。イタチごっこであろうと思います。 で、上勝町の言うとおり、廃棄物処理施設、焼却灰処理施設、そのものは国からの補助が出てやっておりますけれども、ひいてはやっぱり環境破壊につながる。まさしくそのとおりであろうと思います。 そういう意味におきまして、伊野町のこのごみの問題をいま一度細分化しようではないですか。そういう意味におきまして、町長の、いや、町長じゃなくて課長の答弁、もう一度前向きな答弁をいただきたいと思います。反対、反対だけではどうにもならないんですよ、今。起こり得る原因をどう町民一人ひとりが取り除いていくかということが、このごみ問題を含めていろんなことで重要だと思います。そういう意味を込めて、ひとつご答弁をお願いしたいと思います。 以上をもちまして
一般質問を終わります。
○議長(
畑山博行君) 伊藤環境上下水道課長。 〔環境上下水道課長 伊藤孝造君登壇〕
◎環境上下水道課長(伊藤孝造君) 西内議員の2回目のご質問にお答えいたします。 さらなる細分化ということでございますけれども、瓶等につきましては、できるだけお酒とかビールの瓶は買ったところへ生き瓶を返していただくっていう方法に努めてまいりたいと思います。どうしても生き瓶として利用できないもの等を行政が収集して処理していくという形が本来の姿ではないかというふうに思っております。 また、上勝町でも34品目の細分化をいたしておりますけれども、こういう細分化をして出してもらうということにしますと、収集の場所が広い面積が必要かと思っております。上勝町では、1カ所に住民が持ってきて、そこで分別をして置いていくという形でございまして、伊野町の
ごみステーションの現状を見ますと、そういう瓶等を並べて分類してという、そういう敷地の広さ等もありませんですし、そういうことから、それともう一つ、分類したものを別々に収集するとなりますと、収集体制も現在の収集体制では別の収集班が来て、順番にそのものを収集していくというふうなことも考えられますので、各市町村の実情に合った、そして適正に資源が資源としてリサイクルされる、そういう収集の仕方を今後についても考えていきたいと思っております。 また、リサイクル施設が新たにできましたら、広い敷地もできますので、持ってくる分については、そういう上勝町のような方法もとれるかとは思っております。 以上でございます。 (16番西内淳補君「議長、暫時休憩」の声)
○議長(
畑山博行君) 暫時休憩します。 休憩 14時5分 開議 14時7分
○議長(
畑山博行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 伊藤環境上下水道課長。 〔環境上下水道課長 伊藤孝造君登壇〕
◎環境上下水道課長(伊藤孝造君) 西内議員の質問に答弁漏れがありました。申し訳ありません。 アルミ缶等資源の回収したものにつきましては、仁淀川中央清掃事務組合が販売しておりまして、ちょっと金額については今現在よう把握をいたしておりません。なおまた、調べて報告いたします。
○議長(
畑山博行君) 以上で16番、西内淳補君の
一般質問を終わります。 ここで休憩をとりまして、2時30分から始めたいと思いますので、よろしくお願いします。短うて構いませんか。そしたら、25分から始めます。 休憩 14時8分 開議 14時25分
○議長(
畑山博行君) それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。12番、浜田孝介君。12番。 〔12番 浜田孝介君登壇〕
◆12番(浜田孝介君) 通告に従いまして
一般質問をさせていただきます。 先日、担当課長さんに私の質問事項の趣旨と内容はご説明させていただいておりますので、十分ご理解されているものと思います。お互いに緊張感を持って地方政治のレベルアップを目指して頑張りたいと思いますので、よろしくご答弁お願いいたします。 通告主題1、重要行政課題に対する民意把握についてであります。 言うまでもなく、我が国は主権在民の民主主義である訳ですから、地方行政にあっても十分に地域住民の意向に沿った行政を展開せねばならないことは当然であります。 そこで、お尋ねをいたします。 質問要点のア、的確な民意把握はできているとお考えかどうかを率直にお答えいただきたいと思います。 次に、特に重要行政課題については、いろいろな角度から民意を集め、的確な行政判断が必要ですけれども、この点から制度的に民意把握の多様化を図るべきだというふうに私は考えておりますけれども、これに対するご見解をお伺いしたいところであります。 次、通告主題の2、行政の個人情報保護についてお尋ねいたします。 プライバシーという言葉、実態がようやく社会的に定着し、その重要性がますます重視されるようになっております。ここ数年、基本的人権としてプライバシーは厳格に保護されるようになったことは、これまた皆さんご承知のとおりであります。町は、個人の財産とか、収入とか、戸籍情報とか、その他もろもろの情報を保有しておりますよね。これらの個人情報がしっかり守られているかどうかをお尋ねしたいところであります。 ちょうどよい具体的な例がありますので、それに基づいてご質問をすることにいたします。 今年の5月19日、防衛庁が公表いたしました自衛官募集の適齢者情報収集問題調査結果という報告があります。その中に、情報提供自治体の中に伊野町が入っていた訳です。個人情報保護の観点から、この資料提供の根拠、主として法的根拠なんですけれども、それともう一つは、法的にある程度完全な違法でないとしても、じゃあ妥当性についてどのように判断されているか、お尋ねしたいところであります。 あくまでも、これは一つの例として、個人情報保護に対する地方自治体伊野町の姿勢をお伺いするものであります。 5月20日の新聞によりますと、私は毎日新聞でこれを知ったんですけれども、個人情報提供をしてる市町村は全国で557市町村だそうであります。高知県では、伊野町を含む9つの町村が情報提供をしておるというふうに出ております。 そういう意味で、個人情報の保護の観点から、その根拠と報告をする妥当性についてお伺いをするものであります。 次に、通告主題の3、行政の継続性と説明責任についてお尋ねをいたします。 質問要点として、具体例で非常に個別的なんですが、蘇我神社の神田の町への所有権移転の根拠及びその処理手続の正当性の説明はということでお尋ねをしてあります。これも一つの具体例というか、典型的な例というふうに考えまして、聞きたいのは行政の継続性と説明責任、こういうものに関してお尋ねをするものであります。 内容的には、ここで
一般質問するというよりは、具体的に事務レベルで詰めるべきものであるかもわかりませんけれども、今日は細かいことじゃなしに、できるだけその問題点の概略を提起して、今後の取組みに役立てていきたいというふうに私自身は考えております。 経緯を明確にして、神社財産、神社としてのその財産整理をちゃんとしていくということと同時に、神社の田というのは単に宗教法人の所有だけじゃなしに、昔からの地域の住民のものであるという複雑なそういう関係にある訳ですから、地域住民の何かもやもやがあってはいかんと思いますので、その解消に役立てるための質問だというふうにご理解いただきたいと思います。 私の知り得る事実関係を、そこを述べまして、その問題点を指摘いたしますので、執行部の見解をお聞かせいただきたいと思います。 これは神社が所有する田んぼ1,491平米、約450坪ぐらいになるんですかね、これを平成元年9月25日に町へ寄附されているという事案であります。形式上は当該土地所有名義人の登記委嘱書により正式に町へ移転登記がなされております。この限りでは何の問題もないように見えます。 ただ、問題じゃないかというふうに考えられるのは、この土地所有名義人には当該土地を寄附する決定権限がなかったという問題点が指摘されている訳であります。 どういうことかといいますと、伝統的な習慣、慣習として神田の名義は、いつの時代かわかりませんけれども、神社の役員の名義になってたというのがその実態でありまして、これは宗教法人がちゃんと、宗教法人法ができる前は全国どこもこんな例はあったようです。要するに、そういう従来から名義人はその神社の役員が名義人になっておったそうです。それで、事実この場合も4人の名義人が4分の1ずつその所有をするという形になっております。しかし、この4名は、寄附行為を行ったときには、もう既にとっくにその神社の役員を外れてる訳です。そういう事実があります。それで、神社の業務をつかさどっていたのは、もう別の役員がつかさどっておったと、こういう時期的な関係にあります。寄附行為の決定権限はそのときの役員にあるのでありまして、過去から慣習的に名義だけを持ってた所有名義人には権限はないんだというふうに理解するのが妥当じゃないかということが問題として提起をされている訳であります。 それで、当時の役員の寄附決定決裁のないまま、寄附行為の手続が町側でとられたんだという、こういう解釈をしてる住民が少なからずおる訳です。事実、町へ寄附をする移転登記がなされていたことを神社役員が知ったのは、登記から大分遅れて平成7年末にあることで調べてみると、この450坪ぐらいの土地が所有権移転されとったというふうに気づいたそうなんであります。それから、この問題が顕在化して、以後何回かの話し合いが町となされておる訳ですけれども、いまだにちゃんとした結論がお互いに出てないということで、もやもやしてるということであります。これが私の知り得た経緯であります。 それで、神社側の当時の関係者、いわゆる当時の神社役員も、今はただ1人だけがご存命であります。私も、先日というか、ほかの人に連れられてこの方のとこへ行ったんですが、そのご当人はいまだに絶対に寄附などする気はなかったというふうに、病床でそのように言われております。ちょうどテープを持っていこうということで、テープにもその言葉はとっております。ただ、テープはどれほどの法律効果があるかはわかりませんけれども、そういうことでありました。 それで、私の申したいのは、こういう事実関係を含めて、事実関係が私の把握したのと違っておれば、それはそれでまたいろいろ協議をすればいいと思いますけれども、要するに1,491平米という広い土地の寄附ですから、町側には寄附を受けるための事務処理がなされていたはずです、何らかの形で。その経緯は書類で残っているはずなんですと私は思います。これは平成元年のことですから。是非それをご提示いただきまして、納得のいく説明を受け、ちゃんと納得をして、新しい財産の整理をしてスタートをしたいということであります。もし説明できるような書類がもう既に保管されていないということであれば、この当時、この案件を一手に処理したとされる当時の担当課長から寄附の理由やその正当性をお聞きになられて、その結果を納得のいく説明をしていただきたい。事務レベルでしていただきたいということであります。こういうことが行政の継続性と説明責任ではないでしょうか。 なお、当時の担当課長は、神社側の寄附決定権限者はだれであったかは知っていたはずです。仮に、それも知らずに寄附手続を進めたとしたら、この寄附契約自体に瑕疵が、要するに傷物の契約であると言わざるを得ません。そうなってくると、法律上、その効果に影響が出てくることになります。立場上、通常の注意義務が問われる訳であります。このような事実を踏まえまして、町側のご見解を承りたいと思います。 要するに、何とかせえということじゃなしに、もう一度わかるように説明をしてください。そして、納得をしたら、それに基づいて財産の処理をちゃんとしたいです。もやもやのままでは、ちょっと問題を残しますということであります。 次が主題の4、行政の事業評価と結果責任についてであります。 人間は失敗をする動物であります。私なんかはしょっちゅうやっております。しかし、失敗を経験して、進歩、発展をなし遂げる能力も、また人間は持っておるはずです。この質問の主題については、前議会でも質問させていただいておりますけれども、今日は具体的に質問要点に上げておりますように、謙虚な反省、迅速な対応、責任の明確化は十分かということをお尋ねするものであります。 国、地方を問わず大部分の行政施策というのは、良好に展開されていると私は思っております。その意味で、行政施策の成功率は非常に高いという私は認識を持っておるものであります。しかしながら、国の施策として実施した横浪、卑近な例ですが、横浪スカイラインやグリーンピア横浪ちゅうのは、数少ない失敗例だと私は思っている訳です。町長は、どのようにご感想をそれに対しては持っておられるのか、よろしければお聞きをしたいところなんですが、これは国の事業ですから、これはお聞きするのが無理じゃないかと思っております。 私は、以前から行政施策の展開には最低限プラン・ドゥー・シーが必要だということを主張しております。このシーについて、シーというのは、実施施策の結果の評価あるいは反省という部分ですけれども、伊野町政でもこのシーについて謙虚な反省、迅速な対応、責任の明確化、これが適切になされているというふうにご認識されているのか、ご質問をするところであります。 次、通告主題の5、天王ニュータウン汚水処理施設移管についてお尋ねいたします。 この問題については、既に他の議員からも質問をされていますので、できるだけ重複は避けたいと思いますが、ダブる点があったらご容赦をいただきたいと思いますし、ダブっておればご答弁を省いていただいて結構です。 町長は、行政報告で合併時期との関係もあり、前向きに検討すべき時期に来ているものと考えるという趣旨の報告をなされました。前向きに検討すべきは当然でありますけれども、合併時期との関連性は私には余りよく理解できないんです。合併の絡みで合わせる必要はないというふうに私は理解してるんですけれども、そのことはいいです。それは別としまして、質問点3つについてお答えをいただきたいと思います。 ア、開発時の町と業者、これ業者は戸田建だと思うんですが、町と業者との取り決めはどうなっていますか。何かどんな取り決めがあったのか。しかも、契約書とか覚書とか、そういう書面で確認フォローできるものがあるかどうか、あったらどんな内容になってるのか、お教えいただきたいと思います。 2点目、それは業者と購入者、要するに居住者ですね、との取り決めはどうなっていたんでしょうか、この問題につきまして。これはむしろ執行部に質問するよりも、私が居住者のところへ行って、どんな取り決めがあったんですかと聞くのが本来普通の姿じゃないかと思いますけれども、町は業者の取り決めを知った上で、対処すべきであるというふうに私は考えておりますので、町も把握されていると思って、あえて執行部にお尋ねをするところであります。業者にどのような取り決めがあったのか、わかればお教えいただきたいと思います。 3点目、町の基本的スタンスはどうなっているのかということであります。 再確認のために、明確にお答えをいただきたいと思います。 なお、以前のスタンスと変化していたら、その経緯もあわせてご説明ください。 私の理解する町のスタンスは、何か一定の基準に設備が合ってないと、それは要するに自治体の所管に移すことは難しい。そういうことで、一定の基準に達したものにしてくれという、そういう趣旨のスタンスがあったんじゃないかと思う。そのほかにもいろいろあったと思いますけれども、そういう町のスタンスをはっきりお聞かせいただきたい。もちろん、スタンスが変わることありますから、変わっておれば、その経緯をご説明いただければ結構だと思います。 以上で第1回目の質問を終わります。よろしくご答弁お願いいたします。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 浜田孝介議員のご質問にお答えをいたします。 重要行政課題に対する民意把握について、2点のお尋ねがございましたので、併せてお答えをいたします。 民意の把握方法につきましては、行政課題により異なりますが、地元関係者との話し合い、アンケート調査、
住民説明会での意見交換、住民の代表であります区長さんや議員のご意見等を参考にし、庁議に諮り、重要行政課題の解決を図っているところでございます。 多様化いたします住民の皆様のご要望をすべての住民の皆様にご理解していただき、事業推進をしていくことは理想でございますが、事業の緊急性、重要性、公共性、また予算執行の計画性も考慮し、かつ民主主義の論理にのっとった多くの住民の皆様に支援していただける事業を推進していくのが、行政に課せられた課題であると認識しているところでございます。 今後におきましても、今までの民意の把握方法を継続しながら、また新たな方策も模索し、行政課題に対応してまいりたいと考えております。 次に、通告主題4の行政の事業評価と結果責任についてお答えをいたします。 先ほどご質問の中で横浪スカイラインとグリーンピアのお話がございました。県は建設当時の高度成長時代に多くの利用者を見込んでいたと思いますが、現在の社会情勢の中で評価をした場合、議員と同感でございます。 私も責任を明確する上でも、事業を実施する場合においては、プラン・ドゥー・シー・アクションの方法も十分検討した上で、費用対効果の予測を行わなくてはならないと考えておりますし、また思い切った改善、改革も検討する時期を逃がさないようにしたいと考えているところでございます。 そして、私の行政報告の中で、汚水処理の役場への移管の時期につきまして、合併時に合わせてといった説明をさせていただきました。少し私の説明が足らなかったと思っております。時期的には来年の4月を目指しておりまして、ただ料金が2,100円といった問題がございました。実は、この2,100円が法的に対応できるのかといった疑義がございまして、弁護士さんとも相談をいたしましたところ、団地下水道条例等でクリアできるといったお返事をいただきました。4月に移管をしたとしても、10月までの移管機構、どういいますか、調整機構といいますか、期間といいますか、そういったものを設けると、9月いっぱいで2,100円でそのまま据え置くといったことも可能ではないかといったところから、合併前といったお話をさせていただきました。 私からは以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 堀地町民課長。 〔町民課長 堀地省三君登壇〕
◎町民課長(堀地省三君) 12番、浜田孝介議員にお答えいたします。 通告主題2、行政の個人情報保護について、ア、住基台帳の内容を行政間で情報交換できる根拠及びその妥当性はというご質問でございますけれども、住民基本台帳の記載内容を行政間で情報交換する場合には、以前から職務上の請求である旨を明記した公文書で情報交換を行ってまいりました。また、昨年8月5日以降、住民基本台帳ネットワークシステムの稼働により、住所、氏名、生年月日、性別の4情報のみについては、住基ネットを通じ全国の行政機関と情報を共有しているところであります。 ご質問の行政間で情報交換ができる根拠及びその妥当性はとのことでございますが、ご質問の内容は4情報以外の情報提供に関することであるかと思います。その根拠は、住民基本台帳法第12条第2項において、何人でも正当な理由があれば、市町村長に対し住民票の写し等の交付が請求できること。また、住民基本台帳の一部の写しの閲覧及び住民票の写し等の交付に関する省令第3条第2項により、国または地方公共団体の職員がその職名、職務上の請求である旨を明らかにして請求された場合におきましては、適法であるかどうか、また個人情報保護に触れはしないかなど検討いたしまして、情報提供を行っているところでございます。 先ほどお話にありました自衛隊への適齢者情報の提供につきましては、個人情報保護の立場からプライバシーの侵害に当たるのではないか等の検討もいたしまして、適法であり、特に個人情報に触れることもないと、そのように判断をいたしまして情報を提供したものであります。 また、今後の自衛隊からの情報の提供の依頼に対しましては、4つの情報に限り提供してまいりたいと、そのように考えております。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 岡林総務課長。 〔総務課長 岡林正憲君登壇〕
◎総務課長(岡林正憲君) 浜田孝介議員の行政の継続性と説明責任についてのご質問にお答えをいたします。 蘇我神社の神田の件につきましては、昭和63年ごろに波川公民館の建てかえと、波川緑地公園の整備に関する請願が地元の2名の議員を紹介議員として、波川地区住民の署名簿を添え提出されております。これを受け、町では地元で公民館用地を提供していただけるならば検討するという返事をしておりましたところ、当時の波川地区公民館長より用地の確保ができたので建設をお願いしたい旨申し出があり、平成元年度に波川地区公民館を建設したものであると伺って、これは当時の課長から伺っております。 この公民館の用地につきましては、平成10年2月に当時の神社総代から氏子に相談なく町有地になっているとの申し出があり、話し合いを行っておりますが、町としましては、4名の土地所有者より平成元年9月25日付で土地の寄附申し出に基づき、町への登記承諾書も提出されており、伊野町へ所有権移転登記を行ったものであり、適正な事務が処理されていると思っております。 なお、当時の書類が残っておるかということでございますが、登記所へ申請した書類は登記所の方に残っております。それで、今私が前課長で当時の課長から聞いた話ということと、また町で保管しておるコピーがございます。それは示談書ということで、当時の波川地区の神社総代の方、それとこれ土地を交換を、今の公民館の用地は土地を交換しておりまして、その交換者並びに波川地区の公民館長、この三者で、公民館用地については神田の用地を相手の方と交換して、そこへ公民館用地として提供するというふうな示談書が交わされておりまして、これがコピーしたもんでございますが、そういう書類が残っておるということでございます。 それとあと、この公民館が建ちまして、公民館の貸借契約、このときの町との契約の中に当時の神社総代さんの方が公民館の副公民館長さんをされておりまして、そのときの契約の中にもこの方の名前が出てきておりまして、私はこの書類を見る限りはやっぱり適正に処理がされておると、そのように考えておりますし、今の登記の担当者のこの書類についてつくった覚えはないと、向こうの方から持ってきたものを登記所へ持っていったと、そのような話を聞いておりますし、またこの以前の土地につきましては、昭和37年と63年11月、また元年の8月にそれぞれ相続登記、これ神社側がやっております。やっておって、なぜやったかといいますと、これ交換するために神社側がやっておりますので、やっぱりその辺の事情を見る限り、私は適正に行われているんじゃないかと、そのように解釈をしておるところでございます。 以上です。
○議長(
畑山博行君) 伊藤環境上下水道課長。 〔環境上下水道課長 伊藤孝造君登壇〕
◎環境上下水道課長(伊藤孝造君) 浜田孝介議員のご質問にお答えいたします。 天王ニュータウン汚水処理施設移管についての開発時の町と業者の取り決めはについてでございますけれども、開発協定書で開発業者は下水道施設を日本下水道協会発行、下水道施設設計指針と解説に定める諸元に従って設置し、その維持管理は浄化槽法の定めるところによると。 もう一点、施設に供する土地は管理者である開発業者の所有とし、将来、伊野町または伊野町の指定する者以外に所有権を移転することはないものとするとされております。 2番目の業者と購入者との取り決めにつきましては、覚書で施設の維持管理は開発業者が行うこと、また利用加入金、大修理充当金、利用料、施設の維持管理の委託、施設の移管等、12項目について定められておりまして、その中で施設の移管につきましては、将来、伊野町または他の公共団体、あるいは開発業者の指定する者に移管する場合は、購入者は異議なくこれを承諾するものとしますとされております。 3番目の町の基本スタンスはということでございますけれども、個人の財産は個人もしくは民間で維持管理していくことが基本であると思っております。しかしながら、公共下水道や農業集落排水事業と同じく、この施設は公共性が高いものと判断もしておるところでございまして、また近年、天王地区住民の皆様が企業の倒産や地震災害の発生など、将来にわたっての維持管理に不安を抱いておりまして、連合町内会名で町あてに移管に関する決議書もいただいておりますので、町としましては移管やむなしと考えているところでございます。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 2回目の発言を許します。12番。 〔12番 浜田孝介君登壇〕
◆12番(浜田孝介君) 2回目の質問をさせていただきます。 主題1の行政課題に対する民意把握については、民意の把握の仕方には理想と現実には万やむを得ず差が生じると、それはもう当然だと思います。しかし、十分民意をくみ取れるような努力をしておられるということで、そのとおりだというふうに私も思います。 我々は民主主義の世の中にいる訳ですけれども、今の主流は代議制の間接民主主義が主流になっております。特に、政治の世界ではそうだと思います。その意味では、町民に選ばれた我々議員の多数決による議会の決定が伊野町の民意の集約という大きな一面を持ってると思います。町長も、しばしば議員の意向が町民のいわゆる民意の反映だという意味のことを申されておりまして、これまた当然のことであろうと思います。 ところで、先ほど町長もおっしゃられましたけれども、一方では地域懇談会を開いたり、アンケート調査をしたり、私は余り高く評価しませんが、意見箱を設けたりして住民意向を把握しようというふうに努められておる訳です。それはなぜでしょうかという、当然のことながら、それは代議制による間接民主主義の手法では民意を十分に把握し切れないという認識があると思います。もともと理想的にはできないと思うんですが、なかなか間接民主主義では把握できないという現実があるから、そういう手段で補完をしていってる。それは非常にいいことだと思うんですが、それはいわゆる直接民主主義の手法によって民意の把握もしようということで、間接民主主義が主流なんだけれども、それを補うものとして直接民主主義の手法を使おうと、こういうことだと思います。 特に、重要な政策課題であるとか、民意に分裂があるというような場合には、これはやはり代議制の間接民主主義による民意の把握はもう既に破綻をしとる訳ですから、こういう場合には、住民投票というその制度も視野に入れた、その他いろいろあると思いますが、直接民主主義による民意の把握も必要ではないか、かなり必要ではないかというふうに私は考えております。町長も同じようなお考えじゃないかと思いますが、とりあえず重要課題あるいは民意の割れているものについては、積極的な直接民主主義の手法を用いて民意を把握し、それを行政施策に展開するというようなお考えありやなしや、お伺いしておきたいと思います。 次は、2点目、行政の個人情報保護についてであります。 これは先ほど課長がご答弁いただいたんですけれども、法的根拠としては12条の、地方自治法(後段で「住民基本台帳法」との訂正あり)12条の住民の写し等の交付という項目がありまして、これは先ほど読み上げられましたように、何人もその云々ということ、これに基づいて行っているという一つの法的根拠を示されてますけども、これはどうも法解釈が誤ってるんじゃないでしょうか。何人も、法には書いてありますよ。ところが、私が塩田始さんの住民票の写しを交付してくださいと言ったら、出してくれますか。出さないはずですよ。それは明らかにちゃんとした委任状が必要だとか、細かい手続を書いてあります。そういう意味からすると、単に、何ていうか、行政サイドだから、必要があれば求められると、その根拠は何人も求めることができるという12条をその根拠にするっていうのは、私は法解釈が間違ってるんじゃないかというふうに思うんですが、いかがでしょうか。 やはり、そうであれば、何かちゃんとした委任状とか、そんなもん持っていくべきであります。要するに、全然知らない人が自分の情報をとってる訳です。とられてる訳ですから、その人の立場に立ったら、何が来るか知りませんけども、よくダイレクトメールで、あんた何か先物取引しませんかなんて来るじゃないですか、非常に不愉快なんですよ。だから、やっぱり何であれ、ちゃんとした手続がなしになされるということは非常に問題がある、プライバシーの保護という観点から。いわんや、この12条を法的根拠にして、行政間で個人情報をやりとりするなんていうのはとんでもない話だというふうに私は思うのですけれども、間違っているのでしょうか。 それから、もう一つ言いたいのは、これは4情報に限定これからしますよというお話だったんですから、いいんですが、地方自治法(後段で「住民基本台帳法」との訂正あり)の11条には、氏名、生年月日、性別、住所、この4つについては、だれが来ても閲覧をさせますと、できますという規定になってるんですよ。 ところが、伊野町の場合は、この4情報以外にも出してたということで、これは法に抵触してたと思います。これはお直しになるということですから、それはいいんですけれども、この11条についてはこれ閲覧なんで、その送付するっちゅうのは、やっぱし法的根拠としたら抵触してるんじゃないかというふうに私は思います。 要は、それから自治法(後段で「住民基本台帳法」との訂正あり)の37条に資料の提供という規定があります。これは、国の行政機関または都道府県知事はそれぞれの所管業務について必要があるときは、市町村長に対し住民基本台帳に記載されている事項に関して資料の提出を求めることができるという規定になっております。恐らく、この規定を援用してるんじゃないかと思うんですけれども、この規定をもし援用しておるとしたら、これまた非常な法解釈の誤りじゃないかと私は思います。 この規定は、国または知事は市町村長に対して資料提出を求めることができるということは書いてあります。しかし、市町村長は提出義務があるということは書いてない訳です。まず、それが1点、それから特に最近のような個人情報を保護する、プライバシーを基本的人権の一部とみなすという、こういう歴史的な時代の流れから考えると、国や知事は個人情報を単なる便宜さのために市町村長にその流通を要請、とにかく情報を要請するというようなことはあってはならないし、そんなことはないと私は思っております。 法37条の資料提供というのは、住民の圧倒的多数を対象とした必要性がある場合には、それは国や知事が求めてきたら、それは応じてもいいでしょう。 それからもう一つは、万やむを得ない場合で、もう必要性、どうしても必要がある、妥当性があるというときの特定者、これについては資料の提供を求めてくるだろうし、来たら出す判断がこの法律に基づいてやるべきだと思います。 どういうケースかっていいますと、例えば犯罪、広域犯罪なんかよくありますわね、最近。その人の身元調査をして、どうだっていう問い合わせが来る訳です。それに対して、これはやっぱしこの自治法(後段で「住民基本台帳法」との訂正あり)37条にいう資料の提供であると思います。要するに、もし37条あるいは12条、これを法的根拠として情報を提供し得る、別にどこでもいいですよ。そんな防衛庁自衛隊にこだわりません、どこでも。そういう法的根拠にのっとってやってるというのであれば、それは法解釈が明らかに間違ってる。要するに、法に抵触する行政を行っていると言わざるを得ません。 法令に、これを盛んに言うのは、住民基本台帳に、要するにプライバシーの関係で住民基本台帳というのは昭和42年に、台帳法という法は昭和42年にできてます。そのときには、本籍地を含むすべての情報を開示できるような、そういう形になってたんですよ。それが、外国が先だったんですが、日本にもあのプライバシーの概念が入ってきて、最近では基本的人権の一部だというところまで認知されるようになってきた。それに伴って何回も何回も改正されてきたんです。それはやっぱり個人情報の保護を大事にせないかん、プライバシーを守らないかんという歴史的な流れの中でそうなってるんです。それで、1999年、平成11年に法改正され、その後も改正されてますけども、それ以降は4情報しか見せませんよと。で、ますます時代の流れとして厳しくなってるのに、ただ便宜さのために言ってきたら出すというのは、やはり問題があるんじゃないか。私の法解釈が間違ってるかもわかりませんけれども、法解釈の問題というより、むしろ行政の姿勢だと思います、個人情報に関する。法令にのっとった遵法行政を行うのは当然であります。「仏つくって魂入れず」というような個人情報保護に陥らないように行政の意識改革を求めるものであります。 多分、いろいろこれは問題になりましたから、自衛隊高知地方連絡部、こっからはもう資料提供の要請はないんじゃないかと私は予想してるんですが、いずれにしても、行政間のなれ合いとかもたれ合いではなく、その相手はどうあれ、自主的に伊野町はこうするんだという姿勢で臨んでいただきたいと思います。当然のことながら、こういう根拠でこうやるんだということが十分私は理解できれば、それは立派な行政の姿勢としての取組みだということで、高く評価をいたします。ただ、今の段階では何となく従来からやっとったから、なれ合いでやってる。その証拠に、高知県でも9市町村しかやってないんですよ。だから、そのことを考えてみても、やはりもう一度ここで初心に立ち返って、従来からやっとったんじゃなしに、考えてみて、よしそれでも正しいからやるというのであればおやりになればいいし、そうじゃなければ方向転換を図る。 早い話、4情報以外に出しとって、4情報に限りますって、1つ引っ込めてる訳ですから、明らかに誤ったことをやっとった訳なんですよ、その面では。だから、やっぱり謙虚に反省をして、直すべきものは直し、自信を持ってできるものは、だれが何と言ってもやるんだという姿勢で取組んでいただきたいというふうに思います。 それから次に、行政の継続性と説明責任の件で、お宮の件ですが、今の課長のお話では公民館の要請があった。公民館の要請があったことはそら事実でしょう。しかし、ここで言ってるのは、神田の所有権が移った、その所有権の移し方に問題があったのじゃないかという問題が提起されてますので、そのことが私はよくわからないんで、町にしかるべき書類があれば見せてください。こういうことです。登記所に行けば資料がありますっちゅうのは、そういう資料を私は要求してるんじゃない。その寄附行為をどういうことでなされたか、どういう決定をして、町はそれを受けるべきして受けたかという、その受ける側の正当性を何かわかるような書類がないかということです。確かに、これ行きますと、登記委託書として4名のちゃんと印鑑証明つきで出しております。これはあります。これは当時の課長さんがこれを言ってる訳ですけれども、4分の1ずつ所有してる4人の地権者です。そのときに、本当にこういうことでこの土地はお宮が寄附すると、そういう話があるんで来ましたという説明をされているのかどうか、あるいはお宮の議決機関として決定がなされてるんで、あなたはもう単なる形式上の名義人だから判こを押してください、あるいは印鑑証明をとってくださいと、こういう説明がなされてるかどうかということが私の一番問題にしてるところなんです。 しかし、この問題はここでやるよりも、もっと実務レベルで詰めていって、円満な結論に導きたいというふうに思っておりますので、このことだけを主張して、これについての回答は特に、答弁は特に求めません。 4つ目の行政の事業評価と結果責任ということなんですけれども、まだ時間ありますかね。 (「あと35分です」の声) まだ大分ありますね。 じゃあ、はしょらずにちょっと、眠たいと思いますけれども、頑張ってください、お互いに。 これは、行政施策っていうのは、最初からすべて無益なものはないと私は思っております。ただ、成功率は結構高いというふうに思っております。それぞれの時期にそれぞれの政策効果が上がってる訳です。変な話ですけれども、横浪スカイラインとかグリーンピア土佐横浪も当該関係者については、福祉が増進されたり、利便性が高まったり、あるいは初期的には投資効果もあったんじゃないか。そういう意味で、何でも無益なものはないというのが一般的だと思います。しかし、業績を評価する場合に、どの時点でどういう評価をするかっていうことで、基準がないんで非常に難しいんですが、定量制と定性制を入れないかんので、しかしここで1つ機会損失という概念を取り入れて事業評価をしてみると、ちょっとまた見方が変わってくるんじゃないかと。でき得れば、伊野町でもそういう観点で試みたらどうでしょう。一定期間後の事業評価というのには、やはり機会損失の考えを取り入れなければ、正しい評価ができません。 例えば、今言いました横浪のグリーンピアも効果あったんですよ。しかし、本当にどうかと考える場合には、いろいろ評価の仕方あるけども、機会損失の概念を入れたらいいと思います。 機会損失というのは、本来経済学かなんかの会計学かの用語だろうと思いますけれども、こういうことです。何もしなければ、何の損得もなく、何の益も害も生じないというのが通常一般的な考え方なんです。機会損失というのは、もしあのときあれをやっておれば、あんなよいことができたのに、またはあれだけ利益が上がったのにという考え方を導入する訳です。やっておれば得るべき利益を逸してしまった。これを損得、マイナスだ、失敗だというふうに評価するやり方です。ややっこしいんで具体的に言いますと、例の横浪スカイラインであれば、こんな例が適切かどうかわかりませんけれども、横浪スカイラインをあの当時つくりました。仮に、その当時に伊野のバイパスを先につくっとったら、総体的に便益、利益は非常に大きかったというふうに、今となれば十分考えられます。そういう意味からすれば、同じ財源であれば、こっちをやっておったら、機会損失をあれだけ発生せずに済んどったと、こういう考え方なんです。 例えば、もう一つ言うと、労働省がグリーンピアのような施設をあっちこっちこうつくった訳ですけれども、そういうお金でもってもっと時代を先取りする。例えば、職業訓練学校を労働省がいいものをつくっておったとしたら、あんなグリーン、あんなと言うたらいけませんけども、グリーンピアよりはるかに大きな社会的利益が今日実現できたんじゃないか。それができてないのを損失だとこう考える訳です。で、つくったときの利益、地元の人とか利用した、我々も利用しましたから、我々の利益もあります。しかし、つくらなかったから損失があります。それを相殺してどっちが大きいかというような考え方を入れて評価をすると、また違った行政の評価ができるんじゃないかということであります。ややっこしい問題ですので、じっくり時間をかけて、是非いいものは取り入れていただきたいと思います。 嫌らしいけど、もうちょっと言わせてもらいますと、伊野町でもこれは同様なことなんです。柳瀬直販所のあの異様な物体を広告宣伝目的設備として財源投入せずに、何かもっとほかのことを考えていたら、今言った機会損失は少なくって済んだというような考え方で、行政を今時点で評価してみると、どんな評価になるんでしょうか。あのときはあれでよかったと思いますよ。何かあのワークショップをやって、間違いないですって胸張っておられた訳ですから。それで、その手続はちゃんと粛々とやっておられたんだから、私もそういう意味では賛成しました、非常に疑問ありましたけど。しかし、やっぱり評価するためには、そういう行政評価をやってみるべきじゃあないでしょうか。 それでまた、しつこいようですが、コパも同様なんですよ。 先日、他の議員の質問に対しまして、収入が172万7,000円、これに対しまして、これに見合う経費は1,082万2,000円かかっているという答弁がなされました。確かに、コパのような設備は、いわゆる法律で言う公の設備でありますので、単に金銭的な定量的な効果だけで評価することはできないと思います。あれがあるために、住民の文化や福利の向上が図られてるという定性効果も考えるべきであるのは当然であります。しかしながら、どうひいき目に見ても、その定量的マイナスを補う定性的効果が得られてないと私は判断しております。ということは、今あれを評価すると、残念ながら誤った、何というんですか、行政施策の一つではなかったかというふうに考えておる訳であります。 ほかのことはたくさん、もうほとんどは成功してますし、これもう全く最初からゼロであった訳じゃありません。それなりに効果はあったと思いますが、今言った機会損失の考え方を取り入れて評価してみると、明らかにそういうことになろうかと思います。 要するに、柳瀬の例のものやらコパ、要するに伊野町で箱物行政で数少ない失敗例じゃないかと私は思います。しかし、人間は失敗をする動物ですということを冒頭申し上げました。これらに対する謙虚な反省、それから特に迅速な対応、それから結果責任の明確化、これを十分果たすことによって、失敗を次の成功に役立てるという前向きな姿勢を是非とっていただきたいというふうに考えております。 それから、天王のニュータウンの汚水処理場につきましては、恐らく設備の関係で業者と何らかのネゴがあるんじゃないでしょうか。何か今のご説明では、何か一定の業界のルールとか、法に従った施設じゃないと公共に移管ができないとかというお話があったようなんですが、本来、管理運営は業者がするということになってる訳なんですよね。それを移管する訳ですから、伊野町もできるだけ好条件で譲り受けをすべきだと思います。ただ、相手が海千山千の相手ですから、ハードネゴシエーションになると思いますけれども、しっかりと基本的スタンスを踏まえて業者には対していただきたいというふうに思います。 それから、住民の意向に沿う行政をやるというのはもう当たり前のことでありますけれども、心配するのは、いわゆるポピュリズムに陥ることのないように、大衆迎合型であっては決していかんと思います。したがいまして、一地域の問題ではあるけれども、町全体に関係する問題としての認識を持って、民民で解決するものはまず民民でやってくださいよと。どうしてもできないもんについては、行政が対応します、関与しますと。それと、やはりこういう施設については、いついつまでも民に任しておくことはいかないんで、こういう条件が整えば町で管理しますというふうな、そういう明確な姿勢を示して取組んでいただきたいというふうに考えるのですけれども、そういうことに対するご見解を承りたいと思います。 以上で2回目の質問を終わります。 まだありますか。 (「13分ですね」の声)
○議長(
畑山博行君) 暫時休憩します。 休憩 15時28分 開議 15時28分
○議長(
畑山博行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 12番、浜田孝介君。 〔12番 浜田孝介君登壇〕
◆12番(浜田孝介君) 先ほどの私の質問の中で行政の個人情報保護についてご質問をさせていただいた中で、自治法の11条、12条あるいは37条という言葉を使いましたけれども、これは住民基本台帳法の誤りですので、訂正をさせていただきます。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 浜田孝介議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 まず、民意把握についてご質問がございました。 住民の意向と議員議会の意向、つまり浜田議員の言われる直接民主主義と間接民主主義を相互並行していく方針は、私も変わりはございませんが、民意の分離があり、議会でも判断できない場合、こういった場合には住民投票も視野に入れなくてはならないと考えているところでございます。 次に、設問4の事業評価と結果責任について、機会損失評価といった言葉が出てこられました。 なかなか機会損失評価、今となっては、あのとき実行していればよかったといった評価もできると思うんですが、今の私の裁量ではなかなか機会損失評価といったところまではできにくいんじゃないろうかと思っておるところでございますが、ただ議員のおっしゃられるとおり、こういったことは一つ一つ努力をして、機会損失評価までできるような行政マンにならなくてはならないと考えておりますが、いま少しお時間をいただきたいと思います。 そして、具体例として柳瀬直販所のキャンピングカーにつきましては、私も車両看板としての初期の看板効果は薄れまして、これ以上看板としての集客効果は望めないと認識しておるところでございます。現在、車両看板設置時と同様な価格での譲渡及びオークションへの出品を含め、検討を始めているところでございます。 次に、ギャラリー・コパにつきましても、新しい企画を取り入れ、集客数の確保に努めていますが、現在の社会情勢の中では今後も厳しい状況が続くものと考えます。このような中、先般開催されました運営委員会におきまして、半年間の行事予定表と情報を学生が欲しがっている。新たな行事予定表を作成し、美術館や学校などに配布してはどうかといった意見が出されていますので、このような意見を尊重し、集客力のアップにつなげてまいりたいと考えています。 また、9月議会でもお答えしましたように、土曜、日曜開館とか、集中開館、開催日の調整も図りながら事業を展開してまいりたいと考えておりますが、1問目のお答えをいたしましたように、思い切った改善、改革も検討する時期を逃がさないようにとしたいと考えているところでございます。 私からは以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 伊藤環境上下水道課長。 〔環境上下水道課長 伊藤孝造君登壇〕
◎環境上下水道課長(伊藤孝造君) 浜田孝介議員の2回目の質問にお答えいたします。 施設の移管につきましての町の基本スタンスといたしましては、先ほどお答えしましたとおり、個人の財産については個人、または民間で維持管理していただくことが基本であると思っておりますけれども、下水道に関しましては公共性も高いということと、また地区住民の90%以上の方が移管を望んでおる、また料金も若干現在の料金より高くても移管を望んでおる、また不況による企業の倒産あるいは南海地震とか、そういう維持管理への不安等がございますので、住民の要望に沿っていきたいというふうに考えておりますし、移管に当たりましては、下水道を専門分野といたしますコンサルタントによる検査結果をつけていただくように、開発業者に要望するようにいたしておりますので、その結果を見て判断をしてまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 堀地町民課長。 〔町民課長 堀地省三君登壇〕
◎町民課長(堀地省三君) 浜田孝介議員の2回目のご質問にお答えをいたします。 今回の住民基本台帳の情報提供の根拠が住民基本台帳法の第12条第2項で情報提供してあるならば、法的な解釈が間違っているのじゃないかという内容のご質問であったと思う訳でございますけれども、住民基本台帳法の第12条第2項、先ほどもちょっと第1回目のときにご答弁さしていただいたんですけども、第12条第2項と住民基本台帳の一部の写しの閲覧及び住民票の写しの交付に関する省令第2条第2項の中には、国または地方公共団体の職員がその職名、職務上の請求である旨を明らかにして請求された場合という項目がございまして、それによって提供もさせていただいたということでございますけれども、今回の資料提供につきましては、自衛隊法の中で都道府県知事及び市町村長においては、自衛隊法第97条の規定に基づく法的受託事務として自衛官の募集事務の一部を行うこととされておるところでございまして、それによりまして、適齢者情報の自衛隊の募集における適齢者情報の提供の依頼があり、提供したということでございます。 いずれにいたしましても、今後におきます情報の提供につきましては、適法であるといたしましても、個人情報の保護の取り扱いにつきましてはプライバシーの保護の観点から慎重に対応をしてまいりたいと、そのように考えております。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 3回目の発言を許します。12番。 〔12番 浜田孝介君登壇〕
◆12番(浜田孝介君) それぞれご答弁をいただきまして、大体私も理解、納得できた訳ですけれども、若干理解できないものもあるし、また改めてちょっとご見解をお伺いしたいものもあるので、3回目の質問をさせていただきます。 まず、通告主題の1番、民意の把握についてなんですが、これはお答えいただければお答えいただきたいという程度にお受けとめいただく方がいいんじゃないかと思います。 先ほども言いましたように、本来は間接民主主義が一般的でベターだけれども、非常にレアケースなんだけれども、住民投票も視野に入れた直接民主主義を採用して民意を把握する方がいいケースがあると、レアケースなんだけどあるというふうにご質問をいたしまして、お答えいただいたんです。住民投票を必要とする重要案件は、確かに滅多にありません。 ただ、過去のことなんですけれども、今回の町村合併問題、これについては、ほかの市町村で今は住民投票がかなり行われてますが、その是非についてとか、あるいはどの町村とやるかという相手選び、こういう重要な民意の把握を必要とする、こういうケースでは、住民投票による民意把握という手法に値するんじゃないかというふうに思ってるんですが、いや、これは特に伊野町の問題というんじゃなしに、一般的に民意がかなり割れて把握しにくい場合は、こんなものは住民投票に値すると私は思うんですが、町長のご見解をお聞きできればお聞きしておきたいと思います。 それから、通告主題に今課長からご説明をいただきました。省令にもあるということなんですが、これ細かいからやめますけども、あの省令を適用すること自身はまた非常におかしいんじゃないかと思います。 それから、自衛隊法にこうこう書かれてるからと、そういうことなんですけれども、じゃあ、自衛隊法と住民基本台帳法、どっちを伊野町は重視するんですか。要するに、今や基本的人権の一つとまで位置づけられたプライバシーを守ると、これを重視するならば、法にあるからといって、自衛隊法にあるからそれに基づいたなんて、安易な解釈あるいは安易な判断ではやはり問題なしとしないと思いますよ。法律の問題ですから、いい機会ですから、お互いにこれから議会離れて勉強し合うことにいたしましょう。是非おつき合いをいただきたいと思います。 それから、通告主題4の行政の事業評価と結果責任についてであります。 これは謙虚な反省と迅速な対応、それから責任の明確化でこういうこと、それに評価の場合に機会損失の概念を取り入れたらどうかという、こういう問題提起も含めての質問であった訳ですけれども、実は失敗の研究で有名な畑村洋太郎さんという大学の先生がおります。この人は事故の再発防止と次の成功へのための失敗を専門に研究している先生です。あの飛行機事故とか地下鉄の事故とか、工場の事故とか、人工衛星の打ち上げ失敗とか、もう必ずこの先生が日本では出ていっておる訳です。 最近、新日鉄と出光興産の工場事故に関する彼の書き物を読む機会があったんですけれども、それによりますと、設備上の問題というよりは、事故防止に対する人間の取組みに深い原因があるというような指摘がなされておりました。その人がいろいろヒアリングに行ったり、事前に行ったり、事後に行ったりする訳ですけれども、当事者、関係者は完全なマニュアルをつくっておりますと、それに従って指導、点検をしっかりやっているので、事故予防は完璧ですと、事故なんか起こりっこないですというのが大体そういう説明を受けるそうです。それで大部分が事が済んでおるそうです。しかし、大事故が結果として、それでもその中に起こってる。事故とか失敗というのはそれくらいの低い確率なんだけども、起こるということなんです。これは人間の対処はちゃんとしていても、長年それを続けていると、マンネリ化して新しい視点を失ってしまうということを書かれておりました。ちゃんとマニュアルをつくったとか、ちゃんと指示、指導したといっても、事故が起これば、結果として、それはちゃんとやってなかった。ちゃんと指導していなかったということにつながる訳であります。要するに、事故の結果責任をちゃんととらせて、新しい人に新しい目で対処をさせるという人心一新が今の失敗を次の成功につなげることですという意味のことを書いてありました。これは単に技術的な事故だけじゃなしに、我々、人文科学というか、人文の分野でも行政の分野でも同じことだと思います。 くどいようですが、柳瀬の直販所の問題、コパのようなその問題、これも謙虚に反省をして、迅速な対応をして、しかるべき結果責任を明確にすべきだというふうに思う訳ですけれども、これは教育行政においてもしかりであります。ちゃんとした指導はしていた。そら確かにしていたでしょう。それから、ちゃんとした具体的管理もしていた。個人指導までしていたということが聞かされますけれども、そらしてたでしょう。しかし、そのハレンチな不祥事が生じたという事実は否定できない事実であります。やっぱり、そういう観点でどの行政の分野についてもやはり万全を期して対処する必要があると思います。
○議長(
畑山博行君) 残り5分です。
◆12番(浜田孝介君) はい。 そういう意味で、どの分野においても機会損失の概念を加味して、行政の評価を行う試みをしてみるとともに、質問要点にも書いてありますように、謙虚な反省と迅速な対応、それと結果責任、どんなもんであれ、結果責任を明らかにする。そうして、数少ない失敗を次の成功に役立てる努力を今以上にやるべきだというふうに考えるものであります。 再度、この点について町長の所信を承りまして、私の
一般質問のすべてを終わることにいたします。 以上です。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。塩田町長。 〔町長 塩田 始君登壇〕
◎町長(塩田始君) 浜田孝介議員の3回目のご質問にお答えをいたします。 まず、民意の把握の点で住民投票を行うのがいい例として、市町村合併問題の是非について相手選びであるといったご質問がございました。 ただ、これまで本会議で私答弁をしてきておりますように、一般的にはそういったことが今ありますが、伊野町におきましては、合併問題調査特別委員会の意向を尊重してきた経過がございます。これで、私は間接の民主主義であるとしても、町民の代表の皆さんである議員の皆様方の総意によって場所、場所って失礼、相手方を選んだ訳でございますから、これは間違いなかったと、住民投票する必要はなかったと今考えておるところでございます。 次に、失敗の研究で有名な先生のお話が出ました。 防災上におきましても、設備は十分でございますが、動かすのは人でございます。マニュアルといっても、その時々の対応の仕方がまた違うかと思います。マニュアル化されたから大丈夫といったものは、私もこれは絶対大丈夫ではないと思っております。そうした訓練も必要ですし、マニュアル化だけじゃなくして、プラン・ドゥー・シーといったことは行政の中で見ていかないかんであろう。で、それプラス、アクションといったことも必要ではないか。 ただ、先ほど言いました機会損失につきましては、ただいましばらくと言いましたが、しばらくしばらくお時間をいただきたいと思います。そして、謙虚な反省、迅速な対応、責任の明確化についても今後とも十分努力をしてまいります。 以上でございます。 (19番池沢紀子君「議長、休憩」の声)
○議長(
畑山博行君) 暫時休憩します。 休憩 15時48分 開議 15時49分
○議長(
畑山博行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 それでは、12番、浜田孝介議員の
一般質問を終わります。 暫時休憩します。 ここで休憩を15分間とりまして、4時5分、始めたいと思います。 休憩 15時50分 開議 16時5分
○議長(
畑山博行君) 休憩前に引き続き会議を開きます。
一般質問を続けます。8番、大原孝弘君の
一般質問の発言を許します。8番。 〔8番 大原孝弘君登壇〕
◆8番(大原孝弘君) 職員の皆様には住民のための日夜のご努力に対して心より感謝申し上げます。
一般質問をさせていただきます。 滞納税整理へ専門機構の設置についてお伺いいたします。 現在、高幡広域市町村圏事務組合に市町村民税、固定資産税、軽自動車税、国保税等の滞納分を市町村にかわって取り立てる県内初の租税債権管理機構、仮称ではございますが、を設置。設置には各市町村議会の議決が必要ですが、来春にも業務開始となり、景気低迷で税収が減る中、滞納税の抜本的縮減策として期待されております。県市町村振興課は、県は市町村の自立を支援する立場なので、自立のためには税収の確保が欠かせないので、機構ができれば結果として県民税の徴収にもつながるとして、設立時の人的、財政的支援を検討しております。また、県税事務所では市町村が滞納者に機構にゆだねると予告することによって、自主的納付を促す結果も大きいのでは、また市町村から機構に派遣される職員は2年間で徴収のノウハウを学んで帰るので、地方分権が進む折、市町村の税徴収能力を上げることにつながることにもなると見ております。計画が浮上した背景には、行政の税徴収能力の低さもありますが、税の公平性の確保という観点から現状を放置すべきではないし、このことで、行政が納税者に強固な意志を示すことにもなります。納税者のトラブルに発展する可能性もありますので、機構は滞納額が多い方、滞納の時効5年が近い方、資産の収入があるにもかかわらず払わない方等々の悪質な滞納案件について、財産差し押さえなど正当な権利を粛々と行使し、圧力やトラブルに対応するために、顧問に弁護士や警察OBを迎え、機構設置後5年で全滞納繰越額を約25%縮減させることを計画し、目指すとしております。当町の市町村税、国保税等、滞納繰越額の過去3年にさかのぼっての推移と徴収の実態についてお伺いし、あわせて専門機構への取組みについてのお考えをお伺いいたします。 2番目、ちょっとおしえてコールについてお伺いいたします。 導入している自治体では、電話を主体にしたコールセンターを開設、2名ないし4名で、その背景はIT情報技術を活用し、自治体の経営戦略の一環としてスタートさせております。 まず、社会のさまざまな分野でIT化が進行しておりますが、その一方で、ITを使う市民と使わない市民との間に情報の格差が生じ、自治体からの情報を一番必要とするお年寄りや障害者等住民全体を見たとき、だれもが使いやすい道具はやはり電話ではないのか。また、住民の生活が24時間化しているこの時代に、役所のサービスは旧態依然の月曜から金曜の8時30分より5時15分でいいのかという問題意識からスタートした年中無休のコールセンター構想ができ、具体的には役所まで足を運ばなくても受けられるサービスの提供、ITを使わない住民にも平等な情報の提供、また住民が望む的確な情報の提供を目指しているとのことでございます。役所の電話の対応について住民から寄せられる声で多いのは、住民がとりあえず役所にと代表電話をダイヤルしても、各課をたらい回しにされることがしばしば起き、不親切、不満の声となっております。縦割り行政等が原因とされておりますが、同コールのねらいはこうしたたらい回しをなくし、複数の課にまたがる問い合わせなどについても的確に対応していくことです。この迅速、的確な対応を可能にするためには、自治体は住民から多く寄せられる問い合わせ、質問とそれに対する答え、情報を全庁的に約2,000件ピックアップし、データベースを構築しているので、住民が同コールへ電話すると、オペレーターは問い合わせ内容に応じてデータベースを検索し、的確な答えや情報をスピーディーに伝え、専門的な対応が必要な場合は担当部門の連絡先などを案内し、一年365日、午前8時より午後9時までとし、ファクス、Eメールも可能とし、1時間から1時間30分の間以内に返信しているとのことでございます。町政全般の問い合わせに対応するために、情報収集等に期間がかかるので、今から始めるスタンスで取組んではどうでしょうか。現在、総合案内はされておりますが、それを一歩進めた電話番と考えてもらってもいいと思います。お考えをお伺いいたします。 次に、オストメイト用の設備がある多目的トイレの設置についてお伺いいたします。 町内の福祉施設が年々整備、拡充され、住民の皆様が気持ちよく使用されていることは非常に喜ばしいことでございます。健康な方が何らかの原因で障害を持つに至った方々のために、ともに社会参画しやすい環境整備に力を入れなければならないのは至極当たり前で、当然のことでございます。 私は、6月定例会で車いす使用者トイレは本来だれもが使用できるのですが、専門と誤解されている嫌いが見受けられます。外見上、障害の有無がわかりにくい障害者、オストメイト、人工肛門、人工膀胱装着者が車いす用トイレに入っても、5分や10分では済まされず、外に出ると車いすの人が待っていて、気まずい思いをしたことをオストメイトが抱える深刻な悩みとして訴えさせていただきました。オストメイトが腹部のケアをするのに便利で、オストメイトに対応トイレが普及していない現在、既存の車いす使用者用トイレを気兼ねなく使用できるようにアピールするために、ステッカーの表示するように見本をお渡しして取組みをお願いいたした経緯があります。 そのときの答弁は、議員さんがご指摘のようなことがあれば、身体障害者用トイレを設置する場合は多目的なトイレの設置が必要であろうかと思います。また、これからつくられる施設につきましては、身体的な弱者が広く使用できるトイレを目指していきたいと考えていると言われておりました。オストメイト対応トイレの入り口に表示ステッカーをつけていただきたいのは、オストメイトが内部障害者のため、外見のみでは身体障害者であることの判別が難しいことと、他人の目を気にすることなく、トイレに入って排泄処理ができるようにしてあげるべきであります。その後、ステッカーが張られ、表示が済んだとは伺っておりません。苦言を呈しておきます。 枝川コミュニティーセンターが新築されておりますが、私は新しい町施設が建設されれば、必ずオストメイト対応の多目的トイレが検討され、採用されるものとばかり考えておりました。前段で申し上げたとおりの理由からでございます。担当者に聞きますと、6月以前に地元の方々の意見を聞き、設計ができていた。設計変更は難しい。もう少し早い時期に言ってもらえばできたかもしれない。今では無理ではないでしょうか。聞いた話をまとめると以上のようになります。 現在、伊野町には23名の装具給付対象者がおいでます。この方々の思いは、直腸及び膀胱等のがん切除手術のために排泄機能に障害を持つオストメイト、人工肛門保有者、人工膀胱保有者の抱える問題点は、肉体的、精神的にさまざまで多岐にわたっておりますが、この中で最も深刻な悩みは排泄のためにストーマ、腹部に造設された排泄口の位置に装着しているストーマ用装具から排泄物が時として漏れた場合に、腹部及び衣服が汚れ、臭気を発散することにより、他人に迷惑を及ぼす事態がいつ、いかなるところで起こるかということにあります。と、オストメイトが外出中にこのようなアクシデントを起こしたときは、とりあえず近くのトイレに駆け込んで、脱衣して、腹部等の洗浄を行い、ストーマ用装具の再装着を行い、また装具等の汚物の後始末も必要となります。 しかしながら、県内一般トイレはもちろんのこと、身障者トイレにも身体障害者であるオストメイトがこのような緊急の事態にも対処できる必要な設備が見当たらないのが現状でございます。したがいまして、オストメイトのこのような苦悩を理解いただき、既存の、または新築、新設トイレにオストメイトの緊急処理設備の設置をご検討いただけるようお願い申し上げますとこの私はこのような思いが伝わってまいります。 今定例会で報告第18号として、平成15年度枝川コミュニティーセンター新築工事の請負契約の一部変更に関する専決処分の報告があり、その内容は事務室等管理室を区切り、独立性を保つのに約102万円、図書館の本棚を組み込みにして地震対応性にするのに約706万円、このことから設計ができておっても、今まで以上に設備が、機能性が充実するものならば、専決処分していただけるものだと知りました。私はそのように受けとめさせていただきました。弱者の方のために今何ができるのかとお考えいただいて、ご答弁をお願いいたします。 資源ごみ回収拠点の設置についてお伺いいたします。 資源ごみの
ペットボトル等月2回、紙、段ボール月2回、缶、瓶月1回の回収に対応できない場合が考えられます。例えば、病気、うっかり忘れ、出張等々が考えられ、1回抜かすと、1カ月1回となり、また2カ月に1回ともなる場合もあり、それを忘れると保管場所がなくて、家の外に出せば、雨でも降ろうものなら汚く、また臭いも出てくるものもあります。集積場所を設け、24時間いつでも出せる資源ごみ拠点をつくり、住民のどのような場合にも対応できるように、町の保有地をベースに考えてはどうでしょうか。本庁、支所、各地区の集会所等々が上げられると思います。 お考えをお伺いいたしまして、1回目の質問を終わります。
○議長(
畑山博行君) 執行部、答弁。尾崎税務課長。 〔税務課長 尾崎都男君登壇〕
◎税務課長(尾崎都男君) 8番、大原議員の
一般質問にお答えをいたします。 当伊野町の個人町民税、法人町民税、固定資産税、軽自動車税と国保税の滞納繰越額の過去3年間にさかのぼっての推移ですが、平成12年度滞納繰越額2億7,270万9,262円に対して収入額3,447万8,016円、収納率12.64%です。平成13年度滞納繰越額2億7,824万8,203円に対して収入額3,149万1,610円、収納率11.32%です。平成14年度は滞納繰越額3億182万9,267円に対して収入額5,067万2,924円、収納率16.79%です。 次に、徴収事務の実情についてですが、第1点目といたしまして、夜間徴収を行っております。これは4月下旬から5月末までの年度末と11月下旬から12月下旬までの年2回、4チーム8名により、各10日間程度実施をいたしております。 次に、納税相談は、これにつきましては随時実施をしておりまして、新規分納計画作成件数といたしましては、平成13年度189件、平成14年度230件、平成15年度は、現在でございますが、169件でございます。 次に、国保の資格者証の交付者に対しての納税相談は随時実施をいたしております。 それと、口座振替の推進でございますが、これは広報そして固定資産の新たな新築等建てられた方には、その評価の時点で納税について口座振替をやっていただきたいということの説明も行っており、また納税に関する問い合わせ時には説明をして、推進を行っております。 その次に、嘱託の徴収吏員2名でございますが、徴収業務を主に行っていただいておりまして、平成13年度の実績といたしましては、356万1,555円の徴収を行っていただいております。そして、14年度は683万3,200円と、このような
徴収実績を上げております。 それと、催告書の発送でございますが、これは現年分3回、そして滞納繰り越し分3回と合わせて年に6回の発送をいたしております。 催告書とは別に、納税能力があるにもかかわらず滞納している方につきましては、簡易書留で差し押さえ予告文書を発送しており、おおむね納税または分納計画につながり、納税につながっております。 その次に、財産調査でございますが、これは随時実施をしております。平成14年度より県の指導も仰ぎながら給与等の差し押さえも実施していますし、不動産の差し押さえについても、今後積極的に対応してまいりたいと考えております。 なお、差し押さえ実施件数につきましては、平成14年度は5件でございます。平成15年度は現時点で12件行っております。 それと、議員ご指摘の須崎市を中心とする高幡広域市町村圏一部事務組合に市町村民税などの滞納分を市町村にかわって徴収する租税債権管理機構、これ仮称ということでございますが、の設置が進められております。お聞きするところによりますと、県の方へ依頼しているようでございますが、県派遣職員2名、そして市町村の職員3名、この管理機構で5名体制で平成16年4月にスタートしたい予定とのことです。 また、初年度につきましては、その運営の負担金としまして、徴収した滞納税額、
徴収実績の10%、それと滞納者、これ1人当たり17万円で運営していく予定であるとお聞きをしております。 今後、当該租税債権管理機構の活動、運営状況については、注視をしていきたく思っております。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 岡林総務課長。 〔総務課長 岡林正憲君登壇〕
◎総務課長(岡林正憲君) 大原議員のちょっとおしえてコール、町政全般の問い合わせの対応についてのご質問にお答えをいたします。 現在、窓口案内や電話対応におきましては、伊野町能力開発委員会で作成しました伊野町政ガイドブック及び総合案内用のマニュアルをもとにサービスの向上に努めているところでございます。 ご質問の電話での問い合わせについてでございますが、各課へのダイヤルインのシステムを導入しておりますので、これを利用していただきますと、担当課での詳しい説明が可能となります。また、代表電話への問い合わせの場合は、先ほど申しましたガイドブック等をもとに可能な範囲でお答えをしております。 データベースを構築し、オペレーターを配置した勤務時間外までの対応となりますと、住民サービスの向上にはつながりますが、現職員体制では困難ではないかと判断しているところでございます。このような状況でございますので、詳細につきましては、業務に精通した職員からの説明が必要となり、その場合には担当課に直ちにお継ぎすることがよりよい方法であると考えているところでございます。 次に、枝川コミュニティーセンターにオストメイト用の設備のある多目的トイレの設置についてのご質問がありました。 現在、計画の多目的トイレをオストメイト対応とするためには、新たに汚れた衣服や腹部が洗いやすいハンドシャワー混合水栓、パウチからの汚物を流したり、パウチの洗浄用の高さ70センチ程度の汚物流し、使用済みパウチを洗った後捨てる汚物入れ、収納式の着がえ台等が必要となり、また高知県のひとにやさしいまちづくり条例において、多目的トイレ内で車いすの利用者の方が回転できる直径1.5メートルの空間が必要なことから、現設計の多目的トイレ内での改造は困難であります。議員さんより要望もあり、設計変更も検討しましたが、オストメイト用の装置を整備するには、最小でも横幅を20センチ広くする必要があり、東側の通路が通常人と人とが行き違いのできる幅員であります1メーター以上の確保が困難となってきますので、利用者の支障となります。このようなことから、枝川コミュニティーセンターへの設置は困難だと判断したところでございます。オストメイト対応の多目的トイレの必要性は十分認識しておりますので、今後建築を予定しております役場庁舎等への設置を計画してまいりたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 伊藤環境上下水道課長。 〔環境上下水道課長 伊藤孝造君登壇〕
◎環境上下水道課長(伊藤孝造君) 大原議員のご質問にお答えいたします。 24時間持ち込みのできる回収拠点をということでございますが、24時間となりますと、不法投棄のおそれや回収場所の管理の問題も考えられますし、また資源ごみの収集につきましては、毎日町内各地に収集に行っております。24時間体制となりますと、別の収集班を構える必要も出てまいります。現時点では引っ越し等で処置できなく困っているごみのみ役場に持ってきていただいているのが現状でございます。 今後、現在整備を進めておりますリサイクルプラザ等の施設ができた場合には、時間帯を決めて施設に持ち込みをしていただくようにしたいと考えております。 以上でございます。
○議長(
畑山博行君) 以上で8番、大原孝弘君の
一般質問を終わります。 お諮りします。 本日の会議はこれで延会したいと思います。ご異議はございませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
畑山博行君) 異議なしと認めます。したがって、本日はこれで延会することに決定いたしました。 明日、午前10時再開します。 本日はこれで延会をいたします。 どうもお疲れさまでございました。 延会 16時32分...