伊野町議会 平成13年第4回(12月)定例会 平成13年第4回伊野町
定例会会議録招集年月日 平成13年12月19日(水曜日)場 所 伊 野 町 議 事
堂出席議員議席番号氏 名議席番号氏 名2番土 居 豊 榮12番畑 山 博 行3番森 木 昭 雄13番浜 田 孝 介4番勝 賀 瀬 英 章14番吉 良 正 雄5番西 内 淳 補15番長 崎 譲6番近 内 敏 弘16番永 野 和 雄7番浜 田 重 三 郎17番大 原 孝 弘8番井 上 敏 雄18番北 岡 義 彦9番津 野 成 助19番池 沢 紀 子10番山 岡 勉20番西 川 か ず 子11番別 役 博 明
欠席議員議席番号氏 名議席番号氏 名
事務局職員出席者事務局長藤 岡 孝 雄書記森 田 里 香説明のため出席した者町長伊 藤 建 男助役上 田 周 五収入役中 嶋 裕
明教育長濱 田
啓総務課長岡 林 正
憲住民課長森 幹
夫企画財政課長西 村
脩水道課長西 川 和
水建設課長上 田 敬
介偕楽荘所長森 木 祥
夫環境対策課長伊 藤 孝 造紙の
博物館長町 田 好
徳産業経済課長尾 崎 都
男国体担当参事山 崎 豊 久ほけん
福祉課長吉 良 正 道
税務課長堀 地 省 三 平成13年第4回
定例会議事日程(第5号) 平成13年12月19日(水曜日)午前10時開議 第1 一般質問 3番 森 木 昭 雄 19番 池 沢 紀 子 第2 議案第69号から議案第81号並びに諮問第3号
委員長報告 討 論 採 決 第3 町議第14号
市町村合併問題調査特別委員会の設置について 第4 町議第15号 治山・治水事業の強力な推進を求める意見書 第5 町議第16号 BSE(
牛海綿状脳症)対策の強化に対する意見書 第6 町議第17号 高
規格幹線道路の整備促進に関する意見書 第7
議会運営委員会委員の選任 第8
常任委員会、
水資源対策特別委員会、
高知西バイパス整備促進対策特別委員会、
議会広報特別委員会並びに
議会運営委員会閉会中審査、事務調査の件 開議 10時0分
○議長(
西川かず子君) おはようございます。 これから本日の会議を開きます。 議員より
特別委員会設置及び
意見書議案が提出されまして、お手元にお配りしてありますので、ご了承願います。 これより日程に入ります。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
西川かず子君) 日程第1、一般質問を行います。 順番に発言を許します。3番、森木昭雄君の発言を許します。3番。 〔3番 森木昭雄君登壇〕
◆3番(森木昭雄君) おはようございます。 少し風邪ぎみですので、お聞き苦しいかと思いますがご了承いただいて、通告に従いまして一般質問を行います。
音竹水源地について行います。 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 私は、9月議会で、高知医大の先生からマンガンについての
医学専門書の抜粋を紹介をしていただきました。殊に、
マンガン中毒学を専攻する
西山敬太郎氏の産業衛生、金属による職業病、マンガンでは
中枢神経障害、
慢性マンガン中毒症の概要には、次のように書かれています。中毒例数は、世界で800余例、1971年、我が国では54例である。これらのほとんどは
マンガン鉱山や
マンガン精錬所において、マンガンの粉じんやヒュームに暴露された作業者である。酸化度の高い
マンガン化合物ほど有害である。経口摂取による中毒は、人では
マンガン汚染の井戸水を飲んで16人が集団的に
亜急性中毒にかかったという、我が国における報告が世界唯一のものとされている。 さらに、
マンガン中毒における事故について精査を進めるため私は、先月11月初旬に東京の本省、
厚生労働省に出向いて、資料提供や意見交換をしてまいりました。その結果、昭和30年代からマンガンによる水道水の着色障害が多発、化学肥料による耕地の酸性化、河川汚濁、浄水場での
塩素使用量の増加などが原因で、最近では
マンガン除去の知識も高まり、障害は少なくなった。飲料水の中毒例として、昭和14年神奈川県平塚市で
廃棄乾電池で井戸水がマンガンで汚染され、脳炎症状を呈し、3名が死亡、つまり16人中3名が脳炎で死亡していることが判明をいたしました。これは、
株式会社水道新聞社発行の
水道水質ハンドブックをごらんいただければわかります。
厚生労働省で、きちっと資料をここにいただいております。 また、排水基準の10
ミリグラムパーリットルは、
水質汚濁防止法排出基準及び下水道法における下水道への排出水の水質基準では、
溶解性マンガンあるいはマンガン及びその化合物として10ミリグラム
パーリッターの許容濃度が定まっていることも、私は東京に行って初めてわかるような次第でありました。
厚生労働省の事務官は、このように私に話してくれました。深井戸から原水を排水すれば、日本列島大体どこでもマンガンが出ますと言われます。
マンガン処理は、池をつくって砂を入れ、マンガンを沈殿さす。そして、上澄みのきれいな水を排水する方法がとられているとお聞きもしました。
社団法人高知県
食品衛生協会食品検査センターから出版されている「水の健康診断のすすめ」の中に、
水質検査成績書の見方、検査項目46項目の中のマンガンの基準値は、0.05
ミリグラムパーリットル以下、主な不適の原因は、主として地質の影響による。その他鉱山、工場排水の混入による汚染の疑いを示すとあります。身体に対する影響などについては、神経症状、言語障害を主とする中毒症状。水を着色し、食品を汚染する黒水障害。対策等は、
除マンガン装置の取りつけ、水源の転換とあります。 ここに、1本の
ペットボトルがあります。この黒褐色の水は、醤油ではありません。
音竹水源地の原水を
マンガン除去装置で処理された後、水路を通って江尻橋の下で払拭布で吸い取り、絞った水であります。もう一本の
ペットボトルがあります。薄茶色の水です。
音竹水源地の原水が、
マンガン処理された後に江尻橋の下の水路でくみ取った水です。 平成13年11月28日、午後4時30分に、
八田地区住民とともに
音竹水源地の原水が
マンガン処理され、江尻橋下の水路に流れ出る排水量の調査をしました。多少は水はこぼれ出ましたが、厚手の
ビニール袋にくみ取った量は、5秒間で18リットルでした。ただし、この水量は冬場で、生活用水として夏場と比べ使用量の少ないときであります。5秒間で18リットルですから、10秒で36リットル、60秒で216リットル、60分で1万2,960リットル、24時間で31万1,040リットル、トンに直しますと311.04トン以上の水量が、1年間365日休むことなく垂れ流されていることになる訳であります。 平成13年11月28日
音竹水源地の原水が
マンガン処理された後、江尻橋の下の水路で採取した水、この水を
食品衛生法及び水道法に基づく
厚生大臣指定検査機関に、
社団法人高知県
食品衛生協会食品検査センターに、
マンガン濃度の計量検査を依頼し、ここにその結果があります。
濃度計量証明書、平成13年12月7日、№K532、
申請者吾川郡伊野町八田830の2、森木昭雄様、
社団法人高知県
食品衛生協会、高知市丸ノ内2丁目4番11号。 平成13年11月29日にご依頼の検体について、当
協会食品検査センターにて計量した結果を、下記のとおり証明いたします。
採取年月日、平成13年11月28日。採取場所、検体名、
宇治川下流江尻橋下水路。計量の対象、
マンガン溶解性。計量の単位、
ミリグラムパーリットル。計量の結果、0.46。計量の方法、JISK0102、56.4、
定量加減値0.01と、報告がありました。
食品衛生法の基準値は、0.3ミリグラムであります。基準値以上の
マンガン水が宇治川に垂れ流されていることになる訳であります。 早速
音竹水源地からの採水を、水源井戸の原水からの
マンガン濃度をお聞きしてみました。7月下旬ごろに私がお聞きしましたところによりますと、1号ポンプで0.003、2号ポンプで0.33、3号ポンプで0.0032。8月29日、1号ポンプ0.003、2号ポンプ0.38、3号ポンプ0.14。9月25日、0.002、2号ポンプ0.39、3号ポンプ0.2。10月23日、1号ポンプ0.003、2号ポンプ0.39、3号ポンプ0.28。11月27日、1号ポンプ0.003、2
号ポンプ0.34、3
号ポンプ0.33、すべて単位は
ミリグラムパーリットルであります。3
号ポンプの数値は、この4カ月ほどで0.0032から0.33
ミリグラムパーリットルとはねています。結果、3
号ポンプの
マンガン濃度が進んでいることがわかります。水道法で定められている基準値は、0.05
ミリグラムパーリットル、
食品衛生法で定められている基準値は、0.3
ミリグラムパーリットルとなっています。 この濃度計算をどのようにされるか、
水質検査機関の職員はこのようにおっしゃっておられます。水源地の原水から吸い上げられ、配水されたマンガンの濃度計算は、理論的には平均で結果を出すようでありますが、しかしどのポンプの原水を多く採水するかによっても異なると言われておりました。2
号ポンプはもとより、3
号ポンプの原水も
食品衛生法の基準0.3
ミリグラムパーリットルを超している訳であります。 下流域、春野町の
森山水源地では、平成13年9月初旬にお伺いをいたしますと、
マンガン濃度は1号ポンプで0.009、2
号ポンプで0.207、3
号ポンプで0.21、それぞれ単位は
ミリグラムパーリットルであります。この
森山水源地は、
音竹水源地よりマンガンの濃度の値が低いにもかかわらず、マンガンの沈殿槽が既に設置され、マンガンを沈殿させ、上澄みの澄んだ水を仁淀川に排水していると聞いております。 そして、
音竹水源地に
マンガン除去装置が平成5年2月28日に設置され、稼働を始めておおよそ8年になります。ろ過装置の耐用年数は、私は先輩議員から10年と聞いています。残り2年ほどでありますが、しかし移転に関してもう既に検討するテーブルはあってもしかりではないかと思いますし、また、マンガンの沈殿槽の設置を決意すべきだと考えもする訳であります。そこで3点をお伺いをします。 1つ目に、江尻橋下に水源地より排水される水量の測定がわかればお聞かせください。 2つ目に、
マンガン沈殿槽の設置計画はあるのか。 3番目に、水源地の移転努力や移転計画はあるのか、以上3点の所見をお伺いをいたします。 次に、新
宇治川放水路についてお伺いします。 端的にお伺いします。 1番目に、3本の代替深井戸の目的と設置費用。 2番目に、深井戸からの
マンガン濃度の計量結果。 3番目に、八田地区における伏流水の流れの調査についてお尋ねをいたします。 次に、平成14年度国体成功に向けてお尋ねをします。 県道38号線、
高知土佐線の梅原組さん前の県道及び水路の改修と奥田川排水機場への
ポンプ増設についてお伺いをいたします。 第57回国民大会が、いよいよ平成14年、来年9月下旬に開催される訳でありますが、当
伊野南地区の
県立青少年の家体育館及び伊野町
総合運動場において競技が行われる訳でありますが、平成11年7月末には麻生生コンクリートさん前の県道が冠水し、車両が通行不能となりました。同時に、梅原組さん前の県道もしかりでありました。殊に、梅原組さん前の県道及び歩道、
自転車兼用の場所は、陥没は交通安全上からも問題箇所と考えられる部分もある訳であります。
国体開催日程と集中豪雨が重なった場合、大会運営に支障を来すことは明白であります。そこで、梅原組さん前の県道及び水路の改修とあわせて、奥田川排水機場の
ポンプ増設が急務と考えるが、所見をお伺いをいたしたいと思います。 次に、
伊野南地区奥田川右岸の
永畝地区防火施設の設置及び町内全域の防火施設の総点検についてお伺いをいたします。 平成13年11月17日午後3時ごろ、
八田地区字永畝にて一般住宅の火災が起こりました。結果、部分焼とお伺いをいたしました。しかしながら、奥田川の水量は余りにも少なく、防火能力を発揮するだけの水量が、減少というより欠乏しています。奥田川
大坪橋上流右岸には、この消火栓の設置が幾つかあります。
伊野南小学校運動場南側、
字北浦地区の一般住宅の前に1つ、伊野南小・
中学校付近の道路上に消火栓が2つ、
伊野南中学校の東方の
字カシラナシ地区の一般住宅前に消火栓が1つあります。この永畝地区、現在一般住宅が4棟存在していますが、防火施設がありません。早急に消火栓及び
防火水槽等の設置をすべきであります。伊野町全般にわたって消火活動に支障を来すことがなきよう総点検をすべきと考えるが、所見をお伺いをいたします。 次に、奥田川の水位計の設置についてお伺いをします。 奥田川は、下流から順次
河川拡幅工事が進捗し、平成14年9月国体開催に向けて、
新田橋付近より大坪橋まで拡張及び改修工事がほぼ完了に向かっております。しかしながら、奥田川が氾濫したとき、上下流域の
水位上昇率の目安にするためにも、水位計が設置されたいと望む訳であります。かつて、奥田川拡幅工事前は、
新田橋上流左岸に水位計が設置をされていました。水位計を復元し、上下流に
数カ所増設を考えてはどうか、所見をお伺いをいたします。 次に、
文化ホール建設に向けて、建設場所と運営及び特色についてお伺いをします。 昨日来、大変町の財政も厳しくなりつつある旨、お話もされておりましたけれども、
文化ホール建設については前町長は公約とされ、検討されてきたとお伺いをしています。
伊藤町長誕生と同時に、
文化ホール等として、検討に検討を重ねられ、建設の基本構想が伊野町
文化ホール等整備検討委員会よりまとめ上げられました。今後粛々と建設へ向かうためには、まず建設用地の確保が急務であると考える訳であります。建設用地はどこか、
場所選定途上にあるなら、いつまでに決定されるのか。あわせて、運営方法と他地域の
文化ホールと異なる特色的なものはあるのか、構想をお伺いをするものです。 以上で、私の第1回目の質問を終わらせていただきます。
○議長(
西川かず子君) 執行部の答弁を求めます。 (「議事進行」の声) 暫時休憩します。 休憩 10時21分 開議 10時25分
○議長(
西川かず子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 執行部の答弁を求めます。町長。 〔町長 伊藤建男君登壇〕
◎町長(伊藤建男君) 3番、森木議員の一般質問にお答えいたします。 新
宇治川放水路についての関連でございますが、代替深井戸の目的と設置費用ということでございます。 代替の深井戸の設置のいきさつにつきましては、平成7年12月に
放水路事業により地下水の枯渇や汚濁が心配として、八田地区で反対運動が起こり、
反対期成同盟八田地区対策委員会が発足いたしました。その後、国の
科学的調査の結果をもとにしまして、説明や資料に応じていただきまして、平成8年12月には八田地区の平地部の
地下水利用への影響はないと理解をいただくとともに、国、県、町は万一の場合の不安を持つ地区の皆さん方の心配を配慮して、
地下水利用に支障を来すことのないよう、事前に水源井戸を確保し、仮配管の上、直ちに用水の使用ができるように確約をいたしております。これによりまして、明日の八田を考える会と協議を行いまして、地権者にお願いをいたしまして、万全を期して平地部の農業用水の代替水源として国が設置したものでございます。設置費用につきましては、3カ所で1,500万円と聞いております。また、この水源は、影響が出ないときでも地区に残してほしいとの要望がありまして、国には残すことで了承を得ております。 深井戸の原水からの
マンガン濃度の計量結果はということでございます。 水質につきましては、高知県
環境検査センターで検査をしておりまして、マンガンについては
定量分析可能数値以下で
水道水質基準に適合していると、適合している結果と出ております。このことにつきましては従来から説明しておりまして、反対同盟からの要求で水質検査結果については八田地区の家庭井戸の結果も含めてお渡ししておりますので、再度ご確認をいただきたいと思います。 伏流水の流れの調査ということでございますが、国による
放水路出口付近から八田地区にかけての
ボーリング調査により、仁淀川の地下の砂利層が八田地区にも旧河道跡としてつながって分布をしている結果になっております。また、八田地区の地下水の水位は、国の設けた12カ所の井戸で継続調査を続けており、仁淀川の水位と八田地区の
地下水水位が連動している結果となっております。水は高いところから低いところへ流れる特性を持っておりますので、これらのことから地下水の砂利層全体を地下水が流れていることがわかっていただけるんではないかと考えております。また、これらのことについては従来からも説明しており、パンフレットにも載っておりますので、再度ご確認をいただければと思います。 それと、奥田川の排水機場のポンプの増設はということでございます。 ポンプの増設は、明日の八田を考える会から、地区の浸水対策として環境整備の最重要課題として要望されて、
八田新生会と行政3者の覚え書きの中でも、
ポンプ増設は明記されております。また、なるだけ早い時期に
床上特緊事業で
宇治川流域の
治水安全度も上げるとともに、
ポンプ増設により奥田川流域の
治水安全度も上げることを、
八田新生会とともに国に要求しておりまして、国からは好感触を得ております。私は、この事業により、枝川地区の環境はよくなるとともに、八田地区も同時によくならなければならないと、常々思っております。 また、
放水路事業は、
宇治川流域の浸水対策のみならず、八田地区の浸水対策にも連動する事業と考えております。そういった意味でも、議員にも八田地区の代表でもあり、かつ伊野町全体の代表ということも十分お考えいただきまして、大所高所の大きな視野に立ちまして、伊野町の発展のためにぜひご協力をお願いいたしたいと思います。私も、一日でも早く奥田川流域の浸水への解消のための
ポンプ増設の採択をいただけるよう国に対して強く要望してまいりたいと考えております。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 水道課長。 〔水道課長 西川和水君登壇〕
◎水道課長(西川和水君) 3番議員さんにお答えいたします。 江尻橋下に水源地より排水される水量はということでございますが、今まで排水の流量を計測する機械もございませんですし、今まで計測したということは聞いておりませんので、一応担当の方でポンプの稼働、それから総水量と
用水量マイナス排水の総水量になる訳ですが、それへ掛ける1日のポンプの運転時間、これは夜になれば、タンクが満タンになればポンプはとまります。それで、24時間稼働ということはあり得んと思われます。それで、概算ですが、1日排水量は、今言ったような式で計算しますと、大体210立方ぐらいになると考えられております。 それから、
マンガン沈殿槽の設置はということでございますが、11月末日の水質検査では、今議員さんがおっしゃられたとおりの数字でございます。そして、3
号ポンプは確かにマンガンが上がっております。これについてはろ過装置の設置会社の支店か何かで高知にある会社で、三月に1遍検査してます。それで、年間4回。 それで、耐用年数のことですが、議員さんは10年いうて聞いてるというようなことでしたが、大体設置した当時に、10年ぐらいしたら水源地を移転できる見通しが立ち
ゃあせんかというようなことで設置をされたようですけれども、耐用年数はその当時におった者に聞きますと15年は
もちゃあせんろうかと。今、年に4回検査していきゆうし、異常も何にもないので、さし当たってどうこうという必要性はないじゃないかということでございます。 それで、井戸の確かにどの井戸でどれぐらい上がりゆうかいうのはわからんので言えませんけど、単純な平均で
マンガン量は0.22ミリグラムぐらいになりはしないかと。このろ過装置は今町が設置しているろ過装置は、音竹の井戸ぐらいの
マンガン含有量の水処理では、沈殿槽は不要として開発された装置でございます。春野の方なんかが別のようなやり方で、ろ過した砂を洗って排水して、沈殿槽でとめて上澄みを流すと。それは、議員さんのおっしゃる確かに物すごい色になって出るから、直接排水はできんような状態とも聞いております。しかし、伊野の場合は常時洗浄して排水されるシステムであるので、別に問題はないかと思われます。
水質汚濁防止法で排水基準は10
ミリグラムパーリットル、今議員さんおっしゃられたとおりそうなっておりますので、それで宇治川へ流れて宇治川で希釈され、それから仁淀川に至れば仁淀川の水量によって希釈されるものと考えられます。議員さんが言うに、0.46
ミリグラムパーリットルと言ってましたけんど、私はちょっとその根拠はわかりませんけんどそういう状況です。 それから、移転計画はということでございますが、今まで水源地として何カ所か検討してきた経過があります、歴代課長それぞれ。ありますが、
水源地設置となりますと、かなりの面積の土地と周辺の井戸に影響はなく、また安全な水質及び豊富な水量の場所でなければならず、今までの調査の結果等を踏まえ、対岸の川内地区が最良の場所じゃないかと考えられております。今後の計画としては、国道33号線の
西バイパスの橋梁に管を設置さしていただくと。そして、川内の方から水を取るという計画のもとに、今
国土交通省と協議しながら検討しております。見通しとしては、よい結果になりゃしないかという状況でございます。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 建設課長。 〔建設課長 上田敬介君登壇〕
◎建設課長(上田敬介君) 3番、森木議員にお答えをいたします。 国体成功に向けて、県道38号線の改修でございますが、この箇所につきましては、集中豪雨時にはもうたびたび道路冠水をして、通行止にもなっております。今まで地域からも要望も受けておりまして、県に対しまして町からも機会あるたびに要望をしているところでございます。
伊野土木事務所におきましても、出水時には道路、河川の状況を現地調査していただいております。抜本的な改修整備につきましては、周辺の
関係土地利用にも影響があるということで、ちょっと工法的な面で苦慮している状況と聞いております。国体の関係もありますので、町といたしましても早急に施工していただくように県に対して要望してまいります。 それと、奥田川の水位計の設置についてでございますが、この水位計につきましては、たしか暫定改修時に新田橋のすぐ上流、それと笹尾橋の少し上流に設置しております。昨年度、新田橋のすぐ上流のところには、この時点では撤去をしております。この箇所につきましては、河川改修断面が100%確保されまして、河床も下がっております。新たな設置につきましては、
伊野土木事務所に協議をいたしてまいります。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 総務課長。 〔総務課長 岡林正憲君登壇〕
◎総務課長(岡林正憲君) 3番、森木議員の八田、永畝地区への防火施設の設置と、町内全域の防火施設の総点検のご質問にお答えをいたします。 八田、永畝地区の防火施設の設置でございますが、この地区では、従来より奥田川の水利を利用していましたが、河川改修により河床が低くなり、水利としての利用が困難になっております。そういうことで、地元消防団の方から協議がございまして、現在県道の歩道に200ミリの水道本管が通っておりますので、大坪橋付近へ消火栓の設置を予定しております。 それと、あと町内の消防水利についてでございますが、消防水としましては消火栓と防火水槽、それと河川等への取水がございまして、春と秋の火災予防週間に地区の消防団員により総点検をしておるところでございます。それで、異常が見つかった場合については直ちに町の方へ報告がございまして修理をしておると。それと、また新たにそういう水利等の必要な場合につきましては、分団の幹部会がございまして、その中で検討いたしまして新たな設置等もしておるところでございます。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 企画財政課長。 〔企画財政課長 西村 脩君登壇〕
◎企画財政課長(西村脩君) 3番、森木議員の
文化ホールについてにお答えをいたします。 本年度公共施設整備について調査委託を発注しまして、伊野町企画サポート会議の委員さんのご意見やご提言もいただきながら、
文化ホール等整備基本計画策定に向けて取組んでいるところでございます。
文化ホール等の公共施設整備を図る場合の施設立地のあり方や、施設規模等の各課題を順次整理しながら、建設場所につきまして多面的に検討中でございまして、平成13年度中には決定できるよう努力をしているところでございます。 なお、運営方法、特色等につきましては、今回の調査の後になろうかと思います。その際には、各分野の専門的な方々に検討をお願いすることになると思います。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 2回目の発言を、3番議員許します。 〔3番 森木昭雄君登壇〕
◆3番(森木昭雄君) 町長に少しお伺いをします。
音竹水源地のことでありますが、町長はこの12月議会の冒頭で、仁淀川流域交流会議の発足について行政報告がなされた訳でありますが、仁淀川流域、高知市を含め、1市5町4村が一体となって地域の保全と流域圏の活性化を図ることを目的とした仁淀川流域交流会議が、平成13年11月16日に発足をし、オブザーバーに県、
国土交通省高知工事事務所及び大渡ダム管理事務所が参加するとあります。この会議を通じて、清流仁淀川を全国に情報発信するとともに、流域全体の課題である水質保全、水資源の確保等を環境保全に対しても、流域市町村一体となって取組んでいきたいと結んでおられます。 仁淀川流域交流会議を発展させるためにも、現在町内製紙工場に対して排水処理施設の設置に向け行政指導しているさなか、まず行政みずからが襟を正し、
音竹水源地からの垂れ流しをとめ、マンガンの沈殿槽設置をすべきと考える訳であります。先ほど、水道課長は耐用年数15年というご発言もございましたけれども、清流仁淀川に誇りを持って、町民の健康や福祉の増進のためにも、より安全でおいしい水を町民に提供すべきと考えます。下流域の八田、天王の住民や春野町民に対しても、マンガンの入った水を申し訳ないと思わないでしょうか。むしろ、町長は下流域の人の気持ちを酌んで、この沈殿槽の設置について建設的なひとつご意見、ご答弁をいただきたいと思います。
宇治川放水路にかかわる質問を2点ほど少しお伺いをしたいと思います。 町長先ほどご答弁にもありましたけれども、伏流水の流れについて
ボーリング調査はされています。ボーリングは、点はわかっても面の調査結果は困難であるのではないでしょうか。
科学的調査の全部は信用できるものではないと、私は思います。平成13年9月20日、もと八田消防団員から昭和30年ごろ、八田地区、仁淀川左岸、八天大橋付近でし尿の大量投棄が行われたとき、新橋の上の堤防付近に位置していた一般住宅にその方が行った際、井戸水を見してもらったら黄色く変色していたと、当時のことを話してくれました。そのとき、八田地区内の井戸水は何の変化もなかったと聞かされましたので、私は
八田地区住民の方々に聞き取り調査をしてみますと、事実であることがつかめました。昭和30年ごろ、仁淀川左岸、八天大橋の上、約50メートルの位置するところで、ここは字大関の浦といいますが、防備林の中に大きな穴が掘られ、ここにトラックで運搬されてきたし尿を堤防からパイプラインで送り、この用意された穴に投棄されたことであります。また、井戸水が黄色く変色した一般住宅の位置は、八天大橋から堤防を春野町方向に700メートルほど下った吾南用水路上にかかった新橋の上の堤防付近で、昭和30年ごろ五、六棟の一般住宅が点在していたという事実をお伺いをいたしました。そして、し尿投棄が地域で問題化し、住民の1人がこのパイプラインを切断するという騒ぎまで起こり、し尿投棄は半年も続かなく中止されたとお聞きしました。ちなみに、八田堤防の堤外に施工された長さ10メートルの漏水対策矢板は、八田堰から奥田川排水機場付近まで、昭和61年から63年にかけて施工されたものであります。 町長、
国土交通省からこういうチラシが出されましたのご存じだと思います。ここに、町全戸に配られた新
宇治川放水路の疑問にお答えしますというパンフレットの紙面に、八田地区への地下水、伏流水の主流は、八天大橋下流の旧河道、大昔の仁淀川の流れていた跡の厚い砂れき層の中を流れているものと推測をされます。したがって、放水路によって八田地区への地下水、伏流水の流れを遮断するものではありませんとあります。この一般住宅の井戸水が黄色く変色した事実からすると、
国土交通省の描いた八天大橋下流から八田地区内に流入するという伏流水のこの大きな矢印は否定されることになります。私は、大昔の仁淀川の流れていた跡からしても、八田堰下から伏流水が流入する、いわば伏流水の本流あるいは筋があり、おおむね堤防の下を流れ、八天大橋の下を下に流れている本流から分流された水が八田地区に流入されていると、私は信じています。この際、し尿投棄されたところに、無害の液体色素を流し込んで、地下水の流れを確かめることも放水路建設によって水脈が切れるかどうかという判断材料にもなると思います。ぜひやってみないか提案をいたしますが、町長の所見をお伺いをいたします。 もう一点は、昭和40年ごろまで放水路吐口部の堤防付近に住んでおられた方が、何年ごろかよく覚えておられなかった訳ですけれども、井戸水に悪臭がし出したということで騒ぎになり、原因がでん粉工場からの廃液と判明をし、その後すぐに悪臭がとまったことの記憶されておりまして、その後でん粉工場は閉鎖されたことをお伺いをし、調査をしてみました。昭和25年から26年ごろ、そして昭和40年ごろまで、宇治川右岸、天神通り4丁目から音竹、井上鉄工所さんにかけてでん粉工場が存在し、稼働していました。この15年間ぐらいの間に、仁淀でん粉、常磐でん粉、そして四国水飴伊野でん粉工場と、経営者が3人代わっております。この工場にかつて勤務されていた町内外に居住されている3人の男性から、またでん粉かすを乳牛の飼料として買い出しにこられていた酪農家の方、芋を売りにこられた農夫の方、川漁師の方々に、当時の工場での出来事や、あるいは川の様子などを多岐にわたってお話をお伺いをすることができました。調査をして記録を残すためにも大変参考になり、感謝をしております。調査をする中で、特に印象に残った言葉は、悪臭とでん粉かすの始末であったようであります。大変苦労され、地域の住民の方々にご迷惑をおかけしたとのことでありました。中でも、昭和32年から33年ごろ、でん粉かすの貯蔵タンクが豪雨の影響で満杯になったとき、水とともに亀裂が走り、破壊され、宇治川から仁淀川へとでん粉かすが流れ出し、河床を白く染めたとのことでありました。当時、
八田地区住民で川漁をされていた方が、投網を打ってもでん粉の繊維がかかって往生したとのことであります。この状態が一、二年は続いたとの記憶を話してくださいました。でん粉工場から出る廃液、いわば芋のあくが宇治川から仁淀川に流れたことで漁協から大変な抗議を受け、廃液を流すことに戸惑いを隠し切れなかったことを話されました。そして、工場から出る廃液をパイプラインで音竹の塩田鉄工所さんの西隣の宇治川放水隧道の呑口に送流し、排水したこともあるということをお話をお伺いしました。 隧道の呑口に排水された廃液は、八田堰下流50メートルほど、仁淀川左岸に排水されています。参考のため、宇治川放水隧道の竣工は、昭和38年1月でありました。このパンフレットにありますが、新
宇治川放水路の疑問にお答えしますという、このパンフレットに、放水路から宇治川の汚い水が流れてきて、地下水、伏流水の水質に影響はしないか、クエスチョンマークもあります。放水路による地下水、伏流水の水質への影響の可能性は極めて少ないと判断されますと説明されていますが、このような説明は八田、天王地区の住民にとっては不安きわまりない回答であると思います。そして、地下水への影響は必至であると思います。八田住民が地下水に対して大きな不安を抱いてもがいている訳であります。町長は、もっと重く受けとめるべきであります。八田地区の地下水の涵養源の上流には、生活排水、工場排水、マンガンなどによって地下水が汚染される危険性があります。将来、八田、天王地区住民の健康を脅かす事態が乗じた場合、国、県、伊野町、だれがどこが責任をとるのか明確にお答えをいただきたいと思います。 以上で私の2回目の質問を終わります。
○議長(
西川かず子君) 執行部の答弁を求めます。町長。 〔町長 伊藤建男君登壇〕
◎町長(伊藤建男君) 3番、2回目の質問にお答えいたします。
音竹水源地につきまして、当然課長から説明があったと思います、今の現状につきましては。それによって、やはり水道水の皆さん方それぞれの水源地がございますけれども、町としましては水道に求められる水質検査を的確に行っております。水質につきましては、私は問題ないと思っております。 しかし、昭和20年から30年ごろのそういった事例が上げられました。その後、やはりそういった事例は当然その時期にあったかもしれません。しかし、その後堤防改良いろいろな事業の中で水質の改善についても伊野町はやってる訳ですから、20年後がそのまま移行してるとは私は思っておりません。それによって影響がすぐ出ると。やはり、行政がそういった中で、確かに昭和20年、30年、
製紙排水の問題もあります。これは、
製紙排水はもう40年以上です、50年以上からもうこの問題になってましたから。それにつきまして、企業も浄化処理についての努力をしてきた訳ですので、それに対して平成11年から高度な水処理に対しましては町が補助をして、排水処理の施設について補助しましょうと、企業努力でやってくださいと。当然
製紙排水につきましても私は企業努力によって早期に早く改善していただきたいと、またお願いもしていかなきゃならないと思ってます。 ただ、今言いました八天大橋、50メートルの事実、5か6棟あったと。災害時の場合ですね、これが事実その原因なのか。その時点で私は調査をしていないんじゃないかと思います。住民の皆さん方はそのとき当然問題になってますから、そのときのいきさつは知りませんけれども、しかしそういったいろいろ議員さんの心配されるようなことは当然ある訳です。それによって、我々は今言うように反対同盟の方々との話し合いは続けていくと。高知県知事の特別秘書が中に入っていただいて、八田地区反対同盟、緑の会の方々との話を進めてます。そういった会議の中で、当然こういったものも出されたんでしょうか、今逆に。私は、こういった問題については、やはりそういった中で話し合いをしてほしいと思いますし、当然建設省もそのような中で議論していくべきだと思ってますので。ただ、反対同盟の10月ですか、話し合いの場を持った訳です、反対同盟さんとの。その後、国の水質調査が信用できないのなら、反対同盟の推薦するコンサルタントで水質の再調査を行政側より提案した際、反対同盟の方々は、日本コンサルタントは国の息がかかってるのでグリーンピースの関係の調査やないとだめだと、こういった調査を、反対同盟の方が調査をするんであれば国は見ますと、信用できないならあんた方がそういったコンサルをお願いして、お願いしてんですよ、これは。しかし、今言うようにそれはだめだと、グリーンピースの関係の調査やないとだめだという話です。しかし、もう日本のこういったコンサルの企業というものを、国の息がかかってるとかそういうような関係ないんです、これ。頼まれた調査については、それに基づいて調査する訳ですから。ぜひそういった反対同盟の方々が不安に思うんであれば、
国土交通省の言ってるように、皆さん方調査したいと、こういう人にやってもらいたいとあれば、やはり事実をいっていただければ、私は
国土交通省に対しましてお話ししていきますので、以前も石黒副会長さんのときだったかな、言われました。その水質についてのコンサルを。私は、松山の方で先生が知ってるからお願いしたいと。それであれば、私は建設省に対しましてコンサル費用についてはお話ししましょうというて何カ月も引っ張った末、最終的には石黒副会長さんからは、コンサルの後の話はなかったです。それであれば、当然我々はそれを国に対して調査ができるようにもう依頼していた訳ですけれども、副会長さんからはそういった再度依頼のお願いもなかった訳です。そういって、お互いに信頼なんですけど、お互い話し合いでやってますから、やはり反対同盟に対して私はやはり真摯に受けとってみて、納得いくような調査、これは続けたいつもりですけれども、反対同盟の方々はただ言うだけであって、具体的にこちらにはね返りがないと。現状で続いてきた訳ですよ、これ。だから、こういったいろいろな問題を含めて、当然こういう話、心配があれば、
国土交通省、県、町、それから県の特別秘書が入ってできています反対同盟とのお話し合いは続けていくということで現在も進んでおりますので、そういった場で議論をぜひしてほしいし、反対同盟のそういう要望であれば、
国土交通省、県も私は親身になってやっていただけると思います。だから、会を今まで既にやってきたんですけど、もう同じといいますか、繰り返しなんです、その話が。もう少し前向きに本当に取組んでいく私は姿勢を持ってまいりたいと思っております。確かに、行政は不信だとか看板も立ってます。しかし、以前の過去の行政不信というものをとらえて、現時点で不信だと、そういう先入観で話し合いをしてもこれは前へ進みませんので、お互いの気持ちを話し合って、前向きに今後こういった話し合いをしていただきたいと思っております。 それで、当然今言う
音竹水源地のマンガンの問題です。これにつきまして、水道課の方の見解は上がっておりますが、必要であれば再度調査もして考えてもいいと思っております。 それと、今言う将来の水源地、課長が言いましたけれども、大内、対岸からという計画がまさに十数年前から出ております。そういうことも含めまして、将来良質の水を安定供給するということで、以前から議論されてますので、ただ今回建設省にお願いしておりますのは、
西バイパスの橋梁へ管をかけさしてほしいということで、これはもう既に建設省も検討していただいておりますので、将来的にはまた水源地の確保も取組んでいかなければならないと思っております。 天王が取っている水が健康を害したときです。それは、行政として責任をとらにゃいかんでしょう。そのために水道による水の水質検査を行ってますんで、水道に求められる水質検査、適合のない水を住民の皆さんに飲ませてもいけませんから、そのために検査をやっておる訳です。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 水道課長。 〔水道課長 西川和水君登壇〕
◎水道課長(西川和水君) 先ほど答弁しましたが、ちょっとマンガンと人のかかわりについて、私の認識しているところをちょっと皆さんにもご紹介させていただきたいと思いますんで、少し時間をいただきたいと思います。 先ほども3番議員さんがおっしゃってましたとおり、日本水道協会発行の水質検査の解説の中のマンガンについてという項目の中でうたわれていた文句ですが、マンガンは地殻中に広く分布する元素の一つであり、環境中の分布は河川、都会では大気中にもあり、それで食品中の含有量、ふだん国民みんなが口にしている肉、魚、これがすべてパーリットルで言いますが、0.01から0.03ミリグラム、それから野菜、果物、穀類、これが0.1から0.6ミリグラム、豆類には2.8ミリグラムが含まれていくと。特に豆類が多いようでありますが、マンガンは生態における微量必須元素であり、成人体内には約200ミリグラム程度が保持されていると推測されており、マンガンは主に食物から摂取され、1日の必要量は約4ミリグラムが成人で1日に必要だと言われており、マンガンの欠乏により成長の鈍化、貧血、生殖障害等が見られるといわれております。吸収されたマンガンは、大部分がふんの中に排泄され、わずか0.1から2%程度が尿中に排泄される。経口摂取によるマンガンの毒性は非常に珍しく、飲料水に由来する毒性例は1例報告されているにすぎない。その1例というのは、先ほど議員さんがおっしゃられた電池を多量に地中に埋められて、その周囲の地下水を飲んだ人たちの例が1例あるということが載っておりました。それで、この飲料水の
マンガン濃度は、少なくても14
ミリグラムパーリットル、1リットル中14ミリグラム以上でないかと言われておる訳です。一方、他の地域におけるマンガン約0.75
ミリグラムパーリットルの飲料水を摂取している住民では、健康の影響はほとんど認められなかったというようなことが載っておりますので、私もマンガンについて余り知りませんでしたので、ちょっといろいろ資料ということでいただいた中に、こういうことが載っておりました。参考になればと思いまして。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 3番議員の3回目の発言を許します。 〔3番 森木昭雄君登壇〕〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇 〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇
○議長(
西川かず子君) 答弁が要りますか。要りません。 執行部答弁。水道課長。 〔水道課長 西川和水君登壇〕
◎水道課長(西川和水君) 今議員さんが出された水は、あくまで排水されて、私が答弁で申し上げたとおり、その薄い方の液で宇治川に排水され、そこで宇治川の水によって希釈され、それで仁淀川へ至れば仁淀川の大量の水で希釈されて流れていくと。音竹橋の下で放流されるマンガンの量は、国の基準の10ミリグラム以下であるということを申し上げてる訳でございます。 以上です。
○議長(
西川かず子君) ここで30分、11時30分まで休憩をとりまして、3番議員の発言内容を議会運営委員会に諮らします。 暫時休憩します。 休憩 11時8分 開議 11時37分
○議長(
西川かず子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 3番議員から一般質問に関しまして不穏当な発言がありまして、取り消し並びに謝罪の申し出がありましたので、これを許します。3番。 〔3番 森木昭雄君登壇〕
◆3番(森木昭雄君) 議長が先ほど申されましたように、冒頭通告外の発言をいたしましたので謝罪をし、取り消します。第3回目の発言もあわせて取り消します。 以上です。
○議長(
西川かず子君) ただいま森木昭雄君から、先ほどの一般質問における発言について、会議規則第64条の規定により、先ほどの発言のとおり取り消ししたいとの申し出がありました。 お諮りします。これを許可することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、森木昭雄君からの発言を、取り消しの申し出を許可することに決定をいたしました。 なお、忠告を申しておきますけれども、
常任委員会あるいは特別委員会の権限というものを重視して、今後皆さん発言なさってくださいませ。議員協議会は法的に根拠はございませんけれども、これも裏議会と同じでございますので、今後皆さんご注意してください。 以上で、3番、森木昭雄君の一般質問を終わります。 午後1時まで昼食のため休憩をとります。 休憩 11時39分 開議 13時0分
○議長(
西川かず子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 19番、池沢紀子君の発言を許します。19番。 〔19番 池沢紀子君登壇〕
◆19番(池沢紀子君) 通告に従い、一般質問を行います。 簡単にわかりやすく質問しますので、答弁も簡単でよろしいです。簡潔に大きな声でお願いします。 1番です。すこやかセンターについて。 保健福祉の拠点施設としての充実を図るためにも、すこやかセンターに所長を置き、また偕楽荘や関係諸機関との連携強化に努めるべきではないでしょうか。現在のすこやかセンターの業務内容と職員配置も、同時にお伺いをします。 現在の議会事務局長が、すこやかセンター所長、参事でしたかね、でしたが、それ以後すこやかセンターの所長、あえて所長と言わしていただきますけれども、は不在となり、この議場におきましても執行部席にはたしかすこやかセンター所長の席は今なくなっています。すこやかセンターは伊野町の保健福祉の拠点施設として建設されました。また、社会福祉協議会やあいの偕楽荘などとの連携強化のためにも、現在のようにほけん福祉課長がすこやかセンター所長を兼務しているような現状では、町民から見ればその状態が決してベストであるとは言えないのではないでしょうか。どうしてすこやかセンターに所長を置かなくなったのか、今後所長を置かないのかお尋ねします。 2番目、天王行きバスと小野行きバスについて、町民からのこんな声があります。要望を町へ出しても、町は予算がないと言ってなかなか私らの声を聞いてくれんけど、あの天王行きのバスを見るけんど人が乗っちゃあせんみたいなけんどどうなっちゅうぜと、簡単に言うたらこういう声が上がってます。これにつきましては、ほかの議員もこの議場で何回か質問もしてます。そこで、お尋ねします。 天王行きバス、小野行きバスの実績収支状況をお伺いします。 私は、運行を廃止すべきとは考えてはおりません。ほかの自治体では住民の足として車を運行させ、運転手はボランティアで行っているところがあると、テレビでやってました。アイデアだと思います。お互いに固い頭を柔軟にして、よりよい打開策を打ち出す時期ではないでしょうか。車を小型化にするとか経費節減する方法があるのではないでしょうか。今後の対策をお尋ねします。 3番目、枝川南地区高齢者生きがいセンターと旧職安高齢者生きがいセンターについてお尋ねします。 上の枝川南地区高齢者生きがいセンターの運営、旧職安高齢者生きがいセンターの運営、同じく2カ所の管理はそれぞれどのようにされているのか、2カ所の維持管理費はどこが負担していくのか、2カ所の活用については具体的にどのように考えていますか。2カ所の介護予防拠点施設としての活用については、具体的にどのように考えていますか。 4番目、時間外勤務についてお尋ねします。 町職員全体の時間外勤務時間数と金額、10年度から12年度の決算、各課ごと教育委員会も含めての時間外勤務時間数と金額、これも同じく10から12年度決算。それと、時間外勤務時間数を制限していますか。1人の職員の時間外勤務時間数を、例えば月何時間とか、あるいは年間とかあるいは何かの制限をしているのかお尋ねします。 各課長、所属長などは時間外勤務を、職員が時間外勤務をする場合、した場合、どのようにして把握、チェックしているのかお尋ねします。 5番目に、町長は次期町長選に出馬しないということでしたが、これからの伊野町のあるべき姿をどのように考えているのかお尋ねします。 これから先、伊野町民と伊野町職員に何を望んで、ちょっと適当でない表現で申し訳ありません、去ろうとしているのかお尋ねいたします。 来年度当初予算作成に当たり、留意点、特徴ある施策を打ち出そうとしているのかお伺いします。 以上、1回目の質問を終わります。
○議長(
西川かず子君) 執行部の答弁を求めます。町長。 〔町長 伊藤建男君登壇〕
◎町長(伊藤建男君) 19番、池沢議員にお答えいたします。 まず、すこやかセンターについてでございます。 保健福祉の拠点施設としての充実を図るためにも、すこやかセンターに所長を置き、また偕楽荘など関係機関との連携を強めるべきではないかと。保健福祉の拠点施設として私は認識しております。以前にも質問されましたが、やはり国体を控えての苦肉の策でございました。国体終了後になりますから、来年12月には一部異動といいますか、それによって職員を戻す。これは当然やらなきゃなりません。 すこやかセンターの業務の充実については、当然所長を置いてしかるべき運営をしていかなければならないとは思っております。ただ、今まで参事という職でありました。けど、今後この参事制は廃止するべきやと私は思ってます。課長、ほか課長補佐、係長と職務職階はありますけど、参事制は廃止すべきだと私は認識しております。といいますのも、参事と課長によって管理職手当が違うんです、これ。何で差異をつけるのか、私その辺がわからんのですけれども、そういう制度をつくった段階でそういった8%、10%、管理職手当が差異ついてます。これはおかしいんじゃないかと私思ってますし、それが今後給与改定等の中で見直しをしていくと、していかなければならないと思ってます。 すこやかセンターの業務内容と職員の配置、これ現在の配置ですか。すこやかセンターの業務につきましては、条例の中にうたわれてまして、第3条に町民健康増進に関すること、町民の福祉の向上に関すること、機能回復訓練等の保健活動に関すること、保健・福祉・医療の連携に関すること、介護保険事業に関すること、その他保健福祉センターの目的を達するために必要な業務となっております。 保健衛生第1係、事務職、ほか保健衛生第2係、保健婦、それから保険年金第2係、これは介護保険、高齢者。そして、在宅介護支援センター、居宅支援事業所、訪問看護ステーションがあります。職員につきましては、今兼務でございますけれども課長1名、課長補佐1名、係長3名、職員25名でございます。この中には、派遣職員1名と臨時職11名も含んでおります。 それと、時間外勤務についてでございます。これは、もう課長の方から答弁さしていただきますので。 あとは5番ですか。町長は、次期町長選に出馬しないということだが、これからの伊野町のあるべき姿をどのように考えているのか。これは、大変難しい問題だと思います。やはり、伊野町のあるべき姿、行政としてのそういった指導もありますけど、最終的には住民自治でございますので、住民に沿った伊野町の発展すべき方向づけを考えるべきだと思います。そのためには、やはり住民の方々に地方自治に対しての関心を持っていただくと、これは必要じゃないかと。そのためには、やはり住民に対しての情報公開、そういった資料提供もして、住民に自治に関心を持っていただくと。それで、住民とともに伊野町発展を願う、これが本来の姿じゃないかと私は思ってます。 当然、伊野町のあるべき姿は、振興計画がございます。これは、法的につくらなければならない、伊野町振興計画、これにやはりのっとって、歩むべき姿は載ってますが、その中でも、やはりこの振興計画を実施するに当たっても住民の意見、そういったものを集約して取組んでいかなければならないと思っております。あるべき姿というのは、伊野町振興計画の中にうたわれております。これに沿ったやはり行政運営は必要であろうと。ただし、新しい施策については、そのときの首長さんの考えがまた当然出てきます。これは、その段階で皆さん方は振興計画の中でまた見直しということも出てくると思いますので。 それから、これから先伊野町民と伊野町職員に対して何を望み去ろうとしているのかと、伊野町民に対しては、やはり地方自治の本旨は住民自治であると、ここの本旨はやはり住民の皆さん方にもわかっていただきたい。住民に地域づくりに関心を持って何かを考えてもらうという、そういったやはり政策運営をとっていかなければならないと思っておりますし、住民の血税をいただいて我々は行政運営をやってますから、そういった住民の皆さん方も税を納めているという認識のもとに、やはり行政に対する要望といいますか、受益負担という中で行政が行いますので。そういった面で、やはり住民自治に対する認識をもう少し持っていただきたいがと思っております。 職員に何を望むか、職員につきましては当然議員さん、我々も含めてもそうですけれども、やはり第一義的に言えるものは、やはり公務員は全体の奉仕者であるという、一部の奉仕者じゃない、これは憲法15条の規定にありますので、これを厳粛に受けとめて住民全体の利益のために、法令に基づいて公平、その権限を行使すべき厳しい立場であることを認識していただきたいと思います。 それと、やはり職員の方々、今後地方分権が進む中でありとあらゆる努力といいますか、時代ニーズについていけるといいますか、そういった自己研鑚もしていかなければなりません。ますます厳しくなります。その中で、職員としてのやはりこういった自分の能力開発といいますか、そういったものについてもこれから要求されることがございますので、勉強も大いにしてほしいと思いますし、以前から私が言ってますが、業務に当たるに当たって、やはり何点かありますが、やはり職員として事務に従事する場合、日常性を疑うことといいますか、絶えず原点に戻って考え、ささいなことでも疑問に思えばそれはやはり職員としてあれば当然改善すべきは改善せななんですから、やはり日常生活に仕事上疑問があれば、そういったもんに対して必ず本質に立ち返ってもう一度考え直すとかそういう癖はやっぱり持ってやってもらいたい。先輩がこうやりゆうからこうですよというんじゃなしに、やはりその事務執行上、自分として疑問があればそれをやはり自分から突き詰めて、改善するところは改善すると。大体今までですと、先輩がこうしよったら先輩のこうという事務の流れがありますけれども、疑問に思ったことはどんどん上司に言って、改善すべきは改善していってほしいと思います。 それと、現場を重視してほしいと。というのは、事実を重視して、物事を考えてほしい。それと、そういういろいろ問題がありますけれども、小さなことでもやっぱり強い問題意識を持って物事を考えてほしい。これが、一つの方向性。それと、小さなことでもこれを大切にすることじゃないと、ささいなことでもこれは大事な一つの問題ととらえれば、そういう問題を持って、小さなことでも大切にして考えてほしい。そして、徹底して考えてほしい。 それと、4つのIといいますが、これも以前に言いましたが、やはり公務員としての何は、インテグリティといいますか、これは誠実さを持つこと。インテリジェンス、広く深く教養、知識を持つこと。イマジネーション、未来への夢を持つこと。言えば、将来のことについての思考力と洞察力を養うんです。そして、イニシアティブというのが、みずから進んでやろうという積極性を持つ。これを、私は職員に対して今後努力してほしいと思っております。 来年度予算の編成というのは、既に議員さんにもお話ししておりますが、ダブりますけれども、地方財政は地方税収入等の増収は望めません。景気対策のために地方債をふやす結果、多額の借入金を抱え込んでおりまして、その償還は地方財政にとって大きな負担となっております。伊野町におきましても、税収減や起債発行による経常収支、公債費率の悪化という見込みは、他の自治体に違わないところでございます。さらに、地方交付税の見直し、県単独事業費の削減など、財源確保が極めて困難となることが見込まれておりまして、多額の一般財源不足が予想されます。 このような中において、平成14年度の当初予算編成に関しましては、次期町長改選の時期でもありまして、政策的な判断ができにくいことによりまして、新規事業の計上は避けております。人件費等の義務的経費、継続事業に係る経費と、最小限度の経費を計上することとしております。また、新しい政策課題に対応できるように、財政の質的転換と量的なスリム化を図る必要があることから、単に事業費の見直しのみならず、民間委託等を考慮に入れ、事務量や人件費を含めた総合的なコスト縮減の観点に立って、徹底した見直しを行わなければならないと考えております。行財政改革と職員の意識改革の中で、一丸となって税収等の財源確保と歳出の削減に取組んで、14年度については考えております。取組んでいく所存でございます。歳入につきましては合理的な確保を図り、歳出につきましては財源の重点的配分等、経費支出の効率化に徹します。 具体的に申しますと、歳出面での物件費等の経常経費は、前年度実績を考慮した上で、真に必要とするもののみとして、国の示している10%削減を数値目標として、食糧費につきましてはすべてはゼロとした上で、事業の執行に真に必要かつやむを得ざるものだけを厳選して計上するものと考えております。地方単独事業につきましては、後年度の交付税措置等、また有利な地方債を活用し、重点配分に努めていきたいと、それが14年度の編成予算における取組みでございます。 先ほど、職員に対して何を望むかと、若干抜かっておりましたけど。
○議長(
西川かず子君) 町長、真ん中へ来て堂々と言うてください、マイクの前で。
◎町長(伊藤建男君) やはり、行政改革の答申が出ております、これは。平成7年11月、これについてはやはり首長も当然この行革に取組む必要があります。しかし、住民に対しての、あるいは職員も改革について、行革に対して積極的に私は取組んでほしいと思います。やはり、この行革が単なる絵にかいたもちでは困ります。やはり、答申が出た以上は、答申に沿って努力してほしい。中・長期という中ではございますけれども、これについては職員、また議会の皆さん方も真剣に取組んでほしいと思います、行革については。やはり、こういった行革を通じて、すべての中でまた伊野町の財政的な面もこの辺でよって多少変わってくるんじゃないかと。このままだらだら行っていくと、ますます厳しくなりますから。特に、行革答申のそれぞれの項目がありますが、これについてはやはり答申の意向に沿って早急に取組んでいかなければならないと思います。そのためには、議会の皆さん方、また職員一丸となってこの行革に取組んでほしいと願っております。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 企画財政課長。 〔企画財政課長 西村 脩君登壇〕
◎企画財政課長(西村脩君) 19番、池沢議員の天王行きバスと小野行きバスについてお答えをいたします。 天王行きバスは、29人乗りでございます。平成12年度の実績でございますが、運行委託料666万5,635円で、延べ利用者数5,578人、運賃収入168万9,593円となっておりまして、差し引き497万6,042円の赤字となっております。 本年度は、運行方法を変更しまして、池ノ内まで路線延長し、また一部区間を除き運賃を下げ、平日及び土日、祝日ともに1日1便増便しております。これは、天王、池ノ内地区から通園している伊野幼稚園児の要望にこたえるため、またなるべく町民の皆様に利用していただけるよう、利用者からも要望を聴取し、時間帯等を調整し、運行しているものでございます。 その結果、本年度は伊野幼稚園児の利用者は約5名、11月末での運賃収入実績は127万1,679円となっております。昨年度の同期間と比較しますと、12万3,204円の増額となっております。今後につきましては、天王、池ノ内地区の来年度の伊野幼稚園入園希望者にバスの利用を呼びかけるなど、赤字縮減に向けて取組んでいきたいと考えております。 小野行きバスは、26人乗りでございます。平成12年度運行委託料473万5,500円で、延べ利用者3,196人、運賃収入99万7,600円となっておりまして、差し引き373万7,900円の赤字となっております。本年度は、運行委託料475万4,688円で、11月末での運賃収入65万2,668円となっております。これは、昨年同時期で比較してみますと、4万9,050円の減収となっております。小野行きバスにつきましては、老朽化しておりまして、買い替えの時期となっておりますが、その際にはバスの小型化も含めて検討してまいりたいと考えております。 また、山間地域の高齢化、過疎化に伴う路線変更は、毛田成山地区等の道路状況、運行時間等の課題がございまして、すぐには難しい状況でございますが、引き続き検討をしてまいりたいと思っております。 以上です。
○議長(
西川かず子君) ほけん福祉課長。 〔ほけん福祉課長 吉良正道君登壇〕
◎ほけん福祉課長(吉良正道君) 19番、池沢議員にお答えいたします。 運営管理はどのようにされるかということでございますが、他の地区にも集会所がたくさんありますが、集会所を建築する場合に地元の要望を受けまして今までは建築してきてると思います。その場合には、町費の持ち出しを少しでも少ないようにということで、補助事業があればこれを積極的に使って建築をされてきたと思っております。また、地元の方たちが使う施設でありますので、管理運営や維持管理につきましては地元でお願いをしております。 高齢者の生きがいセンターも、設計協議の段階から地元の方にそのように説明もしてきておりますので同様にお願いしたいと、こういうように思っております。 また、活用についてでございますが、当然集会所として使うのはもちろんのことですが、ミニデイだけでなく宅老所のように使うのも一つの方法だと思いますが、とにかく新しくできる施設でありますので、地元でもいろいろ活用を考えていただきたいと、このように思っております。 また、町内には多くの施設がありますので、できるだけ利用できるようには検討しておりますが、この施設を使って健康づくりなんかをする場合でも、やはり自分の健康は自分で守ると、こういう意識がなければ何をやっても事業が続きません。朝、すこやかセンターの北の広場に多くの方が来て、ターゲットバードゴルフやグラウンドゴルフ、最近はペタンクもやっておりますが、なぜ続くんだろうと、このように考えてみますと、やはりだれにも拘束されずに自分たちでみんなでわいわい言いながら、趣味といいますか、遊びの要素が非常にある訳ですが、これがやっぱり続いているんじゃないかと思われます。やはり、これをやることによって、生きがいにもつながるでしょうし、また健康づくりもなってると。介護予防にもなってると、このように思っております。そして、町の方があれはどうですか、これはどうですかというて事業の押しつけをしてもなかなか続かないと思いますので、地域の方たちもやりたい事業があれば、できることであれば町の方もやりたいと思いますが、地元の方たちも自主的に踊りでも何かをつくるとかいうような創作なんかのグループをつくっていただいて、積極的に施設を使っていただきたいと思います。これが、やっぱり健康づくりや生きがいあるいは介護予防につながると思ってますので、ひとつよろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 総務課長。 〔総務課長 岡林正憲君登壇〕
◎総務課長(岡林正憲君) 19番、池沢議員の時間外勤務についてのご質問にお答えをいたします。 町職員の全体の時間外勤務手当の総額についてでございますが、10年度が4,606万2,367円、11年度が4,491万747円、12年度が3,555万776円となっております。各課毎の金額については数字の羅列となりますので、後ほど資料をお渡ししたいと思いますので、よろしくお願いをいたします。 それで、時間外の勤務時間数についてでございますが、個々の書類が残っておりませんのでちょっと把握はできませんが、12年度の職員の平均給料から推測しますと、10年度の全体の時間外の時間数は、1万8,400時間、11年度が1万7,900時間、12年度で1万4,200時間程度ではないかと予測がされます。それで、時間外勤務時間の制限はしておりませんが、12年度から週休日及び休日の行事等の出勤につきましては休日の振りかえで対応しておりまして、時間外勤務手当を削減しているところであります。各課における業務量に応じ職員を配置し、各課では職員毎に仕事の分担をさせておりますが、提出期限等の関係や夜間の会合等もあり、やむなく時間外勤務を行っておるところでございます。その際には、事前に時間外勤務命令簿により、所属長の決裁を受け事後に所属長が確認しておると、このような形をとっております。 以上でございます。
○議長(
西川かず子君) 19番議員の2回目の発言を許します。19番。 〔19番 池沢紀子君登壇〕
◆19番(池沢紀子君) 2回目の質問を行います。 まず、一番初めのすこやかセンターについてですけれども、町長は国体後の職員異動を考えていると言われたと思いますけれども、市町村合併をどうするかということなんかもありまして、前、議員の協議会やったかな、何かのときにまたそういうことになった場合には職員が取られるようなことにもなるような話も聞きましたけれども、国体が終わったからいうてまた別のところへそういう職員が取られたら、そのときまたここには置かれなくなるように思います。それで、このすこやかセンターというのは、本当に職員さんが保健婦さんとか看護婦さんとか、それとまた事務職の方とかいろいろ直接住民とかと触れ合う職につかれている方とか、職種も多種多様ではないかと思います。そこでの人間関係とか事務連絡とかいろんな調整役、全体を把握するには、やはりどうしても所長という言葉が適切でないのかもしれませんけれども、客観的に全体を把握できる人、関係機関との連携に努められるような人が必要やと思います。町長も同意見ですので、ただこの先国体後っていっても、そのときに本当に人が確保されるかなというのはあります。来年度のことはいささかわからないので、町長の答弁を聞きまして、また次に同じような質問を別の機会に、次の機会にするようにします。 ただ、どうして私がこのような質問をするかというのは、町民の立場から見たら、なかなかそれぞれの業務内容と職員配置をお伺いしましたが、連携が取れていないようなところがあって、職員それぞれがまちまちですこやかセンターの、例えば西の方の職員さんと東の方の職員さんとが同じ情報を共有してない。それぞれに知ってるんだけれども、お互いに話をしないのかしてるのか知りませんけど、そのあたりを情報が共有できてないがために起こる住民との摩擦というのもありますので、そこは職員の方がわかっているのかわかっていないのかわかりませんが、十分検討すべきところやと思いますので、質問をあえてしました。それと、加えて役場本庁、ほけん福祉課との関係です。これもまたばらばら、これについては本当に住民の方からの苦情が多い訳です。 さて、苦情をたらたらと言うてもいけませんので、2番目の天王行きバスと小野行きバスについてですが、特に過疎地の人たちの交通手段は取り上げるべきではありませんので、そのあたりも深く考えて、経費はなるべく節減はせないけませんけれども、アイデアを持って対応していただきたいです。 それで、高齢化が進みましたら体もちょっと不自由になったりしますけれども、家の近くまで運んでもらえるといいますか、なるべく家の近くからバスには乗りたいものです。ある一定小型化ということは必要ではないかとも思っております。ちょっと余りにも9人乗りとか小型にしたら天井が低くて乗り降りが不便やというような話も聞きましたけれども、それでも自分の家の近くまで運んでくれるものが、そういう車がいいのか。それとも、遠くまで歩いていって車高の高い大きなバスに乗るのがいいのか、どちらが住民のためにとってはいいのかということも議論していただきたいと思います。 それと、3番目の枝川南地区高齢者生きがいセンターと旧職安高齢者生きがいセンターについてですが、この維持管理費が地元というお話をずっと伺っておる訳なんですが、今議会に提案されています一般会計補正予算、14ページに、②旧職安高齢者生きがいセンターの光熱水費、電気7万2,000円、水道9,000円、計8万1,000円が需用費として、また役務費1万円、また4万1,000円の清掃業務委託が上がっております。そして、この旧職安高齢者生きがいセンター内には、地区の集会所もあります。枝川南地区高齢者生きがいセンターについても、介護予防拠点施設としての機能を強化し、町役場や社協の事業を実施し、その一部に地区の集会所を入れるというような、このような発想はできなかったのかどうか。建物がもう建ち始めて、建設が終わりますけれども、どうしてこのような発想ができなかったのかお尋ねいたします。 宅老所につきましては、県内あちことにできておりまして、ほかの議員なんかも質問をしておりまして、ちょうど課長が答弁にありましたように宅老所として使うのも一つの方法かと考え、そのやり方については地元といいますか、住民の意識の問題がかなりあるとは思っております。 それと、自分の健康は自分で守ると、すこやかセンターの外では遊びの要素があってずっと毎日続いていると。確かにそうやと思います。外でスポーツできる人はそういうふうにするでしょう。ただ、外での交流といいますか、そうせずに中でおりたいという人もおる訳ですので、そういうときには生きがいセンターを利用したいというような地元の人たちの要望も上がってきたときも使えるというような、集会所ですから使えるということはもう十分承知しておりますが、とにかくより介護予防の拠点施設としての活用というものがもっと議論されるべきではないかと。それについても、建設に当たってもっとほけん福祉課中心に議論がなされなかったのかどうかと、こう思いますのでそのあたりをお尋ねします。 それと、時間外勤務についてですが、金額を言っていただきました。それで、勤務時間数を制限はしていないということですが、ではわかる範囲でお答えください。最高、職員の方で1年間最高何時間ぐらいしているか、どれだけの金額を得ているか、わかっておればでよろしいですので、一番多い人お尋ねします。 それと、12年度より休日の時間外は振り替えとしたというお答えやったと思いますけれども、町民からはこのような声があります。特に、土日、祝日などのイベントへの参加については、例えば町民からは町の職員がなかなか参加してくれんとか、また来てくれても座っちゅうだけや、忙しかっても手伝うてくれんとか、何時間か来てさっさと帰るけど2万円ぐらいもらゆうというようなことも聞いたがやとか、いろんな声が聞こえてくる訳です。その事実はどうか知りませんよ、わかりません。それで、そういう町民の声を、いや違うんですよと、きちんとこういうようにチェックもしてこういうように払ってますよと、町民から要望があってもなかなか土日は行けませんよと、それきちんと説明ができるのか。それとも、そうでないのか。 それと、逆に、土日の行事があったときに、たくさんの町の職員が来ている。町民から見たら必要もないのに来ちゅうと、もっと少ない人数では来れんのかと、そういうふうな指摘も町民からあります。 それと、何か行事をやるときに、町民はボランティアですよね。ところが、町の職員の方はぶらっと来て何万円ももろうて帰りゆうと、わかりませんよ、事実かどうかというのは、そういう声が上がってる訳です。そこをきちんと説明をする必要がある訳です。町も、そして議員である私も。それをしなければいけないので、この時間外勤務についてお尋ねしております。 それで、所属長が事前事後の確認ですかね、でも平たく言うたら自己申請をしてるということですよね。そしたら、職員と上司の信頼関係で、もし仮に慣例としてきちんとした報告がされてないような状況にあってはいけませんので、町長が答弁で言われましたように、悪しき慣習はやめないけませんので、そのあたり私は事実はどうかわかりませんので、いろんな質問をさせていただいております。そのあたりの答弁をお願いします。 それと、ちなみに、例えば日曜日に時間外勤務をしますと、100分の135になりますか、そしたら例えば、高校卒業の方が50歳ぐらいになったときの日曜日の時間外勤務のときの時給は幾らになりますか、わかる範囲でお答えください。 それと、5番目の町長にご答弁いただきましたが、この町長の答弁は、町長が長年町職員として、また町長としての経験も通しての正直な気持ちだと、私は真摯に受けとめます。そして、理想と現実の差はあるかもしれませんが、その差を詰めるべく、伊野町の将来に向かって、伊野町民と町職員へのエールだと思います。特に町職員の方は、この町長の言われたことを真摯に受けとめてほしいと思いますし、受けとめるべきだと私は考えております。 その中で町長が、行革答申を町職員の方も真摯に受けとめるべきやと、議員も一緒になって行革答申について積極的に実行に向けてという話もありました。私も同様に考えております。町長はまだ残された任期がありますので、答弁にありましたように積極的に取組んでいただきたいと思います。 2回目の質問を終わります。
○議長(
西川かず子君) 執行部の答弁。ほけん福祉課長。 〔ほけん福祉課長 吉良正道君登壇〕
◎ほけん福祉課長(吉良正道君) 19番、池沢議員の2回目の質問にお答えいたします。 旧職安跡でございますが、あそこには地区の集会所としての機能と、あとこいのぼりクラブと、それと創作室があります。この創作室というのは、高齢者の方が伊野町の特産品であります和紙を使ってこいのぼりクラブの方たちと一緒に紙のこいのぼりをつくるということで、それで生きがいにするというようなことでそこの部屋を構えておりまして、そこは集会所とは別に入り口も全部別でございます。そして、鍵も全部別々にしておりまして、創作室のみうちのほけん福祉課の方で管理をしながら使っていただくというふうになっております。 枝川の高齢者生きがいセンター、北も南もともに一般の集会所のような感じで私たちは考えておりまして、特に集会所につきましては地元からも要望が上がっておりましたところ、県の方から国の補助事業が急にあるということで、年度末に急いで手を挙げたということでございまして、12年度では建築できず事業を繰り越して今年、現在建築してるということであります。 また、そういうことで、事業につきましては来年の2月末に一応竣工の予定をしておりますが、介護予防等のいろいろな事業につきましては、現在ほけん福祉課の中でどんなことができるだろうというようなことを検討しております。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 企画財政課長。 〔企画財政課長 西村 脩君登壇〕
◎企画財政課長(西村脩君) 19番、池沢議員の2回目の質問にお答えいたします。 小野行きバスの小型化を検討しておりますが、その際に山間地域において高齢化に対応できる福祉バス的な運行ができるのか、運行時間等を含め、広く検討していきたいと思っております。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 総務課長。 〔総務課長 岡林正憲君登壇〕
◎総務課長(岡林正憲君) 池沢議員の2回目の質問にお答えをいたします。 まず、時間外勤務でございますが、最高が何時間時間外をしてどれぐらいいただいておるかということでございますが、これはちょっと把握ができておりません。ちなみに、今一番時間外が高い方が、時間当たり平日で3,410円、休日で3,780円、この方が一番高い時間外をいただく職員になります。それで、休日等にイベントへ参加した職員が、必要もないのに多く来てるとか、また何もしないで座っておるのに来ておるとかいうお話でございますが、これにつきましては職員もやっぱり行きたくて行きゆう訳じゃございません。やっぱり最低限のそれぞれの事業課については職員を配置してやっておると思います。中には、ただボランティアで行きゆう場合もあろうかと思いますし、その振り替え休日の部分で行きゆう方もあろうかと思いますので、それぞれの行事について詳細にお伺いして、初めてそれがどうであったということのお答えができるものだと思っております。 それで、時間外は、あと自己申告をしておるということでございますけど、確かに今は本人も仕事が詰んできまして自己申告して、上司がそれを認めて時間外勤務をやっていただいておりますが、これはやっぱり信頼関係からやっておりまして、これをいや、それはずるい申告をしておるとかそういうことを私はやってないと思います。やっぱり、本当の時間やらにゃいかんときに本当の時間外をやっておると、そのように考えております。 それと、高卒で入って50歳になったときの1時間当たりの時間外手当が幾らかになるということでございますが、平日で3,316円、休日で3,580円ぐらいになろうかと思います。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 19番の3回目の発言を許します。 〔19番 池沢紀子君登壇〕
◆19番(池沢紀子君) 3回目の質問をします。 町長は、2回目の答弁がなかったですが、3回目で必要があればまたしてください。 それで1点だけ、その4番の時間外勤務ですけれども、最高が幾らかというのがちょっと聞き取れにくかったんで、総務課長幾らかというのをおっしゃってください。 それと課長、行きたくて行っている訳ではないと。職員は、土日とか時間外勤務を行きたくても行ってないけれども、予算化されて時間外勤務手当は支出される訳です。そのもとは、私たちに財源がどこにあるかいうたら、やっぱり予算は税金から出ているのではないかと思います。それで、今の課長の答弁で、もし仮に50歳の方が3,316円で、これを8時間時間外した場合は、ざっと2万5,000円と、行きたくなくても行っていて2万5,000円も私たちは負担をせないかんと、単純に考えたらこういうことですが、ちょっと納得できない。行きたくなくても行っているんやって、それだけの負担がかかってますよね。そしたら、町民から要望があったときに課長どうか言うてあげてください。この職員は、要望されても行きたくないと、それで町民がじゃあわかりました、来なくていいですって言うかもしれません。行きたくなくって行っておって、町民が負担するのはたまりません。それに、必要があって時間外勤務をするときに、今まで必要があるから時間外勤務で上司が認めてた訳でしょう。それを行きたくなくって行っちょって、不機嫌な顔をして仕事もせんと座っちょられたら、やっぱりそれを見たら何なやあの職員はということにやっぱりなってたんじゃないでしょうかね。もう多分ふざけるなって町民は言うんじゃないかと思いますけど、だからそういういろんな職員が時間外勤務で払う財源というのは私たちの税金ですから、はっきり言うて借金も抱えますが、果てしなくある訳なんです。普通の企業やったら倒産するとかいうたら時間外勤務なんか今の世の中厳しいですから、時間外勤務をしてそれだけ負担がいって倒産、リストラになるがやったら時間外はたとえしちょっても申請はしません。町の職員の方でサービス残業しているということを誇らしげに言われるかもしれませんが、それとはまた違います。公務員の方は、直接響かない訳です。財源は果てしなくあると思うてる訳なんですから。自分に響いてこないから。そこで、その職員の意識といいますか、課長は申し訳ないですが本当にあえてその課長の言葉に出たんですよ、職員の意識が。それをどのように改善していくのかということを、町長は課長の答弁を聞いて、私の質問を聞いて、町職員の方に望みますか。 以上で一般質問を終わります。
○議長(
西川かず子君) 執行部、答弁。総務課長。 〔総務課長 岡林正憲君登壇〕
◎総務課長(岡林正憲君) 3回目の質問にお答えします。 最高いただいておる方が、平日で3,410円、それと休日で3,780円ぐらいになります。 それと、先ほど私が休日に行きたくなくても命令として行っておるという職員がおるということですが、やっぱり勤務を命じられましたら、本当に行きたくなくてもどうしても行かないけません。そういうことを言った訳でございまして、今はこの分については時間外は出しておりません。振り替え休日でやっておりますので、その点は、あの……。
○議長(
西川かず子君) 町長。 〔町長 伊藤建男君登壇〕
◎町長(伊藤建男君) 先ほど課長が答弁いたしました。やはり、もともと時間外、これは休日休振り替えと、代休ですね、これはもともと完全週休2日制になるときの国の指導は、やはりそういうことによって時間外がふえるということで、財政面から見ても振り替え休日しなさいっていうのが指導があったんです、これ。だから、やはりそういった前は土曜日半日、それが土曜日休みになって日曜日と、そういう中で、本来の4週5休が始まった試行錯誤の中では、やはり時間外で対処すべきでないという指導はあってます。そうしないと、それによってかえって執務時間がふえる訳です。執務時間減るから、その分やはり事業としては長引くという。だから、今言う職員の時間外というものを、私もそれぞれの職員能力もあろうと思いますし、事務能力ですね。そういったもんによって時間数は個々に違うと思います。しかし、それは職員も甘んじるやなしに、今言いましたように職員の能力開発、事務処理のそういった段取りとかそういったものは職員自身がやはり日ごろから能力開発をするために努力をしていって、その努力を結果時間外が出ればそれは当然もらう権利はあろうし、努力なしで時間外は私は、それはおかしいと思います。皆さん方は、職員というのは、そこを原点に戻ってもらいたいし、そこら辺を振り返ってやはり今の事務事業を取りまく職員の意識改革でもそこも含まれてる訳です、これは。だから、特に我々は税金でもらってるという、この根本、これをやはり職員は本当に考えてほしいと思います、これは。本当に血税ですから、皆さんの。この厳しいときに特に税金を納める。それに対しての住民負託というやはり住民福祉の向上、サービスでしょう。そのために職員がどう判断していかに住民サービスへ回すか。だから、今の確保された財源の中で、これ厳しいんです、本当にこれは。今言うように、10年から確かに10年の決算が出ました。しかし、それ以前にもやはり波があります、この時間外については。しかし、その時間外を単にその年度の決算だけでとらえる訳じゃありません。といいますのも、災害が起きたとき、それから選挙のとき、これについては当然国の執行経費の中から臨時的にそういったまた時間外がふえてきます。災害が大きい、最近大きい災害は来てませんけれども、今年土佐清水がやられたようなときになりますと、本当に職員も大変です、これは。50年の台風のときに、このとき職員も寝ずにはっきりやった事例もあります。そうしないと、国の査定を受けるために、技術屋さんは本当に寝ずにその事業推進のためにやったと。だから、決算ベースでなしに、その年その年の時間外がふえる理由というものはあります。しかし、通常の時間外についてはやはり職員の一個々の、職員の考えなんです、これは。いかに努力するか、だからサービス残業という、これも結構でしょう。これは、本人の考えです。確かに、議員さん言われました。民間の場合は、ほとんどもう時間外出してません。私の息子も言ってますけれども、ほとんど今年はないと、それははっきり言ってます。というのは、やはり民間企業の場合、その厳しい中でいかに切り詰めるか、これを私はそれが企業が生き抜くためなんです。公務員の方は、今言うように税収さえあればつぶれることはありません。しかし、私自身、やはり職員自体は、会社に例えれば、住民が株主なんです。伊野町は株式会社伊野町、住民が株主と思って、やはり原点に戻ってこれから考えていかないと、今後公務員に対してのますますの批判、何かあれば敵のようにやられます、これは。そこを十分住民や職員も考えて、本当に住民のために、福祉向上とサービスのために努力する。認めてもらえれば、住民も必ず理解してくれますから。それを怠りますと、今言うように反動が来ます。そういうことで、職員の皆さん方本当にそういう気持ちで取組んでほしいと思ってます。 以上です。
○議長(
西川かず子君) 暫時休憩します。 休憩 13時59分 開議 14時0分
○議長(
西川かず子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 19番、池沢紀子君の一般質問を終わります。 これで一般質問を全部終わりました。 15分間休憩をとります。 休憩 14時1分 開議 14時17分
○議長(
西川かず子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
西川かず子君) 日程第2、議案第69号から議案第81号並びに諮問第3号を一括議題といたします。 議案第69号、議案第70号、議案第71号、議案第72号、議案第73号について委員長の報告を求めます。総務文教
常任委員会委員長、井上敏雄君。8番。 〔総務文教常任委員長 井上敏雄君登壇〕
◎総務文教常任委員長(井上敏雄君) 議案第69号から議案第73号が、総務文教
常任委員会に付託をされました。 去る12月14日金曜日、午前10時より議長室におきまして、総務課長、局長に同席をいただきました。議員は1名欠席のもと、総務課長に資料の提供や説明を求めまして、慎重に審査を行いましたその結果を報告いたします。 議案第69号職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 これは、本議案は地方公務員と共済組合法の一部改正により、特定警察職員等の定義を定める同法の規定が、附則第25条の2、第1項第1号から附則第18条の2、第1項第1号に変わったため、必要な改正を行うものでございます。 審査の結果、全員一致可決すべきものと決しました。 議案第70号でございますが、伊野町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、平成13年度人事院勧告に基づき一般職員の給与に関する条例の一部を改正しようとするものでございまして、この内容につきましては12月期の期末手当の支給割合を100分の160から100分の155に引き下げるものでございます。 2つ目には、当分の間民間における賃金との権衡を考慮して講ずる特例措置として、各年度の3月1日に在職する職員に対し特例一時金を支給することとし、この支給額は3,756円とするものでございます。3月15日に支給する職員につきましては、227名のうち休んでおります職員5名を除きまして222名に一律支給をするものでございます。月に1日でも出席しておれば1カ月分を支払うということでございます。 これにつきましても全員一致、可決すべきものと決しております。 議案第71号
伊野町議会議員の期末手当支給に関する条例の一部を改正する条例議案でございます。 本議案は、平成13年度人事院勧告に基づき、職員の期末手当の支給割合の引き下げに準じ、議会議員の期末手当の支給割合の12月期分100分の160を100分の155に引き下げるため、所要の改正をしようとするものでございまして、これも全員一致、可決すべきものと決しました。 議案第72号技能職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例議案でございます。 これは、附則に2項をつけ加えるものでございまして、全員一致可決すべきものと決しました。 第73号も同じくでございまして、伊野町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例議案でございますが、附則に2項を加えるものでございます。 これも全員一致、可決すべきものと決しました。 以上で第69号から第73号までの報告を終わります。
○議長(
西川かず子君) これから
委員長報告に対する質疑を行います。質疑はありませんか。 〔「質疑なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 質疑なしと認めます。これで質疑を終わります。 議案第69号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第69号の討論を終わります。 これから議案第69号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第69号職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第70号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第70号の討論を終わります。 これから議案第70号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第70号伊野町一般職員の給与に関する条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第71号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第71号の討論を終わります。 これから議案第71号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第71号
伊野町議会議員の期末手当支給に関する条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第72号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第72号の討論を終わります。 これから議案第72号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第72号技能職員の給与の種類及び基準を定める条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第73号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第73号の討論を終わります。 これから議案第73号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第73号伊野町企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例議案は、原案のとおり可決されました。 議案第74号の討論を行います。討論はありませんか。19番。
◆19番(池沢紀子君) 平成13年度伊野町一般会計補正予算(第3号)に対して、反対討論を行います。 次に述べますことについて、町執行部などから説明などを受けましたが、十分に納得できません。また、町民に責任を持って説明をすることができません。そして、修正案を提案するその要件を満たすことができておりません、私自身が。その結果、こうして反対する結果となりました。 反対討論を行います。 歳入歳出予算の総額を、歳入歳出それぞれ93億5,079万円とするとなっておりましたけれども、町長の提案理由説明では、歳入歳出それぞれ93億5,084万円でした。そして、補正予算で歳入合計が93億5,079万円、歳出合計は93億5,084万円、予算説明書の歳入合計は93億5,079万円、歳出合計は93億5,084万円となっておりました。金額の違いがありました。補正予算での歳出合計は93億5,084万円と、金額の違いが5万円違っておりましたところを指摘しますと、その後この議場で執行部より訂正の申し出があり、歳入歳出合計額は93億5,084万円との訂正を含め、金額は5万円の違いですが、あと影響するところがあり、合計で17カ所の金額が訂正されました。 そのほかに、ほかの議案77号の平成13年度伊野町下水道事業特別会計補正予算(第3号)、5ページの職員共済費の訂正。 そして、第80号の議案平成13年度伊野町水道事業会計補正予算(第2号)についても、この予算の金額で間違いないですかと事前に尋ねましたら、間違いがないということだったんですけれども、そうではなくて、その後本会議といいますか、議場で訂正がありました。 それで、提案された議案は少なかったんですが、数々の議案の訂正があっております。この一般会計補正予算につきましては、提案理由を読んだ町長が間違いに気がついていなかった訳です。町長、助役をはじめ、町三役もすべて町職員を何十年も経験されている方な訳です。それで、町長と助役は財政通だと思っております。基本的なチェック体制が機能していないことに、町行政の緊張感のなさを露呈しております。このことは、質疑でも言わさしていただきましたけれども、この町行政の緊張感のなさは、そのことにつきましては議員、議会も反省すべき点があります。 そしてさらに、定例議会に計上された予算について、仮にだれもが町も町職員の方も執行部も議員も気づかずに予算が可決されてしまったらどうなるかということが、具体的にこの具体例が今定例会に上がってきたことに気がつきました。といいますのは、予算説明書の7ページの財産収入の賃家料、柳瀬直販所減額18万円でした。当初予算計上を90万円と間違って計上していたので、減額18万円とし、条例に定められたとおり72万円にするということでした。 また、同様の所管課予算が70万円ありました。そのことについて、この議会開会中ただしました。ところが、12年度決算までさかのぼっていきました。その中で、町単独補助金のあるべき姿にも問題が波及しました。それで、予算審議のためには12年度決算会計報告書類の提出説明を求める中、町長、助役、企画財政課、所管課と話しました。このことについて一言、結局書類の提出は拒否されました。今日、私の一般質問の答弁の中で、町長は町民と町職員に何を望むかという答弁の中で、情報公開のことについて触れられました。しかし、町長の理想の答弁と、情報公開は住民とともに行政の職員の方が情報を共有することが必要であると思います。それは、伊野町のまちづくりにとって大変大事なことであります。しかし、現実は、具体的なところでこのように拒否をされる訳です。 審議は十分にできませんでした。また、町の言うことが二転三転し、そして各自言うことが違っておったりしました。その結果を踏まえて、昨夜寝ずに考えもしました、どうするべきかと、この補正予算について。しかし、結果として、私は十分に納得できませんでした。初めに言いましたように、町民に対しても説明ができる状態には至っておりません。 以上をもって反対討論とします。なお、放水トンネル関連予算には大賛成です。 以上。
○議長(
西川かず子君) ほかに討論はありませんか。3番。 (19番池沢紀子君「議長、議事進行。反対したら、次は討論賛成じゃないですか」の声) ほかに討論はありませんかと聞いておりますよ。 (19番池沢紀子君「それでまた反対をする訳ですか」の声) (「反対か何やら分からん」の声) 賛成討論はありませんか。13番。
◆13番(浜田孝介君) 補正予算案につきましては、チェック体制の不備、これは大問題だと思います。それは、率直に反省して、今後できるだけそういう過ちを来さないようにすることは当然です。ただ、人間のすることですから、常に100%というのは望む姿であるけれども、それは人間のすることやから仕方ないこともあろうかと思います。 逆に、今回のそういうチェック体制の不備で数字があっちこっち入り組んだ。それは問題だけれども、その問題を理由にこの補正予算がだめだという立場には私は立っておりません。事務処理の拙劣さは問題点でありますけれども、補正を作成した政策項目について、私は特に問題はなかったということで賛成をいたします。
○議長(
西川かず子君) ほかに討論はありませんか。反対討論、3番。
◆3番(森木昭雄君) 私は、
宇治川放水路建設計画が、土地収用法における事業認定に基づいて附帯工事を進捗されたということについて、反対の討論を行います。 かつて、日下川放水路建設過程で、山に陥没が発生した。あわせて、山の湧水が枯渇した事実に対して、当時の旧建設省高知工事事務所長は10年で水は戻る旨新聞紙上にコメントされたが、山の湧水はどこにももとに戻っていない。当時の所長は、旧建設省の職員名を言わない。だれも責任をとっていない。新
宇治川放水路建設計画は、土地収用法における事業認定に基づき工事を進捗させているが、反対同盟、緑の会に対して行政は八田の地下水に汚染も枯渇もないと強調しているだけで、八田の地下水の涵養源の上流には生活排水、工場排水、マンガンなど、地下水、伏流水を汚染する危険性があり、将来八田、天王地区の住民の健康を脅かす事態が予測される。よって、現行の放水路建設計画は、行政による住民の不安解消のための説得力は著しく乏しく、憂慮すべき事業と言わざるを得ない。よって、補正予算には反対する。 以上。
○議長(
西川かず子君) ほかに賛成討論ありませんか。15番。
◆15番(長崎譲君) 反対、賛成と、こうやってきましたが、実はこの議会でこの補正予算についてかなりけんけん、がくがく、これを協議もしてまいりましたけれども、今最も伊野町の重要な時期に来ておりまして、この補正を見ましても、保育所運営負担金、それから町営住宅の建設費の国庫支出金。歳出では、保育措置費、それから投資的経費では内野の町営住宅の建て替え事業、
総合運動場の駐車場の用地購入、災害復旧事業、それから仁淀消防組合の負担金と、もろもろの重要施策が山積をする中の予算措置であり、私は最も急を要する問題ばかりで、この予算が通らなかったらどうなるか。そういうことを考えた場合に、私は伊野町の将来のためにもこの補正は賛成をしなくてはいけない、このように考えておる訳です。
○議長(
西川かず子君) これで議案第74号の討論を終わります。 これから議案第74号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議あり」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議がありますので、起立によって採決します。本案に賛成の方の起立を願います。 〔賛成者起立〕
○議長(
西川かず子君) 起立多数です。したがって、議案第74号平成13年度伊野町一般会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第75号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第75号の討論を終わります。 これから議案第75号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第75号平成13年度伊野町訪問看護事業特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第76号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第76号の討論を終わります。 これから議案第76号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第76号平成13年度伊野町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第77号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第77号の討論を終わります。 これから議案第77号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第77号平成13年度伊野町下水道事業特別会計補正予算(第3号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第78号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第78号の討論を終わります。 これから議案第78号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第78号平成13年度伊野町介護保険特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第79号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第79号の討論を終わります。 これから議案第79号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第79号平成13年度伊野町特別養護老人ホーム特別会計補正予算(第1号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第80号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第80号の討論を終わります。 これから議案第80号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第80号平成13年度伊野町水道事業会計補正予算(第2号)議定に関する議案は、原案のとおり可決されました。 議案第81号の討論を行います。討論はありませんか。 〔「討論なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 討論なしと認めます。これで議案第81号の討論を終わります。 これから議案第81号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、議案第81号高知県町村職員退職手当組合を組織する地方公共団体数の増に関する議案は、原案のとおり可決されました。 お諮りします。諮問第3号は人事案件でありますので、討論を省略し、直ちに採決に入ることに異議ございませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定いたしました。 これから諮問第3号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり同意することにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、諮問第3号人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについては、原案のとおり同意することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
西川かず子君) 日程第3、町議第14号を議題といたします。 お諮りします。町議第14号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、町議第14号は提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定いたしました。 これから町議第14号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、町議第14号
市町村合併問題調査特別委員会の設置については、原案のとおり可決されました。 お諮りいたします。ただいま設置されました
市町村合併問題調査特別委員会の委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、大原孝弘君、吉良正雄君、勝賀瀬英章君、津野成助君、土居豊榮君、長崎譲君、西内淳補君、畑山博行君、浜田重三郎君を指名したいと思います。これにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名いたしました諸君を、
市町村合併問題調査特別委員会委員に選任することに決定いたしました。 暫時休憩いたします。 休憩 14時45分 開議 14時55分
○議長(
西川かず子君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ご報告いたします。
市町村合併問題調査特別委員会から、委員長及び副委員長を互選した旨、通知がございました。市町村合併問題調査特別委員長に長崎譲君、副委員長に大原孝弘君と決定いたしました。 以上であります。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
西川かず子君) 日程第4、町議第15号を議題といたします。 お諮りします。町議第15号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、町議第15号は、直ちに採決に入ることに決定いたしました。 これから町議第15号を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、町議第15号治山・治水事業の強力な推進を求める意見書は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
西川かず子君) 日程第5、町議第16号を議題といたします。 お諮りします。町議第16号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、町議第16号は、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定いたしました。 これから町議第16号を採決いたします。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、町議第16号BSE(
牛海綿状脳症)対策の強化に対する意見書は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
西川かず子君) 日程第6、町議第17号を議題といたします。 お諮りします。町議第17号については、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、町議第17号は、提案理由の説明、質疑、討論を省略し、直ちに採決に入ることに決定いたしました。 これから町議第17号を採決します。 お諮りします。本案は原案のとおり決定することにご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、町議第17号高
規格幹線道路の整備促進に関する意見書は、原案のとおり可決されました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
西川かず子君) 日程第7、
議会運営委員会委員の選任を行います。 お諮りします。
議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第7条第1項の規定により、北岡義彦君、吉良正雄君、勝賀瀬英章君、土居豊榮君、長崎譲君、西内淳補君、畑山博行君、浜田重三郎君、山岡勉君を指名したいと思います。ご異議ありませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、ただいま指名いたしました諸君を、
議会運営委員会委員に選任することに決定いたしました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
西川かず子君) 日程第8、各
常任委員会、各特別委員会の閉会中審査、事務調査の件並びに議会運営委員会の次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項の件を議題といたします。 お諮りします。各
常任委員会は、閉会中もそれぞれの所管部門の事務調査を各特別委員会は閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は、閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項については審査を行うことにしたいと思います。これにご異議ございませんか。 〔「異議なし」の声〕
○議長(
西川かず子君) 異議なしと認めます。したがって、各
常任委員会は、閉会中もそれぞれの所管部門についての事務調査を、
水資源対策特別委員会、
高知西バイパス整備促進対策特別委員会、
議会広報特別委員会、
市町村合併問題調査特別委員会は、閉会中もそれぞれの審査、事務調査を、議会運営委員会は、閉会中も次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項及び議長の諮問に関する事項について審査を行うことに決定をいたしました。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 町長、ごあいさつください。 〔町長 伊藤建男君登壇〕
◎町長(伊藤建男君) 12月定例会の閉会に当たりまして、一言ごあいさつを申し上げます。 去る12月11日に開会されましたこのたびの定例議会におきましては、職員の再任用に関する条例の一部を改正する条例議案をはじめ、多数の重要案件につきまして開会以来、長期にわたりましてご審議を得ました結果、いずれも原案のとおりご議決をいただきまして、まことにありがとうございました。 なお、会期中議員の皆様から賜りましたご意見、ご要望等につきまして、特に今会議は議案の訂正等もあり、大変申し訳なく思っております。今後については、十分これを注意しまして、今後の町政の運営には期してまいりたいと考えております。 また、議員の皆さんにおかれましては、寒さもますます増す中、健康には十分留意されまして、町政の運営になお一層のご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、簡単でございますけれども、閉会のあいさつとさせていただきます。どうもありがとうございました。
○議長(
西川かず子君) 12月定例会の閉会に当たりまして、ごあいさつをさしていただきます。 11日に開会されました今年最後の伊野町定例会も、9日間の会期を終えて本日閉会の運びとなりました。本議会は、8人の一般質問をはじめ、議員各位から活発な議論が交わされまして、まことに有意義な議会となりましたことに、感謝申し上げます。 この1年は、国内外とも予期せぬ悲しい出来事もあり、また町内でも身近な方々のご逝去の報にも接し、心苦しい日々もございました。数々の残してくださいました故人の功績を、心の糧といたしまして、精進しなくてはならないと思います。地方分権時代に入りまして、来年度は厳しい中にも伊野町にとって正念場を迎える年となります。行政、議会ともども躍動感あふれる町民に幸せを感じていただける信頼感あふれる年明けとなりますよう念じまして、閉会のごあいさつとさしていただきます。 会議を閉じます。 平成13年第4回
伊野町議会定例会を閉会いたします。 まことにご苦労さんでございました。 閉会 15時3分 上記会議の顛末を記載してその相違ないことを証するためにここに署名する。 議 長 署名議員 署名議員...