四万十市議会 > 2022-09-22 >
09月22日-05号

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  1. 四万十市議会 2022-09-22
    09月22日-05号


    取得元: 四万十市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-17
    令和 4年 9月定例会         令和4年9月四万十市議会定例会会議録(第18日)                               令和4年9月22日(木)■議事日程  日程第1 第1号議案から第25号議案まで及び第28号議案        第1号議案 令和3年度四万十市一般会計決算の認定について        第2号議案 令和3年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について        第3号議案 令和3年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について        第4号議案 令和3年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について        第5号議案 令和3年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について        第6号議案 令和3年度四万十市と畜場会計決算の認定について        第7号議案 令和3年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について        第8号議案 令和3年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について        第9号議案 令和3年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について        第10号議案 令和3年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について        第11号議案 令和3年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について        第12号議案 令和3年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について        第13号議案 令和3年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について        第14号議案 令和3年度四万十市下水道事業会計決算の認定について        第15号議案 令和3年度四万十市病院事業会計決算の認定について        第16号議案 令和4年度四万十市一般会計補正予算について(第5号)        第17号議案 令和4年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算について(第1号)        第18号議案 令和4年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算について(第2号)        第19号議案 令和4年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算について(第1号)        第20号議案 四万十市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例        第21号議案 四万十市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例        第22号議案 四万十市税条例等の一部を改正する条例        第23号議案 四万十市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例        第24号議案 辺地総合整備計画の変更について        第25号議案 四万十市過疎地域持続的発展計画の変更について        第28号議案 四万十市道路線の認定について       請願1件        請願第1号 学校法人京都育英館との新たな契約及び協定の締結に関する請願       陳情1件        陳情第1号 消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書採択のお願い               (各委員長報告、質疑)  日程第2 所管事項の調査(令和4年6月定例会より継続調査)                 (全員協議会)                 (討論、採決)  日程第3 意見案1件        意見案第1号 参議院議員選挙における合区の解消に関する意見書                (提案理由の説明)                 (討論、採決)■本日の会議に付した事件  日程第1から日程第3まで出席議員  1番 鳥 谷 恵 生     2番 川 村 真 生     3番 澤良宜 由 美  4番 前 田 和 哉     5番 寺 尾 真 吾     6番 廣 瀬 正 明  7番 山 下 幸 子     8番 上 岡 真 一     9番 川 渕 誠 司  10番 松 浦   伸     11番 大 西 友 亮     12番 西 尾 祐 佐  13番 谷 田 道 子     14番 山 崎   司     15番 上 岡   正  16番 平 野   正     17番 川 村 一 朗     18番 宮 崎   努欠席議員(なし)出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       中 平 正 宏        副市長      田 能 浩 二  副市長      森 山   崇        総務課長     岡 本 寿 明  地震防災課長   山 本   聡        企画広報課長   山 崎 行 伸  企画広報課副参事 中 田 智 子        財政課長     竹 田 哲 也  市民・人権課長  加 用 拓 也        税務課長     村 上 正 彦  環境生活課長   渡 邊   康        子育て支援課長  武 田 安 仁  健康推進課長   渡 辺 和 博        高齢者支援課長  武 内 俊 治  観光商工課長   金 子 雅 紀        農林水産課長   朝比奈 雅 人  まちづくり課長  桑 原 晶 彦        上下水道課長   池 田 哲 也  会計管理者兼会計課長              市民病院事務局長 原   憲 一           花 岡 俊 仁  福祉事務所長   二 宮 英 雄        教育長      久 保 良 高  学校教育課長   山 崎 寿 幸        生涯学習課長   戸 田 裕 介  総合支所長兼地域企画課長            西土佐診療所事務局長           小 谷 哲 司                 稲 田   修  産業建設課長   佐 川 徳 和 職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  事務局長     西 澤 和 史        事務局長補佐   岡 村 むつみ  総務係長     武 内 直 樹                午前10時0分 開議 ○議長(平野正) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 まず初めに、発言の取消しについて、鳥谷恵生議員から、9月13日の一般質問中の発言について、取消しの申出がありますので、お聞き取り願います。 鳥谷恵生議員。 ◆1番(鳥谷恵生) 発言の取消しをお願いいたします。 9月13日の一般質問の中で、私の認識不足から、「───────────────────」と発言いたしましたが、内容に疑義あるものと考えますので、発言の取消しをお願いいたします。 ○議長(平野正) 以上で発言の取消しの説明を終わります。 お諮りいたします。 ただいま発言の取消しの申出がありました鳥谷恵生議員の一般質問中の部分の発言を取り消すことについてご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) ご異議なしと認めます。よって、発言取消しの申出部分の発言は取り消すことに決しました。 次に、発言の訂正がございます。 川渕誠司議員より、9月13日の一般質問中の発言に関し訂正の申出がありますので、お聞き取り願います。 川渕誠司議員。 ◆9番(川渕誠司) 発言の訂正をお願いいたします。 9月13日の一般質問の中で、「自宅療養された2人の議員」と発言をいたしましたが、私の勘違いにより、正確には「自宅療養された1人の議員」でしたので、おわびし発言の訂正をお願いいたします。 ○議長(平野正) 以上で川渕誠司議員の発言訂正の説明を終わります。 次に、中平市長より、9月13日の一般質問中の発言に関し訂正の申出がありますので、お聞き取りを願います。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 発言の訂正をお願いいたします。 先日の一般質問の中で、上岡 正議員の大学誘致についての答弁の中で、「恐らく日教組の集会」と申しましたが、これを「教育研究全国集会」に、また「企画振興課の合併推進室」と申しましたが、これを「企画広報課の大学誘致推進室」に訂正させていただきます。 そして、鳥谷議員の看護大学誘致についての一般質問に対する答弁の中で、「合併推進室の副参事」と申しましたが、これを「企画広報課の副参事」に訂正させていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(平野正) 以上で中平市長の発言訂正の説明を終わります。 議長において、発言訂正の説明のとおり訂正することにいたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平野正) 日程第1、「第1号議案」から「第25号議案」まで及び「第28号議案」並びに請願1件及び陳情1件を一括議題といたします。 以上の案件に関し、各委員長の報告を求めます。 先に、山崎 司予算決算常任委員長。 ◆予算決算常任委員長(山崎司) おはようございます。 予算決算常任委員長報告を行います。 今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案19件について、9月14日から16日まで委員会を開会し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、「第1号議案、令和3年度四万十市一般会計決算の認定について」執行部より所管課ごとに説明を受け、審査を行いました。 全体的に新型コロナウイルス感染症の感染拡大により影響を受けた方への給付金や支援に係る費用、ウイズコロナ・アフターコロナを見据えた屋外観光施設整備事業や観光需要回復に向けた取組への補助、感染予防に資する備品購入等コロナ関連の項目が多くございました。そのほか、行政手続オンライン化推進光ファイバー網未整備地区への整備、子育て支援センターにおいてオンラインで相談受付が可能となる環境の整備等ICT化によって利便性を高めるための項目に係る費用や住民票などのコンビニ交付導入、市民病院へのオンライン資格確認導入など、マイナンバーカードを利用することによる利便性向上に係る項目もございました。 委員からは、事業が適正かつ効果的に実施されているか、事業の実績、今後の対策や見通し、不用額の理由などについて様々な質疑があり、執行部より答弁を受けて審査をいたしました。慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり認定すべきものであると決しました。 次に、「第2号議案、令和3年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について」、「第3号議案、令和3年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について」、「第4号議案、令和3年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について」、「第5号議案、令和3年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について」、「第6号議案、令和3年度四万十市と畜場会計決算の認定について」、「第7号議案、令和3年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について」、「第8号議案、令和3年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について」、「第9号議案、令和3年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について」、「第10号議案、令和3年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について」、「第11号議案、令和3年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について」、「第12号議案、令和3年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について」、「第14号議案、令和3年度四万十市下水道事業会計決算の認定について」、「第15号議案、令和3年度四万十市病院事業会計決算の認定について」の13の議案についても慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおりそれぞれ認定すべきものと決しました。 また、「第13号議案、令和3年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について」も慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり認定及び可決すべきものと決しました。 次に、「第16号議案、令和4年度四万十市一般会計補正予算(第5号)について」関係各課から説明を受け、審査を行いました。 補正の主なものは、人事異動による職員給与費の見直しや西土佐地域に点在する簡易焼却炉のうち、緊急度の高い玖木地区簡易焼却炉の解体撤去費用、耐震性貯水槽整備費用牧野富太郎博士をモデルとした連続テレビ小説の放送を高知県観光の振興に最大限生かしていく取組の一つとして、大宮地区にある藤の瀬バラ園の施設整備等を行うことへの支援、あゆ王国高知振興ビジョンの理念に基づいた利きアユ大会開催への補助金等でございました。 委員から、藤の瀬バラ園の整備をすることによる効果について質疑があり、執行部から、「まず来園者は現在年間1,200人程度だが、5年後には2,000人を目指している。また、施設には販売スペースも設け、地域産品の販売にもつなげていく。」との答弁がございました。 委員から、「PR次第では、小さなバラ園でも多くの来客を見込むことができると考えられるため、上手にPRし、次の来客につながるような丁寧な応対をしてほしい。」との意見がございました。 また、利きアユ大会開催への補助金について、委員から、「本流または支流のアユの味覚は少し違うと思うが、今大会でトップになったところのアユには付加価値をつけていくような振興策の狙いはあるのか。」との質疑があり、執行部より、「そのことについては、以前から画策しているが、他の河川との関係性もあり難しい面がある。」との答弁がございました。 委員から、「市全体でアユを盛り上げていくということであれば、ぜひ産業祭でも開催していただきたい。」との意見がございました。 ほかにも委員から様々な質疑があり、執行部より答弁を受け、慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第17号議案、令和4年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について」、「第18号議案、令和4年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第2号)について」、「第19号議案、令和4年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について」の3議案についても関係各課からそれぞれ説明を受けました。慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(平野正) 以上で予算決算常任委員長の報告を終わります。 続いて、西尾祐佐総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(西尾祐佐) 総務常任委員長報告を行います。 今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案6件及び請願1件並びに陳情1件、所管事項に関する報告事項1件につきまして、9月20日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、「第20号議案、四万十市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」について総務課から説明を受け、審査を行いました。 「地方公務員の育児休業等に関する法律」等の一部改正に伴い、育児休業の取得回数制限を緩和するほか、非常勤職員に係る育児休業の取得要件を緩和することについて改正を行うもの。主な内容は、一般職員においては、子が3歳に達するまで、原則2回、育児休業が取得できるようになり、これに伴い、育児休業等計画書の提出が廃止となるもの。また、非常勤職員においては、子の出生日から57日間の期間の末日から6か月を経過する日以降も同一任命権者に任用される可能性がある場合に育児休業が取得できるようになるものとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第21号議案、四万十市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」について総務課から説明を受け、審査を行いました。 「国家公務員退職手当法の適用を受ける非常勤職員等について」及び「国家公務員退職手当法の運用方針」が一部改正されたことに伴い、非常勤職員の退職手当の支給要件の緩和について、国家公務員と同様の措置を講じるため、本条例を一部改正するもの。一月の勤務日数の要件を緩和するもので、施行期日は10月1日となっているとのことでございました。 委員から、「勤務日数が少なく、退職手当の対象にならなかった職員は、改正前1年間でどれぐらいいるのか。」との質疑があり、執行部から、「令和2年4月以降、1名から2名程度該当者がいた。」との答弁がございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第22号議案、四万十市税条例等の一部を改正する条例」について税務課から説明を受け、審査を行いました。 地方税法の一部改正に伴い、本条例の一部を改正し、規定を整備するもの。住民税関係では、1つ目として、個人市民税における上場株式等の配当所得に係る申告を所得税と住民税とで課税方式を一致するよう見直すもの。2つ目に、個人市民税における合計所得金額に係る規定の整備として、給与所得者及び公的年間受給者扶養親族申告書に退職手当を有する配偶者及び扶養親族の氏名の記載を追加するもの。3つ目として、個人市民税における住宅ローン控除の適用の対象となる居住年を令和7年12月31日まで4年間延長し、所得税から控除し切れない金額を控除限度額の範囲内で個人住民税から控除するものである。また、固定資産税関係では、固定資産税課税台帳の閲覧及び証明書の交付におけるDV被害者等の支援措置として、DV被害者等の登記簿上の住所が漏れないようにする措置を講じるものであるとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第23号議案、四万十市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」について財政課及び地域企画課から説明を受け、審査を行いました。 具同団地共同住宅竹屋敷団地共同住宅及び津野川住宅については、耐用年限を経過し老朽化が進んでいることから、四万十市公営住宅等長寿命化計画において用途廃止する計画としていた。具同団地共同住宅及び津野川住宅については、令和3年度中に全ての入居者の移転が完了したこと、また竹屋敷団地共同住宅については、現在の入居者から当該住宅の譲渡の要望があり、今年度中に譲渡の手続を進めていることから、当該3施設について条例より削除するものとのことでございました。 委員から、「竹屋敷団地共同住宅の譲渡は、年度内でできるのか。」との質疑があり、執行部から、「譲渡するには国の許可が要るが、国の許可は既に得ている。また、入居者とも話が済んでおり、今年度中に譲渡が完了する予定である。」との答弁がございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第24号議案、辺地総合整備計画の変更について」財政課から説明を受け、審査を行いました。 令和3年度から令和7年度までの5か年を計画期間として、中村地域の9辺地、西土佐地域の4辺地、計13辺地で計画を策定しているが、計画に未記載の事業及び事業費の増額が必要となる事業があるため、今回3辺地の計画変更を行うものである。内容は、富山東部辺地における林道の事業費の同額、大川筋辺地における市道事業費の増額及びレクリエーション施設の追加、西土佐西部辺地における林道の事業費の増額であるとのことでございました。 委員から、「計画の2年目でこれだけ大幅な見直しをしないといけないのは、計画性がおかしいのではないか。」との質疑があり、執行部から、「計画を立てる際は、各所管課から5年間分の事業費の見積りをもらって立てているが、事業費が思った以上に必要になる場合やできるだけ有利な起債が借りられることで追加する事業もある。次の策定時には、できるだけ精査した上で計画を立てるようにしたいと思う。」との答弁がございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第25号議案、四万十市過疎地域持続的発展計画の変更について」地域企画課から説明を受け、審査を行いました。 令和4年度に実施する新たに計画に追加する事業は、栗産地再生事業クリーンセンター西土佐機器等整備改修公営住宅屋上防水工事保健センター屋上防水工事西土佐中学校屋上防水工事となっているとのことでございました。 委員から、「クリーンセンター西土佐機器等整備改修について、規模の割に修繕費が高い。名鹿にある、し尿処理場で西土佐分も十分処理できると思うが、検討はしたのか。」との質疑があり、執行部から、「検討はしたが、国道441号の改良やし尿運搬車両の往来等の観点から、現時点では具体的な予定は立っていない。」との答弁がございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「請願受理番号第1号、学校法人京都育英館との新たな契約及び協定の締結に関する請願」について審査を行いました。 当請願書は、市民3名から提出され、紹介議員である川渕議員に説明をお願いしました。 趣旨としては、現在四万十市と学校法人京都育英館との間で結んでいる(仮称)京都看護大学四万十看護学部(以下新学部という。)の設置及び運営に関する協定並びに契約については、法人の長期経営計画に基づき、10年間は用途変更も撤退もしないことや関連協定及び契約に違反した場合の賠償を求める内容が含まれていないため、新学部の早期撤退等により市が多大な損害を負うことがないよう、次の3項目を市に求めるものである。 1、法人に新学部の長期経営計画を提出させること。2、10年間は用途変更や撤退を行わないことに関する契約または協定を法人と締結すること。3、新学部設置運営に係る協定及び契約に法人が違反した場合の賠償を求める契約、または協定を締結することとのことでございました。 委員から、「現在の土地・建物使用貸借契約の中でほぼ網羅されていると考える。請願の内容は、この使用貸借契約でなされるものと判断している。」また、「法人が違反した場合の賠償を求める契約、または協定を締結することについて、今後の企業誘致の際に難色を示す企業が現れる可能性も生じるのではと考える。」等の意見がある一方、「補助金の返還等が生じた場合に、市民に負担が生じないよう、10年間は用途変更や撤退を行わないことに関する契約、または協定は締結すべきである。」等の意見も出されました。 挙手採決の結果、賛成少数で、本請願は不採択と決しました。 次に、「陳情受理番号第1号、消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書採択のお願い」について審査を行いました。 これは、新型コロナウイルス感染症の収束が見通せない中、免税事業者等に大きな影響を与える消費税インボイス制度の実施の延期を求める意見書となっているが、2023年10月からの実施となっており、税の公平性の観点等からも導入すべきではないか等の意見があり、挙手採決の結果、賛成少数で不採択と決しました。 次に、報告事項として企画広報課から、大学誘致推進事業について報告を受けました。 大学誘致に係る3つの地域再生計画の認定について説明があった。 1つ目の認定番号令和3年地再認定第1193号は、旧下田中学校校舎・体育館が国庫補助を受けて整備された施設であることから、補助対象財産の転用手続の一元化・迅速化として、補助金で整備された公立学校施設の財産処分手続の弾力化による支援措置により作成したものである。中医学研究所と下田中学校施設を利用し、看護大学を誘致することで、人口減少の抑制と地域経済の活性化及び社会の変化に応じて期待される質の高い看護師の確保を図る。施設は、遊休化する下田中学校施設を学校法人に無償貸与し、学校法人が整備を行い、市は整備に対し補助するとした計画について認定を受けたことにより、10年未満での財産処分に当たっても国庫補助の返還が必要ないことになっている。 2つ目の認定番号令和4年地再変更第950号は、地方創生拠点整備事業を活用した市による段階的施設整備に変更したため、計画本体及び工程表等にそごが生じたことから、従前の計画を変更し認定されたもので、事業の概要と工程表についての変更が主となる。 3つ目の認定番号令和4年地再認定第995号は、これまでの地域再生計画とは支援措置が異なるもので、まち・ひと・しごと創生交付金により作成した計画となっている。京都看護大学を核とした健康づくり推進センターとして、旧下田中学校校舎を整備し、看護の専門性を生かし、大学教員や学生ボランティアによる市民の健康維持増進に向けた取組を行うものとともに、学生の力を活用して、町のにぎわいの創出につなげることで、地域コミュニティーの向上、地域経済の活性化など、安心して健康に暮らせる魅力あるまちづくりを構築するとした計画として認定されたものであり、地方創生拠点整備交付金におけるKPIも新たに設定している。 なお、今後、体育館及び新築校舎の整備に当たりそれぞれ地域再生計画を策定する予定であるとのことでございました。 また、その他の案件といたしまして、行政視察について協議を行い、日程は10月18日から10月20日とし、視察先は北海道の千歳市と苫小牧市に決定しました。 千歳市では、胆振地震への対応とその後の取組について、苫小牧市では、北洋大学との関係やRPA活用による業務の効率化に係る事業等について視察を行うことと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(平野正) 以上で総務常任委員長の報告を終わります。 続いて、寺尾真吾産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(寺尾真吾) 産業建設常任委員長報告を行います。 今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案1件について、9月20日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 「第28号議案、四万十市道路線の認定について」まちづくり課から説明を受け、審査を行いました。 中村大橋通5丁目の分譲宅地とするために整備された道路については、四万十市都市環境保全条例に基づく届出が規定どおり提出されている。また、道路の構造は、宅地開発市道要綱に基づく基準を満たし、既に地目を公衆用道路として分筆し、市に寄附採納願が提出されている。複数の宅地と接続し、公共性もあることから、市道として認定するものとの説明がございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。 また、当委員会の管内視察について協議を行いました。 10月24日に、中半工区の国道441号トンネル工事現場や安並地区のピーマン栽培ハウス等を視察することといたしました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(平野正) 以上で産業建設常任委員長の報告を終わります。 続いて、川渕誠司教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(川渕誠司) 教育民生常任委員長報告を行います。 9月20日に委員会を開催いたしましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、所管事項の報告として、生涯学習課から、第28回四万十川ウルトラマラソンの中止について報告を受けました。 令和4年6月27日に開催した実行委員会部長会において開催について最終決定し、開催に向けて準備を進めていたが、9月に入り開催する本市及び四万十町において大会開催に欠かせないボランティアの確保が厳しい状況にあり、仮にボランティアを動員したとしても、動員したボランティアに対してコロナ感染についての安全性を十分に確保するのは難しい等の理由から、大会会長である本市長と大会副会長である四万十町長が協議をし、最終的には実行委員会部長会の書面協議を経て、9月15日に苦渋の選択として大会の開催中止を決定したとのことでございました。 次に、その他の案件として、管外視察及び管内視察について協議を行いました。 まず、管外視察については、11月中に2泊3日の行程で北海道方面に視察することと決しました。 また、管内視察については、10月下旬から11月上旬に、小中学校におけるICTを活用した授業の参観及び中学校統廃合後の生徒の様子の見学、子育て支援センターなかむらに整備された一時預かり事業の状況について視察することといたしました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(平野正) 以上で教育民生常任委員長報告を終わります。 これにて各委員長報告を終わります。 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) 質疑なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたします。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~
    ○議長(平野正) お諮りいたします。 これより意見調整のため全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整のため、全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。                午前10時32分 休憩                午後2時0分 再開 ○議長(平野正) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。 調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 「第16号議案、令和4年度四万十市一般会計補正予算(第5号)」について、「第17号議案、令和4年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)」について、「第18号議案、令和4年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第2号)」について、「第19号議案、令和4年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)」について、「第20号議案、四万十市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」、「第21号議案、四万十市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例」、「第22号議案、四万十市税条例等の一部を改正する条例」、「第23号議案、四万十市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、「第24号議案、辺地総合整備計画についての変更について」、「第25号議案、四万十市過疎地域持続的発展計画の変更について」、以上10件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) ご異議なしと認めます。よって、以上10件の議案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第13号議案、令和3年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について」を採決いたします。 案件の委員長報告は認定及び可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) 異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり認定及び可決いたしました。 次に、「第1号議案、令和3年度四万十市一般会計決算の認定について」、「第2号議案、令和3年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について」、「第3号議案、令和3年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について」、「第4号議案、令和3年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について」、「第5号議案、令和3年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について」、「第6号議案、令和3年度四万十市と畜場会計決算の認定について」、「第7号議案、令和3年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について」、「第8号議案、令和3年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について」、「第9号議案、令和3年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について」、「第10号議案、令和3年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について」、「第11号議案、令和3年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について」、「第12号議案、令和3年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について」、「第14号議案、令和3年度四万十市下水道事業会計決算の認定について」、「第15号議案、令和3年度四万十市病院事業会計決算の認定について」、「第28号議案、四万十市道路線の認定について」、以上15件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも認定であります。委員長報告のとおり認定することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) ご異議なしと認めます。よって、以上15件の議案は委員長報告のとおり認定いたしました。 次に、今期定例会で受理した請願について討論、採決に入ります。 「請願受理第1号、学校法人京都育英館との新たな契約及び協定の締結に関する請願」の総務常任委員長報告は不採択であります。 本請願についての討論を行います。 先に、原案に反対の議員。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) 次に、原案に賛成の議員。 川渕誠司議員。 ◆9番(川渕誠司) それでは、この請願に賛成をする立場で発言をしたいと思います。 3人の市民から出された請願は、極めて常識的で正当で的を射た政策提言と受け止めています。ですから、これによって、次の新たな誘致事業に影響を及ぼすとか、学校法人に対して失礼な対応になるとか、全く思っていません。今現在、市と学校法人の契約はどうなっているかと言えば、旧中医学研究所と旧下田中学校の土地・建物を市が学校法人に対して20年以上にわたって無償で貸与するというものです。さらに、市は、10億円を支出し、10億円以上かもしれませんが、国の交付金5億4,000万円をかけて大学の建物を建設するというものです。大変に大きな事業です。この契約に当たっては、十分な慎重さが必要と考えます。 請願事項を確認しましょう。 1つは、法人に新学部の長期経営契約を提出させることです。今議会の一般質問で、私はこの件について確認をいたしました。市は、学校法人から看護大学経営の中・長期計画というものを示されていますか、それに対して執行部からの答弁は、令和5年度から令和8年度までの4年間の新学部における収支計画について提出を受けておりますという答えでありました。これは、あまりに短い。これから長期にわたって本市の医療の充実、看護の質の向上、地域社会の発展、活性化に大きく寄与するというのであれば、少なくとも10年・15年といった経営計画を出してくださいというのは不都合な話とは思いません。むしろ必要なことだと思います。学校法人自身も、当然既につくっておられると思うので、ぜひこれを提出していただく、そのことが求められるのではないでしょうか。 請願の2つ目、これは10年間は用途変更や撤退を行わないことに関する契約、または協定を法人と締結することとなっています。これぜひ約束をしていただきたいですよね。もしお願いをして、いやそんなことはできないと学校法人に言われたら、それは逆に大問題ではないですか。いつ辞めるか、やまるか分からないような法人と契約を結ぶべきではないと思いますよ。私は、大学は経営に自信があるとおっしゃっていますので、この点はぜひ約束をしていただいたらいいと思いますし、これは決して無理な注文でもないし、学校法人に対して嫌な思いをさせることではないと思っております。 そして、3つ目ですが、新学部設置運営に係る協定及び契約に法人が違反した場合の賠償を求める契約または協定を締結することとあります。それで、10年継続しなかったらということなんですけれど、これ私は8月23日に、一般質問でも言いましたけれども、政府機関とオンラインレクを受けまして、国土交通省の企画専門官の方から次のように言われております。10年以内にこの事業が途中でできなかったとか完遂できなかったとなれば、国としては補助金適正化法に基づきまして、補助金返還をさせていただくという形になりますとはっきりおっしゃいました。これを受けまして、私は、一般質問で、また次のような質問をいたしました。もしそういう事態が起きたときに、今の契約・協定で交付金返還の相当額を学校法人に請求することができますかとお聞きをしたところ、執行部答弁は、今の協定、あと使用貸借契約の中ではそういう条項はうたっていませんと、つまりそういうものはありませんということなんですね。もう全て契約・協定にはいろんなことが整っているから大丈夫だというお話もありましたけども、決して整っていない、不足している部分があると思います。どういう条文にするかという具体的な提案をしているわけではないので、それについてはこの3つの内容を含んだものでこれからつくっていただくということだと私は思います。 今の土地・建物使用貸借契約書、これ2月7日とそれから4月1日、4月1日がどうかという話もありますけど、2回結んでますね。それぞれ学校の建物とそれから中医学研究所のことだと思いますけれども、その中に、第3条には確かに用途変更いけませんと書いてあるんですね。貸付物件は新学部の設置運営にのみ使用し、他の用途に使用してはならない。ただし、甲が、つまり市が必要と認めた場合はこの限りではないという条件がつきます。さらに、12条には、これ損害賠償の規定もあるんです。ところが、この損害賠償の規定は2つあるんですけども、1つは、第三者が、つまり市と学校法人以外の第三者に損害を及ぼした場合には、大学法人が責任負担を持って賠償しなければならないとあるんです。第三者の話です。もう一つは、この契約に違反したために甲、つまり市に損害を与えたときは、その損害を賠償しなければならないとあるんですけども、この契約書の中には、10年以上存続させなければならないとかということ、項目が入っていませんので、だからそれは該当しないんですよ。そういう意味で、不十分なんです。ですから、本当に今後のことを考えると、こうした内容というのは絶対必要だと思います。もう既に私がこんなことを言わなくても市長のほうで準備をされているかもしれないんですけれども、その前に議会がこの請願を不採択にすべきではないと心から思います。議会の良識が問われると思います。これは、四万十市民だけじゃなくて、この行方を見守っている方は全国にたくさんいらっしゃいます。どうか各議員の賢明な判断をお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。よろしくお願いします。 ○議長(平野正) 次に、原案に反対の議員。 寺尾真吾議員。 ◆5番(寺尾真吾) それでは、私からはこの請願に対して反対の立場で討論をいたします。 先日の総務委員会においても、請願提出者である人たちのご意見を聞かせていただきまして、大学誘致に対する賛同の立場表明、また大学が長期経営をもって末永くこの請願の中ではせめて10年間は大学経営をやってほしいという気持ちを私はご理解をさせていただいたと思っております。この気持ちについては、私も同じ思いです。しかしながら、請願の事項を読ませていただきますと、目的は同じでも、請願事項から読み取れる手法や考え方に違いを感じ、反対いたします。 私の考えとしましては、本市と学校法人京都育英館が注力すべきことは、互いに連携協力をして、この町で看護師になる夢をかなえたいと意欲を持って移り住む学生、そしてこの大学設置によって地元を離れず、地元で学び、地元の病院で働きたいと願う学生市民のためにも、十二分に学べる環境の整備、充実した学校生活を送れるような環境整備、そして地域市民と一緒になって学生が楽しくも真面目に地域社会の発展に貢献ができ、社会経験を積み重ねる中で、看護師に求められる高い倫理観を養うことができるような社会活動の作成などに邁進するときです。これが大学を長期に運営するための大切な要素であり、大学を誘致する本市の責任だと考えております。ゆえに、本請願は、私の考えに沿うものではなく、反対をいたします。議員各位のご賛同を賜りますことをお願い申し上げまして、私の討論を終わります。 ○議長(平野正) 次に、原案に賛成の議員。 上岡 正議員。 ◆15番(上岡正) 賛成の立場で討論をさせていただきます。 川渕議員が、私の言いたいことをほとんど言ってもらいました。私は、3人の方が、今議会に請願していただいたと。私は非常にうれしく思ってます。この請願の内容、私も一部一般質問でこの内容について質問いたしました。それはどういうことか、この2番目・3番目に新たな負担が市民に起きるんじゃないか、そういう心配がありました。というのは、先ほども川渕議員が詳しく、10年以内撤退した場合には、国の補助金、返さないかんなるということをレクも受けたと。私もそのことを聞いて質問いたしました。答弁では、確かに10年で撤退すればそういうことが起き得ると。しかし、起きた場合にも国のほうにいろいろとお願いして対策を取っていくということでありました。そのことは、国が駄目だと言うなら、新たな負担が市民にかかるわけです。そのこともきちっと大学側と四万十市で結んでいただいて、新たな負担がかからんように、心配が市民がせんち構んようにするのが当然であります。私も看護大学が当市にできて、人口も増える、非常にいいことです。ただ、その誘致するお金がどうかと、そして新たな負担がどうなのかということを危惧してます。また、ここに書いているように、20年・30年、学校ですので続いてもらわなならんと。そのことも不安に思ってます。そのためにも、京都育英館が経営計画をきちっと示してもらって、市民にも明らかにすると。4年間は出ております。しかし、10年・15年先、どういう経営になるのかということは私自身も分かっておりません。ほかの議員さんも分かってないと思いますね。そのことを求めておる請願ですので、当然、議員各位もよく考えて、ここでもし返還が起きたときに、その契約を結んじょったらという残念が残らないように、請願に賛成してくれることを切に願って、賛成討論といたします。どうもありがとうございました。 ○議長(平野正) 次に、原案に反対の議員。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) 次に、原案に賛成の議員。 ありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) 以上で討論を終結いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本請願を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成者起立) ○議長(平野正) 起立少数であります。よって、本請願は不採択と決しました。 次に、今期定例会で受理した陳情1件について採決を行います。 お諮りいたします。 「陳情受理番号第1号、消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書採択のお願い」についての総務常任委員長報告は不採択であります。 本陳情について討論を行います。 先に、原案に反対の議員。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) 次に、原案に賛成の議員。 谷田道子議員。 ◆13番(谷田道子) 消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書採択に賛成の立場で討論をいたします。 第1の理由は、導入まであと一年余りで、国も地域の事業所も十分理解が進んだ対応が取られていない現状にあります。 そのような中で、日本商工会議所は、昨日の高知新聞でも掲載されておりますが、2023年度税制改正の要望をまとめたものを公表しました。その中には、このインボイス制度導入についても書かれております。事業所が納付する消費税を正確に計算するための書類、インボイスが23年に導入されることに関し、政府による十分な検証の実施などを踏まえた導入時期の延期を求めたということが書かれてありました。私も少し調べてみました。これは、日本商工会議所が令和5年税制改正に関する意見書として内閣総理大臣や財務大臣・経済産業大臣をはじめ、政府・政党など関係方面に提出した内容になっています。消費税インボイス制度の導入延期を求めた対応をという項目が2つ目の項目の中にあります。その中に3つの内容で書かれていました。 1つ目には、政府による十分な検証の実施です。その中で、様々な検証をしてくださいという内容ですが、まず政府は、免税事業者の取引排除等による倒産・廃業の可能性や現行の区分記載請求書等保存方式でどういった問題があるか等を含め、検証を徹底的に行うべきであるというふうに位置づけられています。 2つ目に、政府による事業者への普及・周知の徹底をということで、まだ十分になされていないので、このままでいくと大混乱は避けられないというふうに明記をされています。 3つ目に、インボイス制度導入の影響を最少化策の実現ということで提案がされています。 日本商工会議所が、やはりこういった方向でかじを切ったというのは、大変大きな意味があると思います。そういったことが書かれていましたので、紹介させていただきました。 第2の点については、税の公平さです。消費税は、収入のない子供たちにもかかります。その負担は、低所得者ほど重く、高額所得者ほど軽い、この逆進的な不公正な面を持っています。コロナ禍の中で今所得格差が広がっています。インボイス制度の導入によって、ますますこの格差が広がってくるのではないかということを考えます。 そして、3つ目に、全国的にもインボイス制度導入に対して、地方自治体から決議がされています。これまでに423件国に対して意見書が上がってきています。県下の中では、今年3月議会に安芸市・田野町・東洋町・仁淀川町、そして6月議会には大月町、そして9月議会、今議会ですけど、土佐町・大豊町・土佐市など、中止や延期という項目で議会の決議がされています。ぜひ本市でもこの意見書が採択をされることをお願いします。議員各位の賛同を心からお願いして、私の賛成討論といたします。どうかよろしくお願いをいたします。 ○議長(平野正) 次に、原案に反対の議員。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) 次に、原案に賛成の議員。 川村一朗議員。 ◆17番(川村一朗) 消費税インボイス制度の実施延期を求める意見書採択のお願いに賛成の立場で討論に参加したいと思います。 インボイス制度導入で、フリーランスの方、生活がより困難になります。文化芸術も裾野が狭くなり、働き方の多様性も少なくなると思われます。また、EUやイギリスでは、領収書についている番号がインボイス発行事業者のものなのかどうなのか、その確認するだけのものとなっているのに対しまして、日本では、企業名でも探索ができ、ダウンロードもでき、全ての事業所・法人の登記している住所も知ることができる、ビッグデータとなっているということです。幸いなことに、道の駅よって西土佐では出品者にインボイスを請求しない方向で考えているそうですけれども、経営の悪化は避けて通れません。いつまで続くのか、それも分かっておりません。そして、道の駅に出品されている方のほとんどが高齢者で、中には畑の水揚げやくい打ちなどは人を雇ってやっている。その人にインボイスは請求はすることはできません。そうなると、自己負担となります。少ない面積とはいえ、田畑を荒らさず耕作しているものが、そういったインボイスをやることによって放棄地が増えるのではないかと心配しているところです。今現在、物価が上昇し、実質賃金は低下していると言われております。そうした下で、またコロナも第8波が来るのではないかと、もう必ず来るんではないかと言われるそのさなかに、私はこのインボイス制度そのものが導入に反対ですけれども、せめて延期してほしい、そういう願いを少しでも酌み取っていただきたいと思ってこのインボイス制度の実施延期を求める意見書に対して賛成の立場での討論とさせていただきます。議員各位のご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(平野正) 次に、原案に反対の議員。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) 次に、原案に賛成の議員。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) 他に討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) 以上で討論を終結いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本陳情を採択することについて賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成者起立) ○議長(平野正) 起立少数であります。よって、本陳情は不採択と決しました。 次に、令和4年6月定例会より継続調査の所管事項について決定を行います。 所管事項の調査については、各常任委員長報告並びに議会運営委員長報告は継続審査であります。 以上、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) ご異議なしと認めます。よって、所管事項の調査については、各委員長報告のとおり決しました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(平野正) 日程第3、「意見案第1号」を議題といたします。 初めに、「意見案第1号、参議院議員選挙における合区の解消に関する意見書」について提案理由の説明を求めます。 寺尾真吾議員。 ◆5番(寺尾真吾) それでは、「意見案第1号、参議院議員選挙における合区の解消に関する意見書」について文書の読み上げをさせていただきまして説明とさせていただきたいと思います。 参議院議員選挙における合区の解消に関する意見書。 本年6月22日公示、7月10日投開票になった第26回参議院議員通常選挙は、高知県と徳島県が合区となって3回目の選挙となった。今回の選挙でも、依然として有権者に候補者の政策が伝わりにくく、候補者を身近に感じられないという声、また地域の声が国政に届くのかという不安から合区解消を求める声は大きい。 合区による選挙の継続は、高知県と徳島県の各地域の歴史的・文化的な背景を生かした自律的で持続的な地域創生を後退させ、そして両県の衰退に拍車がかかることが強く懸念される。 よって、国においては、人口比率のみを厳格に求める合区制度を解消し、各県から少なくとも1人ずつ参議院議員を選べる選挙制度に一日も早く見直すことを強く要望する。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものです。議員各位のご賛同を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 ○議長(平野正) 以上で提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「意見案第1号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 「意見案第1号、参議院議員選挙におる合区の解消に関する意見書」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 ただいま意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(平野正) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについては、その整理を議長に委任することに決しました。 以上で今期定例会に付議されました議案は全て議了いたしました。 閉会前に市長より挨拶の申出があります。お聞き取りを願います。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 令和4年9月議会定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 9月5日に開会しました本議会におきましては、令和3年度四万十市一般会計決算の認定、令和4年度四万十市一般会計補正予算など28の議案につきまして慎重審議の上、それぞれ適切なご決定を賜りありがとうございました。 さて、8月に入り、オミクロン株BA.5が中心とする感染が急激に拡大した新型コロナウイルス感染症の第7波でありますが、県内では9月16日をもってBA.5対策強化宣言が終了いたしました。しかしながら、依然として高い水準での感染者数が確認されています。市民の皆様におかれましては、繰り返しになりますが、マスクの着用など、基本的な感染対策の徹底をお願いいたします。 また、9月1日から6日間にわたり開催しました第1回男子アンダー23ソフトボールアジアカップ及び第11回男子ソフトボールアジアカップが6日に無事閉幕いたしました。期間中は、台風の影響と連日の豪雨により試合時間を調整しながらの開催となりましたが、本市では初の国際大会を無事終えることができました。世界選手権への出場権をかけたトップレベルの競技をじかに感じることができる貴重な大会であり、地域のスポーツ振興に寄与する大変意義深いものであったと思います。大会開催に当たりましてご尽力いただきました皆様に心より感謝申し上げます。 次に、10月16日開催に向け準備を進めておりました第28回四万十川ウルトラマラソンにつきましては、全国的に新型コロナウイルスのオミクロン株BA.5が猛威を振るい、各地で過去最高の新規感染者が発生し、高知県でも過去最高の新規感染者数が確認される中、新規感染者数のピークは過ぎましたが、いまだに予断を許さない状況が続いております。そのため、安全に大会を運営するためのボランティア人数の確保が大変厳しくなっており、苦渋の選択として開催中止を決定いたしました。3年ぶりとなる大会を心待ちにして準備をしていただいたランナーの皆様をはじめ、大会開催に向けてボランティアとして申し込んでいただいた皆様や関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたこと、深くおわび申し上げるとともに、何とぞご理解賜りますようにお願いをいたします。 また、朝晩は大変しのぎやすくなってまいりましたが、日中はまだまだ残暑が続いておりますので、議員各位におかれましてはご自愛の上、元気でご活躍されますことをご祈念申し上げまして、閉会のご挨拶といたします。どうもお疲れさまでした。ありがとうございました。 ○議長(平野正) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて令和4年9月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労さまでございました。                午後2時43分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                四万十市議会議長                四万十市議会副議長                四万十市議会議員                四万十市議会議員...