四万十市議会 > 2021-06-29 >
06月29日-06号

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  1. 四万十市議会 2021-06-29
    06月29日-06号


    取得元: 四万十市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-17
    令和 3年 6月定例会         令和3年6月四万十市議会定例会会議録(第16日)                               令和3年6月29日(火)■議事日程  日程第1 第1号議案から第22号議案        第1号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和2年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第4号))        第2号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度四万十市一般会計補正予算(第1号))        第3号議案 専決処分の承認を求めることについて(令和3年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第1号))        第4号議案 専決処分の承認を求めることについて(四万十市税条例等の一部を改正する条例)        第5号議案 専決処分の承認を求めることについて(四万十市固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例)        第6号議案 令和3年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について        第7号議案 四万十市国民健康保険税条例の一部を改正する条例        第8号議案 四万十市手数料条例の一部を改正する条例        第9号議案 四万十市介護保険条例の一部を改正する条例        第10号議案 幡多公設地方卸売市場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例        第11号議案 幡多公設地方卸売市場運営審議会条例の一部を改正する条例        第12号議案 四万十市特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例        第13号議案 四万十市山間地域定住促進住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例        第14号議案 四万十市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例        第15号議案 四万十市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例        第16号議案 四万十市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例        第17号議案 四万十市防災行政無線戸別受信設備工事手数料及び負担金徴収条例を廃止する条例        第18号議案 令和3年度四万十市一般会計補正予算(第3号)について        第19号議案 工事請負契約について        第20号議案 工事請負契約について        第21号議案 工事請負契約について        第22号議案 工事請負契約について               (各委員長報告、質疑)  日程第2 第23号議案から第25号議案        第23号議案 教育委員会教育長の任命について(久保良高)        第24号議案 教育委員会委員の任命について(町田義彦)        第25号議案 監査委員の選任について(林大三郎)       諮問第1号から諮問第2号        諮問第1号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(福永悦史)        諮問第2号 人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて(松浦洋美)       議員提出議案第1号から議員提出議案第3号        議員提出議案第1号 四万十市議会委員会条例の一部を改正する条例        議員提出議案第2号 四万十市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例        議員提出議案第3号 四万十市議会会議規則の一部を改正する規則       所管事項の調査(令和3年3月定例会より継続調査)                 (全員協議会)                 (討論、採決)  日程第3 四万十市選挙管理委員会委員並びに同補充員の選挙■本日の会議に付した事件  日程第1から日程第3まで出席議員  1番 寺 尾 真 吾     2番 廣 瀬 正 明     3番 山 下 幸 子  4番 上 岡 真 一     5番 川 渕 誠 司     6番 松 浦   伸  7番 酒 井   石     8番 大 西 友 亮     9番 西 尾 祐 佐  10番 垣 内 孝 文     11番 谷 田 道 子     12番 山 崎   司  13番 上 岡   正     14番 平 野   正     15番 安 岡   明  16番 川 村 一 朗     17番 小 出 徳 彦     18番 宮 崎   努  19番 白 木 一 嘉     20番 宮 本 幸 輝欠席議員(なし)出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       中 平 正 宏        副市長      田 村 周 治  副市長      森 山   崇        総務課長     岡 本 寿 明  地震防災課長   山 本   聡        企画広報課長   山 崎 行 伸  財政課長     田 能 浩 二        市民・人権課長  川 崎 一 広  税務課長     村 上 正 彦        収納対策課長   加 用 拓 也  環境生活課長   渡 邊   康        子育て支援課長  武 田 安 仁  健康推進課長   渡 辺 和 博        高齢者支援課長  竹 田 哲 也  観光商工課長   朝比奈 雅 人        農林水産課長   小 谷 哲 司  まちづくり課長  桑 原 晶 彦        上下水道課長   池 田 哲 也  会計管理者会計課長              市民病院事務局長 原   憲 一           福 原 宏 固  福祉事務所長   二 宮 英 雄        教育長職務代理者 上 岡 章 人  学校教育課長   山 崎 寿 幸        生涯学習課長   花 岡 俊 仁  総合支所長地域企画課長            保健課長西土佐診療所事務局長           篠 田 幹 彦                 稲 田   修  産業建設課長補佐 田 中 邦 典 職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  事務局長     西 澤 和 史        事務局長補佐   桑 原 由 香  総務係長     武 内 直 樹        主査       谷     葵                午前10時0分 開議 ○議長(小出徳彦) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 大西友亮議員から、6月21日の一般質問中の発言について、一部取消しの申出がありますので、お聞き取り願います。 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 6月21日のひかりこども園に関する一般質問の発言において、私自身感情が高ぶり、ひかりこども園の運営に対し、誤解を招くおそれのある発言をいたしました。私の一般質問中の不穏当部分の発言については、会議規則第63条に基づき、取消しをお願いいたします。 なお、不穏当部分の特定については、議長に一任をさせていただきますので、よろしくお願いします。 また、ひかりこども園をはじめとする関係者の皆様には、多大なるご迷惑をおかけいたしましたことにおわび申し上げますとともに、今後はこのようなことがないよう、発言については注意深い発言ができるよう心がけてまいります。大変配慮に欠けた発言でした。どうも申し訳ございませんでした。 以上で発言の取消しの説明を終わります。 ○議長(小出徳彦) 以上で発言の取消しの説明を終わります。 お諮りいたします。 ただいま発言の取消しの申出がありました大西友亮議員一般質問中の不穏当部分の発言を取り消すことにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、発言取消しの申出のとおり取り消すことに決しました。 この際、申し上げます。 大西友亮議員不穏当部分の発言の特定については、議長において発言内容を調査・確認の上、適切に措置することといたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) これより議事に入ります。 日程第1、「第1号議案」から「第22号議案」までを一括議題といたします。 以上の案件に関し、各委員長の報告を求めます。 先に、白木一嘉予算決算常任委員長。 ◆予算決算常任委員長白木一嘉) おはようございます。 予算決算常任委員長報告を行います。 今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案5件について、6月24日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、「第1号議案、専決処分の承認を求めることについて(令和2年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第4号))」については、保険給付費決算見込みによる増額補正であり、「第2号議案、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度四万十市一般会計補正予算(第1号))」については、新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中、低所得の子育て世帯に対し生活支援を行うため、児童1人当たり5万円を給付するものであり、またワクチン接種にご協力いただく市内の民間医療機関に対して協力金を交付し、希望する全ての市民が接種を受けることができる体制を構築するものとのことでございました。 また、「第3号議案、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度四万十市国民健康保険診療施設勘定補正予算(第1号))」については、令和2年度決算において赤字となったため、令和3年度の予算をもって補填したものとのことで、審査の結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、「第6号議案、令和3年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について」は所管課からそれぞれ説明を受け、審査を行いました。 今回の補正は、新規の政策的経費感染症対応事業などが主なものであり、老朽化が著しい具同保育所移転改築に係る補正は、用地購入費地質調査費実施設計費土地造成費等で、令和5年4月の開所を目指すとのことでございました。 9款消防費の補正は、老朽化した小型動力ポンプ付積載車の購入や防火水槽設置及び消防用管理道路整備を実施するものであり、また10款教育費の補正は、市内中学校の再編に伴うスクールバスの購入及び小中学校休廃校記念事業への補助、また東山小学校校舎の老朽化を総合的に評価するため、耐力度調査を実施するもの等でございました。 委員から、具同保育所用地購入の費用の積算根拠や今後のヘリポート整備計画農業用PR動画等について様々な質疑があり、執行部から、それぞれ答弁がございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、追加提案された「第18号議案、令和3年度四万十市一般会計補正予算(第3号)について」は、新型コロナウイルス感染症対策の国の追加支援策として、総合支援資金の再貸付を終了した世帯等で、要件を満たす生活困窮世帯を対象に自立支援金を支給するものと、県内の感染症対応ステージ特別警戒に引き上げられ、市内飲食店等へ営業時間短縮要請が発出されたことに伴い、多大な影響を受けている事業者に対して、雇用の維持・継続と従業員の支援を目的として雇用継続応援金を支給するものとのことで、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、令和3年3月定例会において可決されました「第8号議案、令和3年度四万十市一般会計予算に対する附帯決議について」、その後の対応と事業の進捗について福祉事務所から報告を受けました。 最後に、令和3年3月定例会中の本委員会において、議員の発言時間に対し、試行的に会派別の時間制限を設けておりましたので、その検証結果について協議し、次回9月定例会中の本委員会においても、引き続き会派別の時間制限を設け、試行することと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で予算決算常任委員長報告を終わります。 続いて、松浦 伸総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(松浦伸) それでは、総務常任委員長報告を行います。 今期定例会において、本委員会に付託を受けました議案10件につきまして、6月25日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、「第4号議案、専決処分の承認を求めることについて(四万十市税条例等の一部を改正する条例)」について税務課から説明を受け、審査を行いました。 本年3月31日公布の地方税法等の一部改正により、本年4月1日から施行する必要がある規定を改正したもので、住民税においては、給与所得者等扶養親族申告書を電子提出する場合、税務課長の承認を廃止し手続の簡素化を図るもの、また固定資産税においては、令和3年度に限り、負担調整措置等により課税標準額が増加する土地について、前年度の課税標準額と同額に据え置く等の改正であり、専決処分により3月31日に公布し、4月1日から施行したものとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり承認すべきものと決しました。 続いて、「第5号議案、専決処分の承認を求めることについて(四万十市固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例)」について税務課から説明を受け、審査を行いました。 本年3月31日公布の半島振興法第17条の地方税の不均一課税に伴う措置が適用される場合等を定める省令の一部改正に伴い、固定資産税の不均一課税適用期間を2年間延長するなど所要の改正を行ったもので、「第4号議案」と同様に専決処分により3月31日に公布し、4月1日から施行したものとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり承認すべきものと決しました。 続いて、「第7号議案、国民健康保険税条例の一部を改正する条例」について税務課から説明を受け、審査を行いました。 昨年度より実施している新型コロナウイルス感染症の影響により収入が減少した被保険者に係る国民健康保険税に対する減免措置について、令和3年度分についても引き続き施行することとし、減免措置期間を延長するなど、所要の改正を行うものとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第12号議案、四万十市特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例」について地域企画課から説明を受け、審査を行いました。 特定公共賃貸住宅の一部、用井第2団地については、用途廃止するため条例から削除するもので、用途廃止後においては、社会福祉法人への譲渡を想定しているとのことでございました。 委員から、「譲渡後はどのように活用するのか。」との質疑があり、執行部から、「介護人材雇用確保等の課題解決に効果的な利活用を図ることとしたいとの希望を伺っている。」との答弁がございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第13号議案、四万十市山間地域定住促進住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例」について地域企画課から説明を受け、審査を行いました。 老朽化した山間地域定住促進住宅の一部、江川権谷住宅を用途廃止するため条例から削除するものとのことで、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第17号議案、四万十市防災行政無線戸別受信設備工事手数料及び負担金徴収条例を廃止する条例」について地域企画課から説明を受け、審査を行いました。 この条例は、防災行政無線戸別受信設備の増設や移転等の工事に係る手数料等の徴収に関する事項を定めたもので、本年3月31日で西土佐地域防災行政無線の無線局を廃止したことに伴い、条例を廃止するものとのことで、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、追加提案されました「第19号議案、工事請負契約について」、「第20号議案、工事請負契約について」、「第21号議案、工事請負契約について」、「第22号議案、工事請負契約について」の4議案について財政課から説明を受け、それぞれ審査を行いました。 これは、文化複合施設建設に係る建築主体工事機械設備工事電気設備工事舞台設備工事で、予定価格が1億5,000万円以上の工事請負となるため、議会の議決を求めるものとのことでございました。 委員から、建築主体工事以外が1者での入札となったことや入札の条件について質疑があり、執行部から、「一般競争入札は、公告により広く入札の参加機会を確保しているという観点から、1者でも競争性が担保されており、入札は成立するという考え方が一般的である。また、市内A級業者とのJV、文化複合施設と同規模の施設の施工実績、1級の施工管理技術士専任配置等を条件としている。」との答弁がございました。 審査の結果、「第19号議案、工事請負契約について」及び「第22号議案、工事請負契約について」は、全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決し、「第20号議案、工事請負契約について」及び「第21号議案、工事請負契約について」は、挙手採決により賛成多数でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で総務常任委員長報告を終わります。 続いて、宮本幸輝産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長宮本幸輝) 産業建設常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案2件について、6月25日に委員会を開催し、審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、「第10号議案、幡多公設地方卸売市場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」について観光商工課から説明を受け、審査を行いました。 これは、令和2年6月21日に卸売市場法が改正されたことにより、条例も緩和の方向で改正を行い運用していたが、買受人の有利性や市場の秩序等を守るため、昨年度1年間かけ、よりよい市場となるよう市場関係者で協議を重ねてきた。今回の改正は、条例により卸売の相手方の制限をかけることに議会の議決を求めるもの、ただし卸売市場法改正の趣旨に沿い、規則で例外規定を設けることにより一定制限を緩和する等、開かれた市場になるよう取り組むとのことでございました。 委員からは、買受人不足の解消について質疑があり、執行部から、「直販所や浜買い等、多様な流通形態が起きているが、幡多公設地方卸売市場の役割を再確認し、存続していくためには、まずは買受人の競り等を活発化させることが基本原則と考えている。買受人になるための要件緩和も含めて買受人を増やしていきたい。」との答弁がございました。 また、「市民が自由に買受けを体験できる日を設定してはどうか。」との質疑に対しては、執行部から、「管理組合と一緒に実現に向けて取り組んでみたい。」との答弁がございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第11号議案、幡多公設地方卸売市場運営審議会条例の一部を改正する条例」について観光商工課から説明を受け、審査を行いました。 これは、現在運営審議会の条例では、諮問・答申が基本の形になっているが、昨年度策定した市場の経営戦略について、当審議会で進捗管理を行うため条例の条文を改正することについて議会の議決を求めるとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で産業建設常任委員長報告を終わります。 続いて、上岡 正教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(上岡正) それでは、教育民生常任委員長報告を行います。 令和3年6月定例会において付託された議案5件と前回の委員会から継続調査となっております所管事項調査2件について、6月25日に審査並びに調査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、「第8号議案、四万十市手数料条例の一部を改正する条例」について市民・人権課から説明を受け、審査を行いました。 法律の一部改正により、これまで個人番号カードの再発行に係る手数料は、地方公共団体で金額を決めて徴収できるという形であったが、地方公共団体情報システム機構が、総務大臣の認可を受けて金額を設定するという形に変更され、これに伴い、本市の手数料条例の再交付手数料の規定が不要となり、削除を行うもので、施行期日は令和3年9月1日からとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第9号議案、四万十市介護保険条例の一部を改正する条例」について高齢者支援課から説明を受け、審査を行いました。 本条例は、昨年度にも実施した新型コロナウイルス感染症の影響による介護保険料の減免を今年度も引き続き行うため、必要な改正を行うもので、減免の対象を令和3年4月1日から令和4年3月31日までの間に納期限が定められている保険料とすること等の改正を行うものとのことでございました。 なお、国の財政支援措置は、令和2年度は減免額の全額を措置されていたところ、令和3年度は減免額の4割しか措置されないため、残り6割は第1号保険料で補う。具体的には、保険料の剰余金を積み立てた介護保険給付費準備基金で補う形となるとの説明がございました。 委員から、減免の見込みについて、また国の財政支援措置について、コロナ感染対応の中、介護会計も大変になってくるので、国への要望を上げていくべきでは。との質問に、執行部から、「令和2年2月・3月及び令和2年度分の実績は46件、重複を省いた実人数は24人で、金額は166万5,600円であり、今年度も多くても同程度と見込んでいる。また、国の財政支援措置については、引き続き県等を通じて要望していきたい。」とのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第14号議案、四万十市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について子育て支援課から説明を受け、審査を行いました。 今年4月1日に施行された国基準の一部改正に伴い、条例の改正を行うものとのことでした。地域型保育事業を行うに当たって、対象年齢を過ぎた3歳以上の児童の受皿として、幼稚園や保育所等連携施設を確保しておかなければならないという基準があり、その連携施設の確保が著しく困難な場合は、一定の要件を満たす認可外保育所でも構わないということになっており、今回の改正は、国家戦略特別区域法に伴う小規模保育事業を含めるものとのことでした。 なお、本条例の規定中、地域型保育を卒園された児童を優先的に3歳以上の保育所等へ入所させるような調整を行っている場合には、連携施設の確保は不要としており、本市はそのような取扱いを行っていることから、今回の改正部分については、影響がないとのことでございました。 委員から、「一定の要件を満たす認可外保育所」の「一定の要件」は何か。との質問に、執行部からは、「市町村等財政支援を行うなど、一定関与をしている認可外保育所ということになる。」との答弁がございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第15号議案、四万十市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」について子育て支援課から説明を受け、審査を行いました。 これも国の基準の一部改正に伴い、条例改正を行うもので、先の「第14号議案」が子ども・子育て支援法に基づく基準であったのに対して、本議案は児童福祉法に基づく基準であり、改正内容は、家庭的保育事業等において、「第14号議案」と同じ趣旨の改正を行うものとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第16号議案、四万十市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」について高齢者支援課から説明を受け、審査を行いました。 指定介護予防支援事業所は、要支援の方が介護予防サービス等を利用する場合のケアプラン作成や介護予防サービスの提供者との連絡調整等を行う事業者で、本市では市の地域包括支援センターのみとのことでした。本条例は、令和2年の厚生労働省令に伴い、令和3年4月から適用される指定介護予防支援事業所の運営基準等の改正を行うもので、具体的には、利用者の人権擁護、虐待の防止対策の強化、感染症及び災害発生に関する取組などが盛り込まれ、国基準に従い、必要な改正を行うものとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、継続調査になっております所管事項調査を行いました。 まず初めに、公私連携幼保連携型認定こども園の状況について、前回委員会では、近隣住民の家屋で確認されているクラックへの対応について、執行部から、「建設工事着手前の事前調査は必要ではないと、ひかり会において判断した。」という答弁に対し、法的根拠資料の提出求めることを全会一致で決していたところですが、このことについて執行部から、「近隣家屋の事前調査の必要性についての法的根拠はなく、ひかり会は現場の状況や工法等、そして近隣家屋から5m離れているということも理由の一つとして事前調査を行わないと判断した。」とのことでございました。 委員から、「事前調査を行わなかったことについて、周辺地域住民が実際に被害を受け、困って市に要望書を提出しているという実態の中で、行政としてどのように対応していくのか。」との質問に、執行部からは、「ひかり会は、因果関係があるものについては補償等を検討するということで話合いをしたいとの意向があり、市としては、市と周辺住民とひかり会の協議の場を7月上旬に設けたい。」とのことでございました。今回の地域住民からの要望は、議長・当委員会に対しても提出されていることから、市が住民等と協議を行う前に、執行部と当委員会・議長とで協議内容の確認をすることとなりました。 次に、公私連携幼保連携型認定こども園に係る地域住民からの調査要請項目についてですが、これも前回委員会で消防法施行令上、必要とされる避難用縄ばしごを設置する鉄柱について、当初設計の段階から備わっていたものか確認をするため、当初設計書と最終設計書をひかり会に求めること並びに市とひかり会との間で締結した協定書を提出するよう全会一致で決定していました。いずれも執行部から提出があり、避難用縄ばしご設置の鉄柱及び避難用縄ばしごについては、当初設計書と最終設計書のいずれにも記載がありました。 委員から、プロポーザルの時点での別の設計会社による図面では、避難用縄ばしご並びに鉄柱は含まれていなかったことに対する質問に、執行部からは、「プロポーザルの目的として、提案内容、施設内容を採択するものではなく、連携法人として継続的・安定的な運営ができるかどうか、そういう視点に立って事業者選定を行ったもので、詳細な消防設備器具等について審査を行っておらず、また審査内容としても求めていない。」との答弁がございました。その他調査要請の項目につきましては、先ほどと同様、執行部と当委員会・議長とで事前協議の場を持つことと決しました。 なお、その他の所管事項調査につきましては、引き続き閉会中の継続調査にお願いすべきものと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で教育民生常任委員長報告を終わります。 これにて各委員長報告を終わります。 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 質疑なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) お諮りいたします。 これより意見調整のため全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整のため全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。                午前10時32分 休憩                午後3時0分 再開 ○議長(小出徳彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 「第20号議案、工事請負契約について」討論を行います。 先に、原案に反対の議員。 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 「第20号議案」に反対の立場で討論に参加いたします。 私は、6月25日の総務常任委員会では「第20号議案」の質疑で、仮に「第20号議案」、「第21号議案」、「第22号議案」の入札率が同等であれば、1億6,000万円安くなる。また、一般競争入札であっても1者だけとなった場合、競争原理が働かないので、入札をやり直す考えはないかとの問いに対しまして、機械工事や電気工事の入札率は高く、90%が多い例や1者でも一般競争入札は有効である。1者だけでも入札が有効となっているところが現在増えているといった答弁でした。総務常任委員会では、迷いながらも私は賛成に回りました。 しかし、私は、大手企業も含め、もうけることを否定するものではありませんけど、複数での入札であれば、1億6,000万円とはいかなくても、数千万円は節約ができるものと想像いたします。四万十市の財政がますます厳しくなる中で、市民の利益を第一に、市民を最優先に考えたとき、これからの一般競争入札においても、1者であれば再入札を行う制度に改めるよう要請も兼ねての反対討論とさせていただきます。
    ○議長(小出徳彦) 次に、原案に賛成の議員。 宮崎 努議員。 ◆18番(宮崎努) それでは、「第20号議案」、原案に賛成の立場で討論を行います。 今ほど川村議員からお話がありましたが、1者での入札の有効性について、落札率が高くなるとか、そういったご指摘もありますが、今回の入札契約につきましては、執行部から説明がありましたとおり、建設工事の規模・特殊性などから、技術力など高い市外の事業者の参加を広く求めるために入札方式を、もともとの原則論で一般競争入札という形にされたということでございます。その上で市内事業者の参加、受注機会の確保、さらには技術力の向上を図るため、あくまでも四万十市内の事業者を優先するということから、市内事業者とのJV方式を採用されたということでお伺いしました。 今回の入札は、このJV方式の制限付一般競争入札として実施され、公告により工事概要や入札参加資格を明らかにし、公募により行われておりますので、これにより入札に参加する機会が提供され、競争性自体は確保されているものが一般競争入札の考え方と私は考えております。確かに1者の入札というので、参加がなかったというのは残念な話だとは思います。あくまでそれは公募した上での結果であり、各事業者の経営判断による結果だと考えます。これを何回繰り返しても全国に公募しているわけですから、また同じような結果になるのじゃないかと、そういうふうに考えるところでございます。確かに落札率を下げていく、それも一つの行政の手段やとは思います。しかし、市内の業者を優先していく、例えばの話、ほかのところで私も調べてあったんですけども、入札をやって確かに落札率は安く、市外の業者だけで入札をして、落札率が下がった、10%ぐらいずつ余った。余ればいいのかという話なんです。余ったからといって、じゃあその分市内の事業者が90%ぐらいで取った事業者の下請で入ったときに、今度は市内の事業者がたたかれて苦しい思いをする、これじゃ本末転倒になるんじゃないかと、そういうふうに私は考えるとこです。 そのため、今回のこの件につきましては、1者のみの入札であっても、入札を有効とすることが妥当と思いますし、実施計画に基づく予定価格の範囲内での契約でございますので、今回の「第20号議案」には、私は賛成するべきと考えております。議員各位のご賛同をお願いして、討論といたします。 ○議長(小出徳彦) 次に、原案に反対の議員。 上岡 正議員。 ◆13番(上岡正) 私は、「第20号議案、工事請負契約について」反対の立場で討論をさせていただきます。 まず1つは、先ほどから問題になっております1者入札、JVですから1団体、1つの組といいましょうか、そのことが競争の原理が働いてない、それがまず第1点でございます。そして、執行部から、質疑の中でもいろいろとお話をいただきました。この種の工事は、非常に特殊性があって、入札しても高値で止まる、入札率が、という説明もありました。私は、一昨日、土佐市で同じような文化複合施設といいましょうか、公民館も一緒になった施設が出来上がっております。土佐市の総務課の契約係のササキ班長さんに時間を割いていただいてご指導を受けたわけでございます。その中で土佐市はどうだったか。土佐市の「第20号議案」に書いとる機械設備工事については、同じく制限付一般競争入札を行っております。土佐市は何者来ましたか。8者のJVを組んで8者でやりました。入札率は幾らでしたか。90%でございます。うちの「第19号議案」建築本体は92%、執行部の説明では、この種の問題、高値に止まる。「第21号議案」でも後ほど私が説明しますが、土佐市は9者でやって非常に安い入札率で落札がされておる。契約がされておる。そこで、なぜうちが1者になったのか。全国に公募しておりますので、いろいろ考えてみました。それは、やはり一つは、制限付の、条件付の一般競争入札であるから、そこが土佐市とうちとは少し違っております。そのことが原因したんじゃなかろうかと推測できます。土佐市の場合は、親がおって子は県内の業者、機械に関しては。そういう条件になっております。もろもろについては、私も四万十市のもろもろ条件、1級施工士が常駐せないかん、ほかに何があるかというのは定かでありませんので、ここで反対の理由の中には入れてません。 しかしながら、仮にこの工事は9億5,040万円の契約金額であります。仮に土佐市と同じ90%で落ちたなら、仮にこの1件工事だけでも8,458万5,600円の減が出ます。これは仮の話です。90%に落ちたときの仮の計算ですが、先ほど反対討論の中で川村議員もおっしゃっておりました。何がしか安くなる可能性が大いにある。そして、委員会の中では、ある委員が、もしこれに賛同せなかったら、工期が遅れて、仮に安くなっても、遅れることによって不利益を被ると、そういう委員会でのやり取りもありました。そのことについても私が説明をしたいと思います。 工期は遅れません、本体工事については。先ほどの全員協議会の中でも簡易採決であります。同時に、機械を入れるわけじゃありません。電気も同じです。三月、四月仮に遅れても、工期的にも十分でございます。なぜなら、本体工事38億円何がしと9億円、6億円の工事が同じ工期を取っとるわけでございます。そういうことで、何も工期が遅れる心配はありません。 議員各位、もう一つ私はお礼も言わないかんことがあります。7月号の広報、皆さんで一昨年だったと思いますが、市立墓地の条例案を執行部案の修正案を出して、2年から1年に変えた修正案が議員各位の賛同の下、成立した。そのことによって7月広報では、15区画のお墓が必要とする市民に抽せんでお売りするという広報も出ております。議員の一つの仕事は、執行部の条例にしても、こういう工事にしても、十分なチェックをし、そのことが私は一つの仕事だというふうに思っております。 そこで、議員各位に改めて賛同のほど心よりお願いして、私の反対討論とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(小出徳彦) 次に、原案に賛成の議員。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ほかに討論はありませんか。 小休します。                午後3時14分 小休                午後3時14分 正会 ○議長(小出徳彦) 正会にいたします。 垣内孝文議員。 ◆10番(垣内孝文) 「第20号議案」、文化複合施設建築工事の請負契約について、反対の立場から意見を述べさせていただきます。 本件は、本年4月26日に公示され、6月17日に入札を実施をしております。参加形態は、建築・電気・機械が代表者の市外企業とそのほか構成員の市内企業で構成する2者のJV、建築の参加資格は、代表企業が建築一式工事の総合評点値で1,500点以上、その他構成員が建築一式工事A等級、電気が電気工事で1,200点以上と電気工事A等級、機械が管工事で1,200点以上と管工事A等級、いずれも代表企業は、2006年度以降に500席以上のプロセニアム形式のホールか延べ床面積が5,000㎡以上の公共施設の施工実績が必要となるということでございました。機械設備工事入札参加企業体は1企業体のみで、先ほど来からお話がありました予定価格9億6,135万6,000円に対し、応札は9億5,040万円と落札率が98.9%とあまりにも高い落札率でありました。確かに本市入札それから契約に関する要領に沿った入札であったとは認識しておりますけれども、市民感情からすると、本事業の総事業費が約86億円、その多くが建築関係工事費であります。 また、重要な案件と思われるどんちょうについて十分な議論をせずに、引き割り昇降どんちょうを採用する計画としていたことには、疑問が残っております。再検討することとなっておりますけれども、本どんちょうを採用すると、4,000万円から5,000万円の事業費が上乗せされるとも言われております。できるだけの費用の削減をお願いして、私はこの議案についての反対を表明するものでございます。議員各位のご賛同をよろしくお願いをいたします。 ○議長(小出徳彦) ほかに討論はありませんか。 よろしいですか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、「第21号議案、工事請負契約について」討論を行います。 先に、原案に反対の議員。 上岡 正議員。 ◆13番(上岡正) 反対の立場で討論をさせていただきます。 「第20号議案」が原案賛成になった。非常に落ち込んでの反対討論でございますが、私、今までの執行部の説明に納得をしてないわけでございます。本体工事よりか機械・電気、高止まりの傾向があると。一例でございますが、一番近い高知県の一番近い実績があったとこに聞きに行きました。90%でございます。「第21号議案」の電気設備工事は、9者のJVで構成されていたようでございます。そして、9者の入札は、90%が最低でございます。90よりか下がって応札をした会社が3社、そして落札者は最低価格の90%で応札をしております。執行部が議会に対して説明をしたことについて、いささか土佐市の状況は入ってなかったんやなというふうに私は少し不満があるわけでございます。やはり先ほど四万十クラブの会派の垣内議員もおっしゃっておりましたが、市民感情として、全国に公募した中で1者しか応募がなかったと、そのことについては、いささか制限が厳しかったんじゃなかろうか。土佐市の場合は、うちよりか人口が約1万人少ない。その中でA級業者も少ない、そういう中で県下で、JVの子供のほうを、県下であったらいいという条件に緩和しております。そういうことがこの入札結果にも応募の結果にも私は出ていると思っております。土佐市と同じ条件であれば、うちは最低が92%らしいですから、そのことがうちの決まりが92がいかんわけではありません、私は。90%であったら、先ほど原案が通った部分と今回の部分では約1億5,000万円の減額になる。そのことが市民に訴えたときに、仮の話ですけんど、土佐市のやり方と一緒やったら、ひょっとしたらそうなっちょったかもしれんと、そのことを強く私は思うわけでございます。そして、うちには条件をつけたのが、市内のA級が電気であれば何者おるのか、最大でも15件以上は入ってこれんのですね、全国で応募しても。機械でも一緒です。そういうこともあって、私は再度原案に否決をしてもらって、再度条件を緩めて、制限を緩めて再度入札することを心から願ってるわけでございます。どうかもう一度議員各位の賛同を心よりお願いして、私の反対討論とさせていただきます。 ○議長(小出徳彦) 次に、原案に賛成の議員。 宮崎 努議員。 ◆18番(宮崎努) 議員の先輩から何回やるがぞと言われましたが、今の話をお伺いした上で、改めて「第21号議案」についても私のほうから賛成の討論をさせていただきたいと思います。 上岡議員がおっしゃることも私もごもっともだと思います。できるだけ安く、ほかの事業に回せるお金があればそれを目指す、それも一つの考え方で正しいと思います。 しかしながら、先ほど1億5,000万円のお話が出たんですけども、果たして1億5,000万円減額した分が、全て1億5,000万円四万十市に残るかというと、そうではないことは上岡議員もご承知のはずです。当然補助事業でやってますので、この分の補助は使えない、半分とか、そんな形になっていく、これ何割かちょっと今覚えてないですけども。今一番優位な形でこの事業自体を執行部が進めてきてますので、1億円減額したから1億円皆さんで使える、新しい事業に使えるっていうことじゃないということは、私たちも理解しているところです。その上、先ほどおっしゃっていただいた土佐市の場合、県外の業者と高知市内の業者が最終的に落札したようですが、お金が全部よそに流れていくんですよね、四万十市から。四万十市内に電気の工事事業者、たくさんあります。全部市外に、市が発注するものが流れていく。この四万十市の経済を回す、その観点に立ったときに、先ほど1億5,000万円節約するという上岡議員の考え方、土佐市の考え方も私は正しい一つの選択だと思います。 しかしながら、今回の執行部が考えた市内の業者を強くしよう、市内の経済を回そう、この考え方も一つの形であると私は考えます。その形での提案に対して、何ら違法性のない、法令上問題のない、条例上も問題のない、そういったものを出してこられたときに、議会が反対すべきもんではないと思います。当然市内の業者に発注するなんか、やめてしまえと、市外の業者で安くやればいいじゃないかという考え方でしたら、そちらもありだと思います。ただ私は、数多くたくさんある電気事業者、ここがやっぱり活躍していただける、四万十市内の事業者が活躍する、そういった事業を市には行っていただきたい、そう切に思うところでございます。そういった観点から、議員の皆さんに賛成を心よりお願い申し上げまして、私の討論といたします。 ○議長(小出徳彦) 次に、原案に反対の議員。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 次に、原案に賛成の議員。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 他に討論はありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 お諮りいたします。 調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 次に、「第22号議案、工事請負契約について」採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                 (賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、「第6号議案、令和3年度四万十市一般会計補正予算(第2号)について」、「第7号議案、四万十市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」、「第8号議案、四万十市手数料条例の一部を改正する条例」、「第9号議案、四万十市介護保険条例の一部を改正する条例」、「第10号議案、幡多公設地方卸売市場の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、「第11号議案、幡多公設地方卸売市場運営審議会条例の一部を改正する条例」、「第12号議案、四万十市特定公共賃貸住宅管理条例の一部を改正する条例」、「第13号議案、四万十市山間地域定住促進住宅設置及び管理条例の一部を改正する条例」、「第14号議案、四万十市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、「第15号議案、四万十市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例」、「第16号議案、四万十市指定介護予防支援等の事業の人員及び運営並びに指定介護予防支援等に係る介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準等を定める条例の一部を改正する条例」、「第17号議案、四万十市防災行政無線戸別受信設備工事手数料及び負担金徴収条例を廃止する条例」、「第18号議案、令和3年度四万十市一般会計補正予算(第3号)について」、「第19号議案、工事請負契約について」、以上14件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、以上14件の議案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第1号議案、専決処分の承認を求めることについて(令和2年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第4号))」、「第2号議案、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度四万十市一般会計補正予算(第1号))」、「第3号議案、専決処分の承認を求めることについて(令和3年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第1号))」、「第4号議案、専決処分の承認を求めることについて(四万十市税条例等の一部を改正する条例)」、「第5号議案、専決処分の承認を求めることについて(四万十市固定資産税の不均一課税に関する条例の一部を改正する条例)」、以上5件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも承認であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、以上5件の議案は委員長報告のとおり承認いたしました。 続いて、「第23号議案、教育委員会教育長の任命について」、同意を求める者は久保良高氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖) ○議長(小出徳彦) ただいまの出席議員数は19人であります。 投票用紙を配付させます。                 (投票用紙配付) ○議長(小出徳彦) 投票用紙の配付漏れはありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。                 (投票箱点検) ○議長(小出徳彦) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。                (職員点呼、投票) ○議長(小出徳彦) 投票漏れはありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。                  (議場開鎖) ○議長(小出徳彦) これより開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に垣内孝文議員及び上岡真一議員を指名いたします。よって、両議員の立会いを願います。                  (開  票) ○議長(小出徳彦) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 19票 反対 0票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第24号議案、教育委員会委員の任命について」、同意を求める者は町田義彦氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。                  (議場閉鎖) ○議長(小出徳彦) ただいまの出席議員数は19人であります。 投票用紙を配付させます。                 (投票用紙配付) ○議長(小出徳彦) 投票用紙の配付漏れはありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。                 (投票箱点検) ○議長(小出徳彦) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。                (職員点呼、投票) ○議長(小出徳彦) 投票漏れはありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。                  (議場開鎖) ○議長(小出徳彦) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に松浦 伸議員及び川渕誠司議員を指名いたします。よって、両議員の立会いを願います。                  (開  票) ○議長(小出徳彦) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 19票 反対 0票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第25号議案、監査委員の選任について」、同意を求める者は林 大三郎氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。                  (議場閉鎖) ○議長(小出徳彦) ただいまの出席議員数は19人であります。 投票用紙を配付させます。                 (投票用紙配付) ○議長(小出徳彦) 投票用紙の配付漏れはありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。                 (投票箱点検) ○議長(小出徳彦) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。                (職員点呼、投票) ○議長(小出徳彦) 投票漏れはありませんか。               (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。                  (議場開鎖) ○議長(小出徳彦) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に山下幸子議員及び寺尾真吾議員を指名いたします。よって、両議員の立会いを願います。                  (開  票) ○議長(小出徳彦) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 19票 反対 0票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、「諮問第1号」及び「諮問第2号」の「人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」の2件を一括採決いたします。 以上、諮問2件は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、以上諮問2件は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「議員提出議案第1号、四万十市議会委員会条例の一部を改正する条例」、「議員提出議案第2号、四万十市議会政務活動費の交付に関する条例の一部を改正する条例」及び「議員提出議案第3号、四万十市議会会議規則の一部を改正する規則」について3件を一括採決いたします。 以上3件の議案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、以上3件の議案は原案のとおり可決いたしました。 次に、令和3年3月定例会より継続調査所管事項について決定を行います。 所管事項の調査については、各常任委員長報告並びに議会運営委員長報告継続調査であります。 以上、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、所管事項の調査については各委員長報告のとおり決しました。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) 日程第3、これより四万十市選挙管理委員会委員並びに同補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。 選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により指名推選により行いたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決しました。 お諮りいたします。 四万十市選挙管理委員会委員に四万十市不破1375番地7、亀谷暢子氏、四万十市中村東町3丁目9番2号、大林郁男氏、四万十市右山元町2丁目3番20号、松本治彦氏、四万十市西土佐長生100番地、中脇影則氏、同補充員の第1に四万十市中村東町2丁目3番22号、杉本義和氏、同補充員の第2に四万十市西土佐江川3490番地、安藤由美氏、同補充員の第3に四万十市中村羽生小路1343番地1、小野雅也氏、同補充員の第4に四万十市中村上小姓町23番地1、平野秀美氏、ただいま議長において指名いたしました方々を当選人と定めることにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました方々が四万十市選挙管理委員会委員並びに同補充員に当選されました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に市長より挨拶の申出があります。お聞き取り願います。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 令和3年6月市議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 6月14日に開会しました本議会におきましては、令和3年度四万十市一般会計補正予算や教育長に関する人事案件など25件の議案、諮問2件につきまして、慎重審議の上、それぞれ適切なご決定をいただきありがとうございました。 議員の皆様におかれましては、健康には十二分にご留意の上、市発展のためますますのご活躍を賜りますようお願い申し上げ、閉会のご挨拶といたします。お疲れさまでした。 ○議長(小出徳彦) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて令和3年6月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労さまでございました。                午後3時57分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                四万十市議会議長                四万十市議会副議長                四万十市議会議員                四万十市議会議員...