四万十市議会 > 2021-06-21 >
06月21日-02号

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  1. 四万十市議会 2021-06-21
    06月21日-02号


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    最終取得日: 2022-12-17
    令和 3年 6月定例会         令和3年6月四万十市議会定例会会議録(第8日)                               令和3年6月21日(月)■議事日程  日程第1 一般質問■本日の会議に付した事件  日程第1 一般質問出席議員  1番 寺 尾 真 吾     2番 廣 瀬 正 明     3番 山 下 幸 子  4番 上 岡 真 一     5番 川 渕 誠 司     6番 松 浦   伸  7番 酒 井   石     8番 大 西 友 亮     9番 西 尾 祐 佐  10番 垣 内 孝 文     11番 谷 田 道 子     12番 山 崎   司  13番 上 岡   正     14番 平 野   正  16番 川 村 一 朗     17番 小 出 徳 彦     18番 宮 崎   努  19番 白 木 一 嘉     20番 宮 本 幸 輝欠席議員  15番 安 岡   明出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       中 平 正 宏        副市長      田 村 周 治  副市長      森 山   崇        総務課長     岡 本 寿 明  地震防災課長   山 本   聡        企画広報課長   山 崎 行 伸  企画広報課副参事 中 田 智 子        財政課長     田 能 浩 二  市民・人権課長  川 崎 一 広        税務課長     村 上 正 彦  収納対策課長   加 用 拓 也        環境生活課長   渡 邊   康  子育て支援課長  武 田 安 仁        健康推進課長   渡 辺 和 博  高齢者支援課長  竹 田 哲 也        観光商工課長   朝比奈 雅 人  農林水産課長   小 谷 哲 司        まちづくり課長  桑 原 晶 彦  上下水道課長   池 田 哲 也        会計管理者兼会計課長                                   福 原 宏 固  市民病院事務局長 原   憲 一        福祉事務所長   二 宮 英 雄  教育長職務代理者 上 岡 章 人        学校教育課長   山 崎 寿 幸  生涯学習課長   花 岡 俊 仁        総合支所長兼地域企画課長                                   篠 田 幹 彦  保健課長兼西土佐診療所事務局長         産業建設課長補佐 田 中 邦 典           稲 田   修 職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  事務局長     西 澤 和 史        事務局長補佐   桑 原 由 香  総務係長     武 内 直 樹                午前10時0分 開議 ○議長(小出徳彦) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 欠席の届けが参っております。安岡議員、病気療養のため欠席、以上のとおり報告いたします。             ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) 日程に従い、一般質問を行います。 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) おはようございます。 議員番号4番、市民クラブの上岡真一でございます。 議長の許可をいただきましたので、通告に従いまして質問させていただきます。 改めまして、市長、3期目が動き出しました。四万十市政4年間、よろしくかじ取りをお願いしたいと思います。 それでは、質問に入りたいと思います。 令和3年3月市議会定例会の市長施政方針の中で、全国の821市区を対象にした東洋経済新報社による住みよさランキングの最新版では、本市が全国20位、四国において1位になるなど、安心度・利便度・快適度・富裕度の4つの視点から算出したランキングにおいて高い評価をいただいたと述べていました。これが住みよさランキング2020全国トップ50というがですけど、先週ここの東洋経済新報社を調べてみると、2021年6月16日付で、四万十市は16位に浮上しています。このくらい四万十市は注目されています。ちなみに住みよさランキングの総合評価トップ20の中に石川県がすごいです。1位、野々市市、6位白山市、8位金沢市、13位能美市、15位小松市、17位かほく市というように、20の中に6つの自治体が入っています。これは県外視察をする必要があるんじゃないかというふうに思いました。高知県へ返りますが、またNPO法人ふるさと回帰支援センターが、2019年に移住相談に訪れた方を対象に行ったアンケートでは、高知県は移住希望地のランキングで全国9位にランクイン、四万十市で暮らしたいと移住希望者の相談件数も年々増加しています。コロナ禍のリスクを踏まえて、地方分権の傾向が強まっているほか、デジタル化との関わりの中で、働きやすさ・住みやすさ・就業活動のしやすさを支援して、四万十市に残る・帰る・やって来る流れをつくっていただきたい。 そこで、Uターン・Iターン・Jターンで四万十市に移住してくる若者の定住対策で、住居対策や就業対策について質問したいと思います。 四万十市に住みたいと思ったときに、本市のホームページでの空き家の物件を知るほか、ほかはないのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 山崎企画広報課長。 ◎企画広報課長(山崎行伸) お答えをいたします。 移住を希望される方の多くが、まず住居の確保を優先される傾向にございます。こういったことから、四万十市では空き家を移住者用住宅としてご提供いただいて、議員おっしゃったとおり、移住ホームページに掲載をしておりますけれども、一つ宅地建物取引業法、こういった法令上の縛りがございまして、掲載については、市のホームページのみでの紹介とさせていただいているところでございます。ただ、リンクを張ることは可能でございますので、市が委託をしておりますNPO法人の四万十市への移住を支援する会ですとか、高知県の移住ホームページ、こういったところからも市の空き家情報が閲覧できるというような体制は取ってるところでございます。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) ありがとうございました。 次は、就職したいと思っている若者の就業活動は、ハローワークだけの求人情報なのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 山崎企画広報課長。 ◎企画広報課長(山崎行伸) お答えをいたします。 市の移住ホームページの中には、こういった求人情報を掲載させていただいておりますけれども、ハローワークさんに協力をいただいた上で、毎週1回ホームページに掲載をさせていただいているところでございます。 また、それ以外にも移住支援を希望される方には、農業とか林業あるいは起業したいというような様々な要望の声がございますので、そういった部分については、その都度希望される職種への担当課へつなぐといった支援をさせていただいているところでございます。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) ありがとうございました。 四万十市のホームページの真ん中辺りに、「しまんと暮らし」というコーナーがあり、よく見るんですけれど、移住支援体制や移住支援登録、空き家情報、お試し住宅、もっと知るがありまして、もっと知るのコーナーの中には、移住者のインタビューだとかQ&A、イベント情報、求人情報、パンフレットなどの情報が満載ですが、釣りの趣味のコーナーとか、食事どころのコーナーなども入れて、今以上の情報の検討をしていただき、あそこの「しまんと暮らし」のコーナーを見るだけで、四万十市のイメージが湧き、四万十市へUIJターンで四万十市で働きたいとか、四万十市に住みたいという若者たちがやって来るようなまちづくりをお願いしまして、次の質問に移りたいと思います。 新型コロナウイルスの対策のワクチン接種について質問したいと思います。 国では、接種順位の考え方として、重症化リスクの大きさなどを踏まえて、まずは1として、医療従事者、2、高齢者、3、高齢者以外で基礎疾患を有する者、高齢者施設などの従事者への接種ができるようにすると。それ以外の者に対し、ワクチンの供給量や地域の実情などを踏まえ、順次接種ができるようにするとありました。これは令和3年2月9日、厚生労働省の新型コロナウイルス感染症に係るワクチン接種についてから抜粋していますので、大分新しく変わってきていますけれど、私は1の医療従事者の次の2番目の高齢者として、6月13日に2回目のワクチン接種が終わりました。本市はどのような順位でワクチン接種を行っているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ご答弁させていただきます。 まず、新型コロナワクチン接種の優先順位につきましては、おっしゃられたとおり、国より示されている1番に医療従事者、次に65歳以上の高齢者、基礎疾患を有する方、高齢者施設の従事者、その他の方という順位となっております。国が示す接種優先順位のうち、65歳以上の高齢者以後については、市町村が実施主体となって接種を行うこととなっております。こういった国が示した接種順位を守りながらも、市としてどういった取組をしてきたのかということでご答弁をさせていただきたいと思います。 現在、65歳以上の高齢者への接種を行っていますが、新型コロナウイルスの感染予防に関して、より効果的にワクチン接種を行うために、高齢者のうち、施設へ入所されている方と医療機関に入院をされている方の接種を最優先にすべきと考え、入所施設及び各病院に名簿を作成していただき、接種券を発行の上、入所施設及び病院へ接種券を送付しました。これにより、4月26日からの施設入所者及び入院患者の先行接種を行ったものです。 また、医療従事者については、当時ワクチン接種が進んでいたのですが、高齢者の入所施設については、国の接種優先順位で言うと、基礎疾患を有する方の次に位置づけられておりました。ただ国は、ワクチン量によっては高齢者の入所者と同時に接種をすることが可能という考えも示されていました。施設入所者はワクチンを打っていても、入所者に日頃関わる職員の方が打っていないということとなれば、安心した施設運営が担保できないことから、病院と同様に、その施設の職員もワクチン接種が必要と考え、高齢者の入所施設従事者についても、希望される方には全て接種を行ってまいりました。 また、基礎疾患の中でも、透析治療を行っている方につきましては、新型コロナに感染した場合の重症化率が高いというデータもございます。福祉事務所を通じて、高知県腎臓病患者友の会から早期のワクチン接種の要望が出されたこともあり、市内の透析医療機関に予約や接種に関して特段の配慮をするようお願いをしてきた経過もございます。 また、ワクチンの余りを廃棄せず、柔軟な対応をするよう、河野大臣が求めたことから、各医療機関に対して、当日のキャンセルや体調不良に備え、国の定める接種順位を守りながらも、余りが出た際には、ワクチンを破棄せず、医療機関の判断の下に、接種順位を超えてのワクチン接種も可能であるということをお伝えをしてきました。 あと、次に、これからの予定ということとなりますが、高齢者への接種に一定のめどが立ったことから、現在国の職域接種の考え方をベースに、庁内各課の連携の下、職域接種の枠をよりコンパクトにしたグループ接種というものを計画をしておるところでございます。 進め方は、庁内の複数部署に呼びかけをした上で、その部署に関連する団体等の事業活動に伴い、新型コロナに感染するリスク、感染した場合の重症化のリスク、クラスター化のリスク等に鑑み、必要に応じてそれらの団体への接種を進めたいと考えております。 実施主体については、それらの団体等となりますが、関連する庁内の部署から声かけによって、まずはスタートをしていく予定です。健康推進課が現在行っている住民接種の優先順位については、これまでどおり守られますので、グループ接種との競合というものはないと考えております。こういったグループ接種が並行して行われることによって、リスクが高いグループにアプローチが可能となるため、接種スケジュールの短縮と併せて、新型コロナの感染者を最少数に抑え、重症化する方を一人も出さないためのワクチン接種の取組が、より効果の高いものとなっていくことを期待をしておるところです。 現在、想定をしておりますのは、高齢者関連の施設職員、障害関係の施設職員及び利用者、学校関連、保育士等をはじめとして、不特定多数の方と接する機会の多い職域等に今後広げていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) なかなか長い答弁で、頭の中でまとめるのに苦労というか、まとめることができませんでしたが、今現在の新型コロナウイルス以外の新種のウイルスが現れることも考えまして、やはり本市独自のワクチン接種の優先順位を作成して、紙ベースに作成しながら市民に見える化するべきではないだろうかと思います。僕は私はこの時期にこうなって、順番が来そうなという。これはちなみに、大阪府の寝屋川モデル、寝屋川市のモデルですけど、これで一目瞭然です。ここだけでもう誰それがもう打てれる、ここになったら、ここが1万9,000人はここです、ここです、ここです、こういうすごいええモデルもあるんです。こういうがで見える化して、紙で見えんと、頭の中で空想して、連絡が来るまで待つというのは、なかなか難しいと思うんです。寝屋川市のホームページの中には、市では、市民の皆様の不安を解消し、安心してワクチンを接種していただくため、市独自の接種順位を設定するとともに、市独自の接種ゲージグラフにより、接種時期、接種券の送付の時期の目安を見える化するとありました。本市もつけてもらいたいと私は切に思います。 それから、ワクチン接種で当日、自分は1回目、市民病院の集団接種に行ったんですけれど、すごい人でした。2回目は本当にがらがらでした。なぜこればあ2回目はがらがらなのかというがでちょっと不思議がっていたんですけれど、やっぱり2回目が怖いということで、2回目急遽キャンセルということがあったようです。そのような当日キャンセルが出た場合の対応ですが、キャンセルの場合にもそういうふうなキャンセル待ちの届出制を必要とするんじゃないかと思います。20代・30代・40代の若い男性や女性で、患者さんに接している鍼灸やマッサージ、整体師、柔道整復師、歯科医院の若い歯科助手なんかは、職種が違うと言ったらあれかもしれませんけど、毎日お客さんに接しています。整体師やったら1人1時間ぐらいマッサージしてます。だから、高齢者の医療で働くということもありますけど、開業している人が高齢者が来るという施設もあるんです。そういう人たちなんかは、いつ僕らの順番が来るのかということが見える化していないと、やはりそういうことも若い人たちの先が見えない、いつ打てるんだろうというふうな不安があるんじゃないかと思いますけれど、やはりキャンセル待ちの届出制なども必要じゃないかと思うんですけれど、どうでしょうか。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) 大阪の寝屋川モデルということで、すごく分かりやすいということです。 64歳以下の方については、今日・明日のところでワクチン接種のご案内というものを出させていただきまして、その中で6月28日から基礎疾患を有する方ということで、段階的に一応お示しはします。 また、寝屋川のモデルも見ながら、見やすい、分かりやすいという工夫を今後も続けたいというふうに思っております。 あと、集団接種で2回目がすごくがらがらやったというお話がございましたが、キャンセルについては、1回目も2回目も同じぐらいの人数でございます。高齢者の方が、ちょっと早めにおいでてくれる傾向が1回目は強くて、接種の時間でないと、なかなかご案内できないという事情もございますので、2回目になると、高齢者の方も慣れて、今までの傾向で言うと、かなりスムーズな流れになってくるような傾向がございます。 あと、ワクチン接種当日のキャンセルが出た場合の対応についてですが、四万十市では、各医療機関で廃棄のおそれがある場合の対応としてですが、それぞれの医療機関でキャンセルが出た場合に代わりに接種を受けていただける方の準備をしていただくように呼びかけをしております。その順位につきましては、国が示す優先順位に沿いながら、高齢者の接種を行う時期であっても、それ以外の方の接種を行うこととして、柔軟な対応をしていただくこととしております。 また、医療機関で、どうしてもそういうリストがなくなった場合については、健康推進課のほうに連絡をしていただきまして、集団接種等に従事する職員等が行って接種を受ける等、ワクチンを廃棄することのないようなルールづくりをしておるという状況でございます。 集団接種会場でもキャンセルが出た場合は、そこのスタッフといいますか、従事する者にまずは打っていくということで、今はそういうルールで進めておるところでございます。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) ありがとうございました。ワクチン接種については、初めてのことなので、いろいろと試行錯誤していると思うんですけれど、やはり全国でベスト16の住みよさランキングの四万十市は、やはりワクチンだけでも四万十モデルというものをつくっていただきたいと切に思います。 それでは、ワクチン関係は最後になりますが、私のようにワクチン2回接種が終了した市民に対して、どのような形で証明書を発行するのか、市民にカードか何か届けてくれるのか、お聞きしたいと思います。
    ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ご答弁させていただきます。 新型コロナワクチンの接種は、予防接種法第6条の臨時接種に位置づけられていますが、この接種を受けた方には、予防接種法施行規則第4条により、予防接種済証を発行することとなっています。この事業においては、対象者に送付した接種券の台紙に、メーカー名やロット番号が記載されたワクチンシールを貼り付け、接種日及び接種場所を記載する箇所が設けられており、ここにワクチンシールの貼付け及び必要事項の記載をすることで、その方が接種を受けたことを証明する臨時の接種済証となります。 なお、ご希望される方に申請をいただきましたら、予防接種法施行規則に定められた様式による接種済証の交付をすることとなっております。 また現在、海外へ渡航する際に、ワクチン接種済みであることを証明するためのワクチンパスポートについて、現在国のほうで検討を行っております。これについては、発行についての国の仕組みが示されましたら、またその事務を進めてまいりたいと思っております。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) ありがとうございました。やはりワクチンの終了証明書、今東京オリンピック、無観客か何か分かりませんが、ひょっと観客を入れるということで、柔道の阿部一二三、阿部 詩、日体大の後輩が出ますので、ひょっとチケットが余ってるんで、先輩来てくださいというたら、すぐ行って応援できるという利点もありますので、やはり証明書の発行というのをよろしくお願いしたいと思います。 それでは、次の質問に移りたいと思います。 生活福祉資金の特例貸付に関して質問したいと思います。 新型コロナウイルスの影響による休業等を理由に、主に失業した人の生活再建費として借りられる総合支援資金緊急小口資金があります。総合支援資金緊急小口資金ですが、1人世帯は満額155万円、2人以上の世帯では満額200万円借りることができます。四万十市社会福祉協議会へ問合せしたところ、本年度5月31日付ですが、本市では満額155万円借入れが60人、満額200万円の借入れが65人、125人おられます。この125人が次に借りることができる制度は、満額借りて、もう借りれるところがない生活困窮世帯に対して、単身世帯で月6万円、2人世帯で月8万円、3人以上の世帯で月10万円の最大3か月借りられることが、9月から申請し給付するという新しい支援策がありますが、ハローワークへの相談か生活保護を申請していることなどが条件としてあります。このような生活困窮世帯に対して、本市独自の支援策を策定してほしいと思っていますが、コロナ対策にも重点を置いている市長にお伺いしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 二宮福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(二宮英雄) お答え申し上げます。 ただいま議員のほうからおっしゃっていただきました制度、これはもう議員のほうがおっしゃったとおりございまして、これ貸付というか給付になりますけれども、現在市のほうで準備をいたしております。 これ、借りれなかった人、もちろん給付の対象になるわけでございますけれども、生活保護を申請しなければならないという場合もございますので、給付をためらう方も当然いらっしゃるかもしれません。そういった部分もございますけれども、現在のところ市といたしましては、市独自の給付というものについては、ちょっと考えていないという状況でございます。 ご存じのように、今般の新型コロナウイルスの蔓延に関しましては、県のほうでもいろいろ事業者さんを中心にですけど、支援もしていただいております。市としての給付の考え方でございますけれども、当然今後のコロナの蔓延状況がどうなるのかというのも、当然考えなければならないというふうに思っております。仮に国等の給付がなくなったとして、それでもなお四万十市のほうで非常にコロナが蔓延しているという状況で、生活に困ってらっしゃるという方がたくさんいるという状況になりますと、市独自の給付というのも考えるということも出てくるかもしれませんけれども、一定コロナが収束したという状況になりますと、やはり既存のセーフティーネット、生活保護等、そういったセーフティーネットで対応していくということになるのではないかというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) 生活再建費がもう出ないというようなことで、最終的には生活保護の申請を出さなければならないというふうな状況になったら、ちょっとかわいそうな気もするんですけれど、やはり人にも優しい四万十市であってほしいいうのが私の願いですので、いろんな形での施策を検討していただきたいと思います。 次の質問に移りたいと思います。 学校教育です。 夏期休業中の小学校のプール開放について質問したいと思います。 プール開放に関して、運営基準を設置しているかという質問ですが、ちなみに高知市教育委員会ですが、プール開放は2018年まで、運営主体は各校のPTAで、保護者らがボランティアで監視員を務めてきたが、同年7月開放中のプールで児童が溺れ、一時意識不明になる事故が発生し、校長会は、安全策が講じられるまで自粛を決め、昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大もあって、開放は見送られました。この間、市教委が新たな運営基準を模索してきたと。市教委が開いた新基準の説明会では、プール開放をPTAの任意活動から市教委の事業と位置づけ、市教委がPTAや住民に運営を委託する形を取ると。その上で開放の要件を厳格化、利用児童が31人以上の場合は、責任者1人と実務者2人、監視員6人、30人以下の場合は、監視員5人、15人以下の場合は、監視員4人、以上の常駐を義務づけたと、令和3年3月16日付の高知新聞に高知市プール開放新基準説明とありましたが、本市ではプール開放に関して、運営基準を設置しているのかどうか、お聞きしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 山崎学校教育課長。 ◎学校教育課長(山崎寿幸) お答えをさせていただきます。 夏期休業中のプールの開放につきましては、例年市とPTAの共催により実施をしているところでございます。 運営基準といたしましては、本市では夏休み学校プール開放事業実施要領というものを定めておりまして、これに基づき、事故防止や安全確認等を行うため、監視人を市とPTAそれぞれより選出をして、2名以上の複数での指導監視を行っており、監視人には、救命講習の受講もお願いをしているところでございます。 また、開設する場合につきましては、文部科学省・国土交通省が平成19年3月に作成をいたしましたプールの安全標準指針に基づきまして、プールの施設面それから管理運営面で配慮すべき基本的事項を遵守して、事故防止に努めるように取り組んでいるところでございます。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) 分かりました。 それではお聞きしますが、本年度の夏期休業中、プールの開放はあるのかないのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 山崎学校教育課長。 ◎学校教育課長(山崎寿幸) お答えをいたします。 夏休みのプールの開放につきましては、子供同士の身近な遊び場としての側面も強く、授業とは違い、はしゃいだり、大声を発する児童生徒が出てくることも容易に想定をされるところでございます。そのような状況の中、児童生徒同士の間隔も衛生マニュアルによりまして、国が目安として定めております2m未満になるなどの可能性が非常に高いことなどから、有効な感染症対策を講じることが困難となるということが想定をされます。 また、共催者であります各学校のPTAに夏期休業中の学校プール開放の意向を確認いたしますと、全てのPTAにおきまして、開放を希望しないという回答もいただいてるところでございます。以上等を踏まえまして、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、今年度も昨年度に続きまして、夏期休業中の学校プール開放は中止をするということで決定をさせていただいているところでございます。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) よく分かりました。 子供は、水遊びが本当に好きなんです。うちの2人の孫、昨日7時から起きて、プールしてました、家の庭で。やはり子供は水遊びが大好きですので、開放で遊びになるかもしれませんけど、やはり小さいときから水の怖さ、楽しさ、そういうものも学校で教える必要、それは授業でやってると思いますけれど、やはりそういうプール開放、いつか学校のプール場で子供の楽しい声が聞けることを期待しまして、次の質問に移りたいと思います。 四万十市一校一役教育研究について質問したいと思います。 令和3年2月17日に中村小学校と中村中学校の2校に分かれて、「オール四万十」実践交流発表会が開催され、教育民生常任委員として見学させていただきました。僕らのまちの安心・安全マップというがを見てきました。このように3年生がこんなにすばらしいマップを作っています、小学校。黄色いところは今ある110番、赤いところが今からできる110番、これを見たときに、小学校3年生でこんなことができるかと、高度の高いことをしてるなというふうに感心しました。 ここで質問になるんですけれど、小学生が通学する自宅から学校までの通学路に関して、このようなマップみたいな形で小学生目線で、小学校の教育活動なので市教委が云々いうのは難しいかと思いますけれど、子供目線で通学路の見直しとか、そういう取組はあるのかないのか、お聞きしたいと思います。というのは、2018年6月18日に発生した大阪の北部地震で、高槻市立寿栄小学校のブロック塀が倒壊して、小学4年生の女児が亡くなった事故がありました。この事故により、全国の小中・高等学校内に設置しているブロック塀の点検を行い、危険度が高いブロック塀は撤去されました。しかし、これは学校内の施設設備ですので、そういうふうなことができますけれど、しかし通学路のブロック塀は、個人的に建てた家のブロック塀です。私が歩いて見たところ、また住民の方に呼ばれて見に行ったところ、とんでもない怖いブロック塀もあります。こういうところを小学生目線で、一校一役に云々いうことじゃありませんけれど、やはり子供同士で危険箇所ということを共有する必要があるんじゃないか。だから小学生の目線でそういうことが、研究とか調査できるのではないかと思って質問させていただきましたが、どうでしょうか。 ○議長(小出徳彦) 山崎学校教育課長。 ◎学校教育課長(山崎寿幸) お答えをさせていただきます。 議員おっしゃりました具同小学校におきましては、昨年度不審者対応などの防犯を含む生活安全の領域について重点的に取り組んでまいりました。取組の中では、高知県安全教育プログラム等に基づいた授業を実践することで、子供たちが身の回りの危険を予測し、自ら危険を回避する力を身につけ、自分の命は自分で守り、安全に行動できる児童の育成を図ることを事業目標の一つに掲げ、具同小学校の3年生におきましては、総合的な学習の時間の中で、新しいこども110番の家が必要な場所はどこがよいかの目当ての下、通学路の話題も含め、児童たちが安全・安心なまちづくりについて学習をしたところでございます。このことについて四万十市一校一役教育研究において取組発表がなされ、市内の小中学校に向けてこの取組を推進するための情報共有が実施をされたところでございます。 一方で、各学校における子供たち通学路に対する声・意見をどう安全対策に反映させるかという点についてでございますが、議員ご存じの毎年継続的に開催をしております四万十市通学路安全対策連絡協議会におきましては、総合的な学習の時間等での子供たちの意見やそれぞれのご家庭でふだんから通学路について話し合われている内容等を踏まえて、保護者等からの意見について、学校を通じて危険箇所が報告されている状況であるというふうに考えておりますので、今後もそれらの意見を基に、四万十市通学路安全対策連絡協議会を中心に、通学路の危険箇所については対応してまいりたいというふうに考えております。 なお、道路区域外などの民間の所有の工作物、議員おっしゃられました個人のブロック塀などにつきましては、個人管理の原則から申しますと、必要な措置を講ずる責任は、所有者もしくはその管理者にあるというふうに考えておりますので、その部分については、学校支援地域本部等、各学校が地域と関わる中で、地域に協力を求めながら、各所有者もしくはその管理者に対策をお願いしていくことになるというふうに考えておるところでございます。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) ありがとうございました。やはり、特に小学の低学年、わいわいわいわい楽しそうに学校へ登校したり、下校したりしています。やはりそういう危険な場所を把握しながら安全に生活できるように、一住民としても思っていますので、その通学路の見直しなどもよろしくお願いしたいと思います。 それでは、ヤングケアラーについて質問したいと思います。 ヤングケアラーとは、通学や仕事の傍ら、障害や病気のある親や祖父母、年下の兄弟などの介護や世話をしている18歳未満の子供を指して言います。家族の病気や障害のために長期のサポートや介護、見守りを必要とし、それを支える人手が十分にないときに、子供であってもその役割を引き受けて家族の世話をする状況が生じる。介護のために学業に遅れが出たり、進学や就職を諦めたりするケースもあるといい、実態の把握が急がれているようですが、本市ではこのようなヤングケアラーの調査を行っているのか。行っているのであれば、18歳未満のヤングケアラー数を教えていただきたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 二宮福祉事務所長。 ◎福祉事務所長(二宮英雄) ヤングケアラーと申しますのは、先ほど議員がおっしゃいましたように、まだ法的な定義はございませんけれども、一般には、本来大人が担うと想定されている家事や家族の世話を日常的に行っている子供さんというふうにされております。 ヤングケアラーと思われる子供さんがどのくらいいるのかという人数のお尋ねでございますが、これについては、本市においては全体調査などを行ったことがなく、誠に申し訳ございませんが、現状では把握ができておりません。 現在、本市で把握し得るヤングケアラーではないかと想定されるご家庭の数でございますが、要保護児童対策、いわゆる児童虐待等の可能性があるご家庭や特別な支援が必要なご家庭として市が把握しているご家庭、ここに限って見てみますと、6月時点でヤングケアラーに該当する可能性がある児童がいるご家庭が2世帯ございまして、これの児童の内訳は、高校生が0名、中学生が1名、小学生が1名でございます。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) ありがとうございました。 いつの新聞か忘れましたが、家族を世話する中学生5.7%、高校生は4.1%で新聞に出てました。多分この新聞を読んだ方の「声ひろば」での声と思いますけれど、ちょっと読まさせていただきます。 「高校1年の秋に母ががんになり入院した。1年半の闘病生活を経て、高校生活最後の年に亡くなってしまった。だから私の高校生活は、母の看病と父・弟・妹たちの世話をするのが中心だった。父が出張の際には、食費を置いていった。留守を任された私は、そのお金でやりくりをして、スーパーに買い出しに行って、弟や妹たちの食事を作り、弁当も持たせた。掃除・洗濯、次から次へと家事があるので、当然勉強する時間を確保できなかったのには悔いが残っている。それでもあの時代は、それが当たり前の男性優位の時代だった。青春の日々を楽しむ余裕などあるわけもなく、お母さんと買物に出かける同年代の少女たちが羨ましかったものだ。そんな同年代を横目で見ながらの学生生活だった。それが今、ちまたで問題になっているヤングケアラーは減るどころか増えている。」、このように書いています。やはり今言ったように、中学生1人、小学生1人いるかもしれないみたいな答弁でしたけれど、各関係機関と連携しながら、四万十市ではヤングケアラーゼロを目指していただきたいと思います。よろしくお願いします。 それでは、高齢者支援について質問したいと思います。 その前に、独り暮らしの高齢者数をお聞きしたいと思います。65歳以上の独り暮らしの高齢者数と75歳以上の独り暮らしの高齢者数は幾らでしょうか。 ○議長(小出徳彦) 竹田高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(竹田哲也) お答えします。 独り暮らしの高齢者数というご質問ですが、高齢者の独居世帯の数という形になりますが、令和3年4月1日現在の住基からの数字ですが4,113世帯、うち75歳以上の後期高齢者の世帯となると2,617世帯となっております。ただ同居でありながら、生計が別ということで、住基上は世帯を分けてる方がいらっしゃるかもしれませんので、実際は先ほどの数字より若干少なくなるんではないかと考えております。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) ここで質問したいと思いますが、孤独死について質問したいと思います。 このような独居世帯の高齢者、昨年度具同地区でも多分2名、私も知っています。亡くなってから数日間後に発見されたというふうな方がおりました。孤独死の定義が難しい、それでも言えないということもあるかと思いますが、答えれる範囲で、もし孤独死的に亡くなった方、直近3年間おるかいないのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 竹田高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(竹田哲也) お答えします。 議員もおっしゃいましたように、孤独死という言葉自体に明確な定義がなく、法的な定義もございません。ですので、警察による死因統計におきましても、変死の内数として取り扱われているようでございます。ただ、一般的には、独り暮らしで、誰にもみとられず亡くなり、発見まで一定の時間を要した場合、こういったことが孤独死ということを指すというふうに考えております。 こういった意味合いでの孤独死の数でございますが、先ほども申し上げましたように、法的な定義がございませんので、東京都とか大阪府、こういった監察医が置かれている都府県では、独自に統計を取っているようですが、全国的には統計の数字がありませんので、本市あるいは高知県といった形で実態は把握できておりません。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) ありがとうございました。何人亡くなったかということを知りたいわけではなかったので、これで了といたします。 今、現在があるのは、そのような大先輩たちが一生懸命頑張ってくれたおかげです。寂しく悲しい最期を迎える大先輩を出さないような形でお願いしたいと思いますが、本市では、今年4月の広報しまんとの中に、高齢者の生活を支援しています。そこにあんしんコール事業というのがありました。あんしんコール事業では、65歳以上の独り暮らしの高齢者または高齢者のみの2世帯で、どちらかが一方または双方に装置の必要が認められる場合に、緊急通報装置をお貸しします。24時間体制で緊急通報システムに接続し、急病や火災などの緊急時に対応します、と載っていました。この緊急通報装置、直近3年間の平成30年度、令和元年度、令和2年度、何件くらい貸し出したのかをお聞きしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 竹田高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(竹田哲也) お答えします。 各年度の4月時点での設置台数になりますが、平成30年度で95台、令和元年度で88台、令和2年度で77台となっております。 なお、設置台数が減少傾向にありますのは、利用者の方が施設に入られたとか、亡くなられた、こういった形で解約、あと高齢者の方でも携帯電話とかスマートフォン、こういった物を所有されている方も増えてるので、そういった要因で少し減ってるんではないかと考えております。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) それでは、24時間体制で緊急通報システムに接続とあります。この緊急通報システムというのは、どういうシステムなのか、教えてください。 ○議長(小出徳彦) 竹田高齢者支援課長。 ◎高齢者支援課長(竹田哲也) この事業でございますが、市から民間の会社に業務委託をしておりまして、市がシステムを必要とする高齢者の方と契約を結んで、その方の自宅に緊急通報装置を固定電話に接続する形になります。その装置のボタンを押すと、委託会社のほうに連絡が入って、向こうからまた連絡が入るということで、例えば急に具合が悪くなったということになると、救急車を呼ぶといったこともそのシステムを介してできるということになります。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) ありがとうございました。 社会は人に頼られ、人に頼る、人を助け、人に助けられる、このやり取りの連鎖によって社会は成り立っていると思います。自助・共助・公助という言い方がありますが、自分自身や家族で何とかするのが自助、地域などのつながりで助け合うのが共助、公的な機関による支援が公助ということですが、誰でも高齢になり、自分のことが自分でできなくなりますので、最終的には公的な機関に支援をお願いする公助ということになると思います。緊急通報システム一つをとっても、高齢者の命を守るすばらしい取組です。年配の方々も、四万十市はすばらしいまちであり、誇れる四万十市と思えるような四万十市をつくっていただきたいと思いまして、最後の質問に移りたいと思います。 環境について質問します。 犬のふん害について質問します。 私は、朝晩愛犬の雌の柴犬と一緒に散歩をしています。ところが、ところどころにふんが放置されています。見えるところは避けて歩かせますが、柴犬は、アスファルトとか、あんなところではふんはしません。草むらに入ってふんをします。そのため、時々放置されたほかの犬のふんを踏んでしまうことがあります。踏んだときには、肉球の中へ入り込んで、帰ってから洗わなければなりません。自分の犬ではなくて他人の犬のふん、とても気分が悪くなります。これこそ憤慨です。本市では、犬のふんの放置防止対策についてどのような取組をしているのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 渡邊環境生活課長。 ◎環境生活課長(渡邊康) お答えいたします。 犬のふんの放置防止対策につきましては、四万十市環境基本条例に基づき策定しております四万十市環境基本計画の基本目標②、ごみのない環境と循環型社会の構築の中の個別目標③に掲げている環境マナー向上の主な取組の一つに、ペットのふん害について飼い主のマナー向上を図るという方針を示しております。 具体的な取組としましては、飼い主への啓発用パンフレットの配布、地区へのチラシ、看板の掲示依頼が主なものになります。 また、それらの取組に加えまして、毎年9月を犬のふん害防止強調月間と位置づけ、中村地区区長会が主体となり、平成10年から河川敷で清掃活動を行いながら、犬の散歩をする市民らに呼びかけを行う犬のふん害防止運動に関しまして、当初から積極的に参画しているところでございます。 運動実施後のアンケート結果などによりますと、市民に対して一定活動の周知が図られ、成果が現れていると認識しながらも、依然として苦情が多く寄せられている状況にあることから、市としましては、地域の環境美化意識の向上に対しまして、引き続き関係団体と連携を図り、一連の活動が後退することのないように取組を進めてまいりたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 上岡真一議員。 ◆4番(上岡真一) これは自由ヶ丘にある看板です。最近新しくできたのはカラーのやつで、ふんの始末は飼い主の責任です、こういうのもいろんなところにあります。 しかし、厳しい条例でくくっているところもあります。この冊子、自分全部調べたがですけど、全国の自治体、平成23年4月1日現在ですけれど、ふん害防止条例の概要です。北は北海道から南は九州・沖縄まで374の自治体がやっています。保護管理要綱等の名称、あとは目的・内容等、最後に自治体の人口数と登録件数が書かれています。ここの中の冊子の中にあるのは、高知県では安芸市といの町がありました。今から紹介するのは、四万十市との友好都市の大阪・枚方の枚方市ポイ捨てによるごみの散乱及び犬のふんの放置の防止に関する条例、これは条例でくくっています。枚方市では、枚方市ポイ捨てによるごみの散乱及び犬のふんの放置の防止に関する条例により、飼い主は犬のふんを放置してはならないと規定しています。これに違反し、市の命令に従わない場合は2万円以下の罰金に処されることもあります。 また、犬の散歩時で所有地以外の場所へ外出するような場合は、犬のふんを処理するための用具を携帯し、ふんを適正に処理するように定めていますというふうに枚方市のホームページにはあります。枚方のほうは、四万十市のような優しい看板じゃありません。警告、犬のふんの放置は条例違反です。2万円以下の罰金、ってきれいに書いています。厳しい条例があります。犬のふん害に関しては、平成30年12月の定例議会の一般質問で、会派の会長でもあります白木議員が、犬のふん害防止運動について、工夫を凝らしたふん処理袋と題して質問しました。あれから3年たちますが、今答弁があったように、いろいろとまだ苦情が来ると。やはりそういうマナーが悪い人もいるというように思います。看板等の啓発活動で放置された犬のふん害が改善されない場合は、厳しい条例を制定するなど、検討をしていただけることを期待して、7分残りましたけど、私の質問を終わりたいと思います。 以上で終わります。 ○議長(小出徳彦) 以上で上岡真一議員の質問を終わります。 11時5分まで休憩といたします。                午前10時54分 休憩                午前11時5分 再開 ○議長(小出徳彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 続いて、川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) お許しをいただきましたので、一般質問を行います。 市長の政治姿勢、コロナ禍の対応について質問をいたします。 コロナ感染症は、第4波となり、日本中がまだまだ心配な状況であります。高知県においては、10代や20代といった若い層にも感染が波及し、感染経路不明の市中感染が増加しており、特別警戒の厳しい状況となっております。6月20日の新聞では、日本国内の確認として、感染者数が78万3,888人で、死亡した人が1万4,406人、重症者は2万1,210人となっており、現在も大変な状況で心配な状況が続いています。四万十市においては、5月19日には市長と議長が濃厚接触者となり、PCR検査を受けるという事態が発生しました。四万十市民に防災無線で感染防止を訴え続ける中のことで、次の点を質問をいたします。 まず、防災無線放送に関して質問をいたします。 今までにも議会で防災無線放送の内容について問題視されることがありましたが、防災無線放送使用に関して規則はあるのかどうか、また緊急事項であることを誰が決定するのか、その2点についてお伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 山本地震防災課長。 ◎地震防災課長(山本聡) 現行の防災行政無線につきましては、平成25年度から27年度に整備を行いまして、運用を開始しているものでございます。 運用に関しましては、具体的な規定というものは定めておりませんけれども、各所管課、それから警察署など、他機関からの放送依頼がありましたら、その都度地震防災課におきまして、緊急度それから重要度等を判断をいたしまして、放送の可否を決定しているところでございます。 また、放送の時間帯につきましても、早朝や夜間、また学校の授業中など、そういった時間はできるだけ避けるよう調整をしているところでございます。 新型コロナウイルスの関連の放送につきましては、健康推進課より放送依頼を受けましたものでございます。放送が連日となる場合もございますけれども、感染拡大防止の観点、そういったことから、重要度を鑑みまして放送をしているものでございます。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) コロナ禍とはいえ、中平市長は、市長選挙前に公共かつ緊急時に使用する防災無線を使って、市長中平正宏の名前を繰り返し放送されていました。その中から、市長選挙前の3月に放送された内容をそのまま紹介いたします。 市長の中平正宏です。私たちの生活する幡多福祉保健所管内四万十市では、新型コロナウイルスは25日間感染確認されていませんが、高知県内では、12日ぶりに感染確認がありました。高知県は、昨日新型コロナウイルスの対応ステージを注意から感染観察に引下げました。また、全国においても、感染者数の減少に伴い、大阪府などでも6府県で緊急事態宣言が解除されました。県内のステージは引き下げられましたが、都市部では依然として感染が報告されており、感染リスクが完全になくなったわけではありません。市民の皆様には、気を緩めることなく感染症対策の徹底を引き続きお願いいたします。マスクの着用、手洗いを行うとともに、体調不良となった場合は、医療機関に必ず電話連絡の上、受診をお願いいたします。また、会食等は、可能な限り規模を縮小し、時間縮小で飲食を楽しんでいただきますようお願いいたします、以上の内容でした。コロナ感染症への警戒を呼びかけることは、私も大切だと思います。 しかし、このように四万十市では感染発表がなく、高知県はステージの引下げ、大阪府などでは緊急事態宣言を解除という、こういうときに呼びかけを行っています。このように四万十市においては、緊急性の少ない場合でも、市長自ら行う必要はあったのかについて質問をいたします。緊急性の少ないときに、どうして市長自らが放送したのか、お聞きいたします。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ご答弁させていただきます。 防災行政無線の放送に関してですが、四万十市・幡多地域で感染が確認された場合や高知県内での感染症対応ステージに変化があった場合、連休等で人の往来が多くなる時期など、注意喚起が必要と考えられる場合に健康推進課で放送をしております。 また、四万十市で感染者が確認された場合など、特に注意喚起が必要な場合は、市長が放送を行っておるところです。ただし、幡多福祉保健所から、市で感染者が確認されたことを放送しないよう指示がございまして、5月23日の放送からは、四万十市で感染が確認されたという放送は、行っておりません。この件についてちょっと幡多福祉保健所に確認をさせていただいたところによりますと、陽性が確認された場合、保健所が陽性者の行動歴などを確認していますが、陽性が確認されたことに加え、居住地を公表されることは、感染された方の精神的な負担が増すということ、それによって聞き取りに少なからず影響があるということと、それらの聞き取りを行う保健所の職員の負担が増すというようなことで回答をいただいておるところでございます。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 先ほど読ませてもらいましたけれども、ここ25日間感染がないと。高知県内では何日かぶりに感染が出たという、そういう緊急事態も下がった、そしてリスクも下がったという状態の中での放送ですので、緊急性というものが本当にあったのかどうかというのは、ちょっと疑問視されるとこですけど、もしそれでお答えできるようなかったらお答え願いたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 防災無線につきましては、議員もご承知のように、昨年ですか、最初出たときに、私は四万十市から出たという録音をしていました。ただその後、幡多福祉保健所のほうから、その録音、四万十市というのを止めてくれと言われまして、そして議会議員の皆様には大変お叱りを受けた経過がございます、1年前であったと思いますけれども。その後自分といたしましては、やはり四万十市から出た場合については、自分の責任で放送をしないといけないという思いがありまして、例えばステージが変わったであるとか、先ほど言いよったときには、都度自分が放送をしておりました。特に四万十市から感染者が出た場合には、もう全て私が放送をしていましたけれども、そこの中で、実は飲食店の方々から、自分が放送をすると、それで客足が若干止まる心配があるので、できるだけ放送については控えてくれないかというような話が人づてにございましたので、それもそうだなという思いがありまして、たしか4月ぐらいからずっと放送はしておりませんでした。そして、18日に四万十市で新型コロナウイルスの感染が確認されたこともあって放送をしたわけでございますけれども、やはり一つには、今は四万十市という固有名称を出すのは、先ほど健康推進課長がご答弁申しましたように、県のほうからはやめてくれというお話がありましたので、やはり四万十市も高知県のワンチームの一人でございますので、今は幡多保健所管内という形で、四万十市から出た場合については、放送をさせていただいております。 ただ私個人といたしましては、例えば愛媛県そして香川県・徳島県につきましては、全ての市町村名を公表をいたします。高知県は幡多保健所管内、中央西保健所管内、中央東保健所管内、そして安芸保健所管内という形で放送をしておりますので、やはり自分としては、若干疑問なところもございますけれども、県のほうでそういう取決めでやっている以上、やはりそれについては、一定県と歩調を合わす必要があるのではないかなと思いまして、現在は四万十市から仮に感染者が出たとしても、四万十市から出たという放送については、取りやめているところでございます。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 幡多保健所管内という形の中での放送で、僕は十分結構だと思います。市長自身からの呼びかけが重要であるということならば、市長が濃厚接触となり自宅待機で、四万十市内で感染者が続出しても、防災無線での市長からの呼びかけは聞かれておりません。市長が自宅待機を終えてから、高知県の状況は全国でもワーストファイブに入ったこともあります。本市の感染状況も以前に増して厳しい状況であったこともありますが、市長からの呼びかけはありませんでした。緊急性の高いときになぜ放送を自ら行わなかったのか、理由をお聞かせ願いたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 緊急性が多かったのになぜ行わなかったかということでございますけれども、確かに5月18日に2名、19日4名、20日に2名、21日に4名、22日に7名、そういう形の中で、大変私が自宅待機をしていたときに物すごい四万十市のほうでは感染が拡大をいたしました。ただ私が自宅待機が終了した時点には、一定落ち着きつつありましたので、あえて放送はしませんでした。 また、先ほど申しましたように、私の放送によりまして、やっぱりいろいろな影響があるということも踏まえましたので、今後、私は特別なことがない限り、放送をするつもりはございません。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 先ほど紹介させていただいた市長の防災無線での呼びかけは、先ほど申したように、市長選挙の前の放送です。市民の中からは、選挙目的との声も上がっていますが、選挙利用と言われても否定できない面があると思いますが、その点についてはどのように考えているでしょうか。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 確かに市民の皆様からそういう形を言われたことが耳に入ったこともございます。ただその当時には、先ほど申しましたように、四万十市から出た場合に放送を取りやめたことによりまして、議員の皆様からは大変なお叱りを受けた経過がございましたので、それも踏まえた中で、私はそういう形でやっていましたし、先ほど申しましたように、選挙目的とかそういう形であるのであれば、今後放送は極力慎んでいくようにしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 次に、濃厚接触者となった経緯と記者会見に関して質問をいたします。 5月26日の自宅待機後の記者会見で、市長は2次会に行った理由を、スナックやバー・居酒屋・料理店は、四万十市の大きな産業であり、実情把握のために市長として2次会で店を訪問している。県からの時短要請がある中で、どのような工夫ができるのか、再構築のために行ったと話されています。 また、市長はさきの防災無線での呼びかけのように、市民の皆様には気を緩めることなく感染症対策の徹底を引き続きお願いしますと何度も話されておられます。 そこで、5月11日の1次会に行かれたのは、何時に行かれたのか。そして、2次会で行かれたスナックの状況はどのような状況であったのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 1次会につきましては、私そして議長、そして市外の方々3人と行きました。恐らく全員がそろったのが6時半ぐらいやなかったかなとは思います、はっきりは覚えておりません。ただそこの中で一つ、決してこれは利害関係者ではありませんので、そこだけはよろしくお願いいたします。 そして、その後に2次会に行かせていただきました。2次会に行った時点では、そのお店にはお客さんが1人おりました。ちょうど今垣内議員が座っているそこら辺りやったと思います。そして5、6分ぐらいたった後に、恐らく寺尾議員よりもう少し向こうぐらいのとこへ、今回陽性者となった2名の方が来られました。そんな感じの配置であったと思います。 それと、そのお店につきましては、非接触式の体温計ですか、よくホテルとか顔を近づけたら体温が分かる、そしてもう一つは、手を差し出したら消毒液が出る。そしてお店の中には、後からこれは聞いたがですけれども、プラズマ式の空気清浄機かな、それがたしか4台置いておりました。そしてお店の方は、フェイスシールドというやつですか、下からやるやつ。それで仕事をしていたと思います。そういう形の中で、感染防止としては、極めて高かったようなお店になっていると思いますけれど、結果的にこういう形になりましたので、大変コロナの感染というのは、いつどこで起こるかも分からないというのを改めて痛感したところでございます。 また同時に、当時3月23日に四万十市のほうでは、市の食肉センターの職員が濃厚接触者として発表されましたが、その職員については、疑陽性でしたので、実際は3月19日に感染者が確認されて約50日以上感染者が出ておりませんでしたので、それについては、率直に私といたしても、油断があったということは否めないと思います。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) それで、店内ではマスクを取って飲食・会話をしたということですけれども、政府から呼びかけられているマスク会食をやられてなかったのかどうか。 そして、カラオケのある店のことですけど、狭い空間でのカラオケは、飛沫感染が心配されます。記者会見では、議長がカラオケで歌ったかどうかについて市長の回答が曖昧やったと思いますが、議長は歌ったのか、また市長自身は歌ってないと話されていましたが、実際はどうだったのか、以上2点についてお伺いいたします。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 先ほど申しましたように、あのお店につきましては、かなり広い空間でありましたので、議員がおっしゃるように、決して狭い空間ではありませんでした。そしてカラオケにつきましても、そこのお店でも、またほかの店でも議長とはよく歌います。特に議長は上手で、僕は下手な横好きながですけれども、そういう形がございます。ただその日に限っては、時間的なものもありましたので、私としては、カラオケを歌ったような記憶はございません。そして、そこの中でいろいろなお話をいただきました。1つには、構いませんか、これ。まだ質問はないがですけれども。 ○議長(小出徳彦) 小休にします。                午前11時25分 小休                午前11時26分 正会 ○議長(小出徳彦) 正会にいたします。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) マスク会食というか、食べるものは一切食べておりません。ただ私は、そこでウーロン茶を1杯飲みまして、議長はたしかハイボール1杯やなかったかなと思います。ただそのときには、当然マスクはしておりません。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 当然飲食するときにはマスクを外してというのは当たり前ですけど、飲むとき以外にまたマスクをしたのかどうか。その間は、例えば店に入ってからずっともう外したままだったのかということをお伺いしたつもりですけど、その点についてほんならもう一回だけ。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 今議員がおっしゃいましたようなことができていたならば、恐らく私は濃厚接触者になっていないであろうと思いますし、また議長も陽性という形はなかったのではないかなと思います。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 日本医師会によりますと、濃厚接触者の定義として4点上げられています。うち3点は、家族や社内、飛行機内などの感染者、そして医療現場での患者との接触、患者の排せつ物や体液への接触となっていますので、今回の市長の場合は、4点目の手の触れることのできる範囲、目安として1m以内で、必要な感染防止策なしで患者と15分以上の接触があった者に該当するのではないかと思っております。そのような中でも、コロナ不況にあるスナックやバーなどの状況把握の調査で行ったと公言されています。その調査結果について質問をいたします。 スナックやバーなど、日によって経営状況の変化はあろうと思いますけれども、コロナ禍以前とその後では、客数の変化や経営状況の変化はどうだったのか。 また、県から時短要請がある中でどのような工夫ができるのか、再構築のために行ったと言われておりますけど、再構築に向けての妙案があれば、お聞かせ願いたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 小休します。                午前11時28分 小休                午前11時28分 正会 ○議長(小出徳彦) 正会にいたします。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) まず、居酒屋・料理屋さんですけれども、これはそのお店以外でもかなり聞いておりますので、お答えをしたいと思います。 議員もご存じのように、コロナ前であれば、市内の人気のあるお店なんかについては、予約をしてないと飛び込みでは入れませんでした。物すごいそれぐらい混んでおりました。それがコロナが昨年3月31日に幡多地域で1人出て、それ以降につきましては、そういう形は全くなくなりまして、特に今年に入りましても、ほとんどの居酒屋さんあるいは料理屋さんなんかにつきましては、以前のような予約をしないと入れないというような形はほとんどなくなったのではないかなと思います。特に市長選が終わった後に、予約をしないと入れないお店にも行きましたけれども、そこにつきましても、もう行った時点で席はかなり空いてるというのが現状でございました。特に宴会場を持っているお店については、もう1年以上、なかなか10人からさらに、当然40人、50人ぐらいの宴会というものはほとんどないというのが現状です。そしてスナック・バー・ラウンジ等々につきましては、さらにそれより事態は深刻です。私の訪問したお店につきましても、そこは大体夜12時ぐらいまでやってると思うわけですけれども、12時までおったことはないので分かりませんけれども、日によったらお客さんが1人も来ないというときには、11時ぐらいにもう閉めるという形で、コロナの前に比べますと、当然売上げは激減、そしてそこのお店については、従業員も雇っておりますので、さらに経営そのものが大変であるというお話をいただきました。そのほかにもいろいろな居酒屋さん・料理屋さん、そしてスナック・バー、私は選挙のときにも申しましたように、このまちなかの居酒屋やスナックが、四万十市、特に中村地域の一つの顔でもありますし、また売りでもあろうと思います。特に市外・県外から来た方の多くは、こういう仕事上、いろいろお付き合いがあるわけですけれども、大変このまちなかの料理であるとか、あるいは食材を絶賛していただきます。また同時に、それが終わった後では、2次会に行くというような感じで、多くの方々がこのまちなかを楽しんでいますので、どうしてもそれを守る必要があろうと思いますし、それをするためには、やはりリスクはありますけれども、私であるとか、例えば議会議員の先生方であるとか、そういう方たちができるだけ居酒屋、そこらを使ってやらない限り、このまちの居酒屋そしてスナック・バー・ラウンジ等々につきましては、もうもたないというところまで現状は追い詰められているというのが自分の認識でございます。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 再構築については何か妙案があればということをお伺いしちょったのと、ついでに……。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) いろいろなお話を聞いて、今回は時短がありましたので、その時短で、特に影響のあったのは、今までにも、例えば昨年5月、そして緊急事態等々で、特に経営者の方には、国あるいは県のほうから、また市のほうも出しましたけれども、一定の支援がございます。ただそこで働いている方々については、大変厳しいものがございます。ただ働いている中では、一つ国の制度として、雇用調整助成金という制度がございますけれども、この雇用調整助成金を受給するためには、しっかりとした社会保障、社会保険であるとか、そういう形を掛けなくてはなりません。ただスナックあるいは居酒屋さん等々でアルバイトといいますか、そういう方々については、なかなか雇用調整助成金の対象外ではないかなという思いもありますので、今回追加議案といたしまして、そこで働いている方々への一定の支援策を計上させていただきます。 また同時に、時短で特に影響のあったタクシーあるいは代行関係の方々についても、同じように支援策を構築をさせていただいておりますし、そしてもう一つ、いろんな人から言われたのが、しっかりと感染防止をしているとこについては、山梨モデルとかそういう形の、例えばステッカーであるとか、そういう形を貼って、四万十市の認証っていいますか、そういう形ができりゃせんかという形で観光商工課長と協議をしておりましたけれども、これは高知県のほうがそれをやるということでありますので、四万十市といたしましては、高知県の認証に乗った形の中でやっていきたいと思います。 それと同時に、再構築の中の一つには、現在ワクチン接種がかなり進んでおりますけれども、やはり一つには、最も人と接する機会の多い方々のワクチンをどうしても優先する必要があるのではないかなと思いますので、現在商工会議所あるいは観光協会の方々と、どのような形をすれば一番ワクチン接種がスムーズに行くのかという協議をしているところでございます。 そのほかにも、また議員のほうからよい案がありましたら、ぜひお教えをいただきたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 市長自身は、スナックやバー、大変厳しいのでそこに自分やそして議員なんかも積極的に行けと。一方、片方では、市民の皆さんには自粛せよというようなちょっと矛盾のところもありますけど、そしてまた、苦境にあるのは、スナックやバーだけではないことも市長もご存じのとおりですけれども、もとより苦境にあるスナックの状況調査という重要な目的を持っているということならば、はっきり言うて、2次会でなくとも、昼間に聞き取りに行くことにより、広範なお店の状況を把握できるのではないか。 また、苦境にあるのはスナックだけじゃなく、先ほど市長も言われたように、代行運転やタクシー、そして飛沫感染を心配しての歯医者さんへの通院控えとか、歯医者以外でも病院への通院控えとか、介護関係者、宿泊を伴うホテルや施設とか、理髪店や美容院など、たくさんあるわけで、それについても苦境にある職種への調査も自分自身で行っているのかどうか、お伺いいたします。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) すみません、調査というと、ちょっとおこがましいわけでありますけれども、特にホテルであるとか、特にホテル業につきましては、私が星羅四万十の会長をしておりますので、そこらあたりにはどんな状況か、また観光協会の会長とは、その都度意見交換をしておりますし、また代行運転につきましても、まちなかから、最近は真っすぐ帰っておりますけれど、当時遅く帰ると、代行の車がありますので、そこの代行のいろいろな話を聞くとか、特に農業関係につきましては、松浦議員なんかも一番詳しいと思いますけれども、もう全ての職種に当たって影響が出ているのというのが今の現状であろうと思います。やはりそこの中で、四万十市のほうでは私は、ほかの市町村が大変な自粛をしていたときでも、できるだけ使ってくれというような形で、居酒屋さんあるいは、そういう形で使わせていただきました。ただそういう形になりましたので、これはやはり新型コロナウイルスの感染防止の徹底と経済を活性化さすためには、ワクチン接種をどうしても急ぐ必要があろうと思います。ただワクチン接種の中で、一つの心配事といたしましては、やはりこれから先にワクチン差別であるとか、あるいはワクチンの関係でいろいろな問題が出てくるのではないかと思っておりますので、今回私が濃厚接触者となって経験したことを今後の市政にいろいろ役立てていきたいと考えております。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 質問以外のことは、あまり答弁、結構ですので、ワクチン接種のことについては、当然それは分かってますので。 次に、市民への信頼回復についてお伺いをいたしたいと思います。 先ほども引用したように、市民の皆様には気を緩めることなく感染症対策の徹底を引き続きお願いいたしますと、何度も市長は市民に呼びかけられてきました。不要不急の行動の自粛要請や3密回避の要請を忠実に守ってきた者にとって、今回の市長の油断があった行動には、怒りさえ覚える状況となっています。市長と議長が2次会で濃厚接触者となったことは、ヤフーニュースや全国紙でもすぐに取り上げられ、全国に広がりました。これまでに自治体の長がコロナ関係でニュースに出るのは、ワクチンに余りが出て、自分自身がワクチン接種に直接対応していることから、医療関係者扱いで先に打たせてもらったというようなニュースでした。2次会でスナックに行って濃厚接触者になったというのは、全国でも初めてだと思います。市長の出身地であります西土佐でも、市長選挙では応援してきたが、残念だ、裏切られた、議会でも実態を追及してほしい、四万十市西土佐の名前を汚された、そのような電話や声が私の元にも数件ありました。市長が2次会に行かれた5月中旬は、日本全体では、特に近畿や沖縄地方が大変な状況でした。大阪や兵庫では、コロナ感染症によって連日貴い命が多数失われていました。市長がスナックに行かれた5月11日より3日前の5月8日の日刊ゲンダイによりますと、5月の1週間の調査では、100万人当たりのコロナ死亡率はインドが16.5人で、大阪府が22.6人でした。テレビ等では、インドは大変だと言われておりましたけれども、死亡率はインドよりも大阪府のほうが高くなっているとの報道がされているときです。さらに、経済大国先進国と言われる日本にあって、病院できちんと診てもらえずに自宅で亡くなる人が続発している時期でもありました。四万十市においても、この間感染を避けるために各団体や集落での定期大会や総会・集会等は、コロナ感染防止のために書面決議となっていることが多数あります。一般市民はこのように感染防止に懸命に取り組んでいます。また、高知県出身の元大関朝潮は、飲食を伴う会食を行ったということで、角界の決まりを破ったとして、この6月12日に退職願を出し、それが受理されています。要職にある人に対しては、特に一般の見方は厳しく、特に市長は四万十市の顔であります。そのことを要職にある市長は強く自覚するべきであります。市長は、記者会見などで皆さんにご心配をおかけしましたと言われておりましたが、本来は皆さんにご迷惑をおかけしましたではないでしょうか。今回のことで市長の言葉と行動の違いに不信を抱く市民が多数いるのは、残念ながら事実です。このような市民に対して今後どのような信頼回復をしていくのか、お伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) このことにつきましては、やはり一つは自分が濃厚接触者となって経験したことをこれからの市政に役立てていくことが一番ではないかなと思います。特にこれから、先ほどほかのことは言わんでもよいという形になりましたけれども、ワクチン接種でも必ずいろいろな問題が起こってくると思います。やはり今回の自分が濃厚接触者となって、先ほど議員がおっしゃったようなことも私のほうにも物すごいかかってまいりました。確かに油断があったとはいえ、自分としては大変反省をし、そしてご迷惑をおかけいたしたと思っております。このことを肝に銘じて、四万十市の感染防止のより一層の徹底と、どうしてもこれは二極に反するものでありますけれども、もう一つには、やはりまちなかそして市内経済のもう一回の活性化、その2つをどうして両立をしていかないといけないという、大変重い宿題を背負っておりますので、またこれは議員の皆様にもご相談をしながら、市政の方向性を進めてまいりたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 次に、ワクチン接種について質問をいたします。 まず、65歳以上の人へのワクチン接種について質問をいたします。 6月10日現在で1回目の接種済みの人が5,883人、接種想定者の53.4%、2回目の接種済みの方が1,244人で、接種想定者の11.3%と報告がございました。通常勤務で多忙な上で接種に対応されている医療関係の皆さんや市の職員の関係者の皆さんに感謝申し上げたいと思います。 本市でも65歳以上の人へのワクチン接種の申請、当初は100回以上の電話をかけてもつながらなかったり、ネット予約をするために、他県にいる子供に頼んだり、在宅の母親の分を予約しようとしたが取れなかったなど、大変混乱をしておりました。途中から早い者勝ちだけでなく、高齢者優先、年齢を分けての申請によって、その後は混乱が少なめに抑えられ、何とか順調に接種が行われているように思っております。現在65歳以上の高齢者のワクチンが順次進んでいますけれども、現段階で65歳以上のワクチン接種希望者の申請割合について、年代別というか、どのぐらいの状態なのか、お伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長
    健康推進課長(渡辺和博) ご答弁させていただきます。 これは6月17日時点となりますが、1回目のワクチン接種が終わっている方と予約ができている方の年代別の割合でございますが、65から69歳が81%、70歳代が83%、80歳代が81%、90歳代が80%、100歳代が63%となっております。おおむねどの世代も80%以上となります。今後、さらに予約が進めば、この数字が上がってくるかと思われます。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) ありがとうございます。 申請割合をお聞きしたのは、独居の高齢の方や体調が思わしくない方、交通の便が不便な地域の方々で、本当はワクチン接種を希望しているが、申請を諦めたり、申込みができなかったりする方がいるのではないかということを心配したからです。高知市では、未申請の方に対して、ワクチン希望の有無の確認を文書でするとの報道が最近ありました。本市においても、ワクチン接種を希望しながらも、未申請の方の調査や対応はどのようになっているのか、お伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ご答弁させていただきます。 接種の予約を取りづらいと想定されている方への対応として、居宅介護支援事業所等において、担当している高齢者の方で、接種を希望されるが予約ができない人がいれば、予約の手助けをしていただくよう、高齢者支援課から事業所にお願いをしていただいております。 また、こういった介護等のサービスを受けられていない方で、接種を希望されているにもかかわらず、接種会場に行くことができない方がいらっしゃった場合には、本人や親族及び本人の支援者等に健康推進課に相談するよう促しをしていただきたい旨、民生委員の方にお願いをしております。 また、直接民生委員の方から健康推進課へご連絡いただくことも可能としております。 現在、高齢者枠での接種予約枠も残っておりますので、改めて周知もしたいと思いますし、ワクチン接種そのものについては、来年2月まで継続されますので、もしそういう方がいましたら、いつでも予約は取れるということをお伝えしていただければというふうに思います。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 行かれてない方で、個人への手紙なりでお知らせするというか、通知するというようなことはできないのかどうか、その点だけ。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ワクチン接種については、本人が希望されるということが前提となりますので、希望されていない場合もございますし、希望していながら、川村議員の言うように、そういう方もおいでるかと思いますので、ちょっと今後それについては、どういうふうに対応するか、また検討をしていきたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 次に、ワクチン接種時の解熱剤支給についてお伺いをいたします。 ワクチン接種後に発熱するという話を聞きます。特に2回目の接種後には、寝込む人がいるとも聞いております。宿毛市では、発熱を和らげるために解熱剤が配布されていると聞いています。また、他県では、ワクチンによる発熱に備えて、多くの人が解熱剤を購入するために、解熱剤不足になっているっていう報道もありました。 そこで、四万十市でも接種者65歳以上の人も65歳未満の人にも解熱剤を希望する人には、ワクチン接種後に支給することがあったらいいなと思いますが、解熱剤支給を行う考えはあるのかどうかをお伺いします。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ご答弁させていただきます。 厚生労働省のQ&Aによると、ワクチンによる発熱は、接種後1日から2日以内に起こることが多く、必要な場合は、解熱鎮痛剤を服用いただくなどして様子を見ていただくこととなると書かれております。 一方、接種をされた方からは、発熱があってもすぐに軽快するという話も聞いております。今後、ワクチン接種に係る協力医療機関等にも情報をいただきながら、ワクチン接種をされた方の負担が軽減されるように検討して進めてまいりたいと思います。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 次に、65歳未満の市民のワクチン接種計画についてお伺いをいたします。 まず、保育所や小中学校職員に対して、ワクチンの先行実施ができないか、一つはお伺いしたいと思います。 ワクチン接種が現在予定されていない低年齢の子供たちを対象に勤務されている保育所や小中学校に勤務されている教職員等がコロナに感染すると、クラスターが発生するおそれがあります。 また、小さい子供が感染すると、家族が介護につくことが必要な場合が考えられ、学校一斉休校のときのように、混乱も心配されます。三原村では、既に保育所や小中学校教員に対してワクチンの先行実施が行われていますが、四万十市ではどのようになっているのか、お伺いをしたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ご答弁させていただきます。 保育所や学校では、空間を共有する構成員が多く、クラスターとなるリスクが高いと認識をしております。 また、12歳未満はワクチン接種の対象外でもあるため、職員が感染しないよう注意することが必要です。 65歳未満の人のワクチン接種開始に合わせて、クラスター化するリスクが高い保育所や学校の職員、重症化しやすい高齢者と接することが多い高齢者の施設等の職員などに対して、職種や職場単位での接種の実施を検討しております。これについては、先ほど上岡真一議員のときにご答弁させていただいたグループ接種ということで、今後進めていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) ちょっと一つ抜けておりましたけれども、高齢者施設等の従事者は、高齢者に次ぐ順位とされていますけれども、国は訪問介護や通所介護などについての職に就いてる人は、自治体の判断によるとしております。本市でも対象になることが必要と考えておりますけど、どのように考えておられるのか、通所介護とかですが。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) 入所系の施設の職員については、上岡議員のときにお答えさせていただいたように、一緒に受けていただくというふうにさせていただいておりますので、おおむね終わっております。通所系のサービスの提供事業所については、まだこれからですので、先ほど申しましたグループ接種という形で早急に並行して進めていきたいというふうに考えておるところでございます。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) ぜひそのようにお願いしたいと思います。 次に、65歳未満の人のワクチン申請について、混乱しないような計画があるのか、お伺いをいたします。 大きな都市では、企業別とか職業別、本市ではグループ接種という形の中で行われるということですけれども、一斉に早い者勝ちというような、当初やられたようなんでは、混乱をもたらしますので、他の市町村では、自治体から通知で接種希望に関する調査を行い、希望者に対して接種日時や場所を通知し、その内容で実施できない人に限り市への連絡を取る等、混乱しないような計画が取られております。本市でも65歳以上のように年齢を区切ったり、他の自治体の模範例の活用等、混乱を回避するための工夫があるのか、お伺いしたいと思います。 また、6月19日の全国知事会で濵田高知県知事が、7月の県へのワクチンがこれまでの月の6割程度に減少することが示されたことについて、市町村の要望に対する充足率はかなり落ち、市町村も心配していると発言されております。本市への影響はどのようになるのか、お伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ご答弁させていただきます。 65歳未満の方の予約についてですが、国が示す優先接種順位の区分に従い、予約開始日を設定し、予約受付を行うように現在進めておるところでございます。 接種券については、対象となる64歳以下の方全員に送付をいたします。予約受付の順位ですが、まず重症化するリスクが高い基礎疾患を有する方を6月28日から予約受付の開始をします。次に、60から64歳の方と高齢者施設等に従事する方を7月5日から受付開始します。さらにその次に、50歳から59歳の方を7月12日から受付の開始をいたします。予約開始日をずらすことにより、電話の集中と一定の混乱を避けられることが確認されましたので、今回も同様に予約開始の日を1週間ごとにずらし、インターネット予約と電話予約の上に、今回も臨時のコールセンターを開設し、電話回線を増やし、対応することとしております。これにより年齢にかかわらず、重症化するリスクの高い基礎疾患の方が、まずは予約が可能となります。 議員より提案のございました他の自治体の情報もございますが、年代が若くなり、仕事をしている方が多いことなどから、この年代ではこちらから接種日を通知することについては、なかなかマッチングしないということが想像されます。が、本市におきましては、64歳未満の基礎疾患のある方をまずは接種ができるように最優先にしたいと考えております。 また、ワクチン量がちょっと不確かなという状況も、私もつい最近知ったがですけど、これについては、やはり今進めております個別接種・集団接種、またこれから始めようとしておりますグループ接種にも影響が出るおそれがございますので、その点については、あとまた県のほうにも確認をして、必要なワクチン量を確保できるようにアプローチをしていきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 川村一朗議員。 ◆16番(川村一朗) 小さな県ほどダメージを受けると知事も言われております。国に向けて支援策の強化を声を四万十市からも上げていただくよう要請いたしまして、私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(小出徳彦) 以上で川村一朗議員の質問を終わります。 この際、昼食のため午後1時まで休憩といたします。                午前11時59分 休憩                午後1時0分 再開 ○議長(小出徳彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) それでは、質問通告に従い質問をさせていただきます。 今回は、公私連携幼保連携型認定こども園について1本のみでお伺いをいたします。 今回の質問に先立ちまして、近隣住民の方にいろいろ話を伺いましたけれども、まず第1点に、近隣住民の方は、保育園が自分たちの近くに来るということは大変歓迎をしておりました。 ───────────────────────────────────────────────────────────────────それを踏まえて質問をさせていただきます。 まず第1点に、公私連携幼保連携型認定こども園についてのひかりこども園に対する市の責任はどのように捉えているのか、お伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 公私連携幼保連携型認定こども園に対する市の責任について、制度上の観点からお答えいたします。 公私連携幼保連携型認定こども園につきましては、法人と市町村が法に基づきまして、教育・保育等に関する基本事項、それから施設の貸与・譲渡等について協定を締結しまして、市町村がその法人を公私連携法人として指定を行った上で、法人が公私連携幼保連携型認定こども園として県に届出を行うことで設立されるものでございます。 この制度の特徴としましては、一つに、市町村の設備等を無償もしくは時価よりも低い価格で貸し付けることができますので、法人にとりましては、設置促進のためのインセンティブが働くこと、また協定に基づいた運営がされているか、市町村が指導監督できますので、教育・保育の質が担保できるというような、双方にメリットがある制度でございます。 この制度による市の責務についてでございますけれども、協定等に基づいた運営がされているか、指導監督をしっかり行いまして、教育・保育の質を担保していくことであるというふうに考えております。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ありがとうございます。───────────────────────────────────────────────── ─────今回のひかり園では、プロポーザルが行われており、その際に様々な審査等が行われていますが、今回のプロポーザルに提出された設計図を見ると、現在のひかり園とは大分僕は違うように感じています。その点について問題はなかったのか、お伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) お答えします。 プロポーザルにつきましては、市の求める事業を適切に実施できる事業者を選定するために、企画提案者の提出を受けまして、それを基にヒアリング等を行いまして審査をするという制度でございます。このプロポーザルの審査により選定されますのは、事業実施候補者となる事業者そのものでございます。提案内容につきましては、候補者として選定した後に協議を行いまして、市が認める事業の範囲内で、事業実施内容の調整、見直し等につきましては可能としているところでございます。したがいまして、提案時の建築、建物の案と実際に建築された建物が異なっていることにつきましては、問題ないというふうに考えております。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ちょっとそれについてはどうなのかと思います。 まず、────────────────────────────────────────────────建物の配置、施設全体のデザイン、事故防止などの提案に変更があったら、当初図面は無効ではないかと思いますが、その点についてはいかがでしょうか。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 当初の図面からの変更につきましては、建物の仕様の変更、これにつきましては、実施設計の際には市の担当者が確認をしまして、保育施設としての基準を満たしていることを確認しておりますし、また建築工事が進む中で変更が生じたケースについても、必要に応じて協議をして、確認をしております。 なお、審査の視点といいますか、施設に関わる部分の、どういった視点で審査したかについてでございますけれども、基準面積以上の保育スペースが確保できているか、児童の安全に配慮した施設となっているか、景観に配慮し、かつ児童が楽しめるデザインになっているか、市道からのアクセスや施設内の動線は適当かなどといった視点で審査しているものでございますので、現在の施設につきましても、それらを満たしているものと考えております。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ただ、当初の設計図、こちらのほうを見ますと、建物も大分違います。──────────────────────────────────── 今回のプロポーザルにおける評価基準として、やっぱり建物のデザイン、ここも評価基準の一つじゃなかったのかなと思うんですけど、なぜプロポーザルの設計を基に施設を建てなかったのか、その点もう一度お願いします。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 当然プロポーザルの段階での提案の図面から、実際に工事を施工する中で、いろいろと変更点は生じるものと考えております。といいますのは、例えば施設の1階と2階の配置の状況につきましても、プロポーザルの図面と実際の建築されたものとは違ってきておりますけれども、これらにつきましても、他の自治体の事例でありますとか、そういうものを調査しながら実施設計に当たっておりますので、そういったもので変更はされております。ただいま申しましたように、当初からのプロポーザルの目的である施設というものにつきましては、何ら変わりはございません。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 何ら変わってないことはないと思いますけど。正直な話、多少の変更、この部分に関しては、やっぱり工事をしてたりとか、いろんなところで話を聞いたりとか、その都度細かな変更はあると思いますけれども、これほど大規模な変更をされていると、─────────────────────────────────────────────、その点はどういうふうにお考えですか。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) プロポーザルの募集の段階で条件としました施設整備の内容、これにつきましては、ユニバーサルデザインに基づくものとし、地上2階までであること、それから敷地内に保護者が送迎の際に使用するロータリーまたは駐車場を確保すること、それから遊具及びプールを設置すること、敷地内にある桜の木は残し、活用すること、それらを条件で募集しております。それに基づく提案でありますし、現在の施設につきましても、それを満たしているものと考えております。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) じゃあ、課長、その条件さえ満たせば、どんな変更があったとしても認めるということですか。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 実施設計等の段階におきまして、法人におきましては、建築基準法でありますとか消防法、それらの厳しい基準をクリアしていただいた上で、あと保育の安全性それから利便性、それからそういったもの等につきましては、法人の意向を尊重する形で進めてきております。ただ、先ほども申しましたように、国の基準に基づく基準でありますとか、そういったものは、先ほども申しました建築基準法以外の部分につきましても、市がしっかり確認をしているところでございます。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 全然納得できませんけれども、正直な話、どんなに変更等があったとしても、今回プロポーザルが通ってしまえば、どんな建物でも建てれるというふうな形で受け取っても構いませんか。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 先ほど申しましたように、市が求める事業内容、プロポーザルの当初の段階から示しておりましたものを満たしておれば問題ないと考えております。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) もう次の質問に移らさせていただきます。 今回、当初プロポーザルに出された設計図の設計者と実施設計をした設計者が違うようですが、その点どういうふうな経過があって、なぜ変更になったのか、その点お伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) お答えします。 設計業者あるいは建築工事業者の決定につきましては、市の契約に関する規定に準じていただくこと、また法人の経理規程というものがございますけれども、それらに基づきまして、指名競争入札を実施していただいております。その結果としまして、プロポーザル審査資料作成時に関わっていただいた設計業者さんとは別の設計業者さんが落札したというものによることであるというふうに理解しております。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 僕のほうもそのようにお伺いをいたしております。 ただ当初の設計者さんとの変更に関して、公募の際に今回入札に参加をしなかったというふうに聞いております。そこら辺について何か聞いておりましたら、ちょっとお伺いしてもよろしいですか。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) その点につきましては、ちょっと詳細把握できておりません。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 分かりました。その点については、今後もちょっと追及をしていきたいと思いますので、また次回の議会のほうで話をさせていただきたいと思います。 では、次の質問に移ります。 今回の議会に教育民生常任委員会にも近隣住民の人から、ひかりこども園に対して調査をしてもらいたいという要望書が出されています。市長にも近隣住民の方から、4月16日に議会とは違う形の要望書が出されているとお聞きをしておりますが、近隣住民の方は、JT跡地に保育所が来ることは、最初に申したとおり、本当に喜んでいました。 しかし、蓋を開けてみれば、───────────────、計画ありきの市の姿勢に不信感を募らせて、今回の要望書につながったわけですが、今回の要望書を受けて市長はどのような感想をお持ちになったのか、お伺いいたします。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) お答えをいたします。 要望書につきましては、こども園隣接住民の会より2回提出をされております。1回目は令和3年4月16日に提出をいただき、4月30日に回答をいたしております。また2回目は、5月10日に提出をされ、5月14日に回答をさせております。 1回目の主な要望内容としましては、園舎2階に設置されて構造物、寒冷紗用及び避難用はしご設置用の支柱を許可した理由について、また園舎西側交差点付近に設置が計画された倉庫について、保護者の送迎時のルール・マナーの徹底についてでありました。2回目の要望内容といたしましては、園舎建設工事による振動・騒音・粉じん被害に対する住民への対応でありました。ご要望をいただいた内容のうち、例えば保護者の送迎時のルール・マナーの徹底など、保育施設の運営に関することにつきましては、市として指導そして助言していくべきであると考えております。 また、振動・騒音・粉じん被害に対する住民要望への対応につきましては、事業実施主体であります法人と住民の方による話合い等で解決をしていただくものであると考えています。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 分かりました。 ちょっと市長にお伺いをしたいんですけども、今回ひかり保育園の説明会が住民と執行部とひかり保育園の間で行われておりました。その説明会の様子っていうのは、市長聞かれてたのか、お伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 住民、ひかり保育園、そしてもう一人誰ですか。     (「市とひかり保育園と住民の間での説明会を行う」と呼ぶ者あり) 市とひかり保育園そして住民の方々で話合いをしたということにつきましては、聞いておりました。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) その中の様子っていうのを執行部のほうから聞いてましたか。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) その中の様子といいますと、詳しい話については、私のほうは聞いておりません。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) その中の様子を言いますと、相当住民の方、────、執行部、ひかり保育園のほうに要望を言いました。─────────────────────────。何とか最後に、後々質問が出てきますけれども、───────────────────────。 ただそこで、市民の方も非常に紛糾しているのが、今回紛糾をしてるのにもかかわらず、市長が1回も説明会に来なかったと。市長は一度も現れたことがないというふうなことを言っています。ひかり保育園の設置に関しては、市の重大課題であり、市長が本来は率先して出席をして、住民の方に理解を求める、住民の方に説明をしていく、そのスタンスが普通だと思うんですけど、なぜ出席しなかったのか、その部分についてお伺いをします。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 特別な理由はありませんけれども、執行部の中で、私に説明会に一緒に行って話を聞いてくれという話がありませんでした。あったら当然行きますけれども、それにつきましては、私のほうからも、やはりそこらあたりは、もう少し心配りをするべきであったかなと、今は反省をしております。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ぜひこの計画に関しては、───────────────────────────、市の重要課題であると。その方たちには市長が説明をされて、本当に重要なことだと思いますので、本来は市長が出席をしてその中で説明をして、住民の方に理解を求める、これが普通だと思いますので、今後ぜひお願いいたします。 ──────────────────────── ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ─────────────────。
    ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ────────────────────────────────────────────────────────────── ────。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ──────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────── ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) すみません、傍聴人に申し上げます。 静粛にお願いしたいと思います。 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ──────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ──────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ──────────────────────────────────────────────────────。            (「議長、議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 小休にします。                午後1時30分 小休                午後1時34分 正会 ○議長(小出徳彦) 正会にいたします。 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ─────────────────────────────────────────── ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) つまり市の所有している土地を貸して、補助金も出して、あとは勝手にしてくださいという姿勢なんですか。あとは法令やいろんなものをクリアすれば、もうあとはもうそっちへお任せですっていう、────────────。そこについてどうです。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ─────────────、そういう法をクリアした上で、あとは法人の意向っていうものを尊重する形でこれまでも進めてまいりました。ただ、今後、法に基づく運営に関する指導または監査というものも当然していきます。その中で、訓練等もそうなんですけれども、その結果等も踏まえて、改善すべきと判断したところは、しっかり指導していきたいと考えております。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────次へ進みます。 ひかり園内の市民病院側の交差点付近に、新たに倉庫の建設を園側が予定をしていたようですが、住民の方から問合せがあり、市のほうにも届出がなかったことから、現在建設を中止しているということですが、かれこれ1か月程度、資材や基礎のコンクリートがむき出しのままになっていますが、いつまであのままなのか。現在ロープのようなもので区切りはしていますが、児童が入って中で遊ぶ等して、事故が起こってもおかしくないと思います。 また、この場所は、倉庫の設置には向いてないと思うんです。僕はあの道をよく通るんですけど、あそこにもしも倉庫が建った場合、見通しが非常に悪いと思いますが、これいつまであのままなのか、聞いていたらお願いします。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 設置場所とか必要性について再度検討しているところでございまして、いつまでにというようなところは、確認できておりません。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 市としては、指導はしないんですか。ずっとあのままなんですか。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 子供等に対する安全対策につきましては、指導等を行っております。先日も状況を確認しましたし、それに改善すべきところは、ひかり会にも伝えております。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) では、その点についてどういうふうな改善方法をひかり会に求めたのか、ちょっとそこについてお伺いします。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 鉄筋とロープで子供が入れないような対策をしておりますけれども、それが若干不備なところもございましたので、それの改善と、あとそこの横にございます資材、それにつきましても、先ほど議員もおっしゃいましたむき出しになっているようなところについては、シートをかぶせるなり、そういった安全対策については、先日指導を行っております。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ここ僕、今朝方通ってきました。─────────────────。確かにブルーシートはかけてました。かけてましたけど、見えてますよ、全然。ロープに関しても、児童、下くぐったら全然入れますし、何なら飛び越えても入れます。あれが本当に安全対策なのか────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) せっかく議員からもご指摘いただきましたので、早速ひかり会には、再度徹底を図ってまいりたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ぜひじゃあお願いします。 コンクリートもむき出しなので、あそこをやっぱり土をかぶせるとか、あの資材については、もう撤去していただくしかないと思います。もしくは別の倉庫に保管するなり何なりしてもらわないと、あのままでは僕は、児童、本当に怖いと思います。───────────────────────────。なので、その点については、きっちりとやっぱり指導していってください。お願いします。 では、次に移ります。 避難者倉庫についてですが、───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────現状の位置になったのか、その経過についてお伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ───────────────────────────────────────。確かに話合いを、たしか昨年暮れであったかと思いますけれども、その場では、ひかり会のほうの意向、理由というものをそこはもう住民の方に説明にして、住民の方全員のご理解ということにはなりませんでしたけれども、あそこに設置させていただきたいという旨は理由も説明して、事業を進めてきたというふうに理解しております。あそこに設置しないというような判断は、したというふうには聞いておりません。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 僕が説明会に出席した際、まず北側、あそこを5mずらし、日照権の問題で空けてくれということと、──────────────────────────────────────────────────、その会のときにはなってたと思うんですけど、その際、確かに執行部が、その件については検討させていただきますというふうに答弁をしていたと思いますけれども、説明会の中で───────────────────、住民の方にはどういう説明をされたんです。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ───────────────────────────、駐車場への出入りをどうするかの協議の中で、北側の道路は使用しないということを決定しまして、南側から入って南側へ出るということを決定して、そのような取扱いにすることにしました。その中で、もしそういった取扱いの中で、渋滞とか、そういうような近隣の住民の方に重大な影響を及ぼすようなことになれば、園舎の北側、そこを将来的に通ることも検討するということで、5mを確保、1回しました。その後で、市とひかり会でいろいろとそのことについても検討を重ねてまいりました。そこで一つには、車の通路、普通の市道と同じような機能を有するものを園庭の中に設けることは、子供にとって危険性があるというような技術的な助言もいただきながら、また北側を通るということになりましたら、西側のコーナーの問題もございます。あそこで安全に曲がるアールを設けるには、園舎をかなりずらさないかんようなこともございまして、そのことについては、北側は安全性から見ても、将来的にも利用することは困難であるという結論に至りました。そのことについて住民説明会の中で確認しましたけれども、今後の進め方、一つの方法としましては、変更があった場合につきましては、区長さんを通じて住民の方に下ろしていくというようなことも確認しておりましたので、その変更点につきましては、区長さんにもしっかり説明をしまして、その後、何日か後だったかと思いますけれども、近隣の住民の方には、その旨を説明に回ったというような経過がございます。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) なぜ区長に任せればいいというふうになったのかが、ちょっと疑問なんですけれども、────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。何で区長さんでいいと思ったんですか。なぜもう一回説明会を開かなかったのか、何でしっかりと住民の方に説明をしなかったのか、これが非常に謎なんですけど、その点どうです。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 再度説明会を行うことにつきましても、区長さんに相談しまして、近隣の住民の方には説明会でなくても、近隣の住民の方には説明しておいたほうがいいということになりまして、近隣の住民の方には、説明に回ったというふうに聞いております。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) ────────────────────────────────────────────────────────────────────────。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 分かりました。その点については、じゃあ確認させてもらいます。9月議会、再度質問させてもらいます─────────。 じゃあ、次の質問に移ります。 本市として今後どのように近隣住民に寄り添っていくのか、───────────────────────────────────────────、近隣住民の方といろいろ話してきましたが、─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。そもそもが、最初市民の方は、あそこに保育所が来ることに、質問の冒頭で言いました。来ることに好意的に受け止めてました。 ──────────────────────────────────────────────────────────。本来、この公私連携型保育所は、民間に運営を任せるが、しっかり市がバックでサポートをするという話ではなかったのか。──────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。今後、市として近隣住民の方にどのように寄り添っていくのか、お伺いします。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 住民の方からの要望等に対する対応につきましては、市が対応するべきものか、また関与できるものか、そこはもうしっかり整理しながら、住民とひかりこども園のよい関係が築けるように、市が対応するべき、または関与できるものにつきましては、しっかり真摯に向き合いまして、対応していきたいというふうに考えております。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 具体的にどのような対応をされるのか、お伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 武田子育て支援課長。 ◎子育て支援課長(武田安仁) 対応の一つには、例えば───住民の方に対して、不十分な対応等がございましたら、当然指導もしてまいりますし、また今後─────施設の整備、これらにつきましても、住民の方に影響があるようなことと判断した場合は、説明会等のほうも市としても一緒になって対応してまいりたいというふうに考えております。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 今後、ぜひ対応のほうをお願いします。 やはり───────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────── ───────────────────────────────────────────────────────。近隣住民の方からしたら、新しい保育所が来る。そこの保育環境はどうだろうか、そういうことを考えながら、近隣住民の方と手と手をつないで保育環境というのは整えていくと思うんです。─────────────────────────────────────────────────────────────────────────────────。ぜひ最後市長に、今回の質問、僕のこれがもう最後です。ぜひ市長にそのほう、お願いいたします。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) お答えいたします。 公私連携型認定こども園につきましては、協定に基づき運営がされているか、市町村が指導監督をし、教育そして保育の質を担保できる、そういう思いでありました。ただ今回の質問そして答弁を聞いた中で、やはり一つには、そこで学ぶ子供たちの安全性、───────────もございますし、また同時に、───────────────、そこで大西議員のほうからもご提案がありましたように、市がその間に入っていろいろな話合いをする場を設定をするとか、そういう形をやはりしていかなくちゃなりませんし、ひかりこども園が、これから────────────────、進んでいくためには、地域住民の方の協力なくしては、到底進めるものではございませんので、そこらあたりにつきましても、市としては精いっぱい今後汗をかいた中で、いろいろな課題解決に向けまして取り組んでまいりたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) ありがとうございました。ぜひそのように汗をかいて取り組んでいただきたいと思います。 これで私の質問を終わらせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(小出徳彦) 以上で大西友亮議員の質問を終わります。 14時10分まで休憩いたします。                午後1時57分 休憩                午後2時10分 再開 ○議長(小出徳彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 続いて、廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) それでは、お許しをいただきましたので、通告に従いまして一般質問を行います。社民党の廣瀬正明でございます。 コロナ禍でもありますので、今回も少し短めに終わりたいと考えております。どうか皆さん方のご協力よろしくお願いをいたします。 最初にお断りしておきますけれども、質問、午前中そして先ほどの質問と重なる部分が出てまいります。十分にお話を伺った部分については、省略をさせていただきますので、ご了承をお願いをいたします。 それでは、まず最初の質問、コロナワクチンの接種について、非常に地域の方もいろいろと心配があり、最初の部分ではご不満もあられたと。64歳以下についても、予約はスムーズにできるのか、非常に心配をされておりましたが、午前中の答弁等お聞きしまして、かなりスムーズに進むのではないか。そして65歳以上については、もう十分なお話を伺えたと考えておりますので、その点は省略したいと思います。 64歳以下の接種についても予約のグループ分けと申しますか、予約がスムーズにできるよう努力を行っていただいているということで、一定理解はしております。ただ個別の部分で要望がありますので、それについてお聞きをいたしたいと思います。 まず1点目は、予約の取り方であります。 電話をかけて予約を取るという形が一般的ではありますけれども、ほぼ医療機関等聞いてみましたら、かかりつけ医の対応では、いつも受診される患者さんについては、医療機関が順番を決めて、医療機関側から電話がかかってきた、そういう部分もあったようでございます。非常にスムーズであって、2回ともの予約が簡単に取れて好評であったという部分もあります。 そこで、グループ分けとは少し変わりますけれども、電話をかけるにしても、1本の電話で家族全員が予約を取る方法など検討をいただけないか、そういう個別の要望もございましたので、若干通告から外れる部分があろうかとも思いますが、お答えいただける部分があれば、また検討いただける部分があれば、お答えをお願いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ご答弁させていただきます。 かかりつけの医療機関については、そこにかかられている方、その中で疾患とかが重くて、早めに接種をせんといかん方については、医療機関の判断の中で、さっき廣瀬議員が言われたような接種の予約ということもあったかと思われます。 あと、1本の電話で複数の、家族の方の予約はどうかというご質問だったと思いますが、コールセンターについても、予約の際に接種券の番号が必要ですので、それがあれば予約の受付をしておるということでございます。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) ありがとうございます。ちょっとメモに手間取ってしまいました。十分でございますので、次の質問に移りたいと思います。 2番目に質問したかったのが、基礎疾患による優先ということで、これもかなりな部分お答えをいただきました。ただ数点お聞きしたいのは、やはりコロナウイルスに感染すると重篤になる人、これは最優先しなければならない。もう一つは、医療機関に受入れが困難になる場合、基礎疾患と少し外れるかもしれませんが、例えば目の不自由な方、普通にショートステイを希望されても、幡多郡では受入れがないというような話を聞いております。なかなか医療機関が受入れ、具体的に言いますと、けんみん病院や医療センターが、こういう症状の方は受入れできない。障害であろうと基礎疾患であろうと、こういう方は受入れが困難である、そういう部分があれば、これも最優先でワクチンの接種が必要でないか、そういうふうに思います。この質問も若干外れる部分があろうかとも思いますが、お答えいただければと思います。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ご答弁させていただきます。 廣瀬議員の言うように、基礎疾患の中でも、午前中もちょっとご答弁させていただきましたが、例えば透析の治療なんかをされている方については、優先的に接種していただけるように、市内の透析の医療機関のほうにお願いをしております。 また、目の不自由な方であるとか、恐らく障害をお持ちの方なんかのことであるかとは思いますが、その際には、障害の福祉サービスというものもございますので、可能な限りそういったものを使っていただいて、接種ができるかどうかということ、あと、また午前中にもちょっとお話をさせていただきましたが、民生委員さんのほうに情報提供といいますか、それをお願いしておりまして、どうしても接種会場に行くことができない方がおったら、健康推進課のほうに連絡の促しであったりとか、また情報の提供をしてくださいということで、一つ一つのケースに対してどういうふうに対処していくのかということを検討しながら進めているところでございます。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) ありがとうございます。順調にいろいろな部分が進んでいるということで、理解をいたしました。 続いては、職業別の優先ということでお聞きするように通告をいたしております。 医療従事者はもちろん、もうほぼ完了するであろうというふうに認識をしております。介護の仕事等もあるわけですが、1点、もう具体的に聞かせていただきます。 ごみの収集作業について、非常に危険ではないか、当初はそういう話がございました。その後、ごみの収集に関わって感染が出ておりませんので、今作業に当たられている方も大きな危険は感じていないということはおっしゃっておりました。ただごみの収集、ご覧になったことはあると思うがですが、昔はトラックにぶら下がる形で移動してましたけれども、今は後ろを走っている状況、暑くなるとマスクなどはできないと、そういう状況もあります。その他暑くなったら、いろいろマスク等をのけたい、そういう職業も出てくるであろう。職種で会社ごとに接種を行えるところは、それを待ってもいいのではないかとは思いますけれども、そういう希望があるところ、具体的に要望があれば、検討の余地があるのかどうか、お答えをお願いいたします。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) ご答弁をさせていただきます。 まず、午前中にもお話をさせていただきましたが、現在グループ接種というものの計画をしております。その中で現在想定をしているのが、訪問ヘルパーの事業所の職員、学校の生徒・教職員、障害福祉サービス事業所等の職員及びその利用者、保育士、幼稚園教諭、学童支援員等というところからまずアプローチして、そこから次に不特定多数の方と接する機会の多いの職種のほうに広げていきたいというふうに考えております。 ごみの収集の作業が危険ということで、昨年もちょっとそういう話があったかと思いますが、当時マスクなんかがすごく不足しておった背景もあるかと思いますので、当時はそういう状況があったかと思います。仮にワクチン接種をしていただいても、マスクなしでそういった作業ができるかどうかになると、また違う話にはなるかとは思いますが、グループ接種を進めている中で、こういった職種の方にも広げていくのが早いのか、これから年齢別で進められていきますので、その中でクリアしていけるのが早いのかという段階ではないかというふうに考えております。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) ありがとうございます。 あと少しだけ聞かせていただきたいと思います。具体的に聞きます。要望があったもの、やはりきちんと確認をしておきたいと思います。 障害者施設で働く方、また障害者の作業所とそれと飲食店について、先ほどと同じようにグループ接種等希望があればできるかどうか、再度お答えをお願いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 渡辺健康推進課長。 ◎健康推進課長(渡辺和博) 障害者施設とそこの利用者については、私はすごく優先順位が高いと考えております。 また、飲食店についても、不特定多数の方と接する機会が多いということもございますので、そこも早めに接種をすることは必要じゃないかというふうに考えているところでございます。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) ありがとうございます。もう十分に聞くことができました。 それでは、次の質問に移りたいと思います。 次は、水難事故の防止についてということで、だんだんと夏が近づきますと、毎年非常に気になっております。私の住んでいる近くでも水難事故が本当に毎年のように起こっております。ただ四万十川が危険な川のように言われるのは、少し違うのではないかなと、私自身は考えております。過去二十数年、地域の子供たちは、水難事故に遭っていません。つまり少し注意をしていれば、特別に危険な川ではない、そう言い切ってもいいのではないかと思います。そういった意味で、特別ではないにしても、毎年のように水難事故が起こっている、重大事故が起こっている、そういう意味では、注意喚起等怠るわけにはいかないと思っております。ただ夏場になりますと、毎日のようにパトカーが走ってきます。市では、夕方になると、毎日放送をしています。注意喚起としては、最大限の努力をされている、そういうふうに感じてはおるわけですけれども、やはりさらに何か取り組めるところがないのか、ずっと考えております。やはり観光案内での危険箇所の周知、この点について一つ今回は詳しくお聞きしたいと思うわけです。 危険箇所と言えば、何々橋の下流、そういう話がすぐに出てまいります。確かにかつて重大事故が起こった場所を知っていただくっていうことも必要ですけれども、もっと川の性質っていうものを知っていただく。例えばカーブした部分では、内側が流れが弱く、外側は流れが速く深い。そして水は冷たい、やっぱりそういう基礎知識があるかないか。もう一つは、水温の冷たいところに急に飛び込む、その危険性、この2面があると思うがです。危険箇所の周知と併せて川の特性、危険な場所が点在しているこの部分だけ気をつければ、事故はかなり防げる、そういう形の周知ができないものか、お答えをお願いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 山本地震防災課長。 ◎地震防災課長(山本聡) 四万十川での遊泳時、特に勝間沈下橋からの飛び込みによります水難事故防止につきましては、国・県・市・警察・消防などによりまして構成をされております渡川水系水難事故等防止連絡会におきまして、水難事故防止に向けた取組につきまして検討を重ねているところでございます。 危険箇所の周知につきまして最も基本的な方法と申しますのは、遊泳箇所により近い場所への看板の設置ではないかというふうに考えております。現在、佐田・三里・勝間の沈下橋につきましては、常設の看板を6枚設置をしておりますけれども、特に水難事故が多い勝間沈下橋の看板におきましては、川底が急に深くなっている、そんな状況、それから複雑な水流が発生をしていること、そんなこともお伝えをいたしまして、初めて現地に来られた方にも、より危険が伝わりやすくなるよう、そんな配慮をしているところでございます。 さらに、昨年度は、可搬式の看板を作成をいたしまして、遊泳直前それから遊泳途中でも目につきやすいよう、より川のほうに近い河川敷等へ設置をするようにしております。そうは申しましても、何より効果的な方法と思いますのが、人から人への声かけでございますので、中村警察署には、川での遊泳者が増えてまいります7月から9月の中旬頃までの間、毎日2回各沈下橋へのパトロールを実施をしていただきまして、沈下橋からの飛び込みをしないように、遊泳者への声かけをしていただいているところでございます。 また、特に水難事故が多い勝間沈下橋近辺の区長さんにおきましては、沈下橋からの飛び込み行為、そういったものを見かけた場合には、積極的な声かけ、それから中村警察署への通報、そういったことにご協力をいただいているところでございます。 さらに、昨年度からは、勝間沈下橋からの飛び込みを禁止する旨、先ほど議員のほうからもありましたけれども、防災行政無線を利用いたしまして、定期的に放送もさせていただいております。このように各機関が一体となりまして、四万十川の危険箇所、危険性の周知に取り組んでいるところでございます。
    ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) 危険箇所の周知ということで、やはり予想していたとおり、勝間沈下橋周辺が出てまいります。やはりその周辺に住んでいる人にとっては、勝間沈下橋付近が特に危険だという言い方自体が、あまり受け入れたくないような部分もございます。先ほども少し申し上げましたけれども、普通泳ぐと言えば、準備体操をして、それから水に慣らして、つまり急激に冷たい水に入らない。つまり体に少しずつ水をかけて、水温に体を慣らしてから泳ぐ、これはもう保育園からの常識でございます。ただ今までの事故、詳しい事故原因はこれだっていう報道はありませんけれども、勝間の沈下橋からなぜ飛び込む人が多いのか、それは比較的低くて飛び込みやすいだけなんです。つまりほかの沈下橋からも飛び込める。逆に佐田の沈下橋になると浅いとこが多いので飛び込むのが怖いわけなんです。ほんで一番飛び込みやすいのが勝間の沈下橋であるだけです。勝間の沈下橋付近が特に危険なのではなくて、準備体操もせず、水温に体を慣らすこともなく、車で乗りつけて大声で沈下橋を走って、そのまま飛び込む。手足のけいれんが起こる場合もあるし、不幸にして心臓麻痺が起こる、やっぱりそういう基本的なことを理解してほしいというのと、単に渦、水流だけではなくて、人工構造物の下流っていうのは、泡立つ水によって水の比重が下がると言われています。最大1あるべき水の比重が、0.6まで下がった、そういう場所もあったようでございます。つまり体が浮きづらい、服は着たまま、水温には慣れていない、そういう状況の中、もう最悪の状況で渦の中に入ってしまう場合もあったのではないか、推測の部分から完全に出ることはできませんけれども、やはり注意喚起っていうのはいろんな形、危険箇所っていうのはいろんな形、ただ1泊で四万十川に訪れる方に、膨大な資料を渡しても、読んではくれないだろう、そういった意味で、注意をすれば安全・安心。本当に私も近所ですので、目撃したこともあります。30分前まではしゃいでいた若者たちが、泣きながら帰っていく、そういうのを目撃しますと、何とか防ぎたい、そういうふうに思います。やはり危険箇所、川にはこういう部分で危険がある、そういう部分を短い文章にして出す方法がないのか、それが一番今日お尋ねしたいことでございます。何か一工夫ないのか、市としての考えをお聞かせをいただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小出徳彦) 山本地震防災課長。 ◎地震防災課長(山本聡) 様々なご提言、どうもありがとうございました。 私自身、そういった細かい部分の認識が少し不足しておりましたので、ただいまご指摘を受けたような水が冷たいこと、それから体を慣らして川を楽しんでいただくとか、そういうことをもっと分かりやすく、しゃくし定規ではなくて、目に入ると、頭の中に残るような、そんな看板の作製等にも取り組んでみたいと思います。そういうことでよろしくお願いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) ありがとうございます。注意喚起については、そういうことであろうと思います。最大限の努力を続けていただきたいと思います。 続いては、ライフジャケットの利用拡大でございます。 非常にいいことを始めた、昨年からだったと思うわけですけれども、非常にいいことを始められたと思っております。利用については、今は少しずつ増えているぐらいの状況ではございますけれども、その影響かどうかまだ分かりませんけれども、観光客の中には、子供さんには自前のライフジャケットを持って観光に訪れる方がぼつぼつ増えている、そんな話も聞いております。ただ残念ながら、お父さん、お母さん、もしくは保護者の方は着てないと。言ってみれば、自分は大丈夫だと、子供は危ないから着せる、そういう形でおいでて、中には子供さんはライフジャケットを着て、「わーっ」なんて言いながら川を流れていく。慌てて保護者の方が川に飛び込んで、逆に保護者の方が危ない思いをされた、そういう事例も耳に入っております。やはりライフジャケットをつけるっていうことも、注意喚起の一つであろうと思ってます。ただ重ねて残念なのは、地域の者もライフジャケットをつけるときと言えば、船に乗る場合もしくはカヌー、限られたときにしか、川遊びに河原に行くからって、ライフジャケットを着る地域の子供もまだおりません。ライフジャケットを定着させるには、まだまだ長い期間がかかろう、そういうふうにも思っております。この点について、まず市のお考え、お聞かせをいただきたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 朝比奈観光商工課長。 ◎観光商工課長(朝比奈雅人) お答えさせていただきます。 ライフジャケットの利用拡大についてでございます。 ライフジャケットの利用につきましては、四万十川流域の水難事故防止の観点から、元年度に四万十川財団より20着のライフジャケットを寄附していただきました。元年度につきましては、地震防災課が窓口となっておりまして、8・9の2か月間におきまして、本庁・支所の2か所でライフジャケットの無料貸出しを行っております。観光商工課でも四万十川を訪れる観光客の方々に対しまして、安全・安心の下、楽しんでいただけるように、新たに令和元年度に120着のライフジャケットを購入しまして、観光面からも水難事故防止を強化するために、市内の観光協会、新ロイヤルホテル四万十、中村プリンスホテル、ホテル星羅四万十、道の駅よって西土佐の5事業者様にご協力をいただくことになり、元年度からの本庁・支所を加えた全7か所で無料貸出しを行っております。2年度からは、観光商工課が窓口となりまして、各種貸出期間のほうを4月から9月までの半年間に延長するなど、利用促進を図っております。 実績としましては、元年度が延べ37着、2年度につきましては、コロナ禍ではございましたが316着、今年度は6月17日現在の実績となりますけれども、昨年度にはなかった5月と6月に計5着の貸出しを行っておりまして、少しずつ利用拡大がなされているというふうに思っております。今後につきましても、各施設と連携・協力して、ライフジャケットの利用促進、またなかなか周知が行き届いていないということもちょっと意見としてもございますので、各ホームページやSNS等を通じました情報発信、観光案内所等での貸出しのPRを行いながら、観光面からも水難事故防止につなげていきたいと考えております。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) ありがとうございます。120着というのは、本当に十分な数かもしれません。これが足らなくなることが目標というふうに考えております。 一つ言い忘れたことがございます、一遍に言えばよかったんですが。 ライフジャケットの貸出しの部分、この裏に遵守事項というのがありまして、変わってないだろうと思っております。変わったのなら変わったと言っていただければ十分でございますが、返すときの注意、物品を洗浄して汚れを落とし、十分に乾燥させて返却します、これに同意した方にお貸しするということで、運用では湿っているから、そんなことはないようで、これほど厳しくはないんですけれども、文章だけ読みますと、非常に借りづらい雰囲気がまだ残っております。ちょっと文章表現を変える、もしくはパンフレット・チラシ等を手渡すときに、ひどく汚してなければ構わないとか、少しぐらい湿っていても構わないとか、何か利用しやすい形の対応をもう少し前面に出せたらと思います。この点についてだけお答えを再度お願いします。 ○議長(小出徳彦) 朝比奈観光商工課長。 ◎観光商工課長(朝比奈雅人) 廣瀬議員の今のご指摘から文章、文体的には変わっておりません。 また、今のアドバイスもご参考にさせていただきながら、課内でまた協議・調整させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) ありがとうございます。これからもよろしくお願いをいたします。 続いては、安全対策の内外への発信ということで、ホームページ・SNS等、広めていただいていると思いますけれども、例えばの話で申し上げたいと思うのが、本年5月1日号の広報しまんと、沈下橋の上で13人ですか、保育所の子供たちが手をつないで、非常にいい写真だと思うがです。でもやはりこういうときを通じて、こういう写真をせっかく載せるんなら、何か安全対策を取ってる、そんなものを発信できたらもっといいのではないかなと。決してロープを張ってフルハーネスの安全帯をつけろと、そういう話ではないです。本当に先ほどのようにライフジャケットをつけれれば、それもいいし、腕にただ差し込む浮き輪のようなものもあるわけです。四万十市は、常に何か安全対策を取ろうとしている、そういう形の発信があればいいのではないかなと考えております。そういった点で、市としてのお考え、お答えをいただけたらと思います。 ○議長(小出徳彦) 山本地震防災課長。 ◎地震防災課長(山本聡) 水難事故防止に係ります内外への発信についてでございますが、これまでにも観光パンフレットあるいはホームページ等でのライフジャケット着用の呼びかけ、また危険箇所の周知を継続して行っております。 また、子供さんに川で遊ぶ楽しさを経験してもらいながら、川の特性や危険を察知する能力、感覚を身につけてもらうことと併せまして、AEDを使用しました救命処置の方法などにつきまして、保護者の方にも身につけていただこうと、毎年度親子水難事故防止教室を実施をしておりまして、本年度も実施に向けて準備を進めているところでございます。 さらに、四万十川におけますカヌーそれからSUPなどの体験事業者等によりまして構成をされております四万十リバーアクティビティ連絡協議会におきましても、ライフジャケット着用の徹底を図っておりまして、四万十川で遊泳される方への周知、それと併せまして、遊泳される方々を取り巻く各方面への呼びかけにつきましても、継続して取り組んでいただいているところでございます。先ほど議員のほうからもありましたけれども、地元のほうで水難事故が発生するたびに大変心を痛めていると、そういったこと、我々もお察しをいたします。私どもも水難事故防止に向けまして、最善を尽くしてまいりますので、議員におかれましても、危険な行為などをお見かけした際には、一声お声をかけていただきますようよろしくお願いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) これ以上はしつこくなってはいけませんので、次の質問に移りたいと思います。安全対策はよろしくお願いをいたします。 続いては、森林の整備による水害の防止、被害の軽減についてということで質問をさせていただきます。 森林環境譲与税がいい予算といいますか、そういうふうに使えるのではないかと思っておりますが、詳しく聞きますと、やっぱり森林環境譲与税というものは、水害の防止や土砂崩れの対応、そういう目的ではないというふうには聞きました。ただきちんと整備された森林っていうのは、表面の保水力も当然のように高まりますし、土砂崩れ等の予防にもなるということで、森林の整備を進めていただくことは、同時にいろんな面で、住民に対してメリットが多いものである、そういうふうに認識をしております。そういった意味で、森林環境譲与税の活用、そしてよりよい山、きれいな川、豊かな海、そういうのは長い月日がかかりますけれども、目標に頑張っていかなければならないだろうと思っております。そういった意味で、1番に聞きたいのは、取組についての現状、前回お聞きしたときは、調査を始めましたというご答弁であったように思います。今はどういう状況なのか、まずお答えをお願いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 小谷農林水産課長。 ◎農林水産課長(小谷哲司) 本市におきましても、森林環境譲与税を活用しまして、未整備森林の整備を進めるために、森林経営管理法に基づきます意向調査や間伐などに取り組んでいるところでございます。 令和元年度には、モデル地区といたしまして、奥鴨川・奥屋内の2地区を選定し、約244haで意向調査の実施をいたしました。令和2年度には、引き続きの奥屋内に加え、口鴨川・西ヶ方の計394haで意向調査を実施しております。 また、令和元年度に意向調査を実施しました箇所の中で、市に経営管理を委託したいとの回答のありました奥鴨川の約23haにおいて、経営管理権集積計画を策定し、約12haの保育間伐と460mの作業道の開設を行っております。このほかにも森林環境譲与税を活用しまして、森林整備を担う林業事業体の育成にも取り組んでいるところでございます。 また、森林環境譲与税の活用ではございませんけれども、市有林におきましても、年間70ha程度の搬出間伐を実施しておりまして、このように森林整備を進めることで、森林の有する多面的機能が発揮されるものと考えておりますが、その効果が現れるには、長い期間を要します。未整備森林では、地表がむき出しのため、表土が流出しやすい状態にありますが、十数年前に間伐を実施しました森林では、下草も生えまして、効果も見受けられているところでございます。土砂災害防止等の国土保全や洪水緩和、水質浄化等の水源涵養機能を発揮させるためには、適正に森林整備を行っていく必要がありますので、これからも積極的に取組を進めてまいりたいと考えております。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) 前進が見られますし、これからも取組を進めていただけるということで理解をいたしました。 こういった事業、個人所有の森林の整備ということで、2番目、市民の理解や協力を必要としているのではないかっていうことでお尋ねいたしますけれども、個人所有の森林整備意向と、やはり市民の協力を得られるために日常からつながりを持つ等、努力をされているのか、それとも年に一回程度、意向調査みたいな形なのか、それとも一回意向調査をしたら、もうあまり返事が返ってこなかったところは、そのままという状態なのか、市民の理解や協力について今されている取組についてお答えをお願いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 小谷農林水産課長。 ◎農林水産課長(小谷哲司) 森林経営管理制度につきましては、経営管理が行われないおそれのある森林を対象にしまして、市が森林所有者の経営管理の意向を確認することになっておりまして、その際、必要に応じて対象者に説明会を行っております。 市に任せたい意向があれば、市が譲与税を活用しまして整備を行っていくこととなりますが、市民の皆様に対しましては、このような説明会等で森林経営管理制度や森林環境譲与税について周知を行いまして、ご理解・ご協力をいただけますよう取り組んでいきたいと思っております。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) 分かりました。やはり何事も市民の理解・協力なしには、進まない部分があろうかと思います。これからも市民とのつながりを強めていただけるようによろしくお願いをいたします。 続いて、3番目に聞きたかったのは、小さ目の支流流域の森林整備を優先して取り組めないか。もちろん意向調査で協力が得られるところに限られると思うわけですが、先ほども長い年月がかかるということは、課長もおっしゃっておりましたけれども、本当に四万十川の本流に効果が出るっていうのは40年先か50年先か、そういう話も聞いたことがあります。本当に支流の1か所を整備して、本流の状況が変わるということには、長い年月がかかります。それと比べれば、支流の小さな川の流域の森林の整備がうまく進めば、それよりかなり短い期間で効果が現れる。効果が現れれば、市民の理解と協力が得やすくなるのではないかというふうに考えております。そういった意味で、小さ目の川の整備、またみんなに見てもらえるような川の整備というものができないか、お考えをお聞かせください。 ○議長(小出徳彦) 小谷農林水産課長。 ◎農林水産課長(小谷哲司) 本市では、意向調査の実施方針を定めておりまして、経営管理が行われないおそれのある森林のうち、1つ目に、境界が明確化されていない森林、2つ目、高齢化率が高い地域に所在する森林、3つ目、境界が明確化されている地域に隣接している森林、この3つの基準に該当する森林が多く所在する地域を優先して実施することとしております。これにつきましては、林野庁が示します15年を目安として、効果的に意向調査を実施するためでございまして、今後意向調査を進める中で、小支流流域を抽出しての調査実施は、それだけの調査というのは困難ですけれども、さきに申し上げました方針に基づきまして調査を実施することで、中山間地域の多くの小支流流域をカバーできるものと考えております。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) ありがとうございます。十分にお答えをいただきました。本当に長い期間がかかる取組ではございますが、緩めることのないように継続して取り組んでいただけるようによろしくお願いをいたします。 続いては、消火活動ということでお聞きしたいと思います。 消火活動っていうのは、初期消火が重要だということで、消防団の一番の役割は、初期消火に当たれるかどうか、そういう話もあるぐらいでございます。近年、水道の整備に伴って、消火栓の数はかなり増えてまいりました。待っていれば、もう少し増える状況はあろうかと考えておりますけれども、やはりもう水道を諦めた地域もあります。先日も火事が起こった場所に行きますと、消防車が、私が見た部分で6台来ていました。でも水利確保ができないんです。で、四万十川からそう遠くないんですけれども、距離はと見ますと、500mほどありました。500mを15mのホースでつなぐと34本目が必要になってしまう。到底初期消火ができる状態ではないなと思っております。ただ近くに人家が5軒です。うちを優先的に防火水槽を作ってくれという話は、まだございません。10軒あったときにもできなかったんだから、5軒だったらもう無理だろうと、そういう話もあるわけでございますが、やはり市の予算にも併せ、やはり市民の生命・財産を守るためには、年に1つでも2つでも防火水槽の設置ということは計画すべきではないかと考えております。そういった意味でお考えをお聞かせいただきたいと思います。 ○議長(小出徳彦) 山本地震防災課長。 ◎地震防災課長(山本聡) 防火水槽それから消火栓等の消防水利につきましては、消防庁が定めております消防水利の基準に基づきまして、四万十消防署と協議を行いながら整備を進めているところでございます。 この基準におきましては、防火対象物から消防水利までの距離につきまして、市街地では100m、準市街地では120m、それ以外の地域では140m以下とすべきことが明示をされております。 しかしながら、本市のような中山間地域を多く有します市町村におきましては、人家が数百m以上離れて点在していると、そういった地区も多くございまして、全ての人家をカバーするだけの施設水利を確保することは、費用的にも現実的ではございません。そういったことから、そういった地域におきましては、タンク車やポンプ車、それらへの積載水の活用、それから直近の施設水利、あるいは河川からホース、そしてポンプを連結いたしまして水利を確保しながら消火活動を行っていると、そういうのが現状でございます。 先ほど議員おっしゃいました。川から500mとか言っておりました。それは、恐らく今年4月に三里地区島の宮のほうで発生をいたしました林野火災の関係ではないかと思っております。それに当日は、議員におかれましても消防団として現場に駆けつけていただいたということで、本当にありがとうございました。島の宮地区につきましては、直近の施設水利となります消火栓まで800mほど離れておりますので、消防署としましては、まずタンク車の積載水、それによりまして初期の消火活動を行いまして、タンクの残量減少に合わせまして、ポンプ車の積載水への放水に切り替えたというようでございます。その後、タンク車への水の補給水といたしまして、四万十川からの水、それの活用を検討したようでございますけれども、河原まで500mほどの距離があったということで、そっからの取水は諦めまして、近隣の消火栓からの取水に変更したというふうに聞いております。つまり、この現場では、初期消火には全く支障は生じてないという状況でありましたけれども、今回スムーズに川からの取水ができなかった、そういうことを踏まえまして、その後消防署員が現場検証を実施するなどいたしまして、よりスムーズに取水作業を進めるためには……。              (「議事進行」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 小休にします。                午後3時0分 小休                午後3時0分 正会 ○議長(小出徳彦) 正会にします。 山本地震防災課長。 ◎地震防災課長(山本聡) 当時の現場、そういったこと、状況を踏まえまして、その後消防署員のほうが現場検証を行いまして、よりスムーズに取水作業を行うためにはどういった車の配置、それからホースを配置すべきか、そういったことを検討したようです。そこで一定計画をまとめまして対応したということを聞いております。今後は、消防団のほうにもその計画をしっかりお伝えして、よりスムーズな活動をしたいというふうに思っております。そういうことで、現実的な施設水利があるようであれば、そこを活用するというのが、やはり市としては重要な視点ではないかというふうに考えております。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) もう十分でございます。また要望が上がってくるようであれば、相談に行きたいと思います。 それでは次の質問、小中学校での熱中症対策、これはもう読んでいただいたとおりです。体育の時間にマスクをすればいいのか、外したほうがいいのか、いろいろ論議がございます。やはり安全最優先で、やはり市の教育委員会として方針は出していただいたほうが、保護者も安心ではないかという質問でございます。端的に短くお答えをいただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(小出徳彦) 山崎学校教育課長。 ◎学校教育課長(山崎寿幸) お答えさせていただきます。 体育の授業でマスクの着用につきましては、文科省から出される通知、それからマニュアル等に基づきまして、各学校で対応をするように周知徹底を図っているところでございます。 そのマニュアルの中では、体育の授業においてマスクの着用は必要ありませんと。ただし、十分な身体的距離が取れない状況で、十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症になるリスクがない場合には、マスクを着用しましょうというふうに書かれてます。必要があるときには、マスクを着用しましょうということで、それ以外では、マスクは必要ありませんというようなことでの取扱いになっております。そこにつきましては、各学校等におきまして、それぞれ担任の状況等も踏まえた中で判断をしているというふうに考えております。 各学校では、この通知とマニュアルを基に、休み時間それから登下校なども含めまして、全国的に学校の管理下において、熱中症事故が多数発生していることもありますので、熱中症等の対応を最優先にした形で取組を行っているところでございます。今後もマニュアル等を参考に一層留意をしていくように周知をしていきたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) ありがとうございました。本当に学校は安全最優先でやっていただいたらと思います。 続いて、最後の質問、大学誘致についてでございます。 私たちが聞いた話っていうのは、2つの施設を利用して下田にできる、先日何か協定書を結ばれた、そういう話がやっと入ってきたところでございます。現在の計画、大まかな部分で結構です。進捗があった部分を中心にお答えをいただけたらと思います。 ○議長(小出徳彦) 中田企画広報課副参事。 ◎企画広報課副参事(中田智子) お答えさせていただきます。 ただいま言われました計画の進捗状況ということですが、これまでに説明させていただいた以上に進捗っていうのはなくて、下田の中医学研究所とそれの周りの下田中学校といったところの施設を活用して大学誘致を進めていくというところの計画になっております。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) 分かりました。 2つ目の質問は、予算についてです。 協定書とかを結ばれて、建物の修繕・改修等の話もあるように聞いておりますが、小額のものについては大学側、高額なものについては話合い、そのぐらいの話はやっと入ってきたところでございます。けど話によっては、幾らでも出せる、そういうことにはならないだろうと思います。現在の予算案的なものを出していただけないか、お答えをお願いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 中田企画広報課副参事。 ◎企画広報課副参事(中田智子) お答えさせていただきます。 大学誘致に係る予算については、学校法人への補助金を考えております。 補助金は、学校法人との基本協定のとおり、新学部の設置に要する費用として実施設計費、工事費、備品等購入費及び運営に要する費用の一部について、予算の範囲内において交付することとしております。 補助金額は、総事業費から市財政の運営等を勘案し、決定することとしております。現在、学校法人に総事業費の確定をお願いしているところですので、総事業費の算定資料等の提出があり次第、議会にご報告させていただきたいというふうに考えております。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) どうも質問の仕方が悪かったようでございます。気になっているのは、必要と認めれば幾らでも出せるのか、そういう論議でいいのかという部分でございます。何にでも上限というものはあろうかと考えております。一番詳しい方に代わりに答えていただいても結構でございます。財政課長、お願いできればよろしくお願いいたします。 ○議長(小出徳彦) 田能財政課長。 ◎財政課長(田能浩二) それでは、大学誘致に関しまして、市としてどれぐらいの支援、今回一応法人側への補助金ということで考えるところでございます。 議員のご質問でどの程度出せるのか、市の予算としてどの程度耐えれるのかという、そういった危惧する部分だろうと思います。現時点では、財政課としましても法人側の全体計画を待っているところでございまして、具体の範囲というのは、捉え切れてないというところが正直なところでございます。当然議員のご質問、危惧にありますとおり、市の財政的にも全てを支援できるとか、際限なく補助金で支援できるということにはなりませんので、そこは法人と十分な協議を踏まえながら、市としても最終的な決定をしていく、そういう形になろうかと思っております。 ○議長(小出徳彦) 廣瀬正明議員。 ◆2番(廣瀬正明) 妙に腹の張らない答弁になってしまいましたが、財政課長の答弁以上のものをいただけることは、今回はないだろうという部分を感じましたので、ぎりぎりになってしまいました。今回の私の一般質問、ここまでにさせていただきます。どうもありがとうございました。 ○議長(小出徳彦) 以上で廣瀬正明議員の質問を終わります。 この際、3時25分まで休憩いたします。                午後3時8分 休憩                午後3時25分 再開 ○議長(小出徳彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 一般質問を続けます。 続いて、山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) 市民クラブの山崎でございます。まず最初に、マスクを外させていただきまして、飛沫を防止し、声のよくなるマスクに替えましてやらせていただきます。 新型コロナのワクチン接種が順調に進んでおり、一日も早いコロナの終息が期待され、ただいま幡多保健所管内での新しい感染者がいないのは、何よりも安堵するところでございます。 しかしながら、県内には入院・治療を要する方が90名近くもいらっしゃいます。少しでも早く完治できますようお祈りを申し上げます。 また、全国の感染者数を見るたびに、毎日1,300名程度の方が新しく感染していらっしゃいます。東京では毎日400名近くの方が感染しております。ワクチン接種が順調に進み、一日も早いコロナの終息を願うばかりでございます。 それでは、中平市長3期目の決意表明と題しまして、まず3期目の市長選挙につきまして、相手候補の選挙手法と中平市長の手法について検証をしてみたいと思います。 今回の市長選挙は、8年前と同じ構図となりましたが、私は13名の与党議員の一人として中平市長を応援させていただきました。相手の田中候補の選挙手法は、副市長2人は必要ない、経費が無駄であるとか、その浮いた経費をコロナによる生活困窮者のみでなく、市民の皆様全員に一律1万円の商品券を配布するとか、わさび事業を中止するとか、四万十市のための前向きな政策論争には程遠いものだと感じました。 一方の中平市長は、この4年間の実績と直面している政策課題、また将来の重要政策に向けての取組を訴えていました。今回のこのような政策論争のない選挙の状態について、中平市長はどのようにお考えか、まずお伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) お答えをいたします。 今回の選挙につきましては、また合併前の村の村議会議員の選挙から始まりまして村長選も含めますと6回目の選挙となりました。今回の市長選挙におきましては、私自身2期8年の実績、また国・県・近隣市町村とのパイプ、3期目に計画している新規また継続事業、また相手方候補者とは互いの政策をぶつけ合うことで、市民の皆様が政策で首長を選択できる選挙戦を期待しておりましたが、残念ながら、そのような選挙戦にならなかったことが残念でなりません。次回以降の市長選挙におきましては、本来の選挙の形である互いの政策をぶつけ合い、市民が政策で首長・市長を選択することができる選挙戦を期待しております。 また、そうならなければ、幡多の中心都市四万十市の発展はないものと考えています。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) 市長、やはりそうでしたか。私も同じように感じておるところでございました。 それでは次に、市長3期目の市政に対する決意について、特に重要政策に対する市長の強い決意をお伺いいたします。 まず、2期目までの公約に対する市政の実績を述べていただきまして、また今後の重要な政策課題に対してどのように取り組んでいくのか。これまでにも増して強い決意を持って取り組んでいただきたいと思いますので、性根の籠もったご答弁をご期待いたします。 また、中平市長の施政方針演説によりますと、たくましい四万十市へと導くべき7つの政策により重点を置き、決断と実行をもって市政運営に当たるとあります。コロナへの対応はもとより、いずれも重要な政策でございます。市長のお考えをお聞かせいただきます。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) まず、2期目の市政運営に当たりましては、総合計画・産業振興計画また総合戦略等に位置づけた政策・施策を推進するとともに、公約として掲げた7つの基本政策により重点を置き、その実現に向けて全力で取り組んでまいりました。 議会開会日の施政方針でも述べさせていただきましたが、特に市の重要課題として、道路網などのインフラ整備、また南海トラフ地震等に対する市民の命を守る防災対策、また子育て世代の負担軽減や環境整備による少子化対策・子育て支援、また産業振興といった取組のほか、文化複合施設の整備など、関係機関との連携を図るとともに、事業を前に進めることができたと実感をしております。 3期目の市政を担わせていただくこの4年間に際しましては、これまでの取組を継続しつつ、未来を見据え、たくましい四万十市へと導いていくために、次の7つ、コロナウイルス感染症防止の徹底と経済活動の再生、生活インフラの整備・促進、教育の充実、少子化対策と子育て支援、健康づくりの推進、産業振興計画の推進、拠点都市機能の充実、令和時代を担う人材の育成を重要政策として、国・県等と築いた信頼関係を基に事業の進捗を図ってまいります。 時間の都合もありますので、個々の政策については、詳細は割愛させていただきますが、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症対策やまた長年の課題である食肉センター、特に議員が重要な課題として上げられております大学誘致など、今取り組むべき課題も数多くございます。いずれにおきましても、重要な課題として認識しており、こうした課題を解決をし、さらに前に進めていくために、議員のおっしゃられるように、強い決意そして覚悟を持って取り組む必要があります。これからの4年間につきましては、これまで2期8年で築いた信頼関係や経験を最大限生かすとともに、全身全霊を注ぎ、本市のさらなる発展のため、幡多の中心都市四万十市がさらなる発展をするために、決断そして実行をもって市政運営に当たりたいと考えておりますので、一層のご理解そしてご協力を賜りますようにお願いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) ありがとうございました。 市長の7つの政策のうち、その中でも特に将来の四万十市の発展を左右すると思われる政策が、3つ目に述べられておりました教育の充実、少子化対策と子育て支援の中の最後のほうに述べられています看護大学の誘致でございます。私が特に重要な政策だと考えておるのは、看護大学誘致こそ、地元下田地区の発展はもとより、将来の四万十市全体の発展について大きく寄与するものと予想され、大変な重要な課題であり、必ず市全体、ひいては幡多地域の発展のためになると考えるからでございます。市長には、政治生命をかけるつもりで強い決意を持って取り組んでいただきたい。このことには、下田中学校の再編事項も関連しており、最終的な判断は、中平市長に委ねられているとのことで、将来の子供たちのためにも、地域の発展のためにも、将来に禍根を残さない市長のご英断が求められております。その強い決断と実行を期待し、市長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(小出徳彦) 中平市長。 ◎市長(中平正宏) まず、大学誘致の問題につきましては、昭和の時代から幡多地域の悲願の一つ、また旧中村市時代からの悲願であったと思います。 また同時に、現在人口減少そして少子化傾向がどんどん進んでいる中で、看護大学誘致というのは、一つの少子化に歯止めをかける、また人口の減少を少しでも抑制をする、その起爆剤になるのではないかなと期待をしております。ただ、まだまだハードルは高いものがございます。当然私の約20年間の政治生命の集大成としてこの問題には取り組んでいきたいと思います。 また同時に、現在下田中学校の再編問題というものが出ておりますけれども、このことにつきましては、私に判断を委ねるという大変重い判断を保護者の皆様に委ねられたわけでございますので、私の口から、6月30日下田地区に出向きまして、直接自分の考え方を述べ、そこの中で理解をいただきますようにしたいと考えております。 2期目でやりました総合文化センターにつきましては、恐らく私以外の首長では、あの地点でやるという発想はまず出てこなかったのではないかなと思います。そういう形で、一つ総合文化センターにつきましては、先般入札も全て終わりましたので、あとは議会の先生方の議決を待つばかりでございますので、もうこれにつきましては、確実にできるようになりました。ただ食肉センターの建て替え、そして看護大学の誘致につきましては、なかなかほかの方に任すということにつきますと、大変厳しいものがあろうと思いますので、自分の政治人生の集大成としてこの2つには取り組んでまいります。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) ありがとうございました。いろいろなご意見もあろうかとは思いますが、ぜひ市長の力で大仕事をやり遂げていただきたい。よろしくお願いをいたします。 次に、2番の中平市政3期目への田村副市長の決意表明でございます。 まず、選挙での田中候補が訴えていました副市長1人制についてでございます。 今回の選挙で田中候補は、副市長1人制を訴えていました。ということは、田中候補が市長になっても、国交省関連のインフラ事業の外交は田中候補本人だけではできないでしょうから、第1副市長、あなたが主になって国交省との外交を行わなければなりません。一昔前ならともかく、多様化した現在の行政では、大変な困難を極めると考えますが、田村副市長ならできますか。 また、副市長1人制について事前に相談はありましたか、まずお伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 田村副市長。 ◎副市長(田村周治) ご答弁いたします。 私が副市長に就任し、はや3年余りが経過いたしました。市長を補佐する立場として、微力ながら第2副市長とともに、日々政策決定、遂行に努めているところでございます。 第2副市長には、主に国土交通省をはじめとした対外的な業務の遂行に当たっていただいていることにより、私のほうは、主に内政の政策決定推進に注力できており、これが車の両輪として動くことで、市政全般において円滑な業務の遂行ができているものと考えております。つまり副市長2人制を取り、明確な役割分担を行っていることで、中平市長が考える各種施策を2人の副市長がサポートし、前に進めることができているものと考えております。 なお、ご質問の私自身への相手方候補からの事前のご相談は、ございませんでした。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) そうでしょう。思ったとおりの答弁でございました。相談があるわけがありません。 それでは次に、実際問題、第2副市長について、必要と考えているか否か、今の答弁で大体分かったんですが、必要なんですよね。なぜ必要なのか、森山副市長が機嫌のよくなるようなご答弁をお願いします。 ○議長(小出徳彦) 田村副市長。 ◎副市長(田村周治) 先ほどもご答弁させていただきましたとおり、国・県をはじめとした対外的な業務を円滑に行っていただいております第2副市長がいるからこそ、多岐に及ぶ四万十市の重要課題をより一層前に進めることができていると考えております。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) 重ねてのご答弁ありがとうございました。 それでは次に、重要政策に対する今後の取組についてお伺いをいたします。 中平市政3期目を支えて、田村副市長が取り組む重要政策は何か、また重要政策への取組について、その強い決意をお伺いいたします。いろいろあるかと思います。コロナ対策、文化複合施設、食肉センター、看護大学誘致、多くの仕事があると思います。その決意をお伺いいたします。 ○議長(小出徳彦) 田村副市長。 ◎副市長(田村周治) それでは、私の取り組む重要施策が何か、また取組についての決意とのご質問に対しご答弁させていただきます。 基本的に私の取り組む重要施策につきましては、市長と同じでございます。今後も市長を補佐し、各施策に取り組んでまいります。 具体的には、先ほど市長がご答弁させていただいたとおり、市の重要課題としましては、これまでの取組を継続しつつ、市長の7つの重要施策と各種事業の推進を図ってまいります。 なお、喫緊の課題である新型コロナウイルス感染症対策や食肉センターの整備、大学誘致など、継続して取り組むべき課題も多くあります。これらの課題を解決し、さらに前へ進めていくためには、市長が表明されたとおり、私も強い決意、覚悟を持って取り組む必要があると考えております。市長を補佐し、職員とのパイプ役となり、市政を強力に推し進めてまいりたいと考えておりますので、引き続きのご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) ありがとうございました。ぜひ田村副市長には頑張っていただきたい。 次に、3番の中平市政3期目への森山副市長の決意表明でございます。出番がないようですので、私がつくってあげました。 まず、選挙での田中候補の副市長1人制について、田村副市長に続いてお伺いをいたします。 今回の選挙では、田中候補が副市長は2人必要ない。副市長を1人にして、不要となる経費を市民の皆様に商品券として配布すると訴えていましたが、私はそれを本人の口から実際に聞いて、マイクを通してですけれども、全く政治が分かってない、とんでもない方だなと思いました。率直な話、森山副市長は、その言葉を聞いてどのように思われましたか。まずそのご感想をお伺いいたします。 ○議長(小出徳彦) 森山副市長。 ◎副市長(森山崇) ご答弁させていただきます。 すみません、感想についてはお答えしかねるんですけれども、私自身といたしましては、四万十市に呼んでいただく以前、国土交通省及びインドの道路交通省で海外勤務を経験してまいりました。これら社会資本整備に関する実務経験を通して培いました行政知識・専門技術力・人脈等を最大限に活用して、自らの責務を強い決意、覚悟を持って臨んでいきたいと考えております。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) そうでしょう、感想はなかなか述べれませんよね。ありがとうございました。 続きまして、重要政策に対する今後の取組でございます。森山副市長の強い決意をお伺いをいたします。中平市政3期目を支えて、森山副市長が取り組む重要政策はたくさんあります。例えば、四国横断自動車道佐賀~四万十間の早期着工、楠島川総合内水対策事業の早期完成、四万十川下流域から中筋川にかけて無堤地区の津波対策事業の早期完成、国道441号の早期改良、地震対策等としての市内無電柱化、また将来に向けての自動運転等、まだまだ上げればたくさんありますが、これらの重要インフラ整備事業は、そのほとんどが国交省が管轄でございます。これらの事業の進捗は、国交省からどれだけ多くの予算を獲得してくるかにかかってきます。その国土交通省出身の森山副市長の人脈とその手腕に大きな期待がかかっておりますが、今後の重要政策への取組について森山副市長のその強い決意をお伺いをいたします。 ○議長(小出徳彦) 森山副市長。 ◎副市長(森山崇) 今後の市の重要政策への取組ということですが、重要インフラの整備という観点で私なりにお話しさせていただきたいと思います。 まずは、インフラ整備を取り巻く現状といたしましては、昨年9月議会で意見書を出していただきましたおかげもございますが、国土強靱化の5か年加速化対策が閣議決定されました。これは、インフラ整備及びメンテナンス事業について、令和3年度を初年度とし、5か年計画のベースで必要となる事業の進捗を図るものです。 また、これは各事業別に事業の見通しが示されますので、市としましても、この流れにしっかり乗っかり、国・県・市が連携しておのおのの役割を果たしながら、必要となるインフラ整備及びメンテナンス事業を着実に推進することが重要と考えております。議員ご指摘の個々の事業の話を含めてちょっと話させていただきます。 まず、佐賀~四万十間の早期着工でございますけれども、国の事業計画通知によりますと、大方~四万十間の事業進捗率は、現在約2%です。議員おっしゃられるとおり、予算獲得に向けては、高速道路の延伸に伴うストック効果などの整備効果でありますとか、将来の具体的なまちづくり計画、こうした地域の声を国にダイレクトに要望していくことが重要です。 また一方で、事業実施環境が十分に整っているということも重要な要素でございます。市が中心になってやっていくものといたしましては、本線設計協議の際の意見の取りまとめでありますとか用地交渉、周辺整備事業、残土処分場の確保、本線上に位置します公共施設の移転など、事業実施環境を整えていく必要がございます。これら山積する課題に対しまして、市としてしっかり準備していくとともに、早期着工に向けては、今年度本線及びこれに付随する市道や水路の設計が進められておりますので、これらに対する地元の意見の取りまとめを円滑に行うということが極めて重要ですので、着実に対応してまいります。 続きまして、国道441号の早期完成についてでございますが、中半バイパス及び口屋内バイパスの早期完成に向けましては、これもまた大型の事業ですので、予算獲得のためには、地域の切実な思いというものをしっかり県へ要望していくことが重要です。 また、一方でほぼ全線がトンネルというバイパス事業ですので、用地買収だけでなく、今後事業の進捗を大きく左右するのは、トンネルの工事工程に見合った十分な残土処分場を市において確保することです。現在、候補地として川登及び西土佐の2地区で残土処分場を確保すべく、地権者等との調整を進めておりますが、市としても早期完成に向け、最優先に対応してまいります。 続きまして、楠島川総合内水対策事業の早期完成でございますが、現在市が整備を進めている排水機場につきましては、土木工事やポンプ設備等、施設の核となる工事は発注済みとなっております。 一方、これは工種が複数に及ぶ難しい工事ですので、工期の遅延や工期途中での大幅な事業費の増大が発生しないように事業管理を徹底してまいります。 また、国の排水樋門、県の放水路の整備については、まだ関連工事が残っておりますので、国・県と工程調整を図りながら、早期完成に向けて着実に対応してまいります。 また、本事業は、総合内水対策事業でございますので、ハード整備の効果を最大限に発揮するためには、ソフト対策も一体となって講じていく必要がございます。これは、市が中心になって行うべきものですので、事業の対象範囲における土地利用のルールづくりについても着実に検討を進めてまいります。 続きまして、入田樋門改築の早期完成でございますけども、こちら長年の悲願でございました事業でございまして、昨年度より入田地区内水対策事業という形で事業化されました。今後とも国・県と連携し、早期の供用を目指してまいります。 続きまして、無堤地区の津波対策事業の早期完成でございますけども、無堤箇所の洪水・津波対策事業については、現在初崎地区で堤防整備が事業中ですので、早期完成を目指してまいります。 また、今年度弱小堤防箇所を抱える百笑地区と具同・入田地区の堤防補強事業が事業化されました。これによって治水安全度の向上が期待されるわけですが、特に百笑地区堤防については、連携すべき事業として、百笑堤防道路の2車線化、あともう一つが、建設から50年以上が経過している百笑水源の水道施設の耐震化がございます。こちら重要課題ですので、タイミングを逃すことなく、国・県と連携して、早期の実現を目指してまいります。 また、四万十川下流部の河川整備計画に位置づけられているその他の無堤箇所及び弱小堤防箇所についても早期の事業化に向け、必要となる地元調整、そして国への要望をしっかり行ってまいります。 続きまして、市内無電柱化につきましては、この5月に、令和3年度より5か年を計画期間とする新たな無電柱化計画が決定されたところです。高速道路の延伸を見据えたまちづくりとして、緊急輸送道路の無電柱化というのは重要課題だと考えております。国・県と連携し、国道439号の早期事業化を目指してまいります。 続きまして、将来に向けての自動運転についてですが、地域の足の確保というのは、今後市の将来の公共交通を考える上で重要な課題だと思います。自動運転については、国から最新動向を入手しつつ、今後とも研究を重ねてまいります。 続きまして、地元建設産業の健全な発展についてです。 四万十市の建設業は、インフラを整備・メンテナンスする担い手であるとともに、災害時には、安全・安心の守り手となります。四万十市の建設産業の将来のあるべき姿について、市と建設業界が一緒になって考えていくことが重要だと考えております。今後、市と建設業界で意見交換を重ねていき、市の入札契約制度に反映していく取組を進めてまいります。 続きまして、生活道路の交通安全対策についてです。 近年、道路管理者として、ECT2.0という車載器から得られるビッグデータがあるんですが、その活用が様々な施策に適応可能となっております。四万十市においても、モデルケースといたしまして、このビッグデータを市街地の交通安全対策に活用することを検討しております。こうした検討は、政府の骨太の方針でもEBPMというワードが盛り込まれておりますが、エビデンス・ベースト・ポリシー・メイキング、すなわちデータに基づいて的確に施策を実施していくということにつながっていくと考えております。 最後に、空き家対策の推進でございます。 空き家については、全国的に増加の一途であり、四万十市においても、重要課題だと思います。空き家対策を推進していくに当たっては、空き家の実態調査結果を基に、関連する支援事業を通じた有効活用を積極的に促進してまいります。 また、一方で、倒壊等のおそれがある空き家につきましては、これまでのような指導の徹底はもちろんのこと、これで立ち行かない場合は、法的措置も講ずるよう努力してまいります。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) 副市長1人制に対抗する、鬱憤を晴らすような力強い決意表明、ありがとうございました。 その中でも私が特に感じたのは、百笑堤防の補強並びに2車線化、これは国交省じゃないとできません。道路については、県になるとは思いますが、このことは区長会からも産業建設常任委員会に要望がございました。これ、ちょっと取組、早いですね。非常に進捗が早い。さすが国交省出身の森山副市長じゃないとできません。ぜひその点もよろしくお願いをいたします。 次に、4番のすっかりおなじみになりました岩田川の洪水対策についてでございます。 今森山副市長がちょっと述べられましたが、政府は6月17日、災害に強い地域づくりを目指す2021年度の国土強靱化年次計画を決定し、5か年対策の初年度で、自治体負担や民間投資を含む総事業費4.2兆円を計画、2021年度は、流域治水に重点を置く計画であります。 そこで、まず後川との合流点の国交省による今後の河床掘削でございます。応急対策工事としての岩田川と後川との合流点の大用寺前の国交省による河床掘削につきまして、昨年7月に関係地区の区長様とともに、国交省に後川と岩田川の合流部の掘削要望に参り、市の強い後押しの下、早速今年3月に河床掘削を行っていただきました。中村河川国道事務所の伊賀達也事務所長のご英断の下、早速に年度内に着工していただき、関係者の皆様一同喜んでいるところでございます。伊賀所長の決断と実行、この早さに、この所長はただ者ではないと思っておりました。やっぱりただ者ではありませんでした。伊賀者でした。 しかしながら、関係者の皆様は、現在の状況では完成とは考えておらず、引き続いての工事を行っていただけると期待をしているところですが、国交省からはその後連絡がございません。今後の事業につきまして市のほうに連絡があったか否か、あればその計画をお示しいただきたく、なければ、お礼かたがた引き続いての関係地区からの要望を行いたいと思いますので、市が先頭になっていただきたいと考えておりますが、まちづくり課長様のお考えをお伺いいたします。 ○議長(小出徳彦) 桑原まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(桑原晶彦) 岩田川の治水対策につきましては、流域区長さん方と議員が関係機関のほうに要望していただくなど、積極的な取組をしていただいたおかげで、着実に進行もしているところでございます。 そしてお尋ねの後川と岩田川の合流地点の河床掘削につきましても、昨年に続きまして、本年度も敷地集落付近でありますとか、秋田橋下流付近の河床掘削工事と併せまして、既に工事を発注しているというふうにお伺いしております。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) ありがとうございました。ぜひとも市の後押しの下、引き続いての工事をよろしくお願いをいたしたいと思います。 次に、県による岩田川改修計画の進捗状況についてでございますが、これまで流域の区長様と一緒になって要望してまいりました岩田川改修計画につきまして、1年前の6月議会で、岩田川改修計画については改修計画案の策定が完了し、引き続き地区説明会を実施、県のほうで用地測量調査を行い、詳細設計を行うとのことで、まちづくり課長様から答弁をいただいておりましたが、県からはその後の事業の進捗の連絡が地元にはございません。ということでありますので、今年度の応急的な河床掘削予定と現在の抜本的改修事業の進捗状況はどのようになっているのか、把握していればお答え願いたい。 また、進捗状況が悪ければ、関係者一同で幡多土木事務所長、さらには濵田知事に要望に参りたいと考えておりますので、今後とも市が先頭になっていただきたく、まちづくり課長のお考えをお伺いいたします。 ○議長(小出徳彦) 桑原まちづくり課長。 ◎まちづくり課長(桑原晶彦) まず、岩田川の河床掘削についてですけれども、幡多土木事務所にお伺いしましたところ、大用寺橋から口鴨川地区までの間におきまして、計画的に河床掘削を行っているということでございます。 本年度の予定につきましては、昨年度若藤橋からその下流の頭首工までを掘削したところですけれども、本年度はその頭首工からさらに下流の部分を中心にこの工事を実施するとお聞きしております。 次に、現在の岩田川の改修の進捗状況についてですけれども、まず地区説明会につきましては、コロナ感染拡大の防止を図るため、土地関係者や地区の方々には、個別に説明に回っているというふうな状況と聞いております。 また、昨年度から用地測量を実施しまして、本年度は補償物件調査を完了させ、令和4年度から本格的な用地交渉に入るという予定と聞いてもおります。市としましても、岩田川改修の一日も早い完成に向け、地元調整など積極的に取り組んでまいりたいというふうに考えております。 以上でございます。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) ありがとうございました。両方とも順調に進んでいるようでございます。まちづくり課長の力がなければ進みませんので、今後ともよろしくお願いをいたします。 次に、5番の大川筋集落活動センターについてでございますが、大川筋地区と市・県との事業計画の調整状況につきまして、昨年12月議会の課長答弁で、地区から大川筋集落活動センターの事業計画案が示され、その後は、市・県を交えて協議をしていくとのことでありました。 計画案によりますと、かわらっこ等の観光客をターゲットにしたコインランドリーの建設、またトラクターを利用した、トラクターで客車を引いて観光客を遊覧させる等、斬新な計画が提案されておりましたが、私からは、県に対して、市は精いっぱいの後押しをしていただきたいとのお願いの念押ししておきましたが、その後どのような状況になっているのか。 また、地区の将来がかかっている事業でございますので、組織が存続していくような収益事業をぜひとも計画していただくよう、市にはなお一層のご指導・ご支援を賜りたく、課長のお考えをお伺いします。 ○議長(小出徳彦) 山崎企画広報課長。 ◎企画広報課長(山崎行伸) 議員おっしゃいましたように、現在大川筋地区におきまして、集落活動センターの設立に向けて準備が進んでいるところでございまして、昨年度から本格的に検討を重ねて実施計画が提出されたところでございます。 ただ、やはり将来にわたって持続可能なものにしていくためにも、やはり収益性のある事業をいかに実施していくのか、それから適正な事業規模かどうかというようなところの精査が十分必要になってこようかと思っております。これまでも高知県の幡多地域本部とともに、市も話合いに加わりまして、地区とその収支を含めた事業内容の精査を進めてまいりました。議員もご紹介いただきましたトラクターを利用した観光事業につきましては、地域といたしましても、収益事業の柱として位置づけをして考えられておったところでございますけれども、少し関係法令をクリアできない可能性が極めて高いということで、断念するということになっております。これを受けまして、準備委員会のほうで地区住民の方を対象とした現状報告会が6月13日に開催されたところでございますけれども、地区といたしましても、やはり収益事業が必要であるという認識をお持ちのようでして、これは市と意を同じにするところでございますけれども、新たな収益事業の検討も含めて今の事業計画を生かしながらも、今後どう組立て直すのか、話合いを行う運びとなっているところでございます。地域には、かわらっこという拠点施設もございますので、このかわらっこと連携しやすい活動拠点の在り方、相乗効果が生まれる取組などの視点も持ちながら、高知県の幡多地域本部と連携し、市としましても、できる限りのサポートを続けていきたいというふうに考えるところでございます。 以上です。 ○議長(小出徳彦) 山崎 司議員。 ◆12番(山崎司) 事業に対していろいろ難しいところもあるようでございますが、今後とも他地区の例もございますので、そういうところも研究していただいて、地元だけではなかなか知恵が出ないところもございます。ぜひとも県と市が一緒になって、他地区の例等を上げていただきまして、何とぞ大川筋地区が発展いたしますような収益事業をぜひご指導・ご支援いただきたいとよろしくお願いを申し上げまして、ちょっと早いですけれども、皆さんに喜ばれるような早めに終わらせていただきました。 このマスクのおかげで、大変声が太かったと思いますが、どうぞお許しいただきたいと思います。以上で私の質問を終わらせていただきます。
    ○議長(小出徳彦) 以上で山崎 司議員の質問を終わります。 お諮りいたします。 本日の会議はこの程度にとどめ、延会いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、本日はこれにて延会することに決しました。 どうもご苦労さまでございました。                午後4時7分 延会...