四万十市議会 > 2020-12-22 >
12月22日-06号

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  1. 四万十市議会 2020-12-22
    12月22日-06号


    取得元: 四万十市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-17
    令和 2年12月定例会         令和2年12月四万十市議会定例会会議録(第16日)                               令和2年12月22日(火)■議事日程  日程第1 第1号議案から第14号議案及び第34号議案から第55号議案        第1号議案 令和2年度四万十市一般会計補正予算(第9号)について        第2号議案 令和2年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について        第3号議案 令和2年度幡多中央介護認定審査会会計補正予算(第1号)について        第4号議案 令和2年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第3号)について        第5号議案 令和2年度四万十市病院事業会計補正予算(第2号)について        第6号議案 四万十市新型コロナウイルス感染症対策利子及び信用保証料補給基金条例        第7号議案 四万十市国民健康保険税条例の一部を改正する条例        第8号議案 四万十市税外収入、督促手数料及び延滞金条例等の一部を改正する条例        第9号議案 四万十市都市公園条例の一部を改正する条例        第10号議案 新型コロナウイルス感染症患者等に対する業務に従事した市民病院職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例        第11号議案 辺地総合整備計画の変更について        第12号議案 辺地総合整備計画を定めることについて        第13号議案 工事請負契約について ~防災行政無線戸別受信機設置工事~        第14号議案 四万十市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又はこれらに準ずる者とすることについて        第34号議案 字の区域及び名称の変更について        第35号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市防災センター)        第36号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市天体観測施設)        第37号議案 公の施設の指定管理者の指定について(環境・文化センター四万十楽舎)        第38号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市総合福祉センター)        第39号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市デイ・サービスセンター)        第40号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市多目的デイ・ケアセンター)        第41号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市老人憩の家)        第42号議案 公の施設の指定管理者の指定について(生活改善センター等)        第43号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立富山地区集会所)        第44号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立四万十農園あぐりっこ)        第45号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市総合営農指導拠点施設)        第46号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市営農飲雑用水施設)        第47号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市奥屋内下集会所)        第48号議案 公の施設の指定管理者の指定について(宿泊体験型モデルハウス四万十ヒノキの家)        第49号議案 公の施設の指定管理者の指定について(幡多公設地方卸売市場)        第50号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立具同地区集会所)        第51号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十川学遊館及びトンボ自然公園)        第52号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十カヌーとキャンプの里かわらっこ)        第53号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市ふれあいの館「星羅四万十」)        第54号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市都市公園及び市立公園)        第55号議案 令和2年度四万十市一般会計補正予算(第10号)について       陳情1件        陳情第1号 「妊産婦医療費助成制度創設」を求める陳情書              (各委員長報告、質疑)  日程第2 第15号議案から第33号議案及び第56号議案        第15号議案 農業委員会委員の任命について(福留宣彦)        第16号議案 農業委員会委員の任命について(土居忠栄)        第17号議案 農業委員会委員の任命について(谷崎容子)        第18号議案 農業委員会委員の任命について(安藤久徳)        第19号議案 農業委員会委員の任命について(加用雅啓)        第20号議案 農業委員会委員の任命について(畠中温喜)        第21号議案 農業委員会委員の任命について(正木卓夫)        第22号議案 農業委員会委員の任命について(尾崎征洋)        第23号議案 農業委員会委員の任命について(清水優志)        第24号議案 農業委員会委員の任命について(伊勢脇精蔵)        第25号議案 農業委員会委員の任命について(遠地美千代)        第26号議案 農業委員会委員の任命について(岡崎 誠)        第27号議案 農業委員会委員の任命について(芝 順子)        第28号議案 農業委員会委員の任命について(山本 官)        第29号議案 農業委員会委員の任命について(井上靖好)        第30号議案 農業委員会委員の任命について(桑原宏文)        第31号議案 農業委員会委員の任命について(篠田新生)        第32号議案 農業委員会委員の任命について(岡村 猛)        第33号議案 農業委員会委員の任命について(伊与田真哉)        第56号議案 監査委員の選任について(藤近幸久)       所管事項の調査(令和2年9月定例会より継続調査)              (全員協議会)              (討論、採決)  日程第3 意見案1件        意見案第1号 核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書               (提案理由の説明)               (討論、採決)■本日の会議に付した事件  日程第1から日程第3まで出席議員  1番 寺 尾 真 吾     2番 廣 瀬 正 明     3番 山 下 幸 子  4番 上 岡 真 一     5番 川 渕 誠 司     6番 松 浦   伸  7番 酒 井   石     8番 大 西 友 亮     9番 西 尾 祐 佐  10番 垣 内 孝 文     11番 谷 田 道 子     12番 山 崎   司  13番 上 岡   正     14番 平 野   正     15番 安 岡   明  16番 川 村 一 朗     17番 小 出 徳 彦     18番 宮 崎   努  19番 白 木 一 嘉     20番 宮 本 幸 輝欠席議員(なし)出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       中 平 正 宏        副市長      田 村 周 治  副市長      森 山   崇        総務課長     町 田 義 彦  地震防災課長   岡 本 寿 明        企画広報課長   山 崎 行 伸  財政課長     田 能 浩 二        市民・人権課長  川 崎 一 広  税務課長     村 上 正 彦        収納対策課長   永 橋 泰 彦  環境生活課長   渡 邊   康        子育て支援課長  武 田 安 仁  健康推進課長   渡 辺 和 博        高齢者支援課長  竹 田 哲 也  観光商工課長   朝比奈 雅 人        農林水産課長   小 谷 哲 司  まちづくり課長  桑 原 晶 彦        上下水道課長   池 田 哲 也  会計管理者兼会計課長              市民病院事務局長 原   憲 一           福 原 宏 固  福祉事務所長   村 上 真 美        代表監査委員   濱 田 修 一  教育長      徳 弘 純 一        学校教育課長   山 崎 寿 幸  生涯学習課長   花 岡 俊 仁        総合支所長地域企画課長                                   篠 田 幹 彦  保健課長兼西土佐診療所事務局長         産業建設課長   渡 辺 昌 彦           加 用 拓 也   職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  局長       西 澤 和 史        局長補佐     桑 原 由 香  総務係長     武 内 直 樹        主幹       上 岡 真良那              午前10時0分 開議 ○議長(小出徳彦) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 遅刻の届けが参っております。松浦 伸議員、家事都合のため遅刻、以上のとおり報告いたします。 朝比奈観光商工課長から、寺尾真吾議員の議案質疑中の答弁に関し、訂正の申出がありますので、お聞き取り願います。 朝比奈観光商工課長。 ◎観光商工課長(朝比奈雅人) おはようございます。 寺尾議員の議案質疑に対する答弁中、「大川筋地区の皆さんとの連携」と言うべきところを「大川筋地域振興組合との連携」と誤って答弁をしておりました。現在は、大川筋地域振興組合は株式会社かわらっこへ事業を引き継ぎ、発展的な解散をしております。大変申し訳ございませんでした。おわび申し上げますとともに、訂正をお願いいたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で発言訂正の説明を終わります。 議長において、発言訂正の説明のとおり、訂正することにいたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) 日程第1、「第1号議案」から「第14号議案」まで、「第34号議案」から「第55号議案」まで及び陳情1件を一括議題といたします。 以上の案件に関し、各委員長の報告を求めます。 先に、白木一嘉予算決算常任委員長。 ◆予算決算常任委員長(白木一嘉) おはようございます。 それでは、予算決算常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案6件について、12月17日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、「第1号議案、令和2年度四万十市一般会計補正予算(第9号)について」は、令和2年人事院勧告の趣旨に沿って一般職員並びに特別職等の給与費の補正を行うもののほか、保育所等感染防止対策病院事業会計負担金観光施設等緊急整備に対応する経費等でございました。 また、繰越明許費補正については、追加が19件で、査定決定後の適正工期が確保できず、年度内の完了が見込めない災害復旧事業等でございました。 債務負担行為補正については、中村西中学校規模改造事業に要する経費等で4件でございました。 委員からは、災害復旧事業等が年度内に完了できない理由や指定管理者が使用する備品を市が購入することについて、また持続化応援金の減額の理由等、様々な方面から質疑を行いました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第2号議案、令和2年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について」、「第3号議案、令和2年度幡多中央介護認定審査会会計補正予算(第1号)について」、「第4号議案、令和2年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第3号)について」、「第5号議案、令和2年度四万十市病院事業会計補正予算(第2号)について」は、一般会計補正予算と同様の職員給与費の見直しによるもののほか、システム改修等に要する経費で、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 また、追加議案として提出された「第55号議案、令和2年度四万十市一般会計補正予算(第10号)について」は、新型コロナウイルス感染症対策の国の追加支援策として、ひとり親世帯臨時特別給付金を再度支給するものとのことで、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で予算決算常任委員長報告を終わります。 続いて、寺尾真吾総務常任副委員長。 ◆総務常任副委員長(寺尾真吾) それでは、総務常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案6件につきまして、12月18日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、「第8号議案、四万十市税外収入、督促手数料及び延滞金条例等の一部を改正する条例」について収納対策課から説明を受け、審査を行いました。 令和2年3月31日に公布された地方税法等の一部改正に伴い、延滞金等の特例規定の改正に合わせた規定の整備を図るため、所要の改正を行うものとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第11号議案、辺地総合整備計画の変更について」財政課から説明を受け、審査を行いました。 平成28年度から令和2年度までの5か年の計画を立て事業を実施している現在の辺地総合整備計画において、新たに市内の光ファイバー未整備地域への施設整備、市立中学校再編に伴うスクールバス購入の追加、また道路事業における改良区間の延長や設計変更等による事業費が増額となったことから、その内容を変更するものとのことで、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第12号議案、辺地総合整備計画を定めることについて」財政課から説明を受け、審査を行いました。 現在の計画が本年度末をもって終了となる。四万十市の生活水準の向上を図るため、辺地地域内で公共施設整備を推進していく必要があることから、現時点で計画している事業の実施に当たり、有利な辺地対策事業債を活用するため、令和3年度から令和7年度までの5か年を期間とした辺地総合整備計画を新たに策定するものとのことで、市道改良、林道改良、学校再編に伴うスクールバスの購入、飲料水供給施設の整備等とのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第13号議案、工事請負契約について」財政課及び地震防災課から説明を受け、審査を行いました。 これは、防災行政無線戸別受信機設置工事で、予定価格1億5,000万円以上の工事請負となることから、議会の議決を求めるものとのことでございました。製造業者から、予定より早く、令和3年9月10日までに再送信局の納品が可能との報告を受け、それにより来年10月頃から戸別受信機の設置に取りかかることができる予定とのことでございました。 委員から、設置戸数について質疑があり、執行部から、「戸別受信機を1,950世帯、タブレットを16世帯に設置予定。」との答弁がございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第34号議案、字の区域及び名称の変更について」総務課から説明を受け、審査を行いました。 これは、平成25年1月23日付で事業施行決定となった四万十市入田土地改良事業の実施に伴い、従来の筆界が消滅し、字の区域が不明確となったことから、新しく字の区域及び名称を設定する必要が生じたため変更を行うものとのことで、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第35号議案、公の施設の指定管理者の指定について」地震防災課から説明を受け、審査を行いました。 管理を行わせる施設は、四万十市防災センターでございます。本年度末をもって指定期間が満了となることから、公募を行い、申請があった事業者1社について指定管理者候補者選定委員会を行い、基準点以上であったため、指定管理者候補者として決定したもので、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき、議会の議決を求めるものとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 また、その他の案件として、行政視察についても協議を行い、全国的な新型コロナウイルス感染拡大を考慮し、今年度は実施しないことと決しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で総務常任委員長報告を終わります。 続いて、宮本幸輝産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(宮本幸輝) 産業建設常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案15件、所管事項に係る報告1件について、12月18日に委員会を行いましたので、その結果についてご報告をいたします。 まず、「第6号議案、四万十市新型コロナウイルス感染症対策利子及び信用保証料補給基金条例」について観光商工課から説明を受け、審査を行いました。 これは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けている地域経済及び事業者を支援することを目的として基金を設置するものとのことでございます。基金の原資は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で、令和7年度末までの利子補給及び信用保証料補給の財源として活用するとのことでございました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第14号議案、四万十市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又はこれらに準ずる者とすることについて」農林水産課から説明を受け、審査を行いました。 これは、農業委員会委員の任命の原則として、委員の過半数を認定農業者等が占めなければならないとあるところ、新しい農業委員を任命するに当たり、過半数に足りないため、認定農業者等に準ずる者を含めて過半数とすることについて議会の同意を求めるものとのことでございます。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり同意すべきものと決しました。 次に、「第42号議案」、「第43号議案」、「第44号議案」、「第45号議案」、「第46号議案」、「第47号議案」、「第48号議案」、「第49号議案」、「第50号議案」、「第51号議案」、「第52号議案」、「第53号議案」及び「第54号議案」の「公の施設の指定管理者の指定について」執行部からそれぞれ説明を受け、審査を行いました。 これは、各指定管理者の指定期間が令和3年3月末をもって満了となるため、その後の指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものでございます。 「第48号議案」の宿泊体験型モデルハウス四万十ヒノキの家の審査では、委員から、「宿泊や見学者等、興味を持っている人が一定数いるようだが、そのような人たちは四万十ヒノキが育った山や手入れ等についても関心があるのではないか。製品だけでなく、材になるまでの経過についても興味をつなげていくことが林業振興に結びつくのではないか。」、また「建築費用について、モデルハウスを例にすると高額になるが、品質や原価等を説明し、実際はこの程度で建築できるということを示すことがヒノキの家の普及につながるのではないか。」等の意見が出され、執行部から、「今後、指定管理者に対して、宿泊や見学客の対応時には、材の育つ山の状況や建築に係る費用面についても説明しながらPRしてもらうよう依頼をしたい。」との答弁がございました。 また、「第51号議案」の四万十川学遊館及びトンボ自然公園の審査では、委員から、「ただ見に行くのとガイドしてもらうのでは大きな違いがある。専門性の高い管理者にお願いするのであれば、貴重な場所、見たい場所と思ってもらえるように、見せ方や案内の仕方を工夫してもらえないか。」や「生物多様性を考えたとき、本市のトンボ公園やトンボを通じた独特の技術が世界的に見てどのレベルにあるのか。発信できる可能性があるかについても検討し、専門性と誘客の両方の観点で取り組めないか。」等の質疑があり、執行部から、「他施設との差別化を図れるような見せ方や取組が必要だと思っている。理事会でも協議し、前向きに検討したい。」、「現在、トンボ公園幡多広域観光協議会教育プログラムを作成中で、これにより教育旅行の誘致が有利になると期待している。このような側面も踏まえて取組を進めたい。」との答弁がございました。 それぞれ審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、高知県における高病原性鳥インフルエンザの患畜の確認について農林水産課から説明を受けました。 12月15日、宿毛市の採卵鶏農場において、鶏の死亡羽数の増加が確認されたため、検査を実施したところ、高病原性鳥インフルエンザの患畜であることが確認されたとのことでございます。12月16日以降、高知県により家禽等の移動制限区域及び搬出制限区域の設定がされ、当該農場の鶏の殺処分や埋却、施設の消毒作業等の防疫措置が行われている。現時点で四万十市への影響はないが、国内各地の感染拡大や宿毛市での発生状況等を踏まえ、12月18日付で鳥インフルエンザに関する注意喚起等の周知を行うとのことでございました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で産業建設常任委員長報告を終わります。 続いて、上岡 正教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(上岡正) それでは、教育民生常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案9件、陳情1件につきまして、12月18日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、「第7号議案、四万十市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。 平成30年度の税制改革大綱により、フリーランスなどの働き方の多様化を税制面から後押しするという観点から、給与所得控除公的年金控除の特定控除を一律10万円引き下げ、それと併せてどのような所得にも適用される基礎控除を10万円引き上げるという所得控除の改正が行われ、令和3年1月1日から個人の住民税に適用されるとのことです。本案は、この税制改正により、現在の条例のままでは低所得者に適用されている国保税の軽減措置が、軽減割合の縮小や対象から除外されてしまう場合もあることから、そのような不利益が生じないよう必要な改正を行うとの説明がありました。 委員から、軽減措置を受けている対象者の割合について質問があり、「四万十市国保の被保険者で軽減措置を受けているのは67.3%に当たる。」との回答でした。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第9号議案、四万十市都市公園条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。 本案は、四万十市立中央公民館の解体に伴い取り外した空調機を市民スポーツセンター2階卓球場と武道館への移設に伴い、電気料が試算で従来の約1.32倍になる見通しから、その50%相当分を使用料に転嫁するものです。 また、スポーツセンターの会議室について、現在イベント等の資材置場となっており、一般の方には貸出しをしていない状況にあるので、料金表から削除する改正とするものです。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第10号議案、新型コロナウイルス感染症患者等に対する業務に従事した市民病院職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。 本案は、これまでPCR検査については、幡多福祉保健所の依頼に基づき実施するものに限られていたが、検査協力医療機関の医師が必要と判断した場合にも実施できるようになったことから、従前の市民病院の医療従事者に加え、西土佐診療所の医療従事者を対象に追加すること。またPCR検査が検査協力医療機関で実施できるようになったことに伴い、CT検査等、外来診療業務の一環の中で行われる業務も手当の対象とするよう、検体採取手当を外来業務手当に変更するとのことです。 あわせて、新型コロナウイルス感染症は国の指定感染症に指定されており、その期限が政令により定められているが、今後政令が改正されて指定期間が延長されれば、その都度、条例改正を行わなければならなくなるので、規則で適用期間について定義し、延長されれば規則で対応できるよう改正を行っているとの説明がありました。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に「第36号議案」、「第37号議案」、「第38号議案」、「第39号議案」、「第40号議案」及び「第41号議案」の「公の施設の指定管理者の指定について」の6議案については、それぞれ施設の指定管理者の指定期間が令和3年3月末に満了するものについて、当該期間満了後の指定管理者を指定するものであります。 審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「陳情受理番号第1号、「妊産婦医療費助成制度創設」を求める陳情書」の審査を行いました。 本陳情は、現在全県下で行われている乳幼児に対する医療費助成制度を、妊産婦に対しても同様の制度を創設してほしいというものであります。全国的な現況として、近年様々な社会的要因等により、女性の出産年齢の上昇で、いわゆるハイリスク妊娠の割合が増え、胎児の生育に影響している場合もあります。一方、収入が乏しく、健診料を経済的負担と感じている方もいらっしゃるようです。制度創設により、周産期医療で大切な早期発見、早期治療へと結び、安心・安全な妊娠、出産の確立が図られるというものであります。 審査前に、執行部から現在の本市の妊産婦に対する助成事業について説明を受けました。本市では、妊娠届が提出されると計14通の受診票が交付され、出産までの健診はその受診票を使用することで無料になるとのことです。その中で、もし精密検査が必要になった場合、別途精密検査用受診票が交付されるとのことでした。また、出産後の産婦に対する健診を2回実施しているとのことです。 これらの手厚い助成事業が妊産婦の健康保持や不安解消等に大きく寄与していることを認識した上で、本陳情の助成制度が実施されれば、さらなる切れ目のない医療提供が確保され、安心・安全な妊娠・出産の確立が図られるという観点から、全会一致で採択といたしました。 その他の案件として、行政視察について協議いたしました。 来年1月中旬ぐらいに委員会の行政視察として高知市の教育関係機関を中心に実施するよう調整を図っていましたが、新型コロナウイルス感染症の終息の見通しが不透明のため、今年度の視察は中止することに決定しました。 以上のとおりご報告いたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で教育民生常任委員長報告を終わります。 これにて各委員長報告を終わります。 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 質疑なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) お諮りいたします。 これより意見調整のため全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整のため全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。              午前10時28分 休憩              午後2時30分 再開 ○議長(小出徳彦) 休憩前に引き続き会議を開きます。 寺尾真吾総務常任副委員長から、総務常任委員長報告の発言に関し訂正の申出がありますので、お聞き取り願います。 寺尾真吾総務常任副委員長。 ◆総務常任副委員長(寺尾真吾) 午前中の総務常任委員長報告の中で、「第11号議案」及び「第12号議案」の議案名等について、「辺地」と言うべきところを「へき地」と言い間違えて報告しておりました。おわび申し上げますとともに訂正をお願いいたします。 以上で発言訂正の説明を終わります。 ○議長(小出徳彦) 以上で発言訂正の説明を終わります。 議長において、発言訂正の説明のとおり、訂正することにいたします。 お諮りいたします。 調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 「第1号議案、令和2年度四万十市一般会計補正予算(第9号)について」、「第2号議案、令和2年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について」、「第3号議案、令和2年度幡多中央介護認定審査会会計補正予算(第1号)について」、「第4号議案、令和2年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第3号)について」、「第5号議案、令和2年度四万十市病院事業会計補正予算(第2号)について」、「第6号議案、四万十市新型コロナウイルス感染症対策利子及び信用保証料補給基金条例」、「第7号議案、四万十市国民健康保険税条例の一部を改正する条例」、「第8号議案、四万十市税外収入、督促手数料及び延滞金条例等の一部を改正する条例」、「第9号議案、四万十市都市公園条例の一部を改正する条例」、「第10号議案、新型コロナウイルス感染症患者等に対する業務に従事した市民病院職員特殊勤務手当に関する条例の一部を改正する条例」、「第11号議案、辺地総合整備計画の変更について」、「第12号議案、辺地総合整備計画を定めることについて」、「第13号議案、工事請負契約について」、「第34号議案、字の区域及び名称の変更について」、「第35号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市防災センター)」、「第36号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市天体観測施設)」、「第37号議案、公の施設の指定管理者の指定について(環境・文化センター四万十楽舎)」、「第38号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市総合福祉センター)」、「第39号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市デイ・サービスセンター)」、「第40号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市多目的デイ・ケアセンター)」、「第41号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市老人憩の家)」、「第42号議案、公の施設の指定管理者の指定について(生活改善センター等)」、「第43号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立富山地区集会所)」、「第44号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立四万十農園あぐりっこ)」、「第45号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市総合営農指導拠点施設)」、「第46号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市営農飲雑用水施設)」、「第47号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市奥屋内下集会所)」、「第48号議案、公の施設の指定管理者の指定について(宿泊体験型モデルハウス四万十ヒノキの家)」、「第49号議案、公の施設の指定管理者の指定について(幡多公設地方卸売市場)」、「第50号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立具同地区集会所)」、「第51号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十川学遊館及びトンボ自然公園)」、「第52号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十カヌーとキャンプの里かわらっこ)」、「第53号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市ふれあいの館「星羅四万十」)」、「第54号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市都市公園及び市立公園)」、「第55号議案、令和2年度四万十市一般会計補正予算(第10号)について」、以上35件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、以上35件の議案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第14号議案、四万十市農業委員会委員の過半数を認定農業者等又はこれらに準ずる者とすることについて」を採決いたします。 本案の委員長報告は同意であります。委員長報告のとおり同意することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり同意いたしました。 次に、「第15号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は福留宣彦氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第16号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は土居忠栄氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第17号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は谷崎容子氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第18号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は安藤久徳氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第19号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は加用雅啓氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第20号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は畠中温喜氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第21号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は正木卓夫氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第22号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は尾崎征洋氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第23号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は清水優志氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第24号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は伊勢脇精蔵氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第25号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は遠地美千代氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第26号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は岡崎 誠氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第27号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は芝 順子氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第28号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は山本 官氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第29号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は井上靖好氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第30号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は桑原宏文氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第31号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は篠田新生氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第32号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は岡村 猛氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 続いて、「第33号議案、農業委員会委員の任命について」、同意を求める者は伊与田真哉氏についてを採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、「第56号議案、監査委員の選任について」、同意を求める者は藤近幸久氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。(議場閉鎖) ○議長(小出徳彦) ただいまの出席議員数は19人であります。 投票用紙を配付させます。(投票用紙配付) ○議長(小出徳彦) 投票用紙の配付漏れはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。(投票箱点検) ○議長(小出徳彦) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。本案を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。(職員点呼、投票) ○議長(小出徳彦) 投票漏れはありませんか。(「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。(議場開鎖) ○議長(小出徳彦) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に川渕誠司議員及び上岡真一議員を指名いたします。よって、両議員の立会いを願います。(開  票) ○議長(小出徳彦) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 これは先ほどの出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 19票 反対 0票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、今期定例会で受理した陳情1件について採決を行います。 「陳情受理番号第1号、「妊産婦医療費助成制度創設」を求める陳情書」の教育民生常任委員長報告は採択であります。 本案は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、本案は委員長報告のとおり採択と決しました。 次に、令和2年9月定例会より継続調査の所管事項について決定を行います。 所管事項の調査については、各常任委員長報告並びに議会運営委員長報告は継続調査であります。 以上、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、所管事項の調査については各委員長報告のとおり決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(小出徳彦) 日程第3、「意見案第1号」を議題といたします。 初めに、「意見案第1号、核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 大西友亮議員。 ◆8番(大西友亮) 「意見案第1号、核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書(案)」の提出理由を説明させていただきます。 今年10月25日に核兵器の開発、保有、使用、威嚇を禁止する核兵器禁止条約を批准した国が50か国に達し、90日後の来年1月に発効することが確実となりました。 核兵器禁止条約は、全世界の被爆者の方々の、もう二度とこのような事態を起こしてはいけないという強い思いが結実したもので、その発効は核兵器のない世界の実現に向けて大きな一歩になるものと確信をします。 この条約の内容を、より包括的で実効性の高いものにしていくには、核保有国をはじめ、より多くの国が条約に参加しなければなりません。 よって、国におかれては、非核三原則を堅持しつつ、立場の異なる国々の橋渡しに努め、各国の対話や行動を粘り強く促して、核兵器のない世界の実現に向けた国際社会での取組をリードするよう求めます。 また、唯一の戦争被爆国として、一日も早く核兵器禁止条約の署名・批准を行い、それまでの間はオブザーバーとして締約国会議及び検討会議に参加をすることを強く求め、下記事項を要望いたします。 1、一日も早く核兵器禁止条約の署名・批准を行うこと。 以上、地方自治法第99条の規定に基づき意見書を提出します。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(小出徳彦) 以上で提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「意見案第1号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。(「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(小出徳彦) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 「意見案第1号、核兵器禁止条約の署名・批准を求める意見書」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。(賛成者起立) ○議長(小出徳彦) 起立少数であります。よって、本案は否決いたしました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に市長より挨拶の申出があります。お聞き取り願います。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 令和2年12月市議会定例会の閉会に当たり、一言ご挨拶を申し上げます。 12月7日に開会しました本議会は、補正予算5件、条例議案5件、その他の議案など44件、さらに追加議案2件の計56件につきまして、慎重審議の上、それぞれ適切なご決定をいただき、ありがとうございました。 今年一年を振り返りますと、まず第一に新型コロナウイルス感染症拡大が挙げられます。 昨年の12月8日、中国武漢で初感染が確認をされ、1月には日本国で、2月には高知県で、そして3月31日は幡多保健所管内で、4月には四万十市内にて感染確認がされました。 また、4月24日から5月6日までは、飲食業また観光関連の皆様には休業していただき、一定封じ込めができていたものと思いますけれども、感染終息には至らず、第2波、第3波といまだに大変大きな影響が出ております。 特に第3波の影響は、予想をはるかに上回り、全国で感染者が急増しています。県内におきましても、11月末から感染者が急増しており、また病院でクラスターが発生するなど、県全域で感染者数が増え続けています。昨日まで、19日連続して10名以上の感染が確認をされました。幡多福祉保健所管内におきましても、今月5日、2名の感染が確認されて以降、20名を超える陽性者数が確認されています。 県におきましては、感染者の急増を受け、今月9日から、対応レベルを5段階中、上から2番目の特別警戒に引き上げ、会食については4人以下、2時間以内とするよう呼びかけ、高齢者また基礎疾患がある方には自粛を求めました。さらに、16日から30日までの15日間、県下全域の飲食店等に対し、営業時間短縮の協力要請を出し、感染拡大防止の緊急対策に迫られる状況となりました。国においても、28日から来月11日までのGoToトラベルの全国一斉一時停止を表明いたしました。 事業者の皆様におかれましては、年末年始にかけ繁忙期を迎えるはずが、こういった状況となり、経済活動に制約がかかることは本当に残念であります。県におきましても、協力金の支給といったものがありますので、申請を行っていただきたいと思います。 年明け以降、時期は未定ではありますが、ワクチンの接種が可能になるものと思われます。ただ、その効用、副作用といった面で不安視する声もありますし、感染症数の減少については一定時間がかかるものと予測されます。感染者、特に重症者の急増、医療現場の逼迫、経済活動の低迷と、感染拡大がもたらす甚大な影響を考えますと、特効薬的な有効な手だてがないのが現状であり、耐え忍ぶ時期でもあろうと思います。 これまでも不要不急の外出の自粛やマスクの着用、小まめな手洗い、3密を避けるなど、感染予防対策の徹底をお願いしてきましたが、これから年末年始を迎え、人の動きも活発となります。久しぶりに家族また親戚・友達に会えることを心待ちにする一方で、不安を抱えている市民の方もいらっしゃることを考えますと、手放しで喜べないのが本音ではないかと思います。市民の皆様には、引き続き感染の予防といったものにも注意を払っていただくとともに、市といたしましても、注意喚起を怠ることなく、市民の健康を守っていく所存であります。 また、開会中の15日には、宿毛市で県内の養鶏場としては初めて、鳥インフルエンザの感染が確認されました。香川県を皮切りに、九州また中国地方など西日本の養鶏場で発生しているようですが、県におきまして迅速な対応が取られています。市民の皆様には、風評被害といったものを出さないよう、冷静な対応をお願いをいたします。 今年一年、本来予定していました一條公家行列また市民祭・花火大会・ウルトラマラソンなど多くのイベント、また外商活動が中止または延期となりました。産業振興計画の取組に影響が出るとともに、市内各産業の経済も大きな打撃を受けました。そうした状況の打開策として、様々な施策を打ち出し、実施してまいりましたが、抜本的な打開策には至らず、これ以上にこのコロナ禍の影響が甚大であったと感じています。 年明け以降におきましても、コロナに打ち勝ち、未来を展望できる令和3年となるよう、引き続き感染予防対策また経済活動の再生に向け、市職員一丸となって全力で取り組んでまいります。市議会議員の皆様におかれましては、引き続きのご指導・ご協力を賜りますようにお願いをいたします。 結びになりますが、寒さもこれから一段と深まってまいります。議員の皆様におかれましては、市政発展のため引き続きご活躍いただきますようお願い申し上げますとともに、輝かしい新年をお迎えくださいますようご祈念申し上げ、閉会に当たってのご挨拶といたします。この1年大変お世話になりました。ありがとうございました。 ○議長(小出徳彦) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて令和2年12月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労さまでございました。              午後3時3分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                四万十市議会議長                四万十市議会副議長                四万十市議会議員                四万十市議会議員...