○議長(
宮崎努) 次に、原案に賛成の議員。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 お諮りいたします。
調整済みの議案については討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、
調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 「第8
号議案、
四万十市
アロエ製品加工施設条例の一部を改正する条例」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 続いて、「第9
号議案、
四万十市
漁港管理条例の一部を改正する条例」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 続いて、「第2
号議案、
令和元年度
四万十市
一般会計補正予算(第1号)について」、「第3
号議案、
令和元年度
四万十市
介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について」、「第4
号議案、
四万十市
森林環境譲与税基金条例」、「第5
号議案、
四万十市
沈下橋修繕基金条例」、「第6
号議案、
四万十市
非常勤特別職員の報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する条例」、「第10
号議案、
四万十市
介護保険条例の一部を改正する条例」、以上8件を一括して採決いたします。 以上の案件の
委員長報告はいずれも可決であります。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、以上8件の議案は
委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第11
号議案、
四万十市道路線の認定について」を採決いたします。 本案の
委員長報告は認定であります。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり認定いたしました。 次に、「第1
号議案、
専決処分の承認を求めることについて(
令和元年度
四万十市
国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第1号)」を採決いたします。 本案の
委員長報告は承認であります。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、本案は
委員長報告のとおり承認いたしました。 これより「諮問第1号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」、同意を求める者は
竹田元久氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(
宮崎努) ただいまの
出席議員数は19人であります。 投票用紙を配付させます。 (投票用紙配付)
○議長(
宮崎努) 大丈夫でしょうか。投票用紙の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
○議長(
宮崎努) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。「諮問第1号」を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。 (職員点呼、投票)
○議長(
宮崎努) 投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
○議長(
宮崎努) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に
垣内孝文議員及び寺尾真吾議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。 (開 票)
○議長(
宮崎努) 小休にいたします。 午後3時16分 小休 午後3時18分 正会
○議長(
宮崎努) 正会にいたします。 投票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 これは先程の
出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 15票 反対 4票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、「諮問第2号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」、同意を求める者は
遠近朋子氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(
宮崎努) ただいまの
出席議員数は19人であります。 投票用紙を配付させます。 (投票用紙配付)
○議長(
宮崎努) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
○議長(
宮崎努) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。「諮問第2号」を可とする議員は賛成と記入してください。否とする議員は反対と記載してください。点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。 (職員点呼、投票)
○議長(
宮崎努) 投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
○議長(
宮崎努) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に西尾祐佐議員及び山下幸子議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。 (開 票)
○議長(
宮崎努) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 これは先程の
出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 19票 反対 0票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、「諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」、同意を求める者は
小松裕子氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(
宮崎努) ただいまの
出席議員数は19人であります。 投票用紙を配付させます。 (投票用紙配付)
○議長(
宮崎努) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
○議長(
宮崎努) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。「諮問第3号」を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。 (職員点呼、投票)
○議長(
宮崎努) 投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
○議長(
宮崎努) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に松浦 伸議員、川渕誠司議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。 (開 票)
○議長(
宮崎努) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 19票 これは先程の
出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 19票 反対 0票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、「
議員提出議案第2号、
四万十市議会の議員の定数を定める条例及び
四万十市議会委員会条例の一部を改正する条例」について討論を行います。 先に、原案に反対の議員。 川渕誠司議員。
◆5番(川渕誠司) 「
議員提出議案第2号」に反対をする立場から討論に参加をします。 私は、
議員定数を現行の20人から18人に削減すること、それに伴い、委員の人数を変更することに次の3つの理由から反対をいたします。 第1の理由は、当市において議員数18は
地方自治の研究者が示す望ましい地方
議員定数からすると不十分であるということです。 昨年7月19日、こうち人づくり広域連合主催の市町村議会議員研修に参加をしました。講師は山梨学院大学の江藤俊昭教授でした。皆さんご存じのとおり、
四万十市議会の基本条例の策定にも関わっていただいた
地方自治の専門家であります。江藤教授は講義の中、望ましい
議員定数は常任
委員会で活発な議論が行われる人数として1
委員会当たり7名ないし8名は必要であり、それに
委員会数を掛けたものと述べています。つまり本市に当てはめれば3つの常任
委員会がありますから、三七、二十一名ないし三八、二十四名が適正規模となります。提案されている定数18、1
委員会当たり6名という人数は活発な議論をする上で不十分だと考えます。 第2の理由は、現行の定数20が他市との比較において著しくバランスを欠くものではないということです。 全国の市の中で、本市と最も人口が近いのが津波てんでんこで有名な釜石市ですけれども、定数は本市と同じ20であります。同じ岩手県にある久慈市は本市とほぼ面積、人口とも似通っておりますが、定数24であります。更に同県、八幡平市は人口2万6,000人と少ないのですけれども、面積が本市の1.4倍あり、定数は同じ20であります。このように、
議員定数は人口だけではなく、面積が一定反映されていることが分かります。 お隣徳島県の三好市は、本市の1.14倍、四国の市町村の中で最も広い面積を持ち、人口は2万6,000人ですけれども、定数22となっています。 県内を見ますと、高知市は別格としまして、次に人口の多い南国市は4万7,000人で定数21、次が本市3万4,000人で定数20、次が香南市の3万3,000人、定数19です。南国市とは、人口差の割に定数が接近しているという判断もできますが、本市は県内11市の中で最も広い面積を有しています。実に南国市の5倍であります。この広さを勘案すれば、妥当な数字と言えるのでないでしょうか。県内人口6位の香美市は2万6,000人で定数20であります。もし本市の定数が18となれば、人口の少ない香南市や香美市を下回り、逆転現象が起きることになります。現行の20が著しく均衡を欠く訳ではなく、むしろ18になることで不均衡が生じることも指摘をしておきます。 第3の理由ですが、これは最も大事だと思っておりますけれども、今、求められている議会や議員の役割を考えるとき、定数削減により、その機能を縮小すべきではないと考えるからです。 確かに、本市の人口は年々減少しております。しかし、それによって議員議会の仕事は減っておりません。むしろ、地方分権や議会改革によって仕事は増大をしています。
地方自治新時代において、議会に求められているのは行政監視機能、政策立案機能、住民協働機能と言われています。定数削減によっていずれの機能も低下をします。20名が行っていた行政チェックを18名で行うことになります。20名が考え出してきた政策が18名分となります。20名で行っていた多様な住民のニーズを把握する力、地域、男女、世代の問題を反映する力も2名分減ります。住民の福祉向上にとってマイナスだと考えます。 前回の選挙で、30代の議員と女性議員がそれぞれ複数になり、議会の活性化に繋がっていると考えます。しかし、議員への入り口を狭めることでこの流れがとまることを心配します。 深刻な人口減少、少子高齢化に立ち向かうためにも、より多くの市民の声を聞き、二元代表制の一翼を担う議会としてその責務を果たすため、現行の
議員定数20名を維持すべきと考えます。
議員各位の賢明なご判断をどうかよろしくお願いいたします。
○議長(
宮崎努) 次に、原案に賛成の議員。 上岡 正議員。
◆13番(上岡正) 大変立派な川渕議員の後に賛成討論するというのは、ちょっとやりにくいんですが。 私、2年前に
議員定数2名減の、今回と一緒、18名の削減の提案をした関係もありまして、私は議運のメンバーでもありますので、敢えて賛成の討論をさせていただきたいと思います。 まず、川渕議員から3つの反対理由を述べられました。私はやはり、四国内の三好市とか、県内の市町村の定数を言われましたが、私は全国規模で考えますと、人口3万人台の市は議員の定数は18人を切っております、平均でですよ。多いとこもあります、確かに、28人のとこもあります。 しかし、少ないところは12人という市もあります。平均的には18人を切っております。そして本市が20名の定員になったのは、そのときの人口、平成26年3月31日現在では人口がどうであったか。3万5,450人でございます。この条例の適用は今から3年後の次の選挙からでございますので、現在の人口は3万3,760人、年間に350人ずつぐらい平均的に減少しています。3年後になりますと人口はどれだけになるか、3万2,744人に、同じ減少率であればそれだけ減るんですね。8年間、私が立候補したとき、22人から20人になったんですが、今から3年後、8年間の間に人口は2万2,700人以上減少すると。そのことも見据えたら、今回の2名減というのはそりゃいろんな理由はあります、
委員会でも7人がいいんだ8人がいいんだという話もあると思います。それは工夫ができる訳ですね。常任
委員会を2つにすることもできますし、いろんなことも。 私は、やはり定数というのは人口が一番の基やと。二義的には面積もあるかもしれません。私はやはり人口を一番最優先に考えるべきだ、そういう思いで今回の2名減のこの
条例案については大賛成でございます。 どうか、
議員各位の賛同よろしくお願いいたします。
○議長(
宮崎努) 次に、原案に反対の議員。 寺尾真吾議員。
◆1番(寺尾真吾)
議員定数の削減に反対の立場で話をさせていただきます。 まずは、今日この議会の場で発言できることを感謝しています。ありがとうございます。 今日、私にとって初めての反対討論となるのですが、3万3,733人の市民のうちの20名の議員の1人の市民の代表として、この場で発言できることは本当に素晴らしいことをさせてもらっているなと実感をしております。ほかの議員の方々もそのように思っているのではないでしょうか。 また、議員はたくさんの市民に支えられ、執行機関に対する監視や最近では政策提案でも重要な役目になってきています。そんな中で、私達は私達の役目を否定するような議員の削減の議論をしなくてはいけないことはとても難しいことでした。 私は、実際に2名削減されても、18名になっても、
四万十市の政治は今はできると思います。しかし、今2名削減することが本当に市民にとっていい将来を政治の中で描き続けることができるのでしょうか。私は、2名を削減する前に、持続可能な政治をつくることが重要ではないかと考えています。 これは、私が議員になった一つの目的にもなりますが、若い世代や子育て世代、そして女性がこの街の議員を目指したくなるまちづくりです。それは、30代、40代、50代、60代とそれぞれの世代の男女が議論する政治が様々な視点で議論され、この街を新しく発展させ得る可能性と、よりよい方向へ導くことが高まると考えています。当然、20代の議員も生まれることも含まれています。皆様はどう思いますでしょうか。 さて、私達の現状はどうでしょうか。私を含め、30代が2名、40代が2名、50代が2名、そして60代以上が14名の計20名です。60代以上が過半数以上ではありますが、各世代の議員の視点というものが反映され始めてきたばかりなのではないでしょうか。 私ごとをいえば、1年足らずですので市民の役に立っているとはまだ決して言い切れないところもありますが、それでも私の友人や知人、同世代の声をほかの議員に負けないように聞いている自負もありますし、その中で得られたことを基に議員の皆様と議論をすることもあります。そして、職員の人達と共に政策について話すことも行っています。私は、そのようなそれぞれの世代の男女が議員を目指したくなる社会は大切なことだと思います。 では次に、女性の視点はどうでしょうか。男性18名に対して、女性は2名です。割合にして10%です。これは決して女性議員が多いという数字ではありません。ですので、もしこの街がジェンダーによる平等を求める社会を目指したいのなら、女性の議員をもっと増やすように何かしらの努力が
議員定数削減の前に考える必要があるのではないでしょうか。 今、私達の議会はユーチューブでライブ配信され、過去の動画も見ることができます。また、フェイスブックというSNS、ソーシャルネットワーク
サービスや議会だよりを使っての議会情報の発信、地区や各種団体との
意見交換を試行錯誤しながら、議員と市民が関わるということを積極的に行っています。そんな議会を伝える努力を先輩議員の人達がしてきたことが、議会を知る一つのきっかけとなり、私も
市議会議員を目指すきっかけとなりました。 ですので、私は議会の改革が
四万十市が進んでいるとは思いますが、しかし、まだ道半ばだと思います。先般、平野 正議員はこの
議員定数削減に係る
提案理由の中で、人口、面積、議論を重ねる場である
委員会の人数を考えると18人はぎりぎりの数、必要最小限の数と表現されました。私はそうであるなら、持続可能な政治づくりのために、少し余裕をまだ持ちたいと考え、
議員定数の削減には反対をします。 そして、今回は議員報酬の増額の別の議題となっていますが、合わせて提案されています。議員報酬が次の選挙以降に上がるということで、新しい人が若い世代や子育て世代、そして女性から立候補する可能性が出てきます。私は選挙は既に支援者をつくっている現職が有利だと考えています。持続可能な政治にするなら、今定数を下げずに次の選挙がどうなるか確認してからでいいのではないでしょうか。 NHKの議員2万人の本音というアンケート調査の中では、なり手不足の解消に何が必要だという問いに対して、その回答に答えた方の中で91.2%の人が議員の仕事の周知と理解促進が必要だと感じています。次に、子育て世代が参加可能な設備の整備というものが83.4%の方々が必要だといっています。そして3番目には議員報酬の
引き上げが74.3%となっております。ちなみに、
議員定数削減は31.9%が必要という答えでした。定数の削減は多くの人が立候補し、議員活動がしやすい条件のある議会ができてからでも遅くはないと私は考えます。
議員各位のご賛同をお願いし、私の反対討論といたします。ありがとうございました。
○議長(
宮崎努) 次に、原案に賛成の議員。
垣内孝文議員。
◆10番(
垣内孝文) それでは、
議員定数削減に対する賛成討論を行いたいと思います。 お二人が反対討論をいたしました。大変素晴らしい討論であったというふうに思っております。私は賛成討論で討論させていただきます。 現在、我が国では本格的な少子高齢化により、人口減少が着実に進む中で、税収が先細る一方、高齢化で
社会保障費が増大するなど、少子化対策や人口減少対策、地域活性化対策が急務となっております。本市においても同様な傾向にあります。 平成29年12月に、全国市議会議長会が実施をいたしました全国814市を対象とした市議会
議員定数に関する調査によると、814市区の1市あたり平均
議員定数は23.8人、前年平成28年と比較すると
議員定数は123人減、1市当たり平均は0.2人減となっております。また、人口5万人未満の272の市区の1市当たりの平均
議員定数は17.6人、5万人から10万人未満の256市区では1市当たりの平均議員数は21.1人となっております。 これまで住民の皆さん方より、議員の活動が見えない、議会活動の可視化など、厳しい助言をいただいておりました。市議会におきましては議会改革の一環として、議会基本条例の制定を始め議員政治倫理条例の制定、住民と議会の懇談会の開催地の拡大や各種団体との
意見交換会の実施など、改革を進めてまいりました。 また、議会の可視化の取り組みとしては「市民とともに」をコンセプトにいたしまして、議会専用ホームページの立ち上げや議会中継の配信、
委員会記録の公開など、広報広聴機能の向上にも取り組んでまいりました。議会改革の取り組みにつきましては県内市町村の中でもいち早く、誠実、着実に進めてきたところでございます。 今回の
議員定数削減は、更なる改革として、議員自らが身を切る改革として議員提出するものであります。定数削減となることによって議員1人当たりの市民数や活動面積が増加することについては地域住民や諸団体とのコミュニケーションを強化し、地域の声を市政に反映させる仕組みづくりが今以上に必要であり、議会の意義や役割について議員自らの自助努力による能力向上、議員資質の向上を図ることにより、一層このことが求められます。 議員資質の向上のためにも、私は提出議案に賛成するものであります。
議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
宮崎努) 次に、原案に反対の議員。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) 原案に賛成の議員。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) なしと認めます。 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 続いて、「
議員提出議案第1号、
四万十市議会議員の
議員報酬等に関する条例の一部を改正する条例」について採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 次に、
今期定例会で受理いたしました陳情について決定を行います。
教育民生常任委員長報告の「「
四万十市
安並運動公園テニス場改修計画」を作成するに当たっての要望」については、
継続審査であります。 本案は、
委員長の報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ご異議なしと認めます。よって本案は
委員長報告のとおり
継続審査に決しました。 次に、平成31年3月
定例会より
継続調査の
所管事項について決定を行います。
所管事項の調査については、各常任
委員長報告並びに議会運営
委員長報告は
継続調査であります。以上各
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ご異議なしと認めます。よって
所管事項の調査については各
委員長報告のとおり決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
宮崎努) 日程第3、「
意見案第1号」及び「
意見案第2号」を議題といたします。 初めに、「
意見案第1号、
県立中村中学校の
自転車利用時
ヘルメット着用義務化を求める意見書」について
提案理由の説明を求めます。 上岡真一議員。
◆4番(上岡真一) それでは、「
意見案第1号、
県立中村中学校の
自転車利用時
ヘルメット着用義務化を求める意見書」について要約して説明させていただきます。 高知県自転車の安全で適正な利用の促進に関する条例では、「自転車は、経済性及び利便性が高く、気軽な交通手段として、日常生活の中で、子供から高齢者に至る幅広い年齢層に利用されている。また、健康増進や環境への関心の高まり、更にはスポーツとしてのサイクリングの人気の広まりからも、今後更に自転車の利用は増えるものと思われる。 一方で、自転車はその身近さゆえに、道路交通法に規定された車両であるという認識が低くなりがちであり、交通ルールやマナーを無視した自転車の走行が、時として重大な交通事故を引き起こし、
自転車利用者が高額な賠償を求められる事例も発生している。また、配慮を欠いた自動車の運転により、子どもをはじめとした
自転車利用者が被害者となる交通事故も起きている。 そのため、県、県民、
自転車利用者等のそれぞれの責務や役割を明らかにするとともに、交通安全教育を通じて、
自転車利用者の安全利用に関する意識の向上を図ることが必要である。 ここに、自転車の安全で適正な利用を促進し、県民誰もが他人を思いやり、特に少子高齢化が進む本県において、子どもや高齢者など交通弱者が脅かされることなく、安心して暮らすことができる地域社会を目指し、この条例を制定する。」とあり、
自転車利用者は交通ルールやマナーを遵守しなければならない。 このため、義務教育においては発達の段階に応じた自転車交通安全教育を特に丁寧に行う必要がある。また、ヘルメット着用は児童の安全を守るものであり、保護者のみならず、学校からも強力に指導すべきものと考える。よって、
四万十市立中学校と同様に
県立中村中学校の
自転車利用時
ヘルメット着用義務化を強く要望する。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。各議員のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
宮崎努) 以上で「
意見案第1号」の
提案理由の説明を終わります。 次に、「
意見案第2号、若者も高齢者も安心できる
年金制度の改革を求める意見書」について
提案理由の説明を求めます。 谷田道子議員。
◆11番(谷田道子) 読み上げて、提案とさせていただきます。 「若者も高齢者も安心できる
年金制度の改革を求める意見書」。 公的年金は高齢者世帯収入の7割を占め、約6割の高齢者世帯が年金収入だけで生活しています。 現在、年金支給は隔月支給となっていますが、年金者生活にとっては年金が毎月支給されることによって月ごとの計画的な生活設計がしやすくなります。 年金支給開始年齢の
引き上げは無年金や無収入となる期間が生じる可能性があります。このことは、高齢者だけの問題ではなく、若者の
年金制度への信頼が低下することにも繋がります。更に年金はそのほとんどが消費に回るため、地域経済に与える影響は大きいものがあります。 国におかれては、若者も高齢者も安心できる
年金制度の改革を図るために下記のことを要望します。 1、年金の隔月支給を毎月支給に改めること。 2、年金支給開始年齢をこれ以上は
引き上げないこと。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。議員の皆さんの賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(
宮崎努) 以上で「
意見案第2号」の
提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「
意見案第1号」及び「
意見案第2号」については、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、「
意見案第1号」及び「
意見案第2号」については、質疑、
委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 まず、「
意見案第2号、若者も高齢者も安心できる
年金制度の改革を求める意見書」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (
賛成者起立)
○議長(
宮崎努) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 続いて、「
意見案第1号、
県立中村中学校の
自転車利用時
ヘルメット着用義務化を求める意見書」について採決を行います。 お諮りいたします。 「
意見案第1号」については、原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、「
意見案第1号」及び「
意見案第2号」については原案のとおり可決いたしました。 ただいま
意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
宮崎努) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについてはその整理を議長に委任することに決しました。 以上で
今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に、市長より挨拶の申し出があります。お聞き取り願います。 中平市長。
◎市長(中平正宏)
令和元年6月議会
定例会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
今期定例会は、6月10日に開会をお願いいたしまして、
専決処分の承認議案を含め、議案11件、諮問3件につきましてそれぞれ慎重なご審議、また適切なご決定をいただき感謝申し上げます。 また、議員提案による議員報酬及び定数に係る
条例改正につきましては、これまでの着実な議会改革の歩みのもと、県下の状況や住民の声を踏まえ、慎重にご審議の上、ご決定をいただきました。 選挙という審判を経て選ばれました市民の代表であります議員の皆様と共に、これから市政の課題に向かっていきたいと思いますので、今後ともいろんな面でのご協力、そしてご指導賜りますようによろしくお願いをいたします。 さて、今議会中に旧中村市
市議会議員を3期、そして高知県議会を8期と長年にわたりまして昭和、平成と中村市、そして
四万十市、高知県政を引っ張っていただきました田頭文吾郎先生がお亡くなりになりました。改めまして、田頭先生のこれまでのご功績に対しまして心より感謝とお礼を申し上げますと共に、ご冥福をお祈りいたしたいと思います。本当に長い間ご苦労さまでございました。 さて、今議会開会中の6月18日、山形県沖を震源とする地震が発生いたしました。新潟県村上市で震度6強、山形県鶴岡市で震度6弱を観測をし、山形県・新潟県・石川県に津波注意報も発令されました。津波による目立った被害は確認されていませんが、揺れによる被害が報告されております。また、負傷者につきましても約30名程度の方が負傷されたと報道でありました。揺れの規模や発生時刻を考えますと、避難一つをとりましても住民の皆様の不安は大変大きかったことと思います。被災された方々には心よりお見舞いを申し上げます。 昭和の南海地震発生から70年以上が経過をし、南海トラフ巨大地震の発生確率は今後30年以内に70%から80%とされております。地震発生のリスクは依然として高く、地震・津波対策は待ったなしの課題となっております。今後も、関係機関等と連携を図りつつ、災害に強いまちづくりの実現に向け、各種事業の推進に取り組んでまいります。 また、四国地方の梅雨入りはまだ発表されていませんが、今後梅雨本番、更に台風シーズンがやってまいります。5月29日には新たな防災情報の警戒レベル導入が開始されました。市民の皆様がより安全に避難することができるよう対応してまいりたいと考えております。 時代は、平成から令和へと移り、新しい幕あけを迎えました。平成を振り返ってみますと、高速道路につきましても平成の頭に初めて高知県に川之江~大豊間が開通をし、高速も走りまして、そして平成の終わりに片坂バイパス、私達の生活する幡多路にも初めて高速の足音が聞こえてまいりました。また、ご存じのように、大方~
四万十間が事業化になっておりますので、これは令和の早い段階には必ず高速道路が開通するものと思います。また、合併支援道路であります国道441号線につきましても、網代バイパスが開通した後にしばらくとまっておりましたけれども、今年度より本格的にいろいろ工事が出ておりますので、これから恐らく1、2年後にはトンネル掘削も含めまして事業が進んでいくのではないかなと思います。 また、横瀬川ダムも本年3月に最終打設が完成をし、もう間もなく試験湛水が始まるとお聞きをいたしております。特に、これは太古の昔より、旧西土佐村、そして中村市におきましては、やはり河川対策というのが大きな一つの課題であったと思います。5月には入田堤防が完成をし、どんどん治水対策が進んでおりますが、より一層これもスピード感をもって進めてまいりたいと思います。 また、同時に平成からの課題でありました総合文化センターの建て替えやまた
食肉センターの建て替え、養豚場の誘致、そして小学校、中学校の統合問題、そして保育所の民営化を含め、まだまだ多くの課題がこの
四万十市には残っておりますけれども、これらにつきましても一つひとつ市民の皆様、そして議員の皆様と一緒に力を合わせながら前に進めてまいりたいと思いますのでどうかよろしくお願いをいたします。 これから本格的に暑い夏に向かってまいりますので、
議員各位におかれましては健康には十二分に留意し、暑い夏を乗り越え、そして9月議会を迎えるようにお願いをいたしまして閉会のご挨拶といたします。どうもお疲れさまでした。ありがとうございました。
○議長(
宮崎努) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて
令和元年6月
四万十市議会
定例会を閉会いたします。 連日ご苦労さまでございました。 午後4時6分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。
四万十市議会議長
四万十市議会副議長
四万十市議会議員 四万十市議会議員...