四万十市議会 > 2017-09-22 >
09月22日-06号

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  1. 四万十市議会 2017-09-22
    09月22日-06号


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    最終取得日: 2022-12-17
    平成29年 9月定例会         平成29年9月四万十市議会定例会会議録(第19日)                               平成29年9月22日(金)  日程第1 第1号議案から第30号議案及び第32号議案        第1号議案 平成28年度四万十市一般会計決算の認定について        第2号議案 平成28年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について        第3号議案 平成28年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について        第4号議案 平成28年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について        第5号議案 平成28年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について        第6号議案 平成28年度四万十市下水道事業会計決算の認定について        第7号議案 平成28年度四万十市と畜場会計決算の認定について        第8号議案 平成28年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について        第9号議案 平成28年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について        第10号議案 平成28年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について        第11号議案 平成28年度四万十市農業集落排水事業会計決算の認定について        第12号議案 平成28年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について        第13号議案 平成28年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について        第14号議案 平成28年度四万十市簡易水道事業会計決算の認定について        第15号議案 平成28年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について        第16号議案 平成28年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について        第17号議案 平成28年度四万十市病院事業会計決算の認定について        第18号議案 平成29年度四万十市一般会計補正予算(第4号)について        第19号議案 平成29年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について        第20号議案 平成29年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第3号)について        第21号議案 平成29年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について        第22号議案 平成29年度四万十市下水道事業会計補正予算(第1号)について        第23号議案 平成29年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)について        第24号議案 平成29年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について        第25号議案 平成29年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第2号)について        第26号議案 平成29年度四万十市園芸作物価格安定事業会計補正予算(第1号)について        第27号議案 四万十市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例        第28号議案 四万十市鳥獣被害対策実施隊の設置に関する条例        第29号議案 四万十市子ども読書活動推進委員会設置条例        第30号議案 四万十市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例        第32号議案 幡多広域市町村圏事務組合の共同処理する事務の変更及び幡多広域市町村圏事務組合規約の一部変更について              (各委員長報告、質疑)       修正動議        第18号議案 平成29年度四万十市一般会計補正予算(第4号)についてに対する修正案(上岡 正ほか2名)              (議案の上程、提案理由の説明)  日程第2 所管事項の調査(平成29年6月定例会より継続調査)              (全員協議会)              (討論、採決)  日程第3 意見案3件        意見案第1号 特別支援学校の設置基準の策定を求める意見書        意見案第2号 北朝鮮の核兵器・ミサイル問題解決めざし経済制裁強化と一体に対話努力を求める意見書        意見案第3号 「全国森林環境税」の創設に関する意見書              (提案理由の説明)              (討論、採決)■本日の会議に付した事件  日程第1から日程第3まで出席議員  1番 松 浦   伸     2番 酒 井   石     3番 大 西 友 亮  4番 西 尾 祐 佐     5番 垣 内 孝 文     6番 谷 田 道 子  7番 山 崎   司     8番 上 岡   正     9番 今 城 照 喜  10番 平 野   正     11番 安 岡   明     12番 川 村 一 朗  13番 宮 崎   努     14番 勝 瀬 泰 彦     15番 矢野川 信 一  16番 上 岡 礼 三     17番 白 木 一 嘉     18番 宮 本 博 行  19番 宮 本 幸 輝     20番 藤 田 豊 作欠席議員(なし)出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       中 平 正 宏        副市長      金 納 聡 志  参事       遠 近 良 晃        総務課長     成 子 博 文  地震防災課長   桑 原 晶 彦        企画広報課長   田 能 浩 二  財政課長     町 田 義 彦        市民課長     川 崎 一 広  税務課長     大 崎 建 一        収納対策課長   永 橋 泰 彦  環境生活課長   伊勢脇 敬 三        保健介護課長   山 崎 豊 子  人権啓発課長   清 水 奈緒美        観光商工課長   山 本   牧  農林水産課長   篠 田 幹 彦        まちづくり課長  地 曳 克 介  上下水道課長   秋 森   博        市民病院事務局長 池 田 哲 也  福祉事務所長   小 松 一 幸        会計管理者兼会計課長                                   高 橋 由 美  代表監査委員   濱 田 修 一        教育長      徳 弘 純 一  学校教育課長   山 崎 行 伸        生涯学習課長   小 松 富士夫  総合支所長支所地域企画課長          総合支所保健課長西土佐診療所事務局長           川 井 委 水                 村 上 正 彦  総合支所産業建設課長補佐           渡 辺 昌 彦職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  局長       中 平 理 恵        局長補佐     山 本 真 也  総務係長     桑 原 由 香              午前10時0分 開議 ○議長(矢野川信一) おはようございます。これより本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(矢野川信一) 日程第1、「第1号議案」から「第30号議案」及び「第32号議案」を一括議題といたします。 以上の案件に関し、各委員長の報告を求めます。 先に、宮本博行総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(宮本博行) おはようございます。 総務常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案5件について、9月20日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、分割付託を受けました「第1号議案、平成28年度四万十市一般会計決算の認定について」款、項、目ごとに執行部からそれぞれ説明を受けました。 不用額の主な理由は、当初の積算から実施に伴う実施減や入札減などによるもので、慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けました「第18号議案、平成29年度四万十市一般会計補正予算(第4号)について」款、項、目ごとに執行部から説明を受け、審査を行いました。 近年、野良猫、捨て猫などの苦情が増えており、動物愛護の周知を図るため、各家庭に配布するパンフレット作成用の経費や、一般住宅のほか、県が指定する緊急輸送道路沿いの建築物への耐震診断・設計などに対する補正等であります。 委員から、「他の自治体と比べると耐震診断・設計の進捗が遅れているようだが、どうなのか。」との質疑に対し、執行部からは、「これまで横ばいという状況であったが、市も戸別訪問を始め、設計の無料化により受付件数が伸びており、住民に周知されてきたと思われる。」とのことでありました。慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第30号議案、四万十市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例」についてでございます。 行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に定めのないものは、条例に規定することで独自利用ができるものであり、就学援助システム導入に当たり、個人番号を利用することから、独自利用事務として条例に追加するもので、審査の結果、適当と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第32号議案、幡多広域市町村圏事務組合の共同処理する事務の変更及び幡多広域市町村圏事務組合規約の一部変更について」でございます。 幡多広域市町村圏事務組合租税債権管理機構は、市税等の徴収の専門組織として市町村の回収困難案件に対し成果を上げており、税以外の債権の拡充に伴う規約の改正のため、地方自治法第286条第1項及び第290条の規定に基づき、議会の議決を求めるものであります。 委員からは、「どのような状態になると移管するのか。」などの質疑が出され、慎重に審査を行いました。採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおり、ご報告いたします。 ○議長(矢野川信一) 以上で総務常任委員長報告を終わります。 続いて、山崎 司産業建設常任委員長産業建設常任委員長(山崎司) 産業建設常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案15件について、9月19日に委員会を開催し審査を行いました。また、9月4日に委員会を開催し、旧土豫銀行跡地開発事業について調査を行いましたので、その結果について併せてご報告いたします。 まず、分割付託を受けた「第1号議案、平成28年度四万十市一般会計決算の認定について」、「第6号議案、平成28年度四万十市下水道事業会計決算の認定について」、「第7号議案、平成28年度四万十市と畜場会計決算の認定について」、「第8号議案、平成28年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について」、「第11号議案、平成28年度四万十市農業集落排水事業会計決算の認定について」、「第14号議案、平成28年度四万十市簡易水道事業会計決算の認定について」及び「第15号議案、平成28年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について」の7議案については、執行部からそれぞれ説明を受け、款、項、目ごとに慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、「第16号議案、平成28年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について」執行部から説明を受け、慎重に審査をした結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり認定及び可決すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けた「第18号議案、平成29年度四万十市一般会計補正予算(第4号)について」執行部からそれぞれ説明を受け、款、項、目ごとに審査をいたしました。 4款4項簡易水道費は、繰出金の減額であり、6款農林水産業費は、主なものとして職員給与費の見直し、竹屋敷の生活改善センター照明施設改修費等であるとのことでございました。 また、1項3目の農業振興費わさび栽培実証実験事業は、プラントとハウスの規格を変更し、事業費の見直しを行ったとのことでございました。 委員から、「事業費が変更となって補助率も変わってきているのはなぜか。」「プラントの面積や事業費そのものは減ったがその他の経費は増えている。その他の経費とはどのようなものか。」「地下水の温度は気温によってずれがあるので、9月頃までは測定してほしいと言ってきたが、そのような計画はなかったのか。」などと質疑があり、執行部からは、「国の補助対象はハード面は資材であり、項目ごとに補助対象経費を計算している。その他の経費については、ソフト面の維持管理費や研修旅費である。井戸の水温は7月28日から9月7日まで、ほぼ1週間ごとに計測しているが、水温は変化していないため、9月には本体の水温調査はしてない。」との答弁がありました。 他の委員からは、「議案質疑のときには理解できない部分もあったが、今回の説明で建設費の中に備品等の附帯設備費も含まれているということが分かったので納得した。執行部の努力により、5月24日の委員会の報告時点より事業費もかなり下がっている。」との意見もありました。 また、他の委員から、「わさび栽培事業は、是非成功してもらいたい事業だが、成功した先の広がりのことをどのように考えているのか。高額を投資することになるので心配や不安もあるし、議員としての責任もある。」との質疑や、「いろいろな制限を排除して伏流水を利用することなども考えてほしい。」などの意見もあり、執行部からは、「将来は7棟から8棟を整備して産業として興していきたいと考えている。また、県の管理の河川については県との調整が必要である。」との答弁がありました。 7款1項商工費は、主なものとして、商店街空き店舗対策で当初3件分計上しておりましたが、追加で2件分の補正をするとのことでありました。 8款土木費については、ほぼ職員の給与費の見直しであり、5目の下水道費は、繰出金であるとのことでございました。 「第18号議案」を挙手採決し、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第22号議案、平成29年度四万十市下水道事業会計補正予算(第1号)」、「第23号議案、平成29年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)」、「第25号議案、平成29年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第2号)」及び「第26号議案、平成29年度四万十市園芸作物価格安定事業会計補正予算(第1号)」について、執行部からそれぞれ説明を受け、審査をいたしました。 補正の主なものは、「第22号議案」は、右山の下水道管理センターの修繕費、「第23号議案」は、脊髄吸引装置を新たに購入するもの、「第25号議案」は、西部統合簡易水道施設整備事業において5年に1度の再評価を実施するもの、「第26号議案」は、基金の積立金であるとのことでございました。審査の結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第27号議案、四万十市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例」について執行部から説明を受け、審査を行いました。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第28号議案、四万十市鳥獣被害対策実施隊の設置に関する条例」について執行部から説明を受け、審査を行いました。審査の結果、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、9月4日に行いました旧土豫銀行跡地開発事業についての調査の結果についてご報告いたします。 執行部から、事業コンセプトや事業内容、市の補助金、施設のイメージなどについて説明を受けました。 委員からは、「建物がきれい過ぎて屋台村のイメージとはかけ離れている。」「誰でも気軽に利用できる施設の方がよいのではないか。」「小京都の情緒も感じられない。」「果たして事業として成功するのか。」などの質疑があり、執行部からは、「何度も議論を重ねてきた結果、収益を上げるためには集客力のあるおしゃれな建物にした方がよいのではないかという結論に至ったが、まだ確定した訳ではないので委員会での意見は伝える。」との答弁がございました。 以上のとおりご報告をいたします。 ○議長(矢野川信一) 以上で産業建設常任委員長報告を終わります。 小休にします。              午前10時13分 小休              午前10時15分 正会 ○議長(矢野川信一) 正会にいたします。 続いて、安岡 明教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(安岡明) それでは、教育民生常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案15件について、9月15日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、分割付託を受けた「第1号議案、平成28年度四万十市一般会計決算の認定について」、「第2号議案、平成28年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について」、「第3号議案、平成28年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について」、「第4号議案、平成28年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について」、「第5号議案、平成28年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について」、「第9号議案、平成28年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について」、「第12号議案、平成28年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について」、「第13号議案、平成28年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について」及び「第17号議案、平成28年度四万十市病院事業会計決算の認定について」の9個議案については、執行部から説明を受け、款、項、目ごとに慎重に審査をした結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり認定すべきものと決しました。 次に、分割付託を受けた「第18号議案、平成29年度四万十市一般会計補正予算(第4号)について」は、款、項、目ごとに執行部からそれぞれ説明を受け、審査をいたしました。 その主なものとしては、職員給与費の見直しによるもののほか、3款民生費では、厚生労働省への報告様式の追加などによるシステムデータ容量不足のため、児童扶養手当事務処理システムの改修などを行うものです。 また、10款教育費では、本年度から新入学準備金を支給することに伴う認定・支払い事務を行うための就学援助システム導入、学校におけるインターネットから、国・県とのネットワークを分離するため情報機器を整備する情報セキュリティ強化対策、6月に実施した業者による小学校遊具の点検の結果、取り替えが必要とされたもののうち、学校授業で必須の鉄棒とうんていの整備を行う各小学校維持修繕などであり、慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、委員から、「学校遊具について、以前の一般質問により整備をしてもらい、継続しているものと認識していたが、先日見せてもらった写真では、事故が起きていたら大変なことになっていたと思うし、危ないからと使用禁止にしてしまえば使える遊具がなくなってしまうことになるので、今後はそういったことにならないようお願いしたい。」との意見があり、執行部からは、「その事例については、すぐさま取り替えをした。遊具については、各学校長等による目視・打診等の点検の中で報告を受けているが、今後は専門業者から学校長等に対して点検のポイントをレクチャーしてもらい、点検の精度を上げていきたい。」との答弁がありました。 次に、「第19号議案、平成29年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について」は、職員給与費の見直しによるもののほか、事業報告システムの改修経費や、平成28年度の国県支出金などの精算に伴う返還金などであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第20号議案、平成29年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第3号)について」は、職員給与費の見直しによるもののほか、9月末で退職する看護師の退職手当であり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第21号議案、平成29年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について」は、職員給与費の見直しによるものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第24号議案、平成29年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について」は、職員給与費の見直しによるもののほか、平成28年度決算による繰越金の基金積立金や、平成28年度の事業の精算に伴う国県支出金などの返還金などであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第29号議案、四万十市子ども読書活動推進委員会設置条例」については、平成24年度に策定しました子ども読書活動推進計画につきまして、平成30年度から5年間の第2次計画の策定や計画の進捗管理を行うため、地方自治法に基づく附属機関として、教育関係者学識経験者などで構成する子ども読書活動推進委員会を設置するもので、審査の結果、適当と認め、全会一致で、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、行政視察については、10月30日から11月1日に宮城県富谷市の学校支援ボランティア事業及び同県仙台市の学校におけるICT活用事業について、実施することに決しました。 以上のとおり報告をいたします。 ○議長(矢野川信一) 以上で教育民生常任委員長報告を終わります。 宮本博行総務常任委員長。 ◆総務常任委員長(宮本博行) 先程の総務常任委員長報告の中で、「第10号議案」が抜けておりましたので、追加で報告をいたします。 「第10号議案、平成28年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について」は、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり認定すべきものと決しました。 以上です。 ○議長(矢野川信一) これにて各常任委員長報告を終わります。 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はございませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) 質疑者はないようでございます。 質疑なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(矢野川信一) 上岡 正議員外2名から「第18号議案、平成29年度四万十市一般会計補正予算(第4号)について」修正案が提出されております。本修正案を議題といたします。 直ちに修正案の説明を求めます。 上岡 正議員。 ◆8番(上岡正) おはようございます。 ただいま議長からお許しをいただきましたので、提案理由の説明をさせていただきます。 「第18号議案、平成29年度四万十市一般会計補正予算(第4号)」の修正案について、内容は、6款農業水産業費、1項農業費、3目農業振興費、19節負担金補助及び交付金のわさび栽培実験の2,190万2,000円を全て削除するものであります。 本事業の事業費は、執行部が示されてる金額では3,831万円でございますが、今までボーリング費用として514万4,000円、既に使っているところでございます。合わせて4,345万4,000円の事業となります。 平成27年12月定例会に、本事業では初めての補正予算が計上された訳でございます。その事業はボーリングの事業でございました。事業費は、609万7,000円の補正予算が提出され、全議員が賛成して可決いたしました。内容は、西土佐地区を中心に3本のボーリングをする、そして西土佐地域及び中山間の農業の振興を図りたい。併せて、四万十川の清流のイメージを高め、そして西土佐農業公社に栽培の実験をさせるということでありました。 ボーリングの試掘は中村地域で2本しましたが、結果は思わしくなかったようでございます。後程、時系列で説明をしますが、そのボーリングも609万7,000円事業費をつけたんですが、その内容を調べてみますと、2本掘ってボーリング代371万円。ボーリングしましたので水量調査をしなきゃいけません。水量調査に64万8,000円。なぜか知りませんが今回予算計上されてる間崎の草刈り、伐開等に41万9,000円。当然旅費もいることでありましょうが36万6,000円です。私は、議会では3本掘るというふうな提案で可決したわけですが、2本掘って、間崎の事業にも使うとると。非常に議会を軽視をしとるもんじゃないかと、このことでも指摘をしておきます。 次に、今までのわさびの事業の経過について、つい最近の産業建設委員会に経過説明が文書でありました。それに基づいて、皆さんに説明したいと思います。 ここでの説明の中では、3月6日に国庫の事業の補助申請をしたというふうに書いておりますが、その前に、1月19日に間崎の水源でするということを庁内で決めております。そのことは私の一般質問で明らかになった訳でございますが、その経過は一般質問で分かった訳ですが、私は、1月19日に間崎の水源でやるということにも、非常な問題があるというふうに思ってます。何が問題があるか、水源の地区は間崎ですが、その水は名鹿と初崎にいっとる水、もう一本は単独でアロエに行っとる水、そこへ3本掘っとるんですね。1本が空いとるからその水を使うと、こういう計画の決定対応でございますが、その3本と簡水事業の国の補助事業で、3本とも補助をもらっとる。わさびに使う水ではありません。議員の皆さん、国民の皆さんは、当然国の法律を守らないかん。補助金適正法に違反する、そういうことをまずは指摘をしときます。 次に、3月6日に、この事業を国の方に補助申請をしてます。議会も知らんことです。そして、3月定例会において、いろいろと川村議員から詳しい質問があった訳です。その中で、明らかになったことは、この事業の収益はどうかと、2棟つくって2,000万円、2,500万円の施設費で、2棟つくってやれば、モデルの収入として1年間で251万円収入が上がると。だから、この事業は、新規就農者の四万十市の目標額が250万円ですので、1万円上回ってます、そういうことで十分できるというような答弁もありました。確かに、モデルで計算したらそうなります。後程触れますが、そのときのモデルは2,500本植えて、3本増えて4本にして、1万本になって、なおかつ700円で売るというモデルでございます。 その中で、議会も何も知りませんが、私は聞いてなかったんですが、4月12日に四万十市のわさび栽培協議会が設立総会をしてなっとります。なぜつくらなきゃいかんかったか、当初のボーリングのときには、事業主体は四万十市であると言っておりました。議会にも相談がなく、協議会設立しております。なぜせないかんかったか後で調べてみますと、四万十市の事業主体では国の補助がおりない、実験栽培の。そういうことで、急遽つくったようでございます。その中のメンバーは、四万十市、高知県、はた農協、高知県園芸連、西土佐農業公社、しかし全て四万十市だけが補助しとる。高知県は1円も出さない、はた農協も1円も出さない、そんな協議会って聞いたことがありません。まして、高知県が入っとんですよ。そんな協議会、聞いたことがありません。 次に、決定は5月11日に補助申請の決定がして、もうお金も来とると思いますが、調べておりません。しかしながら、議会へ初めて事業規模、今先程言うた協議会の話、その他は5月24日になるまで委員会にも説明がなかった訳でございます。5月24日の委員会で初めて協議会の話、わさびを2,500本植えれるという話、ハウスの規模、プラントの規模、初めて5月24日に明らかにした訳でございます。そこで、5月24日の委員会で明らかになったことが、すぐ6月議会では変わっとる。非常におかしい数字が並んどります。といいますのは、6月定例会で167万8,000円の補正予算が出た訳です。私は、川村議員からの修正案に、削除に賛成したものでありますが、可決をしております。その内容は、5月24日の委員会に、測量・設計費453万2,000円というペーパーがあります、説明をしております。それが6月12日、24日ですので20日したときの議会には167万8,000円しか出てない。委員会では453万2,000円と言うといて、説明して、20日後の6月議会では、補正で167万8,000円しか出てない。そして、先程産業建設委員長が、委員会の中で、非常に執行部も努力して安くなっとるということで、評価をする意見もあったというような委員長報告がありましたが、ここに隠れたお金、300万円弱の隠れたお金があるんですね。正確には285万4,000円、初めから安くなっとるんですよ。 そして、今回の委員会に提出された、8月17日に産業建設委員会が開かれておりますが、そのときの提出した資料があります。5月の委員会は総予算で3,538万5,000円、ここには先程私が説明したように280万円、ウン万円の隠れた、もともとない予算が入っとるんですね。今回、9月補正の中で総予算としては3,051万9,000円ですが、安くなっとるのは200万円弱なんです。それはなぜ安うなったか、一つも交渉して安くなったんじゃないんですよ。私が9月議会の質疑の中でも明らかにしたように、それぞれのハウスの面積、プラントの面積、違ってるじゃないですかと。何が一番違っとるか、プラントの面積が22.2%(パーセント)も減っとる。大きなウエートを占めとんですね、プラントは。1,900万円、曝気塔も含んでおりますが、そこが22%も減っとる。それを平米単価に直すと、5月の案では7万5,000円でした。規模が小さいなら、多少高くなるなら分かります。平米単価8万7,000円になっとるんですね。めちゃめちゃな、まけてもろうたどころが高くなっとるんですね、プラントは。 そして、質疑でも明らかにしたように、ハウスについては、10%増えとるが同額になぜとという質疑をしました。上がる、10%やけ770万円。いろいろ聞いてみますと、備品等費があるけんハウスだけじゃ600ちょっとじゃということで、少なくとも10%上がりましたので、650万円であれば、40万円、50万円は私は上がるだろ。なぜ上げらったか、理由は不明。想像ですが、5月の事業費と9月の事業費では下げないかんかった、上げると、先程200万円弱と言いましたが、50万円上げると140万円になると。そのことをしたというふうにしか、私は想像ができない。そういうことを見てみますと、市民・議会を非常に無視した執行部の独断専行、そう言わざるを得ません。 そして、今回事業費が明らかになっとります。事業規模も明らかになっております。そういう中で、先程251万円のモデルがありました、経営モデルが。私が、市の言うように経営モデルをつくってみました。1万本売る予定でした。今回は7,800株しかできません。1株から3株増えて4株になってもですよ。そうすると101万円しかなりません。1本700円で平均売れたとして、市が言うように。そのことで、普及が非常にしにくい。 次の問題、3点目の問題は、仮にできたとしてのモデルですが、私は川村議員同様、15℃(セ氏度)以上で栽培は非常に難しい。ここで100%できんという話はできませんが、非常に難しいと。なぜなら、新潟のこのプラントを利用しとるとこは年間通じて15℃以下なんです。ほかのとこもその温度なんです。今回、四万十市がやろうとしようるのは間崎、その70m(メートル)底の水は既に16.5℃なんですよ、隣の井戸から上げたのは。5回、6回測っとるんですが、8月3日、7月何日と。17℃から17.2℃なんですよ。私は、そういうことで、非常に問題が多いと、栽培は非常に苦しいという見解を持っております。 今、3つの主なことを言ったつもりですが、1つはそこの水が簡水でつくった水、国費を入れてつくった水やけんいいのかと、地元からも3%負担をもらっとるんですよと、いいのかという問題。次には、普及はできるかと。この問題も、補助金もらったという8年間、8年後には増やさないかんという条件付きの補助なんです。私は、そのことも、この水の温度、この施設をつくるお金の工事費の関係、所得の関係でできないと思ってます。水温の関係、その3つの条件が非常に悪いと。 以上のことから、議員各位には十分考えていただいて、どうかご協力をよろしくお願いして、提案理由の説明と変えさせていただきます。どうもありがとうございました。              (「質疑が後やけん、これ待たないかんやろ。ここで待たないかんでしょ」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) 以上で修正案の説明を終わります。 これより修正案に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) 質疑なしと認めます。よって、これにて修正案に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2、日程第3を追加し、一括議題といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(矢野川信一) お諮りいたします。 これより意見調整のため全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整のため全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。              午前10時46分 休憩              午後4時0分 再開
    ○議長(矢野川信一) 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論、採決に入ります。 「第18号議案、平成29年度四万十市一般会計補正予算(第4号)について」の修正案について討論を行います。 先に、修正案に反対の議員。 勝瀬泰彦議員。 ◆14番(勝瀬泰彦) 修正案に対する反対の立場で討論をいたします。 上岡議員から執行部の対応が議会軽視とのお話がありましたが、執行部に確認したところ、間崎で実験用のハウスプラントを1棟整備するという計画であること、また国の事業を活用し、3月中・下旬頃に国に計画書を提出する予定であることなど、本年2月15日の産業建設委員会で説明を受けております。こうした点から、私は今回のわさび事業の進め方が議会軽視といった状況ではなかったのではないかと考えております。 また、水温について、15℃以下でないとわさびは生育しないとのお話もありましたが、以前の執行部の答弁にも、愛媛県庁が発行した文献でも、わさびの栽培可能水温は8℃から18℃であり、また渋谷建設さんの実験結果でも17℃の水温でも栽培が可能であったとの答弁もありました。今回、使用を予定している井戸の夏場の水温は16.5℃でございますので、私はわさびの生育は十分可能であると判断をしております。 上岡議員から、将来の普及に疑問があるとのお話がありました。確かに、今後検討していく課題はありますが、私はこの事業がうまくいけば、四万十市の農業を大きく開くものになると確信をしております。皆さんご存じのように、本市の農地は浸水地帯が多く、通常の園芸作物の振興が難しい部分もあります。こうした中で、当市においてどのように農業振興を図っていくか、これが大きな課題となっており、いろいろな新たなことにチャレンジをしてみるということは、大変重要なことではないかと考えております。今回、渋谷建設さんのご協力もいただいて、チャレンジの機会をいただいた訳でありますから、この機会を大いに活用し、私はチャレンジしてみるべきではないかと考えております。 なお、わさび栽培に使用する水源は、初崎の簡易水道に供するもので、2個の水源のうち、使用していない1個を事業に有効活用するとお聞きをしております。また、今回の事業は試験栽培として取り組むということなので、短期間の使用となりますので、成功したら新たな水源の確保を行うものであり、問題はないのではないかと思っております。 こうした理由により、修正案に反対するものであります。議員各位の賛同をよろしくお願いをいたしまして、反対討論といたします。 ○議長(矢野川信一) 次に、修正案に賛成の議員。 川村一朗議員。 ◆12番(川村一朗) 修正案に賛成の立場で討論に参加をさせていただきます。 この修正案は、わさびプラント等の建設予算のみを削除した予算となっております。他の予算に対しましては私も賛成ですので、上岡議員が提案されているこの修正案に賛成するものであります。 先程、上岡議員が提案理由の説明で述べられたように、西土佐など中山間地での産業振興のためにわさび栽培に取り組むということで、一昨年の12月議会に突如ボーリング試掘予算として600万円計上をされたところであります。当初予算にすべきとは思っておりましたけれども、わさび栽培も知識が足りなかったということもあって、また産業振興を願いつつ、私も賛成をしております。当初、西土佐での試掘と聞かされていましたけれども、私が知ったのはもう既に中村地区でのボーリングが行われていたときでありました。 第1の問題点としては、このわさび実験栽培全般にわたって、市民はおろか、議員も十分な説明がないまま進められてきている点であります。議会でも審議前に補助申請も行われていて、議会も形骸化されていると言えます。 第2に、根わさび栽培の水温が17℃以上になると病気の発生率が高くなり、成功率が低くなると言われてる点であります。 第3に、普及の見込みが少ない。先程、上岡議員も言われておりましたけれども、場所の選定、四万十市が取り組んだボーリングの中でも、2カ所ボーリングを行った中でも、失敗という結果に陥り、その後しばらくの間、その水源の確保にも戸惑った経過があります。また、ボーリングを個人で行うとなれば、かなりの投資が要りますし、場所選定、そしてボーリング代としても、1カ所で失敗すれば2カ所、3カ所と個人で投資ができるのかどうか。金額もプラントにしても、ハウスにしても非常に多額になりますし、その場所そのものも限定されることから、普及そのものの見込みが余り立たないんではないかなというふうに思って、この修正案に賛成するところであります。ご賛同いただきますようよろしくお願いいたしまして、私の賛成討論といたします。 ○議長(矢野川信一) 次に、修正案に反対の議員。 次に、修正案に賛成の議員。 他に討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ないようでありますので、以上で討論を終了いたします。 これより「第18号議案、平成29年度四万十市一般会計補正予算(第4号)について」の修正案について採決を行います。 小休にいたします。              午後4時9分 小休              (5番 垣内孝文議員 退場)              午後4時9分 正会 ○議長(矢野川信一) 正会にいたします。 お諮りいたします。 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(矢野川信一) 起立少数であります。よって、本修正案は否決いたしました。 ただいま「第18号議案、平成29年度四万十市一般会計補正予算(第4号)について」修正案は否決されましたので、原案について採決を行います。 お諮りいたします。 「第18号議案」は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(矢野川信一) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。              (5番 垣内孝文議員 入場) ○議長(矢野川信一) 次に、「第32号議案、幡多広域市町村圏事務組合の共同処理する事務の変更及び幡多広域市町村圏事務組合規約の一部変更について」討論を行います。 先に、原案に反対の議員。 谷田道子議員。 ◆6番(谷田道子) 「第32号議案」に反対の立場で討論をします。 租税管理機構発足前の議会質問で、機構に移管する基準について、当時の税務課長は次のように答弁をしています。 機構には、長期間で高額で悪質なもの、いわゆる納税する能力がありながら納税しない悪質なもの、そして滞納額が高額であり、長期化しているもの、これらを移管する。払う意思がありながら払えない、こういう人達に対しては、徴収の猶予や分割納付の相談に応じており、機構に移管する考えは持っていない。また、移管する前に滞納者の生活の状況を十分に調査をし、機構に移管すべきかどうかを判断したい、このように答弁をしています。 既に租税債権管理機構は設立をされ、いわゆる長期・高額・悪質といわれる滞納者は機構に移管されていますが、機構に移管する前に訪問なども含めて、滞納者の生活の状況を十分に調査をし、機構に移管すべきかどうかを判断しているかどうかが疑問です。納税相談に来れば応じるが、訪問などは考えていないという市の姿勢では、払う意思がありながら払えない、こういう人達を見つけ出し、徴収の猶予や分割納付の相談に応じることは不可能で、事務的に処理をされているのが現状ではないでしょうか。 このような中で、更に保育料を始め、後期高齢者の保険料や介護料などの債権を租税管理機構に移管しようとしている訳です。これらは生活に直結したものです。本来、行政は税の滞納を生活困窮者のシグナルと捉え、多重債務の必要はないかなどの生活再建も含めて支援すべきものであり、安易に税の徴収に特化した租税管理機構に移管するべきではありません。 以上の理由から、「第32号議案」に反対するものです。どうか賛同をよろしくお願いします。 ○議長(矢野川信一) 次に、原案に賛成の議員。 次に、原案に反対の議員。 他に討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ないようであります。 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(矢野川信一) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 お諮りいたします。 調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 お諮りいたします。 「第19号議案、平成29年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について」、「第20号議案、平成29年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第3号)について」、「第21号議案、平成29年度四万十市後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について」、「第22号議案、平成29年度四万十市下水道事業会計補正予算(第1号)について」、「第23号議案、平成29年度四万十市と畜場会計補正予算(第1号)について」、「第24号議案、平成29年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について」、「第25号議案、平成29年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第2号)について」、「第26号議案、平成29年度四万十市園芸作物価格安定事業会計補正予算(第1号)について」、「第27号議案、四万十市農業委員会の委員及び農地利用最適化推進委員の定数に関する条例」、「第28号議案、四万十市鳥獣被害対策実施隊の設置に関する条例」、「第29号議案、四万十市子ども読書活動推進委員会設置条例」、「第30号議案、四万十市個人番号の利用に関する条例の一部を改正する条例」、以上12件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、以上12件の議案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第16号議案、平成28年度四万十市水道事業会計決算の認定及び利益の処分について」を採決いたします。 案件の委員長報告は認定及び可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) 異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり認定及び可決いたしました。 次に、「第1号議案、平成28年度四万十市一般会計決算の認定について」、「第2号議案、平成28年度四万十市国民健康保険会計事業勘定決算の認定について」、「第3号議案、平成28年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について」、「第4号議案、平成28年度四万十市奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について」、「第5号議案、平成28年度四万十市後期高齢者医療会計決算の認定について」、「第6号議案、平成28年度四万十市下水道事業会計決算の認定について」、「第7号議案、平成28年度四万十市と畜場会計決算の認定について」、「第8号議案、平成28年度幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について」、「第9号議案、平成28年度四万十市住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について」、「第10号議案、平成28年度四万十市鉄道経営助成基金会計決算の認定について」、「第11号議案、平成28年度四万十市農業集落排水事業会計決算の認定について」、「第12号議案、平成28年度幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について」、「第13号議案、平成28年度四万十市介護保険会計保険事業勘定決算の認定について」、「第14号議案、平成28年度四万十市簡易水道事業会計決算の認定について」、「第15号議案、平成28年度四万十市園芸作物価格安定事業会計決算の認定について」、「第17号議案、平成28年度四万十市病院事業会計決算の認定について」、以上16件を一括して採決いたします。 以上の案件の委員長報告はいずれも認定であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、以上16件の議案は委員長報告のとおり認定いたしました。 次に、平成29年6月定例会より継続審査の所管事項について決定を行います。 所管事項の調査については、各常任委員長報告並びに議会運営委員長報告は継続調査であります。 以上、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、所管事項の調査については、各委員長報告のとおり決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(矢野川信一) 日程第3、「意見案第1号」から「意見案第3号」を議題といたします。 初めに、「意見案第1号、特別支援学校の設置基準の策定を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 川村一朗議員。 ◆12番(川村一朗) 特別支援学校の設置基準の策定を求める意見書案の説明をいたします。 学校設置基準とは、まず学校を設置する場合の最低限の基準のことであり、学校にはこの基準の向上を図るために努力することが明記されております。小学校・中学校・高等学校・幼稚園は、学校教育法やその他の法令の規定によるほか、設置基準の定めるところにより設置されているところでございます。しかし、特別支援学校にはそういった施設の設置、編成、設備などの最低基準を示す学校設置基準がありません。ですから、不足する教室などについてもまだ設置されてないという状況があるので、この意見書を提出するものであります。 それでは、読み上げて説明等させていただきます。 出生数の減少により、小中学校の児童生徒数が減少する一方で、全国的に特別支援学校の児童生徒数は増加を続けています。特別支援学校の在籍者数は、平成29年版文部科学統計要覧では、平成17年と比較すると11年間で3万8,000人増加をしております。 特別支援学校の児童生徒数は増加し続けていますけれども、施設整備の拡充が進んでいません。特別支援学校の普通教室が不足し、1つの教室をカーテン1枚で仕切って2つのクラスで使うことが、他県では常態化しています。障害によって個人差はありますけれども、集中力の維持が難しい障害児が多く、隣のクラスの声が筒抜けでは、集中して授業を受けることはできません。また、図書室や調理室等の特別教室が普通教室に使われ、学習に支障を来しているところもあります。全国で不足している普通教室は3,430教室に上ることが、文部科学省調査でも明らかになっております。 こういった事態の根幹は、幼稚園から小中学校・高校・専門学校まで、全てにある設置基準が特別支援学校にだけないためです。設置基準は、学校を設置するのに必要な最低基準であり、設置者はこの基準の向上を図ることに努めなければならないとされております。普通教室が足りないこと自体が大きな問題です。 高知県においても、知的障害特別支援学校は在籍児童生徒が増え続け、この2年間で山田養護学校では27名増えて176名、中村特別支援学校でも10年間に18名増え、現在99名となっています。平成23年度に、それまでの対象であった知的障害に加え肢体不自由も対象として入学範囲を拡大してきました。しかし、大規模な改築は行われず、児童生徒数が増加する中で、現在も教室が不足しています。また、障害の状態によっては個別指導が必要な場合も多く、その教室の確保も困難になっています。 児童生徒一人ひとりの障害の状態は異なりますけれども、周囲の変化に敏感であったり、一つの事柄に執着したり、物事に臨機応変に対応することが困難なことが多くあります。障害のある子供達が落ちついて学習に取り組めるように、特別支援学校の設置基準を早急に策定してください。 よって、高知県四万十市議会では、国会及び政府に対し、次の事項を実現するよう強く要望いたします。 記。特別支援学校の設置基準を策定すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。議員各位のご賛同よろしくお願いいたします。 ○議長(矢野川信一) 以上で「意見案第1号」の提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第2号、北朝鮮の核兵器・ミサイル問題解決めざし経済制裁強化と一体に対話努力を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 谷田道子議員。 ◆6番(谷田道子) 読み上げて提案理由とさせていただきます。 北朝鮮の核兵器・ミサイル問題解決をめざし経済制裁強化と一体に対話努力を求める意見書。 北朝鮮は、8月29日に太平洋に向けて弾道ミサイルを発射し、9月3日には水爆と推定される核実験を強行しました。 国連安保理は、9月11日に北朝鮮による6回目の核実験に抗議をし、新たな経済制裁を科した決議を採択しましたが、北朝鮮は、9月15日、更に日本上空を通過する弾道ミサイルを発射しました。北朝鮮が国連安保理決議を無視して、ミサイル開発、核兵器開発を行っていることは許されません。北朝鮮が国連安保理決議に従うことを強く求めます。 同時に、北朝鮮・アメリカの双方が威嚇と挑発の応酬を繰り返すことは、当事者の思惑を超えて、突発的な事態によって戦争を招きかねません。もし戦争が始まれば、核戦争に発展する危険性があります。我が国は唯一の被爆国として、核兵器使用の危険を伴う今の事態を見過ごすことができません。被爆国の役割として、緊張関係にある北朝鮮とアメリカの間に入り、仲裁、調整の労をとる必要があります。被爆国政府として、危機を回避するために、次の行動を開始すべきであると考えます。 1、被爆国政府として、緊張を高めあう北朝鮮とアメリカの間に入り、対話に踏み出すよう求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものです。議員各位の賛同をお願いいたします。 ○議長(矢野川信一) 以上で「意見案第2号」の提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第3号、「全国森林環境税」の創設に関する意見書」について提案理由の説明を求めます。 西尾祐佐議員。 ◆4番(西尾祐佐) それでは、全国森林環境税の創設に関する意見書についての説明を行わさせていただきます。 意見書を読み上げることによって説明にかえさせていただきます。 我が国の地球温暖化対策については、2020年度及び2020年以降の温室効果ガス削減目標が国際的に約束されているが、その達成のためには、とりわけ森林吸収源対策の推進が不可欠となっています。 しかしながら、森林が多く所在する山村地域の市町村においては、木材価格の低迷や林業従事者の高齢化・後継者不足に加え、急速な人口減少など、厳しい情勢にあるほか、市町村が、森林吸収源対策及び担い手の育成等、山村対策に主体的に取り組むための恒久的・安定的な財源が大幅に不足しています。 このような中、政府・与党は、平成29年度税制改正大綱において、市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、個人住民税均等割の枠組みの活用を含め、都市・地方を通じて国民に等しく負担を求めることを基本とする森林環境税の創設に向けて、地方公共団体の意見も踏まえながら、具体的な仕組み等について総合的に検討し、平成30年度税制改正において結論を得るとの方針を示したところであります。 もとより、山村地域の市町村による森林吸収源対策の推進や、安定した雇用の場の確保などの取り組みは、地球温暖化防止のみならず、国土の保全や地方創生等にも繋がるものであり、そのための市町村の財源の強化は喫緊の課題であります。 よって、下記の制度創設について実現を強く求めるものであります。 記。平成29年度税制改正大綱において、市町村が主体となって実施する森林整備等に必要な財源に充てるため、個人住民税均等割の枠組みの活用を含め、都市・地方を通じて国民に等しく負担を求めることを基本とする森林環境税の創設に関し、平成30年度税制改正において結論を得ると明記されたことから、森林・林業・山村対策の抜本的強化を図るための全国森林環境税の早期導入を強く求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものでございます。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(矢野川信一) 以上で「意見案第3号」の提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「意見案第2号」については、質疑、委員会付託を省略し、討論、採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第2号」については、質疑、委員会付託を省略し、討論、採決することに決しました。 これより「意見案第2号、北朝鮮の核兵器・ミサイル問題解決めざし経済制裁強化と一体に対話努力を求める意見書」について討論を行います。 先に、原案に反対の議員。 次に、原案に賛成の議員。 大西友亮議員。 ◆3番(大西友亮) 「意見案第2号、北朝鮮の核兵器・ミサイル問題解決めざし経済制裁強化と一体に対話努力を求める意見書」に賛成する立場で発言をいたします。 国連の場でも、米朝の応酬が繰り広げられていますが、核戦争の危機が迫っていると国際社会は危惧をしています。核戦争が起きれば、北朝鮮は15分で消滅すると言われています。一民族を消滅させる悲劇は何としても避けなければなりません。 一方で、北朝鮮は、攻撃を受ければミサイル発射で応酬する可能性があります。核弾頭を発射する可能性もあります。そうなれば、東アジアは悲劇的な事態を招くことになりかねません。そのような地獄を生み出さないためにも、今こそ国際社会が知恵と力を尽くさなければなりません。 9月11日に全会一致で採択をされました国連安保理決議も、経済制裁強化と共に、対話を通じた平和的・包括的な解決を呼びかけています。危機打開と問題解決のためには、経済制裁強化と一体に、対話による解決の道に踏み出すことが不可欠です。とりわけ、米朝両国の直接対話は、いよいよ緊急で切実な課題となっています。カーターアメリカ元大統領は米朝指導者間かそれに準ずるレベルの対話を呼びかけています。スイス大統領やドイツ首相など、ヨーロッパ各国の首脳も、米朝間の対話を仲介する意向を表明をしています。 こうした中で、唯一の被爆国である日本政府が米朝の仲裁に立つことは、危機を打開し、東アジアの平和を守る大きな力になると思います。四万十市議会が、政府に、米朝間の仲介に立つよう求めることは、市民の平和と安全を守る責任を果たすことになると思います。 これをもちまして私の賛同意見とさせていただきます。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(矢野川信一) 次に、原案に反対の議員。 次に、原案に賛成の議員。 他に討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(矢野川信一) 起立少数であります。よって、本案は否決いたしました。 次に、「意見案第1号」、「意見案第3号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」、「意見案第3号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 お諮りいたします。 「意見案第1号、特別支援学校の設置基準の策定を求める意見書」、「意見案第3号、「全国森林環境税」の創設に関する意見書」について、以上2件を一括採決いたします。 以上の案件は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」、「意見案第3号」については原案のとおり可決いたしました。 ただいま意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについてはその整理を議長に委任することに決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に市長より挨拶の申し出があります。お聞き取り願います。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 平成29年9月議会閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。 今期定例会は、9月4日に開会以来19日間にわたり、平成28年度決算の認定、29年度補正予算など32の議案につきまして、それぞれ慎重審議の上、適切なご決定をいただき誠にありがとうございます。また、提案いたしました議案の一部に誤りがございましたこと、お詫び申し上げます。今後はこのようなことが起こらないよう、チェック体制の強化に努めてまいりますので、ご理解賜りますようにお願いをいたします。 先日の3連休には、台風18号が日本列島を縦断をし、観測史上初めて九州・四国・本州・北海道、本土4島全てに上陸した台風となりました。また、昨年度は観測史上初めて東北地方へ太平洋側から上陸するなど、想定外の異常気象が普通になりつつあります。 本市につきましては、17日午後、最接近の予報を受け、事前に避難準備・高齢者等避難開始を発令、市内46カ所に避難所を開設するなど、配備体制をとったところであります。住家浸水等の報告はありませんでしたが、残念なことに2名の方が増水した河川に流され、お亡くなりになりました。また、96歳のご高齢の方が、強風にあおられ転倒し、負傷をいたしました。改めて亡くなりました2名の方に謹んでお悔やみ申し上げますと共に、心からご冥福をお祈りいたします。また、負傷した高齢の方の一日も早いご回復をご祈念申し上げます。 さて、来月15日には第23回四万十川ウルトラマラソンが行われます。今回も全国各地から約2,400名の選手をお迎えして、秋の四万十路を疾走していただきます。議員各位におかれましても、沿道での温かいご声援をよろしくお願いをいたします。 また、11月には日本パッケージデザイン協会の全国会議で、著名なデザイナーが一堂に会する川から学べJPDAしまんと100人デザイン会議、また一級河川を持つ自治体が集う全国川サミットin四万十が開催されるなど、この秋には本市を全国にアピールするイベントが多く予定されております。「志国高知 幕末維新博」もちょうど開催されておりますので、全国各地から多くの方をお迎えをし、豊かな自然と歴史・文化に触れていただきたいと考えております。 朝晩すっかり秋の気配が感じられ、気持ちのよい季節となりましたが、夏の疲れが出やすい時期でもありますので、議員各位におかれましては、ご自愛の上、元気でご活躍されますことをご祈念申し上げ、閉会のご挨拶といたします。どうもお疲れさまでした。 ○議長(矢野川信一) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて平成29年9月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労でございました。              午後4時42分 閉会  地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                四万十市議会議長                四万十市議会副議長                四万十市議会議員                四万十市議会議員...