平成28年 6月定例会 平成28年6月四万十
市議会定例会会議録(第18日) 平成28年6月30日(木)■議事日程 日程第1 第1号議案から第14号議案 第1号議案
専決処分の承認を求めることについて(平成28年度四万十市
国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第1号)) 第2号議案
専決処分の承認を求めることについて(四万十市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例(平成28年四万十市条例第28号)) 第3号議案
専決処分の承認を求めることについて(四万十市税条例の一部を改正する条例(平成28年四万十市条例第29号)) 第4号議案
専決処分の承認を求めることについて(四万十市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例(平成28年四万十市条例第30号)) 第5号議案 平成28年度四万十市
一般会計補正予算(第1号)について 第6号議案 平成28年度四万十市
下水道事業会計補正予算(第1号)について 第7号議案 平成28年度四万十市
鉄道経営助成基金会計補正予算(第1号)について 第8号議案 四万十市
男女共同参画推進協議会条例 第9号議案 四万十市
一般職員の給与に関する条例及び
国民健康保険診療所に勤務する医師の給与に関する条例の一部を改正する条例 第10号議案 四万十市
介護保険条例の一部を改正する条例 第11号議案 公の施設の
指定管理者の
指定期間の変更について(四万十カヌーと
キャンプの里かわらっこ) 第12号議案 公の施設の
指定管理者の
指定期間の変更について(
宿泊体験型モデルハウス四万十ヒノキの家) 第13号議案 公の施設の
指定管理者の指定について(四万十カヌーと
キャンプの里かわらっこ) 第14号議案 公の施設の
指定管理者の指定について(
宿泊体験型モデルハウス四万十ヒノキの家) (各
委員長報告、質疑) 日程第2 第15号議案 第15号議案
固定資産評価員の選任について(大崎健一) 諮問第1号から諮問第3号 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて (竹田元久) 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて (遠近準二) 諮問第3号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて (岡本伸二) 陳情2件(平成28年3月定例会より
継続審査) 所管事項の調査(平成28年3月定例会より継続調査) (
全員協議会) (討論、採決) 日程第3 意見案3件 意見案第1号 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書 意見案第2号 「大学生への
給付制奨学金創設」を求める意見書 意見案第3号 沖縄県に於ける、米軍属による
女性殺害死体遺棄に関する意見書 (提案理由の説明) (討論、採決) 日程第4
議会運営委員の選任■本日の会議に付した事件 日程第1から日程第4まで出席議員 1番 大 西 友 亮 2番 西 尾 祐 佐 3番 垣 内 孝 文 4番 谷 田 道 子 5番 山 崎 司 6番 上 岡 正 7番 今 城 照 喜 8番 平 野 正 9番 安 岡 明 11番 川 村 一 朗 12番 宮 崎 努 14番 勝 瀬 泰 彦 15番 矢野川 信 一 16番 上 岡 礼 三 17番 白 木 一 嘉 18番 宮 本 博 行 19番 宮 本 幸 輝 20番 藤 田 豊
作欠席議員(なし)出席要求による
執行部側出席者職氏名 市長 中 平 正 宏 副市長 中 山 崇 副市長 福 本 仁 志 総務課長 遠 近 良 晃
地震防災課長 小 松 一 幸
企画広報課長 上 岡 章 人 財政課長 田 村 周 治 市民課長 町 田 義 彦 税務課長 大 崎 健 一
収納対策課長 永 橋 泰 彦
環境生活課長 伊勢脇 敬 三
保健介護課長 成 子 博 文
人権啓発課長 清 水 奈緒美
観光商工課長 山 本 牧
農林水産課長 篠 田 幹 彦
まちづくり課長 地 曳 克 介
上下水道課長 秋 森 博
市民病院事務局長 池 田 哲 也
福祉事務所長 伊勢脇 寿 夫
会計管理者兼
会計課長 小 松 富士夫
代表監査委員 濱 田 修 一 教育長 藤 倉 利 一 教育次長兼
学校教育課長 生涯学習課長 芝 正 司 矢 野 依 伸
総合支所長兼
支所地域企画課長 総合支所保健課長兼
西土佐診療所事務局長 中 平 晋 祐 村 上 正 彦
総合支所産業建設課長 小 谷 哲 司職務のために議場に出席した
事務局職員職氏名 局長 杉 内 照 代 局長補佐 山 本 真 也 総務係長 田 中 雄 一 主幹 橋 田 五月子 午前10時0分 開議
○議長(
矢野川信一) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 中平市長より訂正の申し出がありますので、お聞き取り願います。 中平市長。
◎市長(中平正宏) 今定例会に提出しております議案書の一部に浄書誤りがありましたので、お詫びを申し上げ、訂正をお願いをいたします。 誤りがありましたのは、議案書の24ページ、「諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推進につき意見を求めることについて」でございます。訂正箇所につきましては、
人権擁護委員候補者岡本伸二氏の住所を四万十市中村百笑町とすべきところを中村の文字が欠けておりましたので、訂正をお願いいたします。 以上、お配りしております議案の一部訂正についてと訂正後の議案書をご参照いただき訂正いただきますようにお願いをいたします。
○議長(
矢野川信一) 以上で訂正の説明を終わります。 議長において説明のとおり訂正することといたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
矢野川信一) 日程第1、「第1号議案」から「第14号議案」を
一括議題といたします。 以上の案件に関し、各委員長の報告を求めます。 先に、
宮本博行総務常任委員長。
◆
総務常任委員長(宮本博行) おはようございます。
総務常任委員長報告を行います。
今期定例会において本委員会に付託を受けました議案5件、
所管事項報告1件について、6月28日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、「第3号議案、
専決処分の承認を求めることについて(四万十市税条例の一部を改正する条例)」について執行部から説明を受け、審査を行いました。 これは、平成28年3月31日付けの
地方税法等の改正に伴い、
行政不服審査法の改正や
独立行政法人の名称変更に伴う規定の改正などに伴う所要の改正を行ったもので、平成28年4月1日から施行する必要があることから
専決処分したものであります。審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、「第4号議案、
専決処分の承認を求めることについて(四万十市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例)」について執行部から説明を受け、審査を行いました。 これは平成28年3月31日付けの
地方税法等の改正に伴い、旧3級品の
製造たばこに係るたばこ税の経過措置に関する読み替え規定の
項ずれ修正や様式等を変更する必要があることから、平成27年6月議会で議決を受けた四万十市税条例の一部を改正する条例の未施行部分について必要な改正を行うもので、平成28年4月1日から施行する必要があることから
専決処分したものであります。審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、
分割付託を受けました「第5号議案、平成28年度四万十市
一般会計補正予算(第1号)について」、国の地方創生に伴う支援制度として新たに創設された
地方創生推進交付金を活用した
シティプロモーション推進の
財源更正と
産業振興推進総合支援補助金の補正などについて款、項、目ごとに執行部から説明を受け、審査を行いました。審査の結果、歳入
歳出共に適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第7号議案、平成28年度四万十市
鉄道経営助成基金会計補正(第1号)について」であります。 歳入は、土佐くろしお
鉄道株式会社からの昨年度分の返還金で、その同額を
経営助成の基金に積み立てるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第9号議案、四万十市
一般職員の給与に関する条例及び
国民健康保険診療所に勤務する医師の給与に関する条例の一部を改正する条例」は、本年4月より
西土佐診療所の常勤医師が1名になったことから、
西土佐地域の診療体制の確保を図るため、
市民病院の医師が
西土佐診療所の
診療応援を行っており、今後も
市民病院と
西土佐診療所との間で診療の応援が必要となることも想定されること、また両施設間の移動や慣れない別の医療機関での診療という特殊な勤務であることを考慮し、
診療応援手当を新設するもので、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、四万十市
原子力災害避難計画について、
地震防災課長より報告を受けました。 これは、7月末に再稼働することが報道されている伊方原発3号機の
原子力災害を想定した避難計画で、本市において伊方原発から最も近い
西土佐奥屋内地域で約45㎞(キロメートル)と国が定めるUPZ(緊急時防護措置を準備するとされている30㎞圏の区域)の外にあり、法的には
原子力災害避難計画の策定義務はないものの、これに準じた対策として、万が一の事故に備え市内全域を対象として策定したものとのことであります。 委員から、「具体的な想定に基づき、県や四国電力と協議する必要があるのではないか。また、
安定ヨウ素剤の購入については、原発稼働という国の政策のリスクへの対策であるので、県を通じ国に対して
購入補助金を要望すべきではないか。」との意見があり、執行部からは、「今後県との協議の中で要望していきたい。」との答弁がありました。 最後に、
管内視察について、7月19日火曜日に三ツ又の
道路災害現場、
藤ノ川ヘリポート及び八束
防災拠点基地整備に決定し、また
行政視察については、8月初旬に福井県坂井市の
シティプロモーション及び滋賀県野洲市の
ワンストップ窓口について実施することとし、視察先と日程調整していくことといたしました。 以上のとおり報告いたします。
○議長(
矢野川信一) 以上で
総務常任委員長報告を終わります。 続いて、山崎
司産業建設常任委員長。
◆
産業建設常任委員長(山崎司) おはようございます。
産業建設常任委員長報告を行います。
今期定例会において本委員会に付託を受けました議案6件について、6月27日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、
分割付託を受けた「第5号議案、平成28年度四万十市
一般会計補正予算(第1号)について」執行部から説明を受け、款、項、目ごとに慎重に審査を行いました。 6
款農林水産業費、1項農業費、3目
農業振興費については、
地方創生推進交付金への
財源更正であるとのことです。 2項林業費、8目
山地災害防止事業費は、県から採択があったため、今回補正を行いたいとのことで、3項3目
水産業振興費、7款1項商工費、2目
商工業振興費及び3目観光費についても
地方創生推進交付金への
財源更正であるとのことでございました。 7款の
サイクルロード整備は、
企業版ふるさと納税制度を活用し、入田から佐田までの景観整備などを行っていきたいとのことでありました。 11
款災害復旧費は、27年度分が過年災扱いとなったため、補正を行いたいとのことであります。審査の結果、適当と認め、
全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第6号議案、平成28年度四万十市
下水道事業会計補正予算(第1号)について」執行部から説明を受け、慎重に審査を行いました。 内容の主なものは、
公共下水道汚水処理施設整備構想策定費用であるとのことであります。この構想の策定により、当市の真に整備すべき区域の把握、更には、
公共下水道人口普及の現実的な完成を目指すとのことでありました。審査の結果、適当と認め、
全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第11号議案」、「第12号議案、公の施設の
指定管理者の
指定期間の変更について」、「第13号議案」、「第14号議案、公の施設の
指定管理者の指定について」執行部から併せて説明を受け、慎重に審査を行いました。 内容は、四万十カヌーと
キャンプの里かわらっこ及び
宿泊体験型モデルハウス四万十ヒノキの家の
指定管理者であります
大川筋地域振興組合が、経済力の強化などの理由から7月末をもって解散し、全ての業務に関し株式会社かわらっこに継承することとなったため、
指定期間を7月31日までと変更し、それ以降、新たに株式会社かわらっこを
指定管理者として指定したいとのことでありました。 なお、かわらっこの
指定管理期間は、平成28年8月1日から平成30年3月31日までとのことで、審査の結果、適当と認め、
全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、その他の案件とし、昨年
具同地区区長会長、
自由ヶ丘区長、
自由ヶ丘東区長の連名で要望のあった「開発行為により設置された
地域下水道施設の移管について」協議を行いました。 執行部から移管について困難である旨の資料が示されましたが、引き続き
継続審査としております。執行部へは地区からの要望書が提出されていないことから、議会としては、議長に提出された要望書を添付し、委員長から議長に要請をし、議長から執行部にこれまでの経緯や移管するときの問題点等について地区の皆様に十分に説明を行った上回答するよう、執行部に要請することで決しています。 次に、財政課から、平成26年度
と畜場会計繰越明許繰越計算書の訂正について報告を受けました。 内容は、未
収入特定財源中、
国庫支出金2,080万円と記載しておりましたが、浄書誤りであり、正しくは起債2,080万円であるとのことで、お詫びして訂正をお願いしたいとのことでありました。 最後に、
管内視察についての再確認を行いました。視察日は、平成28年7月15日、視察場所は、
西土佐大橋、道の駅、横瀬川ダム、
西部統合簡水水源地、
スジアオノリの
養殖計画場所などを予定としております。 以上のとおりご報告いたします。
○議長(
矢野川信一) 以上で山崎
司産業建設常任委員長報告を終わります。 続いて、安岡
明教育民生常任委員長。
◆
教育民生常任委員長(安岡明) おはようございます。 それでは、
教育民生常任委員長報告を行います。
今期定例会において本委員会に付託を受けました議案5件、
所管事項報告1件につきまして、6月24日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、
専決処分の承認を求めた「第1号議案、平成28年度四万十市
国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第1号)」について審査を行いました。 本案は、平成27年度決算において赤字が生じたため、
専決処分で平成28年度予算をもって補填したものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、
専決処分の承認を求めた「第2号議案、四万十市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例(平成28年四万十市条例第28号)」について審査を行いました。 平成28年3月31日付けの
地方税法施行令の改正により、
国民健康保険税の
課税限度額の引き上げ、低所得者に係る
保険税軽減の拡充について改正するものであり、平成28年4月1日から施行する必要があることから、
地方自治法第179条第1項の規定により
専決処分したので、同条第3項の規定によりその承認を求めるもので、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり承認すべきものと決しました。 次に、
分割付託を受けました「第5号議案、平成28年度四万十市
一般会計補正予算(第1号)について」審査を行いました。 3款民生費の
母子家庭等福祉費の補正は、法の一部改正に伴い、第2子以降の
児童扶養手当額が変更となるため、その事務処理の
システム改修の委託料であります。
保育所建設費の補正は、八束保育所の移転に伴う
地質調査等の委託料と隣接するゴルフ場からの
防球フェンスの工事費であります。 委員から、保育所の日当たりについて質問があり、執行部からは、「
地震防災課の設置する拠点施設と合築することにより、少しでも日当たりをよくするよう検討している。」とのことでありました。 10款教育費は、市民からの寄附により小中学校の
学校図書館と
市立図書館に図書を購入するための補正であります。 委員から、「購入図書は決まっているのか。」との質問に、「小中学校は学級数等により予算を配分する予定で、その予算内で各学校が図書の選定をすることになり、
市立図書館は具体的には未定であるが、辞典類の購入や学校支援に繋がる書籍を検討している。」とのことでありました。慎重に審査した結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第8号議案、四万十市
男女共同参画推進協議会条例」について審査を行いました。 平成20年に策定した四万十市
男女共同計画の見直しを行うに当たり、
市民アンケートや有識者等の意見を取り入れるため、附属機関として協議会を設置するもので、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第10号議案、四万十市
介護保険条例の一部を改正する条例」については、本年4月から
収納対策課に保険料の収納業務が移行したことに伴い、督促状の文書等の表現を統一したものを送付するに当たり、延滞金の下限と減免について規定上明記をされていなかったためこれを追加するものであり、慎重に審査した結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、
保育所用地取得の取り組みについて、
福祉事務所長から報告がありました。 四万十市保育計画や第2次
行政改革大綱推進計画において保育所の統廃合に愛育園と
もみじ保育所の統合が上がっており、用地や位置について内部協議を進めていたところ、
日本たばこ産業株式会社が
中村営業所跡地の売却を検討しているとのことで、現在その用地取得に向け取り組んでいるとのことであります。保育所の施設の規模・
運営形態等、具体的な計画は未定であり、
購入締結期限が今年8月までとなっていることから、予算計上が難しく、四万十市
土地開発基金で先行取得したいと考えているとのことでありました。 次に、
管内視察は、7月13日に
西土佐中学校屋内運動場や
下田中学校などについて行うこととし、
行政視察については、次の委員会で決定することといたしました。 以上のとおり報告をいたします。
○議長(
矢野川信一) 以上で
教育民生常任委員長報告を終わります。 これにて各
委員長報告を終わります。 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) 質疑なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2、日程第3、日程第4を追加し、
一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2、日程第3、日程第4を追加し、
一括議題といたします。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
矢野川信一) お諮りいたします。 これより
意見調整のため
全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、これより
意見調整のため
全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。 午前10時22分 休憩 午後4時0分 再開
○議長(
矢野川信一) 休憩前に引き続き会議を開きます。 お諮りいたします。
調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、
調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 「第5号議案、平成28年度四万十市
一般会計補正予算(第1号)について」、「第6号議案、平成28年度四万十市
下水道事業会計補正予算(第1号)について」、「第7号議案、平成28年度四万十市
鉄道経営助成基金会計補正予算(第1号)について」、「第8号議案、四万十市
男女共同参画推進協議会条例」、「第9号議案、四万十市
一般職員の給与に関する条例及び
国民健康保険診療所に勤務する医師の給与に関する条例の一部を改正する条例」、「第10号議案、四万十市
介護保険条例の一部を改正する条例」、「第11号議案、公の施設の
指定管理者の
指定期間の変更について(四万十カヌーと
キャンプの里かわらっこ)」、「第12号議案、公の施設の
指定管理者の
指定期間の変更について(
宿泊体験型モデルハウス四万十ヒノキの家)」、「第13号議案、公の施設の
指定管理者の指定について(四万十カヌーと
キャンプの里かわらっこ)」、「第14号議案、公の施設の
指定管理者の指定について(
宿泊体験型モデルハウス四万十ヒノキの家)」、以上10件を一括して採決いたします。 以上の案件の
委員長報告はいずれも可決であります。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、以上10件の議案は
委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第1号議案、
専決処分の承認を求めることについて(平成28年度四万十市
国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第1号))」、「第2号議案、
専決処分の承認を求めることについて(四万十市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例(平成28年四万十市条例第28号))」、「第3号議案、
専決処分の承認を求めることについて(四万十市税条例の一部を改正する条例(平成28年四万十市条例第29号))」、「第4号議案、
専決処分の承認を求めることについて(四万十市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例(平成28年四万十市条例第30号))」、以上4件を一括して採決いたします。 以上の案件の
委員長報告はいずれも承認であります。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、以上4件の議案は
委員長報告のとおり承認いたしました。 次に、「第15号議案、
固定資産評価員の選任について」、同意を求める者は大崎健一氏を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり同意することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 これより「諮問第1号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」、同意を求める者は竹田元久氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(
矢野川信一) ただいまの出席議員数は17人であります。 投票用紙を配付させます。 (投票用紙配付)
○議長(
矢野川信一) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
○議長(
矢野川信一) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。「諮問第1号」を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いをいたします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 小休にします。 午後4時5分 小休 午後4時6分 正会
○議長(
矢野川信一) それでは、正会に復します。 点呼を命じます。 (職員点呼、投票)
○議長(
矢野川信一) 投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
○議長(
矢野川信一) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に西尾祐佐議員及び谷田道子議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。 (開 票)
○議長(
矢野川信一) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 17票 これは先程の出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 11票 反対 6票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、「諮問第2号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」、同意を求める者は遠近準二氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(
矢野川信一) ただいまの出席議員数は17人であります。 投票用紙を配付させます。 (投票用紙配付)
○議長(
矢野川信一) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
○議長(
矢野川信一) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。「諮問第2号」を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。 (職員点呼、投票)
○議長(
矢野川信一) 投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議場の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
○議長(
矢野川信一) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に垣内孝文議員及び山崎 司議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。 (開 票)
○議長(
矢野川信一) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 17票 これは先程の出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 15票 反対 1票 白票 1票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、「諮問第3号、
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて」、同意を求める者は岡本伸二氏を採決いたします。 この採決は無記名投票をもって行います。 議場の閉鎖を命じます。 (議場閉鎖)
○議長(
矢野川信一) ただいまの出席議員数は17人であります。 投票用紙を配付させます。 (投票用紙配付)
○議長(
矢野川信一) 投票用紙の配付漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。 (投票箱点検)
○議長(
矢野川信一) 異状なしと認めます。 念のため申し上げます。「諮問第3号」を可とする議員は賛成と、否とする議員は反対と記載の上、点呼に応じて順次投票をお願いいたします。 なお、重ねて申し上げます。投票中、賛否を表明しない投票及び賛否の明らかでない投票は、会議規則第71条第2項の規定により、否とみなします。 点呼を命じます。 (職員点呼、投票)
○議長(
矢野川信一) 投票漏れはありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) 投票漏れなしと認めます。 投票を終了いたします。 議序の閉鎖を解きます。 (議場開鎖)
○議長(
矢野川信一) 開票を行います。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に今城照喜議員及び安岡 明議員を指名いたします。よって、両議員の立ち会いを願います。 (開 票)
○議長(
矢野川信一) 投票の結果を報告いたします。 投票総数 17票 これは先程の出席議員数に符合いたしております。 そのうち 賛成 16票 反対 1票 以上のとおり賛成多数であります。よって、本案は原案のとおり同意いたしました。 次に、平成28年3月定例会より
継続審査の陳情2件について決定を行います。 先に、「陳情受理番号第2号、公共事業の設計発注について」の要望書については、常任
委員長報告は一部採択であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、本陳情は一部採択に決しました。 次に、「陳情受理番号第1号、開発行為により設置された
地域下水道施設の移管について」の要望書については、常任
委員長報告は
継続審査であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、本陳情は
継続審査に決しました。 次に、平成28年3月定例会より継続調査の所管事項について決定を行います。 所管事項の調査については、各常任
委員長報告並びに
議会運営委員長報告は継続調査であります。 以上、各
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、所管事項の調査については、各
委員長報告のとおり決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
矢野川信一) 日程第3、「意見案第1号」から「意見案第3号」を議題といたします。 初めに、「意見案第1号、無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 山崎 司議員。
◆5番(山崎司) 産業建設常任委員会に所属しております山崎でございます。 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書につきまして、意見書を読み上げることによりまして提案理由とさせていただきます。 無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書。 地域住民の生活環境の改善や地域の活性化を図るため、とりわけ防災性の向上や安全で快適な通行空間の確保、良好な景観の形成や観光振興等の観点から、無電柱化の取り組みを計画的かつ円滑に進めることはとても重要である。 しかしながら、欧米はおろか、アジアの主要都市と比較しても我が国の無電柱化割合は著しく低く、近年異常気象等の災害による電柱の倒壊に伴う救援救助等への影響や痛ましい通学児童の交通事故、急激なインバウンド効果による海外観光客の増加などから無電柱化に対する地域の要望は極めて強いものとなっている。つきましては、災害の防止、安全で円滑な交通の確保、良好な景観の形成等を図るため、無電柱化の推進に関し、基本理念や責務、推進計画の策定等を求めることにより施策を総合的、計画的かつ迅速に推進し、公共の福祉の確保や生活の向上、地域経済の健全な発展に貢献する無電柱化の推進に関する法律案の早期成立を強く要望する。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。議員各位のご賛同をよろしくお願いをいたします。
○議長(
矢野川信一) 以上で提案理由の説明を終わります。 小休にいたします。 午後4時29分 小休 午後4時31分 正会
○議長(
矢野川信一) 正会に復します。 次に、「意見案第2号、「大学生への
給付制奨学金創設」を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 川村一朗議員。
◆11番(川村一朗) 「大学生への
給付制奨学金創設」を求める意見書について説明をいたします。 文部科学省の2014年度学校基本調査によれば、高等教育機関への進学率は8割となっています。その約半数が貸与制奨学金を利用し、多くの学生が多額の借金を抱えて卒業しております。OECD加盟国34カ国中17カ国が大学授業料を無償としています。また、授業料が有償の国については、全て給付制奨学金がありますが、日本にはありません。日本とアイスランド以外の32カ国には、給付制奨学金がありますが、アイスランドでは大学の授業料が無償です。つまりは、大学の授業が有償で給付制奨学金がないのは日本だけです。 また、日本の教育機関への公財政支出の対GDP比は3.5%(パーセント)で、OECD諸国中の中では6年連続の最下位となっています。 文部科学省は、2017年度の大学等への入学生徒から新たな所得連動返還型奨学金制度を導入しようとしていますが、奨学金の対象拡大や返還免除の仕組みの設定などは取り入れられておらず、OECD諸国で実施されている給付制奨学金導入の検討もされておりません。現在でも貸与基準を満たしているのに貸与されていない残存適格者が2万6,000人いると言われています。 高等教育機関が本市のように居住地域よりも遠方の場合は、学費だけでなく生活費も含むと、家庭と本人への大きな負担となっています。学ぼうとする若者は、日本の将来を導いていく希望でもあります。 また、東北や熊本などで起きた震災で両親を失ったり、家を失ったりする中で大学等の進学希望者を少しでも後押しするためにも、国として学生の学びを支えることが強く求められています。よって、国会及び政府に対し、次の事項を実現するように強く要望いたします。 国は、教育予算を増やし、大学生に対する給付制奨学金制度をつくること。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 なお、文部科学省が返還不要型の給付型奨学金制度の創設に向けた検討チームを新たに設置し、来月7月4日に初会合を開く予定となっていると聞いております。給付対象は住民税非課税世帯や生活保護世帯の生徒などを念頭に検討する考えで、早ければ来年の春もしくは2018年度になる可能性もあるといった内容であります。人材こそ日本の宝であります。所得や暮らす場所によって教育が受けられないような状態にはなってはなりません。議員各位のご賛同をお願いいたします。 これで説明を終わります。
○議長(
矢野川信一) 以上で提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第3号、沖縄県に於ける、米軍属による
女性殺害死体遺棄に関する意見書」について提案理由の説明を求めます。 上岡礼三議員。
◆16番(上岡礼三) 「意見案第3号」の提案を申し上げますが、提案については、読み上げて提案にかえさせていただきます。 沖縄県に於ける、米軍属による
女性殺害死体遺棄に関する意見書。 去る4月28日から行方不明になっていた沖縄県うるま市在住の会社員の女性が、5月19日恩納村の雑木林で遺体となって発見され、沖縄県警は、同日遺体遺棄の容疑で嘉手納基地で働く元海兵隊員で、米軍属の男を緊急逮捕した。この事件は、将来に夢を追い抱く若い女性の尊い命を奪うという極めて残忍な凶悪な事件であり、遺族はもとより、市民・県民の深い悲しみ、無念さ、そして激しい憤りは頂点に達している。これまでも沖縄県内の市町村議会は、沖縄に米軍基地があるがゆえに引き起こす事件・事故などが発生するたびに、日米両国に対して再発防止と綱紀粛正を訴えきたにも関わらず、またしても市民が犠牲となる凶悪事件が発生したことは断じて許せるものではなく、激しい憤りを覚える。 日米両政府は、こうした凶悪な事件が戦後71年余りも幾度となく繰り返されている事態を重く受けとめ、これ以上の沖縄県民の犠牲を断ち切るべく、実効性のある抜本的な対策を講ずるべきである。 四万十市は、沖縄・名護市と以前からの姉妹都市関係で、深い契りを結ばれており、今日に至っており、沖縄で再三起きるこの種の悲劇を見逃すことはできないと思っております。よって、高知県四万十市議会は、沖縄県民の命と生命と財産を守る立場から、今回の米軍属による女性死体遺棄事件に対し、米軍当局並びに関係機関に対して満身の怒りを込めて抗議すると共に、事件の再発防止に向けて下記の事項を徹底・実現を強く要請する。 記としまして、3点書いておりますが、遺族への謝罪及び完全補償を行うこと、2、在沖米軍・軍属等への一層の綱紀粛正及び教育を徹底的に行うなど、再発防止に向けて実効ある抜本的な施策を講じること、3、在沖米軍基地の整理・移転を促進すること。 以上、
地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。 先程の
全員協議会の中でも大変この意見書の内容について長時間とりまして、時間をいただきまして論議をしてまいった訳でございますので、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 なお、宛先については、下記に書いておりますので、省略をさせていただきます。
○議長(
矢野川信一) 以上で提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「意見案第2号」については、質疑、委員会付託を省略し、討論、起立採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第2号」については、質疑、委員会付託を省略し、討論、起立採決とすることに決しました。 これより「意見案第2号、「大学生への
給付制奨学金創設」を求める意見書」について討論を行います。 先に、原案に反対の議員。 宮崎 努議員。
◆12番(宮崎努) それでは、原案に反対の立場で討論を行います。 この大学生の給付制奨学金の創設というのは、実際にはいいことだと思います。私は、今大学生の息子がおる立場、親の世代の立場として一言反対の討論をしたいというふうにこの場に立たせていただきました。というのも、どうしても最後のこちらの方の提案の文章に、本県や本市の親御さん達は、どうしても大学がこの地にないものですから、遠方に行かして、その分余分にお金がかかって大変な思い、苦労をされていると。なかなか大変だと、自分も大変です。ですから、有利子の奨学金を使わせていただいてます。利子といっても本当に0.何%という、本当に自分達にとってもありがたい奨学金制度だと、今の現状でも思っています。ただ、自分達の周りを見てみますと、本当に親の経済状況を見て、これはもう昔先輩方の時代からあったと思います。親の経済状況を見て大学進学を諦めようと、弟を大学に進学させるために自分は就職しょうと、今もたくさんあるのも実際目の当たりにするのは事実です。 しかしながら、地方にいる私達が、こういった文書、この文書をインターネットで5分程調べただけで、平成27年12月17日北海道余市町議会、平成27年12月18日北海道根室市議会、平成28年3月24日愛知県扶桑町議会、それから静岡県沼津市議会、高知市議会、栃木県佐野市議会、福島県議会、同様の文書がこの意見書として出されています。一文紹介しますと、文部科学省の2014年度学校基本調査によれば、高等教育機関(大学・短大・高専・専修学校)への進学率は8割に達しています(過年度高卒者等を含む)。その半数は貸与奨学金を利用し、皆さんお気づきだと思います、この文書の出だしと一緒でございます。明らかにこういった形の全国展開でこういった提案をされてるんだと思いますけども、もう一度考えてみてください。 ここ我々は四万十市の議員です。日本の議員じゃないです、国には住んでますけども。そしたら、四万十市民が困っていることを一生懸命国に向かっていくのが本来の姿かと私は思う訳です。確かに全国で給付型の奨学金ができたら、喜ぶ人たくさんいます、自分達もうれしいです。でも実際に大阪で大学生一人、大阪市に住んでいる方と中村の方とやった場合にどうなるか。学費は同じでも大体今仕送りを平均したら8万円ぐらいが月。となると、年間100万円、4年間で400万円余分にかかるんです、四万十市は。プラスその往復、夏休みじゃなんじゃかんだで帰ってくれば、その間に交通費がかかります、親が行けばかかります。更に、身の回りのことをするのに時間を割いてアルバイトや時間の勉強は減ってる、そういった状況の中で頑張ってる学生がいっぱいいる。四万十市の議会ならば、そういった子供達に何とか光を当ててもらえないかというのを国に提言するべきだと私は思うんです、こういったコピーの文書じゃなくて。 また、医師不足で各議論をしてきてますその原因の一つに、教育があるという話もこの議場でもあったと思います。自分達の年代の先生が、例えば四万十
市民病院に行こうと思っても、実際に来て、小学校、中学校まであります。高等学校もありますが、その上の学位を目指していくためには、こちらの県立高校でも不十分と言われておりますので、そしたらよそに行かせる。じゃあ、家族で奥さんもみんなで引っ越してきて、じゃあ子供だけまた都会に行ってひとり暮らしさせて2世帯とるのか。だったら、最初から田舎へ行かなきゃいいじゃないか、そういう理屈が成り立ってると思うんです。こういうことを進めるのはいいんですけども、逆に言えば医師不足の、片っ方では医師不足、医師不足、何とかしようと叫びながら、片っ方では全国的にどうぞ都会の方で頑張ってくださいと、そういった提案書を出すというのがどうしても僕は納得ができなかったっていう意味での反対です。 実際、本当にこういう形で自分達が、都会でつくったものを全国で地方の議会が提案して賛成して採択していって国に持っていって、国にしてみりゃ、それ全国で上がってきたことをやりました。だから皆さん満足でしょう、こんなことが今回の選挙の合区にも繋がっていくんじゃないかと思う訳です。議員各位の皆さんに本当にお願いしたいと思います。このままこんなことを続けていたら、四万十市議会議員は要らないと思います。私達の声で四万十市民、四万十市の子供達が、子供達の教育は大事というのは重々分かります。これをどうしていくか、自分達の言葉で書いていく、そういった意見書を今後出していく、そういった形にしていくべきだというふうに思いましたので、大変申し訳ない、内容的には悪いものじゃないと思いますが、今回の意見書には反対させていただきました。本当に自分達が地方の議員であるために、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。
○議長(
矢野川信一) 次に、原案に賛成の議員。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) 次に、原案の反対の議員。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) 以上で討論を終了いたします。 議事の都合によりまして、あらかじめ会議時間を延長します。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
矢野川信一) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 お諮りいたします。 「意見案第1号、無電柱化の推進に関する法整備を求める意見書」、「意見案第3号、沖縄県に於ける、米軍属による
女性殺害死体遺棄に関する意見書」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」、「意見案第3号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 お諮りいたします。 「意見案第1号」、「意見案第3号」については原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」、「意見案第3号」については原案のとおり可決いたしました。 ただいま意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについては、その整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについてはその整理を議長に委任することに決しました。
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○議長(
矢野川信一) 日程第4、
議会運営委員会委員の選任を議題といたします。
議会運営委員会委員の選任については、既に
全員協議会で委員選任の承認を得ております。 お諮りいたします。 委員会条例第7条第1項の規定により、
議会運営委員会委員に上岡 正議員を指名いたします。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
矢野川信一) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員を
議会運営委員会委員に選任することに決しました。 以上で
今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に市長より挨拶の申し出があります。お聞き取り願います。 中平市長。
◎市長(中平正宏) 平成28年6月四万十市議会定例会閉会に当たりまして、お礼のご挨拶を申し上げます。 6月13日に開会しました本議会におきまして、平成28年度四万十市
一般会計補正予算など議案15件、諮問3件についてそれぞれ慎重審議の上、適切なご決定をいただき感謝申し上げます。 さて、この4月には熊本地方を震源とする熊本地震が発生をし、熊本県及び大分県において甚大な被害をもたらしました。改めてお亡くなりになりました皆様のご冥福をお祈りすると共に、負傷されている方々、またいまだ避難生活を余儀なくされている方々にお見舞いを申し上げますと共に、一日も早い復興を願うものでございます。 本市におきましては、熊本県へ給水隊、災害派遣医療チームDMATを派遣したところですが、今回の震災を受け、現地から新たな課題なども報告をされ、震災に対する備え、対策の重要性を再認識いたしました。 また、7月には、伊方原子力発電所の再稼働も予定されているということでございます。市の策定をしました避難計画をより一層市民の皆様に周知徹底をし、そこの中で広く計画を共有していきたいと思っております。 また、
今期定例会の一般質問でも震災対策について多くのご質問をいただきました。近い将来必ず起こると言われている南海トラフ大地震、また昨年度の鬼怒川の氾濫や現在九州地方の集中豪雨など、小さい天災に対する備え、対策につきましては、今後更なる取り組みを進めていかなければならないと強く感じております。 また、本市の出来事に目を向けますと、4月10日の四万十の日に合わせ、道の駅「よって西土佐」がオープンいたしました。趣向を凝らした取り組みなどもあり、おかげさまで来客数、売上額共に予想を上回る滑り出しとなりました。ただ本当の勝負は、秋以降の閑散期になると考えておりますので、今後もそうした特色のある取り組みを継続をし、四万十市の魅力を前面に押し出した事業展開を考え進めてまいりますので、議員各位にもご提案、また近くにおいでの際には、是非お立ち寄りいただきたいと思います。 また、この4月から図書館の
指定管理者制度を導入いたしました。従来のサービスに加え、月曜日などの開館や開館時間の延長などにより利用の拡大が図られ、月曜日休日の理容師・美容師の方々や6時まで勤務の方々から喜びの声も聞いております。利用者数や貸出冊数の伸びからも、一定利用者のニーズに沿うことができているのではないかと感じているところでございます。 また、本年から企業版ふるさと納税が開始されることになり、本市におきましては、四万十川沿い市道の
サイクルロード整備の財源に活用させていただく予定であります。その事業費を本定例会で
一般会計補正予算案に計上させていただきましたが、この事業により四万十市の景観を身近に楽しんでいただき、本市を訪れる方の更なる増加に繋がればと考えております。 また、世界に目を向けてみますと、今議会中にEUヨーロッパ連合からイギリス離脱のニュースがありました。株価は一時的に大きく下落し、リーマン・ショック以来の下げ幅となり心配をしておりましたが、翌日には持ち直し、現在は若干落ちついておりますけれども、本当の影響が出てくるのはこれからではないかなと考えております。 また、昨日早朝には、トルコ・イスタンブール国際空港で41名がお亡くなりになり、また200名を超える負傷者が発生するという事件も発生をいたしました。 また、北朝鮮が「ムスダン」を発射をし、成功したとか失敗したとかというニュースもございました。 同時に、TPPにおきましても、現在アメリカ大統領の前哨戦がテレビあるいは新聞等で報道されておりますけれども、共和党のトランプ候補、また民主党のクリントン候補とも慎重姿勢であり、全く先の見通せない状態になっているのではないかなと考えております。 また、昨日は大変うれしいニュースもありました。これは、高知新港へ6,500人、バス100台という大型客船が立ち寄り、以前では考えられなかったことが現実の取り組みとして始まっております。今後より一層インバウンド対策をスピード感を持って取り組んでいかなければならないと強く認識したところでございます。やはりこれからのいろいろなことにつきましては、日本あるいは四万十市だけで考えるのではなく、広く視点を持って考えることがより一層必要になるのではないかなと考えております。 また、本日も雨が降っておりますけれども、じめじめした天候が続き、梅雨明けが待たれる日々でございますが、皆様におかれましては、健康に十二分にご留意の上、市政発展のため、引き続きご指導、ご協力を賜りますようにお願いを申し上げ、閉会のご挨拶といたします。 どうもありがとうございました。
○議長(
矢野川信一) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて平成28年6月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労さまでございました。 午後4時58分 閉会
地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 四万十市議会議長 四万十市議会副議長 四万十市議会議員 四万十市議会議員...