四万十市議会 > 2015-12-21 >
12月21日-05号

  • "営農飲雑用水施設"(/)
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  1. 四万十市議会 2015-12-21
    12月21日-05号


    取得元: 四万十市議会公式サイト
    最終取得日: 2022-12-17
    平成27年12月定例会         平成27年12月四万十市議会定例会会議録(第18日)                               平成27年12月21日(月)■議事日程  日程第1 第1号議案から第41号議案        第1号議案 平成27年度四万十市一般会計補正予算(第3号)について        第2号議案 平成27年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第2号)について        第3号議案 平成27年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第3号)について        第4号議案 平成27年度幡多公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)について        第5号議案 平成27年度四万十市鉄道経営助成基金会計補正予算(第2号)について        第6号議案 平成27年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)について        第7号議案 平成27年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第2号)について        第8号議案 平成27年度四万十市病院事業会計補正予算(第1号)について        第9号議案 四万十市個人番号の利用に関する条例        第10号議案 四万十市債権管理条例        第11号議案 四万十市道の駅の設置及び管理に関する条例        第12号議案 四万十市行政組織条例及び四万十市職員定数条例の一部を改正する条例        第13号議案 議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例        第14号議案 四万十市非常勤特別職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例        第15号議案 四万十市税条例の一部を改正する条例        第16号議案 四万十市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例        第17号議案 四万十市生活改善センター等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例        第18号議案 四万十市農村公園設置条例の一部を改正する条例        第19号議案 四万十ふれあいの家設置条例の一部を改正する条例        第20号議案 四万十市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例        第21号議案 四万十市水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例        第22号議案 四万十市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例        第23号議案 幡多広域市町村圏事務組合の共同処理する事務の変更及び幡多広域市町村圏事務組合規約の一部変更について        第24号議案 辺地総合整備計画を定めることについて        第25号議案 工事請負契約の一部変更について        第26号議案 工事委託契約の一部変更について        第27号議案 四万十市道路線の認定について        第28号議案 公の施設の指定管理者の指定について(下田地区井沢防災コミュニティセンター)        第29号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立図書館)        第30号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市老人憩の家)        第31号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立具同地区集会所)        第32号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十ふれあいの家他)        第33号議案 公の施設の指定管理者の指定について(生活改善センター等)        第34号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立富山地区集会所)        第35号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市奥屋内下集会所)        第36号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市営農飲雑用水施設)        第37号議案 公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立文化センター)        第38号議案 公の施設の指定管理者の指定について(玉姫さくら会館)        第39号議案 公の施設の指定管理者の指定について(歴史民族文化里権谷せせらぎ交流館)        第40号議案 公の施設の指定管理者の指定について(安並運動公園有料公園施設他)        第41号議案 動産の買入れについて       陳情2件        陳情第1号 開発行為により設置された地域下水道施設の移管について(要望書)        陳情第2号 公共事業設計発注について(要望書)              (各委員長報告、質疑)  日程第2 所管事項の調査(平成27年9月定例会より継続調査)              (全員協議会)              (討論、採決)  日程第3 決議案1件        決議案第1号 飲酒運転撲滅に関する決議       意見案4件        意見案第1号 森林・林業政策の推進を求める意見書        意見案第2号 伊方原発再稼動容認に対し抗議する意見書        意見案第3号 国会決議違反TPP交渉からの離脱を求める意見書        意見案第4号 四国横断自動車道の早期延伸を求める意見書  日程第4 議会運営委員等の選任■本日の会議に付した事件  日程第1から日程第4まで出席議員  1番 大 西 友 亮     2番 西 尾 祐 佐     3番 垣 内 孝 文  4番 谷 田 道 子     5番 山 崎   司     6番 上 岡   正  7番 今 城 照 喜     8番 平 野   正     9番 安 岡   明                 11番 川 村 一 朗     12番 宮 崎   努                 14番 勝 瀬 泰 彦     15番 矢野川 信 一  16番 上 岡 礼 三     17番 白 木 一 嘉     18番 宮 本 博 行  19番 宮 本 幸 輝     20番 藤 田 豊 作欠席議員(なし)出席要求による執行部側出席者職氏名  市長       中 平 正 宏        副市長      中 山   崇  副市長      福 本 仁 志        総務課長(併)選挙管理委員会事務局長                                   遠 近 良 晃  地震防災課長   小 松 一 幸        企画広報課長   上 岡 章 人  財政課長     藤 近 幸 久        市民課長補佐   羽田野   聖  税務課長     永 橋 泰 彦        環境生活課長   伊勢脇 敬 三  保健介護課長   成 子 博 文        人権啓発課長   大 西 郁 夫  商工課長     名 本 英 樹        観光課長     山 本   牧  農林課長     上 岡   修        まちづくり課長  地 曳 克 介  上下水道課長   秋 森   博        市民病院事務局長 田 村 周 治  福祉事務所長   伊勢脇 寿 夫        会計管理者会計課長                                   小 松 富士夫  代表監査委員   濱 田 修 一        教育長      藤 倉 利 一  教育次長学校教育課長             生涯学習課長   芝   正 司           矢 野 依 伸  西土佐総合支所長西土佐診療所事務局長     総合支所地域企画課長           中 平 晋 祐                 大 崎 健 一  総合支所保健課長 岡 村 武 彦        総合支所産業建設課長                                   篠 田 幹 彦職務のために議場に出席した事務局職員職氏名  局長       杉 内 照 代        局長補佐     山 本 真 也  総務係長     田 中 雄 一              午前10時0分 開議 ○議長(宮本幸輝) おはようございます。これより本日の会議を開きます。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(宮本幸輝) 日程第1、「第1号議案」から「第41号議案」及び陳情2件を一括議題といたします。 以上の案件に関し、各委員長の報告を求めます。 先に、矢野川信一総務常任委員長。 ◆総務常任委員長矢野川信一) 総務常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案14件、陳情1件について、12月17日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告をいたします。 まず、分割付託を受けました「第1号議案、平成27年度四万十市一般会計補正予算(第3号)について」款、項、目ごとに執行部から説明を受け、審査を行いました。 マイナンバーに伴う事務用パソコン情報セキュリティ強化費用選挙人年齢が18歳に引き下げられることによる選挙人名簿システム改修費用市営住宅の入退去に伴う修繕費などで、審査の結果、適当と認め、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第5号議案、平成27年度四万十市鉄道経営助成基金会計補正予算(第2号)について」は、土佐くろしお鉄道に資金不足が見込まれるため、同社へ経営助成を行うもので、「第9号議案、四万十市個人番号の利用に関する条例」は、行政手続による特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に基づき、税・社会保障・災害対策の3分野において四万十市が独自に行う事務に個人番号を利用するため条例を制定するもので、審査の結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、「第10号議案、四万十市債権管理条例」について審査を行いました。 市の債権管理の適正化及び効率化を図り、公正かつ円滑な行財政運営を目的とし、債権管理条例を制定するもので、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第12号議案、四万十市行政組織条例及び四万十市職員定数条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。 第2次行政改革大綱及び同推進計画に基づき、小規模な組織機構の見直しや公金徴収の運用適正化を図るため、組織の再編について必要な条例の改正を行うものであります。 委員から、「新たに組織する税や保育料などの徴収を行う収納対策課の対応等はどうなのか。」との質疑に対し、執行部からは、「徴収業務が一元化されることにより、分納相談が一括できるなどのメリットがある。」との答弁で、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第13号議案、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例」は、共済年金制度厚生年金制度に統一されるため国の準則に基づき改正するもので、「第15号議案、四万十市税条例の一部を改正する条例」は、地方税法等の一部を改正する法律等の改正により、納税の猶予制度が市町村に権限委譲されることを条例で定めるため、国に準じた規定を新たに追加するもので、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおりそれぞれ可決すべきものと決しました。 次に、「第20号議案、四万十市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」は、大用団地共同住宅4戸のうち3戸を入居者に譲渡するため条例から除外し、住宅の位置を残る1戸の所在地に改め、施設の位置表記を統一するもので、「第22号議案、四万十市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」は、6月議会で議決を受けた条例の未施行部分の一部を地方税分野個人番号法人番号の取り扱いに変更があったため必要な改正を行うもので、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおりそれぞれ可決すべきものと決しました。 次に、「第23号議案、幡多広域市町村圏事務組合の共同処理する事務の変更及び幡多広域市町村圏事務組合規約の一部変更について」の審査を行いました。 改正行政不服審査法により、市町村等に設置が必要になる第三者機関幡多広域市町村圏事務組合事務として共同設置することになったため、共同処理する事務の変更及び組合規約の一部を変更することについて議会の議決を求めるもので、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第24号議案、辺地総合整備計画を定めることについて」は、現在の辺地総合整備計画が本年度末で終了となるが、継続して公共施設整備を推進していく必要があることから、新たに辺地総合整備計画を策定するもので、「第25号議案、工事請負計画の一部変更について」は、防災行政無線設備(同報系)設置工事請負契約を工事の進行により事業内容等を精査した結果、基礎構造の変更、屋外拡声子局の追加等により契約金額に変更が生じたため議会の議決を求めるもので、「第26号議案、工事委託契約の一部変更について」は、消費税率の改正、人件費、諸経費の増額により四万十川改修附帯市道具同坂本線具同三里線道路改良工事契約金額に変更が生じたため議会の議決を求めるもので、審査の結果、適当と認め、全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第41号議案、動産の買入れについて」の審査を行いました。 道の駅「よって西土佐」の厨房機器等の買い入れのため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき議決を求めるもので、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「陳情受理番号第2号、公共事業設計発注について」は、高知県建築士事務所協会から入札による建築設計等の業務の発注に最低制限価格の設定の実施などについての要望で、慎重に審査した結果、全会一致継続審査にすべきものと決しました。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(宮本幸輝) 以上で総務常任委員長報告を終わります。 続いて、平野 正産業建設常任委員長。 ◆産業建設常任委員長(平野正) 産業建設常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案16件、陳情等1件について、12月16日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、委員長の選任について協議を行いました。協議の結果、副委員長が委員長に就任し、副委員長を新たに選任することになり、委員長は私平野 正が、副委員長は山崎 司委員が就任することにいたしましたので、ご報告いたします。 次に、分割付託を受けた「第1号議案、平成27年度四万十市一般会計補正予算(第3号)について」は、款、項、目ごとに執行部からそれぞれ説明を受け、審査をいたしました。 主なものとして、職員給与の見直しに伴うもののほか、わさび栽培実証プラント整備費、山のみち地域づくり交付金事業費道路橋梁等維持補修費及び災害復旧費などの補正を行うものであります。 委員から、わさび栽培実証プラント整備費について、わさび栽培事業の将来計画、プラント整備箇所の確認などの質疑が出され、執行部からは、「将来計画については、成功すれば地産地消、6次産業化も加味し構想をつくり、個人もしくは企業を含め広めていきたい。」とのことでありました。 整備箇所については、西土佐のみでなく中村地域も含め整備箇所を調査検討していくとのことであります。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第4号議案、平成27年度幡多公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)について」商工課長から説明を受け、審査を行いました。 内容は、社会資本整備総合交付金事業を活用し、市場の耐震補強工事を予定しているとのことでありますが、内示があったのが9月上旬で、今年度内に工事完了が困難となったため、繰越明許をお願いするものとのことであります。審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第7号議案、平成27年度簡易水道事業会計補正予算(第2号)について」上下水道課長から説明を受け、審査を行いました。 内容は、大用地区において大雨などで川が増水した際、水に濁りが発生する状況であるためこれの対策費であること、また西部統合簡易水道施設のほか、3施設における国庫補助金の割合の減額分であり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第11号議案、四万十市道の駅の設置及び管理に関する条例」について産業建設課長から説明を受け、審査を行いました。 内容は、今年度末に完成予定の道の駅の利用料金や施設の管理に関する事項について定めるものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第14号議案、四万十市非常勤特別職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例」について執行部から説明を受け、審査を行いました。 内容は、これまで非常勤特別職として位置付けていた小組合長が任意の団体として位置付けることになったため条例から削除するものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第17号議案、四万十市生活改善センター等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」について執行部から説明を受け、審査を行いました。 内容は、条例に記載されている字句の訂正であり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第18号議案、四万十市農村公園設置条例の一部を改正する条例」について観光課長から説明を受け、審査を行いました。 内容は、管理運営について平成28年4月から利用料金制度としたいため条例を改正するものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第19号議案、四万十ふれあいの家設置条例の一部を改正する条例」について観光課長から説明を受け、審査を行いました。 内容は、同じく管理運営について平成28年4月から利用料金制度としたいため条例を改正するものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第21号議案、四万十市水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例」について上下水道課長から説明を受け、審査を行いました。 内容は、適正な水道料金に改定し、経営の健全化を図りたいとのことであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第27号議案、四万十市道路線の認定について」まちづくり課長から説明を受け、審査を行いました。 内容は、右山元町3丁目の樋ノ口ヤシキ線を新たに市道認定したいとのことであります。執行部が調査した結果、規格は市が引き取れるものであるとのことであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第31号議案」、「第32号議案」、「第33号議案」、「第34号議案」、「第35号議案」、「第36号議案、公の施設の指定管理者の指定について」は執行部からそれぞれ説明を受け、審査を行いました。 内容は、各指定管理者指定期間が平成28年3月末において満了するため、指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものであり、審査の結果、全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「陳情受理番号第1号、開発行為により設置された地域下水道施設の移管について」要望者に参考人として出席していただき、内容などの説明を受け、審査を行いました。 近い将来必ず来ると言われる南海トラフ地震で、当該施設及び管渠が災害を受けた場合、一自治会だけでは迅速な復旧対応が不可能なこと、また自由ヶ丘地区は高台にあることから、近隣住民の避難場所となることが考えられ、避難の際、公衆衛生面上の多大な影響が予想されるため市に移管したいとのことでありました。委員会としては、これまでの経過、施設の調査、管理運営体制など移管可能かどうか今後協議すべき事項が多くあることから、全会一致継続審査すべきものと決しました。 次に、その他の件として、今定例会に提出された意見書について確認を行い、全ての案件を終了いたしました。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(宮本幸輝) 以上で産業建設常任委員長報告を終わります。 続いて、宮崎 努教育民生常任委員長。 ◆教育民生常任委員長(宮崎努) それでは、教育民生常任委員長報告を行います。 今期定例会において本委員会に付託を受けました議案13件について、12月15日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、分割付託を受けました「第1号議案、平成27年度四万十市一般会計補正予算(第3号)について」款、項、目ごとに執行部より説明を受け、審査を行いました。 他会計の繰出金、年間経費の見直しなどによるもののほか、3款民生費では、本市の公定価格が9月末に確定したことに伴う給付費の増額分、4款衛生費では、交付税算入分と人件費の見直しによる幡多広域市町村圏事務組合への負担金の増額分、10款教育費では、中村地域中学校給食実施のため、給食センターにおけるコンテナなどの購入費用、中学校における配膳台、ランチテーブルなどの購入費用などの補正であります。慎重に審査した結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第2号議案、平成27年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第2号)について」は、退職者の減による療養給付費交付金の減を見込んだ保険給付費の財源更正や年間見込みの見直しなどによる補正であり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第3号議案、平成27年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第3号)について」は、看護師の病休代替臨時職員の雇用、胃カメラ検査や日直業務による派遣医師の報償費の見直しなどによる補正であり、審査の結果、適当と認め、全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、「第6号議案、平成27年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)について」は、今年度からの介護保険法の改正に伴い、一次、二次と区分していた介護保険予防事業を平成28年3月から一律に新しい総合事業として筋力アップ教室等に取り組むもので、2月までの年間見込みの見直しと3月から新たに開始する事業経費の計上などの補正であり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第8号議案、平成27年度四万十市病院事業会計補正予算(第1号)について」は、早ければ今年10月から実施する予定であった病院の給食業務の委託について人材確保に支障を来すことから来年4月からの実施となったことにより委託料が不用となったもの、また12月4日の委員長報告でも報告しました松山税務署より所得税の源泉徴収に関して指摘を受けた不納付加算税と延滞税及びこれに伴う消費税の納付不足額などの補正であり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第16号議案、四万十市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例」については、現在乳児から小学校6年生までを対象に実施している保険医療費に係る自己負担分の助成を中学校卒業までに拡大するものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第28号議案、公の施設の指定管理者の指定について」は、10月末に完成した下田地区井沢防災コミュニティセンターについて、現在管理委託契約により管理を行っている井沢地区自治会を地方自治法の規定により指定管理者として来年度当初より指定するものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第29号議案、公の施設の指定管理者の指定について」は、第2次行政改革大綱推進計画において、民間活力の導入として取り組むこととされている市役所本庁舎と西土佐支所の市立図書館について、地方自治法の規定により株式会社図書館流通センターを指定管理者として来年度当初より指定するものです。 指定管理者制度を導入するに当たっては、教育長を中心に教育委員会事務局各課職員で構成された指定管理者制度導入検討チームが作成した制度導入が必要であるとの検討結果報告書を図書館協議会に諮問、サービス向上等を条件として適当という答申を受け、指定管理者が管理できるよう3月定例会において図書館条例の一部改正を行っております。そして、9月に公募開始し、応募は1社であったものの、民間も含めた審査委員会により現行事業に加え、サービス向上や地域との連携事業の提案等が評価され、適切と判断され指定するに至ったものです。 なお、制度導入による具体的な効果としては、現在休館している月曜日、祝祭日の開館、開館時間の延長(これは本館のみでございますが)、地域や各種団体などとの連携などが提案されております。 委員からは、「住民と議会との懇談会において、TSUTAYA図書館のトラブルやプライバシーなどを懸念し、市民から反対意見が出されたがどう考えるか。また、次の時代を担う子供達にとって大事な図書館を委託するに当たって、図書館の持つ役割について市の姿勢を聞きたい。」などの質疑に対して、執行部からは、「個人情報保護についてはプライバシーマーク(これは個人情報保護に関して一定の要件を満たした事業者に対して使用が認められる登録商標ですが)を取得し、マニュアルを作成している上、研修も充実していると聞いている。図書館運営に関わる業務を支援することを目的として設立された会社であり、公共図書館、学校図書館を中心に支援をしていることから、民間であるものの、公的な部分の活動実績があり、図書館の運営方針、総合計画における役割も理解しており、市と同じ方針のもとで運営が期待される。」との答弁があり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第30号議案」、「第37号議案」、「第38号議案」、「第39号議案」及び「第40号議案、公の施設の指定管理者の指定について」の5個議案については、それぞれ施設の指定管理者指定期間が平成28年3月末において満了するものについて、当該期間満了後の指定管理者を指定するものであり、審査の結果、適当と認め、全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、行政視察について、実施時期、視察先について協議を行い、金沢、富山方面で1月末から2月初めの2週間で日程調整をすることに決しました。 以上のとおり報告いたします。 ○議長(宮本幸輝) 以上で教育民生常任委員長報告を終わります。 これにて各委員長報告を終わります。 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) 質疑なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2、日程第3、日程第4を追加し、一括議題といたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2、日程第3、日程第4を追加し、一括議題といたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(宮本幸輝) お諮りいたします。 これより意見調整のため全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整のため全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。              午前10時29分 休憩              午後3時0分 再開 ○議長(宮本幸輝) 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論、採決に入ります。 「第29号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立図書館)」について討論を行います。 先に、原案に反対の議員。 大西友亮議員。 ◆1番(大西友亮) 「第29号議案」の公の指定管理についての反対討論をさせていただきます。 まず初めに、3月議会での四万十市図書館条例の一部を改正する条例の議案に対して私は賛成をしましたが、勉強をしていくうちに反対の意見になりました。私は、図書館民間委託には反対の立場での討論をさせていただきます。 図書館の管理運営を丸投げする指定管理者制度は、396館12%(パーセント)に導入されています。指定管理者制度は、社会教育施設全体では3割近くに導入をされていますが、それに比べて図書館の導入は余り多くありません。 また、政府も図書館への指定管理はなじまないと述べています。その理由として、受託した指定管理者は、創意工夫により収益を得ることができますが、図書館には無料原則があり、指定管理者の収入は委託料しかありません。行政が指定管理者制度を導入する基本的考えは、経費削減にありますから、受託者の努力で図書館の利用が増大をしても収益が上がることはありません。 また、指定管理では、3年で指定管理者がかわる可能性があり、長期的図書館の運営がままならず、それによりサービスの低下等が懸念をされます。そもそも企業とは利益を追求するものであり、図書館とは全くなじみません。 また、武雄市図書館でのTSUTAYA図書館の選出基準の不透明さ、図書館運営のずさんさや民間委託先の問題等が明らかになっています。株式会社図書館流通センターは、この問題を起こしたTSUTAYA図書館とは今は関係を解消しているようですが、まだ私は疑惑を持っています。そもそも県外資本にお金が流れることを行わず、地元でのNPO法人を育て、地元でお金を回すべきだと私は思います。よって、私は「第29号議案、公の施設の指定管理者の指定について」の反対の立場を表明します。 ○議長(宮本幸輝) 次に、原案に賛成の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) 次に、原案に反対の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(宮本幸輝) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 お諮りいたします。 調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり)
    ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案につきましては、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 「第1号議案、平成27年度四万十市一般会計補正予算(第3号)について」、「第2号議案、平成27年度四万十市国民健康保険会計事業勘定補正予算(第2号)について」、「第3号議案、平成27年度四万十市国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第3号)について」、「第4号議案、平成27年度幡多公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)について」、「第5号議案、平成27年度四万十市鉄道経営助成基金会計補正予算(第2号)について」、「第6号議案、平成27年度四万十市介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)について」、「第7号議案、平成27年度四万十市簡易水道事業会計補正予算(第2号)について」、「第8号議案、平成27年度四万十市病院事業会計補正予算(第1号)について」、「第9号議案、四万十市個人番号の利用に関する条例」、「第10号議案、四万十市債権管理条例」、「第11号議案、四万十市道の駅の設置及び管理に関する条例」、「第12号議案、四万十市行政組織条例及び四万十市職員定数条例の一部を改正する条例」、「第13号議案、議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償に関する条例の一部を改正する条例」、「第14号議案、四万十市非常勤特別職員の報酬及び費用弁償支給条例の一部を改正する条例」、「第15号議案、四万十市税条例の一部を改正する条例」、「第16号議案、四万十市福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例」、「第17号議案、四万十市生活改善センター等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、「第18号議案、四万十市農村公園設置条例の一部を改正する条例」、「第19号議案、四万十ふれあいの家設置条例の一部を改正する条例」、「第20号議案、四万十市営住宅設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、「第21号議案、四万十市水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例」、「第22号議案、四万十市税条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例」、「第23号議案、幡多広域市町村圏事務組合の共同処理する事務の変更及び幡多広域市町村圏事務組合規約の一部変更について」、「第24号議案、辺地総合整備計画を定めることについて」、「第25号議案、工事請負契約の一部変更について」、「第26号議案、工事委託契約の一部変更について」、「第28号議案、公の施設の指定管理者の指定について(下田地区井沢防災コミュニティセンター)」、「第30号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市老人憩の家)」、「第31号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立具同地区集会所)」、「第32号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十ふれあいの家他)」、「第33号議案、公の施設の指定管理者の指定について(生活改善センター等)」、「第34号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立富山地区集会所)」、「第35号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市奥屋内下集会所)」、「第36号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市営農飲雑用水施設)」、「第37号議案、公の施設の指定管理者の指定について(四万十市立文化センター)」、「第38号議案、公の施設の指定管理者の指定について(玉姫さくら会館)」、「第39号議案、公の施設の指定管理者の指定について(歴史民族文化里権谷せせらぎ交流館)」、「第40号議案、公の施設の指定管理者の指定について(安並運動公園有料公園施設他)」、「第41号議案、動産の買入れについて」、以上39件を一括して採決いたします。 以上39個議案の委員長報告はいずれも可決であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、以上39個議案は委員長報告のとおり可決いたしました。 次に、「第27号議案、四万十市道路線の認定について」を採決いたします。 本案の委員長報告は認定であります。委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、委員長報告のとおり認定いたしました。 次に、今期定例会で受理した陳情2件について一括採決いたします。 産業建設常任委員長報告の「陳情受理番号第1号、開発行為により設置された地域下水道施設の移管について」の要望及び総務常任委員長報告陳情受理番号第2号、公共事業設計発注について」の要望書は2件とも継続審査であります。本件は委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ委員長報告のとおり継続審査といたしました。 次に、平成27年9月定例会より継続調査の所管事項について決定を行います。 所管事項の調査については、各常任委員長報告並びに議会運営委員長報告は継続調査であります。 以上、各委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、所管事項の調査については、各委員長報告のとおり決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(宮本幸輝) 日程第3、「決議案第1号、飲酒運転撲滅に関する決議」について提案理由の説明を求めます。 白木一嘉議員。 ◆17番(白木一嘉) それでは、「決議案第1号、飲酒運転撲滅に関する決議」は決議文を読み上げまして提案説明にかえさせていただきます。 飲酒運転撲滅に関する決議。 交通法規を遵守することは、私達国民の義務であり、とりわけ飲酒運転は絶対に許してはならない行為である。近年全国各地で飲酒運転による重大な事故が相次いで報告される中、飲酒運転撲滅は国民の悲願ともなっている。 しかしながら、12月5日未明、本市議会議員が道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で検挙される事件が発生した。飲酒・暴走運転の根絶を重点項目に掲げる年末年始の交通安全運動を目前に控えて、市議会及び市議会議員に対する市民の皆様の信頼を失墜させる事態となったことは誠に遺憾である。 今回のこの事件を重大に受けとめ、市民の皆様に市議会としてお詫び申し上げると共に、二度と再びこのような事件を引き起こすことのないよう厳しく自らを律することが市議会議員の重大な責務と改めて認識し、ここに「飲酒運転撲滅」を全議員が誓約する。 以上、決議する。 平成27年12月21日、四万十市議会。 議員全員の賛同を得ましての提出であります。 以上。 ○議長(宮本幸輝) 以上で提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第1号、森林・林業政策の推進を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 平野 正議員。 ◆8番(平野正) 森林・林業政策の推進を求める意見書案につきまして提案理由の説明を申し上げます。 森林・林業・木材関連産業の現状は、長期にわたる経済低迷の影響により経営基盤が依然として脆弱にあります。山村の疲弊も著しい状況にあり、本年3月山村振興法が改正され、新たな基本理念が盛り込まれました。 山村地域の再生、地域経済の活性化を図るためには、適切な森林・林業治山対策、鳥獣対策実施等が重要となっております。このことから、森林・林業政策の推進に向けて下記の事項を実現するよう強く要請するものであります。 記。1、現行森林・林業基本計画に基づく施策の着実な推進と平成28年度を始期とする森林・林業基本計画に主伐・再造林の推進を始めとする資源の循環利用に向けた具体的政策を反映させる等、地域林業における課題解消に向けた新たな政策の確立を図ること。 2、森林・林業基本計画の着実な推進及び地球温暖化防止森林吸収源対策に係る平成28年度予算の確保を図ること。 また、地球温暖化対策に必要不可欠な森林吸収源対策の推進を図るため、地球温暖化対策のための税の使途に森林吸収源対策を追加するなど、森林整備推進等のための安定財源の確保を図ること。 3、地球温暖化防止に係る森林吸収源対策については、森林資源の循環に係る吸収量確保に向け、皆伐跡地の確実な更新、再造林に必要となる苗木の安定供給体制の確立及び種苗事業体の育成対策を強化すること。また、造林木保護のための鳥獣対策の強化を図ること。 4、木材自給率50%以上の達成に向け、地域材を利用した公共建築物の木造化、新たな木材利用の創出及び木質バイオマス等の利用促進を図ると共に、地域材及び認証材の計画的供給・販売体制の確立を図ること。 5、地域振興・山村振興に向け、地方創生と連動した森林等の保全の推進並びに山村における産業基盤整備、生活環境の整備の促進を図ると共に、地域資源を活用した林業・木材関連産業の振興による地域林業の確立、定住促進に向けた地域の中小企業者における受注機会の増大、所得の向上に向けた支援、雇用の拡大・改善を行う企業に対する支援策など、必要な方策を講じること。 また、国の事業の発注にあっては、事業体の育成・確保の見地に立った都道府県を基本単位とした入札参加資格、植栽から下刈りまで一括した複数年契約の導入など、山村地域の振興、林業における地元雇用の安定的な確保を図れる入札制度に見直すこと。 6、条件不利地域など適正な整備が進まない森林については、水源林造成事業等による公的森林整備の拡充を図ること。 また、国有林野事業については、公益重視の管理経営と組織・技術力等を活用した民有林への支援を一層推進し、地域への貢献が果たされる体制の確立を図ること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものでございます。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(宮本幸輝) 以上で提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第2号、伊方原発再稼動容認に対し抗議する意見書」について提案理由の説明を求めます。 宮本博行議員。 ◆18番(宮本博行) 読み上げて提案にかえたいと思います。 伊方原発再稼働容認に対し抗議する意見書。 「人の命は山よりも高く海よりも深い、更に地球よりも重い」という言葉がある。この言葉の意味は、命というものはとてつもなく大きく、何物にも比べようがないという意味である。私達国民は、この言葉を深く心に刻み、命の尊さを忘れてはならない。 東日本大震災による福島第一原発事故が発生してから4年9カ月が経ったが、福島県及び隣接県では、大量に放出された放射性物質によって生命への脅威、子供達を始め住民の健康への不安を感じながらの生活を強いられている。また、第1次産業を始め、事業活動ができない多くの方々も苛酷な状況に置かれている。進まない除染、賠償問題、帰還困難、地域再生の見通しも立たず、被災地では今なお苛酷な避難生活を余儀なくされている。 福島第一原発事故の原因究明も尽くされたとは言えず、福島原発事故の知見を反映した暫定安全基準は、原子力安全・保安院が僅か2日でまとめた暫定基準であり、福島原発事故の原因究明と新たな安全基準、独立性と権限を持った原子力規制機関も設置されない中での再稼働はあってはならない。 伊方原発では、沖合に中央構造線という日本最大級の活断層があり、地震の専門家によると、大地震による激しい揺れが予測される。また、3号機ではプルトニウムを燃料とするプルサーマル発電が行われており、MOX燃料自体の強毒性や制御棒が効きにくいなどの安全上の不利な特性があり、更に高燃焼度燃料であるステップ2燃料が使用され、この2つが併用されることで双方の危険性が重複するという、他の原発にも増して危険性が指摘されている。また更に、原子炉格納容器内の窒素を注入していない関係から格納容器内での水素爆発が起こる可能性があるなども指摘されている。 我々の暮らしている四万十市は、伊方原発から50㎞(キロメートル)圏域に位置し、日本最後の清流と言われている四万十川の流域であり、支流の広見川は更に近くを流れている。 また、四万十市は、四万十川を始め豊かな自然と協調し共生を図ってきた。私達はその先人の教えを守り、後世に引き継ぐ重要な責務がある。伊方原発で重大事故が発生した場合には、瀬戸内地域にとどまらず、四国はもとより九州や中国地方、更には関西地方にまで放射能被害が拡大し、福島原発事故を上回ることが予測される。多くの生命と財産を失った3・11原発事故を教訓とし、これ以上尊い生命、そして財産を失うことが決してあってはならない。同時に、今育っている子供達、これから生まれてくる未来の子供達のために、再生可能エネルギー社会へ歩を進めながら、原発依存から脱却することが政府のとるべき道である。よって、本市議会は、政府、愛媛県に対し、伊方原発の再稼働を行わず、下記のことを実現するよう強く要望する。 記。伊方原発の再稼働は行わないこと。 原発事故の原因について、国民が納得できる徹底的な解明を行うこと。 原発周辺の活断層連動による地震の可能性を徹底調査すること。 電力の安定供給を図りつつ、再生可能エネルギーの開発、利用拡大を推進すること。 以上、書いてあります。 高知県下でも既に8市町村が再稼働反対、同じような決議がされております。梼原と併せて伊方原発に一番近い四万十市も是非党派を超えてこの決議に賛成していただくようにお願いしまして、説明にかえさせていただきたいと思います。議員各位のご賛同をよろしくお願いします。 ○議長(宮本幸輝) 以上で提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第3号、国会決議違反TPP交渉からの離脱を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 川村一朗議員。 ◆11番(川村一朗) 国会決議違反TPP交渉からの離脱を求める意見書で、読み上げて説明にかえさせていただきます。 10月5日アトランタで開かれたTPP閣僚会合で、TPP交渉が大筋合意に達したと発表されました。安倍晋三首相は、その詳細を国会に十分説明しないまま対策へ動き出しています。 11月25日には、TPP関連対策大綱を決定。「国のかたち」を一変させかねないTPPの大筋合意を国会に報告もせず、国民的論議もないまま、既成事実として押し付けようとしています。 今回の大筋合意では、史上最悪の農林水産物輸入「自由化」を約束いたしました。中でも米、麦、牛肉・豚肉、乳製品、甘味資源作物などの重要5項目で関税を撤廃、関税が残った品目でも、米で特別輸入枠の新設、牛肉・豚肉で関税の大幅削減など、重要5項目を交渉しないよう求めた国会決議に真っ向から反し、国会決議を全く無視したもので、米生産者等を含め、四万十市の経済においても多大な損害を受けることに繋がります。交渉の過程では、アメリカ米の輸入枠の拡大、牛肉・豚肉の関税大幅引き下げ、乳製品の輸入枠拡大に加えて、小麦、砂糖の輸入拡大措置の検討や鳥肉関税引き下げなど、合意を最優先にし、譲歩を繰り返してきたことは、国益を守って交渉に臨んだ各国の中でも極めて異常な姿であります。 TPPは大筋合意でまだ決着した訳ではありません。TPPの発効までには、成文の完成から署名、交渉してきた各国の批准が必要になります。既に国会決議違反の姿勢が明確になった以上、交渉を続けることは許されません。よって、国においては、下記のとおり中止することを求めるものであります。 記。国会決議違反TPP交渉からの離脱を求める。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。 ○議長(宮本幸輝) 以上で提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第4号、四国横断自動車道の早期延伸を求める意見書」について提案理由の説明を求めます。 平野 正議員。 ◆8番(平野正) 四国横断自動車道の早期延伸を求める意見書につきまして提案理由を説明申し上げます。 幡多地域は、豊かな食の宝庫であることに加え、伝統ある独自の文化が脈々と受け継がれております。その一方で、東京と時間距離が日本で一番遠い地域と言われております。観光客誘致や企業立地等の面で大きなハンディキャップを抱えております。今後幡多地域の創生、振興を図るためには、四国8の字ネットワークをしっかりと繋ぐことが重要であります。 また、幡多地域は、南海トラフ地震による大規模な災害に見舞われるその予想もされております。そのためには、高規格幹線道路ネットワークの整備を最優先に取り組まなくてはなりません。ついては、次の事項について強く要望するものでございます。 1つ、地域の安全・安心を確保し、国土の強靱化、地方創生を実現していくために必要となる道路整備の予算については、その全体枠を確保すること。 1つ、四国横断自動車道佐賀~四万十については、早期事業化に向け必要な手続を円滑かつ迅速に進めること。 1つ、四国横断自動車道と一体となってネットワークを形成する中村宿毛道路の平成31年度開通、片坂バイパスの平成30年度開通、窪川佐賀道路全線の早期整備に向け着実に事業を推進すること。 1つ、四国横断自動車道宿毛~内海については、計画段階評価を早期に完了すること。なお、評価に当たっては、津波から逃げる緊急避難路としての活用及び防災拠点港宿毛湾港との連携を十分に考慮したルートとすること。 1つ、真に必要な四国8の字ネットワークの整備のため、所要の予算を確保すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。 提出先は、内閣総理大臣以下、関係大臣でございます。 以上、議員各位のご賛同をよろしくお願い申し上げます。 ○議長(宮本幸輝) 以上で提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「決議案第1号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、「決議案第1号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより「決議案第1号、飲酒運転撲滅に関する決議」を採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 お諮りいたします。 「意見案第2号」、「意見案第3号」については、質疑、委員会付託を省略し、討論、採決をいたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第2号」、「意見案第3号」については、質疑、委員会付託を省略し、討論、採決することに決しました。 これより「意見案第2号、伊方原発再稼動容認に対し抗議する意見書」について討論を行います。 先に、原案に反対の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) 次に、原案に賛成の議員。 上岡 正議員。 ◆6番(上岡正) 私は、意見案に賛成の立場で討論をさせていただきます。 私は、2011年の福島原発が事故を起きた2日後に福島県を通って宮城県の仙台市に公務出張をした訳でございます。そういうこともあって、多少過敏になっとるかもしれませんが、いまだ福島原発の事故原因が十分に究明されているとは思っておりません。そして、意見書案にもありましたが、当市は伊方原発の50㎞圏内という非常に近い位置に位置しとります。原因が分かってない以上、私は伊方原発でも起こる可能性がゼロじゃないというふうに思ってます。私自身議員になって、市民の命を守るということを第一に考えております。そういう中でその2つのことを考える。 また、当市は、避難計画がまだできてない、その2つのことを考えた場合に、この春にも予定されておる伊方原発の再稼働は、時期尚早と言わざるを得ない。そのことを強く議員各位に訴えて、どうぞ賛同していただくようによろしくお願いいたしまして、簡単ですが賛成の討論とさせていただきます。ありがとうございました。 ○議長(宮本幸輝) 次に、原案に反対の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) 次に、原案に賛成の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(宮本幸輝) 原案に反対の議員。              (反対者起立) ○議長(宮本幸輝) 起立少数であります。よって、本案は否決いたしました。 次に、「意見案第3号、国会決議違反TPP交渉からの離脱を求める意見書」について討論を行います。 先に、原案に反対の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) 次に、原案に賛成の議員。 谷田道子議員。 ◆4番(谷田道子) 「意見案第3号、国会決議違反TPP交渉からの離脱を求める意見書」に賛成の立場で討論をします。 TPP交渉に関する意見書が今年の3月議会で可決されました。その内容は、農林漁業への甚大な影響や食の安全、医療制度、保険など、国民生活に影響を及ぼすので、交渉に当たっては国会決議を遵守し、守れない場合は交渉から撤退することを求めるとしたものでした。その後、10月5日TPP交渉が大筋合意に達したと報道されました。大筋合意をした米の輸入枠だけを見ても、これまでも日本はミニマムアクセス米、最低輸入機会として、WTO世界貿易機構から77万t(トン)を輸入してきました。TPP合意では、更に特別枠を新設して、関税なしで最大7万8,400tを追加させられました。政府は、輸入拡大分を備蓄するから大丈夫だと説明していますが、在庫が増えれば米の単価が下がる恐れがあります。このように国会で聖域としてきた米をとってみても、国会決議を守ったとは決して言えません。まして中山間地域が多く、小規模農家の多い四万十市において、高齢化や担い手の減少が進んでいることを考えると、その影響は大きいものがあります。日本の食料自給率は僅か39%です。これを引き上げることこそ、持続可能な地域社会への第一歩であり、四万十市の農業の活路を見出すものです。 TPPはまだ大筋合意の段階であり、最終合意ではありません。各国でも反対の声が上がっています。国会での議論もこれからです。まさに今こそ多くの不安や疑念があるということを地方議会から声を上げるべきだと考えます。議員各位の賛同をどうかよろしくお願いします。 ○議長(宮本幸輝) 次に、原案に反対の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) 原案に賛成の議員。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ほかに討論はありませんか。              (「なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) 以上で討論を終了いたします。 これより本案について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。              (賛成者起立) ○議長(宮本幸輝) 起立少数であります。よって、本案は否決いたしました。 お諮りいたします。 「意見案第1号」、「意見案第4号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」、「意見案第4号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより「意見案第1号、森林・林業政策の推進を求める意見書」、「意見案第4号、四国横断自動車道の早期延伸を求める意見書」、以上2件を一括採決いたします。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、本案はそれぞれ原案のとおり可決いたしました。 ただいま決議案、意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについてはその整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについてはその整理を議長に委任することに決しました。              ~~~~~~~~~~~~~~~ ○議長(宮本幸輝) 日程第4、議会運営委員及び議員倫理条例制定特別委員の選任を議題といたします。 議会運営委員等の選任につきましては、既に全員協議会で委員選任の承認を得ております。 お諮りいたします。 委員会条例第7条第1項の規定により、議会運営委員及び議員倫理条例制定特別委員に、宮崎 努議員を指名いたします。これにご異議ありませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員を議会運営委員及び議員倫理条例制定特別委員に選任することに決しました。 お諮りいたします。 これより幡多中央消防組合議員の選任については、議長において指名したいと思いますが、これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、幡多中央消防組合議員の選任については、議長において指名することに決しました。 議長において、幡多中央消防組合議員に平野 正議員を指名いたしたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(宮本幸輝) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員を選任することに決しました。 以上で今期定例会に付議されました事件は全て議了いたしました。 閉会前に市長より挨拶の申し出があります。お聞き取り願います。 中平市長。 ◎市長(中平正宏) 平成27年12月四万十市議会定例会の閉会に当たりまして一言ご挨拶を申し上げます。 12月4日に開会され、本日までの18日間、大変議員の皆様ご苦労さまでございました。 また、提案いたしました議案41件につきましては、慎重審議の上、適切にご決定いただき誠にありがとうございます。 先程の決議でもありましたように、12月定例会開会日の深夜、大変残念な案件がありました。議員は辞職という方向を進んだ訳でありますけれども、まだ年齢も若く、今回の件を十二分に反省をし、真摯にそして自らを律し、また頑張っていただきたいと思うところでありますと同時に、私達職員につきましても、やはり自らをもう一度見詰め直し、自らを律し、真摯に努めてまいりたいと考えておるのでございます。 また、今年度を振り返ってみますと、3月には総合計画そして産業振興計画が策定をいたしました。また、時を同じくして国の動きでまち・ひと・しごと地方創生で、地方総合戦略を策定をいたしました。これによりまして四万十市の人口を2060年度2万500人にどうしてもとどめるという形の中で今後市政を進めてまいります。 国の方では、来年度の予算が大体96兆7,000億円を超えるという形で、過去最高となるようでございます。また、税収につきましても57兆6,000円と、過去3番目の税収で大幅に増えておりますけれども、まだまだその景気回復の波が私達の生活をする高知県、特に西にはまだ広がっているようには思わないのが現実ではないかなと思うところでございます。そういう中でも四万十市といたしましては、やはり現在まち・ひと・しごと地方創生の中でも、大きな鍵であります時間・距離の短縮、それが一つは高速でありますけれども、環境アセスメントは終了いたしましたけれども、これから都市計画を打ち、そして事業拡大に向け、本日の議員さんと一緒になった中でまた進めてまいりたいと考えるところでございます。 同時に、4月からは中学校給食の実施、そして中学校までの医療費の無料化を実施いたします。また、そのほかに例えば中村中学校の体育館、そして西土佐中学校の体育館、4月10日には道の駅「よって西土佐」がオープンをいたします。そういう形の中で、明るい話題はある訳ですけれども、同時に、また合併算定替えで来年交付税も減ってくるという大変厳しい財政状況も予測をされますので、これからは更に選択と集中をし、そこの中で市政を進めてまいらなくてはいけません。 また同時に、先程の決議でもありましたように、例えばTPPあるいは伊方原発の再稼働等々多くの課題もございます。特に伊方原発の再稼働の問題につきましては、一日も早く避難計画を策定をし、そしてそこの中で市民の皆様の不安を少しでも取り除く、そういう努力を今後してまいります。 また、TPPにつきましても、まだ世界各国で批准はされてない訳でございますけれども、これにつきましても、今回補正予算等々も約3,000億円を超える補正予算が出ました。これをどのような形で今後活用をし、そして心配のない農業政策を進めていくのか、是非議員各位の方からも、こういう形をやったら農業については道があるのではないかなというような提案がありましたら、是非私達に教えていただきまして、そこの中で一緒になって今の冷え込んだ農業政策を進めてまいりたいと考えておりますので、どうかよろしくお願いをいたします。 また、これから本格的に寒い冬になりますので、是非体等々には十二分に健康管理には気をつけらせていただきまして、また1月3日の成人式には皆様と笑顔で会えることを心より楽しみにして、閉会のご挨拶といたします。どうも1年間お疲れさまでした。また、よろしくお願いいたします。 ○議長(宮本幸輝) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて平成27年12月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労さまでございました。              午後3時50分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。                四万十市議会議長                四万十市議会副議長                四万十市議会議員                四万十市議会議員...