平成25年 3
月定例会 平成25年3月四万十
市議会定例会会議録(第16日) 平成25年3月19日(火)■議事日程 日程第1 第2号議案から第66号議案 第2号議案 平成24年度四万十市
国民健康保険会計事業勘定補正予算(第3号)について 第3号議案 平成24年度四万十市
下水道事業会計補正予算(第2号)について 第4号議案 平成24年度四万十市
住宅新築資金等貸付事業会計補正予算(第1号)について 第5号議案 平成24年度四万十市
農業集落排水事業会計補正予算(第2号)について 第6号議案 平成24年度
幡多中央介護認定審査会会計補正予算(第1号)について 第7号議案 平成24年度四万十市
介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)について 第8号議案 平成24年度四万十市
簡易水道事業会計補正予算(第3号)について 第9号議案 平成24年度四万十市
水道事業会計補正予算(第1号)について 第10号議案 平成25年度四万十市
一般会計予算について 第11号議案 平成25年度四万十市
国民健康保険会計事業勘定予算について 第12号議案 平成25年度四万十市
国民健康保険会計診療施設勘定予算について 第13号議案 平成25年度四万十市
奥屋内へき地出張診療所会計予算について 第14号議案 平成25年度四万十市
後期高齢者医療会計予算について 第15号議案 平成25年度四万十市
下水道事業会計予算について 第16号議案 平成25年度四万十市
と畜場会計予算について 第17号議案 平成25年度
幡多公設地方卸売市場事業会計予算について 第18号議案 平成25年度四万十市
住宅新築資金等貸付事業会計予算について 第19号議案 平成25年度四万十市
鉄道経営助成基金会計予算について 第20号議案 平成25年度四万十市
農業集落排水事業会計予算について 第21号議案 平成25年度
幡多中央介護認定審査会会計予算について 第22号議案 平成25年度四万十市
介護保険会計保険事業勘定予算について 第23号議案 平成25年度四万十市
簡易水道事業会計予算について 第24号議案 平成25年度四万十市
園芸作物価格安定事業会計予算について 第25号議案 平成25年度四万十市
水道事業会計予算について 第26号議案 平成25年度四万十市
病院事業会計予算について 第27号議案 四万十市
行政改革委員会設置条例 第28号議案 四万十市
防災対策加速化基金条例 第29号議案 四万十市
文化施設建設基金条例 第30号議案 四万十市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例 第31号議案 四万十市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例 第32号議案 四万十市
指定地域密着型介護老人福祉施設の入所定員並びに
指定地域密着型サービス事業者及び
指定地域密着型介護予防サービス事業者の申請者の資格を定める条例 第33号議案 四万十市
新型インフルエンザ等対策本部条例 第34号議案 四万十市歯と口の
健康づくり推進条例 第35号議案 四万十市高齢者、
障害者等の
移動等円滑化の促進に係る
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例 第36号議案 四万十市道路の構造の
技術的基準及び道路に設ける
道路標識の寸法を定める条例 第37号議案 四万十市高齢者、
障害者等の移動等の円滑化の促進に係る
特定道路の構造に関する基準を定める条例 第38号議案 四万十市
準用河川管理施設等の構造の
技術的基準を定める条例 第39号議案 四万十
市営住宅等の整備に関する基準を定める条例 第40号議案 四万十市
生活交通バス事業に関する条例 第41号議案 四万十市
津波避難タワー設置条例の一部を改正する条例 第42号議案 四万十市職員の
育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例 第43号議案 四万十市
非常勤特別職員の報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する条例 第44号議案 四万十市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例 第45号議案 四万十市
一般職員の給与に関する条例及び四万十市
企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例 第46号議案
国民健康保険診療所に勤務する医師の給与に関する条例の一部を改正する条例 第47号議案 四万十
市税条例の一部を改正する条例 第48号議案 四万十市
土地開発基金条例の一部を改正する条例 第49号議案 四万十
市立学校設置条例の一部を改正する条例 第50号議案 四万十市立働く婦人の家条例の一部を改正する条例 第51号議案 四万十市
天体観測施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第52号議案 四万十市
福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例 第53号議案 四万十市廃棄物の減量及び
適正処理等に関する条例の一部を改正する条例 第54号議案 四万十市
交通傷害保障条例の一部を改正する条例 第55号議案 四万十市
放置自動車の適正な処理に関する条例の一部を改正する条例 第56号議案 四万十市
アロエ製品加工施設条例の一部を改正する条例 第57号議案 四万十市
都市公園条例の一部を改正する条例 第58号議案 四万十市
下水道条例の一部を改正する条例 第59号議案 四万十市
山間地域定住促進住宅設置及び
管理条例の一部を改正する条例 第60号議案 四万十市
水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例 第61号議案 四万十市
簡易水道設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第62号議案 四万十市長等の
退職手当支給条例の一部を改正する条例 第63号議案
こうち人づくり広域連合規約の一部変更について 第64号議案
幡多広域市町村圏事務組合規約の一部変更について 第65号議案 平成24年度四万十市
一般会計補正予算(第6号)について 第66号議案 四万十市職員の
退職手当に関する条例等の一部を改正する条例 陳情1件 (仮称)
幡多博覧会の
四万十川観光開発(株)の位置付けについて要望 (各
委員長報告、質疑) 修正動議 第10号議案 平成25年度四万十市
一般会計予算についてに対する修正案(宮崎 努ほか2名) (議案の上程、
提案理由の説明) 日程第2
議員提出議案第1号
議員提出議案第1号 四万十
市議会委員会条例の一部を改正する条例 所管事項の調査(平成24年12
月定例会より継続調査) (
全員協議会) (討論、採決) 日程第3 意見案3件 意見案第1号 住民の安全・安心を支える公務・
公共サービスの体制・機能の充実を求める意見書 意見案第2号
介護職員処遇改善加算の継続・拡充を求める意見書 意見案第3号
生活保護基準を引き下げないことを求める意見書 (
提案理由の説明) (討論、採決) 日程第4 改組の件 各
常任委員会等の選挙 各
常任委員の選任
議会運営委員の選任 正副委員長の互選
幡多中央環境施設組合議員並びに
幡多中央消防組合議員の選任 土佐西南大
規模公園建設促進同盟会委員の選任 四万十市
都市計画審議会委員の推薦■本日の会議に付した事件 日程第1から日程第4まで
出席議員 1番 濱 田 裕 介 2番 岡 崎 裕 3番 平 野 正 4番 安 岡 明 5番 三 吉 忠 6番 川 村 一 朗 7番 宮 崎 努 8番 小 出 徳 彦 9番 勝 瀬 泰 彦 10番 中 屋 和 男 11番 矢野川 信 一 12番 宮 地 昭 13番 北 澤 保 14番 上 岡 礼 三 15番 白 木 一 嘉 16番 松 田 達 夫 17番 宮 本 博 行 18番 宮 本 幸 輝 19番 稲 田 勇 20番 坂 本 圭 子 21番 藤 田 豊 作 22番 渡 辺 大
東欠席議員(なし)出席要求による
執行部側出席者職氏名 市長 田 中 全 副市長 杉 本 整 史 参事(保健・医療・
福祉連携担当)
総務課長 長 尾 亮 一 宮 本 昌 博
企画広報課長 山 本 勝 秀 財政課長 中 山 崇
市民課長 吉 田 幸 男 税務課長 中 平 晋 祐
環境生活課長 矢 野 依 伸
保健介護課長 上 岡 章 人
人権啓発課長 濱 田 幹 夫
建設課長 部 府 叶 商工課長 地 曳 克 介
観光課長 小 松 富士夫
都市整備課長 宮 崎 好 造
農業課長 小 松 一 幸 林業課長 田 村 周 治
福祉事務所長 大 崎 健 一
市民病院事務局長 大 西 郁 夫
水道課長 上 岡 修
会計管理者兼
会計課長 代表監査委員 濱 田 修 一 藤 近 幸 久
教育委員長 松 岡 範 孝 教育長 井 口 章 一
学校教育課長 伊勢脇 寿 夫
西土佐総合支所長 秋 元 貢 一
総合支所地域企画課長 総合支所保健課長 岡 村 武 彦 遠 近 良 晃
総合支所産業建設課長 教育委員会西土佐事務所長 芝 正 司 和 田 修 三
西土佐診療所事務局長 岡 村 好 文職務のために議場に出席した
事務局職員職氏名 局長 山 本 晃 局長補佐 花 岡 俊 仁 議事係長 杉 内 照 代 午前10時0分 開議
○議長(
白木一嘉) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
白木一嘉) 日程第1、「第2号議案」から「第66号議案」並びに陳情1件を一括議題といたします。 以上の案件に関し、各委員長の報告を求めます。 先に、
川村一朗総務常任委員長。
◆
総務常任委員長(川村一朗) おはようございます。
総務常任委員長報告を行います。
今期定例会において本委員会に付託を受けました議案20件について、3月18日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果についてご報告いたします。 まず、
分割付託を受けました「第65号議案、平成24年度四万十市
一般会計補正予算(第6号)について」から審査を行いました。款、項、目ごとに執行部から説明を受け審査を行いました。 国の
補正予算を受けた
防災対策経費の補正、
決算見込みによる補正のほか、
退職手当の補正は
退職者等3名分を追加するものなどであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、
分割付託を受けました「第10号議案、平成25年度四万十市
一般会計予算について」は、款、項、目ごとに執行部から説明を受け審査を行いました。 歳出では、
防災対策について意見が出され、執行部より、
下田地区防災拠点基地整備については、市の
保有施設の活用、市の土地への整備を含め県の
公園施設を災害時などに防災利用させてもらうための
計画づくりを行う、
防災井戸は区長会や
自主防災組織にお願いし地域の井戸を推薦してもらい、個別に調査し登録を進めていきたいとの説明がありました。 歳入では、市税の現
年度分徴収に励んでもらいたいこと、新しい
まちづくり基金は
文化施設整備を含め一般財源と同様に何にでも充当できるものであるのに、なぜ今それを財源として繰り入れしなくてはならないか等々の意見が出され、慎重に審査を行いました。審査の結果、意見の一致に至らず、採決の結果、賛成多数で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第19号議案、平成25年度四万十市
鉄道経営助成基金会計予算について」は、執行部から説明を受け審査を行いました。審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第27号議案、四万十市
行政改革委員会設置条例」は、第2次
行政改革大綱策定のため諮問機関として附属機関を設置するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第28号議案、四万十市
防災対策加速化基金条例」は、平成25年度に交付される高知県
津波避難対策等加速化臨時交付金の受け入れのため
特定目的基金を新たに創設するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第39号議案、四万十
市営住宅の整備に関する基準を定める条例」は、法律の施行に基づき、
公営住宅等の整備に係る基準について条例に定めるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第40号議案、四万十市
生活交通バス事業に関する条例」は、実証運行をしている
デマンド交通の本格運行への移行、
中村地域で
自家用有償旅客運送事業で実証運行している路線を
生活交通バス運行とするなど
路線運行形態等の見直しのため、四万十市
代替バス事業に関する条例の全部を改正するもので、条例に定める路線について、今後は市が運行し業務を委託するものとの説明を受け審査を行いました。審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第41号議案、四万十市
津波避難タワー設置条例の一部を改正する条例」について審査を行いました。改正の内容は、先日完成した
山路地区津波避難タワーを条例に追加するもので、委員から、「
タワー設置場所が市有地でない場合の取り扱いはどのようになっているのか。」質疑があり、「個人の土地については土地を借り上げ30年間地上権を設定し対処している。」との回答がありました。審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第42号議案、四万十市職員の
育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」は、
地方公務員の
育児休業等に関する法律が平成23年4月1日から施行され、一定の
非常勤職員について
育児休業等を取得できるようになったことにより改正するもので、併せて育児短時間勤務の承認を受けた職員の勤務時間等を定めるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第43号議案、四万十市
非常勤特別職員の報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する条例」は、消防団員の報酬を社会情勢や他市との均衡を考慮し改正するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第44号議案、四万十市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例」は、県の人勧に基づき、
民間ボーナス等の均衡を図るために
期末手当の
支給基準を特別職、教育長、市会議員、
任期付き職員について引き下げるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第45号議案、四万十市
一般職員の給与に関する条例及び四万十市
企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」は、
民間ボーナスとの均衡を図るため
期末手当支給基準を引き下げると共に、
管理職手当の定額化、
管理職員が
災害対策等業務に従事した場合の
管理職員特別勤務手当の新設について定めるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第46号議案、
国民健康保険診療所に勤務する医師の給与に関する条例の一部を改正する条例」は、
管理職手当の定額化及び
災害対策業務に従事した場合の
管理職員特別勤務手当の新設について定めるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第47号議案、四万十
市税条例の一部を改正する条例」は、
国税通則法の改正に伴い、市税に関する処分等を行う場合にその理由の提示が義務付けられたことから
市税条例を改正するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第48号議案、四万十市
土地開発基金条例の一部を改正する条例」は、四万十市
土地開発公社解散に伴い
土地開発基金の運用方法の規定が不要になったため削除するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第59号議案、四万十市
山間地域定住促進住宅設置及び
管理条例の一部を改正する条例」は、
山間地域定住促進住宅で
空き住宅となっている1戸の用途を廃止し、
地域おこし協力隊員の官舎として活用しようとするものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第62号議案、四万十市長等の
退職手当支給条例の一部を改正する条例」は、
退職手当の
官民支給水準の均衡を図るため、
一般職退職手当支給水準が
国家公務員の見直しに準じ平均約15%(パーセント)下げられることから、
常勤特別職も現
支給水準から15%の引き下げを行うものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第63号議案、
こうち人づくり広域連合規約の一部変更について」は、
こうち人づくり広域連合計画が改定され、
広域連合の処理する事務等に変更が生じたために規約の一部変更について議会の議決を求めるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第64号議案、
幡多広域市町村圏事務組合規約の一部変更について」は、
地域社会における共生の実現に向けた新たな
障害者保健福祉施設を講ずるための関係法の整備に関する法律の施行に伴い、平成25年4月1日から「
障害者自立支援法」が「障害者の日常生活及び
社会生活を総合的に支援するための法律」に名称変更されることから、
幡多広域市町村圏事務組合規約該当部分の変更が必要なことから規約を一部変更することについて議会の議決を求めるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 「第66号議案、四万十市職員の
退職手当に関する条例等の一部を改正する条例」は、
退職給付水準の
官民格差是正のため
国家公務員の
退職手当見直しに準じ職員の
退職手当の
支給水準を引き下げるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上のとおり報告いたします。
○議長(
白木一嘉) 以上で
総務常任委員長報告を終わります。 続いて、
矢野川信一産業建設常任委員長。
◆
産業建設常任委員長(
矢野川信一)
産業建設常任委員長報告を行います。
今期定例会において本委員会に付託を受けました議案22件及び陳情1件について、3月15日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、
分割付託を受けました「第65号議案、平成24年度四万十市
一般会計補正予算(第6号)について」は、
決算見込みによるものや国の
補正予算による
農業体質強化基盤整備促進及び
防災安全社会資本整備交付金事業などの補正のほか、
繰越明許費の補正などであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第3号議案、平成24年度四万十市
下水道事業会計補正予算(第2号)について」、「第5号議案、平成24年度四万十市
農業集落排水事業会計補正予算(第2号)について」、「第8号議案、平成24年度四万十市
簡易水道事業会計補正予算(第3号)について」、「第9号議案、平成24年度四万十市
水道事業会計補正予算(第1号)について」の4個議案につきましては、款、項、目ごとに説明を受け、質疑を行い、審査の結果、適当と認め、
全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、
分割付託を受けました「第10号議案、平成25年度四万十市
一般会計予算について」は、款、項、目ごとに執行部からそれぞれ説明を受け、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、委員からは、「
口屋内沈下橋公衆トイレ整備について新築費、用地費など金額が高過ぎるのではないか。もっと内容も適正かどうか精査する必要があると思う。慎重に取り扱って進めていただきたい。」など意見を付し、認めるとして、執行部からは、「内容を吟味し予算計上していきたい。」との答弁がありました。 次に、「第15号議案、平成25年度四万十市
下水道事業会計予算について」、「第16号議案、平成25年度四万十市
と畜場会計予算について」、「第17号議案、平成25年度
幡多公設地方卸売市場事業会計予算について」、「第20号議案、平成25年度四万十市
農業集落排水事業会計予算について」、「第23号議案、平成25年度四万十市
簡易水道事業会計予算について」、「第24号議案、平成25年度四万十市
園芸作物価格安定事業会計予算について」、「第25号議案、平成25年度四万十市
水道事業会計予算について」の7個議案については、款、項、目ごとに説明を受け、質疑を行い、審査の結果、適当と認め、
全会一致でそれぞれ原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第35号議案、四万十市高齢者、
障害者等の
移動等円滑化の促進に係る
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例」、「第36号議案、四万十市道路の構造の
技術的基準及び道路に設ける
道路標識の寸法を定める条例」、「第37号議案、四万十市高齢者、
障害者等の移動等の円滑化の促進に係る
特定道路の構造に関する基準を定める条例」、「第38号議案、四万十市
準用河川管理施設等の構造の
技術的基準を定める条例」、「第57号議案、四万十市
都市公園条例の一部を改正する条例」、「第58号議案、四万十市
下水道条例の一部を改正する条例」及び「第60号議案、四万十市
水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例」については、
地域主権改革一括法関連の議案で、施設・公物の
設置管理基準等を国の基準に準じて市の条例に定めるもので、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第56号議案、四万十市
アロエ製品加工施設条例の一部を改正する条例」は、建設費用相当分については既に納付されているため、アロエ製品加工施設の使用料の積算方法、使用料の見直しを行うものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第61号議案、四万十市
簡易水道設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」は、鵜ノ江・久保川・勝間地区の簡易水道施設整備事業が完成し、川登簡易水道の給水区域に追加するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「陳情受理番号第1号、(仮称)
幡多博覧会の
四万十川観光開発(株)の位置付けについての要望」については、
四万十川観光開発(株)より四万十市の四万十川観光の在り方や四万十川観光開発及び下流域の観光地の取り扱いなどについて要望があったものであります。 執行部からは、「このキャンペーンは幡多6市町村と観光協会・商工会議所等42の関係機関で組織する実行委員会が主催であり、その事務局は幡多広域観光協議会が行っている。四万十市のみで決定されるものではなく、幡多6市町村の関係機関の協議を経ての決定をされたもので、実行委員会と同様の機関の実務担当者で組織化した準備会においてたび重なる協議を経て意見集約されたものであり、この陳情の内容とは相違があると思われる。インフォメーションセンターはサンリバー四万十の敷地内の幡多広域観光協議会の事務所とすることとし、キャンペーンの案内やクーポン券販売など必要最小限にとどめ、イベントなど大規模な集約は行わないことは準備会で確認している。宿泊施設、道の駅、主要駅、コンビニなど民間施設においても各施設の誘客に繋がるようにパンフレット等配架する仕組みも整えていて、
四万十川観光開発(株)もキャンペーンの情報発信機能を持った施設として観光案内にも取り組んでいただけるものと考えている。下流域の観光についても毎年ゴールデンウイークと夏休みに四万十川周遊川バスを運行しているし、四万十市のパンフレット夢のながれにおいても、観光遊覧船の紹介、シラスウナギ漁など下流域のPRも行っている。特に上流・下流域に特化したものではなく、下流域の観光地としての取り扱いを軽視しているものではない。このように四万十川を始めとする観光資源の整備と保全、受け入れ態勢の強化、情報発信を通じて四万十川観光開発を含む全ての市民にとって有益となるよう観光振興に取り組んでいきたいと考えている。」との説明がありました。その後、委員及び執行部との意見交換をした結果、この陳情については趣旨は理解できるが、この内容に誤解もあると思われる。全て受け入れできることではないが、執行部としてこれからの調整の中で業者間の問題や誤解などが生じることのないよう最大限努力して進めてもらいたいということで、
全会一致をもって
趣旨採択としました。 以上のとおり報告いたします。
○議長(
白木一嘉) 以上で
産業建設常任委員長報告を終わります。 続いて、宮崎 努教育民生
常任委員長。
◆教育民生
常任委員長(宮崎努) おはようございます。それでは、教育民生常任
委員長報告を行います。
今期定例会において本委員会に付託を受けました議案27件について、3月14日に委員会を開催し審査を行いましたので、その結果について報告いたします。 まず、
分割付託を受けました「第65号議案、平成24年度四万十市
一般会計補正予算(第6号)について」並びに「第2号議案、平成24年度四万十市
国民健康保険会計事業勘定補正予算(第3号)について」、「第4号議案、平成24年度四万十市
住宅新築資金等貸付事業会計補正予算(第1号)について」、「第6号議案、平成24年度
幡多中央介護認定審査会会計補正予算(第1号)について」及び「第7号議案、平成24年度四万十市
介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)について」は、
決算見込みに伴う各事業費の増減や負担金・繰出金・補助金の補正等であり、それぞれ適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、
分割付託を受けました「第10号議案、平成25年度四万十市
一般会計予算について」は、款、項、目ごとに執行部より新規事業や前年度に対し予算額が増減した事業などについて説明を受け、また市長にも出席を求め慎重に審査を行いました。 3款民生費では乳幼児児童医療費について、10款教育費では文化施設建設基金積立金について、それぞれ骨格予算であるにも関わらず、緊急性があるとする理由が不明確であることや重要案件についての説明不足などを指摘する慎重意見が出され、執行部と質疑応答を行いました。 文化施設建設積立金については、委員長である私から減額の修正案を提出する旨の発言を申し上げましたが、委員長は議決に加わることができないとする委員会条例第54条により簡易採決を行い、適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 なお、───────────────────────────────────────────────────────────────── 続きまして、「第11号議案、平成25年度四万十市
国民健康保険会計事業勘定予算について」、「第12号議案、平成25年度四万十市国民健康保険会計診療所施設勘定予算について」、「第13号議案、平成25年度四万十市
奥屋内へき地出張診療所会計予算について」、「第14号議案、平成25年度四万十市
後期高齢者医療会計予算について」、「第18号議案、平成25年度四万十市
住宅新築資金等貸付事業会計予算について」、「第21号議案、平成25年度
幡多中央介護認定審査会会計予算について」、「第22号議案、平成25年度四万十市
介護保険会計保険事業勘定予算について」及び「第26号議案、平成25年度四万十市
病院事業会計予算について」の8個議案については、款、項、目ごとに審査を行い、それぞれ適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第29号議案、四万十市
文化施設建設基金条例について」は、老朽化の激しい四万十市立文化センターにかわる新たな文化施設建設の財源を確保するために基金を創設するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、「第30号議案、四万十市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例」、「第31号議案、四万十市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例」、「第32号議案、四万十市
指定地域密着型介護老人福祉施設の入所定員並びに
指定地域密着型サービス事業者及び
指定地域密着型介護予防サービス事業者の申請者の資格を定める条例」及び「第53号議案、四万十市廃棄物の減量及び
適正処理等に関する条例の一部を改正する条例」についての4個議案については、
地域主権改革一括法関連により施設・公物の
設置管理基準等を国の基準に準じて市の条例でも定めるものであり、審査の結果、それぞれ適当と認め、
全会一致で原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、「第33号議案、四万十市
新型インフルエンザ等対策本部条例」については、新型インフルエンザ等対策特別措置法が公布されたことに伴い、対策本部の設置が義務付けられていることから条例において規定するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、「第34号議案、四万十市歯と口の
健康づくり推進条例」については、歯科口腔保健の推進に関する法律及び条例が施行されたことにより市においても基本施策の推進などについて条例で定めるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、「第49号議案、四万十
市立学校設置条例の一部を改正する条例」については、平成24年4月1日から休校となっている口屋内小学校について、今後学校としての利用は難しいことから用途を廃止し、地域住民の活動拠点施設として活用するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、「第50号議案、四万十市立働く婦人の家条例の一部を改正する条例」については、働く婦人の家の余剰部分について、他の公共団体に無償で貸し付けできる規定を追加するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、「第51号議案、四万十市
天体観測施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」については、施設の移設新設による所在地変更と利用料金の設定や指定管理者の規定を整備するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、「第52号議案、四万十市
福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例」については、現在6歳までの乳幼児について対象としているものを平成25年6月1日から12歳までの児童についても対象となるよう拡大するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、「第54号議案、四万十市
交通傷害保障条例の一部を改正する条例」については、交通傷害保険の加入者負担金の減額または免除する規定を明確化するために定めるものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で可決すべきものと決しました。 次に、「第55号議案、四万十市
放置自動車の適正な処理に関する条例の一部を改正する条例」については、市有地及び市管理地における放置自転車等の撤去や処分について規定するものであり、審査の結果、適当と認め、
全会一致で可決すべきものと決しました。 以上のとおりご報告申し上げます。
○議長(
白木一嘉) 以上で教育民生常任
委員長報告を終わります。 これにて各
委員長報告を終わります。 これより各委員長の報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。 北澤 保議員。
◆13番(北澤保) ただいま教育民生
常任委員長からの報告の中で、委員会のまとめとして報告にそぐわない、これは議事進行に関する点にもなると思いますが、私見として、採決のあり方について議運の方にという報告がございました。これは委員会でそういう結論を出した場合であれば当然この
委員長報告として出すべきだと思いますが、私見としてこの場で出すことについては私は非常に疑義があります。ただ取り扱いとして今後どう取り扱うかについては議運の中でやるという位置付けについて異議は挟むもんではありませんけれども、こういう
委員長報告の中でそういう私見を交えた報告というのは避けるべきだと思いますが、如何でしょうか。
○議長(
白木一嘉) 小休にします。 午前10時33分 小休 午前10時36分 正会
○議長(
白木一嘉) 正会にいたします。 宮崎教育民生
常任委員長からの取り消しの発言がございますので、お聞き取りください。 宮崎 努教育民生
常任委員長。
◆教育民生
常任委員長(宮崎努) 先程
委員長報告をさせていただいた中に、委員会条例第54条についての私的意見が含まれているということのご指摘をいただきまして、本件については委員会の中でそういった議事に関しての混乱がありましたので、この申し添えということでさせていただきましたが、委員会報告にはそぐわないというご意見を尊重いたしまして、この申し添え、委員会条例第54条について以降の点について削除をお願いいたします。
○議長(
白木一嘉) 以上で宮崎 努教育民生
常任委員長の発言を終わります。 お諮りいたします。 先程の宮崎教育民生
常任委員長の委員会条例第54条以下の部分について削除を求めることについて皆さんご異議ございませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) 異議なしと認めます。よって、さようにさせてもらいます。 ほかに質疑者はございませんか。
矢野川信一議員。
◆11番(
矢野川信一) 私も1点教民の委員長にお尋ねをしますが、「第29号議案、四万十市
文化施設建設基金条例」ですが、私はこの条例をつくることは賛成でして、4月から早速可決されましたら寄附金等があれば受け入れできるということになってまいりますし、いいことでありますが、ただ予算を今議会に市長が提出してきたことについては疑問がある訳です。というのは、私12月議会にも骨格予算になるのかどうかという点も指摘しておりまして、市長も3月議会は骨格予算だとこういう答弁でありましたので、その骨格予算の理由は縷々市長からも説明がありました。そこで、この議論がこの条例によって予算は私は政策予算になる、骨格予算に該当しないんではないかという気持ちであります。従って、この議論が教民の中でなかったのか。6月に私は回してもいいんではないか。今議会では骨格予算ということでありますからそぐわないんではないかという思いがしておりますが、教民の中ではその議論はなかったのか、お聞きをします。
○議長(
白木一嘉) 宮崎 努教育民生
常任委員長。
◆教育民生
常任委員長(宮崎努) 矢野川議員からのご質問にお答えいたします。
委員長報告中で申し上げました
分割付託を受けました「第10号議案、平成25年度四万十市
一般会計予算について」の中で簡単には申し上げましたが、執行部との質疑内容で、文化施設建設積立金の部分につきまして、骨格予算でもあるに関わらず緊急性があるとする理由が不明確であることやというところで、かなり30分に及ぶ議論はさせていただきまして、こちらの「第29号議案」に関しては、その議論を尽くした後の条例に対するところという部分で質疑等がなかったために、本
分割付託を受けました
一般会計予算の中で質疑を市長も交えて行ったということを報告させていただきます。
○議長(
白木一嘉)
矢野川信一議員。
◆11番(
矢野川信一) 議論も当然あったということでありますし、かなり時間も30分ぐらいかけて議論もあったという報告をいただきました。私もどうもこの予算については、条例はすぐつくって寄附も受けれるようにしたらいいと思うんですが、予算については、市長が任期がもう来る訳ですから6月に市長は当選して6月に計上すればいいと、この方がベターではないかと思って質問をいたしました。 終わります。
○議長(
白木一嘉) 以上で
矢野川信一議員の質疑を終わります。 ほかに質疑者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) 質疑なしと認めます。よって、各委員長の報告に対する質疑を終了いたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
白木一嘉) 宮崎 努議員外2名から「第10号議案、平成25年度四万十市
一般会計予算について」に対する修正案が提出されております。 本修正案を一括議題といたします。 直ちに修正案の説明を求めます。 宮崎 努議員。
◆7番(宮崎努) それでは、修正案の
提案理由について説明申し上げます。 今回の
提案理由につきましては大きく2点ございます。まず1つ目が、先程矢野川議員もおっしゃっていただきました緊急性についてでございます。骨格予算ということが市長の冒頭の今回の
提案理由の中で明らかにされ強調されましたが、一般質問で私が緊急性についてあるのかということについてお伺いいたしましたところ、2点返ってまいりました。公約に基づいて提案したこと、それから100%の市民が望んでいるから提出したという答弁をいただきました。ただこの答弁自体は、全く私の質問しました緊急性があるのか、ご自身がおっしゃった、冒頭でおっしゃった緊急性があるもの、市民生活に影響の深いものを配慮してつくった予算に当たるのかという説明には全くなっておりません。 また、財政課長からの答弁で、基金の活用、新しい
まちづくり基金自体が今取り崩してやる必要があるのかという質問についても、特段今である必要というのは示されませんでした。但し、市民からの寄附を早く集めるという趣旨での条例をつくりたいということは示されましたので、これにつきましては、場所や規模を含めて内容の決まっていないものにとりあえず寄附をくださいと市民の皆さんにお願いして誰がこれをするのでしょうか。例えばの話、現位置ならば寄附もしたいし応援するけれども、移転するならそれは嫌だ、そういった方もいらっしゃるのではないかというふうに思われます。それなら最初から市長自身が残った公約を果たすためのそういったことを盛り込んだ、先程矢野川議員のおっしゃった政策予算であることをはっきりおっしゃっていただければよかったのですが、これらの説明によりこの提案自体には緊急性はなく、公約実現のための提案であることが明らかになりました。 2つ目でございますが、この提出提案自体が十分な検討がなされていないことです。文化センターの建て替えにつきましては、平成22年9月の上岡議員の質問、平成23年3月の矢野川議員の質問、平成23年9月の安岡議員の質問、この3氏が必要性について一般質問をされております。ただそれに対しての市長の答弁は、なかなか今は難しい。周りの市にはそういった施設があるので広域でやることも難しい。ただ長期的に検討をしていきたいといった形の答弁がなされております。ただそれが急に前回の12月議会におきまして、宮本博行議員の質問に対して文化の入れ物研究会を発足して検討を始めたという答弁をされております。 先程申し上げましたとおり、早く寄附を集めるために今回提案したというお話であれば、行政として市民に寄附を集めるんであれば、最低限場所・規模等のビジョンを示してからお願いすべきであり、準備不足と言わざるを得ません。特に場所については、これから大きな議論になっていくことが想定される訳でございます。 また、委員会では防災機能の話も出されました。これも郊外に移転するのでは、街中の防災機能とは無縁のものとなることになり、話として一連の答弁が支離滅裂であると言わざるを得ません。先程矢野川議員のおっしゃっていただいている私もこの文化センターの建て替えというのが必要だというのは十分思います。ですから、次回の6月の定例会での提案があれば、私も両手を上げて賛成をすると思います。そういった意味では、「第29号議案」の「四万十市
文化施設建設基金条例」については賛成をしたいというふうに私も考えております。ただとりあえず公約を果たしましたのための議案を出されて、はい、そうですかという結論を議会が出してしまっては、議会のチェック機能、そういった権能すら危ういものとなってしまいます。市民の皆さんにとって必要なもの、時期を判断しなければならない議会の場に、市長の実績のための提案など到底認められるものではありません。そこで、6月に再度提出されることを併せて提案しまして、今回の
提案理由とさせていただきます。
○議長(
白木一嘉) 以上で修正案の説明を終わります。 これより修正案に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 質疑者はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ないようでございますので、質疑なしと認めます。よって、これにて修正案に対する質疑を終了いたします。 お諮りいたします。 日程第1に日程第2、日程第3、日程第4を追加し、一括議題としたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、日程第1に日程第2、日程第3、日程第4を追加し、一括議題といたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
白木一嘉) お諮りいたします。 これより意見調整のため
全員協議会を開きたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、これより意見調整のため
全員協議会を開きます。 本会議を暫時休憩いたします。 午前10時48分 休憩 午後2時0分 再開
○議長(
白木一嘉) 休憩前に引き続き会議を開きます。 討論、採決に入ります。 「第10号議案、平成25年度四万十市
一般会計予算について」に対する修正案について討論を行います。 先に、修正案に反対の議員。 濱田裕介議員。
◆1番(濱田裕介) 私はこの修正案に反対の立場で意見を述べさせていただきます。 まず、この修正案の提出の大きな理由に上げられている骨格予算の考え方についてですが、例えば市長任期最後の予算は100%骨格予算でなければいけないのかという疑問があります。今回の予算は、4年前に前澤田市長が提案した骨格予算よりも低い金額となっています。任期最後の予算ということで基本的に骨格予算を念頭に置いて、その財政の範囲内で市民への重要性・緊急性を考慮して組んだ予算が今予算であると思います。そして緊急性・重要性というのは、これはあくまでも主観です。市長がそれを感じ、議員の中にはそれを感じない方がいるというのが今の状況なのですが、それが市民にとって本当に重要な問題なのでしょうか。我々議会には確かにチェック機能であるという役割はあります。 しかし、それは市民にとって明らかに不利益がある場合であって、逆に市民が望むことであれば、逆に行政のけつをたたいてでも実行させることも大きな役目ではないでしょうか。それこそが是は是、非は非、是々非々ということではないでしょうか。この文化センターの建て替えに市が積極的に取り組む姿勢を見せるということは、それこそ市民にとって何ら不利益のあることではありません。例えば市長の答弁に言葉足らずな部分があったとしても、その足りない部分を補ってでも我々議会が後押しするべきものではないでしょうか。財政課長が市民の寄附をお願いするために少しでも早く基金を積み立てて市の意気込みを示したとおっしゃっていました。それに関して宮崎議員がまだ何も決まっていない状態に寄附はできないという市民もいるとおっしゃいました。勿論そういう方もおられるでしょう。でも場所がどこでもいいからとにかく本気で建て替えに取り組んでほしいという市民もおられます。6月を3月に早めるということは後者のような市民に訴えかけるものであり、決して前者のような市民を排除するものではありません。取り組みを早めることと締め切りを早めることは同じではありません。3月に寄附を集めたから締め切りも早くするという訳ではないでしょう。詳細が決まらなければ寄附はできないという方は、それぞれが納得された時点で寄附していただければいいのではないでしょうか。というか、それこそこの問題は3月が6月になったからといってその3カ月で大まかなことが決まるような簡単な問題ではないと思います。どこにつくるか、規模はどうするかなど様々なことをそれこそ市民の皆さんに積極的に意見を聞きながら本気で取り組んでいく、その強い意思表明こそがこの基金の創設の最も重要な意味なのではないでしょうか。6月でいいのではという意見がありますが、6月が3月になることで市民に何らかの不利益があるのでしょうか。一日でも早く寄附を募るためにも、一日でも早く官民一体となって文化センター建て替えに向かって本気で取り組みを始めるという、そういう意味だけでも、3月議会に提出することのメリットは大きいと思います。提出のタイミングはどうだとか、緊急性という言葉の定義がどうだとか、そのような言葉遊びの次元ではなく、市民に有益なことはしっかりと後押しをする、そのことこそが我々議会に最も求められていることだと考えます。いずれは必要なことです。僕からしたらなぜもっと早く取り組んでくれなかったと逆の意見をつけたい程です。文化センターの建て替えについての必要性は、市民もまたここにいる皆さんも十分共通認識として持っておられると思います。その第一歩が今我々の決断で踏み出せるんです。ここでその市民の意思を踏みにじることなど私には到底できません。市民に望む声があり、行政に受けとめる意思があり、財政的にも可能であるその状況で、それにブレーキをかけるという選択肢は私にはありません。そのような点から私はこの修正案には反対の意見を述べさせていただきました。どうか議員各位の皆様、ご賛同いただけますようよろしくお願いいたします。
○議長(
白木一嘉) 次に、修正案に賛成の議員。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) 次に、修正案に反対の議員。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ほかに討論はありませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) 以上で討論を終了いたします。 これより「第10号議案、平成25年度四万十市
一般会計予算について」に対する修正案について採決を行います。 お諮りいたします。 本修正案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
白木一嘉) 起立少数であります。よって、本修正案は否決いたしました。 ただいま「第10号議案、平成25年度四万十市
一般会計予算について」に対する修正案は否決されましたので、原案について採決を行います。 お諮りいたします。 「第10号議案」は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
白木一嘉) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 お諮りいたします。 調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、調整済みの議案については、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 「第2号議案、平成24年度四万十市
国民健康保険会計事業勘定補正予算(第3号)について」、「第3号議案、平成24年度四万十市
下水道事業会計補正予算(第2号)について」、「第4号議案、平成24年度四万十市
住宅新築資金等貸付事業会計補正予算(第1号)について」、「第5号議案、平成24年度四万十市
農業集落排水事業会計補正予算(第2号)について」、「第6号議案、平成24年度
幡多中央介護認定審査会会計補正予算(第1号)について」、「第7号議案、平成24年度四万十市
介護保険会計保険事業勘定補正予算(第2号)について」、「第8号議案、平成24年度四万十市
簡易水道事業会計補正予算(第3号)について」、「第9号議案、平成24年度四万十市
水道事業会計補正予算(第1号)について」、「第11号議案、平成25年度四万十市
国民健康保険会計事業勘定予算について」、「第12号議案、平成25年度四万十市
国民健康保険会計診療施設勘定予算について」、「第13号議案、平成25年度四万十市
奥屋内へき地出張診療所会計予算について」、「第14号議案、平成25年度四万十市
後期高齢者医療会計予算について」、「第15号議案、平成25年度四万十市
下水道事業会計予算について」、「第16号議案、平成25年度四万十市
と畜場会計予算について」、「第17号議案、平成25年度
幡多公設地方卸売市場事業会計予算について」、「第18号議案、平成25年度四万十市
住宅新築資金等貸付事業会計予算について」、「第19号議案、平成25年度四万十市
鉄道経営助成基金会計予算について」、「第20号議案、平成25年度四万十市
農業集落排水事業会計予算について」、「第21号議案、平成25年度
幡多中央介護認定審査会会計予算について」、「第22号議案、平成25年度四万十市
介護保険会計保険事業勘定予算について」、「第23号議案、平成25年度四万十市
簡易水道事業会計予算について」、「第24号議案、平成25年度四万十市
園芸作物価格安定事業会計予算について」、「第25号議案、平成25年度四万十市
水道事業会計予算について」、「第26号議案、平成25年度四万十市
病院事業会計予算について」、「第27号議案、四万十市
行政改革委員会設置条例」、「第28号議案、四万十市
防災対策加速化基金条例」、「第29号議案、四万十市
文化施設建設基金条例」、「第30号議案、四万十市
指定地域密着型サービスの事業の人員、設備及び運営に関する基準を定める条例」、「第31号議案、四万十市
指定地域密着型介護予防サービスの事業の人員、設備及び運営並びに
指定地域密着型介護予防サービスに係る
介護予防のための効果的な支援の方法に関する基準を定める条例」、「第32号議案、四万十市
指定地域密着型介護老人福祉施設の入所定員並びに
指定地域密着型サービス事業者及び
指定地域密着型介護予防サービス事業者の申請者の資格を定める条例」、「第33号議案、四万十市
新型インフルエンザ等対策本部条例」、「第34号議案、四万十市歯と口の
健康づくり推進条例」、「第35号議案、四万十市高齢者、
障害者等の
移動等円滑化の促進に係る
特定公園施設の設置に関する基準を定める条例」、「第36号議案、四万十市道路の構造の
技術的基準及び道路に設ける
道路標識の寸法を定める条例」、「第37号議案、四万十市高齢者、
障害者等の移動等の円滑化の促進に係る
特定道路の構造に関する基準を定める条例」、「第38号議案、四万十市
準用河川管理施設等の構造の
技術的基準を定める条例」、「第39号議案、四万十
市営住宅等の整備に関する基準を定める条例」、「第40号議案、四万十市
生活交通バス事業に関する条例」、「第41号議案、四万十市
津波避難タワー設置条例の一部を改正する条例」、「第42号議案、四万十市職員の
育児休業等に関する条例等の一部を改正する条例」、「第43号議案、四万十市
非常勤特別職員の報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する条例」、「第44号議案、四万十市特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例」、「第45号議案、四万十市
一般職員の給与に関する条例及び四万十市
企業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」、「第46号議案、
国民健康保険診療所に勤務する医師の給与に関する条例の一部を改正する条例」、「第47号議案、四万十
市税条例の一部を改正する条例」、「第48号議案、四万十市
土地開発基金条例の一部を改正する条例」、「第49号議案、四万十
市立学校設置条例の一部を改正する条例」、「第50号議案、四万十市立働く婦人の家条例の一部を改正する条例」、「第51号議案、四万十市
天体観測施設の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、「第52号議案、四万十市
福祉医療費助成に関する条例の一部を改正する条例」、「第53号議案、四万十市廃棄物の減量及び
適正処理等に関する条例の一部を改正する条例」、「第54号議案、四万十市
交通傷害保障条例の一部を改正する条例」、「第55号議案、四万十市
放置自動車の適正な処理に関する条例の一部を改正する条例」、「第56号議案、四万十市
アロエ製品加工施設条例の一部を改正する条例」、「第57号議案、四万十市
都市公園条例の一部を改正する条例」、「第58号議案、四万十市
下水道条例の一部を改正する条例」、「第59号議案、四万十市
山間地域定住促進住宅設置及び
管理条例の一部を改正する条例」、「第60号議案、四万十市
水道事業の給水に関する条例の一部を改正する条例」、「第61号議案、四万十市
簡易水道設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」、「第62号議案、四万十市長等の
退職手当支給条例の一部を改正する条例」、「第63号議案、
こうち人づくり広域連合規約の一部変更について」、「第64号議案、
幡多広域市町村圏事務組合規約の一部変更について」、「第65号議案、平成24年度四万十市
一般会計補正予算(第6号)について」、「第66号議案、四万十市職員の
退職手当に関する条例等の一部を改正する条例」、以上64件を一括して採決いたします。 以上の案件の
委員長報告はいずれも可決であります。
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、以上64件の議案は
委員長報告のとおり可決いたしました。 続いて、「
議員提出議案第1号、四万十
市議会委員会条例の一部を改正する条例」を採決いたします。 「
議員提出議案第1号」は原案のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、原案のとおり可決いたしました。 次に、
今期定例会で受理した陳情について決定を行います。 「陳情受理番号第1号、(仮称)
幡多博覧会の
四万十川観光開発(株)の位置付けについて要望」について、
産業建設常任委員長報告は
趣旨採択であります。本案は
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、本陳情は
趣旨採択に決しました。 次に、平成24年12
月定例会より継続調査の所管事項について決定を行います。 所管事項の調査については、各常任
委員長報告並びに
議会運営委員長報告は継続調査であります。 以上、各
委員長報告のとおり決することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、所管事項の調査については各委員長の報告のとおり決しました。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
白木一嘉) 日程第3、「意見案第1号」から「意見案第3号」を一括議題といたします。 初めに、「意見案第1号、住民の安全・安心を支える公務・
公共サービスの体制・機能の充実を求める意見書」について
提案理由の説明を求めます。 川村一朗議員。
◆6番(川村一朗) 読み上げて
提案理由の説明にさせていただきます。 「住民の安心・安全を支える公務・
公共サービスの体制・機能の充実を求める意見書案」。 東日本大震災や例年の台風などにより全国各地で大きな被害が発生している中、公務労働者は国・地方を分かたず、復旧・復興に向けて全力で取り組んでいる。国の機関ではこれらの活動に当たり全ての地方出先機関が本省と一体となって役割を発揮している。仮に国の出先機関の廃止や地方移譲が行われていたならば、迅速な復旧等の取り組みは極めて困難であったと考える。そうした復旧・復興の活動は報道でも取り上げられ、公務・
公共サービスの重要性や構造改革路線の問題点が指摘されていると共に、国民の命を守り、安全・安心を確保するためには、国と地方の双方による責任と役割の発揮が不可欠なことが改めて明らかになった。 その一方で、現在の都道府県をなくし、国の役割を外交や危機管理、金融などに限定する道州制導入の議論が活発化している。国民のための議論ではなく、道州制ありきの議論が進めば、国民の暮らし・福祉・教育などに関わる国の責任が大きく後退することや更なる市町村合併によって住民生活・地域格差の拡大が一層進行し、住民との距離が広がることによる住民自治の形骸化となることが懸念される。 政府統計が示すとおり、国民の所得と消費は下がり続け、就業・営業や就学の困難が増し、格差と貧困が広がり続けている。また、東海地震や東南海・南海地震の発生が確実視されるなど生活の不安は増すばかりとなっている。こうした中で国民の命を守り、安心・安全を確保するためには、国と地方の共同による責任と役割の発揮が不可欠である。 出先機関の原則廃止を始めとする地域分権改革や道州制は、地域において国が果たすべき責任と役割を曖昧にするもので、政府の使命に反すると共に、憲法25条の完全保障を求める国民的要求に背くものである。よって、政府におかれては、下記の事項を実現するよう強く要望する。 1つ、憲法第25条の完全保障を実現するため、国と地方の共同を強めると共に、公務・
公共サービスの体制・機能の充実を図ること。 2つ、
防災対策など住民の安全・安心を確保するために必要な国の出先機関や独立行政法人の体制・機能の充実を図ること。 3つ、南海地震など大規模地震への対策(道路・防波堤整備など)や被災した場合には迅速な復旧・復興ができるように、国の出先機関の廃止や移管は行わないこと。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。議員各位の賛同をよろしくお願いいたします。
○議長(
白木一嘉) 以上で
提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第2号、
介護職員処遇改善加算の継続・拡充を求める意見書」について
提案理由の説明を求めます。 稲田 勇議員。
◆19番(稲田勇) それでは、「意見案第2号、
介護職員処遇改善加算の継続・拡充を求める意見書」について案文を読み上げて提案にかえさせていただきます。 介護職員の処遇改善の取り組みとして、平成21年10月から実施されていた介護職員処遇改善交付金制度は、平成24年度介護報酬改定で介護報酬に組み込まれ、
介護職員処遇改善加算として継続されることになりました。 しかし、この加算制度は、経過的な取り扱いとして平成27年3月31日までの間とされ、次回の改定以降の加算制度の継続については極めて不透明な状況です。超高齢化社会を迎えて介護を担う介護職員の不足は深刻で、離職者が依然として高い状況が続いており、介護事業者は介護職員の確保に苦慮しています。介護崩壊を食いとめ安全・安心の介護を実現するためには、介護職員確保に向け賃金改善などの処遇改善が不可欠です。介護職員の賃金実態は、全労働者平均と比較してもおよそ3分の2程度で、約10万円も低い実態であります。政府公約である介護職員への4万円の賃上げからも介護処遇改善加算は廃止ではなく継続して拡充させることが求められます。 また、介護処遇改善加算においても、これまでの介護処遇改善交付金の仕組みを踏襲し、国民の負担増にならない方法で行われる必要があります。 以上の趣旨から、安全・安心の介護実現のために介護職員の人材確保を図るため、下記の事項について国に要望します。 記。1、
介護職員処遇改善加算を平成27年4月1日以降も継続すること。2、
介護職員処遇改善加算の対象職員を介護職員以外の職種にも拡大すること。 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出するものであります。議員各位のご賛同をお願いいたします。
○議長(
白木一嘉) 以上で
提案理由の説明を終わります。 次に、「意見案第3号、
生活保護基準を引き下げないことを求める意見書」について
提案理由の説明を求めます。 坂本圭子議員。
◆20番(坂本圭子)
生活保護基準を引き下げないことを求める意見書につきまして
提案理由を説明いたします。 憲法25条に規定する理念に基づいて、全ての国民は法律の定める要件を満たす限り保護を平等無差別に受けることができると定めております。 ところが、生活保護受給者が212万人を超え、生活保護受給者が1951年の204万人を超えたことから過去最高になったと言われ、受給者人口だけを問題として捉えて
生活保護基準の引き下げなど生活保護制度の改定が行われようとしています。外国の先進地に比べて日本は生活保護での捕捉率は大変低いものとなっています。ですから、低所得者世帯の消費実態が
生活保護基準以下となるのは当然なことであります。これを根拠にして
生活保護基準引き下げを許せば、生存保障水準を限りなく下げていくことになってきます。今回大変心配して意見書を提案することになりましたのは、この
生活保護基準がこれから下げられるならば、最低賃金の引き上げの目標が下がってきます。労働者の労働条件に大きな影響が及んできます。 また、
生活保護基準は地方税の非課税基準、介護保険の保険料や利用料の減免の基準、保育料、就学援助金の給付対象など、様々な施策の適用基準に連動しております。
生活保護基準の引き下げは、生活保護を利用している人だけではなく、あらゆる人々の生活全体に大きな影響を与えるものとなります。国民に対して責任ある憲法上の生存権を保障することを破棄することになるのではないでしょうか。財政の問題から安易な引き上げはしないようにしていただきたいと思います。
生活保護基準の引き下げを始めとする生活保護制度を後退させないことを求めるものであります。 地方自治法第99条の規定により意見書を提出いたします。議員各位のご賛同をお願いいたします。
○議長(
白木一嘉) 以上で
提案理由の説明を終わります。 お諮りいたします。 「意見案第1号」から「意見案第3号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、「意見案第1号」から「意見案第3号」については、質疑、委員会付託、討論を省略し、直ちに採決することに決しました。 これより「意見案第1号、住民の安全・安心を支える公務・
公共サービスの体制・機能の充実を求める意見書」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
白木一嘉) 起立少数であります。よって、本案は否決いたしました。 これより「意見案第2号、
介護職員処遇改善加算の継続・拡充を求める意見書」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
白木一嘉) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。 これより「意見案第3号、
生活保護基準を引き下げないことを求める意見書」について採決を行います。 お諮りいたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (賛成者起立)
○議長(
白木一嘉) 起立少数であります。よって、本案は否決いたしました。 ただいま意見案が議決されましたが、その条項、字句、数字、その他整理を要するものについてはその整理を議長に委任されたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、整理を要するものについてはその整理を議長に委任することに決しました。 小休にいたします。 午後2時33分 小休 午後2時34分 正会
○議長(
白木一嘉) 正会にいたします。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
白木一嘉) 日程第4、各
常任委員等の改組の件を議題といたします。
常任委員等の選任につきましては、既に各会派代表による選考委員により委員を選任しています。 委員会条例第7条第1項の規定により、総務
常任委員に、岡崎 裕議員、安岡 明議員、三吉 忠議員、小出徳彦議員、中屋和男議員、
矢野川信一議員、稲田 勇議員、坂本圭子議員の8名を、産業建設
常任委員に、平野 正議員、川村一朗議員、北澤 保議員、
白木一嘉議員、松田達夫議員、宮本幸輝議員、藤田豊作議員の7名を、教育民生
常任委員に、濱田裕介議員、宮崎 努議員、勝瀬泰彦議員、宮地 昭議員、上岡礼三議員、宮本博行議員、渡辺大東議員の7名を、
議会運営委員に、岡崎 裕議員、平野 正議員、安岡 明議員、川村一朗議員、宮崎 努議員、宮地 昭議員、松田達夫議員、稲田 勇議員、藤田豊作議員の9名をそれぞれ指名いたします。 この際、議長において、委員会条例第9条第1項の規定により、正副委員長互選のための委員会を招集しますから、直ちに委員会を開き、その互選の結果を報告願います。 暫時休憩にいたします。 午後2時36分 休憩 午後2時59分 再開
○議長(
白木一嘉) 休憩前に引き続き会議を開きます。 委員長並びに副委員長の互選の結果を報告いたします。
総務常任委員長安岡 明議員、総務常任副委員長坂本圭子議員、
産業建設常任委員長平野 正議員、産業建設常任副委員長松田達夫議員、教育民生
常任委員長勝瀬泰彦議員、教育民生常任副委員長濱田裕介議員、
議会運営委員長稲田 勇議員、議会運営副委員長宮崎 努議員、以上のとおり報告いたします。 お諮りいたします。 これより各委員等の選任、推薦に入る訳でありますが、それぞれ委員等の選任並びに推薦の方法については、議長において指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、各委員等の選任並びに推薦の方法については、議長において指名することに決しました。 これより
幡多中央環境施設組合議員並びに
幡多中央消防組合議員の選任を行います。 議長において、
幡多中央環境施設組合議員に安岡 明議員、勝瀬泰彦議員の2名を、次に、
幡多中央消防組合議員に安岡 明議員、平野 正議員の2名をそれぞれ指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員をそれぞれの組合議員に選任することに決しました。 なお、この組合議員については、議長がそれぞれ入ることになっております。 次に、土佐西南大
規模公園建設促進同盟会委員の選任を行います。 議長において、土佐西南大
規模公園建設促進同盟会委員に中屋和男議員、稲田 勇議員、勝瀬泰彦議員、松田達夫議員、宮本博行議員の5名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員を土佐西南大
規模公園建設促進同盟会委員に選任することに決しました。 なお、この同盟会委員については、議長が入ることになっております。 次に、四万十市
都市計画審議会委員の推薦を行います。 議長において、四万十市
都市計画審議会委員に岡崎 裕議員、
矢野川信一議員、濱田裕介議員、上岡礼三議員の4名を指名いたしたいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました議員を四万十市
都市計画審議会委員に推薦することに決しました。 以上で
今期定例会に付議されました事件は全て議了をいたしました。 閉会前に市長より挨拶の申し出があります。お聞き取り願います。 田中市長。
◎市長(田中全) 閉会に当たり一言ご挨拶を申し上げます。 3月4日から本日まで多数の重要案件につきまして慎重なご審議をいただきましたことに対し厚く御礼を申し上げます。 さて、昨日南海トラフを震源とする巨大地震による経済的被害想定を国が発表しました。これは最大クラスを想定してのものですが、高知県では県内総生産の5年分に相当する10兆6,000億円の被害が試算され、特にライフラインの復旧まで時間を要することが懸念されるなど、国を挙げて想定外を避けるための対策が急がれるところであります。私としましても、これまでに引き続き市民の命を守る強固な四万十市をつくり上げていかなければならないと覚悟を新たにしたところであります。初日の市長施政方針や一般質問の答弁の中でも申し上げましたとおり、この4年間、議員各位のご協力もいただき、私なりに数多くの課題に道筋をつけることができたものと認識しておりますが、本市が直面する安心・安全の確保、産業の振興などスピード感を持ちつつも時間を要する課題も山積しておりますので、引き続き3万6,000市民のために努力していきたいと考えております。議員各位の今後ますますのご活躍をお祈りいたしますと共に、次の議会でも皆様のお元気な姿に再会できますことを祈念いたしまして、閉会のご挨拶とさせていただきます。大変お世話になりました。どうもありがとうございました。
○議長(
白木一嘉) 以上で市長の挨拶を終わります。 これにて平成25年3月四万十市議会定例会を閉会いたします。 連日どうもご苦労さまでございました。 午後3時5分 閉会 地方自治法第123条第2項の規定により署名する。 四万十市議会議長 四万十市議会副議長 四万十市議会議員 四万十市議会議員...