平成24年 9月定例会 平成24年9月四万十
市議会定例会会議録(第13日) 平成24年9月19日(水)■
議事日程 日程第1 第1号議案から第34号議案 第1号議案 平成23年度四万十市
一般会計決算の認定について 第2号議案 平成23年度四万十市
国民健康保険会計事業勘定決算の認定について 第3号議案 平成23年度四万十市
国民健康保険会計診療施設勘定決算の認定について 第4号議案 平成23年度四万十市
奥屋内へき地出張診療所会計決算の認定について 第5号議案 平成23年度四万十市
後期高齢者医療会計決算の認定について 第6号議案 平成23年度四万十市
下水道事業会計決算の認定について 第7号議案 平成23年度四万十市
と畜場会計決算の認定について 第8号議案 平成23年度
幡多公設地方卸売市場事業会計決算の認定について 第9号議案 平成23年度四万十市
住宅新築資金等貸付事業会計決算の認定について 第10号議案 平成23年度四万十市
鉄道経営助成基金会計決算の認定について 第11号議案 平成23年度四万十市
農業集落排水事業会計決算の認定について 第12号議案 平成23年度
幡多中央介護認定審査会会計決算の認定について 第13号議案 平成23年度四万十市
介護保険会計保険事業勘定決算の認定について 第14号議案 平成23年度四万十市
簡易水道事業会計決算の認定について 第15号議案 平成23年度四万十市
園芸作物価格安定事業会計決算の認定について 第16号議案 平成23年度四万十市
水道事業会計決算の認定及び利益の処分について 第17号議案 平成23年度四万十市
病院事業会計決算の認定について 第18号議案 平成24年度四万十市
一般会計補正予算(第3号)について 第19号議案 平成24年度四万十市
国民健康保険会計事業勘定補正予算(第1号)について 第20号議案 平成24年度四万十市
国民健康保険会計診療施設勘定補正予算(第2号)について 第21号議案 平成24年度四万十市
奥屋内へき地出張診療所会計補正予算(第1号)について 第22号議案 平成24年度四万十市
後期高齢者医療会計補正予算(第1号)について 第23号議案 平成24年度四万十市
下水道事業会計補正予算(第1号)について 第24号議案 平成24年度四万十市
と畜場会計補正予算(第1号)について 第25号議案 平成24年度
幡多公設地方卸売市場事業会計補正予算(第1号)について 第26号議案 平成24年度四万十市
農業集落排水事業会計補正予算(第1号)について 第27号議案 平成24年度四万十市
介護保険会計保険事業勘定補正予算(第1号)について 第28号議案 平成24年度四万十市
簡易水道事業会計補正予算(第1号)について 第29号議案 四万十市
非常勤特別職員の報酬及び
費用弁償支給条例の一部を改正する条例 第30号議案 四万十市
公民館条例の一部を改正する条例 第31号議案 西土佐ふれあい
ホール設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第32号議案 四万十市
生活改善センター等の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例 第33号議案
工事請負契約について 第34号議案
損害賠償の額の決定及び和解について 諮問第1号から諮問第2号 諮問第1号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて (
遠近哲代) 諮問第2号
人権擁護委員候補者の推薦につき意見を求めることについて (
伊与田良子) 請願1件(平成24年6月定例会より
継続審査)
所管事項の調査(平成24年6月定例会より
継続調査) (質 疑) (
委員会付託)■本日の会議に付した事件 日程第1 質疑、
委員会付託出席議員 2番 岡 崎 裕 3番 平 野 正 4番 安 岡 明 5番 三 吉 忠 6番 川 村 一 朗 7番 宮 崎 努 8番 小 出 徳 彦 9番 勝 瀬 泰 彦 10番 中 屋 和 男 11番 矢野川 信 一 12番 宮 地 昭 13番 北 澤 保 14番 上 岡 礼 三 15番 白 木 一 嘉 16番 松 田 達 夫 17番 宮 本 博 行 18番 宮 本 幸 輝 19番 稲 田 勇 20番 坂 本 圭 子 21番 藤 田 豊 作 22番 渡 辺 大
東欠席議員 1番 濱 田 裕
介出席要求による
執行部側出席者職氏名 市長 田 中 全 副市長 杉 本 整 史 参事(保健・医療・
福祉連携担当)
総務課長 長 尾 亮 一 宮 本 昌 博
企画広報課長 山 本 勝 秀
財政課長 中 山 崇
市民課長 吉 田 幸 男
税務課長 中 平 晋 祐
環境生活課長 矢 野 依 伸
保健介護課長 上 岡 章 人
人権啓発課長 濱 田 幹 夫
建設課長 部 府 叶
商工課長 地 曳 克 介
観光課長 小 松 富士夫
都市整備課長 宮 崎 好 造
農業課長 小 松 一 幸
林業課長 田 村 周 治
福祉事務所長 大 崎 健 一
市民病院事務局長 大 西 郁 夫
水道課長 上 岡 修
会計管理者兼
会計課長 代表監査委員 田 村 鶴 喜 藤 近 幸 久
教育委員長 松 岡 範 孝 教育長 井 口 章 一
学校教育課長 伊勢脇 寿 夫 生涯
学習課長 名 本 英 樹
社会体育課長 山 崎 司
選挙管理委員会事務局長 亀 谷 暢 子
西土佐総合支所長 秋 元 貢 一
総合支所地域企画課長 遠 近 良 晃
総合支所保健課長 岡 村 武 彦
総合支所産業建設課長 芝 正 司
教育委員会西土佐事務所長 西土佐診療所事務局長 和 田 修 三 岡 村 好 文職務のために議場に出席した
事務局職員職氏名 局長 山 本 晃
局長補佐 花 岡 俊 仁
議事係長 杉 内 照 代 午前10時3分 開議
○議長(
白木一嘉) おはようございます。これより本日の会議を開きます。 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
白木一嘉) 日程第1、「第1号議案」から「第34号議案」、「諮問第1号」から「諮問第2号」、6月定例会より
継続審査の請願1件並びに
所管事項調査、以上の案件を
一括議題といたします。 これより以上の議案及び各
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑者は挙手により議長の許可を得て発言願います。 なお、決算・
予算議案については、初めにページを示してから質疑されますようお願いします。 質疑者はありませんか。 平野 正議員。
◆3番(平野正) 私からは、「第34号議案、
損害賠償の額の決定及び和解について」3点ばかりご質問したいと思います。 1点目は、一種の
処方箋ミスといいますか、瑕疵そういったものを認められておりますが、どの程度認めたかという点でございます。 それから、
事件概要の下から2行目に書いてあります
当該発症の
原因判断がされるまで、この
原因判断がされるまでという期間はいつまででありますか。 それから、
損害賠償等の和解金1,200万円、これの根拠についてお尋ねいたします。
○議長(
白木一嘉)
大西市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(
大西郁夫)
平野議員の
損害賠償の額の決定及び和解についての質疑につきましてご答弁申し上げます。 まず、処方についてですけれども、
当該原告は尿崩症という病気でございまして、その診断を昭和59年8月に
市民病院の方でしております。この処方、診断に基づきまして
デスモプレシン点鼻薬という薬を投与しておりますけれども、この尿崩症に対する処方としては、この
デスモプレシン点鼻薬が標準的な処方ということになっております。 それから、
デスモプレシン点鼻薬の投与を昭和59年から続けて平成15年7月ぐらいまで投与を続けておりましたけれども、その原因の
原因判断がされたというのは、この方は
市民病院での通院のほかに幡多けんみん病院の方でも通院をしておりまして、この方はずっと
市民病院の方で
デスモプレシン点鼻薬の投与を受けてたんですけども、平成14年11月ぐらいから頭重や倦怠感を訴えておりまして、その治療については幡多けんみん病院の方にかかっておりました。幡多けんみん病院の方で、最終的には平成17年8月にこの方が幡多けんみん病院の方に救急搬送されたんですけども、その際に長年
市民病院の方で
デスモプレシン点鼻薬の投与を受けていた。尿崩症の治療のために
デスモプレシン点鼻薬の投与をされていた。その結果として低
ナトリウム血症になったのではないかという診断が幡多けんみん病院の方で下されました。 それから、和解金1,200万円の内訳でございますけども、基本的にはこの事件の概要の方にも書いておりますけれども、
休業損害に係る部分これが一番大きくて900万円余りの部分がこれにかかっております。この方は低
ナトリウム血症によりまして休業を余儀なくされておりまして、その休業の期間に伴う部分についての
休業補償金が900万円で、そのほか入院とか通院とかといったことで200万円余り、それから
後遺障害についてですけれども、原告の方は
後遺障害を訴えておりましたけども、これに対しては50万円程度の
後遺障害に係る慰謝料といったことでもろもろの金額が1,200万円になったということでございます。 以上でございます。
○議長(
白木一嘉) 平野 正議員。
◆3番(平野正) 2回目の質疑を行います。 ということであれば、
当該発症の原因を判断されたという時点は、17年8月ということでよろしゅうございますか。 それから、
損害賠償の額につきましては、概ね了解いたしております。 処方といいますか、投与の瑕疵の度合いというものはどの程度、はかれるものであればどの程度と判断されておりますか。
○議長(
白木一嘉)
大西市民病院事務局長。
◎
市民病院事務局長(
大西郁夫) お答え申し上げます。
デスモプレシン点鼻薬の投与につきましては、先程も尿崩症の治療については標準的な治療ということで、1日に2回ないし3回が標準的な投与量ということになっております。ただこの標準的な投与量と申しましても、実は患者さんの病状によりまして医師が判断をするということになっておりまして、実はこの方は鼻炎を持病として持っておりまして、点鼻薬というのは、例えばくしゃみをするとか鼻水が出るとかといったことによって薬が洗い流されますので、非常にその効果が薄れてしまうということで、実際にはこの方は1日に冬場であれば4回ないし5回投与を、自分で点鼻薬を使用していたと、そういう量を
市民病院の方で出していたということになっております。ただこれも裁判の中で患者の病態によって医者がそう判断するんだということで、今回につきましても、昭和59年からずっとおよそ20年余り投与しておりましたけれども、その長年の投与の結果としてこういった症状があらわれたというふうに聞いております。ですので、医師としては適切な治療を施したというふうに考えております。 以上でございます。
○議長(
白木一嘉) 平野 正議員。
◆3番(平野正) 医師としては適切な投与であったという判断であるということでございます。
一定和解となれば、ある
一定お互いが譲歩するという中でそういったもんの瑕疵というものも認めるという成果のものではないかと思われます。なかなか度合いというものがはかりがたいものがあろうかと思います。今後このようなことがないように十分に注意され、今後の医療に邁進されることを切に要望しておきます。 以上で終わります。
○議長(
白木一嘉) 以上で平野 正議員の質疑を終わります。 ほかに質疑者はありませんか。
坂本圭子議員。
◆20番(
坂本圭子) 3点程質疑をいたします。 まず、「第18号議案」ですが、平成24年度
一般会計補正予算(第3号)の19ページです。 歳出で、2款2項総務費の18目
緊急雇用創出臨時特例基金事業中、まずまちあるき
観光ルート・まちなび更新323万円です。これは
新規事業ではないようですが、
観光ルート・まちなびとは、
街歩き観光を四万十市の新たな観光の形として確立するための
スマートフォンアプリ「四万十なび」の運営や
使用促進のための業務を行うと説明ではお聞きしました。「四万十なび」の更新と
周知活動であると
説明資料には記されています。更新とありますが、現在「四万十なび」はでき上がっているのでしょうか。立ち上げてアプリで使用されているのですか、お聞きします。 同じく項目の中に、
幡多広域総合情報ソフトウエア防災コンテンツ追加開発とあります。
幡多地域の
総合情報アプリの中に
防災コンテンツを追加する新しい事業と聞きましたが、
幡多地域総合情報アプリは、四万十市が委託してつくったものですか。その中に追加をするとありますから、もうあると理解しますが、
幡多地域総合情報アプリっていうものが、四万十市が委託してつくったものかどうか、お聞きしたいと思います。 その中に
防災コンテンツを追加するっていうことになりますと、これは四万十市がつくったものならば新規ではなくて
追加事業になるのではないかと思うのですが、新規とすればこの事業はどこに委託して行うのですか、委託先は決定しているのですか、まずお伺いしたいと思います。 25ページに移ります。 4
款衛生費、1項
保健衛生費、5目
母子健康費、補正で6万6,000円の説明には、
日本子ども虐待防止学会参加旅費や負担金となっています。先だって四万十市の保健師さんが、高幡においでる
澤田医師達と
子供虐待防止の
取り組みをされている記事を見ました。大変重要な
取り組みです。この学会はどこで行われ、何名
参加予定ですか、お聞かせください。 以上です。
○議長(
白木一嘉)
地曳商工課長。
◎
商工課長(
地曳克介) ページの19ページでございますが、2款2項の18
緊急雇用創出臨時特例基金事業のまちあるき
観光ルートでございますが、これについては、現在立ち上がっているかというご質問ですけども、これはまだ立ち上がってはおりません。現在この
観光ルートの
ソフトウエアにつきましては、一度でき上がった内容でございますが、10月末を目途に
スタートをさせるということで取り組んでおります。従いまして、現在はいろんな形での更新の内容を精査をしたり、またいろんな方々に
スマートフォンを利用して街の中を歩いてもらったりということで、先日も
産業建設委員長の矢野川さん、それから副委員長の安岡さん、それから議長の白木さんという方々にも集まっていただき、また市民の方にも十数名で街の中を歩いていただいたというようなことで、その内容をまた取り入れてということでやっていきたいというふうに思っております。 また、この追加でございますけども、あと6カ月間ですか、11、12、1、2、3、済みません、5カ月間かけまして更に内容をよいものにしたいという形での追加となっております。 続きまして、幡多の
広域総合情報ソフトウエア、これについては市の持ち物かということですが、これは市のものでは現在ございません。これにつきましては、観光の内容の上にそのアプリの機能として災害時の
避難場所とかそれから警察署、消防署の情報を、そういうものを地図上に表示をさせていきたいというようなことで、GPSの機能がありますので、
避難場所までの最適なルートとかというものが、観光の情報としてあるソフトの中でそういうものが反映できないかと、こういうものを盛り込んでいきたいというふうに考えて現在進めるものでございます。 なお、これについては、現在は委託先がKHKというところを予定をしております。 以上です。
○議長(
白木一嘉)
上岡保健介護課長。
◎
保健介護課長(
上岡章人) 「第18号議案」の
一般会計補正予算(第3号)の予算書25ページ、4款1項5目の
母子保健費、
日本子ども虐待防止学会参加負担金につきましてご答弁いたします。 この
日本子ども虐待防止学会という組織は、子供の
虐待防止につきまして医療・保健・福祉・教育・司法・行政などでそれぞれ実践や研究に従事しています大学の先生等が組織している団体でございます。
日本子ども虐待防止学会が毎年学術集会が開催されておりますけれども、今年12月に四国で初めてということですが、高知市で開催されることになっております。この
参加負担金でございますけれども、この学会の方から、本市が平成14年度から取り組んでおります妊娠期からの
虐待防止の
取り組みについて
事例報告を行っていただきたいという要請がありましたので、本市の
非常勤職員の
育児支援専門員が出席して
報告発表をさせていただくということになっております。これに併せまして市の保健師も会場内のコーナーで付随した
取り組み報告をするということでございまして、合計3人の参加に要する
参加負担金をお願いしておるものでございます。 それから、旅費の3万6,000円につきましては、
日本子ども虐待防止学会の分とは別の
一般経費としての計上でございますので、よろしくお願いいたします。
○議長(
白木一嘉)
坂本圭子議員。
◆20番(
坂本圭子) 2回目にちょっとお聞きしたいと思います。 観光なびですが、10月を目途に
スタートをさせる、それからこれから先6カ月、更に経過を見ながら構築していくというふうにお聞きしました。更新というのは、これからもずっと必要になってくる、アプリにやる訳ですから、情報が新しくなるたびに更新をしなければいけないと思うんですけれども、更新はこれからも必要な事業でしょうね。ということは、こういう基金を持って事業をやっていかなければならないということになると思いますが、この事業はどこかに今委託してつくっているのですか。委託先を構わなければ教えてください。 それから、この関わる職員というのは3名で、そのうち
新規雇用が2名ですとなっていますけれども、
新規事業ではないので今までの職員さんが継続する場合もあるのでしょうか、お聞かせください。 それから、
幡多地域の
総合情報アプリの
防災コンテンツを追加するということにつきましては、
大変GPS機能がついていて、そういうものが入ってくると災害などにはありがたいものだと思いますけれども、この事業をやりたいといって複数で手が上がっているということはありませんか。もう四万十市が今おっしゃってくださったKHKにやっていただくということでお決めになっているのか、こういう
新規事業の場合には、ほかの事業者も新規となったら是非やりたいなっということで手が上がる、複数になった場合はどういうような
委託方法をとるのか、お聞かせいただきたいと思います。 最後に、
子供虐待防止の学会の参加費につきましては、理解できました。大変大事な事業でありますので、しっかりとお勉強してきて活躍していただきたいと思いますので、この項目については了といたします。
○議長(
白木一嘉)
地曳商工課長。
◎
商工課長(
地曳克介) 委託先ということでございますが、まず、これは現在せいぶ印刷の方に委託をしております。 また、継続という形で2人とも新規かということでございますが、
ふるさと雇用というようなところで考えれば、同じ方がずっと続けているというようなことでございまして、この事業につきましては、継続でその方をずっと雇っていきたいということを伺っております。 次に、防災のアプリの方の件でございますけども、複数の方が手を上げれるかという状況でございますが、実は観光のもともとのソフト、これについてのものは、今市内にはKHKの方しか現在は観光に特化したものは持っておりません。ですから、多数の方が手を上げてくるというものではないようです。現在はKHKの方はそれを無料で市民の方に利用できるような形に考えておりまして、ほかのとこがそういう多く上がってくれば、当然そういう中で内容を精査して委託先を決めていくという形にはなるんですが、今回の場合は、私どもの調査した中ではKHKしかそういうものを現在持ってないということで、KHKの方を選定をこれからしていきたいというふうに考えております。
○議長(
白木一嘉) 以上で
坂本圭子議員の質疑を終わります。 ほかに質疑者はございませんか。 宮崎 努議員。
◆7番(宮崎努) それでは、私からは、「第18号議案、平成24年度四万十市
一般会計補正予算(第3号)について」の中で7款の商工費、1項商工費、3目観光費の中の、ご免なさい、ページ30ページです、失礼しました。30ページの商工費の中の3目観光費についてお伺いします。 この中で「遅咲きの
ヒマワリ」四万十
ロケ支援委員会補助金というのが400万円計上されております。この委員会というのは今現在存在しているものなのか、ないものなのか。 それから、あるのであればその構成ですよね、民間どんな方にお願いしてて、役所からどういう方が出ていって、ほんでこれまでに会を開催されているのか、その件についてお伺いしたいと思います。 もう一つ、同じその下にあります270万円の
活用事業なんですけども、この
活用事業というものはどういったものを想定されているのか、その中身について教えていただきたいと思います。
○議長(
白木一嘉)
小松観光課長。
◎
観光課長(
小松富士夫)
宮崎議員の質疑にお答えします。 「第18号議案、平成24年度四万十市
一般会計補正予算(第3号)」の30ページ、7款1項3目観光費の中の「遅咲きの
ヒマワリ」四万十ロケの
支援委員会についてですが、現在まだ
支援委員会は立ち上げておりません。本議会が終了しましたらすぐ立ち上げる予定で現在進めているところでございます。 一応委員としましては、
観光協会、
旅館組合等の
観光関係団体18名程を今予定をしております。 また、「遅咲きの
ヒマワリ」
活用事業の270万円についてですが、これは今現在考えておりますのが、ドラマの
撮影場所とかをまとめました
パンフレットの作成に100万円、その
パンフレットを県外の方に、
旅行会社等のPRに行く旅費に20万円、そしてツアーとかで宿泊をしてくれた方の記念品の作成とか、あとは懸垂幕の作成等の消耗品的なものに140万円、
あとパンフレットの送料とかの10万円を想定をして270万円としております。 以上です。
○議長(
白木一嘉) 宮崎 努議員。
◆7番(宮崎努) ありがとうございます。 大分前にウルトラマラソンのときに質疑でもしていただいたんですけども、今回の場合このロケ自体がもう近々に行われるということでどうしようもないのかもしれませんけども、やっぱり税金を使う訳ですから、初めに予算があってそれに対する補助っていうのは分かるんですけども、先に額が決まってその後で委員会をやってというのは、ちょっと後手後手に聞こえる訳です。ここはお願いなんですけども、やっぱり数年前から誘致活動をされてたという一般質問でのお話なので、ここはもっと早く対応していただいて委員会を開くなりの上でこういった予算を立てて、その上で補助を出していくというのが正規のルールだと思いますので、その点またよろしくお願いしたいと思います。1点目は結構です。 それから、2点目なんですけども、こちらの方ですけども、一般質問でも申し上げさせていただきましたけども、こういったロケっていうのは私が聞いたところによりますと、かなりデリケートで余り騒ぐとよくないと。特にこういう田舎にあの有名人とかが来て、そのロケ地に人が殺到して撮影に支障が出るといったようなことがあると、次のときにこういう制作会社の方々があそこはちょっと駄目っていうようなことを言われるとのことで、余り騒がないようにというふうに市長にも申し入れはしてあるということを私も伺ったんですけども、こういった、確かにこういうのが来るっていうのは
活用事業いろいろやりたいという気持ちも分かるんですけども、今やる必要は私はないと思うんです。今併せて騒ぐよりも、終わってからやるべきだと思うんですけども、なぜこの段階でこの
活用事業に対しての補正が必要なのかっというのは、急いだ理由というのが何かあれば教えていただきたいんですけども、如何でしょうか。
○議長(
白木一嘉)
小松観光課長。
◎
観光課長(
小松富士夫)
宮崎議員の2回目の質疑にお答えをいたします。 「遅咲きの
ヒマワリ」の
活用事業の予算化についてですが、9月補正で予算を計上して
パンフレットなどを作成するにしても日数がかかりますので、実際動けるのは年明けてから、放送が終了してからになると思います。もし12月議会等で計上したら、年度内のまた実行がなかなか期間的にないということがあって9月が一番最適ではないかというふうに考えて計上をお願いしているもんです。 以上です。
○議長(
白木一嘉) 宮崎 努議員。
◆7番(宮崎努) 今回の冒頭の市長説明でもあったように、こういったことが行われます、こういうことを今までやってきましたって宣伝されるのは結構なんですけども、今おっしゃったような形は内容は分かりますし、是非応援していただいて、次の観光の誘致策に繋げていただきたいというふうに応援したいと思うんですけども、先程申し上げましたとおり、余り騒ぎにならないように静かに応援していただいたら、また2回目、3回目っていうのが期待できるのかなと思いますので、またその辺よろしくお願いしたいと思います。 以上です。
○議長(
白木一嘉) 以上で宮崎 努議員の質疑を終わります。 ほかに質疑者はございませんか。 宮地 昭議員。
◆12番(宮地昭) 「第1号議案、四万十市
一般会計決算の認定」の中で、ページ173ページ、622の19節。そこで木質バイオマス利用
施設整備補助金、これが県の補助金がそのままここへ出ております。ほでどこへいったのか分からなかったもんですから、事務報告書で見てみました。すると養鰻場に対するボイラー・加温機の補助、それで120万円余りの受益者の負担金がそこへ示されておりますが、そうなると総額が2,600万円超える金額になる訳ですが、経理上この受益者負担というものの記載がないように思うがですが、それについてはどのように考えるのか。 それから次に、同じそこで森林整備地域活動整備事業、これから当初予算には6,022万5,000円計上されており、ほうして23年度の4号補正で3,600万円余り減額をされております。そうして2,200万円この決算で2,268万円という金額に、当初予算から3分の1に減額になっております。この軽微な森林整備の事業に補助するこの森林整備事業は、今まで一度も減額をされた経緯がなかったようであります。現在にも自分の記憶するところでは7、8年続いておろうというふうに思うがですが、今回に限ってこのように3分の1に減額されてきたということはどういう内容にあるのか。 ほれから次に、「第18号議案」、
一般会計補正予算(第3号)ページ28、同じ19節の項ですが、緊急間伐総合支援、今回の512万6,000円を計上して当初予算の分をプラスすると740万円ぐらいの数字になろうかと思います。これについてはどういう事業が対象になるのか。 それから、続いてそのすぐ下、高性能林業機械等整備これについては、県の556万2,000円の補助金を受けてここに625万7,000円の計上をしておる中で判断をすると約80万円近い市の負担であろうというふうに思う訳です。そこで提案の説明の中では、この事業については国、県で60%(パーセント)、市が7.5%、受益者が32.5%、そういうふうな説明を受けました。そういう中でこの受益者負担、ここにもその他の項でも出ておりませんが、こういう形で別にいいがでしょうか。 以上、4点ですか、それを質疑をいたします。
○議長(
白木一嘉) 田村
林業課長。
◎
林業課長(田村周治) まず、決算書の173ページの森林整備地域活動支援交付金の2,268万1,843円からご答弁申し上げます。 この交付金でございますが、森林施業計画の作成を通じた計画的かつ適切な森林整備の推進を図るため、この交付金によりまして林業事業体等による森林経営計画の作成の促進や施業集約化の促進、作業路網の改良活動を行っているものでございます。 昨年度の実績としましては、作業路網の改良活動で33団地、4,794.4ha(ヘクタール)となっております。交付金の上限がha当たり5,000円で、その負担区分が国2分の1、県4分の1、市4分の1という内訳になっております。議員ご質問の今までは減額したことがないというご質問でしたが、昨年度から実施経費と交付金の上限額を比べまして、実施経費が少なかった場合には、実績の額の交付となるというようなことに制度の変更になっておりまして、実施額が交付金の上限を下回る箇所が多かったため、昨年度は金額が少なくなっております。 次に、木質バイオマス利用
施設整備補助金2,478万円ですが、これにつきましては、養鰻場の加温に使用しているA重油焚きボイラーを木質資源利用ボイラーへ転換することによりましてCO2の排出削減を図り、環境に優しい施設とするものとして事業実施したものでございます。 事業内容は、木質資源利用ボイラー1台、燃料投入施設としてサイロ、コンベヤーペレット供給機、熱利用配管、その他電気工事等の一式となっております。補助金の上限がペレットの使用m3(立方メートル)当たり5万円の定額補助でございまして、この施設の計画ペレット使用量が557m3、上限の金額としましては2,785万円でございます。ですけど、決算が上がってますように2,478万円の実施事業費となったため上限以内におさまり、2,478万円の実施事業となったものです。 ほで、これは国と県の補助金で、国の補助金も県を通して県の補助金となっている訳でございますが、この事業主負担の分につきましては、消費税相当分で市の予算を通じて補助する額は2,478万円と、これに事業者が自分で構えたお金を足して支払いに充てるということですので、市の決算上上がってくるのは2,478円だけということになります。 続きまして、「第18号議案」の補正予算の方ですが、まず緊急間伐総合支援の512万6,000円でございます。この事業内容につきましては、まず森林整備支援、これは搬出間伐でございますが、これがha当たり18万3,000円の補助、ほで公益林整備、これは以前保育間伐といった切り捨て間伐の分でございますが、これがha当たり8万円の補助、ほで同じく作業道の整備といたしましてm(メートル)当たり2,000円、こういう補助内容となっております。 次に、その下の高性能林業機械等整備625万7,000円でございますが、これにつきましては、林業事業体が今回はウインチ付きグラップルを購入するものに対する補助で、事業費927万円のうち国、県が60%で556万2,000円、市が7.5%で69万5,000円、合わせて625万7,000円を補助するものでございます。これも先程と同じで、事業費総額は927万円でありますが、国、県、市を合わせました補助金625万7,000円を補助して残りの分は事業主体がご自分で構えてお支払いすると、そういう制度になっております。 以上です。
○議長(
白木一嘉) 宮地 昭議員。
◆12番(宮地昭) それでは一通り説明を受けた訳ですが、まず決算認定の森林整備地域活動支援事業、それはいろいろ施業の実績によって交付される1ha5,000円、これはもうずっと決まっておる訳ですが、昨年度から減額されたということは、いろいろ事業実施の中でどういうか、対象事業というものが絞られてきたのか。私の記憶にあるところでは、22年度まではほとんど変わらないようにずっと出てきたというふうに思うがですが、これは先程申しましたように、自由にできる軽微な事業であるだけに、かなり恩恵を受けておるというふうに思う訳ですが、そこで24年度には概算でしょうけれども4,645万円の当初予算で計上をしております。少しでもそういう有利な3分の1、3分の1、3分の1という形で受益者の負担のない事業であるだけに、その事業工程、作業工程におけるやはり指導の徹底も必要ではないかというふうに感じます。 それから、木質バイオマス利用整備施設整備事業、それについては受益者の負担金をここに計上しなくて補助金をその対象者に渡すということでは、物品の購入に当たって、その人が自由に物を買えるのか、その点ちょっとどういう工程をとってやっておられるのか。同じように「第18号議案」でも同じということが言えるかと思います。今の説明の中では全体事業が927万円、なれば300万円の受益者の負担金が要るはずです。ほで本来ならばここに300万円の負担金がその他の項で出てこないかんと私は思うがです。予算は総予算主義、それであろうかと思うがですが、それについてはどのように考えておられるか。 それから、緊急間伐総合支援については、一定理解ができました。 以上、その3点について。
○議長(
白木一嘉) 田村
林業課長。
◎
林業課長(田村周治) 2度目のご質問にご答弁いたします。 森林整備地域活動支援交付金は、議員ご指摘のように大変有利な事業でございますので、市としましても林業事業体等に活用していただくように今後とも進めてまいります。 実際のところ、実績が落ちてますのは、西土佐地域ではほとんど変わっておりませんが、中村地域分が減ったということで落ちてるようになってきておりますので、今後も指導していきたいと思います。 それと補助金の件ですが、例えば市が事業主体でしてやる場合には予算総計主義ですので、議員おっしゃられましたように当然事業者の負担分も市の予算に入れて総額を計上しなければなりませんが、これはあくまでも事業主体が民間の方というか個人の方でございますので、それに対する補助というものを行う場合には、個人負担分は当然市の予算にはのってきません。これが普通でございます。 以上です。
○議長(
白木一嘉) 宮地 昭議員。
◆12番(宮地昭) 理解はできた訳ですが、一つ今の答弁説明の中でありますように、高性能林業機械の購入について、じゃあ当人に、対象者にその補助金を渡す。申請をするには、もうその機械のもうどういうか、販売額もそれこそ上限いっぱいで計上して申請する。そうして自由にその人が購入できるのであれば、その補助金を基に、例えば100万円でも200万円でもたたいていくと。そうなると結局300万円の負担が100万円で済むということになる訳ですが、そういう点の把握は十分されておりますか。
○議長(
白木一嘉) 田村
林業課長。
◎
林業課長(田村周治) 3度目のご質問にご答弁いたします。 当然今議員がおっしゃられましたように、例えば1,000万円のものが500万円になったとか、事業主体が民間の方であっても見積もり等入札をする訳ですから、それによって事業費が落ちた場合には、それに応じて補助率で国、県、市の補助金も当然落ちてきます。ですから、補助金を750万円もらってもとの事業者が250万円の負担があるとしますか。それで100万円安くなった場合に事業主の負担が250万円から150万円になるということはありません。それぞれの割合で国の補助金も減りますし県の補助金も減りますし、市の補助金も減って、当然ご自身の負担も減るかもしれませんけど、そういう得をするというふうなことは、当然実績が上がった段階で国県補助金、市の補助も減りますので、そういうことはございません。
○議長(
白木一嘉) 以上で宮地 昭議員の質疑を終わります。 ほかに質疑者はございませんか。 (「なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) 質疑なしと認めます。よって、これにて質疑を終了いたします。 これより議案の
委員会付託を行います。 お諮りいたします。 「諮問第1号」、「諮問第2号」については、会議規則第37条第3項の規定によりこれを省略したいと思います。これにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、「諮問第1号」、「諮問第2号」の
委員会付託については、これを省略することに決しました。 お諮りいたします。 ただいま議題となっております。議案のうち
委員会付託を省略した議案を除く議案については、付託表に記載のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託することにご異議ありませんか。 (「異議なし」と呼ぶ者あり)
○議長(
白木一嘉) ご異議なしと認めます。よって、付託表に記載のとおり、それぞれの所管常任委員会に付託することに決しました。 お諮りいたします。 以上で本日の日程は全部終了いたしました。 9月20日は教育民生常任委員会審査、21日は産業建設常任委員会審査、22日、23日は土曜日・秋分の日、日曜日、24日は総務常任委員会審査のためそれぞれ休会、25日午前10時会議を開きます。 本日はこれにて散会いたします。 どうもご苦労さまでした。 午前10時51分 散会...