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12月04日-01号

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  1. 土佐市議会 2023-12-04
    12月04日-01号


    取得元: 土佐市議会公式サイト
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    令和 5年  第4回定例会(12月)        令和5年第4回土佐市議会定例会会議録(第1号)令和5年12月4日第4回土佐市議会定例会土佐市議会議場に招集された。 1 出席議員は次のとおりである。 1番 大森  陽子    2番 村上  信夫    3番 森田  邦明 4番 山脇  義英    5番 池  宗二郎    6番 宇賀  裕生 7番 所   紀光    8番 野村  昌枝    9番 浜田  太蔵10番 田村  隆彦   13番 山本  浩一   14番 中田  勝利15番 三本 富士夫2 欠席議員は次のとおりである。11番 田原  計男   12番 糸矢  幸吉3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。市     長  板原  啓文    副  市  長  田中  和徳教  育  長  安岡  健二総 務 課 長  片山  淳哉    企 画 財政課長  合田  聖子防 災 対策課長  広沢  章郎    税 務 課 長  横田  琢也市 民 課 長  尾崎  友紀    戸 波 総合市民  田村  真一                   セ ン ター所長USAくろしお  松岡  章彦    建 設 課 長  有藤  芳生セ ン ター所長兼 水 産 課 長建設課波介川・  関   祐介    都 市 環境課長  下村   哲水 資 源 対 策担 当 参 事福 祉 事務所長  合田  尚洋    北 原 クリーン  嶋崎  貴子                   セ ン ター所長健康づくり課長  岡林   輝    長 寿 政策課長  田中  祐児子育て支援課長  横山  理恵    産 業 振興課長  矢野  康孝会 計 管 理 者  西原  正人    生 涯 学習課長  中平  勝也兼 会 計 課 長学 校 教育課長  井上 夕起子    学 校 給 食  高橋  修一                   セ ン ター所長水道局業務課長  千頭  良弐    消  防  長  横川  宏二病院事業副管理者 横川  克也    病 院 局事務長  吉永  健太4 本会の書記は次のとおりである。議 会 事務局長  小松  和加    議会事務局次長  田原  央子議会事務局主査  渡辺  美穂5 議事日程 令和5年12月4日(月曜日)午前10時開議   第1 議席の指定   第2 会議録署名議員の指名   第3 会期決定の件   第4 議案第1号から第19号まで、諮問第1号      (提案理由説明・議案第1号及び諮問第1号分離議決)                           開会 午前10時 0分 ○議長(森田邦明君) ただいまより、令和5年第4回土佐市議会定例会を開会いたします。 現在の出席議員数13名、よって会議は成立いたしました。 直ちに、本日の会議を開きます。 この際、日程に先立ちまして、諸報告をいたします。 諸報告は、配付の報告書のとおりであります。 これより、日程に入ります。 日程第1、議席の指定を行います。 今回、10月22日執行の土佐市議会議員補欠選挙で当選されました山本浩一君の議席は、会議規則第4条第2項の規定により、議長において議席番号13番に指定をいたします。 日程第2、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、1番大森陽子さん、8番野村昌枝さんを指名いたします。 よろしくお願いいたします。 日程第3、会期決定の件を議題といたします。 本件に関しては、12月1日、議会運営委員会を開いていただき、御協議願いましたので、議会運営委員長の報告を求めます。 議会運営委員長。 ◎議会運営委員長浜田太蔵君) 12月1日、議会運営委員会を開き、今期定例会の会期並びに運営について、次のとおり決定したので、報告いたします。 会期につきましては、本日から19日までの16日間とし、議案審議は、人事に関する議案1件及び諮問1件を本日の本会議で行い、その他の案件は、各常任委員会に付託して審査することといたしました。 会期中の総括日程について説明しますと、本日、全議案を上程し、市長の提案理由の説明を受け、直ちに議案第1号及び諮問第1号、以上2件を委員会付託、質疑、討論を省略して分離議決し、散会といたします。 明5日から10日までの6日間を休会とし、11日に本会議を再開して、当日から13日までの3日間を議案に対する質疑並びに一般質問とし、それが終結し次第、各常任委員会へ議案を付託して、委員会審査に入っていただきます。 委員会審査は、15日までに終わっていただき、16日から18日までを休会とし、19日の本会議において、委員長報告、質疑、討論、採決、請願、陳情、意見書案等全ての処理を行い、閉会といたします。 なお、議案に対する質疑並びに一般質問の通告は、本日、市長の提案理由説明終了から、6日午後5時までと決定いたしました。 また、執行部から追加議案を提出したい旨申入れがあっておりますので、お知らせをいたします。 以上でございます。 ○議長(森田邦明君) 議会運営委員長の報告が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま、議会運営委員長から報告のありましたとおり、今期定例会の会期は、本日から12月19日までの16日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から12月19日までの16日間と決定いたしました。 なお、今会期中の総括日程は、御通知のとおりであります。 議案に対する質疑並びに一般質問の通告は、ただいまの委員長報告のとおり、本日、市長の提案理由説明終了から、6日午後5時までであります。 よろしくお願いします。 市長から議案が提出されましたので、局長に朗読させます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長小松和加君) 朗読いたします。┌───────────────────────────────────────┐│                             5土総務第1737号││                             令和5年12月4日 ││    土佐市議会議長                             ││     森田 邦明 様                           ││                             土佐市長 板原 啓文 ││               議案の送付について               ││ 令和5年第4回土佐市議会定例会に提案する議案を別紙のとおり送付しますので、付││議してください。                               ││                 目  次                  ││ 議 案                                   ││  第 1 号 土佐市副市長の選任について                   ││  第 2 号 土佐市農業集落排水事業の設置等に関する条例の制定について    ││  第 3 号 土佐市農業集落排水事業の剰余金の処分等に関する条例の制定について││  第 4 号 土佐市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準││  を定める条例の一部改正について                      ││  第 5 号 土佐市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について     ││  第 6 号 土佐市手数料徴収条例の一部改正について             ││  第 7 号 土佐市国民健康保険税条例の一部改正について           ││  第 8 号 土佐市給水条例の一部改正について                ││  第 9 号 指定管理者の指定について                    ││  第10号 指定管理者の指定について                    ││  第11号 指定管理者の指定について                    ││  第12号 令和5年度土佐市一般会計補正予算(第5回)           ││  第13号 令和5年度土佐市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)     ││  第14号 令和5年度土佐市住宅新築資金等特別会計補正予算(第1回)    ││  第15号 令和5年度土佐市学校給食特別会計補正予算(第2回)       ││  第16号 令和5年度土佐市介護保険特別会計補正予算(第2回)       ││  第17号 令和5年度土佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)    ││  第18号 令和5年度土佐市水道事業会計補正予算(第1回)         ││  第19号 令和5年度土佐市病院事業会計補正予算(第2回)         ││ 諮 問                                   ││  第 1 号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて        │└───────────────────────────────────────┘  以上です。 ○議長(森田邦明君) 局長の朗読が終わりました。 日程第4、議案第1号から第19号まで、諮問第1号、以上20件を一括議題といたします。 ただいま、議題となりました議案について、提案理由の説明を求めます。 板原市長。 ◎市長(板原啓文君) 本日、ここに令和5年第4回土佐市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御多用の中御参集をいただき、開会の運びとなりましたことを厚くお礼申し上げます。 去る10月の土佐市長選挙におきまして、再選により再度市政を担当させていただくこととなりました。 初めて市長に就任させていただいて以来三つのあんしんの実現に向け邁進してまいり、防災対策など一定の成果は上げられたのではないかと考えております。しかしながら、近年の複合文化施設整備や市役所新庁舎整備をはじめとする公共公用施設の更新に伴う市債残高の上昇や、統合保育園の整備、高岡中学校をはじめとする老朽施設の整備など多額の財源を要することが見込まれる課題が山積しており、引き続き市政を担う責任の重大さを痛感しております。このような課題を着実にクリアしていくためには、現在の市民サービスのレベルを維持しつつ、財源確保を着実に行い、無駄を省き、安定した行政運営を行うことに尽きると考えております。今回いただきました任期中には、市民の皆様の不安を軽減し安心に変えられるよう、改革とチャレンジの気持ちを常に持ちながら、市職員と共に汗をかき、より一層の市民サービス向上を目指して誠心誠意取り組んでまいりたいと存じます。どうかよろしくお願い申し上げます。 それでは、5期目に当たりましての市政執行の基本的な考え方を申し上げたいと存じます。 今般につきましても、これまで同様、三つのあんしん基本政策を堅持し、より成果を意識しながら、市民の皆様に土佐市に住んでよかったと思っていただける施策の展開を行ってまいりたいと考えております。 特に大切にしたい点といたしましては、まず、命の安全・あんしんへの取組として、災害時要支援・要配慮者対策をはじめ、災害関連死ゼロのまちを目指し、大規模災害への備えをハードソフト両面で、よりスピード感を持って取り組んでまいりたいと存じます。 次に、市民の皆様の健康づくりへの地道な取組として子供の心身の健康づくりをはじめ、疾病予防に力点を置き、健康都市宣言のまちとして様々な成果重視の取組を展開します。また、高齢者の方が住み慣れた地域で安心して生活できるよう包括ケアシステムを前進させる取組を行ってまいりたいと考えております。 次に、暮らしのあんしんでは、土佐市人権尊重まちづくり条例に基づき、人権啓発になお一層取り組み、人や物を大切にする思いやりのまちづくりを基調としながら、複合文化施設を最大限活用し、文化の薫るまちづくりを推進してまいります。 また、懸案の国道56号土佐市バイパス蓮池工区について早期完成に向け取り組んでいき、1次産業の活性化、観光協会とタイアップした観光振興地場産品活性化企業誘致についてもより積極的展開を図ってまいりたいと考えております。 将来のあんしんとしまして、教育環境の充実や、総合戦略とも絡めた若者定住策、出会いの場を土佐市にふさわしい形で実現していきたいと考えております。また、世界に羽ばたく人材育成や、考え工夫し応用のできる人材づくりシルバー人材センター支援等も引き続き取り組んでいくほか、今回新たに、子供が心身ともに健やかに育つため、社会全体で子供の成長を支えるまちづくりを目指す子ども条例制定に向けた取組や18歳までの医療費無償化など子育て環境の充実にも取り組んでまいりたいと考えております。 以上が、5期目に当たっての主な重点政策や考え方ということになりますが、申し上げるまでもなく市政が担うべき課題は多種多様で、しかも申し上げた以外にも多くの課題が山積をし、本市を取り巻く環境は非常に厳しいものがあります。 これらの取組が、真に成果を生み、実を結ぶためには、まず、議員各位との協調関係の形成はもとより、対外的には国や県に対しても引き続きしっかりと主張をしていくということ、そして何より、市民の皆様の市政への参加や参画が大変重要となってまいります。 いずれにいたしましても、市民の皆様の目線で市役所の存在意義を見つめ直し、健やかな安心都市の実現に向かって改革なくして成長なしをキーワードに市民の皆様と共にキラリ輝くまちを創っていくことを市政推進に対する私の基本姿勢といたしたいと考えております。 議員各位におかれましては、今後とも特段の御指導、御協力を賜りますよう、切にお願い申し上げます。 はじめに、去る11月3日に開催しました第1回土佐市産業祭につきまして、報告申し上げます。 現在、市内の多くの企業は、新型コロナウイルス感染症が5類へと移行された後におきましても、業績はコロナ前の状態には戻っておらず、従業員の確保に苦慮しているなど、様々な切実な声をお聞きしております。また、資材や燃料費高騰など、本市の基幹産業である農業、水産業におきましても今なお大変厳しい状況が続いております。 このような社会情勢経済情勢にある中で、地場産業に特化した新たな試みとして、第1回産業祭を開催し、本市発祥の特産品であります土佐文旦改良土佐節、ウツボのたたき、また本市伝統産業である土佐和紙及び製紙業など、本市が誇る産業と支える生産者、技術力の高い多くの企業が本市で活躍されていることを、改めて市民、県民に広く知っていただく機会として開催したところであります。 当日は、市内45の事業者、個人、団体、市内3校の高校生に御協力いただき、産業祭冒頭では、長年、本市の産業振興に御尽力され、本市産業の発展に多大な貢献をされた3名の方々への産業振興市民表彰式をスタートに、友好都市江別市の物産コーナーをはじめ、市内企業による自社商品の販売やPRの場としての出展のほか、本市の産業を体験できる手すき和紙体験やかつおぶし削り体験、ロボット製作など、10を数える体験型ワークショップも同時開催し、また、初の試みとして、市内企業販路拡大を支援するため、東京の高知県アンテナショップまるごと高知の佐々木店長はじめ、県内量販店のバイヤー3名を招聘して商談の機会を創出いたしました。結果といたしましては、取扱商品として具体的に話が進んだ事業者や今後の販路拡大に向けたアドバイスを得るなど、商談に参加された事業者からは貴重な経験ができたとの声をいただいております。また、約1,500人の市内外の方々に御来場いただき、盛況のうちに無事終了いたしました。 この産業祭は初開催として一定の成果があったものと考えておりまして、今回の開催においての改善点を整理し、次年度開催に向けさらにパワーアップした市を代表する催しとなるよう取り組んでまいりたいと考えておりますので、今後におきましても議員各位の御理解と御協力をお願い申し上げます。 続きまして、健康都市宣言関連事業につきまして、報告申し上げます。 健康都市宣言につきましては、昨年12月議会におきまして議決いただき、本年3月には記念式典等を執り行い、本年度に入りまして具体的な取組を進めております。去る10月1日には、複合文化施設つなーでにおきまして、第1回とさ健康フェスタを開催し、当日は、「健康寿命を延ばそう~みんなで若返り大作戦~」と題した講演会や体力測定明治安田生命さん御協力の下健康測定や睡眠に関する講演会、土佐市社会福祉協議会によるクラフト籠作りや昔遊び、市内障害福祉事業所による物品の販売など、健康都市宣言にちなんだ催物を行い、350名余りの方に御来場いただきました。 今後におきましても、様々な機会を通して健康都市宣言の目的でもあります健康機運を高め、子供から大人まで、誰もがつながり、未来へと持続可能な土佐市を目指して、市民の皆様と共に健康づくりに取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員各位の御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、統合新園舎建設に係る進捗状況につきまして、報告申し上げます。 まず、土地収用法に基づく事業認定に係る手続につきましては、9月中旬から高知県に事前協議を行っており、今月下旬には事業説明会を実施する予定としております。 新園舎における保育室、調理室等の配置や機能等につきましては、6月に着手しました土佐市立統合保育園建設基本設計等委託業務において検討しており、可能な限り多くの御意見を盛り込むために、11月には、宇佐、みのり、高石保育園の保護者の皆様と公立保育所に勤務する全ての保育士、調理員の方にアンケート調査を実施いたしております。現在、アンケート調査でいただきました御意見を基に、土佐市社会福祉事業団施設長をはじめ園長会を代表する園長及び調理員等9名で組織する新園舎機能検討会で協議を重ねております。 今後のスケジュールとしましては、事業認定を受けた後、農地法に基づく農地転用許可申請及び都市計画法に基づく開発許可申請を行い、租税特別措置法に基づく税務協議の確認後、用地交渉を行っていく予定としております。 なお、用地購入に係る経費につきまして、後ほど説明申し上げます一般会計補正予算に計上いたしておりますので、御審議のほどよろしくお願い申し上げます。 今後におきましても、各地区の皆様に事業の進捗状況をお知らせするとともに、協議を重ねてまいりたいと考えておりますので、議員各位の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、新居地区観光交流施設に関する問題について、9月議会以降の経過につきまして報告申し上げます。 施設2階地域交流スペース内喫茶スペースの利用者でありました企業組合につきましては、指定管理者であるNPO法人新居を元気にする会から市に対して、9月末に退去したとの報告があっております。 当該NPO法人に対しましては、9月20日と10月3日に面談による2者協議を行い、NPO法人が市に対して疑念を抱いておりました企業組合が施設2階利用者となった経過やテーブルや椅子等の備品購入に係る経過について市から説明し、併せて指定管理業務の詳細につきましても説明を行ってきたところであります。 10月3日の2者協議終了後に、同日付でNPO法人に対して施設2階の適切な管理運営及び施設の管理運営方針の具体的な明示について文書による指示を行いましたが、NPO法人からの10月24日付の回答が不十分であったこと、2者協議においてNPO法人組織内で統一した見解の下に管理運営を行っている状況が見受けられなかったことなどから、NPO法人に対して令和6年3月末までの指定管理運営方針の具体的な明示及び企業組合の退去に関する諸問題の解決に向けての3者協議への復帰について、再度、11月9日付で文書による指示を行っております。 これらの指示に対して、NPO法人からは、11月22日付で回答があり、令和6年3月末までの管理運営については、法人内で情報共有を図り、統一した意思形成により管理運営を行っていくということでありましたが、3者協議への復帰につきましては、応じられないとのことでありました。 このように、2者協議を継続して行ってきたところでありますが、NPO法人指定管理期間は令和6年3月末で満了となることから、市といたしましては、4月以降の当該施設管理方法について、従前どおり指定管理を行うのか否か、1月末をめどに決定したいと考えております。 今後におきましても引き続き、法令を遵守し、施設の適切な管理運営に向けて対応していく所存でありますので、議員各位におかれましては、御理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、障害者相談支援事業の委託に関する件につきまして、報告申し上げます。 当該事業は、障害のある方々の福祉に関する様々な問題について相談に応じ、必要な情報の提供、障害福祉サービス利用支援等を行うほか、権利擁護のために必要な援助を行うもので、本市では、従前から市内社会福祉法人に委託し、実施しているところでありますが、本年10月4日付こども家庭庁及び厚生労働省から、当該事業については、消費税の課税対象事業であること、また、自治体が当該事業民間事業者に委託する場合は、委託料に消費税等を加えた金額を受託者に支払う必要がある旨の通知があったところであります。 なお、当該事業については、平成23年度まで社会福祉法上の第2種社会福祉事業として位置づけられ、消費税法上の非課税事業として取り扱われてきており、平成24年度の障害者自立支援法の改正により相談支援体系が見直された際、課税事業に取扱いが変わったものの、引き続き、第2種社会福祉事業との認識の下、委託契約を交わしております。 今般の国の通知を受け、平成30年度分から令和4年度分までの委託料に係る消費税等及び延滞税を当該社会福祉法人税務当局に納付する必要が生じることが判明したため、現在、担当所管であります福祉事務所におきまして、消費税等相当額の補償に係る費用等を本議会最終日補正予算案として追加提案するべく、金額等を精査中でございますので、議員各位におかれましては、御理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、社会福祉法人土佐社会福祉事業団における高齢者の権利擁護の取組につきまして、報告申し上げます。 市長寿政策課が、本年4月から5月にかけまして実施しました、土佐市社会福祉事業団に対する運営指導におきまして、施設内において介護放棄(ネグレクト)や緊急やむを得ない場合でないにもかかわらず利用者の行動を制限する行為が確認され、事業団から6月15日付で市に対しまして改善計画の提出を受けております。 この改善計画によりますと、組織全体で改善に向けて取り組んでいく必要があるとの認識の下、職員の増員等による体制強化を行いつつ、管理職及び専門職も現場に入り介護職と協働することを念頭に、職員同士連携強化、関係性の向上を図ることで、組織内における縦横の風通しをよくし、お互いの意見が言いやすい職場の雰囲気の醸成を目指すとともに、各種研修を充実させることで事業団の理念や目的を浸透させ、身体拘束や虐待に対する職員の認識の共有化を図り、レベルの底上げを目指すとのことでありました。 改善に向けた取組の実施状況や効果を確認するため、10月20日付で改善報告書の提出を受け、市長寿政策課が11月2日に施設を訪問し、実施記録等の確認、管理職を含む職員にヒアリング及びアンケートを実施しております。 その結果、各種マニュアルの改正、情報共有の新たな様式や仕組みづくり意見聴取制度の創設、研修機会の充実により、職員の意識向上、職員間の情報共有や関係性の改善に向け、鋭意取り組んでいることも確認いたしております。 しかしながら、改善計画において記載があるものの介護事故等の対応策の事後評価や管理職の施設内の状況確認が不十分であったため、今後におきましても引き続き、職員の意識改革のみならず、管理職も責務を全うし、開かれた組織運営、風通しのよい職場づくりに積極的に取り組んでいくよう通知を行うとともに、市長寿政策課において継続してモニタリングや適切な介護サービスの提供に向けての指導を行ってまいりますので、御理解いただきますようお願い申し上げます。 続きまして、職員の懲戒処分につきまして、報告申し上げます。 今回、職員の懲戒処分の対象となりました事案につきましては、市職員が勤務時間中に職場を離脱し、本人が信仰している宗教法人のパンフレットを配布していたこと、本年4月以降に同様の行為を約10回行っていたことが発覚したものであります。 市職員懲戒審査委員会において、地方公務員法、市の条例及び懲戒処分の指針等に基づき、慎重なる審議の結果を受け、本年9月27日付で処分を行っております。職員の処分内容といたしましては、当該職員を戒告としております。 今後におきましては、綱紀粛正のさらなる徹底と服務規律の確保に取り組んでまいりますとともに、市民の皆様への信頼回復に誠心誠意努めてまいりたいと存じます。 続きまして、土佐市水道事業経営審議会につきまして、報告申し上げます。  本年9月20日に加入金制度導入と今後における水道料金等の改定時期について当該審議会に諮問させていただき、新設分担金制度の導入について、用途別料金体系から口径別料金体系への料金体系の改定について、また次期水道料金改定時期などについて審議会が開催され、11月21日には審議会会長から答申書の提出があっております。令和10年度までの経営状況を試算した上で、高知県下の新設分担金制度の状況を考慮すると県下の同規模事業体の平均額による新設分担金制度の導入が望ましいことや、使用水量に応じた料金となる口径別料金体系への改定が望ましいこと、また健全な経営が行えるよう赤字が見込まれる前年度での料金改定が望ましいなどの答申内容となっております。 答申内容を検討した結果、新設分担金制度につきましては、令和6年度施行に向けて取組を進めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 なお、水道料金改定や用途別料金体系から口径別料金体系への水道料金体系の改定につきましては、答申内容を踏まえながら、来年度以降本審議会において今後の経営状況を確認しつつ、実施してまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、令和6年度の予算編成方針につきまして、若干の説明を申し上げます。 国の経済状況につきましては、内閣府の本年10月の月例経済報告によりますと、「景気は、緩やかに回復している。先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待される。ただし、世界的な金融引締めに伴う影響や中国経済の先行き懸念など、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっている。また、物価上昇、中東地域をめぐる情勢、金融資本市場の変動等の影響に十分注意する必要がある。」とされております。 また、国の令和6年度予算の概算要求に当たっては、経済財政運営と改革の基本方針2023及び経済財政運営と改革の基本方針2022に基づき、重要な政策の選択肢をせばめることなく、経済・財政一体改革を着実に推進し、歳出全般にわたり、施策の優先順位を洗い直し、無駄を徹底して排除しつつ、予算の中身を大胆に重点化することを基本的な方針としております。 このような状況の下で、本市においては、令和6年度は、第6次土佐市行政振興計画の前期基本計画(R2~R6)の5年目、人口減少・少子高齢化に歯止めをかける取組として策定した土佐市まち・ひと・しごと創生総合戦略についても計画見直し後の5年目であり、計画に掲げた施策の着実な進捗を図るとともに、持続可能な事業の構築に努める必要があります。 また、地方交付税等の減収が見込まれる中、物価上昇の影響、本庁舎建設事業をはじめとした近年の公用公共施設の更新に伴う多額の市債償還の開始や保育園及び中学校の統廃合など今後数年間で多額の財源を要することが見込まれる事業があり、大変厳しい財政運営が続くことが懸念されております。予算編成に当たっては、徹底して経費の無駄を排除し、令和4年3月に策定した行財政改革アクションプランに掲げた計画を着実に実行し、限られた財源の配分に腐心しつつ風通しのよい財政運営を行っていく必要があります。 このように、財政的な懸念はありますが、引き続き命の安全・あんしん、暮らしのあんしん、将来のあんしん、この3つの実現を基本理念として、住んでみたい安心都市の実現を目指し、市民の皆様や職員と共に力を合わせ、物価上昇対策を踏まえた本市の活性化等に関する事業、現在着手している施設等の整備、既存事業のスクラップアンドビルドに重点的に取り組んでまいります。 それでは、議案につきまして説明申し上げます。 本議会に提出しております議案は、人事案1件、条例案7件、行政案3件、予算案8件、諮問1件の合計20件となっております。 議案第1号「土佐市副市長の選任について」は、12月5日をもって勇退されます田中副市長の後任として、現総務課長である片山淳哉氏を選任いたしたく、地方自治法第162条の規定により、議会の同意を求めるものであります。 片山氏は、平成2年に土佐市職員となられて以来、33年余りの長きにわたり地方自治に携わってまいりました。この間、防災対策課長、建設課長、総務課長などを歴任され、市の中枢で重責を果たしてこられました。 片山氏は、長い行政生活の中で、総務・防災を中心に、幅広く行政を熟知され、豊富な知識と経験に裏打ちされた卓越した手腕は、万人が認めるところであります。また、その人柄は温柔敦厚で、部下職員からも非常に高い信頼が寄せられているところであり、扇の要として市政の健全な運営にその優れたリーダーシップを遺憾なく発揮していただけるものと考え、提案いたすものであります。 議案第2号「土佐市農業集落排水事業の設置等に関する条例の制定について」は、総務大臣通知公営企業会計の適用の更なる推進についてなどにより、下水道事業及び簡易水道事業について、人口3万人未満の市区町村においても令和5年度までに公営企業会計への移行が必要とされたことを受け、令和6年4月1日から土佐市農業集落排水事業に地方公営企業法を適用することに伴い、関係条例を整備するものであります。 議案第3号「土佐市農業集落排水事業の剰余金の処分等に関する条例の制定について」も、令和6年4月1日から土佐市農業集落排水事業に地方公営企業法を適用することに伴い、同法第32条第2項及び第3項の規定に基づき、事業における剰余金の処分等に関する事項を定めるものであります。 議案第4号「土佐市特定教育保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」は、就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律等の改正に伴い、条例の一部を改正するものであります。 議案第5号「土佐市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について」は、人事院勧告に基づく国家公務員の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律を基礎として、給料表、期末勤勉手当率の改正を行うものであります。 給料表の改正につきましては、国家公務員行政職(一)と同じ給料表に置き換えるものであり、国家公務員の給与改正にあわせて4月に遡って適用することとしております。また、期末勤勉手当率の改正につきましても、国家公務員の期末勤勉手当にあわせて、12月期、期末・勤勉それぞれ0.05月分を増率する改正を行い、遡って適用することとしております。さらに、来年度から期末勤勉手当率を6月期、12月期ともに同率とし、期末手当率を1.225月分、勤勉手当率を1.025月分とすることとしております。 議案第6号「土佐市手数料徴収条例の一部改正について」は、まず1点目といたしまして、動物の愛護及び管理に関する法律の改正により、令和4年6月1日からブリーダーやペットショップ等で販売される犬や猫についてマイクロチップの装着が義務化され、装着されているマイクロチップは市から交付された鑑札とみなされることとなったことから、マイクロチップが装着された犬の登録手数料の見直し、2点目としまして、造林事業補助金交付申請手数料及び森林病害虫等防除事業補助金交付申請手数料につきまして、近隣自治体との均衡を図り手数料を廃止、3点目としまして、林野火入れ許可申請手数料につきまして、河川堤防の害虫駆除等公益性の高い申請内容が多くを占めることから手数料を廃止、4点目としまして、空き家の発生抑制を目的として、一定の要件を満たす空き家の譲渡所得に対する3,000万円の特別控除が、所得税及び個人住民税に適用されておりますが、この特例措置を受けるために必要となる被相続人居住用家屋等確認書は市町村が交付することとされているため、その発行に係る交付手数料を追加するとともにその他文言の整理をするものであります。 議案第7号「土佐市国民健康保険税条例の一部改正について」は、全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律等の施行に伴い、令和6年1月から、出産被保険者に係る産前産後期間の国民健康保険税について、所得割額及び均等割額の軽減措置が講じられることを踏まえ、必要な改正を行うものであります。 議案第8号「土佐市給水条例の一部改正について」は、現在、土佐市で新しく水道を利用する場合や、既に水道を利用している方が増口径工事をする場合において、水道申込者の方からいわゆる加入金や分担金等はいただいておりませんでしたが、今後の健全な水道事業経営のため、令和6年度から新設分担金制度を実施したく、条例の一部を改正するものであります。なお、この改正案は、行政報告でも申し上げました土佐市水道事業経営審議会において慎重なる審議の上答申をいただいた内容となっております。 議案第9号から第11号までの「指定管理者の指定について」は、土佐市公の施設に係る指定管理者の指定につきまして、地方自治法第244条の2第6項の規定に基づき議会の議決を求めるものであります。 それでは、施設及び指定管理者として指定する団体について順次説明申し上げます。 議案第9号の土佐市高齢者総合福祉センターにつきましては、平成23年4月1日から社会福祉法人土佐社会福祉事業団指定管理者として指定し、管理運営を行っておりますが、令和6年3月末日で指定の期間が満了することに伴い、改めて指定管理者を指定すべく、その候補者を選定いたしました。 提案された事業計画書等をもとに担当所管及び庁内の指定管理者制度検討委員会において検討した結果、管理運営を計画的かつ安定して行うには社会福祉法人土佐社会福祉事業団が適当であると判断し、当該事業団を指定管理者の候補者として決定いたしました。 なお、指定の期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間としております。 議案第10号の土佐市シルバーハウスむくどりにつきましては、平成28年4月1日から社会福祉法人土佐社会福祉事業団指定管理者として指定し、管理運営を行っておりますが、令和6年3月末日で指定の期間が満了することに伴い、改めて指定管理者を指定すべく、公募によりその候補者を選定いたしました。 公募への申請については当該事業団のみからであり、提案された事業計画書等をもとに担当所管及び庁内の指定管理者制度検討委員会において検討した結果、管理運営を計画的かつ安定して行うには社会福祉法人土佐社会福祉事業団が適当であると判断し、当該事業団を指定管理者の候補者として決定いたしました。 なお、指定の期間は、令和6年4月1日から令和11年3月31日までの5年間としております。 議案第11号の土佐市立高岡商店街集客施設につきましては、平成25年4月1日から土佐市商工会を指定管理者として指定し、管理運営を行っておりますが、令和6年3月末日で指定の期間が満了することに伴い、改めて指定管理者を指定すべく、公募によりその候補者を選定いたしました。 公募への申請については2団体の申請があり、指定管理者制度検討委員会において、提案された事業計画書等について、応募者からの説明と質疑などのヒアリングを行い検討した結果、施設の管理運営と設置目的である高岡中心商店街の振興による市全体の活性化を実現するには、株式会社ひなたが適当であると判断し、同事業者を指定管理者の候補者として決定いたしました。 なお、指定の期間は、令和6年4月1日から令和9年3月31日までの3年間としております。 議案第12号から第19号までは、令和5年度の一般会計、特別会計、事業会計の各補正予算であります。 今回の補正は、人事院勧告に基づく給与と賞与の見直しによる変更及び職員の新陳代謝等による人件費の調整を行っております。また、物件費などの実績見込みによる整理を行うとともに、行政執行上早期に予算化が必要となった経費を補正いたしております。 それでは、議案第12号「令和5年度土佐市一般会計補正予算(第5回)」から、順次補正の主な内容を説明申し上げます。 議会費におきましては、職員人件費等を補正いたしております。 総務費におきましては、特別職人件費、職員人件費、再任用職員人件費、会計年度任用職員人件費のほか、総務管理費の一般管理費でふるさと納税関連経費の追加経費等を、人事管理費で勧奨退職者等の退職手当を、財産管理費で公用車燃料費の追加経費を、情報管理費で圧着はがきの作成に必要な機器の更新に係る経費を、諸費で国県の補助事業の精算による返還金を、企画費で定住人口増加促進事業に係る追加経費等を補正し、地域防災対策費で高台整備事業の事業費精査による減額等を行い、施設管理費でUSAくろしおセンターの電気料の追加経費を、徴税費の税務総務費で森林環境税課税に伴うシステム改修に要する経費を、戸籍住民基本台帳費で氏名の振り仮名法制化に伴うシステム改修に要する経費等を補正いたしております。 民生費におきましては、職員人件費、再任用職員人件費のほか、社会福祉費で介護保険特別会計への繰出金等を、児童福祉費で統合保育園建築の土地購入に係る経費等を、生活保護費で子供の学習支援事業に係る追加経費を補正いたしております。 衛生費におきましては、職員人件費、再任用職員人件費、会計年度任用職員人件費のほか、保健衛生費で子どもの医療費助成事業の実績見込みによる追加経費等を、清掃費で最終処分場の電気料の追加経費等を補正いたしております。 労働費におきましては、職員人件費を補正いたしております。 農林水産業費におきましては、職員人件費、再任用職員人件費、会計年度任用職員人件費のほか、農業費で産地パワーアップ事業等の事業費精査による減額等を、林業費で木質資源利用促進事業の事業費精査による減額等を行い、水産業費で国の補正予算による宇佐漁港海岸高潮対策事業に係る県営事業負担金の増額等を行っております。 商工費におきましては、職員人件費のほか、商工振興費で多文化共生のまちづくり促進事業の事業費精査による減額等を行い、観光費で宇佐漁港海岸環境施設管理事業に係る経費の補正を行っております。 土木費におきましては、職員人件費、再任用職員人件費のほか、道路橋梁費で道路維持補修事業に係る追加経費を、河川費で樋門管理事業に係る追加経費を、住宅費で市営住宅の修繕に係る追加経費等を補正いたしております。 消防費におきましては、職員人件費のほか、常備消防費で消防学校負担金の増額を、非常備消防費でコミュニティ助成事業等の事業費精査による減額を行い、消防施設費で自家給油施設ベーパー回収装置設置に係る経費を補正いたしております。 教育費におきましては、職員人件費、再任用職員人件費、会計年度任用職員人件費のほか、小学校費及び中学校費で実績見込みによる電気料等の追加経費や新年度に向け整備する机や椅子の修繕・購入に係る経費等を、社会教育費でつなーで改修に係る経費等を、保健体育費で学校給食特別会計への繰出金を補正いたしております。 災害復旧費におきましては、職員人件費を補正いたしております。 これらの歳出を賄う財源といたしましては、地方交付税、分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、寄付金、繰入金、諸収入及び市債をそれぞれ計上し、行政振興基金繰入金で調整いたしております。 以上の結果、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ8億7,037万6,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を164億367万8,000円とするものであります。 議案第13号「令和5年度土佐市国民健康保険特別会計補正予算(第3回)」は、歳出におきましては職員人件費を補正し、歳入におきましては一般会計繰入金を補正いたしております。 議案第14号「令和5年度土佐市住宅新築資金等特別会計補正予算(第1回)」は、歳出におきましては職員人件費を補正し、歳入におきましては一般会計繰入金、繰越金をそれぞれ補正いたしております。 議案第15号「令和5年度土佐市学校給食特別会計補正予算(第2回)」は、歳出におきましては職員人件費のほか、総務費で電気料の実績見込みによる追加経費等を補正し、歳入におきましては一般会計繰入金、繰越金をそれぞれ補正いたしております。 議案第16号「令和5年度土佐市介護保険特別会計補正予算(第2回)」は、歳出におきましては、職員人件費、会計年度任用職員人件費のほか、総務費で介護報酬改定等に伴うシステム改修に要する経費等を補正し、歳入におきましては、保険料、国庫支出金、支払基金交付金、県支出金、一般会計繰入金を補正し、行政振興基金繰入金で調整いたしております。 議案第17号「令和5年度土佐市後期高齢者医療特別会計補正予算(第1回)」は、歳出におきましては、職員人件費を補正し、歳入におきましては、一般会計繰入金を補正いたしております。 議案第18号「令和5年度土佐市水道事業会計補正予算(第1回)」は、水道事業費用におきましては、配水及び給水費で水道料金のコンビニ収納件数の増加に伴う手数料のほか、総係費で職員の新陳代謝等に伴う人件費の追加等を補正いたしております。 資本的支出におきましては、職員の新陳代謝等に伴う人件費の追加を補正いたしております。 議案第19号「令和5年度土佐市病院事業会計補正予算(第2回)」は、収益的支出の給与費において人事院勧告に伴う増額をいたしております。 諮問第1号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」は、平成27年4月から本市人権擁護委員として活躍していただいております、戸田雅威氏の任期が令和6年3月31日に満了となることから、同氏を引き続き委員として推薦いたしたく、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、議会の意見を求めるものであります。 戸田氏は長きにわたり高知県公立学校教員として勤務され、特に土佐市立戸波中学校には22年間勤務していただき、土佐市の教育現場で精励されました。退職後は須崎市人権交流センターで人権教育指導委員を、また、現在におかれましても、高知県人権教育研究協議会代表理事を務められるなど、あらゆる人権問題に対して豊富な知識と経験があり、人格、識見ともに高く広く社会の実情に通じ、人権擁護委員として適任であると考え、議会の意見を求めるものであります。 以上が、議案に関しましての説明でありますが、詳細につきましては、御審議の過程で説明申し上げたいと存じますので、御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。 令和5年12月4日。 土佐市長 板原 啓文。 ○議長(森田邦明君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 これより、議案第1号及び諮問第1号、以上2件の審議に入ります。 これら2件は、人事に関する案件でありますので、議会運営委員長の報告のとおり、委員会付託、質疑、討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、そのように取り扱うことに決しました。 これより、電子表決により採決いたします。 まず、議案第1号「土佐市副市長の選任について」採決いたします。 議案第1号、本案を原案のとおり同意することに、賛成か反対または棄権のボタンを押してください。     (電子表決) 押し忘れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第1号は、原案のとおり同意することに決しました。 暫時休憩いたします。     休憩 午前11時 0分     正場 午前11時 1分 ○議長(森田邦明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ただいま土佐市副市長に選任同意をされました片山淳哉君から、発言の申出がありますので許可します。 片山淳哉君。 ◎総務課長(片山淳哉君) 議長のお許しをいただきましたので、一言お礼の挨拶をさせていただきたいと思います。 先ほどは私の副市長選任案に御同意をいただきまして、誠にありがとうございました。改めて職責の重さ、大きさに身の引き締まる思いでございます。  今、本市の抱える課題につきましては、多種多様にございますが、市長の補佐役としてその一つ一つに誠心誠意取り組むとともに、市長公約の実現に向けスピード感のある行政運営を行ってまいりたいと考えます。      また職員の皆さんと力を合わせまして、風通しのよい、市民の皆様に頼られる市役所づくりに努力をしてまいりたいというふうに考えておりますので、議員の皆様におかれましても、御指導、御鞭撻を賜りますようお願いを申し上げまして、簡単措辞ではございますが、お礼の挨拶とさせていただきます。 本日は誠にありがとうございました。     (拍 手) ○議長(森田邦明君) 続きまして、諮問第1号「人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについて」採決いたします。 諮問第1号、本件を原案のとおり推薦することを適当と認めることに、賛成か反対または棄権のボタンを押してください。     (電子表決) 押し忘れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 よって、諮問第1号は、原案のとおり推薦することを適当と認めることに決しました。 暫時休憩いたします。     休憩 午前11時 3分     正場 午前11時 6分 ○議長(森田邦明君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 以上で、本日の日程は、終了いたしました。 明5日から10日までを休会といたします。 なお、次の会議は、12月11日午前10時開議、日程は、議案に対する質疑並びに一般質問であります。 定刻の御参集をお願いいたします。 本日は、これにて散会いたします。                            散会 午前11時 6分...