土佐市議会 > 2023-09-04 >
09月04日-01号

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  1. 土佐市議会 2023-09-04
    09月04日-01号


    取得元: 土佐市議会公式サイト
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    令和 5年  第3回定例会(9 月)        令和5年第3回土佐市議会定例会会議録(第1号)令和5年9月4日第3回土佐市議会定例会土佐市議会議場に招集された。1 出席議員は次のとおりである。 1番 大森  陽子    2番 村上  信夫    3番 森田  邦明 4番 山脇  義英    5番 池  宗二郎    6番 宇賀  裕生 7番 所   紀光    8番 野村  昌枝    9番 浜田  太蔵10番 田村  隆彦   11番 田原  計男   12番 糸矢  幸吉14番 中田  勝利   15番 三本 富士夫2 欠席議員は次のとおりである。 な し3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。市     長  板原 啓文    副  市  長  田中 和徳教  育  長  安岡 健二総 務 課 長  片山 淳哉    企 画 財政課長  合田 聖子防対策課長  広沢 章郎    税 務 課 長  横田 琢也市 民 課 長  尾崎 友紀    戸 波 総合市民  田村 真一                  セ ン ター所長USAくろしお  松岡 章彦    建 設 課 長  有藤 芳生セター所長兼 水 産 課 長建設課波介川・  関  祐介    都 市 環境課長  下村  哲水 資 源 対 策担 当 参 事福 祉 事務所長  合田 尚洋    北 原 クリーン  嶋崎 貴子                  セ ン ター所長健康づくり課長  岡林  輝    長 寿 政策課長  田中 祐児子育て支援課長  横山 理恵    産 業 振興課長  矢野 康孝会管理者兼  西原 正人    生 涯 学習課長  中平 勝也会 計 課 長学 校 教育課長  井上 夕起子   学 校 給 食  高橋 修一                  セ ン ター所長水道局業務課長  千頭 良弐    消  防  長  横川 宏二病院事業管理者 横川 克也    病 院 局事務長  吉永 健太4 本会の書記は次のとおりである。議 会 事務局長  小松 和加    議会事務局次長  田原 央子議会事務局主査  渡辺 美穂5 議事日程 令和5年9月4日(月曜日)午前10時開議   第1 会議録署名議員の指名   第2 会期決定の件   第3 議案第1号から第11号まで、報告第1号、認定第1号から第12号まで      (提案理由説明議案第1号分離議決)                            開会 午前10時 0分 ○議長(森田邦明君) ただいまより、令和5年第3回土佐市議会定例会を開会いたします。 現在の出席議員数14名、よって会議は成立いたしました。 直ちに、本日の会議を開きます。 この際、日程に先立ちまして、諸報告をいたします。 諸報告は、配付の報告書のとおりであります。 これより、日程に入ります。 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。 会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、4番山脇義英君、9番浜田太蔵君を指名いたします。 よろしくお願いいたします。 日程第2、会期決定の件を議題といたします。 本件に関しては、9月1日、議会運営委員会を開いていただき、御協議願いましたので、議会運営委員長報告を求めます。 議会運営委員長。 ◎議会運営委員長浜田太蔵君) 9月1日、議会運営委員会を開き、今期定例会の会期並びに運営について、次のとおり決定したので、報告いたします。 会期につきましては、本日から20日までの17日間とし、議案審議は、人事に関する議案1件を本日の本会議で行い、その他の案件は、各常任委員会に付託して審査することといたしました。 会期中の総括日程について説明しますと、本日、全議案を上程し、市長の提案理由説明を受け、直ちに議案第1号を委員会付託、質疑、討論を省略して分離議決し、散会といたします。 明5日から10日までの6日間を休会とし、11日に本会議を再開して、当日から13日までの3日間を議案に対する質疑並びに一般質問とし、それが終結し次第、各常任委員会議案を付託して、委員会審査に入っていただきます。 委員会審査は、15日までに終わっていただき、16日から19日までを休会とし、20日の本会議において、委員長報告、質疑、討論、採決、請願、陳情、意見書案等全ての処理を行い、閉会といたします。 なお、議案に対する質疑並びに一般質問の通告は、本日、市長の提案理由説明終了から、6日午後5時までと決定いたしました。 以上でございます。 ○議長(森田邦明君) 議会運営委員長報告が終わりました。 お諮りいたします。 ただいま、議会運営委員長から報告のありましたとおり、今期定例会の会期は、本日から9月20日までの17日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、今期定例会の会期は、本日から9月20日までの17日間と決定いたしました。 なお、今会期中の総括日程は、御通知のとおりであります。 議案に対する質疑並びに一般質問の通告は、ただいまの委員長報告のとおり、本日、市長の提案理由説明終了から、6日午後5時までであります。 よろしくお願いいたします。 市長から議案が提出されましたので、局長に朗読させます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長小松和加君) 朗読いたします。┌───────────────────────────────────────┐│                             5土総務第1126号││                             令和5年9月4日  ││    土佐市議会議長                             ││     森田 邦明 様                           ││                             土佐市長 板原 啓文 ││               議案の送付について               ││ 令和5年第3回土佐市議会定例会に提案する議案を別紙のとおり送付しますので、付││議してください。                               ││                 目  次                  ││ 議 案                                   ││  第 1 号 土佐監査委員の選任について                  ││  第 2 号 土佐印鑑条例の一部改正について                ││  第 3 号 土佐市立の学校の学校医学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償││       関する条例の一部改正について                  ││  第 4 号 土佐病院事業の設置に関する条例の一部改正について       ││  第 5 号 土佐火災予防条例の一部改正について              ││  第 6 号 高知県広域食肉センター事務組合の解散について          ││  第 7 号 高知県広域食肉センター事務組合の解散に伴う事務承継について   ││  第 8 号 令和5年度土佐一般会計補正予算(第4回)           ││  第 9 号 令和5年度土佐国民健康保険特別会計補正予算(第2回)     ││  第10号 令和5年度土佐介護保険特別会計補正予算(第1回)       ││  第11号 令和5年度土佐病院事業会計補正予算(第1回)         ││ 報 告                                   ││  第 1 号 専決処分報告及び承認を求めることについて           ││       (令和5年度土佐一般会計補正予算・第3回)          ││ 認 定                                   ││  第 1 号 令和4年度土佐一般会計歳入歳出決算認定について       ││  第 2 号 令和4年度土佐国民健康保険特別会計歳入歳出決算認定について ││  第 3 号 令和4年度土佐製紙工業振興基金特別会計歳入歳出決算認定につい││       て                               ││  第 4 号 令和4年度土佐住宅新築資金等特別会計歳入歳出決算認定について││  第 5 号 令和4年度土佐学校給食特別会歳入歳出決算認定について   ││  第 6 号 令和4年度土佐土地取得特別会計歳入歳出決算認定について   ││  第 7 号 令和4年度土佐農業集落排水事業特別会計歳入歳出決算認定につい││       て                               ││  第 8 号 令和4年度土佐介護保険特別会計歳入歳出決算認定について   ││  第 9 号 令和4年度土佐後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算認定について││  第10号 令和4年度土佐水道事業決算認定について           ││  第11号 令和4年度土佐病院事業決算認定について           ││  第12号 令和4年度土佐市民病院保育所事業決算認定について       │└───────────────────────────────────────┘  以上です。 ○議長(森田邦明君) 局長の朗読が終わりました。 先ほどの議案の朗読に訂正がありましたので、局長に訂正をさせます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長小松和加君) 失礼いたしました。読み間違いがあったようですので、訂正させていただきます。 認定第4号「令和4年度土佐住宅新築資金等特別会計歳入歳出決算認定について」、第10号「令和4年度土佐水道事業決算認定について」。 以上です。おわびして訂正させていただきます。 ○議長(森田邦明君) 局長の朗読が終わりました。 日程第3、議案第1号から第11号まで、報告第1号、認定第1号から第12号まで、以上24件を一括議題といたします。 ただいま、議題となりました議案について、提案理由説明を求めます。 板原市長。 ◎市長(板原啓文君) おはようございます。 本日、ここに令和5年第3回土佐市議会定例会を招集いたしましたところ、議員の皆様には御多用の中御参集をいただき、開会の運びとなりましたことを厚くお礼申し上げます。 はじめに、新居地区観光交流施設に関する問題について、6月議会以降の経過につきまして、報告申し上げます。 6月議会行政報告でも申し上げたとおり、問題の早期解決に向け、3者協議の場を設けるように、NPO法人及び2階利用者と協議を進めておりましたが、2階利用者代理人弁護士が変更となるなど紆余曲折を経て、7月11日に3者協議を行っております。この3者協議では、3者が早期解決に向け、今後も協議を継続していくという内容で合意しておりましたが、7月18日にNPO法人側から、臨時総会の決議として3者協議に参加する意義が見いだせないとの理由で土佐市に離脱届が提出されております。 これを受け、本市といたしましては、初回合意していた第2回目の3者協議を延期することとし、2階利用者に連絡するとともにNPO法人に対して7月25日付で、6月12日付のNPO法人から市に対して求められていた質問に回答するとともに、3者協議への早期復帰について要請を行っております。また、現在利用できていない本件施設2階の利用許可業務及び管理運営に係る責務の遂行について、土佐市立新居地区観光交流施設及び避難施設の設置及び管理に関する条例及び同施設の管理運営に関する包括協定に基づく指導を引き続き行っているところであります。 以上が6月議会以降の経過でございますが、今後におきましても引き続き、法令を遵守し、早期の解決に向けて、積極的に対応していく所存でありますので、議員各位におかれましては、御理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、土佐市立小中学校適正配置計画に係る説明会につきまして、報告申し上げます。 本計画の説明会につきましては、小学校及び中学校保護者を対象に、まずは中学校統合につきまして、本年8月22日に土佐南中学校区、23日に戸波中学校区、30日に高岡中学校区の説明会を開催しております。御参加いただいた保護者の方からは、統合後の通学に関することや統合に係る生徒へのフォローなど、様々な御意見をいただいております。 今後におきましても、中学校と同様に小学校統合につきまして、各小学校区別説明会を開催し、各地域の皆様への御理解に向け、丁寧な説明に取り組むとともに、保護者の皆様、地域の皆様との合意形成を図ってまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、宇佐、みのり、高石保育園統合による新園舎建設に係る業務進捗状況につきまして、報告申し上げます。 本年3月議会報告いたしましたとおり、昨年7月末に着手した適地調査委託業務において、新園舎建設場所として最も適切と考える場所を選定し、地権者の皆様に当該事業の趣旨についての御理解をいただいた上で、1月には、宇佐、みのり、高石保育園保護者の皆様を対象に建設候補地についての説明会を実施いたしております。その後2月から6月にかけまして、ボーリングによる地質調査候補地全体の用地測量と土地の境界立会地権者の皆様に御協力いただきながら実施しております。 また、6月からは、園舎、園庭などの基本設計や用地の造成設計用地買収に係る補償調査事業認定申請事務開発申請事務地質調査などの土佐市立統合保育園建設基本設計等委託業務に着手し、事業の進捗を図っております。 今後のスケジュールとしましては、補償調査地質調査測量調査の各調査業務と並行して、土地の鑑定評価事業認定申請に係る業務に着手し、秋頃には地元説明会を実施する予定としております。事業認定後には、農地法に基づく農地転用許可申請及び都市計画法に基づく開発許可申請を行い、租税特別措置法に基づく税務協議の確認後、今年度末までの土地売買契約締結を目指して地権者の方々と協議する予定としております。 今後におきましても、事業進捗状況をお知らせするとともに、保護者の皆様、地域の皆様と協議を重ねてまいりたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、こばと保育園の分園化につきまして、報告申し上げます。 令和3年9月に策定いたしました土佐保育所適正配置計画において、こばと保育園につきましては、児童数が著しく減少しており、適正な規模による望ましい保育環境を確保するためには、統合の検討が必要な状況ではあるものの、本市で最も西に位置しており、その地理的要因と施設が新しいことを踏まえ存続とするが、令和6年度から市の中心部で長い歴史を持つ愛聖保育園の分園とすることにより、効率的な保育所運営、本園の園児との交流による幼児期の健やかな成長を目指すこととしておりました。同年11月には、保護者説明会を実施し、保護者の方からは、保育園で交流を行っても小学校が別々になることを懸念する御意見をいただき、市としましても円滑な保小接続は重要視しており、本園をどこにするかについては、小学校統廃合計画を踏まえて再検討する旨をお伝えしておりました。 その後、本年3月に公表されました土佐市立小中学校適正配置計画では、戸波小学校につきましては、令和12年度から14年度に近隣の小学校との統合を検討することとし、現段階で明確な方向性を示すには至っておりません。このようなことから、当面の間、こばと保育園の分園化を延期し、戸波小学校統廃合方向性が明らかになった時点で再度検討していきたいと考えておりますので、議員各位におかれましては、御理解賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、ファミリーサポートセンターの開設につきまして、報告申し上げます。 ファミリーサポートセンターとは、一時的なお子さんの預かりや保育所等への送迎など育児の援助を受けたい方であるおねがい会員と育児の援助ができる方であるまかせて会員が、会員相互の協力により育児を地域で支えあう有償ボランティア組織となっております。 本市では、とさしファミリーサポートセンターおひさまを子育て支援課内に設置することとしており、アドバイザーを1名配置し、10月1日からの本格的な援助活動の実施に向けて準備を進めております。センター業務としましては、会員の募集や登録、会員に対し活動に必要な知識を提供する講習会を開催するとともに、おねがい会員とまかせて会員をつなぐマッチング業務会員同士の交流を深める交流会の開催などを実施することとしております。 本事業に係る育児援助対象者としましては、生後6か月から小学校6年生までのお子さんとしており、利用料金につきましては、時間帯や平日、休日にもよりますが、1時間当たり600円から800円としております。 本市におきましても、核家族化の進行や移住者の増加などにより、近くに支援者相談者がおらず、子育てに関し不安や戸惑いを抱えておられる子育て世帯の方が増えており、地域ぐるみ子育てサポートしていくための組織として、会員の募集、活動の周知、充実に努めてまいりたいと考えております。 今後におきましても、安心して妊娠・出産ができ、仕事・子育てが続けられる環境づくりに取り組んでまいりますので、議員各位におかれましては、御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、自治体DXの推進につきまして、報告申し上げます。 国のデジタル社会の実現に向けた改革の基本方針では、「デジタルの活用により、一人ひとりのニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会~誰一人取り残さない、人に優しいデジタル化~」デジタル社会の目指すビジョンとして掲げており、利用者目線デジタル改革必要性を示しております。 子育てや介護、労働環境などにより、市民一人一人の生活様式が多様化する中、それぞれのニーズに合った行政サービスの提供を行うためには、デジタル技術の活用が重要となってまいります。 こうしたことから、本市におきましては、DX推進計画を本年9月1日に策定し、市長を本部長、副市長、教育長を副本部長、各所属長本部員としたDX推進体制を構築し、計画推進のための総合調整進捗管理を行うほか、住民サービスの向上、市民目線に立った行政及び地域社会を実現するという将来像の下、その具現化に向け、原則係長級以上で構成するDX推進委員会や、担当職員を交えたワーキンググループで、DXに関する取組を庁内横断的に進めることとしております。 現在、本市におきましては、国の重点取組である、基幹システム標準化共通化や、マイナンバーを活用した行政手続オンライン化、AI・OCRとRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)といわれるソフトウエアロボットによる業務自動化利用促進、また市の重点取組としてペーパーレス化ロゴチャットの導入、県のモデル事業を活用した業務量調査などを実施しております。 将来にわたり持続可能な地域社会市民サービス水準維持、向上を実現するためには、デジタル化による業務改善だけではなく、デジタル化に合わせて制度、組織全体の在り方を変えていく、いわゆるデジタルトランスフォーメーション(DX)が重要な鍵となってまいります。 今後におきましても、デジタル化の取組を通じて、市民一人一人がニーズに合ったサービスを選択することができるよう、庁内、地域のデジタル化を推進してまいりますので、議員各位におかれましては、御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、新型コロナウイルスワクチン接種につきまして、報告申し上げます。 現在、令和5年春開始接種として、本年5月8日から9月19日までの間、重症化リスクの高い65歳以上の方及び5歳から64歳の基礎疾患を有する方、医療機関高齢者施設障害者施設等従事者を対象とした接種を実施しており、8月31日時点で5,323名の方が接種を終え、65歳以上の方の接種率は50.9%となっております。 今後の接種につきましては、8月9日の第49回厚生科学審議会予防接種ワクチン分科会におきまして、生後6か月以上の全ての年齢の方を対象とし、新たなオミクロン株XBB.1.5対応1価ワクチンを使用した接種を9月20日から来年3月31日までの間実施することが了承されましたことから、本市におきましても接種に向けた準備を進めているところであります。引き続き、安全かつ円滑なワクチン接種の実施に向け万全を期してまいりますので、議員各位の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、土佐ふるさと寄付条例に基づく、ふるさと納税運用状況につきまして、報告申し上げます。 昨年度3万8,587件、4億4,583万2,183円の寄附をいただき、経費を除いた金額1億9,566万9,279円をまごころ応援基金に積み立てております。詳細につきましては、配付いたしております報告書のとおりであります。今後寄附者の御意向に沿った事業に活用してまいりたいと考えておりますので、御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 続きまして、地方公共団体の財政の健全化に資することを目的とします、地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、令和4年度決算に基づく健全化判断比率及び公営企業資金不足比率につきまして、報告申し上げます。 まず、個々の比率で説明申し上げます。実質赤字比率及び連結実質赤字比率につきましては、国民健康保険特別会計におきまして実質収支が赤字となりましたが、比率算出には一般会計、その他特別会計及び公営企業会計を加算し算出することから赤字比率は算定されませんでした。 実質公債費比率につきましては、早期健全化基準は25%でありますが、本市は11.7%となっております。 また、将来負担比率につきましては、早期健全化基準は350%でありますが、本市は74.2%となっております。 次に、資金不足比率につきましては、病院事業病院保育所事業水道事業農業集落排水事業のいずれの会計におきましても、資金不足を生じておりませんので、資金不足比率は算定されませんでした。 総括としまして、健全化判断比率及び資金不足比率全ての指標値におきまして、各基準値を下回っており、健全団体の範囲内に位置づけられておりますが、今後におきましても、健全団体の堅持、さらなる財政健全化に努力してまいりたいと存じます。 それでは、議案につきまして説明申し上げます。 本議会に提出しております議案は、人事案1件、条例案4件、行政案2件、予算案4件、報告1件、認定12件の合計24件となっております。 議案第1号「土佐監査委員の選任について」は、現委員であります上村長博氏の任期が本年9月10日をもって満了することに伴い、後任の監査委員土佐市高岡町丁1717番地の2、森本健一氏を新たに選任することについて、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、同意を求めるものであります。 森本氏は、昭和56年4月に高知県庁に入庁、平成26年3月に退職、同年4月から高知県農業協同組合中央会に入会、平成31年1月統合により、高知県農業協同組合配属、令和5年3月に同組合を退職され、現在に至っております。 氏は、高潔な人格から市民の信頼も厚く高い識見を有され、その実績は申し分なく、厳正なる監査をお任せする委員として適任であると考え、提案いたすものであります。 議案第2号「土佐印鑑条例の一部改正について」は、本年度、住民票及び印鑑登録証明書のコンビニ交付サービスの実施を予定しておりますが、印鑑登録証明書の交付に当たっての確認方法が従来の窓口での方法と異なってくることから、所要の改正を行うものであります。 議案第3号「土佐市立の学校の学校医学校歯科医及び学校薬剤師公務災害補償に関する条例の一部改正について」は、今年度から学校耳鼻科医を導入したことから、所要の改正を行うものであります。 議案第4号「土佐病院事業の設置に関する条例の一部改正について」は、高知大学医学部からの診療応援で、リウマチ専門医による専門的な診療を開始するにあたり、標榜診療科目にリウマチ科を加えるものであります。 議案第5号「土佐火災予防条例の一部改正について」は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正、また、健康増進法に規定する喫煙所の標識について、標識と併せて設ける図記号の規格に関する規定を加える等の改正を行うものであります。 議案第6号「高知県広域食肉センター事務組合の解散について」は、本年4月から高知県食肉センター株式会社による「と畜事業」が開始され、旧食肉センターの施設解体工事完了に伴い、高知県広域食肉センター事務組合令和6年2月29日付で解散するよう手続が進められております。なお、解散に当たりましては地方自治法第288条の規定に基づき構成市町村の議決が必要となることから、議会の議決を求めるものであります。 議案第7号「高知県広域食肉センター事務組合の解散に伴う事務承継について」は、高知県広域食肉センター事務組合解散後の事務の承継先を決定するにあたり、同事務組合規約第13条及び第14条におきまして、解散に伴う事務の承継先については関係市町村が議会の議決を経てする協議をもって定めると規定されていることから、承継先を同事務組合の事務局である高知市とすることについて、議会の議決を求めるものであります。 議案第8号から第11号までは、令和5年度の一般会計特別会計事業会計の各補正予算であります。今回の補正は、新規に取り組む事業事業内容の見直しによる追加、変更を行った事業など、行政執行上早期に予算化が必要となった経費を補正いたしております。 それでは、議案第8号「令和5年度土佐一般会計補正予算(第4回)」から順次補正の主な内容を説明申し上げます。 総務費におきましては、総務管理費で自治会所有の集会所整備に係る経費補助や令和4年度の国県の補助事業の精算による返還金、津波指定緊急避難場所整備工事に係る追加経費、新型コロナウイルス感染症対応地方創生事業に係る介護保険特別会計への繰出金等を、徴税費で税還付金等を、戸籍住民基本台帳費で個人番号カード交付事業実施に伴う会計年度任用職員の費用弁償を補正いたしております。 民生費におきましては、社会福祉費で国民健康保険特別会計への繰出金を、児童福祉費で子育て世帯生活支援特別給付金給付事業に係る追加経費等を補正いたしております。 衛生費におきましては、保健衛生費で新型コロナウイルスワクチン接種事業実施に伴う会計年度任用職員人件費等の追加経費や子どもの医療費助成事業に係る追加経費等を、清掃費で粗大ごみ処理施設補修工事に係る追加経費等を補正いたしております。 農林水産業費におきましては、農業費で地域計画作成の基礎資料となる農業経営意向アンケート実施に係る経費等を補正いたしております。 土木費におきましては、道路橋梁費及び河川費で災害対応に係る経費等を、住宅費で改良住宅の解体工事に係る経費を、砂防費でがけくずれ住家防災対策事業に係る追加経費を補正いたしております。 消防費におきましては、消防団員の退職に係る報償費を補正いたしております。 教育費におきましては、教育総務費で小中学校で使用するための軽四ダンプのレンタルに係る経費等を、小学校費及び中学校費で学校の維持補修に係る追加経費等を、社会教育費で放課後児童クラブ施設整備事業に係る経費や男女共同参画センター解体工事に係る経費等を補正いたしております。 これらの歳出を賄う財源といたしましては、分担金及び負担金、国庫支出金、県支出金、繰入金、繰越金、諸収入及び市債をそれぞれ計上し、地方交付税で調整いたしております。 以上の結果、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ2億5,320万5,000円を追加し、補正後の歳入歳出予算の総額を155億3,330万2,000円とするものであります。 議案第9号「令和5年度土佐国民健康保険特別会計補正予算(第2回)」は、歳出におきましては、保健事業費で健康管理システム改修に要する経費を、諸支出金で県の支出金返還金を、また前年度繰上充用金の確定に伴う減額を補正し、歳入におきましては、繰入金で一般会計からの事務費繰入金を、諸収入で歳入欠かん補填収入の減額を補正いたしております。 議案第10号「令和5年度土佐介護保険特別会計補正予算(第1回)」は、歳出におきましては、総務費で介護サービス事業者等物価高騰緊急対策事業に係る経費を、諸支出金で令和4年度の国・県等の介護給付費負担金及び地域支援事業交付金等の確定に伴う返還金を補正し、歳入におきましては、繰越金を補正し、行政振興基金繰入金で調整いたしております。  議案第11号「令和5年度土佐病院事業会計補正予算(第1回)」は、新型コロナウイルス感染症に伴う医業収益と、病床確保に係る補助金の調整であります。 まず、収益におきましては、入院患者数の見直しと感染症に占有されると想定した病床分について入院収益を減じるとともに、病床確保料について国庫県補助金を増額しております。 また、支出におきましては、令和6年度に更新を計画しております電子カルテシステムの更新支援委託料を増額しております。 報告第1号「令和5年度土佐一般会計補正予算(第3回)」は、本年10月22日執行予定の参議院徳島県及び高知県選挙区選出議員補欠選挙に要する経費につきまして、その全額を県から交付を受けるものであり、既定の歳入歳出予算の総額に2,377万5,000円を追加し、歳入歳出それぞれ152億8,009万7,000円といたしております。 この補正に関しましては、選挙事務の事前の準備作業に取りかかるため、早急に予算確保の必要が生じ、また議会を招集する時間的余裕がなかったことから、地方自治法第179条第1項の規定に基づき、本年7月28日付で専決処分を行い、同条第3項の規定によりこれを報告し、承認を求めるものであります。 認定第1号から第12号までは、令和4年度土佐一般会計、各特別会計及び事業会計の決算であります。 この案件につきましては、監査委員の決算審査意見書を添えて提出いたしておりますので、御審査を賜りますようお願い申し上げます。 以上が、議案に関しましての説明でありますが、詳細につきましては、御審議の過程で説明申し上げたいと存じますので、御審議の上、適切な御決定を賜りますようお願い申し上げます。 なお、地方自治法第180条第1項の規定に基づき、専決処分をいたしました事項の報告及び土佐市私債権の管理に関する条例に基づく私債権放棄の詳細につきまして、配付いたしておりますので、よろしくお願い申し上げます。 令和5年9月4日。 土佐市長 板原 啓文。 ○議長(森田邦明君) 以上で、提案理由説明は終わりました。 これより、議案第1号「土佐監査委員の選任について」の審議に入ります。 本案は、人事に関する案件でありますので、議会運営委員長報告のとおり、委員会付託、質疑、討論を省略して、直ちに採決いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、そのように取り扱うことに決しました。 これより、電子表決により採決いたします。 議案第1号、本案を原案のとおり同意することに、賛成か反対または棄権のボタンを押してください。     (電子表決) 押し忘れはありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 押し忘れなしと認め、確定いたします。 賛成全員であります。 よって、議案第1号は、原案のとおり同意することに決しました。 以上で、本日の日程は、終了いたしました。 明5日から10日までを休会といたします。 なお、次の会議は、9月11日午前10時開議、日程は、議案に対する質疑並びに一般質問であります。 定刻の御参集をお願いいたします。 本日は、これにて散会いたします。                           散会 午前10時41分...