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09月14日-04号

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  1. 土佐市議会 2022-09-14
    09月14日-04号


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    最終取得日: 2024-09-08
    令和 4年  第3回定例会(9 月)        令和4年第3回土佐市議会定例会会議録(第4号) 令和4年9月14日第3回土佐市議会定例会土佐市議会議場に招集された。1 出席議員は次のとおりである。 1番 大森  陽子    2番 村上  信夫    3番 森田  邦明 4番 山脇  義英    5番 池  宗二郎    6番 宇賀  裕生 7番 所   紀光    8番 野村  昌枝    9番 浜田  太蔵10番 田村  隆彦   11番 田原  計男   12番 糸矢  幸吉13番 戸田  宗崇   14番 中田  勝利   15番 三本 富士夫2 欠席議員は次のとおりである。 な し3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。市     長  板原  啓文    副  市  長  田中  和徳教  育  長  中内  一臣総 務 課 長  片山  淳哉    企 画 財政課長  合田  聖子防対策課長  広沢  章郎    税 務 課 長  横田  琢也市 民 課 長  田中  祐児    戸 波 総合市民  田村  真一                   セ ン ター所長USAくろしお  松岡  章彦    建 設 課 長  有藤  芳生セター所長兼 水 産 課 長建設課波介川・  関   祐介    都 市 環境課長  山本  文昭水 資 源 対 策担 当 参 事福 祉 事務所長  西原  正人    北 原 クリーン  嶋﨑  貴子                   セ ン ター所長健康づくり課長  岡林   輝    長 寿 政策課長  中平  勝也子育て支援課長  横山  理恵    産 業 振興課長  矢野  康孝会 計 管 理 者  高橋  修一    生 涯 学習課長  合田  尚洋兼 会 計 課 長学 校 教育課長  井上 夕起子    学 校 給 食  下村   哲                   セ ン ター所長消  防  長  横川  宏二病院事業管理者 横川  克也    病 院 局事務長  吉永  健太4 本会の書記は次のとおりである。議 会 事務局長  小松  和加    議会事務局次長  田原  央子5 議事日程 令和4年9月14日(水曜日)午前10時開議  第1 議案第1号から第10号まで、認定第1号から第12号まで     (議案に対する質疑並びに一般質問議案付託)                            開議 午前10時 0分 ○議長森田邦明君) ただいまより本日の会議を開きます。 現在の出席議員数15名、よって会議は成立いたしました。 日程第1、議案第1号から第10号まで、認定第1号から第12号まで、以上22件を一括議題といたします。 これより議案に対する質疑並びに一般質問を行います。 通告順に従いまして、発言を許します。 12番糸矢幸吉君の発言を許します。 ◆12番議員糸矢幸吉君) おはようございます。12番、絆みらい土佐糸矢幸吉でございます。議長のお許しが出ましたので、通告順質問をいたしてまいります。 この新議場議長席の上に、新たに日本国国旗土佐市の市旗設置されました。市民の代表である議員執行部が議論を重ねる議場に、今まで設置されていないことが、私が議員になった時の一番の驚きでございました。委員会視察研修で、他市に伺っても、議場には国旗市旗がございました。視察から帰って議場に入ると、大変寂しい思いもいたしておりましたが、これからはそんな思いもなく、市民の声を市政に届けるべく努めてまいりたいと考えております。 新庁舎建設に伴い、掲揚台設置については、昨年12月議会で、設置場所位置国旗市旗掲揚検討していくか質問をいたしました。執行部からは、適宜判断の上、行っていくとの御答弁でございました。今月2日から、国旗市旗庁舎入り口に元気にはためいております。掲揚台には3本のポールが立っております。向かって左から国旗、中央には市旗が掲げられております。が、右側には旗が現在ございません。会社や事業所では安全旗とか立てられることが多いですが、そこで御提案をいたします。 9月21日から30日までの秋の全国交通安全運動が始まります。新庁舎前での一斉街頭指導日は、市長をはじめ、市職員土佐警察署交通安全指導員交通安全協会安全運転管理者交通安全母の会、自動車整備振興会など、関係団体が参加をいたします。この運動期間中に、交通安全市民会議に製作していただいた交通安全と書かれた旗を掲げ、最終日の一斉街頭指導日まで、運動期間中、使用したらよいのではないかと思っております。 また、市長行政報告で、健康都市宣言について御報告がございました。全ての市民が安心して健やかに生活をすることができる健康都市を目指して、市民事業者及び市が連携を図り、健康への機運を高め、健康都市宣言に向けて取り組んでいると、そこで来年1月9日には、健康都市宣言に関するイベントの開催も予定しているとのことからも、健康都市宣言ペナント旗かフラッグを製作して揚げるのはどうでしょうか。 また、友好都市江別市からの来訪者があれば、江別市の市旗を揚げるとか、そのことによって友好関係がより深まると思われます。また、土佐市のシンボルマーク、ブルードラゴンもよいのではないかと思っております。 このように、掲揚台北側ポール利用方法はたくさんあると思いますので、市役所の顔として、今後の活用お願いをいたしておきます。 それから、新庁舎南側県道沿いには、暴力追放宣言の町の標柱と、非核平和都市宣言世界連邦平和都市宣言福祉都市宣言安全都市宣言と書かれた標柱と2本が立っております。そして、国旗市旗が相並んでおります。市民が親しみを持てる新庁舎になったと私は思っております。 それでは質問に入ります。市内各所設置されております自治会掲示板について、お尋ねをいたします。 災害や事故等により破損、また設置からかなり年数がたち、ボード板が朽ちてアルミの枠のみが残っている掲示板が多く見られます。どのような管理をしているのか、その設置目的があってのことですから、現に果たされていないことになります。設置した時期と個数、現在目的を果たしている数、使用できていない数など取りまとめているなら、御答弁お願いをいたします。 先ほど言いましたように、設置からかなりの年数がたち、放置された状態と見受けられますが、現状点検確認済みであれば、今後修理するか、撤去するか検討に入られているなら、現在あるものはできる限り再利用方向お願いをいたしておきます。 掲示板など見ない、必要がない、また、時代に即していないと見る市民もいらっしゃると思いますが、まだまだ地区によっては、町内の草刈りや清掃の連絡、通夜や葬儀のお知らせなど、御高齢地域住民の方には、特に効果的な面がまだまだあります。中には、ここの地盤は海抜何メートルと標記された海抜表示板も取り付けられた掲示板もございます。 掲示板自治会活動の原点だと認識をいたしております。今後どのように、今後どのような措置を取られていくか、併せてお答え総務課長にお聞きをいたします。 ○議長森田邦明君) 片山総務課長。 ◎総務課長片山淳哉君) おはようございます。総務課片山です。糸矢議員さんから私にいただきました御質問に、お答え申し上げます。 現在、設置している自治会掲示板につきましては、平成元年から3か年計画で取替えもしくは新設をしたものでありまして、その際には、各自治会長掲示板設置を希望するかどうか、設置する場合は設置する場所について、民有地設置する場合は、自治会所有者の了解を得ていただくなど、自治会皆さんの御協力の下、100か所程度設置しております。 これまでの間は、ボード修繕や、設置箇所の移設、破損した場合は新規の取替え、不要となった掲示板の撤去など、自治会からの要望がありましたら、予算の範囲内で随時対応してきております。 議員さん御指摘のとおり、設置から30年以上たち、中には破損したまま使用されていないものなどが見受けられる状態がありましたことから、本年3月に、現在、市内設置している103か所の掲示板現状について、職員現地調査をしております。 結果といたしましては、状態がいいもの、現状で使用ができるものが55か所、現状では使用できないが、ボードの交換など、簡易な修繕で使用の継続が可能なものが42か所、枠ごと修繕が必要なものが6か所となっており、約半数の掲示板修繕が必要であることが判明をいたしました。 これを受けまして、本年度につきましては、設置から30年以上たち、自治会個々の状況にも変化を生じていることから、各自治会アンケート調査を実施し、掲示板が引き続き必要であるかどうかなど、ニーズ調査を実施した上で、修繕等が必要な場合は実施したいと考えております。なお、当初予算において、原材料費を計上しており、随時職員修繕してまいりますので、御理解を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長森田邦明君) 糸矢幸吉君。 ◆12番議員糸矢幸吉君) 御答弁ありがとうございます。 当時の設置目的地域住民広報活動の行うとか、いろいろな状況でございます。確認をし、壊れた掲示板の撤去、修理等を行わなくてはなりません。個々の自治会掲示板掲示板の性質上、目につく場所設置をされております。修理を必要とする掲示板は美観を損ねます。総務課長から自治会へのアンケート調査を実施した上で、必要な箇所と言いますか、所から修理をしていくと。また、既に予算も組んでいるとの御答弁でございますから、早急に修繕お願いをいたしておきます。掲示板活用が、地域結びつきにつながることを願いまして、次の質問に入ります。 新しくなりました庁舎内での掲示物管理についてお伺いをいたします。旧庁舎では、点検が行われてない長期間掲示された物品や、色さめたポスターなどが多く見受けられました。新庁舎については、できたら掲示板は最小限にとどめたらよいのではないかとは思いますが、掲示をするとしても点検が必要でございます。特に玄関ロビーや多目的スペースでの有効利用が求められます。どのようにされるか、掲示板設置などについても、協議をされたと思いますので、お答えをいただきたいと思います。お願いいたします。 ○議長森田邦明君) 片山総務課長。 ◎総務課長片山淳哉君) お答え申し上げます。 糸矢議員さん御指摘のとおり、旧庁舎では、掲示物の取扱いについてはそれぞれの所管の対応に任せていた部分があり、また、各関係機関から大量のポスターが届き、啓発を依頼される機会も多いことから、カウンター一面に様々なポスター掲示したり、管理が行き届いていなかったため、掲示してから相当の期間掲示したままであったりと、整理された状態とは言えない状況であったと思います。 そのため、新庁舎では1階市民ロビー電子案内表示板において、ポスターの画像を取り込み、そのデータを一定時間表示する方法を取っており、極力紙での掲示を控えるように努めております。 また、各階に2か所、磁石で掲示できる掲示板設置しておりますので、紙の啓発物はその場所のみに提示し、その他につきましては、相当の理由がない限り掲示しない方向で対応することとしております。 今後におきましても、新庁舎を訪れた皆様が、快適に過ごせる空間づくりに努めてまいりたいと考えておりますので、御理解賜りますようお願い申し上げます。 ○議長森田邦明君) 糸矢幸吉君。 ◆12番議員糸矢幸吉君) ありがとうございます。市民への情報発信の場であり、新庁舎の第一印象が問われる場でもございます。掲示物の適正な管理、運用をお願いをいたしておきます。 次に、絵馬について質問をいたします。絵馬については、知らない方も多くいらっしゃると思いますが、土佐市には歴史的価値のある文化財が数多くございます。その中で、土佐市指定文化財として、平成3年7月17日に指定された絵馬が、松尾八幡宮三島神社にございます。幕末から明治の頃の絵師河田小龍が描き、明治13年、西暦1880年8月に高岡芝惣中が、それぞれの神社に奉納したもので、大きさは縦139センチ、横198センチの大作で、同形であり、松尾八幡宮静御前の舞い姿が描かれ、三島神社源平合戦待賢門の戦いの武者が描かれております。 土佐市の文化財第8版から一部引用いたしました。RKCラジオ放送土佐絵馬物語の取材で、高知県立美術館学芸員さんが三島神社に来られた時に、源平合戦武者絵図待賢門合戦絵は、河田小龍らしく、非常に墨の線がよく残っている絵で、馬を描く骨太の太い線とか、馬の骨格のがっちりした感じが、小龍が学んだ狩野派の技法が存分に発揮されているとの話でした。しかし、140年以上がたち、画料が剥がれ、絵姿が分からないほど劣化が進んでおります。このまま放置していいものか、市民文化的財産であり、保管をしている三島神社は、奉納していただいた芝の皆さんの祈願、お礼の意味から、絵馬を奉納された時に思いをはせれば、このまま放置することはできないと思います。そして松尾八幡宮静御前の舞い姿と2枚の絵馬を製作するのに、河田小龍が一定期間高岡での逗留を裏づけるものとして必要だと思います。 生涯学習課長には、文化財保護管理考え方産業振興課長には、河田小龍を観光資源として見るか否かによりますが、資源を生かした検討をしていただけるかどうか質問をいたします。御答弁お願いいたします。 ○議長森田邦明君) 合田生涯学習課長。 ◎生涯学習課長合田尚洋君) おはようございます。生涯学習課合田です。糸矢議員から私にいただきました御質問に、お答えを申し上げます。 土佐市では、昨年度に国の登録無形民俗文化財第1号で登録されました、土佐節の製造技術土佐遍路道に追加指定された清瀧寺境内など、国に指定登録または認定された文化財が8件、県指定文化財が12件、糸矢議員さんからの御案内のあった、松尾八幡宮絵馬三島神社絵馬など、市指定文化財が18件あります。その他、指定外文化財城郭遺跡登録文化財もたくさんございます。一方、多くの文化財所有形態が個人などであり、市として統一した保存管理には、課題があると認識をしております。 これらの文化財保存管理についての御質問に、お答えを申し上げます。 国、県の重要文化財の一部につきましては、県歴史文化財課の御支援をいただきながら、定期的に文化財保護審議会のメンバーと市職員がパトロールを実施し、その結果を県へ報告し、問題が生じれば、県の御支援、御協力の下、改善に努めております。 また、遺跡のあった埋蔵文化財包蔵地宅地等に開発する場合は、開発者から事前に届出申請をいただき、発掘等開発当初に、市職員の立会い調査などを実施した後、県へ報告をし、県からの許可を待って開発することとなっております。 市指定文化財につきましては、積極的な保存管理ができておりませんので、今後は、各文化財所有者並びに文化財保護審議会協議をし、県歴史文化財課県埋蔵文化センター並びに高知城歴史博物館地域歴史文化調査支援室等専門機関の御協力をいただきながら、有効な保管方法等検討してまいりたいと考えております。議員におかれましては御支援、御協力のよろしくお願いいたします。 私からは以上です。 ○議長森田邦明君) 矢野産業振興課長。 ◎産業振興課長矢野康孝君) おはようございます。産業振興課矢野です。私にいただきました御質問に、お答え申し上げます。 現存する河田小龍の絵馬が保管されておりますのは、松尾八幡宮三島神社のほか、蓮池の西ノ宮八幡宮にも存在するとお聞きしているところでございます。河田小龍の絵馬観光資源になるか否かは、実際には、所有者など関係者の意向をお聞きした上で判断しなければならないところですが、御案内河田小龍に限らず、市内の多くの文化財観光資源一つであると捉えております。 現在、庁舎敷地内東側土佐市の主な文化財を紹介する看板が設置されておりますが、この看板には、主な文化財位置と合わせ、QRコードつきの写真があり、QRコードを読み込みますと、生涯学習課が作成した土佐市の文化財と題したパンフレットの内容が見られるようになっております。 文化財目的に本市を訪れ、訪問をきっかけに滞在し、市内での食事や宿泊につながれば、市内経済の潤いへと期待されるものと考えております。 そのような観点からも、引き続き、関係所管連携を取り、観光振興に邁進してまいりますで、御支援、御協力を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長森田邦明君) 糸矢幸吉君。 ◆12番議員糸矢幸吉君) 両課長、ありがとうございます。文化財保護は難しいことは重々承知をいたしておりますが、郷土の歴史文化財を後世に伝えるためには、行政も責任を負わなくてはなりません。蓮池の太刀踊り、市野々の神踊りなどは、県保護無形民俗文化財指定されておりますが、少子高齢化で、踊り子の手配などに御苦労されているとお聞きをいたしております。維持費修繕費の確保は、大きな課題となることから、所有者任せではなく、土佐市の宝として、保護点検に努めてもらうようお願いをいたしておきます。貴重な文化財観光資源として発掘し、集客につながるよう一層の奮起を産業振興課長お願いをいたしておきます。 さて、来年は統一選挙高知県議会議員選挙が4月に予定され、10月は本市の市長選挙、11月には高知県知事選挙が行われる、土佐市は選挙の年ということになりますが、それぞれの立候補予定者は、準備に入っていらっしゃることと思われますが、市長お尋ねをいたします。 来年のことを言うと鬼が笑うと申しますが、議員であれ、市長もしかり、任期は4年でございます。区切り区切りのお仕事していただいていると私も思っておりますが、残り期間1年を残すのみとなりました。市長は健康で気力も充実しておられ、性格上、全力市政に取り組まれていらっしゃいますが、公約されたことの検証と諸事情により先延ばしにされた案件については、もう1期続けてでも公約実現するのか、気構えについてお伺いをいたします。 手前みその話ですが、本会議火葬場建設を要望も込めて何度も何度も質問をいたしてまいりました。答弁はいつも、その必要は十分認識しており、安易に諦めることなく、粘り強く、調査、研究、検討を重ね、具現化に向けて取り組んでまいります。また、先輩議員への答弁では、これからも実現に向けて、しっかりと取り組んでいくことをお約束を申し上げましてお答えをさせていただきますと、踏み込んだ答弁をされております。努力はされていると思いますが、現在までの、粘り強く、調査、研究、検討した状況お答えください。市民が納得のいく説明お願いをいたします。 ○議長森田邦明君) 板原市長。 ◎市長板原啓文君) お答え申し上げます。 火葬場整備につきましては、非常に重要な課題であることは認識しており、私の公約の中で、整備推進を掲げておるところでございますが、場所の選定や財源など多くの課題がある中、慎重な判断が必要であり、協議検討を重ねてきましたが、現在のところ方向性を見いだすところまでに至っていない状況でございます。 昨年度は、火葬場を持たない日高村、いの町と火葬場建設に係る勉強会を開催し、火葬場建設課題について、検討意見交換を行ったと、担当課から報告を受けております。今後におきましても、引き続き勉強会を行い、現状課題などを共有しながら、火葬場建設方向性を見いだせるよう、担当課に指示しておりますので、議員さんにおかれましては、御理解賜りますようお願いいたします。 ○議長森田邦明君) 糸矢幸吉君。
    ◆12番議員糸矢幸吉君) 市長、ありがとうございます。火葬場建設検討するとい う公約火葬場整備を推進するとの公約、取り組んでいくとの約束は守られているわけですが、市民火葬場建設の期待が大きいことから、実現に向けて取り組んでいくとの約束を実行して、実現に一歩でも二歩でも近づけるようお願いをいたしておきます。 任期満了までまだ1年あるとの思いか、1年しかないというお考えなのかは分かりませんが、一つでも多くの公約実現を目指して取り組んでいただきたいと思います。 火葬場建設だけが土佐市の課題ではございません。宇佐の高台移転計画変更による保育所の統廃合や、地元対応による計画や時期の変更による統合新園舎建設適地調査などに早急に取り組み、子供たちに政治のツケを負わせるわけにはいけません。安全安心な保育環境の構築は、議会の責任も問われております。 また、新型コロナウイルス感染症に関する取組は、経済活動との両立を図り、市民重視行政を進めなくてはなりません。山積する課題はたくさんあります。 複合文化施設つなーで、新庁舎建設など大型事業に、多くの箱物事業で、多くの箱物ができたことから、これからは財政運営も慎重に取り組まなくてはなりません。 そこで、土佐市の重要課題は何かとお聞きをいたします。これに対してどのように取り組んでいかれるか、お答えをいただきたいと思います。 ○議長森田邦明君) 板原市長。 ◎市長板原啓文君) お答え申し上げます。 市長に就任をいたしましてから、命の安全・あんしん暮らしあんしん、将来のあんしん、この三つのあんしん実現に向けまして邁進をしてまいりました。 土佐市の重要課題といたしましては、現在着手をしております宇佐地区高台整備や、保育園の統廃合問題など、防災減災、命を守ることを柱とする課題、そのほか、公約に掲げた数多くの施策の中でも、高岡中学校の改築、子育て環境の充実に向けた取組、若者をターゲットにした定住策市民健康づくり、それぞれ厳しい状況に直面をしている農業、漁業、製紙業等のですね産業振興火葬場問題、また高石のコミュニティセンターなどなど、依然として様々な重要課題がございます。けれども、非常に重要で早急に取り組むべき課題ということは十分に認識しておるところでございます。 しかしながら、近年のお話もございましたように、大型施設整備等の実施によりまして、厳しい財政状況が続く中、財源は限られたものとなっておりますので、今一番必要とされていることは何であるかということを見極め、知恵を出し合い、工夫しながら、一つでも多くの課題に取り組んでいきたいと考えております。 そのためには、まずは職員一人一人が、全体の奉仕者であるという公務員としての原点に立ち返り、常に市民に寄り添いながら、市民目線に立った、安定したサービスを提供していくことが非常に重要であると思っております。 今後におきましても、健全な財政運営全力を尽くしながら、命の安全・あんしん暮らしあんしん、将来のあんしんの三つの柱を基本理念として、土佐市に住んでみたい、土佐市に住んでよかったと思っていただけるようなまちづくりを目指し、市役所一丸となって取り組んでまいりたいと考えておりますので、議員さんにおかれましては御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げたいと思います。 なお、糸矢議員さん御質問の趣旨は、私の次期へ挑戦する意思の有無についての御質問であろうと存じます。当然、私の今後の進退につきましては、後援会皆さんと御相談して決めていくわけでございまして、現段階での言及は差し控えるべきとは存じますが、私自身、多選忌避考え方を強く持つ者でございまして、市民の皆様の幸福度向上をその柱として、残された任期中、重要課題一つ一つに真正面から向き合いながら、一つでも、一歩でも前進させるべく、全力で取り組んでまいる覚悟でございます。御理解のほどお願いいたします。 ○議長森田邦明君) 糸矢幸吉君。 ◆12番議員糸矢幸吉君) 御答弁ありがとうございます。 4期目15年間、市長は、財政通として土佐市を引っ張ってこられました。3期連続無投票当選は、多選批判もあるかと思いますが、公約を実行していく市長は4期目を集大成と捉えて取り組んでいらっしゃると私は感じておりましたが、宇佐高台移転で、政治的判断を求められる事態となりました。市民の命を守る、安心安全の実現に向けて取り組むなど、大きな成果を市長は上げられております。 成果主義者と自負されていらっしゃいます市長に、最後に一言あればお聞きをして質問を終わりたいと思いますが、何かありますか。ないようでございます。それでは私のほうからの質問を終わります。ありがとうございました。 ○議長森田邦明君) 以上で、12番糸矢幸吉君の質問を終結いたします。 これをもって、議案に対する質疑並びに一般質問を全て終結いたします。 これより議案の付託を行います。 ただいま議題となっております議案第1号から第10号まで、認定第1号から第12号まで、以上22件については、配付いたしております議案付託表のとおり、それぞれの所管の常任委員会に付託いたします。 なお、委員会は一日一委員会の開催で、委員会の会場は本議場であります。よろしく審査をお願いします。 以上で、本日の日程は終了いたしました。 次の本会議は、9月21日午前10時開議であります。定刻の御参集をお願いいたします。 なお、委員会審査は、9月16日までに終了していただきますよう、お願いいたします。 本日はこれをもって散会いたします。                            散会 午前10時37分...