土佐市議会 > 2021-03-24 >
03月24日-04号

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  1. 土佐市議会 2021-03-24
    03月24日-04号


    取得元: 土佐市議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-08
    令和 3年  第1回定例会(3 月)        令和3年第1回土佐市議会定例会会議録(第4号) 令和3年3月24日第1回土佐市議会定例会土佐市議会議場に招集された。1 出席議員は次のとおりである。 1番 池  宗二郎    2番 山脇  義英    3番 村上  信夫 4番 大森  陽子    5番 糸矢  幸吉    6番 田原  計男 7番 田村  隆彦    8番 野村  昌枝    9番 黒木   茂10番 中田  勝利   11番 森田  邦明   12番 戸田  宗崇13番 江渕 土佐生   14番 浜田  太蔵   16番 三本 富士夫2 欠席議員は次のとおりである。  な し3 地方自治法第121条の規定により説明のため会議に出席した者は次のとおりである。市     長  板原  啓文    副  市  長  田中  和德教  育  長  中内  一臣総 務 課 長  片山  淳哉    改 革 推進課長  岡林   輝防 災 対策課長  矢野  康孝    税 務 課 長  田中  祐児市 民 課 長  嶋﨑  貴子    戸 波 総合市民  田村  真一                   セ ン ター所長USAくろしお  森田  浩司    建 設 課 長  有藤  芳生セター所長兼 水 産 課 長都 市 環境課長  山本  文昭    福 祉 事務所長  西原  正人北 原 クリーン  横田  琢也    健康づくり課長  合田  聖子セター所長長 寿 政策課長  岡本   久    農林業振興課長  松岡  章彦未来づくり課長  高橋  修一    会 計 管 理 者  山﨑   敦生 涯 学習課長  合田  尚洋    少 年 育 成  井上  卓哉                   セ ン ター所長                   兼男女共同参画                   セ ン ター所長学教育課長  井上 夕起子    幼 保 支援課長  横山  理恵学 校 給 食  関   祐介    水道局業務課長  中平  勝也セター所長消  防  長  田所  秀啓病院事業管理者  西村  武史    病 院 局事務長  横川  克也4 本会の書記は次のとおりである。議 会 事務局長  小松  和加    議会事務局次長  市原  慎也議会事務局主査  渡邊  美穂5 議事日程 令和3年3月24日(水曜日)午前10時開議   第1 議案第17号から第52号まで、報告第1号      (委員長報告・質疑・討論・採決)   第2 市議第1号   第3 市議第2号   第4 閉会中の委員会審査調査承認要求の件                            開議 午前10時 0分 ○議長(田村隆彦君) ただいまより、本日の会議を開きます。 現在の出席議員数15名、よって会議は成立いたしました。 日程に入ります前にお諮りいたします。 大森陽子さんから、3月16日の本会議における発言について、適切でない部分があったので会議規則第65条の規定により、その部分を取り消したい旨の申出がありました。 この取消し申出を許可することに、御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、大森陽子さんからの発言の取消し申出を許可することに決しました。 なお、取消しの部分につきましては、後日議長において調査の上、取り消しますので、よろしくお願いいたします。 日程第1、議案第17号から第52号まで、報告第1号、以上37件を一括議題といたします。 これより、順次委員長報告を求めます。 まず、総務産業建設常任委員長報告を求めます。 ◎総務産業建設常任委員長江渕土佐生君) おはようございます。┌───────────────────────────────────────┐│                              令和3年3月24日││                       土佐市議会総務産業建設常任委員会││                        委員長  江渕 土佐生    ││   土佐市議会議長                             ││    田村 隆彦 様                            ││                                       ││                委員会審査報告書               ││                                       ││ 委員会に付託の案件は、審査の結果次のとおり決定したので、会議規則第103条││の規定により報告します。                           ││                   記                   ││議案第19号 特別職の職員で常勤のものの給与及び旅費に関する条例の一部改正に ││       ついて                             ││       賛成多数原案可決                        ││議案第20号 土佐一般職の職員の給与に関する条例の一部改正について     ││       満場一致原案可決                        ││議案第21号 土佐市職員の特殊勤務手当に関する条例の一部改正について     ││       満場一致原案可決                        ││議案第27号 重要な公の施設の一部の長期かつ独占的な利用について       ││       満場一致原案可決                        ││議案第28号 重要な公の施設の一部の長期かつ独占的な利用について       ││       満場一致原案可決                        ││議案第29号 土佐道路線の廃止について                   ││       満場一致原案可決                        ││議案第30号 土佐道路線の認定について                   ││       満場一致原案可決                        ││議案第33号 指定管理者の指定について                    ││       満場一致原案可決                        ││議案第34号 財産の取得について                       ││       満場一致原案可決                        ││議案第35号 令和2年度土佐一般会計補正予算(第8回)中当委員会付託分   ││       満場一致原案可決                        ││議案第38号 令和2年度土佐水道事業会計補正予算(第2回)         ││       満場一致原案可決                        ││議案第41号 令和3年度土佐一般会計予算中当委員会付託分          ││       満場一致原案可決                        ││議案第43号 令和3年度土佐製紙工業振興基金特別会計予算          ││       満場一致原案可決                        ││議案第44号 令和3年度土佐住宅新築資金等特別会計予算           ││       満場一致原案可決                        ││議案第46号 令和3年度土佐土地取得特別会計予算              ││       満場一致原案可決                        ││議案第50号 令和3年度土佐水道事業会計予算                ││       満場一致原案可決                        │└───────────────────────────────────────┘ 以上でございます。 ○議長(田村隆彦君) 総務産業建設常任委員長報告が終わりました。 続きまして、教育厚生常任委員長報告を求めます。 ◎教育厚生常任委員長村上信夫君) おはようございます。┌───────────────────────────────────────┐│                              令和3年3月24日││                         土佐市議会教育厚生常任委員会││                         委員長  村上 信夫    ││   土佐市議会議長                             ││    田村 隆彦 様                            ││                委員会審査報告書               ││ 委員会に付託の案件は、審査の結果次のとおり決定したので、会議規則第103条││の規定により報告します。                           ││                   記                   ││議案第17号 土佐予防接種健康被害調査委員会条例の制定について       ││       満場一致原案可決                        ││議案第18号 土佐委員会委員等の報酬及び費用弁償支給条例の一部改正について ││       満場一致原案可決                        ││議案第22号 土佐市立とさし男女共同参画センター条例の一部改正について    ││       満場一致原案可決                        ││議案第23号 土佐国民健康保険条例の一部改正について            ││       満場一致原案可決                        ││議案第24号 土佐介護保険条例の一部改正について              ││       満場一致原案可決                        ││議案第25号 土佐病院事業の設置に関する条例の一部改正について       ││       満場一致原案可決                        ││議案第26号 土佐病院事業管理者の給与及び旅費に関する条例の一部改正につい ││       て                               ││       満場一致原案可決                        ││議案第31号 指定管理者の指定について                    ││       満場一致原案可決                        ││議案第32号 指定管理者の指定について                    ││       満場一致原案可決                        ││議案第35号 令和2年度土佐一般会計補正予算(第8回)中当委員会付託分   ││       満場一致原案可決                        ││議案第36号 令和2年度土佐国民健康保険特別会計補正予算(第4回)     ││       満場一致原案可決                        ││議案第37号 令和2年度土佐後期高齢者医療特別会計補正予算(第2回)    ││       満場一致原案可決                        ││議案第39号 令和2年度土佐病院事業会計補正予算(第5回)         ││       満場一致原案可決                        ││議案第40号 令和2年度土佐市民病院保育所事業会計補正予算(第1回)     ││       満場一致原案可決                        ││議案第41号 令和3年度土佐一般会計予算中当委員会付託分          ││       満場一致原案可決                        ││議案第42号 令和3年度土佐国民健保険特別会計予算             ││       満場一致原案可決                        ││議案第45号 令和3年度土佐学校給食特別会計予算              ││       満場一致原案可決                        ││議案第47号 令和3年度土佐農業集落排水事業特別会計予算          ││       満場一致原案可決                        ││議案第48号 令和3年度土佐介護保険特別会計予算              ││      満場一致原案可決                         ││議案第49号 令和3年度土佐後期高齢者医療特別会計予算           ││       満場一致原案可決                        ││議案第51号 令和3年度土佐病院事業会計予算                ││       満場一致原案可決                        ││議案第52号 令和3年度土佐市民病院保育所事業会計予算            ││       満場一致原案可決                        ││報告第 1 号 専決処分報告及び承認を求めることについて           ││       (令和2年度土佐一般会計補正予算・第7回)          ││       満場一致承認                          │└───────────────────────────────────────┘ 以上です。 ○議長(田村隆彦君) 教育厚生常任委員長報告が終わりました。 以上で、各委員長報告は終わりました。 これより、ただいまの各常任委員長報告に対する質疑を許します。 質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより、討論を行います。 討論はありませんか。 村上信夫君。 ◆3番議員(村上信夫君) 私は、議案第35号「令和2年度土佐一般会計補正予算(第8回)」について、反対の討論をいたします。 予算案では、高知リハビリテーション学院就学助成事業費840万円を、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で対応したため、減額するとしています。しかし、リハビリ学院への就学助成金は、毎年市内でアパートなどを借りている学生への、家賃補助として実施してきたものです。 御存じのように、昨年来のコロナ禍によって、生活の糧となっていたバイトができなくなった学生が苦境に立たされています。就学助成金は残しておき、国からの臨時交付金上乗せ支援として行うべきです。就学助成金は、県内でも例のない先進的な取組です。そうした立場で、学生の置かれた実情を踏まえて、さらに充実を図るものではないでしょうか。 来年度予算案でも同じような使い方が危惧されます。私は、財政は苦しくても、今は、コロナで困っている方に行き届くように、精一杯の支援を願いたい。と訴えまして、私の反対討論とします。 ○議長(田村隆彦君) ほかに討論はありませんか。 野村昌枝さん。 ◆8番議員(野村昌枝君) おはようございます。私は、議案第19号、反対の立場で討論いたします。 今、土佐市の財政状況は、大変厳しい状況であり、特別職の給与を削減されることには頭が下がるところでございますが、私は特別職のみならず、議員の定数削減等を検討する時期に来ていると思うところでございます。そのことも実現したい、していない現況でございまして、特別職のみを削減するということにつきましては、そういう立場では、今、反対をいたします。 ○議長(田村隆彦君) 浜田太蔵君。 ◆14番議員(浜田太蔵君) 議案に反対する立場で発言をいたします。 私は、土佐市の三役、このコロナ禍の中で、非常に仕事の責任を果たして頑張っているということは、誰もが認めるところだろうと思います。 市長、副市長、教育長が、わずかばかり削って、その使途はですねこういうことに使うんだという明確な目的があってやられるのであれば、我々も考えるところはあるんですけれども。しかし、その使途がどこ行くのか分からない。ただ、表面的に、いわば、パフォーマンス的な、そういう形でのですね、給料の減額。そういうことで何が変わるのか。ただ、自分たちの気持ちが少し収まるぐらいのことではないか。そのように思います。 市長、副市長、教育長、結構この困難な中で、他の市町村に比べて遜色なく、いやむしろ、懸命に頑張っている。このことは、議員各位も含めて認めるところであって、こういう議案の在り方いうについては反対をいたします。 ○議長(田村隆彦君) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 暫時休憩いたします。     休憩 午前10時15分     正場 午前10時17分 ○議長(田村隆彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 これより、採決を行います。 まず、総務産業建設常任委員会付託議案第20号、第21号、第29号、第30号、第33号、第34号、第38号、第43号、第44号、第46号、第50号、以上11件を一括して採決いたします。 これら11件に対する委員長報告は、いずれも原案可決であります。 委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) 起立全員であります。 よって、これら11件は、原案のとおり可決されました。 続きまして、同じく総務産業建設常任委員会付託議案第19号について、採決いたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決であります。 委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) 起立少数であります。 よって、議案第19号は、否決されました。 続きまして、同じく総務産業建設常任委員会付託議案第27号について、採決いたします。 本案の表決につきましては、地方自治法第244条の2第2項の規定によりまして、出席者の3分の2以上の同意を必要といたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決であります。 委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) 出席議員数は15人でありまして、その3分の2は10人であります。 ただいまの起立者は15人であり、所定数以上であります。 よって、議案第27号は、原案のとおり可決されました。 続きまして、同じく総務産業建設常任委員会付託議案第28号について、採決いたします。 本案の表決につきましては、地方自治法第244条の2第2項の規定によりまして、出席者の3分の2以上の同意を必要といたします。 本案に対する委員長報告は、原案可決であります。 委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) 出席議員数は15人であり、その3分の2は10人であります。 ただいまの起立者は15人であり、所定数以上であります。 よって、議案第28号は原案のとおり、可決されました。 続きまして、教育厚生常任委員会付託議案第17号、第18号、第22号、第23号、第24号、第25号、第26号、第31号、第32号、第36号、第37号、第39号、第40号、第42号、第45号、第47号、第48号、第49号、第51号、第52号、報告第1号、以上21件を一括して採決いたします。 これら21件に対する委員長報告は、いずれも原案可決並びに承認であります。 委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) 起立全員であります。 よって、これら21件は、原案のとおり可決並びに承認されました。 続きまして、分割付託しておりました議案第35号「令和2年度土佐一般会計補正予算(第8回)」について、採決いたします。 本案に対する各委員長報告は、いずれも原案可決であります。 委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) 起立多数であります。 よって、議案第35号は、原案のとおり可決されました。 続きまして、同じく分割付託しておりました議案第41号「令和3年度土佐一般会計予算」について、採決いたします。 本案に対する各委員長報告は、いずれも原案可決であります。 委員長報告のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) 起立全員であります。 よって、議案第41号は、原案のとおり可決されました。 ただいま、市長から追加議案が提出されましたので、局長に朗読させます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長小松和加君) 朗読いたします。┌───────────────────────────────────────┐│                             2土総務第2507号││                              令和3年3月24日││    土佐市議会議長                            ││     田村 隆彦 様                           ││                             土佐市長 板原 啓文 ││               追加議案の送付について             ││ 令和3年第1回土佐市議会定例会に提案する追加議案を別紙のとおり送付しますの ││で、付議してください。                            ││                  目  次                 ││ 議 案                                   ││第53号 令和2年度宇佐地区津波避難タワー新築工事請負契約について      │└───────────────────────────────────────┘ 以上です。 ○議長(田村隆彦君) 局長の朗読が終わりました。 ただいま、提案されました議案第53号を、この際日程に追加をいたしまして、議題といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、そのように取り扱うことに決しました。 市長の提案理由説明要旨を配付いたします間、休憩いたします。     休憩 午前10時26分     正場 午前10時27分 ○議長(田村隆彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 議案第53号「令和2年度宇佐地区津波避難タワー新築工事請負契約について」を議題といたします。 ただいま、議題となりました議案について、提案理由の説明を求めます。 板原市長。 ◎市長(板原啓文君) おはようございます。 緊急に御審議をいただきたい案件がございますので、議案を追加し、ここに提案をいたします。 提案いたしておりますのは、議案第53号「令和2年度宇佐地区津波避難タワー新築工事請負契約について」であります。 宇佐地区津波避難タワーにつきましては、令和2年9月定例会におきまして報告しましたとおり、これまでに整備が完了した津波指定緊急避難場所への避難が間に合わないおそれのある宇佐地区の高齢者や避難行動要支援者、またその支援者の方々を対象に建設するものであります。 工事の発注につきましては、土佐市指名競争入札実施要綱の規定に基づき、去る2月26日に指名通知を行い、3月15日に入札を実施いたしました。落札業者は、有限会社土佐土建、契約金額は2億1,021万円で、3月19日に仮契約を締結いたしております。 このため、本契約を締結することについて、地方自治法第96条第1項第5号及び議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、議会の議決に付さなければならない契約である予定価格1億5,000万円以上の工事又は製造の請負に該当することから、議会の議決を求めるものであります。 なお、工期につきましては、本契約の翌日から令和4年3月31日までといたしております。 以上が、議案に関しましての説明でありますが、詳細につきましては、御審議の過程で説明申し上げたいと存じますので、御審議の上、適切な御決定を賜りますよう、お願い申し上げます。 令和3年3月24日。 土佐市長 板原啓文。 ○議長(田村隆彦君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 これより、議案第53号の審議に入りますが、本案については、委員会付託を省略し、本会議で審議いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、そのように取り扱うことに決しました。 これより、議案第53号の審議に入ります。 これより、質疑を許します。 質疑はありませんか。 浜田太蔵君。 ◆14番議員(浜田太蔵君) ちょっと休憩で。 ○議長(田村隆彦君) 暫時休憩します。     休憩 午前10時30分     正場 午前10時35分
    ○議長(田村隆彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 議案第53号を原案のとおり決することに、賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) 起立全員であります。 よって、議案第53号は、原案のとおり可決されました。 暫時休憩いたします。     休憩 午前10時35分     正場 午前10時36分 ○議長(田村隆彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 今期定例会に提出されております、議員提出議案2件について、局長に朗読させます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長小松和加君) 議案名を朗読いたします。 市議第1号 土佐市議会会議規則の一部を改正する規則(案) 市議第2号 選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書(案) 以上です。 ○議長(田村隆彦君) 局長の朗読が終わりました。 日程第2、市議第1号「土佐市議会会議規則の一部を改正する規則(案)」を議題といたします。 お諮りいたします。 本案につきましては、提案理由の説明、委員会付託、質疑、討論を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、そのように取り扱うことに決しました。 これより採決を行います。 市議第1号「土佐市議会会議規則の一部を改正する規則(案)」を原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) 起立全員であります。 よって、市議第1号は、原案のとおり可決されました。 日程第3、市議第2号「選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書(案)」を議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 大森陽子さん。 ◆4番議員(大森陽子君) 選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書(案)。 近年、女性の就業者数が増加し、結婚後も仕事を続ける女性が大半となっています。日本の民法第750条では、結婚に当たって、夫婦いずれかの姓を名のることとしていますが、実際には、女性の96%が結婚に伴い姓を変更しています。結婚前の姓を引き続き使えないことが結婚後の生活の支障になっているとの声もあります。 国際社会において、夫婦が同じ姓を名のることを法律で義務付けている国は、日本以外には見当たりません。女性差別撤廃委員会の総括所見においては、平成15年、2003年以降、繰り返し現行の制度について懸念が表明されております。こうした国際的な視点を踏まえた制度導入が必要です。 家族形態の変化や生活様式の多様化も進む中、国民の意識の動向にも変化が見られます。内閣府の2017年の世論調査では、選択的夫婦別姓制度導入に伴う民法改正に賛成42%が反対29%を上回っております。60歳未満の成人男女7,000人を対象にした民間調査でも、制度に理解を示す人は7割に達しています。 国民の間には、家制度への考え方や家族観による意見の違いはあります。しかし、選択的夫婦別姓制度は夫婦同姓を選ぶ人の権利も保障しています。国民それぞれの思いをかなえる選択肢が必要です。 我が国では、少子化の急激な進行により、姓の問題で結婚をためらう人もあるとの声がある中で、若い世代が将来に展望を持ち、希望を実現できる社会にしていくために、様々な課題に正面から立ち向かう必要があります。 よって、国及び政府におかれては、民法を改正し、選択的夫婦別姓制度を導入するよう求めます。 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出します。 令和3年3月24日。土佐市議会議長田村隆彦。衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣、総務大臣、法務大臣様。というものです。 どうか皆さん御審議よろしくお願いいたします。 ○議長(田村隆彦君) 以上で、議案理由の説明は終わりました。 お諮りいたします。 本案につきましては、委員会付託を省略いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、そのように取り扱うことに決しました。 これより、質疑を許します。 質疑はありませんか。 森田邦明君。 ◆11番議員(森田邦明君) おはようございます。 先ほどの選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書について、質問をいたします。 私の不勉強かもしれませんが、日本の民法750条では、結婚にあたっては、夫婦いずれかの姓を名のると決められております。 結婚後の支障、生活の支障になっているとの声もありますが、どのような意見があるのですか。また、平成15年以降、繰り返し、現行の制度について懸念を表明されていると言っていますが、どのようなことですか。そして、選択的夫婦別姓制度の導入にはメリット、デメリットがあると言っています。 説明のほどよろしくお願いします。 ○議長(田村隆彦君) 大森陽子さん。 ◆4番議員(大森陽子君) 森田議員、御質問ありがとうございます。こうした議論ができますことは、大変、有意義なことだと感謝します。 まず一つ目の御質問、結婚後の生活の支障になっているとの声があるということですがどのような意見があるのかということに対して、お答えいたします。いろんな御意見ありますけど、私が経験した三つの事例についてお話させていただきたいと思います。 結婚を決意した若者二人が、一人は一人息子、一人は一人娘ということで、結婚が何年も遅れた事例がありました。私はねそういうふうな、姓を継続せないかんとかいう、そのことがお二人の結婚を遅らせたことをね、大変残念に思ったことです。 またもう一つの事例は、旧姓で長いことキャリアを積んでこられた方が、結婚による姓を変えることに何というか、懸念といいますかね、自分のこれまでのキャリアが否定されるような感じというか、分かっていただけないというようなことで、大変悩んでおられました。 それから、三つ目の例ですが、お父さん、お母さんは結婚されて、女性のほうのお家で、お父さんの姓をついで、姓を名のって暮らしておりましたが、そのお仕事柄によって、お母さんの旧姓をね、名のって跡を取る必要があって、跡継ぎですね。で、その息子さんが、小学生ぐらいのときに、そのお母さんの旧姓を名のることになりまして、非常に、何と言うか、心に傷を負ったようです。もしこれが夫婦別姓でお母さんの姓を継がなければならない事業、仕事をしているのであれば、最初からね、二人がそれぞれの姓を名のっておればこういうふうなこともなかったんではないかなあというふうな事例を、身近で経験しております。 それからもう一つ目の質問、平成15年以降、繰り返し現行の制度について懸念が表明されているというが、どのような懸念かということですね。 2003年、平成15年と言いますと、国連のウィメン事務局長が、日本に対して指摘しました。というのは、ほとんどの場合、日本では90%以上が女性が姓を変えて男性のほうになっておりますし、それから法律で、同一の姓を名のることを求めております。しかし、世界中を見ましても、法律で夫婦同姓を求めている国は、ほとんどありません。 そういうことで、この国連のウィメン事務局長は、3回にわたって日本に、勧告というのかな、意見というのかな、具申をしているわけで、繰り返し現行の制度について懸念が表明されているというのは、こういうことであります。 また三つ目の質問、夫婦別姓制度の導入には、メリット、デメリットがあると言ってるが、どういうことかということです。 私は、望んでいる人がおればね、この夫婦別姓っていうのはみんながそれぞれ自分の旧姓を名のらなければならないという提案ではないわけですね。望む方ができるようにしてくださいということですので、デメリットをほとんど感じておりませんし、この望む人がおって、ぜひ夫婦別姓を認めてほしいというものについて、あえて反対しなければならない理由はあるでしょうか。 実は公明党さんは2001年に、このことを政策として提案しておりますし、それからその他の多くの政党も政策として掲げております。また、自民党の支持者の62%の方も、これを支持しておりますし、菅総理も認めるような態度が一時ありました。まあ総理になってなかなか思いどおりにはいかないという事情もあると思いますが、ですからこの問題も政治的な課題というよりも、希望しているそういうふうなことでない、夫婦別姓をさしてもらいたいという方がいらっしゃるんだったら、認めてあげてほしいなと。あえて自分がしなければならないというものではありませんので、よろしくお願いしたいと思います。 森田議員の質問は、事前に私にこういう内容で質問するきというて丁寧に通告といいますか、してくださいました。とてもありがたいことだと思っております。 どうか皆さん、御理解、御協力をよろしくお願いいたします。 ○議長(田村隆彦君) ほかに質疑はありませんか。 戸田宗崇君。 ◆12番議員(戸田宗崇君) ただいま提出されました選択的夫婦別姓制度の意見書について質問を、提出者の大森議員さんにさせていただきます。 この制度の日本国への導入、法整備には多くの問題、課題があると私は考えております。提出者に、今回は一点だけ答弁できるなら、お答えしていただきたいと思いますのでよろしくお願いします。 今回提出された意見書は、様々な議論が日本中でただいま行われています。その中で、特に女性の不便さに焦点が当てられ、女性の自由が、主要論点のように議論されていますが、親の都合、個人の自由が最優先で、親が必要なときだけ支え合う家族では、子供の最善の利益が損なわれるという視点が、欠落しているのではないかと私は考えます。 家族の一体性よりも、個人の自由や権利を優先すれば、家族の支え合いが弱くなり、結果として、家族がバラバラに解体する方向へ向かいかねず、そのときに不利益を受けるのは、家族、もしくは両親からの支えが必要な子供ではないか、ないでしょうか。 子供が成長する過程において大事なのは、特定の大人との継続的な関係性、家族の絆と一体感、倫理観であると私は思います。父親母親と個別に良好な継続的関係を築くだけでは不十分であり、一体性、倫理観の欠落は、子供に与える心理的なダメージを、軽視すべきではないと考えます。生まれたときに、子供、生まれたときの子供さんのですよね、姓を父親母親、どちらの姓を名のるのか決められません。どのように決めるのか。大森さん決めるわけではないと思いますけど意見書ですから、答えれるならよろしくお願いします。 以上です。 ○議長(田村隆彦君) 大森陽子さん。 ◆4番議員(大森陽子君) 戸田議員さんからの質問に、お答えいたします。 要約すれば、子供の権利といいますか、子供の扱いはどうなるのかという質問だったと思います。 日本では、夫婦別姓っていうのは今やられておりませんので、どんなになっていくのかということは分かりませんけれど、実際生活するのに、別の姓を名のっていらっしゃる人。それから、表札に別の姓を掲げている方たちもおいでます。で、そういう人たち何人かにお尋ねしたところ、生まれたときからそういうふうにやってるので、子供たちはそんなに深刻に感じてないというふうなことをお聞きしました。 でも、それも私もネットで見るぐらいで、分かりません。でも、世界中で日本以外の国では、夫婦別姓でやられて、そういう戸田議員さんがおっしゃったような問題点は起こってないんじゃないかなと思います。不十分ですけど、よろしくお願いします。 ○議長(田村隆彦君) ほかに質疑はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 質疑なしと認め、質疑を終結いたします。 これより討論を行います。 討論はありませんか。 戸田宗崇君。 ◆12番議員(戸田宗崇君) 私はただいま議題となりました選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書に、反対の立場から討論を行います。 国会において、共産党の小池晃議員の予算委員会での夫婦別姓についての質問、そして、政府の第5次男女共同参画基本計画の原案の中で、夫婦同姓制度を女性活躍の妨げ、少子化の一因などとして、選択的夫婦別姓制度を推進する意見が色濃く盛り込まれたことを契機に、夫婦別姓選択制度の議論が起こっております。 選択的夫婦別姓で困る人は、一人もいない。選択肢を増やすだけの制度がなぜ認められないのか疑問。これは推進派の方々がよく口にする言葉であります。 しかし、こうした主張は何点か重要な問題を見落としています。 まず一つ目は、別姓制度を導入することにより、ファミリーネーム、家族の名称を廃止となることです。姓は個人の呼称であると同時に、家族の呼称でもあります。実際、平成27年の最高裁判決は、日本人の姓は社会の自然かつ基礎的な集団単位である家族の一員であることを対外的に示し、子が両親と同じ姓である仕組みにも意義があると指摘をしています。 もし、別姓を導入すれば、姓は純然たる個人の呼称に変質し、ファミリーネームは、制度的に廃止となります。例えば、ある夫婦が同じ姓を名のることを選択したとしても、たまたま同じ姓を名のっているにすぎないという意味合いに変質してしまいます。 選択的という言葉にだまされてはいけません。姓が家名として役割を失えば、お墓参りや祖先を大切にする日本のよき伝統も廃れていくことが考えられます。 推進派の意見として、別姓を認めることで、家名の減少を食い止めることができるとありますが、むしろ同制度により、家名が本来の機能を失ってしまうわけですから本末転倒な主張と言えるのではないでしょうか。 二つ目は、家族の一体感や親子の絆に悪影響を与えるおそれがあります。同姓を名のることにより、夫婦である証を対外的に示すとともに、夫婦の絆をより強めることができます。また、子供たちは、両親と同じ姓を名のることによって、同じ家族の一員としての自覚とアイデンティティを、おのずとより確かなものにしていくことができます。 そういった作用から別姓の導入により、特に懸念されるのは、親子の絆に与える悪影響です。夫婦別姓は子供にとっては、親子別姓にほかならず、親子関係の間に分離意識を持ち込むことになります。 また、夫婦別姓は世界の流れと言えるのでしょうか。そもそも、姓に関する世界の流れは、伝統や家族が大前提であり、実は単純な選択制をとる国は極めて少なく、アメリカ、イギリスでは、別姓使用も可能だが、慣習法で一般的に、妻が夫の姓を称しています。ドイツは、同姓原則で、別姓は例外的に容認をされます。トルコは夫の姓が原則ですが、申請すれば、旧姓の前につけることが可能です。日本のお隣の韓国では、儒教的伝統から、完全別姓で同姓は選択できません。 こうした世界の現実を踏まえれば、推進派の言う同姓を義務化している国は、日本以外にないという主張は当てはまらないことが分かると思います。 なお、政府の提唱する、選択制のモデルとされるスウェーデンの離婚率が5割を超え、首都ストックホルムでは、母子家庭や混合家庭が激増し、青少年の薬物使用や犯罪率の増加などの問題が生じています。家族崩壊の最大の被害者は子供であります。 もう1点は2017年の世論調査の結果であります。意見書にありますように、マスコミや推進派は別姓賛成42%、反対29%と伝えています。正確な数字は同姓制度維持が29.3%。同姓制度を前提とした通称使用のための法改正容認は24.4%であり、換算すれば、別姓導入容認42.5%に対し、別姓導入反対は53.7%になり、同姓制度の推進派が過半数を超えています。 それと注目すべきは、年末から年始に朝日新聞が行ったファーストアンケートであります。別姓賛成43%、反対55%となり、内閣府調査の正しい見方とほぼ重なる結果となったことです。 最後の疑問点は、少子化対策として必要というものであります。結婚、出産を推進して、子供を増やしたいなら、選択的夫婦別姓制度を認めて、結婚に対するハードルを下げて、という意見が少なからずあります。しかし、実際には、選択的夫婦別姓制度により、ハードルが上がる可能性が高いと言えます。 例えば、導入されれば、全ての男女が結婚に対し、同姓か別姓かの選択を迫られることになります。結婚しようとするカップルにとってこれは、結婚の新たな障害になりかねません。いよいよこれから結婚という段になって、パートナーから、名字は別々よね。今は別姓の時代だからと言われたら、ためらわずをえない場合も出てくることでしょう。 また、それだけではなく、子供の姓をどうするかという難題も待ち受けています。少子化の今日、子供の姓をめぐって、カップルばかりか、両親、親族を巻き込んだ争いとなるおそれもあります。その挙句に破談になっては、至っては、目も当てられません。 るる述べましたが、以上のような考えに基づき、選択的夫婦別姓制度導入の求める意見書に反対の立場を表明をいたします。 最後に、アメリカの家族法学者リン・ワードル氏の言葉を引用します。「家族がだめになると社会も駄目になるが、家族がしっかりすれば社会もしっかりする。家族が豊かになれば社会も繁栄する」。今日の日本が直面する家族をめぐる様々な問題が、この言葉に集約されていると思われてなりません。 これからの日本のため、家族の未来のため、なにとぞ、議場の同僚議員各位の御賛同を心からお願い申し上げまして、私の討論といたします。 ○議長(田村隆彦君) ほかに討論はありませんか。 浜田太蔵君。 ◆14番議員(浜田太蔵君) 意見書に、賛成の立場で発言をいたします。 まず、大森議員も言われましたけれども、現状、国家資格を持っている方々の仕事においては、通称の使用が限界があります。先日、こういうお話も聞きました。市内の看護師さんが、職場で通称でいきたいということで話をしましたけれども、結局、看護師っていうのは国家資格なので、名札は戸籍名でなければならない。社会保険、口座番号、昔は、口座も結構、フリーにつくれましたけども、今はもうほとんど駄目です。法人登記、パスポート等、これらは全部、戸籍でやらなければいけません。そうすると、旧姓で今までの仕事を継続してやっていくということが大変困難になってきます。 それから、今や非正規が4割を超える。その人たちの給料は、250万から300万ぐらいしかない。今もう夫婦共稼ぎが、で働かなければならないっていうのがもう社会の常識になっています。で、そういう中で、現実として、夫婦別姓でやりたいってこういう方々が増えている。そもそも、社会の変化に応じて、民法や商法というのは、変化をしていく、変えていくっていうのが当たり前でありまして、そういう社会経済状況が大きく変わってきているいう中での話でございます。 それから、姓によって、家族の絆って言われましたけども、姓なんてものは、そもそも明治になってから我々平民には与えられたもんであります。江戸時代以前は、公家と武士、人口の10%にも満たない人たちが姓を持っております。ちなみに、皇族には姓はありません。だから、では江戸時代に家族の絆が薄かったのか。それ以前の時代には、家族というものはなかったのか。ちゃんとありましたし、綿々と続いております。 幕末に日本に多くの外国人が来まして、旅行記などを残しておりますが、世界の中で子供が大変大事にされている国は日本だというふうに言っております。日本の、我々庶民の先祖は、苦しい中でも子供たちを大事にしてきました。それは、日本の識字率の高さ。どこでも寺子屋に子供を通わし、読み書きそろばんを習わしてきました。だから、姓のあるなし、氏のあるなしで、子供に対する愛情や、大事にする、教育をする、そんなことが変わるわけがありません。これが一点です。 そして、ではなぜ日本では姓ができたか。要するに、明治維新で権力を握ったのは、下級の武士階級です。彼らは武士の、本当に一部の武士の家系を大事にする。そういう流れを、庶民の生活にも入れました。だから明治の教育の中では、良妻賢母教育を徹底的にしてきました。で家は、長男長子が相続をしていくんだ。そういう形で家制度を守っていく。こういうことをやってきたわけです。そして、家が大事にされる。そういう家族制度を大事にしてきました。 しかし、家族を大事にするということと、家を中心とした伝統的家族制度を大事にするということは別問題です。だから、それぞれがそれぞれの家族を大事にする。そして、そういう家族を育てていく。それはそれぞれの家族が考えていかなければならないし、いくことです。 二人が協議をして、どういう姓を選ぶか。それは両方の同意ですので、その上で、決めていく。そのことを、世間やましてや国にとやかく言われる。そういうことではないと思います。むしろ、よりこの社会の中で、社会の状況に見合う、そういう制度に変えていく。これが本来あるべき姿ではないか。そういう意味で、今日の、ましてや、この前の最高裁で判決も出ました、同性婚も認めるよ。で、そういう時代になっています。 だから、本当に夫婦別姓でないでいくということになれば、同一の姓ということでなければならないということになれば、むしろ事実婚というのが増えてきます。そういうことではないように、むしろ、制度的に保障をする。そのことが求められてると思います。 そういう意味で、この意見書に賛成をしていただきたい。 以上で終わります。 ○議長(田村隆彦君) ほかに討論はありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 討論なしと認め、討論を終結いたします。 これより採決を行います。 市議第2号「選択的夫婦別姓制度の導入を求める意見書(案)」を、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。     (賛成者起立) 起立半数でありまして、賛成が7、反対が7の可否同数でありますので、地方自治法第116条の規定により、議長において本案に対する裁決をいたします。 議長は、可決と裁決いたします。 日程第4、閉会中の委員会審査調査承認要求の件を議題といたします。 各委員長から所管事項の審査・調査承認要求書が提出されておりますので、局長に朗読させます。 議会事務局長。 ◎議会事務局長小松和加君) 朗読いたします。┌───────────────────────────────────────┐│                承認要求書                  ││ 総務産業建設常任委員会、教育厚生常任委員会、議会運営委員会は、議会閉会中、次││の事項を審査又は調査いたしたいので、承認されるよう要求いたします。      ││                  記                    ││ 1 事  項 本委員会に付託の案件又は所管に属する事項            ││ 2 期  間 審査・調査の終了まで                      ││               令和3年3月24日                ││     土佐市議会議長 田村 隆彦 様                    ││               総務産業建設常任委員長 江渕土佐生        ││               教 育 厚 生 常任委員長 村上 信夫        ││               議 会 運 営 委 員 長 戸田 宗崇        │└───────────────────────────────────────┘ 以上です。 ○議長(田村隆彦君) 局長の朗読が終わりました。 お諮りいたします。 本件に関し、ただいま朗読のとおり承認することに、御異議ありませんか。     (「なし」と呼ぶ者あり) 御異議なしと認めます。 よって、これを承認することに決しました。 これをもちまして、今期定例会に付議されました案件は、全て議了いたしました。 暫時休憩いたします。     休憩 午前11時15分     正場 午前11時30分 ○議長(田村隆彦君) 休憩前に引き続き会議を開きます。 閉会に当たりまして、市長から発言の申入れがあっておりますので、許可いたします。 板原市長。 ◎市長(板原啓文君) 議員各位におかれましては、御多用の中御参集を賜り、本議会提出させていただいておりました各議案につきまして、慎重なる御審議の上、1件を除き、それぞれ御決定をいただきましたことを感謝申し上げます。 さて、新型コロナウイルスとの闘いが始まりまして、1年以上が経過をし、様々な分野に大きな影響が続いており、日本中が疲弊状態にあるものと存じます。ここに来て、ワクチン接種が始まり、少し明るい兆しが見えつつも、変異株等への不安など、まだまだしばらくは、今の忍耐の生活様式を続ける必要があるものと考えております。 市といたしましても、気を緩めることなく、市民の皆さんの不安軽減、安心安全な暮らしを取り戻すための取組を継続するとともに、コロナ蔓延の中で増大している疎外感、孤独感、蔑視、そして差別といった殺伐とした空気を、いたわり、思いやり、そして感謝といった温かい社会づくりに腐心していきたいと考えております。議員各位におかれましても、今後ともの御指導、御協力のほどよろしくお願いを申し上げます。 ここで議員各位に御報告とお願いがございます。内容としましては報道等でもありました、低所得の子育て世帯に対する子育て世帯生活支援特別給付金についてでございます。 今般の新型コロナウイルス感染症の影響により、子育てと仕事を一人で担う低所得のひとり親世帯に、特に大きな困難が、心身に生じていることを踏まえ、本年度は、臨時特別給付金の支給、再支給として2回実施をいたしました。その後、今月16日、政府から新型コロナウイルス感染症による影響が長期化する中で、低所得のひとり親世帯に加えて、ふたり親子育て世帯に対し、その実情を踏まえた生活の支援を行う観点から、令和3年度に、子育て世帯生活支援特別給付金の支給を実施する方針が公表をされました。今回の給付金の支給額といたしましては、児童一人当たり5万円となっております。 なお、ふたり親の世帯につきましては、まだ具体的な所得基準について示されておりませんので、対象者数及び必要額については、これから精査していくこととなりますが、ひとり親世帯、児童扶養手当につきましては、対象者は令和3年4月1日時点で370人、総額で1,850万円を見込んでおります。財源といたしましては、全額国庫支出金となっております。 また今後のスケジュールについてでございますが、ひとり親世帯につきましては、申請が不要となるため、児童扶養手当の支給月である5月の支給を目指しており、ふたり親世帯の支給につきましては、申請が必要となりますので、今後国の通知に基づき、迅速な対応をしてまいります。 なお、当然のことながら、支給に当たりましては、早期の予算措置が必要となりますことから、専決処分にて対応させていただきたいと考えておりますので、御理解のほどよろしくお願いを申し上げます。 いずれにいたしましても低所得世帯のひとり親及びふたり親世帯の皆様に対しましては、丁寧な広報が必要となりますことから、広報誌、ホームページ等により対象者への周知を図ってまいりますので、議員の皆様におかれましては、御理解、また御協力のほどよろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが、今議会、御審議中に賜りました貴重な御提言等を大切にさせていただきながら、議員各位との情報共有に意を用い、安心・安全を基調とした夢の持てる元気な土佐市創生、市民の皆様に土佐市に住んでいてよかったと思っていただける土佐市づくりに向け、邁進してまいる所存でございますので、今後なお一層の御指導、御鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。 今議会、まことにありがとうございました。 ○議長(田村隆彦君) 以上で、令和3年第1回土佐市議会定例会を閉会いたします。                            閉会 午前11時35分...