藤沢市議会 2022-12-19 令和 4年12月 定例会-12月19日-05号
貧困や病気は自己責任だとする資本側の論理を克服し、国による生存権保障を求める運動が世界各国で広がる中、第2次世界大戦後、1948年には世界人権宣言、1966年、国際人権規約では、社会保障を受ける権利など社会権を定め、人権としての社会保障が世界的に確立をしていきました。社会保障は施しでも、お金で買う商品でもありません。病気や老いによる衰えは個人の努力だけで解決できません。
貧困や病気は自己責任だとする資本側の論理を克服し、国による生存権保障を求める運動が世界各国で広がる中、第2次世界大戦後、1948年には世界人権宣言、1966年、国際人権規約では、社会保障を受ける権利など社会権を定め、人権としての社会保障が世界的に確立をしていきました。社会保障は施しでも、お金で買う商品でもありません。病気や老いによる衰えは個人の努力だけで解決できません。
貧困や病気は自己責任だとする資本側の論理を克服し、国による生存権保障を求める運動が世界各国で広がる中、第2次世界大戦後、1948年の世界人権宣言、1966年の国際人権規約では、社会保障を受ける権利など社会権を定め、人権としての社会保障が世界的に確立をしてきました。社会保障は、施しでも、お金で買う商品でもありません。病気や老いによる衰えは、個人の努力だけでは解決できません。
資本側は、法人税が高いから経営者が苦しむ、だから、競争力が失われるのだと言い、新自由主義にとって福祉は本質的には自由競争を妨害するものであり、必要なものは秩序と治安維持のためのセーフティーネットだけでいいという形で言い切っております。とはいえ、新自由主義の攻勢に世界の労働者は負けてはいません。ヨーロッパでは、年金改悪に、今では長期的なストライキで対抗しています。
財界は、最低賃金の引き上げについては、これをさらに引き上げると、企業の倒産の連鎖や産業の弱体、空洞化、国際競争力の低下が起きるという資本側の理屈を主張しています。
しかし、残念ながら小泉首相の唱えている構造改革は、資本側のさらなる利潤追求をバックアップするためのものであり、国民の多くの割合を占めている労働者階級には、さらなる負担を強いるものとなっていると言わざるを得ません。