茅ヶ崎市議会 2014-08-26 平成26年 9月 第3回 定例会-08月26日-02号
当然、医療費も膨れ上がり、1人当たりの年間医療費は2008年、平成20年には約60万円となっていまして、全国平均より40%も高く、このままでは財政再建団体になると危機感を募らせた呉市は、医療費適正化に向けた取り組みを進めた結果、現在は、平成24年の実績ですが、ようやく1人当たり41万3000円にまで下げることができたとのことでした。
当然、医療費も膨れ上がり、1人当たりの年間医療費は2008年、平成20年には約60万円となっていまして、全国平均より40%も高く、このままでは財政再建団体になると危機感を募らせた呉市は、医療費適正化に向けた取り組みを進めた結果、現在は、平成24年の実績ですが、ようやく1人当たり41万3000円にまで下げることができたとのことでした。
昨年、北海道夕張市が多額の赤字を抱え財政破綻となり、財政再建団体に指定されました。私は、このような状況が決して夕張市だけのものではないと考えています。自治体によっては、この事件を機に厳しい歳出削減や住民負担の増額による財政健全化を急いでいるとも聞いています。
さらに議員からの要望もあり、住民思いの町長のもと人件費は増大、そして施設の維持管理費も膨らみ、やがて財政は破綻、企業で言えば倒産、いわゆる全国で唯一の財政再建団体に転落しました。平成4年2月のことだったそうです。世の中はまだバブルの余波がうねっていたときであります。 議会は完全にチェック機能をなくしました。議会は団体補助金や、そして施設を拡充する方向にと働きました。
用地の買収費だけでも相当な額であり、危機的な財政難で県知事は来年度は財政再建団体への転落の危険もあると示唆している状況なので、ずさんとも思える計画で次々と計画し果たしていつ完成するのか、腹立たしい思いもいたすわけであります。