三浦市議会 2010-11-30 平成22年第4回定例会(第2号11月30日)
ことし、高齢者に関係して関心を呼んだ出来事として、100歳以上の高齢者の所在不明、高齢者の孤独死、無縁社会、高齢者虐待件数の増加などがあり、高齢者を取り巻く状況が大変悪くなっていることを示していると言えます。貧困の問題が家族関係に大きく影響しているとも言われています。高齢者の行く末に、どう安心・安全を提供できるか、介護保険制度について伺っていきます。
ことし、高齢者に関係して関心を呼んだ出来事として、100歳以上の高齢者の所在不明、高齢者の孤独死、無縁社会、高齢者虐待件数の増加などがあり、高齢者を取り巻く状況が大変悪くなっていることを示していると言えます。貧困の問題が家族関係に大きく影響しているとも言われています。高齢者の行く末に、どう安心・安全を提供できるか、介護保険制度について伺っていきます。
日本は、今、無縁社会と指摘されるように、地域との接点が希薄な人が都市部を中心に増えております。高齢者の所在不明問題は、社会に大きな衝撃を与え、児童虐待をめぐる事件も各地で発生。うつ病等の心の病を抱える人も急増しております。本市においても高齢化が進む中、高齢者世帯、独居高齢者世帯の孤立化を防ぎ、見守り、支えていく体制を構築することは重要な課題です。
さらに、団塊の世代が75歳以上となり、高齢化がピークとなる2025年問題や、無縁社会と言われております昨今、高齢者を取り巻く環境整備が必要不可欠となります。そのためには、高齢者の尊厳、個別性の尊重を基本に、できる限り住みなれた地域で在宅を基本とした生活の継続を支援することを目指し、独居、老老、認知症世帯へのサービスシステムの機能強化が重要となります。
このような中で足立区の問題に端を発した高齢者の所在不明の問題が全国的な問題として大きく広がっていったことは、テレビ報道でもあったように、無縁社会の広がりが日本じゅうを覆い尽くしてきているという現実を我々に突きつけられたものであり、大きな危機感を抱かざるを得ないところでございます。
こうしたいわゆる無縁社会の広がりについて市長の見解をお聞かせください。 こうした孤立を防ぐ拠点として地域包括支援センターがありますが、十分に機能しているとは言えないと思います。課題と今後の取り組みについて伺います。高齢者の実態把握とともに高齢者の見守りも重要です。この夏は猛暑による熱中症の被害が多発し、高齢者の死亡事故が急増しています。
ことし1月、NHKスペシャルで「無縁社会」が放送されました。それにより改めてこの問題に関心が高まっております。しかし、このときは地縁という面での問題提起であったわけであります。今や血縁でも自分の親がどこで、どんな暮らしをしているのか、子どもにとって関係もない、全く関心もなくなっていると、こういう社会現象が出ているわけであります。
消えた高齢者や孤立した人々がふえ続ける無縁社会は、市民生活のやみとして大きな問題となっています。市内幸区在住、最高齢109歳の男性高齢者が、実は23年前の昭和62年8月より行方不明であることが調査の結果、判明しました。国は毎年、100歳以上の人数、100歳になった人の氏名とともに、市内最高齢者男女5位までの氏名等の報告を自治体に求めています。
近年、社会問題となっている孤独死、無縁社会の問題もあります。心細く暮らしている高齢者の方にとって、安心して暮らせる地域社会のきずな作りという点でこの事業が果たすべき役割は大きいものととらえております。事業が始まってから約1年が経過しておりますが、事業の進ちょく状況を伺います。 また、介護予防支援事業についても伺います。
また、地縁、血縁のきずなを失った人の孤独死など、いわゆる無縁社会、この無縁社会が深刻な社会問題となってきておりますが、このキットがこういった問題解決の一助になればと切に願っているところでございます。 極端な話、よく言われます話ですけれども、お亡くなりになっていた。だけれども、この方はだれだか、身内がどこにいるかわからないというような場合があります。
今回、この質問の動機なんですけれども、戦後の日本社会は、今、無縁社会になっているという、先日、NHKで報道番組を見ました。戦後の日本は、核家族というライフスタイルに自由と幸福を求めて社会を営んできた。経済至上主義の中、お金と仕事だけで人とつながる人間関係が進み、近所にはつながりのない社会が広がっていった。
地縁、血縁といった地域や家族、親類とのきずなを失ったひとり暮らしの高齢者などがだれにも知られず、引き取り手もないまま亡くなっていく人がふえているという、日本が急速に無縁社会ともいえるきずなを失ってしまった社会に変わっている実態が浮き彫りになってきている現実を痛感させられました。
このキットには、親族や知人など、緊急連絡先も書き込めるようにしており、地縁や血縁などのきずなが失われていく「無縁社会」の中で、手助けの一つになるものと考えております。 2番目の基本目標は「子どもが生き生きと育つまち」でございます。 今後ますます子供の数が少なくなる中では、子育て家庭が安心と喜びを持って子育てに臨めるよう、社会全体で応援し、少子化の流れをできる限り変えていくことが必要です。
その上で、NHKでも最近、無縁社会なる番組が放映されました。これまで人々の生活を支えてきた血縁、会社でいう社縁、地域の地縁が薄れ、昨年発表された市民生活白書2009では、世代を問わず全体の9割の市民が何らかの不安を抱えながらも生活しているという実態が浮き彫りになりました。やはり、いざというというときに頼りになる人間関係の存在が重要である。そして、そこには当然家族の支え合いが含まれていると思います。