茅ヶ崎市議会 2020-11-30 令和 2年12月 第4回 定例会-11月30日-02号
しかし、(仮称)歴史文化交流館の整備は、建物の建設にとどまらず、旧和田家、旧三橋家及び浄見寺周辺一帯の整備、さらには北部の国指定遺跡とも連動した北部地域の学習、文化、市民活動など広範なまちづくりにつながる一大事業という構想を持って進められてきたと認識しています。
しかし、(仮称)歴史文化交流館の整備は、建物の建設にとどまらず、旧和田家、旧三橋家及び浄見寺周辺一帯の整備、さらには北部の国指定遺跡とも連動した北部地域の学習、文化、市民活動など広範なまちづくりにつながる一大事業という構想を持って進められてきたと認識しています。
国指定遺跡・神崎遺跡につきましては、30年4月に遺跡公園が全面開園し、整備事業が完了しました。30年度は、湘南工科大学との協働により、学生の新鮮な視点から神崎遺跡の周知を図る事業を実施することができました。中でも、学生が主体となって作成したVRの活用により来館者が当時の暮らしを理解しやすくなり、5,195人の来館へとつながりました。
それでは、次に、早川地区にある国指定遺跡について再質問いたします。 3月の予算特別委員会でも質問をさせていただきました。石垣山一夜城の井戸曲輪は、「さざえの井戸」や「淀君化粧井戸」とも呼ばれ、もともと沢のようになっていた地形を利用し、石垣で囲むようにつくられており、井戸には今でもわき水を見ることができます。
それに向けて本市もシティセールスを本格化していく必要があると思いますが、その1つに、国指定遺跡である神崎遺跡を観光資源としていずれは目玉の1つにしていくことはできないかと考えました。しかし、現在の遺跡と資料館は、インパクトが不足しているように思います。その不足分は、土産コーナーがないこと、お土産屋さんがないことです。竪穴式住居がないことなどです。
そして、国指定遺跡である神崎遺跡の整備では、5月に資料館を開館し、多くの方々に来場いただき、大変好評で、綾瀬市の歴史に触れていただいております。また、来年度には、歴史公園として整備を終え、新たな魅力ある観光施設としてまいります。
次に、教育文化ですが、国指定遺跡神崎遺跡を公開活用するためのガイダンス施設、神崎遺跡資料館の運営に要する経費が計上されております。神崎遺跡資料館は5月に開館予定となっておりますが、弥生時代を体験できるガイダンス施設ということで、市内の小学校6年生を対象にした地域の歴史授業や勾玉づくりなど、古代の体験学習を実施されるということは、綾瀬市の新たな郷土愛を生む場として興味ある施設と考えております。
│(1)市の今後の方針について │ │ ├────┼───────┼────────────────────────────┼───┤ │ │ │1 市民対応、情報公開の徹底と見える化推進の取り │ │ │ │ │ 組みについて │ │ │ │ │(1)国指定遺跡
国指定遺跡名越切通しは、「武家の古都鎌倉」の世界遺産登録の中でも、中世の景観、価値をよく残しました顕著な普遍的価値を有する重要な要素でございます。名越切通しは、遺構の残りもよく、中でも、鎌倉特有の葬送遺跡のやぐらが4段に連なる姿を一望にできるまんだら堂やぐら群の存在は、遺跡のスケールと分かりやすさで、重要な後世資産の中でも屈指であるとされております。
月ごとに見ますと、2月に吉岡の神崎遺跡が市内初の国指定遺跡に指定され、4月には綾瀬小学校の新校舎で子供たちの新生活がスタートしました。3人乗り自転車の貸し出しが始まったのもこの月です。7月には運転免許証自主返納支援事業、ひとり暮らし高齢者に救急医療情報キットの配布も始まりました。8月はあやせっ子平和学習生を広島県へ派遣し、報告会では直接子供たちが見て感じた平和の思いを来場者に伝えました。
教育、文化につきましては、綾瀬小学校の新築や学校ICT化を推進し、また、神崎遺跡が市内で初の国指定遺跡に指定されました。 今申し上げました各種施策・事業の推進につきましては、議員各位の御理解、御協力のおかげで実施することができました。議員の皆様の任期もあと1カ月となりました。お聞きしますと、引き続き議員に立候補される方、また、今期限りで御勇退される方がおられると伺っております。