清川村議会 2022-09-06
令和 4年 9月定例会(第1号 9月 6日)
午前 9時38分 開会
○議長(細野洋一君) どうもご苦労さまでした。
ただいまの出席議員は8名で、議員定数の半数に達しています。
ただいまから、令和4年
清川村議会9月定例会を開会します。
直ちに本日の会議を開きます。
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○議長(細野洋一君) 議長の諸報告並びに監査委員から報告のありました、令和4年度第1回定期監査及び令和4年4月分、5月分及び6月分の
例月出納検査の結果は、お手元に配付のとおりですので、朗読を省略します。
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○議長(細野洋一君) これから議事に入ります。
本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。
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○議長(細野洋一君) 日程第1、
会議録署名議員の指名についてを行います。
本定例会の
会議録署名議員は、
清川村議会会議規則第125条の規定により、
5 番 藤 田 義 友 議 員
6 番 笹 原 和 織 議 員
を指名します。
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○議長(細野洋一君) 日程第2、会期の決定についてを議題とします。
お諮りします。
本定例会の会期は、本日9月6日から9月21日までの16日間としたいと思います。これに、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(細野洋一君) ご異議ないものと認めます。したがって、会期は16日間と決定しました。
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○議長(細野洋一君) 日程第3、諸般の報告についてを行います。
8月10日、
公益財団法人宮ヶ瀬ダム周辺振興財団で実施した
企画振興常任委員会所管事業現地調査に、記載の議員を派遣しましたので、その概要をお手元に配付しております。
なお、ただいま報告しました議員派遣につきましては、
清川村議会会議規則第126条第1項ただし書きの規定により、派遣を決定しましたので、併せて報告します。
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○議長(細野洋一君) 日程第4、決認第1号、令和3年度清川村
一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第5、決認第2号、令和3年度清川村
国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第6、決認第3号、令和3年度清川村
簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第7、決認第4号、令和3年度清川村
下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第8、決認第5号、令和3年度清川村
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び、日程第9、決認第6号、令和3年度清川村
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上6件を一括議題とします。
提案理由の説明を求めます。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) 皆様、おはようございます。
新型コロナウイルス感染症の収束がいまだに見えてきていませんが、村といたしましても、引き続き
感染防止対策を初め、これから台風時期を迎え、自然災害との複合的な災害への対応につきましても、職員みんなで力を合わせ、村民の皆さんの命と健康、そして暮らしを守ることを最優先に努めてまいります。
議員の皆様には、本日からの村議会9月定例会に際しまして、ご審議等、よろしくお願いを申し上げます。
それでは、ただいま議題となりました決認第1号から決認第6号、令和3年度清川村一般会計ほか5
特別会計歳入歳出決算の認定につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
本件につきましては、地方自治法第233条第1項の規定に基づき調整し、同条第2項の規定により監査委員の審査に付しましたところ、別添の
審査意見書の提出がありましたので、同条第3項の規定により、議会の認定をいただくため提案するものでございます。
令和3年度の清川村一般会計ほか5
特別会計決算につきましては、決算書2ページ記載のとおり、一般会計ほか5特別会計を合計しまして、
歳入決算額は39億8,205万1,773円、
歳出決算額が37億9,480万8,928円で、
歳入歳出差引額は1億8,724万2,845円となりました。
令和元年12月に中国武漢市で
新型ウイルス性肺炎が確認されて以降、
新型コロナウイルスは、変異を繰り返しながら全世界に感染が広がり、生命や健康を初め、
社会経済活動にも大きな影響を与え続けており、いまだ収束は見えず、国内では、
ワクチン接種や変異株の特性等に応じた対策を講じながら、
社会経済活動や日常生活を両立する日々が続いております。この間、
感染拡大防止、収束に全力を傾け、ご尽力をいただいている
医療従事者の皆様を初め、村民、事業者の皆様に心より感謝を申し上げる次第でございます。
現在、
コロナ感染第7波の到来に伴い、村内の感染者も急激に増加をしている中、
オミクロン株対応ワクチンの接種準備を進めております。引き続き村民の皆様には、
感染症拡大防止対策にご協力を賜りますよう、改めてお願いを申し上げます。
さて、このような中、令和3年度は、年度当初から
新型コロナウイルスへの
ワクチン接種が始まったものの、各国で
変異ウイルスが流行し、本県でも二度にわたる
まん延防止等重点措置が再三延長されたことや、夏場の2カ月間は
緊急事態宣言も発出される中、村民の命と暮らしを守り抜くことを最優先として、
感染症対策の強化、村民の家計への支援や
子育て世帯の生活支援、地域経済の活性化や事業者への経済支援など、国や県とも連携し、様々な
新型コロナウイルス感染症に関する施策について、
村議会議員の皆様のご理解、ご協力のもとに講じてまいりました。
このように、令和3年度も令和2年度に引き続き、
新型コロナウイルス感染症対策に取り組んでまいりましたが、60にも及ぶ事務事業の中止や縮小、見直しを余儀なくされました。しかし、
コロナウイルス感染症が猛威を振るう中におきまして、積極的に
感染症対策に果敢に取り組みながら、国や県の交付金などを最大限に活用し、最少の経費で最大の効果を上げることを念頭に事務事業を展開してきたところでもございます。
それでは、令和3年度に講じてまいりました
新型コロナウイルス感染症対策について、概要をご説明申し上げますと、幼稚園、小・中学校、保育園、
放課後児童クラブや各公共施設への
感染予防物品の購入などを行い、感染拡大の防止対策を積極的に講じたほか、長期化している感染症の影響による村民生活や
村内事業者支援のため、村内で利用可能なきよかわ元気応援券を第2弾、第3弾と2回にわたる配布や、
小・中学校給食費及び保育所における副食費の全額補助や
ひとり親家庭に係る高校・
大学等通学費の全額補助を行い、
子育て世帯の家計、経済支援を行いました。
また、
子育て世帯への
臨時特別給付金の支給や
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金の支給を行ったほか、売上げが減少した
中小企業等の事業者に対し、村独自の第2弾となる経済対策として、一律10万円の交付や食品店等への
感染防止対策への支援などを行い、
感染症対策と経済回復の両面から取り組みを講じました。
さらに、
感染症対策を初め、村民への家計支援や
村内事業者への経済支援につきまして、繰越明許費を設定し、令和4年度も引き続き切れ目のない対策に取り組んでおります。
新型コロナワクチン接種は、前年度から継続し、円滑に接種ができる体制を整備し、着実に実施してまいりました。3回目の追加接種につきましては、年度をまたぐ事業となりましたが、1、2回目の初回接種と同様、全職員体制により村独自の
集団接種体制により、安全かつ円滑に実施しております。
令和3年度を振り返りますと、令和2年度に引き続き、
感染症対策に翻弄された年でもありましたが、令和3年度決算の主な事務事業の成果につきまして、第3次総合計画に掲げる5つの施策の大綱ごとにご説明を申し上げます。
1項目めの「自然と調和した住みよい村づくりの推進」につきましては、これまでも行ってまいりました人口増・
定住促進推進事業のほか、従来の
住宅取得事業に中古住宅や空き家の有効活用を進めるための新たな奨励制度を追加し、
子育て世代型村営住宅管理事業などと併せ事業を展開し、人口減少の歯止めに努めてまいりました。
また、水源地域としての役割として、
森林環境譲与税を活用した森林整備や県の
水源環境保全・再生事業による地域水源林の整備のほか、
鳥獣被害対策、生活交通の確保や
地域コミュニティ交通の支援、
村道宮野線の
拡幅改良工事及び寺家の谷縦道線の改良に向けた用地取得、
村道グランド線の排水対策などの維持工事、5年に一度の橋梁の定期点検の実施、消防力の強化、地域ぐるみの防災・減災対策を進めるための
消防団器具舎へのAEDの設置、防犯灯のLED化による安全・安心な村づくりの強化、村営水道及び
下水道事業の安定した適正な管理運営と計画的な
長寿命化事業を実施いたしました。
次に、2項目めの「地域の特性を生かした産業振興と活性化の推進」では、長引くコロナ禍の影響により、密集、密接といった人が集まる機会が制約されただけでなく、様々なイベントが中止や縮小を余儀なくされ、本来ならば大学連携による
特産品開発事業や
清川ブランドの発掘事業、宮ヶ瀬湖を中心とした観光振興、近隣自治体との広域連携による観光促進など、村の魅力あふれる資源を活用した村づくりを進めるところでありますが、昨年に引き続き、大きく制限を受けた中での施策の展開となりました。
このように、大変厳しい状況の中ではございますが、第2弾となる
中小企業等への
緊急経済対策や食品店等への
感染防止対策への支援を初め、
感染症対策を講じた
イベント事業やにぎわいを再生するための支援などを
関係事業者との連携・協力により実施したほか、
宮ヶ瀬地区の公共施設の維持管理を行いました。
道の駅清川につきましても、
感染症対策を徹底し、生産者や
指定管理者との協力の下、適正な管理運営に努めました。
次に、3項目めの「生涯を健康で安心して住み続けられる村づくりの推進」では、
感染症対策を徹底した、がん検診や
乳幼児健康診査、
妊婦健康診査、
早期生活習慣病予防等の健康診査、こういった事業を初め、
高齢者オーラルフレイル健康診査、
予防接種事業、健康相談や心の
健康づくりなど、
各種健康づくり事業や地域医療への支援を行いました。
また、高齢者の皆様が安心して生活ができるよう、見守り事業や外出支援、
日常生活用具の給付事業に加え、
高齢者運転免許証自主返納者支援事業を実施したほか、障害をお持ちの方が住み慣れた地域で自立した生活を送ることができるよう、
各種支援事業に取り組みました。
次に、4項目めの「誇りをもって村を支える人づくりの推進」では、未来の宝、村の宝である子供を安心して産み育てられる
環境づくりや柔軟できめ細やかな
子育て支援策を展開いたしました。特に、公設民営による
保育所運営や
小児医療費助成、
子育て支援用品購入費の一部助成など、村の
子育て支援は、県下でも高い水準の子育て・
保育サービスを維持しております。
子供たちを
新型コロナウイルスから守るため、保育園、幼稚園、
小・中学校施設の予防対策の徹底と園児、児童・生徒、学生の保護者の生活、家計への支援を積極的に実施してまいりました。幼稚園や各学校施設の適正な維持管理を初め、
タブレット端末を活用して実施している
ICT教育の充実や情報教育の推進、命を大切にする心を育む教育の推進、児童・生徒の安全対策や教育環境の充実を図ったほか、昨年度決定した清川に一つの清川らしい幼稚園、小学校、中学校が一体となった新しい一貫校を創り上げていくという方針に基づき、一貫校設置に向けた検討に着手をいたしました。
また、せせらぎ館や運動公園などの施設につきましても、
感染症対策の徹底と適正な維持管理に努めました。
最後に、5項目めの「村民と行政が築く村政の推進」では、
次期総合計画の策定に向けた作業に着手したほか、広報紙やホームページによる積極的な村政情報の発信を初め、
ふるさと応援寄附金制度を活用した財源確保と新たな返礼品の発掘に努め、村の魅力発信や産業振興を図ってまいりました。
また、令和4年1月5日より、住民票及び印鑑証明書の
コンビニ交付を開始したほか、令和4年度から実施する村税等の
キャッシュレス収納を開始するための準備を進めました。
令和3年度は、村制65周年の節目の年でしたが、コロナ禍の影響により、記念事業を縮小しての実施となりました。
また、
自治会長会議や各団体の役員会等での懇談はできたものの、各地区を回って直接村民の皆様からのご意見やご要望をお聞きする
住民懇談会は、昨年に引き続き開催ができませんでした。
感染症との闘いが長期化している中、変異株の特性等に応じた適切な対策を講じながら、新しい生活様式の下でしっかりと地域経済が回り、人と人とのつながりや
コミュニティが一日も早く回復できることを切に願うところでもあります。
以上、概要をご説明申し上げましたが、提出いたしております一般会計・
特別会計歳入歳出決算書及び一般会計・
特別会計決算説明書のとおり、議員各位並びに村民の皆様のご理解とご協力により、多くの成果を上げることができたものと思っております。
なお、監査委員の審査意見につきましては、これを十分に尊重いたしまして、今後とも財源の効率的な活用を図り、健全な財政運営に努めてまいります。
以上でございますが、一般会計ほか5特別会計の決算の概要及び主要成果につきましては、担当課長に説明させますので、よろしくご審議くださいますようお願い申し上げます。
○議長(細野洋一君) 続いて、監査委員から決算審査の結果について、報告を求めます。笹原和織監査委員。
○監査委員(笹原和織君) それでは、決算審査の結果につきまして、ご報告いたします。
令和3年度清川村一般会計並びに5特別会計については、去る8月3日及び4日に、決算審査を実施いたしました。
審査は、村長から提出された令和3年度各
会計歳入歳出決算書、同
事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書について実施しました。
審査の結果、いずれも法令に規定された様式に基づいて作成され、記載金額は歳入・歳出簿、証書類及び
財産台帳等と符合し、計数的にも正確であると認められました。
また、各会計の決算の内容及び予算の執行についても、おおむね適正であると認められました。
基金については、その目的に従って適正に運用されており、運用状況書の記載金額は証書類と符合し、計数的にも正確であると認められました。
なお、決算審査の詳細につきましては、意見書に記載のとおりでありますが、令和3年度も引き続き
新型コロナウイルス感染症の拡大により、感染予防対策や村民及び
村内事業者に対する支援策などに積極的に取り組みつつ、第3次清川村総合計画・後期基本計画の実現に向け、「水と緑の心の源流郷~輝き・愛着・誇りを育む村づくり」を目指し、四つの重点施策を基軸とした諸事業が着実に推進され、執行については、一般会計を初め、5特別会計においても、おおむね適正かつ効率的に執行されていたものと認められました。
今後も本村を取り巻く様々な状況を的確に把握し、効果的かつ効率的なきめ細かい行政運営の下、村政の発展と住民福祉の増進に努め、村民誰もが安心・安全で豊かな生活が送れる魅力ある村づくりの推進に期待するものであります。
以上で報告を終わります。監査委員、山口芳夫、同じく笹原和織。
○議長(細野洋一君) ご苦労さまでした。
これから、各会計の内容説明を求めます。
最初に、一般会計について、各担当より内容の説明を求めます。川瀬参事兼
政策推進課長。
○参事兼
政策推進課長(川瀬久弥君) それでは、令和3年度清川村一般会計・
特別会計決算説明書に基づきまして、概要をご説明いたします。説明書80ページをお開きください。
令和3年度一般会計決算の状況でございます。歳入総額は26億9,541万3,000円、歳出総額は25億5,734万2,000円で、前年度と比較しますと、歳入が1.2%の減、歳出は1.4%の減となり、歳入歳出とも微減となってございます。後ほど、目的別決算額の状況などでご説明をさせていただきますが、令和3年度は、村長の提案理由にもございましたとおり、前年度に引き続きコロナウイルスが猛威を振るう中、積極的にコロナ対策に果敢に取り組みながら、事務事業を展開した年でもありました。
次に、
歳入歳出差引額でございますが、1億3,807万1,000円で、このうち翌年度へ繰り越すべき財源が2,663万8,000円ございますので、実質収支額は1億1,143万3,000円となりました。
次の単年度収支額は、当該年度の実質収支額から前年度の実質収支額を差し引いた額で、3,273万5,000円となり、当該年度の実質的な収支を把握するための指標であります実質単年度収支は、プラス2億416万2,000円となりました。
続いて、歳入状況について、ご説明を申し上げます。84ページをお開きください。
小さい文字で恐縮ですが、真ん中、二つ目の表が村税の徴収状況です。この表の対前年度の伸び率、右から4列目の数値でご説明をさせていただきます。1の村民税です。①の個人分の現年課税分は、納税義務者の減少及び給与所得額の減少により、2.8%の減、②の法人分では、主に建設業及び林業事業者の事業収益の減少により、3.3%の減となり、村民税全体では475万4,000円、2.8%の減となりました。
次に、二つ目の固定資産税ですが、①の純固定資産税は、国のコロナ対策である事業用家屋及び償却資産の減免制度により、前年度と比較して7.2%の減となりました。②の交付金、国有資産等所在市町村交付金は、宮ヶ瀬ダムに係る償却資産等の減価償却により、2.0%の減となり、固定資産税全体では3,282万2,000円、2.8%の減となりました。
3の軽自動車税は、新税率車両の増加により、55万9,000円、5.6%の増となりました。
4の村たばこ税は、販売本数の減少により、29万8,000円、8.7%の減となり、村税全体では3,731万5,000円、2.8%の減となってございます。また徴収率は、前年度と比較して、現年課税分が前年度と同様の99.9%、滞納繰越分は4.8ポイント減少し26.9%となり、村税全体では、前年度より0.1ポイントほど減少の99.5%となってございます。
次に、82ページにお戻りいただきまして、目的別決算額の状況をご説明申し上げます。歳入の自主財源の村税は、ただいまご説明申し上げましたので、ほかに伸び率や増減の大きいものをご説明申し上げますと、分担金及び負担金の45.2%の増は、主に
新型コロナウイルスワクチン接種費用負担金が増額となったものでございます。
次に、財産収入の26.3%の増は、前年度の売上げを基準としております、きよかわくらし応援館賃貸料が増額となったことによるものでございます。繰入金79.2%の減は、公共施設等整備事業基金の取り崩しを取りやめたことによるものです。繰越金70.0%の増は、
新型コロナウイルスワクチン接種事業を初め、コロナ関連の生活支援や地域経済対策事業など、七つもの事務事業を前年度より繰り越したことによるもので、これらの要因から、自主財源全体といたしましては、前年度比0.5%の増となってございます。
次に、依存財源でございますが、配当割交付金44.4%の増、株式等譲渡所得割交付金の55.5%の増は、それぞれの所得が増加され、各交付金が増額されたものでございます。法人事業税交付金268.2%の増は、制度の経過措置の終了に伴う増、地方特例交付金の203.3%の増は、
新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補填特別交付金による増、地方交付税の96.9%の増は、令和3年度に限り、臨時経済対策費制度の創設により追加交付されたことによる増、国庫支出金の57.8%の減は、令和2年度に実施された国の特別定額給付金によるものでございます。村債の75.6%の増は、地方交付税、普通交付税の確定に伴い、臨時財政対策債も連動して増額となったものでございます。
自主財源、依存財源の構成比でございますが、ただいまご説明申し上げましたとおり、自主財源は財産収入や繰越金の増額要因、依存財源は国庫支出金の減額要因から、自主財源が前年度を1.0ポイント上昇し60.3%、依存財源が39.7%となりました。
次に、下段の歳出の表でございますが、伸び率の増減の大きいものの要因を申し上げますと、総務費は、令和2年度に限って実施されました国の特別定額給付金給付事業の影響を受け、19.0%の減となっております。衛生費は、長期経営戦略に基づき、簡易水道事業特別会計への繰り出しを開始したほか、
新型コロナウイルスワクチン接種業務の実施により、18.0%の増となっております。農林水産業費は、令和元年度から令和2年度に行った農業用施設災害復旧事業などの影響を受け、18.1%の減となっております。土木費は、
村道宮野線の改良工事や村道谷戸線等の用地購入、橋梁長寿命化修繕計画に基づく定期点検を実施したことにより、33.2%の増となっております。
歳入全体で前年度比1.2%、3,335万7,000円、歳出全体では前年度比1.4%、3,660万1,000円の減額となっております。
83ページをごらんください。性質別
歳出決算額ですが、こちらも伸び率の大きいものにつきまして、また増減の大きいものについて申し上げますと、国の
子育て世帯への
臨時特別給付金給付事業や
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金給付事業の実施により、扶助費が38.8%増となってございます。また、投資的経費の普通建設事業費単独16.8%は、
村道宮野線改良工事や村道谷戸線等の用地購入などを行ったことによる増となっております。維持補修費の23.6%増は、経年劣化などによる施設設備の修繕費の増。扶助費等の40.1%の減は、令和2年度に実施した国の特別定額給付金給付事業や
緊急経済対策中小企業等事業者交付金交付事業の減。積立金の446.8%の増は、財政調整基金積立金の増額によるものでございます。
81ページにお戻りください。決算額総括表でございます。
下段の表は歳出となっております。表の右から2番目の列に執行率を記載してございますが、一般会計全体の執行率は95.2%となりました。
3款、民生費は、
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金給付事業を繰越明許として次年度にまたがり執行したことにより、執行率が93.8%となりました。
また、4款、衛生費は、
新型コロナウイルスワクチン追加接種事業を、こちらも繰越明許として次年度にまたがり執行したことにより、執行率が86.7%となってございます。
6款、商工費も
新型コロナウイルス感染症対策として、切れ目のない生活支援や地域経済対策を実施するため、地域経済応援対策等商品券発行事業第3弾を繰越明許として次年度にわたり執行したことにより、執行率が89.0%となってございます。
80ページにお戻りいただきまして、決算数値から見ました村の財政的な状況を申し上げますと、下から3番目の経常収支比率は、人件費や扶助費などの経常的経費に村税などの経常的一般財源がどの程度充当されるかを示す比率で、本村の令和3年度の決算では75.2%で、前年度より10.6ポイントほど減となってございます。これは、経常収支比率の経常一般財源総額に含まれる普通交付税の追加交付と、これに伴う臨時財政対策債の増額により割合が減少したものでございます。
次の公債費負担比率の財政構造の弾力性の判断指標でありますが、公債費に充当された一般財源の一般財源総額に占める割合を示す比率で、20%が危険ライン、15%が警戒ラインとされており、令和3年度は1.7%で、前年度より0.1ポイント減少しておりますが、これも経常収支比率同様、普通交付税の追加交付と、これに伴う臨時財政対策債の増額によるものでございます。
財政力指数は、基準財政収入額を基準財政需要額で割った数値で、単年度では0.806となりますが、過去3カ年を平均した数値を表示することとなっておりますので、0.889となります。
資料最後のページ、147ページをごらんください。
一般会計、そして特別会計の不納欠損額及び収入未済額の状況を一覧にした表を添付してございますが、説明は省略をさせていただきます。
令和3年度の財政運営に当たりましては、冒頭にも申し上げましたが、昨年に引き続き
新型コロナウイルス感染症対策に取り組みながら、ウィズコロナの中で事務事業を積極的に展開してきた年でもありましたが、村税等が伸び悩む中、村税徴収率の向上及びふるさと応援寄付金など自主財源の確保に努めるとともに、財源の効率的配分や経常経費の節減、合理化を図り、健全財政の運営に努めてまいりました。
以上、令和3年度一般会計の決算概要につきまして、ご説明を申し上げましたが、主要事業等の成果並びに各
特別会計決算の概要及び事業成果につきましては、各担当課長から説明をさせていただきます。よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 折田参事兼総務課長。
○参事兼総務課長(折田克也君) 総務課所管、職員係、管理係等の事務事業につきまして、ご説明いたします。決算説明書の9ページをごらんください。
下段、2款、総務費、1項、総務管理費、1目、一般管理費、02、職員研修事業は、10ページにわたりますが、
新型コロナウイルス感染症のため、当初の計画どおりに各種研修を実施することができませんでしたが、派遣研修のほか、リモートによる地域別研修への参加及びeラーニングによる庁内研修を実施いたしました。
10ページ上段、03、職員健康管理事業は、労働安全衛生法に基づく産業医の選任、衛生委員会の開催、健康診断等を実施し、職員が健康に職務を遂行できることに努めました。
中段、04、電算管理事業は、基幹系システムである神奈川県町村情報システムを初め、庁内イントラネットの内部情報系システムの適正な運用・管理を図るとともに、健康管理システムや給付金システムなどの改修を行い、事務の簡素化、効率化などに努めました。
下段、05、村制65周年記念事業は、11ページにわたりますが、村制65周年を祝うため、記念式典や記念事業を開催したほか、記念要覧を作成いたしました。
11ページ上段、2目、文書広報費、01、広報広聴事業は、「広報紙きよかわ通信」の発行と村ホームページのデザインをリニューアルするとともに、広聴活動として、村長への手紙により、村民の声を生かした行政運営に努めました。また、複雑・多様化する法律問題に対しまして、法律相談を開催いたしました。
下段、02、
コミュニティ活動支援事業は、12ページにわたりますが、自治会長相互の連携や円滑な自治会活動の支援及び地域の特性を生かした自主性、協働性などにあふれた
コミュニティの充実に資する活動団体への支援を行っております。昨年度は、
新型コロナウイルス感染症対策のため、自治会長研修会は中止とし、地域
コミュニティ活動促進補助金の実績はございませんでした。
12ページ上段、03、消費者保護啓発事業は、厚木市消費生活センターに委託し、消費者相談体制を整備し、消費者保護に努めました。
中段、04、例規システム運用事業は、データベース化した村例規集やウエブ版法令集等の利活用により、法規事務の合理化、簡素化に努めました。
13ページ下段、5目、財産管理費、02、財産管理事業は、庁舎及び庁用車などの適正な管理維持に努めました。
次に、15ページになります。上段、7目、集会施設管理費、01、集会施設等維持管理事業は、地域
コミュニティの拠点として宮ヶ瀬住民センター及び子ども広場を維持管理し、
コミュニティ活動の支援に努めました。
ページ飛びまして、19ページになります。上段、4項、選挙費、3目、
村議会議員選挙費、01、
村議会議員選挙執行費は、令和3年4月30日の任期満了に伴う
村議会議員選挙を4月18日に実施いたしました。
下段、4目、衆議院議員総選挙、最高裁判所裁判官国民審査費、01、衆議院議員総選挙、最高裁判所裁判官国民審査執行費は、衆議院解散に伴う衆議院議員総選挙及び最高裁判所裁判官国民審査を10月31日に実施いたしました。
以上で、総務課所管、職員係、管理係等の事務事業につきまして、説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 山田
総務課防災担当課長。
○
総務課防災担当課長(山田晴久君) 続きまして、総務課所管の防災交通係の事務事業につきまして、ご説明いたします。決算説明書15ページをごらんください。
中段、2款、総務費、1項、総務管理費、8目、交通安全対策費、01、交通安全推進事業は、交通安全対策の推進のため、月2回の交通安全指導隊員による街頭指導のほか、交通安全対策協議会を初めとした各種団体とともに、交通事故のない安全な村づくりに努めました。
次に、9目、防犯対策費、02、安全・安心まちづくり事業は、次の16ページにわたりますが、安全で安心な村づくりに資するため、下舟沢地区、金翅前地区、清水ヶ丘2区に防犯灯を4基、新たに設置しました。また、既設防犯灯のLED灯具の交換工事につきましては、尾崎地区から下舟沢地区までの県道沿い及び柳梅・別所地区の防犯灯をLED化し、照度不足の改善や維持管理費の削減を図りました。
16ページ上段、03、特殊詐欺被害防止対策事業は、高齢者等に対する特殊詐欺被害の防止を図るため、迷惑電話防止機能を有する電話機の購入経費に対し補助金を支出し、犯罪の未然防止に努めました。
次に、ページ飛びまして、64ページをごらんください。上段、8款、消防費、1項、消防費、1目、常備消防費、01、消防広域化事業は、厚木市との消防広域化による事務委託にかかる消防職員の人件費や事務事業経費を負担し、消防力の強化、村民の安全・安心の向上に努めました。
中段、02、分署施設・設備維持管理事業は、厚木市との消防広域化による事務委託に伴う清川分署の維持管理を行い、施設の機能維持を図りました。
下段、2目、非常備消防費、01、消防組織維持・強化事業は、次の66ページにわたりますが、消防団員の定員の確保や研修や訓練を通じて、消防団員の資質の向上、組織維持の強化に努めました。
65ページ中段、3目、消防施設費、02、消防施設・設備維持管理事業は、消防施設・設備の機能維持を図るとともに、消防機能強化を図りました。また、第1分団及び第3分団の器具舎前にAEDを設置し、緊急時に対応できる環境を整備しました。
下段、5目、災害対策費、01、地震等防災対策事業は、次の66ページにわたりますが、地震等の災害などの有事に備えるため、防災訓練の実施や災害用備蓄品の購入を行い、住民の防災意識の向上に努めました。
66ページ中段、02、防災施設設備維持管理事業は、防災施設設備の機能維持を図りました。
以上で、総務課所管の防災交通係の事務事業につきまして、説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 川瀬参事兼
政策推進課長。
○参事兼
政策推進課長(川瀬久弥君) 続きまして、政策推進課所管の事務事業につきまして、ご説明をさせていただきます。恐縮ですが、説明書は12ページにお戻りください。
2款、総務費、1項、総務管理費、3目、財政管理費からの説明となります。ページ下段、01、財政管理事業は、統一的な基準による財務書類を作成し、村の財政状況を公表したとともに、財政管理にかかる経費を支出いたしました。
次に、次ページ、13ページ中段、5目、財産管理費の01、普通財産維持管理事業は、村が所有する普通財産の適正な維持管理のため、2カ所の村有地の除草作業を実施したほか、きよかわくらし応援館の土地賃借料を支出いたしました。
次に、次ページ、14ページ上段、03、村有地活用事業は、尾崎地区にある村有地を有効活用するため、整備工事及び資機材倉庫等を設置した経費を支出しております。
次に、中段、6目、企画費の02、生活交通確保対策事業は、住民の日常生活における勤務・通学など、公共交通の確保及び利便性の向上を図るため、路線バスの延伸に係るバス事業者への補助として、早朝1便、深夜便5便の計6便の増便と金翅・清水ヶ丘地区での
コミュニティ交通の活動支援を行う経費を支出し、村民の交通の足の確保に努めました。
次に、下段、06、村づくり推進事業は、第3次総合計画の後期基本計画の進行管理を行うとともに、総合計画審議会の経費及び令和5年度が終期である第3次総合計画に引き継ぐ第4次総合計画の策定に向け、将来人口の分析などの基礎調査を行った経費を支出いたしました。
ページ飛びまして、20ページをお開きください。ページ上段、5項、統計調査費、1目、統計調査総務費、01、各種統計調査事業は、産業振興施策の資料となる経済センサス活動調査を初め、記載の基幹統計調査などを行った経費を支出いたしました。
以上で、政策推進課所管の事務事業につきまして、説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 杉山
税務住民課長。
○
税務住民課長(杉山洋正君) 続きまして、税務住民課で所管する主な事務事業につきまして、ご説明申し上げます。決算説明書の17ページをごらんください。
2款、総務費、2項、徴税費、1目、税務総務費の03、ふるさと応援寄附金推進事業では、ふるさと納税制度を有効に活用して財源の確保と村の魅力を全国に広めるとともに、村の産業等の活性化を図るため、寄附の受付や返礼品の贈呈及び証明書の発行にかかる経費を支出しました。なお、寄附件数及び金額につきましては、記載のとおりでございます。
次に、17ページ中段になります。2目、賦課徴収費の01、賦課徴収管理事業では、村税の適正かつ公平な賦課徴収を図るため、記載の業務委託や課税事務にかかる経費を支出しました。
次に、18ページをごらんください。03、公図等電算システム運用事業では、固定資産評価事務の迅速かつ適正化を図るため、公図閲覧及び土地家屋現況図情報システムの運用等にかかる経費を支出しました。
次に、3項、戸籍住民基本台帳費、1目、戸籍住民基本台帳費の01、戸籍住民基本台帳総務事業は、厚木市、愛川町との3市町村による住民票の広域交付事業にかかる経費及び戸籍の電算システム運用にかかる経費を支出しました。次に、02のマイナンバー制度ネットワーク事業では、マイナンバー制度の適正な運用及びマイナンバーカードを交付するための負担金及び交付金を支出しました。なお、マイナンバーの交付枚数につきましては記載のとおりで、平成27年度から令和3年度末までの累計は1,168枚となっています。
次に、ページ飛びまして、22ページの上段をごらんください。3款、民生費、1項、社会福祉費、3目、老人福祉費の02、高齢者外来医療費助成事業では、70歳以上の高齢者が外来診療で支払う医療費の一部を助成することにより、経済的負担の軽減と医療機関に早期受診できる環境を提供し、早期治療による健康の保持増進を図りました。
次に、ページ飛びまして、39ページの上段をごらんください。4款、衛生費、1項、保健衛生費、3目、環境衛生費の03、犬猫等環境対策事業では、猫による生活環境被害を防止するため、飼い猫の避妊・去勢手術費の一部助成を行うとともに、犬猫等の動物死体処分にかかる経費を支出しました。なお、件数等につきましては、記載のとおりです。次に、04、地球温暖化対策事業では、自然エネルギーを有効利用し、環境への負荷軽減を図り、地球温暖化対策に資するため、住宅用太陽光発電設備費用及び電気自動車等導入費用の一部を補助しました。
次に、43ページ中段をごらんください。6目、宮ヶ瀬霊園費の01、宮ヶ瀬霊園管理運営事業では、施設の適正な維持管理及び運営に関する経費を支出しました。
また、下段の7目、公害対策費の01、公害対策推進事業では、河川環境の保全を図るため、水質分析調査業務委託にかかる経費を支出しました。
次に、44ページ中段をごらんください。2項、清掃費、1目、清掃総務費の03、厚木愛甲環境施設組合事業では、ごみの共同処理に向け、厚木愛甲環境施設組合への構成市町村負担金として、派遣職員の人件費や事業費を支出しました。
次に、2目、塵芥処理費の01、リサイクルセンター維持管理事業では、リサイクルセンターの維持管理並びに運営にかかる経費を支出しました。
次に、45ページ中段をごらんください。02、ごみ処理事業では、分別収集した可燃ごみや粗大ごみを適正に処理するために、各業務委託等にかかる経費を支出しました。また、下段の03、ごみ減量化・再資源化事業では、平成31年1月に完成した清川リサイクルセンターを拠点とし、資源物のリサイクルを推進するために、各業務委託にかかる経費を支出しました。
以上で、税務住民課所管の事務事業についての説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) この際、暫時休憩します。午前10時45分まで休憩します。
――
―――――――――――――――――――――――――――
午前10時33分 休憩
午前10時45分 再開
――
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○議長(細野洋一君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。議事を続行します。伊本
保健福祉課長
○
保健福祉課長(伊本貴志君) 続きまして、保健福祉課所管の主な事務事業の概要について、説明いたします。決算説明書20ページをごらんください。
下段の3款、民生費、1項、社会福祉費、1目、社会福祉総務費からとなりますが、社会福祉総務費では、村民の皆さんが自立した生活を営むことができるよう、福祉基盤の充実を図るため、5つの事業を実施しております。01、社会福祉総務事業は、21ページにわたりますが、職員の人件費や事務費など、経常経費の支出のほか、社会福祉協議会や各種社会福祉団体への運営費等の補助を行いました。中段の02、
住民税非課税世帯等に対する
臨時特別給付金給付事業は、
新型コロナウイルス感染症の長期化による影響を受けた
住民税非課税世帯等が速やかに生活や暮らしの支援が受けられるよう、1世帯当たり10万円の
臨時特別給付金を支給しました。
次に、下段からは、3目、老人福祉費になりますが、老人福祉費では、高齢者の皆さんが住みなれた地域で安心して生き生きと健康な生活を送ることができるよう、各種支援や助成など、10事業を実施しております。01、老人福祉総務事業は、高齢者の生きがいづくりや
健康づくり、仲間づくりといった活動を支援するため、関係団体に助成等を行いました。
次に、22ページをごらんください。中段の03、高齢者見守り事業は、独居の高齢の方などに週2回、お弁当をお届けして状況を伺う福祉給食サービス事業を清川村社会福祉協議会に委託して、在宅生活を支援しました。
次に、23ページをごらんください。中段の06、高齢者の生きがいと
健康づくり推進事業は、高齢者の生きがいと
健康づくりの増進を図るため、レクリエーション等の活動場所を提供したほか、新規事業として、難聴による認知機能の低下を抑制するため、補聴器の購入費の一部を助成し、心身の機能維持と自立促進を図りました。
下段の07、敬老事業は、24ページにわたりますが、多年にわたり地域に貢献された高齢者の皆さんに感謝の意を表すとともに、75歳以上の方に敬老祝い金品をお贈りし、ご長寿をお祝いしました。なお、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、予定していた式典等は中止しております。
上段の08、高齢者外出支援事業は、高齢者の外出機会を増やし、社会参加を促進するため、高齢者バス割引乗車券の購入費の一部を助成しました。
中段の09、
高齢者運転免許証自主返納者支援事業は、高齢者による交通事故防止を図り、自動車の運転に不安を持つ高齢者の自主的な運転免許証の返納を支援するため、70歳以上の運転免許証の自主返納者に対し、高齢者バス割引券購入費の全額助成を行いました。
次に、下段から4目、障害福祉費になりますが、障害福祉費では、心や身体などに障害がある方が住みなれた地域で安心して日常生活を送ることができるよう、各種助成や支援など、8つの事業を実施しております。
25ページをごらんください。中段の03、重度障害者医療費助成事業は、重度な障害のある方の医療費のうち、保険適用分にかかる自己負担額を助成し、経済的負担の軽減を図りました。
次に、26ページをごらんください。上段の05、障害者自立支援事業は、障害者総合支援法に定める介護や訓練等にかかる給付金のほか、補装具や更生医療費の支給を行いました。
下段の06、地域生活支援事業は、27ページにわたりますが、障害者総合支援法に基づき、日中一時支援や移動支援のほか、
日常生活用具の給付や障害支援区分認定審査会の開催など、自立した日常生活と社会生活を送るための支援を行いました。
中段は、5目、保健福祉センターひまわり館管理費になりますが、01、ひまわり館管理運営事業では、福祉事業の拠点として安全に使用できるよう、設備の法定点検や施設の清掃のほか、不具合箇所の修繕等を実施し、施設の機能保持に努めました。
下段から、2項、児童福祉費、1目、児童福祉総務費になりますが、児童福祉総務費では、児童の健全育成と児童福祉の向上を図るため、10事業を実施しました。
28ページをごらんください。中段の04、
小児医療費助成事業は、小児の健全育成を図るため、0歳児から満18歳までの児童・生徒を対象に、医療費のうち、保険適用分の自己負担額の助成を行いました。
下段の05、保育所入所事業は、29ページにわたりますが、家庭で保育ができない児童に対して、村内認可保育所等において保育を実施するとともに、令和元年10月1日から実施されました教育・保育の無償化に伴う幼稚園での保育事業や認可外保育施設の利用給付費を支給しました。また、村内民間保育所への施設運営費の助成を行い、入所児童の処遇の向上を図りました。
中段の06、
放課後児童クラブ運営事業は、放課後の家庭等において保育が受けられない児童に対し、児童の健全な育成を図るため、適切な遊び場と生活の場を提供しました。
下段の07、
子育て支援事業は、30ページにわたりますが、
子育て世帯の生活の安定と経済的負担の軽減を図るため、小児用オムツなど
子育て支援用品を対象としたクーポン券の配布のほか、1歳児、2歳児の保護者を対象に、保育園の一時預かり事業を活用したリフレッシュ事業を実施しました。また、保育園を利用する保護者に対し、
新型コロナウイルス感染症による影響を踏まえ、時限的な緊急措置として、副食費にかかる実費負担額を補助し、経済的負担の軽減を図りました。
中段から、2目、児童措置費になりますが、児童措置費では、次世代の社会を担う子供たちの健全育成と
子育て世帯の経済的負担の軽減を図るため、3つの事業を実施いたしました。01、児童手当支給事業は、中学修了までの子供を対象として、養育する保護者へ児童手当を支給しました。
下段の02、
子育て世帯への
臨時特別給付金給付事業は、31ページにわたりますが、
新型コロナウイルス感染症の長期化による影響を受けた
子育て世帯を支援するため、18歳までの児童を養育する保護者等に対し、児童一人当たり10万円の
臨時特別給付金を支給したほか、村独自の施策として、所得制限により支給対象外となる保護者に対しても、村内全体の
子育て世帯の生活を安定させ、子供の心身の健やかな成長を促すため、臨時給付金を支給して支援を行いました。
中段の03、
子育て世帯生活支援特別給付金給付事業は、
新型コロナウイルス感染症が長期化する中で、損害を受けた低所得の
子育て世帯を見舞う観点から、住民税が非課税の
子育て世帯に対し、児童一人当たり5万円の子育て生活支援特別給付金を支給して支援を行いました。
下段から、4款、衛生費、1項、保健衛生費、1目、保健衛生総務費になりますが、保健衛生総務費では、職員の人件費や事務費など経常経費の支出のほか、
健康づくりや健康増進の基盤づくりのため、4つの事業を実施しました。
32ページをごらんください。上段の02、地域医療支援事業は、村内に所在する歯科医院に対し、歯科衛生士の人材確保経費の一部助成を行い、村内における歯科医療体制を確保し、村民の歯科の健康増進を図りました。
次に、33ページをごらんください。上段から、2目、予防費になりますが、予防費では、早期発見、早期治療などを推進するため、がん検診事業を初め、健康増進法に基づく生活習慣病などの予防事業のほか、
新型コロナウイルス感染症対策や
ワクチン接種など、11事業を実施しました。
下段の02、
予防接種事業は、34ページにわたりますが、予防接種法に基づく各種予防接種の実施のほか、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、インフルエンザとの同時流行を防止するため、重症化リスクの高い高齢者へのインフルエンザの予防接種について、費用の一部を負担し、医療提供体制の確保を図りました。
次に、35ページをごらんください。中段の04、感染症予防事業は、
新型コロナウイルス感染症の感染予防に対する機器や備蓄品等を整備し、予防対策の強化を図りました。
次に、37ページをごらんください。下段の09、
高齢者オーラルフレイル健康診査事業は、厚木歯科医師会にご協力をいただき、口腔機能の健康状態をチェックし、リスクが高い方に対する機能改善の指導を行い、フレイル状態からの回復を支援しました。
次に、38ページをごらんください。上段の10、
新型コロナウイルスワクチン接種事業は、令和2年度から引き続き、1回目及び2回目のワクチンの接種を円滑に行うため、人材の確保や接種会場の設営に必要な物品の購入及びシステムの改修等を実施して接種体制を確保し、
ワクチン接種を進めました。
下段の11、
新型コロナウイルスワクチン追加接種事業は、39ページにわたりますが、
新型コロナウイルス感染症の拡大防止及び重症化予防のため、ワクチンの3回目接種の実施に当たり必要となる人材の確保や接種会場の設営経費及びシステム改修等を実施し、対象となる方に対して、3回目の
ワクチン接種を進めました。
次に、40ページをごらんください。上段は、4目、宮ヶ瀬診療所費になりますが、01、宮ヶ瀬診療所運営事業は、村民の身近な施設である
宮ヶ瀬地区住民センターを使用して診療所の運営を行い、地域の医療体制を確保して村民の健康保持を図りました。
中段から、5目、
健康づくり推進費になりますが、
健康づくり推進費は、新生児からお年寄りまで、それぞれのライフステージにおける
健康づくりと健康増進を図るため、6つの事業を実施いたしました。01、母子保健事業は、母子の心身の健康保持と増進を図るため、各種保健指導の実施のほか、新生児が健やかに育つよう、出産祝い金を交付して支援しました。
次に、41ページをごらんください。中段の03、
健康づくり事業は、高齢期入門健康講座を開催し、高齢者の健康意識の高揚を図ったほか、健康カレンダーの作成、配布や広報等を通じて健康増進の普及啓発を行い、村民の
健康づくりへの取り組みを推進しました。
次に、44ページをごらんください。上段は、8目、保健福祉センターやまびこ館管理費になりますが、01、やまびこ館管理運営事業では、保健予防事業の拠点として安全に使用できるよう、設備の法定点検や施設の清掃のほか、不具合箇所の修繕等を実施し、施設の機能保持に努めました。
以上で、保健福祉課所管の主な事務事業につきまして、説明を終了します。よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 村上
産業観光課長。
○
産業観光課長(村上貴史君) 続きまして、産業観光課所管の主な事務事業の概要につきまして、ご説明をさせていただきます。戻りまして、16ページをごらんください。
中段、2款、総務費、1項、総務管理費、11目、ローカルイノベーション拠点施設管理費、01、ローカルイノベーション拠点施設管理事業は、ローカルイノベーション拠点施設の村が管理する共有部分などの維持管理を行いました。
続きまして、ページ飛びまして、46ページをごらんください。下段、5款、農林水産業費、1項、農業費、1目、農業委員会費、01、農業委員会運営事業は、次の47ページにわたりますが、農業委員会の運営にかかる経費で、総会及び農地転用の審査等を行いました。総会での案件数などにつきましては、記載のとおりになっております。
次に、47ページ中段、3目、農業振興費、01、農業振興事業は、道の駅「清川」へ村産野菜などの出荷量増加を図るため、農作物生産促進補助及び豚熱の予防策といたしまして、
ワクチン接種などの家畜防疫対策事業補助を行いました。
下段、02、道の駅「清川」管理運営事業は、次の48ページにわたりますが、道の駅「清川」の管理運営を行い、地域産業の振興を図りました。
続きまして、48ページ中段、03、特産物普及推進事業は、村の特産物を広く普及させるための経費と村の特産品を新たに「きよかわブランド」として構築する準備会議を開催いたしました。
49ページ上段、04、遊休農地対策事業は、村が農業委員会などの関係機関と連携し、県農業公社が借り受けた遊休農地を研修農場として貸し出し、遊休農地の活用を図りました。
中段、05、茶業活性化支援事業は、チャピュア清川が大型茶園に設置しました防霜施設設置整備費のリース料償還金や茶園所有者などに対し、茶園を適正に維持管理する経費の一部を補助しました。
下段、5目、鳥獣・ヤマビル被害対策費、01、
鳥獣被害対策事業は、次の50ページにわたりますが、農産物被害及び生活被害の軽減のため、ニホンジカなどの捕獲及びニホンザルの捕獲、追い払いを実施したほか、農作物被害防止のため、電気柵などの設置にかかる資材の購入費用の一部を助成いたしました。
次に、50ページ中段、02、ヤマビル被害防除対策事業は、村民向けのヤマビル駆除剤の販売や登山者の被害防除対策を行ったほか、草刈機などの貸出しを行い、ヤマビル生息環境改善と被害軽減に努めました。
次に、51ページ上段、03、広域獣害防止柵管理事業は、広域獣害防止柵を新たに法論堂地区に新設したほか、既設防止柵の巡視・補修を行いました。
次に、中段、2項、林業費、2目、林業振興費、01、林業振興事業は、木材利用の促進及び災害対策を目的に、村産間伐材の活用を目的に、搬出するための費用の一部を助成いたしました。
下段、02、協力協約推進事業は、次の52ページにわたりますが、水源の森林づくりエリアで村と協力協約を締結しました森林所有者の森林整備及び造林事業の実施者に対し、事業費の補助を行いました。
52ページ中段、03、水源地域森林保全育成啓発事業は、水源林の大切さを身近に感じていただける別所地区に設置いたしました、きよかわ七福神の径路補修や植樹を行いました。
下段、04、
水源環境保全再生事業は、次の53ページにわたりますが、第3期
水源環境保全・再生計画の最終年である5年度目といたしまして、地域水源林や私有林の整備を実施し、森林機能向上に努めました。
53ページ中段、05、森林環境保全事業は、
森林環境譲与税を財源といたしまして森林吸収源対策を図るとともに、危険木の除去や沿道の集落環境整備に努めました。
下段、3目、猟区運営費、01、猟区運営事業は、次の54ページにわたりますが、野生鳥獣の健全な生態系維持や農林作物などの食害防止などを図るため、村猟区の適正な管理運営に努めました。
次に、54ページ中段、6款、商工費、1項、商工費、2目、商工振興費、01、商工振興事業は、村内の商工業者の経営安定を図るための融資事業や住宅リフォーム助成事業を行いました。
下段、02、繰越明許、地域経済応援対策等商品券発行事業(第2弾)は、次の55ページにわたりますが、コロナ禍の影響により疲弊した消費を回復するため、
村内事業者の支援及び住民生活の支援を目的といたしまして、全村民に5,000円分の商品券を配布し、村内需要の喚起を行いました。
55ページ03、繰越明許、
緊急経済対策中小企業等事業者交付金交付事業(第2弾)は、コロナ禍の影響により売上げが減少いたしました
村内事業者を下支えするため、事業者に対して交付金を交付いたしまして、支援を行いました。
中段、04、繰越明許、
緊急経済対策地域活性化事業(第2弾)は、コロナ禍の影響により観光客が減少している
宮ヶ瀬地区のにぎわい再生のため、事業費の一部を交付し、事業を実施することで地域活性化を図りました。
下段、05、地域経済応援対策等商品券発行事業(第3弾)は、次の56ページにわたりますが、第2弾と同様に、全村民に5,000円分の商品券を配布し、村内需要の喚起を行いました。
続きまして、56ページ中段、3目、勤労福祉費、01、勤労者生活資金融資事業は、勤労者の生活安定と向上を図るため、生活資金の融資事業を行いました。
下段、4目、観光費、01、観光対策事業は、次の57ページにわたりますが、コロナ禍の中で実施いたしました宮ヶ瀬クリスマスなどの
宮ヶ瀬地区のイベント支援を行い、観光振興及び地域活性化を図ったほか、清川村マスコットキャラクター「きよりゅん」グッズの追加製作を行い、普及に努めました。
57ページ中段、03、観光施設管理事業は、村内に設置いたしました公衆トイレなどの観光施設の清掃など、維持管理を行いました。
中段、04、
宮ヶ瀬地区観光施設管理事業は、
宮ヶ瀬地区に設置した噴水施設など、観光施設の維持管理を行いました。
次に、58ページ上段、05、繰越明許、
宮ヶ瀬地区観光施設管理事業は、
宮ヶ瀬地区の公共施設の修繕工事などを行い、施設利用者の利便性及び機能性向上を図りました。
下段、5目、ふれあいセンター管理費、02、ふれあいセンター施設管理事業は、次の59ページにわたりますが、ふれあいセンターの機械設備等の保守点検、修繕などを実施いたしまして、適正な維持管理に努めました。
59ページ下段、03、ふれあい事業は、ふれあいセンターの集客向上のため、広告経費のほか、ふれあいセンター送迎車運転にかかる経費を支出いたしました。
以上で、産業観光課が所管します事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 清水
まちづくり課長。
○
まちづくり課長(清水洋一君) 続きまして、まちづくり課が所管いたします事務事業につきまして、ご説明申し上げます。13ページをお開きください。
上段の2款、総務費、1項、総務管理費、3目、財政管理費、02、電子入札共同運営事業につきましては、神奈川電子入札共同システムの運用によりまして、入札参加資格者の申請受付登録業務を実施いたしました。
ページ飛びまして、46ページをお開きください。中段の4款、衛生費、2項、清掃費、3目、し尿処理費、01、し尿処理事業につきましては、し尿及び浄化槽汚泥の収集運搬、処分業務を実施いたしました。
ページ飛びまして、60ページをお開きください。上段の7款、土木費、2項、道路橋梁費、1目、道路新設改良費、01、道路新設改良事業につきましては、村道の機能向上と道路交通の安全確保を図るため、委託業務といたしまして、村道谷戸線等の地積測量図等の作成業務や土地鑑定業務などを実施したほか、用地購入及び補償などを行いました。また、工事につきましては、
村道宮野線改良工事を実施いたしました。
中段の02、道路新設改良事業事故繰越につきましては、令和2年度からの繰越事業といたしまして、
村道宮野線改良工事におけます用地購入を実施いたしました。
下段の2目、道路橋梁維持費、01、道路橋梁維持補修事業につきましては、次ページにわたりますが、村道の適正な管理と機能維持を図るため、道路維持工事を2件、委託事業を4件、道路修繕を15件、また、冬季におけます除雪及び凍結防止剤等の散布作業を実施いたしました。
61ページをごらんください。中段の3項、河川費、1目、河川総務費、01、河川一般管理事業につきましては、神奈川県管理の河川及び砂防事業に関する事務を行い、河川等の維持管理に努めました。
下段の5項、住宅費、1目、住宅管理費、01、村営住宅管理事業につきましては、次ページにわたりますが、村営住宅6棟の施設の維持及び円滑な管理運営を行いました。
62ページをごらんください。上段の02、借上型村営住宅推進事業につきましては、7棟の住宅を借り上げ、施設の維持及び円滑な管理運営を行いました。
中段の03、空き家活用型住宅管理事業につきましては、空き家となった住宅1棟を借り上げ、住宅の有効活用を図り、施設の維持及び円滑な管理運営を行いました。
下段の04、子育て世代型住宅管理事業につきましては、次ページにわたりますが、7棟14戸の施設の維持及び円滑な管理運営を行いました。
63ページをごらんください。上段の05、空き家対策事業につきましては、空き家の有効活用と地域活性化及び定住の促進を図るため、空き家を購入した者または空き家を貸し付ける所有者に対する補助事業を行いました。
中段の06、住宅取得支援事業につきましては、新築または中古住宅を取得した方に対し、奨励金及び金融機関から融資を受けた資金の利子に対し、一部の補助を行いました。
下段の6項、土地政策費、1目、土地政策費、02、地籍調査事業につきましては、次ページにわたりますが、災害による土地の形状が変わってしまった場合の早期回復や、土地境界をめぐるトラブル防止等のため実施いたします地籍調査業務における令和4年度の国庫補助金要望を行うとともに、協議会への負担金を支出いたしました。
以上で、まちづくり課が所管いたします事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 相原
学校教育課長。
○
学校教育課長(相原浩司君) 続きまして、学校教育課所管の主な事務事業につきまして、ご説明申し上げます。決算説明書66ページをごらんください。下段からとなります。
9款、教育費、1項、教育総務費、1目、教育委員会費、01事業、教育委員会運営事業は、教育委員の報酬及び研修等にかかる事務的経費を支出いたしました。
次に、67ページ上段の3目、教育指導費、01事業、教育指導事業は、児童・生徒の各種検診、また、教育指導及び学校教育の円滑な運営と教育効果の向上を図るための経費を支出いたしました。
次に、中段、02事業、教育指導・相談事業は、会計年度任用職員の指導主事及び訪問教育相談員等を配置し、指導体制、相談体制の強化・充実を図りました。
次に、68ページ上段をごらんください。03事業、特色ある学校づくり推進事業は、小規模校という利点と地域の特性を生かし、各学校に教員の資格を有する学習指導員を配置するなど、きめ細やかな取り組みを行い、分かる授業、楽しい授業を展開し、基礎学力の定着を図り、学力向上に努めました。
次に、下段の4目、教育振興費、01事業、教育振興事業は、教職員の健康診断費及びストレスチェック業務に必要な経費を支出いたしました。
次に、69ページ上段の02事業、教育支援事業は、次代の社会を担う新入学児童・生徒の健全な育成に資することを目的とし、小・中学校への入学時の祝い金を支給しました。また、
新型コロナウイルス感染拡大に伴う家計の急変等に対する時限的な緊急処置として、
ひとり親家庭に対して、保護者の経済的負担を軽減するため、バス通学定期購入費の全額を補助するとともに、小学校、中学校の保護者に対し、給食費の全額補助をしました。
次に、下段の03事業、
コミュニティスクール推進事業は、保護者や地域住民が学校運営に参画し、学校との協働を進めることを目的に、令和2年度から緑中学校区及び宮ヶ瀬中学校区に設置し、委員報償及び研修等にかかる事務的経費を支出いたしました。
次に、70ページ上段をごらんください。04事業、幼・小・中一貫校設置推進事業は、令和2年7月に幼・小・中一貫校新設の方針決定をしたことから、新たに事業立てしたものです。それに伴い、検討のための委員会を立ち上げ、一貫校設置に向けての会議を開催し、委員報償を支出しました。
次に、中段の05事業、
ICT教育推進事業は、令和元年11月から小・中学校に導入している一人1台の
タブレット端末をさらに活用していくため、ICT関連の教材機器を整備し、ICT環境の整備を進めました。
次に、下段の06事業、小・中学校等感染症防止対策強化事業は、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に備え、空気清浄機を小・中学校及び幼稚園に配置することで、
感染防止対策を図りました。
次に、71ページ上段の5目、給食センター管理費、01事業、給食センター管理事業は、調理員等の人件費を初め、センターの円滑な運営及び施設の維持管理等にかかる経費を支出しました。
続きまして、中段の2項、小学校費、1目、学校管理費、01事業、小学校管理事業は、小学校用務員の人件費を初め、小学校の円滑な運営及び施設の維持管理にかかる経費を支出いたしました。
続きまして、72ページ中段をごらんください。3項、中学校費、1目、学校管理費、01事業、中学校管理事業は、中学校用務員の人件費を初め、中学校の円滑な運営及び施設の維持管理にかかる経費を支出いたしました。
続きまして、73ページ中段の4項、幼稚園費、1目、幼稚園管理費、01事業、幼稚園管理事業は、幼稚園教職員等の人件費を初め、園の円滑な運営及び施設の維持管理にかかる経費を支出いたしました。
以上で、説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 中澤生涯学習課長。
○生涯学習課長(中澤志伸君) 続きまして、生涯学習課所管の主な事務事業について、ご説明を申し上げます。決算説明書の74ページをごらんください。上段からとなります。
5項、社会教育費、1目、社会教育総務費につきましては、社会教育、青少年教育及び文化財保護行政の推進を図るため、各種事業の実施にかかる経費を支出いたしました。
主な事業といたしましては、上段、02事業、清川村成人式では、新成人6人による成人式の企画委員会を設置し、成人式の企画立案から参画いただき、
新型コロナウイルス感染症対策を講じた上で、成人式を実施いたしました。
次に、下段、04事業、男女共同参画推進事業は、次の74ページにわたりますが、男女が共に助け合い、生き生きと充実した生活を送るため、団体が実施する事業に対し、交付金を交付いたしました。
次に、上段、05事業、生涯学習推進事業では、一人ひとりが個性や能力を発揮し、生涯を通して行う学びの場を提供するため、各種の教室を開催いたしました。
次に、下段、07事業、文化振興事業では、次の76ページにわたりますが、村民の教養や文化活動を支援するため、村主催による文化作品等展示会を開催いたしました。
次に、下段、09事業、放課後子ども教室事業では、子供たちの居場所づくりとして学習の場を提供し、学習やスポーツ、体験活動を通して地域の大人や異年齢の子供との交流を促進し、児童の健全育成に努めました。
次に、77ページをごらんください。上段、10事業、文化伝承・文化財保護推進事業では、村史編さんの際に収集いたしました未整理資料の点検・整理を実施することと貴重な資料の掘り起こしや調査・保存に努めました。
次に、2目、生涯学習センターせせらぎ館管理費につきましては、中段、01事業、せせらぎ館管理運営事業は、次の78ページにわたりますが、生涯学習活動の拠点施設であるせせらぎ館の維持管理並びに運営にかかる経費を支出いたしました。
次に、3目、図書館管理費につきましては、中段、01事業、図書館管理運営事業及び下段、02事業、読書推進事業は、次の79ページにわたりますが、図書館の維持管理並びに運営にかかる経費を支出しました。また、住民に親しまれる図書館として蔵書の充実を図り、読書活動の普及など、図書館の利用者へのサービス向上に努めました。
次に、6項、保健体育費、1目、保健体育総務費につきましては、上段、02事業、東京2020オリンピック・パラリンピック聖火リレー関連事業では、全長約5メートルの雄龍と雌龍を制作し、燃えた2頭の龍から採取した火を清川村の火として、東京2020パラリンピック・聖火フェスティバル、神奈川県集火・出立式に届けました。
最後に、2目、運動公園管理費につきましては、下段、01事業、運動公園管理運営事業では、村民のスポーツの拠点施設である運動公園の適正な維持管理並びに運営にかかる経費を支出しました。また、子ども広場の健康器具3基と2連低鉄棒を整備するなど、利用者の安全確保に併せて環境整備にも取り組みました。
以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 次に、国民健康保険事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。杉山
税務住民課長。
○
税務住民課長(杉山洋正君) それでは、令和3年度清川村国民健康保険事業
特別会計決算の概要並びに主要施策の成果につきまして、ご説明申し上げます。決算説明書の87ページをごらんください。
令和3年度の決算は、歳入総額4億2,236万3,341円、歳出総額4億381万2,533円で、
歳入歳出差引額は1,855万808円となり、前年度と比較して、歳入では10.0%の増、歳出では8.2%の増となりました。また、年度末現在の財政調整基金保有額は3,907万3,104円で、前年度より1,694万614円の増となりました。
初めに、歳入につきましては、国民健康保険料が前年度比0.1%減の6,453万1,300円となりました。内訳は、一般被保険者分のみで6,453万1,300円、収納率は、現年度分が前年度比0.8ポイント増の97.0%、滞納繰越分が前年度比9.6ポイント増の53.7%となりました。
次に、保険給付費や市町村の事情に応じた財政調整にかかる県支出金は、前年度比14.0%増の3億1,300万2,568円となりました。
次に、88ページにわたりますが、財政調整基金利子の財産収入は774円で、繰入金は前年度比0.5%増の3,372万192円、繰越金は前年度比3.9%増の1,085万8,284円、諸収入は一般被保険者第三者納付金等で4万3,223円となりました。
次に、
新型コロナウイルス感染症の影響による国民健康保険料減免にかかる国庫支出金は20万7,000円となりました。
また、国民健康保険料の歳入全体に占める割合は15.3%で、前年度と比較して1.5ポイントの減となりました。
続いて、歳出につきましては、総務費が前年度比1.3%増の1,921万464円、医療費にかかる支出金である保険給付費は前年度比12.9%増の2億8,446万3,861円で、県が国民健康保険を市町村と一体で運営するための費用となる国民健康保険事業費納付金は前年度比10.0%減の7,790万857円、共同事業拠出金は3円となり、保険給付費の歳出全体に占める割合は70.4%となりました。
次に、保険事業費は前年度比10.0%増の466万6,009円、基金積立金は1,752万3,774円、諸支出金は一般被保険者の過誤納付保険料還付金が4万7,565円となりました。また、医療費の診察区分別の件数は、全体で前年度比8.2%増の1万1,934件となったほか、内訳につきましては、記載のとおりでございます。
次に、90ページから96ページまでは、歳出の成果説明書で、記載のとおりとなってございます。
また、参考資料として、97ページから99ページまでは、加入状況、決算状況及び保険料賦課徴収の状況並びに医療費の状況となってございます。
以上、令和3年度決算の概要並びに実施状況につきまして、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(細野洋一君) 次に、簡易水道事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。清水
まちづくり課長。
○
まちづくり課長(清水洋一君) 令和3年度清川村簡易水道事業特別会計の歳入歳出決算の概要と主な施策の成果につきまして、ご説明いたします。決算説明書101ページをお開きください。
令和3年度の決算につきましては、歳入総額が1億3,713万2,710円、歳出総額が1億2,894万1,090円で、
歳入歳出差引額は819万1,620円となっており、実質収支額も同額決算となってございます。
歳入につきましては、水道使用料が5,253万2,120円で、歳入全体の38.3%を占めており、前年度より14%の増となっております。これは、前年度に
コロナウイルス感染症対策の村民への支援といたしまして、7月及び9月検針分の水道使用料を30%減額したことなどによるものでございます。また、加入負担金は3件で52万8,000円、繰入金は6,574万3,543円で、事業実施に伴う財政調整基金からの繰入金が4,630万円、使用料の減収に伴う一般会計からの繰入金が1,944万3,543円、前年度繰越金は1,373万9,151円となってございます。
続きまして、102ページをごらんください。歳出につきましては、総務費が7,666万6,579円で、歳出全体の59.5%を占めており、前年度より96.7%の増となっております。
事業費は4,325万4,511円で、配水管新設改良事業費の増額により、前年度より32.9%の増となっておりまして、古在家バイパス辺室沢橋配水管添架工事及び清水ヶ丘地区第3回配水管更新工事を実施いたしました。
次に、災害復旧費は、令和2年度からの繰越明許費としまして、902万円となりました。これは、令和元年の台風19号により被災した道路の災害復旧工事に併せ導水管の布設工事を行い、安定的な導水機能の確保と耐震性の向上を図ったことによるものでございます。
続きまして、103ページから105ページにつきましては、歳出の科目別での成果説明書でございます。
また、106ページ、107ページにつきましては、令和3年度で実施いたしました各種事業の実績表でございます。内容につきましては、それぞれ記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
続きまして、108ページの参考資料、上段の実質収支の状況でございますが、前年度と同様に黒字決算となっており、実質収支額につきましては、前年度より7.6%の増となっております。
また、下段の歳入歳出内訳につきましては、科目別の前年度決算額との比較状況でございます。
109ページ上段の水道業務の状況でございますが、給水人口につきましては、前年度より3.9%の減の2,766人となっております。また、水道使用料の算出基礎となります年間総有収水量につきましては、前年度より6%増の44万6,757立方メートルとなっております。
続きまして、下段の期別水道使用料調定額及び期別水道使用水量につきましては、期別の前年度数値との比較状況でございます。内容につきましては、それぞれ記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
以上、令和3年度清川村簡易水道事業特別会計の歳入歳出決算につきまして、概要並びに実施状況をご説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 次に、
下水道事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。清水
まちづくり課長。
○
まちづくり課長(清水洋一君) 令和3年度清川村
下水道事業特別会計の歳入歳出決算の概要と主な施策の成果につきまして、ご説明いたします。決算説明書の111ページをごらんください。
令和3年度の決算につきましては、歳入総額が3億2,277万7,490円、歳出総額が3億1,013万1,820円で、
歳入歳出差引額は1,264万5,670円となっておりますが、このうち、翌年度への繰越明許額として693万3,000円がございますため、実質収支額は571万2,670円となってございます。
歳入につきましては、次ページにわたりますが、使用料及び手数料が4,102万5,645円で、歳入全体の12.7%を占め、前年度より14%の増となっております。これは、前年度に
コロナウイルス感染症対策の村民への支援といたしまして、7月及び9月検針分の下水道使用料を30%減額したことなどによるものでございます。受益者分担金につきましては20万円、国庫支出金は4,647万5,000円となってございます。また、一般会計繰入金は1億5,550万円で、歳入全体の48.2%を占め、前年度より4.4%の増となっておりまして、前年度繰越金につきましては、607万6,545円、村債は下水道施設整備事業債及び公営企業会計適用債といたしまして、7,350万円を借り入れてございます。
112ページをごらんください。歳出につきましては、総務費が1億1,443万720円で、歳出全体の36.9%を占めており、前年度より8.4%の増となっております。また、事業費につきましては、
下水道事業長寿命化計画にかかる経費といたしまして1億785万226円で、歳出全体の34.8%を占めており、
下水道事業長寿命化計画に基づき更新工事を実施したものでございます。
公債費は8,785万874円で、歳出全体の28.3%を占めております。
続きまして、113ページから115ページにつきましては、歳出の科目別での成果説明書でございます。
また、116ページから119ページにつきましては、令和3年度で実施いたしました事業の実績表でございます。内容につきましては、それぞれ記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
続きまして、120ページの参考資料、上段の実質収支の状況でございますが、前年度と同様に黒字決算となっておりますが、実質収支額につきましては、前年度より6.0%の減となっております。また、下段の歳入歳出内訳につきましては、科目別の前年度決算額との比較状況でございます。
121ページの上段、こちらは下水道の普及状況でございますが、水洗化人口は前年度より42人減の2,647人となりまして、新規の下水道接続件数は4件の増ではございますが、水洗化率は前年度と同数値の95.7%となってございます。
続きまして、下段の処理場の運転状況でございますが、年間総流入水量につきましては、36万9,777立方メートルとなっており、前年度より2,587立方メートルの減となっております。また、下水道使用料の算出基礎となります年間有収水量につきましては、36万4,975立方メートルで、前年度より2,414立方メートルの増となっております。
以上、令和3年度清川村
下水道事業特別会計の歳入歳出決算につきまして、概要並びに実施状況をご説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願いいたします。
○議長(細野洋一君) 次に、介護保険事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。伊本
保健福祉課長。
○
保健福祉課長(伊本貴志君) 令和3年度清川村
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の概要並びに主要な施策の成果につきまして、ご説明いたします。決算説明書123ページをごらんください。
令和3年度の決算は、歳入総額3億2,682万6,086円、歳出総額3億1,839万5,231円で、
歳入歳出差引額は843万855円となり、前年度と比較して、歳入は8.5%減、歳出は9.6%の減となりました。
歳入につきましては、介護保険料が前年度比11.9%増の7,987万8,936円となり、収納率につきましては、前年度と比較して0.2ポイント増の99.7%となりました。国庫支出金は、前年度比8.0%増の6,397万8,268円、支払基金交付金は前年度比4.6%増の8,081万3,000円、県支出金は前年度比51.6%減の4,433万5,220円となりました。
繰入金は、前年度比1.8%減の5,232万3,448円、124ページに続きますが、繰越金は506万884円、諸収入は43万5,713円となりました。
次に、歳出につきましては、総務費が前年度比80.7%減の1,251万1,251円、介護サービスにかかる保険給付費は、前年度比5.1%増の2億9,029万3,993円で、歳出全体の91.2%を占めており、このうち介護サービス等諸費が2億7,209万4,669円、介護予防サービス等諸費が333万7,730円、その他諸費が22万3,776円、高額介護サービス等費が902万5,532円、高額医療合算サービス等費が77万8,580円、特定入所者介護サービス等費が483万3,706円となりました。
介護予防・支援を目的とした地域支援事業費は、前年度比15.8%増の974万6,310円で、このうち、介護予防・生活支援サービス事業費が744万6,938円、一般介護予防事業費が92万3,000円、包括的支援事業・任意事業費が136万2,404円、その他諸費が1万3,968円となりました。
基金積立金は617円で、諸支出金は584万3,060円で、このうち、死亡等に伴う第1号被保険者保険料還付金が5万5,431円、前年度の介護保険給付費及び地域支援事業費の確定に伴う国庫負担金返納金が477万3,034円、支払基金交付金返納金が91万3,487円、県支出金返納金が10万1,108円となりました。
次に、説明書の126ページから136ページまでにつきましては、歳出の科目別成果説明書で、記載のとおりとなってございます。
次に、137ページをごらんください。参考資料について、ご説明申し上げます。1の実質収支の状況は、令和2年度に執行しました認知症対応型グループホームの整備にかかる補助事業が完了したことにより、歳入歳出の総額は、それぞれ減となっておりますが、歳入において、第8期介護保険事業計画に基づく保険料の改定に伴い、介護保険料が11.9%増となったことから、実質収支額は、前年度と比較しまして66.6%の増となってございます。2の歳入歳出内訳につきましては、科目別の前年度決算額との比較となりますが、内容は記載のとおりでございます。
次に、138ページをごらんください。3の被保険者の状況につきましては、総人口が2,837人で、第2号被保険者が944人、第1号被保険者が1,063人となっております。
4の所得段階別保険料賦課状況につきましては、被保険者1,067人の所得別段階の内訳となっております。
5の介護保険料賦課収納状況につきましては、特別徴収と普通徴収を合わせた収納率につきましては、前年度と比較して0.2ポイント増の99.7%となりました。
次に、139ページをごらんください。6の介護認定審査状況につきましては、認定審査会を毎月開催しており、申請件数が180件、うち取下げ件数が2件、審査判定件数が175件となりました。
7の要支援・要介護認定状況につきましては、3月末日現在で152人となりました。
次に、140ページをごらんください。8の介護保険サービス利用者の状況は、3月末日現在の居宅でのサービスや施設でのサービスを利用した人の人数の状況となってございます。
9の保険給付費の状況は、居宅や施設における各サービスの利用延べ人数と給付費の状況をまとめたものでございます。
以上、令和3年度清川村
介護保険事業特別会計歳入歳出決算の概要並びに主要な施策の成果につきまして、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(細野洋一君) 次に、後期高齢者医療事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。杉山
税務住民課長。
○
税務住民課長(杉山洋正君) それでは、令和3年度清川村後期高齢者医療事業
特別会計決算の概要並びに主要な施策の成果につきまして、ご説明申し上げます。決算説明書の141ページをごらんください。
令和3年度の決算は、歳入総額7,753万8,954円、歳出総額7,618万6,377円で、歳入歳出の差引額は135万2,577円となり、前年度と比較して、歳入では0.4%の増、歳出では0.3%の増となりました。
初めに、歳入につきましては、後期高齢者医療保険料が前年度比4.6%増の3,717万890円で、歳入全体のうち47.9%を占めており、特別徴収分と普通徴収分を合わせた現年度分の収納率は、前年度と同じ100%となりました。また、繰入金は、本村や広域連合の事務費及び療養給付費等の村定率負担分にかかる一般会計繰入金で、前年度比4.6%減の3,906万1,547円、繰越金は121万7,337円、諸収入は保険料還付金などで8万9,180円となりました。
続いて、歳出につきましては、142ページにわたりますが、総務費が前年度比41.2%減の45万6,829円、広域連合納付金は前年度比0.7%増の7,562万9,318円で、諸支出金は過誤納付保険料還付金で10万230円となりました。広域連合納付金のうち保険料分は前年度比6.2%増の3,702万4,600円で、療養給付費等の村定率負担分は前年度比5.7%減の2,751万7,593円となりました。
次に、143ページからは歳出の成果説明書で、記載のとおりとなってございます。
また、参考資料といたしまして、145ページは決算の状況、146ページは被保険者保険料の徴収及び広域連合納付金それぞれの状況となってございます。
以上、令和3年度の決算概要並びに実施状況のご説明を申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○議長(細野洋一君) 以上で、日程第4、決認第1号、令和3年度清川村
一般会計歳入歳出決算の認定についてから日程第9、決認第6号、令和3年度清川村
後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定についてまでの説明は、全て終了しました。
ただいま説明のありました各決認に対する質疑・討論・採決は後日行うこととし、本日は説明のみにとどめたいと思いますので、ご了承願います。
―
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○議長(細野洋一君) 日程第10、陳情第4-3号、中国共産党による臓器収奪の即時停止ならびに人権状況の改善を求める意見書の提出に関する陳情、日程第11、陳情第4-4号、沖縄を「捨て石」にしない
安全保障政策を求める意見書の提出を求める陳情及び日程第12、陳情4-5号、国による
義務教育財源の保障、教育の機会均等と水準の維持・向上並びにゆきとどいた教育の実現を求める陳情、以上3件を一括議題とします。
ただいま議題となっております陳情第4-3号、陳情第4-4号及び陳情第4-5号の3件については、
清川村議会会議規則第94条の規定により、
総務文教常任委員会へ付託し、休会中の審査に付したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(細野洋一君) ご異議ないものと認め、
総務文教常任委員会へ付託の上、休会中の審査に付することに決定しました。
―
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(細野洋一君) 以上で、本日の日程は全て終了しました。本日は、これをもって散会します。どうもご苦労さまでした。
午前 11時50分 散会...