清川村議会 2020-12-18
令和 2年12月定例会(第2号12月18日)
細部につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君)
井上総務課長。
○総務課長(井上竹夫君) それでは、議案第50号、
清川村議会議員及び清川村長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定につきまして、細部説明を申し上げます。
条例本文をごらんください。
初めに、第1条の趣旨でございますが、
清川村議会議員及び
清川村長選挙において、
選挙運動用自動車の使用、
選挙運動用ビラの作成、
選挙運動用ポスターの作成に関し、公費負担する旨の趣旨を記載してございます。この規定に当たりましては、第3条、第7条、第10条、それぞれに
選挙運動用自動車の使用、
選挙運動用ビラ並びにポスターの作成に係る相手方との間において、有償契約を締結した上で、その旨を
選挙管理委員会に届け出ることを規定してございます。
第2条から第5条にかけましては、
選挙運動用自動車の使用に伴う公費負担に関し規定しており、第2条には、候補者の届出のあった日から
当該選挙期日の前日までの日数に6万4,500円を乗じた金額の範囲内において、無料で使用できる旨を規定してございます。ただし、当該候補者におきましては、供託物没収点以上の得票数を得た場合に限るとし、
選挙運動用ビラ並びにポスターの作成においても、同様に第6条、第9条にこれを準用する旨を規定してございます。
第4条では、
選挙運動用自動車の使用に関し、前条で契約する区分に応じた当該候補者が契約締結した相手方から請求に基づき支払う金額を規定してございます。まず、第1号では、
一般運送契約の場合、
選挙運動用自転車として使用した各日にそれぞれ6万4,500円を。第2号では、
一般運送契約以外で
選挙運動用自動車の借入契約の場合、1日1台に限り、使用した各日にそれぞれ1万5,800円を。
選挙運動用自動車の燃料の供給に関する契約の場合、候補者の届出のあった日から
当該選挙期日の前日までの日数から
一般運送契約が締結されている日数を除いた日数に7,560円を乗じた金額を。
選挙運動用自動車の運転手の雇用に関する契約の場合にあっては、1日1名に限り、
選挙運動用自動車の運転業務に従事した各日について、それぞれ1万2,500円としております。
第5条では、同日の日につき、前条第1号と第2号に定める契約を締結した場合において、いずれかの契約についてのみ適用する旨を規定しております。
第6条から第8条にかけましては、
選挙運動用ビラの作成に関する公費負担について規定しております。第6条では、第8条で算定した金額の範囲内において、無料で
選挙運動用ビラを作成できるものとし、一枚当たりの作成単価7円51銭に公職選挙法第142条第1項に定める範囲内の枚数に応じて得た金額を作成業者に支払うものとしております。
第9条から第11条にかけましては、
選挙運動用ポスターの作成に関する公費負担について規定しております。第9条では、第11条で算定した金額の範囲内において、無料で
選挙運動用ポスターを作成できるものとし、一枚当たりの作成単価に
当該選挙運動用ポスターの作成枚数を乗じて得た金額を作成業者に支払うものとしており、一枚当たりの作成単価上限を525円6銭に、
当該選挙ポスター掲示箇所数を乗じて得た金額に31万500円を加えた金額を
当該選挙ポスター掲示箇所数で除した金額としております。
第12条では、この条例の施行に関し必要な事項は、
選挙管理委員会が定めることと規定しております。
附則といたしまして、この条例は公布の日から施行し、同日以後に、その期日を告示される選挙から適用することとしております。
以上、条例の細部について説明いたしましたが、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これから、議案第50号、
清川村議会議員及び清川村長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第50号、
清川村議会議員及び清川村長の選挙における選挙運動の公費負担に関する条例の制定については、原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 日程第2、議案第51号、清川村村税条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました議案第51号、清川村村税条例の一部を改正する条例について、提案理由を申し上げます。
本改正は、地方税法等の一部改正に伴い、令和3年1月1日から施行されます
個人村民税均等割非課税の基準の見直し及び
新型コロナウイルス感染症等に係る寄附金控除の特例等を規定するため、所要の改正を行うものでございます。
細部につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼
税務住民課長。
○
税務住民課長(杉山義則君) 議案第51号について、細部説明を申し上げます。
今回の改正につきましては、ただいま村長から提案理由で申し上げましたとおり、地方税法等の一部改正に伴い、個人村民税の均等割非課税の基準の見直し及び
新型コロナウイルス感染症等に係る寄附金控除の特例について、規定を追加するものでございます。
また、そのほか上位法であります地方税法等の改正に伴い、引用条文に条ずれ、項ずれ等が生じているため、一部整理を行うものでございます。
それでは、改正条例について、
議案等説明資料で説明をさせていただきます。資料№1の新旧対照表をごらんください。
表の右側が改正前、左側が改正後で、改正部分をアンダーラインでお示ししてございます。
初めに、第9条の2第1項は、個人均等割の非課税について規定するものでございますが、令和3年1月1日に施行されます
個人所得課税の見直しにより、給与所得者及び年金所得者の所得控除が10万円引き下げられることから、意図せず従前非課税であったものが課税されてしまうため、そのような影響が出ないように、個人均等割の非課税の算出基礎となります所得を10万円加算した金額に改めるものでございます。
次に、第20条の2の見出し及び第1項から第3項、次のページにわたりますが、2ページの第25条の3、次の附則第13項の第2号から、次のページの第10号まで、上位法であります地方税法等の改正に伴い、引用条文の条ずれ及び項ずれが生じているため、これを整理し改正するものでございます。
次に、附則第25項は、次のページにわたりますが、
新型コロナウイルス感染症等に係る寄附金控除の特例として、所得割の納税義務者が
新型コロナウイルス感染症等の影響に対応するための国税関係法律の臨時特例に関する法律等で規定するイベントにおいて、中止または延期とされた入場料金及び参加料金、その他、対価の払戻し請求権を令和2年2月1日から令和3年12月31日までの指定期間内に放棄した場合には、寄附金を支出したものとみなし、個人の村民税において、寄附金控除が受けられるよう、規定を追加するものでございます。
改正条文にお戻りいただきまして、附則になりますが、第1項の施行期日につきましては、公布の日から施行するものとし、ただし、改正後の第9条の2及び附則第25項の規定は、令和3年1月1日からとするものでございます。
また、第2項の経過措置につきましては、改正後の第9条の2及び附則第25項の規定は、令和3年度以降の年度分から適用するものとし、令和2年度までの個人の住民税については、なお従前の例によるものとするものでございます。
以上で、細部についての説明を終わります。ご審議のほど、どうぞよろしくお願いいたします。
○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は発言を求めてください。発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これから、議案第51号、清川村村税条例の一部を改正する条例についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第51号、清川村村税条例の一部を改正する条例については、原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 日程第3、
議員提出議案第4号、清川村議会の議員の定数を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
議員提出議案第4号につきましては、先日、
議会運営委員会を開催し、
標準町村議会会議規則の特例に基づき、提案説明及び質疑を省略し、
議会運営委員会へ付託することに決定いたしました。
したがって、
議員提出議案第4号は、提案説明及び質疑を省略し、
議会運営委員会へ付託することといたします。
笹原和織議員。
○5番(笹原和織君) ただいま議長から
議員提出議案第4号について、
標準町村議会会議規則の特例に基づき、
議会運営委員会へ付託するというご説明がありましたけれども、当議会の会議規則に基づくものではありませんし、また、特例であるとするためには、特別・特異な事例であることの認識が共有される必要があると、私は考えます。
よって、委員会付託する前に、本議案の審議を通常どおり行う、いわゆる即決の動議を申し上げたいと思います。議員諸兄には、ぜひご賛同いただきますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩いたします。
――
―――――――――――――――――――――――――――
午前 9時45分 休憩
午前10時15分 再開
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。議事を続行します。
ただいま笹原議員から
議員提出議案第4号について、
議会運営委員会へ付託ではなく即決してほしいとの動議が提出されました。
お諮りします。この動議に賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立一人です。
したがって、この動議は、
清川村議会会議規則第15条の規定する動議成立に必要な二人以上の賛成者がありませんので、動議は成立いたしません。
したがって、
議員提出議案第4号は、
議会運営委員会へ付託することに決定いたしました。
この際、暫時休憩します。
――
―――――――――――――――――――――――――――
午前10時16分 休憩
午前10時35分 再開
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。
笹原議員に申し上げます。先ほどの動議の発言の際に、議長の発言を妨げましたので、厳重注意します。
議事を続行します。
議員提出議案第4号は、
議会運営委員会に付託され、休会中の審査となっておりましたが、
議会運営委員会、
藤田義友委員長より、目下委員会において協議中の案件であり、
清川村議会会議規則第74条の規定により、閉会中の継続審査の申出がありましたので、閉会中の継続審査といたします。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 日程第4、議案第52号、令和2年度清川村
一般会計補正予算(第6号)を議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました議案第52号、令和2年度清川村
一般会計補正予算(第6号)につきまして、提案理由を申し上げます。
今回の補正の主なものは、歳出では、人事院勧告に伴う期末手当の引下げによる人件費の補正のほか、
新型コロナウイルス感染症対策の長期化に伴う村民生活等への影響に対し、本村独自の生活・家計への
経済的負担軽減などによります、小・中学校への
給食費全額補助の期間の延長に伴う補正や
小規模保育施設等に通園する園児の増加に伴う負担金の補正、ふるさと納税の新たな返礼品の追加に伴う補正のほか、各事務事業の執行に伴い不足する経費や緊急を要する経費の補正をお願いするものでございます。
また、歳入につきましては、国・県支出金や
ふるさと応援寄附金の増額を見込むとともに、前年度繰越金の確定により
財政調整基金繰入金の減額補正をするものでございます。
予算の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,717万9,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ27億6,926万2,000円とするものでございます。
細部につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼
政策推進課長。
○
政策推進課長(川瀬久弥君) ただいま議題となっております議案第52号、令和2年度清川村
一般会計補正予算(第6号)の細部について、ご説明申し上げます。
補正予算書の1ページをごらんください。今回の補正につきましては、村長の提案理由にもございましたとおり、人事院勧告等に伴う職員の人件費の補正のほか、ふるさと納税の新たな返礼金の増加に伴う補正や、
新型コロナウイルス感染症対策の長期化に伴い、村民生活等への影響に対する追加支援、小規模保育園施設等に通園する園児の増加に伴う補正のほか、一部に不足する経費や緊急を要する経費等の補正で、補正額につきましては、議案書のとおり1,717万9,000円の増額補正でございます。
第1表、
歳入歳出予算補正は、2ページから5ページにお示しをしてございます。
説明書の16ページ、17ページをお開きください。初めに、歳出からご説明させていただきます。
1款、議会費、1項、議会費、1目、議会費143万円の減額は、議会一般管理費事業における議員期末手当の支給率引下げに伴う補正のほか、新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、視察研修を中止したため、議会視察研修事業の補正でございます。
2款、総務費、1項、総務管理費、1目、一般管理費438万4,000円の減額は、総務管理事業における人事院勧告等に伴う職員等の人件費の補正のほか、職員研修事業における新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、派遣研修などが中止になったための補正と、電算管理事業における障害者関連システムの改修に伴う神奈川県町村情報システム共同事業組合負担金の補正でございます。
2目、文書広報費7万5,000円の減額は、地域コミュニティ活性化事業における新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、一部の事業を中止したことによる補正でございます。
5目、財産管理費78万3,000円の増額は、財産管理事業における庁舎電気使用量に不足が見込まれるための補正です。
6目、企画費41万8,000円の増額は、政策調査事業及びまち・ひと・しごと創生総合戦略推進事業における新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、視察研修等を中止したことによるもの及び会議を書面開催としたことによる減額補正と、地域活性化事業における地域おこし協力隊の村内への起業を支援するための増額補正です。
10目、水源地振興費13万7,000円の減額は、水源地域振興事業における人事院勧告に伴う職員の人件費の補正です。
2項、徴税費、1目、税務総務費446万2,000円の増額は、税務総務事業における人事院勧告等に伴う職員の人件費の減額補正のほか、次ページにわたっておりますが、
ふるさと応援寄附金推進事業における新たな返礼品の発掘などに伴い、寄附額の増額を見込んだことにより、委託料に不足が見込まれるための補正です。
ページ変わりまして、18ページ、19ページになります。
3項、戸籍住民基本台帳費、1目、戸籍住民基本台帳費2万6,000円の減額は、戸籍住民基本台帳総務事務における人事院勧告等に伴う職員の人件費の補正です。
4項、選挙費、3目、村議会議員選挙費17万4,000円の増額は、村議会議員選挙執行費における公職選挙法の改正に伴う準備経費の補正です。
5項、統計調査費、1目、統計調査総務費1万9,000円の増額は、各種統計調査事業における来年度実施される経済センサス活動調査の準備のための増額及び新型コロナウイルス感染症拡大の中、実施した各種統計調査の精査による補正です。
特定財源、国・県支出金1万9,000円は、県支出金の経済センサス活動調査準備委託金です。
6項、監査委員費、1目、監査委員費3万3,000円の減額は、監査委員視察研修事業における新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、視察研修を中止したことによる補正です。
3款、民生費、1項、社会福祉費、1目、社会福祉総務費3万2,000円の増額及び2目、国民年金事務費1万円の減額は、人事院勧告等に伴う職員の人件費の補正です。
3目、老人福祉費41万5,000円の増額は、在宅療養者支援事業及び高齢者運転免許証自主返納者支援事業における利用者及び申請者の増加に伴い、不足が見込まれるための補正です。
4目、障害福祉費94万6,000円の増額は、障害福祉総務事業における前年度の国庫負担金の確定に伴う返納金の補正及び障害者自立支援事業並びに地域生活支援事業、障害児通所支援事業における利用者の増減やサービス料の見直しなどによる補正です。
特定財源、国・県支出金68万4,000円は、国・県の障害者自立支援等諸費負担金及び地域生活支援事業費補助金と障害児通所支援負担金です。
7目、介護保険事業特別会計繰出金102万3,000円の増額は、次ページにわたっておりますが、介護保険事業におけるシステムの改修に伴う事務費分の繰出金の補正です。
ページ変わりまして、20ページ、21ページになります。
8目、後期高齢者医療事業特別会計繰出金26万2,000円の増額は、後期高齢者医療事業におけるシステムの改修に伴う事務費分の繰出金の補正です。
2項、児童福祉費、1目、児童福祉総務費783万6,000円の増額は、児童福祉総務事務における前年度の国庫負担金の確定に伴う返納金の補正及び保育所入所事業における入所児童数の増加に伴い、地域型保育給付費負担金の不足が見込まれるための補正並びに放課後児童クラブ運営事業における保護者等への連絡体制の拡充を図るための補正でございます。
特定財源、国・県支出金674万円は、国・県の施設型給付費負担金及び地域型保育給付費負担金と県の施設型給付費負担金です。
4款、衛生費、1項、保健衛生費、1目、保健衛生総務費14万円の増額は、保健衛生総務事務における人事院勧告等に伴う職員の人件費の補正及び医療対策事業の厚木医療圏広域診療事業における前年度事業の確定に伴う精算負担金の補正です。
2目、予防費は財源更正で、特定財源、国・県支出金にございます163万5,000円は、新型コロナウイルス感染症予防のため、県インフルエンザ予防接種事業費補助金が交付されることに伴う補正です。
2項、清掃費、1目、清掃総務費4万5,000円の減額は、清掃総務事業における人事院勧告等に伴う職員の人件費の補正です。
3項、水道費、1目、簡易水道事業特別会計繰出金162万8,000円の減額は、コロナウイルス感染症対策に伴う地域経済対策や、村民の生活・家計への支援のために実施しておりました水道料減免の額が確定したための補正です。
5款、農林水産業費、1項、農業費、1目、農業委員会費11万2,000円の減額は、次ページにわたっておりますが、農業委員会運営事業における農業委員の定数の見直し及び委員の改選に伴う委員報酬の補正です。
ページ変わりまして、22ページ、23ページになります。
2目、農業総務費4万9,000円の減額は、農政管理事業における人事院勧告等に伴う人件費の補正です。
2項、林業費、1目、林業総務費3万1,000円の減額は、林業総務事業における人事院勧告等に伴う職員の人件費の補正です。
2目、林業振興費104万8,000円の増額は、協力協約推進事業における施業面積の拡大に伴う補正及びこれに伴い、林業振興事務事業における事務費が増加となったための補正です。
特定財源、国・県支出金104万8,000円は、県支出金の協力協約推進事業補助金の事務費及び施業分です。
6款、商工費、1項、商工費、1目、商工総務費5万1,000円の減額は、商工総務事業における人事院勧告等に伴う職員の人件費の補正です。
4目、観光費31万9,000円の減額は、観光対策事業における議会と共同開催しておりました宮ヶ瀬クリスマス交流懇談会を中止したための補正です。
7款、土木費、1項、土木管理費、1目、土木総務費1万5,000円の増額は、人事院勧告等に伴う職員の人件費の補正です。
4項、下水道費、1目、下水道事業特別会計繰出金400万円の増額は、下水道施設や設備の故障などの不測の事態に備えるための繰出金の補正です。
9款、教育費、1項、教育総務費、2目、事務局費14万1,000円の減額は、教育委員会事務局運営事業における人事院勧告等に伴う職員等の人件費の補正です。
4目、教育振興費227万4,000円の増額は、教育振興事業における新型コロナウイルス感染症拡大の長期化に伴い、保護者の経済的負担の軽減のため、現在実施している小・中学校給食費緊急支援補助金の事業期間を今年度いっぱいまで延長するための補正です。
5目、給食センター管理費20万円の増額は、給食センター管理事業における設備の修繕などの不測の事態に備えるための補正です。
ページ変わりまして、24ページ、25ページになります。
2項、小学校費、1目、学校管理費59万1,000円の増額及び3項、中学校費、1目、学校管理費70万8,000円の増額は、小学校管理事業及び中学校管理事業における国が進めるGIGAスクール構想に適応した
ICT教育を推進するために必要な物品を整備するための補正です。
特定財源、国・県支出金、小学校費74万2,000円、中学校費80万8,000円は、国庫支出金の学校保険特別対策事業費補助金です。
4項、幼稚園費、1目、幼稚園管理費46万2,000円の減額は、幼稚園管理事業における人事院勧告等に伴う職員の人件費の補正です。
6項、保健体育費、2目、運動公園管理費76万6,000円の増額は、運動公園管理運営事業におけるテニスコートの人工芝の補修工事及び施設の修繕など、不測の事態に備えるための補正です。
以上が、歳出となります。
恐縮ですが、12ページ、13ページにお戻りください。次に、歳入の内訳でございます。
15款、国庫支出金、1項、国庫負担金、1目、民生費国庫負担金628万3,000円の増額は、歳出の3款、民生費、1項、社会福祉費、4目、障害福祉費の障害者自立支援事業及び障害児通所支援事業でご説明いたしました障害者自立支援等諸費負担金及び障害児通所支援負担金と3款、民生費、2項、児童福祉費、1目、児童福祉総務費の保育所入所事業でご説明いたしました施設型給付費負担金及び地域型保育給付費負担金です。
2項、国庫補助金、2目、民生費国庫補助金12万円の減額は、歳出の3款、民生費、1項、社会福祉費、4目、障害福祉費の地域生活支援事業でご説明いたしました地域生活支援事業費補助金です。
5目、教育費国庫補助金155万円の増額は、歳出の9款、教育費、2項、小学校費、1目、学校管理費の小学校管理事業及び9款、教育費、3項、中学校費、1目、学校管理費の中学校管理事業で説明いたしました学校保険特別対策事業費補助金です。
16款、県支出金、1項、県負担金、1目、民生費県負担金121万6,000円の増額は、歳出の3款、民生費、1項、社会福祉費、4目、障害福祉費の障害者自立支援事業及び障害児通所支援事業でご説明いたしました障害児自立支援等諸費負担金及び障害児通所支援負担金と3款、民生費、2項、児童福祉費、1目、児童福祉総務費の保育所入所事業でご説明いたしました施設型給付費負担金及び地域型保育給付費負担金です。
2項、県補助金、2目、民生費県補助金4万5,000円の増額は、歳出の3款、民生費、1項、社会福祉費、4目、障害福祉費の地域生活支援事業及び障害児通所事業でご説明いたしました地域生活支援事業費補助金及び障害者総合支援事業費補助金と3款、民生費、2項、児童福祉費、1目、児童福祉総務費の保育所入所事業でご説明いたしました施設型給付費補助金です。
3目、衛生費県補助金163万5,000円の増額は、歳出の4款、衛生費、1項、保健衛生費、2目、予防費の予防接種事業でご説明いたしました県からのインフルエンザ予防接種事業費補助金です。
4目、農林水産業費県補助金104万8,000円の増額は、歳出の5款、農林水産業費、2項、林業費、2目、林業振興費の林業振興事業及び協力協約推進事業でご説明いたしました協力協約推進事業費補助金の事務費分及び施業分でございます。
3項、委託金、1目、総務費委託金の1万9,000円の増額は、歳出の2款、総務費、5項、統計調査費、1目、統計調査費でご説明いたしました経済センサス活動調査準備費委託金です。
18款、寄附金、1項、寄附金、1目、一般寄附金1,000万円の増額は、歳出の2款、総務費、2項、徴税費、1目、税務総務費でご説明させていただきました、
ふるさと応援寄附金事業の
ふるさと応援寄附金分です。
1款飛びまして、次のページ、14ページ、15ページになりますが、20項、繰越金、1項、繰越金、1目、繰越金3,275万4,000円の増額は、繰越金の確定に伴い、充当するものでございます。
1款戻りまして、19款、繰入金、1項、基金繰入金、3目、
財政調整基金繰入金3,725万1,000円の減額は、収支の均衡を図るため、財政調整基金からの繰入を減額補正するものでございます。
以上で、
一般会計補正予算(第6号)の細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) それでは、ちょっと質疑をさせていただきたいと思います。
まず、17ページの地域活性化事業の関係ですけども、100万円提示されております。こっちの内訳を、説明をもう少し詳しくお願いしたいと思います。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) ただいまのご質問でございますが、地域おこし協力隊、こちらを採用いたしますと、こちらの活動の経費につきまして、国の財政措置がございます。通常ですと、地域おこし協力隊の活動に要する経費ということで、通常の活動の費用、こちらにつきまして、国の財政措置がございます。
また、この12月で、当村で委嘱しております地域おこし協力隊の任期が終了いたします。引き続き、事業を同一市町村内で、起業ですとか事業を引き継ぐもの、こちらに関しましては、地域おこし協力隊員の起業、事業継承に要する経費、こちらが100万円を限度として国の財政措置がございます。こちらを活用して、今後起業するに当たっての支援を村としてするものの補正予算でございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) 協力隊が何かやるということは分かりましたけども。では、実際にやるには目的があると思うのですけど、その目的、何をやるのか、どんなことをやるのか、どこでやるのか、その辺。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 現協力隊員の松田氏は、お茶のお手伝いから始まりまして、現在では、恵水ポークを活用したソーセージの開発をずっと手がけてまいりました。ですので、こちらを基に、現在、起業を考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) 今まで松田さん、名前出してちょっとあれですけども。あまり結果が、ソーセージといってずっとそれこだわっていて、結果があまり出ていないような気がするのだけど、その辺はどうなの。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 結果ということなのですけども、今まで相模女子大と商品開発ですとか、自分でいろいろなテイストのソーセージを製作して、「四季-クワトロ-」、イタリアンレストランのほうで提供しておりまして、現在、市場に販売することができないようになっております。今後は、そういった市場で加工をして販売できるように、今準備をしておりまして、そうなれば、いろいろ今道の駅ですとか、いろいろな販売場所を本人も探しておりますので、これから広く市場に出て、いろいろ村のPRと併せて、村の特産品のPRができるのではないかというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) 肉の関係製品については、来年6月から、保健所の許可がなくても販売できるそうです。その辺を踏まえた中で、大いにソーセージ、これからもつくってやっていくのだと思いますけども、その辺を、清川村一円に広がって、特産物としていただくよう、よろしくお願いします。
それから、清川村の団体のほうから、清川村の商店街も、コロナの中でみんな頑張っていると思っていますけども、地元の商店の関係者の中から担当課のほうに、特産品を何か作りたいのだけどという相談をしたのだけど、あまり受け入れてもらえないような話だったということを聞いているのですけども。今、特産品を地元の人が一生懸命手がけて、何とか村のものを作ろうとしている中で、少しでも手を差し伸べて、金額は幾らか分かりませんけど、作るものによっても違うと思いますけどね。その辺を全力で応援してやっていただきたいなと思いますけども。当然、予算が伴ったり何かするものもあると思いますけども、よろしくお願いしたいと思います。いかがですか。その辺をちょっと。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) ただいまご質問いただきました特産品に関しましては、特産品開発のための村の補助金、一口5万円という制度を用意させていただいております。こちらも、予算の範囲内ということもありますし、相談いただいたときには一緒に、当然、村の特産品ですので、それが広くPRできるような、商品化できるようなお手伝いを、村としてもさせていただきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) では、いろいろ特産物、先ほどの100万円のことと、それから、今後そういった相談があったら、ぜひ乗ってやっていただきたいと思います。
終わります。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 若干、質問させていただきたいと思います。
まず、12、13ページのインフルエンザの予防接種の県の補助金、県支出金でありますけれども、今コロナとインフルエンザというようなことで大変心配をされているところでもありますけれども。この補助金の数量と内容が分かれば教えていただきたいと思います。
○議長(岩澤敏雄君) 伊本保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊本貴志君) それでは、質問にお答えします。
インフルエンザの予防接種につきましては、神奈川県のほうで9月24日に、季節性インフルエンザの流行を抑制して、新型コロナウイルス感染症に対する医療提供体制を維持するという観点から、市町村が行うインフルエンザの予防接種に対する助成制度が創設されたところでございます。
金額につきましては、2,300円ということで、対象者については、65歳以上の対象者の方の中から村民税非課税の方ですとか生活保護の方を除いて、対象者のほうの規定がございます。また、接種期間につきましては、10月1日から令和3年2月28日までの期間の接種が対象となってございます。基本的には、インフルエンザの高齢者の接種に対して、実費を徴収しないというのが県の補助金の定めでございます。
この中で、村のほうは、高齢者1,088人に対して補助金申請をしてございまして、県の所要額の中で積算されたものとしては、うち補助対象が711名、2,300円の補助金ですので、163万5,000円が補助金額ということで、今、交付決定を受けているところでございます。
ちなみに、直近でございますけれども、まだ折衝中でございますが、村のほうで把握している中では、高齢者の方が1,088人中686名の方がインフルの接種を受けられておりまして、接種率としては63%の状態となってございます。
以上でございます。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 分かりました。1,088人中686人、接種を受けているということですから、7割近く受けていらっしゃるということだと思いますけれども。今後も、ぜひ啓発をして、やっていただきたいと思います。
次に、16、17ページの、さっき川瀬議員から出ましたように、地域おこし協力隊の起業支援補助金ということで、説明では、支援補助金の追加というような説明であったかと思いますけれども。この追加という意味と、それから、さっき国庫補助金というような形ではありますけど、16、17ページの財源配分の中には、国庫の補助金が入っていませんけれども。ちょっとこの辺について、先にお答えをいただきたいと思う。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) こちら追加ということではなくて、現在、予算計上しておりますのは、地域おこし協力隊員の活動に要する経費、こちらを予算計上しておりまして、ここで委嘱が終わりますので、任期が終わるということで、そちらの予算は計上していないのですけども、任期終了に当たりまして、起業に当たっての起業や事業継承に係る経費といたしまして、100万円を上限としておりますので、村としても、その要綱にのっとりまして、予算計上させていただくものでございます。
予算措置につきましては、国庫補助金ではなくて特別交付税措置ということになっておりますので、こちらの特定財源の部分には入ってこないような内容になっております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) それで、前回、全協のときには、たしか、この支援金の追加をしますというようなことで説明をされているし、今もまた、起業を支援するものだというような説明でありますけれども。村として、こうした起業支援について、特別に地域おこし協力隊というような形の中では支援をしているということなのだろうと思いますけれども、これについては、例えば起業支援についての何か要綱みたいなのはあるのでしょうか。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) こちらにつきましては、国で定めております地域おこし協力隊推進要綱、こちらを国で定めておりまして、地域おこし協力隊を採用する場合の要綱になっております。その中の地域おこし協力隊の推進に向けた財政措置についてということで、この中で定められております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) ということは、ここで地域おこし協力隊という形の中では、起業支援ということで、国から特別交付金という形の中で、国からの財源で賄えるということなのだろうと思いますけれども。そうなってくると、今度は一般の起業者なんかも含めたときには、産業振興という意味では、やはりそういった要綱をきちんとつくって、起業する方の環境を整えていくのが、私は適切なのかなと思いますけれども。
それとあと、これによって村としてはどういう活性化が図れて、どういう効果というものがあるのか、その辺もちょっと分からないのですが。それと、またあと、さっき川瀬議員もおっしゃいましたけど、この協力隊の効果というものが、いまいち表へ出てこないのですよ。それで、その方がまた企業を継続するために国庫を活用して、また起業するということがどういう意味に思っているのか、その辺もちょっと教えていただければと思います。
それとあとは、どうなのですか、ここで任期が終了するということは、もう既に次の協力支援隊を委嘱するとか、そういう考え方なのでしょうか。ちょっとお伺いします。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) こちら、地域おこし協力隊にこれだけ起業支援をする理由なのですけども、もともと地域おこし協力隊の制度でございますけども、地方創生の関係で、やはり都市部に人口が集中していると、これを地方にも人口を分散させるという目的で、都市部の人間を町村部でいろいろ活動していただくということが趣旨になっております。こちら、3年間が終わって、活動が終わってすぐにまた、例えば自分の都市部に戻ってしまうですとか、そういったことですと、やはり、この3年間の活動が無駄になってしまいますので、そこの部分の、のりしろの部分ではないですけども、地域に根差していただくというための、いきなり起業ですとか事業継承もできないであろうということから、こういった補助がありますので、こういったことで事業を続けていっていただきたいというものが国の制度となっております。
また、効果なのですけども、具体的に今、地域おこし協力隊の1期の方が、村でレストランを経営されております。そちらの方は、やはり野菜を他所から仕入れてイタリアンを作っているのではなくて、地域の農家の方と契約をして、初年度は何品目、2年度は何品目ということで、契約農家を増やしていただくような仕組みとしております。そういった村の野菜を提供することによって、お客様に来ていただく。また、そういった農家がだんだん増えていくことによって、また畑を作って野菜を作られる方が増えていくということでは、そういった効果は出ているのではないかというふうに考えております。
また、村も、今までそういった場が、お茶を飲む場所ですとかなかったのですけども、気軽にお茶が飲める場所がというところでいい場所ができたということでは、住民の方からも、そういう声は聞かせていただいております。
また、次期の地域おこし協力隊の移行ですけども、こちら、なかなか目的を持って何をやるかということを決めてから地域おこし協力隊を採用しなければ、目的意識というものが村の目的と地域おこし協力隊に来ていただく方の目的、これを一致させなければいけませんので、これはやはり、新たな人材は活用できるのではないかということで、今担当課としては、どのような方を採用して事業を組み立てるのかということを検討している状況でございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) それならば、単純に考えて、地域おこし協力隊を5人でも6人でも採用して、国庫の中で、限度額100万円ですから、どんどん起業していただく方を採用してやっていけば、これは村の活性化につながるのだろうと思いますので、ぜひ1名とは言わず、そういう思いを持っていらっしゃる方がいらっしゃるのであれば、どんどんやっていただきたいなと、こんなふうに思います。
それと、前回、例のガソリンの不正使用がありましたよね。この方は、支援隊員はその方ではないのですか。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) ガソリンの不正使用があったのは、この協力隊の車両にガソリンは入っております。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) やはり、そういう部分であれば、きちんとした処分というか、そういうものをしながら。この後において、やはり村のために頑張っていただくということが、また筋であろうかと思いますが、その辺はきちんと整理をしていただくということと、今後どういう効果があるのか、逐一説明だけはしていただきたいと思います。
それから、20ページの民生費の児童福祉総務費、保育所入所事業で、672万3,000円ありますよね。これ、先ほどの説明では、小規模保育施設に通う児童というか園児、これが増加をしたというようなお話だったかと思いますけれども。これは、例えば村の保育所あるいは村外の保育所、それぞれどのくらいずつ増えたのか内容を教えていただきたいのと、今、園児が増えるということは喜ばしいことなのですけど、その辺の要因というものを何なのかちょっと教えていただければと思います。
○議長(岩澤敏雄君) 伊本保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊本貴志君) それでは、ご質問にお答えします。
まず、増えた今回の補正の要因につきましては、小規模保育施設であります、おひさま保育園、こちらは0歳児から2歳児までが入所できる施設となっておりますけども、こちらについては、当初見込みよりも増加したということで、補正をさせていただいておりまして、保育園自体は定数が6名ということで、0、1、2歳児それぞれ2名ずつが定員となってございます。こちらについては、当初4名ということでの見込みで当初予算、計上しておりましたが、4月1日の入所の時点で6名の入所があったということで、2名、想定よりも多い人数で入所されたことから、この6名に対して必要額を補正させていただいてございます。
こちらは、理由としましては、やはり0歳児、生まれてすぐのお子さんがなかなか入所としては実績がなかったことから、4名ということで1歳、2歳のところでの見込みを立ててございました。実績としましては、0歳児が1名、1歳児が2名、2歳児が3名ということで6名となってございます。
また、もう一つ認可保育所であります、あおぞら保育園の入所につきましても、4月1日時点で定員30名に対しまして、入所児童数が35名ということでございます。うち村民の方が27名利用されておりまして、現状は、待機児童はなしということでございます。
以上でございます。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 分かりました。ということは、実質に村の中の対象者の方が増えたということではないようなのですが、今説明あったように、当初30名が35になったけれども、当初30名の中には、今、村の中の方27名とおっしゃいましたよね。そうすると、それは外から来ていらっしゃる方はこの対象ではないのでしょう。補助金の対象ではないですよね。他所の市町村から来ているということですよね。増加の理由にはならないですよね、増額のね。だから、そうすると、今度は627万円というのは、では一人100万近くかかっているということになってしまうけど、その辺のちょっと説明を、単価のね。
○議長(岩澤敏雄君) 伊本保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊本貴志君) 一つ説明漏れておりまして、管外のほうの、村外の保育所等に入所されている方が、すみません、実績としまして、今厚木市のほうで5名、それから伊勢原市のほうで1名、計6名の方が村外の施設を利用されてございます。先ほどの小規模保育で2名の増と。あと、これからの見込みとしまして、今1件申請が出ているのが、村外の保育所を利用されたいという方が1名いらっしゃるということで、合計3名が増えている要因でございます。
あと、そういった管外につきましても、こちらは村のほうで負担しておりますので、補助金の対象となるという形でございます。
100万円かかるというところですけども、やはり0歳や1歳、2歳児のところにつきましては、かなり手が必要だということで、およそ一人に対しては28万円前後の月額の費用がかかるということでございます。3、4、5歳児については、大人数で、少ない職員の中で見られるということで、少しそれよりも基準額としては低い、補助のところですけども、そういう状況でございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 一人100万円ということでありますけれども、こうした保育環境を整えるということは大変重要なことなので、今後とも、手厚い補助をお願いしたいと思います。
それから、20ページの農林水産業費、農業委員の関係でありますけれども、これは今回提案されている、恐らく定数が認められた場合に報酬が減るのだと、こういうお話だろうと思いますけれども。たしか定数の改正という説明でしたよね。
それで、減額は、その後の人数分が減るということなのだろうと思いますけれども。それでは、今年度、活動状況はどうなのか、お伺いをしておきます。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 現在の活動状況でございますけども、こちら、農地パトロールを行いまして、今年度は農地所有者に対しまして、アンケートを実施しております。そのアンケートの内容につきましては、これからそういった農地を農地として保全できるのか、できないのか。できない場合には、人に貸したいのか、貸したくないのか。こういった意向をお伺いして、地図化しております。今度は地図化いたしまして、ある程度まとまった地区の所有者の方に集まっていただいて、これからそういった農地をどのようにしていくかということを会合を持ちたいというふうに考えておりまして、そこの今、準備段階まで入っております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 活動状況としては、村内の遊休荒廃農地を全箇所パトロールをされて、さらにまた、所有者にアンケートを実施されて、その後、また対策をしていくということだと思いますけど。それは、以前からもうとっくにやっていなければいけなかったことで、そういった実績の中で、今年度の活動成果、取組ではなくて、そこら辺はちょっとお伺いをしておきたいと思います。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 今までも、そのような活動、しなければいけなかったのですけども、やはり一番大きな問題が、農地を貸し借り、これが20ヘクタール以上持っていないと農地を借りることができないということで、そこの障害を、例えば農業塾ですとか、そういった方でも、今度は借りることができると。そういうふうに、今度、担い手の条件も少し見直すことが必要というふうに考えております。ここで昨年から農地バンク制度、立ち上げまして、その制度の農業者の定義、こちらを見直すことによりまして、比較的20ヘクタールの要件がなくても農業者となるということで、担い手が確保できますので、休耕地、そういったところもあれば、これから農業者となって休耕地対策に取り組んでいけるものと考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) お伺いするたびに、取組とか実績を口頭でお答えをいただいていますけれども。本来、そういう計画については、農業振興計画なり、そういったものをきちんとつくって、その目的に沿って、例えば農業委員会の役割はこういう役割で、農業振興はこうやっていくのだよというものがあって、そうして取り組んでいくのが私は普通なのかなと思いますので、ぜひ農業委員会に農業振興計画というものをきちんとつくってもらって、それに基づいた事業を実施していただく。そうすれば、農業委員さんの役割も分かるし、実績も出てくるわけですから。口頭でこれやりました、あれやりますと言ったって、なかなか理解はしていただけないと思いますので、その辺はよろしくお願いして、これは要望させていただきたいと思います。
それから、21ページの林業費の関係で、協力協約推進事業102万円、これは森林の所有者が整備する整備費用を補助するのだと思うのですが、ここに来て施業面積がなぜ拡大したのか、そこの場所とその所有者というのは何名いて、この協約事業のトータルの整備面積はどのぐらいなのか教えてください。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) こちら協力協約の推進事業でございますけども、
政策推進課長の説明、施業面積の拡大に伴う補正ということで説明がありましたけども、こちら面積の拡大と施業内容の追加、これにより補正するものとなっております。
場所につきましては、法論堂また宮ヶ瀬の四十八瀬というところで、当初持っていた事業計画から拡大になったということで、所有者のほうから連絡がありまして、県と協議したところ、そういった変更の対応ができるということで、今回、補正で計上させていただいております。
所有者につきましては、ちょっと今資料を持ち合わせておりませんで、改めて提示させていただきたいと思います。申し訳ございません。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) やはり、施業といっても種類がいっぱいあるので、どういうあれなのかよく分かりませんけれども。所有者の方も何名かいらっしゃるのだろうと。後ほど、またお知らせをいただければと思いますが。全体的に山の管理は、なかなか今収支だとかいろいろな問題で進まないということなので、ぜひ多くの方にご協力いただきながら、施業管理を進めていただきたいなと、こんなふうに思います。
それから、最後に、教育委員会費の24、25ページ、この中に小学校管理事業と中学校管理事業ありますね。これは説明では、タブレットの端末に接続できる優先キーボードの整備、これの増額ということですが、ちょっと内容を、何台ぐらい整備をされるのか。あと、小学校のほうが人数多いと思うのですが、小学校のほうが数字が59万1,000円で、中学が70万8,000円ということですから、その辺の理由をお知らせをいただきたいと思いますけれども。
それから、これはGIGAスクール構想の中で進めている整備だろうと思いますけれども、
ICT教育の推進に係る小・中学校のその辺の状況を、簡単で結構ですから、お知らせをいただければと思います。
○議長(岩澤敏雄君) 相原
学校教育課長。
○
学校教育課長(相原浩司君) ご質問、まず一つ目の何台入れているかというところでございますが、内訳をご説明させていただきますと、小学校のほうでございますが、対象が小学校4年から6年生が75名、それと教員等の分が16名分ということで、小学校のほうが91名分。中学校のほうでございますが、対象が中1から中3の93名、それと教員使用用の16名、合わせて109名ということで、合計しますと200台の導入となっております。
また、小学校のほうが金額が安いという点でございますが、こちらのほう、キーボードの購入でございますが、小学校では、小学校3年生のほうでローマ字の勉強をします。入力については、ローマ字入力のほうが、学校と調整したところ、望ましいのではないかということですので、小学校でローマ字の授業を終えた後、4年から小学校については導入ということで、小学校の1年生から3年生分の35名が含まれておりませんので、この差異で金額の差が出ているというところでございます。
あと、GIGAスクールの推進状況につきましてでございますが、ここで先日、Wi-Fiを補正でつけていただきまして、ポケットWi-Fiを導入いたしまして、こちらのほう、ポケットWi-Fi導入することによって、学校のほうで、今まで1台3ギガという制約があったのでございますが、こちらのほう、ポケットWi-Fiを入れることにより、学校のほうでアプリを入れることができるようになる。また、授業3ギガという制限がございますが、全校児童・生徒ではできませんが、学校でふだんはポケットWi-Fi引くことによって、1台30ギガまで使えますので、一つのクラスぐらいであれば、今までの3ギガでなく、もう少し多くの動画を見たりとか、そういった活用ができるということで。またここでキーボードを入れさせていただければ、またGIGAスクール構想に合った授業を充実させることができるということで、推し進めているところでございます。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) ありがとうございます。内容はよく理解させていただきました。
相対的に、タブレット端末については、おおむね全員配付をして、今ここでキーボードを、小学校は4~6で75と、中学校が1~3で93ということですから、ほぼ整備が終わったというようなことだと理解をしていますけれども。今後も、
ICT教育というのは大変重要なことでありますので、こうした環境整備にはご努力をいただければと思います。
以上、終わります。
○議長(岩澤敏雄君) 8番、藤田義友議員。
○8番(藤田義友君) 先ほど、17ページの協力隊の関係ですけど、2名の議員さんから、いろいろ現状や今後の活動についてありましたけれども。先ほど、ここで任期が切れると。そして、今イタリア料理やって、そういうのと同じような流れで起業していくという話ですけどもね。それは全協で、公共施設を使って研究しながら、加工しているのがどうのこうの。そうすると、売上げ何%か、今もらっている話もありましたよね。どのぐらいの売上げをして、どのぐらいでどうなるの、経営方針あるのか。販路の問題も含めて、どういう関係でしていくのか。ということは、私は過大には期待していない。小さい話というか、村づくりの一つとして考えているのですけどもね。村の相当大きな風呂敷広げている、そうはいかないと思うのですよね。先ほど、野菜の供給もちゃんとしていると、そこら辺含めて、恵水ポークの養豚さんの関係いろいろある、加工業者の関係も含めて、ちゃんとそこら辺をやって、どんな売上げがある、そこら辺をつかんでいるのかどうか。途中で投げ出されたら、どうするか。これ100万つぎ込んでね。イタリア料理は、何とか黒字でうまくいって、成功の例です、今のところ。ぜひ私も応援していきたいと思うのですけれども。そこら辺も含めて、簡単にはいかない気がするのですよね。そこら辺について、そういう話、全然なかったので、そういう関係をちょっと知らせてもらいたいのですけど。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) こちら、ただいま藤田議員から売上げですとか販路、こういったご質問でございますけども。
こちら、今現在、募集の要綱を掲示しておりまして、これから募集ということになります。内容も、今後になりますので、その際に、例えば売上げをどのぐらい見込んでいるかですとか、販路をどうやって考えているか、こういったものが適切であり、実際にそれが見込めるのか、こういったことを審査して、賃貸についての決定をしていきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 8番、藤田義友議員。
○8番(藤田義友君) では、さっきのあれと違うの。今の人がやるという話だったでしょう。違うの。新たに募集どうのこうのと、どうなの。よく分からないのだけど。それで、お金100万くれ。お金やって、後から計画が出るという関係なの。そうではないの。何かよく分からない。もっと分かりやすく説明してもらえる。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 先ほどご説明させていただきました、この100万円の起業支援を使って、これから今後の計画を立てていきます。その計画を見て、ふさわしいかどうかというものが判断していきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 8番、藤田義友議員。
○8番(藤田義友君) 今の協力隊の人を引き継ぐという話だったではないですか。では、もし契約がしなかったら、事業しないということですね。そうですか。そうなる、課長の答弁だと。国のお金だからどうのこうのではないよ。どうでもいいというわけではない。有効に村民のために正しく使っておるのが予算なわけだから。何かどうもその辺、ちょっとそれ、もう少し整理して答弁できてもらえないかな。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 今申し上げましたのは、あくまで計画するのが地域おこし協力隊の隊員ですので、そこの部分、村がどうしろこうしろというところは言えないのですけども、やはり、今まで一緒に3年間、活動してきましたので、その計画ですとか、そういったものはきちんと、誰もが見て、見込みがあるであろうということは、一緒に進めていきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 8番、藤田義友議員。
○8番(藤田義友君) 任期は、まだ任期中なの。協力隊。今、補正だから、普通3月とか4月とかなのだけど。そこら辺も含めて、一つごとに辻褄が合わなくなるよ、補正。来年度がやると。何か予算あるからただと、そいつをもう少し説明してもらえる。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 任期につきましては、協力隊の任期は3年間でございまして、令和2年、この12月31日をもって満了いたします。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 8番、藤田義友議員。
○8番(藤田義友君) それで、満了、12月なわけね。もう12月なわけだよ。補正で方向性として、その人やるという、もう計画出て予算組むのだよ。できていないのに、計画書できたら予算も。村長、おかしいのではないの。そこについてどうですか。もう12月に切れるでしょう。何も計画できていない。これからどうこう判断しますと、ちょっと納得できないよ、これは。ちょっと休憩してよ、議長。いいの、大丈夫。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) ただいまの質問でございますけども、こちら協力隊の起業、事業継承に要する経費でございますけども、任期満了の日から起算しまして、前1年以内または任期満了の日から1年未満、1年以内に協力隊員として活動地と同一の市町村内で起業する方に対しての支援ですので、任期満了後でも対応できるような要綱となっております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 8番、藤田義友議員。
○8番(藤田義友君) 分かりました。法的にはね。だから、これも本当に簡単にいかないですよ。さっき川瀬さんからも、肉はもう自由にできるとね。これはとっくに大手がやっているわけだよ。そんな簡単には売上げを、今村内で消費できないのですよ。村外のどこか企業と、そういうのもある。今後もあると、そういう予測はしているのですよ。しなかったら、今経過見て、初めて分かりましたではないわけだよ。事前に打ち合わせをしているわけでしょう。その辺、どの売り上げがやると、そういう予想しているでしょう。それをちょっと教えてくださいよ。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 今、細かい売上げまでは、正直、把握しておりません。ただ、今まで豚肉を使ったソーセージと言いましても、大手の業者さんで作っておりますし、やはり、ただソーセージを作っただけでは売れないと思います。
そこで、村といたしましても、相模女子大さんと学生連携をして、商品開発をして、やはり、そこに話題性を持たせて、そういったメディアにも取り上げていただきながら販売していただくというような戦略を持って、現在行っているところでございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 8番、藤田義友議員。
○8番(藤田義友君) 最後になりますけどね、ぜひ相模女子大も名前出ましたよ、いろいろ。それを一つの例として、悪いことではないですから、それを活用しながらもっと広げて、本当に自己満足ではなくて、村民の方も、ああ、やはりすごいなというふうにもっていかないと、この事業で一過性なので、細野さんから、やはり協力隊もそういう予算あるなら、小さい村ですから、いっぱい協力つくって、いろいろなあれをやっていただいて、村民とつながっていけばという、今後は2例になるわけだから、協力隊を引き続きやると。それをやはり、せっかくできたのを成功させるようにきちんとやっていくべきだと、私は思いますよ。せっかくそれがあるから。ぜひ村長、先を見越しながら、いろいろな事業を活用しながら、ぜひやっていただければなと。村長、どうですか。それについて。
○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) 地域おこし協力隊の活動につきましては、先例の事例がございます。イタリアンレストランというものが、村民の皆様の応援もいただきながら、また農業関係者の方々も支援をしていただきながら、村内の中で育っております。
その第2弾として、今回は、このソーセージというようなお話も出ていますけども、やはりこの方も、村内のお肉を使いながら、またその中にチョイスするものも、村内のものは何が合うかとかと、いろいろ工夫をしながらやっています。先ほど担当のほうからも話がありましたけども、相模女子大学の知恵をいただきながら、学生たちの若い感性の中でのいろいろなもの、今求められているもの、そういったものもしっかりと取り入れていただき、村民の、議員が本当に心配していただいていますように、村民の皆様も一緒になって応援していただく。そして、本人もしっかりとこの地に根づいていただき、事業が進むように、私たちもともに考えながら進めていきたいと思っています。
○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これから、議案第52号、令和2年度清川村
一般会計補正予算(第6号)を採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第52号、令和2年度清川村
一般会計補正予算(第6号)は、原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 日程第5、議案第53号、令和2年度清川村
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました議案第53号、令和2年度清川村
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を申し上げます。
今回の補正につきましては、歳出では、本年度予定の県によります古在家バイパス4号橋架設工事が来年度施工となってきてございます。これに伴いまして、村が同時施工する村営水道の水道管添架工事につきまして、工事費の減額補正をするものでございます。
歳入につきましては、新型コロナウイルス感染症に係る家庭支援対策として、7月及び9月検針分の水道料金減額分について、水道使用料金の確定によりまして、一般会計繰入金の減額と
財政調整基金繰入金を減額するものでございます。
予算の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ2,007万5,000円を減額し、補正後の
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ1億1,087万7,000円とするものでございます。
細部につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) 清水
まちづくり課長。
○
まちづくり課長(清水洋一君) それでは、細部説明を申し上げます。
初めに、歳出からご説明いたします。補正予算書の40ページ、41ページをごらんください。
1款、総務費、1項、総務管理費、2目、水道管理費は財源更正で、
新型コロナウイルス感染症対策に伴う地域経済対策や村民の生活・家計への支援のため実施いたしました、7月、9月検針における水道使用量の減額分に対します一般会計からの繰入金の額が検針により確定したことによる補正です。
2款、事業費、1項、給水事業費、1目、給水工事費2,007万5,000円の減額は、10月の議会全員協議会におきまして、ご説明をさせていただいておりますけれども、神奈川県厚木土木事務所によります古在家バイパス4号橋の工事が令和3年度にずれ込むこととなりましたことによりまして、水道管添架工事を来年度の施工としたことによる補正でございます。
続きまして、歳入につきまして、ご説明いたします。38、39ページをごらんください。
4款、繰入金、1項、基金繰入金、1目、
財政調整基金繰入金1,844万7,000円の減額は、先ほど歳出の2款、事業費、1項、給水事業費、1目、給水工事費でご説明いたしました古在家バイパス4号橋水道管添架工事を来年度の施工としたこと及び、次でご説明いたしますけれども、繰入金の減額により収支の均衡を図るための補正でございます。
2項、他会計繰入金、1目、一般会計繰入金162万8,000円の減額は、先ほどご説明いたしました水道使用量の減免の額が確定したことによる補正でございます。
以上で、細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これから、議案第53号、令和2年度清川村
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第53号、令和2年度清川村
簡易水道事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 日程第6、議案第54号、令和2年度清川村
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました議案第54号、令和2年度清川村
下水道事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を申し上げます。
今回の補正につきましては、歳出では、下水道施設維持管理事業における需用費及び工事請負費の増額補正をお願いするものでございます。
歳入につきましては、繰越金の減額と一般会計繰入金を増額補正するものでございます。
予算の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ350万円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億5,286万4,000円とするものでございます。
細部につきましては、担当課長に説明させますので、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) 清水
まちづくり課長。
○
まちづくり課長(清水洋一君) それでは、細部説明を申し上げます。
初めに、歳出からご説明いたします。補正予算書の56、57ページをお開きください。
1款、総務費、1項、総務管理費、2目、下水道管理費350万円の増額は、下水道維持管理事業における不測の事態に備えるための補正でございます。
5款、予備費、1項、予備費、1目、予備費は財源更正で、財源を繰越金としておりましたが、繰越金に減額が生じたことによりまして、一般会計からの繰入金を充当する補正でございます。
続きまして、歳入につきましてご説明いたします。54、55ページをお開きください。
4款、繰入金、1項、他会計繰入金、1目、一般会計繰入金400万円の増額は、先ほど歳出の1款、総務費、1項、総務管理費、2目、下水道管理費でご説明いたしましたが、下水道維持管理事業における不測の事態に備えるため及び、次でご説明いたしますが、繰越金の減額により収支の均衡を図るための補正でございます。
5款、繰越金、1項、繰越金、1目、繰越金、50万円の減額は、先ほど歳出の5款、予備費、1項、予備費、1目、予備費でご説明いたしましたが、見込みより減額となったことによります補正でございます。
以上で、細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) ちょっと1点だけお伺いしたいのは、56、57ページの関係で、事業費と工事請負費、合計350万円。今の説明だと、不測の事態に備えるということなのだけれども、具体的にはどういう不測の事態を想定されているのか、お伺いします。
○議長(岩澤敏雄君) 清水
まちづくり課長。
○
まちづくり課長(清水洋一君) こちら、まず需用費は修繕料になります。こちらは緊急的な、もともと計画を持っていないものに対して修繕が生じた場合に行う修繕でございまして、今後、何がどういった不具合が出るか分からないというところから、それに対応するために持たせていただくということで、今回、計上させていただいております。
工事請負費につきましても、同じく、目的は今のところありませんけれども、そういった不具合が生じた場合に対応するための予算ということで持たせていただいております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 質問してしまったのでね、あれなのだけれども。やはり、不測の事態を想定されるのであれば、どういう不測の事態を想定して、それに備えていくということは大変重要なことなので、それについては、私は理解をしますけれども。説明が理解、ちょっと私にはできないのですけど、その辺は、やはり特別会計の中でしっかりと目標というのを持ってやっていただきたいなと思いますけど。そういう部分については、副村長、どういうふうに指導されるか、ちょっと教えてください。目的がないものは予算化されるのかどうか。
○議長(岩澤敏雄君) 清水
まちづくり課長。
○
まちづくり課長(清水洋一君) 申し訳ありません。修繕料につきまして、当初で250万円をいただいていたところなのですけれども、既に8件の緊急修繕等を実施しておりまして、残額が47万円ほどになってございます。ですので、今後の事態に備えるということで予算のほうをお願いしてございます。
工事費につきましては、こちらも、2件ですけれども、200万円いただいていたところ、153万円ほど執行しておりますので、残額が47万円ということになっておりますので、今後に対応するためということでございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) よろしいですか。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) ただいま細野議員さんのご質問に対しまして、課長からの答弁に失礼がありましたことを、説明不足がありましたことをおわび申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これから、議案第54号、令和2年度清川村
下水道事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第54号、令和2年度清川村
下水道事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩します。午後1時まで休憩します。
――
―――――――――――――――――――――――――――
午前11時54分 休憩
午後 1時00分 再開
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。議事を続行します。
日程第7、議案第55号、令和2年度清川村
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました議案第55号、令和2年度清川村
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)につきまして、提案理由を申し上げます。
今回の補正は、歳出では、介護報酬改定等に伴うシステム改修に係る経費の増額補正をお願いするものでございます。
歳入につきましては、当該システム改修事業に係る国庫補助金及び他会計繰入金の増額補正をお願いするものでございます。
予算の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ190万3,000円を追加し、補正後の
歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ3億6,751万8,000円とするものでございます。
細部につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) 伊本保健福祉課長。
○保健福祉課長(伊本貴志君) それでは、議案第55号につきまして、細部説明を申し上げます。
初めに、歳出からご説明します。補正予算書72、73ページをごらんください。
1款、総務費、1項、総務管理費、1目、一般管理費の190万3,000円の増は、介護報酬改定等に伴うシステム改修に係る負担金として、介護保険指定機関等管理システム負担金及び県町村情報システム共同事業組合負担金の増額補正でございます。
次に、財源となります歳入について説明いたします。お戻りいただきまして、70、71ページをごらんください。
2款、国庫支出金、2項、国庫補助金、4目、介護保険事業費補助金の88万円の増は、歳出で説明しました介護報酬改定等に伴うシステム改修に係る国庫補助金の増額による補正でございます。
次に、6款、繰入金、1項、他会計繰入金、2目、一般会計繰入金の102万3,000円の増は、歳出で説明しました介護報酬改定等に伴うシステム改修に係る一般会計繰入金の増額による補正でございます。
以上で、細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これから、議案第55号、令和2年度清川村
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)を採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第55号、令和2年度清川村
介護保険事業特別会計補正予算(第3号)は、原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 日程第8、議案第56号、令和2年度清川村
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました議案第56号、令和2年度清川村
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、提案理由を申し上げます。
今回の補正は、歳出では、平成30年度税制改正に伴い、令和3年度の保険料の算定が変更となるため、システム改修に係る費用の追加をお願いするものでございます。
また、歳入につきましては、国庫補助金のほか、一般会計を繰入金を財源として充当するものでございます。
予算の補正は、既定の
歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ32万7,000円を追加し、補正後の予算総額を歳入歳出それぞれ8,452万4,000円とするものでございます。
細部につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼
税務住民課長。
○
税務住民課長(杉山義則君) それでは、議案第56号につきまして、細部説明を申し上げます。
最初に、歳出から説明いたします。補正予算書の88ページ、89ページをごらんください。
1款、総務費、1項、総務管理費、1目、一般管理費32万7,000円の増額は、平成30年度税制改正に伴い、令和3年度から保険料の算定方法が変わるため、広域連合のシステムのサーバが改修されます。これに伴いまして、本村の基幹系システムにつきましても改修が必要となりますので、神奈川県町村情報システム協同組合への負担金として、一般管理費の増額補正をお願いするものでございます。
次に、財源となります歳入についてご説明いたします。86ページ、87ページをごらんください。
2款、繰入金、1項、他会計繰入金、1目、一般会計繰入金、1節、事務費繰入金26万2,000円の増額は、歳出でご説明いたしましたシステム改修に係る負担金32万7,000円のうち、国庫補助金分を差し引いた不足分を補填するものでございます。
次に、5款、国庫支出金、1項、国庫補助金、1目、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金、1節、高齢者医療制度円滑運営事業費補助金6万5,000円の増額は、ただいまご説明いたしました国庫補助金分としてシステム改修に係る負担金に充当するものでございます。
以上で、細部の説明を終わります。よろしくお願いいたします。
○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これから、議案第56号、令和2年度清川村
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)を採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第56号、令和2年度清川村
後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)は、原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 日程第9、議案第57号、指定管理者の指定についてを議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました議案第57号、指定管理者の指定につきまして、提案理由を申し上げます。
道の駅「清川」を併設する清川村交流促進センターにつきましては、平成30年4月から指定管理者を指定し、施設の管理運営を行ってまいりましたが、令和3年3月をもって指定期間が満了いたしますので、清川村公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第7条の規定に基づき、指定管理者を指定したいので、議会の議決を求めるものでございます。
細部につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) それでは、議案第57号、指定管理者の指定についての内容説明を申し上げます。
道の駅「清川」を併設する清川村交流促進センターは、平成30年4月より株式会社アグリメディアを指定管理者として指定管理をしておりますが、令和3年3月31日をもって指定管理期間が満了いたします。7月から10月までの議会全員協議会におきまして、選考のスケジュールから候補者の選定までをご説明させていただいておりますが、令和3年4月1日からの指定管理者につきまして、公募を行いましたところ、2社からの応募がございました。提出されました申請書を確認したところ、募集資格を満たしており、適正な申請でありましたことから、10月16日に清川村指定管理者選定委員会を開催し、審査を行いました。その結果、東京都新宿区西新宿二丁目6番1号、新宿住友ビル14階、株式会社アグリメディアを指定管理者の候補者として決定いたしました。指定管理期間は、令和3年4月1日から令和8年3月31日までの5年間でございます。なお、株式会社アグリメディアの概要につきましては、議案書に添付のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
以上、細部につきまして説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
大変失礼しました。住所でございますが、東京都新宿区西新宿四丁目15番3号、住友不動産西新宿ビル3号館6階でございます。大変失礼しました。
○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。発言を求めてください。発言を許します。3番、城所英樹議員。
○3番(城所英樹君) 一つちょっとお伺いしたいと思います。株式会社アグリメディアを候補者ということになっていますが、30年4月以降、現在もこれ、管理をお願いしているところだと思うのですけれども。今まで、お酒の販売について、ちょっとこの会社ではできないということで、問題になっていたと思うのですけれども。この辺りについては、今後の契約については、どのような形で課題を考えているでしょうか。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) ただいまのお酒の質問でございますが、現在も、黄金井酒造さんで臨時の販売免許を持って販売しておりますが、今の見込みでは、まだ取得の見込みはございませんで、令和3年度につきましては、現在、黄金井酒造さんと継続して販売するように調整できているという提案がなされました。
また、このアグリメディアにつきましては、農園の好調維持ですとか、キャリア事業のコロナ前の水準まで回復によって、来期は黒字を見込んでいると。税務署でも許可が出るような経営状況となっていることから、時機を見て、税務署のほうには酒税免許について協議する内容を提案いただいております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 若干質問と確認をさせていただきたいと思います。
先ほど、城所議員さんのほうから酒類販売の許可の質問がありました。これに関連すると、アグリメディアの経営状況の関係で許可が下りないというようなことを私、伺ったことがあるのですが、現在のアグリメディアの経営状況、完全な黒字経営なのかどうか、その辺をまずお尋ねをしたいのと。それから、この契約、5年間になっていますけれども、その間に、やはり状況の変化が、多分、農業者においても、いろいろな面であるのだろうと思いますけれども。途中の解約というか、そういう事態があった場合は、どういう契約になっているのか教えてください。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) アグリメディアの経営状況でございますけども、アグリメディアにつきましては、設立しまして9期目のベンチャー企業でございます。収益以上のスピードで売上げの拡大を行っておりまして、連日150%前後の売上げ拡大を現在続けておりまして、主力事業の貸農園サービスにつきましては、一定の投資を行いまして、利用者に1年契約で利用権を渡すビジネスモデルで、アパートを経営して十数年のスパンで収益を上げるような、不動産業と同じように、投資が非常に今まで先行してきておりまして、そのため、8期目までは経常収支において赤字となっているという説明がございました。
現在、道の駅も含めた事業が大きく伸びておりまして、9期目につきましては、収支は均衡。10期目以降につきましては、経常黒字の見込みでありまして、今後は収益還元ですとか出荷者、村民の還元を行うフェーズとしたい提案がございました。
また、今後の5年間ということで、今回は2回目ということで、5年間にしてございますが、やはりアグリさんとしても、3年目ですと投資ができないということで、そういったことを含めて5年間、少し長いスパンにしております。また、こちらが状況が変わってきて経営ができないという場合には、こちら、指定管理期間が終了ということもあり得るのではないかというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 分かりました。経営状況は改善をされていると。私が心配しているのは、今コロナ禍で、これから先、今もそうなのでしょうけども、やはり経営状況がどんどん変わってくるのかなと、こんなことなので、令和8年ですか、までの間にそういった状況があれば、いつでも解約できると、こういう理解をさせていただきました。
それから、次に、さっき説明がありましたけど、プレゼンには2社が参加をしたということで。私、ちょっと資料を見ましたら、評価の得点差が27.5点しかないのですよね。評価の差。A社、B社のね。これB社ということで、今回のアグリメディアの場合は、100点満点にすると大体70点ぐらいですよね。70点というと、成績がそんなに芳しいほうではないわけでありますね。
一つお伺いしたいのは、これは選定委員会なのですかね、その辺の評価というのが施設管理に対する考え方、これが7点差があって、管理能力とか資質能力については、逆にマイナス15点差があるわけですよ。産業振興に関する取組というのは19点、地域の活性化の取組は7.5差あるのですね。管理能力とか資質能力というのは、もうデータで出てきますから、これは実質のデータで判断できるからいいのですけど、そのほかの部分については、大体裁量で決まってしまう、そういう状況なのかなと私は思っていますけれども。
それで、私が一番重要としているのは、やはり管理能力、資質能力が一番必要なのかなと思いますけども、それが一番高い業者が確定しないで、その差がマイナス15点もあった業者が今回、指定管理に選定されているということはどういうことなのか。あと、選定会というのは、どういう手順で評価しているのか。評価の基準があれば、ちょっと教えてください。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) まず、選定委員会につきましては、副村長を委員長に役場の参事職、こちらで構成されております。
審査項目の内容につきましては、ただいまご質問ございましたとおり、施設の管理運営に対する基本的な考え方ですとか管理を行う能力・資質、こういったものの提案に対して、審査員がそれぞれ審査しております。やはり、私も審査員の一人として審査はさせていただいたのですけども、会社の経営状況から管理を行う能力ですとか資質、こういった財政状況は、アグリメディアの別の会社のほうが数字が良かったことから、こちらの点数につきましては、そのような結果となりましたけども、具体的な提案がしっかりされていたということで、かなり3年間やった上で、これからどうしていくのかというところが具体的な提案があったのですけども、別の1社につきましては、財政状況はいいのですけども、具体的な提案がちょっと欠けていたというところで、こういう差になったのだと思っております。
また、評価につきましては、各項目ずつ5点から15点まで配点がございまして、その配点ごとに委員が評価をします。その評価の内容につきましては、評価が1の場合には、「特に優れている」ということで1点、3になりますと「普通」ということで、その配点に0.5点を掛けますので半分になります。また「優れている点なし」となりますと、0点ということですので、その配点に0を掛けて、そこの部分は0点になります。それぞれ七つの項目に関しまして、その配点ごとの評価をして、その集計を取りまとめた結果が最終的な資料にさせていただいております数字となっております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 評価は、では選定委員会の中でやられたということですから。それでは、お伺いしますけど、具体の提案で特に選定した理由というのは何かあるわけですけども、ちょっとその理由と。それから、選定委員さんの個々の評価点の差というものがなかったのかどうか。逆にアグリではなくてもう1社のほうが高かったということはなかったのかどうか、ちょっとその辺をお伺いしておきます。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) まず、提案の内容でございますけども、アグリメディアからの提案につきまして、主な提案では、強みであります農園事業ですとか人材事業等を生かして、今後、農業振興ですとか土地活用の観点から、村を活性化させていくというような提案がございました。また、収益金なのですけども、出た収益金、こちらの30%を村へ納入するですとか、20%を道の駅などの活性化となり得る施策ですとか対策費用、広告宣伝費ですとか、出荷者のモチベーションが上がるような企画を取り入れるといった、この3年間で基盤整備が整ったことから、積極的に出荷者に還元するような体制にしていきたいというような提案がなされました。
一方で、山路フードからはですけども、もともとこの山路フードは、給食ですとか、そういった事業を展開しておりまして、食を通じて社会に貢献するという一つの経営方針から、道の駅の指定管理を行う会社を分社化して村に置いて、畜産農業の活性化ですとか、既存のノウハウを生かして、生産確保ですとか販売のブランディングを図っていくという提案がなされたのですけども、具体的な提案はなく、こういったことをしていきたいということで提案がされました。
あと、審査の得点につきまして、やはり故意に得点を高くしたり、低くしたり、こういったことが審査員の中であり得ますので、まず全得点を集計した得点を一つ評点しまして、もう一方で、一番高い得点と一番低い得点、これを除いて間の得点だけで集計したものもございまして、いずれにしましても、こちらのアグリメディアのほうが得点は高かったという結果になってございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 分かりました。中庸で判断をされたと、こういうことだろうと思います。
それで、あと、今そこを利用している、いわゆる利用者、出荷とかそういう人のね。そうした人たちを保護していかなければいけないのだろうと思うのですが、指定管理業務というものが、今ちょっとコロナの関係で若干落ちているのかなとは、薄々は自分では判断をしていますけれども。そうした中で、やはり農家の方、あるいは、そこに商品を持ってこられる事業者の方とか、あるいは中へ勤める従業員の方、そうした方の待遇とか、あるいは料金とか、そういうものは配慮されているのかどうか、お伺いしておきたいと思います。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) ただいまのご質問でございますけども、やはり今、新型コロナということで、従業員の消毒ですとかお客様の消毒、こういったことは入り口で対応して、お客さん、現在、非常に伸びている状況でして、やはりアグリメディアとしましても、そういった感染症防止対策、こちらはしっかりしないと、今度、中でもやはり感染を心配するので、そういったことはしっかりとやっていただいているというふうに考えております。
また、出荷者保護という視点ですけども、毎年1回、出荷者協議会という会合を行っております。こちらでは、皆さんのご意見、こういったものを伺っております。また、今年度からですけども、出荷者代表者会議という会議を設けまして、こちらのほうは、月1回開催しております。各部門の代表者で構成されておりまして、大体10名前後で毎月1回会議をしております。その中では、やはり手数料の問題も出てきますし、いろいろな店舗の中での情報交換、そういったことで連絡を取り合っていまして、そういったことでは連絡を密に行って、店舗経営がきちんと適正に運営されているのではないかというふうに、担当では考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 分かりました。そういうのが一番、地元の活性化とか雇用の促進というのは大事なことだと思いますので、経営の途中で村が指示したり指導したりすることができるわけですから、ぜひよろしくお願いしたいと思います。
それから、ちょっともう一回確認は、過去にちょっと業績不振で追加投資がありましたよね。指定管理者に対して。あれ、たしか私、そういうふうに記憶しているのですけれども。例えば、コロナとかいろいろな状況の中で、指定管理料だけではやっていけないような場合が出てきたときには、追加の投資をされますかどうか、お伺いしておきます。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 基本的に、今年度までは300万円、来年度からは120万円の指定管理料で運営していただくようにお願いしているものでございます。また、アグリメディアとは、指定管理に係りますリスク分担ということを行っておりまして、それぞれ想定するリスク、こちらに応じて、そのリスクをどちらが負うか、それを甲乙で定めたものがございます。当然、清川村がリスク区分、入っているものもございますので、もしこういった事象によって負担しなければならない状況が応じた場合には、このリスク分担によって負担する場合もあるのではないかというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) 終わりにしますけど、リスクの関係は、こういう管理業務ですから、発生しないとも限らないわけなので、その辺のいわゆる配分の協議、リスク配分の協議はきちんとして、契約に残していただきたい、これは要望させていただきたいと思います。
それから、先ほどアグリメディアからの提案の話がありましたけれども、このセンターの目的というのは、都市住民との交流、それから、やはり地元の経済とか観光案内とか物産商売とか売り場の確保とか、そういうことが目的なので、そこら辺のところを重点的に指導していただきたいなと思いますよね。これは、だって条例の目的ですから、これ達成しなかったら指定管理なんかが発生しないわけですから、よろしくお願いしたいと思います。
指定管理については、アグリメディアさんが今まで経験を積んでこられて、ここへ来てやっと経営も安定してきたというようなお話でありましたので、この指定管理はやむを得ないのかなと思いますけれども。将来を見据えて、そういう村民活動とか村の活性化、そういうものに道の駅が貢献するような方針をぜひ持ってやっていただきたいと思います。
以上、要請をして終わります。
○議長(岩澤敏雄君) 8番、藤田義友議員。
○8番(藤田義友君) 引き続き、今、細野洋一さんから、細々と現状と将来に向けての質疑がありました。
そこでお聞きしたいのですけど、相当矛盾している点があるのだよね。
まず一つ、この目的なのですけどもね、先ほど農業やら発展すると、生産者とか出荷者との関係で1年と毎月1回やっていると。それ、ただ会議やっているだけではないのですか。具体的にどういう指導をして、出荷のものを良くしていく。この前、私、一般質問でそれ、質問しているのですよ。しっかりしたものを、単なる無農薬だけではなくて、しっかりしたものを作り上げていかないと、競争できないのです。そのためにこういうふうに目的考えて、それが全然やられていないのですよ、実態は。それが一つと。
今度は、どういうふうに直接指導していくの、現場に行って。烏合の衆だよ、あんな会議なんて。まず具体性を出す。その先も、指名するときに、二重、三重のもうかった分還元して、店も開業すると言ったよね。それで評価が高いから。だって、120万、また出すのだよ。そういうのある。非常に矛盾しているのではないの。採算性で駄目だったら去ってもらうというのは普通ですよ。ちょっと私としては、これ納得、反対するつもりはないのですよ、ちゃんとした今後どういうふうに、会議も具体的にいい野菜を作って、厚木農協にしっかり負けないようなものを出して、地元の人を指導していくと。やはり不ぞろいですよ、見てもね。
あと、それと、今コロナ対策にしても、いっぱいお客さんいるわけだよ。この前、課長に言ったけど。それで、駐車場の問題も、いっぱい村のこっちの手前、この前聞いたら、看板がありますと。そうではない、指導力ちゃんと出して、コロナ対策含めて、全然経営者となっていません、はっきり言うけど。3年経験どうのこうのと、これは表の表現だけですよ。具体になっていないのですよ。一番私、そこに怒っているの。それをちゃんと村が指導し切れるかどうかですよ。今後だって、言いなりですよ、この業者は。私が見れば、経営者じゃないよ、はっきり言うけど。それについて、答弁してください。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) まず、初めの会議の内容でございますけども、ただ情報の伝達というだけではなくて、清川の道の駅のブランドをこれからどうやってつくっていこうですとか、お客様にどうやって分かりやすい売り場、情報の発信をしていこうですとか、お客様の目に留まるようなポップ、こういったものはどういうふうにするかですとか。やはり従業員も多くいることから、同じような対応をできるようにしようですとか、そういった会議の内容を出荷者の皆さんと会合を持っております。
また、ただいま120万円の指定管理料、これを取って売上げが戻ってくるというご意見いただいたのですけども、指定管理料のこの120万円の考え方でございますけども、これは施設の中で、駐車場ですとか、1階のトイレ、2階の休憩室、また2階のトイレ、こちらの施設につきましては、道の駅の施設でもあるのですけども、村の公共的な役割がございます。公共施設というふうな考え方で、やはりこの部分に関しては、村が費用を負担すべきではないかという考え方の下に、120万円、月大体、人件費に清掃ですとか、トイレ用品ですので消耗品、こういったものを含めまして、ひと月10万円かかりますので、こちらの12か月分、1年分で120万円を村としてお願いして管理しているものでございます。こちら以外の部分につきましては、全て指定管理者は、直販の品物の売上げですとか、あるいは出荷者の出販品、こういったものを売れたもので管理運営していただくのが適当と考えまして、こちらに関しては、一切費用は出しません。ですので、赤字であっても黒字であっても、こちらの公共的な部分につきましては、村がこちらに係る費用は負担していくというような考え方になっております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 8番、藤田義友議員。
○8番(藤田義友君) やはり、それは矛盾しますよ。指定管理に覆いかぶさせて、いいとこ取りですよ。家賃も取らないで勝手に管理、それで村出しますなんてあり得ないよ。指定、5年間もやるのですよ。3年間、実績、無理ですよ、はっきり。今の体制では。できますか。指導し切れる。店行っても、もう本当だよ。何人か挨拶ある、言わない人もいますよ。行ったって無表情の人も。それ経営者ですよ。男の人、誰だか分からないけど。売り子の人たち居ないと、もう全然ね。それではきれいごとだよ、私に言わせれば。というのを私、心配しているの。だから、本来は家賃取って、それで指定、今回やればよかったんだよ。それが今までの延長線上、だから甘ったれているのですよ、経営者も村も両方で。村費だからね。そんな二十、三十高かったからね。それ、だって口約束でしょう。いつから5年間の中で、計画、コロナの話も出て、そこでも少し売上げが上がっていると。実現できるの、今の二十、三十の。単なる思いだけでしょうよ。具体的に挙げてくださいよ、5年間どうやってもうけこうやって、コロナ対策こうしますと。もし赤字があったらもうやめますとか、そういうのを言わせなければ駄目だよ。というふうに私思うのですけど。一応それ言ってください。そんな経営方針ないよ、今の資本主義の中で、と思いますけど。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) ただいまの家賃の考え方につきましては、村は公の施設といたしまして、指定管理者制度という制度を導入して、利用料収入を収入としながら管理運営をしていただくという、もともとの目的には沿っているものというふうに考えておりますので、特に家賃というものはいただかずに、利用料収入、こちらをもって運営していただくという考え方になっております。
また、提案のありました内容につきましては、初年度ですけども、175万円の黒字ということで、これは見込みなのですけども、こちらの3割部分、こちらは村に納入していただくということで、先ほど、口約束ということはありましたけども、こちらは年度協定の中でしっかりとお互い契約を締結して、収めるべき納入金は収めていただくというふうに考えております。
また、業者に対する指導でございますけども、私ども、出荷者協議会の中で気がついたり、こういったご指摘いただいたことは、代表者会議、また常々駅長のほうには、伝えたり指導したりしてございます。やはり従業員も変わる中で、当然、至らない点、あるかと思うのですけども、そういったものは担当課に言っていただければ、すぐに指導の連絡をさせていただきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 8番、藤田義友議員。
○8番(藤田義友君) 答弁は、そうだとは思いますよ。でも、本当に3年やって、5年に延ばしたわけだよね。多分、村は、この会社が自分のところと合っているから5年に延ばしたということだと思いますよ。私は問題だと思って、3年やれ、それに駄目にすればいいのだから。だから、保障できますかというの。農業出荷者にいいものを作らせる、相当手間ひまかかるよ。この前、農業委員会の問題言ったけど、簡単にはね。僕の近所もやっていますよ、農業。そこは素人ですよ。だって、連作なんかしてしまっているのだから。そういう初期的なもの、これは農業委員会の問題と別だけど。そういうのが実態なの、今清川村の生産者は。だから、会議で内容をちゃんとつかまなければ駄目。畑見に行って、どうなっている、それ、やっていないでしょう、現場。それをしてほしいと私。直接アグリか、駄目だと具体的に指摘しなかったら、やりませんよ。会議やっております、要望がありましたなんて。子供の使いだよ。ぜひそれ、できるかどうかですよ。それだけ答弁して。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 現在でも店舗のほうは、なるべく足を運ぶようにしておりますが、今まで以上に足を運びまして、気がついた点ありましたら、指導してまいりたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) 道の駅が指定管理者制度に変わってから、利用の方法もちょっと変わってきたと思うのですけども。当初、あそこ整備したときに、清流の館ということで整備した。この前も言ったけど、1億2,000万ぐらい、たしかかかっていたのではないかなと思いますけども。その2階の利用方法なのだけども、今休憩室、あそこ、一部食堂のほうで利用されているということを聞いておりますけども、あそこの利用方法が、清流の館自体が観光の発信基地にするということだったですよね。そういう機能は、今なくなったのかどうか。ちょっとその辺。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 2階の休憩室でございますが、役割は情報の発信というところで、現在も役割は変わってございません。そのため、パンフレットですとかデジタルサイネージですとか、そういったものを置きまして、情報の発信、常に新しいパンフレットを置くようにはしております。
また、2階を食堂に使っているというご意見なのですけども、常時、食堂としては使っておりませんで、基本的に恵水キッチンの部分が食堂として利用していただいているのですけども、やはり土日の忙しいときは入り切れない、そういったときには、プレートを持って、そちらの休憩室で食べていらっしゃる方もいるのが現実です。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) 分かりました。そういうことでしたら、パンフレットもいろいろあちこちに、清川村全体を紹介できるようなことを設置し、あるいは、季節によって清川村のいいところ、いっぱいあるわけですよ、四季で。そういうところの写真を撮ってパネル化して、お客さんが見て、ああ、ここいいな、行ってみようかな。春になったら来ようかな、秋になったら行こうかなとか。ふれあいセンターがあるのだったら、そこ入ってみようかな。そういうふうに、一目で見れるようなことをやれば、観光の発信基地になると思います。
それから、もう一つは、あそこにいられる従業員、特に駅長さんですか、そういう方が村内の案内ができるのかどうか、みんなに聞いてみて、質問あったときに、いや、それはちょっと行ったことないから分からないとか、そういう答えではお客様は不安になるし、観光の発信基地であれば、やはりそういうことが重要だと思うのですよね。それでもって、お客さんは、いろいろなものを買ってくれたりなんかすることもあると思う。ただものを売るだけでは、道の駅のあれは果たしません。そういったことで、ぜひそういう指導をしていただきたいなと思いますけど、いかがでしょうか。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 今ご質問いただいた内容は、やはり今、議員おっしゃるとおり、観光案内も、従業員ができるようになるのが、それは当然のことだと思いますので、そのため、やはり村内雇用の方をできるだけ雇用して、なるべく村を知っている方を雇用したいという考え方の下に、今しております。また、スタッフの方も、野菜を買い求める方が非常に多くなっておりまして、野菜を売るだけではなくて、どういうふうに料理したらおいしいですとか、そういったことも従業員の方は勉強して、料理方法ですとか食べ方ですとか、そういったこともお客様と情報提供しながら販売していただいているように理解しております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) 参事がいろいろ答えてくれたので、いろいろ指導をお願いしたいと思います。キャンプ場どこなのですかねとか、いろいろそういうシーズンではなければ利用できないところもありますので、お客さん何聞くか分からないので、できるだけそれを回答してやるような形づくりをしてください。何か月かたったら、またそれを試しに聞いてみますから、よろしくお願いします。
○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。まず、本案に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これから、議案第57号、指定管理者の指定についてを採決します。本案は、原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第57号、指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 日程第10、議案第58号、指定管理者の指定について及び日程第11、議案第56号、指定管理者の指定については、以上2件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました議案第58号及び議案第59号の指定管理者の指定につきまして、一括して提案理由を申し上げます。
議案第58号、清川村宮ヶ瀬湖水の郷交流館及び第59号、清川村村営自動車駐車場につきましては、平成30年4月から指定管理者を指定し、施設の管理運営を行ってまいりましたが、令和3年3月をもって指定管理期間が満了いたしますので、清川村公の施設の指定管理者の指定手続等に関する条例第4条の規定に基づき、各施設の指定管理者を指定いたしたいので、議会の議決を求めるものでございます。
細部につきましては、担当課長に説明させますので、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますよう、お願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。
○産業観光課長(折田克也君) ただいま議題となっております議案第58号、第59号につきまして、一括して説明させていただきます。
議案第58号の清川村宮ヶ瀬湖水の郷交流館及び議案第59号の清川村村営自動車駐車場は、平成30年4月から宮ヶ瀬地区公共施設等管理組合を指定管理者として管理運営しておりますが、令和3年3月31日をもって指定期間が満了いたします。今年7月から10月までの議会全員協議会におきまして、選考のスケジュールから候補者の選定までご説明させていただいておりますが、令和3年4月1日からの指定管理者につきまして、公募を行いましたところ、1社からの応募がございました。提出されました申請書を確認したところ、応募資格を満たしており、適正な申請でありましたことから、10月29日に清川村指定管理者選定委員会を開催し、審査を行いました。その結果、東京都港区赤坂八丁目1番19号、株式会社コーエンを指定管理者の候補者として決定いたしました。指定期間は、令和3年4月1日から令和6年3月31日までの3か年でございます。なお、株式会社コーエンの概要につきましては、議案書に添付のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。
以上、細部につきまして説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご議決賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) これより、2議案の一括質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) 一括の質疑でよろしいですか。それでは、質問させていただきます。
まず、交流館のほうなのですけど、こちらのほうは、ただいま運営されている管理組合で運営されていると思うのですけども、中の、要するにお客さんに見せるもの、さっきちょっと道の駅のあれに似ていますけども、そういったものの整理というのは、どういうふうにこれからコーエンさんで考えているのかね。これ、プロポーザルで多分、募集でやったと思うのですけども、提案が出ていると思うのですよ。その辺をちょっと教えてください。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) こちらにつきましては、村で展示をしてございますので、こちらの展示物の管理、こういったものは村になってくるのですけども、名前のとおり交流の場として活性化させたい、現状の博物館と展示物を生かしながら活性化させたいという提案がございました。具体的には、現状の展示を生かしながら、今年から入っていただいている飲食店と食に関するイベントの開催をしたり、コーエンさんとして村のオリジナルアイテムを作成して販売していくというような提案があり、また、現在はやっておりますネットショッピングですとかSNS、こういう発信の拠点として活用していきたいという提案がございました。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) だんだんそういう近代的な発想に変わってきているのかもしれないですけどね。あそこも昔、水没する前の写真を提供してもいいという方もいられますので、たまにはそういうのを貼って、思い出に皆さんが見ていただければいいのかな、そんなふうに思います。そういうことも頭に入れておいていただきたいと思います。
それでは、駐車場の関係について、質疑をさせていただきます。今まで何度かご説明がありましたけども、本会議で話をしようということで、あまり発言はしていませんでしたけども、今回は地元議員として、大事なことですので、何カ所か質疑をさせていただきたいと思います。
まず、駐車場は宮ヶ瀬の駐車場、5カ所あります。宮の平が2カ所、水の郷が3カ所、計5カ所ということで、宮ヶ瀬水の郷駐車場は、宮ヶ瀬ダム建設によって水没した商店街の駐車場として、当時のダム対策委員会、こちらのほうが建設省と交渉を重ねました。そうして得たもので、建設中は無料でしたが、ダム事業が完成したことから、一部村と土地交換されたということもありますけども、国の置き土産として清川村に寄与したものです。
また、宮の平の駐車場については、平成7年頃でしたか、私の記憶ではその頃だと思うのですけども、残存水没者会議が宮ヶ瀬地区振興協議会に変わりましたよね。そのときに、協議会のほうが駐車場を水没した人、それから来訪者、そういう人たちがみだらに駐車場に入れないで、道路に駐車をすることがいけないということで、困るということで協議した結果、駐車場を作ってもらった経緯があります。私も携わっていますけども、当時の工事課長さん、その人が駐車場を作るから安心してくださいということで、2カ所作ってもらった経緯があります。残存水没者の会議の母体に管理組合をそのまま設置しましたけども、有料化による影響が非常に予想以上に強く、地元を初め、村内の打撃は想像を超え、来訪者の減少も加速化していくのは、ごらんのとおりです。
指定管理者制度は良いようで、融通もききません、はっきり言って。まして村外の会社に指定されれば、利益を優先に考えます。このようなことを考えると、どうして村外の会社を選定したのか、お聞かせいただきたいと思います。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 現在、コーエンさんの指定でございますけども、今現状、管理組合が宮ヶ瀬の駐車場を管理しているということで、こちら指定管理が、実はコーエンさんのほうから電話がありまして、そういったことで、こういったところに興味があるというところで、村としても状況を説明させていただきました。大変興味を持たれて、結果として選定されたといいますか、私ども公募をして、応募をしてきたのがコーエンさん1社であったということで、この選定の結果、申請も適正であり、内容を審査委員会で審査して、その結果、コーエンさんに候補者として決定している経過でございます。
また、提案につきましては、利益も全て持っていくという考えはなく、もし利益が出た場合、その駐車場収益の8割については、村に納入すると。2割は地域振興に役立てていきたいという提案がございました。また、コーエンが4月から来たので、自分たちの好き勝手にやるかと、そういう提案であれば当然、村としても認められない部分ではございますけども、提案の内容は、まず地元に入って、地元の皆さんと信頼関係を3年間の中で構築して、そこから少しずつ将来の宮ヶ瀬のために役立つように考えていきたいという提案がございました。そういったところから、選定委員会の中でも、指定管理者の候補者として選定された結果となっております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) 提案は、作文ではないけど、いろいろできるわけですよ、書いて。役場のほうから提案したことも、もう見直しができないものも結構あるのですよ。いろいろな、この駐車場の問題ではなくても。だから、そういったことをうのみにすることを私はできないです、はっきり言って。地元の人だったら様子が分かるから、その人の性格も何も分かるから、それは安心できるのですよ。あっちから来られた方がいきなりこういう提案を出したからといって、うのみにして、議会がはい、そうですかということはできません。私はね。
その前に、コーエンさんに声をかける、あるいは向こうから声をかけられたときに、どうして地元への委託を考えなかったのか。私は委託のほうがいいと思うのですけどね。この条例を見たら、指定管理者と書いてありますけども、それは村長の考え方で、できると思うのですけどね。指定管理者制度でもいいのですけども、どうして地元の人たちに、地元というのは清川全体です、私にはね。特に地元というのは宮ヶ瀬ですけども、どうしてそういうふうに声をかけなかった、育成しなかったのか、村が指導しなかったのか。ただ単に今やっている業者さんの人たちが高齢になってしまったからという理由だけではないですか。もしあれだったら、清川村で農業委員会みたいに選任をして、私やりますよという人が運営委員さんで出てきてくれたら、みんな商工共栄会の皆さんも入っていただいて運営すれば、清川村全体がもっと明るくなるではないですか。その辺どうなのですか。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 現行の団体に声をかけなかったというご指摘なのでございますけども、例えば、現状やっております管理組合、こちらやはり、かなりもう皆様高齢化で、そういったマンパワーが非常に不足して、これからお客さんどんどん増やそうとしていく考え方に、体力的になかなか難しいのではないかということで、管理組合のほうも、当然、今年の3月までということで、任期は当然知っているわけでございまして、その辺、もし団体に力があれば、手を挙げたのではないかというふうに考えておりますが、残念ながら手は挙がりませんでした。
また、村内の団体に積極的に村がこういったことをやってくれということで、声をかけて決めていくというのも、やはり村扇動になってしまいますので、今回、とにかくマンパワーの不足というところを非常に課題があるのではないかということで考えまして、公募という形でこういった候補者を募った次第でございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) やはり、これから将来を担っていく人たちがやりやすい方向、それで、そういう人たちに相談をかけるとかね、若い人たちから、なかなか役場の職員に言いづらいですよ、そういうことは。こういうことは、なかなか。だから、村のほうで、やはりそういうのをちゃんと肩たたいてあげて、育成をしていく。新しいお店もできているわけではないですか。そういう人たちも考え方を聞いて、なぜ宮ヶ瀬に来たのか。やはり、清川村が良いから来たのではないかと思うのです。これからやっていく上に、みんな不安にならないような施策を村がやってやらないと、ただ他所の人が来て、例えば自動にしたと、あそこをね。自動にすれば、業者さんだから夜も活動するわけですよ。門を開ければね、閉めない限りは。そういったことをやると、なかなか利用が地元の人がしづらくなる。街へ行けば、そういうのは常識なのかもしれないけど、やはり財団なんかもそういうのをやっていますけどね、財団は法人になっているから、やっているかもしれないですけど。やはり、生活している人もいるわけですよ、あの中で。家なんかもそうなのですけど、やはり、ずっとあそこに住んでいると、あそこの地域を守っているわけです、夜も昼間も。他所から来られる方は、多分、この会社の人は寝泊まりするわけではないでしょう。村民になるのですか。村民にもならないのではないですかね。そういうところの会社に議会が成立したからと、村が選定したからと指定管理した場合に、絶対これはトラブル起きますよ。今まで管理組合だって、トラブル起きていたのですからね。お客さんとのトラブルも、もちろんなると思います。そういったときに、村が責任取れるのですかね。地元でやれば、その辺のトラブルは解決するのはできると思うのですよね、そういったものについては。一々そこで村が出てきて、ああだこうだということは、村は知らないよといったらおかしい話になってしまいます。今のクリスマスで言えば、全部管理を実行委員会でやっているわけでしょう。それだって、例えばほかの人が入ってきたときに、村は関係ないから実行委員会でやってくださいと、任せてありますと、そういうふうにやって、村は逃げてしまうではないですか。村がこう言えばできるわけだと思うのだけどね。そういうことになり得ますよ、いろいろ。指定管理者というのは、指定をされるのだから、もう今回は独立採算制でやるということになれば、それはもう、自分が手のままにやる、それから、地元にイベントのあれで将来かけていくといっても、そのときにお金がありません。だからできませんと言ったら、それで終わりではないですか。やはり、村が管理を任せただけではなくて、その辺は地元とのやりとりをちゃんとしっかりしないと、でかいトラブルになって、全部さらわれますよ、あそこの地域が。そうしたらどうなるのですかね。その辺をよく考えていかないと、賛成できないですね、私は今回はね。せっかく村長の政策だから賛成はしたいところなのだけど。その辺どうなのかね。利益があって、さっき8割は村に入れる、2割は地元にという話だったけど、それって上がりは、この会社はなくてもいいのですか。その辺ちょっと。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) ただいまの売上げの関係でございますけども、やはり駐車場収入で得た部分は、8割は、先ほど説明させていただいたとおり、村に還元して、2割は地元ということで、駐車場については、特に身入りはないものというふうに。それ以外の部分で何か、アパレルメーカーでございますので、そういったものの販売ですとか、あとはブランディング化によりまして、自社のブランドイメージの向上で収益を見込んでいるものというふうに考えております。先ほど議員のほうから、やはり地元との摩擦ではないのですけど、全部任せきりなるのではないのかということで、3年前に道の駅がアグリメディアで初めて入ってきたときに、やはり、それなりに新しい企業が入ってまいりましたので、それなりにいろいろな摩擦があったように聞いております。そこを全て出荷者とアグリメディアで相互で解決するに任せるのではなく、村ではその間に入って、かなり調整をしてきたというふうに聞いております。また今回、コーエンさん、新しい指定管理者入りましても、そこを全部4月から全て任せるかということでは全くありませんで、そこには村がきちんと入って、地元との調整、そういったものは、しっかりと村も役割分担として、早く地元と信頼関係を構築して、様々ないいほうに、プラスの方向に向かっていけばいいのではないかというふうに考えております。
また、今まで、私もそうですけども、産業観光課の職員、地元で行われますイベントの実行委員会ですとか会議ですとか、そういったところには、なるべく参加させていただくようにして、地元の皆さんがどういうふうに考えていらっしゃるのか、そういったことは職員なりに感じて帰ってきているつもりでございます。ですので、そういったことに逆らって村のやりたいようにということではなく、そういった感じたことを形にできるように、今、一生懸命、産業観光課、村として進めているところでございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 7番、川瀬正行議員。
○7番(川瀬正行君) 参事もいろいろ、そういう答弁されていますけども。なかなかこの問題については、駐車場の問題、宮の平の駐車場については、ふだん閉まっているから、特に問題ないと思います。本来なら、宮の平に住んでいる方に、例えばお客さん来たとか、そういうときに利用できるように開けておいてほしいですよ。利益のあるところだけ開けておいて、利益のないところは全部閉めてしまっているというのでは、公共性はないですね、それは。私はそう思います。山本議員もいるけど、そういうことを感じられているのではないかなと思います。道路に駐車しているところ。だったらあそこ開けておいてやって、そっちに入ってくださいと言ったほうが、事故も起きない。安全だと思います。そういうことも考えていただきたいなと思います。
いろいろ言っていることはもう分かっていると思うので、まとめますけども。私は、宮ヶ瀬地区の将来を考えて、もう自分たちも歳なので、子供や新しく来てくれた人たち、それから、あそこにもっとお店も増やしたいです。それで、一つの商店街としてやっていければいいなと思います。そのために、観光協会つくったり、商店街をつくったり、運営をしていく。それで駐車場を明るく利用してもらうというのが理想です。そのためには、あそこをしっかりしていかないといけないので、いつも何かやるたびにトラブルが起きてしまうのです。今の状態でも、そういう状態なので、これからさらに摩擦が起きるのは、これは必至ですよ、考え方として。なってみなければ分からないという、だんだんそうなると、参事のよくなるという話ですけども、ここだからそういうふうに言えるかもしれないですよ。実際に現場になったときにどうなるかということ、それを考えていただきたいなと思います。最終的にうまくいかなかったときは、責任取ってもらいますよ、これ。大事な問題ですからね、みんな死活問題になるからね、これは。簡単に考えていると。誰もが将来を考えて、生き生きと、はつらつと仕事に打ち込めるように、地域の活性化を目指し、商店街に委託されるのが一番トラブルもなく適正に管理できると思います。まだ3か月ありますので、猶予があれば考えてみてください。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) それでは、整理して、まず58号、水の郷交流館のほうからちょっとご質問させていただきたいと思います。
まず、毎回のことなのですが、今回、指定管理を受けられるコーエンが足腰が弱くては困るので、経営状況をお伺いしておきたいと思いますし、それから、今、水の郷の関係の指定管理として優れているということのお話だったかと思いますけれども。一つ問題なのは、こういった施設の運営経験がないということは、私は大きな課題なのかなと、こう思っていますけれども。これが経験がなくても支障がなく業務が遂行できる根拠といいますかね、それから選考委員会の決定の理由をお伺いしておきます。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) まず、株式会社コーエンの経営状況でございますけども、資本金1億円の、株式は上場してございませんが、企業となってございます。こちら、親会社がユナイテッドアローズという、同じく洋服メーカーでございますけども、こちらは一部上場している大きな企業でございます。こちら、コーエンでございますけども、全国に91店舗、神奈川県内でも12店舗展開しているアパレルメーカーでございます。提案の中でも、類似施設は運営はありませんけども、店舗の管理ですとか物流のノウハウ、こちらはもう全国規模で動いておりますので、こういったノウハウは十分に持っていると。こういったノウハウを生かして駐車場の管理ですとか、こういったものは十分できるものというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) アパレルメーカーで優良企業だからできるのだと、こういうお話なのですけれども、私はそうではないと思うのですよね。やはり、こういう一つの業務管理ですから、会社経営とは、またちょっと違う要素があるわけでしょう。そういう部分については、この会社は、私はどういうことでどういうふうに運営ができるという提案をされたのかね、お伺いをしておきたい。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 今回の提案でございますけども、以前からコーエンが取り組んでおりました地域活性関連事業のステージといたしまして、また、コーエンの社名の由来であります「コーエン」ですけども、人が集まる公園、こちらから来ておりまして、以前から非常に宮ヶ瀬地区、広い園地を持つ周辺地域、こういったところに、プライベートでも社員の皆さん、お越しになって、非常に強い魅力を感じていたというふうに聞き、今回の申請に至ったということで聞いております。
まず今回、本事業の大きな目的でございます公共施設の維持管理業務につきましては、整理整頓、清潔清掃、しつけに徹底しながら、適正に管理していきながら、実施事業といたしまして、スポーツイベントですとかアウトドアイベント、こういったものを展開していきたいという提案がございました。まだそれ以外に、具体的には、例えば既存の桜まつり、ふるさとまつり、宮ヶ瀬クリスマス、こういったことも運営していくのですけども、こちら、今あるものを続けながら、少しずつそういった自社の実施事業を取り入れていきたいというような提案がございました。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) やはり、こういう施設を管理するわけですから、業種が全く違う人が指定管理をしていくわけですからね、村がどういう管理をしてほしいかという部分については、やはり契約の中で、一つ一つ細かく入れておく、それが一つの担保ではないかなと、私考えるのですよ。だから、そこら辺はきちんと村長も承知はしていらっしゃるのでしょうから、契約の中できちんと、これこれこういうことをやるのだよと、そういうものはきちんと入れていただきたいと思いますね。
それから、この施設、交流館というのは、今ダムの関係で、そこからくしくも町外とかへ移転をされた方、そういう方たちがそこで生活をされていた歴史とか文化、そういうものも発信していかなければいけないのですよ。今そういうこと一切おっしゃらなかったけども。やはり、そういう部分の中で、地元がそこで憩えて、かつ、他所から来た人と交流ができる。やはり、そういう環境をつくっていかなかったら、この交流館の意義、全くないのですよ。ちょっとその辺、もう一回、どうしていきたいのかということを答えてください。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) コーエンさんからは、具体的にあちらに何を置いて、これをしてという提案はなかったのですけども、先ほど藤田議員の質問に申し上げましたとおり、名前のとおり、交流の場として活性化させたいと。また、自社のオリジナルアイテムを置きながら販売していく、そういったことで人に集まる場所をつくっていきたいという思いがあるという提案を受けております。やはり、そこに人が集まれば、ああいった展示にも目が触れますし、そういったことで都市住民との交流の場になっていくのではないかというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) やはり、そうした中では、さっき藤田議員おっしゃったけれども、川瀬議員かな。今ある中の施設の中で、いろいろな歴史、文化、展示は村の管理だとおっしゃっていましたけれども、やはり、そういう部分についてもきちんとリニューアルをして、人を呼べる地元と他所から来た人の交流ができる、そういう環境はつくっていただきたいなと思います。だから、施設的には、そういった村が管理している施設なんかについても、その業者と連携をしながら、リニューアルなんかは考えてないのかどうかということが1点。
それから、これは簡単に言えば、地元の地域の人たちの活性化という面で、すごく色彩が強いのですよね。だから、そこら辺の部分は、さっき何か地元の意見というものをどう反映されているのか、私分かりませんけれども、そこら辺の地元の意見というものをどう取り入れて、いわゆる指定管理者ね、要するに村がつなぎ役になるわけですから、そこら辺のところをどうきっちりとされるかね、ちょっとお伺いをしておきたいと思います。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 地元には、実際、本日が議会の議決ということでなって、まだ決定しておりませんので、地元のほうには、まだお話はしておりません。ただ、今まで指定管理の候補者となっているというところまではお話ししているところでございます。これから本日の議決をもって、結果を待ちながら、地元には説明していきたいというふうに考えております。コーエンさんの考え方ですけども、来たお客さんから全てお客を奪ってしまうという考え方ではなく、やはりアパレルメーカーですとかそういったものですので、とにかく人を呼ぶためにこれからの宮ヶ瀬をつくっていくのだと。来たお客さんに楽しんでいただくよう、地元のお店の方々にも頑張っていただきたい。基本的には、村もこういう考え方でおりますし、コーエンさんも同じ考え方でいるものというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) やはり、お互いに地域を活性化させるという部分については、地元の住民あるいは関係団体、そうした方に、今参事のほうから、必ず説明をしますというお話だったので、必ず実行していただくのと、そうした要望をしっかりと聞いていただく。この辺は、ちょっと約束をしていただきたいと思います。
それから、もう一つ、やはり宮ヶ瀬だけの振興ということではなくて、そこには清川村にも商工商栄会、こういう団体もあるわけですから、やはりそういうところにも声をかけて、お互いに活性化になるような施策を打っていただきたいと、このように要望させていただきたいと思います。
次に、59号については、今川瀬議員のほうからいろいろお話がありまして、何か地元のほうではあまり反応が良くない、こんな印象を持ったわけでありますけれども。これは駐車場ですから、大変、業務としては大きい業務だと思いますけれども、さっき申し上げましたように、駐車場だとかそういうものの施設管理の業務の経験がないのですよね。ここには、いわゆる物的な能力と、それから人的な能力、この辺について村がどう評価しているのか、ちょっとお伺いしておきます。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) すみません、先ほども申し上げましたとおり、コーエン、自動車の管理につきましては、実績はございません。ただ、やはり先ほど申し上げましたとおり、全国に91店舗、テナントとして入っていたり、ビルとして不動産として持っていたり、そういったかなり全国的に広く展開している会社でございます。したがいまして、こういったものは持っておりませんけども、基本的に、今まで店舗の管理ですとか、そういった物流のシステム、こういった基本的なノウハウがあれば、自動車の指定管理もできるものというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) さっきから申し上げているように、業種が違う業界で幾ら優秀であっても、実際のこういった管理をしていないということは、やはり我々としても不安なのですよ。村民の皆さんだって、そうだと思いますよ。経験がない人に何か任せるというのは、かなり不安な部分がいっぱいあるということですから、やはり、そこを村がどういう対策を立てるか、そこが一番重要なことではないですか。何と何と何をやるかといったって、こっちで考えていることやらなかったら、ではどうするのだよという話ですから。再々申し上げるように、やはりそういう仕様書なり契約書なりできちんと要綱をつくって決めておく。それがやはり議会にも説明をして、こういうことでやりますよということを了解を得ておく必要が、私はあると思いますね。
今、指定管理の中で、いろいろな状況があるわけでありますけれども、今回のコーエンがこの施設の効果を最大に発揮していけるという提案があったわけでしょう。その辺の提案の内容と、それから、今よりも維持管理経費の縮減、削減をしていくという提案もあったわけですよね。今よりも業務を安定に行う提案があったわけだと思いますね。それから地元の活性化についての提案、そしてまた地元雇用、地元連携、そうしたことについての提案もあったと思いますけれども。簡単で結構ですから、要点だけお願いします。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) こちらの提案につきましては、具体的には、先ほど申し上げましたスポーツイベントまたアウトドアイベント、既存のイベントの継承、具体的にはこちらだけです。ただ、しかしながら、やはり公共施設、主にトイレです。こういったところを衛生的に、どなたが来ても気持ちいいように、そういった部分で適正な管理運営をしていくということで提案がございました。先ほどの質問でございますけども、アパレルメーカーということで、販売しているものは洋服でございますけども、現に調整している部門は、新しい店舗の部門ですとか、宅建の資格を持った方ですとか、やはり店舗の新規開設、そういったものに関わりましては、それなりのそういった設備ですとか建物のプロの方が今お見えになっていらっしゃいますので、洋服のメーカーですけども、こういった施設も十分管理していただけるものというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) やはり、それも言葉だけになってしまいますので、きちんとしていただきたいと思いますし、また、そういう提案のあった内容についても、議会は説明を受けていないのですよ。だから、分からないのですよ。そういう資料も配付していただきたいし、さっき川瀬議員からちょっと質問あったけれども、やはり地元が絡むことがいっぱいあって、その目的の中にも、地元と協働しと書いてありますよね。だから、そうした宮ヶ瀬地区でも煤ヶ谷地区でもいいのですけれども、特に宮ヶ瀬地区のこうした人たちの権利をどう守っていくのか。分かりますか。どう守っていくか。おっしゃったことをどう履行していくか。その辺をどう担保していくか。ちょっと考えをおっしゃってください。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) やはり地元の方の権利というのは、お客さんが来て、うまく観光地としてお客さんに来ていただいて、お客様に喜んでいただける場所になるということが一番の目的ではないかと。そういったことによって、お店の努力もあろうかと思いますけども、お客さん来ることによって、お店で楽しんでいっていただくというような姿を将来、そういう宮ヶ瀬にすべく努力をしていくのだろうというふうに考えております。
また、そういった担保という部分では、私個人でお約束できるところではないのですけども、調整の部分、そこには足しげく地元の方と新たな指定管理者と一緒に打合せ、協議いたしまして、地元の思いを取り入れていくということが村としての仕事ではないかというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 9番、細野洋一議員。
○9番(細野洋一君) では、村長にお伺いします。この駐車場の指定管理について、宮ヶ瀬地区の住民なり関係団体、こうした人からの要望なり要請なり、そうしたものをどうやって実現をしていくか。そこら辺の部分について、やはり村長が責任を持って指定管理者にお伝えをしていく、その辺の考え方について、お伺いをしておきます。
○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) やはり、まず第一に大切なことは、この清川村を、宮ヶ瀬地区をどう活性化して、そして観光客の方々、多くの方々に訪れていただけるか、そういったところが大きな視点だと思っております。そのために施設をどう運営していくか、やはり新たな視点の中で、この清川村宮ヶ瀬地区に合ったような運営の仕方をやはり地元の方々と密に話し合っていただき、やはりよりよい方向に向かっていく、やはりそういうことが一番大切ではないかと思います。
また、当然地元の方々もどうしたら自分たちが地域を盛り上げていけるか、やはり他人任せではなく自分たちも一生懸命、自分たちの役目としてそこはしっかりと地域の意見として取りまとめていただきたい、それを双方の思いを一つにして今、細野議員言われましたように、宮ヶ瀬だけではなく清川村全体の中のこういった振興につながるようなものになっていければと思います。
当然、先ほどご意見もありましたように事業を進めていただく上におきましては、いろいろな協約といいますかやっていただきたいようなことは取りまとめていく必要はあると私自身も十分思っております。心して対応していきますので、よろしくお願いいたします。
○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。
○9番(細野洋一君) 分かりました。やはり村長おっしゃるように、宮ヶ瀬地区の振興と村の観光振興活性化、やはり中心的な施設だと私、思うのですが、だからそれには何が大切かというと、やっぱり地元と連携していかなかったらやはり目的を達成されないんじゃないかと思いますよ。そういう意味で、村長、骨を折って、少し指定管理がちょっとまずければ、指示、指導を十分にしていただきたいとこのように思います。
それから、ちょっと私、前から疑問に思っていたのが、村営駐車場を指定管理者に行わせることができるということが書いてあるのですが、では、業務内容が具体的にはどういうことが書いてあるのか、教えていただければと思います。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 条例に書かれております指定管理者の業務でございますけれども、条例でうたわれておりますのは、駐車場の利用に関する業務、駐車場の施設、設備の維持管理に関する業務、その他村長が必要と認めている業務とあるんですけれども、主に駐車場の施設、設備の維持管理が主な業務となります。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。
○9番(細野洋一君) そのとおりなんですけど、ということは、今まで地元の管理組合に業務委託をしてきた内容がそれだけではないですよね。その部分についてはどう理解しますか。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 今、細野議員おっしゃるとおり、やはりこれ以外の部分もございます。やはり宮ヶ瀬地区公共施設管理組合が、地元の宮ヶ瀬の皆さんで組織されている組織であることから、例えば草刈りの部分、公有地ではない草刈りの部分、こういった部分も現実的に行ってきたことはございます。ただ、こういった部分も今回の指定管理が変わるに当たりまして、やはり調整していかなければいけない部分となっております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。
○9番(細野洋一君) 指定管理者の改定の報告の中で、イベント支出という部分があったと思うんですよ。その部分はどう理解しますか。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) ただいま、ご質問いただきましたイベント支出でございますけれども、例えばクリスマスのつり橋の部分、こういった警備の部分に当たりましては、本来ですと実行委員会で見る部分でございますけれども、一部通行料をいただいているところから管理組合のほうで支出しているものもございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。
○9番(細野洋一君) だからね、条例にある業務以外のことが出てきちゃった、今、説明したのと違うじゃないですか。そこの部分について、今後もこのコーエンにそういうものまで委託していくのかお伺いしているんですよ。そこのところちょっと、根拠もね。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) こちらですけれども、議員おっしゃるとおり、やはり根拠のないものもございますので、こちらは指定管理までに整理して業務を委託するものと考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。
○9番(細野洋一君) やはり指定管理をきちんとしていくんだから、何を指定管理者にやらせるぐらいことがしっかり分かっていなくて指定管理なんかできませんよ。議会の皆さんだって不審に思うでしょう、だって。元年度なんか1,800万もイベント経費に支出されているんですよ。それを隠しちゃって業務にありませんからこれから契約の中で整理しますと言っても誰も理解しませんよ、そんなことは。もし整理をするのであれば条例を直して、委託できる業務をきちんと明確に村長が必要と認める業務とは何ぞやというものをきちんと明確にして、条例改正すべきですよ。その中で、そんなと言っちゃ悪いけど、表に出ないようなイベント経費を支出することはおかしいですよ、大体。それは指摘をしておきますけれども、これはあれですかね、正当なことなんでしょうかね。そういう業務を行わせることは、法律上とかそういうものは問題ないですか。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 業務の内容は、基本協定書及び年度協定書で定めておりまして、この中でしっかり業務は定めております。
ただ、議員おっしゃいますように、これ以外の部分、ここに書かれている以外の部分で、やはり今までの管理組合がしていた部分、地元住民のために草刈りですとかそういったものもしていた部分ございますので、そういった整理をこれから行っていくという先ほどの回答でございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。
○9番(細野洋一君) 村営の駐車場を指定管理者に行わせることができる業務の内容って条例に書いてあるじゃないですか。それにないものなんか委託できませんよ。それはきちんと指摘しておきますね。それから、今、地元の管理組合が管理をされていた中で、全協なんかでたびたび契約だとかいろいろな問題出ましたよね。それはもちろん今度新しい指定管理者になったときにはそういうことがないような対策はもちろん取っていらっしゃるんだろうけれども、そうした中で、業務とか経営状況の調査とか指示ができることになっていますよね。その考え方と、それから、村がいわゆる支援団体の監査ができることになっていますね。その辺の考え方をちょっとお伺いしておきます。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) こちら、経営状況の指導ですとかそういったものは監査、今までも公共施設管理組合の中で監査は決まっておりましたけれども、そこに同席いたしまして村の視点で監査させていただいておりますので、今後も指定管理者が変わってもそういった監査の部分については、村は同席させていただいたりしながら状況を確認していきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。
○9番(細野洋一君) やはりそうやって監査なり調査をしているということだけれども、あれだけの問題が出ているんですよ。やっぱりもっとしっかりやっていただかないと困るので、今度はまた地元ではありませんから、そういう指導はきちんとやっていかないと指定管理という業務が適正に行われているかどうか分からなくなっちゃうので、その辺はしっかりとやっていただきたいと思います。
それから、私、駐車場収入というものがあって、それから駐車場の管理に係る経費、人件費とかそういうものがあって、差引金額が出たものというものが、やはり私は村に一回戻して、皆さんの思いの中で財源配分していくというのが原則だと思うんですよ。だからその辺の考え方の中で、私は何で直営にしないんだっていうお話を何回もしましたけど、それについてはどう協議をしていただけましたか。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) ただいまいただきました、議員の直営に関する回答でございますけれども、公の施設の管理につきましては、地方自治法の一部を改正する法律により、従来の地方公共団体の出資団体法人等に限定して管理を委託する制度から、民間事業者を含む地方公共団体が指定するものが管理をする制度に転換されまして、平成18年9月2日をもって完全移行というふうになっております。
また、この趣旨でございますけれども、民間事業者の専門的な手法、経営ノウハウを活用することで管理経費を削減して行政の効率化を図り、同時に利用者の満足度を上げ、多くの方に利用することを狙いとしているものでございます。
これに伴いまして、従来どおり、村の交流促進センター「清流の館」と交流館、また駐車場につきましては、公の施設をもって直営とせずに指定管理者によってこういったメリットを生かすように管理をするものという考えのもと実施しているものでございます。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。
○9番(細野洋一君) 私は、根拠を聞いたんじゃなくてなぜ駄目なのかを聞いたので、あれだったんですけれども、いろいろな面で宮ヶ瀬だとか清川村の産業振興という部分の中においては、やはり総合計画が基本となっているわけですから、そこら辺の推進ということと、もう一つは、さっき言った駐車場収入の中の財源確保の面で、今、財政は厳しくないのでしょうかね。私は相当厳しいと思っていますけど、そうであれば直営にして、やはり村民の雇用だとか、あるいは地域の企業支援、そういったものを十分にやって、やっぱり村の活性化というものを図っていくべきだと、こう思いますので、相対的には指定管理の効果は私は期待できないと思っていますので、その辺をお伝えをして質問を終わりたいと思いますけど、以上です。
○議長(岩澤敏雄君) ほかに、質疑はありませんか。藤田議員。
○8番(藤田義友君) 今、川瀬議員と細野洋一さんから指摘されたとおりだと私は思っています。ぜひ、今後は新たな民間業者が入るわけですよね。そして、地元との関係、これは地元も、民間なわけですよ。指定管理というのは民間の企業だけれども、公益の中でやるわけですね。だから、今までは指定管理は法人でも何でも単なる地元の何だかかんだかというやつで、今度はしっかりしたものが入ってくるわけですね。今までの延長線上でやるんじゃなくて、新たな経営者入るわけです。先ほど、課長、新たな経営もしたいと、アパレル関係の、それも当然です。やらなくちゃいけないんですよ。だから、駐車場を守りながらそれもしていく。
そして、地元との関係も先ほど出ました。地元の意見を聞いて100%はありません。地元は今までの流れだけだから、やっぱり新しいものを入れて、そこで切磋琢磨すると、これは企業なんです。これは資本主義ですから競争なんです。甘ったれたら駄目だよ、村に対して。地元も。そこはきちんと線をして、地元の議員さん言われたとおり一理あるけど、そこら辺やはり駄目ですよ。自分たちも努力して今度入る企業、アパレルもやるわけだから、競争になるんですよ。多分、そこの中に喫茶店なんか造られるという可能性もあるんですよ。当然それしてもらわないと困るんですよ。やっぱり地元は甘んじては駄目だよ。だって、今までいろいろな予算つくってきたと。今までの経費として管理組合赤字になって、また補填したんですよ、今まで。今までの地元との関係は否定するんじゃなくて、いいところちゃんと今度入る人、一緒に論議しながらいいとこ取りしていかないと、今までどおり、しがみついちゃ地元駄目ですよ。やっぱり地元に目覚めてもらうと、そのために今度入ったわけだから。それをしていかなければ活性化何もならないですよ。ぜひ、私は希望を持って、入れた以上はその会社に努力してもらって、今、村長の言ったとおり、清川村はすごいと、あんな山の中にこれだけの観光客来ているというふうにつくり出さなきゃいけない、これを。それをできなかったら、会社を追い出さなきゃいけないんですよ。そこら辺まで厳しく3年指導していただければ、責任取ってもらうと。その代わり地元の意見を酌みながら改革していくんですよね。そうしなければこの事業は成功しませんよ。村長、言ったとおり、私はぜひ応援して、この企業さんの経営者との一回話してきちんと相手紹介してくださいよ。あれもたしてもらえば、やっぱり議員の意見も聞いてもらって、これ議会だけど、今日、傍聴してくればよかったんだけどね、業者もね。そしてきているのかなと思ったけど来ていないみたいだから。村長、やっぱり担当課もチャンスです、本当に。成功のチャンス、私は100%期待しています。ぜひそういうことで課長、村長の言ったとおり成功のために頑張っていただいて、活性化で収入も増えてくるわけだから、税金も入るだから、法人税もね。ぜひそういうのに育てていけば、清川村すごいと。こんな3,000人の人口で宮ヶ瀬行ったら明るくなった、キャンプ場という古いのも残しながら。ぜひ村長、もう一回そういうふうにしていただきたいということで、大丈夫ですか。
○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) 議員、言われますように、やはり村の観光、宮ヶ瀬地区だけではなくて、煤ヶ谷地区も含めたオール清川という形で、やはり取り組まなければいけないものだと思っています。
しかし、その中のやはり大きな目玉となるのは、宮ヶ瀬ダム、宮ヶ瀬湖でもあります。そこに位置する宮ヶ瀬地区、水の郷地区含めて園地もあります。やはりそういったもののよいところをしっかりと捉えながら情報発信なり、そしてまた地元の企業の皆さんも発展していただく、そしてそこに今回指定管理で参画していただきますコーエンさんにつきましても、一緒になってこの地域をまた村を盛り上げていただく、それは私も願うところであり、当然担当と一緒に一生懸命取り組んでいきたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。
○議長(岩澤敏雄君) ほかに、質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これより、議案ごとの討論に入ります。
まず、議案第58号に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
次に、議案第59号に対する反対討論の発言を許します。細野議員。
○9番(細野洋一君) 私は、議案第59号、指定管理者の指定について、反対の立場から討論を行います。過去に村が推進をしました宮ヶ瀬地区の観光振興計画が水の郷商店街の皆さん、そしてまた関係の皆さんの理解が得られなかったということもあったわけでありまして、地域の魅力ある宮ヶ瀬地区の創出と地元と協働し、管理運営を目指すという目的を達成すること、これはかなり時間がかかることで難しいことだなと、こう思います。
そしてまた、今回の指定管理者については、運営経験がないことなどから見ても安定的な業務遂行に不安があります。村の活性化を図るために、やはり企業誘致や就業の場の確保、地域産業の振興をやはり総合計画で今、進めているところでありますけれども、そうした効果がこの指定管理者制度によることでは達成できない、こう考えております。
また、地元の方や村民の皆さんがそこの駐車場を根拠として就労の場を確保したり、あるいは、村内で新たな起業者が出る可能性、そしてまた、時間をかけて地元のそうした団体のあるいは人材の育成、私はこういうことが一番必要であると考えています。ですから、今回はせっかくのこうした村民活動の可能性を無駄にしてしまう面が多々あるわけであります。私は、この駐車場を直営にして地元の活性化と地元企業の育成、雇用の場の創出、こうしたことを第一に考えるべきであると思いますので、直営方式、これを慎重に検討いただけたらよかったのかなとこんなふうに思います。
また、さっき申し上げましたけれども、駐車場収入は単年度で年間5,000万近い金があるわけでありますので、そうした財源確保が村にとっても大変重要な財源になるわけでありますから、やはり直営によってそうした財源の確保をし、安定的な村政運営を行うべき、そう考えています。
したがって、議案第59号には反対をいたします。議員ご所望のご賛同をお願い申し上げ、反対討論といたします。
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
細野議員。
○2番(細野賢一君) 議案第59号、指定管理者の指定について、賛成の立場から討論させていただきます。
宮ヶ瀬水の郷地区につきましては、世代交代や新たな店舗が入れ替わっている状況の中、ただいまの提案を伺い、地元とともにこれからますます観光客が集まるような新しい時代の新しい宮ヶ瀬になるものと期待しております。今後の指定管理者の適正な運営を期待し、賛成討論とさせていただきます。
○議長(岩澤敏雄君) ほかに、討論ありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め討論を終結いたします。
○議長(岩澤敏雄君) これから、議案ごとに採決します。
まず、議案第58号、指定管理者の指定についてを採決します。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第58号、指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。
次に、議案第59号、指定管理者の指定についてを採決します。
本案は原案のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立多数です。
したがって、議案第59号、指定管理者の指定については、原案のとおり可決されました。
この際、暫時休憩します。午後3時10分まで休憩します。
――
―――――――――――――――――――――――――――
午後 2時51分 休憩
午後 3時10分 再開
――
―――――――――――――――――――――――――――
(細野洋一議員退場)
○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。議事を続行します。
日程第12、議案第60号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてから、日程第19、議案第67号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてまで、以上8件を一括議題といたします。提案理由の説明を求めます。岩澤村長。
○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました、議案第60号から議案第67号までの
農業委員会委員の任命につき同意を求めることにつきまして、一括して提案理由を申し上げます。
清川村農業委員会につきましては、村と役割分担の明確化など事務事業の検証、見直しを図り、委員定数の削減について、清川村議会9月定例会で定数を削減する条例改正のご議決をいただきました。
新たな定数により、農業委員会等に関する法律に基づく農業団体等からの推薦や公募による委員候補者を募り、清川村
農業委員会委員選考委員会にて審議し選考いたしました。農業に関する識見を有し、農業委員会の所掌に属する事項に関し、職務を適切に行うことができる委員として、議案第60号につきましては、山口昌興様を認定農業者として、議案第61号につきましては、守屋力様を、議案第62号につきましては、山田弘文様を農業団体からの推薦者として、議案第63号につきましては、平野亮二様を利害関係を有しない者として、議案第64号につきましては、岩澤澄夫様、議案第65号につきましては、岩澤洋様、議案第66号につきましては、山口健也様、及び議案第67号につきましては、細野友美様を農業者としてそれぞれ任命いたしたく、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定により議会の同意を求めるものでございます。
以上、8議案につきまして、一括して説明をさせていただきました。ご審議の上、ご同意賜りますようお願い申し上げます。
○議長(岩澤敏雄君) これより、8議案の一括質疑に入ります。質疑のある方は発言を求めてください。発言を許します。藤田議員。
○8番(藤田義友君) お聞きしたいんですけれども、農業、現在している人について、耕作面積と何を栽培しているのか、それについてお願いします。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) 耕作面積と主な農業でございますけれども、順番にさせていただきます。山口昌興様につきましては、認定農業者として推薦しております。守屋力様につきましては、30アールで野菜全般とお茶を栽培しております。山田弘文様につきましては、60アールで野菜全般と果実を栽培しております。続きまして、平野亮二様につきましては、利害を有しない区分でございますけれども、2アールで露地野菜を栽培しております。
続きまして、岩澤澄夫様につきましては、35アールで露地野菜、ふきですとか果実、ゆずですとか梅、あとお茶などを栽培しております。岩澤洋様につきましては、20アールで露地野菜と野菜です。山口健也様につきましては、13アールで露地野菜、果実、お茶をやっております。
また、細野友美様につきましては、13アールで同じく露地野菜、こちらを主に栽培しております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。
○8番(藤田義友君) 分かりました。ぜひこの農業委員会、前回の農業委員会さんがほとんど何もしていなかったので、今度は自分のあれもひろいながらいろいろな耕作をつくりながらやはり3年間で荒廃地も含めて新たな農業をできる人をやっぱりやりながら3年間で、今も荒廃しっ放しだから、お茶だってほとんどこいじゃっているからどんどんね。だから、私はこの前、9月議会でもその問題ずっと質問したので、ぜひそれは基幹産業と言われるお茶を、やっぱりきちんと担当課のほうから目標持って農業委員会にもかけてどこまでやっていくのか、やっぱり目標つくらないとまただらだらして何もしていませんとなるんですよ。先ほどの道の駅の問題も生産者、やっぱりつながっていくわけですよね。だから、その辺つなげるような農業委員さんをやっぱり農業委員会議で、以前こういう話聞いたんですよ。大分前の話だけどね、農業委員の中で議論しても2人ぐらいしか出ないと、やっても何も村のほうは対応策を取っていないという話を聞いたんですよ。せっかく本来農業委員要らないわけだから、村としてね。それを8名まで条例までつくって、村長、提案されて、よし頑張っていこうとなっているわけだから、やはりこれは農業委員の責任できちんと指導していかなければ、やっぱり議会の議員の皆さんも何だとやられるから、ぜひその辺はそういう話、農業委員さんにきちんと指導しながら、担当課は将来ある、村がこういう荒廃地だけど何とか頑張って見えるようになりましたよというふうに持っていかないと、せっかくつくって、単なるお題目で終わっちゃうんですよ。その辺について大丈夫ですか、念を押してお願いします。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) こちらの農業委員会につきましては、あり方ですとかそれに基づいて定数の見直し、こういったものを行って、今回任命の議案の提出に来ております。やはり農業委員会、農政サイド、村と農業委員会、役割分担をしっかりして、やはり今、休耕農地が課題になっておりますので、やはり藤田議員、おっしゃるように目に見えるように活動の結果を表していきたいというふうに考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) ほかに、質疑はありませんか。川瀬議員。
○7番(川瀬正行君) 今回、農業委員会については、10名から8名ということに人員を縮小しましたけれども、原因は先ほど藤田議員さんからもいろいろ質疑がありましたけれども、前回も問題になっていて、余り仕事がないんじゃないかということでやっていましたけれども、今回、私の面識のない方もこちらに記載されていますけれども、いろいろ今度は期待をしたいと思いますけれども、政策方針、それと成果が出るようにお願いしたいと思うんですけれども、その政策方針だけ先にお願いします。
○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼
産業観光課長。
○
産業観光課長(折田克也君) やはり今、農政サイドにつきましては、人・農地プラン、こちらを定めておりまして、そういったことを進めていくというのも農政サイドとしての計画もしっかりと進めていかなければいけないんですけれども、やはり先ほど申し上げましたように休耕農地対策、こちらやはり荒れている畑が目立っておりますので、こちらを少しずつでも畑化して適正な管理、こういったものにつなげていきたいというふうにまず考えております。
以上です。
○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。
○7番(川瀬正行君) 今、参事、言われるように休耕農地とかそういうところがいっぱいあるので、新しい特産物じゃないけど作物とかそういうものを作っていただいて、道の駅も人気のあるものは午前中に売れてしまうということもありますので、そういうところにいつも陳列ができるようにお願いをして、成果を出していただきたいと思います。そういうことをお願いして終わります。
○議長(岩澤敏雄君) ほかに、質疑はありませんか。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
お諮りいたします。ただいま議題となっています議案第60号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてから議案第67号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めるについてまで、8議案は人事案件でありますので、先例により討論を省略したいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ご異議ないものと認めます。
したがって、討論は省略することに決定いたしました。
これから、議案ごとに採決します。
まず、議案第60号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。本案は同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第60号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。
○議長(岩澤敏雄君) 次に、議案第61号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。本案は同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第61号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。
次に、議案第62号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。本案は同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第62号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。
次に、議案第63号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。本案は同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第63号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。
次に、議案第64号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。本案は同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第64号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。
次に、議案第65号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。本案は同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第65号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。
次に、議案第66号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。本案は同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です
したがって、議案第66号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。
次に、議案第67号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについてを採決します。本案は同意することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、議案第67号、
農業委員会委員の任命につき同意を求めることについては、同意することに決定いたしました。
この際、暫時休憩します。自席で休憩お願いします。
――
―――――――――――――――――――――――――――
(細野洋一議員入場)
○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。議事を続行します。
日程第20、陳情第2-3号、「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書を議題といたします。この陳情は、企画振興常任委員会に付託され、休会中の審査となっていましたが、審査が終了していますので、企画振興常任委員長の報告を求めます。藤田委員長。
○企画振興常任委員長(藤田義友君) ただいま議題となりました、陳情第2-3号、最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書については、本定例会第1日目で企画振興常任委員会に付託され、休会中の審査となっておりましたが、去る12月11日に委員会を開催し、審査が終了しましたので、委員長報告を行います。
陳情第2-3号、最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書の提出を求める陳情書については、厳しい経済状況の中、最低賃金の引き上げ及び中小企業への支援は必要であり、陳情の趣旨は理解できるものの、地域により物価は異なっており、賃金の地域格差はやむを得ない部分があるため、本陳情は、趣旨採択としたいとの意見があり、表決の結果、全員一致もって、趣旨採択とすべきものとの結論に至りました。
よって、本陳情は、趣旨採択とすべきものと決定しました。
以上、
清川村議会会議規則第40条の規定により、報告いたします。
令和2年12月18日 企画振興常任委員会委員長 藤田義友
以上であります。
○議長(岩澤敏雄君) これより、委員長報告に対する質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより、討論に入ります。
まず、本陳情の委員長報告に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これから、陳情2-3号、「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書を採決します。本陳情に対する委員長報告は、趣旨採択です。本陳情は、委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、陳情第2-3号、「最低賃金の改善と
中小企業支援の拡充を求める意見書」の採択を求める陳情書は委員長報告のとおり、趣旨採択とすることは可決されました。
――
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○議長(岩澤敏雄君) 日程第21、陳情第2-4号、安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情、日程第22、陳情第2-5号、
思いやり予算の廃止を求める意見書提出を求める陳情、日程第23、陳情第2-6号、親教育を目的とした、別居、離婚における子どもの権利保護の勉強会、周知を求める陳情、日程第24、陳情第2-7号、国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情及び、日程第25、陳情第2-8号、神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情、以上5件を一括議題といたします。これらの陳情は、総務文教常任委員会に付託され、休会中の審査となっていましたが、審査が終了していますので、総務文教常任委員長の報告を求めます。笹原委員長。
○総務文教常任委員長(笹原和織君) ただいま議題となりました、陳情第2-4号、安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情、陳情第2-5号、
思いやり予算の廃止を求める意見書提出を求める陳情、陳情第2-6号、親教育を目的とした、別居、離婚における子どもの権利保護の勉強会、周知を求める陳情、陳情第2-7号、国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情、及び陳情第2-8号、神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情については、本定例会第1日目で総務文教常任委員会に付託され、休会中の審査となっておりましたが、去る12月14日に委員会を開催し、審査が終了しましたので、委員長報告を行います。
初めに、陳情第2-4号、安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情については、陳情の趣旨は理解できるが、医療・介護従事者の勤務環境の改善は、国も実態を把握し、様々な改善策に取り組んでおり、新型コロナウイルスの対策を含め、今後の動向を見極める必要があるので、本陳情は、趣旨採択としたいとの意見があり、表決の結果、全員一致をもって、趣旨採択とすべきものとの結論に至りました。
よって、本陳情は、趣旨採択とすべきものと決定しました。
次に、陳情第2-5号、
思いやり予算の廃止を求める意見書提出を求める陳情については、日米両政府が防衛に関する協定を協議しており、一議会が国政に関わることの意見を述べることはいかがかと考える。
また、当該協定により、我が国の平和と安定が図られている部分もあるので、本陳情は、不採択としたいとの意見があり、表決の結果、全員一致をもって、不採択とすべきものとの結論に至りました。
よって、本陳情は、不採択とすべきものと決定しました。
次に、陳情第2-6号、親教育を目的とした、別居、離婚における子どもの権利保護の勉強会、周知を求める陳情については、離婚や別居の背景には複雑な問題が多々あり、本村でも人権教育や権利擁護に取り組んでいる。本村のような人口が少ないところで勉強会を開くことにより、対象者が特定される恐れもあることから、本陳情は不採択としていただきたいとの意見があり、表決の結果、全員一致をもって、不採択とすべきものとの結論に至りました。
よって、本陳情は、不採択とすべきものと決定しました。
次に、陳情第2-7号、国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情については、子どもたちの学ぶ権利を保障する私学助成については、理解できる部分はあるが、高等学校等就学支援金制度も拡充されている。また、私学の教育環境や施設は充実しており、公立との学費の格差は当然と思われるため、本陳情は、趣旨採択としていただきたいとの意見があり、表決の結果、全員一致をもって、趣旨採択とすべきものとの結論に至りました。
よって、本陳情は、趣旨採択とすべきものと決定しました。
次に、陳情第2-8号、神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情については、神奈川県の生徒一人当たりの経常費補助は、全国でも低い水準にあり、陳情の趣旨は理解できるものであるが、私立学校の数や生徒数は、他県と比較しても多い状況の中で、県独自の学費補助制度も拡充されている。
また、新型コロナウイルス対策による県の財政状況も厳しくなっており、本陳情は、趣旨採択としていただきたいとの意見があり、表決の結果、全員一致をもって、趣旨採択とすべきものとの結論に至りました。
よって、本陳情は、趣旨採択とすべきものと決定しました。
以上、
清川村議会会議規則第40条の規定により、報告いたします。
令和2年12月18日 総務文教常任委員会委員長 笹原和織
○議長(岩澤敏雄君) これより、陳情5件の委員長報告に対する一括質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。
これより、陳情ごとの討論に入ります。まず、陳情第2-4号、委員長報告に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
次に、陳情第2-5号、委員長報告に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
次に、陳情第2-6号、委員長報告に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
次に、陳情第2-7号、委員長報告に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
次に、陳情第2-8号、委員長報告に対する反対討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。
(「なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。
これから、陳情ごとに採決します。
まず、陳情第2-4号、安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情を採決します。本陳情に対する委員長報告は、趣旨採択です。本陳情は委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、陳情第2-4号、安全・安心の医療・介護の実現と国民のいのちと健康を守るための陳情については、委員長報告のとおり趣旨採択とすることは可決されました。
次に、陳情第2-5号、
思いやり予算の廃止を求める意見書提出を求める陳情を採決します。本陳情に対する委員長報告は、不採択です。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立少数です。
したがって、陳情第2-5号、
思いやり予算の廃止を求める意見書提出を求める陳情は、不採択とすることに決定いたしました。
次に、陳情第2-6号、親教育を目的とした、別居、離婚における子どもの権利保護の勉強会、周知を求める陳情を採決します。本陳情に対する委員長報告は、不採択です。本陳情を採択することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立なしです。
したがって、陳情第2-6号、親教育を目的とした、別居、離婚における子どもの権利保護の勉強会、周知を求める陳情は、不採択とすることに決定いたしました。
次に、陳情第2-7号、国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情を採決します。本陳情に対する委員長報告は、趣旨採択です。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、陳情第2-7号、国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情を委員長報告のとおり、趣旨採択とすることは可決されました。
次に、陳情第2-8号、神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情を採決します。本陳情に対する委員長報告は、趣旨採択です。本陳情を委員長報告のとおり決定することに賛成の方の起立を求めます。
〔賛成者起立〕
○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。
したがって、陳情第2-8号、神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情は、委員長報告のとおり、趣旨採択とすることは可決されました。
――
―――――――――――――――――――――――――――
○議長(岩澤敏雄君) 日程第26、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項についてを議題といたします。
お諮りいたします。次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項については、
議会運営委員会に付託の上、閉会中の継続審査にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○議長(岩澤敏雄君) ご異議ないものと認めます。
したがって、次期議会の会期日程等、議会運営に関する事項については、
議会運営委員会に付託の上、閉会中の継続審査とすることに決定いたしました。
以上で、令和2年清川村議会12月定例会に付議された案件の審議は、全て終了しました。会議を閉じます。
令和2年清川村議会12月定例会を閉会いたします。どうもご苦労さまでした。
午後 3時38分 閉会
上記会議のてん末を記載し、相違ないことを証しここに署名する。
令和2年12月18日
議 長 岩澤 敏雄
署名議員 城所 英樹
同 山口 進...