○
まちづくり課長(
清水洋一君) それでは、
細部につきましてご
説明いたします。
契約の目的ですが、
村長の
提案理由にもございましたとおり、
ストックマネジメント計画に基づく、
令和2年度
清川圧送センター汚水送水ポンプ更新工事でございます。
入札の経過でございますが、
指名業者につきましては、
発注工事の技術的適正や他の自治体の
工事受注状況、
経営状況等を考慮いたしまして、
荏原実業株式会社西湘事務所、
株式会社イシガキ営業本部、
クボタ環境サービス株式会社神奈川営業所、
株式会社第一
テクノ横浜営業所、
株式会社日立プラントサービス横浜支店、
住友重機械エンバイロメント株式会社横浜営業所、
水ingエンジニアリング株式会社横浜営業所の以上7社を選定いたしました。
11月9日に
入札を執行した結果、4社が辞退し1社が棄権いたしましたが、
議案書のとおり、
荏原実業株式会社西湘事務所が
消費税相当額を除いた8,450万円で落札し、
落札率は90%でございました。
契約金額は、
消費税相当額10%を加算し、
契約書記載のとおり9,295万円で、11月10日に仮
契約を
締結しております。
次に、
工事の
概要につきましてご
説明いたします。
議案等説明資料№4をご覧ください。
1ページは、
工事概要書となっておりまして、(6)に
工事概要を記載してございます。
2ページをお開きください。
小さい文字で恐縮ですが、
清川圧送センターの地下1階
平面図になりまして、
工事対象箇所を赤色でお示ししてございます。
今回、
工事の
主要機器であります、汚水送水ポンプが2台、汚水吐出弁、1台、汚水逆止弁、1台と管路でございます。
ポンプの能力でございますが、毎分4.62トンの送水能力があり、揚程は95メートルでございます。汚水吐出弁は、圧送センターと浄化センターの高低差により、常にポンプ側に圧力がかかっている状態ですので、ポンプの押し上げる力とのバランスにより弁が開閉し、ポンプへの負荷がかからないようにするための弁でございます。汚水逆止弁は、逆流防止のための弁でございます。
3ページをご覧ください。
右下の機器表に今回の
工事対象設備を赤色でお示ししてございます。
対象設備は、⑦番、計装監視盤、⑧番、№1汚水ポンプ盤、⑩番、補機動力盤、⑮番、汚水ポンプ現場操作盤となってございます。右上、1階
平面図中ほどに上から⑩、⑨、⑧、⑦とございますが、下から順にご
説明いたします。
⑦番、計装監視盤の移設につきましては、隣にあります⑧の№1汚水ポンプ盤を入れ替えるためにずらして作業しやすくするための移設でございます。
⑧番の№1汚水ポンプ盤は、中央制御のための盤となります。
⑩番の補機動力盤の機能増設につきましては、吐出弁が既設と比べまして省エネタイプとなることから、機内の機器への負荷を軽減するための装置を中に設置するものでございます。
左下、地下1階
平面図着色部分の中ほどに⑮番、記載ございます。こちらが汚水ポンプの現場操作盤となります。こちらは、手動により現場で操作するための盤でございます。
今回の
工事では、これらの更新
工事とその他配線
工事等を実施いたします。
工事の
概要は、以上でございます。
なお、本
工事の工期は、
令和3年10月29日まででありますが、
工事の施工に当たりましては、
安全管理に十分配慮し、工期内の完成を目指してまいります。
以上、
細部につきましてご
説明いたしましたが、ご
審議の上、ご
議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。
説明は以上になります。
○
議長(
岩澤敏雄君) これより、
質疑に入ります。
質疑のある方は、
発言を求めてください。
発言を許します。細野
議員。
○9番(細野洋一君)
説明で大体理解はしました。それで、若干ちょっとお聞きしたいのは、
指名参加7社でしたね。4社と1社、辞退ということになると、最終的には2社
入札ですよね。そうすると、この5社というのは、何か辞退の理由がありますか。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 4社の辞退につきましては、確認をしたところ、既に受注済みの案件がほかにもあるということから、技術者の確保がちょっとできないという理由をうちのほうで聞いております。
以上です。
○
議長(
岩澤敏雄君) 細野
議員。
○9番(細野洋一君) そういう理由であればやむを得ないのかなとは思いますけれども、
清川村のいわゆるなんていうんでしょうかね、
入札指名参加、こういったここら辺の
工事がどの業種に入るか私には分かりませんけれども、9,000万円クラスの
契約額でいくと、
指名参加登録者というのはもっとあったのかなと私は思いますけれども、その辺の登録者数と今回
指名した7社には差がありますか。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 現在の登録業者は、ポンプ
工事の登録業者ということでは89社登録がございます。今回うちのほうで選んだ7社なんですけれども、
指名参加の中の基準、
工事の完成高も2年分、トータルでは例えば、荏原実業では248億とかそういった売上げがあると、今回
指名した7社につきましても、大体同程度の売上げがあるというところから、同規模の業者というところで、また近隣に事務所、本社、営業所がある業者ということで選定のほうをしてございます。
以上になります。
○
議長(
岩澤敏雄君) 細野
議員。
○9番(細野洋一君)
指名参加登録が89社ということで7社ということですから、実際に
入札に参加しているのが2社、競争性というのが私は欠如しているのかなと思いますけれども、この辺の
指名参加の基準というのがありますよね。その辺になんか問題はありませんか。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 村のほうの基準によりまして、
工事金額によって業者の数を決めております。今回は村でも最大7社ということで、こちら基準にのっとって数を選定してございますので、問題はないと考えております。
○
議長(
岩澤敏雄君) 細野
議員。
○9番(細野洋一君) 競争性が全くありません。ですから、
指名競争
入札の選考委員会ですか、そういう中でやはりきちんと議論をしてもう少し競争性を高めるような対策を取るべきだと思いますので、これは要請をしておきたいと思います。
それから、
指名参加者の
指名基準というのは、基準の中で
村長が別に定めるということになっていますので、
村長の裁量の中で、やはりそういうのはきちんと決めていただきたいなと思います。
あとは、この9,000万という金額の中で、
入札価格、予定価格、この予定価格というのはいつ
決定されましたか。いわゆる
入札を基準として、前いく日からやったとかあるかと思いますけれども。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 予定価格は、
入札当日の朝、
村長からいただいております。
○
議長(
岩澤敏雄君) 細野
議員。
○9番(細野洋一君) 分かりました。それと、あと私が心配したのは、さっき
ストックマネジメント計画、この中でやるんだということでは私も理解していますけれども、そうすると、今回半年近く遅れましたよね、設計ができなかったために。そうした影響というのは後々のその後、1期の計画ですからその後、いろいろ改修
工事だとか更新
工事だとかありますよね。そういうものにも影響を私はしてくるんじゃないかなと思いますけれども、その辺の考え方ですよね。
それと、もう一つ、今、図面見ていたんですけれども、結局汚水ポンプの№1の1と№1の2、これを更新するんですよね、10か月で。そうすると、普通に考えて、更新ってポンプの入替えですよね。その間、要するに汚水の送水はどうしていくのか。また、処理に支障がないのかどうか、ちょっと教えてください。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 今回、来年度への繰越明許ということで予算いただいております。こちらにつきましては、既に
工事のほうを発注してございますので、来年度の
工事予定につきましては影響はないということで考えてございます。来年度も予定どおり
工事のほうを実施していきたいというふうに考えております。
それと、今お話ありました、ポンプの更新のときの支障の問題ですけれども、こちらにつきましては、もう1系統ポンプがございます。こちらは今、支障なく運転できておりますので、こちらを使って処理のほうをしていくということで考えてございますので、問題はないというふうに考えてございます。
以上になります。
○
議長(
岩澤敏雄君) 細野
議員。
○9番(細野洋一君) 分かりました。そうすると、もう一つの系統だけで処理ができているということになりますよね。ふだんは№1、№2というのか二つの系統が同時に動いているということはないということですよね。片一方は休んでいるということ、それで分かりました。
あと、設計を何か県の技術センター、これに委託をされたということなんですよね。この高額資材の設計ということで、委託をされて、要するに村ではできないので、センターのほうに依頼をされたと、こういうことなんですよね。高額資材のほうね。それで、要するに私が不思議に思うのは、設計基準というのは、県の設計基準を使っているということだとすると、それは多分公表されているのではないかと思うんですけれども、なぜ業務委託をしなきゃいけないのか。それと、その委託料というのは果たして幾らなのか、ちょっと教えていただきたいと思います。
それから、じゃあ、技術センター以外の積算なんかについては、担当課で全部積算をされたのかどうか、お尋ねします。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) ご
説明いたします。都市整備技術センターに対しましては、高額機器の調査です。価格の調査だけ依頼をしてございます。ですので、設計自体は都市整備技術センターには発注しておりません。こちらは一般コンサルなんですけれども、
入札におきまして、そもそもコンサルに設計委託を発注してございます。その中で、100万円以上かかる機器につきましては、価格の妥当性を調査しなさいという国のほうからの指針がございますので、それに基づいて調査のほうをしていただいた、調査だけです。
設計の基準につきましては、
議員おっしゃるとおり、公表されているものがございます。それを基にコンサルが設計のほうをいたしまして、それをまた
職員のほうでも確認をしているということです。ですので、都市整備技術センターに関しましては、価格調査だけを行ったということでございます。
○
議長(
岩澤敏雄君) 細野
議員。
○9番(細野洋一君) そろそろおしまいにしますけれども、価格調査の委託料とコンサルティングの委託料がちょっと私、予算見たけど分からなかったんですけど、その辺の詳細と金額についてお願いします。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 申し訳ございません。ちょっとそこの資料ただいま持ち合わせておりませんので、後ほどお知らせしたいと思いますので、お願いいたします。
○9番(細野洋一君) 分かりました。それと、この
工事、大変なんかいろいろな技術がないとなかなか施工管理難しいのかなと思っていますけれども、この
工事の監督
職員と検査
職員の氏名、それから資格、これについてお願いします。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 本件のポ
ンプ更新工事におきましては、監督員は副課長の橘田という者が担当することとなってございます。橘田につきましては、30年以上務めておるベテランで技術を専門にやってきておりますので、十分任せられるということで考えてございます。検査員につきましては、まだちょっと誰を充てるかということは今、確定してございません。こちらはまた後ほど
決定したいと思っております。
○
議長(
岩澤敏雄君) 藤田
議員。
○8番(藤田義友君) 今、細野洋一さんのほうから
入札の過程が出たんですけれども、その7社で辞退をしたと、これがちょっといまいち、例えば、いつ
入札日と
指名する日との関係で、辞退したらまた別の抜てきしてやるとかそういう制度じゃないの、そこら辺ちょっと仕組み分からないんだよね。普通は、
入札の日にやって辞退するっていうのはあるんですよ。
入札不調と高値、安いでみんな不調になって、そういうのは分かるけれども、そこら辺ちょっと今、あなたの
説明分からなかったね。それ一つね。90%
入札ね、高止まりだよね。2社でその次が幾らだったか、その2点をよろしくお願いします。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 4社が辞退したということなんですけれども、こちらにつきましては、
入札のほうはまだ参加者がおりますので、たとえ2社であったとしても成立するということで考えてございます。
もう1社、2社のうちの1社につきましては、最低制限価格を下回った価格で
入札が行われました。最低制限価格を下回っておりますので、安過ぎて失格という形で、予定価格以下で最低制限価格の範囲の中の業者ということで荏原実業ということになってございます。
○
議長(
岩澤敏雄君) 藤田
議員。
○8番(藤田義友君) あのね、最初の
説明はそうではないよ。
指名するわけでしょう、7社。辞退したのはいつ辞退したんですか。ふだんは
入札して辞退するんですよ。不調とかいろいろね。どこで辞退したの。その
入札の日に辞退したの。
それと、その仕組みを今ちょっとあなた
説明になっていないよ。そして、最低価格、
入札価格幾らだった、普通はあり得ないんですよ、下回る、これ談合ですよ、完全に、はっきり言うと。だから、私は
指名業者指定は村だけなんです。それはいろいろあるから、地元の土木関係業者
指名しないと食っていけない、あるんだけれどね。そこら辺分かってあれだけどね。どうなの。いつ
入札、それをいつ辞退したの。それを言っているんですよ。あなた言っているのは全然違う、話が。いつ
指名してどの時点で辞退したんですか。
○
議長(
岩澤敏雄君) この際、暫時休憩します。
――
―――――――――――――――――――――――――――
午前10時 9分 休憩
午前10時17分 再開
――
―――――――――――――――――――――――――――
○
議長(
岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き
会議を開きます。
質疑を続行します。
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 先ほどのご質問ですけれども、
入札通知のほうは、10月19日にうちのほうから7社に宛てて出してございます。その後、10月29日から11月5日にかけまして業者のほうから辞退届が提出されております。仮に1社しか参加者がいなかったとしても、
入札のほうは有効として取り扱ってございます。
それとあと、先ほどの都市整備技術センターに出しました高額資材の価格調査なんですけれども、こちらは、金額21万5,050円となっております。
以上になります。
○
議長(
岩澤敏雄君) 藤田
議員。
○8番(藤田義友君) いまいち分からない。今、何、19日に
指名したの、7社を。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 通知です。
○
議長(
岩澤敏雄君) 藤田
議員。
○8番(藤田義友君) だから通知にいって、返事来たのは29日。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) 10月29日です。
○
議長(
岩澤敏雄君) 藤田
議員。
○8番(藤田義友君) 10月19日いって、返事来たの29日。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) そうです。一番早く来たのが29日です。
○
議長(
岩澤敏雄君) 藤田
議員。
○8番(藤田義友君) その後、ずるずる
入札間近に辞退しますというのが来たわけだ、じゃあ。
○
議長(
岩澤敏雄君)
清水まちづくり課長。
○
まちづくり課長(
清水洋一君) そうです。5日までの間で。
○
議長(
岩澤敏雄君) 藤田
議員。
○8番(藤田義友君) これ欠陥だね、
条例そのものがね。やっぱりこれ見直すべきですよ。やっぱり期間設けて、何日に辞退する、それをやったほうがいいですよ。こんなずるずるやって、これ談合を作るもとだよ。日にちを、だって仕事がありますって、こんなの10日もかかるかよ、ずるずる。だから日にちを指定して、
指名したら3日なら3日以内によこせと、辞退したらまた新たに
指名すると。そして
入札日を延ばしたらいいんですよ。そうしなかったら高止まり、ずっと行くよ。それはぜひ、これは
村長の権限だね。ぜひ
条例やっぱりこれ不備ですよ、これは。今、初めて聞いてちょっと細野さんも整備しろと言っている。やっぱりもう一回見直して、これは今までの習慣直して、また
清川方式できちんと、小さい自治体ならできるわけだから、一般競争じゃなくて
指名ずっとやっていくならば改善したほうがいいですよ。開かれた
入札方法を見つけ出すべきだと私は思うんですけれども、
村長のご意見を伺います。
○
議長(
岩澤敏雄君)
岩澤村長。