清川村議会 > 2020-09-10 >
令和 2年 9月定例会(第2号 9月10日)

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  1. 清川村議会 2020-09-10
    令和 2年 9月定例会(第2号 9月10日)


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    令和 2年 9月定例会(第2号 9月10日)             令和2年清川村議会9月定例会(第2日)会議録           令和2年9月10日(木)午前9時30分開議       ――――――――――――――――――――――――――――― 〇出席議員(9名)            2番   細 野 賢 一 議 員            3番   城 所 英 樹 議 員            4番   山 口   進 議 員            5番   笹 原 和 織 議 員            6番   山 本 雅 彦 議 員            7番   川 瀬 正 行 議 員            8番   藤 田 義 友 議 員            9番   細 野 洋 一 議 員           10番   岩 澤 敏 雄 議 員       ――――――――――――――――――――――――――――― 〇欠席議員(なし)       ――――――――――――――――――――――――――――― 〇事務局出席者           事務局長   大 矢   正           書記     伊 藤 寿 浩
          ――――――――――――――――――――――――――――― 〇説明のための出席者           村長         岩 澤 吉 美           副村長        岸   直 保           教育長        山 田 一 夫           参事兼政策推進課長  川 瀬 久 弥           参事兼税務住民課長  杉 山 義 則           参事兼産業観光課長  折 田 克 也           総務課長       井 上 竹 夫           保健福祉課長     伊 本 貴 志           まちづくり課長    清 水 洋 一           教育委員会参事    井 川   明           学校教育課長     相 原 浩 司           生涯学習課長     山 田 晴 久           会計管理者      平 田 勝 彦     =================================================================== 〇議事日程 日程第 1 決認第1号 令和元年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定について 日程第 2 決認第2号 令和元年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認             定について 日程第 3 決認第3号 令和元年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて 日程第 4 決認第4号 令和元年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定につ             いて 日程第 5 決認第5号 令和元年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定に             ついて 日程第 6 決認第6号 令和元年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の             認定について 日程第 7 報告第2号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告について =================================================================== 〇本日の付議事件 1 決認第1号 令和元年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定について 2 決認第2号 令和元年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定につい         て 3 決認第3号 令和元年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 4 決認第4号 令和元年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について 5 決認第5号 令和元年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について 6 決認第6号 令和元年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定につ         いて 7 報告第2号 令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告について       ―――――――――――――――――――――――――――――                午前 9時30分 開議 ○議長(岩澤敏雄君) おはようございます。ただいまの出席議員は9名で、議員定数の半数に達しております。  ただいまから、令和2年清川村議会9月定例会第2日を開会いたします。  直ちに、本日の会議を開きます。       ―――――――――――――――――――――――――――――                午前 9時30分 開会 ○議長(岩澤敏雄君) これから議事に入ります。本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第1、決認第1号、令和元年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定について、日程第2、決認第2号、令和元年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第3、決認第3号、令和元年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第4、決認第4号、令和元年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、日程第5、決認第5号、令和元年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について及び日程第6、決認第6号、令和元年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、以上6件を一括議題といたします。  提案理由の説明を求めます。岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) 皆様、おはようございます。清川村議会9月定例会第2日目、議員の皆様には、本日のご審議もよろしくお願いを申し上げます。  それでは、ただいま議題となりました決認第1号、令和元年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定から決認第6号、令和元年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定まで、一括して提案理由を申し上げます。  令和元年度は、議員各位を初め、村民の皆様、関係各方面からのご指示・ご支援をいただき、村政のかじ取り役を担わせていただいた初めての年度であり、また、平成から令和の時代への幕開けとともに、第3次清川村総合計画・後期基本計画のスタートの年でもございました。令和元年度の我が国の経済は、消費税率の引上げによる影響が懸念される中、雇用、所得環境の改善等により、内需を中心に穏やかな回復が期待されておりましたが、12月に中国湖北省武漢市で初めて感染が明らかになった新型コロナウイルスは、瞬く間に世界各国に感染者が広がり、人と物の移動が世界的に停滞したほか、令和2年4月11日に緊急事態宣言が発令され、現在は解除はされてはいるものの、社会経済活動の抑制や生活活動の自粛から、個人消費の激減などにより経済は未曽有の大打撃を受け、先が見通せない中ですが、今後、一日も早いコロナ禍の収束と経済の回復を願うところでございます。  また、令和元年は、台風による被害も多く、特に10月12日から13日にかけて関東地方に上陸した台風19号は、各地で記録的な大雨となり、村内でも経験のないような豪雨により土砂災害や県道が被災し、停電や村営水道の断水など村民生活に直結する被害が発生いたしました。村民生活を守るため全力を挙げ、関係機関協力の下に災害復旧作業を進めてまいりましたが、災害の爪痕は大きく、特に県道70号線は、完全復旧に向けた作業が現在も続けられている状況でございます。  このような状況の中、村政運営を進めていく上で、令和元年度も国や県の交付金などを最大限に活用し、最少の経費で最大の行政効果を上げることを念頭に、積極的に事業を展開してまいりました。  令和元年度決算の主な事務事業の成果につきまして、第3次総合計画に掲げる五つの施策の大綱ごとにご説明申し上げます。  1項目めの「自然と調和した住みよい村づくりの推進」におきましては、第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定を進めたほか、人口増・定住促進推進事業として、新たな村の魅力を発信するための移住促進プロモーション動画の作成や子育て世代型村営住宅管理事業などを展開し、全国的な人口減少が進む中、人口減少への歯止めに努めてまいりました。  また、新たに創設された森林環境譲与税を活用した森林整備を開始したほか、第3期5カ年計画の3年度となります県の水源環境保全・再生事業による地域水源林の整備、生活交通の確保や地域コミュニティ交通の支援、村道宮野線の改良に向けた測量設計及び村道稲荷垣戸線、雑司場線などの安全対策工事、消防力の機能強化を図るための消防団車両の更新、防犯カメラの増設による安全・安心な村づくりの強化ほか、村営水道及び下水道事業の適正な管理運営と長寿命化事業を実施いたしました。  次に、2項目めの「地域の特性を活かした産業振興と活性化の推進」では、道の駅清川を核とした農業振興などを初め、地方創生の一環として、昨年4月にオープンしたカフェ&レストラン及び6次産業の開発研究拠点施設を活用した特産品開発大学連携事業の実施、イベント等への支援による宮ヶ瀬湖を中心とした観光振興、近隣自治体との広域連携による観光促進など、村の魅力あふれる資源を活用した村づくりを進めてまいりました。  次に、3項目めの「生涯を健康で安心して住み続けられる村づくりの推進」では、がん検診や早期生活習慣病予防等の健康診査事業を初め、予防接種事業、健康増進未病改善ウオーキングや、健康相談、健康講座、食育、心の健康づくりなど、各種健康づくり事業を実施いたしました。  また、高齢者の皆さんが安心して生活ができるよう、見守り事業や外出支援事業に加え、高齢者運転免許証自主返納者支援事業を開始したほか、障害のある方が自立した生活を送ることができるよう、各種支援事業に取り組みました。  次に、4項目めの「誇りを持って村を支える人づくりの推進」では、昨年10月から幼児教育・保育の無償化が開始されておりますが、未来の宝、村の宝である子供を安心して産み育てられる環境づくりや柔軟できめ細やかな子育て支援策を展開しております。特に公設民営による保育所運営や小児医療費助成、子育て支援用品購入費の一部助成など、村の子育て支援は、県下でも高い水準の子育て、保育サービスを実施しております。  教育関係では、幼稚園や小・中学校施設等の適正な維持管理を初め、空調設備や防犯カメラの設置のほか、学校施設における長寿命化計画の策定に必要な基本調査の実施、新たにICTを活用した学習環境の充実、情報教育の推進を図るため、小・中学校の児童・生徒、教職員へタブレット端末を貸与するなど、児童・生徒の安全対策や教育環境の充実を図るとともに、高等学校等通学費助成や幼稚園、小・中学校の給食食材の購入費を助成することによる保護者の経済的負担の軽減を図っております。  また、せせらぎ館や運動公園の適正な維持管理に努めるとともに、老朽化した遊具の更新に加え、未病改善のための健康遊具を設置いたしました。  最後に、5項目めの「村民と行政が築く村政の推進」では、男女共同参画社会の実現に向けた基本計画を策定するためのアンケート調査の実施や、広報紙やホームページによる積極的な村政情報の発信を初め、ふるさと応援寄付金制度を活用した財源確保と返礼品による村の魅力発信や産業振興を図るとともに、村税などのコンビニエンスストア収納を開始し、納税者の利便性の向上や収納率の向上に努めてまいりました。  ただいま、事務事業の一部を申し上げましたが、全ての事務事業の推進に当たりましては、議員各位並びに村民の皆様のご理解とご協力により、一定の成果を上げることができたものと、改めて深く感謝申し上げます。  一般会計のほか五つの特別会計の決算状況につきましては、決算書2ページ、3ページの令和元年度歳入歳出決算総括表のとおりでございます。また、決算の概要及び主要成果につきましては、各担当課長等に説明させますので、ご審議の上、ご認定を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) 続いて、監査委員から決算審査の結果について、報告を求めます。笹原和織監査委員。 ○監査委員(笹原和織君) それでは、決算審査の結果につきまして、ご報告いたします。  令和元年度清川村一般会計並びに5特別会計については、去る8月5日及び6日に、決算審査を実施いたしました。  審査は、村長から提出された令和元年度各会計歳入歳出決算書、同事項別明細書、実質収支に関する調書及び財産に関する調書について実施しました。  審査の結果、いずれも法令に規定された様式に基づいて作成され、記載金額は歳入・歳出簿、証書類及び財産台帳等と符合し、計数的にも正確であると認められました。  また、各会計の決算の内容及び予算の執行についても、おおむね適正であると認められました。  基金については、その目的に従って適正に運用されており、運用状況書の記載金額は証書類と符合し、計数的にも正確であると認められました。  なお、決算審査の詳細につきましては、意見書に記載のとおりでありますが、令和元年度は、第3次清川村総合計画・後期基本計画の初年度であり、その着実な実現に向け、「水と緑の心の源流郷~輝き・愛着・誇りを育む村づくり」を目指し、四つの重点施策を基軸とした諸事業が積極的に推進され、執行については、一般会計を初め、5特別会計においても、おおむね適正かつ効率的に執行されており、今後も本村を取り巻くさまざまな状況を的確に把握し、効果的かつ効率的なきめ細かい行政運営の下、村政の発展と住民福祉の増進に努め、誰もが安心・安全で豊かな生活が送れる魅力ある村づくりの推進に期待するものであります。  以上で報告を終わります。監査委員、山口芳夫、同じく笹原和織。 ○議長(岩澤敏雄君) これから、各会計の内容説明を求めます。  最初に、一般会計について、各担当より内容の説明を求めます。川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) それでは、令和元年度清川村一般会計・特別会計決算説明書に基づきまして、概要をご説明いたします。まず初めに、一般会計決算の概要につきまして、ご説明をいたします。説明書74ページをお開きください。  令和元年度一般会計決算の状況です。歳入総額は22億8,484万3,000円で、歳出総額は22億555万1,000円、前年度と比較しますと、歳入が11.0%の減、歳出は11.1%の減となりました。前年度と比較しますと、歳入歳出とも大きく減少となってございますが、後ほど、目的別決算額の状況でご説明をさせていただきます。次に、歳入歳出差引額は7,929万2,000円で、このうち翌年度へ繰り越すべき財源が553万8,000円でございますので、実質収支額は7,375万4,000円となりました。  次の単年度収支額は、当該年度の実質収支額から前年度の実質収支額を差し引いた額で、マイナス1,258万2,000円となりましたが、当該年度の実質的な収支を掌握するための指標であります実質単年度収支は、プラス4,283万8,000円となってございます。  続いて、歳入状況について、ご説明を申し上げます。78ページ、村税の決算状況をごらんください。小さい字で大変恐縮ですが、真ん中の表が村税の徴収状況でございます。対前年度の伸び率、右から4列目の数値でご説明をさせていただきます。1の村民税ですが、①の個人分では現年度課税分の土地等の譲渡所得の減少により、2.1%の減、②の法人分では事業所収益の増により、1.0%の増となり、村民税全体では325万4,000円、1.9%の減となりました。  次に、2の固定資産税ですが、①の純固定資産税は、前年度と比較して、0.4%の減となりました。内訳といたしまして、土地は地価の下落により、1.0%の減。家屋は新築家屋の増により、1.4%の増。償却資産は資産の減価償却により、3.2%の減となりました。②の交付金、国有資産等所在市町村交付金が償却資産等の減価償却により2.0%の減となり、固定資産税全体では2,116万4,000円、1.8%の減となりました。  3の軽自動車税は、登録台数の増加や法改正による新たな村税となった環境性能割により、4.0%の増、4の村たばこ税は、販売店の本数の減少により、2.8%の減となり、村税合計2,415万8,000円、1.8%の減となってございます。また徴収率は、前年度と比較して現年度課税分は前年度と同じ99.8%、滞納繰越分が13.3増の37.3%となり、村税全体では前年度と比較して、0.1%増の99.6%となりました。  次に、76ページにお戻りください。目的別決算額の状況になります。歳入の自主財源の村税は、ただいまご説明申し上げましたとおりでございますので、ほかに伸び率や増減額の大きいものを申し上げますと、財産収入の260.6%の増は、主に3年に一度の東京電力新多摩線線下補償等の増となってございます。繰入金の88.7%の減は、財政調整基金の繰入れを行わなかったことによるもので、繰越金64.9%の減は、前年度はローカルイノベーション拠点施設整備事業の繰越金があったことによるものでございます。これらの要因から、自主財源全体といたしましては、前年度比11.2%の減となってございます。  次に、依存財源でございますが、譲与税は、森林環境譲与税が新たに譲与されることにより、35.7%の増、利子割交付金が49.5%の減と株式等譲渡所得割交付金23.6%の減は、県民税の利子割及び株式等譲渡所得割の減収によるものとなってございます。自動車取得税交付金47.0%の減は、自動車取得税が令和元年9月末をもって制度廃止となり、その代替といたしまして、環境性能割交付金が皆増となってございます。地方特例交付金236.2%の増は、従前からの個人住民税における住宅借入金等特別税額控除の実施に伴う減収の補填に加え、環境性能割の臨時的権限分の補填、幼児教育・保育の無償化にかかる地方消費税交付金の補填のために臨時的に交付されたものでございます。地方交付税68.1%の増は、村税の減収に伴う普通交付税の増、台風被害などに伴う特別交付税の増となってございます。国庫支出金35.1%の減は、前年度のローカルイノベーション拠点施設整備事業に伴う地方創生拠点整備交付金の減によるものでございます。村債20.5%の減は、前年度の清川クリーンセンターの整備に伴う一般廃棄物処理事業債を借り入れたことによるものでございます。  自主財源、依存財源の構成比ですが、ただいまご説明いたしました自主財源は、繰入金や繰越金の減額要因、依存財源は地方交付税の増額要因からで、今年度は自主財源が前年度を0.2ポイント減の73.7%、依存財源は26.3%となってございます。  次に、下段の歳出ですが、伸び率の増減の大きいものの要因を申し上げますと、総務費は、前年度のローカルイノベーション拠点施設整備事業により、32.5%の減となってございます。衛生費は、前年度の清川クリーンセンター整備事業により、22.8%の減となってございます。  教育費は、村立小・中学校等へのエアコンの設置や学校施設等管理運営計画準備調査業務などにより、24.2%の増となってございます。  歳入全体で前年度比11.0%の2億8,184万3,000円、歳出全体では前年度比11.1%減の2億7,455万2,000円と大幅な減額となってございますが、前年度、平成30年度は、平成29年度から繰り越した事業を含め、比較的大きな事業が多かったことから、年度間を比較いたしますと、増減率が大きくなる現象となってございます。これは、本村のような小規模自治体特有の財政構造により、単年度事業の事業量の増減が年度間の比較に大きな影響が表れているものとなってございます。  77ページをごらんください。性質別歳出決算額ですが、伸び率の増減の大きいものを申し上げますと、交際費が73.9%の増、投資的経費が62.8%の減となってございます。交際費の増は、平成27年度に借り入れた臨時財政対策債、厚木市北消防署清川分署建設の建設費用の一部として借り入れた緊急防災・減災事業債の元金償還が開始されたもので、投資的経費の減は、前年度のローカルイノベーション拠点施設整備事業清川クリーンセンター整備事業によるものでございます。投資及び出資金、貸付金の減は、実績に伴い中小企業事業資金融資預託金を減額したことによるものでございます。  75ページにお戻りください。決算額総括表でございます。  下段の歳出の表をごらんください。表の右から2番目の列に執行率を記載してございますが、一般会計全体の執行率は96.1%となりました。  5款、農林水産業費は、令和元年度台風19号農業用施設災害復旧事業を繰越明許としたことから、次年度執行としたことにより執行率が89.0%となってございます。  7款、土木費は、積雪関連の経費の予算をいただいておりましたが、結果として積雪による除雪はなく、執行率が92.5%となってございます。  74ページにお戻りください。決算数値から見ました村の財政的な状況を申し上げますと、下から3番目の経常収支比率は、人件費や扶助費などの経常的経費に村税等の経常的一般財源がどの程度充当されているかを示す比率でございますが、本村は87.4%で、前年度より2.5%の減となってございます。これは、主に経常的な一般財源となる3年に一度の東京電力新多摩線線下補償等の財産収入が増えたことにより、経常的経費の占める割合が下がったものとなってございます  次の公債費負担比率の財政構造の弾力性の判断資料でありますが、公債費に充当された一般財源総額に占める割合を表す比率で、20%が危険ライン、15%が警戒ラインとなっており、令和元年度は1.6%で、前年度より0.7%増加しております。これは、性質別歳出決算額の交際費でもご説明いたしましたが、平成27年度に借り入れた起債の元金償還が始まったことにより、若干数字が伸びたことによるものでございます。  財政力指数は、基準財政収入額を基準財政需要額で除した数値で、単年度では0.951となりますが、過去3カ年を平均した数値をお示ししておりますので、0.966となります。  資料最後のページ、141ページをごらんください。
     一般会計、そして特別会計の不納欠損額及び収入未済額の状況を一覧に表した表を添付してございます。  令和元年度の財政運営に当たりましては、村税等の徴収率向上など自主財源の確保に努めるとともに、国・県などの各種補助金等を有効に活用し、依存財源の確保にも努めてまいりました。また、各事務事業の推進におきましては、経常経費の削減、合理化を図り、健全財政の運営に努めてまいりました。  以上、令和元年度一般会計の決算概要につきまして、ただいまご説明申し上げましたが、主要事業等の成果並びに各特別会計決算の概要及び事業成果につきましては、各担当課長等から説明させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 井上総務課長。 ○総務課長(井上竹夫君) 総務課所管の事務事業につきまして、ご説明いたします。決算説明書の10ページをごらんください。  上段の2款、総務費、1項、総務管理費、1目、一般管理費、02事業、職員研修事業は、職員の人材育成と能力開発のため、庁内研修を初め、外部研修機関へ職員を派遣し、職員の人材育成と資質向上に努めました。  次の03事業、職員健康管理事業は、労働安全衛生法に基づく産業医の選任、村職員による衛生委員会の開催、健康診断等を実施し、職員が健康に職務を遂行することに努めました。  次の04事業、電算管理事業は、次の11ページにわたっておりますが、事務の簡素化、効率化と住民サービスの向上を図るため、神奈川県町村情報システムにおける基幹系システムを初め、庁内イントラネットの内部情報系システムの適正な運用・維持管理に努めました。  次の2目、文書広報費、01事業、広報広聴事業は、広報紙きよかわ通信を毎月発行するとともに、広聴活動として、村長への手紙、住民懇談会のほか、法律相談を開催いたしました。  次に、12ページ上段の02事業、コミュニティ活動支援事業は、自治会長相互の連携や、円滑な自治会活動の支援及び地域の特性を生かした自主性、協働性などにあふれたコミュニティの充実に資する活動団体2団体へ補助金を交付し、地域コミュニティ活動への支援を行いました。  次に、03事業、消費者保護啓発事業は、厚木市消費生活センターに委託し、相談受付体制を整備し、消費者保護に努めました。  次の08事業、例規システム運用事業は、次の13ページにわたっておりますが、データベース化した村例規集やウェブ版法令集等の活用により、法規事務の合理化、簡素化に努めました。  次に、14ページ上段の5目、財産管理費、02事業、財産管理事業は、庁舎及び庁用車などの適正な維持管理に努めました。  次に、16ページになります。中段の7目、集会施設管理費、01事業、集会施設等維持管理事業は、地域コミュニティの拠点として宮ヶ瀬住民センター及び子ども広場を維持管理し、コミュニティ活動の支援に努めました。  次の8目、交通安全対策費、01事業、交通安全推進事業は、交通安全対策の推進のため、月2回の交通安全指導隊による街頭指導のほか、交通安全対策協議会を初めとした各種団体とともに、交通事故の少ない安全な村づくりに努めました。  次に、17ページになります。9目、防犯対策費、02事業、安全・安心まちづくり事業は、煤ヶ谷、舟沢地区に防犯灯4基を新たに設置したほか、運動公園に防犯カメラを設置し、犯罪の未然防止に努めました。  次に、20ページになります。上段4項、選挙費、3目、県知事、県議会議員選挙費、01事業、県知事、県議会議員選挙執行費は、平成31年4月22日の任期満了に伴う神奈川県知事及び平成31年4月29日の任期満了に伴う神奈川県議会議員選挙を実施いたしました。  次の4目、参議院議員通常選挙費、01事業、参議院議員通常選挙執行費は、令和元年7月28日の任期満了に伴う参議院議員通常選挙を実施いたしました。  次に、58ページになります。上段の8款、消防費、1項、消防費、1目、常備消防費、01事業、消防広域化事業は、平成28年4月より開始いたしました厚木市との消防事務委託に関わる消防職員の人件費や事務事業経費を負担し、消防力の強化、村民の安全・安心の向上に努めました。  次の02事業、分署施設・設備維持管理事業は、厚木市への消防事務委託に伴う清川分署の維持管理を行い、村民の生命、財産を守るため万全を期してまいりました。  次の2目、非常備消防費、01事業、消防組織維持・強化事業は、次の59ページにわたっておりますが、消防団員の定員の確保や、訓練及び研修会等を通じて団員や機能別消防隊員の資質の向上、組織維持の強化に努めてまいりました。  次の3目、消防施設費、02事業、消防施設・設備維持管理事業は、消防施設・設備の機能維持を図るとともに、消防車両の更新及び装備を追加し、機能強化を図りました。  次の5目、災害対策費、01事業、地震防災対策事業は、次の60ページにわたっておりますが、地震等の災害などの有事に備えるため、防災訓練の実施や啓発物品を配布し、住民の防災意識の向上に努めました。  次に、60ページ上段の02事業、防災施設・設備維持管理事業は、防災施設・設備の機能維持を図るとともに、防災行政無線蓄電池の交換やJアラート管理用パソコンを更新し、防災機能の強化を図りました。  以上で、総務課所管の事務事業につきまして、説明を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) 続きまして、政策推進課所管の事務事業について、ご説明をさせていただきます。説明書は13ページからとなります。  2款、総務費、1項、総務管理費、3目、財政管理費からの説明となります。ページ上段、01事業の財政管理事業は、統一的な基準による財務書類を作成し、村の財政状況を公表したとともに、財政管理にかかる経費を支出いたしました。  次に、下段、5目、財産管理費の01事業の普通財産維持管理事業は、村が所有する普通財産の適正な維持管理のため、寄附を受けました宮ヶ瀬地区の土地の整地工事や清水ヶ丘村有地除草作業を実施したほか、清川くらし応援館の土地賃借料を支出いたしました。  次のページ、14ページ中段、2款、総務費、1項、総務管理費、6目、企画費の02事業の生活交通確保対策事業は、住民の日常生活における通勤・通学など、公共交通の確保及び利便性の向上を図るため、路線バスの延伸にかかるバス事業者への補助として、平日の早朝・深夜便3便と土曜・休日の深夜便1便、宮ヶ瀬までの深夜便1便に加え、宮ヶ瀬から本厚木駅までの最終便1便と深夜23時35分本厚木発宮の里経由上煤ヶ谷行の1便の増便を行い、村民の交通の足の確保に努めました。  また、金翅・清水ヶ丘地区でのコミュニティ交通の活動支援を行いました。  ページ下段になります07事業の村づくり推進事業は、第3次総合計画の後期基本計画の進行管理を行い、これにかかる経費を支出いたしました。  15ページ上段、08事業の人口増・定住促進推進事業は、移住・定住促進を図るため、移住促進プロモーション動画を新たに作成したほか、住宅取得奨励金の交付を行いました。  次に、中段、09事業のまち・ひと・しごと創生総合戦略推進事業は、平成27年度に策定した第1期総合戦略の効果検証及び評価と、令和2年度からスタートする第2期まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定いたしました。  ページ飛びまして、20ページをお開きください。  ページ下段、5項、統計調査費、1目、統計調査総務費、01事業の各種統計調査事業は、各種行政施策の基本資料となる記載の基幹統計調査等を実施いたしました。  以上で、政策推進課所管の事務事業につきまして、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) 続きまして、税務住民課で所管する主な事務事業につきまして、ご説明を申し上げます。決算説明書の18ページをごらんください。  上段からとなります。2款、総務費、2項、徴税費、1目、税務総務費の03事業、ふるさと応援寄附金推進事業では、ふるさと納税制度を有効に活用して、財源の確保と村の魅力を全国に広めるとともに、村の産業等の活性化を図るため、寄附の受付や、返礼品の贈呈及び受領証明書の発行にかかる経費を支出いたしました。なお、寄附の件数及び金額につきましては、記載のとおりでございます。  次に、2目、賦課徴収費の01事業、賦課徴収事務費では、村税の適正かつ公平な賦課徴収等を図るため、記載の業務委託等課税事務にかかる経費を支出いたしました。また、次のページにわたりますが、03の公図等電算システム運用事業では、固定資産評価事務の迅速かつ適正化を図るため、公図及び土地家屋現況図情報システムの運用等にかかる経費を支出しました。  次に、19ページ上段の3項、戸籍住民基本台帳費、1目、戸籍住民基本台帳費の01事業、戸籍住民基本台帳事務費では、本村と厚木市、愛川町との3市町村による住民票の広域交付事業にかかる経費及び戸籍の電算システム運用にかかる経費を支出しました。また、02事業のマイナンバー制度ネットワーク事業では、マイナンバー制度の適正な運用及び通知カード、マイナンバーカードを交付するための負担金及び交付金を支出しました。なお、マイナンバーの交付枚数につきましては記載のとおりで、平成27年度から令和元年度末までの累計は、538枚となってございます。  次に、22ページの中段をごらんください。3款、民生費、1項、社会福祉費、3目、老人福祉費の02事業、高齢者外来医療費助成事業では、70歳以上の高齢者が外来で支払う医療費を軽減し、受診しやすい環境を提供することで、一層の健康保持の増進を図るよう、医療費の一部を助成いたしました。  次に、37ページの中段をごらんください。4款、衛生費、1項、保健衛生費、3目、環境衛生費の03事業、犬猫等環境対策事業では、猫による生活環境被害を防止するため、飼い猫の避妊・去勢手術費の一部を助成するとともに、犬や猫等の動物死体処分にかかる経費を支出いたしました。なお、件数等につきましては、記載のとおりでございます。また、次のページにわたりますが、04事業の地球温暖化対策事業では、自然エネルギーを有効利用し、環境への負荷軽減を図る住宅用太陽光発電設備の設置費用の一部を補助いたしました。  次に、41ページ下段をごらんください。次のページにわたりますが、2項、清掃費、2目、塵芥処理費の02事業、ごみ処理事業では、分別収集した可燃ごみや粗大ごみを適正に処理するために、各業務委託等にかかる経費を支出いたしました。また、42ページ中段の03事業、ごみ減量化・再資源化事業では、平成31年1月に完成しました清川リサイクルセンターを拠点とし、資源物のリサイクルを推進するために、各業務委託にかかる経費を支出いたしました。  以上で、税務住民課所管の事務事業について、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 伊本保健福祉課長。 ○保健福祉課長(伊本貴志君) 続きまして、保健福祉課所管の主な事務事業の概要について、説明させていただきます。決算説明書21ページをごらんください。  下段の3款、民生費、1項、社会福祉費、1目、社会福祉総務費の01事業、社会福祉総務事務費は、22ページにわたりますが、職員の人件費や事務費など、経常経費の支出のほか、社会福祉協議会や各種社会福祉関係団体への運営費等の補助を行いました。  次に、中段からは、3目、老人福祉費になりますが、高齢者の皆さんが住みなれた地域で安心して生き生きと健康な生活を送ることができるよう、各種支援や助成などの事業を実施してございます。  下段の03事業、高齢者見守り事業は、23ページにわたりますが、清川村社会福祉協議会に委託して、週2回、独居高齢者の方などにお弁当をお届けする福祉給食サービスなどの見守り事業を実施しました。  中段の05事業、在宅療養者支援事業は、要介護者等の経済的、身体的負担の軽減を図るため、紙おむつなどの日常生活用具の給付を行いました。  次に、24ページ中段をごらんください。09事業、敬老事業は、70歳以上の方のご長寿を祝うため、敬老会を開催いたしました。  下段の10事業、高齢者外出支援事業は、25ページにわたりますが、高齢者の外出機会を増やし、社会参加を促進するため、高齢者バス割引乗車券の購入費の一部を助成しました。  中段の11事業、高齢者運転免許証自主返納者支援事業は、新規事業として高齢者による交通事故防止を図るため、70歳以上の運転免許証の自主返納者に対し、高齢者バス割引券購入費を全額助成し、自動車の運転に不安を持つ高齢者が自主的に運転免許証を返納しやすい環境を整備しました。  次に、下段から4目、障害福祉費になりますが、心や身体などに障害のある方が住みなれた地域で日常生活を送ることができるよう、各種助成や支援などの事業を実施しました。  02事業、心身障害児者ふれあい交流会は、交流会を通じて心身障害児者の自立意欲の高揚と社会参加の促進を図りました。  次に、26ページ下段をごらんください。04事業、重度障害者医療助成事業は、重度な障害のある方の医療費のうち、保険適用分の自己負担額を助成し、経済的負担の軽減を図りました。  27ページ上段をごらんください。05事業、在宅障害者通院・通所等交通費助成事業は、在宅障害者の生活の利便性の向上のため、施設通所にかかる交通費のほか、日常生活における自動車燃料費やタクシー利用料金の一部助成を行いました。  中段の06事業、障害者自立支援事業は、障害者総合支援法に定める介護や訓練等の給付金及び補装具や更生医療費の支給を行いました。  下段の07事業、地域生活支援事業は、28ページにわたりますが、障害者総合支援法に基づき、日中一時支援や移動支援のほか、日常生活用具の給付や障害支援区分認定審査会などの開催など、自立した日常生活と社会生活を送るための支援を行いました。  下段の09事業、障害者計画等策定事業は、本年度の策定を予定する第4次障害者計画、第6期障害福祉計画及び第2期障害児福祉計画について、ニーズやサービスの必要量を把握するため、アンケート調査を行いました。  次に、29ページ上段をごらんください。上段から2項、児童福祉費、1目、児童福祉総務費になりますが、児童福祉総務費では、児童の健全育成と福祉の向上を図るための事業を実施いたしました。  中段の03事業、ひとり親家庭等医療費助成事業は、ひとり親家庭の医療費のうち、保険適用分の自己負担額を助成し、経済的負担の軽減を図りました。  次に、下段の04事業、小児医療費助成事業は、0歳児から満18歳までの児童・生徒を対象に、医療費のうち、保険適用分の自己負担額の助成を行いました。  次に、30ページ上段をごらんください。05事業、保育所入所事業は、家庭で保育ができない児童に対して、村内認可保育所等において保育を実施するとともに、令和元年10月1日から実施された教育・保育の無償化に伴う幼稚園での保育事業や認可外保育施設の利用給付費を支給しました。また、村内民間保育所等へ施設運営費の助成を行い、入所児童の処遇の向上を図りました。  下段の06事業、子ども・子育て会議運営事業は、子ども・子育て支援法に基づく会議を開催して、子ども・子育てに関する支援事業を審議し、第2期子ども・子育て支援事業計画を策定しました。  次に、31ページ上段をご覧ください。07事業、放課後児童クラブ運営事業は、放課後の家庭等において保育が受けられない児童に対し、児童の健全な育成を図るため、適切な遊び場と生活の場を提供しました。  下段は、2目、児童措置費となりますが、01事業、児童手当支給事業は、次世代の社会を担う中学校終了までの子供を対象として、児童手当を支給しました。  次に、32ページ上段をごらんください。4款、衛生費、1項、保健衛生費、1目、保健衛生総務費になりますが、01事業、保健衛生総務費では、職員の人件費や事務費など経常経費の支出のほか、健康づくりや健康増進の基盤づくりのための事業を実施しました。  下段の03事業、医療対策事業は、休日及び夜間における救急医療体制の確保のほか、電話による24時間体制での健康・医療相談サービス事業などを実施いたしました。  次に、33ページ上段をごらんください。2目、予防費になりますが、がん検診事業を初め、健康増進法に基づき生活習慣病などの予防のほか、早期発見、早期治療などを推進するための事業を実施しました。  01事業、がん検診事業は、集団及び個別による各種がん検診を実施し、がんの早期発見、早期治療を図り、検診を通じて健康管理意識の普及とがんの一次予防を推進しました。  下段の02事業、予防接種事業は、34ページにわたりますが、予防接種法に基づく各種予防接種の実施のほか、任意接種である小児インフルエンザ予防接種、風疹予防接種及び高齢者インフルエンザ予防接種について、費用の一部を助成し、負担軽減を図りました。  下段の03事業、乳幼児健康診査事業は、35ページにわたりますが、母子保健法に基づき乳幼児の心身の健康を推進するため、健康診査、相談、指導を実施しました。  中段の04事業、感染症予防事業は、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策として、機材やマスク等の購入を行いました。  次に、36ページ上段をごらんください。06事業、妊婦健康診査事業は、妊婦の健康管理の向上と経済的負担の軽減を図るため、妊婦健康診査にかかる費用の助成や、妊婦歯科健康診査を無料で実施しました。  下段の08事業、やまびこ健診事業は、37ページにわたりますが、20歳から39歳までの方を対象に村独自の事業として、また、75歳以上の後期高齢者の方などを対象に、法定の事業としてやまびこ健診を実施し、生活習慣の改善と糖尿病など生活習慣病の予防を図りました。  次に、38ページ中段をごらんください。  4目、宮ヶ瀬診療所費になりますが、01事業、宮ヶ瀬診療所運営事業は、宮ヶ瀬地区住民センターを使用して診療を行い、村民の身近な医療機関として診療所の運営を行いました。  下段から、5目、健康づくり推進費になりますが、新生児からお年寄りまで、それぞれのライフステージにおける健康づくりと健康増進を図るため、事業を実施しました。  01、母子保健事業は、母子の心身の健康保持と増進を図るため、各種保健指導の実施のほか、新生児が健やかに育つよう、出産祝い金を交付して支援しました。  次に、39ページ下段をごらんください。03事業、健康づくり事業は、40ページにわたりますが、健康増進法に基づき健康まつりの開催のほか、ヘルスアップ未病改善ウオーキング、高齢期入門健康講座を開催し、村民の健康づくりの推進を図ったほか、健康カレンダーの作成などを実施しました。  下段の05事業、心の健康づくり推進事業は、41ページにわたりますが、生き生きと自分らしく生きるため、メンタルヘルス相談や自殺対策普及事業として、こころの健康相談などの事業を実施しました。  以上で、保健福祉課所管の主な事務事業につきまして、説明を終わります。よろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 続きまして、産業観光課所管の事務事業につきまして、ご説明いたします。決算説明書の15ページをお開きください。  下段、2款、総務費、1項、総務管理費、6目、企画費、10事業、地域活性化事業は、地域おこし協力隊制度を活用し、2名の協力隊員による地域ブランドや地場産品の開発、販売、PR等、地域おこしの支援、茶業の応援などの地域協力活動に従事いたしました。  16ページをお開きください。  上段、11事業、特産品開発大学連携事業は、相模女子大学の学生と連携し、新たな特産品開発に取り組みました。地場産品を中心に使った商品の開発やイベントでの販売を行いました。  17ページ中段、11目、ローカルイノベーション拠点施設管理費、01事業、ローカルイノベーション拠点施設管理事業は、平成30年度に整備いたしましたローカルイノベーション拠点施設の維持管理を行いました。  ページ飛びまして、43ページをお開きください。  5款、農林水産業費、1項、農業費、1目、農業委員会費、01事業、農業委員会運営事業は、農業委員会の運営に関する経費で、総会及び農地転用の審査等を行いました。内容につきましては、記載のとおりでございます。  下段の3目、農業振興費、02事業、交流促進センター管理運営事業は、清川村交流促進センター清流の館の管理運営を指定管理者に委託し、地域産業の振興を図りました。  03事業、特産物普及推進事業は、村の特産物を広く普及させるための経費と特産物普及啓発の支援のための経費を支出いたしました。内容につきましては、記載のとおりでございます。  04事業、清川村茶業活性化支援事業は、チャピュア清川が大型茶園に設置した防霜施設設置費のリース料償還金や茶園所有者に対しまして、茶園を適正に維持管理する経費の一部の補助を行いました。  次ページ、繰越明許、05事業、相模川・中津川水産業再生委員会施設整備事業では、相模川・中津川水産業再生委員会が浜の活力プランに基づき実施したアユ中間育成施設整備工事につきまして、必要な経費の負担を行いました。  4目、農地費、02事業、令和元年台風19号農業用施設災害復旧事業は、台風19号豪雨により被災しました上堀用水路について、激甚災害指定を受けたことに伴い、農地・農業用施設災害復旧事業により災害復旧工事を実施するため、査定設計書を設計するための経費を支出いたしました。  5目、鳥獣ヤマビル被害対策費、01事業、有害鳥獣等被害対策事業では、農産物被害及び生活被害の軽減のため、小動物等の捕獲を行いました。  46ページ上段、02事業、特定鳥獣被害対策事業は、イノシシ、ニホンジカの捕獲及びニホンザルの捕獲、追い払いを実施したほか、農産物を鳥獣被害から守るための電気柵等の資材購入経費の一部を補助いたしました。実績につきましては、記載のとおりでございます。
     03事業、ヤマビル被害防除対策事業は、住民販売用及び登山者用のヤマビル駆除剤、忌避剤の購入のほか、草刈機及び殺ヒル剤散布機の貸出しを行い、ヤマビルの生息環境改善と被害の軽減に努めました。  47ページ上段、04事業、広域獣害防止柵管理事業につきましては、広域獣害防止柵の新設及び既存防止柵の巡視・補修を行いました。  中段、2項、林業費、2目、林業振興費、02事業、協力協約推進事業は、水源の森づくりエリアの村と協力協約を締結いたしました森林所有者の森林整備及び造林事業の実施者に対しまして、事業費の補助を行いました。内訳につきましては、記載のとおりです。  48ページになります。上段、03事業、水源地域森林保全育成啓発事業は、きよかわ七福神径路の維持管理を実施いたしました。  中段、04事業、水源環境保全再生事業につきましては、第3期水源環境保全・再生計画の3年度目として、中山の里整備事業、施業代行による民有林整備事業を実施し、森林機能の向上に努めました。実績につきましては、記載のとおりでございます。  49ページ上段、05、森林環境保全事業は、森林環境譲与税を財源として森林吸収源対策を図るとともに、危険木の除去や沿道の集落環境整備に努めました。  中段、3目、猟区運営費、01、猟区運営事業は、清川村猟区の適正な維持管理に努めました。捕獲実績等は記載のとおりでございます。  50ページ上段、6款、商工費、1項、商工費、2目、商工振興費、01事業、商工振興事業は、商工業者の経営安定を図るための融資事業などのほか、住宅リフォーム助成事業を行いました。実績は記載のとおりでございます。  中段、02事業、プレミアム付商品券販売事業は、消費税引上げに伴い、地域における消費の喚起と下支えをするため、低所得者及び子育て世代にプレミアム付商品券を販売いたしました。  下段、3目、勤労福祉費、01事業、勤労者等住宅資金利子補給事業は、住宅取得のため金融機関から融資を受けました住宅資金の一部を補助し、勤労者等の経済的負担の軽減を図りました。  51ページ上段、02事業、勤労者生活資金融資事業は、勤労者の生活安定と向上を図るため、生活資金の融資事業を行いました。  中段、4目、観光費、01事業、観光対策事業は、宮ヶ瀬地区のイベント支援のほか、清川村マスコットキャラクター「きよりゅん」グッズを製作し販売を行い、普及に努めました。また、宮ヶ瀬クリスマス交流懇談会を開催し、宮ヶ瀬クリスマスみんなのつどいをPRいたしました。  52ページ上段、03事業、観光施設管理事業は、村内公衆トイレ、大噴水霧噴水の施設維持管理を実施いたしました。  下段、04事業、地域セールス推進事業では、村の魅力を広め多くの観光客を呼び込むため、地域活性化・地域振興を図りました。内容につきましては、記載のとおりです。  53ページ上段、5目、ふれあいセンター管理費、02事業、ふれあいセンター施設管理事業は、ふれあいセンターの機械設備等の保守点検及び修繕など、適正な維持管理に努めました。  54ページ上段、03事業、ふれあい事業は、利用者にふれあいセンターを快適に利用していただくためのサウナマット等交換にかかる経費のほか、ふれあいセンター送迎車運行にかかる経費を支出いたしました。  以上で、産業観光課が所管します事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 続きまして、まちづくり課が所管いたします主な事務事業につきまして、ご説明いたします。説明書の13ページをお開きください。  中段の2款、総務費、1項、総務管理費、3目、財政管理費、02事業、電子入札共同運営事業でございますが、神奈川電子入札共同システムの運用により、入札参加資格者の申請受付登録業務を実施いたしました。  ページ飛びまして、42ページをお開きください。下段の4款、衛生費、2項、清掃費、3目、し尿処理費、01事業、し尿処理事業につきましては、し尿及び浄化槽汚泥の収集運搬、処分業務を実施いたしました。収集実績等につきましては、記載のとおりでございます。  ページ飛びまして、54ページをお開きください。中段の7款、土木費、2項、道路橋梁費、1目、道路橋梁維持費、01事業、道路橋梁維持補修事業につきましては、55ページにわたっておりますけれども、村道の適正な管理と機能維持を図るため、道路維持工事を4件、委託事業を4件、道路修繕を11件、道路用地の購入を1件、また冬季におけます凍結防止剤散布作業を実施いたしました。内容につきましては、記載のとおりでございます。  続きまして、02事業、令和元年台風19号道路橋梁災害復旧事業につきましては、台風19号による河川の氾濫を防ぐための土のうの設置工事のほか、台風19号の被害による道路の修繕及び工事を実施いたしました。内容につきましては、記載のとおりでございます。  続きまして、2目、道路新設改良費、01事業、道路新設改良事業につきましては、村道の機能向上と道路交通の安全確保を図るため、委託業務といたしまして、村道宮野線測量設計業務を実施いたしました。  続きまして、56ページをお開きください。3項、河川費、1目、河川総務費、02事業、水路管理事業につきましては、金翅沢維持工事によりまして金翅沢周辺の伐採を行い、水路機能の維持と景観の向上を図りました。  次の5項、住宅費、1目、住宅管理費、01事業、村営住宅管理事業につきましては、村営住宅6棟の施設の維持及び円滑な管理運営を行いました。  続きまして、02事業、借上型村営住宅推進事業につきましては、7棟の住宅を借上げておりまして、施設の維持及び円滑な管理運営を行っております。  続きまして、57ページをごらんください。03事業、空き家活用型住宅管理事業につきましては、空き家となった住宅1棟を借り上げ、住宅の有効活用を図り、施設の維持及び円滑な管理運営を行っております。  次の04事業、子育て世代型住宅管理事業につきましては、7棟14戸の施設の維持及び円滑な管理運営を行いました。  続きまして、6項、土地政策費、1目、土地政策費、02事業、木造住宅耐震促進事業につきましては、旧建築基準で建築された木造住宅の耐震化を促進するため、耐震改修費補助金を交付いたしまして、地震に強いまちづくりに努めました。  以上で、まちづくり課が所管いたします主な事務事業の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 相原学校教育課長。 ○学校教育課長(相原浩司君) 続きまして、学校教育課所管の主な事務事業につきまして、ご説明申し上げます。決算説明書は60ページをごらんください。中段からとなります。  9款、教育費、1項、教育総務費、1目、教育委員会費、01事業、教育委員会運営事業につきましては、教育委員の報酬及び研修等にかかる事務的経費を支出いたしました。  次に、下段、3目、教育指導費、01事業、教育指導事業につきましては、61ページにわたりますが、児童・生徒、教職員の各種検診、また、教育指導及び学校教育の円滑な運営と教育効果の向上を図るための経費を支出いたしました。  次に、02事業、教育指導・相談事業では、臨時職員の指導主事及び訪問教育相談員等を配置し、指導体制、相談体制の強化・充実を図りました。  次に、03事業、特色ある学校づくり推進事業は、62ページにわたりますが、小規模という利点と地域の特性を生かし、各学校に教員の資格を有する学習指導員を配置するなど、きめ細やかな取り組みを行い、分かる授業、新しい授業を展開し、基礎学力の定着を図り、学力向上に努めました。内容につきましては、記載のとおりでございます。  次に、62ページ上段をごらんください。4目、教育振興費、01事業、教育振興事業につきましては、情報教育の推進を図るため、各小・中学校に令和元年11月から先行導入したタブレット端末にかかる経費、教職員の健康診断費用及びストレスチェック業務に必要な経費を支出しました。人数等については記載のとおりです。また、学校施設における長寿命化計画策定に必要な施設の老朽化等に関する調査を実施いたしました。  次に、02事業、教育支援事業は、63ページにわたりますが、次代の社会を担う新入学児童・生徒の健全な育成に資することを目的として、村内小・中学校への入学時に祝い金を支給しました。また、高等学校及び大学、短期大学もしくはこれに準じる学校の卒業以上で入学できる専修学校等に通学する学生に対し、保護者の経済的負担を軽減するため、交通費の一部を補助するとともに、幼稚園の保護者に対し、給食費を全額助成しました。人数等につきましては、記載のとおりです。  次に、03事業、繰越明許、小・中学校等空調設備整備事業では、園児、児童・生徒の学習活動に適した環境を整えるため、普通教室及び特別教室、保育室等に空調機を設置するための経費を支出しました。  次に、5目、給食センター管理費、01事業、給食センター管理事業につきましては、調理員等の人件費を初め、センターの円滑な運営及び施設の維持管理等にかかる経費を支出いたしました。なお、主な支出につきましては、記載のとおりです。  続きまして、64ページをごらんください。上段、2項、小学校費、1目、学校管理費、01事業、小学校管理事業につきましては、小学校用務員の人件費を初め、小学校の円滑な運営及び施設の維持管理にかかる経費を支出いたしました。なお、主な工事等につきましては、記載のとおりです。  次に、02事業、令和元年度台風19号小学校災害復旧事業につきましては、令和元年10月12日に発生した台風19号の影響で被害を受けた緑小学校及び宮ヶ瀬小学校において、復旧工事に要する経費を支出しました。  続きまして、2目、教育振興費、01事業、小学校教育振興事業は、65ページにわたりますが、インターネット整備の維持管理費、教材、図書備品の購入及び就学援助費を支出いたしました。なお、備品購入につきましては、児童指導用の教材を購入しました。  続きまして、3項、中学校費、1目、学校管理費、01事業、中学校管理事業につきましては、中学校用務員の人件費を初め、中学校の円滑な運営及び施設の維持管理にかかる経費を支出いたしました。主な工事等につきましては、記載のとおりです。  続きまして、2目、教育振興費、01事業、中学校教育振興事業は、66ページにわたりますが、インターネット整備の維持管理費、教材、図書備品の購入及び就学援助費を支出いたしました。なお、備品購入につきましては、生徒指導用の教材を購入いたしました。  続きまして、66ページ上段をごらんください。4項、幼稚園費、1目、幼稚園管理費、01事業、幼稚園管理事業につきましては、幼稚園教職員等の人件費を初め、園の円滑な運営及び施設の維持管理にかかる経費を支出いたしました。  以上で、説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田生涯学習課長。 ○生涯学習課長(山田晴久君) 続きまして、生涯学習課所管の主な事務事業につきまして、ご説明を申し上げます。決算説明書の66ページをごらんください。下段からとなります。  5項、社会教育費、1目、社会教育総務費につきましては、本ページから社会教育、青少年教育及び文化財保護行政の推進を図るため、各種事業の実施にかかる経費を支出しました。  主な事業といたしましては、下段、02事業、清川村成人式では、新成人の代表たちによる実行委員会形式により行い、当初の企画立案から参画していただき、新成人にとって思い出に残る、清川らしい成人式が実施できました。  次に、67ページをごらんください。中段、04事業、男女共同参画推進事業ですが、男女共同参画社会の実現に向けた取組として団体が実施する事業に対し、交付金を交付しました。また、令和2年度の男女共同参画基本計画策定に向けた基礎資料として、18歳以上の村民を対象に無作為に抽出した方へのアンケート調査を実施しました。  次に、68ページをごらんください。上段、06事業、文化振興事業では、村の文化協会と共催して文化作品展や芸能発表会を開催し、村民の教養や文化の振興を図ることができました。  次に、下段、07事業、青龍祭では、伝統文化を後世に伝承する青龍祭を、8月10日に実施しました。本事業を通して、共に作り上げる喜びや達成感を味わうことで、住民相互の触れ合いが深められ、世代間交流や青少年の健全育成を図ることができました。  次に、69ページをごらんください。上段、08事業、青少年健全育成推進事業では、夏休みの期間を利用して、秦野市を中心とした近隣の町村で作る広域連携による中学生交流洋上体験研修を実施しました。また、真鶴町や他の市や町の小学生との交流体験を通して、多くの子供たちとの交流と連帯を深めるとともに、自然のすばらしさを体験することができました。  次に、下段、09事業、放課後こども教室事業では、子供たちの居場所づくりとして、小学生を対象に放課後を利用し学習やスポーツ、体験活動を通して異学年との交流を促進するとともに、青少年の健全育成を図ることができました。  続きまして、70ページをごらんください。2目、生涯学習センターせせらぎ館管理費につきましては、01事業、せせらぎ館管理運営事業では、生涯学習活動の拠点施設として利用促進に努めるとともに、せせらぎ館の維持管理並びに運営にかかる経費を支出しました。  続きまして、下段から71ページにわたりますが、3目、図書館管理費につきましては、01事業、図書館管理運営事業及び02事業、読書推進事業では、図書館の維持管理並びに運営にかかる経費を支出しました。また、住民に親しまれる図書館として、蔵書の充実や読書活動の普及及び利用促進を図るための活動にかかる経費を支出いたしました。  続きまして、中段からは6項、保健体育費、1目、保健体育総務費につきましては、71、72ページにわたりますが、村民のふれあい、健康増進とスポーツの振興を図るため、02事業、体育祭、03事業、夏季プール一般開放事業、04事業、清川やまびこマラソン大会の各種事業の開催にかかる経費を支出しました。今回、02事業、体育祭につきましては、煤ヶ谷地区体育祭の開催に当たり、台風の影響により中止することとなりました。また、72ページ、04事業、清川やまびこマラソン大会においては、台風の影響により相模原市の北岸林道が通行どめとなったため、ハーフの部が中止となったことから、代替としてハーフの部5キロメートルのコースを開催し、ハーフの部の参加申込者への参加機会を確保しました。  最後に、2目、運動公園管理費につきましては、01事業、運動公園管理事業では、村民のスポーツの活動拠点施設として、運動公園の適正な維持管理並びに運営にかかる経費を支出しました。また、子ども広場にあります老朽化した遊具を撤去し、新たな遊具と健康器具及びベンチ屋根の設置などを行い、利用者の安全確保と環境を整備しました。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩します。11時10分まで休憩します。       ―――――――――――――――――――――――――――――                午前10時49分 休憩                午前11時10分 再開       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。議事を続行します。  次に、国民健康保険事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) それでは、令和元年度清川村国民健康保険事業特別会計決算の概要並びに主要施策の成果につきまして、ご説明申し上げます。  決算説明書の81ページをごらんください。令和元年度の決算は、歳入総額3億8,712万6,217円、歳出総額3億7,667万5,935円で、歳入歳出差引額は1,045万282円となり、前年度と比較して、歳入では7.3%の減、歳出では6.9%の減となりました。また、年度末現在の財政調整基金保有額は1,180万6,068円で、前年度より632万5,071円の増となりました。  最初に、歳入につきましては、国民健康保険料が前年度対比3.3%減の7,282万1,269円となりました。内訳は、退職被保険者分はなく、一般被保険者分のみとなります。7,282万1,269円、収納率は、現年度分が前年度比0.6ポイント減の95.3%、滞納繰越分が前年度比26.4ポイント増の47.0%となりました。  次に、保険給付費や市町村の事情に応じた財政調整にかかる県支出金につきましては、前年度比6.8%減の2億6,839万389円となりました。  次に、財政調整基金利子の財産収入は前年度と同額の71円で、繰入金は前年度比16.5%増の3,263万9,674円、繰越金は前年度比50.9%減の1,281万9,811円、諸収入は一般被保険者第三者納付金等で45万5,003円となりました。  また、国民健康保険料の歳入全体に占める割合は18.8%で、前年度と比較して0.8ポイントの増となりました。  続いて、歳出につきましては、総務費が前年度比30.8%増の1,864万9,814円、医療費にかかる支出金であります保険給付費は前年度比7.9%減の2億4,832万9,935円で、県が国民健康保険を市町村と一体で運営するため、その費用となります国民健康保険事業納付金は前年度比1.1%減の9,839万8,416円、共同事業拠出金は20円となり、保険給付費の歳出全体に占める割合は65.9%となりました。  次に、保険事業費は前年度比4.4%減の478万9,697円、基金積立金は632万5,071円、諸支出金は一般被保険者の過誤納付保険料還付金が18万2,982円となりました。また、医療費の診療区分別の件数は、全体で前年度比4.7%減の1万2,493件となったほか、内訳につきましては、記載のとおりでございます。  次に、84ページから90ページまでにつきましては、歳出の成果説明書で、記載のとおりとなってございます。  また、参考資料として、91ページから93ページまでは加入状況、決算状況及び保険料賦課徴収の状況並びに医療費の状況となってございます。  以上、令和元年度決算の概要並びに実施状況につきまして、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおり認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) 次に、簡易水道事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) それでは、令和元年度清川村簡易水道事業特別会計の歳入歳出決算の概要と主な施策の成果につきまして、ご説明申し上げます。決算説明書の95ページをお開きください。  令和元年度の決算につきましては、歳入総額が7,187万2,842円、歳出総額が6,612万586円で、歳入歳出差引額は575万2,256円となっており、実質収支額も同額決算となってございます。  歳入につきましては、水道使用料が5,230万5,267円で、歳入全体の72.8%を占めておりまして、前年度より0.1%の増となっております。また、加入負担金は87万400円で、前年度繰越金は736万6,510円となってございます。  歳出につきましては、総務費が3,741万9,386円で、歳出全体の56.6%を占めており、前年度より3.5%の減となっております。  96ページに移りまして、事業費は2,870万1,200円で、水道施設・設備更新事業費の増額によりまして、前年度より48.2%の増となっておりまして、宮ヶ瀬浄水場ろ過機改修工事及び清水ヶ丘地区第1回排水管改良工事を実施しております。  続きまして、97ページから99ページにつきましては、歳出の科目別での成果説明でございます。  また、100ページ、101ページにつきましては、令和元年度で実施いたしました各種事業の実績表でございます。内容につきましては、それぞれ記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。  続きまして、102ページの参考資料、上段の実質収支の状況でございますが、前年度と同様に黒字決算となっておりますが、実質収支額につきましては、前年度より21.9%の減となっております。  また、下段の歳入歳出内訳につきましては、科目別の前年度決算額との比較状況でございます。  ページ変わりまして、103ページ上段の水道業務の状況でございますが、給水人口につきましては、転出等による人口の減少に伴いまして、前年度より1.1%の減となっております。また、水道使用料の算出基礎となります年間総有収水量につきましても、前年度より1.1%の減となっております。  続きまして、下段の期別水道使用料調定額及び期別水道使用水量につきましては、期別の前年度数値との比較状況でございます。内容につきましては、それぞれ記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。  以上、令和元年度清川村簡易水道事業特別会計の歳入歳出決算につきまして、概要並びに実施状況をご説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 次に、下水道事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 令和元年度清川村下水道事業特別会計の歳入歳出決算の概要と主な施策の成果につきまして、ご説明いたします。決算説明書の105ページをお開きください。  令和元年度の決算につきましては、歳入総額が2億5,021万2,077円、歳出総額が2億4,582万604円で、歳入歳出差引額は439万1,473円となっておりまして、実質収支額も同額決算となってございます。  歳入につきましては、使用料及び手数料が4,023万8,698円で、歳入全体の16.1%を占め、前年度より5.2%の増となっております。受益者分担金につきましては265万円、国庫補助金は3,449万8,000円となってございます。また、一般会計繰入金は1億4,600万円で、歳入全体の58.3%を占め、前年度より5.8%の減となっており、前年度繰越金につきましては、548万4,458円、村債は下水道施設整備事業債として2,120万円を借り入れてございます。  歳出につきましては、106ページにわたりますが、総務費が9,815万1,508円で、歳出全体の39.9%を占めており、前年度より7%の減となっております。また、事業費につきましては、下水道事業長寿命化計画にかかる経費として6,649万5,863円で、歳出全体の27.1%を占めており、下水道事業長寿命化計画に基づきストックマネジメント実施計画策定業務委託と更新工事2件を実施したものでございます。  公債費は8,117万3,233円で、歳出全体の33%を占めております。  次に、説明書の107ページから109ページにつきましては、歳出の科目別での成果説明書でございます。
     また、110ページから113ページにつきましては、令和元年度で実施いたしました事業の実績表でございます。内容につきましては、それぞれ記載のとおりでございますので、説明は省略させていただきます。  続きまして、114ページの参考資料、上段の実質収支の状況でございますが、前年度と同様に黒字決算となっておりますが、実質収支額につきましては、前年度より19.9%の減となっております。また、下段の歳入歳出内訳につきましては、科目別の前年度決算額との比較状況でございます。  ページ変わりまして、115ページの上段は、下水道の普及状況でございますが、転出等により、水洗化人口は前年度より37人減の2,730人となり、新規の下水道接続件数は8件の増でありますが、水洗化率は前年度比で0.2%減の95.6%となってございます。  続きまして、下段の処理場の運転状況でございますが、年間総流入水量につきましては、37万630立方メートルとなっており、前年度より1万873立方メートルの増となっております。また、下水道使用料の算出基礎となります年間有収水量につきましては、36万2,895立方メートルで、前年度より4,082立方メートルの減となっております。  以上、令和元年度清川村下水道事業特別会計の歳入歳出決算につきまして、概要並びに実施状況をご説明申し上げました。ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 次に、介護保険事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。伊本保健福祉課長。 ○保健福祉課長(伊本貴志君) 令和元年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の概要並びに主要な施策の成果につきまして、ご説明申し上げます。決算説明書117ページをごらんください。  令和元年度の決算は、歳入総額3億1,164万1,660円、歳出総額3億733万6,718円で、歳入歳出差引額は430万4,942円となり、前年度と比較して、歳入は6.9%の増、歳出は5.5%の増となりました。  次に、歳入につきましては、介護保険料が前年度比1.3%減の7,039万3,041円となり、収納率につきましては前年度と比較して1.0ポイント増の99.2%となりました。国庫支出金は、前年度比8.2%増の5,636万7,665円、支払基金交付金は前年度比13.3%増の8,148万7,413円、県支出金は前年度比8.0%増の4,395万5,644円となりました。  繰入金は、118ページにわたりますが、前年度比26.9%増の5,865万8,904円、繰越金は43万5,255円、諸収入は、33万6,886円となりました。  次に、歳出につきましては、総務費が前年度比11.8%増の1,446万6,997円、介護サービスにかかる保険給付費は、前年度比7.8%増の2億8,107万4,497円で、歳出全体の91.5%を占めており、このうち介護サービス等諸費が2億6,036万904円、介護予防サービス等諸費が362万9,775円、その他諸費が20万8,128円、高額介護サービス等費が649万7,617円、高額医療合算サービス等費が107万1,264円、特定入所者介護サービス等費が930万6,809円となりました。  介護予防支援を目的とした地域支援事業費は、前年度比2.0%増の1,106万621円で、このうち、介護予防・日常生活サービス事業費が870万6,852円、一般介護予防事業費が87万6,000円、包括的支援事業・任意事業費が146万921円、その他諸費が1万6,848円となりました。  基金積立金は6,852円で、諸支出金は72万7,751円で、このうち、死亡等に伴う第1号被保険者保険料還付金が8万4,928円、前年度の介護保険給付費及び地域支援事業費の確定に伴う国庫負担金返納金が31万7,092円、支払基金交付金返納金が30万885円、県支出金返納金が2万4,846円となりました。  次に、説明書の120ページから130ページまでにつきましては、歳出の科目別成果説明書で、記載のとおりとなってございます。  次に、131ページをごらんください。参考資料について、ご説明申し上げます。1の実質収支の状況は、総務費及び保険給付費などの増に伴う介護保険給付費等支払基金からの繰入金の増により、実質収支額が前年度と比較して889.1%の増となってございます。2の歳入歳出内訳につきましては、科目別の前年度決算額との比較となりますが、内容は記載のとおりでございます。  次に、132ページをごらんください。3の被保険者の状況につきましては、総人口が2,923人で、第2号被保険者が996人、第1号被保険者が1,035人となっております。  4の所得段階別保険料賦課状況につきましては、被保険者1,038人の所得別段階の内訳となってございます。  5の介護保険料賦課収納状況につきましては、特別徴収と普通徴収を合わせた収納率は、前年度と比較して1.0ポイント増の99.2%となりました。  次に、133ページをごらんください。6の介護認定審査状況につきましては、認定審査会を毎月開催しており、申請件数が173件、うち取下げ件数が5件、審査判定件数は168件となりました。  7の要介護・要支援認定状況につきましては、3月末で155人となりました。  次に、134ページをごらんください。8の介護保険サービス利用者の状況は、3月末日現在の居宅でのサービスや施設でのサービスを利用した人の状況でございます。  9の保険給付費の状況は、居宅や施設における各サービスの利用延べ人数と給付費の状況をまとめたものでございます。  以上、令和元年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の概要並びに主要な施策の成果につきまして、ご説明申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおりご認定賜りますよう、よろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 次に、後期高齢者医療事業特別会計について、担当より内容の説明を求めます。杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) それでは、令和元年度清川村後期高齢者医療事業特別会計決算の概要並びに主要な施策の成果につきまして、ご報告申し上げます。決算説明書の135ページをごらんください。  令和元年度の決算は、歳入総額7,371万5,519円、歳出総額7,313万6,331円で、歳入歳出の差引額は57万9,188円となり、前年度と比較して、歳入では7.9%の増、歳出では7.5%の増となりました。  歳入につきましては、後期高齢者医療保険料が前年度比6.4%増の3,481万3,910円で、歳入全体のうち47.2%を占めており、滞納繰越分はなく、収納率は前年度比0.2ポイント減の99.8%となりました。また、繰入金は、当村や広域連合の事務費及び療養給付費等の村定率負担分にかかる一般会計からの繰入金で前年度比10.4%増の3,859万2,921円、繰越金は24万7,769円、諸収入は広域連合からの保険料還付金と貯金利子で6万919円となりました。  歳出につきましては、総務費が前年度比54.5%減の42万9,881円、広域連合納付金は前年度比8.4%増の7,266万6,700円で、諸支出金は過誤納付保険料還付金で3万9,750円となりました。ページ変わりまして、広域連合納付金のうち保険料分は前年度比6.2%増の3,450万3,660円で、療養給付費等の村定率負担分は前年度比15.6%増の2,763万9,135円となりました。  次に、137ページから138ページにつきましては、歳出の成果説明書になります。記載のとおりとなってございます。  また、参考資料といたしまして、139ページは決算の状況、140ページは被保険者保険料の徴収及び広域連合納付金それぞれの状況となってございます。  以上、令和元年度の決算概要並びに実施状況のご説明を申し上げましたが、ご審議の上、原案のとおり認定賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) これより、各会計の質疑に入ります。  最初に、令和元年度清川村一般会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。  2番、細野賢一議員。 ○2番(細野賢一君) 4点ぐらい質問させていただきます。  決算説明書の58ページの01事業の消防広域化事業について、消防業務委託による村民の安全・安心の確保について、その実績と効果について伺います。 ○議長(岩澤敏雄君) 井上総務課長。 ○総務課長(井上竹夫君) 実績につきまして、ご報告いたします。  清川分署の救急出動につきましては、186件、うち村民に対しての救急出動につきましては、109件でございました。  また、村内火災での出動につきましては、5月に法論堂で発生しました車両火災が1回ございました。  続きまして、清川分署との連携につきまして、毎年2月に実施しております合同訓練につきまして、令和元年度につきましては、新型コロナウイルスの感染症拡大により実施はできませんでしたが、平成31年2月24日に常備消防と連携を密にするため、厚木北消防署清川分署と清川村消防団による火災消火合同訓練を実施し、火災への対応方法について確認を行いまして、有事の際の対応強化に努めております。  また、清川分署で村民の方や村職員を対象に、厚木市消防本部救急救命課職員による救急救命講習会を年間3回実施いたしまして、AEDの使い方ですとか出血時の止血法などの講習を行っていただき、村民に対し、有事の際の対応について学んでいただいたところでございます。参考に、3回合計で29名の方が参加されております。  説明は以上になります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○2番(細野賢一君) ありがとうございました。  次に、説明書33ページの01事業のがん検診事業についてですが、集団検診と個別検診のそれぞれの受診率と、早期発見等、事業の効果の検証について伺います。 ○議長(岩澤敏雄君) 伊本保健福祉課長。 ○保健福祉課長(伊本貴志君) それでは、がん検診事業につきまして、お答え申し上げます。  令和元年度のがん検診の受診率につきましては、集団検診は14.7%、個別検診は3.1%で、近年は横ばいの状況で推移をしてございます。  早期発見等につきましては、受診者の要精検率が、検査の部位によって差はありますけれども、集団検診の場合は、多いものでは10%、個別検診の場合は20%になるものもございます。精密検査の対象となった方に対しましては、保健師が個別に連絡をして、受診できる医療機関の案内ですとか、関係書類の説明を行うなどして対応して、受診につなげてございます。  なお、令和元年度につきましては、このがん検診によって数件の症例が確認されているというような状況でございます。  ちなみに、先ほど申し上げました受診率ですけれども、この部分についての向上につきましては、やはり、令和元年度に村が実施したがん検診の受診者数は、対象者数としましては、2,083人に対して310人の受診となってございます。現在、がん検診につきましては、市町村や勤務先の事業所、それから加入している健康保険組合等で受けることができますけれども、受診した方の情報がそれぞれのところで共有がされていないということもありまして、この2,083人の村民の皆さんが、受診状況としては、村として全てが把握できていない状況もございますので、やはり、こちらについては、以前からの課題となってございます。やはり、今後につきましては、引き続き、やまびこ検診と同日の実施ですとか、送迎車両による巡回などを行いまして、受診しやすい環境を整備しまして、受診率の向上に努めてまいりたいと考えてございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○2番(細野賢一君) ありがとうございました。  次に、決算説明書の46ページ、02、特定鳥獣被害対策事業についてですが、これの対策の効果について、また、農家の方や村民の方の意見や要望などなかったのか、伺います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○参事兼産業観光課長(折田克也君) ただいまご質問いただきました鳥獣被害対策事業でございますけども、こちらは村全域を対象といたしまして、広域獣害防止柵、また有害鳥獣駆除、こういったものを実施いたしまして、個別の農地は、電気柵ですとか防護ネットで資材購入補助を村でさせていただきまして、個人で対策を講じていただいているような対策を取ってございます。被害が発生して、役場に連絡をいただいて、また役場から猟友会のほうに連絡をして、現場を確認し、駆除ですとか追い払い、罠の設置などで対応させていただいておりますが、なかなか被害が少なくなるということは、今現状ない状態で、日々発生しているような状況でございます。  被害対策につきましては、個々の農地で対策を講じるのではなくて、やはり地域で対策を講じないと、非常に対策は難しいということで考えております。細野議員ご存じのとおり、昨年からご協力いただいております金翅地区で、地域ぐるみの鳥獣害対策というものを講じているところでございます。こちらの取組に効果が出てきましたら、他の地域にもこれを広げていきたいというふうに考えております。  また、農家さんの意見、要望ということですけども、やはり農家の皆さんからは、電気柵が一番効果があるのではないかという話を伺っております。このことから、今年度から補助率、限度額、こちらを一部拡充して、電気柵の機材の購入に当たりまして、補助の拡大を引き上げさせていただいているところでございます。これからは、また農家さんの意見を伺いながら、こういった今後、効果的な対策があれば、新設ですとか拡充を考えていきたいというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○2番(細野賢一君) ありがとうございました。  それでは、最後に説明書の47ページの02、協力協約推進事業についてですが、これ、当初予算では208万4,000円でしたが、事業執行率が2分の1以下でありますが、その減った理由と、おおむねでいいので整備した場所、また造林実施者の内訳と、これの効果の検証について伺います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○参事兼産業観光課長(折田克也君) ただいまの協力協約事業、こちらの執行率2分の1のご質問でございますけども、こちら、台風19号によりまして、県道70号線が通行どめになったことに伴い、そこの先を現場を予定していたものですから、そこの作業ができなくなったと、ということと、森林整備の方法と事業量の変更によりまして、当初と比較しまして減少したところでございます。当初は、ご質問のとおり208万4,000円でございましたけども、事業量減少の見込みにより減額をしております。  整備箇所でございますが、こちらは宮ヶ瀬字四十八瀬、土山峠を登って左側の森林、また宮ヶ瀬の金沢、下山、こちらのほうを予定しておりました。  造林実施者の内訳、効果の検証でございますけども、実施者につきましては、清川村森林組合と清川村生産森林組合でございます。効果の検証でございますが、こちらの協力協約、こちらは公的な管理ですとか、森林所有者が自ら行う森林整備への支援を進める神奈川水源環境保全再生事業の手法の一つとなっております。こちらは現在、3期計画となっておりまして、今までの1期、2期、これの取組によりまして、手入れが入っていないスギ、ヒノキの人工林が6割から2割に減少したことということですとか、間伐によりまして下草の成長が見られたり、植生が見られるなど、こういった効果が検証がされております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑ございませんか。  4番、山口議員。 ○4番(山口 進君) それでは、幾つか質問させていただきます。全て決算説明書からでございますけれども。  まず初めに、14ページの財政管理事業、5,732万8,093円あるのですけれども、説明内容は、委託料2件と工事代2件で約2,800万ですけれども、そのほか記載のない事業の内容と未利用村有地の管理状況について、特に住民から苦情等はあるのかどうか、お願いをいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 井上総務課長。 ○総務課長(井上竹夫君) 財産管理事業のご質問につきまして、お答えさせていただきます。  まず、記載されております内容のほかにですが、庁用車の燃料代及び庁舎プロパンガス代、こちらが約280万円、庁舎等の電気代及び水道代、光熱水費になりますが、約1,300万円、庁用車や庁舎の修繕料、こちらが約250万円のほか、委託料及び工事費で記載されている契約を含め、委託費、合計10件で約1,600万円、工事請負費につきましては5件、約1,750万円が主な内容となってございます。  以上になります。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) 村有地の未利用地ということでご質問でございますが、その管理、また近隣住民からの苦情というご質問ではなかったかということで、お答えさせていただきますけど、この財産管理費につきましては、庁舎及び庁用車両ということでなってございまして、未利用地といいますと、普通財産管理ということで、説明書の13ページの下段のところの関係になるかと思います。未利用地の村有地は、大半が山林で、急傾斜地、のり面などが多くなってございます。住宅地に密接してある土地、近い土地については、現在、委託や職員による除草などで管理を行っているところでございます。具体的には、ここに書いてございますとおり、清水ヶ丘団地によるところの傾斜地で年2回の除草作業を行っているほか、宮ヶ瀬の南山にある公園との間の傾斜地、また農道堀田線の最終付近の土地、尾崎地区にございます土地、舟沢住宅地の山側の土地などについては、職員による除草作業を行っているところでございます。また、台風など大雨が降ったあとは、崩れていないかとか、そういう点検は常時行っているところでございます。  また、村民からの苦情でございますが、政策推進課が管理している部分の未利用地の土地でございますが、昨年度、特段ございませんでした。苦情があった場合は、村の土地であれば、当然、村が対応してまいりますし、民地であれば、必要に応じて所有者に苦情などを伝えて、何らかの適正な処置をさせていただきたいと考えてございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) ありがとうございました。  続きまして、31ページの放課後児童クラブの運営事業の関係なのですけれども、4年前、保護者から施設の規模等の環境の改善について、申入れがありました。その後の改善された内容と今の利用料金について、お願いをしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 伊本保健福祉課長。 ○保健福祉課長(伊本貴志君) それでは、ただいまご質問にお答えさせていただきます。  以前、ひまわり放課後児童クラブを利用する子供の保護者から、議員ご質問のとおり、養育環境の整備についてということで、ご要望はいただいております。生活の場としての機能と遊び等の活動拠点としての機能を備えた専用区画があるクラブ運営を求められたという内容でございましたので、所管する保健福祉課のほうで対応できる対応を検討しまして、学校等と協議した結果ですが、そのあと、緑小学校の校庭と体育館、それからやまびこ館の西側にあります通路スペース、これ、170平米ほどありますけれども、こちらを遊び場として使用することができるようになりました。遊び等の活動拠点を確保できたというところでは認識してございます。  活動中については、支援員見守りの下、必要に応じてバリケードなどでくくりまして、安全対策を図りながら活動することが今、現状できてございます。  利用料金につきましては、運用を開始しました平成18年度につきましては、月額3,000円としておりましたけれども、近隣市町の状況も参考としましては、平成26年度から段階的にですが、1,000円ずつ引上げを行いまして、平成28年度からは、月額6,000円という形でご負担をいただいております。  説明は以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) 分かりました。ありがとうございました。  続きまして、43ページの交流促進センターの管理運営事業の関係なのですけど、指定管理者に対する運営指導、または現在の経営状況について、お願いをしたいと思います。  それと、駐車場の土地が七十何万というのが載っているのですけれども、それと厨房備品の賃借料について、分かればお願いをしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○参事兼産業観光課長(折田克也君) ただいまの交流促進センターのご質問でございますけども、まず初めに、運営指導の状況でございますけども、駅長とは随時連絡を取り合っております。運営に関しまして、苦情ですとか改善の必要が生じた場合には、すぐに連絡を取り合って、対応させていただいております。  経営状況につきましては、アグリメディアを指定管理者といたしました平成30年度の収支では、115万4,000円の欠損金が生じております。平成元年度の収支では、約28万円の剰余金が生じております。指定管理者といたしまして、大きな収入であります出荷者の販売手数料が以前から10%に据え置かれておりまして、この部分の見直しによりまして、さらに良好な経営につながってくるのではないかということを考えておりますが、やはり、こちらのほうは指定管理者とともに出荷者のほうと丁寧に話合いを続けていきたいというふうに考えております。  また、駐車場の土地賃借料、厨房備品の賃借料でございますけども、駐車場の賃借料につきましては、面積に単価を乗じて、さらに固定資産税相当額を加えた額を賃借料としてお支払いしております。また、厨房備品につきましては、テーブル型冷蔵庫、電気フライヤー、引き出しつきテーブルのリース料でございまして、こちらのリース期間が、平成30年4月1日から令和6年3月31日までというふうになっております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。
    ○4番(山口 進君) ありがとうございました。  続きまして、50ページの商工振興事業の関係なのですけど、以前、一般質問で中小企業の資金融資、預託金が600万あるのですけれども、質問したことがございます。融資の上限等の課題があって、なかなか借りたくても借りれないという状況で、検討をお願いしたいということで質問したのですけれども、状況と改善について、どうなったかお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○参事兼産業観光課長(折田克也君) こちら、商工業者の資金融資の状況でございますけども、中小企業事業資金融資事業につきましては、村内に居住して商工業を営む事業者の経営の安定と向上を図ることを目的に、必要な資金の融資を行ってございます。  実績でございますが、平成28年度に1件の実績がございまして、それ以降、実績はございません。やはり、こちらは伺いますと、融資条件の課題と検討状況ということでございますが、預託先を厚木市農協組合の清川支所ということで、組合員になっているですとか、そういった融資の状況が非常に厳しくて、なかなか農協さんの融資条件に適合しなければ貸していただけないということになっております。事業所には、また取引している金融機関、こちら、ほかにもありますので、預託先として他の金融機関の検討を現在させていただいているところでございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 山口議員。 ○4番(山口 進君) そうですか、分かりました。  最後になりますけれども、53ページのふれあいセンターの施設管理事業の関係なのですけれども、入場者の推移、前年と比較して。それと、今の課題がありましたら、教えていただきたいと思います。  それと、これも施設用地の賃借料が、別の決算書類を見ますと、273万5,000円となっております。この内容についても、交流促進センターの土地の賃借料と、先ほど質問しましたけれども、固定資産税の相当額等も含めた中で支払いをしているのか、お願いしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○参事兼産業観光課長(折田克也君) ふれあいセンターの関係でございますけども、まず、入場者の推移でございますけども、近年の入場者数を見ますと、おおむね年間5万人程度で推移してございます。参考までに、平成29年度が4万9,072人、平成30年度が5万806人、令和元年度は4万4,346人となっております。令和元年度につきましては、新型コロナウイルスの関係で3月がほぼ営業できなかったことに伴いまして、非常に減っているということになっております。近年の来場者のデータから、例えばバーベキューですとかキャンプ等の目的で、ほかの目的で来村されました場合ですとか、他の市町村で観光帰りで寄っていくということが多くなってございます。また、ポイントカードですとか回数券、市町村共済組合、そういったサービスの利用助成券を活用して来場される方が非常に多くなってございます。  課題でございますが、やはり、施設の老朽化ということで、非常に修繕等が多くなっているということで、休館にも影響するようなこともありますので、この辺が、施設の維持管理という面が課題になってくるのではないかというふうに考えております。  また、駐車場用地につきましては、こちら、賃貸借契約につきまして、毎年、当初初めにお支払いしていますが、こちらを4月時点の固定資産税相当額、こちらに面積に単価を乗じてお支払いしています。ただ、こちらのほう、単価につきましては、600円ということでお支払いしておりまして、こちらが記録を調べたのですが、所有者との用地交渉等々の経過で若干賃借料が単価として高くなっているのではないかというふうに考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩します。午後1時00分まで休憩します。       ―――――――――――――――――――――――――――――                午後 0時00分 休憩                午後 1時00分 再開       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。質疑を続行します。暑いようでしたら、上着のほうを脱いでください。質疑はありませんか。3番、城所議員。 ○3番(城所英樹君) 私のほうから、2項目質問をさせていただきたいと思います。  まず、令和元年度一般会計特別会計決算説明書の11ページの2款、総務費、1項、総務管理費、2目、文書広報費ということで、広報・広聴事業ということですけれども、この中の住民懇談会については、8会場、11回、出席者合計80人ということで、非常に多くの出席者のほう、出席されているようですけれども、住民から様々なご意見や要望もあったものと思われますが、実際どのような意見があったのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 井上総務課長。 ○総務課長(井上竹夫君) ただいまのご質問について、回答させていただきます。  住民懇談会につきましては、議員おっしゃるとおり、9月27日からの宮ヶ瀬地区住民センターを皮切りに、10月29日、金翅自治会館までの8会場、11回を実施してございます。出席者は合計80名で、様々な意見、提案等が合計164件出されてございます。  代表的な意見としまして、健康福祉の面では、村に介護施設を造ってほしいですとか、消防・防災では、災害時に地域水道や井戸水の活用ができないのかなど、これ、台風19号を受けての意見が多く出されてございました。教育では、学校の施設の老朽化対策でありますとか、鳥獣被害では、イノシシやサルの対策についてどうなっているのかというような意見が多く出されてございます。また、土地・環境では、村の入り口であります飯山や七沢の見栄えが悪いというようなご意見も出てございました。そのほか、横断歩道や信号機、ガードレールの設置について、こちらについては、多くの意見が出されているところでございます。  そのような意見、ご提案につきまして、村で即時対応が可能なものにつきましては、対応を行ってございます。その他、行政機関等に調整が必要なものにつきましても、その該当する機関へ連絡しまして、相談や要望というような形で対応してございます。また、今後、検討が必要な内容につきましては、引き続き要望を検討してまいりたいと思っております。  以上になります。 ○議長(岩澤敏雄君) 城所議員。 ○3番(城所英樹君) ありがとうございます。  では、もう一点、決算説明書の53ページ、6款、商工費、1項、商工費、ふれあいセンター管理費について、質問したいと思います。ふれあいセンター施設管理事業、こちらの内容説明の中に、施設緊急修繕料15件ということで、190万5,610円、こちらあるのですけれども、館のほうの施設管理においては、安全面での心配ですとか、営業ができなくなるような修繕箇所であれば、場合によっては、臨時休館してでも緊急修繕する必要がありますけれども、こちらの令和元年度については、臨時休館をして対応しなければいけないような緊急修繕というのは、あったのかなかったのか。また、臨時休館したのであれば、どれぐらいの期間休館をしたのか、お聞きしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○参事兼産業観光課長(折田克也君) ただいまの施設緊急修繕料でございますけども、こちら、施設の緊急修繕とございますけども、緊急に修繕しなければならないほど施設が痛んでいるというものではなくて、50万円以下で緊急を要する修繕のことを緊急修繕ということで呼ばせていただいております。例えば、お客様のサービス低下につながってしまいますので、すぐに迅速に対応する内容があるものです。こちらにつきましては、例えば券売機の機械設備、こういったものの修繕ですとか、排水管の電磁弁の交換ですとか、こういった大小様々な15件、こちらを190万5,610円支出してございます。  昨年の休館の状況ですけども、昨年度は、3回ほど休館をしておりまして、まず、10月16日に台風19号、こちらによりまして水が断水となりましたので、こちらの休館。また、12月3日から7日、こちらは緊急修繕ではないのですけども、受水槽の修繕工事です。このために休館をいたしました。あと3月4日から31日の新型コロナウイルスの関係で臨時休館ということで、3回休館して、施設の修繕に伴うのは1回ございました。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) よろしいですか。7番、川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) それでは、何点か、ちょっと質問させていただきたいと思います。  決算書でいくと49ページで、説明書のほうでいくと16ページの相模女子のお手伝いをいただいて、特産物を作ってきたということなのですけども、何ができたのか、実になったものは何なのか、ちょっとその辺をお聞きしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○参事兼産業観光課長(折田克也君) こちらは大学と連携いたしまして、ジェラートを3種類、特産品として開発いたしました。また、四季のレストランでメニューを開発いたしまして、1週間ほど、そのメニューで営業することになっておりましたが、コロナウイルスの関係で開店ができなくなりましたので、結果といたしまして、ジェラート3種類ということで、現在も道の駅とふれあいセンター、お店のほうでも販売しておりますけども、ジェラートを開発いたしました。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) 清川村の特産物なので、特定なところだけではなくて、やはり幅広く利用できる、販売できる、そして清川村の名物になるようにしていただきたいなと思いますけども。今後、またそういう女子大生を、コラボというか一緒にやるに当たって、また次回もそういう考えがあるのかどうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○参事兼産業観光課長(折田克也君) 今年度、実は同じように相模女子大と大学連携を予定しておりまして、今年度の予定につきましては、村で商店を営んでいらっしゃる事業者の方々と、この相模女子大とコラボして商品開発ということを予定しておりました。しかしながら、新型コロナウイルスの関係で、学校がまだ平常どおり始まっていないということで、今年度につきましては難しいということで、来年度以降、大学とまた調整して考えてまいりたいと考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) ちょっと単純なことを聞いて申し訳なかったのですけど、14ページの生活交通の関係で、バスを数年前に神奈中のほうにお願いをして、600万程度の、630万か、予算を取ってありますけども、実際に清川村で村民が利用している利用率というのは、どのくらいになるのですかね。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○参事兼政策推進課長(川瀬久弥君) 早朝・深夜バスの成果検証ということでご質問だったと思いますので、お答えしますけど。  早朝・深夜のバスの実績ですけど、毎年9月から10月の任意の1週間にかけて、村内からの乗車人員及び村内への降車人員、おりる方の運行主体の神奈川中央交通株式会社に調査をお願いして実施しております。令和元年度の実績を申しますと、早朝便、5時57分発の上煤ヶ谷発宮の里経由本厚木行きでは、村からの乗車人員は、1週間で23人、多い日では7人の乗車があり、1日平均では4.6人となってございます。20時50分の宮ヶ瀬発本厚木行きは、多い日には1日3人の乗車がありましたが、1日平均では1.3人となってございます。上煤ヶ谷を延長した21時40分発宮ヶ瀬行は、1日平均で一人ということになってございます。宮の里行きを延伸した22時30分発上煤ヶ谷行きでは、多い日では10人の乗車がありまして、1日平均が5.7人。また、23時バスは、多い日で5人、1日平均で3.4人、23時35分発の便では、最終便ですね、これは1日1.6人という形になってございます。過去5年間の推移などをちょっと参考にしてみますと、横ばいという傾向でございます。たまに私も、23時のバスとか23時35分のバスを乗らせていただくこともございますけど、深夜バス利用されている方からちょっとお聞きしますと、やはり早朝・深夜バス帯のバスは大変ありがたいというようなご意見もいただいているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) 利用者がもう少し多ければ、すごくいいなとは思うのですけども、これはもう、人口が少ないからしようがないかもしれないけども、必要に応じて早く出勤している人とか遅く帰っている人とかのためには、非常にためになると思いますので、引き続きよろしくお願いしたいと思います。  それから、決算書の67ページの一番下の公害の関係があるのですけども、清川村で公害といったら、何が考えられるのかとちょっと分からないので、その辺のこと、お願いしたいと思います。公害対策。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○参事兼税務住民課長(杉山義則君) 公害対策費につきましては、本村におきましては、河川の水質の検査をしております。年間2回、定点箇所で5カ所を、村内の小鮎川水系のところを定点5カ所行っておりまして、その委託料を出しております。2カ所、5カ所、その委託料でございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) 公害対策、前のあれだよね、ゴミ捨て場の関係で下を調査しているということだよね。いいです、大体分かりました。  次に、ふれあいセンターの関係なのだけど、先ほど山口議員から、ちょっと質問がありましたけども、ふれあいセンターの使用料が、実際に施設の管理の事業が3,675万とあるのですけども、実際に収入が入ってくるのが確か二千数百万だったのだけど、大分赤字になっているような感じがするのですけど、この辺はどうなのですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○参事兼産業観光課長(折田克也君) こちら、ふれあいセンターでございますけども、使用料、こちらが2,489万9,619円。また、雑入で115万8,226円ございまして、歳出総額が5,018万2,144円ございます。また、これに対して歳入につきましては、2,605万7,845円ということで、2,412万4,000円余りが一般財源から補填していただいている状況になっております。こちら施設の老朽化ですとか、設立当初は、近隣に類似施設がなかったことからお客さんも多かったのですけども、今、施設の老朽化ですとか、そういった近隣に類似施設ができたことによりまして、お客さんが減っております。ただ、カラオケを無料で使用したり、様々な七福神の特典をつけたり、そういったことで営業の努力はしているのですけども、なかなかそれに対して、お客様が思うように伸びていないというのは、このような状況になっております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) ふれあいセンターについては、もともと一般会計ではなくて、特別会計でやっていましたよね。そのときに、大体毎年、2,000万近い赤字が出ているということで、しばらくしてから本会計のほうに入れるように、繰り出しするようにしてきたわけなのですけども、あまりこれも、今、参事が言われたように、お客さんが減ってきてしまったとか、類似施設ができたとか、そういうふうなことでありますけども、本来ならば、あそこはやはり温泉を引いてあげれば、お客さんというのは黙って戻ってくるのではないかなという気もするのですよ。毎年2,000万かけるのだったら、そのくらいのことは、近所にお願いすればできるのではないかと思いますけど、そういう気持ちはないのかどうか。これ、村長のほうかな、どうかな。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) 温泉の引く件につきましては、温泉法の基準がありまして、近隣で温泉を営業されている方がいて、以前、議員もご承知かと思いますけど、そういった将来的なものを考えながらやったのですけども、そういった法律的な規制がありまして引くことができないということで、やむなく村営水道での沸かし湯での対応となったと、私も今、確認はしておりますが。今後は、施設、老朽化への対応も考えながら、先は調整をしていく必要は、当然出てこようかと思っています。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬議員。 ○7番(川瀬正行君) 今、村長お答えいただきましたけども、やはり2,000万近い金というのは、相当大きな金ですし、これからやはり、どういうふうに運営していったらいいかというのは、運営委員会もありますけども、その辺でよく練ってやっていただきたいなと思います。続けるのであればね。もしこれが、今、観光のほうでやっていますけども、福祉になった場合だったら、それは要するに、多少の赤字であってもそれはいいのかなとも思いますけども、やはり商売でやるということになると、利益が追求されますので、個人でもし会社でやったら、なかなか大変なことですね。2,000万の赤字というと、倒産してしまいます。そんなことを踏まえながら、ぜひよろしくお願いしたいと思います。  以上で終わります。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。9番、細野洋一議員。 ○9番(細野洋一君) それでは、決算について質疑をさせていただきたいと思います。  まず、元年度決算ということで、先ほど村長のほうから就任後初のということで、また、それと元年度を初年度としている後期基本計画の推進の年であったと、そういうようなご説明でありました。相対的には村長の決算評価を先ほど述べられましたけれども、また逐次お伺いをしてまいりたいと思いますけれども。  この予算の執行に当たられました職員の皆さんには、ご努力に感謝をしたいと思います。それから、一つお願いですけれども、再々、私申し上げているのですが、この説明書、これ、せめて成果の数字ぐらいは入れてほしいなと思います。それと、当初予算の中で出てきた事業には、結構大きいやつも抜けているやつあるのですよ。そういうやつは、ぜひ副村長のご指示の下で、新年度予算についても、きちんとやっていただきたいなと、それはお願いをしておきたいと思います。  それでは、質疑のほう、ちょっと入らせていただきたいと思います。  まず、歳入歳出決算でありますけれども、数字は記載のとおりですから、11.1%のマイナスというようなことでありますね。それで、歳入の自主財源の構成比なんかは変わっておりませんけれども、やはり国有資産等所在市町村交付金、村税が減少傾向を示しているということ、これが2,415万8,000円ですか。それから、繰越金が1億5,986万1,000円減少しています。それで、実質収支額は7,375万4,000円の黒字ということで予算書に書いてありますが。  そこで、ちょっと気になっているのは、単年度収支額で1,258万2,000円の赤字ということなのですね。この赤字というのは、次年度以降に財政運営に影響があるかないか、ちょっと私には分からないので、ご説明していただきたいのと。それから、こういう部分というのは、いわゆる長期の財政運営の中で、危惧はないのかどうか、この辺の見解をお伺いしておきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○参事兼政策推進課長(川瀬久弥君) ただいま細野洋一議員さんご質問のとおり、今年度については、マイナスという形の中になっております。この実質収支額は、翌年度に繰り越すべき財源を控除した指標の一つで、黒字か赤字ということで示すようになってございまして、ご質問のとおり、翌年度に既に使い道が決まっているものの繰り越した財源を差し引いたあと、翌年度に自由に使えるお金ということで、表示をさせていただいているところでございます。そこで翌年度、自由に使える金をどれだけ残して探っているのかというところでございますけど、本村では今のところ、基金の増減で大分表示が変わってきてくるところがございます。実質的にはマイナスという表示になってございますけど、今後の形の中では、基金がまだあるということの中では、財政上には影響がないというような考えでいます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) まさにそういうような決算をされておりますけれども。これ、今答弁にあったように、財政調整基金のいわゆる調整によって、単年度ではなくて実質収支のほうが黒字になってくると、こういう話なのですよね。それは理解をしているのですが、要するに基金の関係ということであれば、やはり今答弁のあったような状況が、基金で調整してくるような状況が続いたとすれば、この財調というのは、緊急的な支出に備えるというようなことが私は基本であると、こう考えておりますので、この辺の、要するに財調の運営管理といいますかね、そこら辺の考え方というのは、どういうことなのでしょうか。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○参事兼政策推進課長(川瀬久弥君) 基金の運用でございますけど、村の財政の構造上、基金を活用していかなければいけないような財政構造になっているということは、以前から細野副議長のほうからもご指摘をいただいているところでございます。現在の、令和元年度の基金の末残高は、資料にございますとおり、財調では10億7,588万円ぐらい見込んでございます。実際には、今の状況ですと11億1,000万ですか、見込んでいるところでございます。財調は、ご指摘のとおり、災害等の不測の事態への備えという側面も持っているということでございますが、財政上の運営上、運用ができるということもございます。少なくとも、前にもお答えしているかもしれませんが、村の考えとしましては、財政計画上の中で、財調を運用しながら財政運営を行っていくということになってございますので、ご理解いただければと思っております。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) それは、理屈という理解はできるのですが、いかに財調をうまく使っていくかということだろうと、こう思いますね。  それと、もう一つは、さっき監査委員さんのほうから報告がありましたけれども、財政健全化の件ということでは、財政健全化基準以下であるということですから、私は安心してということで理解を基本的にはしています。  そこで、歳出の経常経費というのが17億2,150万9,000円、これが10.7%増加しているということですよね。それで、当然のことですけれども、人件費とか扶助費とか補助費、そういったものが増額になってくると、こういうことであります。また、財政力指数も、3年平均で0.034ポイント下回ってくるというような状況でありますね。こういう状況をずっと長年いったときに、それらを踏まえたときに、これから清川村の財政運営というのは、ちょっと中長期的になるかもしれないし、基本的な考えになるかもしれないけれども、村長はどうご認識をされているのかどうかね。というのは、これからまた支出をする金額って、かなり増えてくるのですよね。その辺を踏まえて、ちょっとお答えをいただければと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) 事業運営に当たりましては、その都度、時代に応じた的確な行政運営をしていかなければいけないと思っております。やはり、住民の皆さんの命を守る、そして、生活を安定させる。私が常々申し上げておりますように、住民の方がいつまでも暮らしたい、そういった村づくり、こういったものを作り上げていくためには、いろいろなことにもチャレンジしていかなければいけないものがあると思います。ここのところ、清川村だけでなく、新型コロナでは、財調を大幅に取り崩して、本当に県自体が財調が底をつくような事態を見受けられるものが新聞紙上でも公表されております。やはり、これからは議員が言われますように、中長期的なものをしっかりと捉えながら、その時代に即した事業をしっかりと実施して、その予算確保、先ほども申し上げましたけども、当初のほうでも申し上げましたが、国の補助金ですとか、やはりいろいろな支援策、そういったものをしっかりと活用しながら、有効性のある事業を展開していきたいと考えているところです。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 住民サービスは向上させていかなければいけないし、社会がより複雑になってくれば、よりそういった社会保障費とかそういうものは増えてくるというのは分かるのですよ。だから、それに対する財源をどう運営していったらいいのかというのをちょっと村長にお伺いをしておきたかったのですけれども。結局、自主財源が減って義務的経費が増えてしまってくるという、こういう構造でずっと行くわけですよね。そうなってくると、今度は何が必要かということで、地方交付税で手当をすればいい話だとは思うけれども、それではあまりにも行政運営としては好ましい方法ではない、こういう考え方を私は持っています。  それで、これを健全運営という意味で考えていくのであれば、結局は、今、村長が言った事業をきちんと見極めて、必要なものだけ効率的にやるということ。それと、もう一つは、必要な経費だけ使って、無駄な経費は省いていくと、いわゆる行革ですよね。これを徹底していかなければいけないのだろうと、こう私は考えておりますけれども。  そこら辺の考えの中で、例えば元年度、行革の取組をどうされたのか。それから、そういう財政状況の中で、副村長は、例えば、関係課長なんかにどういう指示をされているのか。その辺について、ちょっとお伺いしておきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 岸副村長。 ○副村長(岸 直保君) 予算の策定に当たりましては、これは、先ほど村長からも申し上げておりますけども、たとえ少なくても、自主財源をカバーするような補助金、そういったものは常に探してこいというふうなこと。それから、必要なものであっても、どこまで省略できるのかというふうなことで、経常経費も前年どおりではないというふうなところの中で、一から見直して予算を積算しろというふうなことで、メリハリをつけるようにしております。  それから、先ほどもお話出ておりますけども、ふれあいセンターというようなこともありますけども、そこも大きな、収支からすれば赤字の施設でありますけれども、そういったものも、村民にとっては一つのリフレッシュするような施設でもあるというふうなことから、一概に整理をするというふうなことで片づけられない部分としてもあるのではないかというふうにも考えてございます。
     それから、いろいろふれあいセンターのほうにつきましては、ちょっとふれあいセンターのお話になってしまいますけども、こちらも平成7年3月に完成しておりまして、補助金を頂きながら造ったものでございます。これのいろいろ処分についても、どういうことなのだというようなことも、以前にご質問いただいたところもありますけども、これは補助金等に関する予算の執行の適正化に関する法律の施行令からいきますと、あと6年間、31年間というふうな期間がございますので、あと6年間は運営しなければならないであろうというふうに考えてございます。そういったいろいろ赤字の部分、そういったところをいかに減らしていくかというふうなこと、それから、先ほど申しましたように、財源の確保というふうなことについて、企業誘致もそうでありますけれども、できるだけ村の財産を有効に活用していくというふうなことで指示をしてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 私は、個々の事業の考え方ではなくて、村の行財政全般の中で、いわゆる自主財源が減ってしまって、義務的経費が増えていくのだから、それを調整しながら行政運営をしていかなければいけないわけですよ。だから、行政改革なんかを、副村長、率先して指示していかないと駄目だと思うのですよ。それだから、さっきから言っているように、今、財源の確保とか事業の見直しなんかというのは、もう言葉では幾らでも聞いているわけ。それを実際にきちんとやってくださいよという話をしているわけなので、そういうお答えが欲しかったのですよ。ちょっともう一度、決意を。 ○議長(岩澤敏雄君) 岸副村長。 ○副村長(岸 直保君) 一つ一つの事業をよく見据えまして、真に必要なものであるかどうかというふうな、省略といいますか、割愛できるものについては、思い切って割愛していくというふうなことも必要かと思いますので、行政改革等については、そのような形で臨んでいきたいというふうに思っております。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 副村長の指導の下で、ぜひ行政改革を進めていただきたいと思います。  それから、もう一つは、予算の有効活用の面で、今年の決算の中で、不用額が7,500万、約あるのですよ。これ、決算額が3.5%ぐらいなのですね。これの考え方の、この不用額については、どういう処理を会計担当者にしているのかどうか。関係担当者というか各課へ。この不用額7,500万を、例えば補正にしろ何にしろ有効的に活用した場合には、私は、ある部分においては、行政サービスが向上するのかなと、こんなふうにも思っているのですね。ちょっとこの辺の考え方を。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○参事兼政策推進課長(川瀬久弥君) 細野議員ご指摘のとおり、不用額の考えでございますけど、やはり大切な税金ですので、適切に処理するように、3月の補正予算でなるべくといいますか、しっかりした方向性を立てた中で補正予算を組むように、常に指示はしているところでございますが、やはり、急務を要する費用とか、村の小規模的なところでありますと、ある程度対象者を絞っていかなければいけないようなものもございますので、実質的には、このような不用額が出てしまったという結果でございます。ただ、ご指摘のとおり、常に職員にも不用額は、常に皆さん、有効に使えるような形の中で、補正予算等を活用して進めるように指示をさせていただきたいと思っています。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 分かりました。よろしくお願いしたいと思います。  やはり、我々議会も、予算については承認をしているわけですから、それが有効に執行されているという、これを確認するのが決算だと思いますけれども、そういう意味で、よろしくお願いしたいと思います。  それから、先般、不用額について、帳尻合わせで何か不正な行為が行われましたね。あれ、確かちょっと読んでみたら、不用額残ってしまうから、ガソリン買ってしまいなと、こういう記述があったのですけどね。そういうことが起こること自体、おかしいわけですよ。だから、やはりそういう職員の認識というものを上がきちんと指示していない。やはり、しなければ職員も困るだろうし、いや、これだけあって使ってしまわないと、また議会で追求されてしまうなと、そういう考えでは困るわけで、やはり、そこら辺はきちんと指示をしていただきたいと思いますよ。  それと、もう一つ、予算執行の面で言うと、ある人が村へ要望したけど、予算がないからできないよと、こういうふうに言われたというのですよね。でも、それは、予算がないのは確かにないから、できないのはできないのだろうけど、説明の仕方としては最低だよね。こういう村民要望という対応については、よく村長がきちんと耳を立てて聞いて、実行していきますと、こうおっしゃっているのですから、やはりそれなりの対応があるのだろうと思いますよね。だから、やはり全体の奉仕者としての職員の意識、こういったものが、私は少し落ちているのかなと思います。そういう部分は、やはり醸成していかないといけないのかな。だから、そのために、やはり総務費が職員の研修だとか、そういうものはやはりきちんとやって、多少お金がかかっても、きちんとした教育を施すというか、してあげる、やはりそれが職員を守ることだと思いますよ。だから、そういうものをやはり副村長、指示してくださいよ。やはり、村長、幾ら一生懸命やったって、その裏で全部はできませんから、やはり職員のこういう管理監督みたいな部分というのは、やはり副村長が主体で指示しなかったら、ほかにやる人いないと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。これはちょっと、副村長に要望しておきますけど。  それから、さっき行革の取組ということの中で、一番重要なのは費用対効果なのですよ。1万円使って3万円の効果、こういうものなのですね。この決算書を見ると、定額補助の部分が結構あるのですよ。長年、数字が変わっていない。これだけ時代が変わって、人口が減って、いろいろ状況が変わっているにもかかわらず、同じ補助金額でずっと行っているというのは、これ、誰が考えてもおかしいですよ。だから、やはりこういうもののチェックを内部できちんとやっていかなければいけないのだろうと思いますよね。だから、そういうやはり定額補助なんかの部分については、その効果というのもきちんと検証して、きちんとまた会計処理をして、私がもっと言いたいのは、透明性を確保してほしい。裁量行為はなくしてほしいですよね。これ、村長に言われたからつけました、副村長に言われたからつけました、これはやってはいけないこと。この辺については、承知をされているのであれば、お答えをいただきたいと思いますが。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○参事兼政策推進課長(川瀬久弥君) 各種団体の補助金等につきましては、毎年、行革の大綱に基づき、予算編成時に、適切な時期に団体等にヒアリングなどを実施して、団体の活動目的は十分把握し、村が支援する理由、もちろん、細野議員さんご指摘のとおりのものについても適正にするよう、明確にして要求をしているところでございます。一部、透明性を持ってというところのご指摘もいただいておりますので、そういうものも考えながら、今後、こういうものを続けてやっていきたいと考えてございます。また、要望につきましては、職員のほうにしっかり聞くようにお伝えさせていただいて、処理をさせていただきたいと考えていますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 分かりました。ぜひ取り組んでいただきたいと思います。  それから、もう一つ、財源確保の関係で、今回、不納欠損が相当出てしまったということで、これは処理をしなかったから出てしまったので、その辺のチェックはきちんとしていただきたいと思いますけれども。やはり、そういった税金の徴収の担当の方には、かなりご苦労されていることは分かりますし、徴収率も、県下で悪いほうではない。そういう部分について、私はすごく評価をしております。ただ、中に、例えば固定資産税なんか、固定資産税というのは資産に対してかかるものだから、これが不納欠損の中でも140万近くあるのですよ。やはり、そういうものは何とかしてほしいなと、こういう努力をしていただきたいなと思いますし。  それと、村税の未収額が今年も、決算でやはり600万円近く滞納が出ているのですよね。ですから、その中では、やはり滞納者の家に面倒でも何回も行って、臨宅徴収をして徴収率を上げてほしいなということで、それが積もり積もると、不納欠損になってしまいますので、これはやはり、税の公平の観点からしたっておかしいわけで、やはり、その辺の取組はきちんとしていただきたいなと思いますので、お答えがあれば、していただきたいと思います。なければいいです。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○参事兼税務住民課長(杉山義則君) 固定資産税の不納欠損についてでございますけれども、一般的には、不動産を差し押さえる場合には、登記所等で登記簿謄本取りまして、調査をします。その中で、債券、抵当等が入っているケースが非常に多くて、その債権者に対して、村のほうから照会をかけて、現在の債権額が幾らあるかという調査もします。最終的に差し押さえようとする不動産の価格が、その債権者、一人かもしれませんし、複数かもしれませんけれども、その債権者の合計額が不動産の価値、購買したときの価格を上回るような場合には、端的に申しますと、村に配当金が、差し押さえて購買した場合に配当金が来ないときには、国税徴収法の関係で、差し押さえをしてはならないという規定がございます。そのことから、今回のこの固定資産税につきましては、差し押さえをしていないというところでございます。  また、今後、未済額の関係ですけれども、今まで税のほうでは、収納関係で一人の係長が担当していましたけれども、今年度、8月から4名体制にしました。税のほうは二人、あと、国民健康保険とか後期のほうの保険関係につきましても二人、それぞれリーダー格を作りまして、収納のほうに力をさらにつけまして、研修等をして技術というかそういったものを得なければいけないのですけども、そういった体制もやっていきたいというふうに考えて、未収額を少なくするように努力をさせていただきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) ありがとうございました。ぜひ滞納整理には、ご苦労ですけれども、よろしくお願いしたいと思います。  さっき村長のマニフェストの関係で、5点ほど説明があったと思いますけれども、その中で、1点目、基本としては、村長は、役場職員と教育長で通算43年という経験で、それを土台にして村政運営していくのだというようなことだったかと思いますけれども。その1点目として、次代を担う清川っ子が輝く村、これについてですけれども、私、再々申し上げている部分について、ちょっとお伺いをしておきたいと思いますけれども。  説明書の説明の中で、61ページからちょっと。この特色ある学校づくり推進事業というのは、2,300万余、事業費組んでありますけれども、この取組の中で、いろいろな成果があるのだろうと思いますけれども、社会を生き抜くための生きる力、これを育む教育、この成果について、ちょっと説明をしていただきたい。  それと、学力向上という意味の中では、全国学力テストってありますよね。やはり、こういうところでこの経費が正しいのかと、正しいとまでは言えないのでしょうけど、効果があるのかないのかというのは出てくるのだろうと思いますけれども、そこら辺の結果と課題、それから、今考えている対応をちょっとお伺いしておきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 井川教育委員会参事。 ○教育委員会参事(井川 明君) お答えさせていただきます。  まず、全国学力・学習状況調査のほうからお伝えさせていただきます。文部科学省の目的としましては、義務教育の機会均等とその水準の維持・向上の観点から、全国的な児童・生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の成果と課題を検証し、その改善を図ること。それから、学校において、児童・生徒への教育活動の充実や学習状況の改善に役立てるなど、このような活動を通じて、教育に関する継続的な検証・改善サイクルを確立することとしております。  昨年度は、4月18日に、6年生を対象に国語、算数、生活習慣や学習環境に関する質問紙調査を。それから、中学校3年生を対象に国語、数学、英語、生活習慣や学習環境に関する質問紙調査を実施しております。結果については、ホームページ上にも掲載させていただいておりますが、村内小学校国語で、正答率61%、算数で62%でした。同じく村内中学校では、国語69%、数学54%、英語48%でした。  評価としましては、客観的なデータ比較として、国や県の結果と比べますと、正答率が高いものもあれば、低いものもあります。本村の中での経年変化で比べますと、学力テストのA問題、B問題という形ではなく、どの教科も知識活用を一体型に問う問題形式に変更になったことで、単純に前年度までとは比較することはできないのですが、小学校では、国語も算数も、県や国のレベルに追いついたり差を詰めたりということは、実際の評価としてあります。中学校では、特に英語において、県や国との差が著しくなっております。この対策としまして、各校分析の下、日々の教育活動の改善に生かしております。また、村で独自でやっております基礎・基本確認テストを行い、指導・改善を繰り返していることで、徐々にではありますが、基礎・基本確認テストの結果自体は良くなってきております。さらに、昨年11月に導入したタブレット端末のドリル教材に基礎・基本確認テストの個人結果を取り込むことで、その子に合った学習問題が出題されるようになっておりますので、一人一人の学力の底上げが図られています。特に英語については、テスト問題のやり直しを含め、復習の徹底も行った次第であります。  続きまして、生きる力のことですが、生きる力については、文部科学省の見解として、三つの柱として、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力、この三つの柱で考えております。さらに、その中では、思考力、判断力、表現力、そして知識、技能、学びに向かう人間性等、こちらの力もつけていくことにより、確かな学力、豊かな人間性、健康・体力を育んでいくというような考えであります。  本村の特色ある学校づくり推進事業におきまして、こちらの文部科学省のほうで指針を示しております三つの柱のほうに近づくような取組がなされていると考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) ご丁寧にご答弁いただきまして、ありがとうございました。  学力テストの関係で、小学校国語が正答率が61、62、中学が国語69、算数が54、英語が43、これは普通に考えたら余りいい成績ではないじゃないでしょうか。これ、低いのも高いのもあるとおっしゃいましたけれども、やっぱり学力というのは平均していなきゃいけないということなので、だから、やはりここはまた少人数学校の成果を出し切れていないんじゃないかなと私、思いますけれども、その辺の課題をちょっと教育長、お願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 山田教育長。 ○教育長(山田一夫君) 学力の向上という部分の非常に難しい部分ございますけれども、確かに英語の部分が全国から、あるいは県から比べるとやや低いというようなことがございます。これも繰り返し繰り返し学習することが最も大事なことでございますので、日々の授業のやっぱり積み重ねということで、その部分では少人数をうまく活用しながら、さらに理解の程度を分かる授業を展開しなきゃいけない。そういう部分では、今度は教員の部分の問題がございますので、教員の研修もいろいろな研修をやってございますので、それを深めながら分かる授業を展開するような状態をつくりながら、本村の特色である少人数を生かして学力を向上させていくと、そのための今回のタブレットでもあろうし、基礎基本のテスト等々を活用させていただいているということがございます。  なかなかすぐ成果が出ないというのも教育でございますので、非常にまどろっこしい部分もあると思いますけれども、どうかまたご理解をいただければと思います。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 要はね、やはり村長、言うように、子どもは宝ということなので、やはり学校教育なんかにはお金は幾らかけても私はいいと思います。それで、今、少人数学級云々で、義務教育はそういう形の中で進めていて、結果的には余り私は評価できませんけれども、やはり例えば英語だとかそうなんていうんですかね、補助教員というのかな、そういう部分は極力導入をして、子どもさんの学力を上げてほしいなと、こんなふうに思います。  それから、さっきタブレット教育が云々という話出ましたけど、この決算でも1,300万余の予算を組んでいますけど、よくわからないのが、タブレット教育というのは、ちょっと申し訳ないけど簡単に答弁してくださいね、どういう教育なのか、端的にちょっと教えていただきたいのと、どういう成果が出てくるのか、そういうものは必要だというのは私、分かるんですけど、実際に子どもがどういう知識を得て、将来的にそれがどういうふうに役に立つのかというのが私、よく分からないんですよ。ちょっとその辺を短く説明をお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 井川教育委員会参事。 ○教育委員会参事(井川 明君) まず、タブレット教育について、簡単に説明させていただきます。  タブレットは、iPadという端末を使っているのですが、その端末を使うことが目的ではなく、授業の目的を達成するために鉛筆、教科書、ノート、タブレットというような形で一つの学習道具として使うことを今、心がけております。  その中で、タブレットがあることによって、例えば、外に校外学習に出て観察をしたものを写真に撮って教室の中でそれを見直すことができたりだとか、後は、特にこのコロナ禍の中で、人と会話することが難しい状況でもあるので、タブレットの通信機能を使って自分の意見を交流するというようなことも考えられております。  後は、先ほど、少人数学級の強みを生かすとの逆の課題を克服するために外の世界とつながるということもタブレットでインターネットを通して活用できることとなっていると考えております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) いずれにしても、そういう道具として、例えば、分からないことをインターネットを使って情報を子どもさんたちが安易に収集できるとか、それを使ってある情報交換がいろいろなところとできるとか、そういう中で教育の幅を広げていくというようなちょっと理解をしたんですけど、ぜひ、いち早いタブレットの配付をしたわけですから、ぜひその効果を出していただきたいなと思います。  あと、いつも私がこれ質問すると長くなるのであれなんですけど、長寿命化の調査やっていますよね。その結果と、今後どうやっていくのかというのは、いずれにしても何かの機会にちょっと説明をしていただければと思います。それは要請をしておきたいと思います。  次に、「元気な高齢者が活躍する村」ということで、基本的にはこの内容は、将来高齢者が介護を受ける部分については、介護保険事業計画、これが基になるわけですよね。それで、健康づくりというのはいわゆる健康増進計画と食育計画、これが基になって、年度ごとにこういう目的でこれここまでやりますよというような中で、それがきちんと進捗していれば、高齢者のこういった対応は介護とそれから健康についてはできていると、こういう理解を私、していますので、ちょっとその辺の進捗状況を短くお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 伊本保健福祉課長。 ○保健福祉課長(伊本貴志君) それでは、短くお答えします。  今、お話にありました健康増進計画、食育推進計画の中で、ライフステージごとにあった取組ということで、乳幼児期、それから学童・思春期、青・壮年期、それから高齢期ということで、それぞれのステージに合わせた事業が位置づけられておりまして、これの進捗状況については毎年審議会を開いておりまして、そこの中でチェックをしながら進捗の確認、また、今後の方向性等を協議検討している、そういったものとなってございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) ぜひ、その計画に沿ってきちんと進捗をしていただきたいなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから、決算書に社会福祉総務費が5,300万円余、計上されていますけれども、結局この経費は地域密着の福祉の増進という考え方、主には社会福祉協議会、これの運営費とかそういう事業の助成、そういったものが主体であろうかと思いますけれども、社会福祉協議会でもやはり地域密着型の部分は、やはり自力で事業を全部やっていくというのはなかなか難しいのかなと私、考えているんですけど、その辺の補助をやる側からして、社会福祉協議会をどう評価しているのか、また、どういう活動をしてもらいたいのか、ちょっとその辺お願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 伊本保健福祉課長。 ○保健福祉課長(伊本貴志君) 社会福祉協議会には、議員ご指摘のとおり、運営費の補助と交付金という形で支援をしてございます。こちらについては、社協さんのほうで実施しています地域での住民参加型による活動の推進、それから、介護サービスですとかそういった事業展開をしているところの部分に対して、この介護のほうは事業所としてやっておりますので、そういったところを除く住民参加による地域の福祉の増進というところに支援をしています。こちらについては、介護保険の中でも地域密着型の予防事業ということで展開しておりますので、そこを連携しながら社協さんとやっているんですけれども、やはり社協さんの持つそういった経験ですとか技術、こういったものを活用していただきながら、介護保険と両立した、介護保険のほうと事業を両立させながらうまく調整を図って進めていきたいと考えてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) やっぱり社会福祉全体的にやはり清川村の地域に密着したそういう主体だと思うんですよね。だから、社会福祉協議会とよく協議をされて、どういうところが不足しているのか、どういうところを拡充していていったらいいのかというものを端的に村が捉えていかないと事業が進展しないんですよね。主体が幾ら協議会やっていったって、お金がないとどうしようもないわけで、そこら辺はぜひ、把握をしてよく協議をして、社会福祉の増進に努めていただきたいなと、こんなふうに思います。  社会福祉事業の中でいろいろ補助金が出ていますけど、これもやっぱりさっき私、言いましたけど、定額で長く出ているものがあるんですよ。何でこんな必要なのかなというのがあるんですよ。それはやっぱりちゃんとチェックをして新年度に反映していただきたいと思います。  時間があれなので端折りますけど、それから、「新しい賑わいとふれあいのある村」ということで、これが村のいわゆる人口減少対策の基本なのかなと、こう思いますし、それがうまくいかないとやはり将来のいわゆる自立した村づくりができないのかなと、こういうふうに私は理解をしています。で、最初にちょっとお伺いしたいのは、村長、副村長が就任のときに、「私が副村長に中の仕事は任して、私は外の営業。」会社じゃないから営業とは言わないんでしょうけど、そういうことをやっていくよとこうおっしゃった。あれから1年ちょっとたつのかな、そうした中で、清川村のいわゆる課題というものをどう捉えて、例えば国なり県なりあるいはその他の機関、あるいは近隣の市長、そういったところへどんなご要請、要望に行かれたのか、そこだけちょっとお話を伺いたいと。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) やはり新しいにぎわいを求めていくのは、やはり人口も必要だと思います。定住人口増というのが欠かせないものだと思っております。今、村だけではなく、2040年には国の人口も減ってくるというような状況も出ております。こういった中で、しかし人の取り合いはなかなか難しいと思います。そういった中で、やはり人口を一定以上の規模を確保していくためには、人に来ていただかなければいけない。村のよさを知っていただき来ていただく。交通の便を確保しなければいけない。道路もそうだと思います。今、私が直接議員さん等々、県や国を含めてお願いしているところは、直接お会いしてお話ししたのは、国道246バイパスの森の里インターチェンジ、ここがこの秦野区間の早期着工開通をしていただきたいと。併せて、森の里インターチェンジから来る仮称、上古沢煤ヶ谷線、これも県のほうにも平行してやっていただきたい。加えて、森の里インターチェンジの仮称ですけれども、そこに清川という文字を入れていただきたいと、これは国会議員の方にもお話ししましたし、厚木市内の県会議員さんにもお話をしてございます。市長さん方にもその旨はお伝えして、そして、協議会に入れていただいたというのもお願いをした中で、今年度から入れていただきました。議員の皆様には大変恐縮ですけれども、議員の協議会もあるということで、そちらのほうにも加盟していただいたことには感謝申し上げます。  こういった中で、国道を管理しております横浜国道事務所の所長さんとも直接お会いしまして、私の考え、早期にこの246バイパスを完成を望んでいるんだと、それはなぜか。やはりそこに県としても計画が位置づけられている上古沢煤ヶ谷線というものがあります。宮ヶ瀬地区には国土交通省が今、国土交通省になっていますが、当時、建設省が作った宮ヶ瀬ダムというものがあるんです。そこには年間200万人の人たちが訪れる。財団でも実質調査では、昨年のあれでも150万人程度の方々が来ていると。そういった方々が中央高速、圏央道、そして東名、246バイパスを使っていると、やはり市内の交通渋滞も起こし、やはりそれが早期にできれば、そういった方々も渋滞を招かないで宮ヶ瀬にも来られると、そういうような思いも踏まえてお願いをしてきたところでもございます。  また、丹沢大山、こういったやまなみのことにつきましても、やはり電車の部分では、小田急線、相模線、横浜線、中央線というのがあります。やはり車の部分、バスの部分のやまなみのラインも必要ではないかということで、神奈川中央交通の社長さんにも直接お会いして要望もしていますし、近隣の市長さんや町長さんにもお話をさせていただいていますけれども、秦野市の小田急秦野駅から秦野戸川公園ですとか大山、そして厚木市は七沢、そして、清川村は道の駅や宮ヶ瀬湖、そして相模原市の津久井湖、相模湖へ行って、中央線相模湖へつなぐバスの路線も定期観光でもいいし、時期的な観光でもいいから、そういったものもやっていただければというような提案もさせていただいています。やはり清川村に一人でも交流人口も増やしていかなきゃいけない。そして、また今後はそこの厚木の森の里地区周辺には工業団地もできております。  また、そういったところに務めていただく方々がその道路を利用して清川村に住んでいただく。今、担当課のほうには空き家の対策の調査をさせております。そういった空き家対策の中で、住んでいただく、ここは補助金も今年度つけさせていただきましたけれども、それを積極的に活用していただいて、清川村のやはり人口も増やしていきたい。いろいろな意味で、いろいろなことを抱き合わせて取り組んでいるところであります。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) いろいろなところにお出かけになって、いろいろ高速道路の関係なんかにもご努力をされているということであります。要するにそういったインパクトをどうしていくかということですから、やはり国会議員の先生、県会議員の先生、そしてまた、鉄道会社とか、あるいは観光会社とか、そして、どんな補助金がもらえるのかなという国交省とか、そういうところへどんどん出向いて、ぜひお金もそうですけれども、補助事業があれば引っ張ってきて、また清川村の活性化していただければなと思っております。  再三指摘をして申し訳ないですが、「まち・ひと・しごと」の関係は、いわゆるPDCAサイクルの検証をされて、結果は2020年までにということ、150人でしたか。こういう目標があるんだけども、それには程遠いわけですよね。それをこれからどうしていくかということが一つの課題だろうと思いますね。それをどうするか、ここで質問すればいいんですけど、これは一長一短にはできない話なので、ぜひ地道に総合戦略を進めていただきたいと思いますけど、やはりそれには村長あたりが頭に立って、どんどんやっていかないと私はできないと思いますので、ぜひお願いしたいと思います。私が就任時、人口も3,000人超えていたんですけど、あれよあれよという間に今、8月31日で2,892人になっちゃいましたね。こういう状況ではどんどん先細りしていくわけですから、ぜひ力を入れてやってほしいな思います。  それから、地域おこし協力隊の関係で、さっきご質問ありましたけど、やっぱりそういう清川村が持っている資源というものを発信していく。そういう役割も持っているんだろうと思いますけど、どうも活躍が見えてこない。この間は何だ、ちょっとガソリンの不正使用なんかがあっちゃったということだから、よく私、資料見たら、貸与用の車両、リース代が払ってあるんだよね。なぜそれを自分の車に入れるかというかね。やっぱりその辺の指導はやはり担当課できちんとしていかないと、結局だって業務シートだとか業務命令だとか全部担当課でやっているわけでしょう。彼が勝手に動いているわけじゃないでしょう。その辺はやっぱりちゃんとやっていただきたいなと思いますね。これ決算で指摘をさせていただきますけど、これまた来年の予算にも反映してくるわけですから、やはりそういう部分については、やっぱりきちんと処分をしたりしていかなきゃだめなんだと思うんですよ。外に対して説明ができないですよ。活性化と不正じゃなくてあるわけないじゃないですか。そこら辺はよろしくお願いします。  それとまた、この活性化の中で、食品衛生管理者の講習会の受講なんて三十何万とか使っているんですよね。こういうところ理解できないので、ぜひ検証してほしいなと思いますね。  それから、もう一つは、活性化の中で、農業、これ村の私、基幹産業になる得るものだと思っているんですよ。農業委員会活動ね、さっきの説明だと、年に5回ですか、開会。年に5回で許認可となんか申請書類をした。それしか説明なかったんですけど、やっぱりそれじゃあ農業委員会の価値なんか何もないわけで、あくまでも公的代表機関と言っているわけですから、もっと活躍をしてもらわなきゃ困るので、決算でこういう指摘をされるということは、決算で何もやっていないということなんですよ。だから、ここら辺はやっぱりもし説明をするのであれば、何平米解消しました、農地の有効活用、こういうふうにやって図りました、と実績を出すべきですよ。実績がないんだから委員会やったって何やったって意味ないじゃないですか。だからそこら辺はちゃんと何で必要なのか、どうしたら農業の活性化ができるのか、やっぱりちゃんと考えていただければと思います。  時間がちょっとあれなので、あと、安全・安心なんかがあるんですけど、先ほどちょっと質疑がありましたので、ちょっと飛ばさせていただいて、あと、私が課題として挙げているのは、村民と行政による協働と連携、どうしてもこれが、いわゆる自治会の加入率も低くなっちゃっている。自治会組織の充実とかそういうものに取り組んでいる様子もない。だから、やっぱりどんどん地域のコミュニケーションが希薄化しているのは分かるでしょう、見て。それは村長自ら認めていらっしゃるわけですから、やっぱりそういうところを手を入れていかないと、旅行行って研修会行った事業しかやっていないでしょう。こんなことやっても活性化なんてできるわけないじゃないですか。そこら辺はやっぱり行革できちんとやってくださいよ。だからそれはそれとして、きちんとやっていただくようにお願いします。  それから、広報公聴なんかも、いわゆる分かりやすい広報紙といっても、毎回、毎回同じような内容で、もうちょっと村民が知りたいような情報をどんどん流してくださいよ、媒体で。ホームページで流しても見ていないから。やっぱりそういうのはそういうのできちんとやっていかないと、これ旧態としてこういうやり方していくと、進歩がないですよ、進歩が。だからそこら辺は、もう一回力を入れてほしいなと思いますね。  最後に、この間、厚木市のある議員さんが、厚木市はそういった効果的、効率的な運営というものを行政運営でしょうけど、市の事業を市民の立場で評価する外部評価、これを実施していると話なんですね。これは公募と学識経験者で構成する外部評価部会委員、これが公開の場で各事業について、これは拡大するのか現行どおりなのか、要改善が必要なのか、縮小するのか、廃止するのか、この5項目で評価をしていくと。それを評価したものを予算編成、反映して、あるいは見直していくという、こういうことをやっていらっしゃるという。この議論の様子がインターネット中継されて、そこに投票することができるということなんですね。要するに担当職員が事業の説明をして質疑応答やって議論して、意見交換やって評価する、最終的にコメントの発表して公表、そんな形でやっているということですから、それがだから、インターネットを見ている人が、これがいいとか悪いとか投票ができるみたいなんですよね。こういうコロナ禍なんかの部分の中では、やっぱりそういう方法も考えていかないと、村民の意見というものは全然反映されないということですから、ぜひ村民意見、こういったものを反映して清川村の発展のためにお尽くしをいただきたいと、このように思います。終わります。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに、質疑はありませんか。藤田議員。 ○8番(藤田義友君) 若干、質疑したいと思います。53ページの徴税費、59ページ、民生費、63ページ、児童福祉費、不用額について、お願いします。これ、決算書のページ数です。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) ただいま、藤田議員から53ページの徴税費に関する主な不用額ということですけど、53ページにありますとおり主なものとしましては、23、償還金利子及び割引料ということで、還付金及び加算金を用意したものが予定していたというより、不用の場合に用意したものが残額として残っているものが主なものとなってございます。  次、59ページ、民生費全般でございますけど、民生費の残りが1番全体の中でも2番目に多い金額となっておりまして、1,307万1,000円余り残っています。主には社会福祉費の重度障害者医療費助成費事業や障害者自立支援事業、地域生活支援事業において、予測が難しい医療費や支援費の支出が見込みが実績より下回ったという結果となってございます。  そことあと、もう一つありましたね、すみません。児童福祉費につきましても、保育所の入所事業における管外の新規利用者や単価改定の影響を少し見まして支出を見込んでおりましたが、実績が下回ったためこのような残額となってございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) 私はもう議員になる当時から不用額ですけどね。先ほど細野洋一さんのほうから、元年度内に別のほうに充てるべきだというふうにずっと私、主張していたわけです。今、川瀬さんいうとおり、多く組んでもいなかったという、これはまして福祉の関係、還付もあるんですけれども、そういうのはやっぱり的確に使っていかなければこれはだめだというふうに思う。福祉だからいいんだ、予算組んで、残るからまた回せばいいというそういう単純な、やっぱり的確に使うべきだというふうに思うんですよね。やっぱり今後それは研究していかなければだめだと思う。以前、私、全体のハードの問題、建設費の問題なんか含めてやりましたよね。そのときに多く組んじゃって、余ればいいんだ、残せばいいんだと、だんだんそれがちゃんと計画的に組んで少なくなって、不用額が少なくなっていく経緯もあるので、ぜひそれは先ほど出たとおり、これは職員の怠慢としか言えないから、それはちゃんとしていくべきだというふうに、今後の課題としてね、村長、よろしく。これだけ余れば相当の額だからね。ぜひそれ、別に回していただきたいということ、ぜひお願いいたします。  それと、これはもういいですから、不納欠損についてですけれども、やっぱり先ほど結構ね、大変だってあります。それで、監査委員のほうからそういう指摘があったかどうか、それについてお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) 不納欠損につきましては、こちらのほうからご説明をさせていただいた際に、最終的に公表という形で、こちらの意見書にも書いてありますように適正な時期に適正な不納処理をするべきということで言われてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) 指摘があったということですか。
    ○税務住民課長(杉山義則君) はい。 ○8番(藤田義友君) でも、これを見ると何もそういう指摘出ていない、この監査の意見書決算。いいや、ちょっと目を通して今、出ていないんだよね。出ている、そう、だったらいいですけどね。その辺も含めてぜひよろしく。改善化していただきたいと思います。  次に移らせていただきます。獣の追い払いの問題なんですけどね。花火、ほら打ち上げるでしょう。あれについて、非常に迷惑な点もあるわけよね。ということは、朝、昼、晩とそれに朝早く、どういう指導しているのか、好き勝手に上げている、そういうのあるの、何か。それについてお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) 特に貸し出したり、猟友会、お持ちになっている方には特にそういった指導はしていないんですけれども、朝早くですとか夜遅くですとか、人の迷惑になるときは、社会常識の範囲内で使っていただいているというふうに認識しております。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) それじゃあね、人任せだよ。やはりいろいろな人がいるわけだ、夜勤している人いるしね。朝早い、遅いといろいろあるわけで、やっぱりある程度、朝早く、夕方のやっぱりある程度それ整理したほうがいいんじゃないですか。それは余りに、だからその辺やっぱりちゃんとしないと、慣例で、いいんだ、いいんだ。ぜひこれはやっぱりきちんとしたほうがいいんじゃないですか。追い払いも必要だけどね。それはやっぱり的確に住民いるわけだから。こういう例あるんです。一時ね、防災無線が朝、昼、晩鳴ったわけでしょう。やっぱりうるさいということで今、止めたよね。全部、止めたでしょう。そういう例があるのよ。やっぱり今、音に敏感な人、結構いるんですよね。私、演説なんかしたって結構ね、うるさいって状況あるわけだから、ぜひその辺を改善していただけないかというふうに思います。いいですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 折田参事兼産業観光課長。 ○産業観光課長(折田克也君) いただきましたご意見を十分参考にして、今後対応させていただきたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) 分かりました。  次に、先ほどの別所の湯について、先ほど何名から的確な指摘があったんですよね。村長、それでね、なんかいろいろあるので、修繕といろいろあるので、6年間という意味ちょっと聞き逃したんですけど、例えば、今後として、何委員会だっけ、別所、運営委員会じゃなくてやっぱりちゃんと検討委員会作って、長中期的に資産運用の問題と建物の耐用年数とか借地の問題、いろいろあるわけですよ。さっき温泉の話、出ました。それはきちんとやっぱり総合計画、教育委員会も作りましたね。一貫校の問題でね。やはりこれね、今までずっと私、指摘したので、何年も大分前から今のままの赤字が問題だと指摘したのに相変わらずいや、何とか修理しながら、そうじゃなく全くせっかく作ってどんどん2,000万投資して、どうして福祉に回せばいいか、それを全部検討していただきたい。別に止めろと言っているわけじゃない、やっぱり有効活用するには計画を持ってきちんと何年計画でやると、土地のあれもあるで、いつまで借りるとか多分あると思いますよね。そこら辺も含めてぜひ検討委員会、将来含めた、すぐね、来年度予算の中で作ってもらえないかね。そうすると、この議会でも同じ繰り返しで方向性はできるわけですよ。そういうふうに今、皆さんのご意見聞いて、今、思いついたんですけどね。村長、どうです。その辺の検討、ちゃんとしたらどうですか。そうしないと無理だよ。すみませんけどよろしくお願いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) ふれあいセンター別所の湯につきましては、先ほど副村長が申し上げましたように平成7年3月に竣工いたしまして、補助金を活用しております。これは当時補助金だけではなくて、ふるさと創生資金1億円、これを活用した中でも使っております。建設費を見ますと、当時で6億8,712万円という建設費が事業費となってきてございます。  この中には、先ほど来、担当のほうからもお話をさせていただきましたけれども、整備事業の目的は、別所温泉隣接地に休養施設を整備して住民の健康増進、そして、村民老若男女が触れ合う場づくりを行う。ふれあいの村づくりをそして推進していくんだというような意味合いも込めて、そういった中で公衆浴場ですとか自治会館、そしてまた老人憩いの家の機能を持たせたというようなこともございます。先ほど来、やはりこういう施設ですから行政としても稼がなければいけないものだとはしっかりと思っております。  また、逆に一方では、今、申し上げましたような自治会館ですとか高齢者の方々が集う場所とかということで福祉の面も持っていますので、そこは相殺しなければいけない部分かと思います。  ただ、議員も言われましたように年数もかなりたっておりまして、先ほど申しましたように補助金の返還年数の残が6年ということでありますので、やはりそこの時点では最終的な判断はしていかなければいけませんので、それに向かって今、議員提案のようなことも踏まえまして研究をさせていただければと思っております。 ○議長(岩澤敏雄君) 藤田議員。 ○8番(藤田義友君) いいね、6年たったらやりますじゃあ、今からやって、6年あっという間だからね。ぜひ、来年立ち上げて、別に金かかるわけじゃないんだからさ。報酬払うだけならさ、1人1万払えばいいわけだから、村民から募って、やっぱりちゃんと専門家も含めて、そんな人数要らないと思いますよ。財政も含めて全体の維持管理も含めて、専門家入れて、ぜひ立ち上げていただきたいということで、質疑を終わりたいと思います。どうもありがとうございました。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩します。午後2時45分まで休憩します。       ―――――――――――――――――――――――――――――                午後 2時29分 休憩                午後 2時45分 再開       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。質疑を続行します。  次に、令和元年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。  細野議員。 ○9番(細野洋一君) それでは、何点かお聞きしたいと思いますけど、まず、特別会計の決算書のほうの107ページに保険給付費のほうで不用額の1,600万出ているんですけど、これちょっと説明だけお願いしたいのと、それから、収入未済額が700万ぐらいあるんですよ。これは不納欠損1,000万あって、そしてまた単年度で700万の収入未済というのもなんかちょっと理解ができないので、その辺の理由と、それから、やはり税の公平という面から考えれば、やっぱり滞納者に対するペナルティーというのは当然必要なんだろうと思うんです。この辺は簡単に言えば保険証の使用制限を加えているのかどうかね。そういったことをお願いしたいと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) まず、療養諸費の不用額の関係ですけれども、こちらにつきましては、全体的な予算額が大きいということもありますけれども、予算に対して見込みですけれども、医療費が低く抑えられたというところでこの不用額が出てございます。  それから、あと収入未済の700万でございますけれども、こちらにつきましても、先ほど決算説明書の中でご説明をさせていただきましたけれども、徴収率が下がってございます、昨年よりか。そういったところもございまして、700万というのは全体的な収入見込額と考え合わせますと、例年よりかは若干多いというところでございます。  しかしながら、先ほども申し上げましたけれども、国保のほうの収納の担当の強化も図っていますので、元年度におきましては、700万というのは大変大きなものだというふうに認識をしております。来年度はこのようなことがないように少しでもこの金額を少なくできるように努めていきたいというふうに思います。  滞納者へのペナルティーにつきましては、短期証、あるいは資格証というものがございます。滞納を繰り返しますと、6か月の短期証というものがありまして、有効期限が通常ですと1年なのですが、それを6か月にしてございます。  また、それ以上滞納が続きますと、資格証ということであくまでも国保の資格はありますけどということで、10割窓口で医療機関の窓口で10割を負担していただくというふうなそういう要綱を作りまして、そういうふうな形で進めています。  以上でよろしいですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 大体分かりました。この不用額というのは、いわゆる予算の見積もりがちょっと多かったとこういうことなのですね。  それから、やはり未済額がなんか多いような気がするんだけれども、これはいわゆる生活困窮者というか低所得者、こういう部分であれば税条例のほうで適用になるかどうか分からないけれども、免除とか減免、あるいは分納、そういった手続もされているんだと思いますけど、極力そういう中で徴収ができればなと思います。  それから、ペナルティーとして短期証という部分は、例えば半年なんかにしちゃうと、その間に医療費がかかった部分は給付されちゃいますよね。そういう状況はどうなんですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) 議員、申されますようにその半年間につきましては、給付されてしまいます。そこで、要綱を改正をしましてもっと短く、村長が特に認めるというものが今の要綱でもできるのですが、3か月とか1か月はちょっときついかもしれませんので、3か月とちょっと短くしてなるべく窓口に来ていただいて、そこの窓口で滞納されているその保険料を納めていただくというふうな折衝もできますので、短くしていきたいなということで今、担当とも検討しているところです。  併せて、生活状況もその場で聞けますので、本当に困窮者であれば、先ほど議員、おっしゃいますように猶予とか、あるいは減免の規定もございますので、そういったところもやっていきたいというふうに思いますし、あと、庁内では保健福祉課のほうで生活保護とかそういったところもありますので、多重債務とかいろいろある方もいらっしゃるんですけど、そういったときには法に照らすとか、専門家の方にご相談いただくようなご案内もさせていただいているところでございます。  以上です。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 分かりました。いずれにしても、やはり保険料を支払わないで保険証を使うというのは余り好ましい話ではありませんので、ぜひその辺はよく指導をしていただいて、やはり分納なり無理のないように納めていただくように努力をしていただければと思います。  それから、もう一点、保険の給付費の中で、前年度より7.9%減っているのかな。それで、保険給付者そのものも65人ばかり減っていますよね。そうした中で、なんていうのかな、いわゆる特定健康診査事業というのは、この説明書にあるように対象者が733人いるにも関わらず、受講者が278人で約4割も行かないわけですよね。そうなってくると、今度は医療費が上がってくるという考え方になるんだろうと思うんですよ。やはりこういうものを充実していかないとやっぱり保険会計が圧迫してくる、そんな状況になるのかなと思いますけれども、そこら辺の状況、ちょっと教えていただきたいのと、もう一つは、それらの方のいわゆる診療区分の中で一番多い疾病、1、2、3ぐらいでいいですから、そこら辺のところをちょっと教えていただければと思います。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) 特定健診の関係ですけれども、昨年も同じような状況だったんですけれども、特定健診の受診者の受診率ですけれども、清川村が県内で1番上でございまして、その後の特定保健指導が終了するまでの率も清川村が1番と言いましたけど2番、県内で2番の高い率であります。  いずれにしましても、実際に特定健診を行うのは、保健福祉課の保健師のご協力をいただきながら行っていますので、これからも保健福祉課の保健師含めて課の方たちと連携を取りまして、なお一層この率が上がっていくような形で考えてございます。  それから、疾病の状況ですけれども、すみません。記憶の中ですけれども、糖尿病が1番多いというふうなことで聞いています。そんなことから、この保健指導についても糖尿病に特化したものも行っているような状況でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) ありがとうございます。そこまでご回答をいただいたので、ちょっと追加で聞かなきゃいけないのかなと思うのは、今、疾病が糖尿病ですか、成人病だよね。言われましたけど、そうしたものの、じゃあ、その後の保健指導、それはどうしているんだということと、そうした疾病の改善が図られているのかどうかね。その辺だけお伺いしておしまいにします。 ○議長(岩澤敏雄君) 杉山参事兼税務住民課長。 ○税務住民課長(杉山義則君) こちらにつきましては、実際に先ほども申し上げましたように県の中でもこの率が保健指導を受ける率が60%を超えているということで、受診をされた方のうちですけれども、60%の方が指導を受けています。終了まで。ということは、それなりの効果があるということで認識をしているところでございます。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はございませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、令和元年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。  山口議員。 ○4番(山口 進君) 簡易水道の関係なんですけど、資料の中ではなくて、土山峠の接合井、道路沿いにあるため非常に汚れがひどくて、おいしい水が入っているような施設じゃないみたいな感じなんですけれども、日頃の維持管理についてはどのようにされているのですか。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) お答えいたします。  土山峠接合井の外観が汚いというご指摘でございます。管理につきましては、敷地内、それからまたその周辺の道路、こちらにつきましては、年に数回草刈りですとか、あるいは掃除、また、年末には大掃除ということでちょっと丁寧に時間をかけて掃除のほうを実施のほうはしております。  ただ、外壁につきましては、過去に高圧洗浄機で汚れを落としたりとか、あるいは、過去には職員で塗装、塗り替えたこともございます。ただ、ここ数年はちょっと手入れが行き届いていないというのが現状でございます。議員、ご指摘のとおり汚れが目立ってきておりますので、今後、気をつけて清掃のほう実施してまいります。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。細野議員。 ○9番(細野洋一君) 単純に聞きますので、単純にお答えいただきたいと思います。  緊急漏水等修繕費が270万余、計上してありますけれども、このいわゆる緊急漏水等修繕費というのは、どういう状態のものなのかということと、緊急漏水の体制、修繕の体制、漏水が起きた場合にどういう体制でどうするのかということね。もちろん迅速にそれ対応しなきゃいけないので、それなりの対応ができているんだと思いますけど、そうした中で、例えば、今、災害なんかがいつ起こるかわかりません。そういうときの漏水の関係、あるいは、年末年始とかゴールデンウイークとか休みの期間とかありますよね。そういう部分の緊急体制はどうなっているのかということと、日頃の漏水対策というのはどうされているのか、お伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) まず、日頃の漏水対策ということでございますけれども、こちらは、有収率が下がってきた場合には大がかりな漏水調査ということは実施はしておりますけれども、ふだんは検針ですとか、あるいは、個人からの連絡に基づいて漏水を確認して修理のほうをしているということでございます。  緊急修繕ということなんですけれども、漏水しておりますと、例えば、規模が大きな場合には道路の陥没ですとか二次被害的なものが起きてしまう可能性があるというところで、すぐに直さなければいけないというところから、緊急修繕という形での対応を取っているところでございます。  ただ、先ほどおっしゃられた体制という中で、どうしても業者さん、村内には杉山商会さん、後は豊建設さんと、メインで水道のほうをやっておられる業者さんいらっしゃるんですけれども、どうしてもちょっと今日の明日は都合がつかないというようなケースがある場合には、その漏水の状況で、これはやむを得ない、ちょっと待とうかということで判断をする場合もございます。  ただ、先ほどおっしゃった去年の台風みたいな大規模なそういったものにつきましては、当然そんな悠長なこと言っていられませんので、何が何でもやってもらわなければ困るというところで、前回の台風のときにも休日ではあったんですけれども、業者さんにとにかく対応してくれということで対応のほうをお願いをいたしまして、一部ちょっと不手際があったんですけれども、短時間で何とか対応はできたのではないかというふうに考えております。  以上になります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 緊急で、大規模な漏水の場合は対応するけれども、小規模なものについては対応しない部分があると、こういうお答えでありましたね。それで、この漏水の原因というのは、やはり管の老朽化、そういう管理というのはどういうふうにされていますか。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 特別ふだんの管理というものはしてございません。これは村のほうでダムの整備事業ということで、村内の水道管をほぼほぼ全域、古いパイプから新しいものに取り替えて、漏水のしにくい材料のほうを使って施工のほうはしているところでございます。  ただ、一部清水ヶ丘団地につきましては、鉛管を使っている部分がございまして、そちらが、経年によりまして傷がついている部分から割れてしまって水が噴き出てしまうというようなことが現在起こっております。  清水ヶ丘団地の漏水が結構件数としては多くなってございまして、昨年度から本管の入替え、それから、今年度も引き続き給水管の付け替えということで、漏水の対策、それから、耐震化ということで対応のほうをしているところでございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) やはり管というのは、設置年度が分かっているわけですから、それでおおむね鋳鉄管にしても耐用年数あるわけでしょう。そういう部分というのは、やはりなんか漏水を調べるなんか手段があるんだろうと思うんですよ。やはりそういうので事前に予防している部分が私は必要なのかなと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  緊急対応について、私、なぜこんなこと言うかというと、この間、お彼岸だったかな、二日ばかし流しっぱなし、何でよと言ったら、休みで業者がいないからって。これじゃあちょっとね、水を売っている商売の人が流しておいていいのかなという、こういうね。やはりそこら辺はきちんと対応していただいたほうがいいのかな、そこら辺については、やはり副村長あたりがきちんと指示をしていただければいいのかなと思います。  それから、もう一つ、清水ヶ丘の金翅の入り口から行ってすぐ上のほう、漏水が、これ緊急漏水だから漏水だよね。これ、12月と3月になんか工事やっているみたいなんだけど、これは12月に漏水して3月にも漏水しちゃって、それでこれ下見てみると、なんか工事費の増額なんだけど、これはどういう理由なのかちょっと聞きたいのと、そうなってくると、今度はほかのところにも漏水するんじゃないかと心配が出てくるんですけれども、その辺のちょっと対策をお伺いしておきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 漏水につきましては、同じ場所で必ず起きているというわけではございませんで、清水ヶ丘、先ほど言いましたように鉛管が給水管として個々のお家への引込管ですね、として使っている部分がございます。それで、個々の管でそれぞれ漏水が発生するという形になるんですけれども、同じ場所で同じ管が漏水ということはなかなか、一回修理しますので、なかなかそういったことは発生はしないということにはなります。 ○議長(岩澤敏雄君) この際、暫時休憩します。       ―――――――――――――――――――――――――――――                午後 3時07分 休憩                午後 3時09分 再開       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 休憩前に引き続き、会議を開きます。質疑を続行します。  清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) すみません。説明が足りませんでした。昨年、清水ヶ丘団地につきまして、本管の入替工事はやっておるんですけれども、まだ給水管の付け替えやっておりませんで、まだ古いパイプが残っております。こちらは計画的に5年間かけまして、清水ヶ丘団地の水道管につきましては、入替えを今、計画して、今年度2期目ということで、今年度事業を実施していくということでございます。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。
                    (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、令和元年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。  細野議員。 ○2番(細野賢一君) 1点だけ質問させてもらいたいんですけど、下水管の本管の清掃やメンテナンスなどはどのように行われているのか、お伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 下水道管の清掃、メンテナンスにつきまして、お答えいたします。  県道沿いの幹線ルートにつきましては、浄化センターの運転管理を委託しております事業者によりまして、週2回、マンホールポンプ場の点検、それから清掃のほうを行っております。面整備、いわゆる村道の部分につきましては、職員が直営で清掃を行っておりまして、現地の状態の確認のほうをしております。  また、その際、異常等があれば、その業者のほうからここに不具合があるよというような報告もいただいておりまして、それに基づいて緊急性があれば修繕という形で対応のほうはしておるところでございます。  また、浄化センターの施設設備につきましては、故障等が発生した場合には、事前に登録してある私、それから、後は下水の担当者、それから、後は運転管理をしております事業者のほうに、その警報がメールで送信されることになっておりまして、どういう故障が起こったということが確認できるようになってございます。  管路につきましては、使っている材料としまして、ヒューム管、ダクタイル鋳鉄管、塩化ビニル管、ステンレス管などというような腐食等に非常に強い材料を使って整備をされているところでございます。  下水道法等にも、一定期間、例えば何年おきに何をしなきゃいけないよというような決まりというのはないんですけれども、ふだんの点検におきまして状態を確認するとともに、今まで長寿命化の中では、管路については認められていなかったんですけれども、下水道ストックマネジメントにおきましては、管路も更新の対象になるということになりましたので、必要に応じては、計画に盛り込んで改修のほう実施してまいりたいと考えております。  以上になります。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) 下水道の関係、今のちょっと続きで悪いんだけれども、下水道管の本管、今の話だと、何もやっていらっしゃらないみたいなんだけれども、結局二十何年たつ、二十何年たつと下水道管の中に何か付着もしてその通り道というものが狭くなったりなんかそういうつまりとかそういうものはないのかどうか、例えば、そういうものの影響をどう考えているか、ちょっとお伺いしておきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) おっしゃるとおり可能性というのはあるとは思います。ただ、今のところ、点検をしている中、それから実際の流入量の等の確認をしている中で、特別流量がおかしいとかという状況が見受けられておりません。ですので、担当としましては、通常に機能しているというふうに現在は考えてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) やはり二十何年もたっていると、今は多少、なんていうのかな、下水道管流れているのかもしれないけれども、いずれ、普通の考えで行くと滞水しながらつまっていくんだろうなと思うんですよ。もしそういう状況がないよということで言い切っていただければそれはそれでいいんですけど、もしそうじゃなくて何年かの長い年月の中でそれがつまって、どこかでそういう影響が出ちゃったという場合は、これ莫大な金もかかりますし大変な工事費になるわけで、やっぱりそういった今後検討なり改善方法というものを考えていただけるのかどうか、お伺いしておきます。 ○議長(岩澤敏雄君) 清水まちづくり課長。 ○まちづくり課長(清水洋一君) 議員、おっしゃるとおり、今現在は私どもも問題はないと考えておりますけれども、今後は可能性としては考えられます。ほかの事例でもそういった更生工法というようなことで、中の掃除ですとかそういったものをやっているところもございます。ですので、今後調査のほう、必要に応じて調査のほう実施しまして、対応が必要であれば、更生等をしていく必要があるというふうには考えてございます。 ○議長(岩澤敏雄君) 細野議員。 ○9番(細野洋一君) ぜひ、よろしく管理のほうをあれして、長寿命化ということで経費の恒常化というか、極端に一遍に経費がかからないようにお願いしたいと思います。  それともう一つは、ちょっと見ていたら気になったからあれなんだけれども、一般会計の繰入金が1億5,000万近くあるんですよね。6割近く、会計の中の。それはもちろん長寿命化とかいろいろ事業費が重なってきているからこうなってくるんだろうとは思いますけれども、本来、いつからでしたっけ、企業会計に移行しますよね。5年後でしたっけ。何か企業会計に移行するっていうことであれば、当然独立採算制になるわけですよね。今現在、そういった一般会計に依存した会計について、どういう認識を持っているのか、お伺いします。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) 細野議員、ご指摘のとおり、下水道は事業開始から国の補助金等いただいて整備した後、やはり一般会計の財源を使う、また、長寿命化については、国の補助、また起債を組んでやるというようなシステムでずっと行っているところでございます。  受益者負担をさせますと、この部分については、大分村民にも受益者にも負担がかかるということで、管理以外の部分については、今、整備については、一般会計のとおりでいうと国庫と起債というような仕組みになっております。  細野議員、ご指摘のとおり、企業会計に移るというのが今、法律でなってございます。ただ、この仕組みについては、企業会計に行っても、やはり一般会計からの繰出しをしないと、下水道の会計は行っていけないというようなことでございますので、企業会計に移行しても、やはり一般財源を投入しながら企業会計を運営していただくような形になってくるんじゃないかというふうに今、推測されております。  ただ、今、村長、助言いただいたんですけど、水源環境保全再生事業、県の住民税の超過課税を使ってやっているものが、来年5年をもって、当面20年が終わります。それの後に、なるべく水源地としてやはり上流部として河川環境を守っている、また、飲料水を守っているというふうなこともありますので、今現状では、そういうものも先に何かいい手法がないかということをまた支援をしていただきたいということでやっておりまして、なるべく自主財源を使わずにといいますか、下水道の事業が円滑に行われるような仕組みを今、模索しながら進めているところでございます。  以上でございます。 ○議長(岩澤敏雄君) ほかに質疑はありませんか。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、令和元年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、令和元年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算について、質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) これより、討論に入ります。最初に、令和元年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、令和元年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、令和元年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、令和元年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、令和元年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、令和元年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定について、まず、反対討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) 次に、賛成討論の発言を許します。                (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、討論を終結いたします。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) これから、決認ごとに採決します。  決認第1号、令和元年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第1号、令和元年度清川村一般会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定いたしました。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、決認第2号、令和元年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第2号、令和元年度清川村国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定いたしました。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、決認第3号、令和元年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第3号、令和元年度清川村簡易水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定いたしました。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、決認第4号、令和元年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第4号、令和元年度清川村下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定しました。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 次に、決認第5号、令和元年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第5号、令和元年度清川村介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定しました。       ―――――――――――――――――――――――――――――
    ○議長(岩澤敏雄君) 次に、決認第6号、令和元年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに賛成の方の起立を求めます。                  〔賛成者起立〕 ○議長(岩澤敏雄君) 起立全員です。したがって、決認第6号、令和元年度清川村後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算の認定については、認定することに決定しました。       ――――――――――――――――――――――――――――― ○議長(岩澤敏雄君) 日程第7、報告第2号、令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告についてを議題といたします。村長から報告を求めます。岩澤村長。 ○村長(岩澤吉美君) ただいま議題となりました報告第2号、令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告につきまして、提案理由を申し上げます。  地方公共団体の財政の健全化に関する法律第3条第1項及び第22条第1項の規定により、令和元年度決算に基づく清川村の健全化判断比率及び資金不足比率につきまして、監査委員の意見をつけて報告するものでございます。  細部につきましては、担当課長に説明させますので、よろしくお願い申し上げます。 ○議長(岩澤敏雄君) 川瀬参事兼政策推進課長。 ○政策推進課長(川瀬久弥君) ただいま議題となっております報告第2号、令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告についての細部説明を申し上げます。先に資料を使い、ご説明いたします。資料№1をご覧ください。  ページを右下に付番しております。1ページの総括表①は、健全化判断比率の総括表でございます。この表は、報告第2号、令和元年度決算に基づく健全化判断比率等の報告についての別紙上段の表と同じものとなってございます。令和元年度清川村の実質赤字比率から将来負担比率まで、下段には国で示す早期健全化基準及び財政再生基準の数値が示されております。実質赤字比率は、本村の一般会計の赤字比率を示すもので、本村の決算内容は黒字でございますので、非該当のハイフンとなってございます。  次に、連結実質赤字比率は、本村の全ての六つの会計を合わせた赤字比率を示すもので、本村の全ての六つの会計は黒字でございますことから、非該当のハイフンとなってございます。  次の実質公債費比率は、一般会計の公債費、借金の返済額だけではなく、公営企業会計、簡易水道、下水道会計等の公債費に充てるための繰出金や債務負担行為の買戻しも含め、一般財源がどのくらい費やされているかというような財政の弾力性や資金繰りの危険度を指標化したもので、本村の比率はマイナス3.0%であります。  下段の国が定める基準は、早期健全化基準では25%、財政再生基準では35%でございますので、本村の比率は、はるかに下回ってございます。  次に、地方債残高や債務負担行為に基づく支出予定額、全職員が退職を想定した場合の負担額など、一般会計が将来にわたって負担すると見込まれる額を幅広く捉え、その総額から基金残高などの充当可能な財源を差し引いた実質的な負債の合計額を算出し、将来、村の財政を圧迫する可能性について指標化したもので、本村の場合、将来負担額に対して充当可能額が上回っている状況で、将来見込まれる負担に対し、十分な財源が確保されているということでございますので、将来負担が発生しないということで、ハイフンという表示になってございます。  2ページをご覧ください。総括表②は、連結実質赤字比率等の状況でございます。一般会計の収支が黒字のため、左の表、中ほどに、実質赤字比率がマイナス4.63%となってございます。また、右下の連結実質赤字比率もマイナス6.23%となっており、左下の※の説明書きにもありますとおり、黒字はマイナス表示となります。  次に、3ページ、総括表③は、実質公債費比率の状況です。2段目の表、一番右側の実質公債費比率は、3か年平均で算出します。総括表①のとおりマイナス3.0%となり、前年度はマイナス3.5%でございましたので、前年度と比べますと0.5ポイントほど増となっております。これは、平成27年度に借り入れた臨時財政対策債及び消防施設整備債の償還開始により、元利償還金が増加したことによるものでございます。  4ページの総括表④は、将来負担比率の状況です。3段目、一番下の計算結果になりますが、将来負担比率は欄外に小さく記載しておりますとおり、マイナス171.5%でありますので、将来見込まれる負担に対し十分な財源が確保され、将来負担が発生していないということでマイナスとなり、ハイフンの表示となってございます。  次の5ページは、公営企業会計の資金不足比率等に関する算定様式です。小さな字で大変恐縮ですが、表の2段目、簡易水道・上下水道事業の公営企業会計にかかる資金不足額等については、(8)欄に記載されておりますが、両会計とも黒字でありますことから、(9)欄の資金不足額(資金不足比率)はハイフン表示となり、資金不足はなしということであります。  報告書に戻っていただきまして、健全化判断比率の表をご覧ください。公表すべき率は、実質赤字比率から将来負担比率までの4項目であります。本村の各比率につきましては全て黒字であり、国への報告書は、実質公債費比率を除きハイフンとなりますが、参考までに算定数値を括弧書きにしてございます。  健全化判断比率のいずれかが下の欄に示す早期健全化基準や財政再生基準の数値を超えた場合は、財政健全化計画や再生計画を作成し、議会の議決を経て定め、公表するとともに、知事や総務大臣に報告や同意を求めることとなりますが、令和元年度決算における本村の指標は、いずれも早期健全化基準及び財政再生基準を大きく下回り、財政の健全性が維持されていることとなってございます。  次に、下の表になりますが、公営企業会計として取り扱われる簡易水道事業及び下水道事業の特別会計に係る資金不足比率の状況表ですが、記載のように資金不足はない状況でございます。  次のページ以降は、令和元年度の財政健全化に関しまして、清川村監査委員の審査に付した監査委員からの意見書の写しを添付してございます。  以上で、令和元年度決算に係る財政健全化判断比率等の報告に関わる細部説明を終わります。よろしくお願いいたします。 ○議長(岩澤敏雄君) これより質疑に入ります。質疑のある方は、発言を求めてください。発言を許します。                 (「なし」の声あり) ○議長(岩澤敏雄君) ないものと認め、質疑を終結いたします。  以上で、本日の日程は、全て終了しました。本日は、これをもって散会いたします。どうもご苦労さまでした。              午後 3時35分 散会...