○議長(馬場司君) 次に、賛成意見の発言を許します。 8番木下議員。
◆8番(
木下眞樹子君)
新型コロナウイルス感染症の収まらない中、今
年度予算の編成に当たり、小野澤町長をはじめ全職員の皆様、法人町民税、個人町民税が大幅に減少する中にあって、毎日夜遅くまで予算配分など、ご苦労されましたことに感謝申し上げます。 あいかわの聲を代表して、賛成の立場から若干の意見、要望を交えて討論させていただきます。 初めに、小野澤町長は、令和3
年度予算編成に当たり、聖域なき改革と述べられています。大部分の補助金などは1割カットされましたが、一部分では、難しいとの判断でしょうが、見直しが図られない事案もありました。まだまだコロナウイルス感染症は収束しないのではないかと考えられます。 また、法人町民税、個人町民税の減収は続くと思いますので、所信表明で述べられたとおり、1割カットの精神を忘れずに予算執行をお願いいたします。 町民、町職員、互いにお互いさまの気持ちを持ちながら過ごすことができればよいと思います。 では、本題に入ります。 総務費です。 職員研修経費ですが、庁内研修を毎年行われていますが、少し違う方向に目を向けてみませんか。確かに、愛川町職員としての心構え、また体験など必要でしょうが、コロナ禍の中で、この町を内側からだけでなく、違う視点から見方をすることも大切です。大学生の時点で起業し、成功したような人物の体験なども取り入れるなど、今はインターネット等でいろいろな情報を瞬時に見聞きすることができます。 町民に対して必要な事柄、個人ではできないことを従来どおり着実に行うこと、不正をしないこと、また個性をなるべく出さないで、真面目に業務に取り組むことが求められていると考えます。昭和、平成、令和と時は過ぎています。民族的にも多様化してきました。これからは、人として豊かな心、にこやかな笑顔、爽やかな気持ちで人に接することができる町職員が増えることを願います。 広報活動ですが、数年前から情報発信が非常に活発になり、大変喜ばしいことと感じています。移住、定住、シティセールスにも積極的な取組がされています。しかしながら、いろいろな仕掛けをして効果があるでしょうか。町外から人を呼び込むことだけでなく、愛川町から
子供たちが転出していかないようなことにも取り組んでいただきたいと思います。例を挙げれば、通勤・通学、買物などが便利になり、快適な生活が送れれば、
子供たちは愛川に住み続けると思います。 防災対策管理経費では、今こそ行政サービスから行政サポートに大転換する時期です。住民主体の防災対策に転換が必要です。自らの安全は自らが守る、自らの安全は周りの安全にもつながるという意識改革をするべきときです。防災士の育成に取り組んでいますので、防災士の資格を生かして、リーダーとして地域の地区防災計画を作成し、意識改革を進めていただくよう要望いたします。 次に、民生費です。 年々費用が増加しています。高齢化が進み、これからも民生費が増加し続けるのではないでしょうか。そのような状況にある中で、老人福祉、児童福祉、障害福祉等、満遍なく予算編成に取り組んでいただき、感謝し、評価させていただきます。 子ども・子育て支援は大変重要だと認識していますので、これからも引き続き取り組んでいただきたいと要望いたします。 在宅介護支援運営事業費についてです。 要援護高齢者や家族に対し、在宅介護の総合的な相談に応じて、町等との連絡調整をするため、24時間体制で対応することとしています。2025年問題を間近に控え、より一層の役割が重要度を増すはずですが、ミノワホーム、志田山ホーム、せせらぎがこうした身近な役割を担っていること、その地区分担などが一般町民の皆様に十分知られているとは思えません。的確に機能が果たせるような周知を図っていただきたいと思います。 高齢者見守り支援事業費についてです。 見守りロボット「パペロ アイ」の実証実験を行い、効果や課題を把握し、次年度の本格導入を目指すとのことです。
新型コロナウイルス感染症の影響により、
独り暮らし高齢者の社会活動の急減が見られる中、タイムリーな事業です。関東圏では初導入、全国でも6番目と先進事例となることから、正確なデータの取得に心がけ、町民の満足度の高い事業となることを期待いたします。 衛生費です。 感染症対策として新型コロナウイルス接種事業についてですが、ワクチン供給の遅れを踏まえ、高齢者への接種券の発送を当初予定していた3月下旬から4月中旬に変更すると発表した自治体があります。早期のワクチン接種が望まれるところですが、愛川町は結果的に準備期間が確保できたということになります。供給が遅れて
新型コロナウイルス感染症拡大が懸念されますが、ピンチをチャンスと捉えて、接種準備に万全を期していただきたいと要望いたします。 環境衛生費です。 環境基本計画推進事業として、町の自然と生活環境を保全し、清潔で美しいまちづくりを進め、環境美化の町条例の推進を図っていただきたいと思います。 そして、空き家対策も引き続き解消に努めていただきたいと思います。 塵芥処理費ですが、これからますます費用は増加傾向に向かっていくと想像いたします。多少の費用負担は必要です。個人、行政共に協力し、よい関係を築き、ごみの減量に取り組み、自然環境、生活環境を守るように希望します。 農林水産業費です。 農林振興費ですが、有害鳥獣対策にも長年取組をされていることに対し、評価いたします。 林業振興費ですが、水源の森林づくりは、愛川町に訪れる観光客の方々に、変わらない山、川、田んぼ、畑の風景を見ていただき、そして田舎、変わらぬ自然を満喫していただくためにも、神奈川県との連携を引き続き尽力されるよう要望いたします。 商工費です。 商工振興費で、
新型コロナウイルス感染症対策地域経済振興商品券第2弾では、第1弾が好評でしたので、多くの町民ができるように対応をお願いします。
新型コロナウイルス感染症により大変苦しい生活環境におられる方々をこれからも支援することを望みます。 土木費です。 町では、平山下平
整備工事の推進を図ることと、また路面調査や町道の舗装工事、歩道改修工事等をして、交通の円滑化及び歩行者の安全と交通バリアフリーの推進を図り、生活環境の向上に努めています。ぜひ人に優しい道路、橋梁などの維持管理、環境づくりにこれからも引き続きお願いいたします。 公園費です。 これからの生活様式ですが、誰もが身近で安心・安全、癒やしの場所として公園は必要です。また、八菅山いこいの森整備をはじめ、癒やし、健康づくりの場所は大切なところになると思いますので、自然を生かした整備、維持管理をお願いいたします。 消防費です。 地域防災組織育成事業補助では、田代区婦人消防クラブに消防ポンプ一式を更新して、消防組織の強化や自衛消防力の推進を図り、町民の防災思想の普及と事業所の自主防災・防火管理体制の推進を図っておりますので、評価いたします。 教育費です。 体育施設管理経費ですが、三増プールについては、開設期間と利用人数から計算すると、1人4,200円かかります。費用対効果を考えていただきたいと思います。 GIGAスクール支援員派遣等委託料とGIGAスクール端末用支援ソフト賃借料についてですが、今回の事業が一般財源で実行されることは大変な英断であったろうと評価いたします。 教育は、将来の町を担うであろう
子供たちに無限なる夢を託すことができると思います。教育先進地としてさらなる取組を期待し、評価いたします。
給食管理経費ですが、小・中学校共に親子給食が提供されたことは、長年、
子供たちからの要望があったこと、事案でした。いろいろな課題もあったであろうことをクリアしての実行は、とてもすばらしいことですので評価いたします。 青少年心理相談員派遣事業費についてです。 いじめや家庭環境の相談が多くなる中で、不登校、発達相談などはスクールカウンセラーが、貧困、虐待、ネグレクトなど福祉的側面にはスクールソーシャルワーカーが対応し、心理相談員の役割は重要性を増しています。個別の派遣にとどまらず、常設の専門家同士の情報交換や生徒や保護者が気軽に相談できる場所を設けるよう、引き続き努力されることを望みます。 eラーニングを活用した放課後学習事業費についてです。 ひのき教室は、中学校全生徒の希望者を対象に、学習習慣の定着と学力向上を目的にしています。eラーニングは各学年9教科の学習が可能であり、生徒には一人一人IDが与えられています。ウィズコロナの新たな時代を見据え、学習方法の選択肢をさらに広げるため、学習支援サービスのさらなる活用を模索していただきたいと考えます。 文化会館事業協会補助金についてです。 今年度と同様、350万円の予算が計上されていますが、今年度は、
新型コロナウイルス感染症拡大防止対策の影響で、支出はゼロとなっています。新年度は、新型コロナウイルスのワクチン集団接種のため、医療施設として使用することが決まっている中、聖域なき改革の対象として削減するべきだったのではないでしょうか。予算執行には慎重に対処するようお願いいたします。 災害復旧費です。 災害は、思わぬところで起きてしまいます。起きてからの復旧ではなく、未然に防ぐことにも気配り、目配りをお願いします。 近年、風雨なども想定外であることが起きています。降雨量などは、想定が時間当たり50ミリから60ミリに設定されていると思います。近頃は時間当たり100ミリ以上降るような雨になっています。何事も想定外を想定しながら事業を進めていただきたいと思います。 全般によくよく考えられた予算であろうとうかがえます。細かい部分まで見えるように、何事も透明化、見える化を進めていただきたいと思います。 私たちにもできることがあるのではないでしょうか。予算執行する側、予算に対するチェックをする側、おのおのが町民の皆様のために働くことが大事だと理解しています。互いに知恵を出し合うことなどがコロナ禍では必要です。 この町が安心・安全、住みやすい町として続くことを願いまして、賛成討論とさせていただきます。
○議長(馬場司君) 次に、
反対意見の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(馬場司君) 次に、賛成意見の発言を許します。 10番小林議員。
◆10番(小林敬子君) 私は、
日本共産党愛川町議員団を代表いたしまして、一般会計を中心に、若干の意見、要望を交え、賛成討論を行います。 昨年からの
新型コロナウイルス感染症によるパンデミックの下で、収束できずに長引き、自粛生活が続いてきたことにより、私たちは、何よりも感染防止による住民の命と暮らしを守り、コロナ禍で受けた様々な苦難を救済することに全力を尽くさなければいけないと考えます。 その観点から見れば、町の新
年度予算における歳入は、法人町民税の大幅減少や個人町民税の減少など、町税全体では前年度より2億5,000万円の減収が見込まれるため、普通交付税の交付団体として、普通交付税や臨時財政対策債を活用しました。 また、道路や橋梁の維持補修、町営住宅の改修、中学校の屋上防水工事などでの地方債の積極的な活用をはじめ、財政調整基金から1億5,500万円、その他の基金からも取崩しを行い、財源の確保を図ってこられたことは、住民生活の安定を保障するものとして評価をいたします。 一方、歳出では、社会保障関連費など義務的経費の増加は避けられないため、団体等への1割カットや特別職を含め職員の
地域手当を令和3年度に限り1%減額するという苦渋の選択をされ、財源の一部を確保されたことはやむを得ないと判断いたしました。 それでは、個別の事業の主だったものについて意見を述べてまいります。
新型コロナウイルス感染症対策事業についてであります。 昨年、町が発行した町民1人当たり3,000円のあいかわ景気盛リアゲ券は、多くの皆さんから歓迎され、第2弾を望む声が寄せられていました。町が行った町民や事業者へのアンケート調査でも、地域経済の活性化に役立つとの結果が得られたことから、当初予算には第2弾あいかわ景気盛リアゲ券発行事業経費が計上されました。このように町民の期待に応えた小野澤町長の英断を高く評価します。 また、ひとり親家庭応援券やひとり暮らし高齢者にも商品券を配付するなど、コロナ禍における不安の緩和や見守りを兼ねた取組として大いに評価します。 生活交通の確保についてであります。 町内循環バスについては、以前から要望がありました大型商業施設への乗り入れや通院等へ配慮した運行ルートに見直しされました。また、桜台小沢線を運行する海老名行きの新設路線の実証運行が開始されるなど、町民要望実現のために関係機関との協議に尽力されたことを大いに評価します。 農林業振興についてであります。 農作物獣害防除柵等設置補助金については、準農家認定者も利用できるように設置要件が緩和されました。有害鳥獣による被害を防止する有効な手段として周知が図られ、簡易電気柵等の設置を求める声に応えたものであり、評価します。 消防防災対策についてであります。 一般質問で、地域防災力向上のために防災士の連絡協議会の設置を求めましたが、町長は、防災士スキルアップ研修を開催し、防災士連絡協議会の発足につなげたいと答弁されました。防災士スキルアップ研修をできるだけ早い時期に開催し、防災士の資格を取得した皆さんが自主防災組織等でその役割を発揮できるように期待します。 環境に配慮したまちづくりについてであります。 地球環境への負担を軽減するための太陽光発電設備設置事業については、スマートエネルギー設備設置へと事業名を変更し、住宅用蓄電池太陽熱利用システム等も助成するなど、事業の拡充が図られました。ごみの減量化、資源化にも努め、引き続き地球に優しい環境づくりを推進するよう期待します。 障害者福祉についてであります。 軽度・中等度難聴児補聴器購入助成事業は、身体障害者交付対象にならない軽度・中等度の難聴のある児童の言語の習得やコミュニケーション能力の向上を支援するもので、引き続き対象の医療機関への周知をお願いします。 また、この制度は18歳未満の児童が対象になっていますが、加齢性難聴者への補聴器購入助成制度の創設も求めます。 健康づくりについてであります。 住民主体の健康づくり活動を支援するとともに、さらに、新たなサポートとして、参加者の多くが低栄養や高血圧、高血糖などの
生活習慣病のリスクが多いと考えられるため、改善のプログラムを提供する食支援も毎年2地区に実施していて、大変好評のようです。 さらに、健康ウォーキング教室では、正しい歩き方の指導で散策コースを歩き、健康遊具の正しい使い方を学び、高齢期における健康づくり、予防を重視した取組など、多くの町民が参加できるメニューとなっており、評価をいたします。 私立幼稚園への補助についてであります。 身体障害者手帳や療育手帳を持つ児童が通院する町内の私立幼稚園に、特別支援教育費補助として、県の補助に町が上乗せ補助を行っていますが、私立幼稚園特別支援児補助金は、療育手帳の交付基準に満たないけれども、個別対応が必要な児童が通院する町内の私立幼稚園に対し、町単独で補助を行っているもので、個々の児童への丁寧な支援として評価をしますが、さらに厚木市と同様な支援を要請します。 様々な課題のある発達障害等の児童・生徒には通級指導教室での個別指導、暴力行為やいじめ、不登校などの児童・生徒には専門家によるきめの細かな指導を展開しておりますが、年々減少するどころか、増加しています。 一方、小・中学生学力検査は、授業改善に役立て、個人の目標達成度を把握できるとのことですが、全国学力テストをはじめとした日本の教育の競争的なシステムが児童・生徒への発達上のゆがみを与えているとして国連の子どもの権利委員会より指摘され、制度の改善が求められております。そのためにも少人数学級などのさらなる取組を前進させるよう要請します。 男女共同参画社会推進事業では、基本計画推進委員会による進行管理を行っていますが、主な活動としては、その時々の社会の動きにマッチしたテーマの講演会開催は評価できます。ところが、この間の東京五輪・パラリンピック委員会前会長による女性蔑視発言に現れたジェンダー不平等の問題は深刻であります。そこで、これまでの啓発活動から一歩進んで、身近な問題から住民同士の話合いができる環境の設定を要望します。
国民健康保険特別会計予算についてであります。 令和3年度の国保財政については、
新型コロナウイルス感染症の影響による加入者の所得の減少が見込まれることから、歳入の根幹である国保税が大幅な減少となる中、町長は町民生活を重視し、緊急的に一般会計からの法定外繰入金を増額することで、保険税の税率を据え置いたとのことでした。 国では、コロナ禍において国民生活が窮迫している中にあっても、市町村独自の国保への財政支援策とも言える法定外繰入金の解消を市町村に求めるばかりか、法律の規定で都道府県の国保運営方針に繰入れ解消の手段を明記するよう義務づけるなど、さらに締めつけを強めています。 こうした大変厳しい状況にあって、本町国保の令和3
年度予算では、対象者全ての受診料を無料として行っている特定健診事業については、法定外繰入金を活用し、予算を増額して実施を予定するなど、町民の健康を願う温かみのある予算となっており、評価します。これからも町民みんなで支え合い、誰もが安心して医療を受けることができる国保運営を期待します。 続いて、介護保険特別会計についてであります。 第8期高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画がスタートいたしますが、前期計画での目標や具体的な施策を踏まえ、地域包括ケアシステムの整備に加え、団塊の世代が75歳を迎える2025年、さらには団塊ジュニア世代が65歳以上となる2040年に向け、高齢者人口や介護サービスのニーズを踏まえ、中・長期的に見据え、地域密着型サービス施設整備事業や終活支援事業のほか、コロナ禍により外出を余儀なくされている方への在宅高齢者援護対策事業など、ハード、ソフト両面にわたる各種事業の展開について評価をいたします。 また、各種の計画ごとに算定する
介護保険料基準額では、高齢化の進行により介護認定者数や介護給付費が増加する中にあって、
介護保険料は直接、高齢者の生活に影響を与えるものでありますが、保険料の算定に当たり、介護保険事業運営基金の繰入れや、今回、国の交付金なども幅広く活用するなど、可能な限り保険料の上昇を抑えたことは評価に値します。 引き続き高齢者の介護予防を推進し、健康的な生活を継続するための地域包括ケアシステムの深化と推進に期待いたします。 次は、公共下水道事業会計であります。 近年の集中豪雨による市街化区域内における冠水箇所の解消を図るため、桜台排水区の雨水整備を進めるほか、小沢排水区では、浸水被害が懸念される箇所について、事業用地となる
境界確定測量に着手するなど、浸水被害防止のための雨水整備事業の取組を評価します。 また、今後増加する老朽化管渠やポンプ設備などの投資需要に対し、ライフサイクルコストの縮小化や事業費の平準化を図るストックマネジメント計画の見直し業務を行い、計画的、効率的な下水道施設の維持管理、改築、更新に努める予算であり、評価します。 今後とも下水道財源の安定確保を目指し、引き続き下水道未接続世帯の解消に努めるよう要望します。 次に、
水道事業会計予算についてであります。 大規模な災害に備えて、令和2年度に戸倉第4水源の浸水対策工事を実施し、引き続き、令和3年度において
戸倉浄水場浸水対策工事に着手します。 また、計画的に実施している老朽化した配水管
整備工事など、水道施設の強化を図るものであり、評価をします。 今後とも、経営の合理化、省力化を図り、健全な水道経営に努めていただくよう要望します。 最後に、
新型コロナウイルス感染症拡大に影響を色濃く受けた中での予算編成でありますが、歳入歳出の両面でのご労苦があったものと推察いたします。町長をはじめ全職員皆様のご努力に敬意を払いまして、
日本共産党愛川町議員団の賛成討論といたします。
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○議長(馬場司君) 10分間休憩します。 午前10時09分 休憩
----------------------------------- 午前10時18分 再開
○議長(馬場司君) 再開します。
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○議長(馬場司君) 休憩前に引き続き会議を行います。 討論を続けます。 初めに、
反対意見の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(馬場司君) 次に、賛成意見の発言を許します。 6番
阿部議員。
◆6番(
阿部隆之君) それでは、会派、令和あいかわを代表し、本定例会に提案された議案第16号「令和3年度愛川町
一般会計予算」から議案第21号「令和3年度愛川町
水道事業会計予算」までについて、各常任
委員長報告のとおり賛成の立場から、さらに今後への期待を含め、討論いたします。 町長2期目、地域活性化や経済振興が一層期待された昨年、新型コロナウイルスが全世界を覆い尽くしました。21日に2回目の緊急事態宣言は解除されましたが、予断を許さない状況であることは変わらず、既に感染リバウンドや第4波の懸念さえ耳にします。 この
新型コロナウイルス感染症ですが、日本は諸外国に比べ感染者数や死者数は少ないものの、日本社会に与えた影響は甚大で、特に経済的なダメージは深刻です。本町においても、飲食店を中心に多くの事業者が多大な影響を受けています。 昨年3月2日、令和2年町長施政方針演説で初めて「新型コロナウイルス」という言葉が定例会で発せられてから約1年、唯一の希望の光であるワクチン接種ですが、少しずつスケジュールが遅延しており、なかなか先が見通せない状況です。 しかしながら、私の一般質問冒頭で申し上げましたとおり、本定例会は、コロナ禍の現状を切り抜け、コロナ後の発展に向けた道筋を定める定例会としなければなりません。つまり、令和3年度は、しっかりと町民生活を守り、潤いのあるものにしながら、新型コロナウイルスワクチン接種事業を着実に進めつつ、経済的にも大きく飛躍のきっかけをつくる年度にしなければなりません。 また、3月1日現在、人口総数が4万人を下回ってしまいました。愛川町まち・ひと・しごと創生「人口ビジョン」の数字より人口減少スピードは急なものになっています。未来を見据えた先行投資となり、また未来を担う
子供たちにすばらしい愛川町をバトンタッチできるよう、地方創生推進のスピードはさらに加速させるべきではないでしょうか。 さて、令和3年度に向けた施策を示す
一般会計予算は、約2億5,000万円の減収にもかかわらず、過去最大で5年連続プラス予算であり、特別会計を含めた総額は前年度比2.8%増で、コロナ禍においても上を向こうという予算編成と考えられます。 また、コロナ禍の現状を切り抜け、コロナ後の発展に向けた道筋をつけるためには、令和3年度の様々な事業が、町民生活を守り、さらなる潤いを実感していただくための町民目線での内容であること、そして町の発展を着実に進め、未来へつなげる内容であることが必須です。この2つの観点で、新たな事業を中心に検証を進めたいと思います。 まず、町民生活を守り、さらなる潤いを実感していただくための町民目線という観点においては、大学との包括連携協定による健康増進事業、
糖尿病重症化予防事業、ありんこ作業所と農家が連携した農福連携フロンティアモデルの調査研究、コミュニケーションロボットによる新たな見守り事業の推進、地域住民との交流の場となる
認知症予防カフェの新設や認知症サポーターの養成などの健康や福祉、介護、そして幼稚園教諭の転入・復職奨励助成金による子育ての充実化を目指そうという面に至るまで町民生活を守る施策が備わっていることに加え、未来を担う
子供たちのため、親と子の温かい中
学校給食会の開催、愛川の野菜のおいしさを知る地元農家などによる食育に関する講話、創造性を育む学びを実現するためのGIGAスクールの推進など、豊かな心と地域愛を含める施策からICT化の促進に至るまでが計画されています。 また、町民生活に潤いをもたらす施策においても、桜台小沢線を経由して海老名まで結ぶ路線バス利便性向上方策検討事業、さらには、八木クリニックやコピオ愛川、大塚下団地を新たにルートに追加した町内循環バス事業が計画されています。引き続き、県内の多くの町で実施されているデマンドタクシーを含めた町民、住民の移動のさらなる充実化を期待します。 次に、町の発展を着実に進め、未来へつなげる観点においては、補正予算で可決されました、投資額倍の経済効果が期待されるあいかわ景気盛リアゲ券第2弾の実施をはじめ、耕作放棄地の解消とさらなる愛川の農業充実のための準農家制度の拡充、飲食店の経済振興につながる田代運動公園売店設置の検討が計画されています。 特に、田代運動公園売店設置の検討については、河川誘客による町の経済振興につながるきっかけとなり、さらに、河川誘客の心をつかむことが成功すれば、いずれは地方創生の中心である観光と産業が連携した拠点づくりへと大きく飛躍できますので、検討にとどまらず、同じ公園内での農業者とのコラボレートしたイベントの実施をしていただくよう、大いに期待しております。 さて、先の見えないコロナ禍の状況においては、時期を見定め、思い切った施策を進めることが非常に困難であります。 バブル崩壊後の1990年代頃から日本は長期のデフレ状態となっており、およそ30年間、デフレ状態が続いたことで、デフレマインドに陥ってしまっています。 欧米では、早々にリーマンショックの影響を抜け出し、所得も上昇しつつ、積極的に消費活動が行われていますが、日本ではいまだに倹約、貯蓄することが美徳のように思われている傾向にあります。 関係団体等への運営費、奨励的な補助金及び交付金については、厳しい
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、痛みを分かち合うことを求め、一律10%を減額することとし、同様に、特別職を含めた職員の
地域手当についても、令和3年度限りではありますが、1%減額の
条例改正議案が提出されています。職員自身の生活に関わる部分でありながら、この件を受け止めた職員の方々の気持ち、一丸となってコロナ禍を切り抜けよう、乗り越えようという心を我々議員は無視はできません。 しかし、補助金及び交付金の減額及び
地域手当の減額は、消費しようという気持ちが減退し、倹約しようという考えを醸成してしまうという、まさに日本が30年間苦しんできたデフレマインドがさらに深みに陥ってしまうことになります。 あいかわ景気盛リアゲ券第1弾のアンケートの結果を見れば、町が消費を喚起する施策を行うことによって、投資額の倍の経済効果が期待できることは証明されています。 こうしたことから、新型コロナウイルスワクチン接種が一通り行き渡った折には、関係団体等への運営費、奨励的な補助金の減額分の再支給、また職員への
地域手当減額を中止し、あいかわ景気盛リアゲ券で減額分を再支給するなど、町内の地域経済振興を刺激する施策を実施していただくよう、町長には大いに期待をするところであります。 結びになりますが、平和3
年度予算に掲げられた一つ一つの事業は、町民生活を守り、さらなる潤いを実感していただくための町民目線の内容であり、また、町の発展を着実に進め、未来へつなげる内容であると考えます。 また、公共下水道事業のストックマネジメント計画の見直しや水道事業の耐震性の強い配管への布設替えなどのハード、ソフト両面の事業などについてもバランスよく予算編成がされていると判断いたします。 以上、議案第16号「令和3年度愛川町
一般会計予算」から議案第21号「令和3年度愛川町
水道事業会計予算」までについての賛成討論といたします。
○議長(馬場司君) 次に、
反対意見の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(馬場司君) 次に、賛成意見の発言を許します。 11番井出議員。
◆11番(井出一己君) それでは、公明党を代表いたしまして、上程されました令和3年度一般会計及び特別会計予算を賛成の立場から討論いたします。 まず、歳入です。 新型コロナ禍の経済情勢が本町の財政に及ぼす影響について、町税が、企業の業績悪化により、前年度に比べ2億5,000万、率にして3.3%の減と大幅な減収が見込まれ、地方譲与税も減収の見通しであり、影響は避けられない状況であると言われています。 新年度では、交付団体となることで、発行される臨時財政対策債やその他道路事業などの適債事業の借入れも行われます。債務は、公債費の割合が高くなれば、予算配分が制限され、
町民サービスへの影響が心配されます。しかし、本町の公債費負担比率は低い数値となり、住民1人当たりの地方債現在高は県内市町村の低いほうに抑えるなど、厳しい経済情勢の中で現行の取組を評価するものです。 歳出について。 3月補正で計上した地方創生臨時交付金を活用した感染症対策事業やワクチン接種事業など、感染防止策を優先に、生活に直結した事業推進の財源確保をするため、様々な経常経費の削減に努められました。その中には、消耗品、備品購入費、さらに高齢者バス割引乗車券購入費助成事業負担金の補助率の改定、
バス停留所上屋設置事業補助金等、72件、2,800万円余りの各種補助事業など、様々な削減を行い、財政への影響を抑える努力をされました。 それでは、この歳出を款ごとに、主な事業を若干の意見、要望を交えながら進めてまいります。 総務費です。 生活交通対策では、新路線として桜台小沢線を経由しての海老名駅行きの実証運行が始まります。地元住民のアンケート調査でも要望が多いこともあり、コロナ禍の影響で開始予定が延びましたが、自粛ムードの中で、新路線の開始という大変前向きな事業を始めることに期待します。 半原水源地跡地の活用では、既存建物の解体工事とその後の造成に関わる詳細設計が始まります。造成までの工程は認めるものですが、その後の利活用については、しっかりと町民への説明を行う中で、経済状況等も踏まえながら進めていただきたいと思います。 ふるさと納税は、愛川ブランドの充実等により知名度アップと地域産業の活性化を反映して、徐々に寄附が増えています。しかし、流出も同じように増加傾向であり、寄附を上回る状況が続いています。交付団体である大都市などは、地方交付税で補填をされているとの報道もあります。 ともかく、ふるさと納税は、本質はそれぞれの自治体の魅力的な使い道で競うことにあると言われているように、今後とも、本町の魅力の発見とともに、発信できる取組を望みます。 ESCO事業の研究が開始されます。国は、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、2050カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを表明しました。ESCO事業は、新たな財政支出をせず、省エネと管理の両面からできるものであり、行政改革の新たな打開策として期待をするものです。 土砂災害特別警戒区域が発表されることに伴い、土砂災害と洪水に係る情報が一体化したハザードマップが作成されます。配布とともに、各家庭が有効活用できるように、周知など情報提供もお願いします。 第5次総合計画は令和4年で満了することから、第6次総合計画の策定に引き続き取り組んでいきますが、SDGsの誰一人取り残さないとの理念が、各種計画や戦略、方針の策定などにその要素が最大限に反映されることを希望するとともに、施策ごとに関連するSDGsの要素へぜひロゴ・アイコンを導入し、目標などが一目で分かるような工夫をお願いいたします。 民生費です。 SDGsの取組として、ありんこ作業所と農業者が連携して余剰野菜を活用した加工品をつくる、農福連携フロンティアモデルの研究に取り組みます。この連携により、農業の高齢化や担い手不足の問題と障害者の就労機会の拡大等、課題克服の事業につながる新しい取組として、大変期待するものです。 高齢者福祉では、春日台センター跡地に整備される小規模多機能型居宅介護事業及び認知症グループホーム施設の整備工事が始まります。平成23年に中津の六倉に同様の施設ができてから約10年になります。以前より中学校区に1施設の地域密着サービスの同様の施設ができることを要望しておりましたが、事業開始ができるように、でき得る支援をお願いするものです。 認知症対策では、認知症サポーター養成講座に、愛川高校生に加え、第一生命保険会社の社員を対象に開催されます。包括連携協定により取り組むことを評価するものです。 子育て支援の推進では、子ども・子育て支援法に基づいた幼児教育無償化の給付の実施と、待機児童対策では、幼保連携認定こども園へ移行する私立幼稚園に対しての助成事業の実施に向けた取組を評価するものです。 防犯対策では、ドライブレコーダーや自動通話録音機能つき電話機の購入助成事業は継続されます。開始年度から多くの要望があり、年度途中の追加になるほど関心の高かった事業です。多くの方が利用できるよう、周知等、情報提供をよろしくお願いいたします。 衛生費です。 環境美化対策では、住宅太陽光発電設備の補助事業に新たに住宅用蓄電池システム補助事業を追加し、補助対象スマートエネルギー機器を自由に選択できることで利用しやすい補助制度になっており、事業の見直しを評価するものです。 健康づくり事業では、神奈川工科大学との包括連携協定を基に、工科大が開発した健康測定器「健幸aiちゃん」を使い、町民の健康増進に取り組みます。今、自治体と大学共に地域を現場として連携協力しているとされ、2016年のデータでは、全国1,941自治体のうち、920の自治体が、1つ以上、連携協定を結んでいます。連携がより効率的、安定的な基盤をさらに構築し、町民の健康に資することを期待するものです。 農林水産費です。 農業振興対策では、人・農地プランの実効性を高めるため、農地集積を促進、有機農業などの環境保全型農業の助成を引き続き実施します。 また、箕輪水路改修工事や峰の原農道改修工事の設計調査により、農業用水の安全確保と農地の保全や農道の整備事業に取り組みます。 商工費です。 商工業の振興では、コロナ禍で厳しい経済情勢の中で、中小零細企業への事業資金の融資や利子補給など、状況に合わせた漏れのない支援を行い、事業者の安定と強化に努めていただきたいと思います。 土木費です。 道路整備では、町道の維持管理と交通の円滑化、歩行者の安全確保、さらに交通バリアフリーを推進するために、測量をはじめ、25か所の
整備工事を行います。しかし、歩道の安全対策は、国道、県道とのネットワークが欠かせません。引き続き県への要望を粘り強く行っていただくようお願いいたします。 町営住宅の長寿命化では、三増・
諏訪住宅の
アスベスト建材検査を行い、三増住宅の外壁と屋根の修繕を行います。さらに、田代住宅では、消防防災設備点検を行ったことにより消防設備の修繕が行われます。計画的に事業展開を行い、安心と居住環境の向上が図られることを評価します。 災害予防対策では、集中豪雨の浸透により災害発生が心配される危険箇所の角田宮ノ下地内の擁壁工事や田代上野原地内の法面詳細設計や半原日向地区の急傾斜地崩壊対策が行われ、災害防止と不安解消に努めることを評価いたします。 消防費です。 消防団関係では、宝くじ補助金の活用で、田代区婦人消防クラブの可搬消防ポンプが更新されます。また、消防指令台気象情報収集装置の更新により、安定かつ確実な情報通信体制の確保が図られます。 半原分署仮眠室間仕切り設置工事についてですが、今まで大部屋に数人が入り、個人ベッドの上だけが居住空間でした。やっと間仕切りや収納スペースを増やしたベッド等、施設環境の整備が図られます。しかし、天井部分は空調の関係で遮断されないようです。今後、女性の署員の入署の可能性や署員一人一人の大切な休息の場所として、個室としての整備も必要と思いますので、検討をお願いします。 教育費です。 学校教育では、通級指導教室が、中津小学校に加え、半原小学校に増設されます。個別の指導が必要な通常学級に在籍する児童に対して、個に応じた適切な指導ができるよう、対応を切にお願いします。 GIGAスクール構想では、1人1台の情報端末整備が終わり、有効活用のため学習ソフトが導入されますが、端末機使用について、長期間の休校措置などになった場合には、家庭での使用ルールやWi-Fi整備について検討をお願いします。 高校生の通学費助成制度は、町外に通う家庭の経済的な
負担軽減とともに、自転車通学など、選択肢を増やすことができ、生徒、親御さん共に喜ばれている事業です。今年度は、コロナ禍の影響で申請できなかった方からの期間延長を求める声に早急に対応し、延長されました。その対応に親御さんから感謝の声も聞いています。新年度も環境の変化に柔軟な対応をするようお願いするものです。 特別会計です。 国民健康保険特別会計では、新型コロナ感染症で保険収入の大幅減収が見込まれ、法定外繰入金を一般会計から前年度より増額することなど、保険税の税率を据え置いたことは、厳しい財政状況の中でご苦労があったと思います。 しかし、税収の見通しでは、県の保険金収入を前年並みと見込んでいるため、今後の情勢によっては変化も予想されることから、安定的な財政運営に取り組んでいただきたいと思います。 公共下水道会計です。 雨水整備事業では、小沢排水区事業の着工に向けた用地の
境界確定測量が行われます。汚水対策事業とともに、計画的な施設の改築、更新を行い、安定したサービスの提供と経営の健全化に努めていただきたいと思います。 水道事業会計です。 建設改良整備事業では、中津地区5か所配水管整備改良工事を予定しています。そのほか、送水ポンプの修繕等、防災対策事業の推進で、引き続き町水の安定供給に努めていただきたいと思います。 以上、令和3
年度予算執行に当たり、町長は、
町民皆さんの命と生活を守るため、継続かつスピード感を持って対応していくとお述べになりました。新年度の政策が着実に実行されることを期待し、見通しの利かない経済情勢の中、予算編成に取り組まれた担当職員に感謝し、賛成討論といたします。
○議長(馬場司君) 次に、
反対意見の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(馬場司君) 次に、賛成意見の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(馬場司君) 他に討論がありませんので、討論を終結します。
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○議長(馬場司君) これより表決に入ります。 議案第5号「愛川町職員の宣誓に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(馬場司君) 起立全員です。よって、
町長提出議案第5号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、議案第6号「愛川町職員の給与に関する条例及び愛川町
会計年度任用職員の給与及び
費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(馬場司君) 起立全員です。よって、
町長提出議案第6号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、議案第7号「愛川町
国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(馬場司君) 起立全員です。よって、
町長提出議案第7号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、議案第8号「愛川町廃棄物の処理及び清掃に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(馬場司君) 起立多数です。よって、
町長提出議案第8号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、議案第9号「愛川町
介護保険条例の一部を改正する条例の制定について」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(馬場司君) 起立全員です。よって、
町長提出議案第9号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、議案第16号「令和3年度愛川町
一般会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(馬場司君) 起立全員です。よって、
町長提出議案第16号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、議案第17号「令和3年度愛川町
国民健康保険特別会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(馬場司君) 起立全員です。よって、
町長提出議案第17号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、議案第18号「令和3年度愛川町
後期高齢者医療特別会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立多数)
○議長(馬場司君) 起立多数です。よって、
町長提出議案第18号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、議案第19号「令和3年度愛川町
介護保険特別会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(馬場司君) 起立全員です。よって、
町長提出議案第19号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、議案第20号「令和3年度愛川町
公共下水道事業会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(馬場司君) 起立全員です。よって、
町長提出議案第20号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、議案第21号「令和3年度愛川町
水道事業会計予算」の採決をします。 本案に対する委員長の報告は可決です。 本案を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(馬場司君) 起立全員です。よって、
町長提出議案第21号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 次に、日程第13、
議員提出議案第1号「
愛川町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」を議題とします。 直ちに提出者の説明を求めます。 8番木下議員。
◆8番(
木下眞樹子君) それでは、本日、新たに追加議案として提出をさせていただきました、
議員提出議案第1号「
愛川町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」の提案説明をさせていただきます。 議員活動と家庭生活との両立支援策をはじめ、男女の議員が活動しやすい環境を整えるため、出産、育児、介護などを議会への欠席事由として整備するとともに、出産については、母性保護の観点から産前産後の欠席期間を規定するものです。 また、請願者の利便性の向上を図るため、議会への請願手続について、請願者に一律に求めている押印の義務づけを見直し、署名または記名押印に改めるため、規則に所要の改正を行うものです。 議員諸公のご賛同をお願いし、提案説明といたします。
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○議長(馬場司君) これより質疑に入ります。 (発言する者なし)
○議長(馬場司君) 質疑がありませんので、質疑を終結いたします。
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○議長(馬場司君) これより討論に入ります。 初めに、
反対意見の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(馬場司君) 次に、賛成意見の発言を許します。 (発言する者なし)
○議長(馬場司君) 討論がありませんので、討論を終結します。
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○議長(馬場司君) これより表決に入ります。
議員提出議案第1号「
愛川町議会会議規則の一部を改正する規則の制定について」の採決をします。 本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 (起立全員)
○議長(馬場司君) 起立全員です。よって、
議員提出議案第1号は原案のとおり可決しました。
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○議長(馬場司君) 日程第14、
議員派遣についてを議題とします。
議員派遣については、
会議規則第114条の規定により、議会の議決で決定するとされています。 お諮りします。
議員派遣については、お手元に配付のとおり派遣したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(馬場司君) ご異議ないものと認めます。よって、
議員派遣についてはお手元に配付のとおり派遣することに決定しました。
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○議長(馬場司君) 日程第15、
議会運営委員会の閉会中の
所掌事務調査についてを議題とします。
議会運営委員会委員長から、
会議規則第70条の規定によって、お手元に配付しました本会議の会期日程等、議会の運営に関する事項について、閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(馬場司君) ご異議ないものと認めます。よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
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○議長(馬場司君) 日程第16、広報広
聴常任委員会の閉会中の
所管事務調査についてを議題とします。 広報広
聴常任委員会委員長から、
会議規則第70条の規定によって、お手元に配付しました議会だより等、広報広聴に関する事項について閉会中の継続調査の申出があります。 お諮りします。委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることにご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(馬場司君) ご異議ないものと認めます。よって、委員長からの申出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定しました。
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○議長(馬場司君) ここで、町長より発言の申出がありましたので、これを許可します。 小野澤町長。
◎町長(小野澤豊君) 議会定例会の閉会に当たりまして、一言ご挨拶をさせていただきます。 3月1日の開会から本日まで、ご提案いたしました新
年度予算をはじめ、条例関係等の諸議案につきまして、慎重なご審議を賜り、全議案についてお認めをいただきましたこと、心から感謝を申し上げる次第でございます。 残すところ1週間余りで新しい年度を迎えるわけでありますけれども、本定例会において議員各位からいただきました様々なご意見、ご提言につきましては、検証しながら今後の町政運営に生かしてまいりたいと存じております。 ご案内のように、政府は、22日、新型コロナウイルス感染拡大に対応するための緊急事態宣言を2か月半ぶりに全面解除いたしたところでございますが、こうした時期だけに人出の増加が予想され、感染力が強いとされる変異ウイルスの広がりも懸念がされるなど、予断を許さない状況となっております。 本町では、これ以上感染者を増やさないように、あらゆる広報媒体を活用しながら、引き続き感染予防対策、各種の支援事業を迅速に進めながら、万全を期してまいりたいと存じております。 また、ワクチンの関係でありますけれども、来月、4月5日の週から19日の週にかけまして、県から合計44箱が横浜市をはじめとした17の市に配分がされます。また、26日の週には、別途、全市町村に1箱ずつ配分がなされる予定となっているところでございます。 したがいまして、県の配分の考え方について申し上げますと、供給量が限定的であるため、高齢者の中でも特にリスクの高い方やクラスターの危険性などを踏まえまして高齢者施設を優先としておりますことから、本町では、医師会と協議をしてきた中で、高齢者施設の入居者を優先に、各施設の嘱託医によりまして接種をしていく予定といたしております。 なお、先週の19日には、集団接種会場の文化会館におきまして、職員と委託事業者等によるシミュレーションを実施し、再確認をいたしましたけれども、来月の4月の中旬には、医師会を含めた、より実践的なシミュレーションを実施していく予定といたしております。 このほか、個別接種につきましては、北部病院以外の医療機関でも接種ができるよう、鋭意、医師会と調整を進めております。詳細につきましては、後ほど議員のみ議員全員協議会におきまして報告をさせていただきたいと存じております。 いずれにしましても、本定例会でお認めをいただきました補正予算と一体化した新
年度予算の執行には、スピード感を持って取り組んでまいりますとともに、引き続き、総合計画、総合戦略に掲げました施策を一歩一歩前に進めてまいりますので、議員各位の相変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、改めて衷心よりお願いを申し上げる次第でございます。 最後になりますけれども、軽自動車税の環境性能割の臨時的軽減の適用期間の延長についてでありますけれども、昨年の9月議会でご承認をいただきまして、新型コロナ緊急経済対策として、昨年の10月から今年度末まで延長いたしたところでありますけれども、これをさらに9か月、本年末まで延長するものでございます。 現在、この地方税法の改正が国において審議中でありまして、4月以降に施行される見通しでありますことから、可決成立後には愛川町の税条例の改正について専決処分をさせていただきたいと考えておりますので、この点もよろしくご理解を賜りますようお願いを申し上げます。 以上、閉会に当たっての挨拶とさせていただきます。大変にありがとうございました。
○議長(馬場司君) 以上で、本定例会の議事の全部を終了しましたので、本日をもって閉会したいと思いますが、ご異議ありませんか。 (「異議なし」の声あり)
○議長(馬場司君) ご異議ないものと認めます。よって、令和3年第1回愛川町議会定例会は本日をもって閉会します。 月初から長期間にわたりまして大変ご苦労さまでした。ありがとうございました。 午前11時02分 閉会
----------------------------------- 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。 令和3年3月24日 愛川町議会議長 馬場 司 愛川町議会議員
熊坂崇徳 愛川町議会議員
木下眞樹子...