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  1. 湯河原町議会 2021-03-08
    令和3年第2回定例会(第3号) 本文 開催日:2021年03月08日


    取得元: 湯河原町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-07-24
    最初のヒットへ(全 0 ヒット)                            開 議  午前10時00分 ◯議長【村瀬公大君】 皆さん、おはようございます。定刻になりましたので、始めさせていただきます。  なお、議場内への携帯電話の持ち込みは、禁止とさせていただいております。傍聴の皆様におかれましては、携帯電話をお持ちの場合、電源をお切りいただきますよう、ご理解・ご協力のほどよろしくお願いいたします。  ただいまの出席議員は、13名であります。定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配布のとおりであります。会議録署名議員は、会議規則第114条の規定により、議長において、2番 熊谷議員、3番 松野議員の2名を指名いたします。                  日程第1 ◯議長【村瀬公大君】 日程第1、一般質問を行います。  質問の通告がありますので、順次発言を許します。質問は通告に沿って、簡単明瞭にお願いします。答弁も簡潔にお願いします。  質問通告第1、2番 熊谷議員、ご登壇願います。              (2番 熊谷照男議員 登壇) ◯2番【熊谷照男君】 では、お願いします。通告に従いまして、質問したいと思います。  1 道路の補修等について(陥没箇所センターライン横断歩道・側線等)  町内においては、国道、県道、町道、農道等の道路を多くの車が走っています。住民の皆さんから、「運転していて、センターライン・側線・横断歩道等が薄くて夜は危険である。」保護者からは、「横断歩道の線が薄いので、生徒が渡る際危ない。どうにかしてください。」と言われます。早急な対応が必要なために質問をします。 (1)いままで道路補修陥没箇所の補修等)はどのような手順を踏んで、どう対応して  きたのか。 (2)白線の状態(センターライン横断歩道・側線等)は月ごとに点検されているの  か。 (3)住民の皆さんからの相談を受けた際、どのように受け入れ、どう対応しているの  か。
    (4)白線等が薄くなっていることを行政は把握しているのか。住民からの要望は現在何  件ぐらい把握しているのか。県の公安委員会等にどのように報告・対応しているのか。 2 新型コロナウイルスワクチン接種の対応について  コロナウイルス感染症において連日、新聞・報道機関等を通して、全国の感染者数が報道され、このコロナ感染症対策等において、日夜、取り組まれている医療従事者の皆さん、そして緊急対応で支えている行政職員の皆さん、心から感謝いたします。ありがとうございます。  先日、町長・保健センター所長から説明がありました。住民の皆さんへの予防接種について通告に従いまして、質問をいたします。 (1)新型コロナワクチン予防接種を65歳以上の対象者に対し、9週間かけて行うと  報告がありました。1日当たり何人くらいを想定しているのか。 (2)65歳以上の方から接種していくと聞きましたが、接種に向け、本町では高齢の方  に対する細やかな対応が必要と考えます。この点に関して、いま現在の進捗状況を教え  てほしい。 (3)コールセンターを設置して相談を受けると聞いたが、何回線で、開設時間や土日等  の対応はどうなのか。 (4)全体の会場図やワクチン接種までの流れが高齢者にしっかり伝わらないと、接種当  日、混乱すると思うが大丈夫か。 (5)本町において、予防接種を想定した訓練を実施するのかしないのか。 (6)車椅子や目の不自由な方や特養などの施設に入所している高齢者への対応はどのよ  うに考えているのか。  以上、お願いしたいと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 おはようございます。2番 熊谷照男議員の一般質問にお答えいたします。  1番目「道路の補修等について(陥没箇所センターライン横断歩道・側線等)」のご質問のうち、1点目の「いままで道路補修陥没箇所の補修等)はどのような手順を踏んでどう対応してきたのか。」とのご質問でございますが、町が管理する道路につきましては、町の所管課職員が、日常、道路を走行しながら舗装の破損などを確認しておりますが、町民の皆様や所管課以外の町職員などからも、道路の破損についての通報や情報提供がございます。町が管理する町道及び農道等で舗装の破損を発見した場合や通報を受けた場合には、まず、現場の状況確認を行い、破損の状況により、職員が補修材で補修をする場合や、必要に応じて、業者に補修工事を発注するなどの対応をしております。  また、神奈川県が管理する国道及び県道で舗装の破損を発見や通報を受けた場合は、県の所管部署に情報提供をするとともに、補修などの依頼をしております。  次に2点目の「白線の状態(センターライン横断歩道・側線等)は月ごとに点検されているのか。」とのご質問でございますが、道路の白線につきましては、道路法、道路交通法及び道路標識・区画線及び道路標示に関する命令等の規定により、道路管理者が点検・管理するものと、都道府県公安委員会が点検・管理するものが定められております。  町が点検・管理するものは、町道約140km及び農道約30kmの総延長約170kmの町管理道路に引かれている白線のうち、破線のセンターライン車道外側線等と決められており、また、神奈川県公安委員会が点検・管理するものは、横断歩道、停止線及び実線のセンターライン等となっております。  白線の点検につきましては、町の所管課職員が、日常、道路を走行しながら、横断歩道停止線等県公安委員会が管理するものも含め、状態の確認に努めております。  次に3点目の「住民の皆さんからの相談を受けた際、どのように受け入れ、どう対応しているのか。」とのご質問でございますが、まず、道路管理主体に関係なく、すべての道路において、町職員が現地を確認するなど、相談内容の把握に努めております。  その結果、相談内容が町が管理する道路等であった場合は、関係する部署で情報共有を図り、修繕方法等を検討し対応しております。  一方、相談内容が県が管理する道路等であった場合は、県の所管部署に情報提供をするとともに修繕等の依頼を行っております。  次に4点目の「白線等が薄くなっていることを行政は把握しているのか。住民からの要望は現在何件くらい把握しているのか。県の公安委員会等にどのように報告・対応しているのか。」とのご質問でございますが、2点目のご質問でお答えいたしましたように、白線等が薄くなっている箇所があることは把握しております。  なお、町民の皆様からの要望件数につきましては、取りまとめていないため把握しておりませんが、相談を受けたものや町で確認したもので、横断歩道停止線等の神奈川県公安委員会が管理するものにつきましては、小田原警察署へ修繕等の要望を行っております。  また、小田原警察署におきましては、町からの依頼箇所等を参考に、現地確認を行った後、県公安委員会に上申していると伺っております。  2番目「新型コロナウイルスワクチン接種の対応について」のご質問にお答えする前に、令和2年12月に予防接種法の一部改正が公布され、新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種につきましては、厚生労働大臣の指示のもと、都道府県の協力により、市町村において予防接種を実施することとなっております。現在も、ワクチン接種に関する国からの指示等が段階的に示されている状況でございますので、現在の情報に基づき、回答させていただきます。  1点目の「新型コロナワクチン予防接種を65歳以上の対象者に対し、9週間かけて行うと報告がありました。1日当たり何人くらいを想定しているのか。」とのご質問でございますが、医師等のご協力体制を踏まえますと、1日当たりの接種見込数は、最大で270人程と想定しております。  次に2点目の「65歳以上の方から接種していくと聞きましたが、接種に向け、本町では高齢の方に対する細やかな対応が必要と考えます。この点に関して、いま現在の進捗状況を教えてほしい。」とのご質問でございますが、国の説明では、昭和32年4月1日以前に生まれた方への接種券の発送時期は、3月下旬以降と示されております。  接種券の発送に合わせて、町のホームページや広報紙、地方紙、区会の回覧などによる周知を行うとともに、老人会などに協力をお願いし、高齢者の方にもわかりやすくご理解いただけるように努めてまいりたいと考えております。  なお、接種券を送付する際は、町独自で作成したワクチン接種についてのチラシを同封し、接種への理解を深めていただきたいと考えております。  次に3点目の「コールセンターを設置して相談を受けると聞いたが、何回線で、開設時間や土日等の対応はどうなのか。」とのご質問でございますが、電話回線数については6回線での開設を予定しており、開設時間は午前9時から午後8時、土日及び祝日は、午前9時から午後5時となっております。  次に4点目の「全体の会場図やワクチン接種までの流れが高齢者にしっかり伝わらないと、接種当日、混乱すると思うが大丈夫か。」とのご質問でございますが、2点目のご質問で回答させていただきましたとおり、事前に内容等の周知を行うほか、実際に予約手続きをされた方には、予診票と併せて、予約時間を記載した予約券をご本人宛に送らせていただき、さらに、接種前日までに予約日時の確認のための連絡をさせていただく予定となっております。  なお、接種会場においては、各所でスタッフが持参品及び予診票について確認を行うとともに、順序に沿って進んでいただくよう誘導することで、混乱や密集とならない配慮をした上で実施してまいりたいと考えております。  次に5点目の「本町において予防接種を想定した訓練を実施するのかしないのか。」とのご質問でございますが、医師、看護師、消防職員などに参加していただくシミュレーションを3月中に実施する予定でおります。  次に6点目の「車椅子や目の不自由な方や特養などの施設に入所している高齢者への対応はどのように考えているのか。」とのご質問でございますが、目の不自由な方など障がいをお持ちの方への対応につきましては、各種の福祉ボランティアグループなどへ協力の協議を進めております。  また、集団接種会場へ来場することが困難な施設入所者等の対応につきましては、医師が常駐している施設では、その施設内で接種が行えることが国から示されております。医師が常駐しない施設につきましては、接種人数をとりまとめた上で、個々の状況に応じた接種対応を行うことが市町村に求められていることから、対象となる方の把握を行い、希望する方に接種が行える体制を構築してまいります。  なお、日頃から医療機関で受診することができず、在宅で往診を受けている方につきましては、その往診医が訪問接種を実施する方向で医師との調整を進めております。  以上でございます。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 町長、ありがとうございました。大変簡潔におっしゃっていただいて、大変助かりました。  では、いくつかちょっと質問に入りたいなと思います。まず初めにですね、道路の方についてなんですけども、いま、確かに町長が言われたように、農道と町道が町である。それ以外は県の公安委員会。それで、警察なんかにもですね、聞きまして、警察は確かに把握はします。  ただし、予算に関しては県なわけですよね。県の予算で執行されているわけなんですけども、県にはどのようなことで対応されているのか。たとえば、ある場所がたとえば国道ですね、135号線、吉浜の前のところなんかも、大変薄くなっております。そういうようなことはたぶん把握されていると思うのですが、ああいうようなところについて把握されているのであれば、県にたとえば直接働きかけるのか、それとも要望しているのか、その辺のところは町長、いかがでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 小野まちづくり課長◯まちづくり課長小野章夫君】 道路の白線のことをおっしゃられているのだと思うんですけども、まず本町から、警察の方にお願いしている箇所でございますが、幕山公園通り線の国道から社会福祉協議会の交差点までの横断歩道及び停止線等が薄くなっているということで、まず要望しております。  あと町道広崎通り線と言いまして、役場の前の通りですね。役場の前からハンディーの方に向かっていく、あの通り。そちらについても、横断歩道等が薄くなっているということで、要望の方を挙げております。  あと国道の小道地蔵から吉浜交番までについても、横断歩道が薄くなっている箇所がございますので、そちらについても要望を挙げております。  あと県道75号については、泉入口のバス停付近横断歩道について、要望の方を挙げている、そういった状況でございます。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 詳細はいまの担当の回答とさせていただければと思いますが、要望というのは何をもって要望と言うのかは、非常に難しいんですけども。過去の経緯から言いますと、たとえば、ここはコロナで最近開かれておりませんが、神奈川県の行政推進会議という、知事が許されるときには知事、許されないときには副知事を含めて、県の幹部がすべて出揃って、町村会とのそういったミーティングの機会が、年に1回若しくは2回ありますが、その中で、いまおっしゃられたようなことは、すべての市町村、市は入りませんので町村でありますけど、14町村すべてのところから出てきます。  あとはその吉浜の交番も廃止になりましたけども、新しい交番の設置とかですね、そういった要望はたくさん出ておりますが、やはり要望ということであるならば、そういった場面が過去に何度かありました。  1個1個、その現場のことを私はすべては把握しておりませんが、一番象徴的なことは、現在の中学校の前の交差点の横断歩道が全く見えない状態まで至りましたが、その際もたびたびお願いする中で、曖昧な記憶で答えるのは失礼ですので、お願いしてから、どのくらいの時間でやっていただいたかっていうのは曖昧なので、責任がとれませんけど、私の曖昧な記憶を辿ってもですね、かなりの時間、あるいは年単位でその状態に至ったという、こういったことを参考までにお伝えをさせていただければと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 ありがとうございました。やっぱり時間がかかることは、確かに町長がおっしゃったとおりだと思うんです。実際に湯河原町というのは観光立町と言われているわけですから、お客さんを呼び込むためには、そういうライフラインなんかについても、とても大切だと思うんですね。ですので、担当部署は本当に大変だと思います、いろいろと回ったりしてね。  でも、それをやっていかなかったら、お客さんを呼ぶことはできないわけですよね。やっぱり、外部の人が来て、静岡とこの湯河原を比べたときに、湯河原の道路事情はよくないってはっきりおっしゃってるんですよ。皆さん、たぶんこっちから行って、あそこの川を渡って、向こうの熱海の方に向かっていくと、道路事情は全然違うんですね。あれは静岡だからということではないんですけども、やっぱりその辺のところも、やっぱり観光立町というのであれば、そういうライフラインということをやっぱり考えていただきたいなと思うんですが、そういうことも含めて、やっぱり観光という1つのものでやって、お願いしたいなと思います。  2つ目の質問に入りたいと思うんですが、町全体でですね、先ほどまちづくり課長がおっしゃってましたけども、データというのはちゃんと掴んでいるのですか。たとえば、ここはいつ修理した、またはここからいくつか住民から要望があったときに、それはチェックして台帳みたいなものはとってあるのでしょうか。どうでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 小野まちづくり課長◯まちづくり課長小野章夫君】 道路ラインにつきましては、申し訳ございません、そういった台帳みたいなものは整備をしておりません。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 どうしてかというと、やっぱりそういうデータというものはある程度把握して、聞かれてもですね、たとえばここは、いついつやってあるので、もうちょっと時間がかかりますとかって、それがやっぱり住民の方にとっても必要だと思うんですね。修理はしました、そこで終えておいていいんじゃなくて、そういうもののデータというのは、いますごく必要になってくるんじゃないかなと思うんです。大きい町、小さい町じゃなくて、そこの箇所、言われたところでもいいですよ、そこを把握しておいて、そこはやってないならやってないで、いいんですよ、別に。  ただ、修理したのなら修理した、そこはやっておくって、そういうこともこれから考えていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 小野まちづくり課長◯まちづくり課長小野章夫君】 先ほどの答弁にもありましたが、町から警察の方には要望を挙げております。平成28年度に60か所程度、それから平成29年度に71か所程度の要望を挙げておりますけども、それについては、いつ直したかというのは把握しておりませんが、どこの部分が直っているということは把握しております。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 その直したっていうのは、その現場を見てわかるわけですから、多少それは「ずれ」はあるかも知れませんけども、それを把握することはたぶんできると思うんですね。そういうことが次の工事、または次のことにつながってくると思うんですよ。これは別に道路だけではなくて、他でもそうだと思うんですね。農道でも町道でも同じだと思うんですね。  やっぱり、そういうふうにして積み重ねていく。それがやっぱり未然に防げることにつながっていくんじゃないかと思いますので、これ以上ちょっと質問しませんけども、そういうふうに考えていただきたいなと思います。  3つ目ですけども、たとえばですね、住民の方が窓口に相談に行きます。そうしたらですね、これは住民の方から相談が来たんですが、直接警察に電話してくれって言われてしまったって言うんですね。私は確かにいま、担当が公安ですから、それはそのとおりだと思います。  ただしですね、私はやっぱり住民の方が来たんだったら、行政の大事なことは受け入れるっていう、しっかり受け入れるっていうことが、まずその人の思いを聞くっていうことは大事だと思うんですね。その上で当然、予算は県ですから、そこはやっぱり県に持っていくのだったら、ただ要望するのではなくて、県議会議員もいるわけですから、そういう県議を使うとかですね、国会議員もいるわけですから、国会議員も使うとかできると思うんですね。  やっぱりそういうふうにしていかなかったら、住民の皆さんの思いというものは通らないと思うんですよ。私もこういうことを勉強するためには、後輩なんかの県と国へも行ってますけども、そういうメンバーと話をしたときに、先輩こうなったらどうですかねって聞かれるんですよ。私はまだ素人ですから、そこまでよくわからないって言いますけども、大事なことは、そういう情報を共有化していく。次に、どうしてそれを住民のためにやっていったらできるのかっていう、そういうことをやっぱり、ですので、長くなってしまいますけども、そういうことを含めてですね、情報っていうものをしっかりデータとして持っていただきたいなと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 熊谷議員、まずちょっと1点確認させていただきたいんですけど、住民の方がどこの課に行って聞いた場合、どこが、たとえばその県に直接言ってくれっていうふうに言ったのか、ちょっと教えていただけますか。 ◯2番【熊谷照男君】 この間、農林水産課じゃないですか、農林課って言うんですかね、あそこの2階の、3階ですか、農林課の方に、横断歩道の担当の部署に行ったって言いました、はい。そこで私は電話が来たので。担当の横断歩道のことで電話して、また次に言ったら、そういうふうに言われたって、電話では言われたっていうふうに言われました、はっきり言って。直接警察に電話してくれって。 ◯議長【村瀬公大君】 それはすいません、農道のお話なんですかね。 ◯2番【熊谷照男君】 いや県道です。 ◯議長【村瀬公大君】 県道の横断歩道の担当のところ。ということは、いま農林水産課っておっしゃいましたけど、農林水産課ではない可能性もあるってことですね。 ◯2番【熊谷照男君】 あともう1つは、件数で言うと3件あったんですけど、もう1つは農道です、それは。あ、町道ですか。町道です。 ◯議長【村瀬公大君】 すいません、警察の方に直接言ってくれっていうふうに、町のその所管課から言われたのが3件あったということですか。 ◯2番【熊谷照男君】 いやいや、2件です。それは2件です。 ◯議長【村瀬公大君】 2件。その2件のその町民の方がお聞きになられた課っていうのは、おわかりにはならないですか。 ◯2番【熊谷照男君】 ならない、はいはい。1つ言ったのは、農林課に言ったとは言ってました、その方は。 ◯議長【村瀬公大君】 それが、すいません、やりとりがちょっとうまくできていない。その農林水産課に言って、そしたら農林水産課の方が、警察の方に直接言ってくれっていうふうに言ったっていうことで間違いないですか。 ◯2番【熊谷照男君】 はい、間違いないです、それは。 ◯議長【村瀬公大君】 吉野農林水産課長。 ◯農林水産課長【吉野保之君】 農道にはたしか私の記憶では、横断歩道はないはずだと思われるのですが。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 その農道っていうことを言ってるんじゃなくて、横断歩道について言ってきたって。ですから、それは農道なのか県道なのか、ちょっとわかりませんけど、たぶん国道に関して入ってるから、たぶん一緒だと思って行かれたと思うんですね。たぶん、その方は県道も農道も一緒だと思ってると思うんですよ。だいたい、道路っていうと、みんな1つに捉えてしまいますから。私も正直言って、最初に言ったときに、「え、2つに分かれてるの」って言われて、勉強不足だったですね。  でも、そういうふうに捉えてしまったので、たぶん住民の方は道路っていうと、どうしても全部一緒だと捉えてしまう人が多いんじゃないかなと思うんですよ。  以上です。 ◯議長【村瀬公大君】 小野まちづくり課長◯まちづくり課長小野章夫君】 すいません、どういった場面でそういう話が出たか、ちょっとわからないんですが、町の方に、町民の方から、そういった横断歩道等が薄くなっているというお話が来た場合は、必ず町の方から警察の方には、そういったご意見があったということはお伝えさせていただいております。  ただ、警察の方からですね、そういったお客様、町民の方からそういったお話があったときには、警察の方に直接ご連絡していただきたいというような、そういった、警察の方から町の方にですね、そういったお話が来ておりますので、町からも当然、警察の方にはお話するんですが、町民の方からもそういったお声を警察の方にお伝えくださいというような、そういったお話はさせていただいております。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 実際にですね、交番の方たちともちょっと話をしてみて、やっぱり予算の伴うものっていうのは、県の公安委員会って確かにおっしゃったんですね。県の公安委員会っていうことは神奈川県なわけですよね。そうすると、そこが予算を持っているわけですよ、実際。そこで、さっき町長がおっしゃったように、そこから予算が、確かにいろんな町村から挙がってきますから、どこで配分するかって、予算は限られてますから。  ですので、ただ要望するっていうことも大事かも知れませんけど、働きかけっていうこともね、担当課じゃなくてですよ。やっぱりそこはトップが動いていかなかったら、または何かの会合があったときに、ついでに言ってもらうとかですね、または県議の方を通して、そこを議題として挙げてもらうとかって、そういうふうにしていかなかったら、なかなか要望だけだと通らないことは多いと思うんですね。さっき町長がおっしゃったように、時間はかかると思います、はっきり言って。そうしたら、いつまでたっても、なかなかならない。  ですので、その辺のところは、これからお願いしたいなと思います。町長、このあとも質問がありますので、道路関係については、ここで終わりにしたいと思いますけど、まだやりたいんですけど、どうしてもコロナの方がとても大切ですので、そっちの方にしたいと思います。
     では、2つ目の方に入ります。コロナの方の予防接種なんですが、高齢の方、65歳以上ということで対象になっております。会場図、確かに先ほどパンフレットを配りますって言って、これが湯河原町で出されているリーフレットです。私はパソコンから一応白黒ですが、ダウンロードしました、実際に。確かにこれは我々としては見てね、わかると思うんですが、中にはですね、これだけでは理解できない場合があると思うんですが、その辺のところは、もう少しこれ以外で、他にはどのように考えているんでしょうか。新型コロナワクチン予防接種のお知らせっていうことで書いてあるんですよ。それで湯河原町ということで、無料クーポンとかって順序が書いてあります。  ですので、これだけで、これはパソコンからダウンロードしたので、やってみてわかったんですけども、高齢の方っていうのは、コールセンターももちろんやりますけども、もう少し、電話だけでも結構長くやりとりすると思うんですよ。その辺のところは、いまどのようにお考えでしょうか。所長。 ◯議長【村瀬公大君】 松野保健センター所長。 ◯保健センター所長【松野善一君】 いま熊谷議員がご覧になっているのは、広報ゆがわらの3月号かと思いますが、実際にはこれ以外に、今後、今月中でございますが、区会の回覧というようなことをやらせていただいたり、それからホームページの方も、状況が進展した場合、随時更新させていただくということが、周知の1つでございます。  それから、コールセンターの方でも、そういうご相談を受けることも想定している状況でございます。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 集団接種をしていくっていうことなんですが、いま個別接種はあまり考えていないということなんですが、私も自分なりに調べてみました。この間、ここにですね、湯河原町の人口が書いてあって、多少ずれがありますけどね。これ1月31日現在で1万175人て。この間データでは、1万65人て。まあそこはね、多少ね、出ていってしまったり、いろいろ事情があるから違うと思いますけども、最大1日270人て、ちょっと計算的にはすごい大きい数字じゃないかなと思ってね。当然8割ということですから、その辺のところで。それで、私がちょっと会場のことについて考えていきたいんですが、受付、それで2つ目に、体調などを予診票に書いていって、流れで一連で出ていくまで。  それで、この間の川崎のやつを見てもですね、考えていただきたいんですけども、所長はどういうふうに考えるかわからない。だいたい1人30分、まあ20分から30分ぐらいかかるんじゃないかと思いますが、その辺いかがでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 すいません、ちょっと質問をまとめさせていただきたいんですけど、まず、高齢者の65歳以上の人数の方を、いま1万人ぐらいだっていうふうにおっしゃっていて、それを1日当たりで割ると、何か膨大なんじゃないかっていうようなことは質問されて、それは質問ではないってことですか。最後。 ◯2番【熊谷照男君】 質問だけをとってください、いいですか。私は。 ◯議長【村瀬公大君】 すいません、当ててないので、すわっていただいて。私から冒頭にもお話させていただきましたけど、質問がされて、答弁も簡潔にしていただかないと、何を質問されているのか、また何に対して答弁しているのかっていうのがわからなくなってしまうと、この一般質問が意味がなさないものになってしまうと思います。質問を簡潔に、もう1回それでは、質問を簡潔にしていただいてもよろしいですか。  熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 いいですか。全体で、受付から出ていくまで、どのぐらいの時間を考えていますか。 ◯議長【村瀬公大君】 松野保健センター所長。 ◯保健センター所長【松野善一君】 受付から、予診票のチェック、問診、接種、そのあとに副反応を見る時間がありますので、お一人当たり、実際に会場を出るのに1時間程度かかるものというふうに想像しております。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 となると、最大の人数で270人て書いてある。1日30人ぐらい。1人、計算していくと、どうなるかわかりませんけども、やっぱりその辺のところを相当細かく書いていかなくてはいけないと思うのですが、考えなくてはいけないと思うのですが、なぜかと言うと、お年寄りの方っていうのは、やっぱりゆっくりされる方もいると思うんですよ。パッとやる人もいるかも知れませんけども。その辺のところも想定して、1つですね、最後、経過観察がありますが、そこは何分ぐらいとると考えていますか、所長。 ◯議長【村瀬公大君】 松野保健センター所長。 ◯保健センター所長【松野善一君】 これも国からでございますが、15分から30分という指示が出ております。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 そうですね。最低でも15分はとらなくてはいけないと思うので、その経過のところっていうのは。それはどうしてかと言うと、その辺のところを大事にしてほしいなと思うんです。ただ接種したからいいんではなくて、やっぱり考えてほしい。  次の質問に入りますけども、いま、集団接種っていうことになってますが、個別接種は考えていないんでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 松野保健センター所長。 ◯保健センター所長【松野善一君】 現在のところ、考えておりません。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 集団接種と個別接種の違いというのを挙げていましたけど、やっぱり集団接種っていうのは一括でできる。それは確かにそのとおりです。  ただですね、欠点としては、お医者さんが、前も町長がおっしゃったように、診察のことがありますから、今回の場合、午後からやるっていうことになっています。  ただ、個別接種の良さっていうのもあると思うんですね。それは自分がかかっているお医者さん、そこに相談して、接種する人も出てくるんじゃないかと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 松野保健センター所長。 ◯保健センター所長【松野善一君】 先週の代表質問の中でも町長からの答弁にありましたが、この予診票の中には、持病のある方は、かかりつけの先生に相談しましたかというような、そういう内容もございます。  したがいまして、何か疾患をお持ちの方については、あらかじめ、かかりつけの先生に診ていただくというようなことになろうかと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 もう1つですね、遠くの人もいますよね。たとえば奥湯河原とか、あとは兎沢とかなんかの方もいると思うんです。そういう人たちの対応というのは、どのようにお考えですか。 ◯議長【村瀬公大君】 松野保健センター所長。 ◯保健センター所長【松野善一君】 基本的には、公共交通機関、若しくはご自分の自家用車などを使って来ていただくということを想定しております。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 私はですね、どうかなと思うんですが、これは提案ですが、議長車・町長車、これも公用車です。そうですね、実際に。住民の皆さんから出ているお金ですから。それを使ってですね、たとえば巡回の方に使うとか、じゃあその間、俺たちはどうするんだって。町長は公共交通を利用してもらう。村瀬議長は歩いて来てもらうんです、その間。それも1つの方法かなって。そこにお医者さん、看護師さんを乗せ、巡回してもらう、またはできないんだったら連れてくる。それも1つの手だなと思うんですが、その辺いかがでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 石井参事。 ◯参事(コロナウイルス対策担当)【石井あゆみ君】 基本的には、ご自分で交通機関を使ってということを基本に考えているのですが、どうしても隣近所の方にも頼れない、家族の方もいないというような方は、社会福祉協議会に協力を依頼しての送迎等もいま検討しているところでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 実際に、町のバスなんかもありますよね。マイクロバスか何かわりませんけども。そういうものを使うこともできないことはないと思うんです。まして、1か所でやるのであれば。当然、1か所でやるメリットはありますよ。アナフィラキシーなんかあったときに、JCHOがすぐそばですから。そういう利点もあります。  ただ、打つためには、それなりの方法をやっていかなかったら、まずいと思うんですね。やっぱり、住民の納税者の方ですから、そこに対するサービス、ましてお年寄りですから、いままでそれなりの税金を払ってきた方です。65歳以上ですから。だから、今度は少しはその町の公用車を使って対応する。いまはそういう大きな、それを社会福祉協議会のことがどうとかって石井参事がおっしゃってましたけど、町のバスがありますよね。あれを使うことは考えていますか。 ◯議長【村瀬公大君】 石井参事。 ◯参事(コロナウイルス対策担当)【石井あゆみ君】 いま現在は、しばらくはワクチンの供給が安定しない状況でありますので、今後ワクチンの供給が安定して、状況が落ち着いてきたら、また状況も変わってくると思います。その際には、町バスの活用なども検討しているところでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 確かに、いま石井参事がおっしゃったように、2月中旬、400万人いる医療従事者をやります。それで、3月中旬、これあくまで流れですけどね、接種券の郵送。湯河原町においては、3月15日にコールセンター、中旬から下旬に会場設営とか、先ほど町長がおっしゃったようにシミュレーションをやるっていう。やっていただけることは大変うれしいですけども。  今度は4月以降に65歳以上の3,600万人、基礎疾患がある人が820万人、高齢者施設の従事者200万人、それで60歳から64歳で750万人。  いま石井参事が言ったように、ワクチンの供給量を踏まえた上での接種で、当然変わってきます。河野大臣が一生懸命いまやっていますが、ずいぶん来たとか言ってますけども、それでもまだ不確定なわけですよね。  ですので、その辺のところを踏まえて、やっぱり小さい町だからこそ、そういう人たち、8割を想定して、その辺のところをやっぱり考えていかなければいけないのですが、私はここで質問ですけども。 ◯議長【村瀬公大君】 マスクしていただいてよろしいですか。 ◯2番【熊谷照男君】 大事なことは、仮にですよ、仮に接種を受けなかった人がいたとします。そういう人たちに対して私が心配なのは、まわりからのことでね、ちょっとしたことを言ってしまうことがあると思うので、ないと思うんですけども、そういうようなことも、町で啓蒙していただけるかどうかって。打たない人に対して、または、この間も何かね、マスクなんかしない人たちもいろいろありましたけども、そういうところが石井参事、どのように考えてますか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 ハラスメントのという言葉になるのではないかと思いますけども、その前に、いろいろなご提言・ご意見はお聞きさせていただいておりましたけども、いくつかのこともありますけど。  いわゆる総合的に申し上げますと、個別接種やら何やらいろんなことのご提案もあるわけで、否定しているわけではないので。以前にもご説明させていただきましたが、ドクターとの調整、そことのコミュニケーションをとりながら、したがいまして、この集団接種やその時間帯やら、ご対応いただけるドクターの配置、これにつきましては、町が市町村がこの役目を担うわけでありますけども、町から言えば外部要因になりますので、ワクチンそのものの現物がどのように、報道されているように来るのか来ないのかも含めたり、いくつかの外部要因がございますので、現在、町としては以前からお話させていただいているように、集団接種という1つの方向を専門家と打ち合わせをして、方向性を出していただいて、場所の設定、そして国から言われるそういったクーポンの発送、コールセンターやら何やら。できることはなるべく先にやっていきましょうというふうな立ち位置で、先だってもご説明をさせていただきました。  いまおっしゃるように、そのハラスメントが起きないようにというのは町で起きるのか、報道やら何やらで起きるのか、これはわかりませんけども、できる限り、以前にもご説明させていただきましたように、湯河原町においては、ゼロの段階から、湯河原町独自の接種率、こういったものをきちっと公表して、もしかしたら、ずっとゼロが続くかも知れません。  結果的には、途中から接種率等を急に数字を出したりすると、この受け止め方っていうのは人によって全く違うというふうに思います。上がったっていうふうに考える方と、まだ打っていない人がいるのかっていうような。  したがいまして、湯河原町においては、接種率を最初から出していく。それを町民の方々がどういった受け止め方をしていただくか。そこに個人的な危機意識の高まりと、それが積み重なって、最終的な集団的な意識の高まりになっていくかどうか。これは町民お一人お一人の考えにかなり委ねられますので、そういったものを目指していきますので、何か1つ1つ、この人が打った・打っていないみたいなものが出ないように、ここは湯河原町民の皆様方の良識がありますので、私は町としては、接種状態だとか、いまどういう状況にあるか、客観的なものだけを出していく、これに尽きるのではないかというふうに思っております。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 町長、ありがとうございました。大事なことは、いまのことについてやりとりをすることは、もうありませんけども、やっぱりそういう人権の意識っていうのをね、やっぱり普段から押さえていく、啓蒙していく、これも1つの準備だと思うんですね。そういうことはないと、当然ないことが一番いいんです。  しかし、それを準備していくっていう段階からやっていくことは、とても大事なことだと思うんですね。ですので、その辺のところを私はあえて言ったわけです。  では、次の質問に入りたいと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 人権のことをここで議論するつもりはないのですが。 ◯2番【熊谷照男君】 時間がないので。 ◯町長【冨田幸宏君】 繰り返しになりますけど、個人的な危機意識と集団的な危機意識、この辺をしっかりと町としても同じ方向に行けるように、なるべく正しい情報を出していきたいと思いますので、議員のご協力をいただければと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 当然、私もまわりの人たちが、回覧等で回ってきたときには、そういうようなことを伝えていきたいと思います。ありがとうございます。  次の質問に入りたいと思います。よろしいでしょうか。たとえばですね、あっては困るのですけども、3月1日にですね、新聞でちょっと読みましたけども、超低温冷凍庫が故障して、最大1,032回分、それが使用不可能になったっていうことが出ておりました。あっては困るのですが、そういう緊急のときの対応というのは、そのファイザー製を使う場合なんかはそうだと思うんですが、その辺のところは、いまのところ非常電源が近いところがあるとかっておっしゃってましたけど、そういう部分では大丈夫なんでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 松野保健センター所長。 ◯保健センター所長【松野善一君】 ファイザー社ワクチン用のディープフリーザーの設置につきましては、非常用電源があるところに準備をしております。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 ありがとうございました。やっぱり、いざというときに。  あと次にですね、全部使い切るのが一番いいと思うんですけども、たとえば来ると言って、少し残ってしまう。そういう場合の対応というのはどうなんでしょうか。当日、たとえば何人分か用意しておいて、それでいろんな事情で来られなくなってしまった。そういう部分のやつは、たとえば事前に違う人を入れていくのか。その辺のところは考えているかどうか、どうでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 松野保健センター所長。 ◯保健センター所長【松野善一君】 先ほど、町長の答弁の中でも、予約をとった方に、あらかじめ確認の電話を入れるというようなことをお伝えさせていただいたと思います。ですから、そういうようなところで、できるだけ急なキャンセルなどを防いで、ワクチンが有効に使えるような、そのような準備を進めていきたいと考えております。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 あとですね、あっては困るのですけども、アナフィラキシー、呼吸系ですよね。あとは皮膚系とかって。この間も、事例で言うと厚労省のやつを見ましたら、2人ぐらい出たって。呼吸系の場合っていうのは息切れとか咳とかですね、血圧が下がる、倒れるとかってありますし、皮膚の場合っていうのは、じんましんとか痒みとか、皮膚が赤くなるとかって。私がちょっと調べたことは、粘膜の症状で、口の中が腫れることもあるんですね。事例で言うと、ファイザーを使うわけですが、これは100万回やって、ファイザーの場合は5回あったと。モデルナ社っていうのは2.8回、ちょっと少ないですね。  ですので、あっては困るのですけども、やっぱり、たとえばいろんな薬なんか、対応している人たちもいるわけですから、その辺のところは十分配慮されて、JCHOが近いからって、集団の中でやってますけども、やっぱりその辺のところも想定されているんでしょうね。 ◯議長【村瀬公大君】 松野保健センター所長。 ◯保健センター所長【松野善一君】 まず1点目に、予診票には、飲んでいる薬はありますかとかというような質問項目もございます。  それから、もう1点ですが、現在、医療従事者向けの接種が始まっている状況でございます。国の方は、医療従事者向けの接種が概ね終了した時点で、いまおっしゃったような副反応とか、そういうデータ収集をして、国民に対して、またリリースをすると。そういうような考えがあることを聞いております。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 ちょっとやっぱりお年寄りが、先ほどコールセンターのことで電話、コールセンターを受け持って、対応するっていうようなことがちょっとありました、実際に。  ただ、その電話だけで、本当に理解していただけるかどうかなっていう。たとえば、これはちょっと無理かも知れませんけども、考えていただきたいのは、相談窓口を設けて、特にこういう接種っていうのは初めてのケースですから、インフルエンザとはまたちょっと違うわけですよね。その辺のところは、お年寄りっていうのは、電話だけでわかっていただける方もいるかも知れませんが、その辺のところは、相談窓口を設けることはできないのでしょうか、所長。 ◯議長【村瀬公大君】 松野保健センター所長。 ◯保健センター所長【松野善一君】 集団接種会場の中には、まず問診を受けていただく前に、不安のある方などに対しての相談コーナーを設ける考えが1つございます。  それから、もう1点でございますが、中にはそのコールセンターに電話をする前に、直接保健センターなどにお越しになる方もいるのかなというふうに想像しております。そのときは、私どもの方でご説明したりというようなことも想像しております。 ◯議長【村瀬公大君】 2番 熊谷議員。 ◯2番【熊谷照男君】 所長、ありがとうございます。大事なことは、やっぱり窓口の方に来ればやる。担当の部署っていうのは、石井参事はじめ、いろんな仕事を抱えているわけですね。それでなくても保健所の仕事っていうのは、いまどんどんどんどん増えてきて、人員が削られているわけですよね。それだったら、そういうふうに個別に来たからやるんじゃなくて、まとめてどんとやっちゃって、それで受けちゃって、短期間でもいいですから。そういうふうにやっていった方が、ご老人の方っていうのは問い合わせできるんじゃないかなと思うんですね。その上で、コールセンターでやっていくとかっていう。その辺のところを、ちょっともう時間がないのでね、どうかわかりませんけども、やっぱりそういうふうに、本当に細やかにやっていって、やり過ぎはないわけです、準備ですから。それでも、なかなかうまくいかないことがあるんですね。ですので、その辺もよく考えてですね、本当に高齢の方、または老人の方たちに、または車椅子とかね、そういう人たちもいますから、本当に細部にわたって準備していただきたいと思います。  以上、終わります。 ◯議長【村瀬公大君】 以上で、2番 熊谷議員の一般質問を終了いたします。  ここで議場内の換気のため、暫時休憩いたします。                            休 憩  午前10時50分                            再 開  午前11時00分 ◯議長【村瀬公大君】 休憩中の議会を再開いたします。  質問通告第2、4番 渡辺議員、ご登壇願います。              (4番 渡辺久子議員 登壇) ◯4番【渡辺久子君】 皆さん、こんにちは。きょうは3月8日、国際女性デーです。この日に壇上に立たせていただくことに、何らかの意味があるのではないかと思っています。国際女性デーについては、近年、新聞などにも多く取り上げられています。皆様、まずは知ることから始めてください。  さて、通告に従いまして、質問させていただきます。  1 本町の小学校教育について
     文科省の発表によると、小学生の学級編成については、令和3年度から5年間で35人以下学級とすることが決まりました。  また、GIGAスクール構想の実現に向けて、現在その整備が進められています。  そこで、町内小学校の実態について質問します。 (1)令和3年度対象の小学1年・2年について、各学校ごとの対象人数と、それに対応  するクラスの(予定)数はいくつですか。 (2)令和3年度のその他の学年の生徒数は。 (3)少人数学級の実現に向けた課題は。また、その課題解決に向けた取組みはあります  か。 (4)令和2年度中に開始する、オンライン授業に対応する教職員の配置及び技能習得は  できていますか。 2 新型コロナウイルス感染症対策について  緊急事態宣言発出中ですが、現時点及び今後の本町のコロナ対策について質問します。 (1)ワクチン接種について、補正予算審議時に65歳以上を優先して接種すると説明さ  れましたが、国の方針としては、その前に医療従事者への接種を行うとされています。  本町の対応はどうなりますか。 (2)コロナウイルス感染症では、無症状感染者が多くいることが判明しています。無症  状感染者がワクチン接種した場合の影響について、何らかの情報を得ていますか。 (3)緊急事態宣言発出中に判明した、介護施設などにおけるクラスター感染が問題とな  っていますが、ワクチン接種より前に、当該施設などにおけるPCR検査をすることが  重要ではないかと思います。湯河原町においては、介護施設が多くあることから、町の  予算で介護施設職員及び入所者のPCR検査を実施することはできませんか。 (4)観光を主産業とする湯河原町では、観光業に携わる従業員について、町及び事業者  の負担でPCR検査を実施することはできませんか。 (5)コロナウイルス感染症により、本町の経済にも大きく影響が出ていると思料されま  す。現在までの町税及びその他納付金について、猶予等の申し出の件数、金額、併せて  経営破綻や事業閉鎖等があれば、件数をお知らせください。  以上です。 ◯議長【村瀬公大君】 菅沼教育長。              (教育長 菅沼浩行君 登壇) ◯教育長【菅沼浩行君】 おはようございます。4番 渡辺久子議員の一般質問にお答えいたします。  1番目「本町の小学校教育について」のご質問のうち、1点目の「令和3年度対象の小学1年・2年について、各学校ごとの対象人数と、それに対応するクラスの(予定)数はいくつですか。」とのご質問でございますが、令和3年2月5日現在の令和3年度における各小学校の小学1年及び2年の児童数及びクラス数の予定は、湯河原小学校では、1年生が42人で2クラス、2年生は49人で2クラス、吉浜小学校では、1年生が40人で2クラス、2年生は48人で2クラス、東台福浦小学校では、1年生が9人で1クラス、2年生は19人で1クラスとなる予定でございます。  次に2点目の「令和3年度のその他の学年の生徒数は。」とのご質問でございますが、1点目の回答と同じ、令和3年2月5日現在の令和3年度における各小学校の児童数の予定は、湯河原小学校では、3年生が40人、4年生が63人、5年生が52人、6年生が64人、吉浜小学校では、3年生が55人、4年生が74人、5年生が77人、6年生が63人、東台福浦小学校では、3年生が18人、4年生が19人、5年生が22人、6年生が12人となる予定でございます。  次に3点目の「少人数学級の実現に向けた課題は。また、その課題解決に向けた取組みは。」とのご質問でございますが、まず、学級編制につきましては、公立の義務教育諸学校では、学級規模と教職員の配置の適正化を図り、義務教育水準の維持向上に資するため、公立義務教育諸学校の学級編制及び教職員定数の標準に関する法律、いわゆる「義務標準法」で、学級編制及び教職員定数の標準が定められており、学校が抱える諸課題に対応するため、この義務標準法の一部改正の施行が令和3年4月1日に予定されているところでございます。  その内容につきましては、小学校における学級編制の1学級の児童数の基準を、現在35人としている第1学年を除き、令和3年度から令和7年度までに、第2学年から5年かけて、段階的に、現行の40人としている基準を35人に引き下げるものでございます。  このような、少人数によるきめ細かな指導を行うための体制を整えるための一般的な課題としましては、学級数の増加に伴い必要となる教員の確保や、教員数の確保に伴う教員の質の維持向上などが挙げられております。  また、これら課題に対する対応としましては、教員定数の推計、退職者数、欠員率等を考慮した採用計画に基づく計画的な教員の確保、採用前研修や初任者研修の充実等に取り組まなければならないと考えられておりますが、本町における学級編制や教職員の配置に関する課題などは、現時点ではないものと考えております。  次に4点目の「令和2年度中に開始するオンライン授業に対応する教職員の配置及び技能習得はできていますか。」とのご質問でございますが、まず、本町におけるICT教育の推進に係る経緯を申しますと、平成27年にタブレット型パソコンなどを1クラス分、各小・中学校に整備いたしました。  このタブレット型パソコンのリース期間が令和2年度で終了することに伴い、令和元年度から教職員及び教育委員会事務局において、次期整備機器に関する研究や協議を行っておりましたが、国の第3期教育振興基本計画に基づく教育のICT化に向けた環境整備5か年計画とは別に、GIGAスクール構想が急速に進展し、町総合教育会議における審議を経て、本町においても、令和2年3月13日開催の第1回定例会の補正予算にて、高速インターネットなどに係る環境整備を、令和2年5月14日開催の第3回臨時会の補正予算では、児童・生徒、教職員に1人1台のタブレット型パソコンなどの整備に係る予算を計上し、ご承認いただきました。  その結果、令和2年12月末には、高速インターネットなどに係る環境整備が完了し、令和3年2月末には、児童・生徒、教職員に1人1台のタブレット型パソコンなどを整備したところでございます。  このような経緯によりICT教育の推進を図っておりますが、令和3年3月からの情報機器などの運用に伴う教職員の配置数につきましては、現在の配置数と変更はございません。  また、技術の習得につきましては、ICTを活用した教育の準備として、令和2年8月の情報機器選定の段階から教員が参画し、同年12月まで導入に関する打合せを行い、令和3年1月には、各小・中学校の情報担当教員を対象とする研修と、2月にはICT教育推進アドバイザーによる研修を実施し、3月には、全教員を対象とする研修を実施する予定でございます。  さらに、導入後は年2回の研修を予定しておりますほか、ICT支援員による教員への支援も各小・中学校にて実施することで、教員の技能習得に努めるとともに、児童・生徒に対しては、発達段階に応じたICTの活用を図ってまいりたいと考えております。  オンライン授業につきましては、児童・生徒が各家庭において受ける学校の授業のことと推察いたしますが、令和3年3月末には各小・中学校において、情報機器の整備などが完了いたしますので、緊急事態宣言などに伴う学校休業のような緊急時においても授業などを行うことができるよう、通常時においても、年に数回の遠隔授業などを実施することを検討しているところでございます。  次に、2番目「新型コロナウイルス感染症対策について」のご質問につきましては、町長からお答えいたします。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 回答させていただく前に、先ほどの国際女性デー、いわゆる世界規模で女性の差別をなくすという、こういった目的でそういう日が設定されたという、こんな認識がございますが、さらに何かの機会で、いろいろな部分をご教示をいただければというふうに思います。よろしくお願い申し上げます。  その上で、4番 渡辺久子議員の一般質問にお答えをいたします。  2番目「新型コロナウイルス感染症対策について」のご質問にお答えする前に、先ほど、同様の質問に回答したとおり、新型コロナウイルス感染症に係るワクチンの接種につきましては、厚生労働大臣の指示のもと、都道府県の協力により、市町村において予防接種を実施することとなっております。  現在も、ワクチン接種に関する国からの指示等が段階的に示されている状況でございますので、現在の情報に基づき、回答させていただきます。  1点目の「ワクチン接種について、補正予算審議時に65歳以上を優先して接種すると説明されましたが、国の方針としては、その前に医療従事者への接種を行うとされています。本町の対応はどうなりますか。」とのご質問でございますが、接種の順位については、国の指示に従うこととなっており、都道府県や市町村が定めるものではございません。具体的には重症化リスクの大きさ等を踏まえ、まずは医療従事者等への接種を行い、次に高齢者への接種を行うこととなっております。  なお、医療従事者向けの優先接種の体制確保などについては、都道府県が主体となって実施することになっております。  次に2点目の「コロナウイルス感染症では、無症状感染者が多くいることが判明しています。無症状感染者がワクチン接種した場合の影響について、何らかの情報を得ていますか。」とのご質問でございますが、取り扱い及び注意事項などにつきましては、現在示されておりません。  次に3点目の「緊急事態宣言発出中に判明した、介護施設などにおけるクラスター感染が問題となっていますが、ワクチン接種より前に、当該施設などにおけるPCR検査をすることが重要ではないかと思います。湯河原町においては、介護施設が多くあることから、町の予算で介護施設職員及び入所者のPCR検査を実施することはできませんか。」とのご質問でございますが、高齢者施設を対象としたPCR検査の実施につきましては、国の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」の改訂に基づき、神奈川県では、検査を希望する高齢者施設の従事者を対象に実施することとされており、町内の高齢者施設においても感染防止対策の強化が図れるよう、周知してまいりたいと考えております。  なお、PCR検査は検査時の一時的な結果を示すもので、その後の安全を担保するものではないため、町で実施することは考えておりません。  次に4点目の「観光を主産業とする湯河原町では、観光業に携わる従業員について、町及び事業者の負担でPCR検査を実施することはできませんか。」とのご質問でございますが、3点目のご質問でも回答させていただきましたとおり実施することは考えておりませんが、感染の疑いがある場合は、かかりつけ医等を通じてご相談いただく体制が構築されており、医師が必要と判断した場合は、保険診療として検査を受けていただくこととなります。  今後、施設や事業所等において、新型コロナウイルス感染症の感染が疑われる方に対し、町から抗原検査キットを配布し、二次感染者の早期発見や感染疑いの不安を解消できるような仕組みを構築してまいりたいと考えております。  次に5点目の「コロナウイルス感染症により、本町の経済にも大きく影響が出ていると思料されます。現在までの町税及びその他納付金について猶予等の申し出の件数、金額、併せて経営破綻や事業閉鎖等があれば件数をお知らせください。」とのご質問でございますが、新型コロナウイルス感染症の影響による徴収猶予の件数を、令和3年1月末現在で申しますと、町税では、県民税を除き延べ157件で、約8,057万円となっております。保険料関係では、国民健康保険料におきまして、延べ38件で約86万円でございます。  なお、介護保険料及び後期高齢者医療保険料につきましては、徴収猶予の申請はございませんでした。  また、上下水道料金の支払猶予の件数は、同じく令和3年1月末現在で、水道料金は延べ30件で約690万円、下水道使用料では延べ28件で約737万円となっております。  町税及び保険料、上下水道料金の合計では253件で、金額は約9,570万円という状況でございます。  なお、新型コロナウイルス感染症の影響によるものかは把握をしておりませんが、湯河原町商工会及び湯河原温泉旅館協同組合で把握しております事業閉鎖の件数は、令和2年1月から令和3年1月までの間で18件でございます。  以上でございます。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。  まず最初の小学校の教育についてですが、現在、県独自の措置として、2年生までが35人以下学級となっています。先ほどお伺いしまして、今度3年生になる湯河原小学校がちょうど40人になるんですが、学級数が減るのでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨士川学校教育課長。 ◯社会教育課長兼学校教育課長【冨士川 貢君】 現在、令和2年度の段階では2クラスでございますが、令和3年度に上がりまして、1クラスになる予定でございます。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 それは急にクラスが減りますよね。どうにもならないのでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨士川学校教育課長。 ◯社会教育課長兼学校教育課長【冨士川 貢君】 先ほど、説明させていただいた法律の関係で、40人までが1クラスとなっておりますので、1クラスになるということでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 それは県がいままで、2年生まで35人学級でやってましたよね。県の段階で、もし仮に3年生まで、いままでどおり1学年上積みしてということになれば、変わってくるということですか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨士川学校教育課長。 ◯社会教育課長兼学校教育課長【冨士川 貢君】 そういうことです。県の方で、2年生を35人学級としていましたが、3年生になりますので、県の措置がなくなり、来年度から1クラスということでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 菅沼教育長。 ◯教育長【菅沼浩行君】 あわせて追加で申し上げますと、県の方に頼めばどうこうという話ではございません。本来、先ほども答弁させていただきましたとおり、基本的には、来年度、2年生までが35人、3年生は40名と1つの標準的なものがございまして、そういった中で令和3年度の学校運営や学校経営の中で、各学校、または教育委員会の方で、令和3年度の運営をどうしていくんだということを相談させていただきながら、検討していただきながら、現時点では1クラスを予定しているというものでございまして、県に要望して、40人だから2クラスにという、そういう人数的なもので、ちょっと言葉は適切ではありませんが、安易に2クラスにという形ではなく、学校全体の学校運営と、1つは法律を基準とした中で、検討した中で2クラスということもあり得ますということだけ、申し添えます。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 一番心配していたことが起きたかなと思っています。その点これ以上お伺いしてもできないので、次に移らせていただきます。  2つ目として、オンライン授業に関してですが、先生方への講習、先ほど伺いましたが、やっぱり先生方、不安に思ってられるようなんですね。私たちが新しい機械を使うときに不安になるのと同じように、まして、それを使って子どもを教えるという立場ですので、ぜひ強力なバックアップをしていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨士川学校教育課長。 ◯社会教育課長兼学校教育課長【冨士川 貢君】 教育委員会としても、先生方が授業でスムーズにタブレット等取り入れていただけるように、研修等をさせていただきながら、バックアップしていきたいと考えております。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 その辺は、ぜひよろしくお願いします。  そして次なんですけれども、少し古いのですけれども、平成19年度全国学力学習状況調査結果の分析で、「朝食を毎日食べる」「学校への持ち物を確認する」「毎日同じくらいの時刻に寝たり起きたりする」などの基本的生活習慣と正答数との相関が、比較的強いことが明らかとなった。  また、基本的生活習慣は学習習慣にも関係しており、規則正しい生活習慣と学習習慣の確立が学力と関係している様が示唆される、とあります。湯河原町で育つ子どもたちの学力向上のためにも、その家庭のみならず、地域全体として子育てに関心を持ち、よりよい環境をつくっていくことが大事です。子育て環境を調査した上で、町の行政としての具体的な施策をとってほしいと考えますが、いかがでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 渡辺議員、ちなみに今回の通告をされている中で、いまのご質問は、この(1)から(4)の中で、どちらに付随しているのかっていうところを、ちょっと教えていただいてもよろしいでしょうか。  4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 括弧書きではないんですけれども、小学校の教育についてという位置付けで、再質問させていただきました。 ◯議長【村瀬公大君】 わかりました。それでは、菅沼教育長。 ◯教育長【菅沼浩行君】 子育て全体ということでございますので、教育委員会といたしましては、先ほど来お話が出ました朝食の問題であったり、家庭の問題であったり、家庭教育の推進とか勧めとか、そういうこともさせていただいております。  そういった中で児童・生徒を支援して、それがひいては学校生活の中で安定して、ひいては学力の向上につながる可能性もあるということでやっていきたいとは思っておりますけども、児童・生徒の全体的な支援というのは、教育委員会のみならず、町全体の中で子育て支援という大きなテーマの中の1つにもなろうかと思っております。その辺につきましては、町の方と連携をとりながら、児童・生徒が安定した生活を送っていけるように、教育にいそしめるようにしていきたいと思っております。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 それでは、教育のことは最後なんですけれども、平成27年4月1日から、教育委員長と教育長が一本化されました。そのため、教育長の仕事が大きくなったと思いますが、教育、あるいは教育行政に向かう教育長の心構えを教えてください。 ◯議長【村瀬公大君】 渡辺議員、申し訳ございません。先ほどの質問に関しても、正直申し上げまして、通告から少し離れておるところを私が判断させていただいて、いまのご答弁をいただきました。申し訳ございませんが、いまの質問に関しましては、質問の通告とはかけ離れていると私が判断させていただいて、いまのは申し訳ございませんが、ご理解をいただければというふうに思うところでございます。異なった質問をよろしくお願いいたします。  4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 いまのことはご回答いただけないということですね。実は、教育長がこの2月で代わりましたよね。それで私は、今後の教育のことについて全判的に、やっぱり心がけていきたいなと思っておりまして、この質問になりました。 ◯議長【村瀬公大君】 渡辺議員、それでございましたら、そういった内容の趣旨のですね、一般質問の通告をしていただければ、私がこうやって止めることもなく、ご質問いただけたんじゃないかなっていうふうなことでございます。  また6月に一般質問の機会もあろうかと思います。そちらでご質問いただければというふうに思うところでございます。また異なった質問をよろしくお願いいたします。
    ◯4番【渡辺久子君】 わかりました。甚だ私の思いとは違いますが、こういう状況ですので、議長の指示に従います。  次の質問をさせていただきます。時間の関係もあります。  新型コロナウイルス感染症対策についてですが、緊急事態宣言が延長されました。私がこの質問通告を提出したのは少し前でした。混沌としているときから少し状況が進みましたが、ワクチン接種の準備も少しずつ進んでいます。  しかし、ワクチンのみに頼ってはいられません。PCR検査について、介護施設で実施されることになりましたが、実施状況はいかがでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 大野介護課長。 ◯介護課長【大野真伸君】 現在、神奈川県の方で始めました、介護従事者向けのPCR検査の実施状況につきましては、把握している限りでは、町内15施設中4施設が実施する、若しくは実施する予定ということで聞いております。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 15施設中4施設ということは、実施率が大変低いのですが、何らかの障害があるのでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 大野介護課長。 ◯介護課長【大野真伸君】 現状におきましては、いろいろと確認している中では、この検査結果における擬陰性とか擬陽性の可能性があるということと、先ほど町長の答弁にもありましたように、一時的な結果に過ぎないというようなことで、受けないというような回答が多かったところでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 ありがとうございます。何らかのやっぱり障害があってということなんでしょうけれども、ぜひやっていただければなと思います。  次の質問ですけれども、菅総理大臣が口癖のように言い始めた、「国民の命と暮らしが大切」という言葉、まさにこの町にも当てはめられます。観光という町の主産業においては、GoTo事業があろうとなかろうと、安心して来町できる態勢をとることが大切です。重ねて聞きます。旅館や交通機関に働く人、学校や保育園関係、また希望する町民の方へのPCR、若しくは抗原検査の助成はできませんか。 ◯議長【村瀬公大君】 宮下観光課長。 ◯観光課長【宮下睦史君】 先ほど町長から答弁にてお答えさせていただきましたが、観光事業者を対象としたPCR検査の実施の予定は、町及び事業者の負担にすることは、いま現在考えておりません。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 少し質問から離れるかも知れませんが。  先ほど、町のワクチンの接種率を、なるべくゼロの段階から公表していこうと。これは、強制的にはもちろんできないので、受けないという選択も、それは私権ですからありますけど。これが上がると、もしかすると、これはその数字というのは、湯河原町の感染予防に対する町民の方々の意識が高いということは、外部にも発信されていくと思います。それが高いということは、観光地としてはマイナスでは私はないというふうに思っておりますので、少し加えさせていただければと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 国のコロナウイルス感染症対応地方創生第3次の臨時交付金が、湯河原町には約1億2,500万円交付されます。この一部を使って、検査に助成するようなことができないでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 また答弁は同じ内容になってしまうかも知れませんが、よろしいですか。内藤参事。 ◯参事【内藤喜文君】 町長からお答えさせていただきましたが、PCR検査については一時的な結果を示すものであるということから、観光業においては行う予定はございません。  ただし、感染者が出た、濃厚接触者が出たという事業所におきましては、やはり働いている方、皆さんご心配っていうこともございますので、代わりに、抗原検査という簡易的に15分から20分で結果が出るものがございますので、そちらを今後実施する方向で検討してまいりたいと考えております。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 それでは次の質問に行きます。  湯河原町では、事業者に対する経営助成が一度も適用されていません。前述の交付金を使って、困っている事業者に援助する方策はとれませんか。 ◯議長【村瀬公大君】 宮下観光課長。 ◯観光課長【宮下睦史君】 町といたしましては、現在、感染予防対策助成金という助成制度は創設して、事業継続に当たって、感染予防対策をする方々に対しての助成はしているところでございます。  また、代表質問でお答えさせていただきましたとおり、よろず相談の支援窓口を町の方からも要請して、人員を派遣していただきまして、湯河原町に早期に開設できたところでございます。  以上です。 ◯議長【村瀬公大君】 4番 渡辺議員。 ◯4番【渡辺久子君】 真鶴町でも箱根町でも、業者への助成をしています。湯河原町でできないことはないと思うんですけれども、どうぞお考えください。  次の質問に行きます。私は昨年12月14日付にて、冨田町長宛に、町民の命と暮らしを守るための緊急申し入れをしました。町民の方々の声を聞いて提出したものです。残念ながら、これに対し1行の回答もありませんでした。町民の声を行政に届けることが、議員の大切な仕事です。そう考えています。今後も必要ならば、どしどし要望させていただきます。  町長におかれましては、真摯な気持ちで対応していただきたいと思います。そのことを強く申し添えて、質問を終わりにしたいと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 以上で、4番 渡辺議員の一般質問を終了いたします。  ここで、暫時休憩いたします。午後1時から再開をさせていただきます。                            休 憩  午前11時34分                            再 開  午後 1時00分 ◯議長【村瀬公大君】 休憩中の議会を再開いたします。  質問通告第3、1番 土屋由希子議員、ご登壇願います。              (1番 土屋由希子議員 登壇) ◯1番【土屋由希子君】 それでは、通告に従い、一般質問を始めさせていただきます。  質問事項1 町役場職員の職場環境に関して  湯河原町民のためにも、職員のやる気やパフォーマンスが上がるように、役場内の職場環境を改善するべきと考え、昨年9月より一般質問を続けてまいりました。昨年12月議会では、役場職員の時間外勤務手当に関し、平日の時間外勤務が条例に基づいた手当として支給されずに、代休として振替処理され、さらにその条例違反の振替や本来の週休日等の振替が前4週後8週の期間を大きく超えて処理されている、この2点の条例違反を指摘させていただきましたが、その後、私独自でも調査を進めたところ、このような条例違反が常態化している事実がわかりました。職場環境を改善せずに、離職や休職などが増えることは、町全体のデメリットとなるため、その対策に関して、引き続きお伺いいたします。 (1)2点の条例違反を指摘させていただいたところ、町長より調査せざるを得ないとご  答弁をいただきましたが、その調査結果をお教えください。 (2)2つの条例違反が常態化していることが明らかになりましたが、昨年9月の議会で  庶務課長がされた「平日の時間外勤務について振替処理を一切行っていない」という旨  の虚偽答弁及び、町長が9月15日に議会宛に出された「事実に基づかない質問をしな  いように」といった圧力とも受け取れる文章について、いまもなおその見解にお変わり  がないか、お尋ねいたします。 (3)条例違反及び職員に対する時間外勤務手当の未支給分に関して、町はどのように責  任を取るおつもりですか。  質問事項2(仮称)ゆがわら道の駅整備事業に関して  (仮称)ゆがわら道の駅整備事業が昨年末に、必要な駐車場台数が確保できないという理由で断念されました。(仮称)ゆがわら道の駅整備事業は、その前段階として、(仮称)ゆがわら地場産品直売所整備事業から始まっておりますが、整備事業計画当初から無理な計画ではないかという町民からの声が上がっておりましたが、町の事業計画は正しかったのかお伺いします。 (1)平成27年度から始まったこの2つの名称の整備計画は、総額いくらかかっており  ますか。 (2)この2つの整備事業計画は基本設計までされた上で断念しています。町が基本設計  を委託する際の基準をお教えください。また、今回の基本設計委託業務を締結し、その  後に中止とした判断は正しかったとお考えですか。 (3)この整備事業に関しては、どなたが主導権を持ち進めておりましたか。また、この  ような事業の責任は、最終的にはどなたがお持ちになるのでしょうか。 (4)昨年12月の常任委員会で、整備事業の経緯に対し、町民への説明があるべきでは  と質問させていただきましたが、それに対し、何らかの形で説明をするとおっしゃって  おりました。町民への説明はどのような形で、いつぐらいにされる予定ですか。  以上、質問となります。よろしくお願いいたします。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。              (町長 冨田幸宏君 登壇) ◯町長【冨田幸宏君】 1番 土屋由希子議員の一般質問にお答えいたします。  1番目「町役場職員の職場環境に関して」のご質問のうち、1点目の「2点の条例違反を指摘させていただいたところ、町長より調査せざるを得ないとご答弁をいただきましたが、その調査結果をお教えください。」とのご質問でございますが、令和2年11月27日開催の第7回定例会での土屋由希子議員の一般質問の中において、職員の時間外勤務に関して適切な処理が行われていないのではないかといった趣旨のご質問をいただき、私からは、「議会における一般質問の性質上の動機付けをいただいた。」という回答に加え、「適切に処理がされていないということは認め、調べさせる。」と回答させていただきました。その後、調査を進めておりますが、膨大な調査量となっております。  次に2点目の「2つの条例違反が常態化していることが明らかになりましたが、昨年9月の議会で庶務課長がされた「平日の時間外勤務について振替処理を一切行っていない」という旨の虚偽答弁及び町長が9月15日に議会宛に出された「事実に基づかない質問をしないように」といった圧力とも受け取れる文章について、いまもなおその見解にお変わりがないかお尋ねいたします。」とのご質問でございますが、まず、令和2年9月7日開催の第6回定例会における庶務課長の答弁につきましては、「職員の時間外労働(残業)に関してどのように申告され、処理されているのか教えてください。」という一般質問において、時間外勤務における原則の運用方法のご質問に対する答弁であったと理解しており、質問の内容に沿った答弁であったと認識しております。  次に、令和2年9月15日付けで村瀬公大議長宛に提出いたしました、議会運営に関する申し入れにつきましては、書面に記載させていただいたとおり、議員各位のご発言により、町民の皆様が誤解を招くことがないよう、適正な議会運営をしていただくよう申し入れた次第でございます。当該申し入れの内容につきましては、令和2年9月18日開催の議会運営委員会におきまして、土屋由希子議員からご質問をいただきました際にご説明させていただきましたが、行政側といたしましては、議員各位のご発言について、侵害や圧力をかけるつもりはございません。  しかし、議員各位のご意思の表現方法によっては、行政内部において別の問題が発生してしまうことが懸念される場合がございます。そのため、ご発言につきましては、一定のご配慮をいただきたいといった趣旨でございますので、その考えが変わることはございません。  次に3点目の「条例違反及び、職員に対する時間外勤務手当の未支給分に関して、町はどのように責任を取るおつもりですか。」とのご質問でございますが、1点目のご質問への回答と重複いたしますが、時間外勤務の処理方法について、現在調査を進めている最中であり、その結果が出ていない状況でございます。まずは調査結果を取りまとめ、調査結果の分析及び今後の対応の検討といった段階を踏んでいった先の問題と捉えております。  2番目「(仮称)ゆがわら道の駅整備事業に関して」のご質問のうち、1点目の「平成27年度から始まったこの2つの名称の整備計画は総額いくらかかっておりますか。」とのご質問でございますが、平成27年度の適地選定調査から始まり、令和元年度までの5年間の決算額総額で2,765万9,732円となっております。  なお、この財源につきましては、国の地方創生推進交付金、合計で1,138万8,600円の交付を受けております。  次に2点目の「この2つの整備事業計画は基本設計までされた上で断念しています。町が基本設計を委託する際の基準をお教えください。また、今回の基本設計委託業務を締結し、その後に中止とした判断は正しかったとお考えですか。」とのご質問でございますが、地方公共団体が、公共建築事業を円滑に進めていく上で、計画から工事発注までの段階ごとに踏まえなければならない工程がございます。  初めに、企画段階として基本構想から始まります。基本構想では、ニーズ等を踏まえながら、建築に向けた課題の抽出を行うとともに、その必要性についての合意形成を図るなど、その実現に向けて、基本理念を定め、機能、規模、場所、工程などの基本計画の指針となる項目について検討を行います。  次に、この基本構想に基づき、利便性・機能性・周辺環境との連携性等の観点から、具体的な課題や条件を整理し、検討を進め、場所や機能、概算工事費などの具体的な案を示し、建物の設計・工事を進める上での根幹となる基本計画を策定いたします。  次に、この基本計画に基づき、構造や配置、レイアウト、必要な機能や設備、デザイン等を取りまとめ、具体的なイメージを明確にするために基本設計を実施いたします。  この基本設計に基づき、工事施工を考慮した上で、デザインと技術面の両面にわたって設計を行い、工事費の具体的な積算を行うものが実施設計であり、その後、実際の工事の施工につながる詳細設計に進んでまいります。  基本設計は、国の社会資本整備総合交付金の事務要領によりますと、工事の施工に直接結び付かない事前調査、概略設計等とされております。このことからもわかるように、工事着手前の構想段階であり、基本設計により建物のイメージが決定し、概算工事費が算定され、この結果を基に、事業内容を精査するものでございます。  したがいまして、工事の方向性を判断するためには必要な工程であり、この基本設計を実施したことにより、詳細設計を行う前に最終的な判断ができたものと考え、正しい予算執行であったと考えております。  次に3点目の「この整備事業に関しては、どなたが主導権を持ち進めておりましたか。また、このような事業の責任は最終的にはどなたがお持ちになるのでしょうか。」とのご質問でございますが、議員もご承知のとおり、地方公共団体の組織及び運営は、地方自治法に基づいており、同法第147条では、「普通地方公共団体の長は、当該普通地方公共団体を統轄し、これを代表する。」とされております。  次に4点目の「昨年12月の常任委員会で、整備事業の経緯に対し町民への説明があるべきではと質問させていただきましたが、それに対し、何らかの形で説明をするとおっしゃっておりました。町民への説明はどのような形でいつぐらいにされる予定ですか。」とのご質問でございますが、道の駅と申しますと、大きな施設をイメージしがちですが、国でも、箱根町や清川村の道の駅のように小規模の施設も推進しており、本町でも同様な規模の道の駅を検討してまいりました。  しかしながら、令和2年12月4日開催の総務文教・福祉常任委員会でご説明いたしましたとおり、国土交通省では、一定水準以上のサービスを提供できる休憩施設を、道の駅として登録することを案内しており、その要件の1つである十分な容量の駐車場について、交通量・立地条件・施設内容等の利用需要から積算された駐車台数が敷地内に確保できず、駐車台数増に伴う交通渋滞の検証、駐車場用地の検討、用地交渉の実施など、課題の解決に向けて様々な角度から検討いたしましたが、利用者に不便をかけない場所に不足分の駐車スペースを確保することができないことから、最終的に、「道の駅」としての登録は難しいと判断いたしました。  こうした結果となりましたが、川端公園は、国道135号の通行車両を町内へ誘導するには最適な場所であることから、(仮称)ゆがわら道の駅整備検討委員会で検討してきた内容を生かし、町内に導くための観光案内板を掲げたゲートウェイとして、また、県が実施する千歳川護岸整備と連携し、水辺で憩える公園として再整備計画を進めていく方針について、令和3年度に町広報紙に掲載する予定でございます。  以上でございます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 ご答弁ありがとうございます。最初の1点目の町役場職員の職場環境に関してなんですけれども、現在調査中ということなんですが、こちらは何年ぐらい前までさかのぼって調査を始めているのでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 タイムカード等の保存年限が5年となっておりますので、あるものは5年が限度かなと考えております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 さすがにですね、12月の議会からもう3か月たっているので、そろそろ中間報告などをされているのかなと思うんですけれども、責任者はどなたで、どの課のどの職員がこの調査に関しては進めておりますか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 庶務課が中心となりまして、各課長に協力を仰ぎながら、調査を進めているところでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 だいたいで結構です。いつまでに結論を出す予定でしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 先ほど町長の答弁にもございましたが、非常に膨大な資料と、また事務量でございますので、具体的な期間につきましては、現段階では申し上げられる状態ではございません。
    ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 だいたいのめどでいいんですけれども、たとえば令和3年度中とか、そういうめどはついてないですか。2年も3年もかかるものではないと思うんですけれども、いかがでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 涌井参事。 ◯参事【涌井信明君】 職員は通常業務の合間をもって、やっている状況でございます。300人を超える職員の5年間、12か月分を見るということで、正直、いつまでということは、いまこの場では言うことができません。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 今回のことというのは、かなり大変重要な問題だと私は認識しておりますので、早めに結論を出さなければいけないのかなと私は思っておりますが、ちなみに職員の方にヒアリングはされてますでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 いま現在はしていない状況でございますが、結果が取りまとまり次第、そのようなことも必要かなと考えております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 まずそういう疑いがあるので、ヒアリングの方が先なのかなと、私は勝手に思っていたのですが、ヒアリングもせずに、急に5年間、職員のタイムカードをまず調べ始めたっていうことですか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 まずは、あるタイムカード等を調査させていただいてからヒアリングの方をしないと、ヒアリング自体も意味がなくなってしまうかと考えております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 わかりました。町長の方に中間報告などされたのかなと思うんですが、中間報告などはされておりますでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 何をもって中間報告かという部分がお答えしづらい部分ではありますが、状況は逐一報告しております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 町長はその報告を受けて、どう思われましたでしょうか。現時点での。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 先ほど担当が答えたような状況だという、外形的なことしか、まだ私も理解できておりませんし、膨大な量だという、この程度の先ほどの答弁にあった内容でございますので、いまここで議員に担当の方がお伝えしたことと同様の水準というご理解をいただければと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 わかりました。膨大な量だという中間報告だったんですか。その他には何かなかったんでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 先ほど担当が申しました、中間報告というような何かその調査委員会を立ち上げているわけでもありませんので、日常の会話の中で、かなりの量になりますという、これを伝えられただけで、これが中間報告になるというふうに思っておりませんが、いま担当がご説明させていただいたように、町長にも逐一というのは、そういった水準のお話ということでご理解をいただければと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 はい。まあ私の方でも調査をさせていただいておりますが、一番古いものでは、平成25年ですね。2013年、8年前のものとかも見つかっているわけなんですね。町長は12月の時点で、現状を把握できておらないということをご答弁されましたが、この8年前から常態化している可能性があるものなんですが、町長はいままでこちらには気付いていなかったんでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 はい、そのとおりでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 町長は、職員の職場環境には、いままでは全くノータッチだったのか、関心がなかったのか、これはどういうふうに受け止めたらいいんでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 それはもう議員の主観でとらまえていただければというふうに思います。  ただ、この件につきましては、基本的には各所管の管理である、こういった形で事が進んできたということを、議員も定例会の中で、11月27日のご答弁の中で、各所管の管理であり、庶務課は見ていなかったということに、わかりましたというご答弁をいただいておりますので、したがいまして、責任を逃れるつもりもありませんが、基本的には事務方同士のいわゆるそういったものであるという、外形的なものは今回のいろいろな質問の中で、動機付けという言葉で表現をさせていただいたところでございますので、あとはそういう現場に対して目が向いていない、いろいろのご批判は、それはまた議員の主観で、またご意見をいただければというふうに思います。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 私の主観でということだったんですけれども、常態化されているようなもので、この条例違反だったりとか、時間外勤務手当というものが正当に支払われていないというのは、一般企業で言えば労働基準法違反、こちらで言うと、労働環境であるので、自治法だったりとか公務員法に違反することにつながってくるのかなという、大変問題なことだと思っております。  それを町長が初めてお知りになったということなので、お知りになって、私だったら、すぐにでも調べて、結果を中間報告なり、そういうことが常態化されていたのかどうなのか知りたいところだと思いますが、町長としては、いま調べているということで、いままでそういうことが常態化していたっていうことに対して、お気持ち的には今後どういうふうにしていこうと思われているのでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 中間的な考え方でもないです、何でもないわけですが、現場とか現実を含めて、いまこのご指摘、調査をさせていただいている部分がこういう状況は、組織的にあるとするならば、その以前、近々にご質問いただいて動機付けになりましたという段階から、すでに新しくこういったものが発生しないようにするということだけは、私以上に職員が、課長と参事などが話し合いをしているというふうに聞いておりますので、したがいまして、過去のこれまでの部分の調査については、そして将来に向かっての問題という捉え方としては、いま議員のご指摘のように、条例違反云々とありますけども、それはそれとして、いわゆる新たにそれがこう、どこかで線を引かなければいけないという、これは現実的な組織のあり方、これは民間も含めてでありますけども、どこかでそれを訂正していかなければいけないという、この部分につきましては、こういったことから、そういうものが新たにまだ継続されていってはいけない、いわゆる上書きをしていってはいけないという、この辺については、組織としては、新副町長を中心にですね、やっているところでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 もう1点ですね、私としては、いままでの職場環境というのは、全部課長に任せきりになってしまっていたというところは、今後改善するべきかなと私は思うんですけれども、そちらの方、いままでその課長以下の職員の皆様が、自主的にそういう条例違反をされたというようなご答弁でよろしいんですか。その私の捉え方として。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 その条例違反を捉えていいのかっていうのは、これは非常に難しい回答になりますので、組織としてそういった状態が25年の、先ほどの調査によると、そういったこと。それが25年なのか。今回の調査できる限界と、その状態がいつから続いていたのかというのが、必ずしも平成25年かどうか、正直言ってわかりません。  したがいまして、どのように言われても仕方がないという、そういったいま思いでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 それでは町長から、しっかりと謝罪の言葉があるべきかなと思うんですけど、いつどの段階でも結構ですが、そういうことは想定されてますでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 謝罪というのは、誰に対してどういったものかというのはわかりませんけども、いまの段階で、こういった調査を進めていく中で、こういったものが過去からあるとするならば、謝罪というより、組織としての反省がきちっとできるかどうか。こういったことになろうかというふうに理解をしております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 はい、次の質問に移ります。  虚偽答弁に関してなんですが、私が言いたかったのはですね、ちょっと答弁が、私が思っている想定していた答弁と違ったんですけど、私がした質問というのはですね、鈴木庶務課長に対して、平日の時間外手当の残業代が手当として払われているのかというふうに私が言ったところ、鈴木庶務課長が時間外手当として支払っていると。振替休日にせずに、しっかり手当として払われているとお答えになったことを指しております。こちらの答弁は、虚偽答弁ではないんですか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 9月の一般質問の際の発言だったかと思うんですけども、議員の方から、原則どのようにというご質問に対しまして、回答したつもりでおります。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 湯河原町というのは、現状を聞くと、原則でしか答えてくれないということでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 高橋副町長。 ◯副町長【高橋 正君】 私もその場に議場にいたものですから、聞いているんですけれども、そのときに原則という言葉を土屋議員はおっしゃったかと思います。  あわせて、いまの運用方法を教えていただけますかというようなお話をされたかと思います。ですから、それに対しての回答でもあるのではないかと私は思っております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 とんち合戦をしてもしょうがないかなと私は思いますので。  では鈴木庶務課長、改めてお聞きしますが、自分も含めて、まわりの職員がそういう処理をしているか、見たことも聞いたこともありませんでしたか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 前段の質問に戻ってしまうのですが、それを含めまして、現在調査しておるところでございますので、いまの段階におきましては、回答は控えさせていただきます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 それは回答ができないんではないでしょうか。私は鈴木庶務課長に聞いております。この時間外労働手当の現状として、鈴木庶務課長が、そのときに私が質問したのは、そういう原則ではなくって、実際の運用方法として、そういう現場を見たことはなかったのかっていう質問だったんですね。いまの段階では、それはお答えできないんでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 改めて同じ回答になってしまいますが、9月の段階におきましては、原則論というご質問に対しての回答であったと私は認識しておりまして、現在の状況につきましては、調査の内容にも触れることでございますので、繰り返しになりますが、回答は控えたいと考えております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 お答えできないということなんですけれども、私の方で調査も進めております。鈴木課長が秘書広報室時代にも、ご自身にて、平成26年度から令和2年度に、過去の振り替えをとっているという事実も確認できておりますが、こちらの方はご自身でお認めになるのでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 タイムカード上に記載されてあることは、それは事実だと考えております。  ただし、それも含めて、調査の内容に入っておりますので、現段階ではお答えできないということでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 はい、それでは鈴木庶務課長も秘書広報室時代に、そういった処理をされておりますので、そういったことがなかったのかということで、私は9月の一般質問でさせていただいたんですけれども、それでは別にですね、涌井参事に関しても、私、12月の一般質問の際は、振り替えの処理は所属長がやっているから、庶務課は関知していないというご答弁をいただいたと思っておりますが、タイムカードを調べさせていただきましたが、庶務課でも平成31年、涌井参事が課長だった頃ですが、タイムカードに平成28年からの振り替えの処理がありまして、3年前の平成28年から休日振替処理されているところの上に、しっかりと涌井というハンコが押して、確認が押されているんですね。これも見ないでハンコを押したということなんでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 涌井参事。 ◯参事【涌井信明君】 見ないでハンコを押したということではないと記憶しております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 そうすると、庶務課は関知していないというようなご答弁は、通用しないのではないかなと思うんですけど、こちらはいかがですか。 ◯議長【村瀬公大君】 涌井参事。 ◯参事【涌井信明君】 いまのは庶務課のタイムカードのお話ですよね。庶務課のタイムカードに関しては、所属長である庶務課長。他の所属のタイムカードについては、申し訳ないですけど、見ていなかったという状態でございます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 こちらの議会を見られている方がいらっしゃったら、やはりその常態化されていることを、町側が隠していたんじゃないかっていうふうに思われるようなご答弁だったと思います。町長、この職員の苦しい答弁を見て、どうお感じになられますか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 苦しい答弁なのかということは、本人たちは本人なりに答えているということでございますので、繰り返しになりますけども、いまいろいろな調査を進め、新たにそういうものが発生しないということだけを、先ほどの繰り返しになりますけども、実施をしていくという、そういった体制でいるということだけお伝えをさせていただければと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 町長としても、ある程度はこれは区切りを付けなければいけないとお感じになっているのかなと思うんですけれども、調査中調査中と言って、先延ばしをして、公に認めないという状態がずっと続くようでは、やはり町の信用が落ちてしまうかなと思うんですね。早急に調査を進めて、先ほど町長がおっしゃられていましたけども、調査委員会とかそういうもの、組織を立ち上げたわけではなくって、内部で調査をされているということだったんですが、私はこのような状態では、町全体が組織的にやっていたことを町の中で調べていたら、とても信用できないですね。外部団体を入れて調査を進めるなどの措置はされないのでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 現時点では、そこまでは考えておりません。今後も、なかなかそういったものが本当に必要かどうかということにつきましては、慎重な思い、どちらかというと、非積極的にならざるを得ないかなというふうな。要は、組織のことでございますので、議員からいろいろなご指摘・ご質問をいただいておりますけども、現状におきましては、繰り返しになりますけども、そのいつごろからこういったものが常態化していたかという、いわゆる歴史的な問題と、現実的に調査によってつまびらかにしなければいけない時間帯と、いま現在から将来に向かう時間帯、この辺を分けてやはりきちっと整理をするというのは、現実的な対応ではないかというふうに理解をしております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 それでは、常態化していた可能性については認めているのでしょうか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 認める・認めないというより、こういった中で、繰り返しになりますけども、先ほど議員の積極的な議会活動の中で、25年からも確認できていますと。さらに前があるのかないのかも、これは私もわかりません。  したがいまして、組織の中のいわゆるそういった中で、労使関係というのは、行政の場合はなかなかそういう表現ではくくり切れない状況もあろうかと思いますけども、できる限り自浄作用の中で、浄化作用の中でですね、そういったものをきちっと調査をするという、こういったことに尽きますので、ご理解をいただければと思います。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 なかなかその具体的な議論ができないので、難しいですけども、具体的に答えていただきたいんですけど、答えていただけないので、難しいところなんですけれども、私も。  私の積極的な調査と言っていただきましたけど、私の調査では、今回タイムカードではですね、総務費から給料が出ている職員のタイムカードを、令和元年度分、1年分をすべて取り寄せて、それで調査をさせていただきました。こちらがその資料なんですけれども、こちらはですね、ピンクの付箋があるのが、時間外が支払われず振り替えとなっている箇所、そしてブルーの付箋があるのが、前4週以前の振り替えを取得している箇所でございます。こちらは総務課の延べ人数64名から、休職中・育休中の方を除いた59名ですね。59名中49名の方が不正な処理をされておりました。私の積極的な調査活動と言っていただきましたが、その結果でございます。こちらは明らかに常態化しておることだと思います。  これを見ていただいてわかるとおり、これは明らかに組織的なものであり、職員のほとんどが知っていた。なのに誰も声を上げなかったということですよね。これはどうしてだとお考えですか。 ◯議長【村瀬公大君】 鈴木庶務課長。 ◯庶務課長【鈴木友則君】 議員のご答弁にもありますとおり、その常態化という部分で、課題があったかとは思いますが、そういうことも含めて調査をして、検討、今後の方針を決めていかなければならないと考えております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 はっきり言いまして、とても信用できません。町のほとんどの職員がやっていて、それを誰も町長には言わなかった。町長はここ何年かのうち、何も知らなかった。職員が誰一人声を上げずに、町長にも言わなかった。そんな職場環境の中で、職場内で、町内でその調査をこれから進めていくなんて、これは隠蔽するかも知れませんよね。いままで誰一人声を上げられなかったんですよ。なのに、なぜ外部調査を依頼しないんですか。
    ◯議長【村瀬公大君】 高橋副町長。 ◯副町長【高橋 正君】 先ほどから何回もお話していますように、まだ調査がその多く進んでいない状況ですので、まずは内部で調査をしていきたいと考えております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 ですから、私はその調査自体が信用ならないと言っているのです。これ、わかりますよね。いままでずっと何年間もやられていたことなんですよ。可能性があるんですよ。その内部でやられていた条例違反を、内部で組織で調査したって、隠蔽するかも知れないですよね。どこの機関だってそうですよね。ですから、外部調査が必要、調査段階から必要なんじゃないかって、私は言ってるんですけど、いかがですか。 ◯議長【村瀬公大君】 高橋副町長。 ◯副町長【高橋 正君】 調査結果が出ていないうちから、信用できないと言われましても、もうそれ以前の問題で、内部としても、そういった課題があるのであれば、内部からまずはやっていくのが通常ではないかと思っております。それを信用できないとなると、もうこれ以上、私の方からお話しできない状況になってしまいますので、調査をお待ちいただくしかないと思っております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 これ以上言っても、押し問答のことになるかも知れないんですけれども、私はですね、別に悪を退治する水戸黄門をやりたいわけじゃないんですよ。そうじゃなくて、働けば働くほど損するっていう、こんな状態で、ですよね。時間外勤務手当が正当に支払われないっていうことは、時間外に働いたって、その分給料が出ない。何年も何年も前のその時間外勤務の時間から、しかも条例を違反して、平日の時間外勤務手当の時間帯から振り替えをしているっていうこと。この状態で、町役場職員が町民のために働こうと思えるのかっていうところが問題だって、私は言っているのです。それを改善しようというふうに町の方が意識がなければ、どんな調査をしたって無駄だと思っているのです。こちらの方ね、ぜひ町長にお聞きしたいんですけど、これは問題意識をちゃんと持っているのか。これを改善しようと思っていらっしゃるのか、ぜひ町長のご意思をお聞かせください。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 先ほどの答弁と重なって恐縮ですけども、過去の保存年限のある、いわゆる調べられる可能性のある時間帯と、それ以前の時間帯というのはこれはもう調べ切れませんので、そういった常態化がどこから続いているかという問題もあります。  しかし、その後将来に向かってのことについては、もうすでにそういったものが発生しないようにということでございますので、いま一番大切なことは、さらにその上塗りがされないように時間を止めるということが現実的なことでございますので、これは副町長を中心に、いろいろな担当課長も含めて、そういった認識を新たにしているところでございますので、いま述べられるのは、それが現実的、また理想を言ってもいけませんで、現実としてはそれだというふうに思っております。 ◯議長【村瀬公大君】 すいません、傍聴者の方。 ◯1番【土屋由希子君】 時間、止めてください。 ◯議長【村瀬公大君】 すいません、傍聴者の方、少しお話等は避けていただきますよう、お願い申し上げます。  1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 私、たくさんのお声を町民からいただきます。議員という立場になってから。片方から、役場は全然働かないと。怠慢だ。ミスが多く、対応が悪いだ、暗いだ、いろいろなことを言われるんです。  ただ、その一方で、土屋さん、役場職員を助けてあげてくださいと、そういうお声もいただきます。私は役場職員が、町民の方を向いて働いていただきたいんです。そうしないと、何も変わっていかないと思ってるんです。  それで、いろんな問題がありますが、まず1つはこの職場の職場環境の改善が、まず第一にされるべきだと思うんですね。私は大変な問題だと思ってるんですよ、この問題っていうのは。  でも、そういったような気持ちが伝わってこないんです、私、町長から。これ、問題だと思うんですよ。すべての町民の不利益になることだと思うんですね。その問題意識を持っていらっしゃるのかどうかっていうのが、私はよくわからないんです。そこをお聞かせいただきたいんですけど。町長、いかがですか。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 議長、すいません。繰り返しです。現状、新たなそういった状態に戻らないようにするのが現実でございますので、こういったいろいろな議員の調査などをはじめ、組織側としても、そういったものをいまいろいろ過去にさかのぼって、どういった処理をするのかっていうのは、これも1つの現実ですけども、いまのご質問に回答するに当たっては、いまきょうの日において、そういったものがさらに続かないようにしていくという、この状況をきちっと組織として認識をしてもらう、そこから始まるのではないかというふうに理解しております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 最後にもう一度聞きます。問題意識は感じていらっしゃるんですね。 ◯議長【村瀬公大君】 冨田町長。 ◯町長【冨田幸宏君】 問題意識とはいろいろあろうかと思いますけども、議員がどういった問題意識だっていうふうに、たとえば、私のところに声が届かないのは組織的な問題なのか、私自身に問題があるかっていう含みを持っての問題提起なのかわかりませんけども、繰り返しになりますけども、新しく補助機関も変わっておりますので、この辺でもう少しいろいろなことが共有できるのではないかというふうに思っております。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 ぜひ、問題意識を感じていただきたいと思います。すべてのことに対してです。  それでは次、道の駅整備事業に関して、再質問させていただきます。大変多くの方から期待もあり、不安もありという道の駅構想だったと思われます。最終的に、駐車場の升数が足りないという理由での断念ということでしたが、これ本当に単純な疑問なんですが、駐車場升数が足りないっていうふうにわかったのが、私が委員会資料を見る限りでは、かなり当初の段階からわかっていたのに、どうして基本設計をしてしまったのかなっていう、本当に単純な疑問なんですね。  なので、今一度質問させていただきますが、なぜ駐車場升数が足りないという課題が上がっていたにも関わらず、基本設計を委託してしまったのかなというところをご説明していただきたいんですが。 ◯議長【村瀬公大君】 二見地域政策課長。 ◯地域政策課長【二見哲哉君】 議員のご質問でございますけれども、まず基本構想の段階から、駐車場の台数については議論として上がっておりました。基本構想の段階ですので、先ほども町長が答弁したとおり、建設工事するに当たりましては、基本構想、基本計画、基本設計、実施設計と、そういうふうな形で移っていくんですけれども、まずは大枠の構想の段階で、道の駅の要件としての1つとして十分な駐車場ということで、前面の交通量ですとか国道の交通量、そういったものを積算した結果、不足しているだろうっていうようなことで、基本構想の段階ではそういう状況でした。  まだ当然、構想の段階でしたので、次のステップとして、もう少し踏み込んだ形で基本設計を策定していくというふうな普通の流れでございますので、その課題を踏まえた上で、さらに企画段階として、ワンステップ上げた形でどういった課題が抽出されるのかという形でコンサルの方に計画を出したものでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 すいません、私は素人考えなのかも知れませんけれども、1級建築士の知り合いもおりますので、やはり聞いたところ、基本設計というのは、もう建てる前提のものに基本設計をするというふうにお聞きしたものですが、もちろんその進んでいく上で課題が上がってきたっていうのだったら、私も納得できるんですが、駐車場升数が足りないと、道の駅はつくれないんですよね。交通量調査から上がってくる、駐車場升数が足りないと、道の駅というものはつくれないというふうに認識しておりますが、それはお間違いないですか。 ◯議長【村瀬公大君】 二見地域政策課長。 ◯地域政策課長【二見哲哉君】 まず根本的なところからですけれども、川端公園に道の駅を建設するに当たって、川端公園自体に75台というのが概算で出たんですけれども、川端公園自体に75台を確保することが難しいということで、検討の中で、議員ご承知かと思いますが、海浜公園、こちらを駐車場として整備をしていく。または、門川生産組合の土地を活用して進めていくというお話もありました。  海浜公園の方を駐車場とするならば、道の駅としての要件は確保できました。ですが、検討委員会の方でもありましたけれども、海浜公園から川端公園までの動線につきましては、距離もありますし、アップダウンもありますので、もし海浜公園を駐車場とするのであれば、バリアフリー化等の費用もかかってくることから、そちらを選定するのは適切ではないということで、近隣の民間の土地を活用できないかというところで話が進みました。  その結果、その民間の土地の方がうまく話がまとまらなくて、今回、その断念するという形になったものでございますので、駐車場が足りなかったというわけではございません。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 いまご説明されたことを、基本設計前に確認しておけばよかったんじゃないですかということなんです。いかがですか。 ◯議長【村瀬公大君】 二見地域政策課長。 ◯地域政策課長【二見哲哉君】 先ほど町長の答弁にもございましたとおり、構想の段階から基本計画の方に移るところで、より具体的な課題等が抽出されたと。当然、駐車場の台数が足りないだけではなくて、交通渋滞の関係ですね。道路交通の川端公園のところの道路の改修等、そういったものもそこで新たにわかったものでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 すいません、もう少ししっかりと説明していただきたいなと思うんですが、まだちょっとわからなくて、もう時間もないので言いますけれども、これ町民の声を代表させてもらって、私が思うことを言いますと、どうもなんか無理くり進めてきたみたいな感じが資料から読み取れる。すごく課題がいっぱいあって、どうしてこれを事前に、基本設計をする前に、この課題をクリアせずに基本設計してしまったのかなって。その折衝はどなたがやっていて、そして、その折衝というのはクリアできる見込みがあったわけでしょうか。そこら辺はいかがですか。 ◯議長【村瀬公大君】 二見地域政策課長。 ◯地域政策課長【二見哲哉君】 駐車場の問題に関しましては、当初、海浜公園に駐車場を設けるということで考えておりましたので、そもそも道の駅として進めることはクリアできるということは考えておりました。  ですが、検討委員会等で進めていく中で、先ほどもお話をしましたけれども、動線の問題等がありますで、近隣の民間の土地を活用する方向性に傾いたというものでございます。 ◯議長【村瀬公大君】 1番 土屋由希子議員。 ◯1番【土屋由希子君】 すいません、時間もないので。今後は、親水、水と遊べる公園とか、そういうふうな展望をっていうふうに言っていました。基本設計を見させていただきましたが、やはり道の駅でなくなったということは、この道の駅としてつくられるべきな設計っていうのは、やはり無駄になってしまったのかなと思うんですけれども、ぜひ、親水公園なり他の活用方法で、こちらの方を町民のためのものにしていただきたいと思います。  以上です。 ◯議長【村瀬公大君】 以上で、1番 土屋由希子議員の一般質問を終了いたします。  以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。  3月15日は午前10時から本会議を開きますので、ご参集願います。  本日は、これにて散会いたします。皆様、大変ご苦労様でございました。                             散 会  午後1時50分 当サイトのあらゆるコンテンツは、日本国における著作権法および国際条約によって保護されています。 Copyright(c) YUGAWARA TOWN ASSEMBLY MINUTES, All rights reserved. ページの先頭へ...