真鶴町議会 2019-06-07
令和元年第2回定例会(第2日 6月 7日)
令和元年第2回定例会(第2日 6月 7日) 令和元年第2回
真鶴町議会定例会会議録(第2日)
令和元年6月7日(金)
1.出席議員 11名
1番 青 木 健 7番 田 中 俊 一
2番 森 敦 彦 8番 板 垣 由美子
3番 天 野 雅 樹 9番 海 野 弘 幸
4番 黒 岩 範 子 10番 青 木 繁
5番 高 橋 敦 11番 青 木 嚴
6番 岩 本 克 美
2.欠席議員 0名
3.
執行部出席者
町長 宇 賀 一 章
町民生活課長 峯 尾 龍 夫
副町長 青 木 剛
健康福祉課長 上 甲 新太郎
教育長 牧 岡 努
まちづくり課長 長 沼 隆
企画調整課長 小清水 一 仁
産業観光課長 五十嵐 徹 也
政策課長 森 脇 理 好 会計課長 二 見 浩 子
総務課長 細 田 政 広 教育課長 岩 本 幹 彦
町民ニュースポーツ大会事業はパラスポーツの
普及啓発事業として開催する
ボッチャ大会の経費を予算措置するもの。
13款1項予備費から193万6,000円を減額し、予備費の計を1,502万9,000円とするものです。
説明は以上です。
○(議長) これより、本案に対する質疑に入ります。
○11番議員(青木 嚴) まず、22ページ一番上の
情報センター真鶴自立・
分散型エネルギー設備等改修工事につきまして、御質問させていただきます。
資料をいただいたものを読みますと、災害時に
エネルギー供給等機能の発揮が可能であり、災害時の
事業継続性の向上に寄与する
再生可能エネルギーの設備を導入するものについて、この補助が出るという形なのですけども、実際に災害が起きたときに自立・
分散型エネルギーとして活用し、災害時でも
避難施設等の照明・空調等を利用可能だということで、その防災上の関係でこの補助がついたというふうに御説明がありました。
そこで、まず質問なのですが、この
情報センター真鶴の空調、現在空調機はLPガスです。ガス自立型の空調施設で、もちろん電気も使うのですけど、一般的な電気の空調機じゃないというところ。そこで一つ質問は、LPガス型の空調機と電気型の空調機では経費、一般経費がどれくらい違うのか。今LPガス型のほうが安いとか、電気型のほうが高いとか、その辺の話をお聞かせください。
○(
企画調整課長)
情報センター真鶴の冷暖房につきましては、建設当時ガスと電気と比べたときに、ガスのほうの単価が安いということで、
ガスヒートポンプ型の空調機を導入しました。今から15年前の話でございます。電気が今安いか、ガスが安いかといいますと、今現在で言うと多分電気のほうが安いのではないかと思われます。
○11番議員(青木 嚴) まず、LPガス型で、資料を読みますとGHPという自立型の
LPガス空調機なのですけど、
ガスヒートポンプ型というふうに解釈しているのですけども、この方式は、例えば今導入する場合に電気のほうで言う
ソーラーパネルを使って自立型にするのがいいのか、またLPガスを使って自立型にして空調設備をやるのがいいのか、この辺のメリットというのはどのようにこれから設備工事で違うのか、それを説明していただけますか。
○(
企画調整課長) ただいまの御質問につきましては、
ガスヒートポンプ型の空調設備から電気型の空調設備に変えるようになりますと、屋内の空調設備全てに手を入れるようなことになるということが一つと、あともう一つは、
情報センター屋上の形状が非常に変わった形をしておりまして、そちらに太陽光の
ソーラーパネルを置いて、そこに蓄電池を設置することが非常に難しいということがございましたので、
ガスヒートポンプ型のものを入れかえ、リプレースするというふうなことで考えております。
○11番議員(青木 嚴) 今の説明のとおりで、設備工事に非常に時間も工期もかかるし、経費もかかると。そういうことはわかりました。そこで、この
バルクリース事業の工事日程を少し見せていただいたのですが、9月の中旬から1月の約初めぐらいまでを工期としているわけでありますけども、この工期というのは、9月はやはり9月末ぐらいまではかなり暑いとそういうような気候的な状況を踏まえれば、この工期一週間ずらすとか、工期を短縮するとか、今後業者との話し合いで何とかならないのでしょうか。
○(
企画調整課長) 工期につきましては、
ガスヒートポンプのみならずガスを供給するタンクの工事等々も考えての工事ということを想定しております。そうしますと、ただいま青木嚴員がおっしゃられたような屋内の空調には影響がないようなところから始めていきまして、涼しくなってから入れかえの本格的なところになっていくのかというふうには思っております。
○11番議員(青木 嚴) もう一つ、最後質問を忘れたのですけども、災害非常時に当然LPガスですから自立型で、
ガスヒートポンプ型でエンジンが動くわけですけども、当然エンジンを動かすものは電気ですよね。ですから、もし停電とか電気の供給がなくなった場合の対応についてお教えください。
○(
企画調整課長) 青木嚴議員が御理解している内容が少し違うところがございまして、
ガスヒートポンプ型の自立型といいまして電気を発生するような機械の
ガスヒートポンプのものを配備しまして、それから電気を供給して
ガスヒートポンプの機械を一緒に回すというふうなことになっております。そうしますと、電気がとまった場合でもガスの供給がなされて、そのメーンになる
ガスヒートポンプの電気を供給できる機械が回っていれば、その空調が動くというふうな設備を入れるものでございます。
○3番議員(天野雅樹) 何点か質問させてもらいます。
まず第1点目、16ページの中段、
公有財産維持管理経費、こちらはどちらの公有財産なりますか。
○(総務課長) 一昨年なのですけども、一昨年町にということで寄附をいただいた家でございます。そちらについては、旧米谷邸というところで住所については真鶴町真鶴の622でございます。こちらの内容については、今政策課のほうで行っておりますクリエイターズキャンプ、ここの事務局的なものでお借りしたいというようなところで、その中で給湯器、それからまた台所の排水、こちらは壊れているというようなとこもありまして、それを修繕するために予算を計上させてもらったというところでございます。
○3番議員(天野雅樹) 22ページの
防災施設整備事業、先ほどの説明で細かい
防災備品等も購入が含まれているという説明だったのですけど、どんな備蓄品を購入予定ですか。
○(
企画調整課長) 先ほどのここの欄の御説明では、21ページをごらんいただきたいのですが、
国県支出金につきましてマイナス17万2,000円ということで、
国県支出金がつかなくなった分の財源更正をさせていただいているということで防災備蓄の財源更正をしたということで御説明をさせていただきました。
○3番議員(天野雅樹) ページまた戻りまして16ページの産業・
文化振興事業、2,750万円、これが減額されています。これは今年度の予算で約5,500万円の予算で、この2,750万円、これは文化庁の補助金が不採択ということの減額だと思うのですが、この文化庁の不採択になった理由をお伺いします。
○(政策課長) これにつきましては、今年度文化庁の事業といたしまして全体で153件、採択数は95件ということで結果が出ております。これにつきまして、今年度特に来年のオリパラに向けた全国からの申請が、非常に箇所数が多かったということで、採択された各自治体を見ますとほとんどが数百万規模の
イベント等であるということで、私どもの5,500万の比較的大きな事業につきまして採択された中で上回ったものとしましては、京都市が歴史文化のイベントに伴いまして6,450万ということで、これは一つ大きな事業ではありますけれども、全体的に申請が多かった中で箇所数を多く取るという中で事業費の大きなものが削られたというふうに認識しております。
○3番議員(天野雅樹) この文化庁の不採択の決定はいつされましたか。
○(政策課長) これは
文化芸術創造拠点形成事業としての文化庁長官よりの審査結果についての通知は、平成31年4月1日付でございます。
○3番議員(天野雅樹) 平成31年4月1日ですよね。これ町長の
湯河原新聞、神奈川新聞での記者発表なのですけど、3月18日付の新聞で記者発表しているのですね。5,500万円の石の彫刻をやると。これ文化庁の採択、不採択の決定する前に記者発表してしまったということでよろしいですか。
○(政策課長) これにつきましては、見込みとして3月の議会でもお認めいただきまして、その上でまだ最終決定は出されていない中ではありましたけれども、やはり交付決定を受けた場合に直ちに事業を推進しなければならないということで、予定ということで記者発表を行わせていただいたところでございます。
○3番議員(天野雅樹) ということは、この記者発表の訂正というか規模の縮小がされると思うのですけど、そういった訂正の記者発表というのはまたされるのでしょうか。
○(政策課長) これにつきましては、今議会におきまして、この補正予算をお認めいただきましたら、記者発表は予算規模を減額してでも、この事業を行いたいということで発表を行う予定としております。
○3番議員(天野雅樹) 先ほど森脇課長の説明した153件中95件の採択、もうほとんどのこの採択95件の採択がもう何百万円の予算規模ということだったのですけど、事業規模というのは各市町村で違うと思うのですけど、平成30年度に予算された920万円のうち約460万円、これ平成30年5月に不採択になっていますよね。この時点で規模を縮小して文化庁のほうに補助金の申請をするとか、そういった予想はできなかったのでしょうか。というか5,500万円の予算を補助金の予算の場合、これは平成30年度に920万円のうち約460万円が不採択になったということで、これで5,500万円の予算を出したときに不採択されるという予想はできなかったのでしょうか。
○(政策課長) これにつきましては、過去の文化庁の事業を見ますとかなり減額採択というのも多々行われておりまして、一方で今回の当町の事業におきましては、やはり石材の調達ですとか、そういったもので確実な予算が必要だということで、今年度政策から各町内への設置まである意味全体を見て単年度で申請していたということがありまして、全体の規模は大きくなったというところでございます。
採択の見込があったかにつきましては、申請の段階でそれまで約2カ年ほど文化庁のほうへ出向きまして、当初は意思表示のために副町長にも御同行いただいて意思表示初め、それからその途中では県の方も一緒にこの石彫展を何とか成功させたいということで向かっておりましたので、採択の見込みを持って当然申請したというところでございます。
○(
企画調整課長) 先ほどの御質問の中で、前年度2分の1が不採択というふうなことでお話があったかと思うのですが、前年度につきましては、地方創生の事業ということで申請して認められなかったので、その認められなかったものを今度は文化庁のほうでは認めていただけるのではないかということで文化庁補助のほうを取りに行ったというふうな経緯がございます。
○3番議員(天野雅樹) 今の答弁なのですけど、その920万円のうち半分が認められなかった理由は何だったのでしょうか。
○(政策課長) 昨年度の創生の事業で認められなかった部分でよろしいでしょうか。
これにつきましては、地方創生は産業振興及び移住定住に結びつかなければいけないということで、この石彫展も産業事業として地方創生で申請したところでございますが、全国的に地方創生が始まった当初から一過性のイベントで申請する事業が非常に多くなった中で、地方創生においては一過性のものについては、これは通常の各省庁が持っている予算の中で対応してほしいということで地方創生の補助の交付の中ではなじまなかったということで不採択ということになりました。
○3番議員(天野雅樹) このオリパラの石彫刻というのは、これ一過性のものではなく、継続してやるというふうな捉え方だったのでしょうか。
○(政策課長) はい。やはり50年前、1964年の前回オリンピックの前年にこの真鶴で、日本で初めての屋外彫刻祭ということで石彫展が行われたということで、今回それをレガシーとして復活させたいということと、やはり真鶴の一番基幹産業であります石材業を、この機会にさらに認知深めてリブランディングしたいということで、同等のイベントというのは例年開催というのは難しいかもしれませんが、やはり石の町としての文化をさらに発信すべく同じような石彫展ではなくても今回関係性を持った、まさに関係人口につながるような作家の方々に今後来ていただいて、何らか町民とか今アーティストの活動も生まれておりますので、そういった方々等の交流等も深めていただいて継続的に石の文化、石の産業の新たな開拓に向かいたいと思っております。
○3番議員(天野雅樹) 今の答弁だと、約50年以上前の東京オリンピックそのときの石の彫刻展、それから50年以上たってもう一度やるぞということでこれは継続的なものでという認識で、これからこの石の彫刻展を行ったことによって、また小松石ブランド知らせていくという形で、それを継続的にという考えで捉えて申請したということなのですね。
○(政策課長) 産業振興という位置づけしておりますので、まさにそういう考え方で今後も取り組んでまいりたいと思っております。
○3番議員(天野雅樹) 第1回の定例会で私も一般会計には賛成したのですが、補助金が2,700万円について約5,500万の事業ということで賛成したのですけど、これ文化庁から不採択ということなりまして、今そのときの説明だと石の彫刻のアーティスト11名に打診していてという話で、これから小松石を購入して番場浦で彫刻をやるということだったのですけど、これは2,700万円が不採択になって事業を縮小すると思うのですけど、どのような事業内容になるかを聞かせてもらえますか。
○(政策課長) この2,750万の今内訳につきましては、作家への招聘費これは制作報酬費とか滞在経費、宿泊費等含みます。それから、また交通費も含んだ中で11名に全員で、もう一律100万円ということで中にはベテランの方もいらっしゃいますし、美術界では権威の方もあります。それから新進気鋭のこれから今芽が出てきた作家もあるのですが、そういった方々も一律に100万円ということで11名の方に全員で1,100万円。
当初5,500万の際には、平均で200万ということで2,200万見ておりました。これは、高い方については先ほどのベテランの方は250万、新進気鋭の方については150万ですとか180万という方が、いわゆる美術界におけるマーケットプライスとしてあったという中で交渉を行ってきておりました。これをもう今回全体の予算が半分になったということで、もう一律に今100万円でお願いをさせていただいております。
小松石、原材料費につきましては、石材組合を通じて調達するということで、これは800万円。これは前回5,500万の内訳から変わっておりません。
制作場所の経費としまして、先ほどの番場浦への石の運搬費、それから現場での重機等の設備関係、それから作品の制作にかかわる養生等の管理の関係で、こちらも石材組合に御協力いただいている中で当初は660万見込んでおりましたけども、今年度は制作の年にするということで番場浦に運ぶ、そういった諸経費含めまして550万円を見込んでおります。
工事運搬費につきましては、完成品の設置場所の整備とか作品設置工事等がございますけども、こちらにつきましては来年度に設置工事を行いたいと思っておりまして、こちらについては全額減額いたしました。
あと、残りの額につきましては、広報宣伝費を含めまして当初実行委員会の運営費、それから開催の運営あるいは来町作家のアテンド等、工事運搬管理も含めまして660万、それから広報宣伝費ということでメディアへの広報宣伝、あるいはそのポスター等プロモーションの媒体費等々で570万を見込んでおりましたけども、これは両方を含めまして今年度300万ということで今お願いをする予定としております。
以上が現在の予算内訳の状況になっております。
○3番議員(天野雅樹) アーティスト11名、今現在一律100万円で交渉しているという話なのですけど、当初180万から220万円、今そのアーティスト11名の方と一律100万円での交渉中ということなのですが、これ100万円で承諾を得られる可能性はあるのでしょうか。
○(政策課長) 既にそれぞれ御紹介いただきました神奈川近代美術館、水沢館長中心に専門家の先生方からの御支援もいただきまして、今、お会いできる作家の方にはお会いしてこの額でお願いできないかということで回っております。その中で、ただ今現在5名の方が非常に真鶴町を挙げたレガシーのイベントなので、ぜひそのイベントだけは、この展示会だけはぜひやってほしいという逆に激励をいただく中で、この額で前向きに協力したいという方の御意向をいただいております。あと、残り遠方の方とか海外の方がいらっしゃいますので、そういった方々は今電話あるいはメール等、また御紹介いただいた美術館の先生方のサポートをいただきながら同じ皆さん一律のこの額で協力いただけないかということで今行っておるところでございます。
○3番議員(天野雅樹) 今、5名の方が好意的にやっていただけるというお話だったのですが、真鶴の石材組合からの800万円、石の値段ですね。これは減額されても変わらないと。これ当初平均は200万円のアーティストへの支払い、これどこからこの200万円という根拠は出たのでしょうか。
○(政策課長) 先ほども少し触れましたが、作家の方が先ほどのようにベテランの方、あるいは彫刻界の重鎮の方、それからまた新進気鋭の方という方がそれぞれある中で、神奈川県内の美術館の専門家の館長方から大体この方は制作費についてはこれぐらいだということの御指導いただきまして、それをもとに積算し文化庁予算も見込みながら積み上げていったものでございます。
○3番議員(天野雅樹) わかりました。
いつごろこの事業を番場浦で始める予定いらっしゃいますか。
○(政策課長) 今回のこの補正予算お認めいただけましたら直ちに石材組合と実行委員会立ち上げまして、そちらへの負担金ということで拠出した後、制作につきましては秋9月から11月この3カ月程度のところで主な制作の作業を行っていただくということで今交渉とともにお願いしておるところでございます。
○3番議員(天野雅樹) 先ほどの説明で、このできた石彫ですね。設置する費用とかも来年度の予算に計上するという話なのですけれど、これどこにこの11個の石彫を町内に置くのですか。それかまたはオリパラがあったときには町外に持っていったり、また前回の東京オリンピックのように東京のほうに持っていって展示するとかそういった考えはあるのですか。それかずっと町内に設置する、どこに設置するのでしょうか。
○(議長) そこは当初予算に事業化されているものと変わるか変わらないかという確認でいいですね。
○(政策課長) これにつきましては、当初予算でも御審議いただいた際に御報告したかと思いますけども、町内に点在させることとしております。一部につきましては、今神奈川県のほうがヨットの会場であります江ノ島へひとつどうだろうかということでモニュメントとして今御検討をいただいているところでございますので、一つにつきましてはオリパラの期間中そちらに行くものもあろうかと思いますが、いずれにしても前回のようにつくられたものが全て町外の庭園にあるということではいけませんので、やはり、この小松石の振興あるいは見える化ということ考えて町内に設置する予定としております。
○6番議員(岩本克美) 引き続いて今の件でもう少し聞きたいところがあります。伺いたいと思います。
課長の説明ですと、今5名の方は返事をいただいていると。まだ残り6名の方は返事をいただいてないと思うのですけれども、返事がもらえなかった場合にこの事業は成立しないと思うのですが、その点の検討はされておりますか。
○(政策課長) 残りの方について協力が厳しいという方につきましては、それは致し方ないと思いますけども、いずれにしても御協力いただく作家方でこの事業は行うこととしております。
○6番議員(岩本克美) 今の返事ですと、人数が減ってもやりたいと、そういう感じで解釈してよろしいのでしょうか。
○(政策課長) はい、その予定でおります。
○6番議員(岩本克美) 当初の予算が5,500万ありまして、そのうちの半分が文化庁からのところで決まってなかったものを見込みで計上 していたということになると思うのですけれども、当初予算のうちの半分、要するに飛行機で言うと片肺になってしまっていると思うのですよね。エンジンが二つある。そのうちの一つが完全にだめになりましたというと離陸できないわけですよ。そういうことを考えると、一度この事業を一旦白紙に戻すという選択肢もあると思うのですが、その辺はいかがでしょう。
○(政策課長) これにつきましては、やはり石材業と観光業は非常に、もちろん水産業も含めまして真鶴の基幹産業でありまして、双方の産業にとってやはり新たなブランドイメージとか、あるいは新規販路開拓、顧客開拓という事業展開をしていくために、この石彫展をきっかけに取り組んでまいりたいと思っております。
先ほども申し上げました来年のオリンピック、また本年度のラグビーワールドカップに向けて恐らく内外からのインバウンド客も増えるだろうというこのチャンスを生かして、レガシーとして最大限活用したいと思っておりまして、これをイベントで終わらせないために、一方でお認めいただきました地方創生交付金では産業振興対策として採択されておりまして、石彫展開催と連動して石の町真鶴、真鶴には石の文化があるということで見える化対策や販路開拓事業、また観光動態調査等展開することで石材と観光の振興対策に取り組んでまいりたいと思っております。
この機会に真鶴町の産業再生事業として石彫展を開催したいというふうに思っております。ですので、これについては先ほどのように全作家とのこの交渉を行いながら取り組んでまいりたいと思っております。
○(町長) この事業を始め、もう2年がたちますかね。1963年のこの事業、真鶴の本小松が国際に初めて名を出したということで、主体が朝日新聞だったのですけども、この本小松の名前が出てきて、これを次のちょうどオリンピックが東京でありましたので、2回目はどうだということでいろんな作家に聞いてみて、ああいいことじゃないですかということで、初めは単独で1億という金を見ていました。いろんなところに省庁に動き回りました。行った先、行った先がなかなかいい返事はくれるのだけれども、確定ができませんでした。それから、縮小して5,000万、5,000万のうち地方創生に持っていって、地方創生にはまた新たな石彫展450万でしたかね。来年度に持ってくるのですけども、それと文化庁のほうでは初めいい返事してくれたのですよ。神奈川でスポーツのオリパラはいろんなところでやっていますが、文化のオリパラがないということで、神奈川県も推しました。町も、もちろんもうやるつもりでいますから、文化庁行ったらどうですか。もういろんなところ紹介しまして動きました。最後には文化庁行ったのですけども、文化庁もいい話くれたのですよ。だから全国で190幾つも出てきてしまった。なるべく全部にやってほしいという感じが文化庁にあるのでしょうね。でも、それをうちは手が早かったのですけども、それにもう一つイベントを入れてくれないかという。石彫展だけじゃなくて、それにプラス何か町をにぎわせる、それが少し足らなかったのが事実です。申請に。石彫展だけでインバウンドできるかというとできない。そこに町の何かのイベントを入れたらどうかというのは確かにありました。それがなかなかいろんな文化庁とも話したのですけども思うようにいかなかったのが事実でございます。確かに2分の1減らされました。でも行く先には、もう私はいろんなところに作家から何からお願いしたところで、補助金がつかないからできませんでしたということもできないし、石材組合にはお願いし応分な負担をしてもらっています、石材組合には。一つの目的が真鶴の本小松石をまた世界に売り出そうというのは一つの目的ですから、どうしてもこの事業はやるということを私は担当課に指令を出しました。行き先ここで文化庁がだめでも、次の年はどこどことどこどこに回れよと。取れるものはみんな持ってこいという感じで担当課には回しております。
この事業は、今年の9月ごろから始め、来年のオリパラには姿を見せてくると思います。これが一つの本小松の宣伝、または将来につながっていく事業として認めてもらえればと思っております。
よろしくお願いいたします。
○(議長) よろしいですか。
○6番議員(岩本克美) 今の件はどこまで事業が縮小されるのかわかりませんが、いろいろと選択肢はあると思います。今その辺は一つお考えの中に入れておいてください。
22ページ。
先ほど青木嚴議員が質問した情報センターの
分散型エネルギー設備の件ですけれども、今現在ある空調設備に、さらにプラスしてここでリニューアルをしようというそういう考え方だと思うのですが、それでよろしいんでしょうか。
○(
企画調整課長) 今の設備にプラスアルファではなくて、今の設備を撤去しまして新しく導入するという考え方です。
○6番議員(岩本克美) それで新しくなるというそういうことで、そうしますと今度の新しく入れた設備は、耐用年数はどのくらいになりますか。
○(
企画調整課長) 15年になります。
○6番議員(岩本克美) また15年先、今恐らく途中で何回もメンテナンスの費用はかかるのだろうと思うのですけれども、そういったことを見込んでいかないといけないのですけどね、その15年間の間にどんなメンテナンスが予想されるのか。それは見積もっておりますか。
○(総務課長) メンテについてのこういうふうにやるという詳しい部分までは、申しわけございませんが、把握してないのですが、今回のこの事業については15年間のメンテもついた中の事業というふうになっております。
○6番議員(岩本克美) わかりました。それについてはいいと思います。
15年先はまた入れかえだとかというそういうことになってくるのだろうと思いますけどね、何でこんなこと聞いたかっていいますと、2年前に真鶴公共施設等総合管理計画ってできましたよね。まだ2年しかたってないのですけれども、その中にいわゆる取り組みの体制、構築方針というのがあって、議会や町民と情報を共有し、公共施設のマネジメントはまちづくりのあり方につながる重要な計画なのでできるだけ公表してというようなことでうたわれていて、なおかつ、この課長級職員で構成する公共施設等マネジメント推進会議を設置してって書いてあるのですけど、この会議って実際に設置されて協議されているのですか。
○(総務課長) こちらにつきましては、今年度予算をお認めいただきまして、公共施設のまずマネジメントということで、四十数施設の個別の計画をつくるに当たって委託をいたしました。その中で、その施設ごとに対して、どういう形で財政的なものを含めて修繕計画的なものをつくっていこうかと、そういう部分の中でこれから会議を開催してなければというふうには考えております。
○6番議員(岩本克美) ということは、まだあんまり会議はやっていないということでしょうかね。
○(総務課長) 会議自体は開催してないのですが、要はたたき台になる資料的なもの、会議の内容になるものがはっきりとしたものは出ておりませんので、ここで今年度か来年度の2年間の事業の中でマネジメントをして個別の計画、各施設の個別の計画をつくった中で具体なたたき台ができますので、その中で会議を開催していきたいというふうには考えております。
○6番議員(岩本克美) 先ほども言いましたけど、この管理計画は2年前にできているのですよね。2年間何もしてなかったのかみたいに思ってしまうのですけど、それは恐らくないのだろうと思いますけど、これの一番大事なところは、これ2年前のときで、これから先40年間で年間平均6億9,000万ぐらいの維持費がかかるとそういうことが推計されていますというこういうデータ出ていますよね。毎年毎年多いとき、少ないときもあるでしょうけど40年間約7億円、6億9,000万円のこれが年間でかかっていく、そういうことが示されているその中身をしっかりマネジメント会議そういうところで考えていただいたら、町が所有している公共施設の維持管理計画ってしっかりしたものがもうできてないとおかしいと思うのですけど、2年たって。いかがでしょうか。
○(総務課長) 議員が言うのはごもっともなお話でございます。
実は前年度もマネジメントするに当たっての予算を計上させていただいておったのですが、新たな補助がつくということで
バルクリース事業がありました。その中で11施設をLED化また空調等の改修、この議場もそうですが、こういうものをした中でやはり個別計画をつくって具体的な計画をこれからつくらなければいけないという今段階でございますので、公共施設の総合計画にのっている額というのは本当のざっくりの額でして、その額が正しい額が出るために個別の計画を立てていくというような多少の金額の変動もありますので、その中で財政の部分も含めた中で計画をやるということで今進めているというところでございます。
○(副町長) 議員も御存じだと思いますけども、昨年の予算に公共施設のいろんな調査を乗っけてありまして、それは平成31年度に新たに設けました。というのは、いろんな施設の改修とか、その空調とかの改修やりますので、そういうものを踏まえて、それを見ながら平成31年度あるいは令和元年の予算の中で検討していこうとそういう考え方でございます。
○6番議員(岩本克美) 24ページの
保健体育総務費の中のニュースポーツ大会事業44万2,000円ありまして、先ほど
ボッチャ大会という説明があったと思うのですけど、それで間違いないでしょうか。
○(教育課長) パラリンピックの正式種目であるボッチャを推進していくということでボッチャの大会を予定しております。
○6番議員(岩本克美) 重ねて、その中に講師謝礼ということで7万円あります。この審判資格取得講習会講師謝礼7万円ってあるのですが、これは講師の方の謝礼ですよね。
○(教育課長) はい、こちらについては講師の方の謝礼です。あと交通費も見込んでおります。
○6番議員(岩本克美) 済みません、人数聞くのを忘れてしまったのですけど、人数わかったら教えてください。
○(教育課長) お一人の方の二日分の講師の謝礼でございます。
○6番議員(岩本克美) 今のところで消耗品の購入ですね。これはそうするとボッチャの用具を購入するとかってそういうことでしょうか。
○(教育課長) はい、こちらにつきましてはボッチャを普及するに当たってレフリーキットだとか、ボッチャ用のシートそういったものが真鶴町持っておりませんので、こちらの試合の運営用の消耗品を購入するということで計上させていただいております。
○6番議員(岩本克美) 16ページ、
地区集会所経費で修繕料、これは
岩地区集会所と聞いたのですが、それで間違いないですね。
○(総務課長) はい、そちらで間違いございません。
岩地区集会所の第2会議室のエアコンが2台ほど経年劣化により壊れているということで、新たなものを設置したいというふうに考えております。
○6番議員(岩本克美) 地区集会所の件なのですけれども、地区集会所としてといいますか、旧保健センターの城北自治会で借りているところがあると思うのですね。そこで雨漏りがするというのを聞いているのですけれども、それは修繕できたのでしょうか。
○(総務課長) あの施設については、町の考え方としては手ももう修繕等かけずにそのままお貸しするような施設というふうに位置付けておりますので、今後もあそこを城北地区の集会所というような形で継続してお使いになっていただくというようなところでは考えておりませんので、そこについては自治会長さんにもお話ししたのですけども、やはり普通財産というような位置づけでございますので新たに修繕をしてそのまま継続して使っていく施設ではないですよというようなことで御理解はしていただいているつもりでございます。
○6番議員(岩本克美) 今の質問の答えが、あの施設を地区集会所としては貸さないというそういうふうに感じたのですけどね。もしそうだとしたら駅裏地区に別に何か集会所施設そういったようなものを何か考えていただいているのでしょうか。
○(総務課長) そちらについては、今計画的なものはございません。
○6番議員(岩本克美) ないと言われてしまってそのままでいいのかなと思っていたのですけど。
○(議長) 補正予算の審議ですから、ずれてきていますので。広くなり過ぎていますので、補正予算の内容について質疑をしてください。
○6番議員(岩本克美) そういうことであれば、もうここまでで結構です。
○(議長) よろしいですか。他に。
○1番議員(青木 健) 20ページ。
農林水産業費の3目の農地費、
農道管理事業30万円、まずこれがいつ発生したのか確認させてください。
○(
産業観光課長) 今年度4月以降関連の道路の整備、こちらを自治基盤等で充てるというような考えのもとでお話があったものでございます。
○1番議員(青木 健) 私が言っているのは、いつ発生したのですか。当初予算に載せなければいけないのではないのですかということが、一つ疑問に思っているわけです。
○(
産業観光課長) こちらの道路整備のお話が当初予算要求後にあったものでございます。
○1番議員(青木 健) この場所はどこをやるのですか。
○(
産業観光課長) 旧道740号線、こちらの根府川付近の場所でいいますと、ヒルトンホテルに県道から入りまして、その途中から広域
農道に向かっていく
農道がございます。これは田代山
農道というお山の大将等、そちらを通過する。そちらの道でございます。
○1番議員(青木 健) そういう計画はもう当初から初めに入っているはずです。ならば、当然10万円と30万円の40万円は当初予算から計上しなければいけないはずです。それを私はいつ発生したのですかということを聞いたわけです。
いいです。もう答えなくて。
それから7款土木費、1目
土木総務費の
地籍調査委託料。これも33万円。この地籍調査は、どこを予定していますか。
○(
まちづくり課長) 場所につきましては、真鶴町真鶴字横吹でございます。大ヶ窪海岸から真鶴港のほうに向かったところです。
○1番議員(青木 健) 続きまして、8款2目の非
常備消防費。消防管理費のその他の報奨金が96万5,000円、これは何名分を予定されていますか。
○(総務課長) 3名でございます。
○1番議員(青木 健) わかったら役職を教えてください。
○(総務課長) 本部の職員ですね。役職は特にはございませんが、それが、勤務年数が各10年ずつ2名でございます。それから班長を20年努めていただきました班長が1名というところでございます。
○1番議員(青木 健) こうやって退職される方がいる中で、今現在の消防団員数は何名ですか。
○(総務課長) この3名を除きまして、今現在ですと76名になっております。
○1番議員(青木 健) 続きまして、22ページ。先ほどから質問出ていますけども、防災施設の整備事業のところですけども、4目の
災害対策費、これは重要な課題で喫緊の課題として事業予算組むのは大変いいことだと思いますけれども、この防災施設今回急に総合計画、実施計画こういった中でも説明がなかったかな。または審議会等々の意見を踏まえたものなのか。または先ほどから出ている公共施設の管理計画に沿ったものなのか。さらには、その事業の優先度を教えてください。
○(総務課長) こちらにつきましては、今年度に入って補助的な部分で出た事業でその中で補助的には4分の3補助が出るというところ、それから今回関係課長とも相談した中で優先順位をつけるに当たっては、今現在情報センターが場所的には一番いいだろう。それについては、総務民生
常任委員会でも御説明させていただきましたが、この施設自体も地域防災計画の改定の中で場所については帰宅困難者の避難場所というような位置づけもされました。そういうもろもろのものを勘案した中で、今回補正で上げさせていただいたというようなところでございます。
○(
企画調整課長) 総合計画等々の位置づけにはされておりませんでした。というのが、15年経過はしておりますが、表現は適切かどうかなのですが、だましだまし使えばまだまだ使える空調設備でしたので、これ何が何でもというふうなところではございませんでしたので、今回の総合計画にはこういった事業は位置づけてはおりませんでした。
○1番議員(青木 健) 一番大事なこと、緊急性の伴うものとして予算をとるいとまがないとか、または国から急にいい補助金が出たから飛びつくというやり方がいかがなものかというところ。問題として、町内に広域避難場所または避難所となるところ、こういったところが幾つかある中で、町民の生命と財産守る。そういった防災施設として拠点として整備していかなければならない。例えば、真鶴中学校。ここが避難場所等になっていたときに、まずそういうところから、または岩ふれあい館。こういったところが否定されている中で情報センターは基本的にはまだ施設としては新しい。ただ、だましだましって、例えば壊れている場所がここにあって、ここのどうしてもやらなければならないというものなのか、どうなのか。その辺少し説明ください。
○(
企画調整課長) どうしてもやらなければならないというふうな空調設備の状態ではございませんでした。
○1番議員(青木 健) 先ほどから聞いているのは、公共施設の管理計画の中で防災関係の施設というのは喫緊の課題なのですよ。そういった中で、優先度は高いはずなのです。中学校の体育館または施設。それとか岩ふれあい館とか、ひなづる幼稚園とか、こういったところをもう住民というのはやっぱり不安だと思いますよ。滞留者、それが災害いつ来るかわからない。その中の滞留者の中で考えていって、または町民の意見として、審議会等々の意見も町民の意見も聞いた中で情報センターがふさわしいよと。または議会に諮ったときに、議会この場があるからまだ意見出せますけども、事前協議ならない程度の本会議ですからね。そういった中で決められたものならよくわかる。町民もそこを求めている。その件はどうなのですか。
○(
企画調整課長) 青木健議員がおっしゃるように、防災の施設は情報センター以外にもございます。ただこの事業の中身としましては、防災施設であってしかも省エネルギー、二酸化炭素の排出量を削減するような効果が期待できるというふうな二つの要素を満たさなければならないというふうなことになっておりまして、そういったことから消去法でいきますと情報センターしかないねと、活用できるのはというふうなそんなことで情報センターに事業を位置づけたものでございます。
○1番議員(青木 健) いろいろと、執行部として選択するに当たってはどこが一番ふさわしいかとか、そういったことはやられると思いますけども、町民とかやっぱり行政と一体となって議会とか、そういうところの意見を決める前にしっかりと議論したほうがいい。なぜかというと、その施設だって9月から始まるのでしょう。来年の3月までの完成ですよね。その件ご説明ください。
○(総務課長) こちらにつきましては、やはり先ほど言ったように4分の3は補助があるという中で、全国から手を挙げる自治体が大変多いというふうに聞いております。その中でできるだけ早く申請を、あの予算をお認めいただいた中で申請をして実施していかないと、補助がつかなくなる可能性もあるというようなところを懸念して今回の補正に載せさせていただいたのですが、事業的には9月から補助の縛りとしては1月末までに設計、それから完成させて報告書を出しなさいというような経緯となっておりますので、時間もない中で今回補正を上げさせていただいたということで御理解いただければと思います。
○(議長) よろしいですか。他に。
○4番議員(黒岩範子) 今の施設の関連なのですけれども、基本的に考え方としてこの公共施設の管理計画については、これからの2年間でどういうふうなものを施設についてどういうふうなことをしていくかということをまとめるという計画がこれからやられるというふうなことがある中で、今回この2億4,750万という予算が非常に緊急性で、この期間に間に合わさなければできないということで応募したと。それでいいということになったということなのですけれども、そういうふうな全体の公共施設そのものをどういうふうにするかというようなことがきちっと計画まだ出てこないうちに少なくとも、こういう見通しであるというようなことも私も何回も議会で聞きましたけれども、それは今までのは、まだたたき台であってどういう方向かというのはこれから決めるのだというふうなことになっているのだというふうに私は回答を受けております。そういう中で、こういうふうに多額の施設そういうものをつくるというふうなことと、計画性そういう全体の計画性というものの中で位置づけとして、またこういうふうに何か国のほうでこういう予算がつくので補助が出ると。そういうふうな形になってしまうのではないかと予測するのですけども、その辺の位置づけとしてはどうなのでしょうか。今回の計画というのは。お答えください。
○(
企画調整課長) ただいま黒岩議員がおっしゃるように、公共施設の総合管理計画というものは必要というふうなことは認識しております。ただ、公共施設の管理計画をつくる以前に、災害があったときに施設が最大限有効活用するというふうなこともある意味ある側面ではございます。そうしたときに、こういった補助金を使うことによって、情報センターを整備すれば防災の拠点として能力を発揮できるだろうというふうな側面もございましたので、ここでの補正予算ということで計上しております。
○4番議員(黒岩範子) もし、そういうふうな考え方であれば、むしろ公共施設の管理計画についてもっと早めて、そして住民の意見も聞いてそれぞれの審議会等もあるかと思いますけれども、そういうことをするべきじゃないでしょうか。そんな中で練られた計画ということであればわかりますけれども、その辺についてはいかがですか。
○(総務課長) そちらについては当然早めるべきだと私も思っております。その中で前年度マネジメント計画をつくるに当たってのマネジメントについては予算を計上させていただきましたが、昨年やはりバルクリースというような事業の中でLED化、電気の。それから当然今後もやってかなければいけないのですが、LED化。それから空調設備の修繕、修繕というか新たなものを入れておくというようなことで実施いたしまして、その中で今年度から先送りさせていただいて結果が出ませんので、先送りさせていただいて今年度、来年度というふうに2年間の中でそういう細かい個別的な施設の計画をしていくというところで今進めている状況でございます。
○4番議員(黒岩範子) ぜひ、その点は、やはり結局何回言葉は悪くて申しわけないのですけど、いいのが出たからぱっと飛びつく、飛びつくというかそういうような何か計画性のないようなやり方のように思えてならないのですね。だからそういう意味では、きちっと全体の公共施設の管理計画、また総合計画等その中のものをきちっと組み立てた上で一つ一つのこの大規模な工事についてはやるべきではないかというふうに思います。
それで、次に質問します。
18ページの
プレミアム付商品券事業ということで、具体的に委託料とか、それから補助金が示されておりますけれども、その内容はどのようになっておりますでしょうか。
○(
健康福祉課長) こちらの事業につきましては、2019年1月1日現在非課税の方、対象者現段階では1,600名ございます。
それと、令和元年6月1日現在で3歳未満のお子さんのいる方、それが約100名ございます。その方に対するプレミアム付商品券、一人2万円の商品券を2万5,000円分発行できるという今回事業でございますけれども、歳出につきましては、時間外手当等々から臨時職員賃金、旅費、消耗品費、紙代とかそういったものですね。それと、それぞれの対象者への通知、
通信運搬費、それから商品券の換金手数料、商工会への委託料、これは販路を新たに拡大することは事務上非常に厳しいこともございますので、既存の真鶴商品券のそういったシステムを活用させていただくということで商工会のほうに委託をするというものでございます。
また、それにこのシステム改修にかかるシステム協同事業組合への負担金、それとプレミアム付商品券の実際の5,000円の差額分ということを事業費として計上したものでございます。
○4番議員(黒岩範子) それでは、町長に見解を伺いたいと思いますが、このプレミアム付商品券は今説明がありましたけれども、非課税世帯や3歳未満の子供を持つ世帯、低所得者や子育て支援ということで消費税増税に伴い行われるということですけれども、それが対象者も期間も10月から翌年の3月、それから対象者も1,700人ということで限定されていて、非常にこれで消費税増税の経済的な平準化対策なのだというふうに言われておりますけれども、本当にそうなるのかということについて、町長の見解はいかがでしょうか。
○(町長) 国が決めたことを、こう言うことはできませんが、町長としてからはいいことだからやる、そのプレミアムを買える人が特定に利益を得るということがいいことじゃないですか。私はそう思います。
○(議長) よろしいですか。
○(議長) 他に。
○8番議員(板垣由美子) 今プレミアム付商品券のところなのですけれども、これにつきましては、19年10月から20年3月までの半年間ということで有効期間がって見ますと、これ先ほど1,700名という数字が出ましたけれども、皆さんにお知らせ、その方たちにお知らせしていくことは大事だと思います。その周知についてどのようにお考えですか。
○(
健康福祉課長) こちらにつきましては、税務収納課のほうから非課税世帯の情報はお持ちですので、そちらのほうからあなたは対象者である可能性がありますよということで、非課税世帯の方には通知をしていただきます。
3歳未満のお子様のいるご家庭につきましては、当課で所管しておりますのでその方には直接通知をしております。
前回までの臨時福祉給付金等でもそうですけれども、こちら申請をしていただかないといろいろな手続ができませんので、それに伴う再勧奨につきましては、電話催告または訪問等を含めまして再三再四行っている状況です。できるだけ全員の方がこういったことを事業に申請していただけるよう、我々としても努力していきますので御理解いただければと思います。
○8番議員(板垣由美子) そうしますと、子育て支援の観点からやはり2歳児をお持ちの方に対しての周知も大事だと思うのですけれども、100名の方には直接郵送化ということでお伝えするということですか。
○(
健康福祉課長) まず一番最初は通知で、その対象者の方には全員通知を差し上げます。
○8番議員(板垣由美子) これ軽減税率の対象外の生活必需品等購入できるということですので、非常にそういうところも丁寧に教えて説明してあげるとよろしいかと思うのですけれども、先ほどプレミアム付商品券と同じようなことで言うと、商工会のほうで、あそこで販売ということでしょうか。販売場所は。
○(
健康福祉課長) 商品券の販売については、引きかえ券を申請後真鶴町のほうから対象者の方に送ります。引きかえのほうは、商工会のほうにも御協力をいただきながらお願いをしたいというふうに考えております。
○8番議員(板垣由美子) やはり交通弱者の方もいらっしゃいますかもしれないし、また子育て世代の方がやはり購入しやすいような、そういう販売場所というのも必要かなと思ったものですから御質問しました。その点についてはどのように思いますか。
○(
健康福祉課長) できるだけ対象者の方の利便性を考慮しながら、今現在郵便局とも交渉をしておりますので、そういった関係機関を含めまして検討していきたいというふうに考えております。
○8番議員(板垣由美子) 続いて、戻ってしまうのですけれども、12ページの
森林環境譲与税。これ新しいところだと思うのですけれども、これについては、これからさらに続いてくると思うのですけれども、今後どのように使われていくのでしょうか。
○(
産業観光課長) こちらの
森林環境譲与税につきましては、使途につきましても制限がされております。森林の管理等、また木材の利用促進そういったまたは森林の協会、主に町が行う森林の管理、こちらには活用できるかと思います。というところで、まだ確定はしておりませんけど当方におきましては真鶴半島のお林、こちらのところを管理等に経費かかってまいりますので、そういったところでの活用、またはそういったまず38万円ではまだ大きな事業もできませんので、今後基金を積み立てて、積み立ててからそういった保全に活用できるようなことも考えております。ただ、既存の事業には充てられないので、新しいものをまた考えていく必要がございます。
○(議長) よろしいですか。他に。
○(議長) 他に質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。
○(議長) 次に、討論ですが、討論の申し出がありませんでしたので討論を終わります。
○(議長) 採決いたします。
○(議長) 本案について、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
○(議長) 賛成5名、反対5名。
○(議長) ただいま報告いたしましたとおり可否同数であります。よって地方自治法第116条第1項の規定により、議長において本案に対する可否を裁決いたします。
○(議長) 本案については、議長は可決と裁決いたします。よって「令和元年度真鶴町
一般会計補正予算(第1号)について」の件は、原案のとおり可決されました。
○(議長) 日程第2、議案第30号「令和元年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真
鶴特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
○(議長) 本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。
○(町長) 議案第30号は令和元年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真
鶴特別会計補正予算(第1号)であります。
今回の補正予算は、総額は変更せず歳出の補正をするものでございます。
詳細につきましては、担当課長が説明いたしますのでよろしく御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げます
○(議長) 内容説明を担当課長に求めます。
○(
産業観光課長) 議案第30号、令和元年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真
鶴特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。
第1条は予算の名称で、元号が令和に改められたことに伴い、予算の名称を令和元年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真
鶴特別会計補正予算とするものです。
第2条は
歳入歳出予算の総額は変更せず、歳出予算のみの補正とするものでございます。
次のページをお願いいたします。
第1表、歳出予算補正。1歳出です。
1款1項魚座運営費52万7,000円を追加、2款1項ケープ真鶴運営費に32万2,000円を追加、3款1項予備費から84万9,000円を減額し、歳出合計を1,310万円とするものです。
内容につきましては、事項別明細書で御説明させていただきます。
5ページをお願いいたします。
2歳出です。
1款1項魚座運営費52万7,000円の追加は、1目一般管理費の説明欄、業務委託料は魚座駐車場入り口にあります街路樹が成長し、枝が通行人等の顔の高さになって危険であります。また、落ち葉、虫発生対策として街路樹を伐採し同地に魚座及び魚座店舗専用駐車場である旨の看板2枚を設置するものでございます。
備品購入費、現状魚座店舗のごみは真鶴漁協直売所の道路側にかごを置き、ごみ置き場としておりますが、強風等によります散乱やカラス、猫の被害等により魚座入り口としての印象も悪くなってしまうためにスチール製のダストボックスを購入するものでございます。また、本委託料、備品購入につきましては、魚座店舗利用者との協議を行った結果、強い要望があって実施したいというものでございます。
2款1項ケープ真鶴運営費32万2,000円の追加は、1目一般管理費、備考欄、修繕料で当初予算で計上しておりました番場浦駐車場引き込み管修繕工事22万2,000円及びケープ真鶴施設修繕料10万円につきまして、シーフロントの屋根修繕を緊急に行う必要が生じ、先に執行したために当初予算で計画していた修繕料をここで計上するものでございます。
3款1項予備費から、84万9,000円を減額し、予備費の計を158万7,000円とするものです。
説明は以上でございます。
○(議長) これより本案に対する質疑に入ります。
○(議長) 質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。
○(議長) 次に、討論ですが、討論の申し出がありませんでしたので討論を終わります。
○(議長) 採決いたします。
○(議長) 本案について原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(全員起立)
○(議長) 全員賛成。
○(議長) よって「令和元年度真鶴町真鶴魚座・ケープ真
鶴特別会計補正予算(第1号)について」の件は、原案のとおり可決されました。
○(議長) 日程第3、議案第31号「令和元年度真鶴町
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」を議題といたします。
○(議長) 本案について、提出者に提案理由の説明を求めます。
○(町長) 議案第31号は、令和元年度真鶴町
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)であります。
今回の補正予算は、保険事業勘定における歳入歳出それぞれ36万2,000円を追加し、予算の総額を8億7,666万2,000円とするものでございます。
詳細につきましては、担当課長が説明いたしますのでよろしく御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。
○(議長) 内容説明を担当課長に求めます。
○(
健康福祉課長) 議案第31号、令和元年度真鶴町
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)について御説明いたします。
第1条は、予算の名称で、元号が令和に改められたことに伴い、予算の名称を令和元年度真鶴町
介護保険事業特別会計予算とするものです。
第2条は、保険事業勘定における
歳入歳出予算の補正で、予算の総額に36万2,000円を追加し、予算の総額を8億7,666万2,000円とするものです。
1ページをお願いいたします。
保健事業勘定、第1表。
歳入歳出予算補正、1歳入です。
3
款国庫支出金、2項
国庫補助金に17万9,000円を追加。
6款繰入金、1項一般会計繰入金に18万3,000円を追加し、歳入合計を8億7,666万2,000円とするものです。
3ページをお願いします。
2歳出です。
1款総務費、1項
総務管理費に36万2,000円を追加し、歳出合計を8億7,666万2,000円とするものです。
9ページをお願いいたします。
保健事業勘定の補正予算の主な概要は、2歳入では、3
款国庫支出金、2項
国庫補助金に17万9,000円を追加、5目介護保険事業補助金は消費税率引き上げに伴う報酬改定及び増税に伴う介護職員のさらなる処遇改善のためのシステム改修にかかる
国庫補助金で補助率2分の1を追加するもの。
6款繰入金、1項一般会計繰入金に18万3,000円を追加、4目その他繰入金、説明欄、事務費繰入金を前述したシステム改修費にかかる
国庫補助金分を除した額を追加するもの。
11ページをお願いいたします。
歳出では、1款総務費、1項
総務管理費に36万2,000円を追加。
1目一般管理費、負担金補助及び交付金、説明欄、介護保険指定機関等管理システム運用等負担金3万4,000円の追加。システム改修事業費総額を、神奈川県及び33市町村で負担するもので、真鶴町の負担率は0.385307%。
神奈川県
町村情報システム共同事業組合負担金は、システム改修事業費を13町村で負担するもので、葉山町、大磯町、愛川町以外の町村負担は、32万7,250円を追加するものでございます。
説明は以上です。
○(議長) これより本案に対する質疑に入ります。
○(議長) 質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。
○(議長) 次に、討論ですが、討論の申し出がありませんでしたので討論を終わります。
○(議長) 採決いたします。
○(議長) 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。
(全員起立)
○(議長) 全員賛成。
○(議長) よって、「令和元年度真鶴町
介護保険事業特別会計補正予算(第1号)」の件は、原案のとおり可決されました。
○(議長) 日程第4、「
常任委員会及び
議会運営委員会の閉会中の所管事務調査の件について」を議題といたします。
○(議長) 各委員長から所管事務調査のため、会議規則第73条の規定によりお手元に配付いたしました申出書のとおり、閉会中の継続調査の申し出があります。
○(議長) お諮りいたします。
委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに、御異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
○(議長) 異議なしと認めます。よって、委員長から申し出のとおり、閉会中の継続調査とすることに決定いたしました。
○(議長) これで、本日の日程は全部終了いたしました。
○(議長) 会議を閉じます。
○(議長) 令和元年第2回真鶴町議会定例会を閉会します。
(閉会 午前10時42分)
会議の経過を記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。
令和元年6月6日
真鶴町議会議長
署名議員
署名議員...