真鶴町議会 > 2018-03-13 >
平成30年予算審査特別委員会( 3月13日)

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  1. 真鶴町議会 2018-03-13
    平成30年予算審査特別委員会( 3月13日)


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    平成30年予算審査特別委員会( 3月13日)           平成30年予算審査特別委員会(第1日)              平成30年3月13日(火)   1.出席委員    6名    委員長    岩 本 克 美    委  員      板 垣 由美子    副委員長   田 中 俊 一    委  員      青 木   繁    委  員   黒 岩 範 子    委  員      青 木   厳    オブザーバー 高 橋   敦 2.欠席委員  0名 3.執行部出席者           町長       宇賀一章           副町長      青木 剛           教育長      牧岡 努    企画調整課  企画調整課長   小清水一仁  財政係長     清水勇一           渉外係長     卜部直也    会計課    会計課長     岩本祐子    健康福祉課  健康福祉課長   上甲新太郎  副課長兼子育て支援係長                                    山田 譲
       総務課    総務課長     細田政広   副課長兼庶務課長 高橋悦子           管財係長     永松宏一   防災係長     渡辺正雄    町民生活課  町民生活課長   峯尾龍夫   副課長兼町民係長 二見浩子           環境係長     外木博文    産業観光課  産業観光課長   五十嵐徹也  産業係長     矢部文治           観光係長     朝倉嘉勇    まちづくり課 まちづくり課長  菅野文人   計画管理担当課長 神谷 要           施設整備係長   秋元哲充   計画管理係長   清水信行    税務収納課  税務収納課長   長沼 隆   収納係長     飯塚雄一           課税係長     與川勝己    教育課    教育課長     岩本幹彦   学校教育係長   小野真人           生涯学習係主事  和田 豊   生涯学習係主事  新井人志           生涯学習係主任主事       生涯学習係主事  浦井英男                    酒井聡美           生涯学習係主事補 兼田千夕季 4.出席した議会書記    議会事務局長 西垣将弘 5.議事日程    議案第21号 平成30年度真鶴町一般会計予算               (開会 午前8時59分) ○(委員長)  おはようございます。 ○(委員長)  少し時間が早いですけれども、皆さんおそろいですので、始めさせていただきます。 ○(委員長)  これから委員会を始めるわけですけれども、最初に、済みません、各委員にお願い事がありまして、ちょっとだけ発言させてください。 ○(委員長)  議会広報特別委員会板垣委員長から、5月1日に発行する議会だより59号に掲載する本委員会の原稿を3月25日までに提出するようにという依頼文書が届いております。原稿の取りまとめは委員長である私が担当いたしますけれども、これより始まります質疑・答弁の内容につきまして、各委員が御自分の質問内容の趣旨、それから答弁のポイント、これらを簡潔にまとめていただきまして私宛てにメールで送信していただけると助かります。私の作業は少々時間をいただきたいと思ってますので、恐れ入りますけれども、3月20日火曜日までに頂戴できると助かります。また、それよりも早くいただけるとなお助かります。よろしくお願いいたします。これで締め切りに間に合うように広報委員会に提出したいと思っておりますので、御協力のほどよろしくお願いいたします。 ○(委員長)  それでは、委員会を開会するに当たりまして、町長、御挨拶をよろしくお願いいたします。 ○(町長)  おはようございます。  何かこの季節、朝から晩、または最高気温の温度差が真鶴町ぐらいで15度、東京ぐらいで18度あるそうですね。また、テレビでは「インスタ映え」とか「忖度」とかいう2017年の新語・流行語、他人の気持ちを推しはかるという忖度がまた昨日ぐらいからテレビでどんどん使われるようになってきました。どちらにせよ、文書を差しかえたということはいけないことだからそれなりのお仕置きは、というよりもすごいところまで行っちゃうんじゃないかなというところもあるかと思います。  きょうは予算審査特別委員会ということで、予算審査特別委員会は初めてですか、2回目ですか、決算、予算、決算、予算と来たんですか。皆さんの忌憚ない御審議の上、御承認、または御賛同賜りますようお願い申し上げます。  きょうは、何かとお忙しい中、御苦労さまでした。よろしくお願いいたします。 ○(委員長)  ありがとうございます。 ○(委員長)  ただいまから、予算審査特別委員会を開会いたします。 ○(委員長)  欠席委員はおりません。 ○(委員長)  傍聴は天野議員を許可しております。 ○(委員長)  それでは、質疑の方法等について説明いたします。 ○(委員長)  委員会での質疑応答は一問一答の形式で行います。質疑応答者は、挙手をして、委員長の指名があってから発言をしてください。質疑者は、最初にページ数をお願いいたします。 ○(委員長)  また、予算の内容説明につきましては既に本会議で行っておりますので、説明を省略することで審議を進めたいと思いますので、よろしくお願いいたします。 ○(委員長)  審議の順序は、議案第21号「平成30年度真鶴町一般会計予算」については、歳入の1款町税から、1款ずつ款ごとに審議し、歳出の13款予備費の審議終了後に採決を行います。特別会計及び水道事業会計については、議案番号順に会計ごとに審議し、会計ごとに審議終了後、採決を行います。 ○(委員長)  なお、本日の審議につきましては、議案第21号「平成30年度真鶴町一般会計予算」を予定しております。 ○(委員長)  それでは、税務課長以外は退席してください。 ○(企画調整課長)  企画調整課につきましては、財政を司っております課でございますので同席をお許し願いしたく……。 ○(委員長)  はい、お願いします。 ○(企画調整課長)  担当の清水係長も同じく同席をさせてください。 ○(委員長)  はい。 ○(財政係長)  清水です。よろしくお願いします。 ○(町長)  もう一言お願いします。 ○(町長)  係長とか担当者は、事業では課長よりも明確なところがありますから、質問するときに発言してもよろしいですか。 ○(委員長)  発言は、もちろん大丈夫です。 ○(委員長)  では、議案第21号「平成30年度真鶴町一般会計予算」の歳入、1款町税、10ページ、11ページを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本案に対する質疑に入ります。 ○委員(青木 嚴)  10ページの一番上の町税、町税のところで町民税は平成28年度決算、平成29年度実績で少し増えているというふうに認識しているんですけど、決算書を見ると、ただ固定資産税は減り続けていると、その認識でよろしいでしょうか。 ○(税務収納課長)  平成28年度の町税の決算につきましては、収入済額で9億3,794万円ほどございます。今回、平成29年度の当初予算では、今年度、8億9,500万円と下がっております。あと、固定資産税につきましては、平成30年度が評価替えとなりまして土地につきましては下落していますから、毎年、時点修正で下がってくる状況で、今回、家屋につきましては平成30年度評価替えで約1,000万円下がる見込みとなっております。 ○委員(青木 嚴)  路線価の評価額で真鶴町が一番下落率が高かったと、湯河原町とか真鶴町とか、土地の評価額が下がっているという認識は、不動産としてそういう認識でよろしいんでしょうか。 ○(税務収納課長)  土地の評価額につきましては、毎年下落しております。県内でもこちらの県西地区につきましては、ほぼどこの市町村でも下がっているという状況でございます。 ○委員(青木 嚴)  これも毎年同じような質問をしていて申しわけないんですけども、固定資産税を少しでも増やすためには町としてはどういう政策を立てればよろしいんでしょうか。 ○委員(青木 嚴)  税率を上げる努力といいますか、言いたかったのは、たしか去年か一昨年、町長が、十何年ぶりかに真鶴町で宅地の開発事業があって、それでその宅地造成がありましたと、それは梶原農園のほうと、それから駅裏の二つありましたと。だから、宅地の開発造成もあれば、土地所有者が建物を建ててくれて固定資産税が増えているんじゃないかと、そういう傾向もありますということを言われたんで質問したんですけども、うちの町のそういうのが宅地の開発も含めて新たに固定資産税を増やすような、固定資産税を増加させるような傾向はあるんでしょうか。 ○(税務収納課長)  箱根町のほうでは固定資産税の標準税率1.4/100をたしか5年間だか上げているというところで、やはり税率を上げれば固定資産税の税額が上昇すると思いますが、これは税だけの問題じゃなくて町全体の予算を考えてやっていかないといけないことかなと思っております。 ○委員(青木 嚴)  委員長、わかりました。ちょっと中途半端な質問をしたんで、今、町長が言われたように税率を上げればいいじゃないかと、そういう結果がお話に戻しちゃったんですけど、これで終わります。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○(委員長)  質疑がないようですので、1款町税の質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。              (休憩 午前 9時09分)              (再開 午前 9時10分) ○(企画調整課長)  10ページの2款の地方譲与税から13ページの10款の交通安全対策特別交付金までは企画調整課が担当となりますので、ここまでは一括してご審議いただければと思います。 ○(委員長)  今、企画調整課長からそのような話がありましたので、それではそのように取り計らいたいと思います。地方譲与税から地方消費税のところまで。 ○(企画調整課長)  13ページのところにあります10款の交通安全対策特別交付金まで、企画調整課が担当となりますので。 ○(委員長)  はい、わかりました。 ○(委員長)  それでは、委員の皆さん、今の範囲で質疑をよろしくお願いいたします。 ○委員(青木 嚴)  済みません。中段にある地方消費税交付金地方消費税交付金は、国が消費税の8%の中から1.7%を都道府県に配分して、その1.7%の配分された人口割の半分が県、半分が各市町村に配分されるわけですけども、これもその平成28年度とか平成29年度の実績を見ると少し増えている、増加しているという認識なんですが、この予算現額を見ると、平成29年度の資料をいただいた補正を終えた後の金額とほぼ同じ。それで、なぜこれを質問したかと言うと、東京都が文句を言っているように、何で東京都だけ減らされてほかの都道府県が増えるんだみたいな、だけどこの予算額でいくと国の予算の昨年度税収が増えているということの裏づけは企業活動が活発で消費税が増えたと、そうすると、消費税が増えているんであればこの予算額に補正なりして、これから増額するような要素があるのかどうかというところをお聞きしたいと。 ○(企画調整課長)  ただいまの青木委員の御質問にお答えします。平成28年度のまず歳出の決算からいきますと、地方消費税1億1,052万2,000円ということで決算にはなりました。平成29年度につきましては1億1,500万ということで当初予算を計上したところですが、3月の補正でお認めいただいた減額をしておりまして、1億669万9,000円ということで、若干、当初の予算額よりも減った収入になるだろうということで見越しております。今、とは言いましても、平成30年度、消費が上向きで回復しているというふうな国の動向がございましたもので、平成30年度につきましても1億1,500万ということで消費税の交付金は見ております。今後さらに個人消費等が回復すればこの1億1,500万が1億2,000万になったり1億2,500万ということでは期待はしておりますけれども、昨今の海外の経済状況に左右される消費がどのくらいというのが何とも言えませんので、当面はこの1億1,500万ということで予算を組ませていただければなというふうに思っております。 ○委員(青木 嚴)  地方消費税交付金につきましては社会保障関係に充填される予算と認識しているんですけども、消費税が1%増えることで、例えばこれから消費税が増額される、消費税が増えるようなことがあったような場合に、消費税が1%増えれば1兆円、基本計算、基礎的な計算で増えるわけですよね。そうすると、消費税の1.7%が都道府県に配分されるわけですから、当然これから増えていくだろうというそういう想定も必要じゃないかなということで質問させてもらいました。  委員長、以上です。 ○(委員長)  では、それでよろしいですか。 ○委員(青木 嚴)  はい。 ○(委員長)  では、次にどなたかございませんか。 ○(委員長)  質疑がないようですので、2款から10款までの質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。              (休憩 午前 9時16分)              (再開 午前 9時18分) ○(委員長)  再開いたします。 ○(委員長)  11款分担金及び負担金、14ページ、15、18ページですね、ここを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本案に対する質疑に入ります。 ○委員(黒岩範子)  15ページの児童福祉費負担金の中の01001入所児童徴収金ということなんですけど、これは保育料のことじゃないかと思うんですけど、平成30年度までに激変緩和の策ということで保育料の値上げがあったかと思うんですが、その分は幾らぐらいを見込んでいるんでしょうか。 ○(健康福祉課長)  平成30年度につきましては、平成29年度までで一般入所児童支援激変緩和措置が終わります。平均で6.325%、国が定める公定価格に対する町徴収金の率としては70.08%が平均となってございます。ですから、30%弱はそれでも町のほうの財政負担が生じているというところです。 ○委員(黒岩範子)  そのパーセントはそれはそれでいいんですけど、実質的に幾らぐらいの値上げ分になるかわかりますか。わからなければ後で教えてください。 ○(健康福祉課長)  後ほどお答えします。 ○委員(黒岩範子)  お願いします。 ○(委員長)  黒岩委員、それでよろしいですか。 ○委員(黒岩範子)  はい。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○委員(板垣由美子)  同じく、その下のところの15ページの民生費負担金の01002のところなんですけれども、これ滞納繰越分ということで57万だと思うんですけど、これって今まで滞納ってなかったと思うんです。 ○(健康福祉課長)  今回の財務会計システムの変更に伴いまして、全国と同様にそれぞれの使用料につきましても現年分と滞納繰越分を分類するものでございまして、前年度から滞納分というのは実際にはあります。ただ、額としては減少していると。 ○(企画調整課長)  少し今の説明に補足させてください。財務会計の変更でということで健康福祉課長が申しましたが、公会計を導入するに当たりまして、現年課税分と滞納繰越分というふうなことで明確に料金についても分ける必要があるというふうなことになりましたので、この後料金のところでも出てきます滞納繰越分というようなところが出てまいりますので、そういった御理解をいただければと思います。 ○(委員長)  板垣委員、よろしいですか。 ○委員(板垣由美子)  はい。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○(委員長)  質疑がないようですので、11款分担金及び負担金の質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。
                 (休憩 午前 9時21分)              (再開 午前 9時22分) ○(委員長)  それでは再開いたします。 ○(委員長)  12款使用料及び手数料、14ページから17ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本案に対する質疑に入ります。 ○委員(青木 嚴)  ページが15ページの一番下段の博物館観覧料と、それからその次のページの一番ページ冒頭の04004美術館観覧料。まず、美術館観覧料博物館観覧料につきましては、平成29年度当初に比べて、平成29年度が194万、今回の当初予算の決定に関しますと500人分ぐらいの観覧者の増加を見込んでいると。  もう一つその美術館観覧料につきましては、平成28年度、平成29年度というふうに比較してみますと、平成29年度が560万、それで前年度に比べて100万ぐらいの増額ということですから、入場料からすると1,700人増です。まず、美術館観覧料につきましては、2か月に1回ぐらいイベントを張っているわけですから、1か月当たり130人ぐらいの観覧者の増加は、これはもう実績として十分あり得るかなということと。  もう一つは、中川一政美術館のそのSNSを読ませていただくと、大体500人ぐらいのSNSを読ませていただくとほとんどが東京方面、関東方面の方が多くて、それで文章を読むとリピーターの方はそのSNSでいろんなメッセージを発している中で、みんなイベントを張っていることを何かネットワークみたいに呼びかけ合っているということで、この美術館についてはこの1,700人ぐらいの増加は可能じゃないかなと、その辺の見解も教育課のほうからお話をいただきたいんですけども。  もう一つその裏づけは、この後上がってくる美術館の図録、要するに美術館の図録が平成27年から毎年毎年売り上げが上がっているんですよ、15万円ぐらいずつ。図録を買う人はリピーターなんですよ、さらにまた美術館がイベントを張れば来てくれるお客さんなんですよね。だから、そういうものも見越して教育課のほうでこの美術館観覧料の100万円の増加を根拠とされているのかなというところを説明していただければありがたいんですけど。 ○(教育課長)  美術館の増加の要因として平成30年度見越しているのは、一番大きいのはやはり開館30年展ということで記念事業をします。予定では来年の1月から3月にかけてなんですけれども、それで大々的な先生の足跡をしのぶ回顧展的なものをやると。あとそれから、地方創生絡みの関係でモニターツアー、これも来年度また実施する予定ですので、そういった入館者の増。あと、今年は年2回ほどロビーコンサートをやりましたけど、それ自体はそれほど、60人程度の定員でやっておりますので大幅な増加は認められないんですけれども、それに附随して今まで美術館に来なかった層の方が美術館を訪れるということでのリピーターの獲得等々を見込んでの増額を計上いたしました。 ○委員(青木 嚴)  もう一つ、話を下に戻して、15ページ一番下段の02002の博物館観覧料、これも平成29年度の当初予算に比べて増えているわけですが、200円の入場料からして500人ぐらい、これも遠藤貝類博物館におきましても入場者が増えていると、そういうような傾向があると思うんですが。 ○(教育課長)  博物館関連につきましては前年度から約12万5,000円ほど減っているんで、これは3か年の平均を出してやっておりますので、実際の実績から基づく算出額ということになります。 ○委員(青木 嚴)  済みません。今、手元のメモを見て、減っているのに増えているとちょっと話したんですけども、失礼しました。 ○(委員長)  じゃあ、訂正する。 ○委員(青木 嚴)  はい、訂正いたします。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○委員(板垣由美子)  17ページの衛生手数料畜犬登録手数料のことなんですけれども、本会議でもちょっと話が出ていたかと思うんですけど、この01002の注射済票交付手数料って20万2,000円ってなっているんですけど、何頭注射を打ってもらう、何枚というんですか、何頭ぐらいあれなんですか。自分で犬を飼ってないのでわからないんですけど。 ○(町民生活課長)  当予算上は、過去3年間の注射済票交付手数料総数の平均369頭で単価550円で計上させていただいております。ちなみに、平成28年度につきましては351頭、平成27年度につきましては365頭の注射済票交付手数料の実績がございます。 ○委員(板垣由美子)  そうしますと、登録されている犬数よりも少ないということですよね。ということは、その分亡くなったり、それからあと来ないということですかね。 ○(町民生活課長)  犬の登録につきましては、亡くなった場合に必ず御連絡をというお願いはさせていただいているところでございますけども、実際には大分死亡の御連絡をいただかないような状況もございます。それともう一つは、犬の高齢による注射猶予という形で何頭か、そちらのほうは御報告はいただいておりますけれども、そういった形で登録頭数との差が生じているような状況です。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○委員(高橋 敦)  毎回毎回同じようなことをおっしゃられているんですけども、それぞれの事業を実施しているに当たってその事業単位での収支というのを検討したらいかがですかということを毎年毎年申し上げてきて、たしか昨年度の際には新公会計制度が導入されればそれが容易になって事業単位で収支を見ることができると。収支がとれてないから悪いというわけじゃないんですけどね、ただ一方で、収支がとれていない、つまり赤字がもし出ている事業に関してはそれを他の財源で埋めているわけですよね。その事業に対して、当然、町民の皆さんのためにということで色々な事業を行うわけですけども、それにどのぐらいのコストがかかっているのかということを見ていただくことによって、その事業に対する評価というのが変わってくる可能性ってあると思うんですね。そういう観点で、ここは使用料とか手数料、つまり一定の負担をいただいているところですのであえてここで申し上げたんですけども、例えば先ほど来質問の出ている美術館であるとか博物館であるとか、当然、収支としては単体では赤字だろうと思うんですが、それがどの程度のものであるのか、そこに存続させておくことでそのかかっている費用に見合う効果を得られているのか、そのあたりについてはどのように考えていらっしゃるのかお聞かせください。 ○(企画調整課長)  今の議長の御質問につきましては、公会計制度の導入に伴いまして、ここで財務会計システムを入れかえましたので、どの歳入がどの歳出に充当しているかというふうなものがよりわかりやすくなったかと思います。昨年の予算の委員会のときに公会計制度が導入されればより明確になるというようなことでお答えしたと思いますけども、その時点ではこういった細分というんですかね、細かい分析ができるようなまたシステムではございませんでしたので、この平成30年度の事業の決算を打つ時点ではより明確になろうかと思います。平成29年度につきましてはどうかと言いますと、平成29年度の時点ではまだまだ総額に対して歳出がどうだったというふうなところまでの分析しかできないというふうな状況です。 ○委員(高橋 敦)  期待しております。 ○(委員長)  よろしいでしょうか。 ○(委員長)  ほかにございませんか。 ○(委員長)  それでは、質疑がないようですから、12款使用料及び手数料の質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。              (休憩 午前 9時35分)              (再開 午前 9時37分) ○(委員長)  それでは再開いたします。 ○(委員長)  13款国庫支出金、16ページから19ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本件に対する質疑に入ります。 ○委員(青木 嚴)  この19ページの中段、01004過疎地域等自立活性化推進交付金、さらにこの下段の01001地方創生推進交付金、実はこの二つは何らかの関連を持っているという認識をしておるんですけども、まずここでちょっと質問しちゃったのは、過疎地域等自立活性化推進交付金、実はこの交付金に関連して29ページに実際に過疎に関する事業、これが5事業あるわけですけども、議長からもちょっと言われて御指摘を受けたんで、皆さん、ほかの委員の方にもちょっと投げかけたいんですが。まず第一にここで質問しちゃってよろしいかということなんですが、過疎地域対策事業債のことも質問してよろしいですかね、担当者の方。 ○(企画調整課長)  担当は私ですので。 ○委員(青木 嚴)  それでは、まず該当する交付金の過疎地域対策自立活性化推進交付金の2,000万円なんですが、ここの19ページの質問に関連して過疎地域に関する事業として四つある事業のまず土木費のどの事業に充てるのかということの説明をいただきたいんですが。 ○(企画調整課長)  19ページの過疎地域等自立活性化推進交付金につきましては、まちづくり課が所管になりますが、私のほうで一括してお答えをしようと思います。  まず、19ページの過疎地域等自立活性化推進交付金というのは、過疎債とは別に国がやっております交付金の過疎の対策の事業がありまして、それを引っ張ってくる予定のものでございます。こちらの事業につきましては、歳出のところもちょっと絡めてでよろしいですか。 ○委員(青木 厳)  はい、お願いします。 ○(企画調整課長)  107ページを御覧いただきたいんですが、107ページの中段より下のほうになるんですが、まちづくり推進事業の中の1920の補助金の地域公共交通会議補助金ということで1,000万とございますが、こちらに充てるものでございます。この事業につきましては、地域公共交通の計画の見直しをするというふうなものに充てるものでございます。  それから次が、29ページの歳入のところをお願いいたします。町債の過疎債を充てる事業につきまして、御説明をしていきたいと思います。  まず、29ページ一番上の1,260万、総務債のものですが、こちら43ページをお願いいたします。 ○(企画調整課長)  こちら43ページの中ほどよりちょっと上のところで線で区切ってありますところの2行上というんでしょうか、公共施設等マネジメント業務委託料1,263万6,000円というのがございますが、こちらをやるために過疎債を活用しようというものでございます。  委員長、済みません。事業内容につきましては歳出のところというところまで行くと…… ○(委員長)  そのほうがいいですよね。 ○(企画調整課長)  どこに充てるかだけでよろしい。 ○(町長)  ちょっと事業内容だけで言わないで、この金がどこに充てますよだけでいい。 ○(委員長)  そうしてください。 ○(企画調整課長)  はい。  次は、済みません、29ページの過疎対策事業のハードとなっております2億5,230万のところですが、83ページをお願いします。83ページの下から3行目のところでございますけども、負担金のところ、湯河原町真鶴町衛生組合負担金の4億2,556万円のうちのものに充てるものでございます。  その下の農林水産業債の670万円でございますけども、こちら91ページをお願いします。91ページの5款の農林水産業費の区切ってあります下から5行目、岩漁港周辺グランドデザイン策定業務委託料の677万5,000円に充てるものです。  その次の過疎対策事業(ハード)2,500万となっておりますが、こちら97ページをお願いします。8行目、真鶴魚座・ケープ真鶴特別会計繰出金ということで2,500万となっておりますが、こちらに充てるものでございます。  その下です。過疎対策事業債(ソフト)で1,130万円というようになっておりますが、こちらは95ページをお願いいたします。95ページの上から8行目、業務委託料その他で真鶴半島グランドデザイン策定業務委託料1,135万2,000円となっておりますが、こちらに充てるものです。  それで、一つ飛ばしまして、過疎対策事業(ソフト)760万となっておりますが、こちらにつきましては103ページをお願いします。下から4行目、真鶴港周辺グランドデザイン策定委託料の383万円と、107ページをお願いします、これは中ほどになるんですが、都市計画事業の中の業務委託にあります真鶴駅周辺グランドデザイン策定業務委託料380万2,000円に充てるものでございます。  続いて、31ページをお願いいたします。一番上の過疎対策事業(ハード)で450万となっておりますが、こちらページ113ページをお願いします。63ページの中段です、消防施設管理運営費の中の第2分団詰所屋上防水改修工事ということの451万7,000円に充ててございます。  その下の過疎対策事業(ハード)2,500万というものがございますが、こちらは139ページをお願いいたします。139ページの下から15行目です、町民センター大規模改修工事実施設計委託料の250万円と、141ページをお願いします、141ページの上から5行目にあります町民センター大規模改修工事の2,250万に充てるものでございます。 ○委員(青木 嚴)  今の質問をさせていただいたのは、過疎債の部分と、それから過疎債に関する事業債の総額が3億4,500万円ということで、このページの表題、予算書の最初のページのところに過疎債の限度額ということで載っているわけでありますけども、起債の方法とか償還の方法が載っているわけでありますけども、当町の財政状況から見て、うちの町の財政状況から見て、この過疎債をこの限度額、適正額であるというそのような根拠というのは、例えば神奈川県が実際にこの金額が財政規模からして限界じゃないかとかそういうのが鑑定というか、この金額の根拠を教えてもらいたいんですけど。 ○(企画調整課長)  国の過疎対策事業債の平成30年度予算が4億6,000万と聞いています。 ○委員(高橋 敦)  4,600億。 ○(企画調整課長)  ごめんなさい。済みません、桁を間違えて。4,600億と聞いておりまして、それを過疎の自治体817ございますのでそれで割ると、単純には5億6,000万まで1過疎の自治体が過疎債を理屈上は活用できるというような理屈にはなるんですが、ただ、とは言っても起債は借金でございますので、来年度以降、町のその借金に対する返済というものを考えたときに、今後、扶助費ですとか公共施設の維持管理経費がどのくらいかかるかというのが今の時点では明確になっておりません。平成30年度の事業の中で、公共施設の総合管理計画の見直しをしていく中では、そこの部分がより明確になろうかと思います。平成30年度事業につきましては、今後、町としてどういった規模のお金がどのくらいかかるのかというところにつきまして、まず過疎の過疎債を活用させてもらいまして、できる限り計画の部分をつくっていくと。  それからあと、一番今回の過疎の中で大きなものについては衛生組合の負担金のところが大きなところになるんですが、衛生組合の事業につきましてはもう既に着手している事業でありまして、そういったところについて過疎で起債したものが活用できるのであれば、起債した分の7割分が交付税で算入されるということになっておりますので、そういったところにやっていこうということでございます。  ですから、3億4,500万のうちの2億5,000万につきましては、もう既にやっている事業についてまずは起債ができそうなところをやらせていただいたと、今後、平成31年度、平成32年度になりますと、こういった部分だけでなくて具体的な町としてのハード事業というところにも過疎債を活用しまして自立に向けた取り組みに着手するのかなというふうに考えております。平成30年度につきましては、今後、町がどういった形でどのくらいの規模のものをやっていくかというところに重点を置いたということで御理解いただければと思います。 ○委員(青木 嚴)  何か一人で勝手にやっているように思うでしょうけども、少し委員と共通の認識をしたいのは、人口減少がさらに厳しくなってうちの町の財政が厳しくなるということは、この過疎地域に初めて指定されてスタートするわけですから、何がこれからうちの町の財政にマイナス要因できいてくるかというとやっぱり健全化判断比率なんですよ。まず、うちの町できいてくる可能性があるのは実質公債費率とか将来負担費率とか、こういうものの指数が上がってくるわけですよ。これは、来年、再来年とかというそういう規模じゃなくて10年後を考えれば、今言われたその平成29年度の補正で2億5,300万かな、それで今回の予算でまた2億5,000と考えたって、今、今年度の当初予算だってうちの町が地方債を発行する金額は1億1,300万ですよ。当然、その平成29年度の補正だって7,000万ですよ。これを一般会計の比率から見ていくと、一般会計の比率から3%ずつぐらいが実質公債費が上がっていくわけですよ。ということになれば、非常にうちの財政に関して10年のスケールで見ればかなりの負担になってくるかなという、その辺の認識は、企画調整課長。 ○(企画調整課長)  その部分につきましては、一番、皆さん関心があるのは将来の負担の比率がどんなふうになるのかというところかと思いまして、将来負担比率、平成28年度の決算のときには160.0でございました。早期健全化基準が350というふうになるものなのですが、実際この平成28年度の決算ベースのものに平成29・30年度の過疎を活用した起債を入れ込んだらその将来負担比率がどのくらいになるのかというようなシミュレーションをしてみました。そうしますと、この過疎を使うことによっての影響というのは160.0が160.3になるというふうなことでございますので、過疎債が活用できれば将来的な負担はそんなには大きくはならないかなということでは見ています。  ちなみに、こちらをもし過疎債で起債せずに今回と同じ額を通常の起債でやった場合ですと、将来負担は182.0というふうなことに計算上はなりますので、過疎を活用して事業をしていくというのは将来的には大きな負担にならずに事業ができるかなと、こういうふうには思っております。 ○委員(青木 嚴)  済みません、話が長くなってほかの委員の方に申しわけないんですけども。今、議長の助っ人をいただきたいんですけども、補足してもらいたいんですけども、私が言いたいのは、実質公債費率が上がることは間違いないじゃないですか、それを踏まえて、その単年度における過疎債の発行限度を3億4,500にしましたというその根拠もわかりました。そこで、うちの町の財政力指数は0.49をちょっと超えるぐらいですよね。それで、多分この財政力指数がうちの町は下がる傾向にある、その財政力指数を下げる要因としてこの過疎債、さらに先ほど言われたグランドデザインによる三つ、四つかな、グランドデザインがベースデザインになって、そしてこれから事業として実施していく段階になったときに、これはもう人口が減っても職員を増やしていかなきゃいけないとか、それからその財政力指数に影響がある公債費、公債費も財政力指数に相関がありますから、それでさらに物件費に関しましては人件費とか扶助費を除いた消費的な経費も財政力指数を下げる、分母というのかな、になってくるわけで、その辺の絡みを企画調整課としてこれから予算にどうやって反映していくのか。財政力指数が0.5になる可能性が高いですよというのか、財政力指数は職員を増やして限りなく0.493とかそういう調整が、ここでそういうことを言っていいかどうかわからないですけど、いうところを聞かれるのか。一番心配なのは、グランドデザインをたくさんやって、やはり事業としてこれから成り立ち、議長が言われたように評価できるような町の流入人口も含めて税収を増やせるものにつなげるんであるならば、その辺の関連をちょっと具体的に説明してほしいんですけど。 ○(企画調整課長)  今、青木委員のおっしゃいました財政力指数につきましては、基準財政需要額と基準財政収入額というふうなものの数値の割り算で決まってきます。財政需要額というのは財政を運営していくために必要なお金、収入額というのはそのために必要な入りの分ということで、これが真鶴町が実際に得ている収入ですとか実際にかかっている歳出額ではなくて、真鶴町の規模だったらこのくらいの収入でしょう、真鶴町の規模だったらこのくらいの支出でしょうというふうなものを国が算定して、それに基づいて算出されます。それの割り算ということですので、一概にここで事業を増やしたからといって分母が増えるというふうなことは今のところ言えません。ただ、過疎対策債、過疎債を活用しますと、委員おっしゃるように、基準財政需要額の分母のほうには算入される部分がございますので確かに分母が大きくなります。分母が大きくなるんですが、その影響額というのが、今うちの平成29年度の交付税の算定ですと17億5,319万6,000円というのが基準財政需要額になっています。これに例えば2億5,000万、この平成29年度に衛生組合の分で起債のということでやりましたけども、それを単純に10で割りますと2,500万、2,500万が元利償還で発生したとしてその7割、1,700万がこの基準財政需要額の中に含まれるというふうにいわれております。そうすると、17億5,300万に1,750万を足したことによっての影響額というのはそんなに大きくは出ないかなというふうに今見ております。ただ、ほかの要因で基準財政需要額の部分の分母を大きくする要因が出てくれば財政力指数0.499より下がるというふうなものはありますけども、事業をしていく中で財政需要額に含まれるものがどのくらい影響があるかというのは、済みません、今のところはっきりわかっているのは、過疎債を活用した場合のここの部分に7割分含まれるというのは明確にわかっておりますので、その分を合算しても大きな影響はない。ただ、0.5に近づくかというと、0.5よりも多くなるというふうなことで計画はつくっているんですが、済みません、0.5を上回ることは今のところちょっと難しいかなというふうなことで思っております。 ○委員(黒岩範子)  今、私、もっと後のほうで出てくるのかなと思っていたもので、だったんですね。ちょうどこの過疎債が出てたので。続けていいですか。この話が出た内容って同じなんで。 ○(委員長)  過疎債の発行に関すること。 ○委員(黒岩範子)  そうです。 ○委員(黒岩範子)  一つは、この限度額というのは、今回の場合3億4,500万ということなんですけど、これは基本的に年度ごとにこれが大体限度という形で出るということですか。 ○(企画調整課長)  今回の3億4,500万の限度額につきましても、あくまでも予算上で事業の財源として見越しているものでございますので、先ほどは幾つか事業、この事業、この事業、この事業と申しましたけども、事業の執行額によってはこの額というのが下がることもあります。それから、これは毎年毎年ではなくて、毎年計画する事業で過疎事業として位置づける事業に充てるというふうな場合によって変動しますので、先ほど私が何か単純な加重平均しましたけども、国が示している過疎債、割ることの自治体数の例えば5億云千万までは大丈夫だからそこまで過疎を活用してというようなことも、場合によっては出る年度もあるかもしれないというふうなお答えしか今のところはできません。 ○委員(黒岩範子)  そうすると、これは基本的に平成32年以降も続くって考えているんですか。 ○(企画調整課長)  平成32年度までの時限ということになっておりますので、一応今のところは平成32年度まではこの過疎対策債というのがあるというふうには今思っておりますが、平成33年度以降、果たして真鶴町が過疎地域に指定されるのかどうかというところは今の時点ではわかりませんので、その時点になってのまた御議論をいただければなというふうに思っています。 ○委員(黒岩範子)  そうすると、今度、四つのグランドデザインというのの策定委託料ですか、出ておりますね、業務委託料が。これは、当然長期にわたってこれから考えられる事業としてグランドデザインという形で今回そういう委託料でやるということですから、考え方としては将来もこれを進めるという立場でやるということですよね。 ○(委員長)  黒岩委員、その辺は歳出のところで聞いてくれますか。 ○委員(黒岩範子)  細かい事業じゃないんです。細かい事業じゃなくて、全体的になんです。全体的にどういうふうに考えていくかということなの。だから、細かいのはまた別に。 ○(委員長)  わかりました。 ○(企画調整課長)  今、黒岩委員がおっしゃったとおり、そういった視点で考えております。 ○委員(黒岩範子)  長期的な視点で考えるということですよね。 ○(企画調整課長)  はい。 ○委員(黒岩範子)  ということは、言いかえれば今回で終わりでなくて、つまり先ほど課長が言われた、今回とりあえず平成32年という時限という形ではなくて、今後も続くものとして考えていくということだということで理解していいわけですよね。 ○委員(高橋 敦)  事業と分けないと、話を。これは計画の話であって、事業の話じゃないでしょ。 ○(委員長)  ちょっと待ってください。副町長が何か話がある。 ○(副町長)  基本的に、今、グランドデザインというのは将来にわたる計画、構想ですよね。だから、それをいろんなでかい構想の中に今度は何の事業をやっていくというのはまた別の話なので、できるところからやっていこうという話になりますので、つくったのをどういうふうに実行していくかという執行の部分はまた別の話の財源をどう考えるかということね。 ○委員(黒岩範子)  じゃあ、そのグランドデザインは単にデザインというか、内容はどういうふうに……。 ○委員(黒岩範子)  その実行は別だということであればそのことは展望するということはないということですから、だからそれはもう途中で終わりになることがあるってことですよ。 ○(町長)  グランドデザインは簡単には全体構想ですよ。今度は、もう全体構想が決まったら個々に事業は進めていこう、そこには個々の補助金とかいろんなものがあるから事業をやっていくのはそういうとこへ行きましょうよと。過疎債はとりあえずは平成32年で、町がどうなるかわかりませんが、それが入っていくのかまだわかりませんからうちは答えられない。でも、グランドデザインができたら町の方向性はできたんですよ、全体構想。だから、できるとこから事業をやっていくんです。その事業をやるのも、町はいろんな補助金を、取ってこなければいけない、そういうことで御理解できるかな。 ○委員(黒岩範子)  もしそうだとしたら、このそれぞれの今つくっているグランドデザインというのは大変な大がかりなものですよね、事業として、将来的に考えたとき。それを、やはりこれを全部、今後、補助金とか何かで考えていくんだというふうにするんだったら、これは余りにも見通しとしてはこの四つの大プロジェクトというか事業をこの時期に始めるというか、そういうふうにしてこれは町としてやっていくんだというふうな方向性を示すんだったらそれに見合う財政計画とか財政展望というのを持たなければ難しいんじゃないですか、と私は思いますけど。 ○(委員長)  それでいいですか。 ○委員(黒岩範子)  つまり、その過疎債を、将来的にこれは過疎債でやるんだというような意味合いもあるのかなと思ったんですけど、それはそういうことじゃないことですか。 ○(委員長)  答があります。 ○(企画調整課長)  すみません。先ほどの青木委員のときにもその辺はお答えしたかと思うんですが、繰り返しになってしまうかもしれませんけども、ここで過疎地域として認められたことによりまして今後どういった規模の経費がかかるのかというのをここでまずはやっていこうというのが今回の大きなところでございます。平成32年度で過疎地域から、過疎債が時限ですので、過疎債はそこまでのというふうなことに話はなっておりますが、そこから先の財源につきましては、とは言ってもやらなければならないものがあったら財源は確保していくほか、そういったお話になろうかと思いますので。 ○委員(黒岩範子)  これで最後です。あともう一つ、公共施設の管理計画に基づいた公共施設等を今後どういうふうにしていくかという問題と重なってこの過疎の問題というのがあるのかなと思うんですけど、今言ったような形でこれから考えて…… ○(委員長)  黒岩委員、今言っているところはどこ。 ○委員(黒岩範子)  今の問題ですよ。  だから過疎として今回出しましたよという中で出ている町民センターの改修工事とか魚座の改修工事とか、そういうようなものは多分公共施設の管理計画の中でのものかなと思われますけれども、そういうものと一緒に考えていくということで、その時点で考えればいいんじゃないかというのでは余りにもそれでは弱いんじゃないかと思うんです。もっときちっとした財政計画、だからいつこういうふうなものをつくるとか、こういうようなものを考えていくというのに見合った町の財政状況を踏まえた、そういう将来を展望したものをつくった上でこういうものを建てていかないとまずいんじゃないかというふうに私は思いますけど。これで最後です。 ○(委員長)  黒岩委員、今回やろうとしている中の過疎対策債って将来を見通すためのいわゆるグランドデザイン、要するに総合計画と、実際にもう目の前にぶら下がっている工事とかそういったものはやらなきゃいけないのは一緒に予算的には出ているって、そういうことなんだよね。その辺は黒岩委員自身はどう、もしかすると一緒になっちゃっているのかなと思うんで、企画調整課長、ちょっと説明してやってください。 ○(企画調整課長)  過疎対策事業の中では、将来的なものの計画をつくる部分と、実際の事業で活用できるものというようなことでの財源として、ここでは歳入ですの充てさせていただいております。黒岩委員がおっしゃる事業の内容とそれによっての展開につきましては、できましたら歳出のところの具体な事業の内容のところで御質問いただいてお答えしたほうがよろしいかと思うんで、歳入としてはあくまでも過疎債を財源として充てているということで御理解をいただければなと思います。 ○委員(黒岩範子)  最後に一つだけ、もう一つで終わります。
    ○(委員長)  黒岩委員、もうこれで終わりですよ。 ○委員(黒岩範子)  湯河原衛生組合負担金ですよね。それを2億5,230万ですか、この一部を使うという形になっているということですけど、これはずっと考えていくということですか。 ○(企画調整課長)  今の部分につきましては事業の具体な内容ですので、4款のところで御質問いただければと思います。 ○委員(黒岩範子)  わかりました。 ○(委員長)  ほかに質疑ございますか。 ○委員(高橋 敦)  先ほど企画調整課長の説明の中で過疎対策事業債の起債の規模の話があって、幾らその7割国庫補助があるからといって借金は借金なんだと、だから返済が見込めなければ過剰に借金をしてしまうことになって将来につけを残すという説明があったと思うんですよね。まさにそれはそのとおりなんですが、見方を変えれば3割で10割の借金ができるという見方ができる。もう一つは、その3割を収入できれば実際には実質負担がゼロに限りなく近づいていく、あるいはプラスになる、そういうことが考えられますよね。いわゆる公設民営の考え方ですよね。そこってグランドデザインの中にも検討の対象として盛り込んでいこうというイメージは持っていらっしゃいます。施設を整備するに当たって公設民営の考え方をそこに取り入れようというコンセプトを企画部門として持っていると。 ○(企画調整課長)  今のところ、グランドデザインは、どちらかと言いますとハードの整備の部分というようなイメージが非常に今の時点では強いです。ただ、高橋議長おっしゃるように、運営していく中での公設民営というふうなところの着眼点も必要かと思われますので、例えば岩漁港の周辺グランドデザインと申しますと岩漁港周辺のまさしく整備をしていくというふうなことをやっていこうということでの考えをやっていくものでございますので、そういった中には今おっしゃられたようなところは取り入れてやっていくのかなというふうに思っております。 ○(町長)  結局、10割で3割分は町が負担しなきゃいけない中で、駅前グランドデザインをとっても公設民営化を含めてその3割分をいかにして観光客活性化で持ってこなきゃグランドデザインにならないので、そういうことも計算に入れてはじき出すのが普通でしょうね。なるべくその3割を町の負担が少なくなるようなやり方というのが、これはグランドデザインですので、これはうちのほうから指示はいたします。 ○委員(高橋 敦)  今、町長から駅前のグランドデザインが例に挙げられたんで、例の四つ案があった中にも駅ビルの整備でしたっけ、そういったのもある。例えば駅ビルをつくります、5億かかります、過疎債が全額充てられれば実質1億5,000で済みます、1億5,000に見合うテナント料でそこにテナントに入ってもらう、そうすると借りる側も世間相場の3割で借りられる、単純にそれが公設民営の考え方でしょうね。高い賃料でそこを利用していただくよりは、経営が楽ですから、長くそこを使ってもらえるだろう、一例を挙げるとそんな話なんで、そういったコンセプトが入っているのと入ってないのとでグランドデザインも随分変わってくるだろうと思いますし、そのあたりのコンセプトをうまく取り入れていっていただきたいなと。それは、岩漁港であれば漁業関係の施設であるとか飲食関係の施設であるとか、そういうものの整備も対象になるでしょうし、真鶴港もそうでしょうし半島もそうでしょう。どこも同じようなコンセプトが生かせると思いますし、あるいはそれ以外のところでもその過疎債をいかにうまく使うかの使い方の話ですから、まさにそれでうまくいったのが海士町でしょうから、先日、海士町の町長が見えたときにも、過疎債をうまく使えばいいんですよって、使わないことが損なんですよぐらいの言い方をされてましたので、まさにせっかく連携協定を結んでいるんだから、そういうこともよく学んでやられたらと思います。  済みません、ちょっと外れたかもしれません。以上です。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○委員(黒岩範子)  17ページの社会保障税番号制度国庫補助金の01002個人番号カード交付事業というところで、現在の発行状況をちょっと教えてください。 ○(町民生活課長)  マイナンバーカードの交付状況でございますけれども、現在、国全体の交付率がわかる直近が平成29年の8月31日現在ということで公表されているのですが、それとのまず比較をさせていただきますと、全国で人口比に対する交付枚数9.6%、神奈川県においては12.1%、この時点での真鶴町においても12.1%という交付率でございます。直近で真鶴町だけを取り出しますと、この2月末現在で交付数が980枚で12.98%の交付率となります。 ○委員(黒岩範子)  わかりました。  はい。それで、市町村が事業所に送る特別徴収税額決定通知書について、全国で101件漏えいがあったというようなことをお聞きして、郵送するときとか色々な中で総務省が当面記載しないというのは通達も出ているということなんで、そこもぜひ考慮していただきたいと思います。 ○(委員長)  事業の中身に今ことが突っ込んじゃったみたく思いますんで、もうこれは歳入のところで今やっていますので、そういうことで御理解ください。 ○(委員長)  ほかに質疑がございませんか。 ○委員(黒岩範子)  19ページ、戸籍住民基本台帳委託金で01001の、いつも聞くんですけど、自衛官募集の事務委託費3万7,000円ということで、ほんのちょっと、毎年少しずつ増えているんですけど、今まで何かボールペンを配布しているとか……。 ○(委員長)  この資金を利用してどういうことをやっているのか聞きたいということですか。 ○委員(黒岩範子)  そうです。いつもここで聞いているんですけど、前回もここで聞いてますけど。  いつも町民課長が答えるんです。 ○(企画調整課長)  54ページの下のところに3項で戸籍住民基本台帳費というのがございまして、次の56・57ページということでつながっていきますけども、この中の戸籍住民基本台帳等経費、57ページの真ん中辺なんですが、そこの部分の経費で出てまいりますので、そこで御質問いただければなと思います。 ○(委員長)  今のをもう一回、小清水課長のほうから。 ○(企画調整課長)  57ページの戸籍住民基本台帳等経費というのが真ん中辺にございますが、その中の消耗品費の中の財源としてなっておりますので、具体の品物等につきましてはそこで御質問いただければなというふうに。 ○委員(黒岩範子)  ああ、そうですか。わかりました。後で聞きます。 ○(委員長)  それでは、ほかに質疑がないようですので、13款国庫支出金の質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩します。              (休憩 午前 10時24分)              (再開 午前 10時24分) ○(委員長)  では、再開いたします。 ○(委員長)  14款県支出金、18ページから23ページでお願いいたします。 ○(委員長)  質疑ございますか。ないですかね。 ○(委員長)  もしないようでしたら、これで14款県支出金の質疑を終わります。 ○(委員長)  次に、15款財産収入に移ります。21ページから23ページです。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。 ○(委員長)  35分から再開。              (休憩 午前 10時26分)              (再開 午前 10時35分) ○(委員長)  それでは再開いたします。 ○(委員長)  第15款財産収入、22ページ、23ページを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本件に対する質疑に入ります。ありますか、質疑。ございませんか。 ○(委員長)  なければ、15款の財産収入の質疑を終わりにいたします。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。              (休憩 午前 10時36分)              (再開 午前 10時37分) ○(委員長)  それでは再開いたします。 ○(委員長)  16款寄附金です。24、25ページを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本件に対する質疑に入ります。御質疑どうぞ。 ○委員(板垣由美子)  25ページのふるさと応援基金寄附金のところですけれど、400万ぐらいの増になっていると思うんですけど、これは先日お伺いした返戻品の見直しとかいうことがあったけど、それには関係なく真鶴町としては増額を見込んでいるということですか。 ○(企画調整課長)  ふるさと応援基金寄附金につきましては、今、板垣委員がおっしゃいましたように、返戻品の見直し等々で額が伸びております。3月の補正でもお認めいただきましたけども、平成29年度も910万ほどの歳入がほぼ見込まれておりまして、平成30年度につきましてはさらに返戻品等を工夫しまして1,000万以上の寄附があるようにということで努力したいと思っております。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○委員(板垣由美子)  はい。 ○委員(田中俊一)  一応、委員長にお断りはした中なんですけど、亀ヶ崎のこの25ページなんですけど、私のように生まれ育った者にとっては非常に独特の雰囲気の場所ということなんですけど、これはずっといろんな形で町長のお言葉にも出てきたことがありますけども、貴重なエリアだと思うんですけど、町にとってこれからのその活用というか原課で何か考えていらっしゃるのか、そこをもしあれだったらお聞かせください。 ○(産業観光課長)  ただいま、亀ヶ崎地区につきまして、民間の方を公募いたしまして、そちらで協議をしているところでございます。そういう中で、今、現況の中では内袋観音周辺の陸域につきましては自然保護、保護していくことがまずは重要であると、保護をしながら観音、ちょっと宗教上のこともございますけど、あちらの観音様等も、もうちょっと人に日の目の当たるような形で考えていけないかというような話になっております。また、その協議につきましては、今後、水域の利用等も話し合っていく予定なんですが、まさに次年度行います真鶴半島のグランドデザインの中で、亀ヶ崎地区につきましても重要地点といたしまして将来構想を決めていく考えでございます。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○(委員長)  他に質疑がないようですので、16款寄附金の質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。              (休憩 午前 10時40分)              (再開 午前 10時40分) ○(委員長)  では再開いたします。 ○(委員長)  17款繰入金、24ページから27ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより本案件に対する質疑に入ります。 ○委員(黒岩範子)  25ページの財政調整基金繰入金の01001、5,000万が予算化されていますが、この根拠はどうでしょう。 ○(企画調整課長)  根拠といいますか、財政調整基金、税収等の減額等々の事情によりまして、歳出に対しての歳入が不足する分を補うために活用するものでございます。今回の予算を組むに当たりましてこの分が不足しておりましたので、財政調整基金から繰り入れて予算化したものでございます。 ○(委員長)  よろしいですね。 ○委員(黒岩範子)  はい。 ○(委員長)  ほかには。 ○(委員長)  質疑がないようですので、17款繰入金の質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。              (休憩 午前 10時42分)              (再開 午前 10時42分) ○(委員長)  それでは再開いたします。 ○(委員長)  18款繰越金、26ページ、27ページを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本案に対する質疑に入ります。質疑をお願いいたします。 ○(委員長)  ないようですので、質疑を終わります。18款繰越金の質疑を終わりといたします。 ○(委員長)  暫時休憩といたします。              (休憩 午前 10時43分)              (再開 午前 10時43分) ○(委員長)  それでは再開いたします。 ○(委員長)  19款諸収入、26ページから29ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本案に対する質疑に入ります。質疑をよろしくお願いいたします。 ○委員(青木 嚴)  29ページ、ページの頭、2行目、01025ふるさと町民登録・更新料、このふるさと町民登録事業につきましては私が在職中からかなり古くからやっておるわけですけども、このふるさと町民登録制度みたいなものの始まりから、今、8年なり9年が経過したその人数であるとか、この登録・更新をこれからどうしていくのかということをちょっとお聞かせ願いたい。 ○(企画調整課長)  こちらのふるさと町民の登録と更新の関係でございますが、発足当初は、この登録をいただいて、あわせてふるさと町民としての寄附をいただくようなそんなことでスタートした事業で当初ございました。ただ、ふるさと寄附金につきましては寄附金という形で別の歳入を組んでおりますので、今このふるさと町民につきましては、真鶴町が好きで真鶴町に来てもらえる方であったり、もしくは真鶴町に今後移住をしたい方というような方に登録していただきまして、今、町の情報を毎月提供しております。具体的には、町であるイベント、美術館でやるようなイベントがありましたらそれをイベント前にお知らせしたり、豊漁豊作祭のお知らせをしたりして町に来てもらう、来ていただいて町のことが好きになったらさらにそこから進展して移住していただくと、そんなことで今考えてやっております。平成29年度につきましては44名の方がふるさと町民として現在登録していただいているところですが、平成30年度は50人の方にということで、6名ほど、色々なところで渉外係が町のPRをしているものですから、そういったことを契機に6名ぐらいならさらに増えるのかなというふうなことで50名を見ております。 ○委員(青木 嚴)  今お聞きした中で、50名弱の方が登録されて、その登録されている方に移住・定住であるとか真鶴町に来ていただくためのお知らせ、PRをしていると。そうすると、何かこの事業というのが、今現在、真鶴町が移住・定住、それから地方創生に関してやっている事業とマッチングというか、整合性がとれるような事業に乗っけてないのかなと。多分減り続けていて、登録者が、当初、自分の記録している範囲ですと、その登録された5,000円の登録料に対して町のほうから何らかの返戻品があるという、言ってみればふるさと納税の先進的な事業であったという認識もありますし、このままの状況でこの登録とか更新業務をやられることと、そうじゃなくて地方創生の事業とマッチングさせるようなことを考えておられないんでしょうか。 ○(企画調整課長)  こちらの平成25年度の先ほど44名の方の登録と申しましたけども、44名の方は寄附金の制度がなくなってもなお真鶴のことに興味を持って登録してくださっている方ですので、そういう方につきましては、情報発信していくというような手数料ということで今1件1,000円の登録料をいただいているところです。  今、青木委員がおっしゃるように、移住・定住ということを考えますと、創生でやっています移住・定住というようなところと非常に一緒になってやるようなことも出てこようかと思いますが、ふるさと町民につきましては、先ほども申しましたようにイベントの開催の案内ですとか、そういったものもしておりますので、事業的にははっきりそうだとは申せませんが、もう実際は一緒にやっているというふうなことで御理解いただければなと思います。 ○委員(青木 嚴)  多分、今、課長が言われたことを裏返せば、その44人の方は真鶴町に1年の間に何回か来てくれている人であるということにつながっているというふうに、できるだけ真鶴町に登録されながら真鶴町に来町されていると、それをそのまま継続的にやるという認識でよろしいですね。 ○(企画調整課長)  正確にAさんが何回来たのか、Bさんが来てないとかというところまでは追跡はしておりませんけども、今、青木委員がおっしゃるように、真鶴町のことが好きで真鶴町に何度も来てくださっている方もいるようですので、ご本人が登録してくださる間は続けたいなと思っています。 ○委員(青木 嚴)  委員長、以上です。 ○(委員長)  ほかにございませんか。 ○委員(高橋 敦)  29ページのくらしかる真鶴の参加料と創作拠点施設の貸付料なんですが、これは先ほど過疎対策のところでちょっと申し上げた公設民営のある意味では一つの形態じゃないかと思うんですが、それぞれ今年度の状況って何単位利用されていて、これはたしかくらしかる真鶴のほうは1世帯1回2万円でしたよね、それがどのぐらい使われているのか。創作拠点のほうも1回幾らってありましたよね。この予算自体が今年度から見てどのぐらい伸びているのかという話。 ○(渉外係長)  まず、お試し暮らしのほうでございますが、平成29年度の現時点での実績でございますが、18件の申し込みがあって、キャンセルが発生しましたので15件入居いたしまして63%の利用に達成しておるということでございます。その中で…… ○(渉外係長)  このうちまだ1件が移住するということは確認しております。  創作拠点住宅のほうの利用実績につきましては、まず行政関係、神奈川県等を初めとする行政関係が、これはあくまでも視察に来た実績として把握しておりますが…… ○委員(高橋 敦)  ではなくて、貸付料の根拠を知りたいので、こと今年度は貸付料は何件で幾ら上がったんですかというのを聞いています。 ○(渉外係長)  済みません。そちらにつきましては、ちょっと貸付料についてはまだ事業課として事務局のほうでは把握していなくて、室の利用件数だけしかちょっと把握しておりませんので。 ○(渉外係長)  実績はあります。数字はちょっと出ておりません。 ○委員(高橋 敦)  来年度の予算でいうと、くらしかる真鶴は48万円計上しているじゃないですか。ということは、1回2万円だから24組の利用があるって見込んでいるわけですか。 ○(企画政策課長)  はい。
    ○委員(高橋 敦)  24組ということは月2件でしょう。 ○(企画政策課長)  そうです。 ○委員(高橋 敦)  最長で2週間だっけ。 ○(企画政策課長)  はい。 ○委員(高橋 敦)  ということは、ほぼ全部埋まるという試算での予算ということ。 ○(委員長)  今の質問の答は。 ○委員(高橋 敦)  で、今年度の実績はどうなのって聞いたんですけど。今年度の実績が6割ぐらいでちょっとここまで見ちゃうのはいかがなものかって思うのと、同様に、創作拠点施設貸付料も同じような積算の根拠でいくとしたらば、もう少し控え目でもおかしくないんじゃないかなと。 ○(委員長)  誰が答えるんですか。 ○(企画調整課長)  くらしかる真鶴の参加料につきましては1週間から2週間ということで見ておりまして、1週間でも2万円、2週間でも2万円ということで見ております。1週間の利用の場合ですと、48万円を2万円で割りますから24組、24週プラス……、済みません。 ○(委員長)  ちょっともう一回整理しましょう。 ○委員(高橋 敦)  単純な話で、48万円を2万円で割ると24回でしょう。 ○(企画調整課長)  はい。 ○(議長)  24回の利用で、募集のウエブサイトのあれを見ると2週間刻みで応募ができるようになっているじゃない、その中で1週間でもいいですよ、10日でもいいですよ、14日でもいいですよという仕組みでしょう。ということは、52週全部、正月から盆暮まで全部埋まったとして52週なわけですよね。ということは、マックスで26しか見ちゃいけないんです。1年に52週でしょう、2週間の枠を切っているからその半分で26回分しか見ちゃいけないんだよ。その26回のうち24回埋まるという予算になっているから、ちょっと高く見過ぎじゃないって、そういう話。 ○(企画調整課長)  今、高橋議長の御指摘のとおり、2週間という枠での応募はしておりますが、中には1週間で借りられたり10日で借りるという方もおりますので、そういったことも見越しまして48万円の歳入を見込みました。 ○(委員長)  高橋委員、いいですね。 ○(委員長)  ほかに。 ○委員(青木 嚴)  雑入のところで01001からずっと見てきますと、自動販売機の手数料が実態に乗っかってない、例えば情報センターとか。まず、真鶴町に関係する公共施設に置いてある自動販売機の手数料は全て同じ条件で導入されているんですか。 ○(企画調整課長)  今、済みません、青木委員がおっしゃいました情報センターのまず自動販売機の管理手数料ですが、29ページの01041というところにございまして、情報センターの自動販売機手数料6万円ほどで計上させてもらっております。 ○委員(青木 嚴)  じゃあ全部あるのね。 ○(企画調整課長)  管理手数料につきましては、それぞれの置いてある施設でのメーカーごとの契約で管理手数料として売り上げの何%ですとか、そういうやり方をしておりまして、この各施設とも過去の実績等を踏まえて計上しているというところでございます。 ○委員(青木 嚴)  だから、契約に関してそのメーカーごとに関してそれぞれ対応、今言った手数料の料率も違うけども、今、設置する場所に自動販売機が設置されたら、その応分の手数料はいただいていますかということですよね。 ○(町民生活課長)  真鶴聖苑にも自動販売機を設置しております。真鶴聖苑の場合は、利用者の方が大抵は問屋経由で飲み物等を御用意する関係で非常に売り上げが少ないんだろうという計算のもとで、設置業者との協議の中で電気代だけは設置業者の負担、最終的には利用者の利用する単価、売り上げの価格を安く抑えるために町のほうではその利益のほうは入れていないというところもございます。真鶴聖苑に関してはそういう形でやらせていただいています。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○(健康福祉課長)  すみません。自動販売機の基本的な考え方なんですけれども、利用者に安く提供する、特に110円以下で基本的な缶を販売する場合は手数料は発生しません。120円以上で単価を設定した場合は、その1本当たりを10円に対して何%、これはそれぞれの業者との契約の中で手数料が発生するんですけれども、おおむね公共施設では利用者負担がないように110円以下で設定している施設が多いですから、電気料のみの発生というのがほとんど施設です。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○委員(青木 嚴)  ありがとうございます。わかりました。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○(委員長)  質疑がないようですので、諸収入の質疑を終わります。 ○(健康福祉課長)  先ほど黒岩議員のほうから冒頭で保育料の関係の質疑がございまして、平成30年度と平成29年度を単純比較した場合にその差はどのぐらいだという質問でございました。この単純比較、収入によって例えば多子軽減とかも変わってしまうので、全く条件を同一にして計算をしますと180万7,800円の増額という形になります。ただし、この中には減免対象者の方も多数おられますので一人当たりの単価というのはちょっと出しにくいかなと、総額で102名の積算になっております。 ○(委員長)  黒岩委員、よろしいですか。 ○委員(黒岩範子)  はい。 ○(委員長)  それでは、19款は終わりといたしまして、よろしいですね、町債になりますけど。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。              (休憩 午前 11時02分)              (再開 午前 11時02分) ○(委員長)  再開いたします。 ○(委員長)  町債について、先ほどから質問が出ました。過疎対策についての話は既に出ていると思います。それ以外のもので質疑がありましたら、お願いいたします。情報整備債と、それから臨時財政対策債の部分だけだと思いますが、質疑ありますか。 ○(委員長)  それでは、質疑がないようですので、20款町債の質疑を終わりにいたします。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。              (休憩 午前 11時03分)              (再開 午前 11時05分) ○(委員長)  それでは再開いたします。 ○(委員長)  これより、一般会計決算の歳出、1款議会費、32ページから35ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本案に対する質疑に入ります。質疑、ございませんでしょうか。ないですかね。                (「なし」の声あり) ○(委員長)  質疑がないようですから、1款議会費の質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。              (休憩 午前11時06分)              (再開 午前11時06分) ○(委員長)  では再開いたします。 ○(委員長)  2款、総務費、34ページから61ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本案に対する質疑に入ります。黒岩委員。 ○委員(黒岩範子)  35ページの一般経費の中の0130の中の指定管理者管理運営状況評価委員報酬9万6,000円というものが予算化されておりますけれども、この評価委員会というのはやっているんでしょうか。何か去年から新しく報酬ができたような気がするんですけど、やっているとしたらどういうふうな形になっているのか。 ○(総務課長)  今年度につきましては、今月の26日ですね、こちらを予定してありますので、そこで初めての委員会ということで、評価委員会ということで開催する予定となっております。  あと新年度につきましては2回を予定しておりまして、指定管理の施設が町内には5カ所施設がございますので、この5施設を2回に分けて委員会を開催していきたいというふうに思っておりますが、今月26日が初めての委員会ですので、その辺の状況も、また委員会が終わりましたら9月の決算の議会までには御報告したいというふうに考えております。 ○委員(黒岩範子)  この評価委員会というのは、設置するというのは、前何か決まったような、なったような気もしたけど、そんなことはなかったでしょうか。今回が全く初めてですか。 ○(総務課長)  この4月1日から施行されましたので、このというか昨年のですね、今年度のですね。今年度の初めてやる評価委員会が3月26日に実施するというところで計画をしております。考えております。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○(委員長)  ほかにありますか。 ○委員(青木 嚴)  51ページの中段よりちょっと下にあるんですけれども、これは地方創生推進交付金移住定住推進事業から、空き家利活用推進事業というところまでのところなんですが、先ほど議長が質問された、要するに公設民営、例えば過疎事業債を使って、例えば今言いましたような事業、地方創生推進に関する事業、それを見ていくと、例えば、サテライトオフィスの事業をやるに当たって、例えば事務所を新たにつくりましょうとか、またお試し暮らしの今現在ある建物。だけどお試し暮らしがよかったら、今度は定住するといったときに、例えば町が今過疎事業債を使って、例えば町営の移住者住宅、そういうようなものも考えていくとするならば、この地方創生と過疎対策事業は、何らかのマッチングがあってもいいんじゃないかというふうに思っているんですが、議長がさっき質問したから、しつこいと言われればしつこいんだけど、今言った事業との関連で、過疎事業債を使ってこういうものも考えていけるんじゃないかというところを教えてください。 ○(企画調整課長)  今御質問がありました51ページの事業につきましては、空き家の利活用というところは、くらしかる真鶴を借り上げるためのこれは賃料になっております。サテライトオフィスの誘致につきましては、サテライトオフィスの会社を町に呼んでくるための事業というふうな位置づけの事業です。  今、青木委員がおっしゃいますように、地方創生事業というのも人口減少を減速させてというふうなところになっておりますので、地方創生事業と過疎の対策事業というのは、多分に重なる部分はあります。  過疎の事業で創生とちょっと違うのは、過疎の場合はハードの整備についても交付金というか過疎債を活用できたりというふうなところが大きな違いでございますので、そういった面では、過疎を活用して地方創生事業を展開していくというのは、現実的にやっていくことはできなくはありません。  今年度、過疎債は充てませんけれども、過疎の基金を取り崩して充てていく事業としましては、今御質問のあった事業の次のところの、水産物の水産力の強化事業ですとか、産業文化推進事業というところには、過疎の基金を一部取り崩して充てるというようなことで今年度は考えております。  今後、今、青木委員がおっしゃいました移住者住宅をというようなお話になりますと、まずは今年度、土木費の中で今計画しています空き家の実態調査というところをやりまして、町内の空き家がどうだとか、その空き家の全体の把握ができた時点でどんな方向でやっていくのかというような方針をつくっていくことを考えております。そういった中で、移住者住宅をつくるのか、それとも、空き家になっているところを改修していくのか、そういったところで考えていきたいなというふうに思っております。 ○委員(青木 嚴)  委員長、以上です。 ○(委員長)  黒岩委員、どうぞ。 ○委員(黒岩範子)  41ページの公有財産維持管理経費というのは、いろんなものが書いてありますけど、これはどこのことに。 ○(総務課長)  施設的には、旧保健センターですね。それから、旧コミュニティ真鶴、それから琴ヶ浜研修センター、また水道料等が発生いたしますので、そこの管理という部分では、横捲の公園、このような施設でございます。 ○委員(黒岩範子)  内容を施設ごとに書いておいてもらうとわかりやすくていいと思います。  それから43ページの1330の一番下の公共施設マネジメント業務委託料のことなんですけど、これは公共施設の総合管理計画というのができていたわけですが、それをどう発展させた形でこういうマネジメント業務委託というような形になるんでしょうか。そこのところを教えてください。 ○(総務課長)  こちらにつきましては、公共施設の総合管理計画、こちらもまず改定が一つその中にはございます。改定の中身といたしましては、今度新たに駅前の駐輪場、それから琴ヶ浜研修センター、こちらの施設を入れた中で、この施設の長寿命化であるとか、今後統合であるとか、そういう部分の計画を策定していくとともに、ではこの後、各施設についてどのぐらいの長寿命化が図れるかとか、またはどの時期に改修しなければいけないかというようなところで、町の主要な施設、15施設を簡易的な点検、検査等をいたしまして、今後はその各施設の個別の計画をつくっていくための委託というような流れでございます。 ○委員(黒岩範子)  これはどのぐらいにできるような予定で委託するんでしょうか。 ○(総務課長)  こちらについては、委託は来年度中ということでございますけれども、そういう意味では。 ○委員(黒岩範子)  だから来年途中までにでき上がっている形で、報告できるような形になるということですか。 ○(総務課長)  当然そういう事業でございますので、来年度中ということになります。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○委員(青木 繁)  53ページの1330のうち、地場産業人材改革育成業務委託料という中で、これって内容的にはどのような事業を委託しているのかを教えてください。 ○(産業観光課長)  こちらは、ここ3年間行っております試験養殖、また来年度行います、来年度は本格稼働と補助金で行うわけですけれども、海士町の専門業者、直接こちらに来ていただいて指導していただく、また通常の管理では海士町との連絡をとりながら、データ等を送信しながら、この製品管理をしていくための、主に海士町の専門事業者がこちらに、現地に来て指導を行う等の経費です。 ○委員(青木 繁)  その1行開けて、その下の産業文化振興事業業務委託、オリ・パラ事業ということですけれども、これは具体的にどの辺まで内容が検討されているのかを教えてください。 ○(企画調整課長)  どの辺というか、平成29年度の今の状況ということでよろしいでしょうか。 ○委員(青木 繁)  はい。 ○(企画調整課長)  平成29年度につきましては、準備会を5回ほど開催させていただきまして、真鶴町で開催するには、どのような彫刻展をやったらいいかとか、どこの場所にしたらいいかというふうな議論をいただきまして、では実際にやるに当たってどういった方に全体をコーディネートといいますか監督してもらうのがいいかというふうなところで、候補者の選定がほぼできまして、この方にこういうふうな形でやっていただこうというふうなところまで、今、できております。3月の今予定では、最終週に、第6回の準備会を開催させていただきまして、そこで平成30年度以降のオリ・パラ文化プログラム、こういう規模で、こういうふうな場所で、こういうふうな作家を呼んで、こういうふうにしていこうというような、最後の準備会としての総括をする予定でおります。 ○(委員長)  ほかに。板垣委員、どうぞ。 ○委員(板垣由美子)  39ページのところなんですけれども、文書報告の中の、1920自治会連合会補助金ってあると思うんですが、本会議でもちょっと出ていましたけれども、この中に回覧物のこの補助金が入っていると思うんですけれども、それは議会関連のものは含まれているんでしょうか。というのは、御厚意だったとは思うんですけれども、多分2年ぐらいかな、自治会連合会のほうで、回覧板に議会報告会の開催案内を挟んで回覧していただいたんですね。本当にそれはありがたいなと思ってお願いしたんですけれども、それについて、実際それは違うんじゃないかというようなことを書いた広報があったものですから、どうなのかなと思ってお聞きしたんですけれども。 ○(企画調整課長)  こちらの回覧物の配付につきましては、月に一度、企画調整課が取りまとめをいたしまして、回覧を担当していただく自治会の役員の方に回覧物を配付しております。その回覧物につきましては、各所管課のほうから企画調整課に依頼があったものをお持ちしているということになっておりまして、今、板垣委員おっしゃった、議会報告会のものがその中にあったかどうかまでは、確認は今できておりません。 ○委員(高橋 敦)  それが回覧の対象になっているか。 ○(企画調整課長)  議会事務局から依頼があれば、回覧としては、一つの回覧物として持っていってはおります。 ○(町長)  その件について、私から前の議会だよりをつくっている委員と話し合って、私のほうから広報と一緒に配ることもできますよという話を私からしたんですよ。そのときの委員が、議会だよりは自分ちで配りたいから・。 ○委員(高橋 敦)  ちょっと違う、今は議会報告会のチラシを。 ○(町長)  それについても同じ、報告会もだよりも、自治会から何で議会のことを自治会が配らなきゃいけないんだということを言っていますよね。そういうことを踏まえて、町のほうは、できれば議員のほうで配っていただければなと。それで町民に接触してくれればなという思いはあるんですが、もし議会のほうで報告会を配ってほしいとなれば、うちのほうも自治会に話さなきゃいけないから、それからで決定をさせていただけますか。 ○(委員長)  ほかにございますでしょうか。 ○委員(青木 嚴)  39ページの中段の1330業務委託料、公式ホームページ運用業務委託料、それなりにこれだけの費用をかけて委託しているホームページの運用なんですが、一つ、真鶴町議会に行き着くのに大変な思いをして、本当に申しわけないんですけど、真鶴町議会はどこにあるんだって友達に言われるんですけど、その辺の少し御配慮をお願いしたいというふうに思っているんですけど、いかがでしょうか。 ○(企画調整課長)  ただいまの青木委員からの御指摘につきましては、たしか9月の定例会のときにもホームページのことを御指摘。その後、原因を調べましたら、どうもホームページ、今回リニューアルするに当たりまして、各課がそれぞれホームページのページをつくれるような体裁にしました。そうしましたら、議会のホームページをつくってくれた事務の人がすごく熱心につくって、最下層というんでしたか、一段下のところからの積み上げ式でどうもページをつくってくれたようです。今、それをおっしゃるように、すぐトップページに持っていくというのについては、つくったページをもう一回つくり変えていかなきゃいけないという作業がありそうで、そういった作業に今取りかかっている最中です。済みません、かなりボリュームで、作業が追いついていないというのが実際のところでございますので、もうしばらくお時間をいただければ、おっしゃられるような形では改善できるのかなというふうに思っております。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○委員(板垣由美子)  45ページの、下のほうなんですけれども、男女共同参画推進事業で、今回も男女共同参画講演会をされるということで、3万円されているんですけれども、どんな方を呼ぶとかそういうのは決まっていらっしゃるんですか。 ○(企画調整課長)  男女共同参画といいますと、何かすごくテーマが幅広で、そんな例を挙げていいかどうかあれなんですけど、例えば暴力のことを取り上げたりだとか、あとは、人権の関係だとか、そういったものを全てテーマとして取り上げることがどうもできそうです。以前たしか板垣委員の御質問にもお答えしましたけれども、真鶴町に合ったテーマで取り組んでいこうと思っております。  大変申しわけないことをしてしまったんですが、実は今年度の男女共同参画事業、きょう、町民センターで、この時間やっておりまして、すみません、日程調整が講師とうまくつかなくて、きょうやっているテーマは、怒り、怒ることをコントロールするというふうな、そういうテーマで講演会をやっております。 ○委員(板垣由美子)  もう一点いいですか。57ページの戸籍住民基本台帳のところの、先ほども話が出ました、通知カード・個人番号カード関連事務等委託のところなんですけど、先ほど、真鶴町では12.98%ということで、県よりも普及が進んでいるということなんですけれども、これやはり、どんどんいろんな場面で使うことも増えてくると思うんですね。御高齢の方とか、それから免許証、身分を示すのに免許証を持っている方はそれでやられると思うんですけど、返納した場合、マイナンバーカード、これはやっぱり身分証明書に一番いいと思いますし、それからあと、マイナポータルとかそういう形で、国のほうでもどんどん活用する場面が出てきていると思いますので、もうちょっと普及する、そのことについては、何かお考えでしょうか。 ○(町民生活課長)  マイナンバーにつきましては、ただいま御意見いただいたように、行政手続における住民サービスの向上についても期待されているものですし、それから、公平な給付と負担の実現を図るということで、本当に社会保障を必要としている方に、積極的に行政から手を差し伸べることができるようなことも目的とされております。
     今後、色々な場面でマイナンバーが活用されていることになると思うんですけれども、そういったことにあわせて広報、啓発のほうもやっていきたいと考えております。 ○委員(板垣由美子)  それで、年配の方なんかも、やはりこれを持っていると、自分も身分証明に使ったりしますので、非常に便利だと思うんですけれども、その証明書をとるのに写真を撮らなくちゃいけないんですよね。そうしますと、自治体によっては、申請する方に写真を撮ってあげるとか、やっているところもあるんですけれども、真鶴町は、その普及、申請しやすくするためとなるんですかね、わざわざ写真屋に行ったり、それからあと、どこか、たくさんありますよね、ボックスになっている写真のところとか、そういうところに行かないとつくれない方もいるわけですので、そういったことというのはちょっと考えられるかどうかを知りたいんですけど。 ○(町民生活課長)  マイナンバーの交付申請につきまして、自分の写真が必要ということになります。例えば、いただいたお話の内容ですと、1回窓口に来ていただいて写真を撮っていただいて申請することになるかと思いますが、その辺の申請者の手間ということも考え合わせながら、あと、近隣の市町村の動向も踏まえながら、その辺も研究してまいりたいと思います。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○(委員長)  ほかにございますでしょうか。ありませんでしょうかね。 ○(委員長)  それでは、ここで休憩いたします。再開は1時15分。              (休憩 午前11時30分)              (再開 午後 1時12分) ○(委員長)  休憩前に引き続き、委員会を再開したいと思います。 ○(委員長)  傍聴議員の天野議員が途中からちょっと入ってくると思います。よろしくお願いします。 ○(委員長)  第3款の民生費、60ページから73ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより本案に対する質疑を始めます。よろしくお願いいたします。 ○委員(黒岩範子)  67ページの上のほうの、在宅要援護老人等福祉サービス事業で、1300で、ひとり暮らしの高齢者の緊急通報システム委託料ということで、これは前よりも増えているというんですけど、利用状況を教えてください。 ○(健康福祉課長)  2月末現在で26件の方が設置しております。 ○委員(黒岩範子)  これは大分増えたということでいいですか。 ○(健康福祉課長)  微増でございます。 ○(委員長)  黒岩委員、いいですか。 ○委員(黒岩範子)  はい、いいです。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○委員(黒岩範子)  その後もいいですか。 ○(委員長)  はい。 ○委員(黒岩範子)  69ページの上から3行目の2010扶助費のところ、自立支援医療費、厚生医療費というのが、去年と比べると大分下がっているということで、これは65歳以上の障害者が介護に移ったという関係かとは思うんですが、その辺の事情をちょっと教えてください。 ○(健康福祉課長)  ここの実績につきましては、まず就労支援の関係が、利用者がいなくなったということで、昨年に比して皆減になっているんだと。それと就労支援B型というところも日数が減ってございますので、その分あわせて400万程度減額となっているものでございます。また、先ほど黒岩委員がおっしゃられたとおり、法律の改正により、福祉のほうでも介護保険分でみれる医療費、介護保険法のほうで見る分が生じておりますので、その分も減になっておりますので、トータルで減となってございます。 ○委員(黒岩範子)  それで、実際に障害者のほうで自立支援で支給されていた方から見ると、介護に移ったことによって、その必要な事情にもよると思いますけど、どのぐらい差が出ちゃっているのでしょうか。 ○(健康福祉課長)  平成30年度からの法改正になりますので、特定疾病による高額医療費の支給対象が介護のほうに給付対象外になっているのは平成30年度からでございますので、これから実績が出てくるものと思われます。 ○委員(黒岩範子)  そうすると、この年度は関係ないと、さっき言ったようなことが主で、障害者の自立支援法のほうで介護に移ったという形をこれから出てくるということで考えていいですか。 ○(健康福祉課長)  そのとおりでございます、平成30年度から移行になるということでございます。 ○委員(黒岩範子)  わかりました。 ○(委員長)  ほかに。 ○委員(板垣由美子)  63ページの下のほうなんですけれども、アモーレ号の運航事業で、10万6,000円となっていますけれども、現在どのような利用を予定されていらっしゃるんですか。 ○(健康福祉課長)  現在、社会福祉協議会のほうに、通常貸し出ししまして、社会福祉協議会のほうで週に2回程度は利用がされております、送迎の関係で。土日ですとか休日等で、障害者の方等が、例えば病院の支援だとか、そういうので利用したいという場合は、申出により貸し出ししておるんですが、平成27年度に実績が1件ございまして、28、29、今のところまで2か年は実績がございません。 ○委員(板垣由美子)  じゃあ町民の方からもそういうことがないということなんですか。 ○(健康福祉課長)  平成28年度、平成29年度の現在まで要望はございません。 ○委員(板垣由美子)  続いて、71ページの一番下段のところ、一般質問でもふれたんですけど、まなづる協力隊運営費補助金で4万となっているんですけれども、これについて、町のほうはどういうふうに。 ○(健康福祉課長)  現在、利用者側ですね、11名の登録がございます。利用実績としましては、平成29年度、今の段階で3件ございまして、やはり小さいお子さんですので、保育者も一人で見るというのは、非常に安全性の確保ということでは厳しいので、二人で見ております。またその初年度はまなづる協力隊のほうの子育てサロンのほうの備品整備等にも活用していただいております。また次年度も登録を増やして活用していただけるように周知をしていきたいというふうに思っています。 ○委員(板垣由美子)  これ、平成29年3月の広報のところには、協力隊、更新のあれが出てるんですけれども、ここだと65歳以上の方ということで、高齢者の方とかそういう方のあれはないということですか。 ○(健康福祉課長)  高齢者の関係は社会福祉協議会のほうで、地域生活支援コーディネーターの取りまとめをしておりまして、そちらのほうでは随時募集もかけております。今回、子育てのほうは別枠で町のほう主催でやっていますので、そういうふうに御理解いただければというふうに思います。 ○委員(板垣由美子)  73ページ、1920の補助金のところなんですけど、まなづる学童保育運営補助金225万なんですけど、去年も予算のところで質問があったかと思いますもけど、現在3年までですよね。それも人材が必要になるとか、順次進めていきたいと言われたのですけど、この点についていかがでしょうか。 ○(健康福祉課長)  実は来年度、子ども・子育て支援計画の改定のためのアンケートのニーズ調査を、3月に一応予定させていただいています。それは当初で予算計上はしておりませんでしたが、補正の対応を今、考えているところなんですけれども、そのアンケート調査、ニーズ調査の結果を踏まえて、また学童の体系も見直していきたいというふうに考えております。 ○委員(板垣由美子)  仮定の話になってしまいますけど、ニーズ調査の中で、4年とか5年とかやっていただきたいという要望があれば、それも考えるということですかね。 ○(健康福祉課長)  前回、子ども・子育て支援計画を立てたときに、ニーズ調査を行いました。  非常に4年生、5年生、6年生の希望が多かったんですが、実際始めたときにはニーズがなかったんですね。それで再度調査等も行いまして、今、次期子ども・子育て支援計画のほうで、重要な検討課題として入れなければいけないというふうに認識しているのは、長期休業中の4年生、5年生、6年生、そこのところについては対応をまず考えていきたいというふうには考えております。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○委員(黒岩範子)  今の学童保育のことに関連してるんですけど、そのニーズ調査のときの内容として土曜保育なんかもやっぱり実際には希望もあるんじゃないかなと思うんで、ちょっとぜひ取り上げていただきたいなというふうに思っています。  それから、この前の総合教育会議でも委員の方から出ましたけど、やはり6年生までを対象にというようなことで、お母さん方から声も出ているようなこともあるので、その編も含めてよろしくお願いします。 ○(委員長)  今のは質問じゃなくて要望。 ○委員(黒岩範子)  そうです、一緒に、そこと思ってお願いします。 ○(委員長)  それじゃあ答えは結構です。 ○(委員長)  ほかにございますか。ないですか。 ○(委員長)  質疑がないようですので、3款民生費の質疑を終わります。 ○(委員長)  続きまして、4款衛生費、72ページから85ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより本件に対する質疑に入ります。どうぞお願いいたします。 ○委員(青木 嚴)  83ページ、一番ページの下段の1910負担金、湯河原町真鶴町衛生組合負担金4億2,558万円のうち、衛生組合の起債された真鶴側の負担金の公債費、これは幾らになるんでしょうか。この平成30年度。 ○(町民生活課長)  恐れ入ります、議案第21号資料の83ページの資料を、1枚の附属資料になります。 ○委員(青木 嚴)  7,382万8,000円ですよね。  この4億2,558万円の中に、今年度の過疎事業債は幾ら。 ○(町民生活課長)  恐れ入ります。議案第21号資料の、網かけ部分、真ん中あたりに網かけ部分、真鶴町負担金という列の真ん中当たりに網かけ部分で3行ありますけれども、よろしいでしょうか。 ○委員(青木 嚴)  はい。 ○(町民生活課長)  まず焼却施設の大規模改修工事に関する起債額が4,640万、それから粗大ごみ処理施設の大規模改修工事に係るものが520万、そして、最終処分場の再整備工事に係るものが2億170万で、過疎事業債に関するものとしては、一番下の2億5,330万円ということになります。 ○委員(青木 嚴)  それで、昨年の12月の補正から、この平成30年度の新年度の過疎事業債、平成29年の12月に補正した2億5,300万円と、それからこの平成30年度、新年度の2億5,200万円、この二つの積み上げるお金がもしなかった場合に、今、先ほど言いましたように、真鶴町の負担金公債費は7,300万、要するにこういう金額を、また毎年毎年繰り出していかなきゃいけないわけなんだけど、もしこの過疎事業債がなかったとしたら、うちの衛生組合の事業としてはどんな状況だったのかなと思うんですけれども、副町長、その辺、大変な御苦労をされたと思うんだけれども。 ○(副町長)  当初予算は昨年の10月以降から組んでまいりましたけれども、補正でも2億5,000万からのものの補正をさせていただきました。当初組む段階でも、この2億5,000万強というものが、過疎債がない場合は非常に予算編成が苦しいという状況がございました。 ○委員(青木 嚴)  苦しいところを乗り切れたと。またこの新年度予算で計上できたということは評価する予算だと思います。  ただ、この過疎事業債が、この後、多分3年というスケールでまた考えなきゃいけないんですけれども、やはりもし派生する過疎事業債がプラスするものがあれば、この衛生組合のほうに積み上げていくようなお考えがあるんでしょうか。 ○(副町長)  過疎債自体が平成32年度の時限立法ですので、そのときになってみないとわからない面もありますけれども、先ほど委員もおっしゃるように、今度は返すほうのことも考えなきゃいけないので、利用できるものは過疎債をうまく利用してやっていきたいというのが基本的な考えです。 ○(委員長)  よろしいでしょうか。 ○委員(青木 嚴)  はい、結構です。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○(町長)  余りいい話じゃないかもしれませんが、実は、この衛生組合に対して2億幾らというお金を、去年くらいからどうやって返していこうかなと思ったのは事実です。私は過疎債を使うほうにこうもっていたんですけれども、過疎債が平成32年になくなっても、もうこれは計画に入っていますから、お金が来るからこれは心配ないんだけど、でも1年遅れなんです。ということは、来年お金が入ってくるので、この平成29、30年度が一番苦しいときかもしれませんね。現金はすぐ払わないといけないものですから。でもあと2年目、3年目が来れば補っていくことができるから、この平成29、30年度が一番つらい時期じゃないかと思います。お金は次の年には来ますけれども、その年度内に処理していくことは難しいかもしれません。でも、過疎債がついたおかげで、財政もそうだったと思います。一度は3億の財政基金を取り崩してまでも、やっていかなきゃいけなかったですよね。そのための財政調整基金ですけれども、過疎債のおかげで2億2,500万とかそういうお金が返していける。これもうずっといけますから、これはよかったんじゃないかと思います。 ○(委員長)  よろしいですか。ほかにございますか。 ○委員(高橋 敦)  済みません、ちょっと今数字を確認してもらっているところなので。  予算書の73ページの地方特定財源の地方債の合計数字が2億5,230万円でしょう。一番下。72ページ、73ページの一番下。衛生費。 ○委員(高橋 敦)  そこの特定財源の中の地方債の合計額が出てるじゃないですか、2億5,230万円。一方でさっきの附属資料。 ○(委員長)  ああ、100万違う。 ○委員(高橋 敦)  その数字のずれを確認してという話。 ○(企画調整課長)  附属資料を作成したときには2億5,330万ということで作成したところでございますけれども、実際の起債額について協議をしていく段階で、再度調整したときは2億5,230万円でしたので、2億5,230万ということで今起債を想定しておりますので、済みません、こちらの資料のほうの2億5,230万で御訂正をお願いします。 ○(委員長)  企画課長、そうすると、内訳と合計が合わなくなるんだよね。このさっき説明した4,645、2億170、これの合計と合わなくなっちゃうんだよ。どこかが違ってるんでしょう。 ○委員(高橋 敦)  だからそれを精査して差しかえればいいじゃない。どこをどういうふうに。 ○(委員長)  はい。どこか違っていると思うので、これは差しかえるということにしてくれますか。 ○委員(高橋 敦)  資料のほうを直すってことでしょう。間違っている。 ○(委員長)  予算書で見ると82ページのところ、塵芥処理費の数字が2億5,230になっている。だからこれがさっきの73ページだっけ、72のその数字で一致しているから、そういうことですよね。 ○(企画調整課長)  そうです。今委員長おっしゃいますとおり、82ページの2億5,230万が、地方債というところが出ていまして、そうするとこちらの4億2,558万のうちの2億5,230万が真鶴町が過疎で起債する分ということで今予定しておりますので、そうしますとこちらの特定財源で今資料をつくっております2億5,330万円のところが2億5,230万になりまして、ここの差額の100万が真鶴町が負担するほかの部分に組み込まれるようになりますので、こちらの表を一部修正をさせてください。 ○(委員長)  じゃあ正しいものと差しかえをよろしくお願いします。それでよろしいですね。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○(委員長)  それでは質疑がないようですから、4款、衛生費の質疑を終わります。 ○(委員長)  次に、農林水産費になりますので、課長の交代をしてください。暫時休憩いたします。               (休憩 午後1時37分)               (再開 午後1時39分) ○(委員長)  それでは再開いたします。よろしいですね。 ○(委員長)  第5款、農林水産業費、84ページから91ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより本案に対する質疑にはいります。 ○委員(青木 繁)  91ページ水産振興事業、この中には、それそのものはうたってありませんけれども、この中の部分に入るかなと思いますが、おさかな号のこれは運用がこの中に含まれると思うんですけれども、その昨年度との運用状況を教えてください。 ○(産業観光課長)  平成28年度につきましては、20件、128万9,250円。これは民間の方に貸し出して、これが純然たる売り上げでございます。今年度につきましては、2月までで23件、金額は80万2,400円であります。なお、この11月から定期的に、檜原村に2回と相模原市で1回、これは民間の方に貸し出しているんですが、そちらが定期的に行っております。今後は来年度もこのような形で運用がなされる予定でございます。 ○委員(青木 繁)  この定期運用というのは、別段資格とかこういったものがなくて貸し出してオーケーなのかどうか教えてください。 ○(産業観光課長)  まず車自体が鮮魚、干物の等販売の許可を取っております。当然職員のほうもそういった食品衛生責任者等の任命を受けて、講習を受けております。そういった職員が指導のもと、当日は行かないですが、そういったその車の運用につきましても、車自体にそういった責任者が一応担当者がおるというところで、ただし、これは保健所で鮮魚等を販売できるところは限られております。神奈川県でいきますと、政令指定都市を除く全ては既にあの車は販売できる許可は取っております。また、東京都内におきましても、檜原村の営業に際しまして販売許可を取っておりますので、東京都内も全て販売できます。相模原市につきましても、政令指定都市でございますので、ここで販売許可は取っておりますので、干物等は現状のままでもできたんですが、今後は鮮魚等の販売も相模原市でもできることになります。 ○(委員長)  よろしいですか。他にありますか。                (「なし」の声あり) ○(委員長)  質疑がないようですので、第5款、農林産業費の質疑は終わります。 ○(委員長)  続いて、第6款、商工観光費に移ります。 ○(委員長)  これより本案の質疑に入ります。質疑をお願いいたします。商工観光費です。ありませんか。 ○委員(板垣由美子)  97ページの真ん中の下のほうなんですけれども。
    ○(委員長)  ページ言わなかったね、ごめんなさい。 ○(委員長)  90から99ページです。 ○委員(板垣由美子)  いいんですよね、99までですよね。1530のところで、工事請負費ですけれども、お林展望小公園花壇撤去工事って、これ本会議でもちょっと質問が出ていたと思うんですけど、花壇を撤去するということなんですが、あそこに、町民の方から寄贈された、小松石のベンチが置いてあるんですけれども、それについてはそのまま別に撤去するとかそういうことはないということですよね。 ○(産業観光課長)  花壇のみであります。以前花壇が、ちょうど、御存じだと思いますけど、芝生の真ん中当たりにれんがの花壇が残っておりまして、今後、そこについても花を植えない状況でありましたら、撤去して芝生にしたほうが、町民の方、また貸し出すにも利用勝手がよくなるだろうと。ベンチ等につきましては、全く今のところ変更は考えておりません。この花壇とは全く別物と。 ○委員(板垣由美子)  結構です。 ○(委員長)  ほかにございますか。黒岩委員。 ○委員(黒岩範子)  95ページの1330の真鶴半島グランドデザイン策定業務委託料の先ほど、亀ヶ崎のことなんかもありましたけれども、その辺も含めて概要をお願いします。 ○(産業観光課長)  先ほど申しました亀ヶ崎等の利用計画については、既に町民の方の公募を行って継続して協議しているところでございますが、そのほかにも、2年前からお林調査を実施しております。今年度につきましてはお林保全協議会も設立して、お林の保全方法につきましても、現在、協議しているところでございます。それら2点を踏まえまして、お林の今後の保全、また活用、亀ヶ崎等の活用方法も含めまして、今後の利用計画を定めるもので、先ほど議長から御質問もございました、今後は運用、活性化、またはそういった資金も考えていかないのかというようなこともございますので、そういった……。  ただ、そういった保全につきましても、ただ守っていくだけではなく、保全していくためには当然経費もかかります。そういった経費の活用方法も検討しながら、将来的なグランドデザインをつくっていく予定でございます。 ○委員(高橋 敦)  さっき言ったのは、活性化の話じゃなくて、グランドデザインをつくっていく中で、そのグランドデザインの中に盛り込まれた施設であるとか、そういったものに過疎債を充てるとか、あるいは地方創生の予算を充てるとか、さらにはそこに公設民営という仕組みを取り入れて、利用者の負担がなく、あるいは小さく済むような取り組みもと言ったのです。 ○(委員長)  では産業観光課長、今の発言をもう一回ちゃんと言ってください。 ○(産業観光課長)  ちょっと私、議長の意見を取り違えてお答えしたようで、ここで御訂正させていただきたいと思います。申しわけございませんでした。 ○委員(青木 嚴)  黒岩委員に対して水を差すようなんだけど、やっぱりグランドデザインなんだから、これから、概略の設計ができることに関しては、要するに地方創生と過疎事業債に関する、地方創生等検討特別委員会のほうに、課長のほうからまた具体的な詳しい細かいことを御報告していただくという形で、それはちょっとお願いしておきたいんだけれども、それでよろしいでしょうか。今後、予算を組み、そしてそれが実行される段階で、ここが議会のほうに話せると、そういうような段階になったら、地方創生検討特別委員会のほうに話を上げていただけますか。 ○(企画調整課長)  今の御質問につきましては、企画調整課のほうからお答えということでよろ ○(委員長)  はい。 ○(企画調整課長)  午前中から、御意見、御要望出ております。過疎と地方創生、オーバーラップしたような事業展開ということになって、しかもこのグランドデザインの中にはそういった手法も取り入れていくというふうなことになろうかと思われますので、そういう段階というか、その場その場で御説明なりをしていくような形をとっていきたいと思っております。 ○委員(青木 嚴)  よろしくお願いします。 ○(委員長)  手順を追って、必要なときに説明をしていただけると、そういうことでよろしいですかね。 ○(企画調整課長)  はい。 ○(委員長)  それではほかにございますか。 ○委員(青木 繁)  91ページの1510工事請負、看板設置工事、これは先般の本会議でも質問されていた方がいますけれども、これはシーカヤックだと思うんですけど、岩海岸にシーカヤック乗り入れの禁止看板を立てると。これってなぜシーカヤックが乗り入れちゃいけないのか。 ○(委員長)  農林水産費はもう終わっちゃった。 ○委員(青木 繁)  もう終わっちゃったの。今6款やってるの。今6款なの。 ○(委員長)  5款の今の青木繁委員の質問に答えてください。 ○(産業観光課長)  御案内のとおり、海岸とは、日本国民が自由に本来使えるものでございます。  そういったシーカヤックやパドルボート、ジェットスキー等も、本来海岸から出すことができる、規制がなかなか難しいところでございますが、岩海岸につきましては、砂浜につきましても漁港区域であります。漁港区域ですので、漁業活動に支障があるということであれば、当方では禁止することが可能ですが、近年問題になっているのが、注意をされても海岸からは、これは海岸はみんなの自由使用だろうというようなところの、かなりトラブルがありますので、ここはまず漁港区域であるというようなことを明示しまして、そういった漁業活動に支障があるようなことを忠告を与える。そういったまずは漁港区域だというようなことを明示した中で注意をしやすいといいますか、していくことを考えております。  全く全てができないわけではありませんで、当然漁協等との話がつくような中で、可能であればそれは活性化のためにも認めていくということは考えておりますが、あくまでも漁港区域だというような明示を中心に、誰でも彼でもどんどんあそこからジェットボートをどんどん出すような状況になりましては、漁業活動に当然支障がありますので、そういった注意喚起の意味での、法的にできる範囲での看板を設置していきたいと考えております。 ○委員(青木 繁)  再度伺いますが、それに似たような事例というのは、他地域でもあったのかどうか、その辺の前例等を把握されているのか、あればきかせてください。 ○(産業観光課長)  他地域漁港等でもシーカヤックやら主にジェットスキーですね、こちらにつきましては、かなり問題になっております。特に漁港区域とのそういった兼ね合いで、漁業活動に支障があるというようなことは多々聞いております。それを未然に予防するために、こちらそういった遊漁協議会、そういったところに申請しまして、補助を加えながら看板を立てたいというものです。 ○委員(青木 繁)  しつこいですけど、カヤックとジェットスキーの区分というのは、明らかに動力と人力でやるということがあるわけで、今課長の説明でも内容的にはわかるんですけれども、その辺の区別というのは、どうしても注意喚起の中でやるしかない、あくまでも漁港区域だから、ジェットスキーは明らかに、プレジャーボートの類ですよね。シーカヤックはプレジャーボートとは、私は個人的にはですよ、思わないんですが、その辺をはっきりと区別した喚起看板なら内容的にわかるんですが、それすらもだめというのはどうかなと思うんですが、その辺はどう思われているんですか。 ○(産業観光課長)  今ちょっと考えている文面につきましては、今、案でございますけれども、「ここは漁港区域内につき、以下に掲げる船舶等の航行及び漁業活動に支障があると認められる行為を禁止します」という中に、ゴムボート、パドルボート、シーカヤック、ジェットスキー、その他無動力の雑種船等というような注意喚起を考えております。これは他の漁港等の看板等を色々参考にしながら考えている案でございます。 ○(委員長)  よろしいですか。ほかにございますか。                (「なし」の声あり) ○(委員長)  他に質疑がないようですので、6款の商工観光費の質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩いたしまして、次は7款の土木費に移ります。               (休憩 午後1時54分)               (再開 午後1時56分) ○(委員長)  再開いたします。 ○(委員長)  7款、土木費、98ページから109ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○委員(田中俊一)  107ページの空き家実態調査業務委託料なんですけど、わからないなら結構ですけれども、空き家の所有者がわからない物件は幾つぐらいあるんですか。所有者がわからない。 ○(まちづくり課長)  こちらについては平成30年度でやる予定でございますけれども、以前、平成20年、21年ぐらいに、一度町内の踏破調査をして、空き家の実態調査を実行いたしました。税務収納課の土地台帳、家屋台帳を見れば、その土地、空き地なり空き家なりの所有者はわかりますので、基本的に所有者がわからないということはないということです。 ○委員(田中俊一)  今、課長から土地という話が出ましたけれども、当然、空き家が何軒だったら土地も何軒かプラスということが出てくるわけなんですけど、午前中の企画課の課長の話だったと思いますけれども、話の中で地価が下落している現状は毎年変わらないと。いわゆる土地ですけれども、土地を持っていると当然税金がかかる。また維持管理するにも求められるわけですから、相続時に登記しないというのが増えているという現状を聞くわけですけれども、その相続人ということに関しても、世帯移行するたびに枝分かれして、誰か一人でも行方不明になるとその土地全体が利用できなくなると。所有者を把握する手段として、今、課長がおっしゃった不動産登記とかがあるわけですけれども、その間、所有者が希望する場合もあるんですけれども、私はここでうちの町として利活用とかいろんな形で言われますけれども、土地との一体化で考えるということはどうなんでしょうか。お伺いします。空き家と土地との一体化としての利活用の面というか、土地をいかに利用していくか。今の段階では、法的な面での壁はありますけれども、ただ単に空き家1軒なくなったから、あるから云々でなくて、土地自体が、逆に言えば、じゃあ土地の所有者、わからない土地の所有者というのはどのくらい把握しているか。 ○(まちづくり課長)  基本的にその空き家、空き地の所有者がわからないということは、先ほど申したように、台帳なり登記簿なりで把握はできると思います。ただ、その台帳に載っている所有者が亡くなってしまって相続をしていないよとか、居所が不明だよという場合には、所有者は、例えば提出先の市町村に住民票なり戸籍を照会して追跡調査するということは過去にも行っておりますけれども、こちらの空き家の実態調査についてもそういうことは行っていきたいと思っておりますが、今現在、平成20、21でやったものについては、更新はしておりませんので、その数は不明ですけれども、平成30年の空き家の実態調査の中で、正確な数字を把握したいと思っております。 ○委員(田中俊一)  じゃあ今課長が言われた中で、不動産登記という義務化もある意味ないわけですよね。権利的な公示とかそういうのは別にして、中身は何かあるみたいですけれども、そういう追跡調査ってかなり確率の高い形で、それでもできるということですか。 ○(まちづくり課長)  空き地、空き家に限らず、例えば水道料ですとか下水道使用料で滞納があった場合にも、同じように真鶴から転出した場合には、転出先の市町村なり、住民票の附票、戸籍なりの資料を取り寄せて、追跡調査をしているところでございます。それで追いかけられない場合には、それ以上ちょっと手の打ちようがないのかなというところでございますけれども、今、国のほうでも、相続登記、今は義務化ではないので、亡くなった場合にはしてもしなくてもという現状になっているかと思います。国のほうで、それの空き地、空き家の増加もおさえるために義務化をしようじゃないかというような動きも出ているようですけれども、やはりその動きが加速していただければ、事務としてもやりやすいのかなというところは考えております。 ○(委員長)  よろしいですか。ほかにございますか。 ○委員(黒岩範子)  101ページのエレベーターのところなんですけれども、これは現行のエレベーターの件だというふうに思いますが、色々一般質問で出ていました、南側のエレベーターの現状の見込みというか、進行状況はどうなっているのでしょうか。 ○(まちづくり課長)  昨年の4月に設置されて、利用は1日約300人以上の方が利用されているところでございます。南側のエレベーターについては、その設置場所についてJRと県の小田原土木センターと協議をしているところでございます。町で現在、駅前の整備の基本計画というところを今年度実行したわけでございますけれども、その準備会の中でもそういう話は出ております。なかなか過去にJRと県の費用、JRの社屋を壊すのに、その設置費用について隔たりがあったというところで、過去になかなか進まなかったという経緯がございます。その辺については今詰めているところでございまして、そこが解決できれば、真鶴駅前の整備とともに進むのかなというふうに考えています。 ○委員(黒岩範子)  前に一度、JRと県で動かすことについて1回折り合ったんだという話も聞いたけれども、その後また話がうまくいかなくて現状になったということですね。 ○(まちづくり課長)  確かにそのとおりで、過去にJRと土木と大分隔たりがありました。そのときに、JRの担当の方が変わりまして、そのときには町の中でも勉強会といいますか、協議会みたいなものも開いて、話し合いをいたしまして、バリアフリーの観点から、行けるでしょうというような前向きな返事をJRからもらったところでございます。しかしながら、その計画、また担当の方が変わったところで、また開きが出ているところでございます。そこを今、県とJRと詰めているという状況でございます。 ○委員(黒岩範子)  それでもう一回確認ですけど、JRと県土木の協議が折り合えば、門口構想とか入れかえるわけですけど、それとは関係なく変更するということで理解していいですか。 ○(まちづくり課長)  町の全体計画とは切り離してでも進めてくださいよという要望は県のほうにもしておりまして、県のほうもそのつもりで進めますよと御回答をいただいております。 ○(委員長)  それでよろしいですか。ほかにございますか。 ○委員(青木 繁)  101ページの道路維持管理事業の中には入っているかに思いますが、以前質問した町道1号線の拡幅の部分について、この予算書の中にはどこにそれが、現行の調査資料、委託とか、設計委託とかいうのが、どこにこの中に盛り込まれているのか、課長、教えてください。 ○(まちづくり課長)  町道1号線の拡幅につきましては、今年度、現場付近、町営住宅の下でございますけれども、鑑定評価を行って、今現在、まさに行っているところでございます。その鑑定評価をもとにしまして、平成30年度で、できれば地権者の方に相談を持ちかけまして、買収に向かって事務を進めていきたいなというふうに考えております。しかしながら、まだその金額等はまだ不透明でございますので、道路用地購入費、101ページの1710の公有財産購入費の下に道路用地購入費、科目設定で1,000円というものがございます。こちらにその金額を、例えば補正なりで地権者の方と金額が折り合えば、ここの科目を使用して買収をしていきたいと思っております。 ○委員(青木 繁)  わかりました。 ○(委員長)  よろしいですか。ほかに。 ○委員(黒岩範子)  103ページの、真鶴港周辺グランドデザインの策定委託料の概略を教えてください。 ○(まちづくり課長)  こちらにつきましては、神奈川県の真鶴港活性化整備計画というものが、現在もう既にある状態でございます。そこには、ここで事業が終了しました沖防波堤ですとか、これからやる予定の第五岸壁の補修ですとか、町の避難施設の設置等の計画が乗ってございます。そこに町の要望事項も上乗せといいますか、追加をする形で県のほうには要望していきたい。そのためのグランドデザインを策定していきたいというものでございます。 ○(委員長)  ほかによろしいですね。 ○委員(黒岩範子)  この107ページの真鶴駅周辺グランドデザイン策定委託料の下に、町道現況測量委託料というのがありますよね。これは隧道のって何か説明が、測量というふうな説明があったと思うんですけれども、これは上の真鶴駅周辺グランドデザインとセットになるとおかしいけど、同じところで展開していくものなんですかね。どういうことなのか、ちょっとその辺の中身を説明してください。 ○(まちづくり課長)  今、黒岩委員がおっしゃいました、町道現況測量委託料218万2,000円でございます。これが隧道拡幅に向けた、それから隧道だけではなく、郵便局から隧道まで、隧道の中を通って出口から生コンのところまでのところの現道の現況測量でございます。その上の真鶴駅周辺グランドデザインの策定業務の委託料等は、平成28年度に策定いたしました、町の門口構想、また平成29年度に策定をいたしました真鶴駅前の周辺の整備の基本計画の中にも、その隧道の拡幅については位置付けております。グランドデザインの策定とは同時並行的に平成30年度になりましたら進めていきたいと考えております。 ○(委員長)  よろしいですね。 ○委員(黒岩範子)  その件で関連して、上に真鶴駅周辺地区構想検討委員会謝礼という形で、ここのグランドデザインの一番現況の中で進んでいるんですかね、全体、幾つかのグランドデザインがありますけど。 ○(まちづくり課長)  まちづくり課としては、駅前の渋滞の対策が喫緊の課題であろうということで、平成28年度からグランドデザインに向けた門口構想ですとか基本計画を進めております。平成30年度につきましては、それぞれの計画の趣旨をまとめたグランドデザインの策定ができればなと考えておりまして、それに向けて検討会、現在、準備会を開催しておりますけれども、平成30年度にはそれを検討会として住民の方を巻き込みまして開催していきたい、その延長としてグランドデザインの策定ができるかなというふうに考えておりまして、この委員の謝礼というのは、その検討会の謝礼でございます。 ○(委員長)  よろしいですね。 ○委員(田中俊一)  109ページをお願いします。町営住宅取り壊し工事というのは、この本会議でも、確か平台だったと思いますけれども、この理由と、その跡地の利用があればお聞かせください。 ○(健康福祉課長)  平台の住宅解体につきましては、やはり近隣の方の安全性の担保、そういったことも含めまして、緊急の課題でした。今までなかなか財源措置ができませんで、平成29年度、今年度、県のほうとの調整がつきまして、社会資本整備事業交付金、その中の地域住宅政策推進事業補助金をほぼ受けることができましたので、解体に踏み切るようになったわけでございます。  解体の際には、普通財産に戻しますので、ここの跡地利用につきましては、総務課、財産管理の所管課であります総務課と、跡地利用については今後検討していきたいというふうに考えております。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○委員(板垣由美子)  ちょっと戻ってしまうんですけど、先ほど、101ページの真鶴跨線橋のエレベーターのところのメンテナンス業務委託料、55万8,000円計上されていますけれども、この本会議の説明で、多分これ緊急時の対応メンテナンスと聞いたんですけれども、お掃除、清掃、これについてはどういうふうにされているんですか。 ○(まちづくり課長)  清掃につきましては、町の負担ということになっておりますけれども、歩道橋の部分については、ボランティアの方ですとか中学生の生徒にもやっていただいているところでございます。エレベーター本体に掃除については、県と町との協議の中で町のほうでするというふうに決まっておりますので、町のほうで清掃はいたしますけれども、あと業者に委託をしている部分の中で、月1回の定期点検もございます。そのときにも清掃はお願いしているところでございます。 ○委員(板垣由美子)  今何でそれを聞いたかと申しますと、近隣の町民の方で、本当にこの跨線橋のエレベーターが設置されたということで本当に喜ばれて、それで大切にしようということで、お掃除をやってくださっている方もいるらしいんですね。ですから、それがありましたので、今ちょっとお伺いしたんですけれども、そこら辺をちょっと心得ていただければいいなと思います。 ○(委員長)  それでよろしいですか。 ○委員(黒岩範子)  107ページのコミュニティバスの運行業務委託料ということで、これはバス会社に払っているということだと思うんですけど、今回、平成30年度に色々やっていくということで、ダイヤ変えとか増便ということをやっていくというふうに、この前も課長のほうから聞いたんですけれども、それと同時に、前から出ている、例えば今のコミュニティバスの入れないところの小型化するとかデマンドタクシーにするとか、それからお年寄りの料金を200円から100円にするとか、そういうことについてのコミュニティバス関連の検討というのはどうなんでしょうか。 ○(まちづくり課長)  色々アンケートをとりまして、住民の方の御要望を承っているところでございます。一番多かったのはJRとのダイヤのずれ、それは早急に一般質問でも出ましたので改定させていただいて、4月1日から改定させていただくということでお答えしたかと思います。バス停の新設につきましては、新設の要望が何件か出ております。それにつきましても、期間を置かずに対応させていただきたいと思っております。  今御質問の、例えば狭い道へのデマンドですとか、そういう部分につきましては、費用の面もございますので、平成30年度に開催する地域公共交通会議の中で、有識者の方をまじえながら議論が深まればというふうに考えております。 ○(企画調整課長)  ただいまのまちづくり課長の説明に補足をさせてください。黒岩委員がおっしゃいましたところの三つ下になるかと思いますが、地域公共交通会議補助金ということで1,000万の予算を計上しております。この1,000万の予算は何かと申しますと、平成30年度にバスのネットワークの見直しをするというふうなことを予定しておりまして、そのために公共交通会議に補助金を出して、そこでもんでもらうということで予定しておりますので、その中で議論していただくようになろうかと思います。 ○委員(黒岩範子)  わかりました。 ○(委員長)  他にありますか。 ○委員(高橋 敦)  今のコミュニティバスの話、あるいは地域公共交通のあり方の話、いずれも真鶴町にとって大きなテーマだと思うんですけれども、大きなテーマであるがために、大きなお金も発生しましたよね。ここに、コミュニティバス運行業務委託料1,400万ありますけれども、ほぼほぼ、あるいは大半、町の負担がこの金額だという捉え方でよろしいんですか。 ○(まちづくり課長)  おっしゃるとおりでございまして、平成29年度で当初予算1,380万円とっております。委託料は委託をしている伊豆箱根バスにお支払いをするものでございますけれども、平成29年度の実績で、ほぼ1,380万以内におさまるかな、差があっても何千円、1万円ぐらいの差かなというところでございます。平成30年につきましては、それよりちょっと20万ぐらい、1,400万ですので増えておりますけれども、安全性を鑑みて1,400万という計上をさせていただいております。 ○委員(高橋 敦)  それに対して、コミュニティバスの実際の利用者の数というのは、年間延べで、年度の、どのぐらいを見込んでいますか。 ○(まちづくり課長)  今までの平成29年の4月からの実績を踏まえますと、今現在、1月分までの実績が出ております。それを鑑みますと、大体3万4、5,000千人の利用があるのかなというところでございます。 ○委員(高橋 敦)  年度ですか。 ○(まちづくり課長)  平成29年度、この3月までです。 ○委員(高橋 敦)  その見込みから考えると、お一人運ぶのに、お一人の利用者に関して、幾らのお金が町から出ていますか。 ○(まちづくり課長)  単純にざっと計算いたしますと、大体390円から400円くらいの費用がかかっているというようなところです。 ○委員(高橋 敦)  大体400円ですよね、一人というか、1回の、1乗車に対して。それが安いか高いかの話というよりは、それを利用されない町民の方にはその400円は全く反映してないわけですね。利用される方にのみ反映している。それが今後、地域公共交通会議で議論されていくんでしょうけど、オンデマンドのバスであるとかタクシーであるとか、そういったものに広がれば広がるほど、コストというのはかかっていきますよね。そのコストがかかることに対して、やはりこういう状況なんだよというのを町民全体に示さないと、不公平感が起こるんですよ。  実際、路線バスが走っているルートかつコミュニティバスのルートからは離れているから。ですから、消防分署から港側のほうですよね。あちらは一切今、コミュニティバスは回らないですよね。分署から駅のほう回って・。その方たちからすると、コミュニティバス、コミュニティバスといっても実感も何もないんです。利便性も一切向上しないんです。  さらに言うと、箱根登山バスが撤退して、今大体1対1ぐらいの割合で運行していますよね。交互運行やっていますよね。それがも2対0ではなくて1対0になったとしたら、便は半分悪くなる。じゃあそれに対してどうなのよという話も出てきますよね。でも一方で町の財源は限りがある。そこに1億でも2億でも積み込めるならいいんだけどという話になってしまう。あるいは、1月ぐらいだったかな、山北町にございまして、山北町に共和地区ってあるんですけど、あそこの地区で行っていらっしゃるコミュニティバスではないんだけど、コミュニティ運行事業、あれの話を伺ったんですけど、その1地区だけで年間で900万といいましたっけ、900万ぐらいかかっているんですね。それは1地区の話だから、割合賛同が多くてできたんだけど、それでも1地区の中で賛同者というのはまだ9割いかないんですよね。つまりそれでも反対の方がいらっしゃるんです。車があるからいい、だから負担したくないと。  そこは財産区あるので、財産区の売り上げでそれを全部賄っていて、1世帯あたり年間2,000円の会費を払うと、無料で利用できますと。それでも2,000円払いたくないという人がいるんですよ。それが数百人の単位でもそういうことが起こっているという現状もあって、やはり真鶴町のコミュニティバスの運行事業だけではなくて、これから検討の対象となるところもオンデマンドの話であるとか、路線の見直しの話であるとか、増便の話であるとか、そういった、地域によってはメリットだけれども、そうでない地域にとったら何だかわからないというような形が不公平感につながらないような努力というのをしなくちゃいけないと思うんですよね。それがまさに地域公共交通会議なんでしょうから、そこに1千万の補助をするんですから、やっぱりそれなりの綿密な調査と綿密な計画を立てていただいて、せっかく、このお金をとってきたんですよね。国で4億円しかないうちの1,000万取れただそうですから、うまく使っていただいて、内容の良いものをまた検討の進捗に応じて提示していただければと。 ○(まちづくり課長)  高橋委員のおっしゃる、山北町の共和バス、たまたまこの20日に、山北町の共和地区が、真鶴町のほうのコミュニティバスに視察に参る予定でございます。そのときには対応させていただいて、逆に言うと、うちのほうから共和地区の福祉バスの運営をやっていると、共和地区は財産区があって、そこで町から10%の補助を出して、住民の方、年間2,000円はらってワンボックスの車を買って運営をしているという仕組みで動いているという話は聞いております。うちのほうに共和福祉バスがお見えになったときには、うちのほうからも反対に反省を聞きましてその意見も参考にしながら、平成30年度の検討会の方には生かしていきたいと考えております。 ○(委員長)  その辺のところはよろしくお願いいたします。他にありますか。 ○委員(青木 嚴)  107ページの下段、1920の耐震診断補助事業なんですけれども、この補助事業って、診断を受ける方がいたら補助しますよ、最高2万円かな、その毎年毎年まちづくり課に聞くたびにそういう診断を受けたいという町民の方はおられませんというもちろん現状なんだけれども、1986年、前に建てた家について簡易診断をされたらどうですかという事業なんだけど、今現在のこの住宅の構造物から行くと、1986年過ぎた家でも、要するに構造上の問題があるから受けたほうがいいですよという、そういう状況もテレビで放送されているし、その辺の、奨励というのは町はできないんだけど、町民が耐震診断、簡易診断を受ける、そういう啓蒙活動というのは、町として少しできないものかなと。 ○(まちづくり課長)  まちづくり課として、広報をちょっと不足しているというところも感じているところでございます。広報活動としまして、町報への掲載をしているかと思いますけれども、ホームページですとか、広報の方法としては今のところ考えつくのはそのくらいかなとは思いますけれども、その情報が町民の方には浸透していないというようなことは感じておりますので、何らかの啓蒙といいますか、啓発といいますか、いい方法があれば考えていきたいと思っています。 ○委員(青木 嚴)  今のお話は、まさにお金がかかるからやらないのか、また、啓蒙、PRしないからやる方がいないのかじゃなくて、実際に町の9月1日の防災訓練のときには、要するに筆記式の、チェックボックスにチェックするだけで、簡単な診断を自分も受けた経験もありますけど、その段階と、また新たにお金もかかるけどやってみようと、そういうPRもぜひお願いしたいということで、続けて質問してもよろしいでしょうか。  次に、荒井城址公園の管理事業ということで、この下段のほうにあるんですけれども、ページをめくっていただいて、109ページの上段のところに、この業務委託料ということで、植栽管理委託とか、公園管理委託料というこの項目があるんですが、しだれ桜がかなり老木化して痛んでいまして、見るとわかるんですけど、もう根が露出しているというところとか、それから老木であるがためにやっぱり害虫の影響も受けたり、多少枝を見ていると、剪定が必要な、伐採が必要な桜の木もあるわけで、その辺の今後の管理とか、例えば樹木医に一回診てもらうとか、そのような計画はないんでしょうか。 ○(まちづくり課長)  こちらの植栽管理の委託料につきましては、当面全体の植栽を委託しているというものでございます。青木委員の言われるしだれ桜については、現況を確認させていただきまして、しだれ桜は結構人の来る催しものでございますので、町の活性化にもプラスになっているのかなというところでございます。必要であれば、植栽を委託する業者に相談等をかけまして、おっしゃるような樹木医等が必要であれば検討していきたいと思っています。
    ○委員(田中俊一)  済みません、ちょっと戻りますけど、107ページで、先ほどの空き家の件ですけど、826万2,000円というこの金額、自分の中ではこんなかかるのという感じなんですけど、ちょっと御説明お願いします。 ○(まちづくり課長)  こちらの空き家実態調査につきましては、平成30年度で現地調査、全町を踏破して調査票を作成したいというふうに考えております。現地調査だけではなくて、所有者が判明すればアンケートですとか空き家の台帳の作成ですとか、現状の分析、空き家の適正管理の方針の検討、そういうものも全て含めて町と委託する業者で実施をしていきたいと考えております。 ○(委員長)  よろしいですか。では他にございませんか。                (「なし」の声あり) ○(委員長)  よろしいでしょうか。質疑がないようですから、第7款、土木費の質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。再開は2時45分。               (休憩 午後2時34分)               (再開 午後2時47分) ○(委員長)  再開いたします。 ○(委員長)  8款、消防費、108ページから115ページまでを議題といたします。 ○(企画調整課長)  8款に入る前に、先ほどの4款のところの、湯河原町真鶴町衛生組合の負担金のところの記載と、資料の相違について、御説明をさせてください。  83ページ、湯河原町真鶴町衛生組合の負担金につきましては、4億2,558万円ということで、この事業のうち、2億5,230万円が焼却炉大規模改修工事、粗大の大規模改修工事、処分場の再整備工事ということで、真鶴町といたしまして、過疎債を起債して財源充当ということで予算を組んだところですが、先ほど町民生活課長が御説明いたしました83ページの議案第21号資料につきましては、これは湯河原町真鶴町の衛生組合がつくった予算でございまして、衛生組合の予算上では、真鶴町からの起債の分として、2億5,330万を予定しているということのようでございます。そうしますと、当町が今2億5,230万の起債を予定しているところでございますが、衛生組合が2億5,330万の真鶴町の起債の分を今予定しているというふうなことでございますので、当初の御審議いただく時点では、2億5,230万で組んだもので御審議いただきまして、最終、この2億5,330万が湯河原町真鶴町衛生組合からの請求というふうになった時点では、また補正等で対応させていただくというふうなことで御容赦いただければと思います。  資料の出し方が、済みません、真鶴町の予算書の資料の説明のために、湯河原町真鶴町衛生組合の予算の資料を使ってしまった関係で、こういった混乱を招いてしまいました。大変申しわけございません。 ○(委員長)  ちょっと整理しますけど、そうすると、予算書にあります地方債の発行額2億5,230万、今この状態で予算は予算書として通していきながら、将来100万円増えたときは補正で対応したいと、そういうことですね。 ○(企画調整課長)  そういうことでございます。 ○(委員長)  はい。皆さん、そういう説明です。よろしいですね。 ○(委員長)  それでは消防費の108ページから115ページを議題といたします。 ○(委員長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○委員(青木 嚴)  111ページの上から見て下段の1490その他使用料及びというところの下2行目に、デジタル簡易無線機電波利用料というところがあるんですけれども、これは今、先ほど事前に質問する前にちょっとお聞きしたんですが、携帯無線機には、簡易無線機と、それからデジタル携帯無線機と、IP無線デジタル無線機というのがありまして、たとえて言えば、クロネコヤマトが使っているような、要するにドライバーが携帯無線と同じレベルの親局があって、その親局とつなげば東京からも真鶴からもその無線機で連絡がとれると。今、真鶴町のデジタル携帯無線機、ハンド型の無線機は何台ありますか。 ○(防災係長)  今、消防団員のほうに配付しておりますのは13台です。 ○委員(青木 嚴)  私のほうが御質問したデジタル無線機につきましては、消防団と真鶴町の防災課がお互いに連絡をとれるように、今現在、なっていますか。 ○(防災係長)  なっておりません。消火活動等に、今の段階では、団員のほうが連絡をとり合い、水位の関係とか、延長する関係の調整するための無線機として今使用しております。 ○委員(青木 嚴)  それでまたさらに検討を進めているということを聞いたんですけれども、いざ何か災害が起きたときに、IPデジタル無線携帯無線電話機か、または移動型のデジタル携帯無線機を使うことによって、例えば、町長が例えば真鶴町にいなくても、その携帯無線機を持っていれば消防団長ともつながるし、また町の防災担当ともつながるような、そういうネットワークのデジタル携帯無線機なんですが、多分そういう無線機をこれから検討しているという話をさっき聞いたので、基本的には何台無線機が必要かということなんですけれども、小田原市なんかの場合には、各小田原市内の自治会の自治会長が1台持っている。市長も持っています。消防団も持っているし、また直接的な消防司令、小田原の消防司令も持っています。何かあったときにその無線は一切切れることなくつながるということで、ぜひ防災上の拠点として、本所に親機1台、そして町長の部屋に1台というような形で、いざ何かあったときにすぐ連絡がとれるようなシステムをぜひ検討していただきたいと。 ○(委員長)  それは検討してくれているということで、よろしいですかね青木嚴委員。 ○委員(青木 嚴)  はい。続けてよろしいですか。防災ラジオのことについてちょっとご質問したいんですが、消防施設管理運営費という形で考えると、防災デジタル無線化は既に工事が終わりつつあります。その工事が終わることによって、アナログ式の防災ラジオが使えなくなると。その内容については、総合計画の中に明確にこれについては機種も含め検討していきますという記載があるんですけれども、この平成30年度当初予算において、何もそのような対応に関する予算費目がないんですけど、その辺の御説明をください。 ○(総務課長)  そちらにつきましては、やはり今、デジタル防災無線の中で、一部やはり難聴的なところもございます。今後その地域をどういう形で皆さんにお知らせができるような状態にしていくのかということで、今検討しておりまして、新たなデジタル化に向けてのラジオを購入した中で、助成をしていくというのも一つの手でして、今町でやってございます安全・安心メールのような中で、携帯のほうに登録していただいて、メールで放送内容を発信するというようなやり方もありますので、その辺については検討をしております。  いずれにしても難聴で聞こえない部分をクリアしていかなきゃいけないと思いますので、それについては何らかの形で、平成30年度や予算は計上しておりませんが、場合によっては、予算との折り合いにつきましては、補正等も考えた中で対応していきたいというふうに今考えております。 ○委員(青木 嚴)  実は伊豆半島の西伊豆町の場合は、防災無線のデジタル化を終えて、静岡県のところは、東海大震災が想定されているものですから、早いんです、デジタル化も。ちょっと訪問したときに聞いたら、アナログの防災ラジオを今使っていますと。どうやって使っているんですかと聞いたら、デジタルをアナログに変換する装置をつけて、それで従来のアナログの防災ラジオを使っていますと。いろんな方法があると思うんで、町民に負担のないような、またやっぱり広報も聞こえないことがないように、防災ラジオをぜひ検討していただきたいと。 ○(委員長)  じゃあ先に総務課長。 ○(総務課長)  デジタルの工事自体は終了はしたのですが、アナログも1機とってございますので、今あるラジオについては、平成34年の11月末まで利用できますので、まずはそこで利用しておいていただければというふうに思っております。 ○委員(青木 嚴)  1番、113ページの最下段にあります防災備蓄事業が、この防災備蓄事業の消耗品費のところなんだか、食糧品、食糧費か。65ページの最上段にあります1130の食糧費。実はこれは去年の9月に総務課に頼んで、帰宅困難者の備蓄も含む防災備蓄食糧在庫表をつくっていただいて、その調べた中で、真鶴中学校、つまり中学校の校舎内にはゼロ。それから、町立体育館は、主食は700食、それから、副食とか保存の水ですね、というふうに考えていくと、その備蓄在庫が非常にばらつきがある。つまり町立体育館には700食しかない。真鶴中学校の中で避難した人には、在庫としてゼロというふうに見ていくと、非常に主食、副食、保存の水のばらつきがある。  これを早急に改善してもらわないと、何か災害があったときに、中学校の体育館に避難したけども、避難できる避難人数に対して、その主食が3日分あるのかどうか。それをちょっとお聞きしたい。 ○(防災係長)  まず、御指摘がありました各避難所ごとの防災倉庫の備蓄の管理ですが、申しわけありません。これ、まだ紙ベースで、実際に数を当たってそれだけの人数に対してと振り分けという作業はまだ行っておりません。早急にしなきゃいけない、そういう認識あるんですけども、申しわけありませんが、まだそこまで進んでいない状況です。  それと、あと食糧に関しましては、おおよそ大体3日分の半分が、今在庫としてあるような状況。 ○委員(青木 嚴)  避難所に何人入るという想定の中で、避難所何人入れて、その対象者に今言われたように1日半という備蓄、主食食糧というふうに書かれていて、ちょっと少ないのかなと。ただ、最近テレビを見るたびに、いろんな放送の中で、備蓄賞味期限40年とか備蓄賞味期限25年とかという、単価はその3倍ぐらいになるんだけど、やはりそういう備蓄食も出ているんで、将来食糧の選択、備蓄食糧の選択もできるようにできるかどうか。ちょっとお答えをいただけますか。 ○(防災係長)  今、御指摘がありました今までの副食と言われている物に関しましては、保存期限が何かないような物で、昭和の時代の物もまだ在庫として保管しているような状況がございます。 ○委員(青木 嚴)  大丈夫。 ○(防災係長)  何年という保存期間がうたわれていない宇宙食というような形で、当時販売された物がありますので、そこら辺を今保管しているということ、副食。で、今はそういうことで、食糧として主食としては御飯類で、アレルギー物質も対応、非対応、アレルゲンの物を今、購入するような指示が。今まではそういうことで、消費期限が切れた、数量なく買っていたんですけど、それでは追いつかないというのがありましたので、去年から賞味期限が切れる数プラスアルファ、ちょっと計画的にはちょっと買ってはいないんですけども、それだけの物を毎年買うような形で、予算要求させていただいています。  保存水に関しましては、前は5年だったのが10年とかとそういう伸びてきていますので、保存食糧に関しても、今後そういう物が出てくれば検討させていただくようになるかとは思います。 ○委員(青木 嚴)  委員長、以上です。 ○委員(板垣由美子)  同じところ、防災備蓄事業のところなんですけれども、赤ちゃん用には、粉ミルクとかが出ていると思うんですけれども、今、液体ミルクというのがありまして、それで事業自体はそんなに、真鶴町の出生率からいうと、本数は少ないかもしれないんですけれども、やはり災害時お湯を沸かせなくちゃいけない、それから哺乳瓶は一度使うとまた洗って消毒しなくちゃいけないんですね。そういうことを考えると、この液体ミルクはそのまま消費できますので、やっぱり用意しておいたほうがいいと思うんですけれども。 ○(総務課長)  実は、来年度の食糧費の中に、粉ミルクとして48缶分ですか、買う予定ではいるんですが、これは予算上の話ですので、購入の際にそういう部分も、費用はどれだけかかるかというのを今後調べていかなきゃいけないんですが、それにあわせてちょっと検討はさせていただいて、もし購入できるようでしたら、委員のおっしゃるように購入していきたいと。まあ、保存の期限なんかも確認しながらやっていきたいというふうに思っています。 ○委員(板垣由美子)  それで、粉ミルクのところのほうなんですけれども、お母さんなりが哺乳瓶にあれしてやるんですけど、必ず消毒しなくちゃいけない、洗わなくちゃいけないというそのところが、災害時は非常に確保するのが大変だと思うんですね。そこで、液体ミルクも一番のあれなんですけれども、その他使い捨ての哺乳ボトルというのがあるらしいんですね。これ、ちょっと私も現物は見ていないんですけれども、そういうところも考えていただきたいなと思います。その件なんですけど。 ○(委員長)  それは、こういうのもあるよという提案ですね。 ○委員(板垣由美子)  そうですね。 ○(総務課長)  ありがとうございます。 ○(委員長)  ほかにございますか。 ○委員(黒岩範子)  113ページの防災訓練事業で、昨年より大分予算をとっていると思うんですけど、強化するということでは、どういうところを強化するという形にしてあるんでしょうか。 ○(総務課長)  そちらにつきましては、特に消耗品ですね。この中で消耗品の中で今年度防災訓練をやった中で、各避難所別に訓練をしたわけですが、その中から自治会のほうから要望で、そこのスタッフであるとかまたは一般の要は避難者であるとか、その区別がなかなかつけにくいんで、訓練時に着るビブスですね、サッカーなんかでやるやつですが、それを購入していただいて、要は役員と一般の避難者との区別をできるだけつけてもらいたいというような要望がございましたので、そのビブス代として9万6,000円ほど計上しておりますので、そういう部分が増額になっているところでございます。 ○委員(黒岩範子)  はい。わかりました。  その上の1520の維持補修費で第2分団詰所の屋上防水改修工事というのがあるんですけど、この詰所のことでいうと、今回第2分団ということであれなんですけど、他のところなんかはどんなふうな状態になっているんでしょうか。その辺をお答えください。 ○(総務課長)  第2分団につきましては、実は今年度過疎債の活用ができるんではないかということで、12月補正で減額させていただいて、それを新年度新たに載せた中で、過疎債で活用していきたいなということで計上しておりますが、その他の分団については、第2のほうからそういう修繕をしていただきたいというような部分は、建物自体はないんですが、今年度、ちなみに、もう既に修繕したんですけど、第1分団のほうのエアコン、クーラーですね、これが壊れたんでということで、随時消防団のほうからそういう要望を聞いた中で、予算を計上しておりますので、大きな修繕箇所は他の分団では、特には今のところないというふうに認識しております。 ○委員(黒岩範子)  115ページの先ほどの防災行政無線のことなんですけれども、先ほどのお話では、やはり色々全体のカバーができて、一応今、点検もして、その点検をできた中で聞こえにくいところの箇所をもう一度確認をしながら、改良を進めているというふうに聞いているわけなんですけど、それでも、先ほど難聴の地域は、いろんな方法をとるというようなことですけど、その辺はどんな状態になっているか、その辺をもう一度詳しくお願いしたいんです。  何でかというと、やはり何かこの前の火事でも何でもそうですけど、何か放送にかかわることで、大事な放送があったりとか何かそういう町内で必要な放送がされるとかなんかというとき、必ず全部の人が何でも聞こえるよというふうにならないことは、当然のことですけど、その問題がどうしても出てしまうというようなことが繰り返しあるので、その辺の対応について、済みません、今の状態ではどのような形になっているのかお願いしたいんですけど。 ○(総務課長)  済みません。状態ではというのは。聞こえる箇所で。 ○委員(黒岩範子)  ええ。聞こえないという声があちこちから、町民の皆さんから聞いて何とかしてくれというんですけど、それは一応もうデジタル化も進んで、点検もして、聞こえない箇所も直しているということで聞いて、今まで聞いていたんで、そういうふうな報告をしているんですけど、それでもなおかつそういう声が様々なところから出てきているということで、そういう対応として、先ほど一つ出たんですけど、どういうふうな方法でその辺を解消しようというふうなことで考えられているのか、ちょっとお聞きしたいんですけど。 ○(総務課長)  そちらにつきましては、青木嚴議員がお話ししたように、ラジオですね、デジタルに向けて対応できるラジオですね。こういうものについての購入に際しての補助であるとか、または特に難聴地区の方に対して、携帯電話等で登録していただいて、メールで放送内容を伝えるようなことも可能ですので、そういうところで検討をしている状況です。  また、デジタル化の放送の工事が終了したばっかりですので、まだサービス期間が要はございます。その中で業者が近日中にまた来る予定になっておりますので、その中で再度スピーカーの向きであるとか音量とかそういうのを調整を再度させていただいて、なおかつ今言ったようなラジオであるとかメールですね、こういう部分で放送内容をお伝えするというようなことで、今、検討しているところでございます。 ○委員(黒岩範子)  その場合、自治会の中でも地域によってすごく聞こえにくいところがあるようなんですけど、それはあれですか、地域へ直接指定して役場のほうに言ってもらうというような形が一番いいんですかね。 ○(総務課長)  当然それでも結構ですし、既に町民の方から聞こえが悪いよというようなこともいただいておりますので、その辺は全部うちのほうは、明細ついでに印をして、あわせて業者のほうと相談した中で、調整をするということでやっていますので、もし難聴な箇所があれば、防災担当のほうにお伝えしていただければ、そこも合わせてできる範囲で調整していきたいというふうに思います。 ○(委員長)  はい。ありがとうございます。  町長から。 ○(町長)  今の町民の意見で、業者に聞いたんですよね。何か真鶴の地形が特殊、半島から福浦を回って一つの尾根、それと磯崎の一つの尾根、それと平台の尾根、あと岩の尾根ということで、住んでいる方は窪地に多いんですよね。それで、無風状態でやると聞こえるらしいんですよ。だから、今回みたいなに西風が吹いてくると、みんな飛んで向こうへ行っちゃいますから、小田原方面に行っちゃいますから、で、湯河原町の放送が聞こえてしまうとか。反対に今度ならいが吹いてくれば、北風が吹いてきて、なかなか放送の向けるのが難しいと言っていましたね。  でも、聞こえるようにしなきゃいけないんだけど、あと、内容、放送の内容も少し変えてくださいとかそういうのもありましたね。その辺は、うちのほうで何とかわかりやすい内容にしようかというのはしていますけど、あとは、やっぱり各家庭にデジタルのあれが一番いいでしょうね。あと携帯。  デジタルのことは、平成34年の11月ごろで、これで終わるんですけど、私もこの前言ったんだけど、アナログが終わる寸前ぐらいが、アナログが何かをつけてデジタル化できると、先ほど青木議員から言われたような、ああいうこともできてくるじゃないかとは、去年ぐらいに私キャッチしたので、そのほうもこう、アナログ化、デジタル化にしながら、あと町民に負担するのは、町がどんなふうにするのかとそういうことも見ながら、何しろ一番いいのは、やっぱりラジオに入ってくるのが一番いいんじゃないかな。  あと、家にいないと聞こえないから、そういうときのそういうのは通信機、そういうやつにも入るようなことは、これは必ず必要ですので、平成34年の11月までには結果を出して、皆さんが聞きやすいようなことでもっていきたいと思っております。以上です。 ○(委員長)  ありがとうございます。  他にございますか。 ○委員(高橋 敦)  まず、防災訓練の関係なんですけど、前々から真鶴、特に沿岸部については、津波からの避難がいかに早くできるかが問題だと。それ以外の津波以外の被害からの避難が遅くていいんじゃないですけど、順番つけると津波が一番大事だと。で、津波からの避難に特化した訓練を取り入れたらいかがという話を何年も前からしていて、それの実施に向けた検討をしていただけていると思うんですけども、その状況をお聞かせください。 ○(総務課長)  そちらについては、当課としても検討しておりまして、平成30年度できるだけ早い時期にということで、津波の避難訓練をできましたら自治会の方々を対象に、琴ヶ浜研修センターのほうで実施したいというように、具体の検討に入っておりますので、できるだけ平成30年度に入ったら早い時期ですね、この時期に避難訓練をさせていただきたいというふうに考えています。 ○委員(高橋 敦)  今、琴ヶ浜の話が出たので、あそこはある意味では防災訓練拠点にというような話も以前からさせていただいているところなんですけども、一方で、あのあたりで、先ほど来出ている防災行政無線、それが全く聞こえないという話を言われたんですよ。あの辺はいわゆるスピーカーの設置状況はどうなっているんですか。 ○(総務課長)  あそこを網羅するスピーカーは、ちょうど真上になる、苗場ですか、お林展望公園の少し手前のところに設置しておりまして、設計上はあそこからで聞こえるというような状況で設置をしているんですけども。 ○委員(高橋 敦)  上から下に向かってスピーカーで音を出しているというようなこと。 ○(総務課長)  一応向けてはおります。 ○委員(高橋 敦)  それが実際に聞こえているのか聞こえていないのか、よくわからないんだけど、琴ヶ浜のあたりは、磯遊びをされるお客様なんかもたくさんいらっしゃるじゃないですか。いざ津波がどうのこうのという話になったときに、そういう方たち向けてのやっぱり避難の誘導というのも、無線を使って必要になるでしょうし、そのあたりが本当に聞こえているのかどうか。いや、全くスピーカーがないんだよという言い方をされたもので。あのあたり、何か古いほうの。 ○(総務課長)  済みません。アナログのときには、やはりなくて、ほとんど聞こえない状態で、逆にデジタルになれば、苗場のところにも設置したのですが、聞こえるのかなというようなところで設置したのが実情であります。 ○委員(高橋 敦)  じゃあ、デジタルになってよくなっているということですよね。設置もしたし、スピーカーも琴ヶ浜のほうに向けたし、今までに比べれば少しはましになったということですよね。 ○(総務課長)  一応、ちょっとそのとおりでございますが、実態としてちょっと聞こえてないというようなお声も聞いていますので、これについても検討課題ということになろうかと思いますけども。 ○委員(高橋 敦)  先ほど来質問の出ている備蓄の話にも関連するんですけど、先ほどの津波からの避難、特にご高齢の方ですとかというのをおけがをされた方を避難させるに当たっては、通常の人力では無理ですよね。それで、以前からリヤカーであるとかあるいは人を乗せて避難できるような、しかしながら、それほど力を必要としないような避難補助器具といいますかね、そういったものも検討してはいかがですかと、今いろんなもの出ていますよという話はさせていただいているんですが、そのあたりも備蓄にあるいは訓練に、計画を立てるに当たって反映はされていますか。検討の中に入れていらっしゃいますか。 ○(総務課長)  済みません。大変申しわけないですが、今回の避難訓練の、津波の避難訓練の中で受け入れていなかったので、申しわけありません。 ○委員(高橋 敦)  ぜひ検討してください。  はい。結構です。 ○(委員長)  他にありませんか。 ○(町長)  言うのを忘れていたんだけど、被災が真鶴町で受けた住民は、まだ訓練はしたり何かわかっている方はいいんだけど、私もそう、含めて、じゃあ自分が東京行ったときにどう避難したらいいのか。それをできれば紙ぺら一枚でもいいから住民に渡したらという、上からの指令は来ていますので、真鶴町にいるときはいいけども、他のところに行ったとき、特に都会に行ったときの避難の仕方。  何か今、地下に逃れることがいいらしいですね。でも、津波があるときは地下怖いけども。あとビル、何か強さは耐震的なものは、何か地下が強いらしいですね。ただ、そこに、地下でもいろんなものが倒れてくるから、それをどう妨げるのか。あとは、地上から人が入ってくるのと、地下から上に出ていくのもあるし、その将棋倒しというのもあるらしいですね。  そういうのを文章にしたものを真鶴町に配ったらどうですかとは。それもちょっと同じ防災のことでやっていきたいかな。 ○(委員長)  ぜひパンフレット的なものをすぐにほしいですね。 ○(委員長)  よろしくお願いいたします。 ○(委員長)  他にございますか。                (「なし」の声あり) ○(委員長)  ないですかね。質疑がないようですので、8款消防費の質疑を終わります。 ○(委員長)  暫時休憩いたします。次は、教育費関係になります。              (休憩 午後 3時22分)              (再開 午後 3時24分) ○(委員長)  それでは、再開いたします。 ○(委員長)  9款教育費、114ページから151ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本案に対する質疑に入ります。質疑のある方お願いいたします。 ○委員(青木 嚴) 教育のほうは、教育費115ページからなんですけども、ちょっと具体的に何ページという表現はできなくて申しわけないんですが、ICT教育を推進のためには、小中学校への無線LANですね、ネットワークを無線のネットワークを組まなければなかなかチェンジできないという状況の中で、実際の真鶴小学校、中学校の現状を見ると、職員室用のみ無線のネットワークがあるというような状況だと思います。そこら辺の認識で、幼・小・中という、やはり教育のネットワークを組むという形で、ICTをこれから進めるんであるならば、やはり無線LANとかいう設備を早急に整えなければいけないんじゃないかなと、その辺もまた教育課の方針をお話しください。 ○(教育課長)  今、青木議員から御指摘があったとおり、まだそういった容易につなげる状況じゃないというのが、そういう状況のままでございます。それについて、これから進めていくのに当たって、環境を整えることが必要だと思いますので、必要な措置を今後とっていきたいというふうに思います。 ○委員(青木 嚴) ICTについては、地方創生も含めて教育の遠隔地との交流ということで、高橋議長が具体的なお話をされたんですけれども、実は、色々議員の立場で、この近隣のいろんな小中学校のICT教育の進みぐあいを聞きましたら、松田町は、文科省のモデル校として小学校全員タブレットを持っているというようなことで、もしよろしければ、経済文教のここにいる委員長も含めて、執行部と教育課の執行部の方と一緒に視察に行くとか、今のバックグラウンドになる設備も含めて視察に行くとか、そういうことをちょっと考えたらどうでしょうか。
    ○(教育課長)  今、議員の御提案のとおり、そういった先進的なところを取り組むようにしたいと思います。 ○委員(青木 嚴) 以上です。 ○(委員長)  他にありますか。 ○委員(黒岩範子)  119ページの真ん中辺の1920補助金の小学校バス利用助成事業補助金ということで、これは、これを昨年から比べて大分減っているんですけど、保護者が1,000円ですが、毎月出して負担しろというあれのことだと思うんですけど、何か内容が変わったとか人数があれしたとか、減ったとか何とかということなんでしょうか。 ○(学校教育係長)  内容は変わっておりませんけれども、こちらは、コミュニティバスが新たに路線バスから変わったことによって、昨年度の試算のときはちょっとつかみの数字でありましたので、若干ちょっと数字が大き目の予算になっておりました。今回は実績に基づいて5万6,000円前後という、昨年度時の予算となっております。 ○委員(黒岩範子)  わかりました。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○委員(黒岩範子)  その下の特別支援学校通学助成事業補助金というのが、これは何か前になかったような気がしたんですけど、これは特別支援学校というのは、まだ湯河原町までですから、小田原市の養護学校じゃないですけど、これ、どういう内容でしたっけ。教えてください。 ○(教育課長)  今、黒岩委員のおっしゃられたとおり、これに関して、新規の補助事業でございます。小田原養護学校に今年新入学する小学校1年生、その者を対象として制度設計になっています。  通常ですと、一般の通学している保護者等が真鶴駅まで送り迎え等を行っていまして、バスで小田原養護学校まで行くというのが通常なんですけれども、その真鶴駅までも今回対象と考えている児童につきましては、保護者がなかなか行けないというような状況もありまして、支援ということで制度設計いたしました。 ○委員(黒岩範子)  そうすると、そういう方は、家まで行くということですか。じゃないですよね。駅まで行かれないですね。 ○(教育課長)  具体には、助成はタクシーを利用していただくということで、家から駅まで片道で、帰りも駅から家まで片道、それについての3割の控除した額を私どもで負担、補助するという制度です。 ○委員(黒岩範子)  はい。わかりました。 ○(委員長)  ということは7割。 ○(教育課長)  はい。 ○委員(黒岩範子)  実際にこの養護学校に行っている子どもたちは、乗っているだけですごく大変な、体力的にも使うということで、大分苦労があるということを聞いていますので、ぜひそういうケアも大事だし、湯河原に養護学校ができたとき、やはり同じようなケースも出てくるかと思うので、そのこともぜひ考慮していただきたいなと思います。 ○(委員長)  よろしいですね。 ○(委員長)  他に。 ○委員(青木 繁)  ちょっと飛びます。141ページの民俗資料館管理運営事業の中の1160修繕料、こちらが85万円計上されておりますけれども、これは大体説明を受ければわかるんですが、これは屋根の修繕費だろうと思いますけれども、これをこのまま修繕料だけで維持管理していかれるのかどうかをまず一つ質問させていただきます。 ○(教育課長)  こちら民俗資料館につきましては、大分老朽化が進んでおりまして、今回青木委員から言われたように、屋根の修繕を計上いたしました。今後の見通しということでお聞きになっているかと思うんですけれども、現在こちらの民俗資料館につきましては、所有者と購入に向けた交渉を行っております。具体には、先月2月16日にお会いして、鑑定評価もさせていただいたんで、その額を提示した中で購入の交渉に入ったという段階です。 ○委員(青木 繁)  わかりました。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○委員(田中俊一)  済みません。141ページの町民センター大規模改修工事。この内容を教えてください。 ○(教育課長)  町民センターの修繕料の内容ですが、一番大きいのが非常用の自家発電の設備の修繕ということで、こちらも管理しています関東電気保安協会からも指摘を受けていまして、開館以来ずっと今の状態で、現在もう使用不可能になっているというような状況ですので、540万ほど計上しています。  それと付随して、電気系統ですと高圧引込ケーブルの更新工事、それから高圧電流の負荷の開閉器の設置工事。あと、管内になりまして、排煙口、排煙ダンパーの修繕工事ということで、こちらのほうは防災関係のほうの管理業者からの指摘もありまして行うと。  それと、あと雨漏りの修繕。これは、現在1階廊下とかロビー、機能回復訓練室及びその2階廊下について雨漏りが生じておりますので、そういったものを修繕するということで、基本的には人の命にかかわるものを優先して行いたいというふうに考えています。 ○(委員長)  はい。よろしいですか。 ○(委員長)  他に。 ○委員(青木 繁)  再度質問いたします。  教育課長から今説明がありましたけれども、もし交渉がまとまった場合、あの資料館をどのように活用されていくのか。その素案というのは持っていますか。 ○(教育課長)  現在、まだそこまでの素案はありません。ただ、岩地区のことを考えますと、文化財が周辺に如来寺、それから瀧門寺さん等々石造物にかかわる文化財が多々ありますので、そういったところからも地域拠点的な整備をしていくのが望ましいというふうに、私どもは考えております。 ○委員(板垣由美子)  137ページのところの中学生グローバル人材育成事業補助金200万と聞いてますけど、本会議の説明では、日本国内の語学施設に行くような話があったんですけど。 ○(教育課長)  どんな話の前のちょっと聞き取れなかった。 ○委員(板垣由美子)  ごめんなさい。日本国内の語学施設と言ったような気がするんですけど、そこへ生徒を派遣するものといった内容だったと思うんですけど、ちょっと、もうちょっと具体的に教えて。 ○(教育課長)  現在まで、平成29年度までは、中学生の国際交流海外派遣事業ということで、中学2年生を対象にしていた事業の再編事業ということで、考えております。まさに今度のテロ事件だとかそういったことを考えると、また参加状況等鑑みまして、効果がない、3人ないし4人ぐらいしか行けないということで、効果も余り期待できない部分も今あるのかなと、そういったことで見直しを考えました。  御指摘のとおり国内の英語だけでそこで過ごすような施設、具体には、今考えているのは、ブリティッシュヒルズというところでして、これは福島県に位置しているんですけれども、ここに2泊3日で宿泊研修を行うと。そして、その施設に入ったら、全て英語で過ごすような取り組みになっています。  現在考えているのは、15名程度は行けるかなというふうに考えています。一応、対象としましては、やはり中学2年生ぐらい、中学1年生ですと2泊3日、ずっと英語で過ごすということは、なかなかちょっとまだ厳しいかなと。で、中学3年生が今受験等がありますので、今やっているのが中学2年生でして、事業だったので、まあ、同じような中学2年生を対象にしたいと。  それにつきましては、2月の教育委員会の定例会でも説明させていただきまして、教育委員さんのほうも、単位制の授業で展開していくのはよろしいんじゃないかとのことで、了承を得ております。 ○(委員長)  他、いかがですか。どうぞ。 ○委員(板垣由美子)  そうすると、15名ですと全員というわけではないので、やはり海外派遣事業ですか、あれと同じように、やはり募集して、そしてその中で15名選考していくということですかね。 ○(教育課長)  そういうふうに今のところ考えております。できるだけ予算の範囲内で多くの子どもを今回出したいというのが、前回と違うところかなと思っています。 ○委員(板垣由美子)  国内ということで、できたらやはり全員にというのを思っています。 ○(委員長)  いいですか。 ○(委員長)  他に。 ○委員(板垣由美子)  もう一点なんですけど、戻って済みません。123ページの小学校管理費の中の学校施設管理運営費の中の1160修繕料が本会議の説明では、プールのほかプールのシートの張りかえということだったんですけども、今までやっていたトイレの修繕については、もう終了されたということでよろしいんでしょうかね。 ○(教育課長)  板垣議員のおっしゃるとおりでして、プールの修繕料、それからプールのポンプの取りかえ工事、これが主なものでして、トイレにつきましては、体育館を除きまして校舎については、全て終了いたしました。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○委員(板垣由美子)  はい。 ○(委員長)  他にございますか。 ○委員(黒岩範子)  121ページの真ん中辺の児童生徒就学援助事業で、2040の要保護及び準要保護児童生徒援助費ですね。それで、12月でしたかね、生活保護費が削減されたということがあって、それにより就学援助の支給者への所得などの影響というのはあったんでしょうか。それとも変わらないですかね。 ○(教育課長)  影響はありません。 ○委員(黒岩範子)  じゃあ、同じというふうに考えていいですね。 ○(教育課長)  はい。同じです。 ○委員(黒岩範子)  はい。わかりました。だから同じで、しかも生活保護費の1.5倍だよということでよろしいわけですよね。 ○(教育課長)  そのとおりでございます。 ○委員(黒岩範子)  それで、何回も、さっきから話しているんですけど、この例のPTA会費はもう入っているんですよね、今回は。 ○(教育課長)  PTA会費は入っていなくて生徒会費になりました。 ○委員(黒岩範子)  生徒会費になったんだ。はい、わかりました。 ○(委員長)  よろしいですか。 ○(委員長)  他にございますか。 ○委員(高橋 敦)  中学生グローバル人材のことですけど、今、ちょっと調べたところ、春休みイングリッシュキャンプ中学生コース、2泊3日、参加費4万5,000円。もうちょっと行けるんじゃないの。200万予算ありますので。 ○(教育課長)  もうちょっと行けるんじゃないかという質問でよろしいですか。 ○委員(高橋 敦)  はい。 ○(教育課長)  高橋議員のおっしゃるとおり、もう少し行けると思います。今、積算しているのでは、1人大体、15人以上と14人以下になると1人当たりの料金が違っていまして、今、15人以上ですと1人5万5,500円、2泊3日で行った場合。で、あと、中でいろんなメニューがあって、それを幾つでやるのかによってまた料金が変わってくるんですけれども、15人ですと83万2,250円ということで、200万円から行くと、大分まだあるんですね。 ○(教育課長)  それで、それに伴って、バス借上料、これが外注ということになるか、またはうちの町バスで行くかどうかとか、色々ちょっと制度をもう一回精査した中で、先ほど板垣議員からもありましたが、なるべく多くの子どもたちを行かせたいという思いがあります。ですから、当然これ、社会教育事業としてやりますので、受益者負担は若干いただかないといけないなと思っております。  それと、やはり行きたい子と行かせたい子というのが、当然税金の投入するわけですから、ただやる気だけということでもやっぱりよろしくないかなと。で、やる気とそれからそれなりの行動、そういったものを裏づけにするためには、幾らかの選考、面接とか作文とかそういったものは少なからずやらすべきだろうというふうに思っております。 ○委員(高橋 敦)  なるべくたくさんの子どもが同じ環境で学べるって大切なことだと思いますので、ぜひ応分の負担を考えた上で実施されるといいんじゃないかと思います。あえてつけ加えさせていただくとすれば、教育委員会からもどなたか行かれるんでしょうから、英語の堪能でない方が行って、一緒に学んでくるぐらいで十分、その辺もお考えになられたらと、今日、せっかく全員そろったんでしょう。 ○(教育課長)  今、貴重なアドバイスいただきましてありがとうございます。 ○(委員長)  他にございますか。 ○委員(黒岩範子)  149ページの1920のチャレンジデーのことなんですけど、これは町民の方からの声ということで、検討していただければと思うんですけど、チャレンジデーも年々毎年盛んになって、多くの方が参加しているということで、町民の関心も高くなっていると思います。  それで、最初の開会式を大変大勢の方も参加して、華々しくというかやっているということが色々伝わってきて大変いいと思うけれども、閉会式のときは、何かそれに控えて何となく終わっちゃっているような気がするので、ぜひ閉会式も、まあ全然みんなが集まるというわけにはいかないと思いますけど、ある程度の人に声かけて、その人にやるような形をしたらどうかというような声が寄せられているということで、検討してみてください。 ○(委員長)  それは要望ということでよろしいでしょうか。 ○委員(黒岩範子)  はい。いいです。 ○(委員長)  はい。他にございますか。皆さんからないですか。 ○(委員長)  済みません。委員長、交代してください。 ○(副委員長)  委員長、交代します。 ○委員(岩本克美)  139ページかな。これしか残っていないもんですから行きます。下のほうから7行目、昇降機設備保守業務委託料というのがありますよね。これ、情報センターのところでもあったんですが、そこを聞くのを忘れちゃいまして、一緒に聞いちゃいますけど、業務委託している先というのは、平成29年度も平成30年度も変わりなしですか。 ○(教育課長)  情報センターと町民センター、同じ同一業者でございます。 ○委員(岩本克美)  平成29年度と一緒かと聞いている。 ○(教育課長)  平成30年度につきましては、まだこれからなので、同一とは言えません。 ○委員(岩本克美)  それとは言えませんですね。 ○(教育課長)  まだ終わっていないもんで。済みません。 ○委員(岩本克美)  情報センターもそれから町民センターも、何かしばらく故障してとまっていましたよね。意外と長い期間とまっていた気がするんですけど。 ○(企画調整課長)  エレベーターの故障が発生しましたのは、情報センターが約1カ月、とまってしまいました。基板が、あそこも建ててから10何年たっていまして、基板が故障したということで、基板の在庫がなくて、それを取り寄せるのに時間がかかりまして、一月ほど使用禁止ということはありました。  今はもう動いています。町民センターは、とまっていないです。他はとまっていないです。 ○委員(岩本克美)  はい。わかりました。 ○(副委員長)  委員長戻します。 ○(委員長)  委員長、交代します。 ○(委員長)  他にございますか。 ○(委員長)  では、他にないようでしたら、質疑は終わりにして、第9款教育費の質疑は終わりにいたしまして、暫時休憩しまして、次は、10款の公債費に移ります。              (休憩 午後 3時49分)              (再開 午後 3時51分) ○(委員長)  再開いたします。 ○(委員長)  10款公債費、150ページから153ページまでを議題といたします。 ○(委員長)  これより、質疑に入ります。どうぞ。                (「なし」の声あり) ○(委員長)  質疑がないようですから、10款公債費の質疑を終わります。 ○(委員長)  次に、第11款災害復旧費について、こちらは科目設定なので、省略をいたします。 ○(委員長)  次に、12款諸支出金、154ページから155ページを議題といたします。 ○(委員長)  これより、本案に対する質疑に入ります。どうぞお願いします。諸支出金です。ございませんか。
                   (「なし」の声あり) ○(委員長)  質疑がないようですので、12款諸支出金の質疑を終わります。 ○(委員長)  次に、13款予備費を議題といたします。 ○(委員長)  これより、本案に対する質疑に入ります。ありませんですか。                (「なし」の声あり) ○(委員長)  質疑がないようですから、13款予備費の質疑を終わります ○(委員長)  以上で、一般会計決算の質疑を終わります。 ○(委員長)  これより討論に入ります。討論ございますか。                (「なし」の声あり) ○(委員長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(委員長)  これより採決に入ります。               (「異議なし」の声あり) ○(委員長)  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の挙手を求めます。                  (挙手多数)                                  反対 黒岩委員 ○(委員長)  賛成多数。よって、議案第21号、「平成30年度真鶴町一般会計予算」は、原案のとおり可決されました。 ○(委員長)  以上で本日の審議は終了し、予算審査特別委員会を閉会いたします。 ○(委員長)  明日の開会時刻は午前9時といたします。どうもお疲れさまでした。               (閉会 午後3時53分)...