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平成28年第5回定例会(第1日12月 8日)

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  1. 真鶴町議会 2016-12-08
    平成28年第5回定例会(第1日12月 8日)


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    平成28年第5回定例会(第1日12月 8日)        平成28年第5回真鶴町議会定例会会議録(第1日)              平成28年12月8日(木)   1.出席議員 11名  1番   板 垣 由美子         7番   海 野 弘 幸  2番   田 中 俊 一         8番   青 木   繁  3番   黒 岩 範 子         9番   村 田 知 章  4番   高 橋   敦        10番   青 木   嚴  5番   光 吉 孝 浩        11番   二 見 和 幸  6番   岩 本 克 美 2.欠席議員  0名 3.執行部出席者 町長        宇 賀 一 章    健康福祉課長    細 田 政 広 副町長       青 木   剛    まちづくり課長   岩 本 幹 彦 教育長       牧 岡   努    産業観光課長    五十嵐 徹 也 企画調整課長    西 垣 将 弘    会計課長      岩 本 祐 子 総務課長      二 見 良 幸    教育課長      岩 倉 みどり 税務収納課長    長 沼   隆    計画管理担当課長  神 谷   要
    町民生活課長    峯 尾 龍 夫 4.出席した議会書記 議会事務局長    青 木 富士夫 書記        秋 元 哲 充    書記        渡 部 雄 也 5.議事日程    日程第1          一般質問    日程第2   報告第 4号 専決処分の報告について    日程第3   議案第51号 真鶴町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手                  当に関する条例の一部を改正する条例の制定につい                  て    日程第4   議案第52号 真鶴町常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例                  の一部を改正する条例の制定について    日程第5   議案第53号 真鶴町職員の給与に関する条例の一部を改正する条                  例の制定について    日程第6   議案第54号 真鶴町税条例の一部を改正する条例の制定について    日程第7   議案第55号 真鶴町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の                  制定について    日程第8   議案第56号 平成28年度真鶴町一般会計補正予算(第3号)    日程第9   議案第57号 平成28年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事                  業勘定)補正予算(第3号)    日程第10   議案第58号 平成28年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(                  第2号)              (開会 午前10時02分) ○(議長)  皆さん、おはようございます。 ○(議長)  ただいまの出席議員は11名で定足数に達しておりますので、これより平成28年第5回真鶴町議会定例会を開会いたします。 ○(議長)  本定例会の会期は、本日から12月9日までの2日間にしたいと思いますが、ご異議ありませんか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。会期は、本日から12月9日までの2日間に決定いたしました。 ○(議長)  会議録署名議員は、会議規則第116条の規定により、5番光吉孝浩君及び11番二見和幸君を指名します。 ○(議長)  これから諸般の報告をします。平成28年8月から平成28年11月までの報告事項について、印刷し、皆様のお手元に配付しているとおりであります。この報告書をもって報告にかえさせていただきます。 ○(議長)  これで諸般の報告を終わります。 ○(議長)  それでは、本日の会議を開きます。 ○(議長)  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりであります。 ○(議長)  これより日程に従い審議を進めます。 ○(議長)  ただいま町長より発言の申し出がありましたので、これを許可します。 ○(議長)  町長、登壇ください。 ○(町長)  おはようございます。  平成28年第3回定例会3日目の平成27年度一般会計決算の審議の中で、3番黒岩議員の防災訓練についての質問に対し、総務課長が答弁した内容に誤りがありました。  当時の答弁内容は、「また、昨年防災訓練について、4番議員のほうからご質問を頂戴いたしました。各自治会単位でそこに合った防災訓練ができないかということでご提案をいただきました。それで、自治会連合会のほうにそのお話を投げかけさせていただいたんですけれども、やはり、全体の防災訓練がいいということでございますので、今年度もまた総合防災訓練として開催をさせていただくということでございます。」という内容でございました。  総務課長は、当時の担当から聞いた内容で答弁をさせていただきましたが、実際には、これは誤っておりまして、自治会としてはこちらからの提案どおり各自治会または各避難所において独自の訓練をし、その後中学校での総合訓練に参加するというものでした。当時の担当へうまく自治会の考えが伝わらなかったことによるものでした。  以上、議事録の訂正はできませんが、ここでおわびして訂正させていただくものでございます。  以上でございます。 ○(議長)  それでは、日程に従い進めます。 ○(議長)  日程第1、一般質問を行います。 ○(議長)  質問通告者が5名ありますので、通告順にこれを許します。 ○(議長)  審議の都合上、本日は3名を予定しております。 ○(議長)  質問者及び答弁者は、1回目の発言は登壇を許します。 ○(議長)  それでは9番、村田知章君、ご登壇願います。 ○9番議員(村田知章)  9番、村田知章です。  本日、ちょっと風邪ぎみのため聞こえづらいことがあるかと思いますがご容赦いただきたいと思います。  通告に従いまして一般質問させていただきます。私のほうからは3問です。  1.町行事の一元管理についてです。  真鶴町では、年間を通してさまざまな行事が行われています。式典、お祭り、観光イベント福祉イベント、講演会、勉強会、防災訓練、清掃活動、学校行事など、多岐にわたると思います。  毎年、年度初めの4月の広報には「保存版おもな行事予定」として大まかなものが記載されますが、それ以外にもたくさんの行事があると思います。  町に町行事のスケジュールを確認に行くと、それぞれ担当課ごとに管轄する行事が違うということで、それぞれの課や教育委員会など個別に確認してほしいと言われます。  町民の活動グループも、町行事と重ならない日程でイベントなどの行事予定を組みたくても、その都度、各課に問い合わせをしなければならないことになります。  また、町民も町のスケジュールが事前にわからないと予定を立てられません。そのために町民のイベントへの参加率にも影響があると思います。  IT化の時代、各課の決まっているスケジュールを一元的に管理することはできないのでしょうか。  また、可能な範囲で町行事のスケジュール表ホームページなどに掲載できないのでしょうか。町ホームページでは個別で行事情報が載ることもありますが、スケジュール調整のためには個別のものを全てチェックしなければなりません。載っていないものもあります。  町広報では、その月のスケジュールは「いそひよカレンダー」として、その月の分だけ載ります。この広報のいそひよカレンダーのような形で、その月の分だけではなく、年間のスケジュールホームページなどで公開できないでしょうか。そして新しい行事日程が決まり次第、更新していく管理はできないでしょうか。  一つ目の質問が以上です。  二つ目の質問です。町イベントの宣伝についてです。  町民から指摘がありました。「町はいろいろなイベントを開催しているけれど、そのことを多くの町民が知らない、知れ渡っていない」というのです。「お店をしている人も、イベント情報を事前に知っていれば、町内での商売の活性化につながるけれども、宣伝が直前であったり、終わってから開催されたことを聞かされても、意味がない」という話でした。  せっかくイベントを開催するのですから、観光客誘致のためにももちろんですが、もっと町民にそのことを周知する必要があるように思います。  町としてもポスターやのぼり旗などをつくったり、広報などで宣伝したり努力していることは承知しています。ですが、現実問題として、イベントの周知がまだまだ工夫が必要であると思いますが、いかがお考えでしょうか。  また、町として、イベントの宣伝について、どのような考えがあるのかを伺いたいと思います。  3問目の質問です。町の景観についてです。  美の町真鶴として、町内外で真鶴町のことは知られていると思います。  美の町を保ち続けていくには、ふだんからたゆまぬ修復や創出が必要なことだと思います。そのまま放置していると、いつの間にか景観としての美的なものが失われたり、色あせたり、老朽化したり、荒れ果てたりしてくるものだと思います。  美の町であり続けるために、通常の管理とは別に、町として、どのような施策を考えているでしょうか。  具体的な例でいうと、真鶴の景観を見渡せるビューポイントがあっても、雑草が生い茂って景観を妨げていたり、雑然としたりしていては、美的なものが半減しています。  また、どこをどのように手直しすれば、さらなる美の町にふさわしくなるのかという検討も、町として総合的に計画管理していく必要もあると思います。  美の町を保つためには、そういう場所を一つずつ洗い出して、細やかに管理していくことも必要ではないかと考えますが、町としての考えをお聞かせください。  以上、1回目の質問を終わらせていただきます。 ○(町長)  9番、村田議員の質問にお答えいたします。  1項目目の「町行事の一元管理について」は、町行事を一元的に管理するための町ホームページでの年間スケジュールの公開については、現在、町では新たなホームページの作成作業を進めております。その中で年間スケジュールを公開するためのイベントカレンダーという仕組みを構築しております。新しいホームページの完成によりイベントスケジュールを随時更新し、最新の情報を提供できるものとなります。  次に、2項目目の「町イベントの宣伝」についてお答えいたします。  例えば、豊漁豊作祭では、町広報への複数回にわたる記事の掲載、イベントごとのポスターやチラシの作製、JRと連携したキャラバンや各駅でのポスター掲出、チラシの新聞折り込み、FMラジオ、地方新聞での紹介などの宣伝を実施しています。  豊漁豊作祭は関係団体や町民の方を含む地域全体で開催するイベントと考えていますので、町外だけではなく町内に向けての宣伝にも力を入れているところでございます。  また、今年度は県西地域活性化プロジェクト交付金を活用した新たなイベントとして「つながる森」のイベントを8月より実施していますが、このイベントは町外の方に実際に真鶴に来ていただき、お林の自然を体験できるイベントに参加することにより真鶴町を好きになってもらうことを目的としたイベントであり、そういう趣旨で交付金が認められたものでありますので、町内向けには町ホームページや広報紙によるお知らせを実施していますが、町外向けとして3万人を超えるフォロアーを有する自然体験雑誌すっぴん真鶴地元出版社等フェイスブックでの宣伝、自然体験用品を扱う大手店舗での専用チラシの配布、専用ホームページによる宣伝を実施しており、当町のイベントに興味がありそうな人をターゲットとした宣伝を行っております。このように新たなイベントでは工夫を行いながら宣伝してまいります。  質問にありましたイベント宣伝につきましては、毎回同じ宣伝方法ではなく、イベント毎の目的・内容によりターゲットに効果的な宣伝ができるような方法を考え行うものと考えております。  続いて3項目目の「町の景観」についてお答えしたいと思いますが、ご質問の内容が抽象的であるため、議員の質問の趣旨に沿った回答であるかははかりかねるところであります。  ご質問は公共施設の管理を含む町内の環境美化の推進ともとれますし、「美の町」との言葉からまちづくり条例の「美の原則」「美の基準」によるまちづくりの推進ともとれます。  質問の冒頭で「美の町として」言われておりますので、まちづくり条例の「美の原則」「美の基準」に基づくまちづくりの推進の視点からお答えをさせていただきます。  当町では平成6年にまちづくり条例を制定し、それに基づきまちづくりを進めてまいりました。まちづくり条例第10条の規定で、町は自然環境、生活環境及び歴史的環境を守り、かつ発展させるために八つの美の原則を定め、この原則に配慮することとしています。そして、この原則を具体に実現するため69の美の基準を定めております。この美の基準を策定する際、多くの町民に参加していただき、真鶴町のよさを自然環境だけでなく、産業や町並みなどの生活景観及び歴史的景観などを含めて69の基準にまとめました。  したがって「美の基準」は、「真鶴らしさ」と言いかえられるものであり、これは先人が保全し、継承してきた自然・歴史景観であり、日々の人々の営みが生み出した生活景観であります。そして、この景観を次世代につないでいく担い手は町民の一人一人であると思います。  まちづくり条例では、この美しいまちづくりを行うため、町は建設行為の規制と誘導を行うと規定しております。美の町を保つために町が個々の場所を管理するということではなく、町民の一人一人が主役となって町の景観を形成し、継承していただくことであると思います。そして、町はまちづくり条例の基本理念を町民の皆様に周知し、ご理解していただき、まちづくりの推進にご協力いただくよう努めます。  また、公共施設の環境美化については各所管課で管理しておりますが、汚損等にお気づきになられたらご指摘いただくことをお願いして答弁といたします。 ○9番議員(村田知章)  9番、村田です。  ここから一問一答で質問させていただきます。  一つ目の町行事の一元化管理についてです。  町のスケジュールを全て把握している担当課は今現在いないと思いますけれども、今後どの課に行けばスケジュールを把握しているという課があるのでしょうか。つくるのでしょうか。教えていただければと思います。 ○(企画調整課長)  町長の答弁にもありましたが、新しいホームページイベントカレンダーをつくる、これにつきましては、各課がそれぞれで更新できる形をとります。したがいまして、どこの課がそれを一元的に管理するのではなく、ホームページ上で、もうそれらは管理されているというものになるのでございます。 ○9番議員(村田知章)  では、一般に公開するものも含めて全てそのホームページを見ればわかるということでよろしいのでしょうか。 ○(企画調整課長)  ホームページ自体がもう一般公開ですので、一般公開にするものについては、もうそこのページに載せるということになります。 ○9番議員(村田知章)  わかりました。では、各課がそのホームページを見て全ての町の行事を把握しているというふうに認識するということでよろしいということでわかりました。  このイベントカレンダーをつくるということですけれども、具体的にどのようなイベントカレンダーになるのかという構想があれば教えていただきたいと思います。例えば、町の後援を受けている町民団体のイベントもそういうように載せていくのか、また、学校行事の、例えば運動会とか、そういうものもこのイベントカレンダーに載せていくのかどうかということも教えていただければと思います。
    ○(企画調整課長)  イベントカレンダーの掲載につきましては、まだこれからどのようなものを掲載していくか、余りにもカレンダー内がいっぱいになってしまうと、逆に見にくいというところがございます。掲載につきましては、今後検討し、どのようなものを載せていくのか決めていきたいと考えております。 ○9番議員(村田知章)  わかりました。どのような形になるか、こういう年間スケジュールがわかるような形でぜひ載せていっていただきたいと思います。  続きまして、2問目の町イベントの宣伝についてです。  町広報のいそひよカレンダー、今ちょっと手元にありますけれども、これは届くと月の1日から31日、末日まで載っているのですけれども、例えば、12月号が届いたときには、12月1日に届くわけです。そうすると、もう1日の予定はもう終わってしまっているのです。そうすると、12月号ではなくて、もう11月号の段階で12月の前半の予定とかも載せておかないと、はっきり言って広報にならないと思うのですけれども、そこら辺はどのように考えているのでしょうか。 ○(企画調整課長)  いそひよカレンダーについては、月ごとという形になっておりますが、イベント事業、その他町の事業について、月の上旬に開催するものにつきましては、前の月の広報の中で記事として掲載しております。  その紙面の都合上がありまして、1カ月半とかその辺を載せられるかどうかということはなかなか難しいところでございます。あまり多くのものを載せられないというのが広報誌でございます。それを補填するのがホームページというふうに考えております。 ○9番議員(村田知章)  多くの町民の人は、この広報を見て町の予定にこういうものがあるのだとイベントがわかると思うのです。なので、一覧表の段階で、見て終わっちゃったとか、あしたの予定がこんなにいい行事があるのに自分のほうの予定を入れちゃったというとやはりそれだとカレンダーとしての意味がなさない。なので、どうせ載せるのであればその月のものだけではなくて、翌月の前半ぐらいまで載せないとこのカレンダーとしての広報の意味としては薄くなるのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。 ○(企画調整課長)  広報につきましては、議会の広報も同じだと思いますが、原稿からその広報を発行するまで約1カ月弱の期間を要します。その間のものをまとめ上げて載せていくということの作業の中で、その前の月の分を載せていくとなると、もっと早くから支度をしなければいけないと、これがもう紙ベースでの宿命という形であまりリアルな情報というものが載せられないというものでございますので、できるだけ広報よりもホームページという形で最新の情報を提供していきたいと考えております。 ○9番議員(村田知章)  わかりました。  熱海市では、この間、ちょっと紅葉の祭りに行ってきたら、もう年間のスケジュールがこういうふうに出ているのです。なので、真鶴町としても、年間、主な行事、こういうものがありますよとイベントの宣伝のチラシなどの一覧表みたいなものをつくってもいいのではないでしょうか。それを見てやはりこの月にこういうものに行こうとかなると思いますので、そういうものはどうでしょうか。 ○(町長)  まず、年間スケジュールカレンダー、あと月のカレンダー、真鶴町の行事はいろいろある中で曜日で決まっている行事、日にちで決まっている行事とあるのです。年間でこれを決めていくとなかなか難しいところがあって、もちろん年間でまちの行事を載せていく中で民間の行事、また町民の行事を見ていくのですが、そこが日曜日に開催するのは、曜日で開催するのは日にちで開催するとダブってきて、なかなか年間行事というのはつくれないのです。できれば町行事のほうは曜日、日曜日、土曜日でいきますからすぐにできるのですけれども、ほかの行事ではいろいろと第3何曜とか、水曜日でいきますとかいうものはなかなか年間行事に載せることができないのです。その辺も考慮しながら、できれば早く皆さんに知らせたいのですけれども、まず、町の行事を日曜日、土曜日、いつやりますと周知しながら、広報しながら入れていってもらうのは今のスケジュールのつくり方なのです。  湯河原みたいに1年間、もうこの日だと決まって、日も決まって曜日も決まっているところは1年のスケジュールにぽんとすぐに載せられるのですが、それが決まっていないものはなかなか、そうしてこうもち上がってくるのですが、町でもたくさんの行事があります。ほとんど重複しているものがあるのではないですか。人を呼ぶ行事にはあまり重複しないほうがいいと思っている中で、一つ、その町の行事は私のほうで決めますが、町民の行事、また地域の行事について、私どもの町のほうからこの日にやりなさいとは言えませんので、その辺を町民と町、民間と合わせた中での対策というか相談しながらつくっていくのは、これからはいいのではないかと。  ただ、町の行事はもう決定していますから、この日はもう町ですよという、具体的にもう話していきますけれども、その辺を見ながら人集めのためには重複しないほうがいいし、いろいろな人がそのイベントに行ったほうがいいと思いますので、その辺はまたうちのほうで検討したいと考えております。 ○9番議員(村田知章)  なぶら市、これは観光協会ですけれども、町民の人も毎月、月の最後の土曜日にやるということで定着してきて、町民の人もかなり足を運んでいるみたいですけれども、豊作豊漁祭とかよさこい祭りとかなかなか町民の人が集まっていないように私は見受けられました。やはりそういうものが、広報が現実問題としてなかなか足りていない、町民の人に知れ渡っていないなというふうに思います。  町長の答弁の中でつながる森のことも出ましたけれども、私もちょっと見に行ったのですけれども、確かに町外の方はかなり来ていたのです。でも、町内の人はあまり、少なかった印象があるのです。町民が知らないようなイベントというものもやはりまずいなと、やはり広報のところで少し問題があるのではないかと私は考えます。  例えば、なぶら市のときでも、こういうイベントが来月の何日にあるからみたいな、そういうチラシをまくとか、イベントがあったらその都度、次のイベントの広報をするとか、そういう努力というか工夫も必要なのではないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。  やはり町民の人にもっと広報してもらうという工夫が必要だと私は考えますがいかがでしょうか。 ○(産業観光課長)  まず、ご質問のあった中でちょっと間違いがございましたので、それは訂正させていただきます。  まず、なぶら市は観光協会ではございません。町民の方の実行委員会、なぶら市実行委員会で行っているものでございます。  それと、豊漁豊作祭でございます。よさこい踊りも豊漁豊作祭真鶴龍宮祭の一環であります。  それで、「つながる森」のイベントでございますが、先ほど、町長の答弁にございましたとおり、こちらは事業の目的がよその方に真鶴の自然を体験していただく、そういった趣旨で交付金を受けたものでございます。しかしながら、広報とホームページ等で町民の方向けにご紹介させていただいているところでございますが、まず、8月20日の第1回目のイベントでございますが、そちらにつきましては、申し込みが45名あったうちの16名は町内の方でございます。また、次のイベントにつきましては14名の町民の方の申し込みがございます。等々、約30%から40%は町民の方に申し込みをしていただいております。  当イベントにつきましては事前申し込みイベントの内容、講師等、また、場所の関係等で事前申し込みで一応何名以内というような制限を設けさせていただいているところでございますが、町内の方も多く参加していただいているものと思っております。  また、今回、そういったフェイスブック等の紹介も結構力を入れてやっているところでございますけれども、例えば、すっぴん真鶴のフェイスブックでは、これは町内、町外、その区別はできませんが、そちら、「いいね」というところが539件、また、真鶴出版、こちらでも別にフェイスブックでご案内しているところでございますが、当イベントについて446件の閲覧者があったというものでございます。  そういった町民の方に知らなかったということはこちらも反省しなければいけないところでございますが、事業の目的からいってこの広報はやはり先ほどから申しておりますとおり町外の方に真鶴を体験していただく、そういったイベントでございますので、今回、そのような広報という形をとらせていただきました。 ○(町長)  豊漁豊作祭が、村田議員、町内の人が知らないということはないでしょう。  用事があって来られないとか、その人の理由があってそういうものはあるけれども町民が豊漁豊作祭を知らないというのはほんの二、三名ではないですか。あれだけ宣伝してあれだけ旗を立てて。  ただ、その人は何かしらの用事で豊漁豊作祭に来られなかったということはわかりますけれども、また、岩でやっているのが真鶴の方は遠くて来られないとかそういう理由ならわかりますけれども、豊漁豊作祭自体を町民が知らないと言われると、私も反発しますよ。 ○9番議員(村田知章)  今の町長の答弁のところですけれども、豊作豊漁祭というものがあるというのは知っていると思うのですけれども、花火があったんだとかよさこい祭りがあったんだ、内容的なものを知らなかったというふうな声は何個か聞いています。やはり内容的なものがわかっていない、伝わっていない。やはり広報が足りないのではないかなと私は思います。 ○(町長)  まず、大体、名前を豊作豊漁祭と言うこと自体がおかしいんです。議員でしょう。 ○9番議員(村田知章)  失礼しました。豊漁豊作祭。 ○(町長)  内容についてはわかります。それはうちのほうで内容は周知できるような対策をとりましょう。でも、知らないということはないでしょう。だったら初めからそういう質問をしてくれればよかったのです。その内容がわからない、でもチラシには書いてある、それでもわからないというなら、それなりにまた実行委員会で話しながら訂正または新しくつくっていきましょう。  以上でございます。 ○9番議員(村田知章)  誤解のないように、今回、ちょっとイベントが、いろいろなイベントがあるので、それぞれ個別のものでわからない、知らなかったというところがあるということで、豊漁豊作祭のみを言っているわけではないということは承知していただきたいと思います。  続いて、次の質問に移らせていただきたいと思います。  町の景観についてです。美のまちづくりの条例のすばらしさは重々私も承知しているつもりですけれども、これは理念とかそういうものは大変すばらしいと思うのですけれども、実態が伴っていないような、というふうな声も聞いています。  それで、町長の答弁のほうで「町民一人一人が主役となって町の景観を形成し、継承していただくことであると思います」というところだと思うのですけれども、これは町民が動き出すまで待っていて、町のほうは動かないということなのでしょうか。 ○(まちづくり課長)  ただいまのご質問なのですけれども、決してそのようなことはないと思っております。ただ、町長の答弁でもありましたとおり、真鶴町の景観形成がなった理由としましては、町民一人一人の生活、営み、そういったものを反映してできたものでありまして、町が強制的にこうしてくれ、ああしてくれといったものではありませんので、その点のご趣旨をご理解いただいた中でご質問いただければと思います。 ○9番議員(村田知章)  美の町という景観条例を掲げている以上、ほかの景観を掲げている観光地では本当に官民挙げていろいろな取り組みをしていると思うのです。例えば、電柱の地中化だったり看板の統一だったり、もちろんそれを真鶴町がすぐにやれというわけではないですけれども、いろいろな意味で官民一体となって景観をどうしたらきれいに見えるのか、どうしたらよりよくなるのかという取り組みをしていると思うのですけれども、町としてどういう取り組みをしているのかということを教えていただければと思います。 ○(まちづくり課長)  大きい意味でのまちづくり条例の推進と狭義で環境美化について区別してご質問していただきたいと思うのですけれども、最後の町長の答弁にありますように、公共施設においては個々の所管ごとにそういった美観の環境美化について努力しておりますし、もしそれが、努力が足りないということであれば個々の施設についてご指摘いただければと思います。  村田議員の中で具体的な質問、例を挙げますと、と書いてありますけれども、ビューポイントにつきましては、町がもっている施設で言えば、例えば、展望公園であったり三ツ石のケープ真鶴の展望のできるところ、そういったところについては、当然、美化を推進するための作業員等を配置しております。そういったことでそれがあまりよくないということであれば、個々に指摘いただければ所管課のほうで対応したいというふうに考えています。  また、ビューポイントといいますと、当然個々にそれぞれの持っているビューポイントは違うと思うのです。私も町を見渡す中ですてきな場所、それぞれ個人個人持っています。それは往々にして個人の所有地だったりするので、その個人の所有地までを真鶴町がここはすばらしい眺めだからといって管理するというのは、また筋違いだというふうに理解しております。 ○9番議員(村田知章)  ちょっとビューポイントのことも出ましたし、ちょっと具体的な例で示したいと思います。  例えば、前も、大昔、ちょっと質問をさせていただいたことがあると思うのですけれども、きょうはちょっと写真を撮ってきました。これは小倉石材のちょっと向こうのところなのですけれども、ここは見晴らし、ここは籔になっているところの裏は岩大橋が見られて、真鶴半島も見渡せてすごくいい景観ポイントなのです。でも、今はこういうふうに篠竹が生い茂っていて、これが景観を見えなくしてしまっている、これは非常にもったいないなと、これは一つの例として持ってきました。  もちろんこの篠竹が生い茂っているところは民間の土地だからできないと言われてしまえばそれまでかもしれないですけれども、町としてもここの景観はやはりすばらしいものだからぜひ景観維持のためにも刈り払ってほしいとかそういう民間との協力もできると思います。そうすれば、真下にもう岩大橋がきれいに見えるのです。そこを、例えば岩大橋だったら、昔、ゴジラの撮影地にもなっているのです。カマキリ怪獣と戦った、そういうコメントを一言書いていれば、そこだけでもすごい観光客にも受けると思いますし、いいところだなと思うのです。なので、こういうところを一つ一つ見つけて、ここをやったらビューポイントとしてもよくなるし、美の町としてもさらに美的なものが高まるのではないか、そういう提案を一つ一つしていくことではないかなと思います。  あともう一つ、民間のちょっとうちの近所なのですけれども、地域の奥様方が同じように篠竹を刈りひらいて真鶴港をすごく見えるようにしたのです。そうしたら、お祭りのときでもここから皆さん、船とか見たりして、すごく景観がきれいだと。朝日もすごくすばらしいのです。なので、散歩している人もこんなにすばらしい眺めがあったのだと、こういうふうに気づいて。やはりこういう景観というものは放ったらかしにしていたらいつの間にかにそういうブッシュに消えてしまって失われてしまう。だけど、こういうふうに維持すれば景観というものは保たれてみんなが楽しむことができる。  本当に真鶴町はこういうふうにお花を植えて、みよし旅館のすぐそばのところなどはお花を植えてさらに景観を高めるという民間の人がすごく努力をして頑張っていると思うのです。なので、町としてもこういうふうな、よりよく美観、景観を保つための努力は何か、そういう政策はしないのでしょうかという今回の質問です。 ○(まちづくり課長)  現在の、今年度についてはそういった取り組みはちょっとしないのですけれども、過去において中学生を対象に真鶴のよいところについて写真を夏休み中に1枚撮ってきてくださいというような企画したイベントをやりました。その際、今、村田議員がお示しされたようなそれぞれの観点、視点において真鶴のいいところ、さまざまなところを挙げていただきました。それを駅の通路のところに掲示したいという形で発表させてもらいました。こういった取り組みは私どもも随時したいと思っておりますが、それぞれやはり主観が左右するところでありまして、先ほど、篠竹がうっとうしいというような話もありましたけれども、まさしく緑が多い真鶴がいいという方もいらっしゃいますし、それを、篠竹がないのが全ていいというふうにはっきり断言できるかというと、私はできないと思います。  今、お示しいただいたところは道路でありますので、道路管理者としてそれが安全であるか、通行者にとって安全であるか安全でないかというところでの判断のもとで木を切っていただくとか、所有者の方に木を切っていただくとか、町の所有地であれば町が管理するということが必要だと思っております。  ですから、景観を町が、ここがすばらしいというふうに全て規定するということではなくて、それぞれが皆さんの、町民の共有の理解の中でそういったビューポイントを守っていくというのが真鶴らしさということだと私は理解しております。 ○9番議員(村田知章)  中学生の取り組みとかそういうことはすばらしいことだと思います。  それで、今回、この真鶴さんぽ新しくなりましたよね。これはすごくいいなと思った私が思ったことは、ビューポイントの場所がハートマークでプロットしてあるのです。ここからの眺めがいいですよみたいに。これはすばらしいことだなと。あと、初日の出の撮影スポットがここですよとか、こういうふうなことの取り組み、非常にいいと思いますので、これを本当に町全体としてこういうものをぜひ進めていただきたいと思います。  それで、本当にこれ、こういうものは私もこれを見て歩いてみて、やはり道とかも整備されていなかったり、でも、ところによってはお花をきれいに植えてあって、個人の力で景観を保とうとしているところもあるのです。だけど、そういうものは個人の力だけに頼ってしまっている現状があると思うのです。そうではなくて、やはり町としても町の職員がこういうところを観光ボランティアと一緒に歩いてみて、それでここはこうしたら改善するね、これは民間でできることだけれどもこれは行政の力をかりないと無理なこともあると思うのです。なので、そういうことを話し合ってよりいい景観をつくっていくというのが私の今回の趣旨です。そういうことを含めていかがでしょうか。 ○(まちづくり課長)  景観をこれからつくっていく団体をつくれということなのでしょうか。  質問の意味が私ちょっと理解ができなくて申しわけないのですけれども、まさしく、今、村田議員がおっしゃったように個々の人たちが道端、わずかなスペース、土のスペースがあればそこに花を植えていただいていくというようなことが真鶴のよさというところで69のキーワードをつくった経緯がありますので、それを行政が強制的にやるというのはどうかなと。  また、行政がやはり手を入れてやるべき場所があると思います。そういったことがあれば、一つ一つご提案いただいた中でやっていきたいなというふうには思っております。 ○9番議員(村田知章)  そういう団体をつくれというわけではないということだけはご理解いただきたいと思いますけれども、町としてもそういうふうに民間任せではなくて、やはり行政がもちろん押しつけるというのは私はよくないと思いますけれども、町としてもできることは何かということを考えていく、そういうことは必要だと私は考えましたので、今回、提案みたいな形になりましたけれども一般質問をさせていただきました。 ○(まちづくり課長)  すばらしい提案だということで受けとめさせていただいて、今後、検討していきたいと思います。 ○9番議員(村田知章)  以上です。 ○(議長)  それでは、次に1番、板垣由美子君、ご登壇願います。 ○1番議員(板垣由美子)  1番議員、板垣由美子です。  通告に従いまして、安らぎとふれあいの中で健やかに子供が育つ環境の整備について一般質問を行います。  2014年に日本創成会議、文化会議が発表した内容によりますと、現在のペースで地方から大都市への人口流出が続けば、2040年には20代から30代の女性が半分以下に減り、消滅の可能性が高いと言わざるを得ない。自治体として当町もリストアップされ、町の将来に対し強い危機感を町民の皆様も持たれたことと思います。  今後ますます進んでいく人口減少や高齢化の課題解決に向けて、当町でも本年3月、真鶴町人口ビジョン真鶴町まち・ひと・しごと総合戦略が策定されました。その中には、基本目標の若い世代の結婚、出産、子育ての希望をかなえるためには、子育て支援制度、地域での子育てサポート体制等、子育てしやすい環境をさらに充実し、結婚・妊娠・出産・子育ての切れ目のない支援を行っていく必要があるとなっています。  そこで、当町の子育て支援について、次の3点について町の考えをお伺いいたします。  1点目として、本年9月に実施された町長選挙の公約の中に子供を育てやすい環境の整備として「入学祝い金制度」の創設、「ママさんリフレッシュサービス」の実施、「防犯ブザー」の配布となっていますが、どのように実現されていくのかお伺いします。  2点目として、妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を行う「子育て世代包括支援センター」(日本版ネウボラ)の設置についてお伺いします。ネウボラとは、フィンランド発祥の子育て支援拠点のことで、フィンランド語で「アドバイスをする場」という意味を持っています。日本版ネウボラでは、子育て支援策をワンストップで対応するということで保健師やソーシャルワーカーなどが妊娠から出産、産後まで継続して支援する安心の体制をつくり出すことが目指されています。  本年成立した改正児童福祉法によりますと、市町村は妊娠から子育て期まで切れ目のない支援をする子育て支援包括センターを設置するよう努めると日本版ネウボラを法的に位置づけています。育児不安を和らげ、産後の母子の孤立を防ぐなど、妊娠から出産、子育てまで切れ目のない支援を行う子育て世代包括支援センター(日本版ネウボラ)の設置について、町の考えや今後の取り組みをお伺いします。  また、子育て支援に類する施策として、これまでは小冊子になっていた母子手帳を電子化して利便性を図る動きが本県でも始まりました。この電子母子手帳サービスの導入については、本年9月から県内の一部の自治体で運用が開始されております。県西地域では大井町や松田町、11月からは大磯町、開成町などで提供されています。  近年は乳幼児期にしなければならない予防接種の種類もふえております。例えば、平成27年度真鶴保健事業報告では、ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチン、4種混合、3種混合、不活化ポリオ、MR、麻疹、風疹、水痘など、さらに2回目、3回目と複数回接種が必要なものもあり、それ以外に4カ月や8から9カ月などの健康診査などがあり、保護者の方は日程調整に非常に神経を使うのではないかと思います。  子育てに忙しいママやパパへの支援策の一つとして、若い人の9割余りの人々が持っているスマートフォンで子どもの予防接種日の確認ができたり、また、そのお知らせ機能や健康情報の一元管理など、さまざまな機能が利用できるようになっていますが、このように便利な電子母子手帳サービスの導入について町の考えをお伺いします。  3点目に早朝保育の実施についてお伺いします。共働きのご家庭にあって、保護者が二人とも当町より遠方に勤務地がある場合には、早朝に家を出なければならない場合が出てくると思います。遠方での仕事を続けながら他の町に引っ越さずに真鶴で子育てをしていただくためには、保育園の開所時間前に子供を預けられるような仕組みとして早朝保育の実施も必要ではないでしょうか。  真鶴町子ども子育て支援事業計画では触れられていないと思いますが、その点について町はどのような考えを持っているのか、今後の展望をお伺いして、第1回目の質問を終わります。 ○(町長)  1番、板垣由美子議員の質問にお答えいたします。  1点目の子育てしやすい環境の整備・充実の施策として「入学祝い金制度」の創設については、小・中学校の入学時に必要な品物等の購入にあてていただくため支給し、保護者の経済的な負担を軽減していくものでございます。支給に当たりましては、支給対象者や額などを定めた支給要綱の整備を早急に進めて、4月の支給に向けての体制づくりを整えてまいります。  「ママさんリフレッシュサービス」については、現在、町では日常生活に支障があり、現行の法制度では支援が受けられない方のために、まなづる協力隊「まなサポ」を地域の支援制度として立ち上げました。その一つとして、平成29年4月より町民センター2階の子育てサロン「まなっこ広場」を活用し、急な用事や育児に疲れたお母さんのリフレッシュのために町民の方々がサポーターとして一時預かりの実施を計画しております。既にサポーター希望の方々もおり、登録制として実施していく予定であります。  「防犯ブザー」の配布については、町の児童・生徒が安全に登下校できる対策の一環として小学1年生から中学3年生までに防犯ブザーの支給を行っていくもので、既に予算化しております。  2点目の妊娠から出産・子育てまで切れ目のない支援を行う「子育て世代包括支援センター」の設置についてお答えいたします。  平成32年度末までに設置の義務づけがされております。設置に向け一番大きな要素は、板垣議員がおっしゃるように妊娠期から子育て期にわたるまでのさまざまなニーズに対して総合的相談支援を提供するワンストップ拠点による対応であります。当町においては、健康福祉課内で既にワンストップにより母子保健担当より障がい担当や子育て担当、また、場合によっては教育課や関係機関と連携して支援が必要な児童に個別具体に支援を行っております。設置に向け出産から子育てまで切れ目のない、よりきめ細やかな支援が行えるよう準備してまいります。  また、電子母子手帳のサービスの導入については、既に神奈川県が運用しておりますので、予防接種日の記録や次の予防接種の目安の予定や児童の成長の記録などに活用できますので、妊産婦さんへの周知・広報を行ってまいります。  なお、当町の乳幼児の健診等の事業予定の配信導入については、小規模市町村ならではの妊産婦さんとの関係性をより重視し、顔の見える対応が必要不可欠であることから、通知はもちろんのこと電話や訪問による周知をきめ細かく実施しておりますので、電子母子手帳サービスによる乳幼児健診等の事業予定の配信サービスについては、今後、近隣市町の動向を踏まえ検討してまいります。  3点目の早朝保育の実施については、町内に二つの民間保育所があり、貴船愛児園は朝7時30分から開所しており、石田保育園は8時から開所しております。ともに民間施設であり経済的な面も伴うため、早朝保育の要望はいたしますが、あくまでも実施の判断は保育所となりますのでご理解のほどお願いいたします。  以上でございます。 ○1番議員(板垣由美子)  答弁いただきましたので再質問させていただきます。  最初に町長の公約のところからなのですけれども、まず、入学祝い金制度のところですけれども、この支給対象や額などというところでありますけれども、この支給対象者は高校入学も含まれているのかどうか伺いたいと思います。 ○(教育課長)  こちらのほうは入学祝い金として小学校・中学校の新1年生を対象にしていく、進めております。高校生のほうについては現在考えておりません。 ○1番議員(板垣由美子)  高校に入学するときもやはりいろいろ、例えば、遠隔地に通ったりなんだりで、制服等々でいろいろ費用がかかると思うのですけれども、その点については今のところはちょっと考えていないということでよろしいのですか。 ○(教育課長)  こちらの入学祝い金制度は、小中学校の入学祝い金制度として支給要綱を今、制定していきますので、その点でご理解いただければと思います。 ○1番議員(板垣由美子)  続いて、ママさんリフレッシュサービスのところなのですけれども、ここのところでサポーター、まなサポですね、これについて詳しくわかれば教えていただきたいと思うのですけれども。 ○(健康福祉課長)  まなサポですけれども、事の起こりが、介護保険制度が改正に来年の4月からなりますけれども、この中で日常生活支援ということで軽易なサービスを町がしていくという中でサポーターの方を募って、まなサポというような名称でやってはおるのですが、やはりまなサポは高齢者だけではなく、やはり幼児から全てのことに対してサポーターをしていくのではないかというような考えの中でまなサポを立ち上げてやっております。  今回のママさんリフレッシュ、一時預かり的なものについては、その中の子育て支援の部といいましょうか、そういう方々にサポーターとして実施していただくというようなことでございます。 ○1番議員(板垣由美子)  そうしますと、サポートの方、要員というか、そういう方に対しての実習会とかそういう勉強会というのですか、講習会、そのようなことは実施されていくのですか。 ○(健康福祉課長)  当然、研修等を行わなければなかなかできないということもあります。また、規模が、始めるときにはさほど大きな規模ではないので、近隣の市町ではサポーターが50名以上というような縛りの中で国庫をもらっておりますが、当町ではスタートの段階ではちょっと厳しいだろうというようなことで、当然、国庫をもらっているところは縛りが大きいのですが、真鶴町の場合には国庫をもらわずにやっていきたいと思っていますので、その辺についてはサポーターともいろいろ協議した中で、自由な発想の中でやっていきますので、それを含めた研修をやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 ○1番議員(板垣由美子)  続きまして、防犯ブザー、中学校3年生までということで非常によいことだなと思いました。  続いて、2点目の子育て世代包括支援センター(日本版ネウボラ)のところなのですけれども、平成32年度までに実施ということになっていますけれども、真鶴町としてはいつごろまでを目途にされていくのか伺いたいと思います。 ○(健康福祉課長)  当然、国のほうでは平成32年度末ということなので、当町においても一応32年度末までにということで考えておりますが、実際、当町では町長の答弁がございましたように、やはり支援センター的な部分でワンストップによりいろいろな他課、または他の係につながる部分については、早い段階で連絡してワンストップで実施しておりますので、これをやるに当たって特別大きな問題点というものはないというように感じております。 ○1番議員(板垣由美子)  そうしますと、担当される人員等についてはお考えはありますか。 ○(健康福祉課長)  基本的には保健師が必要。それから、児童福祉士が必要、または社会福祉士ということで、そちらについても今後準備を進めていかなければいけないというふうに思っております。 ○1番議員(板垣由美子)  では、続きまして電子母子手帳のところなのですけれども、これが答弁で本当にそういう真鶴らしい、本当に顔の見える、そういう関係を築いていくということの本当に大切な点をお答えいただきましたけれども、そういう、当然大事なのですけれども、それらを補完するという形でこの電子母子手帳を導入したらいいのではないかと思うのですけれども。  先日、県議会の一般質問を傍聴してまいりました。その中で公明党の西村恭仁子議員が電子母子手帳の今後の展開についてということで質問をしました。その中で、県知事は全県に広めていきたいという、そのような答弁をされていました。
     本当に、先ほど申しましたように、いろいろ多子世帯になってまいりますと、お一人でも大変ですけれども、本当に子育てって時間て本当に大変だと思いますので、その中でやはり少しでもいろいろな形で支援をしていくというのは非常に大事ではないかと思うのです。  また、この神奈川でサービスされているということですけれども、町単独でサービスをやっていければ、町としての独自のものもサービスも展開できるし、また、利用者、保護者の方からの意見なども反映するようなこともできて利用していけると思うのです。県下14町村のうち9月から運用を開始しまして、実際6町が運用しているのです。善は急げという言葉もありますけれども、手を挙げていったらどうかと、子育て支援に対して熱い思いを持っていらっしゃる町長に再度その点についてお聞きしたいと思います。 ○(健康福祉課長)  電子母子手帳でございますが、基本的には神奈川県のほうが運用しております。例えば、真鶴に在住の妊婦さん、また、出産したばかりの方が登録していただければ、その中で今後予防接種を受けた記録を自分でアプリの中に入力する、または次の予防接種を受ける日、目安を自分で入力する、それとか、幼児が成長する段階をグラフにして成長過程を見ていくというようなこともできます。それは県内全ての市町村ができることですけれども、登録すれば。市町村が独自でというのは8カ月健診であるとか1歳6カ月健診、こういうものに対していついつありますよというデータを発信するところでございます。ただ、町長からも答弁がありましたように、当町ではやはり保健師みずから顔の見える対応ということ、これを基本にしておりますので、やはり今後、包括支援センターをやっていくにしてもワンストップでサービスするにしてもやはり顔の見える対応が必要だということで、今現在は、通知はもちろんですけれども、健診を受けられなかった方に対して電話、また、場合によっては訪問等を実施しておりますので、やはりそこは基準として進めていきたいと。  ただ、議員がおっしゃるように、プラスのサービスということでは当然必要な部分もあろうかと思いますので、これについては早急に検討した中で当町においても手を挙げられる条件であれば手を挙げていきたいというふうに思っております。 ○(町長)  昔からある母子手帳、妊産婦もそうだし、児童もそうだし、乳幼児もそう、その方の財産ですよね、将来にわたる。これはいいことだと思っております。  また、でも、かえって先ほど言ったように、顔見知りがなくなるというところが更新して自分で入力して入れるというところが、町の職員との、また医師やその方との交流がなくなっていくかもしれないなというところがちょっと疑問は残るけれども、電子手帳そのものについては、妊産婦、お子さんも乳幼児もみんな一つの財産となるものですから、これは今の日進月歩の時代に沿った母子手帳というものはいいのではないですか。この辺については6市町村で、今、もう既に実施しておりますので、その辺を参考にしながら担当課に命令していきたいと思っております。 ○1番議員(板垣由美子)  続きまして、早朝保育のところなのですけれども、各園でご努力をいただいているということがよくわかりました。  ただ、保育園に子供を預ける必要性に迫られて真鶴町から越してしまう、そのようなことが起きないように、また、あらゆる面からやはり子育てを応援していくということは、真鶴の明日を築くことにもつながると思いますので、このようなことをご考慮いただきまして一般質問を終わります。 ○(議長)  次に、4番、高橋敦君、ご登壇願います。 ○4番議員(高橋 敦)  4番、高橋敦でございます。通告に従いまして一般質問をいたします。  まず1点目、県立真鶴半島自然公園の整備・維持管理についてです。  昨年9月定例会において、県立真鶴半島自然公園の整備・維持管理について一般質問を行いましたが、その後の整備・維持管理状況について伺います。  神奈川県立自然公園内の遊歩道、駐車場の草刈、階段・木柵・指標等の整備、維持管理は、神奈川県自然環境保全センター箱根出張所が主体となって行うこととなっており、遊歩道の階段・手すり・休憩場所・案内板・標識等のふぐあい、駐車場の舗装の修繕不足など公園内の維持管理事業について、町の取り組みを十分説明し、県に対する施策・予算に関する要望書に加え、自然公園の整備を強く申し入れていくとのことでありましたが、平成28年度における整備実施状況等、平成29年度の県に対する施設・予算要望と今後の見通しについて伺います。  続きまして2点目、観光・防災Wi−Fiステーションの整備についてです。  同じく昨年9月定例会において、観光・防災Wi−Fiステーションの整備について伺いました。その後の整備・維持管理状況について伺います。  Wi−Fiが整備されている施設は、情報センターと産業活性化センターのみで、Wi−Fiの整備が進んでおらず、公共施設等の総合的なWi−Fi整備計画もなく、Wi−Fi整備については課題であると、このような認識を示されておりましたが、こちらにつきましても平成28年度における整備実施状況、平成29年度以降に向けた予算措置と計画について伺います。  以上、2点、最初の質問といたします。 ○(町長)  4番、高橋議員の質問にお答えいたします。  質問の1項目目の「県立真鶴半島自然公園の整備・維持管理」についてお答えいたします。まず、県に対する施策・予算要望につきましては、今年度・来年度の要望を継続して提出しているところであり、現地立ち会いを行いながら修繕箇所の協議を行っております。ご質問にありました平成28年度の整備実施状況につきましては、今年度発注済みの実施箇所では、全長4.5メートルの擬木柵補修、階段との段差がある斜面の整備が40平方メートル、排水路補修を1カ所、コンクリート階段補修が1カ所で、一部発注済み箇所は灯明山付近のお林遊歩道で、老朽化した丸太階段の約100メートルを石段への更新を予定しております。  また、29年度の要望におきましても現地立ち会いを行いながら実施箇所を決めてまいりますが、27年度に洋式化したお林公衆トイレ、三ツ石公衆トイレのスペース拡幅等も含めて要望してまいります。  なお、全体的な要望につきましては、前年度と今年度実施しておりますお林調査の結果を踏まえ、来年度にはお林保全協議会を設立し、お林の保全方法について検討してまいりますので、検討過程から県と協議しながら方針を定めてまいります。  次に、2項目目の「観光・防災Wi−Fiステーションの整備」についてお答えいたします。まず、平成28年度におけるWi−Fiの整備につきましては、地方創生の「美しの町・真鶴」創生事業の一つとして「モノ創りに真鶴に来る」という新たな流れをつくるため、クリエーターやアーティストが滞在製作できる創作拠点施設を整備する中でWi−Fiの整備を行う予定でおります。  また、平成28年3月に地域活性化センターの助成金により整備した「くらしかる真鶴」はWi−Fiが整備されております。  次に、平成29年度以降に向けた予算措置と計画については、計画策定に当たり近隣の町のWi−Fiの整備状況や整備の方法を調べたところ、観光協会、商工会、商店街等が観光客誘致を目指しWi−Fi整備を実施し、エリア拡大を図ってきました。当町においてもWi−Fi環境を整備するためには、観光協会、商工会、商店街等の協力を得て官民協働により観光用Wi−Fi整備のための計画を策定し、オリンピック・パラリンピックの開催に向け整備を進めていきたいと考えております。  以上でございます。 ○4番議員(高橋 敦)  では、まず1点目の県立真鶴半島自然公園の整備・維持管理について再質問をいたします。  町長の回答の答弁の中ほどにございました28年度の整備実施状況、全長4.5メートルの擬木柵補修を初めさまざまな形で補修・整備が行われてきたということですけれども、これらについて、それ以前、27年度以前と言ったほうがいいですかね、それまでと比べて実際に実施された箇所、あるいは予算的なもの、それは増加していると考えてよろしいですか。目安があればそれを示していただければと思います。 ○(産業観光課長)  平成26年度の比較、強く申し入れる前の26年度の比較となりますが、27年度は、実際に実施した金額では26年度に比べて金額では約6割増、28年度につきましては、現時点では約4割増でございます。ただ、28年度については、先ほど町長の答弁にございました一部発注済みというような箇所、今後予定されている箇所もありますので、さらに事業費自体はふえるものと思っております。  金額的にはそのようなパーセントでございますが、実際、対応といたしましては、私の口から言うのもあれですが、以前に比べますと、強く要望している関係もございまして、非常に真鶴に当町の自然公園に対して力を入れてくれるというような感じはいたしました。実際に現場に来るような回数もふえております。 ○4番議員(高橋 敦)  多分、産業観光課長のご努力のおかげではないかと思いますが。  続きまして、その後の答弁にございました平成27年度に洋式化されたお林公衆トイレ、三ツ石公衆トイレのスペース拡幅等、これについては使い勝手のお話ではないかと思います。限られたスペースの中でのお話かと思いますので、そこは対応を要望していくということだったのですが、もう一つ、これらのメンテナンスのほう、具体的に言えば、清潔に保って、利用客の方に気持ちよく利用していただくという、その体制のほうですが、こちらについては、県が設置したものについては、県がメンテナンスを担当するのか、あるいは町が県にかわって担当するのか、そのあたりのすみ分けについてご説明ください。 ○(産業観光課長)  大規模な修繕等は、県が設置しました大規模な修繕等は基本的には県が設置したものですから、県が行います。  日常の管理につきましては、それは使用している当町のほうで、町のほうで行うという色分けでございますが、先ほど申しましたとおり、以前に比べますと、その辺の修繕の度合いも大分、以前よりは県のほうが強くなってきております。  小規模な修繕もやってもらえるような状況にはなっておりますが、日常の清掃等の管理は町で行うものであります。 ○4番議員(高橋 敦)  その日常の清掃等の管理のほうですけれども、そちらについていくつかの町民の皆さんからのお声を伺っておりまして、施設はきれいになったのだけれども、天井を見るとクモの巣がとか、ほこりがとか、そういったお話がございました。  せっかく新しく施設を改修されたのに、その日常のメンテナンス、特に清掃のほうが行き届いていないと、せっかくの新しい施設が、それこそくすんでしまいますので、そのあたりについて現状、不足があるという認識であれば、それを改善すべきであると考えますが、そのあたりはいかがでしょうか。 ○(産業観光課長)  清掃等の管理は一括入札等で行っているところでございますが、そちらの管理体制、町の体制でございますけれども、こちらについてはなかなかおっしゃるとおり、ご指摘のあるとおり反省すべき点が多々ございますが、できる限り当町での管理、委託先等の連絡等、そういった管理につきましては、できる限り強化してまいりたいと思います。 ○4番議員(高橋 敦)  委託するところで終わりにならずに、その委託がきちんと執行されているかどうか、工事の場合ですと完成して終わりということになるのでしょうけれども、日常のメンテナンスですと365日それは続いているわけですから、少なくとも、例えば月に一度とか二度とか定期的に発注者側がその管理の状況が適切に行われているかどうか、そのチェックを行うべきだと思います。もし、それが現在できていないということであれば、ぜひそこのところは行っていただきたいということでございます。 ○(町長)  もちろんのことで、先ほどの行政報告会も出ましたがC・A、終わった後のチェック、それがだめなら改善していかなければいけないということで、この件につきましては職員にも言い聞かせ、私のほうもチェックしなければいけないと思っておりますので、その点よろしくお願いします。 ○4番議員(高橋 敦)  1問目についてもう一点なのですが、答弁の最後のところに「お林調査の結果を踏まえ、来年度にはお林保全協議会を設立し、お林の保全方法について検討していく」という答弁がございました。お林調査と整備・維持との関連について、ちょっとよくわからなかったのです。つまり、お林調査を行って、来年度、お林保全協議会を設立する、その設立したお林保全協議会の中で真鶴半島自然公園の整備・維持管理について検討していくという意味なのか、そのあたりがちょっとよくわからなかったので、詳しく説明していただけますか。 ○(産業観光課長)  この2カ年に行っておりますお林調査、こちらの結果報告会を来年1月に予定しているところでございます。それは町民の皆様にご説明するものでございます。そういった専門家の方を含めた中での調査を実施した結果、このお林の現状がどうなのか、今後、どのように保全していくべきなのか、あるいは、ある程度、この辺のところは、この辺の木は保全すべきなのか、しなくてもいいのではないかとか、そういったところをいろいろ時間をかけてこれは検討していくものであります。よって、そちらの検討した内容によりましては、例えば、ここに遊歩道が要るのか、あるいは別にもっと遊歩道をつくるべきではないかとか、そういった大きな計画につきましては、やはりお林の中の保全方法が決まっていかないとできないものと思っております。  昨年、今年と行っているものは、既存のものの維持・管理という形ですので、今後、新たな何かをつくるとか、あるいは、ここはもうなくしてしまうとか、そういった方針は、そういった協議会の中で、方針を定めた中で決めていくと考えております。 ○4番議員(高橋 敦)  そうすると、念のためですけれども、現行あるものの整備・維持管理の話とこちらは少し違うということですね。そういう理解でよろしいですね。  わかりました。  では、2点目の観光・防災Wi−Fiステーションの整備について再質問をいたします。  まず、現時点で整備されているWi−Fiの設置場所としては、昨年までにあった2カ所に加えて、くらしかる真鶴と創作拠点施設、この2カ所がふえたという認識でよろしいですか。 ○(企画調整課長)  町長の答弁にもございましたとおり2カ所。もう一カ所につきまして、最後の拠点整備のほうにつきましては、今年度末ごろになるかと思いますが、今年度中に拠点として整備するというものです。 ○4番議員(高橋 敦)  その最後の1点も含めて4点の設置場所について、利用可能範囲、いわゆる屋内型のものなのか、それとも屋外においても利用できるものなのか、その点についてお聞かせください。  それと、それらを設置するのにかかったコスト、1台、1カ所大体いくらぐらいかかっているのかというような点についてもあわせて回答ください。 ○(企画調整課長)  Wi−Fiの関係、要は利用できる範囲ということになりますが、この施設に設置されているWi−Fiは、室内用のWi−Fiのため、建物の周囲二、三メートルというところが有効利用範囲ではないかと思います。  設置費用につきましては、家庭用のWi−Fiのルーター程度のものが設置されております。したがいまして、購入費としては1万円以内というところでございます。  メンテナンスにつきましては、特に防災用と違って24時間365日、100%稼働させなければいけないというものではございませんので、メンテナンス費用はかかっておりません。 ○4番議員(高橋 敦)  そうすると、家庭用の各家庭にある無線Wi−Fiの設備がそれらの4カ所にあって、そこにいわゆる、パスワードをかけているかかけていないかはともかくとして、その施設の利用者、あるいはその近辺を通りかかった人が使えるという、そういうレベルだという理解でよろしいですね。 ○(企画調整課長)  そのとおりでございます。 ○4番議員(高橋 敦)  これに関して、Wi−Fiに関して、以前の答弁の中で、KDDIからのサポートの可能性に触れられたことがあったと思うのですが、これはお林での県西地域活性化交付金、あれを使った森の駅プロジェクトの中でKDDIとのいろいろなコラボレーションであるとか、そのあたりがあるというようなことから、KDDIからのサポートについても検討していきたいというような回答があったと思うのですが、そちらの検討状況というのはいかがでしたでしょうか。 ○(企画調整課長)  KDDIとの関係の中でWi−Fiの整備、通信環境の整備というものを確認いたしました。KDDIといたしましては、社会貢献としてのお林保全とアプリ等の提供にとどまると。  通信につきましては、共同で設置していくことはできないという回答を得ております。 ○4番議員(高橋 敦)  そういう回答であれば致し方ないところではありますけれども、それ以外の通信業者であるとか、あるいはその設置業者であるとか、そういったところとのコラボレーションができないかどうかについてもぜひ検討していただきたいと思うところです。  二つ目のテーマであります、こちらがメーンといえばメーンなのですが、防災Wi−Fiステーションと観光Wi−Fiステーションのいわゆる兼用といいますか、併用のお話でございますけれども、例えば、観光・防災Wi−Fiステーションに関して、総務省が補助メニューを以前から用意していて、神奈川県内ですと27年度になるのですか、鎌倉市が確かこの交付メニューを受けられているかと思います。真鶴町においてもこの観光・防災Wi−Fiステーションの、例えば、今ご紹介した総務省の交付メニューですとか、そういったものを利用しての整備ということは考えていらっしゃいますか。 ○(企画調整課長)  総務省の防災・観光Wi−Fiの整備の補助金についてでございますが、まず、防災用のWi−Fiというのは、各機器、アクセス機器ごとの接続数が、避難所等を考えますと120以上、120程度というような機能を持ったものと。  観光用のWi−Fiというのは、各アクセスごとの接続の機能数としては二、三十という程度の大分性能的に差のあるものでございます。  これらを総合的に、国の補助金でありますので単年度で整備していこうというものになるかとは思いますが、総合的に整備するとかなりの費用がかかってしまうと。  国のほうの補助金につきましても、総事業費が200万円以上、それに対して2分の1を補助しますというものでございます。このような費用がかかる整備を、また、今後、それらをメンテナンスしていく、特に防災用のWi−Fiについては、先ほど申したとおり24時間365日、100%の機能を発揮させなければいけないというメンテナンスをしていかなければいけないというものにかかる費用、この将来負担を考えると、直ちにWi−Fiの全体的な整備に取り組むというのは、今の財政状況の中でもかなり厳しいという状況でございます。 ○4番議員(高橋 敦)  もう一点の考え方として、防災行政無線の整備がデジタル化に伴って、今行われておりますけれども、この防災行政無線のWi−Fi設置というのですか、子局のほうにWi−Fiの機能を設けると。いわゆるデジタル波を利用しての拡声機能だけではなくて、そこから電波を飛ばして受信をしていただけるような機能、これについての利用、活用というものは考えていらっしゃいますでしょうか。 ○(企画調整課長)  防災行政無線の子局へのWi−Fiの設置というものにつきましては、このことにつきまして、防災行政無線を整備した請負業者のところに確認したところ、防災行政無線のアンテナから50センチ以上離していただければ防災行政無線の電波への支障はないと、これはあくまでも電波への支障がないという答えを得たものでございます。  ただし、この防災行政無線子局へのWi−Fi設置の状況ですが、都市部についてはWi−Fiの整備と防災行政無線は切り離してやっておりますので、実際に都市部を除いた全国の町村との子局への設置状況につきましては、1%から2%程度と。これにつきましては、Wi−Fiの機器を設置し、その機器が、例えば漏電、ショート、発火等をした場合に、防災行政無線自体に与える影響という可能性があると、このリスクを背負って承知したものであえて子局へWi−Fiを設置していくのかというところは、もう危惧をしていかなければいけないと。  防災行政無線というものは、もう災害時、必ず確保しなければいけない通信手段だというところを考えると、やはりそこへの設置というのはできるだけ避けたほうがいいのではないかと考えております。 ○4番議員(高橋 敦)  今の答弁の中にもあったように、まさしくその防災行政無線は、24時間365日確保されていなければならないという前提があることはもちろん当然のことだと思いますけれども、そこをうまく利用することによって、音声による広報だけではなくて、電波による広報というのも可能になるのではないかということでの質問をさせていただいたわけですが、そのあたりについても引き続き検討はしていっていただきたいと思います。もちろん防災行政無線が初めにありきだという考え方は考え方としてわかりますので、その機能を100%確保した上でということになりますけれども、一方で、例えば、極端な話を申し上げれば、防災行政無線用の鉄塔を今建て直したりしているところもありますよね。あるいは既存の鉄塔がある、そこにつけ直している、その横にWi−Fiの電波を飛ばすためにもう一本鉄塔を建てたら、これはばかばかしい話です。そこを例えば一つの鉄塔で両方の機能がつけられるだとか、電源についても100%確保するためには、当然、いわゆる通常の電源とは違う電源装置がつけられることと思いますので、それが、例えば、365日のうち、多分364日ぐらいは寝ているのです。そこの部分を、例えばうまく使うとか、そういった工夫によって予算措置も可能になってくるのではないかと思われるところもありますし、そのあたりをぜひ研究していっていただきたいと思います。  最後に一点だけ確認ですけれども、現状の考え方としては、観光・防災Wi−Fiステーションというよりは、防災Wi−Fiステーションの設置に関する予算措置でありますとか、取り組みの具体な計画、これができるまでの間は簡易的な、今、4カ所でやっているような、いわゆる簡易的なWi−Fiステーションをもう少し広げていくことで対応していくという理解でよろしいですか。 ○(企画調整課長)  防災用のWi−Fiというのはすぐにできないと申し上げたところでございますが、観光用のWi−Fiにつきまして、先ほど、町長の答弁にもありましたとおり、商工会、観光協会、商店街等との連携により設置をしていく。  具体的に申しますと、これは公表されているところなのですが、セブンイレブンはWi−Fiを設置してオープンにしております。あのような施設というか商店、会社等が順番に連なるような整備ができれば、そのエリアというものはでき上がるのではないかと、その方向で観光用のWi−Fiの整備というものを進めていきたいというふうに考えております。 ○4番議員(高橋 敦)  方向性としてはわかりました。これが可能であるかどうかは、詳細を確認して見ないとわからない部分があると思うのですけれども、そのWi−Fi拠点を点だけではなくて、それを線になるべくつながるところはつなげていくというスタンスだと思うのですけれども、それを観光用というか、実際に今行われているものというのは、観光に限らず、単にWi−Fiにつながるという観点ですよね。それをそこでとどめないで、ご協力いただけるところにはぜひそれを防災の、災害発生時にというのですか、それにも使っていただけるような、そんな取り組みも検討していっていただきたいと思います。  以上で終わります。 ○(議長)  それでは、暫時休憩をいたします。 ○(議長)  再開は14時といたします。 ○(議長)  13時30分に議会運営委員会を開催したいと思いますので、皆様にご報告いたします。 ○(議長)  では、全議員は13時30分までにお戻りください。 ○(議長)  傍聴されている方、また、インターネット中継を見ている方にお知らせいたします。 ○(議長)  暫時休憩というのは、今申しましたように議会運営委員会、諸委員会、連絡事項、また、トイレ休憩、それから食事等に際しまして暫時休憩という形で取らせていただきます。 ○(議長)  以上です。 ○(議長)  よろしくお願いします。               (休憩 午前11時46分)               (再開 午後 1時57分) ○(議長)  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 ○(議長)  それでは、日程第2、報告第4号「専決処分の報告について」の件を報告いたします。 ○(議長)  本件については、お手元にお配りしたとおりであります。 ○(議長)  町長から報告書が提出されておりますので、担当課長に説明をさせます。 ○(総務課長)  報告第4号は、専決処分の報告についてであります。  恐れ入ります、2枚目の専決処分書をごらんいただきたいと思います。  本年、9月15日に湯河原町所在の小学校において、当町のマイクロバスを正門より後退にて入れる際に、マイクロバスの右側前方を入り口の車どめポールに接触させ、これを破損させてしまった事故につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をしたことにつきまして、同条第2項の規定により議会に報告をするものでございます。  内容でございますが、事故の相手として湯河原町の小学校に対し、損害額の総額7万4,630円を支払ったものでございます。  以上でございます。 ○(議長)  続けます。 ○(議長)  日程第3、議案第51号「真鶴町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者の提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第51号は、真鶴町議会の議員の議員報酬費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。人事院勧告に基づき国家公務員の給与に関する法律の一部が改正され、議員の期末手当についてもこれに準じた措置を講じる必要があるため所要の改正をいたしたく提案するものでございます。  内容の詳細につきましては担当課長が説明をいたしますので、よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(総務課長)  それでは、議案第51号につきましてご説明申し上げます。  本議案は、ただいまの町長の提案理由のとおり人事院勧告に基づき国家公務員の給与に関する法律の一部が改正され、議員の期末手当についてもこれに準じた措置を講じるため、所要の改正をいたしたく提案するものでございます。
     施行日の関係から2条立てとしております。  それでは、改正内容につきましては、1条ずつ説明をさせていただきます。  真鶴町議会の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例 新旧対照表 議案第51号 第1条関係資料をお願いいたします。  新旧対照表の左側が改正後で右側が改正前になります。  期末手当について規定しております第6条第2項の右側下線部100分の217.5を左側下線部100分の227.5に改めるものでございます。  年間の100分の420を100分の430に改めるため、6月支給分の増分を12月の支給分に上積みしたものでございます。  それでは、続いて議案第51号 第2条関係資料をお願いいたします。  同様に第6条第2項の右側下線部100分の202.5を左側下線部100分の207.5に、右側下線部100分の227.5を左側下線部100分の222.5に改めるものでございます。  12月の支給分の上積み分を6月支給分に戻したものでございます。  恐れ入りますが、条例改正文本文にお戻りいただきたいと思います。  附則でございます。施行日と内払について規定しております。  第1項では、第2条の規定の施行日を平成29年4月1日からとするものです。  第2項では、第1条の規定の適用日を本年4月1日とするものでございます。  第3項では、改正前の条例の規定に基づいて支払われた期末手当は、改正後の条例の規定による期末手当の内払とするものでございます。  これで議案第51号の内容説明を終らせていただきます。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○4番議員(高橋 敦)  内容について、確認も含めてお伺いいたします。  平成22年2月16日に真鶴町特別職報酬等審議会から「真鶴町特別職等の報酬等の額の改定について」という答申がなされておりまして、その内容は、「平成17年開催の審議会において、当時の町長の公約を尊重し、減額措置を講じることを適当と答申したが、町長等の報酬の減額措置を廃止すること、それと平成15年に実施した期末手当支給月数の引き下げを従前の支給形態のとおりとすること。また、議会議員に対する期末手当の支給月数についても特別職と同様とすること。」という答申がなされているということを確認いたしました。  この答申にうたわれている戻しなさいと言っている従前の支給形態については、平成15年に実施した期末手当支給月数の引き下げから見て、その従前、その直前と言ってもいいかもしれません、それに該当する期末手当に関する条例改正は平成14年12月の定例会で特別職、議会議員ともに行われていて、その内容は、人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に伴い、これに準じて期末手当年間支給月数を4.7から4.65月分に減額するというところを指しているのだと思うのですが、この人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に伴う期末手当の決定といいますか改定といいますか、それにつきましては、その後も含めて今回のこの改正案、それも同じ考え方できているという認識で間違いありませんでしょうか。まずその点を教えてください。 ○(町長)  その当時、私は町長ではなかったのですが、職員として聞いておりました。間違いはないと思っております。 ○4番議員(高橋 敦)  ということは、その14年ですとか15年、その後も平成22年、人事院勧告の期末手当の支給月数が変わる都度変わってきたと、変えてきていると、その考え方がずっと続いているというふうに理解をいたしました。  今回についてもその考え方に基づいてこの条例改正が提案されているということでよろしいでしょうか。 ○(町長)  はい、間違いありません。 ○4番議員(高橋 敦)  一方で、特別職の報酬審議会ですけれども、もう6年以上開催がされていないようなのです。その間、町長選挙がありましたし、我々議会議員の選挙も行われていますので、現行の特別職、それから議会議員の報酬等について、一度、特別職の報酬等審議会に諮問をしてはいかがかと思うのですが、そのお考えは町長はありますでしょうかというのが1点目。  それから、現行の報酬審議会に関する規則、こちらは期末手当が審議対象になっていないのです、規則上は。ただ、他の自治体を見ましたらば、期末手当を審議対象としているところもあるようですし、あるいは対象としていない自治体の中では、審議会の懇談会ですとか協議会といった形で期末手当について検討して、答申ではありませんけれども意見というような形で出しているところもあるようですけれども、真鶴町においても規則を改定して期末手当についても審議対象とする、あるいは懇談会とか協議会のような形で意見を求める、こういう考えが町長におありになるかどうか。一度、何らかの形で聞くのがいいのではないかという思いがありますので伺います。 ○(町長)  1問目は、現段階では、私が町長になったときに減額し、条例で規定しておりますので、それを私の方針に対して諮問しろということは、今、考えておりません。減額のとおり条例化したものをそのまま私の任期中はそれでずっと行こうかと思っております。  次の質問については、必要があれば検討したいと。同感の一部もあるのですが、今のところ、必要があれば検討したいということでお答えしたいと思います。 ○3番議員(黒岩範子)  3番、黒岩です。  私も今の議員の期末手当の問題ですけれども、今、高橋議員からも、また、町長からも過去に期末手当について人事院勧告に従うというような形のものがあったということだということですけれども、実際にこの問題が最近出たのは、3月定例会で議員提案ということで条例が提案され補正、それから、6月定例議会の補正を通じてこの問題が質疑されたと思います。  それで、実際には可決されたわけですけれども、この論議の中で議員も議長を除く10人のうち4名がこれに反対し、そして町民からの批判とか反対意見も多かったわけです。ですから、この点について、前にこういうものがあったのだと私も今初めてわかったわけですけれども、なぜ同じような形で再びこのような同じ理由で提案をするのかということについて率直に伺います。 ○(町長)  今まで人事院勧告で来たものを真鶴町はそのまま議会に上げ、議会で議決され、行っておりました。3月も同じ、これは発議かな、議員からの発議で結局は民主主義の多数で議決されました。  ただ、住民には言葉で出したものを反対だと、住民はそれでわかります。でも、実際には議決して、皆さんはお金をもらっているのです。自分は反対だ、反対だ、でも民主主義でボーダーで決まったことを、皆さんはお金をもらっているのではないですか。もしそれでだめなら、供託という方法もあろうかと思います。  私はこの議会に諮り、この議会で議決されたことをそのまま執行しているわけであり、もしそれが一議員として反対するのだったら、そのお金を供託したらどうですか。  一回手に入ったものは、議員としてはもう寄附行為はできないのです。そういうことも含めて議決されたもの、それを議員として一生懸命使って、議員として働いてくれたほうが、町民はそういうものがいいのではないですか。  私は人事院勧告で今までこうやって真鶴町も人事院勧告でこうしたから、世間、民間と公務員の差、これを少なくしよう、これを同じようにしようということで是正されてきたことを、国から来たから、私は、真鶴町はそれに議員もそう、特別職もそう、職員もそう、来たからそれを提出し、議運からこの議会に上程されました。  あとは皆様で決めてもらえば、私はそれで構いません。来たものをただうちは今までどおり引き継いで私はしただけでございます。  でも、聞くところによると、反対していても議決すればそのお金をもらっているというのとまた違う話になるのではないでしょうか。町民もそれを知らないのではないのですか。私は議会で町長が提出した期末手当または報酬に反対です、そこまでは住民は知っていると思います。実際にそれをもらっていることを知らないのではないですか。だったらそれを法務局へ供託して、その分を納めていったらどうじゃないですか。それでも5年たてば供託金、国庫に入るのかな。今はどうかな。昔は国庫に入ってしまったんですね。  そういう、一回、自分のところに入ってしまうと、それを要らないと、もうそれは寄附行為になりますから、議員も私らもだめなのですけれども、だったら供託という手もありますし。  でも、町民には、議決されてもらっているのですよということも町民は知らなければいけないのではないですか。その辺は、もし私のもとに意見があれば聞きたいほうでございます。  以上でございます。 ○3番議員(黒岩範子)  まず、議決して実際に可決されたということについて、もらった場合、町長の言われるように寄附行為になるということで、それを返すということはできないということで、町長から供託もあるというお話もありましたけれども、私はこういうふうなことについては、正直に皆さんに話しています。寄附行為になるということで返せないと。だから私自身は、いろいろ、それぞれの考え方があると思います。供託の考え方もあるし、別立てとして返していく方もあるし、私は町に起こっている内容、今どういうふうなことが問題になって、どういう意見があって、どういう状態になっているかということを皆さんに知らせると、そのことで返していくというふうに思っております。  そして、その次に、今言われましたけれども、先ほど、高橋議員からも質問がありましたけれども、この問題については、従来、人勧ということで了承されてきたのだということがあったということでありますけれども、実際に今まで出ていることは、そのことと同時に、やはり今、町民の状況を見ると、このまま上げるということがいいのかという問題とか、事前の説明が十分ではないのではないかとか、そういうふうなことを含めて大きな意見がいっぱい出ているわけです。  ですから、そのことも含めて、やはりここでもう一度この問題について住民を巻き込んだ形での討論というか意見交換というか見直しというか、その見直し、その上でも結論は、例えば同じになるというようなことが……。 ○(議長)  黒岩君、質疑ではない。討論になっている。 ○3番議員(黒岩範子)  失礼しました。  いや、町長がどんな意見を持っているかと言われたもので、失礼しました。  そういうふうなところで、やはり見直すという、町民を巻き込んで見直すというふうな考え方はないかどうか伺います。  以上です。 ○(町長)  もちろん議会としての位置づけとか、し直す必要、また、社会情勢に合わせて、踏まえて見直す面はあると思います。  ただ、私は、一方で本来的に議員とは何かとか、町民もそう思っていると思うのですけれども、議員の仕事とは何だとか、議員報酬は何なのかとか、あと、その議論が何よりも大切かなと、議員報酬が安いか高いかの議論ではなく、町民のために、私もそうなのですけれども、町民のために議員はこの仕事をどれだけということが問われてきているのではないかと私は町民からは思うのです。  払うお金が高いとか安いとかそういう問題でないのではないですか。議員とか特別職は町民に対してどれだけの仕事をするのだ、どういう議論をここでやるのだということが本来のことであって、それで報酬とかいろいろなことを見直したほうが私は正しいのかなという感じでおります。 ○3番議員(黒岩範子)  町長がご意見が言われましたので、私も基本的に町長が言われる通りだと思っております。議員についても特別職についても、なぜ自分が議員になってどういうふうな仕事をするか、どういうふうな、町民に対してどういった立場で貫いていくか、そういうことが非常に基本的なことだと思うし、その上でこの報酬の問題とか期末手当の問題があるのだというふうに考えるのは同感です。  そういう上でなおかつこの問題を、だからこそやはり町民を交えたところで論議していく必要があるのではないかなというふうに考えるところです。  以上です。 ○(議長)  それでは、他に質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○6番議員(岩本克美)  6番、岩本です。反対討論をさせていただきます。  私は、議員報酬や期末手当の改正に当たっては、議員定数の削減、議論とあわせて検討すべきだと主張してまいりました。その適用時期も、次回町会議員選挙が終わった後から適用するべきだと主張しております。  本年3月議会において、議員発議により提案され、可決された真鶴町議会の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例改正案に対して明確に反対する意思を表明いたしました。  議員間でしっかり検討、議論を尽くした上で、その結果を町民の方々に十分な説明責任を果たし、ご理解を得る必要があると考えているからでございます。  今回の発議第51号は、提案者は真鶴町長です。議会基本条例第21条3項にもそのように定められているところですが、先に述べたように、私としては町民の方々に十分な説明責任を果たした上で施行期日も次回町会議員選挙終了以降の日とすべきものと考えておりますので、よって、本件、町長提案による本条例改正案には反対の意思を表明するものです。  以上でございます。 ○(議長)  賛成討論はありますか。 ○(議長)  それでは、反対討論はありますか。 ○9番議員(村田知章)  9番、村田です。反対討論をさせていただきます。  町の現状を見るに当たって、とても経済が上向いている状況とは私は思えません。その状況で議員の期末手当を増額することは、町民の理解を得られるものでしょうか。私は疑問です。  先ほど、高橋議員のほうから町長の答弁のほうで、6年前の昔の報酬審議会の答申のまま現在まで来ているということですけれども、その当時と今とでは社会情勢は大きく異なっていると思います。  新たな報酬審議会の答申を得てから今回の改正をするかどうか決めてもよいのではないでしょうか。  以上の理由によって、私は反対を表明いたします。 ○(議長)  それでは、討論がないようですから討論を終わります。 ○(議長)  採決いたします。 ○(議長)  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立多数)                   反対 黒岩議員、光吉議員、岩本議員、村田議員 ○(議長)  賛成多数。よって「真鶴町議会の議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  続けます。 ○(議長)  日程第4、議案第52号「真鶴町常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」を議題といたします。  本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第52号は真鶴町常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  人事院勧告に基づき、国家公務員の給与に関する法律の一部が改正され、特別職の給与についても、これに準じた措置を講ずるため、所要の改正をいたしたく、提案するものでございます。内容の詳細につきましては担当課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○(議長)  それでは、内容説明を担当課長に求めます。 ○(総務課長)  議案第52号につきましてご説明申し上げます。本議案はただいまの町長の提案理由のとおり、人事院勧告に基づき官民給与の格差是正のため、国家公務員の給与に関する法律の一部が改正されたことにより、特別職の給与についてもこれに準じた措置を講じるため提案するものでございます。執行日の関係から2条立てとしております。それでは、改正内容につきましては資料にて説明をさせていただきます。1条ずつ説明をさせていただきます。  真鶴町常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例。新旧対照表、議案第52号、第1条関係資料をお願いいたします。新旧対照表の左側が改正後で右側が改正前なります。  期末手当について規定しております第4条第2項の右側下線部100分の217.5を左側下線部100分の227.5に改めるものでございます。年間の100分の420を100分の430に改めるため、6月支給分の増分を12月の支給分に上積みしたものでございます。  それでは続いて、議案第52号第2条関係資料をお願いいたします。同様に第4条第2項の右側下線部100分の202.5を左側下線部100分の207.5に、右側下線部100分の227.5を左側下線部100分の222.5に改めるものでございます。12月支給分の上積み分を6月支給分に戻したものでございます。恐れ入りますが、条例改正文本文にお戻りいただきたいと思います。  補足でございます。施行日と給与の内払を規定しております。第1項では第2条の規定の施行日を平成29年4月1日からとするものでございます。第2項では第1条の規定の適用日を本年4月1日とするものでございます。  第3項では改正前の条例の規定に基づいて支払われた給与は改正後の条例の規定による給与の内払いとするものでございます。  これで議案第52号の内容説明を終わらせていただきます。 ○(議長)  それでは、これをもって提案理由の説明を終わります。これより、本案に対する質疑に入ります。 ○9番議員(村田知章)  9番、村田です。  今現在、たしか県下でも真鶴町町長の給料報酬は一番低いと思うのですけれども、この改正によってやはり低いままなのでしょうか。 ○(議長)  どうやって答えていいかわからないよね。何をもって町長の給料が……。 ○9番議員(村田知章)  すみません。きき方が申しわけないです。  たしか県下の市町村の中でも最下位の報酬額だったと思うのですけれども、やはり今、町長すごく頑張られていて、財政のほうもV字に回復されて、非常にすばらしい働きをしていると思います。それで、第1回目の町長になったときにも3割減額ということですごく頑張られていて、そういうことからも真鶴町として、町長としてほかの町村と比べても非常に低い値で頑張られていると私は思っています。今現在でもそのままで続いていると思うのですけれども、今回改正になった後でも、やはりまだ低い額のままでいるのかどうかというのを確認したかったところです。 ○(議長)  村田君、この議案の質疑じゃないと思うのだけれど。まあ、今手挙げたから。 ○(副町長)  まず、この議案は町長含まれますけれども、期末手当の支給率についての改正の件でございます。今、村田議員おっしゃるのは、月々の報酬の話を言っていることだと思いますけれども、町長は30%減を条例で規定しております。その条例を変えない限りは現在のまま行くというのは、普通の考え方でございます。 ○9番議員(村田知章)  報酬に、期末手当は何カ月分というふうな形でかかると思いますので、そういう意味では報酬額も低いものだと私は認識していますので、それで全体の報酬額としては低いままなのかなと思いまして質問させていただきました。 ○(副町長)  議員も議会でいろいろな条例等を議決されていると思いますけれども、町長の報酬は条例で議決をされております。議決を得ないで変えることはできません。その辺は十分理解していただきたいと思います。 ○9番議員(村田知章)  すみません。質問が……、すみません、取り違えられてしまったと思うのですが、県下でも一番低いということで……。
    ○9番議員(村田知章)  わかりました。結構です。 ○6番議員(岩本克美)  すみません。確認だけさせていただきたいのですけれども。人事院勧告はいわゆる労働基本権、スト権といいますか。それの制約されている公務職員に対して、人事院総裁、そちらが勧告をしている。いわゆるこの中には特別職とか議員とかというのは含まれていないわけなのですけれども、そこのところを承知した上でこの議案が提出されたかどうか。それだけ確認したいと思います。 ○(総務課長)  お答えをいたします。人事院勧告でございますけれども、国家公務員と民間の4月分の給与を調査した上で、精密に比較し、得られた格差を埋めるということでございます。従いまして、下がる場合もございます。今回は上がっているということでございますけれども、おっしゃるとおり、人事院勧告につきましては、特別職、議員等は含まれないわけでございますけれども、あくまでもこれに準じた格好で言わせていただいているということでございます。 ○(議長)  それでは、これより討論に入ります。  討論がないようですから、討論を終わります。  それでは、採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立多数)                             反対 黒岩議員、光吉議員 ○(議長)  賛成多数。よって「真鶴町常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  続けます。 ○(議長)  日程第5、議案第53号「真鶴町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の件を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第53号は、真鶴町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  人事院勧告に基づき国家公務員の給与に関する法律の一部が改正され、一般職の給与についてもこれに準じた措置を講じるため、所要の改正をいたしたく提案するものでございます。  内容の詳細につきましては、担当課長が説明をいたしますのでよろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○(議長)  それでは、内容説明を担当課長に求めます。 ○(総務課長)  それでは、議案第53号につきましてご説明申し上げます。  本議案は、ただいまの町長の提案理由のとおり人事院勧告に基づき官民給与の格差是正のため、国家公務員の給与に関する法律の一部が改正されたことにより、一般職の給与についてもこれに準じた措置を講じるため、提案するものでございます。  今回の改正点でございますが、1点目として、民間企業との格差に基づく給与改定を、2点目として医師に対する初任給調整手当について、医師の処遇を確保する観点から所要の改定を、3点目として、民間の特別給の支給割合との均衡を図るため、支給月数を現行の4.20月分を0.10月分引き上げ4.30月分とするもの、4点目として、扶養手当に係る所要の改正をするもので、配偶者に係る手当額を他の扶養親族と同額とし、その原資により子に係る手当額を引き上げるものでございます。  それでは、改正内容につきましては、資料の新旧対照表にて説明をさせていただきたいと思います。  恐れ入ります、資料をお願いいたします。施行期日の関係で2条立てとなっております。議案第53号、第1条関係をお願いいたします。新旧対照表の左側が改正後で右側が改正前になります。下線部を付したところが改正箇所になります。  医師等の初任給調整手当について規定しております第6条の2、第1項第1号の右側下線部「掲げる額」を左側下線部「定める額」に文言の整理をし、右側下線部「41万3,300円」を左側下線部「41万3,800円」に、第2号中右側下線部「5万500円」を左側下線部「5万600円」に改めるものでございます。  裏面の2ページをお願いいたします。  勤勉手当について規定しております第18条第2項中右側下線部「掲げる額」を左側下線部「定める額」に文言の整理をし、同項第1号中6行目の加算した額の次に、「6月に支給する場合においては」を最終行の「100分の100」の次に、「12月に支給する場合においては100分の90を第16条第1項に規定する管理職員にあっては100分の110を」を加えるものです。  同項第2号中、1行目から2行目にかけての「勤勉手当基礎額に」の次に「6月に支給する場合においては」、3行目の「100分の47.5」の次に「12月に支給する場合においては100分の42.5(第16条第1項に規定する管理職にあっては100分の52.5)」を加えるものでございます。  3ページをお願いいたします。  別表第1(第3条関係)の行政職給料表の改正でございます。  3ページから7ページの最後の再任用職員まで全ての号級で改正がなされております。  また、8ページの別表第2(第3条関係)は、医療職給料表の改正でございますが、8ページから14ページの最後の再任用職員まで全ての号級で改正がなされております。  平均の改定率につきましては、0.2%でございます。  給料表の変更内容については、省略をさせていただきます。  続いて、新旧対照表、議案第53号、第2条関係をお願いいたします。  扶養手当について規定しております第7条でございます。  同条第2項では、扶養親族について規定しておりますが、同項第2号中、最後の「及び孫」を削り、第3号として新たに追加し、以下の号を繰り下げるものでございます。  改正後の第3号は、改正前の第2号で規定している内容と同じでございますけれども、この後の条項で子と孫を分ける必要があることから分けて規定したものでございます。  第3項は、扶養手当の月額を規定しておりますが、配偶者の1万3,000円を父母等の他の扶養親族同額の6,500円に、満22歳までの子については6,500円を1万円とするものでございます。  2ページをお願いいたします。  扶養親族についての変更等について規定しておりますが、第7条での子と孫を分けたことによる等の文言の整理をしたものでございます。  3ページから4ページにわたりますが、第18条です。  第18条は、勤勉手当について規定しておりますが、4ページをお願いいたします。  同条第2項第1号の後段の「6月に支給する場合においては、100分の80を、第16条第1項に規定する管理職員にあっては、100分の100、12月に支給する場合においては100分の90を第16条第1項に規定する管理職員にあっては100分の110」を「100分の85を、第16条第1項に規定する管理職員にあっては100分の105」に改めるものでございます。  2条立ての第1条の改正で6月支給分の率と12月支給分の率を変更したものを平準化するものでございます。  同項第2号中、「6月に支給する場合においては100分の37.5(第16条第1項に規定する管理職員にあっては100分の47.5)、12月に支給する場合においては100分の42.5(第16条第1項に規定する管理職にあっては100分の52.5)」を「100分の40(第16条第1項に規定する管理職員にあっては100分の50)」に改めるものでございます。  これも第1号の改正と同様に6月と12月の率を平準化したものでございます。  別表第4につきましては、医務手当と研修手当の項を実態に合わせて削除しております。  改正内容は以上でございます。  恐れ入りますが、改正条例本文にお戻りいただきたいと思います。  14ページをお願いいたします。附則でございます。  第1項では施行期日を公布の日からとし、第2条の規定の施行日を平成29年4月1日からとするものでございます。  第2項では、第1条の規定よる改正後の条例の適用日を平成28年4月1日からとするものでございます。  第3項では、改正後の条例の規定を適用する場合において、改正前条例において支払われた給与は、改正後の給与の内払とみなすとするものでございます。  第4項では、扶養手当についての平成30年3月31日までの特例について規定しております。  第7条の扶養手当の額については、扶養親族とある配偶者については1万円、扶養親族とある子については一人につき8,000円、扶養親族とある父母等については一人につき6,500円とするものと、第8条に規定しております扶養親族等の移動に係る届出等については、基本的には改正前の規定をそのまま適用するというものでございます。  これで議案第53号の内容説明を終わらせていただきます。  これをもって、提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより、本案に対する質疑に入ります。 ○9番議員(村田知章)  9番、村田です。  この改正によって、総額いくらの増額になるのかということを教えてほしいのと、あと、今現在のラスパイレス指数はいくつなのかということを教えてください。 ○(総務課長)  お答えいたします。  ラスパイレス指数でございますけれども、総務省からの報告も、それを受けての神奈川県の記者発表もまだなされておりませんので、細かな数字については申し上げることができなくて申しわけないのでございますけれども、ご理解をお願いいたします。  そこで、県内市町村の平均は100を少し超えております。これに対して当町は91を少し超えたものとなっております。ちなみに、最高の団体は103を超えております。  県内の、またこの順位につきましても、これもはっきりとお答えできませんが、県内市町村の平均ですとか、県内、他の最高値の団体と比較していただければ大体おのずとわかってくるのかなというところでございます。  それから、申しわけございません、増額分につきましてはちょっと詳細な数字が手元にございません。申しわけございません。 ○9番議員(村田知章)  では、ラスパイレス指数のほうはかなり低いほうという認識でよろしいということでよろしいでしょうか。  あと、この財源ですけれども、それはどこから財源は捻出するのでしょうか。これは補助金とか国からとかは出ないですよね。ですので、100%町の自主財源ということでよろしいのでしょうか。 ○(総務課長)  ラスパイレスにつきましては、お見立てのとおりということでございます。  人件費につきましては補助等がございませんので、全部一般財源でございます。 ○(議長)  他に質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから討論を終わります。 ○(議長)  それでは、採決いたします。 ○(議長)  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「真鶴町職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  続けます。 ○(議長)  日程第6、議案第54号「真鶴町税条例の一部を改正する条例の制定について」の件を議題とします。 ○(議長)  本案について、提出者の提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第54号は、真鶴町税条例の一部を改正する条例の制定についてであります。  地方税法等の一部を改正する等の法律の公布に伴い、固定資産税及び軽自動車税について所要の改正をいたしたく提案するものでございます。  内容の詳細につきましては、担当課長が説明をいたしますので、よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○(議長)  それでは、内容説明を担当課長に求めます。 ○(税務収納課長)  議案第54号、真鶴町税条例の一部を改正する条例の制定についての内容説明をさせていただきます。  今回の改正は、ただいまの町長の提案理由にありましたとおり、地方税法等の一部を改正する等の法律の公布に伴い、固定資産税の課税標準額の特例及び軽自動車税の税率の特例について所要の改正をするものでございます。  改正内容につきましては、真鶴町税条例の一部を改正する条例、新旧対照表にて説明させていただきます。  議案第54号資料の新旧対照表をご覧いただきたいと思います。  右側が改正前、左側が改正後の条文でございます。  附則第14項固定資産税の課税標準の特例でございますが、右側第4号法附則「第15条第2項第6号」を左側法附則「第15条第2項第7号」に改めるもので、引用する条文の号ずれにより改めるものでございます。  次に、左側第5号から第9号につきましては、地方税法の改正に伴い、太陽光、風力、水力、地熱、バイオマスの5種類の再生可能エネルギー発電設備に対する固定資産税の課税標準額の特定割合について、地方税法で定める割合を参酌し、その割合を条例で定めることとされたことにより加えるものでございます。  第5号は太陽光発電設備について、第6号は風力発電設備について規定するものでございますが、割合を3分の2と規定するものでございます。  第7号は水力発電設備について、第8号は地熱発電設備について、第9号はバイオマス発電設備について規定するものでございますが、割合を2分の1と規定するものでございます。  第10号、第11号につきましては、第5号から第9号を加えたことにより、右側の第5号、第6号をそれぞれ繰り下げるものでございます。  次に、第15項軽自動車税の税率の特例でございます。  次のページをお願いします。  左側アンダーライン部分、「同条の」を加え、文言を整理するものでございます。  第16項から第18項につきましては、環境に配慮して燃費性能に応じた三つの区分により、平成28年度限りの軽自動車税の税率の特例として、平成27年度に条例を一部改正し、規定したものでございますが、地方税法の改正により、その期間が平成29年度まで延長されたことに伴い、初回車両番号指定を受ける期間を平成28年4月1日から平成29年3月31日までに改め、特例が適用される年度を平成29年度に改め文言を整理するものでございます。  改正内容については、以上でございます。  議案本文をお願いします。  中ほど附則をお願いします。  附則第1項、施行期日、この条例は、公布の日から施行する。ただし、附則第16項から第18項までの改正規定は、平成29年4月1日から施行する。  第2項、固定資産税に関する経過措置、別段の定めがあるものを除き、改正後の真鶴町税条例の規定中固定資産税に関する部分は、平成28年度以後の年度分の固定資産税について適用し、平成27年度分の固定資産税については、なお従前の例による。
     第3項から次のページ第7項までは、真鶴町税条例附則第14項第5号から第9号として追加した再生可能エネルギー発電設備に対する課税標準額の特定割合について平成29年度以後の年度分に適用することを定めるものでございます。  第8項軽自動車税関する経過措置、別段の定めがあるものを除き、新条例中軽自動車税に関する部分が、平成29年度以後の年度分の軽自動車税について適用し、平成28年度分までの軽自動車税については、なお従前の例による。  以上で説明を終わります。  これをもって、提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより、本案に対する質疑に入ります。 ○3番議員(黒岩範子)  3番、黒岩です。  事前にもちょっと伺ったのですけれども、この固定資産税の部分の太陽光、風力、その他の再生エネルギーについては、事業者への減免措置ですが、だということを確認したいということで、その場合、真鶴に該当する者がいるかどうかお伺いしたいと思います。 ○(税務収納課長)  実態につきましては、電気事業者による再生可能エネルギーの設備に対する特定割合でございます。これは固定資産税の償却部分に係るもので一般の家庭とは違いまして、あくまでも事業用ということになりますので、該当するというのは事業者が償却資産の申告書を上げて初めてわかるものでございます。 ○(議長)  よろしいですか。 ○9番議員(村田知章)  これは議運のときも質問させてもらったと思うのですけれども、これを出されただけだと何がどう変わったのかということが、具体的なところがわからないから、そこら辺、どういうふうに変わったのかというところを具体的な資料を出してほしいというふうに要望しておいたと思うのですけれども、今、そういうものがわかれば教えていただければと思います。 ○(税務収納課長)  今回のこの改正につきましては、固定資産税の再生可能エネルギーの部分が追加されたもの、それと、軽自動車税の税率の特例につきましては、平成27年度に一度改正したものを1年延長されたということで、特に資料というものはなくてわかると思いました。 ○9番議員(村田知章)  では、この改正によって町民にとっては特に大きな変更はないと、税収も増減はないというふうな認識でよろしいのでしょうか。 ○(税務収納課長)  税収につきましては、軽自動車税の税率の特例がございますので、平成28年4月1日から平成29年3月31日までに環境性能、燃費の性能ですか、がクリアした車につきましては、経過のグリーン化特例の特例だということでございます。 ○9番議員(村田知章)  では、この条例は、主に町民にとってかかわってくるところは、軽自動車のエコカーのそれが平成29年度まで延びて適用されるから安くなっていますよというふうな説明でよろしいのでしょうか。 ○(税務収納課長)  こちらにつきましては、今年度に購入された、今回初めて番号を取った車両について適用される車でございまして、昨年購入して今年度適用された車につきましては、本来の税に戻るということでございます。 ○(議長)  他に質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから討論を終わります。 ○(議長)  それでは、採決いたします。 ○(議長)  本案は、原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「真鶴町税条例の一部を改正する条例の制定について」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  日程第7、議案第55号「真鶴町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」の件を議題といたします。 ○(議長)  本案について、提出者から提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第55号は「真鶴町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」であります。  所得税法等の一部改正による新たな分離課税区分の創設に伴い、所要の改正をいたしたく提案するものでございます。  内容の詳細につきましては、担当課長が説明いたしますので、よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○(議長)  それでは、内容説明を担当課長に求めます。 ○(町民生活課長)  議案第55号真鶴町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についての内容説明をさせていただきます。  今回の改正は、ただいまの町長の提案理由にありましたとおり、所得税法等の一部改正を受け、外国人等の国際運輸業に係る所得に対する相互主義による所得税等の非課税に関する法律の一部改正が行われ、法律名が外国居住者等の所得に対する相互主義による所得税等の非課税等に関する法律に改められたほか、特例適用利子等の額及び特例適用配当等の額を新たな分離課税区分とする規定等が定められましたが、国民健康保険税の所得割額の算定及び軽減判定に用いる総所得について、従来と変わることなくこれらの額を含めることとするため、本条例の規定を整備するもので、条例制定附則に2項の追加を行うものでございます。  改正内容につきましては、新旧対照表にて説明いたします。  議案第55号資料、真鶴町国民健康保険税条例の一部を改正する条例、新旧対照表をお願いします。  右が改正前、左が改正後となります。  附則の第10項以降を2項ずつ繰り下げ、第9項の次に新たに2項を追加するものです。  改正後の第10項は、特例適用利子等に係る国民健康保険税の課税の特例についての規定で、国民健康保険の被保険者に係る所得割額算出及び軽減判定に用いる総所得金額に外国居住者等の所得に対する相互主義による所得税等の非課税等に関する法律に定める特例適用利子等の額を加えるもので、第11項は同様に特例適用配当等の額に係る国民健康保険税の課税の特例についての規定を設けるものでございます。  恐れ入ります、条例本文にお戻りいただきまして、1ページ、下段は附則第1項をお願いいたします。  施行期日でございます。この条例は、平成29年1月1日から施行する。  裏面、附則第2項は、施行日以降に支払いのあったものについて適用する規定でございます。  説明は以上でございます。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  それでは、採決いたします。 ○(議長)  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「真鶴町国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について」は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  続けます。 ○(議長)  日程第8、議案第56号「平成28年度真鶴町一般会計補正予算(第3号)」の件を議題といたします。 ○(議長)  本案について、堤出者の提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第56号は、平成28年度真鶴町一般会計補正予算(第3号)であります。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ2,981万2,000円を追加し、予算の総額を33億1,532万5,000円とするものでございます。  詳細につきましては、担当課長が説明をいたしますので、よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○(議長)  それでは、暫時休憩いたします。 ○(議長)  再開は、3時10分といたします。               (休憩 午後3時02分)               (再開 午後3時13分) ○(議長)  それでは、休憩前に引き続き会議を開きます。 ○(議長)  それでは、引き続き内容説明を担当課長に求めます。 ○(企画調整課長)  議案第56号、平成28年度真鶴町一般会計補正予算(第3号)の説明をいたします。  第1条は、歳入歳出予算の補正で2,981万2,000円を追加し、予算の総額を33億1,532万5,000円とするものです。  第2条は、地方債の補正で、1件の追加、1件の変更をするものです。  次のページをお願いします。  第1表、歳入歳出予算補正につきましては、記載のとおりでありますので、事項別明細で説明させていただきます。  4ページをお願いいたします。  第2表、地方債補正です。  追加は1件で、学校教育施設等整備事業債は、まなづる小学校のトイレ改修工事に係る起債で、限度額960万円、起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりです。  変更は1件で、臨時財政対策債は、補正前限度額1億4,000万円を補正後限度額1億3,101万6,000円とするものです。なお、起債の方法、利率、償還の方法は変更ありません。  7ページをお願いします。  2歳入です。  8款1項1目地方特例交付金から21万2,000円を減額し、計を178万8,000円とするもので、減収補填特例交付金は、交付額決定による減額。  13款国庫支出金、1項国庫負担金、1目民生費国庫負担金に84万3,000円を追加し、計を1億8,902万7,000円とするもので、障害者自立支援事業給付費等負担金の増は、給付費の増によるもの。障害者医療費負担金の減は給付費の減によるものです。児童手当負担金は実績に伴い増額するものです。  2項国庫補助金、2目民生費国庫補助金3,078万2,000円を追加し、計を4,869万5,000円とするもので、地域生活支援事業費補助金の増は給付費の増によるもの。臨時福祉給費金事業補助金は、経済対策臨時福祉給付金として事業費補助金及び事務費補助金を増額するものです。  5目教育費国庫補助金に437万6,000円を追加し、計を448万3,000円とするもので、学校施設環境改善交付金は、まなづる小学校トイレ改修に対する交付金を増額したものです。  次のページをお願いします。  3項委託金、2目民生費委託金から5,000円を減額し、計を231万8,000円とするもので、特別児童扶養手当事務取扱交付金は、政令単価と対象者数により算出し、減額するものです。  14款県支出金、1項県負担金、1目民生費県負担金に15万円を追加し、計を1億3,368万9,000円とするもので、児童手当負担金は実績により増額するものです。  2項県補助金、2目民生費県補助金に10万円を追加し、計を1,442万7,000円とするもので、地域生活支援金事業費補助金の増は、給付費の増によるものです。  7目市町村自治基盤強化総合補助金から104万3,000円を減額し、計を1,073万9,000円とするもので、交付決定により減額するもの。  9目水源環境保全・再生施策市町村交付金から140万円を減額し、計を1,260万円とするもので、額の確定により減額するものです。  11ページをお願いします。  3項委託金、1目総務費委託金から4万円を減額し、計を1,934万2,000円とするもので、神奈川海区漁業調整委員会委員選挙費及び参議院議員選挙費委託金の増減でございます。  4節統計調査費委託金は、交付決定によるものです。  16款、1項寄附金、1目一般寄附金に56万1,000円を追加し、計を306万1,000円とするもので、ふるさと応援基金寄附金を増額するもの。  5目社会福祉総務費寄附金に10万円を追加し、計を20万円とするもので、地域振興基金に対する寄附1件を受けたもの。  6目総務費寄附金に10万3,000円を追加し、計を10万3,000円とするもので、まちづくり推進事業に対する寄附2件を受けたものでございます。  17款繰入金、1項基金繰入金、5目奨学基金繰入金から9万円を減額し、計を6万円とするもので、受給者の確定により減額するものです。  13ページをお願いします。  19款諸収入、3項1目雑入から506万6,000円を減額し、計を4,538万5,000円とするもので、主なものは平成28年度長寿社会づくりソフト事業交付金の減でございます。  4項町預金利子、1目預金利子に3万7,000円を追加し、計を3万7,000円とするもので、定期預金利子を増額するもの。  20款、1項町債、2目教育債に960万円を追加し、計を3,720万円とするもので、学校教育施設等整備事業債はまなづる小学校のトイレの改修に係るもの。  3目臨時財政対策債は、額の確定を受け898万4,000円を減額し、計を1億3,101万6,000円とするものです。  15ページをお願いします。  3歳出です。今回の補正は、多くの科目で職員の人事異動、給与改定等に伴う人件費の補正及び賃金改定による補正をしておりますが、これらの内容については説明を省略させていただきます。また、説明内容は主なものについて説明いたします。  1款1項1目議会費に80万円を追加し、計を7,711万円とするもので、一般経費、一般職給与から職員共済負担金までは人件費の補正。講師謝礼で30万円を追加するもの。議会運営事業は議員期末手当及び議会交際費を増額するものです。  2款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費に180万2,000円を追加し、計を2億6,625万6,000円とするもので、一般職給料から職員共済負担金までは人件費の補正。臨時職員賃金は新規雇用及び賃金改定による増。  次のページをお願いいたします。  2目文書広報費から100万2,000円を減額し、計を877万1,000円とするもので、公式ホームページ運用業務委託事業及びデジタルアーカイブ委託事業は執行残を減額するもの。  4目財産管理費に89万6,000円を追加し、計を5,015万8,000円とするもので、風倒木処理等委託料は石工先祖の碑付近の支障木の伐採、剪定をするものです。
     5目企画費に183万8,000円を追加し、計を1億7,473万3,000円とするもので、一般経費、移住施策プロジェクト楯は、大学ゼミにおける真鶴町移住施策プロジェクト発表会優勝チームへの盾を購入するもの。  ふるさと応援寄附金謝礼品及びふるさと応援寄附金業務委託料は、実績見込みにより増額するものです。  ふるさと応援基金積み立て事業は、実績見込みにより積立金を増額するもの。  まちづくり推進事業基金積立事業は、寄附金を積み立てるものです。  真鶴町オリパラ文化プログラム検討事業は、国や県と連携したオリパラ文化事業の開催を目指すための検討事業費を措置したものでございます。  次のページをお願いします。  7目地区集会所費に6,000円を追加し、計を51万1,000円とするもので、燃料費はガス代の増。  9目情報センター費に61万6,000円を追加し、計を1,214万4,000円とするもので、真鶴地域情報センター費の備品購入費は、貸し出し用テーブルを購入するものでございます。  2項町税費、1目税務総務費に70万6,000円を追加し、計を5,574万7,000円とするもので、一般職給料から職員共済負担金までは人件費の補正。  2目賦課徴収費から20万5,000円を減額し、計を807万4,000円とするもので、電算委託料は執行残の減額です。  3項、1目戸籍住民基本台帳費に24万4,000円を追加し、計を5,891万9,000円とするもので、一般職員給料から、22ページをお願いします、職員共済負担金までは人件費の補正。  戸籍電算システム借上料から神奈川県町村情報システム共同事業組合負担金までは額の確定により減額をするもの。  4項選挙費、2目参議院議員通常選挙費に39万円を追加し、計を613万3,000円とするもので、参議院議員通常選挙執行経費は消耗品及び選挙用備品借上料を増額するもの。  4目海区漁業整委員会委員選挙費から50万8,000円を減額し、計を19万5,000円とするもので、海区漁業調整委員会委員選挙費は無投票による不用額を減額するものです。  次のページをお願いします。  5項統計調査費、1目統計調査総務費に6,000円を追加し、計を57万4,000円とするもので、統計調査事業は交付決定により補正するものです。  3款民生費、1項社会福祉費、1目社会福祉総務費に1,511万1,000円を追加し、計を4億4,325万5,000円とするもので、一般職給料から職員共済負担金までは人件費の補正。  地域振興基金積立事業は寄附金を積み立てるもの。  国民健康保険事業特別会計事業勘定繰出金の減は、職員給与費等分の減額によるもの。  介護保険事業特別会計繰出金の減は、介護給付費人件費事務費分の減額によるもの。  臨時福祉給付金事業までは、経済対策臨時福祉給付金と事務費を措置したものです。  次、26ページをお願いします。  地域福祉計画等策定事業の印刷製本費及び地域福祉計画策定委託料の減は、平成28年度長寿社会づくりソフト事業交付金が不採択となったため、事業の見直しによる減額でございます。  2目国民年金日に8万7,000円を追加し、計を737万8,000円とするもので、勤勉手当及び職員共済負担金は人件費の補正。  3目老人福祉費から60万4,000円を減額し、計を718万6,000円とするもので、老人保護措置費の減額が主なものでございます。  4目心身障害者福祉費に367万6,000円を追加し、計を2億1,058万3,000円とするもので、重度障害者医療費の増は実績に伴う増額でございます。  次のページをお願いいたします。  2項児童福祉費、1目児童福祉総務費に35万7,000円を追加し、計を982万円とするもので、ひとり親家庭等医療費助成事業の医療費は実績に伴う増額です。  3目児童措置費に276万を追加し、計を1億8,808万4,000円とするもので、保育所運営費助成金及び児童手当は実績に伴う増額です。  4目小児福祉費に162万2,000円を追加し、計を1,478万円とするもので、小児医療費助成金は実績に伴う増額。  4款衛生費、1項保健衛生費、1目保健衛生総務費から111万4,000円を減額し、計を4,079万3,000円とするもので、一般職給料から、30ページをお願いします、職員共済負担金までは人件費の補正。  地下水環境保全調査業務委託料は執行残を減額するもの。  2目保険事業費に27万1,000円を追加し、計を486万7,000円とするもので、健康診査用備品購入費は滅菌機を購入するもの。  3目予防費から3万5,000円を減額し、計を2,302万1,000円とするもので、賠償保険料は不用額を減額するものです。  4目火葬場費は財源更正をするものでございます。  5目畜犬登録費に5万円を追加し、計を16万7,000円とするもので、猫不妊・去勢手術費助成金を増額するもの。  2項清掃費、1目清掃総務費から1万1,000円を減額し、計を1,529万7,000円とするもので、期末手当から、32ページをお願いします、職員共済負担金は人件費の補正。  5款農林水産業費、1項農業費、2目農業総務費に9万4,000円を追加し、計を848万5,000円とするもので、勤勉手当及び職員共済負担金は人件費の補正。  3項水産業費、3目漁港管理費に27万円を追加し、計を43万6,000円とするもので、岩漁港公有水面埋め立てに係る地積測量図作成業務委託料を措置したもの。  6款商工観光費、1項商工費、1目商工総務費に70万6,000円を追加し、計を2,523万7,000円とするもので、一般職給料から職員共済負担金は人件費の補正です。  次のページをお願いします。  2項、1目観光費から340万4,000円を減額し、計を6,069万9,000円とするもので、一般職給料から職員共済負担金までは人件費の補正。  真鶴岬休憩所設置工事は、映画の撮影に使用したバス停のセットを休憩所とするための工事でございます。  3目真鶴産業活性化センター費に8万4,000円を追加し、計を311万4,000円とするもので、修繕料はトイレの修繕です。  7款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費から342万8,000円を減額し、計を2,902万円とするもので、一般職給料から職員共済負担金までは人件費の補正です。  次のページをお願いします。  2項道路橋梁費、1目道路維持費に145万2,000円を追加し、計を8,051万7,000円とするもので、調査業務委託料は町道の測量業務委託。  町道内樹木伐採作業委託料は、2カ所の樹木伐採でございます。  3項港湾費、1目港湾管理費に8万9,000円を追加し、計を1,788万9,000円とするもので、勤勉手当及び職員共済負担金は人件費の補正。  雇用保険料は額の確定によるものです。  4項土地計画費、1目都市計画総務費に47万4,000円を追加し、計を1億4,908万5,000円とするもので、一般職給料から職員共済負担金までは人件費の補正。  下水道事業特別会計への操出金を増額するものです。  2目荒井城址公園費に57万2,000円を追加し、計を228万1,000円とするもので、修繕料は浄化槽流入桝の修繕です。  次のページをお願いします。  5項住宅費、1目住宅管理費に4万6,000円を追加し、計を139万7,000円とするもので、修繕料は浴室の水洗を修理するものです。  8款、1項消防費、2目非常備消防費から162万5,000円を減額し、計を2,051万6,000円とするもので、一般職給料から職員共済負担金までは人件費の補正。  3目消防施設費に85万3,000円を追加し、計を114万1,000円とするもので、第2分団詰所改修調査設計業務委託料を措置したもの。  4目災害対策費から24万8,000円を減額し、計を523万3,000円とするもので、全国瞬時警報システム保守点検委託料は執行残の減額です。  次のページをお願いします。  9款教育費、1項教育総務費、1目教育委員会費から1万円を減額し、計を96万8,000円とするもので、教育委員会主催講演会事業報償費はふるさと教育研修が台風により中止となったための減額でございます。  2目事務局費に100万5,000円を追加し、計を7,958万8,000円とするもので、一般職給料から職員共済負担金までは人件費の補正。  教職員健康診断委託料は執行残の減です。  3目教育振興費に10万5,000円を追加し、計を1,789万円とするもので、消耗品は児童生徒用の防犯ブザーを購入するもの。  入学支度金は執行残を減額するものでございます。  2項小学校費、1目学校管理費に1,404万3,000円を追加し、計を4,374万1,000円とするもので、42ページをお願いいたします、学校施設改修事業のトイレ改修工事は、国庫補助金を受け、トイレの洋式化改修工事を行うものです。  3目給食費に9万5,000円を追加し、計を1,222万1,000円とするもので、臨時職員賃金は賃金改定によるもの。  3項中学校費、1目学校管理費から16万1,000円を減額し、計を2,124万9,000円とするもので、情報教育推進事業の情報教育システム保守委託料及び情報教育システム借上料は執行残を減額するものです。  次のページをお願いします。  4項、1目幼稚園費から37万4,000円を減額し、計を3,116万9,000円とするもので、一般職給料から職員共済負担金までは人件費の補正。  体育器具保守点検委託料及び消防防災設備保守点検業務委託料は執行残の減です。  5項社会教育費、2目公民館費に4万9,000円を追加し、計を191万4,000円とするもので、消耗品の増額が主なものです。  4目町民センター費に2万5,000円を追加し、計を5,151万8,000円とするもので、消耗品を増額するもの。  3目民俗資料館運営費に1万8,000円を追加し、計を96万6,000円とするもので、施設管理人賃金は賃金改定によるもの。  6目美術館費から322万8,000円を減額し、計を2,649万6,000円とするもので、一般職給料から職員共済負担金までは人件費の補正。  臨時職員賃金は賃金改定によるものです。  次のページをお願いします。  7目図書館費に2万2,000円を追加し、計を1,343万3,000円とするもので、勤勉手当及び職員共済負担金は人件費の補正。  8目貝類博物館運営費に41万4,000円を追加し、計を945万9,000円とするもので、臨時職員賃金は賃金改定及び勤務体制の変更により増額するものです。  6項保健体育費、1目保健体育総務費から10万9,000円を減額し、計を654万2,000円とするもので、小学校プール開放事業及び町民運動会事業は執行残を減額するもの。  2目体育館運営費に36万3,000円を追加し、計を609万2,000円とするもので、修繕料は照明器を修繕するものです。  10款、1項公債費、2目利子から56万6,000円を減額し、計を3,672万3,000円とするもので、一時借入金利子を減額するもの。  次のページをお願いいたします。  13款1項1目予備費から557万3,000円を減額し、計を3,874万円とするものです。  説明は以上です。 ○(議長)  それでは、これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○9番議員(村田知章)  9番、村田です。一括で質問させていただきます。  18ページ、移住施策プロジェクト楯代、これは大学のゼミの楯ということですけれども、10万8,000円はかなり高額な楯だと思うのですけれども、これはどういうふうなゼミなのか、その結果とかそういうものはどうなっているのか教えていただければと思います。  その下、170のオリパラ文化プログラム検討事業、これはどのような事業をするのかという具体的なことが決まっていたら教えてください。  続いて42ページ、学校施設改修事業でトイレ改修、これは和式トイレを洋式にするということで1,400万円かかっていると思うのですけれども、これは何台改修するのでしょうか。1台当たりいくらかかっているのか教えてください。  最後にもう一つ、46ページ、貝類博物館運営事業の臨時職員賃金のところで、今、学芸員の方が病気をして長期でお休みされていますけれども、それをサポートする、やはり専門職ですので、それをサポートするというのはかなり難しいことだとは思うのですけれども、そのための対策のようなものはどのように考えているのか、例えば、臨時職員で受付の人も簡単な解説ができるような、そういう研修に出して簡単な解説ができるようにするとかそういうふうなサポート体制はできているのかどうか教えてください。 ○(企画調整課長)  まず、18ページの移住施策プロジェクト楯の購入についてでございます。これは横浜の市立大学のゼミのほうで真鶴の町に実際にフィールドワークに視察に訪れて、そのゼミごとでさまざまな研究をしたものでございます。それが三菱総研のコンテストというか発表会で子育てをテーマとしたゼミチームが優勝したというものに対して町から本小松石の盾、箱根駅伝で贈っております本小松石の盾と同様のものをお贈りするというものでございます。  次に、真鶴町オリパラ文化プログラム事業につきましては、前回の東京オリンピックの開催された前年、1963年になるかと思うのですが、真鶴町で世界近代彫刻シンポジウムというものが開催されました。真鶴町では競技の関係の施設、また、キャンプというものの誘致というのは困難でございます。それで、オリパラに向けて文化事業を展開していこうと。ただ、町単独で文化事業を展開しても規模的に小さなものになってしまいます。実際に海外の方、そういう方をお迎え入れることはなかなかできないということで、国・県と連携したオリパラの文化プログラムができないかということで国・県と調整していく、そのためのプロジェクトチームの立ち上げや資料作成、その他に必要な経費をここで計上したものでございます。 ○(教育課長)  まなづる小学校のトイレの改修工事ですが、校舎内にあります1階と3階の中央にあるトイレの改修工事になります。こちらのほうは全面的に改修して、今のトイレを改修するものです。  個数といたしましては、1階のトイレ、こちらは男女ありますが、現在、和式1、洋式1から男子のほうは洋式2に、女子のほうは和式7、洋式1から和式3、洋式5に改修いたします。また、3階につきましては、男子和式2、洋式1を全て洋式3に、女子につきましては和式8を和式3、洋式5に改修いたします。  こちらはタイルとか壁とかもありますので、そういったものも全部含めての改修になりますので、1個当たりの単価というものは今把握しておりませんので、その点でご了解いただければと思います。  それから、貝類博物館のほうの臨時職員の賃金ですが、職員が1名、体調を崩して休んでいるということで、受付職員の勤務体制を今ふやして、そういった形で対応しているところでございます。また、貝類博物館の説明等の部分については、今後、ディスカバーブルーのほうに海洋の専門の知識を有しているということでお願いしていきたいというふうに考えております。 ○9番議員(村田知章)  18ページに戻って、移住政策プロジェクトの盾代、これは三菱の関係の賞、ちょっとわからなかったのですけれども、非常に評価の高い表彰を受けたということで町からも、権威ある賞を受けたということで町からもそれをたたえるために盾を贈るという認識でよろしいのでしょうか。  それと続いて、トイレのほうなのですけれども、わかりました。1基当たりかなり高いものにつくなと思ったら、全面改修ということで理解しました。  あと、貝類博物館のほうもディスカバーブルーのほうがサポートに入るということでわかりました。
     以上です。 ○(議長)  それでよろしいのですね。 ○9番議員(村田知章)  一個だけ。 ○(企画調整課長)  楯の関係で、横浜のほうの市立大学が真鶴でゼミをやっていただいたということで、その中で優秀なプロジェクトが生まれたと、この盾を贈ることにより横浜市立大学とのつながりも保てると、そこから、また横浜市立大学の学生さんたちにいろいろな提案をしてもらえるチャンスもこれから生まれてくるのではないかというところも踏まえて、町としてはその盾をお贈りするというところでございます。 ○(議長)  よろしいですか。 ○9番議員(村田知章)  はい。 ○3番議員(黒岩範子)  3番、黒岩です。確認です。  まず、16ページの先ほどから問題になっておりました期末手当については、010の議員期末手当、それから、その下の特別職期末手当が計上されているということでよろしいわけですね。  それから次、42ページの下のほうの囲みの中で030情報教育推進事業ということで、マイナス12万8,000円ということになって、システム保守委託料とかシステム借上料がマイナスということになっていますけれども、これは何か事情が、何か理由があるのでしょうか。  それからもう一つ、46ページの真ん中のところの020小学校プール開放事業ですけれども、これがプール開放監視員の賃金がマイナスということになっているのですけれども、これはプールの監視員を減らしたということなのか希望者が少なくて必要がなかったのか、その辺はどういうような内容なのでしょうか。お願いいたします。 ○(総務課長)  お答えいたします。  人件費の増につきましては、議員のおっしゃるとおりでございます。ただ、一般職のほうにつきましては、ここで異動等がございましたので、その分も合わせての異動と、お金の動かし方になっております。  以上でございます。 ○(教育課長)  中学校費の030情報教育推進事業の減額につきましては、システムを入れかえた関係で執行残を減額したものでございます。  プール監視員の賃金につきましては、天候等により開催しなかった日がありましたので、そういった関係で賃金を減額したものでございます。 ○11番議員(二見和幸)  11番、二見和幸です。  18ページ、140くらしかる真鶴事業、くらしかる真鶴管理業務委託料5万円が出ていますが、誰に何の管理をさせていますか。  続きまして34ページ、030観光施設管理事業、先ほどちょっと説明がありましたけれども、映画に使ったバス停を設置するということですか。47万5,000円。お答えをお願いします。 ○(企画調整課長)  18ページのくらしかる真鶴事業のくらしかる真鶴管理業務委託料という形で5万円を増額させていただいた分につきましては、移住体験者が事業に参加する、要はくらしかる真鶴を利用する人、その人たちに町の案内をしていただくということで委託料を追加したものでございます。  現在、店舗部分でコンシェルジュ事業というものは展開しております。あれは民間のほうで展開していただいておるところでございますが、それに加えて町を案内していただくという業務を追加いたしました。その部分について予算を措置したものでございます。 ○(産業観光課長)  観光施設管理事業の47万5,000円につきましてお答えさせていただきます。  こちらは、昨年、テレビドラマから、一応、名前は伏せさせていただきますが、そちらが大手映画会社によりまして撮影がございました。ただ、残念ながら真鶴町の名前は違うところの設定で真鶴町で撮影したわけでございますが、そちらのケープ真鶴のバス停のあるところに、いかにもそれらしい停留所、休憩所みたいなものが設置されたわけでございますが、映画のセットでありますので基礎等もきちんとできておりません。見た目はすごくよかったのですけれども、下の基礎はコンパネでつくってあり、それをきちんとしたコンクリートで平らにして設置すると。  また、見た目は大分、映画のセットでありますので古く見えるのですが、ちょっと防腐剤等も塗ってありませんので、防腐剤を塗ること、また、きちんと基礎をつくって設置すること、そういった意味合いのものでございます。  半島を訪れるお客様が休憩するスペースとしても十分活用できますし、また、ちょっとこれは将来的なことでありますが、映画のセットで、映画で使われたということで、またそういった意味で観光の施設の、お客さんがそれで来てくれる方も期待しての設置でございます。 ○11番議員(二見和幸)  バス停の件はわかりました。  では、このくらしかる真鶴は、これはいつ誰が使っていたかというのはわかるのですか。町が使っているわけではないということなのですか。 ○(企画調整課長)  くらしかる真鶴につきましては、今年10月から事業を開始しております。2週間を一枠として貸し出しというか利用をしていただいているところでございます。  年内につきましては、もう全て予約で埋まっている状況でございます。よそから移住を考えている人があそこで2週間暮らして、あとは真鶴の町中を見て歩くと。  それで、歩くときにやはり案内をしてもらう方をつけたいということで、先ほどの部分を追加したというもので、くらしかる真鶴につきましては順調にその利用が進んでいるところでございます。 ○11番議員(二見和幸)  そういう目的で使ってくれるといって、真鶴を体験してもらって、真鶴に住んでいただけるシステムみたいなものはすごくいいと思うのです。  僕のところにちょっと苦情が入ったのは、10月27日、どういう使い方をしていましたか。夜。 ○(教育課長)  お答えいたします。  10月18日から10月29日まで真鶴半島美術館の事業の一つの中で、みんなの家プロジェクトというものを実施いたしました。そこでこの期間、町外から招聘したアーティストがそちらのほうで事業を展開して、ものづくりというものをそちらのほうで体験するようなことをしております。  そういった成果を発表するということで、10月27日にまとめの会というものを行ったものでございます。 ○11番議員(二見和幸)  では、主催は別に町がやったということではないのですか。 ○(教育課長)  こちらのほうの実施自体は教育委員会でございます。  こちらを企画調整課にお願いして、くらしかる真鶴を使って、今回の事業を実施したものでございます。 ○(議長)  3回で終わりなのだけれども、一応、ではもう一回許可します。4回目。 ○11番議員(二見和幸)  近所の人から連絡があったので、その発表会みたいなものですか、すごい、僕にはばか騒ぎをしていると来ました。道路も大道、駅に向かっていくほうの道を半分占領していると。そこには議員も交ざっていたと連絡が入っています。  何というか、夜は交通量も少ないのでそういうことをしてしまっているのかもしれないけれども、やはりこういう事業は周りの人とも仲よくやりながらやっていくということが基本にあると思うのです。ぜひそういうところを気をつかってほしいということが願いなのですけれども、どう思いますか。 ○(教育課長)  今後、この事業を実施するに当たりましては、教育委員会のほうでも内容等をよく確認して、きちんとした体制の中で進めていきたいというふうに考えております。 ○(議長)  他に。 ○6番議員(岩本克美)  二つあります。  まず、29、30ページのところの衛生費の中の4目火葬場費、説明ではさらっと財源更正と言われたのですが、その財源の中身は県支出金が減って一般財源、要するに町の負担がふえるということになったのだろうと思いますが、減ってしまったのは一体何だったのかということを、財源的なものはただ単に更正ですと話がちょっとわからなくなってしまいます。なんで県の支出金が減ってしまったのか、その辺、もしわかっていたら教えていただきたい。  それからもう一つは、37、38ページのところの消防費の3目消防設備費のところです。第2分団詰所改修調査設計業務委託となっているのですけれども、金額が85万3,000円ほどありますので、詰所自体の改修工事という感じで捉えるのか、それとも建てかえをしようとしているのか、その辺、具体的にはまだ決まっているかどうかわかりませんので、ちょっとお尋ねしたいと思います。  その二つです。 ○(総務課長)  お答えいたします。  消防施設管理運営費の第2分団詰所改修調査設計業務委託料の件でございますけれども、第2分団、役場の近くにある第2分団でございますが、雨漏りがいたします。それで平成29年度に改修を考えております。そのために平成28年度、本年度でその設計委託をするものでございます。 ○(町民生活課長)  火葬場費の財源更正の件でございますけれども、本年度、火葬場で火葬炉に、火葬に直接影響を及ぼすおそれがありました制御盤、これの修繕工事を行っているところでございます。  2分の1補助ということで、これは9ページにございます市町村自治基盤強化総合補助金、これを活用して本年度、当初予算で計上させていただいたものでございますが、この補助金の当初予算において補助金の額の見誤りがございまして、今回、正しい数値にこれを改めるものでございます。  以上でございます。 ○(議長)  よろしいですか。 ○6番議員(岩本克美)  そういうことで。 ○1番議員(板垣由美子)  1番です。  20ページの、先ほど、真鶴地域情報センター費の中で、備品購入費62万5,000円、そこのところ、貸し出し用テーブルということで説明がありましたけれども、現在のものでは足りないということでしょうか。  それと、22ページの臨時福祉給付金事業のところなのですけれども、これはちょっと調べましたら、平成28年9月1日から12月28日までで、受付終了日が28日となっていましたけれども、この申請状況などがわかりましたらお知らせください。 ○(企画調整課長)  情報センターの備品購入費の件でございます。これにつきましては、今現在、会議室のテーブルというのは、数は規定数そろっております。ただ、1階で使用するテーブルが、現在10台しかないということで、実際にイベント、あと催し物をやられた方から台数が少ないというものは要望として上がってきております。  それで、1階の貸し出し用テーブルをふやすため、10台を25台、15台購入してふやそうというところのものでございます。 ○(健康福祉課長)  臨時福祉給付金でございますが、今までにいろいろと臨時福祉給付金というような名前で支給をしておりましたが、今回は国のほうが経済対策ということで低所得者に対しまして一人当たり1万5,000円を給付するというようなものでございます。  この内容的なものについては、一人につき半年当たり3,000円の給付と、それで、消費税が2019年10月に10%に引き上げられるということで前倒しにより1万5,000円の支給をするということですが、これは決まったばかりですので、まだ事務的なものはしておりません。内容的にこれから事務をしていくのは3月末になろうかと思いますが、3月末あたりに一部の方について支給するというような流れとなっております。  これからまだ申請書等も作成して対象者には申請書を送るというような作業をしていきたいと思います。  一応、対象者が1,673人というところで予算計上をいたしました。 ○1番議員(板垣由美子)  私、申請開始、受付開始日のところ28年9月1日と申しましたのは、実は町のホームページを見て、そのところを調べたらそのようになっていましたものですから、それでちょっとお尋ねしたのですけれども、内容が違っていますよね。 ○(健康福祉課長)  今、臨時福祉給付金、別のですけれども、支給はしています。これは低所得の高齢者に対して3万円ですか。これを繰越明許で今年度支出をしました。その後に、8月からですけれども、65歳未満でも遺族年金、福祉年金、障がい者年金等をいただいている低所得者に対して、やはり3万円の支出、それから通常の一人3,000円ということで低所得者に対して支出をしておりますので、ちょっとこんがらがってしまうところがあるのですが、ここで改めて補正をしたのは、先ほどご説明いたしました、これからやるのですけれども、一人は、低所得者に対して1万5,000円の支給という内容のものでございます。 ○1番議員(板垣由美子)  では、課長の説明、今ちょっと納得しましたけれども、今のホームページに出ているのは今までのもので、ここに補正にのぼったものについては、これからまた同じようにホームページなりにはきちんとその日程を出していくという、そういうことですね。わかりました。すみません。 ○(健康福祉課長)  そのとおりでございます。 ○(議長)  他に。 ○8番議員(青木 繁)  36ページ、010道路維持管理事業、この145万2,000円が計上されていますが、この中の内訳で、調査業務委託料と町道内樹木伐採作業委託料の両方で145万2,000円になってますけど、これってどこの道路の部分ですか。 ○(まちづくり課長)  まず、調査業務委託についてですけれども、こちらのほうは湯河原町との広域の関係の中で、福浦と真鶴の町内を車両が通行できる道路を将来的に計画しておりまして、その調査業務委託でございます。  場所は、半島公園線の尻掛入り口のバス停のところから福浦、湯河原町の町域に通じる道、町道11号線を対象としております。  ただ、これも現段階で湯河原町に先行して福浦地区の意見の集約を行っておりまして、そちらのほうが基本的にまとまらなければ、今年度、調整事業を執行しないと。真鶴町も同様の歩調でこの事業を進めておりますので、とりあえずこれで計上させていただき、湯河原町のほうが執行したら私どもも同時期に執行するという予定でおります。  それと、あと町道内の樹木の伐採ですけれども、1カ所が荒井城址公園の下、駅から昔の児童館があった、今は防災倉庫を置いてある、あちらに抜ける一方通行、ヤブタハイツの上のところなのですけれども、そちらに赤道がありまして、そこに生えている樹木を伐採するのが1カ所、それともう一カ所が、朝倉医院の裏、亀川さんのお宅のほうに向かっていく道の一部なのですけれども、そちらの、やはり町道のところに樹木が生えておりまして、その先のところで住宅を建てたいという方があって、そちらの道に生えている木が邪魔だということで要望がありますのでそれを伐採すると、その2カ所でございます。 ○8番議員(青木 繁)  今のこの調査業務委託料ですけれども、今、湯河原町のほうが進展しなければ、という話ですけれども、それの見込みについて、年度内にできそうですか、どうですか。その辺の内容を聞かせてください。 ○(まちづくり課長)  湯河原町、12月4日に福浦の対象地区の方を集めて説明会、意見を求めたということなのですけれども、そのとき、欠席者が数名いたということで、まだ全体の意見を取りまとめていないということで、そこまでの報告を受けております。 ○(議長)  他に。 ○(議長)  他に質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○3番議員(黒岩範子)  3番、黒岩でございます。  平成28年度真鶴町一般会計補正予算に対する反対討論を行います。  私は、議員の期末手当と特別職の期末手当の値上げに反対です。  従来より主張しておりますが、3点について従来の点をもう一度言いまして、それに加えた点も意見として、討論として申し述べたいと思います。  まず一つ目に、やはり人事院勧告は、一般職に置いては考慮すべきだが、議員や特別職は連動すべきでないこと。これはもう一度町民を交えて論議すべきではないでしょうか。  2番目として、やはり町民の暮らしが大変厳しいという現状の中で、平成26年4月から消費税が8%になって、年金も下がり、実質賃金が低迷している、このような時期に値上げすべきではない。  3番目として、町民の値上げに対する批判、反対の声など、やはり町や議会はきくべきではないか。  これに加えて、やはり4番目として、町民に対する事前の説明、また、意見の交換が不十分ではないか。事前にやはりこの問題について住民に説明し、意見を交換する場を持つことが必要ではないか。  また、議員の報酬などについては、先ほども報告がありましたけれども、議員報酬審議会、また、期末手当についてはそれに準ずる県議会等があって決められたという経過があったということですけれども、やはりこれだけ意見が出たり批判が出たり、また、町民の中からも出ているということで、もう一回、この辺については見直して、町民も交えて協議する場を設ける必要があるのではないでしょうか。そういうことで町民に対する説明責任を果たしていく必要があるのではないでしょうか。  以上、反対討論といたします。 ○(議長)  それでは、賛成討論はございますか。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  それでは、採決いたします。 ○(議長)  本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (起立多数)                  反対 黒岩番議員、光吉議員、岩本議員、村田議員 ○(議長)  賛成多数。よって「平成28年度真鶴町一般会計補正予算(第3号)」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  日程第9に入る前に、9番、村田議員より、議案第52号の真鶴町常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例の制定についての件の町長への質問の取り下げをしたいということがありましたので、一度、9番、村田議員、説明してください。 ○9番議員(村田知章)  先ほど、議案第52号常勤特別職職員の給与の際の私の質問を取り消したいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○(議長)  一応説明しますと、今、真鶴町議会会議規則の中に、議員はその会期中に限り議長の許可を得て自己の発言を取り消し、または議長の許可を得て発言の訂正をすることができるということで、今、村田議員より事前に取り消しの申し出がありましたので、今の発言を許しました。 ○(議長)  それでは、日程第9、議案第57号「平成28年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)」の件を議題といたします。 ○(議長)  本案について、堤出者から提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第57号は、平成28年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)であります。
     今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ506万2,000円を追加し、予算の総額を14億9,490万7,000円とするものでございます。  内容の詳細につきましては、担当課長が説明をいたしますので、よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○(議長)  それでは、内容説明を担当課長に求めます。 ○(町民生活課長)  議案第57号、平成28年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)についてご説明いたします。  第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出の総額に506万2,000円を追加し、予算の総額を14億9,490万7,000円とするものです。  次のページの第1表、歳入歳出予算補正、1歳入、2歳出につきましては、記載のとおりでございます。事項別明細書で説明させていただきます。  4ページをお願いします。  2歳入、3款国庫支出金、2項国庫補助金、1目財政調整交付金に10万8,000円を追加し、計を2,744万5,000円とするもので、説明欄001普通調整交付金の増で、税制改正によるシステム改修分を追加するもの。  7款、1項共同事業交付金、1目高額医療費共同事業交付金に600万円を追加し、計を3,100万円とするもので、市町村からの拠出金を財源として高額医療費負担を調整するものでございますが、本年度交付見込みから追加するもの。  8款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金から104万6,000円を減額し、計を1億402万円とするもので、説明欄001職員給与費等繰入金の人件費及び神奈川県町村情報システム共同事業組合負担金額の確定によるものでございます。  6ページをお願いいたします。  3歳出、1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理費から93万8,000円を減額し、計を2,261万1,000円とするもので、説明欄001一般経費の人件費及び神奈川県町村情報システム共同事業組合負担金額の確定によるものでございます。  2款保険給付費、2項高額療養費、1目一般被保険者高額療養費に1,641万5,000円を追加し、計を1億1,000万円とするもので、本年度の執行状況を見て追加するものでございます。  11款諸支出金、1項償還金及び還付加算金、1目一般被保険者保険税還付金は50万円を追加し、計を150万円とするもので、高額療養費同様、執行状況により追加するものでございます。  次の8ページをお願いします。  12款予備費、1項予備費、1目予備費から1,091万5,000円を減額し、計を8,412万1,000円とするものでございます。  以上で説明を終わります。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○3番議員(黒岩範子)  3番、黒岩です。  7ページの真ん中の欄の010一般被保険者高額療養費について、1,641万5,000円ということで大変大きな金額ですが、これが高額になった理由は何か。差し支えないところで、これ、どんな病気とかいうのがあるのかご説明ください。 ○(町民生活課長)  高額療養費についてでございますけれども、被保険者の高齢割合の増大、それから医療の高度化などにより保険給付費全体は年々増加傾向にございます。特に昨年度は、それ以前の5年間平均に比べまして7%余り、その中でも高額療養費につきましては16%余りの大幅な伸び率を示しております。  高額療養費の増減につきましては、真鶴町のように小規模な保険者においては、その時々に個別にどのような医療を受けているか、これによって大きく変動しますが、27年度、大きな要因として、平成27年から高額療養費の自己負担限度額区分が細分化され、一部で本人負担が軽減されたこと、それから、効果が画期的ではあるのですが、高額なC型肝炎治療薬の保険適用や、抗がん剤の適用拡大による薬価料の増高による保険財政の影響は真鶴町の国保においても各種データから例外ではないものと推察しております。  以上でございます。 ○(議長)  いいですか。 ○3番議員(黒岩範子)  いいです。 ○(議長)  他に。 ○(議長)  他に質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  それでは、採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「平成28年度真鶴町国民健康保険事業特別会計(事業勘定)補正予算(第3号)」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  続けます。 ○(議長)  日程第10、議案第58号「平成28年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第2号)」の件を議題といたします。 ○(議長)  本案について、堤出者から提案理由の説明を求めます。 ○(町長)  議案第58号は、平成28年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。  今回の補正予算は、歳入歳出それぞれ42万6,000円を追加し、予算の総額を2億6,393万7,000円とするものでございます。  内容の詳細につきましては、担当課長が説明をいたしますので、よろしくご審議の上、ご賛同いただきますようお願い申し上げます。 ○(議長)  内容説明を担当課長に求めます。 ○(まちづくり課長)  議案第58号は、平成28年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第2号)であります。  歳入歳出予算の補正第1条は、歳入歳出予算の補正で、歳入歳出それぞれ42万6,000円を追加し、予算の総額を2億6,393万7,000円とするものでございます。  次の1ページをお願いいたします。  第1表、歳入歳出予算補正、1歳入、2歳出につきましては、記載のとおりでありますので、事項別明細書で説明させていただきます。  恐れ入りますが、4ページ、5ページをお願いいたします。  2歳入です。  4款繰入金、1項他会計繰入金、1目一般会計繰入金に42万6,000円を追加し、9,972万6,000円とするもので、1節一般会計繰入金で給与改定に伴う人件費の増によるものでございます。  恐れ入りますが、6ページ、7ページをお願いいたします。  1款総務費、1項下水道総務費、1目一般管理費に42万6,000円を追加し、3,127万3,000円とするもので、こちらも給与改定に伴う人件費の増によるものでございます。  以上で説明を終わります。 ○(議長)  これをもって提案理由の説明を終わります。 ○(議長)  これより本案に対する質疑に入ります。 ○(議長)  質疑がないようですから、これをもって質疑を終わります。 ○(議長)  これより討論に入ります。 ○(議長)  討論がないようですから、討論を終わります。 ○(議長)  これより採決いたします。本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。                  (全員起立) ○(議長)  全員賛成。よって「平成28年度真鶴町下水道事業特別会計補正予算(第2号)」の件は、原案のとおり可決されました。 ○(議長)  皆さん、お諮りいたします。 ○(議長)  本日の会議は、これで延会といたしたいと思いますが、ご異議ありますか。               (「異議なし」の声あり) ○(議長)  異議なしと認めます。よって、本日は、これで延会することに決定いたしました。 ○(議長)  明日、12月9日は、午後2時から本会議を開きますので、ご参集をよろしくお願い申し上げます。 ○(議長)  本日は、これで延会いたします。ご苦労さまでした。               (延会 午後4時27分)...