産業観光課主幹
山 田 譲
㈱ガレリア担当者 市村氏
6 書記
議会事務局 塚本絢乃
7 傍聴人
黒岩範子議員、
光吉孝浩議員、
岩本克美議員、
海野弘幸議員
8 議 題 (1)真鶴町
地場産業振興・
ブランド構築事業について
(2)その他
9 審議内容 別紙のとおり
10 開会時刻 午後 3時10分
11 閉会時刻 午後 4時35分
(別紙)
(開会 午後3時10分)
○(委員長)
地方創生等検討特別委員会を開催いたします。
○(委員長) 開会にあたりまして町長お願いいたします。
○(町長) 先ほどまで本会議どうも御苦労さまでした。お疲れのなか
地方創生等検討特別委員会への出席ありがとうございます。
地場産業振興・
ブランド構築事業ということで、
ガレリアという会社が
ブランディングの構想を持ってまいりました。直接うちの方の課長からも説明いたしますが、できれば
委託会社の
ガレリアの方から説明いたしたいと思いますが、御許可くださいますでしょうか。
○(委員長) はい、大丈夫です。
○(
企画調整課長)
渉外係長と
地方創生事業調整専門員が出席させていただきますので、よろしくお願いいたします。
○(委員長) はい。
○(町長) 概略をうちの
担当課長からいたします。
○(
産業観光課長) 本日はお疲れのなか当課の関係の
特別委員会に出席いただきありがとうございます。手短に申したいと思います。
今年度
地方創生加速化交付金を活用した事業でございます。
地場産業振興・
ブランド構築事業の内容について御説明させていただきたいと思います。
当事業は
仕事づくりを
地方創生の柱の一つに掲げ、漁業・石材業といった
地域振興の活性
化に向けて、
販路開拓、
人材開発、
商品開発に関する事業を実施し、新商品の開発や新たな取引先の開拓、
地場産業にかかる
人材ニーズの把握、
人材育成、
プロモーションの展開等による諸施策を一体的に展開していくことで
販路拡大、
人材確保を行い
地場産業の活性
化を実現するとしたことを目的とした事業でございます。
なお、業者の選定にあたりましては
公募型プロポーザル方式を採用いたしまして、これから申します事業の内容を掲げ、当町の
ホームページにて
参加表明を受け付けたところでございます。受付期間は本年4月20日より5月6日でございます。
事業内容といたしましては、
地場産業にかかる
ブランド構築に関する事業、
地場産業にかかる
販路開拓に関する事業、
人材確保に関する事業、
地場産業にかかる
商品開発に関する事業、
地場産業にかかる
プロモーションに関する事業、その他
地場産業活性化に関する事業でございます。なお、
ホームページがダウンしたことによりまして、若干提出期間については先延ばしをした経緯があります。
参加表明につきましては、
株式会社ガレリアと
_____________________の2社がありました。この2社のうち
_____________________につきましては、直前になりまして
参加表明を辞退し、結果
株式会社ガレリア1社の提案書の提出があったものでございます。
この提案書に基づきまして、副町長、教育長、各参事、
観光協会事務局長及び
商工会事務局長で構成されます、
プロポーザル選定委員会を行い、第一次審査として書類選考を実施した結果、
株式会社ガレリアの提案は
プレゼンテーションを受けるに値するものとして第二次審査の
プレゼンテーションに進んだものでございます。
プロポーザル選定委員会における
プレゼンテーションの評価につきましては、1番といたしまして、
販路開拓、
人材育成、
商品開発の趣旨を十分に理解すると共に、現状と課題を踏まえた
企画提案となっていること。2番といたしまして、実現可能な提案となっていること。3番といたしまして、新規性や独創性のある
事業内容となっていること。4番といたしまして、見積りについて提案と比較して適切であるかどうか。5番といたしまして、事業を実施し新たな産業を展開し、産業の活性
化が期待できるかどうか。6番といたしまして、意欲、または
業務体制が整っているかについて慎重に審議した結果、7名の
プロポーザル選定委員のうち提案が適切であると判断した委員が6名という結果となり、過半数を獲得したことから、この事業につき
株式会社ガレリアと本町の間に
委託契約を締結したものでございます。
なお、事業の内容につきましては、委員長恐れ入ります。委託先に決定いたしました
株式会社ガレリアの代表市村氏がお見えになっています。この会場に入室及び事業の内容の説明を委託先の
株式会社ガレリアがすることとしてよろしいでしょうか。
○(委員長) 許可します。
その前に傍聴者として、
黒岩議員、
光吉議員、
岩本議員、
海野議員の傍聴を認めます。
(
株式会社ガレリア担当者 入室 午後3時16分)
○(
産業観光課長) 御了解いただきましたので、本年度の
事業内容につきまして御説明お願いいたします。
○(
ガレリア担当者) まずお手元の資料「
真鶴地場産業振興・
ブランド構築業務委託事業の御提案」の1ページめくっていただいて、今回私
ども株式会社ガレリアが受託させていただきました、
地場産業振興・
ブランド構築について簡単に説明させていただきます。
事業内容と趣旨につきまして、これは今更私から御説明申し上げるまでもなく皆さん御承知のものと思います。真鶴町の
地場産業の支援と町全体の活性
化、これをいかに2016年にやっていくかということで、我々の方で事業を組み立てております。
具体的な御提案の内容としましては五つあります。
1番目、真鶴町自体の
統一ブランディング。これは未来永劫使う
ブランディングということではありません。2016年度
プロジェクトにおいて真鶴町でこういう見せ方をしていこうという
ブランディングワードになります。2番目、漁業の
ブランディング及び
販路開拓。これは平たく言いますと、漁業をいかに盛り上げていくかと。真鶴の重要な
基幹産業の一つである漁業をいかに盛り上げていくか。これも活性
化事業です。3番目、同じく石材業の活性
化及び人材の育成。これについていかに活性
化していくかということについて考えていきます。4番目は海産物と
石材商品の両方にかかってくることなんですが、真鶴町の新たな特産品、世の中に誇れる真鶴の特産品。これを是非、開発・販売をしていこうということで考えている事業です。5番目、上記の1~4を統括した上で総合的な真鶴の
プロモーションをいかに計っていくかを考えて組み立てています。
2ページ目、
統一ブランディングワードについてです。
統一ブランディングワードっていったい何ぞやということなんですけども、これは先ほど申し上げたように、未来永劫真鶴町がこの
ブランディングワードと言いますか、統一の掛け言葉・合言葉を使っていこうということではありません。ただ「今真鶴町ってどんなところなの?どんな町ですか?」と単純に投げかけられたときに「こういう町です。」となかなか一言で表現しにくいところがあるのが現状だと思います。なかには真鶴町っていうのはですね、非常に名前が知れ渡っている分、今までの旧態依然としての
イメージで捉えられている方も非常に多いので、今そうではない、「こういう真鶴もあるんだよ。」「こういう真鶴も見てください。」というのを言っていきたいなという意味での
ブランディングワードを考えております。
下に書いてある
ブランディングワードの例は、日本中の町で大体こんなようなことを言っている町がありますということをまとめたもので、これはほんの一例です。良い例もあれば悪い例もあります。
3ページ目、漁業の
ブランディング及び
新規販路の開拓。これに関しては岩漁協と一緒に我々の方と実際にやらせていただいて、都内の居酒屋・
レストラン・料理店のそういうところに、真鶴の岩漁協から
直販ルートを構築するということでやっております。これに関して岩漁協から非常に前向きな協力をいただいておりまして、試験販売を今年から始めているんですが、我々の方に話を持ちかけてきている都内約20店舗からの評判は非常に良いです。真鶴の魚は非常に美味しいと。今までどういう形で難しかったかというと、配送経路や人手の問題ですよね。そういう形の
販路開拓と継続がなかなか難しいとこがありました。その中で今回里海ベースの方に我々の出張所、現地拠点をつくらせていただいて、そこで実際に岩漁協から揚がったものに関しての魚の魚種と選別、
配送手続きとかを合わせてやっていきたいなと考えています。既にこれに関しては東京からのお店の店長や経営者を漁船に同乗していただいて、そういうところからPRを既に始めております。こういうことを2016年は粛々と進めていきたいなと思います。
4ページ目、今日現在に至るまでにやったことをまとめております。ステッカーを2種類つくらせていただきました。これはやはり関サバですとか、大間のマグロみたいな、
ブランドが一目でわかるシールを箱に貼って市場に流通させたいという思いがあります。お店の方で実際に真鶴でテストで使っていただいたお店で、お店の窓ガラスに貼っていただいてくれたり、そういうところも実際に出てきてくれております。なのでこういう意味での「岩漁協の〇〇」、ここで言っているのは「お林、ドン深の海」の海産物だよと言うことを
真鶴漁協、岩漁協に共通して言っていきたいなという思いをシールに表した形になっています。2番目としては、この魚介類の啓蒙のためのパンフレットをつくりました。これは既に都内の飲食店、
レストランで配布を始めております。これを見て是非うちでも扱いたいと、どういうふうにしたら扱えるのかという話は多数いただいておりまして、8月はなかなか魚が捕れない時期らしいんですけども、この8月が終わってそろそろワラサが入るという話は先日いただきました。9月に入ったら本格的に稼働させていきたいなと考えています。ということで漁業の
ブランディングに関しては、
事業拠点を真鶴里海ベースの中につくらせていただいて、実際の
配送業務とか
販路開拓の事業を進めていきたいなと思っております。
次が6ページになります。同じように
新規販路開拓として三つの柱を考えております。一つは先ほど申し上げた主に首都圏ですけども、関東近郊の居酒屋・
レストランの
直販ルートの開拓です。これは既に開始しております。二つ目が
中国系商社では非常に日本の魚が人気です。是非、真鶴から鮮度の良い魚を入れたいという商社が来ています。これは現在進行形の話で進めております。三つ目は学校給食用食材卸し。これに関してもなかなか商品になりにくいサバ類をどうするかということを漁協でも頭を悩ませているようなんですけど、そういうゴマサバや小さい端魚を活用するルートを見つけられないかということで動いております。一応漁業に関してはこのような形で進んでおります。
7ページ目、石材業の
ブランディング及び
人材開拓・
育成事業。これに関しては2016年3月23日に
石材組合と協力いたしまして、
間知職人による体験会を実施しております。ここの体験会において色々問題点、課題点を抽出しております。これに基づいて今年度どういう形で新たに人材を確保するか、若しくは石材業のPR、活性
化をどのように進めていくかということを、今現在進めているところでございます。これに関しては8ページにあるように
間知職人の体験会を引き続きやっていく形。若しくはそれに代わる新しい雇用形態の開発ができないかということで活動をしております。施策2としては、発信がうまくできていないというところが正直現状としてありますので、
ホームページの内容を充実させ、真
鶴本小松石の
ブランドを訴求する。これに関しては
商標登録の登録を特許庁にさせていただきました。7月に特許庁に真
鶴本小松石ということで
商標登録をかけております。これが許可されれば日本全国、真
鶴本小松石が使えるところがなくなりますので、その状態になってからPRをするのがよろしいかと思います。まだ
商標登録ができていない状態で先走り過ぎると先に手を挙げられるとなかなかめんどうなところもありますので、そういう
タイミングをみながら本
小松石ブランドの
ホームページの告知をやっていきたいと思います。
9ページ目、真鶴の新名物料理と本小松石の新
商品開発。これは今月の終わりまでで試作が完了する見込みです。一つはまご茶漬けの新しいバージョン「新まご茶漬け」。これはもちろん地元の飲食店や
観光協会の協力を得てしてじゃないと実現できないものなんですけど、ちなみに、こういう提案はいかがでしょうかという形で、まご茶漬けを開発したものを提案していきます。もう一つは先ほど申しました、ちょっと邪魔者扱いされているサバです。サバがちょっと邪魔者扱いされているので、そのサバを使ってアンチョビならぬ「サバチョビ」というのをつくっています。これも非常に料理店で良い評価をもらっていまして、8月末までに進捗結果の報告ができる状況になっています。
10ページ、
総合プロモーション。上記、四つを総括した上での今後真鶴をどう対外的にアピールしていくかということで、
相乗効果のある
立体プロモーションということを御提案させていただいております。今まで単発で色々良いことをやっていらっしゃるんですが、なかなかそれぞれが有機的に結びついてはいないので、
プロモーション効果が十分発揮されていないということがあります。そこで
一つニュースバリューになりそうなことを幾つか立てて、相互を有機的・立体的に結びつけることで、少ない費用で大きな
プロモーション効果を得ることを狙っています。その一つとして
国際交流事業と少し堅苦しく書いてありますけど、
民民レベルで
国際交流をはかりたいと思っているところであります。これはここに書いてありますように、東洋のリビエラ、夏目漱石の真鶴港の中でも
イタリアの漁港に来たようなというくだりがありますけども、私としては先ほど申し上げた今までの真鶴の
イメージって非常に大切にすべきなんですけども、新しい真鶴の
イメージとして
真鶴漁港の風景を見たときの、どこか
イタリアっぽいような
イメージ、陽気で明るい
イメージ、新しいけど懐かしいという
イメージなどですね、そのようなところをうまく取り入れられないかなと。実際の物流も絡んでくるんですけど、まずは
民民レベルでお互いの
ホームページを紹介し合ったりということで、
イタリアの港町のボーザに話をしております。このボーザという町は人口約8,500人、真鶴と同じように漁業を生業としており、山間が海辺までせまってきており、非常に真鶴と地勢的には似ているところです。これは後ほどもう一つの資料で説明させていただきますけど、ボーザと民民での交流をはかっていって、それを
ニュースバリューのあるネタとしてPRの一つの素材として扱いたいなと考えております。ここに書いてあるとおり国内外の観光客の誘引や特産品のPR、
販路拡大にもつなげていきたいなと。
あとPRイベントの事業例として、本小松石の採石場を利用したドローンレース。皆さんドローンというと非常に当初立ち上げ時の悪い
イメージがあると思うんですけど、今ドローンは国家戦略として国の方で医療や災害対策、建築等で活用していこうということで
国家レベルでやっている事業です。それを採石場、若しくは
採石場跡をドローンの
トレーニングセンターとして使うのに非常に真鶴が向いていると。ドローンの
専門集団による視察会を7月にやりました。そこでそのような評価をいただいております。
国家レベルでこれから不足してくるのはドローンの正しい運用方法と操縦方法のなんですけど、これができる訓練所、若しくは操縦を体験できる訓練所、これを真鶴の中に開設すると非常に大きな
ニュースになると思います。これも後ほど別の資料で説明しますが、こういうような
採石場跡を利用し、ここでドローンを飛ばすことによって、こういう採石場が真鶴にあるんだと、小松石が採れるんだねと。流行のインターネットのブログやSNSで拡散されるということも十分狙えるということがあります。
あとは10月30日に開催を予定しております、ジャズの
ビックバンドです。これは
スタンダードジャズの
ビックバンドの
コンサートを
ケープ真鶴でやろうと思っています。この会場で先ほど申し上げた真鶴の名産品、若しくは石の紹介を併せて、真鶴町の紹介をしつつジャズバンドの
コンサートを楽しむということで集客をしようという催し物を考えています。長期または毎年定期的に開催することを考えています。
11ページ目、
総合プロモーション事業。7月の段階で1回テスト実施しました。
PRイベントとして
キッズアドベンチャー事業です。簡単に言いますと、将来の
真鶴ファンをつくろうということです。東京都内にママさん会というのがいくつかありまして、ママさん会独自で
マザー牧場に行ったり、山梨に
ぶどう狩りに行ったりと、子供の情操教育を兼ねて色々やっております。その中心人物を招へいしまして、真鶴はどうかというポテンシャルを探っていただきました。非常に良い評価をいただいております。自然と町がこれほど融合しているところはないと。子どもも海で楽しんで、釣りやシュノーケリングをやって非常に楽しい思いをしたと。これを是非、形にしたいということで、今課題点の抽出が終わったところですので、それを一つ一つ精査した上で9月に第1回目の本開催をしたいと思っています。
あとは
ホームページでの発信力の強化です。これをやっていきたいなと。これは数少ない情報発信の手段として、
ホームページの整備をやっていきたいと考えています。その他の活動としては、先ほど申した
民民レベルでの
国際交流も含めた
ニュースネタ、ドローンと小松石の採石場などの
メディアへの露出促進です。これは
十分ニュース性のある話なので、色んな
メディアに取り上げてもらえるように働きをかけました。
12ページ、13ページ目は進捗状況のスケジュールになっています。今8月の段階でやってきていることを粛々と進めさせていただいているという状況です。
今回の2016年の流れとしてはこのようになっております。
○(委員長) ここまでで質問がある方がいればどうぞ。
○委員(高橋 敦) まず、里海ベースに拠点をというお話がありましたけど、これは大体開設の
タイミングとかは決まっているんですか。
○(
ガレリア担当者) 7月、8月は貴船祭りとか夏の
イベント関係で色々
観光協会から依頼がありましたが、8月も4、5回ほど使用する機会がありましたので、9月から漁業の
販路拡大に合わせて実際の稼働を始めようと考えています。
○委員(高橋 敦) 正式には9月から看板を出すような
イメージ?
○(
ガレリア担当者) そうですね。業務を始めるという意味です。
○委員(高橋 敦) 今のお話に関連もするんですけど、その都内を中心とした居酒屋や鮮魚店への魚の
直販ルートの話の中で、魚が枯れる時期、魚のとれ高が減ったり魚種が限られたりする時期の対策と言うのは何か考えていらっしゃいますか。
○(
ガレリア担当者) 実は今の時期が一番捕れない時期のようです。そういう時期に関しても全く捕れないというわけでもないです。1店舗で何十kgも使うものでもないので、どちらかというと少量だけども高付加価値を付けて売ろうというビジネスです。全く捕れないということもあるという話は居酒屋にはしています。そのときは逆に築地でもどこでも手に入るところはあると。だけど捕れるのであればカマス、サバ、アジでもいいので捕りたてのものを送ってくるということに意味があり、価値を見出してお金を払ってくれるので問題はないと思います。
○委員(高橋 敦) もう一つ、これはむしろ課長の方かもしれないですけど、先ほどの説明の中でお林を中心として使った、あるいはあの周辺の海を使った色々な取り組みの説明があったと思います。一方で森の
駅プロジェクトをやっていますよね。それとの連関・融合というのは具体的にどのように考えていますか。
○(
産業観光課長) 森の
駅プロモーションは既に計画・時期というのは決まっています。こちらについてはまだ試験的なものでございますので、基本的にそちらの連携というのは具体的には決まっておりません。今回
キッズアドベンチャー等で行うことについては、今後また新たな真鶴の
観光ルートそういったものが企画できるのではないかということで、具体的に一緒にやるということはできておりません。
○委員(高橋 敦) 具体的にそれができていなかったならば、それが
相乗効果を生むような
イメージが今のお話を聞いているとあるんですよ。例えば
ビックバンドコンサートの話にしても
ケープ真鶴を会場としてというお話でしたよね。それに何か絡めれば
ケープ真鶴の集客にもなるだろうし、そのお林を知っていただく
相乗効果を生むことにもなるだろうし、あるいは森の
駅プロジェクトの中で
子どもたちを中心として、お林の森林浴などを味わっていただくというような、その流れにうまく乗せることができれば効果はお互い高まりますよね。あるいはその集客の
ターゲットとする層も広がってきますよね。どうしても
ビックバンドジャズで想像するのは大人なんです。それもある程度の年齢層以上の
ターゲットが浮かぶんです。でもそこに子どもがいても悪くないわけだし、若い方たちがそこに入っていてもおかしくない。もちろんそこにお年寄りがいらしてもおかしくないわけだし、うまく絡めればそれだけ膨らむだろうと思います。なにもこっちは動き出しているけど、こっちは計画だからと別々にというのは、あえてする必要がないし組み合わせちゃえばいいと思います。
○(
産業観光課長) こちらの日程を調整いたしまして、可能な限りおっしゃるような連携ができるように計ってまいりたいと思います。
○(
ガレリア担当者) まさにおっしゃるとおりだと思います。私どももこのもう一部の方で考えていきますので。
○委員(村田知章) おもしろそうな、見ていてもワクワクするような企画で、そこでちょっと確認ですが、今回御提案と言うよりも具体的には6月から動いているということなので、半分報告となるんでしょうか。
○(
産業観光課長) 私が最初に言えばよかったのですが、例えば漁業の
ブランディングが2月~3月という記載がございますが、前年度に
地方創生事業の中で1回試験的なことを行っております。そちらの内容を踏まえて今年度新たな
地方創生で、一応別という形で新たに公募をかけたものになります。今回の資料ではたまたま前回行ったのが
株式会社ガレリアでありますので、そういった継続できるような形になっていますが事業自体は別になります。なので事前に動いていたというのは、3月までにやった前年度事業と関連しているということを御承知おきしていただきたいと思います。
○(委員長) ほかに質問がないようですので、もう一部の資料をお願いします。
○(
ガレリア担当者) 資料「真鶴
ブランドコンセプト考え方のご提案」について御説明いたします。先ほど御説明しました資料の方は2016年度の全体的な構想をざっくりとまとめたものです。今回はその中で各論について述べさせていただいたものが2部目になります。始めに当たり前の話ですが、単純にここの部分が抜けているところが多いんですね。まず「真鶴にたくさんの人が来てくれる、町が賑やかになる」ことを第一に考えています。真鶴町に一度でも訪れてくれれば、また遊びに来たいという人もいるかもしれない。また次に遊びに来るときは友達を連れて来てくれるかもしれない。そういうことがあるので、このことが非常に大事になります。まず真鶴にたくさんの人が来てくれる、関心を持って来てくれる、町が賑やかになるにはどうしたらいいのか。もう一度基本に立ち返って考えてみようというとこからスタートしています。では、なぜ真鶴に来てくれる人が少ないのかというと、資料に六つ上げさせていただいています。
①「むしろ箱根、橋を渡って湯河原方面に行ってしまうじゃないか。意識としてなんとなく行きにくい。場所がなんとなくわかっているけれども、ついつい通り過ぎて湯河原に来てしまった。」
②「これといって有名な名所旧跡がない。」日光東照宮などがあるわけではありません。というところを見るとなかなか何をしに来たのか目的がないんです。
③「天然温泉がない。」これはそのとおり。
④「誰もが知っている有名な名産品、名物料理がまだ知られていない。」実際は良いものが非常にあります。あるんだけれども知られていない。
⑤「町の
イメージが定かではない。」何となくわかる、ゴジラが上陸した町だよね、とか。何となくの
イメージしかない。
⑥「町のインフラが何となく良くない。」町が狭いんじゃないかと、駐車場のキャパシティが無いんじゃないかということがあります。ただこれは努力と工夫次第で改善できるものではありますけども、無理なものは無理と割り切ることも大事なんですね。できないことを机上の空論で言っていても意味がないので、できることを確実にやっていきましょうと。
それを踏まえて2ページ目、
プロジェクト2016の考え方と現状分析です。
これも先ほど申し上げたとおり真鶴のプラスポイントとマイナスポイントを列記してあります。単純にプラスとマイナスがあるのなら、良いところを延ばして悪いところをカバーして新しい
イメージをつくろうと。上書きできる新しい
イメージをつくろうということです。
3ページ目、真鶴に来る人、来てほしい人はどういう人なのか。
ターゲットニーズの洗い出しです。今ある観光資産を体系
化して、どういった
ターゲットと結びつくかを考えましょうということをまとめたものです。これは
ターゲットがA~Eまであります。
ターゲットAは30~50才代の男性。
ターゲットBが小学生までの子どもを持つファミリー層、
ターゲットCが30才以上の女性グループ、
ターゲットDがシルバー世代以上、
ターゲットEがその他のポテンシャル層、これはあえて含みを持たせてその他にしています。
その中で4ページ目、今あげたE以外のA、B、C、Dの
ターゲット別、既存のインフラでアクティビティがあるかということを割り当てています。
ターゲットAは30~50才代の男性は、BBQや釣り、ダイビングをやったりしますよね。
ターゲットBのファミリー層はパークゴルフをやったり、
観光協会でやっている港内での釣り体験やシュノーケリングがあります。そういう既存のインフラとアクティビティをまとめるとこんなものがありますよということです。
5ページ目、先ほど「
真鶴地場産業振興・
ブランド構築業務委託事業のご提案」の資料で御説明させていただいた事業の中で、新しい提案としてどういうものが出てくるのかというと、Aは30~50才代の男性はジャズ
コンサートは刺さるアイテムとしてあるんじゃないでしょうか。それとグルメ。名物料理を食べに行こうと。箱根や湯河原まで足を伸ばしたのなら、真鶴にも行ってあれを食べようよと。というのがあれば来るのではないでしょうか。こちらも後ほど説明しますが、ドローンのイベント。なかなかドローンを買ったはいいが飛ばすこところがないという悩みを持っている人がたくさんいらっしゃいます。Bのファミリー層はキッズアドベンチャー。これは今考えている話なんですけども、キッズアドベンチャーの大人版として真鶴の自然と海の幸を味わうツアーを考えています。これは
ターゲットC・Dにも共通してくる話で、先ほどの既存コンテンツに加えて新しいコンテンツを2016年こういうものをつくりましょうということの御提案です。ここで点線で囲まれてる
ターゲットEが初めて出てくるんですけど、その他のポテンシャル層の取り込みについて6ページ以降で御説明いたします。
私どもが考えているのは7ページにありますように、その他のポテンシャル層は何かということはですね、真鶴町を「〇〇のメッカ」という形にしたいんです。この〇〇というのは色々下にあります。メッカの例とありますが、パラグライダーの聖地は「筑波山麓」です。これは誰が何と言おうとも日本のパラグライダーの聖地は筑波です。ウォーターアクティビティの聖地は「水上」です。これはキャニオニングといって渓谷を浮き輪やボートで下って行ったりして楽しむのは、水上が非常に根付いています。あと、ダイビングの聖地は「パラオ」これは御存知の方もいらっしゃるかもしれない。ウィンドサーフィンの聖地、ロッククライミングの聖地、全国世界各地で何々の聖地というのがあります。なので真鶴を何かの聖地にしたいというのが8ページ目以降の話になります。
起爆剤の想定
ターゲットとして、
ターゲットA・B・Dくらいが入ってきます。趣味をやっている人というのは趣味にお金を使います。どんなに不況でも趣味にはお金を使います。家計がどんなに苦しくても買いたいものは買ってしまうのが趣味人です。ということは趣味にこだわる人はお金と労力に糸目をつけない。趣味を満たせばある程度の不備・不便には目をつむれるんです。あと趣味の世界は仲間を引っ張ってくれます。そうすると今はSNSやブログを通じるので、趣味のネットワークは非常に強いです。趣味を続けている限りはメッカに来ます。ということは、もし真鶴がメッカになれれば先ほど欠点としてあげられていた、アクセスがあまり良くないとか、これといって有名な場所があるわけではないとか、天然温泉がないというのは問題にならないんですよ。それがメッカであるべき条件さえ満たしていれば彼らは来るんですから。それをやりたいんです。
9ページ目、何のメッカを目指すのか。その一つがドローンです。一つの有力な集客誘引材料にしたいんです。先ほど申し上げたように真鶴はドローンに非常に向いている場所なんです。ドローンは正しい運用で使えば、災害時の僻地での対応や医療品届けることができたりとかの非常に良いメリットがあります。まさに日本にとっては良い格好の素材なんです。これを真鶴でやるにあたって、都心から1~2時間でドローンが飛ばせるところなんてなかなかありません。送電線が多かったり空港があったりしたらできないんですよ。あとは実際に小松石の採石場でテストをさせていただきましたけども、非常に小松石の採石場というのはドローンを飛ばすのに適しています。それと山間部の元
採石場跡にも適度な広さがあって、ちょうど教習所に使うのに良い広さなんですよね。半島の形状もドローンを飛ばすのに非常に向いています。今、下に掲載している写真は我々がドローンをテスト飛行したときに上から取った
ケープ真鶴のパークゴルフ上の写真です。このような形で非常に景観が豊かなんですね。山や海があるというのが非常にドローンで空撮する人というのがほとんどなんですけど、そういう人に向いています。するとドローンは比較的高額な趣味なので、良いドローンだと1機20万円くらいします。持っている人は10機も持っている人がいるんですよ。こういう人が来るということはどういうことになるかというと、町にお金を落としてくれる人が多いんです。真鶴でドローンを飛ばしていればお腹も減ります。じゃあご飯を食べようということが出てくると思います。こういうことでドローンは非常に集客の誘引材料として使えます。
10ページ目、改めて御説明するまでもないですけど、ドローンはどういう目的で使われているか、無人地勢調査、農業、医療、建築、物流。2番目として、ドローン特区として普及に取り組んでいる町が仙台市と千葉市、徳島県、広島県、高知県と色々あります。最後のところに書いてありますけど、今何が不足しているかと言うとドローンのパイロットなんです。これを早急に養成しなくてはいけないというところで11ページになります。
真鶴ドローン・パーク構想になります。今後社会的にも様々な進化・発展を遂げることができるドローンに対して、正しい運用ができる訓練所と飛ばして遊ぶことができるスペースを提供するということをアクティビティの一つとして、例えば現実的な収益モデルとしては、
採石場跡を開放することによって、そこでドローンを飛ばしたい人からは当然ですけどお金を取ります。そのお金を様々な産業振興の方に回したりとかですね、例えば本小松石の採石場でドローンを飛ばしに来た人がブログやSNSで発信してくれると。実は小松石の採石場でドローンを飛ばしましたと。そんなところがあるんだと。そんなところを踏まえた上で、既存とか新設、真鶴に1回お客さんが来てくれるわけですから、そこで色々な貴船祭りもやっているんだ、こういう美味しいものもあるんだということにつながるということが、次の12ページに続いております。
こちらは真鶴わくわく半島構想と書いてありますけど、相互のことをまさに先ほど高橋委員がおっしゃっていたように、一つのことが起爆剤になってそれぞれが有機的に結び付けられたらいいなということです。これで実際にキッズアドベンチャーに来た子どもがドローンを飛ばすのを見て、「ママあれやりたい」ということも出て来るでしょうし、ジャズ
コンサートに来たシルバーの方が美の保存地区を見て「こんなところがあるんだ、懐かしいね」となるかもしれない。「キッズアドベンチャーにうちの孫を来させてみようか」こういうことが実に大事になってきます。これが今までできていたかいなかったかは別にして、今後まさに念頭に置いてやっていかなくてはいけないのかなと考えています。
そういう意味で先ほどの
イタリアとの文化交流の都市宣言もそうですけど、今話題になりやすいドローンというもので、
メディアへの露出を計る意味では非常に
ニュースソースとしては強いネタになります。
13ページ以降は当初の目的に戻りますけど、2016年度の
ブランディングワードに関して、今までの新しい一面を提示したいんですね。今までの真鶴にはなかった
イメージを
ブランドワードにしたいんです。今までの真鶴は十分定着しています。皆さんも知っています。そうではなくてプラスこういう真鶴も見て下いという意味で、新しい
ブランドは2016年度のワードとして考えています。
では、それがどのようなワードですかというと14ページになります。
1番目「わくわく感が感じられるワード」何か聞いていて楽しいね、新しいね、面白いね。2番目「陽気、明るい、勢い、活発な
イメージのあるワード」今真鶴が陰気で暗いという話ではないですけれども、真鶴に今まであった
イメージではなくという話です。3番目「耳に新しい、新鮮な
イメージのあるワード」これは先ほどの全国の町の
ブランディングワードの中に、どっかで聞いたような言葉と言うのは面白くないんですよ。神戸が真鶴に変わっただけじゃないかというのは、これは駄目だと思います。全く聞いたことのない言葉、手垢が付いているものは避けたいと考えています。4番目「真鶴と結びつく、キチンとした根拠、裏付けのあるワード」真鶴とはきちんと結びついてもらいたい。ただし単に突拍子もない言葉、新しいだけの言葉、造語を持ってくるつもりはありません。真鶴と結びつく根拠と裏付けのあるワードでなくてはいけません。その中でワードのヒントとして、
イタリアの漁師町とのフレンドシップ事業があります。これはもう私から申し上げるまでもなく、非常に真鶴は
イタリアの
イメージに近いところがあります。まさに
イタリアに行ったことのある人からすれば、どことなく
イタリアだねというのはわかるんですよ。
イタリアに行ったことのない人は
イタリアの町自体がわからないですから、真鶴は
イタリアだよねと言っても「そうなの?」ということで終わるんですけど。
イタリアに行って漁師町を見たことある人だったら非常に近しいです。海のそばまで山が来ている、若しくは小さなところが密集している、車が入れないような狭い道が多い。非常に似ているんですよ。そういうようなところがあります。今、真鶴では
イタリアを意識した「まちなーれ」とかをやっていますよね。地勢的にも風土的にも
イタリアに近しいところがあります。ここでかしこまった行政レベルの
国際交流という形ではなくて、あくまでも
民民レベルです。言ってみれば
民民レベルで気軽に気楽にお手軽にでの交流になるんですけども、ただきっちりとした
イタリアとのお墨付きがほしいんですよね。ただ単に「真鶴は
イタリアに似ているでしょ。だから
イタリアっぽい真鶴に来てよ」と言っても「なんであんたが勝手に言うの?」という話になりますから、あくまで
イタリアの漁師町とフレンドシップ、お互いにお互いのことを認め合いましょうということのレベルでやりませんかという御提案です。その中の一つで
イタリアのサルディーニャ島のボーザというところを候補として挙げさせていただいております。ここは実際に地勢的にも真鶴と非常に似ておりまして、山肌に石造りの住居が並んでいて、人口が約8,500人。真鶴の貴船まつりと同じような船の祭りがあります。ここは町を挙げての船の祭りがあって、そういう意味でも真鶴との類似点が非常に多いです。16ページの地図にあるように
イタリアの長靴の左側の島のだいたい上の方、西海岸にあるんですね。このボーザとフレンドシップ協定を結ぶのはいかがでしょうかという御提案です。フレンドシップ協定とはどういうものかというのは先ほど申し上げたように、あくまで
民民レベルですので、今考えているのはここに青い字で1番、2番と書いてあります。まず、相互の首長がフレンドシップ「お互い仲良くやっていこうね、紹介していこうね。」ということで、具体的には
ホームページで交換紹介から始めませんかと。具体的には真鶴や
観光協会の
ホームページにボーザのバナーがあると。そしてボーザの
ホームページに真鶴のバナーが載っているという形になります。ゆくゆくはできたらいいなというレベルのお話ですけども、相互の名物料理のレシピ交換ですとかボーザの特産品、こちらは16ページに写真を載せましたが、非常に美しい工芸的なナイフとかがあります。あと石を加工した面白い特産品をつくっています。これをぜひ本小松石で製品ができないかということを考えています。
18ページ目がボーザというのはこんなところですよという紹介です。どことなく岩海岸の近くにある橋に似ているものもありますし、
イメージとしては近しいのではないかと。
19ページ目、
ブランディングワードは何にするのか。「ボニッシモ(buonissimo)」です。皆さんおそらく聞いたことがある人は少ないと思いますが、
イタリア語で「ボーノ(buono)」は「美味しい!」という意味ですが、比較級でいうと「ベター(better)」で「いいね!」ということです。「ボニッシモ」というのは最上級で「すごくいいね!」です。
イタリアの
レストランで「ボニッシモ」と言うと「すごく美味しい!」という意味です。これを「ボニッシモ!真鶴」にしたいんですね。
イタリアの国旗のカラーをあしらって「真鶴はドローンパークもキッズアドベンチャーも海鮮グルメツアーもジャズ
コンサートも全部ボニッシモだぜ」と。「真鶴に1回来てみなよ、楽しいよ」と。美観保存地区の真鶴の昔ながらの懐かしい幻影風景の地区、
ケープ真鶴のお林を大事にしている地区、真鶴港近辺のどことなく
イタリアの景色の真鶴。それらを含めて半島全体をテーマパークと扱って、どこに行っても色んな楽しみ方がある。それぞれが複合的に楽しめるというようなことを目指したいなと考えています。それをまとめたのが20ページになります。
真鶴は「ボニッシモ!な、わくわく半島」という形で2016年の
プロジェクトをまとめていけたらいいなと考えています。以上、駆け足ですけども御説明させていただきました。
○(
産業観光課長) このボーザの関係で石を使った楽器をつくられる芸術家がボーザに住んでいられるということで、その動画があるので皆さん御覧いただければと思います。
(動画鑑賞)
○(
ガレリア担当者) こちらはDVDになっておりまして、ボーザの芸術家がつくっている作品です。石に
スリットを入れて手でこすっているだけなんです。こういう共鳴する音が鳴ります。この芸術家のピンチョウさんというのが「石に声がないなんて誰が言ったんだ」と言うちょっと変わった方で、石にも声があるんだと。安山岩、玄武岩、花こう岩、みんなそれぞれの音が違います。この動画の石は花こう岩の石です。これは大小いろんな大きさがあります。
○(町長) これやっと分かった。近代彫刻でやった、これを見たことがある。削っているのを見たことがある。
○(
ガレリア担当者) こちらのピンチョウさんという方が今年の5月に亡くなられています。ピンチョウさんの長女のマリアさんという方が全部の版権というかアート作品の管理をやっています。実はドイツとアメリカで展覧会をしていますが、まだ日本では誰にも知られていないです。今中国から展覧会をやってくれとオファーがすごく来ています。ただマリアさん自身が中国で展覧会はやりたくないと。そこで我々が話をしたところ、真鶴の小松石は天皇陛下のお墓にも使われている石ということなどを話をしたら、是非、真鶴でやりたいとおっしゃいました。日本で初めてやる大掛かりなストーンアートの展覧会になるので非常にインパクトはあると思います。我々の考えでは真鶴で第1回、次に東京、震災のあった福島、大阪、同じく震災のあった熊本で「癒しの石の音楽」という形で開催すれば
メディアのインパクトはあると思います。
○委員(田中俊一) 真鶴は町長が言ったように近代彫刻でも縁があるみたいですね。
○(
ガレリア担当者) そうなんですよ。そういう意味では中川一政美術館もありますし、アート性は高いと思います。何よりこれはまだ日本では誰も知らない話なので、これを真っ先に真鶴で情報発信をしてやってみると非常に面白いかなと思います。
○委員(青木 繁) これをつくられた方はもう亡くなられたとおっしゃいましたけど、その後継者たる技術者はいらっしゃるんですか。
○(
ガレリア担当者) 先ほど申し上げたマリアさんという方がいまして、この方が管理をしているのと、マリアさんの御主人が同じような技術、同じような技術といったらあれですけども、ただ単純に石に切れ目を入れてその切れ目の深さと幅で調節しているだけなんですよ。例えば極端な話ですけど、パクろうとすればいくらでもパクれるんですよ。ただマリアさんが嫌がっているのは中国は必ずそれをやると。ということで中国には持って行きたくないという話を私とメールのやり取りで言っていました。そこで私の方で考えているのは、展示会を日本でやってあげてマリアさんと仲良くなって、マリアさんの公認で財団をつくっているんですけど、財団公認のものとして真鶴で小松石でつくったストーンハープという名前で売りたいなと。ストーンハープは真鶴の里海ベースで買えますということをやりたいんです。以上で説明を終わります。
○(委員長) 何か聞きたいことがあれば今のうちに聞いてください。
○委員(青木 繁) もう一つよろしいですか。ドローンの件はすごくお話が分かりました。今規制を設けて云々進んできているというのを新聞紙上でもよく見ていますけども、あれって利用するときに最大のエリアというのは自分がコントロールしてどこまで飛ばせるんですか。
○(
ガレリア担当者) 今の一般的な民生機という町のビックカメラとかで買えるDJIというのが市場で大きく出回っているドローンなんですが、それが送信機とドローン本体を含めて約20万円です。これがホビーとしてやられている方はたくさん買われているんですけど、これは有視界で大体3kmです。3,000mのドローンが見えるかと言うと見えないですけど、3kmまでは飛びます。真鶴は実際に飛行禁止区域に入っていないんです。今、日本地図で日本のどこでは飛ばしてはいけないかというのが一発で出てくるソフトがあります。これだと真鶴は港の周辺では駄目ですけど、
ケープ真鶴の方に行くとOKなんですね。それで見ると我々が飛ばしているところから見ると、大体1kmぐらい離れています。高度は約150mです。
○(委員長) ドローンで島に薬を届けるみたいなことがありましたよね。
○(
ガレリア担当者) やっていますね。
○(委員長) あれってもう本当に20km、30km離れた島で、それって自動で飛行して行くということですよね。
○(
ガレリア担当者) それはいわゆる先ほどの20万円のドローンとは違って、ゼロが一つ違ってくるんですけども。今アメリカでもアマゾンやピザーラの配達とかは全部ドローンでやっていますよね。千葉でも実験的にドローン特区でやっているのは湾岸地区の配送なんですけども、これでかなりの物を持って行っていますね。
○(委員長) この考えているのは20万円くらいのドローンで…
○(
ガレリア担当者) そうです。一般の民生機ですね。東京都内のビックカメラでその20万円のドローンをわくわくしながら買ったけど、実際には飛ばすところがないと。どこで飛ばすのかということが実に多いんです。そういう方は今どこで飛ばしているかと言うと、わざわざ長野県安曇野市まで行ったりとか、人によっては沖縄県まで行く人がいます。我々が呼んだのは沖縄でドローン訓練所をやっている会社の人間です。その方を真鶴に呼んだところ「こんな都会の近くでドローンを飛ばせる良いところがあったなんて知らなかった。」という話です。ですから、真鶴でもし採石場での許可がいただけて、若しくは
採石場跡地での使用許可がいただけるのであれば、東京都内に住んでいるドローンユーザーの方がかなり来ますね。そういう方は自慢の機体を持っていますから「俺のドローンはプロペラがカーボンなんだよ。」とかね。
ドローンはやってみると結構楽しいです。私は初心者なんですけど、実際に借りて飛ばしてみると鳥になった気分で結構気持ちは良いですね。
○(委員長) それは町民の頭には落ちないですか。
○(
ガレリア担当者) 落ちないです。落ちないですというのは語弊がありますが、何億分の1ですが下に人がいたら危ないです。そういう意味でも丁場跡などの人がいないところでやりたいんです。丁場で飛ばすんですけども、そこから1km先に飛ばすということではないです。
○(委員長) そういうことですか。
○(
ガレリア担当者) 要は人がいる上でドローンを飛ばしてはいけないので、人がいない会場だったら飛ばすことは法的には問題ないんですけども、あくまでも我々がやる場合は丁場の中での飛行になります。なかなかあれだけの広い場所というのは都内にないんですよ。
○(委員長) 上に飛ばすのは…
○(
ガレリア担当者) 150mです。
○(委員長) でも150m上に飛ばしてそこから行きたくなっちゃわないんですかね。こう右とか左に…
○(
ガレリア担当者) ちょっと専門的な話になっちゃいますけど、ドローンは20万円のおもちゃですよね。一般的なボビーレベルのドローンでもGPSとコンパスが付いています。その場所にずっととどまるんです。例えばここら辺にあるドローンをバーンと叩いたら流れるじゃないですか。でも同じ場所にすぐ戻ってきます。下に危険物があった場合は止まりますし、柱にぶつかりそうになったときも止まります。今のは非常に良くできています。
○委員(村田知章) ドローンは確か高度規制もありますよね。
○(
ガレリア担当者) 150mです。
○委員(村田知章) あと操縦する人からも200mくらいじゃなかったでしたっけ。
○(
ガレリア担当者) そうですね。あくまで性能的には3kmまで行けます。
○委員(村田知章) あとは人のそばで飛ばしてはいけないとか色々細かい規制があるので、そうすると真鶴でも限られた場所でしか…
○(
ガレリア担当者) そうです。ですから基本的に丁場になります。見せていただいた今の採石場と湯河原カントリークラブの
採石場跡が非常に良いんです。
○(
産業観光課長) 前に丁場跡等のソーラーの計画があった場所を見ていただいて非常に良いと。今後どのように運営していくか、例えばそこのエリアを教習所をやる運営会社に貸し付けて実際にそこで運営していただく。うちは賃料だけいただければと。その場所でやっていただき、あそこは高く上がると岬が見えると思います。そういった意味でそういう映像を流していただくというのも良いのかなと。そのように運営できればあまりリスクはなくて、そのような賃料だけ多少なりでもいただければ良いかなと。これを運営する場合はそういうことも考えられるということです。当然そういうふうにしてくださいということではありません。
○(
ガレリア担当者) 先ほどドローン特区でいくつか挙げさせていただきましたが、中には町中で飛ばすなんてことをしているところもあるんですよ。かなり過激な話ですけど、広島は町中でドローンを飛ばすことを考えていますね。私はそこまでのことは考えていませんけども、まずは丁場の中で飛ばさせていただくだけで東京都内の方は十分満足します。
○(委員長) 丁場内で木を植えるという話があるじゃない。それはないんだっけ? 今ないの? 木が生えてないの?
○(
産業観光課長) あそこは植わっているところです。太陽光の計画があったところですので、実際にそちらを見ていただいて、その場所も非常に良い場所だというような。
○(委員長)
海野議員が昨日言っていた。終わったら木を植えるとかいう。それはされてないの?
○委員(高橋 敦) 植栽されているとテストコース? 訓練所の障害にならないかという話。フラットなところならできるでしょということ。
○(
ガレリア担当者) 木が植わっていてもできます。離陸できるスペースさえあれば。むしろ梅の木や桜の木が生えている方が上に上がったときに絵が綺麗になります。
○委員(青木 繁) 動力ですが、動力源はバッテリーモーターですよね。
○(
ガレリア担当者) バッテリーです。飛行時間は約30分です。
○委員(青木 繁) そうですか。昔の無線操縦のラジコンのエンジンみたいな騒音はないですか。
○(
ガレリア担当者) エンジンではないです。無音かと言ったら無音ではないです。
○委員(高橋 敦) ドローンから少し戻ってですね、最後の19ページの「ボニッシモ!真鶴」というのは非常に日本のほかの都市にはない、いわゆる
ブランディングワードだと思うんですけど、市村さんはプロでいらっしゃいますから内心思っているかもしれないなと思いながら聞きますが、2016年にはちょっと早いかなと。
○(
ガレリア担当者) いやいや、そんなことはないと思いますよ。
○委員(高橋 敦) 真鶴のほかの
プロジェクトの
ブランディングの中で書かれている、例えばアンチョビならぬ「サバチョビ」だとか、その
イタリアテイストのものがもう少し真鶴に入り込み、あるいは出ていくというのがにおい始めてからがこのワードかなというのがちょっとしたんです。いきなりこれをポンッと聞かされても、まさにここに書いてあるように、分からない人には逆にナニコレ過ぎないかなと。
○(
ガレリア担当者) まさに御指摘のとおりですので、非常に耳に新しすぎるので、いきなりここにいっちゃうのはというのがあるんです。先ほど申し上げたように、いきなりこれを真鶴町内にぼこぼこ貼るつもりはないんですよ。これを貼っちゃうと何だという話になってしまうので、ただ何かの
プロジェクトをやる、製品をつくるというときに頭に入れておきたいなと。
○委員(高橋 敦) どちらかというと2016年、2017年前半に使うのは、これがサブで何か日本語のもう少し分かりやすい言葉が付いていて、これがロゴマークだとかセカンドロゴあたりでぶら下がっている。それが2017年、2018年になって昇格していきましたみたいなね。
○(
ガレリア担当者) 検討させていただきます。
○委員(高橋 敦) 何か今までの真鶴の流れであるとかのその辺を考えると、そのぐらいがちょうどいいのかなと。
○(
ガレリア担当者) 都内のお店屋の受けとしては良かったですね。
○委員(高橋 敦) 逆にそっちはわかりやすい、とおりやすいと思うんですよ。特に
イタリアン
レストランですとかそういったところだと。そこのユーザー層も「和」というよりは少しは「洋」に寄ったテイストを感じたくて来る方が多いでしょうから。
○(
ガレリア担当者) 何人かにヒアリングしたときに「何でこの名前になったのか」と言う意見が出て来たんですけど、要は彼らが言っていたのは「新しいことを何か考えているということは非常によく分かった。」というのがあるんですね。ですからその分、高橋委員がおっしゃっていたように、ある程度浸透期間を得てというのも非常によく分かる話だなと。それら辺は色々将来像をみながら考えていけたら良いなと思います。
○委員(青木 繁) 資料「
真鶴地場産業振興・
ブランド構築業務委託事業のご提案」の5ページに「2016年度は来年度以降、町と民間事業者協業の新会社を設立するにあたっての準備・検証を行います」と書いてありますが、高橋委員が言ったように、これってどの程度までのプランニングと準備が進んでいるのか分かれば教えていただきたいです。
○(
産業観光課長) こちらにつきましては、実際に昨年検証した中ではっきりしてきたことなんですが、漁協の方で首都圏に送るというのを実際に検証してみて、送ってくれれば儲かるということは十分に分かっています。ただ、両漁協につきましても、それをやる人がいない。それを請け負ってくれる人がいないというようなことが、まず昨年の検証の中ではっきりしております。今年度についてはそれを具体的に委託事業の中でそういう手間をやっていただける人を実際に雇っていただく。それで実際に首都圏に送っていただくということになります。この委託事業は今年度で終わりますので、来年度以降それに変わるところを見つけなければ、またこれは同じことになってしまいます。それを町でできるのかというようなところで、なかなかそれも難しいのかなと。新たな会社の設立という問題が浮き彫りになってきていますので、その新会社を来年度以降つくるにあたっての検証等、また必要な準備段階、こちらもこの委託の中で検証していただきたいものです。もちろん新会社をつくるということは決定ではありません。
○委員(青木 繁) その前のページにもうこうやってステッカーやらもできていて、その下にサンプル出荷もやっていますよね。ここまで稼働してきてそういうことでは非常にもったいないんじゃないかなと思うんですけど。先ほどの説明の中でも好評をいただいているという報告を受けて、その中でこの5ページの準備段階に入ってられたのかなと思ったんですけど、委託事業もここであれだということですけども、それがある程度の目安が付いていて、ここまでやったのかどうかということも含めて、ちょっと早急に折角ここまでやったのがもったいないんじゃないかと思うんですよ。その辺はどうでしょうかね。
○(
ガレリア担当者) もちろん、おっしゃるとおりでございます。私どもも先ほど
産業観光課長から御説明があったように、あくまで助成金とか補助金の中でやっている事業ですと、それ以降続かない自立・自営できない事業になってしまいます。そういうのを見据えてテスト販売を通じて損益分岐点とか経営の試算の採算分岐点も明確に出ていますので、基本的には今回の補助金の中での検証を得て来期から自立・自営でやっていける会社を設立していくのが最終ゴールになります。そのためのポテンシャルは十分にあると思います。
○委員(青木 繁) 既存の真鶴の市場に出入りしている水産業者とかがいらっしゃいますよね。そういう方たちへの投げかけ、データを提供して話はされたんですか。
○(
ガレリア担当者) 実は
真鶴漁協でも打ち合わせをさせていただいています。
真鶴漁協の方では、割り当てられる魚がないと。
真鶴漁協は既に今いるお客さんで手一杯だから、申し訳ないけど今はちょっとお話に乗れないという話をいただいております。逆に岩漁協の方がまだその部分のポテンシャルがあったので、岩漁協から話をさせていただいているという状況です。ただ、
真鶴漁協も「話の持ってきようによっては乗らないこともないよ」ということだったので、まずは実績をつくって事業をルートに乗せることを考えています。
○委員(青木 嚴) 傍聴の議員は本来これは委員会であって傍聴者が発言することは許されませんが、折角だから委員長の権限で傍聴者の発言の許可をと思います。
○(委員長) 傍聴の議員の発言を許可します。
○委員(海野弘幸) この前丁場にドローンを飛ばしに来たじゃないですか。あそこでやるとしたら丁場が休みの日曜日だけになるでしょ。上でやるとしたら曜日は関係ないんだけど、上でやるにしてもトイレとか何もないでしょ。そういうのってもしやる場合は焼却場までトイレを借りにくの?
○(
ガレリア担当者) どこまでやっていいかということにもよるんですが、現状をいじっては駄目だよということなら、そういうやり方しかないと思います。もし工事用の簡易トイレを置いてもいいということなら、どこかに置くことも十分考えられます。
○委員(海野弘幸) 規模にもよると思うんですけど、どのくらいの規模を考えているのか。まず上で試験的に飛ばしてやって、今度丁場の方でレースみたいな形を考えているんですか。
○(
ガレリア担当者) それも考えられますね。逆に言うと私どもはあくまで丁場を使わせていただく、若しくは町有地を使わせていただくという考えなので、逆に真鶴町がこういう使い方は駄目、これは良いということを言っていただいた方がやりようがあると思います。ただ、共通しているのは両方とも飛ばすには非常に良いということです。
先ほども申し上げたようにある程度の不便は、彼らは飛ばせるのであれば目をつむるんですよ。
○委員(海野弘幸) だけど最低限のトイレや水場がないと来た人だって、女の人だって来るだろうし…。
○(
ガレリア担当者) あまり女性は来ないと思います。99%来ないと思います。女性の方は「そこら辺で美味しいものでも食べていてね、1時間したら戻ってくるから。」と。あとバッテリーが1個で大体20分なんです。大体皆さん3個くらい持っていまして、1時間くらい飛ばしたら「あー、飛ばしたな」という感じなんです。1日中飛ばしているという方はあまりいらっしゃらないので、逆に言ったらその1時間トイレがもたない人というのは大変かもしれませんが、案外大丈夫です。
その辺は逆に、もしトイレをつくってもいいのであれば、工事用の簡易トイレをと。
○委員(海野弘幸) ストーンハープはさっきの動画だけではどうやっていのかわからない。1回つくってみたいが、ただ切込みを入れているだけなのか。
○(
ガレリア担当者) 切込みを入れているだけです。
○委員(海野弘幸) どういう入れ方をしていいのか。
○(
ガレリア担当者) 私が見た1番小さいのは10cm角くらいでした。
○委員(海野弘幸) それはどういった切込みを?
○(
ガレリア担当者) すごく簡単で石を切る平らな鋸みたいなので切っていました。それで要は音を何で鳴らすかというと、石の柱の長さ、太さ、スリップの間隔です。それで音程を変えるらしいです。それはピンチョウさんが色々ノウハウを持っていらしたんですけど。
僕が一つ考えているのは3Dスキャナーというのがありますよね。現物を正確にスキャンして小さくしたり大きくしたりするもの。あれでピンチョウさんがつくっているものをスキャンして、それを落とし込んだら面白いかなと思うんですよ。レプリカ版として。
私は娘さんの旦那さんがつくっているところを動画で見たことがあるんですけど、結構簡単そうに見えました。先ほどの動画で見た大きいやつの製作期間は1か月で5個くらいつくれると言っていました。ということは結構できるんですね。
○委員(海野弘幸) 真鶴でやっている刃の厚みと言うのは、小さいやつで7mmくらい、大きいやつで9~10mm。
○(
ガレリア担当者) 全然大丈夫だと思いますよ。9mmの幅なんてあるんですか。
○委員(海野弘幸) ありますよ。
○(
ガレリア担当者) そうであればそんなものだと思いますよ。
○委員(海野弘幸) 75cmくらいは切れる。
○(
ガレリア担当者) 全然いけると思いますよ。試してみませんか。
○委員(海野弘幸) 1回ちょっとやりたいんだよね。
○委員(村田知章) その石の楽器の演奏者はいるんですか。
○(
ガレリア担当者) いらっしゃいません。
○委員(村田知章) 楽器があったとしても良いメロディが流れなかったとしたら…。
○(
ガレリア担当者) 楽器というほどの物ではないと思うんですよね。きちんとした音階があるかというとそこまでシビアなものではないんですけど。ただ、何となく擦ったり弾いたりすると、あのような音が鳴るというものなので。なんか心が和むというようなものですね。済みません、楽器と言うとちょっと語弊があるかと思います。
○(委員長) 傍聴の方で何か御質問があれば。
○委員(岩本克美) 実はドローンに関しては前から気にはしていたんです。実際にお林でも飛ばしたりしているし。それと実を言うとゴルフ場の上の更に奥の方でラジコンヘリを飛ばしている人が結構いるんです。それで遠くまで行っちゃって墜落しちゃったりして悩んでいる人もいるので、要は空間があればそのようなチャンスはあるので、すごく面白いなと思って聞いていました。是非とも頑張ってほしいです。
○(
ガレリア担当者) ありがとうございます。ラジコンヘリよりはドローンの方が安全だと思います。
岩本克美 ラジコンヘリは操縦が難しいですよね。
○(
ガレリア担当者) 難しいです。ドローンはすごく簡単です。今の20万円のドローンは素人でも箱から出せばすぐに飛ばせます。
是非とも丁場の方での御協力を。また改めて進めたいと思いますので。
○(委員長)
光吉議員何かありますか。
○委員(光吉孝浩) ちょっと気になるのが、里海ベースに事業所を入れてやりますよね。全体の予算と何人でやっていくんですか。イベントとして
プレゼンテーションというのはすごく僕も同じような仕事をしているので分かるんですけども、これが週替わり、月替わりのイベントなら分かるんですが、これを定着させていくまでに
プロモーション活動、真鶴も最近色んなイベントをやっていまして、聖地は何かと言ったらハワイアン、フラダンスのイベントも長くやっていたりとあるので、これが町の中でぶれを起こすような、先ほど高橋委員が言われていましたように、一気にどっと進むには規模と人数も、あれっだったら本当に魚なのか石なのか、どれかに絞らないといけるのかなと。規模的に言っても10人とか20人とか、もちろん使うんでしょうけど、それだと相当予算を割かないと、集客までっていうと本当に趣味の人だけが集まってなんか町で何人か来たねというそういうのは結構やっているので同じようにならないのかとうのが心配です。
○(
ガレリア担当者) それで言うと里海ベースはある意味漁業の配送管理が主にとなると思います。イベントについては、今のイベントに関してはイベントごとにイベンターを立てて集客をしていくという形になると思うので、そこのコントロール役の方を真鶴の方となっていくと思うので、人数的には10人もかからないと思います。
○委員(光吉孝浩) 10人でもいいんですけど、それをやるとしてももっと更に少なくなると、その週のイベントとかそれは僕も十分やっているとは思うんですけど、色んなことをチャレンジしてはいるんですけど、それをメッカにするまでのところが折角やるんだったらどうするのか。町の事業者の方など若い方はいるので、そのネームから何からまで町の中で公募したりアイディアを集めたり、それこそ魚が美味いとかいうことで「ボニッシモ」が出たりするけど、ちょっとそれもやっぱり町長から発するにしてもこれはどういうことだということになって、町が皆がどうやって考えていくか、いわゆるプロデューサー的な感覚でちょっとできると思うので。
○(
ガレリア担当者) そうですね。
観光協会が言っていることとわりと一緒ですね。そこら辺はやっぱりそうしていかないといけないと思います。
○委員(光吉孝浩) じっくりやった方いいかと思います。