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令和4年第4回(12月)定例会(第9日目) 本文
令和4年第4回(12月)定例会(第9日目) 名簿

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  1. 二宮町議会 2022-12-09
    令和4年第4回(12月)定例会(第9日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和4年第4回(12月)定例会(第9日目) 本文 2022-12-23 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 141 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 2 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 3 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 4 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 5 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 6 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 7 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 8 : ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 選択 9 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 10 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 11 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 12 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 13 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 14 : ◯13番【野地洋正君】 選択 15 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 16 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 17 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 18 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 19 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 20 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 21 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 22 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 23 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 24 : ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 選択 25 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 26 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 27 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 28 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 29 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 30 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 31 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 32 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 33 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 34 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 35 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 36 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 37 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 38 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 39 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 40 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 41 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 42 : ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 選択 43 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 44 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 45 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 46 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 47 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 48 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 49 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 50 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 51 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 52 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 53 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 54 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 55 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 56 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 57 : ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 選択 58 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 59 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 60 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 61 : ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 選択 62 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 63 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 64 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 65 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 66 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 67 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 68 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 69 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 70 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 71 : ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 選択 72 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 73 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 74 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 75 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 76 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 77 : ◯8番【浜井直彦君】 選択 78 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 79 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 80 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 81 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 82 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 83 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 84 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 85 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 86 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 87 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 88 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 89 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 90 : ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 選択 91 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 92 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 93 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 94 : ◯7番【松崎 健君】 選択 95 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 96 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 97 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 98 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 99 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 100 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 101 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 102 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 103 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 104 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 105 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 106 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 107 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 108 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 109 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 110 : ◯職員黒石俊彦君】 選択 111 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 112 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 113 : ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 選択 114 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 115 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 116 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 117 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 118 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 119 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 120 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 121 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 122 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 123 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 124 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 125 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 126 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 127 : ◯4番【一石洋子君】 選択 128 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 129 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 130 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 131 : ◯13番【野地洋正君】 選択 132 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 133 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 134 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 135 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 136 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 137 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 138 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 139 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 140 : ◯議長根岸ゆき子君】 選択 141 : ◯議長根岸ゆき子君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                             午前9時30分 開議 ◯議長根岸ゆき子君】 皆さん、おはようございます。  ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。  ────────────────────────────────────────────  日程第1 議案第58号 二宮町個人情報保護法施行条例の制定審査について  日程第2 議案第59号 二宮町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定審査について 2: ◯議長根岸ゆき子君】 お諮りいたします。日程第1「二宮町個人情報保護法施行条例の制定審査について」町長提出議案第58号、日程第2「二宮町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定審査について」町長提出議案第59号を一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 3: ◯議長根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 4: ◯議長根岸ゆき子君】 職員をして朗読させます。 5: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 6: ◯議長根岸ゆき子君】 委員長の報告を求めます。 7: ◯議長根岸ゆき子君】 小笠原議員。 8: ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  12月15日の本会議において本委員会に付託されました「二宮町個人情報保護法施行条例の制定について」町長提出議案第58号、「二宮町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について」町長議案第59号を、12月16日、第1委員会室において委員会を開催いたしました。  出席者は、委員全員、執行者側からの出席は、町長、副町長、総務部長、総務課長、庶務人事班長です。  2つの条例を一括議題とすることを諮ったところ、異議なしと認め、直ちに質疑に入りました。  委員「58号について、町の個人情報保護条例を廃止する理由と新しい条例を施行条例とする理由は。さらに、匿名加工情報が国の法律に含まれているのか。匿名加工情報についてだが、これが国の個人情報の保護に関する法律のほうに含まれているのかも確認する。また、59号について、これまでの審査会との違いと、規則から条例へ変更になる理由は何か。」  執行者「国の法に基づいて個人情報を保護するという考えである。今回の法改正では、国、民間、地方自治体の個人情報保護が一本化されるが、法律の中で委任される部分のみ町条例で制定する。独自の条例とした自治体と施行条例としている自治体は双方あるが、体系に違いはない。匿名加工情報の取扱いは、都道府県と政令指定都市のみが作成義務を課されており、町は任意であるため、条例に含めなかった。必要が生じたら条例化を議会に提案する。審査会は、情報公開条例と個人情報保護条例で規定していたが、一括して審査機関を置くことが合理的で情報公開・個人情報保護審査会条例というものを独立させて制定をしたが、中身に大きな変更はない。」
     委員「国、県から、町に対して町民の情報を求められることはあるのか。」  執行者「町の持つ個人情報を国、県が出すということは、基本的にあり得ない。県は、県が持つ個人情報を匿名加工情報として出す。別の法律で利用可能になっているものは提供する。」  以上で質疑は終了し、討論に入りました。  委員「私は議案第58、59号ともに賛成の立場で討論する。国の法律が変わる中でも個人情報の保護については必要である。問題になっていたのは匿名加工情報の扱いだが、自分に関わる情報を自分で管理するという警備が非常に重要だと考えているが、町のほうでも考えられて、扱わないという判断をしていることを評価する。」  以上で討論は終わり、議案第58号を採決したところ、挙手全員で可決されました。  次に、議案第59号を採決したところ、挙手全員で可決されました。  以上、ご審議いただきますよう、よろしくお願いいたします。 9: ◯議長根岸ゆき子君】 ただいまの委員長の報告に対する一活質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 10: ◯議長根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。 11: ◯議長根岸ゆき子君】 渡辺議員。 12: ◯5番【渡辺訓任君】 私は、第58号、第59号議案については、賛成の立場で討論いたします。  この議案は、政府がデジタル化を進めるその一環として、個人情報保護制度の見直し、その一環であると受け止めています。背景には、データが競争力の源泉だとしてデータ利活用を成長戦略と位置づけ、利用しやすい仕組みづくりを進めてきたことがあると考えます。国、県、市町村が持っている個人情報は、公権力を行使して取得、申請届出に伴い義務として提出されるもので、多岐にわたる膨大な情報量となっています。この行政保有の個人データまで官業の開放の対象にしようとするのが狙いではないでしょうか。  政府が進めるデジタル改革、特に行政のデジタル化については、一般にプライバシー侵害の拡大、住民サービスの後退、マイナンバー制度の拡大、官民癒着の拡大という問題があると指摘されています。特に、プライバシーの侵害については、匿名加工情報について、本人が知ることなく作成され、それが利用されることになり、自分のデータは自分で管理するという権利という点から大きな問題です。  今回の町提案は、町における個人情報の取扱いの詳細を定めているもので、匿名加工情報についての取扱いをしないという内容になっている点を評価して賛成するものです。以上です。 13: ◯議長根岸ゆき子君】 野地議員。 14: ◯13番【野地洋正君】 私は、議案第58号「二宮町個人情報保護法施行条例の制定について」及び議案第59号「二宮町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について」ともに、賛成の立場で議員の皆様に対して討論をいたします。  当初は、二宮町個人情報保護条例を廃止し施行条例を新たに制定すること、また、これから上程される予定の二宮町議会個人情報保護条例の条項57に対し本条例が11条立てと規定が極めて少ないことに違和感を覚えました。しかし、本条例は、上位法に当たる個人情報の保護に関する法律を施行する上で各自治体の裁量とする部分についてのみ定めたものであり、言わば、法律とセットで扱われるものであると理解をいたしました。条項のない仮名加工情報、匿名加工情報においても、同法にその扱いが定められています。二宮町個人情報保護条例を廃止する理由、そして、二宮町議会個人情報保護条例とは、そもそも趣旨が異なること、双方を理解いたしました。  将来の町の方向性を決めるには多くの情報が不可欠であり、その情報、とりわけ個人情報については、明文化されたきちんとした規定の中で慎重に扱わなければならないことは言うまでもありません。したがいまして、本2件の条例制定には賛成をいたします。議員の皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。以上です。 15: ◯議長根岸ゆき子君】 これをもって討論を終結いたします。  これより議案第58号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 16: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第59号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 17: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第3 議案第60号 二宮町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条              例審査について  日程第4 議案第61号 二宮町職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条              例審査について  日程第5 議案第63号 二宮町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例審査について  日程第6 議案第65号 二宮町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例審査              について  日程第7 議案第66号 二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例審査につい              て  日程第8 議案第69号 二宮町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例審査について 18: ◯議長根岸ゆき子君】 お諮りいたします。日程第3「二宮町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第60号、日程第4「二宮町職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第61号、日程第5「二宮町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第63号、日程第6「二宮町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第65号、日程第7「二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第66号、日程第8「二宮町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第69号を一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 19: ◯議長根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 20: ◯議長根岸ゆき子君】 職員をして朗読させます。 21: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 22: ◯議長根岸ゆき子君】 委員長の報告を求めます。 23: ◯議長根岸ゆき子君】 小笠原議員。 24: ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 その前に、先ほど委員長報告で、ちょっと小さいところなんですけど、訂正させていただきます。本会議場で審査を行ったんですけど、先ほど第1委員会室というふうに申し上げてしまったので訂正をお願いいたします。それから、出席者の中に傍聴議員を入れませんでしたので、傍聴議員をお入れくださいませ。  それでは、次の6つの議案をまとめて一括審査としたので、それを報告させていただきます。  12月15日の本会議において本委員会に付託されました「二宮町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第60号、「二宮町職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第61号、「二宮町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第63号、「二宮町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第65号、「二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第66号、「二宮町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第69号の審査を、12月16日、本会議場において委員会を開催いたしました。  出席は、委員全員、執行者側からの出席は、町長、副町長、総務部長、総務課長、庶務人事課班長及び傍聴議員です。  6つの条例を一括議題とすることを諮ったところ、異議なしと認められ、直ちに質疑に入りました。  委員「61号について、公益的法人等となっているが、実際に想定される派遣先、現在ある派遣先はどこか。63号について、今後、人事ローテーションとか定年延長になったときにどういうふうになっていくのか。定年延長を希望されていない場合の退職金等処遇に関して、どういう扱いになるのか。66号については、育児休業等について、取れない要件を定めているのか。取れない要件が広がっているように読めるがどうか。特に、定年前短時間勤務職員とか管理監督職を務める職員にとっては取りにくい条件になるのか。69号について、内容的には今の規定と変わらないと思うが、変わらないならどうして変えるのか。」  執行者「派遣できる公益的法人は、現状の町の規定において、町の社会福祉協議会と神奈川県町村会、神奈川県市町村振興協会に派遣できる規定になっている。派遣する場合、定年前の再任用職員の方も派遣ができるというような規定に変えるものである。定年延長の関係の人事ローテーションだが、基本的に、管理監督職だった職員は、副主幹級に降任となる。管理監督職の上限年齢を定めている理由も、基本的には高齢時の職員の力を最大限活用するのが主眼に置かれている。定年延長を希望されない方については、定年延長された年より先に退職する。そういった場合も退職金の関係だが、基本的に60歳の時点のピーク時特例が適用される。育休が取れないというところで、2条のところは、管理監督職が延長された職員とか、職員の部分休の題材として引用した任期付の職員を新たに育休することができない職員として加えた。それと、定年前の再任用短時間勤務の方が取れないのは、そもそも勤務時間が短いので、従前どおり適用除外した。最後の旅費の職員の定義の部分である。特別職に加えて、二宮町職員の定数条例に規定する職員ということで位置づけてはいるが、定数条例に定める職員というのは常勤職のみに限定されてしまうので、今回の制度改正によってできる定年前再任用短時間勤務の方は、これに含まれない。」  委員「実際の派遣先、社協と町村会、振興協会、3つ挙げたけど、それは条例とか規則か、また、増やしていくとかそういう場所が広がる場合には、これは条例のレベルでやるのか、それとも規則か。また、定年延長を希望したい場合、ピーク時特例ということがあったが、計算したときに一番多いところで計算するというような理解でいいのか。あと、66号、定年前短期間勤務の職員は、もともと勤務時間が短いということで、この育児休業の対象には当たらないということは、他の短時間勤務の方もそういう理解でいいのか。最近は、里親になるとかそういうこともあるので、年齢だけでは解決できないのかなと質問する。」  執行者「1点目の派遣先の関係は、条例の施行規則のところに派遣先というものが規定されている。先ほど3か所ほど派遣先を挙げたが、派遣先が増えるようであれば規則を改定して増やしていく。2点目の退職金のピーク時特例は、一番高いところというわけではないが、定年延長してお給料が下がった段階の金額ではなく、下がる前の金額のところで計算をするような仕組みになる。部分給は、短時間勤務の方、再任用の短時間の方に関しても、この規定は適用されていない。」  委員「63号に関して、年金については、60歳になってからの扱いがどうなるのか。それが、退職金も、結局、算定基準が60歳のときに最高になるとして、それに何らかの係数を掛けるんだと理解しているが、そこの係数の部分は、さらに勤続年数をまた加味するのか、それとも、一旦決まったら決まってしまうのか。今後、定年延長に関して、どれぐらいの職員が定年延長に関わってくるのか。」  執行者「まず、年金の話だが、情報が確定的なものがないので言えない。退職金に関しても退職手当組合が条例を持っているので、そこで決まってくるものなので確定的なものではないが、年数を加味されるというふうに事前情報では来ている。ある程度の年数勤務された方は、もう上限に行くので、それ以上のプラスはないということで、勤続年数が比較的短い方が、その7割という部分で、そのプラスはあると事前情報として聞いている。」  執行者「定年延長の経過期間に当たる職員というのは合計で11名。定年の経過措置の間に入ってくる職員数である。」  以上で質疑は終了し、討論はなく、直ちに採決したところ、議案第60号、挙手全員で可決、議案第61号、挙手全員で可決、議案第63号、挙手全員で可決、議案第65号、挙手全員で可決、議案第66号、挙手全員で可決、議案第69号、挙手全員で可決と決しました。  以上、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。まとめて6本の一括審議でございましたが、私の委員長報告で分かりづらいところがあれば、ぜひご質問ください。以上です。 25: ◯議長根岸ゆき子君】 ただいまの委員長報告に対する一括質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 26: ◯議長根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。 27: ◯議長根岸ゆき子君】 渡辺議員。 28: ◯5番【渡辺訓任君】 私は、町長提出議案第60号、61号、63号、65号、66号、69号について、一括して賛成の立場から討論をいたします。  本条例は、職員の65歳までの定年延長についての関連条例と理解しております。再任用制度が始まったのは2013年。10年も経て、ようやく定年が延長されるということになりました。もともと年金支給開始時期の変更に合わせて、そのギャップを埋めるという制度であったということで、今回の定年延長は、抜本的な変更に当たると思います。  これまでも、経験を積んだ職員が60歳で定年を迎えるということについては、さらに経験、知識の活用、活躍を求める声も聞かれましたので、今後、行政の活性化につながることを期待しております。  定年までの勤務と定年前再任用短時間勤務の選択については、職員の意向をきちんと反映するよう、十分な期間を取っての情報提供をお願いするとともに、採用抑制をすることなく、これまでどおり年齢バランスに配慮した採用を進めていただくよう申し述べ討論といたします。 29: ◯議長根岸ゆき子君】 これをもって討論を終結いたします。  これより議案第60号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 30: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第61号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 31: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第63号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 32: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第65号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 33: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第66号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 34: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第69号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 35: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第 9 議案第62号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例               審査について  日程第10 議案第64号 職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例審査に               ついて  日程第11 議案第67号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例審査について  日程第12 議案第68号 二宮町現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する               条例審査について 36: ◯議長根岸ゆき子君】 お諮りいたします。「職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第62号、日程第10「職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第64号、日程第11「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第67号、日程第12「二宮町現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第68号を一括議題といたしますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 37: ◯議長根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 38: ◯議長根岸ゆき子君】 職員をして朗読をさせます。 39: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読)
    40: ◯議長根岸ゆき子君】 委員長の報告を求めます。 41: ◯議長根岸ゆき子君】 小笠原議員。 42: ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 委員長報告を申し上げます。  12月15日の本会議において本委員会に付託されました「職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第62号、「職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第64号、「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第67号、「二宮町現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第68号の審査を、12月16日、本会議場において委員会を開催いたしました。  出席は、委員全員、執行者側からの出席は、町長、副町長、総務部長、総務課長、庶務人事班長及び傍聴議員です。  4つの条例を一括議題とすることを諮ったところ異議なしと認め、直ちに質疑に入りました。  委員「62号について、分限とはどういうところか。64号について、改正目的と分限の説明を願う。67号については、60歳を超えた場合に昇給なしという理解でいいのか。定年延長になった時点で何等級、何号級にいたにせよ、とにかく70%ということになるのか。68号で現業職員の部分について、改正の背景と実質的な変更について確認したい。」  執行者「分限について、今回、定年延長になり7割に給料が下がるという部分が降給という扱いになる。地方公務員法の規定では、降給に関し、分限として条例に定める必要がある。懲戒の手続については、仮に減給の懲戒処分を受けている方が、その処分の期間中に定年延長を迎えて給料が7割になった場合に、7割になった給料の10分の1を減額するという規定とした。60歳を超えた場合は昇給停止とする。定年延長したら、全ての職員が60歳を超えたら7割に降給。現在、現業職の給与の種類は、2条の部分で定めている。現状の規定は常勤職のみが対象で、定年前再任用短時間勤務職員が現業職となった場合には規定が変わるので、常勤職と短時間勤務の職に支給される給料と手当を分離した。」  委員「67号について、管理職ではなくても仕事の持っている重みとか違うものがあっても7割にするのか。それから、7割に行ったときに副主幹から外れる人とかそういう人も出てこないのか。下がり過ぎてしまう人が出ないか。現業職員については、定年前の再任用短時間勤務職員が加わってくるということで手当が発生する。その規定をしたのか。」  執行者「基本的に副主幹級の職員というのは困難な職務を行うという規定があり、いわゆる班長級並みの仕事をすることを想定している。給料に関しては、一律7割というのは、国家公務員もそうだが、公務員の給与制度として7割というものがあり、優遇措置や特例措置等は想定していない。部長職、課長職であれば、副主幹級に下がるというところで該当する給料表の7割になるが、下がり過ぎるということはない。」  委員「手元に給与表がないので具体的には幾らとは言えないけれども、もう一度その査定をし直すほうが合理性があるのではないかと思ったので、そういうやり方は検討されたのか。」  執行者「降任後の給料の関係は、基本的に降任となると直近下位へと数字をスライドさせていくような形になる。例えば、6級の部長職が仮の数字として現在44万円の月額給料だったとし、44万円から4級に下がるので、4級に44万円という数字があれば、そこにスライドする。現状において4級の最高号給は40万円には達していないので、いわゆる4号級の最高号給にスライドされる見込みである。」  執行者「今の話に補足すると、最初の話に戻って、44万円だった給料は、調整額も含めて7割の支給になるということである。級に関しては、部長職ですと6級何号という給与だが、4級の、今の部長職でいえば、ほぼ最高号級に該当するのではないかと思う。」  以上、質疑を終了し、討論はなく、直ちに採決いたしました。  議案第62号、挙手全員で可決、議案第64号、挙手全員で可決、議案第67号、挙手全員で可決、議案第68号、挙手全員で可決と決しました。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。以上です。 43: ◯議長根岸ゆき子君】 ただいまの委員長の報告に対する一括質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 44: ◯議長根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。 45: ◯議長根岸ゆき子君】 渡辺議員。 46: ◯5番【渡辺訓任君】 私は、町長提出議案第62号、64号、67号、68号について、一括して賛成の立場から討論をいたします。  まず、第一に、現行の再任用制度に比べると全体に処遇が改善される、その点を評価したいと思います。  一方、60歳までと比べると7割の給与になるという点は、やはり大きな減額であり、さらに、基本的に昇給はなくなるということは大変な問題だと考えています。この点については、引き続き、研究、検討を続けていただきたいと思います。  委員会審査の中では、退職金の扱いについて、組合のほうで制度設計がなされるという理解をいたしました。60歳以降、通常勤務や短時間勤務という選択肢があるわけですけれども、その選択によって不利益が起こらないよう、この点についても留意されたいと思います。  以上、意見を申し述べて討論といたします。 47: ◯議長根岸ゆき子君】 これをもって討論を終結します。  これより議案第62号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 48: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第64号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 49: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第67号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 50: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  次に、議案第68号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は可決であります。本件を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 51: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決と決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第13 議案第70号 二宮町税条例の一部を改正する条例審査について 52: ◯議長根岸ゆき子君】 「二宮町税条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第70号を議題といたします。 53: ◯議長根岸ゆき子君】 職員をして朗読させます。 54: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 55: ◯議長根岸ゆき子君】 委員長の報告を求めます。 56: ◯議長根岸ゆき子君】 小笠原議員。 57: ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 委員長報告を申し上げます。  12月15日の本会議において本委員会に付託されました「二宮町税条例の一部を改正する条例」町長提出議案第70号の審査を、12月16日、本会議場において開催いたしました。  出席は、委員全員、執行者側からの出席は、町長、副町長、総務部長、総務課長、庶務人事班長及び傍聴議員です。                (「出席者が違う」との声あり) 58: ◯議長根岸ゆき子君】 暫時休憩をいたします。                                  午前10時07分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                  午前10時07分 再開 59: ◯議長根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を始めます。 60: ◯議長根岸ゆき子君】 小笠原議員、どうぞ。 61: ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 出席者を間違えました。失礼いたしました。  出席は、委員全員、執行者側からの出席は、町長、副町長、総務部長、戸籍税務課長、課税班長及び傍聴議員です。  直ちに質疑に入りました。  委員「該当する施設は町内に具体的にあるのか。」  執行者「町内に該当施設自体は所在するが、本特例の適用対象となっている施設はない。」  委員「法律のほうも参酌基準が変わったが、変えなくても法で決めた範囲に収まっている。だから変えなくてもよかったのかなと思う。これは参酌基準に合わせるという考え方で変えようということなのか確認する。」  執行者「このたび特例の適用対象が、新たに下水道が整備されたことにより除害施設の設置義務が生じる者が取得するものと限定された。二宮町内における下水道の供用開始は、大部分で完了している。そのため、新規の整備箇所というのは限られること、現行の税条例においても参酌割合である4分の3を採用していることから、現行と同様に地方税法に沿った形で参酌割合を行おうとするものである。」  委員「先日、自分の事業所に固定資産税の通知が来た。その中に設備というものが記載された。過去、そういうものは通知されたことがなかったが、変更されているところはあるのか。」  執行者「それは償却資産の申告書だと承知している。償却資産の申告書に関しては、毎年1月1日時点で産業用の資産を所有している事業者、個人事業主も含めて、対象資産を申告する義務がある。取扱いを変更したということはない。対象資産を持つだろう事業者、過去に申告している事業者に宛てて、そうしている。」  委員「この条例改正の中にも、そういうものは含まれるのか。」  執行者「今回の条例改正に関するものも、対象の資産を設置している事業者があれば申告をしてもらう。」  以上で質疑は終了し、討論はなく、採決したところ、挙手全員で可決となりました。  以上、ご審議のほど、よろしくお願い申し上げます。 62: ◯議長根岸ゆき子君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 63: ◯議長根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。                   (「省略」との声あり) 64: ◯議長根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第70号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 65: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第70号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第14 令和4年陳情第11号 「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書」の                   採択を求める陳情審査について 66: ◯議長根岸ゆき子君】 日程第14「『最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書』の採択を求める陳情審査について」令和4年陳情第11号を議題といたします。 67: ◯議長根岸ゆき子君】 職員をして朗読させます。 68: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 69: ◯議長根岸ゆき子君】 委員長の報告を求めます。 70: ◯議長根岸ゆき子君】 小笠原議員。 71: ◯6番・総務建設経済常任委員長小笠原陶子君】 委員長報告を申し上げます。  12月15日の本会議において本委員会に付託されました「『最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書』の採択を求める陳情書」陳情第11号を議題として、12月16日、本会議場において委員会を開催いたしました。  出席者は、委員全員、都市部長、産業振興課長、商工観光班長及び傍聴議員でした。  提出者の出席はなく、執行者側への参考質疑に入りました。  概要は次のとおりです。  委員「最低賃金については県なり国の仕事だが、例えば1,500円を実現するとなると、町として何かをするということになれば想定される策はあるのか。」  執行者「事業者側に対してもある程度の支援を行っていかないといけない両側面があると思われるが、もし賃金が大幅に上がるとなれば、国、商工会、町と連携して情報収集を図りたい。」  委員「町、行政全体、例えば人口だとか俯瞰的に考えて最低賃金を上げて二宮で雇用を求めるような環境になると思うか。」  執行者「上がることで雇用の創出というのは図られるのかなと考える。」  委員「町内で最低賃金以上の金額で募集をされているようなものは見られるか。」  執行者「最低賃金の履行も含めて町として具体的に把握はしていないが、最低賃金によらない専門職の雇用については、より大きな額で雇用されている状況はある。」  以上で質疑を終了し、次に、議員同士の意見交換となり、4人の議員が意見交換を行いました。  委員「最低賃金を上げるというと、やはり企業のほうの経営圧迫となる。町内全体を見回したときには非常に厳しいというふうに私は考えている。」  委員「私も1人の商業者として、商工会などでかなり多くの事業者からは、このまま横浜、川崎のほうと同じレベルで上げられていくときついという声は耳にしている。」  委員「賃金を上昇させていく大本に、事業所が収益を上げられるという環境づくりができていかなければ。少しでも右肩上がりになっていく社会状況、経済状況をまずつくっていかなければならないと思う。」
     委員「日本だけが先進国の中で実質賃金が下がっている状況だから、抜本的には賃金を上げていかないと経済の歯車が回らないと考える。それを実行する段階で、どういうふうに事業者の支援をやっていくのか、国の仕事だと感じている。」  以上で意見交換を終わり、討論に入りました。  委員「陳情第11号に、不採択の立場で討論する。企業の状況を見たとき、やはり最低賃金が上がっていくことが経営圧迫にもつながりかねない。今は難しいというふうに思うので不採択とする。」  委員「私は、採択の立場で討論する。最低賃金のレベルで年間収入が200万円ちょっとというレベルで、まだ低いものだと認識している。この状況を打開しないと経済そのものが立ち行かなくなる。事業者に対して、それを支える手当を別に出していくべきだ。この陳情の趣旨は、最低賃金の改善と中小企業支援、両方を組み合わせと書いてある。」  委員「陳情第11号に、不採択の立場で討論する。現在の日本の情勢を考えたときには、企業の成長、GDPの成長等を進めていく中で、右肩上がりになっていくその環境の中でこそ賃金の上昇というのがふさわしいと考えています。」  以上で討論を終わり、陳情第11号を採決したところ、挙手少数により不採択と決定いたしました。  以上を審議のほど、よろしくお願いいたします。 72: ◯議長根岸ゆき子君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 73: ◯議長根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 74: ◯議長根岸ゆき子君】 渡辺議員。 75: ◯5番【渡辺訓任君】 私は、陳情第11号について、採択の立場で討論をいたします。  本陳情は、最低賃金額の抜本的な関係と中小企業支援策の拡充の実現を求める意見書を国に提出すること、これを求めています。  まず、最低賃金制についてです。  陳情者が指摘するように、10月から31円上がった時給1,071円でさえ、一般的な労働時間である年間2,000時間働いても214万円に過ぎません。最低でも、普通に働けば普通に暮らせる賃金が働く者の暮らしを支えるために必要ではないでしょうか。  このコロナ禍やウクライナ紛争、この影響もあって、この秋、アンケートを行ったところ、多くの方々が生活の厳しさを訴え、この物価高騰を第一の原因に挙げられています。そのことも大いにこの私たちの暮らしに影響していると考えます。  日本では、先進国の中で唯一実質賃金が下がっている状況です。景気がよくなったら賃金を上げるというのではなく、まず最低賃金を上げる。経済の6割を占めると言われる個人消費を下支えすることで、経済の歯車を回し始めることなしに景気をよくすることはできないと私は考えています。  賃上げによって事業者がさらに厳しい状況に置かれることになっては元も子もありませんから、事業者に対する支援策を拡充することも必須であります。  陳情者が、政府の新しい資本主義のグラウンドデザイン及び実行計画について言及をしています。私もこれに目を通しましたら、日本の家計消費が伸び悩む理由は、可処分所得の伸びが十分でないことが主な理由であると指摘した上で、賃上げ税制等の活用、重点業種を示した政府を挙げた中小下請取引適正化の3つの賃上げの施策を示しています。事業者に対する支援は、これらにとどまらず、その可能性は、多岐にわたると考えます。  陳情内容は、二宮町民の暮らしを支え、よくしていくためには切実であり重要です。さらに、この2つの内容は、政府自身が示している方向とも一致する方向であると考えます。皆様のご賛同をよろしくお願いいたします。以上です。 76: ◯議長根岸ゆき子君】 浜井議員。 77: ◯8番【浜井直彦君】 私は、陳情第11号の原案に対し、不採択の立場で討論いたします。  現在の二宮町の中小零細企業、または、各商店などの経済状況、そして、国家間紛争などの社会情勢などを起因とする円安をはじめとして物価高騰の中、原材料などの著しい高騰などの影響が大きく、最低賃金を上げることによって会社経営を圧迫しかねないという話を数多く聞いております。都道府県単位で決まる神奈川県の最低賃金を上げるということは、大都市と同じレベル、大都市の大企業を抱える自治体と同じ賃金を二宮町として上げることになり、現在の社会情勢の中では不採択相当と思っております。以上です。 78: ◯議長根岸ゆき子君】 小笠原議員。 79: ◯6番【小笠原陶子君】 私は、この陳情の原案に、賛成の立場で討論させていただきます。  委員会では残念ながら賛成少数で不採択となりましたが、二宮町総務建設経済常任委員会においては、個人事業主の方が多く、雇用する立場からの発言が多かったと思いますが、町民全体は、明らかに雇用されている方のほうが多いというふうに理解いたしております。そしてまた、この陳情者の趣旨の中にもございますように、神奈川県においてはパートや派遣や契約労働者など非正規雇用やフリーランスなど最低賃金の労働者が多いというふうに書かれていて、私もそのように体感いたしております。  そういう中で、私が推薦いただいております立憲民主党のほうでも、参議院選挙において1,500円を目標に運動を展開してまいりました。一遍に時給1,500円には行かないとは思いますけれども、何しろ非正規雇用において最低賃金で暮らすということは、特に皆さん、5月の連休の頃、ほぼ10日間ぐらい休みが増えたときに、もう本当に厳しい状況があるんです。私、そういう暮らしに困っている方を身近に見ておりまして、もう最低賃金をぜひ上げてほしいという立場でおりますので、今回のこの陳情に関しましては、ぜひ賛成していただいて意見書を国に上げていただきたいと思い討論させていただきます。以上です。 80: ◯議長根岸ゆき子君】 大沼議員。 81: ◯12番【大沼英樹君】 私は、陳情第11号原案に対して、反対、不採択の立場で討論をいたします。  ロシアによるウクライナ侵攻等による今日まで構築されていたサプライチェーンの大きな障がいや輸入資材の欠品、または、高騰により、商材などの欠品などもあり、日本国内の中でも特に中小零細企業の経営状況は良好とは言えるものではありません。特に、町内の商工業者に目を向けて考えれば、なおさら現在は、賃金を上げるというようなお話ではないのではないかと感じております。ですので、陳情には反対をいたします。以上です。 82: ◯議長根岸ゆき子君】 これをもって討論を終結いたします。  これより令和4年陳情第11号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決をいたします。陳情第11号の原案を採択することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 83: ◯議長根岸ゆき子君】 起立少数であります。よって、陳情第11号は不採択と決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第15 令和4年陳情第12号 医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の                   大幅賃上げを求める陳情審査について  日程第16 令和4年陳情第13号 安全・安心の医療・介護実現のため、人員増と処遇改善を求                   める陳情審査について  日程第17 令和4年陳情第14号 介護保険制度の改善を求める陳情審査について  日程第18 意見書案第2号 医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の大幅賃                上げを求める意見書の提出について  日程第19 意見書案第3号 安全・安心の医療・介護実現のため、人員増と処遇改善を求める意                見書の提出について  日程第20 意見書案第4号 介護保険制度の改善を求める意見書の提出について 84: ◯議長根岸ゆき子君】 お諮りいたします。日程第15「医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の大幅賃上げを求める陳情審査について」令和4年陳情第12号、日程第16「安全・安心の医療・介護実現のため、人員増と処遇改善を求める陳情審査について」令和4年陳情第13号、日程第17「介護保険制度の改善を求める陳情審査について」令和4年陳情第14号、日程第18「医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の大幅賃上げを求める意見書の提出について」意見書案第2号、日程第19「安全・安心の医療・介護実現のため、人員増と処遇改善を求める意見書の提出について」意見書案第3号、日程第20「介護保険制度の改善を求める意見書の提出について」意見書案第4号を一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 85: ◯議長根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 86: ◯議長根岸ゆき子君】 職員をして朗読させます。 87: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 88: ◯議長根岸ゆき子君】 委員長の報告を求めます。 89: ◯議長根岸ゆき子君】 一石議員。 90: ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 教育福祉常任委員会より委員長報告をさせていただきます。  本会議初日に付託されました陳情第12号「医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の大幅賃上げを求める陳情」、陳情第13号「安全・安心の医療・介護実現のため、人員増と処遇改善を求める陳情」、陳情第14号「介護保険制度の改善を求める陳情」を一括議題として、12月16日、議場にて、委員全員、健康福祉部長、高齢介護課長、介護保険班長、子育て・健康課長、育成相談班長、子育て支援担当課長、子育て支援班長、傍聴議員の出席の下、審議をした内容は以下のとおりです。  概要になります。  陳情者の出席はなく、直ちに執行者への参考質疑に入りました。  委員「医療、介護、保険、福祉等の人員が少なくて困っている状況はあるか。また、少ない理由に、給与、環境整備が悪いということはよく聞くが、それでは給料を一律10万円上げたら改善される問題なのか。」  執行者「実際に集まらない状況はあり、そのために休止している事業所もある。人員不足は、大本をたどると少子化の影響が大きく、全体数が少ないため、本当に取り合いになる。よほど気持ちがない限り、条件のよいところ、楽な仕事に行ってしまうと思う。この陳情でいう賃上げをすれば来るのかというと、それなりに増えると思う。これを将来、安定的にというのは、社会構造など大きな話に発展するが、賃上げで人が増える、そして仕事に少し余裕が出る、そうすると職場内の研修などが進み、決定打にならなくとも、いい影響が出ると思われる。」  委員「そうすると、そのために介護保険料を上げる、もっと取る形を求める意見をどのように考えるか。」  執行者「介護の場合は、目的に応じて介護保険料を取っている。保険制度ですので保険料の中でやっていくのがよいが、今の状況だと相当な負担で、実際には介護保険料のほかに、国、県、町の皆さんの一般の税金も投入されているわけで、単純ではない。町としては、やはり介護保険の給付に回らないよう、皆さんの健康をしっかりと維持することに力を入れていかないといけないと感じる。」  委員「医療の現場が大変なのは分かるが、コロナ禍の中、幽霊病床が問題になるなど、医療の取組義務を怠った事例をどのように考えるか。」  執行者「コロナの入院関係については、平塚保健福祉事務所が調整をしており、詳細なお答えはできない。」  委員「陳情12号について、全産業を平均の水準にとある。平均年齢の低さによって賃金も下がると思うが、本当に低いのか。」  執行者「2021年に看護職員実態調査というのがあり、正規職員フルタイムの平均基本給与額が27万9,326円、もろもろの手当を入れた給料の場合は38万4,546円、平均年齢は41歳、経験年数については17.7年となっている。」  委員「陳情14号で、介護保険制度を変えて、保険料の引上げ、要介護1、2の生活援助等の保険を外し、ケアプランの有料化、貸与の福祉用具を購入に変更するなどの見直しを行わないようにとある。政府が進める制度の改変によって、町の介護事業、保険制度を活用する方々に、どのような影響があるか。」  執行者「改変が行われた場合、予防事業のキャパの問題がある。1、2の介護度がつく方は認知症等の症状が強い方という影響があるので、サービスの低下、実態に合わないものになってしまうのではと危惧する。国の進め方に注視し、機会があれば声を上げていく対応をしたいと考える。」  続いて、意見交換は以下のとおりです。  委員「介護現場、保育現場で虐待を含める事案が増えている現状があるのは事実だ。給与もあるが、心の負担、環境がよくないのであると思う。臨時給付金、補正予算、最低賃金など、国も改善をしていることも事実。12号の陳情項目、賃上げ補助、全額国庫負担、全産業平均も引っかかる。ほかの施策を含めた中での制度としてもらいたい。13号は、保育が入ってほしいが、当然、当たり前のことが書いてある。よくしてあげたいと思う。ほかは厳しいと思うが、いかがか。」  委員「13号は全面的に賛成、14号については、容認して採決したい。」  委員「14号の見直しは介護保険の撤退につながるとして、現場は非常に問題にしている。逼迫する状況が国内にあるのは歴然としているので、全て現場からの必死の声と思う。」  続いて、討論に入りました。  委員「3つの陳情に賛成する、国へ声を届ける機会だからだ。介護保育は、ボランティア的存在の層の支えが大きいという全体的な構造がある中で、経験値のある大事な専門分野の人材の損失を防いでいくといった意味で賛成する。」  委員「反対の立場で討論する。労働負荷が非常に高い業界の1つで、絶対に賃上げ、労働時間とか改善しなければならないという緊急性の高い内容と思います。しかしながら、陳情者がおらず具体が分からなかったため、バリデートする判断材料不足ということで反対する。  以上で採決となり、3つの陳情は全て挙手多数で採択されました。よろしくご審議のほど、お願いいたします。 91: ◯議長根岸ゆき子君】 ただいまの委員長の報告に対する一括質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 92: ◯議長根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。 93: ◯議長根岸ゆき子君】 松崎議員。 94: ◯7番【松崎 健君】 それでは、陳情12、13、14、いずれも採択の立場で討論させていただきます。  いずれも訴えていることはもっともなことで、とりわけ新型コロナ感染拡大による医療逼迫による現場の混乱、医療従事者の窮状を考えると、採択が妥当と考えます。  しかしながら、その一方で、医療が逼迫しているとされていた時期、医療機関に受け入れられず自宅療養を強いられ自宅で死亡する人がいる状況下、民間医療機関には空きベッドがあったという事実に目を向けないわけにはいきません。  令和3年8月21日付、神奈川新聞の1面トップは、政府の病床確保強化を伝えています。国の補助金をもらっているのに正当な理由なく患者を受け入れない医療機関に対し、実態調査を検討すると記載されています。その後、令和4年12月3日付、神奈川新聞は、改正感染症法成立を報じ、その中で、中核病院、病床確保義務、コロナ教訓、24年度施行とあり、患者を受け入れなかった実態があったことが明らかになっています。  神奈川新聞は、以下のように報じています。  コロナ禍では、医療機関が対応病床と申告しながら、実際には受け入れない幽霊病床が問題視された経緯がある。入院できない事例も相次ぎ、医療機関側にも言い分はあるのかもしれませんが、いずれにしましても、国の補助金をもらっていながら患者を受け入れないということであれば、説明を求められるのは当然です。  にもかかわらず、当日、陳情者は説明にいらっしゃらなかったことは残念と言わざるを得ません。陳情者の神奈川県医療労働組合連合会が、ここで問題視されている幽霊病床との関わりがないとしても、それでも直接陳情者に確認を取りたいところです。  報道によりますと、病床確保義務を守らない場合は勧告や指示を出し、それでも従わなければ、特定機能病院などの承認を取り消すとしています。今般の改正感染症法成立を受けての陳情者のお考えを聞きたかったと思っています。改めて、本件陳情者は、説明においでになることを望んでいたと申し上げます。以上です。 95: ◯議長根岸ゆき子君】 小笠原議員。 96: ◯6番【小笠原陶子君】 私は、陳情第12号、陳情第13号、陳情第14号を、採択する立場で討論させていただきます。  私、第14号の質疑のときに、私は委員ではないので傍聴議員という立場でございました。傍聴議員と役場執行者とのやり取りの中で、高齢介護課の班長が介護の現場の声を、人が足りなくて大変だという声が町に来ていないという答えをいたしました。その後、課長が、定期的に監査で確認しているとか、介護士さんを定員で見るのは限度があるということはおっしゃっていましたけれども、本当に現場は、もう悲惨な状況の中、もう本当に介護事業者の取り合いでありますし、また、利用者さんがコロナになった場合などの対応などは、もう死に物狂いでみんながお仕事をしている現場があって、それは、もうこの二宮町近隣全部、いろんな事業所が大変な中でやっていて、人が足りないという声を聞いていないということを職員が答えること自体に、とても私は許し難いと思っております。どういうつもりで答えたのかよく分からないんですけれども、現場のことはきちんと把握していただきたいという思いでございます。  そういうことの中で、ますます日に日に高齢者は増えていて、介護従事者が少ないという中で本当に現場が大変な中では、国に意見書を上げるのはもちろんですけれども、二宮町もできることを最大限努力していただきたいということを併せてお願いして、賛成の討論とさせていただきます。以上です。 97: ◯議長根岸ゆき子君】 渡辺議員。 98: ◯5番【渡辺訓任君】 私は、陳情第12、13、14号について、不採択の立場、そして、意見書につきましても、この2号、3号、4号について、賛成する立場から一括討論をいたします。  医療、介護、福祉、教育というあらゆる分野で人が足りない、定数があっても満たされないという状況が進んでいます。この間、町議会の議論の中でも、町として人の確保が難しいという点は、幾度も取り上げられてきたと感じています。残念ながら、今回、陳情者の説明はなく、広くそれぞれの現場での人員配置について状況を伺うことはできませんでしたが、国基準どおりの人員配置では目が届かない、施設として基準を超えて配置せざるを得ないという指摘も庁内でもあります。医療、介護、社会保障、教育、いずれの分野でも人材確保と配置は、喫緊の課題と認識をいたします。  陳情第11号でも触れましたが、政府の示す新しい資本主義のグラウンドデザイン及び実行計画でも、ことさら介護、障がい福祉職員、保育士等の処遇改善のための公的価格のさらなる見直しを賃金引上げ施策の1つとして挙げています。本陳情では、これらに医療、介護分野も含まれていますが、基本的には、処遇改善を進め、人員の増加を図っていく考えに変わりはないと考えています。  意見書第3号のほうでは、患者、利用者の負担を軽減するということを示していただいております。このことは本当に切実で、10月から後期高齢者医療の窓口負担が2割になることで、歯医者をやめようかとか、それから、生協での購入量は減らしているとか、そういう切実な状況も町で伝えられてきます。  陳情第14号で触れられている介護保険については、利用者負担の増額、要介護1、2のサービス内容削減などが検討されていることを陳情者は指摘しているわけで、本当に制度を守るために利用できない、利用しづらいということであれば、本末転倒も甚だしいと考えます。  介護保険利用をさらに難しくする利用料の値上げなどをやめる、介護従事者の給料の引上げ、1人夜勤の解消や人員配置基準の引上げ、コロナウイルス感染症対策の強化、介護保険財政への国庫割合を増やすことなど、陳情項目は重要なものばかりだと考えます。以上の点から、陳情の採択を求めるものである。以上です。 99: ◯議長根岸ゆき子君】 これをもって討論を終結します。
     これより令和4年陳情第12号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 100: ◯議長根岸ゆき子君】 起立多数であります。よって、本件は報告のとおり採択と決しました。  次に、令和4年陳情第13号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 101: ◯議長根岸ゆき子君】 起立多数であります。よって、本件は報告のとおり採択と決しました。  次に、令和4年陳情第14号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 102: ◯議長根岸ゆき子君】 起立多数であります。よって、本件は報告のとおり採択と決しました。  これより、意見書案の第2号を採決いたします。意見書案の第2号です。本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。  意見書案の第2号です。岡田さん、いいのかな。          (「提案議員じゃないけど賛成するということ」との声あり)  申し訳ありません、暫時休憩いたします。                                  午前10時53分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                  午前10時53分 再開 103: ◯議長根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  改めまして、意見書案の第2号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 104: ◯議長根岸ゆき子君】 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  これより意見書案第3号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 105: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。  意見書案第4号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 106: ◯議長根岸ゆき子君】 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決をされました。  ────────────────────────────────────────────  日程第21 令和4年陳情第15号 国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情審査                   について  日程第22 令和4年陳情第16号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳                   情審査について 107: ◯議長根岸ゆき子君】 お諮りいたします。日程第21「国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情審査について」令和4年陳情第15号、日程第22「神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情審査について」令和4年陳情第16号を一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                   (「なし」との声あり) 108: ◯議長根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 109: ◯議長根岸ゆき子君】 職員をして朗読させます。 110: ◯職員黒石俊彦君】 (朗  読) 111: ◯議長根岸ゆき子君】 委員長の報告を求めます。 112: ◯議長根岸ゆき子君】 一石議員。 113: ◯4番・教育福祉常任委員長【一石洋子君】 教育福祉常任委員会より委員長報告を申し上げます。  本会議初日に本委員会に付託されました令和4年陳情第15号「国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」、陳情第16号「神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」を一括議題として、12月16日午前9時半より議場で開催されました常任委員会において、陳情者、委員全員、教育長、教育部長、教育総務課長、教育総務課長代理、教育総務班長及び傍聴議員の出席の下、審議をした結果、賛成少数により原案は不採択となりました。  内容は以下のとおりです。  陳情者の参考資料は、事前に配付されておりましたので、直ちに陳情者への質疑に入りました。  以下、概要になります。  委員「前回、3月議会で同じ項目で陳情が出されていた。異なっている点があるか聞きたい。」  陳情者「制度については、皆さんの協力もあり毎年改善してきているが、具体的には、神奈川県の私学助成制度によると、今年も高校生1人当たり6,000円程度の増額があったが、47都道府県中、43番目、国の基準額を下回っている。まずは国基準にしていただきたい。また、直接私立高校生に出されている助成金も昨年度よりは増えているが、東京都や埼玉県より劣っている。」  委員「神奈川県の私立高校の授業料は、全国で第4位、入学金は第3位、施設整備費は第5位だ。東京都では施設整備費がゼロの学校が6割なのに、神奈川県ではほとんどない、理由は何か。」  陳情者「私立学校に対する経常経費助成が低いことに起因すると思われる。格差がある状況だ。」  委員「閣議決定で無償化が進む中、さらに前倒しして陳情を続ける最終目的はどこか。私学ならではの建学の精神という大前提が損なわれないか。」  陳情者「重要な視点と思う。OECD諸国では大学まで無償化が進んでいる。経済力があることと同時に、国際人権規約SDGs持続可能な目標にも掲げられている。私たちは、最終的に、授業料のみならず、入学金、施設費含めた無償化を将来的に目指す。私学特有の建学の精神については、ヨーロッパに公費私学が存在することから、日本での形の研究を進めている。」  委員「奨学金に注力したほうがよいのでは。」  陳情者「貸与型の奨学金が生徒の卒業とともに借金として残ることに問題を感じる。」  委員「身近な目標値の設定や、私学側の学費を軽減する方策などの中身の記述や、私学側のインセンティブにつながる施策も考えられるとよい。」  委員「無償化を求めていくことが、憲法、子どもの権利条約、教育基本法の理念に基づくという分かりやすい説明をいただきたい。資料の一言はがき集に子供や保護者の切実な意見があるが、書かれたときよりも、今、社会状況から、かなり家庭の状況が厳しくなっていると思うが、いかがか。」  陳情者「何よりも教育を受ける制度の保障だ。全国私教連の学費滞納調査では、私学助成の改善によって暫減する状況になっていたものの、コロナ問題で増加傾向が出てきた。ご指摘のとおり厳しい状況がある。」  次に、執行者側への参考質疑を行いました。  委員「進学相談の中で、学費の件で様々なご家庭において、お金がないからこの私立に行けないという教育が阻害されている、奪われているというケースがあるのか、また、増えているか。」  執行者「中学生との教育相談では、公立高校や私学に進学を希望し、家計の事情で併願を諦め志望校のランクを下げる子はいるが、学費が高いからかどうかは判然としない。以前は、そのような相談をさせていただいた経験はある。過去のイメージで私学が高いと相談に来られる方もおられるが、私学助成の制度について丁寧に説明すると、今、こういう制度があるのですねと私学のほうも併願で受けたいとか、公立から私学1本で行きたいというお子さんもいる。家庭の教育方針で、うちは公立でということはごくたまにあるが、あまり経済的な理由でとは聞いていない状況である。」  委員「私学の独自の建学の精神の下で学びたいという子の家庭の家計が厳しい場合、権利を支える様々な助成、補助を使う可能性が出ると思う。今現在、制度はあるのか。」  執行者「私学助成制度を筆頭に、中学校にチラシが配られる。また、町として育英奨学金がある。進路を決める際に、学校側が経済的支援の情報を提示し周知している。」  委員「少子化の中で自治体の学校統合は避けて通れない状況。今後、私学総合もあるべきという考えをどう捉えるか。」  執行者「子供たち全てが進学するという素地をつくるためも、中の教育を充実させて、少ない人材を集めて県立高校教育を充実させるという動きがある一方、多様な建学の精神の立場から、私学にそれを言うことはできない状況があると思われる。」  以上で意見交換を経て、討論に入りました。  委員「賛成の立場で討論する。国には、教育の保障のさらなる議論の深掘りと、国による標準化を求める。他県との単純な比較による充実については、県独自の状況もあり、悩ましく思う。入学しても通学は諦めるケースもあり、コロナ禍による影響で若者の不安が広がっていることからも、この陳情に賛成する。」  以上で採決となり、挙手少数で不採択となりました。  以上で報告を終わります。よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。 114: ◯議長根岸ゆき子君】 ただいまの委員長の報告に対する一括質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 115: ◯議長根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  これより一括討論に入ります。 116: ◯議長根岸ゆき子君】 大沼議員。 117: ◯12番【大沼英樹君】 私は、陳情第15号、陳情第16号ともに、不採択の立場で討論をいたします。  委員会の審査時、前田委員の質疑、あとは、討論等につきまして、私学の運営状況には大きく差があるということが分かりました。その上で、経済的理由での進学選択等には問題がないということも教育委員会の答弁で確認ができました。今後、さらなる少子化等も考えられますので、学校内での内輪での努力も大きく求められるものかとは感じました。いずれにしても、これらのことから、私は陳情には反対をさせていただきます。以上です。 118: ◯議長根岸ゆき子君】 渡辺議員。 119: ◯5番【渡辺訓任君】 私は、陳情第15号、16号に対して、賛成、採択の立場で討論いたします。  委員会審査では、授業料については、県内で公立、私学ともに実質無償化が進んでいることと、その一方で、授業料以外の初年度納付金を含めた負担に違いが残っていることを改めて感じました。  陳情者の示された資料では、子供たちがお金のために心配をしている状況がつづられており、心の痛むところであります。さらに、重要な進路を決める段階で経済的な理由が志望校の選択に影響する、こういったところも問題だと感じています。家庭の経済状況が子供の教育を受ける権利に影響することは、あってはならないことだと思います。多子世帯に対する所得制限は緩和されたとはいえ、早急に、公立、私立で同様になされるべきではないかと思います。  私学各校の経営方針に幅があることも示されたと思います。  一方では、私学が公教育の中で占める位置は大きな部分を占めており、国、県が支えることで、県全体の教育の質を向上することにつながっていくと思います。  子育てを真ん中に置くことを施策の中心に据える二宮町の議会として、各校に対する経常経費の助成、各世帯、各家庭に対する助成の拡充、国に、県に求めることが、やはり必要だと私は考えます。以上です。 120: ◯議長根岸ゆき子君】 羽根議員。 121: ◯1番【羽根かほる君】 私は、陳情第15号、第16号ともに、不採択の立場で討論をさせていただきます。  審査報告の意見どおりでございます。現段階では学校側の一層の努力に注力いただきたいというところです。なぜかといいますと、私学助成の拡充だけが子供たちにとって最適なのかというと、ちょっと私は、まだ疑問が残ってしまうわけです。私学ならではの個別最適な方法を模索を続けていただきたいということを考えるため、不採択とさせていただきます。以上です。 122: ◯議長根岸ゆき子君】 これをもって討論を終結します。  これより令和4年陳情第15号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決いたします。陳情第15号を採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 123: ◯議長根岸ゆき子君】 起立少数であります。よって、陳情第15号は不採択と決しました。  次に、令和4年陳情第16号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決いたします。陳情第16号を採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 124: ◯議長根岸ゆき子君】 起立少数であります。よって、陳情第16号は不採択と決しました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前11時25分から始めます。                                  午前11時10分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                  午前11時25分 再開 125: ◯議長根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  発言の訂正を求められておりますので、許可をいたします。 126: ◯議長根岸ゆき子君】 一石議員。 127: ◯4番【一石洋子君】 発言の訂正、議事録の修正をお願いいたします。  先ほど、陳情審査における教育福祉委員長報告において「審議した結果」と申しましたが、「審査した結果」と議事録では修正させていただきます。  また、意見書案第3号です。これの本文の6行目の「労働時間規制を含めた実行ある対策は、猶予できない」という、その「できない」が誤字になっております。「できない」と平仮名で変えさせていただきます。よろしくお願いいたします。  ただの誤字です。
     猶予できない。漢字がおかしくなっている。普通の平仮名の「できない」に変えます。  ────────────────────────────────────────────  日程第23 議員提出議案第2号 二宮町議会個人情報保護条例の制定について 128: ◯議長根岸ゆき子君】 では、日程第23「二宮町議会個人情報保護条例の制定について」議員提出議案第2号を議題といたします。 129: ◯議長根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 130: ◯議長根岸ゆき子君】 野地議員。 131: ◯13番【野地洋正君】 それでは、議員提出議案第2号「二宮町議会個人情報保護条例の制定について」の提案理由の説明をいたします。  個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴い、議会における個人情報の適正な取扱いに関し必要な事項を定めるとともに、その保有する個人情報の開示、訂正及び利用停止を求める個人の権利を明らかにすることにより、議会の事務の適正かつ円滑な運営を図りつつ、個人の権利利益を保護するために提案するものです。  なお、本条例においては、いわゆる新個人情報保護法においても、従来どおり国会議員が個々に議員活動等により取得し保有する個人情報は対象外であることと同様、議員個人が保有する個人情報は対象外であります。対象とするものは、議会事務局の職員が職務上作成または取得し、議会として保有する個人情報となります。  それでは、条文に沿って説明させていただきます。  1ページをお願いいたします。  本条例は、6章で構成され、57条立てとなっております。  第1章、総則では、第1条で条例の目的について、第2条では用語の定義について、3ページの第3条では議会の責務として、議会は、その保有する個人情報の適正な取扱いが確保されるよう必要な措置を講ずることを定めるものです。  第2章、個人情報等の取扱いについて、第4条から第16条では、個人情報の保有の期限と利用目的の明示、不適正な利用の禁止、適正な取得、正確性の確保、安全管理措置、従事者の義務や仮名加工情報の取扱いに係る義務、匿名加工情報の取扱いに係る義務等をそれぞれ定めるものです。  7ページの第3章、個人情報ファイルについては、次の8ページからの第17条において、個人情報ファイル等の作成及び公表について定めるものです。  9ページ、第4章、開示、訂正及び利用停止については、個人情報の開示、訂正、利用停止等に関して必要な事項を定めるもので、第1節は、第18条から第30条までにおいて、開示について、14ページ、第2節は、第31条から第37条までにおいて、訂正について、15ページ、第3節は、第38条から第43条までにおいて、利用停止について、17ページ、第4節は、第44条から第46条までにおいて、審査請求について、それぞれ定めるものです。  なお、第45条においては、議長が行った行政処分への審査請求に関する諮問は、町条例に設置される審査会に委任することを定めるものです。  18ページ、第5章は、雑則については、第47条から第52条までにおいて、適用除外、開示請求等をしようとする者に対する情報の提供等、個人情報等の取扱いに関する苦情処理、施行の状況の公表等について、それぞれ定めるものです。  なお、第50条については、議長が特に必要であると認める場合には、町条例に設置される審査会へ諮問することを定めるものです。  19ページ、第6章、罰則については、第53条から第57条において、職員もしくは職員であった者が適正な理由なく個人情報ファイルを提供したときや、秘密をもらし、また、盗用したとき等における罰則規定を定めるものです。  附則です。この条例は、令和5年4月1日から施行するものです。  よろしくご審議のほど、お願い申し上げます。以上です。 132: ◯議長根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 133: ◯議長根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 134: ◯議長根岸ゆき子君】 渡辺議員。 135: ◯5番【渡辺訓任君】 私は、議員提出議案第2号について、反対の立場で討論をいたします。  町長提出議案第58号、59号議案の討論で申し上げたとおり、個人情報保護制度の見直しは、政府のデジタル化推進の一環であると考え、政府が進めるデジタル改革、特に行政のデジタル化には、一般にプライバシーの侵害の拡大、住民サービスの後退、マイナンバー制度の拡大、官民癒着の拡大という問題があると考えています。  プライバシーの侵害に関しては、匿名加工情報について、本人が知ることなく作成され、それがビッグデータとして利用されるということで理解をしております。例えば、A社は、性別、年代、生体データ、発汗、加速度、皮膚温、脈波、アプリ閲覧履歴、主観ストレス、性格、ストレス推定値、職種、実験前日の行動、暗算タスクの回答値、こういったものを含んだ匿名加工情報を、今年11月に作成したポイント等を公表しています。これは、1つの例なんですが。私は、自分のデータは自分で管理するという点から、権利という点から、こういう匿名加工情報についての取扱いは大きな問題だと考えています。  議会としての匿名加工情報の作成については、当面想定をしていない。ただし、将来利用について想定し得るということです。ただし、この情報に関しては、やはりほかの情報と根本的に違う性質があると考えます。匿名加工情報の取扱いを、それを否定するという本条例については、やはり賛成しかねるという思いであります。以上です。 136: ◯議長根岸ゆき子君】 これをもって討論を終結いたします。  これより議員提出議案第2号を採決いたします。本案を原案のとおり採決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 137: ◯議長根岸ゆき子君】 起立多数であります。よって、議員提出議案第2号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第24 議会運営委員会の閉会中の継続審査について 138: ◯議長根岸ゆき子君】 日程第24「議会運営委員会の閉会中の継続審査について」を議題とします。  議会運営委員長より、次期議会の会期日程等の議会運営に関する事項審議のため、議会運営委員会を継続審査としたい旨の申出がありました。賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 139: ◯議長根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、本件は可決されました。  ──────────────────────────────────────────── 140: ◯議長根岸ゆき子君】 これにて本定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。  本定例会を閉会するに当たりまして、一言ご挨拶申し上げます。  12月15日から始まった本会議に先立ちまして、12月2日の臨時議会から早速議決をしていただいた案件もありました。お疲れさまでございました。  今回は、新しく当選をされた議員の方も一般質問に挑まれ、町政に対する議論の活性化に一役を担っていただきました。今後、さらにご活躍されることを期待しております。  また、私も新人議長として無事に議事進行を務めることができたのも、皆様のご協力あってのことと感謝を申し上げます。  振り返れば2022年度は、ロシアによるウクライナ侵攻に対する決議文に始まった議会でした。貴い命と平和な暮らしが理不尽に奪われる状況は許されるものではないと、平和都市宣言を持つ二宮町の理念にも重ねて、議会の強い意思を表明いたしました。  2023年も恒久の平和を願い、お互いの声を聞き合える議論を尽くせる議会として向かう課題を乗り越えてまいりましょう。よろしくお願い申し上げます。  ──────────────────────────────────────────── 141: ◯議長根岸ゆき子君】 これをもちまして、令和4年第4回二宮町議会定例会を閉会いたします。  では、いろいろあるんですけれども、この後、午後1時から議会全員協議会をこの本会議場で開催いたしますので、よろしくお願いいたします。                                  午前11時37分 閉会    地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。       二宮町議会  議  長  根 岸 ゆき子              署名議員  小 林 幸 子              署名議員  大 沼 英 樹 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...