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  1. 二宮町議会 2022-12-01
    令和4年第4回(12月)定例会(第1日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和4年第4回(12月)定例会(第1日目) 本文 2022-12-15 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 415 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言の表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 2 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 3 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 4 : ◯副町長【渡邉康司君】 選択 5 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 6 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 7 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 8 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 9 : ◯13番・議会運営委員長【野地洋正君】 選択 10 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 11 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 12 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 13 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 14 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 15 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 16 : ◯町長【村田邦子君】 選択 17 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 18 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 19 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 20 : ◯13番【野地洋正君】 選択 21 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 22 : ◯町長【村田邦子君】 選択 23 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 24 : ◯13番【野地洋正君】 選択 25 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 26 : ◯町長【村田邦子君】 選択 27 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 28 : ◯13番【野地洋正君】 選択 29 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 30 : ◯町長【村田邦子君】 選択 31 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 32 : ◯13番【野地洋正君】 選択 33 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 34 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 35 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 36 : ◯4番【一石洋子君】 選択 37 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 38 : ◯町長【村田邦子君】 選択 39 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 40 : ◯4番【一石洋子君】 選択 41 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 42 : ◯町長【村田邦子君】 選択 43 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 44 : ◯4番【一石洋子君】 選択 45 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 46 : ◯町長【村田邦子君】 選択 47 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 48 : ◯4番【一石洋子君】 選択 49 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 50 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 51 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 52 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 53 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 54 : ◯町長【村田邦子君】 選択 55 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 56 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 57 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 58 : ◯町長【村田邦子君】 選択 59 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 60 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 61 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 62 : ◯町長【村田邦子君】 選択 63 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 64 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 65 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 66 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 67 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 68 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 69 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 70 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 71 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 72 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 73 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 74 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 75 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 76 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 77 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 78 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 79 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 80 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 81 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 82 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 83 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 84 : ◯町長【村田邦子君】 選択 85 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 86 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 87 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 88 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 89 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 90 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 91 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 92 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 93 : ◯町長【村田邦子君】 選択 94 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 95 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 96 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 97 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 98 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 99 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 100 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 101 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 102 : ◯町長【村田邦子君】 選択 103 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 104 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 105 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 106 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 107 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 108 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 109 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 110 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 111 : ◯町長【村田邦子君】 選択 112 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 113 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 114 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 115 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 116 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 117 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 118 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 119 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 120 : ◯町長【村田邦子君】 選択 121 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 122 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 123 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 124 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 125 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 126 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 127 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 128 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 129 : ◯町長【村田邦子君】 選択 130 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 131 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 132 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 133 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 134 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 135 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 136 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 137 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 138 : ◯町長【村田邦子君】 選択 139 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 140 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 141 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 142 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 143 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 144 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 145 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 146 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 147 : ◯町長【村田邦子君】 選択 148 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 149 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 150 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 151 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 152 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 153 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 154 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 155 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 156 : ◯町長【村田邦子君】 選択 157 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 158 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 159 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 160 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 161 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 162 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 163 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 164 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 165 : ◯町長【村田邦子君】 選択 166 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 167 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 168 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 169 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 170 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 171 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 172 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 173 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 174 : ◯町長【村田邦子君】 選択 175 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 176 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 177 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 178 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 179 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 180 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 181 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 182 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 183 : ◯町長【村田邦子君】 選択 184 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 185 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 186 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 187 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 188 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 189 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 190 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 191 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 192 : ◯町長【村田邦子君】 選択 193 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 194 : ◯総務部長【田嶋康宏君】 選択 195 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 196 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 197 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 198 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 199 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 200 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 201 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 202 : ◯町長【村田邦子君】 選択 203 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 204 : ◯政策部長【志賀道郎君】 選択 205 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 206 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 207 : ◯4番【一石洋子君】 選択 208 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 209 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 210 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 211 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 212 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 213 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 214 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 215 : ◯4番【一石洋子君】 選択 216 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 217 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 218 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 219 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 220 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 221 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 222 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 223 : ◯4番【一石洋子君】 選択 224 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 225 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 226 : ◯4番【一石洋子君】 選択 227 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 228 : ◯10番【古谷健司君】 選択 229 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 230 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 231 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 232 : ◯10番【古谷健司君】 選択 233 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 234 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 235 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 236 : ◯13番【野地洋正君】 選択 237 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 238 : ◯議会事務局庶務課長【黒石俊彦君】 選択 239 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 240 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 241 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 242 : ◯消防課長【脇 康之君】 選択 243 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 244 : ◯13番【野地洋正君】 選択 245 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 246 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 247 : ◯13番【野地洋正君】 選択 248 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 249 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 250 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 251 : ◯政策部長【志賀道郎君】 選択 252 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 253 : ◯消防課長【脇 康之君】 選択 254 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 255 : ◯企画政策課長【神保和美君】 選択 256 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 257 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 258 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 259 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 260 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 261 : ◯生活環境課長【安藤好幸君】 選択 262 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 263 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 264 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 265 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 266 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 267 : ◯教育部長【椎野文彦君】 選択 268 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 269 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 270 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 271 : ◯生活環境課長【安藤好幸君】 選択 272 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 273 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 274 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 275 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 276 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 277 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 278 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 279 : ◯7番【松崎 健君】 選択 280 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 281 : ◯財務課長【須田泰弘君】 選択 282 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 283 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 284 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 285 : ◯7番【松崎 健君】 選択 286 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 287 : ◯7番【松崎 健君】 選択 288 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 289 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 290 : ◯政策部長【志賀道郎君】 選択 291 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 292 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 293 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 294 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 295 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 296 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 297 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 298 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 299 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 300 : ◯施設再編課長【大谷 徹君】 選択 301 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 302 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 303 : ◯1番【羽根かほる君】 選択 304 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 305 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 306 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 307 : ◯防災安全課長【西山哲也君】 選択 308 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 309 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 310 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 311 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 312 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 313 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 314 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 315 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 316 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 317 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 318 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 319 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 320 : ◯財務課長【須田泰弘君】 選択 321 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 322 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 323 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 324 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 325 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 326 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 327 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 328 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 329 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 330 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 331 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 332 : ◯政策部長【志賀道郎君】 選択 333 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 334 : ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 選択 335 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 336 : ◯教育総務課長【下條博史君】 選択 337 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 338 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 339 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 340 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 341 : ◯7番【松崎 健君】 選択 342 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 343 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 344 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 345 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 346 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 347 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 348 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 349 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 350 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 351 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 352 : ◯町長【村田邦子君】 選択 353 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 354 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 355 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 356 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 357 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 358 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 359 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 360 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 361 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 362 : ◯町長【村田邦子君】 選択 363 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 364 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 365 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 366 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 367 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 368 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 369 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 370 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 371 : ◯12番【大沼英樹君】 選択 372 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 373 : ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 選択 374 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 375 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 376 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 377 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 378 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 379 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 380 : ◯町長【村田邦子君】 選択 381 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 382 : ◯健康福祉部長【松本幸生君】 選択 383 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 384 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 385 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 386 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 387 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 388 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 389 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 390 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 391 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 392 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 393 : ◯5番【渡辺訓任君】 選択 394 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 395 : ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 選択 396 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 397 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 398 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 399 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 400 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 401 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 402 : ◯町長【村田邦子君】 選択 403 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 404 : ◯都市部長【宮嶋智也君】 選択 405 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 406 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 407 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 408 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 409 : ◯下水道課長【石原慎也君】 選択 410 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 411 : ◯6番【小笠原陶子君】 選択 412 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 413 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 414 : ◯議長【根岸ゆき子君】 選択 415 : ◯議長【根岸ゆき子君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                             午前9時30分 開議 ◯議長【根岸ゆき子君】 皆様、おはようございます。開会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本日より定例会がいよいよ初日というところで、今日から始まります。14名の皆様がこれから4年間、この間の当選を経ましてというところで、この14名の議会としてやっていくところです。ぜひ本会議場では活発な質疑を行っていただきまして、そして、答弁のほうも簡潔にということをお願いしてありますし、それからまた、誠心誠意答えていただくというところになると思いますので、どうぞ執行者の皆様方にもよろしくお願いを申し上げます。  それでは、これより始めさせていただきます。よろしくお願いいたします。  ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、これより令和4年第4回定例会を開会いたします。  直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程は、お手元に配付のとおりです。  議会だより掲載のため、写真撮影を行いますので、ご了承ください。  ────────────────────────────────────────────  日程第1 諸報告 2: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第1「諸報告」を行います。 3: ◯議長【根岸ゆき子君】 副町長。 4: ◯副町長【渡邉康司君】 おはようございます。  議長の許可をいただきましたので、本会議に出席いたします管理職を紹介させていただきます。  なお、部長級及び財務課長、企画政策課長、総務課長につきましては、先般の臨時会において自己紹介させていただきましたので、省略させていただきます。  初めに、参事級です。  黒石会計管理者です。  次に、課長級です。  大谷施設再編課長です。  小島地域政策課長です。
     阿山デジタル推進室課長です。  生井戸籍税務課長です。  西山防災安全課長です。  和田福祉保険課長です。  田邊高齢介護課長です。  倉重子育て・健康課長です。  小笠原子育て支援担当課長です。  安藤生活環境課長です。  小宮産業振興課長です。  宮下都市整備課長です。  石原下水道課長です。  和田出納課長です。  松井選挙管理委員会書記長兼監査委員事務局長です。  下條教育総務課長です。  竹本生涯学習課長代理です。  脇消防課長です。  秋澤消防所長です。以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 5: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもちまして、諸報告を終わります。  ────────────────────────────────────────────  日程第2 署名議員の指名 6: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第2「署名議員の指名」を行います。  本定例会の会議録署名議員は、会議規則118条の規定により、議長において、2番・小林議員、12番・大沼議員を指名いたします。  ────────────────────────────────────────────  日程第3 会期の決定について 7: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第3「会期の決定について」を議題といたします。  議会運営委員長の報告を求めます。 8: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。             〔13番・議会運営委員長(野地洋正君)登壇〕 9: ◯13番・議会運営委員長【野地洋正君】 皆様、おはようございます。議会運営委員会の委員長報告をいたします。  令和4年第4回定例会を開会するに当たり、会期日程並びに議案の取扱い等について検討・協議するため、去る12月5日及び本日午前9時よりの2回にわたり議会運営委員会を開催いたしました。  本定例会に提出されます議案は、町長提出議案18件でございます。議案の取扱いでございますが、条例の制定及び改正議案13件は、該当の常任委員会に付託して審査をお願いいたします。  令和4年度補正予算議案5件につきましては、即決でお願いいたします。  また、町長選挙後、初めての定例議会でございますので、本日、町長の所信表明の後、所信表明に対する総括質疑をお願いいたします。  陳情につきましては6件の提出がございましたので、該当の常任委員会に付託し、審査をお願いいたします。  次に、一般質問ですが、12月9日午後5時に通告を締め切りましたが、6名7件の通告がありましたので、先例に従い、通告順に、12月20日と21日の2日間で質問をお願いいたします。  会期日程案が既に送付され確認されていると思いますが、以上の内容に基づきまして、会期日程について審議いたしました結果、令和4年第4回定例会の会期は本日12月15日から12月23日までの9日間と決定させていただきました。よろしくご審議のほどお願いいたします。  本定例会の運営が円滑に行われますよう皆様のご理解とご協力をお願いいたしまして、委員長報告とさせていただきます。以上です。 10: ◯議長【根岸ゆき子君】 ただいまの委員長報告に対する質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 11: ◯議長【根岸ゆき子君】 ほかの方、質疑なしでよろしいでしょうか。                   (「なし」との声あり) 12: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りをいたします。本定例会は、委員長の報告のとおり、本日12月15日から12月23日までの9日間としたいと思いますが、ご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 13: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、会期は本日12月15日から12月23日までの9日間と決定をいたしました。  ────────────────────────────────────────────  日程第4 町長所信表明 14: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第4「町長所信表明」を行います。 15: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長、お願いします。                 〔町長(村田邦子君)登壇〕 16: ◯町長【村田邦子君】 おはようございます。  本日開会されました令和4年第4回二宮町議会定例会の冒頭におきまして、私の3期目の町政運営に対する所信の一端と、施策の方向についてご説明申し上げます。  初めに、議員の皆様方におかれましては、ご当選の栄を得られましたことを心よりお祝い申し上げるとともに、今後4年間、町民の負託に応えるご活躍を期待申し上げます。  私も多くの町民の皆様からご支持とご信託をいただき、再び4年間の町政をお預かりさせていただくことになりました。引き続き、二宮町のために尽力できることを大変誇りに思うと同時に、その責任の重さに身の引き締まる思いでございます。  これまでの8年間、この町に住んでいる全ての方々が安心して暮らすために、この町に何が必要なのかを第一に考え、町政運営に取り組んでまいりました。  新たなスタートに当たり、私の施策をお伝えし、町民の皆様、議員の皆様と一緒に議論を重ね、二宮町のよりよい未来に向け、全身全霊で町政運営に取り組んでまいる所存でございますので、議員各位をはじめ、町民の皆様のご理解、ご協力を賜りたいと存じます。  それでは、未来へ向けた8つのまちづくり宣言と具体的な施策をお示しさせていただきます。  1つ目として、「コロナ禍と物価高騰から命と暮らしを守るまち」についてです。  新型コロナウイルス感染症は、いまだ収束のめどが立たず、影響は長く続くものと考えられます。現在も第8波の流行を迎えていますが、ウィズコロナの中で町民が安心して暮らしていける体制を続けてまいります。コロナワクチンについては、これまでどおり、希望者へ安全で確実な接種を中郡医師会の協力の下、実施していきます。  また、ロシアによるウクライナ侵攻の影響などにより、小麦粉や原油などの価格が上がり、物価、燃料価格が高騰していますので、引き続き、生活困窮者への支援を継続するほか、子育て世帯へも支援を行ってまいります。  2つ目として、「子どもがまんなか、未来を拓く教育のまち」についてです。  近年、二宮町では、転入者が転出者を上回る転入超過の状況が続いています。毎月開催していますオンライン移住相談会では、先輩移住者主体の町紹介などが好評を得ており、多くの皆様に二宮町のよさが伝わってきていると感じております。  町の魅力の1つである、豊かな自然を身近に感じられる環境の中で、安心して子育てができる体制をつくり、地域と社会で子育てを応援できるまちづくりに取り組んでまいります。  まずは、給食費の段階的な無償化についてですが、最終的に約1億円近い財源が必要になると考えております。したがって、現在行っている物価高騰分の支援を継続しながら、財源を生み出し、持続可能な制度となるよう早急に検討し、実現を目指していきます。  また、地産地消といった従来の取組に加え、オーガニック給食の実現に向けても段階的に進めていく準備をしてまいります。  次に、校内フリースペースの設置についてです。近年では、二宮町においても不登校の児童生徒が増えているという報告を受けています。  現在、小中学校では、別室登校や放課後登校、オンラインでの授業参加など、個々の思いに柔軟に寄り添いながら教育機会や居場所の確保に努めており、先生方だけでは限界もありますので、支援員の配置についても検討しながら、校内フリースペースの設置に向けてエアコンなどの環境も整備してまいります。  そして、小中一貫教育について、まずは、令和5年度から施設分離型小中一貫教育を始め、将来的な施設一体型小中一貫教育の実現に向け、地域の皆様との研究を継続してまいります。  また、中学校の部活動の地域移行については、指導に係る費用負担や人材確保などの課題を検証しながら進めてまいります。  現在、子育て世代包括支援センター「にのはぐ」では、妊娠から子育て期まで切れ目のない支援に取り組んでおりますが、令和5年度からはさらなる支援の拡大として、産後の心身の不調や育児に不安のある母親にショートステイなどを行う産後ケア事業を実施していきます。  そのほかに、幼稚園、保育園への臨床心理士による巡回相談を拡大し、子育て支援を充実していきます。  3つ目として、「ひとりでも暮らせる、気にかけあうまち」についてです。  まずは、町民の皆様が気にかけておられる東海大学医学部付属大磯病院の医療法人徳洲会への事業継承が円滑に進むよう、神奈川県や大磯町と連携して取り組んでまいります。  次に、高齢化が進むこの町の移動支援についてです。高齢化により日常生活や外出が困難な町民の移動支援に向け、幾つかの地域でボランティアが立ち上がり活動いただいております。これらの活動を支援していくとともに、コミュニティバスやデマンド型バスなどの地域公共交通と高齢者のタクシー利用助成の仕組みなど、様々な角度から検討し、町民の皆様の移動手段を確保してまいります。  また、引き続き、神奈川県からも評価をいただいている二宮町独自の「地域の通いの場」についても充実を図り、健康長寿のまちづくりを目指してまいります。  4つ目として、「誰もが使える人に優しいデジタル化を進めるまち」についてです。  町では今年度、「二宮町デジタル化推進計画」を策定しました。デジタル技術を活用し、行政手続のオンライン化やキャッシュレス決済の導入など、町民の皆様の利便性の向上及び行政事務の効率化やデジタル人材の育成を図り、自治体デジタルトランスフォーメーションの取組を推進してまいります。  スマートフォンなどのデジタル機器に慣れ親しんでいただくきっかけづくりとして、令和3年度末からスマホ教室を開催しています。この教室は、募集を開始するとすぐに予約が埋まるなど、学びたいというニーズが高く、今後は中級、上級の教室の開催も計画しています。  また、各地区にある地域集会施設のWi-Fi環境の整備を支援するとともに、町公式LINEアカウントの開設も行い、双方向での情報発信を実施していきます。  5つ目として、「災害に備える安心・安全なまち」についてです。  役場新庁舎建設については、これまで町民の皆様や議会から様々なご意見をいただいてまいりました。そのような中、多くの皆様にご理解をいただくことが大切だと考え、現場に出向き議論を重ね、「新庁舎・駅周辺公共施設再編計画」として取りまとめることができました。  役場新庁舎の位置については、コンパクトな町の中心部であり、駅からの経路もバリアフリー化されており、道路、駐車場も整い、公共交通も充実してアクセスがよく、誰もが便利なラディアン周辺に行政機能を集約することで、町民の皆様の利便性が向上するものと考えています。  また、特に発生が危惧される大規模地震に対する備えを強化する必要があることは、これまでにも申し上げてまいりましたが、被災時における災害対策本部として機能する役場新庁舎の整備については、果樹公園に配置する基本計画に沿って設計を行い、着工できるよう進めていきたいと考えておりますので、まずは果樹公園の取得に向け、神奈川県と具体的な交渉に入ってまいります。  一方、地域では、町民の暮らしをみんなで支える活動が行われておりますが、特に災害時には被害を最小限に抑えるために、防災意識を高め、地域での防災の取組を強化していかなければなりません。高齢者や障がい者など、自ら避難することが困難な避難行動要支援者ごとに作成する個別避難計画の作成に向け、地域と連携しながら研究してまいります。  そして、「二宮町公共施設再配置・町有地有効活用実施計画」に位置づけた、地域集会施設の耐震補強工事を計画的に実施していきます。  6つ目として、「健全財政を町民のために活かすまち」についてです。  二宮町の財政は、経常収支比率が高いため、計画的に基金を積み立て、今後の投資的事業への準備を整えています。  現在、計画している駅前複合施設については、二宮小学校体育館、武道館及び町民センター機能の一部を合わせた複合施設として基本構想の素案を策定いたしました。今後は、町民の皆様のご意見を伺いながら、基本構想、基本計画の策定をしてまいります。  また、吾妻山公園の園路の復旧工事、ラディアンの大規模改修、一級町道10号線、二宮小学校下の雨水対策工事及び町道二宮34号線(駅南口横浜銀行横の歩道整備)など、安心・安全なまちづくりに必要なインフラ整備を順次進めてまいります。  7つ目として、「子どもから大人までやりたいことができるまち」についてです。  東京大学果樹園跡地は、「子どもと共に大人も楽しみ学べる場」というコンセプトの下、町内外の子どもと大人が自然環境の中でふれあい、学び、遊ぶことの豊かさを知り、体で感じていただける事業を展開しております。引き続き、各町民活動団体の連携や、様々な個性を持った子どもたちの居場所づくり、多くの町民の皆様に楽しんでいただけるようなマルシェやキャンプの開催など、多彩な活用が図られ、皆さんにこの場所を知っていただくことができるよう支援をしてまいります。  また、ラディアンの大規模改修に合わせて、幾つになっても学べ、生き生きと活動ができる居場所となるよう、滞在型の図書館へのリニューアルを行います。  さらに、町民活動推進補助金の改良と協働のまちづくりとして、各種計画策定における町民参画を推進してまいります。  8つ目として、「海あり山あり緑あり、魅力と活力あるまち」についてです。  町内では、地域をはじめ、ボランティア団体、小中学生などが様々な環境保全活動に取り組んでおります。また、子どもたちをはじめとする町民の環境問題に対する意識や関心も高くなっております。  令和5年度には、未来を担う子どもたちと一緒に、気候非常事態宣言の発表を行ってまいります。  また、2050年脱炭素社会を実現するために、「二宮町地球温暖化対策実行計画」に基づき行政事務を推進するとともに、町民一人一人の意識と行動の転換を促進し、公共施設の新築、更新にあっては、再生可能エネルギーへの切替えや省エネ設備の導入を推進してまいります。  観光事業については、より一層推進していくため、観光協会の組織力強化を図り、「行ってみたい、住んでみたい、住み続けたい」と思っていただける持続可能な観光まちづくりを推進していくための、「二宮町観光まちづくり戦略」を策定してまいります。  また、産業については、有害鳥獣対策の強化と新規就農者への支援及びコロナ禍における町内事業者や起業者への創業支援などを引き続き実施していきます。  あわせて、特産物として取り組んできた湘南オリーブが地域ブランドとして国に保護され、商品の信用、信頼、ブランド力の強化や知名度アップにつながるよう、「湘南オリーブオイル」の地域団体商標登録を目指してまいります。
     以上、本日は8つの分野における基本的な方針を述べさせていただきましたが、より具体的な施策などについては、令和5年度の施政方針としてお示しさせていただきます。  これらの施策を進めていくためにも、議員の皆様の格別のご支援とご協力を賜りますよう、心からお願いを申し上げます。 17: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもって町長所信表明を終わります。  ────────────────────────────────────────────  日程第5 所信表明に対する総括質疑 18: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第5「所信表明に対する総括質疑」に入ります。 19: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。                 〔13番(野地洋正君)登壇〕 20: ◯13番【野地洋正君】 皆様、おはようございます。私は、野地洋正です。  議長の許可を得ましたので、これより総括質疑を行います。  まずは、このたびの選挙において当選されました町長、そして議員の皆様、誠におめでとうございます。今後4年間、切磋琢磨し、全ては町のため、町民のためとの認識を共有し、しっかりと責務を果たしてまいりましょう。どうぞよろしくお願いいたします。  3期目の町政を預かる村田町長の所信表明、2期8年を振り返り、残された宿題、そして新たな課題に取り組むべく意思として拝聴いたしました。  その8つのまちづくり宣言と具体的施策から、以下の5点について伺います。  1つ目です。まずは、今回の選挙結果をどう捉えて今後の町政を進めていくのか。  今回の選挙におきましては、投票率については前回の3%強低下しております。8年前が60.79、4年前は56.94と、毎回下がっている現状でございます。また、今回の選挙では、有効票1万2,561票のうち、村田町長の獲得率は47.9%で、有権者数全体の2万4,695人に対しましては24.4%となっております。そして、役場新庁舎建設を反対と訴えたほか2人の候補者の得票数を合わせますと6,541票となり、村田町長の6,020票を上回ります。  2つ目です。「子どもがまんなか、未来を拓く教育のまち」。給食費の無償化、オーガニック給食の実現を段階的に進めるとのことですが、どのようにイメージをされていて、また、年間1億円とする財源の確保をどこから捻出してくるのでしょうか。  3つ目です。「ひとりでも暮らせる、気にかけあうまち」。高齢者等の移動支援の部分では、コミュニティバス、デマンド型バス、タクシー利用助成とおっしゃいました。予算を増やし、全て実施するということなのでしょうか。もう少し具体的に説明を願いたいです。  4つ目、「誰もが使える人に優しいデジタル化を進めるまち」。町公式LINEによる双方向での情報発信とはどのようなことで、どのようなメリットを想定されているのでしょうか。  最後に、「災害に備える安心・安全なまち」。役場新庁舎建設の取組と葛川溢水対策について伺います。  失礼しました。4番目、要旨にもう一つ、職員の意識向上という通告をさせていただいております。  せんだって、11月30日に職員の懲戒処分、懲戒免職という処分が下されました。それに伴いまして、職員の意識向上をこれからどうされていくかというところを踏まえて、4つ目、お願いいたします。以上です。 21: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 22: ◯町長【村田邦子君】 それでは、野地議員の総括質疑について、要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨の1つ目、選挙結果をどう捉え、今後の町政を進めていくかについてです。  今回の二宮町長選挙の投票率は、先ほどのお話のとおり、53.12%で、前回よりも3.82ポイント下がりました。年代別に投票率を見てみますと、10代が36.7%、20代が28.66%と低く、60代が62.56%、70代が71.25%と高くなっております。全国的に言われているように、二宮町でも若い世代の投票率が低くなっているのが課題であり、選挙に関心を持ってもらい、投票に行こうと思えるようなPRを行い、全体の投票率アップにつなげていくことに今後も取り組む必要があると考えております。  次に、選挙の結果の捉え方についてですが、得票率や他の候補者の得票数との比較で論じられる方もいらっしゃるとは思いますが、今回の選挙では、役場新庁舎の建設が1つの大きな争点であり、私は建設推進という立場で臨んだ結果、町民の皆様からのご支持とご信託をいただいたと思っておりますので、町民の方々の安全・安心の確保と利便性の向上に向け、できるだけ早くラディアン周辺に役場新庁舎を建設することができるよう、前を向いて取り組んでまいります。  次に、要旨の2つ目、給食費無償化、オーガニック給食を段階的に進める考え方と、その財源確保についてです。  まず、給食費については、今年度は燃料費高騰や円安などに起因する物価高騰により、昨年度と比べて食材が値上がりしている状況です。本来であればこの物価高騰分は学校給食費を値上げして対応すべきことですが、町では、物価高騰の中、子育て世代を支援する観点から、給食費の値上げを抑えるため、7月の臨時議会において補正予算をご承認いただき、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した物価高騰分の補助を実施しております。  臨時交付金の今後の動向は不透明ですが、仮に活用できない場合でも、物価高騰分を町が負担することで、保護者負担分の一部無償化を継続できるよう、令和5年度予算編成の中で検討しているところです。  一方で、その先の段階的な無償化については、現時点で明確な時期はお示しできませんが、持続可能性のある取組につなげていくためにも、町全体の事業を精査しながら、どれだけの財源を充てられるかしっかり検討した上で判断したいと考えております。  次に、オーガニック給食についてです。  オーガニック給食は、給食の一部にオーガニック食材を導入することで、子どもたちがより安全な給食を食べることができ、健康につながるだけではなく、給食への導入で有機農産物が普及すると農家の出荷先や収入が安定し、さらに農薬を使用しないことで環境もよくなると言われております。  町では、現時点では給食の全ての食材をオーガニック食材にすることはできませんが、少しでも有機農産物を活用することで、地産地消や食育の推進にもつながるものと思っております。  そのような中で、今年度は3学期中に1度、二宮産の原木シイタケを活用した献立にトライしてみようと、現在、教育委員会が生産者と調整しているところです。費用や調達の面でオーガニック食材を導入できる範囲は限られておりますが、今後も各学期に1回程度、オーガニックデーのような形の実施を試みたいと考えています。  次に、要旨の3つ目、高齢者の移動支援についてです。  現在、町では、高齢者の方々などの移動支援のために、タクシー利用の助成を行っているほか、交通不便地域を対象にコミュニティバスを運行しております。タクシーの利用助成は、おおむね65歳以上の下肢、体幹が不自由な要介護・要支援者で、在宅で寝たきり、もしくは常時車椅子を使用、または介護人の付添いがなければ外出することができない方を対象に、1回の乗車で500円を助成するタクシー券を1か月当たり2枚、年間最大24枚交付しているほか、障がい者の社会参加を目的としたタクシー券助成も行っております。  また、町内では、ボランティア団体や地域の助け合いにより、富士見が丘1丁目のほほえみの会と、移動ボランティアグループおーるうぇいずによる移動サービスが行われています。  町でも、小学校区ごとの2層の協議体やお互いさま推進協議会で意見交換を行いながら、身近な助け合い活動の支援として、ボランティアや担い手の育成にもつなげる福祉有償運送等運転者講習会や、介護予防ボランティア養成講座を通じて、いろいろな角度から、使いやすくて安全な移動手段の確保を進めているところです。  一方で、町では、交通不便地域にお住まいの方の生活の足を確保するために、コミュニティバスを運行しています。このコミュニティバスについては、神奈川中央交通の百合が丘坂下を通る、いわゆる釜野線の撤退からお話が始まっており、当初は福祉バスとして始まったものが、町内全体の交通不便地域を対象として、国庫補助金なども活用しながら、形を変えて運行を続けております。この10月からは、ザ・ビッグ二宮店までのルートを延伸し、買物の利便性向上を図っているところですが、なかなか全ての方のニーズにお応えすることが難しいことも一方で事実です。  今まで公共交通の補完的な位置づけとして、交通不便地域の解消と福祉的な移動困難者の支援は別々に行ってまいりましたが、今後は、高齢化が進むこの町において、公共交通と福祉施策について、様々な角度から検討し、中井町で行っているデマンド型のバスなどの導入についても研究していく必要があると考えておりますので、町民の方々に公共交通をご利用いただくための意識の向上とともに、町民の皆様の移動手段の確保に取り組んでまいります。  次に、要旨の4つ目、町公式LINEによる双方向での情報発信についてです。  町では、国が推進している自治体デジタルトランスフォーメーションの取組へ対応し、来るべき将来に備え、段階的にデジタル化を進めていくために、今年度、「二宮町デジタル化推進計画」を策定し、令和7年度までの計画期間に、いつでも、どこでも、誰もがデジタル技術を使い、行政サービスを手軽に利用することができるまちになることを目指し取組を始めているところです。  町公式LINEについてですが、まず、LINEについては、スマートフォンなどで友達登録した同士間でメッセージのやり取り、音声通話、ビデオ通話が無料でできるアプリケーションで、国内では人口の約7割の人が利用していると言われています。  近年では多くの自治体でも公式LINEを開設し、情報発信のほか、様々なサービス提供の1つの手段として活用を図っており、町としても、性別や年齢を問わず、幅広く利用されているLINEを活用していきたいと考えております。  その中で、双方向での情報発信についてですが、LINEでは、登録者が世代や居住エリアとともに取得したい情報を登録することにより、自分が関心のある情報をプッシュ型の発信により受け取ることができ、そこからイベントや講座の予約ができるといった、双方向型のコミュニケーションが実現できると考えております。ほかにも、ビデオ通話の機能を使ったオンライン相談や問合せに対して、チャットボット、自動応答サービスにより、時間や場所を問わず、必要なときに必要な情報を提供できるように考えていきたいと思います。  LINEのサービスを先行して実施している他自治体では、数多くの活用事例が生まれてきていますので、その事例なども参考にしながら、町の行政サービス全体がより便利に、より使いやすくなっていくよう考えていきたいと思います。  次に、職員の意識向上へ向けた指示命令についてです。  今回の懲戒処分に至った事案は、勤務時間中に職場内において、相手方の意に反し行われたわいせつ行為で、相手方の性的自由を侵害する違法な行為に当たり、個人の尊厳や人格を侵害することはあってはならない行為であります。  今回の事案において、職員への指示命令ですが、懲戒処分を行った日に全職員に向け周知し、改めて綱紀の粛正、服務規律の遵守の徹底を図るとともに、町民の信頼回復に向けて取り組むよう指示し、あわせて、職場内での困り事相談など、1人では悩まないよう周知したところです。  改めてではありますが、今回のことで町民の皆様の信頼を損ね、町のイメージダウンを招いてしまったことに深くおわびをするとともに、町民の皆様の信頼回復に向け、私をはじめ職員一同、全力で取り組んでまいります。  また、職員の意識向上に関しては、二宮町人材育成基本方針に基づき、町独自研修や、神奈川県市町村研修センターをはじめとした各種研修機関が実施している研修に参加するとともに、上司や先輩職員が指導、育成するOJT研修を実施しながら、必要な能力向上や意欲の醸成などを図り、職員一人一人が持てる能力を最大限発揮できる職場環境づくりに努めているところです。  次に、要旨の5番目、役場新庁舎建設への取組についてです。  災害時に対策本部となる現在の役場庁舎は、過去の耐震診断の結果、震度6から7程度の規模の地震が発生した際に倒壊または崩壊の危険性があると評価されていながらも、学校や消防庁舎など、ほかの耐震改修工事を優先し、これまで手がつけられませんでした。  そのような中、平成28年の熊本地震における自治体庁舎の損傷もあり、町議会からも、役場庁舎の早急な移転を求められたことをきっかけに、二宮町でも本格的な検討に着手いたしました。  当初庁舎の移転先として考えていた町営第1駐車場では、1000年に1度の発生確率で97センチ浸水する可能性があることが議論となりましたが、その中の1つの結論として、リスクはないにこしたことはないが、浸水だけではない様々なリスクについて、発生の確率や被害の程度、対策ができるかできないかについても正しく理解し、まちづくりや利便性など、様々な観点から総合的に考えることが大切ということがありました。  この間、議会や町民の方々からも様々なご意見をいただいてまいりましたが、町の結論として、町の中心部であるラディアン周辺の中でも、標高が高く、駐車場や広場の確保も可能な果樹公園を建設予定地として、「新庁舎・駅周辺公共施設再編計画」を取りまとめました。  令和5年度には、新庁舎の基本設計に着手したいと考えておりますので、庁舎に求められる、官庁施設として総合的な耐震性能を確保すること、災害対策本部室を設け、地域防災計画で必要とされる設備、機器類等を整備すること、電力供給が停止した場合に備え、自家発電設備の設置や太陽光パネルをはじめとした様々な電力供給の方法を検討することなどを満たすよう、行政として業務継続が可能な庁舎を目指してまいります。  一方で、溢水の可能性のある葛川の整備につきましては、神奈川県は平成31年3月に「葛川水系河川整備計画」を策定し、令和2年度に測量調査、令和3年度に基本的な河川の線形など、予備設計を完了している状況です。令和4年度も引き続き、早期工事着手に向け、予備設計を基に河川整備の具体的な設計に取り組んでいると伺っているところです。  今後、河川改修で護岸整備等を行うことにより、河川の断面が大きくなることや河川の線形がスムーズになることで、大雨時にも水を安全に流下させることができ、溢水を防ぐ効果が想定されています。  今後も神奈川県が予定する葛川整備の早期実施に向け、協力連携を図っていくとともに、町としても、宅地内で雨水が地下へ浸透する浸透施設を設けるような事業主への指導や、公共下水道への接続勧奨を進めるなど、河川への流入量抑制に取り組み、総合的に葛川の溢水対策を推進してまいります。以上です。 23: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 24: ◯13番【野地洋正君】 では、順次、再質問させていただきます。  1つ目につきましては、細かく選挙投票率のアップということではお気持ちをお伺いしました。これにつきましては細かくなりますので、次回、4月には、当町でいいますと神奈川県議会議員選挙が控えていると思われます。高齢者、私、行けないんだけどどうしたら投票できるの、住所が二宮にあって、ほかに住んでいらっしゃる方、どうやったら投票できるの、病院等施設にいる方もおっしゃいます。その辺りもしっかりと明記をして、投票率アップにつなげていただきたいと思います。  今回の質問の趣旨は、所信表明にも多くの町民の皆様からご支持とご信託をいただいたと表現されております。先ほどのご答弁でも、言ってみれば庁舎建設を認めてもらったという、一言でいうとそういうご表現だったかと思います。ということは、その意識があるということは、これからの4年間、私は積極的にどんどん進めていきますよ。皆様の支持をいただいたんだから、皆様の今までおっしゃってきたご意見をあまりもう聞きませんよと。私のやりたいようにやらせていただきますという強い意識、思いの下で4年間をされていこうと思っていらっしゃるのか、過去8年、ずーっとおっしゃってきたとおり、皆様のご意見を伺いながら丁寧に進めていきますなのか。その8年の反省もあろうかと思いますが、ここは大きな意思表示を町長はされるべきだと思います。ここについて、お考えをお伺いします。  2つ目です。これは給食の問題ということで、一般質問、その他の総括質疑にも出てくると思いますが、まず、私、オーガニック給食という言葉そのものが町民には響かない。知っている人は知っています。オーガニック給食って何なのですかということからスタートしませんと、この施策はうまくいかないと思っております。  安全性、地消地産、もろもろ有機野菜がありました。その辺は言葉が優先するのではなくて、中身をどうするのかということを、いま一度、皆様にお伝えしてからのほうがいいと思いますし、給食費の問題にも関わりますが、オーガニックを入れると給食費は上がります。仕入れが上がると思っていますが、それでも無償化と併せてオーガニックも推進していくのかという1つのお考え、いかがですかと。  それと、財源のことをもう一回お伺いしますが、先ほど所信表明、経常収支比率が高いというこの町ですとおっしゃっておきながら、やはり年間1億円、10年たてば10億円、ここで始めるともうほぼ恒久的に無償化が続く、50年先も100年先も、町がある以上はもう無償化になるというのが当たり前になってくるということなんですが、このはやり言葉のような給食費無償化に、果たして二宮町は、今後町政、続けられていけますかという大きな支出になりますが、いま一度、そこら辺をお伺いしたい。  近隣市町、もちろん非常にどこでもそういう話が出ていますし、既に箱根町、中井町は行っておりますが、箱根町、中井町は自主財源が高い、財政力指数が高くて、当町のように自主財源が半分で、ほとんどは交付金にお願いしているという町とは違うんだ。そこも併せて財政を考えていただく、確保していただくということはとても重要ですので、この無償化による交付金措置、補助金措置は今後出るのか、あるのかないのかということも含めてご検討されていくのか、人気取りの無償化ではないかという思いもあるんですが、その辺り、もう一度お願いいたします。  3つ目です。高齢者等の移動支援ということで今ご説明いただきましたが、結論から言うと、コミュニティバス、これは地域公共交通ですから福祉バスと全く違いますが、コミュニティバスは続けるんですね。デマンド型バス、これ、新たに始めるんですね。それと、障がい者、高齢者タクシー利用、これも進めていくということなんですが、それも広げていくんですねと。当然お金があれば何でもできちゃうわけなんですが、こっちの方向に持っていこう、例えばコミュニティバスをやめて、福祉バス、デマンド型バスって書いてありますけど、そちらに移行していこうという思いでこの表現をされているのか。その辺りが、言葉ではなくて実際のお金との駆け引きでどうされるのかというところは、大きな動きではなかろうかと。  細かくなりますが、ほかの議員からは、65歳のタクシー券500円を2枚使えるようにしてほしいという要望も出ていましたが、例えばそういうのも含めて、じゃ、1,000円券にしてとか、そういうことを考えていらっしゃるのか、枚数を増やすのか、どういう利用方法があるのかを、ちょっとお考えをお聞かせください。  4つ目です。デジタルの推進は当然、今後もどんどん進めていただきたいということで、副町長が先頭に立ってやるということはお伺いしております。先ほどのご答弁で、オンライン相談という言葉とチャットという言葉が出てきました。これを想定するには、私が何か町に相談を投げかけると、町の職員がそれに応えてメッセージを打ってくるのかなということにも思えます。情報の発信というのは、ホームページ、その他フェイスブック、ツイッター等々で今もなされておりますが、それプラス職員の1対1の相談業務が増えると読み取れるところもあるんですが、いかがですか。  職員の意識向上で、もう一つだけ確認します。町長が今回の選挙でもし代わったとなれば、職員は非常に緊張感が生まれ、どう変わるんだろうという思いがあるでしょうが、今回3期目、過去8年の9年目、12年までこのまま行くんだなと職員は思っているでしょう。大して変わらないよ、同じだよというものではないのかと。緊張感があまり生まれないのかなという不安もあるわけなんですが、その不安を取り除くのは町長しかできないんですね。副町長、総務部長でもできません。その職員の意識改善・改革、先ほどいろんなことをおっしゃいましたが、強い言葉でどうしていくんだというお気持ちが、過去の8年の反省からあれば、いま一度お聞かせ願います。  最後です。役場新庁舎建設、溢水を含めてですが、先ほど、信託いただきましたよというお言葉は多少なりともありました。であれば、なぜ今回の8つの中の1番に、私は新庁舎建設をやるのよという意思表示がないのかということを、まず第一に疑問に思いました。遠慮して後にされたのはどういう意味合いですかという、お心の中を伺います。  災害対策本部という言葉が出てきました。当然だと思います。行政の一丁目一番地は、町民の生命、財産を守って、安全・安心を与えること、まずここからスタートすることだろうというふうには私も思っておりますし、ここではできないのは承知しております。ということで、選挙でも私はそういうお話をさせていただいております。今までの計画のいろいろな流れ、移り変わりの中では、確かに災害対策本部という言葉は必ず出てくるんです。町長の中からは出てきますが、その災害対策本部って何というところがまだ伝わっていないので、言葉だけが走っているようにも今回の選挙を通じて思いました。  災害対策本部がどのように行われて、どういうメンバーで、1分1秒、1分どころじゃないですね、何秒の中に何を判断しなければいけないというのは災害対策本部なので、どうしても平常時のことしか考えていない方も多いように僕は見受けられましたので、災害対策本部というものがどういう組織で、どういう形で動くのかというのをイメージされている、もしくは訓練の中でどうされているかというのをお聞かせいただきたいと思います。  それと、果樹公園について1つ。私は、果樹公園が幾らで町へ移行されるかというものがない限りは、予算は通しませんよと、通りませんよというお話をさせていただきました。これから進んでいくんでしょうけども、果樹公園の中でもう一つお伝えしておきたい。これ、町民の方からも言われましたが、町は何で買うことを、買いに行くのかというお言葉です。要するに、今は町がずっと管理をして、町のお金でずっと管理し続けてきました。そういうのが、間違ったら県の職員に叱られると思いますが、県は必要ない場所で持っていたくない場所と考えれば、無償化で譲っていただく、無償で譲っていただくという選択もあるのじゃないかというふうに思いますので、交渉の中で強くその辺をアピールしていただきたいと思いますが、その辺りはいかがでしょうか。以上です。 25: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 26: ◯町長【村田邦子君】 それでは、順番にお答えいたします。  まず最初、投票の結果を受けてということで、庁舎建設、大きな争点であった部分でということでは、先ほどの答弁と重なりますけれども、もちろん順次進めていきます。ただ、それはなぜかというと、やはりいつ来るか分からない災害に備えてと、最後の質問のほうの災害対策本部とも重なりますけど、そういう意味で、やはり待ったなしだと思っておりますので進めてまいります。  ただ、先ほど町民の声や意見も聞かずにというお話もありましたけど、そういうことではなく、より具体に、今まで構想、基本計画のところでは、一番皆さんのやはり関心度のある財源の問題なども近隣の平均を取って坪単価、坪単価というか、何平米で幾らみたいな、概算でしかやっぱりお示ししていませんでしたから、これから基本設計で面積であったり機能であったり、そういったものがはっきりしてくると、その辺もしっかりとお示しできますので、その上で何が必要か、どういう形にしていくのかということ、情報を出しながら、もちろん議会の議員の皆さんのご意見、もちろん、あと町民の皆さんのご意見もしっかり聞きながら、この目標は安心・安全をしっかり災害時に備えるということと、町側からの利便性をやっぱりさらに向上させ、よくするということが大きな目的ですから、そこが本末転倒にならぬよう進めていきたいと考えています。  あと、2つ目の、まずオーガニックの意味。有機の野菜であったり食材ということになると思うんですけど、私もどっちを使ったほうが、有機給食という言い方をおっしゃる方もいるので、どちらのほうがよかったのかなとは思うんですけど、その辺の、どういった意味を持ってオーガニック、有機の給食を進めるのかということは、始めるときに単にやりますよということではなく、教育委員会を通じてやはり皆さんのほうにしっかりお話はしていきたいと思います。  さっきも言いましたように、全食材を一気に変えるのはもう無理ですし、そろいませんから現実問題、その中で、じゃ、1品入れたからって何が変わるんだろうというところを、逆にしっかり目的とすることを説明していきたいと思います。  また、あと、やっぱりオーガニックは高いんじゃないのって、無償化も進める中で、それはやっぱり需要と供給の問題ですから、そういうのはあると思います。できる、使われる食材というのもまずは限られると思いますけど、その辺も含めて、説明を丁寧にしていきたいと思います。  あと、財源の問題でしたね。給食費の無償化における財源の問題。ざっくり今試算しても今の人数でいうと約1億と言われて考えていますので、そう簡単に、はいという、今の状況ではないと思っています。やはりこれ、持続可能な制度となりますよ、財源の部分では。先ほどもお話ししたように、様々な施策の中でしっかり調整をしながら財源を生み出して、実現に向けて段階的に進めていきたいと思います。  国からの交付金、今年度は値上がった分が来ていますので、その部分はそれを使っているんですけど、今まだ来年度、国の交付金がどうなるかというのは、ちょっと方針、国のほうから出ていませんので、そこはちょっとごめんなさい、今の段階では不透明ですが、とにかく、何しろ今も上がっていますから、その部分は町の部分で、町の財源の部分で措置をしっかり予算化していきたいと考えています。  あと、高齢者の移動手段のほうですね。コミュニティバスがあって、デマンドを、中井で今行っているデマンド型のバスという言葉が出てきたり、なかなかちょっとこれもどう違うのか分からない部分があると思います。そういったところでは、町もこれまでの経過で言うと、デマンドタクシーというのを一度導入して、決められたところで乗り降りですけれども、予約制で複数乗ると安くなるという、そのデマンドタクシーを導入したんですけど、結局あまり複数では、乗り合いのタクシーにはならずに1人タクシーになってしまい、乗り降りも場所が限られるということで頓挫した経過があります。そういったところから、同じ轍は、もちろん踏まぬよう、予約制も、今ICTを使った先進的な事例もたくさん出てきていますので、次年度、公共交通計画のところも計画を見直していく時期に入っていますので、そういったことを研究しながら今後に向けて進めていきたいと思います。  もちろん財源の問題、それはあればどういう導入でもいいんですっておっしゃられるとおり、いろんなやり方があると思うんですが、やはり使われないと、何か仕組みを入れる財源の問題も1つはあるんですけど、結局いつ見てもあまり使われていないよね、空のバスが走っているよねでは本末転倒ですので、やっぱり地域によってもいろんなニーズが違うと思うんですけど、その辺も丁寧に聞きながら、やっぱり使いやすい、ああ、やっぱりこれだと乗るよねというものにしていかないと、本当にまた同じことになってしまいますので、その辺を、地域のニーズをしっかり受け止めるのと、こちらもどうしたいのかということも丁寧に説明をしながら、使いやすいものにしていきたいと思います。  あと、タクシーの助成券の部分は、やはりそうは言っても導入までの間、時間がまだありますから、やっぱり目の前にある、買物も不便だ、通院もだったり、いろいろな移動ができないというお声も聞きますので、その辺をやはりまず補っていくのがタクシー券の助成だと思っていますので、その辺も使いやすく、かといって、むやみやたらなばらまきにはならぬよう、現実的な中での制度の改善というのを進めていきたいと考えています。  あと、デジタル化ですね。オンライン相談と、チャットというのはチャットボットというんですね、これはまたちょっと違うと思っているんですが、オンライン相談は既に子育て、にのはぐなんかでは、コロナで、対面でできなくなってから、そういったオンラインの相談も既に始めておりますので、多分これはどうしてもちょっと予約をしていただいたりということにはなるとは思うんですけど、出向いていただかなくても、オンラインでの相談ができるような、それが子育てだけでなくほかの部分でもできるような形というのにはなるよう努めていきたいと思います。  チャットボットのほうは、私もいろんなあれで見るんですけど、何とかって打ち込むと、その答えが自動で返ってくるんですね。それを抜粋した何か、それこそICTの部分の人工知能の中で。だから、ちょっとこっちが聞きたいことと答えが何かマッチングしないときもえてしてあるので、その辺はこれからの技術の中で、多分いろいろと経験値を積み重ねていくと、町民が聞きたいことに即座に、これはこのことを聞いているんだなって判断して、うまいチャットボットになっていくと思うんですけど、それなども研究しながら、いろいろ使い勝手のいいものにしていきたいと思っております。  あとは、3期目の中で職員の意識向上、意識改革、緊張感をどう保つのかということですね。11月30日に初めて登庁したときも話させていただきましたし、あと、この選挙戦を通じて、私もやっぱりすごい感じましたのは、社会がもう大きく変わろうとしているのに行政の制度の中が追いついていないというのもやっぱり感じておりますので、そういったところは、よく行政はまず検討して、1年間それをして、その後、周知をして、それから制度を変えるみたいなプロセスもよく踏むんですが、もうそれでは追いついていかないことが多々ありますので、その辺もしっかりお話ししながら、もう変えるべきところは、現実がこうなんだからというところで、それにどう対応していくのか、スピード感を持ってというのは、逆に何でもただやるというかスピード感で実現するということよりも、実は現実の課題に追いついていない部分は、何しろやはり早急に改善をして、町民生活、町民の方が困らぬよう、よりよいものとなるよう対応していかなくてはならないのはすごく感じましたので、そういったことでは、個別にもお話ししながら進めています。  これが今、これから予算編成の、選挙が終わって、私の査定に入っていく時期になりますので、そういったことも含めて、しっかりお話ししながら進めていきたいと思います。  あと、庁舎建設が8つのまちづくり宣言の中でも、防災が最後のほうで、なぜこれをトップに持ってこなかったんだというご指摘、そうかもしれません。ただ、別にこれ、後回しだからということではなく、ある意味さんざん8年間、前期の4年間はこれがもうテーマでしたから、ようやくここでその部分を進めるときが来たと思っておりますので、何も後回しにするつもりは全くないですし、丁寧に説明をしながら、これからも進める、最初に述べたようなことと同じです。  あと、災害対策本部、確かに新しい庁舎にそういうものが入って、私も平塚とか、ほかの市町でも新しく庁舎になったところの災害対策本部を拝見させていただいたことがあります。すごく円形の会議室のようなものがしつらえてあって、平塚などはもうそこにパソコンが設置してあって、そこは対策本部として使うんだみたいな部屋がありまして、確かに使いやすいだろうなと思っておりますが、その部屋だけということよりも、やはりいつ来るか分からない、災害というのは本当に飛んできますから、その瞬間これまでの中でも即座に何しろ招集して対応しなければなりませんので、今はパソコンを設置して大型画面を設置してみたいな、情報共有を1つするにしても、対策本部室の状況をつくっているんですね、本当にみんなでやりながら、それで会議が始まる状況がありますので、やはりそういうことだけはちょっとないようにはしていかなくてはいけないと思います。  そこの機能としてはやはり、まず、しっかり情報収集をして、瞬時に方針を決め、そして、それを的確に指示を出す、これを繰り返していくということが災害に対応する本部機能だと思っていますので、それが無駄なくしっかりできますよう思っております。  また、その部屋にいればいいということでなく、各地区に、今もいろいろなツール、アプリを使って、その現場の状況も把握しながらやり取りする機能もできていますから、そういったことがスムーズにできる対策本部機能というのをしっかりこれからも高めるとき、訓練の中でもしっかりやっていきたいと思います。  あと、果樹公園の購入ですね。庁舎に絡みまして、より少し標高の高い果樹公園への建設ということを基本構想の中でもお話しさせて、決めさせていただきました。無償貸与、もちろん町もしっかりこれから交渉の中では、何十年なんでしょうね、果樹公園として、県からただで借りているというとそうですけど、貸与を受けてお世話をするというか管理運営をしてまいりましたので、その部分も含めて交渉にはお話をさせていただいていこうと思っています。  まだ何もこれからですけれども、もちろん言い値というのかな、購入というつもりはありません。ただ、県としても、これは昔からなんですけど、そのまた後ろの、昔のときには、もう10年以上前になるんでしょうかね、今のそれこそラディアンの花の丘公園の下の、みんなの広場じゃないか、あそこの公園がありますよね、あの公園を県から買ったのもそういった経緯の中で、あのときは大分やっぱりそれなりの購入金額で買っていますので、それとまた別のものだと思っておりますから、そういった交渉も含めてしっかりとやっていきたいと思っております。以上です。 27: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 28: ◯13番【野地洋正君】 各施策等は、皆様の今後の質問で少しずつ確認をさせていただきますし、私も一般質問等々で確認をさせていただきます。
     最後の質問となりますので、要旨でいえば1に入ります。  私が見ていた過去の村田町政の反省すべき点、今後進めるためには必要だと思われる点を3つ申し上げますので、それに対するお考えをお聞かせ願いたいと思います。  1つは、役場庁舎内におけるリーダーシップの不足というものを感じておりました。やはり町長は、各部署、何が行われているか足を運びながら、強い意思を持って職員を動かすということが必要ではないかと思っておりますが、それに対していかがかと。  2つ目は、外への営業という表現がいいか分かりませんが、やはり二宮町の中でとてもよく活動されているでしょうし、よく動いていらっしゃるでしょうけれども、私たち町民は、やはり近隣市町、県、国とのパイプを強く持っていただかないと、私たちの福祉の向上の結果が出てこないと私は考えております。それが不足しているんじゃないかとご指摘が以前もあったかと思いますが、そういう動きに対して、この4年間で変わるのか変わらないのか、何を考えていらっしゃるかということをお聞かせ願いたい。  3つ目です。議会との連携という言葉でいいのでしょうか。議会、私どもでいうと議会の情報の発信が少ないんじゃないですか、意見交換がないんじゃないですか、突然議案で出されるんじゃないですかという不信感を持ったことがございますが、今後の4年間、議会とどのように向き合って調整を進めていこうと思っていらっしゃるのか。  この3点についてお聞かせ願います。 29: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 30: ◯町長【村田邦子君】 3点ご指摘いただきまして、ありがとうございます。  まず最初、役場庁舎内のリーダーシップ。役場庁舎内ということは職員に対するリーダーシップということだと思います。特に言うことを聞かないと言うと変だな、方針を出して、それをちゃんとやらない職員がいるかというと、そういうことはないと思っているんですけれども、やはり明確な、何をどうするのかという方針の出し方も1つかなと思います。分かりやすい方針を出して、さっきも言ったように、その制度がもう実情に合っていないのなら変えていくということも、ただ変えましょうじゃなくて、何をどう、いつまでに、どういう形にしていくのかということも具体的に示さないと職員も分からないと思いますので、そういったことははっきりしながら、リーダーシップを発揮していきたいと思いますので、これからもご指摘いただきたいと思います。  あと、外への営業。これもいろいろ言われております。国、県、あと他自治体、その辺も必要に応じてということではなく、時間を取りながらいろいろ行きたいと思います。もう既に、11月30日も近隣自治体には全てご挨拶に回らせていただきましたし、この間、県のほうにも行かせていただいたんですが、ちょっと知事のほうが体調が悪くなりまして、知事にはちょっと会えませんので、またお正月が明けましたらすぐ行きたいと思っております。  あと、関係部署におきましても足しげく私も行きますし、また、担当の職員も含めて、しっかり顔もつなぎながらお話ししていきたいと思っております。  あと、議会の情報発信ですね。それも全協という形だけではない場でも、いろいろなところ、機会を捉えて、その辺は説明なり、そういうことをしていきたいと思います。やっぱりご理解をいただかないと、議員の皆さんの中にもよく分からないままに議会当日を迎えてしまうということはよろしくないと思いますので、そういうふうな形。また、議論のほうも、別に私がどこかへ出向く、それでまた部屋のほうに来ていただく、それは全然全くいといませんので来ていただきたいし、私も出向きたいと思います。いろいろ様々な議論を丁寧に、それが町民のためになると思いますので、それは多分職員もそうでしょうから、担当職員のほうにもぜひ出向いて、職員にも出向いていきたいと思います。よろしくお願いいたします。ありがとうございました。 31: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 32: ◯13番【野地洋正君】 全てが町のため、町民のためとの認識を共有し、議会とも情報、意見の交換をしながら、施策等、事業等を進めていただきますようお願いを申し上げ、町長所信表明に対する総括質疑を終わります。以上です。 33: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもちまして野地議員の総括質疑を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前11時から始めます。                                  午前10時47分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                  午前11時00分 再開 34: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、お願いいたします。 35: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。                 〔4番(一石洋子君)登壇〕 36: ◯4番【一石洋子君】 一石洋子です。  ただいまから総括質疑を始めさせていただきます。  村田町政の成果は、住民が主役のまちづくりとして、ワークショップ等の町民との対話の場を活発につくり、ボトムアップが広がり強まったこと、時代の危機感に敏感かつ前向きに活動する町民と市民派の女性町長との存在の相乗効果と堅実な実績を評価いたします。  小中一貫教育研究、コミュニティ・スクール、地域福祉の小学校区の協議体、通いの場、東大果樹園跡地のシンボル事業、子育て包括支援センター、環境フォーラム、「ぼくたちわたしたちの地球会議」など、多様に広がる、かつてない町民との行政の総意が、循環するまちづくりが展開されつつあるところです。  選挙期間の前日、二宮駅で17歳の高校生が轢死されました。若い命の尊厳が失われたことを、二宮町の政治は覚悟を持って受け止めなければなりません。  日本の子ども、若者の自殺者の数は過去最高レベルを更新、先進国の中でも目立った存在です。さらに、コロナ禍、精神を病む子どもが全国的に増え続け、こども病院が逼迫しているとの報道もありました。国内の全ての学校にカウンセラーが常駐せず、SOSを気づかれない場合が多かった。気づいても治癒されないまま学校側は対応策に追われ、問題の核心に迫れない政策が続いており、若者たちを社会に送り出すまでの日本の未来づくりは、抜本的な改革が求められているところです。  町長の所信表明に対し、以下の論点で質問させていただきます。  1、「子どもがまんなか、未来を拓く教育のまち」。子育ての町として名乗りを上げるためには、何よりも公教育がいかに魅力のある解決策を持てるかに尽きます。誰一人取り残さない教育について、今の日本各地のチャレンジを本気で上書きするほどの覚悟が必要だと思います。はっきりとした最上位の理念を言語化し、今ここにいる子供たちへの体現施策を打ち出すべきです。  そもそも伝統的に子どもを運営する情熱のある町で、今、コミュニティ・スクールも目に見えて展開しつつあります。この秋に新たな保護者団体が開催した、日本のフロントランナーとして注目される複数の学校の取材した映画「夢みる小学校」の上映会は、2日間で1,000人弱の観客を集めました。まさに、先に開催された二宮町主催の講演会で言及されたユネスコの教育理念、秘められた宝を体現する、生き生きとした子どもたちの学びの場をラディアンホール全体で共有しました。  このような機運が高まる中、校内フリースペースを誰一人取り残さない教育の対応策として、いかに進めるのか伺います。  2、「子どもから大人までやりたいことができるまち」について。東大果樹園跡地のシンボル事業で浮かび上がる二宮型のウェルビーイング、これは大変貴重だと思います。明治時代に来日した欧米の知識人が、日本は子どもの天国と言われたと言いますが、今やすっかり失われた日本の子どもにまつわる文化、風土、自然な循環、人間力の回復を予感させるものです。  村田町政が粘り強く尽力した庁舎整備に係るラディアン周辺のエリアデザインも、子ども、若者に注力した生活の質、福祉の向上のビジョンが必要だと思います。1期目に視察した武蔵野プレイス、これはまさに自治体が若者の居場所をつくるという提案を基に建設されたものでありました。子ども、若者に注力したことで、全ての世代のウェルビーイングの建築デザインとして結実したこと、これに注目すべきだと思います。  庁舎、ラディアンで働く職員、また、集う若者、子ども、保護者、高齢者、多世代の人々の生活の質、仕事の質、生涯教育の質を、この新庁舎を含めたラディアン周辺の場でいかに進化を図るのか伺います。  また、今回の選挙の投票率は6割を切りました。全国的にはもっと低い状況で、日本全体を覆う不安と、当事者意識の欠如は深刻な状況であります。一縷の希望であれ、ボトムアップの町民の潜在力が未来を変える大きな要素になるはずと考えます。公がいかに柔軟な協働をイメージできるかが鍵です。  町民活動推進補助金の改良と、協働のまちづくりとしての、町民の計画策定への参画推進をいかに進めるのか伺います。  3、「海あり山あり緑あり、魅力と活力あるまち」について。町が計画する気候非常事態宣言は、この町内に盛り上がる自然とともに生きるライフスタイルのプラスのエネルギー、また、尽力する住民の危機感、当事者意識を、子どもたちとの実践と対話、多様な学びを得ながら語る文言でつくりたいと思っておりますが、発出までのプロセス、その効果、発出後の体現策を問います。以上です。 37: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 38: ◯町長【村田邦子君】 それでは、一石議員の総括質疑について、要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨の1つ目、誰一人取り残さない教育の対応策としての校内フリースペースの設置についてです。  令和3年度の不登校児童生徒数は全国で24万人を超え、過去最多となりました。二宮町でも不登校児童生徒は年々増加傾向にあり、家から、おうちから出られないケースや、出られても登校できない場合があったり、教室に入れないケースなど、状況もお一人お一人様々で、個に応じたきめ細かい支援を行うことが大切であるというふうに考えております。  私が考える校内フリースペースとは、学校には登校できますが教室には入りづらい児童生徒や、学校に行きたいと思っていてもなかなか学校に足が向かない不登校児童生徒にとっての、学校内で安心できる居場所の選択肢を想定しています。  既に各学校において、名称や運営スタイルは異なりますが、校内の余裕教室等を利用して、児童生徒及び保護者の支援を実施している事例があるというふうに承知しています。例えば、一色小学校では、今年度、「ほっとルーム」という名称で、教室でいづらさを感じる児童などが、教員や支援教育補助員による付添いの下、興味のあることに取り組んだり、話を聞いてもらったりするなど、ほっと一息できる安らぎの場所というふうになっています。また、不登校ぎみの児童が保護者と一緒に「ほっとルーム」に登校し、徐々に教室に入っていくことができた、そういったような事例もあるというふうに伺っています。  教育委員会では、来年度、一色小学校を校内フリースペースのモデル校として、「ほっとルーム」における支援教育補助員や心理カウンセラーなどの体制整備や、あと、地域のボランティアの活用なども検討しておりまして、町としても必要な支援をしていきたいというふうに考えています。  今後もこうした校内フリースペース等を活用して、登校しやすい環境づくりの研究とともに、民間団体やフリースクールとの連携も強めることで、子どもたちの居場所の選択肢を増やし、誰一人取り残さない教育を進めていきたいと考えています。  次に、要旨の2つ目。町民活動推進補助金の改良と各種計画策定への町民参加の推進についてお話しします。  町民活動推進補助金は、町民活動団体が自主的、自発的に行う公益活動を新たに始めるための経費として5万円を上限とした町民活動スタート支援と、団体が自立し持続的に発展することを目的とした経費に20万円を上限として支援する町民活動ステップアップ支援の2種類があり、近年はステップアップ支援の申請件数が多く、スタート支援の申請件数が少ない状況となっています。  その理由の1つに、1団体3回限りの補助金交付となっていることから、団体によっては、スタート支援からではなく、補助金額の多いステップアップ支援から申請されることがあるというふうに考えています。  この補助金は、町民活動団体が自主的、自発的に行う公益活動を財政的に支援することにより、団体の活性化と自立を図ることを目的としています。  今後は、スタート支援の在り方について、補助率や補助金の額ということだけでなく、団体が継続的な活動を始めることを支援できるよう、その在り方を見直したいと考えています。そして、補助金交付終了後も、自立かつ継続した町民活動が行えるよう、団体間の連携協力の促進をはじめ、町関係各課とも情報を共有するなど、町以外の各種補助金の情報提供など、町としても町民活動団体を継続的に応援していきたいと考えています。  次に、町民の計画策定への参画推進についてです。町の様々な計画策定に際し、幅広い町民の皆様の意見を反映するための手段として、町民アンケート調査、委員会委員の公募、町民ワークショップの開催、町民意見募集などが今までもあります。一方で、意見をいただける方や公募委員に応募いただける方が少ないということを課題だと感じておりますので、近年では無作為の町民アンケートを実施する際に、委員の公募やワークショップへの参加をご案内するようにしておりまして、その結果として、役場新庁舎建設計画の策定や総合計画の策定では、ふだんホームページや広報紙の募集をご覧になっていない方も含め、幅広い町民の方々からの参加、ご意見をいただけたと感じております。  ご質問いただいている新庁舎建設をきっかけとした場づくりについても、10代から70代までの約50名の町民の方々にご参画いただいた町民ワークショップや、シンポジウムでいただいたご意見、このまちに住み続けたい、子どもが将来戻ってきたいと思えるために、あらゆる世代が共有できる思い出の場が必要だ。また、庁舎や公共施設がもっと魅力ある楽しい建物になれば、町に化学変化が起きるのではないか。そして、町民が訪れたくなる空間や、多世代で交流が生まれるような施設と一体で庁舎整備をしてはどうかなどの様々なご意見を基に、新庁舎だけでなく、駅からラディアン周辺までを一体的に検討し、新庁舎・駅周辺公共施設再編計画としてお示しすることができました。  令和5年度は、社会福祉協議会を含めた行政機能の集約と、ラディアンの大規模改修を踏まえた滞在型図書館へのリニューアルを含め、基本設計を行っていく計画ですので、新庁舎建設を契機に、ラディアン周辺に子どもや子育て、高齢者向けのサービスを提供できるエリアを創出して、花の丘公園も含めた公共空間が、二宮らしい、居心地のよい憩いの場となりますよう、交流の場となるように取り組んでいきたいと考えております。  今後もデジタル化が進む中で、新しい様々な双方向の意見交換が可能になってくると思いますので、多様なご意見をまちづくりに反映できますよう、よりよい手法をさらに研究してまいります。  次に、要旨の3つ目、気候非常事態宣言の発出までのプロセスとその効果、発出後の体現策についてです。  二宮町では、SDGsに象徴されるように、世界共通となっている環境問題に対して向き合い、豊かな二宮町の環境や地球環境をしっかりと未来へ引き継いでいくために、町民の皆様との対話や連携をしながら事業を進めてまいりました。そのような取組の中で、町内の環境団体と共同で開催しているエコフェスタにのみやで実施した様々なイベントを通じて、その分野の専門家をはじめ、子どもから大人までの多くの町民と私たち行政がつながり、皆様の考えや思いを改めて確認することができています。しかしながら、未来を左右しようとしている地球温暖化や気候変動という課題の認知は徐々に広まりつつあるものの、課題解決に向けた内容理解が幅広く浸透しているとはまだまだ感じられません。  そうしたことを町としてしっかりと受け止め、また、豊かな環境を次世代につなげていくことが今を生きる私たちの使命であるとの考えから、将来を担う子どもたちをはじめ、多くの町民の皆様と新たなスタートラインに立つという意味で、気候非常事態宣言を発出する予定です。  この気候非常事態宣言の発出を機に、地球温暖化の原因となっているCO2の排出削減のみならず、気候変動の影響による異常気象や、それに伴う自然災害、未来に予想される食料問題や生態系の破壊など、様々な問題を自分事として捉え、町民の皆様と危機意識を共有して、町民一人一人のライフスタイルの転換などをより促進していきたいと考えています。  また、宣言の発出に当たっては、行政が単独で行うものではなくて、参加者がリラックスした状態で会話をして、その中で環境問題に対して新たな気づきが生まれることを目的としたワールド・カフェや、未来を担う子どもたちをはじめ、町民の皆様と一緒に宣言文やキャッチコピーなどを作り上げる場としてワークショップなどを実施して、来年の5月に開催を予定しているエコフェスタにのみやを舞台に、皆様と一緒に宣言の発出をしたいと考えています。  宣言発出後の体現策とのことですが、脱炭素社会の実現に向けて、行政がこの二宮町域のモデルとなりますよう、地球温暖化対策実行計画に基づいて、しっかりと脱炭素化、いわゆる緩和策を図っていくとともに、気候変動に伴う適応策の部分についても積極的に取り組んでまいりたいと考えております。  具体的には、新庁舎はもちろん、公共施設の改修に伴う再生可能エネルギー設備の導入をはじめ、環境に配慮した施設整備や、既存施設に対する再生可能エネルギーの調達、庁用車の電動車化やEV充電器の設置などのハード的要素、あるいは行政事務のデジタル化などといった緩和策に加え、災害時における被害を最小限に抑えるため、町民の皆様の防災意識の向上や、県と連携した葛川水系の河川整備の推進などといった適応策についても取り組んでまいります。  来年4月から、計画期間が10年となる新たな環境基本計画がスタートいたします。次期環境基本計画には、現計画にある自然環境、生活環境、地球環境の3つの柱に、これからの豊かな未来づくりには人の輪が重要であるとの思いから、「あらゆる世代による環境づくりの輪が広がる「にのみや」の実現」を柱の1つに加え、子どもから大人まで誰もが学べる環境教育の場や、環境への思いを共有できる場づくりを推進していきたいと考えています。以上です。 39: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 40: ◯4番【一石洋子君】 それでは、再質問を始めさせていただきます。  まず、1の教育、「子どもがまんなか、未来を拓く教育のまち」についてです。  私は、公教育というものは、子どもの力を引き出すプロフェッショナルであるはずと思っているので、いや、ただやり方が駄目なら、もう一つのやり方を創造することが大事だと思っています。教育福祉常任委員会で、前段階で要望をいたしまして、それも勘案してこのような政策をつくっていただいたこと、フリースペースについての進捗がありましたことはもう大歓迎でございます。  やはり、このもう一つのやり方というのに、やっぱりプロフェッショナルな視点が欲しいと思います。不登校児童生徒の長年の課題の蓄積で、既に有料でその子に合った民間のフリースクールを探す選択肢などがありますが、公として子どものために居場所をつくるなら、専門家としての提案が欲しい。今後、社会状況からさらに貧困も広がり、最も弱者でありながら力をつけるべき子どもたちがアクセスする公立学校には、懐の大きさが必要です。子どもに寄り添った柔軟な教育をつくらなければならないと思います。  そのためには、やはりその居場所にプロフェッショナルな異年齢学級をつくるという視点が必要ではないかと思います。恐らく二宮の学校にもそのようなスキルのある先生がいるのではないかなと思いますし、また、例えば日本初の、個別最適な子どもたち一人一人に対応しながら自立と共創を学ぶというオランダ発祥のイエナプランが、学校が二宮町にできましたら、そのような学校に関わっている方、そういう見識のある方にご協力いただくとか、ぜひとも子どもたちのための気迫あふれる一歩を築いていただきたいと思いますが、その点についていかがでしょうか。  2です。「子どもから大人までやりたいことができるまち」について。新庁舎とラディアンのデザインについて、ラディアン等が町民の様々な生活の質に資することについて、今、町長からお考え、それから今までのワークショップを経た感想などを伺いました。これからそういうふうなことをつくっていかれると思います。  それで、町民の意見にもありましたが、化学反応という言葉がありましたね。まさに、場というのは本当に大事で、今、自然化学の分野でも例えば森では土壌の中の様々な相互作用、あるいはコミュニケーション、植物はコミュニケーションをしているということまで今、分かってきたそうですが、その動的な動きそのものが命なのだということも発見されてきています。  2020年の新庁舎のワークショップ、なかなか私はよかったと思っているんですが、ここに町民のエリアデザインの専門家の方がおられました。また、その他多くの参加者の方々が、庁舎が膨大な仕事を背負っている職員の働く場であることから、働く場としての質を求める意見が多く上がったのも非常に印象に残っています。若い職員が、若い先生、新卒の保育士の方々、若者がこの二宮で働きたいと思うようなまちをつくること、このことをいかに注力していかれるのかということを伺いたいです。子どもたちが、保護者が行きたいと思うような保育園や幼稚園、そして職員が働きたいと思うような庁舎、行政の場をつくる、町長はどのようなお考えをお持ちでしょうか。  それから、町民活動推進補助金の改良について伺いました。私、補助金のウェブのプレゼンを聞きましたが、応募者が若者の複数の団体が出てきたことにとてもうれしく思いました。現在このルールは、人件費が充当できないというルールがあります。若者もボランティアでまちづくりに参画しろと言ったと思っています。若者のまちづくりに関わるものが、無償が前提なのはいかがなのかなと感じた次第です。  先日、二宮町施設一体型小中一貫教育校設置研究会で、デンマークの教育について講演がありましたが、デンマークでは9年の義務教育の後、人生の中で立ち止まって考えることを保障する制度があるということに本当に感動しました。その子たちは各界の専門家と出会うようなシステムがある、そして、視野を広げることができる。今、日本では、不登校からひきこもりになる若者が多いです。また、リモートで地域にいる若者も多い。二宮のエリアを活用して、若者のまちづくりという社会参加を多様にできる仕組みがあったらと思います。若者の政治参加が進まないのも、やはり子どもから育った地域で政治参加、社会参加というのが進んでいないということが1つ大きな課題だと思います。何か子ども用の枠の中で育てている。もっともっと町をエリアにして、社会のことを学ぶ、社会にコミットする。そういうことを推奨するような町民活動推進補助金もあってもいいんじゃないか。また、もっと若い世代だと、そういうお金が発生しないような意見とか考えを、そのためにも気候非常事態宣言発出というのがすごく大きな機会になるかなと思いますが、そういう場をつくってもらいたい。子ども、若者がまちづくりに参画するようなことを進めていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。  それから、3の気候非常事態宣言ですね。イベントで生活環境課の方々が、もう本当に目をきらきらさせて、子どもたち、若者たち、そしてエコフェスタの実行委員会の方々、そして集まる町民の方々といろんな企画をしていただいたこと、とてもすばらしいなと思っています。また、全ての保育園、学校を職員の方々が回って、一人一人、1足す1足す1足すが大事なんだよって語る姿が本当にすばらしいなと思っています。  「ぼくたちわたしたちの地球会議」って、エコフェスタのここ2年の取組ですけれども、コロナ禍の真っ最中に未来と子どものことを考える方々が行政と集って開催した、まさに記念碑だと思っています。大きな大地のフィールドで遊休農地、里山再生、川、海の保全に体を使って五感で体得する協働に2年にわたり、子どもから大人までたくさんの方々が参画しました。先月、全ての企画で司会や受付を担当していた中学生の女の子が地球会議の様子をプレゼンして、このたび松下政経塾主催のスピーチコンテストで7人の最終審査に残り、奨励賞を受けるという快挙がありました。タイトルは、「スコップひとつでできる、素敵な未来の地域づくり」ということです。さっきの森の土壌の中の生き物の環境などの話をちょっとしましたが、スコップ1つで地面に穴を開ける、昔から農に関わる方はしていたらしいんですけれども、土の中に空気が入り、そして水の循環が促進されて微生物が活性化する。それから、エコフェスタのワークショップでは、谷戸で、子どもたちから大人までがスコップで水を引き出して田んぼに導くみたいなこともしましたが、そういうことで非常に心に残っていたからプレゼンされたわけですね。  私は、この二宮町で起こっていること、いろいろありますが、地球会議だけでなくて、それを言語化して残して、体現して、世の中を変えれる一助になるのじゃないかと感じている次第です。川崎市で子ども会議、それから、子ども・夢・共和国、子ども権利条例と続いた、日本でも稀有な出来事に似た動きが二宮にも起きているのではないかと感じます。この時代、この町に生まれた機運を目に見えてデザインできないか。先ほど、国や県とか大きなコミュニケーションとおっしゃいますけど、何らかの制限というのは、まさにコミュニケーションでありますし、子どもがわくわく育つ町を目指して、対話を進め、子どもと大人が出会い、語り合うことでつくる、こういうような上位の宣言と、それから、まさにこの70年動かせなかった、新しい学校の革命を起こせないかと考える次第です。このようなところについて、町長はいかがお感じになるでしょうか。以上です。 41: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 42: ◯町長【村田邦子君】 それでは、順次お答えいたします。お話ししていきたいと思います。  1つ目は、公教育の中にプロフェッショナルな人も入れていくというようなお話がありました。そして、これから町が進めていくことと、一石議員が、今、町民の皆さんと研究していらっしゃるイエナプランなども研究の皆さんがいらっしゃいます。そういった方たちが、この間の「夢みる小学校」、映画の上映をされて、やはりすごい皆さん、そういう今ある教育ではない部分が必要とされているのではないかということに対して、やはり大きな関心であり、その部分があるんだなというのを実感しています。  その中で、タイトルはあるんですけど、今回のフリースペースも、これは、私がとか常任委員会のほうからというのもあったんですけれども、現場のほうからも現実に、本当に教室の中で何十分授業を30人、40人で一斉授業をやるという形式が、もう既に無理が来ているというのは、現場の先生方は逆に分かっていらっしゃるというか、感じていらっしゃる部分があって、やはりクールダウンする場所が欲しいとか、やっぱりいっとき離れて、そういうフリースペースが必要だというのがある中で、今回設置をしました。場所をつくればクーラーも入れる、その予算も取りましたし、今度人も、そこにはただ子ども1人、ぽつんといるわけにはいきませんから、それもつけていく。そういったこともしながら、今回やっていく。これも1つの、それを完璧とは言わないけど、実験的な、やはり一歩進んでいくことだと思いますし、あと、今、異年齢の様々な子どもたちがそういう教育効果、イエナプランの部分も、少しずつではということで進めていきたいと思います。  その中で、1つは、第3の居場所として学校外の部分も、今、民間の不登校児童のためというか、やはり様々な課題を持つ子どもが通う学校、フリースクールがありますよね、町内にもありますので、そこと教育委員会が密に連携していこうということで、一緒に顔を合わせて意見交換する場をもう既にやろうとしていますし、東大果樹園跡地に今あります、そういう子どもたちが集うみらいはらっぱのところにある部分でも、その方たちも一緒に入りながら、やはり顔の見える関係で、お互い何をしようと、そこの場でしようとしているのかを知らないと一緒に協力できない部分があると思うので、そういうところから、もう既に連絡会議というのかな、そういったものを始めています。  そういった中で、要は小中一貫教育の研究会を始めているんですが、私は、建物、小学校、中学校が一緒に入ればすばらしい教育ができるなんて全く思っていなくて、その中でやっぱり教員間の様々な、子どもたちが異年齢ですよね、どういった学習、生活をしていくのかということを研究する研究会だと思っていますので、ぜひそういうところにもイエナプランの研究会の皆さんなんかも入ってきていただいて、本当に未来の二宮の学校をつくる研究会ですから、一緒に考えていきたいと思っています。そういったことを本当に一歩一歩進めながらと思っていますので、よろしくお願いします。  あと、新庁舎とラディアンの化学変化ということで、新しい場、集う場、そこで学ぶ場、多世代の年齢が交流したり、やっぱりそこで新しいものが生み出される情報発信、文化発信の場であると考えていますので、そこはまた、いろいろ設計の中で考えていきたいと思うのと、さっき若い職員がやはり二宮町に魅力を感じて、働く場としての機能も重要ではないかというご意見をいただきました。本当にそのとおりで、最低限やはり働く場としての基本的な機能は必要だと思っています。そういうところと、やっぱりハード面だけではなくて、そこに入る機能、これからデジタル化も進む中で、何を省力化して、どれをそういったデジタルの部分に任せて、職員としてやっぱりヒューマンパワーを、何に逆に注力していくかって。だから仕事の中身の、今回建物が変わるだけじゃなくて、考えていかなきゃいけないと思っているんです。そうは言うものの、デジタル化がまだまだ、今、徐々に進んでいますという状況なので、後、これから数年の中で、庁舎が新しくなるだけということではなくて、仕事の仕方、それが大きく変わると思いますので、それも一緒に考えながら、次の世代の職員には、自分たちのマンパワーをどういうところにしっかり町民のために使っていくのか、そういったことを示していきたいと思っています。  あと、町民活動推進補助金のところ、様々に若い方など、グループ、団体も応募してきていただいています。あれは人件費には使えないということで、そこの部分はまた見直していく可能性は、私はあると思っているんですけど、ただ、ずーっとこの補助金も出すものではないので、やっぱりいずれは自立なり、継続していくためには、ちょっと人件費なりも生み出す可能性、生み出す仕組みをその団体が考えなくてはならないと思うので、その助走期間として、当初、例えば3年間出してやっていきながら、その中でやっぱり独立というか自立していく、力をつけていく期間とするのかという考え方なのかなと、今聞いて、ちょっと思っています。  そういった中のルールをまた今後考えていくのと、あと、そういった活動に参加するだけではなく、いろいろなまちのイベントであったり、そういう審議会に参加していただいたり、いろいろなところに若者の社会との接点、まちづくりへの接点というものになると思いますので、そこは積極的にそういう若い人たちが参加できる日程であったり時間であったり、今、オンラインでの参加も本当に可能で、多様に、もう既に参加してもらっていますから、そういった機会を1つのまちづくりへ、社会への、それが本当に政治への参加、意識に結びついてくると思いますので、それはしっかりそういう機会を、より参加しやすい場面をつくっていきたいと思います。  あと、地球会議ですね。1つは、この非常事態宣言を出していくんですが、子どもたちと一緒に考えてもらいたいと思っているのは、このとおり、今の気候変動の大きな影響を受けるというのが、やっぱりどちらかというと、先進国よりも途上国であったり、同じ国の中でも、よりちょっとやはりいろいろ貧しい方であったり、そういったところに影響が大きい。やっぱり一番大きい影響を受けるのは、今現在いる子どもたちであったり、これから生まれてくる子どもたちの将来に大きな影響を現すわけですよね、一番影響を与えるわけですから、やっぱりそこを子どもたちに入ってもらうというのは重要だと思って、そういう形を今取っています。  これは13日の新聞、東京新聞で書いてあったんですけど、国連の事務次長の中満泉さんという女性の方が、やはりもう11月15日に人口が地球は80億人に達したと言っているんですね。今はもう生命維持装置につながれたような状態で、やはりこれからの子どもたちに、未来の世代に、安全で幸福な人生を送ってほしい、そのためには子どもたちの声を聴こう、彼らを勇気づけて未来を決定できる立場に押し上げようと、そういうふうにメッセージを出しています。そして、彼らと共に行動して、そういう行動していく、それをしっかり保障するのが私たち世代に課せられた責任ではないかというふうに述べて、本当にそのとおりだと思いますので、これを機会に若い方を、未来をしっかり考えていく機会の1つとしての気候非常事態宣言としたいと思いますし、川崎の動き、その1つの動きが、さっきおっしゃっていた子どもの権利条約であったり、そういったことに川崎市なんかも結びついている、本当にそうだと思いますし、やっぱりそこも自分たち事として捉えて、それをどう条例であったり、何か制度につなげるのかという気持ちがないと、制度をつくっても魂が入らない状況では意味がないので、こういったことをしっかり繰り返していく中で、その機運というのは生まれてくると思います。以上です。 43: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 44: ◯4番【一石洋子君】 それでは、最後の質問をさせていただきます。  まず、教育について、小中一貫教育校という、このエリアではもう最大のチャレンジをこの町はしていて、それで町内の学校のコミュニケーションが進んで、このところ何か目に見えて、例えば先日、山西小で大きなキャンプファイアーがあったり、それに様々な方々が関わられたとか、一色小以外にもそういう地域固有の動きが出ているなど、とてもいい動きだなと思っています。しかも、先日教育長とも話しましたが、教育長は専門家としてイエナプランのことなんかもよくご存じですし、また、学校の中で、授業で本当に進化があるということは、ほかの校長の方からも聞いております。  そういうことも含めて、それでも学校は本当にぎりぎりの人たちで回していて、やっぱり変えるということが大変なことなので、やっぱり町民の側からも機運というか、それが非常に大事じゃないかなと思っています。  何かよく県費で雇用している学校教諭を町の独自予算で確保できないかみたいな意見がよく上がるんですが、行政からは絶対にノーというふうに言われています。これがなぜか。また、あるいは、もし駄目なら二宮のチャレンジングな政策をしっかりとつくって、県やガバメントクラウドファンディングということで、日本中から資金を集められないか。鎌倉市では、社会に開かれた学校教育の資金としてガバメントクラウドファンディングを採用しています。ガバメントクラウドファンディングというのは、ふるさと納税制度を使って、自治体が抱える問題解決のためにふるさと納税の寄附金の使い道をより具体的にプロジェクト化する、共感した人から寄附をもらう仕組みがありますが、二宮町でもこういう機運があって、いろいろ、東大果樹園跡地、そのほか子どもに関わるいろんな動きが出ていて、やっぱり人をつけたい、お金がないと、もしなったならば、教育についてこのようなチャレンジも必要ではないか。経費が寄附を上回るものはやらないほうがいいのかもしれませんが、それはやっぱり目に見えるキャンペーンという効果もあると思いますね。そのことについてどうお考えでしょうか。  それから、今年の議会で、土曜保育の時間延長の議論があったときに、現場の保育士の一同として、議員全員に、文書で保育士の充当が難しいとの苦境の訴えがありました。保育士が個別に対応せざるを得ない幼児が増えていて、定員では対応が非常に難しい、逼迫した状況である。しかも町内の保育士が都心に近い自治体の就職を望み、いろいろ条件があるんでしょうが、新しい若い保育士が得られない。母子支援の必要性についても強く訴えられました。  所信表明に産後ケア事業を実施するとあり、本当に歓迎いたします。登壇、精神疾患の子どもたちが非常に増えていると申しましたが、もっともっと前から産後鬱という状態で育児鬱となり、ネグレクトにつながるという状態が増えています。重大な社会現象であります。これは社会の問題だと思っています。問題の本質に迫らなければならない。先日の小中一貫教育校設置研究会のデンマークの学び、これ、町のホームページにも公開されているのでぜひ見ていただきたいですが、デンマークでは、社会システムに、母性、やっぱり命を育むというところだと思いますが、それが非常に機能して成功している国だと思います。何が大切なのか根っこから未来までしっかりみんなで考えて社会をつくっている、そういう国だと思います。そうなると、GDPや幸福度、世界トップクラスの実績につながるということですね。  デンマークには森のようちえんというのが全体の1割を大きく超えると聞きました。科学的にそれの有効性について疫学調査のエビデンスもあるということでした。森というのは、本当に木があるところだけじゃなくて、ふるさとの社会資源を全てフィールドにするということで、園舎を持たない子どもたちがまさに自由で自立した遊びを展開する幼稚園です。子どものときに自然の中でどっぷりと遊ぶ、よく歩く毎日が遊びの創造、そして、自律、自ら決める、仲間と助け合うことの連続だそうです。日本が明治時代に子どもの天国と外国人から評価を受けたという話をしましたが、今、日本の団塊の人は、みんなそうだと思いますが、子供たちがダイナミックに遊んで、育ったと思います。本当にそのほとんどは、自然の里山がそれを保障していたんですね。今、本当にそれがこの数十年で失われて、子どもたちの遊びにダイナミックさが失われている。さっきの「夢みる小学校」は、言ってみれば学校でそれを実現するということ、単純に言うとそういうことではないかなと思います。  森のようちえんですが、日本国内にもあります、二宮にもありますが、幼保無償化のあおりで潰れるところが増えている。昨年、多様な集団支援という国の法律が施行されて、森のようちえんも助成ができる。二宮も担当課が制度適用に向け動いております。これは、私は発達障がいや不安を抱える子どもたち、幼稚園とか保育園ではみ出す子どもたちも自然のフィールドで何の問題もなく過ごせるのではと考えています。従来の枠にそぐわない子どものケアを山から海、緑の二宮の風土、文化を生かす絶好の仕組みである森のようちえんを持続可能にして、福祉にも資する、子どもたち、保護者たちのセーフティネットにするための仕組みについて、町長のお考えを伺いたいと思います。  気候非常事態宣言です。町長のお考えを伺いました。ぜひ、本当にいろんなプラットフォームで議論してつくっていけるようになったらいいなと思っております。これも、やっぱりここのところを地球会議の流れとか、もちろん環境ということも防災、レジリエンスに非常に結びついているんですね。やはり生物多様性を盛り込んだものというのが専門家の間でもなかなかちょっと少なくて、やっぱりそういう一歩を築くべきではないかなと思っています。しかも、その体現策としては、やはりお金が必要だと思います。若い人たちが地域の自然に関わるような、山林整備、遊休農地、それと谷戸の棚田ですね、田んぼで防災を資するということ。それから、水を得られるようにする。それで風土に関わることが、防災が非常に役に立つ。地球会議で吾妻山に入った子どもたちが、みんな公園しか知らないんですね。だけど、二宮の山の中に入ってびっくりしていました。みんなもっと山に入ればいろいろなことが気がつくよなんて、子どもたちが言っていました。そういうような仕組みをつくられるような、体現策があったらいいなと思います。これは本当に貴重だし、二宮ならではのこと、やっぱりこういうことがいろいろ観光、よく観光観光というんですが、今はもう外国人の人たちも日本に来ると日本の生活、文化、生活をいかに営んで生活の場をつくっていくか、その場のエリア、自然も含めたものと循環していくか。オーガニック給食の推進なんかも絶対にそれが本当に大事なところなんですね。  そういうことが、この町の資源であり、行政も、二宮は観光のまちではないというふうなことを言いましたが、本当に生活、文化ですね。それをアピールできるような町になっていただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
    45: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 46: ◯町長【村田邦子君】 順次、お答えをしたいと思います。  まずは、小中一貫教育の中のイエナプランであったり、そういう形の専門家、先生を県費ではなく町費でというようなところもありますし、あと、ガバメントクラウドファンディングの仕組み、ちょっとそれは、ごめんなさい、私はあんまりまだ詳しくないので研究はしてみたいと思います。  あと、町ではクラウドファンディングはふるさと納税というか、それのあれはやっているんですけど、あと、基金を積み立てたり、必要なものに対してはそういう手法でやっています。それはどういった形が教育の部分にも役に立つのか、ちょっとその辺は仕組みを研究してみたいと思います。  町費でというと、支援教育補助教員というか支援教育補助員の方は、本当100%町費で賄っていますので、それは今減ることはなく、また増加していかなくてはならないので、県費の先生と、町の予算でやっていく補助員の先生と、というところで今はやっている状況です。また、そこに新たな、そういった専門家をどうやって入れていくのかということを研究していくしかないのかなと思いました。これは答えというよりも、その辺は考えていきたいと思います。  あと、さっきの、次の保育士不足であったり産後鬱のお話であったり、保育士不足は本当に深刻で、これはいろいろ条件もそうなんですけど、何しろ保育士になる学生も少なくなってきていて、もう本当に新卒でなんかもう本当に少ないんですよ、一昔前と違ってね。なる対象も減っているから、にもかかわらずニーズがあるので、大変厳しい状況ですので、これは何かしら保育士を集めるということを、もう民間も町立の保育園も考えないと、今、単に募集を出しても本当に来ませんから、ない状況ですから。これは何らか考えていかなくてはならないと思っています。  その中で、ちょっとこれは場違いなのかもしれませんけど、産後鬱、そういう、今度母親になった方への対応、これまでも丁寧に結構二宮町は、保健師さんなんかはすごく丁寧に相談に乗ってやってきているという評価を受けているんですけど、またいろいろな仕組みで、産後のリラクゼーションであったり、相談に乗っていくという仕組みはまた次年度やっていきたいと思っています。  あと、森のようちえんに対する評価ですけど、1つそういう自然の中で子どもたちが思いっ切り伸び伸びと、というのはすばらしい、幼稚園という名前はついていますけど、集団で遊ぶということがすごくきっとその一人一人に合った個性が伸びるのではないかなと思っています。  その中で、今、国の制度も、そこにも補助をということで、無償化の中でつくっているんですけど、やっぱり一応何か基準があるようなので、その基準に全く沿わない部分が今なかなかちょっと厳しいのかなと思って聞いていますので、そこをどう解消したら国の制度に乗って、また補助金なんかはその制度に乗れば出ますから、そういった形になると思いますので、そこはちょっとまた担当のほうからもよく話を聞いて考えてみたいと思います。  あと、気候非常事態宣言で、1つは生物多様性の考え方、そういったものも盛り込んだ宣言にしていくべきじゃないかというご意見だと思いますので、その辺も、私もその専門ではないので、その辺も勉強しながら、どういったことが盛り込めるのか、二宮なりの気候非常事態宣言でもちろんやっていきたいと思います。また、子どもたち、さっきも言いましたように、未来に続く非常事態宣言ですから、子どもたちからの目線であり、考え方なども丁寧に拾いながらお聞きをして、一緒につくっていくという覚悟ですので、またその辺は、まだ何回かワールド・カフェであったりワークショップであったり、複数回開いての来年の発出になっていくと思いますので、その過程でぜひ学んでいきたいと思いますのでよろしくお願いします。  あと、若者たちの里山整備であったり、そういったことを観光に結びつけていく、それもどう具体の動きになっていくのか。もう既に活動されているのは承知していますから、それが町の里山整備、町の事業としてはどうしても林業の方面は限りがあるので、どうそこに税金をと言われても、その事業として成り立つのかどうかはこれから考えなくてはいけないと思いますけど、そうは言っても吾妻山を代表とする、そういう豊かな自然はあるわけなので、民地の問題もありますから、そういったところと、民間のところとしっかり協議をしながら、その可能性というのを探っていきたいと思います。以上です。 47: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 48: ◯4番【一石洋子君】 要望いたします。  先ほど、デジタル化のところで、町長がヒューマンパワーと言われました。本当にヒューマンパワーは非常に重要で、そこに注力して、やっぱりこの町の存在価値というか、それを深めていくんだなと私は思っております。  20年前に公害とか人権問題、受験戦争の結果、子どもが荒れて重篤な事件が立て続けに起きてきた頃、また児童虐待の深刻化する中、日本が国連の子どもの権利条約を批准しました。これを経て、その頃に川崎市が自治体として初めて子どもの権利条例、子どもと大人がパートナーシップを持ってつくられました。体現施設である子ども夢パークは、今、全国が注目する施設であります。今、町民と行政の力で二宮には特出すべき何かが起こっていると思います。恐らく学校教育の現場でも起こっていて、子どもも大人も円卓になって議会も行政もしっかりと民主主義の根幹である対話、学びを進めて、この町だからできる最上位の宣言、条例をつくりたいと思います。体現策として、人間力を温かく開く学校づくり、施設づくりを進め、多くの人が住みたい、働きたいと思うまちづくりを進めていただきたいと思います。以上です。 49: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもちまして、一石議員の総括質疑を終結いたします。  暫時休憩をいたします。休憩後の会議は午後1時から始めます。                                  午前11時55分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後1時00分 再開 50: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、お願いします。 51: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。                 〔5番(渡辺訓任君)登壇〕 52: ◯5番【渡辺訓任君】 こんにちは。日本共産党の渡辺訓任です。  議長の許可を得ましたので、通告に基づいて、町長の所信、施策について質問をいたします。先ほどの質疑と重なる点もございますので、その点はご容赦ください。  町長は、選挙時の公約にも掲げられた8つのまちづくり宣言、最初には、緊急課題であるコロナ禍と物価高騰対策を挙げられ、次に、「子どもがまんなか、未来を拓く教育のまち」を挙げておられます。これは、子育て支援と教育の施策を、まちづくりの一番真ん中に据えて取り組むということでしょうか。  また、未来を拓く教育のまちとはどのようなところを目指しておられるのか。  給食費無償化は画期的な取組で、これを待ち望む声は多かったと思いますが、段階的とは、どのような段階を考えておられるのか。さらに、幼稚園、保育園の給食費も含めておられるのでしょうか。  2つ目は、小中一貫教育校の設置についてです。  私は、この点について、多くの町民の理解、共感はまだ得られていないと考えています。来年度から施設分離型での実施を急ぐのはなぜでしょうか。  3つ目、「ひとりでも暮らせる、気にかけ合うまち」についてです。  1人でも安心して暮らせる高齢者福祉の実現を目指すものとして、移動支援と通いの場について、具体的に触れられていると受け止めています。さらに、文字どおり、独り暮らしの支援については、関心、心配の大変大きな部分です。これについては、どのように充実をされていくのでしょうか。  4つ目は、役場・新庁舎整備についてです。  災害に備える安心・安全なまちに位置づけられています。町民の期待は、アクセスのしやすさにつながる道の改善や、現在、タコ足のようになっている、そういった機能を集中させていく。こういうところにもあるものと受け止めています。しかし、一方では、まちは金がないから駄目だという町財政に対する心配の声や、庁舎に金を使うのであれば、教育に金を使えという、そういった声も多く聞かれるわけです。この点について、どのように受け止めておられるでしょうか。  最後は、環境保全と脱炭素社会実現に関してです。  町長は、気候非常事態宣言を発出されるとされています。宣言に基づいて、どのような施策を進めるのでしょうか。  以上、ご答弁よろしくお願いします。 53: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 54: ◯町長【村田邦子君】 それでは渡辺議員の総括質疑について、要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、8つの宣言については、私の選挙公約として述べたもので、その中でも、次の時代を担う子どもたちの育成と、それを支える公教育の充実は重要な施策だと考えており、子どもが未来に希望を持てるような社会の実現を目指し、未来を拓く教育のまちと表現いたしました。  次に、要旨の1つ目、段階的な給食費の無償化についてです。  給食費無償化の考え方については、野地議員の総括質疑でもお答えしたとおり、持続性のある取組につなげていくためにも、町全体の事業を精査しながら、どれだけの財源を充てられるか、まずはしっかりと検討したいと考えています。  また、無償化の段階についても、最初は、例えば一定の割合を無償にする。小学校または中学校のいずれかを無償にするなど、様々な選択肢が考えられますので、時期も含めてしっかり検討し、お示ししたいと思います。  なお、幼稚園や保育園の給食費の無償化については、給食費の徴収方法や調理方法なども異なりますので、現時点では考えておりません。  次に要旨の2つ目、来年度から施設分離型小中一貫教育を実施する理由についてお答えいたします。  教育委員会では、平成28年度より、コミュニティ・スクールと併せ、小中一貫教育の研究を進めてきました。  その教育効果については、小学校6年間、中学校3年間という枠にとらわれず、教科ごとのカリキュラム研究によって、9年間の学びをつなぎ、より分かりやすい授業となることによって、安心して学び続けられることが何よりのメリットです。  また、全ての小中学校が、多様な価値観を大切にする話合い活動を重視した学校研究に取り組み始め、現時点で1年半を経過したところですが、小学校からの継続的な取組により、中学校においても、誰もが安心して学習に参加できる環境の下で、活発な話合い活動が行われるようになってきているようです。さらに小学生同士、小中学生同士の交流を深めることで、進学に対する不安の軽減につなげていきます。  新しい時代を生きる子どもたちに求められる資質、能力を確実に育むために、小中一貫教育を推進してまいります。  次に、要旨の3つ目、独り暮らしの支援の充実についてです。  少子高齢化の進行、地域のつながりの希薄化、孤立化が進んでいる状況においては、かつての向こう3軒両隣のような地域コミュニティを、高齢化社会においては自分事として捉えることが難しくなってきています。  所信表明で述べさせていただいた、移動支援や地域の通いの場の充実のほかにも、まず、令和4年7月から機能を充実させたシルバー緊急通報システムのさらなる普及、設置を進めます。新たなシステムを導入したことで、急病等のもしもに備えるため、固定電話がなくても設置できますし、災害時には、エリアメールを受信し、音声案内もされるようになりました。  また、一定時間センサーが反応しなかった場合には、ガードマンが駆けつけたり、温湿度センサーでの熱中症見守りをしたりするなど、安否確認のメールを家族等が受け取れる機能が加わり、離れて暮らす家族でも見守ることが可能となりました。  その結果、機器変更前のシルバー緊急通報システムの利用者は177人でしたが、現在は205人の申請・設置に至っています。  今後も社会福祉協議会と連携を図りながら、目的をしっかりと周知し、必要な方に活用していただけるようにしていきたいと考えております。  次に、見守り活動についてです。  地域包括支援センター「なのはな」における高齢者の相談窓口や、町のことわらない相談窓口のさらなる充実を図るとともに、相談者や家族に寄り添った対応をしてまいります。  寄せられる相談の中には、近隣住民の方が心配して連絡をくださるケースや、見守ってくださっているケースもたくさんあり、コンパクトな二宮町ならではのつながりを感じているところであります。気にかけ合うまちにつなげていきたいと考えております。  また、緊急時医療情報シートの登録呼びかけにも努めて、日常の生活の中での見守りとして、民生委員や救急搬送時の情報・連絡先の確保として、消防署等の関係機関とも情報を共有し、より一層の連携を図ってまいります。  このような施策を推進するとともに、お互いさま推進協議会や小学校区ごとの2層の協議会でも意見交換しながら、地域共生社会の実現に向けた地域包括ケアシステムの充実を進めてまいります。  次に、要旨の4つ目、役場・新庁舎整備と財源についてお答えいたします。  新庁舎整備については、これまでに申し上げてまいりましたとおり、安全・安心なまちづくりのために必要なものであり、できるだけスピード感を持って進めたいと考えています。新庁舎を、駅からの経路がバリアフリー化された町の中心部で、アクセスのよいラディアン周辺に建設し、社会福祉協議会を含めた行政機能を集約することで、子育てや教育、介護など、様々な手続や相談に訪れやすく、誰もが利便性を実感できるようになると考えています。  さらには、ラディアンとの連携や、花の丘公園とのつながり等、周辺の機能が一体的に高まり、相乗効果が生まれ、町民の皆様にとって、居心地のよい場所となることが期待されます。  新庁舎整備については、これまで長い時間をかけて町民の方々の声を伺うことに努めてまいりました。その中では当然、財源についてのご心配の声をいただくことがありました。町の財源を考える場合に、人件費や福祉、道路の維持、補修などに、経常的にかかる経費、いわゆる経常的経費と、建物の建設などで一時的にかかる臨時的経費について分けて考える必要があることについては、これまでにも申し上げてきたとおりであります。  特に、高度経済成長期に建設され、老朽化の進むこの町の公共施設をどのように更新していくのかについては大きな課題だと考えており、公共施設再配置・町有地有効活用実施計画に基づいた各種取組を進めているほか、今後の公共施設等の整備、更新、長寿命化などの投資的事業に備え、基金の積立てを行ってきたほか、起債についても極力抑制してまいりました。現在の予定では、新庁舎建設に関しては、着手する前の令和6年度末までに、財政調整基金4億円、庁舎整備基金約7億6,000万円、合計で11億6,000万円の基金を準備する計画です。  一方で、当初想定していたよりも、新型コロナウイルス感染症や、ロシアによるウクライナ侵攻などにより、費用が高騰すると考えています。来年度にはこれまでいただいた町民の皆様、議会からのご意見を踏まえ、新庁舎などの基本設計を行い、ラディアン周辺への行政機能を集約した形をお示ししたいと考えております。また、新庁舎基本計画でお示ししたとおり、建設予定地となる果樹公園の土地取得についても、神奈川県との協議を始めてまいります。  今後、基本設計を行う中で、事業の概算費用が明らかになりますので、その際には、財源についてのご心配が不要であるということも皆様にお伝えしながら、前に進んでいきたいと考えております。  次に、要旨の5つ目、気候非常事態宣言に基づきどのような施策を進めるのかについてです。  先ほど、一石議員のご質問でもお答えさせていただきましたが、気候変動問題は、今や世界共通の大きな課題、地球規模の環境問題として取り上げられており、例えば、集中的な豪雨や、大型台風の到来など、私たちの生活の身近なところでも頻繁に感じられるようになってきているところです。  こうした未来を左右する大きな環境課題の解決に向けては、行政のみならず、町民の皆様や事業者の皆様など、あらゆる主体の皆様と共通認識の下、大きな転換を図っていかなくてはなりません。そこで、人々の行動転換を促進していくことは容易ではありませんが、町民の皆様との共通認識を深めるとともに、共感者を生んでいくことを目的として、これまでに様々な形での啓発活動を進めてまいりました。アンケート調査や、町民の皆様との対話等を通して、徐々にこうした課題の認知は進んできているものの、行動内容を十分に理解しているというところまでは至っていないという感じもあります。  そのため、行政としてはより効果を意識しながら、誰一人取り残すことなく、自分事と思ってもらえるよう、しっかりと啓発活動を進めていくとともに、現在、令和5年度を初年度とする、この先10年のまちづくりを描いた二宮町総合計画や、その下に位置づく、環境基本計画などの各種計画の改定作業を進めており、もちろんこの気候変動対策についても、未来の暮らしを左右する大きな課題として、各計画に位置づけているところです。  気候非常事態宣言につきましては、こうした計画の策定と時期を同じくして、町民の皆さんと新たなスタートラインに立ち、そこから一歩ずつ進んでいく目的で発出する予定をしています。  先月、気候変動に関わるCOP27が開催され、改めて、気候変動問題については、待ったなしの状況という認識ですが、国においても、地域脱炭素ロードマップを掲げ、様々な動きが始まっている中で、具体策につきましても、先ほどの一石議員のご質問にもお答えしましたが、町としましては、そうした様々な動きを注視しながら、この町に合った脱炭素化の動き、あるいは気候変動に対する適応策の部分についても、しっかりと取り組んでまいりたいと考えております。以上です。 55: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 56: ◯5番【渡辺訓任君】 それではまず、子ども真ん中ビジョンについて、お尋ねしたいと思います。  人口減少、少子高齢化については非常に心配をするところだったわけですけれども、現状、ここで町長の所信でも触れられていますけれども、人口ビジョンで想定していた前提に比べて、状況は変わっているんじゃないかなということを感じています。その点、どうかなと思うんです。  一方で、転入希望とか、二宮町に来たいという意向があるにもかかわらず、なかなか住みたいところが見当たらないとか、物件がないとか、そういうふうなことも話としては耳に入ってくるんですよね。そういう状況は、どういうふうに把握されているのかということも伺いたいと思います。  それと、あともう一つ、やはり学校給食の点なんです。  今回、村田町長含めて、町長候補が、皆さん、学校給食を無料にすると、無償化する、こういう公約を掲げておられて、お三方が出されているということは、ある程度、財政的なめども立ててのことかと、私も思っていたんです。私のほうでも選挙公約に掲げて署名なんかも求めていまして、短い期間でしたけれども、結局今大体、600筆ぐらいになろうとしています。ですから、かなりそれで、郵送書面の中には、やはり切々と、給食費だけでも年間5万円の負担は重い、教材費なども合わせて年間10万円の負担ですと、書き添えられているんです。  就学援助を受ける所得の目安が、保護者2人、子ども2人で、年間285万円ですか、こういうところにありますから、年金、保険を引いた可処分所得というのは大体300万ぐらいになるのかなと、ざっくり計算していますけれども、やはりそんな中で、子ども1人で年間5万円、2人で10万円というのは、やっぱりとっても重いと思うんですね。  単に家計の負担軽減というだけじゃなくて、やはり、憲法で義務教育は無償ということを掲げられているので、こういうところで、考え方を、町が憲法で定められた義務教育は無償という考えを、やはりもう少し打ち出してもいいんじゃないかなと思うんですが、その点についてはいかがでしょうか。  それからあと、もう一つ、小中一貫教育校の件なんです。  この間、いろいろ私のほうもやり取りをさせていただく中で、課題について、どうしても先生の負担が重くなるとか、そういうことも出されていて、あとやはりうちでアンケートを取りますと、子育て・教育で力を入れてほしい施策というのを3つ選んでもらっているんです。261名の方が回答されて、100名の方がいじめ・不登校について心配だというふうに言っておられます。  それで、次が、87名の方が教育費の負担軽減、78名の方が医療費助成の18歳までの拡充、給食費の無償化は70人だったんです。少人数学級をやってほしいというのは59人で、小中一貫教育、上げておられたのは19人だったんですよね。  ですから、町のアンケートでもそうでしたけれども、決してこの小中一貫教育校について、進めてほしいという意見が、それほど強くないのではないか。コメントの中でもやっぱり、積極的にこれを進めてほしいというコメントはなかったんですよ。  その一方で、いろいろ心配がされる中で、地域でやっぱり説明が必要だと思うんですね。それで、コロナ禍で混乱する前に、説明会をやられていましたでしょう。やはり、そういう形で地域のほうにもきちんと説明をしないと、これ、来年の4月からやっても、やはり混乱も心配しますし、それから地域の理解もなかなか得られないんじゃないかと思うんですが、この点についてはどうでしょうか。  それから、独り暮らしの支援についてです。4年前も、二宮ならではの地域包括システムをきちんとつくっていくんだということを町長は強調されていたと思います。  そういう意味で、独り暮らしの方々への支援というのは、もう本当にいろいろ多岐にわたっていますよね。非常時どうするかということから日常的なそういう見守りまで含めて。その中で、一番私が心配しているのは、必要な方にきちんとアプローチできるという人材育成というか、その点なんです。  先ほどの一石議員の質疑でも、やはりこの人材育成ということについて、1つのネックになりかねない、そういうやり取りがあったと思うんですけれども、この辺について、特に強化していく、そういう考えはどうか、人材育成ですね。  それとあと、移動支援については、やはり先ほどから何度か触れられているんですが、先ほど言われたのもありましたけれども、福祉的視点、これを強化すると。これ、具体的にはどのような形で、福祉的視点というのが、今後の取組に生かされていくのか。その辺ももう少し具体的に教えていただければと思います。  それから、新庁舎についてですけれども、やはり、基本設計が進まない段階で具体的な数字を出すというのは、非常に難しいという点については私もそうかなと思うんです。特に前提はさておいて、数字だけが一人歩きするというのは、やはり心配なんですけれども、新庁舎整備を進めると、教育や社会保障の施策が後退するとか、進まない、こういうような考え方が一方にはあると思うんです。かなりそういうことを言われました。  対応について、どのように、先ほど経常経費と臨時的な経費をきちんと分けて、経常経費については、確保を図っていくんだというお話だったんですが、その辺についてはどうか、お聞かせいただきたいと思います。  それと、もう一つ、これは庁舎の財源について、どれだけあるかということなんですけど、施設の老朽化が今進んでいますよね。その中で、その維持管理コストも増大しているわけですから、実際にかかる今から想定される維持コストというか、それは増えていくわけじゃないですか。だから、どれだけお金がかかるかだけではなくて、この整備を進めることによって、セーブできる分ですよね。その部分についても、考える必要があると思うんですけど、その辺の考え方はいかがかなと思います。  最後、環境問題について伺います。  先ほどの一石議員とのやり取りでも、町として、二酸化炭素総排出量削減の目標設定ということについては触れられていないんですけれども、私はやはりCOP27のお話が出ましたけど、町民の行動変換を促すという意味からも、それから実際に、二酸化炭素の排出量をコミットするという面からも、町として、二酸化炭素の排出量削減というものを、きちっと目標設定すべきだと思うんですが、これは次期環境計画に盛り込まれるという理解でよろしいでしょうか。そこをお願いしたいと思います。以上です。 57: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 58: ◯町長【村田邦子君】 それでは順次、再質問にお答えしていきたいと思います。  最初は、人口ビジョン、転入超過が続いている中で、人口ビジョンとの関係性はどうなんだろうかということと、それにプラスして、越してこられる方、物件がなかなかないという声も聞こえるがというお話でした。  確かに、平成27年度のときの、人口ビジョンと実際の数値ですと、やっぱり人口ビジョンのがちょっと高くて、実際の数値はちょっと低かったんですけれども、令和2年度の数値が出ているんですけど、令和2年度では、人口ビジョンの目標値よりも、今の実際の数値のが上回っています。多分令和3年度もその状態は続いているのではないかなと思います。ちょっと細かい数字は後ほどまた調べてお話ししますけれども、そういった形で、今のところ、人口減少は緩やかに、どうしても自然減というのがありますから、続いてはいるんですが、社会増が続いている状況がある中で、確かに、不動産物件が、物件がないという声を聞きます。
     特に1号線の海側のほうは、もう本当に、新築のみならず、中古でも、もう本当即決しないと売れてしまうという状況で、それは民間の不動産屋さんのほうからもそういう声を聞いております。  その中で、町は空き家対策として、ずっとこの間、もう8年前、そこから取り組んできていまして、当初は、どちらかというと特定空家にならないように、近所に大変ご迷惑をかけるような状況にならないための空き家を適正管理するために、そこの持ち主に促していく、そういう条例をつくってという意識もあったんですが、調査していくとやはり海側のほうは物件が本当にないんですが、古くからある、百合が丘の住宅地、そして富士見が丘の住宅地、そういったところは、やはりまだまだ空き家の物件があります。あとは、そのほかの地域でもありますので、その中で、適正管理だけでなく、ここでまた空き家の計画も見直していくんですけれども、やっぱりそこは物件の不動産流通のほうに結びつける対策という施策もしていこうということで、不動産の関係の方、あと様々な法律関係の方にも、空き家対策の会議には入っていただいておりますので、より具体な形の施策として動き始めています。  毎年相談をやっているんですけれども、秋に、その中でそれを一過性で終わらせずに、1時間ぐらい、1時間もないですね。何十分間の相談だけで解決する問題ではないので、そうした1つの物件を、その方に合った形でどうしていくか、なるべくならその流通に乗せて、空き家のままにしないという方策を個別にアドバイスできますように、専門家の方につなげるというところをより強化して今進めていますので、そういったことも功を奏しながら、様々な空き家を、次の方の住みかとしてご利用いただけますよう、進めていきたいと考えています。  あと、給食費の無償化のところ、年間5万円近くかかるのは大変厳しいというのを聞いております。その中で、財源の部分、各候補が言っていたといいますか、私もそういう形で、約1億、小中全部無料化するとかかるので、段階的ではありますけれども、どこからどの財源を捻出してやっていくか、今それをちょうど考え始めて進めていますので、また、具体的にお示しできるときになりましたら、随時発表していきたいと思います。  そういった形で一足飛びにゼロにはならないかもしれませんが、段階的には進めていく覚悟でありますので、待っていただきたいと思います。  あと、小中一貫教育ですね。小中一貫教育は、議員が取ったアンケートの中でも、もう下のほうだというのは、やっぱりそのとおりだと思います。まだ分かっていただけていない部分は本当にあると思いますので、これからですというのは本当にこれからなんですが、また、各学校ごとの保護者の方にも説明もしていきますし、地区ですね、今コミュニティ・スクールで、地域の方が学校に来ていただいて、地域とともに育っていく学校づくりというのを進めていますから、地域のほうにもまた出向いて説明なり、説明会なり、ご理解いただける場というのも、次年度に向けて始めていきたいと思います。  あと、今作っている最中なのでまた表紙は変わるかもしれませんが、こういうパンフレットを、今、教育委員会のほうで作って、これは年度内で完成する予定だと聞いております。それを基にしながら、これ1枚読んでもらって、やはりそれをまたプラスして言葉でも補いながら、様々に、あとカリキュラムづくりとか、あと小中の交流が既に始まっていますし、来年度は、小学校、小学校同士の交流とか、具体的なプランでもう教育委員会のほうで今、つくっておりますので、そんなことも説明しながら、それが、やはりそれぞれの子どもの発達段階に応じた、安心できる学校教育につながっていくということを実感していただけるように、しっかり説明をしていきたいと思います。  あと、高齢者の独り暮らし。まずは、この部分では、人材育成、やはりご高齢の方は増えていますし、そしてその中で、お独り暮らしの方が増えているというのは、私も如実に感じております。もう皆さんの住んでいるところも、そういうのがあると思います。私自身の周りも、もうこの間もちょっと別のところでお話ししたんですけれども、選挙中選挙前で、本当はちょっとお亡くなりになった方も出てきたり、やっぱりそういう中で、お独り暮らしになったりということで、行政の介護保険のサービス、様々な行政のサービスがあっても、やっぱり、お一人で暮らすというのは不安ですし、いろいろな部分もサポートしていかなきゃいけないところでは、地域の力も一緒に借りながらと私は思っています。  人材育成をしていくというところでは、これも行政、やはり気にかけ合うまち、それぞれサポートし合う町ということで、見守りガイドというのを、これもやっぱり、もう今作っているんですね。作って年度内には活用していこうということで、今作っているところです。これ、まだゲラ刷りの段階ですけれども、そういう形で、いろいろサービスがあるけれども、それにつなげていく、やはり段階としては民生委員の方もいらっしゃるけど、その民生委員だけにお願いするのではなく本当地域で、隣同士の中でも、特別なことではない日常の中で目を配っていく、気にかけ合う町というのつくっていこうということを、ここに書かせていただいているのでこれをどう使いながら、具体のそういう接点を持っていくのかというのがこれからだと思っています。  その辺、私は1つは、非常時の個別避難計画ですけど、これもそんな1年じゃできません。もう数年かけて丁寧に説明しなきゃいけないと思っていますので、そういった中で、いざというときの個別避難計画だけれども、それはやっぱり日常のときのつながりがあってこその、いざというときにつながるわけですから、そういったことも説明しながら、その地域に合った形で、自分事としてそれこそ捉えて、何ができるのかというのを一緒に考えていく、そういったまちづくりを丁寧に進めていきたいと思いますので、そういったことで、そういう意味の人材育成というのを進めていきたいと思っています。職員も、それの中にはもちろん入っていますので、職員の頭も切り替えながらいきたいと思っています。  あともう一つは、移動サービスですね。福祉的視点の強化ということで、野地議員とかの質問にもお答えさせていただいたんですけれども、ちょうど見直す、計画を来年度見直していく時期に来ていますので、一足飛びにコミバスがどうなるということではないんですけれども、コミュニティバスだけでは補えないところがもちろんありますので、そこを、今後、ちょっと将来にわたってはどういう、デマンド型の研究も進めていきますし、それだって1年2年でばっと切り替えるわけではありませんので、その間、やはりタクシーの助成の補助なども考えながら、現実的な中で、やはり困っていらっしゃる方を、そのままにしておかないという視点を持ちながら進めていきたいと考えています。  あと、新庁舎についてですね。経常経費と臨時的経費、別に考えているということで、福祉、教育など、日常生活におけるサービスを低下させることなく、それはもう本当大前提です。その中で、こういう大きな事業、今まで、基金も積み立ててまいりましたがやはり、これから今後は町債などもしながら、借金ももちろんそれはせざるを得ませんから、そういったこともしながら、かといって身の丈に合った、やはり財源の限度というのもありますから、今後設計の中で、具体の金額が出てくると思います。その中で、何をして、何は、これは切らなきゃいけないなということも出てくると思いますので、そういったことを慎重に考えながら進めてまいりたいと思っております。  あと、その維持管理コスト、確かに、例えばですけど、この庁舎を使い続けるということだと、もう様々なところに、もう財政的に手を入れていかないと成り立ちませんから。その経費に比べたらという、その差し引くというか、そういったことも分かる範囲で示せる部分があればしていきたいと思います。  それはほかの公共施設においても、計画的に、そのコストを出しながら、逆に言うとどの時点で、大幅な改修をするのか、どの時点になったら幾ら改修してももう、この施設はもう使い終わったという施設とするのか、そういったことも財政的な面からご納得いただけるようなことも示していかなくてはならないと考えています。  あと、町として、脱炭素の。環境基本計画の中で、数値としては、町の庁舎の中での行動計画は持っていますので、その部分として、町が二宮町において一番大きな企業じゃないですけれども、この役場というのはそういう機能でもありますので、そこの目標値というのはもちろん持ちながら、その設定をして進めていきたいと思います。  事業者であったり町の部分を含めた中の計画というのは、まだ持っておりませんけれども、まずはご理解いただいて、ご理解いただいた上で、その中で、将来的には、また目標設定と、全体を通した目標設定というのも必要かと思いますが、今の時点では、まずは脱炭素、温暖化対策というのは何なんだろう、自分のところではどういうことができるのかということも含めて、ご理解いただきながら進めていきたいと考えております。以上です。 59: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 60: ◯5番【渡辺訓任君】 それでまず、子ども真ん中ビジョンです。8つの宣言の中で、私はやっぱりこれを軸にするんだと、もうまちづくりの、8つとも重要ですよ、重要だと私も認識していますけれども、やはりめり張りというか、何を核にしていくか。  その中に、やはり、子ども真ん中ビジョンというのを、もう核にしていくんだという、そういうメッセージを1つは出すことが、様々な施策も、先ほど、おうちの空き家対策のことも出ましたけれども、そういったところまで結びついていくんじゃないかなと思うんです。  さらに、子育て世帯が増えるということになれば、町の活性化に結びつくと思いますし、その辺、ここを軸にして進めるということについて、どういうお考えかを伺いたいと思います。  それとあわせて、県のほうは小児医療費の助成を中学校まで進めるということですので、それを受けて、我が町では、18歳までの拡充について、どういうふうに考えておられるか、ちょっと次元が違う質問ですけれども、それも伺いたいと思います。  それからあと、小中一貫教育校です。先ほど、地域、地区へ出向いて説明をしていこうということを伺いましたので、ぜひこれは進めていただきたいなと思います。  それで、いろんな考えがあって、小中一貫教育校そのものについて、賛成、反対言われる方もいるし、来年の4月からやることについて準備が整っていないと、そういうことで意見を言われる方もいらっしゃいますので、そういう点ではぜひ説明会を進めていただきたいと思います。  それから、独り暮らしへの支援についてです。移動支援、これを広めて、研究を進められるということなので、この点についても、ぜひ進めていただきたい、このことをお願いいたします。  それから、新庁舎についてなんです。1つ、全体の財政支出の枠が決まって、中身を決めていくという場面も想定されるかもしれませんが、逆に町民の方からは、町で誇りに思えるような建物を造るのであれば寄附もしたいという積極的な声もあるんですよ。  そういうことであれば、クラウドファンディングとか、そういうことも含めて、財政的な枠組みを考えられるのか、その辺についてもお伺いしたいです。  それと、もう一つ、環境問題なんですれども、1つの見方としては、再生可能エネルギーを活用するということで、これは一般的にはエネルギーの地産地消、そういったものに寄与する、言われていますね。  地域経済の活性化とか、それから何千名も雇用はできないにしても、新たな雇用創出とか、そういう経済的な視点からの位置づけはどうなのかということを伺いたいのと、それと、やはり子どもを大切にするという視点であれば、町自身がコミットしなくちゃいけないと思うんですよ。  行政だけが、二酸化炭素の排出量に対してコミットするのではなくて、町全体として、町民一人一人も事業者もコミットしていくという、そういう立場からすると、やはり、今、なかなかこれは、全体の目標を立てるというのは、数値化するというのは難しいと思いますけれども、私はやっぱり、その数字の精度についてはいろいろ論議があると思いますけどね。やはり、地域編ですよね。温室効果ガス削減計画の地域編については、次期計画に盛り込むべきだと思うんです。  この時期を逃してしまったら、また次の時期まで先送りになってしまうんじゃないかということを心配していますので、ぜひともその子育てを中心にするということであれば、子どもの1年というのは大きいですからね。ですから、今度の計画策定まで3年あるということになると、その3年の間に子どもさん1年から4年なっちゃうわけですね、小学校でもね。  だから、やはり数字に対して、町がどうコミットするかというのが大事だと思うんですよ。啓発をしてきたといって、この間ずっともう8年間ぐらい、それでやっているというのが僕の実感なんです。環境問題について言えば。ここはやはり町が一歩踏み出すためには、地域編というか、地域としてどう、この温室効果ガスの削減に対してコミットしていくか、それを形にしていくことが要ると思うんですが、いかがでしょうか。以上です。 61: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 62: ◯町長【村田邦子君】 まず最初の、子どもがまんなか、未来を拓く教育のまちと私も掲げました。  もちろん、そういう形で、子育て、教育、そういったものは、町の本当、中心の事業、政策だと思っています。  多分、教育で、後から述べる小中一貫教育もそうですけど、私は、そういう意味で、1つ公教育の充実については、本当にこの小中一貫教育を進めていくことで、様々な、子どもたち、子ども一人一人に寄り添う、丁寧な教育が逆にできていくと確信をしています。また時間があるときにこれ、お話ししたいと思いますけど、既に、今年度、いろいろとやってきていて、そういう事例をやっぱり学校も発表する場が本当になくて、皆さんにも、私は逆に知っていただきたいなと思っています。  それを、さっき言った学校であったり地域に出向いてというところを使って、カリキュラムづくりなども、議員は先生の負担が増えるのではないかとおっしゃって、確かに時間が取られる部分がこの間あったと思うんですが、逆にそれを帳消しにするような成果が、やっぱり小学校の先生、中学校の先生、本当実感をして、本当に子どもたちが学んでいく、その中でどこでつまずくんだろうということもよく分かったし、丁寧な教育がさらにできるという実感を持っていただいていますので、そういったことをまた丁寧に説明をしていきたいと思いますし、小中の乗り入れなんかも、この間まだなかなか移動の問題がありますけど、中学校の生徒会の、まずは役員が小学校に出向いて、何か説明をして、中学校ってこんなところだよとか、アンケートも取って、何が心配なのということを聞いた上で、疑問に答えるみたいのをやると、本当に小学校の5、6年生、安心したという回答があったり、やっぱりその先、中学校ってどんなところであるというのは具体に、先生が話すというよりもやっぱり行っている先輩というか、中学校の生徒が話すと、そういうものなんだというのが実感できたみたいで、すごく安心感につながったというのも出ていますから、そういったことを様々な場面で続けていきたいと思います。そういったことを、現場に出向いて、また、理解していただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  あと、子供を中心にということでは、さっき述べたように気候非常事態宣言も、やっぱり子どもは未来を担うわけですから、やっぱりそこは子供を中心に、しっかり一緒に向き合って考えていきたいと思っています。  あと、県の医療費、今回、県議会のほうで決まりまして、助成が増えたというか、なりましたので、今度はそれを、町としてはその分、浮くと言ったら変ですけど、余裕ができるわけですから、次年度の中で、また子育て支援、どういった形にそれを結びつけるかというのはお示ししていきたいと思います。まだちょっと、具体はいろいろありますが、そういう形で使っていきたいと思っております。  小中一貫については今お話ししましたように、多少戸惑いもあったと思いますし、逆に、地域の方、保護者、戸惑いどころか、何なのかよく分からないみたいな状況なのはよく分かっています。ですから、次年度始まりますけど、どのように、その部分はご理解いただけるような場面を、いろいろなところでつくっていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  あと、独り暮らしの支援はまた考えていきますし、庁舎のことですね。財源も限りはありますけれども、何が必要か、どういうふうな庁舎になってそれが町民生活にとって何がプラスになるのかをしっかり説明した中で、必要なものはかけなくてはなりませんので、ハードの部分だけでなくて、やっぱ機能も、本当にデジタル化が進む中では、今回いろいろ入れていかなくてはならないと思いますので、その辺も含めて説明して、そういった財源に対して寄附してでも、しっかりしたものをというご意見、本当にありがたく思っておりますので、そういう意味でも、説明はしっかりと皆様のほうにしてご理解いただきたいと思っております。  再生エネルギーの部分ですね。温暖化対策として進めてまいりますが、公共施設の順次転換というのも進めていくんですが、事業化とか、公営を目指すというところまでは、太陽光パネル1つ取っても、町内の会社からというのはなかなかちょっと現実なかったり、あとそこで生み出した電気を買電しようと思っても、町内の会社ではなくて、この近隣ですと、湘南電力という、民間ですと、そういうのもあるんですが、そういったところを使ってとかという感じになると思いますが、ちょっとそういう、この町内だけで雇用を完結しようというのも難しいですが、もう少し一回り大きい周辺を考えれば、十分そういったところで、事業であり、雇用を生み出しているところにはなると思いますし、それこそ国の、今の非常事態の中で、もう化石燃料から自然エネルギーに転換して、そこで、事業、企業を、雇用を増やしていくんだという経済対策だと思うんですよね、国レベルで言えば。そういった流れの中で、この湘南地域でも、雇用であり、そういったものがこれから生まれてくる、影響を受けるのではないかなと思っております。  また、地域編の行動計画ですね。それも、やはり近隣自治体を見ていますと、出来上がっているところもございますので、大きい市はもうあれですけど、小さい町でもありますので、その辺、研究しながら、またこれも費用がかかりながら、ちょっと自分たちだけでというわけにはいかないのでいろいろ調査もしなきゃいけませんからね。そういったことを踏まえながら、ある意味二宮の現状に合った中で進めていきたいと考えています。以上です。 63: ◯議長【根岸ゆき子君】 何か。 64: ◯5番【渡辺訓任君】 要望あり。 65: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 66: ◯5番【渡辺訓任君】 最後の要望させていただきます。  コロナ禍、物価高騰で、多くの方が大変な思いをしているという中で、義務教育の負担軽減とか、保育・介護の問題とか、教育とか福祉の人材育成など、本来国が率先してやらなくちゃいけないことじゃないかなと思っているんです。  今回の町長の所信が、これを町長自身が受け止めて、経済的な支援を強めるように、4年前よりは非常に強まったなという感じを持っています。ただ、町の元気をどう出していくという面で、ちょっと、地域の経済の歯車はどうやって回していくか、こういうところについて、さらに補強していただきたいなと思います。  子どもを主人公にするまちづくりを進めるということが、これが誰にとっても安心して暮らせるという、そういうまちづくりにつながっていく、元気の出るまちづくりにつながるような施策を求めていくんですけど、具体的には、給食の無償化もこれも迅速に進めていただきたい。それから、小児医療費助成も18歳まで拡充する、それから、移動支援についての拡充も早く進めていただくということと、それからあと、国民健康保険税をはじめとした社会保障の負担軽減についても、ぜひ急いで進めていただきたいというふうに思います。  以上、要望いたしまして、私の質疑といたします。 67: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもちまして、渡辺議員の総括質疑を終結いたします。  暫時休憩をいたします。休憩後の会議は午後2時10分から始めます。                                   午後1時52分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後2時10分 再開 68: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────────────────────────────────  日程第6 令和4年陳情第11号 最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択を                  求める陳情書 69: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第6「最低賃金の改善と中小企業支援の拡充を求める意見書の採択を求める陳情書」令和4年陳情第11号を議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情第11号は総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 70: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第7 令和4年陳情第12号 医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の大                  幅賃上げを求める陳情 71: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第7「医療・介護・保育・福祉などの職場で働くすべての労働者の大幅賃上げを求める陳情」令和4年陳情第12号を議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情第12号は教育福祉常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 72: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第8 令和4年陳情第13号 安全・安心の医療・介護実現のため、人員増と処遇改善を求め                  る陳情 73: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第8「安全・安心の医療・介護実現のため、人員増と処遇改善を求める陳情」令和4年陳情第13号を議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情第13号は教育福祉常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 74: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第9 令和4年陳情第14号 介護保険制度の改善を求める陳情 75: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第9「介護保険制度の改善を求める陳情」令和4年陳情第14号を議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情第14号は教育福祉常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 76: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第10 令和4年陳情第15号 国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情 77: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第10「国に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」令和4年陳情第15号を議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情第15号は教育福祉常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 78: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第11 令和4年陳情第16号 神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳                   情 79: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第11「神奈川県に私学助成の拡充を求める意見書の提出を求める陳情」令和4年陳情第16号を議題といたします。  お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情第16号は教育福祉常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 80: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第12 議案第58号 二宮町個人情報保護法施行条例の制定について 81: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第12「二宮町個人情報保護法施行条例の制定について」町長提出議案第58号を議題といたします。 82: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
    83: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 84: ◯町長【村田邦子君】 議案第58号の提案理由を説明いたします。  二宮町個人情報保護法施行条例についてですが、個人情報の保護に関する法律の改正により、現行の二宮町個人情報保護条例を廃止し、条例で定めることが必要な事項等を定めることに伴い、本条例を制定するために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 85: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 86: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第58号についてご説明申し上げます。  今回制定しようとする二宮町個人情報保護法施行条例は、個人情報の保護に関する法律が改正され、令和5年4月1日より全国的な共通ルールが適用されることから、現行の二宮町個人情報保護条例を廃止し、条例で定めることが必要な事項及び条例で定めることが許容されている事項等について定めることに伴い、本条例を制定するものです。  それでは、条例に沿ってご説明させていただきます。  第1条では、法を施行するために、条例に委任等をされた事項や、個人情報保護制度の運用に関し必要な事項を定める旨を規定するものです。  第2条では、この条例において使用する用語の定義について規定するものです。  第3条では、開示請求書に記載する事項について、法に規定する事項以外のものについて、規則において定める旨を規定するものです。  第4条では、開示決定等の期限及びその期間の延長について規定しており、開示決定等の期限の日数については、法に規定する日数より短縮した日数とするものです。  第5条では、開示決定等の期限の特例について、基準となる期日及びその手続等を規定するものです。  第6条では、開示請求に係る手数料及び写しの交付に要する費用について規定するものです。  第7条では、訂正請求書に記載する事項について、法に規定する事項以外のものについて、規則において定める旨を規定するものです。  第8条では、利用停止請求書に記載する事項について、法に規定する事項以外のものについて、規則において定める旨を規定するものです。  第9条では、個人情報の適正な取扱いを確保するために、特に必要であると認めるときは、実施機関は、二宮町情報公開・個人情報保護審査会に諮問できる旨及びその内容について規定するものです。  第10条では、個人情報保護制度に係る運用状況について毎年公表する旨を規定するものです。  第11条では、条例の施行に関し必要な事項については、実施機関が定める旨を規定するものです。  附則です。  第1項です。この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  第2項では、本条例の制定に伴い、現行の二宮町個人情報保護条例を廃止する旨を規定するものです。  第3項では、現行の二宮町個人情報保護条例で規定する町職員の守秘義務に係る経過措置について規定するものです。  第4項では、本条例の施行の日前になされた開示等請求に係る経過措置について規定するものです。  第5項から第8項までについては、現行の二宮町個人情報保護条例で規定する罰則に係る経過措置について規定するものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 87: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 88: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第58号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 89: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第13 議案第59号 二宮町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について 90: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第13「二宮町情報公開・個人情報保護審査会条例の制定について」町長提出議案第59号を議題といたします。 91: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 92: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 93: ◯町長【村田邦子君】 議案第59号の提案理由を説明いたします。  二宮町情報公開・個人情報保護審査会条例についてですが、個人情報の保護に関する法律の改正により、個々の条例中に規定していた審査会に関係する事項について、独立した条例として規定することに伴い、本条例を制定するために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 94: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 95: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第59号についてご説明申し上げます。  今回制定しようとする二宮町情報公開・個人情報保護審査会条例は、個人情報の保護に関する法律が改正され、個人情報保護制度における審査請求については、行政不服審査法を根拠とする機関に諮問することとなり、また、これまで、二宮町情報公開条例及び二宮町個人情報保護条例中において定めていた、諮問先となる審査会の所掌事項や、調査審議等の審査会関係規定について、独立した条例として規定することに伴い、本条例を制定するものです。  それでは、条例に沿ってご説明をさせていただきます。  第1条では、審査会の設置及び組織並びに審査請求等に係る調査審議の手続等について定める旨を規定するものです。  第2条では、審査会の設置について規定するものです。  第3条では、この条例において使用する用語の定義について規定するものです。  第4条では、情報公開制度及び個人情報保護制度における審査請求に伴う諮問等に関する調査審議を所掌事項とする旨を規定するものです。  第5条から第7条までについては、審査会の組織及び委員について規定するものです。  第8条では、審査会は、審査請求に係る資料や意見書等を求めることができることなど、審査会の調査権限について規定するものです。  第9条では、審査請求人等に口頭陳述の機会を与える旨を規定するものです。  第10条では、審査請求人等は、意見書及び資料を審査会に提出できる旨を規定するものです。  第11条では、審査会に提出された意見書及び資料の取扱い等について規定するものです。  第12条では、審査請求に係る調査審議の手続は非公開とする旨を規定するものです。  第13条では、審査会は答申をしたときは、審査請求人及び参加人に対して答申書の写しを送付し、また、答申内容を公表する旨を規定するものです。  第14条では、情報公開制度及び個人情報保護制度に関する審査請求以外の事項に係る調査審議の手続について規定するものです。  第15条では、条例に定めるもののほか、必要な事項については規則で定める旨を規定するものです。  続きまして、資料1をご覧ください。  二宮町情報公開・個人情報保護審査会条例の新旧対照表です。  本条例の制定に伴い、二宮町情報公開条例の一部改正を附則第2項により行うものです。  内容については、二宮町情報公開条例に規定していた審査会関係規定を本条例に規定することに伴い、第14条第1項では、本条例を引用する字句の追加、同条第3項では、審査請求以外の必要な事項について、審査会に諮問できる旨及びその内容についての規定の追加、また、第17条から第22条までの審査会関係規定の削除について改正を行うものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  4ページをお願いいたします。  附則です。  第1項です。この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  第2項です。先ほどもご説明申し上げました、本条例の制定に伴い、二宮町情報公開条例の規定について整理を行うものです。  第3項では、本条例の施行の日前になされた諮問で、調査審議を終えていないものについては、本条例による審査会が引き継ぐ旨を規定するものです。  第4項では、現行の審査会において審議中の事項については、本条例による審査会が引き継ぐ旨を規定するものです。  第5項では、現行の条例で規定する審査会委員の守秘義務に係る経過措置について規定するものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 96: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 97: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第59号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 98: ◯議長【根岸ゆき子君】 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第14 議案第60号 二宮町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する               条例 99: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第14「二宮町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第60号を議題といたします。 100: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 101: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 102: ◯町長【村田邦子君】 議案第60号の提案理由を説明いたします。  二宮町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例についてですが、地方公務員法の一部改正により、同法の引用条文の条項に整合を図る必要が生じたことに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 103: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 104: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第60号「二宮町人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。  それでは、資料2の新旧対照表をご覧ください。  第3条は、地方公務員法の改正に伴い、引用条項の整合を図るものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。  第1項です。この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  第2項です。経過措置として、暫定再任用短時間勤務職員は、定年前再任用短時間勤務職員とみなすものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 105: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 106: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第60号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 107: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
     ────────────────────────────────────────────  日程第15 議案第61号 二宮町職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する               条例 108: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第15「二宮町職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第61号を議題といたします。 109: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 110: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 111: ◯町長【村田邦子君】 議案第61号の提案理由を説明いたします。  二宮町職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例についてですが、地方公務員法の一部改正により、派遣の対象となる職員の範囲を改めることに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 112: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 113: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第61号「二宮町職員の公益的法人等への派遣等に関する条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。  それでは、資料3の新旧対照表をご覧ください。  第2条第2項第1号は、派遣できない職員から、定年前再任用短時間勤務職員を除くものです。  同じく第5号は、派遣できない職員に役職定年を延長された管理監督職の職員を加えるものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。  第1項です。この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  第2項です。経過措置として、暫定再任用職員及び暫定再任用短時間勤務職員は、定年前再任用短時間勤務職員とみなすものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 114: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 115: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第61号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 116: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第16 議案第62号 職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例 117: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第16「職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第62号を議題といたします。 118: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 119: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 120: ◯町長【村田邦子君】 議案第62号の提案理由を説明いたします。  職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例についてですが、地方公務員法等の一部改正により、職員給料の減額措置を行うことに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 121: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 122: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第62号「職員の分限に関する手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例」についてご説明を申し上げます。  それでは、資料4の新旧対照表をご覧ください。  第1条から第5条は、字句の整理を行うものです。  次に、制定附則の改正です。  第2項です。経過措置として、60歳を超えた職員の給料を7割とする措置は、地方公務員法に規定する条例で定める分限処分による降給とみなすものです。  第3項です。給料を7割とする措置を行った場合は、その旨を当該職員に通知するものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。  この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 123: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 124: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第62号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 125: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第17 議案第63号 二宮町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例 126: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第17「二宮町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第63号を議題といたします。 127: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 128: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 129: ◯町長【村田邦子君】 議案第63号の提案理由を説明いたします。  二宮町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例についてですが、地方公務員法の一部改正により、職員の定年の引上げ、管理監督職勤務上限年齢制及び定年前再任用短時間勤務制等を導入することに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 130: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 131: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第63号「二宮町職員の定年等に関する条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。  それでは、資料5の新旧対照表をご覧ください。  第1条は、地方公務員法の改正に伴う引用条項の整合を図るものです。  第3条は、定年年齢を65歳に改めるものです。  第4条は、次のページにまたがりますが、管理監督職勤務上限年齢制による降任等の特例任用について加えるものです。  第6条は、管理監督職勤務上限年齢制の対象となる職は、管理職手当の支給対象となる職とするものです。  第7条は、管理監督職勤務上限年齢を60歳とするものです。  次のページをお願いします。  第8条は、管理監督職勤務上限年齢制による降任等を行うに当たって遵守すべき事項を定めるものです。  第9条は、次のページにまたがりますが、職務の特殊性や欠員補充の困難性に対応するため、管理監督職勤務上限年齢による降任等の特例措置を定めるものです。  第10条は、管理監督職勤務上限年齢の特例措置により、引き続き、管理監督職として勤務させる場合は、あらかじめ職員の同意を得なければならないことを定めるものです。  第11条は、管理監督職勤務上限年齢の特例措置を行う事由が消滅した場合の措置について定めるものです。  第12条は、次のページにまたがりますが、60歳に達した以降に退職したもので、従前の勤務実績等により、定年前再任用短時間勤務職員として、当該職員の定年退職日相当日まで任用できることについて定めるものです。  第13条は、委任規定です。  次に、制定附則の改正です。  第3項は、経過措置として、令和13年度の制度完成までの間、2年に1歳ずつ定年を引き上げることを定めるものです。  第4項は、職員が60歳に達する年度の前年度に、60歳以降の任用及び給与に関する内容等を情報提供し、勤務の意思を確認することを定めるものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  5ページをお願いいたします。  附則です。  第1項です。この条例は、令和5年4月1日から施行させていただき、附則第19項については公布の日から施行させていただくものです。  第2項は、定年による退職の特例に係る勤務延長に関する経過措置について定めるものです。  第3項から第10項は、定年の段階的な引上げ期間における経過措置として、現行の再任用制度と同様の暫定再任用制度について定めるものです。  第11項から第14項は、暫定再任用職員に関し、改正前の条例で定める定年に定まっていない職及び年齢の取扱いについて定めるものです。  第15項から第17項は、各年の4月1日以後に新たに設置された職等に係る暫定再任用の取扱いについて定めるものです。  第18項は、定年前再任用短時間勤務職員が定年前の職員であったときに適用される定年年齢に達した後には、定年前再任用短時間勤務職員として任用することはできないことを定めるものです。  第19項は、定年引上げの実施のための準備期間における情報提供等の対象となる職員の年齢について、60歳と定めるものです。  第20項は、現行の再任用制度にかわり、定年前再任用短時間勤務職員制度が導入されることに伴い、現行の二宮町職員の再任用に関する条例を廃止するものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 132: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 133: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第63号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 134: ◯議長【根岸ゆき子君】 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第18 議案第64号 職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例 135: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第18「職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第64号を議題といたします。 136: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 137: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 138: ◯町長【村田邦子君】 議案第64号の提案理由を説明いたします。
     職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例についてですが、地方公務員法の一部改正により、減給処分による減給額の取扱いを改めることに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 139: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 140: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第64号「職員の懲戒の手続及び効果に関する条例の一部を改正する条例」についてご説明を申し上げます。  それでは、資料6の新旧対照表をご覧ください。  第3条は、減給処分が適用される期間に給料が7割となった場合には、その減額後の給料月額に地域手当を加えた合計額の10分の1を減額することを加えるものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。  この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 141: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 142: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第64号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 143: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第19 議案第65号 二宮町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例 144: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第19「二宮町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第65号を議題といたします。 145: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 146: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 147: ◯町長【村田邦子君】 議案第65号の提案理由を説明いたします。  二宮町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例についてですが、地方公務員法の一部改正により、同法の引用条文の条項等に整合を図る必要が生じたことに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 148: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 149: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第65号「二宮町職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。  それでは、資料7の新旧対照表をご覧ください。  第2条は、地方公務員法の改正に伴う引用条項及び字句の整合を図るものです。  第3条から次のページにまたがりますが、第13条までは、第2条と同様の理由から、字句の整合を図るものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。  第1項です。この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  第2項です。経過措置として、暫定再任用短時間勤務職員は、定年前再任用短時間勤務職員とみなすものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 150: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 151: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第65号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 152: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第20 議案第66号 二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 153: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第20「二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第66号を議題といたします。 154: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 155: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 156: ◯町長【村田邦子君】 議案第66号の提案理由を説明いたします。  二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例についてですが、地方公務員法の一部改正により、育児休業等の取得者の要件等を改めることに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 157: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 158: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第66号「二宮町職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。  それでは、資料8の新旧対照表をご覧ください。  第2条は、育児休業をすることができない職員に、新たな第3号として、役職定年を延長された管理監督職の職員を、第4号に、育児部分休業を取得した職員の代替として採用した任期付短時間勤務職員を加えるものです。  第9条は、育児短時間勤務をすることができない職員に、新たな第3号として、役職定年を延長された管理監督職の職員を加えるものです。  次のページをお願いいたします。  第16条の表の第4条第11項、読替規定は、読替え先の条例改正に伴い、当該規定を削るものです。  第19条から次のページにまたがりますが、第21条までは、地方公務員法の改正に伴い、引用条項及び字句の整合を図るものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。  第1項です。この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  第2項です。経過措置として、暫定再任用短時間勤務職員は、定年前再任用短時間勤務職員とみなすものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 159: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 160: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第66号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 161: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第21 議案第67号 職員の給与に関する条例の一部を改正する条例 162: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第21「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第67号を議題といたします。 163: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 164: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 165: ◯町長【村田邦子君】 議案第67号の提案理由を説明いたします。  職員の給与に関する条例の一部を改正する条例についてですが、地方公務員法の一部改正により、60歳を超える職員の給与の特例を定めること等に伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 166: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 167: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第67号「職員の給与に関する条例の一部を改正する条例」についてご説明を申し上げます。  それでは、資料9の新旧対照表をご覧ください。  第4条第7項は、60歳を超える職員に係る当該年齢に達した日の直後の4月1日以後の昇給の取扱いについて加えるものです。  同じく第11項は、定年前再任用短時間勤務職員の給料月額について定めるものです。  既存の第4条の2は、第4条第11項に、定年前再任用短時間勤務職員の給料月額を定めたことにより、現行の規定を削るものです。  第7条の4から3ページまでまたがりますが、第16条の2までは、地方公務員法の改正に伴う引用条項及び字句の整合を図るものです。  次に、制定附則の改正です。  第17項は、次のページにまたがりますが、60歳を超える職員に係る当該年齢に達した日の直後の4月1日以後の給料月額について、7割となる旨を定めるものです。  第18項は、給料月額の7割措置から除外される職員について定めるものです。  第19項は、管理監督職勤務上限年齢調整額について定めるものです。  第20項は、管理監督職勤務上限年齢調整額の上限額について定めるものです。  第21項及び次のページの第22項は、管理監督職勤務上限年齢調整額の準用に関して定めるものです。  第23項は、管理監督職勤務上限年齢調整額は、期末勤勉手当の役職加算額の計算基礎となる給料月額に含めることについて定めるものです。  第24項は、制定附則に定める事項に関する委任規定です。  別表第1及び7ページまでの別表第2は、それぞれの給料表が適用される定年前再任用短時間勤務職員の基準給料月額を定めるとともに、地方公務員法の改正に伴う字句の整合を図るものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  3ページをお願いいたします。  附則です。  第1項です。この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  次のページをお願いいたします。  第2項から第6項は、暫定再任用職員及び暫定再任用短時間勤務職員の経過措置について定めるものです。  第7項は、委任規定です。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 168: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。
                      (「なし」との声あり) 169: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第67号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 170: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第22 議案第68号 二宮町現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する               条例 171: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第22「二宮町現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第68号を議題といたします。 172: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 173: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 174: ◯町長【村田邦子君】 議案第68号の提案理由を説明いたします。  二宮町現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例についてですが、地方公務員法の一部改正により、定年前再任用短時間勤務職員の給与等を定めることに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 175: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 176: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第68号「二宮町現業職員の給与の種類及び基準に関する条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。  それでは、資料10の新旧対照表をご覧ください。  第2条は、現業職員のうち、常勤職員と、定年前再任用短時間勤務職員に支給する給料及び手当について規定するものです。  第4条は、改正前の第2条第2項に規定していた会計年度任用職員についての給与の定めを再規定するものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。  第1項です。この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  第2項です。経過措置として、暫定再任用職員及び暫定再任用短時間勤務職員は、定年前再任用短時間勤務職員とみなすものです。  以上、審議賜りますようお願い申し上げます。 177: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 178: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第68号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 179: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第23 議案第69号 二宮町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例 180: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第23「二宮町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第69号を議題といたします。 181: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 182: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 183: ◯町長【村田邦子君】 議案第69号の提案理由を説明いたします。  二宮町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例についてですが、地方公務員法の一部改正により、旅費の支給対象職員の範囲を改めることに伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 184: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 185: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第69号「二宮町職員の旅費に関する条例の一部を改正する条例」についてご説明申し上げます。  それでは、資料11の新旧対照表をご覧ください。  第2条は、一般職の定義を定数条例に規定する職員から、地方公務員法に規定する一般職に改めるものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。  この条例は、令和5年4月1日から施行させていただくものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 186: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 187: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第69号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 188: ◯議長【根岸ゆき子君】 異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  ────────────────────────────────────────────  日程第24 議案第70号 二宮町税条例の一部を改正する条例 189: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第24「二宮町税条例の一部を改正する条例」町長提出議案第70号を議題といたします。 190: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 191: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 192: ◯町長【村田邦子君】 議案第70号の提案理由を説明いたします。  二宮町税条例の一部を改正する条例についてですが、地方税法の改正に伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。  内容につきましては、総務部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 193: ◯議長【根岸ゆき子君】 総務部長。 194: ◯総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第70号についてご説明申し上げます。  今回の改正につきましては、令和4年度税制改正での地方税法の改正により、本条例に必要な改正を行うものです。  それでは、資料12の新旧対照表をご覧ください。  附則第15項第2号については、地方税法の改正に伴い、固定資産税の課税標準の特例割合の参酌基準が変更されたため、本条例の特例割合を4分の3から5分の4に改めるものです。  次に、附則第15項第3号から第13号までは、本条例で引用している条文の整理を行うものです。  恐れ入りますが、議案にお戻りください。  附則です。  第1項です。この条例は、公布の日から施行させていただくものです。  第2項については、固定資産税に関する経過措置を規定するものです。  以上、ご審議賜りますようお願い申し上げます。 195: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 196: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第70号は、会議規則第37条の規定により、総務建設経済常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 197: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後3時15分から始めます。                                   午後2時57分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後3時15分 再開 198: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────────────────────────────────  日程第25 議案第71号 令和4年度二宮町一般会計補正予算(第7号) 199: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第25「令和4年度二宮町一般会計補正予算(第7号)」町長提出議案第71号を議題といたします。 200: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 201: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 202: ◯町長【村田邦子君】 議案第71号の提案理由を説明いたします。  令和4年度二宮町一般会計補正予算(第7号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1億733万6,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ、97億2,518万7,000円とするものです。  また、第2条において、繰越明許費の補正、第3条において、債務負担行為の補正を併せてお願いするものです。  内容につきましては、政策部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 203: ◯議長【根岸ゆき子君】 政策部長。 204: ◯政策部長【志賀道郎君】 ただいま町長より提案申し上げました議案第71号について内容の説明を申し上げます。  6ページをお願いします。  第2表の繰越明許費補正です。  繰越明許費は、本年度中に完了しない見込みのある事業を翌年度に限り、繰越しをして執行させていただくものです。  消防費、消防費の消防職員被服購入事業は、令和5年度新採用消防職員の被服を購入するものです。  消防費、消防費の消防団員被服購入事業は、令和5年度新入団者用の被服を購入するものです。  いずれも一部の被服において、年度内に納品が間に合わない可能性があるため、繰越明許とするものです。  教育費、教育総務費の小中学校空調設備整備事業は、各小中学校の特別教室等にエアコンを設置するために必要な空調設備工事の設計を委託するものです。
     第3表、債務負担行為補正です。  第3分団消防ポンプ自動車購入事業は、半導体不足等による納車遅延に対応するため、契約の手続を今年度中に行い、令和5年度中に納車させるためのものです。  続いて、事項別明細の説明をさせていただきます。  10ページ、11ページをお願いします。  歳入です。  地方特例交付金の新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補てん特別交付金です。  新型コロナウイルス感染症対策地方税減収補てん特別交付金は、令和4年度課税における中小事業者等が所有する償却資産に係る固定資産税の軽減分に対する交付金です。  国庫支出金の国庫負担金です。  民生費国庫負担金、社会福祉費負担金の自立支援給付費等負担金は、歳出の自立支援給付費の障害福祉サービス分に対する負担金で、補助率は2分の1です。  障害児入所給付費等負担金は、歳出の自立支援給付費の児童通所給付費分に対する負担金で、補助率は2分の1です。  国民健康保険未就学児均等割保険税負担金は、特別会計の補正に伴い増額するものです。  国庫補助金です。総務費国庫補助金、地方創生臨時交付金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金は、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金として追加されたものです。  民生費国庫補助金、児童福祉費補助金の子ども・子育て支援交付金は、放課後児童支援員等処遇改善事業の追加及び子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業の補助基準額の増によるもので、補助率は3分の1です。  教育費国庫補助金、教育総務費補助金の学校保健特別対策事業費補助金(学校等の感染症対策等支援事業)は、町立小中学校等における感染症対策等支援補助金に対し、補助されるもので、補助率は2分の1です。  消防費国庫補助金、消防費補助金の消防団設備整備費補助金は、事業費の確定に伴い減額するものです。  県支出金の県負担金です。民生費県負担金、社会福祉費負担金の自立支援給付費等負担金は、歳出の自立支援給付費の障害福祉サービス分に対する負担金で、補助率は4分の1です。  障害児入所給付費等負担金は、歳出の自立支援給付費の児童通所給付費分に対する負担金で、補助率は4分の1です。  後期高齢者医療保険基盤安定負担金及び国民健康保険未就学児均等割保険税負担金は、特別会計の補正に伴い、増額及び減額するものです。  県補助金です。総務費県補助金、総務管理費補助金の市町村地域防災力強化事業事業費補助金は、消防団員安全装備品整備事業助成金の交付決定を受けて、補助対象額が減額となったことによるものです。  12ページ、13ページをお願いいたします。  民生費県補助金、社会福祉費補助金の障害者地域生活支援関連事業費補助金は、新型コロナウイルス感染症の影響により、障害者地域生活サポート事業が中止になったことにより減額するものです。  児童福祉費補助金の子ども・子育て支援交付金は、放課後児童支援員等処遇改善事業の追加及び子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業の補助基準額の増によるもので、補助率は3分の1です。  繰入金の基金繰入金です。財政調整基金の財政調整基金繰入金は、本補正予算の財源に不足が生じるために繰り入れるものです。  諸収入の雑入です。雑入、雑入の消防団員安全装備品整備事業助成金は、消防団員等公務災害補償等共済基金から、安全装備品の購入に対して助成を受けることができるようになったことによるものです。  体育祭プログラム広告収入は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、事業を中止したことに伴い減額するものです。  14ページ、15ページをお願いいたします。  歳出です。  議会費の議会費です。議会費、議会運営経費の手話通訳者謝礼及び議会放映委託料は、一般質問の会議日程及び時間が増加したことによるものです。  総務費の総務管理費です。一般管理費、新春のつどい関係経費の出演者謝礼は、第2部の講演内容の変更に伴うものです。  ガラスのうさぎ像平和と友情推進事業の各科目は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、事業内容を変更したことによるものです。  財産管理費、町民センター維持管理経費の高圧受電設備修繕工事は、自家用電気設備定期点検により、改修が必要と指摘された高圧真空遮断器等を修繕するものです。  防災コミュニティーセンター管理事業の光熱水費は、電力価格の高騰により増額するものです。  なお、他の施設等の光熱水費においても同じ理由で、補正の増額をしているものは説明を割愛させていただきます。  企画費、地域公共交通推進事業のバス事業者物価高騰対策等支援金及びタクシー事業者物価高騰対策支援金は、燃料価格高騰の影響を受けているバス事業者及びタクシー事業者を支援するものです。  東大果樹園跡地活用事業(公共施設再配置・町有地有効活用事業)の東京大学果樹園跡地環境整備工事は、老朽化している建物の周囲に柵を設置し、園内灯の撤去を行うことにより、利用者の安全性を確保するためのものです。  安全対策費、自転車等対策事業の修繕料は、消防設備定期点検により改修が必要と指摘された非常警報設備を修繕するものです。  防犯対策事業の燃料費は、燃料価格の高騰に伴い、車両用の燃料費を増額するものです。  修繕料は、防犯灯の移設並びに修繕の増加によるものです。  防災対策費、防災対策経費の庁用器具費は、経費が確定したことによるものです。  16ページ、17ページをお願いいたします。  民生費の社会福祉費です。障がい福祉費、在宅障がい者援護事業の障害者地域生活サポート事業補助金は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、事業を中止したことによるものです。  自立支援給付事業の自立支援給付等支払システム開発業務委託料は、システム開発費が当初の見込みより高額となったため増額するものです。  自立支援給付費は、障害のサービスの受給者数及び利用数の増によるものです。  国保特別会計繰出金、後期高齢者医療特別会計繰出金、介護特別会計繰出金は、特別会計の補正によるものです。  児童福祉費です。児童福祉総務費、学童保育所維持管理経費の学童保育所運営委託料及び放課後児童支援員等処遇改善臨時特例事業費補助金は、国の子ども・子育て支援交付金の要綱に、10月以降の放課後児童支援員等の処遇改善事業が追加されたことによるものです。  子育て世帯物価高騰対応生活支援給付金事業の各科目は、電力・ガス・食料品等価格高騰の影響を受けている子育て世帯に対し、ゼロ歳から中学3年生までの子ども1人当たり2万円を給付するものです。  保育所費、百合が丘保育園維持管理経費の修繕料は、幼児用便器及び複合遊具を修繕するものです。  遊具撤去委託料は、使用停止としている自動車遊具を撤去するものです。  児童給付費、子ども・子育て支援給付経費の幼稚園型一時預かり事業委託料及び障がい児保育事業費補助金は、当初の見込みより利用者数及び対象者数が増加したことによるものです。  教育・保育施設物価高騰対策支援金は、電力価格の高騰を受けている町内の民間保育所及び施設給付型幼稚園に1園当たり20万円を支給するものです。  18ページ、19ページをお願いいたします。  子育て世帯臨時特別給付金給付事業の国庫支出金等返還金は、令和3年度の子育て世帯臨時特別給付金給付事業費及び事務費補助金の収入額が実績額を上回ったため返還するものです。  衛生費の保健衛生費です。予防費、予防接種事業の国庫支出金等返還金は、令和3年度の感染症予防事業費等国庫負担金及び国庫補助金の収入額が、実績額を上回ったため返還するものです。  清掃費です。清掃総務費、環境衛生センター維持管理経費及び塵芥処理費、じん芥受入分別事業の燃料費は、燃料価格の高騰に伴い、施設で使用する車両用の燃料費を増額するものです。  し尿処理費、し尿処理事業の給水ポンプB更新工事は、2台で交互運転している給水ポンプのうちの1台が故障したため更新するものです。  農林水産業費の農業費です。農業委員会費、農業委員会運営経費の自動車借上料は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、神奈川県農業委員会大会が中止となったことによるものです。  畜産業費、畜産推進事業の畜産業用電力価格高騰対策支援金は、畜産業者に対し、電力価格の高騰分のうち、神奈川県が補助している以外の部分を支援するものです。  商工費の商工費です。商工振興費、商工業振興対策経費の町商工会補助金は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、桜のライトアップが中止となったことによるものです。  観光費、観光施設維持管理経費の光熱水費は、梅沢海岸トイレの水道使用量の増によるものです。  修繕料は、梅沢海岸トイレの外水栓の故障に伴い、交換するものです。  20ページ、21ページをお願いいたします。  勤労福祉費、勤労者福祉対策事業の西湘地域労働者福祉協議会補助金及び平塚地区メーデー補助金は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、補助対象事業が中止またはオンライン開催となったことによるものです。  土木費の道路橋りょう費です。道路維持費、道路維持管理経費の町道維持管理工事は、道路補修等の緊急対応案件が増加し、予算額に不足が生じるおそれがあることから、今後の緊急対応案件に備えるため増額するものです。  道路新設改良費、狭あい道路等拡幅整備事業の狭あい道路整備工事は、狭あい道路協議申請に伴う工事について、当初の見込みより延長や後退幅が大きい箇所が多いため、増額するものです。  土地購入費及び補償金は、当初の見込みより、建築物の建て替えの件数が減少の見込みのため、減額するものです。  都市計画費です。公園費、公園等維持管理運営経費の土地購入費は、せせらぎ公園用地所有者の相続に伴い、申出があったため、用地を購入するものです。  消防費の消防費です。常備消防費、一般経費の消耗品費は、令和5年度の新採用職員の被服を調達するものです。  救急救助活動経費の医療廃棄物収集処分委託料は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、当初の見込みより、感染性廃棄物の収集及び処分量が増加しているため、増額するものです。  機械器具費は、除細動器に附属するCO2センサキットを更新するものです。  消防車両管理経費の燃料費の増は、燃料価格の高騰及び救急出動件数の増加に伴うものです。  非常備消防費、消防団運営経費の消耗品費は、令和5年度新入団者用の被服を調達するものです。  分団消防車両管理経費の修繕料は、緊急対応の修繕が増加し、予算額に不足が生じるおそれがあることから、今後の緊急対応に備えるため増額するものです。  22ページ、23ページをお願いいたします。  教育費の教育総務費です。  事務局費、一般経費の修繕料は、教育支援室の階段照明及び入り口扉等を修繕するものです。  教育支援室エアコン更新工事は、老朽化した教育支援室のエアコンを更新するものです。  教育振興費、教育振興経費の町立小中学校等における感染症対策等支援補助金は、国の補助上限の引上げに伴い、学校長の判断で迅速かつ柔軟に感染症対策などが実施できるよう、町内小中学校5校に対し補助するため増額するものです。  小中学校空調設備整備事業の特別教室等空調設備工事設計委託料は、各小中学校の特別教室等にエアコンを設置するために必要な空調設備工事の設計を委託するものです。  小学校費です。学校管理費、小学校共通施設管理運営経費の修繕料は、消防設備定期点検により、改修が必要と指摘された各小学校の誘導灯などを修繕するものです。  中学校費です。学校管理費、中学校共通施設管理運営経費の修繕料は、消防設備定期点検により、改修が必要と指摘された各中学校の自動火災報知設備等を修繕するものです。  二宮中学校教育施設整備事業の給水管止水栓交換工事は、水道メーターを更新するに当たり、止水栓が故障しているため交換するものです。  社会教育費です。社会教育総務費、一般経費の報償費は、町内建築物の国登録有形文化財への登録調査に当たり、文化庁より派遣される調査員の交通費分として支払うものです。  青少年育成費、青少年育成地域活動事業の広域連携中学生交流洋上体験研修事業負担金及び1市4町1村青少年交流キャンプ負担金は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から事業を中止したことによるものです。  生涯学習振興費、生涯学習センター管理運営事業の燃料費は、燃料価格の高騰に伴い増額するものです。  1階通用口ドア更新工事は、図書館棟1階の通用口のドアの開閉が困難となっているため更新するものです。  保健体育費です。保健体育総務費、二宮町体育祭事業の町体育祭委託料は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から事業を中止したことによるものです。  体育施設費、山西プール施設管理運営事業の機械室ドア更新工事は、来年度のプール開設に間に合わせるため、開閉が困難となっている機械室のドアを更新するものです。  24ページ、25ページをお願いいたします。  学校給食費、学校給食施設管理運営経費の修繕料は、消防設備定期点検により改修が必要と指摘された消火栓ボールタップや給湯器等を修繕するものです。  予備費です。今回の補正に伴いまして、20万4,000円を増額し、総額を1,945万8,000円とさせていただくものです。  26ページをお願いいたします。  給与費明細書です。1 一般職の(1)総括です。  比較欄をご覧ください。  職員数は、会計年度任用職員1名の増です。  給与費は、報酬が30万7,000円の増となり、合計も同額となります。  ア 会計年度任用職員以外の職員及びイ 会計年度任用職員は、(1)総括の内訳となっており、イ 会計年度任用職員は、子育て世帯物価高騰対応生活支援給付金事業対応のための短時間勤務職員が1名の増となります。  27ページをお願いいたします。  債務負担行為の調書になります。第3表の債務負担行為補正でご説明しました、第3分団消防ポンプ自動車購入事業についての当該年度以降の支出予定額、財源内訳を示した表になります。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 205: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。
     ちょっと待ってくださいね。8名です。ありがとうございます。 206: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、一石議員。 207: ◯4番【一石洋子君】 まず、15ページの企画費ですね。東大果樹園跡地の活用事業の環境整備事業ということで、建物の、あそこの柵を作るって陳情に上がった件かと思うんですけれども、それはどういう柵になるのか、それから協議会との協議の上でのことになるのかとか、その辺をお聞かせください。  それから、17ページの障がい福祉費の在宅障がい者援護事業です。  これ、コロナでサポート事業が撤退したというふうに私、聞こえたんですけれども、それはどういう支援で、その影響、それから、それがなくなったことの代替などについて、考えがあるのか、何かあるのかということを聞かせてください。  あとは23ページの教育振興費の小中学校空調整備整備事業ですね。特別教室等に空調整備を入れるということでした。  これ、何の教室かということと、今般、始まる居場所の事業に関係するのかどうかとか、その辺をお聞かせください。以上です。 208: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 209: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 それでは、15ページの東大果樹園跡地活用事業の東京大学果樹園跡地環境整備工事の補正の内容についてご説明させていただきます。  こちらの、先ほどご質問があったとおりですけれども、3月ですかね、陳情のあった内容に対応するものです。  どういった柵かということなんですけれども、擬木というのは分かりますかね。木に見立てた、当初木の柵を想定していたんですけれども、やはり経年劣化に弱いですとか、そのささくれ等もございますので、東大、今、現地見ていただくとC地区のところを外周をいわゆる擬木、木に模したコンクリートのしっかりしたくい、プラスチックのくいなんですけれども、太陽等の劣化にも強いという内容なんですが、そういったそのいわゆる擬木を打ち込んで、2段でロープを、しかも茶色でちょっと環境に配慮したようなデザインのロープを張るということで、内容についても協議会の毎月行われております定例会の中で議論した結果、そういった柵を利用者の安全のために設置しようということで設置した次第でございます。以上です。 210: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 211: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 それでは、17ページの在宅障がい者援護事業の地域生活サポート事業補助金についてでございます。  こちらにつきましては、社会福祉法人のよるべ沼代、いわゆるコスタ二宮で実施されています地域住民と障がい者の方の相互の理解を深めるための交流事業として行っているものでございます。  こちらにつきましては、よるべふれあい祭りということで、毎年度実施している予定でございましたが、新型コロナウイルスの影響により事業中止になったため減額補正を行うものでございます。  影響としましては、ふれあいすることを楽しみにしていた方が、ちょっと残念な結果になったということになったということでございます。  代替があるかということですが、こちらよるべさんの判断で中止ということを判断されましたので、代替の事業ございません。以上でございます。 212: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 213: ◯教育総務課長【下條博史君】 小中学校へのエアコンの件です。  まず、エアコンなんですが、各小中学校、令和元年に、他県での事故を受けまして、大きく整備を進めた経過がございまして、その際に設置をしなかった、例えば図工室だったり家庭科室だったり、そういったいわゆる特別教室と言われるものに加えまして、あとは議員のおっしゃるように、子供の居場所ともなり得る、要は、通常の教室の中で、今は使用していない余裕教室というものがございます。  そういったところにも今回、各棟、各階に1か所は必ずエアコンを設置していこうという考えの下で、クラスになじめないお子さんが、その教室で、多少クールダウンできるような空間をつくろうということで、そちらにも設置を予定しております。以上です。 214: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 215: ◯4番【一石洋子君】 ありがとうございます。  まず、東大果樹園跡地の柵ですね。これは建物からどれくらいの距離で、設置されるのでしょうか。あと危険とか、そういう子どもぶつかったりとか、そういうことについての配慮は既に協議会と一緒に考えたということなのですが、何か特に上がった意見などがあったら教えてください。  あと、在宅障がい者援護事業ですね。これ、代替は、それはコスタのほうで考えるということでした。ふれあい福祉まつり、これ、関連なんですけど、こういう交流事業がなくなったことで、社協がやっている事業でもあると思うんですけど、そういうのがなくなったことで、生きがいとかやりがいが失われるようなことがなかったかどうか、そういう意見が出ていないかどうか、ちょっと確認させてください。  あとは、教室のことですね。特別教室等の空調整備、これ、各校に、各階につけるという、全部で何部屋になるんでしょうか。お願いします。 216: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 217: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 先ほどの東大の柵でございます。  建物、劣化しておりますので、建物に応じてなんですけれども、2メートル以上は距離を取るようにということで考えて設置を予定しております。  もう一点、協議会からの意見については、先ほどありましたけれども、その場の雰囲気を崩さないように、デザイン性に配慮しようということで、先ほどの擬木だったり、茶色いロープにしようというご意見をいただいたところでございます。以上です。 218: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 219: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 よるべふれあい祭りとか、あるいは、ふれあい福祉大会ですね、それが中止になったことによってのやりがいとか生きがいとかそういったものがなくなったかどうかというふうなご質問いただきましたが、それについて特にご意見はございません。  ただ、通常の、例えば障がい者の方でしたら、いろんなお楽しみ会とか、施設の中でやっておられることもありますので、そういったことで生きがいですとか、お楽しみをしていただいているということと思います。以上でございます。 220: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 221: ◯教育総務課長【下條博史君】 少し設置する教室を丁寧に説明させていただきますと、今回設置する種類の部屋が音楽室などもあるんですが、音楽室、例えば、第1、第2と理科室と音楽室は第1、第2とある学校が多いんですが、第1だけ設置されていた学校なんかも含めますと、音楽室、家庭科室、木工室、技術室、美術室、被服室、あとは給食を配膳されているような方が、休まれる給食準備室であったり、お子さんが放送室で、毎昼に放送しますので、そういった放送室、あとは学校作業員室と、あとスクールカウンセラーさんが入られる教育相談室の一部ですね。ついている学校もあるんですが、ついていない学校をつけます。  それと最後に、特別活動室ということで、先ほどの余裕教室ということになるんですが、全部で5校で53教室に設置を予定しております。以上です。 222: ◯議長【根岸ゆき子君】 一石議員。 223: ◯4番【一石洋子君】 じゃ、1点だけ、空調整備のことですけど、居場所として想定している部屋というのは、5校で何部屋になりますか。 224: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 225: ◯教育総務課長【下條博史君】 正確に何部屋というお答えがちょっと難しいんですが、必ず全ての学校の各棟、例えば、南棟と北棟なんかがあると思うんですけど、そういう場合、渡り廊下でつながってはいるんですが、棟ごとに、階ごとに必ず1部屋は、お子さんがそこの階で、逃げ込めるって言い方、悪いんですけど、少し緊急避難できるような部屋をつくるというコンセプトで、今回は予定しております。以上です。 226: ◯4番【一石洋子君】 以上です。 227: ◯議長【根岸ゆき子君】 古谷議員。 228: ◯10番【古谷健司君】 23ページの小中学校空調設備整備事業を今、ご答弁いただいて、ほとんど理解いたしました。  そうしますと、逆に、余裕教室でついていないことはもうほとんどないということになってくるんでしょうか。まだ少しあるんでしょうか。教室の。 229: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 230: ◯教育総務課長【下條博史君】 学校によっては、学級数が減りまして、余裕教室がもともと多かった学校もございます。そういった学校につきましては、まだついていない教室もございます。  ただ、必ず各棟、各階に1か所は避難場所は用意するということなので、ついていない教室もあることはあります。以上です。 231: ◯議長【根岸ゆき子君】 古谷議員。 232: ◯10番【古谷健司君】 ありがとうございます。  そうすると、今後、そういう部屋もつけていくという考えでよろしいですか。それともつけていかないということなんでしょうか。 233: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 234: ◯教育総務課長【下條博史君】 今回、部屋の選定に当たりまして、かなり学校と綿密に話合いを行いまして、やはり使うかもしれないという前提でつけてしまうとやはり過大設備投資になってしまうということもありましたので、使う可能性が高いというものについてを設置するといたしました。現時点でそれ以外の教室は、要は、必要なものは全てつけようという形で今回話合いましたので、現時点でほかの教室に設置の予定はございません。以上です。 235: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 236: ◯13番【野地洋正君】 3点です。  まず、15ページの議会運営経費なんですが、これは、9月の第3回定例会、来年第1回定例会の一般質問を1日ずつ増やしたという部分のみの追加と理解してよろしいんでしょうか。  2つ目です。  23ページ、同じく小中学校の空調のことですが、今回は、設計委託料、設計です。この設計委託料は全額一般財源なんですが、臨時交付金は使えなかったのかというのが1つ。それと、いきなり繰越明許費なので、設計は4月以降に完了する。じゃ、その後どうなるのよというのは当然の質問になるわけですが、それから始めて、来年の夏に間に合うのかというと、間に合わないんじゃないかと思うんですが、設計だけしてじゃ、工事どうするのという、その辺を教えてください。  3つ目ですが、27ページの消防ポンプ車の債務負担行為です。  先ほど、ほかにも、第3表にもございました。これは、納期を長く取るということで、最近覚えた手法だなと思っておりますが、今年度は、お金をかけませんが、発注業務はしていきますと。予算については、令和5年度の単年度での支出、予算の確保というんですかね。になるよという理解でよろしいんですか。以上です。 237: ◯議長【根岸ゆき子君】 議会事務局庶務課長。 238: ◯議会事務局庶務課長【黒石俊彦君】 最初の議会運営費の関係です。  3月とあと9月ですね、議会の関係で、一般質問が増えたことによるもので、手話通訳、そして、テレビの放映ですね、その関係での補正という形になります。以上です。 239: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 240: ◯教育総務課長【下條博史君】 まず、エアコンなんですが、今回補助財源として見込んでいるのが、文部科学省の学校施設環境改善交付金というものを見込んでおります。これに関して設計費用についても補助対象にはなるということを確認しております。  この補助裏と言われるいわゆる一般財源分についても、起債といいますか、起債のほうで対応できますので、そこにさらに臨時交付金が充てられるかというのは、また財務課との確認にはなるんですけれども、現時点では文部科学省のほうの補助金を使うということで財源を措置しようと考えております。  今後のスケジュールなんですが、現時点で設計業者さんなんかとも相談をさせていただいたんですが、やはり設計にも相当程度の時間はかかるだろうということで、越年で4月以降に設計が完了したら、私どもの最短のスケジュールとしては、来年の9月補正で工事費を盛りたいと思っています。  なので、実際に最短で令和6年の夏につくというような形で今は予定をしております。以上です。 241: ◯議長【根岸ゆき子君】 消防課長。 242: ◯消防課長【脇 康之君】 それでは、第3分団の消防ポンプ車、自動車購入事業、債務負担行為についてご説明させていただきます。  議員おっしゃるとおり、納期の確保ということを、まず考えまして、債務負担行為とさせていただき、単年度で事業完了と考えております。  これにつきましては、従前ですと、半導体不足等がない時期においては、4月の入札で業者決定し、6月の議会にてご承認いただきまして、12月頃の納車が多かったと思われます。  ただ、今回は債務負担行為とすることで、業者決定を早くしまして、4月から着手し、2か月ですが、前倒しして、納期を確保する見込みとなっております。以上となります。 243: ◯議長【根岸ゆき子君】 野地議員。 244: ◯13番【野地洋正君】 1点だけ再確認、23ページのエアコンの件になります。  説明がよく分からなかったんですが、補正額の財源内訳が、一般財源で全額なんですね。なんですが、先ほどの話だと、いやいや交付金があるんだよと、ちょっと言われたような気がしますので、それはまた次の補正で、数字が入れ替わるんですかということが、まず1つ目の確認です。  2つ目が、令和6年の夏に利用したいというスケジュールなんですが、設計だけを、補正予算で今回出すというのは、日程的になんかとてもこう、離れ過ぎているような感じも受けるんですが、今回設計を先にしたという理由も1つ付け加えてほしい。 245: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 246: ◯教育総務課長【下條博史君】 今回まず設計のみを挙げさせていただいた理由について、先にお伝えすると、今回53教室ということで、工事費がかなり大きな数字になるだろうという中で、こちらも正直、いいかげんな数字は言えない中で、工事費は盛れないということで今回設計のみを盛らせていただきました。  議員おっしゃるように、これに対しての補助金が今回は盛られていません。これに関しては、令和5年度の9月補正で工事費を盛ります。このときに令和5年度の完了分については、まず、出来高分として基準額の3分の1が国庫補助されるという予定なので、そこで改めて設計費を含めて、歳入を盛るということになります。以上です。 247: ◯13番【野地洋正君】 結構です。 248: ◯議長【根岸ゆき子君】 大沼議員。 249: ◯12番【大沼英樹君】 13ページの消防団員安全装備整備事業助成金、これは何の、具体的には何にということなのかを教えてください。あと15ページのその上の、公共交通推進事業のところの部分で、燃料代とかの物価高騰支援金ということなんですけど、内容、どの程度上がってしまって、この対策を考えたのかを教えていただきたい。あと、17ページ、上のほうですね。障がい福祉費の自立支援給付費のほうで利用数が増えたということを先ほど言ったのかなと思うんですけど、どの程度増えたということになっているのかを教えていただきたい。  あと、その下の後期高齢医療特別会計繰出金なんですけど、これ、マイナスされているところは、内容がどういうふうになっているのか、費用が減っている、使うものが減ったということなのかということを教えていただきたい。あと、もうちょっと下のほうに来て、子育て世帯物価高騰対応生活支援給付金事業のことですけれども、これは神奈川新聞のほうに議員のほうにはメール配信されて、その中では補正予算が成立することが前提となりますということがはっきり書いてあるんですけど、神奈川新聞のほうでは、事業を始めるということで、もう何か断定的な記事が掲載されていました。そのことについて回答をいただきたい。  あと、19ページですね。上のほう、予防接種事業の返還金、国庫支出金の返還金、これは内容はどの程度の内容だったのかということをお聞きしたい。あと、もうちょっと下に行って、環境衛生センター維持管理経費の、これは、光熱水費ですね。どの程度これが上がっていて、今415万2,000円というと結構大きな金額ですけど、これだけ上がっていくということの内容を知りたいのと、あとは契約の中でこの経費が上がったからといって、対応しなければいけないということになる、そういう契約内容なのかをちょっと確認したいと思います。  それと21ページですね。道路維持管理経費の部分に追加となっていますけれども、あちこちちょうど白線欠落とかがあるわけですけど、これだけの補正だけで実際に足りるのかということをお伺いします。  それと、23ページの今の小中学校の空調設備の設計委託料ですね。ここ最近、あちこちでエアコンの取付けがされたりとかということがあったと思うんですけれども、ここで設計委託をしなければならないという理由が、ちょっと分からない。なので、その必要性を教えていただきたいということと、あとは大体何台を取り付ける計画なのかを聞きたいです。  それと、23ページ下のほうですけど、生涯学習センターの1階通用口のドアの更新工事と山西プールの機械室のドアの更新工事、ともに85万、96万ということで結構金額が大きいですね。これ、普通のドアだったらそんなにしないのかなと思うんですけど、特別、何か、セキュリティー的にとか、何かそういうものが含まれたドアなのかということを回答いただきたい。  それと、あと一番最後、27ページ、消防第3分団のポンプ自動車の購入に関してですけれども、現在使われているポンプ車、例えば、不具合が出て更新が必要だという判断になっておりますけど、判断をされた基準というか、こういう理由で更新をするんですよということと、あと金額的にはかなり少ないということで導入するポンプ車自体が、今入れているものよりもかなり小さいものになるのかなというふうに思うので、その仕様を教えていただきたいということと、あとはここ数年、各分団消防ポンプ自動車が小型化をしていますけれども、それで例えば放水性能というか町全体の消防力として低下しないというふうに見越しているのか、その辺りのところを教えていただきたいと思います。以上です。 250: ◯議長【根岸ゆき子君】 政策部長。 251: ◯政策部長【志賀道郎君】 初めに子育て世帯物価高騰対応生活支援給付金について、新聞報道の内容ということでしたので、議案の発送と記者発表の仕組みということでご説明をしたいと思います。  神奈川新聞の記事、私も読みましたけれども、神奈川新聞には、こういった議案がこの12月定例会に提案されたという記事の書き方だったように、ちょっとごめんなさい、今手元にないんですが、記憶しております。  議案の発送日、議員の皆様に発送する日がございますけれども、それとほぼ時を同じくして、町は記者発表を行います。記者発表では町長のほうから町のこの本定例会に出します議案の説明というのを記者さんにさせていただいて、今回このコロナの交付金を活用したこちらの事業が、他の市町村と比べて、特徴的ということで取上げていただいていると思います。  記者発表の際には、あくまでもその議決をいただいて執行するということを申し上げておりますし、記者発表資料のほうにもそう書いてございます。  ですので、こちらは、新聞の書き方はいろいろあるとは思うんですが、あくまでもこちらの議会に提案するということを町としては公表しているというご理解をいただければと思います。以上です。 252: ◯議長【根岸ゆき子君】 消防課長。 253: ◯消防課長【脇 康之君】 それでは、13ページの消防団員安全装備品整備事業助成金からご説明させていただきます。  まず、部長のお答えにもありました消防団員等公務災害補償等共済基金から、10分の10の助成、1,000円切りですが、10分の10の助成を受けるもので、内容といたしましては、防火服、防火帽、防火用靴、投光器の強力ライト、防じんマスク、切創用防護衣、チェーンソー等の保護衣といったものを購入したものについて助成をいただいておるものです。  続きまして、27ページの第3分団消防ポンプ自動車購入事業についてご説明いたします。  まず、仕様につきましては、現在方向性といたしましては、やはり近年の運転免許制度の対応ということで、普通免許で対応できる、車両総重量3.5トン未満のオートマチックトランスミッションの車両を採用する方向性としております。  なお、消防ポンプにつきましては町内に小型動力ポンプ、消防ポンプ自動車、合わせて5台以上、二宮町には必要であると考えておりまして、十分な消防力を維持できると考えておりまして、車両小型化しておりましても、消防ポンプとしては、十分の性能を持ったものと考えております。以上となります。
     あとは、現在第3分団の車両につきまして、大きな故障等はございません。消防ポンプ自動車、消防団のものにつきましては、20年で更新計画とさせていただいておりますので、平成15年度に更新いたしました車両となります。令和5年度には20年を迎えるということで、更新とさせていただく次第です。以上です。 254: ◯議長【根岸ゆき子君】 企画政策課長。 255: ◯企画政策課長【神保和美君】 それでは、15ページの地域公共交通推進事業のバスとタクシー事業者への物価高騰対策支援金の関係になります。こちら、同じ支援金のほうを7月の補正のときにも上げさせていただいております。  こちらの分は、7月の分は、令和4年の4月から9月までの上半期分の支援分ということで計上させていただきました。今回計上させていただいておりますのは、下半期分で令和4年の10月から3月分までの高騰分を見ています。  こちらのガソリン単価のほうなんですけれども、こちら、県のほうも9月に補正をして出しているものなんですけれども、その単価を利用させていただいて計算しています。  県のほうは、ガソリン単価が令和3年9月時点と令和4年1月時点で差が9.1円あるということで、その差額分と、燃料使用量、あと実働率と期間をかけて、バスは1台当たり3万5,000円。タクシーのほうは1台当たり1万2,000円というような形で今回計上させていただいております。以上です。 256: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 257: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 それでは、17ページの自立支援給付費の増の理由でございます。  利用者数につきましては、今後、新規で利用を見込まれる方が、6名いらっしゃるということ、それから、今後相談を受けている中で、約8名の方が新規に、また申請をしそうだということで増額させていただいたものになります。  また、障がいの制度の中では、重度訪問看護ですとか、かなり金額が1件で、多くなるものございますので、そういったことで自立支援給付費は増加しているということでございます。  続きまして、後期高齢者医療特別会計の繰出金なんですけれども、こちらの繰出金につきましては、令和4年度の予算組みをするときに、暫定の金額でこちら、計上させていただいたものを、後期高齢者医療連合に支払う納付金が確定した段階で、補正させていただく部分になります。こちらにつきましては、いわゆる令和3年度の、令和4年度の予算組みのときは令和3年の途中ですので、まだ確定していなかったということで、暫定数字で上げさせていただいている、そういったものの精算になるということでご理解いただければと思います。 258: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 259: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 19ページの予防接種事業の国庫返還金になります。  こちらの予防接種は、対象は、緊急風疹抗体検査の事業に関わるものということで、この事業自体は、妊娠した女性の方が、風疹にかかるとお子さんが障がいを持って生まれる可能性があるというようなことから、過去に風疹の予防接種の制度がなかった時代の男性に限って、この抗体検査を行うという全国的な事業です。  こちらのほうが返還金が生じた理由は、当初、人数を600人の抗体検査を受けるということで、国に申請しまして、やっていたんですが、実際に、実績的には237名ということで、そこの人数が減ったために、国庫返還金が生じたというものです。以上です。 260: ◯議長【根岸ゆき子君】 生活環境課長。 261: ◯生活環境課長【安藤好幸君】 環境衛生センター維持管理経費の光熱水費でございます。  環境衛生センターの光熱水費につきましては、多くは電気代になっております。この電気代、衛生センターで使用する電気につきましては、事務所、ポンプ、またし尿処理施設等、年間で約44万キロワットあたりを使っているものでございます。  今回、415万円の補正を上げさせていただいたんですが、この中で大きな要因としましては、電気代というのはいろいろな項目が積み上がって算定されるんですが、その中の燃料調整費が、当初予定、予算を組んだときよりも、今現在約10円ほど上がっておりまして、単純に44万3,000キロワットに、その差額分の10円を掛けると、約440万の差が出る。それ以外の項目については、多少波がありますので、今回、これだけの増額ということになりました。電気料の高騰に伴いまして、契約内容に変更があるかというと、変更はございません。以上でございます。 262: ◯議長【根岸ゆき子君】 都市部長。 263: ◯都市部長【宮嶋智也君】 21ページの町道維持管理工事についてです。  この金額で足りるのかというご質問だったかと思うんですけれども、こちらについては、緊急の工事が必要なときに使うものになります。  例えばですけど、側溝の蓋が割れてしまって、子供だと足が入ってしまうようなものが出てしまったりですとか、あとは、道路の陥没、それから、よくあるのが交通事故でガードレールが折れ曲がってしまって、歩道が通行できなくなってしまったと。そういうときに、一時的に安全に通行できるような状態にするためのお金なんですね。  その後の正規に直すものはちゃんと予算をまた別に取って工事をするということで、一時的なものになります。今回、今年度は、思いのほか緊急の工事が多かったということで、例年の残りの月、12月、1月、2月、3月という月で、例年、使う金額を勘案して、この金額を上程させていただいているというところです。以上です。 264: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 265: ◯教育総務課長【下條博史君】 23ページの小中学校空調設備についてです。  議員のおっしゃるとおり、少しずつ最近もついてきていたということなんですが、考え方として、令和元年度の113教室につけたときが、当時全国的に普通教室を優先的につけようという流れで、どこの自治体も普通教室に100%に近い設置をしました。二宮町もそこ、普通教室と特別教室の一部につけていたわけです。  ここ数年、年度に1基ずつぐらいついているのは、普通教室とかあるいは特別支援学級が増えたというところで、普通に教室として使う部屋に設置をするために増えているという形になります。  ここで特別教室についても、全国的に普通教室がもうほぼ100%になっていますので、国も特別教室への設置の補助率を上げたりしています。ということもありまして、全国的に特別教室の設置が今進み始めているという中で、二宮町としても今回設計をして、設置をしていきたいということになります。  何基かというご質問なんですが、53教室の中で、部屋の大きさによっては2基つける場合もありますので、あくまでも今は53教室ということでご理解いただければと思います。 266: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育部長。 267: ◯教育部長【椎野文彦君】 私のほうからは、23ページの、まず、生涯学習センターの通用口のドアの更新ですね。こちらについては、開館当初設置したドアが経年劣化ということで、もう20年以上たっておりまして、ドア自体の重みがかなり重いもので、全体的にドアが、もう曲がっているような状況で、そっくり全体を、取付け部分を含めて取り替えなきゃいけない。  当然、個別発注なので、その費用が、ある程度かさんでいるのでこのぐらいの金額がどうしてもかかってしまうというところと、あともう一つが、山西プールのドアも、これも過去、ちょっとざっと調べたんですけれども、本格的に直したことがなくて、開設した年度が昭和の57年です。大分厚みのあるドアで、当然音が漏れないような形の分厚い鉄板で、それで、塩素とかで端っこはもうめくれ上がってしまって、もうこれ以上を管理するのはもう難しいというところと、もう全体が古いので、そっくり、補強する部分も含めた上で整備しないと、もうもたないということで、いずれもちょっと金額がかさんでしまったような状況でございます。 268: ◯議長【根岸ゆき子君】 大沼議員。 269: ◯12番【大沼英樹君】 19ページの環境衛生センターの維持管理経費の部分ですけど、これは、この業者さんのほうに支払うんじゃなくて、町のほうで電気代として支払うというようなことになるのか一応確認をさせてください。  それと、あと21ページの道路維持管理経費の、今のお話ですけれども、この間ココカラファインのところの脇の、その道路の側溝の蓋のところを見たら、単管パイプみたいなのがところどころに入っていたりとかして、補修されている跡は見えるんですけど、とてもじゃないけど、危険かなというような、そういうようなところもあったんですね。  そういうところもちゃんと確認をされた上で、こういう予算を立てているなら、補修だから、一時的なものなのかもしれないけれども、今後、やはりかなり隙間が空いたりとか、その単管パイプがどこまでどういうふうに機能しているというか、そもそも、側溝の蓋よりも単価パイプがもう下に下がっちゃった感じになるので、子供とか自転車とか、そういうので行ったりすると危ないのかなというふうに思うんですけど、その辺り担当のほうではどのように見ているのかを教えてください。  あと、23ページの今の小中学校の空調設備の関係ですけど、この設計委託の中で、やっぱり発電とかその辺りのところで電気の給電状況とか、その辺りのところとかもやはり53台つけると必要になってくるのかなということをちょっと一応確認でお願いいたします。以上です。 270: ◯議長【根岸ゆき子君】 生活環境課長。 271: ◯生活環境課長【安藤好幸君】 環境衛生センターの電気代でございます。  電力会社と町との契約のもと、直接町が、電力会社にお支払いするものでございます。以上です。 272: ◯議長【根岸ゆき子君】 都市部長。 273: ◯都市部長【宮嶋智也君】 側溝の単管タイプのところなんですけど、もちろんうちで把握していて、そのやり方で一時的な修繕、仮にしているのは、うちの会計年度任用職員で雇っている現業の方々に取りあえずやっていただいて、それを今回補正したようなお金で直していくというような形になります。だから、あくまでも一時的なものです。 274: ◯12番【大沼英樹君】 直す気はあるんですか、ちゃんと。 275: ◯都市部長【宮嶋智也君】 もちろん直します。 276: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 277: ◯教育総務課長【下條博史君】 小中学校の空調設備です。  おっしゃるとおり、令和元年度の更新、設置のときも、やはり受変電設備は更新しました。今回1校平均で10台程度つきますので、やはりその受変電設備も設計の中で、増設の必要があるのかとか、そういったところはしっかり調べていきたいと思います。以上です。 278: ◯議長【根岸ゆき子君】 松崎議員。 279: ◯7番【松崎 健君】 それではお願いします。  11ページの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、約6,500万と、歳入の中で、これ、大部分を占めるんですけれども、この交付金、ある程度自由度の高い交付金というふうに理解しています。そうした中で、使途としては、これまでよくございました私はあまり評価しなかったプレミアム付商品券ではなくて、プレミアム商品券というのはすなわち、困っていない人に対しても恩恵があるということで、私、あまりよくないんじゃないかと。もっと困っている人にターゲットを絞った給付をすべきだということで、今回は、子育て世帯物価高騰対応ということで、5,800万円ですか、非常に額が大きいんですけれども、その意味で、私はこれはすごくいいことだなというふうに思う一方、本当にもっと突っ込んで考えると、やっぱり一番困っている人というのは非課税者だというふうに私は常々思っていて、確かに、非課税者に対する給付というのが行われているのも承知しているんですけれども、今回、どういった議論を経て、プレミアム付商品券でもなく、非課税者でもなく、こういった子育て世帯を対象とした給付になったのかと、どういった経緯でどういった議論があったのかということをちょっと教えていただきたいなということですね。それがまず1点目。  2点目は、25ページの町民温水プール施設管理運営事業。これは燃料費の高騰が直撃してのことだと思うんですけれども、先ほども話題になった環境衛生センターもこれ、燃料費の高騰で、光熱費ということで400万円計上されています。これ、環境衛生センター、これ、止めるわけにもいかないので、これはもう仕方ないと思うんですけれども、ただ、町民温水プールといいますのは、今現在、3つのプール、今後どうするのかということがまだ宙ぶらりんになっている状況だと思います。  それで、令和2年度の一般会計補正12号、このときに、温水プール、空調設備修繕工事に関する1,300万の予算計上があって、私1人が反対していたんですけれども、これ、当時の討論を振り返ってみますと、近い将来、これだけのお金をかけても廃止になる可能性があるという答弁もありました。  そういったところに、どうしてこんなに1,300万もかけて直すのかというの、私、疑問だったんですけれども、今回、さらに500万ということを考えると、やはり、早急にその3つのプール、廃止するなら廃止、存続するなら明確なビジョンを示すべきということを改めて強く思ったんですけれども、ちょっとその辺の見解をお聞かせいただきたいと思います。  それから3点目、15ページの東大果樹園跡地環境整備事業の中身ということで、先ほど陳情に基づく補修というお話がありました。ということは、これ、すなわち、歴史的建造物を保存してほしいという陳情もございましたけれども、今後、こういった果樹園にあるたくさんの建造物、ありますけれども、これはもう解体しないで、保存に向けていくんだという意思表示と捉えていいのでしょうかと。この3点をお願いします。 280: ◯議長【根岸ゆき子君】 財務課長。 281: ◯財務課長【須田泰弘君】 今回、補正させていただきました新型コロナウイルスの交付金なんですけれども、こちら、国のメニューとしましては、電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金というものになっております。  国からの推奨メニューとしましては、議員が言われたとおり、エネルギー、食品価格高騰の物価高騰に伴う低所得世帯の支援、それから子育て支援、消費下支え等を通じた生活者支援、それから、保育施設等の物価高騰対策、農林水産業における物価高騰対策、地域公共交通等の支援ということがメニューとして推奨されております。こちらに基づいて様々議論させていただきました。  低所得者世帯については、さきの補正において、非課税世帯、先ほど、以後、既にご存じだと思うんですけれども、生活困窮者及び低所得の子育て世帯に対しても、手厚く進めているところでございます。  そういったところで、この方針に基づいてやらせていただいたのが今回の補正予算になるんですが、内容といたしまして、先ほどの方針に基づいて地域公共交通、それから子育て世帯の物価高騰の対応、それから、保育園の光熱水費等の対策、それから畜産業者の電力高騰等を決めさせていただきました。以上になります。 282: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 283: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 東大果樹園跡地の柵の設置の件についてです。  陳情の結果等もありましたけれども、そのときにも、その後の議会へのご報告でもご説明させていただきましたけれども、やはり保存にかけて正式にカバー等をしようと思うとかなり高額な額がかかるというところがございまして、なかなか結論も出なかったところかと思います。  また、協議会の中でもそういった話をさせていただいたところ、やはりそこまでの額をかけるのはどうかというご意見もいただきました。  その結果、先ほどの報告でもご説明しましたけれども、まずは、柵を設置して、安全性をきちんと確保することが大事ではないかということがありまして、それは協議会の中でも同様のご意見でございましたので、このたびの設置に至ったところでございます。あくまでも建物を今後維持保存していく考えは町にはございません。  続いて、25ページの温水プールに関係する、今後の方向性というところかと思います。今年度、再配置計画の改定を進めておりまして、その中でもプールに関しては様々な意見をいただいているところです。  ちょっと説明が長くなってしまうので、また全協で23日、ご報告させていただく予定でございますけれども、なかなか明確な方向性をお示しできていなかったんですけれども、ある程度町としての今後の方向性を、今年度の改定の中でお示ししたいと考えております。以上です。 284: ◯議長【根岸ゆき子君】 松崎議員。 285: ◯7番【松崎 健君】 まず、新型コロナウイルス感染症対応地方創生交付金に関してなんですけれども、先ほどの説明、よく分かりました。そうした中で、今後可能性として、また引き続き、プレミアム付商品券のような、言ってみれば困っていない人にも恩恵を被るような政策というのはやっていくお考えというのはあるのか、それとも今後は、やはり困ってる人をターゲットに集中的にやっていこうと思っているのかというのをお聞かせください。  それと、東大果樹園跡地の建物は安全確保のみで、保存を考えていないということですけど、そうすると、いつまでも安全確保、安全確保といってお金をかけるんだったら、それこそ解体したほうがいいというふうに思うんですね。  それとあと、これもプールも同じなんですけれども、やはり先ほど申し上げました1,300万円というのは令和2年度の話ですから、もう相当時間がたっているわけですよね。先ほど、これからどうするのか考えていくというお話でしたけれども、ちょっと遅過ぎるような気がするんですよ。その点どうなんでしょう。もっとスピード感を持ってやるべきだと思うんですけど。 286: ◯議長【根岸ゆき子君】 すみません、松崎議員。  そこの温水プールは、これからまた公共施設でとおっしゃっていますので、温水プール。公共施設でという答えはおっしゃっていますので、そこのところは、もう答えは出ていると思いますけれども、よろしいですか。 287: ◯7番【松崎 健君】 じゃ、東大跡地のところ。  手を挙げているので。 288: ◯議長【根岸ゆき子君】 東大跡地もいいですか。陳情が通っていますけど、答えますか。 289: ◯議長【根岸ゆき子君】 政策部長。 290: ◯政策部長【志賀道郎君】 ちょっとまとめてお答えしたいと思います。  まず、交付金の関係なんですが、コロナの交付金、今後どうなるか、国のほうはあまり国から今情報が来ているという状況ではないので、今後あるかどうかというのは全く分かりません。ただ、当初は割と国のほうとしても、いろんなことを独自に考えて、自由にという形で交付がされていたものが、だんだんと使途が絞られてきたというか、こういう目的で今回は交付金をまた出しますみたいな形で来ています。  それが、今回は燃料高騰、物価高騰という視点で、こういった用途が考えられるよというところまで示されるというふうになってきておりますので、今後も仮にですけど、国のほうから、例えば、また、経済対策ということで来れば、プレミアム商品券という選択肢もあるでしょうし、燃料高騰という視点で来れば、生活困窮の方あるいは産業を中心とした燃料費の補助ということになろうかと思いますので、その辺りは国のほうの動向も見極めながら考えていくということになりますので、現時点で、プレミアムか給付かということは、町として方針を持っているということはございません。  あと、東大は、ちょっと私、これ、専門外であれなんですけれども、やはり建物、既存宅地、いわゆる既存宅地という、建物が建っていることによってその土地の有効活用が図られるといった視点もあって、あの建物を残しているということを聞いたことがありますので、現時点で壊れるというものでもなかろうと思いますので、今すぐ解体ということは考えておりません。  温水プールにつきましては、今、施設再編課長から答えたとおり、今年度中に再編計画の見直しの中で、また町の方針を示しますが、今回の補正についてはあくまでも今年度運営を続けるための必要な光熱水費ということでご理解をいただければと思います。以上です。 291: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 292: ◯1番【羽根かほる君】 2点だけお願いします。15ページかな、さっきから出ている東大なんですけれども、確認なんですが、その柵というのは、幾つか建物があると思うんですけど、全部の建物に柵をつけるということで、建物には手を入れないという考えでいいのかどうかというのが1点。  そして、23ページ、さっきから出ているエアコンですね。学校のエアコンの件なんですけれども、今回、この補正が通ったら、設計委託をするんでしょうが、その委託、設計はいつぐらいに完了するのかというのを、予想としてというのをまずちょっと教えてください。以上です。 293: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 294: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 東大の柵の件です。建物全体を包含するようにというか、柵をするんですけれども、シャッター等で倉庫として一部使っている部分等ございますので、そういった間口部分はちょっと除いてといいますか、基本的には全体的に、1くくりに柵をする予定でございます。以上です。 295: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 296: ◯教育総務課長【下條博史君】 エアコンの設計なんですが、前回、設計してくださった業者さんとちょっと1回相談してみたんですが、9月補正予算に来年度の9月補正予算に間に合うというのが一番最善だというお話だったので、来年の6月には設計を終えて、9月の補正予算には間に合わせたいというのが現時点での予想です。以上です。 297: ◯議長【根岸ゆき子君】 羽根議員。 298: ◯1番【羽根かほる君】 すみません、さっきの東大の質問なんですけど、各1つの建物のことじゃなくて、幾つか建物があるから、それを全部柵をするのかという質問だったのでそれが1つと、あとエアコンの件なんですけれども、そうすると、補正、補正でしなくてはいけないという、9月の補正ということですよね。予算には入れられないという、タイミング的に難しいということなのか、ちょっと確認させてください。以上です。 299: ◯議長【根岸ゆき子君】 施設再編課長。 300: ◯施設再編課長【大谷 徹君】 失礼いたしました。建物についてですけれども、正門、入ってすぐまず、一番目立つ学生宿舎から、多くの生産物加工室にかけてのところで、いわゆるよく目立つ劣化している施設を全体的に包含的に柵をすると、あと一番突き当たりの1段上がったところにある管理舎というちょっとモダンな建物、こちら、まとめて柵をするということで、ほかの例えば、今倉庫として使っている実験室ですとか、温室等はすぐに崩れ落ちるような状況ではないと考えられますので、そちらは柵はしないという状況でございます。以上です。 301: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 302: ◯教育総務課長【下條博史君】 時期なんですが、ここで補正予算、ご承認いただけたと仮定して、これからやっぱり金額的にどうしても入札にならざるを得ないですね。  来年度の当初予算というのは今予算編成作業中なんですが、ここには到底間に合わないだろうということで、逆に9月補正ではなくて、来年度の6月補正に間に合わないかという相談をしたんですが、どうしても厳しいということのご返答をいただいたので、現時点では9月補正を目指しているということになります。以上です。 303: ◯1番【羽根かほる君】 結構です。 304: ◯議長【根岸ゆき子君】 小笠原議員。 305: ◯6番【小笠原陶子君】 15ページの防犯対策事業の修繕料87万2,000円、防犯灯ということなんですけど、これは何か所ぐらい修繕なさっているのか伺います。  それから、21ページの真ん中どころの狭あい道路等拡幅整備事業は、土地購入費等補助金は減っている分がちょうど何か工事費になっていて、これ、何メートルぐらいの幅でどのような、何か所、多分1か所かなと思うんですけど、どういう状況なのかちょっと詳しくお知らせください。
     それと、非常に金額は少ないんですけど、その下の公園等維持管理運営経費の土地購入費って、どこの土地をどのように買ったのかなというのを教えてください。それだけです。 306: ◯議長【根岸ゆき子君】 防災安全課長。 307: ◯防災安全課長【西山哲也君】 防犯対策事業の修繕料なんですけれども、今回、4か所ということで予定をしております。  これは、緊急的なものになりまして、強風によってポールが倒れてしまって、それの修繕ですとか、あと今民地にポールを立てさせていただいているという防犯灯があるんですけれども、どうしても相続が発生したりということで、移設の依頼とかというのが、ちょっと数件ここで出てきたものがありますので、ここで緊急的な対応ということでやらせていただいているような状況になります。以上です。 308: ◯議長【根岸ゆき子君】 都市部長。 309: ◯都市部長【宮嶋智也君】 21ページの狭あい道路事業ですね。こちらについては、建築基準法の中で、4メートルに満たない道路沿いに家を建てるときに、道路の中心から、お互いに2メートルずつ下がると将来的に4メートルになるので、その中心から2メートル分を、いわゆるセットバックと呼びますけど、下がって、そこを、町が買い取ったり、あとはブロック塀とかがあったら補償、植木とかもそうですね、補償を出したりと。その後に町が工事をするというような内容です。  今回、ここで、工事費500万、増額させていただいているのは今5か所見込んでいます。その5か所はもう協議が始まっているので5か所なんですけれども、ただ、1か所幾らという話になると、平らな場所もありますし、例えば道路のほうが高くて、宅地が低ければ、道路にするためには、下がってもらった場所に壁を立てるなど、工事費は、必ずしも平均して幾らというのはちょっと出せないんですけれども、今回は5件で500万を増額させていただきたいと思っています。  そして、あと公園ですね。同じ21ページ、公園の土地購入、こちらは、せせらぎ公園になります。せせらぎ公園、公園自体今、借地で、年間で、借地料を払ってやっていますけれども、その中の一部の土地で相続が発生することになりまして、相続人がいない方ということで、弁護士さんが財産の管理人ということで入ったということで、町と購入について交渉をしてきました。  その結果、評価額に近い金額で売っていただけるということで、ここで額は少ないですけど、7,000円ということで補正をさせていただくものです。 310: ◯議長【根岸ゆき子君】 小笠原議員。 311: ◯6番【小笠原陶子君】 防犯灯は分かりました。相続で動かしてくれと言うんだったらしようがないなと思いますよね。  それで、せっかく説明するんだったら、そのせせらぎ公園の土地の広さはどのぐらいで、どの部分なのかをちょっとお知らせください。 312: ◯議長【根岸ゆき子君】 都市部長。 313: ◯都市部長【宮嶋智也君】 広さですね。 314: ◯6番【小笠原陶子君】 大体でいいよ。 315: ◯都市部長【宮嶋智也君】 おおよそですけど、約300平方メートルになります。場所としては、せせらぎ公園、皆さんご存じかと思うんですけど、木道を歩いていって、木道のかなり奥です。奥側の沿道になっている辺りの300平米というところですね。藤棚よりももうちょっと奥ぐらいですね。  実際に、地目がもともと畑の場所なので、評価額がかなり低いというのが現状です。 316: ◯6番【小笠原陶子君】 了解しました。 317: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 318: ◯5番【渡辺訓任君】 まず、全般的なことなんですが、今回、光熱費とか燃料代が、2,000万円、二千四、五百万円、合計すると計上されていると思うんですが、前回も光熱費が修正で計上されたことがあったと思うんですが、これで大体カバーしているのか、それとも、また、年度内、まだ増えそうなのか、その辺の見通しもちょっと教えていただきたいと思います。  それからあと、17ページです。  17ページ、百合が丘保育園の遊具を撤去されるということなんですが、これ、撤去された後、撤去したままにするのか、それともまた新しく、遊具をつけるのか、撤去の理由もちょっとお聞かせ願いたいんですが、その辺もちょっと将来どうするのかということも教えてください。  それからあと、同じく17ページなんですけど、子育て世帯、物価高騰対応生活支援給付金事業については、5,902万8,000円が計上されていますが、国庫支出金、財源のほうは、6,099万8,000円になっています。これ、結局、ここが合わないので、一般財源のほうが100万円減っているので、この辺の財源補正があったのであれば、どういう形の財源補正があったのかも、ちょっと教えていただきたいです。  それから、あと19ページで、先ほど予防接種事業で、風疹対策が600人が、実績237人だったんですけれども、これ、このままでいいのかなという。確かにコロナのことで大変だと思うんですが、今年度はこうとしても、これから何か対策を取られるのか、そこを1つ教えてください。  それからあと、23ページです。23ページの感染症対策等支援補助金、イメージとしては、これまでも、感染防止のための資材とか、そういうのを購入されていると思うんですが、今、ちょっと学校のほうで、午後から休校とか西中なんかが午後から休校とか、そういうのが少し増えているように聞いています。学級閉鎖も一色小でもあったのかな。  そういうことを考えると、現状、どうしても今、そういうことがあると、コロナだからというふうに言っちゃうんだけど、実際に、それ、本当にコロナなのかとか、その辺についても、ちょっとこれだけでいいのかなという、将来、今後これ、一旦冬休みなるんでしょうけれども、冬休み明け、対策、これでいいのか、この辺もちょっとお聞かせください。お願いします。 319: ◯議長【根岸ゆき子君】 財務課長。 320: ◯財務課長【須田泰弘君】 まずは、全般的な光熱水費のお話をさせていただきたいと思います。  現時点での見込みとしては、これで補正しなくて大丈夫と言える状況には組んでいるんですが、前回6月に補正をさせていただいたんですが、先ほど、生活環境課長からもお話があった、燃料調整費が、例えば6月の時点ですと、2.87円だったのが、今後1月になると、12.54円という形で、いわゆる6月から10円上がってくる。昨年は、マイナスだったんですね。この燃料調整費というのがマイナスだったのが、かなりプラスに上がってくるので、今後この燃料調整費等が上がってきてしまうと、現時点ではちょっと見込めていないので、3月等で補正が必要になる可能性があるということですが、現時点では、全ての施設、現時点の単価等と通常の利用であれば足り得る予算を組ませていただいております。  もう一点ちょっと飛ぶんですが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金について説明をさせていただきます。  こちらについては、6,456万円、歳入として持たせていただいております。  一方で、本補正予算で対応させていただいているのが、6,170万2,000円というような形になっております。  すなわち285万8,000円が浮いている状況なんですが、これまでの補正予算、1号補正から始まっているんですけど、そのときにかなり財政調整基金とかを入れて対応してきました。そちらのほうに充当させていただいて、主にはプレミアム商品券のほうの財政調整基金で充てていた部分を、こちらの交付金のほうで充当させていただいているという状況でございます。以上です。 321: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 322: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 17ページの百合が丘保育園の維持管理経費の遊具の撤去委託料のところですが、こちら、車型の遊具、子供たちが乗り込む遊具なんですけれども、経年劣化で、ひび割れですとか、ぐらつきが出ております。  施設再編のほうで、いろいろ建物などを見てもらったときに、こちらのほうも見てもらったときに、ちょっと危険ですねということで、すぐに使用を中止しました。これは10月の初旬頃なんですが、今使用を中止しておりまして、まずは撤去をさせていただきたいと思います。  それから、その後についてなんですが、来年度予算で、園のほうから雲梯をつけたいというふうなお話がちょっと出ているんですが、そういった別の遊具を今、来年度予算に向けて検討しているというふうな状況になっております。  それから、児童福祉総務費の国庫支出金のところ、こちらなんですが、今回の補正の中で充てさせていただいている国庫金のほかに、ページで言いますと11ページ、それから、13ページのところに、国庫と県費で、子ども・子育て支援交付金がございます。  この中に、子どもを守る地域ネットワーク機能強化事業という、今現在、既に実施している事業なんですが、この補助基準額の上限額が増になりましたので、この分、今回増額しております。ですので、その分が、一般財源、町で負担する額がその分減っているというふうな状況になっております。以上です。 323: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 324: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 19ページの予防接種の国庫返還金、風疹の抗体検査の関係になるんですけれども、先ほど申し上げたように、実績では237人というところなんですが、その後フォローといいますか、それなんですが、この制度自体が、限定されたもので、令和元年度からの限定事業になります。  対象者に対しては、令和元年と2年にそれぞれ対象は年齢分けてなんですが、それぞれ1回ダイレクトメールで、クーポン券を送って、これで受けてくださいということをやりました。そして、令和3年度には、改めて受けていなかった人全員に対して、また送っているというようなことで対応してきました。  ただ、対象者の中には、風疹の抗体は既に持っていたり、予防接種を独自で受けたりとか、いろんな方もいらっしゃるので、これ、抗体検査を受けていない人が全て、その可能性があるかというと、そうではないのかもしれないんですが、ただ、相当数は抗体がない方、いらっしゃると思いますので、ただ、国の時限制度の中でやっていますので、しかも、何度かダイレクトメールで受けていただけないところがありますので、今後も、ちょっと広報をどのような形でやっていくか、これ、やはり、ぜひ受けていただきたいと思っていますので、いろんな形で引き続き広報していきたいというふうに思います。 325: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 326: ◯教育総務課長【下條博史君】 23ページの小中学校等における感染症対策等支援補助金についてです。  議員のおっしゃるとおり、ここに来て、学級閉鎖がかなり相次いでいるという状況になっております。こちら、学校から傾向を伺うと、コロナの陽性者も、これはもう満遍なく、各学年各学級に出ているイメージです。それとは別に、風邪症状があるということで、自主的に抗原検査キットなどを使って検査はするんだけれども陰性だというお子さんも増えていて、本来コロナでの学級閉鎖だと5日ということで二宮は決めているんですが、今回は集団風邪という、要は陽性なのか陰性なのか分からない、基本的には陰性だということで、風邪のお子さんが10人ぐらい休んじゃっている学級なんかは、3日程度の学級閉鎖というような形にしているところです。  その中で、この補助金については学校長の裁量で使えるということで、例えば保健室に体調不良で来るお子さんが、接触しないようにパーティションを買ったりだとか、あとはタオルをすぐに小まめにきれいにできるように洗濯機を買ったりだとか、本当に学校が思い思いに感染対策のために使用しているような状況です。  今後の対策なんですけれども、やはりもう文部科学省ももうウィズコロナということにかじを切っていますので、やはり学校における基本的な感染対策と、こういった補助金を使っての感染対策、あとは子供と家庭に呼びかけるということで、しっかりやるべきことをやりながら学校は運営していくということを考えております。以上です。 327: ◯議長【根岸ゆき子君】 お諮りいたします。5時以降もこのまま会議を続けたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」との声あり) 328: ◯議長【根岸ゆき子君】 ご異議なしと認めます。このまま会議を続けます。 329: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 330: ◯5番【渡辺訓任君】 それで電気のことなんです。  1つは、費用のことも大きいなと思うんですけど、先ほどもエネルギーをどういうふうに減らしていくか、二酸化炭素の排出を減らしていくかとかね。そういうところから見ても、前提はこれまでどおりに電気を使う、エネルギーを使うということだと思うんですが、特に、町として節電だとか、省エネルギーに関して、これから進めていかれる、そういうことは検討されているんでしょうか。これが1つです。  それからあと、財源のことについてはよく分かりました。  それからあと、遊具のことですけれども、これは先生方というか園のほうで検討されて、それを令和5年度のほうに、当初予算に組んでいただけるという、そういうことでよろしいでしょうか。  それからあと、23ページの学校の感染症と決めつけられないんでしょうけど、これに関しては、状況が今よく分からないというのが本当の雰囲気かなと思って今伺っていたんですけど、そういう点で、例えば、抗原キットは前、1人2セットずつかな、そういうのを配付したことはあったと思うんですが、その辺については今、行き渡っているんでしょうか。以上。 331: ◯議長【根岸ゆき子君】 政策部長。 332: ◯政策部長【志賀道郎君】 電気代等の件なんですが、当然役場庁内では、ウォームビズですとか、あるいは空調の温度設定といったようなことはやってはいるんですが、今回施設関係ですので、どうしてもやっぱりそこに節電ということはなかなかお願いしづらいという部分がございます。以上です。 333: ◯議長【根岸ゆき子君】 子育て支援担当課長。 334: ◯子育て支援担当課長【小笠原純二君】 来年度予算に向けてということで、今あった車型の遊具のところなんですが、そこの場所にすぐ別のものをつけるというのはちょっとスペース的にできないというふうなこともありますので、再度園ともよくよく検討しながら、予算編成に向けて、こちらのほうとしては要望していきたいというふうに考えております。以上です。 335: ◯議長【根岸ゆき子君】 教育総務課長。 336: ◯教育総務課長【下條博史君】 抗原検査キットの件なんですが、この補助金、当然その抗原検査キットの購入にも充てられますので、以前、教育委員会のほうで、5校に意向確認をして、こちらで集団で調達して、学校に配った経緯などもございます。  そのときに製薬会社のほうも紹介させていただいて、今補助金のほうで、各学校の判断で購入している学校もあるやに思います。一方で、抗原検査は、各学校で子供がしているというのは確認しているようです。  ただ、しても陰性なんだということの報告を受けているということのほうが圧倒的に多いという状況です。以上です。 337: ◯議長【根岸ゆき子君】 おしまいですね。 338: ◯5番【渡辺訓任君】 はい。ありがとうございました。 339: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。3名。 340: ◯議長【根岸ゆき子君】 松崎議員。 341: ◯7番【松崎 健君】 では、賛成の立場で討論させていただきます。  新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金、額にしているのが一番大きいんですけれども、この使途は、今回はある程度の自由度がある中で、生活困窮者に目を向けて給付するということを評価したいと思う一方、今回の補正を通じて、明らかになったのは、いち早く方向性を示していれば、場合によっては出費する必要はなかったんじゃないかと思われる。例えば、温水プールですね。こちらについてもどうするのか方向性が決まっていないという中で、また新たに500万以上の出費があるということと、あと東大果樹園跡地も、安全性確保というのは大事なんですけれども、これももっと早く方向性をきちんと決めていれば、ちょっと中途半端な出費にはならなかったんじゃないかなと私は感じております。  そういった中でも、やっぱり困窮者に向けての給付ということで評価したいと思います。賛成です。 342: ◯議長【根岸ゆき子君】 大沼議員。 343: ◯12番【大沼英樹君】 議案第71号、一般会計補正予算に賛成の立場で討論をいたします。  物価高騰、生活支援のための事業について、根拠の説明を聞き、納得するとともに、必要な予算づけではないかと思います。  ただ、今年度は、橋梁補強、修繕などの予算が多くある中で、一般町道に対する予算が少なかったと記憶しています。  そのような中、あちこちで白線欠落や危険を感じる状態の道路もあり、今回の補正予算は目をつぶりますが、来年度予算にはしっかりと対応を願いたいと思います。  小中学校の空調設備整備に関しては、以前のような異常な高額予算とならないよう、設計段階から十分に注意し、速やかな施設整備となるよう努力を希望します。  最後に、よい取組であっても物には順序がありますし、信頼感を失えば、同じことでもイエスを取れないものだと思います。何度も注意がされてきたことだったと思いますが、記者発表並びに報道に際しては、情報の発信元として、議会軽視などと言われ、ずっこけないよう取り組んでいただきたいと思います。以上です。 344: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 345: ◯5番【渡辺訓任君】 私は、議案第71号、一般会計補正予算(第7号)について、賛成の立場から討論します。  本補正予算は、国の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用しつつ、子育て世帯に対する物価高騰対策、公共交通事業者、畜産業への支援などを中心にしているものと理解しています。  4つの点について指摘をしたいと思います。  第1に、物価高騰に対する対策については、子育て世帯としていますけれども、物価高騰の影響は全世帯、さらに後期高齢医療の負担が上がる世帯も多いので、こういう対策が焼け石に水になること、経済的支援が必要な一方で、取りこぼされる世帯が生まれることを大変心配しています。  全体の状況については、引き続き把握と対策を求めていきたいと思います。  それからあと、財政調整基金から繰入れするということも含めて、修繕、更新など、必要なところに対応しているということについては評価をしています。  それからあと、3点目です。光熱費については、やはり省エネルギーという観点からも、ぜひ、どういう形で抑えることができるかも引き続き検討いただければと思います。  それから、4点目になりますけれども、学校を含めて、新型コロナウイルス感染拡大、第8波と言われていますけれども、さらに現状の把握等が必要と思われますので、ぜひ力を注いでいただきたい、このように思います。以上の意見で討論といたします。 346: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、以上で、これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第71号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 347: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第71号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後5時20分から始めます。                                   午後5時00分 休憩  ────────────────────────────────────────────                                   午後5時20分 再開 348: ◯議長【根岸ゆき子君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  ────────────────────────────────────────────  日程第26 議案第72号 令和4年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)
    349: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第26「令和4年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第72号を議題といたします。 350: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 351: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 352: ◯町長【村田邦子君】 議案第72号の提案理由を説明いたします。  令和4年度二宮町国民健康保険特別会計補正予算(第3号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ170万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ30億1,394万9,000円とするものです。  内容につきましては、健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 353: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 354: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長より提案いたしました議案第72号についてご説明申し上げます。  事項別明細の説明をさせていただきます。  6ページ、7ページをお願いします。  歳入です。  県支出金です。県補助金、保険給付費等交付金、特別交付金の増は、国保システム改修費及び傷病手当金の増に関わるもので、補助率は10分の10です。  繰入金です。他会計繰入金、一般会計繰入金、国民健康保険未就学児均等割保険税繰入金の増は、繰入れ額の確定によるものです。  8ページ、9ページをお願いします。  歳出です。  総務費です。総務管理費、一般管理費、国民健康保険運営事務事業の増は、未就学児均等割保険税の国報告システムのシステム改修費用によるものです。  保険給付費です。傷病手当金、傷病手当金支給事業の増は、新型コロナウイルス感染症に感染した被保険者に対する傷病手当金の適用期間延長に伴い、申請件数が増加したため増額するものです。  国民健康保険事業費納付金です。  国民健康保険事業費納付金の減は、神奈川県への納付金額の確定によるものです。  諸支出金です。  償還金及び還付加算金、一般被保険者保険税還付金及び一般被保険者還付加算金の増は、5年間遡って国保の資格喪失をする世帯があったこと等に伴い増額するものです。  予備費です。本補正に伴い、285万9,000円を増額し、予備費総額を、5,823万7,000円とするものです。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 355: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。                   (「なし」との声あり) 356: ◯議長【根岸ゆき子君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。                   (「なし」との声あり) 357: ◯議長【根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第72号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 358: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第72号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第27 議案第73号 令和4年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号) 359: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第27「令和4年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第73号を議題といたします。 360: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 361: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 362: ◯町長【村田邦子君】 議案第73号の提案理由を説明いたします。  令和4年度二宮町後期高齢者医療特別会計補正予算(第3号)ですが、第1条において既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ、5,740万7,000円を減額し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ9億5,068万7,000円とするものです。  内容につきましては、健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 363: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 364: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長より提案いたしました議案第73号についてご説明申し上げます。  事項別明細の説明をさせていただきます。  6ページ、7ページをお願いします。  歳入です。  繰入金です。他会計繰入金、一般会計繰入金の保険基盤安定制度繰入金、後期高齢者医療広域連合医療費繰入金及び後期高齢者医療広域連合事務費繰入金の減は、いずれも繰入金の確定に伴うものです。  8ページ、9ページをお願いします。  歳出です。  後期高齢者医療広域連合納付金の医療給付費定率市町村負担金、市町村事務費負担金及び保険基盤安定制度拠出金の減は、広域連合への負担金額の確定によるものです。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 365: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。 366: ◯議長【根岸ゆき子君】 大沼議員。 367: ◯12番【大沼英樹君】 先ほど補正予算のほうでちょっと聞き忘れちゃったんですけど、この後期高齢特別医療の納付金が5,740万7,000円の減額のところなんですけど、これというのは例年の後期高齢者の医療費とか、あとは1人に対するその医療費とかというところの部分で、何か変化があってというところになるのか、ちょっと、例えばコロナの影響があってこうなっているんだとかということがあれば、ちょっと教えていただけますか。 368: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 369: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 医療費の推移につきましては国民健康保険も同じなんですけれども、令和2年度は、コロナによる診療控えということがあって、医療費が少なかった。3年度になりまして、やはりそこら辺が戻ってきたというふうな傾向は確かにございます。  今回のこちらの補正につきましては、先ほど一般会計のときでも申し上げたんですけど、精算の中での減額ということになりますので、また、全体的に医療費自体は、後期高齢者自体、加入者数が多くなっていますから、数字としてはだんだん多くなっていくのかというふうな傾向になるかと思います。以上です。 370: ◯議長【根岸ゆき子君】 大沼議員。 371: ◯12番【大沼英樹君】 今後多くなるであろうという見越した中で予算組みをしているけれども、そこまでは行っていないということで減額を補正するということで、そういう認識でよろしいですか。 372: ◯議長【根岸ゆき子君】 福祉保険課長。 373: ◯福祉保険課長【和田隆彦君】 あくまでちょっと見込みということで予算を立てさせていただいておりますので、年によっては、減額、逆に、納付金をもう少し払わなきゃいけないというような年もあるかと思います。  納付金自体は、ただ町だけで決めているんじゃなくて、県全体で決めていますので、県にも繰越金ですとか、そういったものによってもちょっと影響されるところございますので、ちょっと年度年度によって違ってくるというところをご了解いただければと思います。 374: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、これより討論に入ります。                   (「なし」との声あり) 375: ◯議長【根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第73号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 376: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第73号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第28 議案第74号 令和4年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第3号) 377: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第28「令和4年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第74号を議題といたします。 378: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 379: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 380: ◯町長【村田邦子君】 議案第74号の提案理由を説明いたします。  令和4年度二宮町介護保険特別会計補正予算(第3号)ですが、第1条において、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ2万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ29億1,736万3,000円とするものです。  内容につきましては、健康福祉部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 381: ◯議長【根岸ゆき子君】 健康福祉部長。 382: ◯健康福祉部長【松本幸生君】 ただいま町長より提案いたしました議案第74号についてご説明申し上げます。  6ページ、7ページをお願いします。  事項別明細の説明をさせていただきます。  歳入です。  国庫支出金です。国庫補助金、地域支援事業介護予防交付金の現年度分及び地域支援事業包括的支援等交付金の現年度分は、次の保険者機能強化推進交付金及び、介護保険保険者努力支援交付金の増に伴い、減額をするものです。  保険者機能強化推進交付金及び、介護保険保険者努力支援交付金は、交付金の内示に伴い増額をするものです。  システム改修費補助金は、介護保険指定機関等管理システム負担金の補正に関連して、システム改修費の2分の1が補助されるものです。  支払基金交付金です。支払基金交付金、地域支援事業支援交付金の現年度分は、介護保険保険者努力支援交付金の増に伴い、減額をするものです。  県支出金です。県補助金、地域支援事業介護予防交付金の現年度分及び、地域支援事業、包括的支援等交付金の現年度分は、保険者機能強化推進交付金及び介護保険保険者努力支援交付金の増に伴い、減額をするものです。  繰入金です。他会計繰入金、地域支援事業介護予防繰入金の現年度分及び、地域支援事業包括的支援等繰入金の現年度分は、保険者機能強化推進交付金及び介護保険保険者努力支援交付金の増に伴い、減額をするものです。  一般会計繰入金の事務費等繰入金は、介護保険指定機関等管理システム負担金の補正に関連して増額をするものです。  基金繰入金、介護給付費準備基金繰入金は、保険者機能強化推進交付金及び介護保険保険者努力支援交付金の増に伴い、減額をするものです。  8ページ、9ページをお願いします。  歳出です。  総務費です。総務管理費、一般管理費の介護保険運営事業は、介護報酬改定に伴い、システムの管理画面追加等の改修をするため、増額するものです。  地域支援事業費です。介護予防・生活支援サービス事業費から、その他諸費、審査支払い手数料までは、財源補正に伴うものです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 383: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。 384: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 385: ◯5番【渡辺訓任君】 7ページの歳入の保険者機能強化推進交付金と介護保険保険者努力支援交付金についてお伺いします。  これ、実際には何が頑張って評価されて、こういうふうな増額になったのか、それを教えてください。 386: ◯議長【根岸ゆき子君】 高齢介護課長。 387: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 ご質問についてお答えさせていただきます。  毎年、こちらの交付金に対する調査項目という部分につきましては、内容がちょっと変わってくるので、一概に比較ができないというところにはなるんですが、今回の傾向を見させていただきましたところ、新規の指標としまして、高齢者虐待に対する取組というような部分が追加されていた部分が、こちらとしてはポイントにつながったというような部分と、そのほか、今まで同じような項目はあったんですが、採点のほうが細分化されまして、より点数を、二宮町としては取りやすくなったというようなところで、ポイントにつながったというようなところでの増になっています。以上です。
    388: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 389: ◯5番【渡辺訓任君】 もし、具体的にこういうところがというのがあれば、教えていただければと思います。  それともう一つは、先ほど説明の中で、この交付金が増える一方で、別の県支出金とかが減らされちゃうのね。これ、何となく、頑張ったのに減らされるというのも、そういう仕組みになっているんですか。以上です。 390: ◯議長【根岸ゆき子君】 高齢介護課長。 391: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 歳入につきましては、それぞれ項目でパーセンテージが決まっているような形になりますので、それに沿って計算をさせていただくと、やはり同じ国庫補助金の中でも、増えればよそのところが減るというような形の計算方式になっています。以上です。 392: ◯議長【根岸ゆき子君】 渡辺議員。 393: ◯5番【渡辺訓任君】 あと、具体的に、こういうところは、町としては頑張っているよって。 394: ◯議長【根岸ゆき子君】 続けてどうぞ。 395: ◯高齢介護課長【田邊綾子君】 すみません。町として頑張っているところについては、この交付金の制度が始まった段階で、もう少し頑張ればというようなところですと、例えば、基準とか、方針などを整備していくと、ポイントが取れるというようなところがあったので、事務的なところでまず頑張れる部分を職員として頑張ってポイントを稼いでいるというようなところ。  そのほかにつきましては、先ほど言いましたように、世の中的に虐待防止というようなところであれば、そういったところの評価で今回つながったところは、そういう案件が上がってきたときに、同じ業種の事業者さんなどと情報を共有して、そういうことにならないようにというような再発防止というようなところでの、こちらからの指導というのもやっているというようなところが評価されたような次第になります。以上です。 396: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、これより討論に入ります。                   (「なし」との声あり) 397: ◯議長【根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第74号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 398: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第74号は原案のとおり可決されました。  ────────────────────────────────────────────  日程第29 議案第75号 令和4年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第3号) 399: ◯議長【根岸ゆき子君】 日程第29「令和4年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第3号)」町長提出議案第75号を議題といたします。 400: ◯議長【根岸ゆき子君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 401: ◯議長【根岸ゆき子君】 町長。 402: ◯町長【村田邦子君】 議案第75号の提案理由を説明いたします。  令和4年度二宮町下水道事業特別会計補正予算(第3号)ですが、第1条において、既定の歳入、規定の歳出予算の学校の区分及び当該区分ごとの金額、並びに補正後の金額を第1表、歳出予算補正のとおりとするものです。  内容につきましては、都市部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 403: ◯議長【根岸ゆき子君】 都市部長。 404: ◯都市部長【宮嶋智也君】 ただいま町長より提案いたしました議案第75号についてご説明申し上げます。  6ページ、7ページをお願いします。  事項別明細の説明をさせていただきます。  歳出です。  総務費の下水道総務費、施設管理費です。下水道施設管理経費の光熱水費は、マンホールポンプの稼働に伴う電気料の高騰により増額するものです。  酒匂川流域下水道維持管理負担金は、電気料の高騰により、二宮町の汚水を処理する流域処理場の処理費用が増加するため、増額するものです。  予備費です。本補正に伴い、602万5,000円を減額し、698万8,000円とするものです。  以上、よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 405: ◯議長【根岸ゆき子君】 これより質疑に入ります。 406: ◯議長【根岸ゆき子君】 小笠原議員。 407: ◯6番【小笠原陶子君】 歳出の下水道施設管理経費の光熱水費の18万8,000円というのはポンプ場のところの電気代ということでしょうか、確認です。 408: ◯議長【根岸ゆき子君】 下水道課長。 409: ◯下水道課長【石原慎也君】 恐らくポンプ場と言われているのは川匂のポンプ場のことだと思うんですけれども、こちらの光熱水費につきましては、マンホールポンプということで、自然勾配で本管に流れない地域、地区のところに関しては、一旦マンホールに溜めながら、そこでポンプで本管のほうに上げていると、そこのマンホールポンプの電気料ということになります。以上です。 410: ◯議長【根岸ゆき子君】 よろしいですか。 411: ◯6番【小笠原陶子君】 了解です。 412: ◯議長【根岸ゆき子君】 では、これより討論に入ります。                   (「なし」との声あり) 413: ◯議長【根岸ゆき子君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第75号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                    (賛成者起立) 414: ◯議長【根岸ゆき子君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第75号は原案のとおり可決されました。  ──────────────────────────────────────────── 415: ◯議長【根岸ゆき子君】 これをもちまして本日の日程は全て終了いたしました。本日はこれにて散会といたします。  次回の本会議は、12月20日火曜日午前9時30分より開催いたします。  なお、明日12月16日金曜日は、午前9時30分より常任委員会が開催されますので、よろしくお願いいたします。                                   午後5時41分 散会 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...