二宮町議会 > 2020-03-14 >
令和2年第1回(3月)定例会(第14日目) 名簿
令和2年第1回(3月)定例会(第14日目) 本文

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  1. 二宮町議会 2020-03-14
    令和2年第1回(3月)定例会(第14日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2020-06-14
    ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 会議の状況                     午前9時30分 開議 ◯議長【野地洋正君】 皆様、おはようございます。  ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。  議会だより掲載のため写真撮影を行いますので、ご了承ください。また、本日、手話通訳を導入しますので、手話通訳者が議場内におりますことをご了承ください。手話通訳者が通訳できますよう、質問及び答弁はゆっくり、そしてはっきりお話しくださいますようお願いいたします。質疑応答時間が長時間となる場合には、途中で休憩を入れさせていただくことをご了承ください。  日程に入る前ですが、今回の新型コロナウイルスに対して、町でも異例の予防措置をとることとなりました。対応について町長より説明を求めたいと思いますので、ご了承ください。 2 ◯議長【野地洋正君】 町長。 3 ◯町長【村田邦子君】 それでは、おはようございます。お時間を少しいただきたいと思います。  新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐためということで、先週末、安倍首相のほうから全国の小中高と、あと特別支援学校の臨時休校をしなさいということで要請がありました。  それを受けまして、神奈川県の教育委員会文部科学省からも要請が示されまして、急遽、二宮町におきましても、先週末、二宮町教育委員会と校長会との協議の結果をもちまして、本日3月2日から3月25日の水曜日まで、町内全ての小中学校の一斉の臨時休校をいたしております。大変急な事態でありまして、保護者を初めお子さん、児童の皆様は大変混乱をされていると思います。  そしてまた、昼間、お仕事などでご自宅にいらっしゃらないご家庭の方、大変ご不安に思ってらっしゃると思っておりますが、二宮町といたしましては、学童保育のほうは民間の中里キッズクラブを含めまして、全ての学童クラブのほう、夏休みなどの長期休養と同じように、朝7時半から本日から開所しております。また、学校のほう、一斉休校ということですけれども、支援級などに通われているお子さんにつきましても、各学校の対応になりますけど、対応を配慮してまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。詳細につきましては、各学校、そして各学童にお問い合わせをそれぞれいただきたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  そしてまた、保育園のほうは、町立のほうも民間のほうも全て開園をしております。しかし、幼稚園のほうなんですが、私立の町内の幼稚園におきましては、それぞれ対応が異なっておりますので、それぞれの通われている園のほうにお問い合わせのほう、お願いしたいと思います。  その他、さまざまなイベント等も中止になっておりますが、本日、一応3月2日から3月16日まで町の公共施設のほうも閉鎖、閉館ということで閉めさせていただいております。さまざまに急な対応ということでご迷惑をおかけしていると思いますが、ここ一、二週間が感染の拡大を防ぐためには大変重要だとも言われております。ニュースなどでも、日々、県内でも感染者の方も増えておりますし、お亡くなりになられている方も残念ながらいらっしゃるという状況でございます。町民の皆様にも大変ご迷惑をおかけしておりますが、これ以上、感染の拡大を防ぐという意味で、ご協力、ご理解のほどをお願い申し上げたいと思います。よろしくお願い申し上げます。  また、随時、今後、さまざまに状況も変化していくと思いますが、逐次、皆様のほうには正しい情報を速やかにしっかりと発信させていただきたいと思います。何とぞよろしくお願い申し上げます。お時間をいただきましてありがとうございます。    ────────────────────────────────    日程第1 一般質問 4 ◯議長【野地洋正君】 日程第1「一般質問」を行います。  通告順に従い、これより質問を許可します。 5 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。             〔4番(二宮節子君)登壇〕
    6 ◯4番【二宮節子君】 皆様、おはようございます。私は公明党の二宮節子です。よろしくお願いいたします。  それでは、議長の許可を得ましたので、質問に入らせていただきます。  二宮町高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画が村田町長主導のもと、2018年度から2020年度までの3年間で実施され、最終年度となっております。令和2年度二宮町施政方針の中に、次の計画に向けての調査や分析を今後実施することは明らかになっておりますが、2025年に向けて、今の7期、次の8期、9期は大変重要な3年単位の施策となります。団塊の世代が75歳以上となる2025年をめどに、高齢化は進展の早さから高齢化率の高さが問題となり、厚生労働省では、2002年の状況で要介護者の2分の1に認知症の影響が認められているとしていますが、今後は急速に認知症高齢者が増加すると見解を示しております。  二宮町でも既に6期計画の課題の中に、後期高齢者の割合が高くなりつつある中、地域には認知症のリスクを抱えた高齢者の姿がうかがえますと、将来は予測できる内容がありました。  今以上に住みなれた地域で安心して生活でるよう、新オレンジプラン、7つの施策を中心に、第7期には町はどのように動いてきたのか、対応状況や今後について伺います。  1点目に、早期診断、早期対応の支援体制はこの期間でどのように深めてきたのかです。この内容には、課題として他職種連携が含まれます。また、診断に行くということは、単独世帯や高齢化のご夫婦ではなかなか判断が難しいと思いますが、このことも踏まえての支援体制について伺います。  2点目に、認知症地域支援推進員の配備状況についてです。認知症地域支援推進員は3つの内容に分かれています。1つは、医療、介護等の支援ネットワーク構築、2つ目は、認知症対応力向上のための支援、3つ目は、相談支援、支援体制の構築です。地域社会で自分らしく暮らすためにはとても重要な支援の内容ですので、配備状況について伺います。  3点目に、認知症によるひきこもりの対応です。認知症を発症した場合、介護が要支援1の方でも外に出たがらなくなることがあります。この場合は、家族以外の第三者の役割が重要となりますが、現在の町の対応について伺います。  4点目に、認知症による徘徊の可能性がある高齢者を対象とした賠償責任保険の助成制度の導入についてです。これは、徘徊高齢者とその家族に対する支援として、日常生活において偶然の事故により第三者に損傷を負わせるなどして損害賠償責任を負った場合に、これを保障する損害賠償保険で、民間保険を活用しています。この保険が強く意識されるようになったのは、2007年12月、家族が目を離したすきに、要介護度4の認知症の患者、91歳が線路内に立ち入って電車にはねられて亡くなり、振りかえ輸送代720万円を家族に求められた件からです。今では多くの自治体が助成をしておりますが、今後の町の考えを伺います。  以上、よろしくお願いいたします。 7 ◯議長【野地洋正君】 健康福祉部長。 8 ◯健康福祉部長【松本幸生君】 それでは、二宮議員の一般質問について、要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨1の早期診断、早期対応の支援体制は、この期間でどのように深めてきたのかについてです。  二宮町高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画は、平成30年度から令和2年度までの3年間とし、2025年問題と言われ、団塊の世代が75歳になる令和7年度を見据え、中長期的な視野に立ち、町の実情に応じた地域包括ケアシステムの方向性を示しています。  計画は5項目の基本目標を掲げ、基本目標4の中に、認知症施策の推進の具体的な取り組みを盛り込んでいます。  認知症の早期診断、早期対応については、従来より地域包括支援センター「なのはな」の総合相談の中でも対応はしていますが、平成30年4月より、認知症初期集中支援チームを設置し、認知症高齢者への対応を強化しました。  認知症初期集中支援チームは、認知症になっても本人の意思が尊重され、できる限り住みなれた地域のよい環境で暮らし続けるために、認知症サポート医や看護師、社会福祉士といった保健福祉の専門職のチームにより、おおむね6カ月以内の一定期間、集中して早期診断、早期対応に向けた支援を行っています。  さらに、平成30年度の取り組みとして、認知症ケアパス、認知症あんしんガイドブックの作成、認知症カフェ等があります。  認知症ケアパスは、発生の予防から人生の最終段階まで認知症の進行状況に合わせ、いつ、どこで、どのような医療、介護サービスを受ければよいかを標準的に示した道しるべです。  あわせて、町の認知症に関する詳細な情報をまとめた認知症あんしんガイドブックを配布し、相談の際にも活用しています。  認知症カフェは、認知症の方やその家族だけでなく、誰でも自由に出入りができるもので、地域の方や社会福祉士等の専門職と介護や暮らし、今後の生活など、気軽に相談やおしゃべりができる場として、にのにんカフェと称し、町内3カ所でモデル的に実施しました。  にのにんとは、二宮町のにの、にんは、認知症のにん、人間のにん、任せ合うのにん、認め合うのにんで、認知症の方やその周りの方たちも安心して暮らせる町にしたいという思いが込められています。  令和元年度は、にのにんカフェを百合が丘商店街にあるコミュナルダイニングと、二宮駅近くのオペラガーデン湘南・二宮で、毎月1回ずつ定例的に開催しています。  ほかにも、認知症を含めた高齢者見守りチェックシートを地域包括支援センターで作成し配布するとともに、社協だよりにも掲載し、早期発見、早期対応に役立てています。  次に、要旨2の認知症地域支援推進員の配備状況についてです。  町では平成30年度に、地域包括支援センターに1名を配置しました。認知症地域支援推進員は、かかりつけ医や認知症サポート医、介護事業者、民生委員など、地域の支援にかかわる関係者の連携づくりや、認知症ケアパスの作成、活用の促進、認知症カフェを活用した取り組み、認知症の方や家族への相談に対する対応など、さまざまな役割を担っています。  続いて、要旨3の認知症によるひきこもりの対応についてです。  認知症があり、家庭内に引きこもってしまう場合は、特に家族等の介護者の負担が大きいと言えます。認知症の症状があり、認知症の疑いはあるが、かかりつけ医もなく、認知症の診断がされていない場合は、認知症初期集中支援チームで、認知症サポート医の助言を受けながら医療受診につなげます。  かかりつけ医はいるものの介護サービスを使わず、家族だけで家庭内で介護をされている場合は、介護認定の申請手続を支援し、認定結果により適切な介護サービスが利用できるようケアマネジャーと相談しながら、ご本人の意向を尊重しつつ、家族の介護負担の軽減を図ります。  このように、ひきこもりの方の情報が得られれば、対応策を考え、支援につながりますが、ひきこもりの方の支援にはご家族や身内、民生委員など、地域の方からの情報や相談が重要であると考えます。  地域包括支援センターには、認知症の症状が進行し、家族が限界を感じてから相談される場合もあります。何かおかしい、気になるなど心配な方がいたら、認知症ケアパスや高齢者見守りチェックシートなどを活用し、早目に相談していただくことが大切です。  介護者の方は、1人で悩み、抱え込まないためにも、にのにんカフェや介護者の集いも開催していますので、まずは介護者が気軽に参加し、介護者同士の交流を図り、必要なときに専門家のアドバイスを受けながら、徐々に本人と一緒に参加できるよう、そのような場となるよう継続して取り組んでいきます。  次に、要旨4の認知症による徘徊の可能性がある高齢者を対象とした賠償責任保険の助成制度の導入についてです。  他市町村の取り組みについて、県内では3市が導入し、全国でも40程度の市町村が実施している状況です。  賠償責任保険は個人が加入していただく民間の保険制度ではありますが、今後、認知症高齢者の増加が見込まれる中で、保険の活用についての周知や助成制度等について、他の自治体の取り組み状況を参考に研究していきたいと思います。  以上です。 9 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 10 ◯4番【二宮節子君】 この間、今、部長の話の中にもありましたけれども、認知症初期集中支援チームを始めまして、ケアパスとかガイドブック、認知症カフェまで、新オレンジプランに準じて環境の整備ができていることには大変安心できるところであります。  最後に、にのにんカフェの命名内容まで本当に大変寄り添った内容まで説明をいただきました。  ただ、答弁内容は、同居のご家族がいらっしゃると思われます内容が本当に多くありますが、今後は、二宮町でも単独世帯が大変多くなることも予想されますので、そのことにも注視いたしまして再質問をさせていただきます。  今、名前が挙がりました整備をいたしましたという認知症あんしんガイドブック、私も見させていただきました。かなりの厚みで、大変詳しく今後の対応が書いてあり、安心できるものではありますけれども、ここにたどり着くまでの間が非常に重要ではないかなと思っております。窓口に行きます、ガイドブックをもらいます、はい、行くというのは、ここにたどり着くまで認知症と意識するというのは大変なことなんですよね。これは、ご家族が身内の方のことを認識するということも大変なことですし、また、ご本人はご自身で認識するというのはそれ以上に大変なことだと思っております。  今後、認知症を心配する年代の方は、ご自身も含めまして、パソコンができる方が大変多い年代なってくると思うんですけれども、気づきを促すための方法といたしまして、簡易認知症検査を私、平成27年3月の一般質問でも提案しておりますが、ホームページに載せるのを検討するというお返事のままアップされていませんけれども、やはりご家族、ご本人が気軽に、誰にも見られずに、こういうことで少し気づきの1点になるのには、こういう検索画面が二宮町でもあったほうがよろしいと思いますけれども、27年から大分待ちましたが、簡単に検索でき、こういうのが町にもあるんだというようなアップというのは今後できますでしょうか伺います。 11 ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 12 ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 早速、ホームページのほうは取り組みを始めたいと思います。ホームページにアップする際には、やはり議員さんがおっしゃったように、見やすいものがよろしいかと思いますので、今もほかの認知症の施策につきましてはホームページに載せているんですけれども、トップページから組織で高齢介護課から入っていただく形と、それから認知症の取り組みということで検索をしていただいても、そこのところに行くようになりますので、そこの項目の1つに、きちんとチェックシートということで、幾つも開いていかないとわからないというよりも、項目としてチェックシートの項目を1つ新たにつけるように検討していきたいと思っています。 13 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 14 ◯4番【二宮節子君】 年をとりますと、記憶力も低下し、物事も思い出せなくなってしまうのは避けられないものなんですけれども、異変に気づくということこそ早期発見につながると思います。一番見やすい方法で、最後、周りの市町、かなりアップされておりますので、二宮町は後からだけれども、見やすいよというようなことをぜひ早急にお願いいたします。  次ですが、認知症の症状であるとわかった場合なんですけれども、ご家族がいる方への町の対応はいろいろ今説明もいただいたんですが、現在、高齢のおひとり暮らしの方の対応など、どうしたらよいかというお声をいただくんですね。お一人で暮らしております。ただ、ご近所の方が、今までとかなり違うんだけれども、これはどこへ相談したほうがいいんだろうか、個人情報保護法がとても心配で、何か根掘り葉掘り聞かれるのが嫌だというお声がかなり町の中であるんですけれども、第三者の方が、そういう方を心配して町に相談した場合、担当の方はどのような動きになるのでしょうか。住所、お名前、電話番号、全部聞かれるのは本当は嫌なのよと言うんですけれども、ご近所の力というのは大変必要になると思いますが、窓口対応、電話対応について伺わせていただきます。 15 ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 16 ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 情報をお寄せいただくことが非常に重要だと思っております。実際に、ご本人が第三者の方に相談をする場合、一番多いのは民生委員さんですとか、あとは近所の方、それから知人、友人、いろんな方が情報を寄せてくださるんですけれども、その際に、中にはやはり、自分が相談したということを知らせないでくださいということのご相談もありますので、もちろん、そこは情報をいただいた時点で、結果のほうをお返しすることはありましても、誰から相談を受けたということはなく、その方の状況を教えていただければ、その状況に合わせて、今までのいろいろなかかわりとかもございますので、そういった過去の情報もきちんと調べた上で、この方にとってどのようなアプローチが一番いいのかということを地域包括支援センターと、あと町のほうでも一緒になって考えて、一番いい最善策を考えてアプローチしています。  相談をしていく中で、ご本人様が窓口というのはなかなか厳しいと思いますので、まずはお電話であったり、訪問であったり、それから健診情報なんかも非常に有効であったりしますので、保健センターでやっています特定健診ですとか、後期高齢者の健康診査の状況なんかも、それをもとにきっかけにして、相談があったからではなくて、最近どうですかみたいな形でアプローチしていくことなど、いろいろ工夫をして取り組んでいるところでございますので、ぜひ情報を教えていただければ動くことができますので、情報をお寄せいただければと思います。 17 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 18 ◯4番【二宮節子君】 本当に家族以外の相談体制が必要と思うんですけれども、今後、みんなで健康で二宮町で最後まで生きていくために、こういう情報、課長が今ご答弁いただいたように、気軽にお寄せくださいというんですけれども、今後、こういう情報はとても重要になるんですけれども、ご近所で相談してみたいという、ご本人以外が相談してもいいですよという内容だと思うんですが、周知はうまい言葉でなさるものでしょうか。二宮町全部で、ワンチームで健康の町にしていくためにみたいな、そういう内容だと思うんですけれども、やはり町から発信がないと安心して事が進まないということがあるんですよね。今後、そういう言葉というのは発信はできますでしょうか。 19 ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 20 ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 現在も民生委員さん方には、そういった情報がありましたらということでお願いとかはしておりますけれども、それ以外の方につきましては、今、地域の通いの場なんかもうまく利用いたしまして、包括支援センターのほうからも出前講座等で、もちろん認知症のテーマであったり、いろんなテーマで行っているんですけれども、そういったところで、とにかく誰かがちょっと情報を、通いの場でも世間話の中でも、気軽に話をしている中で、それって、町とか地域包括支援センターに相談したらどうという、そういう一言が出るように、行った先ではできますので、発信の仕方ですか、そういうところは、あらゆる機会を捉えて発信していきたいと思っています。 21 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 22 ◯4番【二宮節子君】 この発信の仕方、私、ほかの件で秋田市役所に行きましたときに、漫画をものすごく使っているんですね。やはりトップダウンで、漫画が人の心に入るのが早いのではないかということで、必ず漫画を使っているんですね。ですから、あの方が心配だから、私が「なのはな」に相談してみようという4コマ漫画ぐらいができたらいいなという提案なんですけれども、気負わないで、みんなで健康に気をつけていきましょうという内容は、ぜひ今後もお願いいたします。  それでは、次の質問なんですけれども、認知症地域支援推進員についてなんですが、現在、お一人いるということなんですが、お一人というのは、仕事の内容見ますと寄り添いながら話を伺う内容もありますし、そこでは時間が必要ではないかということと、ほかにも仕事内容というのは多岐に及んでいるんですね。活動の対象は、医療や福祉関係にとどまらず、商店街で認知症の理解を促進してみたり、コンタクトをとる機関は、外に出て複数あると感じておりますけれども、現状、やはり仕事量が多いことから、1つの市町村に複数の推進が配備されているという場合が増えてきておるんですけれども、今後、認知症が増える時代に当たりまして、現在のお1人でいいのかなというふうに心配しているんですが、今後、これぐらいの認知症の方が増えてきたら1人では無理かなと思っているとか、また、そういう育成方法につきまして、現在、お考えがありましたらお伺いいたします。 23 ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 24 ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 認知症地域支援推進員、1名配備ということなんですけれども、実際に、ほかの職員も認知症地域支援推進員の研修は受けているんですね。ただ、体制としては1名の体制で、でも、相談とか事業につきましては、ほかの職員も一緒になって動いています。その地域支援推進員を中心としてというような形で、何名体制ですかと言われますと1名体制ですというふうにはお答えするんですけれども、実際には、地域包括支援センター職員が一体となって全体で取り組んでいるような状況になります。 25 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 26 ◯4番【二宮節子君】 見方はいろいろあると思うんですけれども、地域包括に1名、現在配置しているが、このお仕事もやってくださるということなんですが、そうしますと、地域包括のお仕事とはまた別に、認知症地域推進員の方のお仕事が別にあると思うんですけれども、この方は両方、現状やっているということなんでしょうか。 27 ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 28 ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 認知症地域支援推進員もほかの業務をやりつつ、認知症の事業については中心となって動いておりますので、包括支援センター職員そのものが専属というよりは、ケアマネジャーのケアプランを作成したり、ほかのいろんな事業をやりながら相談支援を行っているような状況です。 29 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 30 ◯4番【二宮節子君】 他の市町でも、こういうダブルのお仕事というのは確かにあるんですけれども、その中でも、やはり先ほども申し上げたように、だんだん人も増えてきているということなんですが、細かい打ち合わせ、また外に出てのいろんな認知症の理解を得るということで、町の情報把握というのが、同じチームですからできると思いますけれども、会議とか、その回数とか、とても重要だと思うんですが、これは年に何回とか月に何回とか、認知症地域支援推進員の方が中心となって、ほかの連携はどのような方法で行われているのでしょうか。 31 ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 32 ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 まずは、毎朝のミーティングを行っています。それから、年度初めに、今年度、認知症の事業をどのようにするかという打ち合わせを全体で行います。細かいところにつきましては、事業の前に、必要な職員で打ち合わせをします。それから、定例的な打ち合わせといたしましては、先ほども申し上げました認知症初期集中支援事業の中で、そこはもう定例で4回、年4回ということで位置づけをしまして、医師、お医者さんですとか、包括支援センター、町職員、平塚保健福祉事務所の認知症の担当の方ですとか、そういった方で日程を決めさせていただいています。あとは随時行っているような状況です。 33 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 34 ◯4番【二宮節子君】 かなり連携は現状はとれているということなんですけれども、二宮町でお1人が扱える件数というのはあると思うんですけれども、今後、件数とか認知症の方の割合が増えたら増やすというか、別格にチームをつくるということは現状は何か今考えられているのか、よろしくお願いします。 35 ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 36 ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 当然増えていくことは予測はされますけれども、まずは、今いる職員で認知症支援推進員の研修を受けた者はほかにもおりますので、本当に全員でといいますか、皆さんで連携しながら、まずは進めていくようなことを考えています。 37 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 38 ◯4番【二宮節子君】 前々からこういう構想があって、いろいろなことがスタートすると思います。現状、国のほうも認知症にはさらに力を入れていくということなんですね。  というのは、認知症の方が社会に出ましたときの受け入れ体制とか、そういうのにいろんな努力が行政としても必要ということで、今後、認知症の方を受け入れる社会づくりというのがまた国からいろいろ出てくると思いますけれども、そのときには、認知症地域支援推進員の方のお仕事が大変重要になると思います。病院関係と連携をとるだけではなくて、私が見たところによると、15も16も連携をとって初めてこういう支援推進員の方のお仕事が成り立っているのかなと思いますので、外に出るということも大変必要ではないかと思うんですが、地域支援推進員の方、病状とか、年1回とか打ち合わせのほかに、何か町の中でやっている認知症理解のためのお仕事というのは、現状、二宮町ではあるのでしょうか。 39 ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 40 ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 まずは、認知症のキャラバンメイトとしてサポーター養成講座を地域の中で多くの、例えば小中高ですとか、学校ですとか、金融機関ですとか、いろんな団体から要請されれば行きますし、あとは、今年度も地域の通いの場でも取り組んでおりますけれども、来年度はもうちょっと多く、サポーター養成講座を受講された方を増やしていきたいなというふうには考えています。  包括支援センターの職員は、中にはほとんどおりませんので、本当に1名ぐらいが電話対応で残っておりまして、あとは外に出ていろいろ、もちろん訪問活動もしておりますけれども、普及啓発で動いたりですとか、いろんな形で取り組んでおります。 41 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 42 ◯4番【二宮節子君】 本当にサポーター養成講座、どこの市町でも載っておりました。そのほかに、社会に理解をいただくために、認知症の理解を広めるといういろいろなお仕事もございましたので、今後、ケアパスの作成、本当にたくさんのお仕事があると思ったんですね。ケアパスの作成、ご本人との対話、ご家族の理解とか、今後もし人数が増えるときのために、二宮町でもその見通しを立てていっていただきたいなと思いますので、よろしくお願いいたします。  次に、ひきこもりの方の対応なんですけれども、先ほども部長のご答弁で、情報が得られれば必要な支援に結びつくという、ここがものすごく重要なんですよね。  認知症の方ばかりではないんですけれども、1つの例を聞いていただきたいと思います。先ほど言いました秋田県の藤里方式というのが今注目されているんですね。どのような内容かということは、今、ひきこもりというのは、若年世代から多く、長期化、高齢化していると。そこで、藤里町では、あなたの家にひきこもりはいますかと訪問時に質問しても、それは、家族の方は素直に回答しづらいことに気がついたと。それで、町としてそういう方、年代に合わせて、こういう事業を考えていますよという、あなたの家にそれを利用できそうな人はいますかという、かえって、町がその方に合う施策を持ちまして訪問いたしまして、個人、家庭、社会の接点を持っていったという、大変これは日本でも成功している例だということなんですね。これを総称しまして、マイルドなおせっかいとして、成功事例としていろいろなところで行っております。  この町、大変小さな町なんですけれども、何と9%の方が引きこもっていたということで、大変人数的には多くなります。その中でも、ちょっと話としては外れますが、生活保護の方が大多数であった。認知症の方もいれば、本当に若い方もいらした。  そこで、1人の女性職員の方が各家庭をこのような事例を持って回りましたところ、何とその方の全員が自分の事例はどこに相談をしていいのかわからず、ただただ引きこもってしまったということなんですね。  ですから、前段の支援員さんとも重なると思いますけれども、スキルを持って訪問することも早期発見につながりますということなんです。  今回、私の質問は認知症ということなんですけれども、内閣府の調査によりますと、ひきこもり全体の人口、若い世代も含めれば全国で200万人以上いるのではないかと指摘されているわけです。今回、認知症の方をいかに孤立させないための整備についての質問ではありますが、このような整備は、ほかの困難を抱える方にも1つの方法になり得ると思うんですね。  地域包括支援センターを傘下に持つ部長に対応を伺いたいと思いますけれども、今後、こういうようなマイルドなおせっかいというのはいかがでしょうね。お考えとしては持っていっていただきたいなと思いますが、情報収集、待っているばかりでは完璧なことはできないと思います。こういうのが必要かと思いますが、部長のお考えをお伺いいたします。 43 ◯議長【野地洋正君】 健康福祉部長。 44 ◯健康福祉部長【松本幸生君】 今、秋田県の藤里町の例を挙げていただきました。こちらは結構、注目されていて、社協の会長さんですか、その方が非常に積極的にそういう働きかけをしていったということで伺っています。  町の状況ですとか地域環境とか人口規模、いろいろ違いがあるので、一概に同じような形がとれるかどうかというのはまたあれなんですけれども、藤里町では自治会ですとか民生委員さん、PTA、そういったいろんなネットワークを活用されて、まず情報収集を行ったというふうに伺っていますので、二宮町でも今年度、ひきこもりの方の相談機関、県とかいろんなところで専門の相談がありますので、それの一覧、相談窓口の一覧をパンフレットを作成させていただきました。それをすぐに民生委員さんにお渡ししたりして情報提供して、地域でそういったひきこもりの方とか、悩んでおられる方があったら、そういった資料をお渡ししたり、もしくは町のほうに情報提供をということでお話をさせていただいているようなところです。  状況把握がまずできれば、やはりこちらから出かけていく、特に認知症の可能性がある高齢者ということであれば、地域包括支援センターですとか、先ほどの初期集中支援チームの動きとか、そういったことにつなげることができますので、まずは、どうやって情報を収集していくか。その上で、集まってくれれば、やはりこちらからの動きというのはいろんな角度でできると思いますので、そこは今後、取り組んでいきたいと思います。  ただ、これが非常にデリケートな問題といいますか、プライバシーの関係もありますし、もちろんそのあたりも配慮しながら進めていきたいというふうに思います。 45 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 46 ◯4番【二宮節子君】 前向きに対処していくということなんですけれども、国も認知症になっても、ひきこもりになることを未然に防ぐ取り組みといたしまして、2019年より開始のチームオレンジというのを打ち出しております。内容は、認知症サポーターを中心に、このオレンジリングを持った人を中心に、外出支援、見守り、声かけや話し相手、認知症の居宅へ出向く、居宅支援などが考えられておりますけれども、チームメンバーはステップアップ研修が必要となりますが、このチームオレンジ、現在の町の取り組み状況をお伺いいたします。 47 ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 48 ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 今年度打ち出されたチームオレンジなんですけれども、来年度、認知症のサポーター養成講座を受けられた方に対しまして、フォローアップ講座を受けて準備といいますか、チームオレンジができるような準備を来年度していきたいなと思っているんですね。実は、平塚保健福祉事務所でも、町単独ではフォローアップ講座が難しいでしょうということでご提案もありましたので、平塚保健福祉事務所と一緒に取り組んで準備をしていきたいなと思っています。  フォローアップ講座をしましても、結局、受け皿が、活動の場がないといけませんので、どういったことが活動の場になるだろうかという、そこまでも考えていきたいと思っていますので、まずは認知症のカフェ、にのにんカフェをやっておりますので、そういう場ですとか、いろいろ認知症の事業、講演会ですとか教室ですとか、そういったところにかかわっていただくとか、具体的なところは来年度、検討していきたいと思っています。 49 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 50 ◯4番【二宮節子君】 チームオレンジの概要というのにいろいろ書いてあるんですけれども、平塚保健事務所をリーダーとして今後動かれるということなんですが、そうしますと、どのようなメンバーになるのかなと思うんですけれども、このメンバーについてちょっと書いてあるところがあるんですが、歩いて集まれる範囲が理想とされていますが、今後、そうしますと、平塚保健事務所が中心になるということは、もっと広いエリアで認知症カフェに行っていただくとか、そういう考えになるんでしょうか。 51 ◯議長【野地洋正君】 高齢介護課長。 52 ◯高齢介護課長【中舘恵利子君】 申しわけありません。そういう意味ではなくて、まずはフォローアップ講座につきまして、平塚保健福祉事務所の協力が得られるということですので、そのフォローアップ講座を受けた後は、受けられた方と一緒に町の中でやっていただく。ですから、平塚保健福祉事務所がというよりは、フォローアップ講座に関しては県の支援体制をいただいて、実際の活動は町民の方でしたり、いろんな方でしたり、地域包括支援センターを中心として取り組んでいけるように検討していきます。
    53 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 54 ◯4番【二宮節子君】 よかったです。この歩いて集まれる範囲というのがとてもポイントだと思うんですね。やはりお顔を認識していただき、いろいろな相談をしていただくと、前段でずっと伺いましたようなことも、心配も早目に対応へとつなげるかなと思いますので、ぜひよろしくお願いいたします。  それで、チームオレンジの立ち上げ、いろいろ今準備等を進めておられると思いますけれども、全国で1,200万人の認知症サポーターの方がいらっしゃいますけれども、この方たちの参加を促すため、今言われました研修の受講や支援活動が今後組まれるわけなんですが、1つの例といたしまして、こういうところへ参加した場合にはボランティアポイント導入の仕組みも考えられるということもありますけれども、我が町では、全くボランティアポイントというのはほかでも使っておりませんが、チームオレンジを起因といたしましては、町としては現状、このボランティアポイントというのはいろいろ考えたことがあるのか、お伺いいたします。 55 ◯議長【野地洋正君】 健康福祉部長。 56 ◯健康福祉部長【松本幸生君】 今、チームオレンジの活動とボランティアポイントというお話ですけれども、ボランティアポイント、結構、近隣でもやられている状況です。特に、今やっているところは、皆さん、高齢者の施設とかでボランティアをされるとそれがポイントになって、何か、例えばお買い物券がもらえたりとか、そういったことのようです。こちらについては、今、町ではやっていませんので、よその市町村の状況をいろいろ聞きながら、そういった効果も図りながら検討していきたいなと。  チームオレンジなんですけれども、これもまだ二宮町としてどういう形のものができそうかとか、どういう形のものがいいかというのが、それを新年度の中で、実際にサポーター養成講座の後のフォローアップとかを受けていただいて、その中でどういった形がとれるかというのも検討していきます。その辺も含めて、全体がまだ検討段階ということで、これから考えていきたいというふうに思います。 57 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 58 ◯4番【二宮節子君】 介護支援のボランティア制度といたしましてボランティアポイント、大磯町、平塚市、小田原市などは早くからこれを導入しております。内容といたしましては、65歳以上の高齢者が高齢者施設にボランティアで行った際にポイントがつく仕組みなんですけれども、高齢者の1つの励みといたしましてこういうポイント制度、早いところでは23年から実施している自治体もありまして、行く方は歯磨き粉とか、そういう景品になったり、自分の将来の介護を受ける際のポイントになったり、自治体の取り組みはいろいろなんですけれども、これに対しまして、後ほど町長にも導入を伺いたいなと思います。まとめてお伺いしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  まず、認知症になってもひきこもりにならず、地域社会で自分らしく暮らせるチームオレンジが早く軌道に乗ることを整えるよう、よろしくお願いいたします。  次に、賠償責任保険導入についてでございます。  先ほど部長のほうより、参考に研究をしていきたいという答弁がありましたけれども、前段で読みました振りかえ輸送代を請求されました裁判は、高齢のご家庭ばかりではなく、今後は若い方も近い将来、我が身のこととして考える大きな問題でございました。  少しお耳を拝借いたしますが、注視する点は、鉄道会社の損害を身内の親族がどこまで責任を負わなければならないかでした。当初は、同居の妻と離れて暮らす長男の2人の請求が行われましたが、その後、長男は月に3回ほど実家に来ていた程度のことであるから責任はないということで、半分の360万円になったという結論ですが、これに対し最高裁判所では、いずれの責任も否定いたしました。本件では、妻と長男は、いずれも監督義務者ではないと判断されたのです。  しかし、認知症の方が事故を起こした場合に、身内で世話をしている親族の責任を一般的に前面否定したものではありませんよという、こういうただし書きがあるんですね。  この裁判の後、徘徊SOSネットワークシステム登録者を被保険者として賠償責任保険に加入する自治体が増えているということです。この被保険者本人の保険料負担は全くないわけです。ですから、自治体が入りますかどうですかということで、ご家族とか認知症の方に聞きます。それで、入りますということでしたら、自治体の財政でその保険に入っていくシステムということなんですが、これは第三者に損害やけがなどを負わせた場合に、その保険が有効になるということなんですが、日本で初めて、大和市が平成29年に全国で初めて個人賠償責任保険付特約付傷害保険を導入いたしました。当課の説明によりますと、現在は330人の利用者がありますよということで、また平成30年には海老名市などが入っております。2019年にも各団体が加入しておりまして、2019年、私の資料によりますと、39団体が導入いたしましたということなんですが、今後もこの救済措置導入の自治体は増える見通しです。  認知症を発症する方は年々増加傾向で、それに伴い、ご家族の心配も増えるというような事例が発生しておりますが、住んでいきたいと思っていただける優しい町二宮が多くの方に評価をいただくためにも、このような取り組みは大切なことではないかと考えます。  町民の方が今回の問題で驚かれた内容なんですけれども、いろいろ質問しましたら、遠く離れた身内にまで責任が及ぶ可能性があったということです。財政にかかわるお1人の掛金は1,700円から3,300円と、自治体の個人賠償額の内容に保険金額は変わってまいりますが、今後、二宮町で年を重ねても住み続け、認知症になっても町は安心を提供してくださる施策として、町長に、先ほどのボランティアポイントとともに、導入の方向性をお伺いいたします。 59 ◯議長【野地洋正君】 町長。 60 ◯町長【村田邦子君】 何度か二宮議員からは認知症対策ということをご質問いただいております。1つは賠償保険、大和、海老名、あと他自治体の事例なども読ませていただきました。1億の補償ぐらいから5億まで、補助金額によって多分掛金は違ってくると思います。  やむを得ないそういった理由によって、大変大きな事故を引き起こしてしまう場合も本当にあるということが実際出ておりますので、今後やはり、誰もが認知症になっていくということは、ある意味、私は避けられないのかなというふうなことだと思います。医学的にそういったところを減らす方策も、もちろん一方では研究されているんでしょうけれども、私も身内であったり、周りの方などでも、認知症ぎみかなとか思う、そういう方も出てきているのは事実ですので、そういった中では、今後、本当に研究していきたいと思います。  その前にも、愛川町でやっている徘徊の見守りの支援ラベルであったり、この間は伊勢原市でQRコードのステッカーというような導入があって、さまざまな見守りも含めての認知症対策というのは、自治体、いろいろとっておりますので、そういったことも含めて、いろいろな他市町の事例をしっかり研究していきたいと思います。  そして、先ほどボランティアポイント、地域通貨みたいな感じだと思うんですけど、ポイントの導入ということで、まずその前に、サポーターになっていただく、そういったことを増やしていくのと、私はやはりネットワーク、二宮の中で誰もがというところで、安心してと言うと変ですけれども、認知症になったとしても地域の中で暮らせるような地域づくりというのは、これから本当に現実、必要だと思いますので、周り、地域のみんなで見守っていくというようなネットワークが逆にできてくるということが必要だと思います。  その中では、講座を受けていただくということがまず一歩だと思いますけど、そこからどう地域にネットワークを広げていくかということが本当に重要だと思うので、その構築の仕方をしっかりと考えていきたいと1つは思います。  そういったところで、先ほど認知症をどうつなぐのかとか、漫画でPRとかありましたけど、いろいろな方法で、今までは認知症というと引くような、特別なというような、今までの感覚はそうかもしれませんけど、私もあなたも、可能性は本当にあるんだということで、そういう意味では、自分事としてしっかりとそれを安心できるようなネットワークづくりを目指していくというのが1つだと思います。  そして、その中でボランティアポイント、1つの方法、見返りとしてのやり方、方法だと思います。ただ一方では、いろいろなボランティア、ほかでもお願いしている中ではありますので、そことの整合性、この部分だけボランティアポイントでいいのか、そうすると、ああいうこともしていただいている方もいるし、こういうところでボランティア活動をしていただいている方もいると、多分もう既に頭に浮かぶと思うんですけれども、そういったところとの整合を今後どうつけていくのかとか、そういったところの研究が一方で必要かなと思っておりますので、そこも含めて、持続可能な制度として、いずれ私もみんなも年はとってまいりますので、安心できるまちづくりを目指して、そういったことを研究していきたいと思います。 61 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 62 ◯4番【二宮節子君】 人数により、今、町長も読んでくださっているということなんですけれども、金額の大小が出てくると財政措置が必要な内容でありますが、認知症による徘徊が心配される方とご家族にとりましても、優しい町になっていただきたいと思い、今回提案させていただきました。今後、ぜひ研究から深い検討になるよう、よろしくお願いいたします。  まとめて要望、最後にまたさせていただきます。  町が整えるべき対応は、新オレンジプランに準じて整備されていることはよくわかりましたが、周りの市町を見ますと、さらなる施策をいろいろと施しております。本日の一般質問でもるるお伺いいたしましたが、認知症簡易検査、ひきこもり対策、ボランティアポイント、そして個人賠償責任保険など、新オレンジプラン以外にも、認知症にかかわる内容で、認知症に優しいまちづくりをほかも努力はしております。  今後、二宮町でも、現在、発症の把握は少ないかもしれませんけれども、増える傾向というのは否定できませんので、本日の全てが研究ではなく検討、そして実施、施策ということの流れを早急にお願いいたしまして、本日の一般質問を終わりといたします。 63 ◯議長【野地洋正君】 二宮議員の一般質問を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前10時45分から始めます。                          午前10時30分 休憩    ────────────────────────────────                          午前10時45分 再開 64 ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、お願いいたします。 65 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。             〔9番(渡辺訓任君)登壇〕 66 ◯9番【渡辺訓任君】 日本共産党の渡辺訓任です。議長の許可を得ましたので、通告に基づいて一般質問を始めます。  今日は2件を取り上げます。1件目は、会計年度任用職員制度の運用開始についてです。  会計年度任用職員制度については、昨年12月議会で条例が可決され、その運用が本年4月に開始される予定です。この制度については、自治体が非正規雇用にお墨つきを与え、雇いどめの可能性もあることは大きな問題であると指摘してきました。  この制度の導入に当たっては、期末手当の支給など、処遇改善への期待を寄せる声もありましたが、最近になって業務の外部委託がさらに広がるのではないか、自分の雇用が継続されるのか、時給が下がるのではないかなど心配の声が聞かれるようになりました。  この制度変更は、職員の生きがいを町民サービスの発展とどのように結びつけながら働き方改革を進めるのか、非常勤雇用が改めて人件費と位置づけられるようになること、手当などの支出増が見込まれることから、財政のあり方にも大きな影響を与えることになります。  さらに、町の行政のあり方にとっては大きな転換点になり、町全体の働き方に影響すると考えられます。新年度の制度導入を前にして、現在の準備状況と町の方針を次のように問います。  1つ目です。現在、非常勤特別職、臨時職員、一般的な非常勤の3区分が非正規職員とされていると思いますが、今回、どれだけの非正規職員が会計年度任用職員制度職員に変更となるのでしょうか。また、パートタイム以外にフルタイムの採用はあるのでしょうか。  2つ目です。2月に公募が行われましたが、応募の状況はいかがでしょうか。  3つ目です。新制度で各職種ごとの処遇はどうなるのでしょうか。基本給と諸手当はどのように変わりますか。  4つ目です。諸手当を支給するということになると新たな負担が想定されますが、町の財政への影響はどのように見込まれているでしょうか。  最後になりますが、昨年9月、今年度の2学期より学校給食の調理などで外部委託が始まりました。外部委託の理由として、人材の確保、町給食事業に従事する方の働き方の改善があったと思いますが、現状はどのようになっていますでしょうか。  以上、ご答弁をよろしくお願いします。 67 ◯議長【野地洋正君】 政策総務部長。 68 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 それでは、渡辺議員の一般質問について、要旨1から4については私のほうから、要旨5については教育部長よりお答えいたします。  初めに、本年4月より運用が開始される会計年度任用職員制度について概要をご説明させていただきます。  平成28年度に地方公務員法及び地方自治法が改正され、これまで臨時雇用員や非常勤嘱託員として任用されていた方々は、令和2年4月より会計年度任用職員に統一され、地方公務員法が適用される有期雇用の地方公務員となります。そのため、常勤の職員と同様に服務規程が適用される一方で、雇用期間中の身分保障が明確となります。  また、会計年度任用職員には、常勤職員同様に週38時間45分の勤務を要するフルタイム型と、それ未満の勤務時間数であるパートタイム型の2種類があり、フルタイム型は、給料や期末手当を含む各種手当、退職手当が支給され、パートタイム型は報酬や通勤手当相当の費用弁償、勤務条件によっては期末手当が支給されることになります。雇用の期間は最長で1会計年度で、再度の任用ができることとなっています。  それでは、ご質問について要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨1、会計年度任用職員に変更になる方についてですが、現在の臨時雇用員及び非常勤嘱託員は、令和元年度中の任用を全て合計すると219名となっており、業務の見直しや委託化などにより、令和2年4月から任用予定の会計年度任用職員の人数は約160名から170名程度となります。  なお、状況により変動する可能性もある職種などもあるため、それを含めると、実際の採用人数には多少の増減があるものと考えています。  また、フルタイム型とパートタイム型の割合ですが、フルタイム型において採用を予定しているのは、事務補助1名と百合が丘保育園の保育士5名となっており、それ以外は、勤務日数や勤務時間にばらつきはありますが、パートタイム型の採用となっております。  次に、要旨2、公募の状況についてですが、2月3日から14日までの公募において171名の応募があったことを確認しており、現在、担当課においてそれぞれ選考している状況です。  今後は、選考結果を応募者に通知し、採用となった方には、任用に向けた手続に入っていくことになります。  次に、要旨3、各職種の処遇についてですが、会計年度任用職員の給料、または報酬の水準の決定に当たっては、職務の内容や責任の程度を考慮し、常勤職員の初任給基準額などを目安としながら決定していくものとされています。  そのことから、町では、各職種において職務内容や職責などを考慮し、また常勤職員の初任給基準額などとの均衡を図りながら、職員の給料に関する条例別表第一に規定する給料号給により初任給の決定をし、フルタイム型は月額給料を、パートタイム型は決定した給料号給に地域手当を加味して時給換算し、決定しています。  各種手当についてですが、フルタイム型は通勤手当、時間外勤務手当、期末手当、地域手当、夜間勤務手当、特殊勤務手当、退職手当が勤務状況により支給され、パートタイム型は時間外勤務手当、夜間勤務手当、特殊勤務手当が勤務状況により報酬に含めて支給されるとともに、通勤手当相当分の費用弁償と、一定の勤務時間数を満たした場合には期末手当が支給されることとなります。  現状との比較ですが、現在の非常勤嘱託員や臨時雇用員として任用されている方については期末手当が支給されておらず、また臨時雇用員の方については通勤手当についても支給されていませんでした。  また、今までは雇用の継続による昇給がありませんでしたが、会計年度任用職員となることで、勤務時間数などの条件をクリアすることで昇給をしていく仕組みとなっていることから、条件面については改善が図られるものと考えております。  次に、要旨4、町の財政への影響の見込みについてですが、業務の見直しにより委託化したり、業務の見直しにより任用の必要がなくなったりするものなどがあることから、全てにおいて比較することは難しいところですが、大きな枠の中でかかっている費用との比較をすると、町財政に与える影響としては2,000万円程度の増額となっていると推測しております。  なお、令和3年度以降については、令和2年6月分の期末手当が満額ではないことと継続任用による昇給分を考えると、さらに影響額の増額が見込まれております。  私のほうからは以上です。 69 ◯議長【野地洋正君】 教育部長。 70 ◯教育部長【黒石徳子君】 それでは、要旨5、学校給食の調理業務など外部委託に関する現状についてお答えいたします。  ご質問のとおり、教育委員会では今年度の2学期から、学校給食のうち調理、配送、配膳業務を外部委託しています。これは、民間企業者が持つ食品を扱う知識や技術、経験とともに、安定した人員確保により、安全でおいしい給食を児童生徒に提供することを目的としたものです。  委託に対する現在の評価としましては、やはり人員の確保の面で大きな効果が見られます。  町の費用では、従事者の病気やけがなど不測の事態に備えた余剰人員の確保は困難であり、新たな従事者を迎え入れる際には育成も必要となっております。  一方で、今回の委託企業は全国的な規模を持つ企業で、体調不良などの理由により調理員に急な休みが発生した場合でも、給食業務の経験を持つ調理員の確保が可能です。現状でも常時安定して調理員が配置されており、現場にも落ちつきが見られます。  また、従事する側にとっても、本人の希望による社員登用制度や企業側の福利厚生、社内表彰、駐車場の確保など、行政では難しい制度も整備されており、多くの従事者が委託企業の雇用に転換される中、実際に5名が準社員として登用されています。  一方で、給食センターの施設運営や献立の決定は、これまでどおり町の職員が行っており、委託先との連携により、今後も安全でおいしい給食の提供に努めてまいります。  以上です。 71 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 72 ◯9番【渡辺訓任君】 それでは、お伺いします。  まず、今回、会計年度任用職員については171名が応募されてきたということなんですけど、実際、これまで非正規で働いていらした方も当然含まれると思うんですが、その中で、今回、そういう経験がなく応募された方、それから逆に、現在、勤められている方で引き続き応募されている方、そういう方の状況はどうでしょうか。 73 ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 74 ◯総務課長【西岡英明君】 今回初めて応募されるという方も中にはいらっしゃいます。逆に、今非常勤であったり、臨時雇用でお勤めしていただいている方には、各課で制度の概要について事前に周知をさせていただいた上で、公募の時期も事前にお知らせをしていただいているということで、そこはお願いをしてありますので、そういった意味では、今、任用させていただいている方は、ある一定数は応募はされているんだというふうに認識しているところです。  以上です。 75 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 76 ◯9番【渡辺訓任君】 それで、実際に募集している職種に関しては、全て応募があったという理解でいいんでしょうか。多少でこぼこはあると思うんですけれども、全て応募があったでしょうか。 77 ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 78 ◯総務課長【西岡英明君】 応募がなかった職種もございましたので、今日からですか、先週からですか、追加募集ということで、幾つかの職種については追加募集をさせていただいているということです。人数が足りてなかったりということも含めてですけれども、追加募集をしているということでございます。  以上です。 79 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 80 ◯9番【渡辺訓任君】 ひょっとしたら、今、勤めている方で雇用が継続されない、そういう可能性のある方はいらっしゃるわけですか。 81 ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 82 ◯総務課長【西岡英明君】 必ずしも、現在ある職種が全て会計年度任用職員になっているということではないということも含めて、継続しない方もいらっしゃるということでございます。 83 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 84 ◯9番【渡辺訓任君】 やっぱり1つは、今回、制度移行するときに、勤め続けることができない、そういう方が出るんじゃないかという心配をしていたんですよね。1つは、先ほど委託のほうに移されるということで、これは教育委員会とのかかわりになるんですけれども、体育施設関連ですよね。そちらのほうの方々が業務委託になるという、そういう理解でいいのでしょうか。逆に、そういう方々は引き続き雇用ということにはならない、そういう理解でいいんですか。 85 ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。 86 ◯生涯学習課長【小島孝紀君】 会計年度任用職員の応募の中に、体育館と運動場の非常勤嘱託員の応募がなかったことからのご質問だと思いますが、今、議員おっしゃるとおり、これから予算審査を経るわけですが、現在のところ、体育館と運動場については委託化を考えているところでございます。  もう1点、現在、業務に携わっていただいている方の今後についてですが、新しい民間業者といいますか、そちらのほうには優先的に雇用していただくようにお願いをしたいと考えているところです。 87 ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 88 ◯総務課長【西岡英明君】 今、生涯学習課長から体育施設の関係はお話をさせていただきましたが、それ以外にも、例えばですが、今やっているプレミアム商品券で雇用させていただいている方、これは事業自体がなくなりますので、雇用の継続はできない現状です。
     あと、昨年の補正の中で、電話の関係を直通にするということで、電話の工事の補正をさせていただいておりますが、電話交換自体が、今数名やっておりますが、この方たちも臨時雇用という形で雇用しておりますけれども、電話交換手自体が今回いなくなりますので、若干の採用が減っていたりということで、状況によったり、事業によったりで、委託化だけで減っているということではなくて、業務の見直しを含めて減ってきているということもございます。  以上です。 89 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 90 ◯9番【渡辺訓任君】 事業そのものが委託されたり、それから終了したりということは事情としてはあると思うんですが、それ以外の理由で、制度が変わることで勤められないということになると、これ、やはり雇いどめというふうにとられても仕方がない部分かなと思うんですよ。  その辺に関して、先ほど追加募集もされているということで、今回、仕事にもよると思うんですけれども、その辺の考慮は可能なんですか。されているんですか。 91 ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 92 ◯総務課長【西岡英明君】 先ほどの追加募集のお話なんですけれども、これは応募が足りなかったところ、ゼロというのも含めてですが、応募がなかったところ、足りなかったところに関して追加募集をしているということですので、そういった意味では、そこの部分で応募をいただくということはできると思います。  先ほどからお話ししていますけど、必ずしも今年度あった業務が来年度、全てあるかと言われるとそうではない。例えば総務課の例で言いますと、産休、育休の職員がいる場合の職員のあてがいの事務補助というのは毎年変わってきますので、そういった部分では減ってくるという部分もありますので、必ずしも継続ができるということではないということで考えております。  以上です。 93 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 94 ◯9番【渡辺訓任君】 ご本人が継続して仕事をしたいという、そういう意思がある場合、雇いどめにならないようにぜひ措置を考えていただきたいと思います。  もう一つ懸念していますのは、先ほどご答弁の中で、昨年の時点では219名が非正規だった。今回、一般会計のところを見るだけでも、期限の定めのない職員が205名、それから会計年度任用職員が短期間で、一応、予算書の上で168ですよね。それ以外が6、フルタイムが6ですけれども、これはものすごい人数の方が非正規という形で入っているんですが、業務の中で、もう既に会計年度任用職員がなくてはならないというか、そういうことになってないかと思うんですが、その辺の重みというのはどういうふうに認識されておられますか。 95 ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 96 ◯総務課長【西岡英明君】 確かに会計年度任用職員、今の臨時雇用員であったり非常勤嘱託員の方がいない状況では、今の業務は必ずしも回るとは思いません。ですので、そういった意味では、会計年度任用職員の方にやっていただく部分というのは非常にウエートを占めていると思っています。行政改革の中でも、コアな部分は職員が賄っていくということで、いわゆる日常的なルーチンの業務というのを会計年度任用職員の方に担っていただくということで、行政改革の中でも考えているというところで、会計年度任用職員の方の業務というのも非常に重要な部分を占めているというふうに理解しています。 97 ◯議長【野地洋正君】 政策総務部長。 98 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 今、総務課長がご答弁申し上げたとおり、会計年度任用職員の方の役割、これを重視する部分がありますので、制度としてきちっと整備をして、身分保障と処遇を確保していこうというのが制度の趣旨というふうにご理解いただきたいと思います。 99 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 100 ◯9番【渡辺訓任君】 実際に身分保障、言われていますけど、服務規律のほうも急に4月から厳しくなるというふうな話もちょっと耳に入っています。  スライドを見ていただきたいんです。これ、今回の公募のほうの内容を勤務日数ごとに募集件数を整理しているんですね。縦棒の大きさは単純に件数です。それからあと、横が5日まで、それから5から14日、15から20日、それから20日以上と。恐らく20日以上のところにフルタイムが入ってくると思いますね。赤で示していますのが5から14日ということで、14日までがすごく多いんですよ。今、ルーチンの仕事に関して非常に頼っているところがあるという現実が指摘されているんですが、14日できちっととまるということがあって、私、14日というのは、社会保険の問題があったり、いろいろ処遇の問題が絡んでくるから、14日までで、それであと、これ、時間が入っていませんけど、時間6時間というのがすごく多いんですよね。その辺について、14日が何でこんな多いのかという、その辺についてご説明いただくことはできますか。 101 ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 102 ◯総務課長【西岡英明君】 まず、時間の話をさせていただきます。  6時間というのが多いというのは、朝の9時から夕方の4時までの勤務、昼休み1時間、間がありますので、6時間ということで勤務をしていただいている方が多いということでございます。これは逆に言うと、町民の方が庁舎に見えられる時間帯、いわゆるコアな時間帯に補助職員として勤務をいただいているということだというふうに理解しておりますので、そういった意味で6時間なのかなというふうに思っております。  あと、日数の関係でございますけれども、確かに14で切っているというよりも、12日から14日ぐらいが多いのかなというふうに思っています。この表でいきますと5日から14日ということで、大分大きいくくりの中で表現していただいておりますが、これが12日から14日ということでも、比較的、そこが大きい長さになるのではないかというふうに思っております。  週約3日ぐらいの勤務というのがメインになっておりますので、そういった意味で、会計年度任用職員、週5日の7時間45分であれば、基本的には正規職員というのが前提になってくるというふうに思いますので、逆に言うと、20日以上というのは非常に少ないという募集になっているというのが現状だと思っております。  以上です。 103 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 104 ◯9番【渡辺訓任君】 やっぱり日数が少ない。そうしますと、計算しますと収入が8万円ちょっとぐらいになるのかな。そうすると、場所によりましては、定年退職をされて一生懸命仕事をされていても、8万円くらいだと、国民年金だけもらってたって13万、4万しかならない。そうすると、かけ持ちされている方もいらっしゃるんですよね。恐らくいろんな働き方をされたい。人によっては103万の壁でしたっけ、そういうものもあって、ある程度、就業時間を抑えたいという方もいらっしゃるけれども、やはりもう少し働きたい、もう少し収入が欲しいという方も一方にいらして、その中で、制限になっているんじゃないかというおそれをすごく感じるんですね。  あと、年齢も比較的若くて、なかなかほかの仕事がなくてという方も3日ではという。それともう一つ、切実に言っておられるのは、私、ほかのところでも国民健康保険、高過ぎるといつも言っているんですけれども、やはり社会保険の負担というのがどうしても重いから、週3日の働きだとそれがつかないじゃないですか。その辺について、働く方と就業条件なり就業日数なり、きちんと話し合われているのかなという気がするんですよね。その辺についてどうでしょうか。 105 ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 106 ◯総務課長【西岡英明君】 逆に言うと、話し合うということなのかなと思っておりまして、こちら、例えば月14日の勤務で1日6時間の勤務をしてほしいということで、今回、改めて公募をさせていただいている部分ではありますので、単価も含めて、時給も含めて改めて公募をさせていただいているという中でご応募をいただいているというのが今回だと思っておりますので、そこで話し合いをするということではないのかなというふうに思っています。  これ、また総務課の一例を出させていただくと、総務課では、先ほど言ったように育児休業だったり職員の部分休業だったり、そういった代替の職員の、先週ですか、面接を順番にしておりましたが、月12日の勤務と月22日の勤務というのがありまして、面接の中でお話を伺うと、22日の勤務は大体皆さん敬遠をされるというのが実情ですので、働く側としても、12日なり14日なりぐらいの勤務というのを望まれている方が比較的多いのかなというのは実感しました。  以上です。 107 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 108 ◯9番【渡辺訓任君】 いろいろな事情を持たれていて、特に比較的若い方で、きちっと配偶者の方が仕事をされているとか、そういうケースはまた逆に、フルタイムよりパートタイムというところを望まれる、そういう状況はあると思うんですよね。ただ、経験を積んできて、いろいろ仕事もわかってくる、戦力として期待しているところもあるというところになると、その辺の条件についても、いろいろ柔軟に対応する必要があるんじゃないかなという気がします。  あと、社会保険ですよね。それに関して、社会保険に関しては、日数とか時間で変わってくるところで、それに従うということだと思います。それとあと、先ほど処遇の中で特に触れられてなかったんですが、休暇とか、それからあと健康診断ですよね。健康診断とか、その辺に関してはどのように取り扱われるんでしょうか。 109 ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 110 ◯総務課長【西岡英明君】 幾つかご質問があったかと思うのでお答えします。  まず、社会保険の関係ですが、少し整理をさせていただくと、社会保険加入の条件というのが簡単に言うと4つありまして、週の所定労働時間が20時間以上であること、2つ目が年収が106万円以上あること、3つ目が勤務期間が1年以上見込まれること、4つ目が学生でないこと、この全てをクリアすると社会保険の加入条件に当てはまるということです。当然、二宮町でも、この条件を全てクリアしている方に関しては社会保険には入っているという前提でございます。  それとあと、休暇の関係ですけれども、今までは、非常勤嘱託員と臨時雇用員については要綱というのを定めて、要綱の中で休暇というのも認めておりました。これはいわゆる年次有給休暇と特別休暇、これは忌引と本人の結婚に限っておりました。これだけが認められた休暇でございました。  今回、会計年度任用職員に条例にしていくに当たって整理をさせていただいた上で、年次有給休暇は当然、今までどおりございます。それ以外の特別休暇の中に、有給になるものと無給になる部分というのが幾つかあって、有給の中では結婚休暇、忌引休暇、これは当然残っております。それにプラスして、夏季休暇、夏休みもプラスされております。それ以外に、災害等の出勤困難ですとか、公民権の行使ですとか、そういったものもございます。  逆に、今度特別休暇の無給の部分ですが、これに関しては、産前産後休暇ですとか、未就学児の看護休暇、こういったものも認められておりますが、これは無給という部分になります。ただ、無休とはどういうことかというと、先ほど一番最初の政策総務部長の答弁でありましたとおり、地方公務員の身分が保障されておりますので、保障された休暇というふうな捉え方でよろしいのかなというふうに考えております。  以上です。 111 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 112 ◯9番【渡辺訓任君】 それとあと、ちょっと話が変わるんですけれども、先ほど、大体、町の負担として2,000万円ぐらいが増額になるんじゃないかということですけど、これは地方交付税措置をされるということを差し引いての額になりますか。それとも、ここからまた地方交付税措置をされて、さらに町の純然たる負担増は減っていくのか。その辺についてお聞かせください。 113 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 114 ◯財務課長【二宮雅巳君】 町の会計年度任用職員制度導入に伴い、先ほど答弁で2,000万円程度、負担が増えますよというご答弁をさせていただいたかと思うんですが、この2,000万円に対しまして、地方交付税の中ではおよそ8割が交付税に理論上、算入するとされておりますので、8割ですとおよそ1,600万円ぐらいが交付税としては算定されると。残りは町負担という形になるかと思います。  以上です。 115 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 116 ◯9番【渡辺訓任君】 国会のほうでは、全て国が全部保障するかのような答弁もされているけれども、そうすると、今の時点では、全てが財源確保されているということではなくて、やはり400万円ぐらいは町の負担は増えますよという、そういう理解でよろしいですか。 117 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 118 ◯財務課長【二宮雅巳君】 議員ご指摘のとおり、今そういう想定をしております。  以上です。 119 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 120 ◯9番【渡辺訓任君】 次、ちょっとスライドを見ていただきたいんですが、このスライド、また処遇のことを続けたいんですけれども、嘱託職、これ、今、公募内容を見ていると1,011円が結構多くて、最低賃金が多くて、これでいいんだろうかという部分もあるんですが、これは嘱託の分です。それで、現在、月12万6,000円ということで、ただ、勤務日数と時間は6時間14日で月当たり84時間。当然、期末手当はない。時給に換算しますと、これ、単純に割りますと1,500円です。年収換算しますと151万2,000円ということになります。  今回、会計年度任用で非常によく似た仕事が1,299円で公募をされておりまして、ただ、これを比較するとやっぱり時給で安くなる。それを今度、期末手当を加えていきます。期末手当が実は先ほどもお話ありましたけれども、6月の手当が、4、5の2カ月が基準になって、規定上、10分の3になるのかな。その辺を加味すると、期末手当が24万5,630円。これ、私、先ほど地域手当があるので、恐らく厳密に計算するとちょっと違ってくると思うんですが、そんなに遠くない数字だと思っています。年間労働時間が1,008時間ぐらいになるんですが、これ、年収で求めると、現在の年収より少し下がっちゃうんじゃないかという、それが試算として出てくるんです。それについて話が違うじゃないかという、そういう気もするんですが、そこはどうでしょうか。 121 ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 122 ◯総務課長【西岡英明君】 これは、今の時間単価というのは、結果的に言うと、議員が逆算して出していただいている部分だと思っております。結果的に言うと、逆算すると確かに1,500円ということです。これは月12万6,000円で勤務されている方です。  改めて、ここで1,299円という単価をお示しして公募かけているということですので、その方の時給を下げるというようなお話をしていることではないというふうに理解しているんですね。改めて、ここで制度が変わることによって公募をして、その人が必ずしも雇われてくるんだという前提でお話をさせていただいていることではないと。政策総務部長の最初の答弁でもありましたけど、職務内容、あとは常勤職員との均衡という部分も加味しながら、1,299円という単価を今回決めて公募をさせていただいているというのが現状です。  先ほど議員もおっしゃられましたけど、令和2年度の期末手当は、6月分については100分の30になるので、この金額になりますが、翌年、雇用が継続されたときには、そこが100分の100になるので、先ほど議員は年収でお話しされていますので、年収の部分では確保ができているのかなというふうには理解しているところです。  以上です。 123 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 124 ◯9番【渡辺訓任君】 ただ、今年というスタートに当たって計算すると、その個人としては、待遇が改善されるということにはならなくて、その部分が下がっちゃうというケースも出てくれば、ちょっとおかしいんじゃないかという、そういう気持ちですよね。  ですから、そこは何とか調整ができなかったのか。細かいところになるといろいろ計算の仕方があると思うんですけど、そこは考えていただきたいなと思うんです。  今日、データも持ってこなかったし、お話もしていませんけれども、やはり近隣の市町とも比較されるわけですよね。特に大磯なんか見ていると1,011円はないわけですよ。最低賃金はなくて。大磯と二宮で仕事がどれだけ違うのかという、仕事の評価に基づいて、号給に基づいて今回の時給なり、報酬が決定されているということなんですけれども、どれだけ違うのかということも当然生じてくると思いますので、そこはきちんと納得がいく形で出していただければと思います。  あと、5点目です。委託の問題です。  それで、もう一つあったのは、青少年指導員と、それから地域学校協働活動推進員、これ、条例審査があって、今度、有償ボランティアという形になるんですよという、そういうことが明らかになりましたけれども、民間委託になった場合に処遇、端的に言えば、報酬はどのようになりますか。現在のとおり維持されるんでしょうか。 125 ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。 126 ◯生涯学習課長【小島孝紀君】 これから来年度に向けて民間業者との契約等が進んでいくことになると思います。先ほどからお話があるように、委託化されても身分の保障等はされるものだと当然考えておりますので、ただ、端的に賃金ですよね。金額については、先ほどから画面に出ているような同等の金額は出していただきたいという心情はありますが、民間業者の中で、民間の相場とも比較しながらの金額にはなると考えています。 127 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 128 ◯9番【渡辺訓任君】 やはり委託されるからということになって、雇用はとりあえず保障しましょうと言われても、処遇が変わるということになると行きたくないですよね、そういうことになるとね。  その辺について町として、委託業者には当然、言われるんでしょうけれども、これは強制力はないわけですよね。業者に対してこれを保障しろというのは。 129 ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。 130 ◯生涯学習課長【小島孝紀君】 現在の雇用状況についてもちろんお話をした上でなるんですが、その金額のままというところまでは、現在お示しした内容で契約を考えてはおりません。 131 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 132 ◯9番【渡辺訓任君】 それともう一つ心配されるのは、例えば時給は一緒でも、期末手当とか、そういう手当も確実に出るかどうかわからないという、そういう心配もされていますけれども、もう一つ、町の施設の維持管理という部分だけ取り出しているんですけれども、運動場も体育館も災害時に避難所であったりとか、それから災害対応拠点として、これに位置づけられているんですよね。そうすると、私、心配なのは、民間委託した、受けているほうは、施設運営管理に対しては委託である。だけれども、発災時の対応とか、そういうところについても町職員同様の働きというのを期待していいのかどうかという、そこがやっぱり心配なんですね。その辺はいかがですか。 133 ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。 134 ◯生涯学習課長【小島孝紀君】 大きな災害のことについての状況のご心配だと思います。  そちらも大切な、例えば頻繁に起こる、昨年ですか、台風による温水プール等の休館もございましたし、はたまた施設運営上のトラブルによる休館もございました。その辺については委託会社、既に温水プールをやっているんですが、その中でも迅速な対応とお客様に対するご説明のほうをしていただいたところです。  あとは、避難所運営のほうになるんですが、所管が違うとは思うんですが、その中でも、うちですと、業務外だから退出、勤務を外すというわけではなくて、ちゃんと引き継ぎといいますか、施設管理のほうも全て見た上での避難所開設だったり、避難所開設をしてあったとしても、施設を管理しているのは私どもの課ですので、そのまま維持しながら運営できるものだと考えています。 135 ◯議長【野地洋正君】 政策総務部長。 136 ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 避難所運営の関係という部分では、災害時の対応では配備職員を配備しておりますので、ただ、全ての体育施設ということではございませんので、そこはまた今後の体制の中での検討事項にはなろうかと思いますが、特に町立体育館の場合につきましては、配備職員は配備されておりますので、その職員による対応というような形になろうかと思います。  以上です。 137 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 138 ◯9番【渡辺訓任君】 どうしても委託に関して、給食センターの場合は非常に職種が特殊な職種というか、技術も求められる。一般的に、そういう能力を持った人を求めることが難しいということで去年スタートしたと思うんですが、そういう意味では、人材の確保と働き方の改善という、そういう目的については、あらかた達成されているという、そういう認識でよろしいでしょうか。 139 ◯議長【野地洋正君】 教育総務課長。 140 ◯教育総務課長【下條博史君】 まず、人材確保の観点からなんですが、例えば昨年6月の委託直前の月の例でいきますと、調理員、コンテナ業務員、合わせて本来16名必要なところが登録自体が13名でありました。また、配送業務が3人で回す、2人、常時必要なのでという、これは3人いらっしゃったんですね。結論から言うと18名必要だったところが16名というところで、結局、派遣の方に2名来ていただいていたということでいくと、これが今2月の例でいくと、コンテナ、調理員は16名、配送員が2名ということで18名、これは委託の数字なんですけれども、これどおりの配置をされています。  何が言いたいかというと、結果的にこういったことで、実際16名程度いれば回ると言われておりますので、当然、休む方も含めてこういった配置をされているというところでいくと、非常に休みやすくなったのかなというのは1つの大きな成果だと思います。  ちょっとつけ加えますと、秦野市の自校式の給食なども受けている業者なので、大きなエリアの中でヘルプという役割の方を雇っていらっしゃいますので、不測の事態にはそういったヘルプの方が来るというようなことでも人材は非常に安定しているということです。  あと、働き方の面、待遇の面ということでしょうか。待遇の面というところでいきますと、教育部長の答弁にもありましたとおり、本人の希望によって準社員への登用制度などもありますし、その他、福利厚生制度なども充実しているところです。準社員に登用されますと、当然、税法上の扶養の範囲を超えるような収入になりますので、それを願う方、希望される方は準社員ということで、実際5名いらっしゃるわけで、それ以外の方は扶養の範囲内というのを基本的には希望されております。そういった方は、現状どおりの雇用ということで働かれているというふうに認識しております。  以上です。 141 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 142 ◯9番【渡辺訓任君】 今るる、派遣も含めて、この制度以前は対応されていたということなんですが、これは実際に担当課のほうがそういう人のやりくりというか、そういうのを全部やられていたということでいいんですか、理解としては。 143 ◯議長【野地洋正君】 教育総務課長。 144 ◯教育総務課長【下條博史君】 今までは職種ごとの雇用ということですので、おっしゃるとおり、担当課で人材を確保していたというところです。  以上です。 145 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員、1つ確認させてください。今、業務委託の件でいろんなお話がありましたが、冒頭この質問に入るときに、有償ボランティアの報酬云々というのはどうかというご質問があったかと思うんですけど、それに対してはご答弁ないんですが、よろしいでしょうか。 146 ◯9番【渡辺訓任君】 そのものについては聞いてなかったんですけど、そういう位置づけになるということで。 147 ◯議長【野地洋正君】 わかりました。 148 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 149 ◯9番【渡辺訓任君】 そうしますと、最後に、会計年度任用職員制度に関連して3点求めていきたいと思います。
     1点目は、就業時間、日数の設定についてなんです。いろいろな事情をお持ちだと思いますし、それから業務上の必要性というのは当然あると思うんですが、さらに働き手を逆に見つけるのが難しいとか、そういうことを勘案しますと、それから先ほど話もありましたけれども、任用職員の皆さんにルーチンの仕事のところで頼る部分も重たくなってくるとしますと、やはり応募者の状況、それをやはり勘案して決定していただきたい。働き手もやはり、これで生活をしていきたいという方々もいらっしゃるわけですから、そこはぜひ考えていただきたいと思います。  それからあと、同一労働、同一賃金、これがやはり今回の目的の1つだったと思うんです。現在の給与から下回るという、そういうケースがないように、ぜひ配慮いただきたい。どうしても職務に対して号給の評価等から下がってしまうとか、そういうケースが生まれた場合も、何らかの緩和措置など、そういうことをぜひ検討していただきたいなと思います。  それからあと、3点目、各部署でやはり人材の確保に取り組まれていると思うんですが、かなりこの仕事が重荷になっているような印象もあるんです。先ほど教育委員会のほうは、給食の業務を委託するということで、逆に人の配置についてはなくなったという説明だったんですが、人の確保に神経も使う、時間も使うということであれば、やはり町の人事、人事企画もそうですし、処遇もそうですし、それから研修もみんな一体にならないと効果が上がっていかないと思うので、ぜひそういうことで、実際に町民サービスを提供されている部署とうまく調整を図っていただいて、そちらの部署の負担の軽減というか、そういうやり方もぜひ検討していただきたいなと思います。この3つを求めまして、この件の質問を終わります。 150 ◯議長【野地洋正君】 では、引き続き次の質問をお願いいたします。 151 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。             〔9番(渡辺訓任君)登壇〕 152 ◯9番【渡辺訓任君】 それでは、2件目を始めます。2件目は、公共・公用施設の保全と財政見通しについてです。近年、公共施設の空調設備の故障や雨漏りなどで利用に支障を来すケースが起こっています。今年度もラディアンや町民センターで空調の故障、温水プールの加温機故障での休業など、結果的には町民の皆さんに不便をかけることとなりました。雨漏りについて言えば、利用者には不便という思い以上に、建物自体が大丈夫なのか、安全性などへの不安を抱かせるということになっています。  公共施設再配置計画を初めとする諸計画では、長期的な補修費の見通しが示されていますが、個々具体的なものを示すものでありません。第5次行革大綱では、新庁舎整備を含めた中長期の財政計画を示すとされています。現在策定中と思われる町の財政計画は、今後の補修費を十分反映させたものになっているのでしょうか。また、新庁舎整備、東大跡地整備などを進める上での問題はないか。次のように町の考えを問います。  直近3年間、補正予算や予備費で対応することになった施設の修繕、補修の状況はいかがでしょうか。  公共・公用施設の保全についての基本方針、見通し、計画はどのように考えておられますか。  人口が減少するという中で税収減と、今後想定される施設の更新や民生教育費の増額で将来の財政難を心配する方が多くいらっしゃるわけですが、税収を含めた今後の財政運営についての見通しはどのようなものでしょうか。  最後になりますが、施設保全に要する費用は財政計画にはどのように織り込まれていくでしょうか。  以上、ご答弁をよろしくお願いいたします。 153 ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。 154 ◯政策担当部長【志賀道郎君】 それでは、渡辺議員の一般質問について、要旨に沿ってお答えします。  初めに、要旨1、直近3年間、補正予算や予備費で対応することになった施設の修繕や補修の状況についてです。  過去3年間、補正予算または予備費で対応した施設修繕等の経費は、予算ベースになりますが、平成28年度が約1,100万円、平成29年度が約700万円、平成30年度が約3,900万円で、平均すると約1,900万円になります。  各年度、増減はありますが、二宮町が保有する公共・公用施設は、昭和から平成の初めにかけて整備したものが大半を占めており、各施設で老朽化を主な要因とした修繕等が多くなりつつあります。  修繕等の具体的な内容ですが、雨漏りなど建物の躯体の対策だけでなく、空調設備、消防設備、水回り、通信設備など、設備系の故障が目立って増えてきており、各施設において日々その対応に追われている状況が続いています。  令和元年度も既に3,100万円余りの施設修繕等を補正予算または予備費で対応しているところであり、その傾向に変わりありません。  続いて、要旨の2、公共・公用施設の保全についての基本方針、見通し、計画です。  町では、平成28年度に町が所有する全ての公共施設等の箱物と道路や下水道などのインフラに関して、地域の実情に応じて総合的かつ計画的に管理するため、二宮町公共施設等総合管理計画を策定し、管理に関する基本的な方針をお示しいたしました。  さらに、平成29年度に策定した二宮町公共施設再配置・町有地有効活用実施計画では、公共・公用施設の保全を含め、一定の方針、スケジュール、課題などを個別具体にお示しさせていただいたところです。  今後は、2つの計画に沿った形で各施設の保全等に取り組んでまいりますが、これらに加え、国からは、令和2年度までに各施設の個別施設計画を策定するよう要請されています。  令和2年度予算案には、2つの計画に沿って、地区集会施設の耐震診断実施のほか、ラディアンの長寿命化計画の策定や、消防庁舎と小中学校の現況調査を予算計上させていただき、個別施設計画の補完資料となるよう取り組んでいく計画です。  令和3年度からは、二宮町公共施設等総合管理計画、二宮町公共施設再配置・町有地有効活用実施計画、個別施設計画、これら3つの計画に基づき、公共・公用施設を保全していくことになりますが、要旨1でお答えしたとおり、各施設の老朽化が進む一方で、施設の保全に投入することができる資金には限りがありますので、公共施設再配置・町有地有効活用実施計画に示すとおり、公共・公用施設の総量を抑制していくことが求められております。  今後も町民の皆様の施設利用に十分配慮し、ご理解をいただく努力を続けながら、持続可能な行政運営に向け、実質的な成果を上げられるよう努めてまいります。  その上で、日々のご利用に支障のないよう、公共・公用施設の保全には、各計画の理念のもとに必要な保全策を講じるとともに、必要に応じて補正予算や予備費を活用し、可能な限り迅速に対応させていただきたいと考えております。  次に、要旨3、税収を含めた今後の財政運営についての見通しについてです。  町の税収は、異例な譲渡所得により大きく増加した平成29年度を除き、平成9年度をピークとして徐々に減少しています。そこから現在に至るまでの間、長引くバブル崩壊の影響、リーマンショックなど経済的なダメージもありましたが、長期的な視点で見ると、人口の減少が少しずつ表面化してきたことが税収減の要因であると考えています。  二宮町の人口は平成11年の3万1,000人台をピークに、現在は2万7,000人台へと減少しており、国立社会保障・人口問題研究所の推計でも、今後、人口は右肩下がりに減少していくことが明らかになっています。  したがって、今後も人口減少を織り込んだ財政運営が求められておりますが、近年の人口減少局面においても、町財政は危機に陥ることなく、一定の行政サービスを提供し続けることができています。  これは、地方自治体間の財源の不均衡を調整し、全ての地方自治体が一定の行政水準を維持できる財源を保障する見地から、国税を一定の合理的な基準によって地方へ再分配する地方交付税制度によって町が支えられてきた結果です。  今後も人口減少に伴い、税収は少しずつ減少することが想定できますが、地方交付税交付金は、これに反比例して増加することを理論上見込むことができることから、過度に将来を悲観する必要はないと考えております。  もちろん、地方交付税ばかりに財源を求めるのではなく、各種制度に基づく補助金や町独自の財源を常に探求し、行政サービスの維持、充実を図っていくことも求められています。  これまでにも、行政財産の目的外使用料の徴収や公有地の貸し付けなどの取り組みを進めてきたほか、地方債を借り入れる際には、地方交付税に算入する有利なメニューを選択するなど堅実に取り組み、少しずつ成果が出ていると考えております。  また、第5次二宮町行政改革においても、継続的に財源の確保、掘り起こしに取り組み、研究を進めているところです。  将来にわたり税収が少しずつ減少していくことを見込まざるを得ない状況であると認識しておりますが、その時代の財政力に見合った予算体系を構築していくことで持続可能性を担保し、健全な財政運営をしていきたいと考えています。  次に、要旨の4、施設保全に要する費用は財政計画にはどのように織り込まれているのかについてです。  現在、第5次行政改革に位置づけた財政計画の策定を進めておりますが、公表にまでは至っておりません。この計画に織り込んでいる施設保全に要する経費については、現状で想定されている比較的規模の大きい施設保全等に関する経費について、今後の財政状況を見通した形で編集しています。  現状では、令和2年度予算案の中でラディアン長寿命化計画の策定や消防庁舎、小中学校の現況調査予算を計上している段階であり、実際に工事設計を行っていないその経費想定額の精度はまだ高くないものと理解をしています。  また、各施設が想定する保全工事等をどのタイミングで実施するかで町財政に与える影響も変動することから、各施設間における工事予算の計上時期には一定の整理が必要であると思います。  特に、新庁舎建設やラディアン、小中学校の保全工事など、今後、多額の費用を必要とする事業が控えているほか、施設や道路などのインフラ保全も必要不可欠です。  したがって、二宮町公共施設再配置・町有地有効活用実施計画に基づき、公共・公用施設の総量を抑制していかなくては、安定した将来の町財政を見通すことはできないと思います。  一方で、再配置のスケジュールは急速に進行するものではなく、緩やかに進行いたします。  現在策定中の財政計画には、今回の計画期間において想定できるものを概算で織り込みますが、先ほど述べたように、費用の精度はまだ低く、スケジュールも想定の範囲を超えるものではありません。  今後、個別の大規模事業について、事業費やスケジュールなど具体的な事業計画が示された場合は、その都度、財政計画を見直し、町財政の将来を見通した上、町民の皆様に公表し、町の置かれた状況を説明してご理解を得ながら、説明責任を果たしていきたいと考えております。  以上です。 155 ◯議長【野地洋正君】 暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時から始めます。                          午前11時53分 休憩    ────────────────────────────────                           午後1時00分 再開 156 ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。 157 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員、再質問をお願いします。 158 ◯9番【渡辺訓任君】 それでは、スライドのほうをごらんください。これ、真ん中にありますのは、ロボット掃除機じゃないんですね。今日なんか多分、町民センターに置いてあるのか確認しませんでしたけれども、雨漏りを受けるトレイが置いてあります。実は、このスライドを用意したんですが、スライドを用意しなくてもよかったみたいで、どうも事務局のその上も雨漏りして、下に受けがしてある。  こういう状況を見まして、このくらい何とかしろと、そういう方もいらっしゃるんですが、雨漏りがあるということは躯体に影響があって、それが寿命も含めてどうなるか心配、そういう方、結構声を聞くわけなんですね。  先ほど部長から答弁がありましたけれども、次のスライドで、これは令和1年度ですから、私のほうでざっくり拾いました補正予算、予算充用、こういったものに対応した修繕です。大体件数で43件ぐらいあって、先ほどもありましたけれども、ざっくり見て3,100万円ぐらいです。内側のほうが件数で、外側が金額です。単位は1,000円になっています。  あと、ここには含まれてないんです。町民センターの暖房とか図書館のエアコンとか、通常の保守管理の中で対応されたみたいで、特に計上されてないものもありました。  件数で多いのは、ここで見ると14件が、先ほどの説明でもありましたけど、設備関係なんです。学校にある遊具とか配膳台など14件。これが640万円ですね。それから次、消防がありまして、これ、金額が大きくなっているのは、車両の修理とか保守管理など含まれています。あと、黄緑ですか、中側にあるエアコンが4件なんですけど、これ、地域集会施設、体育館、多目的室、環境衛生センターの司令室とかで、件数は4件なんですけど、金額で言いますと1件100万円以上するようで、470万円でやや高目になっています。  それから、その次に、これも件数は4件なんですが、植生管理の関係。これは台風があったせいなのか、倒木の除去とか伐採とか、そういうものがあって、これも360万円ということで、金額的には比較的大きくなっているということです。  これが状況でして、ですから、先ほどもお話ありましたけれども、平成30年度から急にがんと大きくなっているというのが目立っているんですよね。近年、修繕とか補修が多いよねということが気になっているというのが、実態もそうなっているんじゃないかなと思います。  1つは、この中でお伺いしたいんですけど、まず、この中で事前に想定できたものはなかったかということですね。お願いします。 159 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 160 ◯財務課長【二宮雅巳君】 事前に想定された修繕すべき案件につきましては、基本的には当初予算で計上をさせていただいております。今、映っている補正、予備費で予算対応させていただいたものについては、基本的には十分な予想はできていなかった。ある程度、年数がたっているのは承知しております。老朽化しているのは承知しているんですけど、当初予算には盛り込んでないということは、緊急性がないか、もしくは予想ができていなかったということだと思います。  以上です。 161 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 162 ◯9番【渡辺訓任君】 エアコンですとか設備関係とか、一般的な耐用年数というのが大体決まっていて、それが補修の目安にはならないのかなという、そういう見方もあるんですけれども、その辺はどうでしょうか。補修の目安、耐用年数を見ながら予算化するということは現実的ではないということですか。 163 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 164 ◯財務課長【二宮雅巳君】 法定耐用年数に基づいて設備、躯体等、ある一定のサイクルで更新、修繕等ができていれば、それにこしたことはないと思います。ただ、例えば修理が多くなっている空調設備、エアコンですね。こちら、一般的な躯体と一体となっているような、議場にもつけてありますけど、こういったものは基本的に法定耐用年数ですと13年とされております。ただ、今、町で、古いものですと13年はとうに越しちゃっているものもございますので、基本的には、今、二宮町の場合、壊れてからの保全という形になってしまっておりますので、特に町民の利用に供しているような施設の設備等につきましては、議員おっしゃっているとおり、なるべく予防的に保全ができればいいんですが、部長の答弁にもありましたけど、潤沢に予算をつけることがなかなか難しいという部分もございまして、当初予算では特にそうなんですけど、補正に回ってきてしまうというものも場合によってはあるのかもしれません。  以上です。 165 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 166 ◯9番【渡辺訓任君】 それで、公共施設の再配置の実施計画とか、これを拝見していますと、個別計画を見る中では予防保全という考え方、これが示されて、それで例えば、先ほどもご答弁の中にありましたけれども、来年度の予算案には学校施設の現況調査ですとか、消防庁舎の現況調査ですとか、ラディアンの長寿命化計画の策定ですとか、あと大事なところでは地域集会施設の耐震診断とか、こういったものが盛り込まれて、これは予防保全の考え方を実行するものだと思うんですけど、ほかに、予防保全と書きながら、実際に何をされているんだろうかというのが結構気になるところがありまして、具体的に個別計画、個々について問いませんけれども、予防保全ということになりますと、私たちはどういうことが予防保全の実際の取り組みとして理解していいか。今回、出てこなかったものに関してはどういうふうな取り組みをされるか、具体的なところを示していただければと思います。 167 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 168 ◯財務課長【二宮雅巳君】 今おっしゃったように、令和2年度当初予算案の中で調査等ございますが、その結果に基づいて個別施設計画等も策定します。その個別施設計画の中で手を入れるべきところ、またサイクル、スケジュール感、そういったものもある程度、言及していかざるを得ないのかなとは考えております。  町で抱えている公共施設の中でも比較的保全ができているとなると、小中学校が挙げられると思うんですね。ある一定のサイクルで各校少しずつ、1校ずつですけど、大規模改修等、今までやってきた経緯がございます。こういったある一定のサイクルをほかの公共施設においても、可能な限りになってしまいますが、そういったサイクルを回せるような計画というんでしょうか、そういったものができればいいのかなと思います。  以上です。 169 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 170 ◯9番【渡辺訓任君】 それであと、修繕というか、建物とか、その辺については非常にわかりやすいというか、見えるところだと思うんですが、例えばエアコンですとかいろんな設備で、エアコンもあったし、エアコンが一番目立つんですかね。そうすると、大体、耐用年数とか絡んでくると。とまっちゃうといろんな支障が来るわけで、そういったものに対して予防保全というか、そういう考え方というのは当てはまらないんですか。建物以外にも、主要な施設とか設備に関して。 171 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 172 ◯財務課長【二宮雅巳君】 当然、躯体だけではなく、設備に関しても耐用年数はございますので、それに即して保全していくというのが理想でございます。  今お話に出たエアコンも当然そうですし、今年度の起きたことで申し上げれば、昨年と2年連続ですか、電話設備も相当傷んでおりまして、一定時間、電話が不通になっているような状況も町役場では起きております。ほかの出先でも起きてしまいました。  そういった観点から、今年度、12月補正で電話設備の改修ということで予算も頂戴させていただいたんですけど、そういった意味では、直しながらも、ある程度、設備に限界が来れば更新していくという形を今二宮町はとっております。  ただ、先ほども何度も言って申しわけないんですけど、そのタイミングに対して予算がつけられるかどうかということもなかなか難しい面がございますので、なるべくならば、その設備固有の法定耐用年数を意識しつつですが、修繕できるものについては修繕、更新すべきものは更新という形で整理しながら、なるべく設備を運営に支障がないように対応はしてまいりたいと考えております。  以上です。 173 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 174 ◯9番【渡辺訓任君】 私、1つ、いまだに解せないところは、実は水飲み場の施設なんですね。結局、だんだん古くなって、維持費用がかかるということで、町民センターも、それから庁舎ものけたままになっちゃっていると思います。ですから、極端に言えば、役場に来ても、町民センターに行っても、水を飲みたかったら100円入れて水を買うみたいな部分になっていて、ラディアンのほうはきちんとメンテナンスされているみたいなんですが、そういうことで、逆に保全ができてなくて、ある程度、ぼろくなったら必要なものが外されちゃうみたいな、そういうことも非常に心配をするところなんです。  そういう意味で、ぜひここまでは予防保全の考え方でやってくださいという、そういうリストはないんですけれども、ご答弁のように、ある程度、それが使えなくなったら影響するような設備に関しては、ぜひ計画的に進めていただきたいと思うんです。  ただ、予算の問題で言いますと、令和元年が3,100万、それから先ほどのご答弁で30年は3,900万ということで、決して小さな金額ではないと思うんですよね。ですから、その辺がどういうふうに勘案していくかなんですけど、次のスライドを。  これは実は、町の出しておられる町有地有効活用実施計画の財政の将来ですね。先ほども人口減の影響はあるけれども、地方交付税の仕組みもある程度働いている中では、すぐに財政難に陥ることはない。現在、75億ぐらいの歳入が、30年度でもこの見通しでは六十七、八億、そういうところに減っていくと。この見通しについては、今も変わらないということでよろしいでしょうか。 175 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 176 ◯財務課長【二宮雅巳君】 収入の見通しだと思うんですが、制度というものが一定であるならば、この見通しが今後もある程度、有効になってくるとは思います。ただ、地方自治体を取り巻く諸制度は年々動きがございますので、場合によっては増減というのが十分に考えられますし、ある程度、相当長い期間を見ていますので、制度という部分ではなかなか難しい部分がございますので、こういったデータを出すときは、常に正しい情報をもとに、新しい考えのもと、こういったデータは公表していきたいなと考えております。  以上です。 177 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 178 ◯9番【渡辺訓任君】 私自身としては、地方財政と国の財政のあり方の一番根幹にかかわる制度だと思うので、それが変わるということになると、二宮町だけがひどい目に遭うということじゃないと思っているんですが、その辺の前提については同じようにお考えですか。制度が変わると二宮だけがひどい目に遭うと、そういうことではないと。前提として。 179 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 180 ◯財務課長【二宮雅巳君】 全国的に制度が変わってしまえば、それに従うしかないんですけど、二宮町だけが特別、大きな痛手を負うということは多分ないとは思います。例えば基金ですけど、そういったものを全く持たずして危機的状況に陥るのと、持った状態で陥るのでは、どちらがいいかは言わずもがなだと思うんですが、全国的にですが、基金残高は地方自治体、増えております。ということは、ある程度、地方自治体側でそういった危機的状況、今まで何度も何度も来ておりますので、ある意味、保守的になっているのかなとは思います。  以上です。 181 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 182 ◯9番【渡辺訓任君】 昨年5月の広報のほうにも、財政計画を立てて取り組みますと。それからあと、昨年3月ですか、5次行革の大綱が示されていますが、新庁舎整備も含めた中長期の財政計画を示すというふうに両方はっきり示されています。これはいつごろ具体的に財政計画というのが示されるという、いつごろ出てくるものでしょうか。 183 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。
    184 ◯財務課長【二宮雅巳君】 今、行政改革の中で、財務課がつくった素案を各課、詳細に見ていただいていろいろ校正をお願いしている段階でございます。予定といたしましては、令和2年度中にはなるべく早い段階で公表させていただきたいなと考えております。  以上です。 185 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 186 ◯9番【渡辺訓任君】 そうしますと、来年度の予算案にはラディアンの長寿命化ですとか、それから学校施設の現況調査ですとか、こういう大型の施設について調査が盛り込まれていると思うんですが、今回の財政計画には、それらは直接生かされるわけではないという理解でいいですか。 187 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 188 ◯財務課長【二宮雅巳君】 そういった調査結果が出るタイミングにもよるとは思いますが、調査結果については恐らく年度末あたりになってしまうと思いますので、この財政計画の公表のタイミングとは残念ながら、ズレが生じると思いますので、先ほど部長答弁でも申し上げたとおり、精度という部分、その辺ではなかなか精度は高くないと申し上げたほうがよろしいのかなと思います。  以上です。 189 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 190 ◯9番【渡辺訓任君】 行革大綱の中でもうたわれているのは、新庁舎整備を含めた中長期の財政計画というふうになっていますから、そういう意味では、一定の前提のもとにそれらは盛り込まれているということですね。といいますのは、それが一定のレベルで盛り込まれてないと、来年度、新庁舎整備についても、立地から町民のワークショップも含めて進められるということになっていますけれども、その辺の前提がまた行きつ戻りつして進まなくなってしまうのではないかということを心配しています。いかがでしょうか。 191 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 192 ◯財務課長【二宮雅巳君】 庁舎に限りませんけど、ラディアンの大規模改修とか小中学校も控えてはいます。庁舎に関しても、今、我々が町民の皆様にご説明させていただいているレベルの金額でとりあえずは想定しております。ただ、一部白紙にしたという件もございますので、スケジュールという部分では若干、当初想定からずれてきている部分もありますが、我々の目標とするスケジュール感で財政計画のほうは策定をさせていただくといったところになるかと思います。  以上です。 193 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 194 ◯9番【渡辺訓任君】 そうしますと、財政計画のほうには、現状の前提の数字は盛り込まれるだろうということで理解しますけれども、財政計画そのものというのは毎年更新するものなんですか。それとも、必要があるときで更新する性質のものなんですか。 195 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 196 ◯財務課長【二宮雅巳君】 今策定している計画につきましては、ほかの自治体でいうと中期というレベルで5年なんですね。この中で大きな動きがあれば、当然、随時修正というのはしないと、計画としては意味がないと思います。  参考までに、それより長い数字も今の現段階では載せてはいますが、例えば庁舎の計画が動いたと、実際の数字が出てきたとなれば、実際の数字に合わせた計画に更新、修正していくというのは必要な作業かなとは思います。  以上です。 197 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 198 ◯9番【渡辺訓任君】 財政計画はものすごく関心が高い部分だと思うんですよね。もう一つ、その辺の認識について、町の施策全体についても理解が大きく変わると思うんですよ。今後、積極的に財政計画の理解を町民に広めていく、そういうふうな計画というのは具体的にお持ちですか。 199 ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 200 ◯財務課長【二宮雅巳君】 とかく財政計画は、一般の方がごらんになってもわかりにくい部分も正直あるのかなとは思います。なるべく平易な言葉を用いながらつくっているつもりではありますが、専門的な部分もたくさん入ります。そういったものが町民の方にわかりやすいような工夫はしていきます。また、随時ホームページ等で公表していくということになるかと思いますので、なるべく行政マン以外の方がごらんになっても、全てとは申し上げませんが、ある程度、ご理解が進むような形でつくっていきたいなとは考えております。  以上です。 201 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 202 ◯9番【渡辺訓任君】 官庁会計については、考えた人がわかりにくく、わかりにくくしたんじゃないかと、そういうことを言われる方もいらっしゃるぐらいですから。ただ、わかりにくいことがわかりにくいままでは進まない部分もあると思うので、わかりにくいことこそわかりやすくしていただきたいというのは、私の切なる思いであります。  そうしますと、最後に求めをいたします。予防保全という考え方自身は、町の計画に盛り込まれているんですが、現実には計算が難しい、それから予算計上されてないということがあるわけで、そういうふうな事故が起きたり、故障が起きたりすると、施設を利用している町民にとっては大変なことで、特にエアコンなんかがとまったりとか、それから先日のプールの加温機がとまったりすると、施設の利用できる、できないにかかわっていることです。  あと、新庁舎の整備に関して言えば、町民センターとか保健センターとか、その辺の機能をどうするかということもかかわってくることで、事は単純ではないと思うんですが、ただ、建物とか設備で機能がとまってしまえば困るという機能については、具体的に想定もしていただきたい。点検していただいて、計画を立てていただきたいなと思うんです。先ほど部長の答弁では、必要に応じて可能な限り対応していくと。補正予算などで対応するというようなご答弁だったんですが、言い方をかえれば、壊れたら直しますよというふうにも聞こえかねない部分なんですよね。ですが、それではいけないわけで、ぜひ、これが壊れたら機能がとまってしまうよという、そういう部分に関しては、最低、点検と補修計画、これをぜひ立てていただきたいなと思います。  それとあと、財政計画については、これもやはり早急に町民に示していただきたい。計画を裏づける見通しについてもあわせて示していただきたい。そういうことによって町民のいろんな理解も進むし、事業に対する合意も進めていけるんじゃないかと思います。単なる施設、設備の問題だけじゃなくて、ぜひ予防保全という考え方で徹底していただきたいと思います。よろしくお願いします。  これをもって質問を終わります。 203 ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員の一般質問を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後1時40分から始めます。                           午後1時29分 休憩    ────────────────────────────────                           午後1時40分 再開 204 ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、どうぞ。 205 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。             〔3番(松崎 健君)登壇〕 206 ◯3番【松崎 健君】 議長の許可を得たので一般質問をさせていただきます。松崎健です。  2月18日付の神奈川新聞の記事に、観光業は大変心配と題する記事が掲載されていました。これは新型肺炎を受けての山口箱根町町長の言葉です。県内有数の観光地箱根町の窮状をあらわしています。この記事によりますと、2月17日の定例会見で山口町長は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて、どこで収束するのかわからない、観光業は一番影響を受ける産業なので大変心配しているとのコメントを発しています。  東京オリンピックを控え、お祭りムード漂う中、改めてイベントや観光業のような集客が重要な産業の見逃せない側面を目の当たりにした感があります。しかし、だからといって、イベントや観光がなくなるわけではなく、要は、起こり得るリスクにどう向き合うかを問われているものと考えます。  このようなタイミングで、この町の観光について質問できることは、浮かれずに、しっかりと地に足がついた状態で議論ができるチャンスだと捉えたいと思います。  さて、近年、吾妻山公園の早咲きの菜の花がマスコミに取り上げられ、有名になっており、多くの観光客がこの町を訪れるようになりました。しかし、吾妻山公園の菜の花シーズンに特化した観光となっている問題や、町内を回遊する観光客が少ないという問題が生まれています。また、リピーターも減少している傾向にあり、このため、観光振興が必ずしも経済の活性化に結びつかないという問題も生まれています。  そこで質問させていただきます。  要旨1、平成25年度、第5次二宮町総合計画初年度以降の二宮を訪れる観光客数、観光案内所への訪問者数並びに観光案内所の売上額を月ごとに示していただきたい。データがなければわかる範囲で構いません。  要旨2、現在町民センターに移転している観光案内所をJR二宮駅北口階段下へ設置するための観光案内所設計委託料は補正予算から除外されました。今後、観光案内所はどうするつもりなのか教えてください。  要旨3、町内を回遊する観光客が少ない理由についてどう考えているのか。  要旨4、リピーターが減少している理由についてどう考えているのか。  要旨5、観光振興が経済活性化に結びつかない理由についてどう考えているのか。  要旨6、第5次二宮町総合計画基本計画は、二宮町の観光の現状と課題、施策の方向性を記載しています。同計画は、二宮町総合戦略に示すように関連する計画、戦略等を踏まえ作成し、整合性が保たれていると言えるか。  質問の要旨は以上です。  ここ数十年、同じような課題があるとしたなら、解決策が示されていないという声が町民から聞こえてきます。現状を踏まえ、この町の観光の進むべき方向を確認していきたいと思います。  以上です。 207 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 208 ◯都市部長【椎野文彦君】 それでは、松崎議員の一般質問について、要旨に沿ってお答えします。  初めに、要旨1の二宮を訪れる観光客数、観光案内所への訪問者数並びに観光案内所への売上額についてです。  二宮を訪れる観光客数については、神奈川県で実施している観光入込客数調査で対象となっている吾妻山公園や二宮せせらぎ公園、徳富蘇峰記念館などの来場者数のほか、湘南にのみやふるさとまつり、川勾神社初詣でなどのイベントにおける観光客数から算出しております。  月ごとの観光客数の傾向は変わっていないため、平均値でお伝えします。平成25年以降の平均値は、最も多い1月が約10万人、梅雨時期の6月、7月及び12月は若干少なくなりますが、1月以外の月の平均は約3万8,000人となっています。  次に、観光案内所への訪問者数です。観光協会では訪問者のカウントをしていませんので把握しておりませんが、今後、訪問者や観光案内件数などを把握するよう調整を進めています。  続いて、観光案内所の売上額です。観光協会では、にの屋で観光協会のグッズのほか、二宮ブランド商品を販売しており、売り上げは、菜の花ウオッチング期間の1月と2月が高く、8月と9月が低くなっています。昨年度は町民センターに観光協会が移転した関係もあり、売り上げは減少していますが、平成25年度以降の月ごとの売上額の傾向はおおむね同様となっており、1月と2月の平均は約56万円、ほかの月の平均は約19万円となっています。  続きまして、要旨2、今後の観光案内所についてです。  令和元年第4回定例会において、観光案内所設計委託料を補正予算として計上させていただきましたが、駅前町民会館跡地の活用や他の場所でも検討の余地がある、賃料などの経常経費が新たに発生する、情報が不足しているなどのご意見をいただき、賛同を得られませんでした。このことから、町民センター内で観光案内や二宮ブランドなど、特産品の販売を観光協会に担っていただく予定です。  続きまして、要旨3、町内の回遊、要旨4、リピーターの減少、要旨5、経済活性化については、あわせて答弁させていただきます。  町内では、吾妻山公園を初め川勾神社やラディアン花の丘公園、徳富蘇峰記念館、ふたみ記念館など、歴史、文化、自然、風景といった観光資源があります。吾妻山公園の早咲きの菜の花はマスコミに大きく取り上げられるようになりましたが、菜の花の時期以外はマスコミに取り上げられることが少ないのが現状ですので、情報の発信やPRが不足していると考えられます。  また、町内の産業は小規模事業者や個人事業主が多い状況ですので、人手不足や時間的拘束などの負担から観光イベントに積極的に参加できない店舗があるなど、観光事業が地域の経済活性化に結びついていない一面もあると思います。  引き続き、商工会、観光協会と連携し、店舗などに観光イベントの参加を促していきたいと考えています。  観光客が町内の観光拠点に回遊するよう促しながら、観光客に直接店舗に回ってもらえるよう、観光協会ではイベントの開催情報や各種ウオーキングマップの配付を行っています。  菜の花ウオッチングでは、ふたみ記念館や徳富蘇峰記念館などの町の名所をめぐるスタンプラリーや町内の飲食店などを利用した際のレシートで応募できるレシートラリーの実施、イベント会場では二宮ブランドや農産物など、地場産品の販売会を実施しています。  さらに、菜の花ウオッチングと同じ時期にJR東日本とタイアップして駅からハイキングを開催し、全国各地をめぐっている旅行愛好家にも吾妻山公園の菜の花を初め、川勾神社の雛の吊るし飾り展、ふたみ記念館などを回っていただき、二宮のよさを知ってもらい、リピーターにつながるよう努めているところです。  また、湘南地域の茅ヶ崎市、藤沢市、平塚市、寒川町、大磯町、二宮町や神奈川県などで構成する湘南地域観光振興協議会では、県内外に向けた誘客キャンペーンを行い、観光パンフレットやノベルティグッズを配付し、広域的な誘客の取り組みも進めています。  最後に、要旨6、第5次二宮町総合計画についてです。  まず、二宮町総合戦略ですが、国が定めたまち・ひと・しごと創生総合戦略と整合を図り、地域の実情にあわせ、地方版総合戦略として策定したものです。  二宮町総合計画の中期、後期基本計画では、その総合戦略と整合を図り策定した計画であることから、関連する計画など、整合性は保たれていると考えており、今後も吾妻山公園を初めとした観光資源を活用し、観光をきっかけとして二宮を知り、移住・定住に結びつくよう、観光協会や商工会、民間事業者等と連携しながら、町の魅力の充実と観光の積極的な情報発信を進めてまいります。  以上です。 209 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 210 ◯3番【松崎 健君】 それでは、再質問させていただきます。  要旨の3、4、5と、こういった問題に積極的に取り組む覚悟があるのでしょうかということなんですけれども、先ほどのお話ですと、回遊する観光客が少ない理由、リピーターが減少している理由、経済活性化に結びつかない理由について、PR不足とかお店の側の人手不足とか、そういったことで参加を促す等々お話があったと思います。  それで、このことは12月の定例会でも指摘させていただいているんですけれども、第5次二宮町総合計画基本構想の11ページに、実施計画については毎年度、施策、事業の実施状況について行政評価を行い、見直しますということが書いてあります。  ところが、前期、中期、後期、それぞれの基本計画に書かれている現状と課題というのがあるんですけれども、前期、中期、後期、今、説明ありましたように、PR不足とか人手不足、そういった問題があるということでしたら、それを課題として挙げて、どう改善されていったのかというのが順次、記載されていてほしいところなんですけれども、見てみますと、前期、中期、後期、てにをはをかえて同じことが繰り返して述べられている。  要するに、観光振興が必ずしも町の経済活性化に結びつかない。問題解決のために、何を課題として何をどうしたのかというのがこれを読む限り、全く見えてこないんですけれども、結果的に同じような文章になってしまっているんですけれども、これについてはどのようにお考えでしょうか。 211 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 212 ◯産業振興課長【石原慎也君】 回遊の関係、リピーター、それと経済活性化ということでご質問いただきました。先ほども部長のほうから答弁をさせていただきましたけれども、課題としては捉えてはいます。その中で、例えば菜の花ウオッチングの中でもスタンプラリー、それとレシートラリーなど実施しまして、ここ最近ではスタンプラリーの参加者、そういったのも増加しているという状況。それとあと、レシートラリーに関しましても、かなり参加者が伸びてきているということで、そういったことを用いながら町内の回遊ですとか、もしくは経済的にお店に寄っていただくという形での改善といいましょうか、対応のほうをさせていただいているという状況でございます。 213 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 214 ◯3番【松崎 健君】 ということは、同じような文章が繰り返されているんですけれども、中を見れば、少しずつ改善に向かって動き出しているというふうなお話でよろしいかと思うんですけれども、そもそも総合計画の下に前期基本計画、中期基本計画、後期基本計画というものが位置づけられているんですけれども、これがどこまで中身のある資料なのかなということがちょっと疑問に思ったことがあるんですよ。  どういうことかといいますと、これまでにも一般質問等のご答弁をいただくときに、総合計画や基本計画の記載内容を根拠として、総合計画にこう書いてありますということを根拠とした答弁というのが多々あったように覚えているんですけれども、そうすると、これは行政の根幹となる重要な計画であるということになると思います。しかし、町のホームページに掲載されております事業評価、基礎評価の年度ごとの評価結果というのがありまして、これを見ると、平成28年度、29年度実績には、課題として自主財源の確保とか法人化というのが挙げられています。  しかしながら、そのことは後期基本計画のほうには全く反映されていなかったり、平成27年度に記載されている課題、これは唯一、観光客に対する受け入れ体制が不十分となっているということで、これを見ると、先ほど答弁いただいたお話、PR不足とか、お店のほうが人手不足でイベントに参加できないということが全然出てこないんですよ。  そうすると、今申し上げました事業評価シートとか基礎評価シート、こういったものが基本計画のほうに反映されていないように思えるんですけど、この辺の整合性というのはどう理解したらよろしいんでしょうか。 215 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 216 ◯産業振興課長【石原慎也君】 先ほどもお話ありました法人化ですとか自主財源というのもありますけれども、それというのは、観光協会の関係だと思っております。観光協会、法人化ということで、そちらに関しましては、検討というのはしていたんですけれども、まず会長職というのを町長が以前は兼務をしていたんですけれども、民間の自由度を高めるということで、民間の方へ会長というのを昨年度、行っていると、そういった課題の解決といいましょうか、改善というのをしてきているという状況になっておりますので、その課題を解決しながら、また後期基本計画というのは策定のほうをしているという状況でございます。 217 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 218 ◯3番【松崎 健君】 私が今した質問は、こちらの事業評価シートの評価の内容がこちらに反映されていないということを質問したんですけれども、それに対してはお答えいただいてないと思うんですけれども。こちらの基本計画の課題を見ても、こちらで述べられている課題というのが全然触れられていないと。 219 ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 220 ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 総合計画全般の話ということで、私のほうからさせていただきたいと思うんですけれども、実際に政策の評価シートですとか、評価を行ったときのシート、この内容は必ずしも文章で反映しているものではなくて、実際に外部の方に評価もしていただいているんですけど、そういった中で、計画自体は妥当なものであるけれども、進め方を一部考え直して進めてくださいというような評価をいただいているものが観光部門には特に多くて、特に文章を変えるものではなくて、事業の進め方を再検討という意味では、計画自体、前期、中期、後期、余り大きく変わらないというのが、やはり大前提にあるのは基本構想、資料でいくと一番薄い冊子だと思うんですけど、そこに書いてあることを大前提に前期、中期、後期計画をつくっていますので、余り大幅に評価によって内容ががらっと変わるようなことはないのかなというふうに考えています。 221 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 222 ◯3番【松崎 健君】 そうですか。どうなんでしょうね。私もぱっと見させていただいたところ、事業評価シートに書かれていることというのは、その都度、例えば自主財源の確保とか法人化、すごく具体的でわかりやすいんですけど、余りにも基本計画の内容というのが乖離しちゃうと、本当の問題というのは、私がこれを見た感じでは、さっき言ったみたいに、これは前期、中期、後期で同じことがただ張りつけてあるだけで、そんなに中身のある資料という感じがどうしてもしなくて、むしろこっちの評価シートに書いてあることのほうが現実の課題と直面して。ですから、ある程度、本当に毎年、毎年挙がってくる問題というのを反映させないと、この資料の重みというのがなくなっちゃうような気がするんですけど、いかがでしょうか。 223 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 224 ◯都市部長【椎野文彦君】 基本構想、基本計画、実施計画という組み立てがおわかりかどうかわからないんですが、構成は大枠のことで、計画はその下のある程度具体化したもの、それを実際に行うべきものが実施計画というような位置づけなので、実施計画が細かい具体的にやっている事業の内容となっているはずなので、多分わかりやすいという印象になろうかと思います。 225 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 226 ◯3番【松崎 健君】 わかりました。とりあえず、それはそれでいいとしまして、次に、観光振興が必ずしも町の経済の活性化に結びつかないというところが前期、中期、後期、一貫して述べられている課題ということになると思うんですけれども、私自身も最大の課題であると考えています。  一方で、行政の発言のほうが若干ちぐはぐなのではないかというふうに思うところがありまして、12月の定例会で観光に関する将来のビジョンについて、町民に対する施策を中心として観光は後発的というお話がございました。その一方で、おもてなしをしつつ、二宮への移住・定住を進めていくということもあったんですけれども、そのために、移住・定住を進めるために、北口の階段下に観光案内所を設置ということだったと思います。
     それで、観光は後発的と、町民に対する施策が中心という立場ですと、これは非常に福祉的な意味合いが強くなって、教育福祉常任委員会のマターになるのではないかと。経済活性化にこだわる必要はなくなるんじゃないかというニュアンスがあります。  一方で、後者のおもてなしをして二宮への移住・定住を進めていくということになりますと、産業振興的な意味合いが強くて、総務建設経済常任委員会のマターになろうかと思いますけれども、それは相入れないなという気がして聞いておりました。私は町民の意見を聞いても、前者はあり得ない。すなわち、観光は後発、福祉的な意味合いで吾妻山観光を進めていくんだということはあり得ないと思うんですけれども、その点、いかがなんでしょうか。 227 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 228 ◯産業振興課長【石原慎也君】 観光につきましては、町民中心というわけではなくて、町民の方も含めた形で、二宮の魅力を皆さんに知っていただく。町外も含めまして二宮の魅力を知っていただくためには、町民の方にも二宮の魅力というのは再認識していただかないといけないのかなと思いますので、町民中心というより、町外、県外も含めまして観光振興のほうを今しているという状況でございます。 229 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 230 ◯3番【松崎 健君】 今のお話を伺って私はすごくすっきりしたんですよ。ただ、そうすると、12月定例会で言っていた町民に対する施策が中心、観光は後発的という説明はおかしくなりますよね。 231 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 232 ◯都市部長【椎野文彦君】 後発的というような言葉はたしか使った記憶がないんですけれども、観光協会の事務所は駅周辺にあったほうがよくて、駅前というのは町の玄関である、そういうところの説明はさせていただきました。ただ、二宮はベッドタウンとして発展してきた町なので、観光だけではなく、町民にも利便性が高いものを、機能をあわせ持ったものを検討していきたいというような発言をさせていただいたと思います。 233 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 234 ◯3番【松崎 健君】 反訳からとっているので間違いないと思うんですけれども、確かに「観光はその後発的なもので」というふうにおっしゃってるんですよ。それは訂正するということでよろしいですか。「町民の方に対する施策というのを中心に行っています。観光はその後発的なもので」というふうに、それは訂正というか誤りということでいいですか。 235 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員、発言者はどなたかというのは書いてございますか。 236 ◯3番【松崎 健君】 都市部長です。全部読みましょうか。  「ビジョンというようなお話がございました。観光案内所につきましては、町の玄関口、町の顔である駅周辺を中心に考えて進めております。二宮町は現在ベッドタウンとして過去から発展してきましたので、町民の方に対する施策というのを中心に行っています。」これがまず1点目ですね。「観光はその後発的なもので、現在、吾妻山公園の活性化などというところについて中心に行っております。」というふうにおっしゃってるんですけど、後発的ではないということでよろしいですか。 237 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 238 ◯都市部長【椎野文彦君】 ベッドタウンの町として発展してきたということに対して、私、後発と言ったわけで、観光が後発という意味で言ったのではありませんので、お願いします。 239 ◯議長【野地洋正君】 暫時休憩いたします。                           午後2時08分 休憩    ────────────────────────────────                           午後2時16分 再開 240 ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。 241 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 242 ◯都市部長【椎野文彦君】 ただいまご質問がありました後発的な部分がどこにかかるのかということですけれども、その前段で「二宮町は現在ベッドタウンとして過去から発展してきました」、そのことに対して観光は後からというような意味合いで発言をした経過です。ですから、ベッドタウンというようなことに対する比較の表現であります。 243 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 244 ◯3番【松崎 健君】 そういうことでしたら、引き続き、観光振興が必ずしも町の経済活性化に結びつかないということが、私自身もそうなんですけれども、最大の課題と考えているということで話を進めさせていただきたいと思います。  観光振興、町の経済活性化に結びつけるのは本当に大きな課題だと思います。課題がまだ達成されていない。これは本当に大変なことだと思うんですけれども、いきなりその先の二宮への移住・定住の話に言及していると。定住人口の確保ということのためには、例えば魅力的な小中一貫校をアピールするとか、東海道線に座って通勤できるとか、そういったことが考えられまして、観光というのはあくまでも表面的なものだと。私は観光を経済活性化に結びつけることは最大の課題だと思うんですけれども、何も移住・定住まで結びつけるというのは、いきなり高いハードルがあるような気がするので、まずはそこまで考える必要はないんじゃないかと。  どうしておもてなしからいきなりといいますか、まずは地元の経済活性化ということをしっかりとした土台にして次のステップに行ったほうがいいと思うんですけれども、いきなりというか、2段階飛んでといいますか、おもてなしから二宮への移住・定住ということをどうして考えられたのかなというのを教えていただきたいんですけど。まずは経済活性化じゃないの、いきなりそこまで考えなくてもいいんじゃないのというのが私の考えなんですけど。 245 ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。 246 ◯政策担当部長【志賀道郎君】 総合計画の文面をごらんになってお話しされているのかなというふうに思います。後期の基本計画には関係人口という言葉も使わせていただいているんですが、こういったのは外部委員さんを含めた議論をしている中で、町の魅力が町民の方に浸透していない部分もちょっとあるんじゃないかというような議論がありました。町の方にも、移住・定住の話も含めてなんですけど、町のよさというのを再認識していただいて、それを発信していただくことで観光もしかり、移住もしかりということで、外により伝わっていくのではないか、そのような議論があったというふうに記憶しています。総合計画の文面自体が短絡的に書いてしまっている部分はあろうかと思いますが、決して観光イコール移住・定住ということを言っているわけではなくて、ひいては、こういうことにもつながればいいねというようなニュアンスで書いてございます。  以上です。 247 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 248 ◯3番【松崎 健君】 確かに、基本構想にも定住人口の確保に努めるという記載があるんですけれども、これは町長への質問になると思うんですけれども、さきの選挙で移住・定住競争をある意味否定して、人口減少を受け入れるような文面のパンフレットを作成しておりますよね。今、日本中で人口減少どうすると叫ばれていますが、今のまま移住・定住競争を続けても、日本のどこかが増えてどこかが減っていくだけですということで、移住・定住競争、余りしなくていいんじゃないのというふうにもとれるような文面だと思うんですけれども、その選挙の後に作成された後期基本計画では、定住人口の確保に努めますということの整合性について教えていただけますか。 249 ◯議長【野地洋正君】 町長。 250 ◯町長【村田邦子君】 これは施政方針にもたしか述べさせていただいていたと思うんですけれども、これから日本はどこの地域をとっても人口減少社会に向かっていくわけですから、そこを前提とした中での施策を進めていかなくてはならないということだと思っています。  それと、先ほど言った移住・定住、やはり二宮の魅力を知っていただいて、今まだ気づいてない方がいらっしゃるならば、それにぜひ気づいていただいて、二宮で生活をしていく、子育てをしていく、老後を過ごしていただく、そういった選択肢の1つにはもちろん入れていただくということも含めて、今施策を進めているところです。 251 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 252 ◯3番【松崎 健君】 そうしますと、移住・定住競争を続けていくという理解でよろしいんですね。 253 ◯議長【野地洋正君】 町長。 254 ◯町長【村田邦子君】 移住・定住競争というのは、数行ですからわからないかもしれませんけれども、今、各自治体で例えばですけど、何々費無料化とか、何々費の補助をしますとか、逆に言うと、住んでいただくと何年間か家賃などを補助しますなんていう地域もあると思います。そういった形のある意味、短期間、まずそこに住んでもらうと何費が減るというのかな、生活費なり、そういった部分に補助を出していくということだけを競争していても、ある意味、限界はあると思うんです。そういった意味で、そこだけに的を絞った競争には乗らないといった意味です。 255 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 256 ◯3番【松崎 健君】 それでは、狭義な意味での競争はしなくても、広義な意味で、要するに、これはどこにつながるかといいますと、先ほどからの繰り返しなんですけれども、観光振興が必ずしも町の経済活性化に結びつかないということがあります。これは基本計画でも繰り返し、繰り返し課題として挙がっていることで、今回の私の一般質問の軸もここに戻ってくるわけなんですけれども、そうすると、狭義な意味での移住・定住競争をしなくても、広義な意味で少しでも、今は、私、今日観光の話で一般質問をしていますので、観光の話に絞ると、おもてなしをして、それで終わりじゃなくて、やっぱり最終的には移住してほしいということになると、移住・定住競争、広義な意味では続けていくということになろうかと思いますけれども、それを否定したら、この話はおかしくなっちゃうんですけれども、そういう理解でよろしいですか。広い意味で。 257 ◯議長【野地洋正君】 町長。 258 ◯町長【村田邦子君】 狭義でも広義でもあれなんですが、競争ではないと思うんですね。総数として、多分、それは冷静にお考えになれば、松崎議員でしたら逆にご理解いただけると思うんですけれども、これから、そのスパンがここ何年なのか、それとももっと何十年なのかもしれませんけど、日本としては、今、出生数がわかっているわけですから、何年後には人口が減っていくというのは、それはデータとしてもわかっているわけです。  それに基づいて二宮町の人口ビジョンというのを出させていただいているんですけれども、その中で数だけにこだわって競争していくということではないんじゃないでしょうか。その中で、二宮の魅力を新たなさまざまな方に知っていただくのはやはり重要だと思います。多分、県内でもいろいろな自治体に議員の皆さんも行かれたりとか、県外にも行かれると、県内でさえ二宮町はどこでしたっけみたいなふうに私自身も聞かれることは多々ありますので、まずは二宮町の存在というものを知っていただくこと。そして、そこのよさというのもしっかりPRしていくこと。それによって数がどこまで増えていくという、数の競争だけでなくて、二宮のよさを知っていただくことがさまざまに、経済の発展であり、活性化にも私は結びついていくと思いますので、何も人口が毎年、毎年増えましたということがイコール経済の活性化ではない部分もこれからの世の中は考えていかなくてはならないと思いますので、そういった意味で、観光も二宮を知っていただく1つの大きな窓口だと思っています。 259 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 260 ◯3番【松崎 健君】 今、競争ではないという話がありました。この話を突っ込み過ぎると、私の今日の一般質問の観光という本題からずれてしまうので、話をまたもとに戻して、観光ということだけに絞っていきますと、競争ではないということになりますと、観光についても、今言った日本の人口は減っていくわけですから、そうすると、相対的に二宮を訪れる人が減ってくるんじゃないかということになると思います。それを補うには外国からのお客さんというのも真剣に向き合わなきゃいけないなという結論にもなろうかと私は思うんですけれども、そこで、インバウンドの話に入りたいと思います。  まず、観光振興が必ずしも町の経済活性化に結びついてないとする課題解決には、私はインバウンドが欠かせないというふうに考えています。それ以前にも、やるべきことをやってないように感じたりもするんですけれども、東京オリンピックが近づくにつれまして、新聞、特に神奈川新聞、県内自治体の東京オリンピックに向けての準備に関する記事が散見されというか、私、気がついたらコピーしてとっておいてるんですけど、本当に多くて、コピーとるのが面倒なぐらいになっちゃってるんですけれども、そこで見かける言葉はレガシー、レガシーという言葉が非常に頻繁に出てきます。  例えばいろんなレガシーがあろうかと思うんですけれども、インフラ整備による場合として、藤沢市とか相模原市、藤沢市でしたら、これも神奈川新聞の記事なんですけれども、オリンピックが決まって大橋の3車線化が実現し、弁天橋もきれいになった。これがレガシーになる。遺産ですね。江の島振興連絡協議会の会長さんの観光地江ノ島の弱点は交通渋滞だったということが出てきています。  また、相模原市では、市を取り巻く2020年状況をどう見るかということに対して、東京五輪の自転車ロードレースが行われる。これまで機運醸成を目指し、さまざまに取り組んできた。五輪のレガシーを残すため、現在、国際ロードレース大会を誘致しているということが出てきています。  また、商品のブランド化というのがありまして、これも相模原市なんですけれども、五輪選手村のビレッジプラザに使われる津久井産の木材のさらなるブランド化を目指したい。五輪への意識を高め、市民の誇りを醸成できればいいと。これはブランドですね。  それから、国際交流という点で言いますと、例えば藤沢市はエルサルバドル、箱根町はエリトリアとミャンマー。藤沢市につきましては、東京五輪でエルサルバドル選手団のホストタウンに登録された藤沢市は、同国五輪委員会と事前キャンプに関する協定を結んだということで、締結式で五輪副会長・選手団は、藤沢の子どもたちにエルサルバドルの伝統文化を知ってもらい、兄弟のような関係構築につなげたいと、地域交流にも意欲を示しているということです。  そのようなことが県内各地で起こっておりまして、レガシーに関しては、お金がかかっている場合もあるんですけれども、ただ単にその場所でかつて記念すべきことが行われた、ただそれだけのことで観光の対象にもなり得る。しかも、国際交流に関してはインバウンドにも結びつくということでレガシーが生まれてきます。国際交流が盛んになる市町はいずれも狭義の開催地、もしくはホストタウン、キャンプ地ということになっております。  聞くところによりますと、以前、二宮はブータンとエリトリアから東大跡地での事前キャンプを打診されていたということでしたけれども、結局、町のほうからお断りしたと。ですから、せっかく二宮にレガシーができる大切なチャンスをなくしてしまったということになると思うんですけれども、それが事実なのかどうかも含めて、どうしてお断りしたのかというのを教えていただきたいんですけど。 261 ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。 262 ◯政策担当部長【志賀道郎君】 松崎議員からお話のあった国から打診を受けたことはございません。  以上です。 263 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 264 ◯3番【松崎 健君】 では、わかりました。ブータンとエリトリア、片っ方からもなかったということですね。 265 ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。 266 ◯政策担当部長【志賀道郎君】 両国ともございません。 267 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 268 ◯3番【松崎 健君】 では、次に行きたいと思います。  観光振興が必ずしも町の経済活性化に結びつかないとはいえ、私には二宮町、ポテンシャルはあるというふうに考えています。  世界経済フォーラムが発表した旅行・観光競争力レポートによりますと、日本は世界の観光ランキングで総合4位ということが報告されています。また、観光庁の統計によりますと、神奈川県は、外国人延べ宿泊者数の多い都道府県で全国9位ということが発表されております。全国9位、恐らく鎌倉と箱根が順位を押し上げているものと思われるんですけれども、その場合、外国人旅行者たちは、二宮を素通りしていることになろうかと思います。素通りするんじゃなくて、二宮町に途中下車して立ち寄っていただいて、おもてなしをして差し上げたいなと私は思うんですけれども、いかがでしょうか。 269 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 270 ◯産業振興課長【石原慎也君】 県内の訪日外国人の旅行者の関係でございますけれども、神奈川県観光魅力創造協議会というところがございまして、こちら、神奈川県ですとか旅行業の方、交通業、宿泊関係、経済関係ですとか、もろもろ54団体で構成されている協議会になってございますけれども、こちらのほうではインバウンドツアーということで、ツアーのPRというのを実施しております。  平成28年からやっているんですけれども、昨年の7月に県内のインバウンドツアーが1,000本を超えたということで記者発表があったかと思うんですけれども、この中で二宮の観光資源が含まれるもの、13本のルートというのが承認、認定のほうをしていただいているという状況になっておりまして、例えば大磯から吾妻山公園、そしてミカン狩りをしていただきながら小田原に行くですとか、町内で完結するコースというのもあるんですけれども、あとは花のつながりで茅ヶ崎のツバキの庭園、そこを見ていただきながら徳富蘇峰記念館、梅を見ていただいて湯河原の幕山公園、梅ですね、そちらに行くコースですとか、そういったのも含めまして、この協議会のほうでルートの認定というのをしていただきながら、県の外国語観光情報ウエブサイト、そちらのほうでのPRですとか、もしくはPRポスター、チラシ、そういったツールを活用しながら外国人誘客というのはしていただいているという状況でございます。 271 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 272 ◯3番【松崎 健君】 ありがとうございました。結論から言うと、おもてなしをしてみたいということで理解しましたけど、よろしいでしょうか。 273 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 274 ◯産業振興課長【石原慎也君】 訪日外国人の関係ですけれども、こちらにつきましては、もともと二宮自身がベッドタウンということで、コンパクトな町として成長してきていると。身近な自然環境と穏やかな住環境を生かしました定住促進に結びつける観光振興というのを主に置いておりますので、積極的にといいましょうか、訪日外国人を主として誘客するということではないんですけれども、できるところではそういう対応というのはしているという状況でございます。 275 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 276 ◯3番【松崎 健君】 そうしますと、積極的にはインバウンド、そういった外国のお客さんを受け入れることはしないけれども、消極的と言ったら語弊があるかな。ただ、拒否もしないし、環境の許す範囲で受け入れるというようなふうに受け取りました。  それで、話がまたちょっとずれちゃうんですけど、必ず観光の話に戻ってきます。これが二宮町小中一貫教育校設置計画(案)になるんですけれども、この中で、子どもたちの教育に関しまして、グローバル化が急速に進展する中で、外国語によるコミュニケーション能力は、一部の企業や職種だけでなく、生涯にわたるさまざまな場面で必要とされ、今後ますます求められるというふうに記載されています。  その上で、英語教育の充実を目指すとして、子どもたちには英検を受験するようにというふうな呼びかけもしているところです。  子どもたちの将来を考えてのことで、子どもたちにとっては、確かにそういった新たにやらなきゃいけないことが増えるということは負担になると思うんですけれども、また一方、大人にとっても、今読み上げました。グローバル化が急速に進展する中で、外国語によるコミュニケーション能力は、一部の企業や職種だけでなく、生涯にわたるさまざまな場面で必要とされ、今後ますます求められることは変わりはないと思うんですけれども、いかがでしょうか。 277 ◯議長【野地洋正君】 教育部長。 278 ◯教育部長【黒石徳子君】 子どもたちには、学校教育のほうで英語教育、二宮町として大変力を入れているところで、これからも引き続きやっていきたいと思うんですけど、大人の方たち、生涯学習、そちらのほうで機会があれば、例えば町民大学とか、町民大学は町民の方々にいろいろ企画をつくっていただいて、町民大学はやっているところですけど、そういうところで、また企画の中でご要望があったり、やったほうがいいよという、そんな話があれば、そういうところを活用して、大人の方たちへの外国語の講座だったり、そういうことは考えられるかなと思っております。  以上です。 279 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 280 ◯3番【松崎 健君】 どうしてこんな質問をしたかといいますと、子どもたちにこれやれ、あれやれと、あなたの将来のためなんだからということを押しつけて、子どもたちは負担であり、ストレスであり、それを子どもたちが受け入れるかどうかというのは、大人たちもやはり同じようにストレスに耐えながら頑張っているのであれば、子どもたちにも伝わると私は思うんですよ。だから、子どもたちにグローバル化だからどうのこうの、英語をやりなさい、これやりなさい、これから世の中こうなるんだからこうしなさいと言うんだったら、大人たちもグローバル化に対応するために積極的にベクトルを向けてやっていく姿を見て、子どもたちは大人も頑張ってるなと、自分たちもやろうかなということになると私は思うんですよね。  ですから、ここで、今、同じ文章を引用しましたけれども、必ずしも大人がみんなみんな、英語の勉強をしなさいという意味じゃないんですよ。今、インバウンドの話ですけれども、外国のお客さんが来るとなったら、もちろん言葉の問題というのも出てくると思いますけれども、それが全てじゃありません。いろんな面で違う文化、違う言語、違う習慣の人たちを迎え入れるというのは、新たな仕事が増えること、これは間違いないと思うんですよ。だけど、それに大人が向き合う、向かい合う覚悟があるのかということだと思うんですよね。そういう覚悟を大人たちが示して初めて子どもたちが、大人はあれだけ頑張ってるんだ、自分たちも大人が言うように、将来のことを考えて一生懸命英語の勉強をしようねとかいうことになると思うんですよね。そういうことについての質問だったんですけれども、できたらもう一歩、誰でもいいんですけど。 281 ◯議長【野地洋正君】 観光に関する答弁ということでお願いいたします。 282 ◯議長【野地洋正君】 町長。 283 ◯町長【村田邦子君】 言葉の問題ももちろんあると思います、コミュニケーションとる上で。ただ、今いろいろ機会もあったりで、それは手段であると私は思っているんですね。その中で今視点として必要なのは、今ダイバーシティーと言われていますけど、多様性、多文化、そこをどう理解し、そこを理解した上で、本当に全世界の人とコミュニケーションをとっていくかということだと思います。  だから、今言語の教育、教育委員会ももちろん力を入れているというのは、それは1つの手段であって、しゃべれればいいということではなくて、それが職業的に将来役に立つということももちろんありますけど、やはり言葉が違う、文化が違う、そういった人たちとも、しっかりそこをお互いに理解し合いながらいくということが基本だと思いますので、それは大人も子どもも、全世界の人にこれからしっかりとそこの基本を考えていかなくてはいけないことだと思っています。 284 ◯議長【野地洋正君】 教育長。 285 ◯教育長【森 英夫君】 グローバル化のことについて、教育の立場から一言お話をさせていただきます。  二宮町には、実は二宮町国際交流協会というNPO団体がありまして、そこに山岸さんという方がいらっしゃいまして、実はアメリカではなくてブラジルなんですけれども、ポルトガル語で子どもたちとブラジルとの交流をしているということがありまして、小学校の子どもたちを対象に、実は山岸さんのお嬢さんがブラジルに嫁がれまして、向こうの観光とか、それから教育とか医療の件とか、いろんなことで子どもたちとつながる。そのつながりの橋渡しを大人の山岸さんたちの国際交流協会の方たちが翻訳をして、子どもたちの交流に寄与していただいているということがあります。ですから、大人の方たちが力を尽くして、観光のことも含めて、子どもたちに紹介していただき、子どもたちの交流も進めているといった実態がありますので、ご承知おきいただければと思います。  以上です。 286 ◯議長【野地洋正君】 質問者、答弁者にご注意申し上げます。質問及び答弁は、二宮町の観光について結びつくようにご発言をお願いいたします。 287 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 288 ◯3番【松崎 健君】 ありがとうございました。  では、次に行かせていただきたいと思います。繰り返し、観光振興が必ずしもまちの活性化に結びつかないという課題、これにはインバウンド効果が必須と私は考えております。  町長も指摘しておりますとおり、人口減少社会で、今のまま定住競争を続けても、日本のどこかが増えてどこかが減っていくだけです。すなわち、小さなパイの奪い合いをしたところで結果は見えてこない。とすると、外国からの観光客に目を向けない理由が私には見当たりません。  二宮町総合戦略の上位にあるのは、国が策定したまち・ひと・しごと創生総合戦略。これを踏まえ、整合性をとりながら二宮町総合戦略が策定されることになります。最近、たしか12月20日だったと思うんですけれども、閣議決定した第2期のまち・ひと・しごと創生総合戦略を見ても、地方のインバウンド需要獲得を国が促し、支援していることは明らかです。なぜ二宮町総合戦略にインバウンドへの積極的な取り組みが記されてないのでしょうか。  国の閣議決定を受けて、二宮町でも第2期二宮町総合戦略の策定が開始されましたが、閣議決定にあわせて地方自治体に発出された通知には、国の第2期総合戦略を勘案し、次期地方版総合戦略を策定するように依頼がありました。  今これからつくっていくことになると思うんですけれども、今までいろいろとお話しさせていただいた、子どもたちにグローバル化グローバル化と言いながら、大人は見本を見せるべきだとか、二宮という立地が外国人がただ素通りしているだけの状況なので、そこから途中下車しておもてなしをさせていただくことができるような位置にあると、そういった話もさせていただきましたけれども、そういったことを踏まえて、今これからつくられようとしている地方版の総合戦略に、インバウンドへの積極的取り組みを盛り込むべきと考えますが、いかがでしょうか。 289 ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 290 ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 町のほうの第2期の総合戦略、ちょうど今、作成をしているところです。外部の委員さんにいろいろご意見を聞いて、今取りまとめを行っているところなんですけれども、その中でもインバウンドという具体的な話は正直出てないので、今のところ、その言葉として具体にインバウンドという言葉が戦略の中に入ってくるかというと恐らく入ってこないような形になるかと思います。  ただ、上位の計画に載っていることは確かですから、それを全く町がやらないというわけではなくて、町として上位の計画の中から、町が優先順位をつけてやるべきことを先にやるという意味での計画と考えていただければいいかと思います。
    291 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 292 ◯3番【松崎 健君】 わかりました。  次に移りたいんですけれども、新たな観光資源の発掘についてですけれども、後期基本計画の施策の概要に、新たな観光資源の発掘ということが挙げられています。  具体的に、この課題が逆に年度ごとの評価シートに課題としてあらわれないほうが不思議な気がするんですけれども、年度ごとに吾妻山だけに特化しちゃっているというようなことが書いてあって、だったら、どうして新たな観光資源の発掘の問題提起がなかったのかなということになるんですけれども、過去のことを言ってもしようがないので。新たな観光資源の発掘になると、今、私がこの議員バッジ外してふだん着で近所の人たちと話すと、二宮町の観光のことになるとすごく話が盛り上がるんですよね。いろんなアイデアがあるんですけれども、新たな観光資源の発掘ということで今どういうことが話題になっているのかというのを教えていただきたいんですけれども。 293 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 294 ◯産業振興課長【石原慎也君】 新たな観光資源の発掘ということで、今後も引き続き観光協会とは調査研究ということで連携をしながら考えていきたいと思ってございます。ただ、昨年、商工会女性部のほうでも婚活ツアーですとか、そういったのもやっておりますので、商工会ですとか、そういったところとも連携しながら検討のほうは進めていきたいなと思ってございます。 295 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 296 ◯3番【松崎 健君】 できれば具体的に、ぽんぽんと挙げていただきたかったんですけど。 297 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 298 ◯産業振興課長【石原慎也君】 先ほどの繰り返しになってしまいますけれども、関係団体ですとか関係機関と連携しながら、今後も引き続き研究、検討のほうはさせていただきたいなと思ってございます。 299 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 300 ◯3番【松崎 健君】 ちょっとしつこいかもしれませんけれども、吾妻山に特化してしまっているということは、第5次基本構想が出た平成20年からずっと、前期、中期、後期と吾妻山に特化してしまっているということが挙げられていて、ほかに何かないのかということになると、何も出てこないというのはちょっと残念な気がするんですけど、ほとんど話題も出てないということですか。  先ほど言いましたけど、周囲の人と雑談するとぽんぽんいろんなものが出てくるんですよ、こんなのもやればいい、あんなのもやればいいと。そういうことで、何も出てこないということでよろしいんですか。 301 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 302 ◯産業振興課長【石原慎也君】 新たな観光資源というお話でしたので、先ほどのようなお話をさせていただきました。  ただ、吾妻山に特化しているというお話でございますけれども、神奈川県ですとか、そういう近隣の市町とも連携をしながら、例えば県との連携ということで、神奈川県のほうで公式のインターネット放送局、かなチャンTVをやっていると思うんですけれども、その中でも湘南の魅力の紹介ということで、湘南エリア旅なびガイドSHOWシリーズというのをやっております。  2年前に第1弾として吾妻山公園の早咲きの菜の花というのを紹介していただいたんですけれども、先月2月21日、また新たに「花でめぐろう!湘南・二宮~花と海とオリーブと~」ということで、1月の菜の花に加えまして3月の桜、6月のせせらぎ公園のハナショウブ、7月のコスモスですとか、また秋の花の丘公園の彼岸花ですとか、ふわふわドームですとかオリーブ、オリーブ商品の紹介などもしていただいたというところですので、今後も関係機関ですとか近隣市町と連携をしていきながら、吾妻山公園以外の部分でも周遊していただけるような情報の発信というのに努めてまいりたいと思ってございます。 303 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 304 ◯3番【松崎 健君】 ほかと連携するのもいいんですけど、もっと主体的に二宮の地に足をつけているんだったら、もうちょっといろんなものが出てきていいんじゃないのかなという気はして伺っておりました。  では、次に行きたいと思います。これは確認事項のようなものなんですけれども、観光協会の民営化についてです。  これもたしか12月の定例会だったと思うんですけれども、観光協会が完全に民営化したという説明がありましたけれども、それは間違いないですか。 305 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 306 ◯産業振興課長【石原慎也君】 観光協会でございますけれども、昨年度、平成30年度に会長が民間の方にかわられまして、民間の方の自由度も生かしながら、今、組織強化という形で行っているという状況でございます。 307 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 308 ◯3番【松崎 健君】 観光協会の会長が町長ではなくなったということだったと思います。それで、それをもって果たして民営化と言えるのかという、特に対外的にアピールするときに言えるのかということを確認したいんですけれども、民営化という言葉自体、私も限られた時間で調べたんですけれども、きちんとした法律用語ではないらしいということが現時点でわかっていまして、今現時点の私の理解を読ませていただきますと、民営化といいますのは、国や地方公共団体が経営していた企業及び特殊法人などが一般民間企業に改組されること、運営が民間委託されること、さらには民間に売却されることなど、さまざまな形態を指して用いられる政治的な言葉であるということでした。民営化された国営・公営企業は、通常、株式公開される。段階的に株式を放出し、やがて市場が全てを保持するようになった場合、完全民営化と言われるというのが私の理解なんですけれども、確かに町長の選挙のパンフレットを見ても、この4年間で実現してきたことの中に、観光協会民営化というのが書いてあったんですよ。  それで、私、大磯と平塚の観光協会に問い合わせてみたんですけれども、その前提としまして、こちらの事業評価シートのほうを見てみると、課題として法人化というのが書いてあるんですよ。法人化、まだされてないと思うんですけれども、法人化されてないで民営化なのかなという気もしちゃいますけれども、大磯の観光協会に問い合わせたら事務局長の話として、大磯はもう既に法人化されていて公益社団法人であると。運営は役場から……。            (「公益じゃないよ」との声あり)  いや、そのように私は……。違いますか。事務局長、私はそう聞きました。平塚は一般でした。 309 ◯議長【野地洋正君】 どなたとしゃべっているかわかりませんけれども、もう一度、そこから繰り返してお願いします。 310 ◯3番【松崎 健君】 大磯の場合、事務局長に確認したところ、大磯町観光協会は公益社団法人という説明を受けました。ただ、一般じゃないかという指摘もあります。運営は役場から独立して、しかしながら、町からの助成金なくして運営はできず、町の意向を無視して完全に自分たちだけで全てを決めるわけではなく、したがって、民営化しているということは、対外的には間違いなく言ってないということでした。  平塚市観光協会に問い合わせたところ、やはりこちらも事務局長の方に説明していただいたところ、こちらは一般社団法人というふうにはっきりおっしゃっていました。自分たちは民営化とは考えてないと。  問題は、これから対外的に二宮町の観光協会をアピールするときに、二宮町の観光協会は完全民営化したんだと言っていいものだろうかというのが疑問なんですけれども、ただ12月定例会では、完全な民営化になりましたということを言っているんですけど、それはいかがなんでしょうか。 311 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 312 ◯産業振興課長【石原慎也君】 会長のほうは、民間企業のほうを経営されている方ということで、民間の方にかわったということでございます。民営化、法人化、今観光協会のほうは法人化していない状況ですけれども、大切なのは、観光協会のほうが観光客誘客、そして定住に結びつく、そして経済の発展につながるということを行っていくというのが大切なのかなと。  その中で、民間の会長のほうにかわった中で、これからいろいろなアイデア等も出てくると思いますので、しっかりとした支援、サポートのほうをしていきながら、連携しながら進めていきたいと考えてございます。 313 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 314 ◯3番【松崎 健君】 質問に対して簡潔に答えていただきたいんですけれども、今の先ほど話しました状況で、二宮町観光協会は完全民営化したと対外的にアピールできますかというのが質問です。 315 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 316 ◯都市部長【椎野文彦君】 言葉の語弊があったのかもしれませんけれども、完全な民営化ということでなくて、今までと比べて民営化しているというような大まかな表現です。 317 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 318 ◯3番【松崎 健君】 また反訳になっちゃうんですけど、どうします。中断しますか。反訳には、完全な民営化という言葉がちゃんと残っていますので、これは訂正ということでよろしいですか。読みましょうか。  だから、質問です。完全な民営化と書いてありますけれども、これは変更したほうがいいですかというのが質問です。 319 ◯議長【野地洋正君】 恐れ入ります。松崎議員、発言者はおわかりでしょうか。 320 ◯3番【松崎 健君】 都市部長です。 321 ◯議長【野地洋正君】 都市部長の答弁を求めます。 322 ◯都市部長【椎野文彦君】 どなたの議員さんのときに答えた質問なんでしょうか。場所がわからないので……。 323 ◯議長【野地洋正君】 暫時休憩いたします。                           午後2時58分 休憩    ────────────────────────────────                           午後3時01分 再開 324 ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。 325 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 326 ◯都市部長【椎野文彦君】 12月定例議会の補正予算のところで、「完全な民営化になりました観光協会」というふうな表現を使っておりますので、完全なというのを削除をお願いいたします。 327 ◯議長【野地洋正君】 恐れ入ります。議事録の削除はできませんので、今の質問においては、そのように訂正をしてくださいということのお願いになります。 328 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 329 ◯3番【松崎 健君】 そうしますと、むしろ、完全なをとっても民営化というのは残るわけで、対外的に二宮町の観光協会は民営化したんだぞということを言っていいものなのかということなんですよ。大磯も平塚も、私が電話して聞いた範囲では、とてもとてもということだったので。二宮、本当に民営化したのということになっちゃうと思うんですけど、民営化は堂々とアピールしてもいいということですか。 330 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 331 ◯都市部長【椎野文彦君】 先ほども申し上げましたとおり、その前の時点と比べると民営化してあるというような表現で、完全に民営化したとか、民営化ということを積極的に申し上げるような気持ちはございません。 332 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 333 ◯3番【松崎 健君】 2つに1つだと思うんですけれども、民営化したんだったら民営化しましたと。こっそり民営化というのはないと思うんですけど。 334 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 335 ◯都市部長【椎野文彦君】 先ほどの繰り返しなんですけど、最初の形からすると民営化で、民営化に完全に移行しましたというような表現ではなくて、比べると民営化に傾いている、民営化に進んでいる、そういうような表現でございます。 336 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 337 ◯3番【松崎 健君】 ちょっとよくわからないんですけど、二宮町の観光協会は民営化しましたとパンフレットに書いていいんでしょうか。 338 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 339 ◯都市部長【椎野文彦君】 パンフレットに書くようなことは考えておりません。 340 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 341 ◯3番【松崎 健君】 中途半端なんですけれども、時間が来てしまったので、最後に要望ということになりますけれども、観光の話になりますと、私がふだん着で話すと、ものすごく楽しそうに話が盛り上がってわくわく感が満載になるんですけれども、何かそういったものが欠けているんじゃないのかなと。もっと本当は楽しいことなんだということを念頭に置いて、前向きにこれから、インバウンドも含めて二宮町の観光の活性化に努めていただきたいと思います。 342 ◯議長【野地洋正君】 松崎議員の一般質問を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後3時20分から始めます。                           午後3時04分 休憩    ────────────────────────────────                           午後3時20分 再開 343 ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、お願いいたします。 344 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。             〔7番(小笠原陶子君)登壇〕 345 ◯7番【小笠原陶子君】 通告に従い、一般質問いたします。私の名前は小笠原です。よろしくお願いいたします。  件名は、公共交通であるバスを乗り支えるためにです。  行政では、一般的に民間企業の固有名詞を出すことを嫌がりますが、二宮町を走るバスは幸か不幸か神奈中交通のバスだけですので、本日は神奈中バスをどう乗り支えるのかという視点で質問させていただきます。  国、つまり国土交通省では、地域公共交通に関する施策についての動きをこの間、つくってきているわけです。皆さん、振り返りますと、平成12年、14年のときに、バスとタクシーの需給調整の廃止がありまして、それから20年、地域公共交通の活性化及び再生に関する法律の制定ができまして、平成19年から約10年が経過し、平成26年の同法の改正を踏まえて、地方公共団体を初めとする地域が主体となって計画的なまちづくりと連携し、地域公共交通の確保、維持などの取り組みが進められてきたところであります。  このような中で、引き続き公共交通の利用者の減少や、公共交通事業者の赤字運営などが課題となっており、これらに加えて人口減少の本格化、高齢者運転の問題の顕在化、運転者不足の深刻化、公共交通確保、維持のための公的負担の増加など、地域公共交通の安定的な確保、維持をめぐる環境はますます厳しくなっているというのは国の認識でありますし、また国のほうでは、先ほどの質疑にもあったように、インバウンドの急増による対策ですとか、またIT化によるバスの自動運転、それなども含めた新たな見直しを今ちょうどしているところでございます。  私どもの町では、通告にございますように、地域公共交通計画を策定しまして、モビリティマネジメントを打ち出しております。何でも横文字が今の日本は好きでございますので申し上げますが、モビリティマネジメントとは、計画にも書いてございますが、「地域や都市を、「過度に自動車に頼る状態」から、「公共交通や徒歩などを含めた多様な交通手段を適度に(=かしこく)」と書いてあるんですけど、「利用する状態」へと少しずつ変えていく一連の取り組み」、また「「環境や健康などに配慮した交通行動を、大規模、かつ、個別的に呼びかけていくコミュニケーション施策」を中心として、ひとり一人の住民や、一つ一つの職場組織等に働きかけ、自発的な行動の転換を促していく点がその大きな特徴」と私どもの計画に記されております。その進捗を伺います。  要旨に入ります。  1、町は計画に基づき、地域公共交通活性化協議会を定期的に開催しています。多種の事業者が参画して意見交換されていますが、バスの乗車客は減少の一途でありますし、この数年、バス路線も廃止された便があります。バス協会から、免許返納前の段階でバスに乗りなれる機会をつくってほしいとの意見がございました、バス協会の方からですね。団塊の世代が定年退職し、地域に戻ってきています。超高齢者になる前にバスに親しんでいただく機会を持つ方策についてお伺いいたします。  2番としまして、持続可能な環境づくりの一環としてもバスの利用を勧めていきたいと思います。特に子どもたちにバスの必要性を認識してもらうことが大事です。自治体によっては、子ども向きのパンフレットをつくって啓発に努めています。内容は、バスの利用のメリット、バスの必要性、バスの乗り方、バスの割引券のことなど、イラスト入りで理解しやすい子どもたちへの啓発を町はどのようにしているのかお伺いいたします。  3番、二宮町は神奈中バスが運行しています。かなちゃん手形など割引システムがありますが、知らない方も多い。利用者が増えることはバス便存続に不可欠だし、高齢者が出かけることは介護予防につながります。町は積極的にPRし、その取得に当たり購入しやすい支援をすべきと考えますが、いかがでしょうか。  以上です。 346 ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。 347 ◯政策担当部長【志賀道郎君】 それでは、小笠原議員の一般質問について、要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨の1、超高齢者になる前にバスに親しんでいただく機会を持つ方策についてお答えします。  全国的な少子高齢化が進む中、二宮町においても全町的に高齢化が進んでおり、主に高齢者を中心としたいわゆる交通弱者の方々が増加することへの対応は社会的な課題であるというふうに考えています。特に二宮町の場合、大規模な宅地開発並びにバス網、バス路線の整備とともに発展してきた歴史がありますが、自家用車の普及によってバスを使う機会が減ったことが結果的に、みずからの足を奪われるということにもつながっているため、改めて公共交通の重要性について気づいていただいて、乗っていただけるような取り組みが求められております。  また、社会問題にもなっている高齢運転者の方による交通事故の増加も、バス等の公共交通を使う経験が少なく、危険を感じつつも、便利な自家用車の運転を選択されるという方が多い結果だというふうに考えております。  そのため、公共交通の維持と地域の安全をあわせて考える必要があり、議員のご質問にあるとおり、高齢者になる前からという視点で、交通施策部門と高齢福祉部門が連携して取り組むべき課題だと認識しており、要旨2にもあります子どもたちへの啓発とあわせて、現在策定中の地域公共交通計画の後期施策に位置づけ、来年度からの実施に向けて調整を進めているところです。  具体的には、地域の通いの場などを活用してコミュニティバスの回数券を使ったお試し乗車体験などをしていただくことで、通いの場の参加者だけでなく、運営スタッフなど幅広い世代に広げ、コミュニティバスの利用向上だけでなく、公共交通利用に対する啓発にもつなげていきたいと考えております。  既に富士見が丘一丁目地区では、もともと神奈川中央交通のバス便がなく、コミュニティバスが導入され、廃止され、デマンドタクシーが導入され、廃止され、コミュニティバスが再導入されたといったような経緯を踏まえて、公共交通の重要性を地域として認識していただいて、バス便がなくならないようにするにはどうしたらよいかという視点で、自治会がコミュニティバスを利用した買い物時刻表を作成し、住民に配るなどの乗り支える仕組みづくりに取り組んでいただいており、結果として、この地域のコミュニティバスの乗車率向上にもつながっておりますので、このような取り組みがほかの地域にも広がるよう啓発に努めてまいります。  次に、要旨の2、子どもたちへの啓発についてお答えします。  未来を担う子どもたちへの啓発は、公共交通の維持という観点だけではなく、環境問題や経済循環、共生社会の実現といった分野まで影響し得る重要な取り組みだと認識しています。  そのため、町としても児童生徒や就学前児童も含めたモビリティマネジメントについてどのような形で実施できるかなど、学校や幼稚園などと調整していきたいと考えています。  一方で、子どもたちはふだんの生活習慣から受ける影響が大きく、学校などで啓発活動をしても、ご家庭で車だけの移動をしていれば啓発効果は低くなると考えますので、保護者世代に対する啓発も重要になります。今の保護者世代の方々は、ちょうど自家用車の発達とともに育ってこられた世代であり、自家用車から公共交通への転換や公共交通の必要性といった部分において、アプローチする手法を含め難しい部分が多いと感じておりますが、他の自治体で行われている手法などを研究し、公共交通の利用につながるような啓発をしていきたいと思います。
     最後に、要旨の3、神奈中バスの割引システムなどを町がPRし、購入に対する支援をすることについてお答えします。  現在、運転免許を返納された方には、町のコミュニティバスをお得にご利用いただけるニーノ手形やミーヤ手形を交付しておりますが、二宮町を走る神奈川中央交通のバス便は全てが赤字であると伺っておりますので、今後の町の公共交通を考える上でバスを利用していただくための取り組みは、町が事業者とともに取り組むべき大きな課題だと認識しています。  その1つとしてかなちゃん手形などの割引システムを町が積極的にPRすることは、町内を走るバス路線の維持につながると思います。  一色小学校区地域再生協議会の移動支援部会でも、独自の取り組みとしてかなちゃん手形について調べ、地域内への周知を検討するなど、地域内住民の公共交通への意識向上に取り組んでいただいておりますが、町としても、一色小学校区だけでなく、公共交通に対する町民の意識を転換していただくために、事業者側との調整やニーズ調査など、前向きに検討したいと思います。  以上です。 348 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 349 ◯7番【小笠原陶子君】 まず、1)の団塊の世代にというのも、この間、1月の地域公共交通協議会で出た話なので、町もこれから定年退職した団塊の世代の人たちに働きかけていくというのは、一から始めていくのかなというふうに思うんですけれども、ただバスに乗るだけじゃおもしろくないので、何かおもしろい企画とあわせて実現できるといいのかなというふうには思います。  私も一色再生協議会の移動支援部会におりますので、そこで出た話は、私どもの町にはホームセンターがないので、平塚とかのホームセンターまでバスで行くと、ホームセンター、百合が丘の場合は2回乗るわけなんですけど、二宮の駅から真っすぐ平塚に行くと、電車より便利なんだそうなんですよね。ホームセンターのすぐそばでバス停でおりられるので。みんなで行くかどうかはあれとしても、ある程度のまとまったものも、多少重くても乗ってまた帰れるみたいなツアーをやろうかなんていう話も話し合いの中では出ていて、そういう企画もよいなとは思っておりますが、今、一色小地区の集まりの勉強会の中での実現と町がリンクしていくというところが、聞いている方、町内全般でとかと一応答えていただいたけど、そこがどういうふうにつながっていくのかというのは、それはそれ、これはこれみたいな感じになりがちなんですけど、その辺はいかがですか。 350 ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 351 ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 私どもの認識では、今、一色小学校区の地域再生協議会でやっているのは、町内で先行してやっていただいていると思っているんですね。まず、その取り組みから、それをさらに地域に広げていく、ほかの地域に広げていくのは町の仕事ではないかなというふうには考えています。 352 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 353 ◯7番【小笠原陶子君】 もちろんそれはそうだと思うんですけど、そういうふうには言えると思うので、今いろいろ協議していることの結果が出て、またそれが動きにつながれば、それを参考にしていきたいということでいいわけですよね。  そこのところは私も投げかけで、何しろ、バスは乗りなれないと嫌なんですよ。乗りなれてる人にはどうということないことでも、二宮から乗りなれている人は後ろから乗って前でおりるというのもご存じでしょうけど、横浜とか都内だと、結構前から乗ったりしますよね。そういうのを見てるとすごく戸惑うんですよね。  だから、簡単なことなんですけど、元気なうちに利用してみるということはとても重要だと思っておりますので、くれぐれも検討だけじゃなくて、次につなげるようにともに進めていければというふうに思っております。  2番の子どもたちへの啓発ということなんですけど、やはり保護者の世代への啓発が重要だというのはとてもあると思うんですね。各家庭でお休みの日ぐらい子どもが割引になるので、それもご存じない方もいらっしゃるのではないかと思うんですが、お子さんは50円で乗れるので、お休みの日は電車で行けば、パパも帰りはビールを飲んで帰ってこれるみたいな感じで、そういうのもお知らせできるといいのかなというふうには思います。車しか乗ってない人は、バスのことわからないです。自分がそうなので。  それと、百合が丘保育園でお伺いしたら、お出かけにバスで行くんだけど、そのときに子どもたちにお金を持たせて、先生がまとめて払うんじゃなくて、乗り方を教えているというお話があってとてもいいなというふうに思ったんですね。  学校というのも、学校教育の中でいろんなルールがあったり、限られたカリキュラムの中で難しいと思うんですが、例えば学童保育も伺うと、みんなでバスに乗って出かけるときがあるようなんですよね、行事の中の一環で。ラディアンのほうか何かに行ったとか言っていましたけど。伺ったら、そのときは先生が、そのほうが簡単ですからまとめて払ったけど、私が子どもたちの勉強のために一人一人にお金を、保育園ではそういうふうにやっていると聞いたんですけど、ぜひそういうふうにやっていただきたいという話をしたら、検討したいようなことは、先生ですから、あそこは組織ですから、その方が決定するわけではないんですけど、せめて学童保育とかのちょっと学校から離れた部分でまとまった集団に対してバスの利用とか、そういうのを働きかけるというのは重要だと思うんですけど、いかがでしょうか。 354 ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 355 ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 できる限り調整を、そういったことで啓発はしていきたいなと思うんですけど、なかなか学童も人数も多かったりですとか、いろいろ課題はあるのかなと思っています。  一例なんですけど、小田原市さんだと、やはり調整が難しくて、1つ公共交通に乗ってもらう方法として、子どもたちに絵を描いていただいて、それを一定期間、バスの中に飾る。そうすると、休みの日に親子でそれを見に公共交通に乗るという実験をしているんですね。そういったことも含めて、今後検討していきたいなと思っています。 356 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 357 ◯7番【小笠原陶子君】 小田原のそのやり方もおもしろいやり方だと思います。  それで、肝心の2番目の質問のイラスト入りで理解しやすい子どもたちへの啓発用のパンフレットというのを絵入りでできていると、わかりやすくてとてもいいんですけど、それは、うちの町としては可能性はどうなんでしょうか。 358 ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 359 ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 そういったものも含めてやっていきたいと思います。実は、コミュニティバスを新しくしたときのものなんですけど、こういったような感じで、全て平仮名で書いてあって、お子様が見てもらえるようなものもやったことはあるんです。こういうのを例にして、今後、これはコミバスだけなんですけれども、公共交通全般でこういったものをつくって啓発できればなと考えています。 360 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 361 ◯7番【小笠原陶子君】 ありがとうございます。うちの町がコミュニティバスを出しているけれども、もっとこの時間にとか、あの時間にとかいろいろ要望を出すと、既にあるバスの運営を妨げるような動きはできないという話がいつも出てくるんですよね。なので、実際、たくさん動いている神奈中バスを積極的に支え、担当課はそう思っていても、みんながそう思ってないとだめだと思うので、それを啓発するということが重要だというふうに思うので、今こういう質問をしているんですけど、ぜひ期待したいと思います。あのときのパンフレットはとてもかわいくて、補助金もらってやれたんですよね。またもらえる補助金を探してみて、ぜひやっていただけるといいと思います。期待していますので、よろしくお願いします。  3番のかなちゃん手形の件なんですけれども、今日はこれを、かなちゃん手形、とてもお得ということで、かなちゃん手形があれば、どの区間でも1乗車現金100円で乗れます、乗れば乗るほどかなちゃん手形はこんなにお得ということで、3カ月で3,500円、最初、払う必要があるんです、そのお金は。ですから、毎月3カ月の間に3,500円以上乗らない人にはもったいなくなっちゃうんですけど、1人置きに、二宮、私が住んでいるところは百合が丘で坂なものですから、買い物は行きはくだりを歩いていて、帰りは必ず荷物を持ってバスに乗るという方たちが圧倒的に増えているので、そういう方には絶対お得なんだと思うんですけど、ご利用例があるんですけど、通常は1カ月に10往復した場合、3カ月分の利用額は1区間200円として、今、二宮は大体200円だと思うんですけど、200円、1往復だと2回ですよね。それに10往復、1カ月に10回乗るとして、それを3カ月にすると1万2,000円になるわけですよね。  かなちゃん手形、3カ月有効券を利用しますと、最初に3,500円払うんですけど、バスに乗るのは100円なので、往復200円で、それが10往復の掛ける3カ月だと9,500円になって2,500円のお得になります。たくさんお金を持っている方には、そんなに響かないと思いますけど、やはり限られた年金の生活の方などにとっては、それだけ浮くというのはお得だというふうに考えるわけです。  それで、かなちゃん手形に対して、厚木市では助成しているんですよね。厚木市は神奈川県の中でもお金持ちの自治体ですから、うちの町が全くそれを参考にするということは無理だと、私も長々議員をやっておりますから十分承知しておりますけど、それを紹介させていただきます。  高齢者の6カ月券というのがあるんです。それを助成しているんですけど、全額じゃないんですけど、5,400円が3,000円で購入できております。だから、6カ月間の間に1,400円を市が助成しているという形になって、市内に住民登録があって満70歳以上の方。そういう方は神奈中と市が契約しているので、サービスセンターに行けば、すぐその値段で買えるような形になっております。  私も財源のない二宮町の中で、二宮町では敬老祝い金を支給しているんですね。88歳が2万円、100歳は3万円支給していて、昨年のちょうどこの時期に、町はその削減の提案をしましたけど、反対多数で否決されて、そのまま88歳が2万円、100歳は3万円支給しております。  令和2年度の予算は503万円です。昨年の質疑があったときは400万円掛ける人数でしたね。1年でプラス100万円になってるんだなとびっくりしたんですけど、それだけ88歳の方と100歳の方が増えているんだということがわかりますが、この敬老祝金条例というのがありまして、本町居住の高齢者に対して二宮町敬老祝い金を支給して敬老の意を表し、あわせてその福祉を増進することを目的とするというふうになっております。  昨年のときに町の説明では、額面、金額ではなく、町からのお祝いが感謝されている印象がありますし、他の自治体では記念品などというところが多い中で、町の祝い金は決して少なくないと。ジョイカードは8割以上の方が利用しており、商工会や商連加盟店を知り、使っていただくという形での地域経済に貢献をしているのは認識していると説明しておりました。  福祉の増進というところで、私は、本当に困っている人にある程度、支援するということこそ福祉の増進ではないかというふうに思っておりまして、そのときに、去年、反対討論した方がこういうことをおっしゃっているんですよ。  「28年には77歳、88歳、99歳に支給をしていたものが、現在では88歳と100歳と機会が減り、それがさらに半減となることは、高齢者への福祉をそぐことになり、これはさらに減少し、買い物の不便を問題としている個人商店の補助を減らすのと同じことになります。買い物難民の問題をさらに加速させることになると心配がありますので、賛成できかねます。反対をします。」と述べていらっしゃいます。  この方は、おっしゃった方は、今俺が言ったことだなと思っていると思いますが、ジョイカードの支給額が減ると買い物難民の問題を加速させるという論調でしたけれども、私は本当の買い物難民の方にこそ支援が必要だと思うのであります。  また、このかなちゃん手形を購入するに当たっては証明写真が必要なんですね。かなちゃん手形のご案内ということで、ここにかなちゃん手形購入申込書というのがあるんです。写真をつけなくちゃいけないんですね。2.5センチ、2.5センチの写真ですね。高齢な方はスマホとか持っていらっしゃらないですし、パソコンもない方が多いんです。うちのほうは西友の前にプリントするお店があったんですけど、あそこも閉まっちゃいまして、クローズ、閉店しちゃいまして、あとは機械でやる形になるんですね、カメラとか持ってない人は。700円で、店の前にある、百合が丘にもありますけど、やるんですけど、あれ、結構難しいんですよね。顔の位置をあわせたりとか、椅子の高さとか。そういうので大変なれないで撮影は難しいと思います。  そこで、かなちゃん手形の証明写真を町が何らかの形で支援していただくことが重要だと思うんですが、それについてはいかがでしょうか。ですから、補助金の活用の仕方と、本来の本当の意味での福祉の増進というところでどうなのかというところをお伺いします。 362 ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 363 ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 補助金の関係については、町全体の話になってしまうので、できるものなのか検討は必要なのかなと思います。  あと、かなちゃん手形の写真の関係については、また神奈中さんとも相談してみなきゃいけないんですけど、本当に現像された写真でなければいけないのか、それともデジカメとかで撮ってカラープリンターで出したものでも適用されるのかどうか、そういったことも含めて、神奈中さんと一度相談してみたいと思います。 364 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 365 ◯7番【小笠原陶子君】 神奈中と相談して、オーケーだとなったらどういうふうに町ができるんですか。 366 ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 367 ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 オーケーであれば、前向きに考えていきたいなと思いますけれども、まだここで必ずやれますとは言えないところです。 368 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 369 ◯7番【小笠原陶子君】 私は1つ思ったのは、一色小学校区地域再生協議会が事務所を持っていますよね。だから、そこでパソコンもあるし、プリンターもあるのでお手伝いできるんじゃないかなというのは思ったんです。だけど、事務所の場所が山の上で、めちゃめちゃ行きづらいところなので、そこはだめだなというふうには思っているんですね。ラディアンとか、そういうところでやれるのが一番いいんですけど、本当はITふれあい館とかあったらそこを活用できたのかなというふうに思うんですけど、今それはないですから、何かそういう皆さんが行きやすい場所で、年がら年中じゃなくてもいいけど、ある時期、半年に一遍ぐらいとか、写真を撮って、バスに乗るためにはぜひそういうのを、かなちゃん手形を買うには写真がないとだめなので、やっていただけるとありがたいんです。ぜひ前向きに検討してほしいというふうに思います。  それで、私どもの二宮町には駅前サービスセンターがあって、そこでかなちゃん手形を申請するんですね。幸いにということで、駅前にどこにでもあるのかなと見たら、別に大磯の駅前にもないし、国府津にもないし、平塚にはあるんですけど、辻堂とかなくて、この二宮の駅のところだけ駅前サービスセンターがあるというのはすごいメリットなんですよね。  そんなの当たり前というか、バスに乗らない人は気がつかないんですけど、そういえばあんなところあったなみたいな程度の認識なんですけど、うちの町の財産の1つなんだなというふうに気がついたんですけど、そういう部分ででも、写真の支援はできないまでも、2.5、2.5の写真をどうにかして手に入れれば割引の方法があるということを、それをやる場所は二宮の駅前の北口のトイレの横の小さいサービスセンターだということをもっと皆さんに、どこかで知らせてるとはとても思えなくて、実は一部のわかってる人だけなんですよ。本当に町が少しでもバスに乗ってほしいと思ったら、みんなが少しでも割引チケットが買えたりという方法を教えて差し上げるのが大事だと思うんですね。  ついでに言いますけど、でも、そこは残念ながら、平塚は毎日、平日やっているんですけど、そこは月水金だけです。それで、午前中は11時半から12時半。だから、朝早く行ってもだめです。午後は1時半から夕方の7時半までやっていますから、午後はずっとやってるなという印象ですね。月水金というオープン日は覚えにくくはないので、ぜひ活用して割引チケットを買っていただけるといいと思うんですけど、公は民の宣伝はしないみたいなところがあって難しいのかどうか、その辺を伺います。 370 ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 371 ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 議員の答弁、冒頭にもありましたけど、二宮はたまたま神奈中さんしかないので、もちろんそれを一緒にPRすることができないかといえばできると思います。ただ、正直、かなちゃん手形自体が神奈中さんが積極的に販売をしているかというと、余り積極的に販売してないところもあって、調整が難しいところではあるんですけれども、できるだけ、今度の地域公共交通計画の後期の施策にも書いてありますけれども、高齢者の足を確保するですとか、子どもに乗っていただくですとか、具体的に書いていますので、そういったことを目指して神奈中さんとも調整をとっていきたいなというふうには考えています。 372 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 373 ◯7番【小笠原陶子君】 それで、もう一つお伺いしたいんですけど、バスは町の中だけ、コミュニティバスじゃないので、小田原から来たり、大磯のほうから来たりしていますよね。要するに、町単独じゃなくて、地域との連携、他自治体との連携というのは重要だと思いますが、その辺の動きというのはどうなんですか。例えば大磯は山のほうまでバスを回すために虫窪のほうに補助金を出したりしていますけど、そういう情報をもらいながら、うちの町だけが乗るんじゃなくて、小田原の人もいっぱい乗ってもらって、橘の人は二宮の駅から出かけますし、大磯の人もそうですね。朝、南口に国府のほうの方がいっぱい来ますけど、そういう方たちを減らさないために、自治体同士での情報交換とかはどういうふうになっているんでしょうか。 374 ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 375 ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 自治体同士の情報交換は常にしていますし、最近はないんですけど、ちょっと前までは各市町村の地域公共交通会議、うちでいうところの地域活性化協議会にほかの自治体が傍聴に来たりですとか、そういうこともしていたので、情報共有は常にできていると思っています。  やはりおっしゃるとおり、二宮は駅勢圏というんですか、駅を使う圏域が二宮町内だけじゃなくて、小田原、大磯、中井、秦野、かなり広いので、そういうことも含めてモビリティマネジメントですか、車を使わないようなPRというのもしていければというふうに考えています。 376 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 377 ◯7番【小笠原陶子君】 そうなんですね。うちの町だけのキャパシティーは限りがあるので、バスを減らさないために他の協力も重要なので、かなちゃん手形がこういうふうに買いやすくなりますよというのは、ほかの自治体の人もわかるような形に、例えばポスターを張るとか、何かそういう努力をしてほしいと思うんですけど、確認します。いかがですか。 378 ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 379 ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 その辺は、先ほども言ったんですけど、神奈中さんと調整をしないと何とも言えないところなので、神奈中さんに相談してみたいと思います。 380 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 381 ◯7番【小笠原陶子君】 今日は民間のバスをもっと乗らないと減る一方だということで、やっぱり町民の皆さん全員が危機感を持って、自分は乗らないからいいのではなく、要望しますね。  町のお年寄りの幸せのために、またお年寄りとは限りませんけど、車を持ってない方の利便を確保するためにも、ぜひバスを維持しなきゃいけないし、迷ったら、今日はどっちにしようかなと思ったら、なるべくバスに乗るとか、そういう努力をみんなでしていかなければいけないというふうに思っております。  国は、地域公共交通をめぐる社会経済情勢の変化ということで、先ほど申し上げましたけど、人口減少とか運転者不足がとても大きくなっておりまして、国の資料によると、黒字路線であっても路線の維持が困難になっている場合があるというほど運転者さんがいない状況がありますので、ましてや赤字路線は大変厳しいので、公的負担の増加というのが出ている中で、なるべくそういう形で公的負担をしないで、する前に精いっぱい、町としてもやれることを真剣に手を打っていく時代だと思いますので、よろしくお願いいたします。  以上です。 382 ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員の一般質問を終結いたします。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後4時15分から始めます。                           午後4時00分 休憩    ────────────────────────────────                           午後4時15分 再開 383 ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  次の方、お願いいたします。 384 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。            〔12番(根岸ゆき子君)登壇〕 385 ◯12番【根岸ゆき子君】 私の名前は根岸です。よろしくお願いします。では、通告に従い一般質問をいたします。  有害鳥獣対策と遊休農地の有効活用についてです。  要旨1、イノシシ被害は農作物の実被害のみならず、人家のそばへも出没し、土地を荒らしたり不安を感じる住民の声もある。  総務建設経済常任委員会でも、イノシシによる被害状況と対策について勉強会を設けていただきました。静岡県森町へも視察を行いました。それらの動きの中でも明らかになっておりますが、二宮町では平成20年ごろからイノシシが増えてきたことを認識し、勉強会資料によりますと、平成24年には23頭のイノシシ捕獲実績をデータ化し始めてから、平成30年度には捕獲数は49頭となりました。  ハクビシンなど、中型捕獲おりの数がほぼ横ばいなのに比べまして、イノシシの箱わなは10から19基へと当初から2倍に増設し、さらに農作物のベターな防除柵としての電気柵も今年度は補正予算で増額をし、その利用面積を増やしています。  有害鳥獣被害は全国的な課題であり、鹿や猿にも悩まされている自治体もあり、どこにもこれさえあればという解決策はありません。そして、イノシシは農地だけでなく、人家近くにも出るようになりました。  生活環境課の作成した回覧には、ここに書いてあるんですけど、共生が最善であることを忘れずにというような言葉も書かれているわけなのですが、駆除と防除の組み合わせでいかに防いでいくかということになるかと思います。  それにしても、昨今、増え続ける二宮町でのイノシシに対する不安や不満、これにどう取り組んできてどうするのでしょうか。  さて、この土地利用計画図を見ていただきたい。これは、二宮農業振興地域整備計画書というのに載っています。皆さんも地図ということでおわかりだと思いますが、上と下が切れちゃっていて済みません。  平成25年に作成したのでちょっと古いんですけれども、大きくは変わりません。これは二宮町の地図で、黄色いところがあります。この黄色いところが農振農用区域ということだと書いてあるんですね。つまり、この黄色いところは、農業のために利用する土地として厳しく制限がかかっている場所です。農地以外への転用が原則できないという場所になります。  ほかの農地はもう少し規制が緩いんですね。おわかりになりにくいかな。青いラインで囲ってあって、結構白いところも割と農地なんですけれども、そして、黄色い土地を見ていただくと、見るからに新幹線より北、一色、中里に集中しているということがわかります。  イノシシは、住宅地では緑が丘、松根、富士見が丘、一色というあたりで見かけられます。また、農地では一色、中里に出没をしているというのは、今のところ、こういった黄色い農業振興農用地を広く持つ場所とその隣接地だということになるのではないでしょうか。  そこで、要旨1では、農地は産業振興課、住宅地では生活環境課というふうに担当課がかわりますので、2つの課にお聞きします。  1、被害実態の把握や寄せられている声について。  2、生活環境課の取り組み、産業振興課の取り組み、その2課の連携について。  3、農作物のイノシシ被害対策は進んできているのか。  要旨2です。町の農業委員選任方法の改正後、約3年がたちました。そして、農地中間管理機構が設置されてから約6年がたちました。農業委員会等に関する法律は、昭和26年に制定をされております。その65年後、平成28年、この改正で農業委員会は、1、担い手への農地利用の集積、集約化、2、遊休農地の発生防止、解消、3、新規参入の促進による農地等の利用の効率化及び高度化の促進にかかわるため、公選制、選挙の廃止をして透明性を確保し、実施部隊である農地利用最適化推進委員という実施部隊というものの設置などが行われるようになりました。  二宮町では平成29年7月、農業委員の任期改正をもって、この新しい農業委員会制度へと移りました。今年は3年間の任期が交代するという年に入っているわけです。私も3年前の移行期、最後の議員選出委員としてというお役割をいただきまして、大変貴重な体験をさせていただいたとありがたく感じている次第です。  農地は戦後に大地主制度から自作農へと転換する農地解放、農地改革を経て、農業委員会の法律と同じころ、昭和27年、農地法というものが制定されております。農地法は、農地を守るために制定されました。  農地法によって農地の賃借や売買、貸し借り、売買は、農業委員会を通して正規の手続を必要とし、容易にできないようになっているとはいえ、農地法第3条では、借主の耕作権が保護され、あと、賃借権の時効取得が発生するということでは、現在の地主さんたちにとって、これらのルールが農地が戻ってこないなど、不安要素が発生するトラブルのもとになると言われるゆえんでもあります。  そして、農地法制定から57年後、平成21年、このときの農地法の改正では、農地は耕作主義から、さらにもっと効果的、効率的な農地の利用を目指しましょうということで、NPO法人や農業生産法人などの参入が可能になりました。そして、農地取得の下限面積が緩和され、新規就農者の門戸がここで広がったということになります。  農地法第3条を残したままの一方で、規模拡大や経営合理化を図る国は、農業経営基盤強化促進法を整備しました。これにより、やる気のある農業者には、農地を集約して使えるよう自治体は協力をしなければなりません。ここに県で組織する中間管理機構が仲介をするということになります。  農地法の許可を得ずして賃貸借ができるメリットがこの基盤強化法になるんですけど、これのメリットは手続が容易になること、そして期限で農地は返還されるなど、契約条件が確実に履行されることなどが言われております。  私はこのたび、地主と耕作者の関係性で見る戦後だけの農地というのを見ても、とても深いものがあるなと感じました。そして、国の経済発展の鍵を担ってきたという言い方もされております。国の農地の弱体化から久しく、そしてご多分に漏れず、二宮町でも遊休農地の点在化、農業従事者の高齢化、新規参入者の呼び込みなど課題はますます増えていくことになると思います。
     この10年近くの担い手を増やすための取り組みと実績、今後の動きについてお聞きします。  そして、準農家制度というものがあるんですけど、その導入を検討してはどうかという提案をいたします。質問を進めながら、そのことは追って触れさせていただきます。まずは要旨にお答えください。よろしくお願いいたします。 386 ◯議長【野地洋正君】 都市部長。 387 ◯都市部長【椎野文彦君】 それでは、根岸議員の一般質問について、要旨に沿ってお答えいたします。  初めに、要旨1、1)被害実態の把握や寄せられている声についてですが、毎年四半期ごとに神奈川県に報告している野生鳥獣による農林水産物被害等調査の結果によれば、平成28年度以降、収益を目的に作付けした農業被害の被害面積は減少傾向にあります。  しかしながら、ハクビシンやタヌキ等、ほかの鳥獣も含めた有害鳥獣被害全体に占めるイノシシによる被害の割合は増加しつつあり、これに比例する形で、家庭菜園等への生活被害も年々増加し、住民から直接町に寄せられたイノシシ目撃等の相談件数は、昨年度は5件だったものが、今年度では1月末時点で10件と倍増している状況にあります。  また、住民から寄せられる声以外にも、町が管理する緑が丘地区内の公園や緑地帯、環境衛生センター敷地内、町民温水プールの駐車場のほか、中里地区の東京大学果樹園跡地等、峰山周辺でイノシシと思われる痕跡が多数見つかっており、関係各課において対策を講じているところです。  次に、要旨1の2)生活環境課と産業振興課の取り組み及び2課の連携についてですが、まず生活環境課ではイノシシ被害への相談に対し、すみかとなるやぶや草むらの刈り払いや誘引物となる家庭菜園での果実や野菜くず等の取り残しの撤去など、自主防除策に関する情報提供を行いつつ、自主防除による被害防止が困難な場合には、捕獲許可申請や貸し出しわなのご案内を行い、申請がなされた場合は、鳥獣保護法に基づく適正な許可を行っております。  一方で、環境基本計画に基づく生物多様性の保全の観点からは、人と自然が共生するまちづくりを目指しているところです。  具体的には、必要以上にイノシシを恐れることのないよう、イノシシ本来の臆病な性格や生態等についてお知らせするとともに、不意の遭遇に備え、遭遇時の対応方法について町ホームページ、環境イベントでのPRコーナー、地区での回覧等を通じて情報提供をしたほか、町内の保育園、幼稚園の園長が集う会合や、小中学校の校長会の会合においてお知らせしました。  次に、産業振興課では、農業者に対して有害鳥獣が畑に侵入することを防除するため、電気柵や防除柵などの資機材を購入する費用の補助を行っています。  また、農業者や猟友会等によって町有害鳥獣対策協議会を組織し、箱わなやくくりわなによる捕獲の実施により、個体数を削減して被害の減少を図っています。  さらに、地域の農業者が取り組みを進めるため、国の交付金でワイヤーメッシュのフェンスを購入し、集落単位での共同防除を行っています。  2課は農業者や猟友会等で組織される有害鳥獣対策協議会の会議や、捕獲許可の申請に係る手続等、常に連携しており、農地での被害対策により、その背後にある集落での被害防止も図れるようイノシシに関する情報を共有し、イノシシの捕獲わなの設置等を行っているところです。  今後は町内全域におけるイノシシ被害の対策方針を定め、神奈川県の鳥獣被害対策専門員に助言を求めつつ、町有地を管理している関係各課と連携し、有効な対策を講じることができるよう努めてまいりたいと考えております。  次に、要旨1の3)農作物のイノシシ被害対策の進捗についてですが、農業者が自主的に防除することを支援するため、農作物鳥獣被害防除対策補助金を交付していますが、今年度から補助金の限度額を1万5,000円から3万円へ増額し、防除の促進を図りました。  その結果、12月議会及び本議会定例会に増額の補正予算を上程させていただいているとおり、申請者数は、昨年度までの年間約10人から30人と増えている状況です。  また、捕獲による個体数の削減では、平成30年度は箱わなを町内に20基程度設置し、くくりわなと併用することで年間49頭を捕獲することができています。  わなによる捕獲は、農地への侵入の防除がさらに進めば、捕獲数の増加にも期待することができます。  次に、集落単位での共同防除の実績ですが、昨年度は、一色地区の東部において地権者数が6戸の農地に、延長約450メートルの防除フェンスを設置しました。  なお、設置作業については、県鳥獣被害対策支援センターの職員や、有害鳥獣対策協議会員、地元農家の方、総勢19名が参加しました。  また、今年度は、中里地区において地権者9戸の農地に防除フェンスの設置を行います。  今後においても、町有害鳥獣対策協議会、県鳥獣被害対策支援センターと協力を図りながら、鳥獣対策に取り組んでいきます。  続きまして、要旨2、担い手を増やすための取り組みの変化及び農地の保全、活用に関する今後の流れや方向性についてですが、新たに農業者資格を得て新規就農される場合には、農業経営に対する意欲や技術の習得が必要となるため、県立かながわ農業アカデミーに入学することや、認定農業者などの先進農業者のもとで研修を受ける必要があります。  また、町では、農業者資格を認定するために二宮町新規農業者資格認定要綱を設置し、資格の審査に当たっては農業委員会が行うとしています。この制度によって、町が要綱を設置した平成26年度から30年度の間に4人の方が新規就農されています。しかし、目に見える成果が得られていないため農業委員と検討を行い、認定農業者のもとでの研修期間が2年必要だった条件を、かながわ農業アカデミーの1年課程と同じ期間の1年とし、新規就農の確保に向けた制度の見直しをすることといたしました。  担い手の確保に向けた取り組みについては、湘南農協、神奈川県、平塚市、大磯町、二宮町及び各農業委員会で構成された湘南地域担い手育成総合支援協議会で設置している出張ワンストップ相談窓口で就農相談を受けているほか、農業アカデミーからの紹介などによりますが、今後も農業委員会を中心に、各関係機関とともに積極的な担い手の確保ができるようにしていきたいと考えています。  次に、農地の保全と活用についてですが、安心して農地の賃借ができ、遊休荒廃地を削減することを目的に組織された中間管理機構が平成26年度に発足しました。  これは、これまで貸し手と借り手だけで農地を賃借していたものが、中間管理機構が間に入ることで、当事者間でのトラブルに対しての懸念がなくなり、農地の出し手を増やそうとしたものです。  そのため、二宮町でも中間管理機構を積極的にPRしており、平成30年度の実績では、農地の賃借に関する利用権の設定が9件行われ、そのうち6件が中間管理機構を通して設定されたものとなっています。  この事業は、これからの担い手と言われる認定農業者や新規就農者の方が経営の規模拡大を行う際に、農地を確保するための主要な手段になると考えています。  さらに令和元年5月に、農地中間管理事業の推進に関する法律の一部が改正され、各市町村が作成している農業の将来のあり方などを明確化した人・農地プランを、アンケートや地図を活用し、地域の話し合いを通じて、実質化した人・農地プランに変更していくこととなりました。  そのため、二宮町でも、令和2年度から集落ごとに5年から10年後の農地利用に関するアンケートを行い、農業者の年齢階層別の就農状況や後継者の確保の状況を地図として見えるようにし、地域の話し合いの場において、将来にわたって地域の農地を誰が担っていくのか、誰に農地を集積、集約化をしていくのかを地域の皆さんで決めていく必要があります。  町としても話し合いの場に参加しつつ、今後、地域の担い手の中心となる認定農業者の育成や新規就農者の確保に努めていきたいと考えております。  以上です。 388 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 389 ◯12番【根岸ゆき子君】 要旨の1というところで、1)、2)、3)とか、ちょっと順不同になりますが、質問します。  これなんですけど、わかりますかね。これは、赤い丸のところにかけられている、箱わながある場所です。箱わながある場所。先ほども言いましたように、黄色い土地のところに結構かぶるんですね。下のほうでなく、やっぱり北のほうにこうして、赤い丸が見えますか。これは箱わなの数で、以前担当課に伺ったとき、ここにくくりわな。くくりわなも平成30年度末で65基というふうに伺ったことがあるんですけれども、これは箱わなの数だけで、この赤い丸と同じようなところにくくりわなも本当は地図に落としてあります。私は合併させる技術がないので、こちらのほうのものだけ使いますけれども。  平成30年度は箱わなでイノシシが28頭とれています。くくりわなでも21頭とれたということは、くくりわなの効果もあるというふうに言えると思うんですけれども、例えば大磯町では、危険も伴うということでくくりわなはやめています。一方、中井町では、箱わなとくくりわなの割合は、9割がくくりわなで年平均100頭とっているということです。  私は、二宮で迎える高齢化に対しての負担軽減策、捕獲のほうでの負担軽減策というのが何か検討できないのかな、こういうことはどうかなということをぽんぽんぽんとお聞きしたいと思っています。  もう1枚、この写真なんですけれども、これがとめ刺しのときの写真です。とめ刺しは、猟師さんが、猟友会の方、今、3人体制でお願いしていますけれども、くくりわなにかかったよという話が町に行き、そして猟師さんにも連絡が行ったら猟師さんが来て、イノシシさんにずどんと鉄砲でとどめを刺してくれるということです。右の写真は、とどめを刺した後、本当に上手に、体を傷つけないような場所に打ってらっしゃいます。右のほうは、職員も一緒になって証明をして、やりましたよということでもって、はかったりしていますね。それで、これを書類にして、県にも届けるということをやっております。  結構、とめ刺しという作業が、これはくくりわなでとめ刺しをして処理をしていただくという工程なんですけれども、左の写真の奥は闇になっていまして、そこでイノシシがごそごそ動き回り、果てはブヒブヒと言い出して、急にイノシシが飛び出してきて、そこへもって1発で本当に瞬時でずどんとしとめられたんですね。こういう作業は当然、農家さん本人ではなかなかやりにくいということで猟友会にもお願いしているわけです。  くくりわなを大磯ではやめたということは、そういうやりにくさということもあるということもあると思うのですが、1つには、くくりわなと箱わなということを町としては、箱わなを増やしていこうかとか、くくりわなと箱わなのバランスはどうしていこうかとかいう、わなのかけ方についてどんなふうに考えていらっしゃるかということをまずお聞きします。 390 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 391 ◯産業振興課長【石原慎也君】 くくりわなと箱わなの関係でございますけれども、箱わなというのは、おりのようなわなになっておりますので、イノシシが入った場合にはそこから出られないような形になってございます。一方、くくりわなというのは、足にワイヤーがぎゅっと挟まりまして、そこで木に引っかけたワイヤーでイノシシが逃げられない状態、でも、周りはぐるぐる回ったり、ある程度の距離というのはきてしまうという状況。  それが2つの違いになっておりまして、やはり両方ともメリット、デメリットというのは当然あります。箱わなにつきましては、大体大人4人ぐらいで持たないと移動ができない。ただ、くくりわなというのは1人で十分設置が可能と。あるんですけれども、どうしてもくくりわな、実際、私も現場で体験しましたけれども、猟友会の方がとめ刺しをしようとしたときに、ワイヤーが切れてしまってそのまま逃げようとしたと、そういう状況ですとか、もしくはイノシシが足を切ってしまって逃げてしまった、もしくは足が切れたイノシシがまた捕まったと。そういう状況を考えますと、やはりくくりわなというのは危険が伴うというふうには認識しておりますので、できましたら、箱わなのほうを進めていきながら、安全な捕獲というのに努めていきたいと考えてございます。 392 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 393 ◯12番【根岸ゆき子君】 では、箱わなはまだ増やしていくことができるというふうに考えているということですね。質問です。 394 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 395 ◯産業振興課長【石原慎也君】 箱わなでございますけれども、現在、昨年より若干増えまして22基設置をしてございます。こちらに関しましては、猟友会の方にも見ていただきながら効果的な設置というところで、周りの状況ですとかも加味しながら設置をしております。  どんどん箱わなを増やせば捕獲数が増えるというわけではなくて、やはり効率ですとか、そういったものを考えると、今の箱わなの数というのが大体いいところぐらいまできているのかなと。あと数基というのはかけていけるかもしれませんけれども、さらに倍ですとかいうふうな形での増加というのは難しいかなと考えてございます。 396 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 397 ◯12番【根岸ゆき子君】 猟友会の方にご協力いただいて、非常によくやっていただいた。見回りなんかも含めてですので。これ、今現状は上手にいっているかと思いますけれども、例えばなんですが、高齢化への負担軽減策ということで考えますと、猟友会以外の資格者とも連携をして、とめ刺しで処理をしていくとか、あるいは若年層の参加を促していくとか、当然、資格を持っていただけるようにお願いするとか、あるいは町外の方を呼び込むとか、最近は女性の猟銃の資格者もいらっしゃるなんていうことをニュースでは聞いたりしたものですから、このあたりについての見解はどうでしょうか。 398 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 399 ◯産業振興課長【石原慎也君】 高齢化ということで、今、猟友会のほうも変わりまして、比較的若いといいましょうか、その方が主になってやってはいただいておりますけれども、確かに今後何十年か先というのは、やはり高齢化というのは考えられております。  資格者もしくはわなの免許、そういったものというのも関係してくると思うんですけれども、有害鳥獣対策協議会では、わなの免許、そういったものに対しても補助をしながら、有資格者の確保に努めているという状況でございます。 400 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 401 ◯12番【根岸ゆき子君】 幾つか聞いていきますけれども、とにかく、イノシシは処理をするのが大変だということでして、季節によっても自家消費できたりできなかったり。処理量、報奨金というのを二宮町から1頭お幾らということで払ってらっしゃいますけれども、これについても国の交付金が出るものですし、例えばもう少し値上げする方向とか考えられるんでしょうか。 402 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 403 ◯産業振興課長【石原慎也君】 わなの管理としての謝礼という形で国の交付金で、国の交付金のほうも上限額が定められていますので、わなの管理費として捕獲された場合にはお支払いのほうをさせていただいているという状況ですので、今の国で決められている範囲内ということで考えてございます。 404 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 405 ◯12番【根岸ゆき子君】 自家消費で猟友会さんの方が持っていっていただくとか、あるいはその場で埋めると。埋めるにしても、とても深く掘らなければ大変だということで、地主さんたちもご苦労されている。浅く埋めちゃうと、また動物たちが掘りに来ると、においがひどいということがあるようです。  いろいろ私も職員に教えていただきながら、ほかのところもヒアリングしながらで、さらに質問しているわけなんですけれども、例えば自治体が重機で埋めますよとか、あるいは埋める場所を確保していますよなんていう自治体もあられるようなんですけれども、そういうことについてはいかがでしょうか。 406 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 407 ◯産業振興課長【石原慎也君】 例えば農地といいますと、山の近くにあったりですとか、広大な土地があるところであれば、そういう形というのもやっているところもあると思いますけれども、限られた、二宮町内、コンパクトな町ですので、その中で、大々的に穴を掘って埋めていくところを確保していくというのはやはり難しいので、そこの地権者のほうに求めていくということでございます。 408 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 409 ◯12番【根岸ゆき子君】 あくまでも手掘りでお願いすると。手掘りというか、持ってらっしゃれば機械でやるんでしょうけれども、お願いするというところでやるのが今の課題かなと。  さらに、処理ということでは、まだ民間業者さんが処理をしていただけるということもあるようなんですけれども、そちらのほうの研究はしていらっしゃいますか。 410 ◯議長【野地洋正君】 生活環境課長。 411 ◯生活環境課長【和田隆彦君】 ただいま産業振興課長から答弁させていただいた件については、農業被害ということでご答弁させていただいているんですが、生活環境課の持ち分といたしまして生活環境被害、これに対するイノシシのわなの設置、それから捕獲、とめ刺し、処分、それまで含めて業者がやっていただくということで契約を交わしているわけです。  ただ、1件数万かかるということで、猟友会さんがやっていただく費用と比べてかなり高くなってしまうというところはございます。  あるいは、最近あるのが警備会社等で、見回りから全てやっていただくという部分もあるようなんですけれども、その場合は何万では済まないというふうな値段になるというふうなことは聞いております。  以上です。 412 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 413 ◯12番【根岸ゆき子君】 ありがとうございます。業者の状況もまた変わってくると思いますので、駆除のほうではなかなかこれ以外に手だてがないというところでは課題が大きいんだと思います。幾つか情報収集をしていくことがあるかと思いますので、駆除策や手だてを事前に進めていただきたいというふうにお願いいたします。  また、駆除から防除にというところで、ほかにも手だてをしていらっしゃることについてお伺いいたします。  電気柵、電気柵等ですね、防除のための促進で補助金を引き上げた結果、10人から30人ということで、すごい数が増えたなというふうに思いました。これの内容なんですけれども、ほぼ電気柵ですよと考えていけばいいのか、その内容についてお伺いしたいです。  10人から30人というのは、新規の人が増えたんでしょうか。今までやってらっしゃらなかった方が増えたんでしょうか。地域としてはどういう地域で増えていらっしゃるのか。なぜ今までこういう数じゃなかったのか。単純に補助金を引き上げただけでこういうふうになったのかということをお聞きします。 414 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 415 ◯産業振興課長【石原慎也君】 防除柵の関係でございますけれども、基本的にはイノシシの電気柵、中には、たまにはイノシシの関係のワイヤーメッシュ柵の方もいらっしゃったりですとか、もしくは、鳥獣の被害防除対策なので、防鳥ネット、そういった方もいらっしゃるんですけれども、主だってはイノシシの電気柵ということになってございます。  それとあと、地区のほうでございますけれども、今年度、やはり一色地区というのがかなり増えているという状況でございます。  あと、上限額見直しの関係でございますけれども、その見直しをした結果、増えたということもあるとは思うんですけれども、やはり最近、イノシシの被害というのが目についてきている。そこで、電気柵を畑でつけたその隣、そういった方が私も私もというような連鎖的なものというのもあるというふうに認識をしてございます。 416 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 417 ◯12番【根岸ゆき子君】 ということですと、単純に面積が増えた。電気柵をして防除できる面積が増えたというふうに考えてよろしいんですよね。当然、作物は守られるから、耕作地に対してどれぐらい増えたのかなというふうに思うんですけれども、実感できる数字みたいなこともあれば教えていただきたいんですが、わかりますか。 418 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 419 ◯産業振興課長【石原慎也君】 どれぐらいといいましょうか、補助した実績の面積でございますけれども、平成29年度、申請自身は11件あったんですけれども、補助した、設置をした農地に関しましては約1.8ヘクタール。平成30年度、昨年度ですけれども、こちらも申請件数としては11件、補助した農地の面積というのは約1.9ヘクタール。今年度ですけれども、今時点のお話でございますけれども、補助した面積に関しましては約6ヘクタールという状況になってございます。 420 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 421 ◯12番【根岸ゆき子君】 10から30人になって、2ヘクタール弱から6ヘクタールになったという、そんな感じの把握ということですね。3倍に増えたということなんですね。これは、やってきてくれた人を見てまたやる人が増えたと。補助金を引き上げたのも効果があったしということになるんだろうと思います。質問にしません。  今、着実に進められると、対策ということで、また電気柵のほうも、これ、打ちどめみたいなこととかあるんですか。もうちょっと制限をかけちゃうような話とか、じゃなく、これからやりたい人、どんどんどうぞと言って、どんどんやってくださいというふうに推進していただけるんでしょうか。 422 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 423 ◯産業振興課長【石原慎也君】 イノシシの被害というのは農業にとって深刻な問題であります。今年度につきましても、必要な予算というのはその都度、確保をさせていただいてございますので、当面、できるだけ予算の確保をしていきながら電気柵の普及というのを促進していきたいと考えてございます。 424 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 425 ◯12番【根岸ゆき子君】 よろしくお願いいたします。  もう一つの防除として、これは防護柵です。これが先ほど最初のご説明にもあったんですけれども、中里地区9件の地主さんというんですか、の方のところに450メートルですよね。柵ですね。これ、とてもお天気のいい日、総括の日だったんですけれども、その日の昼間に写真を撮らせていただきました。20人ほどの方がこうやって柵をとんてんかんてんやってつなげて囲むんですね。これが中里地区のオリーブ農園のあたりのところで、峰山です。  これと同じようなものを昨年、これは今年。昨年は一色地区にもやったと。そこも450メートルで囲んで、19人の参加でやったと。有害対策協議会、地元の方を中心に20名ほどで設置していただいているわけです。  そもそも、なぜこの防護柵をつけるということに至っているのか、何でやっているのか、そこを一度説明を下さい。 426 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 427 ◯産業振興課長【石原慎也君】 農地の有害鳥獣対策の関係でございますけれども、こちらにつきましては、環境整備ということで周辺のやぶ払い、草刈りですとか、果樹を残さない、食べ物を与えないということがまず第1。それと、きちんとした畑を守る手段、それと捕獲をしていくという3つ合わさって一番効果があらわれると言われてございます。  国のほうも、個人個人、どうしてもやるというのが難しいところというのもあると思いますので、地域ぐるみでの防除というのを進めてございます。こちらの広域的といいましょうか、広く張ったフェンスのほうにつきましては、有害鳥獣対策協議会の中でも希望ですとか、その地権者、そういった方の理解が得られればやりますということで調整をした結果、このような状況ということになってございます。 428 ◯議長【野地洋正君】 お諮りいたします。5時以降もこのまま会議を続けたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり)
    429 ◯議長【野地洋正君】 ご異議なしと認めます。よって、このまま会議を続けます。 430 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 431 ◯12番【根岸ゆき子君】 大磯や中井町ではこういう柵はつけてない。だけれども、二宮町は選んだという理由があるんだと思うんです。森町でもやっているということだったので、森町のほうでは、高齢化によって防護柵の管理がやりきれなくなったということでした。  二宮町では、この防護柵をやることの今後の管理体制とか効果の検証ということをどういうふうに。多分、県のモデル的事業ということでおやりになってらっしゃるのかと思うんですけれども、違いますか。その位置づけをもう一度はっきりさせていただきたいのと、あとそれから、効果検証はどうやって見ていくのか。森町と、あるいはほかで、近隣でやってない二宮が選んだ理由を含めながら、ちょっと教えてください。 432 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 433 ◯産業振興課長【石原慎也君】 地域ぐるみでの共同的なフェンスの関係でございますけれども、こちら、基本的には農家さんからの要望という形でやらせていただいております。  モデル的というお話ですけれども、恐らく平成29年度だったと思いますけれども、重点地区ということで県のほうが指定をしていると。30年度から重点地区というのはもう切れてはいるんですけれども、引き続き、有害鳥獣の対策支援センターのほうのご指導をいただきながらやっているという状況でございます。  それとあと、効果の関係でございますけれども、こちら、国の交付金を有害鳥獣対策協議会が使って行っている事業になりますので、そういった効果というのもきちんとした確認というのが必要ですので、昨年行いました一色での広域的なフェンス、そちらにつきましても、県の有害鳥獣の対策支援センターの方たちにも設置後の状況というのも見ていただきながら、確認のほうはしてございます。  以上です。 434 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 435 ◯12番【根岸ゆき子君】 何かやらなくちゃねという話にもなり、やってみて、様子を見ていくという感じでしょうかしらね。地域ぐるみでやっていただくんだし、何よりも要望があってできたことはいいんだと思いますので、網が破れたら修理していただきたいし、あとこれの効果というところでの、ほっとき放しにならないように、ぜひ支援センターの力を借りながらやっていただきたいと。これは増やすんですか。 436 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 437 ◯産業振興課長【石原慎也君】 今後、同様な地域でのまとまりですとか要望があった場合には、有害鳥獣対策協議会のほうで国の交付金を確保しながら進めていきたいというふうには考えてございます。 438 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 439 ◯12番【根岸ゆき子君】 まだやる可能性としても、広げる可能性としてもあるということですね。そうすると、今まで、例えば県道を越えないと言われたイノシシが新県道を越えて一色に全部広がったり、吾妻山にもイノシシが来ちゃうこととかないかななんて心配にもなったりしますが、それはつぶやきとして。  環境課にお聞きします。先ほどのチラシ、これ、チラシで出していただいているんです。字は読めないと思いますけれども、こんな感じで、どこにどういうのがありますよということで。ここ、私が今くるくるしているところが緑が丘です。こちらの下のほうが富士見が丘なんです。それで、富士見が丘のほうをやって、例えばちょっと、見えませんね。拡大をしていくと、例えばここは家庭菜園で痕跡を確認とか、自宅付近で徘徊とか、すごく住宅地の道路のほうにも入ってきているというようなことが環境課でも確認していただいているということです。  先ほど遭遇対策として啓発も学校とかにもしていただいているということではとてもいいと思ったんですが、あるいは温水プールの手前なんかはすごくえぐられています。  ふだん意識のない住民にとっては不安も出るかと思いますし、例えばイノシシ、直接じゃなくても、大きな岩を転がしただけで、何とかならないんだろうかみたいな心配の声も聞いているところです。  このチラシなんですが、どこに回覧をされたか。まず、それをお聞きします。 440 ◯議長【野地洋正君】 生活環境課長。 441 ◯生活環境課長【和田隆彦君】 こちらのイノシシ出没マップにつきましては、緑が丘地区に回覧をさせていただきました。 442 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 443 ◯12番【根岸ゆき子君】 一色でも住宅のそばにも出るとおっしゃっていますし、地図にはありませんけれども、富士見には当然、これ、富士見、松根にもまかれたほうがいいんじゃないでしょうか。 444 ◯議長【野地洋正君】 生活環境課長。 445 ◯生活環境課長【和田隆彦君】 出没マップにつきましては、特にご要望の強かった緑が丘地区ということで配らせていただいたということ。それから、松根地区も地区要望等が出ておりまして、今後の設置とか、そういった話に進むのかなと思っております。  また、富士見が丘につきましては、ここ最近、出始めたということがありまして、まだそれほど大きな地区の要望ですとか、そういった話になっておりませんが、今後、このマップをホームページ等でアップいたしまして、既にイノシシの遭遇対策についてはホームページのほうにアップさせていただいておるんですが、それとあわせて、まだ認識されてない地区にも呼びかけをしていきたいというふうに考えております。 446 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 447 ◯12番【根岸ゆき子君】 呼びかけというのがよくわからないんですけど、やっぱり回覧で回す。あるいは、紙媒体ということは目につくと思います。先ほどのこれなんかも、看板をつくるなんかもおっしゃっていたような気がしますけれども、ぜひ、例えば地区長さん、こちらから働きかけて周知したいと、啓発したいという動きをとっていただきたいと思います。もう一度お答えください。 448 ◯議長【野地洋正君】 生活環境課長。 449 ◯生活環境課長【和田隆彦君】 富士見が丘でも目撃情報があるということですので、それについては地区長さんと相談しまして、あと地域環境推進員さんもいらっしゃいますので、その方たちと相談をしながら、回覧等、できるのであればさせていただきたいと思います。 450 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 451 ◯12番【根岸ゆき子君】 よろしくお願いします。  それで、先ほど農地への防除柵ということではありましたが、例えば富士見が丘で家庭菜園なんかもやられている。こういったところへの電気柵、あるいは住宅隣接地への金網の柵なんかは、多分、助成金、補助金がない状況なのかなと思われる中で、こういったことに対する住民から要望があったら、町としては指導や助成ということはできるのかどうか。 452 ◯議長【野地洋正君】 生活環境課長。 453 ◯生活環境課長【和田隆彦君】 民地につきましては、基本的に土地の所有者の方が防除していただくということが原則になりますので、防除柵をやるというのは、要するに、農地ですと、ある程度広い土地を持ってらっしゃる方がいらっしゃって防除できるということもあると思うんですけど、1つだけを防除しても、イノシシの防除としては不十分ということがありますので、なかなか難しいということがございます。今の状況では、遭遇体策を図りながら注意喚起を図って、それでも被害が防げないということでしたら、おりの設置ということになるかと思います。  ただ、おりの設置といいますと、箱わなを設置するとなりますと、当然、そこまで誘引しなければいけないんですね。誘引するということは、イノシシが市街地におりてきてしまうということになってしまいますので、それについてもよく考えてやらないと、かえって危険になってしまうということがございますので、そこら辺は慎重に対処したいと思っております。 454 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 455 ◯12番【根岸ゆき子君】 ということで、多分先ほど言っていた環境課のほうでも、一体何万円みたいなことは、ちゃんと調査してくれているけれども、なかなか大変なところもあるということですね。  ぜひ県への情報提供、あるいは訴えて少し一緒になって、そこら辺も取り組んでいただきたいという働きかけも、住宅地被害の実態もきちんと上げて、そして一緒に取り組んでいただくようにお願いいたします。  イノシシに対しては完結ということはありません。とにかく町民が連絡しやすい窓口、農政と環境課というところで町の中で分かれていますけれども、そういう窓口の周知と、あとわなと処理に対する高齢化対策、先手を打ってイノシシとの適度な距離が保てるようにお願いいたします。  イノシシの増加は荒れた農地が増えてきたからだということで、農地の活用のこともこれから聞くわけなんですけれども、農地を通した人の交流が町を元気にすることもあるということにもなります。  答えていただいた担い手、人・農地プランについてです。中間管理機構を使って何をしているかということなんですが、農地を集積して担い手にあっせんする、これについて。  私が農業委員会にいたとき、ちょうど中間管理機構が発足ということで、説明会などを開いておりました。その直後は、1件だけが利用していた覚えがあります。中間管理機構の農地バンク事業みたいなことは、広大な農地が対象になっちゃっていて、二宮では特に中間管理機構を使うといううまみは感じてないということを、そういう意識が農業委員さんの中でもあったような気がいたします。個人の感想ですが。  それが今や9件になったと。6件は中間管理機構がやっているということですね。二、三年でそうなっちゃっているんですからすごい話だと思うんですけれども、この変化をどう捉えていらっしゃいますか。地主さんの反応なんかはどんな感じなのか、ちょっと教えていただけますか。管理機構が利用する、実績が出たというところでは大きな変化があると思うんですが、現場のほうではどんな感じなのか教えてください。 456 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 457 ◯産業振興課長【石原慎也君】 中間管理機構の関係でございます。先ほどありましたけれども、いわゆる基盤法と呼ばれるもので、農地の貸し借りを権利の設定をしていくと。農地法と違うやり方、農地の流動化を目的とした形になってございます。  こちらにつきましては、やはり近年、中間管理機構というのは非常に増えてきているという実績でございます。実際、利用権を使いまして設定をされる方、そういった方たちですけれども、農地法と違いまして、先ほど部長からも答弁させていただきましたけれども、契約の仕方というのが一本化になっていくと。中間管理機構、借り手、出し手、それがお互いに契約をしてお金を払うですとか、そういうやり方ではなくて、きちんと真ん中にそういう機関が入るということで、例えば公図をとるですとか、もしくは契約書をつくるですとか、お金の振り込みをするですとか、そういうのも中間管理機構というのが一体としてやっておりますので、非常に使いやすいという声は聞いてございます。  以上です。 458 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 459 ◯12番【根岸ゆき子君】 だから、そういうことが広まってきたということもあるんですね。地主さんの認識も変わってきたということなんですよね。きっとね。  賃借で発生している面積、要するに、農地は農地を経営していただくためにということになるんですが、賃借で発生している、この管理機構を使っての下限値というか、それでも小さい面積、どれぐらいの広さから発生していたりするものなんでしょうね。 460 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 461 ◯産業振興課長【石原慎也君】 ここ近年の実績でございますけれども、利用権、権利を設定した実績の中で一番少ない面積というのが150平方メートルになってございます。ここ3年で一番大きかったのが約1万6,000平方メートルあったんですけれども、こちらにつきましては、その後すぐ売買というのがありましたので、通常の権利設定ではなかった。平均的な利用権設定の面積ですけれども、大体1,500平方メートル前後というのがここ3年間の平均的な実績となってございます。 462 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 463 ◯12番【根岸ゆき子君】 これは、新規就農者さんがこれを利用されているということになりますか。 464 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 465 ◯産業振興課長【石原慎也君】 新規就農者の方というのもこの利用権の設定というのは行っておりますけれども、それ以外のいわゆる担い手と言われる認定農業者さんですとか、通常の農家さんというのもこちらの利用権を使われているという状況でございます。 466 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 467 ◯12番【根岸ゆき子君】 大体1,500平米が平均で、それが筆で言うのか、何個というのかわからないんですけれども、農地を集積して使っていただきましょうという役割があるわけであって、農業委員会で出していらっしゃる計画書ですか、それを見ますと、平成30年度、これの集積をする新規拡大した広さが0.7ヘクタールだと。つまり、0.7ヘクタールマッチングできましたという実績があったということですね。平均が1,500平米。  平成31年度も同じ目標値の0.7ヘクタールの新規集積面積を目標として計画しますとなっています。今31年度末なんですけど、この目標値というのはどんな具合に、昨年度は進んだようなんですが、今年はいかがでしたでしょうか。 468 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 469 ◯産業振興課長【石原慎也君】 こちら、今お話のありました0.7ヘクタールでございますけれども、こちらにつきましては、担い手と呼ばれる方の利用権が設定された面積となっておりまして、認定農業者ですとか認定新規就農者の方となってございます。  確かに平成30年度は0.7ヘクタールというのが実績で、今年度の目標としましては、昨年ベース以上ということで0.7ヘクタールという設定をしておりまして、今現在ですけれども、今現在1.1ヘクタール程度という形になってございます。 470 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 471 ◯12番【根岸ゆき子君】 100%以上の目標があるということは、これのところですと、今は新規就農あるいは認定の方だということなので、その方々の意欲も大変あるということがわかるんだと思います。  片や、遊休農地が8.2ヘクタールあると。遊休農地、減ったほうがいいんじゃないかなとは思っているんですが、この集積面積に比べて遊休農地、ちょっと伺いますけど、集積面積が増えたからといって遊休農地が減るということになるんでしょうか。ここ、関連性はあるんでしょうか、伺います。 472 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 473 ◯産業振興課長【石原慎也君】 遊休農地につきましては、今現状、手がつかれていない農地という状況になっておりますので、今、利用権を設定された方、新たに規模拡大という方、それが仮に適正に管理されていた農地だったとしても、やはりそこの方、地権者の方が今後やれなくなってしまうかもしれないところというのもあると思いますので、遊休農地の対策には寄与しているというふうに認識をしてございます。 474 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 475 ◯12番【根岸ゆき子君】 中間管理機構は大いに今後も活用していく意味があると、その実績も増やしていくということで、マッチングがもっと増えていくんだというお話が伺えたんだと思います。  町がマッチングするという作業自体は、かねてより行われていたはずです。実質化とか人・農地プラン、これもまた言葉がわからなかったりするんですけれども、私も一色のある方に以前頼まれて、うちの土地を活用してほしいという場所を当時の職員にはお伝えしております。それは体調不良になって管理できなくなったという意味だったんですね。平成24年のときから人・農地プランをつくれと国が言ってきたので、町でも農業者さんたちと会合を持つ、これは義務でやってまいりました。  私もそこに傍聴に行ったとき、新規就農者、新規というか比較的新し目の農業者さんがいらして、そういった方たちにとって、町のどういった土地が使えるのかよくわからないんだよという話をしてらしたんです。そのとき私は、何で一覧表にまとめられないのかなというふうに認識を持ちました。要するに、農地バンク、空き家バンク的な農地バンクというふうには機能するのかしないのか、ちょっとよくわからないままだったんですね。  人・農地プラン、今度、実質化と言われていますけれども、アンケートをして地図を見える化するという話なんですが、これ、改正されて昨年5月ぐらいからそんな話になっているわけなんですよね。5月以前と5月以降で何が違うのか。この地図というのは公表されるんでしょうか。実質化というのが何なのかということを、先ほどちらっと説明を受けているんですけれども、もうちょっとイメージつくように下さい。 476 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 477 ◯産業振興課長【石原慎也君】 人・農地プランの関係でございます。  人・農地プラン、よく農業の未来の設計図というふうに言われることもあるんですけれども、今後、将来にわたってどうしていくのかというのをまとめていくプランというふうになってございます。  今までは実質化前というのは、二宮の場合には町内全域を対象としまして人・農地プランというのをつくってございました。今度、実質化ということで、集落単位にきちんとした話し合いのもとプランをつくりなさいという形になっております。ですので、各地域、地区ごとに農家さん皆さんで話し合っていただいて、それを行政がまとめていくと。それの話し合う材料としまして、アンケート調査を用いながら、それを地図化していきながら、それを皆さんに見ていただきながら、広げながら、そのほうが見えやすいだろうということで、その地図を用いて皆さんで話し合っていくと。  その中で、今後5年先、10年先というのが、その地域の中で誰がどうやってやっていくのか、もうやる人がいないのか、それともまだまだやれる人が多いのか、それとも担い手の方というのがどんどん集積をしていきたいところなのか、そういったのを具体的に地域の皆さんが話し合っていただくという場になるということになります。 478 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 479 ◯12番【根岸ゆき子君】 国はこの前に、昨年、アンケートをとって、人・農地プランに取り組むことがなかなか進んでこなかったと、難しいという実態を踏まえて、アンケートをとり、そして難しい理由は何かと聞いたところ、トップ1として、話し合いをリードする、調整する人材がいないということを把握しております。主体者が、今まで町がやっていたのが今度、地域へと移っていくことになるんですけれども、具体的にはこれはどういう形。さっきは地域できちんと話し合いをするということだったんですけれども、参加者はどういう人でとか、形がどうなるのか、教えてください。 480 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 481 ◯産業振興課長【石原慎也君】 人・農地プランの関係の地域での話し合いの関係でございますけれども、地域の農業者さん、そして私ども行政、農業委員会、それと産業振興の関係、それとあと農協、農協の関係、それと農業委員さんに入っていただくと。その中で、農業委員さんというのは、国のほうからの話の中でもコーディネーター役を担っていただきたいということになっておりますので、やはり地域と地域の農家さん、それと農業委員さんというのは行政のパイプ役という形になっておりますので、農業委員さんがコーディネートしながら皆さんで話し合っていただくという状況になろうかと思います。 482 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 483 ◯12番【根岸ゆき子君】 これ、なかなか古いと新しいが入りまじっていきながら、また地区割とかも、私たちのところの農地どうしようかという話ですから、大転換を迎えるというような気がいたしておりますが、課題がありそうなんですが、課題は何か捉えていらっしゃいますか。 484 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 485 ◯産業振興課長【石原慎也君】 やはり、地域の中での今後の担い手というのが大きな課題の1つかなという捉えはございます。その中で、地域の中で皆さんで話していただきながら、後継者の方がどの程度いるのか、そこの部分というのも今現状、把握というのはしておりません。農家さん同士の中では、あそこの方というのは後継者がいるですとか、Bさんのところは誰もいなくなってしまったですとか、Cさんについてはそろそろ難しいんじゃないか、Dさんについては10年、20年大丈夫なんじゃないのか、それは日々の中で農家さんというのはお話しされていると思うんですけれども、そういったお話というのをきちんと地域の皆さん集まって話し合いながら、それを図示化していきながら将来のプランというのを決めていきましょうという形でございます。 486 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 487 ◯12番【根岸ゆき子君】 本当はもうちょっと詳しくお伺いしたいんですけれども、なかなか把握してないところからの把握も始まるし、改めて人・農地プランとは何よという農業者さんもいらっしゃると思うので、そこから始めるというところで大変だと思います。ぜひよろしくお願いいたします。  準農家制度、この制度をどう思われたかということを職員の方にまずお聞きしたいです。準農家制度は愛川町で始めて、集積が難しくて遊休荒廃化のおそれがある小規模農地を有効活用する。自給自足、または生きがいを主として耕作を行うものの認定基準を定めて、そのマッチングをするものですね。農業委員会がもちろん準農家と認めることが必要です。農業者資格がなくてもできるということの準農家制度というものがございます。この制度、どう思われたかをお聞きします。 488 ◯議長【野地洋正君】 産業振興課長。 489 ◯産業振興課長【石原慎也君】 愛川町の準農家制度でございますけれども、こちらにつきましては、農業経営というよりはまさに家庭菜園という状況だと思います。  こちらの制度につきましては、愛川町というのも制度が始まってまだ半年ということなので、状況というのも私たちのほうでもつかみ切れてない部分というのはございます。  また、農業経営ではないということなので、周りの農家さん、生産をされている方、そういった方たちというのは当然、出荷をしていますので、何か間違って、例えば農薬ですとか、そういったものが飛んでしまった、何かあった場合には、農家さんというのも自主回収になってしまったりもしますので、周りの状況というのはきちんと把握を加味していきながら、慎重に検討はしていかなければいけないなと思ってございます。 490 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 491 ◯12番【根岸ゆき子君】 慎重に検討していただけるのか。町長もご存じの制度だと思います。愛川町では、制度開始半年で7件の実績をおつくりになりました。今、町外からの申請者が増えているようです。町外からのね。集積計画を邪魔せず、そして営農するための利用をまず進めてから、生きがいや趣味として耕作したい人が借りられるようにマッチングができる事業です。公の場で約束が取り交わされることによってお互いに保障されるもの。  そのためにわかりやすくなっているので、関係人口の呼び込みにもとても役立っていると向こうの職員の方がおっしゃられていました。町外の方が本当に愛川町大好きということで、いずれ就農を目指す人なんかも入ってきたりするようです。こういう人が入ってくることで、新規就農者さんとかが有料で、既にそこにいる農家さんたちが有料で耕作に入ったりとか、あるいはこういう人たちと情報交換したりということで、非常にいい活性化の雰囲気が醸成されているということもおっしゃっていました。  地主は土地を大事に使ってもらえるのかどうかという話なんかも、今課題があったように、おっしゃることも当然ですが、条件をつけて農業委員会に諮られるという信用はつきます。先日は一石議員にも、新しく二宮で農業のつながりを持つ人たちの交流について少しだけ話を聞いたんですけれども、人が土に触れながら生きることを心から望む人は多く、研修会は大変盛り上がるのだそうです。これから大転換を迎える時期に入ります。農地を守ろうとしている農業者の方の考えも大事ですし、農地を元気に耕作していくよという力も大事です。これから現場で話し合いを進める中で、役場職員は事務方というふうになりますけれども、その両者をわかる理解者としてコーディネート役をしっかり果たしていただきたい。準農家制度も選択肢の1つとなり得ると私は思うのですが、町長、準農家制度、昨年早くからご存じのようなんですけれども、この制度についてどうお考えを持っていらっしゃるか、一言お伺いできればと思います。 492 ◯議長【野地洋正君】 町長。 493 ◯町長【村田邦子君】 これは大分、もう何年前でしょうね。一度新聞にも発表されていました。ただ、そのとき、いろいろと制度が、なかなか県のほうとの調整もつかなかったようで、新聞に発表されたんだけれども、頓挫したような経過もあったようです。それからまた今回ということだと思いますけれども、愛川町が比較的平らで、耕作しやすいと言うと変ですけれども、そういった部分の小規模な遊休荒廃農地みたいなのが点在しているようなところの位置関係もあったりで、二宮町はある意味、準農家さんみたいなのをつくっても、入り込めるようなところがあるのかというと、なかなか現状、厳しいようなところもあると思います。二宮町の農地の現状にあわせた中で、遊休荒廃農地を減らしていくというのは重要な課題だと思いますので、今後の課題として研究していきたいとは思います。  農業委員会のほうでも耕作面積を少し狭めたりとか、今回は1年で資格がとれるようにということで、ある意味、規制緩和というとあれですけれども、そういった意味で新規就農の方などもチャレンジしやすいような規制の緩和というのも行っていますので、そういったことと一緒に研究していきたいと思います。
    494 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 495 ◯12番【根岸ゆき子君】 私もこれ、準農家制度というのがあるんだと、それで聞きに行ったら、町長ももっと前から知ってたよなんて話があったので、今お伺いしたわけなんですけれども、集積し切れていけない農地も出ると思います。遊休農地も減らしていっていただきたい。この町に住む者と魅力を感じて、この町の魅力があるからこそ、こうして農地のほうでも盛り上がっていっていただいているんだと思いますので、そして新たに参加する人々とつないで、これから人・農地プランで、実に地域でいろんな人を巻き込んでの話し合いの場をやっていきますので、そこでの検討材料としてぜひ研究をしていただきたいというふうに要望いたしまして終わりとします。 496 ◯議長【野地洋正君】 根岸議員の一般質問を終結いたします。    ──────────────────────────────── 497 ◯議長【野地洋正君】 これをもちまして本日の日程は全て終了いたしました。  予算審査特別委員長より発言を求められておりますので、許可いたします。 498 ◯議長【野地洋正君】 善波議員。 499 ◯1番・予算審査特別委員長【善波宣雄君】 ただいま議長の許可をいただきましたので、報告を1件させていただきます。  令和2年度予算審査特別委員会の会場の件ですが、コロナウイルスの感染防止の観点から、会場を本会議場にしたいと思いますので、その旨、報告をいたします。詳細に関しては、事務局のほうから具体的な説明をさせていただきます。  以上です。よろしくお願いします。 500 ◯議長【野地洋正君】 本日はこれにて散会といたします。  次回の本会議は、3月13日金曜日、午後1時より開催いたします。  なお、3月4日水曜日は、午前9時30分より予算審査特別委員会を開催いたしますので、よろしくお願いいたします。ご苦労さまでした。                           午後5時31分 散会 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...