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令和元年第2回(6月)定例会(第8日目) 名簿
令和元年第2回(6月)定例会(第8日目) 本文

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  1. 二宮町議会 2019-06-08
    令和元年第2回(6月)定例会(第8日目) 本文


    取得元: 二宮町議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-29
    会議録トップ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和元年第2回(6月)定例会(第8日目) 本文 2019-06-14 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別ウィンドウ表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 321 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 : ◯議長【野地洋正君】 選択 2 : ◯議長【野地洋正君】 選択 3 : ◯議長【野地洋正君】 選択 4 : ◯職員【和田美穂君】 選択 5 : ◯議長【野地洋正君】 選択 6 : ◯議長【野地洋正君】 選択 7 : ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 選択 8 : ◯議長【野地洋正君】 選択 9 : ◯議長【野地洋正君】 選択 10 : ◯議長【野地洋正君】 選択 11 : ◯議長【野地洋正君】 選択 12 : ◯議長【野地洋正君】 選択 13 : ◯議長【野地洋正君】 選択 14 : ◯職員【和田美穂君】 選択 15 : ◯議長【野地洋正君】 選択 16 : ◯議長【野地洋正君】 選択 17 : ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 選択 18 : ◯議長【野地洋正君】 選択 19 : ◯議長【野地洋正君】 選択 20 : ◯議長【野地洋正君】 選択 21 : ◯議長【野地洋正君】 選択 22 : ◯議長【野地洋正君】 選択 23 : ◯議長【野地洋正君】 選択 24 : ◯職員【和田美穂君】 選択 25 : ◯議長【野地洋正君】 選択 26 : ◯議長【野地洋正君】 選択 27 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 28 : ◯議長【野地洋正君】 選択 29 : ◯議長【野地洋正君】 選択 30 : ◯議長【野地洋正君】 選択 31 : ◯3番【松崎 健君】 選択 32 : ◯議長【野地洋正君】 選択 33 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 34 : ◯議長【野地洋正君】 選択 35 : ◯議長【野地洋正君】 選択 36 : ◯12番【根岸ゆき子君】 選択 37 : ◯議長【野地洋正君】 選択 38 : ◯議長【野地洋正君】 選択 39 : ◯議長【野地洋正君】 選択 40 : ◯議長【野地洋正君】 選択 41 : ◯職員【和田美穂君】 選択 42 : ◯議長【野地洋正君】 選択 43 : ◯議長【野地洋正君】 選択 44 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 45 : ◯議長【野地洋正君】 選択 46 : ◯議長【野地洋正君】 選択 47 : ◯議長【野地洋正君】 選択 48 : ◯議長【野地洋正君】 選択 49 : ◯議長【野地洋正君】 選択 50 : ◯議長【野地洋正君】 選択 51 : ◯職員【和田美穂君】 選択 52 : ◯議長【野地洋正君】 選択 53 : ◯議長【野地洋正君】 選択 54 : ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 選択 55 : ◯議長【野地洋正君】 選択 56 : ◯議長【野地洋正君】 選択 57 : ◯議長【野地洋正君】 選択 58 : ◯議長【野地洋正君】 選択 59 : ◯議長【野地洋正君】 選択 60 : ◯議長【野地洋正君】 選択 61 : ◯職員【和田美穂君】 選択 62 : ◯議長【野地洋正君】 選択 63 : ◯議長【野地洋正君】 選択 64 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 65 : ◯議長【野地洋正君】 選択 66 : ◯議長【野地洋正君】 選択 67 : ◯議長【野地洋正君】 選択 68 : ◯議長【野地洋正君】 選択 69 : ◯議長【野地洋正君】 選択 70 : ◯議長【野地洋正君】 選択 71 : ◯職員【和田美穂君】 選択 72 : ◯議長【野地洋正君】 選択 73 : ◯議長【野地洋正君】 選択 74 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 75 : ◯議長【野地洋正君】 選択 76 : ◯議長【野地洋正君】 選択 77 : ◯8番【露木佳代君】 選択 78 : ◯議長【野地洋正君】 選択 79 : ◯議長【野地洋正君】 選択 80 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 81 : ◯議長【野地洋正君】 選択 82 : ◯8番【露木佳代君】 選択 83 : ◯議長【野地洋正君】 選択 84 : ◯議長【野地洋正君】 選択 85 : ◯13番【一石洋子君】 選択 86 : ◯議長【野地洋正君】 選択 87 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 88 : ◯議長【野地洋正君】 選択 89 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 90 : ◯議長【野地洋正君】 選択 91 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 92 : ◯議長【野地洋正君】 選択 93 : ◯6番【坂本孝也君】 選択 94 : ◯議長【野地洋正君】 選択 95 : ◯議長【野地洋正君】 選択 96 : ◯議長【野地洋正君】 選択 97 : ◯議長【野地洋正君】 選択 98 : ◯議長【野地洋正君】 選択 99 : ◯職員【和田美穂君】 選択 100 : ◯議長【野地洋正君】 選択 101 : ◯議長【野地洋正君】 選択 102 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 103 : ◯議長【野地洋正君】 選択 104 : ◯議長【野地洋正君】 選択 105 : ◯議長【野地洋正君】 選択 106 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 107 : ◯議長【野地洋正君】 選択 108 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 109 : ◯議長【野地洋正君】 選択 110 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 111 : ◯議長【野地洋正君】 選択 112 : ◯13番【一石洋子君】 選択 113 : ◯議長【野地洋正君】 選択 114 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 115 : ◯議長【野地洋正君】 選択 116 : ◯議長【野地洋正君】 選択 117 : ◯議長【野地洋正君】 選択 118 : ◯議長【野地洋正君】 選択 119 : ◯議長【野地洋正君】 選択 120 : ◯議長【野地洋正君】 選択 121 : ◯職員【和田美穂君】 選択 122 : ◯議長【野地洋正君】 選択 123 : ◯議長【野地洋正君】 選択 124 : ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 選択 125 : ◯議長【野地洋正君】 選択 126 : ◯議長【野地洋正君】 選択 127 : ◯議長【野地洋正君】 選択 128 : ◯13番【一石洋子君】 選択 129 : ◯議長【野地洋正君】 選択 130 : ◯議長【野地洋正君】 選択 131 : ◯議長【野地洋正君】 選択 132 : ◯議長【野地洋正君】 選択 133 : ◯議長【野地洋正君】 選択 134 : ◯議長【野地洋正君】 選択 135 : ◯職員【和田美穂君】 選択 136 : ◯議長【野地洋正君】 選択 137 : ◯議長【野地洋正君】 選択 138 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 139 : ◯議長【野地洋正君】 選択 140 : ◯議長【野地洋正君】 選択 141 : ◯議長【野地洋正君】 選択 142 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 143 : ◯議長【野地洋正君】 選択 144 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 145 : ◯議長【野地洋正君】 選択 146 : ◯12番【根岸ゆき子君】 選択 147 : ◯議長【野地洋正君】 選択 148 : ◯8番【露木佳代君】 選択 149 : ◯議長【野地洋正君】 選択 150 : ◯6番【坂本孝也君】 選択 151 : ◯議長【野地洋正君】 選択 152 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 153 : ◯議長【野地洋正君】 選択 154 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 155 : ◯議長【野地洋正君】 選択 156 : ◯13番【一石洋子君】 選択 157 : ◯議長【野地洋正君】 選択 158 : ◯議長【野地洋正君】 選択 159 : ◯議長【野地洋正君】 選択 160 : ◯議長【野地洋正君】 選択 161 : ◯職員【和田美穂君】 選択 162 : ◯議長【野地洋正君】 選択 163 : ◯議長【野地洋正君】 選択 164 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 165 : ◯議長【野地洋正君】 選択 166 : ◯議長【野地洋正君】 選択 167 : ◯議長【野地洋正君】 選択 168 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 169 : ◯議長【野地洋正君】 選択 170 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 171 : ◯議長【野地洋正君】 選択 172 : ◯13番【一石洋子君】 選択 173 : ◯議長【野地洋正君】 選択 174 : ◯8番【露木佳代君】 選択 175 : ◯議長【野地洋正君】 選択 176 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 177 : ◯議長【野地洋正君】 選択 178 : ◯12番【根岸ゆき子君】 選択 179 : ◯議長【野地洋正君】 選択 180 : ◯議長【野地洋正君】 選択 181 : ◯議長【野地洋正君】 選択 182 : ◯議長【野地洋正君】 選択 183 : ◯議長【野地洋正君】 選択 184 : ◯町長【村田邦子君】 選択 185 : ◯議長【野地洋正君】 選択 186 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 187 : ◯議長【野地洋正君】 選択 188 : ◯議長【野地洋正君】 選択 189 : ◯1番【善波宣雄君】 選択 190 : ◯議長【野地洋正君】 選択 191 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 192 : ◯議長【野地洋正君】 選択 193 : ◯1番【善波宣雄君】 選択 194 : ◯議長【野地洋正君】 選択 195 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 196 : ◯議長【野地洋正君】 選択 197 : ◯1番【善波宣雄君】 選択 198 : ◯議長【野地洋正君】 選択 199 : ◯議長【野地洋正君】 選択 200 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 201 : ◯議長【野地洋正君】 選択 202 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 203 : ◯議長【野地洋正君】 選択 204 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 205 : ◯議長【野地洋正君】 選択 206 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 207 : ◯議長【野地洋正君】 選択 208 : ◯議長【野地洋正君】 選択 209 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 210 : ◯議長【野地洋正君】 選択 211 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 212 : ◯議長【野地洋正君】 選択 213 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 214 : ◯議長【野地洋正君】 選択 215 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 216 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 217 : ◯議長【野地洋正君】 選択 218 : ◯議長【野地洋正君】 選択 219 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 220 : ◯議長【野地洋正君】 選択 221 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 222 : ◯議長【野地洋正君】 選択 223 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 224 : ◯議長【野地洋正君】 選択 225 : ◯生涯学習課長【小島孝紀君】 選択 226 : ◯議長【野地洋正君】 選択 227 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 228 : ◯議長【野地洋正君】 選択 229 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 230 : ◯議長【野地洋正君】 選択 231 : ◯生涯学習課長【小島孝紀君】 選択 232 : ◯議長【野地洋正君】 選択 233 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 234 : ◯議長【野地洋正君】 選択 235 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 236 : ◯議長【野地洋正君】 選択 237 : ◯財務課長【二宮雅巳君】 選択 238 : ◯議長【野地洋正君】 選択 239 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 240 : ◯議長【野地洋正君】 選択 241 : ◯生涯学習課長【小島孝紀君】 選択 242 : ◯議長【野地洋正君】 選択 243 : ◯子育て・健康課長【神保和美君】 選択 244 : ◯議長【野地洋正君】 選択 245 : ◯総務課長【西岡英明君】 選択 246 : ◯議長【野地洋正君】 選択 247 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 248 : ◯議長【野地洋正君】 選択 249 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 250 : ◯議長【野地洋正君】 選択 251 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 252 : ◯議長【野地洋正君】 選択 253 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 254 : ◯議長【野地洋正君】 選択 255 : ◯8番【露木佳代君】 選択 256 : ◯議長【野地洋正君】 選択 257 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 258 : ◯議長【野地洋正君】 選択 259 : ◯政策担当部長【志賀道郎君】 選択 260 : ◯議長【野地洋正君】 選択 261 : ◯8番【露木佳代君】 選択 262 : ◯議長【野地洋正君】 選択 263 : ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 選択 264 : ◯議長【野地洋正君】 選択 265 : ◯議長【野地洋正君】 選択 266 : ◯議長【野地洋正君】 選択 267 : ◯11番【前田憲一郎君】 選択 268 : ◯議長【野地洋正君】 選択 269 : ◯7番【小笠原陶子君】 選択 270 : ◯議長【野地洋正君】 選択 271 : ◯10番【大沼英樹君】 選択 272 : ◯議長【野地洋正君】 選択 273 : ◯3番【松崎 健君】 選択 274 : ◯議長【野地洋正君】 選択 275 : ◯12番【根岸ゆき子君】 選択 276 : ◯議長【野地洋正君】 選択 277 : ◯8番【露木佳代君】 選択 278 : ◯議長【野地洋正君】 選択 279 : ◯6番【坂本孝也君】 選択 280 : ◯議長【野地洋正君】 選択 281 : ◯13番【一石洋子君】 選択 282 : ◯議長【野地洋正君】 選択 283 : ◯2番【羽根かほる君】 選択 284 : ◯議長【野地洋正君】 選択 285 : ◯9番【渡辺訓任君】 選択 286 : ◯議長【野地洋正君】 選択 287 : ◯議長【野地洋正君】 選択 288 : ◯議長【野地洋正君】 選択 289 : ◯議長【野地洋正君】 選択 290 : ◯職員【和田美穂君】 選択 291 : ◯議長【野地洋正君】 選択 292 : ◯議長【野地洋正君】 選択 293 : ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 選択 294 : ◯議長【野地洋正君】 選択 295 : ◯議長【野地洋正君】 選択 296 : ◯議長【野地洋正君】 選択 297 : ◯議長【野地洋正君】 選択 298 : ◯議長【野地洋正君】 選択 299 : ◯議長【野地洋正君】 選択 300 : ◯議長【野地洋正君】 選択 301 : ◯職員【和田美穂君】 選択 302 : ◯議長【野地洋正君】 選択 303 : ◯議長【野地洋正君】 選択 304 : ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 選択 305 : ◯議長【野地洋正君】 選択 306 : ◯議長【野地洋正君】 選択 307 : ◯議長【野地洋正君】 選択 308 : ◯議長【野地洋正君】 選択 309 : ◯議長【野地洋正君】 選択 310 : ◯議長【野地洋正君】 選択 311 : ◯職員【和田美穂君】 選択 312 : ◯議長【野地洋正君】 選択 313 : ◯議長【野地洋正君】 選択 314 : ◯12番・二宮町役場新庁舎建設特別委員長【根岸ゆき子君】 選択 315 : ◯議長【野地洋正君】 選択 316 : ◯議長【野地洋正君】 選択 317 : ◯議長【野地洋正君】 選択 318 : ◯議長【野地洋正君】 選択 319 : ◯議長【野地洋正君】 選択 320 : ◯議長【野地洋正君】 選択 321 : ◯議長【野地洋正君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 会議の状況                     午後1時00分 開議 ◯議長【野地洋正君】 皆様、こんにちは。  ただいまの出席議員は14名でございます。定足数に達しておりますので、直ちに本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元に配付のとおりです。  皆様にお知らせします。本日、報道機関より写真撮影の申し入れがありました。報道機関による取材目的の撮影ですので、これを許可しております。ご承知おき願います。  撮影を行う記者の方にお願いいたします。狭い傍聴席ですので、ほかの傍聴人の迷惑とならないよう、移動の際はご注意ください。    ────────────────────────────────    日程第1 議案第48号 二宮町老人ホーム入所判定委員会条例審査に                ついて 2: ◯議長【野地洋正君】 日程第1「二宮町老人ホーム入所判定委員会条例審査について」町長提出議案第48号を議題といたします。 3: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 4: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 5: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 6: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。        〔9番・教育福祉常任委員長(渡辺訓任君)登壇〕 7: ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 それでは、委員会の審査について報告をいたします。  去る6月7日の本会議において、本委員会に付託されました町長提出議案第48号「二宮町老人ホーム入所判定委員会条例」を6月10日午後2時25分より、第一委員会室で開催の常任委員会において、委員全員、議長、町長、副町長、健康福祉部長、高齢介護課長、地域包括ケアシステム推進班長及び傍聴議員の出席のもと審査した結果、賛成全員で可決されました。審議の概要は次のとおりです。  執行者から、3月議会提案からの変更点について補足説明がありました。執行者「当該の委員会は設置要綱で定められているものであるが、第3条に人数を、第6条に守秘義務を加えた。」  執行者からの補足説明に続いて、1名の議員より質疑が行われました。  委員「任期の記載がないのはなぜか。」執行者「生活保護や生活困窮の状態で虐待等により緊急的な入所措置を行う場合に、入所判定委員会を開催することになる。委員は、入所先の老人ホームの施設長や対象地区の民生委員。判定は1回の会議で決定することになり、複数回審議を重ねる会議でないことから、任期の条項は設けていない。」
     討論はなく、採決を行いました。冒頭に報告したとおり、議案第48号を可決し、審査を終了いたしました。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 8: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 9: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 10: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第48号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 11: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第48号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第2 議案第49号 二宮町予防接種健康被害調査委員会条例審査                について 12: ◯議長【野地洋正君】 日程第2「二宮町予防接種健康被害調査委員会条例審査について」町長提出議案第49号を議題といたします。 13: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 14: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 15: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 16: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。        〔9番・教育福祉常任委員長(渡辺訓任君)登壇〕 17: ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 それでは、委員会審査について報告をいたします。  去る6月7日の本会議において、本委員会に付託されました町長提出議案第49号「二宮町予防接種健康被害調査委員会条例」を6月10日午後2時25分より、第一委員会室で開催の常任委員会において、委員全員、議長、町長、副町長、健康福祉部長、子育て・健康課長、健康づくり班長及び傍聴議員の出席のもと審査した結果、賛成全員で可決されました。審議の概要は次のとおりです。  執行者から、次のように補足説明がされました。当該の委員会は規則で設置されていたもので、3月提案からの変更がある。第1条に「二宮町が勧奨した」を追加した。第4条に、法制担当からの指摘で「再任を妨げない」を削除した。また、第8条に守秘義務を追加した。  執行者からの補足説明に続いて、1名の議員より質疑が行われました。  委員「趣旨、設置、目的、趣旨及び設置など、同様の内容にもかかわらず、条文の括弧書きの部分に一貫性がない。IT化が進み、AI導入も進めば不都合も予測される。なぜ表現が一貫しないのか。」執行者「各種委員会とか審議会は国の制度に基づいて設置するものが多く、条例案が示される。町は国からの条例案に基づくというのが基本であり、齟齬を生じることのないよう項目名まではそろえていない。」  討論はなく、採決を行いました。冒頭に報告したとおり、議案第49号を可決し、審査を終了いたしました。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 18: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 19: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 20: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第49号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 21: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第49号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第3 議案第50号 二宮町墓地等の経営の許可等に関する条例審査                について 22: ◯議長【野地洋正君】 日程第3「二宮町墓地等の経営の許可等に関する条例審査について」町長提出議案第50号を議題といたします。 23: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 24: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 25: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 26: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 27: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  6月10日、第一委員会室において、委員全員、議長、町長、副町長、都市部長、生活環境課長、環境政策班長、生活環境班班長及び傍聴議員出席のもと、6月7日の本会議で付託されました町長提出議案第50号「二宮町墓地等の経営の許可等に関する条例の制定について」を審査した結果、全員賛成により原案のとおり可決されました。概要は次のとおりです。  執行者からの補足説明の後、委員2名の質疑、討論はありませんでした。質疑は以下のとおりです。  委員「事務もあると思うが、課を新設するのか。どのような仕事が増えるのか。記載の寺院が墓地を拡大するときに敷地境界75メートルから80メートルで許可はいかがなものか。」執行者「課はつくらず、環境政策班が担当する。新規に墓地をつくる経営許可と変更、廃止、経営中の動きを見る立ち入りや墓地台帳の管理もしていく。既存寺院の墓地拡張は、周りの賛成によりケース・バイ・ケースとなる。」委員「2メートル以上の障壁とは、問題になっているブロック塀の扱いについて聞く。」執行者「障壁の細かい定めはなく、出てきた内容で精査する。」  以上で報告を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 28: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 29: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 30: ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 31: ◯3番【松崎 健君】 賛成の立場で討論をさせていただきます。  この条例制定のきっかけとなったのが緑が丘の住宅地に隣接する場所に墓地が造成されるといったことがきっかけになっていたんですけれども、6月10日の常任委員会の審査の際に、町長のほうから、これは単に緑が丘に起こったことに対応するためだけでなく、二宮町の将来に向けた住環境を大切にする、そういったベクトルが示されたものと、ビジョンが示されたものというお話がございましたので、改めて賛成の立場をとらせていただきたいと思います。  以上です。 32: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 33: ◯9番【渡辺訓任君】 本条例につきましては、開発手続条例とあわせて一定規模以上の墓地について制限が強化されることを評価しています。ただ一方、町のほうでは、まだ500平米未満のミニ開発等については規制ができないなど、緑や住環境の保全については考えていく余地があると思います。  引き続き、開発、まちづくりについての条例整備を求めつつ、私は賛成といたします。 34: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員に申し上げます。賛成、反対の表明を冒頭に申してからお願いいたします。 35: ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 36: ◯12番【根岸ゆき子君】 私は賛成の立場で討論いたします。  まだ結論が出る前ですが、執行部には、ここに至るまで進めていただいたことにまず感謝を申し上げます。  この件は村田町政となる前からの課題でいろいろありました。移動町長室を開催して後、役場内議論をどうやったのかははかりかねますが、1つの結論が出てきました。決断してからの処理は異例の早さだったと思います。ありがとうございました。  条例策定のきっかけとなった一色の土地は、農地転用後に不動産業者を経て知らぬ間に宗教法人の手に渡っていた土地です。駐車場整備として町の土地も自費工事するという名目で、何とか町が関与できる部分もありながら、墓地になる予測もしていながら、予防をすることはできませんでした。  当時、町は、このことも含めまして、無理な開発行為や斎場建設という町全体の課題に対応しようというルールづくりが検討され始め、結果としては、二宮町の開発事業における手続及び基準等に関する条例が一本つくられましたが、墓地は単独の条例が必要でした。  その間、住民の方も県や裁判所に足を運び、お金も出し、業者とバトルもし、自治会の協力を得るのに摩擦と応援を繰り返しながらも、町に陳情したことがこのたび実を結ぼうとしていることは、墓地を阻止できなかった方の悔しさを味わうとともに、町へ提言していただいた住民の方にも感謝を申し上げる次第です。  町レベルで墓地行政の権限移譲を受けるのは県内初めてとなります。余り無理のないよきモデルとなることをお願いいたしまして、賛成といたします。 37: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第50号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 38: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第50号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第4 議案第51号 特別職員報酬費用弁償の額並びに支給方法条                例の一部を改正する条例審査について 39: ◯議長【野地洋正君】 日程第4「特別職員報酬費用弁償の額並びに支給方法条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第51号を議題といたします。 40: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 41: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 42: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 43: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 44: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  6月10日、第一委員会室において、委員全員、議長、町長、副町長、都市部長、生活環境課長、環境政策班長、生活環境班班長及び傍聴議員出席のもと、6月7日の本会議で付託されました町長提出議案第51号「特別職員報酬費用弁償の額並びに支給方法条例の一部を改正する条例」を審査した結果、全員賛成により原案のとおり可決されました。概要は次のとおりです。  執行者からの補足説明の後、委員1名の質疑、討論はありませんでした。質疑は以下のとおりです。  委員「2回実施された議事録がないが、今回の回数と変化内容を聞く。協議会からの移行だが、委員の方の受けとめは。」執行者「31年も2回実施する。附属機関の見直しで懇談会としての位置づけとなる。三役と委員の方で会議を開き、了承は得ている。」  以上で報告を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 45: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 46: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 47: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第51号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 48: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第51号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第5 議案第53号 二宮町災害弔慰金の支給等に関する条例の一                部を改正する条例審査について 49: ◯議長【野地洋正君】 日程第5「二宮町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第53号を議題といたします。 50: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。
    51: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 52: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 53: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。        〔9番・教育福祉常任委員長(渡辺訓任君)登壇〕 54: ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 教育福祉常任委員長の報告をいたします。  去る6月7日の本会議において、本委員会に付託されました町長提出議案第53号「二宮町災害弔慰金の支給等に関する条例の一部を改正する条例」を6月10日午後2時25分より、第一委員会室で開催の常任委員会において、委員全員、議長、町長、副町長、健康福祉部長、福祉保険課長、福祉・障がい者支援班長及び傍聴議員の出席のもと審査した結果、賛成全員で可決されました。概要は次のとおりです。  執行者から次のとおり補足説明がされました。今回の条例は、災害援護資金の貸し付けについて、法改正に伴い改正を行うものである。改正部分は、貸付利率について、法が3%以内で条例で定めることとしたため、被災者の負担軽減のため無利子としたこと、施行令変更にあわせ、償還方法に月賦を追加したこと、連帯保証人の必要規定が撤廃されたことで保証人を削ること、違約金について5%へ引き下げることです。  質疑、討論はなく、採決を行いました。冒頭に報告したとおり、議案第53号を可決し、審査を終了しました。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 55: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 56: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 57: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第53号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 58: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第53号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第6 議案第54号 二宮町火災予防条例の一部を改正する条例審査                について 59: ◯議長【野地洋正君】 日程第6「二宮町火災予防条例の一部を改正する条例審査について」町長提出議案第54号を議題といたします。 60: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 61: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 62: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 63: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 64: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  6月10日、第一委員会室において、委員全員、議長、町長、副町長、消防長、消防課長、予防班長及び傍聴議員出席のもと、6月7日の本会議で付託されました町長提出議案第54号「二宮町火災予防条例の一部を改正する条例」を審査した結果、全員賛成により原案のとおり可決されました。概要は次のとおりです。  執行者からの補足説明はなく、1名の委員から質疑、討論はありませんでした。  質疑は以下のとおりです。委員「当該施設を聞く。」執行者「特定小規模施設では4カ所あり、検査は実施した。」  以上で報告を終わります。ご審議のほど、よろしくお願いいたします。 65: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 66: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 67: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより町長提出議案第54号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 68: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第54号は原案のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第7 令和元年         陳情第4号 奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、森林環境               譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天               然林に戻すことを求める陳情書審査について 69: ◯議長【野地洋正君】 日程第7「奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情書審査について」令和元年陳情第4号を議題といたします。 70: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 71: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 72: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 73: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 74: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  6月10日、第一委員会室において、委員全員、議長、都市部長、産業振興課長、農林水産班長及び傍聴議員出席のもと、6月7日の本会議で付託されました令和元年陳情第4号「奥山等のスギ・ヒノキ放置人工林を、森林環境譲与税(仮称)で順次計画的に皆伐を進め、天然林に戻すことを求める陳情」を審査した結果、可否同数でありましたので、委員長により不採択と決しました。概要は次のとおりです。  提出者による趣旨説明はなく、直ちに委員3名が執行者に質疑、賛成1名の討論がありました。執行者への質疑は以下のとおりです。  委員「今までも国から直接森林のある市町村に整備資金は分配されていたのか。」執行者「今まで国から直接市町村への補助はないが、森林環境税も県民税として取られ、水源がある秦野市や小田原市には分配されている。」委員「入ってくる森林環境譲与税の試算金額と使い道を聞く。」執行者「試算では31年度128万円で、都市部に当たる二宮町では、木材の利用促進や普及啓発がメーンとなる。」委員「吾妻山の釜野側には、この譲与税は使えないのか。」執行者「税金で賄うものなので、公益、公共性が担保されないと難しいが、今後、事例を見ながら検討していく。」  意見交換はなく、直ちに討論に入りました。  討論は以下のとおりです。  「賛成の立場で討論する。奥山はないが、水源の確保の活動をしている方に、公益性を担保し、受委託に結びつけ、環境教育に使用してほしい。」  以上で報告を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 75: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。 76: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 77: ◯8番【露木佳代君】 この陳情審査なんですが、ほかの陳情審査報告書にはいつも意見というものがついております。例えば採択した場合は、採択された理由、願意妥当というようなことが書いてあったりとか、不採択の場合も必ず意見というものがついております。今回、意見というものがついてないのは、恐らく反対討論がなく、不採択になったからだと思いますが、これは3回までの質疑なんでしたっけ。いかがでしょうか。そういう理由でしょうか。 78: ◯議長【野地洋正君】 質疑、3回までといたします。意見書がなかったということなので、要するに、反対討論がありませんでしたねということに対して確認ですよね。 79: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。 80: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 確かに反対討論はございませんでしたので、委員の方に今後自覚を促しておきます。 81: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 82: ◯8番【露木佳代君】 やはり陳情者というのは、それぞれ非常に大きな思いを持って陳情されているものだと私は思っています。趣旨説明に今回来なかったということもあるんでしょうけれども、やはり来ても来なくても、反対するのであれば、委員会の審査の中で結果的に反対になっているわけで、不採択になっているわけで、その場合はやはり不採択の討論を、私たちは傍聴でしたから、その当該委員ではないので、最終的に不採択になっちゃったけど、反対討論がなくて、結局、何の理由で反対になってしまったんだろうねということにもなるわけです。  もちろん、それは陳情者にとってみても、委員会審査が不採択になって、でも、理由はわからないというのは、やはり議会であってはならないのではないかと考えます。二宮町議会では、ときどき委員会審査がひっくり返ることがございまして、それは決して悪いことではないと思うんです。活発な議論があっての結果ということはありますけれども、やはり賛成であれば妥当というところで、討論しなくても理由はわかりやすいんですが、不採択の場合はぜひ、私も含めですけれども、ぜひ皆さん、その件は討論するようにしていったほうがよろしいかと思います。 83: ◯議長【野地洋正君】 ご意見承りました。  これより討論に入ります。 84: ◯議長【野地洋正君】 一石議員。 85: ◯13番【一石洋子君】 私は本陳情に関しまして委員長報告に反対、そして陳情に賛成の立場で討論させていただきます。  一昨年より町内の山林について、環境改善にかかわる方々と学習会等を開催し、昨今のかつてない大規模な地すべり等の災害の原因として、植栽の根の劣化、土壌環境の悪化が大きく原因としてかかわることを学んできたところです。  本陳情内容は信頼できる内容であるばかりか、この団体は、国の施策が追いつかない中、日本に欧米並みの100万人の大自然保護団体が必要と訴え、自ら大変な労苦を買って活動されています。  町内には同様な観点から活動する団体が複数あり、さらなる多くの方々と課題共有することを必要と痛感していることからも、この陳情内容、陳情項目を妥当と判断いたしまして、賛成いたします。 86: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員。 87: ◯10番【大沼英樹君】 私は、この委員長報告、不採択、賛成の立場で、またこの陳情に対して反対の立場で討論いたします。  この陳情内容の人工林を皆伐し、天然林の再生とするというような、そういった内容のための陳情だったのですが、未来への事象確認を得ることはできないのかなという判断で、賛成しがたく、陳情に対して反対をいたします。 88: ◯議長【野地洋正君】 羽根議員。 89: ◯2番【羽根かほる君】 私は委員長報告に賛成、陳情に反対の立場で討論をさせていただきます。  森林環境譲与税(仮称)の使い方について、我が町ではどのような使い方がよいのか、まだ議論が進んでいないと考えています。我が町での方向性がある程度見えてから再度検討したほうがよいと考えたため、不採択といたしました。  以上です。 90: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 91: ◯9番【渡辺訓任君】 私、陳情第4号に対しては不採択の立場で討論をいたします。  陳情の趣旨は、放置人工林を天然林化することを求めるものと理解しております。このことについては、技術的に賛否があるにしても、奥山に限って言えば、天然林に戻すという考え方は私は評価できると考えています。  しかし、陳情者、この内容なんですが、これは森林環境譲与税、これを前提にしたものであります。森林環境税及び森林環境譲与税は、本当に森林を荒廃させた国の責任のほうには頬かむりをしたまま、そのまま国民1人当たり年1,000円を課すと、そういう大衆課税でありまして、私はこの税金の使用というのを認めるということはできないわけです。  森林の再生、ここにも書かれておりますけれども、花粉症の軽減まで含めて、こういった課題を解決するためには、きちんと国のほうは一般財源を充てるべきではないでしょうか。  また、神奈川県では、水源環境保全税として年間890円が5年間とはいえ、住民税の中で課税をされているわけです。この森林環境税と目的が重なる部分もあり、これは二重の課税となっていくわけです。ですから、私は本陳情については賛成はできかねるということであります。  以上。 92: ◯議長【野地洋正君】 坂本議員。 93: ◯6番【坂本孝也君】 賛成ということで討論いたします。原案にです。  この陳情のもとになっている奥山、杉、ヒノキという、そういうことには、この町はふさわしくはないと思っておりますが、やはり山に囲まれた町として、こういうことに関心を持つということは大事なことではないかな。竹林ばかりになっている二宮の山が、竹というのは地すべりが必ず起きるという非常に怖い存在になっていますけれども、そういう中で、一色のせせらぎ公園に行く県道から上がっていく北側の山を、何件かの地主がいるんですけど、花王という、花王石けんの花王ですけれども、民間同士がそういうことに補助金を出しながら、炭焼き会が3年計画でその山を手入れをするということが実際に行われております。  それとこれとは全く違うとは思いますけれども、二宮の町でもこういう問題提起があったときに、やはり陳情者の趣旨というものとは違うという意見もありますけれども、私は寄り添って、町の山を守るという観点で賛成をしていきたいなと思います。 94: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  これより令和元年陳情第4号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決します。陳情第4号を原案のとおり採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 95: ◯議長【野地洋正君】 起立少数であります。よって、本件は不採択と決しました。    ────────────────────────────────    日程第8 令和元年         陳情第5号 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の
                  沖縄県外・国外移転について、国民的議論によ               り、民主主義及び憲法に基づき公正に解決する               べきとする意見書の採択を求める陳情審査につ               いて    日程第9 令和元年         陳情第6号 辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の               沖縄県外・国外移転について、国民的議論によ               り、民主主義及び憲法に基づき公正に解決する               べきとする意見書の採択を求める陳情審査につ               いて 96: ◯議長【野地洋正君】 お諮りいたします。日程第8「辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情審査について」令和元年陳情第5号、日程第9、令和元年陳情第6号を一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 97: ◯議長【野地洋正君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 98: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 99: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 100: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 101: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 102: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  6月10日、第一委員会室において、委員全員及び傍聴議員出席のもと、6月7日の本会議で付託されました令和元年陳情第5号、令和元年陳情第6号「辺野古新基地建設の即時中止と、普天間基地の沖縄県外・国外移転について、国民的議論により、民主主義及び憲法に基づき公正に解決するべきとする意見書の採択を求める陳情」を一括議題として審査した結果、賛成1、反対5の挙手少数により不採択となりました。概要は次のとおりです。  提出者による趣旨説明はなく、町担当部局もないため、直ちに委員による意見交換、討論に入りました。意見交換はなく、討論は以下のとおりです。  「賛成の立場で討論する。沖縄は日本国全体での難しい話ではあるが、国民として議論するのは大事である。」  「反対の立場で討論する。今までの住民感情とは違う。辺野古に行くことに賛成の沖縄県民がたくさんいる実態を知ったことが理由である。」  以上で報告を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 103: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 104: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 105: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 106: ◯7番【小笠原陶子君】 一括ですよね。 107: ◯議長【野地洋正君】 一括で討論をお願いいたします。 108: ◯7番【小笠原陶子君】 私は陳情第5号と第6号に対して賛成の立場で討論させていただきます。  私、六、七年前ぐらいにスタディツアーで沖縄に行かせていただいて、1泊2日で朝から晩まで基地という基地をレンタカーで走って、ガイドさんにいろいろ説明していただきながら基地のありようというのを視察させていただいたことがあるんですけれども、本当に沖縄が非常に大変な苦しみを経て現在に至ってて、なおかつ、まだ全国の中で所得も低いような現状があって、それで基地があることによって、もっと観光で生きていくことにうまく活用できればいい土地も、全部、もうほとんど基地になっているような状況の中で、何とかすべきだというふうにずっと思っております。  そして、5月11日に憲法の勉強会に行ったときに、自民党の石破さんのお話を聞く機会があったんですが、彼も憲法9条を変えるべきだという立場の人ですけど、やはり日本の基地のあり方は精査すべきだという考えだというふうに、自民党の人でさえそうおっしゃっているような現状がある中で、やはり偏った沖縄だけの基地のあり方というのは是正すべきだというふうに考えておりますので、今回この2つの陳情については賛成とさせていただきます。 109: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員。 110: ◯10番【大沼英樹君】 私は、この陳情に対して不採択の立場で討論をいたします。  私の実体験ですが、沖縄、そういった基地の関係のことに興味を持って行ったときに、普天間基地の周りには辺野古基地移転反対という、そういったメッセージというんですか、住民運動が行われていました。辺野古基地に行ったときには、いつも報道で出るようなにぎやかな雰囲気ではなく、全く殺風景な中で、また辺野古の周辺の方の声としては、反対の声がそのときには聞こえませんでした。実際の報道の中身と、またこの陳情の内容もそうなんですが、沖縄の真の姿が全く不明だなというのが自分の中の印象です。ですので、安易にこの陳情に賛成できませんので、反対をさせていただきます。 111: ◯議長【野地洋正君】 一石議員。 112: ◯13番【一石洋子君】 私は本陳情に賛成の立場で討論いたします。  沖縄の住民の声、憲法41条、92条、95条違反であること、日米間による沖縄に関する特別委員会の基本理念違反であること、人権侵害及び法のもとの平等違反であること、それから民主主義及び憲法に基づいた公正な解釈を求めること等、綿々とつづられた陳情趣旨は正義であります。  国はどのように国民を守られるのか、戦争経験者を失いつつある今、国境を越えて市民レベルで新しく議論するときを迎えています。折しも、アメリカでキノコ雲のロゴについて、日本の若者が発信したことが大変な反響、共感を呼んでいるというニュースが流れました。地域から国のスタンスをそんたくしない自由な正義、人間、人権に寄り添う意見を上げることは、平和に寄与すると確信いたします。ゆえに、この意見書を採択することに賛成いたします。 113: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 114: ◯9番【渡辺訓任君】 私は陳情第5号には陳情不採択、そして陳情第6号は採択の立場で討論をいたします。  両陳情は、辺野古新基地建設の中止と普天間基地の運用停止を求め、国民的論議を提起しており、賛同しています。  私は、沖縄・辺野古新基地の建設中止、普天間基地の閉鎖、無条件撤去には賛成です。沖縄にさらに新基地を押しつけ、犠牲を強いることは絶対に反対をしています。  ご存じのとおり、普天間基地はベトナム戦争のときには最大の拠点の1つとなって、駐留する米軍の部隊は殴り込み部隊として悪名高い米軍海兵隊であります。これこそ、無条件で閉鎖、撤去すべきものであると考えています。  沖縄の建白書は、米軍普天間基地を閉鎖、撤去し、県内移転を断念することが基本理念であり、故翁長前知事が命懸けで貫いた立場でした。  その後、その後任である玉城デニー新知事は、普天間基地の閉鎖、撤去をアメリカに要求すると公約し、勝利をしたわけですけれども、デニー知事がアメリカの国務省も訪ね、この名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する意向を伝え、日米両政府と県の3者による協議の場を設置するように求めましたが、この提案も無視するかのように、日本政府はその後、すぐに辺野古への土砂搬入を強行している状況です。  もともと沖縄に多くの米軍基地を建設、運用し、沖縄県民に苦しみをもたらしてきたのは、アメリカと日本の政府であり、沖縄だけの問題ではありません。  沖縄県民と本土の国民が一緒になって、辺野古新基地建設中止と普天間基地の閉鎖、撤去を求める、そういった国民的な運動が本当に必要だと考えています。  しかしながら、陳情第5号の趣旨にある沖縄以外の全国全ての自治体をひとしく候補地にするということは、代替基地が国内に必要だという結論になるならばとはしていますけれども、特に日米地位協定のもと、日本の主権が脅かされているような状況では認めがたい部分ではあります。国内移転を前提としないことが明確になっていない中で、国民的議論を求めるものとなっているわけです。  沖縄・新辺野古基地の建設を直ちに中止すること、普天間基地の無条件の即時閉鎖、撤去について、一致点に基づく共同を進めることが平和と基地問題の解決には必要だということを訴えて、私の討論といたします。 115: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  陳情5号、6号の採決はそれぞれ行いますので、お間違えなきようお願いいたします。  これより令和元年陳情第5号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決いたします。  陳情第5号を採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 116: ◯議長【野地洋正君】 起立少数であります。よって、本件は不採択と決しました。  続いて、令和元年陳情第6号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決いたします。  陳情第6号を原案のとおり採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 117: ◯議長【野地洋正君】 起立少数であります。よって、本件は不採択と決しました。    ────────────────────────────────    日程第10 令和元年          陳情第7号 子どもたちにゆたかな学びを保障するために、                教職員定数改善、教育予算の増額、義務教育                費国庫負担制度の堅持・拡充を求める陳情審                査について    日程第11 意見書案          第 1 号 教育環境充実のため、教職員定数改善、教育                予算の増額、義務教育費国庫負担制度の堅                持・拡充を求める意見書の提出について 118: ◯議長【野地洋正君】 お諮りいたします。日程第10「子どもたちにゆたかな学びを保障するために、教職員定数改善、教育予算の増額、義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める陳情審査について」令和元年陳情第7号、日程第11「教育環境充実のため、教職員定数改善、教育予算の増額、義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める意見書の提出について」意見書案第1号を一括議題としたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 119: ◯議長【野地洋正君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。 120: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 121: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 122: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 123: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。        〔9番・教育福祉常任委員長(渡辺訓任君)登壇〕 124: ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 教育福祉常任委員会での審査について報告をいたします。  去る6月10日の本会議において、本委員会に付託されました陳情第7号「子どもたちにゆたかな学びを保障するために、教職員定数改善、教育予算の増額、義務教育費国庫負担制度の堅持・拡充を求める陳情」を6月10日午後2時25分より、第一委員会室で開催の常任委員会において、委員全員、議長、教育長、教育部長、教育総務課長、教育総務班長、指導班長及び傍聴議員の出席のもと審査した結果、賛成全員により採択されました。審査の概要は次のとおりです。  陳情者からの趣旨説明の後、質疑は5名の委員からなされました。  1人です。委員「児童生徒に対する教育費は少な過ぎる。二宮町でも教育費は最低であり、増やすべく働きかけている。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの配置と質の向上に向けた研究、調査の状況はいかがか。提出の理由として、いじめ、不登校への対応等について触れないのはなぜか。中地区内の3市2町のいじめの件数、不登校児童生徒数を教えていただきたい。いじめをどのように判断するのか。いじめ、不登校をなくすための研修会等の内容、実施状況は。先生で黙認するケースも聞いているが、見えないものを把握しているのか。アンケートではなく、見えない部分をどう把握するのか。」陳情者「陳情書にいじめの要素を文章に入れていないのは、さまざまな対応していくニーズの中に含めて記述した。いじめについては、子供たちの様子を見て様子をつかみ、学校内で先生がシェアするが、なかなかその時間がとれない現実がある。見えない部分は、年に1度の調査で把握に努めている。件数は手元にデータがない。日本教職員組合の2016年度の調べでは、不登校児が全国で17万5,000人を超しており、中地区においても増えてきているということを感じている。不登校児童生徒への対応は、学校全体で取り組んでいくことではあるが、なかなかそのようなゆとりがなく、担任に多く任せられているのが実情である。スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの調査研究は、学校にとって大変重要な存在で、子供の心のケア、家庭の問題など対応しきれない部分を専門職の方が担っている。学校現場にこのような方が常にいることを望んでいる。ここ数年では、教育研究活動として新聞記者の講和、2年間にわたる現場のスクールカウンセラーを交えての学習、定期的な日々の授業についての学習会を開いている。」  2人目です。委員「過労死ラインとか前面に出てくると、大人の目線で考えていると感じる。資料に子供たちの生の声を示すものがないが、ここの中にあるのか。子供が求めているものに耳を傾けないで、大人同士で話しても、報じられているような問題は解決しない。真摯に子供に対して耳を傾ける、声を聞く、それなくしては、おかしな方向性に行ってしまう。今後、子供の声も資料に盛り込んでいただきたい。」陳情者「毎日子供たちの前に立つ先生が健康でいなければ、子供たちに豊かな学びを実現していくことはできないと確信している。毎年5,000名ほどの先生が心の病で休まれている。担任の先生が突然お休みし、かわりの先生が来るが、かわりになる先生を見つけるのも大変な状況である。資料に子供たちの声は載せていないが、日々、子供たち、保護者、地域の声は聞き、組合の運動に生かしている。」  3人目です。委員「多様化するニーズに対してスクールカウンセラーとかスクールソーシャルワーカーについて研究されているか。二宮町もスクールソーシャルワーカーが少ない日数しか来ていない状況で、それについてどういう研究なり提言をされているのか。この10年、20年、教育課程のカリキュラムに変化はあったのか。どのようなチームがあるのか。校長の裁量でこの学校のチームのあり方とか教育のあり方を考えていくと、校長が1人ということについて疑問を持つことはあるか。先生が心身を病むほどの大変な仕事であるとなれば、先生をバックアップする仕組みはどのようになっているか。もう少し専門的なものはないのか。」陳情者「スクールカウンセラーとかスクールソーシャルワーカーは常勤にしていきたい。さまざま方に学校現場で多数の目で子供たちを見ていただきたいという強い考えがある一方、採用試験受験者から減っている深刻な人員不足がある。これらに対する提言を研究している。国は教科担任制を挙げているが、私たちは複数担任制という形も模索している。行政機関とも連携をとり、教職員を目指す若者が増えるような方法、構成を考えていかなければならない。チームとは、学校の教職員全体で子供たちを育てる意識で動いているという表現である。教員に加えて、事務職員、栄養職員、地域の方、保護者の方、それぞれが子供たちを中心にさまざまな対話をし、取り巻く課題について考え、それを学校教育に生かしていきたい。バックアップについては、地域や家庭が最重要だと思う。精神的なものを抱えた方について、教育委員会がバックアップしている。私たちの公立共済組合のほうで相談活動、講演会等も行っている。日ごろから地域や家庭との連携を密にしていくことが欠かせない。当組合は各地区で教育懇談会というものを開き、保護者、地域の方と子供たちの問題について話し合うなどの場づくりを行っている。小中一貫校については、子供たちのためになるのであれば、選択肢の1つとして考えているが、この場でよしあしは言えない。校長が1人になる、子供たちの放課後の居場所、学校が中心となったコミュニティのあり方などの課題がある。地方交付税も学校数で割り振られる。こういった課題を踏まえ、最終的には子供たち、地域、保護者が求め、教職員の働き方に寄与する方向性を出していくような議論が必要だ。」  4人目です。委員「先生の働き方改革が自分たちの子供のためであるとわかっているから、保護者は協力している。放課後に電話がつながらなくなるということは一例だが、決めたことにより苦労していることを心配する。大磯の働き方改革の事例を教えてほしい。おおむね改善の方向に向かっており、新たな大きな課題が生まれてはいないと理解してよいか。」陳情者「保護者の理解なくして働き方改革はない。電話のことは本格実施する前に試行という形でやっている。先生方も意識して働き方を変えていくことが子供たちに返っていくということで、自分たちの働き方をもう一度見直すワーク・ライフ・バランスを見直すことで、子供たちの豊かな学びにつながっていくのであれば、多少の苦労は乗り越えられると思う。平塚市においては、冬休みに閉庁日を試行し、本年度は夏も実施すると聞いている。大磯町でも一定時刻以降は電話をとめている。秦野市では、学校業務改善推進検討委員会があり、ICカードによる勤務時間の管理の実施が始まっている。神奈川県ではスクールサポートスタッフは予算化されなかったが、秦野市では中学校ブロックごとに1人ずつ予算化して、これから順次実施していく。国は、2020年にガイドライン、上限規制を始めると言っているので、今年度、各市町でこういった議論が本格化していく。本質的には、業務量に対する職員数が足りていないという現状がある。私たちの意識改革とともに、さまざまな市町の施策、これに加えて、根本にある教職員定数改善、やはりそれを一緒に進めていかなければ、本当の働き方改革にならないと考えている。」  5人目です。委員「保護者負担は現状どのような内容になっているか。国による教育予算は人のほうにいっていたので、国予算の増減がどうかかわるか教えてほしい。」陳情者「陳情書の中にある保護者負担は、学校内のものと学校外のものがある。学校内では、私費負担である教材、遠足代、そのほかは私たちの工夫で努力をしている。学校外の部分で、私立の学費、塾、習い事など、家庭の収入がよいとよい教育を受けていることが数値にもあらわれている。少なくとも、スタートラインは同じにしてやりたいと取り組んでいる。人以外の予算では、塀の補修、エアコンなど補正予算でついた。そもそも子供たちが犠牲になる前に、子供たちの安心・安全について、もう少し予算を割いていくことができなかったのか感じている。」  陳情者への質疑の後、執行者への参考質疑を行いました。  1人目「二宮町においても、資料11ページにある子供たちを取り巻く厳しい現状はほぼ一緒かと思っているが、その理解でよいか。教育費の陳情であるが、厳しい現状には福祉の部分が大きい。教育予算、教職員が増えて働き方改革が進めば、子供を守るという教育が増進されるか。」執行者「おおむね同じ。現在でも福祉と教育の連携はきちんとする必要はある。教職員と予算が増えれば、スクールソーシャルワーカーなどが配置できて、いじめの対応など、きめ細かに対応できる。チーム学校がもっと円滑になり、教員1人当たりの負担が減っていく。さらに、貧困については、直接的に生活の部分があるが、学校と家庭のつながり、福祉、家庭とのつながりも太くなる。」  2人目、委員「二宮町の場合、法律で決められた定数と現状配置されている先生の数は。定数外で町費で賄っているスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーは。教育指導要領が今度変わり、どうなるかが心配である。英語の教科化などに十分対応できるか。」執行者「二宮町で配置されている教職員の定数は、小学校3校の合計が教職員80名、中学校は合計が52名。定数で配置されているものは全て配置できている。定数外でスクールソーシャルワーカーが2人、心理教育相談員が2人の配置である。指導要領改訂で1名を3年間配置、教科研究で期待している。指導要領の変更は29年から発表されており、昨年、ことしは移行期間、準備段階を2年、3年前から始めている。教員に対しては、教育課程研究会という教科ごとにブロックに分かれて、中地区、そして二宮町でも研究をしている。」  以上で執行者への参考質疑を終わりました。  委員間での意見交換はなく、1人が賛成の討論を行いました。  委員「採択の立場で討論する。現場の厳しさはわかる。一方、メディア等で報じられているいじめの認定等を見ると、今回の資料も含めて、子供目線で調査するところが欠けているのではないかという思いがあり、子供の生の声を聞くように要望する。」  以上で討論を終結し、採決を行いました。冒頭に報告したとおり、陳情第7号を採択し、審査を終了いたしました。意見書作成は正副委員長一任となりました。よろしくご審議のほどお願いを申し上げます。 125: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 126: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 127: ◯議長【野地洋正君】 一石議員。
    128: ◯13番【一石洋子君】 私は本陳情に賛成の立場で討論します。  児童生徒のクラス定員は非常に多く、インクルーシブ教育の推進の妨げになっています。多様性に対応できない土壌は、全ての子供たち一人一人の成長を目に見えない圧力で疎外し、学校の環境を劣化させています。  教員に過度な負担が集中し、なり手不足が深刻な問題になっていると陳情者の説明にありました。教員をサポートするさまざまな仕組みをつくること、つまり、子供を取り巻く課題を解決するために、陳情項目は妥当であり、賛成いたします。 129: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  陳情7号、意見書案第1号をそれぞれ採決いたします。  これより令和元年陳情第7号を採決いたします。本案に対する委員長の報告は採択であります。本件を委員長の報告のとおり採択することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 130: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり採択と決しました。  これより意見書案第1号を採決いたします。本案を原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 131: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、本件は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。休憩後の会議は午後2時25分から始めます。                           午後2時10分 休憩    ────────────────────────────────                           午後2時25分 再開 132: ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。    ────────────────────────────────    日程第12 令和元年          陳情第8号 将来を見通した町の持続可能な未来像と財政                計画に裏打ちされた庁舎整備を求める陳情審                査について 133: ◯議長【野地洋正君】 日程第12「将来を見通した町の持続可能な未来像と財政計画に裏打ちされた庁舎整備を求める陳情審査について」令和元年陳情第8号を議題といたします。 134: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 135: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 136: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 137: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 138: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  6月10日、第一委員会室において、委員全員、議長、町長、副町長、政策担当部長、企画政策課長、施設再編推進班長、施設再編推進班新庁舎担当、財務課長及び傍聴議員出席のもと、6月7日の本会議で付託されました令和元年陳情第8号「将来を見通した町の持続可能な未来像と財政計画に裏打ちされた庁舎整備を求める陳情」を審査した結果、賛成2、反対4で賛成少数により不採択となりました。概要は次のとおりです。  提出者から趣旨説明の後、直ちに委員4名が提出者に質疑、委員2名が執行者に質疑の後、委員3名による意見交換、その後、賛成1名、反対2名の討論がありました。  提出者への質疑は以下のとおりです。  委員「反対意見の意識を持たれている割合を教えていただきたい。反対だと思う根拠を聞きたい。手当をされていない理由はどのように思うか。」提出者「「しお風」にかかわる人は皆反対である。20億に下げたが、自分たちが判断する資料は出ておらず、学校の統合も急に出てきて全くわからない。地区長に要望しても、予算がないからと要望が通らないことだと思う。」委員「陳情項目3点を町が説明したら、そこで判断を下すのか。全体的なまちづくりがビジョンがないから判断できないのか。」提出者「出されたら、そこでの判断となる。住民が調べなくても判断できる資料を出してほしい。」委員「幾らならば最小の経費と言えるのか。経費は基本設計後に出ると担当課は言っているが、役場は福祉の増進にならないので、ずっと建てないという考えか。」提出者「庁舎ができても、他の拠点として機能すれば住民福祉と感じる。今の計画案に反対だが、建設するなとは一言も言っていない。」委員「提出者が求めている財政計画とは。今出している見通しでは何が足りないのか。」提出者「計画即決定ではなく、我慢することや納得できる材料が欲しい。まちづくりのビジョンが必要と考える。」  執行者への質疑は以下のとおりです。  委員「要望に予算がないと返答した例は。予算がないと説明したことに対していかが思うか。」執行者「優先順位で答えている。」町長「透明さを欠いた説明であった。緊急であれば、町民の声を受けとめ、町民にしっかり向き合っていく。」委員「町の思う財政計画は。対比する材料として答えられるか聞く。役場新庁舎に向かう手順が町長の説明とギャップを感じるが。」執行者「財政計画とは実効性と抑制的な部分があり、町民の考え方と必ずマッチするものではなく、町には現在存在はしていない。」町長「単年度では起こさない事業内容も説明会の数値資料で盛り込み、財政計画を示している。熊本地震後、危機感から調査、報告、意見と段階を踏み、第5次二宮町総合計画の後期基本計画にも町民が入り、策定した。不安な方がいるのも事実で、説明会、意見交換も終わるつもりは全くない。」  意見交換は以下のとおりです。  委員「財政計画について皆様の意見を聞きたい。町民が欲しい財政計画とビジョンが違うので、財政計画は出す危険を感じる。」委員「財政計画は職員を信頼して任せる。私は経験上、職員がストップと言ったら、どんなよい計画でもやめざるを得ない。」委員「財政の破綻は運営の仕方であり、今回の計画については説明や理由が通らない状況と思う。」  討論は以下のとおりです。  「賛成の立場で討論する。予算がないという説明がされていた中で、財政やビジョンに不安を持たれての陳情であるため。」  「反対の立場で討論する。納得の尺度がわからず、財政計画を作成することは混乱が生じる。」  「反対の立場で討論する。町民の方々にいろいろな考えがあり、納得したという状況判断が難しいため。」  以上で報告を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 139: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 140: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 141: ◯議長【野地洋正君】 羽根議員。 142: ◯2番【羽根かほる君】 私は陳情の委員長報告に対して賛成の立場、陳情の採択に対しては不採択の立場で討論をさせていただきます。  陳情項目1の「町民が納得する新庁舎建設の必要性」とありますが、町民が納得する部分はそれぞれ意見が異なると考えます。  項目2、3については採択なのですが、項目に答えられない部分が一部あるため、不採択といたしました。  以上です。 143: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員。 144: ◯10番【大沼英樹君】 私は陳情に対して賛成の立場で討論をいたします。  陳情の記載内容は、細かなところまで記載をされているというような具体的項目が多い一方で、可とする、これから進めていくことに承服するというか、抽象的な部分もあるというご指摘もありました。しかし、新庁舎の建設計画について、町民の意見を聞いて丁寧に説明して進めるとする現町政に対して、2度の町民説明会を経た現在、いまだ不安を抱き、陳情をしているというこの事実から、私は町民への納得にはほど遠いと思いますので、陳情の採択に賛成をいたします。 145: ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 146: ◯12番【根岸ゆき子君】 私は、陳情第8号、委員長報告に賛成、原案に反対の立場で討論をいたします。  陳情者の方からは、20年ほど地域情報紙を発行し、町を見続け、元行政マンの経験も生かした提案や研究に裏打ちをされた熱意を感じざるを得ませんでした。要旨もはっきりしていましたし、わかりやすかったです。  反対理由ですが、町民が納得する説明ということに対しては、尺度がわからず、限界があると思うこと。「将来を見通した町の持続可能な未来像とその財政計画の作成」に対しては、リスクをとらない、新しいことに踏み出さない、夢と希望がないという町の体質が陳情者の方を含めた町民の方の未来像と全く違うものを表現させるにすぎないことになるのではないかと。町の規模を縮小していくときに、現在の町の尺度で乱暴に財政計画を出すのには疑問が残ります。見通しを出しながら町民とともに計画を出していく作業、プロセスを大事にしてほしいと思います。  ということが反対理由で、陳情項目3の町が考える新庁舎を拠点とした町全体の防災、減災の体制整備について説明を求めるは、全くそのとおりと思います。  以上をもちまして反対討論といたします。 147: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 148: ◯8番【露木佳代君】 私は、陳情第8号の陳情に採択の立場で討論をいたします。  陳情項目1として「町民が納得する新庁舎建設の必要性の具体的な説明を求めます」とありますが、これはもっともであると感じております。  ことしの広報にのみや2月号の表紙は、ラディアン裏の写真で、「この空間がまちづくりの拠点に」という言葉があり、中の記事にも2度ほどまちづくりの拠点と書いてあります。何となく庁舎ができればすばらしいことが始まるような、そんな期待を抱かせる言葉だと感じました。  2月の町民説明会資料では、1、防災拠点としての庁舎、2、町民が親しみ、利用しやすい開かれた庁舎、3、利便性を確保、迅速かつきめ細かく行政サービス向上を目指した多機能な庁舎、4、高度情報化社会へ対応した機能性の高い庁舎、5、環境配慮型庁舎を目指すとあります。  3月に設置した議会の特別委員会と町とのやりとりでは、資料のつくり方なども含め、職員と来庁舎の命の危険性について強調されてきたように思います。そして、今は発災後、すぐに業務に取りかかりたいためと言っています。  これまでの経過の中で町民や議会から金額についての意見はありましたが、費用を下げるために免震構造から耐震構造にしたことで、町が言う発災後、すぐに業務をしたいという一番の目的には矛盾が生じました。  また、全て集約するために庁舎を建てると言っていた当初の話とは違い、保健センターや教育委員会などは全てが集約できない面積になりました。本来であれば、将来を見通して機能やそのあり方などから、どのような庁舎をつくるべきという話になっているはずなので、当初の大きな柱は変わらないはずです。  しかし、市町村役場機能緊急保全事業を使いたいがために急ぎ、庁舎の必要性を後から理由づけ、当初の目的や説明が変わっていくのだと思います。ですから、必要性がよく見えない、納得できないというのは非常によくわかります。陳情者の思いというものは理解できますので、私は採択すべきと考えます。 149: ◯議長【野地洋正君】 坂本議員。 150: ◯6番【坂本孝也君】 陳情者に賛成、採択という立場で討論いたします。  役場庁舎のこの一連の事業ということで捉えていきますと、そもそもスタートの時点で国の制度が延びたと、期間が延びたということからスタートしていると私は推測しております。制度が打ち切られて、今の国からの借入金が得られないという場面でいたら、この提案にはならなかったのではないかと思います。  財政的には、先ほども委員長の報告にありましたように、私の経験から26億でもやれなくはない。やれなくはないように、財政がしっかり見張っているという裏づけを信用すると、26億でもやれなくはないと私は踏んでおりました。  ただ、それで役場庁舎はできるかもしれない。しかし、そのほかの町民生活にいろいろ支障を来すことが手をつけられなくなるのではないか。ですから、減額しろ、安くしろというようなことを特別委員会でも言い続けてきましたけれども、20億に下がったとしても、まだ町民生活に、もう大丈夫だよというだけの余力が果たして生まれるのか。私は、選挙の前に15億という数字が出ていましたけれども、そのぐらいまで下げて、建設を、概略ではありますけど、そういうものをつくるんだということならば、その余力がでこぼこ道の補修とか、公会堂の修理とか、今現実に同時進行している防災というテーマの中でのいろいろなことが余力でクリアできるのではないかという考えです。  ですから、町民が不安というよりも不満なんだ。シナリオづくりが余りにも乱暴で、当初の綿密な計画が削除された突然の出来事に映ってしまう。これではいつまでたってもなかなか合意はできない。  一方で、どんなすばらしい計画をしても反対者がいるのは事実です。それも承知しております。そうではなくて、もう少しワイドに物を見る。町全体を眺めて、これもやってないな、これも不満なんだ、これも心配だな、そういうようなものを全て包括できるような余力のある予算で新庁舎は建てるべきだと、私はそう思って、この陳情は全く財政のことばっかり言ってるように見えますけど、でも、そこの点ではそんなに心配してない。だけど、こういう町のやり残している部分を早く一緒にやるというテーマを投げかければ、そんなに難しくはないと思います。  ですから、木造でもいいじゃないかとよく言いましたけれども、この町が50年、100年続くとは思えない。もう50年、100年の間には、二宮町というのはなくなっているはずなんです。大きなくくりの中での西湘南市というような町に統合されているはずです。当然、この町は出張所になるわけです。ですから、100年ももつような立派なものをつくるというようなお話もありましたけれども、そんなことをする必要は全くない。それよりも、今の町民生活をより豊かな町にするというほうが大事ではないかなと思って、この陳情に賛成をするということです。 151: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 152: ◯9番【渡辺訓任君】 私は、この陳情第8号については採択の立場で討論をいたします。  陳情自身は、新庁舎整備についてさまざまな問題点を指摘しつつ、建設の必要性について納得するような説明、財政見通しの作成、町全体の防災、減災体制とどういうふうに庁舎が使われていくか、ここに明確な説明を求めているという、そういう理解を私はしています。  今、少なくない町民の方がさまざまな疑問をまだ持っておられるという中で、私は町がこれらを真摯に受けとめて、やりとりを深めるということは、これは当然のことであり、必要だと考えておりますので、願意そのものは妥当であると思います。そこで、8号については採択としたいと思います。 153: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 154: ◯7番【小笠原陶子君】 私はこの陳情に不採択の立場で討論いたします。  この陳情趣旨のところに、現状の町の説明では、役場新庁舎建設が住民の福祉増進とは言えないというふうになっているんですけど、私は役場新庁舎建設は住民の福祉に大きく寄与すると考えております、私自身は。何かいろんなやりとりの中で、役場には年に1回か2回しか行かない。それは、行かないで済む方はとても幸せな方で、いろんな問題を抱えている人たちにとっては、何回も行かなければならない、来なければならない場所であるわけです。  そういう部分が全然価値観が違うなということと、その後に、学級給食センターのことに触れているんですけれども、人口も出生数も減少傾向にあるのは十分承知しておりましたけれども、それに将来も減少し続けることが予想できたのに新設し、9年も経過しないうちに給食調理員が確保できないと直営から委託に切りかえているということなんかを非難しているような書き方をしているんですけれども、学校給食センターがきちんとしてあるということは、この町の大きな価値であるわけですし、旧の施設のひどい状況を実際に中に入ってご覧になっていれば、リフォームとかではなく、新設が重要だということも常識的にわかることだというふうに思いますし、民間委託が全て悪いんだったら、私どもの町の事業のあり方というのを根本からひっくり返る部分もありますので、やはりこういう価値観の方の陳情というのはいかがなものかというふうに思います。  そして、今既に、反対討論の方も1番目の陳情項目の町民が納得する新庁舎建設、本当にこの納得するという部分が見えないというところがございます。  そして、2番の将来を見通した町の持続可能な未来像を町なりに提案しているけれども、その部分についてもご理解いただけないということでございますし、私も3番に関して、町が考える新庁舎を拠点とした町全体の防災、減災の体制の整備について説明を求めるということは重要だというふうに思いますから、3番については賛成したいと思いますけれども、全体としてどちらかというふうになるわけですから、不採択の立場となります。  以上です。 155: ◯議長【野地洋正君】 一石議員。 156: ◯13番【一石洋子君】 私は、本陳情に採択の立場で討論いたします。  陳情者は行政職員であった知見を生かして、二宮のまちづくりにオンブズマンのような批評機能を果たしてきました。今回も調査資料を添付した2度目の陳情でありまして、町民の中にある疑問の声を代弁していると言えます。さらなる説明を求めるもので、妥当と判断いたします。 157: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  これより令和元年陳情第8号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は不採択であります。したがって、原案について採決します。陳情第8号を原案のとおり採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 158: ◯議長【野地洋正君】 起立多数であります。よって、本件は採択と決しました。    ────────────────────────────────    日程第13 令和元年          陳情第9号 役場庁舎建設についての陳情審査について 159: ◯議長【野地洋正君】 日程第13「役場庁舎建設についての陳情審査について」令和元年陳情第9号を議題といたします。 160: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 161: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読)
    162: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 163: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 164: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。  6月10日、第一委員会室において、委員全員、議長、町長、副町長、政策担当部長、企画政策課長、施設再編推進班長、施設再編推進班新庁舎担当、財務課長及び傍聴議員出席のもと、6月7日の本会議で付託されました令和元年陳情第9号「役場庁舎建設についての陳情」を審査した結果、賛成4、反対2の賛成多数により採択されました。概要は次のとおりです。  提出者から説明の後、直ちに委員5名が提出者に質疑、執行者への質疑と意見交換はなく、委員3名の討論がありました。提出者への質疑は以下のとおりです。  委員「一度ストップとは、白紙へ戻すことか。また、庁舎のめどは立てないとビジョンは出てこないが、この点を聞く。」提出者「白紙に戻していただきたい。スケジュールを先延ばししても事業債は間に合い、学校を建てると仮定するとさまざまな考えがある。」委員「2月と5月の2回の町の説明で変化を感じたか聞く。基本計画以後に町民意見反映があるとされることへの考えを聞く。今、町に一番求めたいものは。」提出者「予算にしても説明不足で不信感が強まった。上限20億円と決められた中で町民の声を聞く余裕はあるのかと思う。最新の技術をあわせ持った庁舎で誇れる町にしたい。」委員「ストップとなったときの希望と信頼性の高いまちづくりのイメージを聞く。」提出者「ストップ後は検討委員会や特別委員会のほか、住民投票も考える。ストップの意味には、現庁舎の危機回避も入り、他の公共施設と庁舎を考えるために立ちどまってほしい。」委員「地域に根づいた役場機能の分散化の内容を聞く。窓口を置くだけでは防災課ではないのでは。」提出者「IT化により地域窓口が集約されると地域に不都合がある。空き家や空き部屋、学校の一室を借りると考える。各地域に寄り添う窓口があれば、新庁舎の必要性はなくなる。」委員「ストップとは、補正予算の基本設計委託料をやめることか。」提出者「ストップの理由は、他の施設のことを考えてほしいからである。学校の状態が明るみになった状況で、新庁舎の必要性は考えられない。」  討論は以下のとおりです。  「賛成の立場で討論する。若い世代の声を鑑みて、町有施設も含め、再検討が必要と感じた。」  「賛成の立場で討論する。ストップではなく、他の公共施設と庁舎を考える点で理解した。」  「賛成の立場で討論する。ストップの時期を区切ってないので賛成する。」  以上で報告を終わります。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 165: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 166: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。 167: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員。 168: ◯10番【大沼英樹君】 この陳情に対して賛成の立場で討論をいたします。  陳情者の大切な暮らしのために町を考える会の方々には、未来を担う若い子育て世代の方が多いと聞いております。未来の二宮町を牽引または支持する若い世代の声が一度ストップを求めており、ほかの公共施設と並行したまちづくりを求めていることから、この陳情を受けとめ、再検討する必要があると思い、陳情に賛成いたします。 169: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 170: ◯7番【小笠原陶子君】 私は、役場庁舎建設についての陳情を不採択の立場で討論いたします。  いろいろ陳情趣旨が書いてありますけど、陳情項目としては2つございまして、1番として、「新庁舎建設計画を一度ストップしていただきたい」という、この1点でございますが、私はストップせずに進めるべきだという立場でございますので、申しわけございませんけど、こちらは不採択ということでよろしくお願いいたします。 171: ◯議長【野地洋正君】 一石議員。 172: ◯13番【一石洋子君】 私は本陳情に賛成の立場で討論いたします。  今回2度目の陳情で、新たな未来に向けた論点を提案されています。計画を一旦ストップすることを求めています。陳情者は既に地域の子供たちを守る防災訓練のあり方について疑問を持って、動きにつながる行動を見せております。子供と町と未来を考える真摯な行動力を持つ二宮町の貴重な社会資源である方です。私たち議会にとって、未来、自ら町をつくる若い方々の可能性を応援することは非常に寛容で、ぜひとも行政と力を合わせる方向性を模索したいと思います。ゆえに、この陳情に賛成いたします。 173: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 174: ◯8番【露木佳代君】 私は、この陳情、採択の立場で討論いたします。  陳情者は1週間で1,000名を超える署名を集めました。おとといの時点で1,300名ほどが賛同しています。インターネットでの署名活動のほか、時間の許す限り地域に出向き、ご近所の方や人が集まる何かの折に、1人ずつお話をして賛同を集めたといいます。もともと情報と関心を持っていて、待ってましたと言わんばかりに、すぐ署名してくださる方、5分、10分でお話を終える方もいれば、30分、1時間かけてお話をした方もいたとのことで、本当に丁寧に回られたのだなと思います。  一般的に、アンケートや署名に対して、言い方やとり方次第でどうにでも書かせることができる、信用ならないと言われることもありますが、この署名に関してはしっかりと理解して書かれた方が多いと考えます。  また、人から人へと署名用紙が渡っていくこともあったとは想像しますが、バトンを受けた人も含め、この短期間で動いた方々のエネルギーは本当に大変大きなものだったと想像いたします。  陳情項目の1は、庁舎計画を一時ストップしていただきたいというものですが、その理由が陳情項目2だと考えます。項目2は、町全体のビジョンを明らかにし、優先順位をつけた公共施設、集会施設の再配置や修繕計画及び町有地の活用策など、より具体的な財政計画を伴う信頼性の高いまちづくりを表明していただきたいというものです。  陳情者は、子供は未来、学校は未来、未来への投資を優先してほしいと訴え、学校を優先的に考え、新しくつくるのはどうかという提案もされました。それは、子供を真ん中に置いたまちづくりのビジョンです。学校は地域にかかわることでもありますので、丁寧に進めていかなければなりませんが、保護者は学校の統廃合に不安はあっても、その不安を一気に払拭するような大きなメリットを感じることができれば、理解は加速的に進むと考えられます。  昨日、村田町長からは、未来への投資という言葉が出てきて期待をしましたが、20億かけて建てる庁舎が一体どう未来につながるのかは理解できませんでした。これからの町を担う若い世代、子供たちがわくわくするような未来への投資を望みます。  項目2で集会施設や地域の施設について、今年度から話し合いを始めるというふうに町から説明がありました。そして、現在のところ、学校については3つの小中学校があくという方針が出されています。エアコン完備、耐震済みです。町は時期がずれていると言いますが、庁舎、学校、地域集会施設など、これまで別々に議論されてきたことに、まだ何も策がない。跡地の活用も含め、やっと全てを一緒に議論できるスタートに来たと考えます。まさに陳情項目2を徹底的にやるべきときです。  庁舎のことで町に関心を持つ人たちが急速に増えました。それは、世代を超えて聞こえてくる声です。この声を町長が正面から真摯に受けとめなければ、その人々を落胆させ、町民によるまちづくりは衰退してしまいます。町長には、新庁舎建築の計画を一時ストップする勇気を持っていただき、町民の英知を終結させ、建てるありきではない根本的な新たな議論を始めていただきたいと考え、この陳情を採択すべきと考えています。 175: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 176: ◯9番【渡辺訓任君】 私は、陳情第9号については不採択の立場で討論をいたします。  私の一番の立場は、命と暮らしを守るということを優先するということです。その立場に立つならば、先ほどの報告にもございましたけれども、白紙に戻せという、そういう意味を含めたストップであれば、庁舎整備を急ぐ必要がある中で、これは賛成できかねるものであります。私が話す範囲では、無駄のない、ぜいたくでないものをきちんと整備したらよろしいという声が多いのが実際なんですね。  それで、1つは、公共施設再配置計画、私、もともとこれに大きな問題の根っこがあると思っています。この間、一貫して再配置計画は面積削減ありきで問題がある、地域や学校区、そして全町でどのような役割を誰が、どんな施設が担っていくか考えた上で、必要なものを配置する必要があるということを主張してきたわけですが、そういう意味では、たくさんの方が庁舎のあり方について、そして町の財政について考える状況はよいことだと受けとめています。  平成29年には町民のワークショップが行われまして、そのときに施設の再配置についてビジョンを語っているセッションがございましたが、1つのほうは、ラディアン付近に役場を含めて集めると、そういうふうなビジョンも出されておりました。  庁舎への税金は、子育てや自治体のIT化に振り向けてほしいという声も、私はこれまでの子育て、教育施策に対する疑問や不満の表出であると思います。おとといの一般質問でも指摘いたしましたけれども、町にはお金がなかったのではなくて、それぞれに振り向けてこなかったということで私は考えています。庁舎整備も、子育て教育の充実も、防災、減災対策も、それぞれが成り立つ、かつ成り立たせていく必要があると私は考えています。  そして、この庁舎に求められる機能については、基本設計段階に入って本格的に広く意見を集中、実現する仕組みをつくることは可能であると考えています。走りながらも、このことを担保する仕組み、これをつくることが町に求められると思います。  私は、命と暮らしを守るということを最優先して庁舎整備を急ぐということが必要であることを訴え、討論といたします。 177: ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 178: ◯12番【根岸ゆき子君】 私は、陳情第9号に対して採択の立場で討論をいたします。  さて、既に表面上の私の理論としては破綻をしておりますところでございます。さきに同じような陳情項目で上がってきたビジョンを示し、優先順位をつけて財政計画をつくれといったような、その言葉には反対をしておりますので、こちらは賛成なのということになるわけですから。  この陳情項目2については、町で既にやっていることと何の違いがあるのかを質問したかったのですが、うまくやりとりにはなりませんでした。文章に難癖をつけているとのやじも飛びまして、そこは反省をしております。最後の質問をしようとしたら、委員ほとんどの皆様から、もう3回目だから質問できないともとめられましたが、委員長に求められ、テープ起こしの記録で自分の発言を確認したところ、やはり2回しか質問していませんでしたと、つまらない言いわけも申し添えておきます。  私にとっては、陳情書で出された文章、陳情説明でおっしゃったことは、総合的には整合性をとれないという印象は受けました。ただ、陳情者がおっしゃっていることは、我々の提案も受け付けてほしいということと解釈をいたしました。  署名活動もし、たくさんの町民の声を聞いた。特別委員会の傍聴、町民説明会への参加、職員とのやりとりといった背景も見えています。  その点の多くは、さきの陳情討論でも申し上げたとおり、プロセスを大事にしてほしい、町民と計画を共有できるようにしてほしいという私の主張とも合致しているからです。手段は違えど、お互いに考えを、要するに役場と町民のお互いに考えを伝え合える機会にはなっています。ただ、エネルギーは消耗する一方だと消耗いたしますが。  それから、一度計画をストップしてほしいという陳情項目1ですが、私は最初、てっきり6月議会のことかと思い込んで陳情に反対しようとしていました。しかし、委員会でストップのことを聞いても、時期のことは明確に答えられませんでした。納得が先か、6月のストップが先かということではないようです。そこで、ストップが必要なときにはまだその余地はあると考え、賛成をいたしました。  私は庁舎の基本設計に入ることを賛成いたします。進んで検討しないと、この町の提案さえイメージができてこないからです。そこには、町民ワークショップもしっかりやっていただきたい。そして、陳情者の皆さんの提案も出してほしい。光るセンスがあると思います。ただ、ここも問題で、庁舎基本設計の中ではやれない。そして、新庁舎説明会に出席された方で、私、よく存じ上げない方でしたが、どうして反対しているのかよくわからない、反対のための反対ではないのかとおっしゃる方もおられました。  陳情に賛成し、補正予算を反対される議員にも考えていただきたいですが、本当にこれまで納得してもらえるという時間が職員主導でつくれるのか。何か説明、説明を繰り返してもらちが明かない気はしております。議会が受け取ることはできないのか、町長は受け取ることはできないのか、そんな話もぜひできたらありがたいと思っています。  もう1件の陳情者の方が、どこまで町民がやればいいのかとおっしゃった言葉も心に刺さっています。今回、私は陳情書で表現される文章に対しては、ちょっと苦しい判断をしました。議員5期目で何をやっておるんだというお叱りも受けそうですが、5期を迎えてなおさら、行政と町民の関係はいつまでこんなことをやっているのだとも思うわけです。こういうものだと諦めなければならないのか、もっと長いときを経て運動している方もいる。歴史は繰り返されるというしかないのでしょうか。村田町長の時代に終わらせてほしいと願います。町が決めることだからこそ、器は大きく持て、度量の深さを持て、それは町長によってしかなし遂げられないかもしれないと私は思っております。  以上をもちまして賛成の討論といたします。 179: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  これより令和元年陳情第9号を採決いたします。本件に対する委員長の報告は採択であります。本件を委員長の報告のとおり採択とすることに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 180: ◯議長【野地洋正君】 起立多数であります。よって、本件は報告のとおり採択と決しました。    ────────────────────────────────    日程第14 議案第58号 令和元年度二宮町一般会計補正予算(第1                 号) 181: ◯議長【野地洋正君】 日程第14「令和元年度二宮町一般会計補正予算(第1号)」町長提出議案第58号を議題といたします。 182: ◯議長【野地洋正君】 提出者から提案理由の説明を求めます。 183: ◯議長【野地洋正君】 町長。             〔町長(村田邦子君)登壇〕 184: ◯町長【村田邦子君】 議案第58号の提案理由を説明いたします。「令和元年度二宮町一般会計補正予算(第1号)」ですが、第1条において、元号を改める政令の施行に伴い、平成31年度二宮町一般会計予算を令和元年度二宮町一般会計予算とするものです。  また、第2条において既定の歳入歳出予算の総額にそれぞれ4,986万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ83億1,935万円とするものです。  内容につきましては政策担当部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 185: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。 186: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第58号について、内容のご説明を申し上げます。  元号を改める政令の施行に伴い、国の予算における会計年度の名称については、原則、改元日以降は当年度全体を通じて令和元年度とし、これに伴い、当年度予算の名称を改元日以降に作成する場合は令和元年度予算と表示するものとしています。  法律及び政令については、平成を用いて改元日以降の年を表示しているものであっても有効であり、改元のみを理由とする改正は行わないものとされておりますが、今回、令和元年度二宮町一般会計補正予算(第1号)を提出することに伴い、第1条において、平成31年度二宮町一般会計予算を令和元年度二宮町一般会計予算とする旨を明示いたしました。  特別会計予算においても、改元日以降、最初の補正予算を作成する場合においては、令和に統一する旨を明示いたします。  それでは、事項別明細の説明をさせていただきます。  6ページ、7ページをお願いします。初めに歳入です。使用料及び手数料の使用料です。教育使用料、社会教育使用料は、ふたみ記念館の作品観覧料及びギャラリーの使用料です。  国庫支出金の国庫補助金です。衛生費国庫補助金、保健衛生費補助金の風しん追加対策国庫補助金は、風しんの追加対策に係るシステム改修費に対し補助されるもので、補助率は2分の1です。  繰入金の基金繰入金です。財政調整基金繰入金、財政調整基金繰入金は、本補正予算の財源が不足するために繰り入れるもので、繰り入れ後の残高は約7億7,000万円です。  続いて歳出です。8ページ、9ページをお願いいたします。総務費、総務管理費です。企画費、新庁舎建設基本設計委託料は、議会や町民の皆様のご意見を踏まえ、ボーリング調査を追加したほか、構造、面積を見直し実施するものです。  衛生費、保健衛生費です。予防費、風しんに関する追加対策に係るシステム改修費負担金は、対象者の抽出、検査結果の取り込みなどに係るシステム改修費用を神奈川県町村情報システム共同事業組合に対し負担するものです。  教育費、社会教育費です。生涯学習振興費のふたみ記念館管理運営事業については、二宮町ふたみ記念館の設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例が平成31年第1回二宮町議会定例会において、審議の結果、否決となったため、観覧引換券を作成するための印刷製本費を増額するとともに、教育委員会規則の改正を予定しておりました休館日の変更を取りやめ、前年度と同様の休館日とするため、必要となる光熱水費、管理委託料を増額するものです。  予備費です。今回の補正に伴いまして58万7,000円を減額し、総額を1,217万3,000円とさせていただくものです。  以上で説明を終わります。よろしくご審議賜わりますようお願い申し上げます。 187: ◯議長【野地洋正君】 これより質疑に入ります。 188: ◯議長【野地洋正君】 善波議員。 189: ◯1番【善波宣雄君】 9ページの新庁舎整備事業の基本設計委託料ですが、内訳を細かく教えていただけますか。それと、できれば委託先まで決まっているのかどうか。まだそこが決定してないならば、決定してないとお答えください。 190: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 191: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 基本設計の委託料の内訳ということでございますので、今回、先ほど政策担当部長のほうからもありましたけれども、基本設計委託料のほかにボーリング調査を見込んでいます。ボーリング調査が今こちらで見込んでいる額が620万円、残りの4,330万円が基本設計と言われるもの、構造ですとか、あとは概算の工事費の算出ですとか、あとはそれに伴う資料、あと各種イメージ図等をつくるための費用になります。  業者のほうなんですけれども、現在は決まってません。今現在予定しているのは、今後、補正予算が通れば入札をして、業者を決定していくというような形で進んでいきたいと考えています。 192: ◯議長【野地洋正君】 善波議員。 193: ◯1番【善波宣雄君】 ここの今の答弁でも出たように、まだ委託先は決まってない。どうしてこういう数字が出てくるのか。この庁舎問題というのは、金額がいつも変動して、15億円で計画したけど26億になった、その次、20億になったと。全然根拠が何もないのに、おおむねの話なんです。こういうものを出すときは、あらかじめ業者なり委託先とある程度の打ち合わせが出て、こういう金額が出るはずなんですよ。それがまだ決まってない、これから入札だということですけど、これは行政が積算した価格ですか。 194: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 195: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 こちらにつきましては、免震構造から耐震構造に変えますと先日の説明会で説明させていただいたんですけど、それを受けて業者4社から見積もりをとりまして、参考見積もりという形になりますけれども、見積もりをとりまして、その平均値で算出をしています。 196: ◯議長【野地洋正君】 善波議員。 197: ◯1番【善波宣雄君】 一緒にお答えを出さないと、やっぱり不信感を抱くわけですよ。最初に4社とそういう形で見積もりを出していただいたと。これはあくまでも庁舎を建てる、建てないを別にしてもやらなきゃいけない面のところがあるわけです、ボーリング調査とか、そういうところ。それから、設計に入る前に、ある程度の規模は大体決めてやっているわけでしょうから、そこら辺のところをしっかりやっていただいて、今度これが、もし仮に補正が通ったとしても、余り狂いが生じたらだめなことなんですよ。そこのところをよく留意して今後やっていただきたいと思います。  以上です。 198: ◯議長【野地洋正君】 質問じゃなくてよろしいですね。 199: ◯議長【野地洋正君】 前田議員。 200: ◯11番【前田憲一郎君】 それでは、お願いします。  本年3月議会で今年度の一般会計当初予算案より削除したばかりの役場庁舎建設基本設計委託料を含んだ一般会計補正予算を提出してきたということは、余りにも議会を軽視していませんか、そのような感じを受けてしまいます。
     3月議会で削除した基本設計委託料をこんなわずかな短い期間で再度提出されるとは思いませんでした。役場庁舎建設に対し、町民の皆様に理解していただき、合意を得られたということですか。町長のお話では、町民に対し、丁寧な説明をして理解を得、納得し、合意していただいた上で役場庁舎建設に着手する、進めるということでありました。  また、5月31日から6月2日まで3日間にわたり行われた町民の皆様に対する説明会の中でも、町民の合意なく進めないとおっしゃいました。3月議会以後、町民に対し、ここまでの間、丁寧な説明をして理解を得られ、合意に達したということですか。  今後、地区に出向き、丁寧な説明をするとのことですが、本来ならば、これ以前の段階でするべきことであり、町民の方々が説明を聞き、理解し、納得し、合意した上での議案提出ということならば賛成できますが、この議案は説明会以前に提出されています。町民の声を聞く以前にです。3月議会での予算に対する審議の内容からして、町側の出した一般会計当初予算案に賛成した議員はただの1人もいませんでした。あの時点で白紙に戻ったと思っていたわけです。そもそものところから改めて始まると思っていました。町民が理解し、納得し、合意した上での議案提出ならわかりますが、役場庁舎建設に対し、町民が納得し、理解し、合意したと判断された上での議案提出ですか。いかがですか。  2点目として、この基本設計委託料、実施設計の経費も含まれているのですか。ただいまの善波議員の質問に対するお答えをいただきましたが、当初2月の説明では2,500万円でした。それが5,000万円近くに上がっているわけなので、2,500万円近くも増になった理由を説明いただきたい。  学校建設に際しての基本設計委託料は、通常7,000万円から1億円が計上されています。この5,000万円から増額になることはありませんね。  次に、役場新庁舎検討事業費には工事管理費が記載されていなかったと思います。工事管理費はかからないのですか。  次に、地方債残高の推移についての説明が町民説明会等でもございました。町民説明会では、これまでの説明と同じで何ら変わりなく、ただ計画的に返済していきます、心配要りませんと説明されただけでした。現在の町民1人当たりの町債に対する負担額、将来の人口減を見越した上での町民1人当たりの将来的な負担額についての説明がなかったと思います。今までの説明会の説明と同様であり、質問に対し、わかりやすい丁寧な説明がなされていなかったと思いました。同じ説明の繰り返しでありました。ただ単に、計画的に返済していくので問題はございませんというお話であったかと思います。  そう言われましても、将来にわたる不安や心配は解消されません。昨年12月の段階で18歳未満の町民の数は、人口2万8,792人のうち3,000人余り、約10人に1人、10.6%しかいません。高齢者は町民の3分の1を超えているわけで……。 201: ◯議長【野地洋正君】 前田議員、質問をお願いいたします。 202: ◯11番【前田憲一郎君】 その質問するための説明。 203: ◯議長【野地洋正君】 簡潔にお願いいたします。 204: ◯11番【前田憲一郎君】 これ大事なことなんです。 205: ◯議長【野地洋正君】 質問がわからなくなっちゃいますので。何を質問されているのかよくわからないので、聞いてて。簡潔に質問をお願いいたします。 206: ◯11番【前田憲一郎君】 それでは、数字的根拠を示して説明してください。住民税が上がるのではないかと心配されている方もいます。しかし、住民税は国の基準がありますので、増にならないとの説明はありませんでした。不安や心配を洗いとっていただくためにも、数字的根拠を示し、説明いただきたい。  次に、地方債が60%にとどめられました。基金よりの繰出金を増にしてとどめたわけですが、地方債の割合を増やせば交付税の額が増え、町の負担、総額が減ると思います。これから基金を取り崩す必要が多々出てくると思います。なぜ町の負担総額を増やしてまで地方債を60%にとどめたのか説明をお願いします。  次に、目的の1つに、庁舎に全てを含み、ワンストップ化を図りたいということがあったと思います。面積を小さくすることにより、全ての課を1つにまとめることはできなくなり、目的が達成できなくなるのではないですか。  それでは、もう一つ、現庁舎では倒壊のおそれがあり、災害の拠点として支障を来すということです。しかし、何も庁舎じゃなくてもいいのではないですか。情報伝達機能等を設置しておけば、ラディアンのミーティングルームを本部にしてもいいのではないかと思います。ラディアンは災害時、倒壊の心配がないと思います。水等の備蓄品もあります。いかがですか。 207: ◯議長【野地洋正君】 今回は、令和元年度二宮町一般会計補正予算に対する質疑でございますので、その範囲内でのご答弁をお願いいたします。 208: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 209: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 私のほうから、基本設計の部分のご質問にお答えさせていただきたいと思います。  議員ご指摘のとおり、2月の説明会のときに皆さんにお示しした基本設計の金額が2,500万という表示で出させていただいて、その後の3月の補正のときには5,000万という金額を挙げていました、3月の当初予算のときですね。3月に審査していただいた当初予算のときは5,000万。これは、資料をつくった時点で概算で出していたものを、その後、見積もりでということをやったんですけれども、時期的には資料を直すことができたのに、こちらのほうで直さずに住民説明会に臨んでしまったということで、それは大変申しわけなかったと思っています。  基本設計5,000万、これ以上増えないかというところなんですけれども、基本設計自体で5,000万、今回4,950万、ボーリングも入れてですね、という予算を出させていただいていますので、それはそれ以上増えることはないです。ただ、実施設計はここに含まれていませんので、また別に予算をとらせていただくことをお願いすることになると思います。あと、工事管理費についてもまた別途ということになります。 210: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。 211: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 それでは、最初の提出させていただいた経緯等についてご説明したいと思います。  後段でいろいろとこれまでにご説明し切れていない部分、後年度の負担ですとか、あるいはワンストップの今後のあり方、さまざまな町民の方々からの声にお応えできていない部分があるというのは重々わかっているつもりです。そこについては、これまでご説明してきたとおり、町、地区に出向いて説明会等をやっていきたいというふうに思っています。  今回提出させていただいた経緯ということなんですが、3月の議会で予算の審査意見、修正の結果、可決をしていただいた予算審査意見の中では、やはり町民の意見をしっかりと聞きなさいということと、速やかに進めなさいということが書いてあったというふうに覚えています。説明会自体は遅くなってしまった部分はあるんですが、その間、2月の説明会でいただいたご意見を反映することに努め、あるいは議会の新庁舎建設特別委会における議論を踏まえ、見直すべきところを見直したものを、基本構想・基本計画(案)の見直しをしたということで、今回の、次のステップ、より具体に中身を考えていくための基本設計委託料というものを提出させていただいたということでございます。  以上です。 212: ◯議長【野地洋正君】 ほかに答弁はございませんね。  前田議員、2回目でよろしいですか。 213: ◯11番【前田憲一郎君】 町民が合意した上で出されたのか、そのお答えがなかったと思います。 214: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。合意の上で出されたかということの質問です。 215: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 先ほどの陳情に対する審査の中でも、何をもって合意とするのかという議論があったのかというふうに思います。先ほどお話をしたんですが、2月の説明会でいただいた意見の主なものを反映した、あるいは特別委員会のほうでもシェアにのみやとかいろいろやられていると思うんですけれども、そういったところでいただいたご意見もできる限りですけど、反映させていただいたということでご理解いただければと思います。  以上です。 216: ◯11番【前田憲一郎君】 あと、町民が不安、心配していたことに対して、現在に対する町債の負担も。 217: ◯議長【野地洋正君】 今回の補正予算では、返済に関する項目がございません。今回の議案は補正予算に記載されている項目についての質問になりますので、ご理解いただいた上でのご質問または答弁をお願いしたいと思います。  今の地方債残高云々に対しては、今回の補正と関係あるのであればご答弁願います。 218: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 219: ◯財務課長【二宮雅巳君】 今回の補正予算の中には、地方債を借り入れるという案はこちらにはございません。財政調整基金、こちらは過去から積み立ててきたものをここで活用するということだけでございますので、これを使ったからといって、町民に何か負担が出るかということではございませんので、何ら問題ないかと思います。  以上です。 220: ◯議長【野地洋正君】 前田議員、2回目をお願いいたします。 221: ◯11番【前田憲一郎君】 質問しても4,950万円以外のことと捉えられてしまいますので、結構です。 222: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 223: ◯7番【小笠原陶子君】 私は、教育費のふたみ記念館、歳入のほうのふたみ記念館の観覧料と使用料を載せております。4月から2カ月たったものを踏まえて積算したのかなと思うんですけれども、この算出の根拠。私はとにかく無料にして、平日は閉めたまま、土日にあけて無料でたくさんの人に来ていただくという、3月の町側の案に賛成した立場として、ここのところを確認したいというふうに思います。  それと、施設管理委託料の内訳もお知らせください。 224: ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。 225: ◯生涯学習課長【小島孝紀君】 まずは、観覧料のほうでございます。こちらについは、過去3年間等の実績に基づきまして、微増ではあるんですが、増加傾向にありまして、昨年ですと、有料観覧者が約650名でしたので、700名想定で計上させていただきました。  あとは使用料でございます。展示ギャラリーの使用になりますが、こちらにつきましても、過去の使用実績をもとに25日間を考えさせていただきました。こちらの展示ギャラリーなんですが、あくまでも有料使用の部分を今回予算計上させていただきまして、学校連携をしながら、無料使用のほうも増やしていければと思っているところです。  最後に、施設管理委託料でございます。こちらにつきましては、当初予算のときは週末開館で考えておりました。今回、年間になることによって107日増えるということで、こちらをもとに計算をさせていただきました。 226: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 227: ◯7番【小笠原陶子君】 最初に、この2カ月間の動きはどうかというのを聞いたんですけど、資料は持ち合わせてなかったんですか。こういう質問のときに必ず出ると思うので、ちゃんと用意して答えていただければよかったというふうに思いますけど、前年より増えるだろうという予測のようでございます。こういう形で議会の中でも2つに割れて、賛成した議員も多かったと思うので、ぜひ賛成した議員の方には、観覧が増えるように働きかけていただくとよいのではないかと思いますので、その辺をお願いして終わりにします。 228: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 229: ◯9番【渡辺訓任君】 まず、ふたみ記念館についてお伺いします。これは委託先というのは、まず委託先をひとつ教えていただきたい。  それからあと、予防接種事業についてです。システム改修費とあります。先ほど対象者の抽出というのがありましたけど、もともと対象者は抽出されていたんじゃないかなという想像をするんですけど、どういうふうな新たな作業が必要だったか、それをお尋ねします。  それからあと、新庁舎整備事業に関してです。先ほど内訳としてボーリング調査と、それからあと基本設計に分けて説明がありました。私の理解では、基本設計段階から町民ワークショップを含めて、町民の参画をどういうふうに進めていくかということがあったと思うんですが、これだけ見ると、予算的な裏づけというのがないんですけど、どういうふうにしていくのか。  それと、先ほど事業者選定について入札ということだったんですが、私、ある意味、この事業について理解をするとか、理解をしている業者とか、そういうところを想定すると、もうプロポーザル方式とか、そういう形にいってもいいのかなと思っていたんですが、これはやはり、こういう段階では入札をするというのが利点があるんでしょうか。それをお聞かせください。 230: ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。 231: ◯生涯学習課長【小島孝紀君】 ふたみ記念館の施設管理委託の委託先でございますが、二宮町シルバー人材センターのほうに委託をさせていただいております。  以上です。 232: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 233: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 風しんに関する追加的対策に係るシステム改修費負担金、こちらの対象者の抽出ということなんですけれども、こちらは、対象者というのは、議員のおっしゃったとおりに、もう既に決まっているというか、昭和37年4月2日から昭和54年4月1日生まれの男性の方が対象になっておりますが、この方にクーポン券を配りまして、その後、抗体検査をしていただいて、その後、抗体が不十分だった方には予防接種を受けていただくということで、予防接種を受けていただく方の該当者の抽出や管理、予防接種をしたかどうかというのと、あと抗体検査をした結果の登録とか管理、そういったものがこのシステム改修の内訳になっております。  以上です。 234: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 235: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 町民のワークショップについてなんですけれども、こちらについては、できるだけ多くの方、幅広い年代、さまざまな方に入っていただきたいとは今考えているんですけれども、こちらについても、基本設計の業者が決まって、その業者が持っているノウハウですとか、これまでの経験とかを確認しつつ検討していきたいというふうに考えています。 236: ◯議長【野地洋正君】 財務課長。 237: ◯財務課長【二宮雅巳君】 入札の件についてお答えいたします。  契約するに際しましていろいろな手法がございます。経済的利益だけを求めるのであれば一般競争入札という手法がオーソドックスかと思います。今、議員ご提案ございましたようなプロポーザル方式等も事業者の自由な発想、ノウハウ等を審査しながら業者を決めていくといった方法もございますし、過去の実績等も踏まえた指名競争入札等も手法としてはございます。どういう手法を用いるか最終的な判断がまだできておりませんので、最もこの事業に適した手法を今後早急に検討し、決定していきたいなと考えております。  以上です。 238: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 239: ◯9番【渡辺訓任君】 それでは、ふたみ記念館のほうに戻ります。  シルバー人材ということだったんですが、3月議会の審議の中では、やはりボランティアの活用とか、運営そのものを考え直すというか、そこに入っていかないとよくないんじゃないかという、そういう審議があったと思うので、その辺について、ほかの可能性について検討されたか確認をさせてください。  それからあと、風しんのほうです。そうすると、今のご説明ですと、新たに追加される機能としては、結局、抗体価の結果として対象者としてまたスクリーニングされたところと、それからあと、そこがきちんと今度、受けたかどうか、そういうところをフォローするための改修だということですね。  市町村組合のほうでやっているということなんですが、前から疑問に思っていたんですが、費用の按分の仕方ですよね。どういう形で按分されているか、もしわかるようでしたらお願いします。  それとあと、この新庁舎についてなんですけれども、やはり町民検討委員会、これがやはり、私は最終回に出て、そのときに4回目もできますよということがあったんですけれども、うにゃうにゃとなって、3回で結論を出しましょうみたいな、そういうことで、非常に形式的だったという印象とか指摘があって、それが今回の皆さんの進め方に対する不信感につながっていると思うんですよね。それはどういうふうに払拭していくかというのはものすごく大事だし、それからあと、そのことが結果にも影響すると思うんですけど、その辺についてどういうふうに担保していくか、どういうお考えか教えてください。 240: ◯議長【野地洋正君】 生涯学習課長。 241: ◯生涯学習課長【小島孝紀君】 ボランティア団体ですとか、ふたみ記念館を支えていただいている団体がございます。過去においても、そちらのほうに運営のほうのお願いをさせていただいた経緯があるようです。やはり運営まではさすがに難しいといったご返事をいただいた経緯もあるようですので、その後また目新しい団体等が見当たってない状況です。そういったことも踏まえながら、またお願いする団体があれば、ぜひ声をかけさせていただきながら検討していきたいと思っています。 242: ◯議長【野地洋正君】 子育て・健康課長。 243: ◯子育て・健康課長【神保和美君】 町村会のシステム組合の関係の負担額ですけれども、こちらは町の人口で按分というか、人口で決まっています。3万人以上は幾らですとか、そういった形で決まっているものになります。  以上です。 244: ◯議長【野地洋正君】 総務課長。 245: ◯総務課長【西岡英明君】 今のシステム組合の関係で若干補足させていただきますと、3段階に分けて人口割があって、全体の枠を各人口で割っていると。1人当たり幾らということではなくて、Aランクの人口、Bランクの人口、Cランクの人口という分け方をしながら、システムによって2つというのもありますが、今回の風しんに関しては2つの負担金の割合の中で進めているということでございます。  以上です。 246: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 247: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 ワークショップについてなんですけれども、前回の検討委員会は学識経験者の人も入っていただいたというのもあって、報酬を皆さんに補正でいただいて、報酬を支払う関係で3回という限度があったんですけど、今回については、意見を言っていただける方、皆さんに集まってもらいたいので、報酬はない形というんですか、ボランティアと言えちゃうのかもしれないんですけれども、そういった形でやっていきたいので、こちらから回数を区切って、この回でというような形でやる予定はしていませんので、できるだけ回数も重ねて皆さんの意見を伺っていければなと考えています。 248: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 249: ◯9番【渡辺訓任君】 それでは、ふたみ記念館については意見……。 250: ◯議長【野地洋正君】 意見は要りません。質問をお願いいたします。 251: ◯9番【渡辺訓任君】 最後に要望します。  新庁舎について3回目、確認をさせてください。  無報酬ということだったんですが、実際に人が集まれば、資料も要るし、それからお茶の1つだって欲しい、そういうことも出てくるんですが、その程度の費用であれば十分どこかで賄えるのか。それと、もう一つは、やはりワークショップの運営は本当にノウハウが蓄積されているところだと思うんですよね。その辺についてどういう方向で探されるというか、先ほどは入札した業者の能力とか経験とか、そういうことを見るというお話だったんですが、これまでもいろいろワークショップをしたりとかされてますよね。そういうところで、正直言って、ここの業者は非常にこういうところに向いているとか、こういうところに向いているとか、そういうふうな経験もうちの側にも蓄積してるんじゃないかと思うんですよ。ですから、その辺についてはどうお考えでしょうか。 252: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 253: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 まず、資料のお話なんですけど、今回の設計委託の中で資料とかが必要になれば、設計委託をとった業者につくってもらうこともあると思っています。お茶まで用意できるかどうかというところは人数にもよると思います。  あと、コーディネーター役になる方、実際に今まで、私の経験でそういうのをやった中では、コンサルのほうからコーディネーター役で出てきてもらう方もいるんですけど、多く人が集まると町民の中でコーディネーター役を買って出てくれる人がいたりですとか、そういうこともありますので、その辺は制限をつけずに、あくまで意見交換会ですから、初めは職員がコーディネーター役を担うのかもしれないですけど、話しているうちに皆さんでどんどん意見を出してもらえればいいのかなというふうには考えています。 254: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 255: ◯8番【露木佳代君】 聞きそびれていたらごめんなさい。2月の時点で2,500万で、3月になって5,000万で、2,500万ずれていて、それは国の基準とかもある中で、幾らというある中で、なぜこんなにずれるんだろうというところをお聞きしたいのと、それから、概算で2,500万で、今回と約2,000万ぐらい違ってくるわけですけど、その見誤ったと言っていいのか、概算で出してきたのは、今回、基本構想・基本計画をつくったコンサルティング会社でしょうかということ。  それから、先ほど資料を直しそびれたとおっしゃったと思うんですが、町民説明会ではそのような説明をされてなかった記憶がありまして、どういうことなんでしょうか。町民説明会では、コンサルが2,500万と言って、実際に見積もりをとってみたら5,000万ぐらいだったというお話だったと思うんですけど、資料が間違えていたというのは、結局、どこで何がどう気づいてそうなったのか。資料の信頼性も薄らぐし、どこがいけなかったのかなみたいなのがよくわからないんですけど。  それから、そのようなずれは今雇っている任期付職員の方が見たら、当時、いなかったと思うんですね。見たら気がつくような話なんでしょうか。  それから、この費用を挙げてきたこと自体、私はいいと思ってないのですが、ただ、入札の話がありましたけど、現時点では入札が一番濃厚なんでしょうか。こういう町民の意見を入れていくようなものであれば、やはりプロポーザルみたいなもので、こちらの思いと会社の思いが、企業の思いが合致するところを選ぶべきかなと思うんですね、入札で金額だけよりも。というところだけ確認をさせてください。 256: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 257: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 2月の説明会のときの2,500万は、国の基準で算出すると2,500万という数字が単純に出ているということで、ここに載っかっています。  3月の当初予算に載っけたのは、業者、今回と一緒ですけど、4社から見積もりをとって、その見積もりをとった結果の平均値で挙げているんですね。なので、この2月の説明会の資料をつくったのが結構前につくってあったんですけど、その2月の説明会の時点では、3月の当初予算はわかっていましたから、そこを差しかえなければいけなかったというのは、こちらのミスとして説明会の当日も謝罪させていただいたんですけれども、そういったことになります。
     2,500万、うちでいる臨時の建築士の方なんですけれども、あくまでこの2,500万ぐらいになるというのは国の基準ですから、その辺はわかると思いますけれども、2,500万がいい悪いというのは、当然、現状でいろんな会社に見積もりをとってみなきゃわからない。もしくは自分で積算をして、設計書をつくればわかるかもしれないですけど。なので、その方が見てもすぐわかるかというと、なかなか難しいのかなと思います。 258: ◯議長【野地洋正君】 政策担当部長。 259: ◯政策担当部長【志賀道郎君】 私から入札の部分、入札に関しては選考委員会というのがございまして、その中でどういう方法をとるかというのが決まっていくわけなんですが、担当のほうでは、ですので、一般論で、先ほどお答えしている部分もあるんですが、やはりここまでのさまざまな議論の経緯とかを見ていますと、一般的に入札というのは、予算がある程度、業者さんも予算書をご覧になっていますので、わかっていて、価格競争という部分がどうしても否めないのかなというふうに思います。特に、こういった委託というものはほぼ人件費ですので、なかなか正確な金額というのかな、正しい金額というのはなかなかわからない。人が何人、何時間働くかという世界の話ですので、下げようによっては下げられるしという世界だというふうに思います。  そういうことを踏まえますと、今の段階で、全く決定はしておりませんが、想像の世界でお話ししますと、やはり仮にこの補正予算を認めていただけるのであれば、その範囲内で、実績ですとか、そういったものを見ながら指名をして入札をしていただくですとか、渡辺委員からお話のあった提案型、露木議員からもお話ありましたけど、プロポーザル的な提案をしていただくとか、そういったある程度、業者さんがどんなことをお考えになっているかということを見極めた上での業者選考というほうがふさわしいのではないかなというふうに考えております。  以上です。 260: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 261: ◯8番【露木佳代君】 ワークショップのイメージも確認なんですけど、ワークショップをやります、町民の方が来ます。そこには学識経験者はいらっしゃらなくて、町民の方が来て、設計会社の人も入って、職員が入って、そこには新たなコンサルは入れないでやるということ。ワークショップはコンサルを入れて、ファシリテーターをつけてというのがあって、非常にしようもないコンサルがやっていることがあって、それはどうかなと思うときがあるわけなんですけど、イメージとしては、そこにはコンサルがない、今のイメージはコンサルがないということで、設計会社ができるのであれば設計会社。誰がメーンなんですかという感じ。町が指揮をとっていく。そこに設計会社が入る、町民が入るという、その辺のイメージを確認したいのと、あと、さっき国の基準が2,500万なのに5,000万になっているわけですね。ということは、この4社を確かに信頼すれば、どこも信頼すれば5,000万かもしれないけど、この4社が本当に妥当な金額を出しているのかというのは、誰かが気づくんですか、町の中で、職員の中で。  1社が5,000万といったら5,000万なのか、2社が5,000万といったら、あ、5,000万なのか、10社が5,000万といったら信用できるのか、そういう信頼、信じる感じなんですか。 262: ◯議長【野地洋正君】 企画政策課長。 263: ◯企画政策課長【宮嶋智也君】 まずはワークショップのほうは、今のところは町民が第一ですね。町民と町と基本設計をとった業者には入ってもらいたいと思っていますけれども、それ以外のところが入るかというと、今のところは検討してないところなんですけど。  あと、見積もりですね。見積もりもとると、ある程度、先ほど部長が言いましたけど、何の項目に、技術員とか主任技術員とかが何日、何時間かかりますみたいなのが、みんなどこの会社も同じような形で出してくるので、それを見比べてみると、大体似たりよったりになるんですね。だから、よっぽどかけ離れて人数が少ないと、それは低い金額に当然なりますから、その辺を見極めて平均値をとっているというような形です。それは私ども職員で確認して見極めていくというような形で今4,950万という金額を出させていただいています。 264: ◯議長【野地洋正君】 これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  暫時休憩します。休憩後の会議は午後4時15分から始めます。                           午後4時01分 休憩    ────────────────────────────────                           午後4時15分 再開 265: ◯議長【野地洋正君】 休憩前に引き続き会議を開きます。  討論です。 266: ◯議長【野地洋正君】 前田議員。 267: ◯11番【前田憲一郎君】 町長提出議案第58号「令和元年度二宮町一般会計補正予算(第1号)」に対し、反対の立場から討論いたします。  先ほども申しましたように、本年3月議会において今年度の一般会計当初予算案より役場新庁舎建設基本設計委託料を削除し、修正案を提出し、議会の議決として修正案が可決されたわけです。それからまだわずか3カ月がたつかたたないうちに、役場新庁舎建設基本設計委託料が補正予算として提出されてきたということは、議会軽視以外何ものでもない。  私も確かに現庁舎移転を早急に検討すべきであると思いますし、なかなか進展しなかった役場庁舎建設に踏み込んだ村田町長のご決断は称賛に値し、敬意を評しますが、交付税をいただけるかどうかの期限までまだまだ余裕があるわけで、最悪、令和3年3月までに実施設計に着手すれば、期限内に事が済むわけでもあり、施設一体型の小中一貫教育校を建設してあいた学校を改修し移転する等、ラディアンを建設したときのように、数多くの町民を交え、会議を開催し、熟慮を重ねた上で決定すべきであると判断し、この議案に反対いたします。 268: ◯議長【野地洋正君】 小笠原議員。 269: ◯7番【小笠原陶子君】 私は、この補正予算に賛成の立場で討論いたします。  この補正予算の額の中で一番大きく占める新庁舎整備事業でございます。町は2月の新庁舎説明会以降、住民や議会特別委員会の意見も尊重し、免震構造を耐震構造に変更し、約20億円で実施する計画となりました。5月の住民説明会では、ころころ変わるという声がありましたけれども、住民や議会の声を聞いて変更しているわけですから、何ら問題はないと思います。  二宮町在住のコンサルタントの方が、これからの世の中がIT化される中、役場のハードにお金をかける時代ではないとおっしゃっているようでございますが、パソコンやスマホを使えない高齢者がたくさんご健在の中で、民間企業と違って、ついていけない方を簡単に切り捨てることはできません。行政の仕事は、体の弱い方や経済的に困窮している方のために動くことが大前提です。たとえ案だとはいえ、二宮西中に役場を持っていくなど、人生100年時代と言われているこの時代に、車に乗れない人への配慮のないアイデアをお出しになるのはいかがなものかという声が私には届いております。  二宮町の公共施設は、高度成長期につくったものがほとんどです。ラディアンでさえ20年経過しております。北欧の石づくりの建物を大事に使うのとはわけが違います。この先、リノベーションしても、問題は先送りになるだけと考えます。善は急げ、ぜひこの基本設計を進めていきたいというふうに思います。  なお、学校の統廃合については、じっくり時間をかけて検討していくことが大事だということについては異論ありません。  以上です。 270: ◯議長【野地洋正君】 大沼議員。 271: ◯10番【大沼英樹君】 私は、この一般会計補正予算、議案第58号について反対の立場で討論をいたします。  今回上程された補正予算には、役場新庁舎基本計画設計委託料がありますが、今回、議会にも2件の陳情が採択されており、町民からは、進めたくないという明確な意思表示がありました。また逆に、賛成を推進する強い意見もございます。  町のものをつくる、若い世代の移住をPRする現町政、そして郷土愛を育む教育現場がありながらも、残念なことに、現在の賛否は大きく割れ、一部では摩擦が発生していると聞いています。安心・安全で住んでよかったと思える町、ふるさとになり得る町を進める我が町にあってはならない出来事だと思います。  3月議会で修正案議決となった同じ項目の予算案を3カ月で再提出されるのは、町の取り組みに大きな矛盾を感じ、町民への理解が進んだとは到底思えません。  今後、数十年間にわたり負債を負い、町を支える町民となり、より多くの祝福と笑顔が生まれるまちづくりの拠点となるよう、期待を込め、また抜本的な計画の見直し、変更も考え、努力を求め、補正予算に反対をいたします。 272: ◯議長【野地洋正君】 松崎議員。 273: ◯3番【松崎 健君】 私は、令和元年度二宮町一般会計補正予算、議案第58号、反対の立場で討論させていただきます。  今私の手元にございますこのメモは、3月議会の一般会計予算原案並びに修正案に反対の立場で行った反対討論のメモが手元にあります。  冒頭、読み上げさせていただきますと、「ラディアン周辺に役場新庁舎を建設することを前提とした平成31年度二宮町一般会計予算には賛成できません」と以下続くわけですけれども、実は全体を読んでみますと、3月議会に使ったものなんですけれども、今読み上げました平成31年度二宮町一般会計予算のところを令和元年度二宮町一般会計補正予算に置きかえると、今それをこのまま読み上げても、今この場での反対討論に全くそのまま使えるような文章になっております。  ですから、基本的に、この間、3月議会以降、今日に至るまで、確かに26億円が20億円になった、免震が耐震になったという変更はあるんですけれども、ここにある文章に書かれている私の基本的な理念をベースにした文章は、全く変えないでも読み上げられるぐらい、基本的な部分は何も変わってなかったと言わざるを得ません。  3月議会以降、今日に至るまで特別議会、何度か開催されました。そして、町民の皆さんに対しましては、議会においては4月から5月にかけて、シェアにのみやと称する議会報告会を3日間にわたりラディアンで開催しております。  また、執行者側は、町民説明会を町民センターで、これは5月から6月にかけて、3日間にわたり開催しております。  このいずれにおきましても、町民の皆様はそれぞれの立場で意見が出され、意見が交わされ、思い出して見ると、一見、非常に混沌とした状況だったかなというふうに考えるんですけれども、振り返ってみますと、やはりそこにある、根底にあるものは何なのかと考えたときに、やはり町民の皆さんの町政に対する非常に強い不信感があるんだろうなというふうに今感じております。この不信感を払拭しないことには、これからもいろいろな形で町民説明会という場が設けられるんですけれども、本当に意味のある、内容のある意見交換というのはやはり無理なのではないかというふうに考えるに至りました。  やはり一番大切なことは、この不信感を払拭させること、それではないでしょうか。この不信感が払拭されてない以上、今挙げられております一般会計補正予算、これに賛成することはできません。  以上でございます。 274: ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。 275: ◯12番【根岸ゆき子君】 私は、補正予算に対しまして賛成の立場で討論いたします。  補正予算最大の関心事、新庁舎建設基本設計委託料ですが、私は基本的に、そして個人的に、シンプルで安全で、整理整頓されていてわかりやすく、温かみと明るさのある役場、職員の笑顔がある役場であればいいと考えております。ですが、私自身はクリエイティブな人間ではなく、役場に希望を持つ住民の方もおられますので、よき提案は受け入れるべしとも思います。基本設計に入っていただきたいのは、具体的イメージが何もつかないためです。  そして、町有地の購入と有効活用について、今回も話題になっておりますが、例えば東大跡地、当時も買い取るための補正予算提案が出ました。借金しないという前提でお金を捻出いたしました。基金条例を廃止して、基金のお金を主な財源といたしました。しかし、基金は目的を持っていたため、そのまま全てをスライドして使うことはできなかった。そのため、土地購入に使えない基金の分は、一般会計の該当する事業費に一度繰り入れると同時に、歳出に回して、不足分およそ5,000万円を財産管理費の経費に集約しました。  ふだん何のために事業収入と歳出の説明を聞いているのかというぐらい、たった1回の補正を瞬時にひっくるめてまとめて形を変えて、東大跡地購入費を瞬時に生み出したというウルトラわざを当時したわけです。  本来なら、本来が何かわかりませんけれども、翌年度、繰越金となったものが当初予算で清算されてくるならまだしもです。つまり、それぐらい時間が迫られ、潤沢な予算もなく土地を購入したということになります。しかも、当時の本会議でこのことを指摘したところ、会議規則により意見は差し控えてほしいとまで言われた当時の風潮もあったことを、議事録を読み返して思い出しました。  それに比べれば、今回の提案は至って健全的な提案だと思っております。私は東大跡地購入を批判しているわけではありません。豊かな環境が残り、政治的判断で町の資産を守りました。東大跡地を有効活用したいと住民の方もかかわっていただいているところです。  現在の町の姿勢は、素直に持ち得る情報を出してきていると私は思っています。戦略的に挑戦する余力がないとも言えます。その分、自らの胸襟を開く度量の広さがなければ、これからを乗り越えていくのは難しいとも感じております。責任と方針はイコールではありません。執行部の提案を進めると同時に、町民の提案にもしっかりと向き合ってください。  以上をもって賛成討論といたします。 276: ◯議長【野地洋正君】 露木議員。 277: ◯8番【露木佳代君】 私は、一般会計補正予算に反対の立場で討論いたします。  今この庁舎をそのままにしておいてよいとは決して思っておりません。来庁舎と職員の命は守らなければならないということも十分理解しておりますし、多くの町民がそう思っていることと想像します。ただ、大きな地震があっても瞬時に崩れず、逃げる余地があるとし、それにしても、天井が落ちてくるかもしれないという話もしながら、来庁舎のヘルメットの用意はないということがこの議会でわかりました。  また、職員の執務環境は、非常に乱雑にファイルや箱が積まれており、危険だと言いながら、そのような状況にあることが非常に残念でなりません。  陳情者は、子供は未来、学校は未来、未来への投資を優先してほしいと訴えました。一般質問でも、耐用年数を間もなく迎える2つの学校、22億かけて修繕するより、県下初の一体型小中一貫校を建設してはどうかという複数の議員からの提案もありました。確かに、前期の教育福祉常任委員会で視察した埼玉県宮代町の笠原小学校は、すばらしいコンセプトのもとにつくられた非常に特色のある校舎と授業内容で、昭和56年に竣工し、築38年になりますが、今でも越境希望者がたくさんおり、町外からの転入者も多いということです。非常に魅力的な校舎、校庭でした。庁舎が新しくても町に移住者は増えませんが、教育環境や内容が充実した学校ができるなら、若い世代は増えます。  昨日の答弁では、今の方針どおり、10年以内に2校を20億以上かけて直しても、20年後、30年後にいずれ小中一貫をつくるかもしれないというようなお話もあり、それこそ二重投資となってしまうのではないかと思います。  陳情の討論でも申し上げましたが、公共施設の再配置、学校、庁舎と同じテーブルで議論ができるスタート地点に立てる状況だと考えます。小中学校が今後、10年の間に3つあく方針があり、地域集会施設の再配置や建てかえ、改修の優先順位は決まっておりません。町内の活用されていない跡地の活用方法もありません。それらがばらばらに議論されるより、多少の時間のずれがあっても、学校を含め、全体を考えたまちづくりを検討し、検討するスタートにすべきです。  町長には任期があります。選ばれなければ、その職は終わりです。でも、町民はずっとこの町に住み続けることになります。今、庁舎を建てなければ問題を先送りするだけだという方もいらっしゃいますが、今さまざまなことをばらばらに決めていき、庁舎を行き当たりばったりで進めてしまえば、今こそが問題を未来に先送りすることになってしまいます。  この議会では、町長が町のビジョンについて何度も議員から問われていました。特に昨日は、質問に立った議員の多くが町長にビジョンを何度も聞いております。何度も聞くというのは、何度聞いても出てこないからです。ビジョンを語らなければ、庁舎の計画どころか、町政を理解することができません。ビジョンを語れない大人が町のトップにいてしまったら、この町の子供たちはどうやって自分の将来を描いていくのでしょうか。  庁舎については、急加速していくICT、AI等による未来像、将来像、そして町民がどのようなことを望み、どのような暮らしをしているのか。超高齢化社会でも、誰もが暮らしやすい庁舎のあり方、職員が高齢者のお宅に出向いていくなど、町民と職員との接点のあり方はどのようなものなのかについて検討し、今ある庁舎をどうするべきか、町にある教育施設、公共施設、跡地等の活用も含め、町民を含めた多くの英知を結集して議論をし、深掘りしていかなければならない大きな事業です。にもかかわらず、それぞればらばらに町は行き当たりばったりで考えていること、そして、それに気がつかない町長のかじ取りでは、庁舎建設をストップしなければならないのは当然です。  ちなみに、タブレットの件、先ほど小笠原議員から出ましたけれども、既にある村では、高齢者全員にタブレットを配付して活用されているような事例もあります。使い方はしっかりと説明をされて、誰もが使える簡単なアプリが入っていて、朝起きたら画面をタッチすると、今日も元気ですよという連絡が村役場に行って、高齢者の見守り役も担っています。村のイベントとか健康診断のお知らせなども日々入ってきまして、非常に便利なものです。防災無線が聞こえなくても、タブレットに、家の外の情報も全て、避難せよという情報などまで全て入ってくるし、お孫さんとつながることもできるし、非常に役立っているという事例がございます。高齢の方全員が使えますとは申しませんが、高齢者の方にこそ、安心なツールになるということはここでお示しさせていただきました。  今、町民が二分した形で庁舎計画が進んでいます。どれだけ反対している方が声を上げても、思いは受けとめている、ご理解いただけるように説明すると言い続けるばかりで、説明会が開催される前に、今回の補正予算を上げてきたことを見てもわかるように、決して真摯に町民のほうを向いているようには私には思えません。  この補正予算が否決された場合は、次の設計に入ることはできません。昨日の答弁では、基本構想・基本設計は、補正予算が否決されても、案をとることはできるというような説明があったかと思います。否決になれば、事業がストップする状況になりますので、中途半端なまま基本構想・基本設計の案がとれるというのは非常に違和感があり、それは策定すべきではないと考えます。  そして、建てるためにどうするかという考えを改めて、今湧いてきている町民の関心、エネルギー、英知を結集させ、ビジョンから町民みんなで創造し、建てるありきではない根本的な議論を新たに始める場を設け、議論を進めていただきたいと考えて反対をいたします。 278: ◯議長【野地洋正君】 坂本議員。 279: ◯6番【坂本孝也君】 私も補正に反対の立場で討論をいたします。  今、露木議員の討論の中にもありましたけれども、町民が二分されている。二分じゃなくて三分だね。無関心なのがいっぱいいるんですよ、まだ。反対、賛成、そして無関心層がこの町にいるというのが現状です。  でも、そういう中で、今回の一連の、先ほども言いましたけれども、シナリオづくりが大変下手くそ。これは、こういうやり方をしていると小中一貫校もできない。すごく感じたのは、2度目の説明会、3日間、同じ場所でやってるんですよ。あれは、最初の説明会は3カ所、町が歩いて、ところが、2度目の説明会は、町民センターに3日とも、時間は違うんです。3日ともやったという、その現象だけを見ても、行政のおごり、町民に対して不信感を持たれる、議会軽視という人もいましたけど、何か違うんですね。そういうような物の考え方で職員も町長一緒になって組み立てをしている、こういう事業というのは絶対失敗しちゃうんですよ。  防災というくくりの中で役場庁舎の移転というのは、これは大事なツールと私も理解しているんです。金額は別ですけどね。でも、それだけではなくて、役場の移転だけが、要するに、役場にだけ地震が来るわけじゃない。では、梅沢海岸に津波が来たらどうするの。桜美園の廃炉、あそこが崩れたら緑が丘にダイオキシンが飛ぶんだよ。いろんな町の中で負の遺産というか、やらなくちゃいけないということが残っているんですよ。  そういうようなものも一切先送りで、役場の庁舎ということをメーンにしていっちゃうと、町民、いろんなところに住んでいるわけですから、違和感を持っちゃう。  そういうようなことで、私は今回、やはり一度立ちどまって、そして1からこの町のテーマは何なんだというものを洗い出して、一遍にできないかもしれない。でも、必ずこの先やるんですよというような投げかけを町民にすれば、その中の1つに役場庁舎のことがあれば理解度が絶対変わるんです。今見ていると、つくりたい、つくりたい、つくるためにこうするんだ、絶対大丈夫です、そういうようなことだけが浮上しちゃっているもので、それではなかなか理解が得られないのではないかなということで、そして、時限立法の法律がそこにあるから、間に合わせなくちゃいけないというちょっと焦りもあるかもしれませんけど、一方では、二宮だけがこの制度を使い残しているわけじゃなくて、全国には40何町村もやってないところがあるんですよ。国がそれを放置できるかという議論が片方にあって、これは政治力を使わなければ解決しないと思いますけれども、でも、そういうことも考えると、時間的な猶予はまだあるんじゃないかと。そこで、それに甘えちゃうというわけじゃないんですけど、一方では、そういう政治の動きを行政としてしながら、先延ばしをお願いしながら、こちらでは町民にもうちょっと腰を据えてやりましょうということをすれば必ずできると私は思います。  新庁舎、20億まで下がりましたけど、あのときにも言いましたけど、もう一踏ん張りしろと。それは、なぜそういうことを言わせちゃうかというと、26億をいろんな要件で変えてしまった。最初から20億だったらまだいいんだけど、最初、15億が26億になったという時点で、それが20億に下がった。ふらふらしているように見えるんですよ。だから、行政というのは1回出したら、それで最後まで行かなきゃだめ。強引にやるというのもありますけど、でも、最初、26億で出したんだから。説明会をやったんだから。どんな反対があっても、自信を持ってそれを通さなくちゃいけなかったのが20億という数字に下げちゃった。面積も少なくしちゃった。では、最初の計画は何だったのよ、こういうふうになるので、それは逆に裏返すと、皆さんの意見を聞いてという、よく村田町長が言っている台詞どおりに皆さんの意見を聞いて少なくなったといういいことかもしれない。でも、それをやっていると、15億になれるだろうというふうになっていっちゃう。ですから、今回、この取り組みは私はやり方に失敗したと思っています。  ですから、まだ間に合うんだよ。これでおじゃんになっちゃうじゃないんだから。もう一度、一歩とまって、住民の意見も聞きながら、また議会の特別委員会も残っていますから、どうしたらいいかというのをもんで、やればうまくいくのではないか。そういう意味で、今回、この補正は反対をいたします。 280: ◯議長【野地洋正君】 一石議員。 281: ◯13番【一石洋子君】 私は、この補正予算が新庁舎建設基本設計委託料を含んでいることから反対いたします。  昨日の一般質問でも言及いたしましたが、基本構想・基本計画(案)に対する町内の合意形成が不十分です。特に若い世代の自分たちの住む地域は自分たちでつくるというビジョンを持った二宮に特色のある貴重な方々の強い反対には、二宮町の未来に向けたコミュニティデザイン、グランドデザインの発想の裏づけがあり、さらなる対話と社会資源の発掘、協働による事業計画を模索するチャンスを生かすべきと考えます。  福祉、教育、防災は既に村田町政のもと、この方向で動いており、今後のまちづくりへのプラスの波及効果ははかり知れないと思います。二宮町の存在価値も高まります。逆に言うと、これを失うリスクを危惧いたします。ゆえに、この補正予算には反対いたします。 282: ◯議長【野地洋正君】 羽根議員。 283: ◯2番【羽根かほる君】 私は、議案第58号、補正予算の議案につきまして、反対の立場で討論をさせていただきます。  補正予算の編成には、新庁舎建設基本設計委託料が含まれております。3月定例会における令和元年度予算では、基本設計委託料を削除した予算案に私は賛成をいたしました。その理由は、新庁舎の構想計画について、町民の皆様の理解を得られていない。設計の発注をする前に、町民の皆様の理解を得る段階を踏むこと、また十分な調査、議論が必要と判断したからです。  この2点の理由について、現時点でもその実行の内容が伴っていない、進んでいないと判断したため、今回の補正予算においても反対といたします。  加えて、本定例会におきまして、現在まで新庁舎整備については、既に数年かけて進めてきており、議会にも承認を得てきたという執行者側からの答弁がありました。しかし、状況の変化があっても、過去に決めたことが変えられないのであれば、何のための議会なのか。前定例会から現在までの大きな変化は、小中一貫教育校計画による施設の統廃合案が出されたことです。現在までほかの施設があくという選択肢がない中での庁舎整備の検討でしたが、現在は他の施設も含めて検討ができるという大きな変更があったことになります。  であれば、改めて庁舎を含めた公共施設をどう活用していくのかを議論、検討する必要があると考えます。そして、その議論には、町長がこの町がどうなっていくのか、何を目指したまちづくりをするのかを明確に町民、議会にも理解ができるように示し、そのビジョンに沿った公共施設の再配置を根拠を持って進めていく必要性があると考えます。  現庁舎が維持できないことは誰もが理解をしています。整備の進め方に大きな問題があると考えます。まちづくり、人口増の取り組みについても、町民に多くの助けをいただいている行政ではないでしょうか。そのことを決して忘れることなく、庁舎整備も町民とともに進めていく行政のあり方になり、二宮町らしいまちづくりに切りかわっていくことを強く要望し、反対といたします。  以上です。 284: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。 285: ◯9番【渡辺訓任君】 私は、町長提出議案第58号について、命と暮らしを守ることが最優先、無駄遣いはさせないという点から、賛成の立場で討論いたします。  もともと私の出発点は、耐震補強で長寿命化、これを原則として考えるべきだと思っています。しかしながら、この役場庁舎は斜面に建っていて、建物自身も変形、窓ガラスが南側にある構造などで問題が大きいわけでありまして、そういう点では、ここでの耐震補強というのは現実的ではないという、そういう報告が29年12月の整備手法調査で出されています。  この分析方法には多少問題はあったと感じていますが、私自身はおおむね妥当であったと考えておりまして、この時点で疑問を投げかけたのは、当時の添田議員と私であったと記憶しています。  その時点では、補助金の締め切りは平成32年度中の着工という条件で、実際には、急いでも間に合わないのではないかという認識をしていたという思いがあります。基本構想で補助金申請の締め切りが延びたということで、補助金が使えることも現実味を帯びてきたというのが私の理解です。ですから、補助金ありきという事業ではなくて、補助金が活用できるということはむしろよいことであり、無駄遣いをなくすこと、こういうことだと思います。  大沼議員の話で、この補助金の受け付けが延びるのであれば、交付税といいますと地方交付税になってしまうので、あえて言うならば、地方交付税措置と言うべきかもしれませんけど、延びるのであれば、基本設計を延ばして、町民の意見を取りまとめる期間に余裕ができるということなんですけど、私はやはりそれよりも、命と暮らしのためにはスピード感が重要であると考えているんです。  この間、私自身に対して寄せられる意見というのは、とにかく無駄遣いにならないように、今の庁舎を何とかしてほしいというものがほとんど。その立場で考えますと、免震構造、保健センターと教育委員会、全て統合するという、その基本構想には疑問を抱かざるを得なかったわけですが、その後、その指摘を議会としてしましたけれども、免震構造を耐震に変えた。それから、構造についても、引き続き検討を続けるという点は評価しているわけです。  財政につきましては、町説明では、現庁舎の運営維持費が高くなることも考えると、実質年1,500万円程度の支出ということでありましたけれども、来年の予算書の説明書によると、ラディアンの償還が来年2,300万円払って、これが終わるということですね。ですから、町財政に大きく負担をかけるものではないと私は理解しています。  ただし、学校再配置ほかの費用も見込んだとしますと、ハード事業といいますか、建物関係の全体が固まっているわけではありませんので、ほかの投資事業ができなくなるという心配に対しては、やはり丁寧な説明は引き続き必要だと考えています。  ただ、説明会のほうで、地方交付税は返さなくてはならないとか、なくなるとか、そういうふうな誤解も出されておりまして、私自身非常にショックだったのは、こういう点について町も議会も、税制なり、そういうこと、財政について正確に町民に伝える必要があると思うんです。私は、今後、基準財政需要額、これは確かに人口が減っていけば漸減していくのは確かなんですけれども、地方交付税を含めた全体の税収が町を破綻させるような、そういう激減するとは考えていないわけです。ですから、町庁舎の整備と教育環境の整備を相対して、これが両立しないような、そういう論議こそやはり問題があるんじゃないかと思っています。
     先ほどのところでも町民検討会が形式的だったという指摘もあるんですけれども、いかに町民の意見を広く取り入れるかについては、これは町は最も腐心すべきところで、特に業者選定の方法については、本当にすばらしいファシリテーションというか、そういうのをやるところはそれなりの能力もあると思います。詳細設計に移る段階で、最終的な建設契約、この段階では、議会はいつでもストップをかけることができるというのが私の認識です。ですから、そういう意味では、ここでストップをするのではなくて、走りながら町民の合意をつくっていくということも私は十分できると考えています。  命と暮らしを守ることが最優先、これはいつ来るかわからない。昨日、おとついの論議でも、要するに、ここに来たときにどうなるか、その先の業務の継続、これができないということは大変なことだと思いますから、そういうリスクがきちっと想定できない以上、一刻も早くこの事業は進めるべきだと思います。  ですから、命と暮らしを守る、これが最優先、そして無駄遣いをしない、さらに、ここから先はきちんと町民の意見を生かしていく、こういうことを前提として私はこの補正予算については賛成をしたいと思います。  そして、ふたみ記念館については、学校でも使わせたい、子供に使わせたいという論議を3月でやっていますよね。ですから、そういうところについては、引き続き、教育委員会のほうも努力をしていただきたい、このように考えます。  以上、討論とさせていただきます。 286: ◯議長【野地洋正君】 これをもって討論を終結いたします。  これより町長提出議案第58号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 287: ◯議長【野地洋正君】 起立少数であります。よって、町長提出議案第58号は否決されました。    ────────────────────────────────    日程第15 総務建設経済常任委員会の閉会中の継続調査について 288: ◯議長【野地洋正君】 日程第15「総務建設経済常任委員会の閉会中の継続調査について」を議題といたします。 289: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 290: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 291: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 292: ◯議長【野地洋正君】 二宮議員。       〔4番・総務建設経済常任委員長(二宮節子君)登壇〕 293: ◯4番・総務建設経済常任委員長【二宮節子君】 総務建設経済常任委員会の委員長報告を申し上げます。それでは、閉会中の継続調査についてご報告いたします。  平成31年第1回定例会におきまして産業振興の推進について継続調査する旨、承認され、令和元年5月16日木曜日、5月17日金曜日の2日間にわたり、視察を行いました。その視察内容と5月22日の委員会の内容についてご報告いたします。  1点目に、視察内容です。令和元年5月16日木曜日の視察先は、町の産業振興に向けて先進自治体である栃木県宇都宮市宇都宮商工会議所ユニオン通り商店街で、13時30分から16時までで、参加者は委員6人及び同行議員、随行者は都市部長、企画政策課長、議会事務局長でした。  主な内容は、1、宇都宮ブランド、2、オープンカフェ、3、市民型参加イベントによる地域活性化の取り組みについて。ユニオン通り商店街組織の皆様と宇都宮市担当課による説明、意見交換の後、ユニオン通り商店街、オリオン通り商店街の視察をいたしました。  参考とすべき点は大きく4点、1、事業主だけではなく、従業員も会員として積極的に運営に参加している。2、誰でも自由に利用できるほっとステーションを商店街管理のもと、設置している。3、行政の取り組みとして、ブランド戦略、シティプロモーションで「住めば愉快だ宇都宮」をブランドメッセージにして、各商店が「○○○愉快だ宇都宮」と自由に利用できるロゴマークがある。4、アンテナショップ「宮カフェ」は、まずは市民に地場産物を理解していただくために、市民から発信してもらえるよう、市内に置いていることでした。  全国的に人口減少がさまざまな問題を生み出している中、宇都宮の視察を受け、当町においても参考となる部分が多くあったと考えられます。産業振興の推進は町内外をターゲットに、今ある資源に付加価値をつけて、楽しい町の魅力創造、発信が不可欠であると今後の課題に整理されました。  2日目の令和元年5月17日金曜日の視察先は、平成2月に開庁した群馬県板倉町役場、10時から12時までで、参加者は前日と同じです。  主な内容は、役場新庁舎竣工までの経緯と新機能についてです。板倉町町長、担当課、議会の参加のもと、説明と意見交換の後、新庁舎内外の視察を行いました。新庁舎建設の説明内容は、平成23年から検討を始め、3つに分散していた庁舎を敷地1万5,000平米、延べ床面積4,000平米へ統合。町全体の海抜が低く、水害が予想されるため、水害と地震対策として重要機械は屋上に設置し、万が一にも業務が支障がないようにしてありました。  総事業費約20億円の財源は、基金は約10億円、当初より10億円を目標に、年度で目標は定めず、繰り入れられる金額を積み立てておりました。  夏場の熱を防ぐエコデザインを採用し、階段のつくり方の工夫と各階外観の長いひさしが特徴でした。太陽光発電は採用せず、雨水の再利用をトイレ、トイレ洗浄に設置。周辺施設、保健センター、公民会館と相互連携を目的とした新たな拠点としておりました。  2点目に、5月22日9時30分より、第一委員会室において委員会を開催した報告です。  参加者は委員全員、産業振興の推進について、産業についての中心とする項目や提言書の期日について意見交換を行いました。提言書の期日は、令和2年10月を目標とすることと、内容は、吾妻山を中心とした町の魅力アップについて、商工会との連携など、今ある資源にどのように付加価値をつけていくかの内容で、引き続き産業振興の推進についてを調査研究のテーマとしたことを報告させていただきます。  以上です。 294: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 295: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 296: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。総務建設経済常任委員会の閉会中の継続調査について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 297: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決されました。  お諮りいたします。5時以降もこのまま会議を続けたいと思いますが、これにご異議ございませんか。             (「異議なし」との声あり) 298: ◯議長【野地洋正君】 ご異議なしと認めます。よって、このまま会議を続けます。    ────────────────────────────────    日程第16 教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について 299: ◯議長【野地洋正君】 日程第16「教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について」を議題といたします。 300: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 301: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 302: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 303: ◯議長【野地洋正君】 渡辺議員。        〔9番・教育福祉常任委員長(渡辺訓任君)登壇〕 304: ◯9番・教育福祉常任委員長【渡辺訓任君】 それでは、教育福祉常任委員会での継続調査についての報告をいたします。  本委員会は、3月議会で継続調査事項を設定いたしませんでしたが、4月4日、25日、5月10日、24日の4回にわたり勉強会を開催いたしました。このことについて報告するとともに、6月議会以降の継続調査事項を提案いたします。  勉強会では、次の2点を取り上げてきました。1点目は、新庁舎整備に関して、福祉的観点から盛り込むべき事項。2点目は、6月議会以降の継続調査事項の設定です。  1点目については、基本構想段階で方向性として考慮すべき事項として、1、主権者教育への対応、2、教育支援室の庁舎への統合の検討、3、障害者就労支援施設庁舎利用者にとっての飲食提供の場としてのともしびショップの設置、4、保健センターの中で移転すべき機能の検討、5、百合が丘保育園の予定地への移転検討、6、学校再配置後の空き校舎の利用検討について、各委員が調査を行い、意見を交換しました。  これらの経緯を踏まえて、役場新庁舎建設特別委員会に所属する各委員が特別委員会において質疑を行うこととしました。  2点目です。この間の勉強会では、移動困難者が増えている中で、地域に暮らしながら買い物ができる、病院に行けることをどう保障していくか、どう支援していくかが重要な課題になっている。町内でも、一色小学校再生協議会や富士見が丘地区で移動困難者への支援の検討や一部の実施が始まっているなどの状況が委員から出されました。  本委員会では、先進事例やアイデアを調査、検討を通して、町全体での具体化を検討することが必要との認識に至りました。  6月議会閉会後、子供から高齢者まで移動が困難な町民の生活を支える仕組みを継続調査事項とし、政策提言をまとめ、町へ提出することを提案いたします。  なお、子供の安全についてです。川崎市の小学校のスクールバス乗車時の殺傷事件が起きてしまいました。二宮町でも小中学生が関連する交通事故が起きております。子供たちの登下校を含めた安全対策について、議会の教育福祉常任委員会としては、調査、対策について、町に対して申し入れをしたいと考えております。これにつきましては時間がかかりますので、継続調査事項とすることはせずに、緊急対策ということで勉強会等で取り進めをしていきたいと思います。これを付記させていただきます。 305: ◯議長【野地洋正君】 恐れ入ります。傍聴人の方、お静かに願いたいと思います。ご協力、お願いいたします。  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 306: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 307: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。教育福祉常任委員会の閉会中の継続調査について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 308: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第17 二宮町役場新庁舎建設特別委員会の閉会中の継続調査について 309: ◯議長【野地洋正君】 日程第17「二宮町役場新庁舎建設特別委員会の閉会中の継続調査について」を議題といたします。 310: ◯議長【野地洋正君】 職員をして朗読させます。 311: ◯職員【和田美穂君】 (朗  読) 312: ◯議長【野地洋正君】 委員長の報告を求めます。 313: ◯議長【野地洋正君】 根岸議員。    〔12番・二宮町役場新庁舎建設特別委員長(根岸ゆき子君)登壇〕 314: ◯12番・二宮町役場新庁舎建設特別委員長【根岸ゆき子君】 それでは、二宮町役場新庁舎建設特別委員会の報告を申し上げます。  3月議会におきまして委員会を設置して、第1回目は3月13日に行い、3月末に本会議においてその報告をしております。その後、4回の勉強会と4回の正式な特別委員会を開催いたしましたので、日程順に8つの項目としてご報告をいたします。  1、平成31年3月25日月曜日、13時半から15時半まで、第二委員会室において委員全員による勉強会を開催し、次回の正式委員会に向けて、町から何を説明してほしいのかということについてまとめました。主な内容は次のようなことです。  1、基本構想・基本計画(案)の修正案の中身。特に規模、構造、予算、場所についてどのようになるか。2、町民説明会の内容について何を考えているか。3、今後の詳細スケジュールについて示してほしいなどです。そのほか、委員会主催の勉強会を開催して、専門家の意見を聞くことも決定いたしました。  2、平成31年3月26日火曜日、13時半から14時53分まで、第一委員会室において第2回二宮町役場新庁舎建設特別委員会を開催いたしました。  出席者は、副町長、政策担当参事、企画政策課長、施設再編推進班長、議長、委員全員、傍聴議員5名、傍聴者2名でした。  まず、執行者側からは、1)基本構想・基本計画(案)の修正を今後2カ月で図ること、2)庁舎本体工事費21億6,000万円からの減額を可能な限り図ることなどが申し入れられました。  その後の質疑応答から出された内容の主なものを申し上げます。  1、今後出される修正案については、根拠となるデータや安全性を示す数値、費用を削減した財政見通しの提出をしていただくよう求めることといたしました。  そのほかには、跡地活用や公共施設再配置のビジョンなどが見える形にしたほうがよい、説明会のあり方について各課横断的に職員が出席して説明できる体制にしてほしい、ラディアン周辺の交通渋滞の対策は同時進行でやるべきである、地質調査など、持ち得る既存のデータを活用して、防災拠点としての説明をせよ、学校再配置の案を共有すべきだなどの意見が出されました。  3、平成31年4月11日木曜日、9時半から11時半まで第一委員会室において勉強会を開催いたしました。  専門家の意見を聞くということで、一級建築士として民間で長く活躍され、2月の町民説明会にも参加をされた二宮町在住の方をお招きし、町提案の基本構想・基本計画(案)についての意見交換をいたしました。  出席者は議員全員のほか、企画政策課長ほか職員4名に傍聴いただきました。  この意見交換の中から主なやりとりを6つの質問事項にして、次回の正式委員会に向け、執行者側への質問書を作成し、提出をいたしました。内容は、次の第3回委員会報告とともにさせていただきます。  4、平成31年4月24日水曜日、9時半から12時3分まで、第一委員会室において第3回二宮町役場新庁舎建設特別委員会を開催いたしました。  出席者は、副町長、政策担当部長、企画政策課長、施設再編推進班長、施設再編推進班長庁舎担当副主幹、教育長、教育部長、教育総務課長、議長、委員全員、傍聴議員5名、傍聴者6名でした。  まず、第2回委員会で質問のあった学校再編成について、教育委員会からの説明に伴う質疑応答、その後、事前提出した質問6項目に対して、企画政策課からの説明に伴う質疑応答を行いました。主な内容は以下です。  学校再編成については、小中一貫教育校設置計画策定までのスケジュールが示されました。そして、中期的目標として、10年後をめどに2校の施設一体型小中一貫教育校の設置を目指し、4年後の2023年ごろをめどに、二宮西中学校を一色小学校に移転し、施設一体型の小中一貫教育校を設置、山西小学校は、西中学校と分離型の小中一貫教育校、二宮小学校と二宮中学校も分離型の小中一貫教育校として小中一貫教育をスタートさせる計画案であることなどが口頭で説明をされました。  次に、事前に提出した6項目の質問についての答弁を簡潔に申し上げます。  1、ボーリング地質調査を平成31年度内に実施できるかという質問には、年度内に実施をしたいとの返答。  2、免震、耐震、鉄骨、鉄筋等の検討内容と結果について、財政負担への影響や災害時対応拠点としての位置づけを勘案した場合、最適な構造は何か、比較材料も示してほしいという質問には、5種類の建築構造と耐震構造の特徴や設計に係る手法やコストの比較検討資料が示されました。中でも、熊本の西原村庁舎をさらに研究して、5月に明確にしたいとの返答。  3、Is値の目標はあるのか、どこまでの災害に耐え得ることを想定するかという質問には、建てた瞬間の建物には必ず1.0以上が出る、目標は正確な数値としては出ないのが現状との返答。  4、4,800平米という規模は縮小、変更されるか、そのメリット、デメリットはあるかという質問には、もともとの目標は、役場機能を集約するワンストップだが、できる限り縮小を目指すとの返答。
     5、基本設計5,000万円の策定方法と委託方法にどこまで町の考えを固めて進むのかという質問には、4社から見積もりをとった平均値が5,000万円であり、業者との契約方法は一般競争入札になるのではないかとの返答。  6、町民説明会にどのような内容を持って挑むのかという質問には、パワーポイントでつくった資料を見ながら説明を受けました。  質疑は、町民説明会の資料に対することのほか、規模や構造、防災拠点の機能、ワンストップの機能などについての質問が出されましたが、時間が足りずに、後日、書面にて回答をもらうことになりました。この内容を資料として議事録に添付する形で公開をいたします。  5、令和元年5月13日月曜日、9時から11時半まで、第二委員会におきまして委員全員による勉強会を行いました。  まず、前回の質問に対する書面回答を委員で確認いたしました。次回に向けては、前回提出された町民説明会用の資料に直接意見するというよりは、根幹として何が変わったのかということを示してほしいという議論となりました。  ポイントは、町全体の公共施設のビジョンと庁舎建設に対する思いを町長から述べてもらうこと、それに伴う財政見通しの変更についての説明を求めることとなりました。  6、令和元年5月20日月曜日、9時半から12時まで、第一委員会室にて第4回二宮町役場新庁舎建設特別委員会を開催いたしました。  出席者は、町長、副町長、政策担当部長、企画政策課長、施設再編推進班長、施設再編推進班新庁舎担当副主幹、議長、委員全員、傍聴議員3名、傍聴者8名でした。  冒頭に、町長から町のビジョンと庁舎建設に対する思いを話されました。要点だけご報告します。  人口減少、少子高齢化が確実に進んでいる状況で町が存続し、かつ町民の方が安心して利便性よく、心豊かに住んでいくにはどうしたらよいか考えていく。役場庁舎の問題と公共施設の統廃合、学校施設や地域の集会施設等の課題を並行的に進める。なぜ庁舎移転を進めるのかというと、20年以上前から危険を指摘され続け、今日に至っている。いざというとき、役場が災害対策本部機能を担い、復旧や町民の生活再建など、多岐にわたる基本となることが庁舎となるため、待ったなしで整備していかなければならない。町民の方からは、役場庁舎の不便さや利便性のなさ、アクセスと不便さ、バリアフリー、ユニバーサルデザインにかなっていないことも指摘いただいた。次の段階で皆様としっかり考えたい。町民のためになる新庁舎建設を一歩一歩進めていきたい。  その後、基本構想・基本計画(案)の何が変わったかという説明を受けました。総事業費を26億5,000万円から20億円とすること。基本構造を免震構造から耐震構造にすること。ワンストップ化については、町民ワークショップの検討によって対応していくこと。規模として、床面積については4,800平米を4,000から4,400平米に見直すことが大きな点でした。  7、令和元年5月21日火曜日、12時から13時50分まで、第二委員会室にて勉強会を開催し、委員全員と政策担当部長、企画政策課長とで意見交換を行いました。  町民説明会前に行う最後の特別委員会をどのように迎えるかということを主眼に、細かなやりとりを事前に済ませました。  そこでは、執行者側から、議会からも出されていた構造、総工費、立地の3点が課題と捉えていたが、不足していることは何かと聞かれ、委員から、町長の思いが響いてこないという意見などが出されました。また、基本構想を認められたら突き進んでいいとは考えていない、基本設計予算が通ることで、議会のお墨つきをもらうという認識ではないという執行者側の思いを述べられました。  そして、現在の庁舎をそのまま使い続けることはできないという認識は委員間で一致していること、特別委員会のやり方と議員個人の考え方には違いがあるといった意見もありました。  8、令和元年5月23日木曜日、9時半から12時まで、第一委員会室にて第5回二宮町役場新庁舎建設特別委員会を開催いたしました。  出席者は、町長、副町長、政策担当部長、企画政策課長、施設再編推進班班長、施設再編推進班新庁舎担当副主幹、議長、委員全員、傍聴議員3名、傍聴者5名でした。  町長から再度、町の一大事業となる規模なので、町民に必要な部分、次の世代に必要な部分を見据えた中でご意見いただき、皆さんと一緒に具体的な設計について力をかりてつくっていきたいなど、庁舎に対する思いが述べられました。  その後、町民説明会の資料について説明を受けました。詳細については、ホームページにも掲載される議事録をご覧ください。  最後に、本委員会の任期を2年間と定めております。私といたしましては、第5回の特別委員会の挨拶でも申し上げたとおり、本会議では、本日の先ほどの審議結果を踏まえ、もう一度、委員会のあり方と調査事項について、改めて委員の皆様と協議をしてまいりたいと考えております。6月17日にその時間を設けます。  以上を持ちまして、二宮町役場新庁舎建設特別委員会の報告とさせていただきます。 315: ◯議長【野地洋正君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。              (「なし」との声あり) 316: ◯議長【野地洋正君】 質疑なしと認めます。  これより討論に入ります。              (「なし」との声あり) 317: ◯議長【野地洋正君】 討論なしと認めます。  これより採決に入ります。二宮町役場新庁舎建設特別委員会の閉会中の継続調査について、委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 318: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決されました。    ────────────────────────────────    日程第18 議会運営委員会の閉会中の継続審査について 319: ◯議長【野地洋正君】 日程第18「議会運営委員会の閉会中の継続審査について」を議題といたします。  議会運営委員会の閉会中の継続調査について申し出がありましたので、これより採決に入ります。  議会運営委員会の閉会中の継続調査について、委員長の申し出のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。                (賛成者起立) 320: ◯議長【野地洋正君】 起立全員であります。よって、本件は報告のとおり可決されました。    ──────────────────────────────── 321: ◯議長【野地洋正君】 これにて本定例会に付議されました案件の審議は全て終了いたしました。  本定例会を閉会するに当たり、一言ご挨拶を申し上げます。  今定例会は8日間という短い会期ではございましたが、内容の濃い活発な質疑、議論が行われたと感じております。執行者におかれましては、議決の結果、もしくは一般質問の要望等を真摯に受けとめていただきたいと思っております。  町の課題はまだまだ山積してございます。各議員におかれましては、引き続き、町民の意見を拾うべく積極的な活動を期待しているところでございます。大変お疲れさまでした。  これをもちまして、令和元年第2回二宮町議会定例会を閉会します。ご苦労さまでした。                           午後5時20分 閉会    地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。       二宮町議会  議  長  野 地 洋 正              署名議員  杉 崎 俊 雄              署名議員  渡 辺 訓 任 発言が指定されていません。 © Ninomiya Town Assembly, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...