二宮町議会 2018-09-01
平成30年第3回(9月)定例会(第1日目) 本文
平成30年第3回
定例会を開会するに当たり、会期日程並びに議案の取り扱い等について検討・協議するため、去る8月28日、31日、及び本日午前9時よりの3回にわたり第一委員会室におきまして議会運営委員会を開催いたしました。
本
定例会に提出されます議案は、議員提出議案3件、町長提出議案13件でございます。議案の取り扱いですが、議員提出議案3件につきましては、本日の本会議で即決でお願いいたします。
次に、町長提出議案ですが、人事案件1件及び専決処分の承認1件につきましては、本日の本会議で即決でお願いいたします。条例の改正議案の1件につきましては、該当の常任委員会に付託し審査をお願いいたします。報告2件につきましては、本日の本会議でお願いいたします。平成30年度補正予算議案5件につきましては、9月12日の本会議で即決でお願いいたします。
次に、平成29年度歳入歳出決算の認定議案5件につきましては、総務建設経済常任委員長を含め、各常任委員会より各3名に副議長を加えた計7名の委員で構成いたします平成29年度決算審査特別委員会を設置し、これに付託して審査をお願いいたします。
なお、決算関係では提出者の説明後、議会選出監査委員より監査報告をお願いいたします。
また、決算に伴う総括質疑は4名以内でお願いいたします。
次に、陳情が2件提出されておりましたが、そのうち1件につきましては議会運営委員会での審査の結果、机上配付となっております。机上配付を除く1件について、該当の常任委員会に付託し審査をお願いいたします。
次に、一般質問ですが、9月5日正午に通告を締め切りましたが、5名、7件の通告がされておりますので、先例に従い、通告順に質問をお願いいたします。
当日は手話通訳が導入される予定ですので、ご承知おき願います。
会期日程(案)が既に送付され確認されていると思いますが、以上の内容に基づきまして会期日程について審議いたしました結果、平成30年第3回
定例会の会期は、本日9月7日から10月1日までの25日間と決定させていただきました。よろしくご審議のほどお願いいたします。
本
定例会の運営が円滑に行われますよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたしまして、委員長報告とさせていただきます。
6:
◯議長【
二見泰弘君】 ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。
(「なし」との声あり)
7:
◯議長【
二見泰弘君】 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。本
定例会は委員長の報告のとおり、本日9月7日から10月1日までの25日間といたしたいと思いますが、ご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
8:
◯議長【
二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、会期は本日9月7日から10月1日までの25日間と決定いたしました。
────────────────────────────────
日程第3 平成30年
陳情第3号 二宮町立小中学校普通教室へのエアコン設置に
関する陳情
9:
◯議長【
二見泰弘君】 日程第3「二宮町立小中学校普通教室へのエアコン設置に関する陳情」平成30年陳情第3号を議題といたします。
10:
◯議長【
二見泰弘君】 職員をして朗読させます。
11:
◯職員【
和田美穂君】 (朗 読)
12:
◯議長【
二見泰弘君】 お諮りいたします。ただいま議題となっております陳情第3号は教育福祉常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
13:
◯議長【
二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
────────────────────────────────
日程第4 議員提出
議案第3号 二宮町議会委員会条例の一部を改正する条例
14:
◯議長【
二見泰弘君】 日程第4「二宮町議会委員会条例の一部を改正する条例」議員提出議案第3号を議題といたします。
15:
◯議長【
二見泰弘君】 職員をして朗読させます。
16:
◯職員【
和田美穂君】 (朗 読)
17:
◯議長【
二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
18:
◯議長【
二見泰弘君】 杉崎議員。
〔5番(
杉崎俊雄君)登壇〕
19: ◯5番【
杉崎俊雄君】 それでは、議員提出議案第3号「二宮町議会委員会条例の一部を改正する条例」について提案理由を説明いたします。
議会運営委員会の定数は、本条例第5条の2第2項より、現在は「6名」としておりますが、近年、陳情の取り扱いが増加するなど、議会運営委員会において協議する事項が増加・多様化しております。ご存じのとおり、議会運営委員会は地方自治法第109条第3項に基づき設置されているもので、その決定の拘束力・影響力には大きいものがあります。より多くの議員の意思を反映させるため、定数の増を求める声が複数の議員からあり、議会運営委員会での検討を経て、今回の提案に至りました。
定数2名増の計8名とした主な理由は、現在、運営の中で各常任委員会から3名ずつの計6名としているものを、4名ずつ計8名とし、引き続き各常任委員会の均衡を図り、委員数が全議員の過半数以上となるよう配慮をしたものです。また、定数の増は審議の効率化などに影響することから、2名の増が妥当であると判断いたしました。
なお、この条例の施行期日は改正年日を適用するため、平成30年12月1日となります。
以上、よろしくご審議のほどお願いいたします。
20:
◯議長【
二見泰弘君】 これより質疑に入ります。
(「なし」との声あり)
21:
◯議長【
二見泰弘君】 質疑なしと認めます。
これより討論に入ります。
22:
◯議長【
二見泰弘君】 渡辺議員。
23: ◯9番【
渡辺訓任君】 私は本議案について賛成の立場から討論をいたします。
本来、議会運営委員会は、地方議会においても会派活動の重要性が高まる中で、調整と効率的運営を進めるために設置されてきたと理解をしております。町の議会基本条例でも会派については位置づけをきちんとされています。さらに、運営の原則は全会一致、これであったと考えています。
しかし、直近では陳情の扱いにおいても多数決で決するケースも増えておりまして、それぞれの立場から議案の取り扱いを求めるということとなって、町民陳情者の意見表明の権利を狭めることを私自身は危惧をしています。
本議案が出された発端につきましても、そのようなおそれからであったのではないかと考えています。議会運営委員会が議員の過半数で構成されるとしても、その運営は全会一致を原則として進めると、この点は変わりないということを確認をするとともに、町議会で今後、会派制が機能するという状況が生れた場合には、効率的運営という観点からは、定員の再度の検討が必要であるということを指摘しつつ、賛成の討論といたします。
24:
◯議長【
二見泰弘君】 野地議員。
25: ◯8番【野地洋正君】 私は議員提出議案第3号に賛成の立場で討論をいたします。
かねてから議会運営、特に陳情の扱いについて、委員長を除くと、5名の委員でその取り扱いが決していることに対し、不信を感じておりました。せめて14名の議員のうちの過半数による審議を行うべきであると考えており、また人数増によるデメリットも生じないということが議論されております。
以上の点から、十分な審議を行うためにも、議員過半数の人数で議会運営委員会を開催するべきだと考えております。よって、賛成の討論といたします。
26:
◯議長【
二見泰弘君】 これをもって討論を終結いたします。
これより議員提出議案第3号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
27:
◯議長【
二見泰弘君】 起立全員であります。よって、議員提出議案第3号は原案のとおり可決されました。
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日程第5 議員提出
議案第4号 公立小中学校における空調設備設置の導入促進
に関する意見書の提出について
日程第6 議員提出
議案第5号 公立小中学校における空調設備設置の導入促進
に関する意見書の提出について
28:
◯議長【
二見泰弘君】 お諮りいたします。日程第5「公立小中学校における空調設備設置の導入促進に関する意見書の提出について」議員提出議案第4号、日程第6「公立小中学校における空調設備設置の導入促進に関する意見書の提出について」議員提出議案第5号を一括議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
29:
◯議長【
二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、一括議題といたします。
30:
◯議長【
二見泰弘君】 職員をして朗読させます。
31:
◯職員【
和田美穂君】 (朗 読)
32:
◯議長【
二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
33:
◯議長【
二見泰弘君】 前田議員。
〔2番(前田憲一郎君)登壇〕
34: ◯2番【前田憲一郎君】 それでは、議員提出議案第4号「国に意見書を提出する提案理由」、及び議員提出議案第5号「県に意見書を提出する提案理由」について述べさせていただきます。
今夏の記録的猛暑では、学校保健法に基づく学校衛生基準で教室の望ましい温度を国は本年4月に昭和39年の通知以来、54年ぶりに改定したが、そこに示されている「教室内の温度は17度以上、28度以下」の基準を満たすことは近年の二宮町の現状において非常に困難な状況にある。児童・生徒の健康状態を冒しかねない生命の危険にすら及びそうな状況が多々ある。適切な教育環境を確保・維持していくためには空調設備を設置する必要がある。児童・生徒、保護者並びに学校関係者から切実な声が相次いでいる。
空調設備設置・稼働していくためには、多大な費用負担が長年にわたり継続していく。二宮町の現在の財政状況を見ていくと、空調設備にかかる財政負担に到底耐えられるものではないと判断する。
政府は、各自治体に公立学校に空調設備設置に対する交付金を用意したので設置してほしいと述べ、現在、国には学校施設環境改善交付金制度があり、平成30年度予算で287億円が確保されているが、この交付金は教育環境の改善推進が目的のためであり、空調設備の設置以外にも校舎の耐震化などが含まれており、空調設備設置は耐震化優先のあおりを受けた形となっている。政府は来年の夏に間に合うよう責任を持って対応したいと強調し、10月の臨時国会において補正予算(案)を提出する考えを持ち、予算の増額に加え、交付金のあり方を含め具体的な検討を進めるとしている。
現在も条件を満たせば、国より3分の1の交付金がおりるわけだが、空調設備設置に対し、交付金がおりる確率は非常に低い。本年度に空調設備の交付金申請をした愛知県内67校は、1校も認められなかったということである。申請をしても交付金の対象にならない自治体が多く、事業費は教室の面積×単価で算定されるため、実際には工事費と比べ、過少に算定されている。
平成31年度予算で措置されても、来年の夏までに冷暖房設備を設置することは不可能である。したがって、速やかな補正予算措置と交付決定手続が肝要である。
そこで、別紙のような意見書を国に提出し、国庫補助率の引き上げと同時に、交付金のおりる確率を100%にするため、申請をした自治体すべてを対象とすべきである。また、自治体の資産形成にならないリース対応は対象にならない。そこで、リース対応に対しても、補助の対象となるよう意見書を提出するものである。
議員提出議案第5号「神奈川県に意見書を提出する提案理由」、国に意見書を提出する理由とかかわりますところは省略させていただき、県に関する提案理由のみを述べさせていただきます。
国に対する交付金申請は、各市町村が都道府県を通じて国に申請するわけである。神奈川県より公立学校施設整備交付金の確保と国庫補助率の引き上げ及び拡大について、要望書を提出していただく必要も大であると考える。
また、東京都には空調設備設置に関する補助制度があり、99.9%設置されているが、神奈川県では空調設備設置に関する補助制度はない。そこで神奈川県に対しても、児童・生徒の安全と義務教育環境における県内の格差解消をするため、空調設備設置に際し、補助制度の創設を強く要望するものである。
以上、議員提出議案第4号、議員提出議案第5号の提案理由でございます。ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。
35:
◯議長【
二見泰弘君】 これより一括質疑に入ります。
36:
◯議長【
二見泰弘君】 根岸議員。
37: ◯11番【根岸ゆき子君】 前田議員にお伺いします。ちょっと整理するためにお伺いいたします。
この意見書を提出するという話で、もちろんみんなが望んでいるお話なんですが、先ほど陳情書が付託ということで決定いたしました。この陳情項目第3項には、町議会から国へエアコン設置の財源に補助するよう意見書を提出することということがあることと、それとこれが重なるという点で、前田議員は付託先の教育福祉常任委員会の委員長でもあられるのですけれども、また私たちも教育福祉常任委員会の委員会のほうで審議するという際において、ちょっとこのあたりをどういうふうに整理したらいいのか。少し戸惑いを持つのですけれども、前田議員としてはどのようにお考えになっていらっしゃるか、ちょっとお考えをお伺いいたします。
38:
◯議長【
二見泰弘君】 前田議員。
39: ◯2番【前田憲一郎君】 ただいまの根岸議員の質問に対してですが、教育福祉常任委員会のほうに陳情が付託されたわけでございます。その付託されました陳情に対しまして、陳情審査を経たところで、内容はそう違わない意見書になってくると思います。
きょうは少し涼しい気温になっているかと思いますが、昨日まで大変暑い気温でありまして、朝でさえ外を歩くと暑さが射し込んでくるこの時期に、気運が高まっていますこの時期に、1日も早く意見書を提出したほうが効果的であると判断いたしました。
陳情審査に入って後の意見書を国及び県に提出するとなってまいりますと、10月1日の決定となってしまいまして、10月1日の決定では遅いと判断いたしました。一刻も早く国や県に対し、町としての意思を表明すべきと考えました。
そこで、初日の本日、9月7日の上程・可決をお願いしたく申し入れをした次第でございます。
40:
◯議長【
二見泰弘君】 根岸議員。
41: ◯11番【根岸ゆき子君】 確かに、おっしゃるように早く求められると思います。
子宮頸がんの意見書、あれは上げられませんでしたけれども、そのとき前田議員も質問だか討論だかされていたあたりで、意見書の取り扱いというところでは、国はすぐに判断するわけじゃないでしょうみたいな、意見書に対する前田議員の認識というのがおありだったかと思うのですが、そういう意味では、今回、早く出すという意思表明と、意見書の取り扱い状態ということに対するミスマッチな印象が見受けられますけれども、そこら辺については、今回……。
ごめんなさい、子宮頸がんじゃなかった、議員年金のときですね。そのときにそのようなことをおっしゃっていたものですから、そのあたりはどんなふうに今回、整理をされて、急いで出そうというふうに決断をされたかをお伺いいたします。
42:
◯議長【
二見泰弘君】 前田議員。
43: ◯2番【前田憲一郎君】 確かに、今、根岸議員がおっしゃるように、議員年金の議案提出に関しましては、そのようなことを申し上げました。
しかし、その議員年金に対しましては、他の自治体は1年前に意見書を国に提出しているところが多々ございました。しかし今回のこの空調設備設置に対します意見書を提出するということを、今、出したわけでございますが、これは今、政府のほうでも話題になっており、まだ出している自治体は少ないのではないかと判断いたしております。
確かに長野県、愛知県では、県として国に意見書を提出しておりますが、各市町村の団体が、あの議員年金のときとは違い、まだ出されていない自治体が多い段階でございます。
そこで、また国といたしましても、政府は10月に臨時国会開催時にこの空調設備設置に対します補助金について審議をされる。できるだけ手厚い各自治体に対する補助金交付をしたいんだと、そのようなお話が出ております。
ただいまここで1日も早く出しますということは、その臨時国会前に出し、少しでも我々の意思を国に認めてもらいたい、そのようなことからここで提案させていただきました。
44:
◯議長【
二見泰弘君】 根岸議員。
45: ◯11番【根岸ゆき子君】 いろいろ国の情報なんかも前田議員、お知りのようなんですけれども、できるだけ手厚い補助をしたいということでは、既に認められているようなところがあるという情報も、来夏にはすべての小中学校に補助したいみたいな報道もありますね。国の意向というのは、前田議員のお知りになっている情報として、もうちょっと詳しいところはあるんですか。
46:
◯議長【
二見泰弘君】 前田議員。
47: ◯2番【前田憲一郎君】 国といたしましても、先ほど述べさせていただきましたように、来夏を目標にエアコンをすべての自治体で設置していただきたいというようなことを官房長官は述べております。官房長官はそのように述べておりますが、国会全体では決まっておりません。
その国会での決議に対しまして、後押しするためには、全国の各自治体よりこのような意見書を提出することが後押しになるのではと思っております。
48:
◯議長【
二見泰弘君】 添田議員。
49: ◯13番【添田孝司君】 この議案、また意見書の趣旨に反対される議員はほとんどいないのではないかと。それほどいいものであるというふうには思っています。
しかし、ここに賛同議員の数が限られているというのは、1つ理由があるのではないかと考えます。それは、議会は議会基本条例というものを自分でつくって、今、それを推進しているわけです。その趣旨は、町民に開かれた議会という大きな趣旨を持って、町民にこの陳情等で議会に参加していただきたい、また多くの意見をいただきたい。要するに関心も高めていただきたい、そういう趣旨で我々は活動しています。
先ほどの陳情のところで、同様な陳情第3号というものが出されています。今、前田議員もお話しになりましたように、意見書としては同様な形になるのではないかというお話でしたが、その点を考えますと、この陳情を生かした形で意見書を提出する。そういう考え方、方法も考えられると。
先ほど前田議員が時間的な問題もおっしゃいましたけれども、時間的な問題を考慮しても、この陳情を生かした形で意見書を出すという方法があったと思うのですけれども、その辺について、どのようにお考えでしょうか。
50:
◯議長【
二見泰弘君】 前田議員。
51: ◯2番【前田憲一郎君】 確かに陳情の第3項目に、国に対する意見書を提出してほしいという項目が入ってございます。しかし、私としましては、陳情が出てまいります以前より、このような議員提案をしたいということは考えておりました。
また、先ほどの賛同議員についてですが、前回の議員全員協議会でご説明しましたあとに、賛同していただける議員の方はお願いしたいということもお願いしてございます。
そこで今回、出ております賛同議員の方たちは、賛同していただけるという形でお申し出いただいた方でございまして、でき得るならば、全員13名の賛同議員のもと、この意見書を提案したいと思っておりました。
52:
◯議長【
二見泰弘君】 添田議員。
53: ◯13番【添田孝司君】 基本的な最も答えていただきたい部分が答えていただいてはないんですが、議会基本条例の趣旨からのっとれば、陳情が出されたあとにこの議案が出されているわけですから、少なくとも陳情を生かして、町民の議会への参加をもっともっとしていただきたいという、そういう形で議会も調整をして、そして意見書を出すという手段をとるべきではなかったかと。その辺について、時間的な問題がどれだけ重要かどうかというのがわかりませんが、その辺も踏まえて、ちょっとお考えをお伺いできたらと思います。
54:
◯議長【
二見泰弘君】 前田議員。
55: ◯2番【前田憲一郎君】 議会基本条例に対しまして、反しているとは思っておりません。また、この陳情をされました方とも話をいたしまして、議員提案をしたいと思っていたんだというお話をいたしました。その結果といたしまして、どうぞ議員提案をなさってくださいというお話を受け、議員提案をしている次第でございます。
56:
◯議長【
二見泰弘君】 小笠原議員。
57: ◯1番【小笠原陶子君】 添田議員とダブルところもあったので、ちょっと角度を変えて質問させていただきます。
今回の議員提出議案、エアコンをつけるために国がしっかりやってほしいという部分は私も同じ考えでございます。
それで、提出者が前田議員、教育福祉の委員長ということで、今まですべてがそうではありませんけれども、傾向として議員提案するときは、その所轄の委員会で相談して、そこが賛同議員名を連ねて、そして議会全体で出すというパターンが多かったので、今回もそういう形で行くのかなというふうに思っていたところ、全協の部分では、前田議員のほかに、二宮議員、善波議員、野地議員、柳川議員で出したいというようなお話がございました。
これは客観的に見て、きょうは桑原議員がそこに足してありますけれども、最初はそういう話で、ということは、現政権、自公、維新も入っているのでしょうけれども、に対して、そちらを支持していらっしゃる方だけを集めて賛同者として出すということに何か意味があって、それが効果をもたらすとか、そういう部分があってそういう形で進めたのかなというふうに思えたんですけれども、最初に賛同者をそのような形で集めたということに対して、国に影響を与えるためにもそっちから行ったほうがいいというふうに思われたのかということを確認したいと思います。
58:
◯議長【
二見泰弘君】 杉崎議員。
59: ◯5番【
杉崎俊雄君】 賛同者が現政権に賛成している、全員が。それはちょっとおかしいんじゃないですか。それは削除をお願いします。
60:
◯議長【
二見泰弘君】 小笠原議員、いかがですか。今の杉崎議員の指摘について。削除でよろしいんですか。
61: ◯1番【小笠原陶子君】 私は間違っていることを言っているとは思いませんけれども、それは議長に一任します。
62:
◯議長【
二見泰弘君】 では、それは後ほど検討いたします。
そのことについて、前田議員の答弁はありますか。
63:
◯議長【
二見泰弘君】 前田議員。
64: ◯2番【前田憲一郎君】 特に他意はございません。最初、賛同議員としてお名前をいただいた方々は、よく話をしているということはございますが、私に近いという方に手短にお願いしてしまったわけでございまして、特に他意はございません。
また、この教育福祉常任委員会及び総務建設経済常任委員会より提案するということもないというようなことも伺っておりましたので、本日のこの会議までに賛同議員を募ればよろしいのではないかと自己判断いたした次第でございます。
65:
◯議長【
二見泰弘君】 小笠原議員。
66: ◯1番【小笠原陶子君】 議員提案というのはだれでも自由にできますし、私どもの議会の場合は2名以上であれば議員提案ができるわけでございますけれども、そういう傾向があるというふうに私は思ったんですけれども、全体の全員が賛成の場合、そういうやり方もあるというふうに思っておりました。
今、前田議員のほうから常任委員会でやることはないという、その証言の仕方がちょっとわからなかったので、もう1回、お願いしたいんですが、わかりやすく。ないという意味ですね。
67:
◯議長【
二見泰弘君】 前田議員。
68: ◯2番【前田憲一郎君】 私がここで議員になりまして、今、4年目が終わろうとしておりますが、常任委員会として、このような議員提案をしたという記憶はございません。そこで、常任委員会として議員提案をしなくてもよろしいのではないかと自己判断した次第でございます。
69:
◯議長【
二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。
これより一括討論に入ります。
70:
◯議長【
二見泰弘君】 根岸議員。
71: ◯11番【根岸ゆき子君】 渡辺議員が多分ちゃんと討論していただけるんだと思いますが、全協のときなんかにも、陳情の陳情者、議会基本条例とのかかわりの部分については、もう渡辺議員にお任せいたします。ごめんなさい。
質問3回の中では、なかなか早く出す必要があるということについて、1日も早く出す必要があるということについてちょっとやりとりがし切れず、少し私の理解不足はあります。
ただ、陳情者の方へ、やはりこうやって陳情項目にも出してきているということは、この3項目すべてについて審議はされるだろうということ。事前に前田議員がやりとりをされたという内容も今、答弁の中にはあったわけですが、当然、期待して陳情項目をお出しになったということがありますので、委員会審査のほうでは、丁寧にきちんと皆さんのほうからも説明ができるように、委員長としての采配をしていただきたくお願いをいたしまして、この意見書提出には賛成といたします。
72:
◯議長【
二見泰弘君】 渡辺議員。
73: ◯9番【
渡辺訓任君】 私は本議案については賛成の立場から討論いたします。
近年、6月、7月に28度超えという日の頻度が、データを見ますと、非常に高くなっている。この傾向は続いていくものという心配をしています。保護者の方とも話をしていますと、やはりそのような心配をする声が非常に強くなっているのは、先ほどの付託される陳情の中にもあらわれていたかと思います。
当町においては、やや遅きに失した感はあるんですけれども、その中で全教室へのエアコン設置というのは必要であり、町の方針は歓迎すべきだと考えます。そして、その財源の確保を国・県に求めることは当然だと考えます。
もともと日本の公的教育支出はGDP比で3.5%、これはOECD諸国の中で最低レベルであると指摘をされていますが、学校施設整備費に絞ってみますと、本年度の当初予算でおよそ680億円、耐震化・老朽化対策、エアコン設置、トイレ改修などの要求に応えるためには、年間3,000億円が必要という試算がありますので、実際には2割強しか確保されていないということです。
そういう中で、提案者が述べておりましたすべての学校で要求が満たされないという状況はあると考えます。
昨年度は補正予算を含めますと、最終的には1,352億円ということになったわけですが、こういった問題は児童・生徒の命と安全にかかわるものですから、本来は全額が当初予算で確保されるべきもので、増額の補正は私たち町としては当然の要求であると考えます。
しかしながら、本議員提案が同趣旨の陳情審査を決定したのちに提出されたことについては、問題として指摘せざるを得ません。ここで意見書が可決するということになりますと、陳情審査においては、意見書についての実質の審議ができないということは、これは議会基本条例に定めた前文では、より多くの民意を反映した討議と議決をしなければならない。第15条では、議会は請願及び陳情を政策提案と位置づけ、審議において提出者の意見を聞く機会を設けることができると定めていますので、これらに対して、議会みずからが反することを進めることになると私は考えます。
提案者は1日でも早く意見書を出したいとされていて、そのことは当然です。一方、臨時国会の開催もおそらく10月に入ってからという可能性が高いと言われています。陳情審議の中で、意見書を審査し、議会全体で取り組めば、10月1日以前のこの9月定例議会の会期中に意見書(案)の採択も可能であったのではないか。国の補正予算編成には間に合うように意見書を提出することもできたのではないかと私自身は残念な思いであります。
この2つの問題があるとはいえ、国・県の補助増額を求める本意見書は町民の思いをうたったものであり、これが力になるということを私は確信をしておりますので、この意見書に対しては賛成をいたします。
74:
◯議長【
二見泰弘君】 野地議員。
75: ◯8番【野地洋正君】 私は議員提出議案第4号及び第5号に賛成の立場で討論をいたします。
普通教室へのエアコン設置については、促進を望むものでありますが、多額な税金の投入となり、町単独の財政では、いつまでに完了するか不安があります。
国でもエアコンを設置するよう方針を出しており、国庫補助金についても、詳細はまだ決定しておりませんが、検討されております。
各自治体の財政規模が異なる中、全国の子どもたちが一律によい教育環境のもと、勉学にいそしめるよう整備するべきであり、国による費用負担は必須であると考えます。
今、質疑があったように、手続に対するご意見はさまざまあるものと思いますが、私は何はともあれ、1日も早い対応・対策を二宮町議会として国・県に求める必要があると考え賛同した次第です。よって、今議案に対しては賛成いたします。
76:
◯議長【
二見泰弘君】 これをもって一括討論を終結いたします。
これより議員提出議案第4号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
77:
◯議長【
二見泰弘君】 起立全員であります。よって、議員提出議案第4号は原案のとおり可決されました。
これより議員提出議案第5号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
78:
◯議長【
二見泰弘君】 起立全員であります。よって、議員提出議案第5号は原案のとおり可決されました。
暫時休憩いたします。休憩後の会議は午前10時40分から始めます。
午前10時28分 休憩
────────────────────────────────
午前10時40分 再開
79:
◯議長【
二見泰弘君】 休憩前に引き続き会議を再開いたします。
────────────────────────────────
日程第7 議案第41号 教育委員会委員の任命について
80:
◯議長【
二見泰弘君】 日程第7「教育委員会委員の任命について」町長提出議案第41号を議題といたします。
81:
◯議長【
二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
82:
◯議長【
二見泰弘君】 町長。
〔町長(村田邦子君)登壇〕
83: ◯町長【村田邦子君】 皆様、おはようございます。議案第41号の提案理由を説明いたします。「教育委員会委員の任命について」についてですが、本年9月30日をもちまして、吉田美佳子委員の任期が満了となりますので、新たに渡辺優子氏を任命することについて、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第4条第2項の規定により、議会の同意をお願いするものです。
渡辺氏は、平成9年に東洋大学短期大学文学科を卒業後、企業での勤務を経て、現在は子育てのかたわら、NPO法人の運営する認可小規模保育施設において、パートタイム事務職員として勤務されています。
また、「にのみや子ども自然塾」のスタッフとして、子どもたちはもちろん、保護者をはじめとする地域住民の方々とも広くかかわりをお持ちです。子どもたちはみずから考え、創造し、表現することができる「遊び」を通してこそ、生きる力を身につけ、豊かな人間関係を築けるようになるのではないかと考える同氏は、子どもたちのために、そのような場を守ることが大切だと考えていらっしゃいます。
二宮町の子育て・教育環境に大いに関心を寄せておられる同氏は、教育委員として子育て世代の生の声を教育行政に届け、町の教育の発展に寄与していただけるものと確信しております。
なお、教育委員会委員の任期は4年です。ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
84:
◯議長【
二見泰弘君】 これより質疑に入ります。
85:
◯議長【
二見泰弘君】 野地議員。
86: ◯8番【野地洋正君】 現在の教育委員は4名の方がいらっしゃると思うんですが、うち3名の女性の方でございます。特に男性・女性という区割りというものを私は考えてはいないんですが、男性目線による教育というものと、女性の目線による教育というものは異なったものが出てくるかと思われます。その中で、今回も女性の委員を提案されているということで、町長の中で、男性・女性という中で、その比率とか何かを考えていらっしゃるのか、もしくは教育行政に対してどのように委員のあり方を考えていらっしゃるのかをお伺いしたいと思います。
87:
◯議長【
二見泰弘君】 町長。
88: ◯町長【村田邦子君】 確かに限られた人数の中で、男女の比率を今、見てみますと、確かに女性の教育委員が多い状況になっております。今回の部分、いろいろな出身といいますか、経験の中で教育委員になっていただいているのですが、ある意味、保護者の代表というような意味合いもあって推薦をさせていただいたんですが、もちろん男性の保護者の方ということで考えもしたんですが、どちらかといいますと年齢の若い方という、私はそういうところでも探して、いろいろな形で考えたんですが、なかなかやはりお仕事との兼ね合いなどもありまして、現実的にはちょっと難しかったというところもございました。
そういった中ではありますけれども、ほかの委員さんの部分でも、男性の委員さん、いらっしゃいますので、その辺でしっかりバランスをとっていきたいと思っております。
今後はやはりバランスは全然考えてないというわけではございませんので、任期ごとの中で、男性の委員さんというのもしっかりと考えていきたいと思っております。
(「結構です」との声あり)
89:
◯議長【
二見泰弘君】 渡辺議員。
90: ◯9番【
渡辺訓任君】 1つ、現状の中で教えていただきたい点は、山西小学校PTA特別委員会、特別委員会って一体何なんだろうということがありまして、それについて、1つ教えていただきたいです。
91:
◯議長【
二見泰弘君】 教育部長。
92: ◯教育部長【志賀道郎君】 山西小学校のPTAの委員会の構成、特別委員会で何をやっているか、そういったことはPTAのことですので、特にそれについて履歴書にこう書いてございましたが、特別委員会とは何ですかということをご本人に確認をしてはおりません。
93:
◯議長【
二見泰弘君】 渡辺議員。
94: ◯9番【
渡辺訓任君】 どういう形でPTAにかかわっておられるのかというところが1つ知りたかったことと、もう1つ、今、野地議員からの質問で、バランスという言葉があって、今回、吉田委員のほうはお子さんがいらして、子育て世代という、保護者という立場もあったと思うんですが、その点でのやはりバランスも考えておられるという、そういう理解でよろしいでしょうか。
95:
◯議長【
二見泰弘君】 町長。
96: ◯町長【村田邦子君】 お子様の年齢は、今度、ちょっと違うと思います。吉田委員とはまたちょっと違うのかもしれませんけれども、今、やはり通っていらっしゃる学校の保護者という意味でも、ぜひいろいろ幅広いご意見をいただきたいと思っております。
97:
◯議長【
二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「なし」との声あり)
98:
◯議長【
二見泰弘君】 討論なしと認めます。
これより町長提出議案第41号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
99:
◯議長【
二見泰弘君】 起立全員であります。よって、議案第41号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────
日程第8 議案第42号 専決処分の承認を求めることについて(平成
30年度二宮町一般会計補正予算(第2号))
100:
◯議長【
二見泰弘君】 日程第8「専決処分の承認を求めることについて(平成30年度二宮町一般会計補正予算(第2号))」町長提出議案第42号を議題といたします。
101:
◯議長【
二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
102:
◯議長【
二見泰弘君】 町長。
〔町長(村田邦子君)登壇〕
103: ◯町長【村田邦子君】 議案第42号の提案理由を説明いたします。「専決処分の承認を求めることについて」ですが、株式に関する確定申告による住民税の還付金が当初の見込みよりも大幅に増え、早急に還付する必要が生じましたが、急を要し、議会を招集する時間的余裕がありませんでしたので、平成30年度二宮町一般会計補正予算(第2号)を専決処分させていただいたものです。
既定の歳入歳出予算の総額に、歳入歳出それぞれ1,281万円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ77億5,984万3,000円とさせていただいたもので、ここにご報告を申し上げ、議会の承認をお願いするものです。
内容につきましては政策総務部長より説明しますので、ご審議の上、ご承認賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
104:
◯議長【
二見泰弘君】 政策総務部長。
105: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第42号について、専決処分のご承認をいただきたく、内容についてご説明申し上げます。
事項別明細の説明をさせていただきます。6ページ、7ページをお願いいたします。
歳入です。県支出金、委託金です。総務費委託金、県民税徴収事務費委託金の増は、町・県民税としていったん町が全額還付したものに対し、県民税分が交付されるものです。
繰入金、基金繰入金です。財政調整基金繰入金の増は、今回の還付に関して、財源調整のために繰り入れるものです。
8ページ、9ページをお願いいたします。
歳出です。総務費、徴税費です。賦課徴収費、償還金及び還付加算金の過誤納等還付金の増は、今回の専決処分に関する還付金を支出するものです。
予備費です。今回の補正に伴いまして、94万6,000円を減額し、総額を895万1,000円とさせていただくものです。
以上、よろしくご審議賜りますようお願いいたします。
106:
◯議長【
二見泰弘君】 これより質疑に入ります。
107:
◯議長【
二見泰弘君】 渡辺議員。
108: ◯9番【
渡辺訓任君】 1つ、確認をさせてください。
今回の町民税の還付ですが、対象になりました件数、もしくは人数について確認をさせてください。
あと、もう1つは、これを専決処分にしなければならなかった理由についてご説明ください。
109:
◯議長【
二見泰弘君】 戸籍税務課長。
110: ◯戸籍税務課長【黒石俊彦君】 まず、今回の対象人数の件ですけれども、こちらのほうの原因になりましたのが、先ほどちょっと説明がありましたけれども、配当所得及び株式等の譲渡所得、これが例年250万円ぐらいの額なんですけれども、今回、ちょっとそれが500万円を超えるような方が2名ほどおられたということで、それが増えたということの要因で補正をさせていただくような形になりました。
このような方は、例年100人前後なんですけれども、今年は115名の方が現在、申告をされて、うちのほうが還付の対象とさせていただいているところです。
あと、今回、専決処分になったという理由ですけれども、この還付、株式または配当に対する、申告に対する還付の処理が6月の下旬ぐらいに終わりまして、通知、そして還付の請求書を皆様方にお送りさせていただきましたということで、その時点でこのような予算の不足が生じたということがわかったということです。そして、請求が7月、この専決処分した日に大きな請求がございましたので、その時点で予算が不足したという事態になりましたので、専決処分をさせていただいています。
遅延防止法の関係等もございまして、請求がありまして30日以内、1カ月以内にはお支払いさせていただかなければいけないということもございまして、9月議会の補正ということは間に合わないという状況になりましたので、すみませんが、ここで専決処分と。
通常でしたら、予備費の充用とかもさせていただく状況なんですけれども、状況でちょっとそれもかなわないということで、今回の事態とさせていただきました。よろしくお願いいたします。
111:
◯議長【
二見泰弘君】 渡辺議員。
112: ◯9番【
渡辺訓任君】 昨年度、大きな納税者の方がいらして、非常に町民税の収入が大きくなる。大きな額を財政調整基金に積み立てたと思うんです。それがやはり還付の請求があるという可能性があるということで、5年ぐらい手はつけられないという、そういう説明がありましたが、本件に関して、もうその大きな町税を払われた方への還付は今後、心配しなくていい。その分のお金はとっておかなくてはならないという、そういう事情でしょうか。それとも、それとは全く関係ないことになるんでしょうか。
113:
◯議長【
二見泰弘君】 戸籍税務課長。
114: ◯戸籍税務課長【黒石俊彦君】 渡辺議員が今おっしゃられている去年の話、それもちょっと内容的には似ているんですけれども、今回の特別徴収みたいな形、株式の譲渡であるとか、配当を受けたときには、基本的には天引きされちゃうんです。それに対して、損失のあった方は、それを取り返すみたいな意味で確定申告をされたりするものなので、これについては年度内に終結してしまうものなので、ちょっと性質が違うものなんで、別だというふうに捉えていきたいと思います。
115:
◯議長【
二見泰弘君】 これをもって質疑を終結いたします。
これより討論に入ります。
(「なし」との声あり)
116:
◯議長【
二見泰弘君】 討論なしと認めます。
これより町長提出議案第42号を採決いたします。本案を原案のとおり可決することに賛成の議員の起立を求めます。
(賛成者起立)
117:
◯議長【
二見泰弘君】 起立全員であります。よって、町長提出議案第42号は原案のとおり可決されました。
────────────────────────────────
日程第9 議案第43号 二宮町生涯学習センターの設置及び管理に関
する条例の一部を改正する条例
118:
◯議長【
二見泰弘君】 日程第9「二宮町生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」町長提出議案第43号を議題といたします。
119:
◯議長【
二見泰弘君】 提出者から提案理由の説明を求めます。
120:
◯議長【
二見泰弘君】 町長。
〔町長(村田邦子君)登壇〕
121: ◯町長【村田邦子君】 議案第43号の提案理由を説明いたします。「二宮町生涯学習センターの設置及び管理に関する条例の一部を改正する条例」についてですが、二宮町生涯学習センターにおける公衆無線LANの設置に伴い、本条例に必要な改正をするために提案するものです。
内容につきましては教育部長より説明いたしますので、ご審議の上、議決賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
122:
◯議長【
二見泰弘君】 教育部長。
123: ◯教育部長【志賀道郎君】 ただいま町長よりご提案申し上げました議案第43号の内容についてご説明いたします。
これまで二宮町生涯学習センターミーティングルームにおいて、インターネットへの接続に伴う使用料を規定しておりましたが、生涯学習センターへ公衆無線LANを設置いたしますことから、本条例に必要な改正を行うものです。
それでは、資料の1の新旧対照表をごらんください。
表題の別表(第8条関係)につきましては、引用条項にずれが生じていたため、整合を図るもので、内容の変更はございません。
次に、3付帯設備の使用料、(ホール以外の施設)のインターネット接続料、一番下の部分です。こちらの項を削るものです。
恐れ入りますが、議案にお戻りください。附則です。この条例は平成30年11月1日から施行させていただくものです。
以上、ご審議のほどよろしくお願いいたします。
124:
◯議長【
二見泰弘君】 これより質疑に入ります。
(「なし」との声あり)
125:
◯議長【
二見泰弘君】 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第43号は教育福祉常任委員会に付託したいと思いますが、これにご異議ございませんか。
(「異議なし」との声あり)
126:
◯議長【
二見泰弘君】 ご異議なしと認めます。よって、そのように決しました。
────────────────────────────────
日程第10 報告第5号 平成29年度二宮町一般会計継続費精算報告
について
127:
◯議長【
二見泰弘君】 日程第10「平成29年度二宮町一般会計継続費精算報告について」報告第5号を行います。
128:
◯議長【
二見泰弘君】 提出者から報告書の説明を求めます。
129:
◯議長【
二見泰弘君】 政策総務部長。
130: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 それでは、報告第5号「平成29年度二宮町一般会計継続費精算報告について」報告させていただきます。
それぞれ継続費を設定させていただいた3つの事業が完了いたしましたので、地方自治法施行令第145条第2項の規定により報告させていただくものです。
最初に、民生費、社会福祉費、高齢者保健福祉計画及び第7期介護保険事業計画改訂事業です。
全体計画における平成28年度の年割額は118万8,000円で、これに対して実績における支出済額は118万8,000円となり、年割額と支出済額の差はありませんでした。
続いて、平成29年度ですが、全体計画における年割額は183万6,000円で、これに対して実績における支出済額は183万6,000円となり、年割額と支出済額の差はありませんでした。
全体計画の年割額の合計は302万4,000円で、財源内訳は全額一般財源でした。
これに対して実績ですが、支出済額の合計が302万4,000円で、財源内訳は全額一般財源でした。年割額と支出済額の差はありませんでした。
次に、衛生費、清掃費、し尿処理施設改修実施計画及び実施設計策定事業です。全体計画における平成28年度の年割額は241万6,000円で、これに対して実績における支出済額は241万5,420円となり、年割額と支出済額の差は580円でした。
続いて、平成29年度ですが、全体計画における年割額は295万3,000円で、これに対して実績における支出済額は244万4,580となり、年割額と支出済額の差は50万8,420円でした。
全体計画の年割額の合計は536万9,000円で、財源内訳は全額一般財源でした。
これに対して実績ですが、支出済額の合計が486万円で、財源内訳は全額一般財源でした。年割額と支出済額の差は50万9,000円でした。
最後に、土木費、土木管理費、道路台帳電子化整備事業です。全体計画における平成27年度の年割額は467万4,000円で、これに対して実績における支出済額は467万3,862円となり、年割額と支出済額の差は138円でした。
続いて、平成28年度ですが、全体計画における年割額は490万9,000円で、これに対して実績における支出済額は490万8,470円となり、年割額と支出済額の差は530円でした。
続いて、平成29年度ですが、全体計画における年割額は429万6,000円で、これに対して実績における支出済額は429万5,668円となり、年割額と支出済額の差は332円でした。全体計画の年割額の合計は1,387万9,000円で、財源内訳は全額一般財源でした。
これに対して実績ですが、支出済額の合計が1,387万8,000円で、財源内訳は全額一般財源でした。年割額と支出済額の差は1,000円でした。
以上、継続費の精算報告とさせていただきます。
131:
◯議長【
二見泰弘君】 ただいま執行者側より説明のありました報告第5号は、報告のとおりご了承願います。
────────────────────────────────
日程第11 報告第6号 平成29年度二宮町健全化判断比率及び資金
不足比率の報告について
132:
◯議長【
二見泰弘君】 日程第11「平成29年度二宮町健全化判断比率及び資金不足比率の報告について」報告第6号を行います。
133:
◯議長【
二見泰弘君】 提出者から報告書の説明を求めます。
134:
◯議長【
二見泰弘君】 政策総務部長。
135: ◯政策総務部長【田嶋康宏君】 報告第6号「平成29年度二宮町健全化判断比率及び資金不足比率」の報告をさせていただきます。
地方公共団体の財政の健全化に関する法律に基づき、4つの健全化判断比率、及び公営企業の資金不足比率を議会に報告させていただくこととなっているものです。また、基準を上回ることとなった場合は、早期健全化団体、財政再生団体、経営健全化団体の指定が行われることとなります。
二宮町における健全化判断比率の状況ですが、実質赤字比率、連結実質赤字比率につきましては、平成29年度決算において、一般会計・特別会計とも赤字になった会計はありませんでしたので、該当しておりません。
なお、早期健全化基準は実質赤字比率で14.5%、連結実質赤字比率で19.5%以内となっております。
次に、実質公債費比率ですが、6.7%となり、前年度より0.5%の増となりました。早期健全化基準は25%以内とされておりますので、二宮町では下回っております。
将来負担比率につきましては40.7%となり、前年度より10%の減となりました。早期健全化基準では350%以内とされておりますので、同じく下回っております。
次に、資金不足比率ですが、本町の対象は下水道事業特別会計となります。経営健全化基準は20%ですが、資金不足はありませんでしたので、該当なしとなります。
以上、健全化判断比率、資金不足比率ともに早期健全化基準までには大きな開きがあり、平成29年度決算は健全な状況にあるという結果となりました。
以上、報告とさせていただきます。
136:
◯議長【
二見泰弘君】 ただいま執行者側より説明のありました報告第6号は、報告のとおりご了承願います。
────────────────────────────────
137:
◯議長【
二見泰弘君】 これをもちまして本日の日程はすべて終了いたしました。本日はこれにて散会といたします。
なお、次回の本会議は9月12日午前9時30分より開催いたしますので、よろしくお願いいたします。お疲れさまでした。
午前11時06分 散会
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