大磯町議会 > 2018-09-26 >
平成30年決算特別委員会( 9月26日)

  • ガン(/)
ツイート シェア
  1. 大磯町議会 2018-09-26
    平成30年決算特別委員会( 9月26日)


    取得元: 大磯町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-04-26
    平成30年決算特別委員会( 9月26日) 大磯町議会 決算特別委員会 平成30年9月26日    (午前 9時00分)  開議 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  おはようございます。定刻にお集まりいただき、御苦労さまでございます。  ただいまの出席委員は8名全員であります。これより決算特別委員会第5日目の会議を開きます。  お諮りをいたします。本日は、福祉文教常任委員会の所管であります教育委員会教育部学校教育課、生涯学習課の関係を一括して審査したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  御異議ないものと認め、決定をいたします。  これより質疑に入りますが、質疑は一問一答方式とし、質疑、答弁は簡単明瞭に大きな声でお願いをいたします。また、答弁をされる職員の方は、所属名、氏名を述べてから答弁されるようお願いをいたします。  なお、職員の方で委員の質問に対してわからないところがありましたら、再度改めて確認をしてから答弁をお願いしたいと思います。よろしくお願いいたします。  それでは、直ちに質疑に入ります。質疑のある方。  鈴木委員、お願いいたします。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  それでは、中学校費の学校給食運営事業、201ページについて、一般質問などでいろいろやってきましたけれど、なお確認をしたい点が幾つかありますので質問いたします。  まず、おいしくないという中に冷たいというのがあったんですが、業者のほうで最終的に冷たくした、その温度が19度以下というのと9度以下というのがいろいろなところに書かれているんですが、どちらだったのか答えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  誰。担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えします。  業者のほうの温度、設定温度については19度以下ということで、うちのほうは設定を行っておりました。
     以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  冷却をする方法なんですが、業者の提案のプロポーザルのときの資料によると、真空冷却機を使うというふうに書いてあったんですが、そういう冷やし方で間違いありませんか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えします。  真空冷却機ということで、19度以下の設定ということで、温度を下げているような状況であります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  真空冷却機というので、100度以上で恐らく調理をしたものを真空冷却機という、そういうものに入れて冷却をしたわけですけど、どのぐらいの時間をかけて冷却をしたのかというのはつかんでいますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えします。  たしか30分というふうに確認しております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  30分ということなんですが、普通考えると不自然な冷やし方だなと思います。それで、一応1食350円かかっていたということなんですが、そのうち牛乳分というのは幾らだったんでしょう。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  牛乳の値段は1本当たり、税抜きで47.85円、税込みにしますと51.67円というような数字になります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  それで、アレルギー対応をしてきたというんですけれど、なお、対応がし切れなくてお弁当を持参してきていた家庭数はわかりますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  こちら中学校給食のお弁当を持参されていたお子さんの数につきましては、中学校給食が途中で休止になりました前は37名でございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  最後のほうは、お弁当と、それからデリバリーのほうと選択できるような期間が2週間ぐらいでしたか、ありました。その前に37の人がお弁当を持参してきていたということがわかりました。  それでは、小学校のほうもあわせて給食について伺います。195ページになると思います。学校給食運営事業の中で、臨時雇賃金が、説明資料の中で調理員が長期間いなかったという、そういう説明がありましたが、そこをもう少し具体的に答えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  小学校給食の調理員が長期間いなかったという御質問の確認をさせていただきたいんですが、よろしかったでしょうか。小学校給食調理員が、我々のほうとしては学校のほうで調理する人数、ある程度、運営上必要な人数を学校とも確認しまして、人員を補充しているところでございますが、勤務がなかなかハードといいますか、非常に重労働でございます。応募してきてくださる方もおられますが、体力的なところがもたないということで、途中でおやめになる方も中にはおられます。  そういった中で途中欠員が生じておりますが、随時、平塚にありますハローワークさんですとか、学校内でも、できれば保護者の方にお手伝い願いたくポスターを張るなどして欠員が常態化しないように補充をしております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ちょっと待って。そんなこと言っているんじゃない。臨時職員いなかった日数は何日かという確認しているんだから、前置きが長過ぎるんだよ。きちっと簡単に質問された答弁をきちっと答えなさい。  (鈴木京子君 「別に聞きたくないことを答弁しているわけじゃないからいいです」と呼ぶ) ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  済みません。欠員があった期間というのは、具体的に把握は、済みません、データとしてとってはおりません。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  時給は幾らだったんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えします。  時給960円で計算しております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  最低賃金ぎりぎりだと思います。こういう、きつい現場ですよ、それにまだドライの床ではなくて、あそこはウエットですよね。ですから、なおさらそうなんです。冬場なんかは長靴履いて、大変重労働ですよ。ですから、まず時給のここら辺の見直しをしないと、いつも欠員が出て、それで職員が、また学校も、まず学校で探すとか、そういうことをしなければいけないということを避けなければならないと思います。  それで、欠員が出ていたときに、献立ですとか、そういうことに影響は出なかったんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  給食調理員が不在で献立が変わったということは、学校から報告を受けておりません。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  そうすると、1人に係る労働の大変さというのがもっと増すわけで、そこはちゃんと考えなくちゃいけないと思います。これは担当の話ではありません。町全体でこういう方に対しての給料をどうするのかというのは考える必要があると思います。  それで、食材のことを伺いたいんですが、これは私費会計になっていますので、まず学校の現場は私費会計でなく、町がかかわる公会計にしてほしいというのを長年言ってきているはずなんですが、それの扱いについて教育委員会のほうは何か議論をしましたか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えします。  公会計化ということで、実際には学校でやっている今の収支の処理について、こちらのほうの学校教育課の中で行うということなんですけども、こちらの中では今後検討ということで、今課題になっているようなところです。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ちょっと待って。議論をしたかっていうんだから、しなかったっていう答弁か、したという答弁かを、まず最初でしょう。きちっと答えて。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えします。  中で議論はしております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  少しは話題にしたかもしれないけれども、全然、もう何年ですか、前の給食の懇話会のときから、そういう話は出ていると思います。なので、これは早急に今度の実施方式がどうのこうのという前に決めないといけないと思います。  それで、学校給食法ですとか食育基本法学校給食法だと思うんですけど、給食の食材選定委員会ですとか、献立策定委員会というものが必置要件になっていると思うんですが、こういう委員会は開きましたか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(鳥海淳一君)  学校教育課・鳥海がお答えいたします。  まず、小学校給食については、これまで単独の調理場を持っている学校がそれぞれ材料の発注、そして選定のほうにかかわっています。ただ、単独ではありますけれども、学校給食会の中でそれぞれの選定業者ですとか、そうしたものを常に情報共有しまして、その中で、給食会のメンバーの中でまた確認をしながら続けている現状があります。  中学校の食材選定については、学校教育課の職員が選定をしております。そして、これもまた学校給食会の中で確認をさせていただいて行っていた経過があります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  それでは、学校給食会から食材を買うということもやっていると思うんですが、公立の学校において、食材の発注先をどこどこにしなければいけないとか、そういう要件は設定されていますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(鳥海淳一君)  学校教育課・鳥海がお答えいたします。  学校教育課としては、特に指定はしておりません。ただし、県の学校給食会の中でそれぞれ基準を設けて、その中で流通ルートを通って購入している経過があります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  学校給食会というのは、もっと調べる必要があるなと思っておりますが、今回質問はいたしません。  それから、要するに、ここの地元のところから注文をするということは、きのうの保育園の給食で、ほとんどが町内から調達をしているということがわかりました。ですから、私は経済を町内で回していくという考えも、これから必要になっているんではないかと思います。  それで、もちろん単価的なものとか何かはあるでしょう。でも、そのときには経済のことから税金投入ということも、また考えられるんではないかと、そういうふうに今思っているところです。  それで、次の197ページのほうに003として学校給食施設設備維持事業というのがあります。それで、備品の一覧が、厚いほうの冊子の385ページ、備品という一覧があります。そこで見ますと、ちゅう房用機械類というのがあって、パン焼き器からフライヤーというのがあります。ここで改めて見て、あれと思ったのは、小学校2校あるのに、年度末の現在高が1つしかないものが幾つかあります。  ここのこの関係で伺いたいんですが、時間の関係上どっちがどっちというふうには、いいですけれど、一つの学校にはあって、一つの学校にはないと。こういうことで献立をつくるときに、何か影響は出ていないでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  今の備品の中で給食の献立に影響ということなんですけれども、特段にこちらのほうで、リストに載っているものもありますが、載っていない器具も当然あります。その中で設備は両校ともに整っておりますので、そういった意味で給食の献立に何か差が生じてしまうとか、国府と大磯でそれによる差があるというわけではございません。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  この備品は、ここに載せる要件があるんですよね。けれども、載せそびれているということなのか、それとも、ほかのことで、ここに載せないけれど同じようなものがあるんだか、わかりますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  こちらに載せております備品類は、重要備品というものになるかと思います。そのため一定の条件を満たさないものについては、そのリストからは外れているものと思います。そのため、ここに載っているものが全てというわけではないという先ほど答弁をいたしました。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  また、今の事業で生ごみ処理機のところがあります。それで、これ残食率も含めて伺いたいんですが、この生ごみ処理機に入れる食材のうち、例えばジャガイモの皮をむいた、その皮も入れているでしょうし、いわゆる残食分も入れると思うんですけれど、その割合と残食率、小学校でどうだったか、答えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  今の委員の御質問は、製造過程で出てくる残渣と食事として提供された後に残ってくる残渣の分けがされているかということなんですけど、学校ではそのような調査の仕方は行っていないので、わかりかねます。申しわけございません。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  生ごみはコンポスト化されて堆肥になって、小学校へ行くとお持ちくださいといってビニール袋に入って、私も時々いただいてきて活用しております。  それで、アレルギー対応について伺います。小学校も除去食というのをやっていますけれど、アレルギー対応ができなくてお弁当を持参されているお子さんは、どのぐらいいたんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  小学校だね。
     担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  小学校におかれましては、両小学校で3名おるというふうに学校から把握しております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  両校で3名。  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  それでは、199ページの最後、055事業で、大磯中学校3号館大規模改修事業というので設計委託料162万円が執行されました。これはまず基本設計なのか、実施設計なのか、そこを答えていただくと同時に、時間の関係上、これが今度の中学校給食の実施方式、自校方式ですとか、そういうときに何かちゃんとリンクができるような設計になったのかどうか伺います。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  こちらにつきましては基本設計のみで、実施設計は含まれておりません。基本ということで、どういう内容の工事を行うかということで、例えばですけれども、外壁改修で屋根改修というものが必要になってくるというところを確認いたしました。  なお、今の御質問にありました、給食の施設を含めての検討の内容にはなっておらず、今回こちら基本設計で29年度終えていますのも、今後、中学校給食の自校式ですとか、また他の方式を選考するに当たって影響がある可能性がありますので、実施設計を進めずにとめおいているというような状況でございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員、最後。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  確認させてください。そしたら、中学校の検討会の流れによっては、いかようにも臨機応変に対応できるということでよろしいですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えします。  まさにそういったこの後の検討の内容によって、今回のまま進めていくと、それが影響して実現できない、給食の方式が決まっても、それができないということになりかねないよう、影響しないようにとめているという状況でございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  次、渡辺委員、どうぞ。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  それでは、決算書のまず185ページ、説明書では103ページ、003事務局運営事務事業です。その中の13の30会議録音データ反訳委託料4万3,759円とあるんです。これが説明書によりますと、不用額の49万394円の主なものは、予定していた教育委員会定例会(臨時会も含む)の反訳時間が短く、執行率が下がったことによるということが出ているんです。  それで、これはどういうふうに予算のときに積算したんでしょうか。多分過去の教育委員会の会議の時間とかを考えて積算したんだと思いますが。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  平成29年度の予算の段階では、委員の御指摘のとおり、委員会の会議時間が長くなっていたときを考えて、議題が上がりますと、当然そういう時期がありました。ですので、そういった前例をもとに積算をしてきたものでございます。  今回、執行残として生じている部分につきましては、会議録音時間があるんですけれども、その中で反訳を本当に必要とする発言の反訳時間を見ますと154分でした。それを反訳委託したもので、こちらで事前に説明する文書をつくっているものについては、反訳委託をしなくてもよいものですので、そういったものはなるべく生かし、費用の削減を図ったものでございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  そうすると、今までは説明している部分というのは反訳をしていたんですか。そこは今までと違う部分ですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えします。  今までも同様に事前の事務局側の説明部分の文書については、用意できているものについては、そのまま使うようにしますが、基本、担当として全部聞き直して、当然途中でずれていたり変わっているものは修正作業をしております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  そうすると、これはそちらの事務局のほうで、これが必要だと思うことを反訳しているだけで、全部、会議録全部というか、そういうものではないですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本がお答えいたします。  議事録は全部起こしをしておりますので、事務局側で一部だけを抜粋して議事録起こしているものではありません。今まで、こちらのほう、会議の発言が長くなる場合には、時間数が当然多くなって費用もかかってきますので、事務局のほうで用意できている文書については、そのまま使ってきたというものになります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  29年度に開かれた定例会で、大体時間はどれぐらいかかっていますか、会議時間ですよね。4月20日から3月23日まで、30年3月23日までが29年度ですよね。そうすると、その間一体どれぐらいの会議時間だったのか。また、過去と比べて、どのぐらいの差があったかわかりますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  会議の時間は、おおむね1時間が平均でございました。過去との比例はない状況でございますので、おおむねそのくらいが29年度の実績でございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  4月20日が55分、5月18日が35分、6月22日が55分、7月19日が40分、それから8月17日が30分、9月26日が45分、10月19日が1時間15分、11月16日が1時間45分で、次の12月21日が1時間20分です。1月18日が1時間20分で、2月23日と3月23日は1時間です。  私、これはすごい短いんじゃないかと思うんです。皆さんが想定していた時間よりも短いので、これぐらい反訳データの委託料が余ったんじゃないですか。平均すると、過去の定例会の開催時間と比べて非常に短かった。35分で終わるということがあり得ますか。普通、議題いっぱいありますよね。開催時間がすごく短くて、ちゃんと議論をされているかということです。それが、会議録が載るわけですから、私たちが見たときに貴重な情報なんですよ。  それで、今まで教育委員会の会議録ってすごい丁寧で、本当会議に出なくても、全部会話がわかったぐらい、本当に丁寧に書かれていました。だから、本当に、私傍聴しなくても、全部そのときどういう方がどういう発言したかわかったぐらい丁寧に書いてあったんですけど、この55分とか35分で会議が終わってしまうということは、一体どういうことなのかなと思って、そこのところを明らかにしたいんです。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  今委員のほうから29年度の定例会及び臨時会の時間数のほうの御報告ありました。自分の手元のほうの資料でも、35分ですとか、時によっては1時間半を超えるような会議もありました。議論の内容が年度の内容によっても異なるときがあります。  こちらについて、私のほうで反訳委託の業務を行っている中では、極力発言のほう、一言一句変わらず形で、文章に起こしたときは、どうしても発言がわかりづらい、文字づらにするとわかりづらいところは正すことはありますが、丁寧な反訳を努めているつもりでございます。  御指摘の時間数の短さというところでございますが、やはり議題がまとまっているところと、季節的に議題が少ない場所とありますので、こういう時間差が生じているものと認識しております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  この中で非常に問題だなと思ったのを、会議録を読ませていただいて、ある委員さんが、私が発言したことが書かれていないというふうにおっしゃっていることもあります。それから、ほかの部分で、例えば、議会の全員協議会を傍聴したら、自分たちが知らなかったことがいっぱいわかったというふうに発言していらっしゃる方もいらっしゃる。  だから、こういうところで私たちの議会と教育委員会の委員の皆さんとの情報がすごく不足していたんじゃないかなと思うんですけれども、教育委員会の委員の方に、きちんと議会ではこういうふうなことが発言されていますとか、こういうことを説明しましたとか、今こういうふうな状況になっていますとかいうことを知らせていらっしゃるんですか、きちんと。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川がお答えいたします。  定例会等の内容、教育委員会に関する内容は必ず、その後、直近の定例会で私が報告をしております。議案の関係、一般質問どういった質問があって、どのように答弁したか、そういった内容は、傍聴していただいている議員さんにはわかると思いますけども、やっております。  また、先ほど、傍聴された教育委員さんの発言は、恐らく中学校給食に関する話だと思います。確かに、あの内容につきましては非常に短い時間の間にいろんなことがありまして、なかなか教育委員さんに全てお伝えすることができなくて、傍聴された教育委員さん、全協の中で初めて聞かれることがあったと。ただ、必ずそういったケースでも、事後報告になりますけれども報告はしておりました。  ただ、年度明けまして、一般質問等でも御指摘いただいているとおり、なるべく事前に各委員さんには情報提供させていただいて、また定例会の中での御発言につきましても、事前の事務連絡調整会議で行った内容につきましても、必ず定例会のほうでも議事録として残せる形では今年度に入って行っていると、そういった次第でございます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  そうです。先ほど私が申し上げたのは、中学校給食について教育委員会での時間配分、どのくらい議論されたかということですけれど、それは特に記録はないですよね。ありますか。中学校給食について、教育委員会の中で、定例会の中でどれぐらいの時間を使ったかということは、多分記録にないと思うんです。あるとかないとかで答えてください。記録があるかどうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  中学校給食の内容で議事録が何分あるかということの御質問でよろしかったでしょうか。違います。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  質問したことによって、またその質問の内容を問いかけるなんて、わかんないような質問してないんだよ。中学校給食の内容についての議事録はちゃんとあるかっていうことを言っているんだから、あるかないかを答えればいいんだよ。答えなさい、ちゃんと。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  中学校給食に係る教育委員会定例会での発言の分は、議事録として残しております。時間数はこちらのほうで、給食の分で幾らというのはわかりません。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  それで、一番、私問題だなと思ったのは、29年11月7日に国府支所で懇話会がありましたね。第2回大磯町立中学校給食に係る懇話会、第2回目、開催しました。私もこれを傍聴しましたけど、これを開くことについて、教育委員会の方に通知してなかったって言うんですよ。非常に残念だと、教育委員の方が、私たちはそれを自分たちも聞きたかったというふうにおっしゃっているんですけど、こういうふうに教育委員会の委員の方にきちんと、今の中学校給食問題でどういうことが起こっていて、どういうふうに話し合いがされて、こういう会議が開かれるということも知らせていないということは事実なんですか。  (柴崎茂君「誰が指導してやっているんだよ、この委員会は。自分たちが天皇か」と呼ぶ) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  お答えいたします。  同じような御質問、以前もいただいたかと思います。確かに、当時まことに申しわけございません、懇話会開くことについては公表しておりました。議員各位にもお知らせしていたかと思います。そういった中で、本当に申しわけない話ですけれども、委員さんに正式な御連絡を差し上げるのは失念していたというところで、以前もそういったことを問われて、謝罪を申し上げた次第でございます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  私、今回、29年度のをいろいろ見ていますと、情報不足というのが非常にたくさん、各種のところで見受けられます。会議を非公開にしたりとか、こういうふうに教育委員会で一番大事な今話題になっている、本当大磯町としては一番重要なことですよ、中学校給食がこういうことになったのは。その内容を本当に教育委員会の方にもきちんと知らせていたのかなというところは、私は本当に考えられません。こういう状況で事が進んでいくということが。  教育長、こういうことについて、どう考えてらっしゃいます。教育長も11月7日の懇話会の初めに御挨拶されましたよね。そういうところで、教育委員の方にそういう情報をきちんと出さなきゃいけないというところについて、どういうふうに考えてらっしゃいますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  教育長。 ○教育長(野島健二君)  ただいまの御指摘の件に関しまして、昨年のちょうど決算特別委員会関係で、日々いろいろな形で動いた部分がございました。そういった混乱の中で報告が遅くなったという事実もございます。  それから、懇話会に関しまして、それは今部長が答弁しましたように、正式な通知等がされてなかったということで、開催は事前に通知してあるんですけども、正式な通知が行ってなかったというようなことで、これは謝罪してございます。  それとあわせまして、そういった形で情報を共有しなくてはいけないということで、その辺は昨年、特に後半は気を使ってきているというふうに考えております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  私、この間、情報の共有とか、それから公開、そういうことに対して説明をしなきゃいけないんじゃないかということに対して、副町長が、それは私の考えが古いとおっしゃって、自治基本条例について、私たちとは全然違う見解をされました。  そういうところで、こういうことが非常に大事だということを、町全体の意識として、それはもう古いんだというふうな、昔ながらの上から通達すれば、それでいいんだというふうな、そういう考え方が、私、町全体に蔓延しているんじゃないかと思うんですよ。本当にこういう体質は改めないと、大磯町にとって非常に損失だと思います。  みんなと一緒に情報共有して歩んでいく、大事なことはきちんと知らせる。下の声を、下から上がってくる声を大事にする。私たち委員の方との接点も余りないわけですから、こういうところで町がどういうふうな情報を向こうに伝えるか、あちらの情報を私たちにどういうふうに伝えるかということで、全然方向違ってくると思うんですよ。そういう町全体の体質として、こういうことでは、私、困ると思っているんですけれども、こういうところについて、どういうふうに考えてられるか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  副町長。 ○副町長(栗原匡賢君)  教育委員会の案件につきまして、私のほうから特に申し述べる権限もございませんし、言えないんですが、今言われた本会議の席でもありました、古いと言ったことについて、しつこく言われているんですが、内容を本会議の町長答弁でも言っておりますが、平成29年6月1日の基本的な考え方というのを町全体で共有しております。基本的な考え方に、読まないで、読んだかもしれませんが、そこに基づかないで発言されている。従前の考えで発言されているので、古いという言い方をしています。  したがいまして、あくまでも、そのことと、今言われている教育委員会に情報が来てないという話とは全く関係ないと思う。あくまでも、自治基本条例は平成29年6月1日、基本的見解、基本的考え方に基づいて町全体が共有していますし、職員にも全部伝わっているものと、そういうふうに考えております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  私は、自治基本条例見直しの町民委員会が出した方針ですよね、方針と違う考え方を、町が町の方針として取り上げているというふうに感じているんです。ですから、そこのところを申し上げているんですけども、今回は教育委員会のことですから、中学校給食に関しては、本当に私たちにはきちんと情報が知らされてなかったし、教育委員さんのほうにも本当に申しわけなかったと思います。一度くらい教育委員さんと私たちと一般会議でも何なりして意見交換をすればよかったと。これからでも遅くないんですけれど、やはり議会としても、きちんとこれに向き合ってなかった部分があるんじゃないかというところは私も感じております。  だから、議会としても、これに対して、もっとこれからは情報をきちんと伝えていただくということを、こういう事実がわかったので、やらなきゃいけないということは非常に感じておりますので、教育委員会のほうも、きちんと私たちの今行われていること、意見、情報を伝えていただきたいと、重ね重ね教育長にお願いしたいと思いますけど、最後に答弁をいただきたいと思います。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  教育長。 ○教育長(野島健二君)  ただいまいろいろ御示唆いただいておりますけども、教育委員さんには、一番大事なところをきちっと決めていただくというようなこともございますし、細部についても、できる限りのところを報告をする中で、いろいろな判断をしていただくよう、今後とも努めてまいりたいというふうに考えております。
    決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  次、柴崎委員、どうぞ。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  まず、違約金、この4月17日だっけ、給食の件で入っているということだけど、その違約金の192万入ったって、どこに出ていますか。まず、そこから聞きます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  決算書53ページ、前ページの50ページ、51ページから続きます収入の雑入の中にございます、その他雑入、こちらに決算書の中では含まれております。  以上です。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  それどこにあった、その他雑入の説明。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  雑入の状況ということで決算書26ページ…… ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  27ページ。もういいよ、もういい。  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  それで、これの根拠、もう一度、計算式から含めて説明してくれる。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  計算式と根拠。  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  計算式、この中学校給食業務委託の契約単価257.04円を契約満了までの給食提供見込み数7万4,880食を掛けたものに、違約金の計算式であります100分の10を、10分の1でございますが、掛けまして合計192万4,715円になります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  何回も言っているように、7万4,880食はどうやって出したの。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  平成29年度におきまして、平成29年10月16日からの給食の年度末までの食数を2万3,680食と見込みました。それから、契約完了までの平成30年も給食の提供見込みがあると想定しまして、その分が5万1,200食、あわせまして7万4,880食という計算をしております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  何回同じこと言わせんだよ。2万食と5万食の計算式を出してみろって言ってんじゃねえか。1掛ける2掛ける3掛ける4は幾らですと言うのと同じだよ。誰が省けって言っているよ、何回も同じこと言わせて。ふざけてんじゃねえよ、本当に。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  平成29年につきましては、給食の食数、提供する食数320人分を74日、これは平成29年10月16日からの29年度末までの食数でございます。74日間掛けまして2万3,680食。平成30年につきましては、先ほどの320人という食の提供数、320人分掛ける160日間という年間数で掛けまして5万1,200、合計しまして7万4,880食でございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  320というのはどういう意味なの。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  中学校給食が昨年急遽、途中から中止という形になってしまいまして、デリバリー給食のほうが休止をしました。休止をしないで、そのまま継続をしていたときを想定しまして、その当時、選択をするわけではないんですが、給食をとめることも可能というふうな選択を生徒に確認をしまして、その中で、給食の提供をとめたいという申し出がございました。そして、最終的に給食を続けると言われた方が320名程度あったということの数字によるものです。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  それまでは1日何食だったの。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  約800食を提供しておりました。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  業者の納入実績からいったら800じゃないだろう。幾つだったのよ。契約のマックスの数は幾つなんだよ、それじゃあ。何日も前から材料を用意するんだろう、食材を。マックスの契約数は幾つだったんだよ。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  給食の対象者につきましては、委託の仕様書の中に、生徒で約800食、教員数70食という形になっております。合計しまして870となります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  大磯町が要求しているのは870食だったんだろう。損害の金額、違約金を計算するときに、何でそれを320にするんだよ。わざわざ小さく見積もるんだよ。  そういうのを、世の中では普通一般的に何と言うかというと、本当はもっと売るべき利益があったのに、相手のことを思って。二度とこことは契約もすることもねえし、けんか別れでいいんだぞ。どうして320食なんていう計算をする。870食、1日入れなきゃいけないという計算していたのに、それが損害だろう。違うのかよ、まずそこのところ。  誰が320食と決めた。誰が、もう一度生徒に聞いた場合はそうなると言った。現実に、自分たちで弁当持ってくる者と聞いたら、37人だって、今あんた自分で言ったじゃねえか。37食引けばよかったんじゃないのかよ、もしそれで計算するにしても。誰が320食にしろと言った。550食も減らせと言った。あんたの責任でできるわざじゃねえだろう。誰に言われてやった。言われた者を言ってみなよ。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川、お答えいたします。  まず、給食を実質選択制に切りかえました。ああいう騒動の中で、きっちり、口頭ではなく、各御家庭から書類を出していただいて、弁当持参にしますという書類を出していただいてやっております。最終的に残ったのが、先ほど申し上げている320ということでございます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  その証拠としての書類、すぐ出るか。320になったという。聞き取り調査をした証拠が出るか、すぐに。出るんだったら、半ばいいよ。だけど、出るのか、そんな320なんていう数字が。それだって、320にしたら少な過ぎるだろうとかといって、あくまでも違約金はこちらが取らなきゃいけない金額だぞ。こちらがなるべく多く取らなきゃいけないと考えるのが普通だろう。こんだけテレビに出されて、全国的に有名にして、こんな給食なんかのことで。全部委託じゃねえか。自分たちでつくれなんて、いつ言われた、誰に。何の面倒くささもねえじゃねえかよ。能力の発揮する所在もねえじゃねえか。ただ発注するだけだ。委託契約ができねえぐらいだったら、職員やめろ、本当に。そう思わねえか。  業務だって、ほかの部と課だって、全部委託だぞ。生涯学習課だって、1億円で生涯学習館リニューアルする。建設課に行けば、道路も全部業者任せだ。全部委託だよ。それだって、へまはなかなか見つかんねえけど、この決算委員会やれば、1つも2つもへま出てくらな。  公衆トイレつくったら、道路より下だったと、場所が。そんな水に埋もれるようなトイレ、誰がつくれと言った。自分のうち建てるのと同じように金使えと言ってんのに、それができてるんだったら文句は言わねえよ、世の中の常識に沿ってんだったら。誰が自分のうち建てるとき、道路の下になって、平気でそんなトイレ使うよ。それで、町民に使ってくださいと。  何だってへまだけど、あんたたちのへまさかげんは群を抜いてるよ。誰が320食と言ったんだよ。証拠が出るんなら、すぐ出せますよと言ってみなさいよ。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  今手元にございます中では、発注をして各学校にどれだけ給食を運搬するかという集計表があります。その中の数字で、時点では、328というのが今自分の手元にあるんですけど、そういったところから320食というふうな計算をしたものというふうに思うものでございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  328だとしたら、それ今すぐ出せるかい。手元にそうだっていうんなら、その根拠と一緒に委員会に出せるかい、決算委員会に。328だったって、8はどうやってまけたんだよ。328と書いてあるんなら、8はどうやってまけてやったんだ。328掛けるって何でしなかったんだ。  あんたたち教育委員会がやっていることを見ると、それはうそだろうなとわかることがあるんだよ、平気だから。なぜかというと、教員をトップに据えたら、教員上がりは何と言っているかといったら、ほかの自治体でも、教育委員会とは、私たち教員が事務やっているところですと言うんだから。平気で言うよ、教育委員会に指導されているなんていう委員会だということを忘れて、自分たちが教育委員会だって。  それで、逗子の教育委員会と、俺すごいもめたことがあるんだ。そしたら、次の選挙で、柴崎、絶対落としてやってくれって、そういうのが教員の組合通じて回ってくるんだよ。百も承知だから、絶対、教育委員のトップだなんて絶対俺信用しない。  328だったら、328と何で書かずに320食でした。何がおかしいって気がついたかというたら、あれは4月の11日の委員会だよ。こうなりましたという結果の説明のときだ。7万4,880食、さっきと同じように、何回言っても7万4,880食。会議録見ても、どこを見ても何も言ってないんだ。  私は、たまたま傍聴者で、ほかの委員会だから気がつかなかったけど、別の件で、その中の報告ですごい頭きていたから、既に10月の6日に契約解除の通知を向こうに出しているなんて、ふざけたことばっかり、後づけでそんな書類ばっかりつくってと思って、そのことについて頭きていたから、7万4,880食、その数字聞いたとき、多分数字でかいけど、合ってるだろうなって、そう考えたんだよ。  ところが、7万4,880、どっから出したのかなと思うと、日数で234日、年間で中学校給食160日だと言っていたから、そうすると、翌年の31年の3月31日まで、1月1日から仮にやったとしても160日、10月から年末までやった日数は幾らかと考えると、80食とすれば230か40、それで割り込むと、320とか、それに近い数字しかならないんだよ。320が1日なんて、そんなことないじゃん。  何回も一般質問で、誰かがいろんなことやっていたよな。アレルギーあったり、自分のうちから持ってきたいという人がいるから、なるべく持ってこさせてやってくれと言っているのに、いや完全に持ってきちゃだめだと。全部業者に任せるんだと、そっちは言い張っていたよ、ずっと。  それで、その件もおかしいなと思って、横浜市の教育委員会行って調べたんだ。エンゼルフーズが3社のうちの1社にかんでいるって。大磯町の問題が起こったら、すぐエンゼルフーズを首にしたというから、すごいなと。よく納入停止なんか、自分とこの不備じゃないのにできるなと。そしたら、横浜市はあるトリックというか、ある発注の方法を設けていたから、そうやってできたんだなというのが後でわかるんだけど。  そのときに、結局、横浜市の子供7万人ぐらいの20%申し込むといっていたものが、最終的に2%しか申し込まなかったんだよ。それで、エンゼルフーズは毎日1つの学校に15食とか、そんな量しか運べなくて、たしか全部で大磯の中学校の給食を持ってきているよりも数が少なくなっちゃったんだ。それが大磯で絶対に全量、誰からも抜けちゃだめだよというのの原因だ。それは既に一般質問で言ってあるよね。  何でエンゼルフーズがかたくなに聞かなかったか、またはエンゼルフーズと交渉した誰かが、そうなると横浜みたいになるから、それやめてくれと言われたに決まってるなって、想像でだけどわかったよ。  問題は、この320食だ。何が問題かと言っているか、意味わかるよね。町長、わかりますでしょう。870食発注しているものを、変更契約もしないで、320食が1日の量だといって、大磯町の損害計算しているんですよ。そんなこと通るわけないでしょう。だって、そんなこと平気でできたら、背任だぜ。誰が320にしろと言ったよ。  正直言って、職員が答えられるような問題じゃない。そんな職員レベルの、教育部長がいて、学校教育課長がいて、その下の職員に説明させる、それが320にしましょうなんて、これは320が妥当ですよねなんて言ったとは思えない。かなり上のやつが言わなきゃ、320にはならない。誰が言ったって、だから聞いているの。  そのほかにもまだいっぱいあるよ、材料は。ただ、違う年度になるから、この違約金のところがこの年度にぴったりはまる話だから、まずこの件からいかなきゃいけないなと思ってんの。誰に言われて320にした。その328の数字、委員長、すぐに328と書いてある書類出させて、その集計した328の根拠も出せてくれません、委員会に。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  どうですか、よろしいですか、委員の皆さん。要求をするということで、皆さんの御意見をまず聞きたい。よろしいですか。異議があるの、異議があるなら言って、何の異議、どういう異議があるの。         (片野哲生君「そういう書類はあるんですか」と呼ぶ) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  だから、あると言っているから、それを教育委員会に要求しますかどうかの確認しているの。あるかどうかじゃなくて、あるような話を教育委員会で言っていますから、それは明らかに書類としてきちっと出してもらいましょうと、今柴崎委員から言われましたんで、皆さんにその辺のとこよろしいですかという確認しているんです。            (三澤龍夫君「はい、結構です」と呼ぶ) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  それでは、教育委員会のほうからそういった書類を出していただけますか。それ出せますね。まず出せるかどうか確認しましょうよ。  部長。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川でございます。  一覧表ございますので、そちら資料提供させていただきます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  そういうことでお願いします。  柴崎さん、続けてください。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  今出してもらうことにしたけど、正直言って、それだって信用できねえよ。何でかといったら、もう既に一般質問のときに部長と話しているよね。320食が妥当だと言うんなら、変更契約をしたかいと言ったら、あなた変更契約をしたとも言わなかったよ。まさか、今さら、切っちゃった業者のとこに、変更契約を1回やってくださいよとは、多分言いに行ってないような気がするんだ。  だけども、328食が妥当だねという数字は、後づけできょうまでの間につくろうとすれば、つくれる可能性は十分にあるよね。何を根拠にしたかは別にして。そんなの基本的に信用しないよ。信用しない理由は別にここで言う必要もないよね。  この間の一般質問で言ったように、弁当箱の単価は違う、数も違う。だから、契約の弁当箱発注した業者との金額も全然違う。そういうこと平気で書類つくっちゃって、できちゃうんだから、それ後づけでつくるなんて、おたくたち得意だもんな、誰の知恵かわかんないけど。  だから、そういう意味で言うと、なるべくこの192万、それと、もう一つ言っている254円、それも違うと言ったよね。仲手川部長、覚えている、何で違うと言ったか。あんたたち、254円を、要するにそれ、何で254円を正直に言うかといったら、一応それで運搬と調理代金だっていって、1食当たりその金額だと計算しているから、それ掛ける食数で損害金を計算しているんだよね。  ところが、大磯町が払っているのは607円だ、1食というのは。607円に何でしなかったのということのやりとりを、この間の一般質問のときしているよね。何で607円にはならなかったんだっけ。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川、お答えいたします。  少し事実関係を説明させていただきます。  まず、1食当たり、契約の形式は、食数では契約しておりません。1食提供いただくたびに257、あと端数、04円ですか。ですから、単価契約という契約になっておりますので、先ほど申し上げた870というのは、あくまでも仕様書の想定数でございます。  ですから、実際に払うのは、例えば500食でも1食当たり257.04、ですから食数が減ったからといって、変更契約が必要ない契約という形になっている。それが横浜市とは大きく違う内容でございますので、食数が減ろうが何しようが、町が払うお金は1食当たり257.04円という形になっております。そういった内容でございます。
     607円、それは、以前、1食当たり350円というのが市費会計分という形で、合計すると、単価契約の257.04とプラス350で607円になりますというような答弁を前部長時代していたと思うんです。  ただ、これは厳密に言いますと、単純に160食を4,900円で割ると、1食当たり実は330円程度になります。ですから、実際には587円程度の数字ということです。これは、非常に、議会に対しては350円という丸めた数字で答弁をしておりまして、ちょっとこれは誤解を招く表現になっておりますが、厳密に言いますと、親御さんの御負担は1食当たり330円程度になっていると、そういった内容でございます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  そんなこと言ったら、あんた、切りないでしょう。今までは607円だって、前の岩本部長だって、みんなそれで説明しているんだよ。何でかって言ったら、7月分も1カ月とっているとか、160食だって言ったって、160食じゃないようにすることぐらい可能じゃない、そんな幾らだって。  ましてや、今話聞いていて、業者には少なくなっても違約金というか、ペナルティーが発生しないように出来高で払ってんだって、じゃあ議員の一般質問で、アレルギーとか、そういうことでやめたいと言ってんだったら、やめさせてあげればいいじゃん、どんどん。ところが、それじゃなきゃだめだと言って、かたくなに言っていたのはそっちだよ。  もし、業者との関係で出来高払いで済むんだったら、やめさせてやりゃいいじゃん。結果的に半分になったか、20%になったか、2%になっているかは知らないよ。でも、結局全部、だって870食も用意させていたんでしょう。じゃあ業者に、きょうは870食じゃないよと言って、材料をもし前もって用意させていて、そういう場合は違約金は発生しないということになっていたの。それがあるんだったら、それを教えてよ。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川、お答えいたします。  これも本会場で答弁差し上げたとおり、アレルギー以外の方も親御さんとの面談のもとに認める。ですから、先ほど秋本から説明したとおり……  (柴崎 茂君 「委員長、業者も前もって数字が少なくなると聞いてなくて、870つくっちゃって、その日に当日少なくしても、それでよかったのかって、違約金発生しないのかって、それの業者からのその文書があるのかということを僕は聞いているの」と呼ぶ) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  それについて答えてください。 ○教育部長(仲手川 孝君)  済みません。何度も申し上げているとおり、発注数掛ける257円ですから、ありません。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  部長、書類があるのかどうかを今確認していますから、それについてはあるかないかだけ言ってください。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川でございます。  そういう契約になっておりません。あくまでも発注数での支払いでございますから、870という数字はございません。あと、食材は町側で購入して相手に送っているということです。ですから、エンゼルフーズには全くそういった食数の関係は関係ございません。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  はい。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  最後、これだけ。870じゃない日は、前もって870じゃないよと、4日後はって。それ毎日のようにファクスで送っていたの。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  食数につきましては、数は毎度、納入個数を確認するためにも数を発注出していました。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  それじゃあ、これにて柴崎委員の質問を終わります。  次、二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  学校給食の、201ページです。説明書が113。説明書の真ん中に中学校給食の運営事業ということで、中学校給食調理配送委託及び栄養計算ソフトの購入及び保守を行うということで、こちらに成果の説明が書いてあったんですが、事務の効率化を図ったって、栄養計算ソフトを導入して、どのようにこのソフトを入れて、食に関することで成果が出たかを教えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  栄養計算ソフトは、名前のとおり、栄養素ごと、栄養成分計算をするのに当たって、献立を立てていくのに当たって、必要なことを電子的に処理ができるということで、システムがあると、事務が当然のことながら、成分表を引きながら計算する必要がないので早くできるというもので、効率的になりました。  また、先ほどの資料提供になりますが、食数のほうも、そういったところで集計できるようになっております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  効果は出たのかと聞いているんだから、答えなさい。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  先ほどの説明にもしましたが、集計表を電子的に処理ができますので、本で調べるということがなく、効率的になりました。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  この栄養素というのは、人数分入れて、どのぐらいの食材が必要で、それで、これだけの物を発注しなきゃとか、そういうことではなくて、1人に当たる栄養を表に出てくると、そういうようなイメージなのか、そこら辺を教えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  今まさに委員のおっしゃられた発注、そういったところにも、必要な購入量を計算するにも必要なものになりますので、私が少しかいつまんで説明してしまいまして、失礼いたしました。まさに委員の話のとおりです。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  そうすると、的確に、そのソフトを入れたということで、発注にも支障なく、1人に対する栄養素、また除去食とか、そういうのも全部計算できたというふうに捉えてよろしいですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  御指摘のとおりです。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  御指摘のとおりってさ、ちょっと待て。御指摘のとおりって、ちゃんと答えろよ。質問したことについて、御指摘のとおりじゃなくて、どういうことを、質問しているんだから、それに対してきちっと答えなさい。  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  先ほど、アレルギー食等もありました。通常食とアレルギー食もそれぞれ分けて計算をしております。そういったことができるようになっております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  そうしますと、1食を食べると、これだけのエネルギーを排出して、この栄養分を体に入れると、中学校の1日分の3分の1の栄養素がしっかりと口から入れて維持できるというふうに計算できるものになっていたということですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  はい、まさに、それぞれ1日に必要な栄養素、栄養バランス等を考えて計算できているものになります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  栄養士さんが献立をするということはすごく大変というか、労力も要るし、このソフトを入れたことでそれが計算できたということで、効果があったといふうに捉えられるということですね。  それでは、ほかの質問にします。187ページ、説明書が105ページです。教育研究所維持管理・運営事業です。予算現額と決算額で少し差がありまして、ここで適正な維持と運営を行って、児童生徒に問題行動への対応と解決を資するためにスクールアドバイザー、またスクールソーシャルワーカーを今年度から入れられたと思うんですけども、その効果はいかがだったでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  スクールアドバイザー、もう一つ、スクールソーシャルワーカーの配置に関しての御質問ですけれども、平成29年度よりスクールソーシャルワーカーを町雇用で採用させていただいております。  その前の年までは、神奈川県から配置をされているという状況でございました。県の配置ですと、御相談やアドバイスはできるんですけれども、一緒に保護者と面会をしたりだとか、具体的に責任を持って対応するというところは、県のスクールソーシャルワーカーでは難しいところがございますので、昨年度、町の配置をして、町のスクールソーシャルワーカーと学校で協力し、不登校の児童生徒さんの対応や、あとは、それぞれ環境的に対応が必要なお子さんの御家庭への支援ということで、学校からも配置していただいてよかったというような回答は得ております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  その生徒さんに、悩みに沿った形でスクールソーシャルワーカーさんが常に対応してくださったというふうに捉えるんですが、不登校の悩みは深いと思いますが、具体的に、不登校になってしまっているその状況というのが、問題はどんな問題があったかというのを教えていただくことできますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  個別の内容でお伝えしてしまうと、個人情報的なものがあります。大まかに言わせていただきますと、進学に向けての心身の不調から不登校になったりだとか、小学校から含めた友人関係の引き続きで不登校になったりとか、あと学業等が不振により、少しそういう不登校というか、学校に対して足が遠のくというような事例もございました。そんなところで、そういうさまざま理由はあるということで、不登校になっているということでございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  この前ですけども、国府小学校で、たしかネットトラブルとかいう講習というか、それがあったんですが、そういうトラブルというんですか、ネットに関することとかSNSで知り合った性犯罪とか、子供からの、先生にこういうことがあったとかという、そういうことの悩みというのはあったんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  委員今お話いただいたように、スマートフォンの利用率というか、それぞれ小学生、中学生問わずふえており、現状がありますので、そういったトラブルなどは学校のほうに相談もあったりはしているというふうに聞いています。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  その都度個別に対応してくださっていると捉えてよろしいですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  個別に対応しているというところでございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  ちょっとまた角度を変えるんですけど、人権教育だったと思います。LGBTの講演を聞かせていただいたんですが、元タカラジェンヌの方が講演されたんですけど、これに対する、受けた方のアンケートとか、今後、この人権教育をやったことでどんな効果を見込んでされたか教えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課生涯学習係長(仲手川登三男君)  生涯学習課・仲手川、お答えいたします。  人権教育講演会で実施したものですけれども、昨年の10月12日に人権教育講演会ということで、元タカラジェンヌ、LGBTアクティビストの東小雪様にお越しいただきまして、「LGBTを理解する〜同性婚・新しい家族のかたち〜」と題しまして御講演をいただきました。  アンケートをとらせていただきまして、その感想さまざまですけれども、LGBT、最近マスコミでいろいろ言われているけれども、その内容がよくわかったという方、それから、ちょっとLGBTに関しては、まだちょっと違和感を感じるという率直な御意見を書いていただいた方もいらっしゃいました。おおむね、アンケートを見ますと、LGBTについての理解が深まったという御意見が多数を占めていたという形でございます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  この講演会を受けて理解を深めていただき、今後に生かしていけるというふうに捉えてよろしいですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課生涯学習係長(仲手川登三男君)  生涯学習課・仲手川、お答えいたします。  そうですね、この講演会をきっかけに、これからも人権啓発ということで広げていきたいと思っております。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  199ページ、学校職員校務用コンピューターですね。電子計算機の借り上げとか、賃貸契約、リースだと思いますけれども、これに対して初めてきっと導入されたと思うんですが、この効果はいかがだったでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。
     まず、校務用のパソコンのリースに関しましては、以前から行っておりました。29年度から、小中学校5校全てを一括に新しいリース契約をしたということになっております。  今委員が御指摘の決算書のページに関しては、前回までのリースの、切りかえまでのリース料ということで借り上げ料を払っているということでございます。この校務用、昨年度、夏季休業中に入れかえをして、昨年度の9月から本格的に利用していますが、教員のほうも新しいパソコンになり、業務等の改善も少しずつ効果が上がっているというふうに聞いております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  事務の効率で、生徒と向き合う時間を少しとれるかもしれないし、また配布するお手紙も学年で共有して配布されると、いろいろメリットがあったようですが、デメリットというのはあったですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  デメリットという言い方に当てはまるかどうかちょっとわからないですけれども、当然、業務書類を全部パソコンでつくらなければいけないというところになったりとか、アンケートの回答等も全てPC化するというところで、その辺の堪能な方とそうでない方というのは、まだ職員の中にもおりますので、その辺の個人的なそういう資質を上げていくというところに課題はあるのかなというように思っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  それに関して、USBは先生お一人お一人が1本ずつ持ってという形でよかったでしたっけ。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  パソコンをセキュリティー上起動するということで、USBを1人1本ずつ持っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  これについてトラブル等なかったですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  原則、家庭への持ち帰り等は一切禁止しております。しまう場所も学校の保管庫等に、各学校ごとに保管しておるということなので、現在、トラブルは聞いておりません。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  それと、大磯小学校の音楽室でしたっけ、エアコンについて、ちょっとページが確認できなかったんですけど。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  決算書のページ、192、193にまたがっております。下側のとこですね。058大磯小学校施設整備事業、128万5,200円のものになります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  そうしますと、それは整備事業ということで、これは設計をされたんでしたっけ、それとももう設置をされたんでした。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  設計のほうを行いました。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  137ページに基本実施設計と書いてありましたので、空調を設備するのに基本実施設計を行ったということで、こちらはエアコンがつくまでどのぐらいかかるんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  こちらにつきまして、設計は行ったところなんですけれども、平成30年度から、このたび小中学校の空調設備の借り上げに関して債務負担行為を組ませていただきまして、今事務のほうを進めているところではございますが、全小中学校に教室にエアコンを入れていく、教室については、こういったところの設計のデータをもとに入れていくようになるかと思います。  エアコンの導入時期につきましては、今までいろいろな場面で御説明するところでは、平成31年、来年の夏休みを使って工事を行いたいというふうに申し上げていたところですが、なるべく前倒しにできないかという、担当も思いはありますので、そこについて、速やかに入れられるよう努力をしていきたいと思います。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  大磯小学校の音楽室以外の普通教室4校、そちらにエアコン導入ということで、一緒にされる予定かどうかを教えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  同時期に工事を行っていく予定でございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  ここで要望を言っていいのかどうかわからないんですけど、ことしの夏がすごく暑くて、とにかく早目に、夏休みをまたがないで、早目に入れてほしいという御要望たくさんいただいております。そのことだけお伝えしておきます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  要望だけは、今二宮委員から言われたことです。  次、二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  あと、理科教育、201ページ、説明書ページが113ページですね。いろんな教材を、理科教育の振興に基づき教材を整えたということなんですが、この整えたものについて、どのような効果が得られたか教えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  学校教育課・山口がお答えいたします。  今のこのIC化、デジタル化の時代を生きる子供たちにとって必要なものを、この理科振興事業のほうで順次そろえさせていただいております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  効果は出たかと聞いているんだから。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  デジタル化をされて、生徒さんがそれを使うことによって、どのような興味を持って教育に進めていけれると思うんですが、そこら辺の状況も教えてほしかったんです。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  学校教育課・山口がお答えします。  少し細かくなってしまいますが、一つ一つ、では説明をさせていただきます。  まず小学校のほう、生物顕微鏡ですけれども、今まで4人に1台だったのが2人に1台になって、とても効果的というふうに聞いております。  それから、その次の直流電源装置ですけれども、直流の電気を流す装置なんですけれども……。  失礼いたしました、中学校のほうを御質問でしたでしょうか。済みません、失礼いたしました。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  201ページだから、中学校だな。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  大変失礼いたしました。中学校のほうを説明をさせていただきます。  まず、百葉箱ですけれども、気象観測用の白ペンキ塗りのよろい戸の箱でございます。天井に通気孔を設けて通風をよくして、温度計、湿度計などを入れておき、気象予想を観測するのを生徒が使っております。  それから次、三球儀ですけれども、太陽と月、地球の動きを立体的に実演することができます。生徒たちは、なかなかこの太陽と月と地球の動きを頭の中で想像するのが難しいんですけれども、こちらがあることによって、月食や日食の理解にも非常に有効に活用しているということです。  それから次、双眼実体顕微鏡ですけれども、葉っぱの葉脈とか、岩石の表面、火山灰の観察にも使用できます。ここで、2人に2台はそろったということで、非常に使いやすいというふうに聞いています。この顕微鏡ですけども、イメージとしては、とっても使いやすい虫眼鏡のようだというふうに、よく見れるというふうに聞いております。  それから、冷蔵庫ですけれども、これは理科室ですので、薬品を管理する理科室で使用するものです。  それから、電子てんびんなんですけれども、今、IC化、デジタル化の時代を生きる子供たちというふうにお話させていただきましたが、古典的なてんびんというのは、てこを応用して分銅を載せていたんですけれども、電子てんびんは測定する物体を載せるだけで、すぐに重さの数値が得られるてんびんでございます。  生物顕微鏡、現在、中学校には1人1台はあるんですけれども、古い物を大事に使っているというのも含まれてはおります。少しずつこちらの理振でそろえていきたいと考えております。  それから、携帯型スピードガンですけれども、これは物理の学習に非常に有効的と聞いています。速さと運動の関係の学習に使います。  それから、演示用光学実験機ですけれども、子供たちがなかなか理解が難しい光の屈折の運動のところを、正確に、しかもダイナミックに示せる道具だということでございます。  最後に、液晶つきデジタル顕微鏡ですけれども、顕微鏡をのぞき込まなくても、今画面で、液晶で確認できるということで、非常に見やすいということで、理科の授業に非常にこれらは有効であるということで御説明させていただきます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  以上で二宮委員の質問を終わります。  暫時休憩をとります。再開は10時50分から開始いたします。  (午前10時30分)  休憩  (午前10時50分)  再開 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  休憩を閉じて再開をいたします。  三澤委員、お願いします。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  じゃ、急遽お願いいたします。それがまた、聞くことが同じようなことなんですよ。給食じゃないですけど。  理科教育なんですが、これは34ページ、35ページ、国の補助金で小学校費と中学校費、理科教育の設備費補助金、小学校、中学校それぞれ計上されております。  それで、これはもう大分以前から、もう国の制度として理科教育の充実を図る意味で補助金を出していたと思うんですが、この辺についてちょっと御説明いただけますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  理科教育設備整備費の補助金につきましては、国からの補助がありまして、今回もそちらを要求させていただきました。小学校費が40万4,000円、中学校の分として55万6,000円でございます。補助率は50%ということで、購入総額は小学校のほうが80万8,000円、これの50%となっております。中学校は112万2,000円、これの50%というふうな内容になっております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  この理科教育の設備費の補助金、国庫補助金ですが、これは何年ぐらい前から年数的にあるんですかね。これはずっと我々は見ているんですが、何年ぐらい前からあって、今現在で何年目ですか。当該年度は大体何年目ぐらいの補助があったかということ。年なんか、詳しく何年と言う必要はないです、大体おおよそ。ずっとこれは見かけるんですが、こういう継続されている、それが大体どれぐらいかなということだけで、アバウトで結構です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  済みません、手元に資料がなく、何年ということはちょっとお答えできないんですが、もう10年以上前から続いているものではなかったかなというふうに記憶しております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  10年というもんじゃないような気がいたします。私、大分前からこれ見かけますもん。  これが補助率が2分の1で、理科教育のためにやっていこうという何か国の方針なんですよね、これは。それで、普通の予算と大きく違うところは、これは毎年のようにある意味で何かあるというか、そういうようなことを予測できるもんなんですが、そういう補助金の性格上、本年度はこれ、来年度はこれ、再来年度はこれというふうに、何か単年度で全て全て終わるんじゃなしに、次の年、その次の年というか、時間的な経過、そういうものも計画できると思うんですが、その辺のところはどうなんでしょうか。  例えば、理科教育で中学校に顕微鏡を購入しましたと。それが毎年のように購入する必要はないんだから、ことしはこれだ、来年はこれだというふうなことをある程度予測、計画を立てて、その補助金を有効に活用するということも重要かなと思うんですが、いかがですか。
    決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  学校ごとで理科の担当教員がおりますので、そちらの教員たちであらかじめ一定のルールを定めているかとは思うんですけど、こちらのほうで、そちらについてはちょっと把握ができていないんですが、委員のおっしゃられるとおり、計画的に購入することがやはり改善をしていく、改良していく上で備品のメンテナンスをしていく上でも必要かなというふうに思います。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  この決算書なんかを見ましても、ある程度特別な予算、そういう意味合いづけがあると思うんです。これは来年度、再来年度までも予測できる、もっと先までも予測できる。以前からずっと来ていましたから、そういうようなことを、今年度はこれが3分の1、次また3分の1というふうに、そういうふうにトータルに年度をまたいで何かをやっていこうなんていうことができると思うんですが、先ほど、二宮委員の御質問の中で、中学校の理科教育、それで購入されたもの、相当説明されましたが、そういうものなんかも単年でやったら、これは終わりですよと言うんでなしに、何かもう少し時間をかけて何か考えてみる。そういう性格づけができる予算だと思うんですが、いかがでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  学校教育課・山口がお答えします。  各中学校には理科の担当教員がおりまして、例えば顕微鏡を例にとりましても、やはり物を大切に使うということが、一つ大事なことですので、大切には扱っていくんですけれども、やはり壊れてしまったり、使いづらくなってしまったりというところを含めて、少しずつ買いそろえて新しくしていくというのもありますし、それから、学習指導要領もどんどん変わってきて、新しい単元がふえてきますので、そのときに必要なものもまた新たにニーズとしてありますので、そういうものも少しずつそろえていくということでやっております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  そうなんですよね。年度年度、何か対応するのが大変かもしれませんが、ただ私が言いたいのは、1年間使って、これはこれで終わりだ、じゃ次は、来年度はまた新たにこれをというふうじゃなしに、時間的にトータルに考えられる珍しい予算なんです。その辺のところを、もっと有効に活用されるという意味合いがあってもいいではないかなというふうなことを思うんですが、その辺、いかがでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  学校教育課・山口がお答えします。  本当にこの理科教育振興のためのお金は非常に貴重なものでして、2年に一遍はいただけるということで、それを計画的にこれからも使っていくということは続けていきたいと思います。やはり中学校の理科室を見ていただくと、おわかりになると思うんですけれども、いろんなものがそろっておりまして、いろんなものが少しずつ少しずつ新しくなって、子供たちが使いやすいように、新しい学習にも対応できるようにというふうにかなり力も入れているところでございますので、これからも町の子供たちの理科のお勉強のために、計画的に使っていきたいと思っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  ですから、これなんかトータルできちんと考えて、有効な補助金というかな、その活用をしなければ意味がないんです。これ大分前からありますもん。理科教育だけ、どうして国はこんなに力を入れるんだと思うぐらい、この補助金の制度というのはあるんで、その辺のところを有効活用していただきたいです。  その有効活用が単年度で終るんでなしに、年度をまたいで、それが継続していく、そういうものであってほしいなというふうな意味合いで質問いたしました。じゃ、それは結構です。  じゃついでに、35ページ、国宝重要文化財等保存整備費補助金、よろしいですか。どういう内容でしたか、その辺をお尋ねいたします。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課生涯学習係長(仲手川登三男君)  生涯学習課・仲手川がお答えいたします。  決算書の35ページ、国宝重要文化財等保存整備費補助金の111万1,000円でございますけれども、こちらは、神奈川県指定無形民俗文化財になっております相模国府祭、こちらの調査事業におけます国庫補助金でございます。4カ年継続事業、平成28年度から始まりまして4カ年の事業ということで、平成29年度はその2年目になります。総事業費が平成29年度は222万3,000円で、国庫補助額が補助率2分の1ということで111万1,000円、こちら歳入はございますが、こちらが国庫補助金の額になります。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  国府祭関連で4年間ということでしょうかね。国府祭のことを調べるのに大体4年かかるんだというふうに理解してよろしいですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課生涯学習係長(仲手川登三男君)  生涯学習課・仲手川がお答えいたします。  そうですね。国府祭ということで、2市3町にわたります広域的な祭事ということで、全国的にも珍しいということも言われております。  こちらの、今まで個別の調査というのがなされていたんですけれども、五社、それから六所神社にかかわります合計六社の総合的な調査を実施して、それを報告書に残すという事業のために、4カ年継続ということで、現在調査事業を行っているところでございます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  それは、4カ年たって、どのようなものとして結実するか楽しみにしています。よろしくお願いいたします。  また、これも二宮委員と同じなんですが、教育研究所なんです。決算書の187ページ、この教育研究所の一番重要なポイント、何かこれをやっていくんだというような業務、こういうものをお尋ねいたします。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  教育研究所ができたときの当初の4つの柱といたしまして、まず、調査研究、あとは教員の研修、そして情報というようなくくりで、いろいろ他市町の研究等を収集していくというようなこと。あとは、ちょっと最近多くなっているのが教育相談ということになっております。こちらの事業が今後は、教員の研修等も重要ですけれども、町の子供たちに対しての教育相談事業、こちらが中心になっていくのではないかなと思っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  これにつきましても、やっぱり年度によって全然違ってきますかね。今は何か大きな問題という、教育相談というものが研究所のやる業務のメーンになってきている。そういうのはやっぱり時代によって変わるんだと思うんですが、今はどういうふうなスタッフの構成で行っておられますか。その辺のところをお尋ねいたします。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  まず、研究所には所長を1名置いております。そして、研究所のほうで適用指導教室を運営しておりますので、そちらの選任教諭が1名、そして、その指導の補助ということで指導協力員、これは教員免許を持っている非常勤の職員ということで、そちらが2名となっています。そして、教育相談事業の担当ということで、先ほど御質問にもありましたけども、スクールアドバイザーを1名と、町採用のスクールソーシャルワーカー1名ということで運営をしております。  そしてまた我々、事務局の指導主事も研究所のスタッフとして、こちらと研究所を往復しながら対応しているということでございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  その時代時代によって教育研究所に何か期待される仕事、内容というものが変わってくるかもしれません。ひょっとして何か相当難しい仕事じゃないかなというふうに思うんですが、その時代時代の一番必要とされているニーズ、そういうものに的確に対応していくためにも、教育研究所というのは、これからますます重要になってくると思うんですが、その辺も教育研究所というのは大分前からありましたよね。その辺のところ、どうなんでしょうか。昔とは、もう全然性格が違うと思うんですが、今の時代のことに的確に対応するというのは、教育研究所というのは昔からの古い殻、それにこだわるのではなく、何かもう少し新しい要素というようなものが必要かもしれません。  で、この当該年度、教育研究所を運営されて、将来、教育研究所にはこういうものが必要だというようなことはございますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  教育研究所所長・山口です。  一番必要とされるニーズという話ですけれども、まずは子供の不登校、それからさまざまな課題が今ありまして、そちらに対応するのが大切なことだと一つ考えております。  もう一つは、こちら研修・研究の場でもありますので、今、教員の中では経験の浅い教員がかなりふえておりまして、その部分でもやはり研修・研究の場として非常に大切なものになると考えております。  今、将来ということで三澤委員からお話がありましたけれども、今まさに研究所の移転に向けて準備をしているところでございまして、その移転の暁には、やはり先ほどから心理士、スクールソーシャルワーカーの話が出ていたと思うんですけれども、そういうスタッフの増員をぜひお願いしたいなというふうには、今考えているところでございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  それで、例えば、大磯だけでおさまる問題ではない、もっと広範囲な問題もあるかもしれない。この辺のところをもっと広い情報収集する意味でも、広く世界を見ていったほうがいいんではないかなと、そういうふうに思うんですが、そういう取り組みなんか必要ないですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  教育研究所所長・山口がお答えします。  町だけにとどまらず、教育研究所というのは県内の教育研究所連盟というのがありまして、かなり情報交換とか、お互いに行き来をしたり、講演、研修の場をお互いに共有したりという場面もあります。その中で、町の中だけにとどまらず、いろんなところで情報を得たり、交流したりする中で高めていきたいというのは、これからも継続していきたいと考えております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  何か、そのとき、その時代にとって一番シビアな問題、こういうものを解決していかなければならない、そういうような重要な要素があるかもしれません。これからはますます重要度が高まってくると思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。それはそれで結構です。  次は、決算書の191ページ、それの003学校施設・設備維持事業の中で、手数料のところで、予備費から171万8,000円を充当ですか、そういうようなことをされておりますが、この手数料は実際にどういうことをされたんでしょうか。具体的なことをお尋ねいたします。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  例年行っております、手数料の内訳として、簡易な水道点検、給食施設になりますが、グリスストラップという油を収集する設備や配管を清掃する清掃業務、それから小学校の地下トイレタンクの点検、それから小中学校にあります空調設備のフロン漏えい点検、以上が通常のものとなっており、昨年度は、これに加えまして臨時で発生しました剪定枝の処分費や大磯小学校屋上清掃業務委託、樹木への害虫が発生しまして、それの消毒、それから危険物取扱者の免許状の交付申請の手数料、国府小学校のFF式ストーブというストーブがあるんですけれども、それの移設で、それから、これが一番大きいのですが、大磯小学校のオイルが漏えいしました。それの清掃作業という形になります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  わかりました。手数料の中で、その予備費が170万円充当されましたので、一体何かなと思うんですが、そのオイル漏れについては、我々は見に行きましたね。そういうこともあるんですね。大変だと思いますが、どうぞよろしくお願いいたします。  最後に、図書館についてお伺いしたいんですが、211ページ。図書館なんですが、これは何かいい環境で職員の方も一生懸命働いているんですが、この職員給与5人分という感じで、図書館の方の給与が出ておりますが、実際に働いているスタッフの方、職員というような立場ではないんですが、働いている方が大変大勢おられます。その辺のところをうまく調整できているんでしょうか。この国府の分館の問題もございますので、その辺のところを的確に人的配置をしなければおかしいと思うんですが、その辺はいかがですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課図書館館長(佐藤 聡君)  生涯学習課図書館・佐藤がお答えいたします。  平成29年度につきましては、職員5人で運用をしておりました。そのほかに臨時職員を配置しておりまして、こちらが合計で17人雇用をしております。月によって雇用の人数は変わってきてはおりますけれども、本館の1階のカウンター、それから2階のカウンター、それから、今委員おっしゃられたように分館の勤務を、月ごとにシフト表をつくりまして適正に配置をして、図書館サービスを行っているところでございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  三澤委員。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  これ職員給与5人分という形ですが、昨年度は正規の職員が5人で対応した。今年度もだから5人対応でよろしいんですか。7時までやっているし、なかなか大変な仕事かなと思うんですが、その辺のところはいかがですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課図書館館長(佐藤 聡君)  生涯学習課図書館・佐藤がお答えいたします。  5人で行っておりまして、職員のほうも月ごとにシフト表を組みまして、7時まで残る職員2名を指定しておりますけれども、対応させていただいています。  それから、土日祝日等も休暇を計画的にとれるように、月ごとの勤務表を作成して対応しているところです。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  それでは、次に高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  それでは、予算書の193ページ、説明書では137ページ、事業名が058大磯小学校の施設整備事業、これはちょっと先ほどやっぱり二宮さんが聞かれた内容の確認なんですけど、小学校の音楽室等、等とありましたのでちょっと私勘違いしてしまいまして、ほかのところもある程度その基本設計やら実施設計も行ったのかなと思ったんですけど、そうではないようで、ちょっとそこら辺の確認と、あと、これの執行日についてちょっと確認したいんですけど。内容をもう一回。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  先ほど二宮委員からも御質問いただきました部分になります。大磯小学校音楽室等と空調設備改修工事ということで、等に含まれておりますのが、基本は音楽室が中心になるんですが、隣接します音楽ホール及び音楽準備室、この3つの部屋に限定されたものでございます。説明が足らず失礼いたしました。こちらの教室について、今現在、空調がきかないというところで、29年度いよいよもう改修をしてほしいというところで、進めてきたところでございます。  業務の実施の期間でございます。こちらにつきましては、29年の6月29日から29年12月の20日で設計業務を行い、委託業務を行いました。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  そのころは全体計画の検討というか、たしか去年、話題にはちょっとなったとは思うんですけど、この期間も実際は検討された時期だったんですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  小中学校の空調設備の検討につきましては、かなり前から導入に向けての御意見を本会議場でもいただいていたところで、検討は進めておりました。まだ入札の方式ですとか、購入にするのか、リースにするのか、その辺もまだ定まってはいない状況でございました。  この調査の時点では、音楽室はやはり窓をあけて演奏や授業をすることがなかなか難しい教室ということで、同時進行といいますか、検討も進めながらも、こちらも改修は前倒しでできないかということも担当としては考えていたところなんですが、町全体として、リースとして借り上げたほうが安く上がるのではないかというところの意見もあり、最終的には30年度予算の中で借り上げ料の中には、こういったことを含んでやっていくということにさせてもらっております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  私が確認したいのは、その執行する前から、もう検討していたということでよろしいですね。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  こちらの部屋も検討しておりました。  以上です。
    決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  そうすると、この設計は無駄になるということになるんです。というのは、ここの個別の部屋、例えば音楽室プラス、ホールとか、そういったレベルの二つ、三つの部屋だけの実施設計と基本設計だよね。だけど、全体となると、やっぱり空調の方式も違ってくる。やっぱり全体のことだからね。当然、変電所も改良し、配線も変わり、その個別のエアコンも全部一緒の設計になってくるわけだ。だから、今度全体としては全く違う考え方をしないといけないということになってくる。  そうすると、音楽室等と言って、今、2つ、3つの部屋を上げたけど、2つ、3つの部屋だけの実施設計をしたわけですか。確認ですけど、どうですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  音楽室、音楽ホール、音楽準備室の3つの部屋の設計を行いました。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  で、当時進行で検討されていたということになると、本当に疑問がちょっと深まっちゃうんだけど、そうすると、この設計は要らなかったという話になると私は思うんですけど、担当としてはどういう感覚だったんですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  先ほど私の答弁の中で検討していたというのは、音楽ホールも含めてですが、今、空調のある部屋も含めて、小中学校全体の部屋の環境を確認しておりました。  基本的には、今回も空調の借り上げ料は、まずベースは普通教室を入れるということが最優先だと思っております。その上で、事業者型提案になると思うんですが、特別教室等にも、今言った音楽室ですとか視聴覚室、なかなか開放的に授業ができない部屋は導入を入れていただきたいというイメージでしていきたいというイメージではおります。  そういった中で、こちらにつきまして、担当の主観も入ってしまうかもしれませんが、かなり空調機器がとまりかけていて、小学校につきましては授業だけではなく、クラブ活動等も行われています。そういう中で必要性はあったもので、すぐにでも空調を入れられるような思いで先に設計を行ったと思っています。  今後、こちらの設計の内容につきましては、空調の図面等は引けておりますので、そういったものを今後の選考業務の中で情報提供していくことで、効率的に工事が進められるようにしていきたいと考えております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  この基本、実施設計となると、普通は基本設計をやって、次の年に実施設計をやるのが常道です。ですけど、この単年度中にやりたい、急いでいるというものがうかがえるわけです。基本設計をやって、実施設計をやるわけだから、両方をやったわけですよね。ですから、単年度中にやりたかったことが、同時進行的に全体計画も入ってきたので、ちょっとこれは担当には厳しいかもしれないけど、やっぱり方式が全然違うんです。だから、どこがどこまで参考になるのかというのはちょっと疑問も残りますけど、この実施設計の中で出たデータを、全体計画の中でしっかりと反映させるようにしていただきたいなと、これはそういうふうに思いますけど、どうですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  今、委員に御指摘いただきましたとおり、せっかく使わせていただいて設計ができているものですので、そういったデータを有効活用していきたいと思います。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  じゃ、それはそれでよろしくお願いをいたします。  学習指導要領についてちょっとお聞きするんですが、ページ数は、これは教育委員会の運営事業になるんですかね。そうしますと、説明資料の103ページ、薄いほうです。103ページの中段あたりの教育委員会運営事業になるんでしょうか。新しい学習指導要領の改定に伴ったスケジュールで、今回、29年度中の周知徹底期間という項目になっておりますけど、これは、何をどのように周知を徹底されたのか、そこら辺からちょっとお聞きしたいと思います。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  まず、新しい学習指導要領の全面実施につきましては、小学校が平成32年度、2020年度、中学校に関してはその翌、2021年度からということになっております。  で、今、高橋委員がおっしゃったように、平成29年に新しい学習指導要領が出されておりますので、そこからは周知を含め、あと移行期間といわれるものになるかと思います。具体的に国から出ている移行期間は30年度、31年度が移行期間ということになっておりますので、29年度に関しては、まず出たその学習指導要領が、国から教員に対しては1人1冊配布されておりますので、そちらを配って、中身をよく読んでいくというようなことがあります。  あと、これにあわせて解説書というのが出るんですけれども、こちらがちょっと学習指導要領が出てから少し時間を置いて出るものです。それが出たのが昨年度後半のほうになりますので、そちらを各学校は研究費等で購入して、学校単位で読み進めていくということを周知しているというところでございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  ちなみに、学校教育課長は、新指導要領はお読みになっていますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えいたします。  かがみの部分の概要等は確認しております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  この中に、教育条件の整備というような項目があるんですけど、具体的にどういうことなんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  改定のポイント等をちょっと参考にさせていただきながらお話をさせていただきますが、まずは授業が大きく変わると、こちらは予算委員会でもお話しさせていただいたとおりでございますけれども、言語能力の確実な育成、理数教育の充実、道徳教育、体験活動、外国語教育等の充実などなどあります。  その中で、特に今、委員が御指摘の環境の整備というところは、恐らく小学校のプログラミング教育、情報活用能力の育成の部分になるかなと思っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  ハード的な部分についてはいかがでしょうか。環境整備としては、やっぱりエアコンとかもそういうものに入ってくるんでしょうか。指導要領とは関係ないか。関係ないなら、関係ないと言って。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  新しい学習指導要領の中でということで言われると、関係ないということになるかなと思います。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  小中学校の主な改善事項というんですか、大きく改善される事項というのは、特筆すべきところというのは何かありますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  大きく変わるところという話で言うと、具体例で一つだけ言うと、小学校の3、4年生なんですけれども、たしか低中学年で都道府県名が全部書けるようになるということになるので、漢字の学習とかが少し3、4年生で都道府県名に載っている漢字は全部指導するというようなことになったりします。  あとは、理科・社会等で、例えば5年生でやっていたものが4年生時点で学習したりとか、小学校、中学校の中でもややそういう科目の教科内容の移動はあるとは思います。ほかにもたくさんあるんですけども、ちょっとそこは割愛させていただきます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  それともう一つ、情報活用能力の育成ということで、やっぱりAI教育であったりとか、そういうことも入ってくるんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(辻丸聖順君)  学校教育課・辻丸、お答えいたします。  今、現行の学習指導要領では、実は小学校のプログラミング教育という記載は一切ございません。学校のほうの創意工夫でやるということになっています。ですから、総合的な学習の時間を中心に、各学校に今配備している教育用のパソコンを使いながら、各学校の独自のカリキュラムで行っているというのが小学校の現状です。  中学校については、技術科の授業の中でコンピューター教育がもう入っておりますので、中学校のほうでは技術の授業の中でコンピューター教育を行っているということになります。  これが前提になりまして、新しい学習指導要領では、情報活用能力の育成ということが明記されておりますので、コンピューター等を活用した学習活動の充実を各教科で図っていくということになります。  これは、具体的にどこの教科のどの場面でコンピューターを使いなさいということではなく、各教科の中で使える場面では充実して使っていきなさいということになるのかなと思っています。という意味で、コンピューターでの文字入力の習得、プログラミング的思考の育成などなど、あらゆる教科にまたがる、いわゆる資質・能力になると思いますので、今まで以上にICT教育の充実は検討していかなきゃいけないかなというふうに思っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  早いうちからコンピューターになれ親しむというんですか、やっぱりこれからの時代というのは、当然AIの時代がもうすぐそこまで来ている状況、中にはAIがもう使われているところも、あとはロボット産業技術であったりとか、本当に私たちの子供、孫世代が適応できるような、そういった教育をしていくのかなというのは、道筋としては見えるような気がします。  また、反して、やはり手作業というんですか、やっぱりアナログ的な、機械に余り頼り過ぎないような、そういうところも当然必要だと思うんです。ですから、この最後に道徳教育というんですか、そこら辺もやはりこういうところを見直すべきだということもあるかとは思うんですけど、その道徳教育についてはどうでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(鳥海淳一君)  学校教育課・鳥海がお答えいたします。  広くは道徳教育と申し上げますが、学習指導要領の中では特別な教科、道徳というふうに明示されております。  道徳については、略して道徳科と申し上げさせていただきますけれども、道徳科については、今後の新学習指導要領については学校教育活動全ての道徳教育のかなめとして、この教科が位置づけられております。  子供たちの道徳性を育む中で教育活動を全て行うんですけれども、特にその内容項目について、広くここの道徳科の中で触れていき、年間の35時間の授業の中でこれら全て触れていくということになっています。  これまで教科外の道徳ではありましたが、今後、道徳科と定めることによって、必要な時数はもちろんですけれども、内容の充実、そして教科指導の充実について、今後図っていくものだと考えています。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  特にその中でも、やっぱり子供自身がいじめに対してとか、そういうことを意識して学習するというんですか、やっぱりこういう問題というのは道徳的なこと、答えがなかなか出にくいことだと思うんです。ですから、そういうところをしっかりとその道徳教育の中で強化していっていただきたいなと思うところであります。  それと、最後になるんですけど、特別支援教育に関する改善事項といいますか、ここに関しては、やはり障がいを持った方と一緒になって、例えば授業を受けていくとか、そういったちょっと解釈を受けるんですけど、これについてもやはり強化していくという考え方でよろしいんですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(鳥海淳一君)  学校教育課・鳥海がお答えいたします。  今、委員の御質問がありました特別支援教育、神奈川県では広く支援教育というふうにして、教育的ニーズのある全てのお子さんに対して必要な支援、そして指導を行っていくというふうになっています。  新学習指導要領においても、この面については改善・充実を図っていくとなっています。まず、今申し上げましたとおり、お子さんの教育的課題というのは特別支援教育に該当するお子さんだけではなくて、通常のクラスの中にも少数ながら配慮を要するお子さんはいらっしゃいます。こうしたお子さんたちが、障がいのあるなしにかかわらず、同じ学びの場で教育をしていく、教育を受けるという機会はこれからより保障されていかなければならないと考えています。  その中で、教育指導側のアプローチとして、いろいろ教育指導の充実はもちろんなんですけれども、子供たちがその特性で学びづらさを感じているもの、あるいはハンディを感じてしまうものがあるとすれば、それを取り除いて、別のアプローチでゴールにたどり着けるように、これから考えていかなければならない。そこについて明言されていますので、今後、学校教育の中でこれらを研究していく必要があると考えています。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  いろんなお子さんがいらっしゃる中で、クラス分けされること自体も余り私はいいことではないんじゃないかなと思っていた節も実はあったりするんです。うちの子供たちも幼稚園の中でそういう障がい者たちと一緒になって、クラスが一緒の育ち方というんですか、そういう幼稚園だったもんですから、そういうものを強く感じています。  じゃ、最後に、教科書についてちょっとお聞きするところなんですけど、学校教育の中で教科書というものの位置づけというものは、どういうものになるんですかね。どうなっていますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(鳥海淳一君)  学校教育課・鳥海がお答えいたします。  教科書とは、法律に定義づけられていますけれども、一言で申し上げると、学校で教育指導を行う上での主たる教材として位置づけられていると考えています。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  時間になりました。  それでは次、鈴木委員、どうぞ。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  それでは、前回の答弁を求めるのを忘れていたというか、いただけなかった部分で、195ページの小学校の給食の残食率について状況を答えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  小学校給食残食率は4.4%になります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。
    決算特別委員会委員(鈴木京子君)  この4.4%というのは、本当優秀ですよね。だから中学校へ行って、おいしくないって言われるのは本当に、町民が「小学校って、おいしいんだってね。これで、残食率が多かったのは納得した」と言う方に何人も私は会いました。もう少し、8%前後ぐらいかなと思っていたんですが、4.4%というのは、これは本当にすばらしい数字だと思います。これを今度の中学校給食にどうやったら生かせるのかということを考えるわけです。  それと関連して、199ページに中学校のほうの要保護・準要保護生徒就学援助事業というのがあります。こちらで、まず要保護はいいんですけれど、準要保護の基準、よく要保護の1.何倍とかいう数字が基準として出てくるんですが、お答えください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  今の数字ですが、最低生活費基準額以下というところで、生活保護基準の1.3倍が基準額というふうにさせていただいております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  これも自治体によって、もう少し1.5倍というところまで見ている自治体なんかもあるんですが、それは変わっていないと。それと、いわゆる中学校給食があったときの給食費、私費の部分ですね、それとの関係を伺いたいんですが、中学校給食をやっていたときには、この準要保護の方にも給食費として算定がなされていましたか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  そちらにつきましては、給食費として算定して支出しておりました。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  それは1カ月当たり幾らに算定していたでしょうか。4,900円なので、4,900円かなと思うんですけど。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  実費となりますので、当時の給食費4,900円でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  わかりました。  それでは、今度191ページの小学校の学校運営事業だと思うんですけれども、教材費のことを伺います。それで消耗品費でいろいろなものを買っていると思うんですが、今回というか29年度、やはりPTAからのお金がここの中に入っているのかどうか、まず伺います。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  この中にPTAのお金というのは入っておりません。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  義務教育だから、ちゃんと公費で賄われなければならないはずのいろいろな教材費が、PTAのほうから別個に充てがわれて、それが授業で使われたという事実はつかんでいますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  学校教育課・山口がお答えいたします。  今委員のおっしゃるように、やはり学校で必要なものは公費負担であるものですので、PTAのお金から、例えば机や椅子など子供たちが学校生活を送る上でマストなものは買っておりません。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  そういう備品みたいなものは買っていないと思うんですけれども、例えば紙を買うとか、そういうことが29年度あったか知りませんけれど、そういうことでPTAのほうから出ているという事実はつかんでいらっしゃいませんか。何か授業で使うものをPTAからの寄附で賄っているという、そういう事実があったんですよ、前。29年度はどうだったかというのを、それをつかんでいるか、つかんでいないか。  逆に言えば、PTAの会計を見せてもらえば、それはわかるんですけど、こちらの担当として、私がもう何回も指摘しているんで、そこをちゃんとつかんでいたのかどうかだけでもいいですから答えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  学校教育課・山口がお答えいたします。  子供たちが実際授業で使う紙等のことなんですが、今学校においては、PTAのお金については、そこは十分整理して考えていると、局としては理解をしております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  あくまでも、やはり義務教育なんですから、本当にプラスアルファの部分をPTAのほうの行為で何かしていただくというのは、私は考えてもいいんだと思うんですけれど、義務教育に必要なものは、やはり公費で負担してもらわないといけないという、そういうことを本当に強く思うんです。プラスアルファはいいです。  それでは、変えまして、193ページの004学校プール管理運営事業について伺います。これは学校の授業で使われた分と、それから夏休みの開放、これが一緒で55万円なのか、それとも社会教育のほうで別立てしているんでしたっけ。ちょっと済いません、そこをお願いします。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  プール管理運営事業について、運営自体は小学校の授業の時間としてと、あと夏の開放ということでは分かれているんですが、この予算の中で当然、光熱水費の中にはプールに入れる水ですね、そういったものが入っています。プールの水を全部抜き取って次に、例えば夏の開放に使うというわけではないので、プールの水はここで基本入れているというようなことでは、兼ねているというところは言えるかなと思います。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  この清掃業務委託料というのがありますけれど、ここはどういうところに、どういう内容で委託をしたんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  こちらの清掃業務委託料は、プールの受水槽の清掃業務委託料になります。受水槽内を清掃しまして、きれいな水の提供をできるようにということで行っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  シーズンの前に、プールのいわゆるプール自体をきれいにしないと、いろいろコケですとかくっついていると思うんですが、それはどなたがやったんですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  プール清掃におきましては、学校教育課の職員及び国府小学校教員により清掃を行っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  先生たちの負担をどうやって減らそうかって教育委員会もやっていますけれど、こういう小さいところも、やはり考えていく必要があるんじゃないかというふうに思います。  それで、夏休みにどのぐらいの利用者があったのかというのは、後ろの生涯学習のほうを見てスポーツ……。済いません、ちょっと費目を教えてください。              (「スポーツ健康課」の声あり)  スポーツ健康課か、そっか。でも、こどもスポーツチャレンジ事業とか……。でも、どっかにあるよね。どっかで見たんだけど、ない。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  教育委員会、わかる。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  夏の間のプールの開放のことにつきましては、所管課が学校教育課ではなくスポーツ健康課のほうになりますので、こちらのほうでちょっと御説明申し上げることができません。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  そういうイベントをやったとか、そういうのはわかるんですが、要するに、そういうことであっても、この学校プールの管理運営事業の中で光熱水費ですとか、全てハードの関係はそこで賄っているという理解でいいんですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  委員のおっしゃられるとおりハードの部分は、こちらの学校プール管理運営事業のほうで賄っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  185ページの、ここでいいんだったかわからないんですけど、学校教育指導振興事業ですか、部活の外部委託の関係で伺いたいんですが、部活動で教員が指導に当たるというのも大変な話で、全く門外漢の先生がいろいろなことを教えているということで、現場からも負担を減らしてほしいという悲鳴が聞こえてきているわけですが、29年度はどの程度、学校側の要請に対して充足があったのか答えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(鳥海淳一君)  学校教育課・鳥海がお答えいたします。  今、議員の御質問にありましたのは、中学校部活動地域指導者派遣事業になると思いますが、昨年度の実績につきましては、地域指導者が両校合わせて12名派遣しております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  その12名が、ニーズに対してどのぐらいの充足率になったのでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(鳥海淳一君)  学校教育課・鳥海がお答えいたします。  ニーズというのは、この制度自体が学校からの推薦状をいただいて、教育委員会が委嘱していくという流れになります。ニーズに対しては、全てお答えしていると考えています。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  そうしますと、もう学校側のほうは、この部活に対しては指導者のほうは、これで先生が指導しなくても、もちろん補助的なものとか何とかになるとは思うんですけれど、これ以上の人数は必要ないということで理解していいんですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育指導係副主幹(鳥海淳一君)  学校教育課・鳥海がお答えいたします。  部活動の実際の運営については、年度ごとに教員の人事異動も関連してきます。ですので、29年度については、全部で12名の申請があって、12人を委嘱したということになります。その中で、全て足りているかどうかというところは、またなかなか難しい問題だと考えています。細かいところで言うと、やはり指導歴が浅いか長いか、あるいは自分が実際に競技経験があるかというところも大きくかかわりますし、また地域指導者のお答えできる方がどのぐらいいるのか、また競技種目についても多少の差があると思います。ですので、そうしたものはこれから継続した課題になってくるとは考えています。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  では、なかなかまだ解消というところまでは至っていないというふうに受けとめました。  それでは、今度は53ページの雑入の旧吉田茂邸刊行物売上代というのが42と43にあります。こちらは、歳出のほうでは恐らく219ページの維持管理になるんだか、ここ3本ありますので、どこだか、それはどうでもいいんですけど、この売り上げ代に対してちょっと質問します。  これは、つくったのはもっと前の年度だと思うんですけれど、つくったときの、要するに在庫と原価、そして売上金の関係について説明をお願いします。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  まず53ページ、旧吉田茂邸刊行物売上代なんですけども、こちらにつきましては、内容については、平成28年度の旧吉田茂邸落成記念企画展図録であります「吉田茂─その生涯と大磯」、この本1冊を販売しております。作成しました平成29年2月末なんですけども、2,000部作成しております。その際、初版は1冊当たり216円でして、こちらにつきましては500円で販売をしております。  続いて、旧吉田茂関連製品売上代なんですけども、こちらは3種類のクリアファイルを販売しております。同じく平成29年に2月に作成いたしまして、その際、3種類各2,000部、2,000枚ずつで6,000枚作成しております。1枚当たり52.7円で作成いたしました。  説明は以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  そうすると、まだこれはかなり在庫がある、つくったものに対して売り上げの割合、何割ぐらいが売り上げられたのかというのは、計算すればわかりますかね。手元に数字があったら答えてください。
    決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  まず、刊行物売り上げ代なんですけども、こちらにつきましては、平成29年の11月に増刷をしております。その際、2,500部増刷いたしまして、現在約1,700部の残部がございます。  また、クリアファイルにつきましては、平成30年6月に再版いたしまして、こちらは2,000枚増版しております。クリアファイルにつきましては、大体3,200枚程度現在残部が残っております。  説明は以上となります。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  わかりました。本当にこういう博物館扱いのところで、売り上げられるものは何かというと難しいところがあるなというふうに思います。ミュージアムショップみたいなところも何か観光あたりで考えてはいると思うんですが、なかなか難しいなと思います。  それで、29年度に刷ったのはどこで計上されているんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  歳出のほうなんですが、ページでは217ページ、006旧吉田茂邸運営事務事業、この中の11需要費、04印刷製本費の中にて作成をしております。  説明は以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  わかりました。  済いません、エアコンの債務負担行為に係ることで、今聞ける時間の範囲内で伺います。これは、リースでも電気をベースにするか、ガスをベースにするか、そこら辺いろいろ先進自治体であると思うんですね。私、国がエアコン設置イコール電気がまた必要になるイコール原発再稼働みたいにならないかなって心配はしているんですけれど、それはさておき、タイプ別とかいうのは今、中でわかっているんですか。この債務負担行為、私もエアコンが必要だというのも本会議で求めました。だから、やっとできたなという感じはあるんだけれども、ちょっと唐突感が否めないので、29年度、どんな教育委員会で議論があったかだけ、まず伺います。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。どうぞ。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  今、鈴木委員のおっしゃられたとおり、電気ですとかガスですとか、それらいろいろな形態のものがあることは存じ上げております。それをこちらから、これにしなければならないというものではなくて、どういうもののほうがコストが効率的な運用ができるのか、コストダウンできるのか、点検業務とかメンテナンスとかしやすいのか、そういったところも全て提案をしていただくような考えで29年度おりました。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  質疑を終了します。  暫時休憩をいたします。1時から再開します。  (午前11時54分)  休憩  (午後 1時00分)  再開 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  休憩を閉じて再開します。  午後、質疑のある方、どなたかお願いいたします。  じゃあ、渡辺さん、どうぞ。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  それでは、決算書の193ページで、先ほどからちょっと話題になっております、音楽室の空調の設計、説明書は137ページです。それで、これが、私ちょっと今回入札のことをいろいろ聞いているので、最初に6月19日に入札が不調になっているんですけど、そのときの状況をちょっと説明してください。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  議員の、6月19日の入札で、大磯小学校音楽室等の空調設備の改修工事入札を行いました。ただ、そのときに、入札業者のほうの資格がなかったということで、再度入札を行ったという記録がございます。6月27日に再度入札を行いまして、岩田幸司設計事務所のほうが落札したというふうな記録になっております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  資格がないということで、このときに入札は何者あって、それで、またもう一回、岩田幸司設計事務所が落札しているわけですけど、この業者はそのとき入札に応じたのかとか、そういうところを教えていただきたいんですが。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  まず、6月19日の入札でございます。全部で10者、入札業者が入りまして、後、中に岩田幸司設計事務所が入っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  だから、どうして不調になったのかということを、先ほど何か「資格がなかった」とかって言われたんですけど、その状況をちゃんと説明してもらえますか。辞退したのがあったのかとか、そういうところとか、その詳細を。  それで、27日に再度入札して、これが随意契約になっているわけですよね。そこのところを説明してください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  最初の経緯から2回目のものを含めて。  どうぞ、担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  申しわけございません。今、手元に資料がなくお答えができないんですが、その入札の資格がなかったというふうな記憶で、済いません、答弁しております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ちょっと、だめだよ。そういう記憶だなんて、そんなことはならんでしょ。さっきは、資格がなかったと答えといて、今記憶がなかったのは、だめ、そんなの。きちっともう一度、答弁し直しなさい。  ちょっと、ちょっとさあ、余りにもひどいぞ、はっきり言って。そんな答弁の仕方。きちっと答えなさい。最初の答弁の内容とまた違うじゃん。入札の資格がなかったと言って、今度は、そういう記憶ですなんて言ってんだぞ。           (高橋英俊君「あり得ないだろう」と呼ぶ) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  そんなことはだめだよ。  ちょっと、ちゃんと説明しなさい。答弁して。  渡辺さん、いいですよ。じゃあ、時計とめますから。  きちっと答えなさい、もう一度。ほかの、もしあれなら課長とか部長とか、その辺のところ。もし手元になければ、資料を提出させるぞ。  今休憩ちょっととりますから。休憩します。  (午後 1時05分)  休憩  (午後 1時11分)  再開 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  それでは、休憩を閉じて再開をいたします。  時間のほうもスタートをお願いします。  改めて、町側の答弁を求めます。  担当、どうぞ。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  申しわけございませんでした。資格がないと申し上げたのが、該当の条件つき一般競争入札の落札者が、仕様に求めております「監理技術者を配置しなければならない」というふうにしていたところを、その資格がある方がいらっしゃらなかったということで契約を結ぶことができず、不調になったということでございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  監理技術者がいなかったというのは、その落札するに該当した業者のところに、監理技術者がいないということで失格になったということですね。  じゃあ、みんな辞退したとか、そういうことはなくて、その業者は、ここのもちろん岩田幸司設計事務所ではなくて、別の業者ですよね。そこのところでね。  それで、最初が、予算現額が148万円だったんですよ。これは、当初予算が148万円で、次に、この説明書を読むと、予算現額が128万6,000円になっているんですね。これは、二度目の入札を行ったときに、条件を変えたんですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  仕様をそのままの状況で、こちらのほうにつきましては、業者はほかの、次点で、入札の中で、済いません。6月19日の入札の時点で、次点に安く入札を入れてきた岩田設計に決めたということで、仕様は変わっておりません。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  部長。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長の仲手川がお答えします。  済いません、説明が、済いません。これ、当初予算148万円、現額が128万6,000円。これは、執行後に執行残がありまして、その分、ちょっと流用をかけまして、ほかの科目に移しております。そういった関係で、最終的な現額が、このぎりぎりの数字になっていると、そういったような内容でございます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  委員長ね、先日の入札の件でもよくわかったんですけど、この予算現額というのが、当初予算と変わっているんですよね。それで、まあ予備費に充当とか補正予算とか、そういうものをかけた場合には、この予算現額が変わるというふうな説明だったんです。  で、今の話を聞くと流用があったんですよね。残額があったので。  だから、そういうことを、私たち、この説明書のところに入れていただきたいんです。それでないと、ちょっと、こういうことがよくわかりません。予備費充当は、この決算書のところにも出ていたりするんですけど、流用とか、それから補正もそうですけど、いろいろあった場合に、これを書いていただくと、こういうことがよくわかるので、これからちょっとそういうところを改めていただきたいと思うんですけど、いかがでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  委員会でもう一度その辺とか確認した上で、それで町側のほうに申し入れをしたいと思います。そういうことで、この件についても。  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  じゃあ、済いません、その流用したのを説明してもらえますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  じゃあ、その流用がどこに流用したのかというのがわかるような御答弁をお願いいたします。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  じゃあ、いいです。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  え。  (渡辺順子君「じゃあいいです、わかんないみたいだから。時間ももったいないから」と呼ぶ) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  とめますから、いいですよ。  ちょっと、ちゃんとした答弁していただくために、今探していますので、ちょっとお待ちください。    (渡辺順子君「わかんないなら、わかんないで答弁してください」と呼ぶ) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  じゃあ、はい、担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  済いません、手持ち資料がなく、わからない状況です。済いません。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  わかりました。  じゃあ、時間をスタートしてください。  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  じゃあ、その点はちょっと不明ということで、わかりました。  それから、さっきちょっと、監理技術者というのが必要というのは仕様書に書いてあったということなんですが、単なる設計の、それはやっぱり必要なものだったんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  改めて説明して。担当。
    学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  空調の工事を行うに当たって、設備的にも特殊なものでございますから、それの技術的な、やっぱり管理監督ができる、設計をするに当たって、そういった技能を持っている者を置いて設計をしていただかないと、そこは設計に対しては不十分なものになりかねませんので、それは置くことが望ましいということで、条件に付しておりました。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  それは、音楽室という特殊なところということで、普通の教室とか、そういうところでは違うということの意味ですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  委員のお話のとおり、一般の家庭用のエアコンと、やはりわけが違いまして、規模ですとか能力が大きいものになってきます。  ですので、やはりこういった技術者を置きたいということで、仕様に入れました。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  先ほどのほかの委員の方からもお話がありましたけど、このエアコンについては、国のほうでいろいろ方針も決まってきまして、それで、この29年度にここをやろうというところも、いろいろ話があったようなんですが、そういうところの行き違いですかね、これ、せっかく140万かけて設計して、これから取りつけていこうかと思っていたところが、方針が変わってしまって、債務負担行為もかけて、こういうことになったという。その中で連絡調整がうまくいってなかったのかなというところで、非常に残念なことかなと思いますけれど、そういうところについて、先ほど質問もされましたけれど、再度、ちょっと答弁求めます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川、お答えいたします。  ちょっと音楽室につきましては大分以前からふぐあいが出ていたと、そういうことで、やはり喫緊の改修が必要だと判断で、これは当然、前年度28年度に予算計上して認められていただいたんで、進めるという方針になりました。  一方、全学校への空調、これは当然、億単位のお金がかかるということで、その時点で、一気にそこまでというのは、当然我々としても、要望はしておりましたけれども、なかなか実現が難しいんじゃないかという判断のもとで、とりあえず音楽室は喫緊の課題だったので、先行してやらせていただいたというところでございます。  ただ、これは町の方針として、やはり環境整備ということで、4校につけていただくことをお認めいただいたことになったということで、結果的にこういう形になりましたけれども、やはり、先ほど秋本が申し上げたとおり、無駄にならないようにこのデータは使用していきたいと、そういうように考えております。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  生徒が使うわけですから、その間、つくまでの間、すごく暑くて、あそこは窓も多分ないと思うんですよ、音楽室なので。そういう環境で、やはり非常に生徒にとって苦しいというか、つらい思いさせるんじゃないかと思うんです。  全校つくまでに、その音楽室がいつの時点でつけられるのかなというところもあるので、やはり最優先というか、そういうところを優先的に考えて、生徒のために早く設置をしてほしいと思っていますので、その点は、教育委員会のほうでも頑張ってやっていただきたいと思っていますけれど、どうでしょうか。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  確かに、教室に、窓をあけて授業はできない部屋の1つでございます。ほかにも視聴覚室、先ほども答弁させてもらいましたが、そういった部屋は多数ございます。そういうところを優先的に入れて、授業等、子供の健康に影響がないように配慮はしていきたいと、担当思っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  わかりました。  それでは、ページの47ページなんですが、ここのところで、小学校費寄附金というのが200万ありまして、これについて説明をお願いいたします。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  学校教育課・山口がお答えします。  小学校のほうに、特に楽器をということで、町内から寄附がございました。一つの小学校はピアノを購入させていただいて、今も第2音楽室で日常的に音楽の授業で使っております。もう一つの学校のほうは、持ち運びができるピアノというかキーボードですね、それからアコーディオン等を買わせていただいて、学年集会だとか音楽会等で有効に活用させていただいております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  これは多分、記憶に今思い出したんですけど、大磯小学校がピアノで、国府が持ち運びでしたかね。ちょっとその辺確認させていただくのと、それは学校のほうで、そういうことでいいということで、要望とか話し合いとかで決めたんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課副課長兼教育指導係長(山口友紀子君)  学校教育課・山口がお答えします。  済いません、逆でして、大磯小学校のほうが持ち運びのできるピアノやアコーディオン、それから国府小学校のほうは今も第2音楽室でピアノのほう使わせていただいております。  寄附していただいた方からは、子供たちのためにというふうに意向がありましたので、学校のほうに聞いて、今はこれが欲しいということで、いろいろと検討した結果、今そのように、大変有効に活用させていただいております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  では続いて、その上に、社会教育費基金寄附金というのがあって、旧吉田茂邸整備活性化等基金寄附金144万5,800円というのがあるんですけど、これは基金に積んだんでしょうか。どういうふうに扱ったんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  こちらにつきましては、最終的に基金に振りかえております。  内容としましては、個人・団体から4件、あと募金箱に募金されたお金が、こちらの中に含まれております。  説明は以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  個人4件の内訳をお願いできますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  先ほど、個人・団体ということで、個人の方が3名、あと団体が1団体というふうになっております。  個人の方の募金額ですけども、1名様が135万円、また1名様が1万円、また1名様が1,000円、あと団体が2,010円ということになっております。  説明は以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  わかりました。じゃあ、これは基金に積んだということで、わかりました。  次に、217ページなんですが、吉田茂邸のことをちょっと伺っておきたいと思います。  217で、郷土資料館からずっとある、006吉田茂邸運営事業です。これが、予算と随分見込みが違って来場者が多かったんで、この辺のところを、補正予算とかいろいろつけたと思うんですが、この状況ですよね。もうちょっと、まあ決算なので、どういう状況だったかということを説明してください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  当初見込んでいたよりも、かなり観覧者数がふえまして、10万4,000人というふうになっております。  このために、まず観覧券が不足するようになりまして、補正をかけております。あと、2つ折りのパンフレットなんですけども、こちらにつきましても、観覧券と同時にお渡ししておりまして、それを、不足しましたので再販しております。あと、図録につきましても、購入図書、購入される方が多かったので、再販をしております。主に印刷製本費が多くなったという状況が見られております。  説明は以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  賃金のほうは、どうですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  臨時職員賃金につきましても、人数をふやして予算化、補正予算を組みました。当初、2人程度というふうに考えていたんですけども、1日当たり3人常時つくように、人数をふやして、補正予算を組みました。  説明は以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ちょっと、2人ほどというのは最初、1日当たり何だって。もう一度ちょっと。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  最初、当初2名ということでしたが、来場者が多いので、1日3名でシフトを組んでやるような。全部で何人、だから配置をしたということなんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  こちらにつきましては、年間のローテーションを組みまして、また週当たりにつきましてもローテーションを組んでおります。ですので、トータル、こちらにつきましては7人を雇用しまして、1年間を雇用しています。常時、1日当たり3人が出れるような形でローテーションを設定いたしました。  説明は以上となります。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  じゃあ、その1人当たりの賃金を教えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  時間当たりの賃金ですけども、960円というふうになっております。  説明は以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  次、ある方。  柴崎議員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  じゃあ、先ほど出していただいた資料ね、328食というふうになっているんですけども、この数字からいくと328で、320じゃないですよね。どうして計算は320で計算することになったんですか。  328となっているけど、これ、いつとった数字とも何にも書いてなくてさ、じゃあ今後、320が平均的な数字ですなんていうのは、これを見て根拠は何もないでしょう。  例えば、何回かに分けて聞いて、400のときもあったし300のときもあったし、328のときもありましたとかって、何枚も紙出してきて平均値出したというなら、わかるよ。いつだかわかんないのに328。  だって、この中の数字だって、この日には親がいるから、弁当持ってけと言うか、弁当持っていくなと言ったか、そういうイレギュラーのときだって入っているかもしんないのに、どうやって、今後の大磯町の損害を算定するの。320って計算できたの。何の根拠で328って出していて、320になったの。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えします。  この328につきましては、これは去年の29年10月13日現在ということで、その時点のところで給食を停止した人を除いた数で、今後続けていこうとしている方の数が、生徒さんが328人ということで算出しております。  また、320につきましては、お互いの違約金のほうの話し合いについて弁護士と相談して決めた数字となっております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  弁護士と相談したと言うんなら、ちょっとそちらのほうを聞きますけど、結局、弁護士に、弁護士費用払っているわけですよね。  これは、弁護士費用はあれ、もう終わっちゃっているから、だめなの。それとも、担当の場所だから聞いていいんですか。どっち、委員長、これ。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  いや、内容について確認したいためなら、お話をどうぞ。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  結局、10月の16日以降だったっけ、13日、結局その後、契約の解除ができなくて、弁護士に任せたと。弁護士に任せたということになったんだから、そのときの弁護士費用って幾らかかったかというのは、そちらがわかっている数字でいいんですかね。どうですか。  だめならだめでいいよ。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えします。  そこの、総務課の範疇ですので、そこまで把握しておりません。  以上です。
    決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  それで、弁護士にざっと幾ら払っているかなというのだけは把握しているの、していないの。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えします。  そこまで細かい数字まで把握しておりません。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  それで、今、弁護士と相談して、328を320にしたと言うけど、だって弁護士からの報告があったって報告も、一つも残ってないんでしょう、だって。  弁護士の着手金とか、そういうのはまだいいよ、それじゃあ。だけども、今328だけど320でいいんじゃないかというふうに言ったという、弁護士が言ったというふうに責任にしたいと言うんなら、弁護士との話し合いの報告書なり何かがあるでしょ。ところが、情報公開すれば何もないよね。何で。弁護士は何、口頭で、これは320でいいよと言ったということなの。  そっちが言ったんだよ、弁護士がそれでいいと言ったって。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川、お答えいたします。  契約解除に向けての話し合いをする際には、当然、双方の損害額をまず出し合いましょうという形になります。これ、裁判ではございません。話し合いでの決着を我々は目指しました。  そういった中で、その残食幾ら、ベースとなるその食数をどうするかということをいろいろ相談させていただいた結果、弁護士から、そうしろというわけではございません。最終的には町側の判断で320にしたということですけれども、それに当たっての弁護士との相談の上で、最終的には、この最終日の表は328でございます。ただ、議員おっしゃるとおり、当然日々違う部分が出てきます。そういった中で、一応、根拠に近い数字ということで320。  今後、もし話し合いがうまくいかない場合には、法廷での闘争になる可能性もないわけではございません。そういったもろもろを含めると、やはり我々としては、それなりの根拠を含めた中で、それに近い数字を上げる必要があるのかなというところでこういった数字になったと、そういったところでございます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  いや、あのね、次から次へといろんなことが降って湧くようで申しわけないけど、例えば、今年度の予算、当初予算から債務負担行為の割は消えているのよ、数字として、給食の関係の。だけども、議会として見たら、債務負担行為をやめるという話は、一度も聞いていないんだ。  だって、契約解除じゃなければ、あなたたちは、解除ができ上がらなければ、次のとこに行けないと言ってんのにだよ、ということは、次のとこに行けないんだったら、次のところの前のままにずっとしとかなきゃいけないはずで、債務負担行為の金額が残ってなきゃいけないはずじゃない。それなのに、2月の初めに調製した予算書には、もう債務負担行為、載ってないんだよ。黙って消して。やっていること、違うじゃん。今の説明からすると。  契約は解除ができました。だから、違約金の決定できました。その時点で債務負担、もうこの業者とはやりません。もう、さらでやるんだから、調理代も配送代も、別の業者になったんなら、全然ちゃらにしますから、この債務負担行為はなしになりますよというのは、全然わかるよ。今の話と全然違うじゃん。もしそうだとしたら、債務負担行為の金額はずっと載せたままで、今年度の予算まで行かなきゃいけないよ。だって、契約解除をしなければ、次の業者に行けないと言っているんだよ。次の業者にもし行けるんだったら、その債務負担行為の額が小さくなるかもしれないけど、使えたじゃない。  11月21日の日、これはどこの件を言っているかというと、教育長に係った給与の関係と教育委員会の職員の給与の関係のことだ。11月21日の全員協議会の席上で、これテープでとっているから、誰の声だといって、正確に後で見りゃわかるんだけど、「今後の方針は、いつぐらいをめどに詰めるのか」というのに対して、答えとして「12月末までに意見を集約したいと考えている」って。これ11月21日の全員協議会だよ。ごめん、10月の16日の全員協議会だよ。反訳ができ上がったのが11月21日、この10月16日のね。だから、「きょうから、やめます」と言って、あのとき全協でやったよね。いろんなこと聞いたよ。  ところが、一般質問で予定していて、吉川さん出さなかったんだけど、もう10月27日の日に、大磯町完全給食実施の検討に係る調査委託を、幾らかかりますかと言って見積もりを長大に出させているんだよね。「12月までの間に意見集約します」と言っているのに、もう完全給食のために、どうやったらいいですかと言って、その設計を委託に出しているんだよ、あんたたち。  見積もりで出ているよ。これ、吉川さんがパワーポイントで自分の一般質問のときに出そうとしていた、議員に配られている資料だよ。それの見積書というのに、もう10月27日が。話、集約しますと言っているのに、実はやる気がなかったわけじゃん、長大に見積もり出して。  じゃあ、この見積もり、平成29年の10月の27日だけど、この見積書の金額はどこに書いてあるの。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川、お答えいたします。  済いません、前段の部分、御説明申し上げてよろしいでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  違うよ。前段の部分、要らないです。こっちだって、時間があってやっているんだから。  10月の27日に見積書って来ているけど、見積もり出したからには、見積もり送ってくれと言っている限りは、見積書出すためには幾らかかるよとやっているはずでしょというの。だから、その見積書の、もらうための金額はどこに費用として計上されているのというのが、質問。だって、29年度の決算やっているんだから。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  わかりました。  参考見積もりに係る経費は、通常はかかりません。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  それで、ここが落としたんでしょ、結局。翌年になったら。それだって、見積もりとっているところが落としちゃったらまずいでしょ、だって。ほかの入札もあるけど、最初から、ここだけって決めていたんでしょ、だって。  それで、「2月まで話し合いますよと言って、ぬけぬけと10月16日に言っているんだよ。この反訳の記録ができ上がったのが11月21日で、関議長の一応署名があって出来上がっている形にはなっているんだけど、「当面、弁当箱は返していただく。契約解除ができなければ、次の契約に現在の予算の中では執行できない」と言っていて、そう言っていて弁当を返してもらったんだよね。じゃあ、この弁当箱を返してもらって今、保管料か何かかかっているの。どこに置いてあるの、弁当箱は。一応、29年度のうちにやめちゃったんでしょ。弁当箱、どこに置いてあるの。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  弁当箱、コンテナと給食に係った道具は、中学校にあります、給食配膳室として使っていた部屋に収納しております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  そうすると、例えば、損害が幾らかを計算しないと弁護士の費用がわからないというのが、あなたたちの考え方だよね。  それで、損害は幾らぐらいになるって結局見積もられたの、弁護士費用を算定するに当たって。この弁護士費用を算定したのは、誰。総務課がやったんだから自分たちは関係ないって言う。算定したの、わかる。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えします。  弁護士費用の算定につきましては、総務課のほうと調整しながら算定をしているんですけども、実際に弁当箱の関係の損害については、うちの教育委員会のほうで幾ら相当ということで算定しております。  実際には、弁当箱の破損とかの部分、損害部分がございましたので、そちらを計算しまして、約18万円程度の損害というふうに見込んでおります。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  いや、損害じゃないよ、言っていることは。質問したことは。  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  ちょっと何か質問が、すごく、ずれているのね。  18万円の損害がありそうだというふうに算定しているんじゃなくて、あなたたちはどうやって算定しているかというと、弁当箱の価格の単価を出しているじゃない。もう、これは既に弁当箱、幾らと言って、一般質問のときに弁当箱を指してやったことがあったけど、あなたたち、今回の食器の発注数と保管数の差に基づく金額を損害として出しますよといって、17万9,000円、約18万出している。  その算定のときに、主食のランチボックスは、食器の単価が1,668円、それで53個ない。副食のランチボックスについては1,162円で、72個ない。これで、8万3,404円と8万3,664円という形で、ほかのことも、コンテナも1個なくなっているということで、18万近くの金額を損害だといって計上しているんだけど、たしか、これ私がランチボックスの値段を「これが幾らで、あれが幾らです」と言ったときに、米のほうのランチボックスは455円、副食のほうは、まあ本当は逆だったんだけど、例の大磯のロゴが印刷してあるからという理由で2,375円だと言っていたのを、結局、米のほうの455円にロゴが印刷してあったんだけど。  これでいくと、単価違うし、これじゃあ損害の額が算定できないじゃない。455円が米の問題で、それで53個ないというんだったら455円掛ける53だから2万円だよね。それを8万円の損害だといって出しているんだよ。損害金額の算定の仕方が違うじゃん。だって、これ出してんのは平成29年の、弁護士との契約を結ぶときだから、平成29年の何日だったっけ。弁護士との契約を結んだのは……、俺が全部言っちゃうんじゃなくて聞こうか。弁護士との契約を結んだ、そのくらいはわかっているんでしょ。平成29年のいつ、何日。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代、お答えします。  昨年の10月の17日付となっております。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  そうすると、16日の全協のときに、議員が何人か質問しているのにはそうやって答えて、もうその月末近くには長大に見積もり発注し、弁護士との契約し、契約の算定根拠になる弁当箱の値段も、副食の弁当箱の値段も、全然違う。一体あんたたちは何種類、書類をつくっているんだよ。こういうの、公文書偽造って言うんだぞ。情報公開でとっているんだから。  ちょっといかにもさ、455円を1,600円だとしたり、ちょっと、どう考えたって、常軌逸してんだろう。何でこうやって二重帳簿、三重帳簿になるようなことになってんの。誰の命令で、こんなことやってんだよ。  弁当箱455円といったら、455円でいいじゃないか。2,375円といったら2,375円でいいはずなのに、何で1,162円なんだよ、副食のほうが。ましてや、だって弁当箱の大きさだって、副食のほうが圧倒的に大きかったのに、今度の新しいのには、米のほうが1,668円で副食のほうが1,162円、これが去年の10月の17日の弁護士の契約結ぶときに算定した損害額のときの根拠だよ。  これ、どう説明してくれるの。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川、お答えいたします。  弁当箱の契約時の内訳、それとの差異は、議員からも一般質問で言われたとおり、確かにシールの張る場所を後で変えたりとか、そういったところでここの当初の内訳から総額の枠の中で変えたという、これは一般質問でもおわび申し上げたとおりです。  ですから、書類としてきっちり残してなかった、説明してなかったというのは事実でございますけれども、契約の総額の範囲内で一部仕様を変えてしまったと、それについて御説明してなかったという部分でございます。  ですから、弁護士に算定費用に用いた数字が、実際のそれぞれのお弁当、主食、副食の箱の単価だという、ですから、2つ合計すると1セット当たりの単価は契約額と同じ数字になると、そういった内容でございます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  そんなこと言うんじゃないかと思って、念のために計算してたの。最初の弁当箱、455円があなたたちは1,150個あると言ったんだよ、覚えてる。それで計算すると52万3,250円。副食のほうが2,375円で900個発注したと言ったんだ。それで計算すると213万7,500円。そのほかにコンテナがあるよな、コンテナが68個で6,120円、これが米のほうのやつだ。副食のほうが7,780円で62個、48万2,360円。これを足すと幾らになるかというのは、すごく笑っちゃうんだけど、あんたたちは全部で業者に対しての物品供給契約書というのに385万7,403円、うち消費税が28万5,733円とやってんだ。  ところが、あんたたち、これの足した計算に違うのに気がついたんだよ。変更契約やってんだ。減額しますよと言って1万3,392円を減額する、うち消費税は992円分と言って、今の金額からこの1万3,392円を引いてんだ。そうじゃないとこれを足した金額でならないから、正確には384万何がしなんだ。  ところが、今度の弁護士の算定のほうの根拠の契約書でいくと、幾らになっているかというと、米の主食のほうが1,170個発注して1,668円、これは195万1,560円だ。副食のほうが920個、これ掛けることの1,162円が単価、そうすると106万9,040円。足すと302万600円だ。それにコンテナのほうの、今の両方の89万を足すと391万円になっちゃうんだよ。これに消費税が入るから400万超えるんだ。間違った計算を根拠に損害を計算してるんだぜ。  今、部長がいうように、両方の計算を合わせりゃ一緒だと言うけど、片方は384万円台、片方は400万を超える、全然違うじゃない。ただし、コンテナの値段だけは一緒だ。そうすると、平成29年10月17日に議会に説明した翌日だ。弁護士に謝金というか着手金を払うために損害額を特定しましょうと言って、最終的に250万ぐらいの損害を集めたということになってるけど、少なくとも弁当箱でなくなった分を計算しても根拠がないし、金が足りない。  そうするとまずいのは、なくなった数をどうかって、今ここで数を数えに行くわけにもいかないから、あえてあなたたちの言ってることが正しいということにしましょうと思うけど、単価そのものを変えてて、トータルすりゃ一緒だと言って、トータルしても金額が違う、一体何やってんだよ。世の中ではよくこういうのでたらめって言うぞ。どこが一緒なんだよ、部長。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代がお答えします。  こちら、当初のこの物品供給契約書と数が違うということなんですけでも、片方が、主食用が当初1,150だったのが、今回弁護士のほうの算定に出したのが1,170、20差があります。もう一つ副食のほうも、もともと当初が900だったのが、弁護士のほうの算定では920ということで、20差があって、20ずつふえているということになっているんですけども、こちらにつきましては、この当初の物品供給契約とは別に、予備が必要ということで、20セット別発注しているということであります。  以上です。           (柴崎 茂君「単価は何で違うのよ」と呼ぶ) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  単価が違うということについての回答は。  担当。 ○学校教育課長(宮代千秋君)  学校教育課・宮代がお答えします。  単価につきましては、当初の契約では、実際には副食用のほうにいそべぇのラベルが張られるということになっておりましたので、いそべぇのほうのラベルが張られる予定だった副食のほうが高くなっておったんですけども、実際には主食のほうにいそべぇのラベルが張られたということで、この1,213円相当を振りかえというか移しているということになっております。  以上です。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  全然意味がわからない。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  次、ほかに。それでは、二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  決算書の219ページ、説明書のほうの121ページです。009旧吉田茂邸研修等事業で、オンリーワンの価値を生かした新たな事業を行うということで、通常の博物館機能を基本として吉田茂首相に関する独自のイベントを行うということで、特に決断ということに特化したイベントが行われたようですが、4回行われて63人ということなんですが、どのような形のイベントで、それが連続したものなのか、それとも1回1回別のイベントだったのか、そこら辺も教えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  219ページ、009旧吉田茂邸研修等事業の事業内容なんですけども、こちらの事業の予算で4回の研修を行っております。  まず、最初の1つ目が、就職活動支援セミナーなんですけども、大学生を対象としたものを10月14日に行いまして、講師は大磯町旧吉田茂邸担当参与であります柴田明彦さんにお願いしました。こちらについては、参加人数は4人でした。  続いて、同じく第2回就職活動支援セミナーを10月24日に開催いたしました。同じく講師は大磯町旧吉田茂邸担当参与であります柴田明彦さんにお願いいたしました。参加人数は20人でした。  そして、ビジネスマンを対象としました決断力の養成を目指した講座なんですけども、決断の聖地・旧吉田茂邸講演会、「日々これ決断という修羅場がビジネスプロデューサーを鍛える」という内容で行いまして、こちらも講師は大磯町旧吉田茂邸担当参与であります柴田明彦さんにお願いいたしました。参加人数は17人でした。  また、最後なんですけども、決断講演会、ショーとしましてフラメンコダンサー永田健さんから決断研修。この方は、もともとは商社マンだったんですけども、転職されましてダンサーになられた方です。最初に講演会をしていただきまして、その後でショーを行いました。期日11月27日に開催いたしまして、参加人数は22人でした。  説明は以上となります。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  1回ずつ4回行われたということなんですが、これ費用はどのぐらいずつ、最初77万5,000円で出てるんですが、決算額が27万円ということだったので、その内訳も教えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。
     平成29年度のこちらの研修等事業なんですけども、講師謝金、講師につきましては、大磯町旧吉田茂邸担当参与、柴田さんにお願いしております。このため講師謝金は本事業には含まれておりませんので、実際に講師謝金でかかったのは、こちらのフラメンコダンサー、決断講演会にかかわるものということになっております。そのために当初の予算よりも低い金額で決算額はなっております。  説明は以上となります。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  幾らよ。このフラメンコダンサーに幾ら。  ちょっと待ってよ。答弁が漏れてるから聞いてんだから、答えて、どうぞ。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水が説明をいたします。  こちらのフラメンコダンサーの方の講師謝金ですけども、12万円で4人分を支払っております。  説明は以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  12万で4人分てどういうこと。  担当、答えて。ちょっとわからないよ、12万で4人分てどういったかわからない、答えて、わかるように答えてくれる。担当、どうぞ。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  こちらの4名なんですけども、済みません、回答が漏れておりました。4人につきましては、ダンサーの方が2名と、あと演奏者の方が2名ということで4名というふうになります。  それぞれ3万円ずつ支払ったという状況でございます。  説明は以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  最後のこのフラメンコダンサーのチラシは見たと思うんですけど、この大学生に向けての、ビジネスマンとか就活に向けてのことだと思うんですが、こちらに関してはどのような周知で行われたんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  こちらの周知につきましては、大磯町の広報、また大磯町郷土資料館のホームページ、あと旧吉田茂邸の窓口におきまして、チラシを配布いたしまして周知をしております。  説明は以上となります。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  これによって効果というのはあらわれたんでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  効果はどうだったかの質問です。  どうぞ、担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水が説明をいたします。  まず、初年度ということもありまして、いろいろと手探りで事業を実施いたしました。いろいろと場所も検討しまして、最終的にはやはり地下の研修室でやったという状況なんですけども、どういう形で机を配置してということで、いろいろと手探りだったんですけども、広報等の呼びかけで参加していただきました。参加された方には非常に満足感いただいたんじゃないかなというふうに考えております。  今後もいろいろと試行錯誤の上で、この事業を進めていきたいと思っています。  説明は以上となります。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  私はこのイベント的な、イベントというんですか、独自の決断の場でこういうイベントが行われるということは、すごくいいことだと思うし、決断するときにどういう思いで、集中して、その時間を共有して決断していくかということは大事じゃないかなと考えます。  なので、初年度だということで、効果のほうがアンケートというか、参加者の方から聞かれた内容ではよかったということだったので、できましたら続けてやっていただければと思っております。  あと219ページ、旧吉田茂邸学芸活動事業です。企画及び講座の開催ということで、こちらについて教えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  講座の内容だよ、答えて、担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  008旧吉田茂邸学芸活動事業での企画展及び講演の内容なんですけども、まず、展示につきましては、ミニパネル展としまして、「旧吉田茂邸の建築、その変遷と吉田五十八による近代数寄屋建築の特徴」というテーマで、旧吉田茂邸の展示・休憩室におきまして展示を開催しております。会期は平成29年の9月2日から平成30年3月31日までの170日間でした。こちらにつきましては観覧者数4万7,641人ということでした。  また、講座につきましては、ミニパネル展の関連行事としまして、「旧吉田茂邸の建築と吉田五十八」というテーマで、の吉田五十八の関係者であられる方に御講演、また見学会を行いました。期日は平成29年11月11日で、参加人数は講演会が30人、見学会につきましては32人の参加がございました。  説明は以上となります。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  わかりました。  それと、その上の219ページの旧吉田茂邸維持管理事業というところで、監視カメラを置かれたというふうに、予算のときに聞いたんですが、このカメラがもたらした結果というんですか、何かいろんなものが映っていたと思うんですが、そこら辺の状況とかどうでしょうか、防犯的なものです。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  昨年度の予算で監視カメラを1台増設しております。もともと15台カメラがあったんですけども、1台増設したわけなんですが、その1台というのは地下1階の研修室に監視カメラがなかったのでそれを増設いたしました。このことで、地下1階ということで、閉鎖空間になってしまうんですけども、それを監視して事故防止等ができるという状況になりました。  説明は以上となります。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  それのほかに、庭園のほうに24時間体制で郷土資料館と吉田茂邸の庭園を、県の方が見回りをしてくださるということなんですが、そのほかにカメラはつけてなかったでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  旧吉田茂邸には、先ほどもお話しましたとおり16台のカメラが設置されておりまして、そのほか県立大磯城山公園・旧吉田茂邸地区には監視カメラが同様に張りめぐらされております。主に街道沿いであるとか、あと川沿い、そのあたり中心に設置されております。  また、人的警備も入っておりまして、24時間人が張りついている警備というふうになっております。  説明は以上となります。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  29年度は、ここの中では、事故とか何かがなかったというふうに捉えてよろしいですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課副課長(北水慶一君)  生涯学習課・北水がお答えいたします。  平成29年度におきましては、館内の事故は発生しておりません。  説明は以上となります。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  ページ、207ページ、005成人式開催事業で、説明書では116ページですか、93万2,000円。これ実行委員会形式で、この前の年は国府小学校の体育館で行われたと思いますが、プリンスホテルに戻されて、成人者の方の御意見とか、そういうのはどんな感じに上がってきましたでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課生涯学習係長(仲手川登三男君)  生涯学習課・仲手川がお答えいたします。  平成28年度につきましては、プリンスホテルがリニューアル工事ということで、成人式の会場としては使えずに、国府小学校の体育館を使いました。それで、実行委員会でも確認いたしましたところ、やはりプリンスホテルでやりたいという希望が強かったということもありまして、新しくなったプリンスホテルのほうにまた復活いたしまして成人式を開催いたしました。  やはり国府小学校は小学校なりで手づくりのよさがあったという意見ももちろんいただきましたけれども、やはりプリンスホテルのちょっと豪華なところといいますか、雰囲気のいいところ、やはりいいなという感想が大部分だったというふうに認識しております。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  同級生が同時にこの場で集えて、出席率も大磯はよくて82.4%なんですけれども、そこら辺はどのように考えられますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課生涯学習係長(仲手川登三男君)  生涯学習課・仲手川でございます。  市町村で統計が出ておりまして、出席率等見ますと、市レベルではやはりちょっと出席率が少なくて50%台が多いです。町村レベルですと60から70%台が多いんですけれども、大磯は82%ということで、町村の中でもかなり出席率が高いほうの部類に入っております。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  今回、1月の成人式を迎えられたときに、ちょっと障がいをお持ちの方も同時にお祝いをされていたようですが、そこら辺のところはどうでしょうか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課生涯学習係長(仲手川登三男君)  生涯学習課・仲手川がお答えいたします。  事前に御連絡をいただいておりましたので、受付のほうもスムーズにいきまして、付き添いの方ももちろんいらっしゃったんですけれども、職員の会場誘導もスムーズにできたんではないかというふうに認識しております。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  とてもよかったことだと思います。  それで、この記念品が出て、記念品を取りに来る皆さんも、役場のほうに、ほぼほぼ全員のように取りに来られたかどうかも教えてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○生涯学習課生涯学習係長(仲手川登三男君)  生涯学習課・仲手川お答えいたします。  当日出席できなかった方につきましては、一応1月の末までに役場のほうに取りに来てくださいという周知をさせていただきました。その結果、29年度につきましては、約15名の方が、本人というよりは保護者の方がほとんどなんですけれども、記念品その他資料一式取りに見えられたという結果でございます。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  じゃあこちらで完了したというふうに捉えてよろしいですね。  じゃあ以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ほかにはありませんか。  鈴木委員、最後にじゃあお願いします。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  じゃあ最後に少しだけ。  先ほどのエアコンの債務負担行為の額を、電気やガス、やり方についてもこれからということ、そこまで伺ったんですけど、この積算はどこでどうやってなされたのか、聞かせてください。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  債務負担行為のことに関してということだと思うんですけれども、空調設備のメーカー何社さんかこちらのほうに来てもらって見積もりを取って、その中で中間的というんでしょうか、金額帯的にも平均的なところを見て、予算計上させていただいております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  実際に、これから契約というところになるわけですけど、本当にここでこの債務負担行為の金額というのは、上限を定めているんですけど、もしかしたらそれで合わないかもしれない、でもプロポーザルのときに上限、もちろん要件設定しながら金額の上限かけるかもしれないと、そこら辺はまだ未定ということでいいんですか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本がお答えいたします。  委員のおっしゃるとおりまだ未定というところでございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  平成目安箱の1階のところ、よく読むんですけど、一番新しいのがこのエアコン設置のことでした。
     それを読むと、31年度にはと書いてあるんですけど、できたら早くやってほしいんですが、リースになると、どっちにしても文科省は恐らく補助金はつけないんでしょうね。そこら辺の直近の情報というのは得てますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  直近の情報として、学校環境改善交付金のメニューの中で、そういった空調設備の改修工事というもののメニューがあるんですが、やはりリースについては補助対象外であるというのが今現在確認しているところです。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  それで、これ大磯小学校なんですけど、普通教室なんですけど、特別に暑い教室がありまして、そこにエアコンが設置をされているんだけれども、これ壊れている。ここは、実はエアコンが壊れているのは何とか扇風機で、それも首振りが1つ壊れている状況なんですけど、何とかやりくりができていて、それで先生の心配は、それよりも冬凍えちゃうということなんです。  それで、ほかの教室には暖房の器具が入っているんだけど、ここはエアコンが入っているからエアコンで暖房するために、ほかの教室に入っているものは入っていないという状況で、何が言いたいかというと、そういうふうに29年度もそういうことだったようなので、来年度の予算の編成に当たっては、施設を徹底的に調べて、どこにどういう不具合があるかというのは、もう施設管理者が全部把握してるはずです。教育委員会の所管のところは。  それで、もちろん優先順位はあるとは思いますけれど、小中学校の義務教育の部分は、絶対にこれを予算要求全額出してください。それで手当てすべきです。そういうふうに思うんですが、そこについての考え方を、ぜひとも私、教育長に伺いたいと思います。必要な不具合のところは全額出していただきたいと思います。  今までは本当にそんたくの世界で、やはりこのぐらいでやらなきゃいけないという頭に固まってしまっていて、必要なものが正々と出せない状況にあるんですよ。そこを、今回教育長に打破していただきたいんです。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  教育長。       (高橋英俊君「決算の話だろ、決算じゃねえじゃん」と呼ぶ) ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  来年度に向けて決算やってるんだから。29年度も不具合あったんです。 ○教育長(野島健二君)  来年度のエアコン設置に関しての要望というような形で受けとめさせていただきたいと思います。  いずれにしましてもお金がかかることですので、議員総意の中で進めていくことが大事かというふうに考えております。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  鈴木委員。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  それはいろいろやりとりをしなければいけない場面もあるというのは、私もわかります。  ただ、施設でどれだけのものが本当に求められているのか、我慢をしながら今、毎年毎年回しているんです。だけれど、それはやっぱり我慢を強いてはいけない部分が多々ありますよ。  だから、そういうところをちゃんと把握した上で、29年度も不具合があったわけだから、今度の31年度の予算にこの決算は生かすという、そういう位置づけになっているので、それをやっていただきたいということです。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○教育部長(仲手川 孝君)  教育部長・仲手川がお答えいたします。  おっしゃるとおり、私もここに異動しまして、大分予算要求の段階から、言われるようにお金がないからということで自己規制はせずに、必要なものはとりあえず全て予算要求すると、そういったところで私も職員には伝えております。  以上でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  同じようなものなんですけど、ページが197です。説明書は110ページで、小学校の学校給食施設設備維持事業の中で、この修繕費というのが212万5,196円あるんですけれど、これについて説明していただけますか。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  小学校給食の給食設備に関する修繕料ということで、29年度におきましては、大きなもので上げますと、国府小学校のプロパンガスの配管遮断弁及びガス調整器の交換修繕、こちらで59万9,800円。それから、大磯小学校給食下処理室のシンク増設修繕ということで45万3,600円。大磯小学校配膳室の網戸及び扉の修繕、24万6,213円が主なもので、その他数件細かな修繕工事を行ったものの積み上げでございます。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  あちこち、いろいろと修繕されたと思うんですが、一度国小の給食室というのを見学させていただいたことがあるんです。そのときに、みんなびっくりしたんですけど、本当に蛍光灯がついてないとか、いろんな細かい要望が皆さんから来ているのが張ってあったんです。本当にそういう小さな、電気つけてください、つけてくださいと本当に切実な、幾ら言ってもつかないみたいな感じで、そういうのが書いてあったんで、私たちみんなびっくりしたんですけど、やはりそこで、現場で働いている方がとても不便していることだと思うんです。  大きいものはともかく、そういうふうに上がってくるかもしれないけど、やっぱりそういう現場の方の働く環境とかを考えると、そういうことはそんなに大きな金額ではないので、やはりまめに応えてあげてほしいなと思うんです。  そういうことはどうなんでしょう、今年度そういうことで、要望が上がったけれどできなかった、やろうと思ったけどお金がなかったというような感じなんですよね。そういうものについて、どういうふうに要望にどれだけこたえられたかなというところは、皆さん、ちょっと答えていただきたいんですけど。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  担当。 ○学校教育課教育総務係長(秋本篤史君)  学校教育課・秋本、お答えいたします。  先ほどの鈴木町議からの御質問とも重なる部分あるかと思うんですが、学校施設のいろいろな箇所での老朽化がやはり進んでおりまして、イの一番にやはり児童生徒の学習環境に影響するところを優先する部分、そして今の給食室も子供さんの食事の提供に非常にかかわる部分でございますので、そういったところを、子供に係るところから優先をしていっている関係で、どうしても大人が使う部分とかが後発になっていってしまっている部分があるかと思います。  例えばの話で申し上げますと、今の給食室の照明などは、やはり防湿、湿度が高い部屋ですので、そういうところの安全が担保されている器具を取りつけるとなると、1機がやはり、通常の教室につけるものよりも高くなっています。そういうものは箇所箇所、順次直していっています。  そういった箇所箇所で直すものもございますが、今年度におきましては、国府小学校の職員室の照明が、天井がすごく高いところにありまして、照明器具が簡単に取りかえられない状況でございました。そのため足場を組む必要があると。そういうところは足場を組む手間がかかりますので、一気に直させていただきたいということで、今年度実施をさせていただいているところでございます。  子供優先でやってはいますが、当然職場にいる教職員の皆さんの労働環境の安全は、公務災害の防止というところにもかかわってきますので、そういったところは安全を確保しながら作業ができるように環境を整えていきたいと思っております。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  以上をもって質疑を終了します。  これをもって、教育委員会教育部学校教育課、生涯学習課に関する審査を終わります。  以上をもって、全会計の質疑を終了いたします。  暫時休憩をいたします。  再開は放送をもって、皆様、理事者の方々に申し上げます。  (午後 2時21分)  休憩  (午後 3時30分)  再開 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  それでは、休憩を閉じて再開をいたします。  これをもって、全ての本委員会に付託されました議案第59号「平成29年度大磯町一般会計歳入歳出決算の認定について」、議案第60号「平成29年度大磯町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第61号「平成29年度大磯町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第62号「平成29年度大磯町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、議案第63号「平成29年度大磯町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」の審査は、全て終了いたしました。  これより討論に入ります。討論のある方、挙手をもってお願いをいたします。  鈴木委員どうぞ。 ○決算特別委員会委員(鈴木京子君)  鈴木京子です。  私は、平成29年度の一般会計並びに4特別会計に対して、認定に反対の立場で討論をいたします。  中学校給食のことは、何度も注意喚起をしたにもかかわらず後手に回って、生徒、保護者、町民に多大な迷惑をかけました。温かくておいしい給食は自校方式が基本ということを肝に銘じていただきたいと思います。  町民感覚の欠如は、みなとオアシスのにぎわい交流施設や駅前広場整備計画にも共通すると考えます。観光推進しなければ立ち行かないという認識のもと、観光の事業も拡充しました。ゆとりがあっての観光であればいいんですが、町民で収入が低い方たちに目が向いていないと思います。生活保護相当、またはそれ以下の生活を送っている人たちに、光を当てる必要が年々高まっていると考えます。具体的な施策や執行が見えませんでした。  国民健康保険税や後期高齢者医療保険料、介護保険料を払えない、加入さえしていない町民がいるかもしれない。このことを想定していただきたい。特に介護保険では恒道会問題が進展しないどころか、状況が悪化している、このことを取り上げたいと思います。  また、この特別会計の繰出金が一般会計を圧迫しているから経常経費が高い、困った存在のように町は言いますけれど、予算ベースで言わないでいただきたい。議会、町民に誤解を与えます。これは毎年のように繰り返しているので、正すべきだと思います。  今回の誤解で一番許しがたいと思ったのは、職員の時間外手当の29年度予算審査で、月20時間を1.5倍の30時間にし、1億1,213万6,000円、これを計上したのに支給したのは半分強でした。この残りが繰越金となり、財政調整基金に積み立てられ、無駄遣いの原資になることが考えられます。もう私にとっては腹立たしい限りです。時間外の勤務命令簿は正直につくるべきです。  下水道は、相模川流域下水道建設負担金に無駄な部分が入っていることから、例年のごとく反対です。  何をするにも職員の力が必要です。町長は、私の総括質疑で中途退職者に関しての再質問に対し、「町で学んで転職しやすい町」のような発言をなさいました。町民に対しても、職員に対しても、相手の身になって考える、相手の言い分を聞いて生かす、この基本が残念ながら欠けていた平成29年度の執行だと考えます。  最後に、反対の理由とは別ですけれど、この決算の説明書の中の予算現額が予算書の額ではなく、法律で認められる範囲の流用の結果であることが判明しました。この件に関しても誤解を受けることのないよう工夫するよう、議会とも連携し、よりよい成果説明書になるように要望いたします。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  次。  三澤議員、どうぞ。 ○決算特別委員会委員(三澤龍夫君)  私は、平成29年度の大磯町の一般会計歳入歳出決算並びに4特別会計の歳入歳出決算について、認定の立場で討論させていただきます。  町の仕事として当たり前のようにできるもの、当たり前のようにまたやらなければならない、これがずっと続いてくる仕事です。その中で町民にとっては、町というものを信頼する、信用する、そして住民にとって本当に有益なことをやってもらう、今現在の現実としてそういう思いをまだお持ちです、十分にお持ちです。その辺のところをこれからも皆さんは一町民の立場に立って仕事をやっていかなければならないと、そういうふうに思います。専門的な立場で、さまざまな、複雑な課題に取り組んでまいります。  皆さんにとって、これはなかなか難しい、これは何だというようなことがあるんでしょうけど、だけれども、あの人たちに任しとれば、町も我々もいい方向に導いてくれるんだという信頼関係、それを損なわないようにお願いしたいと思います。実際に緊張感を持ってやらないと、住民の皆さんが持っている信頼感、それを損なうということは、何か小さなことがきっかけで大きく育ってしまう危険性がございます。その辺のところを十分に認識されて、日々新たに、また自分の仕事に緊張感を持って、これから励んでいただきたいと、そんなふうに思います。  決算の認定に当たりましては、さまざまな問題ございますが、それは何かをなすために行った行為、それがなかなかうまくいかない部分もありましょうが、その前提として町民のため、町のためというふうに認識しております。ですから、その辺のところをこれからもう十分に理解して仕事に当たっていただきたい、そのように思います。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  次。  渡辺委員。 ○決算特別委員会委員(渡辺順子君)  私は、平成29年度決算、一般会計不認定で、そして4特別会計は認定の立場で討論いたします。  経常収支比率や実質公債費が悪化して、財政の硬直化が進み、厳しい財政運営が続いています。その中で特に町税収入では、収入未済額が3億1,500万円、10.9%もふえました。高齢化によって医療、介護など義務的経費がふえていく中で、生活者重視、町民ニーズに十分応えられたであろうかと思うと、数々の疑問が残ります。  観光によって、吉田邸の入館者がふえていますが、必ずしも定住には結びついていません。待機児童の解消の充実、町民・町内雇用の創出、商工業・漁業の振興など、町内経済の発展のために知恵を尽くす努力が必要だと思います。  働き方もさまざまに変化しています。若い世代のニーズにしっかりと応えられるようにしていかなければなりません。それにはやはり、自分たちの町がどのような形にしていきたいか、住民参加によって大磯らしい生き方、あり方を決めていくのが本筋だろうと思います。  大磯港みなとオアシス、駅前再整備など、住民の声が置き去りになっています。中学校給食も生徒、保護者に十分に応えられませんでした。そしてまた、小学校音楽教室のエアコンの設置や西久保休憩所の整備など、結局予算が生かされず、先送りになりました。何回も指摘されている基金の整備も手がつかず、公共施設の再整備計画を立てても、施設の統廃合、複合化などに着手すべきなどに公共施設はふえる一方です。恒道会、おおいそ福祉会など、弱い人の立場に目を向けてほしいと思っております。このまま何十年先の大磯の姿を思い描くことが難しいと考えております。  以上が反対の理由です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ほかに。ありませんか。  二宮委員。 ○決算特別委員会委員(二宮加寿子君)  総合計画から実施計画への目標や達成率、進行管理を進めていただくことを望み、平成29年度決算審査において一般会計並びに4特別会計、賛成の立場で討論いたします。  平成29年度大磯町一般会計予算は、歳入が112億6,230万円で、前年度伸び率4.0%、歳入歳出の差し引き残高は4億2,376万円で、対前年度伸び率はマイナス31.0%、翌年へ繰り越すべき財源5,812万円を控除すると実質収支は3億6,564万円です。  人生100歳時代と言われる高齢社会となってきていますが、医療と介護、福祉、生活支援サービスを地域包括ケアシステムの構築が重要であります。高齢者に優しい町、また子育ての悩み、不登校などにさまざまな課題もある中で、必要な支援情報が届きやすい町として行政運営を進めてほしいと思っております。  大磯町への移住定住をしやすくする、考えている方への支援の一部として、認定こども園の整備、放課後子どもプランの朝の居場所づくり、5歳児健診や子育てメール、電子母子手帳など作業療法士の配置、教育研究所の相談体制、スクールソーシャルワーカー、心理士さんなども、今後も継続的に進めていただきたいと思います。  昨年4月にオープンした吉田茂邸の関連事業など、今後の発展は町の誇りとなるよう望みます。さらに、地域防災力や農業政策は町民の命をつなぐものなので、重点を置いてほしいです。消防専用無線や消防指令センター、四輪駆動の消防ポンプ自動車の出動や活躍と実績は、安心・安全な町のイメージとなりますので、健康に留意され、消防力強化に努めていただきたいと思います。  また、健康づくりとして、子どもスポーツチャレンジ事業の拡大や介護予防教室の充実など、健康長寿日本一となるよう健康寿命の延伸に対する対策が、これからも重要となると考えます。  今年度は制度改正に向け、限られた人数の中でさまざまな業務に当たられた状況を考えますと評価するところもあります。よって、一般会計歳入歳出決算初め4特別会計歳入歳出決算につきまして、賛成といたし、認定いたします。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ほかには。  柴崎委員。 ○決算特別委員会委員(柴崎 茂君)  10月3日の本会議も予定されていますし、一応とりあえず皆さんと同じように簡単に討論させていただきます。  私は、議案第59号一般会計の認定から特別会計について、全てに反対の旨で討論させていただきます。  全てのことは、この委員会でのいろいろ発言とか意見とかをお聞きいただけば当然わかることですけれども、特にひどいのは教育委員会ですね。この給食については、一体本当に誰のために、そもそも最初から始めたんだろうと思わざるを得ないような、どの部分の説明を聞いてもそういうことでした。詳しくはまた本会議でさせていただきます。  そして、最も一番問題だとちょっと思っていますのは、今回さまざまな人口統計、それは第七期の高齢者福祉計画とか、その他、後期高齢者の広域連合での資料、その他、私の手元にあるような資料を見ても、ここのところでは余り、感じてはいたんですけれども、もうどの資料も全て右肩下がりになっていますよという人口の減り方のすさまじさです。特に第七期高齢者福祉計画、本町でつくっているものですけれども、そのことだけを見ますと、もう既に直近の数字でさえ一応3万3,000人の予定というものを3万1,500人で、1,500人現実の数字のほうが少なくなっています。  それでいて、町が支出している片っ端から、こういうことをやりました、ああいうことをやりました、ほとんどが箱物の政策であります。これをやって、今20年後とかのことを考えたら、当然またその箱物を使い続けなければならないわけですけれども、そういう維持費と一体相まって大丈夫なのかと。そういうことを考えると、常々、毎回毎回の予算、補正予算、その他流用とかの話を聞いていると、全てにわたって、この町はやっぱり耐えられないなという感覚になります。  町長は、私のこの9月の総括質疑に対して、新生児が201人になったというふうに答えられていますけれども、例えば今、幾つの世代をとるかというのにもよりますけど、200人の世代ということは男女100人ずつしか生まれていません。この今の新生児の人が100歳になったときには、ちょうど200人掛けることの100年ということになりますから2万人です。しかし、実際はもう既に170人しか生まれていないという年が一昨年あったりしていることを考えたり、先ほど言った話ではないですけど、第七期の高齢者福祉計画でも、既に1,500人、3万3,000の予定なのが3万1,500になっていることを考えると、大体予定というのはちょっと多めに人口を眉唾でふやしているのが普通ですけども、もう既に追いついていないんですね。  そういう実態を考えると、このままやっていった場合、こういう事業の提案だと言って、ここにいる議員が賛成していた場合、恐らく将来にわたってどういうことになるかと言ったら、大変な費用負担がかかる。  特に一般質問でやったように、下水道についてもそうです。どんどんどんどん地域は、もう際限なく延伸していく。ことし4月の当初予算でも、50数ヘクタール整備地域をふやしたい。その割に人口は大した人口でもない。既存の整備地域はどうかといえば、75%の人が75%ぐらいの参加でしかしていない。75掛ける75で計算すれば、55いくかどうかの人数しか加入していないわけです。  特に下水道は、人口が減りましたと言っても、じゃもう整備しないで下水道埋めてしまいましょうというわけにはいきませんから、恐らく、この整備地域に対して負担金を課すかわり、そこを永久に整備していかなきゃいけないんでしょう。しかし、気がついたときの30年後、40年後どうなっているかといえば、人口は今の2万人が保てる、先ほどのわけもないです。ほぼ半分になると見たほうが妥当です。そしたら1万5,000人で、今よりも広い地域を下水道の費用を持たせなければならない。そんなことやって、果たしてこの町が公共料金が安い町だというふうに言えるんでしょうか。  恐らく、全国的にどの地域も同じような人口の減り方をするでしょうから、それこそ限りなく人口が上に、上にというのは高層階へ集積するような場所に住んで、同じ地域の単位面積あたりのものを多くの人でカバーするしかないですけれども、大磯町のように住民が大勢いますといっても、それはみんな一軒家だとかそういうとこならば、必ず費用負担は全ての人にかかることになります。果たしてそんな町に、子育てもできない、給食だって満足にしない、年寄りの火葬料も出せない、そんな町に一体誰が住むんでしょうか。子育ての町が聞いてあきれます。
     ということで、特別会計も一般会計も全てに認定はできないというような結論に達しました。29年度に支出した延長線上で将来を望むならば、果たしてこの町に住みたいことになるかどうかといえば、少なくとも私に限って言えば、絶対にこんな町に住みたいとは思いません。海岸に大磯港にぎわい施設、それをつくったらにぎわって人が定住することになるんでしょうか。  断固として、こういうことについては認定できないということで、討論を終わらさせていただきますが、本会議場ではもう少し長くやらせていただく予定でございます。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ほかに討論のある方。  高橋委員。 ○決算特別委員会副委員長(高橋英俊君)  私は、議案第59号から63号まで認定する立場として討論させていただきます。  一般会計と特別会計を合わせた平成29年の決算額は、歳入で1.9%の増、歳出で3.8%の増でありました。収支状況として実質収支までは黒字でありますが、単年度収支では赤字となったことが気になるところです。  大磯町行政経営プランの中でも、第四次総合計画の後期基本計画の財政見通し、この計画期間中の財源不足が見込まれるところ、計画期間中の財源確保は喫緊の最重要課題だと思っています。  どうか今回の決算委員会のさまざまな意見、指摘事項、ここを踏まえていただいて、新年度予算に生かしていただければと思っています。  以上です。 ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  はい。ほかにはありませんね。  これをもって討論を終了します。  これより、本委員会としての採決に入ります。  議案第59号「平成29年度大磯町一般会計歳入歳出決算の認定について」、原案賛成者の挙手を求めます。                 (挙手者4名) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  挙手者多数につき、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第60号「平成29年度大磯町国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、原案賛成者の挙手を求めます。                 (挙手者5名) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ありがとうございました。  挙手者多数につき、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第61号「平成29年度大磯町後期高齢者医療特別会計歳入歳出決算の認定について」、原案賛成者の挙手を求めます。                 (挙手者5名) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ありがとうございました。  挙手者多数につき、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第62号「平成29年度大磯町介護保険事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、原案賛成者の挙手を求めます。                 (挙手者5名) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  挙手者多数につき、本案は原案どおり可決いたしました。  議案第63号「平成29年度大磯町下水道事業特別会計歳入歳出決算の認定について」、原案賛成者の挙手を求めます。                 (挙手者5名) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  ありがとうございました。  挙手者多数につき、本案は原案どおり可決いたしました。  これをもちまして、本特別委員会に付託されました平成29年度一般会計並びに4特別会計に係る決算の審査は全て終了いたしました。  お諮りをいたします。  本特別委員会における審査の経過及び結果報告については、委員長に一任願いたいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  当然、副委員長にも御協力をいただきます。よろしくお願いいたします。  御異議ないと認め、そのようにさせていただきます。  お諮りをいたします。  特別委員会初日の本会議場における担当課の決算説明部分の会議録については、これを省略したいと思いますが、御異議ございませんか。              (「異議なし」の声あり) ○決算特別委員会委員長(吉川重雄君)  御異議ないものと認め、初日の会議録省略についてを決定いたします。  本委員会中において、発言中に不穏当な発言がありましたら、後日、会議録を調製の際、これを善処いたしますので御了承ください。  5日間にわたって熱心に御審議いただき、御苦労さまでした。  皆様の御協力によりまして、委員長の任を務めることができましたことを厚く御礼を申し上げます。  10月3日の本会議において、先ほど一任いただきました委員長報告を無事果たせますよう御協力をお願いしまして、御礼の御挨拶とさせていただきます。ありがとうございました。  以上で、本委員会を閉会いたします。御苦労さまでした。  (午後 3時56分)  閉会...