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  1. 寒川町議会 2023-03-01
    令和5年第1回定例会3月会議(第1日) 本文


    取得元: 寒川町議会公式サイト
    最終取得日: 2024-09-11
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和5年第1回定例会3月会議(第1日) 本文 2023-02-21 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 150 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 2 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 3 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 4 :  ◯田端西地区まちづくり対策特別委員長関口光男議員】 選択 5 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 6 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 7 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 8 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 9 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 10 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 11 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 12 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 13 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 14 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 15 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 16 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 17 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 18 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 19 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 20 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 21 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 22 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 23 :  ◯議長佐藤一夫議員】 選択 24 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 25 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 26 :  ◯番外【議会事務局長 大川 修】 選択 27 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 28 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 29 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 30 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 31 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 32 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 33 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 34 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 35 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 36 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 37 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 38 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 39 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 40 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 41 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 42 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 43 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 44 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 45 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 46 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 47 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 48 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 49 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 50 :  ◯番外【議会事務局長 大川 修】 選択 51 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 52 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 53 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 54 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 55 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 56 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 57 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 58 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 59 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 60 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 61 :  ◯番外【議会事務局長 大川 修】 選択 62 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 63 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 64 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 65 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 66 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 67 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 68 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 69 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 70 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 71 :  ◯副議長【吉田悟朗議員】 選択 72 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 73 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 74 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 75 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 76 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 77 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 78 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 79 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 80 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 81 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 82 :  ◯番外【議会事務局長 大川 修】 選択 83 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 84 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 85 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 86 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 87 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 88 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 89 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 90 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 91 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 92 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 93 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 94 :  ◯番外【総務部長 野崎 誠】 選択 95 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 96 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 97 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 98 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 99 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 100 :  ◯番外【環境経済部長 菊地高志】 選択 101 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 102 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 103 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 104 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 105 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 106 :  ◯番外【学び育成部長 伊藤 研】 選択 107 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 108 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 109 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 110 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 111 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 112 :  ◯番外【学び育成部長 伊藤 研】 選択 113 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 114 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 115 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 116 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 117 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 118 :  ◯番外【学び育成部長 伊藤 研】 選択 119 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 120 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 121 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 122 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 123 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 124 :  ◯番外【学び育成部長 伊藤 研】 選択 125 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 126 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 127 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 128 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 129 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 130 :  ◯番外【健康福祉部長 三橋義明】 選択 131 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 132 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 133 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 134 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 135 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 136 :  ◯番外【企画部長 深澤文武】 選択 137 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 138 :  ◯番外【健康福祉部長 三橋義明】 選択 139 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 140 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 141 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 142 :  ◯番外【町長 木村俊雄】 選択 143 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 144 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 145 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 146 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 147 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 148 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 149 :  ◯議長【天利 薫議員】 選択 150 :  ◯議長【天利 薫議員】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                  午前9時00分 開議 ◯議長佐藤一夫議員】  おはようございます。  ただいまから令和5年寒川町議会第1回定例会を再開し、3月会議を始めます。  なお、3月会議の会議期間は、本日から3月27日までの35日間といたします。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元にお示しのとおりであります。    ──────────────────────────────────────      日程第1 会議録署名議員の指名 2: ◯議長佐藤一夫議員】  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は、会議規則第116条の規定により議長において、佐藤正憲議員、山上秀樹議員を指名いたします。  この際、諸般の報告をいたします。監査委員から、令和4年度令和4年12月分例月出納検査の結果報告並びに総務部人事課、総務課に関する監査結果報告がありましたので、お手元にお示ししておきましたから、ご了承願います。  次に、沖縄県宜野湾市喜友名1-20-11、コドソラ代表与那城千恵美氏から、お手元にお示しのとおり、日本全体で解決すべき問題として、普天間基地周辺の子どもたちを取り巻く空・水・土の安全の保障を求める陳情が提出されましたので、ご了承願います。  次に、横浜市神奈川区台町7-2ハイツ横浜403号、特定非営利活動法人神奈川県腎友会会長府録譲治氏から、お手元にお示しのとおり、重度障害者の医療費助成に関する陳情が提出されましたので、ご了承願います。  次に、横浜市神奈川区台町7-2ハイツ横浜403号、特定非営利活動法人神奈川県腎友会会長府録譲治氏から、お手元にお示しのとおり、透析患者の通院への助成に関する陳情が提出されましたので、ご了承願います。    ──────────────────────────────────────      日程第2 田端西地区まちづくり対策特別委員会の調査研究に関わる報告に           ついて 3: ◯議長佐藤一夫議員】  日程第2「田端西地区まちづくり対策特別委員会の調査研究に関わる報告について」を議題といたします。  本件に関し、委員長の報告を求めます。田端西地区まちづくり対策特別委員長、関口委員長。        〔田端西地区まちづくり対策特別委員長(関口光男議員)登壇〕 4: ◯田端西地区まちづくり対策特別委員長関口光男議員】  それでは、ただいま議題となりました田端西地区まちづくり対策特別委員会の報告について、会議規則第71条の規定により、次のとおり報告いたします。
     本委員会は、平成29年3月に田端西地区のまちづくりの推進に向けた調査研究を行うために設置されました。田端西地区は、圏央道寒川南インターチェンジや県道44号線伊勢原藤沢、県道46号線相模原茅ヶ崎に接しており、交通の利便性を生かした新たな産業集積拠点として町内外に注目されている地域であります。  田端西地区を取り巻く経過といたしましては、平成2年の第3回線引き見直しで一般保留区域として位置づけられたところから始まり、平成22年第6回線引き見直しでは、特定保留区域に位置づけられました。これを受け、平成23年には、地元において田端西地区まちづくりの研究会、翌年平成24年には、田端西地区土地区画整理組合設立準備会が発足し、市街化区域への編入及び土地区画整理事業実施に向けた取組が進められ、地元でも勉強会を重ねるなど、まちづくりに関する機運が徐々に高まっているところでした。  そのような状況で寒川町議会としても、田端西地区のまちづくりの推進に向け、平成29年第2回定例会3月会議において、9名の委員から成る本特別委員会が設置され、令和3年の一般選挙後引き続き活動を続けてまいりました。  特別委員会は、現地踏査や陳情の審査を含め合計で25回開催し、執行部からその都度事業推進に関する報告を受けながら議会としても調査研究を進めるとともに、時には執行部と議論し、様々な意見も申し上げてきたところであります。  この間も組合設立準備会、事業協力者、町担当課によるまちづくりの取組は進められ、その結果、平成30年には区域区分に関する都市計画変更手続が開始され、令和元年9月には、市街化区域への編入とともに寒川町田端西地区土地区画整理組合の設立が認可されました。その後公共施設や宅地の設計が進められ、令和3年10月の仮換地指定を経て、翌11月からは造成工事に着手し、令和8年の完成に向け事業が進められているところであります。  このように現在は組合施行で土地区画整理事業が進められていることから、本特別委員会はここで一定の役割を終えたものと判断し、2月13日に開催した特別委員会をもって、調査研究を終了することといたしました。  今後については、組合による事業の進捗を見守るとともに、産業集積拠点にふさわしいまちづくりに向け、必要に応じて議会として関わってまいりたいと考えております。  以上で、報告は終わります。 5: ◯議長佐藤一夫議員】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 6: ◯議長佐藤一夫議員】  質疑なしと認め、報告を終わります。  暫時休憩いたします。                 午前 9時09分 休憩    ──────────────────────────────────────                 午前10時45分 再開 7: ◯議長佐藤一夫議員】  休憩を解いて会議を再開いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第3 副議長の選挙 8: ◯議長佐藤一夫議員】  日程第3「副議長の選挙」を議題といたします。 9: ◯議長佐藤一夫議員】  お諮りいたします。選挙の方法は投票、指名推選のいずれの方法といたしましょうか。                  (「投票」の声あり) 10: ◯議長佐藤一夫議員】  ただいま投票によられたい旨の発言がありました。副議長選挙は投票により行うことにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 11: ◯議長佐藤一夫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、副議長の選挙は投票にすることに決しました。  議場の出入口を閉鎖します。                    (議場閉鎖) 12: ◯議長佐藤一夫議員】  ただいまの出席議員は18人であります。  これより投票用紙を配付いたさせます。                   (投票用紙配付) 13: ◯議長佐藤一夫議員】  投票用紙の配付漏れはありませんか。                  (「なし」の声あり) 14: ◯議長佐藤一夫議員】  配付漏れないものと認めます。  投票箱を改めさせます。                   (投票箱点検) 15: ◯議長佐藤一夫議員】  異状ないものと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。                  (点呼に応じ投票) 16: ◯議長佐藤一夫議員】  投票漏れはありませんか。                  (「なし」の声あり) 17: ◯議長佐藤一夫議員】  投票漏れないものと認めます。投票を終了します。  これより開票を行います。 18: ◯議長佐藤一夫議員】  お諮りいたします。会議規則第29条第2項の規定により、立会人に茂内久代議員、青木 博議員、山田政博議員を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 19: ◯議長佐藤一夫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、立会人に茂内久代議員、青木 博議員、山田政博議員を指名いたします。  立会人の立会いを求めます。                     (開票) 20: ◯議長佐藤一夫議員】  開票の結果を報告いたします。投票総数18票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。うち有効投票18票、無効投票ゼロ票、有効投票中、吉田悟朗議員14票、青木 博議員4票、以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は5票であります。よって、最多得票の吉田悟朗議員が副議長に当選されました。  ただいま副議長に当選されました吉田悟朗議員が議場におられますので、本席から会議規則第30条第2項の規定により当選を告知いたします。  議場の閉鎖を解きます。                    (議場開鎖) 21: ◯議長佐藤一夫議員】  ただいま副議長に当選されました吉田悟朗議員を紹介申し上げます。 22: ◯副議長【吉田悟朗議員】  ただいまご推挙賜りました吉田悟朗でございます。  改めて大任をお預かりすることとなり、大変身の引き締まる思いでございます。浅学非才の身の上ではございますが、議長を支え、円滑な議会運営に努めてまいりますので、皆様、どうぞご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 23: ◯議長佐藤一夫議員】  都合により副議長と交代いたします。  暫時休憩いたします。                 午前11時00分 休憩    ──────────────────────────────────────                 午前11時01分 再開 24: ◯副議長【吉田悟朗議員】  休憩を解いて議会を再開いたします。  しばらくの間議長の職務を代行いたします。よろしくお願いいたします。    ──────────────────────────────────────      日程第4 議長の辞職許可 25: ◯副議長【吉田悟朗議員】  日程第4「議長の辞職許可」を議題といたします。  議長佐藤一夫議員から、議長の辞職願が提出されております。  まず、その辞職願を事務局長をもって朗読いたさせます。大川議会事務局長。 26: ◯番外【議会事務局長 大川 修】  それでは、読み上げさせていただきます。  辞職願。  このたび一身上の都合により、令和5年2月21日をもって議長を辞職したいので、許可されるよう願い出ます。  令和5年2月21日。寒川町議会副議長吉田悟朗様。寒川町議会議長佐藤一夫。  以上でございます。 27: ◯副議長【吉田悟朗議員】  お諮りいたします。佐藤一夫議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 28: ◯副議長【吉田悟朗議員】  ご異議ないものと認めます。よって、佐藤一夫議員の議長の辞職を許可することに決しました。  暫時休憩いたします。                 午前11時02分 休憩    ──────────────────────────────────────                 午前11時35分 再開 29: ◯副議長【吉田悟朗議員】  休憩を解いて議会を再開いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第5 議長の選挙 30: ◯副議長【吉田悟朗議員】  日程第5「議長の選挙」を議題といたします。 31: ◯副議長【吉田悟朗議員】  お諮りいたします。選挙の方法は投票、指名推選のいずれの方法といたしましょうか。                  (「投票」の声あり) 32: ◯副議長【吉田悟朗議員】  ただいま投票によられたい旨の発言がありましたが、議長選挙は投票により行うことにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 33: ◯副議長【吉田悟朗議員】  ご異議ないものと認めます。よって、議長の選挙は投票することに決しました。  議場の出入口を閉鎖します。                    (議場閉鎖) 34: ◯副議長【吉田悟朗議員】  ただいまの出席議員は18人であります。  これより投票用紙を配付いたさせます。                   (投票用紙配付) 35: ◯副議長【吉田悟朗議員】  投票用紙の配付漏れはありませんか。                  (「なし」の声あり) 36: ◯副議長【吉田悟朗議員】  配付漏れないものと認めます。  投票箱を改めさせます。                   (投票箱点検) 37: ◯副議長【吉田悟朗議員】  異状ないものと認めます。  念のため申し上げます。投票は単記無記名です。投票用紙に被選挙人の氏名を記載の上、点呼に応じて順次投票願います。  点呼を命じます。
                     (点呼に応じ投票) 38: ◯副議長【吉田悟朗議員】  投票漏れはありませんか。                  (「なし」の声あり) 39: ◯副議長【吉田悟朗議員】  投票漏れないものと認めます。投票を終了します。  これより開票を行います。 40: ◯副議長【吉田悟朗議員】  お諮りいたします。会議規則第29条第2項の規定により、立会人に佐藤正憲議員、山上秀樹議員、橋本修一議員を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 41: ◯副議長【吉田悟朗議員】  ご異議ないものと認めます。よって、立会人に佐藤正憲議員、山上秀樹議員、橋本修一議員を指名いたします。  立会人の立会いを求めます。                     (開票) 42: ◯副議長【吉田悟朗議員】  開票の結果を報告いたします。投票総数18票、これは先ほどの出席議員数に符合しております。うち有効投票17票、無効投票1票、有効投票中、天利 薫議員15票、山田政博議員2票、以上のとおりであります。この選挙の法定得票数は5票であります。よって、最多得票の天利 薫議員が議長に当選されました。  ただいま議長に当選されました天利 薫議員が議場におられますので、本席から会議規則第30条第2項の規定により当選を告知いたします。  議場の閉鎖を解きます。                    (議場開鎖) 43: ◯副議長【吉田悟朗議員】  ただいま議長に当選されました天利 薫議員をご紹介申し上げます。 44: ◯議長【天利 薫議員】  ただいま議員の皆様からご信任をいただき、議長という大役を仰せつかりました天利 薫でございます。就任に当たり、一言ご挨拶を申し上げたいと思います。  この未曽有のコロナ感染が続く中、既に3年が過ぎております。ようやく明るい兆しが見えてくる今でございますが、子育て支援、そして経済、そしてデジタル化、多様な課題が山積しております。この寒川町においても、スピード感がある議会運営が求められております。こういった場所のこういった様相の中で、我々は一生懸命この議会運営に取り組んでまいりたいと思います。そして先ほど副議長に当選されました吉田悟朗副議長とともに、この議会を盛り上げていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願い申し上げまして、挨拶に代えさせていただきます。 45: ◯副議長【吉田悟朗議員】  新議長が決まりましたので、私の職務は終了いたしました。新議長と交代いたします。  議長、議長席にお着き願います。              〔新議長(天利 薫議員)議長着席〕 46: ◯副議長【吉田悟朗議員】  暫時休憩いたします。                 午前11時52分 休憩    ──────────────────────────────────────                 午前11時52分 再開 47: ◯議長【天利 薫議員】  それでは、休憩を解いて会議を再開いたします。  ただいまから議長として議事進行に当たらせていただきますが、議事の都合により、ここで暫時休憩といたします。                 午前11時52分 休憩    ──────────────────────────────────────                 午後 4時20分 再開 48: ◯議長【天利 薫議員】  休憩を解いて会議を再開いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第6 議席の一部変更 49: ◯議長【天利 薫議員】  日程第6「議席の一部変更」を議題といたします。  議長選に伴い、議席の一部を変更いたしたいと思います。その議席番号及び氏名を事務局長より朗読いたさせます。大川議会事務局長。 50: ◯番外【議会事務局長 大川 修】  それでは、変更議席番号及び議員名を朗読いたします。  1番佐藤正憲議員、2番山上秀樹議員、6番佐藤一夫議員、7番茂内久代議員、8番柳田 遊議員、10番柳下雅子議員、11番小泉秀輔議員、12番橋本修一議員、20番天利 薫議長。  以上でございます。 51: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。ただいまの朗読のとおり議席の一部を変更することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 52: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないと認めます。よって、ただいまの朗読のとおり議席の一部を変更することに決しました。  それでは、ただいま決定いたしました議席にお着き願います。  暫時休憩といたします。                  午後4時21分 休憩    ──────────────────────────────────────                  午後4時22分 再開 53: ◯議長【天利 薫議員】  休憩を解いて会議を再開いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第7 議会運営委員会委員の選任 54: ◯議長【天利 薫議員】  日程第7「議会運営委員会委員の選任」を議題といたします。 55: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。議会運営委員会委員の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、議長が会議に諮って指名することとなっておりますが、議長の指名により選任することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 56: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、議長の指名により選任いたします。  議会運営委員会の委員に、山上秀樹議員、山田政博議員、柳田 遊議員、杉崎隆之議員、吉田悟朗議員、黒沢善行議員の以上6名を指名したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 57: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、議会運営委員会委員は指名のとおり選任することに決しました。    ──────────────────────────────────────      日程第8 常任委員会委員の選任 58: ◯議長【天利 薫議員】  日程第8「常任委員会委員の選任」を議題といたします。 59: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。常任委員会委員の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっておりますが、議長の指名により選任することにご異議ございませんか。                 (「異議なし」の声あり) 60: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、議長の指名により選任します。あらかじめそれぞれの委員会に属するよう定めておりますので、事務局長をして朗読いたさせます。大川議会事務局長。 61: ◯番外【議会事務局長 大川 修】  それでは、読み上げさせていただきます。  総務常任委員会、山上議員、青木議員、山田議員、茂内議員、柳田議員、小泉議員、杉崎議員、岸本議員、黒沢議員、天利議長。  文教福祉常任委員会、佐藤正憲議員、山田議員、佐藤一夫議員、茂内議員、柳田議員、柳下議員、橋本議員、岸本議員、吉田副議長、関口議員。  建設経済常任委員会、佐藤正憲議員、山上議員、青木議員、柳下議員、小泉議員、橋本議員、横手議員、杉崎議員、太田議員、関口議員。  以上でございます。 62: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。ただいまの朗読のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 63: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、常任委員は指名のとおり選任することに決しました。  質疑の途中でございますが、暫時時間延長いたします。  暫時休憩といたします。                  午後4時26分 休憩    ──────────────────────────────────────                  午後5時10分 再開 64: ◯議長【天利 薫議員】  休憩を解いて会議を再開いたします。 65: ◯議長【天利 薫議員】  都合により副議長と交代いたします。  暫時休憩といたします。                  午後5時10分 休憩    ──────────────────────────────────────                  午後5時11分 再開 66: ◯副議長【吉田悟朗議員】  休憩を解いて会議を再開いたします。  暫時議長の職務を代行いたします。 67: ◯副議長【吉田悟朗議員】  お諮りいたします。天利 薫議員から、東海道新幹線新駅対策特別委員会委員を辞任したい旨の願出がありますので、特別委員会委員の辞任を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」の声あり) 68: ◯副議長【吉田悟朗議員】  ご異議ないものと認めます。よって、特別委員会委員の辞任を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。    ──────────────────────────────────────      追加日程第1 特別委員会委員の辞任 69: ◯副議長【吉田悟朗議員】  追加日程第1「特別委員会委員の辞任」を議題といたします。  天利 薫議員から、東海道新幹線新駅対策特別委員会委員を一身上の都合により辞任したい旨の願出があります。 70: ◯副議長【吉田悟朗議員】  お諮りいたします。天利 薫議員の東海道新幹線新駅対策特別委員会委員の辞任を許可することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 71: ◯副議長【吉田悟朗議員】  ご異議ないものと認めます。よって、天利 薫議員の東海道新幹線新駅対策特別委員会委員の辞任を許可することに決しました。  議長と交代いたします。  暫時休憩いたします。                  午後5時12分 休憩    ──────────────────────────────────────                  午後5時13分 再開 72: ◯議長【天利 薫議員】  休憩を解いて会議を再開いたします。 73: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。特別委員会委員の選任及び特別委員会の設置を日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ございませんか。                 (「異議なし」の声あり)
    74: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、特別委員会委員の選任を日程に追加し、追加日程第2とし、特別委員会の設置を日程に追加し、追加日程第3として議題とすることに決定いたしました。    ──────────────────────────────────────      追加日程第2 特別委員会委員の選任 75: ◯議長【天利 薫議員】  追加日程第2「特別委員会委員の選任」を議題といたします。  東海道新幹線新駅対策特別委員会委員として、新たに佐藤一夫議員を指名したいと思いますが、これに異議ございませんでしょうか。                 (「異議なし」の声あり) 76: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないと認めます。よって、東海道新幹線新駅対策特別委員会委員に佐藤一夫議員を指名のとおり選任することに決しました。    ──────────────────────────────────────      追加日程第3 特別委員会の設置 77: ◯議長【天利 薫議員】  追加日程第3「特別委員会の設置」を議題といたします。 78: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。本議題につきましては、寒川北インターチェンジ周辺の県道、町道の調査研究をするため、9人の委員をもって構成する寒川北インターチェンジ周辺対策特別委員会を設置いたしたいと思います。また、設置の期限については、調査研究が終了するまでといたしたいと思いますが、これに異議ございませんでしょうか。                 (「異議なし」の声あり) 79: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、9人の委員による寒川北インターチェンジ周辺対策特別委員会を設置することに決しました。 80: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。ただいま設置されました寒川北インターチェンジ周辺対策特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、議長が会議に諮って指名することになっております。議長の指名により選任することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 81: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、議長の指名により選任いたします。  これより事務局長をして、あらかじめ定めました委員を朗読いたさせます。大川議会事務局長。 82: ◯番外【議会事務局長 大川 修】  それでは、読み上げさせていただきます。  寒川北インターチェンジ周辺対策特別委員会、佐藤正憲議員、青木議員、茂内議員、柳田議員、柳下議員、杉崎議員、吉田副議長、太田議員、関口議員。  以上でございます。 83: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。ただいまの朗読のとおり決することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 84: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、特別委員会委員は指名のとおり選任することに決しました。  これより議案審議に先立ち、町長の施政方針を求めます。木村町長。 85: ◯番外【町長 木村俊雄】  それでは、議長のお許しをいただきましたので、施政方針を述べたいと思います。  立春以降、汗ばむほどの暖かい日があるかと思えば、底冷えのするような寒さで梅の花が縮こまる日もあります。こうした三寒四温を繰り返しながら少しずつ春になっていくのを感じております。  先日2月6日、氷点下の寒さの中、トルコとシリアで大地震が発生しました。4万6,000人以上が亡くなり、東日本大震災の犠牲者数を大きく上回る中、倒壊した建物のがれきの中で必死の救命救助活動が続けられています。どうか一人でも多くの命が助かりますよう心から願うとともに、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。  さて、本日令和5年寒川町議会第1回定例会3月会議再開に当たり、令和5年度予算案をはじめ関係諸議案を提出し、審議をお願いするわけですが、予算案等の提案に先立ちまして、私の町政に対する基本的な考え方や施策の概要について申し述べ、議員各位並びに町民皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。  町民皆様からの負託により町政をお預かりさせていただき、3期目の3年半が過ぎようとしております。これまでの間まさに新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう中で、明るい未来の訪れに期待しながらも、町民生活への影響を可能な限り軽減し、一貫して人々の心が通い合う「あったかいまち」を町民皆様とともに築いていくことに全力を傾注し、町総合計画2040に掲げる町の将来像である「つながる力で新化するまち」の実現に向け、着眼大局着手小局の考え方の下、選択と集中の観点から、限りある行政資源を効率的かつ効果的に活用し、これまでにない様々な施策、事業に果敢に取り組んできたところであります。  残された任期は僅かではありますが、引き続き町民皆様の期待に応えられるよう全力で取り組んでまいります。  さて、本年1月の内閣府月例経済報告では、景気はこのところ一部に弱さが見られるものの、緩やかに持ち直しているとされ、先行きについては、ウィズコロナの下で各種政策の効果もあって、景気が持ち直していくことが期待される、ただし、世界的な金融引締め等が続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっている、また物価上昇、供給面での制約、金融資本市場の連動等の影響や中国における感染拡大の影響に十分注意する必要があるとされております。  こうした社会情勢の中、町財政状況につきましては、健全性を維持しているものの、エネルギー価格や物価高騰などにより行政運営経費の増加が予測される中、公共施設の更新問題のほか、デジタル技術を活用した新たな行政サービス需要の高まりなど、町を取り巻く社会経済環境は急速に変化し続けている状況であります。  しかしながら、町民皆様の負託に応えていくために、行政は立ち止まるわけにはまいりません。今後とも町民皆様の生命、財産、暮らしを守ることを行政の最大使命と強く認識し、皆様から寄せられる行政ニーズにもしっかりと応えられるよう、景気の下振れリスクや国、県の動向を注視しつつ、町民生活に直結する重要な事業につきましては、積極的かつ効果的に進めることで持続可能なまちづくりを進めてまいります。  それでは、町政に対する基本的な考え方につきまして申し上げます。  さきに申し上げましたとおり、町を取り巻く社会経済環境が急速に変化している中、それに対応する町政運営の在り方といたしましては、常に一歩先を見据えた視点を持ち、様々なつながりから新たな発想やイノベーションを生み出すことで、少子高齢化、人口減少や多様化する町民ニーズ等の課題に積極的かつ柔軟に取り組んでまいります。  本年度は、国においてこども家庭庁がスタートする年度であり、昨年12月の国の第2次補正予算においても、その関連事業として出産子育て応援交付金事業が位置づけられ、町でも取組を始めているところです。いわゆる子ども真ん中社会に向けた取組が本格化する年度であり、町においても、子どもに対するさらなる取組の充実が求められているところです。  また、新型コロナウイルス感染症との闘いにつきましては、丸3年が経過し、この間町といたしましても、地域の実情を踏まえた新型コロナウイルス感染症対策方策を定め、適時適切な感染症拡大防止対策や緊急経済対策等、町民皆様の声を反映した取組を進めてまいりました。  こうした中、国においては、新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけを、本年5月8日に、現行の2類相当から季節性インフルエンザなどと同じ5類に移行する方針が決定されました。この5類への移行に当たり、3月上旬を目途に、感染症に対する医療提供体制や公費負担など具体的な在り方が明らかにされる予定です。町といたしましては、国や県の動向を注視し、引き続き町民皆様の暮らしにおける安全安心の確保に向けて着実に対応してまいります。  さらに自治体DXの推進につきましては、国において、デジタル社会の実現に向けた改革の基本方針が決定され、目指すべきデジタル社会のビジョンとして、デジタルの活用により一人一人のニーズに合ったサービスを選ぶことができ、多様な幸せが実現できる社会、誰一人取り残されない人に優しいデジタル化が示され、デジタル庁が発足しました。  町といたしましても、本年度新たにデジタル推進課を設置し、デジタル技術の活用を通じて町民皆様の利便性向上を図るとともに、デジタル技術やAI等の活用により業務効率化を進めることで、人的資源をさらなる行政サービスの向上につなげてまいります。  公共施設の老朽化、更新問題につきましては、公共施設の6割以上が建築後30年以上たち、劣化が進行しているため、修繕に多額の費用を要する状況にあり、計画上の財政シミュレーションの結果、施設数を減少させても、施設の再編、統廃合、複合化も視野に入れた対策を実施しなければ将来的に町財政全体で資金不足に陥ることが予測されます。  そのような状況の中、児童生徒の学びと生活の場である学校の安全を第一と考え、寒川町公共施設再編計画に基づき、本年度は旭小学校、小谷小学校及び旭が丘中学校の外壁修繕工事を予定しております。また、町立小・中学校の適正規模、適正配置等につきましては、町内の寒川の子どもたちにとって望ましい教育環境の確保に向け、寒川町立小・中学校適正化等検討委員会での検討結果等を踏まえつつ、学校再編後の将来ビジョン等につきまして、町民皆様の理解を得ながら一定の結論を示してまいります。  さらには公共施設の統廃合、複合化、既存施設の長寿命化等により財政負担の軽減を図るとともに、新たな取組として、今後の公共施設の更新、改修、修繕、維持管理などに民間資金を活用したPPP・PFI手法の優先的導入など、民間事業者のノウハウやアイデアを積極的に活用し、これをもちまして町民サービスの維持向上と公共施設の最適配置に取り組んでまいります。  広域行政につきましては、これまでも地域的な結びつきの強さを生かした取組を進めてきたところでありますが、先行き不透明な社会経済環境の中では、市、町が連携することで効果的な事業展開が図られるとともに、財政面からも各種補助金の獲得が可能となるなど、広域行政の優位性は年々高まりを見せており、引き続き取組を進めてまいります。  このような状況を踏まえ、本年度においても、まち・ひと・しごと創生総合戦略に位置づけております安定した仕事の創出をはじめ、町の認知度向上や移住定住の促進、子育て支援や教育環境の充実、安全安心なまちづくりと若者の町政への参画促進を重要施策と位置づけ、持続可能な行財政運営を進めてまいります。  それでは、本年度に実施する事業につきまして、総合計画の6つの基本目標から構成される実施計画の体系に沿って新規事業を中心に順次ご説明申し上げます。  初めに1つ目の基本目標といたしまして、「まちづくりの原動力となる人づくり」です。  町総合計画2040第1次実施計画における施策の一丁目1番地として、子育て・子育ち教育の推進を掲げ、町の次代を担う子どもたちの健やかな成長を支えるために様々な事業を展開しているところですが、少子化の進行を踏まえ、さらなる対策が求められている中、子育て支援の充実につきましては、小児医療費の助成に関して本年10月より、その対象年齢を現行の中学3年生までから高校3年生相当までに拡大し、子育て家庭の経済的支援を図ってまいります。  また、乳幼児の保育需要が増加傾向にある状況を踏まえ、民間保育施設等の運営や環境整備に対する支援をしっかりと継続し、今後も待機児童対策を講じることで、子どもを産み育てやすい環境を整備してまいります。  児童クラブにつきましては、共働き家庭への支援という側面からも、放課後に児童を受け入れる場として、保護者も児童も安心できる環境づくりが必要となりますが、現在児童クラブにおいて待機児童が生じております。こうしたことを踏まえ、引き続き待機児童が解消できるよう受入れの拡充等子育て支援の充実に努めてまいります。  こうした取組を通じて「湘南地域で最も子育てしやすいまち」を目指してまいります。  子どもの育ち、発達の支援につきましては、3歳6か月児健診時の眼科検診において、視覚の異常を即時に判定できる屈折検査機器を新たに導入し、視覚異常の早期発見、早期治療の促進を図るとともに、病気等の治療で骨髄移植等を行ったことにより、免疫機能が低下または消失した児童に対する予防接種再接種費用の助成制度を創設し、経済的な負担の軽減を図ることにより子どもの健やかな成長の支援を促進してまいります。  学校教育の推進につきましては、急速な変化により予測困難となるグローバル社会において、子どもを取り巻く環境も変化し、学校が抱える課題も複雑化している中で、子どもたちの生きる力を育むため一昨年度を教育元年と位置づけ、外国語教育とICT教育といった大きく2つのアプローチにより、特色ある教育の振興に努めてまいりました。  外国語教育につきましては、県内で初めて外国人指導者を全校常駐配置し、外国語の授業はもちろん、日常生活の中でも外国人指導者と英語で会話する機会を増やし、英語を活用する場面を創出することで、子どもたちにとって英語の活用だけでなく、外国人指導者と学校生活を共に送り、加えて学校教育外においても、寒川イングリッシュキャンプによる英語講座や体験型英語学習施設への公募バスツアーを実施し、英語を活用する機会を一層充実させることで、外国語によるコミュニケーション能力の育成を通じて、これからのグローバル時代に活躍する子どもたちを育むといった本町の特色となる教育振興を引き続き進めてまいります。  また、ICT教育につきましては、GIGAスクールの推進により、町内の小・中学校では1人1台のタブレット端末を授業の中で積極的に活用し、児童生徒が興味や関心を持って学習に取り組む姿勢が見られるようになった一方で、学校現場からICTに関する専門的な問合せや技術的支援のニーズも高まっていることから、ICT支援員の学校への訪問可能回数を増加させ、学校現場の支援ニーズに対する適時適切な対応によりさらなる充実を図ることで、子どもたちの情報活用能力の育成を図ってまいります。  昨今の教職員の多忙化問題につきましては、その背景として、社会環境の変化に伴い学校を取り巻く環境が複雑化、多様化しており、学校に求められる役割が拡大していることが挙げられます。今後も教職員が子どもたちと向き合う時間を確保しながら、学力向上を目指す授業改善や教材研究にも力を注ぐことができる環境づくりに向け、教職員の働き方改革の一環として、給食費の公会計化や統合型校務支援システムを導入し、校務事務の効率化を進めるとともに、教育相談体制をさらに強化するなど、教職員の負担軽減を図り、そこから生み出される時間を有効に活用することで教育の質的向上を図ってまいります。  また、学校給食につきましては、いよいよ学校給食センターが本年度2学期から稼働し、中学校も含めた完全給食がスタートいたします。寒川町学校給食センター整備基本構想計画の基本方針として掲げた未来へ向かってみんなが笑顔で楽しく食べる給食の実現に向け、最新の調理環境での手作りによる衛生的でおいしい給食提供はもとより、専用のアレルギー調理室によるアレルギー対応、地産地消の推進、食育スペースの活用など、総合的な食の発信基地としての取組を進めてまいります。  スポーツ、レクリエーション活動の推進につきましては、スポーツを通じた交流の創出や地域の活性化に向けて、昨年より本町をホームタウンとしてバスケットボールチームの湘南ユニテッドBC、女子フットサルチームのアリージャ湘南が加わりました。シンコースポーツ寒川アリーナといった身近な施設におけてプロの公式戦などを間近に見る機会が創出され、スポーツの魅力と楽しさを肌で感じていただくとともに、トップアスリートと連携し、学校や地域、町のスポーツイベント等において、様々な年代の方がアスリートと触れ合う機会の創出、交流を通じて地域の一体感を醸成し、町の誇りという意識形成にもつながる環境づくりを進めてまいります。  また、スポーツ環境の充実といたしまして、本年3月に、川とのふれあい公園のサッカー場の芝生化整備が完了いたします。また本年5月には、さむかわテニスコートがリニューアルオープンし、コートには体に優しい砂入り人工芝の使用のほか、夜間照明を設置し、幅広い方々の利用ニーズを実現いたします。  さらにシンコースポーツ寒川アリーナのサブアリーナと武道場においては、近年の猛暑日の発生頻度を踏まえた熱中症対策として、また災害時の避難所として活用することを想定し、空調設備を新たに設置いたします。  今後も施設利用者のニーズを捉えつつ、公共施設再編計画に基づき計画的な改修を行うことで町民皆様のスポーツ活動と健康維持増進を図ってまいります。  社会教育の振興につきましては、町民皆様の学習活動を支える社会教育施設情報拠点である寒川総合図書館において、本年秋には図書館の蔵書管理、検索等の業務システムの入れ替えを行うことで、子どもから高齢者まで利用しやすいサービスを提供してまいります。  また、町内の貴重な文化財を後世に継承していくため、一之宮地区に所在する旧広田医院を本町初の国登録有形文化財として登録を目指しているところであり、正式に登録となった場合には、その活用方針等につきまして、所有者や学識経験者等とともに検討してまいります。  郷土教育の推進につきましては、本年度は学校給食センターの開設や関東大震災から100年という節目の年に当たることから、文書館の収蔵資料を活用し、食育や防災という生活により近いテーマによる企画展の開催を通じて、町民皆様の郷土愛、シビックプライドの醸成に努めてまいります。  次に、基本目標の2つ目は、「生涯にわたって自分らしく暮らせるまちづくり」です。  生涯を通じた健康づくりの充実につきましては、町の健康都市宣言において、「健康は、生きがいのある充実した生活を送る上で最も重要で基本的な条件である」としております。この実現には一人一人が主体的に自分の健康は自分で守るという意識を持つことが重要となってまいります。  こうした個人それぞれの健康管理を支援するため、本年度新たな取組として3つの施策を実施してまいります。まず1つ目といたしまして、胃がんリスク検診を開始いたします。この胃がんリスク検診を実施することにより、将来胃がんになるリスクを減らし、胃がんの罹患率を下げることが期待できます。  次に、2つ目といたしまして、今まで国民健康保険加入者及び後期高齢者医療保険加入者のみに発送しておりました、がん検診の受診勧奨通知について、社会保険加入者を含めた対象者全員に送付する取組を行います。町民皆様にがん検診を毎年定期的に受けていただくことで、おのおのの健康管理に役立てていただきたいと考えております。  そして3つ目といたしまして、がん治療を行っているがん患者の方に対し、ウイッグ購入費の助成事業を実施いたします。がん治療による脱毛等の外見の悩みを解消することで、社会参加や復帰を後押しするとともに、経済的な負担軽減につなげてまいります。  これらの新たな取組を活用していただき、ご自身やご家族の健康づくりにつなげていただきたいと考えております。  高齢者の健康づくりや地域福祉の充実につきましては、本年2月1日時点の高齢化率は27.4%となり、令和7年末には28.4%となることが予想されます。こうした中、介護保険における要介護認定や介護給付費の増加が見込まれ、介護予防事業や高齢者の社会参加を促すための施策、また地域で高齢者を支えるための認知症サポーターの養成やチームオレンジの活動など、これまでの取組をさらに充実させるとともに、令和6年度からスタートする第9次高齢者保健福祉計画の策定に向けて、国、県の施策等を勘案しつつ、町民皆様から様々なご意見を伺いながら準備を進めてまいります。  障害福祉の充実につきましては、障害がある人もない人も地域の中で安心して暮らせる社会を目指し、障害者の重度化、高齢化や親亡き後を見据え、町の実情に合った障害者等の生活を地域で支える緊急時の体制強化を含め、現行の寒川町障がい者福祉計画に基づき、ライフステージに応じたサービスの提供に取り組んでまいります。  また、関係法令等の改正内容や障害者等のニーズを的確に把握の上、寒川町障がい者福祉計画の改定作業を進めてまいります。さらには医療的ケア児及びその家族に対する支援に関する法律に基づき、医療的ケア児やその家族に対する支援策として、本年度には相談体制の整備に着手してまいります。  次に、基本目標の3つ目は、「こころ穏やかに暮らせるまちづくり」です。  自然環境保全の推進につきましては、町、町民、事業所が一体となって2050年までに二酸化窒素排出実質ゼロとすることを目標に、地域の脱炭素化を推進してまいります。本年度の取組といたしましては、町民皆様の脱炭素化への参画が必要不可欠であることから、ゼロカーボン推進対策設備等導入にかかる補助を継続するとともに、町主催イベントや町広報紙、啓発チラシ等を通じて町民、事業所へ地球温暖化防止等にかかる周知啓発を行うほか、藤沢市、茅ヶ崎市との連携により、広域行政のメリットを生かした地球温暖化防止対策を進めてまいります。  また、町公共施設につきましては、再生可能エネルギー由来の電力調達を神奈川県等との連携を図りながら、より一層の導入を進めてまいります。  住環境の向上につきましては、未耐震化家屋や危険ブロック塀の所有者に対し、大規模地震時における自身の安全確保及び倒壊等により第三者をも巻き込む危険性がある旨の周知を図るとともに、新たな耐震化促進策として、未耐震化家屋の除却制度を創設し、町内における耐震化の促進を図ってまいります。  資源循環の推進につきましては、最終処分場を他市町村に依存している状況の中、ごみの減量化、資源化は非常に大きな課題です。こうした状況を踏まえ、ごみの分別の目的や必要性につきまして、町民皆様と共通認識を図るとともに、ごみになるものはもらわないというリフューズ、詰め替え商品などを使用してごみを減らすというリデュース、使えるものを繰り返し使用するというリユース、分別のルールを守って出すことで資源としてまた利用するというリサイクルという4Rについて、町広報紙やホームページなど様々な媒体を活用し、分かりやすく周知啓発を徹底してまいります。  また、ごみ資源物の収集につきましては、田端地域、大曲地域、宮山地域の大規模マンションにおいて、課題等を明らかにするための試験運用を実施した結果やこれまでの自治会をはじめとする町民皆様からの要望なども踏まえつつ、適切なごみ資源物の収集方法やごみ資源物置場での運営管理方法を検討してまいります。  次に、基本目標の4つ目は、「安全安心に暮らせるまちづくり」です。  防災対策につきましては、自助、共助、公助の取組を推進するため、各種防災訓練をはじめとする研修会や講演会など町民皆様が学び考える場を確保することで、防災意識の醸成を図るとともに、自主防災組織が災害時に効果的な活動ができるよう、避難生活や救護等に必要な資機材等への補助を行い、防災活動を組織的に取り組む体制の強化や広域避難所での避難生活に必要な備蓄品充足につきましても、継続的に取り組んでまいります。  また、大規模な災害から生命や財産を守る取組につきましては、地域防災計画をはじめとする災害等に関する計画に基づき、避難所の良好な生活環境の整備や災害に強く安全性の高いまちづくりを推進し、発災時において迅速な復旧復興ができるよう、防災・減災の強化、充実を図るため、日頃からLINEアカウントの防災情報で洪水及び内水ハザードマップやマイ・タイムライン、寒川町防災ハンドブックを活用した啓発活動、防災講演会や自主防災組織の訓練を通じ、町民皆様の防災意識の向上や在宅避難を含めた避難行動の周知啓発を徹底してまいります。  消防体制の充実につきましては、茅ヶ崎市との消防の広域化が図られたことで、町民皆様の安全安心の確保が進むものの、引き続き茅ヶ崎市消防本部との協力体制の下で消防救急体制の充実強化を図るとともに、町消防団につきましては、消防団事務のデジタル化や消防団員の教育訓練の見直しなど、消防団員の活動環境の整備に取り組んでまいります。  そこで本年度は、4階以上の建物での火災に出動するはしご車の更新や災害現場に資機材を搬送する資機材搬送車を更新するとともに、消防団員の活動環境の整備に向け、情報共有や活動支援を効率的に行う消防団専用アプリを導入し、消防団活動の活性化を図りながら、消防団員の知識が向上するための訓練や研修について、2年間を1サイクルとした体系的な教育体制を確立、実践してまいります。  また、町の消防力向上のために必要となる北部地域における新たな消防施設の建設につきましては、用地確保を図りつつ、施設建設に当たっては、民間資金活用も視野に入れた適切な手法を検討し、早期建設を目指してまいります。  交通安全、防犯体制につきましては、交通安全や防犯教室において茅ヶ崎警察署と連携し、幼稚園や保育園、小学校など、小さい時から意識づけができるよう積極的に開催してまいります。  また、防犯灯の増設や防犯カメラの設置、青色回転灯を装備した防犯パトロール専用車両により、地域の見守り体制を充実するなど、安全安心に暮らせるまちづくりを推進してまいります。  次に、基本目標の5つ目は、「時代に最適化したにぎわいのあるまちづくり」です。  道路の整備につきましては、県道45号丸子中山茅ヶ崎と町道大蔵宮山8号線が交差する小谷交差点は、小谷小学校の通学路上にあり、交通量や大型車両の右左折も多く、大型車両により巻き込み事故等が懸念されていることから、通学路の安全確保に向けて本年度事業用地を取得し、児童が安心で快適に通学路を通行できるよう、歩者分離の交差点改良を進めてまいります。  公共交通網の整備につきましては、地域特性や地域公共交通の現状、課題等を踏まえ、地域公共交通の果たすべき役割を明らかにするとともに、町民皆様の移動手段の確保等、将来にわたって持続可能な公共交通ネットワークの構築を図るため、本年度地域公共交通計画を策定してまいります。  下水道の整備につきましては、近年の集中豪雨や都市化等による浸水災害により、水害に対する町民皆様の意識が高まっており、浸水被害の解消が求められております。雨水につきましては、排水能力や貯留機能の向上のため、雨水管理総合計画に基づき雨水幹線整備を行うとともに、上村幹線吐口にある樋門への付帯施設として本年度に水位計等を設置し、樋門操作や避難情報の基礎資料のための情報発信を行ってまいります。  町総合計画・基本構想の中で将来都市構造に位置づけた3つの拠点である市街地整備の推進につきまして、生活中心拠点の一部である寒川駅南口においては、道路幅員が狭く、通過車両や駅への送迎車両などにより交通障害が生じています。また、駅から南口バス乗降場が離れているため、利用者に不便が生じている状況を踏まえ、新たな駅前広場整備と周辺道路網の在り方、鉄道からバスへの円滑な乗り換え連携に向けた歩行者空間の確保及び交通ネットワーク化について、関係機関や関係権利者と調整しながら進めてまいります。  産業集積拠点として令和元年より支援しております組合施行の田端西地区土地区画整理事業においては、本年度中に拠点となる地区北側産業用地及び地区南側住宅用地の土地利用が開始され、建築物の建設ができるよう支援を行ってまいります。  ツインシティ倉見地区整備事業においては、都市未来拠点として交通結節点にふさわしいまちづくりを実現するため、新駅周辺整備検討区域内の想定される交通広場、道路等の都市施設配置や土地利用の考え方について、町を主体とし、引き続き地元連絡協議会の協力もいただきながら、検討を進めるとともに、土地利用を実現するための事業手法につきましても、連絡協議会における勉強会等の開催を通じて理解を深めてまいります。  また、まちづくりの核となる東海道新幹線新駅の実現につきましては、新駅設置判断の1つであるリニア中央新幹線の工事も進んでおり、新駅の可能性はますます高まってきております。神奈川県東海道新幹線新駅設置促進期成同盟会の一員として、新駅誘致活動を継続するとともに、JR東海と技術相談を行っていけるよう、引き続き県と調整してまいります。  商業の振興につきましては、近隣市の大型商業施設等やインターネットの利用など、利便性やコストパフォーマンスを重視したライフスタイルが定着したことにより、町内の商店以外に購買力が流出している状況があります。商業の衰退は地域の魅力低下につながることから、これまで工業を中心に展開してきたエコノミックガーデニング推進事業を商業分野にも拡大し、意欲ある事業者の発掘と伴走型による経営力の向上やコロナ禍における販路開拓支援など、個々の成長を促進しながら、町の課題解決や地域の魅力向上につながるよう展開してまいります。  農業の振興につきましては、近年増えている遊休農地の活用に向け、農業委員、農地利用最適化推進委員等と協力しながらマッチングを進め、農地の適正な維持管理を図るとともに、新規就農者や新たな法人等の参入を含め、地域農業の担い手確保に引き続き取り組んでまいります。  また、農業基盤の整備につきましては、小谷地内の花川用水路予防保全工事について、国、県補助金を活用しながら進めてまいります。  観光の振興につきましては、町総合計画2040及び都市マスタープランに位置づけたにぎわい交流創出ゾーンにおける観光施策等につきまして、町内関係団体等と協力しながら検討を深めるとともに、町観光協会をはじめ関係機関等と連携を図りながら、町の魅力や特色のある地域資源を有効に活用し、観光振興を通じた交流人口の増加を図ってまいります。  また、各種イベントにつきましても、コロナ禍でも安全安心に配慮したイベントの開催に努めるとともに、県外キャンペーンやシェアサイクル事業等の実施につきましても、他自治体とも連携を図りながら観光振興に取り組んでまいります。
     最後に、基本目標の6つ目は、「まちづくりのための基盤づくり」です。  町民との協働によるまちづくりの推進につきましては、本町のまちづくりの最高規範である自治基本条例の本旨にのっとり、町民皆様と町が自治の担い手としてそれぞれの責任を果たしながら、相互に補完し、協力し合ってまちづくりを進めてまいります。  昨年度の寒川町協働事業選考委員会において採択された、寒川町みんなの協働事業提案制度提案事業、教育・保育施設で音楽会の開催につきましては、本年4月より事業を開始し、提案団体と町が協働して取り組んでまいります。  ほかにも町民皆様を対象としたまちづくり懇親会を開催し、地域課題及びその解決策についての意見交換を行ってまいりますが、開催方法につきましては、対面での懇談のほかオンラインなども活用しながら開催してまいります。  町の共通課題である自治会加入促進につきましては、転入者向けの自治会加入促進チラシの配布と9月の自治会加入促進月間に合わせて、役場庁舎内のデジタルサイネージを活用して自治会加入促進に関する動画の放映を引き続き行い、転入者等に対する自治会加入を促進するとともに、自治会長連絡協議会と連携し、年1回発行する「自治体だより」や自治会長連絡協議会ホームページ等による自治会活動の情報発信に対する支援を行ってまいります。  また、地域活動や町民参加の機会につきましても、広報やSNS、デジタルサイネージ等でボランティア団体及び地域活動等の周知を図るとともに、職員向けに協働の考え方や手法等の習得を目的に、協働に関する職員研修会を開催し、魅力あるまちづくりへつなげてまいります。  なお、本年度は、昭和48年4月に制定された町の花スイセン及び町の木モクセイが50周年を迎えることから、周年記念事業といたしまして、町ボランティア団体協力の下、寒川駅北口ロータリー及びさむかわ中央公園内にスイセンスポットを設置するとともに、町内小学校の卒業式会場でのスイセンロード設置、写真コンテストの開催などを通じて、広く町民皆様に町の花スイセンの啓発を行ってまいります。また、町の木モクセイにつきましては、学校給食センター敷地内に植樹を予定しております。  多様な主体によるまちづくりの推進につきましては、人権が尊重され、男女が平等な社会づくりや自らの意思で社会のあらゆる分野に参画できる仕組み、多様性への理解が進み、自分らしく生活できる社会づくりが求められている中、引き続き男女共同参画社会ジェンダー平等の意識の向上に向けた事業を実施してまいります。  自立的な行財政運営につきましては、少子高齢化、人口減少など将来を見据えた上で魅力的で持続可能なまちづくりを進め、それを効果的に発信することで移住定住の促進等を図ってまいります。またそのためには、社会環境情勢や人々の価値観の変化をしっかりと捉えながら取組を進めることが重要であると考えております。  移住定住の促進につきましては、寒川町まち・ひと・しごと創生総合戦略で目指すべき方向性の1つとして定めた町の魅力と認知度の向上を目的に、平成30年2月よりブランディング『「高座」のこころ。』をスタートさせ、5年が経過したところですが、昨今のコロナ禍により生まれた新たな価値観や社会環境情勢を踏まえながら、本町に住んだ際のより具体的なイメージがつかめるコンテンツを発信するなど、移住候補地への昇華に資する充実した情報発信に努めるとともに、引き続き動画やSNSの活用、フイルムコミッションの積極的推進などにより町の認知度向上をより一層図ってまいります。  また、町民皆様には、『「高座」のこころ。』が意味する穏やかさ、優しさ、あたたかさをより分かりやすく町の主体的なメッセージとして発信していくために策定したブランドステートメントを様々な媒体を活用して発信し、さらなるブランド浸透と町への愛着心の醸成を図ってまいります。  財政面では、コロナ禍で先行き不透明な地域経済の中でも引き続き自立的な健全財政を維持しながらも、町民皆様から寄せられるニーズを的確に捉えつつ、まちづくりの進捗や公共施設の更新問題への対応など、適時財政計画等の見直しを図りながら、時勢に合わせた柔軟かつ弾力的な行財政運営に努めてまいります。  また、今後特定の目的のために財産を維持し、資金を積み立て、または定額資金を運用するために設置している13の基金の一部には、必要性の減少や預金利子を積み立てるだけの休眠状態で、有効に活用しているとは言えない状況もあることから、現在設置している基金の見直しを進めるとともに、将来にわたって安定した行財政運営を行うことを目的に、新たな基金の設置につきましても検討してまいります。  まちづくりを支える組織と基盤づくりにつきましては、昨今のデジタル社会の進展は目覚ましいものがございます。新しい生活様式が定着し、行政のデジタル化推進による町民サービスの向上と利用の効率化が求められております。そのため、職員のデジタル人材の確保やデジタルスキル向上は喫緊の課題であり、国の進めるデジタル社会実現の流れに遅れることなく、行政のデジタル化に向けた庁内組織の強化や国との連携強化を積極的に進め、町民サービスの向上と業務効率化を実現できるよう取り組んでまいります。  町ブランドである『「高座」のこころ。』を念頭に置き、寒川町に住む全ての町民皆様に一歩先の安心を感じてもらえるまちづくりを目指した令和5年度予算です。  令和5年度予算につきましては、寒川町総合計画2040第1次実施計画のさらなる取組と推進、新型コロナウイルス感染症対策と町民生活を下支えする施策の推進、事業の見直しと歳入確保に結びつく創意工夫の3つの予算編成基本方針の下に編成いたしました。  歳入の一般財源の根幹をなす町税は、新型コロナウイルス感染症による行動制限が解除されたことにより、経済活動が活性化し、一部製造業を中心に法人の事業収益や個人所得の復調が見られることから、滞納繰越分を含めた町税の総額を87億3,370万円と見込み、対前年度比では4.2%の増といたしました。  予算規模といたしましては、一般会計総額は173億2,500万円、対前年度比15.6%の増とするとともに、国民健康保険事業特別会計をはじめとする4特別会計を合わせた全会計の予算総額は、293億8,712万円、対前年度比でも6.7%の増といたしました。  以上、令和5年度の町政運営に当たっての基本的な考え方と主な事業につきましてご説明させていただきました。  本年度は、私が町政をお預かりさせていただいた3期目の最後の年となるわけですが、冒頭申し上げたとおり、これまで一貫して人々の心が通い合うあったかいまちを町民皆様と築くことに全力を傾注し、少子高齢化、人口減少という構造的な課題に対し様々な取組を行ってまいりました。  また、激甚化、頻発する自然災害や新型コロナウイルス感染症の流行により、ライフスタイルや働き方などの急激な変化を余儀なくされ、これまでの常識が覆され、気づかなかった価値観への迅速な対応が求められております。  こうした認識の下、町民皆様の生命や財産を守る体制の強化や、次代を担う子どもたちが夢や希望を持ち、笑顔で暮らし、住み続けたい、住んでみたいと思われるまちづくりに向け、誰一人取り残さない持続可能な社会の実現を目指すSDGsの視点を持って、将来を担う次世代に対し、責任を持った寒川町の未来を切り開いていくと決意するところです。  つきましては、議員各位をはじめ町民皆様のより一層のご理解とご協力を重ねてお願い申し上げ、私の令和5年度の施政方針といたします。ご清聴ありがとうございます。 86: ◯議長【天利 薫議員】  暫時休憩といたします。再開は18時40分からでございます。                  午後6時07分 休憩    ──────────────────────────────────────                  午後6時40分 再開 87: ◯議長【天利 薫議員】  休憩を解いて会議を再開いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第9 報告第1号 専決処分について 88: ◯議長【天利 薫議員】  日程第9報告第1号「専決処分について」を議題といたします。  町長から報告案件の説明を求めます。木村町長。 89: ◯番外【町長 木村俊雄】  それでは、ただいま議題となりました報告第1号は、専決処分の報告についてであります。  令和4年12月6日午後2時27分頃、寒川町立寒川東中学校の校地内において、同校の施設作業員が草取り作業をしていたところ、同作業による飛び石が同校地内を走行していた相手方の車両に当たり、当該車両の助手席側窓ガラスを損傷させました。なお、その際に人身上の損害はありませんでした。つきましては、その損害を賠償するため、地方自治法第180条第1項の規定による昭和60年3月28日寒川町議会の議決に基づきまして、令和5年2月21日に専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定によりご報告申し上げるものであります。なお、相手方につきましては、お手元の報告に記載のとおりでありますので、よろしくお願い申し上げます。 90: ◯議長【天利 薫議員】  これをもって報告を終わります。    ──────────────────────────────────────      日程第10 議案第10号 寒川町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に                   関する条例の一部改正について 91: ◯議長【天利 薫議員】  日程第10議案第10号「寒川町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 92: ◯番外【町長 木村俊雄】  ただいま議題となりました議案第10号は、寒川町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正についてであります。  一般職の職員の給与改定に鑑み、会計年度任用職員の給与を改定するため提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、総務部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 93: ◯議長【天利 薫議員】  野崎総務部長。 94: ◯番外【総務部長 野崎 誠】  それでは、議案第10号、寒川町会計年度任用職員の給与及び費用弁償に関する条例の一部改正につきましてご説明いたします。  会計年度任用職員の給与は、類似する職務に従事する常勤職員の属する職務の級の給料月額を基礎として、職務の内容や責任、職務の遂行上必要な知識、技術及び職務経験等の要素を考慮して定めるべきものとされております。  そこで、会計年度任用職員には、条例で常勤職員と同様の2種類の給料表を設け、各給料表の内容は、行政職給料表(1)は、常勤職員の行政職給料表(1)の1級及び2級とし、行政職給料表(2)は、常勤職員の行政職給料表(2)の1級と同じとしております。  今回は、令和4年8月8日の人事院勧告に基づき常勤職員の給料表が改正されたことから、会計年度任用職員の給料表についても同様に改正するものであります。  それでは、条例改正の内容について、新旧対照表でご説明いたします。タブレット資料は06議案第10号の23分の15ページ新旧対照表をご覧ください。  これ以降に別表第1と別表第2の改正として、それぞれ行政職給料表(1)と行政職給料表(2)の改正を表しております。  まず、23分の15ページから23分の18ページまでが、行政職給料表(1)の1級及び2級を常勤職員の行政職給料表(1)の1級及び2級と同じにし、23分の19ページから23分の23ページまでが、行政職給料表(2)の1級を常勤職員の行政職給料表(2)の1級と同じにするようそれぞれ整理したものでございます。  23分の23ページをご覧ください。最後に附則として、この条例は令和5年4月1日から施行するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 95: ◯議長【天利 薫議員】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 96: ◯議長【天利 薫議員】  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております議案第10号については、会議規則第35条第1項の規定により、総務常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第11 議案第11号 寒川町手数料条例の一部改正について 97: ◯議長【天利 薫議員】  日程第11議案第11号「寒川町手数料条例の一部改正について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 98: ◯番外【町長 木村俊雄】  ただいま議題となりました議案第11号は、寒川町手数料条例の一部改正についてであります。  狂犬病予防法に基づく犬の登録申請の一元化制度の導入に伴い、所要の措置を講ずるため提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、環境経済部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 99: ◯議長【天利 薫議員】  菊地環境経済部長。 100: ◯番外【環境経済部長 菊地高志】  それでは、議案第11号、寒川町手数料条例の一部改正について、その内容につきましてご説明申し上げます。  まず、本条例を改正する背景でございますが、令和4年6月1日に、動物の愛護及び管理に関する法律の一部を改正する法律が施行され、繁殖業者等により販売される犬や猫へのマイクロチップの装着登録が義務づけられ、犬や猫の飼い主は、自分の住所や氏名、電話番号のほか、犬の種類や生年月日など犬の情報を登録することになりました。  マイクロチップの義務化に伴い、狂犬病予防法で規定されておりました市区町村への犬の登録につきましては、鑑札を受ける代わりにこのマイクロチップに情報を登録することで従来の鑑札とみなす特例、登録申請の一元化が規定されたことにより、この特例の制度に参加する市区町村については、犬の飼い主による窓口での登録手続が不要となることから、手続の負担が軽減されることになりました。  今回改正されましたマイクロチップ装着により、その情報を利用することで町の登録事務も軽減されることから、特例を適用するに当たり手数料条例を改正するものでございます。  それでは、一部改正の内容につきまして新旧対照表で説明させていただきます。タブレット資料の3分の3ページをご覧ください。  第2条第1項第11号につきましては、犬の登録手数料を規定しておりますが、今回の動物の愛護及び管理に関する法律の改正により、装着されているマイクロチップを市区町村長から交付された鑑札とみなすと規定され、その特例を適用することから、マイクロチップが装着された所有者の情報が通知されてくる犬につきましては、第11号で規定している登録手数料の例外として、括弧書きで「動物の愛護及び管理に関する法律第39条の7第2項の規定により、狂犬病予防法第4条第1項の規定による犬の登録の申請があったものとして登録を除く」を加えることにより、従来の手数料3,000円を徴収しない旨を規定するものでございます。  次に、第15号及び第16号をそれぞれ1号ずつ繰り下げ、第15号として新たに、病気等でマイクロチップを外してしまった場合に、改めて環境課の窓口で新たに鑑札の交付の手続が必要になることから、新たに登録手数料を規定するものでございます。  手数料の額につきましては、第2条第1項第13号に、飼い主が鑑札を紛失し、改めて登録番号を振り直すために鑑札を再交付する場合の手数料が1,600円という規定がありますので、事務手続的には同じ事務になることから、鑑札の再交付と同金額の1,600円という設定にしております。  最後に、施行日ですが、令和5年4月1日からとしております。  以上で説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 101: ◯議長【天利 薫議員】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 102: ◯議長【天利 薫議員】  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております議案第11号については、会議規則第35条第1項の規定により、建設経済常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第12 議案第12号 寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育                   事業の運営に関する基準を定める条例の一部改                   正について 103: ◯議長【天利 薫議員】  日程第12議案第12号「寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 104: ◯番外【町長 木村俊雄】  ただいま議題となりました議案第12号は、寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準の一部改正等に伴い、所要の措置を講ずるため提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、学び育成部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 105: ◯議長【天利 薫議員】  伊藤学び育成部長。 106: ◯番外【学び育成部長 伊藤 研】  それでは、議案第12号、寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。  今回の条例一部改正は、国の特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業並びに特定子ども・子育て支援施設等の運営に関する基準、いわゆる国の基準の一部を改正する内閣府令が令和4年12月16日に公布されたこと、及びこども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律が令和5年4月1日から施行されるため、関係法律を引用している本条例に条項ずれが生じることに伴い、特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める町の条例に所要の措置を講ずるものでございます。  それでは、改正内容についてご説明申し上げます。今回の改正内容は、大きく2点でございます。  1点目は、民法等の一部を改正する法律が令和4年12月16日に公布され、民法において親権者の懲戒権にかかる規定を削除し、この看護及び教育における子の人格を尊重する義務を定める等の措置が講じられるとともに、児童福祉法や児童虐待の防止等に関する法律においても、この民法における規定の削除等に合わせた改正がなされ、同日付で施行されたことを受けて、国の基準の一部を改正する内閣府令が同じく令和4年12月16日付で公布、施行され、懲戒にかかる権限の濫用禁止を定めた規定が削除されました。これを受けまして、同様の規定を盛り込んでいる本条例について、この規定を削除するものでございます。  改正内容の2点目は、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の令和5年4月1日施行に伴い、関係法律として引用している子ども・子育て支援法について、第19条第2項が削られたため、現行の第19条第1項が第19条となること、及び学校教育法について第25条に第2項及び第3項が追加されるため、現行の「第25条」が「第25条第1項」となることを受けて、本条例に引用法律の条項ずれが生じることから、これを改めるものでございます。  タブレット資料15分の4ページ新旧対照表の1ページ目をご覧ください。第4条第2項本文及び各号における改正は、先ほど2点目としてご説明した引用法律の条項ずれを改めるものでございます。  次に、第6条第2項の改正につきましても、引用法律の条項ずれを改めるものでございます。  新旧対照表2ページをご覧ください。第6条第3項、第7条第2項の改正も、引用法律の条項ずれを改めるものでございます。  続いて、新旧対照表の3ページにかけての第8条と次の第13条第4項第3号アにおける(ア)及び(イ)から4ページのイにおける(ア)及び(イ)、第15条第1項第3号、5ページの第20条第4号につきましても、引用法律の条項ずれを改めるものでございます。  第26条は、1点目の改正内容としてご説明した民法等の一部を改正する法律の施行に合わせ、国の基準を定めた内閣府令が改正されたことに伴う改正で、懲戒にかかる権限の濫用禁止を定めた規定を削除するものでございます。  続いて、第35条第1項と6ページにかけての同条第2項及び同条第3項につきましては、引用法律の条項ずれを改めるものでございます。  次に、新旧対照表7ページをご覧ください。第36条第1項、同条第2項及び第3項につきましても、引用法律の条項ずれを改めるものでございます。  続いて、新旧対照表8ページをご覧ください。第37条第2項につきましても、引用法律の条項ずれを改めるものでございます。
     続いて、新旧対照表9ページをご覧ください。第39条第2項、第51条第1項及び同条第2項についても、引用法律の条項ずれを改めるものでございます。  次に、新旧対照表10ページから11ページにかけましても、第51条第3項でございますが、これにつきましても、引用法律の条項ずれを改めるものでございます。  続いて、新旧対照表11ページから12ページにかけまして、第52条第1項、同条第2項及び第3項でございますが、こちらにつきましても、引用法律の条項ずれを改めるものでございます。  最後に、附則でございますが、条例の施行日を令和5年4月1日とし、ただし書として、第26条の改正規定については、公布の日から施行するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 107: ◯議長【天利 薫議員】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 108: ◯議長【天利 薫議員】  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております議案第12号については、会議規則第35条第1項の規定により、文教福祉常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第13 議案第13号 寒川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関す                   る基準を定める条例の一部改正について 109: ◯議長【天利 薫議員】  日程第13議案第13号「寒川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 110: ◯番外【町長 木村俊雄】  ただいま議題となりました議案第13号は、寒川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の措置を講ずるため提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、学び育成部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 111: ◯議長【天利 薫議員】  伊藤学び育成部長。 112: ◯番外【学び育成部長 伊藤 研】  それでは、議案第13号、寒川町家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。  今回の条例一部改正は、国の家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準、いわゆる国の基準の一部を改正する厚生労働省令が、令和4年11月30日、同年12月16日及び12月28日に相次いで公布されたことに伴い、家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める町の条例に所要の措置を講ずるものでございます。  それでは、改正内容につきましてご説明申し上げます。今回の改正内容は、大きく3点ございます。  1点目は、民法等の一部を改正する法律が令和4年12月16日に公布され、民法における親権者の懲戒権にかかる規定の削除等の一部の規定が同日付で施行されたことを受けて、家庭的保育事業の設備及び運営に関する基準を含めた厚生労働省関係省令の整備に関する省令が、同じく令和4年12月16日付で公布、施行され、懲戒にかかる権限の濫用禁止を定めた規定が削除されました。これを受けまして、同様の規定を盛り込んでいる本条例について、この規定を削除するものでございます。  2点目は、令和3年7月に、福岡県で保育所送迎バスに置き去りにされた子どもが亡くなる事案が発生するなど、保育所等における重大事故が繰り返し発生する中で、令和4年11月30日付で公布された児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令において、家庭的保育事業者が利用乳幼児の安全の確保を図るための安全計画の策定等や、衛生管理に関して感染症及び食中毒の予防及び蔓延防止のための研修や、訓練の定期的実施を具体的に記述する改正がなされたことから、これに関連する規定を加えるものでございます。  3点目は、令和4年9月に、静岡県で発生した認定こども園送迎バスでの園児置き去り死亡事案を受けて、子どものバス送迎安全徹底プランが取りまとめられたことを受けて、令和4年12月28日付で公布された児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令において、バス送迎等自動車を運行するに当たっての安全管理徹底にかかる規定として、家庭的保育事業者等が利用乳幼児の移動のために自動車を運行する場合に、当該乳幼児の所在の確認やそのための見落とし防止装置の設置義務化が加えられたことから、関連規定を加えるものでございます。  それでは、タブレット資料7分の4ページ新旧対照表の1ページをご覧ください。第6条第1項本文の改正は、先ほどの3点目の改正内容により第7条の3を追加することに伴い、家庭的保育事業者等の定義を準用する条項として、第7条の3第2項を加えるものでございます。  次に、2ページ目中ほどまでにかけての改正案第7条の2につきましては、先ほど2点目の改正内容により、安全計画の策定等について規定を加えるものでございます。第1項において、設備の安全点検や職員、利用乳幼児等に対する安全に関する指導、職員の研修及び訓練等安全計画を策定し、必要な措置を講じなければならない旨を規定し、第2項では、職員への周知や研修、訓練の定期的実施を、第3項では、利用乳幼児の安全確保と保護者との連携が図られるよう保護者への周知を義務づけ、第4項では、定期的に安全計画の見直しを行い、必要に応じて計画を変更することを定めております。  続いて、3ページにかけまして、第7条の3につきましては、3点目の改正内容により自動車を運行する場合の所在の確認について規定を加えるものでございます。第1項において、利用乳幼児の移動のための自動車を運行するときは、乗車及び降車の際に利用乳幼児の所在を確認しなければならないこと、第2項において、送迎を目的とした自動車を日常的に運行するときは、ブザーその他の車内の利用乳幼児の見落としを防止する装置などを備えて降車の際の所在確認を行わなければならない旨を定めております。  次に、第10条につきましては、2点目の改正内容により、他の社会福祉施設等を併せて設置するときの設備及び職員の基準に関して、家庭的保育事業者等を兼ねることができる場合について、現行におけるただし書の一文を削り、本文中の「設置するときは」の次に「その行う保育に支障がない場合に限り」を加えるものでございます。  第13条は、1点目の改正内容としてご説明した民法等の一部を改正する法律の施行に合わせ、国の基準を定めた厚生労働省令が改正されたことに伴う改正で、懲戒にかかる権限の濫用禁止を定めた規定を削除するものでございます。  第14条は、2点目の改正内容により「必要な措置を講ずる」とあるものを、職員に対する研修や訓練を定期的に実施するという具体的な記述に改めるものでございます。  最後に、附則としまして、条例の施行日を令和5年4月1日とし、ただし書により、第13条の改正規定は公布の日から施行するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。 113: ◯議長【天利 薫議員】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 114: ◯議長【天利 薫議員】  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております議案第13号については、会議規則第35条第1項の規定により、文教福祉常任委員に付託いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第14 議案第14号 寒川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営                   に関する基準を定める条例の一部改正について 115: ◯議長【天利 薫議員】  日程第14議案第14号「寒川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 116: ◯番外【町長 木村俊雄】  ただいま議題となりました議案第14号は、寒川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。  放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部改正に伴い、所要の措置を講ずるため提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、学び育成部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 117: ◯議長【天利 薫議員】  伊藤学び育成部長。 118: ◯番外【学び育成部長 伊藤 研】  それでは、議案第14号、寒川町放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。  今回の条例一部改正は、国の児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令が、令和4年11月30日及び令和4年12月28日付で公布されたことに伴い、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例に所要の措置を講ずるものでございます。  それでは、改正内容についてご説明申し上げます。今回の改正内容につきましては2点ございます。1点目は、議案第13号と同様に、令和4年11月30日に公布された児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令において、放課後児童健全育成事業者が利用者の安全の確保を図るため、安全計画の策定等や感染症や非常災害の発生時に利用者に対する支援を継続的に実施するとともに、非常時の態勢で早期の業務再開を図るための業務継続計画の策定等、また衛生整理に関して、感染症及び食中毒の予防及び蔓延防止のための研修や訓練の定期的実施を具体的に記述する改正がなされたことから、関連する規定を加えるものでございます。  2点目は、議案第13号にもありましたように、令和4年9月に静岡県で発生した認定こども園送迎バスでの園児置き去り死亡事案を受け、令和4年12月28日に公布された児童福祉施設の設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令において、事業所外で活動等のための移動等に自動車を運行するに当たっての安全管理徹底にかかる規定として、放課後児童健全育成事業者が利用者の移動のために自動車を運行する場合、当該利用者の乗車及び降車の際の所在確認の義務化を加えるものでございます。  それでは、資料7分の5ページ新旧対照表をご覧ください。第6条の2につきましては、安全計画の策定等について規定を加えるものです。第1項において、設備の安全点検や職員利用者に対する安全に対する指導、職員の研修、訓練等安全計画を策定し、必要な措置を講じなければならない旨を規定し、第2項では、職員への周知や研修、訓練の定期的実施を、第3項では、利用者の安全確保と保護者との連携が図られるよう保護者への通知を義務づけ、第4項では、定期的に安全計画の見直しを行い、必要に応じて変更することを定めております。  第6条の3につきましては、自動車を運行する場合の所在の確認についての規定を加えるものです。  6ページの第12条の2につきましては、業務継続計画の策定等について規定を加えるものです。第1項において、感染症や非常災害の発生時において、利用者に対する支援を継続的に実施するための非常時の態勢で早期の業務再開を図るため、業務継続計画を策定し、必要な措置を講ずるよう努めなければならない旨を規定し、第2項では、職員に対し計画を周知し、研修、訓練を定期的に実施するよう努めることを、第3項では、定期的に業務継続計画の見直しを行い、必要に応じて変更を行うよう努めるものとする旨を加えます。  第13条第2項は、衛生管理等の規定において、現行の「必要な措置を講ずる」を「職員に対し、感染症及び食中毒の予防及びまん延の防止のための研修並びに感染症の予防及びまん延の防止のための訓練を定期的に実施する」と改めるものです。  附則としまして、第1項は、施行期日を令和5年4月1日とし、第2項では、第6条の2の安全計画の策定等についての経過措置が設けられております。令和6年3月31日までの間改正後の第6条の2の規定の適用については、「講じなければ」とあるのは、「講ずるよう努めなければ」と「実施しなければ」とあるのは、「実施するよう努めなければ」とし、「周知しなければ」とあるのは「周知するよう努めなければ」とするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 119: ◯議長【天利 薫議員】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 120: ◯議長【天利 薫議員】  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております議案第14号については、会議規則第35条第1項の規定により、文教福祉常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第15 議案第15号 寒川町子ども・子育て会議条例の一部改正につ                   いて 121: ◯議長【天利 薫議員】  日程第15議案第15号「寒川町子ども・子育て会議条例の一部改正について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 122: ◯番外【町長 木村俊雄】  ただいま議題となりました議案第15号は、寒川町子ども・子育て会議条例の一部改正についてであります。  こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律の施行に伴い、条文整理を図るため提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、学び育成部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 123: ◯議長【天利 薫議員】  伊藤学び育成部長。 124: ◯番外【学び育成部長 伊藤 研】  それでは、議案第15号、寒川町子ども・子育て会議条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。  今回の条例一部改正は、こども家庭庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律が、令和5年4月1日から施行されるため、関係法律を引用している本条例に条項ずれが生じることに伴い、本条例に所要の措置を講ずるものでございます。  それでは、タブレット資料3分の3ページ新旧対照表をご覧ください。改正内容は、関係法律である子ども・子育て支援法について、第72条から第76条までが削られ、現行の第77条から第87条までが5条ずつ繰り上がることを受けて、本条例に引用法律の条項ずれが生じることから、これを改めるものでございます。  第1条において、「第77条第1項」を「第72条第1項」に、第2条において、「第77条第1項各号」を「第72条第1項各号」にそれぞれ改めます。  附則としまして、この条例の施行日を令和5年4月1日とするものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 125: ◯議長【天利 薫議員】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 126: ◯議長【天利 薫議員】  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております議案第15号につきましては、会議規則第35条第1項の規定により、文教福祉常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第16 議案第16号 寒川町国民健康保険条例の一部改正について 127: ◯議長【天利 薫議員】  日程第16議案第16号「寒川町国民健康保険条例の一部改正について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 128: ◯番外【町長 木村俊雄】  ただいま議題となりました議案第16号は、寒川町国民健康保険条例の一部改正についてであります。  国民健康保険法施行令等の一部改正に伴い、所要の措置を講ずるため提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、健康福祉部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 129: ◯議長【天利 薫議員】  三橋健康福祉部長。 130: ◯番外【健康福祉部長 三橋義明】  それでは、議案第16号、寒川町国民健康保険条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。  昨年12月に閣議決定されました令和5年度税制改正大綱を基に、国民健康保険法施行令等関係政令を改正する政令が今月1日に公布され、本年4月1日に施行されることから、町においても条例の一部改正をするものでございます。  内容といたしましては、3点ございまして、1点目に出産育児一時金の引上げ、2点目に国民健康保険料の賦課限度額の引上げ、3点目に国民健康保険料の軽減判定所得の引上げの3点でございます。  それでは、新旧対照表によりご説明させていただきます。タブレット資料は5分の3ページになります。第7条は、出産育児一時金の支給について定めた規定で、支給金額を「42万円」から「50万円」に改めます。出産費用が年々上昇する中、現在の平均的な出産費用、また近年の伸びも勘案し、直近の出産費用を賄える額として、健康保険法施行令等被用者保険における支給額の改正に伴いまして、町条例の支給額を改正するものであります。  次に、第16条の6の12は、後期高齢者支援金等賦課限度額を定めた規定で、現行の「20万円」を「22万円」に改めます。国民健康保険料は、国民健康保険法施行令に規定される基準に基づき町条例で定められております。賦課限度額については、高所得層と中間所得層の負担の在り方について毎年国において議論され、今回の改正も国民健康保険法施行令の改正に伴う条例改正であります。  次に、第20条ですが、低所得者の保険料の減額に関する規定であります。低所得者の保険料の減額は、世帯の所得が一定の基準を下回った場合に保険料のうち応益割部分が減額される制度で、軽減の程度が7割、5割、2割の3種類ございますが、今回の改正では5割軽減と2割軽減の際の判定所得が引き上げられます。第1項第2号が5割軽減に関する規定で、世帯の被保険者数に乗じる軽減判定所得を「28万5,000円」から「29万円」に改めます。  次のページになりますが、同項第3号は、2割軽減に関する規定で、同じく軽減判定所得を「52万円」から「53万5,000円」に改めます。軽減判定所得が引き上げられますと、軽減対象世帯は増加することになりますが、急激な物価変動等を背景に、こちらも国において議論され、国民健康保険法施行令が改正されたことに伴う条例改正となります。同条第3項は、第1項で定める基礎賦課額の減額に関する規定を、後期高齢者支援金等賦課額における軽減判定に準用するための規定であります。次のページになりますが、先ほどご説明したとおり、後期高齢者支援金等賦課限度額を改めますので、それに伴いまして、読替規定についても「20万円」を「22万円」に改めるものでございます。  最後に、附則といたしまして、第1項で施行期日を、第2項では出産育児一時金に関する経過措置、第3項では保険料に関する経過措置を規定してございます。  以上で説明を終わらせていただきます。ご審議のほどよろしくお願いいたします。 131: ◯議長【天利 薫議員】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 132: ◯議長【天利 薫議員】  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております議案第16号については、会議規則第35条第1項の規定により、文教福祉常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第17 議案第2号 令和4年度寒川町一般会計補正予算(第11号)    ──────────────────────────────────────      日程第18 議案第3号 令和4年度寒川町国民健康保険事業特別会計補正                  予算(第3号)    ──────────────────────────────────────
         日程第19 議案第4号 令和4年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計補                  正予算(第3号) 133: ◯議長【天利 薫議員】  日程第17議案第2号「令和4年度寒川町一般会計補正予算(第11号)」、日程第18議案第3号「令和4年度寒川町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)」、日程第19議案第4号「令和4年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)」を一括議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 134: ◯番外【町長 木村俊雄】  ただいま議題となりました議案第2号、議案第3号及び議案第4号は、令和4年度寒川町一般会計及び2特別会計のそれぞれの補正予算であります。  まず、議案第2号の令和4年度寒川町一般会計補正予算(第11号)でありますが、第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ4億3,497万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ192億3,250万円とし、第2条では、繰越明許費の追加について定め、第3条では、債務負担行為の追加を定めるものであります。  次に、議案第3号の令和4年度寒川町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、歳入歳出予算の総額は変わらないものの、第1条におきまして、歳入歳出予算の補正の款・項の区分及び当該区分ごとの金額について定めるものであります。  次に、議案第4号の令和4年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)でありますが、第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額から歳入歳出それぞれ443万3,000円を減額し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ11億9,153万6,000円とするものであります。  以上、提案の概要を申し上げましたが、詳細につきましては、それぞれの担当部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由といたします。 135: ◯議長【天利 薫議員】  深澤企画部長。 136: ◯番外【企画部長 深澤文武】  それでは、議案第2号、令和4年度寒川町一般会計補正予算(第11号)につきまして、その内容を補正予算書のページに沿ってご説明申し上げます。  2ページ、3ページをお開きください。第1表歳入歳出予算補正であります。まず、歳入でございます。歳入につきましては、14款国庫支出金から20款諸収入において、それぞれ補正額の欄に記載の額を追加し、補正後の歳入総額を192億3,250万円とするものでございます。  4ページ、5ページをお開きください。歳出につきましては、1款議会費から12款予備費において、それぞれ補正額の欄に記載の額を追加、または更正減し、補正後の歳出総額を歳入同様192億3,250万円とするものでございます。  6ページをお開きください。第2表繰越明許費補正の追加でございます。最初に、4款衛生費1項保健衛生費の新型コロナウイルスワクチン接種事業費につきましては、依然として続く新型コロナウイルスに対するワクチン接種に関し、国から発せられる報道等を踏まえ、本年度以降もワクチン接種は行われるものと判断し、当該事業費予算4億9,850万5,000円から年度内執行予定額2億6,085万9,000円を差し引いた2億3,764万6,000円を繰り越すものでございます。  次に、4款衛生費2項清掃費のごみ・資源物収集処理経費につきましては、令和4年度に茅ヶ崎市が実施した広域粗大ごみ処理施設建設の事業者選定にかかる入札が不調となったことから、アドバイザリー業務委託の期間が変更となり、令和5年度に繰り越して委託するため、茅ヶ崎市へ支払う広域粗大ごみ処理施設建設負担金の一部を繰り越すものでございます。  次に、8款土木費2項都市計画費の田端西地区まちづくり事業費につきましては、警察協議により遅延した令和3年度事業の進捗を図るため、本年度予定しておりました助成金にかかる対象工事に遅延が生じたため、田端西地区組合土地区画整理事業助成金の一部を繰り越すものでございます。  次に、9款1項消防費の消防体制充実事業費につきましては、茅ヶ崎市消防車両8台に搭載する墜落防止用器具が部材の供給不足により納期が遅延し、本年度内の執行が見込めないことから、茅ヶ崎市へ支払う消防業務委託料の一部を繰り越すものでございます。  次に、10款教育費2項小学校費及び下段の10款教育費3項中学校費の新型コロナウイルス感染症対策事業費につきましては、国の第2次補正予算に伴う学校保健特別対策事業費補助金を活用し、必要な学校の感染防止対策を講じるものでありますが、年度内の執行が困難であることから、本補正予算に計上した事業費全額を繰り越すものでございます。  次に、第3表債務負担行為補正の追加でございます。寒川町営さむかわテニスコート整備事業につきましては、令和3年7月に、神奈川県企業庁との間で締結いたしました寒川町営さむかわ庭球場の整備等に関する協定書に基づき、県が実施する地域振興施設等整備事業に対し、令和5年度から令和14年度までの10年間で支払う公有財産購入に対する費用を新たに債務負担行為として追加するものでございます。  12ページ、13ページをお開きください。歳入でございます。初めに、14款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金につきましては、1節障害福祉費負担金においては、就労移行支援の利用者の増などによる給付実績に伴う追加でございます。3節児童福祉費負担金においては、公定価格の改正等に伴う子どものための教育・保育給付費国庫負担金の追加でございます。また、障害児の通所実績に伴う障害児施設措置費給付費等国庫負担金の追加でございます。子育てのための施設等利用給付費国庫負担金につきましては、保育等の利用実績に伴う更正減でございます。5節保険基盤安定負担金においては、国民健康保険事業にかかる国の保険基盤安定負担金にかかる保険料軽減分及び保険者支援分の額の確定に伴う追加でございます。2目衛生費国庫負担金につきましては、未熟児養育医療費の助成実績に伴う追加でございます。  次に、2項国庫補助金1目総務費国庫補助金につきましては、国の予備費を活用した本町に対する新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金における電力・ガス・食料品等価格高騰重点支援地方交付金の交付決定通知を受けたため追加するものでございます。2目民生費国庫補助金につきましては、1節障害福祉費補助金において、補助金交付決定通知を受けたことなどに伴う追加でございます。2節児童福祉費補助金においては、幼稚園等における一時預かり事業などの実績に伴う更正減でございます。3目衛生費国庫補助金につきましては、妊婦健康診査の実績に伴う追加でございます。5目教育費国庫補助金につきましては、1節小学校費補助金及び2節中学校費補助金において、前段の繰越明許費補正の追加でもご説明申し上げましたが、国の第2次補正予算に伴い学校の感染防止対策を講じるため、学校保健特別対策事業費補助金をそれぞれ追加するものでございます。  次に、15款県支出金1項県負担金1目民生費県負担金につきましては、2節障害福祉費負担金において、国庫負担金と同様に就労移行支援の利用者の増などによる給付実績に伴う追加でございます。3節老人福祉費負担金においては、後期高齢者医療基盤安定制度負担金の確定に伴う更正減でございます。4節児童福祉費負担金においては、国庫負担金と同様、公定価格の改正等に伴う子どものための教育・保育給付費県費負担金の追加でございます。また障害児の通所実績に伴う障害児通所給付費負担金の追加でございます。子育てのための施設等利用給付費県費負担金につきましては、保育等の利用実績に伴う更正減でございます。6節保険基盤安定負担金においては、国民健康保険事業にかかる保険料軽減分及び保険者支援分共に負担金の確定に伴う更正減、または追加でございます。2目衛生費県負担金につきましては、未熟児養育医療費の助成実績に伴う追加でございます。  次に、2項県補助金2目民生費県補助金につきましては、2節障害福祉費補助金において、国庫補助金と同様、補助金交付決定通知を受けたことなどに伴う追加でございます。4節児童福祉費補助金においては、受診実績の増に伴う小児医療費助成事業補助金の追加でございます。また、幼稚園等における一時預かり事業などの実績に伴う、子ども・子育て支援交付金事業費補助金の更正減でございます。  14ページ、15ページをお開きください。公定価格の改正に伴い、子どものための教育・保育給付費(施設型給付費等)補助金を追加するとともに、保育緊急対策事業費補助金につきましては、低年齢児受入緊急支援事業等の実績に伴う追加でございます。8目交付金につきましては、令和4年生活のしづらさなどに関する調査に対し、交付決定通知を受けたことに伴う追加でございます。  次に、16款財産収入1項財産運用収入1目利子及び配当金につきましては、三光化学工業株式会社の株式配当金の確定に伴い追加するものでございます。  次に、2項財産売払収入1目物品売払収入につきましては、本年度のリサイクルセンターにおける資源物の売払収入の増に伴う追加でございます。  次に、17款1項寄附金1目総務寄附金につきましては、平塚信用金庫理事長尾上達也様、全日本不動産協会湘南支部支部長井上 章様、寒川町岡田にお住まいでした高橋ケイ様、寒川町商工会女性部部長森 馨古様、宗教法人寒川神社様、ニコニコリサイクル実行委員会宇條茂子様からお寄せいただきました6件の寄附金を追加するものでございます。この場をお借りしまして御礼申し上げます。  次に、18款繰入金1項基金繰入金1目財政調整基金繰入金につきましては、本補正予算を構成する財源の一部として財政調整基金より繰り入れるものでございます。  次に、20款諸収入4項1目雑入につきましては、3節民生費雑入において、高齢者健康診査の実績に伴い広域連合高齢者健康診査事業費補助金を追加するとともに、健康診査の受診率向上のための取組について、保険者インセンティブ事業として新たに補助メニューの拡大が図られたことから、広域連合後期高齢者保健事業補助金を追加するものでございます。4節衛生費雑入につきましては、リサイクルセンターにおけるペットボトルにかかる日本容器包装リサイクル協会からの分配金の確定に伴う再商品化合理化拠出金等分配金の追加でございます。  16ページ、17ページをお開きください。歳出でございます。1款1項1目議会費につきましては、1節報酬から18節負担金補助及び交付金において、事業完了等に伴う不用額をそれぞれ更正減とするものでございます。  次に、2款総務費1項総務管理費4目財政管理費につきましては、歳入でご説明申し上げました6件のまちづくり寄附金を積み立てるものでございます。6目財産管理費につきましては、庁舎直流電源装置更新リース契約にかかる入札等に伴い更正減とするものでございます。7目企画費につきましては、ビジネスチャットツール利用料等の額確定に伴い、11節役務費を更正減するとともに、LAN及びセキュリティ機器借上料等の額確定に伴い、13節使用料及び賃借料を更正減するものでございます。  次に、3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費の福祉活動センター維持管理経費のご説明に先立ちまして、町では、原油価格、物価高騰の影響を受けている指定管理者制度導入施設の適切な運営管理を支援することを目的に、公の施設の指定管理に対する寒川町指定管理者制度導入施設運営持続化支援金交付要綱を本年1月に制定いたしました。この支援金は、町の公の施設の指定管理者として指定された事業者が、令和4年4月から令和5年3月までの間支援金の交付対象となる電気料金及びガス料金に関し、当該交付要綱で定めた支援金限度額、または実績報告に基づく算出額のいずれか少ないほうの額を支援金として交付するものでございます。これにより福祉活動センター維持管理経費において、寒川町福祉活動センターの指定管理者である社会福祉法人翔の会に対し、寒川町指定管理者制度導入施設運営持続化支援金交付要綱に基づく支援金として、18節負担金補助及び交付金を追加するものでございます。また、国民健康保険事業特別会計繰出金においては、保険基盤安定負担金等の確定に伴う27節繰出金の追加でございます。2目障害福祉費につきましては、障害者自立支援給付事業費において、就労移行支援の利用者の増などによる給付実績に伴う扶助費の追加でございます。また、日常生活用具給付等事業費においては、排せつ支援用具等の給付実績に伴う扶助費の追加でございます。就業就労支援事業費においては、通所日数及び対象者の増にかかる心身障害児者施設通所交通費助成に伴う扶助費の追加でございます。また、社会参加支援事業費においては、福祉タクシーの利用実績に伴う扶助費の更正減でございます。3目老人福祉費につきましては、ふれあいセンター運営経費において、寒川町ふれあいセンターの指定管理者である公益社団法人寒川町シルバー人材センターに対し、寒川町指定管理者制度導入施設運営持続化支援金交付要綱に基づく支援金として、18節負担金補助及び交付金を追加するものでございます。  18ページ、19ページをお開きください。高齢者在宅福祉サービス事業費においては、寝たきり高齢者等おむつ代助成の給付実績に伴い、12節委託料に42万1,000円を追加するものでございます。また、高齢者の保健事業と介護予防の一体的実施事業費においては、高齢者健康診査の受診実績の増に伴い、12節委託料に149万1,000円を追加するとともに、当該健康診査にかかる審査支払手数料として、予算書17ページに記載しております11節役務費を追加するものでございます。  予算書19ページにお戻りください。後期高齢者医療事業特別会計繰出金においては、基盤安定制度分の確定に伴う27節繰出金の更正減でございます。  次に、2項児童福祉費1目児童福祉総務費につきましては、小児医療費助成事業費において、医療機関への受診実績に伴い、19節扶助費に追加するものでございます。また、児童福祉給付事業費においては、障害児の通所実績に伴い、11節役務費に障害児通所給付費等支払運営手数料を追加するとともに、19節扶助費に障害児通所給付費を追加するものでございます。3目保育所費につきましては、公定価格の改正等により児童保育委託料を追加するとともに、幼稚園型一時預かり事業や1歳児への職員加配加算等の減により、民間保育所運営費等補助金で961万9,000円を更正減し、公定価格の改正や児童受入実績により、子どものための教育・保育給付費で2,909万円を追加し、児童の受入実績により子育てのための施設等利用給付費で2,385万4,000円を更正減とし、18節負担金補助及び交付金の合計で438万3,000円を更正減とするものでございます。  次に、4款衛生費1項保健衛生費1目保健衛生総務費につきましては、産婦人科医会に委託する婦人健康診査の受診件数の増に伴い、12節委託料を追加するとともに、受診実績に伴い未熟児養育医療扶助費の増が見込まれることから、19節扶助費を追加するものでございます。2目予防費につきましては、地域保健医療体制充実事業費において、平日夜間、休日昼間及び夜間での医療体制の確保について、茅ヶ崎市地域医療センターの寒川町民の利用に関する協議書に基づき、運営主体である茅ヶ崎市に対して負担金を支出しておりますが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響から運営費用が不足するため、初期救急医療確保対策負担金を18節負担金補助及び交付金に追加するものでございます。また、新型コロナウイルスワクチン接種事業費においては、令和2年度及び令和3年度の新型コロナワクチン接種にかかる収入特定財源である国庫負担金及び国庫補助金の精算に伴う返納金として、22節償還金利子及び割引料を追加するものでございます。  3目保健施設費につきましては、寒川町健康管理センターの指定管理者である社会福祉法人寒川町社会福祉協議会に対し、寒川町指定管理者制度導入施設運営持続化支援金交付要綱に基づく支援金を追加するものでございます。  次に、2項清掃費2目じん芥処理費につきましては、本年度のリサイクルセンターにおける資源物の売払収入の増に伴い、広域リサイクルセンター長期包括運営責任業務委託料にかかる財源更正を行うとともに、寒川町茅ヶ崎市との資源物処理に関する事務の事務委託に関する協定書第4条第1項に基づき、茅ヶ崎市への資源物拠出金分担金を追加するものでございます。  次に、8款土木費2項都市計画費2目公園緑地費につきましては、緑化基金積立金において、令和4年度に交付される森林環境譲与税について、当該譲与税の本旨に即した事業に活用するため、24節積立金に追加するものでございます。また、スポーツ施設活性化事業費においては、寒川総合体育館の指定管理者であるシンコースポーツ静岡ビル保善共同事業体に対し、寒川町指定管理者制度導入施設運営持続化支援金交付要綱に基づく支援金を、18節負担金補助及び交付金に追加するものでございます。  20ページ、21ページをお開きください。9款1項消防費1目常備消防費につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響による消防職員の感染症業務手当等の不足に伴い、消防業務委託料を追加するものでございます。  次に、10款教育費1項教育総務費2目事務局費につきましては、校務支援システム導入費の確定に伴う更正減でございます。  次に、2項小学校費1目学校管理費につきましては、公共施設再編計画実施事業費において、一之宮小学校南棟外壁修繕工事の完了に伴い、14節工事請負費の更正減でございます。また、新型コロナウイルス感染症対策事業費においては、歳入でもご説明申し上げました国の2次補正予算に伴い、学校保健特別対策事業費補助金を活用した学校の感染防止対策を講じるため、除菌用消耗品の購入費を10節需用費に追加するとともに、空気清浄機44台分の購入費として、17節備品購入費を追加するものでございます。  次に、3項中学校費1目学校管理費につきましては、公共施設再編計画実施事業費において、寒川東中学校北棟外壁修繕工事の完了に伴い、14節工事請負費の更正減でございます。また、新型コロナウイルス感染症対策事業費においては、小学校と同様に学校の感染防止対策を講じるため、除菌用消耗品の購入費を10節需用費に追加するとともに、空気清浄機26台分の購入費として17節備品購入費を追加するものでございます。2目教育振興費につきましては、歳入でご説明申し上げました三光化学工業株式の株式配当金を、中学校の吹奏楽部部活動振興費交付金及び部活動振興費補助金へ充当したことに伴う財源更正でございます。  次に、4項社会教育費3目公民館費につきましては、公民館運営事業費において、寒川町民センター、寒川町北部公民館及び寒川町南部公民館の指定管理者である株式会社オーエンスに対し、寒川町指定管理者制度導入施設運営持続化支援金交付要綱に基づく支援金を、18節負担金補助及び交付金に追加するものでございます。また、公民館維持管理経費においては、寒川町北部公民館防水改修工事の完了に伴い、14節工事請負費の更正減でございます。4目図書館費につきましては、寒川総合図書館の指定管理者であるTRC相鉄企業体に対し、寒川町指定管理者制度導入施設運営持続化支援金交付要綱に基づく支援金を、18節負担金補助及び交付金に追加するものでございます。  次に、5項保健体育費2目体育施設費につきましては、田端スポーツ公園の指定管理者である静岡ビル保善・シンコースポーツ共同事業体、及び寒川町営プールの指定管理者であるハヤシグループに対し、寒川町指定管理者制度導入施設運営持続化支援金交付要綱に基づく支援金を、18節負担金補助及び交付金に追加するものでございます。3目学校給食費につきましては、町内小・中学校の給食配膳室設計委託の完了に伴う更正減でございます。  次に、22ページ、23ページをお開きください。11款公債費1項公債費1目元金につきましては、元利均等払い変動金利債の利率見直しに伴う追加でございます。2目利子につきましては、新発債の利子確定及び変動金利債の利率見直しに伴う更正減でございます。  最後に、12款1項1目予備費につきましては、1,075万5,000円を予備費に追加するものでございます。  以上で説明を終了いたします。ご審議賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。 137: ◯議長【天利 薫議員】  三橋健康福祉部長。 138: ◯番外【健康福祉部長 三橋義明】  続きまして、議案第3号、令和4年度寒川町国民健康保険事業特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。  補正予算書の2ページ、3ページをご覧ください。第1表歳入歳出予算補正でございます。歳入歳出共総額の増減はございません。歳入につきましては、1款国民健康保険料から5款繰入金まで、各補正額の欄に記載の額をそれぞれ追加、または更正減するものでございます。  4ページ、5ページをご覧ください。歳出につきましては、3款国民健康保険事業納付金及び5款保険事業費についてそれぞれ財源更正をするものでございます。  12ページ、13ページをお開きください。歳入でございます。1款1項国民健康保険料1目一般被保険者国民健康保険料1節現年分でございますが、これは国民健康保険事業費納付金等に必要な経費に当てるために保険料として計上しておりますが、保険基盤安定制度の国、県、町の負担金が確定したため、これに相当する額の各保険料を追加、または更正減し、予算上の整理をするものでございます。  3款県支出金1項県負担金補助金1目保険給付費等交付金2節保険給付費等特別交付金でございますけども、まず保険者努力支援分は、保険者における予防健康づくり医療費適正化等の取組状況の評価に応じて交付されるもので、県交付金の確定に伴う追加であります。特定健診等負担金は、令和3年度の特定健診受診者数の実績に対する県負担金の確定に伴う更正減でございます。  5款繰入金1項他会計繰入金1目一般会計繰入金でございます。1節保険基盤安定繰入金の保険料軽減分でございますが、国民健康保険料は、一定の所得以下の世帯に対する軽減措置、また令和4年度からは未就学児の被保険者にかかる均等割額の軽減措置が取られており、それらの減額分を国、県、町が負担しておりますが、令和4年度の軽減額の確定による更正減でございます。次の保険者支援分は、保険料の軽減の対象となった一般被保険者の数に応じて国が算定した額を国、県、町が負担するもので、こちらも令和4年度分の確定による追加でございます。次に、4節財政安定化支援事業繰入金は、医療給付費が多くなる高齢者が多いなど、保険者の責めに帰さない財政負担を補うもので、高齢被保険者数に応じて算出されます。こちらも令和4年度の額の確定による追加でございます。  14ページ、15ページをお開きください。歳出でございます。3款国民健康保険事業費納付金1項医療給付費分から3項介護納付金分までにつきましては、保険基盤安定繰入金等の繰入金を財源とする財源更正でございます。  5款保険事業費2項1目特定健康診査等事業費につきましては、県の特定健診等負担金の更正減に伴い保険料を財源とする財源更正でございます。  続きまして、議案第4号、令和4年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第3号)につきましてご説明申し上げます。  補正予算書の2ページ、3ページをご覧ください。第1表歳入歳出予算補正でございます。歳入につきましては、3款繰入金について補正額の欄に記載の額を更正減し、また4ページ、5ページの歳出につきましては、2款後期高齢者医療広域連合納付金について、補正額の欄に記載の額を更正減し、補正後の総額を歳入歳出それぞれ11億9,153万6,000円とするものでございます。  12ページ、13ページをお開きください。歳入でございます。3款繰入金1項1目一般会計繰入金3節保険基盤安定制度繰入金は、令和4年度の保険基盤安定制度拠出金の額の確定に伴う更正減でございます。  14ページ、15ページをお開きください。歳出でございます。2款1項1目後期高齢者医療広域連合納付金は、広域連合に拠出する保険基盤安定制度拠出金の額の確定による更正減でございます。  以上で説明を終わらせていただきます。ご審議のほどお願いいたします。 139: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。議案第2号、議案第3号及び議案第4号につきましては、提案説明までとし、次回の会議において質疑、討論、採決をいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 140: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、議案第2号、議案第3号及び議案第4号については、次回の会議において質疑、討論、採決することに決しました。    ──────────────────────────────────────      日程第20 議案第5号 令和5年度寒川町一般会計予算    ──────────────────────────────────────      日程第21 議案第6号 令和5年度寒川町国民健康保険事業特別会計予算    ──────────────────────────────────────      日程第22 議案第7号 令和5年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計予                  算    ──────────────────────────────────────      日程第23 議案第8号 令和5年度寒川町介護保険事業特別会計予算    ──────────────────────────────────────      日程第24 議案第9号 令和5年度寒川町下水道事業特別会計予算 141: ◯議長【天利 薫議員】  日程第20議案第5号「令和5年度寒川町一般会計予算」、日程第21議案第6号「令和5年度寒川町国民健康保険事業特別会計予算」、日程第22議案第7号「令和5年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計予算」、日程第23議案第8号「令和5年度寒川町介護保険事業特別会計予算」、日程第24議案第9号「令和5年度寒川町下水道事業特別会計予算」を一括議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 142: ◯番外【町長 木村俊雄】  ただいま議題となりました議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号及び議案第9号は、令和5年度の寒川町一般会計及び4特別会計の予算であります。  まず、議案第5号の令和5年度寒川町一般会計予算でありますが、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ173億2,500万円と定め、第2条では、債務負担行為ができる事項、期間及び限度額について定め、第3条では、地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定め、第4条では、一時借入金の借入れの最高額を10億円と定め、第5条では、歳出予算の流用について定めるものであります。  次に、議案第6号の令和5年度寒川町国民健康保険事業特別会計予算でありますが、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ48億2,257万4,000円と定め、第2条では、一時借入金の借入れの最高額を1億5,000万円と定め、第3条では、歳出予算の流用について定めるものであります。  次に、議案第7号の令和5年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計予算でありますが、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ12億1,450万円と定め、第2条では、一時借入金の借入れの最高額を2,000万円と定めるものであります。  次に、議案第8号の令和5年度寒川町介護保険事業特別会計予算でありますが、第1条におきまして、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ37億7,344万3,000円と定め、第2条では、一時借入金の借入れの最高額を3,000万円と定め、第3条では、歳出予算の流用について定めるものであります。  次に、議案第9号の令和5年度寒川町下水道事業特別会計予算でありますが、第2条におきまして、業務の予定量を定め、第3条では、収益的収入の予定額を13億6,323万5,000円、収益的支出の予定額を13億5,757万5,000円と定め、第4条では、資本的収入の予定額を4億2,132万4,000万円、資本的支出の予定額を8億9,402万5,000円と定め、予算総額を収益的支出と資本的支出の合計額22億5,160万円とし、第5条では、債務負担行為をすることができる事項、期間及び限度額を定め、第6条では、企業債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法を定め、第7条では、一時借入金の借入れの限度額を5億円と定め、第8条では、予定支出の各項の経費の金額を流用することができる場合について定め、第9条では、議会の議決を経なければ流用することのできない経費について定め、第10条では、一般会計から受ける補助金の額を1億5,551万4,000円と定めるものであります。  以上、令和5年度の各会計予算案について、それぞれ概要を申し上げましたが、主要事業等につきましては、参考資料としてお手元にお配りしておりますので、ご参照いただきたいと存じます。  なお、本予算につきましては、後ほど予算特別委員会が設置されようかと存じますので、その席上で担当より詳細に説明申し上げたく、この席におきましての説明は、以上をもちまして終わらせていただきます。何とぞよろしくよろしくお願い申し上げます。 143: ◯議長【天利 薫議員】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 144: ◯議長【天利 薫議員】  質疑なしと認めます。 145: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号及び議案第9号につきましては、委員会条例第5条の規定により、6人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上審査いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 146: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないと認めます。よって、議案第5号、議案第6号、議案第7号、議案第8号及び議案第9号は、6人の委員をもって構成する予算特別委員会を設置し、これに付託の上審査することに決しました。 147: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。ただいま設置されました予算特別委員会の委員の選任については、委員会条例第6条第2項の規定により、山田政博議員、茂内久代議員、柳田 遊議員、岸本 優議員、吉田悟朗議員、関口光男議員の以上6名を指名したいと思いますが、これに異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 148: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないものと認めます。よって、ただいま指名いたしました6人の議員を予算特別委員会委員に選任することに決しました。  以上で本日の日程は終了いたしました。 149: ◯議長【天利 薫議員】  お諮りいたします。議事の都合により明日2月22日から2月23日の2日間を休会とし、次回の会議は2月24日午前9時に開きたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 150: ◯議長【天利 薫議員】  ご異議ないと認めます。よって、明日2月22日から2月23日の2日間を休会とし、次回の会議は2月24日午前9時に開くことに決しました。  本日はこれをもって散会いたします。お疲れさまでございました。
                     午後8時05分 散会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━         地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。              寒川町議会 議  長   佐 藤 一 夫              寒川町議会 議  長   天 利   薫                同   副議長    吉 田 悟 朗                同   署名議員   佐 藤 正 憲                同   署名議員   山 上 秀 樹 発言が指定されていません。 © Samukawa Town, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...