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令和3年第2回定例会6月会議(第5日) 本文
令和3年第2回定例会6月会議(第5日) 名簿

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  1. 寒川町議会 2021-06-05
    令和3年第2回定例会6月会議(第5日) 本文


    取得元: 寒川町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年第2回定例会6月会議(第5日) 本文 2021-06-21 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 193 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 2 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 3 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 4 :  ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 5 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 6 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 7 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 8 :  ◯番外【町民部長 戸村 孝君】 選択 9 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 10 :  ◯18番【黒沢善行君】 選択 11 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 12 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 13 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 14 :  ◯番外【町民部長 戸村 孝君】 選択 15 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 16 :  ◯18番【黒沢善行君】 選択 17 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 18 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 19 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 20 :  ◯番外【町民部長 戸村 孝君】 選択 21 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 22 :  ◯18番【黒沢善行君】 選択 23 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 24 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 25 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 26 :  ◯番外【町民部長 戸村 孝君】 選択 27 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 28 :  ◯16番【吉田悟朗君】 選択 29 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 30 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 31 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 32 :  ◯16番【吉田悟朗君】 選択 33 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 34 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 35 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 36 :  ◯16番【吉田悟朗君】 選択 37 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 38 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 39 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 40 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 41 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 42 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 43 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 44 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 45 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 46 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 47 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 48 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 49 :  ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 50 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 51 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 52 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 53 :  ◯番外【消防長 小林辰也君】 選択 54 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 55 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 56 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 57 :  ◯18番【黒沢善行君】 選択 58 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 59 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 60 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 61 :  ◯番外【消防長 小林辰也君】 選択 62 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 63 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 64 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 65 :  ◯18番【黒沢善行君】 選択 66 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 67 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 68 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 69 :  ◯番外【消防長 小林辰也君】 選択 70 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 71 :  ◯18番【黒沢善行君】 選択 72 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 73 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 74 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 75 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 76 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 77 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 78 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 79 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 80 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 81 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 82 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 83 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 84 :  ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 85 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 86 :  ◯番外【学び育成部長 伊藤 研君】 選択 87 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 88 :  ◯6番【佐藤正憲君】 選択 89 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 90 :  ◯番外【学び育成部長 伊藤 研君】 選択 91 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 92 :  ◯6番【佐藤正憲君】 選択 93 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 94 :  ◯番外【学び育成部長 伊藤 研君】 選択 95 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 96 :  ◯6番【佐藤正憲君】 選択 97 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 98 :  ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 99 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 100 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 101 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 102 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 103 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 104 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 105 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 106 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 107 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 108 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 109 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 110 :  ◯総務常任委員長【黒沢善行君】 選択 111 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 112 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 113 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 114 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 115 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 116 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 117 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 118 :  ◯文教福祉常任委員長【岸本 優君】 選択 119 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 120 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 121 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 122 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 123 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 124 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 125 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 126 :  ◯建設経済常任委員長【杉崎隆之君】 選択 127 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 128 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 129 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 130 :  ◯3番【青木 博君】 選択 131 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 132 :  ◯13番【横手 旭君】 選択 133 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 134 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 135 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 136 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 137 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 138 :  ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 139 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 140 :  ◯番外【総務部長 野崎 誠君】 選択 141 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 142 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 143 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 144 :  ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 145 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 146 :  ◯番外【町民部長 戸村 孝君】 選択 147 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 148 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 149 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 150 :  ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 151 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 152 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 153 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 154 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 155 :  ◯13番【横手 旭君】 選択 156 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 157 :  ◯番外【教育次長 内田武秀君】 選択 158 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 159 :  ◯13番【横手 旭君】 選択 160 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 161 :  ◯番外【教育次長 内田武秀君】 選択 162 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 163 :  ◯13番【横手 旭君】 選択 164 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 165 :  ◯番外【教育次長 内田武秀君】 選択 166 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 167 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 168 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 169 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 170 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 171 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 172 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 173 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 174 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 175 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 176 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 177 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 178 :  ◯総務常任委員長【黒沢善行君】 選択 179 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 180 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 181 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 182 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 183 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 184 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 185 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 186 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 187 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 188 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 189 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 190 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 191 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 192 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 193 :  ◯議長【佐藤一夫君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時00分 開議 ◯議長【佐藤一夫君】  おはようございます。これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元にお示しのとおりであります。  なお、本日の会議における採決は採決システムにより行います。    ──────────────────────────────────────      日程第1 会議録署名議員の指名 2: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は会議規則第116条の規定により議長において、橋本修一君、柳田 遊君を指名いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第2 議案第35号 デジタル移動通信システム更新工事請負契約の締                  結について 3: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第2議案第35号「デジタル移動通信システム更新工事請負契約の締結について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 4: ◯番外【町長 木村俊雄君】  ただいま議題となりました議案第35号は、デジタル移動通信システム更新工事請負契約の締結についてであります。デジタル移動通信システム更新工事請負契約を条件付一般競争入札の結果、契約金額1億2,639万円をもって、神奈川県横浜市金沢区福浦二丁目4番15号三愛電子工業株式会社横浜営業所営業所長村田政義氏と締結いたしたく、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定により提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、各担当部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 5: ◯議長【佐藤一夫君】  深澤企画部長。 6: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  それでは、議案第35号、デジタル移動通信システム更新工事請負契約の締結についての契約に関する部分の説明を申し上げます。企画部財政課資料に基づいて説明させていただきますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。  まず、タブレットでの通し番号2ページ目の仮契約書でありますが、条件付一般競争入札の結果、三愛電子工業株式会社横浜営業所営業所長村田政義氏と仮契約を締結いたしました。  本案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定による契約となることから仮契約とし、議会の議決がなされたときに本契約が成立するものでございます。  資料3ページの入札結果でありますが、現在町の入札制度におきましては、条件付一般競争入札と指名競争入札の2種類で行っているところでございまして、130万円を超える入札案件の工事につきましては、条件付一般競争入札となっており、今回の案件もこれに該当いたします。  入札結果でありますが、5月13日に開札したところ、税抜き設計価格1億1,810万円に対し1社の入札があり、入札額1億1,490万円、設計価格に対しまして約97.3%で、三愛電子工業株式会社横浜営業所が落札者となったものでございます。
     資料4ページは、入札概要書でございますが、こちらを4月7日から4月13日までかながわ電子入札共同システムの入札情報サービスシステム及び役場2階の掲示板に掲示する方法により入札公告を行いました。  その概要書の中で入札参加要件といたしましては、地域要件として第4区域の県内に本店、または委任先を有する業者とし、等級格付の格付点数が730点以上の業者としております。これは寒川町条件付一般競争入札取扱基準の運用措置に基づき地域要件を設定したもので、本来発注金額から見ると、第2区域、寒川町、茅ヶ崎市、藤沢市の業者が参加対象業者となりますが、同区域では、入札参加資格要件に該当する参加可能業者数10社以上を満たしていないため、今回の入札においては、第4区域の県内に本店、または委任先を有する業者まで範囲を拡大し、等級格付を設定したもので、この概要書に基づきまして入札を行ったものであります。  資料5ページは、現場代理人及び主任技術者設置届で、現在は仮契約の状態であることから、契約年月日及び契約工期の始まりについては空欄となっております。内容といたしましては、現場代理人と主任技術者ともに有資格者が配置されることとなっております。  資料6ページは、三愛電子工業株式会社の工事施工主要実績でございます。  資料7ページから10ページは、法人登記の履歴事項全部証明書、いわゆる登記簿謄本でございまして、消防や本店所在場所、発行可能株式総数や資本金の額、役員に関する事項などが記載されております。  資料11ページから18ページは、三愛電子工業株式会社の決算報告書で、第53期ということで、令和元年6月1日から令和2年5月31日まででございます。  資料12ページは、貸借対照表で、左側の資産の部では流動資産及び固定資産が、右側上の負債の部では流動負債及び固定負債が、下段の純資産の部では株主資本がそれぞれ記載されております。  13ページは、損益計算書で、売上高や売上原価、営業外収益、営業外費用、特別利益、特別損失等が記載されてございます。  資料19ページは、経営規模等評価結果通知書で、公共工事を請け負おうとする建設業許可業者が必ず受けなければならない審査でございます。  資料20ページは、入札契約に関する代理人の委任状で、三愛電子工業株式会社の本店が、三愛電子工業株式会社横浜営業所に寒川町との契約に関する業務を委任していることが確認できるものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願いします。 7: ◯議長【佐藤一夫君】  戸村町民部長。 8: ◯番外【町民部長 戸村 孝君】  それでは、議案第35号、デジタル移動通信システム更新工事の概要につきましてご説明申し上げます。  防災行政無線の移動系につきましては、役場や広域避難所、地域集会所等を無線で結びまして、迅速、かつ的確な災害情報や指示の伝達及び被害状況や関係機関との情報収集などに活用してございます。  現行のアナログ方式の通信網は、平成13年度に改修後約20年が経過してございまして、各種機器類の老朽化や令和4年からデジタル化に移行され、無線機が使用できなくなるため、本工事を実施させていただき、災害時の情報伝達機能の確保を図るためのものでございます。  それでは、タブレット21ページの資料、デジタル移動通信システム更新工事概要書をご覧ください。なお、概要書にてご説明いたします各装置等を次ページ22ページにシステム系統図でもお示ししてございます。  それでは、1、工事概要でございます。ただいま申し上げました本工事は、1)及び2)に記載のとおり、アナログ方式からデジタル方式へ更新工事となりまして、そのため関連いたします各設備等を新たに設置するなどの工事となってございます。  2、施工区分及び設置箇所につきましては、1つ目、統制局設備設置工事です。こちらは基地局として無線を制御する設備を役場5階及び屋外に設置する工事となります。主なものは、基地局無線装置やその無線装置の動作や故障状態を常時監視いたします統制局制御装置などがございます。  2点目、電源設備工事です。こちらは、停電など電源障害が発生した際に、基地局や統制台等に電力を供給することで安定的な機能維持を行う装置でございまして、役場2階の町民安全課及び5階や屋外に設置いたします。主なものは、無停電電源装置や非常用発電機などでございます。  3点目は、統制台設備設置工事です。役場2階の町民安全課に設置いたしまして、統制台から様々な情報を発信する装置でございます。主なものは、統制台や通信サーバーなどでございます。  4点目は、遠隔制御装置設置工事となります。記載の各フロアの部長席等に7台設置いたしまして、情報連絡通信を行う装置でございます。  5点目は、半固定型無線装置設置工事でございます。広域避難所でございます小中学校など記載しております27の各施設に設置いたしまして、情報連絡通信を行う装置でございます。  6点目は、移動局設備設置工事です。町民安全課車両2台への設置、また携帯型無線機50台は、災害時など現場等の確認など各職員が携帯いたしまして情報連絡通信を行う装置でございます。  以上で説明を終わります。ご審議の上何とぞ議決賜りますようよろしくお願い申し上げます。 9: ◯議長【佐藤一夫君】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。  黒沢議員。              〔18番(黒沢善行君)質問席へ移動〕 10: ◯18番【黒沢善行君】  それでは、議案第35号について何点か確認させていただきたいと思います。  まず、工事請負仮契約書は、先ほど説明があったとおり、三愛電子工業株式会社横浜営業所ということになっておりますけども、履歴事項全部証明書を確認しますと、同住所については、支店の記載はありますけども、営業所の記載はないということになりますけども、この辺の営業実態というのはどうなっているのか、まずはお知らせいただきたいと思います。  それから、工事概要書に記載のとおり、今回のデジタル移動通信システムの更新については、アナログ方式からデジタル方式に変更するものという説明がございましたけれども、デジタル化することによって、町民、また行政としてどのようなメリットが生まれてくるのかお聞かせいただきたいと思います。 11: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。深澤企画部長。 12: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  まず1点目の契約に関することでございます。履歴事項全部証明書につきましては、支店の表記はされますけども、営業所の表記はされません。会社の担当者に確認したところ、同じ建物に支店と営業所があるとのことでございました。  なお、今回の仮契約に当たっては、別添資料として入札契約に関する代理人の委任状を添付させていただいておりますが、代表取締役から営業所長に契約の締結及び契約の意向が委任されているところでございます。  以上です。 13: ◯議長【佐藤一夫君】  戸村町民部長。 14: ◯番外【町民部長 戸村 孝君】  デジタル方式のメリットについてお答えいたします。  これまでのアナログ方式では、災害時におきまして通信が輻輳する状況、1か所にアクセスが集中いたしまして、聞きにくいなどの問題がございました。今回のデジタル方式によりまして、携帯電話のようなお互いが通話できる双方向通信機能やグループ通信、メールのような文字伝送が可能となるなど、聞きにくいこともなくなるなど、災害時におきます防災通信体制の強化が図られ、町民の皆様の安全安心の確保がさらに推進できると考えております。  以上です。 15: ◯議長【佐藤一夫君】  黒沢議員。 16: ◯18番【黒沢善行君】  今説明がございました支店と営業所については理解したところでございますけれども、ただ、今回の入札については1社だけだったということでございました。先ほどの説明の中では、区域も広げた中で応札業者を増やしたい、増やすために地域も広げたというお話がありましたけれども、応札業者については、地域を広げてもなかなか増えなかったという実態がございますので、この辺について町としてはどのように捉えているのかお聞かせいただきたいと思います。  それから、デジタルにすることによって様々な通信がこれまで以上に可能になるというお話でした。特にグループ通信という説明がございましたので、グループ通信というのがどういったものになるのか、それから実際の活用事例等がありましたらご説明いただければと思います。 17: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。深澤企画部長。 18: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  1点目の契約の関係でございますが、ご質問の当該契約案件にかかる参加申込みでございますけども、全部で3社ございましたが、2社については辞退でございましたので、応札業者については1社のみでございました。  また、応札業者が少ないという点でございますが、今回の入札に当たりましては、地域要件を第4地域の県内に本店、または委任先を有する業者とし、参加資格を有している業者数は全部で87社ございます。入札概要書及び設計等から入札条件、工事内容を確認されて3社の参加申込みがあったものでございますが、応札業者の少なさについては、今回の工事が通信システムの更新の工事であることなどがその事情として考察されるところでございます。  以上です。 19: ◯議長【佐藤一夫君】  戸村町民部長。 20: ◯番外【町民部長 戸村 孝君】  グループ通信のメリットや具体的な用途についてお答えいたします。  複数の専用チャンネルを設定いたしまして、グループ通信を行うことで通信の混乱や個人情報の漏えいなどを防ぐ考えでございます。例えば都市建設部の専用連絡チャンネルを設定いたしまして道路や下水などの被害情報の収集、共有を行うことができます。また、福祉施設や介護施設への要援護者の搬送など、個人情報を保護するための健康福祉部用の専用チャンネルを設定するなども可能となります。  以上です。 21: ◯議長【佐藤一夫君】  黒沢議員。 22: ◯18番【黒沢善行君】  3回目の質問になりますけども、今入札の状況は理解しましたけれども、今回総合評価得点が730点以上ということで、1社の入札ではあったけども730点を超えたので契約までに至ったということになろうかと思いますけども、総合評価得点については、経審の総合評価に加え、町の主観点を加えた上で730点を超えなければいけないということになっているかと思いますけども、町の主観点が入って730点以上とした町としての理由というのは何だったのでしょうか。  それから、ただいまグループ通信について説明がありました。そういった形で運用がされていくのかなと思います。最初の答えの中で文字通信についてもそういったことができるようになるというお話がありましたけども、文字通信についても具体的な活用内容等をお知らせいただければと思います。 23: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。深澤企画部長。 24: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  総合得点について730点以上という理由でございます。  寒川町条件付一般競争入札取扱基準の運用措置の中で、入札参加資格項目として町が規定する等級格付であるものとしてございますが、等級格付、いわゆるランクでございますけども、工事の適正な履行や事業者の技術力の向上を図るために設定しているものでございます。  等級別の入札参加範囲を工事予定金額ごとに、Aランクにつきましては1億円以上、Bランクにつきましては1億3,000万円未満としておりまして、今回の案件につきましては、電気通信で予定金額が1億円以上1億3,000万円未満ということでありましたので、等級につきましてはAランクとBランクが対象となるため、Bランクの最低点数である730点を採用したものでございます。  以上でございます。 25: ◯議長【佐藤一夫君】  戸村町民部長。 26: ◯番外【町民部長 戸村 孝君】  文字伝送の用途と具体的な活用ということでお答え申し上げます。  文字伝送機能はメール機能でございまして、端末局の個人番号やグループ番号を指定することで、指定しました範囲内で自由文、例えば災害時などで特別の災害状況等の報告文などをメールのように発信することが可能となります。また、本部から一斉送信したメッセージをメールとして全ての箇所、無線機で受信することも可能となります。これによりまして、通話だけでなく文字伝送することで、数字や時間等の聞き間違いが解消されるなど、迅速、かつ正確に情報共有が図れると考えております。  以上です。 27: ◯議長【佐藤一夫君】  他に質疑はありませんか。  吉田議員。              〔16番(吉田悟朗君)質問席へ移動〕 28: ◯16番【吉田悟朗君】  それでは、私も、議案第35号、デジタル移動通信システム更新工事請負契約の締結について、関連で質問させていただきたいと思います。  契約関係についてお伺いさせていただければと思います。添付されている入札概要書の中で、低入札調査基準価格の設定がございますが、失格基準価格においても同様にこの設定がされているところでございます。  ここで確認させていただきたいのですけれども、低入札調査基準価格とはどのような制度でありまして、今回の契約において設定価格が幾らであったのか、また失格基準価格についても同様にお答えいただければと思います。 29: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。深澤企画部長。 30: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  定入札価格につきましては、寒川町公共工事低入札価格調査取扱基準において必要な事項を定めてございます。町が発注する予定価格3,000万円以上の工事請負契約の入札の執行において、予定価格の範囲の中で最低の価格で申込みをされた価格が、その価格によっては契約の内容に適合した履行がなされないおそれがあるという認められる場合の基準となる価格を調査基準価格としております。  具体的には予定価格算出の基礎となった直接工事費の97%、同じく共通仮設費の90%、同じく現場管理費の90%、同じく一般管理費の55%に相当する額の合計額に110%相当額を税込みの予定価格で除した割合を予定価格に乗じて求めるものでございます。ただし、その割合が75%未満、または92%を超える場合には、それぞれ予定価格の75%、または92%とするものでございます。  調査基準価格より下回った額で入札が行われた場合、寒川町公共工事低入札価格調査委員会設置要綱に基づき調査委員会が開催され、寒川町公共工事低入札価格調査取扱基準の運用に基づきまして、必要に応じて入札者からの事情聴取、関係機関の照会等と行いまして、その価格が当該工事契約内容の的確な履行を確保する上で適切であるか否かについて調査されることになります。  なお、本案件について算出された定入札調査基準価格につきましては、税抜きで1億865万2,000円となっておりまして、今回の入札は1億1,490万円でございましたので、調査基準価格以上でございました。  次に、失格基準価格につきましては、寒川町公共工事低入札価格調査取扱基準の第4条において、必要に応じて定めるとしておりまして、その考え方につきましては、契約内容に適合した適切な施工及び品質の確保が困難であると判断するための数字的な基準でございます。具体的には直接工事費の75%、同じく共通仮設費の70%、同じく現場管理費の70%、同じく一般管理費の30%に相当する額の合計額の110%相当額を失格基準価格としております。よって、この基準価格を下回る金額の入札は失格となります。  なお、本案件に対しましてただいまの積算より算出される失格基準価格は、税抜き価格で8,198万3,074円となります。  以上でございます。 31: ◯議長【佐藤一夫君】  吉田議員。 32: ◯16番【吉田悟朗君】  今回の契約について、定入札調査基準価格及び失格基準価格のいずれも上回っていたことが分かりました。  そこで伺いますけれども、入札概要書に最低制限価格についての設定がございませんけれども、最低制限価格と低入札調査価格について、今回は最低制限価格を設けずに低入札調査基準価格を設けた理由をお聞かせいただければと思います。 33: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。深澤企画部長。 34: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  今回については、最低制限価格を設けず低入札調査基準価格を設けた理由というお尋ねでございます。  最低制限価格につきましては、寒川町公共工事等最低制限価格取扱基準において、相手方となった者の申込みにかかる価格によっては、当該契約の内容に適合した履行を確保するために、予定価格の制限の範囲の中で最低制限価格以上の最低の価格をもって申込みをした者を落札者とする基準として定められており、工事の場合は予定価格130万円を超えるものが対象でございますが、寒川町公共工事低入札価格調査取扱基準の規定が適用されるものは対象外となりますので、その基準は予定価格3,000万円以上の工事が対象外となるものでございます。よって、今回の契約案件につきましては、予定価格が3,000万円以上の工事でございますので、低入札調査基準価格の対象となるものでございます。  以上です。 35: ◯議長【佐藤一夫君】  吉田議員。 36: ◯16番【吉田悟朗君】  契約に当たり低入札調査基準価格の設定については理解しました。  もう一点だけ確認させていただきたいんですけれども、入札の際には内訳書を添付することになっていると思いますけれども、積算の内容について問題はなかったのかどうかお伺いさせていただきます。 37: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。深澤企画部長。 38: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  入札の際に添付される内訳書でございますが、こちらにつきましては、平成26年6月4日に公布された建設業法等の一部を改正する法律によりまして、平成27年4月1日から、入札にかかる全ての公共工事について添付が義務づけられているものでございます。  寒川町の場合は、直接工事費の種目別、あるいは工種別の内訳と共通仮設費、現場管理費、一般管理費について記入していただきまして、その合計額と入札額との相違などについて確認を行っているところでございます。  今回の案件につきましては、入札した1社について内訳書には不備はございませんでした。また、三愛電子工業株式会社の積算の内容につきましては、入札時の内訳書に提出いただいた積算内訳書で項目における金額に差異がないものを確認しており、積算の内容についても特に問題はないものと思ってございます。  以上です。 39: ◯議長【佐藤一夫君】  他に質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 40: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。これをもって質疑を終結いたします。 41: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第35号については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 42: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、議案第35号は委員会の付託を省略することに決しました。 43: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 44: ◯議長【佐藤一夫君】  討論なしと認めます。 45: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第35号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案を原案のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。
                   (採決システムによる採決) 46: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 47: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第35号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第3 議案第36号 財産の取得について 48: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第3議案第36号「財産の取得について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 49: ◯番外【町長 木村俊雄君】  ただいま議題となりました議案第36号は、財産の取得についてであります。  救急自動車に積載する高度救命処置用資機材を取得金額797万5,000円をもって、神奈川県横浜市中区かもめ町6番地日本船舶薬品株式会社横浜支店支店長高清敦氏より取得いたしたく、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、各担当部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 50: ◯議長【佐藤一夫君】  深澤企画部長。 51: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  それでは、議案第36号、財産の取得について、契約の部分に説明を申し上げたいと思いますけども、説明に先立ちまして、本案件を追加議案とさせていただいた経緯をご報告させていただきます。  今回本案件の入札に当たりましては、県補助金の対象事業であることから、補助金の交付決定前の早期着手とならぬよう、補助金の交付決定通知を待ってから入札を行う日程で手続きを進めてまいりました。また、入札後から仮契約の締結、議案提出の手続きを進める間、書類審査、議案としての資料の調製等に時間を要するため、当初議案としては上程できず、やむを得ず追加議案としてお願いしたところでございます。  これから企画部財政課資料に基づいて説明させていただきますので、ご審議のほどよろしくお願い申し上げます。  それでは、タブレット通し番号4ページからとなります。まず、資料4ページの物品供給仮契約書でありますが、条件付一般競争入札の結果、日本船舶薬品株式会社横浜支店支店長高清敦氏と仮契約を締結いたしました。本案件につきましては、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定による契約となることから、仮契約とし、議会の議決がなされたとき本契約が成立するものでございます。  資料9ページの入札結果でありますが、現在町の入札制度におきましては、条件付一般競争入札と指名競争入札の2種類で行っているところでございます。条件付一般競争入札につきましては、130万円を超える入札案件の工事と50万円を超える入札案件のコンサルタント業務、100万円以上の入札案件で指定する営業種目等の委託、700万円以上の入札案件で指定する営業種目等の物品となっておりまして、ただいま申し上げた金額以下の案件につきましては、指名競争入札となってございます。  今回の入札に当たりましては、寒川町条件付一般競争入札取扱基準に基づいて、かながわ電子入札共同システムにおいて4月21日に公告し、1社の参加申請がありました。その後、5月18日及び19日に入札、5月20日に開札し、1回目の開札により、税抜きの設計積算額807万4,500円に対しまして税抜きの入札額725万円、設計積算額に対しまして89.8%で、日本船舶薬品株式会社横浜支店が最低額落札者となったものでございます。  資料10ページは、入札概要書でございますが、こちらは4月21日から4月27日までの間、かながわ電子入札共同システムの入札情報サービスシステム及び役場2階の掲示板に掲示する方法により入札公告を行いました。  資料11ページから15ページは、法人登記の履歴事項全部証明書、いわゆる登記簿謄本でございまして、資料11ページには、消防や本店所在場所、発行可能株式総数や資本金の額等が、12ページ以降は、役員に関する事項といたしまして取締役の氏名などが記載されております。  資料16ページは、日本船舶薬品株式会社横浜支店における本案件と類似する案件の履行実績が記載されております。神奈川県内の自治体で実績があることを確認してございます。  資料17ページから25ページは、日本船舶薬品株式会社の決算報告書で、第27期ということで平成31年4月1日から令和2年3月31日まででございます。  資料21ページは、貸借対照表で、左側の資産の部では流動資産及び固定資産が、右側上の負債の部では流動負債及び固定負債が、下段の純資産の部では株主資本がそれぞれ記載されております。  22ページでは、損益計算書に純売上高や売上原価、営業外収益、営業外費用、特別利益、特別損失等が記載されてございます。  資料26ページは、入札契約に関する代理人の委任状で、日本船舶薬品株式会社の本店が、日本船舶薬品株式会社横浜支店に寒川町との契約に関する業務を委任していることが確認できるものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 52: ◯議長【佐藤一夫君】  小林消防長。 53: ◯番外【消防長 小林辰也君】  それでは、議案第36号、財産の取得につきましてご説明申し上げます。  タブレット2ページ、3ページに、取得いたします物品の一覧表がございます。この物品は新たに購入いたします救急自動車に積載する高度救命処置用資機材でございます。令和2年中の救急出動は2,281件で、1日約6件の出動があり、現在3台の救急車で対応しております。  今回更新する車両につきましては、購入から14年が経過し、車両及び積載している救命処置用資機材につきましても老朽化しております。高度救命処置用資機材は、救急車内や救急現場において救命処置に使用する資機材で、その内容は、観察用資機材として血圧計、血中酸素飽和度測定器、いわゆるパルスオキシメーター、それから心電計など、呼吸循環管理用資機材として喉頭鏡、吸引器、自動式人工呼吸器、半自動体外式除細動器などで、そのほか創傷等保護用資機材や保温搬送用資機材及び感染防止消毒用資機材などの積載が義務づけられており、これら機材の附属品を含めた63件の物品を購入するものでございます。  以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。 54: ◯議長【佐藤一夫君】  深澤企画部長。 55: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  すみません。私、先ほどの説明の中で、決算報告書について「27期」というご説明を申し上げましたが、正しくは「72期」でございました。訂正させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 56: ◯議長【佐藤一夫君】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。黒沢議員。              〔18番(黒沢善行君)質問席へ移動〕 57: ◯18番【黒沢善行君】  それでは、議案第36号について何点か確認させていただきたいと思います。  今回の議案につきましては、救急車に搭載する機材の取得ということでございますけども、先ほどの35号と同じように、36号についても1社の入札であったということでございます。先ほど工事請負になりますと評価点等があって、その基準が明確になっているわけですけども、物品の購入、取得のみになりますと、そういったところもない中で、1社でも有効であるという判断をした背景をお知らせいただきたいと思います。  それから、中身についてですけども、今、様々コロナ禍において感染症の対策等も考えなければいけないということになっておりますが、今回そういった中で、救急車に搭載する機材につきましては、そういったことが配慮されて、何か新しいものが搭載されるような計画になっているのかどうかを聞かせいただきたいのと、それから今回は救急車に搭載する機材ということでありますが、救急車自体の進み具合というのは、車両自体の契約等についてはどのようになっているのかお知らせいただきたいと思います。 58: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。深澤企画部長。 59: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  今回入札参加者が1社であったということでございますが、今回の入札に当たっては、入札参加資格要件の営業種目を医療機器とし、地域要件を第5区域の寒川町に登録がある業者としており、参加資格を有している登録業者数は83社でございました。  しかしながら、営業種目の医療機器の中には、眼科用機器や歯科用機器、手術関連機器など幅広い営業分野が含まれていることから、入札概要書及び仕様書等から入札条件、また仕様内容を確認した上で履行が可能と判断された1社の入札があったものと理解してございます。  また、入札業者が1社でも有効かというお尋ねがございますが、条件付一般競争入札におきましては、入札の公告を行い、入札希望者を募集しており、入札者は当初から他に入札者がいるかどうかを知るすべがないことから、競争する意思を持って入札に参加しているものであり、入札の競争性は失われていないものと判断してございます。  以上です。 60: ◯議長【佐藤一夫君】  小林消防長。 61: ◯番外【消防長 小林辰也君】  それでは、2つ目の質問の今回購入する資機材で、これまでとの違いはあるかとの質問にお答えいたします。  コロナ禍において、資機材の違いにつきましては、救急車内にオゾン発生器を搭載しまして、人体に影響がなく救急活動中も空気を除染することができるものとなります。また、運転席と患者室を隔離することができる仕切りを設けました。  以上でございます。 62: ◯議長【佐藤一夫君】  深澤企画部長。 63: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  救急車本体でございます。救急車本体の契約についてお答え申し上げます。  救急車本体につきましては、物品の取得と異なりまして、車両に艤装を施す必要があるため、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に規定する製造の請負に該当することから、こちらについては予定価格5,000万円以上が議決に付すべき契約となってございます。  このたびの救急車につきましては、条件付一般競争入札におきまして、本年4月21日に公告を行いまして、5月18日及び5月19日に入札、5月20日に開札しまして、1回目の開札によりまして、税抜き設計積算額2,230万5,127円に対しまして税抜き入札額1,860万5,549円、設計積算額に対しまして83.4%で、神奈川トヨタ自動車株式会社が落札者となってございます。  以上です。 64: ◯議長【佐藤一夫君】  黒沢議員。 65: ◯18番【黒沢善行君】  今回の契約に当たって入札業者が1社であったということでございますけども、1社入札で、今回の入札率というのを町としてはどのように捉えているのか、これまでも救急車に搭載する機材については、何度か行ってきたと思いますけども、その辺と比較してどうだったのか、町はどのように捉えているのかお答えいただきたいと思います。  それから、搭載する機材については、当然何らかの基準等があると思うんですけども、その辺の基準等についてお聞かせいただきたいと思います。 66: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。深澤企画部長。 67: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  落札率のお話でございますが、今回の入札におきましては、税抜き落札額を税抜きの設計額で除した落札率でございますけども、約89.8%であります。直近の比較につきましては、平成29年度の高度救命処置用資機材等の落札率でございますけども、こちらは92.5%でございました。この落札率が高いか低いかにつきましては、先ほども今回の変更点等のご説明が消防長からなされましたが、取得する物品の仕様だとか数量から単純に他の事例と比較がなかなか難しいものと捉えてございます。  以上です。 68: ◯議長【佐藤一夫君】  小林消防長。 69: ◯番外【消防長 小林辰也君】  今回購入する高度救命処置用資機材の選定に当たり、何か基準があるのかとのご質問にお答えいたします。  高度救命処置用資機材の基準でございますが、救急業務実施基準第14条に定められている別表により選定してございます。よろしくお願いします。 70: ◯議長【佐藤一夫君】  黒沢議員。 71: ◯18番【黒沢善行君】  最後になりますけども、今回入札が1社であったということでございます。ある意味競争がない中で入札して、この仕事をお願いするわけでございますけども、それぞれ町としては様々な事業者さんの書類をしっかりと確認した上で、その履行が担保されるという判断に至ったと思いますけども、その辺について町の見解をお聞かせください。 72: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。深澤企画部長。 73: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  落札業者のまず経営状況につきましては、資料に添付しておりますけども、決算報告書で確認させていただいております。契約履行につきましては、経営状況指標から見ると、標準以内とされないものも若干見受けられるものの、業態の特殊性や貸借対照表のみならず損益計算書、また株主資本等変動計算書から見える現在の経営状況等を踏まえつつ、これまでの県内の同様案件の履行実績からも、本契約につきましては確実に履行されるものと判断しているところでございます。  以上です。 74: ◯議長【佐藤一夫君】  他に質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 75: ◯議長【佐藤一夫君】  これをもって質疑を終結いたします。 76: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第36号については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 77: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、議案第36号は委員会の付託を省略することに決しました。 78: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 79: ◯議長【佐藤一夫君】  討論なしと認めます。 80: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第36号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案を原案のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 81: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 82: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第36号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第4 議案第37号 財産の取得について 83: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第4議案第37号「財産の取得について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 84: ◯番外【町長 木村俊雄君】  それでは、ただいま議題となりました議案第37号は、財産の取得についてであります。  寒川町営プールの用に供する財産を取得金額4億8,207万8,929円をもって、神奈川県横浜市中区日本大通1神奈川県公営企業管理者企業庁長長谷川幹男氏より取得いたしたく、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定により提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては学び育成部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 85: ◯議長【佐藤一夫君】  伊藤学び育成部長。 86: ◯番外【学び育成部長 伊藤 研君】  それでは、議案第37号、財産の取得につきまして、その内容をご説明申し上げます。  寒川町営プールは、施設の老朽化等により平成25年から開場を休止してございましたが、平成31年度より再整備を進めまして、令和2年度より改修工事を行い、本年5月31日に工事が完了し、7月1日のリニューアルオープンに向けまして全力で取り組んでいるところでございます。  ここまで参りましたのも、議会をはじめ多くの関係各位のご理解、ご協力をいただいた賜物であり、心より感謝申し上げる次第でございます。  それでは、企業庁と契約を交わすわけですけども、町営プールの整備事業の経過につきまして、ここで説明させていただきます。  町営プールの再整備におきましては、これまで神奈川県企業庁の公営企業資金等運用事業の地域振興施設等整備事業を活用し、企業庁が整備を行い、町が買い取る方法で施設を取得するということで進めてまいりました。  まず、企業庁の公営企業等運用事業の地域振興施設等整備事業でございますが、企業庁の保有資金や技術を活用しまして、地域住民の福祉の向上に寄与する施設の整備事業を行うものでありまして、町では、昭和60年にオープンしました町営プールの整備に際しましても活用してございます。  この制度を利用した要因といたしましては、企業庁の地域振興施設等整備事業方針に、整備費の償還期間につきましては、施設の耐用年数を限度とすることができる、また20年間にわたる償還期間とすることにより町の財政負担の平準化が図られます。償還利息につきましても、寒川町が県営水道に水を供給している大規模取水施設の所在する地域として指定されていることから、特例が適用され、企業庁の標準利率となる財政融資資金貸付金利に対し、その2分の1となるなど、有効であると判断いたしました。  整備工事につきましては、平成29年8月24日に、町営プール再整備に関する要請書を企業庁に提出し、平成30年12月に、寒川町営プール整備に関する基本協定を結び、企業庁より地質調査や設計業務が行われ、整備費の見積もりが算出され、令和元年6月会議におきまして、5億3,763万6,000円の債務負担行為の設定に議決をいただきました。令和2年3月27日に、寒川町営プールの整備に関する協定書を企業庁と町とで締結いたしまして、その後、令和2年5月に工事着工の運びとなり、本年5月31日に工事が完了したものでございます。  それでは、議案書をご覧ください。1の取得する財産は、建物ほか別紙となってございます。  次ページをご覧ください。財産取得一覧表のとおりでございまして、区分及び名称、所在地、規模、構造等、数量につきましては、表に記載のとおりでございます。  議案書1ページにお戻りください。2の取得金額につきましては4億8,207万8,929円、3の契約の相手方は、横浜市中区日本大通1神奈川県公営企業管理者企業庁長長谷川幹男氏でございます。提案理由としましては、先ほど町長が申し上げたとおりでございます。  財産を取得するに当たりましては、議会の議決が必要となりますので、本日議決賜りましたら、その後に6月中に企業庁と売買契約を締結し、財産の引渡しを受け、町の財産として運用してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願い申し上げます。
     それでは、取得金額、3ページをご覧ください。寒川町営プール売買代金算出表でございます。まず、項目ですが、建築設備工事費といたしましては、建築工事、電気設備工事、衛生空調設備工事でございます。次に、設計費です。次に、施行管理費は工事施行の管理費でございます。次に、調査及び委託費は地質調査費でございます。各項目の金額はそれぞれ記載額のとおりでございます。工事費計が4億3,391万4,428円でございまして、工事費計の1%が協定書の定めに基づく企業庁の事務費となってございます。その合計に10%の消費税を乗じまして算出しました合計が売買代金となり、4億8,207万8,929円となってございます。  次に、同資料下段にございます寒川町営プール売買代金償還計画表をご覧ください。令和2年3月に締結いたしました企業庁との協定書の定めに基づき、初年度は半年間償還元金を据え置き、売買代金4億8,207万8,929円を半年賦元利均等払償還方式によりまして、20年間にわたる延納利息につきましては財政融資基金貸付金利である0.3%の2分の1、すなわち0.15%の利息分として676万7,762円となってございます。最終的に町の償還総額としましては、4億8,884万6,691円となり、令和22年度をもちまして償還が全て終了となります。  7分の4ページ以降につきましては、この財産の取得についての議案を可決賜りましたら、後に企業庁と契約を取り交わす内容となります売買契約書(案)でございます。これまでご説明申し上げてまいりました支払金額や償還方法などの取決めの契約内容となってございます。  以上で、寒川町営プール再整備事業に関します財産の取得についての議案説明を終わらせていただきます。よろしくご審議のほどお願い申し上げます。  以上です。 87: ◯議長【佐藤一夫君】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。佐藤正憲議員。              〔6番(佐藤正憲君)質問席へ移動〕 88: ◯6番【佐藤正憲君】  8年前に全国的なニュースがあって、そこから8年間たって、かなり慎重に進めてきたなと思うところであります。その間私もいろいろ意見を言わせていただきました。慎重にいろいろ検討した結果、このような形になって、契約の内容についても、あとはこれからできてくるプールの内容についても、すばらしいものができるなと思っているところであるんですが、一方で、8年前のことというのは、絶対に忘れちゃいけないと思っていて、契約書の中に契約不適合責任もありますけれども、仮に同じようなことが起きた場合、8年前と、その責任というのはどうなるんですかね。契約不適合責任にあるような責任の範囲になるのか、それともまた別の形になるのか、町のお考えをお聞かせいただきたいと思います。 89: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。伊藤学び育成部長。 90: ◯番外【学び育成部長 伊藤 研君】  8年前に50メートルプールが存在していたところのプールの底が隆起したというような、そちらについては、平成25年7月29日に床面隆起がございまして、その調査、これは給水管の漏水とか、または本体からの漏水によるような調査結果というのが出てございます。ただ、今回このようなことがないような形で施工していると、こちらは捉えてございまして、また前回のようなことがあったということは、ないものとこちらは確信してございまして、責任の所在というのは、この契約書に記載のとおりの割合というか、記載のとおりとなっているということでございます。 91: ◯議長【佐藤一夫君】  佐藤正憲議員。 92: ◯6番【佐藤正憲君】  当然同じようなことがないというのは前提だと思うんですね。調査についても、有識者、企業庁、町職員で調査したと思うんですね。ただ、要因を考えたときに、漏水であったり、雨水であったり、地下水であったり、そういったものが底板を水圧で押し上げたというのが要因だったと思うんですね。そうなってくると、雨水、地下水なんかは、かなり自然現象に近いものなのかなと思っておりまして、そういうようなことが起きないという前提ではあると思うんですけれども、仮にそういうことが起きた場合というのは、今まで企業庁も調査にも関わっていますし、今回の建築の施主でもありますし、何らかの形で契約に当たってある程度の話はするべきなんじゃないのかなと思うんですけれども、企業庁と仮に過去のことを考えて、こうなったときにどうするんだみたいな、そういった話というのは今までしていないんですかね。お伺いします。 93: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。伊藤学び育成部長。 94: ◯番外【学び育成部長 伊藤 研君】  企業庁との契約を締結するに当たりまして、以前のようなことをしっかりと捉えて話し合ったのかということにつきましては、当然それを行った上でこの契約に結びついていると認識してございます。 95: ◯議長【佐藤一夫君】  佐藤正憲議員。 96: ◯6番【佐藤正憲君】  ある程度の話合いはしたというところなんですが、我々が見るべきは、見るべきというか、仮にそういうことが起きた場合は、しっかり考えなきゃいけないと思っていて、最後、町長に聞きます。大丈夫ですかね。もし仮にそういうことが起きた場合というのは、ちゃんと企業庁と協議をする、当然ない前提だと思うんですけれども、もし同じようなことがあったら、これはしゃれにならないというところがあって、ちゃんと町長としても、同じようなことは起きないんだということを、この場でしっかりと町長の口からお答えいただきたいというところと、あと仮にそういうようなことが、仮の仮ですけれども、起きた場合、町長としてはどうするんだということ、これにお答えいただきたいと思います。 97: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。木村町長。 98: ◯番外【町長 木村俊雄君】  今回の町営プールのリニューアルは、そもそも不測の事態が発生した段階で、プールを存続するか、しないかという議論もございました。しかしながら、多くの町民の方々というか、若い町民の方々から多くの要望をいただいた中で、今回のリニューアルというような方針になったんですけども、過去に町営プールを継続して既存の施設の中でも様々漏水があったり、給排水経路の不明な部分があったり、ポンプ自体の問題もあるんでしょうけども、そういった給排水系統のなかなか確認できない部分があった、そういう点を今回はそういうことがないように、リニューアルに当たっても後々チェックがしやすい、不測の事態というか、不測の状況が見受けられる場合は、何が原因かというのが即突き止められるという前提で工事を進めていただいておりますので、仮の話でございますけども、そういう不測の事態が発生しない、あるいは大きな状況にはならないというようなことを、私自身も企業庁の方との話の中では確認しておりますけども、いずれにしても管理体制、これから運営するに当たっても、そういった日々の変化等についても十分注意を払いながら進めていきたいと思っております。 99: ◯議長【佐藤一夫君】  他に質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 100: ◯議長【佐藤一夫君】  これをもって質疑を終結いたします。 101: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第37号については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 102: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、議案第37号は委員会の付託を省略することに決しました。 103: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり) 104: ◯議長【佐藤一夫君】  討論なしと認めます。 105: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第37号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案を原案のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 106: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 107: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第37号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。再開は11時20分といたします。                 午前11時07分 休憩    ──────────────────────────────────────                 午前11時20分 再開 108: ◯議長【佐藤一夫君】  休憩を解いて会議を再開いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第5 議案第28号 寒川町固定資産評価審査委員会条例の一部改正に                  ついて 109: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第5議案第28号「寒川町固定資産評価審査委員会条例の一部改正について」を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。総務常任委員長、黒沢委員長。              〔総務常任委員長(黒沢善行君)登壇〕 110: ◯総務常任委員長【黒沢善行君】  それでは、ただいま議題となりました総務常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、6月2日に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告いたします。  議案第28号、寒川町固定資産評価審査委員会条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。  それでは、議案第28号の審査概要につきまして報告いたします。  本案は、行政手続きにおける署名、押印義務の見直しを図るため提案されたものであります。  質疑及び討論はありませんでした。採決の結果、全会一致で可決されました。  以上で、審査報告を終わります。 111: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 112: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 113: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 114: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第28号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 115: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 116: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第6 議案第29号 寒川町国民健康保険条例の一部を改正する条例の                  一部改正について 117: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第6議案第29号「寒川町国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部改正について」を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員長、岸本委員長。             〔文教福祉常任委員長(岸本 優君)登壇〕 118: ◯文教福祉常任委員長【岸本 優君】  ただいま議題となりました文教福祉常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、6月2日に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告いたします。  議案第29号、寒川町国民健康保険条例の一部を改正する条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。  それでは、議案第29号の審査概要につきまして報告いたします。  本案は、新型コロナウイルス感染症にかかる傷病手当金の支給対象とする期間の範囲を拡大するため提案されたものであります。  審査の中では、新型コロナウイルス感染症の感染が疑われる日の定義についてや支給対象期間の延長に対する町の考え方についてなどの質疑が行われました。質疑の後の討論はありませんでした。採決の結果、全会一致で可決されました。  以上で、審査報告を終わります。 119: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 120: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 121: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 122: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第29号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 123: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 124: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第7 議案第31号 寒川町公共下水道使用料条例の一部改正について 125: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第7議案第31号「寒川町公共下水道使用料条例の一部改正について」を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。建設経済常任委員長、杉崎委員長。             〔建設経済常任委員長(杉崎隆之君)登壇〕 126: ◯建設経済常任委員長【杉崎隆之君】  ただいま議題となりました建設経済常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、6月2日に付託されました議案を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告します。  議案第31号、寒川町公共下水道使用料条例の一部改正については、審査の結果、原案可決であります。  それでは、議案第31号の審査概要につきまして報告いたします。  本案は、下水道事業の経営改善を目的として公共下水道使用料を改定するため提案されたものであります。  審査の中では、公共下水道事業や使用料に関する周知方法や経営の効率化について、また町民への窓口対応についてなどの質疑がありました。討論では、町は受益者負担と言っているが一般会計も町税であることから配慮する必要がある、町は様々な新型コロナウイルス感染症の対策事業を行っているが、下水道料金もその1つと考え、値上げをすべきでないという反対討論に対し、一般会計からの繰入れだけでは持続可能な経営はできなくなる、町の将来を見据えた場合、受益者負担により経営できる環境を整える必要がある、負担増に当たっては町民に対する広報や窓口対応等しっかりとやっていくことを前提とし賛成とするとの賛成討論がありました。採決の結果、議案第31号は賛成多数で可決されました。  以上で、審査報告を終わります。 127: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 128: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 129: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。まず、原案に反対の方の討論を許可いたします。青木議員。 130: ◯3番【青木 博君】  それでは、議案第31号、寒川町公共下水道使用料条例の一部改正について、日本共産党さむかわ町議団として反対の立場で討論します。  町は、今年10月から下水道料金を平均5.6%値上げします。人口減少、施設の老朽化、公営企業の独立採算制の健全化を理由に受益者負担を求めております。  新型コロナウイルスの拡大が町民の暮らしや小規模事業者の営業を直撃しています。この大変な時期に下水道料金を値上げするべきではありません。地方公営企業法では、特別な理由により必要な場合は公費を投入することができるとしています。
     町は、様々な形で新型コロナウイルス対策を講じておられますが、全国では新型コロナウイルス対策として地方自治体が運営する100を超える水道事業体が負担軽減を行っております。町も、新型コロナウイルス対策として下水道料金に対処するべきです。また、上下水道は生活生存に欠かせないライフラインでもあります。生活道路と同じように受益者負担ではなく、公費を投入して負担軽減を図るべきです。  以上を踏まえまして反対とします。 131: ◯議長【佐藤一夫君】  次に、賛成の方の発言を許可いたします。横手議員。 132: ◯13番【横手 旭君】  それでは、議案第31号、寒川町公共下水道使用料条例の一部改正について、賛成の立場から討論いたします。  公共下水道とは、私たちの生活に決して欠くことのできない極めて重要な都市施設です。寒川町のみならず、公共下水道事業を取り巻く環境は、人口減少に伴う料金収入の減少、施設設備の老朽化とそのメンテナンスに対する投資金額の増大など、明らかに公共下水道というビジネスを取り巻く経営環境は厳しさを増し、持続可能な事業とするための経営の健全化は急務となっています。  寒川町の公共下水道事業に目を向けると、公共下水道事業において汚水処理に関わる費用は受益者、すなわち使用者からの使用料によって賄うことが原則とされているにもかかわらず、経費回収利率の現状は75.7%にとどまり、不足分は一般会計からの繰入れで補っている現状があります。  経営環境の変化に対応し持続可能な事業とするために、何より経営の健全化、そして安定化において適正な受益者負担をすべきとの観点から、公共下水道使用料の改定には理解を示す次第であります。  また、今後さらなる経営努力をして独立採算が確立された経営を行うこと、公共下水道の投資効果を高めるために未接続者を減少させること、そして町民の生活に影響を与えることをしっかりと親切、丁寧、かつ分かりやすく、何よりもしっかりと理解を得られるよう、広報などを積極的に行うよう一層努めること、この要望をつけ加え、議案第31号、寒川町公共下水道使用料条例の一部改正について賛成いたします。 133: ◯議長【佐藤一夫君】  これをもって討論を終結いたします。 134: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第31号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 135: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 136: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成多数であります。よって、議案第31号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第8 議案第33号 寒川町個人情報保護条例の一部改正について 137: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第8議案第33号「寒川町個人情報保護条例の一部改正について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 138: ◯番外【町長 木村俊雄君】  ただいま議題となりました議案第33号は、寒川町個人情報保護条例の一部改正についてであります。  行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、条文の整理を図るため提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、総務部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 139: ◯議長【佐藤一夫君】  野崎総務部長。 140: ◯番外【総務部長 野崎 誠君】  それでは、議案第33号、寒川町個人情報保護条例の一部改正についてご説明申し上げます。  本議案につきましては、令和3年5月19日に公布されましたデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律によりまして、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が一部改正されることに伴い、条文の整理を図るため提案するものであります。  それでは、条例改正の内容について新旧対照表でご説明いたします。タブレット資料の議案第33号の3ページ、新旧対照表をご覧ください。  今回の改正は、条例第23条の2中「総務大臣」を「内閣総理大臣」に改めます。これは、情報提供ネットワークの所管が総務省からデジタル庁に移り、デジタル庁の長は内閣総理大臣とすると定められていることによるものでございます。  次に、「第19条第7号」を「第19条第8号」に、同条「第8号」を同条「第9号」に改めます。こちらは、国の番号法に同条第4号として、従業員本人の同意があった場合における転職時等の使用者間での特定個人情報の提供を可能とする規定が追加されたことによりまして、引用している号が1号繰り下がるものでございます。  最後の附則といたしまして、本条例は、法律の施行に合わせて令和3年9月1日から施行するものでございます。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 141: ◯議長【佐藤一夫君】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 142: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております議案第33号については、会議規則第35条第1項の規定により、総務常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第9 議案第34号 寒川町手数料条例の一部改正について 143: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第9議案第34号「寒川町手数料条例の一部改正について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 144: ◯番外【町長 木村俊雄君】  ただいま議題となりました議案第34号は、寒川町手数料条例の一部改正についてであります。  行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、所要の措置を講ずるため提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、町民部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 145: ◯議長【佐藤一夫君】  戸村町民部長。 146: ◯番外【町民部長 戸村 孝君】  それでは、議案第34号、寒川町手数料条例の一部改正につきましてご説明させていただきます。  本議案につきましては、本年5月19日に公布されましたデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律により、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律が一部改正されたことに伴いまして、個人番号カードの再交付にかかる手数料の規定を削るなど所要の処置を講ずるため提案いたすものでございます。  それでは、条例改正の内容につきまして、タブレット資料の3ページ、寒川町手数料条例新旧対照表に基づきましてご説明させていただきます。  第2条の手数料を徴収する事務及びその額、第1項第4号の規定、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律に規定する個人番号、個人番号カード、特定個人情報の提供等に関する省令(平成26年総務省令第85号)第28条第1項の規定に基づく個人番号カードの再交付(追記欄の余白がなくなったときの再交付、町又は地方公共団体情報システム機構の過失による紛失等又は誤交付に係る再交付、個人番号又は住民票コードの変更による返納後の再交付及び国外転出による返納後の再交付を除く。) 1枚につき800円」の規定を削ります。  これに伴いまして、次の第5号から第20号につきましては、第4号から第19号までが1号ずつ繰り上がります。次の第21号は第20号に繰り上げ、(ア)にございます「この号から第29号まで及び第33号」を「この号から第28号まで及び第32号」に改めます。  次のページをご覧ください。第22号は第21号に繰り上げ、「第19号アからオまで」を「第18号アからオまで」に改めます。  第23号は第22号に繰り上げ、「第20号アからシまで」を「第19号アからシまで」に、「第20号イ」を「第19号イ」に改めます。  第24号は第23号に繰り上げ、「第21号アからカまで」を「第20号アからカまで」に改めます。  次のページをご覧ください。第25号は第24号に繰り上げ、「第19号アからオまで」を「第18号アからオまで」に改めます。  第26号は第25号に繰り上げ、「第20号イ」を「第19号イ」に改め、「第20号ア」を「第19号ア」に改めます。  第27号は第26号に繰り上げ、「第21号アからカまで」を「第20号アからカまで」に改めます。  第28号は第27号に繰り上げ、「第19号アからオまで」を「第18号アからオまで」に改めます。  第29号は第28号に繰り上げ、「第20号イ」を「第19号イ」に改め、「第20号ア」を「第19号ア」に改めます。  次のページにわたりますが、第30号は第29号に繰り上げ、「第21号アからカまで」を「第20号アからカまで」に改めます。  第31号から第34号までを第30号から第33号に1号ずつ繰り上げます。  最後になりますが、附則といたしまして、施行期日を本年9月1日としてございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 147: ◯議長【佐藤一夫君】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 148: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております議案第34号については、会議規則第35条第1項の規定により、総務常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第10 議案第32号 令和3年度寒川町一般会計補正予算(第2号) 149: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第10議案第32号「令和3年度寒川町一般会計補正予算(第2号)」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 150: ◯番外【町長 木村俊雄君】  ただいま議題となりました議案第32号は、令和3年度寒川町一般会計補正予算(第2号)であります。  第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,329万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ149億7,611万2,000円とするものであります。  以上、提案の概要を申し上げましたが、詳細につきましては、企画部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 151: ◯議長【佐藤一夫君】  深澤企画部長。 152: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  それでは、議案第32号、令和3年度寒川町一般会計補正予算(第2号)につきまして、その内容を予算書のページに沿ってご説明申し上げます。  2ページ、3ページをお開きください。第1表歳入歳出予算補正でございます。まず歳入でございます。歳入につきましては、14款国庫支出金及び18款繰入金において、それぞれ補正額の欄に記載の額を追加し、補正後の歳入総額を149億7,611万2,000円とするものでございます。  4ページ、5ページをお開きください。歳出につきましては、2款総務費から10款教育費において、それぞれ補正額の欄に記載の額を追加し、補正後の歳出総額を歳入同様149億7,611万2,000円とするものでございます。  12ページ、13ページをお開きください。歳入でございます。初めに、14款国庫支出金2項国庫補助金3目衛生費国庫補助金につきましては、新型コロナウイルスワクチンの接種のために必要な体制を整備することを目的に、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保事業として厚生労働大臣が認めた額が交付されるもので、令和2年度一般会計補正予算(第9号)として、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保対策事業費補助金1億1,352万1,000円の予算及び繰越明許費の未収入特定財源として議決を賜ったところでございます。現在は当該予算を活用してワクチン接種を順次進めているところでありますが、後ほど歳出でご説明申し上げますが、新たな歳出予算の必要が生じたため、新型コロナウイルスワクチン接種体制確保対策事業費補助金を追加するものでございます。  なお、当該補助金の補助率につきましては、10分の10となってございます。  次に、18款繰入金1項基金繰入金1目財政調整基金繰入金につきましては、本補正予算にかかる財源不足に伴い繰り入れるものでございます。  14ページ、15ページをお開きください。歳出でございます。初めに、2款総務費1項総務管理費11目安全対策費につきましては、大規模災害や台風等の水害に対応する避難所での新型コロナウイルス感染症蔓延を防止するため、感染防止対策物資等の充実を図るため、10節需用費では、避難所内での感染防止やプライバシーを守るための間仕切りのほか、避難所受付用感染防止アクリル板、アルコール消毒液、生理用品等を、また17節備品購入費では、感染対策トイレ、充電用ポータブルバッテリーの購入を行うため、それぞれ追加するものでございます。  次に、4款衛生費1項保健衛生費2目予防費につきましては、新型コロナウイルスワクチン接種にかかる経費となりますが、全国でワクチン接種が進む中で、ワクチンを保管する冷凍庫の電源喪失等により貴重なワクチンを廃棄したなどの事故事例が生じていることを踏まえ、本町において同様の事故がないよう、停電時でもワクチンを適切に保存できる電力を確保する大容量バッテリーの購入費を追加するものでございます。  なお、歳入でもご説明申し上げましたが、当該予算に対して新型コロナウイルスワクチン接種体制確保対策事業費補助金を充当するものでございます。  次に、10款教育費1項教育総務費2目事務局費につきましては、本年度実施を予定している小中学校の修学旅行において、新型コロナウイルス感染症のリスクを軽減するための予算を計上しております。具体的には小学校の修学旅行においては、公共交通機関利用に伴う感染防止のため、寒川から日光までの間鉄道利用としていたところを全行程バス利用とし、また中学校の修学旅行においても、感染リスクを抑えるため、学校と新幹線乗降駅までの間をバス利用に切り替えることといたしました。こうした移動手段の変更に伴う保護者負担を軽減するため、負担金補助及び交付金を追加するものでございます。  また、中学校の修学旅行につきましては、本年5月から6月までの間に予定しておりましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を踏まえつつ、生徒の感染防止を最優先とし、実施時期を変更したことに伴って宿泊先のキャンセル料が発生いたしましたが、こうした宿泊先の変更に伴うキャンセル料に対して保護者負担を軽減するため、補償、補填及び賠償金を追加するものでございます。  説明は以上でございます。よろしくお願い申し上げます。 153: ◯議長【佐藤一夫君】  暫時休憩いたします。                 午前11時49分 休憩    ──────────────────────────────────────                 午後 2時35分 再開 154: ◯議長【佐藤一夫君】  休憩を解いて会議を再開いたします。  休憩前に提案説明のありました議案第32号、令和3年度寒川町一般会計補正予算(第2号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。横手議員。              〔13番(横手 旭君)質問席へ移動〕 155: ◯13番【横手 旭君】  では、補正予算について幾つか質問させていただきます。  15ページにあります事務局経費の389万8,000円、小学生の修学旅行で今までかからなかった分がかかる、その差額分について町から補助といいますか、その分を出すという話ですけども、まずお伺いしたいのが、この話を保護者の方たちに、じゃ、今回から申し訳ないけれども、これだけの金額が1人当たりちょっと増えますからねという話を一番最初にしたというのは、まずいつなのか、それをお聞かせいただけますか。 156: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。内田教育次長。 157: ◯番外【教育次長 内田武秀君】  それでは、ただいまのご質疑にお答えいただきたいと思います。  小学校は、ご存じのとおり、茅ヶ崎・寒川地区小学校修学旅行団ということで、茅ヶ崎市・寒川町の小学校24校が同じ時期に修学旅行に行くというような形で、例年専用列車で一緒に行くというような形になっておりますけれども、そういった中で、旅行団の中でいろいろとどういう形で本年度実施するのかというのを検討していく中で、最初に保護者の方に金額的なことをお知らせしたのは、5月19日令和3年度修学旅行についてのお知らせということで、保護者宛ての通知でございます。 158: ◯議長【佐藤一夫君】  横手議員。 159: ◯13番【横手 旭君】  その後に学校の説明が多分あったと思うんですけども、できれば本当はそれを聞きたかったんですが、5月19日の時点で保護者の方たちに対して通知があった、実はその後に、多分どこかの学校で説明があったんだと思うんですけども、結構私のところに電話、それからLINEをいただきました。こういう言い方なんですね。分かりましたと、払いますけれども、でも、払えない人もいるという現実をご存じですかという結構悲痛な叫びに似た方も中にはいらっしゃいました。電話が7本ぐらい、LINEを4本ぐらいいただいて、いろいろなそういう声が聞こえてきたんですが、正直、聞きたいんですけども、この話はあらかじめ教育委員会で分かっていたはずで、教育委員会のほうで、こういうふうになる以上、何らかの手だてをしようとは考えなかったのか、そこについてお聞かせいただけますでしょうか。 160: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。内田教育次長。 161: ◯番外【教育次長 内田武秀君】  この後正式な学校から保護者向けの説明会というのは、6月28日から7月16日にかけて各学校で行われます。小谷小については書面開催ということですけれども、その中で具体的なルートのこととか、旅行代金のこととかというものは、そこで説明がされるものと考えております。  また、私が先ほどお答えさせていただきました5月19日の文章では、列車からバスに変更になるという、全行程バスで行くということに変更になることを含めて、これらの変更に伴い旅行費用が例年より4,000円から5,000円程度高くなることが見込まれますという、まずそのようなお知らせという形のものでございます。正式なものにつきましては、この後の説明会の中で説明されていくものと考えております。  また、各学校からは旅行団の中で、列車ではなくてバスでというお話は年度が明けた頃からいろいろとご相談はありましたけれども、正式にそれにするとどのくらいの金額がかかるかとか、そういった形での実施をしていきたいというところについては、5月19日の文書の前後でのお話でしたので、そこから町としての判断をさせていただいているというところでございます。 162: ◯議長【佐藤一夫君】  横手議員。 163: ◯13番【横手 旭君】  いずれにしろ説明会がこれからある、詳細な説明会というのが。既に5月19日の文書の時点で、これだけの金額が負担増になりますよという話があって、それが分かっていたのであるならば、本来はその文書を出すまでもなく、教育委員会で何らかの手だてを取るべきだったのではないかなと正直なところ思っています。
     こういうことはこれからもいろいろあるでしょう。今回特殊なケースになってしまうのかもしれないと思うんですけども、すごく思うのが、学校側から教育委員会に言いづらい環境をつくってしまっているのではないかというようなことも感じられてなりません。正直、多くの電話、それからLINEをいただいた後に、文教福祉常任委員会の委員長に、こんな話がたくさんあったんだけど、どういうことなのか調べてもらいたいのと、何らかの動きが取れないものかということで、動いていただいて、今回こういう形はなりましたけれども、どうもその辺がちぐはぐしているような気がしてなりません。それについて今後しっかりと教育委員会でも、できることだったらば、主導権を握るというわけじゃないんですが、向こうの話、学校側の話をしっかりと聞きながら、こういったものを進めていっていただきたいんですが、いかがでしょうか。 164: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対する答弁を求めます。内田教育次長。 165: ◯番外【教育次長 内田武秀君】  補正予算という形の中で今回審議していただく中で、準備の部分でゆっくりとしたこちらとしてもいろんなところへの学校との連携という中で、少しあわただしい形になってしまったというところは反省しております。今後はそういうことのないように学校とは十分連携を取りながら進めてまいりたいと思います。 166: ◯議長【佐藤一夫君】  他に質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 167: ◯議長【佐藤一夫君】  これをもって質疑を終結いたします。 168: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第32号については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 169: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、議案第32号は委員会の付託を省略することに決しました。  暫時休憩いたします。                  午後2時42分 休憩    ──────────────────────────────────────                  午後3時20分 再開 170: ◯議長【佐藤一夫君】  休憩を解いて会議を再開いたします。 171: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第32号、令和3年度寒川町一般会計補正予算(第2号)の討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 172: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第32号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案を原案のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 173: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 174: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第32号は原案のとおり可決されました。 175: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。総務常任委員会委員長より、議案第33号、寒川町個人情報保護条例の一部改正について及び議案第34号、寒川町手数料条例の一部改正についての審査報告書が提出されましたので、これら2議案を日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 176: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議なしと認めます。よって、議案第33号を日程に追加し、追加日程第1として、議案第34号を日程に追加し、追加日程第2として議題とすることに決定いたしました。    ──────────────────────────────────────      追加日程第1 議案第33号 寒川町個人情報保護条例の一部改正について    ──────────────────────────────────────      追加日程第2 議案第34号 寒川町手数料条例の一部改正について 177: ◯議長【佐藤一夫君】  追加日程第1議案第33号「寒川町個人情報保護条例の一部改正について」及び追加日程第2議案第34号「寒川町手数料条例の一部改正について」を一括議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。総務常任委員長、黒沢委員長。              〔総務常任委員長(黒沢善行君)登壇〕 178: ◯総務常任委員長【黒沢善行君】  ただいま議題となりました総務常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、6月21日に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告いたします。  議案第33号、寒川町個人情報保護条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。  議案第34号、寒川町手数料条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。  初めに、議案第33号の審査概要につきまして報告いたします。  本件は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、条文の整理を図るため提案されたものです。  審査の中では、町や町民への影響、他の条例の改正の有無についての質疑がありました。質疑の後の討論では、個人情報や人権が守られるのか、また町民の利益になるのかという観点から反対するという反対討論がありました。採決の結果、賛成多数で可決されました。  続きまして、議案第34号の審査概要につきまして報告いたします。  本案は、行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律の一部改正に伴い、所要の措置を講ずるため提案されたものです。  質疑及び討論はありませんでした。採決の結果、全会一致で可決されました。  以上で、審査報告を終わります。 179: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 180: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 181: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 182: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第33号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 183: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 184: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成多数であります。よって、議案第33号は原案のとおり可決されました。 185: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第34号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 186: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 187: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第11 議員派遣について 188: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第11「議員派遣について」を議題といたします。 189: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。議員派遣については、会議規則第117条の規定により、お手元にお示しのとおり決定することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 190: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、お示しのとおり決しました。  なお、ただいま議決されました事項について変更が生じた場合は、議長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 191: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、変更が生じた場合は、議長に一任していただきます。  これをもって6月会議に附議された案件の審議は全て終了いたしました。 192: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。明日6月22日から8月25日までの65日間を休会とし、次回の会議は8月26日午前9時に開きたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 193: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、明日6月22日から8月25日までの65日間を休会とし、次回の会議は8月26日午前9時に開くことに決しました。  以上をもって、令和3年寒川町議会第2回定例会6月会議を散会といたします。  大変ご苦労さまでした。                  午後3時27分 散会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━         地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。              寒川町議会 議  長   佐 藤 一 夫                同   署名議員   橋 本 修 一                同   署名議員   柳 田   遊 発言が指定されていません。 © Samukawa Town, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...