寒川町議会 > 2021-03-05 >
令和3年第2回定例会3月会議(第5日) 名簿
令和3年第2回定例会3月会議(第5日) 本文

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  1. 寒川町議会 2021-03-05
    令和3年第2回定例会3月会議(第5日) 本文


    取得元: 寒川町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-04
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 令和3年第2回定例会3月会議(第5日) 本文 2021-03-30 文書・発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言の単文・選択・全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者の表示切り替え 全 172 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言・ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 2 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 3 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 4 :  ◯総務常任委員長【黒沢善行君】 選択 5 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 6 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 7 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 8 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 9 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 10 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 11 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 12 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 13 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 14 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 15 :  ◯文教福祉常任委員長【岸本 優君】 選択 16 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 17 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 18 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 19 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 20 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 21 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 22 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 23 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 24 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 25 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 26 :  ◯文教福祉常任委員長【岸本 優君】 選択 27 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 28 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 29 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 30 :  ◯5番【山田政博君】 選択 31 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 32 :  ◯6番【佐藤正憲君】 選択 33 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 34 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 35 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 36 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 37 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 38 :  ◯建設経済常任委員長【杉崎隆之君】 選択 39 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 40 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 41 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 42 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 43 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 44 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 45 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 46 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 47 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 48 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 49 :  ◯建設経済常任委員長【杉崎隆之君】 選択 50 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 51 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 52 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 53 :  ◯3番【青木 博君】 選択 54 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 55 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 56 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 57 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 58 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 59 :  ◯予算特別委員長【横手 旭君】 選択 60 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 61 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 62 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 63 :  ◯3番【青木 博君】 選択 64 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 65 :  ◯12番【天利 薫君】 選択 66 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 67 :  ◯6番【佐藤正憲君】 選択 68 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 69 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 70 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 71 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 72 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 73 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 74 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 75 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 76 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 77 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 78 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 79 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 80 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 81 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 82 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 83 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 84 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 85 :  ◯文教福祉常任委員長【岸本 優君】 選択 86 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 87 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 88 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 89 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 90 :  ◯議会運営委員長【佐藤正憲君】 選択 91 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 92 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 93 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 94 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 95 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 96 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 97 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 98 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 99 :  ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 100 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 101 :  ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 102 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 103 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 104 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 105 :  ◯番外【町長 木村俊雄君】 選択 106 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 107 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 108 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 109 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 110 :  ◯16番【吉田悟朗君】 選択 111 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 112 :  ◯番外【環境経済部長 大川 修君】 選択 113 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 114 :  ◯16番【吉田悟朗君】 選択 115 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 116 :  ◯番外【環境経済部長 大川 修君】 選択 117 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 118 :  ◯16番【吉田悟朗君】 選択 119 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 120 :  ◯番外【環境経済部長 大川 修君】 選択 121 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 122 :  ◯17番【太田真奈美君】 選択 123 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 124 :  ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 125 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 126 :  ◯17番【太田真奈美君】 選択 127 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 128 :  ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 129 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 130 :  ◯17番【太田真奈美君】 選択 131 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 132 :  ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 133 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 134 :  ◯14番【杉崎隆之君】 選択 135 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 136 :  ◯番外【企画部長 深澤文武君】 選択 137 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 138 :  ◯14番【杉崎隆之君】 選択 139 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 140 :  ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 141 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 142 :  ◯14番【杉崎隆之君】 選択 143 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 144 :  ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】 選択 145 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 146 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 147 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 148 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 149 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 150 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 151 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 152 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 153 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 154 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 155 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 156 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 157 :  ◯文教福祉常任委員長【岸本 優君】 選択 158 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 159 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 160 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 161 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 162 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 163 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 164 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 165 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 166 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 167 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 168 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 169 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 170 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 171 :  ◯議長【佐藤一夫君】 選択 172 :  ◯議長【佐藤一夫君】 ↑ 発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:                 午前10時00分 開議 ◯議長【佐藤一夫君】  おはようございます。  これより本日の会議を開きます。  本日の議事日程はお手元にお示しのとおりであります。  なお、本日の会議における採決は採決システムにより行います。    ──────────────────────────────────────      日程第1 会議録署名議員の指名 2: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第1「会議録署名議員の指名」を行います。会議録署名議員は、会議規則第116条の規定により、議長において、小泉秀輔君、茂内久代さんを指名いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第2 議案第2号 寒川町特別職の職員の給与に関する条例の一部改正                 について    ──────────────────────────────────────      日程第3 議案第9号 寒川町火災予防条例の一部改正について 3: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第2議案第2号「寒川町特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について」、日程第3議案第9号「寒川町火災予防条例の一部改正について」を一括議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。総務常任委員長、黒沢委員長。              〔総務常任委員長(黒沢善行君)登壇〕 4: ◯総務常任委員長【黒沢善行君】  それでは、ただいま議題となりました総務常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、3月4日に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告いたします。  議案第2号、寒川町特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。  議案第9号、寒川町火災予防条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。
     それでは、初めに、議案第2号の審査概要につきまして報告いたします。  本案は、新型コロナウイルス感染症対策に伴う町の財政状況及び地域経済への影響を勘案し、特別職の職員の給与の減額措置を講ずるため提案されたものであります。質疑及び討論については特段ございませんでした。採決の結果、議案第2号は全会一致で可決されました。  続きまして、議案第9号の審査概要につきまして報告いたします。  本案は、対象火気設備等の位置、構造及び管理並びに対象火気器具等の取扱いに関する条例の制定に関する基準を定める省令の一部改正に伴い条文の整理を図るために提案されたものであります。  審査の中では、条文にある急速充電設備は、道の駅やサービスエリアにある太陽電池を備える急速充電池や蓄電池を内蔵する急速充電池も含まれているのかや、200キロワットにすることで安全性は担保できるのか、容量が多くなったことで消防が確認をするのか、また令和2年8月に省令が公布されたのであれば12月議会に上程できたのではないかなどの質疑がありました。質疑の後の討論はありませんでした。採決の結果、議案第9号は全会一致で可決されました。  以上で、審査報告を終わります。 5: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 6: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 7: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 8: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第2号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 9: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 10: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第2号は原案のとおり可決されました。 11: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第9号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 12: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 13: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第4 議案第3号 寒川町国民健康保険条例の一部改正について    ──────────────────────────────────────      日程第5 議案第5号 指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に                 関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関                 係条例の整理等について 14: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第4議案第3号「寒川町国民健康保険条例の一部改正について」、日程第5議案第5号「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理等について」を一括議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員長、岸本委員長。             〔文教福祉常任委員長(岸本 優君)登壇〕 15: ◯文教福祉常任委員長【岸本 優君】  ただいま議題となりました文教福祉常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、3月4日に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告いたします。  議案第3号、寒川町国民健康保険条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。  議案第5号、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部を改正する省令の施行に伴う関係条例の整理等について、審査の結果、原案可決であります。  それでは、初めに、議案第3号の審査概要につきまして報告いたします。  本案は、国民健康保険施行令等の一部改正に伴い、所要の措置を講ずるため提案されたものであります。  審査の中では、5割軽減以外の変動はどうなっているのかやひとり親を対象とした控除は保険料改正に影響がないのか、また、税制改正に伴うものは確定申告すれば申し出る必要はないのかや町民への周知の必要性についてなどの質疑がありました。質疑の後の討論では、軽減率に変更がないので賛成するとの賛成討論がありました。採決の結果、全会一致で可決されました。  続きまして、議案第5号の審査概要につきまして報告いたします。  本案は、指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等の一部改正に伴い、条文の整理等を図るため提案されたものであります。  審査の中では、改正による事業者の負担増やチェック体制について、業務継続に向けた取組の実施主体は、また改正後3年の経過措置における町の考え方、規制緩和の基準や町の介護医療院の数や高齢者虐待の町の関わり方についてなどの質疑がございました。質疑の後の討論では、条例改正により規制緩和されることが多いや町が事業者と関わっていくことが見えたので賛成するなどの賛成討論がありました。採決の結果、全会一致で可決されました。  以上で、審査報告を終わります。 16: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 17: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 18: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 19: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第3号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 20: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 21: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。 22: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第5号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 23: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 24: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第5号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第6 議案第4号 寒川町介護保険条例の一部改正について 25: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第6議案第4号「寒川町介護保険条例の一部改正について」を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員長、岸本委員長。             〔文教福祉常任委員長(岸本 優君)登壇〕 26: ◯文教福祉常任委員長【岸本 優君】  ただいま議題となりました文教福祉常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、3月4日に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告いたします。  議案第4号、寒川町介護保険条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。  それでは、議案第4号の審査概要につきまして報告いたします。  本案は、介護保険の第1号被保険者にかかる保険料を改めるとともに、介護保険法施行令の一部改正に伴い条文の整備を図るために提案されたものであります。  審査の中では、保険料は下がるが給付費が賄えることで加入者の自己負担はどうなるのか、対象となる町民への周知方法や基金の取崩額の考え方について、また保険料基準額の算出方法についてやコロナ禍で保険料収納率の懸念はないのかなどの質疑がありました。質疑の後の討論では、保険料が引き下がることは評価できるが、介護保険制度に問題があるので反対するとの反対討論に対し、介護保険料率の平準化の課題は残るものの、加入者の保険料が引き下がるというメリットがあるので賛成するという賛成討論がありました。採決の結果、賛成多数で可決されました。  以上で、審査報告を終わります。 27: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 28: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 29: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。まず、原案に反対の方の討論を許可します。山田議員。 30: ◯5番【山田政博君】  それでは、議案第4号、寒川町介護保険条例の一部改正について、反対の立場で討論いたします。  高齢化が進む中、寒川町では高齢化率が27%を超えています。4月からは第8次高齢者福祉計画の介護保険事業計画も始まります。今回の条例改正では、保険料の改定と介護保険法施行令等の一部改正によるものですが、保険料は0.8%の引上げで、コロナ禍の下、収入が減る中、引上げをしなかったことは評価できますが、基準保険料で見ますと年額で6万1,680円が6万1,200円に408円の引下げ、月額では5,140円が5,100円に40円引下げと微々たるものです。制度上の問題で町には責任はありませんが、介護給付の削減や介護従事者の処遇悪化も進んでいます。改善するには国費や県費の公費負担を減らすことが喫緊の課題と思います。  以上の理由から反対といたします。 31: ◯議長【佐藤一夫君】  次に、賛成の方の発言を許可いたします。佐藤正憲議員。 32: ◯6番【佐藤正憲君】  それでは、議案第4号、寒川町介護保険条例の一部改正について、賛成の立場で討論いたします。  本議案は、主に令和3年度から始まる第8次寒川町高齢者保健福祉計画期間の保険料を定める条例改正で、年々介護保険料が増加の一途をたどっていった中で、少額ではありますが、基準保険料が下がり、被保険者の負担が減ったという点で評価すべきであります。  保険料の引下げについては、給付費の伸びが緩やかであった中で、介護給付費等準備金の取崩しを保有額に対し前回同様の率で取り崩すことであります。今後についても適切な介護サービスを実施することを前提としつつ、介護保険料の乱高下の防止について一定の考えが示されました。  我が国の課題である超高齢社会の進展とともに、要介護認定者の増加は避けることの難しい将来であります。近い将来だけではなく長期的視点に立ち、バランスの取れた介護保険運営に努めていただくことを願い、当議案に賛成といたします。  以上、賛成討論といたします。 33: ◯議長【佐藤一夫君】  これをもって討論を終結いたします。 34: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第4号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 35: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 36: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成多数であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第7 議案第6号 寒川町緑の保全及び緑化の推進に関する条例の一部                 改正について    ──────────────────────────────────────      日程第8 議案第8号 寒川町町道の構造の技術的基準及び道路標識の寸法                 を定める条例の一部改正について 37: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第7議案第6号「寒川町緑の保全及び緑化の推進に関する条例の一部改正について」、日程第8議案第8号「寒川町町道の構造の技術的基準及び道路標識の寸法を定める条例の一部改正について」を一括議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。建設経済常任委員長、杉崎委員長。             〔建設経済常任委員長(杉崎隆之君)登壇〕 38: ◯建設経済常任委員長【杉崎隆之君】  ただいま議題となりました建設経済常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、3月4日に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告します。  議案第6号、寒川町緑の保全及び緑化の推進に関する条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。  議案第8号、寒川町町道の構造の技術的基準及び道路標識の寸法を定める条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。  それでは、初めに、議案第6号の審査の概要につきまして報告いたします。  議案第6号は、保存樹木等の保全に必要な助成を再開するため提案されたものです。
     審査の中では、補助金の原資についてや保存樹木、樹林の維持や推進方法、増やすことについての考えについてなどの質疑がありました。質疑の後の討論はありませんでした。採決の結果、議案第6号は、全会一致で可決されました。  続きまして、議案第8号の審査概要について報告いたします。  議案第8号は、道路法の一部改正に伴い所要の措置を講ずるため提案されたものです。  審査の中では、歩行者利用増進道路の設置予定はあるのかや制度の運用方法について、また条例改正後に町がすべきことはなどの質疑がありました。質疑の後の討論はありませんでした。採決の結果、議案第8号は、全会一致で可決されました。  以上で、審査報告を終わります。 39: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 40: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 41: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 42: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第6号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 43: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 44: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。 45: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第8号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 46: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 47: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第8号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第9 議案第7号 寒川町企業等の立地促進に関する条例の一部改正に                 ついて 48: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第9議案第7号「寒川町企業等の立地促進に関する条例の一部改正について」を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。建設経済常任委員長、杉崎委員長。             〔建設経済常任委員長(杉崎隆之君)登壇〕 49: ◯建設経済常任委員長【杉崎隆之君】  ただいま議題となりました建設経済常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、3月4日に付託された議案を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告します。  議案第7号、寒川町企業等の立地促進に関する条例の一部改正について、審査の結果、原案可決であります。  それでは、議案第7号の審査概要について報告いたします。  議案第7号は、企業等の立地を一層促進するため立地を行う企業等に対する奨励措置を継続するとともに、奨励措置の適用要件の見直しを図るため提案されたものです。  審査の中では、制度の利用数や制度利用後の企業の状況などの質疑がありました。質疑の後の討論では、制度利用後に撤退した企業もあり町の投資が無駄になる、町民に優遇する使い方をしてほしいという反対討論がありました。採決の結果、議案第7号は、賛成多数で可決されました。  以上で、審査報告を終わります。 50: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 51: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 52: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、発言を許可いたします。青木議員。 53: ◯3番【青木 博君】  それでは、議案第7号、寒川町企業等の立地促進に関する条例の一部改正について反対の立場で討論します。  町が制度を利用されている企業にアンケートを取って、利用して効果のあった分を設備投資に回すとの意見があったことから、経済効果はあると回答しました。企業を誘致することに関しましては反対ではありませんが、過去に撤退された企業もあります。その撤退した企業の優遇分は、町民の皆様からお預かりした税金でございます。税金の公平性からいきますと、まずは町民福祉向上を考えた使い方が必要と指摘しまして、反対討論といたします。 54: ◯議長【佐藤一夫君】  これをもって討論を終結いたします。 55: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第7号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 56: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 57: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成多数であります。よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第10 議案第14号 令和3年度寒川町一般会計予算    ──────────────────────────────────────      日程第11 議案第15号 令和3年度寒川町国民健康保険事業特別会計予                   算    ──────────────────────────────────────      日程第12 議案第16号 令和3年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計                   予算    ──────────────────────────────────────      日程第13 議案第17号 令和3年度寒川町介護保険事業特別会計予算    ──────────────────────────────────────      日程第14 議案第18号 令和3年度寒川町下水道事業特別会計予算 58: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第10議案第14号「令和3年度寒川町一般会計予算」、日程第11議案第15号「令和3年度寒川町国民健康保険事業特別会計予算」、日程第12議案第16号「令和3年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計予算」、日程第13議案第17号「令和3年度寒川町介護保険事業特別会計予算」、日程第14議案第18号「令和3年度寒川町下水道事業特別会計予算」を一括議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。予算特別委員会委員長、横手委員長。              〔予算特別委員長(横手 旭君)登壇〕 59: ◯予算特別委員長【横手 旭君】  ただいま議題となりました予算特別委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、令和3年3月4日に付託された議案を3月18日から26日の計5日間で審査を行った結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告いたします。  議案第14号、令和3年度寒川町一般会計予算、議案第15号、令和3年度寒川町国民健康保険事業特別会計予算、議案第16号、令和3年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第17号、令和3年度寒川町介護保険事業特別会計予算及び議案第18号、令和3年度寒川町下水道事業特別会計予算の5議案は、審査の結果、賛成多数で原案可決であります。  それでは、審査意見書の朗読をもって報告に代えさせていただきます。  当町の令和3年度一般会計予算及び4特別会計予算の総額は、268億3,664万2,000円で、対前年比1億7,427万4,000円、0.6%の減であります。また、一般会計予算の総額は、148億6,500万円で、対前年度比3億700万円、2.0%の減となっています。  まず、歳入では、一般会計の54.3%を占める町税において、新型コロナウイルス感染症による影響や固定資産税の評価替えに伴い、町税全体では80億7,520万円となり、対前年度比5億2,480万円、6.1%の減となっています。さらに国庫支出金全体では、前年度より1億439万円、5.0%の減であり、県支出金全体でも前年度より1,255万円、1.1%の減となり、新型コロナウイルス感染症の影響により町税等の減収がある中、持続可能で活力ある地域社会の実現に向けて、税収確保や新たな財源の創出といった歳入確保策を積極的に図り、財政の健全化に向けた取組を推進するよう要望いたします。  次に、歳出予算では、総務費で防災行政用無線のデジタル移動通信システム更新工事、庶務事務システム導入業務委託料、LINEアカウント運用委託料、民生費では、寒川さくら幼稚園の施設建替工事に対する認定こども園施設整備費補助金、新たに旭小学校区児童クラブが開所することによる児童クラブ運営委託料、衛生費では、令和7年度より稼働する広域粗大ごみ処理施設建設費負担、農林水産業費では、森林台帳、農地台帳、GISシステム導入に伴うGIS業務支援システムデータ移行委託料、土木費では、事業の進捗に伴う田端西地区組合土地区画整理事業助成金、川とのふれあい公園サッカーグラウンド整備工事、消防費では、消防広域化による無線システム改修作業負担金、第6分団の小型動力ポンプ積載型消防自動車購入費、教育費では、小中学校のGIGAスクール構想に伴うグローバル教育推進事業費のICT支援員委託料など、新型コロナウイルス感染症の影響による大幅な減収が見込まれる厳しい財政状況においても、多様化、複雑化する町民ニーズを的確に捉え、重点的かつ効果的な予算を編成した姿勢は、大いに評価できるものであります。  なお、予算執行に当たっては、審査の過程で指摘された委員の意見など十分配慮するとともに、生産年齢人口の減少や超高齢社会の進展による社会保障経費の増加など、将来的な課題を踏まえた持続可能な財政運営を図るため、今後の社会情勢や経済状況に注視し、新しい生活様式への対応など、町民から信頼される高度で良質な行政サービスを提供するとともに、町の認知度向上や移住定住の取組により、さらなる魅力あふれるまちづくりに全職員が一丸となって取り組むよう要望し、審査意見とします。 60: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 61: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なし認めます。 62: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。まず、原案に反対の方の討論を許可いたします。青木議員。 63: ◯3番【青木 博君】  それでは、議案第14号、令和3年度寒川町一般会計予算、議案第15号、令和3年度寒川町国民健康保険事業特別会計予算、議案第16号、令和3年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計予算、議案第17号、令和3年度寒川町介護保険事業特別会計予算、議案第18号、令和3年度寒川町下水道事業特別会計予算について反対の立場で討論いたします。  菅政権は、首都圏1都3県に出していた緊急事態宣言を今月21日で解除しました。しかし、感染の広がりは収まらず、地方によっては急拡大しています。第4波を何としても抑え込む対策を講じることが緊急の課題です。  しかし、国の予算は最大規模の予算ながら、コロナ対策は5兆円の予備費以外にないに等しい状況で不十分です。また、社会保障費削減、年金マイナス改定など、国民に軒並み負担増を強いるものです。しかも、後期高齢者の窓口負担2倍化を押し通そうとしています。軍事費は、9年連続で増額し過去最大で、コロナ禍で生活の厳しさをよそに新型イージス艦取得などに邁進しております。  世界的なコロナ蔓延と格差拡大が広がる下で、日本の消費税に当たる付加価値税の減税を実施する国が相次いでいます。生活応援に大きな効果がある消費税減税は急務です。  このような状況で住民の生活を少しでも向上させることが最重要課題と捉え、町民の立場に立った税金の使い方、生活支援の思いで審査に臨みました。  歳入では、一般会計の予算額は148億6,500万円で、前年度予算より3億700万円の減となっております。一方で、町の大宗をなす町税は80億7,520万円で、前年比で5億2,480万円の減となっております。前年度予算の増から一転して今回は減額となり、町民の皆さんの暮らしがより厳しい状況になるのではないかと懸念します。  歳出では、予算特別委員会の中で、扶助費については実績による減額が目立ちました。不足した場合には補正予算で計上するのではなく、当初予算で対応するべきではないでしょうか。  さらに踏み込んで、1点目の住宅リフォームについてです。町も経済効果を認めています。年間におよそ7,000万円から1億円の効果額で、町内における経済効果は大きいもので、一定程度の効果だけにとどまらず、助成額は工事総額の5%から10%、上限額を6万円から10万円に拡充して利用者に喜んでいただける事業にするべきです。  2点目です。コミュニティバスについてです。地域の公共交通に応じて運行されるコミュニティバスですが、高齢化が進む中で、地域によっては非常にコミュニティバスを要望する声をお聞きします。総括質疑の中で前向きな答弁をしていただきましたが、住民サービスという観点からぜひ調査研究を進めていただき、利便性の向上を図るべきです。  次、3点目ですが、少人数学級についてです。国は、ようやく少人数学級を段階的に実施していくことを令和3年度から始めます。町は、これまで独自に少人数学級を実施してきました。その点については評価します。独自の実施については、国や県の動向を見据え対応していくとの回答をしていただきましたが、国が段階的に進めますし、町としては、いつ収束するか分からないコロナ禍で社会的距離を保たなければならない昨今、35人では不十分です。ぜひ先進的に取り組んでいる町として、社会的距離を取れる少人数学級へ拡充するべきです。もはや少人数学級は時代の趨勢です。  次に4点目は、学校給食センター整備事業費です。これまでも町民の皆さんの納得のいく説明をするべきと発言してきました。今回も具体的な回答はありませんでした。例えば各方式が違うのに総体的に増える理由を質問しましたが、8つの給食提供の心を反映した整備を行うため総体的に増えると回答していましたが、その「給食提供のこころ」と一言のみで具体的に示しておらず、これでは町民の皆さんも納得しないのではないでしょうか。給食は子どもたちが主役です。子どもたち第一の給食にするべきです。  以上、議案第14号、令和3年度寒川町一般会計予算の反対討論とします。  続きまして、議案第15号、令和3年度寒川町国民健康保険事業特別会計予算についてです。歳入歳出では47億8,034万4,000円、昨年度より8,078万2,000円の減、保険料は8億6,028万1,000円で、昨年度より5,179万円減です。加入者の減や税制改正に伴う軽減判定の見直しが影響していると思われます。  コロナ感染による休業に対して、雇用者への傷病手当の支給は評価できますが、事業主には支給されません。全ての加入者に傷病手当を支給すべきです。年金生活者や低所得者が多く加入している高くて払え切れない国民健康保険は、公費負担を増やすべきです。減免制度の活用や子どもの均等割減免の早期実現を望みます。  以上の点から反対とします。  次に、議案第16号、令和3年度寒川町後期高齢者医療事業特別会計予算についてです。県広域連合で運営されているので、町としての対応が難しいところも理解はできますが、医療費窓口負担の2割導入が予定されている中、コロナ禍の下、高齢者の命と健康と生活を守るためにさらなる公費負担を国に求めるべきです。  以上の点から反対とします。  議案第17号、令和3年度寒川町介護保険事業特別会計予算についてです。高齢化が進む中、寒川町では高齢化率が27%を超えております。4月からは第8次高齢者福祉計画の介護保険事業計画が始まります。保険料の若干の値下げはありますが、加入者の負担軽減のために基金の活用や一般会計からの繰入れで利用者負担の引上げを行うべきです。  以上の点から反対とします。  最後に、議案第18号、令和3年度寒川町下水道事業特別会計予算についてです。下水道事業が始まり数十年がたち、施設の老朽化で維持管理の費用がかかることは理解できます。しかし1点目、受益者負担の観点から下水道料金の値上げをするとのことでした。下水道は社会資本です。公的資金で運営するべきです。  2点目です。下水道料金に消費税が課せられています。生活費に課税するべきではありません。  以上の2点の理由から反対とします。  以上です。 64: ◯議長【佐藤一夫君】  次に、賛成の方の発言を許可します。天利議員。 65: ◯12番【天利 薫君】  それでは、議長のお許しをいただきましたので、会派さむかわ自民党を代表しまして、議案第14号、令和3年度寒川町一般会計予算につきまして、賛成の立場で討論させていただきます。  予算審議に当たりましては、令和3年度は、町総合計画第1次実施計画をはじめ多くの計画がスタートする年度であることを踏まえ、これまでの成果や今後の事業の実施効果等を確認しつつ、将来を見据えた適正な執行となっているかという観点で審議をさせていただきました。  令和3年度の予算編成方針は、予算特別委員会の冒頭、企画部長より説明がありました「つながる力で新化するまち」の実現に向け、各施策や事業事業の目標に沿った取組や新しい生活様式を踏まえた取組、そして歳入予算を確保するための取組といった3つの基本方針を掲げ、本年度よりスタートする町総合計画2040第1次実施計画に基づき、令和6年までの4年間を見据えながら予算編成が進められ、示されたところであります。  その結果として、令和3年度一般会計予算については、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による大幅な町税の減税が見込める中でも、財政調整基金等を活用して財源確保を図りつつ、人口減少に対応する地方創生事業として、産業活性化や町の認知度向上、子育て支援などの施策を継続するとともに、我が町の特色ある教育を目指し、教育元年と位置づけた令和型教育で外国によるコミュニケーション能力と、ICT技術を活用した情報活用能力の両面からアプローチするグローバル教育の推進やICT技術を積極的に活用した行政デジタル化の推進など、コロナ禍の新しい時代の幕開けにふさわしい取組が展開することは、時代を見越した「選ばれるまち」として大変評価できるものと考えられます。  こうした状況の中で、町が示された一般会計予算の総額は148億6,500万円で、対前年度比2%の減、額にして3億700万円の減となっております。また、令和2年度は過去最大の予算規模でありましたが、令和3年度は過去3番目の予算規模となり、昨年度と比較すれば減額予算となっておりますが、我が町を取り巻く課題の解決に向けて積極予算を組まれたものと理解いたしております。
     予算概要について申し上げますと、まず歳入ですが、この町の財源は大部分が自主財源でございます。この自主財源として弾力的な運用を支える町税全体では80億7,520万円で、対前年度比5億2,480万円の減、率では6.1%の減となりました。そのうち町税においては、新型コロナウイルス感染症の影響に伴う企業収益の大幅な減と、それに起因する個人給与所得の減などに伴い総額27億340万円、対前年度比4億9,620万円の減、率では15.5%の減となりました。また、固定資産においては、新築家屋等の減や令和3年度の評価替えのほか、新型コロナウイルス感染症の影響による企業の設備投資の抑制などに伴い、総額43億3,740万円、対前年度比5,950万円の減、率では1.4%の減となりました。  このように町の財源の多くを占めている町税の減収に対応するため、寒川町北口土地区画内の町有地を売却することで8,590万円の増、財政調整基金からの繰入金5億8,030万7,000円、対前年度比2億9,007万円の増などによる財源確保が行われたところであります。  次に、歳出ですが、令和3年度においてまず評価すべきところは、町として教育元年と位置づけた教育方針の大きな転換点となるグローバル教育の推進でございます。この事業については、アフターコロナを見据えた町内小中学校に外国人英語指導者を配置し、日頃から外国語によるコミュニケーション能力を身につけるとともに、ICT技術の急速な進歩を背景に、ICT支援員を活用した情報活用能力の向上を目指すものです。こうした取組は全国的にもまれで、県内では類を見ない取組であり、我が町の特色ある教育として、学力向上から一歩進んだどのような大人に育てるのかに踏み込んだものであり、大変評価するものと考えております。  また、幼稚園施設の老朽化と待機児童の削減に向けて、さくら幼稚園の認定こども園化による園舎建替工事の継続事業費が計上されている点です。現状、待機児童がいる中、この事業により解消に向けた大きな前進となり、子育て支援の充実として大きな期待を寄せるところでございます。さらには事業の進捗に伴い、田端西地区組合土地区画整理事業助成金として3億3,830万円が計上されており、これにより町総合計画に位置づけた産業集積拠点の形成がより一層進むこととなり、持続可能なまちづくりを支える産業活性化に向けて大きな期待をするところでございます。今後とも地権者の皆様のご協力の下、着実な取組を望みたいと思います。また、町のスポーツ振興に向け、かねてより課題となっております川とのふれあい公園サッカーグラウンドの芝生化再整備に着手することで、町民の運動習慣の醸成と交流人口の増加を図ることが可能となり、結果として町の魅力向上に直結するものと考えられます。  一方、予算特別委員会の総括でも取り上げましたが、事業実施に当たり配慮すべき点もございます。まず、自主防災活動についてですが、自然災害が多発している中、自主防災活動は重要な位置だと思います。しかしながら、自治会加入率は年々低下しており、また高齢化も加速して、活動を担う人材不足で将来持続可能か疑問視されております。自主防災組織は、地域が置かれている環境性によって様々であることから、地域に合った活動が必要とともに、防災力向上にとらわれずに、地域住民が参加しやすい活動と防災活動を結びつけた取組にさらなるご支援をお願いしたいと思います。  次に、健康福祉施設の公募型プロポーザル方式の採用についてですが、今後建設が予定されている健康福祉施設については、厳しい財政状況の中で、ライフサイクルコストにも配慮しつつ、町民の利便性の高い施設でなければなりません。公共施設の建設については、透明性、公平性、客観性を重視することが問われていることから、この公募型プロポーザル方式では、公募条件の設定が鍵になり、有能な設計者の選定が重要になります。既存の施設機能の現状と実績を踏まえ、利用者の声、委託業者からの意見収集など、また将来的な方向性として、財政シミュレーションを見据えながら庁舎を隣接する考えも示されていることからも、地球環境に配慮したどんな人でも公平に使える地域の交流場として、また町民の命を守る防災拠点として役割等を勘案して、町の全体像の一角として、町民の皆様から期待される福祉施設建設を強くお願いするところでございます。  次に、町の公共施設における防犯対策と維持管理についてですが、残念なことに、公共施設の設備について、いたずら等により良好な状況が保たれていないことが見受けられます。こうした状況を放置した場合、施設利用者にとってサービス低下につながるだけではなく、我が町のまちづくりに対する姿勢が問われ、また治安に対する不安から移住を敬遠するような動きにもつながってしまうことが懸念されます。  こうしたことを踏まえ、公共施設を良好に維持管理していくための防犯対策と、適時適切な維持管理を図るこの町に住む町民の誇りとなる施設を保有することで、住み続けたい、住んでみたいと言われるようなまちづくりをお願いいたします。今回の予算全体としては、我が町を取り巻く喫緊の課題に対応するものと評価いたします。  なお、予算審査の中で様々な面において指摘させていただいた点については、ご配慮いただくとともに、見直すべきものは見直しをするなど、柔軟な対応を心がけていただきたいと思います。  最後になりますが、木村町長におかれましては、令和3年度の予算を通じて、コロナ禍においても新たな時代の幕開けにふさわしい取組と町長のリーダーシップに期待を込め、議案第14号、令和3年度寒川町一般会計予算について賛成といたします。  なお、議案第15号、議案第16号、議案第17号及び議案第18号の4つの特別会計予算については、討論を省略して賛成といたします。  以上でございます。 66: ◯議長【佐藤一夫君】  次に、賛成の方の発言を許可します。佐藤正憲議員。 67: ◯6番【佐藤正憲君】  それでは、議案第14号、令和3年度寒川町一般会計予算について、賛成の立場で討論いたします。  令和3年度の予算審査に当たり、新たな総合計画となる寒川町総合計画2040、また、その実施計画である第1次実施計画の取組がいかに推進されていくかという点に着目しつつ、さらには総合計画の期間である20年間で進むであろう少子高齢化社会をいかに乗り切るか、その道筋をつけることができるかという点に主眼を置き、予算審査に当たりました。  私は、少子高齢化社会を乗り越えるのに重要な施策は、健康と子育てだと考えております。新総合計画基本構想の中で、第1章まちづくりの原動力となるひとづくり、また第2章、生涯にわたって自分らしく暮らせるまちづくりの中でも、政策として健康と子育てについて記載されています。誰一人取り残さない社会、みんなで生きる社会を創るためにも、健康と子育てにつながる取組を推進していただきたいと思います。  3月26日に行われた予算特別委員会総括質疑の中でも、健康と子育てに着目し、審査を行いましたので、内容について順次触れさせていただきます。  1点目が、保健事業と介護予防事業の一体的実施についてであります。令和2年度より進められてきた事業であり、これまで各事業が個別に行ってきたものをいかに横断的に実施できるかという点、さらには事業を進めていく中で、いかに健康寿命の延伸につなげるかという点が重要であります。  審査の中でも、生活習慣病対策や介護予防事業について、縦割り的に実施されていたという課題も明らかになるとともに、今後について、後期高齢者医療保険及び介護保険制度の事業実施体系を庁内部局を横断的に連携し進めるということが分かりました。  令和3年度からの組織改正により、今まで3課で行っていたものが2課で行われることになり、より密な連携の下事業が進み、新総合計画の第2章である生涯にわたって自分らしく暮らせるまちづくりとして、健康寿命の延伸につながるものと期待しております。  2点目が、児童発達支援についてであります。児童発達支援事業の予算については、令和2年度が約3,000万円だったものに対し、令和3年度は約4,500万円に増額、対前年度比1.5倍ほどの予算が組まれたということで、受給者数、受給回数の増に伴い町としても力を入れている事業であることがうかがえます。  審査の中では、主に早期発見、早期療育の観点、施設間の連携の観点について議論を行いました。町内には通所できる事業所が2か所あり、また町外に通っている児童も一定数いるということが示されました。児童発達支援については、施設ごとの特色を踏まえ、最終的には保護者が事業所を選択すること、町としても早期発見、早期療育に努めていること、相談体制が機能していること、また保育園等との併用や複数の事業所へ通っている児童がいることなど、町としても最大限の対応をしていることを確認することができました。  児童発達支援が必要な児童は、今後増加することも考えられます。その中で一人一人の児童に寄り添い、その児童が社会の中で生きていける支援を行うことにより、新総合計画の第1章であるまちづくりの原動力となるひとづくりとして、子育て環境の推進に努めていただくことを期待しています。  3点目が、保健福祉施設についてであります。平成21年に土地を購入してから12年もの歳月が流れました。令和3年度当初予算において、令和19年度までの11億5,500万円の債務負担行為が盛り込まれ、この土地が有効活用されるという点は大きく評価すべき点であります。  一方で、長期にわたり町民福祉の向上に寄与する施設を建てるという点では、将来に対し大きな責任を持つということであると考えられます。その前提を踏まえ、これまでの町からの報告の中で感じていたのは、施設についての詳細がやや不明確であり、不安定な部分があったということであります。  予算特別委員会の審査の中で、建設に向けた具体的なスケジュールと手法が示され、また、利用者や運営事業者など関係機関との調整協議を図り、現状と実態を再確認しながら進めていくということが示されました。さらには行政サービスと民間サービスの連携が容易になること、さらにプロポーザルによる提案について積極的に採り入れていくという方針も示され、長きにわたり町民福祉の向上に寄与する施設が建設されることを願っております。  4点目が、補充学習の充実についてであります。平成28年度から開始されたにこにこ学習推進事業が令和2年度をもって廃止されることとなりました。当事業については、過去の施政方針において、塾などの補充学習の機会が十分に得られない子どもたちのために実施しているという位置づけがされており、教育へのアクセスの均等化、子どもの貧困対策、学力の底上げ等様々な効果が期待される事業でありました。  審査の中で、ほかの事業による補完や長期休業期間の補習など、補充学習の充実については一定の方向性が示されました。その中でも特筆すべきは、令和3年度から始まるGIGAスクール構想について、将来的なビジョンとして補充学習の拡充につながるという見解が示され、今後の取組に期待するところであります。  教育環境の充実については、令和3年度予算の中で一番評価すべき点だと考えております。GIGAスクール構想に加え、英語教育の充実、少人数学習の実施など、これらが寒川町の子どもたちの成長につながり、未来を担う子どもたちが大きく成長することを願っております。  総括質疑で取り上げたのは、前日の4項目についてでありますが、各事業、各予算について5日間審査した中で感じたのは、時代の変化とともに町の事業も進化しているという点であります。令和3年度の歳入歳出予算総額は、148億6,500万円であります。時代の変化とともに年々行政課題が増え、予算についても、令和3年度については前年度比減でありましたけれども、長期的には増加傾向にあると思っております。  その予算を生きた予算にしていくのは、人次第であります。さらに言うと、まちづくりに必要不可欠なものは情熱であると思っております。町長をはじめ町執行部の皆様には、ぜひとも情熱を持って令和3年度の事業を執行していただき、総合計画2040に掲げる「つながる力で新化するまち」の実現に向けて尽力していただくことを願いまして、当議案について賛成といたします。  なお、議案第15号から議案第18号までの4特別会計については、討論を省略し、賛成といたします。  以上、討論といたします。 68: ◯議長【佐藤一夫君】  これをもって討論を終結いたします。 69: ◯議長【佐藤一夫君】  これより、議案第14号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 70: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 71: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成多数であります。よって、議案第14号は原案のとおり可決されました。 72: ◯議長【佐藤一夫君】  これより、議案第15号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 73: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 74: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成多数であります。よって、議案第15号は原案のとおり可決されました。 75: ◯議長【佐藤一夫君】  これより、議案第16号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 76: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 77: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成多数であります。よって、議案第16号は原案のとおり可決されました。 78: ◯議長【佐藤一夫君】  これより、議案第17号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 79: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 80: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成多数であります。よって、議案第17号は原案のとおり可決されました。 81: ◯議長【佐藤一夫君】  これより、議案第18号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 82: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 83: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成多数であります。よって、議案第18号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第15 陳情第1号 加齢性難聴者の補聴器購入に公定助成を求める陳                  情 84: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第15陳情第1号「加齢性難聴者の補聴器購入に公定助成を求める陳情」を議題といたします。  本陳情に関し委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員長、岸本委員長。             〔文教福祉常任委員長(岸本 優君)登壇〕 85: ◯文教福祉常任委員長【岸本 優君】  ただいま議題となりました文教福祉常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、3月4日に付託されました陳情を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第87条の規定により報告いたします。  陳情第1号、加齢性難聴者の補聴器購入に公定助成を求める陳情は、審査の結果、不採択であります。  それでは、審査概要につきまして報告いたします。  3月9日の本委員会では、陳情者からの意見陳述の申出がありましたので、審査に当たりましては、陳情者より趣旨説明を受けましたが、陳情者への質疑は特にありませんでした。その後、福祉部の担当課から、陳情に記載された内容について現状等の説明を求め、審査に入りました。  審査の中では、地域包括支援センターでの相談の有無や加齢性難聴のよる補助制度はあるのかや、聞こえの悪い人に対する福祉との連携は図られているのかという質疑がありました。質疑の後の討論では、補聴器の重要性は認識しているが、町独自で助成制度を設けることで自治体間に差が出てしまうや難聴者だけに助成するのはいかがかという反対討論に対し、他の自治体でも同様の陳情を採択しているや喫緊の課題であるという賛成討論がありました。採決の結果、陳情第1号は、賛成少数で不採択となりました。  以上をもちまして、審査報告を終わります。 86: ◯議長【佐藤一夫君】  これより陳情第1号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本陳情に対する委員長の報告は不採択であります。本陳情を採択することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 87: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 88: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成少数であります。よって、陳情第1号は不採択と決しました。    ──────────────────────────────────────      日程第16 委員会提出議案第1号 寒川町議会委員会条例の一部改正につ                       いて 89: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第16委員会提出議案第1号「寒川町議会委員会条例の一部改正について」を議題といたします。  提出者から提案理由の説明を求めます。佐藤正憲議会運営委員会委員長。              〔議会運営委員長(佐藤正憲君)登壇〕 90: ◯議会運営委員長【佐藤正憲君】  ただいま議題となりました委員会提出議案第1号、寒川町議会委員会条例の一部改正についてであります。読み上げて提案いたします。  寒川町議会委員会条例の一部改正する条例を次のように定める。  令和3年3月30日提出。提出者議会運営委員会委員長佐藤正憲。  提案理由。  寒川町部設置条例の一部改正に伴い、条文の整理を図るため提案するというものであります。  それでは、内容でございます。  寒川町議会委員会条例(昭和41年寒川町条例第14号)の一部を次のように改正する。  別表中「福祉部」を「学び育成部」に、「健康子ども部」を「健康福祉部」に改める。  附則として、この条例は令和3年4月1日から施行する。  以上であります。  それでは、若干の補足をいたします。この条例改正は、令和3年度の町の組織の見直しに伴い、これまでの福祉部が学び育成部に、健康子ども部が健康福祉部に部の名称が変更されることから、寒川町議会委員会条例中、文教福祉常任委員会の所管事項として規定されている同部の名称を改めるものであります。  以上、よろしくお願いいたします。 91: ◯議長【佐藤一夫君】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 92: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 93: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論はありませんか。                  (「なし」の声あり)
    94: ◯議長【佐藤一夫君】  討論なしと認めます。 95: ◯議長【佐藤一夫君】  これより委員会提出議案第1号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案を原案のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 96: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 97: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、委員会提出議案第1号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第17 議案第20号 寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育                   事業の運営に関する基準を定める条例の一部改                   正について 98: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第17議案第20号「寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 99: ◯番外【町長 木村俊雄君】  ただいま議題となりました議案第20号は、寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についてであります。子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、条文の整理を図るため提案申し上げるものであります。  なお、詳細につきましては、健康子ども部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げ、提案の理由といたします。 100: ◯議長【佐藤一夫君】  伊藤健康子ども部長。 101: ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】  それでは、議案第20号、寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正につきましてご説明申し上げます。  今回の条例改正につきましては、子ども・子育て支援法の一部改正に伴うものでございます。法改正の趣旨は、特定地域型保育事業に関する市町村の確認についての改正であり、この点につきましては、町でも法改正に基づき事務処理を行っておりますが、この法改正により町の条例が引用している規定に項ずれが生じたため、今回の条例改正の必要が生じたものであります。  子ども・子育て支援法の一部改正につきましては、令和2年9月10日に施行されてございます。本来ならば条例の一部改正を早急に議案として上程し、ご審議いただくべきものでございますが、この時期に改正が必要であることが判明したため、遅れての議案上程となってしまいました。今後はこのようなことがないように十分に注意して手続き等を進めてまいります。誠に申し訳ございませんでした。  なお、条例の規定に不備が生じておりましたが、実務上は滞りなく進めておりましたので、事業者や町民皆様に対しての影響はございません。  それでは、改正内容につきましてご説明申し上げます。新旧対照表をご覧ください。  第2条は、定義を定めている条文ですが、第23号の特定地域型保育事業の定義について、子ども・子育て支援法の条文を引用している部分があり、下線部分「法第43条第3項」を「法第43条第2項」に改めるものでございます。  最後に附則として、公布の日を施行日としております。  説明は以上となります。よろしくご審議賜りますようお願い申し上げます。 102: ◯議長【佐藤一夫君】  これより質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 103: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。ただいま議題となっております議案第20号については、会議規則第35条第1項の規定により、文教福祉常任委員会に付託いたします。    ──────────────────────────────────────      日程第18 議案第21号 令和2年度寒川町一般会計補正予算(第11号) 104: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第18議案第21号「令和2年度寒川町一般会計補正予算(第11号)」を議題といたします。  町長から提案理由の説明を求めます。木村町長。 105: ◯番外【町長 木村俊雄君】  ただいま議題となりました議案第21号は、令和2年度寒川町一般会計補正予算(第11号)であります。  第1条におきまして、既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ7,241万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ226億837万円とし、第2条では、繰越明許費の追加及び変更について定めるものであります。  以上、提案の概要を申し上げましたが、詳細につきましては、企画部長が説明いたしますので、よろしくご審議の上議決賜りますようお願い申し上げまして、提案の理由といたします。 106: ◯議長【佐藤一夫君】  深澤企画部長。 107: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  それでは、議案第21号、令和2年度寒川町一般会計補正予算(第11号)につきまして、その内容を補正予算書のページに沿ってご説明申し上げます。  まず、2ページ、3ページをお開きください。第1表歳入歳出予算補正であります。まず歳入でございます。歳入につきましては、15款国庫支出金から19款繰入金において、それぞれ補正額の欄に記載の額を追加、または更正減し、補正後の歳入総額を226億837万円とするものでございます。  4ページ、5ページをお開きください。歳出につきましては、2款総務費から10款教育費において、それぞれ補正額の欄に記載の額を追加、または更正減し、補正後の歳出総額を歳入同様226億837万円とするものでございます。  6ページをお開きください。第2表繰越明許費補正の追加でございます。3款民生費2項児童福祉費新型コロナウイルス感染症対策事業費につきましては、後ほど歳出のご説明においてご説明申し上げますが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した新たな事業として、寒川町出産お祝いパッケージ事業の創設に伴うもので、本補正予算で計上した当該事業について年度内に完了が困難であることから、計上した事業費全額を繰り越すものでございます。  次の6款農林水産業費1項農業費及び7款1項商工費の新型コロナウイルス感染症対策事業費につきましては、合わせてご説明申し上げます。コロナ禍における本町独自の経済対策として、寒川町中小企業事業継続緊急支援給付金制度を創設したところでございますが、本年1月8日に再度の緊急事態宣言の発出と2回の期間延長を受け、売上げが大きく減少している町内事業者が厳しい状況に追い込まれていることから、事業継続のための町独自の緊急支援として、給付金を支給するものでありますが、本補正予算で計上した当該事業について、年度内に完了が困難であることから、計上した事業費全額を繰り越すものでございます。  次に、2表繰越明許費補正の変更でございます。10款教育費2項小学校費及び3項中学校費の新型コロナウイルス感染症対策事業費について合わせてご説明申し上げます。当該繰越明許費補正につきましては、国の第3次補正予算を活用し、学校の教育活動継続に際して、密閉、密集、密接を回避し、児童生徒、教職員等の感染症対策に必要となる消耗品等の購入を行うため、一般会計補正予算(第10号)として、令和3年3月5日付で議決を賜ったところでありますが、本補正予算に計上しております子どもたちの学びの保障としての学習環境整備にかかる事業費を追加計上いたしましたが、前段の消耗品購入と同様に年度内に完了が困難であることから、小学校費及び中学校費それぞれ記載の額に繰越明許費を修正するものでございます。  12ページ、13ページをお開きください。歳入でございます。初めに15款国庫支出金2項国庫補助金1目総務費国庫支出金につきましては、令和2年4月7日に閣議決定された新型コロナウイルス感染症緊急経済対策において、新型コロナウイルス感染症の拡大を防止するとともに、感染拡大の影響を受けている地域経済や住民生活を支援し地方創生を図るため、緊急経済対策の全ての事項についての対応として、地方公共団体の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施できるよう、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金が創設されました。  この交付金の対象事業費につきましては、国の補助事業等の地方負担分に充てるとともに、地域の実情に応じて実施される感染防止対策や地域経済対策など、広範な活用が認められておりますが、職員人件費や用地取得費のほか、貸付金や施設使用制限等にかかる損失補償などは、交付金対象外とされております。  また、交付金の計算方法につきましては、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金制度要綱の中で定められており、国の補助事業等の地方負担分と地方単独事業分に区分され、人口規模や財政力指数などのほか、保健所設置市であるか、感染症特定警戒区域であるかなどを考慮して算定されるもので、現時点で本町の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の交付総額は4億8,468万7,000円でございます。この交付総額4億8,468万7,000円のうち一時交付分8,419万9,000円につきましては、令和2年度一般会計補正予算(第2号)において既に計上しておりますので、交付総額から第2号補正予算で計上いたしました額を除いた4億48万8,000円を追加するものでございます。  5目教育費国庫補助金につきましては、1節小学校費補助金及び2節中学校費補助金において、GIGAスクール構想の実現に向けて実施いたしました児童生徒1人1台のタブレット端末配備と、高速大容量の通信ネットワークの整備完了に伴い、公立学校情報機器整備費補助金それぞれ記載の額を更正減とするものでございます。  次に、18款1項寄附金1目総務寄附金につきましては、明治安田生命相互会社平塚支社様、公益社団法人神奈川県宅地建物取引業協会湘南支部様からのまちづくり寄附金を追加するものでございます。  次に、19款繰入金1項基金繰入金1目財政調整基金繰入金につきましては、令和2年度において本町の新型コロナウイルス感染症対策方針に基づき、様々な感染症対策及び地域経済対策として、財政調整基金を活用しながら適宜対応してまいりましたが、本補正予算において、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金4億48万8,000円を追加計上したことにより、これまで繰り入れた財政調整基金を原資とする一般財源と国庫補助金との間で財源更正を行うところであります。よって、追加計上いたしました国庫補助金4億48万8,000円から本補正予算により実施する地方単独事業費を確保するための財政調整基金繰入分を差し引いた3億1,883万1,000円を財政調整基金繰入金から更正減するものでございます。  なお、この結果といたしまして、令和2年度末の財政調整基金残高は24億1,596万6,157円となる見込みでございます。  14ページ、15ページをお開きください。歳出でございます。2款総務費1項総務管理費4目財政管理費につきましては、歳入でもご説明いたしました2件の寄附金についてまちづくり基金に積み立てるものでございます。8目広報情報費につきましては、新型コロナウイルス感染症の拡大により、国が推奨するICTを活用した働き方の新しいスタイルを確立するため、セキュリティ対応USBの購入費及びウェブ会議クラウドサービス利用料やモバイルルータ回線使用料について、令和2年度一般会計補正予算(第3号)において議決を賜りましたが、当該事業費に対して新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当し、財源更正を行うものでございます。  次に、3款民生費2項児童福祉費1目児童福祉総務費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策事業費において、前段の繰越明許費補正の追加でもご説明申し上げましたが、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した新たな事業として、寒川町出産祝いパッケージ事業の創設にかかるものでございます。事業内容は、収束の見えないコロナ禍において、平時でも大変な妊娠期間を経て無事出産に至ったことへの敬意、感謝の気持ちとコロナ感染防止対策の徹底の願いを込めて、町のブランディング優しさ、温かさを表した『「高座」のこころ。』を具現化したお祝いパッケージを贈るものでございます。対象者は、令和2年度特別定額給付金の支給基準日の翌日となる令和2年4月28日以後に出生した子の保護者を対象といたします。パッケージの内容は、町長のお祝いメッセージカードのほか、感染防止用マスク、抗菌マスクケース、1人当たり1万1,880円となる育児用品カタログギフトを贈るものでございます。よって、当該事業にかかる予算計上といたしましては、需用費では感染防止用マスク、抗菌マスクケース、育児用品カタログギフトのほかに、案内用封筒の消耗品と町長のメッセージカードの印刷製本費について追加するものでございます。また、役務費では、案内通知等の郵送料を追加するものでございます。  次に、7款1項商工費2目商工業振興費につきましては、新型コロナウイルス感染症対策事業費においては、本年1月8日に再度の緊急事態宣言の発出と2回の期間延長を受け、売上げが大きく減少している町内事業者が厳しい状況に追い込まれていることから、事業継続のための町独自の緊急支援として、第3弾となる中小企業事業継続緊急支援給付費を支給するものでございます。当該事業にかかる予算計上といたしましては、給付金支給にかかるコピー用紙、封筒等の需用費を追加するとともに、給付金支給の周知徹底を図るため、タウンニュース広告掲載費用として役務費を追加するものでございます。また、負担金補助及び交付金につきましては、第3弾となる給付金にかかる予算を計上しているところでありますが、若干予算経緯についてご説明申し上げます。  新型インフルエンザ等対策特別措置法第32条第1項の規定に基づき、令和2年4月7日から5月6日までの間に緊急事態宣言が発出され、また感染拡大が継続していることから、5月25日まで延長されたところであります。こうした状況の中、本町においても、町内の個人事業者を含む中小企業を対象に、事業継続のための緊急支援として、中小企業事業継続緊急支援給付金制度を創設し、国の持続化給付金対象に該当しない事業者で、2020年2月から4月の各月の売上高の平均が、前年同月と比較して20%以上50%未満の範囲で減少した事業者に対して第1弾の給付金を、また緊急事態宣言の延長を受け、5月分についても対象とする第2弾の給付金として、制度拡大を図ったところであります。この第1弾及び第2弾の給付金支給に対する予算につきましては、令和2年度一般会計補正予算(第2号)として負担金補助及び交付金1億6,520万円を計上し、既に議決を賜り、給付金支給手続きを進めてまいりましたが、現段階での決算額は6,515万円と見込まれ、1億5万円の予算執行残が見込まれます。  一方、新型コロナウイルス感染症の拡大による社会情勢に対応する中小企業者の販路拡大事業を支援するため、町独自の対策として、販路拡大のための新事業開発や展示会等への出展、ホームページの作成、充実強化、PR動画等の作成を行った事業者に対する新型コロナウイルス感染症対策中小企業販路拡大補助金を創設し、令和2年度一般会計補正予算(第5号)として、負担金補助及び交付金2,000万円を計上し、議決を賜ったところでありますが、支給額が予算額を超えたため、先ほど申し上げました中小企業事業継続緊急支援給付金の予算執行残1億5万円から549万6,000円を流用したため、現在の中小企業事業継続緊急支援給付金の予算執行残は9,455万4,000円となります。  そして今回の第3弾となる給付金の支給に当たっては、当該予算執行残に本補正予算で計上した負担金補助及び交付金7,044万6,000円を追加することで、第1弾と同規模となる1億6,500万円を確保するものでございます。また、第3弾となる給付金の対象事業者につきましては、町内において事業所を有し事業を営んでいること、または町内において営業している者で、2021年1月から3月のうち、一月の売上高が前年同月比で20%以上50%未満減少した事業者が対象となります。ただし、国の一時支援金及び県の感染拡大防止協力金の対象となる事業所については対象となりません。また、50%以上の減少があっても、国の一時支援金及び県の感染拡大防止協力金の対象とならない事業所については対象となります。  なお、給付限度額につきましては、第1弾及び第2弾と同額で、個人事業者は10万円、小規模事業者は20万円、中小企業者は30万円となります。  次に、10款教育費2項小学校費1目学校管理費及び3項中学校費1目学校管理費につきましては、同様の説明となりますので、一括してご説明申し上げます。まず、教育コンピュータ活用事業費においては、GIGAスクール構想の実現に向けて実施いたしました児童生徒1人1台のタブレット端末配備と、高速大容量の通信ネットワークの整備完了に伴う備品購入費の更正減でございます。また、新型コロナウイルス感染症対策事業費においては、第2表繰越明許費補正の変更でも触れましたが、コロナ禍において子どもたちの学びの保障として、学習環境整備に向けてプロジェクタ、液晶テレビ等の備品購入費を追加するものでございます。  最後となりますが、5項保健体育費3目学校給食費につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による小学校児童の保護者の負担軽減を目的とした、町内5小学校における6月分から8月分までの給食費の無償化として、負担金補助及び交付金2,652万9,000円を令和2年度一般会計予算(第4号)において既に議決を賜りましたが、本補正予算に伴い、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を充当することとしたため、財源更正を行うものでございます。  以上で説明を終了いたします。ご審議賜りますようよろしくお願いいたします。 108: ◯議長【佐藤一夫君】  暫時休憩いたします。                 午前11時40分 休憩    ──────────────────────────────────────                 午後 2時00分 再開 109: ◯議長【佐藤一夫君】  休憩を解いて会議を再開いたします。  休憩前に提案説明のありました議案第21号、令和2年度寒川町一般会計補正予算(第11号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。吉田議員。              〔16番(吉田悟朗君)質問席へ移動〕 110: ◯16番【吉田悟朗君】  それでは、質問させていただきます。補正予算書の歳出14ページから15ページ、7款商工費新型コロナウイルス感染症対策事業費の中小企業事業継続緊急支援給付金について質問させていただきます。  中小企業事業継続緊急支援給付金につきましては、昨年春の緊急事態宣言のときにも、2月から4月を対象とした第1弾と、緊急事態宣言の延長に伴い5月を対象とした第2弾を実施し、国の持続化給付金の対象までは達していないところではありますけれども、事業の継続に支障が生じている、こういった中小企業を対象として、町独自の緊急経済対策を実施したところでありましたけども、今回11号補正予算として、本年1月8日に再度緊急事態宣言とその延長に伴いまして、給付金の第3弾について執行部から提案があったところでございました。  まず、第3弾の給付金を実施することとした経緯とその狙いについて、こちらをお伺いさせていただきます。 111: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対し答弁を求めます。大川環境経済部長。 112: ◯番外【環境経済部長 大川 修君】  中小企業事業継続緊急支援給付金実施に当たっての経過と狙いについてのご質問にお答えいたします。  これまで町では、新型コロナウイルス感染症対策方針として、様々な緊急経済対策事業を実施してまいりました。その基本となる町方針の考え方は、当初より国や県が実施する経済対策事業の対象とならない中小企業を広く支援していくことで、町だからこそできるきめ細やかな経済支援を目指しております。  今回の中小企業事業継続緊急支援給付金第3弾の実施に当たりましては、本年1月に再度の緊急事態宣言が発令され、国では、宣言の発令に伴い直接的に影響を受ける事業者に対して一時支援金の実施、県では、営業時間の短縮要請に伴う協力金などの経済支援施策が実施されておりますが、一時支援金では、売上げの減少率が設定されていることや、直接的な影響を受けない町の基幹産業となる製造をはじめ建設業や小売店などもこの対象とならないことが想定されます。  こうしたことから、緊急事態宣言に伴い、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた全ての中小企業を支援していくことにより、町内の中小企業の皆様には引き続き事業を継続していただきたいと考え、給付金第3弾を実施することといたしました。よろしくお願いいたします。 113: ◯議長【佐藤一夫君】  吉田議員。 114: ◯16番【吉田悟朗君】  実施の経過と狙いについて、町の考えは理解したところでございます。国からも持続化給付金の対象に含まれない事業者等に対しまして、各地域の実情において地方創生臨時交付金を活用いたしまして、積極的にご支援いただきたい旨の文書が地方自治体に向けて通知されているところであります。  本来であれば、国が影響を受ける全ての事業者を救える制度といたしまして、地方創生臨時交付金の使途を地方自治体に対して言及することについては、様々な意見があるところではあるとは思いますけれども、国の施策にも限界がありますし、行き届かない部分については、町が積極的に実施していくべきだと考えております。  今回の給付金事業実施に当たりまして、対象となる新型コロナウイルス感染症の影響を受けた全ての事業所の方にしっかりと周知いたしまして、いかに給付金を受給していただくか、これが大変重要であると思っております。この給付金の実施に当たり、事業者への周知対策を含め、概要とスケジュールについてどのように考えているかお伺いします。 115: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対し答弁を求めます。大川環境経済部長。 116: ◯番外【環境経済部長 大川 修君】  給付金の概要とスケジュールについてのご質問でございます。  まず、概要についてでございますが、基本的な考え方は、第1弾、第2弾と同様に、新型コロナウイルス感染症の影響を受け売上げが20%以上減少した事業者のうち、国、県が実施する他の支援金等の対象となる事業者を除き、町内に事業所を有する個人事業主を含めた中小企業事業者、営農者を対象として、1事業者当たり区分ごとに10万円から30万円の給付金を支給していきたいと考えてございます。  これまでの給付金との違いにつきましては、具体的には国が実施しております一時支援金と県で実施しております協力金の対象となる事業所については、町の支給対象から外すとともに、国、県の対象とならない事業所につきましては、50%以上の売上げの減少があっても給付金の支給対象とすることで、新型コロナウイルス感染症の影響を受けた全ての中小企業の事業所を対象としてまいりたいと考えております。  次に、スケジュールについてでございますが、議決後、早速準備に取りかかり、早ければ4月中下旬より受付を開始してまいりたいと考えております。また、申請期間は2か月程度を予定しており、6月下旬までには終了したいと考えております。  最後に、事業所に対する周知についてでございますが、これまでの給付金の経験を生かし、周知徹底に努めてまいりたいと考えております。予定といたしましては、給付金の受付開始に合わせて町商工会に対して対象となる会員事業所全てに制度の案内通知の発送の依頼をするとともに、第1弾、第2弾でご申請いただきました事業所に対して案内をさせていただく予定でございます。  また、「広報さむかわ」5月号に制度内容を掲載するとともに、町商工会のホームページでの周知や民間情報紙などにも掲載していきたいと考えております。よろしくお願いいたします。 117: ◯議長【佐藤一夫君】  吉田議員。 118: ◯16番【吉田悟朗君】  ただいま給付金の概要について執行部よりご答弁をいただきました。  新型コロナウイルス感染症の影響に苦しむ町内全ての事業所の皆様に給付金が届けられるよう、しっかりと取り組んでいただきたいと思います。  今回執行部から、緊急経済対策として給付金第3弾の提案をいただきましたが、新型コロナウイルス感染症の影響が出だしてから既に1年が経過しております。町内の多くの事業所は、非常に逼迫した状況にあるということを耳にしております。今後はワクチン接種の開始などによりまして、地域経済に明るい兆しが戻ってくることを願っているばかりではございますが、まだしばらくは行政の手厚い支援が必要であるとも考えているところであります。  我々会派さむかわ自民党といたしましても、政権与党である立場といたしまして、国に対して地方の実情をしっかりと伝えてまいりますが、この先、事業者の方々から様々な提案や要望が寄せられると思いますので、町に対しては、地域経済の回復に向けた実状の把握と事業者ニーズを捉えた施策の実現を引き続き要望してまいります。  それでは、3回目の質問となりますが、今回の補正予算では、事業継続緊急支援給付金として7,000万円を超える予算を計上しております。これまでの執行残を含めますと、事務経費を除く給付金の予算額が1億6,500万円ほどとなっております。これまでの給付金の給付実績額が、第1弾については約2,000万円、第2弾については約4,000万円であったことを考えると、ここまでの予算額が本当に必要であるのかというところが少し疑問に感じられますが、最後に、執行部は見解をどのように持っているのかお考えをお尋ねいたします。 119: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対し答弁を求めます。大川環境経済部長。 120: ◯番外【環境経済部長 大川 修君】  給付金予算額の妥当性についてのご質問でございます。  今回の給付金第3弾では、対象月を1月から3月のいずれかの一月を対象としておりますが、第1弾では、2月から4月の三月の平均、第2弾では、延長に伴う5月を対象としておりましたので、対象の範囲が大きく違ってございます。また予算計上につきましては、地域の金融機関の景気動向レポートなどを参考としており、給付金の対象である1月から3月期については、ほぼ全業種で景気が落ち込んでいると言われていることから、申請件数を全事業所数のおよそ3分の1程度と見込んでおります。  なお、今回のような給付金事業は、全国各地で緊急経済対策として実施されておりますが、国や県をはじめ全国の地方自治体におきましても、予算計上については苦慮している状況がうかがえ、多くの経済対策事業で補正対応がされております。  そうした状況を踏まえ、町といたしましては、緊急経済対策として実施する給付金制度であることからも、スピード感を持って支給をすることが重要であることから、十分な予算措置をお願いさせていただいております。よろしくお願いいたします。 121: ◯議長【佐藤一夫君】  他に質疑はありませんか。太田議員。             〔17番(太田真奈美君)質問席へ移動〕 122: ◯17番【太田真奈美君】  それでは、1点質問させていただきたいと思います。14ページ、15ページの歳出になります。民生費の児童福祉総務費で、新型コロナウイルス感染症対策事業費が計上されました。先ほどの企画部長のお話では、出産お祝いパッケージというようなお話でしたけれども、その取組の内容について、具体的にどのように取り組むのか、また1万1,880円という金額が先ほど説明の中にありましたけれども、対象者についてはどのように考えられているのか、詳しくお聞かせいただければと思います。 123: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対し答弁を求めます。伊藤健康子ども部長。 124: ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】  それでは、取組の内容、また対象者についてとのご質問にお答えさせていただきます。  妊婦の皆さんにとりましては、平常時でも体調に気をつけて過ごさなければならない中で、いつ収束するのかも見通せないコロナ禍の中で、心身ともに不安を抱えた日々が続いていると拝察しております。
     今回計上させていただきました内容については、こうした厳しい状況の中での妊娠期間を経て無事出産に至ったご家族に対する敬意と感謝の気持ちとコロナ感染防止対策徹底の願いを込めまして、『「高座」のこころ。』の優しさと温かさを具現化した出産応援パッケージを配布させていただくものでございます。  具体的には、外出時の感染予防に欠かせないマスクとマスクケース、それに育児関連商品カタログに町長からのお祝いメッセージを添えてお配りしたいと考えております。また、対象者の考えでございますが、昨年実施された国の特別定額給付金の基準日より後に出生したお子様を対象にしたいと考え、令和2年4月28日以後今年度末までに出生したお子様として約320人を見込んでございます。その保護者に対しまして、マスクは7枚入りのものを1つと抗菌マスクケースを1つ、育児用品カタログは、出生したお子様1人に対して1冊を町長のお祝いメッセージとともにお配りする考えでございます。  実際の執行に当たりましては、繰越明許ということで4月に入ってから事務執行するわけですが、対象者宛てに取組の通知と合わせて申請書をお送りし、希望者には同封する返信用封筒により申請書をご提出いただきます。配布する物品の手配ができ次第、希望者宛てに受け取りの確認ができる形での送付を予定してございます。  以上です。 125: ◯議長【佐藤一夫君】  太田議員。 126: ◯17番【太田真奈美君】  詳しく説明していただきました。320名が対象ということで、4月28日以降に生まれたお子さんの親御さんが対象ということで、マスクとマスクケース、そして育児用のカタログと町長のメッセージが込められたものが配布されるということでございます。  昨年9月の一般質問の中で、子育てしやすいまちと言いながらも、このコロナ禍の中で出産を迎えられる子育て世代の皆様には、なかなか政策としてなかった中で、ベビーパッケージについて質問させていただいたところです。アフターコロナも含めたこれからの厳しい時代に出産を決めたご家庭やこれから生まれてくる新生児に対して、敬意、そして感謝を示すことが、先ほどもご答弁いただきましたけれども、『「高座」のこころ。』、また優しさ、温かさ、こういうことにつながるのではないかということで、支援策を講じるべきではないかというように、昨年9月の一般質問でさせていただいたところですが、今回この取組の発想というか、きっかけになったものはどういったところにあるのか、お聞かせいただきたいと思います。  また、育児カタログの中身について、どのような内容が含まれているのか、現時点で決まっているようであればお聞かせいただけますでしょうか。 127: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対し答弁を求めます。伊藤健康子ども部長。 128: ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】  それでは、今回の取組の発想、またカタログの内容についてのご質問にお答えさせていただきます。  この取組につきましては、本年1月8日に2度目の緊急事態宣言が発令され、その後2回の期限延長がなされたことを踏まえまして、継続する新型コロナウイルス感染症の脅威により、里帰り出産ができなかったり、立会出産が制限されたりという状況で、平常時以上に不安や心配が多い妊娠期間を無事に終え、出産に至ったことに対しまして、町として何らかの形で敬意と感謝の思いを表せないだろうかということで、出産応援パッケージとして形にしたものでございます。  昨年、先ほど議員がおっしゃいましたように、9月会議での一般質問を受けまして検討はしてございました。やはり2度目の緊急事態宣言の発出が、このタイミングで取り組むこととした1つのきっかけとなっていることは事実でございます。  緊急事態宣言そのものは既に解除されましたが、新型コロナウイルス感染症の脅威につきましては、いまだ消えたわけではございません。その中で、出産なさったことへの敬意、感謝を町として形にすることで、先ほど来申し上げているとおり、『「高座」のこころ。』の優しさ、温かさをお伝えしたいと思ってございます。  カタログの内容についてでございますけれども、ゼロ歳から3歳くらいまでを対象としまして、また子育ての様々なシーンを想定した物品や、利用場所が限定はされますけれども、利用券や家事代行などのサービス提供が盛り込まれております。一例を申し上げますと、物品では、乳幼児の肌着やパジャマ、おくるみなどの衣類や月齢に合わせましたおもちゃや絵本、幼児用の食器セットやテーブルチェアなどの育児用品、また、鍋やトースターなどの調理器具、収納ラックなどの生活グッズなどがございます。また、先ほど申し上げました家事代行のほかに、ヨガスタジオの受講など、主に母親のリフレッシュのために利用できるサービスやショッピングモールにあるボールパーク等の室内遊び場の利用券やテーマパーク入場券など子ども向けサービス、家族写真や子ども写真などの家族向けサービスなどが物品以外の選択として用意してございます。  以上です。 129: ◯議長【佐藤一夫君】  太田議員。 130: ◯17番【太田真奈美君】  分かりました。昨年から検討していただきながら、2度にわたる延長の2回目の緊急事態宣言を受けて、このタイミングでというようなご答弁だったかと思います。このタイミングで産前産後、本当に大変な思いをされている子育て世代の皆様が、不安なく、また、生まれたお子さんに対して、町が本当にもろ手を挙げて喜んで、この町で子育てしてほしいという、そういった思いをしっかりと町長のメッセージの中にも入れていただきたいなと思います。  カタログは様々入っておりました。家事代行、またヨガ、お母さんに対しての支援の内容も組み込まれているということで、私もこれまで産前産後のお母さんに対しての家事、育児支援を訴えてまいりましたので、ぜひとも多くの皆さんにまたご利用いただければなと思いますし、これを入れていただけたことにまずは評価してまいりたいなと思います。  カタログの件については、これで結構です。  先ほども言いましたけれども、2度の緊急事態宣言は、『「高座」のこころ。』を伝えるより良い取組だと思っております。予算が繰越明許となっておりますので、対象となるのは、令和2年度分ということですけれども、4月28日から年度末明日までに生まれたお子さんかなとは思いますけれども、4月以降もコロナの状況は続いていくということは明らかかなと考えております。また、今後新型コロナワクチンが進んで、その効果が現れて、コロナも収束を迎えていくとは思いますけれども、そうした中で、時限的に出産応援パッケージをやっていくのか、それとも継続的にこれを寒川町の新規事業として取り組んでいくおつもりがあるのか、どのようにお考えになっているのかお聞かせいただきたいなと思います。  コロナが収束しても、生まれてくる新生児、または出産に対する、先ほど来からご答弁にもありました感謝、また敬意を示していくということは、『「高座」のこころ。』、また優しさ、温かさが伝わっていくと思いますけれども、その辺についても、どのようにお考えになっているかお聞かせいただけますでしょうか。 131: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対し答弁を求めます。伊藤健康子ども部長。 132: ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】  それでは、今後どのような形で継続するのかどうかという趣旨のご質問だと思います。  議員のおっしゃいますように、4月以降も新型コロナウイルスの脅威はしばらく継続していくだろうと思ってございます。今回の出産応援パッケージは、確かに緊急事態宣言が発出されたことをきっかけとして取り組んだところではございますが、取組の趣旨は、このコロナ禍、あるいは今後のアフターコロナという厳しい状況の中で、出産し、子どもを育てていく決意や生まれてきてくれたことに対する敬意と感謝を表すことだと考えております。決してコロナ禍での限定的な取組とは考えておりません。9月会議の一般質問でも町長がご答弁申し上げましたように、4月からの新しい総合計画の下で、これからの町が目指す「つながる力で新化するまち」を具体化するものの1つとして捉えてございます。そのような意味で、年度が替わったところで区切るということではなく、継続していくべき取組であると考えております。  なお、令和3年度以降に継続する取組に対する予算措置につきましては、当初予算には計上しておりませんが、予算特別委員会の冒頭に企画部長がご説明申し上げましたように、コロナ感染症の状況や人数等の見込みに不確定要素があることから、その時点での国や県、他市町村等の状況を踏まえながら、改めて予算を積算し、補正予算も視野に入れ、対応を進めてまいりたいと思ってございます。  以上です。 133: ◯議長【佐藤一夫君】  他に質疑はありませんか。杉崎議員。              〔14番(杉崎隆之君)質問席へ移動〕 134: ◯14番【杉崎隆之君】  今回の補正予算の内容につきましては、部長からの説明、そして今、同僚議員からの質疑の中で明らかになりましたので、大体理解させていただきました。  私からは、国からの臨時交付金について、確認も含めて質問させていただきたいと思いますが、補正予算書の歳入、12から13ページ、15款2項1目総務費国庫補助金の新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用についてお伺いさせていただきたいと思います。  この補助金につきましては、先ほど企画部長から説明のあったとおり、地方公共団体の実情に応じてきめ細やかに必要な事業を実施できるものであると、コロナワクチン接種への充当も可能となっているということであります。ワクチン接種に対する財源は全額国の負担とする考えの下、既に9号補正で国庫が充てられているということから、我が町に交付される地方創生臨時交付金は、コロナ関係予算に充当していないと考えてよろしいか、お伺いいたします。 135: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対し答弁を求めます。深澤企画部長。 136: ◯番外【企画部長 深澤文武君】  コロナワクチン接種にかかる国の補助金につきましては、令和2年度一般会計予算(第9号)で既に議決を賜っているところでありますが、歳入としては、新型コロナウイルス感染症対策費国庫負担金及び同補助金の合計額で申し上げますと、3億3,666万7,000円に対しまして、歳出については、事業費合計で3億2,323万円となります。こちらの差額分1,343万7,000円につきましては、9号補正予算の議決前に予備費を活用した部分に充当しているものでございます。よって、ワクチン接種にかかる事業費には、新型コロナウイルス感染症対策費国庫負担金、それと同国庫補助金のみで対応しておりまして、お尋ねの新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金をはじめ、他の財源の充当はしていないものでございます。  以上です。 137: ◯議長【佐藤一夫君】  杉崎議員。 138: ◯14番【杉崎隆之君】  地方創生臨時交付金の充当はないという答弁がございました。  そこで確認させていただきたいんですが、令和2年度一般会計補正予算(第9号)において、予算説明の中で、ワクチン接種に対応するコールセンターの設置、これにかかる予約相談受付業務委託として約2,999万円が計上されましたが、この委託の中で、コールセンターに電話予約、または相談する電話料金は誰が負担しているのか、また誰が負担すべきものなのかお伺いいたします。 139: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対し答弁を求めます。伊藤健康子ども部長。 140: ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】  ワクチン接種にコールセンターにつきましては、3月1日よりお問合せや接種相談のために開設、設置いたしております。今後接種が始まります。その前に接種券がお手元に届いた後には、予約の受付を行ってまいります。このコールセンターへのお問合せをした場合は、電話料金の負担はご本人の負担となってございます。なお、コロナワクチン接種にかかる費用は、国からの負担金及び補助金にて行っているところでございます。よって、この負担については国が行うべきであると、このように認識してございます。 141: ◯議長【佐藤一夫君】  杉崎議員。 142: ◯14番【杉崎隆之君】  今、健康子ども部長から答弁がありましたけども、ワクチン接種は国策であり、本来であれば個人が負担すべきものではないと考えます。こうした考えの下、コールセンターの電話連絡については、フリーダイヤル等を活用するなど、個人負担がない形で行うべきではないかなと私は考えます。仮にコロナワクチン接種にかかる国庫補助金等に不足が生じるのであれば、市町村の実情に応じて活用できる地方創生臨時交付金を充当すればいいのではないでしょうか。  いずれにしてもワクチン接種に対して個人負担が生じないよう、必要に応じて臨時交付金を活用し、コールセンターへの予約相談受付業務委託の内容を至急確認した上で、見直すべきは見直していただきたいと思いますが、町内にチラシも配布されてしまいました。そのチラシの中にも全額公費、自己負担はありませんと載っておりますし、ぜひ自己負担がないような形のフリーダイヤル等を活用した相談、また接種の予約をしていただきたいなと思います。特にラインも今後予約システムがどうなるか、まだ不透明な中で、特にご高齢の方々からの電話も多数あろうかと思いますし、ただ、先ほども言ったように、配布されていますので、番号も載っていますが、それが混乱を生じないような形で、利用者に負担がかからないようなフリーダイヤルのようなことをぜひ行っていただきたいと思いますが、最後に町の見解をお伺いいたします。 143: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの質疑に対し答弁を求めます。伊藤健康子ども部長。 144: ◯番外【健康子ども部長 伊藤 研君】  先ほどご答弁申し上げましたように、新型コロナウイルス感染症対策費国庫補助金を今現在用いてコールセンターを設置し、委託業務を開始してございます。  現在におきましては、コールセンターへの通話料は050から始まる、いわゆるIP電話を用いまして、3分12円程度と問い合わせた方に対して負担が生じているところでございます。今後接種が始まり、まずは高齢者からということになってまいりますと、今、議員ご指摘いただいたように、時間がかかるような通話というものが想定されるところでございます。  また、提案のあった臨時交付金の活用につきましては、現段階においてはなかなか難しいと考えているところでございますが、コールセンターの委託内容を今後精査し、負担軽減、または無料につながるようにしっかりと努力して検討してまいりたいと思ってございますので、どうかご理解をいただけますよう、よろしくお願い申し上げます。 145: ◯議長【佐藤一夫君】  他に質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 146: ◯議長【佐藤一夫君】  これをもって質疑を終結いたします。 147: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第21号については、会議規則第35条第3項の規定により、委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 148: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、議案第21号は委員会の付託を省略することに決しました。  暫時休憩いたします。                  午後2時36分 休憩    ──────────────────────────────────────                  午後3時15分 再開 149: ◯議長【佐藤一夫君】  休憩を解いて会議を再開いたします。 150: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第21号、令和2年度寒川町一般会計補正予算(第11号)の討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 151: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第21号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案を原案のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 152: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 153: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決されました。 154: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。文教福祉常任委員会委員長より、議案第20号、寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正についての審査報告書が提出されましたので、これを日程に追加し、議題としたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 155: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議なしと認めます。よって、議案第20号を日程に追加し、追加日程第1として議題とすることに決定いたしました。    ──────────────────────────────────────      追加日程第1 議案第20 寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育                   事業の運営に関する基準を定める条例の一部改                   正について 156: ◯議長【佐藤一夫君】  追加日程第1議案第20「寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正について」を議題といたします。  本案に関し委員長の報告を求めます。文教福祉常任委員長、岸本委員長。             〔文教福祉常任委員長(岸本 優君)登壇〕 157: ◯文教福祉常任委員長【岸本 優君】  ただいま議題となりました文教福祉常任委員会の審査報告をいたします。  本委員会は、3月30日に付託されました議案を審査の結果、次のとおり決定したので、会議規則第71条の規定により報告いたします。  議案第20号、寒川町特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例の一部改正については、審査の結果、原案可決であります。  それでは、議案第20号の審査概要につきまして報告いたします。  本案は、子ども・子育て支援法の一部改正に伴い、条文の整理を図るため提案されたものであります。  審査の中では、子育て支援法の改正内容についての質疑がありました。質疑の後の討論はありませんでした。採決の結果、全会一致で可決されました。  以上で、審査報告を終わります。 158: ◯議長【佐藤一夫君】  ただいまの委員長の報告に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。                  (「なし」の声あり) 159: ◯議長【佐藤一夫君】  質疑なしと認めます。 160: ◯議長【佐藤一夫君】  これより討論に入ります。討論の通告がありませんので、討論なしと認めます。 161: ◯議長【佐藤一夫君】  これより議案第20号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案に対する委員長の報告は可決であります。本案を委員長の報告のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。                (採決システムによる採決) 162: ◯議長【佐藤一夫君】  採決を確定いたします。                  (採決結果を表示) 163: ◯議長【佐藤一夫君】  賛成全員であります。よって、議案第20号は原案のとおり可決されました。    ──────────────────────────────────────      日程第19 常任委員会及び特別委員会の所管事務調査について 164: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第19「常任委員会及び特別委員会の所管事務調査について」を議題といたします。 165: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。常任委員会、議会運営委員会及び特別委員会の所管事務調査については、各委員会から、令和3年度中に所管に関する事務について先進市町等の状況を調査したい旨の申出があります。よって、所管事務調査については、各委員会において調査の時期、調査地など協議の上、会議規則第67条の規定により、議長の承認の下に実施することにいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 166: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、所管事務調査については、各委員会において調査の時期、調査地など協議の上、会議規則第67条の規定により、議長の承認の下に実施することに決しました。    ──────────────────────────────────────      日程第20 議員派遣について 167: ◯議長【佐藤一夫君】  日程第20「議員派遣について」を議題といたします。 168: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。議員派遣については、会議規則第117条の規定により、お手元にお示しのとおり決定することにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり)
    169: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、お示しのとおり決しました。  なお、ただいま議決されました事項について変更が生じた場合には、議長にご一任願いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 170: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、変更が生じた場合は、議長に一任させていただきます。  これをもって、3月会議に付議された案件の審議は全て終了いたしました。 171: ◯議長【佐藤一夫君】  お諮りいたします。次回の会議は、明日3月31日午後2時に開きたいと思いますが、これにご異議ありませんか。                 (「異議なし」の声あり) 172: ◯議長【佐藤一夫君】  ご異議ないものと認めます。よって、次回の会議は、明日3月31日午後2時に開くことに決しました。  それでは、以上をもって令和3年寒川町議会第2回定例会3月会議を散会といたします。大変ご苦労さまでございました。                  午後3時23分 散会 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━         地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。              寒川町議会 議  長   佐 藤 一 夫                同   署名議員   小 泉 秀 輔                同   署名議員   茂 内 久 代 発言が指定されていません。 © Samukawa Town, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...