2ページ、3ページをお開きください。第1表歳入歳出予算補正であります。まず、歳入でございます。
歳入につきましては、13款国庫支出金及び20款町債において、それぞれ補正額の欄に記載の額を追加し、補正後の歳入総額を153億1,648万5,000円とするものでございます。
4ページ、5ページをお開きください。歳出につきましては、10款教育費において、補正額の欄に記載の額を追加し、補正後の歳出総額を歳入同様153億1,648万5,000円とするものでございます。
6ページ、7ページをお開きください。次に、第2表繰越明許費でございます。
教育費につきましては、小学校施設改修事業費において、来年度予定しておりました町内5小学校の普通教室等への空調機設置工事につきまして、本年度、国の第1号補正予算に対応し、本年度中の契約、来年度の1学期中の竣工を予定していることから、繰越明許費を設定するものでございます。
次に、第3表地方債補正の追加でございます。
小学校施設改修事業につきましては、第2表繰越明許費でもご説明申し上げました町内5小学校の普通教室等への空調機設置工事に伴い、その財源として6億2,150万円の起債額を追加するものでございます。
12ページ、13ページをお開きください。歳入でございます。
初めに、13款国庫支出金2項国庫補助金5目教育費国庫補助金につきましては、災害とも言えることしの猛暑を受け、臨時特例的な補助制度として国において新たに創設されたブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金を活用した町内5小学校の普通教室等への空調機設置工事の実施に伴う追加でございます。
次に、20款1項町債4目教育債につきましても、第3表地方債補正の追加でご説明申し上げました町内5小学校の普通教室等への空調機設置工事にかかる小学校施設改修事業債の追加でございます。
なお、当該教育債につきましては、国の補正予算に伴う補正予算債となることから、総事業費から国庫補助金を除した後の額の全額を起債対象とするものでございます。
14、15ページをお開きください。歳出でございます。
10款教育費2項小学校費1目学校管理費につきましては、町内5小学校の普通教室等への空調機設置工事にかかる工事管理委託料及び工事請負費について、それぞれ起債の額を追加するものでございます。
以上で説明を終了いたします。よろしくお願い申し上げます。
7:
◯議長【
太田真奈美君】 暫時休憩いたします。再開は14時10分から行います。
午後1時37分 休憩
──────────────────────────────────────
午後2時10分 再開
8:
◯議長【
太田真奈美君】 休憩を解いて会議を再開いたします。
休憩前に提案説明のありました議案第54号、平成30年度寒川町一般会計補正予算(第3号)の質疑に入ります。質疑はありませんか。黒沢議員。
9: ◯16番【
黒沢善行君】 それでは、質問させていただきたいと思います。
今回の補正予算につきましては、国で、学校関係のブロック塀、また空調設備に関する補正予算がついたということで、我が町では来年度予定していた小学校への空調設備を前倒しして、ここで補正予算を組んだと理解いたしました。
国の補正予算に対応して、スピード感を持って対応したことにつきましては、評価をしたいと思いますけれども、これまで学校の施設改善につきましては、学校施設環境改善交付金というのがあったかと思いますけれども、今回のブロック塀・冷房設備対応臨時特例交付金と大きく違う点はどのようなことがあるのか、まずお聞きしたいと思います。
10:
◯議長【
太田真奈美君】 古谷
教育次長。
11:
◯番外【
教育次長 古谷雅洋君】 今回の臨時特例交付金でございますが、6月18日に発生いたしました大阪府北部地震による学校のブロック塀倒壊事案やこの夏の災害とも言える猛暑に起因する健康被害の発生状況を踏まえ、早期に子どもたちの安全と健康を守るため、公立学校における倒壊の危険性のあるブロック塀の安全対策や熱中症対策としての空調設備の整備を推進するため、新たに創設される国庫補助金でありまして、ブロック塀の安全対策と熱中症対策としての空調整備の2点に特化した交付金となってございます。
特徴といたしましては、翌年度への繰り越しは可能でございますが、平成30年度限りのものとなってございます。補助率は、従来の制度と同じ3分の1となってございますが、普通交付税不交付によるかさ下げはございません。また、起債充当率は100%で、その元利償還金の交付税算入率は60%となってございます。
以上です。
12:
◯議長【
太田真奈美君】 黒沢議員。
13: ◯16番【
黒沢善行君】 ただいま説明の中で、補助率は3分の1であるというお話でございました。交付税があるなしにかかわらず3分の1ということが、うちは不利益はこうむっていないとは思いますけれども、今回総額が6億6,500万円、しかしながら、補助金として国から交付される部分については4,350万円となっておりますけども、補助率3分の1から考えると、補助額が非常に少ないなと感じてしまうわけですけども、これはどのような算定によって国からの補助額が決定されているんでしょうか。
14:
◯議長【
太田真奈美君】 古谷
教育次長。
15:
◯番外【
教育次長 古谷雅洋君】 今回の空調機設置工事に関しましては、普通教室のみではなく、特別教室等にも設置したいと考えてございます。
しかしながら、今回のこの交付金につきましては、普通教室を最優先するとのことから、設置する普通教室の床面積をベースに計算してございます。床面積に国が定めた単価平米当たり2万3,700円を乗じて補助対象額を求め、さらに補助率3分の1を掛けて求めた金額となってございます。
以上です。
16:
◯議長【
太田真奈美君】 黒沢議員。
17: ◯16番【
黒沢善行君】 今、基準の平米単価は、国で出したものが2万3,700円、これの3分の1ですよということなので、この金額になるということで理解はしますけども、この基準額がどうかなという部分は、別の話になるかなと思いますので、その話は置いておいて、算定の額については理解いたしました。
ただ、先ほど深澤部長の最初の説明の中で、来年1学期中の竣工を目指しますというお話がありました。そうなると、当然1学期中の学校が開校している間ですとか、子どもたちが授業をしている間も含まれてくるとは思いますけれども、今後の具体的な工程といいますか、スケジュール、その辺をお知らせいただきたいのと、児童や学校に対しての影響はないのかというところを確認させていただきたいと思います。
18:
◯議長【
太田真奈美君】 古谷
教育次長。
19:
◯番外【
教育次長 古谷雅洋君】 今後のスケジュールということで、あくまでも予定ということになりますが、本日議決をいただきましたら早速発注準備に入ります。
なお、今回の工事契約につきましては、1件当たりの契約金額が5,000万円以上になることが想定されます。その場合は、2月の後半に工事の仮契約を、その後、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条に基づき、議会の議決に付すこととなります。
議決をいただいた後に本契約を結び、工事準備を経て3月末の春休みから着工、ゴールデンウイーク等を有効に活用しながら工事を進め、6月末には現場での竣工を目指すということになります。
なお、室外機や室内機の取りつけにつきましては、土曜日、日曜日、放課後などを利用して、極力児童のいない日にちや時間帯ごとに少しずつ作業を進める予定でございます。
しかしながら、場合によっては、やむを得ず児童のいる時間帯での作業も発生する可能性もございます。この点につきましては、学校側とも十分に調整し、児童最優先としつつ、かつ工期内の完成を図ってまいりたいと考えてございます。
以上です。
20:
◯議長【
太田真奈美君】 他に質疑はございませんか。岸本議員。
21: ◯14番【岸本 優君】 今説明があった中で、いろいろと明らかになってきましたが、私は、まずは工事内容について改めてお聞きしたいと思います。
さきに実施いたしました平成29年度の中学校普通教室への設置が終わった際には、知り合いのお子さんから、本当に暑くなくなって涼しい中で勉強できてよかったとか、また、親御さんから冗談交じりで、これで暑さを理由に勉強できない、しないなんて言わせないよなんていうことも直接伺っておりまして、大変町民の方が喜んでいるところでございますが、今回のことについても、そのような声が大きく聞こえるんじゃないのかなということを期待しております。
その中で、今回どのような工事内容になるのか、また、前回の中学校の設置を踏まえて、何か工夫した点、また反省点があったら、それを踏まえてどう改善したのか等をお聞きしたいと思います。
22:
◯議長【
太田真奈美君】 古谷
教育次長。
23:
◯番外【
教育次長 古谷雅洋君】 工事内容といたしましては、大きく分けて電気設備と機械設備の工事になります。
電気設備は、既存の受変電設備であるキュービクルを今回の空調機設置に伴う電力使用料の増加に耐え得る容量のものに更新するとともに、各教室への配線などを行うものでございます。
機械設備は、各教室に空調機の設置や室外機の設置、配管工事等となります。中学校の工事の際は、夏休み期間中という限られた中での設置となり、それなりの工夫をしたわけでございますが、今回はさらに1学期中の工事という制約の中で実施するため、もう一工夫必要となってまいります。
空調機装置につきましては中学校と同様で、室内機の形状としては、一部小さな教室を除き、基本的には中学校と同様に天つり型と申しまして、天井に埋め込まないことで工程が少なくて済むものを採用したいと思ってございます。見た目の点では、天井埋め込み型のほうがすぐれてございますが、今後のメンテナンスの点では優位性がありますので、中学校と同様に採用したいと考えてございます。
工事内容につきましては、先ほどスケジュールのところでもご説明いたしましたが、極力、児童のいない日にちと時間帯に可能な限り進めるという工夫をしたいと考えてございます。
以上です。
24:
◯議長【
太田真奈美君】 岸本議員。
25: ◯14番【岸本 優君】 いろいろと工夫をされて、今後のランニングコストの面も考えながらやっていくということでございましたが、先ほどの質疑の中にもありましたが、小学校においては、普通教室のみならず特別教室にも設置を考えているということがわかりましたが、そんな中、中学校も技術家庭科室、そういうところでは暑い中でまだ授業をされているということでございます。しかしながら、小学校においては、特別教室も含めて設置することで、体力的にも、まだまだ弱いお子様にはとてもいいことなのかなと思っています。
そういったことに対して努力された町には、改めて私からも、賛辞といいますか、すばらしいということを述べたいと思いますが、そんな中で普通教室と特別教室の配備となると、相当な数のエアコンが必要でないかと思いますが、そこで、学校ごとの設置教室数はどれぐらいになるのか、また、学校への空調機設置の動向は、今回は全自治体が動くということでございますので、製品の確保等が難しくなるんじゃないかと思いますが、その辺の手配について何か手だてがあるのであれば、それについて伺いたいと思います。
26:
◯議長【
太田真奈美君】 古谷
教育次長。
27:
◯番外【
教育次長 古谷雅洋君】 小学校何教室に設置かというお尋ねでございますが、寒川小学校が34室、一之宮小学校が29室、旭小学校が35室、小谷小学校が27室、南小学校が30室、計155室でございます。
なお、工事の人員や製品の確保など懸念の部分につきましては、文部科学省、経済産業省が連携し、これら課題に対応するとの通知が来てございまして、業界側でも空調機設置を支えていただけることが期待されるところでございます。
また、町といたしましても、できる限り早目に工事内容を告示し、受注の準備ができるよう担当課を中心に庁内が協力し、鋭意準備を進めてまいりたいと考えてございます。
以上です。
28:
◯議長【
太田真奈美君】 岸本議員。
29: ◯14番【岸本 優君】 細かな教室数を確認いたしました。そんな中、今までにないようなスピードでこの事業に取り組んでいるということを改めて感じております。
また、議会といたしましても、このように本会議を開いて、すぐに実施できるようにということで、議会一丸となってこの事業についても応援していきたいと思っています。
そんな中、今回夏休み前にエアコンが設置されるということで、猛暑であれば、小学校のお子様たちが涼しい中、勉強に励む姿が目に浮かぶようで大変うれしく思います。
しかしながら、そこで空調を設置することによって、エアコンの使用料といいますか、電気代といいますか、そのようなものが今までにないように増えると想定いたしますが、どの程度今までと変わるのか、またその財源の当て、確保はされているのか、その点について最後お聞きしたいと思います。
30:
◯議長【
太田真奈美君】 古谷
教育次長。
31:
◯番外【
教育次長 古谷雅洋君】 電気使用料というところでございますが、平成29年度に先行して設置した中学校での実績をもとにした推計となりますが、平成30年度の小学校の電気代の予算が、1,318万円となってございますが、エアコン分としては、この2割程度と見込んでございます。
なお、従来の電気代及び空調機の増に伴う電気代につきましては、現在までの情報では来年度平成31年度からは、冷房施設の電気代を光熱水費に含めた形で、総務省では普通交付税措置を検討中とのことでございます。いずれにいたしましても、一般財源での手当ということになります。
以上です。
32:
◯議長【
太田真奈美君】 他に質疑はありませんか。山田議員。
33: ◯10番【山田政博君】 スケジュールとか、工事内容は大体今前段議員に説明がありましたけど、今回の工事はかなり大きな金額の工事になりますけど、町内業者にやってもらうという、そういう契約のことに関してはどう考えているでしょうか。
34:
◯議長【
太田真奈美君】 深澤
企画部長。
35:
◯番外【
企画部長 深澤文武君】 本予算が通り次第、契約の発注準備に進めていくということになりますが、こちらにつきましては、本町の入札制度に基づいて、寒川町条件付一般競争入札取扱基準の運用措置、こちらに従いましてその区域区分に従って発注していくところでございます。
以上でございます。
36:
◯議長【
太田真奈美君】 他に質疑はございませんか。山蔦議員。
37: ◯5番【山蔦紀一君】 2つぐらい質問させてください。1つは、町債を起債すると金利がいろいろばらついていて、多いときで5%、少ないので2%というばらつきがありますが、今回の起債については、何%ぐらいになると見込んでいられるのかどうか、ここを1つ。
それから、2つ目は、ふるさと納税で歳入が増えた分、たしか私の記憶では、学校の空調だとか、給食に使うという説明があったと思いますが、この基金を使えば金利がほとんどなくなるはずなんですが、それを検討したかどうか、この2つについてお聞きしたいと思います。
38:
◯議長【
太田真奈美君】 深澤
企画部長。
39:
◯番外【
企画部長 深澤文武君】 こちらは、まだ償還シミュレーションという形でございますけど、実際の借り入れの申し込みをしておりませんので、金利の確定はできませんが、シミュレーション上は0.5%を見込んでございます。基本的にはその対象物の償還期間につきましては、償却年数に応じての借り入れになりますので、0.5%というところでございます。また、ふるさと納税の活用でございますが、こちらについては、平成31年度を目途として達成していこうということの中でふるさと納税の活用を考えておりましたが、国の1次補正によりまして平成30年度対応ということになります。こちらについては補正予算債が100%ということですので、先ほど申し上げました0.5%という低金利で対応できるという中、また交付税の算入が補正予算債60%と、通常よりも高い算入率という中で、ふるさと納税を活用せずに起債で対応するものでございます。
以上でございます。
40:
◯議長【
太田真奈美君】 他に質疑はありませんか。関口議員。
41: ◯17番【関口光男君】 1点だけ聞かせてください。今回も起債を受けることができたというお話で、6億1,200万円ぐらいの起債をするわけですけども、町長がよく言われる、財政が非常に厳しい状況の中で、どうしても起債がここ数年多くなってきているかなと。また、これから先の施設再編だとか、いろんな学校給食のことにしても、また町営プール云々、こういう話も今出ていますけども、こういったことにしても、起債という声がまたこれからも上がってくるのではないかなと思います。そういったことを考えると、起債というものに対してもう1度しっかりとした考えを持たなければいけないのかなということで、きょうは質問させていただきたいと思うんですが、起債といえどもローンが組めたというだけのことで、借金ですから、その辺の捉え方をしっかりしていかないと、これからの財政圧迫にもつながるということも懸念されると思います。
そういったことを踏まえて、起債をするには、今、部長から答弁がありましたように、いろんな意味での有利点もありますし、それから、一度に6億5,000万円払わなくても、今回6億5,000万円ですから何年起債になるか、多分5年ぐらいの起債なのかなと思いますけども、そういったことを考えていったときに、どういうところに有利点があって、どういう効果があって、これから先のことを考えていったときに、どうしても金利の安いところ、また、いろんな情報をもらいながら、利用しながら起こしていく返済の仕方というものを決めていくわけですけども、そういったことを考えたときに、町の考え方として、この事業についてはこういう起債をしようと、本来ならば、財政が圧迫されないで財政豊かなときには一括返済できていたものもあったと思うんですよ。だけど、これから先のことを考えたら、どうしてもこういうパターンにならざるを得ないだろうということを考えたときに、町の事業展開の中で起債をする基準みたいなものがありましたら、この辺について、例えば選んでいく、選び方、これは起債をしよう、これは一括返済でいこうということも含めて、何かしらの方向性が町になければ私はならないと思うんですが、それについての見解をいただけますか。
42:
◯議長【
太田真奈美君】 深澤
企画部長。
43:
◯番外【
企画部長 深澤文武君】 今回の起債につきましては、まず、考え方として2つ、酷暑の中で子どもたちに対して手当していくという早急な対応が必要であったという点、それに対する資金手当をどうするかという点と、あと、先ほど議員からご指摘のとおり、あくまでこれは補正予算債といっても、交付税算入されても結果的には不交付である我々本町としては、借金にかわりはないという中で、償還としてはそんなに長くはありませんが、財政計画の範囲の中でおさまるかどうか、それと財政健全化指標がございますので、健全化指標の中で対応が可能なのかどうか、そういった観点に基づいて起債を組んでいきたいと考えてございます。起債につきましては、世代間公平負担という原則がございますので、その範囲の中で適正な借り入れを行っていければと考えてございます。
以上でございます。
44:
◯議長【
太田真奈美君】 関口議員。
45: ◯17番【関口光男君】 そうですか、非常にさっぱり。基本的に財政需要であったり、いろんなことの中での難しい算定の仕方や何やらいろいろあったりということもあると思うんですけども、いずれにしても、基本的には借金を起こすわけですから、そういったことを考えたときに、じゃ、金額的にそんなことは当たり前のこととして一括返済で、これは、一括返済といったらおかしいけども、きちっとした形でローンを組まずに払おう、起債せずに払っていこうという、こういうこともできると思いますし、それから、そうでない長期にお願いするとか、また今回の例えば説明いただいていますけども、町営プールについては、企業庁のこういったものを使っていこうとか、こういう形で、その都度その都度起きたものについての対応をしていくという答弁のような気がするんですが、いずれにしても、これから先の本当に厳しくなっていく財政状況を考えていったときに、どういう形で起こしていくかというものも、現段階でいろんな算定の仕方の中で考えていく、返済の仕方を考えていく、こういう部分を、ある意味でいうと、そのときその年代によって変化してくるということであるならば、町の方向性というのはなかなか出しにくいということもあると思うんですけども、一定の考え方として、こういった形でいけないかとか、こういう形で持っていこうじゃないかという何らかの方向性というものは出せないものなのか、また、こういったことでもって財政を動かしていく、そういうことというのは、ある意味でいうと、この事業についてはこうすると、町ががちっと固めたやり方ではできない、そういう部長の先ほどの話のような気がするんですが、我々の捉え方としても、町として一本化して、こういう形でもって起債をしようという、この事業についてはこういう形で起債をしようという、そういう方向性というものはなかなか示しにくいんだという捉え方をしていけばいいんでしょうかね。
要はこれから先の、先ほども言いましたように、いろんな形での事業展開が行われる中で、こういった話がさらに出てくるだろうという気がしますので、そういったことを踏まえての見解をいただけたらなと、こう思いますので、よろしくお願いいたします。
46:
◯議長【
太田真奈美君】 深澤
企画部長。
47:
◯番外【
企画部長 深澤文武君】 もしかしたら、ご質問の真意がとり切れていないのかもしれませんが、町といたしましては、先ほど申した財政の健全化の範囲の中でございますけども、事業の
選択の中で優先順位というのはやはりあると思います。町として優先する施策、そういったものについて積極的に展開するための資金手当として、起債はメニューがございますので、全て不足部分について借りるということではありませんので、そのメニューに従って借りられるものについては借りていくというところでございます。
ただ、同じ起債でも、今回のような補正対応だとか、そういったものは、その時々、国の政策によって優位性がございます。そうしたものについては、何年度を予定していたというところ、その辺は柔軟に対応して、前倒し、後ろ延ばし、いろいろあろうかとは思いますが、より有利な起債、借り入れ等に転換できるような形で事業の見直し等を進めていくことで、基本的にはそれだけの資金手当を町として対応できるものとしていきたいとは考えてございます。
よって、明確にきょうこの段階でこういった形のものは借りますということは、なかなか申し上げにくいところはありますが、基本的には都市基盤等のハード整備については、償還年数が長いことになりますので使用する期間が長いですから、そういったものだとか、あと、公共施設の再編が控えていますので、そういったものについても活用していきたいとは考えてございます。
以上でございます。
48:
◯議長【
太田真奈美君】 他に質疑等はありませんか。
(「なし」の声あり)
49:
◯議長【
太田真奈美君】 ないようなので、これをもって質疑を終結いたします。
50:
◯議長【
太田真奈美君】 お諮りいたします。ただいま議題となっております議案第54号については、会議規則第35条第3項の規定により委員会の付託を省略したいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
51:
◯議長【
太田真奈美君】 ご異議ないものと認めます。よって、議案第54号は委員会の付託を省略することに決しました。
52:
◯議長【
太田真奈美君】 これより討論に入ります。討論はありませんか。
(「なし」の声あり)
53:
◯議長【
太田真奈美君】 討論なしと認めます。
54:
◯議長【
太田真奈美君】 これより議案第54号を採決いたします。参加ボタンを押してください。本案を原案のとおり決することに賛成の議員は白のボタンを、反対の議員は青のボタンを押してください。
(採決システムによる採決)
55:
◯議長【
太田真奈美君】 採決を確定いたします。
(採決結果を表示)
56:
◯議長【
太田真奈美君】 賛成全員であります。よって、よって、本案は原案のとおり可決されました。
以上で、本日の日程は終了いたしました。
57:
◯議長【
太田真奈美君】 お諮りいたします。議事の都合により、あす11月15日から11月26日までの12日間を休会とし、次回の会議は11月27日午前9時に開きたいと思いますが、これにご異議ありませんか。
(「異議なし」の声あり)
58:
◯議長【
太田真奈美君】 ご異議ないものと認めます。よって、11月15日から11月26日までの12日間を休会とし、次回の会議は11月27日午前9時に開くことに決しました。
本日はこれをもって散会いたします。ご苦労さまでした。
午後2時40分 散会
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
地方自治法第123条第2項の規定により、ここに署名する。
寒川町議会 議 長 太 田 真奈美
同 署名議員 佐 藤 一 夫
同 署名議員 横 手 晃
発言が指定されていません。 © Samukawa Town, All rights reserved. ↑ 本文の先頭へ...