綾瀬市議会 > 2011-11-29 >
11月29日-01号

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  1. 綾瀬市議会 2011-11-29
    11月29日-01号


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    平成23年12月定例会綾瀬市議会12月定例会会期日程==============月・日曜日会議事項11・29火議会全員協議会 本会議・補正予算 ・一般議案30水休会 12・1木市民福祉常任委員会 2金経済建設常任委員会・現地調査3土休会 4日休会 5月総務教育常任委員会 6火休会 7水基地対策特別委員会 8木休会 9金休会 10土休会 11日休会 12月本会議・一般質問13火本会議・一般質問議会運営委員会 14水休会 15木休会 16金議会全員協議会 本会議・委員会付託議案委員長報告~採決議会全員協議会 綾瀬市議会12月定例会議事日程(第1号)=================== 平成23年11月29日(火)午前9時開議日程第1        会期決定について日程第2 第44号議案 綾瀬市ふれあいの家条例の一部を改正する条例日程第3 第55号議案 綾瀬市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例日程第4 第48号議案 平成23年度綾瀬市一般会計補正予算(第3号)日程第5 第49号議案 平成23年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)日程第6 第50号議案 平成23年度綾瀬市下水道事業特別会計補正予算(第2号)日程第7 第43号議案 綾瀬市附属機関の設置に関する条例及び綾瀬市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例日程第8 第45号議案 綾瀬市都市公園条例の一部を改正する条例日程第9 第46号議案 綾瀬市体育指導委員条例を廃止する条例日程第10 第47号議案 綾瀬市民スポーツセンター等スポーツ施設に関する条例の一部を改正する条例日程第11 第51号議案 工事請負契約の締結について(平成23年度綾瀬スポーツ公園整備工事(その1))日程第12 第52号議案 海老名市、座間市及び綾瀬市消防通信指令事務協議会の設置に関する協議について日程第13 第53号議案 指定管理者の指定について(綾瀬市障害者自立支援センター)日程第14 第54号議案 市道路線の認定について(R727-2)日程第15 第7号報告 専決処分の報告について(綾瀬市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例)日程第16 第8号報告 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定)日程第17 第9号報告 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定)日程第18 第10号報告 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定)日程第19 第11号報告 専決処分の報告について(損害賠償の額の決定)日程第20 第12号報告 綾瀬市教育委員会の点検・評価結果について ――――――――――――――――――――――――本日の会議に付した事件 日程第1~日程第20の議事日程に同じ ――――――――――――――――――――――――出席議員(21名)  1番   笠間 昇君  2番   橘川佳彦君  3番   武藤俊宏君  4番   内山恵子君  5番   井上賢二君  6番   越川好昭君  7番   森藤紀子君  8番   二見 昇君  9番   比留川政彦君  10番   笠間善晴君  11番   綱嶋洋一君  12番   松澤堅二君  13番   笠間信一郎君  14番   佐竹百里君  15番   上田博之君  16番   松本春男君  17番   青柳 愼君  18番   増田淳一郎君  19番   山田晴義君  20番   出口けい子君  21番   安藤多恵子君 ――――――――――――――――――――――――欠席議員 なし ――――――――――――――――――――――――地方自治法第121条による出席者  市長           笠間城治郎君  副市長          古塩政由君  副市長          高島勝美君  教育長          守矢育夫君  企画部長         馬場 勉君  総務部長         笠間敏男君  福祉部長兼福祉事務所長  安斎幸雄君  健康こども部長      大木保幸君  市民部長         中山利次君  環境部長         山口敬一君  都市経済部長       森山謙治君  インター推進担当部長   渡邊晴樹君  建設部長         比留川正昭君  消防長          橘川利一君  監査事務局長       熊山 茂君  選挙管理委員会事務局長  木村 博君  農業委員会事務局長    曽根隆信君  教育総務部長       見上 久君  参事兼学校教育課長    袴田 毅君  参事兼教育指導課長    西島 晃君  生涯学習部長       新倉博信君  秘書広報課長       坂田秀彦君 ――――――――――――――――――――――――議会事務局出席者  局長           守矢亮三  次長           志村幸弘  議事担当副主幹      赤羽正法  主査           保坂 敦  主事           小室洋史 ―――――――――――――――――――――――― 午前9時01分 開会 ○議長(増田淳一郎君) ただいまの出席議員は21名であります。定足数に達しておりますので、これより平成23年綾瀬市議会12月定例会を開会いたします。 直ちに本日の会議を開きます。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(増田淳一郎君) 本日の議事日程は、お手元に配付したとおりであります。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(増田淳一郎君) 日程に入るに先立ち、諸般の報告をいたします。 諸般報告書と監査結果報告につきましては、お手元に配付してあります印刷物のとおりでありますので御了承願います。 あわせまして、陳情第7号から陳情第10号までの4件が提出されておりますので、本4件は、お手元に配付してあります議案等付託審査一覧表のとおり、陳情第10号は総務教育常任委員会で、陳情第7号から陳情第9号までの3件は市民福祉常任委員会で審査を願いたいと思います。 以上をもって諸般の報告を終わります。 ――――――――――――――――――――――――  諸般報告書  ===== 月 日     報告事件 9.1    議会全員協議会  〃     9月定例会本会議(初日)  〃     議会運営委員会 9.2    議会全員協議会  〃     9月定例会本会議(第2日目) 9.6    市民福祉常任委員会 9.7    経済建設常任委員会 9.8    総務教育常任委員会 9.15    基地対策特別委員会 9.20    9月定例会本会議(第3日目) 9.21    9月定例会本会議(第4日目)  〃     議会運営委員会 9.27    議会運営委員会  〃     議会全員協議会  〃     9月定例会本会議(最終日)  〃     議会報編集委員会 10.5    佐賀県鹿島市議会行政視察来市 10.20    議会全員協議会 10.26    京都府向日市議会行政視察来市  〃     沖縄県豊見城市議会行政視察来市 10.31    議会報編集委員会 11.8~10  総務教育常任委員会行政視察        (福島県田村市、二本松市、福島市) 11.14~16  市民福祉常任委員会行政視察        (高知県高知市、徳島県美馬市、香川県善通寺市) 11.15~17  経済建設常任委員会行政視察        (福岡県糸島市、宮若市、直方市) 11.15    青森県黒石市議会行政視察来市 11.16    広島県大竹市議会行政視察来市 11.17    千葉県習志野市、野田市、柏市、一宮町、長生村議会合同行政視察来市 11.21    市と議会による年末年始の飛行停止に関する要請行動 11.22    議会全員協議会  〃     議会運営委員会 ========================== ○議長(増田淳一郎君) 次に、会議録署名議員の指名を行います。会議録署名議員は、会議規則第114条の規定により、議長において 森 藤 紀 子 議員 二 見   昇 議員を指名いたします。 ========================== ○議長(増田淳一郎君) 日程第1、会期決定についての件を議題といたします。 お諮りいたします。本定例会の会期は、本日から12月16日までの18日間といたすことに御異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) ○議長(増田淳一郎君) 御異議なしと認めます。よって、会期は18日間と決定いたしました。 ========================== ○議長(増田淳一郎君) 日程第2、第44号議案・綾瀬市ふれあいの家条例の一部を改正する条例から、日程第14、第54号議案・市道路線の認定についてまでの13件を一括議題といたします。 これより本13件について、提出者の提案理由の説明を求めます。市長。  〔市長(笠間城治郎君)登壇〕 ◎市長(笠間城治郎君) おはようございます。 本日から12月定例会が開催されました。議員各位におかれましては、平素から市政各般にわたりまして温かい御支援、御協力をいただいておりますことに対し、心から感謝とお礼を申し上げます。ありがとうございます。 それでは、議題とされました第43号議案から第55号議案までの13議案につきまして、日程の順に従い、提案理由の説明を申し上げます。 まず、日程第2、第44号議案・綾瀬市ふれあいの家条例の一部を改正する条例の提案理由を御説明申し上げます。この条例は、落合ふれあいの家を設置するため、所要の改正をいたしたく提案するものでございます。 次に、日程第3、第55号議案・綾瀬市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきましては、人事院勧告、近隣市の状況にかんがみ、職員の給与について所要の改正をいたしたく、提案するものでございます。 次に、日程第4、第48号議案・平成23年度綾瀬市一般会計補正予算(第3号)につきまして御説明申し上げます。今回の補正は、歳入歳出予算の総額から1億4,707万1,000円を減額いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ277億749万9,000円とするものでございます。 補正いたします主な内容でございますが、収入では今年度の子ども手当支給にかかる制度内容が決定し、当初の財源構成から大きな変化が生じましたことから、これを更正いたすため国庫負担金の減額などの補正措置をいたすものでございます。 歳出では、子ども手当の事業費につきまして、本年9月末までのいわゆるつなぎ法に続き、10月から特別措置法の施行に伴う支給額等の変更と、また当初よりも支給対象児童数の減が見込まれることなどにより、減額補正をいたすとともに財源更正を行い、また共済費を除く職員給与等につきまして、人事院勧告の実施による引き下げとあわせて、5月の人事異動等に伴う過不足の調整をいたすものでございます。また二次災害への防止に向け、小中学校などの建築物の各部位のアスベスト調査にかかる委託費等を補正計上いたすほか、扶助費等で当初予算に不足を来す経費についての増額など、急施を要するものを基調に編成したものでございます。 主な事業の内容でございますが、5款労働費を除く各款に共通な事項といたしまして、人事院勧告及び人事異動に伴う給料、職員手当等の過不足を調整するものでございます。 このほか総務費では、防災行政用無線で聞き取れなかった内容を電話で確認できる音声応答システムの導入費用を来年1月からの予定で計上いたすものでございます。 民生費では、来年4月からの重度障害者の方の受け入れに向けた綾瀬市障害者自立センターばらの里の改修と、同じく4月に開設を予定しております(仮称)落合ふれあいの家の改修につきまして、それぞれ費用計上いたしますとともに、医療費等の増加に伴う重度障害者医療費に係る助成事業費や、神奈川県後期高齢者医療広域連合への市町村定率分に係る負担金の増額のほか、受給者の増加に伴う生活保護費の増額、子ども手当に係る減額と更正、また人事院勧告の実施を含めた財源調整のための国民健康保険事業特別会計への繰出金の増額などでございます。 土木費では、小中学校13校、市立保育園など3園、市立児童館3館の建築物の各部位に使用されている断熱材などの建材等につきまして、アスベストの含有の有無の調査費用を計上いたすほか、下水道事業特別会計につきまして、人勧の実施と人事異動に伴う過不足により、職員給与費に不足が見込まれるため、繰出金を増額いたすものでございます。 消防費では、東日本大震災により、250名余の被災地の消防団員の方が亡くなられ、また今なお行方不明となっておられますが、これら殉職された方々の御遺族への公務災害補償等につきまして、その掛け金が今年度に限り引き上げられましたことから、消防団員等公務災害補償等共済基金への負担金を増額いたすものでございます。なお、この増額分は、地方交付税交付金の特別交付税9月交付により、全額が収入されております。 教育費では、小中学校の特別支援学級に在籍する障害児をサポートする介助員の賃金、また少人数学級支援事業では、県加配の少人数授業教諭が2名減少となり、補充任用した非常勤職員の賃金、さらに要保護及び準要保護児童・生徒就学援助事業では、対象者の増加により、扶助費が当初よりも不足が見込まれるため、それぞれ増額措置を講ずるものでございます。 以上、事業の変更に伴う財源といたしましては、国庫支出金、県支出金、繰入金、繰越金等を充てるものでございます。 次に、繰越明許費でございますが、土木費の市道整備事業費につきましては、市道1629-1号線交差点改良工事につきまして、渋滞緩和などを目的に国の社会資本整備総合交付金に対応した事業として進めておりますが、県公安委員会が行う信号機の移設時期が来年度の予定となるなど、工事の年度内執行が困難なため、翌年度に繰り越すべき措置を講ずるものでございます。また、街路整備事業費につきましては、同じく社会整備資本総合交付金の対応事業として進めておりますが、本年度計上の延長340メートルの早川本蓼川線電柱類地中化工事につきまして、参加企業等との調整に時間を要し、年度内完成までの工期の確保が難しくなりましたことから、翌年度に繰り越すべき措置を講ずるものでございます。 次に、日程第5、第49号議案・平成23年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして御説明申し上げます。 この補正は、歳入歳出予算の総額に6,834万7,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ93億9,734万7,000円に増額するものでございます。補正いたします内容は、人事院勧告の実施による給与等の引き下げと、あわせて人事異動等に伴う給料及び職員手当の過不足を調整するものでございます。 また、後期高齢者支援金等につきまして、本年度医療費分の概算額の確定に伴い、当初よりも不足する負担金の増額措置をいたすほか、前年度の医療費の確定に伴い、国庫負担金に超過額が生じましたことから、その返納につきまして所要の措置を講ずるものでございます。 次に、日程第6、第50号議案・平成23年度綾瀬市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして御説明申し上げます。この補正は、歳入歳出予算の総額に474万2,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ29億694万6,000円に増額するものでございます。 補正いたします内容は、人事院勧告の実施による給与等の引き下げと、あわせて人事異動等に伴う給与及び職員手当の過不足を調整するものでございます。 繰越明許費でございますが、公共下水道管きょ築造工事費につきましては、深谷中央特定土地区画整理事業地内の管きょ整備工事でございますが、長年交渉を続けてまいりました同地区内の一部地権者の承諾が得られ、造成工事に着手。この工事の完成後に管きょの整備工事の執行となりますことから、年度内に適正工期を確保することが難しく、翌年度に繰り越すべき措置を講ずるものでございます。 次に日程第7、第43号議案・綾瀬市附属機関の設置に関する条例及び綾瀬市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の提案理由を御説明申し上げます。この条例は、スポーツ振興法の全部改正によるスポーツ基本法の執行に伴い、所要の改正をいたしたく提案するものでございます。 次に、日程第8、第45号議案・綾瀬市都市公園条例の一部を改正する条例につきましては、綾瀬スポーツ公園にテニスコート及びレストハウスを新設するため、所要の改正をいたしたく、提案するものでございます。 次に、日程第9、第46号議案・綾瀬市体育指導委員条例を廃止する条例につきましては、スポーツ振興法の全部改正によるスポーツ基本法の施行に伴い、スポーツ推進委員に関する例規の整備を図るため、本条例を廃止いたしたく、提案するものでございます。 次に、日程第10、第47号議案・綾瀬市民スポーツセンター等スポーツ施設に関する条例の一部を改正する条例につきましては、早川城山多目的広場スポーツ施設として位置づけるため、所要の改正をいたしたく提案するものでございます。 次に、日程第11、第51号議案・工事請負契約の締結につきまして、提案理由を御説明申し上げます。平成23年度綾瀬スポーツ公園整備工事(その1)の請負契約を締結したいので、綾瀬市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得または処分に関する条例第2条の規定により提案するものでございます。 次に、日程第12、第52号議案・海老名市、座間市及び綾瀬市消防通信指令事務協議会の設置に関する協議につきまして、提案理由を御説明申し上げます。海老名市、座間市及び綾瀬市における消防通信指令事務を共同して行うため、地方自治法第252条の2第1項に基づく協議会を設置いたしたく提案するものでございます。 次に、日程第13、第53号議案・指定管理者の指定につきまして、提案理由を御説明申し上げます。綾瀬市障害者自立支援センターばらの里及び希望の家の管理について、指定管理者を指定いたしたく、地方自治法第244条の2第6項の規定により提案するものでございます。 次に、日程第14、第54号議案・市道路線の認定につきまして、提案理由の説明を申し上げます。これは、開発行為により帰属された道路用地を認定いたしたく、道路法第8条第2項の規定により提案するものでございます。 以上、提案理由の説明を申し上げましたが、詳細につきましては各担当部長から補足説明をいたしますので、十分御審議をいただき、全議案に御賛同を賜りますようよろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 以上で提案理由の説明を終わります。 これより第44号議案、第48号議案から第50号議案及び第55号議案の5件に関し、各担当部長の補足説明を求めます。初めに、総務部長。  〔総務部長(笠間敏男君)登壇〕 ◎総務部長(笠間敏男君) おはようございます。よろしくお願いいたします。 それでは、第48号議案・平成23年度綾瀬市一般会計補正予算(第3号)につきまして補足説明をさせていただきます。一般会計補正予算書第3号の3ページをお開きいただきたいと存じます。 この補正の主な理由といたしましては、ただいま市長より御説明がありましたとおり、本年8月に交付され、10月からの平成23年度における子ども手当の支給等に関する特別措置法などにより、子ども手当の支給に係る制度内容が確定したため、この事業費の財源更正などの整理を行うほか、人事院勧告、人事異動等に伴う職員給与費等の過不足の補正、(仮称)落合ふれあいの家の改修費やアスベスト調査にかかわる委託費の計上、また当初予算に不足が見込まれる扶助費等に対しまして、必要な措置を講ずるものでございます。補正の内容でございますが、第1条歳入歳出予算の補正のとおり、歳入歳出予算の総額からそれぞれ1億4,707万1,000円を減額いたしまして、予算の総額を277億749万9,000円とするものでございます。第2条の繰越明許費につきましては、6ページの第2表の内容で、翌年度へ繰越措置をいたすものでございます。 次に、4ページをお開きいただきたいと存じます。 第1表歳入歳出予算補正でございます。1の歳入でございますが、15款国庫支出金、16款県支出金、19款繰入金、20款繰越金でございます。2の歳出につきましては、1款議会費から10款教育費までのうち5款労働費を除く各款でございます。 次に、6ページをお開きいただきたいと存じます。 第2表繰越明許費でございますが、8款土木費2項道路橋りょう費市道整備事業費につきましては、当初に計上いたしました市道1629-1号線交差点改良工事につきまして、工事に合わせて県公安委員会により行われる信号機の移設時期が来年度の予定となることから、本年度内の完了が難しいため、翌年度に繰り越すべき措置を講ずるものでございます。また4項都市計画費の街路整備事業費につきましては、同じく本年度当初に計上いたしました都市計画道路早川本蓼川線電線類地中化工事につきまして、参画する企業等との調整に時間を要しており、年度内での適正工期の確保が難しいことから、翌年度に繰り越すべき措置を講ずるものでございます。 次に、9ページをお開きいただきたいと存じます。 歳入歳出補正予算事項別明細書の1総括でございますが、このページの歳入及び10ページ、11ページの歳出につきましては、記載のとおりでございますので、お目通しをいただきたいと存じます。 次に、12ページをお開きいただきたいと存じます。 2の歳入でございます。15款国庫支出金1項国庫負担金1目民生費国庫負担金1節及び3節の負担金でございますが、特別障害手当等支給費や生活保護費につきまして、当初の見込みを上回る受給者等の増が見込まれますことから、その負担率により増額措置をするものでございます。また、2節の負担金は、子ども手当に係るものでございますが、子ども手当につきましては、国の責任で全額国庫負担をとの考えから、本年4月からの地方負担の全額を国庫負担金で計上しておりましたが、本年度の制度内容の確定や県の負担措置を受け、財源更正などを行うため、減額措置を講ずるものでございます。 次に、16款県支出金1項県負担金1目民生費県負担金2節の負担金につきましては、子ども手当につきまして、地方負担に係る県の負担措置を受け、増額措置をするものでございます。2項県補助金2目民生費県補助金2節障害者福祉費補助金につきましては、説明欄1にかかわる重度障害者医療費助成事業費につきまして、当初の見込みを上回る医療費や利用者の増が見込まれますことから、増額措置をするものでございます。また2は、来年7月から重度障害者の方を受け入れるためのばらの里作業所の改修費用に充てる補助金を受け入れるものでございます。 次に、19款繰入金1項基金繰入金3目社会福祉基金繰入金でございますが、落合ふれあいの家の改修費の財源といたすため基金からの繰り入れをするものでございます。 次に、20款繰越金でございますが、前年度繰越金の残額の一部を12月補正予算の財源といたすため、増額措置をするものでございます。 次に、14ページをお開きいただきたいと存じます。 3の歳出でございますが、このページから25ページまででございます。 歳出の款項目及び各節のうち1款議会費、2款総務費などの2節給料、3節職員手当等につきましては、先ほど御説明いたしましたとおり、人事院勧告の実施に伴う職員給与費の引き下げや人事異動等に伴い必要な措置を講ずるもので、予算額に対しましてその過不足をそれぞれ補正措置するものでございます。 次に、2款総務費1項総務管理費17目災害対策費の各節でございますが、防災行政用無線では聞き取れなかった内容を、フリーダイヤル式の電話により確認できる音声応答システムの導入にかかる録音機の購入費用や、来年1月から3カ月分の回線使用料などの費用を計上するものでございます。 次に、16ページをお開きいただきたいと存じます。 中ほどの3款民生費1項社会福祉費1目社会福祉総務費28節繰出金でございますが、国民健康保険事業特別会計への繰出金につきまして、職員給与費の過不足調整のため、また前年度医療費の確定に伴う国庫負担金超過額の返納等による財源調整のため、増額措置を講ずるものでございます。 2目障害者福祉費15節工事請負費でございますが、来年4月からの障害者自立支援法に基づく施設の移行に向け、ばらの里作業所におきまして重度障害者の方を受け入れるためのトイレ改修に要する費用を計上するものでございます。 20節扶助費につきましては、申請者の増加に伴う特別障害手当等支給事業費につきまして、また医療費等の増加に伴う重度障害者医療費助成事業費につきまして、予算に不足が見込まれることから、それぞれ増額するものでございます。 3目老人福祉費19節負担金補助及び交付金につきましては、共通の経費や本市の被保険者の医療給付費等に係る県後期高齢者医療広域連合への市町村負担金につきまして、事務費負担分の確定と医療費の12分の1を負担する公費定率分が当初に比べ増加となることにより、補正措置を講ずるものでございます。 下段の5目福祉会館費でございますが、地域の集会の場として、来年4月のオープンに向け、落合ふれあいの家につきまして、床のフローリング張り等の改修に要する工事費用などを計上するものでございます。 18ページをお開きいただきたいと存じます。 上段の2項子育て支援費1目子育て支援総務費20節扶助費につきましては、子ども手当支給事業費につきまして、当初より国庫支出金を減額し、地方負担分のうちの県分の県支出金と市分の一般財源を増額する財源更正をいたすとともに、あわせて支給額等の変更や支給延べ児童見込み数の減により事業費の減額をいたすものでございます。3項生活保護費2目20節扶助費でございますが、生活保護受給者が当初より上回ることが見込まれるため、増額措置を講ずるものでございます。 次に、20ページをお開きいただきたいと存じます。 中段の8款土木費1項土木管理費2目建築管理費13節委託料でございますが、小中学校や市立保育園など19施設の教育棟や機械室などの建築物の各部位につきまして、保湿剤、断熱材などの建築材にアスベストが含有されているか否かの調査委託費を改修時、解体時の飛散防止に向けて計上するものでございます。 次に、22ページをお開きいただきたいと存じます。 上段の6目公共下水道費28節繰出金でございますが、人事院勧告や人事異動等による職員給与費の過不足調整に伴い、特別会計への繰出金を増額するものでございます。 次に、9款1項消防費2目非常備消防費19節負担金補助及び交付金でございますが、3月11日発生の巨大地震や大津波により多くの消防団員が殉職されたことなどにより、本年度に限り消防団員等公務災害補償に係る1人当たりの掛け金額が引き上げられ、追加掛け金額が生じましたことから、消防団員等公務災害補償等共済基金への負担金を増額するものでございます。なお、追加掛金の本市負担額につきまして、今回の補正計上額と同額の376万2,000円を9月交付の特別交付税で受け入れております。 次に、中段の10款教育費1項教育総務費3目教育指導費7節賃金でございますが、小中学校に在籍する障害児童生徒を支援する介助員の配置につきまして、当初見込みよりも増員が必要となりましたことから、増額措置をするものでございます。再下段の6目学校教育費7節賃金でございますが、少人数学級支援事業につきまして、小学校1学年に限り35人学級とする国の標準法の改正に伴い、県加配の少人数授業教諭が2名減少となったことにより、不足が見込まれる非常勤講師の任用予算を増額するものでございます。20節扶助費につきましては、要保護及び準要保護児童生徒に対する就学援助費が当初見込みを上回ることから、増額補正をいたすものでございます。 24、25ページは、職員給与費のみの補正でございます。 次に、26ページから28ページをお開きいただきたいと存じます。 給与費明細書でございますので、ごらんいただきたいと存じます。 以上で第48号議案の補足説明とさせていただきます。 続きまして、第55号議案・綾瀬市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。 条例改正の議案を御説明する前に、平成23年の人事院勧告の経過につきまして若干御説明を申し上げます。御承知のように、人事院勧告は国家公務員が労働基本権の制約を受け、みずからの労働条件の決定に直接参加することができないことから、その代償措置として、適正な給与を確保する機能を持つ制度でございます。平成23年につきましては、9月30日に人事院が国会及び内閣に対しまして国家公務員の一般職の職員の給与について報告及び勧告を行っております。本市におきましても、人事院勧告の状況、近隣市の動向を踏まえながら、職員労働組合と交渉を重ね、去る11月15日に労使間で合意に達したことから、ただいま御提案申し上げているところでございます。給与改定の概要でございますが、黄色の表紙の議案資料13ページ、第55号議案資料、綾瀬市一般職の給与改定の概要をごらんいただきたいと存じます。 本年も厳しい民間の情勢が反映され、公務と民間の給与比較においては、月例給において公務が民間を上回ったため引き下げることとなったものであります。1の給料表の改定でございますが、中高年齢層が受ける給料月額を中心に、平成23年12月1日から平均822円、改定率で申し上げますと0.2%の引き下げを実施するものでございます。続いて2の平成23年度12月期の期末手当に関する特例措置でございますが、平成23年12月期の期末手当の支給額は、本年4月からこの改定の実施の日の前日までの期間にかかわります官民格差相当分の解消を図るため、4月に支給された給料・管理職手当・扶養手当・地域手当及び住居手当の月額の合計欄に100分の0.37を乗じて得た額に、4月から実施の日の属する月の前日までの月数を乗じて得た額と、本年6月期の期末勤勉手当の額に同率を乗じて得た額の合計額に相当する額を減額調整した額となります。 それでは、議案の19ページをお開きいただきたいと存じます。 議案につきましては、第1条は給料表の改正を平成23年12月1日から施行するものであります。第2条に、減額改定対象職員の給料の切りかえに伴う経過措置を記載しております。 議案資料、一部改正条例新旧対照表 17ページをお開きいただきたいと存じます。 まず17ページから24ページまででございますが、別表の第3条関係、行政職給料表でございます。先ほど申しましたように、平均で0.2%の引き下げを行うものでございます。 続いて25ページをお開き願います。 第2条関係でございます。平成18年に実施した給与構造改革に伴います綾瀬市一般職の職員の給与に関する条例の一部改正条例の附則について改正するものでございます。内容といたしましては、給与構造改革に伴う当時の減給補償の対象となる金額について、今回の給与改定による減額を同様に行うとする改正でございます。 以上で補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、福祉部長。  〔福祉部長(安斎幸雄君)登壇〕 ◎福祉部長(安斎幸雄君) おはようございます。よろしくお願いいたします。 それでは、第44号議案・綾瀬市ふれあいの家条例の一部を改正する条例について、補足説明を申し上げます。議案書につきましては、3ページでございます。なお、例規集につきましては、第2巻の723の4ページでございます。今回の一部改正につきましては、落合ふれあいの家の設置に伴いまして、所要の改正をいたしたく提案するものでございます。 初めに、議案資料、一部改正条例新旧対照表5ページ、6ページをお開きください。 第2条設置でございますが、現行の第2項下線部分につきまして、改正案のように表に改め、新たに綾瀬市落合ふれあいの家、綾瀬市落合南1丁目3番33号を追加するものでございます。 恐れ入りますが、議案書の3ページをお開きください。 附則でございますが、第1項の施行期日は平成24年4月1日からとするものでございます。 第2項では、改正後の綾瀬市ふれあいの家条例の規定による落合ふれあいの家の指定管理者の指定の手続、その他の必要な準備行為は、この条例の施行日前において行うことができる旨の経過措置を規定するものでございます。 次に、第49号議案・平成23年度綾瀬市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)につきまして、補足説明を申し上げます。補正理由につきましては、先ほどの市長の提案説明並びに総務部長の補足説明がございましたので、省略をさせていただきます。 それでは、補正予算書の3ページをお開きください。 歳入歳出予算の補正でございますが、歳入歳出予算の総額にそれぞれ6,834万7,000円を追加いたしまして、予算の総額を歳入歳出それぞれ93億9,734万7,000円とするものでございます。 4ページをお開きください。 第1表歳入歳出予算補正でございます。歳入につきましては7款繰入金、8款繰越金、歳出につきましては1款総務費、3款後期高齢者支援金等、9款諸支出金でございます。7ページから9ページとなりますが、歳入歳出予算補正事項別明細書の総括でございますので、お目通しをいただきたいと存じます。 10ページをお開きください。 歳入でございます。7款繰入金1項1目一般会計繰入金2節職員給与費等繰入金は、人事院勧告に伴う給与改定等に伴い減額をいたすものでございます。5節その他繰入金は、平成22年度医療費の確定に伴う精算返納金及び後期高齢者支援金等の増額に伴うものでございます。8款繰越金1項1目繰越金は、平成22年度の実質収支確定に伴い増額をするものでございます。 12ページをお開きください。 歳出でございます。1款総務費1項1目一般管理費は、人事院勧告による給与改定等に伴い、職員給与費の減額をいたすものでございます。3款後期高齢者支援金等1項1目後期高齢者支援金は、平成23年度医療費分概算額の内示に伴う増額でございます。9款諸支出金1項2目返納金は、前年度の事業実績の確定に伴う国庫負担金の返納金でございます。14ページから16ページにつきましては、給与費明細書でございますので、後ほどお目通しいただきたいと存じます。 以上、補足説明とさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、建設部長。  〔建設部長(比留川正昭君)登壇〕 ◎建設部長(比留川正昭君) おはようございます。 それでは第50号議案・平成23年度綾瀬市下水道事業特別会計補正予算(第2号)につきまして補足説明を申し上げます。今回の補正の内容につきましては、先ほど総務部長の一般会計における補足説明にありましたとおり、人事院勧告や人事異動等による人件費の過不足調整に伴うもの及び繰越明許費にかかわるものでございます。 3ページお開きいただきたいと存じます。 歳入歳出予算の補正でございますが、既定の歳入歳出予算の総額からそれぞれ474万2,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を29億694万6,000円とするものであります。 4ページをお開きいただきたいと存じます。 第1表の歳入歳出予算補正であります。歳入につきましては、5款繰入金でございます。歳出につきましては、1款総務費でございます。 5ページをごらんいただきたいと存じます。 第2表の繰越明許費でございます。公共下水道管きょ築造事業費で、深谷中央特定土地区画整理事業区域内の下水道施設整備につきまして、繰越明許をするものでございます。その理由といたしましては、先ほど市長の提案説明にありましたとおり、長年交渉を続けてきました一部地権者の承諾が得られ、当該地区の造成工事に着手いたしておりますが、下水道の管きょ整備工事につきましては、造成工事完了後の執行となりますので、適正工期の確保、事業の早期完了を図るべく繰越明許をするものでございます。9ページから11ページにかけましては、歳入歳出予算補正事項明細書でございますので、お目通しをいただきたいと存じます。 12ページをお開きいただきたいと思います。 2歳入でございます。5款繰入金1項1目一般会計繰入金は、給与改定及び人事異動等に伴います一般会計繰入金の増額でございます。 14ページをお開きいただきたいと思います。 3歳出でございます。1款総務費1項総務管理費1目一般管理費で、2節給料3節職員手当等について、合計474万2,000円の増額補正でございます。増額理由といたしましては、下水道事業特別会計で計上する職員給与費が、人事院勧告の実施による給料等の引き下げとあわせて、人事異動等に伴う給料及び職員手当の過不足を調整した結果、当初予算時から増額となったことによるものでございます。詳細な内容につきましては、16ページから17ページまでの給与費明細書をごらんいただきたいと存じます。 以上をもちまして補足の説明とさせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 以上で説明を終わります。 これより本5件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。上田博之議員。 ◆15番(上田博之君) 御説明ありがとうございました。 一般会計補正予算について1点だけお伺いいたします。 23ページの一番下になります少人数学級支援事業費についてですけれども、国が小学校1年生に対して少人数学級を行うということになったわけですけれども、そのことによって逆に市の支出がふえるという、ちょっと不思議な現象が起きていると思うんですが、この経過についてもう一度わかりやすく御説明いただけませんでしょうか。 ○議長(増田淳一郎君) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(見上久君) 少人数学級の部分についての御質問でございます。 国のほうでは少人数学級につきまして、小学校1年まで35人ということで、今年度決定をいたしまして進めているところでございます。これにあたりまして、教員の数がその分必要になってくるということになります。要するにクラスがふえるわけですので、その分教員の数がふえる、必要になってくるということになります。現状といたしましては、綾瀬市につきましては17名の加配の教員をいただいております。このことによりまして、少人数授業というものを賄っているというふうな状況になってございます。今、申し上げたように、国のほうでそのように少人数学級を正式に進めることによって、少人数学級にそちらの今、それぞれ市町村に加配をしている少人数授業の教員を振り分けたということになります。必要になった分をそちらに振り分けたということになりまして、少人数授業の教員の数がそちらから減ったという形になります。綾瀬市につきましては今、申し上げたとおり、17名の加配をいただいていたところなんですが、今年度につきましては15名の加配、要するに2名の減をして少人数授業のほうから少人数学級のほうに振り分けたというような経過でございます。これは全体の中の数字のやり繰りでございますので、それで綾瀬市の学級が減ったのかふえたのかということではないんですけれども、教員の数が、加配の数がそういう理由によって減ったというような状況になってございます。そのことに対しまして、綾瀬市につきましては、御承知のとおりきめ細かい授業というものを進めておりますので、それが加配の少人数授業を賄う教員が減ってしまうことによって、きめ細かい授業というものができなくなりますので、その減った加配の2名の分を市の単独で賄っていく、非常勤という形で市の単独事業として2名分を賄うようになりましたと、このような状況にございます。ちょっとややこしいんですけれども、国のやり繰りの中で市の分が、市の加配をいただいていた部分が減りますので、その分を市単で賄った、このように御理解いただければと思います。よろしくお願いします。
    ○議長(増田淳一郎君) 上田博之議員。 ◆15番(上田博之君) なかなかわかりにくいことなんですけれども、それは説明が悪いというよりも、そういうわかりにくい国のやり方、また県のやり方だと思うんです。結局国のほうが小学校1年生に対して少人数学級を進めたにもかかわらず、予算措置を何もとっていない。そのことによって、県がこれまで加配していた分の予算をふやすことなく、少人数学級のほうに振り分けたために、少人数授業用の加配が減ってしまったという流れだと思うんですね。そうした点では、国のこの政策が予算をつけないまま進めているという大きな問題がありますし、県がそれに対して新たな予算措置もしていないということなわけです。ですので、綾瀬市としてこの問題、今回増額するわけですけれども、県や国に対してこの問題をどのように意見を挙げているのか、確認させていただきたいと思います。 ○議長(増田淳一郎君) 市長。 ◎市長(笠間城治郎君) この問題は、今、実際にこういう結果になってきているわけですけれども、結果になる前に、昨年度より私どもといたしましては、この問題が必ず発生する可能性がありますので、県のほうにさまざまな機会をとらえて私も要望をしていたわけでございますけれども、そのときの説明だと、これは本当にわかりにくい形になっています。国との関係もございます。国の全体の職員数の確保ということで、全体の予算の確保の中でどのように各市町村に配分をするかということで、なかなか非常に難しい問題があるということは承知しているんですけれども、いずれにいたしましても加配を今まで来ていた分を減らさないようにということは、当然私どもは要求しているんですけれども、結果的にこうなったということでございまして、非常に残念に思っております。 ○議長(増田淳一郎君) 上田博之議員。 ◆15番(上田博之君) 残念に思っているということで、私もそう思っております。ぜひ市としても国や県に対して予算措置をとるように、強く要望していただきたいと思います。そして、このように減らされてしまった分を市として補充していくというそういう姿勢は、本当にありがたいと思っています。ただ、小学校3年生までということでなく、さらにこれ4年、5年と広げていけますように、市としての御努力をお願いしたいと思います。ありがとうございます。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。二見 昇議員。 ◆8番(二見昇君) 第55号議案で、綾瀬市の一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、ちょっと質問をさせていただきます。 冒頭総務部長のほうから、労使で十分話し合いをした結果だというような話があったので、これについて私は、いいとか悪いとかということではなくて、今後の考え方ということでちょっと質問しておきたいと思います。というのは、説明を受けたあとにきょうの新聞で、いわゆる相模原市の人勧の状況が朝日新聞で報道されておりました。これについて、1つは給与改定は不要なんだと。その差はわずかでありますからというようなことが新聞報道でありましたので、そういう中で私も地方公務員の給与ということについては、私自身もこういうふうに理解したんです。国の人勧を受けて、それで横浜市なり例えば相模原市のように、人事院勧告を持っているところも人勧を出す。それに基づいて地方の自治体も、労使での話し合いの中で、いわゆる国に追随をしたような形でこれまで賃金が決まってきた、私はそういうふうに認識をしていたんですが、そういう中で、国のほうでは今、7.8%特例債で。そこで人勧の0.23%統括していますという言い方をしています。したがってまだ国のほうも人勧については、法案が通らなければ動いていかないというふうに思っています。そして、きょうの新聞でも、相模原市の人事委員会は、市長と市議会に対して、市の職員の給与については据え置くんだということで、改定が見送られた2008年以来の3年ぶりなんだという新聞報道があったんです。 そこでちょっとお聞きしたいのは、綾瀬市の今回のこの条例の0.2%という削減する根拠というのは何だったんでしょうかというのがまず1点です。 それからもう1つは、今後国は特例債7.8%の法案が通らなければ、当然人勧もやらない話ですから、そういう中でこのまま法案が通らなかったと仮定をして、相模原市は今、言ったように、人事院勧告の給与改定を見送ります、据え置きします、こういう話が出たとき、綾瀬市だけがなぜここで削減しなければいけなかったのかという、非常に単純な疑問があるんですが、これがまず1つ。 そういう中でもう1つ、例えば来年の話をすると鬼が笑うとよく話されますけれども、まず景気の変動によって人勧がプラスになったとき、綾瀬市は0.2%削減しています。仮にプラスになったときに、それはどういう調整をされるんですか。ちょっと単純な疑問なので、ひとつ市の考え方を、さっきも言われたように、決していいとか悪いとかではなくて、ただ今後の考え方としてどういうふうにとらえたらよろしいんでしょうかということで、ちょっと質問させていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 高島副市長。 ◎副市長(高島勝美君) 私のほうからお答えさせてもらいますけれども、ちょっと申しわけないんですが、けさのまず議員さんが申された朝日というのは、私はちょっと読んでないんですけれども、まず初めに0.2%の減額の根拠につきましては、総務部長が説明されましたとおり、ことしの民間と公務員との給与が人事院勧告が出たということで、本市では実質0.2ですよということで御説明をさせていただいたとおりでございます。 それと、人勧がプラスになった場合ということでございますけれども、当然御案内のとおり私どもの給与というのは、公務員法の中に決まってございまして、国であるとか他の地方公共団体の職員並びに民間の従事者の給与などを考慮して定めるというふうな、こうした大義がございますので、これまでも本市は人勧が出されれば、その人勧どおりに私ども議会の議決をいただきながら、職員の皆様に給与を払ってきた、このように理解をしてございます。来年、今、いろいろ国のほうでは給与体系等々が変わるような情報等が、今、御質問者も申されたとおりなんですけれども、市といたしましては、人勧が来年出ればその人勧を、これまでと同じように従うように、勧告に準じるような形で組合とは交渉をしていきたい、このように考えております。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) 二見 昇議員。 ◆8番(二見昇君) 今、副市長がおっしゃったように、確かに国の人事院勧告が出されて、地方のほうもすぐに追随をして決めてきた。これは地方公務員の今までのパターンが流れとしてあったんですけれども、今回は先ほど申し上げましたように、たしかに0.23%という国の人勧は出されています。だけども、国のほうは今度7.8%、復興特例債とかということで、人勧は恐らくやらない話なんですね、今の議論経過からしたら。それに沿う中で、先ほど相模原のきょうの朝日新聞のことを知らないとおっしゃっておられたんですけれども、朝日新聞の相模版のところに、きょうの相模原市の人事院勧告の状況についての報告があったんです。それを見たから私も、それまでは前段にお話、説明も聞いていたので、労使も合意したら、これはこれでいいよと、私自身も思ったんだけれども、そういう経過からして、相模原市のほうはこんな書き方をしているんですね。「市長と市議会に対して、市の職員の給与改定については据え置きます。そのわずか安い程度なので、改定は不要なんだ」、こういうふうに言っているんです。国は0.23という人勧を出したけれども、相模原市は差はそんなにないんだから、改定は要らないんだ、こういうふうに言っているわけ。だから、それで綾瀬市がさっき言ったように0.2を下げたこの根拠というのは一体どこなんでしょうか、こういう質問なので、もう一度お願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 高島副市長。 ◎副市長(高島勝美君) ちょっとそこの部分が私、正直余り理解できていなくて申しわけございません。御質問者が申されていましたとおり、相模原市につきましては政令市でございますということで、人事委員会を持ってございますから、その人事委員会が相模原市内の事業所を調査した結果でございますというふうなことになるのかなと、こういうふうに思ってございます。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。松澤堅二議員。 ◆12番(松澤堅二君) 一般会計補正予算の中身で質問したいと思います。1点だけです。災害対策費の中で、今、御説明ありました音声応答システムの導入ということで、私は6月の定例会で提案をさせていただきまして、早々に導入をしていただくということで、本当にありがとうございます。これの中身というか概要をもう1回、詳細をお聞きしたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(増田淳一郎君) 市民部長。 ◎市民部長(中山利次君) おっしゃられるとおり、この音声応答システムについては、いわゆるテレドームを導入しないかというような御質問を受けて、私ども検討させていただいた経過がございます。この近隣のところを見て回ったりして、海老名市・藤沢市ではテレドームを導入していたんですけれども、座間市で私ども今回導入しようとしているような機械を導入しておりまして、費用面で大変安いということがわかりまして、座間市と同じようなものを導入しようということにしたものでございます。これは、防災行政用無線を発したときに聞き取れなかった場合に、電話回線で市役所のほうに電話をしていただいて、中身が確認できるというようなシステムでございます。基本的には、緊急放送に限ってこの確認ができるようなものにしていきたいなというふうには思っております。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) 松澤堅二議員。 ◆12番(松澤堅二君) ありがとうございます。 私もこのお話をしたときは、座間が導入をしたというお話をさせていただきまして、私もこのイメージでお話をさせていただきましたので、よろしくお願いします。 それから、今回3回線の回線をという話があったんですが、回線数はこれで大丈夫なのかという心配もあるんですが、いかがでしょうか。 ○議長(増田淳一郎君) 市長。 ◎市長(笠間城治郎君) 座間市等々、この件についてはお伺いをして、それで人口との関係もございます。その中では十分それでクリアできる、このような判断で、3回線でやっていくように決定をしたものでございます。大丈夫だと私は確信しております。 ○議長(増田淳一郎君) 松澤堅二議員。 ◆12番(松澤堅二君) ありがとうございます。 それから、これの周知方法といいますか、こういうシステムを導入するよということで、当然市民のほうに周知をしなければいけないと思っているんですが、どのようにされるのか。 ○議長(増田淳一郎君) 市民部長。 ◎市民部長(中山利次君) 市の広報を初めホームページですとか、あるいは個別受信機が今、各家庭にありますので、そういったものを使って周知を図っていきたいなと思っております。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。松本春男議員。 ◆16番(松本春男君) 第55号議案の職員給与の関係で、新旧表の23ページで確認しますけれども、今回の減額では若い人よりもある程度中高年のほうを減額だという説明があったんですけれども、新旧表の23ページの備考のほうのその2では、きょう、議会を主事補の人たちが研修ということで参加していただいているんですけれども、この1級の33号給ということは、主事補の方が18万5,800円というふうになりますよね。ところが備考の2では18万5,800円の1級の33号給の職員のうち、新たにこの表の適用を受けることになった職員で、規則で定められたもの、給与月額はこの表の額にかかわらず、18万1,200円とするということで、一般的な説明では、若い人には減額しないで、ある程度中高年のほうを減額するとあるんですけれども、この備考を単純に見ると、主事補級も下がるとなるんですけれども、この対象者がまずいるのかどうか。このあたりの説明。もしかしたらいないのかもしれないもので、そのあたりをお願いします。 それから、主事補の1級から部長・参事の7級まで表があるんですけれども、1級から7級の平均的な減る金額、1人1人のプライバシーがあるからじゃなくて、全体的に大きく丸めても結構ですから、それぞれの減り具合の状況を確認させてください。 ○議長(増田淳一郎君) 総務部長。 ◎総務部長(笠間敏男君) まず2点目の、1級から7級の平均は、給料表の改定は、少ない人は100円から多くは2,000円という中で、平均というのはちょっとどうかと思いますけれども、100円から2,000円の間で動いています。 あと、18万1,200円は、新人職員の給料ということでございます。  〔「対象者がいるかいないか」と呼ぶ者あり〕 対象者は、国と同じで、います。 ○議長(増田淳一郎君) 松本春男議員。 ◆16番(松本春男君) 最初に1級から7級の平均的な金額というのは聞いたんですよ。今回の場合、大きく分けて1級の場合は幾らぐらい、それぞれの級ごとに計算されているもので、正確な金額は別にして、例えば極端に言うと、1級だったら2,000円減らして、7級だったら100円減らす、そんなことはあり得ないと思うんですけれども、そういうふうな、それぞれ級ごとのイメージ、どの程度なのかというのがわからないもので、平均的にどういう状況かというのがもしわかれば、担当の課長もいるだろうから、今、出していただきたい。 それから、1級の33号給、このあたりは、私は単純に説明だと主事補の人たちは減らないと思っていたんだけれども、今の説明だと減るとなるもので、主事補の方たちが1級の人たちがどういう状況なのかというのを、もう少し詳しくお願いします。33と言ったら大卒ですかね。何でここだけをあえて、高卒ではなくて大卒だけを1個だけピックアップしているのか。ほかのところはピックアップしていなくて、ここだけがピックアップしているというのは、何かの理由があると思うので、そのあたりの説明をお願いします。 ○議長(増田淳一郎君) 総務部長。 ◎総務部長(笠間敏男君) 18万1,200円は、まず大卒の新しい方の給料でございます。 あと、実際問題給料表の関係ですけれども、1級、2級、3級はございません。4級は100円変わっています。7級の参事・部長級は2,000円でございます。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。安藤多恵子議員。 ◆21番(安藤多恵子君) ふれあいの家についてお聞きをしておきたいと思いますが、このたび市民の方の大変ありがたいお志をいただいて、ふれあいの家がまた2つ目ができるということで、これは大変結構なことだというふうに思っておりますが、それに伴いまして、新しい事業でございますので、大上ふれあいの家のあり方、この状況、また当初の目的に果たして本当に効果があったのか、そういった検証をされてきたのかどうか、そのあたりをお聞きしておきたいと思います。 ○議長(増田淳一郎君) 福祉部長。 ◎福祉部長(安斎幸雄君) 深谷大上のふれあいの家の状況でございますけれども、昨年の4月に開館した以降、指定管理者の実施事業であります火曜喫茶というものが行われております。主に行われておりまして、お茶が用意されておりまして、誰でも立ち寄れるというような事業も展開されてございます。自治会あるいは老人会、子供会の会合、また詩吟などのサークルにも有効的に活用されておりまして、今年度の今年3月末、翌1年間の中では、5,000人以上の来館者があったということで、非常に有効に活用されているというような成果が出ておるというふうに認識をしてございます。 ○議長(増田淳一郎君) 安藤多恵子議員。 ◆21番(安藤多恵子君) ありがとうございました。 今回、家を寄付していただいたということがあって、それがタイムリーといいますか、ちょうどそこに家があったので、ふれあいの家をつくろうというふうなことに急遽なったというふうに思っておりますけれども、そうした意味では、地域の方あるいは運営していただく方たちとの話し合い等は十分に行われてきたでしょうか。 ○議長(増田淳一郎君) 福祉部長。 ◎福祉部長(安斎幸雄君) 今回寄付をいただきました土地建物につきましては、もともとお亡くなりになった方が生前に近所の方に対しまして、私が亡くなった暁には、こういう使い方をしてほしいということで、そういうお話をされていたということも聞いてございます。それを受けまして今回は、私ども市のほうといたしましては、自治会なり地区社協なり、それぞれ御相談を差し上げまして、地域で有効に活用していただくということで御理解をいただいてございます。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(増田淳一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第44号議案及び第48号議案から第50号議案までの4件は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配布してあります議案等付託審査一覧表並びに予算分割付託表のとおり、第48号議案は総務教育、市民福祉、経済建設の各常任委員会に、第44号議案及び第49号議案の2件は市民福祉常任委員会に、第50号議案は経済建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) ○議長(増田淳一郎君) 御異議なしと認めます。 よって、本4件はただいま申し上げましたとおり、総務教育、市民福祉、経済建設の各常任委員会に付託することに決しました。 これより、第55号議案に対する討論に入ります。討論はありませんか。 まず、本案に対する反対討論の発言を許します。松本春男議員。  〔16番(松本春男君)登壇〕 ◆16番(松本春男君) 第55号議案・綾瀬市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例に対して、日本共産党綾瀬市議団を代表して反対の討論を行います。 今回の一般職給与の減額は、人事院勧告で公務と民間企業の給料比較調査で、民間企業を上回ったとの理由で、綾瀬市職員の401名の対象者に対して給与減額条例が提案されています。しかし、民間企業の給料体系は、企業の利益が大きく増減することよりも、中小企業の多くは近くの市役所、公務員の給料など、社会的動向で民間企業が判断をしているところも、綾瀬市内、多い状況です。今回説明の中では、4級で100円、7級、部長職で2,000円ということで、若い人には余り減額はないという説明であったんですけれども、今回の新旧対照表の中で、主事補の人たち、1級の人たちですね。33号の場合は給料表では18万5,800円となるけど、今回の備考の中では18万1,200円ということで、4,000円の新たに給料をもらった場合は減額になるという状況もあります。若い人たち、本当に暮らすのも大変な状況であります。 また、公務員給与が下がれば、民間中小企業はさらに非正規労働者の増加など、給料は下がる、生活が大変になります。これは公務、民間、公務、民間とお互いにぐるぐる渦を巻いて、下げ始めたらどこまでもどこまでも下がっていく。給料が減ればおのずと消費が減る。ことしの東日本大震災のときは、皆さんが自粛して、例えば3月、4月の異動で懇親会などがあったのがほとんどなくて、経済的にはかなりお店もまいっていると。ですから、ある程度平均的な給料がある場合は、それが潤うほうに回るんですけれども、お互いに減らし始めたらどんどんどんどんお互いに経済を悪くするという状況があります。大企業の場合は、内部留保をどんどん持っているんですけれども、下請けなどは本当に従業員の給料も減らされ、大変な状況がある。国がやはり責任を持って、大企業の内部留保を流出させて、やはり社会に還元する、それが経済の活性化になるということまで必要だと。 綾瀬市においては、不要不急の大型開発、例えば東名綾瀬インターや寺尾上土棚線の北伸、例えば道路で見てください。私は生蘭学園のところを行くんですけれども、そんなに込んでない。ところが、深谷の交番とか綾瀬大橋へ行ったら大渋滞という状況がある。ですから、今、本当に必要でないところの道だけをどんどん寺尾の中に北伸したりとか、また深谷落合の区画整理では、地権者の中に本当に農地を守りたいといって守れないで困っているという切実な人たちがたくさんいる。まして大きな地主さんほど多いという状況ですから、費用負担のほう、大型開発でなくて、本当に暮らしに回すことが今、必要だということを指摘して、今回の給与減額に対しては、私は、確かに経済的には厳しいけど、これを減らすことによって余計に経済は苦しくなってくる。やはり必要なところは大型開発など無駄な事業こそ見直すということが必要だということを指摘して、反対の討論といたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、本案に対する賛成討論の発言を許します。山田晴義議員。  〔19番(山田晴義君)登壇〕 ◆19番(山田晴義君) 第55号議案・綾瀬市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきまして、新政会を代表して賛成の立場から討論を行います。 今回提案されました条例は、去る9月30日に発表されました人事院勧告に準拠して、また周辺市における対応状況なども考慮して、本市職員の月例給の改正を行うものであります。先ほど高島副市長から答弁がございましたように、これまでも綾瀬市では国それから地方公共団体、あるいは近隣市の状況を踏まえ、給与の改定を決定してまいったところでございます。公務員に対する給料や諸手当等を人事院勧告に沿って決定することは、民間事業所等が給与実態等の均衡を図りながら決定するものでありまして、会派といたしましても従来どおりの決定であるというふうに理解しております。 以上のことから、今回の改正案につきましても、賛成するものであります。今後とも引き続き給与の改正、適正な改正を図りつつ、決定されることを望みつつ賛成討論といたします。 ○議長(増田淳一郎君) 反対討論はありませんか。越川好昭議員。  〔6番(越川好昭君)登壇〕 ◆6番(越川好昭君) おはようございます。越川でございます。 第55号議案・綾瀬市一般職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、反対討論を行います。 この議案は、国家公務員の一般給与につきまして、人事院が9月30日、年間給与を平均0.23%引き下げ、期末勤勉手当は現行の3.95カ月に据え置くようにと、内閣と国会に勧告したのを受けまして、第1条で綾瀬市月例給の給料表の0.2%引き下げを12月の給与から改定し、さらにことし4月の給与に調整率0.37%を乗じた額を4月から11月分の給与分と6月の期末勤勉手当に対して、12月の期末手当から引く、さらに第2条で、減給補償額を現行から0.9%引き下げるというものでございます。理由としまして、人事院は約1万500の民間事業所の約43万人の給与を実態調査し、国家公務員と民間の給与を比較した結果、公務員の月例給が民間を上回ったために0.9%の引き下げを勧告したということでございます。 今回の市職員の0.2%引き下げでは、1人当たり年間1万6,000円の減額というふうに聞いておりますが、この綾瀬市の職員の給料表の改定、既に平成18年、2006年に給与カーブのフラット感があり、年功的に上昇する給与の抑制を図るなど、大幅な改定を行っているわけです。当時は平均4.8%の引き下げを行いました。その後2009年度に0.2%、2010年度に0.1%の引き下げを行いまして、今回3年連続の引き下げということに提案をされているわけです。私はこの提案に、市職員の生活保障、ひいてはすべての勤労者の生活保障という点から反対をいたします。 人事院は、民間企業との賃金比較を行ったと言いますけれども、民間企業はその企業規模の大小によって賃金水準も違えば、年間賃金の変化の仕方も違うわけでございますね。私は、市内に関連企業が多い輸送機器製造業の神奈川県内の賃金推移を調べてみました。従業員1,000人以上の企業では、2008年までは緩やかな賃金上昇が見られます。その後2008年のリーマンショックで、2009年には従業員1,000人以上の企業でも、月約9万3,000円、従業員100人から99人規模の企業では、月約12万6,000円と大幅に賃金が減ったわけですね。けれども2010年には1,000人以上の企業は月約7万円、当時から上がっているわけです。そして1カ月の平均賃金は約43万円となりました。一方、100人から99人の企業は、引き続き月7,000円下がり、1カ月の平均賃金は2010年で30万4,000円となっております。また、市内に一番多い中小零細企業、従業員10人から99人の輸送機器製造業の賃金は、1999年に約1カ月平均28万9,000円だったものが、その後上昇を続け、2002年に月約37万5,000円と最高額になったんですね。その後下がり続けて、2007年に28万7,000円まで下がった後、少し上がって、2010年には月約30万9,000円になっております。 要するに、民間企業と比較したと人事院は言っておりますけども、この例を見てもわかりますように、従業員1,000人以上の民間企業は賃金も高く、一時的に落ち込んでも回復は早いものがございます。ところが、規模が小さくなるに従って賃金は低く、一度下がるとなかなか元には戻れない傾向にあります。特に最近は、製造業はアジアとのコスト競争を強いられ、ドル安も重なって、小さい企業は大きい企業から下請けの単価の切り下げ、受注の減少圧力が強くなり、賃金を上げられない状況にございます。また派遣労働者法の規制緩和で、低賃金の不安定労働者がふえております。結果、大企業は下請け企業や労働者を犠牲にして莫大な企業利益を上げ、そのたくさん……。   (「何の話をしているんだ」の声あり) 民間と比較しているという話ですが、民間と比較して下がっているのかという話です。企業は莫大な企業利益を上げ、使い道に困っているほどでございます。それに対して多くの労働者、中小企業経営者は賃金を下げられ、単価を下げられ、生活や経営が苦しくなっているのが現状でございます。 このような状況の中で、公務員の賃金はどうあるべきということが、今、政治に問われているのだと思います。私は、このような状況の中で、公務員の賃金は安易に民間と比較し、しかも低いほうと比較して下げるべきではないと思います。多くの国民の生活は苦しくなっております。この生活を立て直す方策こそ政治に求められていることだと思います。賃金の大幅な引き上げが必要でございます。そうすれば内需も拡大し、地域の商店など、もっと売り上げが伸び、営業も安定するでしょう。賃上げが大変な中小企業には、国や自治体が財政支援をすればよいと思います。また、低賃金の非常勤職員が綾瀬市でもどんどんふえておりますが、大幅に賃金を引き上げ、生活の安定を補償するのが市の責任だと思います。ところがほとんど年収200万円以下のワーキングプアでございます。こんな状態は許せるものではありません。公務員並みに引き上げるべきだと思います。けれども、残念ながら現在の国政は大企業言いなり、アメリカ言いなりになって、国民の生活を破壊するものでございます。まずは公務員の生活を補償し、その上で国民、市民の生活を向上させる政治姿勢こそ、今、求められていることだと思います。そのことを強調いたしまして、賃金を引き下げる今回の提案に反対する討論といたします。どうもありがとうございました。 ○議長(増田淳一郎君) 賛成討論はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(増田淳一郎君) ほかに討論はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(増田淳一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。 これより第55号議案・綾瀬市一般職の職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例の件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(増田淳一郎君) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(増田淳一郎君) この際暫時休憩いたします。 午前10時27分 休憩 ――――――――― 午前10時40分 再開 ○議長(増田淳一郎君) 再開いたします。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(増田淳一郎君) これより第43号議案、第45号議案から第47号議案及び第51号議案から第54号議案までの8件に関し、各担当部長の補足説明を求めます。初めに企画部長。  〔企画部長(馬場勉君)登壇〕 ◎企画部長(馬場勉君) よろしくお願いいたします。 それでは、第43号議案・綾瀬市附属機関の設置に関する条例及び綾瀬市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。改正の理由でございますが、スポーツ振興法スポーツ基本法に全部改正されたことに伴いまして、所要の改正を行うものでございます。 議案書の1ページをお開きいただきたいと思います。まず第1条関係、綾瀬市附属機関の設置に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。例規集につきましては、第1巻の1,751ページでございます。また、一部改正条例、新旧対照表で御説明申し上げますので、新旧対照表の1ページをあわせてお開きいただきたいと存じます。 改正の内容といたしましては、綾瀬市スポーツ振興審議会の名称を綾瀬市スポーツ推進審議会に改め、また設置目的を「スポーツ振興法第18条第3項の規定に基づき、スポーツの振興に関する重要事項について調査・審議等するもの」から、「スポーツ基本法第31条の規定に基づき、スポーツの推進に関する重要事項について調査・審議等するもの」に改めるものでございます。 議案書の1ページにお戻りいただきたいと思います。次に第2条、2条関係綾瀬市特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部改正について御説明申し上げます。例規集につきましては、第1巻の2,777ページでございます。あわせて新旧対照表の3ページをお開きいただきたいと存じます。 改正の内容といたしましては、体育指導委員の名称をスポーツ推進委員に改めるものでございます。 恐れ入りますが、もう一度議案書の1ページにお戻りいただきたいと存じます。下段にございます附則でございますが、第1項ではこの条例の施行期日を公布の日と定めるものでございます。 第2項では、経過措置といたしまして、現在のスポーツ振興審議会に委嘱しております委員につきましては、引き続きスポーツ推進審議会の委員とみなし、その任期を条例改正前の残任期間までとするものでございます。なお、体育指導委員につきましては、引き続きスポーツ推進委員にみなす旨の規定が、スポーツ基本法の中に定められているものでございます。 以上で第43号議案の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、総務部長。  〔総務部長(笠間敏男君)登壇〕 ◎総務部長(笠間敏男君) お願いいたします。 それでは、第51号議案・工事請負契約の締結について(平成23年度綾瀬スポーツ公園整備工事(その1))につきまして補足説明を申し上げます。 議案書11ページをお開きいただきたいと存じます。また、黄色の表紙の議案資料につきましては、2ページから8ページにかけまして、工事請負仮契約書、公共工事履行保証内容、工事請負契約資料、工事概要書、位置図、平面図がございますので、あわせて御参照いただきたいと存じます。 まず工事名といたしましては、平成23年度綾瀬スポーツ公園整備工事(その1)でございます。契約相手方といたしましては、西松建設・宮内商店特別共同企業体、代表構成員、西松建設株式会社横浜営業所所長丸嵜弘石氏でございます。請負契約金額は4億9,573万200円でございます。契約の方法でございますが、一般競争入札でございます。履行場所につきましては、議案資料7ページの位置図のとおり、綾瀬市本蓼川地内でございます。工事の履行期間でございますが、議案資料の2ページの工事請負仮契約書に記載のとおり、議決の日の翌日から平成25年2月28日まででございます。 次に、入札までの経過を申し上げます。本事業につきましては、まず地元業者の参加機会と適正な競争性の確保を前提に、この構成員参加要件を市内本店業者とし、2社特別共同企業体方式といたしました。地方自治法施行令第167条の6の規定に基づきまして、一般競争入札の参加資格と必要事項でございます工事名、工事概要、工種、工期及び設計金額などの公告を9月14日にいたしました。10月11日までの申請を受け付けましたところ、7つの特別共同企業体から申請があり、資格審査の結果、議案資料の4ページに記載の7社を受理いたしました。10月18日午前9時30分から入札を執行いたしましたところ、前に申し上げましたとおり、西松建設・宮内商店特別共同企業体が落札したものでございます。 落札いたしました西松建設株式会社横浜営業所及び有限会社宮内商店の会社概要を申し上げます。まず代表構成員の西松建設株式会社横浜営業所でございますが、所在地は神奈川県横浜市西区北幸2丁目8番19号でございます。資本金は235億1,300万円、年間完成工事高は3,884億3,194万9,000円でございます。主な官公庁実績の運動場及びスポーツ施設工事といたしましては、平成18年に埼玉県川口市が発注しました仮称戸塚スポーツセンター建設工事、23億5,096万500円や、平成17年に熊本県益城町が発注しました益城町総合運動公園建設工事5億4,495万5,443円などがございます。 また、構成員の有限会社宮内商店でございますが、所在地は綾瀬市綾西3丁目8番15号でございます。資本金は2,100万円、年間完成工事高は3億1,164万9,000円でございます。本市の実績といたしましては、平成22年度綾瀬スポーツ公園整備工事(その2)ソフトボール場整備で1億443万9,300円、平成22年度早川本蓼川線電線類地中化工事7,974万7,500円などがございます。 以上で第51号議案の補足説明を終わらせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、福祉部長。  〔福祉部長(安斎幸雄君)登壇〕 ◎福祉部長(安斎幸雄君) よろしくお願いいたします。 それでは、第53号議案・指定管理者の指定につきまして補足説明を申し上げます。議案書につきましては、17ページでございます。なお、指定いたします法人の概要及び管理業務の事業計画につきましては、議案資料の9ページ、10ページでございますので、御参照いただきたいと存じます。本件につきましては、提案理由のとおり、地方自治法第244条の2第6項の規定によります公の施設の管理につきまして、指定管理者を指定する際に議会の議決をいただくものでございます。 その内容でございますが、本年6月の定例会におきまして、綾瀬市心身障害者作業施設条例を綾瀬市障害者自立支援センター条例に改正する議決をいただきまして、今回新たに障害者自立支援法に基づく障害福祉サービスを提供することができる指定管理者につきましてお諮りするものでございます。1の管理を行わせる施設の名称及び所在地でございますが、綾瀬市障害者自立支援センターばらの里、綾瀬市深谷南2丁目7番2号、及び綾瀬市障害者自立支援センター希望の家、綾瀬市寺尾南2丁目3番39号の2施設でございます。次に2の指定管理者の名称及び所在地でございますが、名称は社会福祉法人県央福祉会、代表者は理事長佐瀬睦夫でございます。所在地は、大和市柳橋5丁目3番地1でございます。3の指定の期間でございますが、平成24年4月1日から平成29年3月31日までの5年間でございます。以上でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、環境部長。  〔環境部長(山口敬一君)登壇〕 ◎環境部長(山口敬一君) それではよろしくお願いいたします。 第45号議案・綾瀬市都市公園条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明を申し上げます。議案書につきましては4ページ、議案資料一部改正条例新旧対照表につきましては7ページでございます。なお、例規集につきましては、第2巻の2,449ページとなっておりますので、よろしくお願いいたします。 今回の改正理由につきましては、綾瀬スポーツ公園施設が本年度末の完成を受けまして、テニスコート、レストハウスを新設するため、所要の改正をするものでございます。なお、供用開始する施設につきまして、お時間をちょっといただきたいと思います。テニスコートにつきましては6面設置をしております。表面は人工芝で、夜間照明施設を有しております。またレストハウスにつきましては、より多くの方に御利用をしていただくよう、スポーツ活動の利便性の向上を目指すとともに、スポーツ環境の憩いの場として多くの市民に利用され、親しまれることを期待できる施設でございます。レストハウスの建物の概要につきましては、鉄筋コンクリート一部鉄骨造平屋建て、延べ床面積389.73平方メートルございます。施設の内容につきましては、事務棟を初め男女のシャワー室、更衣室等を設け、会議室などを設置をしております。 それでは、恐れ入りますが議案書の4ページをお開きいただきたいと思います。 この条例は、第1条の目的から第33条の委任までの33条をもって構成をしております。今回の一部改正では、第7条第3項を改正しております。議案資料一部改正条例新旧対照表で説明をさせていただきます。恐れ入りますが、新旧対照表7、8ページをお開き願います。 第7条第3項中の当該有料施設の利用料金につきまして、専用利用と個人利用の料金に区分を改めますことから、現行「利用するときは」を「専用利用するときは」に改めるものでございます。改正案の下段、別表第1、第7条関係中、有料施設の種類としまして、綾瀬スポーツ公園、第1野球場から第2多目的広場の5施設の次に、テニスコート、テニスコート夜間照明施設及びレストハウス会議室を追加するものでございます。 次に、9、10ページをお開きください。 別表第2第7条の2関係中、前ページと同様に3施設を追加し、供用時間につきまして、テニスコート施設は午前6時から午後9時まで、またレストハウス会議室は午前9時から午後9時まで追加するものでございます。 次に、11、12ページをお開きください。 別表第6第24条関係を、綾瀬市民スポーツセンター等スポーツ施設に関する条例との整合を図るため、有料施設の利用許可による利用料金につきましては、1、専用利用料金と2、個人利用料金に区分し、改正するものでございます。1、専用利用料金は、テニスコート1面2時間を1,000円に、テニスコート夜間照明施設1面1時間を250円に、レストハウス会議室2時間を550円に改正し、また2、個人利用料金では、テニスコート2時間、大人、高校生以上の者を200円、小人、小学生・中学生の者を100円にするとともに、テニスコート夜間照明施設1時間を100円と改正するものでございます。なお利用料金につきましては、綾瀬市民スポーツセンターと同額利用料金にしてございます。 次に13、14ページをお開きください。 備考1は、テニスコート施設の追加を受けまして、現行2行目の括弧内の「夜間照明施設を除く」を「夜間照明施設及びテニスコート夜間照明施設を除く」に改めます。備考2では、文書の最初に「専用利用料金及び個人利用料金に係る」を追加するとともに、備考5の次に6、「専用利用とは、団体で施設を貸し切り利用することをいい、個人利用とは、専用利用以外で利用することをいう」を追加いたしました。 恐れ入ります。議案書の7ページのほうに戻っていただきたいと思います。 附則でございます。附則第1項につきましては、この条例の施行期日を平成24年5月1日と定めたものでございます。附則第2項は、経過措置としまして、改正後の綾瀬市都市公園条例に基づく利用許可の申請その他の準備行為は、この条例の施行の日前においても行うことができると定めたものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、建設部長。  〔建設部長(比留川正昭君)登壇〕 ◎建設部長(比留川正昭君) よろしくお願いいたします。 それでは、市道路線の認定につきまして、補足説明を申し上げます。議案書の18ページをごらんいただきたいと存じます。議案資料につきましては、11ページに地図、12ページに公図の写しがございますので、御参照していただきたいと思います。 第54号議案・市道路線の認定について。路線名、市道727-2号線、起点は深谷中5丁目3406番21地先、終点は深谷中5丁目3406番7地先、延長は90.6メートル、幅員は5.0メートルでございます。提案理由といたしましては、開発行為により帰属されました道路用地を認定していただきたく、提案するものでございます。以上でございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、消防長。  〔消防長(橘川利一君)登壇〕 ◎消防長(橘川利一君) それでは続きまして第52号議案の補足説明を申し上げます。 議案書は12ページから16ページまで。議案資料は別冊の海老名市、座間市及び綾瀬市消防通信指令事務協議会の設置に関する協議についてをごらんいただきたいと存じます。資料に基づきまして御説明をさせていただきますので、資料の1ページをお開きいただきたいと存じます。 まず1でございます。協議会設立までの経過の(1)国及び県の動きでございますが、平成17年7月に消防の広域化とともに消防救急無線の広域化、共同化及び消防指令業務の共同運用の推進についての通知が総務省消防庁から発せられました。翌年6月に広域化等推進のための消防組織法の一部改正がなされました。法改正を受けまして、県では平成20年3月に神奈川県消防広域化推進計画を策定いたしまして、県下を8ブロックに集約する広域化案が示され、綾瀬市は県央東部地区として大和市、座間市、海老名市とともに4市の枠組みに位置づけをされました。県の広域化推進計画を受けまして、県央東部地区消防広域化検討会を設置し、検討を積み重ねたわけでございますが、協議がまとまらず、平成22年10月に4市市長連名で神奈川県知事あてに、消防広域化は実施しない旨の結果報告をさせていただきました。 (2)3市共同運用の動きでございますが、広域化の協議の行き詰まりが見え始めた中で、平成22年5月に3市で共同運用の勉強会をスタートさせました。平成22年10月、広域化協議終結とともに、県央3市消防指令業務共同運用検討会を設置し、検討を進めてまいりました。その結果、平成23年3月に共同運用を前提とし、検討していく旨の消防指令業務の共同運用に関する確認書が3市市長間で締結をされました。さらに検討を重ねた結果、協議会設立共同指令センター等の設置等について、8月に消防指令業務の共同運用に関する合意書が3市市長間で締結をされました。これらの内容は全協等で御報告をさせていただいたとおりでございます。 (3)電波法関係審査基準一部改正でございますが、この改正に基づきまして、消防救急無線デジタル化への移行が平成28年5月に迫っており、このことにより指令システムの再整備が急務となっております。また、広域災害に活用される共通波の整備が、県下共同事業として進められております。 (4)消防指令業務共同運用のメリットでございますが、アとしまして、消防救急体制(応援体制)の強化が図られますということで、これは市境で発生した災害には3市直近所々からタイムロスなしに出動が可能となるわけで、3市消防力が有効に運用されることになります。イとしまして、経費の節減ですが、現段階での試算でございますが、単独整備から見ると6,000万円強が節減されることになります。ウとしまて、人員の効率的な配置ですが、指令センターの配置人員は23名の予定で、綾瀬市から5名の配置となります。 2、共同指令センターの設置場所でございますが、海老名市柏ケ谷1047番地の3で、かしわ台駅南側の旧海老名市消防署北分署跡地でございます。 3、今後のスケジュールでございますが、指令センターを平成24年度、25年度の2カ年で、システムを平成25年度、26年度の2カ年で整備することとしております。 4、運用開始予定でございますが、平成27年度中としておりますので、今後有効な運用が図られるよう、ハード面の整備と並行してソフト面についても議論を尽くしてまいります。 2ページ、3ページをごらんいただきたいと存じます。 5、規約の内容でございますが、第1条は協議会の目的で、消防通信指令事務を共同して処理することとしております。 第2条、第3条は、協議会の名称と協議会に参加する都市を定めているものでございます。 第4条は、担任する事務を具体的に定めたものでございます。 第5条は、協議会の事務所を定めたもので、指令センターの整備前でございますので、海老名市消防本部に置くものとするものでございます。 第6条から第9条までは、協議会の組織等について定めたもので、協議会は各都市とも消防長と2名の職員で、9名の構成を予定しております。会長・副会長・職務代理は、関係市の長の協議で、それぞれの消防長が当たることとしております。 第10条は、指令業務に張りつく職員の選任等を定めたものでございます。 第11条は、協議会の事務を処理するための組織設置ができる規定で、今後運用開始までに検討される予定でございます。 第12条から第14条は、協議会運営の基本的事項は、会議で決定することとし、その会議の運営を定めたものでございます。 第15条は、協議会の事務執行は、協議会が法人格を持たないため、その際は海老名市の例規による定めとし、係る例規の制定改廃は座間市・海老名市との協議をすることとしております。 第16条は経費の支弁方法ですが、指令センター建設は人口割、指令台・指令システムは単独整備費割合、管理運営経費は人口割としております。 指令台・指令システムは単独整備費割合についての説明をちょっと加えさせていただきますと、この事業は国の補助事業等を活用して財源確保を予定しております。補助事業で単独整備した場合は、人口規模で海老名市、座間市と綾瀬市が整備するシステムの規模が異なります。こういった中で、補助基準額の差が生じますので、この基準額をベースに負担割合を定めるものでございます。 第17条、第18条は、財産の取得等を定めたもので、先ほど説明したとおり協議会は法人格を有しないので、その処理は海老名市の例規に基づき、その他は地方自治法の定めによるものとするものでございます。 第19条は、協議会の事務を関係者の長が報告させ、調査できることとしているものでございます。 このページから4ページに続きますが、第20条は、協議会解散の場合の措置で、事務の継承、財産の処分を定めたものでございます。 第21条は、施行期日でございますが、平成24年1月1日とするものでございます。 以上、雑駁でございますが、補足説明とさせていただきます。よろしくお願いをいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、生涯学習部長。  〔生涯学習部長(新倉博信君)登壇〕 ◎生涯学習部長(新倉博信君) よろしくお願いいたします。 それでは、第46号議案、第47号議案の補足説明を申し上げます。 最初に46号議案・綾瀬市体育指導委員条例を廃止する条例につきまして、補足説明を申し上げます。議案書の8ページ、あわせて議案資料1ページをごらんいただきたいと思います。 提案理由でございます。スポーツ振興法の全部改正によるスポーツ基本法の施行に伴い、スポーツ推進委員に関する例規の整備を図るため、本条例を廃止いたしたく提案するものでございます。改正されましたスポーツ基本法第32条の規定に、体育指導委員からかわりましたスポーツ推進委員について、社会的信望があり、スポーツに関する深い関心と理解を有し、職務を行うのに必要な熱意と能力を有する者の中から委嘱する等の規定がございます。同様の規定をしてございます本条例を廃止し、例規の整備を図るものでございます。なお、関連といたしまして、議案資料の1ページにございます綾瀬市体育指導委員に関する規則の一部を改正する規則の案を資料として提案してございます。題名を綾瀬市スポーツ推進委員に関する規則に改め、第1条ではスポーツ推進委員の根拠を明記し、第2条では「振興」を「推進」に、また「住民」を「市民」に改め、その他文言の整理をするとともに、第6号にスポーツの推進のための事業の実施に係る連絡調整を行うことを加え、スポーツ推進委員に関する規定の整理をするものでございます。以上が第46号議案・綾瀬市体育指導委員条例を廃止する条例の補足説明でございます。 次に、第47号議案・綾瀬市民スポーツセンター等スポーツ施設に関する条例の一部を改正する条例につきまして、補足説明をさせていただきます。議案書の9ページ、10ページでございます。あわせて一部改正条例の新旧対照表の15ページ、16ページをごらんいただきたいと思います。 まず議案書のほうの提案理由でございます。平成23年度事業で整備いたします早川城山多目的広場スポーツ施設として位置づけるため、所要の改正をいたしたく提案するものでございます。 恐れ入ります、新旧対照表の15ページ、16ページをごらんいただきたいと思います。 別表1でございます。この施設の設置を規定したもので、現行蓼川スポーツ広場の次に早川城山多目的広場、綾瀬市早川城山4丁目3番1を加えるものでございます。次に別表第2でございます。これは施設の利用日及び利用時間を規定したものでございます。現行蓼川スポーツ広場の次に早川城山多目的広場を加えたものでございます。なお、利用日につきましてはどうという規定でございますが、休場日を除く毎日、利用時間につきましては午前6時から午後7時までの規定となってございます。次に別表第3でございます。これは、施設の専用利用料金を規定したもので、同様に蓼川スポーツ広場の次に早川城山多目的広場を加えるものでございます。 議案書10ページにお戻りいただきたいと思います。 施行期日でございます。附則1で、平成24年4月1日としてございます。また附則2で、早川城山多目的広場の利用許可の申請等の準備行為につきましては、施行日前に行うこととしてございます。 以上で第47号議案・綾瀬市民スポーツセンター等スポーツ施設に関する条例の一部を改正する条例の補足説明といたします。どうぞよろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 環境部長。  〔環境部長(山口敬一君)登壇〕 ◎環境部長(山口敬一君) 先ほどちょっと補足説明が漏れましたので、済みません。議案資料の5ページをお開き願いたいと思います。 平成23年度綾瀬スポーツ公園整備工事(その1)の概要書でございます。同様に、7ページには位置図、8ページには平面図がございますので、そちらを使わせていただいて説明をさせていただきます。 まず1、工事名称、平成23年度綾瀬スポーツ公園整備工事(その1)。場所につきましては、7ページを見ていただきたいと思います。綾瀬市本蓼川地内でございます。3、施設の概要につきましては、8ページの平面図で説明をさせていただきたいと思います。まずグラウンドの面積につきましては1.3ヘクタール、本塁両翼長さにつきましては98メートルございます。そして本塁センター長の長さにつきましては122メートル、それとバックネットの高さにつきましては10メートル。長さにつきましては38メートルございます。防球ネットの高さにつきましては14.5メートルございます。グラウンドにつきましてはロングパイル人工芝、大体高さが6センチから6.5センチの高さでございます。アンツーカーにつきましては、8ページの図面で黒くなっているホームベース、1塁、2塁、3塁、そしてピッチャーマウンドになってございます。それから附帯の施設としまして、図面にもありますように、まずスコアボード、こちらについては高さが2.4メートル、幅につきましては14.35メートルございます。スタンドでございます。ブルペン、1塁側、3塁側2カ所ございます。ダッグアウトにつきましては、同じく1塁、3塁の2カ所ございます。バックスクリーンの関係でございますが、高さは7.75メートル、幅につきましては20.4メートル、合成の木材を使わせていただいております。旗ポールにつきましては3カ所、高さにつきましては10メートルで、アルミポールを使わせていただいております。 4点目、工事の概要でございます。(1)敷地の造成工事から(2)給水設備、ずっと続きまして(7)では、グラウンド舗装工事、(8)のスタンド施設の整備の内容です。スタンドベンチにつきましては、壁つきが471基、床づけのベンチが60基、そして身障者用の介助用にスタンドベンチ壁つきが9基ございます。合計でスタンドの数としましては540基用意をさせていただきました。また、外野の芝関係、集客人数に置きかえますと、まず外野につきましては1,970人分の広さ、スペースを確保しております。また、内野の芝生につきましては1,870人、内外野合計で3,840人の方の集客を考えてございます。あと、グラウンド施設の整備については、ダッグアウトスコアボード、バックネット、防球ネット、先ほど施設の概要でお話をさせていただいております。最後になりますが(10)の植栽工につきましては、張芝工で改良野芝を使わせていただいております。張る面積にしましては約2,500平米程度計画を持ってございます。 簡単でございますが、概要につきまして説明を終わらさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 以上で説明を終わります。 これより、本8件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。青柳 愼議員。 ◆17番(青柳愼君) それでは第45号議案・綾瀬市都市公園条例の、今度新しく設備されますテニスコート関係、この個人利用料金の件でございます。減免、利用料金の見直しというのは、この間の会議でも出ていましたけれども、今回大人、高校生以上200円、小人、小学生、中学生は100円ということで、60歳以上はたしか無料になっているんじゃないかということをいつも指摘させていただいております。これは当然同じような状況かと思いますけれども、見直しの今回もすばらしい施設のままでこのままの料金をやってしまうのか、そして夜間照明施設1時間100円ですけれども、ここには摘要が何もございません。この欄、夜間照明、これは減免の人たちが使ったときも料金は取らないということでよろしいんでしょうか。 それと今、補足説明でありました第51号議案のすばらしい硬式野球場の設備が始まってまいりますけれども、これは高校野球の公式大会ができる認定が取れるのでしたっけ。その辺の確認をお願いいたします。よろしくお願いします。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) 環境部長。 ◎環境部長(山口敬一君) まず、テニスコート等々の利用料金の御質問がございました。施設の利用料金の関係は、先ほど私も御説明しましたが、現在のスポーツセンターの料金が基本として今回都市公園条例のほうに記載をさせていただいております。そういう意味で、昨年4月に綾瀬市受益者負担金の適正化に向けた提言書の中で、使用料金については明確に定めた額がないというふうなことで、これらを受けまして本年11月に受益者負担金の適正化に関する指針の策定委員会ができましたので、そちらのほうで料金の内容、あと先ほど減免の話もちょっと出ておりますので、それらの見直しに向けて、これから委員会等の中で議論をさせていただきたいと考えてございます。 それから2点目の、減免の関係でございますが、一応うちのほうの都市公園条例では16条の第5号に記載をさせていただいております。そしてその内容の内規でございますが、60歳以上が過半数を占める団体登録、利用するときは減免にするだとか、あといろいろ条例の中では、自治会活動で使う場合にはやはり減免になる等と、条例と内規のほうで減免の関係が現在は決まってございますが、そちらについても料金の改定と同様に、見直しも進めたいなというふうに思っておりますので、御理解よろしくお願いいたします。以上です。 あと、高校野球の関係でございますが、昼間は基本的には問題はないのかなと思いますけれども、夜間の関係につきましては、照明の関係が、ここの高さの問題がありますので、昼間については公式的な野球も可能というふうに判断をしてございます。 高校野球の公式野球は、できるということで、今、聞きましたので、高校野球はできるということで御理解願いたいと思います。 ○議長(増田淳一郎君) 山口環境部長に申し上げますけれども、夜間照明の件はどうなっていますか。答弁をお願いします。 ◎環境部長(山口敬一君) 基本的には料金はいただくということで、取りますということで考えております。 ○議長(増田淳一郎君) 青柳 愼議員。 ◆17番(青柳愼君) 少しわかりました。以前から言われているように、テニスコート、本当にスポーツセンターも朝早くから利用されています。綾瀬は元気な高齢者も多いということでね。ただ、60歳以上だと毎日来ている方も多くいるということで、ネットの破れも多く、修繕費も出ないということで、指定管理者も頭を痛めているような状況だと思います。子供たちは、利用者から見る孫に当たる子供たちから100円を徴収しているということを、これは間違いないことでございますので、11月に見直しの検討会議が始まったということなんですね。これから始まるということなんですね。はい。そういうことを見ながら、このすばらしい施設、減免の規定の見直し、使用料金の見直し、これから税収が落ち込むわけでございますので、人数を把握するときの100円ぐらいは取ったほうがいいと思います。 51号のほうの硬式の野球場でございますけれども、綾瀬には高校野球の盛んな学校も当然、監督もいまして、そんな中で、公式大会ができるということが決まっているそうでございます。大変うれしいと思います。 済みません、さっき補足のところでよく聞き取れなかったんですけれども、スタンドのほうの収容人員。芝生関係のは3,840人というのは、内外野3,840人というのがあったんですけれども、スタンドに入る人数を最後に聞かせてください。 ○議長(増田淳一郎君) 環境部長。 ◎環境部長(山口敬一君) スタンドのほうの席の数でよろしいでしょうか。 トータルでは540基設置をさせていただきたいと考えております。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) 高島副市長。 ◎副市長(高島勝美君) 受益者負担金の関係で、行革のほうが中心に進めてございます。環境部長に答弁していただきましたとおり、11月に1回目の会議が行われたんですけれども、まずは今回出させていただいていますのは、山口部長が説明されておりますとおり、来年の3月に新たなテニスコート、レストハウスが完成をします。供用開始をしたいということなんですけれども、これについては現在市民スポーツセンターの施設とまず同額で当座、というのは、今回この条例改正の中ではさせていただいて、議会の議決をいただきながら、来年の4月以降は市民に供用していきたいというふうなまず条例でございます。 それで、私どもの今の受益者負担適正検討委員会の中では、25年に硬式野球場、今回議決をいただこうとしております硬式野球場が25年3月に完成をいたしますから、これまでにはこれまでの補助金についてはある程度進んでおりますけれども、受益者の負担金については25年の3月議会に出せるような検討委員会を開きながら、新たにできます硬式野球場の負担金の見直しをしていきたい、こんなスケジュールでこの検討委員会、策定委員会は進めていきたい、このように思っております。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。武藤俊宏議員。 ◆3番(武藤俊宏君) 第52号議案の消防通信指令業務についてお聞きします。 共同運用するに当たりまして、先ほど御説明の中で新しく指令センターをつくってやるということで、3市合同で行った場合約6,000万円ほどの経費削減ということを見込まれておるというような御説明をいただきました。その6,000万円の具体的な内容について、わかる範囲でお聞きしたいと思います。 もう1点が、共同指令センターが3市で23名の職員で運用されるというようなお話の中で、綾瀬市から5名が派遣と。現数から当然減員になられると思うわけですが、これらの職員の方々が今後東日本の大震災を含めた中で、いろいろな震災対応策もあると思いますが、方針がございましたら、それについてどのような考えであるかお聞きしたいと思います。お願いします。 ○議長(増田淳一郎君) 消防長。 ◎消防長(橘川利一君) まず、経費の具体的な内容についてというお尋ねでございますが、3市の消防指令業務の共同運営に当たりましては、先ほど説明した、新たに建設する指令センター及び指令台・指令システムなどの整備を行います。詳細な設計はこれからですので、概算ということで説明をさせていただきますが、まず指令センターの建設費はおおむね3億2,640万円程度。指令台・指令システムの整備費ではおおむね13億5,270万円程度を見込んでおります。全体整備費は16億7,910万円となるわけでございます。なお、整備には一部特定財源、国庫補助金等を充当できますことから、実質整備費は13億7,710万円程度となります。先ほど補足説明で申し上げました人口割、単独整備費割合によって、本市の負担額を算出いたしますと、共同で整備した場合、本市の負担額はおおむね3億5,510万円程度を見込んでおります。これを本市が単独で整備した場合は、建物を含まずシステムだけで整備費がおおむね4億1,790万円程度になりますので、この状態で比較しても共同整備運用した場合、約6,200万円程度の縮減が見込まれます。今後詳細な設計が進む中で、さらなる経費の縮減に努めてまいりたいということで考えております。 また、指令センターの配置人員に絡む御質問でございますが、共同運用により現行の指令業務がすべてなくなるわけではございません。消防庁舎に来庁された方の案内や受付業務、一般電話の応対などは24時間引き続き行わなければなりません。また、災害時のメール配信や防災行政用無線による広報、消防団員への出動指令、こういうものについては必要不可欠、各都市でやらなければならない状況でございます。さらには今、建物関係で今、建築物の複雑化に伴う予防業務の高度化とか専門化に対応する予防体制の充実強化もやはり急務になっております。 いずれにいたしましても、市民に安全で安心して暮らせる生活を確保するため、効率的な職員配置を行い、消防体制の充実を図ってまいりたいという、そんな考えでございます。よろしくお願いします。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。上田博之議員。 ◆15番(上田博之君) それでは、43号議案と46号議案、あわせてお伺いしたいと思います。 まず43号議案で、綾瀬市スポーツ推進審議会という形で今回再スタートするということですけれども、この審議会がこれまでどのように開催されていたのかについて確認させてください。ここ2、3年の開催状況など教えていただけたらと思います。 それから2番目に、スポーツ推進委員ですけれども、こちらのほう、体育指導委員に関する規則のほうを見ますと、それが今回そのまま使われるということですので、定数が25ということだと思います。この体育指導委員、今回スポーツ推進委員となりますけれども、こちらのほうがどのような活動をしているのかについて、確認させていただきたいと思います。 次に、今回スポーツ基本法が施行されて改正されるということですけれども、ちょっとスポーツ基本法についてお伺いしたいんですが、第2章の第10条で、地方スポーツ推進計画の策定というものが言われておりますけれども、今回のこの改正に当たって、こうしたところもいろいろ検討されているのかと思いますので、その辺の進捗ぐあいなどを教えていただけたらと思います。 次に、47号議案のスポーツセンター等の施設に関する条例の一部改正についてですけれども、こちらの早川城山多目的広場ですけれども、こちらのほうが地元の説明会なども行われているようですけれども、住民の合意などがどのようにとられているのかについて、それからその話し合いの中で、変更点などいろいろ成果があると思いますので、その辺を概略を教えていただきたいと思います。 また、住宅地に非常に隣接した運動場になりますので、いろいろなトラブルといいますか、予想される問題もあると思いますので、そういったところで種目の規制などもされているのかと思いますので、その辺のお考えについてお伺いしたいと思います。 そして今後、今のままでは多目的広場とは言えないと思いますので、工事など行われると思います。その工事のスケジュールなどについて確認させていただきたいと思います。 あと、消防の通信指令については、委員会のほうで細かくお聞きいたしますけれども、1点だけ市長のいらっしゃるところでお伺いしておきたいと思いますが、議案書の14ページの一番下のところ、第14条の3項です。会議の議事は、出席した副会長等の過半数で決し、可否同数のときは議長の決するところによると書いてあります。これは、普通に読むとよくある規定なので、違和感はないんですけれども、今回の3市での共同しての運用ということを考えると、こうした多数決で議長が決するというようなことはあってはならないことだと思うわけですけれども、ふだん普通に規約をつくっているので、それをただ援用されただけかと思いますが、こうした共同で行う事業というものは、お互いに納得しなければ進まないものだと思いますので、こうした規定がなじむのかどうかについてのお考えをお聞かせいただけたらと思います。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) 生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(新倉博信君) まず最初に、スポーツ推進審議会、スポーツ振興、今までの経過でございますけれども、平成21年度でございます。ちょうどスポーツセンターのリニューアルが行われたときでございまして、そのときに諮問をさせていただいてございまして、リニューアルに伴ってその利用料金をどうしていこうかということをお尋ねをさせていただきました。その時点で、先ほどお話がございましたように、公共料金、受益者の負担の割合の見直しを市全体で考えてございましたので、そのときにはそれを見送って、空調関係だけが料金の中に加えたという中での改正をしてございます。それとあわせて、平成22年度につきましては、綾瀬スポーツ公園の進捗状況ですとか、今度は指定管理者の公募に関するようなものを審議会のほうに報告して御了解をいただいてございます。23年度についても同じようなスポーツ施設の進行状況、スポーツ行政の全体についての御説明をさせていただいている部分でございます。 次に、スポーツ推進委員さんにつきましては、その体育指導委員さんでございますけれども、今、25名全員で協議会を組織していただいてございまして、毎月第1日曜日でございますけれども、定例会を開催し、情報交換するとともに、事業の調整をさせていただいております。なお、終わった後、毎回ではございませんけれども、定例会後にスポーツ教室、これはショートテニスの教室でございますけれども、年4回程度開いて、市民の方に実技の指導をさせていただいております。それとあわせて、市からもいろいろ事業をお願いしてございまして、スポーツ教室、特にニュースポーツの普及啓発のために、年2回程度開催をさせていただいております。あと、スケート教室、実質的には相模原のほうのスケート教室までの引率ですとか、簡単な指導をお願いしてございます。それとあわせて、ついこの間、11月に行われましたスポーツフェスティバル、それの開催についても実施をお願いしてございます。あと、御承知のように市の駅伝大会、そういうものへの御協力、あと神奈川駅伝、そういうところへの協力、あと青少年課で行ってございますナイトウォークラリーへの応援、そういうものもやってございます。あわせて、近年自治会等の中でのスポーツイベント等に対する協力をした中で、スポーツの普及、そういうものをお願いしてございます。そういう活動を中心にしていただいてございます。 それと、スポーツ基本法の中で行ってございます地方におけるスポーツの計画というものでございます。これにつきましては、今、国のほうでもこの法律を受けた中での基本的な計画を計画策定中でございます。それを参照して、県の計画、市の計画という中で、流れとしてはなってございます。ただ、今までの中でも、今回の附則の中でも、スポーツの振興法に基づきます地方の計画につきましては、現在あるものをみなすということでの解釈もございます。そういう中では、現在では市の中での総合計画、それとまた教育振興基本計画、それの中にあるスポーツ計画がそれにかわるものとして考えてございます。 次に早川城山の関係でございます。早川城山につきましては、先ほど議員のほうにお話がございましたように、この計画が決まりました中で、予算をいただきました中で、8月の末に地域の方からの御要望もあわせて事業の説明会を一度させていただいて、そこでいろいろな要望をお聞きしてございます。それとあわせて、その要望を入れられた中での整備計画をお聞きしまして、10月の中旬でございますけれども、計画を説明させていただき、了解を得たものでございます。 内容といたしましては、全部を挙げるわけにはいきませんけれども、例えば防球フェンスの高さ、最初市としては6メートルの高さで計画してございましたけれども、中でやっている競技によっては外にボール等が飛び出して迷惑をかけることがありますので、6メートルを予定してございましたけれども、地域の方から、余り高いと景観がよくないという中で、これについては4メートルから5メートル程度という中で、場所によって多少違えた中での計画をしてございます。 あと、当然駐車場を整備させていただきます。駐車場につきましても、どこが出入口がいいのか。現在の出入口ですと、非常に住宅の目の前になってしまうという、そんなことがございましたので、バス道路のほうに駐車場の出入口を設ける。それとあと施設の中、グラウンドを5メートルのフェンスで囲みますけれども、そこへの入り口も、通常であれば1カ所でよろしいんですけれども、地域の住民の方の使い勝手、そういう要望がございましたので、3カ所程度設置してございます。あと、もう1つ一番大きかったのは、トイレの位置を現在の位置からなるべく住宅から一番遠い位置にしてほしいということで、今度は当然下水に流しますので、我々の苦労したところなんですけれども、住宅から一番遠いところでございます。そういうところに移動させた中で合意をいただいたと。当然敷地の中ではグラウンドからのほこりですとか、そういうものは我々としても考えてございましたけれども、そういうものが起こらないような仕様でお願いしたいというふうなお話がございましたので、それについても対策を講じた中で、先ほど申し上げました11月の中旬に計画をお話した中では合意をいただいてございます。今の中で、そういう部分では、工事がこれから発注をかけますので、年明けの1月から3月下旬ごろに工事を予定してございます。 それと種目でございます。御心配のように、大変住宅が密集、住宅の中のスポーツ施設ということで、それこそ中で競技している方たちの声ですとかそういうものも含めてご迷惑がかからないように、種目も限定をした中で利用していただければなと思ってございまして、種目としては少年サッカーですとかゲートボール、グラウンドゴルフ、ターゲットバードゴルフ、そういうおとなし目の競技の種目であそこのところを御利用いただくように開放していくつもりでございます。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) 消防長。 ◎消防長(橘川利一君) 規約の第14条の後段ですか、可否同数の場合は議長が決するという、この項目について、共同運用する中で、非常にこの条文は好ましくないのではないか、そういう御質問でございますが、この規約の条立ては、国が協議会を進める中で、規約の例を示されておりまして、先進都市でも同様な規約になっております。しかしながら、御質問のとおり、当然ながら共同運用でございますので、議論を尽くし、納得した中での業務運営をしていくことが当然でございますので、そのように心がけていきたいと思います。 また、いろいろな形の中で今、ある程度合意形成がされていますけれども、協議会の運営も事業主体はとりあえず海老名市になっておりますけれども、協議会の会長についてはお互いに持ち回りでいきましょうという、そんな話もできておりますので、この条文の後段を活用することはまずないということで考えております。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) 上田博之議員。 ◆15番(上田博之君) ありがとうございました。まず最後の規約の問題ですけれども、これは活用することはないとは私も思いますけれども、国のひな型に沿ってということだと思いますが、今後こういう、本当にお互いに納得しなければ進まないような事業を進める場合には、ひな型にのっとるだけではなく、独自の考え方も入れてもいいのかなと思いますので、今後検討いただけたらと思います。よろしくお願いいたします。 スポーツ推進審議会についてのところですけれども、これまで先ほどのお話ですと年に1回ぐらいの開催というふうにとれましたけれども、年に1回開催しているだけなのかについてお伺いしたいと思います。昨年度の会議等計画もあったと聞いておりますので、その辺のこともお伺いしたいと思います。 それから、スポーツ推進委員のところでは、私も地元の自治会の体育祭では体育委員の方に大変お世話になりまして、感謝しているんですけれども、本当にたくさんのスポーツ振興のために体育指導委員、そして今回スポーツ推進委員という名前になりますけれども、果たしていただいているということがよくわかりました。このスポーツ推進委員は、25名ということが規約にありますけれども、自治会推薦の方がどのくらいいるのかについての確認をさせていただきます。 あと、スポーツ基本法にのっとる推進計画については、見直してこれからもいかれると思いますので、よろしくお願いいたします。 あと、早川城山多目的広場についてですけれども、わかりました。それで、私は住民説明会で配られたときの図面をいただいているんですけれども、このグラウンドの周りにいろいろまだ整備される予定のない空き地といいますか、スペースがあります。こうしたところを今後市民の憩いの場として植樹をしたり、ベンチを置いたりというようなことを考えていらっしゃるのかどうか、ぜひ考えていただきたいと思いますけれども、その辺のお考えについてお伺いしたいと思います。 それから、供用開始についても確認させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(新倉博信君) 失礼しました。スポーツ推進審議会でございますけれども、通常年2回程度を予定してございます。平成22年度につきましては、先ほど1回ということで御報告しましたけれども、3月の十何日かに予定してございまして、ちょうど震災の関係でそれは中止という形でされたもので、22年度については1回という中で、年2回を大体例年予定してございます。 あと、スポーツ推進委員さんの25名のうちの自治会推薦につきましては、17名の方を自治会から御推薦いただいてございます。 それと、早川城山多目的広場の周辺でございます。実質なグラウンドのほかに周辺ございます。斜面地が若干ございます。それと今度囲う外側に樹木が数本ございます。非常にいい部分では、日陰ですとかそういう景観を呈してございますので、そこは地域の方が散策をしたり、そういう中でお使いいただくような形での考え方でございまして、今のところそれ以上の整備は考えてございません。 それと、供用開始につきましては、4月1日を目途にしてございます。失礼しました、5月1日でございます。 ○議長(増田淳一郎君) 上田博之議員。 ◆15番(上田博之君) ありがとうございます。スポーツ推進審議会についてですけれども、これまで年2回ということを想定されていて、昨年度は1回開かれて、3月のは震災のことで中止になったということなんですけれども、ちょっと細かいことを言いますけれども、この審議会に参加される委員の方には1日費用弁償8,400円支払われると思うんですけれども、昨年の3月に予定されていた会議が中止になって、私の確認したところではそのあと4月、5月、6月に必要があって開かれたというふうには聞いておりません。先ほどのお話でも、平成23年度は今まで1回開かれているということですけれども、3月に予定していたものが中止になったけれども、それがすぐ事態が安定した後に開かれていないということは、それほど必要性のある審議会ではなかったのかなというふうに思うわけなんです。その辺で、年2回ということで審議していただくのはいいんですけれども、本当にそこで必要なことを必要なように、費用もかかるわけですから、しっかり審議していただくという体制が必要なのだと思うんですけれども、そういった意味で、本当に必要な審議会をやっていただきたいということをここで申し上げたいんですけれども、その辺で3月に中止になったものがすぐ開かれなかったことについての判断を、ちょっと確認させていただきたいと思います。 あと、早川城山多目的広場に関しては、今後ぜひ住民の方の要望もありますので、ベンチの設置とか散策しやすいような整備をしていただきたいと思いますので、それは要望ですけれども、よろしくお願いいたします。
    ○議長(増田淳一郎君) 生涯学習部長。 ◎生涯学習部長(新倉博信君) 恐れ入ります。審議会の3月の中止になった分でございます。ちょうど6月いっぱいで今、委嘱をお願いしてございました審議会の方が交代の時期でございまして、そんな中でございまして、我々としては早急に新しい委員さんを含めて、選考した中で開催するつもりでございましたが、あいにくそういう部分では10月に今年度は開催をした中で、3月に行うべき部分も含めてでございますけれども、審議会のほうに報告をさせていただきました。ただ、その間があいていいかということではございませんで、我々としても粛々と準備をした中で10月になってしまったということで御理解をいただければと思います。以上でございます。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(増田淳一郎君) 質疑の途中ですが、この際暫時休憩いたします。 午前11時55分 休憩 ――――――――― 午後1時00分 再開 ○議長(増田淳一郎君) 再開いたします。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。越川好昭議員。 ◆6番(越川好昭君) 第53号議案・指定管理者の指定について幾つか教えていただきたいと思います。 来年度から障害者自立支援法に基づいて行うということで、今回指定管理者が社会福祉法人県央福祉会を指定するということで提案されているんですけれども、この指定管理者が県央福祉会になった経緯といいますか、どういうことでここに決めようとしているのかということを教えていただきたいということが1つです。 それから、職員配置というのが議案資料の10ページに出ているんですけれども、これが現在の職員の数との変化とか増減があるのかないのかと、現在いる方の雇用との関係がどうなるかというようなことを教えていただきたいということです。 それから、この県央福祉会を指定管理者にした場合に、市からの財政負担というのが現行とどう変わるのか。 あと、人員配置なども指定管理者が決まった以降は指定管理者の判断で増減ができるようになるんだろうと思うんですが、その辺の確認を教えていただきたいと。 それから、これまで従来市が社会福祉法人などに委託してやってきたわけなんですが、以降指定管理者になった後は、市の指導といいますか、こうしてほしいという意向などはどのような形で管理者のほうと意思疎通をするようなことになるのか、教えていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 福祉部長。 ◎福祉部長(安斎幸雄君) まず、県央福祉会に指定管理者の候補者として決定した経緯でございますけれども、6月の条例改正以降7月には事業者の公募を行いました。公募に当たりましては、現行サービスの維持とサービスの質の向上を図るために、県内で同様の実績のある社会福祉法人に限定をさせていただきました。その結果、1社から応募がございまして、8月の庁内の選定委員会を経た上で、9月には指定管理者の候補として内部で決定をしたものでございます。 次に、職員の配置でございますけれども、現在2施設でお勤めいただいています19人の方がスタッフでございますけれども、19人のうち希望される16人の方すべてが継続して雇用される予定でございます。 それと市の負担でございますけれども、今までは指定管理料という形で委託料を支払ってございましたが、今後は自立支援法の中の給付費という形で出ますので、応分の負担は市は負担をすることになります。ただし、3分の1以下になる予定になってございます。 それと、通所されている方、予定が定員が20名・20名、40名でございますので、現在13名ずつの方がいらっしゃいます。今後20名を定員にいたしまして、指定管理者のほうで努力をしていただくということになります。 それと市の指導でございますけれども、当然ながら設置者は市でございますので、自立支援法の趣旨に基づいたサービスが行われているかどうかにつきましては、市のほうで適切な指導をしてまいりたいというふうに考えてございます。 ○議長(増田淳一郎君) 越川好昭議員。 ◆6番(越川好昭君) どうもありがとうございます。うまくいくことを期待しておりますが、最後の市の指導とか、管理者との意思疎通、特に定期的な、何カ月に一遍やるとかいう決まりといいますか、そういうものはあるんでしょうか、ないでしょうか。そこだけお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 福祉部長。 ◎福祉部長(安斎幸雄君) 現時点では指定管理者と細かい詰めを行っておりませんので、今後指定管理に移行する以前に協議をしてまいりたいと思っております。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。松本春男議員。 ◆16番(松本春男君) まず、スポーツの野球の施設のほうで、3点お伺いいたします。 1つは、西松さんと宮内さんの請け負いというか工事の割合はどういう状況かというのが1点。 それから、スタンドと芝生があるんですけれども、定員はそれぞれ何人を考えているかというのと、あそこはバスがほとんど通るのが少ないから、車で行くのが多いんだけれども、駐車場が、例えば高校野球をやった場合にどういう状況になるかというのが1つ。 それから、消防のほうの確認なんですけれども、市の場合とか高座清掃施設組合というのは情報公開の対象としているけれども、今回の施設をやった場合に、情報公開等の窓口の、一般的には事務の海老名市かなとは思いながら、ほとんど独立した機関みたいになるから、かといって職員は各地から来るとなると、情報公開等の窓口はどういうふうになるのかというのと、損害賠償は普通は起きないと思うんですけれども、もし市民が指令系統の問題においての損害賠償を訴えた場合に、窓口はどういう事務でどこがやっていくのか。 それからあと、役所の場合というのはいろいろな問題があった場合は、これは各行政で民間の保険をかけていますよね。ここの場合の消防指令の場合の保険はどういう扱いになるのか。この3点お願いします。 ○議長(増田淳一郎君) 総務部長。 ◎総務部長(笠間敏男君) 契約金額に対する出資の割合につきましては、西松建設株式会社が70%、宮内商店が30%です。 ○議長(増田淳一郎君) 環境部長。 ◎環境部長(山口敬一君) スタンドの人数の関係の御質問だと思います。バックネット裏のスタンドベンチの数に置きかえますと540基設置をいたします。それと、内外野の芝生の席でございますが、外野の芝生については1,970名、内野の芝生は1,870名になっております。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) 消防長。 ◎消防長(橘川利一君) 協議会の情報公開の関係でございます。先ほど補足説明の中で申し上げたとおり、協議会というものは法人格を持ちません。それぞれの業務がそれぞれの市の責任において実施したことになりますので、綾瀬市の情報については綾瀬市の情報公開条例で対応することになります。また損害賠償もしかりで、うちの業務の中で実施したことと同一になりますので、そんな形で各都市のそれぞれの形の中で損害賠償の処理、また保険等についてもそういう形で整理がされることになると思います。また、そういう事務手続き等についてはこれから協議会、27年度スタートでございますので、細かい点については協議会の中で整理をしていきたいという考えでございます。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) 環境部長。 ◎環境部長(山口敬一君) あと駐車場の関係、お答えしていません。スポーツ公園全体の駐車場の台数でお話しますけれども、普通車につきましては398台、そして身障者用の車椅子の方の場所として8台を設けております。参考までに大型の車両につきましては10台の配置を計画しております。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) 松本春男議員。 ◆16番(松本春男君) スポーツ施設としてかなりの動員、受け入れができるのかなと思うんで。ちょっと確認なんですけれども、トイレは約4,000人を超えるのかな、1,800と1,900で4,000人を超えますよね。このあたりに関して、野球施設のトイレ、約4,000人が利用する場合、一般的には50から150くらいかなと思うんですけれども、このあたり、いっぱい来るとは思わないんだけれども、来た場合にどういうふうになるのか。かなりパニックになるといけないもので、そのあたりの状況を確認します。 それから消防のほうでなんですけれども、今後詰めていただきたいんですけれども、指令業務が3市の職員が一緒になると。そうすると、だれがどうやって問題が起きたかが、あんたのこの電話の受け方が悪かったからこうなったとか、結構トラブルになるといけないものですから、今後指令の場合は、綾瀬市、海老名、座間と日にちで交代するわけではなくて、混合チームで動くと思うんですよね。そうすると、かなりそのあたりの損害賠償だったりとか、それに対する情報公開等があるもので、要望として逆に各市で、あんたはこれ、あんたはこれと分けるのは実際に、市の業務は分けられるけれども、そこの施設はもうそこ1本でどうかしないと、その中でけんかになると思うので、今後の協議の中で、高座清掃施設組合の例ではないけれども、うまく調整をお願いしたい。 それからトイレの施設のほうはちょっと確認します。 ○議長(増田淳一郎君) 環境部長。 ◎環境部長(山口敬一君) 現在、トイレの数の部分は確認はちょっとできておりません。ただ、こういう競技施設ですので、一応は広さに合った、ただ時間的な問題だとかいろいろあると思いますけれども、一応は戻りまして調べさせていただいて、後ほど数とその根拠については説明をさせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 ○議長(増田淳一郎君) 松本春男議員。 ◆16番(松本春男君) では後で結構なんですけれども、ただこのあたり約四千何百人がやるのに長蛇の列にならないような状況だけはうまく検討して、よろしくお願いします。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。安藤多恵子議員。 ◆21番(安藤多恵子君) 51号議案についてお伺いをいたします。 今回この野球場をつくるんですけれども、以前もつくられております多目的広場のほう、サッカー場のほうですが、大雨が降ると、いわゆる遊水池状態になってしまう部分があって、非常に水はけが悪いということがあるんですけれども、こちらのほうのグラウンドについてはそうした心配はないのか、そういう御検討もされたのかどうか、お聞きしたいと思います。 それから、全体に大和市側に比べて市民の方たちが来られたときに腰かけるベンチが非常に少ない。それから、大変暑いときに日陰になるような高木が少ない。あずまやといったようなものもないというふうなことをちょっと感じておりますけれども、こういったあたりの何かお考えはありますでしょうか。 それから、駐車場の関係ですけれども、今、お話がありましたけれども、圧倒的に駐車場の台数が少ないというふうに思います。今現在でももちろん駐車場が不足しているということを非常に言っているんですけれども、3,800人がもし野球場に来られるようなイベントがあったりしたときに、ほかのところも使っていたら、1,000台以上の駐車場が必要ということになりますよね。そのあたりの手当というのは何かお考えになっていらっしゃるでしょうか。以上お聞きします。 ○議長(増田淳一郎君) 環境部長。 ◎環境部長(山口敬一君) 2点ほど。まず1点目の遊水池の機能でございますが、多目的広場の部分は、ちょうどGL的な部分を見ますと、県道から見ても2メートル程度下がっておりますので、基本的にはへこんだ部分の量で遊水池の機能は保てているのかな、そんなふうに考えておりますので。ただちょっと根拠の数字は今、持っていませんので。 野球場の関係では、フェンスの関係と大体80センチぐらいは堰と、あと浮いている部分が一応ありますので、グラウンド面と擁壁とを組んで外周を回っている部分では80センチぐらいの段差がちょっとありますので、ある程度はそこに水もたまるかなと。雨が降ったときには競技が基本的には、集中的な強さが降ったときには中止をするということになれば、多少の雨のたまる場にはなるのかなと、そんなふうに思っております。 あと2点目の駐車場でございますが、先ほど全体の数はちょっと言わせていただきましたけれども、ちょうど硬式野球場の南側の部分、国の国有地がございます。そちらのほうにも臨時的な駐車場として200台程度一応予定で配置を計画しておりますので、全体の中で当然集中的に大会で重なってきた場合には、多少の込み合いの部分が考えられますけれども、一応南側の部分のところに200台程度の駐車場も確保してまいりますので、全体の中で対応していきたいなと、そんなふうに考えております。以上でございます。 ベンチとあずまやの関係につきましては、これから交流施設のところの広場をつくっていきたいというふうに考えておりますので、そのときに木陰の場所だとか植栽等で涼しさが確保できるように計画を進めていきたい、こんなふうに考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 安藤多恵子議員。 ◆21番(安藤多恵子君) ありがとうございました。ぜひベンチに関しては、全体的な配置をできるだけ考えていっていただきたいというふうに思います。また、ベンチの脇に高木が配されるような、そうしたこともぜひ考えていっていただきたいと思います。 駐車場に関してはまだまだ心配の感がありますけれども、この南側の臨時駐車場というふうにおっしゃいましたけれども、いつごろこれが使えるようになるのか、またその臨時駐車場という呼び名がいつまで続くのか、お聞きしておきます。 ○議長(増田淳一郎君) 環境部長。 ◎環境部長(山口敬一君) 臨時駐車場の関係につきましては、予定では24年度の中で整備をさせていただきまして、25年の5月には使っていきたいなと、そのように考えてございます。 ○議長(増田淳一郎君) 安藤多恵子議員。 ◆21番(安藤多恵子君) その「臨時」という呼び名がいつまで続くのですかということです。 ○議長(増田淳一郎君) 市長。 ◎市長(笠間城治郎君) これは防衛とも調整しなくちゃいけないんですけれども、同時にそこへ行くまでの道路もまだ全体的に整備がされておりません。外周等々もしっかりしていく中、どのようにやっていくかということをしっかり検討して、当然駐車場が現在少ないということは、もう皆様から御指摘されておりまして、しっかり進めていくための計画も進めていきたい、このように思いますので、今ここでこうだ、ああだと言って、後に御迷惑をかけてもいけませんものですから、きょうはこの程度にしておいていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。笠間信一郎議員。 ◆13番(笠間信一郎君) 52号議案の海老名市、座間市との通信指令業務の関連で伺います。ちょっと話は遠くなっちゃうかもしれないんですが、海老名市については高速道路があります。その高速道路の消防救急体制について、海老名市はどのようなことをされているか、関係あるのかどうか。もし関係があるのであれば、今回のこの通信指令についても何らかの配慮があったかどうか。その辺、私は全くどういう関係があるかわからないんですよ。ですから、その観点から、高速道路があるまちの消防体制はどういうものなのか、その辺をちょっと御説明いただければと思います。 それから2点目、綾瀬市から5名派遣されるということですが、消防職員の総員として、増減は発生するんでしょうか。2点目です。 3点目、この協議内容の中に、海老名市事務管理条例等とかという海老名市の規定にのっとって仕事をされるということが書いてあるんですが、この辺の内容について、もちろん読まれていると思うんですが、綾瀬市の規定において問題のあったようなところはあったでしょうか。3点伺います。 ○議長(増田淳一郎君) 消防長。 ◎消防長(橘川利一君) まず共同運用の関係の、高速道路の救急業務についてでございますが、現実に海老名市さんはもうインターチェンジがあったりとか、サービスエリアがある関係で、その高速道路上の救急業務はかねてからやっております。これは、神奈川県の高速道路消防協議会というのがございまして、そこで高速道路が所在する市町村との応援協定がございまして、その中でインターチェンジが所在する都市、またはサービスエリアが所在する都市が緊急性のある消防業務、救急業務を実施することになっております。ですから、3市運用の形になっても、当然ながらインターが所在するところは海老名に、またサービスエリアも海老名でございますので、主たる活動は海老名市が実施することになります。 それと職員の増減の関係でございますが、先ほど補足の中でも若干説明させていただきましたけれども、3市が共同でやっても全部が全部そこへ行くわけではなく、各都市に残る業務もございます。そういったものも含めまして、要員をうまく配置をしまして、より消防業務の充実を図るということで、特に増減はございません。 それと例規の関係です。先ほど若干松本議員からもありました情報公開等々についての関係は、各市の窓口で当然やるわけでございますが、協議会が手伝います。そこでいろいろな書類とかそういうものが発生します。それを管理する中では、それを海老名市の例規に基づいて情報管理をして、適正を図っていく、そんなものでございますので、また財産の管理とかいろいろな問題がございます。そういうもので、特にほかの都市、海老名と座間、綾瀬、これがそこに異を唱えるような問題はございません。その条文の中にも、新たにいろいろな関係する条例の制定とか例規の制定、または改廃があった場合は、座間、海老名との協議をすることになっておりますので、その辺は十分補完できると思います。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) 笠間信一郎議員。 ◆13番(笠間信一郎君) ありがとうございました。よくわかりました。関連で1つ最後にお願いします。高速道路の関係ですけれども、応援協定があったら、このようなことがあった場合、NEXCO東日本からお金は出るんでしょうか。 ○議長(増田淳一郎君) 消防長。 ◎消防長(橘川利一君) 高速道路の救急業務についての支援の関係ですね。これは既に海老名市はインター、そしてサービスエリアがありますから、かねてから交付金が出されております。そんな関係で、将来にわたっては綾瀬市のほうのインターの問題もございます。そういったときにはそういう形の中でまた整理がされると思います。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(増田淳一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 お諮りいたします。ただいま議題となっております第43号議案、第45号議案から第47号議案及び第52号議案から第54号議案までの7件は、会議規則第37条第1項の規定により、お手元に配布してあります議案等付託審査一覧表のとおり、第43号議案、第46号議案及び第47号議案の3件は総務教育常任委員会に、第52号議案及び第53号議案の2件は市民福祉常任委員会に、第45号議案及び第54号議案の2件は経済建設常任委員会に付託いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。  (「異議なし」の声あり) ○議長(増田淳一郎君) 御異議なしと認めます。よって、本7件はただいま申し上げましたとおり、総務教育、市民福祉、経済建設の各常任委員会に付託することに決しました。 これより第51号議案に対する討論に入ります。討論はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(増田淳一郎君) 討論なしと認めます。これをもって討論を終了いたします。 これより第51号議案・工事請負契約の締結についての件を起立により採決いたします。 本案は原案のとおり決することに賛成の方の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 ○議長(増田淳一郎君) 起立全員であります。よって本案は原案のとおり可決されました。 =========================== ○議長(増田淳一郎君) 日程第15、第7号報告・専決処分の報告についてから、日程第19、第11号報告・専決処分の報告についてまでの5件を一括議題といたします。 これより本5件に関し、各担当部長の説明を求めます。初めに総務部長。  〔総務部長(笠間敏男君)登壇〕 ◎総務部長(笠間敏男君) よろしくお願いいたします。 それでは第7号報告・専決処分の報告について、綾瀬市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部を改正する条例について、補足説明を申し上げます。議案書につきましては25ページでございます。なお、例規集につきましては1巻の2,379ページでございます。 改正理由につきましては、障害者自立支援法の改正に伴い、綾瀬市議会の議員その他非常勤の職員の公務災害補償等に関する条例の一部改正について、条文の文言整理を図るため、地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている事項について専決処分をしたものでございます。同条例は、地方公務員災害補償法に基づき、公務災害、通勤災害に関する制度を定めたものであります。改正点につきましては、同条例で引用している障害者自立支援法の改正により、項ずれが起きたためであります。以上で報告とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、市民部長。  〔市民部長(中山利次君)登壇〕 ◎市民部長(中山利次君) よろしくお願いいたします。 それでは第8号報告・専決処分の報告について、御説明いたします。議案書の27ページ、28ページをごらんください。また議案資料につきましては、14ページに示談書の写しが、裏面の15ページに事故発生状況の略図が記載されておりますので、あわせてごらんいただきたいと思います。損害賠償の額につきましては、11万3,036円でございます。損害賠償の相手方につきましては、綾瀬市寺尾中4丁目12番3号、渡辺住建株式会社代表取締役社長渡辺 仁氏でございます。損害賠償の理由でございますが、平成23年9月21日午後5時ごろ、寺尾北3丁目1番付近に設置してある広報掲示板が台風15号の強風により倒れ、同場所を走行中の渡辺住建株式会社所有の自動車に接触し、損傷した事故について損害の賠償をするものでございます。事故の現場でございますが、議案資料の15ページの発生状況略図にございますように、寺尾北3丁目1番付近、市道149号線の路上でございます。示談につきましては、平成23年10月26日に締結しております。なお、この事故後、すべての広報掲示板の緊急点検を実施いたしました。今後、このような事故が二度と発生しないように、管理を徹底いたしまして、より一層安全管理に努めてまいる所存でございます。以上で第8号報告の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、環境部長。  〔環境部長(山口敬一君)登壇〕 ◎環境部長(山口敬一君) それでは、第10号及び第11号報告の2件について御説明いたします。議案書の32ページと34ページをごらんください。また、議案資料につきましては、18ページと20ページに示談書の写しが、19ページと21ページに事故発生状況の略図を記載させておりますのであわせてごらんください。 それでは第10号報告について御説明いたします。議案書32ページをお願いいたします。専決処分書、1の損害賠償の額でございますが、33万750円でございます。2の損害賠償の相手方につきましては、市内在住の成人男性の方でございます。3の損害賠償の理由でございますが、平成23年9月21日午後5時ごろ、長坂上西公園前、市道19号線の道路上で起きております。具体的には、議案資料の19ページ、事故発生状況略図にございますように、長坂上西公園内に植えられていましたクスノキ、幹周り約1.6メートル、高さ8メートルが、台風15号の強風によりクスノキの枝が折れまして、走行中の車両に当たったものでございます。幸いにも運転されていました方につきましては、けがはありませんでしたが、車両の屋根及び荷物入れが破損をしたため、その損害を賠償するものでございます。示談書につきましては、11月14日に締結をしてございます。また、この後長坂上西公園内の樹木、特にクスノキ等の状況を調べましたが、すぐに倒木等の危険が想定されるものはございませんでした。なお、損害賠償の相手方が個人の場合におきましては、個人情報保護の観点から、住所・氏名等の個人が特定できる情報の記載は省いておりますので、よろしくお願いいたします。以上で10号報告の説明とさせていただきます。 続きまして11号報告について御説明いたします。議案書の33、34ページをごらんください。また、議案資料につきましては、20ページに示談書の写しが、21ページが事故発生状況の略図が記載されておりますので、あわせてごらんください。 それでは議案書34ページをお願いいたします。専決処分書、1の損害賠償の額でございますが、96万2,620円でございます。2の損害賠償の相手方につきましては、有限会社ボディーショップカトウ、代表取締役の加藤 透様でございます。3の損害賠償の理由でございますが、平成23年9月21日午後3時30分ごろ、蟹ケ谷公園湿生園に隣接しています作業所内、具体的には議案資料21ページの事故発生状況略図にございますように、蟹ケ谷公園湿生園内に植えられていましたニワウルシ、幹周りが約1.8メートル、高さ15メートルが、台風15号の強風により樹木の枝が折れ、飛散をし、枝が隣接地の作業場に当たったものでございます。幸いにも人身の被害はありませんでしたが、飛散した枝が作業所内の建物等を損壊させ、さらに窓ガラスを破壊し、そのガラスの破片により作業所内建物に保管してありました車両が損傷したため、あわせてその損害を賠償するものでございます。示談書につきましては、11月14日に締結をしてございます。なお、その後蟹ケ谷公園内の樹木、特にニワウルシ等の状況を調べましたが、すぐに倒木等の危険が想定されるものではございませんでした。以上で11号報告の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 次に、教育総務部長。  〔教育総務部長(見上久君)登壇〕 ◎教育総務部長(見上久君) よろしくお願いいたします。 それでは第9号報告・専決処分の報告について、御説明いたします。議案書の29ページ、30ページでございます。また議案資料につきましては、16ページに示談書の写しが、その裏17ページに事故発生状況の略図を記載してございます。あわせてごらんいただければと思います。 それでは議案書29ページをお願いいたします。1の損害賠償の額でございますが、37万6,813円でございます。損害賠償の相手方といたしましては、市内勤務の成人男性ということでございます。損害賠償の理由といたしましては、平成23年9月21日午後4時ごろ、綾瀬中学校敷地内の樹木が台風15号の強風により倒れました。その際、倒れた木が駐車していた車両に当たり、車両が損傷した事故について損害の賠償をするものでございます。示談書につきましては、資料のとおり11月4日に締結をしてございます。また、略図のほうを見ていただきますと、倒木のあった木につきましては、駐車場にとめてありました車両の上に倒木が倒れたということでございまして、樹木につきましては幹周りが約1.5メートル、高さ約9メートルのサクラの木でございました。以上で第9号報告の説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 以上で説明を終わります。 これより本5件に対する質疑に入ります。質疑はありませんか。松本春男議員。 ◆16番(松本春男君) 10号議案、私の事務所のすぐ近くなんですけれども、実は乗用車がこうあると、後ろのガラスが割れちゃったんですよね。ですから、0.0何秒遅ければ、前をやっちゃって、大事故になったと。だから本当に0.何秒、前じゃなくて後ろですから、車の背中のガラスが割れちゃったと。ですから0.0何秒なんですけれども。問題は、その後この家族の方がちょうど――余り具体的には言えないんだけれども――市の職員にこの状況を訴えたら、運が悪かったねと言ったと。家族はもう怒り心頭なんですよ。要するに、自分の家族が0.何秒だったらガチャンとなるのに。ですからちょっと私はお願いなんですけれども、市の職員、災害のときはまず「運がよかった」「悪かった」じゃなくて、連絡を市のほうにすぐ取りましょうということをやるというのと、大丈夫ですかと、この2つを声かけなくちゃいけないんですけれども、また同じことをやると大変なものですから、そのあたり市の職員に、市の問題であわや大惨事になるとき、一歩違って、車だけで済んだんですけれども、そういうときは被害者の家族に対する対応というのは、何かの形で伝えられているのか。それとも担当部署だけで話を聞いて、ああ無事に済んだというだけなのか、職員の一言、家族が「運が悪かった」、その方は怒り心頭だったので、私も大変だったんですよ。関係ない職員の人も急遽来てもらって、幹部職員に急遽、その近く、休みの日に来てもらって、何とか穏便に済んだんですけれども、そのあたりの被害者に対する対応というのは、何らかの形で、訓示とか何かの形で伝えられているのかどうか、お願いします。 ○議長(増田淳一郎君) 市長。 ◎市長(笠間城治郎君) 今のお話、私どもちょっと事故があってこうだという報告は受けているんですけれども、細かい内部的なことは正直言って、議員がおっしゃるようなお話はちょっと承っておりません。そのときにたまたま議員さんがおられて、仲を取り持っていただいたことに厚くお礼申し上げます。ありがとうございます。いずれにいたしましても、綾瀬市の人材育成計画の中で、対応マニュアル等々ございますので、それを周知徹底するよう努力してまいりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 松本春男議員。 ◆16番(松本春男君) 現場にはある課長さんが急遽行っていただいて穏便に済んだ。本当にその課長さんが行かなければ大変な状況だったもので、そのあたり状況を聞いてもらって、だれかというのは大体うすうすわかると思うんですけれども、今後こういうことが本当に、職員のその一言が本当に被害者を逆なでするということを、何らかの形で今後気をつけていただきたいと思います。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。笠間信一郎議員。 ◆13番(笠間信一郎君) 総論として伺いたいんですが、樹木の枝が災害によって発生して折れて傷つけて、それを市が補償するということなんですけれども、緑政策の緑化という観点から考えるとまさに逆風的なものであると思うんですよ。その辺について、緑の保全とか緑の拡大というものについて、どういうふうにお考えか。お考えをちょっと。緑政策との関係でございます。意見を伺うだけです。よろしくお願いします。 ○議長(増田淳一郎君) 市長。 ◎市長(笠間城治郎君) 私も、台風の影響で樹木が倒れて、補償等々あること自体が、正直言いましてよくわからない点がございました。そういう状況の中で、しっかり弁護士さん等と相談してやってくれ、このようなお話をしました。何点かの件がございますけれども、そういうことの中では、やはり行政側の管理ということの中で責任があるということでございました。しかし今回の台風、こういうことを言ったらまた想定外等々で問題があろうかと思いますけれども、綾瀬市におきましても37.幾つ、今までかつて想像したことのない強風でございました。いずれにいたしましても、その管理についてはしっかり管理をしていかなければいけないわけでございますけれども、いずれにいたしましても、緑の保全ということはしっかり取り組んでいくと同時に、管理といっても非常に難しさが正直言ってあると思うんですよ。ですからそれはそういう補償もしていきながら、なにしろ人身に影響のないよう、いろいろな配慮をしていくよう努力していかなければいけないなと、このように思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 笠間信一郎議員。 ◆13番(笠間信一郎君) 御苦労お察し申し上げます。終わります。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(増田淳一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 以上で、第7号報告から第11号報告までの5件を終わります。 =========================== ○議長(増田淳一郎君) 日程第20、第12号報告・綾瀬市教育委員会の点検・評価結果についての件を議題といたします。 これより本件について、提出者の提案理由の説明を求めます。教育長。  〔教育長(守矢育夫君)登壇〕 ◎教育長(守矢育夫君) よろしくお願いいたします。 第12号報告・綾瀬市教育委員会の点検・評価結果につきましては、地方教育行政の組織及び運営に関する法律第27条第1項の規定に基づいて、綾瀬市教育委員会の教育に関する事務の管理及び執行の状況の点検並びに評価の結果に関する事務報告書を作成しましたので、報告するものでございます。なお、教育総務部長から補足説明をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いを申し上げます。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) 以上で提案理由の説明を終わります。 次に、担当部長の補足説明を求めます。教育総務部長。  〔教育総務部長(見上久君)登壇〕 ◎教育総務部長(見上久君) よろしくお願いいたします。 それでは第12号報告・綾瀬市教育委員会の点検・評価結果につきまして補足説明をさせていただきます。点検・評価報告書1ページをお開きいただきたいと思います。 教育委員会の事務の点検・評価に当たってでございます。1に記載しておりますように、教育委員会の点検・評価につきましては、平成19年6月の地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部改正によりまして、教育委員会がその事務の管理や執行について、みずからが点検・評価を行うとともに、その結果を議会や市民に公表することが義務づけられたものでございます。今回で4年目となるものでございます。2につきましては、教育委員会制度の概要を記載してございます。2ページをお願いいたします。3の視点でございます。評価対象を平成22年度とするとともに、記載のとおり教育委員会会議及び教育委員の活動を第1部とし、第2部は教育委員会の主要施策、第3部は第三者委員会の検証といたしまして、昨年同様三部構成としてございます。 それでは第1部から順次その概要につきまして御説明をさせていただきますので、御理解のほどをよろしくお願いいたします。まず3ページ、第1部、教育委員会会議及び教育委員の活動でございます。まず4ページから10ページまでとなりますが、ここの部分につきましては、教育委員会会議、委員の活動の状況につきまして、表にまとめて示してございます。11ページ以降13ページまでになります。点検・評価の結果を列記しているところでございます。特に平成22年度につきましては、12ページの下段のほう(2)教育課題の複雑化への対応という中で述べておりますが、教育振興基本計画の策定は、複雑化する教育課題への教育委員会の方向性を明確にしたものであり、例えば学校・家庭・地域による連携、協働のあり方研究会や家庭教育支援体制の充実などを新規事業として盛り込むなど、課題への新たな対応も位置づけているなどとして評価できるものとされてございます。また、子ども読書活動推進計画の策定につきましても、テレビ・インターネットや携帯電話など、さまざまな情報メディアが普及し、子供たちの読書離れや活字離れが指摘されている中で,読書活動を推進することで成長期の子供の豊かな心を育成することを目指していることは評価できるとしてございます。今後につきましては、これらの計画期間全体の中で取り組みの進捗状況をみずから管理し、さらなる施策の検討を不断に行う必要があるとしてございます。 次に15ページをごらんください。これ以降は第2部、教育委員会の主要施策についてでございます。教育委員会では、18、19ページにございます施策体系図から数項目を選定をいたしまして、毎年順次点検・評価を実施しております。今年度につきましては、記載のとおり6項目8施策について実施をしたところでございます。学力向上等対策、特別支援教育の充実、支援体制及びスローガン体制の充実、適応指導教室授業の充実、教職員の業務効率化推進、保健指導、学校給食の充実、就学支援の充実、図書館の充実の項目でございます。 20ページ以降になりますが、ここでは個別の施策についての点検・評価となってございます。構成につきましては、ごらんのとおり昨年度と同様になっておりまして、1に施策の目標やねらい、2に取り組み実績及び成果を記載してございます。 21ページになりますが、3といたしまして、教育委員会の点検・評価を、22ページとなりますが4といたしまして改善事項(課題)ということに対する解決に向けてといたしまして、昨年度に引き続きロジックツリー分析手法により方向性を示しているところでございます。 以下、45ページまで、個々の内容につきましては省略させていただきますが、同様に点検・評価をしたものでございます。 次に、46ページ以降となります。昨年度の対象施策のうち今年度は対象としなかった施策の改善等の取り組み状況を記載したものでございます。マル1では,ロジックツリーで示しました対応策の取り組み状況、マル2につきましては、第三者委員会の意見への対応を記載したものでございます。以下、51ページまで、4項目5施策につきまして、同様の記載となってございます。53ページ以降につきましては、第三者委員会の検証となってございます。 55ページをお願いいたします。1では、教育委員会の実施する点検・評価に対し、外部の視点から検証を行うことを第三者委員会の目的と位置づけてございます。2の委員の構成でございますが、委員会は5名の委員で構成しております。5名の方々は昨年に引き続き委員をお願いしたところでございます。 56ページをお願いいたします。点検・評価の全体といたしまして、(1)に記載しておりますとおり、前年度の点検・評価結果に基づいて改善し、その他の課題についても対応しており、教育内容の充実が図られていると評価をいただいております。また、今後も教育という人間のあらゆる可能性を導き出すことに向かって、地道に教育施策を点検するとともに、さらなる教育の活性化を目指し、大切なことを見逃すことなく、創意工夫を重ねることを期待しますと、御意見をいただいているところでございます。第三者委員会からは、このページから60ページまで、一つ一つの項目ごとに検証をいただいております。それぞれ評価する点、改善や検討する点等が示されておりますので、後ほどごらんいただければと存じます。 教育委員会といたしましては、この点検・評価の結果及び第三者委員会の御意見、さらにはこの報告書をごらんいただいて御意見等をしっかり受けとめ、改善、改革を進めることが地方における教育行政の中心的な担い手としての役割を果たすことにつながるものと考えてございます。議員皆様の御支援・御協力をぜひお願い申し上げる次第でございます。以上、綾瀬市教育委員会の点検・評価結果の補足説明とさせていただきます。よろしくお願いいたします。 ○議長(増田淳一郎君) 以上で説明を終わります。 これより質疑に入ります。質疑はありませんか。笠間信一郎議員。 ◆13番(笠間信一郎君) どうも御説明ありがとうございました。1点、質問させていただきます。資料の60ページの一番最後に書かれたことです。上から3行目、4行目、会議の進め方について、より深まった内容の会議とするため、各担当者との意見交換の場などを設けることも必要であると考えますと述べられております。この件について、この検証は、55ページによりますと2回行われていますね。それをかんがみて、もっと各担当者との意見交換の場を設けてほしいと言っておりますが、その辺についてはどういう対応をされますか。 ○議長(増田淳一郎君) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(見上久君) 第三者委員会での場面といたしましては、2回会議をしているところですけれども、概要につきましては私どものほうから御説明して、内容を文書的に見ていただくというような状況でございます。それの中で、第三者委員会の皆様の意見として、担当者の意見なりも聞きたいというようなことが出てございました。これにつきましては、真摯に受けとめて検討させていただきたいというように思っているところでございます。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) 笠間信一郎議員。 ◆13番(笠間信一郎君) それでは、今の御回答からもっと会議の回数がふやされるという理解をしてよろしいんですか。 ○議長(増田淳一郎君) 教育長。 ◎教育長(守矢育夫君) 現在は少なくとも私が経験をしました場面では、私とそれから部長という形でやりましたので、それ以外の所属長は、第三者委員とは直接議論をしていないやり方で検証をしていただきましたので、第三者委員のほうからすれば、直接担当課長等と話もしたい、そんなふうな意向のようですので、回数をふやすかどうかということはこれから考えたいと思います。ただ、時間は当然それ以外の職員が入ってくれば伸びるのではないか、こんなふうに思っております。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) 笠間信一郎議員。 ◆13番(笠間信一郎君) それでは、回数はわかりませんけれども、時間がふえてメンバーもふえるであろうという理解をしてよろしいですか。  (「はい」と呼ぶ声あり) ありがとうございました。終わります。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。橘川佳彦議員。 ◆2番(橘川佳彦君) 1点だけお願いします。 今回の6項目8施策に対して評価をしたということなんですけれども、実際には9項目21施策が存在しています。なぜこれは隔年で評価を一部に絞っているのかということについてお願いします。 ○議長(増田淳一郎君) 教育総務部長。 ◎教育総務部長(見上久君) この項目につきましては、おっしゃるとおりほかにも幾つかある中で、今回は6項目8施策というふうに絞らさせていただきました。今回で4回目ということになりますが、項目を絞ることによって、集中的にその内容を確認をしていく、あるいは評価をいただく、評価をする、それについてまた検証していくという作業を集中的に行うために、項目を絞ってきたというような経過がございます。実はことしで4年目ということになりますので、すべての項目がほぼ一巡したのかなというような状況になってございます。 なお、毎年全くがらっと入れかえるということではございませんで、特に17ページをごらんいただきますと、項目につきまして挙げてございますが、継続という項目がございます。学力の向上対策及びいじめ・不登校の対策ということでございますが、これにつきましては特に重点的な施策であるということもございまして、毎年同じように点検・評価をしていくというような作業を重ねてきたものでございます。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) 橘川佳彦議員。 ◆2番(橘川佳彦君) ありがとうございます。それほど多い数でもないので、毎年やったほうがいいのではないか、そのPDCAサイクルという観点からもと思いますので、そういったことはこの4年で1サイクルが済んで、5年目からという点ではどのようにお考えかを聞かせてください。 ○議長(増田淳一郎君) 教育長。 ◎教育長(守矢育夫君) 御承知のとおり、ことしの2月に教育振興基本計画というものをつくりました。これは教育分野の総合的な計画になっておりますので、その進捗管理といったようなことも踏まえて、これからの点検・評価を考えていく必要があるのかなというふうに思っておりますので、議員から御意見をいただきました点も踏まえて、来年度以降の点検・評価についてはどんな形がいいのか、考えていきたい、検討したい、こんなふうに思っております。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。安藤多恵子議員。 ◆21番(安藤多恵子君) 2点お聞きいたします。 初めに12ページに教育課題の複雑化への対応ということで、テレビ・インターネットや携帯電話などのさまざまな情報メディアが普及しているということで、これに対して子どもたちの読書活動のほうにお話がいっているんですけれども、こういったさまざまな情報メディアに対する考え方あるいはメディア・リテラシーなども含めて、もっとこれを正面に取り上げて計画などに入れていく必要があるのではないかというふうに、第三者委員会のほうでもそうした指摘がされているように思います。そこのあたりは、もう一度教育的御所見をお聞きしておきたいと思います。 それから、教育委員会会議、今までにも指摘させていただいてきたんですけれども、協議や議論の時間が少ないのではないかということで申し上げてきまして、それは改善をされてきたというふうにこちらに書かれていますが、その実態としてはどのような認識でいられるでしょうか、お聞きします。 ○議長(増田淳一郎君) 教育長。
    ◎教育長(守矢育夫君) まず1点目の、情報メディアに対する考え方といったようなことですけれども、確かに子どもたちにとって非常に影響の大きなものであることは間違いないと思っています。ただ、実際には学校では指導要領でも当然取り上げておりますし、それぞれの切り口で教科あるいは領域でもってやっております。また私どもも教育委員会の中でも、そういうふうなものに対する対応をどうしようかというような議論もしておりますが、具体的に外への見せ方としては余りきちんと出していないところがございます。この問題については非常にプラスの面といいますか、情報については、プラスの面と影の面といいますか、リテラシーということを言われましたけれども、その両面がありますので、当然社会の進歩に子どもたちが順応していかなければいけないわけで、プラスの面についてはきちんととらえて、教えるところは教えていかなければいけないし、影の部分についても、これははっきりと人間の生き方の問題も含めて、取り上げていく必要があると思っております。一朝一夕には片づかない教育課題の1つだと思っておりますので、粘り強く取り組んでいく必要がある、取り組んでいきたい、こんなふうに思っております。 それからもう1点目の教育委員会会議の実態ということでございますが、御承知のとおり現在の教育委員会会議は、教育委員会会議という正式の会議と、それから協議会という2段階に分かれております。教育委員会会議のほうは公開で実施をしております。そして協議会のほうは非公開ということで、議論を自由に行うというふうな位置づけでもってやっておりまして、特に教育委員の協議会のほうでは、時間もことしは最初の時間、スタートの時間も早めましたので、数字的な時間としても長く取れるようになりましたし、また参加する職員も、課長はすべて原則出ておりまして、自由に教育委員と意見交換ができるというふうなやり方を浸透させてきておりますので、実質的な議論の中身としては深まってきているのかなと思っております。ただ、先ほど申し上げましたが、教育はさまざまな課題がありますので、議論をすればきりがないというようなことも言えます。間違いなく教育委員と私ども事務局の間で十分な議論を行うことが大事だと思っておりますので、これからもこのことについては心がけてまいりたい、こんなふうに思っております。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) 安藤多恵子議員。 ◆21番(安藤多恵子君) ありがとうございました。教育委員会会議のほうは協議会で十分な議論が深められているというふうに受けとめました。わかりました。 それから、情報メディアの関係ですけれども、やはり問題は大変深くて、子供たちの例えば携帯依存であるとか、あるいはゲームのやり過ぎによるゲーム脳というような脳の仕組みになってしまうというようなことがいろいろあって、非常にこれは大きな問題だと思いますので、今、教育長がおっしゃったように、できるだけこれを表面に出して、正面から取り組みを始めていただきたいというふうに思います。要望させていただきます。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。武藤俊宏議員。 ◆3番(武藤俊宏君) 今のお話の流れに近いんですが、教育基本計画について、パブリックコメントを意見の中に取り入れてとなっておりました。当然今、教育長の説明もございました教育委員会会議と協議会の議論を経て、その中にパブリックコメントを取り入れられたと思うんですが、パブリックコメントというのは、これに当たりまして何通ぐらい来られたか。それとあと、これというのは協議会とパブリックコメントというのは「取り入れて」となっていますが、意見的な合意が結構かぶさった部分があったんでしょうか、内容的には差異があったんでしょうか。その点だけちょっとお聞きしたいと思いまして。お願いします。 ○議長(増田淳一郎君) 教育長。 ◎教育長(守矢育夫君) まず、パブリックコメントの件数なんですが、ちょっと申しわけございませんが手元に持ってきておりませんので、具体的な件数は後日御報告をさせていただきたいと思いますが、中身としましては、教育委員会協議会でパブリックコメントについては協議会でもって全部こういうふうな意見が出ましたということで出して、それをもとに教育委員と議論をさせていただきました。パブリックコメントと教育委員会協議会の意見がダブるかどうかということについては、教育委員はまた教育委員会の視点がありますので、ダブるということは余りなかったというふうに記憶をしてございます。先ほど言いましたとおり、教育委員会会議の協議会は自由に意見交換ができますので、違う意見というのは当然出ます。この振興計画だけではなくて、ほかのテーマについても、自分はこう思いますというようなことはそれぞれ主張していただいています。 それから、パブリックコメントの件数ですけれども、13件でございました。以上でございます。 ○議長(増田淳一郎君) 武藤俊宏議員。 ◆3番(武藤俊宏君) ありがとうございます。意見の集約というか、それを取り入れた中でどちらかの方向へ進むということでございますので、今、13件のパブリックコメントが流れた中で、教育委員会の会議、それとあわせて協議会で審議されたということでしたので、その意見の中にいろいろなものがあったと思われますが、よりよいものとして進めていただきたいと思います。以上です。 ○議長(増田淳一郎君) ほかに質疑はありませんか。  (「なし」の声あり) ○議長(増田淳一郎君) 質疑なしと認めます。これをもって質疑を終了いたします。 以上で第12号報告を終わります。 ―――――――――――――――――――――――― ○議長(増田淳一郎君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。 本日はこれにて散会いたします。 午後2時11分 散会...