南足柄市議会 > 2020-09-18 >
2020年9月18日(金) 令和2年決算特別委員会 名簿
2020年9月18日(金) 令和2年決算特別委員会 本文

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  1. 南足柄市議会 2020-09-18
    2020年9月18日(金) 令和2年決算特別委員会 本文


    取得元: 南足柄市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1:委員長 【開会・開議】 委員長  おはようございます。  ただいまから決算特別委員会を開会いたします。  本委員会に付託された案件の審査を行います。  これより議事に入ります。  本日の会議日程につきましては、サイドブックスに掲載のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。 【現地調査】9:00~10:15   9時00分から10時15分まで予定されていた2箇所の現地調査を行った。   各調査箇所に要した時間は、おおむね次のとおりであった。   体育センター(温水プールサイドベンチ、非常扉修繕、加圧給水ポンプ等交換工事)(和  田河原)                          9:00~9:16   市道 一ノ金王・滝下線道路改良事業(地蔵堂)       9:40~10:00   市役所到着後、委員長が休憩を宣告した。      ─── 休憩 午前10時15分~10時45分 ─── 【内容審査】   各担当部課の出席を求め、順次質疑を行った。
      各委員の発言は次のとおり。 2:委員長 委員長  再開いたします。  委員の皆さんにお願いします。  発言される場合は挙手の上、必ず委員長の指名を得て、マイクのスイッチを押してから行うようお願いします。また、発言が終わりましたら、マイクのスイッチは必ず切ってください。それ以外の発言は不規則発言として処理させていただきますので、あらかじめ御承知おきください。  傍聴者はいませんね。  それでは、審議日程に従いまして、順次執行者の説明を受けた後、質疑を行いたいと思います。  なお、本日の説明員につきましては、サイドブックスに掲載のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  最初に総務防災部の説明を受けたいと思います。 〔総務防災部〕 10:47~14:03 3:総務防災部長 総務防災部長 決算の説明に入ります前に、一言おわびをさせていただきます。  本委員会から資料要求のございました入札結果一覧表、こちら総務防災部で調整したものでございますが、この一部に誤りといいますか、情報が欠けた部分がございまして、委員の皆様には差し替え等の作業でお手を煩わせてしまいまして、誠に申し訳ありませんでした。  こちらにつきましては、システムから出力されたものをそのままファイル変換しているもので、ちょっとなぜこのような現象が起きたのか、原因は不明なんですけれども、機械のする作業ということで油断が生じてしまった結果ということで反省しております。今後はこのようなことのないように緊張感を持って仕事をしたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  それでは、総務防災部の歳入の主なものについて御説明申し上げます。着座にて失礼いたします。  恐れ入りますが、歳入歳出決算事項別明細書の92、93ページの中段をお願いいたします。  見開きのページ右側の収入済額を中心に御説明いたします。  災害救助費負担金の収入済額195万9,175円は、令和元年東日本台風災害に係る災害救助費繰替支弁金交付金でございます。  次に、96、97ページの中段をお願いいたします。  地域防災力強化事業費補助金の収入済額513万円は、消防団の各種事業や防災訓練事業防災指定井戸整備事業などに対する県からの補助金であります。  なお、平成30年度と補助対象事業が一部異なるため、総額で390万円ほど減額になっております。  次に、98、99ページの中段をお願いいたします。  土地建物貸付収入の収入済額5,365万5,198円のうち、総務防災部の所管は備考欄、市有地貸付収入5,042万8,314円のうち4,036万5,932円、及び公共施設内駐車料322万6,884円でございます。  備考欄の左隣、収入未済額欄に記載の131万7,000円は、公共施設内駐車料の収入未済額でございます。この収入未済額は監査委員の決算等審査意見書でも御指摘いただいたとおり、公共施設内駐車場の利用者に対して、駐車料金の納付書を発行すべきところ、平成28年度下期分から29年度上期分までの間の納付書の発行を怠ったため、収入未済となったものを含んでおります。このような事態を招いたことについて深く反省し、駐車場利用者に対して、納付書発行事務の遅延についておわびするとともに、改めて駐車料金の納付をお願いいたしました。現在も債権の回収に努めているところでございます。  次に、101ページの中段をお願いいたします。  ふるさと寄附金の収入済額26億6,591万7,373円は、ふるさと寄附の10万7,596件を採納したものでございます。昨年度は国の指定制度等の影響で、年間を通じて寄附が好調であったため、前年度対比で約8.4倍の寄附が集まりました。  次に、下段の災害復旧寄附金の収入済額63万5,407円は、令和元年東日本台風災害に伴い、5つの団体から本市に寄せられた寄附金でございます。  次に、102、103ページの上段をお願いします。  財政調整基金繰入金の繰入額は2億6,000万円でございます。1つ下の公共施設建設修繕等基金繰入金の繰入額は6,200万2,427円でございます。  次に、106、107ページ上段をお願いします。  一部事務組合等受入金の備考欄、後期高齢者医療広域連合受入金のうち、総務防災部の所管は後期高齢者医療広域連合に派遣しております職員1人の人件費507万1,161円の受入金でございます。下段の二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の収入済額1,711万1,000円は、昨年度実施したカーボン・マネジメント2号事業、照明LED化工事に対する国からの補助金になります。  次の雑入の収入済額1億8,895万7,200円のうち、総務防災部で所管する主なものを備考欄で説明いたしますので、108、109ページをお願いします。  中段の広告掲載料金125万1,200円のうち、総務防災部の所管は14万1,200円で、庁用自動車車体広告料でございます。この庁用自動車車体広告料に関し、4万9,900円の収入未済額が生じております。これは広告主の事業者が倒産したため、回収不能となったものでございます。  下から2つ目、あしがら上地区資源循環型処理施設整備調整会議受入金841万7,477円につきましては、職員1人の派遣に伴う人件費の受入金でございます。  次に、110、111ページをお願いします。  その他雑入752万20円のうち、総務防災部の所管は100万81円で、そのうち100万円は平成31年4月21日に執行した南足柄市長選挙に伴い、本市に帰属した供託金でございます。  以上で総務防災部の歳入決算の説明を終了いたします。  引き続き、課長から各課の歳出決算について説明させていただきます。 4:総務課長 総務課長 それでは、総務課の歳出決算の状況について御説明いたします。  116ページ、117ページの下段を御覧ください。  2款総務費、1項総務管理費の1目一般管理費の支出済額は8億2,897万3,666円となっておりますが、備考欄の事業費のうち、次の2つを除いた額が総務課分となります。一つは117ページの下から2行目の事業細目005検査管理事業、もう1つは119ページ5行目の事業細目008国際交流事業です。これらを除いた8億2,882万9,854円が総務課の支出済額となっております。執行率は99.9%です。  なお、116ページ下段の補正予算額1,571万5,000円につきましては、当初に見込んでいなかった勧奨退職者等による退職手当特別負担金の増によるものです。予備費支出及び流用増減153万6,800円の内容につきましては、後ほど119ページで御説明させていただきます。  続きまして、117ページ下段以降の備考欄事業細目につきまして、主なものを説明させていただきます。  まず、事業細目001給与費8億984万9,730円でございますが、市長、副市長を含む管理部門の職員72名分の人件費であります。30年度に比較し3,913万6,511円の増額となっておりますが、これは退職者が多かったことに伴う退職手当特別負担金の増額、人事院勧告に基づく給料表の改定による給料の増額、市長、副市長の給与削減が終了したこと、時間外手当の増額などが主な要因であります。  次の事業細目002人事管理事業のうち2つ目の002労務及び衛生管理事業327万5,018円は、産業医とメンタルヘルス相談員への謝礼、職員の健康診断の委託料、非常勤職員の公務災害の事案が元年度2件起きたことによります療養補償費の発生が主なものであります。  次に、下から4行目、事業細目004職員研修事業90万7,417円は、職員の庁内研修、派遣研修に係る研修受講料や旅費等の経費が主なものであります。元年度は住家の被害認定調査の技術を実技により学ぶため、新潟県小千谷市で実施された実地研修会に参加しております。  続きまして、118ページ、119ページを御覧ください。  備考欄1行目の事業細目006法制執務事業560万4,892円は、顧問弁護士委託料法務専門嘱託員の報酬と費用弁償のほか、例規データベースの更新委託料と例規管理システムの使用料が主なものであります。30年度との比較では法務専門嘱託員の報酬等が9箇月分から12箇月分となったこと、例規データベースシステムのバージョンアップがあり、同様の機能を維持しながらシステム使用料が下がったこと等があります。  次に、上から9行目になります。予備費充用額153万4,420円でございますが、補正予算成立後の退職者に係る退職手当特別負担金や非常勤職員の公務災害の認定に伴う療養費等の支払によるものでございます。  次の科目間の流用ですが、職員手当等への98万7,638円は退職手当特別負担金に、災害補償費への24万5,562円は非常勤職員の公務災害の認定に伴う療養費等に、以下4つの科目に不足額が生じたため、不用額が見込まれた科目から流用したものでございます。  続きまして、2目文書管理費でございますが、支出額は1,044万3,793円で執行率が93.75%となっております。  備考欄最初の事業細目001文書管理事業195万873円は、参考図書の追録代のほか、保存文書の表紙等の印刷代、郵便料金計器借上料、マイクロフィルム復元機借上料、電動書架の保守点検料などが主なものであります。元年度は全庁の文書収受用の日付印の元号改正対応を一括して実施しております。  以上で総務課の説明を終わります。よろしくお願いいたします。 5:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 それでは、管財契約課の歳出決算について説明させていただきます。  予算書の122ページ、123ページの上段をお願いいたします。  上段の7目財産管理費の支出済額は25億5,495万721円となっております。主な内容を備考欄で説明いたします。  備考欄中段の事業細目001財産管理事業の14億4,494万8,221円の内訳ですが、上から001庁舎施設管理事業1億433万8,418円で、主なものは庁舎の総合管理業務委託の3,086万8,800円と光熱水費の2,133万3,001円などでございます。また、昨年度はカーボン・マネジメント2号事業工事の初年度で、工事請負費2件で4,195万4,000円がございます。  次の002市有財産管理事業674万2,614円は、市有施設の関本塚田駐車場、大畑倉庫、旧北足柄中学校等の維持管理に係る経費で、主なものは借地料が5箇所で590万7,053円でございます。  次の003公用車管理事業7万720円は、公用車83台の管理のための事務的経費であり、管理者の法定講習会経費等でございます。  次の004その他財産管理事業13億3,379万6,469円の主なものは、ふるさと寄附推進事業で、全体支出の約98%に該当いたします。内訳は受付から一連で事務処理を行う取扱い委託料3億8,990万9,230円や、返礼品の負担金として9億1,898万4,484円でございます。  なお、ふるさと寄附額に対する昨年度の経費は49.4%となりました。残りの2%につきましては、一部事務組合など団体への分担金でございます。令和元年度は3年に一度の線下補償の年度で、市が構成団体となっている南足柄市外五ケ市町組合など4つの一部事務組合から収益の配分がありましたので、市内の権利を持つ生産森林組合などへ収益配分を交付したものです。  備考欄中段の事業細目002公共施設建設修繕等基金積立事業は5億2,500円であります。したがいまして、決算書の284ページに記載の基金の決済年度末現在高は5億4,148万3,764円となります。  同じく事業細目003財政調整基金積立事業は6億1,000万円でございます。したがいまして、同じく決算書の284ページ、基金の決算年度末現在高は12億1,470万2,989円となります。  最後に、備考欄の予備費及び予算流用関係ですが、主なものは3点ございます。1点目は、庁舎管理の需用費、庁舎電気料金が138万9,000円ほど不足したため、同委託料から流用いたしました。2点目は、同じく庁舎管理の修繕料が不足したため、同工事請負費から流用いたしました。3点目は、その他財産管理事業の負担金補助及び交付金のふるさと寄附に係る返礼品費について不足が生じ、同委託費などと予備費を充用いたしました。ふるさと寄附に係る経費については、事務処理が例年以上に煩雑となり、9月補正から毎回補正計上いたしましたが、返礼品費については見込み以上に経費が発生したため、予備費にて対応をいたしました。  以上で管財契約課の説明を終わりとさせていただきます。よろしくお願いいたします。 6:防災安全課長 防災安全課長 続きまして、防災安全課の説明をさせていただきます。  防災安全課の主な事務事業ですが、交通安全に関すること、防犯に関すること、消防団に関すること、そして防災対策に関することの4事業になります。  それでは、126、127ページを御覧ください。  上段の14目交通安全対策費でございますが、予算額982万3,000円に対し868万3,552円が支出済額となっております。不用額の主な原因は交通指導隊員の報酬について、令和元年度に4人の新規隊員を見込んでおりましたが、平成30年度末で3人が退任され、令和元年度に入って更にお一人が退任されたために、実人数が前年と変わらなかったことによるものです。  次に、174ページ、175ページを御覧ください。  下段の1目消防費でございますが、予算額7億3,219万2,260円に対し7億2,606万8,307円が支出済額となっております。不用額の主な原因は、常備消防負担金について、小田原消防職員の年齢構成の変化により、給与額が予想より下回ったものによるものです。  176、177ページを御覧ください。  2目消防施設費でございますが、予算額996万8,000円に対し907万3,196円が支出済額となっております。  次の3目災害対策費でございますが、予算額2,195万1,965円に対し、2,128万6,836円が支出済額となっております。  備考欄の予備費充用額49万965円につきましては、台風19号に伴う地蔵堂自治会土砂災害警戒区域内に発生した倒木撤去作業の委託料であります。需用費への予備費流用額239万3,696円につきましては、主な理由としまして、台風19号に伴う地蔵堂自治会土砂災害警戒区域内で発生した地滑り復旧修繕作業の修繕料であります。役務費への予算流用額27万7,750円につきましては、台風19号に伴う備蓄毛布のクリーニング及びリパックのための手数料であります。委託料への予算流用額8万8,000円につきましては、台風19号に伴う地蔵堂自治会土砂災害警戒区域内で発生した地滑りの復旧修繕作業の委託料であります。  以上が防災安全課の歳出の主なものになります。よろしくお願いいたします。 7:委員長 委員長  ありがとうございました。  次に、執行者への質疑を行います。 8:和田委員 和田委員 実績報告書の36ページ、決算書は117ページになります。  職員研修事業、執行率が85%となっております。前年度の70.5%から見れば大分向上しているところなんですけれども、元々予算額が少ないのに執行額が残るという、その要因ですね、これをちょっと教えてください。 9:総務課長 総務課長 研修費の執行率ですけれども、昨年も70.5%、昨年と要因としては同じような要因になりますけれども、当初計画した研修から専門研修等を対象とする職員がいるんですけれども、そこで予算を計上するんですけれども、その職員が異動したり、異動が一番多いんですけれども、結局その予定していた研修に対象者がいなくなってしまうこと。それから、あとはあまりあってはならないんですけれども、研修日というのが外部の研修というのが日程が定められているものですから、職員がどうしてもちょっと体調面であったり、職場の都合でどうしても行けない場合、そんなことが発生します。  それから、金額としては少ないんですけれども、公共交通機関を利用している職員がおりまして、そういう職員が対象となった場合は、定期券を利用した、その先の交通費しか支給しないことにしておりますので、そんなことが大きな要因になります。あとは当初予定していた研修が研修期間の計画によりまして変更になりまして、去年は計画時にはあったんだけれども、なくなってしまったと。実際はなくなってしまった、そんなことが発生しまして執行率がちょっと落ちてしまう原因になります。  70%から85%になってきたというのが、その中でも去年も御指摘を受けていますけれども、研修が変わってくるんですけれども、常に今度その年の年内であっても新しい研修、有効な研修があれば、随時そこの研修のほうへ回すというか、振り替える、そんなようなことをやっております。それでも元年度の場合は85%ということになりました。  以上です。 10:和田委員 和田委員 何となく分かりました。  元年度は440人で、30年度、その前年度は467人と、減っているんですね、研修のね。これというのは質の違い、例えば1回の開催が2日3日になったとか、そういうカウントは一緒ですね、そういう意味なんですかね。 11:総務課長 総務課長 減っている、しかしながら金額が増えているというようなことが起きています。こちらの原因は研修の中に回数自体は日数の減等により少なくなってしまっているんですけれども、その中で主に3つ、例えば旅費がその要因の一つになりますけれども、例えば今年、これは計画をしていたものですけれども、住家の被害認定調査実施研修会というのがありまして、これは新潟県の小千谷市で行われるものです。実際に災害があった場所を実地で研修を受ける。罹災証明書の発行なんかですと、本市なかなか経験が今までないということで、実施研究が必要だということで、今回はそれに参加をしました。  それから、または途中からなんですけれども、気候変動に関する国際シンポジウムというのがありまして、これはアメリカのゴア元副大統領などが来られまして、その気候変動なんかに力を入れているということで、環境問題で力を入れているということで、そこに自治体行政枠というのがありまして、紹介を受けまして、そこのところに研修、2日間にわたって参加させてもらいました。それ東京なものですから、少し費用がかさんだと。  それから、先ほど災害関係なんですけれども、実地の研修という、半分は研修、それから災害派遣を兼ねまして、台風15号で千葉県が大きな被害を受けました。南房総市に職員をその災害対応派遣とともに、南足柄市の職員、先ほど申し上げたように、災害に対して罹災証明書等の発行について経験がないものですから、そこに勉強のためにということも含めて派遣をしております。そんなようなことが大きな原因なのかと思います。 12:和田委員 和田委員 階層別研修というのが228人、研修を受けていますけれども、これは職員を指導、管理する立場の方々の研修も含まれているんですかね。職員の人数と合わないんで、職員全体の人数より少ないんで、そういう管理職みたいな方々の研修は実施されているかどうか伺います。 13:総務課長 総務課長 階層別研修なんですけれども、管理職向けとしましては、今は計画としては元年度は1講座、マネジメント研修というのがありまして、こちらは2日間にわたりますけれども、3人の新しい管理職を派遣しています。管理職向けとしては以上です。 14:和田委員 和田委員 3人というのは少ないような気がするんですけれども。  じゃ、次の質疑に入ります。  決算書の177ページ、3目災害対策費、備考欄の002の003備蓄品等整備事業の予算額が207万5,000円に対しまして、決算額が231万7,130円となっています。先ほどの御説明ですと、災害時の避難に使われた毛布のクリーニング等、これが増加になってしまったということですけれども、ちょっともう少し内容を、詳細をお聞かせいただけますか。 15:防災安全課長 防災安全課長 おっしゃるとおり災害時、台風19号のときの避難所におきまして毛布を使用したことによります、その毛布の洗濯及びリパックの部分で27万7,000円ほどの金額が増えています。それ以外のものにつきましては、災害用の備蓄品というところで、レトルト食品であったり、スティックミルク等のものを予算の要求どおり購入をさせていただいております。  以上です。 16:委員長 委員長  じゃ、次の方。 17:加藤(直)委員 加藤(直)委員 頂いた決算特別委員会の調査資料の12の平成元年度の50万円以上の流用、予備費充用を行った事業、その理由の中で、先ほどもちょっと説明があったかとも思いますが、ふるさとの寄附金に伴う、いわゆる経費不足ということで、予備費のほうに流用、ここでは1,900万円ほどの流用をされておりますが、決算書ページでは123ページで、もうちょっと詳細にその内容を教えていただければと思いますが。 18:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 主な金額としてはふるさと寄附に係る返礼品代が大部分になりまして、あと若干カード手数料及び郵送料も予備費から流用しておりまして、郵送料とかカード手数料につきましては、年度途中、要は9月補正とか12月補正の決裁を受ける前に、どうしても支払いが発生して予算が無かったものですから、予備費を若干流用した形になります。  それで返礼品につきましては、大部分で約1,800万円ほど不足しました。それで、その主な理由なんですが、ちょっと言い訳になってしまうんですが、今年の1月にワンストップ特例申請の事務というのが約3万件ほど処理しなきゃいけない状態になっていまして、それで本来は補正予算の試算なんかも、担当の人間がはじかなきゃいけないんですけれども、とてもできる状態でなかったんで、私のほうでちょっと補正の計算をして2月補正を計上したんですが、たまたま昨年のその他財産管理費の負担金というのが3年に一度、線下補償の収益、配分金というのが1,500万ほど同じ負担金の中にありまして、それで実は返礼品代を支払うのに、元々それは当初予算にあったんですが、その分を先にもう使ってしまいまして、それで最後の2月の補正のときに、その分を別に計上しておかなきゃいけなかったものを、ちょっと私のほうがそこまで把握していなくて、その分を載せ忘れたというか、その分が実際2月の補正自体はふるさと寄附で足りない分だけを載せてしまったものですから、ちょっと先に使っていたその分というのが計上し忘れたというのが約1,500万ほどありまして、あともう1つの要因としては、ビールの定期便というのがありまして、それで12月の末1週間ぐらいだけで2年前の1年分ぐらいの寄附額が入りまして、それが1月から発送という形になっていまして、それでここも私がよく把握していなかったんですが、返礼品代は翌月に全部請求が来て、定期便ですと3箇月分の返礼品を翌月に支払うんですが、発送の送料だけが実際に支払った後に請求が来るようになっていまして、それで2回目、3回目のその発送料が1回2,000件ぐらいありまして、それが一個当たり平均1,000円ぐらい掛かりますので、一月200万円で2回分で400万円、それで両方足すと約1,900万円ぐらいの計上漏れというのがありまして、予備費を使わせていただいた形になります。  以上です。 19:加藤(直)委員 加藤(直)委員 今の話聞くと、総合的な複合的なちょっと見落としがあったというふうに解釈しますが、その予備費充用の最終的に決裁、起案を上げたのはいつの時点でしょうか。
    20:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 実際に何月何日かというのは把握していないんですが、返礼品の支払は寄附月の翌月に支払いなんで、遅くても4月中には支払いをしないとまずいものですから、財政課との協議は3月分の請求が来るのが4月の5日までに請求が来ますので、その4月5日から支払いするまでの1週間か10日ぐらいの間で協議をしていると思います。 21:加藤(直)委員 加藤(直)委員 金額が大きいというふうに考えるんですけれども、例えば専決処分も含めた補正みたいな形というのは、予備費じゃなくて補正の中での専決処分みたいなものは、その中の協議ではなされなかったんでしょうか。 22:総務防災部長 総務防災部長 こういった予算の不足、こういった本会議に提案する補正予算でもちろん決まりが付けられれば一番よろしいんですけれども、今回のように足りなくなった場合に、今、委員が提案された専決処分も一つの方法ではありますけれども、年度末であって、まだ予備費で支出の余裕があったということで、その予備費を選択したんだと思います。その辺は私どもではなくて財政課のほうで判断していることですので、そういったようなお話しかできませんです。  そういう意味で、年度途中で予備費を使うのはかなり慎重にならないといけないんですけれども、年度末だったということで予備費が使えたということと考えております。 23:加藤(直)委員 加藤(直)委員 続きまして、これは決算に係る主要な施策の成果及び実績報告書の79ページなんですが、県のほうの調査費用が台風19号の被害のために中断をしたというようなことで、不用額がそのまま出ていると。これについては一応昨年度やらなかったんですが、もうこれはずっとやらないということの中のものなんでしょうか。ちょっと教えてください。 24:防災安全課長 防災安全課長 こちらにつきましては、継続事業になっておりますので、昨年度は一旦中段になっておりますが、今年度は引き続き継続という形になっているんですが、昨年中止になった理由が台風19号があるんですけれども、その前段で土地の地主の方がお亡くなりになって、その方の後継の方がまだ正確に決まっていないという土地が出てしまいまして、それでそこの調査でスタートが遅れていたところで台風19号が発生してしまいました。  今年度においても、まだその方の後継が決まっておりませんので、工事としては今年度も実は入れていないという状態になっておりますので、ここが判明次第、要は印鑑をいただき次第、工事に入るという段取りになっております。  以上です。 25:岸本委員 岸本委員 それでは、まずは監査から出ている資料の41ページ、下から5行目辺りに職員数の見直しや適正配置をはじめ、仕事のやり方、進め方について検証するよう要望、に関連しまして、調査資料の12番の50万円以上の流用、予備費充用を行った事業及びその理由の1段目のところに、年度途中退職者に係る退職手当特別負担金の発生に伴う職員手当の不足とありますが、令和元年度の途中退職者というのは何名いらっしゃったんでしょうか。 26:総務課長 総務課長 恐れ入ります、途中退職者4人になります。 27:岸本委員 岸本委員 ちなみに前年度、平成30年度の途中退職者は何名いましたか。 28:総務課長 総務課長 1人です。 29:岸本委員 岸本委員 ありがとうございます。  では、別の質疑に移ります。  ふるさと寄附金についてですけれども、調査資料の14番の下段のところですね。ふるさと寄附年度別経費集計表で業務委託について、平成30年11月に1社から4社に増えているんですけれども、委託料の決定について、その仕組み、どのくらい委託料を支払わなければいけないかという仕組みについては、例えば寄附の申込件数に対して幾らとかいう形で決まるんでしょうか。ちょっと詳細を教えてください。 30:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 ふるさと寄附の委託につきましては、まずポータルサイト、さとふるさんとか楽天さんみたいな寄附を受け付けるポータルサイトの委託料が1社から4社に増えました。それで、その委託経費につきましては、もうその会社ごとにかなりばらばらな状況になっております。  それで一番最初からスタートしていたさとふるさんというポータルサイトがあるんですが、そちらは寄附の受付から返礼品の配送、あとコールセンターの苦情対応まで全て一括で税抜きで12%になります。それで、新しく増えた部分につきましては、ふるさとチョイスさんというのは年会費だけで年間5万円程度しか支払っていないんですが、あとは寄附金額に対して楽天さんが8.6%で、もう一社のふるさとプレミアムというのが寄附額に対して10%払っていまして、そしてあともう一個が、そのポータルサイトが3個増えたことによって、今度は寄附の配送するバックヤードというんですが、そちらは一括配送の委託費、そちらも寄附額に対して昨年は8.4%、そちらが寄附額に対しての経費という形になります。それでトータルすると、この決算の金額で割れば出てくると思うんですが、大体平均すると15%から16%程度ではないかというふうに把握しております。  以上です。 31:岸本委員 岸本委員 ちなみに委託業者のうち実績のよいサイトだとか、業者ごとの寄附の件数が分かればお願いします。 32:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 概算でもよろしいでしょうか。そうしましたら、昨年寄附額が26億6,000万のうち、さとふると楽天が両方とも約11億、2社で22億円。それであとふるさとチョイスが約4億円で、あと残りがふるさとプレミアムになります。  以上です。 33:委員長 委員長  じゃ、次の方は。  綱島委員。 34:綱島委員 綱島委員 お願いします。先ほど御説明はいただいたときにちょっと聞き漏らしてしまったんですが、職員の方のメンタルヘルスの関連の御説明いただいたと思うんですけれども、もう一度お願いしてもよろしいですか。 35:委員長 委員長  総務課長。 36:総務課長 総務課長 メンタルヘルスの中身、内容については御説明はしておりませんでした。科目でメンタルヘルス相談員の科目がありますというふうなお答えをしました。そちらの科目ですけれども、ページでいきますと116、117ページなんですけれども、備考欄でいきますと、事業細目002人事管理事業ということになります。2つ目に、労務及び衛生管理事業327万5,018円というのがありまして、その中にメンタルヘルス相談員の謝礼ということで費用が入っています。  以上です。 37:綱島委員 綱島委員 ありがとうございます。  この相談員の方、どのような勤務になっているか、ちょっと詳細を教えてください。 38:総務課長 総務課長 相談員の先生はお一人なんですけれども、内容としましては月に1回、相談を実施しています。費用としましては年間で36万円ということになっています。  以上です。 39:綱島委員 綱島委員 相談の実績を教えてください。 40:総務課人事給与班長 総務課人事給与班長 人数は令和元年度19名で、延べ件数でいいますと29件となります。  以上です。 41:綱島委員 綱島委員 そうしますと、こちらは年間36万円で月に1回ということなので、1回に3万円の謝礼で今の19名、29件の対応ということでよろしいですか。ありがとうございます。  それでは、実績報告書の36ページの下段の法務専門嘱託員、弁護士さんの配置事業について伺います。  こちらも庁内で職員の方が相談ができるという事業だと思うんですけれども、これ先ほど前年度は9箇月分だったのが12箇月分になったというのはとてもよいなと思ったんですが、これ具体的に何時から何時どこにいらして、どんなふうに相談ができるのか教えてください。 42:総務課長 総務課長 嘱託員ですけれども、基本的には月に4回契約というか、嘱託するという形になっておりまして、今で市役所の情報公開室をその場所にしてもらっています。朝の9時から4時までが相談時間ということになりまして、職員の相談方法なんですけれども、予約制ということにしておりまして、ほぼ大体1時間単位で予約を受けます。内容としましては様々ですけれども、法令の解釈でありますとか、契約書のつくり方というか、内容の確認でありますとか、そんな事案を相談を受けていただいております。  以上です。 43:綱島委員 綱島委員 ということは、その職務をどのように行うか、その職務がスムーズに行えるようなための法的な相談というふうな感じで今御説明聞いて思ったんですけれども、先ほどのメンタルヘルス相談員の方もいらっしゃいますが、そういった職員の方のメンタルにも関わるような業務の、法的根拠に基づいた業務のよりスムーズなやり方という相談の類いではなく、メンタルヘルスにも関わるような法的な相談というのもこちらではできるんでしょうか。 44:総務課長 総務課長 法の解釈等によって悩んでいるようなことでしょうか。というふうなことが例えば起きた場合に、それはやっぱり法令の解釈でメンタルがあるかないかというよりも、その方が法的な解釈、整理できることによって気持ちが整理できるということであるならばというか、まずはその法令解釈、こうなんだと、これが正しい解釈、一般的な解釈なんだということが分かれば、その職員も悩みが解消されるというか、各業務におきまして、法令の解釈がどうなんだろうな、そのメンタルにかかわらず、ここはどうなんだろうなという場面がよく出てきます。そういうものにつきまして、弁護士の意見がここで聞けますので、大分気持ち的にも整理できますし、業務も円滑にいくということで貢献をしてもらっております。  以上です。 45:綱島委員 綱島委員 なぜそのようなことを伺ったかといいますと、働き方も含めて精神的にいろいろと悩まれている職員がいないのかなというのがちょっと心配でして伺ったんですけれども、これに関してはそういう目的というよりはということで、恐らくメンタルヘルス相談員の方のほうに行くのかなと思ったんですが、先ほど岸本委員が途中退職者について質疑していましたけれども、その辺も働きやすさみたいなことで悩まれて退職された方はいないのかどうかということもちょっと気になったんですが、このメンタルヘルス相談員と、この法務専門嘱託員の方の連携みたいなことは、じゃ、無いというふうに考えていいということですね。 46:総務課長 総務課長 直接的に連携をして職員の悩みに携わるということはありません。  以上です。 47:綱島委員 綱島委員 分かりました。  では次に、実績報告書の同じページの上段のほうの研修事業について私も伺います。  先ほど質疑に対する御答弁で、災害ですとか気候変動に関する研修が実施されたことは分かったんですが、その他どのような研修があったか教えてください。 48:総務課長 総務課長 研修の種類ですけれども、基本的にはまず研修計画というのを立てます。階層別研修、一般研修、それから先ほど申し上げた専門研修等々、研修します。具体的な研修の内容ということでよろしいでしょうか。  それでは、専門研修であるならば、法務関係の研修、法制事務でありますとか、行政訴訟の関係でありますとか、あとは財務会計の関係でありますとか、あとは専門研修ですから税関係の研修でありますとか、用地の研修、それから情報セキュリティーの研修、そんなようなものが主な専門研修でございます。 49:綱島委員 綱島委員 一般研修というのはどういったものがあるのか、主なもので結構です。 50:総務課長 総務課長 それでは、一般研修ですけれども、まずは内部の庶務的な研修でありますとか、マイナンバーの研修でありますとか、あとは以前御指摘をされています人権の関係の研修でありますとか、先ほどのメンタル関係の研修でありますとか、コミュニケーション関係の研修でありますとか、そんなような内容になります。 51:綱島委員 綱島委員 先ほど研修計画を立ててとのことだったんですけれども、これは例えば職員の方はこの年度内に一人一度は研修を受けるとか、何かそういった決まりがあるのか。つまり職員の方は例えば平均一人何回ぐらい研修が受けられるとか、何かそういうものがありますか。 52:総務課長 総務課長 一人ずつの縛りといいますか、回数の決まりというのはございません。ですけれども、先ほどの一般研修というのは職員になってから必ず一度は受けてもらうでありますとか、それから階層別研修もその職によりまして、その職になったときは受けていただく、そんなような順番になりまして、同じ階層の人間が1年に一度に受けるということはないんですけれども、なかなか難しいんですけれども、何年にわたって例えば先ほどのコーチングでありますとか、マネジメント研修なんていうのは、必ず一度は受けていただくことにはなります。  以上です。 53:綱島委員 綱島委員 そうすると、この年度内に一度も研修を受ける機会の無い職員もいるということですか。 54:総務課長 総務課長 そういう職員もおります。 55:綱島委員 綱島委員 この研修の対象者は会計年度任用職員の方は対象外ですか。 56:総務課長 総務課長 こちらの計画上は常勤職員対象ということにしております。  以上です。 57:委員長 委員長  次の方は。 58:池田委員 池田委員 決算書でいくと196から199ページのところで、災害復旧費で質疑したかったんですけれども、どうも総務防災は所管外ですね。災害復旧は総務防災部ではないようなことが要求資料の12で分かりました。すみません、それでもう2つほど聞きたいんです。矢倉沢取水口で土砂が埋まってしまった、その災害復旧というのも、総務防災部の所管ではないですね。 59:総務防災部長 総務防災部長 矢倉沢の取水は上下水道課の所管になりますので、都市部のほうでお願いしたいと思います。 60:池田委員 池田委員 同じく南足柄小、岡本小で給水の災害対応したと思うんですけれども、それは総務防災ではない、担当じゃないんですか。 61:総務防災部長 総務防災部長 耐震性貯水槽の話だと思います。こちらについても管理運用は水道のほうで行っております。 62:委員長 委員長  じゃ、ほかに質疑ありますか。 63:滝本委員 滝本委員 決算書の117ページ、一般管理費の下のほうの欄ですが、002の001職員採用関係事業41万5,438円の内容を教えてください。 64:総務課長 総務課長 職員採用関係の経費でありますけれども、職員、この元年度でいきますと7月に募集をしました。経費の内容としましては一次試験、筆記試験等になりますけれども、そちらを委託しております。採用試験の全国的な会社がございまして、そちらのほうに委託をしている経費というのが主なものになります。あとは事務連絡用ということになろうかと思います。  以上です。 65:滝本委員 滝本委員 それでは、実績報告書の38ページの下段の防犯カメラについてですが、これは3台設置ですけれども、これは自治会から要望があった場合に補助をするんでしょうけれども、条件とか何かございますでしょうか。 66:防災安全課長 防災安全課長 こちらのほうで募集をかけまして、自治会のほうから要望が上がってきた部分について精査をさせていただいているだけですので、今のところ特にこうでなければいけないという条件は無いです。 67:委員長 委員長  ほかに質疑する人……。ここで休憩にしたいと思います。1時5分まで休憩とします。      ─── 休憩 午前11時56分~午後1時05分 ─── 68:委員長 委員長  再開します。  引き続き質疑をお願いします。 69:石川委員 石川委員 それではまず成果なんですけれども、総務防災部の令和元年度の重点施策で、ベストワンの成果があったものを、ちょっと紹介いただきたいんですが。 70:総務防災部長 総務防災部長 令和元年度の総務防災部の成果でナンバーワンといえば、やはりふるさと寄附の額が約8.4倍にアップした、これをおいてほかにないと思います。  以上です。 71:石川委員 石川委員 それでは次に成果実績報告書の122、123で物件費に計上されている職員に関する費用も含めた実質的な人件費の令和元年度の実績を教えてください。 72:総務課長 総務課長 先ほどの御質疑の人件費ですけれども、こちらの今資料にあるとおりの人件費と、あと元年度……2年度は会計年度任用職員に移行した、臨時的任用職員の金額も含めてということかと思います。申し訳ありません、今ちょっとその数字が、正確な数字を把握しておりません。 73:石川委員 石川委員 じゃ次いきます。  監査委員の意見書の40ページに人件費が対前年度2.5%増えたとあるんですが、これの要因を教えてください。 74:総務課長 総務課長 まず給料関係ですけれども、退職者が多かったことに伴いまして、退職手当特別負担金が増額になっております。それから人事院勧告に基づきまして給料表の改定を行いまして、それにつれて増額になっておりますので、給料もそれに合わせて増額になっております。  それから、市長、副市長の給与削減をしておりましたけれども、それが前の年までで終了しております。  それから、あとは時間外手当が選挙の執行等によりまして増えております。主な要因としましては、そのようなものになります。 75:石川委員 石川委員 次は118、119ページですけれども、文書管理事業で、マイクロフィルムのリーダープリンターの借り上げ代は幾らか、教えてください。 76:総務課文書法制班長 総務課文書法制班長 こちらにつきましては、令和元年度48万6,000円となってございます。  以上です。 77:石川委員 石川委員 このリーダーというのは、修理期間はあと何年ぐらい可能なものですか。 78:総務課長 総務課長 いつまで修理に対応できるかという御質疑だと思いますけれども、今明確にいついつでサポートが終了するというのは把握しておりません。またそういうふうなお知らせも受けておりません。 79:石川委員 石川委員 こういう機器類というのは、部品の供給が、ある時点ではもう物理的にも調達できないことが多いんですよ。このマイクロ機器の業界というのは、比較的そこは長いんですけれども、それにしても期間がある。そろそろこれ、電子データに移す時期じゃないかと思うんですが、その辺の検討は元年度にはされませんでしたか。 80:総務課長 総務課長 今の文書の保存で電子データにというような御質疑ですけれども、現在のマイクロフィルム、先ほどの保守期間というのは、確かに問題はあろうかと思います。ですけれども、保存年限が数百年、500年程度ということになっておりまして、それに対しまして電子データというのが、一応10年というのが目安としてされております。  電子データに変えた場合は、10年おきに変えていかなければ、また移行していかなければ、新しい媒体に変えなければいけないと、そういう問題でありますとか、電子データの世界というのが技術の進歩で、新しいものが出てきたりしまして、今ある電子媒体でも形式が違ったりしますと、必然的に新しいものに移行しなくてはいけないでありますとか、そういうふうな問題があります。  今のところは安定しておりますマイクロフィルムを、当面の間は利用しまして、電子機器のほうは技術の進歩というか、事情をもう少し見極めていきたいというふうに考えております。 81:総務課文書法制班長 総務課文書法制班長 申し訳ございません。ただいまの課長の答弁に補足をさせていただきたいと思います。  電子データにつきましては、裁判等の法的証拠能力の部分で改ざん性が、原本性の部分でですね、マイクロフィルムにつきましては過去の判例において証拠能力が認められておりまして、その辺の裁判等の電子データが、証拠性があるというような、認められるような状況になってきましたら、そちらのほうも検討しているところでございますけれども、現状ではマイクロフィルムのほうが証拠能力という部分でメリットがございますので、過去に作成したものにつきましては、マイクロフィルムで管理をしているものでございます。  以上でございます。 82:石川委員 石川委員 マイクロフィルムは確かに500年とも寿命を言われているんだけれども、撮影から30年程度すると劣化による異常が発生するケースが見られるんですね。やっぱり保存環境が重要で、長期保存するためには、例えば温度は21度以下とか、相対湿度が15から40%とか、そういう条件があるんですよ。うちのマイクロフィルムはそういう条件で保存されているとはとても思わないし、今、法の証拠性の問題もあると言ったんですが、そこでほかの自治体も全部マイクロフィルムなんですか。
    83:総務課文書法制班長 総務課文書法制班長 本市の場合も従来紙で保存していたものが、やはり書庫の問題等ございまして、そちらをマイクロフィルムで省スペース化、そのために実施してきたものでございますけれども、他市におきましては、マイクロフィルム化しているところもございますし、逆に場所の確保ということで、貸倉庫なんかを利用しているというような話を聞いてございます。  以上です。 84:石川委員 石川委員 じゃ次の質疑をさせてもらいます。  防災無線のデジタル化は令和2年、3年度の2年間、予算計上をしなければならないと、すなわち令和元年度末には計画の概略を出したい旨の防災安全課長の答弁が予算特別委員会であったんですが、計画の概略がどうなっているか、伺います。 85:防災安全課長 防災安全課長 令和4年11月までがデジタル無線の期間になりますので、2年、3年、4年に向けてそれぞれの年度で計画は持っております。  以上です。 86:石川委員 石川委員 そこ、2年、3年、4年の計画を聞くと、ここ元年度の決算なので範囲外になっちゃうんですが、そうすると元年度にしっかりした計画はつくられたということでいいですね。また別の機会に。 87:防災安全課長 防災安全課長 元年度で計画は引いております。ただ、3年、4年につきましては、どの部分を先にやっていくかというところは、まだ流動的になっております。  以上です。 88:石川委員 石川委員 それでは、監査委員の意見書の14ページ、41ページです。  駐車料金収入未済額の件ですが、先ほどちょっと説明はありましたが、対象が平成28年度からのものだということですが、これは昨年度も監査委員の意見として挙がっていると思います。なぜそのときにそこは気が付かなかったんですか。 89:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 先ほど説明いたしました平成28年度と29年度の上期について、納付書を発行していなかったという事実につきましては、平成30年4月に発覚をしております。それで、そのときの対象人数が31名おりまして、金額にして79万3,000円程度、2年半前なんですけれども、一応それだけありまして、それで個別に謝罪しながら納めてもらうように今お願いをしております。  今現在につきましては、28年、29年の市のほうの落ち度によって発生した未済につきましては、24万9,000円がまだ残っているという、そういう状況です。 90:石川委員 石川委員 何でそれが残って。業者はお金が要らないんですかね、そんな、残っているなんて。普通は請求しなくても、業者のほうから、あれはどうなっているのと言われるはずだし、そこで30年度4月に発覚したのがまだ解決しないというのが、どうもよく分からないんですが。 91:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 先ほど説明しました対象の人数につきましては、事業所は1団体で、あと残りは全て個人の自家用車として貸している駐車場となっております。 92:石川委員 石川委員 業者でも個人でもいいんだけれども、どうしてそこがちゃんと今まで請求書を出して回収できないと、そこがよく分からないんですよ。もうちょっと詳しく教えてもらいたい。  端的に言えば、やらなかったからできなかったというなら分かるんだけれども、やっていてできないという理由がよく分からないんですけれども。 93:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 市のほうで納付書を発行しなかったという部分プラス今も駐車場は借りていますので、その分の料金も同時に発生していくという中で、一遍に市のほうでいついつまでに払ってくださいというのがなかなか言いづらい部分がありましたので、一応市が納付書を怠った分につきましては、2年間の猶予という形の中で、今年の3月までに支払ってくださいということで、一応お願いをしておりまして、それで大部分の方はその2年間の間で払っていただいたんですが、まだ一部の方が2年を過ぎても払っていただいていないという、今そういう状況であります。 94:石川委員 石川委員 2年間の猶予を設けること自体がよく分からないですけれども、元々そういうのは即払うのが当たり前のことで、市のほうが、ちょっとミスがあったから、そういう条件を付けたんだろうけれども、そうしたら解約すればいいじゃないですか、そういう業者と。個人でも。だって、払ってくれないものをいつまでもやっていてもしようがないでしょう。 95:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 市のほうで平成30年4月の時点で2年間ということで納期限を定めて、それで今年の4月から滞納という状態になっていますので、それで今回今貸している分についての請求を来月、上半期分として請求する状態になっていますので、そのときに収入未済の分について、なかなか払っていただけないような状況であれば、当然今後は解約するような形で進めていこうというふうに考えております。 96:石川委員 石川委員 要は、これの残分は、じゃ何月までには全部回収する目標で、仕事を進めているんですか。 97:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 今の計画では今年度中に支払ってもらうように、今担当のほうで、毎日ではないんですけれども、時間があるときは家に行って交渉はしております。 98:石川委員 石川委員 今年度中というのはばかにごゆっくりなんだけれども、それは何か根拠があるのですか。普通はもう遅くたって半年、3箇月、そこが目標にしないで仕事をしているんですか。これ、仕事の仕方としておかしいと思うんですけれども、部長いかがですか。 99:総務防災部長 総務防災部長 仕事の進め方としていかがというその辺は、しった激励というふうに受け止めております。  今回の駐車場の債権につきましては、いわゆる税とかと違って強制徴収できない債権でございますので、解約というのも一つの相手にお示しするようなお話ですけれども、解約をしたからといって債権が完全に回収できるわけでもありませんので、私どもとしては、完納していただく、これがゴールですので、それを目指していきます。  それが、年度内がどうかという、そこを評価するものは全く物差しはございませんけれども、私債権ですので、これについては弁護士にも相談をしながら進めてまいります。何しろ完納目指して進めてまいります。 100:石川委員 石川委員 それでは、次にこれも監査委員意見書の41ページなんですが、行政委員会や附属機関の委員等の報酬の見直しの意見がありました。これ私、前々から言っていますけれども、この意見に対してはどういうふうに対応するのか伺います。 101:総務課長 総務課長 附属機関等の委員さんの報酬についての御質疑ですけれども、現在、南足柄市の委員報酬と他市町、近隣の委員さんの報酬、ちょっと検討というか、調査を総務課内でしておりますけれども、位置付けとしてはいろいろな委員さんがいらっしゃいますので、高いところ、安いところ、あります。相対的に低め、市の中では低めというふうな位置付けになっておりますけれども、近隣、また町と比べると、今度は同程度、あるいはものによっては高いものがあります。  常に周りの状況等を精査はしてまいろうと思いますけれども、今すぐに、近々のうちに改定しなければならない、そんなような結論に今のところなっておりませんので、今検討中ということになります。  以上です。 102:石川委員 石川委員 以前市の職員の給料等の質疑をしたときは、これやっぱり町と比べられても困ると、市で比べてくださいという答弁なんですね。こういうのを町と比べるというのは、ちょっと矛盾があると思うんですが、私もアンバランスがあり過ぎるんですよね、市と比べると。  例えば教育委員なんていうのは、もう3分の1から4分の1ですよね。基本的には教育委員はそんなに人口比によって仕事量が変わると思わない。それでも、あんなアンバランスで、確かこれ、私が質疑したときも二十何年間か見直してないんですよね。  検討するのはいいんだけれども、いつまで検討するんですか。 103:総務課長 総務課長 確かにおっしゃるとおり、教育委員さんとか金額が開いているものがあります。ものによりましては、ごくごく近い、南足柄と近いような金額を設定している職もございます。いつまでということなんですけれども、今の状況に続いている、随時近隣のものは調査を続けますけれども、いついつまでで結論を出すとかそういうところは今定めておりません。 104:石川委員 石川委員 しった激励じゃないけれども、これも部長に伺いたいんですが、これ調べるのってそんなに手間暇掛かるものじゃないですよ。以前も調べてもらったことがありますけれども、やる気があればすぐできます、こんなもの。1箇月も僕は掛からないと思います。  やっぱりこういうのは納期を定めて仕事をすべきだと思うんですが、やっぱりそれには納期を明言しちゃったほうがいいんですよ。もう一回いつまでにやるのか、答えてください。 105:総務防災部長 総務防災部長 納期についてのお尋ねを繰り返しいただいておりますが、この委員報酬につきましては、これは時間の拘束ではなくて、その働きに対しての対価という考え方をしております。ですから、その仕事の量と質、それで均衡が取られなければいけないものと考えております。  ただそうは言いましても、今まで手を付けられなかったという、そういったいきさつの部分がありますと、今ここで私が軽々にいつまでにやりますとは、ちょっとお答えができませんが、確かにそこでアンバランスが明らかにあるんだということであれば放置はできないものというふうに認識しております。 106:委員長 委員長  ほかにありますか。 107:高田(明)委員 高田(明)委員 決算に係る主要な施策の成果及び実績報告書の38ページの防犯カメラ設置補助事業についてお聞きします。  実績のところで、台河原自治会の1台の値段が16万9,000円という形でなっておりますが、ほかの自治会は20万円です。比べると安くなっている、その理由をお教えください。 108:防災安全課長 防災安全課長 各自治会で防犯カメラそれぞれを設置していただいているんですが、性能差というものがあります。付ける場所によって高い場所だったり、低い場所だったり、もしくは解像度の高いものを付けるか付けないかというのは、自治会の判断になりますので、自治会さんが出してきた金額の2分の1プラス市の補助5万円というところで、それぞれのところと格差が出ております。  他の2自治会につきましては、上限を超えているので上限額という形になっています。  以上です。 109:高田(明)委員 高田(明)委員 各自治会で防犯カメラを購入するという形になっているようですが、先ほど滝本委員が質疑したときに、条件は無いというふうな形になっておりましたね。でも自治会でそれぞれ購入するより、市が一括購入という形の部分は無いのでしょうか。 110:防災安全課長 防災安全課長 こちらにつきましては、今回県の補助をいただくに当たりまして、自治会のみ、こういうところ、市で直営でやる部分につきましては対応にならないということですので、自治会側で用意していたものに対しての補助という形で行っております。  以上です。 111:高田(明)委員 高田(明)委員 分かりました。  下のほうの部分で、県の補助金に対して、県は45万円という形に、1台15万円ということで45万円になっておりますが、ここで実績として41万9,000円になっている理由を教えてください。 112:防災安全課防災対策班長兼地域安全班長 防災安全課防災対策班長兼地域安全班長 この金額の変更になっておりますのは、県のほうで経過措置で令和2年度から4年度まで3年間、補助継続になっておりますが、段階的に補助の金額が下がっているということの理由でございます。  以上です。 113:高田(明)委員 高田(明)委員 防犯カメラの設置場所、3自治会の設置場所、分かるようでしたらお願いします。 114:防災安全課防災対策班長兼地域安全班長 防災安全課防災対策班長兼地域安全班長 防犯カメラの設置場所、元年度の実績でよろしいでしょうか。  まず台河原自治会につきましては、河川敷付近の設置でして、塚原の2642番地付近でございます。続きまして、地蔵堂自治会につきましては、公民館の壁ということで、住所につきましては矢倉沢2402番地、続きまして和田河原自治会につきましては福田寺付近、住所につきましては和田河原1199の6番地ということで、報告をいただいております。  以上です。 115:委員長 委員長  ほかにございませんか。 116:池田委員 池田委員 また決算書の196から199ページの災害復旧費、もう一度質疑させてください。  去年の台風19号が10月12日ぐらいに来てから、この災害復旧費が発生するようになったと思うんですが、多額の費用、災害復旧費合計で予備費から4,664万何がし支出しているんですが、これも大きな金額なので、これらの入札だとか、そういうような手続について、この災害時にはどういうふうな手順で支払いをするような手順になっているのか伺います。 117:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 今年の2月補正とかで農地防災の補正で、補正額を取ってそのまま今年度に繰越ししたような工事が4本ぐらいありまして、そちらにつきましては、予算を確保した後に、正規の入札という形で、一般競争入札で契約をしております。  以上でございます。 118:池田委員 池田委員 ですからこの決算書の196ページにまとめられている災害復旧費の予備費支出、及び流用増減で4,664万円が出ていますよね。196ページ、10款災害復旧費。  それらの支出だとか、そういったのが多額なので、金額が大きいので、普通なら入札とかそういう手続をするんでしょうが、これ、一方緊急時なのでそんな手間もかけていられないというのも感じたりするんですけれども、実際問題どういうような手続で支払いをしているのか。 119:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 課の職の立場じゃなくて、自分が知っている範囲の見解になってしまうんですが、災害が起きた場合、水道施設、要は土砂が崩れて道路が塞がれてしまって、その奥に水道施設とかインフラの関係で、もう本当に至急に撤去しなきゃいけないような現場につきましては、予備費を使って修繕とか、工事である場合は随意契約、そういった形で、緊急性のあるものについては予備費で対応している。  それで一定期間、崩れたまま放置していても生活に支障がないような現場につきましては、補正予算を組んで対応するという、一応、私の知っている限りではそういう措置をしていると思います。 120:池田委員 池田委員 そうすると緊急性を要する、予備費で執行しようよという判断の所管というか、そこは財政課なんですか。    (発言する者あり) 121:池田委員 池田委員 そうですか、難しいな。  管財契約課の所管の中に請負工事の検査等に関することというのもあったりするんですが、こういった緊急の災害復旧についても、都度、検査等をなされているのか伺いたいんですが。 122:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 130万円以上の工事につきましては、内容にかかわらず、全て管財契約課で検査をして、検査調書を作成しないと支払いができないようになっています。 123:池田委員 池田委員 調書を作らないと支払いができない。  去年の予備費の充当の様子を見ていくと、この4,600万円ぐらいの支払いをするのが、恐らく令和2年度の第1回定例会での予備費を充当しないと払えないと思うんですね。払えないんじゃないかなと思うんですけれども、ということは、10月ぐらいに工事をしてくれた方々に対して、支払いは3月のその補正予算が通ってからじゃないと支払いにならないと。あまりにも長い時間、支払いが猶予があって、業者として苦しいんじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。 124:総務防災部長 総務防災部長 台風の、その年内の段階で、大体工事費が概算幾ら掛かるのかというのを、当時拾い出しをしまして、そのとき、今予備費の範囲内でここだけはやろうというふうな、そういった振り分けをしまして、それ以外のものについては、補正予算というような選択をしたはずです。その辺は私どもがやっているわけではなくて、財政のほうで振り分けをしておりますので、よろしくお願いいたします。 125:池田委員 池田委員 業務をやってもらって、支払いまでに半年ぐらい掛かってしまうということに対して、改善したいなと思うんですが、改善できたらなというふうに思うんですが、例えば1月ぐらいに臨時議会を開いて、この分の支払いの決裁をしましょうとか、議案処理しましょうだとか、そういう発想は無いのでしょうか。 126:総務防災部長 総務防災部長 池田委員御提案のとおり、臨時議会の招集も一つの手であるでしょうし、特に非常に分かりやすいものに限ってであれば、専決処分というような方法もあると思います。その辺予備費が十分に無くて、なおかつ緊急の案件がある場合には、恐らくそういう手段を選択せざるを得ないと考えています。 127:池田委員 池田委員 今後もこういうような災害復旧というのはあり得るように思われるので、復旧してくれた事業者についても資金的な負担が掛からないようなことで、我々議会が臨時で呼ばれるんだったら、私はいいんじゃないかなと思いますので、そういう意見もあるということを御承知おきいただきたいんですが、いかがでしょうか。 128:総務防災部長 総務防災部長 先ほど課長が申し上げましたように、そういった緊急の場合には、ふだん協定を結んでいるような市内事業者にすぐ対応していただいています。それですぐ対応していただくのに支払いが遅くなるというのは、これは好ましいことではありませんので、私どももその辺は同じように認識しております。 129:委員長 委員長  ほかには。 130:綱島委員 綱島委員 1点教えてください。  成果及び実績報告書の78ページ、決算書の177ページの消防団待機宿舎トイレ設置工事について伺います。  これ、1箇所設置をしたということなんですけれども、詳細を教えていただきたいんですが、何人ぐらいが使う想定で個室が幾つであるとか、女性用の個室があるかなど、詳細を教えてください。 131:防災安全課長 防災安全課長 大便器1つという形になります。1人用が1つという形になります。 132:綱島委員 綱島委員 外に個室1つのみで、性別にかかわらずどなたでも使うような設定ということですか。 133:防災安全課長 防災安全課長 そのとおりです。 134:岸本委員 岸本委員 1点お願いします。  成果及び実績報告書37ページ下段のカーボン・マネジメント2号事業なんですけれども、使用電力量を計測するための多回路モニターの設置と書いてありますが、こちらはいつ設置されているでしょうか。 135:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 多回路モニターの設置につきましては、昨年の照明LEDの工事の中に含まれておりますので、既に設置されておりまして、それをすることによって実測の効果が測れるようになりまして、今年の2月、3月分の実績について環境省のほうにデータの提出をしております。  以上です。 136:岸本委員 岸本委員 じゃその実績がどのくらいになったのかというのを。 137:管財契約課長契約検査班長 管財契約課長契約検査班長 実施計画では年間18.9トンのCO2削減が目標だったんですが、2月、3月の約2箇月で7トンの削減効果が立証されましたので、計画より2倍ぐらい効果が出ている。1年間通すとそこまで大きいかどうか分からないんですけれども、2箇月のデータでいけば、大きく計画より効果が出ているという形です。 138:委員長 委員長  ほかにございますか。 139:滝本委員 滝本委員 決算書の119ページの一番上のほうなんですが、006の001、法制執務事業のときに御答弁がありました例規データベースシステムについて、そのシステム内容と金額を教えてください。 140:総務課長 総務課長 例規データベースシステムですけれども、まず機能としましては、基本的には法令があります、法律、条例がありますけれども、そちらが、電子的に検索ができるというようなシステムです。  南足柄市で条例、規則が改正ありましたら、随時それは改正をしましてそれが検索できるような仕組みになっています。あと、機能としまして、それに対する解説でありますとか、あとは判例なんかも見られるようになっております。  機能としては、そんなようなものであります。  例規データベースの金額ですけれども……。 141:総務課文書法制班長 総務課文書法制班長 金額についてでございますけれども、例規管理システムの使用料といたしまして、161万2,764円となってございます。  以上です。 142:滝本委員 滝本委員 ありがとうございます。  そうしますと、南足柄市内の法令関係のデータベースと考えてよろしいですか。 143:総務課長 総務課長 基本的には国等の法令と、南足柄市の条例が全て登録されております。
     あと、別の附属の機能としまして、全国の市町村の条例、それが完璧ではありませんけれども、参照できるような仕組みが付いております。  以上です。 144:委員長 委員長  ほかにございませんか。 145:柏木委員 柏木委員 事項別明細の177ページ、上段のほうなんですけれども、消防費、消防費、消防費の上のほうで、負担金、補助及び交付金6億8,908万円の中で、退職金もこれ含まれていると思われますけれども、退職者の人数と退職金額って分かったら教えていただけますか。 146:防災安全課長 防災安全課長 申し訳ありません、今こちらではデータを持っておりません。    (発言する者あり) 147:防災安全課長 防災安全課長 確認してよろしいですか。177ページの一番上の負担金補助及び交付金の6億8,000万円という部分のお話でよろしいですか。    (発言する者あり) 148:柏木委員 柏木委員 単純に、小田原消防へ事務委託しているわけで、その中で退職金もこの中に、負担金の中に含まれていると思うんですね、そちらのほうの金額が、市のほうの退手組合のほうには退職金は平準化してお払いしていると思うんですけれども、小田原消防については平準化していないという状況かなと思うんですけれども、その辺で今年度は増えたのか、減ったのかというところで、金額と人数を教えていただきたいということなんです。 149:防災安全課長 防災安全課長 ここの内訳につきましては、人件費一本で来てしまっているので、内訳は分かりません。    (発言する者あり) 150:柏木委員 柏木委員 今のことは一括で支払ということなので、明細が分からないということなんですけれども、明細が分からないというのもちょっとおかしなお話かなと思いますので、また分かったら後で結構ですので、ちょっと教えてください。  次の質疑なんですけれども……質疑ね。 151:委員長 委員長  資料請求はできないよ。    (発言する者あり) 152:柏木委員 柏木委員 次の質疑なんですけれども、防災行政無線整備事業なんですけれども、個人宅の防災行政無線機器の、これの設置比率、何%ぐらい設置されているのか、分かったら。分からない。    (発言する者あり) 153:柏木委員 柏木委員 防災行政無線整備事業79万4,831円にちょっとそれにつけて質疑をしたいなと思ったんだけれども、それは駄目。    (発言する者あり) 154:柏木委員 柏木委員 177ページ備考欄のほうの防災行政無線管理事業の中で、これだけの金額を使っているわけですけれども、防災行政無線の設置率。    (発言する者あり) 155:柏木委員 柏木委員 各戸に、自宅のほうに設置してある防災行政無線。市内で何%ぐらい設置してあるかなというところです。 156:防災安全課長 防災安全課長 戸別受信機の補助につきましては、既にもう凍結しておりますので、ここの金額の中にはその補助の部分は全く入っていないんです。入っておりません。  それ以前に出ていた機器としては、合計で7,517台です。 157:委員長 委員長  だから、この決算とは関係ないんだね。  ほかにございませんか。 158:石川委員 石川委員 今の柏木委員の関連の質疑なんですが、この小田原消防への負担金ですが、これは明細が今手元に無いから答えられないんですか。それをもらっているにはもらっているんですか。それを精査して払っていますかどうか、伺いたいんですが。 159:防災安全課長 防災安全課長 明細は頂いているんですが、職員手当という一つの項目になってしまっているので、そのうち退職金分が幾らかというところはちょっと今分かりません。 160:委員長 委員長  大分時間も過ぎていますけれども、ほかにあるでしょうか。    (「なし」の声多数) 161:委員長 委員長  質疑を終了しますと、これ以後、再度の質疑はできませんので、御承知おきください。  総務防災部の質疑を終了します。  総務防災部の皆さんは退室してください。    (総務防災部退室) 162:委員長 委員長  ここで14時15分まで休憩します。      ─── 休憩 午後2時04分~2時15分 ─── 163:委員長 委員長  再開いたします。    (都市部入室) 〔都市部 14:16~16:46+〕 164:委員長 委員長  次に、都市部の説明を受けたいと思います。  都合により、執行者の説明と質疑は、一般会計、企業会計とそれぞれ分割して行います。初めに一般会計歳入歳出決算の説明及び質疑を行い、次に企業会計の説明及び質疑を行いたいと思います。  まず、一般会計歳入歳出決算について説明を受けたいと思います。  執行者に説明を求めます。 165:都市部長 都市部長 それでは、都市部が所管いたします一般会計の主な歳入の部分について御説明いたします。  82、83ページ中段をお開きください。  款につきましては前ページから続いております13款使用料及び手数料で、1項使用料、4目土木使用料、1節道路橋りょう使用料の収入済額1,824万517円は、市で管理している道路及び水路の占用物件の占用料でございます。主な占用者は東京電力、NTT等の電気通信事業者、東京ガス等でございます。  2節都市計画使用料の収入済額2,887万5,660円は、備考欄記載の関本公園テニスコート等の使用料及び占用料と市営駐車場の使用料収入になります。  3節住宅使用料の収入済額6,288万5,400円は、住宅の使用料及び駐車場使用料です。収入未済額は795万4,500円でございます。収入済額の内訳は、備考欄に記載の住宅使用料現年分が5,743万6,400円で、駐車場使用料現年分が375万8,600円で、住宅使用料滞納分が160万8,000円でございます。駐車場使用料滞納分が8万2,400円となっております。  続きまして、88、89ページ、下段をお願いいたします。  款につきましては、84、85ページから続いております。14款国庫支出金、2項国庫補助金、5目社会資本整備総合交付金、1節社会資本整備総合交付金の収入済額6,356万2,000円のうち、都市計画課収入分は27万5,000円で、木造住宅耐震関係事業に対する交付金でございます。また、都市整備課の収入分は3,860万4,000円で、市道千津島・苅野線、市道一ノ金王・滝下線に伴う事業及びトンネルの長寿命化、橋りょうの長寿命化、耐震化事業が主なものでございます。  7目地方創生推進交付金、1節地方創生推進交付金の収入済額は6,912万2,200円のうち、都市計画課の収入分は4,184万5,500円で、ビレッジ関係の事業に対する交付金でございます。  94、95ページ下段をお願いいたします。  款につきましては90、91ページから続いております15款県支出金、2項県補助金、5目市町村自治基盤強化総合補助金、1節市町村自治基盤強化総合補助金の収入済額は4,362万円で、備考欄記載の竹松壗下地区整備事業1,759万7,000円は、ビレッジ関係の事業に対する補助金でございます。また、下段地蔵堂地区活性化事業727万8,000円のうち684万7,000円は市道一ノ金王・滝下線道路改良工事に伴う補助金でございます。  96、97ページにお移りいただき、中段でございます。7目消防防災力強化支援事業補助金、1節消防防災力強化支援事業補助金の収入済額10万円は、木造耐震関係事業に対する補助金でございます。  100、101ページ上段をお願いいたします。款につきましては前ページから続いております16款財産収入、2項財産売払収入、2目物品売払収入、1節物品売払収入の収入済額は5万9,100円で、備考欄記載の有償刊行物3万1,400円のうち、都市計画課の収入分は3万900円で、都市計画管内図の販売収入でございます。  106、107ページ下段をお願いいたします。  同じく20款諸収入、4項雑入、1目雑入、8節竹松壗下地区市街地整備事業負担金の収入済額90万2,000円は、ビレッジ関係の委託に伴う開成町からの負担金でございます。  10節雑入の収入済額1億8,895万7,200円のうち、108、109ページにお移りいただき、備考欄記載の下段、売電収入14万448円は、市営怒田住宅太陽光発電による収入でございます。  以上で一般会計の歳入の主な内容説明を終わりにいたします。  続きまして、歳出につきましては都市計画課、都市整備課の順で各課長が説明いたします。よろしくお願いいたします。 166:都市計画課長兼担当課長 都市計画課長兼担当課長 都市計画課の歳出につきまして、都市計画関係とビレッジ関係は私から、建築営繕関係につきましては担当課長から御説明をさせていただきます。  決算書の170ページ、171ページをお願いいたします。  中段でございます。款につきましては166ページから続いている7款土木費で、4項都市計画費、1目都市計画総務費が都市計画関係とビレッジ関係でございます。都市計画総務費の当初予算額は4億7,343万8,000円で、43万3,000円を増額補正しました。内訳は、給与費の増額でございます。予算現額は4億7,387万1,000円、支出済額は4億7,025万4,900円、不用額は361万6,100円です。  備考欄の記載に沿って説明させていただきます。  給与費の次、都市計画管理事業の131万6,815円の主なものは、都市計画審議会の委員報酬、臨時的任用職員の賃金、旅費、需用費、役務費、各種協議会への負担金などです。  次の建築開発指導業務事業の5万4,599円は、参考図書代の追録代でございます。  次の公共下水道事業会計、出資等事業の3億円は、令和元年度分の公共下水道事業への負担金及び出資金です。  次の都市計画事業、竹松壗下地区整備事業の8,540万7,412円は、地方創生推進交付金事業の竹松壗下地区まちづくり推進事業調査設計業務委託の7,810万円、企業誘致サポート事業業務委託の583万円、和田河原・塚原地区まちづくり促進事業業務委託の62万4,140円、その他職員の出張旅費、賃金などです。  13節委託料の不用額248万6,860円の内訳は、ビレッジ関係のまちづくり企業誘致和田河原・塚原地区などの委託業務の執行残です。  以上で、都市計画関係とビレッジ関係の歳出の御説明は終わりにさせていただきます。 167:都市計画課担当課長 都市計画課担当課長 続いて建築営繕担当関係の歳出につきまして、私から御説明いたします。  172、173ページ最下段及び174、175ページをお願いいたします。  建築営繕担当の令和元年度の主な事業は3点ございます。  1点目は、一般住宅に対する支援、2点目は市営住宅の管理、3点目は市営住宅の災害復旧でございます。  それでは、1点目の一般住宅に対する支援から御説明いたします。  款につきましては、166ページから続いている7款土木費、項につきましては170ページから続いている4項都市計画費で、172、173ページ最下段の6目一般住宅費は、一般住宅への支援に係る費用です。一般住宅費の当初予算額は99万4,000円です。予算現額は同額で支出済額は66万9,033円、不用額は32万4,967円です。  174、175ページをお願いいたします。  最上段でございます。主な内容につきましては、委託料の木造住宅無料耐震相談会委託が15万円、負担金、補助及び交付金の木造住宅耐震改修工事補助金が40万円で、そのほかに旅費、役務費、協議会負担金などです。19節負担金、補助及び交付金の不用額の25万2,000円の内訳は、木造住宅耐震関係補助金の申請の実績が少なかったことが主な理由です。  2点目は、市内に5団地あります市営住宅の管理でございます。中段の5項住宅費、1目住宅管理費が市営住宅の管理に係る費用です。住宅管理費の当初予算額は5,691万4,000円で、117万8,000円を減額補正しました。内訳は給与費の減額です。予算現額5,573万6,000円に対する支出済額は5,177万6,029円で、不用額は395万9,971円です。備考欄、給与費の次でございますが、市営住宅一般管理事業の200万9,447円は、市営住宅運営審議会の委員報酬、嘱託員報酬、そのほかに報償費、旅費、需用費、役務費、各種協議会への負担金などです。  次の市営住宅施設管理事業の2,525万4,220円は、市営住宅敷地料、入居募集に伴う空き家修繕料と住宅の一般修繕料、植栽や給水設備などの委託管理料、その外に賃金、需用費、役務費です。  次の営繕事業の14万7,408円は、旅費、消耗品等の購入費です。  11節需用費の不用額の68万8,323円は、市営住宅の修繕料の残によるものが主な理由です。修繕の残については、職員のことになりますが、直営で行えるところは職員で行った結果で、歳出の抑制を図りました。  13節委託料の不用額の12万7,292円は、防火施設保安業務委託とせん定枝処理料の執行残が主な理由となります。  14節使用料及び賃借料の不用額の31万2,758円は、市営住宅の敷地料単価が下がったことが主な理由です。  15節工事請負費の不用額の262万1,400円は、空き家修繕工事として市営住宅の入居者募集時に合わせて執行を予定しておりましたが、空き家の入居希望者が無く、未執行となったことによるものです。  3点目は市営住宅の災害復旧でございます。198、199ページをお願いいたします。  上段でございます。款につきましては196ページから続いている10款災害復旧費、項につきましては2項公共土木施設災害復旧費で、4目住宅施設災害復旧費は台風19号による市営向田住宅の受水槽の災害復旧に係る費用です。住宅施設災害復旧費は予備費より16万7,200円充用しまして、予算現額は同額で、支出済額も同額となっております。  以上で都市計画課の説明を終わらせていただきます。 168:都市整備課長 都市整備課長 それでは、都市整備課所管の主な歳出について御説明いたします。  決算書の122、123ページをお願いいたします。  款、項につきましては、116ページから続いている2款総務費、1項総務管理費で、下段8目用地管理費。用地管理費の当初予算額は8万8,000円で、予算現額は同額でございます。支出済額は5万9,923円、不用額は2万8,077円です。主な内容は、公共用地の取得、土地及び家屋の登記事務等に要する事務的経費であります。  次に、166、167ページをお願いします。  上段7款土木費、1項土木管理費、1目土木総務費、当初予算額1,904万1,000円で、470万8,000円を減額補正いたしました。減額補正の主な内容は、職員の給与費でございます。予算現額は1,433万3,000円、支出済額1,419万9,711円で、不用額は13万3,289円でございます。主な内容は、職員の給与費や臨時的任用職員の賃金でございます。  次に、2目地籍調査事業費は、当初予算額534万1,000円、予算現額も同額でございます。支出済額421万8,062円で、不用額は112万2,938円でございます。主な内容は境界確定事業に伴う委託料でございます。不用額につきましては、境界確定された延長が想定を下回ったためでございます。  次に2項道路橋りょう費、1目道路橋りょう総務費は、当初予算額4,509万6,000円で、221万9,000円を増額補正いたしました。増額補正の主な内容は、職員の給与費でございます。予備費支出及び流用増減13万8,780円、予算現額は4,745万3,780円でございます。支出済額4,719万2,222円で、不用額は26万1,558円です。主な内容は職員の給与費と道路管理に伴う経費でございます。  次に168、169ページをお願いいたします。  上段2目道路維持費、当初予算額8,415万8,000円、継続費及び繰越事業費繰越額2,470万円、予算現額は1億885万8,000円でございます。支出済額1億204万3,422円、不用額は681万4,578円でございます。主な内容につきましては、市道、橋りょうの維持修繕と管理に要する経費でございます。  3目交通安全施設整備費、当初予算額2,616万9,000円、予備費支出及び流用増減54万6,425円、予算現額2,671万5,425円でございます。支出済額は2,629万1,043円で、不用額は42万4,382円です。主な内容は防犯灯、道路照明灯の電気料、LED防犯灯設置管理等業務の委託料、交通安全施設の修繕料、グリーンベルトの設置工事などです。
     4目道路新設改良費、当初予算額1,841万1,000円、予備費支出及び流用増減58万2,692円、予算現額は1,899万3,692円でございます。支出済額1,894万3,025円で、不用額は5万667円でございます。主な内容につきましては、都市計画道路千津島・苅野線事業の道路用地の用地買収及び物件補償の費用でございます。  次に170ページ、171ページをお願いいたします。  項につきましては168ページから続いています3項河川費、1目河川総務費は当初予算額941万7,000円、補正予算額83万9,000円、予算現額は1,025万6,000円でございます。支出済額1,019万4,147円、不用額は6万1,853円でございます。主な内容は、職員の給与費と河川管理に係る経費でございます。  中段2目河川維持費、当初予算額671万4,000円です。予算現額は同額で、支出済額668万8,697円、不用額は2万5,303円です。主な内容は、河川維持に伴う修繕料及び委託料でございます。  次に172、173ページをお願いします。  上段4項都市計画費、2目街路事業費は当初予算額3万3,000円、予算現額も同額でございます。支出済額2万840円、不用額は1万2,160円でございます。主な内容は、神奈川県都市計画街路事業促進協議会の負担金等の事務的経費でございます。  次に、3目公園費、当初予算額3,516万9,000円、予算現額は同額でございます。支出済額3,457万8,322円、不用額は59万678円でございます。主な内容は、公園27施設とトイレ、広場等の21施設、合計48施設の維持管理費用に係る経費と4施設の敷地料等でございます。  下段5目駅前再開発費、当初予算額6,570万7,000円、予算現額は同額でございます。支出済額6,531万957円、不用額は39万6,043円です。主な内容は、市営ヴェルミ立体駐車場の維持管理及び運営を指定管理者に委託した費用と施設の使用料及び賃借料でございます。  次に、196、197ページをお願いします。  下段10款災害復旧費、2項公共土木施設災害復旧費、1目道路橋りょう災害復旧費は、当初予算額1,000円、予備費支出及び流用増減1,764万2,805円、予算現額は1,764万3,805円です。支出済額1,764万1,162円で、不用額は2,643円でございます。  次に2目河川災害復旧費、当初予算額1,000円、予備費支出及び流用増減921万3,600円、予算現額は921万4,600円でございます。支出済額921万4,568円で、不用額は32円でございます。  なお、災害復旧費については、昨年の10月12日の台風19号で被災した箇所の修繕に係る費用でございます。  以上で、都市整備課の所管する説明を終わりにいたします。よろしくお願いします。 169:委員長 委員長  ありがとうございました。  次に、執行者への質疑を行います。 170:和田委員 和田委員 決算書の168ページ、3目の交通安全施設整備費の当初予算額2,616万9,000円で、54万6,425円ほど増になっていますけれども、この原因というか、要因をお願いいたします。 171:都市整備課長 都市整備課長 54万6,425円につきましては、防犯灯、道路照明灯の電気料の不足によるものでございます。  以上です。 172:和田委員 和田委員 満額で不足したから予備費等で補填したということですか。 173:都市整備課長 都市整備課長 これは電気料の値上げによりまして不足になったことによる予備費充用でございます。 174:和田委員 和田委員 限られた予算ですので、それを何とか有効活用して済ましたということでよろしいですね。  次に同じページで、実績報告書の74ページの上段、グリーンベルト、予算現額が100万円に対しまして66万円で不用額が34万円、執行率66%となっておりますが、この不用額の要因を伺います。 175:都市整備課長 都市整備課長 この34万円の不用額につきましては、この工事の入札の差金による不用額になります。  以上です。 176:和田委員 和田委員 不用額が随分多いような気がしますけれども、悪いことじゃないんで、ここで。  午前中現地視察しました、決算書では169ページになります。実績報告書では73ページ上段、市道一ノ金王・滝下線道路改良事業、執行率99.3%ということで、昨年の台風19号、25号で随分心配されていたんですけれども、これによる被害、執行金額が予算内なんで問題はないと思うんですけれども、内容的に被害とか、工事についてありましたら教えてください。 177:都市整備課長 都市整備課長 ちょうど台風が来たときにはここは施工中でございましたけれども、特に台風による構造物の被害は何も無かったです。ただ、道路に土砂等が流入したのは確かでございまして、それの除却はお金がかかっております。  以上です。 178:委員長 委員長  次、ほかにございませんか。 179:加藤(直)委員 加藤(直)委員 1点ちょっと分からないので教えてもらいたいのですが、166ページの土木総務費で減額の470万円ほど、それから2項の道路橋りょう費の1目の補正予算額が221万円ということで、両方とも職員の増減によって補正を置くんだということでちょっと教えていただきたいんですが、私もちょっと記憶が飛んじゃっているんですが、これは会計年度任用職員の担当替えによる増減の減額と増額ということでしょうか。 180:都市整備課長 都市整備課長 土木総務費のほうにつきましては、職員の担当が変わったことによる期末手当等の減額でございまして、道路橋りょう総務費のほうは、主に時間外が増えたということで増額させていただいております。  以上です。 181:加藤(直)委員 加藤(直)委員 それではもう一点、特別委員会の調査資料の中の2番の3ページ目というんですか、ページ数が無いので。その一番上の収入未済額で市営住宅使用料と駐車場使用料、現年度分で件数が25、駐車場の使用料3ということで、過年度分が238、57と。同じような方が累積でこういった収入未済額という形で傾向的にはなっているんでしょうか。 182:都市計画課担当課長 都市計画課担当課長 滞納されている方ですけれども、大体同じような方です。 183:加藤(直)委員 加藤(直)委員 その方がお支払することがなかなかできにくい主な理由というのはどんな理由でしょうか。 184:都市計画課担当課長 都市計画課担当課長 滞納の主な理由になりますけれども、病気のため仕事ができないですとか、ほかに借金があって家賃が払えないですとか、景気が悪くて仕事が無いとか、そういう理由が主な理由になっております。 185:加藤(直)委員 加藤(直)委員 そういった方々に対して、今後どんな指導みたいな、あるいは助言というか、例えば滞納のほうを一時免除するだとか、あるいは一時停止するだとか、あるいは別の福祉の関係に紹介をするとか、何かそういった相談の中でどんな対応をされているのでしょうか。 186:都市計画課担当課長 都市計画課担当課長 滞納の方に対してですけれども、毎回行っていることなんですが、滞納整理の策としまして、まず毎月の郵送によります督促や催告、電話連絡、面談ですね。それと訪問等実施しております。中にはその月は支払うんですけれども、次の月になると支払わないという滞納者も結構あるところです。  毎月の管理を徹底しまして計画どおりに納付していただくよう指導しておりますが、計画どおりに納付されない方に対しては呼出しとか訪問をいたしまして担当だけではなくて、課長も一緒にその場に入って計画的に納付していただくような指導を行っているところです。  その結果、減額が結構出てきておりますので、引き続いてこの取組を行っていこうというふうに今、考えているところです。 187:都市部長 都市部長 今の滞納の部分に補足をさせていただきたいと思います。  生活困窮されている部分の福祉のほうに、生保等についての部分については福祉課と連携を取って対応させていただいているのが1点ございます。それとあと生活困窮の中で、病気等で就労ができなくなってしまったという部分の居住者の方もございます。そういう方に対しましては、条例上の中で、前年度の給与を著しく下回ってしまった場合は減免措置等がございますので、そういうふうな対応もしてございます。  それとあと滞納の部分でございますが、やっぱり生活困窮されている部分あるんですけれども、現年分を払いながら滞納分を併設して払っていただいて、滞納額としてはそういう形で止まっているということではなく、併設して滞納額と現年分をダブルで払っていっていただいて、個々に滞納されている方につきましては減額というか、滞納額を納付していただいている状態でございますので、昨年の実績の中でも前年度よりも約100万円近くは滞納を減らしてきたという形でございます。  あとは先ほど課長が申しましたように、計画書というか、滞納に対して月々幾ら幾ら払っていきますという計画書を出していただいてございます。それに基づいてお支払いをしていただくような形で取り組んでいる状況でございます。  以上でございます。 188:加藤(直)委員 加藤(直)委員 確かに福祉課のほうで生活困窮者自立支援事業という事業がありますので、その辺の関係の中でやってられるというのが分かりました。  もう1点ちょっとお聞きしたいんですが、こういった方は恐らく水道料とか税金とか、そういったものも複合的に滞納されている、関係が出てくると思うんですが、そういったところの課とお互いに情報交換や連携というのは当然取っていると思うんですが、その辺はいかがでしょうか。 189:都市計画課担当課長 都市計画課担当課長 委員さんお尋ねのとおり、連携を取ってやっているところでございます。 190:委員長 委員長  ほかに。 191:石田委員 石田委員 それでは聞かせていただきたいと思います。  これは実績報告書の75ページ、竹松壗下地区まちづくり推進業務という形の中で、予算額も意外と大きくて、予算現額が8,012万円というような予算現額に対して支出済額が7,810万円というような形の中で不用額が202万円も出ているということで、非常に大きな予算ではあるわけです。  それでここの竹松壗下地区のまちづくりに対して実績をちょっと見せてもらうと、説明会の開催や準備会役員による地権者戸別訪問等を経て仮同意書の取得を高めるとともに、役員会の議論を踏まえて事業計画案を策定したということにすると、ちょっと金額が大き過ぎるんじゃないかなという感じがするんですが、この中で目玉としてこれだけの費用を具体的にと言ったらこれは変わりますけれども、大きく使った費用の内訳を聞かせてください。 192:都市計画課長兼担当課長 都市計画課長兼担当課長 取組内容は今、委員さんおっしゃったとおりでございまして、この委託業務の中で特に大きなウエートを占めておりますのは設計業務となります。土地利用の計画図ですとか、施工計画書、あとは道路改良の検討なども行っていますので、これが大きな比重を占めております。  それ以外には、ここ、準備組合が立ち上がっているということはこれまでも御説明させていただいていますけれども、準備組合の支援ですとか、あとは3月に業務代行予定者の募集を始めたんですけれども、それに係る準備ですとかが主な事業内容、経費の掛かっているところでございます。 193:石田委員 石田委員 それでは質疑させていただきます。  前年度が金額的に約6,800万円ですよね。本年度が7,800万円、金額的には約1,000万円の違いがあるんですけれども、前年度と本年度の大きな業務内容の違いというのはどういったところにあるのかお教え願います。今、話していただいた中で大体は、総額がこれだけ掛かるというのは理解したんですけれども、その差が1,000万円というのについて御説明いただきます。 194:都市計画課長兼担当課長 都市計画課長兼担当課長 前年度との差なんですけれども、事業そのものが進んでいますので、令和元年度の分と30年度で明確にこの作業が多く増えたということは一概には言えないんですけれども、例えば先ほど御説明しました設計業務の中では、交差点改良なんかは新しいものですし、業務代行の準備ですとか、あとは仮同意書というのは令和元年度に初めて取ったものですから、これには委託業者のみならず役員ですとか、我々職員も同行して同じうちに何回も行ったりですとか、そういうような経費なんかもありまして、平成30年度よりは作業の内容が基本的に変わってきているというところでございます。 195:委員長 委員長  ほかに。 196:岸本委員 岸本委員 1点お願いします。  成果及び実績報告書76ページの下段、木造住宅耐震診断事業なんですけれども、これは調査資料の13番にもありましたとおり、執行率がゼロ%となっています。成果及び実績報告書の右側77ページには、耐震相談会の参加は6件と書いてあったようですが、補助金までの申請に至らなかった理由が分かれば教えてください。 197:都市計画課担当課長 都市計画課担当課長 これは個人からの申請になりますので理由まではちょっと分かりませんが、相談会においては6件ということで、この中で受けられた方に限らず、ほかの方についても受け付けておりますので、実績が無かったということになります。 198:岸本委員 岸本委員 ちなみに耐震基準を満たしていない木造建築は市内にどのくらいあるのかというのは把握できているんでしょうか。 199:都市計画課担当課長 都市計画課担当課長 今ちょっと調べに行ってきますので、少々お待ちください。 200:都市部長 都市部長 今の部分について後ほどお答えでよろしいでしょうか。 201:委員長 委員長  取りあえず今の保留で、ほかの人やっていいですか。  ほかに質疑。 202:石川委員 石川委員 まず成果実績報告書の、ページ数は特に無いんですが、都市部の令和元年度の重点施策で、成果実績が出たベストワンは何か御紹介してください。 203:都市部長 都市部長 第五次総合計画等重点政策で載せている部分があると思います。ここに成果として出させている実績報告書、都市部は所管が幅広いもので、委員今お尋ねの部分、どれがベストという部分ではなく、全てに対してこの成果のとおり対応させていただいたというふうに解釈をしております。  以上でございます。 204:石川委員 石川委員 では千津島・苅野線について伺います。  本会議で令和元年度までに面積的には77%と言っていたんですが、聞き逃したかもしれないんですが、地主は何地主中、何地主完了したのか教えてください。 205:都市整備課長 都市整備課長 全地権者の数が17名でございます。元年度までが11名の方の用地買収が完了しまして、残りが6名になっております。  以上です。 206:石川委員 石川委員 それは計画どおりという受け止めでよろしいですか。 207:都市整備課長 都市整備課長 一応昨年度までの買収につきましては計画どおりいっていまして、今年度につきましてはまだ交渉中でございますので、相手がいることですからちょっと今のところは何とも言えない状態でございます。  以上です。 208:石川委員 石川委員 千津島・苅野線のBバイC分析については以前からやっていただくということになっているんですが、これは元年度には行われたんですか。 209:都市整備課長 都市整備課長 元年度につきましてはBバイCは計算は出しておりませんで、当時南足柄と箱根を連絡する道路のお話もさせていただいていると思うんですが、その辺が開通して交通状態が変わった段階でやらせていただくということになっていたかと思うんです。  以上です。 210:石川委員 石川委員 次の質疑にいきます。  173ページの駅前再開発事業権利者等融資預託事業所管が本来どこにあるべきかなのかを今後庁内論議するという答弁が、たしか昨年の予算特別委員会で都市部長からありましたが、議論の結果を教えてください。 211:都市整備課長 都市整備課長 平成31年3月の予算特別委員会で委員の方から、預託金事業ですね、駅前開発株式会社のほうで対応すべき事業だと思うんですが、いかがでしょうかという御質疑に対して、前任の都市部長が少し議論をさせてくれというお話をちょっとしたと思うんですが、議論といいますか、私のほうで調べさせていただいた中で、一応この融資預託金事業につきましては、大雄山駅前地区市街地再開発資金融資要綱に基づいてこの事業を実施しております。  この要綱の目的なんですけれども、要綱の第1条に書いてあるんですが、ちょっと読ませていただきますと、この要綱は大雄山駅前地区市街地再開発事業及び当該事業の関連事業(以下市街地再開発事業等という。)の施行区域内の土地若しくは建物に権利を有する者、または当該区域内の土地若しくは建物に権利を取得しようとする者に対し必要な資金を融資することにより、市街地再開発事業の推進を図ることを目的とするという目的でこの事業をやっております。  第2条に、市はこの要綱の目的を達成するため予算で定める範囲内の金額を、市長の定める金融機関に預託するという形になっていまして、当然、南足柄市としてこういう権利者の皆さんに融資の関係で支援していくということで、当然市の事務事業だというふうに認識しております。  今、都市整備課でこの事業を所管しておるんですけれども、その辺につきましては南足柄市事務分掌等に関する規則の中で、都市整備課の中で市街地再開発事業に関することというところがあるんですが、この中でこの業務をしている状況でございます。  以上です。 212:石川委員 石川委員 次に、82、83ページの道路水路占用料について伺います。主な占用者は東京電力、NTT、東京ガスとお伺いしましたが、この占用料の算出はどんな法令のどんな基準に基づいて設定しているのか教えてください。 213:都市整備課長 都市整備課長 占用料の算定に当たりましては、南足柄市の地価公示地点の平均値の平均価格を算出して、それに占用面積、使用料率、修正率などを乗じて出しております。ですから当然、電柱の太さによっては値段が変わってくるような、要するに面積が違ってくるという形で算出しております。  以上です。 214:石川委員 石川委員 この算出方法というのは他の市町村もほぼ同じという理解でよろしいですか。 215:都市整備課長 都市整備課長 国に準じて県、ほかの市町村も同一のやり方で行っております。  以上です。 216:石川委員 石川委員 次に、168、169ページの交通安全施設整備費の防犯灯のESCO事業について伺いますが、これの委託先への支払いは幾らだったのか。それと電気料削減効果は幾らだったのか伺います。 217:都市整備課長 都市整備課長 委託料につきましては799万4,376円でございます。委託先でございますけれども、……。    (発言する者あり) 218:都市整備課長 都市整備課長 電気料の削減効果につきましては算出しておりません。  以上です。 219:石川委員 石川委員 それは何で算出してないの。だって効果が出るからこの事業をやっているでしょう。効果額が目標どおりいっているかどうかというのはマストだと思うんだけれども、それをやらないというのは何か理由があるんですか。 220:都市部長 都市部長 委員今おっしゃられている部分でございますが、ESCO事業を入れる前の電気料とESCO事業を入れた電気料でよろしいでしょうか。 221:都市整備課長 都市整備課長 ちょっと今、計算しますのでお待ちください。
    222:委員長 委員長  さっきの岸本委員の質疑に移っていいかな。 223:都市計画課担当課長 都市計画課担当課長 先ほど岸本委員から御質疑のありました住宅の棟数ですけれども、平成25年度の住宅・土地統計調査の結果により、木造住宅で全体の戸数なんですが、これが1万5,500戸。耐震性のあるものが1万2,600戸、耐震性の無いものが2,900戸となっております。パーセンテージとしましては、耐震性のあるものが81%、無いものが19%というふうになってございます。平成30年度に同じく住宅土地統計調査を行っておりますが、この結果についてはまだ公表されていませんので、これが直近の値となっております。  以上となります。 224:委員長 委員長  岸本委員、いいですか。 225:石川委員 石川委員 今の答弁も後でいいですので、また違う質疑をします。  議会への説明は特に無かったんですけれども、ページ数は168、169です。  道路施設修繕計画を元年度に予定していたと思うんですけれども、これは議会への報告は特に無いんですが、完成したんですか。 226:都市整備課長 都市整備課長 3月に一応策定済みでございまして、現在ホームページでは公開しております。  以上です。 227:石川委員 石川委員 168ページ、和田委員の質疑の続きなんですが、防犯灯等の予算と違った理由が電気料の値上げだということですけれども、この電気料の値上げというのはいつ決まったんですか。 228:都市整備課長 都市整備課長 今、毎月毎月金額が違いますので、いつというか、月ごとに変動しております。  以上です。 229:石川委員 石川委員 だから電気料の値上げはいつ決まったんですかっていうのを聞いてる。毎月違っているのは分かるけれども、電気料値上げと言ったでしょう、さっき。そこを聞いています。 230:都市整備課長 都市整備課長 単価につきましては毎月毎月変動しますので、月ごとに単価が変わります。  以上です。 231:石川委員 石川委員 月ごとに単価が変わるというのと、値上げというのがよく分からないんだけれども、値上げされて、それが月ごとに変わるんじゃないの。だってそうじゃなきゃ月ごとにというのは毎年毎年そうなんだから、予備費充当の理由にならないよね。 232:都市整備課長 都市整備課長 防犯灯につきましては特にそうなんですが、定額制といいまして、電気のワット数で料金が決まるというよりも1箇所幾らという形で定額で取られていくような形なんですね。毎月、例えばこの月は100円だったのが今度は101円になったり、1灯の話ですが、それが120円になったり、そういう形で変わっていきますので、下がるときもあるんですが、全体的に見たら値上げしているという状況でございます。 233:石川委員 石川委員 それは毎年毎年起こることでしょう。元年度だけに起こっていることじゃないでしょう。それは予算に盛り込めるわけですよ、ある程度そんなことは。だけど予備費を充当するということは、予測ができないから予備費を充当したんでしょう。だから元々の料金が値上げしたなら、それは時期によっては分からないから予備費充当というのは分かるんだけれども、そうじゃない。今の説明だとよく分からないので、もう一度ちゃんと説明してください。 234:都市整備課長 都市整備課長 月々の上がり幅とかそういうのは当然予測がつかないという中で、ある程度想定した中で予算は組んでおるんですけれども、それ以外を上回る値上げがあったということでございます。 235:石川委員 石川委員 そういうのって値上げって言うんですか。要するに変動の幅が予算のときより大きかったから見込み違いだったというのは分かるんだけれども、電気料値上げと関係ないでしょう、今言ったのは。電気料値上げというのは、普通は我々の家庭もそうだけれども、東電とかそういうのが基本料金とかそういうのを値上げするのが電気料値上げで、今のは上下幅の変動を当初予算では読み込めなかったけれども、もっと多くあったという説明じゃないんですか。それなら分かるんだけれども。 236:委員長 委員長  暫時休憩します。      ─── 休憩 午後3時26分~3時31分 ─── 237:委員長 委員長  再開いたします。 238:都市部長 都市部長 すみません、ちょっと説明が分からなくて申し訳ございません。  電気料1灯について定額というか、それが変動してしまいます。そういう部分の中で先ほど課長のほうはそれが上がるという部分の中で値上げというふうにお話をしてしまいました。毎月毎月株価と言ってはあれですけれども、変動がございます。電気料も1灯幾らという形になっていまして、それが変動してしまいますので、それの予測値、30年度の実績に基づいて元年度は予定をしておりましたが、その幅が大きかったもので不足を生じてしまったという形ですけれども、よろしいでしょうか。 239:委員長 委員長  岸本委員はいいですか、さっきの答弁。 240:岸本委員 岸本委員 先ほどの耐震の助成についてなんですけれども、25年の調査で19%の耐震基準に達していない木造建築があるということなんですけれども、個人の財産に関することですが、結局、地震が起こったときの市民の安全だとか、人身の被害に関わってくるところなので、今回、事業内容として耐震相談会及び自治会回覧等、多分ホームページにも載っていると思うんですけれども、これで耐震を啓発する取組を実施したと書いてあるんですけれども、毎年同じようなことで、これについてはアプローチをかけていると思うんですが、それ以外の取組はされなかったんでしょうか。 241:都市計画課担当課長 都市計画課担当課長 それ以外の取組ということで、昨年度は産業フェアのときにアトリウムの中ですけれども、そちらで耐震相談会を委託しています建築士事務所協会、こちらの協力をいただきまして耐震のPRですとか、これを重点的に行っております。  また、民生委員さんですとか、会議等で高齢者の方がいらっしゃいますので、その方が対象になりますけれども、その方対象に耐震をPRしたという実績がございます。  あとほかに、大雄山駅前の商業施設になりますが、今年度はコロナの関係で閉じちゃっていますけれども、イートインのスペースがありましたので、ここにビデオを置きまして耐震のPRをやってきたというところです。  以上です。 242:委員長 委員長  ほかに。 243:滝本委員 滝本委員 しつこくて申し訳ないんですけれども、168ページのただいまの問題になりました電気料のことなんですけれども、流用増減で54万6,425円となっておりますけれども、結果として不用額が42万4,382円出ているんですが、これはどういうふうに解釈したらよろしいんでしょうか。 244:都市整備課長 都市整備課長 この不用額の42万4,382円の主な内容としましては、工事請負費になるわけですけれども、先ほどちょっと御説明させていただきましたけれども、グリーンベルトの34万円の不用額が主にそこに入っているということでございます。 245:滝本委員 滝本委員 これは交通安全設備の電気料とは関係ないということですね。 246:都市整備課長 都市整備課長 委員のおっしゃるとおりでございます。 247:滝本委員 滝本委員 ちなみにお伺いしますけれども、電気はどちらから買われていますでしょうか。 248:都市整備課長 都市整備課長 東京電力でございます。 249:滝本委員 滝本委員 自然エネルギー関係の会社もできているんですが、料金の比較なんかはされて選ばれましたか。 250:都市整備課長 都市整備課長 特にはしておりません。 251:委員長 委員長  ほかに。 252:池田委員 池田委員 決算書の196ページ以降の災害復旧費で、今後のためにも教えてほしいんですが、都市部所管なのか、水道事業の所管なのかちょっと微妙なところがあるんですけれども、去年発生した断水ということに対して、矢倉沢取水口での対応、それと南小や向田小学校で様々な給水事業をしたりしましたよね。その辺の決算は幾らだったのかということと、それはこの決算書のどの辺に入っているのかということを教えてください。 253:都市部長 都市部長 こちらに関しましては企業会計になりますので、都市部、この後に企業会計の部分で質疑がございます。こちらのほうで御質疑していただければと思います。  お願いいたします。 254:池田委員 池田委員 じゃあ水道事業会計の中に現れているということですね。 255:都市部長 都市部長 そういうことでございます。 256:委員長 委員長  ほかに。 257:高田(明)委員 高田(明)委員 実績報告書の74ページ、グリーンベルトについて、先ほど和田委員が不用額が34万円はどうなっているのかという理由を、入札の差異ということで答弁がありましたが、この事業について最初の計画どおり事業は行われたのかどうか確認します。 258:委員長 委員長  都市整備課長。 259:都市整備課長 都市整備課長 昨年度につきましては計画どおりの実施ができております。  以上です。 260:高田(明)委員 高田(明)委員 ありがとうございます。  向田小学校、何か輝くようにグリーンベルトがついているのを見ております。もしやっていなければ計画どおりやってほしいなと思いましたけれども、やっていただいてありがとうございました。 261:都市整備課長 都市整備課長 先ほどの石川委員の道路照明と防犯灯の電気料の効果についてでございますけれども、昨年度につきましては750万4,420円でございます。  以上です。 262:委員長 委員長  次、また、企業会計がありますけれども、今このところでまだありますか。 263:石川委員 石川委員 そうすると今のESCO事業の件ですけれども、支払が確か799万4,000円で、今、効果額が750万4,000円ということなので、支払額のほうが多いという認識でいいんですか。 264:都市整備課長 都市整備課長 そういうことになろうかと思います。 265:石川委員 石川委員 そうするとこの効果額というのは、昨年額から確認ですけれども、支払額を引いた残りの額じゃなかったとしたら、ネットで支払額のほうが多いということになれば、この事業をやった意味が薄れてくるんですけれども、ちょっと説明をお願いします。 266:都市整備課長補佐 都市整備課長補佐 事業者のほうへお支払している委託料には、防犯灯の初期の設置費用と毎日の維持管理の費用も込みになっておりますので、その部分が委託料の中に含まれております。  以上です。 267:委員長 委員長  ほかにございませんか。    (発言する者なし) 268:委員長 委員長  質疑を終了しますと、これ以後、一般会計歳入歳出決算について再度の質疑はできませんので、御承知おきください。  次に企業会計のほうに移りますので、暫時休憩です。    (説明員入替え)      ─── 休憩 午後5時42分~5時50分 ─── 269:委員長 委員長  再開します。  次に、企業会計歳入歳出決算について説明を受けたいと思います。  執行者に説明を求めます。 270:都市部長 都市部長 それでは、令和元年度水道事業会計決算の説明をさせていただきます。  決算内容につきましては本会議で御説明いたしましたので、収益費用や資本的収支明細書の収入について説明させていただいて、その後、支出については経営担当課長から御説明させていただきますので、よろしくお願いいたします。  それでは、公営企業会計決算書及び附属書類の30ページを御覧ください。  こちらのページが収益費用の明細書になっております。この中の金額につきましては、全て税抜きの金額となっておりますので、よろしくお願いいたします。  収益費用明細書の水道事業収益は、全体で6億7,360万4,463円であります。その内訳の主なものといたしまして、第1項の営業収益、第1目給水収益の水道料金でありまして、5億8,114万7,181円であります。  第2項の営業外収益7,638万9,262円につきましては、第2目長期前受金戻入と第3目雑収益に含まれている下水道料金徴収事務費が主なものであります。  33ページをお願いいたします。資本的収支の収入について御説明いたします。  第1項第1目企業債の5,000万円は、利用者負担の平準化を図るために借り入れた起債額でございます。  第2項第1目負担金の他会計負担金の800万9,000円は、下水道布設工事に伴う水道管布設替え工事の負担金などであります。  以上で収入の説明を終わります。  続きまして、支出につきましては経営担当課長より御説明させていただきます。 271:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 続きまして、支出の部について説明いたします。1ページ戻りまして、31ページをお願いいたします。  第1款水道事業費用、第1項営業費用についてでございます。  第1目原水及び浄水費1億2,823万2,962円は、水道水にするために必要な経費でございます。節の中ほどの委託料7,326万6,284円は、水道施設の維持管理業務の委託や水質検査等の費用でございます。  4つ下の修繕費447万7,200円は、矢倉沢浄水場をはじめとする施設の修繕費用でございます。  1つ下の動力費4,016万4,541円は、浄水場の稼働や送水ポンプ等の運転費用でございます。  第2目配水及び給水費4,268万7,721円は、配水池から各家庭等に供給するための必要経費でございます。下から4項目めにございます修繕費2,342万2,248円は、主に道路での配水給水管及び宅地内のメーターまでの漏水修繕の費用でございます。なお、元年度は漏水費調査範囲を縮小したことにより、委託料及び修繕費が減少しております。  32ページをお願いいたします。  第4目総係費1億1,206万506円は、水道事業を運営するための料金徴収等や経理関係に関わる必要経費でございます。節の中ほど委託料6,209万4,238円は、水道メーターの交換費用と検針から料金等徴収までの徴収事務委託費用でございます。  第5目減価償却費3億992万5,576円は、南足柄市水道事業が所有する固定資産の減価償却費で、無形固定資産減価償却費は耐震性貯水槽の施設利用権になります。  第6目資産減耗費708万1,003円は、今年度除却した資産の残存価格でございます。  第2項営業外費用、第1目の支払利息2,292万6,327円が主なもので、過年度に借り入れた企業債の返済利息でございます。  第2目の雑支出は、過年度水道料金に対する還付金額となっております。  第3項特別損失13万2,980円は、過年度に調定変更がされずに未収金として残ってしまったものを修正損として処理したものでございます。  次に、33ページ、資本的支出について御説明いたします。  資本的支出、第1項建設改良費の1目配水管整備事業費2億752万6,486円は、配水管布設替え工事や舗装復旧工事等に関わる費用でございます。節の中ほどの委託料9,694万208円は、和田河原踏切下の配水管工事委託と老朽管更新測量設計委託業務が主なものとなります。その下、工事請負費9,131万4,000円と材料費1,133万8,310円は、配水管布設替え工事等の4箇所を施工した工事費用でございます。
     第2目浄配水設備工事費1億9,962万4,252円は、浄配水設備に関わる工事等費用でございます。下から3段目、委託料690万円は、岡本配水池の耐震診断業務になります。その下、工事請負費1億7,474万6,000円と材料費1,032万7,700円は、浄配水設備に係る計器類の更新費用や導水管布設の施工費用となっております。  34ページ、第3目メーター費606万9,680円は、今年度固定資産となったメーター費になります。  第2項償還金の企業債償還金1億1,269万2,888円は、過年度に借り入れた企業債の元金償還金であります。詳細は38ページに記載してあります。  元年度の主な事業といたしましては、配水管の布設替え工事と、第2水源からの導水管布設工事、矢倉沢浄水場の設備更新、浄配水施設の各種計器類の更新工事など、多くの工事を実施いたしました。工事の詳細につきましては決算附属書類の21ページに記載してありますので、御確認ください。  以上で、水道事業会計の説明を終わりにいたします。よろしくお願いいたします。 272:都市部長 都市部長 それでは、令和元年度公共下水道事業会計決算の説明をさせていただきます。  水道事業会計と同様に、収入について説明させていただいて、その後、支出については経営担当課長のほうから説明をさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします。  それでは、公営企業会計決算書及び附属書類の63ページを御覧ください。  水道事業と同じく、全て税抜きの金額となっております。  収益費用明細書の下水道事業収益は、全体で10億4,481万5,572円であります。  第1項の営業収益6億585万3,223円については、第1目下水道使用料が主なものでございます。  第2項の営業外収益4億3,896万2,349円については、第1目他会計補助金1億8,000万円と、第2目長期前受金戻入2億5,765万639円が主なものでございます。  第3項の特別利益につきましては、本年度はありませんでした。  66ページをお願いいたします。  資本的収支の収入について御説明いたします。  第1項第1目企業債の2億6,720万円は、建設等事業費及び企業債償還金のために借り入れた起債額でございます。  第2項第1目他会計出資金の1億2,000万円は、一般会計からの出資金であります。  第3項第1目国庫補助金の3,100万円は、社会資本整備総合交付金による国庫補助金であります。  第4項負担金は、第1目受益者負担金547万9,280円と第2目その他負担金168万7,000円でございます。  第5項第1目その他資本的収入の1,358万7,620円は、流域下水道建設負担金の精算金となっています。  以上で収入の説明を終わりといたします。  続きまして、支出につきましては経営担当課長より御説明させていただきます。 273:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 続きまして、支出の部について御説明いたします。  公営企業会計決算書及び決算附属書類の64ページをお願いいたします。  第1款下水道事業費用、第1項営業費用について御説明いたします。  第1目管きょ費1,328万9,244円は、公共下水道管の維持管理費に必要な経費でございます。主なものといたしまして、節の中ほどの委託料809万400円は、下水道管の清掃業務や監視業務の委託費用でございます。2つ下の修繕費395万9,090円は、下水道管やマンホールポンプの修繕費用でございます。  第2目ポンプ場費72万224円は、ポンプ場に係る必要経費でございます。  第3目流域下水道費2億643万1,819円は、酒匂川流域下水道に係る維持管理負担金でございます。  第4目総係費5,265万8,457円は、公共下水道事業を運営するための料金徴収や維持管理に係る必要経費でございます。最下段の委託料2,674万7,491円は、水道事業会計に委託している下水道使用料の徴収業務委託と全体計画変更業務委託が主なものでございます。  第5目減価償却費5億6,308万5,651円は、南足柄市公共下水道事業が所有する固定資産の減価償却費と流域下水道に投資した施設利用権の減価償却費になります。  第2項営業外費用、第1目の支払利息1億2,101万1,123円は、借り入れた企業債の返済利息になります。  第2目の雑支出は、過年度の還付金と消費税計算に伴う支出でございます。  第3項特別損失については、本年度はございません。  次に、67ページ資本的支出について御説明いたします。  資本的支出、第1項建設改良費の第1目管路建設改良費1億5,719万7,309円は、公共下水道や汚水ます設置工事、舗装復旧工事等に係る費用でございます。工事請負費1億3,824万5,000円は、公共下水道工事6箇所、汚水ます設置工事、舗装復旧等の工事費でございます。  第2目流域下水道建設負担金150万2,728円は、酒匂川流域下水道建設に関わる工事負担金であります。  第2項企業債償還金5億8,932万9,431円は、借り入れた企業債の元金償還金であります。詳細は70ページ以降に記載してございます。  元年度の主な事業といたしましては、公共下水道布設工事を6路線と、公共下水道布設及び汚水ます設置工事を1箇所、舗装復旧工事3箇所を実施いたしました。工事内容につきましては、決算附属書類の57ページに記載してありますので、御確認ください。  以上で説明を終わります。よろしくお願いいたします。 274:委員長 委員長  ありがとうございました。  次に、執行者への質疑を行います。 275:池田委員 池田委員 やっと答えもらえるかなと思っていますけれども、昨年台風で被害を受けました矢倉沢取水口の復旧工事と、全体としては台風の災害復旧のための断水に関する費用、そこを知りたいということで質疑します。  矢倉沢取水口での対処に掛かった費用、それと南小と向田小学校で行った給水活動等による費用、それはお幾らぐらいなのか。それと決算書の中でどこに書かれているのか伺います。 276:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 昨年の台風に関わる災害による復旧工事の費用に関しましては、水道事業会計のほうでは修繕引当金というものを使用させていただきました。決算書の15ページを御覧ください。  こちらのほうに修繕引当金の取崩しといたしまして865万3,771円とございますが、そのうち台風による災害復旧によって使用した金額は569万4,600円税抜きになります。  あと御質疑の応急給水に関しての費用は、特に支出はございません。 277:池田委員 池田委員 修繕引当金というのは損益計算の中では現れてこないですか。 278:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 損益計算の中には含まれておりません。 279:池田委員 池田委員 応急給水とおっしゃったんですが、南小も向田小学校もタンクの中、空になるぐらい給水したんじゃないかと思うんですが、そこに新たにまた補充する水道水の費用だとか、そういったのもかからないということですか。 280:上下水道課長 上下水道課長 池田委員おっしゃるように向田小学校と南足柄小学校には各々40トンと50トンの耐震性貯水槽が設置してあります。それの給水全てそこに使ったわけではございませんので、なかなか耐震性貯水槽から何リットル水を使ったかという、そこまでの把握はできておりません。また、給水車と併用しながらそちらの耐震貯水槽の水も使わせてもらいました。  また、ただその後、配水池の水が減少して、水質がやや悪化したことから、耐震性貯水槽内の水も少し濁りが目立つようになりましたので、それは給水が終わった後に、一度水などを捨てて清掃して、きれいに水を入れ替えたという経緯はございますけれども、それによる費用はじゃあ幾らだということになると、立米当たりの単価掛ける、今、言った池の大きさを出せばかかった水道の料金というのは出てくると思いますけれども、それが、何ていうんでしょうか、給水のために掛かった費用というのはなかなか難しいのかなと思います。  以上です。 281:池田委員 池田委員 一般質問でもさせてもらいましたけれども、有収率の低下要因とかになっているのかなというふうにも思ったりするんですけれども、全然大した量じゃないと、把握するほどの量じゃないということで、有収率の悪化の原因ではないということですか。 282:上下水道課長 上下水道課長 おっしゃるとおりに有収率を下げる要因とはなっています。先ほど私が言ったのは、それを測る必要がないとか、そういう意味で言ったわけじゃなくて、有収率、昨年の台風19号によりまして有収率が低下した要因の一つだとは思っています。なぜ台風が来たおかげで有収率が下がるかと言いますと、今おっしゃったように耐震貯水槽にたまっていた水も水質が悪化したせいで一度捨てざるを得ないということになりました。  またそれ以外にも受水槽を保有しているビルなどの水も濁りが生じた場合は、一度捨てて新しい水を入れたと。それ以外にも、また、水道管内を洗浄するために、末端の水道管を洗うためにしばらくの間、水を捨てざるを得なかったというようなことがございます。  こういう理由から、令和元年度に有収率、台風の影響、断水の影響によりまして低下したとは考えていますので、決して中の水の量がどうのこうので、それを軽視しているということではございません。  以上です。 283:池田委員 池田委員 決算審査意見書で、18ページでちょっとお話しさせてください。  上段の表の中で、一平米当たりの販売単価が元年度108.34円で、前年に比べて1.44円も販売価格が上がっているんです。この原因は何でしょうか。 284:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 こちらのほうはひとえに水道料金のほうが多く入ったことによるものでございます。その要因といたしましては、新規の企業が大量に水を使っていただいたことによって販売価格のほうが上がりました。 285:池田委員 池田委員 その新規の企業って、去年の6月とか7月ぐらいの稼働開始だと記憶しているんですが、そうしたら水道料金に入ってくるのは10月とかなので半年分ぐらいしか入っていない。それを考えると、元年度の平米当たりの販売単価はまたもっと高くなるというふうに推定できるんですか。 286:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 令和2年度は一応もっと上がる予定ではおりますが、一方、もう1箇所のほうが年々下がっている傾向がございますので、片方が上がったからそのままうまく上がるというような甘い考えはちょっと持っておりません。 287:都市部長 都市部長 ちょっと補足をさせていただきたいと思います。  新規企業、最初想定していた部分よりも大分水量としては多く使っていただいた。昨年、創業の部分でまだ半年ぐらいでしたが、その分多く出ているというような状態です。これ、決算でございますけれども、今年度の今の部分の中でいきますと、大分昨年度よりも多くなっているというのが実情でございます。  ただ今、担当課長が申しましたように、もう1社、大量に使用していただいている企業がございます。ビール会社でございますが、やはりコロナの関係でこの出荷、ふるさと納税の部分の缶ビールの部分は好調なんですが、操業用のたるであったりとか、そういう部分の使用が大分減ってきております。その部分の水道水が大分大きく減ってきているという状況ではございます。  以上でございます。 288:池田委員 池田委員 市内の企業を誘致する影響の大きさがよく分かるんですけれども、逆に一立米当たりの給水原価が110円62銭から105円46銭と急激に下がっているんですけれども、普通、企業のイメージで原価がこんなに下がるということはちょっと考えられないんですけれども、この原因は何だと捉えていますか。 289:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 昨年ちょっと一度御説明のほうをしたと思うんですけれども、平成30年度に関しましては突発的な費用増、漏水修繕のほうとかがございまして、費用のほうがかなり急激に増えました。  令和元年度に関しましてはその分が減りましたので、こちらのほうの増減に関しましては、事前から想定内の増減と見ておりますので、平成29年度から比べますと約107円から105円ということで下がっております。漏水の想定内のもの以外でもかなり削減効果があったと思っておりますので、今現在がちょうど、これが限界の費用かなと思っております。 290:池田委員 池田委員 その上段のほうに書いてある年間配水量が令和元年度は前年に対して5%増えています。そして給水量も2.3%増えていまして、要は原料となる水を一生懸命つくっている。前年より増やしている。にもかかわらず有収率は2%も下がっていて、無駄に2%もどこかに消えている。そういう状態なのに原価が下がるというのはどうも考えられないんですよ。  なので悪い言い方すれば、工事だとかそういった、予定よりやらなければコスト下がるんで、そういったようなやるべきことの仕事をやらないで原価が下がっているというようなことはないのかと。やるべきことをちゃんと工事をやっているよというチェック機能はどこで誰がやっているのか伺います。 291:上下水道課長 上下水道課長 予算の段階でどの場所を工事するかというのを計画して立てています。元年度につきましても計画どおりの工事は執行しています。決して予定した工事をやらなかったとかいう部分ではございません。  チェックということですけれども、計画に立てたものを執行しているかどうかというのは、当然私もしますし、部長もしますし、そういう形でチェック、執行を行っています。  以上です。 292:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 給水原価のほうの工事費用ということですが、工事費用に関しましては給水原価のほうには含まれておりません。 293:池田委員 池田委員 工事費用が含まれていないのなら、なおさらつくっている水が多くて、無駄になっている水が増えているのに何で原価が下がるかと、本当分からないんですよね。また、質疑します。いいです。 294:委員長 委員長  ほかに質疑。 295:石川委員 石川委員 それでは、成果実績報告書の132ページ、133ページお願いします。  ここに水道事業等下水道事業の借入先別利率別現在高って表がありまして、この中で地方公共団体金融機構、財政融資資金、それから下水道がそれに加えまして旧郵政公社資金、ここの利率が高いんですが、これを借り換えた場合、負担は幾らぐらいになるのか教えてください。 296:上下水道課長経営総務班長 上下水道課長経営総務班長 具体的な金額がちょっと今お答えはできないんですけれども、実際には当初予定していた満期よりも早く繰上償還する場合、保証金という形で利子相当分をお支払いする形になります。なので国の制度としてそういった部分が免除されるような制度があるときには活用させていただくんですけれども、現在はその制度が無い状況です。 297:石川委員 石川委員 理解が不足なんですが、借換えはできないということですか。 298:上下水道課長経営総務班長 上下水道課長経営総務班長 借換えをすることで、例えば今後払う利息の分が軽減されるとか、そういったことであれば借換えのほうをしていくんですけれども、保証金を結局取られてしまうということでメリットが無い状況になります。一応今、残っている高利率の4%以上の借入れのものに関しましては、令和6年度に償還が終了する予定となっております。 299:石川委員 石川委員 それでは次に、監査委員の意見書の14ページですけれども、管路の耐震化率は18.9%と書いてあるんですが、水道管の耐震率は何%か教えてください。 300:上下水道課長 上下水道課長 水道管のことも管路という言い方をしまして、耐震化率としては18.9%です。同じです。 301:石川委員 石川委員 それは勉強不足で申し訳ありませんでした。  次に下水道の質疑になるんですが、やっぱり監査委員意見書の33ページ、ここに経常収支比率のことが載っているんですが、本市と類似団体と全国平均の経常収支比率を教えてください。 302:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 平成30年度の資料でございますが、下水道の経常収支比率、全国平均が108%、類似団体といたしましては106%です。本市は111。元年度は類似団体のほうは出ませんが、本市におきましては……。本市の令和元年度の経常収支比率は109.1%になります。 303:石川委員 石川委員 一般会計の場合は、妥当とされる経常収支比率は70%から80%と言われているんですが、この下水道会計の場合は何%ぐらいが妥当なんですか。 304:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 一つの企業としてなので、黒字である100%以上が必要ということは目安にされております。 305:石川委員 石川委員 100%以上ということは、収入よりも支出のほうが多いのが妥当だということですか。 306:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 逆ですね。109%ということは収入のほうが上回っているということなので。分母に経常費用、分子に経常収益になりますので。 307:石川委員 石川委員 同じく監査委員意見書の33ページですけれども、経費回収率、本市と全国の率を教えてください。 308:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 こちらも平成30年度の全国平均になりますが、全国平均は109%、本市の元年度は77.2%になります。 309:石川委員 石川委員 これは妥当とされる率は何%ぐらいなんですか。 310:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 回収率なのでやはり100%というのが妥当だとは考えますが、こちらは上げるための努力として今、下水道のほうでは努力、検討はしております。 311:石川委員 石川委員 最後に55ページですけれども、これも管路と下水道管というのは一緒かどうか分からないまま質疑させてもらいますけれども、一応管路の面的整備率81.4%になったとあるんですが、接続可能地域の下水道未接続世帯数と率を教えてほしいんですが。 312:上下水道課長 上下水道課長 242世帯になります。97%が接続しているということになります。 313:石川委員 石川委員 未接続世帯への元年度にはどんな促進策を行ったのか教えてください。 314:上下水道課長 上下水道課長 これは元年度に問わず常に行っていることなんですけれども、ホームページ、広報誌などでの呼び掛けはしています。それから工事を行う際に、工事の説明を対象の方に説明するとともに、接続のお願いも併せてしています。その後、工事が終わって翌年度では、対象する方を集めて説明会を開催しています。そのときに受益者負担金の説明とか、またはそういう接続のお願い、やり方についての説明を行っています。  以上です。
    315:石川委員 石川委員 市によっては直接戸別訪問しているんですね、毎年。今、伺ったところ242世帯でそんなに多くもない。戸別訪問とかそういう施策はやらないんですか。 316:上下水道課長 上下水道課長 今ちょっとなかなか職員も少ない中で戸別訪問というのは行く回数は少なくなってはいますが、やはり戸別訪問も重要と考えていますので、必要に応じて戸別訪問も現在は実施はしています。ただ件数的には全件ということにはなっていませんけれども、繰り返しになりますけれども、そういうことも実施しています。  以上です。 317:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 自治体では個別訪問等やっているということですが、手元の資料には無いんですが、見た資料によりますとそういうことをやっている自治体というのは、それ専門の人やそれ専門の費用を計上してやっているので、うちとしてはそれ専用の費用というのを計上していないので、そこまでちょっとやり切れていないのが現状です。 318:石川委員 石川委員 最後に念のため、経常収支比率は、もう一度聞きますけれども、100%以上が妥当ということでいいんですか。 319:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 間違いございません。 320:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 水道事業会計は企業会計なんで利益を上げて支出を抑える、その努力はしていただかなくてはいけないということで、経営努力についての質疑をさせていただきます。  31ページ、目1原水及び浄水費の中に委託料7,326万円とかなり大きい業務委託があるんだけれども、これ、そもそも何の業務を委託されているのか、まずお聞きします。 321:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 南足柄市内にある水道施設のほうの業務委託ですね。維持管理業務のほうを委託しておりますので、そちらの費用でございます。 322:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 維持管理ということなんですけれども、市内にこの水道の維持管理ができる業者というのは幾つあるんですか。 323:上下水道課長 上下水道課長 あるかないかといいますと、市内にはそういう業者が無いと思っています。包括的に水道施設、浄水場とか配水池の点検管理をしていただいている業者なんで、専門的な知識等も必要になってきますので、市内にはそれは無いと考えています。 324:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 そうすると水道の維持管理をするのには、入札で決めているんではなくて、もうその特定の業務をやる業者ということで決めているんですか。これは入札でやっているんですか。 325:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 プロポーザルによりまして企業に提案してもらった上で、プロポーザルで選定いたしました。 326:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 ここ数年間でいいんですけれども、業者はちゃんと結果によって変わっているんですか。それともここ四、五年の間、ずっと同じ業者ということはないのか。どのような業者がやっているのかお聞きします。 327:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 現在の委託は長期でございまして、5年間契約で、平成29年から今の業者となっております。それ以前も同じ業者ですが、そこできちんとプロポーザルをやっておりまして、ほかの業者のほうも提案させていただいた上で、きちんとこちらのほうで選定して今の業者に継続ということになっております。 328:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 だからね、水道事業会計はもうかっちゃって利益が出ているから、あまり支出についてここを抑えようとか、ここを削ろうと、そのことによって水道料金を下げようと、本当は考えてほしいんで、あまり私、水道事業会計のことで質疑していなかったんだけれども、1点それで。いいです、それは分かった。  次、32ページにも、今度目4総係費の中にも委託料がやっぱり6,200万円入っていると。これ先ほど説明聞いたんだけれども、メーターの管理だとか徴収業務を行う委託を行っているということですね。これもはっきり言うと、上下水道課の一角に座っている方たちがいる、あの人たちのことを言っているんですよね。 329:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 一般的には窓口業務のほうを委託しております。 330:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 かつては徴収業務も市の職員自らやっていたと思うんだけれども、分かったらでいいんだけれども、この業務を委託してかなりになりますよね。何年ぐらいやっているか分かりますか。 331:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 平成23年9月から業務委託をしております。 332:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 だからこの辺についてもね、この業者はここ数年のところを見て、ずっと一緒なんですか、それとも変わっているんですか。 333:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 こちらのほうも平成29年9月に更新の時期を迎えましたので、やはりプロポーザルという形で行いまして、今の業者のほうを選定いたしました。 334:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 だからね、先ほど言ったのと同じで、あまり原価意識というのかな、行政改革とか支出を減らそうっていう姿勢が見れないからお聞きしているんで、これね、もう一回市の職員に戻そうと、そうしたら一体幾らになるとかって、前年度考えたことってあるんですか。市の職員だったら6,200万円なんてかからないんじゃないの。 335:上下水道課長 上下水道課長 先ほどの料金のほうじゃなくて施設のほうの管理の委託の話になりますけれども、こちらについても平成17年度から開始しています。何でそれを開始したかというと、今まではいろいろな施設を管理するのにいろいろな部署に、いろんな業者に委託をしていました。それを包括的に今、委託している状況ですけれども、それによりまして削減効果も図られたということも出ています。  委員のおっしゃるとおり、より安く正確に事を進めるために行った事業ですので、それをまた、元に戻すということは、逆に人件費も増えてきますので、職員の費用も増えてきますので、当初の試算でも2.5%程度の減が図れて、また複数年契約にしたことによって10%近くの削減を図れたという数値も出ていますので、これをまた、元の状況に戻すということは今のところは考えていません。  以上です。 336:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 窓口業務のほうもそうですが、その当時にやはり試算のほうをいたしました。経費的にはそれほど変わらないんですけれども、その後の継続していくことによるメリットですね。滞納整理等の実務能力の蓄積によりまして、一番現在効果が上がっているものといたしましては、未収金、滞納金のほうががく然と減っていることが分かっておりますので、これは大きな効果だと思っております。 337:都市部長 都市部長 今の部分に補足させていただきますと、まず1点は水道施設でございます。水道施設につきましても矢倉沢浄水場、班目の浄水場等々、あと岩原の浄水場がございます。矢倉沢の浄水場につきましても、常時職員は24時間で張り付いている状態でございます。それについても管理をしている状態でございます。  それとあと徴収のほうでございますが、2階にいる委託をしている業者さんも、あそこのフロアにいる人間だけではなくて、各家庭のメーター器を測る検針員さんがございます。その検針員さんの部分も何十人といるんですが、それを見ていただいている状態でございまして、そのコストの部分につきましては現状としては時間単価というか、本市のほうの部分としては最低限の時間数という形でやっていまして、それとあと職員に戻したとき、今まで水道事業が現職、市職員でやっていたときの水道の徴収率になるんですが、現在は99.93%の徴収率になっております。水道下水道、同じような、水道が99.93%、下水道が99.94%の徴収率ということでほぼ100%に近い徴収の成果が上がっているということになりますので、御理解いただければと思います。 338:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 一つの質疑に3人の方にお答えいただいてありがとうございます。もう十分やっているんだと、削減のために一生懸命やっているんだということは分かりました。  次、同じようなことかもしれないんだけれども、33ページにも委託料があって、真ん中よりちょっと下のほうですね、支出のほうの浄配水設備工事費というのは、ここに委託料690万円があるのだけれども、これは先ほどの説明で岡本の耐震のための委託料なんだと。だから金額も690万円なんで、ここはいいにして、最後にします。  その上、1目配水管整備事業費の中の委託料、これ9,600万、大きい。これは何を委託しているんですか。 339:上下水道課担当課長 上下水道課担当課長 例年ですと、ここの委託料というのは老朽化の設計業務の委託料だけになるんですが、令和元年度に関しましては説明いたしましたとおり和田河原の踏切の下の布設替えの工事、こちらのほうはどうしても電車の下ということなので、伊豆箱のほうに委託という形で工事をお願いするしかなかったものですから、いわゆる工事費として乗っかっているものと同じものになります。 340:委員長 委員長  ほかに質疑。    (「なし」の声多数) 341:委員長 委員長  ほかにございませんね。  質疑を終了しますと、これ以後、企業会計歳入歳出決算については再度の質疑はできませんので、御承知おきください。  以上で都市部の質疑を終了します。  都市部の皆さんは退室してください。御苦労さまです。    (都市部退室) 【散会】 342:委員長 委員長  本日の予定は全て終了しましたので、これをもって散会とします。  次の委員会は9月23日午前9時から開会します。  どうもお疲れさまでした。  南足柄市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。    令和2年9月18日      決算特別委員会 委 員 長  高 田 三 郎 このサイトの全ての著作権は南足柄市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Minamiashigara City Council, All rights reserved....