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2019年8月16日(金) 令和元年総務福祉常任委員会 名簿
2019年8月16日(金) 令和元年総務福祉常任委員会 本文

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  1. 南足柄市議会 2019-08-16
    2019年8月16日(金) 令和元年総務福祉常任委員会 本文


    取得元: 南足柄市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1:委員長 【開会・開議】 委員長  おはようございます。  ただいまから総務福祉常任委員会を開会いたします。  委員の皆様にお願いいたします。発言される場合は挙手の上、必ず委員長の指名を得て、マイクのスイッチを押してから行うようお願いいたします。また、発言が終わりましたらマイクのスイッチは必ず切ってください。それ以外の発言は不規則発言として処理させていただきますので、あらかじめ御承知ください。  今日は一般の傍聴の方がいらっしゃいませんので、傍聴の注意は割愛します。 【所管事務調査について(南足柄市第五次総合計画後期基本計画(素案)について)】   南足柄市第五次総合計画後期基本計画(素案)について、主管課に説を求め質疑を行った。   各委員の発言は次のとおり。 2:委員長 委員長  これより議事に入ります。  本日の会議日程につきましては、サイドブックスに掲載のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  はじめに、1、所管事務調査について、(1)南足柄市第五次総合計画後期基本計画(素案)についてを議題といたします。 3:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 第五次総合計画の御説明に入る前に、一つおわびを申し上げたいと思います。  本日の資料になっております南足柄市公共施設再編計画(案)、そして南足柄市公共施設再編計画(案)の概要版につきまして、2点ほど誤りがございましたので、おわびを申し上げます。  なお、昨日、サイドブックスに夕方、正誤表を載せさせていただきました。その正誤表につきましても、4時半頃に上げたものについては大変分かりにくいものでしたので、6時頃、ページ、行数を振った正誤表を再度出させていただきました。  いろいろと皆様には御迷惑をお掛けしております。申し訳ございませんでした。 4:委員長 委員長  ありがとうございました。  説明を続けます。  説明員につきましては、サイドブックスに掲載のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  説明員の皆様に申し上げます。発言される場合は挙手の上、必ず委員長の指名を得て、マイクのスイッチを押してから行うようにお願いいたします。また、発言が終わりましたらマイクのスイッチは必ず切ってください。それ以外の発言は不規則発言として処理させていただきますので、あらかじめ御承知ください。
     それでは、南足柄市第五次総合計画後期基本計画(素案)について、説明をお願いいたします。 5:企画課長 企画課長 おはようございます。  それでは、南足柄市第五次総合計画後期基本計画(素案)について御説明を申し上げます。  まず、資料の確認をさせていただきたいと思います。  サイドブックスに載せてある資料につきましては、総合計画につきましては6点ございます。  まず01、後期基本計画の策定について、02、第五次総合計画後期基本計画の体系図、03、後期計画の素案、それから04、第五次総合計画後期基本計画体系図で、前期と後期の比較をしたもの、それから05、市民意見聴取の実績、06、令和元年度みなみあしがら未来会議の意見の6つでございます。  それでは、内容について説明をさせていただきます。  それでは、まず01の後期基本計画の策定についてを御覧いただきたいと思います。サイドブックスはよろしいでしょうか。  まず、2ページを御覧ください。  南足柄市第五次総合計画は、平成27年度から令和5年度までの9年間の計画でありまして、今回は令和2年度から5年度までの4年間を期間とする後期基本計画の素案について説明するものでございます。  総合計画は、基本構想と前期と後期に分かれる基本計画、そして実施計画の3層構造となってございます。  3ページを御覧ください。  3ページでは、基本構想として、将来都市像を「ひとが集い、ひとがつながり、ひとが躍動するまち 南足柄」としまして、それを実現するための、ローマ数字でありますように、5つのまちづくりの目標を定めまして、更に28項目の基本計画で構成していることをまずは御確認いただきたいと思います。  この第五次総合計画においては、令和5年度までの計画でありますので、後期基本計画において、この基本構想や基本計画の変更はございません。  4ページを御覧ください。  後期基本計画策定の視点となりますが、計画期間である令和2年度から5年度までの4年間に特に力を入れて取り組む事業を取り上げていくという視点でございます。  例えば、前期基本計画の期間ではなかなか進まずに積み残した事業であったり、優先度の高い事業であったり、また、新たな課題に対する事業などでございます。その外には、南足柄市らしさ、地域の特性や地域資源を生かした取組なども視点の一つとして取り上げております。  その結果、資料の中段に記載しておりますが、基本施策の数は、前期の91から後期は70と少なくなっておりまして、コンパクトとなっております。  じゃ、記載されていない事業はどうするのかというと、やらないかということになりますが、当然、やらないかというところが気になるとは思いますけれども、当然、廃止する事業も出てくると思いますけれども、重点として取り上げていないけれども継続的に必要な事業については、実施計画でしっかりと見ていくといったことにしております。  そして、別の視点では、できる限り具体的に表現するということでございます。  例としまして、前期基本計画においてはスポーツ環境の整備と表記されていたものを体育センターの改修と表記するなど、取組が市民の皆様に伝わりやすい表現となることも視点としてございます。  5ページを御覧ください。後期基本計画策定スケジュールでございます。  現在、素案の修正段階に入っているところでございますが、資料にもございますように、昨年度から市民インタビュー市民満足度調査みなみあしがら未来会議を実施しまして、市民の意見を頂いた中で素案を作成しておりまして、今年度はその素案に対しまして、みなみあしがら未来会議で意見をお聴きしながら総合計画審議会に諮っているといったプロセスを踏んでおります。  今後はさらに、御意見を基に担当課とも調整をしながら、必要な調整をしてまいりたいと思っております。  また、今後については、更にまちづくり市民集会パブリックコメントを行いながら、意見を反映しながら、12月議会に上程していく予定となっております。  なお、資料05になりますが、市民意見聴取実績、資料06、令和元年度みなみあしがら未来会議意見については、これまでの意見をまとめたものですので、御確認いただければと思います。  また、資料02、第五次総合計画基本計画の体系図では、28項目の基本計画と基本施策の体系図を、資料03については、これまでみなみあしがら未来会議総合計画審議会に諮りました後期基本計画の素案、資料04については、第五次総合計画後期基本計画の体系図でありまして、前期基本計画後期基本計画を並べたものでありまして、現状と課題の整理をしてございます。  それでは、資料04の第五次総合計画後期基本計画の体系図、前期、後期の比較に基づきまして、計画素案の主な概要について御説明を申し上げます。  サイドブックスの準備はよろしいでしょうか。    (発言する者あり) 6:企画課長 企画課長 04です。よろしいですか。  まず、ローマ数字のI、安全で安心して健康に暮らせるまちになります。  高齢者福祉の充実では、高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせることを目指すものでございますが、認知症の高齢者の増加、また、要介護認定率も上昇している中、高齢者を支える側の担い手の確保はとても重要となってきております。  元気な高齢者も含め、支える人材の育成や、地域包括支援センターの相談体制の充実など、高齢者の生活を地域で支える取組を推進してまいります。  また、買物などの外出支援のため、(仮称)おでかけバスの運行も進めてまいります。  障害者福祉の充実では、障害者が地域の人たちと共に暮らし、安心した生活を送ることを目指すものですが、障害者の高齢化や、18歳以上の障害者も増加傾向にありまして、親亡き後を見据え、地域全体で支える体制を築いていかなければなりません。  地域生活支援拠点となる事業所の確保や、専門的な相談ができる基幹型相談支援センターを整備し、対応するものでございます。  2ページを御覧ください。  健康づくりの推進については、市民一人一人が健康づくりに取り組み、健康的な生活を送ることを目指すものでございますが、人生100歳時代と言われる中、健康寿命の延伸に向けた健康づくりの取組も重要となってきます。  基本施策のスマイルエイジングプロジェクトの推進では、栄養をしっかりとる、外に出て体を動かすことで人生100歳に向けた体をつくる、そして、セカンドライフを有意義に過ごせるよう趣味を見付けたり、新たな学習を始めたり、起業をしたり、介護が必要な高齢者を支える立場になったりと、そういった趣味を見付ける場であるとか、学ぶ場であるとか、高齢者の生きがいを持った生活を支援する場を(仮称)スマイルシニアアカデミーとして立ち上げていこうとするものでございます。  3ページをお願いします。  共生社会の推進では、人権を尊重し、差別の無い社会を目指すものですが、増加する外国人が孤立しないよう国籍や文化、慣習等への理解を進め、多文化共生の地域をつくること、また、性別による不平等や格差を無くすため、男女共同参画の推進と女性相談や支援を行うものでございます。  また、成年後見制度の利用体制の充実については、認知症高齢者独居高齢者、親亡き後の障害者の増加を見据えた中で、利用が難しいと考えられている制度を広くお知らせし、利用促進のための窓口を整備していくものでございます。  4ページをお願いします。  防災、消防体制の充実については、想定災害に対しての被害を小さくする備えを目指すものでございますが、市民の命や財産を守るための確実な情報伝達手段の拡充においては、防災行政無線デジタル化をはじめ、新たな防災情報提供システムの導入に取り組むほか、消防団については、消防団の再編を含めた強化に取り組みます。  防犯、交通安全対策の充実については、地域の人々の連携による防犯活動や交通安全活動で安心した暮らしを目指すものでございますが、高齢者の運転による子供が巻き込まれる事故も多発しております。ここでは特に、子供が犯罪や交通事故、消費者被害に巻き込まれないための防犯活動、交通安全対策の充実に向けた取組の推進を基本施策としております。  続いて、5ページをお願いいたします。  ここからは、ローマ数字のII、環境と自然に配慮した魅力あるまちになります。  まず、自然環境の保全については、市民が自然環境を守る意識の浸透による水と緑の環境の維持、地球環境に負荷の少ない生活を目指すものでございますが、後期基本計画では特に、地球レベルである地球温暖化対策を推進するため、公共施設の省エネルギー化再生可能エネルギーの導入により、温室効果ガスの削減に取り組み、まずは市が率先して取り組むことで、市民や民間事業者に意識啓発をしまして、取組を促進するものでございます。  また、生活環境の保全では、快適な生活環境を保つためのごみのポイ捨てや不法投棄の防止強化、廃棄物処理と資源循環型社会の形成においては、ごみの減量化や資源化を推進します。  6ページをお願いいたします。  都市景観の形成においては、本市の美しい田園風景や里山風景を守るための景観意識の啓発、憩いの場としての役割を持つ公園づくりを推進してまいりますが、特に人が集う公園づくりについては、公園が市民の憩いの場となるよう地域住民の意見をお聴きしながら、地域住民と地元企業との協働で再生をしまして、管理し見守る仕組みを作り、特に子育て世代やお年寄りが利用しやすく、集えるように取り組む内容でございます。  道路網の整備と公共交通の確保でありますが、特に道路整備については、なかなか財源的に細部まで取り組むことができず、荒れている箇所もある状況ではございますが、後期基本計画においては、まずは災害時の道路交通の確保を優先しまして、整備に取り組むものでございます。  また、通過交通の円滑化を図る都市計画道路千津島・苅野線、和田河原・開成・大井線の整備や事業化の促進、交通弱者への支援としまして、(仮称)おでかけバスの運行などの取組を推進してまいります。  7ページをお願いいたします。  市街地と住宅環境の整備については、良好な市街地形成と快適な住宅環境を目指すものでございますが、足柄産業集積ビレッジ構想による地域の発展に向けた市街地の形成、また、現在持ち家率の高い独居の高齢者世帯高齢者夫婦世帯が増加しておりまして、それに伴い、今後増加が予想される空き家対策に取り組む内容でございます。  また、上下水道の整備については、上水道においては災害対策に向けた施設の更新や水道管路の耐震化、下水道については接続率の向上に向けた取組や、上下水道ともに使用料金の適正化を進めていくものでございます。  8ページをお願いいたします。  ここからは、人と文化を育むまちの項目になります。  まず、子育て環境の充実については、子育てのしやすい環境を整え、子供の健やかな成長を目指すものでございますが、現在増加傾向にある発達障害や児童虐待に対しまして、出産・子どもネウボラや児童虐待への対応、子供の発達に関する相談支援などに取り組んでおりますが、これらの相談窓口を一元化し、家庭や子供からの情報を確実に捉え、関係機関につなぐ体制を強化する子育てケアネットワークセンターを開設しまして、運営していくものでございます。  また、子育てニーズに対応するため、気軽に相談できる場や、親子が集い、学び、遊べる場である「にこっとテラス」の整備検討、さらに、両親が共働きなどで家にいない就学児童が放課後や休日、夏休みなどで居場所がない現状があることから、そんな子供たちの居場所をつくっていきます。  学校教育の充実におきましては、子供たちが生きる力を身に付け、社会の一員としてたくましく生きていくことを目指すものでございますが、近年、子供の社会性や自己肯定感の低下が見られることから、それを育て、社会への適応能力を育てるためのコミュニケーション能力の育成に力を入れて取り組むことについて、また、全国学力・学習状況調査の結果からは、知識を活用して考える力に課題があることから、これらを強化するために、思考力、判断力、表現力を育成するための授業を充実していくものでございます。  また、本市ならではの資源を活用しまして、ふるさとを愛する心を育む学びを実践してまいります。  9ページをお願いいたします。  青少年の健全育成におきましては、子ども会の組織数が減少している中、子供の人間性や自立心等を育てるため、地域活動への参加を促進していくとともに、不登校や引きこもりなど、悩みを抱えた青少年の自立に向けた支援に関係団体と連携して取り組んでまいります。  生涯学習の振興においては、特に家庭の教育力が指摘されている中、子育て中の保護者を支援するための家庭教育学級の充実や、子供を健やかに育てる手段として、読書を通じて成長を促すための環境を充実しまして、親子で本に親しめるきっかけを作ってまいります。  また、本市の全ての自治会には公民館があることから、生涯学習活動の機会を提供する場としてこれらの積極的な活用を進めていくために、自治会公民館活動の支援を基本施策としております。  続いて、10ページをお願いいたします。  芸術文化の振興については、市民が芸術文化に親しみ、歴史ある郷土の文化継承を目指すものでございますが、市民が芸術文化に親しめるよう、文化会館での芸術文化事業の充実、市民が郷土の文化を学ぶ講座や郷土の伝統芸能の継承を促進してまいります。  また、スポーツの振興については、老朽化が進む体育センターが安全で快適な施設となりますよう、特にグラウンドの芝生化、体育施設の床や温水プールの改修を進めていくものでございます。  11ページをお願いいたします。  ここからは、活力とにぎわいに満ちたまちの項目になります。  農林業の振興については、農林業従事者の安定した経営を目指すものでございますが、農業については、農業従事者の高齢化や後継者不足などによる耕作放棄地の増加、林業についても、林業従事者担い手不足などにより良好な森林管理が難しくなっていることから、どちらも担い手の確保と育成に取り組む施策としております。  また、新たな特産農作物の生産やブランド化戦略による消費拡大の促進、有害鳥獣による農作物への被害軽減に向けた取組を進めるものです。  また、商工業の振興については、地域商業の振興による市民の買物できる場の確保、地域の企業活動が活発になり、就労の場が拡大することを目指しているものでございますが、地域住民の買物をする場の維持のため、中心市街地である大雄山駅前の活性化、市内に市民が就労の場を確保するための企業誘致や、仕事をつくる起業の促進などを進めてまいります。  12ページをお願いいたします。  観光の振興については、市民が自らの地域に誇りと愛情を持って訪れたくなる地域づくりに取り組み、本市の自然や伝統文化などの魅力が広まり、年間を通じて多くの観光客が訪れること、また、地域資源の活用と都市交流については、地域資源を生かした地域の活性化を目指しておりますが、どちらも新たな観光施設として誕生します道の駅足柄・金太郎のふるさとを拠点としました観光や産業の振興、最乗寺などの市内を代表する観光資源の魅力を向上させるため、その受入体制や発信の方法など、環境や体制を整備し、また、南箱道路の開通も契機にしながら、観光客の増加につなげていくものでございます。  また、箱根ジオパーク活動においては、地域に根差した末永い活動とするため、特に子供に対する普及啓発に取り組んでまいります。  13ページをお願いいたします。  市民と行政がみんなでつくるまちの項目になります。  市民主体のまちづくりについては、市民と行政がまちづくりに関する情報を共有しながら信頼関係を築き、自主性を尊重し、連携協力してまちづくりを進めることや、地域で生じた課題を地域で解決していく組織づくりを目指しておりますが、ここではライフスタイルや価値観の変化により市民ニーズが多様化する中、従来の行政サービスだけでは十分に対応できない課題もあることから、市民や市民活動団体などが自主的に連携協力してまちづくりができるよう行政がこれをサポートしていくこと、また、まちづくりを牽引する人材の育成、地域コミュニティの中心となる自治会の担い手不足対策への対応をしていくこと、市民と行政の情報共有のための取組として、特に若い世代への広報、広聴活動の充実を進めてまいります。  健全な行財政運営につきましては、効率的で効果的な行財政運営を行い、市民サービスを向上させるほか、職員が能力向上に努め行財政運営に取り組むことで、市民からの信頼を得ることを目指しておりますが、市民サービスを向上させるために民間のノウハウを活用した取組の導入や、公共マネジメントにより今後の公共サービスの需要やニーズの変化に対応した整備や効果的な維持管理を進めるものでございます。  また、市職員については、団塊世代が退職した分、若手職員の比率が多くなり、年齢構成が変化していることから、将来を見据えた若手職員の育成に取り組みます。  さらに、全国的な人口減少や厳しい財政状況の中、広域的な課題に対しては、地域間連携を常に意識しながら取り組むなど、効率的で効果的な行財政運営を推進してまいります。  以上で、第五次総合計画後期基本計画(素案)の概要についての説明を終わります。  それから、これから更に重点施策につきましてはまとめまして、今後御提示をさせていただきたいというふうに思っております。  以上で説明を終わります。よろしくお願い申し上げます。 7:委員長 委員長  次に、執行者への質疑を行います。  どなたかございませんか。 8:石川委員 石川委員 今日の時間配分を考えると、もう25分も説明されて、ほとんど説明がなくて、これで素案を議会に説明しましたと言われても困るんですが、今日は聞き置くだけにして、別途、私は連合審査の形態にしたほうがいいと思うんですが、そういう形でやったらどうかと思うんですけれども、これ、中途半端で。  今、言われたように、一言で言わせてもらえば、まだ未完成品なんですね。重点もどこだか分からないし、財政の裏付けもまるっきりないので、これは検討しようがない段階だよね。そういう段階でやっても余り、時間の無駄だと思うので、別途やったらどうかなと思うんですけれども。 9:委員長 委員長  休憩します。      ─── 休憩 午前9時28分~9時29分 ─── 10:委員長 委員長  再開いたします。 11:石川委員 石川委員 少なくとも、今日1回だけでは終わらないと思うので、私だけでも5ページぐらい質疑があります。  まず、執行部に聞きたいのは、平成30年12月議会の答弁で、事前協議にならない早い段階から議会への懇切丁寧な説明と議会の意見を取り入れるということを確か、企画部長かな、約束しているんだけれども、これが全然まず守られていないよね。切羽詰まった先週の金曜日に出して、時間もない中で今回もやると。最初からこういうことだと困るんですけれども。 12:企画課長 企画課長 なかなか担当課との調整に、時間が掛かっていまして、御提示させていただくのが遅くなったことは認めるところでございます。申し訳ございません。  ただ、まだ時間がありまして、プロセスの段階ですので、これから何度か御提案をさせていただきたいというふうに考えております。
    13:石川委員 石川委員 あと2問にしておきます。  まず、前期計画の総括というのはどこを見れば分かるんですか。 14:企画課長 企画課長 本日、資料としてはございませんが、前期の実施計画についてはホームページのほうに掲載をしているところでございます。  なお、30年度の重点事業についての行政評価結果につきましても、これも27年度から29年度の分につきましてホームページのほうに掲載しているところでございます。 15:石川委員 石川委員 仕事の進め方がどうもよく分からないんだけれども、普通の、南足柄市の行政以外の進め方だと、まず前期の総括をして、そこからどういうことを学び取ったかということを御説明していただいて、それに基づいて後期をこういうふうに作りましたというのが流れなんだよね。  そうじゃないと、せっかく前期をやっても何にもならないじゃない。後期計画だからね。そういう仕事の流れに部長はどうしてしないんですか。もう一回やり直してください、だから説明を。 16:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 前期の評価はしております。また、その評価に基づいてこういった基本施策につなげております。ただ、そこが見えていない、そういった資料ができておりませんので、そこは作っていきたいと思っております。  また、その段階で御説明申し上げます。 17:石川委員 石川委員 じゃ、3つでいいから、総括の中で三大目玉を教えてください。 18:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 申し訳ございません、3つに絞ることはできませんけれども、各分野において課題が残っております。  それは、こちらの評価の中で見ていただければ分かりますけれども、特に極めて課題として捉えるものについては、また改めてまとめさせていただきます。 19:石川委員 石川委員 宿題として、ちゃんと前期計画の総括で目玉のものを出して、それと今回の計画がどうつながっているかという見やすい体系図を作ってくれますか。 20:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 早急に作らせていただきます。 21:石川委員 石川委員 後期基本計画の全体鳥かん図を示してもらって、これの骨格は市長が作成すべきだと思うんだよね。肉付けは職員がやって。後期計画の実施で、要は令和5年度末の南足柄市はどんな魅力、特徴のあるまちになるのかを示していただかないと、よく分からない、我々も市民も。  それから、もう一つ言うと、内容、プロセスで、これが南足柄市だという特徴は何か教えてくれますか。  どんなになるか、鳥かん図というのは示していただけないかどうかと、もう一つは、南足柄市だという特徴はどこか。 22:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 鳥かん図というのは、基本施策の今回の資料2番と、あとはもっと大きな、目指すところも加えたようなもので……。 23:石川委員 石川委員 事前に資料を提供してあるし、委員の皆さんはサイドブックスで石川提供というところを見てもらいたいんですけれども、イメージ的には、例えば桑名市、これは我々が昨年、総務福祉常任委員会で行ったところですけれども、これを一目で見ると、桑名市は計画を達成した後はこうなるんだというのが分かるし、それから次は松本市ね。これは会派で行ったところだけれども、重点が絞ってあって、これもこういうことをやって、これは5年計画だけれども、5年後はこうなるかというのが分かるし、あと富士市を見ていただければ、ここも後期計画、なんだけれども、一目で、3ページにわたってあるけれども、3ページを見れば大体こういうことをやるとかというのが分かるし、それから伊勢原市、これも2ページで、見ていただければ分かるけれども、後期基本計画の施策体系と4つのプロジェクトの関係ということで、こういうことになるんだなというのが分かる。  こういうのが、今は何もないんだよね。それで何か意見をくれとか、どうしろといっても、論じようがない。これを作ってもらえますか、市長に言って。 24:委員長 委員長  石川委員、資料請求になってしまうんですけれども、それ。 25:石川委員 石川委員 失礼しました。  委員会として、じゃ、二つ資料を要求します。  一つ目は、前期計画の総括体系図と、それが後期計画にどうつながるかの分かりやすい図表。それから二つ目は、後期基本計画の全体鳥かん図。 26:委員長 委員長  お諮りいたします。  ただいま石川委員のほうから、企画部に対しまして前期総合計画の総括の体系図、分かりやすい図表と、後期基本計画の全体が見える表、2件について資料の請求がございましたが、これを委員会として、この資料請求に関して賛成の方は御起立願います。    (起立する者多数) 27:委員長 委員長  賛成多数でございます。  では、次回の説明まででいいですかね。    (発言する者あり) 28:委員長 委員長  今、石川委員から提案のありました前期の総合計画の総括を体系付けた分かりやすい図表及び後期基本計画の全体に関する分かりやすい帳票ということで、2件資料請求したいと思います。よろしくお願いいたします。  続けます。 29:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 説明にはなかったんだけれども、03のところで後期基本計画の素案が出ているじゃないですか。これ、審議会等で私も傍聴させてもらって、最初あれ、とか思って、初めて見たんだけれども、私も実際に職員でいるときには総合計画を作ったことがあるけれども、この書式、何ページでもいいんだけれども、書式のところで、普通は見出し、こういう学力の向上、学校教育の向上と見出しがあって、今現在はこういう現状があると。で、現状の課題をクリアするためにこういうことをやっていくという、そんな流れできているんだけれども、今回のこの素案の書式を見ると、現状と課題がぼんと最初に出てきて、項目が出てきて、やることと。  これは何、こういう書式に変えたというのはどういう理由があるわけ。非常に見づらいんだけれども、項目を探すのにも。どうしてこういう書式になっているわけ。コンサルタントのアドバイス。何これ、何でこういう書式になっているわけ。 30:企画課長 企画課長 前期については、大きく現状と課題というふうに取り上げてございますが、今回は一つ一つ、その現状と課題に対して基本施策を表していくといった形で、個別にしているところです。  前回は、いろんな項目で現状と課題を1ページにしておりましたが、今回は一つ一つの施策に対しての課題とそれに対する基本施策といったような表現の仕方をしております。 31:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 これまでも、現状と課題に対して対応する基本施策というのを並べていました。ただ、作りの問題でして、全て1対1で、現状と課題、1つに対して一つの基本施策という形は前期と変わっておりません。ただ、記載の仕方で、それを一つにまとめたという形になっています。 32:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 今回、コンサルが入っているんだよね。入っていないの。自分たちで作っているんですか。 33:企画課長 企画課長 コンサルは入ってございません。自分たちで作っております。 34:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 じゃ、04で例えば行くんだけれども、今説明があった04で。  例えば、7ページのところに(仮称)道の駅金太郎のふる里と書いてあるじゃない。で、12ページには道の駅と書いてあるわけ。私の記憶でいくと、金太郎のふる里という道の駅の名前は何か変わったけれども、これは何、どういうこと。何でそれに合わせないの。  もう仮称じゃないんでしょう、あれはもう決定なんじゃないの。「足柄」か何かが付くんじゃないの、前に。定かではないけれども。これは何でそのままなんですか。 35:企画課長 企画課長 資料に統一感がなくて申し訳ございませんが、資料を作るときには、正式名称は決まっていなかったというふうに思います。  ただ、本日私が説明した中では「足柄」という部分が含まれておりましたので、その部分も入れて説明してございます。 36:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 これからよくしっかり校正をしてほしいと思います。  今、企画課長の説明で、ぱっと見た中で、本当にちょっと、あらあらで、全部本当にこれ網羅されているのかという、何か非常に心配感があるわけ。項目が少ないというのも。  例えば、4ページ、交通安全が載っているんだけれども、例えば交通安全だけじゃなくて、ほかの項目にもそれを感じるんだけれども、交通安全の中では、交通安全意識の向上を図るという、それで子供たちや高齢者の事故を減らしたいという考えなんだけれども、それも大事だよ。交通安全でちゃんと右側を歩きましょうねという、そういう交通安全意識の向上も大事なんだけれども、ハード、グリーンベルトとか、そういうハード面の設備のこととかは、だからもろに抜けている気がするわけ。  多分、そちらの耳にも入っていると思うんだけれども、岩原小学校、県道沿いの信号、今度マックスバリュもできて、非常に交通量が多くて、岩原の人たち、あの辺に住んでいる人たちは、何かばあっと車が突っ込んできてしまう、あの信号機のところで待っていても、突っ込んできてしまうのがあるから、あそこに何か車が突っ込んでこないような設備が欲しいねというような要望も聞いているんだけれども、それが企画課に届いているかどうかは分からない。  例えばそういう、交通事故を減らすなら、やっぱりそういうハードとソフト両方の施策でいかなくてはいけないと思うわけ。例えば、これは交通安全だけだよ。私はそのほかの項目でもみんな思うんだけれども、その辺はどういう意識でこれをやっているわけ。何で交通安全は交通安全意識の向上だけで交通安全が図れると、そういう考えはどういうところからくるわけ。 37:企画課長 企画課長 課題としては、担当課も認識しているというふうには理解しております。  ただ、ここで重点的に出すか出さないかというところについては、継続的に多分、グリーンベルトについては考えていかなければいけない取組だというふうに考えておりまして、ここは特に重点的なものを出させていただいておりますが、最初に申し上げたとおり、記載されていないものについては実施計画で取り上げて進めてまいります。  以上です。 38:委員長 委員長  ほかにございませんか。 39:加藤(直)委員 加藤(直)委員 ちょっと確認なんですが、前期基本計画に記載されていたんですが、後期基本計画に載っていなくても、重点施策としてそれは継続して行うというような解釈でよろしいでしょうか。  例えば、1ページ目の地域包括ケアシステムの構築だとか、介護予防活動の充実、こういったものは、後期基本計画の中には記載されていないんですが、これは継続して構築して、あるいは活動としてやっていかなければいけない項目ではないかなというふうに思うんですが、そういったものは当然施策に載っていなくても行うと、ほかにもあるんですけれども、そういう解釈でよろしいでしょうか。 40:企画課長 企画課長 まず、今おっしゃった地域包括ケアシステムの関係については、その名前では出しておりませんが、後期では高齢者の生活を支える地域づくりといったような表現の仕方をさせていただいております。  また、介護予防の活動については、健康づくりの部門のほうでそういった、介護予防とは言いませんけれども、介護にならないような健康長寿の取組といったようなことで関連付けております。  なかなか前期基本計画の中で取り上げられていないものはありますけれども、先ほど申し上げたとおり、やらなければいけないことについては、実施計画においてしっかりと位置付けて見ていくといったようなことになります。  以上です。 41:加藤(直)委員 加藤(直)委員 もう1点ちょっとお伺いしたいんですが、この施策というのは、高齢者だったら高齢者福祉計画とか、あるいは障害者は障害者福祉計画とか、あるいは法律とか、そういったもので支えられているわけですけれども、ただ、この計画の中で、高齢者は高齢者というだけではなくて、複合的な課題、道路も含めて、いろんな関係性というのが出てくると思うんですね。  そういった施策の中の横につなげる、そういった施策を横につなげるような、連絡調整みたいな、そういったものは、この計画の中のどこで表現されているんでしょうか。 42:企画課長 企画課長 今の部分については、なかなか表現はこの資料ではできておりませんけれども、実施するに当たっては、そういった部分は意識しなければいけませんし、また、この計画書を作るに当たって、そういった視点も入れながら、参考にしながら入れていければなというふうに考えております。 43:委員長 委員長  加藤直己委員。 44:加藤(直)委員 加藤(直)委員 できましたら、一番最後のところの辺りに、1行でもいいんですが、そういったものを掲載することによって、この計画が非常に締まるような感じがしますので、是非その辺を検討していただいて、用語を入れていただければ有り難いなと。是非検討していただければと思います。  要望になってしまいましたね。  そういうのも入れたほうがいいと思うんですが、どうでしょうか。 45:企画課長 企画課長 十分検討してまいりたいと思います。 46:池田委員 池田委員 今の加藤直己委員の指摘とちょっとダブるところがあるんですけれども、おでかけバスに関して2箇所で触れています。それが、一つ。高齢者福祉の部分と道路網の整備、この2点のところで、おでかけバスについては取り組むというふうに書いてあるんですけれども、今、加藤直己委員が言ったような、実施計画のほうで見付けて行くべきこと、又は横の連携でというようなところで、今回このおでかけバスが2箇所の部分で載ってきたというのは、何か特別な意味があるんでしょうか。 47:企画課長 企画課長 まず、高齢者のところで出てきたことについては、高齢者の足の確保というような部分で取り上げております。  もう一つは、公共交通の確保といったことで、そちらのほうのところでも取り上げているといったことで、二重にはなってございますが、それぞれ目的という部分では一緒の内容でございます。 48:池田委員 池田委員 今までは、何か一つの施策を一つのカテゴリーの中でぽんと説明があって、どうも今回だけちょっとこれが、違和感を感じたというのが一つありまして、質疑しました。  それとあと、地域の資源というか、南足柄の資源を生かすという部分で、豊かな水だとか、おいしい水だとか、そういった部分を何かしら商業又は観光に生かすというような視点があってもいいんじゃないかと思うんですけれども、これが漏れている、又は抜いたという何か理由があったら教えてください。 49:企画課長 企画課長 水や緑については、自然環境の保全というところで、特にめざす姿の中で、水と緑に恵まれた環境が維持されていますといったような表現をしております。  ここは、ここについての具体的な、水という表現はございませんが、豊かな森林や里山づくりとか、そういったところを、あと、環境の保全とかについて取り組むことによって良好な水が確保されるといったようなイメージでおりますので、御理解いただきたいと思います。 50:池田委員 池田委員 そういうところを実行計画に載せるだとか、イメージしてくれだとかいう部分が多くて、この表を見たときに、いいんですか、悪いんですかと聞かれるときに、なかなかいいですよ、悪いですよと言いにくいところがちょっとありまして、今、加藤直己委員が言ったように、最後に関連する実施計画だとか、何か補足だとか、そういったものがあると、安心してこの後期基本計画でいきましょうよというふうに言えるのかなと思うんですけれども、実際にやるところが抜けていると、どうしても、はい、いいですねと言いにくい、そういうような感じがするんですけれども、見直すことができるでしょうか。 51:企画課長 企画課長 今は、策定のプロセスを踏んでいる段階ですので、御意見はちゃんと頂戴しながら検討してまいりたいと思っています。 52:石川委員 石川委員 今、ほかの委員からも出ていたように、これ、すごく完成度が低いんですよ。  一つは、てにをは的には、今言ったおでかけバスも2箇所に載っているし、産業集積ビレッジも2箇所に載っている。それから、まずページが付いていない。それから、足柄産業集積ビレッジについては、地区が「竹松壗下地区」という表現のところもあるし、「壗下竹松地区」という表現もある。そういう意味では、てにをは的にも非常に未完成。  それから、先ほど加藤洋一委員からあったんだけれども、これ、基本的には中途半端なんだよね。本当に全部網羅するなら、300人の職員の4年間の業務目標を全部羅列するようなものを目指しているのか、それとも、本当に重点化するなら、先ほど紹介したようなところみたいに、ああいうふうに、70個も作らないで、せいぜい10もぐらいにするか。  そうしないと、これは議論できないんだよ。今みたいに、抜けているところが一杯あるねという議論になってしまうわけ。どっちを目指しているの。これ、非常に中途半端な総合計画後期基本計画なんだよ。  それにしても、僕も抜けているところが一杯あるなと思うんだけれども、どっちを目指しているの。300人の4年間の業務目標の網羅を目指しているの、それとも本当に重点化を目指しているの、どっちなの。  重点化を目指しているなら、70個もないよね。だから、みんなが不安になってしまうんだよ。これは盛られていないじゃないかという。元々10個に絞りましたよと言えば、盛られていなくても、そうか、これだけ重点で進めるんだなと分かるから、不安にならない。だから、議論しようがないんだよ、これだと。  いかがですか。どっちなの。 53:企画課長 企画課長 目指しているところは重点というふうに考えておりますけれども、石川委員から頂いた資料が非常にいいものだというふうに思っております。  今日この場で重点的なものをお示しできなかったというのは大変申し訳ないというふうに思いますが、十分に参考にして、いい計画を作っていきたいというふうに思っております。 54:石川委員 石川委員 だから、市長以下、発想を変えてもらって、今までというか、もういい加減前だけれども、総合計画に載せていないと補助金等がもらえなかったというのがあると聞いているんだけれども、もうそういう時代じゃないでしょう。  だったら、こんな分かりにくい羅列をやるよりも、本当に10個以下に絞った重点事業だけの計画にしたほうが、職員の皆さんも後々総括するときも手間が掛からないんだよね。  そこはやっぱり根本的にやり直したほうがいいと思うんだよね、まだ時間があるんだから。たとえ少し遅れてしまっても。その辺はいかがですか、部長。 55:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 総合計画、過去何十年にもわたってこういう形でやってまいりましたので、それでもやはり財政的な部分もあって、基本計画は、今回の後期については少し重点的に取り組むものを並べていこうという、そういう考え方でやってまいりました。  今後、重点プロジェクトを作ってまいります。それをまず作ってから、総合的に市長と一緒に考えさせていただければと思います。 56:石川委員 石川委員 発想がまるっきり逆なんだよね。  これ、市民の皆さんに見せたって、パブコメをやるんでしょう。見ないよ、こんな羅列してあるの。  だから、重点で、本当に10個以下に絞るのなら、みんな、これがこうだとか論じることができるんだよね。重点なのに、これが入っていないとか。審議しようがないよ、我々でも。だって、今言われたように、さっき加藤洋一委員も言ったように、入っていないところがいっぱいあるんだもの。  だったら、全部4年間の、今言ったように、300人の業務目標的なもの、こんな分厚い300ページぐらいのものを作ったほうがいいんだよね。だって、パブコメをしたって、市民の皆さんからこれも入っていないよ、あれも入っていないよという意見も当然出るよね。  これ、やりようがないんだよ。だから、もう一回やり直したほうがいいと思うんだけれども、もう一回答弁してください。 57:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 現在、総合計画審議会のほうにも諮っております。  総合計画審議会では、こういった内容で御議論いただいて、この後答申をいただくことになっておりますけれども、石川委員がおっしゃった御提案、重点を今回の基本計画にしていくといった考え方もあると思いますので、そこはもう一度市長と相談をさせていただきたいと思います。 58:委員長 委員長  ほかにございませんか。    (発言する者なし) 59:委員長 委員長  なければ質疑を終了いたします。  ここで、10時15分まで休憩させていただきます。
         ─── 休憩 午前10時00分~10時17分 ─── 【所管事務調査について(南足柄市公共施設再編計画(案)について)】   南足柄市公共施設再編計画(案)について、主管課に説を求め質疑を行った。   各委員の発言は次のとおり。 60:委員長 委員長  再開いたします。  次に、(2)南足柄市公共施設再編計画(案)についてを議題といたします。  説明員につきましては、サイドブックスに掲載のとおりでございますので、よろしくお願いいたします。  それでは、南足柄市公共施設再編計画(案)について、説明をお願いいたします。 61:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 それでは、南足柄市公共施設再編計画(案)について御説明させていただきます。  本日の資料は、計画(案)の本書とパブリックコメント時に配布する概要版の2種類となっております。  はじめに、計画(案)の本書を御覧ください。よろしいでしょうか。  公共施設の再編は、南足柄市の未来のまちづくりの基盤となる重要な取組でございます。施設の統廃合により、行政サービスが変化する場合もありますが、将来に大きな負担を残さないために、現役世代が責任を持って取組を推進していく必要があると考えております。  それでは、1枚おめくりいただき、目次を御覧ください。  計画は、第1章の公共施設再編の目的から、第6章、市民参加の取組まで、全6章の構成となっております。  1ページをお願いいたします。  (1)計画策定の目的でございますが、本市は、昭和40年代の人口増加に合わせ、公共施設を整備してきました。現在は、多くの施設で老朽化が進み、今後一斉に更新時期を迎えますが、厳しい財政状況が見込まれる中、それらの建て替えや大規模な改修に係る財政負担が課題となっております。  また、少子高齢化による人口構造の変化や、市民協働のまちづくりへの転換など、施設の建築当時と比べ、社会状況は変化しており、現在の市民ニーズに対応した公共施設の在り方を考えていく必要もあると考えております。  本計画(案)は、南足柄市公共施設等総合管理計画の基本方針に基づき、今後の公共施設全体の規模と配置の最適化を図ることを目的に、全市的な観点から個別施設の再編の方向性を定めるもので、公共施設の総量削減による中長期的な維持管理費用の削減と更新費用の平準化を図り、将来にわたって安全・安心な施設利用と行政サービス水準の確保を図ることを目的に策定したものでございます。  なお、本計画の策定に当たりましては、下の図の取組経過にありますように、市民の皆様の視点で公共施設の在り方を検討していただいた次世代につなぐ公共施設を考えるワークショップや、市民懇談会を開催し、多くの市民の皆様のお考えも聴いてまいりました。  本計画(案)は、ワークショップでの検討結果に加え、大学教授など専門家の皆様で構成する公共施設マネジメント推進委員会からの意見などを総合的に勘案して策定したものとなっております。  2ページをお願いいたします。  計画の位置付けでございますが、図にありますように、第五次総合計画、南足柄市公共施設等総合管理計画の下の位置付けとなっております。  次に、(3)計画期間でございますが、南足柄市公共施設等総合管理計画の計画期間である令和2年度から令和37年度までの36年間を12年ごと3期に分割し、来期の計画期間は令和2年度から令和13年度までの12年間といたしました。これは、本市の最上位の計画であります第五次総合計画の計画期間と整合性を図ったものでございます。  本市の総合計画につきましては、前期、後期9年間の計画になっておりまして、先ほど説明がありましたように、現在、令和2年から令和5年までの第五次総合計画後期基本計画の策定を進めているところでございます。  次期の第六次総合計画の計画期間は、令和6年度から令和13年度までということで予定をしておりますので、再編計画の計画期間はその期間に合わせ、令和2年度から令和13年度までとしたものでございます。  なお、計画期間中は、計画の進捗を管理、予測しながら次期の計画を検討していきます。また、財政の状況や社会状況の変化など、計画を見直す必要が生じた場合は、適宜見直しを行うとしております。  3ページをお願いいたします。  (4)対象施設でございますが、本計画の対象施設は、インフラ施設を除いた、表に記載の150の施設となります。  4ページをお願いいたします。  2、公共施設の現状と課題は、人口の推移、財政の状況、公共施設の状況を整理しております。詳しくは後ほど御覧いただければと思いますが、概要を簡単に説明させていただきます。  ア、総人口の推移でございますけれども、本市の人口は出生率の低下などにより、平成14年の4万4,389人をピークに減少傾向が続いており、推計では令和57年には3万1,640人になると推計され、ピーク時の4分の3の人口規模まで人口減少が進む見込みです。  なお、令和元年5月1日、今年の人口は、4万1,998人で、推計よりも既に早いスピードで人口減少が進んでいる状況でございます。  5ページをお願いいたします。  イ、年齢3区分別人口の推移でございますが、年齢別人口割合は、15歳未満の年少人口及び15歳から64歳までの生産年齢人口が減少しているのに対し、65歳以上の高齢人口が増加しており、少子高齢化が進行している状況でございます。  今後も少子高齢化の傾向は続き、令和22年には高齢人口の割合が40%を超えると見込まれております。  6ページをお願いします。  ウ、児童、生徒数の推移でございますが、小学校の児童数は昭和55年の4,564人、中学生の生徒数は昭和60年の2,253人をピークに減少しております。推計では、2045年には小学校の児童数はピーク時から70%減の1,367人、中学生の生徒数はピーク時から68%減の729人まで減少する見込みです。  7ページをお願いします。財政の状況でございます。  歳入の根幹となる市税収入は減少し、一方で、児童や障害者、高齢者、生活困窮者などへの支援に要する経費である扶助費など、義務的経費は年々増加しております。この傾向は今後も続き、毎年経常的に支出する経費が増加していくため、公共施設の維持等に掛けられる費用の確保がますます難しくなると考えております。  8ページをお願いします。(3)公共施設の状況でございます。  ア、保有量の状況でございますが、本市が保有する公共施設は、延べ床面積で見ると、合計15万8,082平米になります。そのうち、学校教育系施設が46%を占めている状況でございます。  次に、イ、老朽化の状況でございますが、公共施設の築年数は、全体の74%が築30年を超えており、施設の維持や修繕の費用のほか、今後一斉に更新時期を迎え、建て替えのための費用が必要になります。  次に、ウ、更新費の状況でございます。  南足柄市公共施設等総合管理計画の試算では、公共施設を現在の規模で維持し続ける場合に必要となる更新費用は、今後40年間で721億円、年平均で18億円になると見込んでおります。  10ページをお願いいたします。エ、借地の状況でございます。  対象の公共施設のうち、65施設の敷地の全て又は一部が借地となっている状況でございます。借地面積は、合計48万846平米に上り、平成29年度決算でこれらの敷地料は1億1,394万2,000円までになります。借地の解消と、また市有地の売却を進め、財政負担の軽減と財源確保を図っていく必要があると考えております。  11ページをお願いいたします。  (4)公共施設における課題でございますが、ただいま御説明いたしました公共施設の現状を踏まえ、公共施設の課題を、ア、安全性の確保、イ、財政負担の増加と市民一人当たりの負担の増加、ウ、市民ニーズの変化、エ、インフラ施設の更新、オ、機能の重複という形で整理をさせていただいたものになります。後ほど御覧いただければと思います。  12ページをお願いします。  ここからは、第2章、公共施設再編の方針等になります。  1、方針では、第1章で御説明いたしました公共施設の現状と課題を踏まえ、2つの再編の方針を定めております。  1、行政サービスと公共施設総量の最適化は、人口減少や市民ニーズの変化に対応するため、現在提供している行政サービスが真に必要なものなのか、行政が担わなければならないものなのか、公共施設等の量や質が需要と見合っているかを検証し、サービスの最適化と量の適正化を図り、施設機能の再編と総量の削減を目指すとしております。  2、計画的な保全による施設の長寿命化は、令和24年に建て替えと大規模改修が集中することになりますので、質の最適化を図るとともに、壊れてから直すという事後保全型管理から、壊れる前に計画的に直すという予防保全型管理へ管理方法を移行し、施設の長寿命化を図り、財政負担の縮減と平準化を目指すとしております。  13ページをお願いします。  2、取組みの方向性でございますが、1の方針に基づき、3つの方向性を示しました。  1の公共施設の安全性を確保するでは、市民が安心して公共施設等を利用できるよう、計画的な維持管理や修繕等を行いながら、安全性の確保を図るとしております。  2の将来世代に大きな財政的負担を残さないは、人口減少や施設利用者等に応じた適正な施設規模や施設量となるよう施設を最適に配置することで、施設総量を削減し、将来の南足柄市を担う世代に対して大きな負担を残さないようにするとしております。  3の市民ニーズに対応した満足度の高いサービスを実現するでは、将来人口や市民ニーズを踏まえ、公共施設の複合化、多機能化、機能統合(集約化)等により機能を集約し、満足度の高いサービスの提供を目指します。  ICT技術を活用し、サービスの提供を図ることにより、サービスの向上と効率化を図るとしております。  14ページをお願いします。3、公共施設の評価でございます。  個別施設の再編方針の検討に当たっては、定量的評価と定性的評価を行い、その内容を勘案し、再編方針の検討を行うとしております。  ここでは、その評価方法等をお示ししております。内容等については、後ほどお目通しいただければと思います。  20ページをお願いします。よろしいでしょうか。  ここからは、第3章、施設別再編計画になります。  1の適正配置に向けた基本的な考え方(視点)でございますが、1の機能が重複する施設の機能統合(集約化・複合化)は、市域において機能が重複する施設は、機能統合(集約化・複合化)を検討すること、施設を更新(大規模改修・建て替え)する場合には、複合化を基本とすること、効率的な施設サービスを提供するため、施設の相互利用等、近隣市町との連携を進めるとしております。  2の存続する施設の機能強化では、市民ニーズが高く、本市のまちづくりにおいて戦略的に有効な施設は、その機能を強化すること、存続する施設に関しては、より効果的、効率的に活用していくため、市民の力や民間活力等の官民連携を進めるとしました。  3の借地の解消等による将来負担の軽減では、借地率が高い施設は優先的に除却し、借地の早期返還を求めること、また、廃止した施設につきましては、売却や借地の返還を行うことで、歳入増加や経常的支出の削減を図る、以上3つを適正配置に向けた基本的な考え方として示しております。  21ページを御覧ください。  21ページから31ページまでは、施設類型別の再編方針となっております。こちらでは、施設類型ごとにめざす姿や施設の課題、ワークショップ等でいただいた市民の皆様の御意見を整理し、類型ごとに再編の方向性を示しております。  恐れ入りますが、ちょっと飛んで32ページを御覧ください。  32ページから41ページまでが、個別施設の再編の方向性・スケジュールとなっております。こちらでは、施設類型別の再編方針に基づき、個別施設の再編の方向性とスケジュールを示しております。  第1期中に再編の対象となる施設に係る類型別の再編方針と、個別施設の再編の方向性・スケジュールにつきましては、計画(案)の概要版のほうに分かりやすくまとめておりますので、まとめて後ほどそちらの概要版で説明させていただきますので、よろしくお願いしたいと思います。  45ページをお願いします。  こちらは、再編の方向性に係る検討結果でございます。第1期中の再編の方向性の検討結果をまとめたものでございます。  150の施設のうち、継続が127施設、統合が15施設、廃止が7施設、移転が1施設という結果になっております。  46ページをお願いします。  ここからは、第4章、再編の効果となります。  はじめに、1、予防保全型管理への切替えによる効果としまして、計画的な予防保全型管理による今後40年間の更新費の見込み額を462億円と試算し、従来型維持管理、いわゆる事後保全型管理の見込み額721億円に対して259億円の削減を見込んでおります。  47ページをお願いします。2、総延床面積と長期保全費用の削減による効果でございます。  こちらは、第1期の再編を行った場合の効果となっております。  (1)総延床面積の削減でございます。  第1期の再編を行った場合、施設の除却に伴う総延べ床面積の削減面積は1,920平米、1.2%です。そのほか、施設の集約等によって公共施設としての機能を廃止した施設の延べ床面積は6万2,116平米となります。  48ページをお願いします。(2)長期保全費用と運営費の削減でございます。  第1期の再編により、施設を削減及び機能の廃止を実施した場合の、残りの施設に係る長期の保全費用は、全てで323億円を見込んでおります。それに除却費用0.5億円、再編に伴う新設施設の費用61億円と維持管理運営費の削減効果85億円を加味すると、第1期の再編を行った場合の長期保全費用の概算の合計額は299.5億円となります。予防保全型管理による今後の更新費の見込み額462億円に対しては、162.5億円の効果を見込んでおります。  49ページをお願いします。3、長期保全費用の見通しの(1)投資可能額の見込みでございます。  南足柄市公共施設等総合管理計画では、インフラ施設を含む公共施設全体に係る普通建設事業費の過去10年間の平均額は18.6億円としておりました。しかしながら、近年の普通建設事業費は減少しており、平成29年度までの過去5年間の平均額は約11.5億円となりますので、今後の投資額はここでは11.5億円とし、40年間では460億円として試算をしていくこととしております。  (2)不足額の見込みでございますけれども、公共施設全体の長期保全費用は、公共施設299.5億円とインフラ施設の745億円を合わせた1,044.5億円と見込まれ、投資可能額460億円に対してはまだ584.5億円が不足すると見込んでおります。  50ページをお願いします。  (3)今後の課題でございますが、課題としましては、ア、長期保全費用の不足としまして、ただいま御説明しましたように、今後も長期保全費用は約584.5億円が不足するということが一つ大きな課題となっております。  また、イ、古い施設の長寿命化としまして、事後保全型管理を前提に十分な保全管理がされず劣化が進んでいる施設などにつきましては、今後長寿命化ができず、建て替えをしていかなければいけない場合もあります。試算結果よりも早い時期に建て替えが必要になるという可能性があります。  ウとしましては、投資可能額の減少でございます。冒頭に申し上げましたように、財政状況としてはまだまだ厳しいものが見込まれております。今後も市税収入は低下し、また、義務的経費が増えるという中では、過去10年間の普通建設費が確保できるかどうかということが非常に難しいと、確保できないということも可能性があるということが課題となっております。  (4)課題解決に向けてということで、上記課題に向けては、課題の対応としましては、第2章に掲げましたとおり、公共施設再編の方針や取組みの方向性に基づき、第2期以降もしっかりと公共施設の再編と総量の削減を図っていく必要性があると考えています。  具体的には、第2期以降にも施設の集約や複合化を図りながら、施設の規模、配置の適正化を進めていくこと、また、インフラ施設につきましても、長寿命化をするとともに、最新技術による維持管理の効率化、管理コストの削減を行っていく必要性があると考えています。  イの財源の確保と公民連携の推進としましては、財源不足に対応するために、国・県補助金の積極的な活用又は確保を行うとともに、再編に伴う跡地の売却や貸付けを進め、財源の確保を図ること、また、施設整備におけるPPP又はPFI手法の積極的な導入、また、指定管理者制度や民間委託による効率的な施設管理を含め、コストの削減を進めていこうとしております。  51ページをお願いします。  第5章は、公共施設再編の進め方として、再編計画の推進体制を示しております。  また、52ページをお願いします。  第6章は、今までの市民参加の取組を整理したものとなっております。
     第5章、第6章につきましては、後ほどお目通しいただければと思います。  本書の説明は以上となりますが、引き続き、第1期中に再編の対象となる施設に係るものについて説明をさせていただきますので、計画(案)の概要版のほうを御覧いただければと思います。よろしいでしょうか。  それでは、計画(案)の概要版の4ページをお願いします。前段のところは本書で説明した内容になっておりますので、概要版の4ページをお願いします。よろしいでしょうか。  こちらは、個別施設の再編方針ということになります。  まず、(1)学校教育系施設、幼稚園、小学校、中学校と保育園の再編の方針となっております。  まず最初に、学校教育系の施設による、めざす姿としましては、再編後の姿として、自然を感じ、快適で安全・安心な環境の中で、質の高い教育が提供されている。また、地域におけるコミュニティや子育て支援、生涯学習等の拠点として利用されている。災害時には、地域の防災拠点としての機能を果たしていると、こういう姿を目指して再編をしていきたいと考えています。  それでははじめに、幼稚園また保育園の再編方針になりまして、中段になります。  幼稚園、保育園の現状や課題はちょっとお読みいただきたいんですけれども、再編方針でございますが、安心して子育てができる環境を整備するために、少子化の動向や民間の保育園の設置状況等を考慮しながら認定こども園に移行するとしまして、幼稚園5園と保育園を2023年度に認定こども園に統合していきたいと考えています。  なお、新設する認定こども園につきましては、民間施設の保育受入枠を見据えて、必要かつ最小限の規模とすること、また、公立保育園として支援が必要な児童の受入体制を強化していきたいと考えています。  また、親子が集まり、遊び、相談できる子育て支援施設も認定こども園には併設をしていきたい、計画をしていきたいと考えているところでございます。  5ページをお願いします。こちらは、小中学校の再編方針でございます。  中段になります。小中学校の再編方針でございますが、まずは安全で魅力ある教育環境、施設・設備を整備するために、施設規模の適正化や学区の見直しについても考慮しながら、小中一貫校、いわゆる義務教育学校、又はいわゆる併設型小中一貫校というところがありますけれども、これらを踏まえ、どちらにするかは今後、より検討を進めなければいけませんが、小中一貫校の設置を目指して統廃合を進めていきたいと考えています。  小中一貫校については、地域の拠点として、図書館・図書室機能やコミュニティの拠点機能、また、地域の体育館・ホール機能、当然、放課後児童クラブ、学童保育の機能等も複合化を検討していきたいと考えています。  また、小中一貫校では、9年間の一貫教育によりまして、学習内容の充実も図っていきたいと思います。  学校統合により、学校教育に望ましい規模を確保し、学校行事や部活動の充実、また、学校全体の活性化も図れるものと考えています。  余裕教室や運動場につきましても、他の機能との複合化等の有効活用については併せて検討を進めていきたいと思っています。  6ページにはスケジュールを示しております。  小学校につきましては、まず2023年度に北足柄小学校を南足柄小学校に統合し、その後、2026年度に南足柄小学校、福沢小学校、向田小学校の一部を統合し、小中一貫校への新設を目指していきたいと思っております。また、岩原小学校と向田小学校の一部についても、2026年度には岡本小学校に統合していきたいと考えています。  中学校については、まず2023年度に南足柄中学校と足柄台中学校の一部を統合し、その後、2026年度に南足柄小学校との小中一貫校への移行を目指したいと考えています。また、2023年度には、足柄台中学校の一部を岡本中学校に統合します。  つきまして、小学校、中学校につきましては、第1期終了後には小中一貫校1校、小学校1校、中学校1校という形に統廃合がされていくという形になるという計画になっています。  7ページをお願いします。  スポーツ・レクリエーション系の施設のうち、広町パークゴルフ場と総合グラウンド、また、これは都市公園ではありますけれども、関本児童公園内のテニスコートの再編方針となっています。  スポーツ施設につきましては、再編として、めざす姿として、スポーツに親しむことを通じて健康増進に寄与している、また、スポーツイベントや大会が開催されることにより、にぎわいが創出され、交流人口の増加や地域経済の活性化が図れる、そういう形を目指した再編を進めていきたいと考えています。  中段以降、再編方針・スケジュールでございますが、まず再編方針としましては、施設の老朽化や利用者の需要の変化を考慮し、施設全体の総量を削減し、また、土地の売却や返還等を検討していきたいと。  また、施設を一体的に捉え、他施設との用途が重複している施設は統廃合します。残った施設については、機能強化を図るとともに、効率的、効果的な施設運営をしていきたいと考えています。  また、民間活力の活用によりまして、効率的な運用、利用者の増加も図っていきたいと思っています。  スケジュールとしましては、広町パークゴルフ場を2022年度に廃止し、総合グラウンドにつきましては、体育センターグラウンドの芝生化等の機能強化に合わせて、2025年度以降に廃止をしていきたいと考えています。関本児童公園内のテニスコートについても、2021年度に廃止、除却をしていきたいと考えています。  8ページをお願いします。こちらは、市営住宅の再編方針になっています。  市営住宅につきましては、住民に対して安心で快適な住環境が提供されているということをめざす姿としております。  再編方針・スケジュールでございますけれども、将来人口推計に基づく入居希望者数等を考慮しながら、施設の老朽化や民間賃貸住宅の活用等も踏まえて、施設の廃止や改修を検討することとしています。  まず、老朽化が進んでいる広町住宅につきましては、2022年度に廃止、除却をしていきたいと考えています。  最後に、その他の施設として、福沢コミュニティセンター、おかもと福祉館、公衆トイレの2箇所の再編方針・スケジュールでございます。  福沢コミュニティセンターについては、施設の老朽化、利用者の需要の変化等を考慮し、2026年度に学童保育の移転をもって廃止をしていきたいと考えています。おかもと福祉館については、施設の複合化や類似施設の統合、廃止を検討しながら、2023年度に廃止、除却をしていきたいと考えています。  なお、現在おかもと福祉館にあるシルバー人材センター等の機能は、他の公共施設等への移転を併せて検討してまいります。  最後に、飯沢地内のトイレ、竹松地内のトイレについては、代替施設が確保できましたので、2020年度に廃止、除却を計画していきたいと思っております。  最後に、今後の公共施設再編計画策定へのスケジュールについて説明をさせていただきます。  本日、説明をさせていただきまして、ここでいろいろ御意見をいただくことになると思いますけれども、説明後に、8月20日から9月18日までの間、パブリックコメントの実施をいたします。  また、9月下旬には、総合計画と併せてとはなりますけれども、まちづくり市民懇談会と題しまして、市民の皆様に計画の内容を説明させていただきます。  本日、ここでいただいた意見、また、パブリックコメントや市民懇談会でいただいた市民の皆様の御意見を踏まえて、10月末までに最終的な計画(案)を作成したいと考えています。  なお、計画策定後につきましては、当然、市民の皆様に広報等で分かりやすく周知を図っていきたいと考えております。  私からの説明は以上となります。よろしくお願いいたします。 62:委員長 委員長  次に、執行部への質疑を行います。 63:石川委員 石川委員 これも説明が長くて、今日はもう時間がないので、ポイントだけにしておきます。  まず、ミスというのは誰にでもあるんだけれども、今回のミスはちょっとひどいなと思うので、インプットとか見誤りではないよね。  この20億円ものミスというのはどういうプロセスでするのか、上司がどうしてこういう重大なところを見落とすのか、まずそこを説明してください。 64:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 私としてのチェックミスというのは、ここはいわゆる基本的な積上げが、細かいところまでチェックができなかったというところが私のミスということでございます。  それで、積算、積上げの段階で、ほかにいろんな積上げをしている中で、数量をいろんなところから引っ張っていく中で、そこのほかの資料から積上げたときに、数量の積上げが一つ、2箇所施設が漏れてしまったという結果でして、なかなか確認ができづらかったということで、修正が今回になってしまったということで、申し訳ないと思っております。  以上でございます。 65:石川委員 石川委員 今の説明を聞くと、他の数字も正しいという根拠は何もないよね。  それで、先ほどパブコメの予定が出ているんだけれども、私はこの計画、全体的には予想以上に大胆さもあって、一定の評価はするんですけれども、まだまだ制度とか完成度のレベルが低いと思います、今の数字も含めて。  もう一つは、市民への周知がまだ不十分で、パブコメをやっても市民から意見がもらえるとは思わない。  これは特に、今の段階で市民に徹底的に意見をもらっていかないと、後からひっくり返ってしまうおそれがあるから、僕はもう一回企画部内で精査して、議会でももっともんで、その後パブコメをやらないと、このパブコメはアリバイ作りだけのパブコメになってしまうと思うんですが、その辺はいかがですか。 66:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 おっしゃるとおり、市民の皆様の御理解がなければ進められない内容です。  策定時期が遅れてしまうことも考慮しながら検討させていただきたいと思います。 67:石川委員 石川委員 あと、中身に入りますけれども、これも2031年、2043年、2055年度のそれぞれの鳥かん図が欲しいんですが、鳥かん図といっても今からでは作りにくいので、資料要求をちょっとお諮りしたいんですが、概要版の9ページ、5の再編の効果とあるんだけれども、これの2043年度版と2055年度版が欲しいんですよ。  というのは、それがないと、全体が最後にどうなるのかなというのが分からないと、2031年までのこの計画が適切かどうかのちゃんとした判断はできないので、委員長にお願いしたいのは、これの2043年と2055年度版の9ページの再編の効果というのを資料要求したいんですが、よろしくお諮りください。 68:委員長 委員長  では、今、石川委員から資料要求の提案のございました概要版の9ページに相当する再編の効果について、追加で2043年度及び2055年度版の資料請求がございましたが……。 69:池田委員 池田委員 石川委員のおっしゃることはよく分かるんですけれども、まだできていないんじゃないかと私は推測するんですが、どうでしょうかね。ちょっと難しい要求かなという気がするんですが。 70:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 確かに、1期に関しては具体的な施設の統廃合を示していますので、算定することはできるんですけれども、2期目以降につきましては、例えば文化会館をどうしていく、体育センターをどうしていくといったところは、2期目以降の検討になりますので、なかなか効果額としてお示しすることは難しい状態です。 71:石川委員 石川委員 池田委員が言うように、難しさは今更、分かるんだけれども、これも仕事の仕方がまずいと思うんです。市民にとっても、でも2031年はこうなるというのは見えても、当然、じゃ、その先はどうなってしまうのよという、逆に今度は不安感もいろいろ持つと思うんです。そうすると、質問が当然そっちにもいく可能性もある。  いずれにしても、行政はちゃんと作っていかないと、先ほど言った説明会とかそういうのに耐えられない、概要をね。そういうのを作らない仕事の仕方は今更分かるんだけれども、だから、もう日程的には少し遅れてもしようがないから、私は作ったほうがいいと思うので、要求をします。 72:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 部長の説明と重複してしまう部分がございますけれども、例えば本書の38ページを、例えばですけれども見ていただくと、市民文化系の施設ということで、第1期はこういう形で廃止しますということを述べながら、第2期以降については、施設の複合化を検討するということで、一定の考え方というのはお示しをさせていただいているところでございます。  ただし、これを廃止をするのかしないのかということ自体をこの中では出せませんので、仮に数字を作ったとしても、その数字が余りにも漠とした数字というんですか、廃止しなければ当然効果が出ないという形の数字をお示しすることになりますので、現段階においては、その後の数字を作るということは非常に事務的には難しいと考えております。  以上です。 73:石川委員 石川委員 難しいからやらないんじゃなくて、必要だと思うんです。  というのが、例えば、じゃ、次の質疑ですけれども、50ページを見てください。  ここに、長期保全費用が584億5,000万円も不足と書いてあるんだけれども、これの対応策とか、そういう具体的な施策が何も述べられていないんだよね。これ、非常に無責任なんだよね。  一方、これの計算の根拠になっているのが、直近5年間の平均の投資額が11億5,000万円だと言っているんだよね。これ、財政推計もまだ出していないから分からないけれども、普通に考えると、11.5億円もの投資が今後も続けられるとは思わないわけ。これ、すごく無責任なんだよね。結局、どうなってしまうのよと。  それで、第1期目で結構大胆なことをやっているから、あとはどんな施策でこの600億円近い不足額をどうするかを示さないこういう計画というのは、非常に無責任だよね。  一部だけやりました、でも結局はもう財政破綻してしまいますよと、こういうことで、市民の人も、何でここだけやるのよという不満が噴出してしまって、この計画の1期目自身がちゃんと進まないと思うんです。それで言っているので、是非出してほしいんですけれども。  難しいんじゃなくて、難しいことをやるのが仕事だから。是非出してください。 74:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 まず、584億円の不足額については、これは公共施設だけじゃなくて、インフラも含んでいる施設になっておりまして、当然この計画、今造っているのは公共施設ですから、インフラはインフラのほうで長寿命化計画を作りながら、どれだけよじめられるかというのは、併せてインフラのほうでしっかりと検討していくと。  ただ、市全体とすれば、委員のおっしゃるように、584億円からのマイナスということになりますので、当然、それこそ公共施設を全部やめても飲み込めない数字になりますから、公共施設の適正配置と効率化を図るということは第1点。  あとは、インフラのほうで、どこまでそこをよじめられるかということになりますので、この584億円に対する対応は、この計画とインフラのほうの長寿命化で併せてやっていきたいということで考えています。  繰り返しになりますけれども、先ほども言いましたように、数字を作ることは、仮に文化会館をこうしたらという、仮の数字は作れますけれども、その数字がうちとしてオーソライズされた数字ではないというか、廃止することを是としている数字ではありませんので、なかなかその数字をもって市民の皆様に説明をしていくということは難しいのではないかと。  数字自体は作りますけれども、それ自体を説明していくところについて、意味がないと言ったらちょっと語弊がありますが、なかなかそこに対してやるやらないという議論を今の段階からしていくというのは、市民に対してもちょっと。まずは、この第1期についてしっかりと御議論をしていただきたいなというふうに考えています。 75:石川委員 石川委員 本当は、市長にここに来ていただきたいんだけれども、市長も私もそうだけれども、小田原市との合併はしなかったわけです。独自の道を行くという方針を示したわけです。独自の道を行くという方針を示したからには、600億円近いものが足りないという、このままにしていくということは非常に不誠実です。  本当に公共施設だけで足りなかったら、例えば職員の人件費を削るとか、そういう総合的な策も必要なんです。それを示さないで、600億円足りないですよと、この公共施設の分だけじゃなくて、ちょっと今、46ページがなかなか出てこないのであれだけれども、何百億円と足らないでしょう。それをそのままにしておいて、はい、2031年まではこの計画でようござんすかと言われたって困るんですよ、その先がなければ。  そういう先送りの仕事ばかりしているんですよ。それは困ります。市長にも相談して、是非作ってください。お願いします。 76:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 そういった意味では、インフラの長寿命化でおおよそ幾らを削減していく、あるいは、その他の行政改革等で幾ら削減していく、そういった意味での数字はできるかと思います。市長と相談させていただきます。 77:委員長 委員長  すみません、ちょっと整理したいと思いますが、今は2043年度、2055年度の目標効果額を示した資料についての議論をしていると思うんですけれども、そこはちょっと確認させていただきたいんですが……。    (発言する者あり) 78:委員長 委員長  そうですね、ほかに意見のある方があれば。資料請求の件。 79:加藤(直)委員 加藤(直)委員 私の意見としては、やはり数字的なものがひとり歩きしてしまって、いろんなところでその数字が伝わってしまうと、逆効果になる可能性もあるのかなと。ですから、数字を出すのであれば、慎重にその辺は出す必要があるんじゃないかなというふうに思いますので、将来を見渡した石川委員の話も非常に分かるんですけれども、その辺は慎重にやったほうが私はいいというふうに思いますが、いかがでしょうか。 80:委員長 委員長  ほかにございますか。 81:石川委員 石川委員 慎重にやったほうがいいというのは、おっしゃるとおりなんだけれども、でも、現実的には584.5億円足りないよという数字が出てしまっているんですよ、確かに。で、これに対して何の策も示していない。そうすると、これは市民の不安をあおるだけの計画になってしまうんですよ。  結局、2031年度までにやる計画というのは、市民の人に痛みを求めることも多々ありますよね。痛みを求めるのはいいんだけれども、でも、それをやっても、まだ何よ、600億円も足りないのかよ、あとはどうするのよと聞かれたときに、我々の答えようがなくなってしまう、市民から。それは無責任じゃないですかと言っているわけ。 82:加藤(直)委員 加藤(直)委員 それでは、数字だけではなくて、この不足するものをどのように対応していくのかというような、例えばインフラの部分の問題もありますが、その不足額をどのように31年度、解消していくのかというような、数字でない方法も考えられるというふうに思いますが、それよりもむしろ、私はその31年の間に廃止をする、統合すると、そうすると、統合した後の残った施設をどのように活用するのかとか、そういった活用方法も含めた議論、こういったものを市民の中で説明をして、それを活用することによって、あるいは統合して除去することによって、掛かる費用も大分変ってくると思いますので、そういったものがやはり議論の中の一つとして大切じゃないかなというふうに思いますが、いかがでしょうか。 83:池田委員 池田委員 皆さんのおっしゃることはよく分かりますけれども、私はこのインフラの745億円がなぜここに唐突に出てきたかというところのほうが疑問で、今まで公共施設の話をしていたのに、インフラの話は差し置いてしゃべってきたのに、ここで急にインフラの話が出てきて、745億円、それは今、石川委員がおっしゃるように、市民に不安をあおる、全くそういうものだというふうに私も感じますので、出てきたこと自身が疑問。  それとあと、745億円を埋めるためには、これから上下水道料金をどんどん上げていきますよだとか、そういうようなことも書かないと、やっぱり市民の不安だとか解決策はどうするのよということには答えられなくなるので、ここにインフラ745億円を出すこと自体のほうが僕はちょっと疑問を感じます。  もう橋を造りませんだとか、この橋はもう落としますだとか、そういうのも含めて、どうしていくということを書かなければいけなくなるので、ここの表記は僕は要らないのかなと思いますけれども。  そういった意味も含めて、できる範囲で2055年までどういうふうにするかというのは、一つは、出せるのであれば出してもらいたいと思いますけれども、ある指標で、市民一人当たりの公共施設の面積という部分で、そういうデータがあったと思うんです。それが、突出して南足柄市は多かったんです。グラウンドとかが一杯あるから。  だから、そういったようなデータに対して、この再編計画、30年後には突出して一人当たり多いという公共施設の面積をこうやって減らしていきますよというような目的だとか、意欲だとか、そういう長期的な方向性をお示しいただければ、そうだったのか、適正なレベルに戻すんだねというのが市民に伝わるのかなというふうに私は思うんですけれども、検討していただければと思いますが、いかがでしょうか。 84:委員長 委員長  休憩します。      ─── 休憩 午前11時08分~11時10分 ─── 85:委員長 委員長  再開いたします。 86:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 皆さん方もそうだと思うんだけれども、この再編計画を見て、すごい計画が出たと皆さん方も思われていると思うんだよね。これを、これだけのでかいことを小学校、中学校の統廃合、幼稚園、保育園の統廃合をやっても、これを全部やったとしても、まだ580億円足りないから、その後の再編計画も出したほうがいいんじゃないかと言われるんだけれども、これは10年以上先の、10年ぐらい掛けてやる計画なので、でも、もしこれを企画課も、そのときに今の担当部課長だとか市長がいるかどうか分からないんだけれども、出せと言われて、多分この後の計画で、文化会館を閉じる、丸太の森を閉じると、無責任な、これをやって、これをやって580億円が消えるというのを出すよりも、そんな、今から更にこの580億円をカバーできるような計画を求めるよりも、これが本当にできるのかどうかをまず見定めて、それができたと、でも、まだあと560億というのは、それはまた次の、次の人と言ったら失礼だけれども、やっぱり責任ある人が作っていかないと、多分これから作るとしたら、本当に全部の施設、下手をすれば、大雄山駅前のビルも全部もう閉じるとかいう極端な話になって、この580億円をおっつけろという数字を作るだけならね。  だから、先ほど担当課長も言っていたけれども、責任が取れないというか、だから、上辺っかの数字になってしまう。私は、それを求めるよりも、取りあえずこれを議論したほうがいいのかなと。まだ10年以上先のことを議論、それも大事だけれども、でも、私はこれで、これをやってもまだ580億円足りないんですよと、こういう衝撃的な事実というのはある程度意味はあると思うんです。これをやってもまだ560億足りないんだという、その事実は。
     だから、このことを皆さん、市民の人はどう考えますかという、市民の人の意見を聴くことも大事だし、で、今後どうしていきましょうかというふうに、じゃ、これは今度こうという意見を聴く、そういう今後のことの意見を聴くのも大事だと思うんだけれども、取りあえず私はこれでいいのかなと。今後のこと、先のことはなくてもいいのかなと私は思います。 87:委員長 委員長  ほかに御意見はございますか。 88:石川委員 石川委員 小田原市の合併のときは、このままいくと財政が破綻してしまうんじゃないかという懸念があったから、そういう検討をしていたわけです。ところが、市長も私もそうですけれども、それを乗り越えてやろうということを言ったわけです。だったら、この584億5,000万円をこのまま、ないですよと言っているのは、余りにも無責任じゃないですかと言っているわけです。  少なくとも、ちょっと妥協すると、資料要求が駄目だったら、今後の課題、これをもうちょっと真面目に検討してほしいんだよね。  例えば、さっき言ったように、職員の数を減らすとか、給料を減らすとか。それはやりたくないけれども、それしか能がなければ、しようがないでしょう。とか、何か数字は妥協して出さなくてもいいけれども、もうちょっと今後の課題、これをまともな、何も考えていないですよという表明ですよね。  後のことは、先ほどの加藤洋一委員のお言葉を借りれば、市長はもう俺、任期が終わってしまった後のことなんか知らないよと、600億円残ろうと何だろうとって、そういう態度はやっぱり無責任でしょうと言っているんです。    (発言する者あり) 89:石川委員 石川委員 加藤洋一委員に言っているんじゃなくて、市長として無責任でしょうと言っているわけですよ。ちゃんとした、合併のときにそういう判断をしたんだから、最後まで責任を持ってくださいよと。そのために、やっぱり2043年、2055年というのはどうなるかというのが欲しいということです。  僕は、そこはいい、採決してもらって、否決されてしまったら、今度は今後の課題のところでもう一回求めていきます。話が、すみません、こっちへ飛んじゃって。 90:委員長 委員長  ほかにございますか。 91:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 今回、小中学校、幼稚園、保育園の統廃合が主で、あとの公共施設は若干の統廃合が出ているんだけれども、これ以降の計画を出しますと企画課に求めて出したときに、例えば文化会館じゃない、駅前のビルじゃない、あと丸太の森じゃないと、どんどん出ていったときに、市民の人からピントがどんどんずれていってしまうと思うんです。  まず、これについてどうですかと、市民の人にこれから市政懇談会等でお聴きするときに、文化会館もなくなるらしいぞ、丸太の森もなくなるらしいぞ、で、総合運動公園もなくなるらしいぞといったら、どんどんピントがずれていってしまうので、取りあえず私はこれでいいんじゃないかと。  石川委員が、課題については今後まだ、これをやったとしても、まだ580億円ありますと、これで皆さん方と今後どうしていくのかというのは、その課題についての意見をもらうのはいいけれども、先ほどの繰り返しになりますけれども、私は取りあえず数字的にはこれでいいのかなというふうに思っています。 92:委員長 委員長  ほかにございますか。    (発言する者なし) 93:委員長 委員長  なければ、先ほど石川委員から御提案のありました概要版の中の2043年度、2055年度に対する効果額の詳細についての資料を求める件につきましてお諮りしたいと思います。  この資料を求めることに対して、賛成の方は御起立願います。    (発言する者あり) 94:委員長 委員長  効果額の表示を。    (起立する者少数) 95:委員長 委員長  賛成少数でございます。  よって、委員会として資料請求はしないということになりました。  それでは、質疑に戻りたいと思います。 96:石川委員 石川委員 それでは、先ほどの委員間討議の続きになってしまいますが、50ページの今後の課題、ここはもうちょっと、一言で真面目に書いてください。  先ほど池田委員からもありましたように、例えば下水道のインフラを求めるなら、今後、2年置きにちゃんと値上げをしていくとか、そういうこともちゃんと書き込んでください。  584億5,000万円、このまま出すというのは、少なくともパブコメに出す前に、それはちゃんと市長なりと打ち合わせてやってもらいたいんですが、いかがですか。 97:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 池田委員からの御質疑も含めて答弁をさせていただきたいと思います。  御指摘のとおり、公共施設の再編計画の中にインフラが入ってきている違和感という御指摘については、事務局としてもそういうことは感じながらも、最終的にいわゆる総合管理計画、元々の管理計画のほうでの足りない金額というのが出ていますので、市全体の中での課題認識をしっかり持ちたいということで、数字は出させていただいたところでございます。  ただ、分かりづらさというところがありますので、そこの表現も、まず効果額のところとか足りない部分は、1回は公共施設として総括をさせていただいて、その後にインフラも含めていくとこういうようになるというような形で、ちょっと整理はさせていただきながら、対応策についても御指摘のとおり、こちらとしてインフラも含めて、もう少し加筆をさせていただくように検討させていただければと思います。  以上でございます。 98:石川委員 石川委員 詳しい表現は、ちょっと今、手元に資料がないから分からないんですが、合併のときの今後の対策のときにも、確か市の職員数とか給与とかを減らすというようなことが書いてあったんですね。そうしたら、それがいつの間にか消えてしまったんです、今後の対応策。  責任を持って市長にも言っておいてください、ちゃんと書くようにお願いしたいんですが、いかがですか。 99:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 合併のときの対応策も振り返りながら、考えさせていただきます。 100:委員長 委員長  ほかにございますか。 101:池田委員 池田委員 ちょっと具体的な対象施設の話にさせていただきたいんですけれども、最終処分場についてです。  最終処分場、この間見学会があったので行ったんですけれども、令和11年に満タンになるという話を聞いていまして、これは今後の12年間の中の対象期間に入っているんですね。それについて何も触れられていなくて、要は令和11年以降、持っていく場所がないはずなんだけれども、それに対して全然言及されていないんですけれども、いかがですか、どう考えていらっしゃるんですか。 102:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 御指摘のとおり、最終処分場について、もう一杯になってくるんだろうというところではあるんですけれども、実は所管課とも調整をさせていただいて、なかなかはっきり書けなかったというところが現実なんですが、今、28ページのほうを御覧いただければと思うんですが、スケジュール感という形での整理はしていないんですけれども、最終処分場については、広域化を含めた将来的な方向性を検討していきますということで、今はどこに何を置くというところまでは行っていないもので、検討の方向性というだけで表現をとどめさせていただいているという状況で、市内に置くのか、外に置くのかというところが分からないということで、まずは現状のものを、維持をしっかりしていくという形での表現にとどめさせていただいたという状況でございます。 103:池田委員 池田委員 それがそれでいいのかどうかというのはちょっと今、私には判断が付かないんですけれども、少なくとも漏れているなという御指摘だけさせていただきたいなと思います。それ以上言ってもしようがないなという感じがします。  あと、さっき訂正が一杯あった表の、概要版でいうと9ページなんですけれども、再編の効果というところで、新規設備に61億円掛けますよというお話で、それは小中一貫校、認定こども園に係る費用だということで、この金額を見ると、どこか新しい施設を造るんだよというふうに捉えてよろしいですか。 104:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 場所については、今の時点でなかなか明言はできませんけれども、既存の公共施設があるところの敷地等を利用して新しいものを建てるという形を考えております。 105:池田委員 池田委員 そうすると、現状の南足柄小学校、中学校も含めて、その小学校、中学校の後利用だとか、そういった部分について全然言及されていないんですけれども、こういったものは載せる必要があるのかなと私は思うんですけれども、いかがでしょうか。 106:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 跡地利用につきましては、大変重要な課題であるとは考えております。  本書の20ページにおきまして、適正配置に向けた基本的な考え方(視点)の中に、2の存続する施設の機能強化、存続施設という言葉が適正かどうかは別にして、その3ポチ目に、施設跡地等を活用する場合には、庁内での調査研究をはじめ、市民や民間事業所等の意向を確認しながら、将来のまちづくりを見据えた適切な活用方法を検討していきますという形で、現段階においてどこを何していくかというところまでちょっと明言ができない状況でございます。  ただ、いずれにしましても、その跡地利用をしっかりやっていくということは大変重要なことでありますので、冒頭、池田委員のほうからもありましたけれども、市民の皆様からも御意見を頂きながら、跡地利用というか有効活用についてやっていきたいと。  特に、その中でもやはり土地の属性といいますか、調整区域と市街化区域においてもまたその土地の性格も違ってきますので、そういうことを踏まえて、将来のまちづくりに資するように、どのような活用ができるか、若しくは、活用ができなければ除却、売却ということも一つの選択肢になるかなと思っていますけれども、いろんな形での検討はしていくということで考えております。 107:池田委員 池田委員 そうすると、担当課長の立場として、この案がパブコメを通して実行していいよというふうになったときに、お仕事としては一段落付いてしまうんだけれども、3年ぐらいの間に小学校の跡地利用を同時に今度課題として持って、空いたらその次の月ぐらいから入居者の入居工事が始まるぐらいの、スピード感を持った並行した仕事を進めてほしいと思うんですけれども、そういったような計画というか体制というか、そういったものは考えられていますか。 108:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 どういう組織体制になるかは分かりませんけれども、この中で、跡地利用だけじゃなくて、いわゆるこども園にするにしても、小学校を統合するにしても、かなり大きな仕事ですので、現行体制ではなかなか難しいかなと思っています。  ですから、こういう統廃合する仕事、また併せて、今池田委員から御指摘があった跡地利用というのは、並行して、仕事としては進めていきたいと考えております。 109:池田委員 池田委員 是非、企画課が責任を持って、教育委員会の仕事だよというふうにどこかで分かれてしまわないように、企画課の仕事としてもしっかり持っていってほしいなと思います。  それで、最後なんですけれども、こういう長期にわたる計画なんですが、部長も含め、担当課長も含めて、いなくなってしまうんですよね、これをやるときに。市長ももちろん、任期も終わってしまうということで、先ほど石川委員からもありましたように、責任がはっきりしないという部分がありまして、庁内でどうやって引き継いでいくかだとか、新しい市長にはどうやって引き継ぐんだとか、そういったような意思表示もしっかりして、次になる方がどなたになろうが絶対やっていくんだというような意思もどこかに表現してほしいなというふうに思うんですが、是非その辺は検討していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。 110:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 進めていく意思をというのは、そこはあれですけれども、推進体制の中で、それは今も書いてありますけれども、場合によってはその辺をもうちょっと補強しながらしっかりとやっていく。  当然、計画として成れば、これはもう行政計画ですので、当然のごとく推進はしていきますけれども、その辺の体制をしっかり作るということを明確にしながら、人が替わってもこの計画がしっかりできるような進捗管理を、庁内としてできる体制を作っていきたいと思っております。 111:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 細部の質疑をする前に、大前提でお聞きしたいことがあって、私、一般質問でも通告してあるから、これについての市長の考えはお聞きするんですが、その前に、ちょっと確認、まずそれをしないと、次の細部の質疑をしたってしようがないから、お聞きするんだけれども、この案は、市長、教育長の決裁をとって、ちゃんともう了解がされているんですよね。オーケー、いいよ、これでいいよというのは、市長、教育長とも言ってくれているんですよね。それをまず確認はさせてもらいたい。  まだ確認が取れていませんなんて言われたら、最後の質疑をしたってしようがないから。 112:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 目を通していただいて、説明もさせていただいています。教育長のほうにも、小中一貫であるとか、そういう言葉も入っていますので、確認を取っております。  ただ、現段階では、まだパブコメもありますし、議員の皆様からの御意見もまだまだあると思っております。  これが、今回の資料が全てコンプリートされた完成版として出しているものではございませんので、今後の市民の皆様の御意見を聴きながら、また市長のほうも判断が出てくるかと思います。 113:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 市長決裁とか、教育長の合意とかはもらっていないという、そういう意味。  というのは、何が言いたいかというと、飯沢のトイレ、あれを廃止にしました、市民から反対が出ました、やっぱり再開しました、やっぱりまたやめました、で、また反対が出ました、また再開と、今やっているじゃない。同じことになってしまうよ、これ。  飯沢トイレどころの騒ぎじゃないよ、これをやったら。市民を挙げてぐじゃぐじゃになるから、大前提でこれを市長は分かっているんだよねと。何で市長は決裁を取らないの、これをまだ。何、市民からの反応を今見ているという状態なの。それをしていく。  じゃ、取りあえず今、どういう状態で止まっているのかを答えてください。 114:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 決裁という言葉で言いますと、決裁を取っていないんですけれども、決裁を取るタイミングというのは、これを最終(案)として策定する段階で、この計画(案)として策定してよろしいかということで、最終的なものとして決裁は当然取っていきたいと思っています。  現段階においては、この内容については当然、市長、副市長、また教育長についても承知はしているというところでございまして、ただ、繰り返しになりますけれども、今日も委員の皆様からもいろいろ御指摘を頂いております。それに対して、内容を確認、変更するところは追加、変更をしていきたいと思っていますし、今後、市民の皆様からの御意見を踏まえて、どういう意見が今の段階で出るか想定ができませんが、その意見に応じて、庁内で対応すべきことは対応し、この計画(案)として、場合によっては変更するところも出てくるのではないかなとは思っております。  以上でございます。 115:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 だから、それが大前提で、もう市長も絶対にこれはやる気でいますという答えが来れば、じゃ、これはどうなのとお聞きしようと思ったんだけれども、そんなまだ、というのは、私も一人の特別職の人から、いや、すごい案を出されましたねと、じゃ、ばっちりこれをやっていくんですかとたまたまお聞きしたら、何か粗筋では聞いたけれども、最終版のような、これのことを言っているんでしょうけれども、は見ていないみたいなことを言うから、あれ、みたいな。  で、私たちにはもうこれが届いて、いや、議員にはもうこの計画は届いていますよと、これからきっと大変なことになりますよという話で酌み合わせたんだけれども、やはりそういうこと。まだ市長も教育長も最終的なこの版を、じゃ、これでいこうというまだ決意まではできていないということ。  まずそこで、じゃ、それで、詳細を最後にお答えいただいて、その後にちょっと細かいところ。 116:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 市長のこれに対する考え方といいますか、考えを私が述べることはできないんですけれども、全体の方向としては認めていただいております。  ただ、やはり何をおいても、市民の皆様の反応を見て、それからの修正というのはあり得るというふうに感じています。 117:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 じゃ、それは一般質問で市長に聞いてみましょう。  じゃ、個別のことで、今度事務局のほうにちょっとお聞きするんだけれども、小学校、中学校のまず問題なんだけれども、岡本は小中が残って、そこで岩原とか和田河原の人もそっちへ行くという考えで、それは分かるんだけれども、こっち、北部というの、北部方面は新設校を五十何億円で建てるという案でしょう。  さっき、この計画をやっても580億円足りないと言っている状況の中で、何で新設校、この五十何億円も使って新設校を造らなくてはいけないという考えになったのかお聞きしたいわけ。  じゃ、例えば、いや、分からないよ、南中と南小にするのか。台中が一番新しいから、台中とどこどこと。別に、小中一貫校にしなくたっていいわけじゃない。これすると五十何億円が浮くわけじゃない。何でそこを、これ全部、小学校を統合して、新設の学校を造るのに五十何億円を使おうという案が出たのか、それを事務局にお聞きしたいわけ。 118:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 考え方のベースとしましては、今ある公共施設、いわゆる小学校なり中学校を、全部このまま、現状のまま残していくとなると、あるタイミングで長期保全の大規模改修であったりとか、場合によってはもう耐用年数が来ますので、いずれにしても近い将来に建て替えという選択肢が出てくると思います。  いわゆる公共施設の長期保全費用の考え方は、将来これだけの費用が掛かりますというところから出発をしておりますので、今回統合することによって、統合される、当然なくなる施設に対する長期保全の費用が無くなってきます。  ですから、この158億円からの費用というのは、将来掛かるであろう長期保全費用がありますけれども、もっと掛かりますけれども、61億円を掛けてもまだ削減される長期保全費用のほうが少ないので、結果としては、効果として158億円を見込んでいますというストーリーになっていますので、いずれにしても、今あるものをそのままある程度残していかないと、残した施設には当然、維持管理から長期保全費用が掛かってきますから、そうしたときに、どういう形での統廃合をするのがいいのかというのは、これは費用的な問題というよりは、規模的な問題から考えた部分がございまして、最終的には、岡本地区は今のところを、1期終了後も2校体制でありますけれども、やはりここも将来的な児童・生徒数の減少を考えれば、場合によっては小中一貫校、若しくは1校体制ということも視野に入れてやっていく必要があるのではないかということで、また、教育的な観点から、9年間という教育の中で、教育の質の向上ということも含めば小中一貫校もいいということで、なるべく近いエリアの中に小学校、中学校を建てる、若しくは1つの校舎を建てるというような選択肢で考えて、今の案というふうに至った経緯でございます。 119:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 もう少し簡単に言うと、例えば南小、南中を残した、例えばだよ、それは台中でも、1校を残して、それを今後維持修繕していくよりも、将来的に新築で建ててしまったほうが安いという、そういう考えということ。 120:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 そのような考え方で作っております。 121:石川委員 石川委員 すみません、時間がないのに。  パブコメをやるのに、どうしても納得性がよく分からないので聞くんですが、評価基準の適切性とか納得感というのは、これは誰に承認を得て作っているの。企画部だけ。 122:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 企画課、事務局のほうで原案を作りまして、公共施設マネジメント推進委員会のほうにも御意見を頂きながら作成したものでございます。 123:石川委員 石川委員 35ページの中学校が分かりやすいんだけれども、建物と機能というのがあって、それぞれ点数が出ていて、ここで足柄台が13.0なんだよね。南中は13.2で、岡中は12.0なんだよね。  ところが(案)だと、この評価に関係なくて、足柄台中を2つに分割するということでしょう。この数字との整合性が、これに代表されるように、ちゃんと市民に納得感のある資料になっているの。  まずここで説明して、これが一番分かりいいから。何で点数が高い足柄台中が分離されてしまうの。 124:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 評価につきましては、今後どうしていくかという、統合若しくは長期保全をしていく優先順位を定めるために評価はしております。  実際の施設、施設的な評価と実際の現状から考えて、将来的に人が減ってきてしまうということと、あとは地理的な要因の中で、台中のほうを今は分割をしていくという形で事務局としては方針として整えました。 125:石川委員 石川委員 そこが未完成だというんだよ。数値でこうやって示しているからには、数値で納得感がなければいけないんだよ。  今、言葉にも出たように、立地条件、それが条件になれば、それを数値でちゃんと入れていて、合計点数が足柄台よりも他のところが上回らなければ、足柄台を分離するということの資料にはならないんだよね。言っていることは分かりますか。  だから、そういうことも含めて、これは完成度が非常に低い。今、パブコメをやるのは、私は早過ぎると思いますけれども、いかがですか。最後にします、これで。時間がないから。 126:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 パブリックコメントにつきましては、取りあえずはという言い方は失礼ですけれども、広報誌の中でしておりますので、第1回目としては、まずはしっかりやっていきたいと。  ただ、御指摘の部分もございますので、それから何がいいか、パブコメがいいのか、どういう形でいいのか、市民の意見を聴く場面というのは、9月下旬にも市民懇談会も設けておりますので、そのほか、いろんな形で市民の声を聴く場面は検討させていただきたいと思いますけれども、パブリックコメントにつきましては、当初の予定どおり来月から実施をさせていただきたいと考えております。 127:石川委員 石川委員 不真面目だよ、市民に対して。こんな成熟度の低いものをどうですかと聞かれる市民は迷惑だよ、はっきり言って。  それで本当にやるのかどうか、市長の意見も伺ってからやってほしいんですけれども、どうですか。 128:企画部長兼企画部担当部長 企画部長兼企画部担当部長 ちょっと今、パブコメをここで中止するという判断はできません。というのが、広報誌にも既に掲載予定になっております。そういったものを含めて考えさせてもらいます。 129:委員長 委員長  ほかにございますか。 130:加藤(直)委員 加藤(直)委員 ちょっと確認をしたいんですが、今後の日程なんですが、パブコメをした後、市民への説明会みたいなのを行って、また、議会のほうにも同じように、その結果も含めたものが行われるんでしょうか。その辺の流れについて、もう一度確認を取りたいんですが、いかがでしょうか。 131:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 現時点でのスケジュール感でございますけれども、来週からパブコメをやりまして、9月下旬に市民説明会をさせていただいて、そこで御意見を頂いたものとして成案化をしていきたいと考えておりますので、最終(案)策定をした段階で、当然、議会の皆様のほうには最終(案)として御説明をさせていただければと思います。よろしくお願いします。 132:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 何回も言うようだけれども、本当にすごく大胆な計画で、私もびっくりして、今までこんな計画はなかなか見たことがなかったなという、それは感想で、こっちへ置いておくんだけれども、これ、職員の人たちだけで、各部署からのボトムアップでこの計画というのは成り立ったの。それともコンサルがいるんでしたっけ、これ。どうやってこの素案は作ったんでしたっけ。 133:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 施設類型別に、それぞれの所管課を中心にいわゆる検討部会というものを作って、例えば教育施設なら、教育委員会が中心になって検討をした結果を企画課が取りまとめて、そこから内部的に調整をしたものとして作っておりまして、コンサルは一切入っておりません。 134:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 今度、幼稚園、保育園のことで、この南足柄市は結構広くて、北足柄から岡本から、広いじゃないですか。そこで、1校の幼稚園にするという、その基本的な考えのスタンスなんだけれども、もう幼稚園児数は今後も減り続けるだろうということで1校で、スクールバスで回してしまおうという、そういう考えで1校にしてしまおうという考えなんですか、これだけの広い中で。まず、それをお答えください。
    135:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 加藤委員御指摘のとおり、既に公立幼稚園の充足率というのは現時点でかなり低いものになっております。  今後もこの傾向というのは変わらず、やはり幼稚園というよりは保育園側のニーズのほうが高くなるだろうというふうには市側としては見ております。  そして、そういうことでは、幼稚園を各所に分散するよりは1校でまとめるということがより良い、効率的な部分もありますし、小さい子供が多い中で生活をしていくということも、社会生活、社会環境を学べるということにもなりますので、そういうことで、1校にしようという形で今、計画を考えているところでございます。 136:高田委員 高田委員 幼稚園とか小学校の統廃合なんか、やっぱりこういう地域で大きな問題になると思うんですけれども、そういった地域への説明とかといったことは考えてはいないんですか。そこを1点聞かせてください。 137:企画課担当課長兼行政改革班長 企画課担当課長兼行政改革班長 9月に予定をしております市民懇談会、市民説明会につきましては、南、北足柄、福沢、岡本というような形で、各所で説明会を開催したいと今予定をしているところでございます。 138:委員長 委員長  ほかにございますか。    (発言する者なし) 139:委員長 委員長  なければ、質疑を終了いたします。  執行者は退室してください。    (執行者退室) 【その他】 140:委員長 委員長  次に、2、その他として、所管事務調査についてのスケジュール等のお話をさせていただきたいと思います。  おでかけバスについて所管事務調査を行うということで、12月には意見集約したいと思っておりますので、行政視察について、例年どおりの一泊二日の視察と、近隣の日帰りの視察を両方実施可能と考えています。日程的には、日帰りにつきましては10月8日、一泊二日の視察につきましては10月23、24日、おでかけバスについてをテーマとして視察を行うことを考えています。    (発言する者あり) 141:委員長 委員長  日帰りで10月8日、1回、それと、一泊二日の予定で10月23、24日。    (発言する者あり) 142:委員長 委員長  8日です。  日帰りのほうは近隣ということで、大井町を打診しております。  また、12月の時点で委員会として提言するに当たりまして、市民からのニーズを把握するため、関係者との意見交換会をしたほうがよろしいかという意見がございましたので、関係者として社会福祉協議会様、地域福祉会様との懇談を考えております。  日程的には、また別の日というとあれなので、できれば日帰りの視察の日の午前中を利用させていただいて、午後から視察というような、ちょっとハードですけれども、ダブルで行けるようにしたいなと考えております。  こちらからの説明は以上でございますけれども、本件について何か御意見があればお聴きしたいと思いますが。 143:加藤(直)委員 加藤(直)委員 23、24日の一泊二日の視察先というのは、ある程度方向が決まっているんでしょうか。 144:委員長 委員長  一応、岐阜市、大阪市と、できれば人口規模と市の雰囲気の似ているようなところを探して、大阪、岐阜方面で考えてはいたんですが、皆様の御意見で、もっと、ここはというのがございましたら頂ければ、またそれも検討に入れていきたいと思います。  日にちが、こちらでもう23、24日と決まってしまいますので、相手方もありますもので、できるだけ多く情報を集めて、そこに合うところへ視察に行きたいと思いますので、案がありましたらよろしくお願いいたします。 145:加藤(直)委員 加藤(直)委員 もし皆さんが良ければ、委員長のほうに、実は国土交通省のほうで、高齢者の移動手段の確保に関する検討会の中間まとめがありまして、平成29年に出されたものなんですが、そこでモデル地区事業として、各運輸局のほうで、それぞれいろんな形の中での運行サービスを実施している事例がございます。  そういったものも参考になればということで、委員長、副委員長のほうに、もしよろしければ御提示させていただいて、検討材料の一つとさせていただければというふうに思いますが、いかがでしょうか。 146:委員長 委員長  いかがでしょうか。    (「異議なし」との声あり) 147:委員長 委員長  そちらの加藤直己委員からの資料も頂きまして、あとは、行き先につきましては委員長、副委員長に一任させていただきたいと思いますが、御異議ございませんか。    (「異議なし」の声多数) 148:委員長 委員長  御異議なしと認めます。 149:池田委員 池田委員 10月23、24日は、日程はもう確定ね。相手が変わる可能性があるということですね、今のお話だと。 150:委員長 委員長  はい、そうです。  皆さんがそろって行けると、こちらの都合によりますけれども、そこしか空いていない。都市教育常任委員会との絡みもありまして、確定。そこしか皆さんがそろって行けるところが、翌週になってしまうと、今度は議長や石川委員が行けなくなってしまうということですので、その日程で行き先をチョイスさせていただきたいと思います。  では、所管事務調査については、10月8日、日帰りと市民ニーズの把握の懇談会、あとは、10月23、24日で一泊でのおでかけバスについての視察を行うということで実施したいと思いますので、よろしくお願いいたします。  その他、何かございますか。    (「なし」の声多数) 【閉会】 151:委員長 委員長  なければ、以上で本日の議題は全て終了いたしました。  総務福祉常任委員会を閉会いたします。  お疲れさまでした。  南足柄市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。    令和元年8月16日      総務福祉常任委員会 委 員 長  臼 井 忠 欣 このサイトの全ての著作権は南足柄市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Minamiashigara City Council, All rights reserved....