南足柄市議会 > 2019-07-03 >
2019年7月3日(水) 令和元年第2回定例会(第4日) 名簿
2019年7月3日(水) 令和元年第2回定例会(第4日) 本文

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  1. 南足柄市議会 2019-07-03
    2019年7月3日(水) 令和元年第2回定例会(第4日) 本文


    取得元: 南足柄市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1:◯議長〔保田建一郎議員〕       開議の宣告 ◯議長〔保田建一郎議員〕 おはようございます。  出席議員が16人で定足数に達しておりますので、ただいまから令和元年第2回市議会定例会第4日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布の議事日程表により進めさせていただきますので、何分の御協力をお願いいたします。                                午前 9時00分 開議 ──────────────────────────────────────────       日程第1 代表質問 2:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 日程第1、代表質問を行います。  代表質問は通告制で順序も決まっておりますので、順次指名をいたします。  質問内容が重複するもの、又は質問の経過で理解できましたものは取り下げるなどして、能率的にできますよう御協力をお願いいたします。  本日の質問は4人を予定しております。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 高 木 吉 勝 議員
    3:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 はじめに、あしがら山河を代表して、1番高木吉勝議員の質問を許可いたします。  1番高木吉勝議員。           (1番 高木吉勝議員 登壇) 4:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 皆さん、おはようございます。  ただいま議長の許可を頂きましたので、通告に基づき、南足柄を中心として2市8町の山、川をこよなく愛する会派、あしがら山河を代表して、高木吉勝が令和元年第2回定例会における代表質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  平成の時代が終わり、令和という新しい時代がスタートしました。新元号に込めた意味は、人々が美しく心を寄せ合う中で文化が生まれ育つという思いと、厳しい寒さの後に春の訪れを告げ、見事に咲き誇る梅の花のように一人一人の日本人が明日への希望とともにそれぞれの花を大きく咲かせることができる、そうした日本でありたいとの願いが込められているということです。自然災害が多かった平成の時代、この令和の時代こそ災害が少なく平和な時代であってほしいと願うばかりでございます。  さて、市長の所信表明が発表されました。今後4年間の主要な政策について4つの観点で説明がなされました。  そして、むすびに、「令和元年、新しい時代が始まりました。南足柄市は、明るい未来に向かってさらに前進します。必要なことは、実現する力です。大切なことは、今とこれからです。」とその思いを述べられています。  ITサービス企業、ユニシスの初代社長、西川晃一郎氏はこのような名言を残しています。最初からできないことを前提にせず、どうしたらできるかを考えてほしい。不可能と困難は違うのであると。  それでは、代表質問に入ります。  1、3期目の政策。  (1)子育てと教育の環境を整備。  ア、待機児童対策について。待機児童対策につきましては、定員増加を図るための園舎の建て替えを行う保育所や幼保連携型認定こども園への移行を予定している民間幼稚園の支援等を行い、令和2年4月に待機児童が解消できるように取り組んでまいりますということだが、園舎建て替えや幼保連携型認定こども園への移行のほかに、待機児童対策のための事業はどのようなものを予定しているのか伺います。  (2)高齢者と障害者の生活を支援。  ア、おたがいさまネットの拡充について。支援や介護を必要とする方々を元気な高齢者などが支えていくおたがいさまネットを拡充しますということだが、具体的にはどのような方向で拡充を図っていくのか伺います。これについては、昨日の答弁で理解できましたので、取り下げます。  イ、高齢者の生活に必要な移動手段の確保について。(仮称)おでかけバスの運行を検討してまいりますということだが、具体的にいつまでに、どのように進めていくのか伺います。  ウ、高齢者の活躍について。高齢者が地域で活躍できるまちづくりを進めてまいりますということだが、具体的にどのように進めていくのか伺います。これについても、昨日の答弁で理解できましたので、取り下げます。  (3)防災力の強化と地域の活性化。  ア、地域の安全・安心の要である消防団について。本市の消防団は、地域の住民から信頼され、地域の安全・安心の要として大きな役割を果たしていますということだが、基本団員数の充足率80%台という実態で、地域の安全、安心の要となり得るのか、見解を伺います。  イ、市民への確実な情報伝達手段の確保について。防災行政無線のデジタル化に向けた検討を進め、防災情報の配信システムを整備してまいりますということだが、もう少し具体的に説明願います。  ウ、芸術・文化に触れ合う機会について。市民の皆様が芸術、文化に触れ合う機会を提供できる事業を実施してまいりますということだが、具体的にどのような事業なのか伺います。  エ、体育センターの利活用について。体育センターは、スポーツ活動や健康づくりの拠点として、県内外の多くの方に気持ちよく利用していただけるようグラウンドの芝生化を進めるとともに、(仮称)道の駅金太郎のふる里や足柄産業集積ビレッジ構想事業エリアとの一体的な利活用を検討してまいりますということだが、もう少し具体的な内容を伺います。  オ、地域の活性化について。自治会などの地域コミュニティのにぎわいが南足柄市の活力や発展につながると考えております。地域や自治会の歴史、文化を重んじ、人々の活動に共感できる心を持つことを大切にし、様々な課題や悩み等に寄り添いながら活動を支えてまいりますということだが、もう少し具体的な内容を伺います。  (4)新しい観光産業を興し、働く場の確保と稼ぐ力を。  ア、稼ぐ観光産業の振興について。来年春には南足柄市と箱根町を連絡する県道が開通し、南足柄市は国際観光地箱根の新しい東の玄関口となります。これをチャンスにして、年間200万人の観光客の来訪を目指し、稼ぐ観光産業を興したいと考えております。そのためには、大雄山最乗寺やアサヒビールなどの本市の観光拠点の魅力を生かしということだが、稼ぐ観光産業についてもう少し具体的な内容を伺います。  イ、企業誘致の推進について。足柄産業集積ビレッジ構想は、先行整備を目指す壗下竹松北地区において、合意形成を図りながら企業誘致を進めてまいりますということだが、取組状況を伺います。  ウ、(仮称)道の駅金太郎のふる里について。(仮称)道の駅金太郎のふる里が地域産業や市民の皆様の活力の源泉となり、歳入の増加に結び付く確実な一歩となるようということだが、もう少し具体的な内容を伺います。  2、むすび。  (1)将来の公共施設の在り方について。  未来のまちの発展の基盤を作るためには、公共施設の統廃合も重要な取組です。将来の公共施設の在り方について検討を進めてまいりますということだが、もう少し具体的な内容を伺います。これについても、昨日の答弁で理解できましたので、取り下げます。  以上で登壇しての1回目の質問を終わります。           (1番 高木吉勝議員 降壇) 5:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 6:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 おはようございます。  それでは、あしがら山河、高木吉勝議員の代表質問にお答えをいたします。  最初に、3期目の政策で子育てと教育の環境を整備の待機児童対策についてでございますが、今年度の待機児童対策としましては、保育所の園舎建て替えや幼保連携型認定こども園への移行の支援のほかに、2箇所の小規模保育事業所の設置に対する支援を行っております。  1事業所につきましては、本年9月の開設に向けて工事を進めているところであります。また、もう一つの事業所については、本定例会において御承認いただきました補正予算に改修に対する補助金を計上いたしましたので、今年度中の工事完了に向けて引き続き支援を行ってまいります。  小規模保育事業所は、0歳から2歳までの児童を受け入れる施設ではありますが、支援をしている2つの事業所が開設されますと、定員が29人拡大する予定となっております。これに民間保育所の建て替えによる定員拡大、そして民間幼稚園の認定こども園化による定員拡大を加えますと、令和2年4月までに定員が135人拡大をするということになります。  次に、高齢者の生活に必要な移動手段の確保についての御質問でございます。  (仮称)おでかけバスの運行に当たりましては、利用状況や運行の効果などを見極めるため、モデル地区での試験運行を行う予定としております。試験運行につきましては、来年度中に開始できるように準備を進めてまいります。  事業の規模などにつきましては、現在検討中ではありますけれども、検討に当たりましては、庁内の関係各課と市内の社会福祉法人等で構成する検討会やモデル地区にお住まいの住民の皆様などで構成する検討会におきまして地域の意見等を整理しながら進めてまいります。  次に、防災力の強化と地域の活性化の地域の安全・安心の要である消防団についてでございますが、本市消防団の基本団員数は、令和元年6月1日現在、定員252人に対して実員212人で、充足率は84.1%となっております。  本市消防団の活動につきましては、火災時の消火活動をはじめ風水害時の警戒活動や行方不明者の捜索など、有事の際には夜間、休日を問わずに行っております。そのほかに、常日頃から消防団員の質を向上すべく、放水訓練はもとより、資機材の効果的な取扱訓練や出水期に備えた水防訓練などを実施しております。  こうした活動を積極的に行っていることから、本市の消防団は地域の住民から信頼され、地域の安全・安心の要として大きな役割を果たしているものと認識しております。  消防団員の確保につきましては、課題としてしっかりと捉えておりますので、今後も機能別消防団員の活用を含め、引き続き入団の促進に努めていきたいと考えます。  なお、現在消防団自らが消防団組織検討委員会を設置しまして組織の見直し等を行っております。将来的な組織構成につきましても検討しているところでございます。  次に、市民への確実な情報伝達手段の確保についてでございますが、御承知のとおり、アナログ対応の簡易無線機につきましては、アナログ方式の周波数の使用が令和4年11月末で終了いたしますので、デジタル化への移行が必要であります。  防災行政無線の屋外子局につきましては、現在54局中41局のデジタル化更新工事が完了しております。令和3年度までに残りの13局のデジタル化更新工事の完了を予定しております。  戸別受信機につきましては、受信者側が要求しなくても発信者側から強制的に情報が配信される、いわゆるプッシュ型の情報配信でありますが、このプッシュ型の情報配信については、従来の戸別受信機に加え、防災ラジオやスマートフォンの防災アプリなど、新たな情報配信手段について検討を進めているところであります。  また、同じくプッシュ型の緊急速報メールにつきましては、神奈川県が本年6月24日から土砂災害警戒情報の配信エリアを本市が含まれる形で拡大したところであります。  プッシュ型ではないテレビやラジオ等につきましては、FM小田原の聴取エリアが本年3月1日から拡大されたことに伴い、FM小田原株式会社と災害時緊急放送の協力に関する協定を締結しまして、本市が要請した災害情報を優先的に放送していただける運用を開始しているところであります。  このように、様々な情報配信ツールが選択できる状況を踏まえながら、今後、複数のツールに災害情報を同時に配信し、市民の皆様へより迅速で確実な情報伝達を可能とする災害情報の一斉配信システムについても併せて検討を進めているところでございます。  次に、文化、芸術活動に触れ合う機会についての御質問です。  文化、芸術活動は、人々の創造性を育むとともに、人々の心のつながりや相互に理解し尊重し合う場の提供などによって心豊かな社会をつくることに大きく寄与するものであると私は思います。  また、それぞれの地域の歴史や文化、芸術、芸能は、それぞれの地域やそれぞれの時代における市民や国民共通のよりどころとして重要なものであると考えますし、それぞれの地域への愛郷心や人と人とがつながることなどの基になっているものであると、そう思います。  今日、経済的なあるいは物質的な豊かさの中で、地域のそれぞれの歴史や文化、芸術、芸能の果たす役割は実に大きいものがあると思っております。そうした中、文化会館では市民の皆様が日頃の成果を発表でき、かつ様々な芸術に直接触れることができる市民文化祭をはじめ、クラシック、寄席、映画や吹奏楽など、様々な多様なジャンルの催し物を引き続き開催してまいります。また、鑑賞事業だけではなくて、NHK公開収録や、出演者が実行委員となって開催される音楽の祭典、南足柄市ポピュラーミュージックフェスティバルや一流の楽器、スタンウェイピアノを弾くことができる催しなどを引き続き開催してまいりたいと思います。  市民の皆様が芸術、文化に触れ合うことができる機会をできるだけ多く創出するため、指定管理者と連携し、魅力ある事業の推進を図ってまいりたいと思います。  次に、体育センターの利活用についてでございますが、足柄産業集積ビレッジ構想の和田河原・塚原地区のまちづくりについては、農業による土地利用を図ってまいります。  体育センターの芝生化によって県内外からの利用者が増えることを想定しておりますので、利用者の方々が和田河原・塚原地区で体験型農業などを楽しんでいただけるような事業展開などを考えてまいります。  体育センターと(仮称)道の駅金太郎のふる里や和田河原・塚原地区をお客様が行き来するにぎわいのエリアとして、また、食と運動なども関連させた未病を改善するエリアとして連携した一体的な活用を検討してまいりたいと思います。  次に、地域の活性化についてでございますが、自治会の活動をどう支えていくかということの内容でございますが、地域社会の生活の中において個人や個々の家庭だけでは解決できないことが多くあります。また、地域の方が力を合わせなければ解決できないこともあります。自治会は、そういったことを地域課題として捉え、その解決に向けて様々に取り組んでおられます。さらに、自治会にはそれぞれの地域性や歴史、文化があり、これを守り後世へと伝えていくため、自治会は結束して努力をされておられます。  こうした中で、自治会から行政に御相談があった際には、職員一人一人がこうしたことをしっかり理解し一緒になって考える、解決へのプロセスを大切にすることが自治会と行政との信頼関係を築くものと考えます。また、こういった自治会と行政の関係ができていることが地域住民の皆様の安心感にもつながり、自治会加入への契機にもなるのではないかとも考えます。  自治会の皆様に寄り添って、自治会と協働で取り組む姿勢を大切にしてまいります。これは、私を含め職員が配慮し心すべき姿勢を述べたものでございます。  次に、新しい観光産業を興し、働く場の確保と稼ぐ力をの、稼ぐ観光産業の振興についてでございますが、観光は総合産業であります。御承知のとおりです。宿泊や飲食、名所旧跡などの施設を見学するだけが観光産業ではなく、宿泊、飲食などのサービス業、交通などの旅客運輸業、土産物などの製造、小売業など多岐にわたり裾野が広い産業で、地域経済や雇用への影響が大きいものと捉えております。  そこで、観光産業の稼ぐ力を高め、本市への滞在価値、滞在時間の拡大、また地域資源を観光資源とするため、既存資源を再発掘し、滞在、周遊観光の促進、また地域資源のネットワーク化と情報発信を行ってまいりたいと思います。また、道の駅を拠点に民間産業間で連携し、地場産を使った食品や特産品などの開発、販売を促進することで、持続可能な観光地域を実現させ、稼ぐ観光につなげていきたいというふうに考えております。  次に、企業誘致の推進についてでございますが、先行して整備を目指しております壗下竹松北地区では、権利者90名を対象とした土地区画整理組合設立準備会が昨年10月28日に発足しました。土地区画整理事業に向けた事業計画素案の検討を行い、土地利用計画図の案の説明会を2月に開催しました。説明会では調整池や農業用水路の配置などについての御意見を頂き、土地区画整理組合設立準備会役員会及び施設管理者との協議を行ってきました。  この結果を踏まえまして、この7月13日と16日に権利者皆様を対象とした2回目の説明会を実施する予定でありまして、権利者の合意形成を図りながら事業を推進してまいります。  企業誘致につきましては、地域産業の活性化にもつながるよう食品加工や未病関連など製造業を中心に、平成30年度は43社にヒアリングを行い、今年度につきましてもこれまでに4社とヒアリングを実施しておりまして、引き続き本地区への誘致に向けて活動してまいります。  次に、道の駅金太郎のふる里についてでございますが、(仮称)道の駅金太郎のふる里では、農業をはじめとする第1次産業を核として、市内産業を振興することを目的の一つとしております。市内外に向けた販路の拡大によって、農家等の生産意欲と所得の向上につなげてまいります。  平成31年第1回定例会で、南足柄市地域振興拠点施設、(仮称)道の駅金太郎のふる里の指定管理者については御承認いただき、道の駅の運営に実績のある株式会社TTCに決定しました。当該指定管理者は、その商品開発力と販売ノウハウを十分に発揮し、地元の事業者とコラボした商品の開発や周辺観光イベントとの連携など、地域を巻き込んだ取組を実施してまいります。  また、(仮称)道の駅金太郎のふる里による地域振興は、農業や観光などの地域産業にとどまらず、道の駅の開業によって地域に新たな需要が生まれ、市民の皆様にも参画の機会が増大するものと考えております。  また、指定管理者からは、従業員の地元雇用についても約束をしていただいているところであります。  さらには、本年5月20日に、平成27年から活動してきました市民参加型の部会を南足柄市道の駅活性化協議会として改編し、市民と指定管理者の橋渡しを担うとともに、市、指定管理者、そして協議会が相互に連携して地域振興に取り組むこととしました。  以上でございます。           (加藤修平市長 降壇) 7:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 再質問を行います。  なお、再質問は答弁に納得できないものに限り、新たな別の事項を質問することはできませんので、御了承ください。  1番高木吉勝議員。 8:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 ありがとうございました。  ただ、取り下げたところのちょっと違うのかなということで確認させていただきたいんですが、取り下げたところが、私が説明させていただいたのが、(2)のアのおたがいさまネットのところを取り下げさせていただいたんですが、それの説明を頂いたんですが、逆におでかけバスのほうの説明を頂けなかった気がするんですが、私の聞き間違いだったでしょうか。  おでかけバスのほうの説明をいただいていると思いますけれども、ありましたか。すみません、失礼いたしました。  じゃ、もう一度確認なんですが、おでかけバスのほうは、通常どおり再質問をさせていただくということでよろしくお願いいたします。  それでは、順番に再質をさせていただきます。  まず、1の3の3期目の施策の(1)子育てと教育の環境を整備のア、待機児童対策についてから再質問させていただきます。  本市の8つの保育施設では、規定の園児数に比べて全体で53名ほど超過して保育しているというふうな実態だというふうに思うんですが、令和2年4月までに目指す待機児童の解消、これは保育所や、また認定こども園での定員を超過させた受入状態の中での前提なのかをまずお聞きいたします。 9:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 10:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 本年4月1日時点で市内の保育施設での受入数は654人となっております。定員の609名に比べますと、現在では45人が超過しているというような状況でございます。  来年度の定員増加数が135人でございますので、各施設での定員超過による受入れがなくても待機児童は解消できるものというふうに考えてございます。 11:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 12:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 その内容は分かりました。  ところで、定員に対して、次は解消できるというふうな話も今頂いたんですが、現時点では最大17%の超過になっているところがあります。これは法律的には何%までの超過まで可能だということが決まり的にあるんでしょうか。 13:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 14:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 定員の120%までは拡大できるというふうになっております。 15:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 16:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それとあと、超過定員状態の期限というのは、120%以内なら無期限で保育できるというふうな理解でよろしいんでしょうか。 17:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 18:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ちょっと今手元に資料がないんですけれども、特に期限は定まっていなかったと考えております。 19:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。
    20:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 それと、本市の0歳児の人口、国勢調査の結果からおよそ250人になります。現在、本市の0歳児の保育が可能となる認可枠は50人ということで、そういった意味では差引200人ほどの0歳児が家庭で保育をされているのかなというふうに思うんですが、保育園に預けたいんだけれども無理だろうというふうなことで最初から諦めている、いわゆる隠れ待機児童、この辺についてはどんな見解をお持ちでしょうか。 21:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 22:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 本年4月1日時点での0歳児の利用者数ですけれども、39人の方が保育園のほうに通っております。0歳児の人口に対しました割合は17.6%という形になってございます。これは全国平均と比べますと、全国平均のほうは15.6%ということで、本市よりも低い結果となっている状況でございます。  利用を希望しているにもかかわらず利用申込みをしていない方を把握するのは大変な困難なことではございますけれども、昨年度に行いました子ども・子育て支援に関するニーズ調査の結果を参考にいたしまして、次年度以降の子ども・子育て支援事業計画に反映していきたというふうに考えてございます。 23:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 24:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 その内容は分かりました。  では、次の再質問に移ります。次に、イの高齢者の生活に必要な移動手段の確保についてのところから再質問をいたします。  平成21年6月から平成23年度の約2年間、三竹・グリーンヒル地区新交通手段おでかけ号、これの実証運行事業を実施したと思うんですが、その結果についてはどのように総括をしているんでしょうか。 25:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 26:◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 3年間、日曜、休日、祝日を除く平日につきまして12便、朝、夕、昼1便ですかね、計で12便を出しておりましたけれども、最終的には1便につき1.8人という乗客数で、廃止をさせていただきました。  利用者を増やすために便数を増やしたりですとか、停留所、どこでも乗降できるような形にしたりですとか、あとは回数券を作るとか、いろんな工夫をした結果、それでも利用者が上がらなかったというのが実情でございます。  利用者のアンケートなども取りましたけれども、やはり一番課題だったのは便数だと思います。思った時間に乗れないという、そこが一番の課題であったと思いますが、経費的にも、当時補助金を頂いて運行していましたので、補助金の期限が切れた時点で、やはり市の財政的な部分もございまして、効果に対して財源の大きさがあったというふうに思っております。  利用者の方の年齢層も、学生さんが多かったということで、当時、もちろん高齢者の方も乗っていただきましたけれども、学生さんが多かったので、やはり御家族の方の送り迎えが可能だということで廃止をさせていただいたところでございます。 27:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 28:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 利用者は学生が多いとかというふうな話もありました。あと補助金の関係もありましたが、そういった総括を基に、今後、おでかけバスというのを運行する計画になっているんですが、運行する上でどこにその総括について生かしていこうとしているんですか。 29:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 30:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 仮称おでかけバスでございますけれども、以前にグリーンヒルのほうでコミュニティバスを運行しておりましたけれども、このおでかけバスに関しては飽くまでも高齢者を対象にした移動手段の確保、外出の機会とか生活の支援、社会参加の促進、閉じこもりの防止、こういうものを目的として運行していきたいというふうに考えていますので、確かにグリーンヒルで行っていたのは乗車人数が減ったことによっての廃止ということの結果になりましたけれども、その辺のところは、今後モデル地区を定めて、そこの住民等ともよく協議しながら考えていきたいというふうには考えております。 31:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 32:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 内容は分かりました。  それと、平成29年第2回定例会で先輩議員からの一般質問に対して、当時の企画部長から、30年度中には庁内関係各課による交通弱者対策検討会を立ち上げたいと考えているというような答弁がありました。この交通弱者対策検討会、この件はどうなったんでしょうか。 33:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 34:◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 庁内の組織としては立上げをさせていただきまして、検討を進めました。ニーズ調査も行いましたので、その分析などもさせていただいて行いました。その結果として、今回、おでかけバスというのが必要だということで、結果は出ております。 35:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 36:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 その内容は分かりました。  それでは次に、(3)防災力の強化と地域の活性化、アの地域の安全・安心の要である消防団についてから再質問いたします。  本市の消防団の実情、9分団28部制で、基本団員数252人に対して、令和元年6月1日現在212名、充足率84%ということだということなんですが、しかもこのうちの8割以上がサラリーマン、更にそのうちの6割以上が市外勤務という実態になっています。  そしてさらに、基本団員数について細かく見てみますと、飯沢、大雄町、狩野、中沼、第4分団の充足率が大変悲惨な状態でして、大雄町が12.5%、飯沢37.5%、狩野38.5%と4分団、4部中3部が充足率40%以下になっている、このような状況になっています。  この結果についてはどのように分析をされておられますでしょうか。 37:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 38:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 消防団の充足率につきましては、ただいま議員おっしゃるとおり、充足率は足りていない分団もございまして、中でも今おっしゃられた4分団の充足率が若干低いという状況の中で、これはサラリーマン化、あるいは市外へということの中で日中の火災等の災害に対応するために平成29年7月から機能別消防団員制度というものも設置しながら、その対応に当たっているところでもございまして、また、基本団員の確保につきましては、市長答弁させていただいたとおり、様々な啓発活動といいますか、募集活動を通じながら確保に努めているところでございます。  以上です。 39:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 40:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 機能別消防団員の内容は理解はしているんですが、4分団に集中しているというか充足率が不足しているという、この辺の分析は何かされていますでしょうか。 41:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 42:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 4分団の充足率が低いという状況でございますけれども、様々な要因もあるかと思います。様々な要因が重なった結果、こういったことになっているということの中で、先ほど申し上げました機能別消防団員、これは消防職、消防団員のOBを活用して機能別消防団員として任命するという制度、これは県内に先駆けて南足柄市が導入したということで、そのきっかけとなったのは、議員おっしゃるとおり4分団の充足率が低いという状況が背景にございまして、こういった制度を設けて、基本団員の充足率の低下を少しでもカバーするということで設けさせていただきました。  以上でございます。 43:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 44:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 消防団の基本団員数の内容について、現象的に4分団が非常にそういった意味では充足率が低いと。岩原、台河原とかそういったところはほとんど100%というふうな、そういう意味では充実されている状況にあるので、その辺の現象は何かなと。これから充足率を100%にするために、何でこういう原因になっているのかという、もう少し詰めて分析する必要があるのかなというふうな感じがするんですが、基本団員数の不足に対して、日中だけ消防団員、いわゆる機能別消防団員ということで、平成29年から導入が始められたんですが、4分団、現在10名の機能別消防団員がいるんですけれども、10名の消防団員というのは4分団全ての内容を担当できるというふうな理解でよろしいでしょうか。 45:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 46:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 主に大雄町にお住まいの方が4分団の機能別消防団員になられているということで、制度的には分団に配置するということになっておりますが、特にお住まいの地域である大雄町の部を中心に活動しているという実態でございます。 47:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 48:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 少し細かい話になるんですけれども、4分団でいいますと3部が消防ポンプ車、他の3つが小型動力ポンプ積載車ということで、そういった意味で消防ポンプ車の例えば3部の人が他の部の小型動力ポンプ、いわゆる大雄町のほうも手伝えるというふうな体制になっているというふうな理解でよろしいんでしょうか。 49:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 50:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 おっしゃるとおり、4分団は、飯沢、大雄町、中沼が小型部で、狩野が自動車ポンプということでございまして、機能別消防団員は10名おりますけれども、その大半が大雄町の地区ということで、部をまたいでの活動というものは実際には自動車ポンプを、小型動力ポンプを使っていた部のOBがすぐ取り扱えるかというと、若干難しい状況もございますけれども、基本的には分団には配備するということになっておりますが、小型動力ポンプ部の大雄町を中心に活動しているという実態でございます。 51:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 52:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 機能別消防団員、1分団が4名、4分団が10名、7分団が3名という合計17名が今活躍をされているということなんですが、59名という定員に対して17名ということで、そういった意味では十分な状態にはなっていないというふうな現状があるとは思うんですが、そういった意味で機能別消防団員を増やす取組、これはどのようなことをされておられるんでしょうか。 53:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 54:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 機能別消防団員につきましては、先ほど来申し上げましたとおり、日中の火災対応等で手が薄くなったところを補完するということでございまして、機能別消防団員につきましては、基本的には消防職あるいは消防団員のOBの方々が自発的にといいますか、活動に御協力いただけるという前提で配備している現状でございまして、現在も機能別消防団員に限って募集ということは行っておりませんで、そういった機運が高まるといいますか、報酬についても年額5,000円ということで非常にボランティアに近いという部分もございますので、今後とも基本団員の充足率が低い部を中心として、そういった地区にお住まいの消防職あるいは消防団員のOBの方がお手伝いといいますか、御理解いただければ、そういった部、あるいは分団との連携の中で準備が整った段階で機能別消防団員を任命といいますか、配備していきたいというふうに考えております。 55:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 56:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 今一あれなんですが、そういった意味では行政としては特に機能別消防団員を増やすという取組は行っていなくて、ある意味で自然発生的にボランティアで手を挙げてくださるのを待っているみたいな感じもしないでもないと思うんですが、一方で、基本消防団員、充足率84%という中で、市の職員の消防団員、特に20代、30代は消防団員に加入しているところもあると思うんですが、20代、30代の市の職員の消防団員の加入率、これはどのくらいになるんでしょうか。 57:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 58:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 市の20代、30代の職員、これは118名おりまして、そのうち6名が本市の消防団員で、加入率は約5.1%となっております。  以上です。 59:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 60:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 大変少ない数字になるんですけれども、市の職員の消防団員を増やすというふうな何か考えなり施策はあるんでしょうか。 61:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 62:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 過去には、職員数が多い時代は何十人といいますか、かなりの数の消防団員がおりまして、現在は職員数の減少とともに先ほどのような加入率ということでございまして、市でも消防団員の充足率というのは課題として捉えておりまして、職員についてもできるだけお住まいの地区で消防団に加入していただきたいという考えの中で、例えば新採用職員の採用時に消防団の必要性であるとか消防団に加入していただけないかとか、そういった勧誘は行ってございまして、今後とも職員の採用時に必要性等を周知いたしまして、できるだけ加入していただきたいというふうに考えております。  以上です。 63:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 64:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それとあと、消防団員の確保及び活動環境の整備を図るため事業所等への連携協力体制を構築するということで、消防庁が2007年1月から運用を開始しました消防団協力事業所表示制度というのがあるんですが、これは本市でも導入されているんでしょうか。 65:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 66:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 議員おっしゃられた消防庁が導入している消防団協力事業所表示制度、これにつきましては、本市におきましては平成21年4月から消防団協力事業所の認定制度を導入しておりまして、現在までに7つの事業所を消防団協力事業所として認定してございます。  以上です。 67:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 68:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それでは次に、再質いたします。市民への確実な情報伝達手段の確保についてから再質問いたします。  今年の第1回定例会で、新たな防災情報端末の導入を図るため、他の自治体による事例の研究や販売業者などへのヒアリングのほかに、神奈川県を通して消防庁に派遣要望している災害情報伝達手段に対するアドバイザーからの助言等を参考にして、整備コスト、利便性、機能性という点を踏まえて検討していきたいというふうな答弁が今年の第1回定例会でありました。ここで答弁されている、他の自治体の事例研究、この辺の進捗状況はどうなっているでしょうか。 69:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 70:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 防災行政無線等のデジタル化に関して、他自治体への調査研究ということで、近隣の小田原市あるいは平塚市など県内自治体へ出向きまして聴き取り調査を行いました。防災情報の伝達手段の導入までの経緯ですとか費用、あるいは効果等について把握したところでございます。  以上でございます。 71:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 72:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 あと、機器の販売業者へのヒアリング、これについてはどうだったでしょうか。 73:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 74:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 機器の販売業者へのヒアリングも行いまして、本市の現行システムへの適用の可否であるとか、導入費用等につきまして聴き取りを行ったところでございます。  以上です。 75:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 76:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 それとあと、消防庁に派遣要望している災害情報伝達手段に対するアドバイザー、これは6月27日の本会議で防災安全課長から派遣要望しているというふうな答弁がありましたけれども、これについてもう少し詳しく御説明いただけますでしょうか。 77:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 78:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 今お尋ねの災害情報伝達手段に関するアドバイザー制度というものがございまして、これは消防庁が制度として設けているところでございますけれども、例えば情報伝達手段の選択方法ですとか、情報伝達手段利用上の留意点ですとか、あるいは情報伝達手段の事例紹介ですとか、各設備のメリット、デメリット等を消防庁のほうから自治体へ派遣していただいて、いろいろそこで聴き取って参考とするという制度でございます。  以上です。 79:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 80:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それとあと、昨日も災害情報伝達手段について答弁がいろいろありましたが、受信者の状況にかかわらず情報を伝達することが可能である、いわゆるプッシュ型手段。それとは反対に、受信者側で何らかのアクションを行わないと情報を得ることができないプル型の手段と、その2つの手段があるということなんですが、そういった意味で、本市の災害情報伝達手段を整備する上で、現在考えられる伝達手段の中でプッシュ型はどうなのか、プル型はどうなのかということを整理した場合にはどのようになるものでしょうかね。 81:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 82:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 プッシュ型につきましては、市長が答弁させていただいたとおり、戸別受信機、まずこれがプッシュ型の代表かと思います。そして、例えば防災ラジオといいまして、普通のラジオだと入らないんですけれども、防災ラジオですと割込みといいますか、強制的にそういった機能を設けて行うものも検討しております。また、情報防災アプリといいまして、その中で強制的にスマートフォン等で受信できるというものもございます。そういったものがプッシュ型で検討しております。  そのほかに、プッシュ型でないものにつきましては、情報配信メールですとか防災安全課公式ツイッターですとか、テレビ神奈川のデータ放送ですとか、そういったものがございます。市のホームページでもお知らせをしているところでございます。  そういった状況でございます。 83:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 84:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 今お話しいただいた中で、プッシュ型の戸別受信機、これに代わる伝達手段としては何を挙げたらよろしいでしょうか。 85:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 86:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 プッシュ型の戸別受信機に代わるものとしては、防災ラジオと防災情報の災害アプリ、こういったものを考えております。  防災ラジオにつきましては、3月1日からFM小田原が南足柄市の大半を聴取エリアとして拡大してございますので、そういったコミュニティFMを使った防災ラジオと、あとポケベルの周波数帯を使った防災ラジオというものも県内の自治体で導入しているところもございまして、ただ、ポケベル周波数帯を使った防災ラジオは、アンテナを立てなければいけないというコストの問題ですとかそういったものもございますが、プッシュ型につきましては防災ラジオと災害情報アプリ、そういったものを検討してございます。  以上です。 87:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 88:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 先ほどの市長の答弁に、FM小田原のラジオについてはプッシュ型ではないというような御答弁を頂きました。今、部長のほうからは、防災ラジオはプッシュ型というふうなお話を頂いたので、そこの違いというのはどういうことなんでしょうか。 89:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 90:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 普通のラジオはスイッチを自ら入れて聴取するということで、防災ラジオというものは災害情報があったときに強制的に起動、スイッチがオフになっていても強制的にプッシュ型で起動させまして、それで防災行政無線、戸別受信機と同じ情報をそこで流す機能、それが付いているものが防災ラジオということで、FM小田原につきましては、今の状況では普通のラジオですけれども、そういった機能、システムの改修ですとか、防災ラジオを、新たな機器をメーカーに開発していただいて、それでお配りするということができれば、防災ラジオがプッシュ型になるということでございます。 91:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 92:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 市長が答弁させていただいたFM小田原との協定の部分につきましては、通常、ラジオを聴いていて、例えば災害情報が出たときに、南足柄市の情報としてはどうなのかということを個別に特別に放送していただけるという協定を結ばせていただいているという状況でございます。
     例えばTVKなんかでいけば、南足柄のところの画面をクリックしていただくとそういう情報が出てくるわけですけれども、それと同じように、ラジオとしてはどこかをクリックするわけにいきませんので、番組の間に警戒何とか情報が出ましたということを特別に放送していただけるという協定を結ばせていただいているという状況でございます。  以上です。 93:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 94:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 ちょっと話を整理しますと、FM小田原の防災ラジオは、現状はプッシュ型ではなく、受信者が何らかの操作をしないと受信ができないよと。ただ、部長が言われる、それが自動で強制で受信できるような形にすれば、それは可能ですよという話で、そういった理解でよろしいでしょうか。 95:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 96:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 おっしゃるとおりでございます。 97:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 98:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 防災行政無線等の戸別受信機の標準的なモデル等のあり方に関する検討会、この検討会で戸別受信機と同等の機能を有する他の装置としてFM放送の自動起動ラジオというのを挙げられております。そういった意味では、今言われたようなFM放送が自動で起動できるようなラジオにすれば戸別受信機に代わり得る装置になりますよというふうなこと、そういった理解で、もう一度、すみません、よろしくお願いします。 99:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 100:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 おっしゃるとおり、国でいろいろ検討会でお示しされた戸別受信機を代替するものとして、FM波を使った防災ラジオを代替として利用したらどうかということでよろしいと思います。  以上です。 101:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 102:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 2022年12月には6,899台、約7,000台のアナログ式戸別受信機、これが受信できなくなってしまうわけで、そういった意味であと3年になるんですが、それまでにFM放送の自動起動ラジオ、これを戸別受信機に代わるものとして導入するための課題的には今現時点ではどんなことが考えられますでしょうか。 103:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 104:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 この辺のFMですと、先ほど来申し上げましているFM小田原のラジオを使ってそういった代替ができないかということで、現在FM小田原株式会社と協議を進めさせていただいておりまして、それにはやはりシステム改修といいますか、FM小田原の放送機器を若干改修する必要があるということと、あと防災ラジオそのもの、本体をどういうふうに開発していくかということで、強制放送ができるラジオの開発といいますか、そういった機器を導入していかなければいけないというところで技術的なものが課題としてございます。  以上です。 105:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 106:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 そういった意味では、検討会で言われているFM放送自動起動ラジオというのは、まだ技術的には確立されていないというふうなことなんでしょうか。 107:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 108:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 失礼しました。技術的には確立されているんですけれども、本市に合った形で導入しようとする中では、そういった課題もあるということでございます。  以上です。 109:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 110:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 じゃ、その内容は分かりました。  それでは次に、ウの芸術、文化に触れ合う機会についてから再質問いたします。  先ほど市長のほうから、芸術、文化に触れ合う目的、内容についてお話しいただいたんですが、小田原市では小田原市文化創造活動担い手育成事業、その中に本物に出会うアウトリーチ事業というのがあります。本物に出会うアウトリーチ事業、これは御存じかと思うんですが、芸術家が小中学校を訪問して、文化に触れ合う機会を提供して、小中学生の感性を高めてもらうという事業です。  本市が行おうとしている、市民の皆様に芸術、文化に触れ合う機会を提供できる事業、これにそのようなアウトリーチ事業というのは含まれているんでしょうか。 111:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 112:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 議員さんもおっしゃるとおり、芸術家が小中学校を訪問しまして文化に触れ合う機会を提供することは、児童・生徒にとって貴重な体験となりまして、成長する上でとても重要なことと考えております。  本市の小中学校でも、プロフェッショナルから学ぶ教育、いわゆる本物体験教室といたしまして、三味線演奏体験ですとか茶道体験、絵手紙教室や箏奏者によります音楽教室など、様々な体験教室を引き続いて実施していきたいというふうに考えております。  また、指定文化財であります足柄ささら踊保存会、内山剣舞おどり保存会や相模人形芝居足柄座では、毎年小中学校を訪問して踊りの指導ですとか公演等を行っており、こちらについても今後も実施していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 113:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 114:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 そういった意味では、アウトリーチ事業というのは本市としても行っているというふうな理解をいたしました。  では次に、オの地域の活性化についてから再質問いたします。  地域のみんなが笑顔で暮らせる元気なまちをつくりたいと、そういった一人一人の連結が地域コミュニティを活性化させていくのだというふうに思うんですが、地域や自治会の歴史、文化を重んじ、人々の活動に共感できる心を持つことを大切にして、様々な課題や悩み等に寄り添いながら活動を支えてまいりますというふうな職員に対する熱い思いをここで語っておられるんですが、住んでいるまちを職員に、また職員にとって働いているまちになるかと思うんですが、そういった意味で誰よりも愛する南足柄愛みたいなものが職員にとって醸成する必要があるのかなというふうに思うんですけれども、その辺の見解はどのようにお持ちでしょうか。 115:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 116:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 職員の郷土愛といいますか、郷土意識といいますか、そういった醸成ということで、最近入庁する職員には市外の方もかなりいまして、そういった中で南足柄の歴史ですとか文化ですとか先人が築き上げてきた貴重な財産であるとか、そういったものの理解の重要性というものは非常に重要であるというふうに考えておりまして、職員採用の際に様々な研修の中で、どうしても実務的な研修が多くなりますけれども、各施設の研修ですとか郷土資料館であるとか、そういった研修の中で意識の向上といいますか、そういったものに努めているところでございます。  以上です。 117:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 118:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 南足柄を愛するような意識というのはなかなか一朝一夕にはできないとは思うんですが、新入研修の中でそれをやっているということなんですが、確かに南足柄市で生まれ育った職員にとってはいいんですけれども、そうではない南足柄市外で生まれて南足柄市外に住んでいるというふうな職員には、なかなか南足柄に対する思いというのはつくりにくいなというような感じもするんですが、そういった方々を中心として何かこういった形で教育を工夫しているみたいなところというのはあるんですかね。 119:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 120:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 新採用職員に対する市長講話という時間があるんです。本当に基本中の基本の話をここ数年やっております。  実は、自治会名を正しく理解する、正しく読める。まだ職員の中にも、あるいは市民の皆さん方の中にも、例えばの話「やまさき」を「やまざき」とおっしゃる、「ひなた」を「ひなた」とおっしゃる等々、いろいろなアクセント、イントネーション、そして市制施行後、今の自治会名、その前の自治会名、そうするとその土地が、名札で、私は昔からの地域の名称というのはよほど心して大切にして、変えるか変えないかというようなことまで含めて検討しなきゃいけないというふうな心を持たなきゃいけないという思いもありますので、新採用職員には市外の方も多いので、そうした自治会名を正しく伝えること、発することが市民に対する距離感も違ってくるだろう、あるいはその背景にあるものをということに全てつながるということで、全て資料を出して復唱して、特にアクセントも含めて今やっていること。小さなことかもしれないけれども、大きなことになってくると思っています。 121:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 122:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 内容は分かりました。  それでは次に、ちょっと飛ばしまして、イの企業誘致の推進についてから再質問いたします。  今年の第1回定例会で当時の都市部長から、仮同意を令和元年6月から7月に取っていきたいというふうな答弁がありました。この辺の進捗状況、市長からの答弁にあったんですが、もう一度その問題について説明いただけますでしょうか。 123:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市部長。 124:◯都市部長〔天津 稔〕 ◯都市部長〔天津 稔〕 権利者を対象とした事業計画素案を来る7月13日と16日に開催する予定でございます。これは、前回2月に地権者の方に説明会をさせていただきました。それで、準備会の中でいろいろ問題点等を検討していただきまして、それの修正というかという部分ができ上がりましたので、説明会を実施する予定でございます。 125:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 126:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 そういった意味で、御答弁いただいた7月13日と16日と2回に分けて説明会を予定しているんですが、2回に分けて説明会を予定する、この理由は何なんでしょうか。 127:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市部長。 128:◯都市部長〔天津 稔〕 ◯都市部長〔天津 稔〕 13日の日は、土曜日になりますが昼間を想定してございまして、土曜日の日を予定しているんですが、業務だったりとかある部分がありますので、16日の日は夜を想定して、お仕事の御都合のいいところという形の中で考えております。  以上でございます。 129:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 130:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それとあと、令和2年度中に市街化編入を目指すというふうな答弁がありましたが、このスケジュールに対して現段階で課題なり問題点、それについてはどうなんでしょうか。 131:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市部長。 132:◯都市部長〔天津 稔〕 ◯都市部長〔天津 稔〕 今度説明会を実施いたしまして、地権者の皆様に同意というか、市街化編入にしていただく同意をいただくような形になっております。こちらの部分につきましては、農振農用地域、市街化調整区域でございますので、都市計画の手続等を踏んでいかなければ市街化区域に編入することができません。そうした中で、地権者のまずは同意を得るために対応していくという形でございます。  以上でございます。 133:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 134:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それとあと、昨年10月に実施しました周辺地域の企業ニーズアンケート、このニーズアンケート調査で足柄産業集積ビレッジ構想地区の候補地の可能性というふうなことについて御質問で5社、7.6%が候補地となる可能性がある、又は検討したい、そういった意味で大変喜ばしい回答を得ることができたんですが、この5社、この辺は業種別的にはどのようになっているんでしょうか。 135:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市部長。 136:◯都市部長〔天津 稔〕 ◯都市部長〔天津 稔〕 5社とも製造業でございます。 137:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 138:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 候補地となる可能性があるという大変うれしい評価を頂いたんですが、この企業に対してその後どのようなフォローをされておられますか。 139:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市部長。 140:◯都市部長〔天津 稔〕 ◯都市部長〔天津 稔〕 今年度はこれまでに、先ほども御答弁させていただきましたが、4社の企業を御訪問させていただいております。それとあと、これまでに当地区、想定されている地区につきまして企業の会社の方に現地を見ていただくという形で行っているという状況でございます。  以上でございます。 141:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 142:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 分かりました。  それとあと、令和元年6月中旬に全国1万5,000件程度の企業ニーズアンケート、この調査をする予定になっているんですけれども、これはもう既に実施されたのでしょうか。 143:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市計画課担当課長。 144:◯都市計画課担当課長〔梶 元興〕 ◯都市計画課担当課長〔梶 元興〕 全国のアンケート調査は、今後実施していく予定です。 145:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 146:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 ということは、6月中旬の予定が今後ということで、具体的にはいつ頃なんですか。 147:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市計画課担当課長。 148:◯都市計画課担当課長〔梶 元興〕 ◯都市計画課担当課長〔梶 元興〕 近いうちにということで、ほぼ7月中には実施できると思っております。 149:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 150:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 昨年11月30日に、やはり全国1万3,000社の企業ニーズアンケートを行っています。このときの調査結果を今回7月中旬に実施しようとしている企業ニーズアンケート、これにどのように反映していこうというふうな形になっているんでしょうか。 151:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 都市計画課担当課長。 152:◯都市計画課担当課長〔梶 元興〕 ◯都市計画課担当課長〔梶 元興〕 昨年度実施した企業以外のところ、違う企業さんを対象に実施していきたいと考えております。 153:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 154:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 内容は分かりました。  それでは次に、ウの(仮称)道の駅金太郎のふる里についての再質問をいたします。  先日、本市の道の駅の指定管理者となるTTCが運営しております道の駅なんぶ、伊豆のへそ、伊豆・村の駅、そういったところに本市議会メンバーで視察に行ってまいりました。  TTCの担当者が大変自信に満ちてこのような説明をされておられました。これまでたくさんの失敗をしてきましたと。しかし、それが財産となり、二度と失敗をしないで成功するためにどうしたらよいかつかむことができたというふうな説明がありまして、実際に運営している道の駅の来場者も売上高も、当初の予想に対して2倍以上の結果が出ているというふうなお話で、そういった意味で非常に希望を感じましたし、本市においても絶対に成功させなければならないなというふうな決意も抱かせていただいた。そういった意味では大変意義ある視察になったんですけれども、そこで指定管理者TTCとの良好な関係を築いていくためにどのような取組を行っていくのかということで、市長の答弁にもありましたが、もう一度その辺について御説明いただけますでしょうか。 155:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 環境経済部長。 156:◯環境経済部長〔飯田泰範〕 ◯環境経済部長〔飯田泰範〕 指定管理者と市では、定期的に緊密な情報交換によって情報の共有化を図って共通認識の上で事業を行うことで、常に同じ方向を向いた活動を行っていきます。良好な関係を築いていけるというふうに考えております。また、道の駅活性化協議会というのがございまして、ここと市と指定管理者、3つが双方に情報を共有して、指定管理者とも今後の活動について推進していくということでございます。 157:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 158:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 内容は分かりました。  それでは次に、ちょっと戻りまして、(4)の新しい観光産業を興し、働く場の確保と稼ぐ力をのアの稼ぐ観光産業の振興についてから再質問いたします。  平成30年の都市教育常任委員会で、地域の活性化を図るための観光振興についてという政策提言書を市長に提出をさせていただきました。その中で、箱根町との連携強化ということで2点提言させていただいているんですけれども、1点目が、本市と箱根町が連携する観光事業に向けた新たな合同会議を定期的に開催すること。2点目は、本市と箱根町が連携する観光事業を立ち上げること。この2点を提言させていただきましたけれども、この箱根町との連携強化について、現在の進捗状況についてはどうなんでしょうか。 159:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 環境経済部長。 160:◯環境経済部長〔飯田泰範〕 ◯環境経済部長〔飯田泰範〕 箱根町との連携なんですけれども、現在既存の組織というのがございまして、それは西さがみ観光協議会、これが1つ。これは、本市と小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町、2市3町で構成されている組織でございます。このほか、箱根ジオパーク推進協議会、これにも加入していまして、今例を挙げたんですけれども、この組織で広域の観光事業についての振興を図っているというのが現在です。  このほかに、こういった既存の組織において、これから開通します南足柄市と箱根町を連絡する道路、これが開通することによって更なる連携の回遊性が図られると考えられますので、これらの回遊性が図られる事業をこういった組織でも検討していきたいと考えてございます。  あと、本市と箱根町でこのほど、南足柄市と箱根町を連絡する道路、この開通に向けまして、道路の認知度を上げてより多くの方の利用を促進するために道路の愛称の制定、そしてその周知について県に南足柄市、箱根町連名で要望書を出しているところでございます。さらには、オープニングイベントを本市、箱根町、そして県の3者共催で来春に開催することについて検討を開始しているところでございます。  今後、箱根町と本市、直接にどういった会議を持つかということで、今、箱根町と連絡を取っていまして、今月中には今後の進め方について話合いができるというふうな状況でございます。  以上です。
    161:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高木吉勝議員。 162:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 今御答弁があった小田原市、箱根町、真鶴町、湯河原町、そして、本市の2市3町で西さがみ観光協議会、それは確かに組織化されてはいるんですが、本市と箱根町との連携強化という観点で、今最後に今月中に箱根町と連絡を取ってというふうなお話もありましたが、本市と箱根町が主体的に、又は中心になって連携観光事業を立ち上げるというふうなことを積極的に進めていく必要があるのかなというふうに思うんですが、それについてもう一度御説明いただけますか。 163:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 164:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 この件につきましては、私と山口町長との間でも、南箱道路の県道としての開通、そしてまた南足柄市の道の駅の開業等々の状況が具体化してくると。そんな中で、箱根町との広域的な観光圏というものを町長と一緒になって、足柄平野も含めて一緒にやりましょうということは事あるごとにお話をして、2つの市町の首長同士は合意を常にしておりますので、これを前提にしてより具体的にもう少しスピード感を持ってしっかりと取り組んでまいりますので、よろしくお願いしたいと思います。 165:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 あしがら山河に関連質問を認めます。  関連質問につきましては、代表質問の答弁に密接に関連する事項に限り、最小限の範囲といたします。また、新たな別の事項を質問することはできませんので、御了承ください。  2番柏木實議員。 166:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 2番柏木でございます。  おでかけバスについて、まずはお聞きをしたいと思います。  市長の所信表明にあります高齢者の生活に必要な移動手段が重要な課題となってまいります、(仮称)おでかけバスの運行についてお伺いをいたします。  現在65歳以上の市民が全体の30%以上となっております。高齢化により、今後65歳以上の方が増えてまいります。また、公共交通機関のバスの本数は少なくなり、毎日のように高齢ドライバーの事故について報道されております。  そんな中、今後、免許自主返納の方々が増える傾向にあります。南足柄市での免許自主返納でございますけれども、一昨年が128名、昨年は126名、今年1月から4月までは44名、免許を返納しております。  バス会社においては、ハーフ65という名称の半額運賃の利用証を行っております。対象が65歳以上の方、最初に5,000円払うと6箇月間、子供料金で何回も乗ることができますが、運転免許証を返納してから6箇月以内に手続しますと、最初の5,000円が無料にて新たなスタートの支援を目的として半額利用ができることとなっております。  そこでお聞きします。各議員の方々の質問により、おでかけバスは現在検討中との回答がありましたけれども、免許返納者が増える中で、先ほど交通弱者検討会の中でおでかけバスが決まりましたという回答がありましたけれども、免許返納者の支援は今後どうするのかと。現在のところの考え方で結構なんですけれども。 167:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 柏木議員に申し上げます。  1回目の代表質問の範囲内で質問をしてください。 168:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 おでかけバスについてお伺いしているんですけれども……。 169:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 関連ということでね。 170:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 駄目でしょうか。 171:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 関連ならいいんですけれども、ちょっと通告にない形のものですと……。 172:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 いや、おでかけバス、通告してありますけれども。  おでかけバス、今後やられることで私としては本当に有り難いなというふうには思っております。そんな中で、免許返納についてのお考え、その人たちの……。 173:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 免許返納のことについては、ちょっと……。 174:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 そういった方々に対していろいろな支援をする、そのような考え方というのはあるのどうなのかということ。駄目ですか。 175:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 免許返納については通告してありませんのでね。 176:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 それでは、質問を変えさせていただきます。  商店の減少もあり、市内において買い物に不自由を来す方々が増えてきている現状であります。高台にお住まいの方々において、またバス停から離れている場所にお住まいの方々においても同様の状況にあります。  そういった中で、近隣の山北町では、平成17年12月から循環バスを運行し、平日24本、土曜、休日は18本で対応しております。運賃は、大人3キロまで100円、3キロ以上200円の安価な運賃で実施しております。また、町外の方も利用可能となっております。  近隣の町と比べて、14年たった今、その必要性が今までなかったと思われていたのか、今の実施時期が良いと考えたのか、その辺のお考えをお伺いしたいと思います。 177:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 178:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 仮称でのおでかけバスということで答弁させていただいておりますけれども、少子高齢化、そうした人口構造、地域の市民生活の、市の状況、社会の状況、そうしたいろいろな状況の変化の中でやっぱり生活の足の確保ということは重要なことであろうという認識の下で、今回マニフェストにそれを掲げさせていただいたということでございます。  そして、先ほど来からの御質問、あるいは昨日の御質問等々に答弁もさせていただいておりますけれども、いろいろ今まで取り組んできたグリーンヒル、塚原方面等々の国の補助金も活用しながらやってきた経過もありますし、それからニーズ調査の中でどのぐらい必要とされているのかというそうした状況もありますし、そうしたものを網羅的に総合的にまず判断したときに、まずはやはり一番必要とされる方々は高齢者の方々の足の確保ということで、そこを特定の地区を設定してモデル的にいろいろやってみましょう、試験運行もしてみましょう。そうした中で、皆様方の声を反映して、必要があればこれは社会全般に地域全体で必要とするところに、いわゆる先進的に進めていらっしゃるコミュニティバス的なものへの展開も十分に配慮しながら検討してまいりましょうということでございますので、よろしくお願いします。  したがって、今議員さんからおっしゃられたいろいろな事情というのは社会的な事情でございますので、十分それを念頭に置きながら、これから(仮称)おでかけバスが有効に市民の皆様の足としてどう活用できるのかということを順次検討していきたいと思っております。 179:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 柏木實議員。 180:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 どうもありがとうございます。  本当にコミュニティバス、現在いろんな方々から要望を頂いております。そんな中で、コミュニティバス、まだまだいろいろ決まっていない段階、検討会を立ち上げて協議会等々でお話をされていくということであるということで昨日も回答を頂いておりますけれども、高齢者ということで今考えておられるということでございますけれども、乳幼児あるいは乳幼児の母親、乳幼児は通常無料なんですけれども、乳幼児と一緒になっている母親、そういった方々についてのことも検討の中に入っているのかどうかお教え願いたいと思います。 181:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 182:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 先ほど申し上げたとおりでございまして、市民の皆様方、具体的には高齢者の方、あるいは体の不自由な方、あるいは子供さんを抱えていらっしゃる方、あるいは小中学生、いろんないわゆる市民にとって必要なもの、どうニーズに応えてということだと思います。  そこはコスト効果ということも一方ではしっかりと見極めながら、でもやっぱり必要なものについては、それは予算を振り向けていく必要性はあろうと思っておりますので、市民の福祉のための足の確保ということでは、正に網羅的な形でこれは考えていかなければいけないと思いますが、まず緒に就くのはそうしたところから順番にやっていきたいということで申し上げております。 183:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 柏木實議員。 184:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 ありがとうございます。  続きまして、次の質問に移りたいと思います。  観光客の回遊と滞在の促進についてというところでございますけれども、現在南箱道路の工事が実施されております。来年春には開通の見込みとなっております。開通後、年間200万人の観光客来訪を目指します。また、観光客の回遊と滞在を促進していく必要がありますとなっていますが、市内の観光場所として大雄山最乗寺、アサヒビール、夕日の滝等ありますが、回遊については1市5町での回遊も考えているかと思います。市内での回遊をまずは目指すべきと考えます。  その促進方法として、南足柄市においてはほかに観光場所がまだまだ多くあり、それらの観光案内板、そこでの駐車場、交通手段などが足らない状況であります。夕日の滝においては駐車場を増やす計画もありますが、そのほかの私が思っているような清左衛門地獄池、御嶽神社、沼田城址等の駐車場整備も今後の検討項目になってくると思われます。  そこで、観光案内板、昨日の質問にもありましたけれども、特に(仮称)南箱道路に関係する地蔵堂については、長者橋に入る付近に観光案内板は必要であるし、仙石原からの入口にも必要であると思われます。大雄山最乗寺へのう回路として広域農道の利用、箱根ジオパークの看板なり、それなりの大きさの看板の設置が必要と考えますが、その点についていかがでしょうか。 185:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 環境経済部長。 186:◯環境経済部長〔飯田泰範〕 ◯環境経済部長〔飯田泰範〕 現在、市では平成27年度に市内の観光名所や旅館、ホテル、飲食店等の情報をスマートフォンなどで見ることができるナビゲーション機能の付いた観光アプリのココシル南足柄、これをスタートさせてございます。これは、QRコード付きの看板でございまして、これは大雄山駅前、最乗寺、地蔵堂駐車場に設置して商工観光情報を提供しているところでございます。  そして、来春に開通します南足柄市と箱根町を連絡する道路、これを含む県道に観光拠点を案内する道路標識の設置や、既存標識への表示板について県に要望していきたいと考えてございます。  また、観光客に周遊していただくために、箱根町など近隣市町と連携しまして、道の駅を拠点として最乗寺をはじめとする他の観光拠点等を結ぶ観光ルートの設定など、観光客の周遊を考えてございます。  以上でございます。 187:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 柏木實議員。 188:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 ありがとうございます。  交通関係については、県の公安委員会のほうに要望という形になるかと思いますけれども、観光案内板については市のほうで設置ということで、昨日も個数、何個立てるとかというお話の答弁はなかったかと思いますけれども、その辺についてはいかがでしょうか。 189:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 環境経済部長。 190:◯環境経済部長〔飯田泰範〕 ◯環境経済部長〔飯田泰範〕 案内板の個数については、今後検討していきたいと考えています。県道などについては、県のほうに要望しているということでございます。  以上です。 191:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 柏木實議員。 192:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 ありがとうございます。  続きまして、観光客の回遊について、DMOとの調整等々で電動アシスト自転車等を今後導入されていく計画があるかどうか。観光地を回るのに電動アシスト自転車を使って回遊していくというような計画があるのかどうなのか、その辺はいかがでしょうか。 193:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 環境経済部長。 194:◯環境経済部長〔飯田泰範〕 ◯環境経済部長〔飯田泰範〕 現在のところ、電動アシスト自転車を導入して観光地を周遊するという計画はないんですけれども、今後どうやって周遊させていくかというのは一つの方法だと思いますので、課題の中に入れて考えを持っていきたいと思います。  以上です。 195:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 柏木實議員。 196:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 ありがとうございます。課題の中に入れていただけるということでございますので、検討していただければと思います。  続きまして、昨日の和田議員の質問にもありましたけれども、ゴールデンウイーク中、苅野駐在所近くまで渋滞があったという発言がございました。これは毎年のことで、(仮称)南箱道路が開通した場合には、これと同じ光景が見られると思います。龍福寺交差点までの区間で幾つか信号が必要になってくるかと思います。  先ほどもお話がありましたように、信号機は公安で決めることとなっていることから、市からは要望となると思いますけれども、南箱道路が開通することについて龍福寺までの各自治会からの信号機等々、いろいろな要望が出ているのかどうなのか。また、今後、(仮称)南箱道路に関連した自治会との話合い、そういった場があるのかどうなのか、いかがでしょうか。 197:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 198:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 南箱道路の開通によって渋滞が、交通量の増加が見込まれるということで、龍福寺交差点までの間の自治会からの要望というものは今のところは出ていないという状況でして、話合いといいますか、現段階では南箱道路、今後県道として開通するということで、県道ですので、信号機等の道路の安全施設等につきましては神奈川県、そして県警を通じて神奈川県公安委員会のほうに必要に応じて要望等をしてまいりたいというふうに考えております。  以上です。 199:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 柏木實議員。 200:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 ありがとうございました。信号機については、要望したからといって簡単にできるものでもないと思っておりますので、何年か掛かるのかなと思いますけれども、要望のほうをよろしくお願いいたします。  続きまして、(仮称)南箱道路のう回経路でございます千津島・苅野線、これにつきましても昨日から質問が各議員さんのほうからございましたけれども、令和4年度から工事の計画ということで昨日回答を頂いておりますけれども、公費27億円とも言われております。予算が潤沢にあるわけではありません。千津島・苅野線のできるまで、現在できているところからつながっております農道を拡幅して広域農道に接続する、そのような工事ということは考えられないかと。アサヒビール、道の駅への誘導路にもなり得ると思いますが、都市計画で決まっていて、今後どうしても千津島・苅野線が必ず令和4年度工事着工という考えでいられるかどうか、いかがでしょうか。 201:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 柏木議員に申し上げます。  ただいまの発言は、通告にありませんので御注意いたします。通告は質問の範囲内でお願いいたします。  柏木實議員。 202:◯2番〔柏木 實議員〕 ◯2番〔柏木 實議員〕 ありがとうございます。  それでは、私が予定しておりましたのは、ちょっと少なくなりましたけれども、これで終わりにします。ありがとうございました。 203:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田明美議員。 204:◯5番〔高田明美議員〕 ◯5番〔高田明美議員〕 5番高田明美です。よろしくお願いします。  3番の防災力の強化と地域の活性化について、体育センターの利活用についてということで、昨日、代表質問や関連質問の答弁で理解ができましたので、重複質問は省きます。  はじめに、芝生化にするのに予算はどのような計画になっているのか、質問を用意していましたが、昨日、池田議員の日本サッカー協会の助成金が期限付きであるということを知りました。すごいチャンスです。本当に2022年完成で計画される予定を、市長、お伺いいたします。 205:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 206:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 ただいまの質問は、体育センターグラウンドの芝生化の実現ということでよろしいでしょうか。  昨日来答弁しているとおりでございまして、体育センターをスポーツ振興の拠点、健康づくりの拠点として、人の交流の場である。そうした従来からの機能に加えて、もっともっと市内あるいは足柄平野圏域全体の活性化のためにも、より一層体育センターの利用度を上げていく、そのために魅力ある場づくりをしていくということでございます。そしてまた、周辺の地域の住宅へのいろいろな環境衛生という部分でのそうしたものにも配慮する。  そうしたもろもろの目的を持ってこれを何とかしていきたいと思っておりますので、これは財源確保が何といっても重要でありますので、そうした意味で熱い思いをお持ちの方々がいろいろいらっしゃいます。いろいろ団体がありますので、それは昨日も答弁をさせてもらったとおり、市民部文化スポーツ課には一元的にそれに対応するような組織をいち早く立ち上げて、そしていろいろな要望活動を含めて大きな力として、南足柄市の力としてそれを進めていく。そして、早期に実現をして、体育センターも一つの拠点とする活性化の場になるように努力してまいりたいと思います。 207:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田明美議員。 208:◯5番〔高田明美議員〕 ◯5番〔高田明美議員〕 ありがとうございます。  時間がないので、端的にお返事いただければと思っているんですが、今の答弁の中で、きちっと2022年12月が完成という形で芝生化にしないと助成金が使えないということにもなりますので、スピードを持った対策で芝生化を実現していただきたいと考えております。  グラウンドが人工芝になったことで、サッカーコートが立派なコートになるでしょう。楽しみです。今後、体育センターで各種目の県大会や関東、全国大会、また企業やプロの合宿の練習会場などとして会場を今後使えるような計画を考えていらっしゃるか。よろしくお願いします。 209:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 210:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 正にスポーツの場面でプロのプレーを、あるいは姿を見るということは、先ほどの文化、芸術についても、子供たちにプロのいろいろな生でそうしたものを体験できるということは重要であるものと、全くもって同じでございまして、そうした機会が例えば企業のチームであるとか、あるいは高校、大学のチームであるとか、もっともっとレベルの高いプレーヤーにも来ていただくこと、当然そうしたものを目指してまいりたいと思います。 211:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田明美議員。 212:◯5番〔高田明美議員〕 ◯5番〔高田明美議員〕 ありがとうございます。  大きな大会を開催するようなことになると、宿泊して大会に参加していきます。選手やスタッフ、また大勢の応援団が南足柄に集合してきます。そのときに南足柄の観光と箱根の観光を楽しんでいただけます。観光客を待っているのではなく、呼び込んで、スポーツと観光でまちおこしをする考えはございますか。 213:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 214:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 正に今国が目指している地方創生の一つの眼目に、この政策間連携、地域間連携というものがあります。スポーツという領域と観光という領域、あるいは産業の振興という領域がマッチングしていく、そうしたことがやはり大事なことだと思っております。それを目指して芝生化を何としても目指したいと思っております。 215:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田明美議員。 216:◯5番〔高田明美議員〕 ◯5番〔高田明美議員〕 体育センターと一体化になるといいなと思う場所があります。隣にある要定川ふれあい公園がつながっていないですね。そこをつなげることで、今後体育センターに来られる方が気持ちよくくつろげるかと思いますが、今後この公園をつなげる計画はございますか。よろしくお願いします。 217:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市民部長。 218:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 議員からの提案というのは、素晴らしい提案だなというふうに今感じました。現在のところ、まだそのような具体的な計画はございませんが、確かに体育センターでスポーツをして、ちょっと休む場所という意味では、そこの公園を使うのは大変有効だなというふうにも感じましたので、ちょっとその辺は都市部のほうとも庁内で調整をさせていただいて、可能かどうか検討していきたいというふうに思っております。
     以上でございます。 219:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田明美議員。 220:◯5番〔高田明美議員〕 ◯5番〔高田明美議員〕 ありがとうございます。道の駅も緑化帯が少ないということもありますので、是非つなげていただいて、ゆっくり休める場所として公園を使いたいと考えておりますので、よろしくお願いします。  あと、南足柄市主催で(仮称)金太郎カップという各種目の大会の計画を考えていることがありますか。これは南足柄市主催でやるという、体協とかそういうことは関係なく、南足柄で全国のスポーツ選手を集めて(仮称)金太郎カップという名前を付けてみたんですが、そういう形で開催をする予定、前向きなお考えを、御答弁よろしくお願いします。 221:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 222:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 金太郎カップという、少年サッカーの大会は、昭和60年代だったと思いますけれども、立ち上がっております。それは飽くまでも市内のチーム、でも今は市外のチームも寄って、体育センターに参加をして、市内外、場合によると静岡県の清水市とか藤枝市とか、向こうのサッカーの盛んな都市からも来ていらっしゃるのかもしれませんけれども、そういった大会をやっておりますが、今の御質問の趣旨は、金太郎のふる里南足柄を標榜する、PRする意味でも金太郎カップ、金太郎杯というものを冠して、そしてもろもろの大会を開催したらどうかという御提案であったと思います。  ただ、それは体育協会であるとか、もろもろの団体等々とも、PRとしてはとてもいいアイデアだと思いますので、いろいろ検討してみたいと思います。 223:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田明美議員。 224:◯5番〔高田明美議員〕 ◯5番〔高田明美議員〕 よろしくお願いします。  次に、地域の活性化について。  自治会などの地域コミュニティとして、お祭りや文化祭、芸能発表会や、また福祉会での活動が熱心に公民館で開催されています。しかし、現在自治会に加入していない世帯が多くなってきているように思いますが、自治会への加入状況と、なぜ未加入なのか、理由など調査されたことがありましたらお聞かせください。お願いします。 225:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 秘書広報課長。 226:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 本市における自治会の加入率についてのお尋ねということで、自治会の加入率は、昨年10月1日現在で70.4%となってございます。これは、前年より比べますと1.7ポイント低下しておりまして、また、10年前と比較しますと9.5ポイントほどの低下が見られるという状況でございます。  そして、なぜ未加入かという部分につきましては、具体的な今数字は手元にはございませんが、数字といいますか理由の関係はございませんが、これは今後知るべき状況であるということで捉えておりますので、課題として考えてございます。  以上です。 227:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 傍聴人に申し上げます。  静粛にお願いいたします。私語は禁止されておりますので、よろしくお願いいたします。  高田明美議員。 228:◯5番〔高田明美議員〕 ◯5番〔高田明美議員〕 ありがとうございます。  現在、加入していない方の防災伝達はどのようなお考えですか。現在の状況を教えてください。 229:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 230:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 自治会に加入されていない方の防災の伝達ということでございますけれども、災害時には自治会に加入している、していないにかかわらず、例えば避難ですとかそういった行動に移す必要があります。そのためにも総合防災訓練等を開催しまして、そういった中で自治会加入、未加入にかかわらず、そういった訓練への参加を求めているところでございまして、そういった中での自治会への加入の重要性というものも認識していただけたらなということで取り組んでおります。  特に自治会に未加入の方への防災情報の伝達ということでは、とりたててこれだということの手段はございませんけれども、災害時においてはどなたも避難誘導することの必要性がございますので、防災担当としては、できれば自主防災組織に加入していただいてということではございますけれども、そういった状況でございます。  以上です。 231:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田明美議員。 232:◯5番〔高田明美議員〕 ◯5番〔高田明美議員〕 是非未加入の世帯の対策を取っていただきたいと思います。  市民課で転入者に対して自治会のパンフレットをお渡ししているようですが、自治会の加入を勧める窓口担当者がいるのでしょうか。お答え願えますか。 233:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 秘書広報課長。 234:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 市民課の窓口に新規で転入される方が訪れた際には、市民課の職員のほうから自治会加入をお勧めする散らしをお配りしております。その散らしの中には、自治会長さんの実際のお名前と御住所、電話番号などをお載せして、これは自発的に御連絡をしていただくようなことで加入促進を促しております。  また、担当は秘書広報課の広報広聴担当ということで一つ窓口を総括的に設けておりますので、そちらに自治会長さんに足をお運びいただく、相談を持ち込んでいただくというような体制を整えております。  以上です。 235:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 236:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 自治会への加入促進ということで、実は自治会に未加入の方にも防災ハザードマップを昨年12月に全戸配布、全事業所に配布しまして、そういった中で防災ハザードマップの配布と併せて自治会の加入促進のお知らせもしているところでございます。  以上です。 237:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田明美議員。 238:◯5番〔高田明美議員〕 ◯5番〔高田明美議員〕 最後に、子ども会についてお聞きします。  最近、子ども会が休会や消滅している自治会がありますが、現在の状況を教えてください。また、今後の子ども会をどのように考えているのかお伺いします。 239:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 240:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 それでは、子ども会の在り方ということでお答えをさせていただくことでよろしいでしょうかね。  子ども会は、地域を基盤として、御案内のとおりでございますが、保護者や育成者の方々とともに様々な活動であるとか、あるいは企画運営を行いながら、子供たちの健全育成を図っていく組織であることは御存じだと思います。それで、地域でさらには支援していくことが大切であると私どもも思っております。  しかしながら、今議員も心配をされておられたとおりでございますけれども、平成30年度の子ども会の状況ですけれども、13の単位子ども会が私たちのデータでは休会となっているのが現状でございます。加入率は、今私どもが持っているデータですと35.4%ということでございます。  こういう状況を踏まえまして、平成28年度から29年度、この2年間にわたって本市の社会教育委員会議の中で、地域で支える子ども会の在り方ということで研究させていただいて、子ども会の状況に応じた取組の方向性を整理させていただきました。  そういうところの中で、平成30年度から自治会長連絡協議会、あるいは公民館長会議、あるいは生涯学習地域推進委員会などの場をお借りしまして、子ども会の現状を伝えるなど、自治会の夏祭りへの子ども会の参加であるとか、あるいは青少年健全育成会、元気サポーターなど各種団体によります子供たちを対象にしました行事の開催、こんなものをさせていただいて、子供たちに対する地域の取組の事例を紹介させていただくなどして、子ども会に対する地域での支援を積極的にお願いさせていただきました。  そういうことの中で、休会をしている一部の自治会では、子ども会の再開に向けて、ラジオ体操であるとかクリスマス会、あるいはアルミ缶の回収、こんなものを実施させていただいて、独自にお取組を始めている自治会もあるようでございます。  子ども会の活動は、自治会とか、あるいは関係団体、地域社会全体で支援をしていく必要があるということは私どもも認識をしております。  以上でございます。 241:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田明美議員。 242:◯5番〔高田明美議員〕 ◯5番〔高田明美議員〕 これから南足柄を担っていただく子供たちです。夢を持って取り組んでいただきたいと考えております。  以上、ありがとうございました。 243:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 以上であしがら山河の質問を終了いたします。  ここで11時20分まで休憩といたします。                                休憩 午前11時00分 ──────────────────────────────────────────                                再開 午前11時20分 244:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 再開いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 綱 島 麻 実 議員 245:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 次に、共創の風を代表して、8番綱島麻実議員の質問を許可いたします。  8番綱島麻実議員。           (8番 綱島麻実議員 登壇) 246:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 皆さん、こんにちは。8番、綱島麻実です。  議長の許可を頂きましたので、通告に基づき、市民の皆さんと共にまちを創る、そんな風を起こすとの思いを持って結成された会派、共創の風を代表し代表質問をいたします。私、新人議員ですが、市民の思い、市民の声の代弁者として、市民目線、当事者に寄り添う姿勢を大切に、精一杯質問させていただきます。よろしくお願いいたします。  それでは、質問いたします。  1、3期目の政策。  (1)子育てと教育の環境を整備。  全ての子供たちが大切に育まれ、健やかに成長できるようにという視点から、次のことを質問いたします。  ア、放課後児童クラブにおける対象児童の拡大について。今年度4月より公設化となり、新体制でスタートした放課後児童クラブ、学童保育は、南足柄市放課後児童健全育成事業運営要綱、そして入所申込案内によると、対象児童は1年生から4年生までとなっています。しかし、児童福祉法においては、この事業における支援対象は小学校に就学している児童となっており、また、厚生労働省の平成30年の報告を見ても、この事業を行っている全国の1,619自治体のうち1,493の自治体、これは全体の92.2%ですが、この自治体が対象児童を6年生までとしています。近隣市町においても、例えば1市5町の中で開成町と本市だけが4年生までとなっています。本市においても対象児童の範囲を6年生までに拡大すべきと考えます。  所信表明の最初に、重要な政策として子育てと教育の環境を整備を挙げ、また、全ての子供たちが大切に育まれ、健やかに成長できるようにとの思いを持っていられる加藤市長に、放課後児童クラブにおける対象児童の拡大について見解を伺います。  イ、放課後児童クラブにおける長期休業中の児童受入れについて。放課後児童クラブに子供を通わせる保護者は、就労等のため、日中、我が子と過ごすことができない事情を持つわけですが、その事情というのは学校の長期休業期間にあっても同様であります。その保護者が日中在宅していない児童は、学校のある通常日課時であれば、放課後、保護者の帰宅時間までは数時間かもしれませんが、長期休業期間に至っては、クラブに入所していない児童は朝から夕方までの大変長い時間を大人の目のない状況下で過ごさなければならないということになります。  先ほどの質問でも述べたとおり、本市の放課後児童クラブ事業の対象は4年生までの児童であり、5、6年生は入所の対象外です。現在、放課後児童クラブの卒所児に限るなど、幾つかの条件をクリアした場合のみ5、6年生の長期休業中の受入れが可能となっていますが、このルールによれば対象児童が限定されるので、希望があるのにサービスを受けられない児童、保護者が存在することとなりますし、今後更に出てくると考えられます。そのことをどのように捉え、どう対応していくべきと考えるか、市長の見解を伺います。  ウ、放課後児童クラブにおける特別な支援を要する児童への対応について。昨今、発達障害など学校での生活や学習において、特別な支援を要する児童の数は増加しており、国、各自治体、もちろん本市においても適切な支援提供のための努力をしていることと思いますが、放課後児童クラブにおいても児童の状況は同様と考えます。これに関し、現在どのような対応をしているか。また、今後についてもどのような対応を考えているか、市長の見解を伺います。  エ、支援が必要な子供たちに関わる各所管の連携体制について。学校教育は文部科学省の所管であり、本市においては教育委員会が、放課後児童クラブは厚生労働省が所管する事業で、本市においては子ども課が担当部署である。庁内においては業務が分かれていても、その児童というのは全く同じ一人の児童であることは変わりなく、その子にとって有効な支援を提供するためには、各所管同士の情報共有や連携が不可欠と考えますが、その認識は十分にあり、体制もしっかりと取れているか、市長の見解を伺います。  (2)新しい観光産業を興し、働く場の確保と稼ぐ力を。  道の駅建設の工事請負契約が先月14日に議決されたため、今後、来年春のオープンに向け、この道の駅は粛々と建設工事等が進められていくことと思います。その中で心配される点について伺います。  ア、道の駅建設に対する市民の反応について。この4月に行われた統一地方選の期間中、多くの市民の方の声を聴かれたと思いますが、道の駅建設に対するそれらの反応を市長はどのように感じたのか、見解を伺います。  イ、道の駅オープン後の市の収支について。道の駅オープン後、本市への収入は道の駅での売上金4%とされています。つまり、指定管理者からの納入金のみで開業初年度は1,000万円ほどとなっており、市が指定管理者に支払う指定管理料1,100万円を賄えるかどうかという程度であります。一方、本市の支出は、指定管理料のほか、毎年度地代の約400万円、担当職員の給与約800万円、そして道の駅の維持管理料等が必要になります。つまり、道の駅オープン後の市の収支は毎年度約1,200万円を超える額が支出超過となることと想定されますが、それに対して市長はどのような見解をお持ちか、お尋ねいたします。  ウ、近隣の農産物の直売店やスーパーマーケット等との調整について。所信表明の中で、道の駅が地域産業や市民の皆さんの源泉となり、歳入の増加に結び付く確実な一歩となるようにと市長は述べていますが、既に地域に根付いた運営や経営を行っている近隣の農産物の直売店やスーパーマーケット等との調整は済んでいるのか伺います。  2、むすび。  未来のまちの発展の基盤を作るために必要と述べられている公共施設の統廃合、公共施設の在り方について、次のことを質問いたします。  ア、市民の声、ニーズについて。公共施設の再編に関し、市民の声を聴き、共に取り組んでいくためにこれまで行ってきた市民懇談会やアンケート、次世代につなぐ公共施設を考えるワークショップ、公共施設の在り方を考えるシンポジウムなどを通して、市民の求める公共施設の在り方、ニーズなどを市長としてはどのように受け止めているのか、市長の見解を伺います。  イ、公共施設の有効活用のための取組について。公共施設の在り方について検討を進めた結果、せっかく再編などによって今後ハード面を整えたとしても、実際に市民にとって利用しやすい施設運営がなされなければ稼働率は伸びず、一体誰のための公共施設であるかも分かりません。本当に利用しやすく市民生活をより豊かにする役割を担える施設であるために、運営面に関しても再編の一部分として再チェックすべきと考えます。ハード面と併せソフト面に関しても今後、取組、工夫していくことについて市長の見解を伺います。  以上でこの場での質問を終わりにいたします。簡潔で明快な答弁をお願いいたします。           (8番 綱島麻実議員 降壇) 247:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 248:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、共創の風、綱島麻実議員の代表質問にお答えをいたします。  最初に、3期目の政策で、子育てと教育の環境を整備の放課後児童クラブにおける対象児童の拡大についてでございますが、この放課後児童クラブ、この学童保育、長年の懸案でありました。公設化、本年4月1日から短期間の準備の中でスタートすることができました。受託をしていただいた社会福祉法人にも心から感謝をしているところであります。  そうした中で、今年度の放課後児童クラブにおける対象児童につきましては、公設民営化した初年度ということもありますので、昨年度まで運営されてこられました保護者会の運営内容を引き継ぎまして、小学校1年生から4年生までを対象にしているところであります。次年度以降の対象児童の範囲の拡大については、アンケート調査等によってニーズを把握した上で、これは検討してまいりたいと考えます。  次に、放課後児童クラブにおける長期休業中の児童受入れについてでございますけれども、今年度は5、6年生の長期休業中の受入れについては、放課後児童クラブを卒所した児童に限って対応しております。このことについては、公設化になる前に運営をされていた保護者会のルールを引き継いで、同じ要件で受入れをしているところであります。卒所した児童に限らせていただいている理由については、放課後児童クラブの経験がない児童を慣れる間もなく長時間に預かることは、児童にも、また支援員にも負担が大きくなるのではないかとも考えております。  また、卒所した児童に限らず、長期休業中のみの受入れを可能とした場合は、その期間中のみ集中して児童が増え、教室や支援員が不足することになります。こうしたことから、5、6年生の受入れについては、対象年齢等に関するアンケート調査などを行い、ニーズを把握した上で、その対応等々について検討してまいりたいと思います。  次に、放課後児童クラブにおける特別な支援を要する児童への対応についてでございますが、特別な支援を要する児童が放課後児童クラブに入所することを選択した場合には、全ての児童が安全で安心な生活ができるように支援員を増員するなど、でき得る限りの受入態勢を整えるように努めてまいります。  また、障害のある児童等については、放課後児童クラブに限らず障害児通所支援施設の放課後等デイサービスへの通所を含めて、保護者の御相談に応じながら、関係機関等との連携を図っているところであります。  次に、支援が必要な子供たちに関わる各所管の連携体制についての御質問ですが、支援が必要な児童につきましては、各課での情報の共有、そして連携の重要性は、これは当然でありますし、十分認識をしているところであります。放課後児童クラブにおいて支援が必要であると支援員等から相談があった場合は、保護者同意の下に子ども課、健康づくり課、福祉課及び教育指導課、また関係機関との連携を図りまして、適切な支援を行っているところであります。
     次に、新しい観光産業を興し、働く場の確保と稼ぐ力をの道の駅建設に対する市民の反応についての御質問です。  選挙では、福祉、教育、防災など市民の皆様が願う様々な政策を推進し実現するため、南足柄市と、そしてこの足柄平野全体の産業、経済を元気にして、にぎわいをつくり出す成長戦略を実現することを応対してまいりました。道の駅建設に対する市民の皆様方の反応については、反対の声も聞かれましたが、実現に向けた期待など多くの手応えもたくさんいただきました。そして、多くの市民の皆様方から御負託をいただき、今、市長の任に就かせていただいております。道の駅を含め市民の皆様からの御期待と御信頼に応えられるよう、御負託に応えられるよう全力を尽くしてまいります。  次に、道の駅オープン後の市の収支についてでございますが、過去にも答弁をさせているところでございますが、道の駅は地域振興の拠点施設として、道路利用者に対し良好な休憩の場を提供するとともに、産業の振興及びにぎわいの創出、さらには防災機能の強化、こうした拠点とする施設、南足柄市全体の産業、経済、そうしたものの活性化のための施設として、地方自治法上の公の施設として設置するものであります。公の施設として設置するわけでありますから、市民の皆様の税金も含めた市の支出が伴います。生涯学習施設など他の公の施設と考え方は同じであります。同じ公共施設であります。  そのような中、道の駅は他の公共施設とは異なって収益を伴う施設でもあることから、売上金の一部を指定管理者から納めていただく仕組みとしております。他の道の駅の類似事例では、売上げに対する納入金の割合が本市よりも少ないものや、売上額に応じて割合が変動するケースもあるようでございます。  指定管理者でございます株式会社TTCの収支予測では、指定期間の最終年度である令和7年度には売上げが約3億3,000万円としておりまして、市への納入金については1,320万円としております。株式会社TTCが運営する他の道の駅などでの実績を見ますと、予想以上の売上げ納入金が期待をされるところであります。  次に、近隣の農産物の直売店やスーパーマーケット等との調整についての御質問です。  これも過去にも何度も答弁させていただいておるところでございますが、近隣の事業者との意見交換については、直接お話ができていない事業者1者を除き、昨年の段階でいろいろなお話等はさせていただき、道の駅整備事業についての御理解を得ているところであります。  お話ができていない事業者とは、過去平成25年と26年に千葉県の本社に出向きまして御説明させていただいた経緯があります。昨年4月と10月に文書で御意見を頂いており、その都度文書にて回答を送付しているところでもあります。頂いた御意見に対し説明を行う機会を頂くため、当時、電話やメール等で連絡を取りましたけれども、つながらない状況が続いておりました。その後、昨年10月の文書回答後に市の担当から電話でその事業者の当時の責任者と話をすることができました。市からは面会をお願いいたしましたが、相手様の御事情というのは特には分かりませんが、お会いすることはできず現在に至っております。  次に、むすびで、公共施設の統廃合についての市民の声、ニーズについてでございますけれども、平成31年1月に実施しましたアンケートでは、市民の皆様の公共施設再編に対する基本的な考えを把握することができました。公共施設の在り方を検討する上で重要なデータとなっております。  次の世代につなぐ公共施設を考えるワークショップでは、市民の目線で公共施設の在り方について率直に検討していただき、小中学校の統廃合や小中一貫校の設置、幼稚園を集約したこども園にするなど、様々な多様な御意見を頂きました。市内4箇所で開催しました市民懇談会では、公共施設の現状や課題について御説明申し上げ、おおむね御理解いただいたというふうに考えております。その上で、交通手段の検討、あるいはICT等を活用したサービスの充実などの御意見を頂きました。公共施設再編計画の策定に当たり、ワークショップや市民懇談会でお聴きした市民の皆様のお考えや御意見は、大変貴重な御意見であるというふうに認識をしているところであります。  次に、公共施設の有効活用のための取組についてでございますが、人口の動向や少子高齢化の進展によって人口構造が変化することで、公共施設に対する市民ニーズも変化してまいります。また変化していると思います。公共施設再編の検討に当たっては、施設の老朽化の観点だけでなく、社会情勢や市民ニーズを踏まえて、公共施設の統廃合や複合化、市民ニーズの変化に応じた施設の活用方法を検討していく必要があると思います。施設で提供されるサービスに着目をして、市民の力、民間のノウハウを生かした施設の運営、ICT技術等を活用したサービスの提供によって、市民ニーズに対応した満足度の高いサービスを実現していきたい、そのように考えております。正に市民とともにこれは考えることだと思います。  また、その実現のためにも機能が重複している施設の集約化であるとか、複合、統廃合を着実に進めていく必要があると考えております。  以上でございます。           (加藤修平市長 降壇) 249:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 再質問を行います。  なお、再質問は答弁に納得できないものに限り、新たな別の事項を質問することはできませんので、御了承ください。  8番綱島麻実議員。 250:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 御答弁ありがとうございました。  それでは、順番に再質問させていただきます。  まず、1、3期目の政策の子育てと教育の環境を整備の中から、放課後児童クラブにおける対象児童の拡大について再質問をいたします。  ただいまの御答弁で、アンケート調査などでニーズを把握した上で検討を進めていくとのお話でした。そして、昨日の他の会派の質問に対する市長の御答弁の中でも、既に動き出している事業に関しては、更に拡大、充実に取り組むと、そのようなお言葉もございました。  しかし、この5、6年生の対象児童拡大、そのことを検討する以前に、実は既に待機児童が出るか出ないか、ぎりぎりのところであるということを市長は認識しているでしょうか、お答えください。 251:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 252:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 放課後児童クラブの待機児童の問題でございますけれども、昨年度、公設化に伴って、南足柄小学校区については、定員をはるかに超えた児童が来るという調査もございましたので、今年度から新たに1教室増やして対応しているところでございます。また、そのほかの放課後児童クラブにつきましても、定員ぎりぎりのところも正直ございますので、その辺の改善も今後図っていかなければならないというふうには考えてございます。 253:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 254:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 認識をされているとの御答弁でした。そして、改善していかなければとのお考えということでしたが、市長は保育園の待機児童の解消を今年度の重要政策に挙げています。放課後児童クラブにおいても同様の事態が目の前に迫っています。そして、公設化されたからには、全ての家庭、全ての子供たちが平等にサービスを受けられる環境を整えることは行政の責務と考えます。これについて見解を伺います。 255:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 256:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 公設化ということはそういうことでございまして、均質・均等にすべからくに対応をすべく努力をする、これが公設化でありますので、それに向かっていきたいと思います。 257:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 258:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 住んでいる地区によって、放課後児童クラブに通える、通えない、そういった差があるのは、公設化となった以上、問題であります。また、女性の社会進出が進む中、今後更に放課後児童クラブの需要は大きくなると考えられます。生産年齢人口における女性の就業率も、30年ほど前は50%程度でしたが、現在は70%程度というふうになっています。こういった現実を踏まえ、放課後児童クラブでも、待機児童を出さない、また、全国の92%以上の自治体が行っているのと同じく、対象児童を6年生までに拡大するということについて、先ほどニーズを確認した上での検討とおっしゃられていましたが、改めて市長の考えを伺います。 259:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 260:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 物理的な環境をしっかりと整えることが必要でありますので、そういう答弁をさせていただきました。今おっしゃる方向性に向かっては、そうした体制をどうつくるのか、その把握をどうするのかというところから始めていく必要があると思っておりますので、考え方は同じだと思います。 261:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 262:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 物理的なことの整備をということでございましたが、それでは、方向性は同じという御答弁を頂きましたので、一体いつ頃を目指すのか、中長期的なものとなるかもしれませんが、時期についてお伺いいたします。 263:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 264:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 時期については、今この場ではちょっと明言はできませんけれども、今年度行うニーズ調査、あとは物理的に実際児童が増えるということになれば、当然教室なんかの用意もしなければなりません。そういうことをもろもろ考えながら進めていきたいとは考えてございます。 265:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 266:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 ニーズ調査をしながらもろもろ調えていかなければとのことでしたが、子供の成長というのは、こちらの環境が整うのを待ってはくれないんですね。子育ては本当に一瞬一瞬が真剣勝負であり、待ったなしです。保育園、幼稚園の園児数を見れば、今後の学童保育入所希望児童数はおおよそ予想することができます。だとしたら、蓋を開けたら定員超過でしたということが起こらないよう、先を見通した事業展開に是非とも取り組んでいただきたいと思いますが、いかがですか。 267:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 268:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 おっしゃるとおりだと思いますので、そのようにできるだけ早い時期に対応ができるように対応を取っていきたいというふうには考えてございます。 269:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 270:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 それでは、次のイ、放課後児童クラブにおける長期休業中の児童受入れについて再質問いたします。  そもそも、今回、この卒所児に限るというふうに5、6年生の長期休業中の受入れ、なっているんですけれども、この条件の確認をさせてください。  平成31年度南足柄市放課後児童クラブ入所のしおりによりますと、卒所児に限り、定員又は受入れ可能人数を超過せず、放課後児童クラブの運営に支障がない範囲で受け付けるとなっていますが、片や南足柄市放課後児童健全育成事業運営要綱のほうには、4年生までにクラブに在所した経験があり、かつ長期休業にクラブの利用を希望する児童とあります。市長の御答弁の中でも卒所児という言葉が出てまいりましたが、こちら2つのもので情報が違っておりますので、確認をさせてください。どちらでしょうか。 271:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 子ども課長。 272:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 入所の申込みのとおり、卒所児に限るというふうにさせていただいています。こちらのほうは保護者会のルールということで、引継ぎをさせていただいた事項になります。  以上です。 273:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 274:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 ありがとうございます。  このような細かい違いになぜこだわるかといえば、働く保護者、特に母親の場合が多いと思いますが、お母さんにとって、この長期休業中に子供が安心して過ごせる場所があるのか、ないのかというのは、自分が仕事をできるかどうか。もっと言えば暮らしがどうなっていくのかという大きな問題に直結するからです。私も以前そうでしたが、子供の下校時間に合わせて仕事を選んだりシフトを組んだりするお母さんは少なくありません。そういう人は、この長期休業中、完全に仕事を休まなくてはならなくなります。それは本当に大変なことです。  それでも、現段階では卒所児に限ったということでしたが、ひとまず平常時の5、6年生の受入れが実施されずとも、これまで行ってきている長期休業期間の条件付き、つまり卒所時に限った5、6年生の受入れは行っていくということでよろしいでしょうか、確認いたします。 275:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 276:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 今年度は今までの保護者会のルール、それを引き継ぎまして、定員に余裕があり、なおかつ卒所児に限り受け入れていきたいというふうには考えてございます。 277:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 278:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 ただいまの御答弁で今年度というふうにおっしゃられましたが、今年度に限ってということでしょうか。 279:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 子ども課長。 280:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 先ほど答弁にありましたとおり、5、6年生の受入れについて検討していくというお答えをさせていただきました。そちらの方向性が見えた上で、また来年度のことについても検討していきたいというふうに考えているところです。 281:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 282:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 今年度に限ってということともしなった場合、つまり今後無くなるかもしれない、そのような可能性があるのかなというふうにちょっと頭をよぎったんですが、近隣の1市5町を見ましても、やはりこの長期休業中の受入れに関しても、開成町と本市以外は在所児だけでなく、希望する児童の受入れを学年問わず行っているんですね。所信表明にもある「住んでよかった、住み続けたいと思えるまち」、そんなふうに子育て世代が感じられるまちを本気で目指すのならば、このサービスの後退の可能性、あってはならないことと思いますが、いかがでしょうか。 283:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 284:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 5、6年生の受入れに関しましては、夏休み等の長期休暇に限らず、受入れができるような態勢が整えば実施していきたいとは考えてございますが、何分物理的なものとか人の配置、それぞれいろんな課題がございます。そういうもの全ての小学校区でそれがクリアになったら、事業として実施していきたいというふうには考えてございます。 285:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 286:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 全ての課題がクリアになったらとの御答弁でしたが、先ほども述べましたとおり、子育ては一瞬一瞬が勝負であり待ったなしです。できたらやりますではなく、できるような努力をしていただきたいと思います。  そして、この長期休業中、朝から夕方までの長時間、我が子をどうしたらいいのかというのは、働くお母さんにとって本当に大きな問題で、市長に一つ聞いていただきたいのですが、先日、ある仕事を持つお母さんと話をしました。お子さんはクラブの入所対象外、つまり高学年のお子さんをお持ちの方なんですが、そのお子さんを長期休業中、一人で家に残しておくのが心配で、仕事を短い時間にしようかと考えた。しかし、そうすると今度は下の子の保育園の受入れの基準に引っ掛かってしまう。やっと入れた保育園にそのまま下の子を預けることを考えると、仕事の時間を短くすることはできない。その板挟みでどうしたらいいのか分からない。私はただ普通に働きたいだけなのに、それがかなわないんですとおっしゃっていました。  働くお母さんからよく聞かれる声は、やはり長い休み中どうしたらいいんだと、そういうことなんです。このことを十分に認識していただきたいと思いますが、それを踏まえ、一つ市長にお伺いいたします。  私はこのお母さんたちの本当に悩んでいること、この解決には放課後児童クラブだけに長期休業中も含めた児童の放課後に係ることの全てを頼り切るというのは無理があるのではないかと考えますが、市長、いかがでしょうか。 287:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 288:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ごもっともな御意見だと思います。もちろん、放課後児童クラブで全ての児童が受入れができれば、それにこしたことはないというふうに考えてございますけれども、今の現状ではなかなか5、6年生では今は受入れができていないというところでございます。  そんな中では、一時預かり事業といたしましては、ファミリーサポートセンターなどの、そういう一時預かりのところもございます。どうしても駄目なところといった場合は、そちらで対応していただくような御案内等はさせていただいているところでございます。 289:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 290:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 平常時の5、6年生の受入れに関しては、当然今後前向きに検討し進めていただきたいと強く思うわけなんですが、この長期休業中のことも含めまして、今ファミリーサポートというお話もございましたけれども、そういった別の手段も検討していくことも必要かなと、そのように考えています。困っているお母さんに、一体どんなことを求めますかと聞いたところ、やっぱり子供が安全に過ごせる居場所と大人の目ですと、そのような答えが返ってきました。つまり安全と安心です。子供たちが地域の人のたくさんの目、たくさんの手で見守られ育まれるまち、つまり子育ての仕方に選択肢があるまちこそ、子育て世代に選ばれるまちだと考えます。  この安心と安全を確保する機能を備えた場所として、この放課後児童クラブの対象児童の拡大などを含めた更なる充実と並行して、例えば児童館のような施設を別に開設するというような発想があってもよいかと思いますが、どのようにお考えでしょうか。 291:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 292:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 今、綱島議員さんから、特に3点についての学童保育に関わるいろいろな現状、切実な願い、それはしっかりと受け止めております。先ほど冒頭にも申し上げましたけれども、公設化について、長年の懸案であったそれを9箇月ほどの短期間で公設化に向けるための努力というのは、やっぱり民間の社会福祉法人とともに、そして御苦労されてきた保護者会の皆様、歴代の役員の皆様、そうした現場の方々といろんな擦り合わせをして、何とか短期間で懸案事項を改善してきたということであります。  したがって、おっしゃられることはよく分かりますが、にわかに全てをここで具体化していくというのはなかなか難しさがあります。やっぱり物理的なしっかりとした背景を持って、フィールドを作って、それでこの対象年齢の5年生、6年生の拡大であるとか、それから今おっしゃられたようなもろもろの一つ一つの個別のいろんな状況があります。それをどう解消していくというのは、これからしっかりとやってまいる考えに全く変わりございませんので、そこは御理解いただきたいと思います。  それから、地域で子育てをやっぱり担っていかなきゃいけないと思います。3世代の我々が育った団塊の世代までの人たちというのは、家族構造からしても、その世代間で子供を育て、子供を通して親も祖父も祖母も、あるいは子供も学び合って、そして支え合っていく構造がありましたけれども、今はそうした構造がやはり希薄になっておりますから、いろいろな力を公的なサービスも含めて、又は地域で、あるいはお互い市民同士が支え合いながら対応しなければいけないという社会状況だと思います。それは考えは一緒だと思います。  特にやっぱり子供のためにみんなでまとまろうということは、基本的にDNAとしては皆さんが同じ思いを持つと思うんですね。人というのはそういうものだと思っておりますので、そうしたものにお互いの力が結集できるような形を工夫しながらやっていきたいと思います。一つ一つの課題は認識をしておりますので、担当も一生懸命取り組んでおりますので、またいろんな面で御助言を頂ければと思います。 293:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 294:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 この公設化に向けて、市も、そしてこれまでいろいろと頑張ってこられた保護者会も、そしてこの引き継いでくださった社会福祉法人も、皆さん力を合わせて取り組んでくださったことに関しては、私も子供を育てる一人の母親として大変感謝したいと思います。  そして、地域で力を合わせてというふうに、今、御答弁いただきましたが、先日ある地域情報誌に開成町の取組も紹介されておりました。開成町の今年度の事業として、子育てを支えるような団体に対して助成を行うと、そのようなニュースも掲載されておりました。長期休業時における子どもの居場所づくり事業ということで、ASOBI隊というものに対しても助成していくというようなニュースが取り上げられておりました。市長、このニュースは御存じでしょうか。 295:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 296:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 聞きかじったところではあります。 297:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 298:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 子供は地域の宝ですので、みんなで力を合わせて育んでいかれたらというふうに思います。  続きまして、ウの放課後児童クラブにおける特別な支援を要する児童への対応について再質問いたします。  まず、改めて制度的なものを確認したいのですが、障害を持った児童も希望があれば放課後児童クラブへの入所は可能であり、できる限り受入れを行っていきたいとの御答弁もありましたが、障害者手帳を持っていれば、その支援のための助成もあって、支援を行う人を配置できるという理解で間違いないでしょうか。 299:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 300:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 そのとおりでございます。 301:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 302:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 では、手帳を持っている児童に関しては、必要な支援が提供されると考えてよいと思うんですが、問題はその認定のない児童と考えます。手帳を持っていなくても支援や健康面での留意、ケアが必要な児童に対してはどのように対応しているのでしょうか、伺います。 303:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 304:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 手帳のあるなしにかかわらず、どうしてもなかなか目を離すことができないようなお子さんもいらっしゃるにはいらっしゃいます。そういう方には、やはり新たに支援員を配置するなど、できる限りの対応を今も取っているところでございます。 305:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 306:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 ということは、設置及び運営に関する基準に基づく数の支援員、これ40人に2人ということになっていますが、これ以上の支援員の配置も現在既に行っているということでよろしいですか。 307:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 308:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 40人に対して2人というのは最低限度でございます。実際は3人いるところもございますし、今もちょっと気になる子がいるところには特別に付けているというところもございます。 309:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 310:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 今の御答弁は大変伺ってよかったなと思います。必要な児童に対して支援がしっかり行き届いている。そのための努力をしていただいているということと思いますが、今後もいろいろと支援を要する児童というのは出てくると思いますが、その臨機応変に対応していくための予算は確保されていると考えてよろしいでしょうか。 311:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 312:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 今後の予算については、今何とも言えませんけれども、そういう予算によって対応ができないということがないようにはしていきたいというのはございます。
    313:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 314:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 全ての子供たちが大切に育まれ、健やかに成長できるようにとの市長の言葉に私は深く共感をいたします。今後も子供に関することは優先順位をしっかり高くして心を込め、お金も掛け取り組んでいただきたいと思うのですが、この特別な支援を要する児童に関する対応について、次の質問にもつながりますので、エの再質問をさせていただきます。  支援が必要な子供たちに関わる各所管の連携体制について伺います。  先ほど、この各所管の情報共有、そして連携の重要性は十分に認識しているし、連携を行っているとの御答弁でした。より現場レベルではどうなのかということをちょっとお伺いしたいのですが、例えば学校と放課後児童クラブ、例えば担任の先生が放課後児童クラブの支援員さんに「今日何々君、クラスでこんなだったんだけれども、ちょっとこういうこと気を付けてあげてください」とか、逆に支援員さんから「最近何々君は学童でこんな感じなんだけれども、授業中どうですか」みたいな、そういったやり取り、まめに行われているんでしょうか。 315:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 子ども課長。 316:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 支援が必要なお子さんの状況については、支援員からは委託事業者、又は子ども課に対して情報を頂いており、そちらのほうに関しては情報共有といいますか、図っているところではございます。  学校についてなんですけれども、学校に対して直接ということは今のところ行っておりません。支援員に対しては、やはり個人的な情報というようなことで、業務上知り得たものに関しては、委託事業者に対して話をするようにということで、徹底をしているところではございます。 317:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 318:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 そのような方法でも十分必要な情報は共有されているという認識でよろしいですか。 319:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 320:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 支援員から子ども課のほうにそういう情報が提供されれば、子ども課としては教育委員会との連携は既に取っているところでございますので、そういう面では連携は既に取れているということでございます。 321:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 322:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 ただいま私は、学校と放課後児童クラブとの話ということで伺いましたけれども、それ以外にも、その学校、放課後児童クラブを超えた場との共有すべき情報もある可能性があると思うんですけれども、例えば家庭環境のことですとか、兄弟、親子関係、又は健康面のこと、又は何か福祉関係の支援を受けている場合もあるかもしれません。そういった児童に関わる人や機関が情報共有や連携をすることが必要な場面があると思うんですが、そういったときどうやってスムーズな連携を図っているのか伺いたいです。一体どこが、誰がその主導権を握って対応しているのか、そこがちょっと見えないので伺いたいです。子ども課なのか教育委員会なのか、又は福祉課なのか。あとはネウボラの事業というのもありまして、妊娠期から中学卒業時までの相談事業ということですが、健康づくり課なのか、その子供に関する情報共有、主導権を握って行っていくのは一体誰なんでしょうか。 323:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 324:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 その子供の相談事由にもよりますけれども、例えば放課後児童クラブに関してでしたら子ども課になりましょうし、学校のことでしたら学校が主になってくるというような形になってございますけれども、その辺に関しましては、今は既に連携を取っております。総合的な窓口ということになれば、ネウボラ事業が中学卒業までを対象の範囲としておりますので、まずは何か困り事、子供にとって心の健康、体の健康等、何か困り事があれば、まずはネウボラに相談していただくというのが一般的なものだというふうに考えてございます。 325:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 326:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 その事案によって、その都度主導権を握る部署が変わるということですが、これうまく機能するときはいいんですけれども、そのとき主導権を握ることになった部署の姿勢次第で支援の厚みが変わってきてしまうことがあっては非常に困ると思います。いま一度、最適な情報共有の在り方を見直していただきたいのと、恐らく先ほども子ども課長おっしゃっていらっしゃいましたが、皆さん、個人情報の扱い方への配慮もあって、情報の共有が難しいと考えられている部分はあると思います。このことに関しては十分注意する意識を持つことは大前提ですが、その児童にとって一番必要なことは何かという視点を、縦割り行政の枠を超えた本気の姿勢で向き合っていただけるように願いますが、いかがですか。 327:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 328:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 先ほども申しましたとおり、何かお困り事、相談事がございましたら、まずはネウボラに相談していただき、その事案によって主に動いていただくところが決まってくるということでございますけれども、ただ、連携の姿勢というのはその後もずっと継続しております。ネウボラでもその子が一体最終的にどうなってくるか、その過程についても全部把握したままでやっております。また、ネウボラでは毎月5課会議といいまして、そういう連携した課が全部集まりましてケア会議を開いております。そこで情報共有を図りながら、その子が途中で情報が途切れることなく連携した中で対応していくという体制は整ってございます。 329:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 330:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 ありがとうございました。  それでは、次に、むすびの再質問に移ります。  公共施設に関して、公共施設の統廃合、そして在り方についてですが、アの市民の声、ニーズについて、こちらを伺います。  これまで取り組んでこられた懇談会やアンケートやワークショップ、シンポジウムなど、本当に様々なこと、取り組んでこられたと思いますが、その中で市民のいろいろな意見を受け止めたと、そのように先ほど市長からも伺いました。これから、そしてどのようにこの公共施設に関して再編が行われていくかということは、昨日の他会派の質問によってスケジュール等確認できましたが、その中で、スケジュールは確認できたんですが、更にこの後、市民の声をどのように吸い上げていくつもりか伺います。 331:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 332:◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 現在策定中の計画につきましては策定中でございます。この後ですが、市民の皆様にはパブリックコメント、それから市民説明会で御説明をさせていただきたいと考えております。 333:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 綱島麻実議員。 334:◯8番〔綱島麻実議員〕 ◯8番〔綱島麻実議員〕 パブリックコメントということなんですが、実際問題、このパブコメって、寄せられる数は大変少ないと私は認識しております。それだけで市民の声が拾えるとは考えずに、今、説明会とのお話もございましたが、直接市民に説明する機会、直接市民と対話をする機会、また、それ以前に市民にこの公共施設の再編に関して関心を持ってもらえるような工夫や仕掛けづくりを是非積極的に行うなど、誰のための施設なのかという視点をより強く持って取り組んでいただきたいと思いますが、この視点は次のイの質問につながりますので、再質問させていただきます。  公共施設の有効活用のための取組についてですが、公共施設の在り方について検討を進めていくと所信表明にもありましたが、私が強く問いたいのは、一体誰のための施設なのかということなんです。公共施設は市民に使ってもらって何ぼ、しかし現在、その市民目線に立った運営がなされているとは言い難い部分があると考えます。  私も一市民として公共施設を利用いたしますが、不便さを感じることが多々あります。例えば、こういったときに施設を借りたいんだけれども、どんなところがあるのか、ネットで検索します。ホームページを見ても、一応施設は載っているんですけれども、ぱっと見たときに見やすいものとは思えません。そして、ネットでの施設予約サービスが小田原市の施設と一緒に利用できることになっていますが、いざログインしてどんどん進んでいくと、最終的に電話で予約してくださいというふうになったりするんですね。これネットでの予約サービスができると言えるのかと、そういう施設もあります。  また、南足柄市の公共施設は仮予約ができないんですね。一度予約をしてしまったら、もうその時点で料金が発生する。ちょっとスケジュールを変えたいと思ったら、2回分その料金を払わなければいけないんです。また、営利目的とか政治、宗教に関する活動とか、そういったことに対して利用の制限があるのですが、その基準が非常に不明瞭だと感じています。これらの不明瞭な点に関して窓口で尋ねても、なかなか親切に教えていただくことができなかったりもします。こういったことは、市民目線とは随分離れた意識下で運営されていることの表れと考えます。こういった意識でこれから再編されていくとしたら、そのことに私は大変大きな不安を感じずにはいられません。  このような不安を口にすると、統廃合に関することと運営に関することでは所管も違うわけで、再編の視点でそれ言われてもという声が聞こえてきそうなんですけれども、それ正に行政目線だと思うんですね。市民目線、市民にとっては今後再編される施設が利用しやすいのか、しにくいのか、どんどん使っていきたいと思えるものなのか、もうそれに尽きるわけです。ハード面、そして運営の面も含めて、全てひっくるめて公共施設なわけです。  将来の公共施設の在り方について検討を進めていくと述べられていますが、これについていかがでしょうか。 335:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 336:◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 議員さんがおっしゃるとおりで、利用者のための施設でハードありきではございません。利用者が利用しやすい施設であるべきだと思っております。  公共施設マネジメントの視点で申し上げるならば、公共施設に例えば民間の商業施設を併設したりですとか、民間の運営に変えるということで開所時間を長くするという、利便性を上げるといった、そんなことをやっているような全国的な事例もございます。  ですが、まずは私たちの運営する公共施設につきましては、安全であること、あるいは空調機が壊れているのをしっかりと改修して快適であること、そういった施設というのをまずは第一に目指していきたいと思います。  予約の仕方ですとか、そういったところもやはりいろんなツールもどんどん時代とともに変わってきます。そういったところはしっかり研究しながら、予約のしやすい形というのを考えていきたいと思います。  それから、例えば営利目的での利用であったりとか、あと宗教に関する会議等の利用であったりとか、そういったところがありますけれども、かつての公共施設というのは、確かに公民館法とかいうのがございまして、そういう利用はできませんでしたが、商業的な利用というのも公民館でない限りはできますので、そういったところも総合的に見直していく必要があるとは思っております。 337:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 秘書広報課長。 338:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 まず、利用者の方の入り口としては、市のホームページということで御意見を頂きました。  ウエブサイトを利用する上でのアクセスのしやすさという部分では、国も掲げておりますアクセシビリティというような基本方針があります。それにのっとった形で、高齢者でありますとか、障害をお持ちの方とか、いかなる環境でもアクセスがしやすいような、そういうホームページ上のページ作りに努力をしていきたいというように考えておりますので、これは今後どんどん進めていきたいと思っております。  以上です。 339:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 共創の風に関連質問を認めます。  関連質問につきましては、代表質問の答弁に密接に関連する事項に限り、最小限の範囲といたします。また、新たな別の事項を質問することはできませんので、御了承ください。  9番加藤洋一議員。 340:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 9番加藤洋一です。共創の風の関連質問をさせていただきます。  今、綱島議員が高らかに清々しい質問をされましたので、私も負けないように質問させていただきます。  まず、時間配分の関係もありますので、(2)道の駅関係から質問をさせていただきます。  この道の駅について、今回市長にとりましては8年越しの悲願がかなったということで、市長も多分うれしいと思われていると思います。私なんかが思うに、3度のオリンピックに出て、3度目でメダルが取れたのかなという、そういう思いでいられるのかなというふうな思いでいるんですけれども、市長はとにかく安堵されていることとお察し申し上げます。  そんなところで4点、心配事、心配されることについて質問と提案をさせていただきます。  この道の駅、来年の春オープンすることはもう間違いないわけで、今度みんなで知恵を出し合って、この道の駅をより良いものにしていこうということなので、私も提案を少しさせていただくということで、進めさせていただきます。  まず、アですね。市民の皆様の反応ということで、これは市長の答弁にもありましたように、賛成もあったし反対の方もいたと。私なんかも選挙期間中、それは感じております。そんな中で、多分市長も聞かれていると思うんですけれども、賛成の人も反対の人も、狭くないのとか、これ渋滞は大丈夫なのというような声が市民の方から聞かれて、これは市長も聞かれていると思うんですね。  そこで1点だけ確認をさせてください。あの敷地ですけれども、北側に拡大することはちょっと無理だと思うんだけれども、南とか東西に拡大することができるのかどうかお聞きします。 341:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 342:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 緒言を整理させていただければ、いろいろなことを整理させていただければできると思います。 343:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 344:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 そうですか。あの敷地が狭いということについては、どうにかすれば南か東西に広げることも可能だということですね。  次に道路なんですけれども、あそこちょうど金太郎の歓迎塔のところ、十字路ですよね。そこが体育センター方面から来た車、北、東西、四方から来るわけです。そこが渋滞したときに、その渋滞したときの対応というのは何か案を持っていられるんですか。それをお聞きします。 345:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 産業振興課担当課長。 346:◯産業振興課担当課長〔内田秀二〕 ◯産業振興課担当課長〔内田秀二〕 現時点で道路側に対する渋滞に対しての対策というのは、基本的には考えてございません。入り口に対する渋滞解消のための施策というのは持っておりますが、現在の竹松交差点であるとか、そこに対して車両が集中することによって対応が必要なのかという点での対応というのは考えてございません。 347:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 348:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 この道の駅、せっかく来年の春できるわけですから、一番駄目なのが、お客さんが全然来なくてがらがらで駐車場が余っちゃっているということは、それに附帯をしてTTCさんからの納付金も入らなくなる。これは後ほどやりますけれども、入らないということですね。でも、今度もうTTCさんが頑張って素晴らしい企画商品を出しても、そこら中からお客さんが来たという場合、大渋滞、今度一方でがらがら、もう一方で大渋滞、大混雑ということも一応想定だけはしておく。今から対応することは無理だと思うんですね。道路を拡幅するとか、それは無理だと思うんだけれども、今から想定していくことって大事だと思うんですよ。  といいますのは、今年の3月、春めきの桜まつりが辻下でも行われ、また福沢地域でも行われました。私は辻下のほうの会場に出た後、大雄山駅前を通って竹松のトンネルを抜けようとしたら、そこから東名のインターに向かって大渋滞なんですね。何でかというと、その歓迎塔のところから福沢の桜まつりを見た人たちが合流してくるので、もうトンネルの中から動かない、渋滞しているということなんです。私は避けて右折して抜け道を抜けていきましたけれども、というように、この道の駅、来年の春オープンと先ほど皆さん方がいろいろ議論されている南箱の開通が重なるんですね。そのときのためにある程度、四方から渋滞した場合の想定は私はしておいたほうがいいと思う。こうしろとか、するなとかいうんではなくて、したほうがいいと思うんですけれども、その辺はどう考えられていますか。 349:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 環境経済部長。 350:◯環境経済部長〔飯田泰範〕 ◯環境経済部長〔飯田泰範〕 当然、開業時間際には数日間とか、オープンしてすぐの時期には渋滞とか駐車場の不足とか考えられることもあると思います。その渋滞については、車の流れをどうするかというのは、当然に開業までには考えておかなければならないと考えております。  また、駐車場につきましても、すぐに施設として用意することは難しいと思いますので、近隣に企業の駐車場等がありますので、そういったところがお借りできないかとか、そういったことも含めて、今後の開業までの準備としてやらせていただきたいと思います。 351:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 352:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 よろしく御検討をお願いいたします。  次、イですね。道の駅オープン後、本市が1,000万円ぐらいのお金を支出というか支援し続けるということ、それは地代だとか担当職員の給与、又は維持管理費等々を払うと、それが1千数百万円になるのかなと。でも、それをなるべく減らすための方策の一つとして、今TTCさんから4%の納付金で、それを指定管理料1,100万円をツーペイにしようということでやっているわけですね。ということは、TTCさんの売上げ3億円で、その4%が1,200万円ということです。先ほどの答弁にもありましたように、TTCさんが、これが4億円、5億円と売上げですよね、利益じゃなくて売上げですよね。売上げが5億になれば、それなりのバックがある。それは一つの方法として、市への収入、納付金となるわけです。  もう一つの方法として、TTCさんと話して、この4%をもう少し上げてくれないかと、5%、6%、7%、何%が適当なのか分かりませんけれども、その辺の検討する余地というのはあるんですか。もう4%で決定で、もう話し合う余地さえないのかどうかお伺いをします。 353:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 環境経済部長。 354:◯環境経済部長〔飯田泰範〕 ◯環境経済部長〔飯田泰範〕 現在のところは、提案では4%となってございますので、それをどう上げるかとか、そういったことは現在のところは考えてございません。 355:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 356:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 だからね、この道の駅は、私は商業施設だと思っているんです。でも市のほうは、これは公の施設だという答弁があって、ここで公の施設なのか商業施設なのかなんて話し合って議論したって何の実にもなりませんから、そんな話はしませんけれども、公の施設だから1,100万円を支出して、別に他の公共施設と同じなんだという考えもあるのかもしれないけれども、でも納付金というものを頂けるなら、それを増やすための努力というのは、やはり市長なり担当部署の人でもやっておけば、1,200万円をただ市が負担し続けるよりは、それが消えればそれにこしたことはないわけですよね。その辺の余地、今もう4%は変えられないという話なんだけれども、第一向こうからの提案が4%なんでしょう。市が、もう少しどうにかならないかという話もできないということですか。もう一度お答えください。 357:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長、お願いします。 358:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 そういう前提で採択させていただいたということでございますので、そこの部分をまだオープンもしていない中でいじくるということになれば、これは信頼関係を損なうことになるんではないかというふうには思ってございます。  ただ、全体の経費を落とす方法というのは当然あるわけで、それは年度協定をそれぞれ結んでいきますので、その中で真に必要な管理費というのは幾らなのかというのは協議させていただきたい。それと、売上げが伸びるような形で市としても努力をしていきたいというふうには思ってございます。  以上です。 359:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 360:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 続きまして、近隣の農産物直売店だとかスーパーマーケットとの調整ということで、1者とはまだ調整ができていないということなんですけれども、私は取りあえずその1者と話が今できない状況だというのは前にも聞いているけれども、今現在もそうだというのは今知りました。やはりこれからまだオープンまで1年近くあるわけですから、やはり話し合って、そのすみ分けの話をするだとか、もうオープンは決まったわけなので、すみ分け、うちはここまでやりますけれども、そちらはどうぞとか、その辺のすみ分けで今後とも話合いは続けていくべきなんだと思うんですけれども、話し合う余地はもう一切ない、話すつもりはないということなんですか。 361:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 362:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 私どもはいつでも御説明に伺うということでお話をさせていただいている状況でございます。 363:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 364:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 その方法が前から、電話をしただとか、メールをしただとかという話で、向こうの担当役員の方とか担当者に届いているのかさえ分からないんですけれども、その辺もう少し、私なんかが見ると何か市のほうもちょっと意固地になっているのかなという思いもするわけですよ。でももうオープンが決まりましたのでということで、市長なり副市長、市長が行かれないなら副市長でも伺って、いろいろ本当に腹を割って話し合って、うまくお互いが共存共栄できるような体制をすべきだと思うんですけれども、その辺いかがなんですか。 365:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 366:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 先ほど私のほうから答弁させていただいているとおりです。過去には先方さんに出向いて説明もさせていただいているところでありまして、その後の経過は先ほどのお話のとおりでございます。こちらから拒否をしているわけでも全くありません。  特定される特定事業者のことについて、いろいろ御心配をされているようでございますけれども、私どもからのお話はそれ以上もそれ以下もございませんので、いつでも門戸を開放しておりますので、そういう対応をしてまいります。 367:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 368:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 是非有意義なお話合いができることを期待しております。  では、戻りまして、1の(1)学童保育のところに戻ります。この辺は先ほど綱島議員のほうから、なかなか厳しい質問が出ましたけれども、私のほうでア、それとイも含めての質問なんですけれども、このことについて6年生までに拡大するかどうかというのは、アンケート調査を行うということなんですけれども、綱島議員からもちらっと出ましたけれども、私はこの放課後児童クラブを望む子供たちの中長期ビジョンを作る、そんなに難しいことじゃないですよね。南足柄市民のお子さんで保育園に入っている5歳、4歳、3歳、2歳の数の推計を見れば、その子たちがほぼ学童保育に入るのかなという想定できるじゃないですか。そんなの1日や2日でできるんだけれども、だからそういう中長期ビジョンに基づいて、子供の学童保育への入所希望数を把握するということは可能だと思うんだけれども、その辺はもう資料として持っているんですか。分かっているんですか、これから増えるんですか、増えないんですか。 369:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 子ども課長。 370:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 そちらのほうに関しましては、昨年度、子ども・子育て支援に関するニーズ調査を行いまして、そちらのほうに放課後児童クラブの入所の関係の質問もさせていただいているところでございます。そこから、今後のニーズに対する支援体制については、今年度策定いたします子ども・子育て支援事業計画の中でも量の見込みを検討させていただきまして、5年計画で量の見込みに対する体制を整えていくというような計画を策定する予定で動いているところでございます。 371:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 372:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 そうですよね、そんな難しい推計じゃないですからね。結局ごめんなさい、増えるんですか、減るんですか。それとも現状維持なんですか。どういう推移をたどるんですか、これから新1年生の学童保育入所希望数はどうなんですか。 373:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 子ども課長。 374:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 増える傾向にはあるというふうに考えております。昨年度279人が入所児童だったと思うんですけれども、今年度も292人ということで300人ぐらいが4月1日現在で入所しておりますので、傾向を見ますと増える傾向であるというふうに考えております。  また、来年度に向けての小学生入学前、年長児に対する来年度放課後児童クラブに入所するかどうかというようなアンケート調査については、今配布をさせていただいて把握をしているところでございます。  また、現在、放課後児童クラブに入所している方々に関しましても、今後、アンケート調査等をしていく予定で動いているところではございます。  以上です。
    375:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 376:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 そうすると、増えるという傾向が出ているんでしたら、私が中長期計画というのは別に、子供の数を推計しろと、それだけで終わったら何も意味ないわけで、教室が足りないわけですよね。今度、教育委員会、今度、教育長のお力で部屋をあと1部屋でいいのか、2部屋要るのか、その辺のことを検討していく、そのことも含めた中長期計画を作る必要があるじゃないですか。先ほど市長からも公設化になったと、非常に前向きな答弁を頂いて、部長からもそういう前向きな答弁を頂いているんだから、もう部長が先ほどすぐにそういう、取り掛かりますと言うんだけれども、そういう推計が出ているんだから、教室が幾つ必要なのか、それと教育委員会に幾つ教室くださいという計画、そういう計画ってすぐできるんじゃないんですか。 377:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 378:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ニーズ調査の結果から、確かに多くの方が希望されているという結果も出ております。また、今年度行いますニーズ調査を基に、じゃ、実際どのぐらいが必要なのか、その辺を割り出した中で物理的な教室の不足数などを考えながら、その辺のところは教育委員会と協議していきたいというふうに考えてございます。 379:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 380:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 じゃ、今度は教育長にお伺いしますけれども、市長がそうやって公設化で5、6年生までも進めるのも前向きに検討すると部長からも出たというのを受けて、教育長はもし各小学校であと1クラス学童保育のために下さいといった場合、教育長自身の判断と、あと学校長ですか、と決められると思うんですけれども、その辺は前向きに教育長も判断していただけるというふうに私は理解していいんですかね。 381:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育次長。 382:◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 ◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 当然のことながら、学童保育、今、学校で行っているところがほとんどですので、例えば子ども課と協議した中で、実は待機児童が出る。4年生、5年生を受け入れる。あと何教室欲しいんだけれどもというところでは、協議の場を持ったり、学校と調整したりということはうちのほうも当然前向きにやっていきたいと思います。  ただ、それと現実問題はまた別の話ですので、実際に今、小学校というものを運営しているわけですよ、学校教育を。ですので簡単に、教室を3つ下さいと言われて、はい分かりましたと言えるかというと、そこはなかなか難しいと思います。最初から拒否をするということは考えておりません。ただ、おっしゃったとおり、3つ必要だよといって、分かりました、じゃ3つ空けますと、そういう単純なものでもないということは御理解いただきたいと思います。 383:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 384:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 教育次長からも答弁させていただきましたけれども、まずは我々、学校教育を中心にしてやっていかないとというところはあります。まずは子供たちの安心・安全の確保が一番大事なところでございますので、今そのところは教育次長が答弁させていただいたとおり、様々な案件を整理しながら調整させていただくことは、これは当たり前の話だと思っております。  以上です。 385:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 386:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 ちなみに、今度教育委員会内で調整するときの、その手法について、私なかなか分からないので教えていただきたいんですけれども、教育長とか教育次長が直接1人の校長先生と話をするのか、例えば小学校の校長先生全員に集まっていただいて、北小はいないのかもしれないんですけれども、集まっていただいて、どこどこ小学校何個出せますか、と全体で調整するのか、どういう調整方法を採るんですか、そういうときには。 387:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育次長。 388:◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 ◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 今、子ども課のほうでは学区ということで学童保育を運営しておりますので、全体というよりは個別の対応で今は行っております。どこの学校が足りなくなりそうだ、あと何教室必要だという形で個別対応をしております。 389:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 390:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 教育長が言われるように、それぞれの学校の児童の教育が第一、それはもう分かりますよ。でも合わせて、その学童保育の子もその小学校の子なので、他の小学校の子がどこどこ小学校に来て集団の学童をやるわけじゃないんです。だから、教育長も、うちは学校の授業中だけで放課後のことについてはうちは関知しない、そういうあれじゃなくて、教育長のほうも前向きに放課後も同じ学校の児童なので、前向きに、どうぞこの部屋、じゃ、学童保育の皆さんのために使ってくださいという、そういう気持ちでいていただきたいと思うんです。いられると思うんですけれども、一応教育長、お考えをお伺いします。 391:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育次長。 392:◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 ◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 教育長も私もそうですが、当然そのような気持ちでおります。だからこそ、今年、南足柄小学校に1教室用意ができたというところがございます。ただ、私が言っているのは、今教室として使っていたり、そういうことがあるので、単純に物理的に3教室必要だから3教室ぽっと空けて渡せるかというと、そのようなことができないということをお伝えしただけです。 393:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 394:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 残り時間少なくなってきました。  じゃ、ウ、エのことについて、特別な支援を要する児童に対する対応ということで、これでちょっとお聞きしたいんだけれども、答弁がよく分からなかったんだけれども、それぞれ学校で起こったときには教育委員会で、学童保育で起こったり、保育園で起こったときには子ども課、何かばらばらな対応をしているというような答弁もあったし、もう一つ、ネウボラは保健医療福祉センターにあるけれども、外にあるわけですね。施設の外にある健康づくり課、私はこの事務分掌を読む限り、妊娠、生まれてから中学3年生までは、ずっとその後のその子の親子の対応をするというのがネウボラの本質だから、私は主管課は健康づくり課だと思うんだけれども、健康づくり課ってちゃんとそういう機能を果たしていますか。今日健康づくり課長いないから聞けないんだけれども、部長、分かりますか。この事務分掌を読む限り私は主管課は健康づくり課じゃないのかなと思うんだけれども、いかがですか。 395:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 396:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 そのとおりだと思っております。お子さんに関して、親御さんが困り事があるということになれば、まずは総合的な窓口としてはネウボラという形になっております。  ただ、学童保育に通っている中で、そこで問題が起きたということで、その親御さんとしては、支援員の先生に相談したりということもあると思います。その場合は子ども課からその相談事の発信がされるという形ですけれども、最終的にはネウボラも含めた中で連携した中で検討、いろいろな支援をしていくというふうになっております。 397:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。 398:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 もう時間ないので短く質問します。  ということは、1つだけ聞くんですけれども、学校で例えば1年生で入ってきた子、手帳も持っていない子で支援を要する、この子はちょっと支援を要する子だなと思ったときに、今言った健康づくり課のネウボラに相談されますか。そういうシステムになっているか。ちゃんと構築したほうがいいと思うんですけれども、いかがですか。 399:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 教育長。 400:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 今のお話は入学してきた子供ということですよね。入学前から教育支援委員会、昔の就学指導委員会の中で丁寧な対応をしておりますので、そういう情報はもちろん共有はしているところでございます。 401:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 以上で共創の風の質問を終了いたします。  ここで14時まで休憩といたします。                                休憩 午後 0時50分 ──────────────────────────────────────────                                再開 午後 2時00分 402:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 再開いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 高 田 三 郎 議員 403:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 次に、無会派の6番高田三郎議員の質問を許可いたします。  6番高田三郎議員。           (6番 高田三郎議員 登壇) 404:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 無会派となっていますが、日本共産党の高田三郎です。通告に基づいて簡潔に質問します。  所信表明のむすびの中で、ア、国、県との強い信頼関係、市民が主役の市政、及び地域間連携について質問します。  加藤修平市長の所信表明を6月14日に伺いまして、余りにも短いので驚きました。そこで、改めて4年前の所信表明を読ませてもらいました。4年前と比較して、これまでの4年間を振り返った記述がないことや、むすびのところでは4年前は県との強い信頼関係が強調され、市民の皆様との強い信頼関係も言われています。今回の所信表明のむすびでは、市民の皆様との強い信頼関係の記述が無くなり、国との強い信頼関係が加わっています。  そこで、1点目に国、県との関係について、国、県との強い信頼関係の下で政策の誘導と財源の確保を図っておりとのことでありますが、政策の誘導と財源の確保のために具体的にどのような取組を行っているのかお聞かせください。  2点目に、地域間連携について、4年前の所信表明では、持続可能な行政サービスの実現という項目を設けて、広域行政や広域連携、合併など様々な観点から自治体の在り方を考えてまいりますと述べられています。今回の地域間連携について、足柄上地区1市5町及び県西地域2市8町との信頼関係は良好と考えておられるのか、見解をお聞きします。  以上で1回目の質問を終わります。           (6番 高田三郎議員 降壇) 405:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 406:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、無会派、高田三郎議員の代表質問にお答えをいたします。  最初に、むすびで国、県との強い信頼関係、市民が主役の市政及び地域間連携についての国、県との関係についての御質問でございますが、社会資本整備や地方創生、また、学校環境の整備などの政策につきましては、国や県に本市の課題あるいは政策の内容をるる丁寧に御説明申し上げ、そして多くの助言を頂きながら、相互に理解を深め進めております。そういった中で、市民の皆様方が願う様々な政策をいかに推進し、いかに実現するか、そのために国や県との信頼関係を築いて財源の確保など、政策に対する支援に結び付いております。また、そうしたことを実現していくことが市民との信頼関係に結び付くんだろうとも思っております。  次に、地域間連携についてでございますけれども、足柄上郡1市5町、あるいは県西地域2市8町は、これまでの長い間、相互に尊重、相互に対等の立場で同じ地域の仲間として、共通する課題等に向き合い、信頼関係を築きながら地域間連携で広域行政に取り組んでいるところでございます。  以上でございます。           (加藤修平市長 降壇) 407:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 再質問を行います。  なお、再質問は答弁に納得できないものに限り、新たな別の事項を質問することはできませんので、御了承ください。  6番高田三郎議員。 408:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 質問ですが、この市民との信頼関係について、今回記述がないわけなんですけれども、それについてはどのように考えているか、もう一度答弁をお願いしたいんですが。 409:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 410:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 先ほども申し上げたかと思いますが、市民の皆様からの様々な要望、それらを真摯に受け止めさせていただいて、それで様々な政策を一つずつ実現をしてきたということが、今般、市民の皆様方からの御負託をいただいて、現在、市長の任に就かせていただいているものだと思っておりますので、市民との信頼関係については、これはあえてこの言を待たずにもしっかりとした市民との堅固な信頼関係の下で仕事をさせていただいているということは、全てにおける基盤で、ベースであると、基本であると、そのように思っております。 411:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 412:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 私はこの国、県との信頼関係が強調されて、市民との信頼関係が強調されていないということで、今回、私としてはこれまでの4年間を振り返る等の合併問題とか、道の駅のことで議会内でもすったもんだしたと。市民の中からもいろいろ合併問題なんかで市民の間でも二分するような、そういう意見が分かれたわけですよね。推進しろとか合併すべきじゃないとか、そういうことが影響しているのかと思いましたが、そこら辺は影響はなかったんでしょうか。もう一度答弁をお願いします。 413:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 414:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 ないんではないでしょうか。 415:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 416:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 じゃ、とにかくこれからは市民との信頼関係はこれからも構築していってほしいとは思います。  それで、今回、国との関係が特に強調されております。国とか県、それは市は、地方分権一括法が制定されて以降、対等になっているはずです。それでいろんな財政問題では国からいろんな交付金とか補助金とかもらわなきゃいけないわけなんですけれども、特別、国と市、この強調するということで、信頼関係を強調するということで違和感を覚えるわけであります。そういう中で、県との関係でいえば、道の駅とか南箱道路、こういう関係で県からの強い支援を受けているということで、信頼関係を強調しているのかと、私なりに思います。それで、国との関係でいえば、この道の駅で補助金が一杯来るというか、50%以上来るということで、国からの信頼関係を強調しているのかとは思うんですけれども、そういったことで、この道の駅絡みで何か国、県との関係を、強い信頼関係ということを強調しているように思うんですけれども、そこら辺は関係ありませんか。答弁をお願いします。 417:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 418:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 高田議員さんのおっしゃっていらっしゃること、ちょっと難しくてよく分からないんですけれども、全ては防災をはじめ、市民の皆様方の安全と安心、そしてまた市民の皆様の福祉の向上、そして地域の発展、反映、そのために努力をしているということです。全ての方法論、手段、いろんな関係をつくって、そのために一生懸命頑張りたいという、ただただその思いであります。 419:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 420:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 国との関係では、とにかく私もいろんなこれまでの市長の施政方針だとか、所信表明は4年ごとですけれども、そういったものを見ていまして、聴きまして、こういう中で国、県とのこの強い信頼関係なんていうのをやたらと今回、この短い所信表明の中でこれだけ強調されているというようなことになると、ちょっと違和感を覚えるというか、何か危険な面も私としては感じてしまいます。  そういう中で、これも一応聴き取りの中で通告はしてあるんですけれども、国との関係で、自衛隊のこととの関係がすごく強まっていると思うんですけれども、この国との信頼関係ということの中で、この自衛隊との関係がすごく強まっているということがあるんですけれども、そこら辺は関係あるんでしょうか、ないんでしょうか。 421:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 422:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 自衛隊との関わりといいますか、ということでございますけれども、自衛隊に限らず、先ほど市長も申し上げましたとおり、市町村の事務事業の推進においては国、県との信頼関係というのは重要でございますので、自衛隊に限らず適切な役割分担の中で事務事業を進めるということでございます。 423:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 424:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 自衛隊も一応国の機関なもので、国との信頼関係強調ということになると、最近もこのいろんな、金太郎通信だとか新聞の報道とか何かで南足柄市と自衛隊の関わりがよく見掛けます。そういう点で、すごく私たちも心配しておりますし、自衛隊のほうのホームページなんかも見ますと、自衛隊というのは定年が早いもので、自衛隊の幹部職員を市や何かに常勤勤務として受け入れるようなことも要請されているようでありますし、そこら辺で国との関係が余りにも強くなると、対等でなくなってしまうという点で心配しているわけですけれども、この自衛隊からそういった常勤者を受け入れるようにとか、そういった働き掛けは来ているんですか。防災部長にお聞きします。 425:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 426:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 自衛隊とは、防災の関係もございますし、常日頃から情報交換をさせていただいているところでございますけれども、自衛隊から直接常勤職員として受け入れてくれとか、そういう直接的な働き掛けはございません。ございませんが、退職自衛官のOBの活用というのは、全国的にもそういった事例もございますし、有効な人材活用といいますか、そういった部分で事例もかなりございますので、そういった話は事例としては情報は入手しているところでございます。 427:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 428:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 国との関係につきましては、災害時に、全国の事例を見ても、一番頼りになりますといいますか、初動で来ていただける、そういう関係を築いていく必要性がございます。私自身としましても、小山町等にございます自衛隊のそういう関連のところにいろいろな行事について招待されたりします。これは私どもだけではなくて、2市8町あるいは市の関係課は、いろんな首長さんも御参加させていただいて、常日頃顔の見える関係を持ちながら、いざというときにはしっかりと支援をしていただくと、こういう関係性を常日頃から持つ必要性があるというふうに思ってございまして、私どものほうとしては、そういう対応をさせていただいているところでございます。 429:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 430:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 自衛隊との関係は別にとやかくは言うつもりは今まではなかったわけなんですけれども、最近特に強まっているということで、私としては危惧しているということであります。  自衛隊が、退職にも、54、5歳かで定年になってしまうんですか。そういったことを、この防災や危機管理で地方自治体に常勤者として受け入れるような、そういった国からの働き掛けがあるように聞いております。そういう点で、神奈川県内の他の自治体の様子を見ましても、最近受け入れていると、隣の小田原市だとか開成町でも受け入れているというふうに、これは最近の話で聞いておるんですけれども、そういう点で、私は非常に心配しております。  防災のことでいえば、市としてはこれまでも市の職員が定年の後、その後再任用なんかで働いてもらう。また、消防ですか、今、小田原市に事務委託していますけれども、そういった消防のほうも受け入れて、定年後、受け入れたりする必要があると思います。そういうことからすると、このほうは国の機関のほうから人材を受け入れる余裕はないと思うし、市関係で十分防災や何かもやっていけると思うので、そういった国との自衛隊との関係はこれ以上余り進めてほしくないとは思うんですけれども、そこのところ見解をもう一度お願いします。 431:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 432:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 極めて私はバランス感覚で、必要な業務に対して必要な人材を必要に応じて仕事に就いていただくという観点でありますから、受け入れるという考え方の雇用はございません。そうした知識、経験、そして必要な人材を活用させていただいて、その仕事に就いていただくということでございますので、今、高田議員のおっしゃるような御懸念には及ばないと思っています。 433:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 434:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 この件で国との関係のやつは最後にしますけれども、とにかく国のほうでも自衛隊も含めて国の機関のほうでも、定年後の人をこういう地方自治体に受け入れるような、そんな働き掛けもあるんじゃないかと思います。そういう中で、市のほうとしても人口減の中で職員をこれ以上受け入れる余裕はないと思いますし、そういう点で、国は国、市は市のほうでそれぞれ人材確保していくべきだということで、そういうことでお願いしたいと思います。じゃ、そういうことでもう一度見解をお聞きします。 435:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 436:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 自衛隊に限らず適材適所、外部の人間が必要な状況であれば、そこはためらわなく採用していきたいというふうに思ってございますし、自衛隊の関係でいえば、その地域の防災という観点でいけば、消防団、そういうところは当然一番の基礎となるところでございますけれども、やはり昨今の状況を見ても、広域的なつながりといいますか、広域防災ということが重要な観点になってきますので、そこはそういう技術を持った方々にアドバイザーなり、職員として入っていただくということは検討の一つの物差しになるのかなというふうに思ってございます。  以上です。
    437:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 438:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 私ちょっと自衛隊の関係はおしまいにしようと思ったんですけれども、もう一回言わせてもらいます。この地域のことをよく知っているのは、この市の職員であるだろうし、また、消防署職員なわけですよね。自衛隊の方は南足柄市には住んではいないわけですから、何か災害のときには来てくれるということなんでしょうけれども、そういうことで防災についても、この市の職員、また、消防署職員、そういった方の協力でそういった災害対策を考えるべきだとは思うんであります。  それで、自衛隊との関係は、何かの災害のときは県知事辺りから要請されると思うんですけれども、県が自衛隊との関係でいろいろ連絡調整してもらうとして、市としてはこの消防、また、市の職員、それで消防団、そういった関係で災害対策を考えてほしいと思うんですけれども、そこら辺はどうお考えですか。じゃ、最後にお願いします。 439:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 総務防災部長。 440:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 当然、災害対応につきましては、自衛隊、警察、消防、関係機関と連携を密接にしまして、そういった応急対策等の災害対応に当たっていくということでございます。 441:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 442:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 じゃ、地域間連携ですけれども、地域間連携ということで、これまでは広域行政とかいろんなことを言われていたのが、そういう言葉がなくて、今回はこの地域間連携という言葉で出てきたもので、これがこの1市5町とか県西2市8町の、そういった地域間連携かと思い質問させてもらっているんですが、これまでいろんな広域行政がある中で、これも合併問題で一度中断したりとか、いろいろぎくしゃくしている点があるんじゃないかと思うんですけれども、2市協議会を立ち上げて、その後、合併しないという判断した辺りで、そういったぎくしゃくはなかったんでしょうか。答弁をお願いします。 443:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 444:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 現在、そうした状況はないと思っておりますし、以前にも増して良好な関係であると思っております。また、1市5町においては、昨年の10月10日に新たな首長を構成員に加えて、県西総合センターの所長もそうですけれども、7名を構成メンバーとする新たな広域連携協議会になるものも立ち上げ、それで南足柄市長に是非会長にと、最初に就いてほしいという要請もあり、ならばということで、そうした体制を取っているわけでございまして、全く御心配はないと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。  それから一言、地域間連携とあえて使わせてもらったのは、もちろんベースは足柄上郡1市5町の広域行政、また、県西地域2市8町の広域行政というのはもちろんあるんですが、また少し地域を隣接しないところ、例えば岩手県の遠野市と、あるいは兵庫県の川西市だとか、その他もろもろ、いろんな友好的に関わりを持っているところもありますし、道の駅の関係でいけば、同じTTCさんが運営されている木更津市、せんだっても全国市長会の総会でも、木更津市の渡辺市長ともいろいろ意見交換をする。正に地域間連携、水平連携を広く持つということが大事というような意味合いを含めておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 445:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 446:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 そういう2市協議のことでのぎくしゃくや何かなかったという、心配は要らないということだという答弁だったと思うんですけれども、私としてはいろんなことを聞いておりまして、それを心配しておるわけであります。  それで、今、地域間連携というのは1市5町のことを中心で、その後遠野市とかいろいろなことを答弁されましたが、この1市5町では長年、ごみ処理の広域化ということが、もう20年ぐらい以上前からやっていると思うんですけれども、こういうのがこのエコループで中断したり、また、この前の2市協議会を立ち上げて、またこれも2年くらい中断したりしているわけですよね。だからそういう、2市協議会なんかも、それまでの広域連携なんかに多少問題も生じて今までいたと思います。それで、1市5町のごみ処理も、計画も次から次と遅れてきているわけなんですけれども、そういった1市5町のごみ処理、こういったことが遅れてはいないんですか。そこら辺をもう一度答弁お願いします。 447:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 副市長。 448:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 確かに合併を協議させていただいているときには中断をさせていただきましたけれども、昨年度からそれを一回復活させていただいて、この4月からは大井町と山北町の職員を派遣していただいて、そういったことについての推進をする体制を整えたところでございまして、そこの部分については若干遅れてはいたという状況ではありますけれども、再開させていただいているという状況でございます。 449:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 450:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 このごみ処理については、新しく工事ができると言われている地域からも、いろいろ私も言われているんですけれども、これは20年くらい前からこの1市5町によるごみ処理計画が進められてきて、足柄上合同庁舎にも一度準備室が設けられたりしたわけなんですけれども、今では市に準備室ですか、そういった事務局を置いて、今計画を進めていると思うんですけれども、一体こういったものが本当に南足柄市、もう少しの計画をもっと早くできないのかと。例えばごみ処理なんかは工場が、最初は工場がそんなにもたないからということで、こういう計画が進められてきたわけですけれども、それが20年たってもまだできないということになると、この清掃工場のほうがもつのかどうか、そこら辺の見解を答弁お願いします。 451:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 452:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 現有施設については、いろいろと建設してから年月がたっておりますので、延命措置を適切に図りながら、そして一方で、それぞれ足柄上郡1市5町の中には南足柄市の施設、それから東部清掃組合の施設、西部の施設、3つあります。若干のそのタイムラグはありながらも、いずれ老朽化で次の施設を考えなければならないということの合意形成の中で、広域的なこの施設の建設について合意をしているわけでございますので、また、そのためにはどういう運営手法で行くのか。あるいは、どういう手法でこの建設に向けていくのか、あるいは既存の施設をどのような形でスクラップしていくのか、その経費はどうするのか、もろもろ複雑な要素が多面的に、縦横、糸を紡ぐようにあるわけです。ですから、そう短兵急に物が進むというわけにはいかない。それは早く進めたいと思います。おっしゃられることはよく分かりますが、なかなかそうはいかないところがありますので、そこが正にこの広域行政の要するに、一つの胆力というか、そういったところも必要なものであると、そんなふうに御理解いただければ有り難いと思います。 453:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高田三郎議員。 454:◯6番〔高田三郎議員〕 ◯6番〔高田三郎議員〕 私もそう理解したいところなんですけれども、例えば小田原市の斎場、これは一回三竹のほうに、南足柄の地域に建てるというのがお流れになって、今のところに再建するということになって、その後もうスムーズにできて、もう斎場が使用されているわけですよね。だから、小田原市の斎場はすごく計画そんなに遅れないで進んだと。それに対して、この上郡の1市5町によるごみ処理計画、これが本当にもう20年くらい前からなかなか形になって見えないということで、私も非常に南足柄市のこの進め方、本当にこれ何とかしてほしいということを思っております。  そういうことで、こういう地域住民との信頼関係も築きながら、近隣市1市5町協力し合って、こういったごみ処理の広域化を進めていってほしいと思うんですけれども、最後にこの見解をお願いします。 455:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 以上で高田三郎議員の質問を終了いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 滝 本 妙 子 議員 456:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 次に、無会派の10番滝本妙子議員の質問を許可いたします。  10番滝本妙子議員。           (10番 滝本妙子議員 登壇) 457:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 皆様こんにちは。無会派の滝本でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  加藤市長3期目の所信表明に対しまして、代表質問をいたします。持ち時間30分でございますので、さわりだけ簡潔に行いたいと存じます。  ところで、この度の所信表明は何なのでしょうか。今後4年間の市政運営に対する所信の一端を述べさせていただくとしつつ、重要施策も抜け落ち、内容も曖昧で具体像が見えません。さきの3月に骨格予算ではなく本格予算を組まれた上で行った所信表明に引き続きと言いたいのであれば、それは市長、違います。選挙の洗礼を受けた市長については、市民は市長の3期目は何をしてくれるのかと期待しております。御自分一人だけで分かっていないでください。禍根を残すことないよう、2期目までを総括し、3期目のスタートとしてきちんとした具体的な約束を構築し、網羅して定義することが、選出された為政者の市民と議会に対する責務であると私は考えます。  それでは、質問に入ります。他会派と質問項目が重なりますが、違った観点がございますので、明快なる御答弁を期待いたします。  1、3期目の政策。  (1)子育てと教育の環境を整備。  ア、待機児童解消について。幼児教育・保育の無償化で保育ニーズが増えることが想定されるが、令和2年度には待機児童が解消される見込みというふうにおっしゃっておられますが、そのとおりなのでございましょうか、お伺いします。  (2)高齢者と障害者の生活を支援。  ア、(仮称)おでかけバスの運行について。(仮称)おでかけバスの運行を検討するとのことであるが、その具体的な構想について伺います。また、検討に当たっては地域住民との協議が必要と考えますが、具体的な方法について伺います。  (3)防災力の強化と地域の活性化。  ア、体育センターグラウンドの芝生化と(仮称)道の駅金太郎のふる里や足柄産業集積ビレッジ構想事業エリアとの一体的な利活用について。これはこれまでの他会派の質問に対する答弁で大体了解いたしましたので、取下げをいたします。また、詳しくは別の場でやらせていただきたいと思います。  2、むすび。  ア、市政運営の基本姿勢である市民が主役の市政について。市長が考える市民が主役の市政とはどのようなものか伺います。  以上、1回目の質問を終わります。           (10番 滝本妙子議員 降壇) 458:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 459:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、無会派、滝本妙子議員の代表質問にお答えをいたします。  最初に、3期目の政策で子育てと教育の環境を整備の待機児童解消についてでございますが、昨年度に行いました子ども・子育て支援に関するニーズ調査において、幼児教育・保育の無償化が制度化された場合の保育施設入所の希望を設問の中に取り入れております。調査の結果につきましては、明日開催する子ども・子育て会議の中で公表する予定であります。無償化によって多少の保育ニーズの増大が見込まれますが、現在のところ、その大きな影響が出るほどのものではないと分析をしております。そうした中で、本年10月から幼児教育・保育の無償化が始まりますが、令和2年度までに135人の定員拡大を予定しておりますので、現在のところ待機児童は解消できるという見通しであると思っております。  次に、高齢者と障害者の生活を支援の(仮称)おでかけバスの運行についてでございますけれども、この(仮称)おでかけバスの目的につきましては、まずは公共交通が少ない地区で日常の外出時における移動に困難を感じている高齢者を対象にしまして、移動手段を確保することによって外出の機会を増やして、生活の支援や社会参加の促進、また、閉じこもりの防止などを目的に運行する考えでございます。実施方法などにつきましては現在検討中でありますが、事業の実施に当たっては、利用状況や、また運行の効果などを見極めるために試験運行を行う予定であります。試験運行につきましては、公共交通の少ない地区をモデル地区として定めて実施をしてまいります。  また、モデル地区の地域住民などで構成する検討会を設けまして、地域の皆様の御意見等を整理しながら、その運行の具現化を図ってまいりたいと思っております。  次に、むすびで市政運営の基本姿勢である市民が主役の市政についてでございますが、御承知のとおり、自治の主権は市民の皆様であります。このことを念頭に、市民と議会、そして行政はまちづくりに関する情報を共有し、相互に意見を出し合いながら、信頼関係の下、自主性を尊重して連携・協力してまちづくりを進めていくことが、市民が主役の市政というふうに考えておりますので、よろしくお願いをいたします。  以上です。           (加藤修平市長 降壇) 460:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 再質問を行います。  なお、再質問は答弁に納得できないものに限り、新たな別の事項を質問することはできませんので、御了承ください。  10番滝本妙子議員。 461:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 幼保無償化があっても待機児童は解消できますという御答弁でございました。それで、定員増といたしまして135名が拡大されるということでございましたが、私自身もちょっと調べさせていただきました。その中で5施設が新しくできるということでございまして、1つ分からないところがあるんですが、お教え願いたいと思います。  ヴェルミ2棟の企業主導型保育所ができるということでございますが、ここの運営主体はどこで、定員はどのくらいでございましょうか。 462:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 子ども課長。 463:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ヴェルミにおける企業主導型保育所事業者なんですけれども、国が企業主導型保育所事業を進めていく中で設置された児童育成協会が直接指導、支援を行うというところで、企業主導型保育所が設置をされております。そちらのほうの運営なんですけれども、株式会社ラピスラズリというところになりまして、隣にありますセントラルクリニック系列の会社であるというふうに聞いてございます。枠といたしましては、0歳から2歳19人というような枠がありますけれども、その中では企業枠、企業主導型ですので、企業枠、地域枠というような人数設定になってございまして、先日そちらのほうに出向きまして、地域枠はどのくらい確保できるのかというのを確認させていただいたところ、9人は確保ができるんではないかということで伺っているところでございます。見学に行った際には、やはり施設のほうが十分に充実した施設になっているというように確認をさせていただいた次第でございます。  以上です。 464:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 465:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 そうすると、大分努力されて定員増になったというふうに私も思います。よかったなと思いますけれども、しかしながら、数的に充足したとはいえ、保育の質のほうがちょっと心配なんですが、今、全国的に無償化に向けて施設の増設がどこでもやっておりまして、足りないのは保育士さんなんですよね。本市では保育士さんの確保はできていますでしょうか。 466:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 子ども課長。 467:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 保育士が不足しているということについては、認可保育所等からの情報は頂いているところではございます。本市も国で言う保育士不足というところでは、こちらのほうも課題になっていくのかなというふうには考えているところでございます。 468:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 469:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 保育士が不足している状況であるということでございます。それに対して対応策なんかは考えておられないんですか。 470:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 子ども課長。 471:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 なかなか市の独自での対応というのが苦慮しているところではございますけれども、この次の8月1日の広報誌には保育士が不足しているというような記事の特集を組ませていただきまして、PRに努めているところではございます。 472:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 473:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 それでは、待機児童解消の方向に向かっているということで、大変幸いでございます。  次に移らせていただきます。  次は(仮称)おでかけバスについてでございますが、市長の答弁ですと、これから検討するということで、具体的なことはほとんど何も決まっていないと考えてよろしいですか。 474:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 475:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 具体的なものに関しましては、これから検討会を立ち上げ、そこで議論してまいりたいというふうに考えてございます。 476:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 477:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 今年の3月に交通に関するアンケートというのを本市で企画課のほうでやられましたよね。これについても答弁がありましたけれども、その中の、200ページぐらいあるものなんですけれども、一応私読ませていただいたんですけれども、そのアンケート結果なんかはどういう取扱いをされるんですか。その参考にされるのかどうなのかをお伺いいたします。 478:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高齢介護課長。 479:◯高齢介護課長〔渡辺 修〕 ◯高齢介護課長〔渡辺 修〕 この(仮称)おでかけバスを検討するに当たりまして、やはり運行の回数とか目的について、このアンケート調査の結果等を十分に活用していきたいと思います。今回のこのアンケート調査の中では、例えば買物を目的に外出する場合に、どのくらいの頻度なのかというところのデータとしては、週に数回だということが一番多いデータが上がっている。そういったデータを今回のこの検討に十分生かしていきたいと考えております。  以上です。 480:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 481:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 それから、市長の御答弁の中では、モデル地区を設定してというふうなお話でしたが、そのモデル地区というのは公共交通の薄いところ、ないところをやってみたいというお話だったんですけれども、そうしますと、本市の中では大体決まってくるのかなと思うんですけれども、それでよろしいでしょうか、市長。 482:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 483:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 どこをモデルにするかというところも今後の検討になりますけれども、当然のことながら、公共交通が不足しているところということであれば、例えば大雄山線の沿線、これは本当に除外されるところであるというふうには思っております。 484:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 485:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 そうすると、大体概要が目に見えてくるんですが、高齢者対象で外出に困っているところで、公共施設の少ないところということだと大体分かるかなと思います。モデル地区としてそこを設定するに当たって、運行の方法なんかも決まっていないと思うんですけれども、このアンケートを見てみますと、居住地別、必要だと思う公共交通という項目があるんですね。それが、北足柄の各自治会ごとに南足柄、福沢、岡本、全部出ているんですが、それを見ていますと多種多様な要望が出ているんですよね。例えば、路線バスを充実してほしいというのと、コミュニティバスの運行をしてほしい、有料でも結構、それから、デマンド型交通の運行が欲しい、有料でも結構、それから、バスやタクシーなどの割引サービスの導入がいい、それからその他となっていますが、非常にバラエティに富んでいるんですが、そこら辺の市域の選び方によって、やっぱり交通の手段が変わってくると思うんですが、それについてはどのようにお考えですか。 486:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高齢介護課長。 487:◯高齢介護課長〔渡辺 修〕 ◯高齢介護課長〔渡辺 修〕 議員のおっしゃるとおりに、アンケート調査も各地区によって、その必要とされる公共交通、方法がまちまちでございます。そうした中で、アンケート調査の中で、例えばコミュニティバスが必要だという地域が多い地区、デマンド型が多い地区、そしてバスとタクシーの運賃が必要な地区と様々ですので、そういったアンケート調査の結果を見ながら、その地区と方法についても考えていきたいと思っております。 488:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 489:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 そうしますと、要するに地域ごとによって、地域の事情によって輸送方法も変わってくるということだと私は考えます。そうしますと、地域との協議が非常に大事になってきますので、例えばモデル地域に選ばれたところと住民との協議をするわけですよね。そしてその結果、住民が望むものをモデルケースとして走らせるという方向でよろしいんですか。 490:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 491:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 モデル地区と定めたところの地域住民の方とよく協議をしてまいりたいと思っております。ただ、その地域からの要望を全てかなえるということでは、またちょっと違うとは思っておりますので、できる限り要望の中で取り入れた中で運行できればというふうには考えてございます。 492:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 493:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 要するに、その地域に合った方法をある程度考慮しつつ、全市的に事業を展開する場合のことも考えてモデル事業をやるという意味でしょうか。 494:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 495:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 まずは高齢者に限ってこの事業を実施していくことになりますけれども、もちろん将来的に、この事業が軌道に乗れば、全市的、全住民を対象にということにも発展していく可能性もありますので、そういうことも念頭に置きながら試験運行をやっていきたいというふうには考えてございます。 496:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 497:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 この質問に関しては最後なんですが、運営主体が確か社会福祉法人とおっしゃったような気がしたんですが、そこが運営主体になるようなモデル事業でございますか。
    498:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 福祉健康部長。 499:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 運営主体といいますか、この検討会の中に社会福祉法人も参加していただきながら、一緒になって考えていきたいというふうに思っております。 500:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 501:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 そうしますと、その運営主体がどこになるかはまだはっきりしないわけですよね。お尋ねします。 502:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高齢介護課長。 503:◯高齢介護課長〔渡辺 修〕 ◯高齢介護課長〔渡辺 修〕 社会福祉法人につきましては、例えばデイサービスの事業だとか、あとハンディキャブ事業だとか、そういったいわゆる送迎を主にしている事業所もございます。そうした車両も使うことも検討の中に入れながら、運行方法については考えていきたいということで、社会福祉法人も混ぜているというところでございます。 504:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 505:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 そういう意味で社会福祉法人と言われるんでしたら、南足柄市には車友の会というのはあるのを御存じだと思うんですけれども、あそこはNPO法人で障害者の送迎をやっているんですが、そういうところは入れるおつもりはございますか。 506:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高齢介護課長。 507:◯高齢介護課長〔渡辺 修〕 ◯高齢介護課長〔渡辺 修〕 車友の会はNPO法人、存じております。車友の会の場合は個のニーズに対応している。自家用車で送り迎えをしているところでございますので、今回の(仮称)おでかけバスの目的とはちょっと違うところもございますので、検討会のメンバーには入れておりませんけれども、また何か意見等がこちらの検討会のほうで必要であれば、出席も要請していこうかと考えております。 508:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 509:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 すみません、もう一つ方法がありまして、自家用車で料金を取って送り迎えをするというのが、今度国のほうで法律が改正されてできるようになったと思うんですが、そういうケースも考えられますか。 510:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 高齢介護課長。 511:◯高齢介護課長〔渡辺 修〕 ◯高齢介護課長〔渡辺 修〕 運賃を収受する場合につきましては、やっぱり道路交通法に従って事務を進めなければいけないということもございますので、検討の中でそういったものにも十分注意しながら考えていきたいと思います。 512:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 513:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 ありがとうございました。  次に、最後の質問に移ります。  むすびの市民が主役の市政についてですが、市長が考える市民が主役の市政といいますのは、ただいま答弁がございましたが、どうも私が日々行政と接して、市民と接している中で、市民が主役になっているのかなという感覚を持っているんですが、質問しようかどうしようかと随分迷ったんですが、一応できる範囲でしてみたいと思います。  なぜ私がこういうことを言うのかというと、今何でもかんでも結局人数が多くなってしまって、行政のほうで全部背負いかねるものですから、市民にやってくれということが多いんですよね。おたがいさまネットもそうですし、そのほか例えばジオパークのボランティアとか、いろいろもろもろありますが、それもその中には車友の会みたいに、自分たちが自ら立ち上がってやっているところもございますけれども、ほぼコンダクターがいて、そのコンダクターに従って動いている市民の団体というのが目に付いて仕方がないんですが、そういう場合は市民が主役と言いますか、どうですか、市長。 514:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 515:◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 南足柄市では、市民自治の確立を目指して市政を行っています。市民の声を聴いて政策に反映させていくというだけではなくて、行政の役割として、市民の力を引き出していく。また、市民の活動を支援していくという役割があるというふうに思っております。市民が主役というのは、そういう意味というふうに私たちは捉えております。 516:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 517:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 ただいまの御答弁も分からなくはないんですが、自治基本条例の中にも市民をうたってあったような気がしたんですが、一時期、協働のまちづくりというのがはやりまして、市民と協働してまちづくりをしていくという、今でもそうだと思うんですが、ただいま取り組んでおられる公共施設のマネジメントに関しても、もう説明書があります。それを見ると、今までは行政と市民というのは上下の関係だったんだよ。ところが、今は違って対等な関係でいろいろ共有しながら、課題解決しながら、その対等の関係でマネジメントをやっていくんだというようなことが出たんですが、それが対等ですか。 518:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 企画部長。 519:◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ちょっと対等という言葉が、公共施設マネジメントのところで出ていたかどうかというのは、ちょっと記憶にないんですけれども、市民の声を聴くということは、市民が望む政策を実現するということでございます。ですので、対等という言葉はありませんが、一緒に市民と行政が共にまちづくりを進めていくという意味でございます。 520:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 滝本妙子議員。 521:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 これは難しい問題で、どのように私も考えたらいいのか迷うところがございますけれども、少なくとも市長が御自分の力で市民が主役の市政というふうにおっしゃるからには、まず説明責任を果たしていただきたいということでございます。  今般の所信表明のこのぺらぺらの、あれも3期目のスタートに当たっての所信表明としては失格だと私は思っております。市民が3期目の市長に期待してどうなのかなと見たら、これしかなかった。市長は多分、3月の議会からの引き続きで、あそこでもうやっているから、余り繰り返してもというので、多分書かれたんじゃないかなという気持ちは分かるんですけれども、それに象徴されるように、割と市長は自分一人で分かっちゃっているみたいで、市民に余り説明しないでやってしまうみたいなところが感じられます。世の中、今、社会的な流れとして、市民が協力しないと地域の課題、まちの課題が解決できない方向に来ていますので、仕方ない部分もあるんですが、本当に市民と一緒になってという気持ちを忘れずに、是非市政運営を3期目は取り掛かってほしいと思います。それを貫徹してほしいと思いますが、いかがですか。 522:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 市長。 523:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 そのとおりだと思っております。滝本議員さんから、この御指摘があった部分についても改めて真摯に初心に立ち返って、常に市民の皆様方の目線で客観的に、またふかんして大局的な状況を把握しながら、バランスの取れた、そうした姿勢で仕事をしてまいりたいと思いますので、また御指導のほどよろしくお願いいたします。 524:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 以上で滝本妙子議員の質問を終了いたします。 ──────────────────────────────────────────       散会の宣告 525:◯議長〔保田建一郎議員〕 ◯議長〔保田建一郎議員〕 本日の代表質問は予定者まで全部終了いたしましたので、これをもって散会といたします。  次の本会議は7月8日午前9時から会議を開きます。  本日は大変お疲れさまでした。                                午後 2時59分 散会 このサイトの全ての著作権は南足柄市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Minamiashigara City Council, All rights reserved....