南足柄市議会 2019-06-14
2019年6月14日(金) 令和元年第2回定例会(第1日) 本文
▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1:◯議長〔
保田建一郎議員〕 開会の宣告
◯議長〔
保田建一郎議員〕 おはようございます。
出席議員が16人で定足数に達しておりますので、ただいまから令和元年第2回
市議会定例会を開会いたします。
午前10時00分 開会
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開議の宣告
2:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより直ちに本日の会議を開きます。
本日の議事日程につきましては、お手元に配布の議事日程表により進めさせていただきますので、何分の御協力をお願いいたします。
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日程第1
会議録署名議員の指名について
3:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 日程第1、
会議録署名議員の指名を行います。
会議録署名議員につきましては、会議規則第119条の規定により、5番
高田明美議員、6番
高田三郎議員、7番
臼井忠欣議員の3人を指名いたしますので、よろしくお願いいたします。
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日程第2 会期の決定について
4:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第2、会期の決定についてを議題といたします。
お諮りいたします。
本定例会の会期は、本日6月14日から7月8日までの25日間と決定したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
5:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認め、本定例会の会期は本日6月14日から7月8日までの25日間と決定いたしました。
なお、会議日程につきましては、既に配布の日程表のとおりですので、よろしく御協力のほどお願い申し上げます。
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日程第3 諸般の報告について
6:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第3、諸般の報告を行います。
監査委員から、議会報告第10号で定期監査の結果について及び第11号で
例月出納検査の結果についてが、お手元に配布のとおり報告されました。
次に、陳情第1
号自衛官募集に関する陳情は、
陳情書処理規程第2条の規定により
総務福祉常任委員会に付託いたします。
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日程第4 所信表明について
7:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第4、所信表明についてを議題といたします。
市長から所信表明の申出がありましたので、これを許可いたします。
市長。
(
加藤修平市長 登壇)
8:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 おはようございます。
本日、令和元年第2回
市議会定例会の開会に当たり、私の今後4年間の市政運営に対する所信の一端を述べさせていただく機会を頂きましたことに、心から感謝申し上げます。
市長として3期目の市政を担わせていただく、その職責の重さを痛感し、身が引き締まる思いでございます。御期待と御信頼に応えられるよう、市民の皆様、議員の皆様とともに、新たな
まちづくりに全力を尽くす決意でございます。南足柄市の発展と繁栄、福祉の向上、さらには足柄平野、県西地域全体の産業、経済の活性化に努力をしてまいりたいと思います。
それでは、私が市民の皆様と約束をしました今後4年間の主要な政策について御説明申し上げます。まず、子育てと教育の環境を整備についてでありますが、将来を担う子供たちは、国、地域、そして家庭の宝であります。全ての子供たちが大切に育まれ、健やかに成長できるよう、子供と子育て、そして教育の環境整備を重要課題として引き続き取り組んでまいります。
待機児童対策につきましては、定員増加を図るための園舎の建て替えを行う保育所や、
幼保連携型認定こども園への移行を予定している民間幼稚園の支援等を行い、令和2年4月に待機児童が解消できるよう取り組んでまいります。
放課後児童クラブ、いわゆる学童保育につきましては、今年の4月から
社会福祉法人小田原福祉会に運営をお願いし、公設民営で事業がスタートしております。子供たちの安全と安心を第一に、放課後等の居場所として充実したものとなるよう取り組んでまいります。
小児医療費助成制度につきましては、中学生の通院に係る助成の対象者を、これまで就学援助と同等の世帯の対象者に限っていましたが、小学生と同等の助成となるよう、対象範囲を拡大してまいります。
教育環境の整備につきましては、既に中学校にはエアコンを整備しておりますが、今年の夏までに、全ての公立幼稚園の保育室と小学校の普通教室にエアコンを整備してまいります。トイレの快適化につきましては、今年度中に全小学校のトイレの洋式化を目指します。中学校についても、年次計画で進めてまいります。
次に、高齢者と障害者の生活を支援についてでありますが、人生100歳時代と言われる中、誰もが住み慣れた地域で安全で安心して健康に暮らせることは、市民の皆様の願いであります。そこで、支え合いの
まちづくりを推進するため、
地域包括ケアシステムの中核施設である市内3箇所の
地域包括支援センター間の連携強化を図るとともに、支援や介護を必要とする方々を元気な高齢者などが支えていく、おたがいさまネットを拡充します。
また、高齢者の生活に必要な移動手段の確保については、今後更に重要な課題となってまいります。
社会福祉法人など関連する団体とともに、(仮称)おでかけバスの運行を検討してまいります。
市内には、深い知識や高い技術を持った元気な高齢者が多くいらっしゃいます。高齢者が地域で活躍できる
まちづくりを進めてまいります。
障害者の自立と社会参加を促進するため、障害者が作業を行う通所施設への交通費の一部を新たに補助してまいります。
次に、防災力の強化と地域の活性化についてでありますが、本市の消防団は、地域の住民から信頼され、地域の安全・安心の要として大きな役割を果たしています。消防団の施設や資機材を充実させるとともに、活動を支援してまいります。
また、地震や風水害による被害を最小限に食いとめる手段として、市民への確実な
情報伝達手段の確保が必要不可欠です。
防災行政無線と
地域防災無線のデジタル化に向けた検討を進め、防災情報の
配信システムを整備してまいります。
文化、芸術活動につきましては、文化会館を拠点にして南足柄市を広くPRするとともに、テレビやラジオの公開番組等の誘致を積極的に行ってまいります。また、市民の皆様が芸術、文化に触れ合う機会を提供できる事業を実施してまいります。
体育センターは、
スポーツ活動や健康づくりの拠点として県内外の多くの方に気持ちよく利用していただけるよう、グラウンドの芝生化を進めるとともに、(仮称)道の駅金太郎のふる里や
足柄産業集積ビレッジ構想事業エリアとの一体的な利活用も検討してまいります。
地域の活性化については、自治会などの
地域コミュニティのにぎわいが南足柄市の活力や発展につながると考えております。地域や自治会の歴史、文化を重んじ、人々の活動に共感できる心を持つことを大切にし、様々な課題や悩み等に寄り添いながら活動を支えてまいります。
次に、新しい観光産業を興し、働く場の確保と稼ぐ力をについてでありますが、防災、福祉、教育などに対する市民の皆様の願いをかなえ、明るい未来を築くためには、政策を実現する財源の確保が必要不可欠であります。そのためには、地域の産業と経済を元気にし、歳入を増やすことが重要であります。来年春には南足柄市と箱根町を連絡する県道が開通し、南足柄市は
国際観光地箱根の新しい東の玄関口となります。これをチャンスにして、年間200万人の観光客の来訪を目指し、稼ぐ観光産業を興したいと考えております。
そのためには、
大雄山最乗寺やアサヒビールなどの本市の観光拠点の魅力を生かし、(仮称)道の駅金太郎のふる里や足柄平野の観光施設と連携しながら、観光客の回遊と滞在を促進していく必要があります。企業誘致については、市長就任当初から取り組んでまいりました。その成果として、
守山乳業株式会社の企業誘致を実現しました。
足柄産業集積ビレッジ構想は、先行整備を目指す
壗下竹松北地区において、合意形成を図りながら企業誘致を進めてまいります。
(仮称)道の駅金太郎のふる里は、今年1月に国土交通省から重点道の駅候補に選定され、選定証が交付されました。また、3月には内閣府から、
地方創生拠点整備交付金1億8,645万円の交付が決定されました。南足柄市と箱根町を連絡する県道の開通と相まって、来年春の開業に向けて着実に事業を推進してまいります。(仮称)道の駅金太郎のふる里が地域産業や市民の皆様の活力の源泉となり、歳入の増加に結びつく確実な一歩となるよう、責任を持ってなし遂げる覚悟であります。
以上が、3期目の市政運営に当たっての基本的な考えと政策の概要であります。
私は今まで、市民の皆様が住んでよかった、住み続けたいと思えるまちをつくることを目指してまいりました。南足柄市は今、国・県との強い信頼関係の下で政策の誘導と財源の確保を図っており、間違いなく前進しています。令和元年、新しい時代が始まりました。南足柄市は、明るい未来に向かって更に前進します。
必要なことは実現する力です。大切なことは、今とこれからです。未来のまちの発展の基盤をつくるためには、公共施設の統廃合も重要な取組です。将来の公共施設の在り方について検討を進めてまいります。
また、福祉、教育、防災など市民の皆様が願う様々な政策を推進し、実現してまいります。そのためには、南足柄市と足柄平野全体の産業、経済を元気にし、にぎわいをつくり出す成長戦略等を実現し、歳入を増やす努力をしてまいります。
私の市政運営の基本姿勢である市民が主役の市政を基本に、人を思う心、まちを想う心を大切にし、引き続き市民協働、官民連携、地域間連携を念頭に置いて、安全で優しいまち、地域の経済が元気な
まちづくりに粉骨砕身、全力を尽くしてまいります。
市民の皆様、そして市議会議員の皆様のなお一層の御理解と御協力を賜りますことを心からお願いを申し上げまして、私の所信表明とさせていただきます。
令和元年6月14日、
南足柄市長、加藤修平。
以上でございます。
(
加藤修平市長 降壇)
9:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 所信表明が終了しました。
ここで、10時30分まで休憩といたします。
休憩 午前10時14分
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再開 午前10時30分
10:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 再開いたします。
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日程第5 報告第3号 平成30年度南足柄市
一般会計繰越明
許費繰越計算書について
11:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第5、報告第3号平成30年度南足柄市
一般会計繰越明許費繰越計算書についてを議題といたします。
報告を求めます。市長。
12:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
報告第3号
平成30年度南足柄市
一般会計繰越明許費繰越計算書について
平成30年度南足柄市
一般会計繰越明許費について、
地方自治法施行令第146条第2項の規定により、別紙のとおり報告する。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
内容説明につきましては企画部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
13:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
14
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 それでは、報告第3号について御説明申し上げます。
恐れ入りますが、1ページを御覧ください。
この
繰越計算書に記載の事業につきましては、平成30年第2回臨時会、第4回定例会及び平成31年第1回定例会において、補正予算の中で
繰越明許費として議決いただいたものです。いずれも議決いただいた金額の範囲内で、令和元年度へ繰り越しを行っております。
最上段の民生費、児童福祉費の
保育所等整備費補助事業につきましては、民間保育所の
園舎建て替えに対して補助を行うもので、令和元年度中に整備を完了し、来年4月からの保育所定員の増加を図るものです。
次の、衛生費、保健衛生費の風しんに関する
追加的対策事業につきましては、抗体保有率の低い世代を対象に抗体検査及び予防接種を行うもので、令和元年度中に事業執行するものです。
次の、小田原市
斎場整備事業費負担金につきましては、法令に基づく建物検査などに時間を要したことから事業を繰り越したもので、既に先月中旬には建物の引き渡しが完了しております。
次の、
農林水産業費、農業費の
震災対策農業水利施設整備事業につきましては、一色橋の耐震補強を行うもので、次の土木費、
道路橋りょう費の
橋りょう長寿命化修繕・耐震化事業につきましては、押切橋及び
押切橋側道橋の修繕、耐震設計、その他
橋りょう修繕計画の改定を行うものです。
これらは、平成30年度末に国の補正予算等を踏まえて予算措置し、令和元年度中に事業執行するものです。
最下段の教育費、小学校費の
小学校空調機整備事業につきましては、今月末をめどとして、全ての普通教室においてエアコンを利用することができるよう、整備を進めているものです。
以上で説明を終わりにさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
15:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。
質疑ございませんか。
(発言する者なし)
16:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑なしと認めます。
よって、報告第3号についてはこれで終了いたします。
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日程第6 報告第4号 平成30年度南足柄市
水道事業会計予
算繰越計算書について
17:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第6、報告第4号平成30年度南足柄市
水道事業会計予算繰越計算書についてを議題といたします。
報告を求めます。市長。
18:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
報告第4号
平成30年度南足柄市
水道事業会計予算繰越計算書について
平成30年度南足柄市
水道事業会計予算繰越しについて、
地方公営企業法第26条第3項の規定により、別紙のとおり報告する。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
内容説明につきましては都市部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
19:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 都市部長。
20
:◯都市部長〔天津 稔〕
◯都市部長〔天津 稔〕 それでは、報告第4号の内容について御説明申し上げます。
1枚おめくりいただき、平成30年度南足柄市
水道事業会計予算繰越計算書を御覧ください。
繰り越しいたしました事業の内容でございますが、
和田河原踏切配水管布設替え工事委託において、踏切内の
NTT埋設ケーブルの埋設箇所が事前に調査した箇所と相違があり、
水道管埋設位置の変更が必要となったことに伴い、工事内容の見直しなどに時間を要したことから年度内の完成が困難となり、工期の延伸を行ったものでございます。
また、予算計上額9,000万円を令和元年度に繰り越すものでございます。
なお、事業につきましては、令和元年5月31日に完了しております。
以上で説明を終わりにさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
21:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。ありませんか。
(発言する者なし)
22:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑なしと認めます。
よって、報告第4号についてはこれで終了いたします。
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日程第7 報告第5号 平成30年度南足柄市
公共下水道事業
会計予算繰越計算書について
23:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第7、報告第5号平成30年度南足柄市
公共下水道事業会計予算繰越計算書についてを議題といたします。
報告を求めます。市長。
24:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
報告第5号
平成30年度南足柄市
公共下水道事業会計予算繰越計算書について
平成30年度南足柄市
公共下水道事業会計予算繰越しについて、
地方公営企業法第26条第3項の規定により、別紙のとおり報告する。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
内容説明は都市部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
25:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 都市部長。
26
:◯都市部長〔天津 稔〕
◯都市部長〔天津 稔〕 それでは、報告第5号の内容について御説明申し上げます。
1枚おめくりいただき、平成30年度南足柄市
公共下水道事業会計予算繰越計算書を御覧ください。
繰り越しいたしました事業の内容でございますが、
公共下水道整備工事第4工区、壗下地区において、NTTの
埋設ケーブルの埋設箇所が事前に調査した箇所と相違があり、
下水道管埋設位置の変更が必要になったことに伴い、工事内容の見直しなどに時間を要したことから年度内の完成が困難となり、工期の延伸を行ったものでございます。
また、予算計上額3,000万円を令和元年度に繰り越すものでございます。
なお、事業の完成予定は令和元年8月30日を予定しております。
以上で説明を終わりにさせていただきます。どうぞよろしくお願いいたします。
27:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。ありませんか。
(発言する者なし)
28:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑なしと認めます。
よって、報告第5号についてはこれで終了いたします。
──────────────────────────────────────────
日程第8 報告第6号 平成30年度
大雄山駅前開発株式会社
の決算について
29:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第8、報告第6号平成30年度
大雄山駅前開発株式会社の決算についてを議題といたします。
報告を求めます。市長。
30:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
報告第6号
平成30年度
大雄山駅前開発株式会社の決算について
地方自治法第243条の3第2項の規定により、平成30年度
大雄山駅前開発株式会社の決算書を別紙のとおり提出する。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
内容説明は企画部長が申し上げますが、説明の前に私から、市長として
大雄山駅前開発株式会社の経営について御説明をいたします。
御承知のとおり、
大雄山駅前開発株式会社の経営状況は、最も純利益が高かった平成9年度から徐々に悪化しておりまして、平成18年度には初めて運転資金として8億5,000万円を借り入れました。平成28年度には、
キーテナントの退去に伴っての大規模改修を行うため、6億円の借入れなどをしており、更に厳しさが増しています。こうした状況下では、更にキャッシュが減少し、資金繰りが難しくなる可能性があり、ここでしっかりと健全経営に向けた改革に取り組んでいく必要があると認識しております。
そこで、3期目の市長就任後、まず取りかかったことは経営陣の強化であります。会社の再建を進めていくためには、新しい視点で全てをゼロベースで見直していく必要があると考えまして、令和元年5月24日の取締役会で、新たに経営経験が豊富な2名と星崎副市長を社外取締役に選任しました。併せて、常務取締役1名と取締役1名が辞任をされ、承認されています。
なお、取締役選任の件につきましては、令和元年5月31日に開催をされた定例株主総会で承認を受けております。翌日の6月1日には、直ちに新体制で臨時の取締役会が開催されまして、平成31年3月に作成した
大雄山駅前開発株式会社経営健全化方針に沿って、早急にコスト削減に取り組み、キャッシュ・フローの改善を進めていくことが確認をされております。
こうした厳しい局面においては、健全経営に向けた改革は簡単なことではございませんが、経営課題にしっかりと向き合って、一つ一つ改善していきたいと考えます。市長として決意と覚悟を持って会社の再建に臨んでまいります。
それでは、決算の内容説明については企画部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
31:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
32
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 それでは、報告第6号について御説明申し上げます。
なお、この決算報告書は、令和元年5月31日に開催された
大雄山駅前開発株式会社の株主総会において承認され、市に提出されたものです。
恐れ入りますが、1ページを御覧ください。
平成30年度の事業報告ですが、第29回定時株主総会の開催をはじめとし、定時取締役会を2回と臨時取締役会を1回開催いたしました。それぞれの内容等につきましては、議題等の欄に記載しているとおりでございます。
3ページの貸借対照表を御覧ください。この表は、
大雄山駅前開発株式会社の保有している建物などの資産をどのような資金で賄っているかを明らかにしたものです。
左側の資産の部ですが、一番上の流動資産は、現金・預金等の減により前年度に比べ約7,233万円減の2億5,517万9,559円となります。その下の固定資産は、建物の減価償却費等により、前年度に比べ約3,691万円減の19億1,225万5,302円となります。これにより、資産の部合計は、最下段にありますように21億6,743万4,861円となります。
次に、右側の負債の部ですが、1年以内に支払いが見込まれている未払消費税等の流動負債は、前年度に比べ約540万円減の4,594万7,786円となります。その下の固定負債は、償還期間が1年以上になる返済金等ですが、前年度に比べ約3,509万円減の16億380万4,723円となります。これにより、負債の部合計は、中段やや下にありますように16億4,975万2,509円となります。
次に、下の段の純資産の部ですが、資本金の4億円と利益剰余金の1億1,768万2,352円を合わせて、純資産の部合計は5億1,768万2,352円となります。その結果、負債及び純資産合計は、最下段にありますように、資産の部合計と同額の21億6,743万4,861円となります。
4ページの損益計算書を御覧ください。この表は、平成30年度中の収益及び経費から経常利益を算出するとともに、税引き後の当期純利益を明らかにしたものです。
表の上段にあります売上高は2億3,847万3,049円で、その大半はヴェルミ各棟のテナントからの家賃収入で、ヴェルミ2棟の新規テナントの入居や既存テナントの増床により、前年度に比べ約1,687万円の増となっております。
次の、販売費及び一般管理費は2億1,176万5,490円で、前年度に比べ約1,972万円の減となっておりますが、これは、平成29年度にヴェルミ2棟の一部を改装していたため修繕費が減額になったためです。売上高から、この販売費及び一般管理費を差し引いた営業利益の額は、プラスの2,670万7,559円となります。
次の営業外収益は131万9,843円で、受取利息や雑収入になります。
その次の営業外費用は3,138万3,990円で、支払利息などになります。
先ほどの営業利益と営業外収益の合計から営業外費用を差し引いた経常利益の額は、マイナス335万6,588円となり、この経常利益から法人税等の額29万円を差し引きますと、平成30年度の当期純利益の額はマイナス364万6,588円となります。
なお、5ページには販売費及び一般管理費内訳書、6ページには株主資本等変動計算書、7ページには監査報告書、8ページにはキャッシュ・フロー計算書、9ページには財政状況の推移を添付しておりますので、お目通しいただきたいと思います。
以上で説明を終わりにさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
33:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。
高木議員。
34:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 それでは、1点質疑いたします。
5ページの、販売費及び一般管理費内訳書のところの上から6番目の広告宣伝費のところですが、広告宣伝費が平成28年は約115万円、平成29年は約112万円だったんですね。それに対して今年度は7万4,400円と非常に減額になっているというふうなことなんですが、この辺の理由はどういうことでしょうか。
35:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
36
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 平成29年の前期は、セブンイレブンさん等の開店もございました。併せて2棟、3棟の広告をしようということで、大雄山線の中づり広告を行いました。比較して、平成30年期につきましてはそういった広告はいたしませんで、店内に音楽が流れる有線がございますけれども、それの経費のみでございます。
37:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 高木議員。
38:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 平成30年度は有線の経費だけだということなんですが、先ほど市長のほうからも、南足柄市第三セクター経営評価委員会でも経営健全化の内容について御説明いただいたんですが、その中でも見てみますと、利用者を増やすためにはやはり広告宣伝、これが大変重要なんだと。だから、それをしっかりやっていくんだというふうな文言が書いてありました。
そういった意味で、広告宣伝費の減額という、有線だけになってしまったというその部分は、ある意味では更に利用者を増やすという意味で逆行しているのかなというふうに思うので。その辺が、有線だけにとどまってしまったその部分については、どういうふうな理解というか。もっと広告宣伝費を増やして、利用者を増やしていくといった形にいかなかったというのは、どういうことでしょうかね。
39:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
40
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 確かに、新規テナントが入った場合であったりとか、その季節季節に応じてアピールできるような広告をすべきところもあると思いますけれども、やはり一つは経費の削減といった意味で、広告費に予算を充てられなかったと思います。
ただ、予算額としてはそれなりにございますので、やはりその分はしっかりと広報、広告を打っていくことは必要だと思います。
41:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにございませんか。
石川議員。
42:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 先ほどの市長の説明を聞いて、議会の決議や財政健全化に関する条例で、ようやく健全化に取り組む気になったようですが、私は、行政の怠慢で手遅れの状態だと思っております。
そこで質疑します。3ページの貸借対照表の経営資金立替金です。
平成29年度立替金は、平成30年3月31日現在と平成31年3月31日現在で3,048万400円で変動がなく、また、平成30年度立替金2,735万2,860円を、平成31年3月31日現在に計上されています。これはいつ返却されるのか伺いたい。
2問目、同じく共用修繕仮払金。共用修繕仮払金は平成27年3月31日現在以来、1,004万4,543円が計上され続けています。これはいつ返却されるのか伺いたい。
3問目、8ページのキャッシュ・フローの現金及び現金同等品の期末残高について。キャッシュ・フローの期末残高は、対前期比約2,500万円減少、対予算も1,050万円減少しています。小生は危機的状況と認識しているが、執行部の捉え方と今後の対応策について伺いたい。
43:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
44
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 まず、1点目の立替金のことですが、平成30年期につきましては1,000万円のみの返還でございました。今後の返していただく見込みなんですけれども、もちろん立替金という設定をした以上、前提としては返していただくという科目設定ではございますが、現実的に2棟の今の状況を鑑みますと返金の見込みが立たない状況ではございます。まずはこの先、平成31年度、32年度以降の立替金をつくらないようテナントを全て埋めていく。また共用費、満額もらっていない店舗もございますので、そちらを満額もらえるような交渉をしていくことが第一だと思っております。
2点目の仮払金の共用修繕ですけれども、これにつきましては、会社設立後しばらくは1棟、2棟、3棟の管理組合の修繕積立金として仮払いをしていたものだと聞いております。毎年修繕積立金を増やして、管理組合はそこから修繕費に充てていたというふうな流れだと思います。ですが、途中で法律の改正などがありまして、そういったことができなくなって、修繕積立金の数が数字として今現在残ってしまっているのだと思います。
3点目のキャッシュが減っているだろうということでございますけれども、30年期につきましては、一応売上げ自体、テナントにお店が入っていただけたということで、売上げ自体は伸びております。また、コストの縮減も少なからずやらせていただいて下がっております。ですが、やはり返済金がかなり大きく響いておりまして、返済のほうに使わざるを得ない、また運営費に充てざるを得ないといった状況でございます。
収入を上げて歳出をよじめることがやはり喫緊の課題だと思いますので、その対応で当面の間はしていきたいというふうに思います。
45:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 石川議員。
46:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 1問目の質疑で、平成29年度、平成30年度の2棟経営資金立替金については、見込みが立たないという率直な答弁を頂いたと思います。それならば、特別損益に計上した上、市は株主として当該会社の社長に賠償を求めるべきだと考えるが、いかがですか。
それから、キャッシュ・フローのことについてですが、今後の対応策についても目新しい方策は全くありません。それで、このことも含めて
大雄山駅前開発株式会社の経営状態が非常に悪いということを、市民に広報等でそろそろ真実の情報を早急に周知するべきと考えますが、執行部としては今までどおり隠し続けるのかどうか、伺いたい。
47:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
48
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 まず1点目、立替金を特別損失に振り替えるといったところですが、確かに、この立替金は会社の通常の経営活動では発生しない臨時的な損失ではありますが、そもそも特別損失に計上できるかどうかの判断は、ここではできません。まずは経理上の扱いとするのではなく、先ほど申し上げているように、返還してもらう前提で努力をしてまいりたいと思います。
2点目の、キャッシュ・フローの改善ができないならば、会社として市民にお伝えするべきではないかといった件ですけれども、国のほうでも、地方自治体がかかわっている第三セクターの経営の状況については、広く市民に伝えることが求められております。時期はともかくとしましても、もちろん予算・決算、こういう議会の場でもそういった情報というのはお伝えしているというふうには認識しておりますけれども、分かりやすくお伝えする方法というのは、どこかの時期で考えさせていただきたいと思います。
49:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 石川議員。
50:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 1問目について再々質疑したいんですが。
この特別損失に計上したほうがいいよというのは、たしか1年前もそういう提案が議会からあったと思いますが、それをいまだに検討していないというのは非常に、正に行政の怠慢じゃないかなと思います。
いずれにしても、先ほどあったように、どういう状態にしていても返す見込みが、これはありません。そこで、これはやっぱり権限的に企画部長に答弁してもらうのは無理なので、市長に聞きたいんですが。こういう実質的損失というのは、大株主の市としては当然当該社長に賠償を求めるべきだと思うんですが、市長から答弁いただきたいと思います。
51:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 市長。
52:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 先ほど、
大雄山駅前開発株式会社の状況、そしてこうした状況下における今後の大きな経営改革をしていくという決意を申し上げました。市長としては、会社に対してもいろいろと積年の課題がございますので、これについては先ほど申し上げたとおり、3期目就任をして直ちにこのことに手をつけ、経営陣の陣容の刷新もし、そして、ただいま御質問もあったようないろいろな課題について一つ一つを検証して、専門家の知見を入れ、とにもかくにも経営の大改革をしていく、そしてキャッシュ・フローを改善していく。
そのためには、経常的な経費の削減、そしてまた負債の軽減策等々もろもろ手をつけることがあろうと思いますので。今日は30年度の御報告をしておりますので、こうした状況下であることを強く認識して、先ほど決意を申し上げたところでございますので、市長としての決意、覚悟をもって会社の再建に一つ一つ具体策をもって対応したいと思いますから、よろしくお願いいたします。
53:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにありませんか。
加藤洋一議員。
54:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 ただいま市長のほうから、
大雄山駅前開発株式会社の経営が大変悪化しているという説明がありました。これに全力で当たっていくというような抱負もございました。損失補償付債務残高も10億を超えて非常に多いという、今、石川議員も言われたように、本当に運営的には危機的な状況にあるのかなと思う認識をしながら、3点お聞きします。
まず1点目、29年度では役員報酬、賞与だとか退職金が250万円だとかありました。でも、30年度にはその退職金だとか賞与というのは消えていますけれども、5ページ、役員報酬、29年度と同額の780万円が支出されていますけれども、どのような認識で同額。これだけ経営が苦しいんだから下げろというような認識もあるかもしれませんけれども、29年度、30年度は同じ役員報酬が支払われている。その認識についてお伺いします。
あと2点目なんですけれども、銀行名はここだからちょっとあれですけれども、10億円以上の借入れが全て同一の銀行から行われていると。私、何回もこれ不自然でしょうということでお伝えをしてきました。30年度新たな借入れをしているのかしていないのか分かりませんけれども、でも借換えだとか、銀行を替えること、利率が少しでも安いほうに替えることは可能だと思う。その辺の、1つの銀行から10何億を借りていることについての認識をお伺いいたします。
3つ目、これも私も何回も言っていることなんですけれども、大雄山駅前は南足柄の本当の玄関口、大雄山線を降りて目の前、顔ですよね。大雄山線を降りたら、ちょっとトイレに行こうといって1階のトイレに行ったときにあそこの電波。これも何年も言っていることなんですけれども、今のところまだ改善がされていないと。本当に大雄山線を降りてトイレに行ったときに、トイレの中で体調がすぐれなかったときに、やはり市民の安全だとかその辺の問題で非常に問題がある。この辺について、30年度どのような対応をしたのかお伺いします。
55:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
56
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 まず1点目、役員報酬780万円が変わらずに同額で支払われている件でございますけれども。これについては、過去の議会におきましてもこの額、経営状況が危うい状態でこの額を支払い続けるのはどうかという、議員さんからの御意見は頂いておりました。それは私どもとしても見直すべきだというふうな認識をもって、会社のほうにはお伝えをいたしました。ただ、会社のほうの経営的な判断としては、同額でいくという方向で支払われております。
2点目の借入金ですけれども、同一の銀行ではおかしいのではないかということですけれども。同一になってしまったという経緯も、そもそもほかの銀行さんとそれなりに比較をしながら結果としてこうなっております。ただ、利率自体も高い利率で借りているものもございますので、借換えあるいは条件変更といったところは、積極的に今後も進めていきたいと思いますし、これまで以上に銀行さんと接触をして進めていきたいと思います。
3点目のトイレの電波が届かないといった点ですけれども、一応、2つのキャリアさんに御連絡をさせていただいて、現場に立ち会っていただきました。ですが、やはり建物の構造上できないというお返事だったというふうに、会社のほうから聞いております。
ただ、これは私、企画課はシステムのほうも担当しておりますので、独自に調べさせていただいたところ、インターネットの回線からキャリアの電波、3G、4Gの電波に変換するといいますか、変えるような機械があるのではないかというふうに思っておりますので、引き続きそこはこちらのほうで研究はさせていただきますが。やはりそれには、キャリアさんがつけるものではございませんので、経費としては掛かってくるものと思われます。
57:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。
58:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 1番目の役員報酬についてだけれども、それは部長が向こうの専務さんに向かって、給料を下げてくださいと言ったってそれは下げないけれども。じゃ、まず市長にお伺いします。市長はこの役員報酬について、下げろというような指示ですとか、その辺をされたのかどうか、市長にこれはお伺いします。
2番目、ちょっと合っているかどうかは別にしても、この株式会社の役員の方が当該銀行の出身というようなうわさを、はっきりしたことは知りませんが聞いたことがあります。それで、市民の間では、だから特定の銀行だけ、当該銀行だけから借りているんじゃないかというようなうわさも出ているわけです。でも、先ほどの市長の話で、役員の方は入替えがあってメンバーが替わったということですから、この辺は替わっていく可能性があるのかどうかお伺いをします。
電波のことについてですけれども、幾らぐらい掛かるという、何か見積もりとか取るとどのぐらい掛かるものなんですか、あれは。金額的にどれぐらいの金額が掛かるのか。東京駅の地下のすごい深いところでもちゃんと電波は通じるわけですよ。それなのに、1階のフロア、あれだけの高さのビルの1階の部分に電波が届かない。どうも私は納得できないんだけれども。それは別にしても、幾らぐらい、どのくらい掛かるのか。1億とか掛かるのか、1,000万なのか100万なのか。その辺分かっている範囲内で、
概算でいいですから教えていただきたい。
59:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 市長。
60:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 役員報酬の件については、その額の在り方については申し上げた記憶はございます。これは30年度の報告でございますが、先ほど冒頭私から申し上げたとおり、常務については退任をしておりますので、31年度の状況はまた相当内容は変わるものと、変わってまいります。
以上です。
61:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
62
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 トイレで携帯電話が使えるようにするためのキャリアさんの工事について、どのぐらい掛かるかといったところですけれども。全くもって見積もりを取っているわけではございませんので、私の感覚で、まだ見積もりといいますか、本来キャリアさんとしては、あそこは使えません、電波は届きませんよという判断でございます。それを一つ、ネットワークを駆使して何とかできるようにと考えている最中でございます。もし、今検討している方法ができるとするならば、数十万でできるのではないかなというふうには思っております。
(発言する者あり)
63:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
64
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 2点目でございますけれども、そもそも退任した前の常務でございますけれども、確かに横浜銀行出身ではありましたけれども、横浜銀行は平成21年に退職をしておりますし、その後もいろいろ様々な銀行との交渉をしていられました。そういった意味では、変なしがらみの中での、借入先がこういった形になっているものではないというふうに思っております。
65:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにございませんか。
滝本議員。
66:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 3点お伺いしますが、まず、これまで大雄山株式会社の決算とかいろいろ伺ってきますと、何かポイントポイントで、ここがどうかなというところがあるような気がするんですが。
まず1点目として、管理組合の在り方なんですが、管理組合の仕事は何をしているのか。それから、運営資金はどこから出ているのか。管理組合に携わる要員の方々はどういう方々で、何名ぐらいいらっしゃるのか。それが1点目ですね。
67:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 滝本議員、3問。1問ですから、今1問いろいろ言いましたので。
68:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 じゃ、その3点をよろしくお願いいたします。
69:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 滝本議員、もう一度はっきり簡潔に言ってください。
70:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 管理組合の仕事の内容ですね、どういうことをしているのか。それから、管理組合の運転資金はどこから出ているのか。それから、管理組合を担っている職員の人たち及び人数は何名か。
以上です。
71:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 滝本議員、3問ですね、今。
72:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 3問です。
73:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
74
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 まず、管理組合は1棟、2棟、3棟、3つございます。敷地の維持管理ですとか共用部分の清掃、それから衛生管理、共用部分の設備の維持等が業務になります。
運営資金ですが、これについては各テナントのほうから管理費が支払われております。
管理組合の業務をどういった人間がやっているかということですけれども、管理組合を組織しているのはそれぞれの権利者で組織されておりますけれども、実際の事務を行っているのは
大雄山駅前開発株式会社の社員が行っております。
大雄山駅前開発株式会社は、そういう事務を代行しているという形で、業務の報酬が管理組合から会社のほうに支払われております。
75:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 滝本議員。
76:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 分かりました。ありがとうございます。
次にお伺いしますが、管理組合の仕事として維持管理、共用部分のメンテナンスとかいうふうなことをおっしゃいましたが、例えば、今回みたいにテナントの大幅な入替えをするときに修繕をしますけれども、その仕事は管理組合の仕事なのかどうなのか。あるいは、会社自体の仕事なのかどうなのかをお聞きしたいと思います。
それから、運営資金に関しては、管理費をテナントから頂いているということでしたが、共益費も入りますでしょうか。そこを教えてください。
それから、実際の仕事をしていらっしゃるのは
大雄山駅前開発株式会社の職員の方がやっていられるということでしたので、そこら辺の権利義務関係はどうなっているんでしょうか。給与の支払いにもかかわると思うんですが。
77:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
78
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 まず1点目の、テナントが入る際の改修費に関してですが、これは大雄山駅前株式会社に限らずだと思いますけれども、テナントが最低限使える、例えば電気が使えるですとか、水が使えるといったそういった修繕、それから隣のテナントとの壁を設置するなどといった、最低限の修繕は会社がするということになっております。それ以外のテナント内の改修というのは、営業されるお店のほうのお金でやることになっています。
それから次に、管理費の中には共益費が含まれるかということですが、管理費イコール、ある意味そういう共益費に準ずるものでございます。
それから最後に、実際管理組合の中には事務を行う人間はいなくて、株式会社の事務員がやっているというのは、これは委任といいますか、委託をしておりますので、委託のお金を支払って会社としては受託して事務を執行しておりますので、問題は無いというふうに思っております。
79:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 滝本議員。
80:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 そうしますと、3ページの仮払金、立替金の3本ですが、この内容は、仮払金と2本の立替金は、恐らく相手側は管理組合だというふうに伺っていますので、どうしてこんな大きな金額が出てくるんですかね。教えていただきたい。
81:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
82
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 年間2棟の管理をするに当たって、6,000万円前後掛かるというふうに聞いております。現在、2棟はテナントが埋まっておりません。かなりの面積で埋まっていない部分がございます。そこから管理費を頂けていないということと、あと、既に入っているテナントのほうから入る管理費も、標準の満額頂けていないところがございます。ですので、管理費が2棟の管理組合にはたまっていかないという、そこが大もとになっております。
ただ、この6,000万円といったものも、今後はやはり縮減に努めなければいけないなというふうには思っております。
83:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにありませんか。
(発言する者なし)
84:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑を終結します。
よって、報告第6号についてはこれで終了いたします。
──────────────────────────────────────────
日程第9 議案第22号 南足柄市印鑑条例の一部を改正する条
例について
85:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第9、議案第22号南足柄市印鑑条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。市長。
86:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
議案第22号
南足柄市印鑑条例の一部を改正する条例について
南足柄市印鑑条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
(提案理由)
コンビニエンスストア等に設置された多機能端末機を利用して印鑑登録証明書の交付を行いたいので、条例の一部を改正しようとするものであります。
内容説明については市民部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
87:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 市民部長。
88:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 それでは、議案第22号について御説明申し上げます。
今回の改正は、コンビニエンスストア等に設置された多機能端末機において、個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードを利用して印鑑登録証明書の交付を行いたいので、南足柄市印鑑条例の一部を改正するものでございます。
内容につきましては、新旧対照表で御説明したいと思いますので、2ページの参考1をお開きいただきたいと思います。
左側が現行、右側が改正案でございます。
上段の第11条につきましては、印鑑登録証明書の交付申請について規定しておりますが、従来、印鑑登録証により交付申請を行っていたものに加え、コンビニエンスストア等に設置された多機能端末機において、マイナンバーカードを利用して印鑑登録証明書の交付申請が行えるよう、第2項を追加しようとするものであります。
次に、第12条につきましては、印鑑登録証明書の交付申請の確認について規定しておりますが、第11条第2項に規定された、コンビニ交付での申請の場合の確認事項を追加しようとするものであります。
次に、第13条につきましては、印鑑登録証明書の交付について規定しておりますが、第2項で従来からの電子計算組織の出力装置に加え、コンビニエンスストア等に設置されている多機能端末機でも交付できるよう改正するものであります。
次に、3ページを御覧いただきたいと思います。
第4項については、引用している項を改めるとともに、字句を整理するものであります。
第5項については、第11条第2項を追加したことにより引用条項を改めるものであります。
次に、第17条につきましては、申請及び届出の方式について規定しておりますが、コンビニエンスストア等で申請する場合は、書面での申請を不要とするためにただし書きを追加しようとするものであります。
恐れ入りますが、1ページにお戻りいただきたいと思います。
附則でございますが、この条例の施行日を令和元年7月1日とするものであります。
なお、4ページに参考2といたしまして関係法令の抜粋を添付しておりますので、お目通しいただければと思います。
以上で説明を終わりとさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます。
89:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。ありませんか。
(発言する者なし)
90:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、都市教育常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
91:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認めます。
よって、本件につきましては都市教育常任委員会に付託することに決定いたしました。
──────────────────────────────────────────
日程第10 議案第23号 南足柄市子ども・子育て会議条例の一
部を改正する条例について
92:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第10、議案第23号南足柄市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。市長。
93:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
議案第23号
南足柄市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例について
南足柄市子ども・子育て会議条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
(提案理由)
子ども・子育て会議の所掌事務に、児童福祉法第8条第3項に規定する児童福祉に関する審議会その他の合議制の機関の権限を加えたいので、条例の一部を改正しようとするものであります。
内容説明は福祉健康部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
94:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 福祉健康部長。
95:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 それでは、議案第23号について御説明申し上げます。
今回の改正につきましては、市が家庭的保育事業等の認可をするときには、児童福祉法の規定に基づき市町村児童福祉審議会又は児童の保護者、その他児童福祉に係る当事者の意見を聴かなければならないとされております。これまでも児童の保護者、その他児童福祉に係る当事者が構成員として属している子ども・子育て会議に意見を求めておりました。この度、子ども・子育て会議の所掌事務に児童福祉審議会として市長に意見を述べる権限を加えることにより、家庭的保育事業等の認可に関する際に、市長が意見を聴く相手方が子ども・子育て会議であることを明確に示したいので、南足柄市子ども・子育て会議条例の一部を改正しようとするものでございます。
改正の内容につきましては新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、2ページの参考1を御覧ください。
左が現行で右が改正案となっております。
第2条は、子ども・子育て会議の設置について規定しておりますが、設置の根拠となる条項として、児童福祉法第8条第3項を追加することにより、先ほど申し上げた家庭的保育事業等の認可をすることに関し、市長に意見を述べる権限を子ども・子育て会議に追加することとしたものでございます。
恐れ入りますが、1ページにお戻りください。
附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。
なお、参考2といたしまして、3ページに児童福祉法の抜粋を添付してございますので、後ほどお目通しいただきたいと思います。
説明は以上で終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
96:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。ありませんか。
(発言する者なし)
97:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑なしと認めます。
お諮りいたします。
本件につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、
総務福祉常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
98:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認めます。
よって、本件につきましては
総務福祉常任委員会に付託することに決定いたしました。
──────────────────────────────────────────
日程第11 議案第24号 地方税法第314条の7第1項第4号に
掲げる寄附金を受け入れる特定非営利
活動法人等を定める条例の一部を改正
する条例について
99:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第11、議案第24号地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。市長。
100:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
議案第24号
地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活
動法人等を定める条例の一部を改正する条例について
地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人等を定める条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
(提案理由)
地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人の主たる事務所の所在地に変更があったため、条例の一部を改正しようとするものであります。
内容説明は企画部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
101:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
102
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 それでは、議案第24号について御説明申し上げます。
今回の改正につきましては、地方税法第314条の7第1項第4号に掲げる寄附金を受け入れる特定非営利活動法人として、市が指定する特定非営利活動法人かながわ福祉移動サービスネットワークから、主たる事務所の所在地の変更の届出があったことから、条例の一部を改正しようとするものです。
内容につきましては、新旧対照表で御説明いたしますので、2ページを御覧いただきたいと思います。
左が現行で右が改正案となっております。
別表の主たる事務所の所在地について、現行の横浜市港北区新横浜一丁目16番地2を、改正案のとおり、横浜市港北区錦が丘15番11号に改めようとするものです。また、この度の改正に併せ、改元に伴う元号の表記につきましても改めようとするものです。
恐れ入りますが、1ページにお戻りいただきたいと思います。
附則でございますが、この条例は公布の日から施行しようとするものです。
以上で説明を終わりにさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
103:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。
ありませんか。質疑ございませんか。
(発言する者なし)
104:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑なしと認めます。
これより討論を行います。ありませんか。
(「なし」との声あり)
105:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 討論なしと認め、これより直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
106:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認め、採決を行います。
本件に関して、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起立した者全員)
107:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 賛成全員であります。
よって、議案第24号については原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────────
日程第12 議案第25号 南足柄市家庭的保育事業等の設備及び
運営に関する基準を定める条例の一部
を改正する条例について
108:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第12、議案第25号南足柄市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。市長。
109:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
議案第25号
南足柄市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を
改正する条例について
南足柄市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
(提案理由)
家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、条例の一部を改正しようとするものであります。
内容説明は福祉健康部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
110:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 福祉健康部長。
111:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 それでは、議案第25号について御説明申し上げます。
今回の改正につきましては、厚生労働省令である家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が平成31年3月29日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴い、南足柄市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正しようとするものでございます。
改正の内容につきましては新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、3ページの参考1を御覧ください。
左が現行で右が改正案となっております。
まず、第6条は保育所等との連携について規定しておりますが、家庭的保育事業者等は連携協力を行う保育所、幼稚園又は認定こども園を適切に確保しなければならないこととなっております。
第2項については字句の修正を行ったものですが、次の新たに追加する第4項については、家庭的保育事業者等による第6条第1項第3号に掲げる事項である、3歳児の卒園後の受皿となる連携施設の確保が著しく困難であると認める場合に、一定の条件の下、卒園後の受皿の確保の規定を適用しないことができることとしたものでございます。
次のページを御覧ください。
先ほど説明をいたしました第4項の場合における一定の条件として、第5項を定めており、利用定員が20人以上である第1号に規定する企業主導型保育施設又は第2号に規定する地方自治体が運営費支援等を行っている認可外保育施設であって、市長が適当と認めるものを卒園後の受皿に係る連携協力を行う者として適切に確保しなければならないと規定したものです。
次に、第16条第2項第3号は、字句の修正を行うほか、附則第3項中の家庭的保育事業を行う場所の字句が削除されたことに伴い、引用規定を削除するものです。
続いて、第45条は連携施設に関する特例を規定しておりますが、新たに第2項を追加し、保育所型事業所内保育事業を行う者のうち、児童福祉法第6条の3第12項第2号に規定する3歳児以上の受入れを行うものであって、市長が適当と認められるものについては、連携施設を確保しないことができることとしたものです。
5ページを御覧ください。
次に、附則第3項は、家庭的保育事業に係る食事の提供に関する経過措置を規定しておりますが、全ての家庭的保育事業の認可施設において適用させるため、除外規定を削除するものです。
続いて、附則第4項は、連携施設に関する経過措置を規定しておりますが、第45条の改正により連携施設を確保する必要のなくなった特例保育所型事業所内保育事業者を適用除外とした上で、その他の事業所に対しては特例の期間を5年間延長し、施行日から起算して10年にすることとしたものです。
恐れ入りますが、2ページにお戻りください。
附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。
なお、参考2といたしまして、6ページ以降に児童福祉法及び子ども・子育て支援法の抜粋を添付してございますので、後ほどお目通しいただきたいと思います。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
112:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。
石川議員。
113:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 1問目は、毎回執行部の説明に欠落しているんで、今回も聞きます。基準の一部が改正された背景と目的について伺いたい。
2問目、改正された条文が適用される事例が現在本市にはあるのかどうか、伺いたい。
114:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 福祉健康部長。
115:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 まず、この改正の背景でございますけれども、地方分権一括法に関連して地方からの要望、これの中で各市町村からの要望の中で、要は、連携施設がなかなか見つからないという事態が全国的には発生しております。これで連携施設の緩和を求めるというような要望がございましたので、それに伴って省令が改正されて、今回の改正に至ったというものでございます。
2問目の、南足柄市にこういう事例のものがあるかということでございますけれども、今のところ家庭的保育事業等を行っている事業所は2つございますけれども、それぞれ連携施設が整ってございますので、現時点では南足柄市では該当するものが無いということでございます。
116:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 石川議員。
117:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 今の背景、目的からすると、結論的には家庭的保育事業等の質がこの条例によって落ちると受けとめていいのかどうか伺いたい。
118:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 福祉健康部長。
119:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 特に質が落ちるというふうには考えてございませんけれども、適用する範囲を、今までは保育園とかそういうところに限っておりましたけれども、企業主導型の保育所とか認可外の保育所、これについても特段質が落ちるというものではございませんので、そこまで範囲を広げて連携施設が確保できるように改正したというふうに認識してございます。
120:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにございませんか。
加藤洋一議員。
121:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 私は1点だけですね。
第6条の第4項、3ページ、この一番下のところなんですけれども、家庭的保育事業者は連携施設の確保が著しく困難である場合にはという表現のことなんですけれども、南足柄はたまたま2つの家庭的保育事業者があって、そこは連携施設があるということなんですけれども。今後、保育ニーズの増大によって、まだ家庭的保育事業者は増えるかもしれない。そんなときに、著しく困難と市長が認める場合という、この著しいというのはどういう場合を指すのか、教えていただきたい。
122:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 福祉健康部長。
123:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 連携施設の確保が著しく困難という場合でございますけれども、まずは市内の保育所等、その施設が連携施設として行っていただけるかどうか。これを市からも通知をお出ししまして、そういう連携を受けていただけるかどうかというのを確認してございます。市内でも駄目だった場合は近隣の市町、こういうところの施設にも拡大して連携が可能かどうかを確認してまいります。それでも駄目な場合は、本当に著しく困難なのかなというふうには考えてございます。
124:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。
125:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 そうすると、ここの家庭的保育事業所に入ったお子さんは、卒園後、3歳からほかの保育園に移らなくてはいけないんだけれども。それは自分で探せということなんですか。それとも、子ども課がどこか探してくれるんですか。自分で探すんですか、3歳児になったとき。どういうふうなシステムになるんですか。
126:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 子ども課長。
127:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 まず、家庭的保育事業に行っている方々なんですけれども、そちらのほうが連携施設を希望するかどうかというのは、まずそちらのほうの確認は取らせていただいております。連携施設のほうが無いといった場合という御質問かと思いますけれども、そういった場合、まず希望を取らせていただくのと、保育園へ入れる場合に点数表で加算をさせていただくとか、そういったところの中で、なるべく入れるような状況に努めていくような形で進めているところではございます。
128:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 加藤洋一議員。
129:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 今の回答は、本人が希望を出せば、子ども課のほうでその子に加点をして、優先的にどこかの保育園に移れるように配慮してくれるという、そういう意味でよろしいのかどうか、確認です。
130:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 子ども課長。
131:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 そのとおりで、加点をするという中では、ほかの方々よりちょっとプラスになるというような形を取らせていただくということで、認識しております。
132:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにありませんか。
(発言する者なし)
133:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑を終結します。
これより討論を行います。
(発言する者なし)
134:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 討論なしと認め、これより直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
135:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認め、採決を行います。
本件に関して、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起立した者全員)
136:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 賛成全員であります。
よって、議案第25号については原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────────
日程第13 議案第26号 南足柄市放課後児童健全育成事業の設
備及び運営に関する基準を定める条例
の一部を改正する条例について
137:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第13、議案第26号南足柄市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。市長。
138:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
議案第26号
南足柄市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の
一部を改正する条例について
南足柄市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正する条例を別紙のとおり定める。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
(提案理由)
放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部が改正されたことに伴い、放課後児童支援員の資格要件を改めたいので、条例の一部を改正しようとするものであります。
内容説明は福祉健康部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
139:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 福祉健康部長。
140:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 それでは、議案第26号について御説明申し上げます。
今回の改正につきましては、厚生労働省令である放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準の一部を改正する省令が平成31年3月29日に公布され、同年4月1日から施行されたことに伴い、放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部を改正しようとするものでございます。
改正の内容につきましては新旧対照表で御説明いたしますので、恐れ入りますが、2ページの参考1を御覧ください。
左が現行で右が改正案となっております。
第10条において、放課後児童支援員は都道府県知事が行う研修を修了したものでなければならないとなっておりましたが、新たに、地方自治法第252条の19第1項の指定都市の長が行う研修を加えるものでございます。
次に、附則の第2項から第4項については、元号の改正に伴い字句の整理を行うものです。
恐れ入りますが、1ページにお戻りください。
附則でございますが、この条例は公布の日から施行するものでございます。
なお、参考2といたしまして、3ページに地方自治法の抜粋を添付してございますので、後ほどお目通しいただきたいと思います。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願いいたします。
141:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。
石川議員。
142:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 どうも南足柄市役所の執行部には学習能力が無いようで、毎回同じ質疑をしているんですが。本来なら当然説明が先にあって、これがこういうふうに変わったと言うべきでありますが、それがこの議案にはありませんので。この辺、市長、仕事のやり方がマンネリ化していると思います。
そこで質疑しますが、基準の一部が改正された目的、背景をお願いします。
143:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 福祉健康部長。
144:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 説明のほうが足りず、申し訳ございませんでした。
この改正の背景でございますけれども、先ほど議案第25号でも説明しましたとおり、これも地方からの提案、これに基づきまして省令が改正されたということでございます。今までは放課後児童育成支援員は、県の研修を受けなければ支援員として認められなかったということでございますけれども、地方からの要望で、政令指定都市が行う研修でもそれを認めていただきたいというような要望があって、今回の改正に至ったというものでございます。
145:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにありませんか。
加藤洋一議員。
146:◯9番〔加藤洋一議員〕 ◯9番〔加藤洋一議員〕 ちょっと読みづらいので、一応確認のためにお聞きするんですけれども。政令指定都市が主催する研修でもいいということですよね。そうすると、一般的にはその市、横浜、川崎、相模原に住んでいる人、住民を対象にした研修なんでしょうけれども。これだけ読むとちょっと分からないんでお聞きしたいんだけど、例えば南足柄市の支援員さんが横浜、川崎、相模原が主催している研修会に、その研修会がオープンにしている場合ですよ、どなたでも結構ですよと言っている場合には、南足柄の支援員さんは相模原のほうが近いからと相模原に行けば、それで資格が得られるのかどうか、お聞きします。
147:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 福祉健康部長。
148:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 そのとおりでございます。政令指定都市で行う研修を受ければ資格を頂けるということでございます。
149:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにありませんか。
(発言する者なし)
150:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑を終結します。
これより討論を行います。
(発言する者なし)
151:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 討論なしと認め、これより直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
152:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認め、採決を行います。
本件に関して、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起立した者全員)
153:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 賛成全員であります。
よって、議案第26号については原案のとおり可決されました。
──────────────────────────────────────────
日程第14 議案第27号 令和元年度南足柄市地域振興拠点施設
建築等整備工事(建築工事)の工事請
負契約の締結について
154:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第14、議案第27号令和元年度南足柄市地域振興拠点施設建築等整備工事(建築工事)の工事請負契約の締結についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。市長。
155:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
議案第27号
令和元年度南足柄市地域振興拠点施設建築等整備工事(建築工事)の工事請負
契約の締結について
令和元年度南足柄市地域振興拠点施設建築等整備工事(建築工事)の工事請負契約を別紙のとおり締結するものとする。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
(提案理由)
令和元年度南足柄市地域振興拠点施設建築等整備工事の工事請負契約を締結したいので、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第2条の規定に基づき、提案するものであります。
内容説明については総務防災部長が申し上げますので、よろしくお願いいたします。
156:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 総務防災部長。
157:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 それでは、議案第27号について御説明申し上げます。
この工事は、南足柄市地域振興拠点施設の本館、交流施設及び車庫の新築工事を行うものでございます。本工事につきましては、南足柄市契約規則第3条の規定により、条件付き一般競争入札を実施いたしております。
恐れ入りますが、1ページを御覧いただきたいと思います。
契約の内容を申し上げますと、工事名、場所は記載のとおりで、契約金額は1億9,611万9,000円で、令和元年6月4日に仮契約の締結をいたしております。業者名につきましては、株式会社下田組、代表取締役、下田和孝でございます。
なお、参考1として工事請負仮契約書、参考2として議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例の抜粋、参考3として位置図、参考4として工事の概要、そして参考5として配置図と建築対象の平面図及び立面図を添付いたしておりますので、お目通しをいただければと思います。
以上で説明を終わらせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
158:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。質疑のある方。
石川議員。
159:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 道の駅が第二の
大雄山駅前開発株式会社になることを懸念しながら、地域振興拠点施設建築等整備工事(建築工事)の工事請負契約の締結について質疑します。
1点目、産業振興課担当課長の予算特別委員会答弁と、本議案の基になった入札対象工事の分類が異なることについて。まずは、本年3月13日の予算特別委員会における小生の質疑と、産業振興課担当課長の答弁を紹介します。
小生の質疑、企画部のほうから、件数は4件とあるんですけれども、要は発注する段階になると、これはどういう項目になるのか全部挙げてくれますか。産業振興課担当課長の答弁、(中略)一応、この場ですので、予算計上上、3件に分けて予算計上のほうの積算はしてございます。大きく分けては、本体の工事ですね。もう一つは下水、もう一つはそれ以外の外構。その3種類で、飽くまで予算計上上の数値として積み上げてございます。小生の質疑、だから、本体の中の内訳を教えてくださいよ。例えば建築そのものとか、僕も詳しくないんですが、電気工事とかそういう内訳を、発注するときにどういう内訳になるのか教えてください。産業振興課担当課長の答弁、基本的に発注を意識した積算をしなければいけないので、今想定している発注の分類も基本的には同じでございまして、外構等は土木系をまとめます。本体というのは電気、衛生、給排水含めて一式。建築と給排水、その他の設備一式を含めて発注をかけようと考えています。
そこで、先ほど総務防災部長からも説明がありましたが、改めて伺いますが、今回の入札の対象は、建築、電気、衛生、給排水、その他設備一式を含めたものか否かを伺いたい。
2点目、実質的無競争について。コンピューターソフトが充実しているので、予定価格等を業者が積算できる状況下、入札3社のうち、落札業者以外の1社は消費税抜きの予定価格を2,645万円上回り、もう1社は調査基準価格を上回り、また辞退が3社、入札書不着が1社。結果、落札候補は1社のみ。一般競争入札というのは名ばかりで、実態は空洞化しているのではないか。今回この入札は実質的な競争状況になかったと小生は捉えるが、執行部はどう捉えているのか伺いたい。
3点目、低入札価格調査委員会について。当該調査委員会は何月何日に開催され、どんな方法で何を調査し、その結果、当該契約の内容に適合した履行がされないこととなるおそれが無いと確認できた根拠を伺いたい。
160:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 環境経済部長。
161:◯環境経済部長〔飯田泰範〕 ◯環境経済部長〔飯田泰範〕 予算特別委員会のときの答弁との差ということで、今回の工事は建築工事のみでございます。電気とか機械設備、それは入ってございません。
以上です。
162:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 総務防災部長。
163:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 2点目の、空洞化しているという御指摘ですけれども、本工事につきましては、入札の契約規則等に基づきまして適正に執行しておりまして、当初、参加資格を公告したところ、7社から申請書が提出されて、そして電子入札を経て落札候補者が決定しておりまして、適正に執行しておりますので、空洞化しているというふうには考えてございません。
以上です。
164:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 管財契約課長。
165:◯管財契約課長〔佐野洋一〕 ◯管財契約課長〔佐野洋一〕 3点目の低入札価格調査委員会についてですが、一応、開札後の5月17日に1回目の低入札価格調査委員会を開催いたしまして、調査を開始してよろしいかどうかを決めて、承認いただきましたので業者のほうに資料提供を求めております。業者のほうには、5月22日までに必要な資料を提出する旨お願いをいたしました。
提出する調査の内容につきましては、低入札価格調査による入札実施要領というのがございまして、そちらの第9条の中で調査事項というものが9項目明記されておりまして、そちらについて資料の情報提供の依頼をいたしました。その後、5月29日に第2回の低入札価格調査委員会を実施いたしまして、業者から提出された資料につきましては、中身の部分につきましては実際の工事の主管課であります発注課のほうで中身のほうは精査していただきました。
委員会といたしましては、直接工事費については自社施工及び材料費の値引き等によって対応できる範囲内ということと、あと間接経費につきましては、今回会社と現場が2キロぐらいということで、かなり近いということで、ある程度間接費が削減できた。あと、その他もろもろ近年にない地元自治体の新築工事ということで、受注意欲が高いということで、役員報酬とかそういった一般管理費というんですが、その辺の経費を企業努力の中で落としておりましたので、委員会といたしましては、工事の品質とか履行に対して、今回落札率が予定価格に対しまして87.5%という率で、近年の低入札価格調査案件の中では落札率はかなり高いほうでありますので、問題ないということで委員会としては判断いたしました。
以上です。
166:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 石川議員。
167:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 1問目についてですけれども。ということは、産業振興課担当課長が予算特別委員会で極めて不誠実、不正確な答弁をして、その後も議会に修正の説明が一切なされないで、結果的にその答弁と入札の分類が異なったことは誠に遺憾だと思いますが、市長はどう捉えているのか伺いたい。
それから、2問目の質疑に関してですが、答弁は全く的を射てなくて、形式的にはそれは当てはまりますよ。実質的に無競争じゃないかと聞いているので、ちゃんとしたポイントを外れない答弁をお願いします。
それから、3問目の低入札価格調査委員会で、当該契約の内容に適合した履行がされないことになるおそれが無いということに対しては、今の答弁では全く分かりませんが、質疑の回数に制限がありますので。再質疑としては、では、対象業者にどんな資料を提出してもらったのか、全部述べてください。
168:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 環境経済部長。
169:◯環境経済部長〔飯田泰範〕 ◯環境経済部長〔飯田泰範〕 まず私から。
予算特別委員会で、担当課長の答弁では一式ということでお答えがあったと。それは予算の作り方のときの考え方で、本体工事一式ということで考え方を述べさせていただいたと。今回の執行に当たっては、予算の範囲の中でどういった方法で発注したほうがより効率的かとか、状況がいいかということでやらせていただきました。分割したのは、一つには地元企業の元請けとしての受注機会を高めるためということでもありますので、その点は御理解いただきたいと思います。
170:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 総務防災部長。
171:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 空洞化という部分でのきちっとした御説明をという部分でございますけれども。先ほど、7社が入札に参加しまして、実質辞退が3社ございまして、入札書の不着が1社ございました。そして、外の2社は入札に参加したということで、実質3社は応札しておりますので、そういった空洞化という表現は当たらないものというふうに考えております。
以上です。
172:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 管財契約課長。
173:◯管財契約課長〔佐野洋一〕 ◯管財契約課長〔佐野洋一〕 低入札価格調査で、市のほうから業者のほうに資料提供を求めた内容につきましては9通りありまして、1番目が当該価格で入札した理由。次が当該価格で適切な施工が可能か。次が設計図書の仕様と
数量、資材単価、労務単価、下請代金、安全対策。次が手持ち工事の状況、技術者の配置。次が手持ち資材、手持ち機械。次が労働者の確保計画、配置予定。次が建設副産物の搬出予定。次が過去の公共工事、特に低入札価格受注工事の施工状況。最後に、経営状況、信用状況について資料を求めました。
以上になります。
174:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 石川議員。
175:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 1問目についてですけれども、どうも認識違いがありまして、地元業者を優先するというのはほとんどの工事に当てはまるし、予算特別委員会のときにも分かっているはずです。それで、答弁は言い逃れだと思いますが、はっきりとここに発注もそれでやると答弁しているんですよ。発注をかけようと考えています。と答弁しているんですよ。今の答弁おかしいじゃないですか。
それで、今度は市長に聞きたいんですが、今までも道の駅担当者が不誠実、不正確なポイント外れの長々した答弁や説明をしたことが議会議員のひんしゅくをかっていることを認識していますか。今後はこういう不手際が起こらないように、どういう指導をするのか伺いたい。
それから、2問目の無競争については、同じことを総務防災部長は繰り返していますけれども、先ほども言ったように、辞退と入札不着者以外には3社しかなくて、しかも1社は予定価格を上回っているんですよ。こんなことで実質的な競争が行われると判断するのは、私はおかしいと思いますが。
そこで、実質的な競争が少ない最近の入札結果状況や工事の品質管理を考えると、総合評価方式を適用したほうがより納得性のある適正な価格の入札ができたと小生は考えるが、総合評価方式を適用しなかった理由を伺いたい。
それから、3問目の低入札価格調査委員会については、多くの資料を提出してもらって、5月29日に第2回の会議を開いたというんですが、私はこれ、1回の会議でこういったことが全て調査できたというのは非常に不思議です。何時間掛けたか分かりませんが。
そこで、今言われた中で、要領第9条で、当該価格で入札した理由、経営状況等が調査の対象でありますけれども、これについて詳細な項目別の調査結果を伺いたい。
176:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 環境経済部長。
177:◯環境経済部長〔飯田泰範〕 ◯環境経済部長〔飯田泰範〕 1点目の予算特別委員会での答弁と今回が違うんじゃないかという、その点なんですけれども。確かに予算特別委員会のときには、一式ということで発注を考えていますということですけれども、執行の段階では、また考えたいというような内容の趣旨で答弁をさせていただいたということでございます。
執行については、執行機関のこちら側でそのときの状況を見まして、完成の時期とかそういったことも踏まえて、一番いい方法で発注をかけていくということで、執行の関係で今回は本体工事の建築工事のみということでさせていただいたということで、御理解いただきたいと思います。
以上です。
178:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 総務防災部長。
179:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 総合評価方式でということでございますけれども。御承知のとおり、総合評価方式というのは入札価格と技術力等を総合的に評価するというものでございまして、本市では平成27年度から実施しているところでございますけれども。特にこの総合評価方式というものは、土木工事を中心に実施しておりまして、建築工事については実際の実績が不足しておりまして、総合評価方式で総合評価する際に、企業の実績等の評価が、実績が無いとなかなか難しいという点がございます。
もう1点、総合評価方式ですと、学識経験者の意見を聴くということになっておりまして、学識経験者については、およそ30日から40日ぐらい時間が掛かるということでございまして、工期の関係からも、総合評価方式を本工事で導入するというのは難しいという状況でございました。
以上です。
180:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにありませんか。
管財契約課長。
181:◯管財契約課長〔佐野洋一〕 ◯管財契約課長〔佐野洋一〕 3点目の低入札価格調査の具体的な調査の詳細についてですが、一応、先ほどもお話しいたしましたが、業者さんからは資料の提供は22日、委員会の開催が29日ということで、7日間猶予がありまして、その間に出された資料につきましては担当の主管課のほうで細かく精査をしていただきました。
それで、委員会の中では、担当課で調べていただいたものについて、予定価格と業者さんの提出資料の中で差が大きかったものについて議論というか、見解のほうを説明していただきました。具体的には、直接工事費につきましては……。
(発言する者あり)
182:◯管財契約課長〔佐野洋一〕 ◯管財契約課長〔佐野洋一〕 直接工事費とか間接経費の中には、共通仮設費とか現場管理費、あと一般管理費とか分類されていまして、それぞれどういう理由で予定価格と差があるのかというのを主管課のほうで調査した結果、問題ないだろうという説明がされて、全体の落札率自体も87.5%ということで、そんなに低いほうの部類ではないということで、委員会としては問題ないというふうに判断をいたしました。
183:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにありませんか。
滝本議員。
184:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 私は、この入札に関してはもう一度予算特別委員会のときの資料を見ましたけれども、同僚議員がおっしゃるように、まとめてひっくるめて道の駅の整備事業として4億9,000万円出ておりました。しかしながら、この内訳が分からないままきたわけですね。今回入札をしましたけれども、7社が申請したけれども、辞退したのが4社、それから入札はしたけれども落とせなかったところが2社ということなんですが。
これを見てみますと、まずお聞きしたいのは、辞退された会社が3社あるんですけれども、どういうタイミングで、どういう理由で辞退されているんですか。
185:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 管財契約課長。
186:◯管財契約課長〔佐野洋一〕 ◯管財契約課長〔佐野洋一〕 一般競争入札では、まず入札公告というのを市のほうで出しまして、参加資格を持った業者さんにつきましては、まずそちらのほうでエントリーをいたします。そのエントリーした業者さんが7社ということになります。
それで、市のほうはその後、図面とか金抜き設計書、仕様書とかをエントリーした業者さんにだけ配布をいたします。ですから、エントリーした7社の業者さんは、エントリーした時点では図面とか設計書というのはまだ見られない状態でエントリーしております。その後、図面とか中身を見た段階で、要は自分がイメージしていた工事内容とは違う、もしくはこの規模だと自分のところでは難しいのかなという判断をされた業者は、金額を入れる日が決まっておりますので、その前までに電子入札上でやる辞退届という操作をする場所がありますので、自分は今回札は入れないというふうに決めた業者さんは、その期限までに辞退という、そういった手続をされております。
以上です。
187:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 滝本議員。
188:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 道の駅の建築工事ということで、それは皆さん分かっていらっしゃると思うんですよね。しかも、この間の説明だと条件付き一般競争入札ということなんですが、その条件の中にはそれなりの条件があって、それを承知の上でエントリーされたと思うんですよ。そこら辺はいかがですか。
189:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 管財契約課長。
190:◯管財契約課長〔佐野洋一〕 ◯管財契約課長〔佐野洋一〕 条件付きといいますのは、市のほうで予定価格の金額に応じまして、要は、施工する能力のない業者さんというのは、その入札には参加できないような基準を設けておりまして、5,000万円以上の工事ですとランクがAランクとかBランクとか、そういった格付けを市のほうで指定いたしまして、その指定に沿った業者さんだけがエントリーできるのが条件付きというふうになっております。
以上です。
191:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 滝本議員。
192:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 それにしても、そういう条件に合った方々がエントリーしてきて、辞退及び予定価格を上回ったりして、結局競争になったのは2社だけですよね。2社だけがなったわけなんですけれども。どうもここら辺が、ある意味昔のやり方に似ているのかなという感じはしないでもないです。
応札はしたんだけれども、一切入札的なことができなかった場合というのは、どういう取扱いになるのかなと思うんですけれども。ちょっと調べてみたら、応札が無い場合は随意契約になってもいいというようなことがあるようでございまして、それに近いのかなと思いますけれども。例えば、1社だけ競争になった加藤組さんは、ちょっと上回っていますけれども、これは単純に金額的に負けたということで落とされて、落札は下田組さんになったということですか。
193:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 管財契約課長。
194:◯管財契約課長〔佐野洋一〕 ◯管財契約課長〔佐野洋一〕 業者さんのほうが、どこの部分にどのような金額を入れたというのは、入札前に内訳書というものを事前に提出していただいて、項目ごとに幾ら入れたかという価格は市のほうでも把握はしておりますが、その公告の更に細かい部分といいますか、本当の単価表とかそういった細かい部分については、ちょっと市のほうでも把握しておりませんので、業者さんがそれぞれ、うちの会社だったらこの部分はこれぐらいの費用でできるとか考えながら積算しておりますので、そちらの個々の積算については市のほうでは、こうですよとお答えするのはなかなか難しい状況です。
以上です。
195:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかに。
総務防災部長。
196:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 応札された業者の中で、予定価格を上回る業者が確かに1社ありまして、その外の業者につきましては低い価格で入札した業者を落札候補者としたところでございます。
197:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにありませんか。
(発言する者なし)
198:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑を終結します。
これより討論を行います。
石川議員。
(12番 石川貴久雄議員 登壇)
199:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 本議案に反対の討論をします。
理由は、本日の質疑でも明らかになったように、1、予算特別委員会の答弁と異なる分類での入札であり、事前に議会への何らの説明もありません。執行部の議会議員の軽視を感じます。
2、一般競争入札でありながら、実質的に無競争になっている懸念があります。総合評価方式の不採用の理由も、実績が無い、時間を要する等、納得性が全くないものであります。
3番目、低入札価格調査制度に基づく調査でありながら、主管課の調査だけで、委員会の調査が不十分の懸念があり、当該契約の内容に適合した建築工事が履行されない懸念があります。道の駅事業に賛成の立場であれ、反対の立場であれ、本議案に至るプロセスの欠陥を的確に判断すれば、本議案に賛成はすべきでないと思います。
もし本議案が可決されるならば、南足柄市議会のチェック機能に対する市民からの信頼を損ねる可能性があります。また、道の駅事業に賛成の市民や議員が期待している道の駅建築ができない可能性も否定できません。議員各位の冷静沈着、的確な意思決定をお願いいたします。
(12番 石川貴久雄議員 降壇)
200:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにありませんか。
(発言する者なし)
201:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 討論を終結し、これより直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
202:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認め、採決を行います。
本件に関して、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。
(起立した者多数)
203:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 賛成多数であります。
よって、議案第27号については原案のとおり可決されました。
ここで、13時25分まで休憩といたします。
休憩 午後 0時25分
──────────────────────────────────────────
再開 午後 1時25分
204:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 再開いたします。
──────────────────────────────────────────
日程第15 議案第28号 令和元年度南足柄市一般会計補正予算
(第1号)について
205:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第15、議案第28号令和元年度南足柄市一般会計補正予算(第1号)についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。市長。
206:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
議案第28号
令和元年度南足柄市一般会計補正予算(第1号)
令和元年度南足柄市の一般会計補正予算(第1号)は、次に定めるところによる。
(歳入歳出予算の補正)
第1条 既定の歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ3億218万2,000円を追加し、歳入
歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ145億1,418万2,000円とする。
2 歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算
の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」による。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
内容説明につきましては企画部長が申し上げますので、よろしくお願い申し上げます。
207:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
208
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 それでは、議案第28号について御説明申し上げます。
7ページ、8ページを御覧ください。
歳入でございますが、右側のページの節科目を中心に説明をさせていただきます。
上段の地方特例交付金の節科目、子ども・子育て支援臨時交付金の4,900万円につきましては、幼児教育・保育の無償化に係る初年度の地方負担分を国が全額補填するものです。
2段目の分担金及び負担金、負担金の目科目、民生費負担金の節科目、児童福祉費負担金の5,367万円の減額及び3段目の使用料及び手数料、使用料の目科目、教育使用料の節科目、幼稚園使用料の1,444万5,000円の減額につきましては、幼児教育・保育の無償化によって、3歳児から5歳児までの全保育所及び公立幼稚園の利用に係る保護者負担がなくなるものです。
下段の国庫支出金、国庫負担金の目科目、民生費国庫負担金の節科目、児童福祉費負担金の4,533万9,000円の説明欄、子どものための教育・保育給付交付金の3,626万1,000円につきましては、幼児教育・保育の無償化によって、保育所などの利用に係る保護者負担が減少するため、国の負担分が増加するものです。
その次の、子育てのための施設等利用給付交付金の907万8,000円につきましては、これまで公費給付の対象外であった私立幼稚園、認可外保育施設などが幼児教育・保育の無償化の対象となることから、新たな公費給付として国の負担分が生じるものです。
9ページ、10ページを御覧ください。
上段の国庫支出金、国庫補助金の目科目、民生費国庫補助金の節科目、社会福祉費補助金の61万6,000円につきましては、幼児教育・保育の無償化に対応するための障害者総合福祉システムの改修に係る補助金を計上するものです。
次の節科目、児童福祉費補助金の4,672万7,000円の説明欄、保育対策総合支援事業費補助金の2,133万3,000円につきましては、小規模保育事業所の新設に係る補助金を計上するものです。
次の、子ども・子育て支援交付金の17万1,000円につきましては、幼児教育・保育の無償化に伴って、私立幼稚園における低所得世帯の給食費などの補足給付に係る補助金を計上するものです。
次の、保育所等整備交付金の364万6,000円につきましては、民間保育所の建て替えに係る補助金で、国の補助基準額の改定に伴い計上するものです。
次の、母子家庭等対策総合支援事業補助金の70万7,000円につきましては、未婚のひとり親に対する臨時特例給付に係る補助金を計上するものです。
次の、子ども・子育て支援事業費補助金の2,087万円につきましては、幼児教育・保育の無償化に対応するための、子ども・子育て支援システムの改修などに係る補助金を計上するものです。
次の節科目、生活保護費補助金の346万5,000円につきましては、被保護者の健康管理支援や生活保護法の改正に対応するための、関係システムの改修などに係る補助金を計上するものです。
次の目科目、教育費国庫補助金の節科目、教育総務費補助金の191万8,000円の減額につきましては、幼児教育・保育の無償化によって、これまでの幼稚園の就園奨励費の補助制度がなくなるものです。
次の目科目、商工費国庫補助金の節科目、商工費補助金の6,267万5,000円につきましては、消費税率の引上げに際して発行するプレミアム付商品券に係る補助金を、事務費と事業費に区分し計上するものです。
中段の県支出金、県負担金の目科目、民生費県負担金の節科目、児童福祉費負担金の2,266万9,000円の説明欄、子どものための教育・保育給付費負担金の1,813万円につきましては、幼児教育・保育の無償化によって、保育所などの利用に係る保護者負担が減少するため、県の負担分が増加するものです。
その次の、子育てのための施設等利用給付費負担金の453万9,000円につきましては、これまで公費給付の対象外であった私立幼稚園、認可外保育施設などが幼児教育・保育の無償化の対象となることから、新たな公費給付として県の負担分が生じるものです。
下段の県支出金、県補助金の目科目、民生費県補助金の節科目、児童福祉費補助金の109万円の説明欄、
待機児童対策等事業の91万9,000円につきましては、南足柄保育園における医療的ケアを行う看護師の配置に係る補助金を計上するものです。
次の、子ども・子育て支援交付金の17万1,000円につきましては、幼児教育・保育の無償化に伴って、私立幼稚園における低所得世帯の給食費などの補足給付に係る補助金を計上するものです。
11ページ、12ページを御覧ください。
上段の県支出金、県補助金の目科目、商工費県補助金の節科目、観光費補助金の46万円につきましては、足柄金太郎まつりにおける未病普及事業に係る補助金を計上するものです。
中段の寄附金の目科目、教育費寄附金の節科目、小学校費寄附金の2万5,000円及び次の節科目、中学校費寄附金の7万5,000円につきましては、要保護準要保護の対象となる児童・生徒への援助を目的とした南足柄ライオンズクラブからの寄附金を計上するものです。
下段の諸収入の節科目、雑入の1億3,767万4,000円の説明欄、市立保育園給食費の167万4,000円につきましては、幼児教育・保育の無償化に伴って、南足柄保育園において3歳児から5歳児までの給食費を徴収するものです。
次の、プレミアム付商品券販売収入の1億3,600万円につきましては、消費税率の引上げに際して発行するプレミアム付商品券の売払収入を計上するものです。
次の節科目、コミュニティ助成事業助成金の240万円につきましては、自治会活動用の備品等の整備に係る一般財団法人自治総合センターからの助成金を計上するものです。
13ページ、14ページを御覧ください。
歳出でございますが、右側のページの説明欄に記載の事業細目を中心に説明をさせていただきます。
上段の総務費、総務管理費の目科目、一般管理費の事業細目、給与費の212万6,000円につきましては、プレミアム付商品券発行事業に係る職員の時間外勤務手当を計上するものです。
中段の民生費、社会福祉費の目科目、心身障害者福祉費の事業細目、障害者福祉管理事業の61万6,000円につきましては、幼児教育・保育の無償化を背景として児童発達支援などの障害児支援サービスの無償化に対応するため、障害者総合福祉システムの改修に係る費用を計上するものです。
下段の民生費、児童福祉費の目科目、児童福祉総務費の事業細目、児童福祉総務管理事業の1,433万5,000円につきましては、幼児教育・保育の無償化に対応するため、子ども・子育て支援システムの改修などに係る費用を計上するものです。
次の事業細目、児童扶養手当支給事業の59万5,000円につきましては、子供の貧困対策として児童扶養手当を受給している未婚のひとり親を対象に、税制措置に代わる臨時的な給付金を支給するための費用を計上するものです。
次の目科目、子ども・子育て支援事業費の事業細目、子ども・子育て支援給付事業の5,882万6,000円のうち、施設型給付等事業の1,256万6,000円につきましては、幼児教育・保育の無償化によって保育所などの利用に係る保護者負担が減少するため、公費給付が増加するものです。
次の、その他補助事業の2,810万2,000円につきましては、
社会福祉法人が実施する小規模保育事業所の新設及び保育所の建て替えに対する補助金を計上するものです。
15ページ、16ページを御覧ください。
上段の民生費、児童福祉費は、前ページからの事業細目の続きとなります。説明欄の子育てのための施設等利用給付事業の1,815万8,000円につきましては、これまで公費給付の対象外であった私立幼稚園、認可外保育施設などが幼児教育・保育の無償化の対象となることから、新たな公費給付が生じるものです。
次の事業細目、地域子ども・子育て支援事業の51万3,000円につきましては、幼児教育・保育の無償化に伴って、私立幼稚園における低所得世帯の給食費などの補足給付に係る費用を計上するものです。
次の目科目、保育園費の事業細目、保育園事業の326万1,000円につきましては、南足柄保育園において医療的ケアを必要とする児童の入所に対応するため、看護師の配置に係る費用を計上するものです。
中段の民生費、生活保護費の目科目、生活保護総務費の事業細目、生活保護総務管理事業の398万2,000円につきましては、被保護者の健康管理支援や生活保護法の改正に対応するため、システムの改修などに係る費用を計上するものです。
下段の商工費の目科目、商工振興費の事業細目、プレミアム付商品券発行事業の1億9,654万9,000円につきましては、消費税率の引上げに際して地域の消費を喚起し下支えするため、低所得者世帯及び子育て世帯に対してプレミアム付商品券を発行する費用を計上するものです。
17ページ、18ページを御覧ください。
上段の商工費の目科目、観光費の事業細目、観光事業の46万円につきましては、足柄金太郎まつりにおける未病普及事業に対する実行委員会への補助金を計上するものです。
2段目の土木費、都市計画費の目科目、運動公園費の事業細目、運動公園管理事業の46万3,000円につきましては、運動公園の野球場などの整備に利用しているスポーツトラクターが、経年劣化によって利用修繕が不可能となったため、新たな車両の借上げに係る費用を計上するものです。
3段目の消防費の目科目、災害対策費の事業細目、防災対策管理事業の70万7,000円につきましては、防災に関する専門的な知識、経験を有するアドバイザーの配置に係る費用を計上するものです。
下段の教育費、教育総務費の目科目、事務局費につきましては、幼児教育・保育の無償化に対応するための関係科目に、国からの子ども・子育て支援事業費補助金の一部を充当し、財源更正するものです。
19ページ、20ページを御覧ください。
2段目の教育費、小学校費の目科目、教育振興費の事業細目、小学校就学援助事業の2万5,000円及び3段目の教育費、中学校費の目科目、教育振興費の事業細目、中学校就学援助事業の7万5,000円につきましては、要保護準要保護の対象児童・生徒への就学援助として、寄附金を財源に修学旅行に係る援助費の上乗せ分を計上するものです。
下段の教育費、幼稚園費の目科目、幼稚園管理費につきましては、幼児教育・保育の無償化によって幼稚園使用料を減額した分を財源更正するものです。
次の目科目、幼稚園児等支援事業費の事業細目、幼稚園就園奨励費補助事業の639万5,000円の減額につきましては、幼児教育・保育の無償化によって、これまでの幼稚園就園奨励費の補助制度がなくなるものです。
21ページ、22ページを御覧ください。
中段の教育費、社会教育費の目科目、社会教育総務費の事業細目、社会教育推進事業の240万円につきましては、内山自治会に係るコミュニティ活動用の備品等の整備費に対する助成金を計上するものです。
下段の予備費につきましては、歳入歳出の補正額を調整しております。
なお、23ページ、24ページには給与費明細書を、25ページ、26ページには主な事業の内訳表を記載しておりますので、お目通しいただきたいと思います。
以上で説明を終わりにさせていただきます。よろしくお願い申し上げます。
209:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 これより質疑を行います。
質疑のある方。
高木議員。
210:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 私は
総務福祉常任委員会のメンバーでありませんので、ここで2点質疑いたします。
まず1点目は、15、16ページの上段の、目の保育園費の保育園事業326万1,000円。これは南足柄保育園での医療的ケアの看護師配置というふうな事業内容を説明いただいたんですが。15ページに記載されている分担金及び負担金と諸収入というふうに書いてあるんですが、先ほど分担金及び負担金は御説明いただいたんですが、この諸収入というのはどういうことなのか、まず1点お聞きしたいです。
2点目が17ページです。17ページの下段の目の災害対策費の防災対策管理事業70万7,000円。先ほどの御説明では、専門的知識アドバイザーというふうな説明を頂きました。これをもう少し詳しく御説明いただけますでしょうか。
その2点をお願いいたします。
211:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 財政課長。
212:◯財政課長〔玉野雅夫〕 ◯財政課長〔玉野雅夫〕 私のほうから、1点目に御質問のございました15ページ、16ページの保育園費にかかわります、財源にあります諸収入につきましてでございますけれども、こちらは、先ほど歳入で御説明しました新たな制度で、公立保育園におきましても給食費の一部を負担頂く部分が出てきます。その部分の収入を当該保育園事業費に充当してございますので、今回の歳出との直接的な関連はございますが、ここに財源更正がかかるというものでございます。
213:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 総務防災部長。
214:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 18ページの、その他防災対策管理事業の御説明でございますけれども、こちらは先ほどの御説明の中で、防災アドバイザーの雇用ということで申し上げました。これは、退職自衛官の方を週に1回ですけれども雇用いたしまして、例えば地域防災計画の見直しですとか、災害対策本部の運用訓練、図上訓練の企画立案、その他の訓練の企画立案等に活用するということで、計上させていただいております。
以上です。
215:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 高木議員。
216:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 まず1点目ですが、諸収入の内容については理解したんですが、県補助金の91万9,000円。この金額の算出基準といいますか、その内容をまずお聞きしたい。
2点目は、平成31年、今年の第1回定例会で市長から、新たな防災情報端末の導入を図るために、神奈川県を通して消防庁に派遣要請している災害
情報伝達手段に対するアドバイザーからの助言等を参考にするというふうに答弁いただきましたが、今回そのアドバイザーとは関係ないということなのか、その辺ちょっと御説明いただけますか。
217:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 子ども課長。
218:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 1点目の看護師の雇用に係る費用についてなんですけれども、県の補助メニューに民間保育所の健康管理体制強化事業というのがございまして、そちらのほうを活用させていただくこととしております。県の負担の割合が2分の1となっておりますけれども、看護師の人数によって、1人だけ2分の1補助が付くということで見込んでいるところではございます。
ただ、看護師の人数が1人であれば2分の1の補助が付くというような形で、今回ちょっと2分の1にはなっていないんですけれども、1人でしたら2分の1の補助が付くようなメニューになってございます。
以上です。
219:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 防災安全課長。
220:◯防災安全課長〔井上美宣〕 ◯防災安全課長〔井上美宣〕 2点目の、
防災行政無線の戸別受信機に係るアドバイザーということですが、そちらは県の事業ということで、今回のアドバイザーとは関係がございません。
以上でございます。
221:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 高木議員。
222:◯1番〔高木吉勝議員〕 ◯1番〔高木吉勝議員〕 まず1点目の、2分の1の話をされておられましたが、ということは、今回の看護師は実際には何人配置されたのかというのがまず1点、お聞きします。
2点目の、ちょっとそういう意味ではずれてしまうかもしれませんが、そういった防災伝達手段に対するアドバイザーというのは、これから具体的に展開していくというふうな理解でよろしいでしょうか。
223:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 子ども課長。
224:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 看護師の雇用につきましては、今現在2名の予定で計画をしているところございます。
以上です。
225:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 子ども課長。
226:◯子ども課長〔秋澤祐子〕 ◯子ども課長〔秋澤祐子〕 配置なんですけれども、7月から配置をする予定でございます。
以上です。
227:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 防災安全課長。
228:◯防災安全課長〔井上美宣〕 ◯防災安全課長〔井上美宣〕 ただいまの御質問にありました、今後そういった
防災行政無線の端末のアドバイザー、そういったアドバイザーからの助言を受けているのかということでございますけれども、その件に関しましては、まだ情報端末が国の指針も決まっていないというようなことで、そういった制度がございまして、今はある程度市のほうで考えがございますので、今後はそういった助言は受けないということを考えております。
以上でございます。
229:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにありませんか。
滝本議員。
230:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 9ページの商工費国庫補助金の、いわゆるプレミアム付商品券のことについてですが、事業費として出ていますのは、25ページの事業の内訳表のほうでは1億9,654万9,000円となっておりますが、こちらの9ページの補正予算書のほうでは6,267万5,000円となっております。この違いはなぜかということと、それから、今回のプレミアム商品券は低所得者世帯及び子育て世帯に対して発行されるということなんですが、対象世帯はどのくらいになりますでしょうか。
以上、2点お伺いいたします。
231:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 財政課長。
232:◯財政課長〔玉野雅夫〕 ◯財政課長〔玉野雅夫〕 最初に御質問いただきました歳入と歳出の金額の差というお話ですが、プレミアム付商品券につきましては、11ページ、12ページにございます諸収入の中にプレミアム付商品券販売収入というのがございます。これは実際の対象者から券と引換えにお金を頂く分でございます。
今回のプレミアム付商品券につきましては、歳出で出ていくお金は全て国が負担するということになっていますので、この実際の対象者のほうからプレミアムじゃない部分の料金、これについては当然事業費に充てることになりますので、それ以外全て国から補助が出るという御理解をしていただければよろしいと思います。
233:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
234
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 今回のプレミアム付商品券の購入の対象者でございますが、まず2019年度の市県税非課税者につきましては約6,000人、それから2016年4月2日から2019年9月30日までの間に生まれた子供約800人、合わせて6,800人が対象というふうに見ております。
235:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 滝本議員。
236:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 消費税が10月から上がることに関して、その緩和措置ということで国からプレミアム付商品券が出されるわけですけれども。本市においてこの6,800人に対して配られた結果、経済効果というのはどのくらいと考えられていますでしょうか。
237:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 企画部長。
238
:◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部長兼
企画部担当部長〔瀬戸淳子〕 今回、この商品券が使える場所というのが市内の商店に限られます。これから応募いたしますけれども、そこの商店でしっかり使っていただくことで地域経済、ちょっと数字では表すことは現在できませんけれども、消費の喚起というよりも地域経済に何らかのプラスになるというふうには思っております。
239:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 滝本議員。
240:◯10番〔滝本妙子議員〕 ◯10番〔滝本妙子議員〕 いいです。すみません。ありがとうございました。
241:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 ほかにございませんか。
(発言する者なし)
242:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 質疑を終結します。
お諮りいたします。
本件につきましては、会議規則第37条第1項の規定により、
総務福祉常任委員会に付託したいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
243:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認めます。
よって、本件につきましては
総務福祉常任委員会に付託することに決定いたしました。
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日程第16 議案第29号 南足柄市監査委員の選任について
244:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第16、議案第29号南足柄市監査委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。市長。
245:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
議案第29号
南足柄市監査委員の選任について
次の者を南足柄市監査委員に選任したいので、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、市議会の同意を求める。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
氏 名 石川貴久雄
生年月日、住所については記載のとおりでございます。
(提案理由)
監査委員石田久良氏は、平成31年4月29日をもってその任期が満了となったため、後任者の選任について提案するものでございます。
なお、参考といたしまして、現監査委員等の資料を添付しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
246:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 地方自治法第117条の規定により、石川貴久雄議員の退席を求めます。
(12番 石川貴久雄議員 退場)
247:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 お諮りいたします。
本件については質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
248:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認め、採決を行います。
本件について、これに同意することに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
249:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認めます。
よって、議案第29号については、これに同意することに決定いたしました。
(12番 石川貴久雄議員 入場)
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日程第17 議案第30号 南足柄市固定資産評価審査委員会の委
員の選任について
250:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 次に、日程第17、議案第30号南足柄市固定資産評価審査委員会の委員の選任についてを議題といたします。
提案理由の説明を求めます。市長。
251:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕
議案第30号
南足柄市固定資産評価審査委員会の委員の選任について
次の者を南足柄市固定資産評価審査委員会の委員に選任したいので、地方税法第423条第3項の規定に基づき、市議会の同意を求める。
令和元年6月14日提出
南足柄市長 加 藤 修 平
氏 名 鈴木碩鎭
生年月日、住所については記載のとおりでございます。
氏 名 片瀬儀龍
生年月日、住所は記載のとおりでございます。
(提案理由)
固定資産評価審査委員会の委員鈴木碩鎭氏は令和元年6月28日をもって、同委員片瀬儀龍氏は同年9月30日をもって、それぞれその任期が満了となりますが、再び両氏を選任したいので提案するものであります。
なお、参考といたしまして、履歴等を添付しておりますので、よろしくお願い申し上げます。
252:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 お諮りいたします。
本件については質疑、討論を省略し、直ちに採決に入りたいと思います。これに御異議ありませんか。
(「異議なし」との声あり)
253:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 御異議なしと認め、採決を行います。
本件に関して、これに同意することに賛成の方は起立願います。
(起立した者全員)
254:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 賛成全員であります。
よって、議案第30号については、これに同意することに決定いたしました。
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散会の宣告
255:◯議長〔
保田建一郎議員〕 ◯議長〔
保田建一郎議員〕 以上で本日の議事日程は全部終了いたしました。
これをもって散会といたします。
次の本会議は6月27日午前9時から開きます。
本日は大変お疲れさまでした。
午後 1時57分 散会
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