南足柄市議会 > 2019-03-07 >
2019年3月7日(木) 平成31年第1回定例会(第5日) 本文
2019年3月7日(木) 平成31年第1回定例会(第5日) 名簿

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  1. 南足柄市議会 2019-03-07
    2019年3月7日(木) 平成31年第1回定例会(第5日) 本文


    取得元: 南足柄市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1:◯議長〔内田克己議員〕       開議の宣告 ◯議長〔内田克己議員〕 おはようございます。  出席議員が16人で定足数に達しておりますので、ただいまから平成31年第1回市議会定例会第5日の会議を開きます。  本日の議事日程につきましては、お手元に配布の議事日程表により進めさせていただきますので、何分の御協力をお願いいたします。                                午前 9時00分 開議 ──────────────────────────────────────────       日程第1 議案第1号  南足柄市育英奨学金条例の一部を改正                   する条例について       日程第2 議案第2号  南足柄市小児医療費助成条例の一部を                   改正する条例について       日程第3 議案第3号  南足柄市国民健康保険税条例の一部を                   改正する条例について       日程第4 議案第8号  平成31年度南足柄市一般会計予算につ                   いて       日程第5 議案第9号  平成31年度南足柄市国民健康保険事業                   特別会計予算について       日程第6 議案第10号  平成31年度南足柄市訪問看護ステーシ
                      ョン事業特別会計予算について       日程第7 議案第11号  平成31年度南足柄市介護保険事業特別                   会計予算について       日程第8 議案第12号  平成31年度南足柄市通所介護事業特別                   会計予算について       日程第9 議案第13号  平成31年度南足柄市後期高齢者医療事                   業特別会計予算について       日程第10 議案第14号  平成31年度南足柄市教育基金事業特別                   会計予算について       日程第11 議案第15号  平成31年度南足柄市水道事業会計予算                   について       日程第12 議案第16号  平成31年度南足柄市公共下水道事業会                   計予算について 2:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 日程第1、議案第1号南足柄市育英奨学金条例の一部を改正する条例についてから日程第12、議案第16号平成31年度南足柄市公共下水道事業会計予算についてまで、以上12件を一括議題といたします。 ──────────────────────────────────────────       代表質問 3:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 本日は、平成31年度予算議案、予算関連議案及び施政方針に対する代表質問を行います。  代表質問は通告制で順序も決まっておりますので、順次指名をいたします。質問内容が重複するもの、又は質問の経過で理解できましたものは取り下げるなどして、能率的にできますよう御協力お願いいたします。  本日の質問は5人を予定しております。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 加 藤 洋 一 議員 4:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 はじめに、無会派の11番加藤洋一議員の質問を許可いたします。  11番加藤洋一議員。           (11番 加藤洋一議員 登壇) 5:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 皆さん、おはようございます。11番加藤洋一です。  議長の許可を頂きましたので、通告に基づき、平成31年第1回定例会の代表質問をさせていただきます。  今年度の施政方針には、例年の施政方針と違い、「行財政改革」という文言は表明されていません。ちなみに、平成29年度の施政方針には、「行政改革に取り組む」、そして、昨年度平成30年度の施政方針には、「徹底した行財政改革の断行」という決意が表明されていました。しかし、今年度の施政方針には、「健全な行財政運営」という文言しかありませんので、その健全な行財政運営について、3項目を質問します。  1、「市民と行政がみんなでつくるまち」、(1)健全な行財政運営、ア、窓口サービスの向上について。  私は健全な行財政運営、その中で、行財政改革は市民サービスを向上させて、経費の削減も図るべきだと考えています。単なる経費の削減ではいけないと思っています。  本年度の施政方針の中で、マイナンバーカードの利用によって、コンビニエンスストアでの住民票の写し等を取得できるサービスをこの7月から導入する、そして、岡本と福沢のサービスセンターの機能は廃止して、女性センターに駅前窓口センターを新たに開設するとのことです。  全国のどこのコンビニエンスストアでも住民票の写し等を取得できるようになることは、市民、特に勤労者や学生の方などにとりましては利便性の向上につながるとは思いますので、私はこのことに評価はします。しかし、そのためには、市民の皆さんは、まずマイナンバーカードを作らなければなりません。市民の現在の取得率は、10数%ほどで、まだ低いとお聞きしています。また、本市の北部の地区には、コンビニエンスストアはありません。しかも、コンビニエンスストアで取得できるのは、住民票の写し、印鑑登録証明書、課税証明書だけで、戸籍謄本などの他の証明書等は取得できません。  そのため、私はもっと大胆に、これと並行して、住民票の写しをはじめとしたほとんど全ての証明書等を、職員が市民、特に高齢者世帯などの御自宅にお届けするようにしたほうが、市民サービスの更なる向上につながり、両サービスセンターの廃止の経費削減も図れると考えますが、市長の見解を伺います。  イ、公共施設再編計画について。  施政方針の中で、公共施設再編計画を策定するとしています。先月、市民をはじめ、多くの皆様が5回にもわたって検討された次世代につなぐ公共施設を考えるワークショップの検討結果が文化会館で発表されました。この検討結果には、小学校の統廃合なども盛り込まれていますが、市長はこの検討結果をどのように認識し、どのように対応するのか伺います。  ウ、健全な行財政運営について。  市では、各種イベントや庁内での各種会議が開催されています。しかし、これらは担当部課のみで企画運営が行われていることが多いと思います。私は、本市を代表するようなイベントや会議には、「オール市役所」で取り組むべきだと思っています。  例えば、金太郎まつりの開催は、金太郎まつり実行委員会が主催してはいますが、実際は商工観光課をはじめとした環境経済部が実施しているのが現状だと思います。そこで、健全な行財政運営を図るための一つの策として、金太郎まつりなどの大きなイベントや事業について、企画の段階から各部署が当該イベント等にどのような関わりができるかを考えて参画すべきだと考えますが、市長の見解を伺います。  以上でこの場での質問を終わります。簡潔で明快な答弁をお願いします。           (11番 加藤洋一議員 降壇) 6:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 7:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 おはようございます。  それでは、無会派、加藤洋一議員の代表質問にお答えいたします。  最初に、「市民と行政がみんなでつくるまち」で、健全な行財政運営の御質問ですが、加藤洋一議員さんからも行財政改革、これの考え方について、このサービスを落とすということではなくて、サービスの維持向上のためにこれをやるんだということは、全くもって私の考え方と同じでございますので、一緒になって取り組んでまいりたいと、そのように思っているところでございます。  そうした中での窓口サービスの向上についての御質問でございますけれども、議員の提案をされる自宅までの配送サービスについては、市民サービスの向上につながるものでございますが、年間の発行枚数等を考慮しますと、現行の職員体制でこれを実現していくということはなかなか難しいんではないかなと思います。平成29年度の住民票等の発行件数をざっと見ても、戸籍関係でも9,800通ほど、住民票関係で2万500通ほど、印鑑証明で1万4,000通近いものがございます。  そうした中でございますが、一方でコンビニエンスストア等における証明書等の自動交付、いわゆるコンビニ交付については、マイナンバーカードを利用して、お近くのコンビニ等で、早朝から深夜まで証明書を取得することができて、また、市外に通勤、通学の方でも、勤務先や学校の近くにあるコンビニ等で取得することができるなど、市民サービスの向上につながっていくと、そんなふうに思っているところでございます。  次に、公共施設再編計画についての御質問でございますが、次世代につなぐ公共施設を考えるワークショップでは、活発な議論が行われました。そして、小中学校の統廃合や小中一貫校の設置、あるいは、また幼稚園を集約してこども園にするなど、様々な御意見を頂きました。それらの御意見は、市民の目線で公共施設の在り方を率直に検討していただいた貴重な御意見であるというふうに私は認識しております。  公共施設再編計画については、ワークショップ地域市民懇談会でお聴きしました市民の皆様のお考えや御意見、また、大学教授など専門家の皆様で構成する公共施設マネジメント推進委員会からの意見、また、議員の皆様方の御意見などを十分に勘案して、本年の10月までには策定をしてまいりたいと考えております。  次に、健全な行財政運営についてでございますが、高度化、複雑化する行政ニーズが増加している中で、限られた数、人数の職員で業務に当たっているということからして、常々、部署を超えて目的を共有して、横つなぎで、横の連携をとって事業に当たっていくという必要性を感じておりまして、実際にそうした場面が非常に増えているというふうに思っております。  例えば、最近においても、守山乳業さんの誘致の対応であるとか、南足柄出産・子どもネウボラの企画やこの事業の運営、また、さらには地蔵堂地区のまちづくりなど、部課を超えて職員が集まり、取り組んできた事業が多くございます。各職員がそれぞれに専門性を発揮して、事業の効果と効率を高めていくことは、大変重要だと思いますので、事業の規模、内容に応じて、庁内全体で、事業推進に努めてまいりたいと思います。  このイベントへの職員のかかわりにつきましても同様でございますが、金太郎まつりなど、市民が主体となって開催しているイベントは、市民の皆様の総意を最大限に反映をして、そして、行政、また関係団体、例えば商工会であるとか、観光協会であるとか、そうした各諸団体とも一体化を図って、そして総力を挙げて対応していくと、そういう考えでございますのでよろしくお願いいたします。  以上でございます。           (加藤修平市長 降壇) 8:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 再質問を行います。  なお、再質問は答弁に納得できないものに限り、新たな別の事項を質問することはできませんので、御了承ください。  11番加藤洋一議員。 9:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 御答弁ありがとうございました。それでは、再質問させていただきます。  まず、最初にお聞きしたいのが、なぜ今年度の施政方針から行政改革だとか、行財政改革の断行とかという、その言葉が無くなったのは、書き忘れたわけじゃないですよね、何で無くなったんですか。 10:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部担当部長。 11:◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 行政改革は常に継続して取り組んでいくものでございます。  平成31年度は行政改革の実行計画をしっかりと進めていく、実行してまいります。また、その中でも、公共施設の再編計画の策定が最も大きいものですので、施政方針にもその点はお示しをさせていただきましたが、そちらをしっかりと取り組んでまいります。 12:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 13:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 ちょっと答弁、よく分からないんだけれども、確かにもういつのときでも、私は28年度以前のは見ていないけれども、多分必ずいつも行財政改革というのは、必ずつきもので、どんなに財政が裕福になっても一応行財政改革ということは、施政方針、市全般の方針を1年間の方針を書くわけですから、やっぱり行財政改革というのは入れるべきなんで、だから、その辺で意図的に抜いたのか、もう当然のことだから抜いているのか、もう一度答弁お願いします。 14:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部担当部長。 15:◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 後者でございます。 16:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 17:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 当然のことだから抜くって、そんなの普通あり得ないでしょう、第一。  じゃあ、私、これが行財政改革が無くなっているから、本市の財政状況が好転しているのかなと、良くなっているのかなというふうな勘違いするわけですよ。  第一、前に1回出した毎年3億円の収支不足が出るという、これは解消しているんですか。 18:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部担当部長。 19:◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 そういった財政状況の改善がされたからといった誤解が生まれないように、今後は記述のほうを考えていきたいとは思いますけれども、行財政改革という言葉はございませんですけれども、その中で最も大きい公共施設マネジメントへの取組については記載をさせていただいています。 20:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 21:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 だから、これを見た市民の人たちが、うがった見方をして申し訳ないんだけれども、今回、多くの字数を使って道の駅の建設4億9,000万というものが載せているから、この中に財政厳しい、行財政改革やらなくちゃいけないというのを載せると、何でそんな苦しいときに道の駅造るんだよと反論が出るかもしれないから、あえて抜いたんじゃないのなんていう市民の方がいますけれども、それについてはいかがなんですか。 22:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部担当部長。 23:◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 道の駅だけでなく、全ての事業におきまして、やはり重点化を図りながら進めているところでございます。それに伴って行財政改革というのは必須ですので、記載がなかったといったところ、誤解を生んだ場合でしたら、そこは間違いであったというふうには思います。 24:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 25:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 部長がそこまで言われるんだから、ここはそれまでにしておきましょう。  次に、窓口サービスの向上についてなんですけれども、私が何でこういうことを感じたかといいますと、2年ほど前ですかね、私、市役所の玄関前で地蔵堂から来られた高齢者、おばあちゃんなんですけれども、知り合いのおばあちゃんとばったり会って、そのおばあさんに私が「何しに来られたんですか」とお聞きしたところ、「住民票、取りに来たんだよ」、「住民票、取りに来られたんですか」と。「それじゃ、何、バスで来たんですか」と言ったら、「バスで来た」って言うんですね。今、地蔵堂から関本まで、片道450円です。本数もそんなに多いわけじゃないという。往復で1,000円弱、まあ、1,000円掛かる。それで住民票を取りに来たと。  そのときに感じたんですね。何かそういう地蔵堂で、電話を受けて、こっちから届けられるようにできたらいいなという、2年前からそんなことをこのことは思っていて、私が提案した事業が、市長言われるように発行枚数が多いから全部が全部御自宅までお届けできるとは、私もそれは思っていません。これは一応極論とは言いませんけれども、理想論、理想論として言ったんです。  でも、その中で、例えば地域で、地蔵堂地区だとか、矢佐芝地区だとか、バスも本数も少ないのでバス代も高いようなところ、それで、しかも高齢者だけで住んでいるような一人世帯については、お持ちしてもいいんじゃないかなというようなことを考えたんですけれども、そのことについてはいかがですか。 26:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 27:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 確かに議員さんのおっしゃるとおり、交通の便が余りよくないところですとかの人たちについては、確かにそういうサービスがあったほうがより良いサービスにつながるということは十分承知をしておりますけれども、それをやることによって、やはり職員ですとか、新たな職員の採用ですとか、そういうことも必要になってくるのかなというふうに思っていますので、現状では、マイナンバーカード等の普及に最大限努力させていただいて、コンビニ等の交付で事業を賄っていきたいなというふうに思っていますので、御理解いただきたいと思います。  以上です。 28:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 29:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 今、部長のほうからも答弁があったマイナンバーカード。ちなみに、市長はマイナンバーカード、持っていますか。 30:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 31:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 たしかまだ持っていないと思いますね。 32:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 33:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 市長は毎日市役所に来られているから、マイナンバーカードを作らなくても、市民課へ行けば必要な書類が取れる。  実は、私も持っていないし、余り持とうとも思わない。その理由は、別に作ったからって余り使い道があるわけじゃないし、持ったことによって落としたとき、無くしたときの危険性があるから、やっぱり作らない。でも、それを今の執行部の皆さんはできるだけマイナンバーカードを使えば便利になる、便利になるというようなことを言われているわけで、その辺がどうしても私は。  しかも、取ったからといって、勤めている人はいいですよね。学生も小田原だとか、東京、横浜等、通勤、通学されている人はいいけれども、先ほどの地域のようなところに住んでいる人たちは、多分作らないでしょうね。だから、今の普及率も低いということですよね。  今後、じゃ、私も持っていない、市長も持っていない、議員の中でもどのくらい持っているか私は知りませんけれども、じゃ、これが増やしていく、何かアピールしていく、そういうこれからの努力というのは、どういうふうにやっていくつもりなんですか。 34:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。
    35:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 現在のマイナンバーカードの取得は、マイナンバーカードを作ろうと思う人が国のほうに申請して作るんですけれども、市のほうとして普及促進を図るために、出張して、ある程度団体で、固まった複数の方が申請していただけるようなところには、市の職員が出向いて、マイナンバーカードの申請をお手伝いさせていただこうかなというふうには思っております。  以上です。 36:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 37:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 取得率の目標数とかって、その辺は持っているんですか。このくらいまでになればいいなとか、全国平均とかも分からないんだけれども、そういうのはあるんですか。無ければそれでも結構ですけれども。 38:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 39:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 現時点で、マイナンバーカードを何%の取得率にしようという目標は持ってございませんが、この2月末現在で、南足柄市の取得率は約14.17%ということで、全国平均より多少ですけれども多いような数字になっていますが、この数字をできる限り100に近づけるような形で、市としてはやっていきたいなというふうに考えております。  以上です。 40:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 41:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 このことによって、マイナンバーカードの普及によって、岡本と福沢の両サービスセンターの機能、これを停止するということで、これによって幾らの効果が、両サービスセンターを閉めることによる効果というのは幾らぐらいと見ているんですか。 42:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民課長。 43:◯市民課長兼岡本サービスセンター所長兼福沢サービスセンター所長〔井上伸行〕 ◯市民課長兼岡本サービスセンター所長兼福沢サービスセンター所長〔井上伸行〕 単純に両支所を廃止した場合で、更に別に女性センターの部分……すみません、では、廃止した場合だけの数字ですと、年間で約1,400万円になります。1,400万円になります。 44:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 45:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 両センターで1,400万の効果がある。これは内訳として一番大きいのは人件費ということですか。その内訳で大きいのだけちょっと教えてください。 46:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民課長。 47:◯市民課長兼岡本サービスセンター所長兼福沢サービスセンター所長〔井上伸行〕 ◯市民課長兼岡本サービスセンター所長兼福沢サービスセンター所長〔井上伸行〕 一番大きなものはやはり人件費になります。職員とアルバイトの賃金を合わせて1,300万円ほどになると思います。  以上です。 48:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 49:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 今度、それを廃止した後に、女性センターの窓口業務を始めるということなんですけれども、それは、まず先に聞くのは、開くのは祝日だけ、それとも平日も開くんですか。 50:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 51:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 現在想定しているところは、女性センターの開所日を想定しております。  以上です。 52:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 53:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 そのことに伴う支出、出費ですね。支出の増というのは幾らなんですか。 54:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民課長。 55:◯市民課長兼岡本サービスセンター所長兼福沢サービスセンター所長〔井上伸行〕 ◯市民課長兼岡本サービスセンター所長兼福沢サービスセンター所長〔井上伸行〕 その部分ですと、約700万円弱の支出増になります。 56:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 57:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 女性センターは、例えば土日だけという考えではまずい。やっぱり女性センター、平日も開いたほうが。第一、市役所と近いじゃないですか。だけど、土日だけではなくて、平日も開くという、何かその辺理由っていうのは何かあるんですか。 58:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 59:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 まず1点、市民の方が土日だけだと、平日行っている場合には取れないとか、土日だけ取れるというと紛らわしさがあるというのが、まず1点あります。それから、通勤、通学なんかをされる場合に、駅前にありますと、その辺は非常に便利なのかなというふうにも思っていますので、その2点が理由とはなっております。  以上です。 60:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 61:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 システムは分かりました。すると、差引き700万円の支出削減が図れるということですよね。  今回、評価を、私、先ほども言いましたように評価しているのは、行財政改革を行うときには、市民サービスを上げて、経費を削減、私はすべきだと思っているんです。  だから、前に私は手数料の引上げというのを前に10%引上げというのをやりましたよね。そのときにも、本当はただ手数料を10%上げるんじゃなくて、そのとき市民サービスを上げる。例えば、上げ方としては、休館日を月1日でも2日でも減らしますとか、新たな施設、ちょっとしたものでもいいから新たな施設を造ると、整備するというような市民サービスを上げて、手数料等の引上げ、値上げを行うべきだと私は思う。  今回の行政改革についても、今回はマイナンバーカードを導入してコンビニエンスストアで住民票等が取得できるという、住民サービスをアップしてこういう経費を図ろうとしているということで、その辺についてはだから評価しているんです。  だけど、この辺で難しいのが、このマイナンバーカードの普及率だとか、3種類しか取れない。あと、年寄りが、カードを持ちましたと。コンビニに行ったときにすぐにそのままできるかどうか。例えば、宅急便を受け取る、私、コンビニで受け取ることもあるんだけれども、そのときにやっぱり私でさえ、どうやってやるんだろう、店員さんに言うのかなとかいう話がありましたよ、何かいろいろな機械があって。あの操作が難しいから、やっぱり困る。私も困るし、高齢者はもっと困ると思うんですよね。あそこでチケットも取れるだとか、いろいろな機能があるじゃないですか。  そのときに、じゃ、一つ、最後、もうこの項については最後ですけれども、マイナンバーカードを持ってコンビニに行きましたと。誰か教えてくれるんですか、やり方は。 62:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民課長。 63:◯市民課長兼岡本サービスセンター所長兼福沢サービスセンター所長〔井上伸行〕 ◯市民課長兼岡本サービスセンター所長兼福沢サービスセンター所長〔井上伸行〕 コンビニに関しましては、コンビニさんの店員さんがそこの機械でできますよということは教えていただけるんですけれども、操作方法につきましては、そこに出てくるマニュアルのとおり、順番のとおりやっていってくださいということだけで、特に操作方法については教えていただけないかなというふうに思っております。  以上です。 64:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 65:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 市民課でマイナンバーカードを登録したときに、そういうコンビニでの順番という、そういうマニュアルもくれないんですか。 66:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 67:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 現在、まだコンビニ交付をやっておりませんので、その辺のマニュアルは配布していないんですけれども、今後は、マイナンバーカードを取りに来た方とかに対しては、そういうやり方のマニュアルですね、その辺の配布も是非していきたいというふうに思っております。  以上です。 68:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 69:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 そうでした。申し訳ない。まだ導入されていなかったんですね。  今、部長の言われたように、多分あの画面を見たときに、もうまず一発目、1回目、どこを押すのか、まずそこから多分悩みますよね。第一、すごい項目があるんですから、コンビニで宅配便を受け取るだとか、チケットを買うだとか、いろんな項目があって、まず1番目が分からないですよね。  そういうことなので、その辺、市民に優しい対応をしていただきたいと思います。  続きまして、イに、公共施設の再編ですね。  もう私はこのことについて、市民の皆様、あと大学生の皆様、本当に多くの方が南足柄の公共施設の再編計画に携わっていただいたことについては、本当に敬意を私も表する次第でございます。  文化会館でも前月発表された発表についても、本当にいろいろな検討結果、一生懸命検討された結果が、それはよく分かりました。  そのことについては評価はするんですけれども、私、こういう公共施設の再編だとか、南足柄市の市の公共施設の再編だとか、行財政改革というのは、市民の皆さんのそういう貴重な意見、それは十分答弁にもありましたように、尊重とか、貴重だと思います。だけど、本来なら、やっぱり私は、行政に携わってきた人がやるべきだと思っているんです。  市長に、じゃ、ちょっとお聞きしたいんですけれども、市長も私も民間経験が無くずっと行政職しか経験していないわけです。民間の経験、無いわけですよね。そんなときに、例えば、市長のところに、民間企業から、いや、うちの会社の行財政改革を何か出してくれないか、意見、出してくれないか。例えば富士フイルムさんだとか、アサヒビールさんの行財政改革を出してくれないかと市長が言われたとき、市長、ここをこうしたほうがいいって何か意見出せますか。 70:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 71:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 今の事例として今おっしゃったけれども、ちょっとぴんとこないですね、すみません。 72:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 73:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 うそはない。私も、例えば富士フイルムさんのほうから言われて、「加藤さん、何かうちの行財政改革、どうやったらいいですかね」って言われても、アサヒビールさんの「何かいい行革案ないですかね」と言われても、私もまるっきり分かりません。  ということは、やっぱりそこにいた人、長年、市長も40年ぐらいですか、私も30年ほど役所にいて、やっぱりそこにずっといて見てくると、そこの無駄というか、重複しているところ、行財政案というのはやっぱり出てくると思うんですよ。  今、そこで、これだけの皆さん方、部長さんたちがそろっている中で、内部でもう出尽くしたっていうその辺が、私には、どうしちゃったの、皆さん、本気で行財政改革、考えていますかみたいなことで思ってしまうんですよね。  その辺、もう内部では無いと。もう行財政改革はもう無い、お手挙げだということなんですか。 74:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部担当部長。 75:◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 議論、確かに長年、南足柄市の場合は行財政改革に取り組んでおります。他市の行財政改革、いろいろと調べてみましても、本市ほど取組が長く、深い市はないというふうに思っております。他市の事例なども全然参考にならないといった状態です。  出尽くしたとは思っておりません。毎年毎年、職員の提案、あるいは、私ども行革担当が考え抜きますし、行政改革推進会議の中でも議論をしております。出尽くしたとは思いませんけれども、なかなか絞り出していくことは難しい状況であることは事実でございます。 76:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 77:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 なかなか部長も素直にお答えになられるのであれなんですけれども、例えば、今回のこの検討結果の中では、小学校の統廃合、出ていますよね。それもいずれはやらなくてはいけない。子供が少なく、少子化の傾向が続くわけですから、いずれはこれは小学校の統廃合もやらなくてはいけないんでしょうけれども、その前にふと考えてみると、私なんか思うに、今、公立幼稚園がありますと。それを小学校の中に入れてしまおうかと。入れてしまったらどうなんですかと。  そうすると、岡本幼稚園、南足柄幼稚園ですね。むつみ幼稚園があそこの向田の丘の上まで入れる、それはちょっとどうかなと。幼稚園児があそこの坂を上れるかなという思いがあるんだけれども、あと、福沢は入れないことは私も承知していますけれども、そうやって入れる。それと、先ほど私が言った、今の幼稚園用地が要らなくなる。それを返済するのか、借地だったら返すのか、市の土地であれば売るとかいうそういう経費の削減、生まれる一方で、幼稚園生が小学校、幼少の今度は一緒に学習ができるという、これが私がさっき言っていた市民サービスの向上ですよね。経費削減及び市民サービスの向上も図れるということなんかは、私はもう前からちょっとこういうのをやったらどうなのということは思っていました。  その辺、何か御意見があったらお伺いします。 78:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部担当部長。 79:◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 私たちは公共施設の質と量の最適化を実現することで、市民サービスが高まって、より効果的、効率的な財政運営もできると考えて取り組んでおります。  幼稚園を小学校に入れて運営していくことということにつきましては、おっしゃるとおり、幼小を一緒に教育するといった教育的な視点、それが果たして良いことなのか、市民サービスとして高まるかどうかというのは、しっかりと検証しなければならないというふうには思います。  また、全体の量、それから、将来を通じて質の確保がし続けられるかどうかも含めて、しっかりと考えさせていただきたいと思います。ありがとうございます。 80:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 81:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 公共施設の在り方、あるいは再編の考え方なんですけれども、要するに公共施設は市民の皆様方がお使いになっていただく公共施設、そして、昭和30年代、40年代、50年代、いろいろ時代の変遷の中で、社会経済状況のそうした事情等々の中で、市民の皆様方の要望に随時応えながら、そして行政が、そしてまた議会が一緒になって、その公共施設の建設、あるいはその機能の在り方というものを、先人先輩が市民の、住民の皆さん方の要請に応えながら、どこまでそれの具現化ができるかということのあんばいもつけながら現在に至っているわけでございますので、したがって、様々な立場の方々、様々な御意見をまずお聴きして、市民の皆様方の御理解がなくして、この一つの行財政改革の一つの大きなテーマである公共施設の在り方、あるいは再編も含めた在り方を議論することは、これは市民の皆様抜きではできない、そのことの御理解がなければ、これは頓挫します。今までの歴史が示しています。  ですから、今回、今まで経験したことのないような人口の減少があり、少子高齢化があり、そして、新たな世代の方々のニーズがどうなのかということをはっきりと見極めていく、そこは時間を掛けなければいけないと思います。そうしたものの状況の中で、やはりスピードを、そこからそうしたものの収れんができた、整理ができたところからはスピードアップして、これはやっていかなきゃいけない。  したがって、先ほどのちょっと御提案というか御質問にもありましたが、行政の中で独善的にそれを進めればこれは失敗するだろうというようなことをしっかりと認識を持って、新しい人口減少の中で、世代構成、各世代ごとの年齢構成の比率、そうしたものも十分に背景にして、新たな形で公共施設の在り方をして、市民の皆様方の使いやすいクオリティーの高いものをどうしていくか、その中で必然的に総量がまた縮減ができれば、そこに投資したお金をもっともっと必要なところに振り向けて、クオリティーの高い公共施設にしていくと、そういう構図で今考えておりますので、よろしくお願いしたいと思います。 82:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 83:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 ありがとうございます。  市長、私もそれは承知しています。行革担当のほうで、加藤洋一がこういう提案をしたから、じゃ、もう幼稚園、すぐにもう小学校の中に全部入れちゃおう、そうやってやられては、それは当然困るわけで、それは市民の皆さんから入れたいという、こういう案があるんだけれども、皆さんどうですかと、それはやらなくては、市民を無視して、もう全部小学校の中に入れてしまうと、それは無理なのは私も十分承知しておりますので。  だから、一つの案ですよね。こういう案もありますということで、それをもっともっとより良いものに練っていただくのが、それは職員の方のお力なのであって、一つの投げ掛けであるという御理解いただきたいと思います。  あともう一点、これはちょっと前にもしかして提案したかもしれないんだけれども、例えば、今、公立で南足柄保育園があるんだけれども、これを社会福祉協議会に移管するとかという、今、方法ですよね、移管するという方法。今、公立幼稚園というのは、国・県からも一切補助金が出ていなくて、市で単独で運営していると。民間保育園につきましては、市も出すんだけれども、その出した分についての何割かは国・県から補助金で入ると。今度、形として、南足柄保育園が社会福祉協議会、これは市の職員の関係、市の職員じゃなくなってしまう、そういう関係もあって簡単にはいかないのは十分承知。でも、社会福祉協議会に移管すると、今度、それは民間という考え方になりますから、今度そこに支出した分の国・県の補助金が市に入るというような考えですよね。  これ、全然通告していないので、私がぽっと言った提案なので、もし答えられるんであれば答えていただくし、通告していないので、無ければ今は回答できないということでも結構です。いかがですか。 84:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 通告に無いようで、答えができませんので、御承知おきください。  加藤洋一議員。 85:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 じゃ、通告に無かったので。まあ、そういう案です。私も前はそれによって南足柄保育園が民営化されたと、社会福祉法人に民間委託しているということで補助金が出たんですけれども、その後、そういうのは駄目だというふうになったのかどうか。もしかして、分からないです。  でも、その辺についても大きな行革、数千万、もう1億に近いようなお金が国・県補助金から入ってくるわけで、これも十分検討する価値はあると思います。  通告には無いので、じゃ、これはやめておきます。  最後ですね。ウ、健全な行財政運営です。  オール市役所で大きいイベントには取り組むと、そのようなことはやっているというような答弁があったように思います。  確かに見てみれば、市民文化祭が開催されているときに、産業フェアも一緒に、同日に開催されていると。健康フェスタについても、にこにこ走ろう大会と一緒にやっているということで、ばらばらにそれぞれがやるよりも、こうやってやった後、健康フェスタをやっている会場に、にこにこ走ろう大会で走り終わったお子さんたち、保護者の方たちがそのまま健康フェスタの会場にも来るということで、そういう取組、2つの大きなイベントを同じ日に開催する、こういう試みを行っているということは、私も承知しています。  私が言いたいのは、そのようなときに、例えば、先ほど言ったマイナンバーカードの出張窓口をもうそこに設けてしまうと。ここでできますよとかという、市民部の皆さんの応援。あと、その会場にいる、その年代の人に合わせたときに、振り込め詐欺防止キャンペーンを今やっていますとか、あと、児童虐待防止のキャンペーンをやりますとか、そういう、何ていうんですかね、一つの大きいイベントがあったときに、オール市役所、うちの部署、関係ないよじゃなくて、そういう取組、オール市役所で取り組む、そういうことについては、今どのような、どこが調整をしているんですか。それぞれの担当部署になるのかな。 86:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部長。 87:◯企画部長〔飯田泰範〕 ◯企画部長〔飯田泰範〕 事業についてはそれぞれ所管の部署がありまして、そういったイベントのときに、別の部署の事業のPRとかすることは、とてもいい機会になるんだと思いますので、各部署もそういったところのイベントを把握して、いろんな事業の、自分のところの事業のいろんなPR活動に使っていくような、そういったことを今後やっていきたい、そのように考えています。 88:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 89:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 先ほどの答弁の中でも、横つなぎで事業に当たっていくという、私、見ていて、ちょっと何か今それが薄れているような気がするんですよ。お祭り、はい、商工観光課の担当でしょう、環境経済部でしょうって。文化祭って言えば、はい、文化スポーツ課、生涯学習課でしょうと、うちは関係ないよという、そういう雰囲気を市長自ら本当は、私、率先してそういうのを打破してもらって、みんな、何が協力できる、どういうことで協力できるというのを、私は職員じゃない、市長がみんなでこのお祭り、この事業を盛り上げようよという、何かそういう活気ある組織体にしてほしいんですけれども、市長、その辺はどう思われていますか。 90:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 91:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 正にそういう意識を持つ、発想を持つということは、私も常々職員には発信をしているつもりでございます。市長室では、相当いろんなことを言っています。  組織形態でいえば、庁議の一つとして、事業調整会議がありますので、これは複合的にというか、いろいろな面での協力関係で、市として、市役所として、行政として、これは対応しなきゃいけないだろうというようなことも当然指示はしていますし、また、私が申し上げるまでもなく、庁議を担当している企画部のほうでは、事業調整会議、あるいは、中心となる部長、課長等も、これは役所全体に関係するところだから、事業調整会議を行って対応しようとか、そうしたことの取組はしております。  したがって、先ほど申し上げたように、守山乳業さんの誘致についても、1セクションではできないですから、税務も水道も下水も、いろんなところが入りますから、そこは環境経済部も中心になって、あるいは企画部も中心になって、横つなぎで、そして対応するという、一つの事例は申し上げましたけれども、そうした取組はやっております。  それから、例えば産業フェアでは、やはり昨日も御質問がありました消防団の定員割れもありますので、あそこでは消防団も出て、消防車両も入って、のぼり旗を立てて、消防団の募集、是非消防団にというPRもやっておりますし、それは実行委員会とか、あるいは金太郎まつりでいえば、専門委員会があり、また実行委員会があり、市民の皆様、各種団体の皆様方の参画、そして関係の行政内部の部や課へはその実行委員会、私が実行委員会の会長でございますから、そうした部分は指示はしておりますので、常にそういう意識、発想は持っているつもりですが、まだまだ十分ではないかなというようなことでございますので、正にこれからもそういう意識付けをやっぱり職員の間に、庁内にもそうしたものは醸成していきたいと思っております。
    92:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 93:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 私が最後にお聞きしたかったようなこと、もう市長、全部言われたんだけれども、私、職員って、今のように、例えば金太郎まつりに、うちの部署はこういうので参加したいと。例えば、市民文化祭に教育委員会のほうで、毎年中学生の吹奏楽を1校ずつ出てもらおうよとかという、どんどんそういう提案が出てきて、じゃ、うちの部はこういうことで参加できるよという、そういう体制を私は作るべきだと思っているんです。  万が一、市長が、例えば、失敗した職員だとか何かに、例えばですよ、分からないよ、知らないけれども、市長が何やっているんだ、おまえとかって言うと、職員ってどんどん委縮してきちゃって、何かこれをやろうと思っても、まあ、いいか、怒られちゃうといけないからいいかって引いちゃうと、やっぱりなかなかうまくいけない。職員は市長になかなかそういうことは言えないから、私がここで市長にあえてそういう体制じゃなくて、いいじゃないか、失敗したってと、どんどんいろいろやってくれというようなことを市長のほうからハッパをかけてもらって、オール市役所でみんなで、この行革も含めて、このところを乗り切っていただきたいと思うんですけれども、その辺、市長の決意をもう一度お願いします。 94:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 95:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 正におっしゃるとおりで、何か失敗とか、課題が生じたときには、できるだけそうした臨場感あるときにやっぱり注意をすると、そうじゃないと感情的になりますので、それは注意をして何かをたしなめるだけじゃなくて、それは次に向けて、もう失敗したことはしようがないと、その失敗をした背景が何なのかをやっぱり考えていただいて、ステップアップをしていただきたいというような思いで、私はできるだけ言葉を選んでは言っています。  時には、感情もこう出ながら、どうしても話す場合がありますが、でも、憎いとか、そういう何だという批判だとか、そういうことの気持ちは基本的にはございません。そして、やっぱり更に仕事をしてほしい、また、更に課長から部長に上がってほしいと、そんなふうな思いを持って言っているつもりです。 96:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 加藤洋一議員。 97:◯11番〔加藤洋一議員〕 ◯11番〔加藤洋一議員〕 こういう話というのは、多分職員の方は市長になかなか言いづらいと。私もここではなかなか言いづらいんですけれども、あえてやっぱり南足柄市役所のトップ、南足柄市長という職にいられる方なので、やっぱりもし私がそうだったらそうしたいと、もういいよ、どんどん失敗しろ、失敗したら、いや、もっとでっかい失敗してみろよぐらいの広い心でもって、先ほど注意すると言ったんだけれども、注意もほどほどで、いいよいいよと、次、頑張れよと次へ向かうようなことをやって、多分市長がそういう考えでいて、もっともっと出してくれと。行革案も、こういうイベントの参加についてもやってくれれば、私、どんどん先ほどのオール市役所に近づいていくと思うんですけれども。じゃ、これもう一度最後、これで終わりにします。  以上、最後、市長の決意を。 98:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 99:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 今、おっしゃられた加藤洋一議員さんの姿勢に学ばせていただきます。ありがとうございます。 100:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 以上で加藤洋一議員の質問を終了いたします。  ここで10時15分まで休憩といたします。                                休憩 午前 9時56分 ──────────────────────────────────────────                                再開 午前10時15分 101:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 再開いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 高 田 三 郎 議員 102:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 次に、無会派の4番高田三郎議員の質問を許可いたします。  4番高田三郎議員。           (4番 高田三郎議員 登壇) 103:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 では、おはようございます。無会派となっていますが、日本共産党の高田三郎です。通告に基づいて簡潔に質問しますので、よろしくお願いします。これまでの質問と重なるところもあるかとは思いますが、別途の再質問などありますので、通告どおり質問させていただきます。  最初に、「はじめに」のところで、(1)子どもと子育てを応援するまちをつくるについて、ア、小児医療費助成制度について。  中学生の通院に関わる助成の対象者が、小学生と同等の助成となるよう対象範囲が拡大されます。これでようやく近隣自治体並みかと思います。実施は今年10月からですが、今後の課題としては所得制限の撤廃や対象者を高校生まで拡大することが考えられますが、市長の見解を伺います。  (2)災害に強いまちをつくるのところで、ア、戸別受信機のデジタル化について。  災害時の確実な情報収集・伝達手段の確保推進方針では、防災行政無線、地域防災無線のデジタル化に向けて具体的な検討を進めてまいりますと述べておりますが、戸別受信機のデジタル化についてどのような取組を考えているのか伺います。  2、「安全で安心して健康に暮らせるまち」の中で、(1)社会保障の充実について、ア、国民健康保険について。  国民健康保険につきましては、国民健康保険制度の安定的な運営を図るため県が示す標準保険料率に準じて適正な保険税率を設定してまいりますと述べておられますが、適正な保険税率の制定とは具体的にはどのように考えているか伺います。  (2)防犯、交通安全対策の充実のところで、ア、交通安全対策につきましては、危険な箇所に交通安全啓発の立看板を設置するなど、市民の安全確保に努めてまいりますと述べておられます。市内には横断歩道等の白線が消えかかっているところが多く、市民からも指摘されており危険だと思いますが、市はどのような対応をしているか伺います。  3、「環境と自然に配慮した魅力あるまち」のところで、(1)廃棄物処理と資源循環型社会の形成について、ア、市民一人一日当たりのごみの排出量について、ごみの減量化・資源化の推進につきましては、2020年度までに一人一日当たりのごみの排出量を500グラムとする国の基本方針に基づき生ごみの水切り、可燃ごみに含まれるペーパー類及びプラスチック製容器包装等の分別の周知を図ってまいりますと述べておられます。市民一人一日当たりのごみの排出量は現在どのくらいか伺います。  イ、一人一日当たりのごみの排出量を500グラムとするためにどのような対策を考えているか伺います。また、せん定枝と同様に草や葉も資源化すれば達成すると考えますが、見解を伺いたいと思います。  以上で1回目の質問を終わります。           (4番 高田三郎議員 降壇) 104:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 105:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、無会派、高田三郎議員の代表質問にお答えいたします。  最初に、「はじめに」で、子どもと子育てを応援するまちをつくるの小児医療費助成制度についてでございますが、御質問のように、小児医療費助成制度につきましては、平成31年10月から中学生の通院に係る助成の対象者を小学生と同等な助成となるよう対象範囲を拡大してまいります。  所得制限の撤廃、あるいは高校生までの年齢拡大につきましては、次の課題として現在捉えているところでございます。  次に、災害に強いまちをつくるで戸別受信機のデジタル化についてでございますが、アナログ対応の簡易無線機については、アナログ方式の周波数の使用が平成34年11月に終了しますので、デジタル化への移行が必要であります。  防災行政無線の屋外子局につきましては、平成24年度からデジタル化更新工事を順序進めております。平成28年度末までに54局中41局のデジタル化更新工事が完了しておりまして、平成33年度までに残りの13局の工事の完了を予定しております。  戸別受信機のデジタル化につきましては、従来のデジタル化された戸別受信機のほかに新たな防災情報端末などの導入も視野に入れながら、それらの整備コスト、機能性、利便性等について具体的に比較検討してまいります。  比較検討に当たりましては、他の自治体における事例の研究や販売業者などへのヒアリングのほかに、現在神奈川県を通じて消防庁に派遣要望を行っています災害情報伝達手段に関するアドバイザーからの助言等も参考にしたいと考えます。  そのほかに、3月1日にFMおだわらの受信エリアが拡大されたことによって、市内のほぼ全域でFMおだわらの受信ができるようになりました。これを受けて、同日3月1日にFM小田原株式会社との間に災害時緊急放送の協力に関する協定を締結し、災害に関する情報をFMおだわらの番組内で優先して放送していただくようになりましたので、ラジオ、テレビ、携帯電話、スマートフォンといった汎用的な機器への情報の配信も併せて防災行政無線全体の運用を考えてまいります。  次に、「安全で安心して健康に暮らせるまち」で、社会保障の充実の国民健康保険税についてでありますが、平成30年度より都道府県が国民健康保険の財政運営の責任主体となる制度改正が行われ、そして神奈川県から標準保険料率が示されたため、その提示された標準保険料率に準じて本市の国民健康保険税の税率を設定したものであります。  次に、防犯、安全対策の充実の交通安全対策についてでありますけれども、横断歩道等の交通規制に係る標識や標示等について、自治会から補修の要望があった場合などは、松田警察署との協議、あるいは現場確認を行って補修が必要と判断された箇所につきましては、松田警察署を通じて管轄しております神奈川県公安委員会に対して市から補修等の依頼をしております。松田警察署とは常に連携を密にしておりまして、今後も同様の要望等があった場合には速やかに協議し、対応してまいります。  次に、「環境と自然に配慮した魅力あるまち」で廃棄物処理と資源循環型社会の形成の市民一人一日当たりのごみの排出量についてでありますが、南足柄市の「家庭系ごみ減量化計画500グラムへの挑戦」は、平成27年度で終了となりましたが、平成28年度からは国の基本方針に基づいて引き続き一人一日当たりの家庭系ごみの排出量を500グラムとすることを目標にごみの減量化に取り組んでおります。  平成29年度の実績としましては526グラムでありまして、平成27年度の実績535グラムよりも9グラム減少をしたところであります。  次に、一日一人当たりのごみの排出量を500グラムとするための対策、またせん定枝と同様に葉や草も資源化することについての御質問ですが、500グラムを達成するための課題は、各家庭から排出される可燃ごみに紙類が多く含まれていることや、生ごみの水切りが不十分であることが主に原因と考えています。このため、紙類については、以前から進めておりますが、可燃ごみとして排出されがちなはがき、封筒、メモ用紙などのミックスペーパーのリサイクルについて広報誌で更にPRするとともに、生ごみの水切りの徹底についても啓発をしてまいりたいと考えます。  また、葉や草の資源化もごみの減量化の一つの有効手段と考えておりますが、葉や草をせん定枝と同様に収集には現在の申し込み制の個別収集方式では排出量が多くなって、そして必要経費の増額等に対応することが大変困難な状況であります。  今後、ごみ処理広域化に向けてごみ処理を取り巻く様々な課題への対応について、1市5町が連携して検討する考えで今ございます。その中で課題として協議をしてまいりますので、よろしくお願いをしたいと思います。  以上です。           (加藤修平市長 降壇) 106:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 再質問を行います。  なお、再質問は答弁に納得できないものに限り、新たな別の事項を質問することはできませんので御承知ください。  4番高田三郎議員。 107:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 では、質問順番どおり再質問させていただきたいと思います。  最初の小児医療費助成制度のところですが、重点施策の予算のところで、昨年より予算総額が減っております。半年ですけれども、10月から医療助成制度が拡充されたわけですけれども、予算額が減っているということで、その辺ちょっと説明してほしいんですが、お願いします。 108:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 福祉健康部長。 109:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 小児医療費の予算額、確かに昨年度より減っておりますけれども、これは飽くまでも実際に掛かった医療費の実績を基に算出しているものでございます。昨年度に限りましては、それほど多くのお子さんが医者にかかる機会が減ったとか、高額な医療費を払うお子さんが少なかったと、そういう実績を基に算出した額でございます。  以上でございます。 110:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 111:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 少子高齢化と言われてる中なもんで、子供の数が減ったから予算も少なくなったということかなと思ったんですけれども、子供の数は小学生、中学生辺り、減ってはいないんですか。もう一度お願いします。 112:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 福祉健康部長。 113:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 お子さんの数も減っております。お子さんの数の減少にもよって今回の予算額が減少したということも考えられます。  以上です。 114:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 115:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 あと、所得制限の撤廃や高校生までの年齢拡大については次の課題ということですが、所得制限については南足柄、ゼロ歳児は所得制限ないんですけれども、あとは所得制限があるということで、近隣自治体、特に町のほうはほとんど所得制限がないんですよね。だから、近隣自治体並みになったとはいえ、所得制限のことでいえば近隣よりちょっと遅れているというふうに思うんですけれども、所得制限だけでも早急に撤廃してほしいとは思うんですけれども、そこをもう一度答弁をお願いします。 116:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 福祉健康部長。 117:◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 ◯福祉健康部長兼福祉事務所長〔大塚幸夫〕 所得制限の撤廃とか高校生までの年齢拡大、先ほども市長のほうから御答弁させていただきましたけれども、次の課題という形では認識しております。  まずは、本議会で小児医療費に関する条例の改正、あと予算のほうをお認めいただきまして、10月1日の実施に向けてまずは最善の努力をして取り組んでいきたいというふうに考えてございます。 118:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 119:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 じゃ、私も次の課題としてこれからも取り組んでいきたいと思います。  次に、戸別受信機のところなんですけれども、これ私も何度もこれまでも取り上げてきましたけれども、要は戸別受信機を今持っている人たち、7,000台近くありますよね、デジタル化されていないのが。そういう人たちは一体今後どうなるのかと、このまま平成34年になれば使えなくなっちゃうということで、そして買うときに大体自己負担が1万3,000円か4,000円にしましたよね。それでまたしっかり使えるわけなんですけれども、そういった今ある戸別受信機はじゃ、どうなっちゃうんだということが心配されているわけです。  だから、年も年だし、新たに金出して買えなんて言われてももう買わねえぞなんて言われているんですけれども、だから、今後、今持っている人はどうするんだと、また新たに戸別受信機みたいなのを増やす気があるのかどうか、そういったことをもう少しはっきり市のほうで方針を示してほしいと思うんですが、そこのところ、もう一度答弁お願いします。 120:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 121:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 戸別受信機のデジタル化ということでございますけれども、議員おっしゃるとおり、アナログ対応の戸別受信機が残っているところでございます。そうした中でデジタル化するとなると、現在の価格でいいますと約4万8,000円、補助が1万8,000円ですから個人の負担が3万円ということで、そういった高額な戸別受信機の価格になっていたところでございまして、そういったこともありまして、国における安価の代替機器の導入ということを待っておったんですけれども、それも示されなかったということで、先ほども市長が答弁させていただきましたとおり、現在戸別受信機デジタル化の更新か、あるいは幾つかの新たな情報端末の可能性ということも整備コスト、機能性、利便性等を現在検討しているところでございまして、加えて、この3月1日でFMおだわらさんがコミュニティFM、新たな可聴区域エリアになりましたので、そういった可能性等も現在併せてこれから検討していくということでございまして、何よりも重要なことは、高齢者であるとかそういった市民の方々に災害時にいかに迅速に確実にそういった情報を行き渡らせることができるのかということでございまして、現在ラジオ、テレビ、スマートフォン、携帯電話といった様々な情報入手手段もございます。こちら側としては、強制的な防災行政無線ですとか戸別受信機、あるいは情報配信のメール等々の手段もございます。  それらを効率的といいますか、組み合わせることによっていかに災害を行き渡らせることができるかということを今正に検討しているところでございまして、コスト、そういったものも重要なところでございますので、併せて合理的といいますか、効率的な方法を早急に結論を出していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 122:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 123:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 よく市民からも言われるときがあるんですけれども、つまりよく今防災ラジオが安く手に入って、それで緊急時の放送もさると、FM放送局を通じてね。そういうことも言われるんですけれども、今度FMおだわらですか、3月1日から南足柄も聞けるようになったということでいろいろ協定を結んでいるわけなんですけれども、それで、そういった防災ラジオと言われるものがFMおだわらなんかの協力も得て、戸別受信機の代わりというふうにはなり得ないんですか。そこら辺、もう一度見解をお願いします。 124:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 125:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 FMおだわらの聴取エリアが市内ほぼ全域ということで、戸別受信機に代わるものになるかどうかというのは、聴取エリアは市内全域に拡大されましたけれども、屋内でそれが果たして有効なのかであるですとか、あるいは防災行政無線、戸別受信機に代わるものとは緊急放送といいますか、そういった強制的に配信していくシステム等も併せて検討していかなければいけませんので、そういったことを正にこれから検討していきたいというふうに考えております。  以上です。 126:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 127:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 とにかく今戸別受信機を持っている人たちも含めて、安く、それも全世帯に普及できるようなものを、その対応を急いでほしいと思います。  それでもう一つ、防災無線について言われているのは、いろいろ表で放送されるやつ、音はするんだけれども、わんわんと響いちゃって何言っているか分からないと、そういうことも言われます。  そういう中で、戸別受信機を買うのは金ねえから、表でちゃんとはっきり聞こえるように市に言っとけとか何とか、そんなことを言われたりなんかもするんですけれども、そういうこともあって前に音達調査というのをやられたと思うんですけれども、それもお金が無かったのかどうか、途中でストップしているわけですけれども、そういった音達調査なんかもきちっとやって、そしてよく聞き取れないところ、そういったところを何とか対策をとらなきゃいけないと思うんですけれども、そういった音達調査はもうやる予定はないんでしょうか。 128:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 129:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 音達調査につきましては、基地局と屋外子局を含めた55のうち15局が終わって、残り40局が残っているという状態でございまして、そういったデジタル化については更新工事を今後も予定してございますので、いずれにいたしましても、今デジタル化の更新工事につきましては、一旦中断しているところですけれども、いずれにしても、音達調査といいますか、聞こえづらい地区の把握というものは必要になってくると思いますので、こういったデジタル化の更新工事と併せまして、また音達調査につきましては、ちょっとやり方については工夫の余地もあると思いますので、そういった難聴地域の把握というのはしていきたいというふうに考えております。  以上です。 130:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 4番高田三郎議員。 131:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 音達調査を今後続けてほしいのと、あとはよく聞き取れない地域、山奥のほうじゃなくてまちの中でも建物や何かに反射しちゃって、音はするけれどもよく聞こえない、聞きづらいということがあるわけです。また、災害や何かで、大雨が降ったり何かすれば、それこそ部屋の中にいれば表で言っても聞こえないということがあって、そういうことでもあるから戸別受信機が普及しなきゃならないわけなんですけれども、そういうことで聞こえづらいところ、聞きにくいところ、そういったところは優先的に無料とか何とか、そういうことで戸別受信機を普及していくと。
     そして、表からの放送がよく聞こえるところは後にしていいというわけでもないんですけれども、そういった聞こえにくいところを優先的に戸別受信機の普及をしていってほしいと思うんですが、そこのところ、もう一度、ここのところの最後にしたいんですが、もう一度答弁をお願いします。 132:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 133:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 屋外のスピーカーの聞きづらい部分につきましては、そういった市民の方からの苦情等が寄せられた場合には、スピーカーの位置を調整したり、そういったことでも対応しているところでございますけれども、なお聞きづらい、そういった中で戸別受信機が有効ということは承知しておりますので、そういった機器に代わるものですとか、あるいは今情報配信手段としては防災行政無線のほかに情報配信メール、あるいは防災安全課の公式ツイッターですとかテレビ神奈川のデータ放送ですとか、情報伝達手段は多様化しておりますので、そういった組み合わせの中で有効な方法というものも併せて検討してまいりたいというふうに考えております。  以上です。 134:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 135:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 次は、国民健康保険税のほうに移りたいと思います。  標準保険料率に準じて本市の税率を設定したものですということになっているんですが、確かに、言うなれば、30年度から県のほうで標準税率みたいなのを決めてくるということなんですが、今回示されたものを見ますと、30年度に比べて結構上がっているなというふうに思うわけです。  そういう中で、この前、条例の一部改正のところで部長が、一人当たり、31年度12万6,781円とか何とかになるとか言われたんですけれども、これは要は30年度と比べてどうなのか。30年度、一人当たり幾らだったのか、それをもう一度答弁をお願いしたいんですが。 136:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民課長。 137:◯市民課長兼岡本サービスセンター所長兼福沢サービスセンター所長〔井上伸行〕 ◯市民課長兼岡本サービスセンター所長兼福沢サービスセンター所長〔井上伸行〕 今回市民部長のほうがお伝えしました12万6,781円というのが31年度の一人当たりの保険税の予想価格なんですけれども、同じ被保険者数で計算した場合、30年度の税率を使った場合は12万2,520円になります。差としましては4,261円の増という形になります。  以上です。 138:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 139:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 じゃ、30年度ですか、これは都道府県、県単位に一本化になったということで、国も3,400億円か何か投入して保険料が上がらないようにしたとか何とかということで、全国的に30年度はそんなに上がらなかったと、逆に下がっているところもあるわけなんですけれども、南足柄も最近ずっと上げていなかったということでありますが、今度ぐっと上がったように感じます。なぜ上がったのか、そこら辺の原因や何か考えられることをちょっと答弁をお願いします。 140:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 141:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 実は、国民健康保険事業の納付金につきましては、過去3年間の給付等の実績に基づき神奈川県が算出してございます。実は、平成29年度の前期高齢者交付金は、実際の実績より多く交付されてしまったということがございまして、その精算といたしまして29年度に過大に交付された金額を31年度で調整するという措置が行われております。それで結果的に31年度の納付金が増えているというような状況がございます。  以上でございます。 142:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 143:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 南足柄の保険税一人当たりなんですけれども、今まで一番高かったのが平成でいうと23年度ですか、24年度からずっと下がってきたように思っていたんですけれども、ここに来てまた今度上昇に転じたということで、これは今後どうしても上げていかざるを得なくなるんですか。県の一本化になったのとの関係、そういったものをもう少し詳しく説明してもらえないですか。 144:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 145:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 今後のことについては、南足柄市の国民健康保険の被保険者の方がどれくらい医療費を使ったかとかそういうことも非常に大きく影響してくるとは思いますが、今後引き続き上昇傾向が続くかというと、決して一概にはそうは言えないというふうには担当としては考えております。  以上です。 146:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 147:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 これでいくと、南足柄は以前は、平成23年度とか22年度辺りは神奈川県で保険税が一番高くなったと思うんですけれども、今は例えば31年度のやつ、改正案が通ったとして、これでいくと県内で何番くらいになるんですか。 148:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 149:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 31年度については、まだ各市の保険料率ですとか税率等が出そろっておりませんので何とも言いがたいところなんですけれども、神奈川県の運営方針の中で一般会計からの補填は法定外の部分を除いては減らしていこうというような運営方針が出ておりますので、各市も保険料率、税率が上がる傾向にはあると思うんですよ。南足柄市は法定外の繰入れについては、保健事業以外は繰入れてございませんので、そういう意味では現状維持というか、南足柄市が突出して高くなっていくというようなことはないというふうに考えております。 150:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 151:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 私もこの後、法定外繰入れ、その他繰入れですか、その他繰入れをすることを考えてほしいと言うつもりだったんですけれども、それは国のほうは都道府県一本化して、それで市区町村がその他繰入れをやっているのを減らす方向。それで、そういうことがあるからということで国が1,700億円とか3,400億円とかという投入したと思うんですけれども、ただそういうことからすると、都道府県一本化になって2、3年は保険料が上がらなくて済むというふうに私は思っておりました。  そうしたら、2年目に南足柄は一人当たり4,000円ちょっと上がるということで私も驚いたわけなんですけれども、30年度辺りを見ても、神奈川県の市の中でその他繰入れがほとんどゼロに近いのは南足柄だけで、ほかの市はみんな1万円以上繰入れていると思うんですけれども、だから、ほかの市はそれは徐々には減らしてはくるんでしょうけれども、それでも1万円以上ほかの市は一人当たり、その他繰入れを繰入れているということからすると、南足柄は一人当たり700円だか800円繰入れていると思うんですけれども、それをもう少し増やしてもいいんじゃないかとは思うんですけれども、その他繰入れに対する考え方、もう一度お願いします。 152:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 153:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 基本的にその他繰入れを増やすということは、神奈川県の運営方針に反することだというふうに私は思っていますので、この辺については現状維持をしていきたいというふうに思っております。 154:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 155:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 前、何かペナルティーがあるとか何とかという話を聞いたことがあるんですけれども、国のほうは保険者努力支援制度とか何とかといろんなことがあって、保険者が医療費を抑えたりその他繰入れを減らしたり、そういうことをすると努力したということでまたお金を余分に配分するような、そういったことがあるらしいんですけれども、その他繰入れはやるなとかというそういったものが国とか県から来ているんですか。答弁、もう一度お願いします。 156:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 157:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 先ほど来から申し上げていますけれども、神奈川県の国民健康保険の運営方針の中で、その他繰入れを減らしていきましょうというような話がございます。  それで、その繰入れをどんどん今までどおりに各市町がやっていますと、国から県に来る補助金が当然減ってきます。県に入ってくる補助金が減りますと、その他繰入れをやっている市町村は、その部分の負担金というんですか、納付金をちょっと多目に払わなきゃいけなくなってきますので、必然的にそうするとまた悪循環に陥るというか、保険料を上げていかなきゃいけないような状況に陥りますので、南足柄市としては現状の維持のままペナルティーを受けないような形でやっていきたいというふうに思っております。  以上です。 158:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 傍聴人の皆様に申し上げます。  傍聴は静粛にお願いいたします。是非とも私語等を慎んでいただきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。  高田三郎議員。 159:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 その他繰入れ、南足柄はもともとゼロに近いもんで、ほかの多く、1万円とか2万円とか出したところは少しずつ減らしてはきているんでしょうけれども、南足柄はもともとゼロに近いもので減らしようがないということで、そういう点じゃ、国とか何かから見れば優等生なのかとは思います。そういう中で私のほうから見れば、ちょっと加入者に冷たいかなと思います。  それでもう一つ、例えば国保加入者は大体低所得者が多いと、あと仕事も不安定な人たちが多いとは思うんです。そういう中で、子育て支援という点からすると、子供の均等割、こういったことを減免している自治体も最近出てきているんですけれども、子供が医者にかかったときのやつは、先ほどのように小児医療費無料化とかということで、そういう医療費は自己負担分がゼロで済むように最近はなってきておりますが、国保の保険税については子供が例えば3人いれば均等割が3人分掛かるとかということで、子供の数が多ければ多いほど保険税が、同じ所得でも子供の数が多ければそれだけ保険税が掛かるということで、均等割、そういったものを減免している自治体も最近は全国的には出てきているということであります。  国保加入者の子供の数に応じて負担する均等割みたいなものを減免するとか、そういった考えはないでしょうか。お願いします。 160:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 161:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 現在のところ、均等割の減免というのは考えておりませんが、低所得者については均等割等の軽減措置もございますので、そちらのほうで対応していきたいというふうに考えております。 162:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 163:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 じゃ、次に移ります。  先ほどの横断歩道等の線が消えかかっているところ、自治会から補修の要望があった場合などはなんていうことなんですけれども、自治会が要望しているとは思うんですけれども、子供も車も通学路にもなっているようなところで横断歩道が消えているところが結構ありますし、私の家と塚原駅の間も相当交通量、また人の通りが多いところで横断歩道がほとんど消えかかっているというところがあるんですけれども、これは逆に言うと、自治会辺りから要望すれば対応してくれるということなんでしょうか。答弁、お願いします。 164:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 165:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 先ほど、市長が答弁申し上げましたとおり、横断歩道等の標示等につきましては、自治会からの補修の要望があった場合などは松田警察署を通じて神奈川県公安委員会に対して補修の依頼をしてございます。  以上です。 166:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 167:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 公安委員会や何かに補修の依頼をしても、公安委員会のほうで予算や何かの関係ですぐやってくれないということもあろうかと思うんですけれども、そこら辺は例えば公安委員会に市から補修等の依頼をしたら、どのくらいでやってくれるのか、そこら辺は分かりますか。もう一度お願いします。 168:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 防災安全課長。 169:◯防災安全課長〔井上美宣〕 ◯防災安全課長〔井上美宣〕 ただいまの御質問でございますけれども、神奈川県公安委員会には各市町村から様々な要望が寄せられております。県から寄せられた要望を神奈川県公安委員会のほうで順次処理してまいりますので、そういった期間の目安というものは把握してございません。  以上でございます。 170:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 171:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 本当に交通量が多いところ、それは車が停止してまた走ったりなんかするもんで、そういうのを何度も繰り返すもんで線が消えかかるのも早いんですよね。そういうことで、あそこはもうほとんど消えかかっているんじゃないかということも市民から私なんかも言われますし、当然私なんかも自治会辺りも要望しているというふうに認識していますんで、市のほうからも是非強く修理等の依頼をしてほしいと思います。  要望だけじゃいけないもんで、是非しつこく言ってほしいと思うんですけれども、実際自治会や何かから要望は来ているんですか。年何件くらいそういう要望が来ているのか、ちょっと教えてください、お願いします。 172:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 173:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 自治会からの要望の件数でございますけれども、昨年度、平成29年度は公安委員会へ要望している件数は9件、そして今年度、平成30年度は2月1日現在で同じく9件でございます。  以上です。 174:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 175:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 なかなか言ってもよくならないというのが実態じゃないかとは思います。死亡事故が起きたりすると、すぐ線が引かれて、赤っぽい滑りどめみたいな舗装もされたりするんですけれども、大きな事故が起きないとなかなかよくならないというのが一般的に言われていることなもんで、是非とも市のほうからも公安委員会に要望していただきたいと思います。  それで、次に移りまして、市民一人当たりのごみの排出量についてなんですけれども、先ほどの答弁で526グラムですか、平成27年度の実績でということで、500グラム以下にするにはほんのもう少しじゃないかと思うんですけれども、インターネットなんかでいろんな資料を見ますと、大体どこの自治体も500グラム近くまでいっていまして、イチゴ1個減らせば30グラムだとか、卵1個で60グラムだとかということで、本当に26グラム、30グラムというものは重さとしては大したことないんですけれども、これを減らすのに相当今努力中ということなんですけれども、先ほどの市長の説明だと、なかなか具体的にこれは進まないなというふうに感じたわけなんですが、葉っぱなどの資源化、これは経費が掛かるから対応が困難な状況ということなんですけれども、春なんかになると葉っぱや小さな枝などが袋に入って、燃えるごみの日にいっぱい出されているわけなんですが、こういったことはもう少し何とかならないでしょうかね。そこのところ、もう一度答弁をお願いします。 176:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 177:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 高田議員さんが御提案のとおり、葉っぱや草の資源化はごみの減量化にとりましては有効な手段の一つだというふうに考えてございます。  先ほども答弁させていただきましたが、ごみ処理の広域化を1市5町で検討を進めております。1市5町の中でこのような葉っぱや草の資源化は共通の課題というふうに考えてございますので、今後は1市5町の中で共同で協議してまいりたいというふうに考えてございます。 178:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 179:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 例えば葉っぱとか草、よくそれだけ大きな南足柄市の指定ごみ袋に入れて不燃物のところに出してあるということで、また見ると、ほかのごみや何かは混ざってはいないんですよね。そういったものをごみ収集車でも別にパッカー車の上に載せておくとか何とかして、そうやって別に収集できるんじゃないかと思うんですけれども、そういった工夫は難しいんでしょうか。答弁お願いします。 180:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 181:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 今現在の状況では、そのような収集方法はなかなか難しいとは思いますけれども、先ほども答えさせていただきましたが、葉っぱや草の問題はごみの減量化にとりましては有効な手段になりますので、5町とも一緒に検討、勉強していきたいというふうに考えております。 182:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 183:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 あと、私も昨年9月だったか、一般質問で取り上げたんですけれども、俗に言う紙おむつですね、あとペットなんかでも紙おむつに近いようなものが室内犬なんかで使われていると思うんですけれども、そういったものが燃えるごみとして出されているということで、ほかの自治体などでは紙おむつ類なんかは別に回収して、中には資源化しているところもあるし、そういうところでそういったものが別に回収すれば燃えるごみというのは相当減ると思うんですけれども、そういったところの検討はされているんでしょうか。お願いします。 184:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 185:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 紙おむつについては、別途回収は今の時点ではなかなか難しいというふうに考えておりますが、可燃ごみがなかなか減らない一つの原因は、紙と生ごみの水切り、この辺が一番大きな原因かなと考えておりますので、この辺の啓発活動は今後も重点的にしていきたいというふうには考えております。 186:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 高田三郎議員。 187:◯4番〔高田三郎議員〕 ◯4番〔高田三郎議員〕 最後にしますけれども、市民には啓発なんかを進めていく中で、私がインターネットなんかで調べていまして、大き目のイチゴが1個約40グラムだとか卵が60グラムなんていうことで、だからこの分減らしましょうなんて啓発活動をやっている自治体などもあります。  そういう中で、大き目のイチゴが40グラムだったら普通のイチゴは20グラムか30グラムだと思うんですけれども、イチゴ1個分減らせば一人一日当たり500グラム達成できるなんていうことで、そういったことで是非市民に分かりやすく宣伝していってほしいと思うんですけれども、最後にその見解を尋ねておしまいにします。 188:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 189:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 そのような具体的な減らし方をPRすることは非常に参考になりますので、そういうような先進自治体を参考に今後PRしていきたいというふうに考えております。 190:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 以上で、高田三郎議員の質問を終了いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 石 川 貴久雄 議員 191:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 次に、無会派の12番石川貴久雄議員の質問を許可いたします。  12番石川貴久雄議員。           (12番 石川貴久雄議員 登壇) 192:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 こんにちは。通告に基づき、無会派の12番石川貴久雄が代表質問をします。  1、「はじめに」。(1)子どもと子育てを応援するまちをつくるに関し、ア、小中学校特別教室へのエアコン設置について。  教育施設のエアコン設置については、既に設置が住んでいる福沢小学校を除く全ての小学校に普通教室と全ての幼稚園の保育室に整備するとしているが、小中学校特別教室へのエアコン設置は平成31年度予算には計上されておらず、その時期、予算は施政方針でも明確にされていません。  小生の調査では、特別教室にエアコンが設置されているのは、小学校では62教室のうち福沢小学校の6教室だけ、中学校は43教室のうち15教室だけです。快適な普通教室と酷暑、猛暑の特別教室に1日のうち何度か出入りするのは児童・生徒及び教員の体調を崩すリスクが大きいと考えます。小中学校特別教室にも早急にエアコンを設置すべきと考えるが、見解を伺いたい。  (2)地域の経済が元気なまちをつくるに関し、ア、道の駅整備事業に係る特別会計の設置について。  小生は道の駅整備事業については、今でも凍結すべきと考えるが、もし実施するのであれば特別会計にすべきと考えます。そうすることにより、歳入では一般会計からの繰入金、市債、国・県補助金等、歳出では公債費、市職員の人件費、指定管理費、土地の賃借費、維持補修費、一般会計への繰出金等が明確になり、事業が順調に進んでいるか否か、成功しているか否かを議会や市民が判断しやすくなります。にもかかわらず、今回の予算案では、道の駅整備事業を特別会計にしておらず、特別会計にしない理由について伺います。  2、「市民と行政がみんなでつくるまち」、(1)市民主体のまちづくりに関し、ア、政策会議及び行政連絡会議の議事録公表について。  広報活動については、広報誌やホームページなどの様々な広報媒体を活用し、より多くの市民の皆様に市民生活に密着したタイムリーな情報を提供できるように努めるとしている。政策会議及び行政連絡会議で活発な質の高い議論をして、その議事録を公表すべきと考えるが見解を伺いたい。  (2)健全な行財政運営に関し、行政及び市職員の業務改革について。  市職員の資質向上については、高度化、多様化する行政ニーズの増加によって職員一人一人へ求められる役割が大きくなっていることから、効率的で効果的に職務が遂行できる能力の育成と職場環境の整備に努めるとのことであるが、小生は真の行財政改革の一丁目一番地は行政と市職員の業務改革と考え、次の4点について伺いたい。  ア、各部等の組織目標について。
     平成18年度から各部等の組織目標と達成状況を作成し、平成27年度から公表されていることは評価するが、業務目標にたけている市民からは、そのレベルについて厳しい評価があるし、小生もその内容等に大いに改善点があると思うが見解を伺いたい。  イ、議会事務局長の人事評価者について。  議会事務局長の上司は議長である。市長が人事評価をするのはどのような権限によるものか。また、議会事務局長のいつ、どこで行った仕事を基に、あるいはどんな視点から評価できるのか伺いたい。  ウ、日常業務の遅れの頻発について。  総合戦略推進委員会での人口ビジョン及び総合戦略の効果検証評価、観光基本計画の立案等、日常業務の遅れの状況について市長は正確に認識しているか伺いたい。  また、その要因をどのように分析しているかについて伺いたい。  エ、職員の派遣及び県外視察について。  秦野市は、住民数対職員数の比率が県内でもかなり低い状況下、国土交通省、環境省、テレビ神奈川に若手が出向、早稲田大学マニフェスト研究所人材マネジメント部会に毎年3人通わせているようです。平成26年度には自治大学校、国土交通大学校などの幹部養成機関にも職員派遣しているようです。  本市は、小田原市へのわずかな人数の出向等を除くと、ほとんど派遣がない。県外視察さえ中止している。長岡藩の米百俵の話を見習い、財政状況は厳しいが、人材育成のために職員の派遣及び県外視察を積極的に行うべきと考えるが見解を伺いたい。  以上で、壇上にての質問を完了します。           (12番 石川貴久雄議員 降壇) 193:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 194:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、無会派、石川議員の代表質問にお答えいたします。  最初に、「はじめに」で、子どもと子育てを応援するまちをつくるの小中学校特別教室へのエアコン設置についての御質問です。  小中学校へのエアコン設置については、平成32年度以降であった年次計画を前倒しし、未設置であった小学校5校について、1日のうち児童が過ごす時間が長い普通教室を優先して実施しております。  小中学校の特別教室へのエアコン設置についても、その必要性は十分に認識しておりますので、平成32年度以降に国の交付金を活用して順次エアコンの設置を検討していきたいと考えております。  次に、地域の経済が元気なまちをつくるで、道の駅整備事業に係る特別会計の設置についてですが、特別会計については、地方自治法第209条第2項の規定によりまして、「特定の事業を行なう場合その他特定の歳入をもって特定の歳出に充て一般の歳入歳出と区分して経理する必要がある場合において、条例でこれを設置することができる。」とされております。  この地方自治法の要件を満たしている事業であれば特別会計にできない理由はありませんが、同法の規定は特別会計の設置を義務付けているものでもありません。  (仮称)道の駅金太郎のふる里につきましては、地域振興拠点施設として平成30年第2回臨時会において既に条例によって設置をお認めいただいた公の施設でございます。  また、同条例では、その施設管理は指定管理者が利用料金制を用いて行うことが定められておりますので、一般会計とは別に特定の歳入をもって会計を構成できるものではありません。指定管理者による管理の業務状況や経理状況につきましては、毎年度、当該施設に係る歳入歳出を整理して、その内容を公表していくとともに、定期的な打合せによって随時把握してまいりますので、あえて特定の事業として特別会計での経理を行う必要はないものと考えているところでございますので、よろしくお願いしたいと思います。  次に、「市民と行政がみんなでつくるまち」で、市民主体のまちづくりの政策会議や行政連絡会議の議事録公表についてでありますが、政策会議、行政連絡会議は、市の行政運営を円滑に推進するための庁内会議でありまして、その内容は検討段階での内部情報であります。未成熟な情報の公表は、市民等の間に誤解や憶測を招き混乱を生じさせるおそれがございます。  このような理由から会議録は非公表としておりますが、その結論が得られた内容につきましては、市の方針や事業として広報誌をはじめ、様々な方法によってしっかりと市民の皆様にはお伝えをしてまいります。  次に、健全な行財政運営で、各部等の組織目標についての御再質問でございますが、各部等の組織目標については、毎年年度当初に1年間の課題ごとの組織目標、そして目標の達成水準、それぞれの課題、目標を達成するための方策を掲げてホームページで公表しております。また、年度終了後には課題ごとに評価した達成状況をお知らせしております。  掲げた目標とその達成状況を公表することによって、組織のレベルアップを目指すものでありますが、議員の御指摘のように、目標達成の水準、あるいは課題達成の方策の内容において、今後も引き続きより分かりやすい、内容のある、そうしたものになるよう努めてまいります。  次に、議会事務局長の人事評価についてでありますが、現在議会事務局長の評価は、本市の組織規模や部長級職員との相対評価を行うという必要性の上等々を考慮しまして、出向元の任命権者である市長が議会事務局長から提出された目標、そしてその達成状況と成果の報告内容等から評価を行っております。  しかしながら、議会事務局長は、日常の業務を任命権者である議長の下で行っております。その評価者は議長とすることがより適切な評価につながるものと考えますので、来年度の議会事務局長の評価については議長が行う方向で調整をしたいと考えております。  次に、日常業務の遅れの頻発についての御質問ですが、各部署で実施している業務の進捗については、各所属長が計画的に管理し、遅れ等がないよう事務を進めることとしていると承知しております。  しかしながら、複雑多様化する行政ニーズに対して限られた職員で事務事業の対応をしている中で、職員の病気やけがといった人的な要因、あるいは制度改正や事業環境の変化などといった外的な要因などによって、やむを得ず当初の計画どおりに事務が進められない場合もございます。  事務の遅れが見込まれるときは、所属長が事務分担の見直しなどを行いますが、なお改善が難しい場合は、上司と協議をしまして、遅れが許されないもの、先送りができるものを判断し、業務に優先順位をつけて対応してまいります。  優先順位の高い重要事項につきましては、遅れ等が出ないよう、業務の進捗管理を更に徹底をしてまいりたいと考えます。  次に、職員の派遣及び県外視察についてでございますが、職員の派遣交流につきましては、現在神奈川県、あるいは神奈川県後期高齢者医療広域連合及び近隣自治体と行っているところでございます。御承知のとおりです。  派遣交流により本市職員が別の環境の中に入って、本市の組織の中にはない知識やノウハウを学ぶことは、職員個人にとっても本市にとっても大変有意義であり、また双方の組織にとっても相乗効果が得られるものと考えております。  現在も職員の派遣交流について、先進自治体や民間に対して協議、調整をしているところであります。積極的に職員の交流や派遣を行ってまいりたいと思います。  県外視察につきましては、職員の課題の解決や調査研究を行うに当たりまして、実際に先進地の視察を行うことは大変有効であると認識しておりますので、必要に応じてできる限りの対応を今後とも図っていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上です。           (加藤修平市長 降壇) 195:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 再質問を行います。  なお、再質問は答弁に納得できないものに限り、新たな別の事項を質問することはできませんので御承知ください。  12番石川貴久雄議員。 196:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 再質問をします。  はじめに、小中学校特別教室のエアコン設置についてですけれども、目標年度は何年度ごろまでにやっていただけるでしょうか。 197:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育次長。 198:◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 ◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 正直、何年ということはなかなか難しく、今まだトイレの設置のほうがまだ未完の小学校もございます。その辺りも優先順位をつけて、また中学校のトイレ、それでこのエアコンの特別教室というところもございますので、なるべく早くには行いたいと思いますけれども、一度に全ての工事を行うこともできません。その中で優先順位をつけながら進めていきたいと思います。 199:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 200:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 県西2市8町の小中学校で、平成31年度末で普通教室と特別教室両方にほぼ全てエアコンが設置されているのは幾つの市町村か、調べてあったら教えてください。 201:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育次長。 202:◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 ◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 申し訳ございません。データとしては持ってございません。  ただ、近隣の小田原市等については、特別教室もエントリーをした、採択されたというような形では聞いております。 203:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 204:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 市内の小中学校全ての特別教室へエアコンを設置するとすると、費用はどのくらい掛かるのか、概算で結構ですので教えてください。 205:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育次長。 206:◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 ◯教育次長兼教育総務課長〔杉田倫子〕 現在施工中の小学校普通教室75室、空調機設備の設置工事の予算金額は約2億円となってございます。この予算金額を参考に、小中学校の特別教室84室にエアコンを設置すると仮定した場合、約2億4,000万円と想定しております。 207:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 208:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 いみじくも2億4,000万円とすると、道の駅事業、今回予定されているものは、市債1億9,400万、市の一般財源、約2,500万、同じなんですね。  そこで、市長に伺いたいんですが、私は道の駅事業よりも当該事業やトイレ快適化の事業のほうが優先順位が高いと考えますけれども、市長の見解を伺います。 209:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 210:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 両方とも優先順位が高いと思っております。  教育、福祉、防災等に充てていく予算確保、それには財政基盤、産業の振興、経済の活性化、そうしたことの中で財源の確保、あるいは地域経済の活性化という上に立っての歳入の確保をしていくことが安定的に、また持続可能なまちづくりにもつながっていくと思っておりますので、そうした成長戦略にも並行的に手当てをし、そして福祉、教育の現場で必要とするものについては、この数年来、御承知のとおり、着実に補助金、交付金等もしっかりと確保しながら計画的に進めているところでございますということが私の考え方です。 211:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 212:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 次に、道の駅事業の特別会計の設置についてに移ります。  これは、規定上、システム上、できない理由はあるのか伺います。 213:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部長。 214:◯企画部長〔飯田泰範〕 ◯企画部長〔飯田泰範〕 できない理由ということはないんですけれども、通常、一般会計で予算は経理すべきということで、例外的規定で特別会計にすることができるということです。その場合は条例設置が必要ですということでございます。 215:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 216:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 条例設置すればできるということで、では、次の質問にします。  すみません、次の質問への答弁は、総務防災部長や総務課長は控えていただきたいと思います。  平成31年度で道の駅事業に関わる市職員の人工数と人件費を環境経済部長に伺います。 217:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 218:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 31年度ですね。人工数は4人でございます。予算的には、ちょっと今見つからないんですが、3,000万ちょっとだというふうに考えています。 219:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 220:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 予算は、今言った3,000万ちょっとの部類には入りますが、正確に答えられないんですね。  担当部長ですら事業に係る人件費のものはちゃんと答えられないというのが実態なんですよ、市長。特別会計にすれば、これが我々にも一目瞭然に分かる。やっぱり特別会計にすべきと考えるんですが、再答弁をお願いします。 221:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 222:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 特別会計にすることの意義と、そして内部、詳細の部分が今ここで概算的な対応ができないということとは、そのことの主題、考え方にはレベルの差があろうと思います。しっかりとした詳細の部分というのは、通常業務の中を通して把握をしておくべきことであろうと思いますので、特別会計の設置との必要性、あるいは必要ではないということの論点は少し違うのかな、そう思っておりますので、その辺の改善すべきところは改善しなきゃいけないと思っています。 223:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 224:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 指定管理者との契約の最終年で売上高が最も多くなる平成37年度を例に取ると、歳入は、納入金1,320万円と一般会計からの繰入金で、国・県の補助金や市債は期待薄だと小生は思います。歳出は、指定管理料が1,100万円、敷地借地料が368万9,000円、公債費が1,000万円以上、これだけでも約1,150万円の一般会計からの繰入金が必要ではないかと思います。  さらに、人件費や維持管理費が必要であり、人件費は平成30年度、3.5人工で約2,900万円、平成31年度、4人工で約3,300万円、これらの半分と仮定しても約1,500万円掛かります。つまり約3,000万くらいの一般会計からの繰入金が必要です。つまり、事業としては約3,000万くらいの赤字であることが明確になります。  道の駅事業が順調に進んでいるか否か、成功しているか否かの判断が、市民、議会に詳しく分かると、市長は何か困ることがあるんですか。 225:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 226:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 特にはございません。 227:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 228:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 特に困ることがなければ、是非特別会計を設定していただきたいと思いますが、次の質問に移ります。  政策会議、行政会議の議事録の公表のことですけれども、最近1年間で政策会議は何回ぐらい開催しましたか。 229:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部長。 230:◯企画部長〔飯田泰範〕 ◯企画部長〔飯田泰範〕 平成30年度は1回でございます。 231:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 232:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 1回ですか。  市の部長は、経営陣です。経営陣全員で基本方針、重要施策、重要な条例について質の高い審議をすべき政策会議の開催日数が1回というのは、そういう根幹的な仕事を南足柄市の行政はやっていないという理解でよいですか。 233:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部長。 234:◯企画部長〔飯田泰範〕 ◯企画部長〔飯田泰範〕 そういうことではなくて、政策会議にかける案件というのが、重要な案件、事業を行う場合とかそういったことでありまして、30年度は予算編成方針、これについて政策会議を行っております。そのほかの情報的なものについては、その下に行政連絡会議というのがございまして、そこで庁内の意思決定等を図っておりますので、そこでかなりな回数やっていますので、30年度は1回でやったということでございます。 235:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 236:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 政策会議や行政会議の現状は、市長が一方的に発言するのではなくて、全員がかんかんがくがくと議論しているのかどうか、お伺いします。 237:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 238:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 諸会議は、それぞれの、例えば司会も持ち回りでやることによって、その会議参画の意識、そしてそうした上に立って意見は十分に行うと、そういうような風土を作っています。 239:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 240:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 小田原市の合併、道の駅整備事業に関しては、政策会議が行われているんですか。 241:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部長。 242:◯企画部長〔飯田泰範〕 ◯企画部長〔飯田泰範〕 行われております。 243:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。
    244:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 答弁の揚げ足を取るわけではありませんが、未成熟な会議が行われなければ議事録は公表できるというふうにも取れるんですけれども、そうして十分な成熟した会議を行って、十分な情報を市民の皆さんに知っていただいたほうがいいと、あるいは私が調べたところ、他市では公表しているところもあるんですね。是非公表してほしいんですが、もう一度答弁をお願いします。 245:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 246:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 先ほど、この未成熟な情報というのは、情報公開条例の中でも規定がされていたように思います。要するに、そうした情報を公表することによって円滑な行政運営にやはり支障を及ぼすということもありますし、また、権利関係に及ぶようなものもあろうかと思いますので、そうした意味では、やはり正に未成熟な情報、そして将来に向けて円滑な行政運営をしていく上においてはしっかりとコンクリートができ、あるいは議会へ議案として提案をして、そして確定したものについてしっかりと対応しなければいけない等々の、そうした慎重なる配慮もそこには必要だと思いますので、そうした範囲において、そうした上に立って、未成熟な情報の公表については慎重に行うという意味でございますんで、よろしくお願いしたいと思います。 247:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 248:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 私は何も一言一句まで全部出せとは言わないで、そこは整理することは必要だと思うんです。  例えば私の記憶では、小田原市の場合は、合併の問題について、たしかこの政策会議、名前は違うかもしれない、こういった幹部の会議の中のことを議会にちゃんと市長が報告しているんですね。南足柄市はそういうこともないんです。  ですから、私はそれを整理した上でも公表すべきだと思うんですが、最後にします。もう一度答弁をお願いします。 249:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 250:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 基本的な考えは、先ほど来からの話です。小田原の場合には、小田原と南足柄市との2市協議、そしてそれが2市8町に及ぼす影響というふうなことで「中心市のあり方」の協議についての方向性、協議をしていく方向性については、正しく申し上げれば、「中心市のあり方」任意協議会の目的はこういうことなんだというようなことで、これは私の選挙公約でもありましたから、その方向での説明はしたところであります。 251:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 252:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 ここからは、質問の順を少し変えます。  議会事務局長の人事評価者の件についてですけれども、結論以外のところでは理解しがたいところもあるんですが、一応結論の答弁は理解したので、再質問はいたしません。  それから、日常業務の遅れの頻発についてですけれども、何か言いわけめいたことがいろいろ答弁にあったんですが、具体的に遅れの出ないように業務の進捗管理をするというのはどういうことをやるのか教えてください。 253:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 254:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 各事務事業につきましては、それぞれの所属長が進行管理を行っているところですが、先ほども答弁申し上げましたとおり、事務事業の進捗に当たっては、様々な要因、人的な要因ですとか外的な、外部環境の変化等で事務事業の進捗が遅れる場合もございます。  そうした中では、その原因等を各所属長が把握した中で、場合によっては事務分担の変更、あるいは資金面でしたら財源の調整ですとか、そういったことを行いながら、事務事業に遅れが生じないような措置を講じているところでございます。 255:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 256:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 先ほどのことを具体的に話しますと、複雑多様化する行政ニーズに対して限られた職員で事務事業の対応をしている中でうんぬんの答弁があったんですけれども、これはどこの行政でもそうですし、もっと広げれば一般の民間会社でもこの頃、複雑多様化する仕事の中でやっているんで、余り当初の計画どおり事務が進められない原因にはならないと思うんですがいかがですか。 257:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 258:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 確かに議員御指摘のとおり、各それぞれの自治体でも今現在、職員数というものはなかなか充足しづらいという状況にございます。  そうした中で、本市においても定員管理方針に基づいた職員数が確保できていない状況というものも一方でございますので、そうした状況の中では限られた人数で事務事業を進捗しているということでございます。  以上です。 259:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 260:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 どうもよく分からないのは、定員を確保するのも行政であるし、今言ったのは全部行政が自分自らがやることですよね。自分自らがやることをやっていなくて業務が遅れると、そういう言いわけはやめたほうがいいんじゃないですか。ここの部分は撤回してほしいんですけれども。 261:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 262:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 職員数が充足をなかなかしづらいというものは、客観的な事実でございますので、そうした状況を御説明したというところでございます。 263:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 264:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 私の分析では、ちょっと厳しいことを言うようですが、やっぱり職員の仕事のスピード感の欠如や意識改革や能力、スキルアップ、これが不足しているんではないかと思うんですが、その辺については、そうではないと自信を持って言えるかどうか。 265:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 266:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 限られた職員の中で職員それぞれ、与えられた業務の遂行に全力を尽くしているというところでございます。  以上です。 267:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 268:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 私の質問にまともに答えていただきたいんですが、もう一度繰り返しますので、市長でも副市長でもいいんですが。  私が聞いたのは、職員の仕事でのスピード感の欠如や意識改革や能力、スキルアップが不足しているんではないんですかと聞いているんですが、それに対する真っ当な答弁をお願いします。 269:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 270:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 今議員がおっしゃられたようなそうしたものが職員に内包しているのかどうかは別としましても、やると、要するに事務事業を計画をしたということであれば、それはそれに沿って基本的にはやり遂げなければいけないと思っております。  いろいろな制度改正であるとか、先ほど申し上げたような不測の事態がある場合も、これはありますけれども、そうしたもの以外はやはり当初方向性を持って計画を持ってやると定めたものはやり遂げる、あるいは合理的な理由があるときには、そこはスケジュールを修正していくというようなことだと思っておりますので、そうしたものの進捗管理をする統括者として、市長として、その辺のところはこれから心してやっていきたいと思いますので、よろしくお願いします。 271:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 272:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 市長から心強い答弁があって、その後にもう一回再質問するのは少し恐縮ですけれども、私がもう一つ要因として考えられるなと思っているのは、やっぱり市長、副市長が仕事の優先順位付けや重点化の視点が少し不足しているんではないかと思うようなところがあるんですが、それはいかがですか。 273:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 274:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 進捗管理につきましては、組織目標等の進捗管理のほかに、市長は各それぞれの所属の業務目標というものを個別に報告させて、我々は報告して、進捗管理を行っているところでございます。  以上です。 275:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 276:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 それでは次に、職員の派遣及び県外視察について再質問します。  秦野市の前市長の古谷義幸氏は、自著の「異議アリ!」で、市役所という小さい組織の中で、秦野市という狭い範囲のことだけを考えていると、どうしても物の見方や考え方が小さくなってしまいます。将来有望な人材は、若いうちに外に出て様々な刺激を受けてきてほしいと思うのですと書かれています。  これについて、市長のコメントを伺います。 277:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 278:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 全くもって同感です。そういう思いで、やはり仕事を、あるいはこのまちづくりを、行政運営をしていかなければいけないと思っております。 279:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 280:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 それでは、組織目標について再質問します。  まず、市長は組織目標をしっかり検証して適切な指導をしていると自信を持って言えるかどうか、伺います。 281:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 282:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 年度当初に目標管理のヒアリングを私、そして副市長も含めて対応しておりますので、自信を持ってという枕言葉がございましたが、そこは市長としての職責を持って対応しているつもりであります。 283:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 284:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 それでは、平成30年度等の各部の組織目標を例に挙げ、具体的に質問していきます。  まず、環境経済部です。  ここの業務目標の課題4の道の駅事業の推進は、目標と方策を併せたものと組織目標を掲げるに当たってがほとんど同じです。つまり、組織目標を掲げるに当たってが、まともに記述できていません。道の駅事業の必要性を部長が把握していない証左ではないかと思うんですがいかがですか。 285:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 286:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 30年度組織目標を作成するその時点では、残念ながら、道の駅に関係する予算、お認めいただいておりませんでしたので、当初は事業費の予算化と施設設置条例の制定という2点だけを目標としてしか設定することができませんでした。  年度当初のまず事業の予算化がその当時、4月の時点では最大の目標でしたので、それを目標と定めて、早期に皆様にお認めいただけるように課題等を整理いたしまして、説明させていただきました。予算化、お認めいただきましたので、当初の2020年春の開業のスケジュールに追いつくように設置条例の制定のほかにも、指定管理者の選定やハード、造成事業の推進やソフト事業の準備なども進めていたところでございます。  最終的には、年度当初はこのような目標設定でございましたが、年度終了後には達成状況の中で、今申し上げたところを評価してお知らせしたいというふうに考えております。  以上です。 287:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 288:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 聞いている皆さんも分かると思うんですが、今のは質問と答弁がまるっきり合っていないです。今の答弁は、聴き取りのときに私が通告してあった質問を先取りして答えているんですよ。実におもしろい議論になっています。  私が言っているのは、全然違う質問をしているんですよ。  時間がもったいないですけれども、もう一回言いますとね、目標と方策を併せたものが目標に書いてありますね、ここに。具体的に申し上げますと、道の駅金太郎のふる里の工事着手に伴う許認可手続が完了しているとか……ごめんなさい、失礼、今のは撤回します。  もう一度質問します。  目標と方策を併せたものと組織目標を掲げるに当たってがほとんど同じなんです。なぜ同じなのかということを聞いているんです。それは、部長が今言ったようなポイント外れの答弁をするように、やはり道の駅の必要性をちゃんと理解していないからじゃないんですかと聞いているんです。もう一度、副市長なり、答えてください。 289:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 副市長。 290:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 この様式に従いますと、部課署の目標というようなことで、課題としては2020年春に向けた事業の推進、達成水準としては予算化されて設置条例が制定されると、こういう目標を掲げさせていただいた。  部長が今答弁させていただいたとおり、この時点であってはお認めいただいていなかった部分がございますので、これが一丁目一番地ということで、予算化されませんと何もできないというような状況の中で、この課題達成の方策としては同じことを書かせていただいているという状況でございます。 291:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 292:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 だから、総務防災部長に尋ねますけれども、ここの組織目標を掲げるに当たってというのは、それの背景とか趣旨を書くところがこの欄で、今言った、副市長もちょっとポイントが外れていると思うんですが、何も目標のところの事業費が予算化された、施設設置条例が制定されていると、あと課題達成の方策である1)事業費の予算化、2)の施設設置条例の制定、これを併せたものをここの組織目標を掲げるに当たってを書くところに書くべきじゃないんですよ。そういうことでできているんじゃないでしょう、この欄は。それがちゃんとできていないということを言っているんですよ。ちゃんと認めたらどうですか。 293:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 294:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 組織目標につきましては、こういった定められた様式に基づきまして、組織のレベルアップと、あとは市民の方には分かりやすく書く、それぞれの事務事業を御説明するということでございまして、その内容につきましては、ここに掲載された様式のとおりでございまして、分かりやすく記載するということが基本でございますけれども、ただいま答弁申し上げましたとおり、一丁目一番地の部分につきまして記載をするという、その時々といいますか、目標設定したときのそれが精いっぱいといいますか、最優先すべき事項を掲載したと。より詳しく掲載できれば、それはそれでよろしいかなとは思いますけれども、その時点での最優先事項を記載したということで理解しております。  以上です。 295:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 副市長。 296:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 議員おっしゃられるように、この組織目標を掲げるに当たってという表現が非常に曖昧な表現になっているのかなというふうに思ってございますので、もう少し説明調といいますか、この事業の意味合いといいますか、そういうことを書くんだということをもう少し徹底させていただければというふうに思ってございます。 297:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 298:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 それでは、やはり同じ環境経済部で、総合計画の重点プロジェクトに位置付けられている観光基本計画の策定に関する記載が、小生の認識では、平成27年度から平成30年度までで見当たりません。これは調査、研究、分析、策定への本気度が市長以下に全くない証左と受けとめてよろしいですか。 299:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 300:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 議員がおっしゃられるとおり、観光基本計画は当初、27年から29年度までの計画で位置付けられておりました。そのような中で、当初は委託の作成、この27年から29年、計画した当時は、委託での作成も視野に入れてこの年度を計画したところでございますが、いろんな状況の中で委託も難しいということの中で方向転換いたしまして、ちょっと年数は掛かるかもしれませんけれども、職員の手で作っていこうという方向転換いたしましたので、ここの組織目標のところには掲載を、ここの部分は代表的な組織目標になってございますので、代表的な部分からは記載をしていないところでございます。  以上です。 301:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 302:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 長い答弁の割に結論がよく分からないんですが、要するに、そうすると、この観光基本計画立案ということは、重点的事業だなんて言いながら、そんなに真剣に考えていないよというふうに受けとめます。  時間がないので、次にいきます。  この組織目標全体ですけれども、やはり公表時期は、私は5月中旬では遅いと思います。1箇月早めるべきだと思いますがいかがですか。 303:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 304:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 この組織目標を公表した平成27年度だと思いますけれども、その当時もそういった御指摘を受けまして早めたという部分がございまして、現段階ではこの組織目標、5月の公表というものが適当ではないかなというふうに考えております。  以上です。 305:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 306:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 相変わらず十年一日の仕事がお好きなようですので、時間もないことですので、次の質問にいきます。  市内や近隣の町には、こういう仕事に素晴らしい指導をもらえる方がいると私は思っています。外部人材の指導を受けたほうがいいと思うんですが、いかがですか。 307:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 308:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 市内には様々な知識あるいは経験を持った市民の方々がいらっしゃいますので、そういった知見等を活用しながら、そういった事務事業の推進に当たってまいりたいというふうには考えております。  以上です。 309:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 310:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 あと、私がこれの業務に関して足らないと思うところは、作りっ放しで提出しっ放しで終わりなんですが。私も前にこういう仕事をしていたんですけれども、私がしていたときは、これを基に市役所でいえば市の三役、部長下、ここでかんかんがくがくの議論をして、お互いにこういうところはもっとこうしたらどうか、ああしたらどうか、ここは直したほうがいいかということをやるんですね。市役所の場合、そういうことが全然やられていませんね。それはなぜですか。 311:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 312:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 この組織目標についていえば、先ほど市長が申し上げましたとおり、そういった目標設定時にヒアリング等をしながら、各所属長のセクションの長、部長等と市長、副市長のほうでヒアリングして議論を重ねているというところでございまして、以前はそういった組織目標設定会議等やってございましたけれども、様々な総合計画ですとかそういった総合的な目標等の設定もございますので、そういったことは現在行っておりませんけれども、議論については個別に行っているというところでございます。
    313:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 314:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 質問していて感じるのは、どうもここせっかくやるならもっといいものにしよう、市民からももっと評価の高いものにしようという意欲が感じられないんですね。今の検討会なんかについてもそうなんですね。  市長、やっぱりいいものはどんどん取り入れてやるべきなんですよ。今言ったような方法というのは、非常に効果があると私は思うんです。やっぱりそういういいものにしようという意欲を持って、そういう改善をする気は市長はおありなのかどうか伺います。 315:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 316:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 この話をするのは多分初めてだと思いますが、特に私は部長とのヒアリングを重視しております。そのほかは行政連絡会議で主要課長含めた部長と特別職での会議がありますので、そこではいろいろと私のほうから指示、注文は出しています。  今私がお話をしようとしているのは、一昨年から各部長に毎月、各課の業務の主要なものを整理をする。特に何をとは指示しません。その部長が何を挙げてくるのか、そしてその中身が何が課題なのか、先月に対して今月はどうなったのか。その状況を見て、じゃ、その次、来月に向けてどうするのか、あるいは3箇月後に向けてどうするのかという、そうした報告を義務付けておりまして、市長室で部長とマン・ツー・マンでヒアリングをやっております。  なかなか定例的にきちっと出てくる部長と、少し間があいてしまう部長がありますが、そのときは私のほうからどうなっているんだというようなことでやっております。  そうしたことで課題に気づき、進捗状況の共通認識をし、そこに何か問題があって遅れがあるならばそれがどういうことなのかというようなことは今取り組んでいるところでございますので、更にそうしたことは市長としては徹底していきたいと思っています。 317:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 石川貴久雄議員。 318:◯12番〔石川貴久雄議員〕 ◯12番〔石川貴久雄議員〕 31年度の組織目標は素晴らしいものができると期待しておりまして、最後に質問しますが、お隣の小山町は、達成状況に町長の厳しくてユニークなコメントもあります。市長もそのようなコメントを見習ってつけたらどうかと思うんですがいかがですか。 319:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 320:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それなりに職員を評価し、そして励まし、そしてできの良い成果についてはやっぱりこれをほめるというようなことで職員を大事にしていきたい、そしてそれが市民サービスにつながると、そう思っております。 321:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 以上で、石川貴久雄議員の質問を終了いたします。  ここで13時10分まで休憩といたします。                                休憩 午後 0時04分 ──────────────────────────────────────────                                再開 午後 1時10分 322:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 再開いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 星 崎 健 次 議員 323:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 次に、無会派の8番星崎健次議員の質問を許可いたします。  8番星崎健次議員。           (8番 星崎健次議員 登壇) 324:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 ただいま議長の許可を頂きましたので、通告に従いまして(仮称)道の駅金太郎のふる里について、ラグビーワールドカップ2019及び東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた本市の取組について、そして広報広聴活動についての3項目を質問させていただきますので、よろしくお願いいたします。  まず、(仮称)道の駅金太郎のふる里についてお伺いいたします。  施政方針では、次のように記載されています。  平成31年度の総事業費は約4億9,000万円でありますが、国と県からの補助金で約2億7,000万円が充当できる見込みであります。その結果、市の持ち出しとなる一般財源は約2,500万円になる予算となっております。こう記載されております。  このような書き方では、市民はあたかも約2,500万円で道の駅が建設できるものだと誤解してしまうことも考えられます。このような書き方をせず、正直に真っ直ぐに素直に市民と向き合っていただきたいと強く願います。  (仮称)道の駅金太郎のふる里が南足柄市の未来に誇れるものならば、市民に全ての正しい情報を伝えた上で事業を進めるという姿勢を取っていただきたいと思います。  また、施政方針にはこうも記載されております。  私たちは、次の世代、また次の世代に負担を積み残しはならない。2億円近い借金をして次の世代や、またその次の世代に負担を積み増すことになりませんか。だからこそ、しっかり市民に説明していただかなければ、私は納得することができません。  このような進め方は過去にもありました。小田原市・南足柄市「中心市のあり方」に関する任意協議会結果後、市民の約7割が住民投票するべきとアンケートに答えたにもかかわらず、市民の声を置き去りにしたまま未来を決めてしまったことを改めて思い出してしまいます。  この道の駅に関して、私は今でもアンケートを実施するべきだと議会で今までも主張してまいりましたが、今回も同じことをお伺いさせていただきます。  そこでまず、アとして、国と県からの補助金等で約2億7,000万円が充当できる見込みとのことがありますが、補助金等は確定された金額なのかお伺いいたします。  イとして、起債する約1億9,500万円の最終的な返済総額についてお伺いいたします。  ウとして、今までに掛かった費用も含めた開業までに掛かる費用についてお伺いいたします。  最後に、エとして、私は以前からも議会の中で求めてきましたが、住民説明会を実施することと市民の声を聴くことが必要と考えますが、見解をお伺いいたします。  次に、2項目めの「人と文化を育むまち」の中からスポーツの振興についてお伺いいたします。  2019年にはラグビーワールドカップが開催され、2020年には東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されます。本市においてはキャンプ地の誘致や練習場所の提供などの取組は行っていないのは非常に残念でありますが、小田原市にラグビーオーストラリア代表チーム「ワラビーズ」と「セブンズ」が来ることは、国内はもちろん世界にこの地域の発信がされることは間違いなく、また、世界で活躍する選手たちの交流を持つことができれば、子供たちの心に残ることは間違いないでしょう。  また、近年、本市のアスリートたちの活躍は素晴らしく、プロやその競技で日本を代表する選手が多く、2020年の東京オリンピック・パラリンピック競技大会が楽しみでなりません。是非ともこの機会を生かし、スポーツによる地域交流をしたいと思います。  そこで、アとして、ラグビーワールドカップ2019については、神奈川県や小田原市などと連携した周知活動を広域的な取組で行うとのことであるが、具体的にどのような目的で、どのような取組を行うのかお伺いいたします。  イとして、パラリンピックへの関心が高まるイベントを神奈川県と協力して開催していくとのことでありますが、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた本市の具体的な取組についてお伺いいたします。  最後に、3項目めとして、「市民と行政がみんなでつくるまち」の市民主体のまちづくりの中から、広報広聴活動についてお伺いいたします。  広報広聴活動については、その時代に対応した方法にしなくてはなりません。近年はスマートフォンの急速な普及など、情報を手に入れる方法も多様化しています。様々な分野の多岐にわたる情報を市民に伝えるためには、伝えたい相手や内容、そして時期などの条件を加味して広報の方法を選び、発信する工夫が必要だと思います。また、広聴活動も大変重要だと考えます。  市民の声はまちづくりに必要な大切な情報ですが、いつも同じ人や声の大きい人の意見だけでなく、各年代を公平に聞き、またサイレントマジョリティーの声を捉える仕組みもこの時代に合った方法で取り組まなければなりません。  そこで、広報広聴活動について、市内外への情報を広く発信するための方法についてお伺いいたします。  以上で、登壇での質問を終わります。           (8番 星崎健次議員 降壇) 325:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 326:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、無会派、星崎議員の代表質問にお答えをいたします。  最初に、「はじめに」で、地域の経済が元気なまちをつくるの(仮称)道の駅金太郎のふる里についてで、国・県の補助金等についての御質問でございます。  国や県からの補助金等は、通常新年度に入ってから申請手続を行い、その後に決定されることとなりますことから、補助金等の額の決定、あるいは確定というものはその時期になるわけであります。  予算計上している補助金等の額については、補助事業の内容や対象経費について事前の度重なる要望活動や、国や県との調整によって算出した成果を計上しているところでありまして、当初予算については、全ての事業について同じことでございます。  次に、起債する約1億9,500万円の最終的な返済総額についてでございますけれども、(仮称)道の駅金太郎のふる里整備事業に充てるために平成31年度予算案に計上している地方債の限度額は1億9,430万円となっております。この限度額を上限としまして、執行する事業費、国・県補助金などの動向によって実際の借入額は変動することとなります。  仮にこの限度額どおりに借入れを行った場合には、償還期間を15年間として、元金償還の据置き期間を3年間、年利率を0.5%と想定した上で試算をいたしますと、利子を含めた償還額の総額はおおむね2億300万円が見込まれます。  次に、今までに掛かった費用も含めた開業までに掛かる費用についてでございますが、開業までに掛かる費用については、職員の旅費や需用費などの事務的経費と担当職員の人件費を除いた事業費ということでお答えをいたしますと、まず、事業を開始した平成24年度から平成29年度までの決算額による事業費についてですが、主な事業は各種計画の策定や3部会の支援業務と施設の実施設計業務でありまして、合計しますと約4,100万円、そのうち市債が1,250万円、一般財源が約1,260万円であります。  今年度、平成30年度の決算の見込み額は、開業支援業務と建築確認申請等の業務を行う委託料、造成等の工事請負費、立木の補償費、また事業用地の借地料等を合計しますと約2,430万円でありまして、そのうち市債が640万円、一般財源が270万円であります。  そして、平成31年度の予算計上額は、開業準備や工事管理業務などの委託業務、下水道整備や施設建設などの工事費及び備品調達や借地料などで4億9,034万3,000円でありまして、そのうち市債が1億9,430万円、一般財源が約2,500万円であります。市債が全体に占める割合が大体39%ほどということであります。  合計しますと、開業までの間で総額で約5億5,000万円程度で、そのうち市債が2億1,320万円で、一般財源が約4,000万円ということになります。  次に、住民説明会等を実施すること等についてでございますが、(仮称)道の駅金太郎のふる里整備事業については、これまで広報誌やホームページでの情報提供に加え、市政懇談会においても説明をし、市民の皆様からの御意見も伺ってまいりました。また、農家向け研修会の実施や、ASHIGARA産業フェアでのイベント参加などによっても周知していたところでございます。  昨年11月の広報誌で道の駅は地域活性化の拠点として、また防災の拠点としても経済の好循環を生み出し、市民協働、官民連携、地域間連携を結集した施設であるということをお知らせをしてきたところであります。  今後も広報誌などで市民の皆様に道の駅の準備の状況など、積極的な周知に努めてまいります。  また、道の駅を管理運営する指定管理者も決定をしていただきましたので、来年度は農産物や加工品等の出荷者の募集など、指定管理者が主体となる説明会を市と連携して開催することになります。  道の駅で実施する様々な取組については、指定管理者、そして市、市民の皆様の参加によってこの圏域の産業振興、地域の活性化の拠点、あるいは先ほど申し上げた防災の拠点となるような運営をしていきたいと考えておりますので、市民の皆様への説明会等については前向きにこれは検討してまいります。  次に、「人と文化を育むまち」で、スポーツの振興のラグビーワールドカップ2019及び東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた本市の取組についてで、神奈川県や小田原市などと連携した周知活動の取組についての御質問ですが、ラグビーワールドカップ2019では、小田原市がオーストラリア代表チームの「ワラビーズ」の直前キャンプのトレーニング拠点になっておりまして、これはとても喜ばしいことだと思っております。  観客動員数や世界での視聴者数が多い世界的なスポーツイベントでありますので、県西地域の活性化を図るため、また世界的に人気のあるスポーツであるラグビーを知っていただいて、地域住民のスポーツへの関心を高めるため、広域行政の事業として神奈川県、小田原市と連携を取って取り組んでまいりたいと思います。  議員のおっしゃられることと全く同感でございます。  具体的な取組としましては、本市も構成員となっているラグビー誘致委員会が主催するイベントなどを職員が協力して運営していくとともに、南足柄市内でも普及活動を行っていこうというふうに考えております。  次に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた本市の具体的な取組についてでございますが、1964年の東京オリンピック、昭和39年の東京オリンピックから56年ぶりに開催される東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会に対する国民の機運も徐々に高まっていると思います。  東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の開催は、市民にとってスポーツに対する関心を高めてもらう絶好の機会だと考えております。  本市におきましても、平成28年度には陸上競技110メートルハードルでオリンピックに出場が期待されている本市在住の古谷拓夢選手によるハードル教室を実施いたしました。また、平成29年度には市のスポーツフェスティバルにおいて、パラリンピックの正式種目でもあります車椅子バスケットボールの体験会を実施したところであります。  平成31年度につきましては、神奈川県が平成27年度から開催をしておりますかながわパラスポーツフェスタを本市体育センターで県と協力して開催したいと考えておりまして、働きかけを行っているところであります。  多くの市民の皆様にパラリンピアンやその指導者といろいろなパラスポーツを体験してもらうことで、パラリンピックへの関心を高めてまいりたいと思います。  次に、「市民と行政がみんなでつくるまち」で、市民主体のまちづくりの広報広聴活動についてで、市内外へ情報を広く発信するための方法についての御質問でございますが、現在本市では広報誌、ホームページ以外に情報配信メールやフェイスブック、ツイッター、インスタグラムを活用して市の様々な情報を発信しております。  フェイスブックでは、「よいしょの金太郎」が市の様々な情報を親しみやすくお知らせしております。広報誌に掲載できなかった情報やイベント、地域の情報などについてもタイムリーに発信することに努めて、できるだけ多くの方々に興味を持っていただけるよう働きかけをしております。  また、昨年5月に開始しましたインスタグラムの「あしがらさんぽ」では、いわゆるインスタ映えがする市内の観光スポットやイベントについて情報を発信しております。  今後も引き続いて、フェイスブックやインスタグラムを活用した投稿によってたくさんの方々に南足柄市を知っていただくとともに、訪れてみたくなるようなイベントや観光の情報などを発信してまいりたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。  以上でございます。           (加藤修平市長 降壇) 327:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 再質問を行います。  なお、再質問は答弁に納得できないものに限り、新たな別の事項を質問することはできませんので御承知ください。  8番星崎健次議員。 328:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 答弁のほう、ありがとうございました。  まず、順番に再質問させていただきます。  国と県からの補助金の確定時期はこれからだというところなんですけれども、例えば精査をしてこの金額を出したと言っていたんですけれども、この金額がもし満額取れなかった場合はどういう対応をするんでしょうか。 329:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 330:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 まず、国の交付金等についてでございますけれども、私が特に地方創生拠点整備交付金については大変に重要な交付金でございますので、何度か内閣府のほうにも足を運んで、幹部の方に数度お会いをしまして、そして要望活動をしておりますので、そうした肌感覚で感じているところ、また加えて、この度この地域で意欲的な取組が期待できる重点「道の駅」候補に選定されたことなどを思いますと、私はほぼこちらの要望額に沿った形で交付されるのではないかなということを確信しているところでございます。  もし、予定している額を下回った場合は、やはり起債を含めた市単費でその分は補わざるを得ないと、そのように思いますので、何としても国・県の補助金、交付金等々については満額確保したいという強い思いを持っているところであります。 331:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 332:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 可能性として起債が増えるというところも今お伺いしたんですけれども、今回の予算の配分について、起債の金額、約1億9,500万というところは、もっと一般財源を増やして、ここを少なくする。未来に残さないという部分では、次の世代、次の次の世代に負担を残さないという市長の方針の中であれば、どういう根拠の下、この金額に来年度予算したのか、まずそこをお伺いいたします。 333:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部長。 334:◯企画部長〔飯田泰範〕 ◯企画部長〔飯田泰範〕 起債の充当額につきましては、まず全体の事業費がありまして、そこから国庫補助と特定財源があります。それの残った部分を起債がどれだけ充当できるかということで計算して出しまして、1回ここで事業費ごとの起債を出します。予算全体の中で枠の起債額を考えて、道の駅についてはこの額ということで予算の計上をさせていただきました。
     以上です。 335:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 336:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 すみません、そういうことじゃ……考え方として、いや、もっと起債を減らした一般財源から出そうとしたのか。それとも2億近い起債を本当は減らしたかったのに減らせなかったのか。どういう考えの下、この予算配分が今回されたのかというところをお伺いしたかったんですけれども。 337:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 338:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 起債の額は、年度全体で償還する額を超えない範囲で起債を掛けるという一つの財政健全化方針の中でございます。  そんな中で、例えば小学校のエアコンの関係は、総事業費のうちの起債は大体81%です。ほかの事業を大体平均すると50%から60%が起債充当です。今回はそれをいかに抑えるかということで国の補助金、交付金の獲得に懸命に動いたわけです。したがって、先ほど申し上げた39.数%の起債充当、総事業に対して、そうしたことの全体を俯瞰した中でいかに起債充当額を抑えるかという努力をした、そういう結果であります。 339:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 340:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 起債の金額を決めた背景は分かったんですけれども、施政方針への書き方、そこが僕にとっては納得できない部分であって、起債するということは、あそこに書いていないということは、先ほども言いましたけれども、市民の皆さんは2,500万円で道の駅が造れるんだという、本当に書き方が僕は何か素直じゃないなと、いいものだったらこうでこれだけするけれども、造りますという姿をやっぱり市民には見せてほしいなと思うんですけれども、あの施政方針への書き方、あれは市長がこのように書こうと最終的には決めたものなんでしょうか。 341:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 342:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それぞれの政策に伴う事業費というものが全て裏にあるわけでございますので、書き方については、別にこうあるべきだということは指示はしておりません。一般的な書き方にしました。  もし足りないということであれば、そこはもう少しまた今後配慮すべきだろうと思います。 343:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 344:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 そうですね、やっぱり市民の人に分かりやすく正しい情報を素直に伝えていただくということをしないと、なかなか市民の人が正しい情報を得られないというところは、詳しい人だったら、残りは起債かと分かるんですけれども、これだとなかなか分かりにくいんで、これから先ほどの答弁の中で住民説明会を行うというような答弁があったので、そういったところでは正しくしてほしいなと。  私がお願いしたいのは、とにかく住民説明会をしていただきたいというところなんですけれども、そのスケジュール感について、まずお伺いしたいんですけれども、これから予算特別委員会が始まりまして、その中で議論するんですけれども、その後、住民説明会を前向きにということの答弁だったんですけれども、どのタイミングでやって、先ほど市長の答弁では、広報誌なので知らせるというところは数多くあったんですけれども、聴くという部分をしっかりしてもらって、その後判断をしてほしいと思います。  市長、昔よく対話という言葉を大事にしていたというイメージがあるんですけれども、そこはもう一度、原点の対話というところは1回きちっと行ってほしいなと。  まず、来年度4月になってからのスケジュール、どのタイミングで住民説明会を、今の段階では決まっていないと思いますけれども、して、その後、私としてはアンケートを取ってもらいたい。そのアンケート方々を基に進むべき道を決めると。もう造るありきじゃなく、やっぱり住民の声は一度聴かないとと思うんですけれども、スケジュール感についてお伺いします。 345:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 346:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 住民説明会のスケジュールは、先ほど未定の部分ございますが、全体的な開業までの今後考えておるスケジュール、概略でございますけれども、ハード事業に関しましては4月以降、外構工事を順次発注を行って、下水道工事もしなければいけないわけですが、本体工事の完成に合わせて工事が完了するように下水道工事も進めてまいります。併せて本体工事も進めていきたいと思っています。  次に、ソフト事業については、道の駅の指定管理者を決定いただきましたので、今後、基本協定書を締結いたしまして、農作物や加工品等の出荷条件を調整しまして出荷者の募集等をしていきたいというふうに考えております。  そのような大ざっぱなスケジュールでございますが、このような形で開業1年余りになりますけれども、農家への出荷、栽培依頼、加工品の開発なども併せてしていくスケジュールでございます。 347:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 副市長。 348:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 スケジュール的には、まず予算を認めていただいた中でいけば、その発注については、議会のほうの御承認をいただく格好になるかと思いますので、その前までには指定管理者とともにどういうコンセプトでこういうことをやっていくのかというところについて、しっかりと市民のほうに御説明していきたいというふうに思ってございます。 349:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長に申し上げます。  質問の趣旨に沿った的確な答弁をされるようお願いいたします。  星崎健次議員。 350:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 今スケジュールのお話でなんですけれども、2020年春に開業することを前提に話が進んでいるので、多分そういうスケジュール感に当然なってくると思うんですけれども、そこを例えば2箇月、3箇月ずらすという考えの下、その前に市民との対話、市民アンケート、そういうのを入れられると思います。2020年春に開業しなきゃ補助金が減ってしまうとか、そういう不具合というのが今の時点で予想されることがあるんでしょうか。 351:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 副市長。 352:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 当然来年度の工事に関する補助金でございますので、来年度中には完成しないと、一般的にはですね、繰越しという制度もありますけれども、一般的には完成しないと補助金は得られないという状況でございますし、南箱道路のほうの開業というところもありますので、その辺はちょっと横をにらみながら、完成はしても指定管理者によるオペレーションといいますか、そういったことも併せて考えますと、早いうちの完成というのが望まれるという状況でございます。 353:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 354:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 今の答弁の中から、じゃ、20年春にどうしても開業しなきゃいけないという、繰越しという制度もありますんで、やっぱり議論すると、そこがありきなんで、みんながどうしても焦って焦ってというふうに今なっているのかなとすごく感じます。  やっぱりそこは開業の時期を少しずらしてでも、しっかりそこの準備をしていかないと、後々市民の人の納得を得られないまま、これは例えばでいうと、家族の話ですよ。家族でお父さんが勝手にお店をこの時期に造るんだと、家族の意見も聴かずに勝手に造ってしまったから、絶対後々に禍根を残すことだと思います。  やっぱり一度ここで市民説明会をしっかり行う、正しい情報を伝える、そして市民の意見を聴く。聴くといっても、そこに参加した人の意見じゃなくて、トータル的にこの事業に対してやっぱりこれだけのお金を掛けて、しかも今南足柄市の課題で公共施設をこれだけ、昔に造り過ぎたことが今南足柄市にとっての悩みの一つであって、公共施設をどうやってやっていこうという中、新しいのを一つ造るということは本当に未来は大丈夫なのか。そこをもう一度、この2、3箇月で一気に話を進めるんじゃなくて、やっぱり一度ちゃんと立ちどまって意見を聴くということがまちづくりの基本的なところなんじゃないかなと思います。  もう一度伺いますけれども、住民説明会、これの開催のタイミングとその後の市の進むべきスケジュール、そこについてお伺いいたします。 355:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 356:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 今星崎議員のおっしゃられることは、にわかにここでそうした開業時期を決めているわけじゃなくて、今までもずっとその説明はしてきた。そして、この公共施設の持つ機能、背景、それは一般の文化会館や体育センターというような公共施設ではなくて、地域の産業の振興、経済の活性化、わけても圏域全体の、足柄平野全体の活性化、にぎわいをつくっていこうという、そうしたものが背景にございますし、さらにその背景としては、南箱道路、箱根との連携、箱根との正に広域観光圏という位置付けでの東箱根の玄関口、あるいは県西地域2市8町のゲートウエイとしての機能、そうしたものの上に立って今日までいろいろ議論をしてきているわけでございます。  道の駅についても、その度に重要政策として市民の皆様方にも2度にわたって、その政策についても御負託をいただいて今日、私も今この立場にあるわけでございまして、そしていろいろな経過の中で用地の確保といいますか、についてもいろいろうよ曲折がありましたので、時期は少し遅延をしてきたわけでございますが、そうした中で目標とするのは南箱道路の開通に合わせて、東京オリンピック・パラリンピックの開催の時期のそれに合わせる、あるいはその前にということでずっと言い続けてきているわけですから、原則は曲げられません。  それは市民の皆さん方にも説明してきていますので、それの範囲でこれからきちっとやっていきたいと思います。  星崎議員のおっしゃられることも十分に受けとめてまいります。よろしくお願いします。 357:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 358:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 私も議員として今までいろんな審議に加わってきて、そういった中で私はいろんな情報を頂いて判断してきました。その春の開業というところも、もちろん今までの議論の中で当然理解して進んできたんですけれども、やっぱり私は市民の代表である以上、ここで正しい情報が伝わっていないということがすごく今私の耳に届いています。  そういった中で、一度しっかりと市民に説明して、繰り返しになってしまいますけれども、市民アンケートなり何なりをしっかり取って進めるということを、ここで是非市長のほうから。その後のスケジュールについては、何としても、工事の関係もあるんで、早い段階でそれを行わないといけないと思いますけれども、もう既に市民説明する資料というのは当然整っているわけですから、開催しようと思えばできると思います。  とにかく一度市民にしっかり説明して、アンケートなりを取って判断すると。市民のもし8割の人が、これ要らないんじゃないかと、例えばですよ、8割の人が要らないんじゃないか、そう言ったらどうするんですかね。それも含めてやっぱり、市長の公約でもありますし、政治家としてやるのは一つだと思います。でも、今の南足柄市、これからのことを考えれば、そういう判断も一つは絶対必要だと思います。  もう市長の考えは分かるんですけれども、やっぱりもう一度市民説明会をして、住民の意見を聴く、この2つを是非お約束してほしいと思いますけれどもいかがでしょうか。 359:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。 360:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 将来の南足柄市、あるいは足柄平野、1市5町、あるいは県西地域2市8町、いろんな圏域の活性化、にぎわいをつくっていく、そういうことの一つの拠点として、これは先ほども申し上げたように、地域で意欲的な取組が期待できるということで国からも重点「道の駅」候補にも選定され、そして内閣府の地方創生の観点でどのように交付金が確定されてくるか分かりませんが、私はほぼ満額になるだろうということを本当に期待をして、そうした地方創生の目指す活性化策の拠点整備としてしっかりとそれは成し遂げて、他の近隣の市町も一緒になって活性化していく、正に産業と経済のそしてにぎわいをつくっていく、そうした拠点にしたいという思いでございますので、将来に向けてもそういった成長戦略というのは大事だと思います。そうしたものなくして他の政策への財政基盤というのはなかなか作れない。これは多分、星崎議員さんも分かってくださるんじゃないかなと思います。  そういうことの上に立って正しい、先ほど申し上げたとおり、それは市民の皆様への説明は、指定管理者も含めて説明をしていける場については前向きに考えてまいります。 361:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 362:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 例えば市民の皆さんは、今市長はあの場所をにぎわいの拠点としてと、先ほどからそういう答弁で、副市長もいつもそういう答弁をしてくださるんで、そういう場所になるというような説明を私たちは受けています。  ただ、市民の皆さんは、どっちかというと最初の大型直売センターというイメージがやっぱり残ってしまっているので、そういったところは丁寧な説明をしてもらって。  今の市長の答弁ですと、その後のアンケートとかは実施はしないような感じに受けとめましたけれども、例えばにぎわいというお話になりますと、私は議会の中で、あのエリアを交流の拠点として公園ができたりとか、産業ビレッジも工場見学できるような工場に来てほしいと。最終的に体育センター、あそこを人工芝のグラウンドにしてスポーツ、あのエリアを一体とというような、私、そういう提案をしたときに、そういうような前向きな答弁をいただいたんで、私はこの施設はというような気持ちになったことは間違いありません。  ただ、今実際そこはやっぱり置き去りになっているのかなと、そこの部分の議会で言った、私の答弁に対して、行政の方が答えてくれたことに対しては、今どのような状況になっているんでしょうか。 363:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 副市長。 364:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 この議会でもちょっと御答弁させていただいていますように、足柄産業集積ビレッジの考え方については、できれば食品加工的な部分も併せてお呼びさせていただいて、たしか都市部長がお答えさせていただいたと思いますけれども、試作品ですとか工場見学みたいなのができるような、そういうものを是非呼んでいきたいというふうに思ってございます。  ただ、残念ながら、まだそこの部分の絵というか、そこの部分は進んでいないというか、着々と進めさせていただいていますけれども、見える形ではないということは事実でございます。 365:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 366:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 そういったことも含めて、議会で言ってきたことも何か置き去りにされているというところは、時期も含めて今後検討をまだするべきじゃないかなと思います。  それでは、次の再質問に移ります。  スポーツのところなんですけれども、ラグビーワールドカップについては、小田原市と連携した取組ということなんですけれども、まず、組織に入っていたということを知らなかったので、そういうところにしっかり入ってやってくださっていたんだなということが分かってよかったです。是非とも何かそういったところで具体的に進めてほしいと思いますけれども、今の段階で具体的に何か決まっていることがあればお伺いいたします。 367:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部長。 368:◯企画部長〔飯田泰範〕 ◯企画部長〔飯田泰範〕 今の段階では、まだ具体的には決まったものはないんですけれども、ラグビー誘致委員会の中では、来年度どういったことをやっていこう、機運を醸成しようとか、あとプロモーション事業をやっていこうとか、市民との交流事業、こういったものをやっていこうというところはございます。  南足柄市としては、そういったところで職員も絡んで、是非とも南足柄市のほうでも子供さんとの交流とかそういったことができるようなことを声を上げて、出していってやっていきたい、そのような考えでございます。  以上です。 369:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 370:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 ラグビーのほうは本年なんで、そこら辺具体的にまだ決まっていないというようなことなんでしょうか。間に合うんでしょうか。 371:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部担当部長。 372:◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 既にラグビー誘致委員会の方々の中では御相談を上げているところです。ちょっとこちらもまだ確実ではございませんけれども、子供を対象にしたタグラグビーですとかストリートラグビー、そういったものの体験、それからワラビーズと、あとラグビーワールドカップ自体を知っていただくような展示のようなもの、そういった感じで誘致委員会の方とは御相談をさせていただいております。  時期的には間に合うと思います。 373:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 374:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 そのような取組も、昔から小田原市ではもう既にやっていて、そこから拡大して盛り上がったということを知っていますので、是非そういうところは南足柄市でもやってください。  次に、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会のことなんですけれども、先ほどの市長の答弁にもありましたけれども、確実に次のオリンピックでは南足柄出身の子供たちが何名か、パラリンピックも含めて、今のところ出場が見込まれています。そういったのは今分かるので、もう既にこの段階から、これは本来行政がやるべきなのか、体育協会がやるべきなのかは分かりませんけれども、まずきっかけづくりとして、行政のほうがそういった準備をしていくことが必要かなと思うんですけれども、これについてはいかがでしょうか。 375:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市民部長。 376:◯市民部長〔保田 暁〕 ◯市民部長〔保田 暁〕 星崎議員さんも御承知のとおり、南足柄市出身のアスリートが東京オリンピック・パラリンピックを目指して活躍されているとは思います。  一例を申し上げますと、サッカー日本女子では、昨年なでしこジャパンに招集されました宮澤ひなた選手、あと2016年のアンダー20のアジア記録を樹立いたしました陸上競技ハードルの古谷拓夢選手、2017年の日本陸上競技選手権5000メートルで優勝いたしました松枝博輝選手、あとパラリンピックのほうの関係では、ドバイ2017アジアユースパラ競技大会の卓球で銅メダルを獲得いたしました辻村琢光選手などがオリンピック・パラリンピックを目指して一生懸命競技にいそしんでいるところでございますが、市といたしましても、2020東京オリンピック・パラリンピック競技大会に本市の出身者が、まだ選出はされていないわけなんで、選出された暁には盛り上げることも含めまして横断幕ですとか懸垂幕ですとか、あるいは、小田原市が前回のオリンピックの選手のときにやりましたパブリックビューイングですとか、その辺の実施などを、先ほど議員さんがおっしゃられました体育協会ですとか経済団体、あるいは企業の協力を得ながら応援体制を整えていきたいというふうに考えております。  以上です。 377:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 378:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 そこら辺、今答弁いただいたんで、是非進めてほしいと思います。  あと、せっかくこれ世界のオリンピックなんで、本市においてはオランダのティルブルグと姉妹都市でもありますので、そういった形でもそのきっかけに本市の市民の人とかもオランダも応援したりとかというような、そこのいい機会なので、その機会を利用してもっと交流を深めることも今から仕掛けてほしいなと思います。  今パブリックビューイングとかそういったことがあったんですけれども、姉妹都市とのかかわりというのも強めてほしいなと思うんですけれども、これについてはいかがでしょうか。 379:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部担当部長。 380:◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 確かにこういった機会ですので、海外の方との交流というのも是非持っていきたいと思います。具体的なことはまだ考えておりませんけれども、前向きに検討させていただきます。 381:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 382:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 具体的ではなくても、そういった観点でも、せっかくの機会なので本市とつながりをまた密にしてほしいなと思います。  もう一個、オリンピックに向けてですけれども、いろんな自治体では企業版のふるさと納税を活用して応援する。この近辺だと平塚市なんかは、オリンピック・パラリンピックに向けて企業版ふるさと納税を活用して、企業にもスポーツを応援するというメリットがありつつ、市のスポーツ環境も整えられるということで、平塚なんかは行っているんですけれども、そういったのも、ちょっと今急にそんなこと言ったんで答弁はあれかもしれませんけれども、ちょっと活用して、まだ1年ちょっとあるんで、そういった取組も是非、企業版ふるさと納税なので市のお金を使わず盛り上げることができるので、是非ともそういうのも検討してほしいなと思うんですけれどもいかがでしょうか。 383:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 企画部担当部長。 384:◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 ◯企画部担当部長兼企画課長〔瀬戸淳子〕 市内の企業に限られますけれども、まずは平塚の例を研究させていただいて検討いたします。 385:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 386:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 それでは、3項目めの、市民と行政がみんなでつくるまちづくりの広報広聴活動についてお伺いします。  本市ではフェイスブック、ツイッター、インスタグラムなどを活用しているということなんですけれども、これ私もフォローしているんですけれども、「いいね」の数だったりというのがなかなか増えていないなというのが、フェイスブックも今まで過去で最高100ちょっとというのが最高で、なかなか増えていないなと。  それぞれ情報発信、フェイスブックの情報発信の目的、インスタグラムの目的、ツイッターの目的、それぞれ違うんですけれども、やっぱりここを増やしていくというところが今後の課題じゃないかなと思うんですけれども、そこら辺今後の取組についてお伺いいたします。 387:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 秘書広報課長。 388:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 フェイスブック、またインスタグラム等のフォロワーの数ということでのお尋ねにお答えさせていただきます。  フェイスブックの「よいしょの金太郎」のフォロワーの数については、2月下旬で1,112名となってございます。また対しまして、インスタグラムの「あしがらさんぽ」のフォロワー数は、同じく2月下旬で515名となってございます。  本市では、インスタグラムとフェイスブックを連携させるというようなことによりまして、両方の媒体のフォロワー数を伸ばしていこうというような、そういう獲得に向けた努力をしております。  また、更にフォロワーを増やしていくということが、議員さんおっしゃられたとおり、現在の課題です。そのためには、内容も今以上に充実させていくというような必要は感じております。  そして、インスタグラムなんですが、写真の投稿がメーンとなるソーシャル・ネットワーキング・サービスなんですが、現在は広報広聴担当の職員のみが投稿するというような、そういう状況です。ですので、市内の隠れたスポットとか細かい部分まで光を当てていくということは非常に限界を感じているというような状況ですので、今後、南足柄らしさでありますとか、さらには隠れた魅力をもっと発信していこうという、そのためには市民の皆さんからサポーターなどを募りまして、より南足柄の暮らしの風景だとか南足柄に住んでみたいなと思われるような、そういう視覚に訴えるような情報は発信していきたいと考えております。  以上です。 389:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 390:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 課題として、なかなかフォロワー数が増えないというのはありますけれども、広報担当の方が一生懸命やってくださっているんですけれども、そこを市民のサポーターというと、また市の公式ではなくなってしまう部分もあって、またちょっとあれかなと思うんで、是非とも僕、職員の方がそれぞれみんながアップできるような形、職員の方は本当に数多く市内あちこちに住んでいますんで、そうした情報を職員全員が携わるというような形にしていただきたいなと。もしくは、議員もみんな巻き込んで、議員にもアップしてもらうと。  そういった形で市にかかわる行政、議員でみんなでいい写真を上げて、それぞれ山の上に住んでいる人はいい写真を撮れるだろうし、いろんなのがあると思うんで、そういったところ担当者に頼り過ぎず、いい活用をしてほしいなと思うんですけれども、それはいかがでしょうか。 391:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 秘書広報課長。
    392:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 ありがとうございます。  公式インスタグラムの投稿内容については、やはりある一定の審査といいますか、どこかで審査をしていかないと、全く管理ができない状態であるというのは好ましい状態ではございませんので、今は広報の担当のほうでやっているという状況なんですが、御提案の全ての職員についてもというような部分で、投稿については今禁止なり制限をしているところなんですが、現段階ではそれを全ての職員に開放するということは少し乱暴な感じがしております。  ただ、広報広聴の職員だけによる投稿にも、先ほど申し上げたとおり、限界がございますので、他の職員が投稿できるような、そういう仕組みづくりは今ちょうど考えさせていただいているところでございます。  インスタグラムについては、きれいな写真を投稿するということが、すなわちフォロワーの数を増やすということにつながってまいりますので、まずやるということであれば、写真撮影が得意な職員とかに声を掛けさせていただいた中でやっていけたらどうかなというようなことも考えております。  最後に、議員さんにも御協力を得られたらなんていうふうに思うんですが、職員一人一人がいいものを発信していくんだというような、そういう気持ちを持ってこれから取り組んでいけたらと思います。  以上です。 393:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 394:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 これだけいろんな媒体を使って今ホームページだったりツイッター、いろんなのを使って、市の方も一生懸命努力してくださっているというのは十分分かります。  ただ、そういうのも時代の流れ流れがあって、これは提案なんですけれども、今LINE@という仕組みがあります。LINE@は、地方自治体には無料で今使えるとなっています。LINE@のいいところはQRコードをピッと読み取ってもらえれば、読み取った瞬間、もう登録が完了となる。よく最近、お店のレジのところに必ずQRコードがあって、それをレジでお会計をしている間にピッとするだけで、お店からクーポンが届いたり情報発信が来たり、質問に対してアンケートに答えればいいと。  LINE@ってこれからすごく使えまして、多くの今全国の自治体で、神奈川県でも進んでいるところは三浦市だったり、そういったところはLINE@を活用して情報発信をしたり、防災の情報を流したり、例えばがん検診とかのチケットをLINE@で配ったり、いろんな活用方法ができます。  これは登録は簡単だし、今地方自治体は無料で使えるというところもあるので、是非これをちょっと調べていただいて、活用してください。いかがでしょうか。 395:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 秘書広報課長。 396:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 LINE@の導入の御提案、ありがとうございます。  LINEにつきましては、国内でやはり7,900万人に上る、SNSの中でも一番利用者数、登録者数が多いということでは認識しております。  LINEなんですが、また新たにそういう情報発信媒体を増やしていくということに関しては、市民の皆さんに対しましてもちゃんと整理をして、きっちり届けていかないと混乱を招いてはしようがないというように思いますので、そこは慎重にやっていきたいと思います。  また、LINEはやはり登録ユーザー数という中では最も多くて、幅広い世代、あとはサイレントマジョリティーなど広く意見、声を拾うという部分では非常に有効であると思いますので、今後、調査研究を積極的にやっていきたいと思っております。 397:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 星崎健次議員。 398:◯8番〔星崎健次議員〕 ◯8番〔星崎健次議員〕 今課長がおっしゃってくれたとおりだと思いますので、そういったところで、先駆的に使っている自治体を見ると、なるほどなと思うような事例がいっぱいあるので、是非そこは調査研究していただきたいなと思います。  広報の在り方として、最後の質問になるんですけれども、最近よく思うのは、広報誌って本当に必要なのかなとちょっと思ったりするときもあります。本当にあれを全部読んでもらっているのか、配るほうの自治会も自治会加入者が減っていたりとか、配ることの手間とかも考えて、本当に広報誌は要るのかなと思うことがあります。  それだったら、考え方として広報誌をすごく充実して、よく読んでもらうような広報誌にするというのも一つ。いや、広報誌の在り方ってこれから違うのかなというような部分で、何か違う方法を考える。2通りあると思うんですけれども、広報をなくせばお金が安くなるからとか、そうなっちゃうと駄目で、情報は正しく正確に伝えなきゃいけないんで、そういった意味で広報誌の在り方というのを一度ね。  いや、例えば本当によくするんだったら、お金を掛けてでも、今は職員の方が一生懸命作ってくださっているところをプロというか、そういったところにお願いして、見やすく、見てもらうような仕組みというかを作ってもらうのも一つだし、なくすだけじゃなくよくするということも含めて、是非広報誌、今日も答弁の中で広報誌でのPR、ホームページというのもよく出てくるんで、そこの在り方についてはもう一度今考えるときなのかなと。  ほかの媒体等も活用することで若い世代は、スマホで今広報誌全部見られるんで、全部、過去のもずっと追って見られるんで、在り方というのを一度考えていただきたいなと思います。いかがでしょうか。 399:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 秘書広報課長。 400:◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 ◯秘書広報課長兼消費生活センター長〔大津貴裕〕 情報媒体として、パソコン、スマートフォン、非常に普及されております。ですけれども、スマホ、パソコンを使えない高齢者などの方がまだまだ多くいられるということから、やはりまだ広報誌はなくすことができないのかなというふうに思います。  また、ひと度目を落としていただくと非常にたくさんの情報が入ってきます。そのたくさんの情報を1回でお届けするという意味では、とても利点が、やはりスマートフォンなどではできないような、そういうような利点もございますので、あと、新しい行革の中でも、お金を減らしてという部分だけではなく、どうしたら手に取ってもらえるかというような広報づくりということも、民間の会社に相談をしながら新しいものを作っていこうと頑張っておりますので、よろしくお願いいたします。 401:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 以上で、星崎健次議員の質問を終了いたします。  ここで14時25分まで休憩といたします。                                休憩 午後 2時10分 ──────────────────────────────────────────                                再開 午後 2時25分 402:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 再開いたします。 ──────────────────────────────────────────           ◇ 保 田 建一郎 議員 403:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 次に、無会派の3番保田建一郎議員の質問を許可いたします。  3番保田建一郎議員。           (3番 保田建一郎議員 登壇) 404:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 ただいま議長の許可を頂きましたので、無会派保田建一郎が施政方針に係る代表質問をいたします。  順次2問、6項目、10点を質問をいたします。私がトリですので、もう少しの辛抱をしてください。  持続可能な地域社会を作り上げていくことについては、平成15年に国連で採択された「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」など17の目標と169の具体策からなる開発目標である2030年までに達成すべきもので、SDGsと言われています。Sustainable Development Goalsですね。日本においては、17の目標のうち達成されていると評価されているのは、目標4の「質の高い教育をみんなに」の1つのみで、その他の目標は未達成となっています。環境やエネルギーの地域での取組が必要とされています。  南足柄版SDGsは、富士ゼロックスと協働の南足柄市みらい創りカレッジでのSDGs未来都市を目指しての17の目標のうちの3、全ての人に健康と福祉を、目標のうちの4、質の高い教育をみんなに、目標の8、働きがいも経済成長も、目標のうち11、住み続けられるまちづくりを、目標のうちの15、陸の豊かさも守ろう、の17目標のうちの5項目であります。  また、地下水資源の保全は、南足柄市民の生活の支持基盤として不可欠なものであり、地下水保全のための総合的な法律は、存在していない状況であります。地方自治体による地下水の保全管理に関連した条例等の制定が進んでいます。  以上の観点から、質問をさせていただきます。  1、「はじめに」ついて、ア、持続可能な地域社会を作り上げていくことについて。  (ア)地下水保全のための対策にどのように取り組んでいるのか、お伺いいたします。(イ)農山漁村再生可能エネルギーの導入に係る支援措置を市として活用する考えがあるか、お伺いいたします。  (1)子どもと子育てを応援するまちをつくるについて、ア、第二期子ども・子育て支援事業計画について、第二期子ども・子育て支援事業計画とはどのような計画なのか、お伺いいたします。  イ、学力向上について、(ア)新しい学習指導要領の実施に当たり、主体的で対話的な深い学びのある探求型授業を実施していくとのことでありますが、探求型授業とはどのような授業なのか、お伺いいたします。これにつきましては、昨日の答弁で探求型授業は理解できましたので、答弁は求めません。再質問だけさせていただきます。(イ)小中学校におけるプログラミング教育に係る今後の取組について、お伺いいたします。  (2)地域の経済が元気なまちをつくることについて、ア、国から重点「道の駅」候補に選定された地域振興施設(仮称)道の駅金太郎のふる里について。  (ア)国から重点「道の駅」候補に選定された地域振興拠点施設(仮称)道の駅金太郎のふる里を整備していくとのことであるが、重点「道の駅」の制度とはどのような制度なのか、お伺いいたします。また、(仮称)道の駅金太郎のふる里が重点「道の駅」候補に選定された経緯について、お伺いいたします。  (イ)道の駅の建物の一部は、地元の森林から切り出した木材を使って建設するとのことであるが、地元産木材をどのような用途で使用するのか、お伺いいたします。  (ウ)国と県から補助金の補助で約2億7,000万円が充当できると見込みとのことでありますが、当該補助金における社会資本整備総合交付金、地方創生関係交付金及び神奈川県自治基盤強化総合補助金の内容についてお伺いいたします。  イ、和田河原塚原地区は(仮称)道の駅金太郎のふる里と相乗効果をもたらすような農業系施設等の誘致や農地としての土地利用の検討について。和田河原塚原地区は(仮称)道の駅金太郎のふる里と相乗効果をもたらすような農業系施設等の誘致や農地としての土地利用についても検討していくとのことでありますが、これまでの経過と今後の取組についてお伺いいたします。  2、「安全で安心して健康に暮らせるまち」について、(1)防災、消防体制の充実について。  ア、急傾斜地崩壊危険区域に係る考え方についてお伺いいたします。  これをもちまして、第1回目の質問とさせていただきます。           (3番 保田建一郎議員 降壇) 405:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 市長。           (加藤修平市長 登壇) 406:◯市長〔加藤修平〕 ◯市長〔加藤修平〕 それでは、無会派保田議員の代表質問にお答えをいたします。  最初に、「はじめに」で、持続可能な地域社会を作り上げていくことについての地下水の保全のための対策についてでありますが、本市の水資源政策に関しましては、平成5年に南足柄市水のマスタープランを策定し、将来の水需要に対する長期的かつ安定的な水資源の保全、開発及び利用に関する基本的な方向性を明らかにしました。その後、平成10年に水資源の保全及び利用に関する条例及び南足柄市水資源保全利用基本計画を策定し、水資源の保全及び利用に関する施策について、必要な事項を定めております。  また、地下水に関しては足柄平野を対象に広域的な視点で捉える必要があるとして、平成19年に1市5町で連携して、足柄上地区地下水保全計画を策定し、広域的かつ長期的視野に立って、適正な地下水の保全、利用、管理の施策を総合的に進めております。  具体的な取組としましては、県の水源環境保全税を活用して地下水かん養を図るため、水源林の整備、河川水路における自然浄化対策、地下水揚水量の管理、水質保全対策として合併処理浄化槽整備の促進、地下水の状態を継続的に把握するためのモニタリングを行っております。  次に、農山漁村再生可能エネルギーの導入に係る支援措置についてでありますが、農林漁業の健全な発展と調和のとれた再生可能エネルギー発電を促進することで、農山漁村の活性化を図る目的として、農山漁村再生可能エネルギー法が平成26年5月に施行されました。この制度の具体的な仕組みは、再生可能エネルギー発電事業者から再生利用困難となっている農林地の有効利用策として、太陽光発電などの再生可能エネルギー施設設置の提案及びその売電収益を地域へ還元する提案を受けるものであります。  その提案内容を市や地域住民、学識経験者などで構成する協議会で検討を行いまして、その還元案を市が整理し、国の基本方針に基づいて市は基本計画を策定します。発電事業者は市の基本計画の趣旨を踏まえた設備整備計画を策定しまして、市の認定を受けることになります。  この制度を活用することによって、事業者からの売電収入の一部が地域に還元される仕組みであります。  再生可能エネルギーによって農山漁村が得られるメリットとしましては、国では農林漁業者の収入増加、コスト削減による経済面での貢献や交流人口の拡大、雇用の創出による地域社会への貢献を考えております。  現時点では、事業者から制度活用のお話はございませんが、支援措置を活用したい事業者があれば、相談を受けてまいります。また、この制度については、南足柄市地域農業再生協議会や南足柄市農業委員会などの各種関係団体に対し周知してまいります。  次に、子どもと子育てを応援するまちをつくるで、第二期子ども・子育て支援事業計画についてでありますけれども、子ども・子育て支援事業計画とは、子ども・子育て支援法第61条に基づいて策定する市町村子ども・子育て支援事業計画のことを指しまして、5年を1期として国の示す指針に即して計画を定めることとなっております。  計画の内容については、保育所や認定こども園などの幼児期の教育保育及び放課後児童健全育成事業や一時預かり事業などの地域子ども・子育て支援事業の提供体制の確保といった本市の子ども・子育て支援を円滑に実施するための計画となっております。  この計画の策定に当たっては、事前に幼児期の教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業の利用状況及び利用規模の把握を行うこととなっておりまして、この調査については今年度中に完了する予定となっております。  平成31年度は、この調査結果を分析しまして、今後の人口の推移といった社会的条件も勘案した上で、幼児期の教育・保育及び地域子ども・子育て支援事業が計画期間にどれだけ必要になるか、いわゆる量の見込みを算出いたします。そして、この量の見込みを満たすように、それぞれの提供体制の確保の内容及びその実施時期を平成32年度からの5箇年間の計画として策定する予定であります。  次に、学力の向上についての御質問は教育長が答弁いたしますので、よろしくお願いいたします。  次に、地域の経済が元気なまちをつくるで、国から重点「道の駅」候補に選定された地域振興拠点施設(仮称)道の駅金太郎のふる里についての、この重点「道の駅」候補に選定された経緯についてでございますけれども、重点「道の駅」制度は、道の駅を所管する国土交通省が関係機関と連携しまして、地方創生の核となる、特にすぐれた企画を持つ道の駅を選定し、重点的に応援する取組として、平成26年度から始まりました。  この制度は、新たな設置やリニューアル等の道の駅の企画提案のうち、今後の重点支援で地域活性化の拠点として効果的な取組が期待できるものを、全国の各地方整備局からの推薦を受けて有識者の意見を踏まえて選定されます。  平成26年度は、国土交通大臣によって選定される今後の重点支援で、効果的な取組が期待できる重点「道の駅」が35箇所、各地方整備局長によって選定される、地域で意欲的な期待が期待できる重点「道の駅」候補が49箇所選定されました。このときには、茅ヶ崎市が神奈川県内で唯一重点「道の駅」候補に選定されております。  平成27年度は、本市もエントリーしまして、重点「道の駅」が38箇所選定されましたが、本市はそのときは選定されませんでした。また、この年は重点「道の駅」候補の選定はありませんでした。  平成28年度及び平成29年度については、既に開業していて、そして全国各地の道の駅の模範となっている小さな拠点形成と公共交通接続機能向上という特定のテーマに沿ったモデル道の駅についての募集だったことから、本市はエントリーはしておりませんでした。  そして、本年度は、この30年度は昨年10月に重点「道の駅」の募集がありまして、これにエントリーし、関東地方整備局長が選定する重点「道の駅」候補に選定されました。  選定するについては、重点「道の駅」が全国で15箇所、関東は2箇所。また重点「道の駅」候補が全国で14箇所、関東は5箇所であります。南足柄市とともに茅ヶ崎市も再び重点「道の駅」候補に選定されております。  重点「道の駅」候補に選定されたことによって、関東地方整備局道路部が事務局となっている関東重点「道の駅」協議会に(仮称)道の駅金太郎のふる里のワーキンググループが設置されます。農林水産省や経済産業省などの支援メニューについて、具体的な助言を受けることができます。  次に、地元産の木材をどのような用途で使用するのかについての御質問でございます。  本市では、市内における公共建築物等の整備において、県産木材をはじめとする木材の利用促進を図るため、平成27年4月に南足柄市の公共建築物等における木材の利用の促進に関する方針を制定しております。  地元産の木材を活用することによって、林業をはじめとする地域の産業経済の振興に寄与することから、なるべく多くの南足柄市産木材を使用することができるよう、林業関係者と調整してまいりました。地元産の木材を使用する用途は建築する施設の一部ではございますけれども、矢倉岳をイメージした象徴的な交流施設の屋根の構造材に丸太材として使用することを予定しております。  なお、その木材の購入に当たっては、平成31年度から交付が開始される森林環境譲与税を活用してまいります。  また、施設の建築工事の発注に際しましては、多くの県産木材が使用されるよう、方針に沿った木材の利用を発注時の仕様書等に盛り込みたいと、そのように考えております。  次に、国と県からの補助金等における社会資本整備総合交付金、地方創生関係交付金及び神奈川県自治基盤強化総合交付金の内訳についてでございますが、ハード事業に対する補助金等として、国土交通省の社会資本整備総合交付金が3,320万円、内閣府の地方創生拠点整備交付金が1億8,645万円、神奈川県の市町村自治基盤強化総合補助金が2,686万2,000円となっております。  次に、ソフト事業に対する補助金として、内閣府の地方創生推進交付金が2,032万円となっており、合計で約2億7,000万円となります。  この外に、森林環境譲与税で410万円を見込んでいるところであります。  次に、和田河原塚原地区における(仮称)道の駅金太郎のふる里と相乗効果をもたらすような農業系施設等の誘致や農地としての土地利用の検討についての御質問ですが、和田河原塚原地区は市街化調整区域の位置付けのもと、地区計画などを活用した一定の範囲内での都市的土地利用について、住民参加によるまちづくりの検討を行ってまいりました。  本地区の権利者数は約500名でありまして、この検討を行う中でワークショップやまちづくり研究会などの意見交換の場を平成28年度から5回ほど設けてまいりましたけれども、参加者は平均して10名程度でございまして、平成29年度に実施したアンケート調査の結果でも、まちづくり活動への参加希望が約20%と、都市的土地利用についてのまちづくりに対する関心は低いという状況でございます。  こうした状況を踏まえまして、平成31年2月から地区内の一部の農地を対象として、土地所有者を訪問しまして、土地利用について農地の利用を将来的にどのように考えているのか、意向調査を実施しております。年度末までに意向調査を済ませまして、集計を行う予定でございます。  意向調査を行ってきたこれまでの意見では、市街化区域への編入を望んでいる方もいらっしゃいますが、農業の継続を希望する方のほうが多いようでございます。今後は、土地所有者の御意見を聞きながら、農地としての土地利用を進めてまいりますが、(仮称)道の駅金太郎のふる里への農産物を供給するような企業による農地利用も考えられますので、企業参入の窓口となっているかながわ農業アカデミーなどからも情報を収集するなどしまして、新たな農地利用の可能性について考えてまいりたいと、そのように考えているところであります。  次に、「安全で安心して健康に暮らせるまち」で、防災、消防体制の充実の急傾斜地崩壊危険区域に係る考え方についてでございますが、急傾斜地崩壊危険区域につきましては、急傾斜地法において、急傾斜地の崩壊を助長または誘発する行為を制限する必要がある範囲として、県が指定する区域であります。急傾斜地崩壊危険区域は、急傾斜地の崩壊などの土砂災害の発生が危惧される危険箇所でありまして、現在、神奈川県とともに向田地区で急傾斜地崩壊対策事業を進めております。  市としましても、崩壊等の災害を未然に防ぐため、できるだけ早期の対応が必要であると考えているところでございますので、よろしくお願いいたします。
     以上です。           (加藤修平市長 降壇) 407:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育長。 408:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 学力の向上について2点のお尋ねがありましたけれども、1点目については省略をさせていただきます。  小中学校におけるプログラミング教育にかかわる現在の取組についてのお尋ねがございました。  平成32年度から全面実施される新学習指導要領には、論理的に問題解決を図るような学習活動をすることが求められております。特に、小学校におけるプログラミング教育では、平成30年11月に文部科学省から発出されましたプログラミング教育の手引を参照しながら、年間指導計画に位置付けてまいります。  平成30年度から新学習指導要領の移行期間となっており、本市では大きく分けて3点の取組を計画的に行っています。  1点目は、プログラミング教育の内容の周知及び情報提供です。  本市では、情報教育担当者会議を開催し、指導内容に関する重要なポイント等の情報提供を行いました。  2点目は、教員への研修の実施です。  平成30年度は、夏季休業中にICTセミナーを実施し、教材を実際に用いながらプログラミング教育とはどのようなものなのか、体験しました。  3点目は、プログラミング教育に向けた条件整備です。  プログラミング用のソフトをパソコンにインストールし、平成31年度から使えるように対応を始めていきます。  今後も、最新の情報を収集し、実施に向けて準備を進めてまいります。  以上でございます。 409:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 再質問を行います。  なお、再質問は答弁に納得できないものに限り、新たな別の事項を質問することはできませんので、御了承ください。  3番保田建一郎議員。 410:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 それでは、答弁ありがとうございました。  再質問をさせていただきます。  最初に、地下水保全のための対策にどのように取り組んでいるかということに対する再質問でありますが、平成10年に水資源の保全及び利用に関する条例というのを作成しましたが、これには地下水も含まれているんですか、お伺いいたします。 411:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 412:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 条例の目的は、水資源の保全及び利用でございます。その中で今御質問のあった地下水についてですが、その中で地下水についても記述がございます。 413:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 414:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 基本的には、この地下水保全とかそういう形になりますと、秦野市では地下水保全条例というのを設置していまして、資金管理を企業に、地下水利用協力金条項というのがありまして、そういうのを求めているんですが、南足柄市はこういう対応というのはされていかれないんですか。 415:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 416:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 すみません、最後のほうはちょっと聞き取れなかったもので、申し訳ございません。 417:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 418:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 資金管理、要するに秦野市では、地下水保全条例に資金管理の条項があるんですね。その中に、企業に地下水利用協力金を求めているんですよ。そういう資金管理というものを南足柄では考えていないんですか。 419:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 420:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 秦野市の企業からの協力金を活用した施策の条例は、承知しているところでございます。議員さんも御存じかと思いますけれども、秦野市さんでは、昭和40年代にかなり水需要のバランスが崩れて、そういう中で企業にも協力金を頂くような制度を設けたというふうなお話は承知しております。  現在では、本市ではこのような制度を当てはめて制度化することは、当面は考えてはございません。 421:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 422:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 考えてないということであれば、それはしようがないのかなと思います。  それでは、次に移りまして、この再生可能エネルギーの問題なんですが、これは2030年度に、要するにSDGsですか、これから言いますと、温暖化対策でCO2を削減するということでいきますと、環境やエネルギーの地域での取組が重要視されているんですよ。南足柄市としては、そういうエネルギーを地域での対応というのは、先ほどの市長の答弁の中で各種団体に対して周知していきますというだけのことで、再生可能エネルギーの対応というのをどのように考えているんですか。 423:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 環境経済部長。 424:◯環境経済部長〔露木隆夫〕 ◯環境経済部長〔露木隆夫〕 申し訳ございません。先ほどの答弁は農山漁村再生可能エネルギーの導入についてという部分について、お答えさせていただいた部分でございます。その部分については、いろいろな関係団体等に周知していきたいというふうな答弁をさせていただいたところでございますが、再生可能エネルギー、太陽光はじめ再生可能エネルギー全般については考えているところでございます。 425:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 426:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 考えているということは、いつの時期にどうされていくか、それと現在やはりこのSDGsのことからいいますと、受皿は自治体が対応していかないと、南足柄市としてもそういう民間からの話があったときの対応というのが、今のところ受け入れる対応先がないんですね。それで、民間の小水力発電とかそういうものの対応も窓口がないということで困っている方もいられますので、今後、そういう受皿をやはり積極的に行政としては対応していかなきゃいけないと思うんですが、いかがですか。 427:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 副市長。 428:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 再生可能エネルギーにつきましては、まずは先ほどから答弁させていただきます庁舎の部分について積極的に取り入れていこうというふうに考えてございまして、予算の中ではそこの部分は入ってございませんけれども、地域のエネルギー会社とタッグを組みまして、必要なものをやっていきたいというふうに考えてございます。その上で、地域の中にも同じような形で浸透ができればなというふうに思ってございます。  それと、この農山漁村再生可能エネルギーなんですけれども、一つは、今の簡易に一時転用ができてシェアエネルギーという格好で、農業をやりながらその上に太陽光発電パネルを張れると、それが一時転用という格好でできるというふうになってございまして、その辺も近隣で普及を図っていく事業者もおりますので、相談は我々随時受けとめてございます。ただ、農山漁村再生可能エネルギーということに限って言いますと、かなり大がかりなお話でございますので、ここについては事業者が採算性の中で御相談あれば、当然私ども環境を中心に相談を受けていくという体制でいるところでございます。 429:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 430:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 基本的にはやはり民間の方がそういう行政としても2030年度問題を解決するためには、地域でのエネルギーの対応を考えていかなければいけないと思うんですね。是非行政として、積極的にそういう再生エネルギーの対策を考えていただきたいと思います。  それでは、次にちょっと飛んで、安全で安心して健康に暮らせるまちについての防災、消防体制の充実について、急傾斜地崩壊危険区域に係る考え方についての再質問をさせていただきます。  この急傾斜地工事というのは県の事業ですが、基本的には市と県が連携をとって対応している事業なんですね。それで、市が2割補助ですか、そして県が8割出す事業であると。そして、この急傾斜地崩壊対策事業というのは、ちょっと調べてみましたら、国土交通省の砂防の関係事業になっているんですね。その中に交付金対象事業になっていますね。やはり積極的に対応することによって、こういう交付金の対象事業になっていかないですか、お伺いいたします。 431:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 防災安全課長。 432:◯防災安全課長〔井上美宣〕 ◯防災安全課長〔井上美宣〕 お尋ねの交付金でございますけれども、恐らく社会資本整備総合交付金の一つのメニューかと思います。  社会資本整備総合交付金につきましては、この急傾斜地整備事業、こちらが適用されました場合には、5割の補助金がつくものでございます。ただ、議員さん今おっしゃられたように、神奈川県と南足柄市が8対2の負担区分でございます。そうしますと、神奈川県がまず事業費を払うわけなんですけれども、そこから南足柄市の負担金が差し引かれます。差し引かれた8割につきまして、その半分ということで、実際には国が4、神奈川県が4、市が2という形になります。したがいまして、市の負担金については何ら変わりはないということになってございます。  以上でございます。 433:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 434:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 私がこの急傾斜崩壊危険区域の質問をしていることは、沼田地域の急傾斜地危険区域が指定されているんですね。そこについてやはり住民から、「危険で困るので、早く対策を打ってくれ」とそういう形でお願いされているんですが、なかなか予算の関係上厳しさがあるので、向田が現在着工しているんですが、この向田関係は、調査が昨年終わったと思うんですね。それで、工事はどのくらいの期間、予算の関係もありますでしょうけれども、どのくらいを想定しているんですか。 435:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 防災安全課長。 436:◯防災安全課長〔井上美宣〕 ◯防災安全課長〔井上美宣〕 急傾斜地崩壊対策事業につきましては、議員さんおっしゃられたとおり、神奈川県が主体となっております。現在のところは、県において今後の工事等のスケジュールの詳細はいまだ未定ということで伺っております。  以上でございます。 437:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 438:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 基本的には、向田関係はかなりの期間かかるとされているんですね。それが終わらないと、沼田の急傾斜地工事に対応ができないんですか、お伺いします。 439:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 440:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 議員おっしゃるとおり、向田地区で現在そちらの地区を進めているところでございますが、沼田につきましても地元の要望があることは承知しておりまして、優先順位等々の問題もございますが、地元の要望もございますので、県のほうにそういったことを伝えながら、なるべく早くそういった事業が進むように、また協議を進めていきたいというふうに考えております。  以上です。 441:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 442:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 向田が終わった後に沼田にいくというふうなことじゃなくて、やはりいつ崩れるか分からないような状況の場所ですので、今部長さんが言われたように緊急対策を、安全で安心、健康に暮らせるような地域にしてもらいたいと思うんですが、是非よろしくお願いいたします。  それでは、次の探求型授業についての再質問をさせていただきます。  2020年度からの学習指導要領が変わることによって、探求型授業に対応していくと、そういうふうに考えていますが、今までどうしても一貫教育から連携教育へとか、学びづくりから探求型授業へとかいろいろ変わっていって、このPDCAサイクルが回っていかない状況で、いつも継続的にPDCAのAの最後のところですね、改善がされていないというのが結果になっているんですよ。このようにいろいろ政策を変えていくよりは、それは指導要領に沿った対応をしていかなきゃいけないのかもしれないけれども、徹底的に探求型授業へ変えていくんですか。その辺のことをちょっと。 443:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育長。 444:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 今議員おっしゃられたように、改善の部分はないのではないかというふうなことでございますけれども、幼小中の一貫教育あるいは一貫性を持った教育ということでは、その辺の理念的なものはそれほど変わってないというふうに私は思っております。  ただ、学習指導要領、これももう既に先行実施をされているところですけれども、今回の学習指導要領の中では、いわゆる社会に開かれた教育課程という言葉を使っております。これは学校を開くとかそういうことではなくして、社会とのつながりにおいてつなぎ目がない、英語で言うならば、シームレスなという言葉がいいんでしょうかね、こういう教育課程を標榜しているところでございます。  したがいまして、私たちはこの教育課程にのっとったカリキュラムを持って子供たちに教育をしているところでございますので、昔からのものもいいところはもちろん残していって、そして社会が変わっていきますので、新たな局面で対応をしていかなきゃいけない部分もあろうかと思います。  そういう意味の中で、この探求型授業を展開していきたいというふうに考えておるところでございます。  以上です。 445:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 446:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 それでは、この探求型授業をやることによって、PDCAサイクルが、昨日の答弁の中で教師と家庭での学習が課題だと、そういう答弁がありましたが、そういうものは改善されていくというふうに疑問点が、されていくんですか。 447:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育長。 448:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 いや、改善をしていかなきゃいけないと思っております。  ただ、先ほども申し上げましたように、大変変化の激しい世の中でございます。そういう中にあって、教員のほうも若手が毎回申し上げましたように多くなってきましたので、それについていけないような状況がありますので、我々教育行政を担わせていただいている者たちとしては、なるべくといいますか、学校の現場に寄り添った、子供たちの目線に寄り添った、子供たちを中心にした形の中でのこの事業展開をしていきたいと考えております。  以上です。 449:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 450:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 是非学習指導要領に沿った形の探求型授業によって、今までの学力・学習状況調査とかそういうものがいつも、今までが神奈川県の平均ですよと。全国のほぼ平均ですよという、そういう考え方をやめていただいて、これだけ伸びたんだよというふうにつなげていっていただきたいと思います。是非よろしくお願いいたします。  それと、小中学校におけるプログラミング教育についての再質問ですが、プログラミング教育の今後の取組というのは、先ほど教育長の答弁がありましたが、一番このプログラミング教育の重要なことは、教師の理解だと思うんですね。20年度から取り組む教師の理解力がないと駄目なんですよ。それをどういうふうにこのプログラムの中に入れられていくんですか。 451:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育長。 452:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 平成31年度以降の取組ということで、お答えをまずはさせていただきたいと思います。  今のところ、3点の内容について重点化を図っていこうというふうに考えております。まずは1つ目でございますけれども、現在もやっておりますが、いわゆるモラルの問題、情報モラル教育を実施していきたいと考えております。これについては、民間の業者を活用させていただいたプログラミング教室の実施でございます。その中では、民間業者の方々に講師になっていただいて、直接児童・生徒に授業を行っていただく。2つ目は、今度は子供たちに対して、教職員に対するものでございますが、教職員に対し実践的な、先ほど議員もおっしゃられたように、実践的な、その研修がやっぱり必要だというふうに思っております。  既に、平成30年度からは神奈川県立総合教育センターで、県から教職員に向けて、これ教職員という言葉をあえて使わせていただきましたが、学校の教員に向けてプログラミング教育の趣旨や実践的な内容についての研修が始まっておりますので、本市の教員についても対応をさせていただいているところであります。  さらには、平成31年度には、民間業者の教師が行います授業を教員が参加をさせていただいて、小学校全教職員に向けての研修会を実施して、プログラミング教育の実践的なその指導力を向上させていきたいと考えております。  3つ目になりますけれども、今ある意味では4つ目になるかもしれませんけれども、平成31年度からは、先行的に実際の授業を実施いたすところであります。既に文部科学省のホームページ等にも掲載されている事業案や、先進的に取り組んでいます他市の情報を、教育委員会からも積極的に情報収集をしながら支援していきたいというふうに考えております。  以上です。 453:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 454:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 それでは、みらい創りプロジェクトの中で、カレッジの中で、プログラミング教育を2回ほど開催していると思うんですが、そこに何名の生徒が参加し、何名の先生が参加したか、分かりませんか。 455:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育長。 456:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 ちょっと今手元に細かい資料はないんですが、両方とも定員を10名で午前、午後でやったという状況がありまして、ちょっと今そのデータは手元にはございません。 457:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 458:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 定員10名ですか。そうしますと、このプログラミング教育の実施に向けた工程からいきますと、2018年度に特定の学校で先行的に模擬授業を実施しなきゃいけないんですね、工程表としましては。それで2019年度には、必要となるリソースを把握して予算要求とか確保につなげなきゃいけない。それで、全ての教師が模擬授業に参加して、プログラミング教育を体験しなきゃいけないとなっているんですよ。だから、こういう体験をしないと、2020年度からのプログラミング教育に先生が指導できないんですね。そういう対策はどういうふうにされているんですか。 459:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育長。 460:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 今、議員のおっしゃられました部分ももちろんあるんですけれども、このプログラミング教育については、実践のものも必要なんですけれども、いわゆる手元の資料を持ってやるようなものもあります。そもそもは、コンピューターそのものが魔法の箱ではなくて、それを主体的に使うようなことを子供たちには、まずは特に低学年には教えていかなきゃいけないと思っています。  ですので、そういう実践的な研修も必要なのでしょうけれども、先生方が自主的な、我々が提供させていだくものを勉強していただいて、それを子供たちに教えることが大事だろうと思っています。  仕組みを知ることが大変重要でございまして、コンピューターに人が命令を与えることによって、端的に言えば、この命令がプログラムなのであって、命令を与えることがプログラミングです。ですので、こういう研修に行っていただいてやることはもちろん大事でしょうけれども、それ以外の部分でもできるものはたくさんあろうというふうに思っております。  以上です。 461:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 462:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 教育長、何言っているんですか。実践が一番大事なんですよ。実践なくして、子供たちに教えられませんよ。要するに、そのプログラミング教育というのは、例えばそういうことが理解できないということで、松田町はNECのボイス&ロイドという配布タブレットを入れて活用しているんですよ。そういうロボット的なものも取り入れて対応しないと、先生たちが理解できないということで、なかなかプログラミング教育の試行の工程表というのは、全ての教師が模擬授業に参加するということは難しいということで、松田町では早くそういう形を取り組んでいるんですよ。  実践的な対応をしていかなければ、2020年度以降に教師が子供たちに教えられないわけですよね。その対策を早急に考えていかないと、子供たちが戸惑うことになってきますので、その対策を早く取り入れなければいけないんじゃないかと思っています。
    463:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育長。 464:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 今のその件については、先ほども御答弁を申し上げましたけれども、そのプログラミング教育の趣旨とか実践的内容については、既に研修を我々もしているところでございまして、他町の今おっしゃられた近隣であります松田町でもそういうことをやってらっしゃるということですので、また、そういうことも参考にさせていただいて対応を心がけていきたいと思います。  以上でございます。 465:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 466:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 是非、松田町のそういうボイス&ロイドと言うんですか、NECの企業からそういう対応をしていただけるようなことを努力していっていただいて、教師が早く、そのプログラミング教育ができるような形を早急に今年度中に対応しないと、今年度というより10月あたりの工程になっていますね、そういう。教師が参加して体験するという対応になっていますね。是非そういう努力を教育長していただきたいと思います。  努力をお伺いいたします。 467:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 教育長。 468:◯教育長〔飯山敏明〕 ◯教育長〔飯山敏明〕 先ほども御答弁を申し上げましたように、私たちもその辺のところ努力させていただいて、特に民間の業者の方々の力は大きなものがありますので、そういうものを活用させていただきながら、努力をさせていただきます。  以上でございます。 469:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 470:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 それでは、急傾斜地工事のことでちょっとお伺いしたいんですが、こういう急傾斜地工事が発生した場合の市なり県なりの責任というんですか、災害が発生した場合の。やっぱりもう基本的には、そういう危険区域ですよと認定しているわけですから、認定されていて、例えばそういう災害が発生した場合の基本的には予算がないから、県もそうです、市もそうです、できないという形なわけですね。予算があればできるわけですよ。そういうことの責任というのはどういうふうに、副市長、県に行っていられたからよく分かると思うんですが、その辺はいかがなもんでしょうか。 471:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 副市長。 472:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 ちょっと認識の部分ですけれども、いずれの地区もまだ急傾斜地崩壊危険区域に認定されているわけではないというふうに考えてございます。  危険区域の認定というのは、法によって県がやる。それと同時に工事をやっていくというような段取りといいますか、そういう手続になっているかと思います。急傾斜地崩壊危険区域に限らずですね……。           (発言する者あり) 473:◯副市長〔星崎雅司〕 ◯副市長〔星崎雅司〕 されてないというふうに承知していますけれども。どうかそれでよろしければ。 474:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 475:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 私は、今まで指定されているというふうに考えていたんですが、そうじゃないんですか。 476:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 477:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 指定されているのは土砂災害の警戒区域に指定されております。これは土砂災害防止法に基づく住民への周知の部分でございまして、この急傾斜地の崩壊危険区域につきましては、急傾斜地法に基づきまして、その土砂災害が起きる区域を県のほうで指定して工事を進めるものでございまして、今進めようとしている向田地区と沼田地区──沼田はまだ要望の段階ですけれども、副市長申し上げたとおり、急傾斜地の崩壊危険区域には、まだ県のほうでは指定はされてございません。  以上です。 478:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 479:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 そうしますと、指定されてなくて、向田の場合は工事ができているんですか。 480:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 481:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 プロセスといいますか、フローからいきますと、向田地区もまだ調査段階で、県の指定の前の段階でございます。  以上です。 482:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 483:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 向田の場合はですね、随分かなり前からやる、やると言って延びてきた地域なんですね。それでどういう段階で指定されるんですか、急傾斜区域に。 484:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 総務防災部長。 485:◯総務防災部長〔小林俊之〕 ◯総務防災部長〔小林俊之〕 まず、地元の要望がございまして、それから地元の説明会等を踏まえまして、それでそういった地元からの正式な要望書、これに基づきまして、神奈川県のほうで区域を指定するというプロセスになっておりまして、まだその地元説明会等も行っていない状況で、その前の段階でございます。  以上です。 486:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 保田建一郎議員。 487:◯3番〔保田建一郎議員〕 ◯3番〔保田建一郎議員〕 分かりました。  それでは、これでおしまいといたします。ありがとうございました。 488:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 以上で保田建一郎議員の質問を終了いたします。 ──────────────────────────────────────────       延会の宣告 489:◯議長〔内田克己議員〕 ◯議長〔内田克己議員〕 本日の代表質問は予定者まで全部終了いたしましたので、これをもって延会といたします。  次の本会議は3月8日、午前9時から会議を開きます。  本日は大変お疲れさまでした。                                午後 3時24分 延会 このサイトの全ての著作権は南足柄市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Minamiashigara City Council, All rights reserved....