南足柄市議会 > 2016-03-16 >
2016年3月16日(水) 平成28年予算特別委員会 名簿
2016年3月16日(水) 平成28年予算特別委員会 本文

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  1. 南足柄市議会 2016-03-16
    2016年3月16日(水) 平成28年予算特別委員会 本文


    取得元: 南足柄市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-06-06
    ▼最初のヒット発言へ(全 0 ヒット) 1:委員長 【開会・開議】 委員長  おはようございます。  ただいまから、予算特別委員会を開会いたします。  引き続き、本委員会に付託されました案件の審査を行います。  これより議事に入ります。  本日の会議日程につきましては、10日に配布した会議日程のとおりでありますので、よろしくお願いいたします。  委員皆さんにお願いいたします。発言される場合は挙手の上、必ず委員長の指名を得て、マイクスイッチを押してから行うようお願いいたします。また、発言が終わりましたらマイクスイッチは必ず切ってください。それ以外の発言不規則発言として処理させていただきますので、あらかじめ御承知おきください。  本日は、現地調査内容審査を受けまして、本委員会としてのまとめを行い、審査報告書を作成したいと思います。 【修正案について】   石川委員外1名から提出のあった議案第22号に対する修正案について説明及び質疑を行った。   各委員発言は次のとおり。 2:委員長 委員長  石川委員外1名から、議案第22号に対し、修正案の提出がありました。修正案は、お手元に配布してあります。  提出者説明を求めます。  石川委員は、説明員席へお願いいたします。    (石川委員説明員席へ) 3:石川委員 石川委員 おはようございます。  委員長の御許可を頂きましたので、修正案の提出について説明させていただきます。  会議規則第68条の規定により、一般会計予算修正案を別紙のように提出させていただきました。
     趣旨を少し述べさせていただきます。  道の駅そのものの賛成、反対とは別問題として、道の駅の補助金を含めた財源が全く不明確であり、道の駅の建設の見通しも疑問です。昨日の千苅線説明でもありましたように、千苅線にも多くの費用が必要です。一方、市債を発行するといっても、返済額以上の借金はしないという内規的なものがありますので、おのずから市債制限額もあります。そのような中で、基本設計実施設計料が無駄になる可能性も大きいと思います。  この際、計画自体を冷静に大局的に判断し、見通しがついた段階で予算計上をすべきと思います。内容的には、第1条予算の総額を131億5,500万円を2,110万円減らして131億3,390万円に改める内容です。  詳細については、下記のところにありますとおりです。二重線が従来の予算です。その上に修正してあるのが今回の修正案でありまして、道の駅予算の中で、設計に関わる部分だけを削除、修正したものであります。  以上です。 4:委員長 委員長  次に、修正案に対する質疑を行います。  どなたかございませんでしょうか。 5:石田委員 石田委員 そうしますと、予算から道の駅整備事業全額カットということになると、この後、例えば金銭的なめどがつけば補正でやるということでしょうか。 6:石川委員 石川委員 おっしゃるとおりです。 7:石田委員 石田委員 本来の補正考え方というのは、ある金額が最初、初年度に乗っていたものが増減を生じた、そういったときに補正というのは一般的には組むんですけれども、全くゼロのところで補正を組むという形になるということなんですが、その辺はいかがでしょうか。 8:石川委員 石川委員 そういう考え方もあると思いますが、私は、そこはどうかなと、石田委員の考えにくみしないところもありますが、特に今回に限っては、約200万円ぐらいは3部会の費用、農家の育成とか、ブランドづくりとか、そういうものの費用約200万円は道の駅事業としての予算として残ります。ですから、全く道の駅事業がゼロになるということでは、今回に限ってはありませんので、よろしくお願いします。 9:委員長 委員長  ほかにございませんか。    (「なし」の声多数) 10:委員長 委員長  質疑を終了いたしますと、これ以後再度の質疑はできませんので御承知おきください。  質疑を終了いたします。  石川委員、自席へどうぞ。    (石川委員自席へ) 【討議】   付託議案及び修正案について討議を行った。   各委員発言は次のとおり。 11:委員長 委員長  これより、議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第6号、議案第7号、議案第9号及び議案第22号から議案第30号まで、並びに議案第22号に対する修正案を一括して討議を行います。  討議でございますので、自由に御発言願います。 12:石田委員 石田委員 ちょっと、直接今の試算とは関係ないんですけれども、前に農水省から調査費として市にもらっていた、記憶の中だと3,000万円ぐらいですかね。これが農水省、今度ゼロになってしまうというようなこの間の説明で、国交省のほうに切り替わっていくというような話があって、それをもらったやつのこういった返還なんていうのは、ちょっと質問しなかったんですけれども、特にこの修正とは関係ないんですけれども、そういう不明確なものがあって、こういったとき、例えば国庫の支出金なんかをプールしておくと言ったらおかしいけれども、名目が国交省から出るのか、農水省から出るのかということがはっきりしないけれども、国交省から出るんでしょうけれども、そういったときの返済を求められたときの、その金というのがちょっと今回の予算には出てきて、もしもそうなったとき、どう対応するのかなという感じがあるんですけれども。 13:石川委員 石川委員 私、答弁するわけじゃないんですが、今のことはごもっともで、私、たしか質問しました。今まで農山漁村活性化プロジェクト交付金を返す必要がないのかといったら、そういう可能性はゼロだとは言えないと、努力はするけれどもゼロだとは言えないという答弁でしたよね。ここには載っていないですけれども、さらに28年度もそういうことも求められれば、また捻出しなきゃならない事態になってくると思います。 14:委員長 委員長  ほかにございませんか。 15:石川委員 石川委員 やはり、今回の一般会計のことで申しますと、今言った道の駅の予算も非常に全体的計画が明らかでないし、昨日の千苅線ですね、これは約1.8倍でも23億円、補助金のめどもまるっきり立たない、そうすると、市債の発行もさっき言ったようにままならない状態で、非常に不安定な状況であって、市長がここはもう優先順位をつけざるを得ない局面に来ていると思うんですよ。  そうすると、さっき言ったように、もしかして千苅線を優先するならば、道の駅にまで当面予算は回らないような事態も回ってくるんじゃないかなと思いますので、皆さん、その辺、先ほど修正案のときには質疑なかったですけれども、そういうことについて何かもし意見があれば、ここで言っていただければなと思うんですけれども。 16:委員長 委員長  何でも結構です。御自由に。 17:内田委員 内田委員 この修正案のことに関しては、これはこれで私はいいと思います。しかし、自分の考えとしては、道の駅もそうですけれども、千苅線に関しても、無い無いで事業ができないうんぬんよりも、無理してでもやっていく必要があるのかなという思いがいたします。  なぜかといいますと、これは市長が努力してくれなきゃ困るんですけれども、予算に関しては。県西活性化プロジェクトもそうですし、国の方針としても地方創生に関しては力を入れていると。そういった背景の中で、計画が後退していくことが果たしてこの市にとっていいことなのかなという思いも実はしているんです。ですから、できることならば、これ予算措置が付かなければもうできないのは分かっていることですけれども、もう付けるんだという覚悟の下に市長、あるいは市職員に働いてもらって、予算獲得を大前提に働いてもらう、それにはこの計画は進めていくべきじゃないかというふうに、自分個人としては考えています。 18:委員長 委員長  ほかにどうですか。 19:石川委員 石川委員 ちょっと御理解いただきたいのは、私は道の駅について言えば、やらないということじゃなくて、やるにしても、ここで少し頭を冷やして、例えば今の場所、あそこの場所が本当にいいのかどうか、あの交差点が非常に混雑すると思うし、それに、例えばアサヒビールに行く道に造れば、農山漁村プロジェクト交付金ももらえるかもしれないという情報もあるんです。ですから、そういうことも含めて、もう一回ゼロベースで考えたほうが、造るにしてもいいものが造れるかなと思う趣旨で、今回の修正案を出させてもらいました。  石田委員さんが言ってくれたように、そこが固まってやるとなれば、補正でやれば別にできることですので、この数箇月を惜しんでやると将来に少し禍根を残すかなと思っていますので、そこはちょっと理解いただきたいなと思います。 20:委員長 委員長  ほかに。 21:安藤委員 安藤委員 私は、千苅線の昨日、予算をちょっと聞いたら1.8倍で、23億以上、トンネルを掘ると40億弱掛かるというお話の中で、この財政難の中で完成期日もまだはっきりしていないような状態の中で進めていくのはどうかなというふうに思いました。必要な幹線だとは思いますが、今の現状でいきますと、休止をして財源等がはっきりするまでは、今回の予算上で設計予算と1億円以上計上がされています。その辺も少し考慮していかなくてはいけないのかなというふうに思いまして、積極的に千苅線を造るということはやめたほうがいいと思います。 22:委員長 委員長  ほかに。 23:和田委員 和田委員 今、千苅線という話が出ましたので、ちょっと気がついたところで、私も内田委員と一緒で反対はできないです、はっきり言って。もう既に一応決まったことですし、ただ修正案として、例えば先ほど道の駅も場所が余りあそこでは好ましくないと、一言で言うと。あと千苅線については、予定どおりでは金額の問題になると思うんですね。予算の問題になると、例えば地図を上から見ただけでよく分からないんですけれども、軌道修正して農道のほうへぶつけるとか、そういう考え方もあるのかなと、私は。昨日遅かったんですけれども、夜ちょっとやれやれとお酒を飲みながら気がつきましたので、一言だけ申し上げます。  以上です。 24:委員長 委員長  討議ですので、反対、賛成は言わなくて結構ですので、御意見だけ。 25:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 では、皆さんから道の駅の問題が出ているんで、私も、これ何で今回、ここから一般会計予算から削除をするのかということで、ちょっと私なりの考えです。  今回、2,000万円の設計料で、国から110万だけ国交省から出ているだけなんですね。これほぼ単独事業で道の駅の基本設計を作ろうとしているんです。先ほど内田委員言われた、この神奈川県は、今、県西のほうへ活性化プロジェクトを仕掛けるんだと言っていながら、県は1円たりとも出していない。県は一体道の駅をどう見ているのかという、この基本設計、本当は県の本庁のお金じゃなくても、行政センターにもそれなりの所長が管理するお金があるわけですよ。今までそれも出てたんですね。でも、今回は、全く県も出てない。しかも2,000万円のうちの本当の100万円だけ細々とした金額をもらってやろうとしているんです。これってほぼ単独事業です。ほぼ単独事業でいながら、ほぼ全額は借金なんです。  これは幾らなんでも、市が独自の金で道の駅を造る、今時期じゃないでしょうと、私も否定はしません。どこかに適当な場所だとかを見つければ、私も、あれば活性化につながると思いますよ。それはあると思います。だけれども、今この時期に単独のお金で道の駅を基本設計、来年度、今度工事を行う、それは余りにも無謀ではないのかと。今回、いろんな事案、市民サービスの負担を求めることも出てます。だから、先ほど、石川さんはそこで補正予算でという話出ましたけれども、私は数年置いてもいいのかなと。私は、もう今年度はもう、どう考えても財源無いわけです。だから、もう今年度はちょっと置いても補正も考えません。新規事業補正で上げるというのは、ちょっと補正予算の性格にも合わないという、そんなこともいろいろ含めると、ちょっとみんな冷静に数年後、その頃には特産物もできるかもしれない、それで十分じゃないかと私は思って、今回は単独事業である道の駅の予算は外したほうがいいという、そういう考えです。 26:委員長 委員長  ほかにございませんか。 27:高木委員 高木委員 いろいろと皆さん、御意見出されているんですが、確かに予算的に非常に厳しくて、その財源を見るならば実現可能、とても思えないような状況になっているかとは思うんですが、やっぱりもう一度考えていかなきゃいけないのは、2020年に東京オリンピックが現実にここに開催されると。そういうタイミングの中で、やはり最後までそれに乗っかって、そのうねりに乗っかって、最後まで交付金をかち取るためのあらゆる手段を講じて、最終的にそれが不可能ならば致し方ないところはあるけれども、このときに乗っかって攻めていくという形を取る必要があるのかなというのだと思うんです。  だから、それも道の駅であり、千苅もそういうような流れ、確かに40億近い内容とかもありますが、だからそこを、しかも今、地方創生加速化交付金ということで、新たにもう一度国としてもいろいろ手立てをしていこうという流れの中で、いろんなことを使いながら攻めていく必要が、今の厳しい財政状況だからこそ、そこにかけていく必要があるのかなというような思いは持っています。  以上です。 28:委員長 委員長  ほかに。 29:星崎委員 星崎委員 僕も皆さんの意見を聴いてですけれども、議員として将来のまちづくりを、高木委員がおっしゃったみたいなまちづくりということも当然考えなきゃいけないし、ただ市民が本当に求めているようなことって何だろうと思ったときに、本当に道の駅って今なのっていう、加藤委員が言うような意見は本当に届きます。何売るの、特産物あるのとか聞かれるけれども、確かに僕も余り、これから造り上げて、僕自身も今活動してますし、造り上げて、今なのって思ったときには本当に疑問が付くかなと。  僕も委員会の中で言ったんですけれども、職員の人が苦労して苦労して予算を本当にやりくりやって、その対策も考えているなって、市長、自分がやりたいそれだけはつけてくるっていうことが何か、どうしても何か僕の中でこう納得できないなという思いがあって、今回のいろんな議案がありますけれども、それぞれちょっとそういう思いの中で採決はしたいなと思っています。 30:委員長 委員長  ほかにはどうですか。 31:岡本委員 岡本委員 おはようございます。  まず、道の駅が皆さんの今議論の話題になっているんですけれども、千苅線、道の駅、本来でしたら南足柄成長戦略に使っていかなきゃいけない事業かなというふうに思っておりました。これが前の直売所という話ですと、これは市のやる仕事ではないと私は言ってたんですけれども、道の駅は、いわゆる地域活性化の拠点となるようにという、その分で今まで見守ってきた経緯があるんですが、さすがに石川委員の言われるとおり、千苅線にしても道の駅にしても、どうしても骨格が見えてこない。  もともと直売センターの頃は、いわゆる農水省補助金をもらってとか、県は出してないとか、それで今度は国交省場所の関係で農水省からは出るわけがないんで、そういうふうなところで、本当に議会に説明してきていることが、市側が、執行者側がこの事業を進めるに当たってやっていることが用地も含めて二転、三転している、なおかつ用地の問題も遅れぎみ、そんなので実際ちゃんと出来るのかどうかというのが非常に不安な部分があると思います。  ただ、やはり成長戦略としてやっていくのであれば、今の段階では、これからのいわゆるオリンピックに向けてと言いますけれども、いわゆる外国人集客、また、都心部の方の集客とか、どれくらい来るのかとか、本当に精査していかなきゃいけないところはあるんですけれども、やはりその辺に向けた活性化をしていかないと、南足柄、もう一切民間も含めて投資の無いまちになっちゃっているんで、固定資産税等の税収にもますます影響が出てくるのかなというふうに私は感じました。 32:星崎委員 星崎委員 石川委員にちょっと聞きたいというか、これもし今回の設計予算とかだけ当市として実施の段階でとめるとなると、どんな影響って、設計とかまでは作っておいて、実施の段階でそれはまだだろうってとめるとなると、何か問題ってあるのか、どういう影響があるというか、予算がここのところ取れなくなるとか、それで僕の勉強不足の部分。 33:石川委員 石川委員 一つは、実施されないかもしれないと、ポシャっちゃうかもしれないという懸念が一つです。それと、実施されるにしても予算がなくて、例えば2年後になってしまったというと、これまた時代に合わないものになっちゃうかなと、設計が、いろいろなこういう進み具合だと。そうすると、その2点です。 34:内田委員 内田委員 今回、市が設計を出さないと、実は農転の許可、これが下りないんですよね。ですから、ここで設計を出すということなんです。それを、許可が下りない限り先へは進めませんよね。だから、それを狙っているんじゃないかなというあれはあります。 35:池田委員 池田委員 私も南足柄神奈川どん詰まりのところで、国道も無いし警察署も無いという、市として非常に中途半端なまち、市が活性化するための策として、南箱道路があって千苅線があるというふうに、非常にできることを期待してたんですけれども、掛かるお金っていう部分も、非常にやっぱり考えなきゃいけないのかなと思っています。  ただ、今回の市債を発行するのを抑制して、28年度末に残る市債の残高の表記があったんですけれども、それが183億ぐらいなんですね。去年配られた財政計画では、平成31年に市債を185億にするという計画だったんで、31年度を待たずに28年度末には、その市債残高185億という目標を達成してしまいそうなんですよ。  そういった、今回市債を発行しちゃうと、後々にどのくらい影響があるかというのは、ちょっと勉強不足なんですけれども、ここまで絞って、この去年立てた市債残高の目標まで達成してしまうような緊縮財政だとか、そういった部分にちょっと根本的に疑問を感じてまして、要は南足柄どん詰まりから突き抜けられるような施策というのは、少しでも進めていきたいなというのが自分の考えです。 36:委員長 委員長  ほかにございませんか。 37:臼井委員 臼井委員 では、御指名を受けましたので。  私もこの予算を見てて、暗い話ばっかり、石川さんが言うような先が見えない。というのは、答弁の中でよく聞いていると、本来ならば石川さんがよく言う、幾らかけていつまでやるか、そこがやっぱりきちっと決まってなければ、PじゃないしDもできないしCにもならないって、よく担当部署に行って言うんですけれども。そこのところが欠けてる中で、予算だけ組んでくる、やっぱりその予算を組まない限りはやっぱり補助金も出ないだろうし、先ほど内田委員も言ってたような、線引きもかかってこないだろうしというところも先もあって、苦肉の策で予算を組んできたんだろうと思うんですよね。  もう1つは、高木委員も言ってましたけれども、オリンピックを目指して、南足柄市、この予算の感じの中では、私の感じでは暗いイメージばっかりの中に、千苅線でインフラを何とか整備してとか、道の駅を造って税収をアップさせるようなとかというところの、少しでも明るい希望を持たせたいなとは思っているんですよね。その意味では、道の駅、多少なりとも前進させてあげたいと思うし、運用面では不安があると思うんですけれども、どちらかというと、私は暗い中に明るい希望が見えるような何かをやっていただけたらなとは思っています。 38:委員長 委員長  ほかにございませんか。 39:石川委員 石川委員 道の駅に関してですけれども、ここで基本実施設計予算を認めるということは、議会としては場所もあの場所でいいよと、農山漁村活性化プロジェクト交付金ももらえなくてもやるよという意思表示をすることですので、そのことを皆さんよく考えてから判断していただければなと思います。 40:委員長 委員長  ほかにございませんか。    (「なし」の声多数) 41:委員長 委員長  無いようでございますので、本件に対する討議を終了いたします。 42:石川委員 石川委員 休憩をお願いします。    (「賛成」の声多数) 43:委員長 委員長  暫時休憩いたします。      ─── 休憩 午前9時30分~9時45分 ─── 【討論】   付託議案及び修正案について討論を行った。   各委員発言は次のとおり。 44:委員長 委員長  再開いたします。  これより、議案第1号、議案第3号、議案第4号、議案第6号、議案第7号、議案第9号及び議案第22号から議案第30号まで並びに議案第22号に対する修正案を一括して討論を行います。  積極的に発言を行います。  それでは、石田委員から順番に全員お願いいたします。 45:石田委員 石田委員 それでは、討論に参加させていただきます。  9号から入ってもいいですか。 46:委員長 委員長  はい、どうぞ。 47:石田委員 石田委員 それでは、議案第9号について、南足柄市職員の給与に関する条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論を行います。  職員の給与カットは、行政経営の最重点課題と捉えなければなりません。給与カットの前に、行政運営でもっとやるべきこと、やってからどうしても給与カットをしなければ破たんする状況下でなければ行ってはならないと考えます。給与カットに至る過程が大事だと考えます。単に財政が悪化したからではなく、財政推計に基づいて税収を予測し、事前に手を打つ必要があります。  平成24年度の地域手当の10%カットで、労使の理解が得られず、平成24年度中には3%分を復活した経緯の中で、そのときに労使の信頼関係の再構築がなされたものが、今回も繰り返しの様相となっています。単年度での給与カットの繰り返しではなく、今回のような財源の大幅減少に耐え得る行政運営と、今後、再び給与カットを行うことのないよう、行政の最大限の措置を講ずることが必要だと考えます。  次に、議案第22号について、賛成の立場で討論を行います。  今定例会は、平成28年度の市の財政が非常に厳しい状況下にあって、事業の中止や遅延が検討され、平成27年度で遅延している事業は15事業、平成28年度に予定した事業も中止1事業、遅延21事業になり、平成29年度以降実施される事業は、前年度との重複した遅延事業は20事業に及びます。事業の遅延は、現下の緊急財政の下で、十分理解できます。現状の財政難の中では、あらゆる事業の見直しを行い、早急に必要不可欠な事業を最優先すべきと考えます。その意味では、本市の財政が厳しい中で、今回の予算の裏付けとなるべき行財政改革の結果が、残念ながら反映されておらず、言い方を変えれば予算ありきの感を強く感じました。  しかし、このような厳しい財政状況下にあって、細かいところでは理解しがたい点も多々ありますが、総体的に見ればやむを得ない平成28年度予算であると考え、賛成の立場で討論を行います。  平成28年度の財政の危機を迎えて、このピンチをチャンスに変えて財政再建団体への道を歩まないよう、平成28年度以降は、財政推計を立てて、何をするのか、やらなければならないもの、中止や遅延を更に行うべきものをすみ分けして、身の丈に合った市政運営を行うために、抜本的な行財政改革を早期に、より確実に行い、平成29年度分以降の予算の財源を確保することを強く求めます。正に地に足がついた平成29年度以降の予算にすべきと考えます。  平成28年度の予算では、受益者負担の増加として市民の負担が増加します。条例改正には至りませんが、保育園の保育料、インフルエンザ予防接種費用、特定健診受診費用等の市民への受益者負担の増加は、財政状況や周辺地域との比較では、やむを得ないと判断します。大事なことは、市民の皆さんに十分周知するための行政の努力が必要だと考えます。  以上で賛成討論を終わります。 48:安藤委員 安藤委員 まず最初に、議案第22号の平成28年度南足柄一般会計予算について、賛成の立場でお話をいたします。  28年度予算を、これを見ますと、行政財政改革予算の数字が見れなかったというふうに私は思っております。特に28年度予算、めりはりをつけた予算をしていただければ良かったかなというふうに考えておりまして、特に、私は、福祉、高齢者、障害者等に力を入れた予算ということを考えておりまして、その中で、やはりこれから進む高齢者社会、障害者に対する予算付けをお願いしたいのと、それに伴って、29年度に向けた財政改革、行政改革を実施していただくということを付帯を付けていただいて賛成ということにいたします。  それから、議案第9号、南足柄市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、こちらも賛成の立場でお話をします。
     やはり、続いて、職員の給与の減額ということで予算の帳尻を合わせるということは、労使関係の健全化に反しているというふうに考えておりまして、今、労使関係でお話をしているということで、その給与減に伴う職員のモチベーションの低下で、市民サービスの低下を招くということは避けるべきでございます。この議案第9号についても、付帯を付けて賛成ということにいたします。  以上です。 49:池田委員 池田委員 まず、議案第3号で賛成いたしますが、農業委員の定数が現状14から15に増えるということについて、仕事の内容を知っていないという部分、私の勉強不足ですが、そういう定数の考え方にも、市の財政状況に対する御理解だとか、説明とかがもっと必要なのではないかなというふうにも感じています。仕事の内容は分かりませんので、賛成ということでありますが。  あと、議案第7号ですが、市長より副市長、教育長も痛みを分け合うということなんですが、そのお2人のモチベーションの低下というのも心配になりまして、更なる強いリーダーシップを発揮していただくことを期待したいということです。  議案第9号につきましても、基本的に賛成いたします。  ただ、やはり組合員でない職員について、なかなか意見を言う場が無いのではないかと思います。やっぱりモチベーションの低下という部分は心配されますので、組合員、組合員でない職員、両方に対して管理職以上の更なる行動を求めたいというふうに思います。できれば、生活資金の無利息の貸し出し制度等の検討もされたらいいんじゃないかなというふうに思います。  あと、予算関係では、議案22号について、特に賛成ということで討論します。  市税とか法人税が減少する中で、歳入を増やすという工夫がいま一つ感じられません。例えば、いろいろな観光イベント、行事で物品販売や食品販売等、何かしら規制があるんであれば、そういったような規制緩和をするというようなことで活性化を進めるとか、もっと土地利用の促進を図る、公共施設の統廃合を急ぐ等々の施策を進めてほしいと感じます。また、委託料の削減だとか補助金の見直し、これについても早急に実施することを求めたいというふうに考えております。  以上です。 50:和田委員 和田委員 総体は石田委員がおっしゃったことと同感でございます。  9号に関しては、職員の痛みは重々感じるところでありますが、やむなく賛成させていただきます。  22号の一般会計予算でございますが、ここにも職員の方おられますが、どうも歳入、いわゆるお金をもうけることに関して、増やすことに関して、頭がまだまだ固いような気がいたしますので、その辺を踏まえて、28年度以降と言わず、今日からでも健全な財政を目指して歳入に努めていただきたいと思います。  歳出につきましても、ゼロベースとは言っていながら、ありきたりの予算組みのような感じはいたします。しかしながら、先ほど申し上げたように、今日から努力していただくことを条件にいたしまして、やむなく賛成をさせていただきます。  以上です。 51:高田委員 高田委員 では、私は、反対するところを中心に討論します。  まず、3号ですけれども、農業委員会がちょっと大きく変わっちゃうということで、これまで11名が農業者による選挙で選ばれていたと思うんですけれども、それが無くなってしまうということで、それが反対理由です。今後は、この行政の下請機関になってしまうんじゃないかということで、この3号議案、反対します。  あと、4号、6号も、それに関連するということで反対です。  あと、9号、職員の給与に関する条例ですけれども、これ以上引き下げる必要は無いということで反対です。  あとは、一般会計22号ですけれども、28年度予算でこの小児医療費の拡充がされなかったというのと、あと小学校にエアコンも設置されないということで、市長が選挙で公約していたことがやられないというのと、あと、この一応、すごく財政が厳しいことが言われているわけですけれども、本当に前、沢さんが、このままじゃ財政再建団体になってしまうとか、夕張市になってしまうなんていうことを、あんなことを思い出してしまうんですけれども、確かに財政は厳しいんでしょうけれども、それならば、こういう道の駅、大型直売交流センターだとか、千苅線は中止、凍結すべきだと思います。  とにかく、幼稚園だとか、そういう公共施設の統廃合や何かもこれから検討すると言っているんですけれども、そういう状態なら余計新たな公共施設である直売交流センターとか道の駅、そういったものは造るべきじゃないということに思いますし、修正案に賛成して、あと原案に反対ということであります。  あと、この23号は健康保険ですけれども、これは賛成はしますけれども、この一般会計からのその他繰入れがほとんどゼロに近くなっているということで、これは本当に残念でありますが、値上げはしなかったということで賛成します。  あと、この24号、下水道ですけれども、これは去年の9月に下水道使用料が16.3%値上げされて、この4月から実施されるわけで、その値上げを含んだ予算だということで、9月議会で反対したこともあり、下水道会計、反対します。  あとは賛成です。  以上です。 52:星崎委員 星崎委員 僕は、まず議案第9号、これに関して、南足柄市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてという部分では、反対の立場で討論したいと思います。  これ、平成24年の第1回定例会においても同じ条例の改正が提出され、その際にも私自身は反対討論させていただきました。今回においても、経緯が全く同じということに非常に残念だなと思っております。今朝の段階でも労使の協議が続いており、妥結されていないという状況も伺っております。  そのような状況の中、またこの議会がこの議案を可決するということは、前回も言ったんですけれども、労使の合意が無いままに市長と議会が職員の給与に関する条例を、労使の合意ができていないにもかかわらず決めてしまうという、前回の付帯決議の部分、付帯決議と言ったらちょっと解釈がいろいろあると思うんですけれども、全く無視された状況なのかなと僕自身思ってます。  前回、議会として付帯決議という形で執行側に意見したにもかかわらず、この議案が可決ということは、何か議会自体も前回出したのに同じような状況が来たのにまたオーケーするというのは、その付帯決議に対しての議会としての責任という部分もあるんじゃないかなと、前回付帯決議を出した以上は、今回それも守られていないので、また大丈夫だということは僕自身この繰り返しになってしまうのかなという懸念をしています。  給与の削減案というのは、職員の生活環境を大きく左右することというのは、皆さん分かっていると思います。その責任は議会も背負うことになるということ、それは労働組合の存在意義も否定してしまうと。私自身、企業で働きながらという労働組合員の中でのそういうことも感じます。  議案第9号の提案内容に関しては、この厳しい財政状況を打破するために、痛みは分かち合う苦渋の決断としては理解するところでもありますけれども、市長は施政方針の中で市民の皆さんの御意見を聴きながらと言っております。市長には、市民のところを守ることと同じぐらいに職員というか仲間を大切にするということを考えていただきたいと思います。  執行者と職員の信頼関係がなければ、良い市政運営は絶対にできないと思っていますし、今後も住民サービスの向上のため、魅力ある南足柄を創生していくためにも、誠実な労使交渉が尽くされてからこういう議案は出してほしいと思っているので、反対します。  議案9号に反対しているのにおかしいんじゃないかと思われますが、皆さんのこの今の討論を聞いている限りでは、9号は可決されるのかなという見解の下、平成28年度一般会計、特別会計並びに企業会計については、本当に素晴らしい予算案だと思うことはできませんけれども、賛成せざるを得ないという中で賛成したいと思います。  予算編成においては、限られた予算の中で優先順位を考え抜き、職員の方々も本当に苦労したというのは、予算特別委員会の中の質疑の中で伝わってきました。平成28年度で縮小、廃止する事業内容においては、その理由、その対応策というのを委員会の中で聞く中で、担当職員の思いというのも感じられましたし、私自身、そういった職員の方々を信頼していこうと思いますので、平成28年度のこの予算南足柄の未来を明るく豊かなものにするために、私自身も議員という職を通していろいろと考えて、この予算案のことを考えていきたいと思っています。  それと、石川委員から出た修正案の部分なんですけれども、石川委員の考えに賛同する部分というのは、すごく大きくあります。ただ、今ここで反対するのはどういう影響なのかなというところを、ちょっとこの短い時間の中で考えた中では、箱物を造るということがどうなのかなとは思いますけれども、明るい市民にとっては、できれば利用したいみたいなところという部分があるのかなと。今ここのタイミングで反対してしまうと、これが半年じゃなくて多分2年、3年大きくずれちゃうのかなと思ったときに、今の段階は取りあえず設計予算までは作って、それからその後どうなるか、お金の無駄になるかもしれないしというところはありますけれども、実施の中でその計画を見て、より良いすごい素晴らしい計画ができれば進めるし、できなかったらという判断を、そのときにするということで、修正案に関しては、今回は、私はちょっと賛同できないかなという思いで申し訳ないと思っております。  以上です。 53:石川委員 石川委員 まず、議案第9号、南足柄市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について。  市長は、平成24年3月の予算特別委員会の付帯決議の「議案第32号は、いまだ職員との合意は得られていない状況である。今後、職員との信頼関係の再構築を図ることによって、市民サービスの更なる向上に努めること。」を都合のいいときだけに利用し、今回は実践していない。また、市職員と市長との信頼関係がないことが、今回の合意がなされていないことの大きな要因だと思います。  こういう問題を解決しないで議案を提案し、議会に判断を求めることは甚だ遺憾と思いますが、財政状況を考えると、小生に有効な財源の捻出策もなく、市職員の協力を仰がざるを得ません。行政をもう一度だけ信じて、平成29年度以降の財政状況を理由とした職員給料の削減は行わない旨の付帯決議を付けて賛成したいと思います。  なお、今回も行政に裏切られた場合は、それ以降は倍返しの対応をするつもりでいます。  次に、議案第22号、平成28年度南足柄一般会計について。  施政方針は、大本営発表的で、中止、凍結、先延ばしした事業については触れていませんし、保育料等の値上げも記載がありません。第五次総合計画は、早くも2年目にして破たんしています。財政調整基金も底をついています。この予算に市長の好きな言葉で名前を付けると、持続危機の基礎自治体予算です。以前から言い続けている抜本的な大胆な変革を怠った付けがついに来た感じです。ハザードマップ、屋外防災行政無線放送の音達調査等の防災関連や道路補修などの予算も未計上、大幅削減で不安があります。  また、教育予算は手続のかしは教育長も実質的に認めました。内容も学校司書、金太郎の学び塾の廃止、小学校トイレ快適化、エアコンの先延ばし、国の地方交付税をちゃんと目的に沿って使わない等お粗末な極まりないものです。インクルーシブ教育や英語力向上も強調している割には、予算が横ばいや減っております。また、小中学校のICT機器予算は、約4,600万円もありますが、学力向上につながる活用策がいまだに無く、無駄遣いの典型です。一方で、補助金、市長交際費等の見直しは甘いし、金太郎まつりに270万円も計上しており、アンバランス予算であります。感情的には反対したいですが、理性的には付帯決議も出るということなので、しぶしぶ賛成します。  以上、上程議案全部に賛成します。 54:加藤(洋)委員 加藤(洋)委員 では、私は反対する議案についてのみ討論を行います。  まず最初に、議案第9号、こちらには反対をします。  市長と組合、職員の関係は、地域手当の廃止も含めて、いろいろな給料の削減が行われてきているわけです。組合の情報によると、昨年の1月、財政的に苦しいので27年度予算の給料の削減及び給料表だとか昇格基準の見直し、これをしたいということで組合も同意したということです。しかし、そのとき市長が言ったのは、もう28年度以降の削減は行わないよと言っていたにもかかわらず、1年もたたないうちに財政が苦しいから職員給料3%、一時金8%、更に管理職手当5%の削減が必要なんだと言ってきているわけです。  私も、もう代表質問で言ってきてますように、本当に有効な内部の行政改革というのを本当に進めてない、それは組合のほうもよく分かっていて、だから私ももっと職員と組合が一丸となって、職員と市長、職員が一丸となって行革だとか、知恵を出し合うべきだということは提案しているんですけれども、なかなかそれが無いまま給料削減という安易なほうに流れているということです。  さらに、これは星崎委員も言われたんだけれども、もっと組合との合意ができていないにもかかわらず、もう上程をしているということですね。本当はもう上程すべきではない、そもそもこれは議案にここには無いべきものが出ている。合意の上、後から出したっていいわけですね。でも、出しているということですね。過去にも2011年ですか、県の労働委員会の調停のことだと、うちの市議会の付帯決議、その辺を本当に無視して、そのことを全然学習してない、このことについて、本当に市と職員がもっと真摯に真剣に対応してほしいということで、議案第9号については反対します。  議案第22号、一般会計予算について、先ほどの提案で、私も提案者になっているんで、これは提案についてはもちろん賛成します。  皆さん方もこの道の駅、先ほど討議でお話ししましたけれども、市長も言っているんで、これが南足柄市の活性化の拠点になるんだとか、いろいろ言って皆さん方も明るく見ているんですけれども、逆に、私はできた後のその運営のほうが心配で、これ本当にやっていけるのかという、直売センターなら農業振興で今まで良かったんだけれども、今度道の駅ですから、道の駅が主体で、その中に直売センターと、今まで市長が言ってきた農業の振興が一体どこに行ったんだと、だからその辺が農林水産省ですか、その辺も分かって補助金を一切もう出さないと、手を切るという話になっているんではないかと、だから私は、だったらもっとよく市民の人とよく考えて、どういうものがいいのか、どこがいいのかをよく考えた上で、数年掛けて考えて作ったほうがいい。だから、今回計上されているこの2,100万単独予算については賛成します。  賛成した上で、これもちょっとおかしいんだけれども、でも皆さんの雰囲気見るところの一般会計が通りそうな雰囲気なんで、通った暁には、この先ほどの内部改革を進めず、多くの市民への負担、インフルエンザだとか健康診断、いろんな値上げ、それも含めて市民への負担をかけてる。もう本当に市長、目を覚ましてほしいという意味で、強い思いを込めて、この一般会計予算、全会一致で賛成したなんていうことも、これも私は納得できませんので、市長への本当に、もう一度考え直してほしいという意味も含めて反対します。  以上です。 55:岡本委員 岡本委員 今回上程されて、今まで予算委員会で審議してきたんですけれども、おおむねというか、一応賛成の立場で討論させていただきます。その中で、若干意見したいところがございますので、お願いします。  まず、1点目が、議案第7号、市特別職の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例についてなんですが、やはり9号議案同様で、自分たちの給料をまず特別職である市長、副市長、教育長の削減を言われているんですが、これを賛成は賛成なんですけれども、市長の1期目の選挙公約じゃないですけれども、やはり半分にしろとは言わないんですけれども、やはりそこは職員との歩み寄りの部分で、もう少し深く考えた数字なのかなというのは、ちょっと懸念されます。  次に、第9号議案なんですが、これはまた逆に職員のモチベーションという部分で、今まで給与改革してきて、もうこれ以上はやらないよというものが、簡単に単年度の予算がつかないからということでなってしまうという、そういう構造的な問題がそこにあるのかなというふうにまずあります。  次に、あと議案上程に至るまでの経緯、平成24年のときの経緯、その辺についても、非常に議会としては私自身も不愉快かなというふうに思います。ただ、やはり税収が減って、予算を、要は厳しい財政状況の中で、市長と職員がやはり市民サービスに対して、公僕だという立場で物を考えていったときに、当然、これが民間の企業であれば売上げが落ちれば給料削減というのは、当然あることですし、やはりそういう部分で考えると、やはり当初予算策定に当たっては、この給料削減については、当座やむを得ない手立てなのかなというふうに思います。  次に、議案第22号なんですが、これにつきましても、やはり今までここに至るまで一体何をやってたのって行革に対して非常に不足を感じております。そもそも職員給与の適正化、また、受益者負担の適正化、あと公共施設の統廃合を含めた見直し、あと補助金のゼロベースからの見直し、それらが今まで、もう既にやってきて、こういうふうな予算を作るに当たって、既に手を付けていなければいけないものなのに、それができていないという部分に、非常に不足を感じております。  ただ、最終的に税収減った中で、予算を作るという部分でいうと、これといった手立ては、今後、やはりしっかり職員も含めて29年度予算策定に当たって、しっかりスピード感を持って働いていただけるというのを、やはり約束していただいて賛成したいなというふうに考えております。  あと、23号の国民健康保険については、やはり料金が若干下がったということで、厳しい財政状況で繰入金が少ない中でも、やはりそういうふうになったというのは非常に評価します。  それで、質疑の中であったんですけれども、レセプト点検の成果、一応、効果額を聞いた限りにおいては、非常にちょっと効果額寂しいなというふうには思ったんですけれども、やはりもう少しレセプト点検によってそういった保険料支払いの無駄を削減していけば、更にそれを市民に料金の値下げという形で提供できるんじゃないかなという部分を今後期待しております。  以上です。 56:内田委員 内田委員 それでは、まず、第3号につきましては賛成です。農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の定数条例が、今までの農業委員会という農業委員の主な役目は許認可が主だった。国のほうは、荒廃農地を防ぐために、多分、今度、この農地利用最適化推進委員というのを設けてきたと私は考えています。荒廃農地の規制、主に雑種地としてこの農業委員が指定しますと、多くの税金がとれると、それによって荒廃農地を抑えていこうという、そういう考えが裏にはあるんじゃないかというふうに感じました。したがいまして、これは荒廃農地解消には、少しは役に立っていく定数の改編かなと思いました。  それと、1点、選挙制度で農業委員が今度は選ばれないで推薦みたいな形になるっていうところは、ちょっと不安を残していますが、私は議案第3号については賛成したいと思います。  それから、議案第9号、これはもう何度も言いましたように、職員給与、本給に手を付けるというのは、職員のモチベーションを下げるうんぬんがありますので、これはすべきではないかと、今でも思っています。しかし、期末手当に関しましては、どこの会社でももうけがなければ、それは当然支給されないというような、それが民間の考え方、そういった考えを自治体に求めるのは、ちょっと違うかもしれませんけれども、同じ経営をしていくそういった立場の人間は、そのことを念頭に常に置かなきゃいけないというふうに感じました。したがいまして、今回、半分賛成、半分反対なんですけれども、何か付帯が付くということで賛成したいというふうに思います。  それから、議案第22号、一般会計につきましては、先ほどの石川委員から出された修正案、これは非常によく分かります。私もこの、もしもその後、できないことがある可能性について、予算を認めるということは無駄になりかねないというのが非常によく分かります。しかし、私はそれを進めないと、許認可うんぬんがとれないということで、今回、出されてきましたもので、半歩でも前進するためには、これは認めざるを得ないのかなというふうに思っております。  その先の予算につきましては、これはもうトップの責任において、国、県なりに働き掛けてそれを取ってくるというのは、至上命令だと思うんですよね。それができなきゃ、これは諦めざるを得ないというふうに考えております。したがいまして、今回のこの議案に対しましては賛成したいというふうに感じております。その外の23号から30号につきましては、おおむね賛成の立場にしたいと思います。  以上です。 57:高木委員 高木委員 今回、初めて予算についていろいろと議論をさせていただきましたけれども、私は今回の審議した議案の全てをやむを得ず賛成という立場で討論させていただきます。  まず、議案第9号について、これは平成24年の第1回定例会で出された付帯決議、皆さんもお話しされておりますが、この付帯決議、今後、職員との信頼関係の再構築を図ることによって、市民サービスの更なる向上に努めることと、そういった付帯決議に対して、今回もそのときと同じように職員との合意形成がなされていない段階で、予算案を議会に提示したその問題、このことによって職員のモチベーションの低下なり、市長と職員との信頼関係の悪化、その点はとても危惧しております。しかし、この8,000万円のこの財源、そういったことを考えると、この付帯決議を付けてということでやむを得ず賛成というふうな立場に立ちます。  それと、第22号について、これは平成25年に定住化促進の一環としてスタートした教育支援対策金太郎まなび塾、これはお金が無いということで切り捨てていった点、また、更にせっかく図書の貸し出しが飛躍的に増えて、子供たちの本を読む習慣が確立されようとしているときに、これまたお金が無いということで図書コーディネーターを切り捨てていった点や、そして重点施策として挙げているにもかかわらず、英語教育向上事業の外国人英語指導助手、いわゆるALTを切り捨てていった点、そして、また、更に財政調整基金を今回2億円取り崩すことによって、残高が8,000万円になってしまったという、それによって災害発生時の緊急支援対策等々、何もできない状態になっているということを考えると、お金が無いということで余り将来を十二分に考えないでいろんなことをカットしているということを考えると、もろ手を挙げて賛成できるような内容ではないというふうに思います。  しかし、このようなピンチをチャンスに変えるためにも、平成29年度には、更に厳しい財政状況になるということは火を見るよりも明らかですので、平成28年度、強い危機感を持って行財政改革に向けて真剣に、しかもスピード感を持って取り組んでいただくということを期待して、これも付帯決議を付けてやむを得ず賛成という判断をいたしました。  以上です。 58:加藤(恵)委員 加藤(恵)委員 それでは、討論をさせていただきます。  まず、議案第3号、農業委員の定数の問題ですけれども、今、内田委員が言われましたけれども、かつて農業委員会というのは許認可についてのみを審議していたような形態があったんですが、今回の改正については、農地の実態把握とか、あと農地における違法建築物だとか、調査、また、農地利用の実態を調査して歩くという部門を設けるという形で2つに分けたということであって、今後については、この日本の農地の利用の度合いを良い方向に高めるという方向での農業委員会の条例だということで、これは賛成をさせていただきます。  そして、9号についてなんですけれども、皆さん、9号について非常に熱い御意見が飛び交っている中なんですけれども、星崎委員の言われた意味は、私は本当によく分かります。私もそのときに付帯決議を付ける側に回った一人ですので、よく分かるんですけれども、今回は市長が議会の意思を全く無視するような形で、今回もまた同じことを行ったということは、本当に許しがたいことではあろうかと思うんですが、一方では、予算の中で非常に市民の皆さんへのサービスの削減、そして負担を強いている予算の中で、市職員の給料のみの減額を守るという立場になってしまうのかなという思いが私しておりまして、ここは、今回は最後通告ではないんですけれども、付帯を付けるというような形で、やむなく職員も市民と同様に負担を公平に負っていただきたいという思いを持って、苦渋の選択ですが、9号につきましては賛成をしたいということと、あとは22号から30号につきましては、正に今言いましたように、非常に厳しい財政の中で組み立てた予算なんですけれども、この22号につきましては、付帯決議を付けるという形の中で賛成をしたいというふうに考えております。  そして、石川委員から出されているんですけれども、修正案につきましては、実は私は道の駅と千苅線、そして南足柄箱根間を結ぶ道路、いわゆる南箱道路、私自身は、これを南足柄市の観光人口の増とか、活性化と交流人口の増に結び付ける一つのセットという形で実は考えております。そういった関係で、問題は非常に多々含んでいることではありますが、そういったことで、市の活性化に寄与する状況になってほしいという希望を込める形の中で賛成をしたいと思います。  22号につきましては、付帯を出させていただきたいというふうには考えております。  9号ですね、もし付帯が出まして、これが議決されましたら、私は議長さんに一つお願いがあるんですが、最終日の本会議の席で、市長に議会から出された付帯に対する所信というか、所感を今回はきっちり議場の場で述べていただきたいということを要望いたしまして、今回の議案については賛成の立場で討論をさせていただきます。  以上です。 59:臼井委員 臼井委員 最後になりました。  私も、今回、初めての予算委員会ということで、最初は、厳しい財政状況の中で、1円たりとも無駄にできないと一生懸命勉強して何とかと思いましたが、ちょっと見れば見るほど目くらましのような構成が内容で、なかなか全体像を把握するまでにちょっと苦労したんですけれども、それもちょっと縦割りの弊害なのかなとは思っておりました。  やっぱり、意見が出てましたけれども、今この予算の問題に陥ったというのは、やっぱり過去の何年間かの行革がうまくいっていない、例えば平成15年から職員数がどんどん減っていって、4分の3ぐらいになって、一人一人の日常の業務がすごく増えている中で、しかも先も見て明るい材料も考えてということは、なかなか難しいですし、その組織の編成を見ても、日常の業務はこなせるようにはなっているんでしょうけれども、5年先、10年先を見たような、なかなかそういう部門が見当たらないということで、市長にも私もちょっと一般質問でも言いましたけれども、そこへ、そういう人に投資するお金も無いということで、来年度もきっと同じ編成でいかれるんでしたら、平成29年度も、きっともっともっと厳しいような状況になるのも目に見えていると思うんですね。でも、その中でも、お給料が減った中でも予算を一生懸命組んでくれた職員の方たちの苦労もあると思います。  もう1つは、保育料とか予防接種とか特定健診、今回、不意打ちのように値上げしますというのが出てきましたけれども、前回の値上げのときには、議会にも何もなかったということで、しかも今回も9号議案で職員に対して3%減らすというのも、なかなか合意が得られないというのは、結局はそこに閉鎖的な内向的な部分があって、南足柄の自治基本条例の中にも、開かれて評価とか成果を市民に公表すべきであるということが書かれているにもかかわらず、そこがなくて内側で何とか数字合わせているところがすごく目に見えてますし、予算のお金をとるにしても、国頼み、県頼みみたいなところもあって、何言いたいかちょっと分からなくなってきちゃったんですけれども、その中で、もうちょっと29年度を見据えた、実行してもらうような、議会としてもそういうアピールももっともっとしていくべきだということを考えておりました。その中で、いろいろ皆さん頑張ってやっていただいたんですが、私はこのままいろいろ問題はあると思いますけれども、やはり市民に対してなかなかここで苦労を掛けるということもありますので、苦渋の決断として、私は一応賛成という側に回らせていただきたいとは思っております。  以上でございます。 【採決】   付託議案及び修正案について採決を行った結果、各議案は賛成全員又は賛成多数で原案可  決した。 60:委員長 委員長  全員の方に討論していただきましたので、本議題に対する討論を終了いたします。  次に、採決を行います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声多数) 61:委員長 委員長  御異議なしと認め、採決を行います。  採決は、都合により議案ごとに行います。  最初に、議案第1号、南足柄市行政不服審査法施行条例の制定についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者全員) 62:委員長 委員長  全員賛成であります。  よって、議案第1号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第3号、南足柄市農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の定数条例の制定についてを採決いたします。
     本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。    (起立した者多数) 63:委員長 委員長  賛成多数であります。  よって、議案第3号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第4号、南足柄市附属機関に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。    (起立した者多数) 64:委員長 委員長  賛成多数でございます。  よって、議案第4号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第6号、南足柄市の非常勤の委員又は職員等の報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者多数) 65:委員長 委員長  賛成多数であります。  よって、議案第6号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第7号、南足柄市特別職の職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立願います。    (起立した者全員) 66:委員長 委員長  賛成全員であります。  よって、議案第7号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第9号、南足柄市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者多数) 67:委員長 委員長  賛成多数であります。  よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。 68:石川委員 石川委員 この議案第9号について付帯決議を付けたいと思いますので、よろしくお願いします。    (「賛成」の声多数) 69:石田委員 石田委員 私も議案第9号について付帯決議を提出したいと思います。よろしくお願いします。    (「賛成」の声多数) 70:委員長 委員長  それでは、付帯決議に関しましては、後ほど行いますので、よろしくお願いいたします。 71:委員長 委員長  次に、議案第22号、平成28年度南足柄一般会計予算については、石川委員外1名から修正案が提出されております。  まず、石川委員外1名提出の修正案に賛成の方は起立願います。    (起立した者少数) 72:委員長 委員長  賛成少数でございます。  よって、石川委員外1名提出の修正案は否決されました。  次に、原案について採決いたします。  原案について賛成の方は起立願います。    (起立した者多数) 73:委員長 委員長  賛成多数であります。  よって、議案第22号は原案のとおり可決されました。 74:加藤(恵)委員 加藤(恵)委員 議案第22号について、付帯を付けたいと思います。    (「賛成」の声多数) 75:石田委員 石田委員 議案第22号、付帯を付けたいと思います。    (「賛成」の声多数) 76:委員長 委員長  付帯の件が2件出ましたが、これについても後ほど審議いたします。  次に、議案第23号、平成28年度南足柄市国民健康保険事業特別会計予算についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者全員) 77:委員長 委員長  全員賛成であります。  よって、議案第23号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第24号、平成28年度南足柄市下水道事業特別会計予算についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者多数) 78:委員長 委員長  賛成多数であります。  よって、議案第24号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第25号、平成28年度南足柄市訪問看護ステーション事業特別会計予算についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者全員) 79:委員長 委員長  賛成全員であります。  よって、議案第25号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第26号、平成28年度南足柄市介護保険事業特別会計予算についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者全員) 80:委員長 委員長  賛成全員であります。  よって、議案第26号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第27号、平成28年度南足柄市通所介護事業特別会計予算についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者全員) 81:委員長 委員長  賛成全員であります。  よって、議案第27号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第28号、平成28年度南足柄市後期高齢者医療事業特別会計予算についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者全員) 82:委員長 委員長  賛成全員であります。  よって、議案第28号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第29号、平成28年度南足柄市教育基金事業特別会計予算についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者全員) 83:委員長 委員長  賛成全員であります。  よって、議案第29号は原案のとおり可決されました。  次に、議案第30号、平成28年度南足柄市水道事業会計予算についてを採決いたします。  本件に関し、原案のとおり可決することに賛成の方は起立を願います。    (起立した者全員) 84:委員長 委員長  賛成全員であります。  よって、議案第30号は原案のとおり可決されました。  暫時休憩いたします。      ─── 休憩 午前10時48分~11時33分 ─── 【付帯決議】   議案第9号及び第22号に対して付帯決議が提出された。審査の結果、賛成多数で議案第  9号及び第22号に付帯決議を付することが可決された。   各委員発言は次のとおり。 85:委員長 委員長  再開いたします。  議案第9号に対し、休憩中に石川委員石田委員から付帯決議案が提出されました。  まず、石田委員から議案第9号の付帯決議の趣旨説明を求めます。  説明員席へお願いいたします。    (石田委員説明員席へ) 86:石田委員 石田委員 それでは、議案第9号の付帯決議について御説明をしたいと思います。  お手元の資料を朗読させていただきたいというふうに考えます。  議案第9号、南足柄市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例についてに対する付帯決議。
     市長は、次の事項について善処すべきである。  (1)今後、一般職の職員の給料について、市職員の意欲の低下につながるおそれがあるので、財源の不足を補填するための削減を行わないこと。  以上、決議する。  以上の内容です。 87:委員長 委員長  それでは、質疑を行います。ございませんか。    (「なし」の声多数) 88:委員長 委員長  質疑を終わりますと、これ以後再度の質疑はできませんので御承知おきください。  無いようですので質疑を終了いたします。    (石田委員自席へ) 89:委員長 委員長  次に、討議を行います。ございませんか。    (「なし」の声多数) 90:委員長 委員長  討議は無いようでございますので、討議を終了いたします。  次に、討論を行います。  御意見のある方は発言願います。 91:内田委員 内田委員 討論ではないんですけれども、これに関しましては賛成でありますけれども、先ほど提出者の方からこの付帯決議に関しましては議長に申し入れてくれという、これは確約できたんですか。 92:委員長 委員長  その件に関しては、全部終わってから審議して皆さんにお諮りいたしますので。  ほかに討論ございますか。    (「なし」の声多数) 93:委員長 委員長  無いようですので、これに対する討論を終わります。  次に、採決を行います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声多数) 94:委員長 委員長  御異議なしと認め、採決を行います。  議案第9号に対し、お手元に配布の付帯決議を付すことに賛成の方は起立願います。    (起立した者多数) 95:委員長 委員長  賛成多数であります。  よって、議案第9号にお手元に配布の付帯決議を付することに決定いたしました。  次に、議案第22号に対して、休憩中に加藤恵三委員石田委員から付帯決議案が提出されました。  加藤委員から付帯決議案の趣旨説明を求めます。    (加藤(恵)委員説明員席へ) 96:加藤(恵)委員 加藤(恵)委員 議案第22号、平成28年度南足柄一般会計予算についての付帯決議。  内容の朗読をもって説明に代えさせていただきます。  市長は、次の事項について善処すべきである。  (1)身の丈に合った市政運営となるよう、抜本的な行政改革を早期かつ確実に断行し、財源を確保するように努めること。  (2)学校司書の勤務時間を不足のない水準まで復元するよう措置すること。  (3)第五次総合計画の重点プロジェクトに掲げた事業等について、その年次計画及び財源を見直すとともに、優先順位を付すこと。  (4)教育用コンピュータの更なる活用を図り、児童・生徒の学力向上につなげること。  (5)保育所等の利用者負担金、高齢者インフルエンザ及び特定健康診査の自己負担額の引上げについては、市民への周知徹底に努めること。  以上でございます。 97:委員長 委員長  ありがとうございます。  質疑を行います。    (「なし」の声多数) 98:委員長 委員長  質疑を終わりますと、これ以後再度の質疑はできませんので御承知おきください。  無いようですので質疑を終了いたします。    (加藤(恵)委員自席へ) 99:委員長 委員長  次に、討議を行います。ございませんか。    (「なし」の声多数) 100:委員長 委員長  無いようでございますので、討議を終了いたします。  次に、討論を行います。  御意見のある方は発言をお願いします。    (「なし」の声多数) 101:委員長 委員長  無いようですので、これに対する討論を終わります。  次に、採決を行います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声多数) 102:委員長 委員長  御異議なしと認め、採決を行います。  議案第22号に対し、お手元に配布の付帯決議を付すことに賛成の方は起立願います。    (起立した者多数) 103:委員長 委員長  賛成多数であります。  よって、議案第22号にお手元に配布の付帯決議を付することに決定いたしました。  それでは、これより付託議案審査報告書の作成を行います。  付託議案審査報告書の案文の作成については、委員長に一任いただきたいと思います。これに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声多数) 104:委員長 委員長  御異議なしと認め、そのように決定いたしました。  これより案文作成のため、しばらく休憩いたします。      ─── 休憩 午前11時41分~午後1時00分 ─── 【付託議案審査報告】   付託議案審査報告書について可決した。   各委員発言は次のとおり。 105:委員長 委員長  再開いたします。  付託議案審査報告書の案文ができましたので、事務局で朗読いたします。 106:次長 次長   それでは、お手元の報告書案を朗読させていただきます。  予算特別委員会付託議案審査報告書(案)  1、議案の名称は、そこに記載の15議案でございます。  2、審査の経過。  3月9日の本会議において、本委員会に付託された上記議案を審査するため、3月9日、10日、11日、15日及び16日の日程で委員会を開催し、審査した。  3、審査の結果。  議案第1号については、行政不服審査会の組織及び運営に必要な事項等を定めるため、新たに条例を制定するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定した。  議案第3号については、農業委員会委員及び農地利用最適化推進委員の定数を定めるため、新たに条例を制定するものであり、原案のとおり可決すべきものと決定した。  議案第4号については、南足柄市農業委員会委員候補者選考委員会を附属機関として設置するための条例の一部改正であり、原案のとおり可決すべきものと決定した。  議案第6号については、農地利用最適化推進委員及び行政不服審査会の委員の報酬額等を定めるための条例の一部改正であり、原案のとおり可決すべきものと決定した。  議案第7号については、市長、副市長及び教育長の期末手当の支給割合を改めるとともに、平成28年4月1日から平成29年3月31日までの間の給料月額を減額して支給するための条例の一部改正であり、原案のとおり可決すべきものと決定した。  議案第9号については、一般職の職員の等級別基準職務表を定め、期末手当の支給割合を改めるとともに、平成28年4月1日から平成29年3月31日までの間の給与を減額して支給するための条例の一部改正であり、原案のとおり可決すべきものと決定した。  平成28年度の一般会計、特別会計及び企業会計の予算議案である議案第22号から議案第30号までについては、第五次総合計画の重点プロジェクトに掲げた事業を凍結し、又は先送りするなど、かつてない緊縮予算案であるが、極めて厳しい財政状況が続く中で、持続可能な財政に再建するため、その内容はやむを得ないものと認め、原案のとおり可決すべきものと決定した。  なお、本委員会は、議案第9号に対し別紙1のとおり、議案第22号に対し別紙2のとおり、それぞれ付帯決議を付すべきものと決定した。  上記のとおり報告します。  平成28年3月16日  予算特別委員会委員長、滝本妙子  南足柄市議会議長 渡辺円一様  なお、別紙1、別紙2については、先ほどお認めいただいたとおりでございます。  以上です。 107:委員長 委員長  ありがとうございます。  ただいまの付託議案審査報告書の案文のとおり報告することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声多数) 108:委員長 委員長  御異議なしと認め、付託議案審査報告書の案文のとおり報告することに決定いたしました。  お諮りいたします。  ただいま御承認いただきました付託議案審査報告書について、字句、数字その他の整理を要するものにつきましては、委員長に委任することに御異議ありませんか。    (「異議なし」の声多数) 109:委員長 委員長  御異議なしと認め、そのように決定いたしました。
     審議のほうは、ただいまで終了でございますけれども、先ほど加藤恵三委員からの御提案がありました件について、議長のほうからちょっとお話をお願いいたします。 110:議長 議長   もう一度趣旨をちょっと説明してもらえますか。 111:加藤(恵)委員 加藤(恵)委員 議案9号につきましては、様々な議論の中で、平成24年度の当初予算の中で、組合との全く妥結もせずにいきなり職員給与の減額を出してきて、職員と市長との間で信頼関係が薄れて、市民サービスの低下につながるという危惧の下で、付帯決議を付けたわけですね。  そのときは、本会議ではそういう言葉はなかったんですけれども、別の席では付帯決議は重々尊重いたしますということは言われたんですけれども、今回、全く同じ状況の下で、同じようなやり方をしてきたということについて、今議会も本当に苦渋の選択の中で9号を可決し、それに対して付帯決議を付けたと。したがって、市長においては、今度は本会議の中で、この9号の付帯決議に対する市長の考え方なり、気持ちというか、所信を述べていただきたいと、この議会が出した付帯決議に対して市長の、要するに、二度目ですから、今後はそのようなことはしないという趣旨のことをはっきりと述べていただかないと、もう3回目は無いよということですよね。それを本会議の席できちんと記録に残るような形でしていただきたいというのが趣旨です。 112:議長 議長   分かりました。 113:委員長 委員長  では、議長のほうからお願いいたします。 【閉会】 114:委員長 委員長  以上で委員会を閉会いたします。  長い間御苦労さまでございました。  南足柄市議会委員会条例第30条第1項の規定により、ここに署名する。    平成28年3月16日      予算特別委員会 委 員 長   滝 本 妙 子 このサイトの全ての著作権は南足柄市議会が保有し、国内の法律または国際条約で保護されています。 Copyright (c) Minamiashigara City Council, All rights reserved....